琴浦町議会 2006-09-13
平成18年第6回定例会(第1日 9月13日)
平成18年第6回定例会(第1日 9月13日) ────────────────────────────────────────
第6回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
平成18年9月13日(水曜日)
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平成18年9月13日 午前10時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定について
日程第3 諸般の報告について
日程第4 18年陳情第12号 酪農・集落営農・
WTO農業交渉に関する陳情書
日程第5 18年陳情第13号 「琴浦町庁舎」建設に伴う県産材の利用についての陳情
日程第6 18年陳情第14号 中国における法輪功学習者の臓器摘出の実態調査を求める陳
情書
日程第7 18年陳情第15号 「
品目横断的経営安定対策」にかかわる陳情
日程第8 18年陳情第16号
逢束保育園新築に関する陳情書
日程第9 議案第 118号 琴浦町
男女共同参画推進条例の制定について
日程第10 議案第 119号 琴浦町
地域振興基金条例の制定について
日程第11 議案第 120号 琴浦町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関す
る条例の一部改正について
日程第12 議案第 121号 琴浦町手数料条例の一部改正について
て
日程第40 議案第 149号 平成17年度琴浦町
水道事業会計決算認定について
日程第41
JA合併調査特別委員会の中間報告
日程第42
地域活性化推進特別委員会の中間報告
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出席議員(20名)
1番 藤 堂 裕 史 2番 藤 本 則 明
3番 高 塚 勝 4番 川 本 正一郎
5番 小 椋 正 和 6番 手 嶋 正 巳
7番 新 藤 登 子 8番 金 田 章
9番 武 尾 頼 信 10番 青 亀 壽 宏
11番 坂 本 正 彦 12番 定 常 博 敬
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
15番 井 木 裕 16番 山 下 一 成
17番 大 田 友 義 18番 御 崎 勤
19番 石 賀 栄 20番 福 本 宗 敏
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ───── 大 田 順 子 局長補佐 ────── 藤 田 喜代美
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ─────── 田 中 満 雄 助役 ──────── 山 下 一 郎
総務課長 ───── 松 岡 義 雄 企画情報課長 ──── 手 嶋 一 夫
商工観光課長 ─── 山 本 富士雄 税務課長 ────── 中 原 成 文
農林水産課長 ─── 山 﨑 肇 町民生活課長 ──── 前 田 順 一
保険課長 ───── 橋 井 操 健康福祉課長 ──── 森 美奈子
建設課長 ───── 有 福 正 壽 上下水道課長 ──── 永 田 温 美
出納室長 ───── 米 田 幸 博 分庁管理課長 ──── 坂 口 勝 康
農業委員会事務局長 山 根 礼 子 教育長 ─────── 永 田 武
教育総務課長 ─── 中 波 仁 美 社会教育課長 ──── 大 谷 博 文
人権・同和教育課長 澤 田 豊 秋
学校給食センター所長 中 山 美津江
代表監査委員 ─── 松 田 道 昭
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◎午前10時00分開会
○議長(福本 宗敏君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成18年第6回
琴浦町議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の届けのあった事故者はありません。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(福本 宗敏君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、10番、青亀壽宏君と12番、定常博敬君を指名いたします。
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◎日程第2 会期決定について
○議長(福本 宗敏君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、お手元の会期日程案のとおり本日から22日までの10日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、会期日程案のとおり本日から22日までの10日間と決定いたしました。
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◎日程第3 諸般の報告について
○議長(福本 宗敏君) 日程第3、諸般の報告については、監査委員から報告がありました例月出納検査の結果報告と議員派遣については時間の都合上、お手元に配付しております報告書をごらんいただくことで報告にかえさせていただきます。
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◎日程第4 18年陳情第12号 から 日程第8 18年陳情第16号
○議長(福本 宗敏君) 日程第4から日程第8、請願、陳情の付託を行います。
今期定例会において受理した請願、陳情は、お手元の請願・陳情文書表のとおりそれぞれの常任委員会に付託いたします。
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◎日程第9 議案第118号 から 日程第40 議案第149号
○議長(福本 宗敏君) 日程第9、議案第118号から日程第40、議案第149号までの32議案を一括議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 皆さん、おはようございます。取り入れの秋を迎えまして、ここに来て長雨の様相を呈してまいりました。まことに気のもめるところでありますが、そういう中、皆さん方には平成18年の第6回の琴浦町議会を招集しましたところ、全議員の皆様に御出席を賜りました。まことにありがとうございます。
そういたしますと、議案第118号から提案理由の説明を順次させていただきたいと思います。
118号でございますが、琴浦町
男女共同参画推進条例の制定についてでございます。
男女共同参画社会基本法第9条の規定に基づきまして、男女共同参画の推進に関する基本理念を定め、町、町民、事業者の役割を明らかにするとともに、町の施策の基本となる事項を定めることにより
男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進し、住みやすい町、琴浦町の実現を目的とする条例を制定するものでございます。
続きまして、119号でございます。琴浦町
地域振興基金条例の制定についてでございますが、これは市町村の合併の推進についての指針の策定についてということで、平成11年の8月の6日に自治振興第95号の
都道府県知事あての事務次官通知に基づきまして示されております
市町村合併推進のための地方財政措置の指針により、地方自治法第241条第1項の規定に基づき、琴浦町における町民の連携の強化及び地域振興を図るため、基金を設置する条例を制定しようとするものでございます。
次に、120号でございます。琴浦町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでございますが、これは
障害者自立支援法の施行に伴い、
地方公務員災害補償法が改正されたことにより本条例の一部を改正するものでございます。
次に、121号、琴浦町手数料条例の一部改正についてでありますが、これは
犯罪被害者財産法等による
被害回復給付金の支給に関する法律及び社会保障に関する日本国とカナダとの間の協定の実施に伴う
厚生年金保険法の特例等に関する法律の施行に伴いまして、当該戸籍証明の料金免除について規定するものでございます。
次に、122号でございます。琴浦町
特別医療費助成条例の一部改正についてでございます。
これはさきの国会におきまして
健康保険法等の一部を改正する法律案が可決され、本年10月1日に施行されることにより、鳥取県
特別医療費助成条例の一部改正がなされることに伴いまして本条例の一部を改正するもので、療養病床に入院する70歳以上の高齢者が負担することとなる生活療養に係る費用、食費、居住費等について助成対象外とするものでございます。
次に123号、琴浦町
国民健康保険条例の一部改正についてであります。
これにつきましても、
健康保険法等の一部を改正する法律案が可決され、本年10月1日に施行されることに伴いまして改正するものであります。内容は、高齢者の患者負担の見直しとして、70歳以上の高齢者のうち現役並みの所得の者については窓口負担を現行の2割から現役と同様に3割負担とするもの、また現金給付の見直しによりまして出産育児一時金を現行の30万円から35万円に引き上げるものでございます。
次に124号、琴浦町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてでありますが、平成15年8月6日付の合併協議会で、新町に移行後検討することとされていた
一般廃棄物収集、運搬及び処分業の
許可申請手数料につきまして、地方自治法第227条の規定により手数料を徴収できるものとするよう、本条例の一部を改正するものでございます。
次に、議案第125号でございます。
琴浦町営住宅管理条例の一部改正についてでありますが、建てかえ住宅建設に伴いまして、槻下第5団地2戸、槻下南団地5戸、きらり団地8戸を追加し、一里松第2団地10戸、一里松第3団地8戸を削除するものです。また、いなり第二団地の火災で焼失いたしました1戸を減じて9戸に変更するものでございます。
次に、議案第126号、平成18年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、今回の補正は11億8,505万3,000円を追加をいたし、総額を100億7,166万5,000円とするものでございます。
歳出予算の主な内容は、
財政調整基金積立金、
地域振興基金積立金、
法人町民税等修正申告償還金、
地域福祉基金積立金、
農林水産業災害復旧費、
公共土木施設災害復旧費、国県返納金等の増額、また以西財産区
議会議員選挙費、鳥取県海区
漁業調整委員会委員選挙費、
修業資金交付金、
下水道事業特別会計繰出金等の減額をするものでございます。
また、歳入の主な内容は、
地方特例交付金、普通交付税、
災害復旧土木事業費補助金、
農業災害復旧費補助金、
介護保険特別会計繰入金、前年度繰越金、合併特例債、
災害復旧事業債等の増額、また
国民健康保険直営診療所整備基金繰入金、以西財産区繰入金、
減税補てん債等の減額でございます。
地方債の補正は、第2表、地方債補正のとおりでございます。
次に、議案第127号、平成18年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、今回の補正は平成17年度の決算による額の確定、本年10月から新たに創設されます
保険財政共同安定化事業によるものなどで、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億6,219万6,000円を追加をいたしまして、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ21億4,200万8,000円とするものでございます。
次に、議案第128号、平成18年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、
歳入歳出予算の総額は変わらないものとしまして、歳入の内訳としまして前年度繰越金の139万1,000円を計上し、
一般会計繰入金を同額減額するものでございます。
次に、129号、平成18年度琴浦町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出それぞれ28万2,000円を追加をし、
歳入歳出予算の総額を11億2,190万4,000円とするものでございます。
補正予算の歳入の主なものは、前年度繰越金879万2,000円の増額に
一般会計繰入金851万円の減額であります。
歳出の主なものは、借り上げ料のうち
コピー機リース料23万円、
下水道研修受講負担金12万2,000円の増額に特別旅費7万円の減額によるものであります。
次に、議案第130号、平成18年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、今回の補正は制度改正に伴う
介護保険システムの改修による増額、
地域包括支援システム構築後の不用額の減額、経過的要
介護者サービス計画費の
介護予防サービス費から
介護サービス費への組み替え、前年度繰越金より返納金等精算後の残額を積み立てるための基金積立金の増額、
国県支払い基金の平成17年度
介護給付費負担金等の精算による返還金の増額及び平成17年度
一般会計繰出金の精算による返還金の増額によりまして、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,469万6,000円を追加し、済みません、「から」と書いておりますが「に」ですね、追加をいたしまして、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億3,225万1,000円とするものであります。
次に、議案第131号、平成17年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、収益的収入におきましては営業収益のうち
設計審査手数料23万円、営業外収益としてその他雑収益2万1,000円を増額するものです。
収益的支出の主なものでは、営業費用のうち報償費5万6,000円、
固定資産管理台帳調査委託料105万円を増額するものであります。
資本的支出におきましては、建設改良費のうち
大父木地水源地設計委託料を補助対象事業とするために1,700万円を減額するものであります。
次に、議案第132号、町道路線の廃止についてでありますが、現在、町道として機能しておりません東伯小通学道線を廃止するものであります。
次に、議案第133号、
琴浦町営土地改良事業の施行についてでありますが、これは平成19年度より
国営東伯地区かんがい排水事業で造成された施設を琴浦町及び北栄町の両町が
土地改良事業により維持管理するため、
基幹水利施設管理事業として実施するものであります。
平成19年度の事業費は4,198万9,000円、事業の実施方法は町営を予定にしております。この
土地改良事業を行うに当たり、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づきまして本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第134号から議案第149号までの16議案でありますが、いずれも平成17年度本町各会計の
決算認定議案であります。
地方自治法第233条及び
地方公営企業法第30条の規定によりまして提出のあった決算書等を監査に付したところ、このほど詳細な意見書の提出がありました。その写しに、平成17年度決算に係る主要施策の成果説明書及び財産に関する調書など附属書類を添えまして、本議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度一般会計歳入歳出決算は、歳入総額103億5,952万8,949円、歳出は101億1,320万293円でありまして、差し引き2億4,632万8,656円の黒字でございます。
また、繰越明許費として翌年度に繰り越した財源952万8,067円を差し引きました実質収支は2億3,680万589円でございます。
その他の各特別会計の決算では、国民健康保険特別会計、農業集落排水事業特別会計、下水道事業特別会計、
介護保険特別会計は黒字決算でございます。住宅新築資金等貸付事業特別会計、老人保健特別会計は赤字決算であります。また、各財産区特別会計は黒字または歳入歳出ゼロの決算であります。水道事業決算は、当年度純利益662万6,347円でございました。
以上で提案理由の説明を終わりますが、議案の内容につきましては、議案第118号につきましては企画情報課長、議案第119号、126号は総務課長、議案第122号、123号、127号は保険課長、議案第130号は健康福祉課長、議案第131号は上下水道課長、議案第133号は農林水産課長、また議案第134号から149号までの決算認定関係16議案につきましてはそれぞれ関係課長に説明をさせますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますようにお願いを申し上げまして提案理由の説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 次に、内容説明を求めます。
初めに、議案第118号、琴浦町
男女共同参画推進条例の制定について、企画情報課長の説明を求めます。
企画情報課長、手嶋一夫君。
○企画情報課長(手嶋 一夫君) おはようございます。そうしますと、議案第118号、琴浦町
男女共同参画推進条例の内容について概要を説明申し上げます。
議案書の2ページをごらんください。この条例は、国の基本法や県の条例を初め関係書類を参照しながら、町のホームページ、広報紙の掲載及びパブリックコメントを通じて町内外に広く意見募集し、琴浦町男女共同参画推進会議、女性団体連絡協議会及び職員19名で構成する条例策定委員会などの会で検討した上でまとめたものでございます。
まず、第1条でございます。この条例の目的を定めております。男女共同参画の推進に関し、基本理念を定め、町、町民及び事業者の責務を明らかにし、男女共同参画の推進に関する施策の基本事項を定めて、総合的かつ計画的に推進し、
男女共同参画社会の実現を図ることを目的としています。
第2条には、男女共同参画、積極的改善措置及び事業者の定義を定めております。
裏面をごらんください。第3条では、男女の人権が互いに尊重されること、性別によって社会における制度または慣行が活動の自由な選択に影響を及ぼさないよう配慮されること、町の施策または事業者の方針の立案及び決定に男女が対等に参画する機会が確保されること、家族を構成する男女が家庭生活における活動とその他の活動の両立ができるよう配慮されることの基本理念を定めています。
第4条から6条においては、町の責務、町民の責務、事業者の責務をそれぞれ定めております。
3ページをごらんください。第7条では、性別による権利侵害の禁止を定めております。
第8条では、町民及び事業者の意見を反映する適切な措置を講じ、琴浦町男女共同参画審議会の意見を聞き、
男女共同参画社会の形成を促進する施策についての基本計画を策定することを定めております。また、この基本計画を定めたときは、遅滞なく公表することも定めております。
第9条から10条においては、施策の策定に当たっての配慮、理解を深めるための措置をそれぞれ定めております。
第11条には、あらゆる分野における活動において男女間に参画機会の格差が生じている場合は、町は町民及び事業者と協力し積極的改善措置を講ずるよう努めることを定めております。
第12条から14条においては、雇用の分野における男女共同参画の推進、町民及び事業者の活動に対する支援、家庭生活における活動とその他の活動との両立支援をそれぞれ定めております。
第15条では、町の附属機関の委員の構成は、男女別の委員の数が均衡するよう努めなければならないことを定めています。
第16条には、町長は、毎年男女共同参画の状況及び施策の実施状況を公表しなければならないことを定めています。
第17条から18条においては、施策に対する意見及び性別による権利侵害の申し出、推進体制の整備をそれぞれ定めています。
第19条では、琴浦町男女共同参画審議会の設置を定めております。
4ページをごらんください。第20条では、この審議会は15人以内の委員をもって組織し、男女いずれか一方の委員の数は委員総数の10分の4未満であってはならないことを定めております。
21条から23条においては、会長及び副会長、会議、委任をそれぞれ定めております。
最後に、附則としましてこの条例は公布の日から施行するとしております。
大ざっぱではございましたが、以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第119号、琴浦町
地域振興基金条例の制定について、総務課長の説明を求めます。
総務課長、松岡義雄君。
○総務課長(松岡 義雄君) それでは、議案第119号、琴浦町
地域振興基金条例の制定について説明をさせていただきたいと思います。
先ほどもありましたように、
市町村合併推進のための財政措置の指針ということで、町民の連携の強化なり、あるいは地方の振興を図るために基金を設置するものであります。皆さんも御存じのように、今、三位一体改革なりあるいは地方分権等、非常に厳しい財政が今後考えられます。特に地方交付税の減額等があるわけですが、その厳しい財政を考えまして、将来の町づくりを行うために合併特例債の有効活用をしたいということであります。後で補正予算の方に出させていただきますが、そういう関係で7億ほどの基金を設置といいますか、したいということでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第122号、琴浦町
特別医療費助成条例の一部改正についてと、議案第123号、琴浦町
国民健康保険条例の一部改正について、保険課長の説明を求めます。
保険課長、橋井操君。
○保険課長(橋井 操君) それでは、議案第122号の琴浦町
特別医療費助成条例の一部改正について説明をさせていただきます。
これは平成18年10月実施の制度改正によりまして、療養病床に入院される70歳以上の高齢者の方が負担することとなる生活療養に係る費用、いわゆる食費と居住費でございますけれども、これについて助成の対象外とするものでございまして、現在、介護療養型の医療施設におきましては既に昨年の10月に介護保険の改正があったときにこの費用については見直しが実施されておりまして、その費用は個人負担となっております。
また、今回の医療保険の改正の目的は、介護保険における見直しと医療保険で利用した場合の負担の格差の是正を目的にしておりまして、そういう観点から特別医療費の助成の対象とすることは適当でないとの考え方から対象外とするものでございまして、県の条例改正を、現在、県会もきょうから始まっておるようですけれども、10月11日までの予定ということで、あわせて県の条例と町の条例を改正するものでございます。
なお、低所得者に対しましては保険制度により軽減措置もあるということから、助成の対象としないということでございます。
内容でございますけれども、第1条と第2条がございます。まず第1条でございますけれども、これは10月1日の施行でございまして、10月中につきましては低額所得者にあっては入院時の生活療養費を、それから低額所得者以外にあっては入院時の生活療養費のうち9月30日に負担していた入院時食事療養費に相当する額を除いた費用を特別医療費の助成の対象とするということで、従来どおりで10月中はいくというものでございます。
それから、第2条でございますけれども、これが11月1日から施行されるものでございまして、入院時の生活療養に係る費用を助成の対象から除くということで、県の条例が施行されない段階で町の条例が先行くということになりませんので、10月中は従来どおりという考え方から2段階の改正になってございます。
それから、議案第123号の琴浦町
国民健康保険条例の一部改正についてでございますけれども、これは医療制度改革ということでこれも10月1日から施行されるものでございますけれども、第4条の第1項につきましては、これは表現を改めたものでございます。4号が70歳以上の高齢者のうち現役並み所得を有する方の負担割合、現行2割ですけども3割に引き上げるものでございます。
なお、この3割に引き上げられる方につきましては、今回公的年金等の控除の見直しによりまして3割負担に変わったという方につきましては、この18年8月から負担限度額については一般被保険者並みに据え置くと。激変緩和措置がとられておるということで、高額になりますと8万円プラス医療費の1%というものが負担限度額になるわけですけども、それを4万4,400円でありますとか、外来ですと高額になりますと4万4,400円を1万2,000円にとどめておくという経過措置が2年間でありますけれどもとられることになっております。
それから、第5条でございますけれども、出産育児一時金ですけれども、30万円現行支払っておりますけれども、これを35万円に引き上げるというものでございます。
以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第126号、平成18年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)について、総務課長の説明を求めます。
総務課長、松岡義雄君。
○総務課長(松岡 義雄君) それでは、議案第126号、平成18年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)ということで説明をさせていただきます。
歳入歳出それぞれ11億8,505万3,000円を追加いたしまして、100億7,166万5,000円ということでございます。
まず、歳出からお願いいたしたいと思います。14ページを開いてやっていただきたいと思います。
歳出、議会費でありますが、60万4,000円の増。これは13番の委託料、会議録の検索システムの委託ということで88万2,000円増にしております。
それから、一般管理費でありますが、485万7,000円の増。11番の需用費でありますが、460万円、これは例規の加除等でございます。主なものであります。それから財政管理費9億7,100万でございますが、25番の積立金、
財政調整基金積立金が2億7,100万円、先ほど御説明いたしました
地域振興基金積立金7億円で、これの95%は合併特例債ということでございます。企画費でありますが、46万1,000円の増。交通安全対策費16万5,000円の増。電算機管理費253万6,000円の増、これは7番の賃金220万円が主なものでございます。分庁管理費61万2,000円の増、これは11番の需用費でありますが、54万6,000円、修繕でございます。マイクロバス、それからガラスの修繕等でございます。諸費6万円の増であります。
税務総務費46万6,000円の増、これは委託料等が主であります。賦課徴収費1,236万4,000円の増、19番の負担金補助及び交付金470万円でありますが、ふるさと広域連合の負担金300万円、これは収納率向上対策で国保会計の方で見てたわけですが、補助対象にならないということで組み替え、こちらの方で負担金を見ております。固定資産税補てん交付金170万円、これは冷凍庫ですね、新聞等も出ていたわけですが、冷凍庫等の課税の見直しによりまして170万円組んでおります。それから23番の償還金利子及び割引料766万4,000円、これは法人町民税等の修正申告償還金596万4,000円、それから固定資産税の過誤の償還金でありますが、これも今、負担金の方でもお話ししました冷凍庫の関係であります。
はぐっていただきまして16ページ、選挙管理委員会費19万6,000円の増、これは需用費の関係でありますが、例規の関係でございます。以西財産区議会選挙費、211万4,000円の減額であります。鳥取海区
漁業調整委員会委員選挙費、114万7,000円の減であります。
指定統計費16万6,000円の増。監査委員費は4万4,000円の増。
社会福祉総務費3,853万4,000円の増。これは25番の積立金でございます。地域福祉基金に積み立てということであります。同和対策総務費、312万円の減額であります。これは19番の負担金補助及び交付金でありますが、修業資金の交付金、これが15名が2名に減ということでございます。はぐっていただきまして18ページ、隣保館運営費16万3,000円の増。障害者福祉費943万4,000円の増、これは13番の委託料427万7,000円の減額いたしておりますが、この中の障害者地域生活支援センター事業費116万1,000円とか、あるいは次の19番の負担金補助及び交付金601万1,000円、ここの中の小規模作業所の運営補助金、これ1型から2型に変わったことで補助金が325万、あるいは20番の扶助費770万円増としておりますが、これはその一番下に地域生活支援費ということで590万円上げておりますが、事業が10月から地域生活支援事業というものが入ってきますので、そういうものから委託料なり補助金なり、あるいは扶助費のようなものを組み替え等が入ったということで御理解をいただきたいと思います。次に介護保険事業費でありますが、18万4,000円の減額。これは繰出金の減であります。特別会計の精算といいますか、実績であります。
児童福祉総務費78万6,000円の増。7番の賃金でありますが、これはパート職員の賃金ということで、放課後児童クラブのパート職員の賃金であります。保育所運営費301万8,000円の増、7番の賃金、これは79万9,000円、臨時職員です。これは釛保育園の関係であります。それから11番の需用費でありますが、172万2,000円の増。これは修繕料ということで、浦安の保育園あるいは安田保育園の暖房機、逢束保育園の水路、そういうようなものの修繕等でございます。母子福祉費としまして、15万円の減額であります。これは入学支度金、これの対象者の減であります。
保健衛生総務費4万8,000円の増。老人保健事業費3万7,000円の増。環境衛生費90万円の増、11番の需用費でありますが、これは修繕料ということで斎場の台車の修繕料でございます。
20ページをお願いいたします。じん芥処理費ということで15万円の増。
農業委員会費26万3,000円の減、これは報酬、1名職員の方が減になっておりますので、それが主なものでございます。農業総務費25万円の増、これは需用費でありますが、外灯等の、あるいはトイレの修繕が主であります。農業振興費62万1,000円の増、19番の負担金補助及び交付金でありますが、この中の新品種導入対策補助金が減額になって、チャレンジプラン支援事業費補助金が増ということで予算の組み替え等も入っております。地籍調査事業費ということで6万6,000円の増。農業集落排水事業費139万1,000円の減、これも繰出金で、集落排水の特別会計の実績からでございます。
林業振興費32万3,000円の増、これは負担金補助及び交付金ということで、森づくりということで作業道の補助金でございます。
観光費83万9,000円の増、11番の需用費でありますが、一向の野営場の揚水機なり、あるいは船上山の外灯とかポートのドア、そういうものの修繕料が主でございます。地域振興費12万5,000円の増、これは需用費のところの光熱水費が30万減になりまして、委託料が30万円に増になっておりますが、指定管理者制度に伴いまして予算の組み替えをいたしております。
はぐっていただきまして22ページ、土木総務費4万円の増。
道路維持費420万円の増、15番の工事請負費でありますが、405万円。これはここに上げておりますように町道大石部落線の側溝140万、Lが23メーターですし、それから町道の笠見2号線拡張ということで200万円、これは延長44メーター、そういうようなものが主なものでございます。
河川維持費330万円の増、15番の工事請負費でありますが、西仲町水路の改修工事ということでございます。延長が44メーターであります。
公共下水道事業費としまして851万円の減、これも繰出金、28番でありますが、下水道事業の特別会計の実績に基づくものでございます。
住宅管理費92万9,000円の増、19番の負担金補助及び交付金でございますが、42万9,000円。これは上水道の加入金ということで、きらり団地なり槻下団地等の関係でございます。
非常備
消防費556万円の増、8番の報償費でありますが、これは129万2,000円、3名の
消防団員の退職であります。それから11番の需用費272万円、消耗品でありますが、これは
消防団員の夏服等が主なものでございます。19番の負担金補助及び交付金でありますが、154万8,000円。
消防用施設整備交付金ということで、梅田あるいは光の防火水槽の、あるいは上三本杉のポンプの修繕に対する交付金でございます。
消防施設費233万2,000円、19番の負担金補助及び交付金でありますが、これは上釛あるいは別所、釛の消火栓の移設工事の負担金でございます。
学校管理費458万2,000円の増、11番の需用費でありますが、368万5,000円。主に修繕料ということで348万5,000円組んでおりますが、八橋あるいは浦安小学校の土俵の修繕、あるいは八橋小学校の機械室の屋根の修繕等、それからはぐっていただきまして24ページでありますが、18番の備品購入50万円ということで安田小学校の暖房機、そういうものでございます。教育振興費80万円の増。
学校管理費127万円の増、11番の需用費、これは赤中の照明のガードですね、そういうものの修繕料、それから18番の備品購入費で70万、これは東伯小学校のフロアシート代でございます。教育振興費200万6,000円、14番の使用料及び賃借料でありますが、借り上げ料としましてバスの借り上げであります。それから19番の負担金補助及び交付金でありますが、中国大会あるいは全国大会への生徒派遣費の補助金を145万円組んでおります。
幼稚園費16万円の増、これは中国大会が鳥取でありますので、その関係で増額いたしております。
社会教育総務費4万8,000円の増。公民館費12万2,000円の増。文化財保護費4万8,000円の増。生涯学習センター運営費10万2,000円の増。図書館費50万円の増ということで、備品購入で50万組んでおりますが、これは足立さんからの寄附が入っております。
体育振興費15万円の増。給食センター運営費100万円の増、これは需用費、11番でありますが、大型釜の修繕料でございます。
はぐっていただきまして26ページ、現年発生農地災害復旧費ということで3,136万5,000円上げております。15番の工事請負費でありますが2,960万円、農地災害復旧ということで7件分、あとはもう事務費ということでございます。現年発生農業用施設災害復旧費ということで4,684万5,000円の増ということでありますが、13番の委託料686万7,000円、これは帽子取の災害測量の設計委託、あるいは14番の使用料及び賃借料105万、これはユンボ等でありますし、15番の工事請負費3,730万円につきましては11件の復旧工事でございます。次に、現年発生林道災害復旧費1,180万6,000円の増であります。15番の工事請負費でありますが、1,000万円。林道災害復旧ということで1件でございます。あとは借り上げなり原材料等を組んでおります。
次に、
公共土木施設災害復旧費でありますが、1,817万円。これにつきましても15番の工事請負費でありますが、1,560万円。町道岩本線道路ほか災害復旧ということで、5件1,100万、それから朝日町の斜面崩壊の復旧工事等でございます。それに伴います事務費等を組んでおります。
はぐっていただきまして28ページ、国県支出金の返納金ということで821万1,000円。これは国への返納金でありますが、介護予防関係の実績によるものでございます。
予備費でありますが、1,028万1,000円を組んでおります。
返っていただきまして、歳入を見ていただきたいと思います。8ページでございます。
地方特例交付金1,027万7,000円、これは確定でございます。地方交付税1億9,519万2,000円の増、これも同じくであります。農林水産業費の分担金ということで589万7,000円の増でありますが、これは右の方に上げておりますように農地災害復旧費あるいは農業用施設災害復旧費等の分担金でございます。民生費負担金72万9,000円、これにつきましては右の方を見ていただきますと身体障害者の保護費の負担金というようなものが主なものでございます。民生費の補助金であります、195万3,000円の増。これも先ほど歳出の方で申し上げましたが、10月から地域生活支援事業が入ってきますので、その関係で予算の組み替え等が減額なり増額なりが出ております。土木費の補助金としまして50万円の増、住宅家賃対策補助金でございます。災害復旧費補助金767万円の増、これは現年発生土木施設災害復旧費の補助金ということでございます。
民生費の負担金でありますが25万円、これは身体障害者の保護費の負担金でございます。総務費の補助金185万8,000円、これは市町村合併支援交付金であります。民生費の補助金467万円、これにつきましてもはぐっていただきますと10ページ、一番最後の方に地域生活支援事業費補助金169万5,000円載っておりますが、こういう10月1日から事業が変わってきますので、その関係でございます。それから児童福祉費の補助金で97万7,000円、産休代替の補助金なり、あるいは放課後児童健全育成の補助金ということで入っております。衛生費の補助金5万円の増。農林水産業費補助金221万7,000円の減でありますが、これは右の方にありますように農業費の補助金33万3,000円の増。内訳としましては、チャレンジプラン支援事業費の補助金が106万6,000円組んでおりますし、あと新しいナシの産地育成、こういうものが減になっておるということであります。林業費の補助金でありますが255万円の減、これは森林病害虫等防除事業費の補助金279万8,000円が大きなものでありますが、松くい虫の関係の実績から上げてきております。土木費の補助金150万円の増、これは単県斜面の崩壊復旧事業費の補助金でございます。災害復旧費補助金としまして4,537万7,000円の増でありますが、これは農地災害なり、あるいは農業用施設災害の復旧費、それから林道災害復旧費等の補助金でございます。
総務費の委託金98万1,000円の減額でございます。これは大きなものは選挙費の委託金114万7,000円の減額、これは鳥取海区の漁業調整委員の選挙がなくなったということで減額でございます。教育費の寄附金ということで50万円。それから、
国民健康保険直営診療所整備基金繰入金ということで1,826万1,000円の減額をいたしております。
介護保険特別会計繰入金567万3,000円の増、これは17年度の精算でございます。
それから、はぐっていただきまして12ページ、財産区繰入金211万4,000円減額であります。これも以西財産区の委員選挙がなくなりましたので、減額いたしております。繰越金1億8,680万円でございます。これは前年度繰越金であります。雑入としまして4,533万円の増ということで、右の方を見ていただきますと、退職
消防団員の報償金、その他雑入ということで4,392万9,000円でありますが、これは診療所の精算といいますか、それによるものが主なものでございます。それから、総務債としまして6億6,620万円、臨時財政対策債が120万円、合併特例債6億6,500万、ここに上げさせていただいております。減税補てん債250万円の減、災害復旧事業債3,070万円の増ということで、農業災害復旧事業債に2,280万円、それから林業災害復旧事業債ということで410万円、先ほどの分でございます。それから次の13ページでございますが、公共土木施設災害復旧事業債ということで380万円見ておるところであります。以上であります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第127号、平成18年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、保険課長の説明を求めます。
保険課長、橋井操君。
○保険課長(橋井 操君) それでは、議案第127号の国民健康保険特別会計の補正予算(第2号)を説明させていただきます。
まず初めに歳出から、7ページをお願いします。総務費の一般管理費でございますけれども、425万8,000円の減でございます。これは医療費適正化事業、それから収納率向上対策事業、これが国の特別調整交付金事業から対象外ということになったことに伴いまして、営業費分析の委託料132万8,000円、それからふるさと広域連合の徴収事務負担金300万円を減とするものでございます。
それから、保険給付費の一般被保険者療養給付費でございますけれども、これは17年度の実績によりまして過年度分を見込んでおりましたが、精算により減となりましたので財源の組み替えを行っております。それから退職被保険者等の療養給付費でございますけれども、これも17年度の実績によりまして18年度に4,044万追加交付があるということで、財源の組み替えを行っております。
それから、共同事業の拠出金でございます。
保険財政共同安定化事業拠出金ということで、これがこの10月から新たに設けられるものでございまして、従来70万なり、今年から80万円以上になりましたけど、その制度とは別に30万以上の医療費のかかったものについて、鳥取県内一円で保険料の平準化なり財政の安定化を図るためにこの事業が行われるものでございまして、1億1,741万5,000円の拠出金を見込んでおります。これの算出基礎は、被保険者割なり実績割なりで2分の1ずつ案分したものを積み上げてきたものがこの額になっております。
それから、はぐっていただきまして8ページでございます。共同事業拠出金、同じくですけれども、この財政安定化事業に対します事務費の拠出金1万円を計上しておりますけれども、これはまだ額が未確定のために、とりあえず科目設定ということで1万円計上させていただいております。
それから、諸支出金の国庫支出金等返納金でございますけれども、709万1,000円の増でございますけれども、これは国庫支出金等に精算して返すものでございますけれども、17年度の実績によりまして療養費の負担金509万2,000円を返すものと、過年度の調整交付金200万円をあわせて返納するものでございます。
それから、基金積立金でございます。
財政調整基金積立金2,487万円でございますけれども、主なものは、17年度に生じました繰越金のうちからおおむね2分の1、2,486万円を財政調整基金に積み立てるものでございます。
次に予備費でございますけれども、1,706万8,000円ということで予備費を計上させていただいております。
それから、歳入でございますけれども、5ページをお願いします。国庫支出金の療養給付費負担金でございます。1,884万1,000円の減、過年度分でございます。17年度の実績に基づくものでございます。それから、国庫支出金の財政調整交付金405万円の減、特別調整交付金、先ほど申し上げましたけれども、収納率向上対策なり医療費適正化事業が対象外となったことに伴うものでございます。
それから、療養給付費交付金でございますけれども、4,044万円の増でございます。これは退職分に係るもので、17年度の精算ということで18年度に追加交付されるものでございます。
それから、共同事業の交付金、
保険財政共同安定化事業交付金1億1,741万5,000円でございます。これが新たに設けられるものでございまして、30万円を超えるレセプトから8万円を引いたもの、それの100分の59を積み上げまして80万円以上の高額医療費の部分を差し引いたところが町村に交付をされるというもので、歳入歳出同じ拠出金と同額を計上させていただいております。
それから、財産収入でございますけれども、利子及び配当金ということで1万円、これは財政調整基金の積立金利子の増ということでございます。
それから、はぐっていただきまして6ページでございますけれども、延滞金でございます。150万円計上しております。一般被保険者の延滞金の増でございます。
それから、繰越金でございます。前年度繰越金が2,572万2,000円の増でございます。17年度4,972万円の剰余金が出たということで、前年度繰越金の増をここに計上させていただいております。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) ここで暫時10分間休憩いたします。11時5分から始めます。
午前10時57分休憩
───────────────────────────────
午前11時08分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、議案第130号、平成18年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)について、健康福祉課長の説明を求めます。
健康福祉課長、森美奈子さん。
○健康福祉課長(森 美奈子君) それでは、18年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を説明いたします。
既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,469万6,000円を追加しまして、17億3,225万1,000円とするものであります。
それでは、歳出の方から説明をさせていただきますので、7ページを開いていただきたいと思います。一般管理費ですが、増の119万3,000円であります。主なものとしましては委託料の99万8,000円でありまして、これは制度改正に伴う介護保険のシステムの改修費であります。
次に、包括支援センター運営費、減の94万1,000円であります。これは委託料でありますが、地域包括支援センターのシステムの構築料の不用額が出ましたので、減額にしております。
次に、徴収費1万8,000円、消耗品であります。
次に、介護認定審査会費でありますが、これも手数料の不足分を4,000円組んでおります。
次に、認定調査等ですが4万円、需用費であります。消耗品等であります。
次に、8ページを見ていただきたいと思います。介護サービス等の諸費でありますが630万円、これは経過的要支援者、旧要支援者の1・2級の方々のサービスをここに、下の方の予防の方に組んでおりましたが、ここで組み替えをさせていただきまして、項目を変えて630万円をここに増としております。
次に、介護予防のサービス諸費でありますが、先ほどの関連と、ここで630万円の減額をさせていただきます。
次に、基金積立金でありますが、1,299万8,000円であります。これは介護給付費準備金の積立金としておりますが、これは17年度の決算で黒字が出ました。この積立金につきましては、黒字から一般会計の返納金、それから国県の返納金を差し引きしましたものをここに積立金とさせていただきます。
次に、償還金加算分でありますが、第1号被保険者の保険料の還付5万7,000円の増額をさせていただきます。これにつきましては、17年度の還付金が発生しておりまして、88件あります。これの不足分を5万7,000円増額しております。それから、償還金利子及び割引料997万1,000円でありますが、これは17年度分の国県支出金にいただきましたものを精算により返納するものであります。
次に、一般会計の繰出金でありますが、567万3,000円であります。これは一般会計から人件費そして給付費の12.5%、それから事務費をいただいておりますが、17年度の決算におきましてもらい過ぎていたものをお返しするということで、ここに組んでおります。
次に、予備費でありますが、568万3,000円予備費を組ませていただいております。これにつきましては、第3期の改正によりまして21年度までの財源を収入増となったものをここに予備費に充てておきながら、21年度までの財源確保とさせていただくということでここに予備費を組ませていただいております。
次に、歳入の方を説明させていただきます。5ページの方を開いていただきたいと思います。
第1号被保険者の保険料ですが、576万1,000円の増としております。主なものですが、現年度の特別徴収保険料が986万7,000円の増であります。これにつきましては、遺族年金や障害者年金も年金口座から徴収できるようになりましたので、ここに増を組ませていただいております。それから、現年度分の普通徴収の460万4,000円をここで減額させていただいております。滞納繰り越し分の普通徴収49万8,000円、過年度分が収入として見込んでここに49万8,000円の増額を見込んでおります。
国庫負担金の介護給付費の負担金でありますが、これは収入となるものがありませんので、項目をなしとさせていただいて減にしております。
国庫補助金、介護保険事業費の補助金ですが49万8,000円、これはシステムの改正によりまして2分の1の補助が入ってきますので、ここに49万8,000円の増としております。
それから、支払い基金の交付金の1,000円の減ですが、これも項目なしとさせていただきますので、ここに減としております。
次に6ページでありますが、介護給付費の負担金、減の1,000円ですが、これも項目なしとさせていただきます。
次に、
一般会計繰入金、その他
一般会計繰入金75万7,000円でありますが、事務費の増となりましたので、ここで一般会計から繰り入れをしていただくようになっております。75万7,000円であります。次に、地域包括支援事業の繰入金でありますが、減の94万1,000円であります。これは一般会計から出していただいておりましたが、包括支援事業の方の減額が出ましたので、ここで94万1,000円お返しするということになります。
次に、繰越金でありますが、2,862万4,000円の繰越金を増額しております。これは17年度の決算で黒字が出まして、2,862万4,000円をここに増額しておりますが、先ほど歳出で説明させていただきましたように、この中で国県の返納金、それから一般会計の返納金、そして積立金をするということに充てさせていただくことになります。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第131号、平成18年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)について、上下水道課長の説明を求めます。
上下水道課長、永田温美君。
○上下水道課長(永田 温美君) 議案第131号、
水道事業会計補正予算(第2号)の説明を申し上げます。
第2条の18年度会計予算の3条に定めました収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。
損益勘定の部としまして、収入、水道事業収益、今回補正予算額は25万1,000円でありまして、計2億8,332万9,000円であります。支出としまして、水道事業費用、今回補正額110万6,000円、計2億8,215万5,000円であります。
はぐっていただきまして、第3条であります。資本的支出の予定額を次のとおり補正するものであります。
資本勘定としまして、収入はございません。支出としまして、今回補正予算額が資本的支出で1,700万の減でありまして、計3億7,568万2,000円であります。資本的収入が支出額に不足する額2億4,154万6,000円は、過年度損益勘定留保資金2億4,154万6,000円で補てんするものといたします。
1ページ、2ページは、実施計画につきましては省略をさせていただきまして3ページの補正予算説明書、損益勘定から御説明申し上げます。
収入としまして、水道事業収益25万1,000円の内訳でありますが、営業収益23万円でありまして、手数料、これにつきましては
設計審査手数料でありまして、50件相当を予定計上しております。営業外収益としまして雑収益、これにつきましては自賠責、また重量税等の車の廃車によります還付金であります。
続きまして、支出でございます。支出としまして、水道事業費用110万6,000円でありますが、総係費といたしまして報償費5万6,000円、これにつきましては水道事業等評価委員会の6名分の委員さんの2回分であります。続きまして委託料でありますが105万円、これは旧簡易水道固定資産管理台帳の基礎調査の作成業務委託を105万円計上しております。
はぐっていただきまして、4ページでございます。資本勘定、支出の部でございます。資本的支出1,700万円の減額であります。内訳としまして、水源地改良費1,700万円の減であります。これは大父水源地の設計委託料、詳細設計でありますが、来年度の補助対象事業に振りかえしますので、減額とさせていただいております。
続きまして、5ページであります。補正予算の資金計画であります。受け入れ資金が25万1,000円、計8億8,547万7,000円であります。支払い資金としまして、事業費用が110万6,000円の増と、6番の建設改良費が1,700万減でありまして1,589万4,000円。それぞれ受け入れ資金、支払い資金を差し引きますと、3億3,213万8,000円となるものであります。以上であります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第133号、
琴浦町営土地改良事業の施行について、農林水産課長の説明を求めます。
農林水産課長、山﨑肇君。
○農林水産課長(山﨑 肇君) そうしますと、議案第133号について説明をさせていただきます。
この
基幹水利施設管理事業でありますが、東伯地区国営かんがい事業が30年近くの年月と1,030億円の巨費を投じて本年度で完工いたします。今後の維持管理が緊急かつ重要な課題でありますが、農林水産省等に数年前から強く要望を行ってまいりました。この事業は、採択条件がダムにおきましては250万トン以上ということがあり、残念ながら西高尾ダム、小田股ダムが200万トンでございますが、単独では採択条件を満たしておりません。しかしながら、西高尾ダムを親基地といたしまして導水管で連結されている小田股ダム、矢下頭首工、大父導水管に加えまして船上山ダムを一つのダムとして採択をいただいたものであります。
事業主体が県または市町村でありますので、大山山麓等を参考にしながら、現在は未定でありますが代表町が事業主体となり、土地改良区連合に委託するものであります。
国営事業で造成された施設のうち、図面をごらんいただければと思いますが、赤く塗られた部分がこの
基幹水利施設管理事業の対象施設であります。補助割合ですが、国が30%、県が35%、残りの35%を琴浦町と北栄町が負担することとなっております。
また、これとは別に管理体制、整備型によりましてそのほかの国営事業や県営事業で造成された施設にも国の補助対象938万5,000円をいただくこととなっておりまして、維持管理費が9,000万を超える中で補助対象額が5,170万2,000円となってございます。
事業の名称でございますが、
基幹水利施設管理事業東伯地区であります。事業の施行場所が北栄町西高尾地内ほかでございます。事業の概要でありますが、西高尾ダムのほか管理一式でございます。事業費は概算事業費が4,198万9,000円でありまして、19年度の事業費でございます。事業の実施方法でありますが、琴浦町営でございます。事業期間でありますが、平成19年度以降毎年継続して事業を実施するものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第134号、平成17年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定について、総務課長の説明を求めます。
総務課長、松岡義雄君。
○総務課長(松岡 義雄君) それでは、平成17年度一般会計歳入歳出決算書の説明をさせていただきたいと思います。
9ページをお開きいただきたいと思います。歳入から説明をいたします。
説明でありますが、予算項目が款、項、目、節がありまして、目で説明させていただきたいと思います。あと、主なものをまた内容的には御説明をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
町税でありますが、町民税の個人、現年課税分としまして4億1,226万9,603円、477万4,167円の未収でございますが、196件分でございます。滞納繰越分としまして288万5,589円収入で、不納欠損が67万7,487円、これは13人の16件分でございます。未収が1,216万5,732円ということで、350件分でございます。
次に、法人でございますが、現年課税分としまして1億385万1,100円、未収が36万2,900円ということで6件分でございます。滞納繰越分としまして3万5,000円、未収が26万3,700円、4件分でございます。
固定資産税であります。現年課税分としまして10億5,011万5,331円、未収が2,444万6,769円、271件分であります。滞納繰越分としまして1,163万9,757円、不納欠損が239万6,600円、これは11件分であります。それから未収が5,911万5,322円ということで、549件分でございます。
国有資産等所在市町村交付金及び納付金ということで、479万9,800円でございます。
軽自動車税でありますが、現年課税分としまして4,643万5,800円、不納欠損が1件の1,600円、それから未収が88万3,300円ということで143件分であります。滞納繰越分としまして31万8,445円、不納が1万5,108円ということで4件分であります。未収が125万7,555円ということで、204件分でございます。
町たばこ税でありますが、1億1,547万2,399円。地方譲与税でございます。所得譲与税としまして7,188万6,000円、自動車重量譲与税としまして1億68万4,000円でございます。
はぐっていただきまして10ページ、地方道路譲与税としまして3,515万5,000円。利子割交付金909万円。配当割交付金332万4,000円。株式等譲渡所得割交付金としまして515万4,000円。地方消費税交付金としまして1億9,976万1,000円。ゴルフ場利用税交付金としまして339万5,420円。自動車取得税交付金としまして5,303万6,000円。
はぐっていただきまして11ページ、交通安全対策特別交付金としまして309万4,000円。
地方特例交付金4,293万5,000円。地方交付税37億7,742万7,000円。分担金及び負担金でありますが、民生費の負担金としまして児童福祉費負担金1億3,174万4,610円、845万5,440円の未収金がございます。これは108件の保育料の関係でございます。農林水産業費負担金でありますが、農業費負担金としまして241万4,600円、単県事業等の地元負担金でございます。農林水産業費の分担金、農業費の分担金としまして66万1,816円、災害関係であります。次に農林水産業費分担金、繰越明許費でありますが27万9,408円、これも災害関連でございます。使用料及び手数料、総務使用料としまして農村多元情報連絡施設使用料2,271万4,000円でございます。
はぐっていただきまして、民生使用料ということで5万7,700円。衛生使用料、町営斎場の使用料でありますが238万7,000円。農林水産業使用料として2万7,450円。商工使用料といたしまして408万2,705円の主なものは、ポート赤碕物産館の使用料374万円等でございます。土木使用料5,982万669円ということで、住宅使用料が5,545万4,000円、未収が1,283万5,649円ということで111件分でございます。家賃でございます。総合公園使用料167万751円。道路使用料269万5,858円、これは道路占用料等でございます。教育使用料としまして1,510万7,298円。幼稚園使用料でありますが406万3,100円、未収が22万8,790円ということで5人分でございます。あと、生涯学習センター使用料492万2,863円。それから、最後の赤碕総合運動公園使用料272万1,470円、そういうものが主なものでございます。総務手数料としまして1,482万6,080円、これは戸籍等の証明料でございます。
はぐっていただきまして13ページ、衛生手数料、清掃手数料としまして1,243万8,600円、未収が7万2,300円ということで、これはごみ袋の手数料でございます。1件分でございます。国庫支出金、民生費負担金としまして社会福祉負担金8,074万3,672円、これは老人あるいは身体障害関係でございます。児童福祉負担金5,968万5,730円、これは保育園関係です。児童手当負担金としまして6,902万3,498円であります。衛生費負担金466万4,662円ということで、これは老人保健でございます。総務費補助金であります。1億3,490万5,000円、これは合併の補助金でコミュニティーセンターの関係でございます。民生費補助金3,481万5,405円、これも老人関係でございます。衛生費補助金41万7,000円。土木費補助金、道路改良費補助金3,239万5,000円。町道福留線関係でございます。住宅費の補助金4,708万4,000円、これはきらり団地なり槻下団地の補助金であります。雪寒地域道路事業費補助金ということで、除雪補助でございます。教育費補助金7,762万8,000円、主なものが小学校費の補助金ということで7,272万2,000円であります。これは八橋小学校の大規模改修に対する補助金であります。それから社会教育補助金としまして470万6,000円、文化財の関係でございます。教育費補助金、繰越明許ということで小学校補助金の繰越明許でありますが385万7,000円、これは浦安小学校プールの関係であります。
はぐっていただきまして14ページ、中学校費補助金ということで繰越明許6,415万4,000円、赤碕中学校の大規模改修でございます。災害復旧費補助金、
災害復旧土木事業費補助金ということで854万円。それから繰越関係でございますが、131万1,000円。総務費の委託金でありますが、戸籍住宅登録委託費として93万2,000円。民生費委託金としまして社会福祉費委託金が641万6,983円、これは国民年金関係の事務費であります。それから県支出金でありますが、民生費負担金、社会福祉費の負担金としまして1億702万190円。児童福祉費の負担金としまして2,984万2,864円。児童手当負担金としまして1,685万3,328円。衛生費の負担金でありますが493万3,165円ということで、これも老人保健の関係であります。総務費補助金としまして、総務管理費の補助金5,000万8,809円ということで、これは合併支援交付金の関係でございます。民生費補助金、社会福祉費補助金1億6,706万2,340円ということで、これは文化センターの改修あるいは隣保館の運営費等が主であります。児童福祉費補助金5,133万115円ということで、これは特別保育なりあるいは子育て支援等が主でございます。衛生費補助金、保健衛生費補助金としまして224万3,260円。これは浄化槽の設置あるいは廃棄物処理費等であります。
農林水産業費補助金、はぐっていただきまして農業費の補助金としまして3億1,606万494円。これは畜産基盤整備あるいは中山間事業の関係でございます。林業費補助金4,805万2,119円、これは笹ケ谷林道の補助金であります。地籍調査事業費補助金として812万4,000円、水産業費補助金372万4,950円、これは漁業担い手研修等であります。農林水産業費補助金としまして繰越明許でありますが、林業費の補助金2,030万円ということで、これも笹ケ谷林道の関係でございます。商工費の補助金32万4,000円、土木費補助金1,616万7,875円、これの主なものでありますが、河川改修費の補助金で1,054万9,875円、兵川でございます。下水道費の補助金ということで490万3,000円、これは公共下水道の推進の基金造成でございます。教育費の補助金、学校教育補助金としまして431万5,000円、これは町の教育委員会の支援費ということであります。社会教育費の補助金として579万6,000円、文化財なりあるいは人権教育推進員の補助金であります。災害復旧費補助金、農業災害復旧費補助ということで887万4,342円。それから災害復旧費補助金、これは繰越明許でありますが、同じく農業災害ということで912万4,816円。
消防費の補助金ということで、23万9,000円。総務費の委託金といたしまして4,023万3,239円ということで、主なもので徴税費の委託金1,383万289円、これは県税等の関係でございます。それから、指定統計調査費委託金としまして814万1,060円。
はぐっていただきまして16ページ、選挙費の委託金ということで1,754万8,222円、これは衆議院選挙の関係でございます。民生費委託金としまして98万5,977円、これは同和地区の実態調査等でございます。土木費委託金、道路橋梁委託金ということで132万7,200円、これは県道の除雪委託でございます。住宅費の委託金400万4,000円、県営住宅の管理委託でございます。教育費委託金161万5,000円、これは社会教育費の委託金でございますが、埋蔵文化財あるいは家庭教育支援というようなものでございます。商工費の委託金20万4,000円でございます。それから財産収入ということで財産貸付収入、土地、建物貸付収入でありますが423万4,368円、これは駐車場料金等であります。利子及び配当金が80万7,026円。不動産売払収入ということで土地売払収入が1,112万3,230円。これは県道下市赤碕停車場線で中学校のところですが、用地あるいは赤碕港の国有地の払い下げ、そういうものでございます。立木売払収入ということで53万7,635円、これは八橋保育所の門柱、そういうようなものの補償でございます。寄附金、一般寄附金ということで68万3,000円、これは公害防止に関係する寄附金でございます。民生費寄附金10万円、これは保育士さんからの寄附でございます。教育費寄附金としまして、これは個人寄附が3件あります。中学校費の寄附金としまして1,000万円。
はぐっていただきまして17ページですが、小学校の寄附金として、これは赤碕小学校……。失礼しました、先ほどの1,000万円は東伯中に対する寄附金でございます。1,000万円です。それから小学校の寄附でありますが100万円、これは赤碕小学校の関係でございます。それから、図書館寄附金として20万円でございます。繰入金でありますが、財政調整基金繰入金としまして1億6,500万円。土地開発基金繰入金としまして1,580万3,000円。CATVの整備促進基金繰入金6,263万4,000円。きらりタウン、赤碕定住促進基金繰入としまして330万円。下水道事業推進基金繰入金でありますが、8,569万6,000円。東伯小学校門脇教育図書購入基金繰入としまして904円。ふるさと農村活性化基金繰入金としまして7,001円。林原育英奨学基金繰入金としまして96万円。図書購入基金繰入としまして300万円。老人保健特別会計繰入金826万3,511円。
はぐっていただきまして、
介護保険特別会計繰入金でありますが301万2,129円。下水道事業特別会計繰入金でありますが6,993万9,000円。繰越金でありますが、前年度繰越金としまして1億9,891万6,889円。繰越明許の関係でありますが、前年度繰越金で2,474万7,598円ということでございます。それから諸収入でありますが、延滞金102万9,375円。町預金利子としまして5,864円。それから、社会福祉資金の小口貸付金元金収入としまして母子福祉資金貸付金元金収入で450万円。中小企業貸付金元金収入1億218万7,000円。中小企業設備資金貸付金元金収入で36万6,332円。奨学資金の貸付金元利収入ということで133万9,416円であります。
はぐっていただきまして、その中で未収が301万8,250円あるわけですが、これは2名分でございます。それから、大学入学資金貸付金の元利収入ということで、大学入学資金の関係が11万8,674円。未収が47万9,204円、3人分でございます。それから、林原育英学費貸与元金収入ということで192万円。37万円の未収でありますが、これ1名分でございます。地域総合整備資金貸付金元金収入ということで4,988万6,000円。それから、高額療養費の受託事業収入ということで5万9,618円。道の駅の修繕受託事業収入ということで60万7,950円。弁償金ということで、高額療養費の弁償金が20万7,684円。雑入としまして2億4,570万2,565円ということで、未収が4万1,660円あります。これはごみ袋代でございまして、1件分でございます。雑入の主なものでございますが、畜産基盤再編総合整備事業の収入としまして9,448万3,877円、CAテレビの関係、保険料あるいは高規格道路に絡みます移転補償費等が3,583万6,893円。コミュニティー助成事業の交付金が1,980万円。高額療養費の戻し入れ関係でありますが1,547万8,270円。ふるさと広域の職員派遣負担金等でありますが1,239万7,976円。保育所関係でありますが、広域入所保育料の業務委託料としまして929万2,010円、そういうようなものが大きなものが入っております。雑入であります。
それから、町債でありますが、総務債としまして臨時財政対策債3億6,990万円。合併特例債3億3,790万円。地域再生事業債1,780万円。石綿対策事業債280万円。民生債でありますが、社会福祉事業債としまして1,690万円。はぐっていただきまして20ページ、農林水産業債5,730万円。これは辺地債なりあるいは農業債、合併推進事業債等入っております。それから、農林水産業債の繰越明許ということで1,220万円。これも笹ケ谷あるいは広域農道なり県営農道整備の負担金等でございます。土木債1億3,970万円。上げておりますように、道路橋梁なりあるいは河川、
港湾、住宅、辺地、そういうものが入っております。土木債繰越明許費5,940万円でございますが、これも町道立子大熊線あるいは町道笠見小学校線、茅町川、赤碕港、あと町道の立子大熊線、そういうものの関係でございます。教育債1億5,790万円。教育債の明許繰越としまして2億1,850万円。これは八橋小学校なり赤碕中学校、そういうものの関係でございます。減税補てん債1,790万円。災害復旧費事業債460万円。はぐっていただきまして21ページでありますが、ここに農業災害復旧事業債40万円なり、あるいは公共土木施設の災害復旧事業債420万円等がございます。あと、災害復旧事業債の繰越明許ということで160万円上げております。
それでは、22ページから歳出の説明をさせていただきます。
○議長(福本 宗敏君) ここで暫時休憩いたします。再開は1時からお願いいたします。
午前11時47分休憩
───────────────────────────────
午後 1時00分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
総務課長の説明を求めます。
○総務課長(松岡 義雄君) それでは、引き続き一般会計の決算の歳出を説明させていただきたいと思います。
22ページをお開きいただきたいと思います。歳出につきましても、目で説明をさせていただきたいと思います。支出済額、それから不用額につきましては金額の大きいものを説明させていただきたいと思います。
それでは、議会費1億4,019万5,932円。それから総務費でありますが、一般管理費11億565万3,641円。繰越明許としまして5,760万9,250円、それから不用額として369万4,109円ありますが、はぐっていただきまして23ページ、繰越明許でありますが、13番の委託料414万2,250円。工事請負費5,346万7,000円、これは分庁の方ですが、コミュニティーセンターの関係の繰越でございます。それから、文書広報費でございますが420万7,828円。財産管理費1億6,975万4,959円。会計管理費69万9,875円。財産管理費224万4,287円。
はぐっていただきまして24ページ、CATVの管理費でございます。1億583万1,677円。244万323円の不用額が出ております。15番の工事請負費159万450円が主なものでありますが、これは精算であります。実績は83件の工事を行っております。企画費8,577万3,739円。136万5,261円の不用額でありますが、これは給与なりあるいは委託費、そういうものが主なものでございます。公平委員会費3万7,000円。
はぐっていただきまして25ページ、交通安全対策費1,106万5,903円。電算機管理費6,955万7,225円。分庁管理費1,531万799円。はぐっていただきまして26ページ、諸費でありますが5,678万9,304円。不用額としまして216万2,696円。この中の主なものでございますが、19番の負担金補助及び交付金147万6,010円ということで、これは自治振興費等の精算でございます。税務総務費1億3,138万3,237円。賦課徴収費2,804万1,906円。133万4,094円の不用額が出ております。はぐっていただきまして27ページ、その主なものは23番の償還金利子及び割引料のところで85万8,344円が出ております。戸籍住民登録費としまして2,765万5,848円。選挙管理委員会13万5,980円。はぐっていただきまして28ページ、農業委員会委員選挙費23万4,962円。町長・町
議会議員選挙費としまして1,576万4,001円。衆議院議員総選挙費としまして1,756万9,714円。
はぐっていただきまして29ページ、統計調査総務費679万9,816円。指定統計費814万2,000円。監査委員費120万4,540円。
はぐっていただきまして30ページ、民生費でございますが、社会福祉総務費2億5,677万8,045円。113万8,955円の不用額が出ております。28番の繰出金82万7,263円、これは国保会計の繰出の実績でございます。社会福祉事業費6,422万3,958円。同和対策総務費6,010万1,773円。
はぐっていただきまして31ページ、隣保館運営費3,519万3,237円。国民年金事務費807万8,519円。老人福祉費9,076万9,436円。275万2,564円の不用額が出ております。はぐっていただきまして32ページの13番、委託料でございます。139万2,967円、介護保険分等の実績で委託料が減額でございます。それが主なものでございます。特別医療費の助成事業費ということで1億1,788万6,589円。456万411円の不用が出ておりますが、20番の扶助費446万3,137円、特別医療費分の精算でございます。実績でございます。老人医療事務費2億2,609万2,841円。心身障害者医療費としまして288万6,927円。
はぐっていただきまして33ページ、障害者福祉費2億2,425万7,277円。739万4,723円の不用が出ております。13番の委託料154万8,145円、これは障害者のデイサービス等の関係でございますし、それから負担金補助及び交付金106万3,623円、これは住宅改修補助等であります。それから20番の扶助費でありますが469万8,529円。居宅生活支援なり、あるいは更生医療費等の扶助費でございます。介護保険事業費2億4,165万1,593円。いきいき健康センター運営費34万6,924円。児童福祉総務費7億1,358万2,819円、247万9,181円の不用が出ております。3番の職員手当118万2,666円、あるいは賃金の95万8,304円、こういうものが主なものでございます。
はぐっていただきまして34ページ、保育所運営費3億1,427万5,544円、繰越明許としまして3億600万、不用額で253万2,456円。委託料を見ていただきますと1,200万、それから15番の工事請負費2億9,400万、この繰越明許につきましては釛保育園の関係でございます。19番の負担金補助及び交付金が136万7,340円、不用額、これは特別保育の関係の実績で不用額が出ております。児童館運営費669万558円。
はぐっていただきまして35ページ、母子福祉費484万円。衛生費の保健衛生総務費でありますが、6,046万1,770円。予防費7,354万6,864円、122万6,136円の不用額が出ております。主なものは、13番の委託料104万6,139円、これは検診委託等の実績によるものでございます。老人保健事業費4,491万9,875円。
はぐっていただきまして36ページ、環境衛生費1,211万8,967円。環境衛生費の繰越明許でありますが、1,418万6,354円。じんかい処理費としまして2億4,054万9,475円。はぐっていただきまして37ページ、し尿処理費でございます、5,904万2,000円。農林水産業費の農業委員会費でございますが、4,232万5,958円。農村センター運営費112万3,478円。農業総務費2,805万8,674円。
はぐっていただきまして38ページ、農業振興費でございます。1億4,184万4,046円。25万円の繰り越しでございます。これは19番の負担金補助及び交付金25万円繰り越しになっておりますが、17年度の豪雪対策補助金でございます。それから畜産業費2億8,094万7,766円、9,128万8,000円の繰り越し。78万1,234円の不用額でございます。
はぐっていただきまして39ページ、主なものですが、13番の委託料3,532万5,000円、19番の負担金補助及び交付金5,551万9,000円、これは畜産担い手育成総合整備事業の関係の繰り越しでございます。あと、不用額の主なものは委託料の65万2,123円等がございます。農地費2億9,029万5,415円。704万6,000円の繰り越しでございますが、これはちょっと40ページを見ていただきますと、19番の負担金補助及び交付金のところでございます。繰越明許費として、これは県営の広域農道整備事業の関係の繰越金でございます。農地費、繰越明許398万3,822円。地籍調査事業費5,959万4,960円。農業集落排水事業費1億6,575万8,000円。林業総務費441万6,051円。
はぐっていただきまして41ページ、林業振興費7,156万4,567円、5,766万円の繰越明許がございます。これにつきましては15番の工事請負費5,645万8,500円、これが大きいわけですが、笹ケ谷林道の関係で、ほかの賃金、需用費等につきましてもその関連でございます。林業振興費、繰越明許2,900万円。水産業総務費912万4,543円。商工費、商工総務費でございますが4,045万3,813円。はぐっていただきまして42ページ、商工振興費1億1,602万8,963円。観光費2,489万9,837円。勤労者体育センター運営費121万3,309円。はぐっていただきまして43ページ、地域振興費8,644万6,073円、259万5,927円の不用額が出ております。19番の負担金補助及び交付金でございます。136万1,000円。これは定住促進等の補助金の実績によるものでございます。
土木費でございます。土木総務費2,040万3,562円。はぐっていただきまして44ページ、道路維持費4,982万9,704円。道路新設改良費1億8,026万7,412円、5,215万9,000円の繰越明許でございます。15番の工事請負費5,100万円、それから補償補てん及び賠償金が115万9,000円でございます。これは町道立子大熊線の関係でございます。道路新設改良費の繰越明許でございますが、5,488万5,850円でございます。はぐっていただきまして45ページ、河川維持費370万6,750円、79万円の繰越明許でございます。工事請負費でございまして、三本杉の水路の関係でございます。河川新設改修費としまして2,109万9,750円。河川総務費、繰越明許としまして376万8,000円。
港湾建設費1,307万475円。
港湾建設費の繰越明許でございますが、369万円。これは赤碕港の関係でございます。
港湾建設費のところで負担金補助及び交付金495万ということで繰越明許しております。これも赤碕港でございます。都市計画総務費192万9,748円。公園費489万3,587円。
はぐっていただきまして46ページ、公共下水道事業費2億7,952万538円。住宅管理費2,873万791円、215万5,209円不用額が出ておりますが、13番の委託料199万7,762円が主ですが、これは家賃対策等の委託料の実績等によるものでございます。住宅建設費5,641万9,431円。繰越明許で2億1,250万9,000円、これは47ページを見ていただきますと大きなものは15番の工事請負費2億292万9,000円、あと委託料が454万円、あるいは補償補填が249万7,000円とありますが、きらりの町営住宅なり槻下の町営住宅の関係でございます。
消防費、常備
消防費としまして2億5,695万2,000円。非常備
消防費3,783万3,484円。
消防施設費2,652万5,850円。
はぐっていただきまして48ページ、教育費でございます。教育委員会費207万783円。事務局費でございますが、7,900万9,805円。それから、はぐっていただきまして49ページ、学校管理費3億3,649万9,471円、159万6,367円の不用額が出ておりますが、これは役務費なりあるいは使用料及び賃借料の不用でございます。学校管理費、繰越明許ということで3,455万3,500円。教育振興費2,760万8,915円。学校管理費5,773万1,082円。1億6,623万9,000円の繰越明許、それから不用が103万5,918円出ております。裏を見ていただきまして50ページ、繰越明許でございますが、委託料の316万3,000円、工事請負費の1億6,307万6,000円につきましては、東伯中学校体育館の改修に関係するものでございます。あと、不用額等は需用費等が主なものでございます。学校管理、繰越明許としまして2億4,320万7,000円。1,344万9,000円不用額が出ております。15番の工事請負費のところでございますが、これは赤碕中学校の大規模改修、あるいは浦安小学校プールの関係で不用額が出たところであります。教育振興費2,051万4,963円。
はぐっていただきまして51ページ、幼稚園費4,152万5,062円。社会教育総務費6,468万3,650円。はぐっていただきまして52ページ、公民館費4,137万7,313円。文化財保護費248万2,114円。はぐっていただきまして53ページ、埋蔵文化財発掘調査費1,058万2,457円。生涯学習センター運営費3,083万4,234円。図書館費3,727万966円。はぐっていただきまして54ページ、人権・同和教育費3,823万8,748円。保健体育総務費2,612万6,795円。体育振興費2,571万3,617円。はぐっていただきまして55ページ、体育施設費4,043万7,119円、177万6,881円の不用額が出ております。この主なものは、需用費なりあるいは工事請負費等でございます。給食センター運営費1億90万3,312円。
はぐっていただきまして56ページ、災害復旧費でございますが、現年発生農地災害復旧費ということで90万3,675円、繰越明許が316万5,000円であります。これは5件の災害が出ております。主な繰り越しは、工事請負費が308万9,250円であります。現年発生農地災害復旧費として繰越明許でありますが、237万6,000円、3件分であります。現年発生農業用施設災害復旧費ということで910万5,967円、繰越明許で1,277万9,000円。これは主に工事請負費が、15番でありますが、1,247万7,250円ということで8件出ております。あと、小災害等も含まれております。はぐっていただきまして57ページ、現年発生農業用施設災害復旧費の繰越明許でありますが、797万6,000円、7件分でございます。現年発生林道災害復旧費331万8,322円、繰越明許としまして1,793万1,800円。これの主なものですが、工事請負費が1,742万2,900円ということであります。これは10件分でございます。現年発生林道災害復旧費、繰越明許でありますが205万4,000円。1件分でございます。
公共土木施設災害復旧費でありますが、1,775万7,118円、繰越明許に1,820万4,000円ということで、6件分であります。この主なものは、15番の工事請負費1,800万2,000円でございます。
公共土木施設災害復旧費、繰越明許ということで196万9,950円、1件分であります。
公債費としまして、58ページをお開きいただきたいと思います。元金であります。12億176万1,065円。利子としまして2億7,780万3,030円。公債諸費としまして1万5,653円。諸支出金としまして国県支出金の返納金ということで966万6,702円。予備費はゼロでございます。
最後に59ページを見ていただきますと、歳入総額が103億5,952万8,949円、歳出合計が101億1,320万293円ということで、歳入歳出差し引きが2億4,632万8,656円、翌年度へ繰り越します繰越明許費が952万8,067円ありますので、実質収支額といたしまして2億3,680万589円ということでございます。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第135号、平成17年度琴浦町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、保険課長の説明を求めます。
保険課長、橋井操君。
○保険課長(橋井 操君) 国民健康保険特別会計の歳入歳出決算書の説明をさせていただきます。
まず初めに、事業勘定からということで7ページをお願いします。歳入から説明をいたします。目、それから収入済額、それから不納欠損なり収入未済額ということで説明をしたいと思います。
まず、国民健康保険税ですけれども、一般被保険者国民健康保険税5億3,977万7,705円ということで、不納欠損が118万9,000円、それから収入未済が8,432万9,415円でございます。それから、退職被保険者等国民健康保険税が9,530万8,576円、不納欠損額が56万5,500円、収入未済406万3,779円ということで、一般の不納欠損、これは11名分でございますし、退職分の56万5,000円は1人分でございます。それから収入未済でございますけれども、一般、退職は分かれておりませんで現年分につきましては1,373件で269人分、それから滞納繰越分につきましては3,210件で278名分ということでございます。
国庫支出金で療養給付費負担金5億1,425万7,083円、これは一般の療養費にかかわる分でございます。高額医療費共同事業負担金1,138万1,502円、国が4分の1を負担するものでございます。財政調整交付金1億9,477万8,000円でございます。それから、療養給付費交付金でございます。これは退職分に係る分でございますけれども、2億7,064万円でございます。
それから、はぐっていただきまして共同事業交付金の高額医療費共同事業交付金でございます。3,173万8,798円でございます。県支出金の高額医療費共同事業負担金1,138万1,502円、これは県が4分の1を持つものでございます。財政調整交付金、17年度からこれ始まってございまして、6,579万5,000円でございます。財産収入、利子及び配当金6万7,793円。それから繰入金の
一般会計繰入金でございますけれども、1億7,669万8,737円ということで、基盤安定なり出産育児、それから職員給与等の繰入れをいただいておるところでございます。諸収入の延滞金55万7,055円ということで、122件分でございます。
はぐっていただきまして第三者納付金でございます、1,168万323円。これは一般分のみでございまして、4名分でございます。返納金3万674円、これは5人分でございます。それから雑入2万5,000円でございます。繰越金の前年度繰越金が1億3,136万9,693円ということで、歳入合計が20億5,548万7,441円でございます。
それから、歳出でございます。総務費の一般管理費でございますけれども、4,116万2,809円でございます。職員4名分の人件費等でございます。それから連合会負担金267万9,901円。徴税費の賦課徴収費40万5,531円。それから、運営協議会費13万3,496円。それから保険給付費で療養諸費でございますけれども、はぐっていただきまして一般被保険者の療養費8億9,825万6,812円でございます。不用額が385万1,188円出ておりますけれども、9億からの額でございますので、なかなか見込めないのが状況でございます。退職被保険者等療養給付費でございますけれども、3億856万7,429円でございます。一般被保険者療養費258万4,419円。退職被保険者等療養費85万3,114円。審査支払い業務費533万8,257円でございます。それから高額療養費でございますが、一般被保険者高額療養費8,987万2,309円ございます。退職被保険者等高額療養費1,819万5,966円ということで、ここで595万8,034円の不用額を出しておりますけれども、これは給付見込みの誤りということで御理解を願いたいと思います。出産育児一時金でございますけれども、780万円。26人分でございまして、不用額120万円、4人分が残ってございます。葬祭費374万円。移送費はございません。
老人保健拠出金でございます。はぐっていただきまして12ページでございますが、医療費拠出金4億2,127万1,892円でございます。それから事務費拠出金が891万9,704円ございます。介護納付金でございますが1億3,041万6,966円、2号被保険者の納付されるものでございます。それから、共同事業拠出金としまして高額医療費共同事業拠出金4,552万6,011円でございます。それから、その他共同事業拠出金375円でございます。保健事業費、保健事業推進費389万7,448円。それから諸支出金でございますが、一般被保険者分としまして177万2,263円、それから退職被保険者分としまして1万5,037円でございます。それから、諸費の国庫支出金等返納金でございます。償還金利子及び割引料ということで1,428万7,148円ということで、退職分が600万円ほど支払い基金に返納しておりますし、療養給付費、国の分でございますが、810万円ほど16年度の実績に基づき返納しております。基金積立金でございます。
財政調整基金積立金でございます。6万7,793円。歳出合計が20億576万4,680円でございます。
はぐっていただきまして、14ページでございます。実質収支に関する調書ということで、歳入総額が20億5,548万7,441円、それから歳出総額が20億576万4,680円、差し引きしまして4,972万2,761円、この額が実質収支額ということでございます。
次に、直診勘定の方の説明をさせていただきます。19ページをお願いします。歳入から説明をさせていただきます。目で説明させていただきます。
診療収入の国民健康保険診療報酬収入、2,172万8,961円でございます。それから社会保険診療報酬収入ということで、3,155万7,748円。老人保健診療報酬収入9,380万8,364円。退職者国民健康保険診療報酬収入が1,272万3,136円。それから、一部負担金収入としまして3,090万8,680円。その他診療報酬収入ということで790万9,053円ということで、収入未済が1万4,469円ございますが、これは自賠責の関係で収入未済が発生をしておりますけれども、6月に入って納付されております。それから、その他診療収入でございます。諸検査等収入としまして282万581円ということでございます。使用料及び手数料の患者輸送車使用料としまして55万6,700円でございます。それから、文書料25万7,670円でございます。諸収入の雑入でございますが、はぐっていただきまして主なものは雑入としまして57万1,629円、これは百寿苑の嘱託医の手当なり、それから自販機設置の収入がございます。それから繰越金でございますが、2,014万2,010円でございます。歳入合計が2億2,299万6,438円でございます。
次に、21ページでございます。歳出でございます。総務費の一般管理費でございます。1億3,140万771円ということで、不用額が170万2,229円ということで、大きなものとしましては需用費の78万6,000円がございますが、消耗品でありますとか修繕料等が少なくて済んだということでございます。それから、連合会負担金17万9,640円。それから研究研修費でございますけれども、56万8,310円ございます。それから医業費の医療用消耗機材費2,299万6,969円ということで、不用額が324万4,031円でございます。主なものは、需用費が138万5,000円ほど残っておりますが、これは医薬材料なり医療機器の修繕が少なくて済んだということでございます。
それから、はぐっていただきまして使用料及び賃借料ということで不用額が159万2,404円ということで、これにつきましては在宅酸素を利用される患者が少なかったということでかなりの不用額が出ております。それから、医薬品衛生材料費ということで1,788万563円。需用費が311万9,437円不用として出ております。これは医薬品でございますけれども、インフルエンザ等の患者が少なくて、医薬品等少なくて済んだというものでございます。公債費でございます。元金545万9,377円、それから利子が136万6,595円でございます。それから、予備費はございません。歳出合計が1億7,985万2,225円でございます。
はぐっていただきまして、23ページでございます。歳入総額が2億2,299万6,438円、歳出総額が1億7,985万2,225円、差し引きしまして4,314万4,213円ということで、実質収支も同額でございます。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第136号、平成17年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、町民生活課長の説明を求めます。
町民生活課長、前田順一君。
○町民生活課長(前田 順一君) 失礼します。平成17年度の
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書について御説明を申し上げます。
28ページをお開きください。歳入の款の1の諸収入ですが、目の1、住宅新築資金等貸付金元利収入、収入済額が3,568万6,585円、不納欠損額が900万202円、収入未済額が1億1,335万4,291円でありました。これにつきましては、不納欠損額につきましては補正予算の中で申し上げておりますが、全体的に1,465万3,566円ありまして、2人の方の分でございます。その他、知事が必要と認める費用ということで、国が4分の3補填した事業でございます。内訳としましては、現年度分が44件の滞納がございます。過年度収入につきましては、100件の滞納でございます。住宅改修資金貸付金元利収入ですが、収入済額が225万5,997円、収入未済額が1,522万1,991円です。現年分については2件、過年分については12件の未納でございます。3番、宅地取得資金貸付金元利収入1,465万1,920円の収入に対して不納欠損額565万3,364円、収入未済額が4,978万6,777円でして、現年度収入分が26件、過年度収入分が63件というふうになっております。次の雑入の歳入欠陥補填収入については収入がございません。次の2の県支出金の住宅新築資金等貸付事業費補助金収入が1,796万9,000円であります。これにつきましては、先ほど申し上げました1,465万3,566円に対するところの補填額が1,098万9,000円、事務費が103万8,000円、利子補給に594万2,000円をいただいております。歳入合計が7,056万3,502円で、収入未済額の合計といたしまして247件、人数にして74人でございます。
はぐっていただきまして、29ページですが、歳出の資金貸付事業費ですが、141万2,762円を支出しております。2の公債費の目の1、元金ですが、7,000万2,970円を支出してございます。2の利子1,270万7,947円を支出してございます。予備費は支出しておりません。4の諸支出金の繰上充用金につきましては4,848万9,482円を支出しております。歳出合計が1億3,261万3,161円でした。
30ページをお開きください。実質収支に関する調書ですが、歳入総額が7,056万3,502円、歳出総額が1億3,261万3,161円で、差引6,204万9,659円の赤字となっております。昨年は4,848万9,482円でしたので、1,356万177円の増加となっております。以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第137号、平成17年度琴浦町
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、保険課長の説明を求めます。
保険課長、橋井操君。
○保険課長(橋井 操君) 平成17年度の老人保健特別会計の決算の状況を説明させていただきます。
35ページをお願いします。歳入から説明させていただきます。歳入ですが、目と収入済額を説明させていただきます。
支払基金交付金の医療費交付金でありますけれども、15億8,254万850円でございます。現年度分が15億6,512万4,000円ということでございますし、過年度分は16年度の精算でございます。それから、審査費用交付金1,111万4,000円でございます。それから、国庫支出金の医療費負担金でございますが、7億7,682万7,493円でございます。過年度分につきましては、16年度の追加交付分でございます。それから、県支出金の医療費負担金でございます。1億9,770万7,066円ということで、すべて現年度分でございます。それから、繰入金の
一般会計繰入金でございます。1億9,777万5,000円、町負担分でございます。それから諸収入でございますが、はぐっていただきまして雑入の第三者納付金でございます。雑入が608万6,896円。その内訳としまして、目が第三者納付金の587万1,803円、これが5名分でございます。それから返納金でございますが、21万5,093円ということで、これは9人分ということでございます。これは高額なり一部負担金の返納金でございます。歳入合計が27億7,205万1,305円でございます。
はぐっていただきまして、37ページの歳出でございます。医療諸費でございます。医療給付費27億1,254万4,537円。すべて現年ですけれども、不用額が3,561万463円ということで、大変大きな不用額が出ております。1カ月が1億数千万、2億近い額が出ますんで、やはりどうしても不用額は出てしまうのが現実でございます。それから、医療支給費でございますが2,610万2,448円、120万5,552円の不用額でございます。それから、審査支払業務費1,111万3,120円でございます。それから、諸支出金でございます。繰出金でございまして、
一般会計繰出金826万3,511円、これは16年度の精算に伴いまして一般会計へ返したものでございます。諸費でございます。国県支出金等返納金682万4,631円ということで、これは県の負担金なり、これが670万ほどですけれども、審査費用交付金が3万6,000円、これ今の返納、16年度の実績に基づき返納しております。それから繰上充用金ということで、1,800万4,665円でございます。平成16年度の赤字分でございます。歳出合計が27億8,285万2,912円でございます。
はぐっていただきまして、38ページでございます。歳入総額が27億7,205万1,305円、歳出総額が27億8,285万2,912円、差引がマイナスの1,080万1,607円ということで、実質収支も赤字となっておりまして、翌年度の18年度の繰上充用金ということで処理をさせていただいております。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第138号、平成17年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてと、議案第139号、平成17年度琴浦町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての2議案について、上下水道課長の説明を求めます。
上下水道課長、永田温美君。
○上下水道課長(永田 温美君) 議案第138号、農業集落排水事業歳入歳出決算認定についてでございます。43ページをお開きいただきたいと思います。目、収入済額、収入未済額と説明をさせていただきます。
農林水産業費分担金としまして農業費分担金、収入済額493万円であります。これは農業集落排水の分担金でございまして、山川木地、野田の集会所等でございます。農林水産業使用料、農業集落排水処理施設使用料でございますが3,531万5,756円でございまして、収入未済額が94万6,347円、これは34件分でございます。現年度21件、過年度が13件でございます。繰入金、
一般会計繰入金1億6,575万8,000円であります。続きまして農林水産業債、農業債でありますが、辺地債等でございます。1億2,510万円であります。農業費補助金でございます。これはございません。雑入としまして485万2,611円でございます。これは伊勢崎の火災保険料なり消費税等でございます。繰越金、前年度繰越金187万1,757円でございます。はぐっていただきまして、集落排水施設補助金1億3,988万5,000円であります。国庫負担金1,096万886円でございまして、歳入合計4億8,867万4,010円であります。
続きまして、45ページの歳出でございます。施設整備事業費でございます。支出済額3億2,449万9,500円、繰越明許費2,944万8,000円、不用額82万2,500円でありますが、繰越明許費としましては工事費なり水道移設補償金等の繰越でありまして、不用額の需用費61万6,000円につきましては、処理施設の消毒等少なく済みましたということでございます。それから、工事請負費の15万6,350円ですが、これは伊勢崎管路移転工事費の請け差でございます。続きまして、公債費でございます。償還金利子及び割引料でございますが、8,611万8,445円であります。利子でございますが、7,391万5,230円であります。歳出合計4億8,453万3,175円であります。
はぐっていただきまして、歳入総額が4億8,867万4,010円であります。歳出総額4億8,453万3,175円でありまして、差引414万835円であります。そのうちに、翌年度繰越明許費としまして274万8,000円を繰り越しておりまして、実質収支額は139万2,835円であります。以上であります。
続きまして、下水道事業特別会計の歳入歳出決算書でございます。51ページをお開きいただきたいと思います。
下水道負担金としまして1億3,466万750円、収入未済額888万4,000円でございます。これは126件、現年度が81件、過年度45件でございます。それから、下水道使用料4,201万9,533円、収入未済額が39万5,323円、19件であります。現年度12件、過年度7件であります。手数料、申請手数料ですが、排水指定店の手数料でございます。2万5,000円。それから雑入1,287万5,548円、消費税等であります。事業費国庫補助金4億7,890万円、事業費国庫補助金としまして繰越明許7,230万円。
一般会計繰入金2億466万円。下水道事業債4億6,160万円。はぐっていただきまして下水道繰越明許費の分ですが、収入済額で7,600万円、繰越金としまして640万9,426円。前年度繰越金の繰越明許でありますが792万6,000円。歳入合計が14億9,737万6,257円であります。
はぐっていただきまして、歳出でございます。下水道整備費で11億2,102万6,713円でありまして、繰越明許費2億3,880万8,000円、不用額109万287円であります。主な繰越明許費でありますが、工事費また補償費、工事なり水道移転の補償金、それに伴います事務費でございます。それから不用額の主なものでありますが、需用費は使用料お知らせ票の印刷代を上水の方で支払済みということで、不用となったものであります。それから負担金及び交付金でございますが、水道及びNTT加入負担金の不用分であります。続きまして下水道整備繰越明許費でありますが、1億5,622万5,299円であります。続きまして下水道維持管理費でございますが、支出済額3,593万1,400円であります。不用額としまして、294万600円であります。不用額の主なものですが、委託料の109万6,679円につきましては脱水ケーキの運搬処理が1月以降少なかったために不用額となったものであります。使用料及び賃借料の移動脱水車借上料も、これも予想したことより汚泥発生量が少なくなりまして不用となっております。続きまして、公債費であります。元金が7,755万5,898円であります。利子は8,403万5,545円。歳出合計14億7,477万4,855円であります。
はぐっていただきまして55ページ、歳入総額でありますが14億9,737万6,257円、歳出総額14億7,477万4,855円、差引2,260万1,402円、翌年度に繰越額としまして1,380万8,000円を差し引き、実質収支額が879万3,402円となります。以上であります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第140号、平成17年度琴浦町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、健康福祉課長の説明を求めます。
健康福祉課長、森美奈子君。
○健康福祉課長(森 美奈子君) それでは、平成17年度
介護保険特別会計歳入歳出の決算説明をさせていただきます。
最初に、歳入の方から説明をさせていただきます。61ページをお開きください。目と収入済額、不納欠損額、収入未済額を説明します。
第1号被保険者保険料でありますが、2億4,196万8,544円であります。対象者は5,710名であります。不納欠損額33万9,000円でありますが、これは11件出ておりまして、滞納分の普通徴収保険料の分であります。それから収入未済額でありますが、439万7,376円であります。これにつきましては、現年度230万8,400円で74名、滞納分で208万8,976円に対して49名の該当者であります。督促手数料でありますが、ゼロであります。介護給付費負担金でありますが、3億371万9,000円であります。次に、調整交付金でありますが、1億1,310万8,000円であります。現年度分の調整交付金であります。介護保険の事業費補助金でありますが、100万2,000円であります。次に介護給付費交付金でありますが、4億8,945万3,335円であります。現年度分と過年度分とに分かれております。次に介護給付費負担金でありますが、1億8,982万4,000円であります。次に、62ページに移ります。利子及び配当金でありますが、これはゼロであります。介護給付費の繰入金でありますが、1億9,045万2,000円、現年度分でありますが、これは一般会計からの介護給付費の12.5%の繰入金をいただいております。その他
一般会計繰入金ですが5,082万2,000円、明細は職員給与費と事務費の繰入金であります。介護給付費基金の準備金の基金繰入金ですが、ゼロであります。繰越金でありますが、3,329万1,016円でありますが、これは前年度の繰越金であります。第1号被保険者延滞金、過料、延滞処分費いずれもゼロであります。63ページに移ります。第三者納付金でありますが、収入済額ゼロ、雑入もゼロであります。歳入合計16億1,364万795円に対しまして、不納欠損額は33万9,000円、収入未済額は439万7,376円であります。
次に、歳出を説明させていただきます。一般管理費ですが3,069万305円、不用額が73万6,695円でありますが、主なものに対しましては役務費の213万2,204円から64万6,000円の不用額が出ております。連合会の負担金が462万4,941円であります。次に、賦課徴収費でありますが77万1,578円、滞納処分費はゼロであります。介護認定審査会費ですが、912万4,938円。主なものにつきましては838万5,000円、これは広域連合への負担金であります。次に認定調査等費でありますが、296万3,082円であります。主なものに対しましては、65ページの委託料の225万7,891円、これは各事業所の調査委託料であります。次に計画策定委員会費でありますが、42万750円であります。次に介護サービス等の諸費でありますが14億2,243万8,401円、不用額が1,731万7,599円出ておりますが、これにつきましては大体1カ月に1億程度の事業費がこの事業では出ております。1,700万の額は多く考えられますが、見込みを立てるためにはこの誤差が出ると考えております。次に支援サービス等の諸費でありますが、4,760万3,062円であります。137万6,938円の不用額が出ておりますが、これは要支援のサービスの利用者のための不用額が出ております。次に審査支払手数料ですが222万8,700円、国保連合会への審査手数料であります。次に介護給付費のシステム料でありますが、86万970円であります。次に高額
介護サービス費でありますが、1,048万5,382円であります。これは介護サービスの限度額を超えた方々の個人の方へ交付するものであります。次に、特定入所者サービス等でありますが2,129万9,680円、これも特養施設の低所得者に対しての10月から改正になりました分に対しての負担であります。80万320円出ておりますが、これは5カ月分でありましたので不用額が出ております。
次に、66ページに行かせていただきます。財政安定化基金拠出金でありますが、負担金が150万6,931円出ております。次に介護給付金の準備積立金でありますが、300万円であります。次に利子でありますが、ゼロであります。財政安定化基金償還金でありますが、928万7,000円の償還が出ております。次に第1号被保険者還付金でありますが、31万8,800円の個人への還付、65件であります。次に償還金でありますが、1,404万9,709円出ておりますが、これは16年度分に対しての国県の返納金であります。次に一般会計の繰出金でありますが301万2,129円、これは一般会計にお貸ししているものであります。予備費ですが、ゼロであります。
次に、67ページですが、支出済額15億8,468万6,358円に対しまして、不用額は2,265万4,642円であります。68ページの方に実質収支額の調書に書き上げているとおりでありまして、実質収支額が2,895万4,437円になるものであります。以上で説明を終わります。
○議長(福本 宗敏君) 続いて、議案第141号、平成17年度琴浦町八橋財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第148号、平成17年度琴浦町安田財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてまでの8議案について、総務課長の説明を求めます。
総務課長、松岡義雄君。
○総務課長(松岡 義雄君) それでは、八橋財産区特別会計の歳入歳出決算書から御説明したいと思います。
72ページをはぐっていただきまして、73ページをお開きいただきたいと思います。歳入、繰越金のところ、前年度繰越金でございますが、2万2,847円ということであります。
はぐっていただきまして74ページ、歳出はございません。
はぐっていただきまして75ページ、ここで歳入歳出総額見ていただきますと、実質収支2万2,847円ということでございます。
次に、浦安財産区特別会計の歳入歳出決算事項でありますが、79ページを見ていただきますと明細書、それから80ページを見ていただきますと歳入でございます。繰越金でございます。前年度繰越金1万941円、これが歳入合計でございます。
はぐっていただきまして81ページ、歳出でありますが、歳出はゼロでございます。
はぐっていただきまして82ページ、歳入歳出の差引しまして実質収支が1万941円ということでございます。
次に、下郷財産区特別会計の歳入歳出決算でございますが、87ページを開いていただきたいと思います。繰越金でございます。前年度繰越金、歳入でございますが、180円でございます。
はぐっていただきまして88ページ、支出もございません。
89ページ、歳入歳出で実質収支としまして180円ということでございます。
上郷財産区特別会計の歳入歳出決算でございますが、94ページ、歳入がございません。
95ページ、歳出もございません。以上でございます。
それから、古布庄財産区特別会計歳入歳出決算書でございます。101ページをお開きいただきたいと思います。歳入の方でございますが、繰越金、前年度繰越ということで376円ございます。
はぐっていただきまして102ページ、歳出でございますが、歳出はございませんので103ページを見ていただきますと、歳入歳出ということで実質収支が376円ということでございます。
次に、赤碕財産区特別会計の歳入歳出決算書でございます。108ページをお開きいただきたいと思います。
歳入でございますが、財産貸付収入としまして土地貸付収入が30万9,432円、これは土地の貸付あるいは電柱等の収入でございます。不動産売払収入としまして118万5,000円、2カ所、128平方メートル、土地の売り払いがございます。繰越金でありますが、前年度繰越金としまして1,721万3,170円。それから、財産区預金利子としまして5,768円。歳入合計が1,871万3,370円でございます。
はぐっていただきまして109ページ、歳出でございます。一般管理費83万8,549円支出しております。この内容は、委員さんの報酬なりあるいは草刈り賃金とか需用費がありますが、これは外灯の、あるいはフェンスの修理代等が入っておりますし、負担金につきましてはこれは赤碕公民館等の補助金等が主なものでございます。それから、予備費につきましては不用額で出ております。支出合計は83万8,549円ということで、はぐっていただきまして110ページ、歳入総額は1,871万3,370円、歳出総額が83万8,549円ということで、差引1,787万4,821円でございます。実質収支でございます。
それから、成美財産区特別会計歳入歳出決算書でございますが、115ページを見ていただきたいと思います。歳入でございます。財産貸付収入、土地貸付収入で1万8,000円、これも防除組合等の土地の貸付でございます。繰越金、前年度繰越金421万2,825円。それから、財産区の預金利子として1,671円。歳入合計が423万2,496円でございます。
116ページを見ていただきたいと思います。歳出でございます。一般管理費29万円、これも委員さんの報酬なり、あるいは負担金補助及び交付金でありますが25万円、これも成美公民館等の地域振興といいますか、補助金等が入っております。予備費は出ておりません。歳出合計は29万円ということで、はぐっていただきまして117ページ、歳入総額が423万2,496円、歳出総額が29万円、歳入歳出差引ということで実質収支が394万2,496円ということになっております。
安田財産区の特別会計の歳入歳出決算書でございます。122ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。繰越金、前年度繰越金1,490万4,773円。雑入が56万2,466円。これは森林整備地域支援活動交付金、あるいは下刈りの補助金、それから分収林の売却協力金、そういうものが入っております。財産区預金利子としまして6,038円。歳入合計が1,547万3,277円でございます。
はぐっていただきまして123ページ、歳出でございます。一般管理費251万5,918円。これは報酬、それから旅費、公債費。主なものは委託料の77万1,625円、これは下刈りの委託なり財産区林の管理委託。それから17番の公有財産購入費ということで98万7,000円、これは立木購入48.2ヘクタール分を行っております。それから19番の負担金補助及び交付金につきましては、各地区同じように安田公民館の運営補助、そういうようなものに補助をしておるところであります。予備費は出しておりません。支出合計が251万5,918円ということで、はぐっていただきまして124ページ、歳入総額が1,547万3,277円、歳出総額が251万5,918円、実質収支としまして1,295万7,359円ということでございます。以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(福本 宗敏君) ここで暫時休憩いたします。再開は2時半から始めます。
午後2時12分休憩
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午後2時30分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、議案第149号、平成17年度琴浦町
水道事業会計決算認定について、上下水道課長の説明を求めます。
上下水道課長、永田温美君。
○上下水道課長(永田 温美君) 議案第149号、
水道事業会計決算認定について御説明申し上げます。決算報告書によりまして説明させていただきます。
1ページでございます。収益的収入及び支出の収入から説明いたします。水道事業収益、決算額2億8,664万318円、うち仮受け消費税が1,321万3,926円でございます。内訳としまして、営業収益、営業外収益、特別利益それぞれ上げております。
支出でございます。水道事業費用としまして、決算額2億6,898万422円。うち、仮払い消費税が218万377円でございまして、営業費用、営業外費用、特別損失等上げております。
はぐっていただきまして、2ページでございます。資本的収入及び支出でございます。
収入としまして資本的収入、決算額5,104万9,472円、うち仮受け消費税が200万8,976円でございます。内訳としまして、他会計出資金、工事負担金と上げております。
支出でございます。資本的支出、決算額1億9,072万9,624円、うち仮払い消費税530万8,492円でございます。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億3,968万152円は、次のとおり補てんをしております。過年度損益勘定留保資金を1億3,968万152円補てんしておりまして、ちなみに平成17年度末損益勘定留保資金残高は1億3,164万9,481円であります。
はぐっていただきまして、3ページでございます。水道事業損益計算書でございます。営業収益、給水収益、受託工事収益、その他営業収益の2億7,050万8,808円、営業費用、原水及び浄水費、配水費及び給水費、総係費、減価償却、資産減耗、その他営業費用としまして1億9,149万5,131円。営業利益としまして、差し引き7,901万3,677円であります。営業外収益によりましては、預金利息、他会計補助金で計291万7,584円。営業外費用、支払い利息、雑支出へ合わせまして7,490万7,248円で、差し引きしますと経常利益で702万4,013円となります。特別損失、過年度損益修正損でありますが、39万7,666円であります。これは不納欠損、17年34件分でありまして、住所等不明でございまして連絡がとれないというようなことで不納欠損として上げております。当年度純利益が差し引きしまして662万6,347円。前年度の剰余金を合わせまして、当年度未処分利益剰余金としまして1億4,544万4,154円であります。
4ページであります。剰余金計算書でございまして、利益剰余金の部、減債積立金、建設改良積立金、当年度ございません。それによりまして、当年度純利益と合わせまして当年度未処分利益剰余金1億4,544万4,154円であります。資本剰余金の部でございますが、当年度につきましては受贈財産評価額、寄附金等ございません。工事負担金、当年度発生高が4,788万5,214円でありまして、計、末残高が4億7,622万5,464円。他会計も当年度ございませんので、翌年度繰越資本剰余金としまして計8億350万7,630円であります。
17年度の琴浦町水道事業剰余金処分計算書の案としまして、1番としまして当年度未処分利益剰余金が合わせて1億4,544万4,154円でありますが、これの処分としまして利益剰余金処分としまして建設改良積立金に1億円、これは今後、大父木地の水源地等改良積立として積立ておくことにしたらということで案として上げております。3、差引しますと翌年度繰越利益剰余金が4,544万4,154円になります。
続きまして、5ページであります。貸借対照表、資産の部でございますが、固定資産が計が30億5,694万2,122円、流動資産、現金預金でありますが、決裁預金なり定期預金なり普通預金合わせて4億4,457万3,252円であります。未収金1,793万6,167円でありますが、869件でありまして、当年度529件、過年度が340件でございます。貯蔵品はありません。流動資産合計が4億6,250万9,379円でありまして、資産合計としまして35億1,945万1,501円であります。
続きまして負債の部でありますが、流動負債としまして営業未払金、これは消費税でございます。消費税の年度末までにちょっと確定しませんでしたので、現実には18年6月に支払いが済んでおります消費税でございます。44万9,600円。負債合計が44万9,600円でございます。
資本の部でございまして、資本の部につきましては資本合計が24億5,643万6,107円でございます。それから、剰余金の計が10億6,256万5,794円。資本合計でありまして、合わせまして35億1,900万1,901円。負債資本合計をしますと、左に同じく35億1,945万1,501円であります。
6ページであります。概況であります。経営状況でございますが、3月末現在における給水人口1万8,079人でありまして、行政区域内人口に対し89.1%を占めております。また、給水区域内人口に対して99.6%の普及率でございます。年間総配水量は249万5,255立米に対しまして、年間有収水量180万8,890立米でありまして、これは漏水調査、修理の対応により有収率が昨年より5.7ポイント上昇し、72.5%になりました。
経理状況でございますが、給水収益が392万9,619円昨年より減少しております。これは営業費用のうち漏水修理に係る修繕費の増加なり減価償却の増加等によりマイナス要因が見られまして、総じて662万6,347円の純利益を計上しております。
資本収支につきましては、不足する額が1億3,968万152円でありますが、先ほども申しました過年度損益勘定留保資金の充当財源をもって補填しました。
工事等の概況につきましては、公共下水道を始めまして県及び国等の公共工事に伴い、上水道の配水管布設がえ工事を24件実施しております。また新設につきましては、中村地区、丸尾地区について4件実施しております。
水源、配水池、過去のまとめ、基本計画策定及び認可に係る設計業務委託を実施しております。
次に、議会議決事項につきましては、ごらんのとおりでございます。行政官庁につきましてもごらんのとおり、職員に関する事項につきましてもごらんのとおりでございます。
続きまして、7ページでございます。工事につきましては配水管布設がえ工事の概要でございまして、下から4行目の布設がえ、浦安地区1工区が16年度から繰り越し分でありまして、あと以外につきましては17年度で終了した工事概要であります。
続きまして、消火栓新設工事の概要でありますけど、丸尾の消火栓地上式19万2,780円をしております。
それから、漏水修理、水栓取得等ごらんのとおりでございまして、給水工事、消火栓工事等及び浄水器取りかえ等、新設なり開閉栓、消火栓の新設改造移転、量水器取替えと上げております。
8ページでございます。続きまして業務でございますけど、年度末給水人口につきましては先ほどもございました16年度に比べまして比較98.2%でございます。1万8,079人でございます。以下、年度末給水戸数、普及率、配水量、年間総流量、有収水量、1日最大配水量、有収率が先ほども申しました5.7%昨年より上昇しておりますので、72.5%と上昇しております。また、有収水量1立米当たりどれだけの収益を得ているということで、供給単価を上げております。148円39銭でございますが、昨年に比べまして、昨年が147円36銭でございます。給水原価でありますが、どれだけ1立米に費用がかかっておるかということでございまして、147円49銭、昨年が144円65銭であります。有収水量の月別内訳はごらんのとおりであります。使用電力及び料金でございますが、第1水源ほか加圧ポンプ等、電力量、料金の年間を合計として上げております。
はぐっていただきまして、9ページでございます。事業収入に関する事項でございまして、営業収益、営業外収益、それぞれ営業収益は昨年に比べまして対前年比較97.1%であります。営業外収益につきましては177.7ということで、他会計補助金、これにつきましては消火栓また維持管理費等がふえておりますので、その分がふえております。あわせて、平成17年度合計が2億7,342万6,392円でございます。
事業費用に関する事項でございますが、営業費用としまして昨年度比較としまして100.7%上がっております。営業外費用につきましては、対前年比93.7%。特別損失は新たに上がっております。
4番の会計です。企業債及び一時借入金の概況でございますが、財務、公営企業それぞれの資金並びに本年度償還額、また現起債額、一番最後の12ページに出てきますけど、未償還残額としまして、元金でありますが18億4,024万2,776円であります。一時借入金はございません。
重要契約の要旨でございますが、これは18年度に繰越しました工事も含めて重要契約として委託業務もあわせ上げております。
続きまして、10ページでございます。収益・費用明細でございますが、営業収益、営業外収益のそれぞれの金額をこれまでに申しましたが、節としまして水道料金、また新設工事費としまして新設開栓、修繕工事収益、開栓及び配水管破損収益、またその他営業収益としまして設計審査並びに新設加入金なり業者登録手数料ということでございます。受取預金利息、他会計出資金が、先ほど申しました松谷工業団地、また消火栓修理、改造負担金等でございます。
費用の部でございますが、原水及び浄水費といいますのは原水に係る維持管理費といいますか、維持費でございまして、大きいものにしましては動力費でございますがポンプ電気代、あと委託料としまして水質検査等がございます。配水及び給水費につきましては、配水管、給水管の維持管理等で職員さんがかかわっております。同じく、動力費なり配水池電気代等上げておりますし、修繕料は漏水修理等でございます。総係費でございますが、水道事業の事務にかかわる職員2人分でございまして、委託料としまして量水器のメーターの検針でございますが、検針なり賃借料、企業会計システムリース料の金額なりを上げております。あと、減価償却、構築物等でございますが、減価償却3件への除却費、その他営業費用、修繕料などを上げております。
それから、営業外費用で企業債利息としまして企業債利息、雑支出としまして仮払い消費税を上げております。特別損失は、先ほども申しました不納欠損、17年に34件でございます。
はぐっていただきまして資本的収支明細でありますが、他会計出資金、また工事負担金等でございまして、他会計出資金につきましては松谷工業団地の償還元金分充当繰入金ということでございます。工事負担金につきましては、下水、集排、県、国事業に伴います水道移転工事相当分でございます。
支出につきましては、建設改良費としまして配水設備工事費の中で委託料がございますが、これは下水、集排等、水道移設にかかわる設計業務委託料でございます。工事請負費は水道移設工事でございます。水源地改良につきましては、これにつきましては上水道基本計画及び認可設計業務委託の委託料でございます。固定資産購入費でございますが、機械及び装置としまして箆津水源地、第4水源地、第6水源地等の水中ポンプなり残留塩素計の設置をしております。工具及び備品につきましては保管庫としまして、消火栓新設につきましてはこれは先ほど申しました丸尾の新設でございます。企業債償還金としまして、元金分を7,925万1,101円としております。
固定資産明細書でありますが、これにつきましては土地、建物、構築物、機械及び車両及び運搬具、工具、器具及び備品と上げておりまして、資産減耗並びに減価償却費を差し引きしまして、年度末償却未済額を30億3,940万2,122円。これは貸借対照表の5ページに固定資産のイからヘまでの計で上げておりますが、その金額でございます。
12ページにつきましては、先ほど企業債の御説明をさせていただきました資金運用部なり公営企業会計金融公庫の残の明細でございまして、未償還残高が元金としまして18億4,024万2,776円と上げております。以上が説明であります。
○議長(福本 宗敏君) 以上で提案理由の説明と内容説明を終わります。
続いて、議案第134号から議案第149号までの平成17年度琴浦町各会計決算について監査委員から意見書の提出があり、代表監査委員の出席を求めておりますので、この際、監査委員の決算審査の意見概要について報告を求めます。
代表監査委員、松田道昭君。
○代表監査委員(松田 道昭君) 地方自治法第121条に基づきまして、平成17年度の決算審査の結果についての説明のために議長から出席を求められました代表監査委員の松田でございます。
決算審査の結果にかかわる審査意見書といたしましては、自治法第233条、公営企業法第30条に基づきまして、議選の御崎監査委員との合議に至った結果について別紙により提出しておるところであります。したがいまして、要点を絞りただいまより改めて御説明いたします。
当決算審査は、8月2日から9日にかけまして一般会計、特別会計、基金運用状況、企業会計を対象に実施をし、審査手続は町長から提出されました各会計歳入歳出決算及び附属資料、実質収支にかかわる調書により、決算計数あるいは執行状況の確認、基金運用状況、さらに財産管理状況などについて、これらは関係法令に基づき効率的かつ的確に処理されているか否か、そういったことに主眼を置きまして審査を行ったところでございます。もちろん関係諸帳簿の照合はもとより、必要とする関係データの提出を求めましてこれを分析し、関係職員の説明を聴取するなど厳正かつ慎重に行ったところでございます。
審査の結果についてでありますが、決算計数につきましては歳入歳出決算書、明細書、財産に関する調書等はいずれも法令に準拠して作成されております。そしてその計数はそれぞれの証拠書類と照合した結果、正確でありました。不整、つまりふぞろいなどのことはないということを認めることができた次第でございます。
次に、財務に関し報告をいたします。
まず、執行状況についてであります。お手元の決算審査意見書3ページから4ページの表Aにまとめ、報告しておるとおり、一般会計、特別会計合わせ歳入は191億1,877万2,184円、歳出187億6,192万2,126円、差引3億5,685万58円の黒字となっておるところであります。
一般会計は、5ページ表Bのとおり、実質収支額は2億3,680万589円でありますが、町税、地方交付税、町債など歳入にかかわる状況については、5ページから6ページにかけまして詳細に記載しているとおりでございます。
結果、歳入総額は調定額104億8,869万円に対して、収入済額は103億5,952万9,000円、不納欠損額309万1,000円、収入未済額は1億2,607万1,000円となっており、したがって収入率は98.8%となっているところであります。歳出は、予算現額113億3,243万4,000円、支出済額101億1,320万円で、執行率は89.2%、不用額合計2億1,065万3,000円を出しているところであります。したがって、翌年度繰越額合計は10億858万円となりますが、財源内訳は8ページに明らかにしておきましたとおり、一般財源の繰越明許費は952万8,000円でありまして、その他は国、県支出金、地方債など未収入特定財源でございます。
次に特別会計についてでありますが、決算審査意見書の8ページから12ページにかけまして歳入歳出及び実質収支について詳細に記載をしており割愛させていただきますが、特徴的なものとして、国民健康保険特別会計のうち赤碕診療所は直診勘定として経理をしておりましたが、4月1日付での指定管理者による管理としたために平成18年度以降は特別会計から除外し、平成17年度の収支差額の黒字額4,314万4,000円を一般会計に繰入れしていることを申し上げておきます。
次に、総括的財政状況について焦点を絞り申し上げます。
当該年度の財政状況は、合併後初めての1年間の統計によるものでありまして、財政比較の原点となるものでございます。
まず、決算統計上の繰越金や繰り上げ充用金など重複額を控除した純計で普通会計を見ますと、決算審査意見書13ページ表Cのとおり、対前年度比、歳入は0.6%、歳出は0.7%それぞれ減少し、年々財政規模が縮小していることが明らかでありまして、効率的、効果的な財政運用はもちろん、的確な住民ニーズに対応した行政事業であるか否か総点検の必要性を示唆するものと考えました。
歳入構造について、決算審査意見書14ページ、15ページの表D、Eに明らかにしておきました。自主財源、対前年度11.5%の4億290万2,000円減少、逆に依存財源は4.9ポイント増加し、地方裁量の自由度拡大を目的とした三位一体改革の実態的課題を明らかにしたものとなっているところでございます。
次に、性質別歳出について、決算審査意見書16ページの表Fに示しておきました消費的経費は後年に資産的価値をストックしない歳出でありまして、比率が低いほどよく、投資的経費は後年の住民サービスに役立つものでなくてはなりません。検討していただきたい課題の一つでございます。
決算審査意見書18ページの表Hに、財政構造を一覧で明らかにしておきました。財政運用の要件は、どのような経済変動やアクシデント的行政需要が発生しても即応可能な財政的弾力性を備えておくことと考えております。主要財政分析のうち、特に問題となるのは経常収支比率の増加であります。
財政構造の弾力性を測定する比率でございますが、これは町村は70%が妥当で、5%を超えると財政的弾力性が失われ、重要な行政需要の発生に即応できないとされておるものでありますが、前年度は既に11.9ポイントを超過して86.9%、平成17年度は7.9%ふえまして実に94.8%であり、もはや限界以上、箱物などの維持費を押し上げる事業というのは控えることはもちろんのこと、既存の事業であっても有効性が薄れた施策は大胆な廃止と撤退の検討が必要であることを物語っているところであります。
その他の財政分析は、それぞれ記述しておりますので割愛いたします。
決算審査意見書21ページの地方債現在高の状況でありますが、213億3,209万1,000円となっており、先般総務省が公表した財政健全度を示す実質公債費比率、つまり公営企業を含めた自治体の実質的債務負担を見ますと、琴浦町は16.6%でありました。これ18%以上が地方債の許可を必要となり、財政破綻を示すこととなりますが、あと1.4ポイントまで迫っていることの危機意識を持つべきものと考えます。
一時借入金、繰替運用の関係は、決算審査意見書の22ページ、その他で述べておりますが、財政破綻した夕張市が一時借入金の不正操作の積み重ねが要因となれば、重く見なければなりません。利子払いの削減を含めまして、手持ち基金の有効利用の工夫が一層求められるところであります。
次は滞納問題であります。決算審査意見書の23ページ、表Kに示したとおり、17年度には5,315万7,709円を回収したものの、前年度末よりも3,698万1,192円の9.2%増加し、17年度末滞納残高は4億3,992万1,610円となっているのであります。
不納欠損も地方税法第18条の消滅事項を含め77人の2,023万7,000円と急激に増加しているのであります。現在、助役をチーフに徴税吏員をふやしながら全庁的取り組みを展開されており、評価するところでありますが、景気の低迷に加え医療費の負担増、税控除の廃止などを考えれば、滞納増加の要素はふえていると見なければなりません。公法上の滞納は強制徴収や差し押さえ、競売による換価に踏み切るべきであり、私法上のものは民事訴訟を含めた厳正な体制を整備をして、不払い得を許さない意識を高め、負担の公平確保、不払い連鎖を防止しなければならないと痛感しております。
次に、財産管理状況についてであります。
審査の結果でありますが、決算審査意見書の26ページ、35ページにかけまして基金状況、公有財産状況、出資による権利財産などについて詳しく報告しており、説明は省略させていただきますが、審査の結果は、基金をはじめ財産に属する審査に付された諸資料による財産は厳重に管理をされ、計数はいずれも正確でありました。収支にかかわる事務は、適正に処理されているものと認めることができた次第でございます。
なお、公有財産のうち一般町民が日常使用することが可能な公共用財産の利用状況並びにその人件費を含めた維持費などについて、初めて取り上げてみました。ごらんいただきたいと思いますが、これは指定管理による管理あるいは維持費の削減対策、そういったものを検討していただきたいがための記述でございます。
次に、企業会計についてであります。
決算審査意見書の36ページから41ページにかけまして説明した上、貸借対照表、損益計算書など財務諸表にかかわる決算状況は各表により説明しているとおりであり、これらは17年度末資産表とも一致しておりまして、経理の正確さを示すものとなっておるところであります。したがって詳しい説明は省略させていただき、要点のみ申し上げます。
収益的収支でありますが、収入は2億8,664万318円、支出は2億6,898万422円でございまして、収支差引1,765万9,896円の黒字を計上しており、消費税分を除く収支差額は662万6,347円となりまして、41ページ以降の添付書類、表Bに示した損益計算の当年度純利益と全く合致をしているところでございまして、経理の正しさを物語るものとなっておるのでございます。
資本的収支についてでございますが、収入額が支出額に不足するいわゆる赤字部分は1億3,968万52円でありまして、この不足分は過年度損益勘定留保資金で全額補填をしているところであります。
なお、平成17年度の剰余金処分計画でありますが、表Cで示しておりますが、未処分剰余金は1億4,544万4,154円となっておりますが、この処分は1億円を建設改良として積み立て、残額を繰越剰余金とするものとなっております。
以上の結果、審査に付されました決算報告書、財務諸表、事業報告書及び附属明細書は関係法令に準拠して作成をされ、当事業の17年度経営成績、当年度末現在の財政状況を適正に表示をしておりまして、決算数値の誤りなどはないと認めることができました。
最後に、監査の結果、今後の重要課題として対応が欠かせないと思われる事項について申し上げておきます。
琴浦町が直面している財政的困窮度は主要財政分析で明らかにしたとおりでありまして、新しい行政需要に対応する余地は全くない、ゼロに等しいと認識をすべきと考えています。経常収支比率94.8%、起債制限団体に転落しかねない実質公債費比率は16.6%の実態をどのように認識するかであります。三位一体改革が本県に及ぼす影響を見ますと、補助負担金は126億円削減をされ、対応する税源移譲は99億円にとどまって、差額の27億円は交付税で措置すべきであるのに、この3年間で実に280億円も減少しているのであります。琴浦町もこの範疇にございまして、歳入財源の確実な減少に対応する歳出の削減に本格的に取り組まなければなりません。単町費補助金60事業、2億177万6,715円を一たん凍結をした上で再検討し、あるいは日韓交流センター・ポート赤碕物産館の維持管理費の削減を初め現在予算計上されている全事業に対し事業のあり方、業務プロセスを再検討し、事業の縮小や人件費を含めたトータルコストの再評価について各所属ごとに検討に入るべきと提案をする次第であります。
要は、現行事務事業の水準を確保しながら、経費と事務量をいかに削減するかであります。新しい事業を発想し、提案するのは簡単ですが、新規行政需要にこたえる財源は一文もないことを踏まえて、新規事業の実現は既存の事業削減、縮小する知恵と勇気がなければ物理的に財政が許さないことを強く認識すべきであります。
夕張市の破綻原因は、財政状況の公表システムがないことにあるとするのが専門家の大方の見解です。琴浦町も町民に自分たちの住んでいる町の姿を客観的に分析するデータを提供しない限り、住民が町づくりに積極的に参画し、将来を選択することなど不可能であります。自治体財政の実態が大局的に把握できる情報を積極的に提供し、住民みずからが受益と負担を選択できるシステムを早期に導入すべきであります。改めて、発生主義による複式簿記形態の導入を提起しておきます。
最後に、合併後約2年を経過いたしました。合併はスケールメリットを導き出しますが、目的はそれに終わらないのであります。琴浦町に点在する集落が歴史的伝統文化を維持し、個性を失わず、集落ごとにその民主制、住みやすさを競い合う進歩への誘導は行政の第一級課題であります。町民個々が持っている潜在価値を掘り起こし、町づくりに転嫁するシステムが急がれるのであります。ますます窮乏化する財政状況を町民が共有し、そこから立ち上がり、汗を流し合うことを訴え、さすれば必ず開けるであろう確かな展望を議会と行政が共同作業で指し示すことこそ極めて今日的重要課題と思い、重ねて提案をして監査の意見説明といたします。
○議長(福本 宗敏君) お諮りいたします。本日提案された32議案については、議事の都合上、最終日の22日に審議したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、この32議案については、最終日に審議を行うことに決しました。
なお、平成17年度決算関係の16議案については、会期日程のとおり15日と19日の本会議において総括質疑を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、議案第134号から第149号までの16議案については、15日と19日に総括質疑を行うことに決しました。
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◎日程第41
JA合併調査特別委員会の中間報告
○議長(福本 宗敏君) 日程第41、
JA合併調査特別委員会からJA合併調査について中間報告をしたいとの申し出がありますので、お諮りいたします。本件は、申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。したがって、
JA合併調査特別委員会の中間報告を受けることに決しました。
JA合併調査特別委員長の発言を許可します。
JA合併調査特別委員長、大田友義君。
○
JA合併調査特別委員会委員長(大田 友義君) そうしますと、議長からお許しを得ましたので、ただいまから
JA合併調査特別委員会の中間報告をいたします。
2月の16日付で東伯町農協から固定資産等の売却要望が提出され、琴浦町議会に設置された
JA合併調査特別委員会に選任された委員はこの問題について東伯町農協から説明を受けたり、特別委員会を開催しながら協議してまいりました。
8月17日開催の特別委員会において、執行部より下記の件についての経過説明があり、特別委員から活発に質疑や意見が出されましたが、採決の結果、全員一致で執行部からの提案を承認いたしました。また、当日はカウベルホールと農業団地センターの視察を行い、現地の状況を確認したので中間報告といたします。
1つ、カウベルホールの購入について。町3,000万円、農協3,000万円を出し合って、6,000万の補助金返還をした上で町の財産として維持し、文化振興を図る。購入する土地、建物は、団地センター施設のうち農協が自己資金で建設した旧下郷支所と肥料・資材室を除いた土地、建物を対象とするものであります。2つ目、東伯地区農業農村情報連絡施設(TCB)に係る大蔵省資金運用部貸付金について、TCBの農協負担分である平成17年度から平成19年度分の3,761万8,131円を町が補助する。以上でございます。
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◎日程第42
地域活性化推進特別委員会の中間報告
○議長(福本 宗敏君) 日程第42、
地域活性化推進特別委員会から中間報告をしたいとの申し出があります。
お諮りいたします。本件は申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。したがって、
地域活性化推進特別委員会の中間報告を受けることに決定しました。
地域活性化推進特別委員長の発言を許可します。
地域活性化推進特別委員長、青亀壽宏君。
○
地域活性化推進特別委員会委員長(青亀 壽宏君) 議長から許可をいただきましたので、
地域活性化推進特別委員会の中間報告をいたしたいと思います。
当議会内に設置をされております地域活性化特別委員会は、5月16日に「ふるさと発見!!琴浦町の魅力発信を!」と題する講演会を取り組み、議員、町執行部、一般町民51人が参加し、地域づくりに取り組んでおられる3地区の事例発表や、県の木村観光課長の「10年後を見据えた山陰・鳥取県・琴浦町の生き残り戦略」と題する講演を聞く場をつくりました。この取り組みは、参加者からも「いい取り組みであった」との高い評価を受けたことを委員会でも確認し、次なる取り組みを協議し、来年度事業への具体的提案として次の内容の中間報告を本会議に行い、町執行部に対して来年度に事業化を求め、地域振興に資することにいたしました。
内容であります。鳥取県大阪事務所が行っている鳥取県の魅力発信事業のうち、「せんちゅうぱる南広場」、これは千里中央の地下鉄の駅ですが、年間4回行われている「鳥取丸ごとお楽しみ祭り、マーケットプレイス鳥取」に、琴浦町としてテント1張りを年4回一定期間永続的に町として取り組んではどうかということであります。この取り組みは、町の担当課がリードして町内で生産されている販売品を募り、琴浦町の特産品の販売を通じて関西の中心である大阪における琴浦町のイメージアップに資する事業とする。はっぴやのぼりなどの販売グッズ、商品の輸送、販売のための人材の派遣などについて一定の財政負担を町は予算化をして、また実際の運営は商品を販売しようとする人たちと町が協議して詳細は決めるものとするということにしてはどうか。いずれにしても、合併した琴浦町の知名度はまだまだ低いものがある。ここで影響の強い関西圏で琴浦町を継続的に特産品販売をしながらアピールをしていくことが琴浦町の地域振興に大変いいのではないかというのが当委員会の結論であります。執行部には、前向きに検討していただきたいと思います。
以上で報告を終わらせていただきます。
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○議長(福本 宗敏君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
明日は午前10時に本会議を開き、町政に対する一般質問を行いますので、定刻までに議場に御参集願います。
本日はこれにて散会いたします。皆さん、御苦労さんでございました。
午後3時20分散会
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