湯梨浜町議会 > 2022-09-16 >
令和 4年第 7回定例会(第 1日 9月16日)

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  1. 湯梨浜町議会 2022-09-16
    令和 4年第 7回定例会(第 1日 9月16日)


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    令和 4年第 7回定例会(第 1日 9月16日)   ────────────────────────────────────────    第7回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            令和4年9月16日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          令和4年9月16日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第71号 令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第72号 令和3年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決            算認定について 日程第7 議案第73号 令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第74号 令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定            について 日程第9 議案第75号 令和3年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に            ついて
    日程第10 議案第76号 令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第77号 令和3年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第78号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第13 議案第79号 令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算            認定について 日程第14 議案第80号 令和3年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第15 議案第81号 令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第16 議案第82号 令和3年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第17 議案第83号 令和3年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第18 議案第84号 令和3年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第19 議案第85号 令和3年度湯梨浜町花見財産区特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第20 議案第86号 令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算            認定について 日程第21 議案第87号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につ            いて 日程第22 議案第88号 令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号) 日程第23 議案第89号 令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第24 議案第90号 令和4年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第91号 令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第92号 令和4年度湯梨浜町長瀬財産特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第93号 令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第94号 湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例            について 日程第29 議案第95号 湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に            ついて 日程第30 議案第96号 訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向            畑 101番7)) 日程第31 議案第97号 訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向            畑 102番)) 日程第32 議案第98号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域持続的発展計画の            変更について 日程第33 議案第99号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(放流渠)) 日程第34 議案第 100号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(管理棟)) 日程第35 議案第 101号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(機械設             備)) 日程第36 議案第 102号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(電気設             備)) 日程第37 報告第9号 令和3年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について 日程第38 報告第10号 令和3年度湯梨浜町資金不足比率の報告について 日程第39 報告第11号 令和3年度湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について 日程第40 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第71号 令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第72号 令和3年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決            算認定について 日程第7 議案第73号 令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第74号 令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定            について 日程第9 議案第75号 令和3年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 日程第10 議案第76号 令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第77号 令和3年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第78号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第13 議案第79号 令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算            認定について 日程第14 議案第80号 令和3年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第15 議案第81号 令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第16 議案第82号 令和3年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第17 議案第83号 令和3年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第18 議案第84号 令和3年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第19 議案第85号 令和3年度湯梨浜町花見財産区特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第20 議案第86号 令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算            認定について 日程第21 議案第87号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につ            いて 日程第22 議案第88号 令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号) 日程第23 議案第89号 令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第24 議案第90号 令和4年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第25 議案第91号 令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第92号 令和4年度湯梨浜町長瀬財産特別会計補正予算(第1号) 日程第27 議案第93号 令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第94号 湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例            について 日程第29 議案第95号 湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に            ついて 日程第30 議案第96号 訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向            畑 101番7)) 日程第31 議案第97号 訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向            畑 102番))
    日程第32 議案第98号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域持続的発展計画の            変更について 日程第33 議案第99号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(放流渠)) 日程第34 議案第 100号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(管理棟)) 日程第35 議案第 101号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(機械設             備)) 日程第36 議案第 102号 工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(電気設             備)) 日程第37 報告第9号 令和3年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について 日程第38 報告第10号 令和3年度湯梨浜町資金不足比率の報告について 日程第39 報告第11号 令和3年度湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について 日程第40 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 松 岡 昭 博       2番 米 田 強 美       3番 光 井 哲 治       4番 寺 地 章 行       5番 河 田 洋 一       6番 磯 江 公 博       7番 小 川   遊       8番 中 森 圭二郎       9番 入 江   誠       10番 増 井 久 美       11番 信 原 和 裕       12番 浜 中 武 仁      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 山 根   薦   主事 ─────── 谷 本 愛 香  一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)吉 川 寿 明  教育長 ────── 山 田 直 樹   総務課長 ───── 岩 﨑 正一郎  企画課長 ───── 上 井 明 彦   みらい創造室長 ── 西 原 秀 昭  町民課長 ───── 尾 坂 英 二   子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴  健康推進課長 ─── 林   紀 明   総合福祉課長 ─── 前 田 知 代  長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)             西 田 貴 頼   産業振興課長 ─── 遠 藤 秀 光                       会計管理者(兼)出納室長  建設水道課長 ─── 石 本 義 之            ─ 竹 本 里 香  水明荘支配人 ─── 小 椋   誠   教育総務課長 ─── 山 田 志 伸  生涯学習・人権推進課長         ─── 池 田 豊 具   農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣  代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則     ───────────────────────────────              午前10時38分開会 ○議長(浜中 武仁君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第7回湯梨浜町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(浜中 武仁君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、5番、河田洋一議員、6番、磯江公博議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(浜中 武仁君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  本定例会の会期については、去る9月7日に議会運営委員会を開催し、協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  河田委員長。 ○議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。議会運営委員会より会期等の御報告をさせていただきます。  ただいま議長の報告のとおり、9月7日、議会運営委員会を開催し、協議した結果を御報告申し上げます。  本定例会における初日の町長提出議案は、現在、決算認定が17件、補正予算6件、条例関係2件、その他3件、工事請負契約変更4件、報告3件、諮問1件の合計36件でございます。一般質問は6人です。陳情は、新たなもの1件です。  会期は、本日16日から30日までの予備日を含めて15日間といたしたいと思います。なお、最終日には議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。  本日の日程は、お手元に配付しておりますが、この後、陳情の委員会付託をして、決算認定、補正予算、条例制定などの町長提出議案の説明と報告を受け、条例改正1件と工事請負契約変更4件、諮問1件を審議、採決し、本日は散会といたします。  明日17日から19日は休会とし、20日に一般質問を行い、21日はその予備日といたします。22日から28日は委員会審査及び議事の都合により休会し、29日に提出議案及び陳情審査報告などの審議、採決を行い、30日を予備日とする会期日程でございます。  ここに御出席の皆様は、スムーズな議会運営に御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、報告いたします。 ○議長(浜中 武仁君) お諮りします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日16日から30日までの15日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日16日から30日までの15日間と決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) ここで、9月議会定例会の開会に当たり、町長より御挨拶をお願いいたします。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 二十世紀梨やブドウの収穫もほぼ終わり、東郷梨はさすがに足が早く、もう店頭には新甘泉もありませんし、売り切れて、二十世紀梨も少なくなっております。秋栄がたくさん昨日あたりは並んでおりました。  また、これからお米を作っておられる方たちも大変な忙しい時期に入ってこようかと思っております。御多用のところ、本日は9月定例町議会にお集まりをいただきましてありがとうございます。お礼を申し上げます。  県内におけます新型コロナウイルス感染症で、7月上旬から増加し始め、8月20日に1日の新規感染者数、県内のですが、1,198人のピークを記録しました第七波の新型コロナウイルス感染症の流行もようやく減少傾向を示し、昨日の発表では県内の新規感染者は304人ということでございますが、知事あたりの発言を聞いておりますと、まだ予断を許さない状況であるということでございます。第八波の流行を予測される識者もおられます。  このようなことから、私たちは引き続き感染予防と感染拡大防止対策に努めてまいらなければなりません。そのためには、適切な感染予防対策、ワクチン接種の促進が必要です。今般、国では、オミクロン対応型の2価ワクチン、これを前倒しで供給することを発表されましたが、新たなワクチンが接種され出すのを待って接種するということではなく、やはり5か月が過ぎていれば早く接種を受けていただいて、対応していっていただくということが肝要だということを識者の方は申しておられます。12歳以上の方で3回目接種がまだの方、11歳以下で2回目の接種がまだの方はなるべく早い接種を受けていただきますよう、この場をお借りしてよろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、6月定例会以降の町政の主な動き、町の出来事等について報告させていただきます。  まず、6月25日、26日には、土日2日間の日程で10歳以下のサッカーの大会であります湯梨浜カップU10大会が東郷運動公園であり、県内16チーム、約200人の選手が参加をいたしまして、サッカーをされました。コロナ禍の中ですけれども、子どもたちは元気にサッカーを楽しみました。  6月26日には、アロハホールでの町民のつどいも開催され、約130人の方がシニアコートゆりはまの平田さんの家庭内看護についての講演などを聞かれたとこでございます。  7月に入りますと、社会を明るくする運動の一環としての挨拶運動が1日、6日、13日の3日に分けて町内数か所で、学校等も含めまして、駅とか学校とかで行われました。毎年実施していることですので、たまには御協力の方々を御紹介申し上げますと、保護司、更生保護女性会民生児童委員協議会人権擁護委員地域安全センター少年補導センター指導員青少年育成指導員、そして学校長、役場三役と関係課長という構成になっております。  翌7月2日及び3日の土日は、コロナ禍によりアメリカのハワイ郡から人を送ったりということは困難だということが2月頃から既に情報としていただいておりまして、国内の方々のみの参加者、そして規模を縮小した形でのハワイアンフェスティバルを開催しました。それぞれウエルカムコンサートアロハステージを開催しましたが、このうち3日のアロハステージには、県内からは23チーム222名、岡山、兵庫、島根の県外3県からは10チーム87名、合計33チーム309人の参加がございました。観客入場者64人を加えますと373人という形での大会となりました。  同じく3日には、鳥取県消防ポンプ車操法大会があり、我が町は中部地区代表として第7分団と、それから第6分団が県大会に出場しましたが、それぞれ4位と6位という多少残念な結果でございました。しかし、彼らはまだ若いチームですし、それに情熱を持っている隊員もたくさんいます。きっと近いうちに捲土重来を期してやってくれていると思います。  7月4日は梨の日記念行事を開催し、生育状況の報告や梨作りの機運の醸成を図りました。  10日の日曜日には、今滝の滝祭り、参議院議員選挙の投票もございました。このたびの選挙でも改めて合区の選挙制度はよくないなと感じたところでございます。  17日の日曜日は水郷祭が行われました。やはり外出を控えておられる方が多かったんでしょうか、多くの人が笑顔で龍踊りや浪人踊り、そして湖上花火を楽しまれました。  22日には、婦人団体代表の方、中部ふるさと広域連合の職員等と共に、下浅津、南谷、水下地区の環境パトロールを行いました。有害ごみとして出されるべき電池が不燃ごみ、あるいは小型家電の中に出されている例がありました。区長さん方、大変よく頑張ってやっておられるなということもお話を聞いててよく分かりまして、御意見を踏まえ、回収場所への要するに誤った置き方をしておられる方たちへ、分かりやすい表のようなものを作って、こういう乾電池はこっちですとか、そういうことの分かるものを掲出するように、ちゃんと雨に当たっても大丈夫なようなものを掲出するようにということをお話しして帰りましたので、なるべく早いうちにつけたいなと思っております。  また、この時期は、要望活動、夏の要望と秋の要望とあるわけですけれども、概算要求に入る前の要望ということで、夏要望ということで、鳥取地方六団体の長による霞が関への要望、これは知事と一緒に行ったりするんですけど、それから、その翌日の26日には、全国町村会の国要望で、こちらのほうは私は厚生労働省を回らせていただきまして、知事と一緒に回った六団体のほうが、いろんな省庁も回られますし、中には大臣ともお会いできたりしますし、私どもが抱えておりますデジタルのDX、どうやって進めていくかあたりのことについて、担当大臣とも私程度のレベルの話で、自治体としては困っておると、例えば私がこんなことをやりたいと言うと、いや、そんなことしてもお金がたくさんかかってとか、そういうことが先に来ておると、国は必要なところに、要するにデジタルで手当てをして地域を強くしていきたいという気持ちはたくさんあって、地方創生の大きな柱としてこのたびから位置づけられたわけなんですけど、実際に、はて、何をやろうかということが大きな悩みになってるのが現実で、その辺り、もう少し腰を落ち着けた研修制度とか、そういったものもやっていただいて、どこの町でも取り組めるような体制を構築してほしいというようなことも申し上げました。そしたら早速、取りあえずは首長を対象としてですけども、担当庁のほうからそういう講演会形式で鳥取にも来られるという話が舞い戻りました。  それから、全国町村会で回った厚生労働省のほうでは、我が町が抱えておりますいろんな課題について、例えば医療的ケア児の小学校へきちんと行けれるような仕組みづくりですとか、それから、国保、これはシステムの改定に伴う助成ということもあるんですけれども、国保連が取り組んでおります国保データベースを活用した健康づくりですね、これらを進めていくには、やっぱり国保だけじゃなくって、町が国保のそれを支援してやっていこうと思えば、国保は一部分のことになってしまうと、ぜひけんぽですとか、そういうところと同じ土俵で、例えば情報を国保に提供するとか、そういう形で推進していただければ、町民の全体をカバーできることになるので、その辺あたりをお願いしたりとか、いろいろちょっと厚かましめに言ってきたところでございます。もちろん合区のことも言いました。合区は国会議員さんのほうの決められることなので、なかなか霞が関のほうも難しいようでございました。  27日にはハワイピオーネの初出荷がありました。ここ数年は、実は五、六年、ハワイピオーネの価格も毎年上昇いたしておりまして、生産者の皆さんの努力が本当報われているんだろうと、いいブドウを作ろうという気持ちが皆さんに評価されてきているんだろうというふうに思っております。  それから、30日土曜日はJR泊駅の竣工式があり、同日夜はとまり夏まつりの花火大会がございました。この花火大会は、観客席に入るのに、席は設けてないんですが、場所に入るのに、仕切りをつくって数か所、四、五か所ですか、入り口をつくって、そこで体温測定と、それから名前を書いてもらったりとか、そういうことをやって入っていただいて、印をつけて、出るときはその印を見せて出入りするというような格好でやったんですが、ビールを持ってうろうろしている人とか、そういう人が全くなくって、私、これはちょっと実は正直言って感激しました。子どもさん連れが多かったせいもあるんでしょうけども、花火見ながらビールすすってというのは一人もありませんでして、本当にみんながコロナを意識してきっちりと、主催者側も頑張ったんだと思いますけども、いい花火だったなというふうに思っているところでございます。  それから、8月に入りますと、6日土曜日にジュニアグラウンド・ゴルフの発祥地大会があり、2府4県87名の参加がございました。なかなか夏休みの参加は大変なんですが、一応6府県の参加者だったということでございます。  9日に町議会議員の皆さんと地元国会議員さんのところへ久しぶりに要望活動を御一緒させていただきました。  8月27日の鳥取ガイナーレの試合は、湯梨浜町のホームタウンデーだったもんで、副町長が行ってくれたんですが、その試合は3対0でガイナーレが勝ち、徐々に何か成績がよくなって、勝つ試合が多くなってきているというふうに聞いているとこでございます。なかなかガイナーレのほうも大変なようでございまして、一回、バスで集客で支援しようというような、町のマイクロバスを使ってということもやったんですが、利用者の方が少なくてやっておりませんけれども、またなるべくそういうこともやりながら、より人が集まって応援できるように支援してまいりたいなというふうに思っております。  それから、24日には最少人数で二十世紀梨の初出荷式を行いました。シーズンの来訪を告げるイベントですので、にぎやかに花火を打ち上げたいという気持ちもあるんですけれども、コロナ禍のこともあって、本当に議員さんも出席していただかず、最小限の数の式典といたしたところでございます。  28日日曜日はあやめ池スポーツセンターで東郷湖ドラゴンカヌー大会があり、これは県内からですが、約300名の参加者がございました。
     9月には、3日、4日の土日にベテラン卓球ゆりはま東郷大会があり、7府県から団体11チーム56人、個人47人の参加がございました。  また、6日は台風11号が鳥取県に最接近する日で、湯梨浜町では二十世紀梨244万8,000円、新甘泉19万8,000円、その他198万9,000円ということで、463万円程度の梨被害や、あるいはゆりはまネット光ケーブルの断裂や垂れ下がり、電話機の破損等、それから農道の倒木と四ツ手網の桟橋のめくれ等もあったようでございますが、大被害ではなく、安堵いたしたところであります。  また、この日は私事ながら湯梨浜町長選挙の告示があり、引き続き町政の執行に当たらせていただくことになりました。  11日の日曜日には中部地区駅伝競走大会が開催され、湯梨浜町は一般の部で、市町の部で第2位ということでございました。このようなことがありながら推移しております。  大会等は、規模、あるいは感染予防対策をしっかりと取りながら、小さいながらもやるということで、これからまたONSEN・ガストロノミーウォーキングとか天女ウオークとか、そういうウオーキング関係も始まってまいります。みんなで協力し合ってしっかりとやってまいりたいと思っております。  本議会では、令和3年度17会計の決算認定、令和4年度6会計の補正予算、2件の条例の一部改正、2件の訴えの提起、1件の計画変更、そして4件の工事請負契約の変更、1件の物品売買契約、諮問等をお願いすることといたしております。どうぞよろしくお願いをいたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(浜中 武仁君) 日程第3、諸般の報告をします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(浜中 武仁君) 日程第4、陳情の付託を行います。  本定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり所管常任委員会に付託いたします。  本日は、日程第5、議案第71号から日程第32、議案第98号のうち日程第28、議案第94号を除く27議案については提案理由の説明のみとし、決算については総括質疑を行います。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第71号 から 日程第21 議案第87号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第5、議案第71号、令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第21、議案第87号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの17議案を一括議題といたします。  町長の令和3年度決算に対する評価と提案理由の説明を受け、引き続き監査委員の決算審査意見の報告を求めます。  初めに、町長の令和3年度決算に対する評価と令和3年度決算認定及び剰余金の処分について、提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまで、一括して提案理由を申し上げます。全体として17会計で、一般会計及び特別会計並びに2つの公営企業会計の決算認定につきまして、提案理由を申し上げます。  令和3年度の各会計の決算につきましては、既に監査委員の監査をいただきましたので、地方自治法233条第3項の規定及び地方公営企業法第30条第4項並びに同法第32条第2項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に決算の認定をお願いするものでございます。  最初に、議案第71号、令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について申し上げます。金額は千円単位で申し上げます。  歳入総額が111億4,088万円、歳出総額が107億5,949万5,000円で、歳入歳出差引き額は3億8,138万5,000円の剰余となっております。このうち翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額は7,460万4,000円でございましたので、実質収支額は3億678万1,000円の黒字決算でございました。  歳入では、14億2,522万8,000円の減となっており、対前年比11.3%の減ということでございます。普通交付税の算定経費などの増により、地方交付税が2億2,101万8,000円の増、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金が令和3年度に限り措置されたことなどにより地方特別交付金が3,629万円の増、固定資産税の繰越分の増収などにより地方税が1,116万2,000円の増額となる一方で、国庫支出金が令和2年度の定額給付金給付事業の完了などもあり13億1,240万8,000円の減、県支出金が県地域医療介護総合確保基金補助金等の減により4,901万5,000円減少しているほか、ふるさと湯梨浜応援基金繰入金の減などにより繰入金が8,666万2,000円の減少、地方債では、令和2年度に情報通信基盤整備事業などの大型事業の完了したことに伴い2億6,550万5,000円減少していることなどが主な変動原因でございます。  歳出では、15億2,330万円の減となっており、対前年12.4%の減ということでございます。増要因といたしましては、議会におけるコロナ感染対策事業費の増などにより議会費が対前年比1,586万円の増、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の増などにより民生費が対前年比3億6,312万円の増、新型コロナウイルス予防接種事業の増などにより衛生費が対前年比1億5,690万3,000円の増、中央公民館泊分館建設事業の増などにより教育費が対前年比2億8,230万3,000円の増、令和3年7月豪雨の災害復旧事業の増により災害復旧費が対前年比2億925万5,000円の増、国民宿舎水明荘への長期貸付けにより諸支出金が対前年比1,000万円の増となったものの、減の要因といたしましては、定額給付金給付事業や情報通信基盤整備事業費の減などにより総務費が対前年比21億3,711万5,000円の減、農業集落排水処理事業特別会計繰出金の減などにより農林水産事業費が対前年比597万9,000円の減、グラウンドゴルフふる里公園施設整備事業などの減により商工費が対前年比1億2,714万2,000円の減、道路新設改良事業の減などにより土木費が対前年比1億5,413万4,000円の減、消防団用無線機購入業務の減などにより消防費が対前年比1,690万8,000円の減、長期債償還元金の減などにより公債費が対前年比1億1,946万3,000円の減となったことなどが主な変動の要因でございます。  続きまして、議案第72号、令和3年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、償還と収納事務のみの会計であり、歳入歳出合計は215万2,000円となっております。この結果、実質収支額はゼロ円の決算でございました。  続きまして、議案第73号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、高齢者及び障がい者住宅整備資金の新たな貸付けはなく、歳出の内容は、既貸付金の償還に係る経費などでございます。歳入歳出合計は4万3,000円で、実質収支額はゼロ円の決算でございます。  続きまして、議案第74号、令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、国民健康保険税、繰入金のほか、県の国民健康保険事業特別会計から交付された保険給付費等交付金などで、歳入合計は19億13万3,000円でございます。歳出は、大半を占めます保険給付費のほか、国民健康保険事業納付金、保健事業費などで、歳出合計は18億7,699万3,000円でございます。この結果、実質収支額は2,314万円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第75号、令和3年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、後期高齢者医療保険料、繰入金などで、歳入合計は1億9,160万5,000円でございます。歳出は、大半を占めます後期高齢者医療広域連合納付金のほか、保健事業費などで、歳出合計は1億9,126万2,000円でございます。この結果、実質収支額は34万3,000円の黒字決算でございます。  続きまして、議案第76号、令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、第1号被保険者介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金などで、歳入合計は20億3,052万円でございます。歳出は、保険給付費、地域支援事業費などで、歳出合計は20億2,545万1,000円でございます。この結果、実質収支額は506万9,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第77号、令和3年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、温泉使用料、温泉スタンド使用料、前年度からの繰越金などで、歳入合計は886万2,000円でございます。歳出は、温泉事業や温泉スタンドの管理経費、施設整備費などで、歳出合計は681万円でございます。この結果、実質収支額は205万2,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第78号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、使用料及び手数料、国庫支出金、繰入金、町債などで、歳入合計は12億340万3,000円でございます。歳出は、松崎地区内水対策事業、龍島ポンプ場整備事業などの公共下水道整備事業費や公債費などで、歳出合計は11億1,050万1,000円でございます。以上の結果、歳入歳出差引き額は9,290万2,000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額は10万7,000円でございましたので、実質収支額は9,279万5,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第79号、令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、使用料及び手数料、繰入金、町債などで、歳入合計は1億8,681万6,000円でございます。歳出は、地方公営企業法適用移行経費を含む維持管理費、公債費などで、歳出合計は1億5,870万8,000円でございます。この結果、実質収支額は2,810万8,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第80号から議案第85号までの令和3年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計から湯梨浜町花見財産区特別会計までの歳入歳出決算認定について申し上げます。  いずれの財産区におきましても、歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費でございます。実質収支は全ての財産区が黒字決算でございました。  続きまして、議案第86号、令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について申し上げます。  収益的収支は、事業収益が1億1,577万6,000円、事業費用は1億9,200万6,000円で7,623万円の損失、営業外収益と営業外費用、特別損失を含めました経常利益は7,686万5,000円の赤字決算でございました。  また、資本的収支の収入につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響においての運営に係る公営企業特別減収対策企業債が3,500万円、他会計より長期借入金が1,000万円、一般会計繰入金が723万円で、合計5,223万円となっております。支出におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、ワーケーションスペース新設など当該施設整備に係る建設改良費が723万円、企業債償還金が80万4,000円で、合計803万4,000円でございました。  なお、当年度未処理欠損金7,686万5,000円の処分につきましては、承認後にその額を欠損金として処理することといたしております。  最後に、議案第87号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について申し上げます。  水道事業の経営状況でございますが、収益的収支は、給水収益などの営業収益と営業費用によります営業利益は2,856万2,000円となりました。それに営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は1,750万3,000円、特別損失は34万5,000円、損益勘定における当年度純利益は4,572万円の黒字決算でございました。  資本勘定におきましては、資本的収入は、収入合計ゼロ円でございます。資本的支出では、建設改良費は原水施設工事費で938万円、配水施設工事費で5,733万1,000円、企業債償還金は3,711万5,000円で、支出合計1億389万6,000円でございます。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金及び当年度分の消費税資本的収支調整額で補填をいたしたところでございます。  また、剰余金の処分につきましては、当年度未処理利益剰余金は1億6,478万8,000円でございます。利益剰余金処分額につきましては、積立金の取崩しによる当年度の変動額を資本金へ2,000万円、減債積立金200万円、建設改良積立金3,585万2,000円、一般会計への納付金786万8,000円を予定しております。  以上、提案させていただきました湯梨浜町一般会計及び特別会計並びに公営企業会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御審議の上、御認定を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(浜中 武仁君) ここでお諮りいたします。次に、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明ですが、内容はお手元の決算書のとおりでありますので、補足説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明は省略することに決定いたしました。  以上で決算認定及び剰余金の処分に係る提案理由の説明を終わります。  続いて、監査委員の令和3年度決算審査意見の報告を求めます。(「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり)  暫時休憩します。              午前11時19分休憩     ───────────────────────────────              午前11時19分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を始めます。  先ほどの続きがまだありましたので、町長より提案理由の説明を求めます。 ○町長(宮脇 正道君) 令和3年度の決算につきまして、主な事柄に対する私の感想を申し上げ、評価とさせていただきます。  令和3年度は、令和2年度に続き、コロナ対策、対応が中心となった1年でございますが、その点にも少し触れながら各分野の評価を申し上げたいと思います。  まず、防災対策の面ですが、令和3年7月豪雨により、町道、農地、農業用施設など、本町全域で大きな被害を受けたところですが、順次その復旧を本年度も継続して実施しているところでございます。町道泊中央線のように対応が遅れている被災箇所もございますので、少しでも早く復旧できるよう、引き続き取り組んでまいります。  また、頻繁に発生する災害に対応するため、ソフト面では、町防災マップの改訂や防災対策特別官による防災講習会の開催、そして防災官がケーブルテレビの防災企画番組に出演し、町内に想定した災害箇所とその対策をシリーズで紹介するなど、工夫しながら町民への防災意識の啓発を図ったところでございます。  ハード面では、泊支所の耐震補強工事が完了し、津波等に備えた緊急避難場所としての機能を備えることができました。また、東郷池の浸水対策として行っております松崎地区内の内水対策事業は、龍島ポンプ場の建設工事などを行い、今月ようやく完成を迎え、龍島ポンプ場は10月の上旬に竣工式を行うことにいたしております。浸水対策にその機能を発揮することを期待しているところでございます。  なお、新町川ポンプ場建設につきましては、県の河川工事等との調整により当初の予定から遅れることとなりますが、なるべく早い完成を目指して取り組んでまいります。  続きまして、まちづくりの面では、令和3年4月に施行された新過疎法に基づきます湯梨浜町過疎地域持続的発展計画、計画期間、令和3年から7年度までの5年間でございますが、の策定を行いました。今後は、計画の着実な推進に向け、本町過疎計画策定委員会による事後評価を1年ごとに行い、その結果を公表しながら計画の実効性を高めていきたいというふうに考えているところでございます。  中学校の跡地利用検討事業につきましては、旧北溟中エリアは令和3年11月、旧東郷中エリアは令和4年2月に民間事業者によります事業提案の公募を開始し、旧北溟中エリアについては令和4年3月末で提案募集を締め切り、7件の提案を受け付け、優先交渉権者と事前協議を行いました。しかし、協議が調わず、改めてたじりこども園の位置を決めた上で再度の募集を検討したいと考えております。また、旧東郷中エリアにつきましては、本年8月末を募集期限としたところでございます。両エリアとも本町の貴重な財産であります。町民にとって有益な跡地利用となるよう結論を導くことが重要であると考えており、今後も慎重に検討を行いたいと思っております。  そして、生涯活躍のまちの関係では、ニュータウン構想として、民間開発事業により令和2年に造成完了したレークサイド・ヴィレッジゆりはまは、一般分譲地67区画のうち59区画が販売済みとなり、福祉ゾーンは昨年度までに開設した2施設に加えて障害者福祉サービス施設、放課後等デイサービス施設が新たに開設し、今年8月に完成した地域密着型特別養護老人ホームを加えて本格稼働となっています。町営住宅も計画どおり現在建設工事を進めており、来年1月からは入居が始まる予定でございます。  その一方で、移住定住促進、グラウンド・ゴルフ国際化、お試し住宅活用の取組などはコロナ禍の影響を大きく受けるため、これらの取組をどのように工夫して進めていくか、非常に難しいテーマでありますが、松崎駅前の拠点施設のさらなる活用も含め、知恵を出し合ってしっかりと取り組まねばならないと思っております。  この分野の最後にふるさと納税についてでございますが、JA鳥取中央東郷梨選果場の梨を返礼品とした寄附の減少により、8月までの寄附は大きく減少していましたが、新規サイトの立ち上げでございますとか、あるいは返礼品の追加、寄附が落ち込む年度末における次年度先行予約の実施等により、通年での寄附が前年度を上回ることができました。寄附金額1億4,241万9,000円で、対前年比375万8,000円の増ということでございます。令和3年度に実施した効果的な取組につきましては、今年度以降も継続し、寄附金額の底上げを図りたいと考えております。また、企業版ふるさと納税制度の活用も本格的に始めた結果、5社から計90万円の寄附金を受けることができましたので、ふるさと納税と同様、周知に努めながら頑張ってまいりたいと思います。  続きまして、子育て支援関係では、不妊治療助成事業において、制度開始から現在までの間、64.4%、98人中58人の方が、妊娠が、前年度比10人達成だったんか、それが、ここはちょっと何かがちゃがちゃ書いてまして、申し訳ありません。64.4%、90人中58人が妊娠、出産を迎えたということでございまして、非常にそういった意味では効果があったというか、経済的負担軽減を図ることができているというふうに感じています。この数も、1人当たりの回数も実は随分増えているという状況、年々増えているという状況もございまして、これは頑張って子どもさんの欲しい方たちが夢をかなえようという努力される方が活用していただいているということで、それを喜んでいるところでございます。今後もさらに治療効果の高い年齢層、20から30代の方が早期に治療を受けられるよう、制度の周知をきめ細やかに実施してまいります。  放課後児童クラブの民間への運営委託につきましては、放課後児童クラブ利用登録者が年々増加傾向にあり、また、年々支援が必要な児童も多くなり、必要十分な支援員の確保が高齢化、固定化により困難な状況になりつつありましたので、令和4年度から民間へ運営を委託し、支援員の確保、充実したサービスの提供のため、委託業者を早期に決定し、スムーズに移行することができました。この民営化に当たりましては、議会のほうへの説明の時期が遅かったことなど、御指摘も受けた点もございます。それから、不安な点での御質問も受けたりした経過もありますので、その辺りをしっかりと認識しながら継続運営に当たってまいります。  次に、こども園のICT環境整備の取組では、町内7園にICT環境を整備し、業務の効率化やコロナ対策の充実、保護者の利便性向上を図る体制をつくることができました。3月からの運用開始だったため、限られた機能での導入となりましたが、アンケート結果で60%の保護者からは便利になったとの評価をいただきました。今後は、職員のシステム利用の研修を図っていくことにより、より効果的に業務が行われるよう、速やかな情報提供ができるよう努力してまいりたいと考えております。  そのような中、子育て支援分野での課題といたしましては、保育士の確保ということがございます。正職員確保を年次的に、計画的に行ってきているつもりですが、計画外の早期退職者などもあり、結果的に正規職員の増員に至っていないという現状が続いています。また、令和2年度からは、会計年度任用職員、フルタイム、短時間、月額、時間給の方を含め、給与、福利厚生の処遇改善を行い、確保に努めてきましたが、特に有資格者のフルタイムでの確保が困難であり、3歳未満児の途中入所をお断りしなければならないという現状がございます。  また、もう一つの課題として、たじりこども園の新築移転がございます。現状として、早期の事業推進が必要と認識しております。早急に移転位置の決定を行い、施設整備と、それから旧北溟中跡地の例えば幹線道路の整備などについて、並行して行えるような形で、こども園の実施設計、それにも着手してまいりたいというふうに考えております。  また、保育士の確保という面では、処遇面でのもう一歩踏み込んだ対策も検討する必要があるんじゃないかなと思っております。考え方としては、行政職一の、行(一)っていいますけども、一般の職員、行政職の職員と同じ給料表を使っておりますので、保育士の給料が少なくとも低過ぎるという、政府が取り組んでいるものは当たらないというふうには思っているんですけども、やはりこうやって人の確保ということが困難になると、その辺りにどうもメスを入れなくっちゃいけないんじゃないかと、魅力のある職場をつくっていくということの一環として、そういうことも考えなければならないかなと思っているとこでございます。  ちょっとしばらく休憩させていただいてよろしいでしょうか。すみません。 ○議長(浜中 武仁君) 暫時休憩します。              午前11時32分休憩     ───────────────────────────────              午前11時35分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を始めます。  町長、引き続きお願いします。 ○町長(宮脇 正道君) 続きまして、健康推進の面で、新型コロナウイルスワクチン予防接種について、簡単に触れさせていただきます。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中部1市4町で共同接種体制を構築して、昨年の4月22日に協定を締結したんですが、圏域住民の利便性を確保しながら、集団、個別接種とで円滑な接種を推進してまいりました。また、医療機関で行う個別接種は平日が主となりますが、医師及び看護師等に協力をいただき、集団接種においては、基本的に木曜日の午後、土曜日の午後、日曜日に設定するなど接種者の都合により選択できる環境を整え、対応してまいりました。その結果、令和4年3月末での接種率は、1回目接種が84.9%、2回目接種が84.3%、3回目接種が52.4%となりました。初回、1回、2回目接種率は80%を超えたものの、やはり20代、30代を中心とした若年層の接種率が他の年代に比べて低くなっておりますので、今後も引き続き接種後の有効性を周知しながら、その発症予防ですとか重症化予防に向けて積極的なワクチン接種の呼びかけを行ってまいります。  次に、SIBを活用した自治体連携事業につきましては、食と健康のまちづくり事業の運動分野を継承して、県外の複数の自治体と連携して健康ポイント事業を中心に展開するSIBを活用した自治体連携事業に移行しました。毎月の広報紙による事業周知活動のほか、既参加者からの口コミによる誘引などにより、令和3年度目標参加者520名に対し、年度末時点で571名の参加者を確保することができました。しかし、フレイルや介護リスクの高い80歳以上の高齢者の参加割合が依然として低いという状況がございますことから、コミュニティー参加が不足しがちな高齢者を運動参加につなげ、体力的な若返りによって介護リスクや介護認定度合いの軽減を図ることが必要と考えております。  また、ゆりはま天女おもてなしウオークや各運動教室の中止など、コロナ感染拡大影響を受けた点もございました。健康二次被害防止の観点からも、運動機会の創出と運動継続意欲を切らさないための取組の検討、工夫がさらに必要と感じています。各種検診事業も同様に、コロナ感染拡大の影響で感染拡大前の水準には回復できなかったものの、がん検診などでは前年度比で受診率向上を図ることができたものもございました。  続きまして、福祉面で、地域福祉に関して同じ理念を持つ町と町社協がこれまでそれぞれ策定していた町の地域福祉計画と町社協の地域福祉活動計画を一体的に地域福祉推進計画、令和4年から令和8年度として策定することができました。地域共生包括的支援体制構築事業や生活困窮者自立相談支援事業は、人員配置の増などにより体制強化を図り、事業を推進しているところでございます。また、コロナ感染拡大の影響に対する支援として、令和3年度住民税非課税世帯に対する1世帯当たり10万円の給付や児童扶養手当受給者の低所得の子育て世帯に対し児童1人当たり5万円の給付などの支援を行ってまいりました。  次に、高齢者福祉の面では、要介護認定者数は令和2年度と令和3年度を比較すると増減は2名と横ばいでございますが、コロナ禍前と比べると依然高い数値となっております。中でも要介護2、3の割合の方が高くなっているということでございます。要因として考えられますのは、新型コロナウイルス感染症の影響もあって外出が少なくなったこと、あるいは筋肉の低下で転倒などのリスクが高まったり、コミュニケーション不足により認知機能の低下が進んだことなどだと推測できます。その要因の裏づけというわけでもありませんが、筋力向上トレーニング事業やミニデイサービス事業など、コロナ感染拡大の影響により利用者数がコロナ禍前の水準と比較してかなり減少している事業もございます。しかし、その一方で、地域における自主的な介護予防活動の推進を目的に実施している短期集中ゆりりんサロンについては、新規に1団体、地域介護予防活動支援事業には2団体の再開がありました。増加に転じたところでございます。これらの事業は、事業終了後にも継続して介護予防活動を行うことができるよう、また、地域においても元気なうちから介護予防活動ができるよう、身近で高齢者等が参加しやすい地域の通いの場としてサロンの拡充、サロンの未実施地区への声かけなど、湯梨浜みんなのげんき館あたりも活用しながら取り組んでまいりたいと考えております。
     全体的な介護予防の取組といたしましては、認知症施策の推進、地域での見守り、助け合い活動の推進など取組に加え、フレイル対策の取組も一層進めてまいらねばならないと思っております。  産業振興の面では、農林水産の面ですが、特産果物生産振興事業として、町の特産品である二十世紀梨、ブドウ等に加え、新たにイチゴ、メロン、スイカ、ホウレンソウ、梅を追加し、各生産部に対し説明し、実施予定の施設整備の要望取りまとめを行いました。各部会の要望に沿えるよう対応し、生産地の維持、振興が図れたというふうに思っております。  また、羽合漁港のしゅんせつ、管理区域の持続的整備につきましては、羽合漁港の砂の堆積問題の対応として羽合漁港内の航路及び泊地の堆砂をしゅんせつし、漁業活動の維持及び安全を図るとともに、しゅんせついたしました砂については、鳥取大学に御協力いただき、海中養浜によるサンドリサイクルを実施したところでございます。経済的な面からここまでやる必要があるのかというような指摘もございましたが、現にそうやって従事しておられる方があるという現状を踏まえながら、その方たちの御意見等もよく伺いまして、適切な対応を取ってまいりたいというふうに考えているとこでございます。  次に、商工関係では、コロナ感染拡大の影響に対する支援が主なところでございますが、その代表的な事業として、事業者応援給付金事業、新型コロナ対策認証事業所奨励事業、新しい生活様式対応支援事業、新型コロナウイルス克服商品券発行事業などを実施し、地域経済を支える事業者の方々を支援してきたところでございます。  また、ワーケーションの推進におきましては、ワーケーション受入れ体制の検証を図りながら、首都圏の企業等によるモニタープランを3回実施いたしますとともに、ワーケーション活用に係る取材を進め、動画及びパンフレット、ガイドブック等を作成いたしました。また、新聞広告、テレビ番組、ガンバレルーヤ移住バラエティー等を活用しながら観光PR、ワーケーション利用促進のための広報を実施したところでございます。モニタープランでは、ワーケーションを活用した県外事業者と地元関係者との交流する機会も設けられ、関係人口につながる継続的な関係づくりのきっかけになったと感じております。  残念ながらONSEN・ガストロノミーウォーキング、ハワイアンフェスティバル等は開催することができませんでした。  続きまして、生活環境の整備につきましては、町道宇野川端線道路改良工事、町道甲亀山線越波対策工事などによる道路整備、長江地内配水管更新工事などの上水道整備を行いますとともに、空き家対策計画に基づき危険な空き家の除却を推進し、特定空家11軒の除却を行い、生活環境の整備を図りました。  続きまして、学校教育関係では、まず、ICT教育推進において、ICT支援員及びICT機器のサポート員を委託により設置し、全ての職員、教員や児童生徒がICT教育を推進できる体制を整えました。このことにより、専門業者による迅速かつ適切な対応が可能となり、児童生徒の授業等におけるICT機器を活用した教育の推進を図ることができました。また、液晶ディスプレー、実物投影機などの整備も努めました。  次に、令和4年度の医療的ケア児の就学に当たり、保護者に羽合小学校と、あるいは倉吉養護学校の体験等を通してそれぞれの学校等について具体的にイメージを持っていただいたり、それぞれの具体的な生活や支援の在り方等を示したりして、就学に向けた合意形成を図りました。最終的に、保護者の希望等も踏まえ、町として羽合小学校へ就学していただくことを決定いたしました。就学指導と並行して、中部療育園の理学療法士等の協力を得ながら、羽合小学校へ就学した場合に必要となる備品や設備、消耗品等の選定、教室への給排水設備等の必要な備品の購入等も含め、令和4年度に就学するという体制を整えることができました。  次に、旧北溟中学校校舎等の解体事業は、残置物の処分及び解体工事を完了し、跡地利用の有効活用を図る体制を整えました。住民からの苦情等もなく、計画どおり工事を終えることができたところでございます。もう一つの旧東郷中学校等の解体事業ですが、解体工事の設計修正、産業廃棄物の処理及び残置物の処分などの準備行為を行い、解体工事等に着手できる体制を整えました。現在、地盤変動影響調査の事前調査が終了し、解体工事に着手したところでございます。  続きまして、生涯学習の関係では、鉄筋コンクリート造り2階建ての中央公民館泊分館建設を完了させ、新たな生涯学習の拠点としての整備を行いました。湯梨浜みんなのげんき館を設置し、ランニングマシン、筋力トレーニングマシン等を整備するなど、健康づくり、生涯スポーツの拠点としての機能も整備したところでございます。これからは健康推進の分野で取り組んでおります事業などと連携を取りながら、全ての町民が元気に活躍することができるまちづくりにつながる取組を推進してまいります。  また、新たに町の花でありますトウテイランに親しめる施設として、橋津地内に湯梨浜町トウテイランの里を整備いたしました。  生涯学習の関係でもコロナ感染拡大の影響によりグラウンド・ゴルフ発祥地大会、グラウンド・ゴルフ国際大会、全国ベテラン卓球なども中止し、ワールドマスターズゲームズ2021関西は2027年まで延期となりました。羽衣石城址の国史跡指定に向けた準備につきましても、学術調査委員の多くが県外在住のため委員会の開催ができず、当初の予定から遅れが生じている状況でございます。その一方で、延期となっておりました令和3年の成人式は12月19日に、令和4年成人式につきましても予定どおり4年1月3日に開催することができました。  今まで申し上げましたように、コロナの影響が大きく、国民宿舎水明荘におきましてもその影響は同様で、年間の営業では時短営業44日、休業46日を、そういう形にせざるを得ず、令和2年度に引き続いて厳しい運営を強いられている状況でございます。今やっております努力等につきましては、監査委員の御意見のほうにも出ておりますので、そちらのほうで触れさせていただければというふうに思っております。  そのようなことで推移してきていますが、令和3年度末の一般会計の基金残高につきましては、財政調整基金は令和3年度中の繰入れは行わず23億9,184万1,000円、減債基金は今後の起債償還に備え1億7,000万円の積立てを行い12億6,749万4,000円、その結果、財政調整基金や減債基金、特定目的基金を含めた基金の総額では1億6,697万2,000円増の58億7,316万7,000円となっています。  また、実質公債費比率につきましても、対前年比1.4ポイント減の7.6%ということでございまして、合併後しばらくたってから17.幾らとか、18とか、起債を発行するのに許可が要るようなところまで行ってたのがこういう数値になったということで、財政状況は大分よくなったなと感じているところでございます。  それから、将来負担比率につきましても、たしか最高のときには200ポイントぐらいのところまで行ってたんじゃないかと思いますが、それが現在は10だと、1桁違ったところまで将来負担比率、これは繰上償還に努めたと、一定の時期から財調に積むことよりも繰上償還すること、将来の負担を減らすことに力を入れていこうという考え方でやってきたことによるものでございます。ふっとこの間資料を見てましたら、平成26年には湯梨浜町は実は財調は既に34億、目的基金も合わせると六十数億の基金を積んでおりまして、その頃からちょっと基金を増やすことよりも将来の負担を減らすということによって、その成果が着実に出てきたものだというふうにも理解しております。そのような状況でございます。  コロナで制約は受けましたが、いろんな面で、例えば移住定住の問題なんかにつきましては、インターネットを使ってウェブ会議でやったり、実際にこっちに来ていただくことはできなくってもその活動を展開したりとか、グラウンド・ゴルフも用具を販売というか、回収して提供するシステムを継続してやったりしながら、つなぎを持ってやってきたと思っておりまして、これからコロナ明けとともに挽回してまいりますけれども、その種は多少まいていると思いますので、それらも含めて引き続き頑張っていきたいと思っております。  ちょっと長話で大変申し訳ありませんでした。 ○議長(浜中 武仁君) ここでお諮りいたします。次に、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明ですが、内容はお手元の決算書のとおりでありますので、補足説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明は省略することに決定いたしました。  以上で決算認定及び剰余金の処分に係る提案理由の説明を終わります。  続いて、監査委員の令和3年度決算審査意見の報告を求めます。  金涌代表監査委員。 ○代表監査委員(金涌 孝則君) これから令和3年度湯梨浜町歳入歳出決算の概要について、議会選出の光井委員と聞き取り、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。  タブレットを御覧の方は、令和4年9月定例会のところで決算の画面がございます。決算の画面の下から2段目に歳入歳出決算審査意見書というものがついてると思います。タブレットを見られた方はそちらのほうを見ていただきたいと思いますし、それから、一応お手元にこういう黄色い表紙の意見書を置いておりますので、そちらのほうでも御覧いただきたいと思います。この資料によって説明していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  はぐっていただいて、1ページ目でございます。意見書ということで、監査委員から町長に宛てて意見書を提出しております。地方自治法及び地方公営企業法の規定により、審査に付された湯梨浜町の一般会計、特別会計歳入歳出決算及び地方公営企業法に基づく湯梨浜町国民宿舎事業、水道事業の決算書並びに関係諸帳簿証書類を審査したので、次のとおり意見を付すると。審査の概要は、一般会計ほか14特別会計及び2公営企業会計でございます。  はぐっていただきまして、審査の期間でございますが、令和4年7月5日から令和4年7月25日まで審査を行いました。  審査の手続につきましては、表記のとおりでございます。  審査の結果につきまして、審査に付された各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書は、関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿その他証書類と照合した結果、妥当なものと認められました。また、予算の執行に関する事務の処理、おおむね適正に行われているものと認められました。また、個別事項に関する意見については、別途記載のとおりでございます。  3ページを御覧いただきたいと思います。先ほど町長から決算概要の説明がございましたが、令和3年度決算の概要についてまとめております。決算の総括でございますが、これにつきましては、一般会計及び特別会計、これにつきまして、特別会計につきましては、公営企業会計を除き、財産区会計を含んでおります。  決算の額は次のとおりでございます。会計区分の合計A欄を御覧いただきたいと思います。会計区分合計のA欄でございますけど、歳入決算額約167億円、歳出決算額約161億円と、差引き、形式収支ですが、約5億となっております。その下の前年度増減の欄を見ていただきたいと思います。A引くBです。歳入決算につきましては、昨年度より約11億、それから、歳出につきまして、前年度に比べて約13億減となっております。歳入歳出とも前年度決算と比較して大幅に減少しております。  下のほうの表を見ていただきたいと思います。令和3年のところで161億ということになっておりますが、令和元年度149億ということで、これにつきましては、新中学校、学校給食センターの事業完了ということで事業費が減となっております。また、令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の定額給付金事業とか地方創生事業交付金とかということで、特殊事情があって174億という数値になっております。ですからやはり平成28年とか平成30年、比べていただきますと、大体百六十何億程度が普通の財政規模かなという分析をしております。  続きまして、一般会計でございますけど、令和2年度同様に、新型コロナウイルス感染症対策ということで、いろいろ事業を行っておられました。それから、特別会計では、国民健康保険事業特別会計では、被保険者は減少となりましたが、保険給付費は増となっております。また、介護保険特別会計では、歳出総額が初めて20億円以上となりました。この2会計と後期高齢者医療特別会計を含めた特別会計については、今後、被保険者の減少、高齢化、医療の高度化に伴う保険給付費の増加が危惧されるところでございます。  2の決算収支についてでございます。形式収支、実質収支ともに前年度に比べて増となっております。  続きまして、基金についてでございます。減債基金につきましては、1億7,100万余の積立てを行い、また、鉄道駅舎施設基金500万円の取崩しを行っております。当該年度末残高は64億5,700万円と、前年度と比べて1億9,900万円の増となっております。財政調整基金につきましては23億9,200万円、減債基金については12億6,700万円となっております。また、起債につきましては、17億2,400万円の償還を行って、新たに15億7,600万円の新規発行を行っております。年度末残高は169億1,300万円となり、前年度比1億4,800万円減少しております。  予算の執行状況でございます。予算の執行状況につきましては、予算総額に対して収入率91.8%、それから、歳出につきましては、執行率88.8%となっております。予算総額に対する歳出不用額につきましては、7億6,652万4,000円となっております。収入未済額につきましては、私会計、学校給食費も含めまして8,768万8,000円となっております。前年度と比較して3,017万9,000円減少しております。これにつきましては、令和2年度は特例として町民税、固定資産税等に新型コロナウイルス徴収猶予の制度が設けられておりまして、その額が、2,996万1,000円が未収金として計上されていたことによります。この徴収猶予額については、ほぼ回収されているという説明を受けております。引き続き債権回収に努めていただきたいと考えております。  次は、8ページを御覧いただきたいと思います。よろしいでしょうか。普通会計における財政の状況でございます。歳入につきましては、自主財源、町税、繰越金、寄附金等の増によって構成比が21.2%、依存財源につきましては、国庫支出金、町債の大幅な減等があったために自主財源比率が伸びた結果となっております。  9ページを御覧いただきたいと思います。歳出面では、前年度と比較して定額給付金給付事業の完了により補助費等の大幅減17億300万円により経常的経費の大幅な減少、投資的経費につきましては、情報通信基盤整備事業の完成により前年度に比べて減少しております。  財政分析でございますが、令和3年度の財政力指数は0.27ということで、前年度と同様で変化はございませんでした。経常収支比率につきましては、2.6%減少して85.3ポイントとなり、向上しております。それから、基礎的財政収支、いわゆるプライマリーバランスにつきましては、令和3年度は188万8,000円となり、当該年度の歳入で歳出を賄っていたという結果となっております。次ページに推移をつけております。  11ページを御覧いただきたいと思います。11ページにつきましては、起債の状況、債務負担行為の設定の状況について記載しております。起債残高につきましては、前年度より1億4,800万円の減と、債務負担行為につきましては、町営住宅建替事業などにより大幅な増加となっております。  12ページを御覧いただきたいと思います。12ページにまとめをしております。令和3年度は新型コロナウイルス感染症対策として、子育て世帯、住民税非課税世帯への臨時特別資金の給付、社会福祉施設、商工事業者等への支援も行っております。町営住宅建替事業着手、中央公民館泊分館の建設、旧北溟中学校の解体工事の実施など、歳出は161億4,000万円の決算額となり、堅実な財政運営が確保されていると認められました。書いておりますけど、令和2年度は給付金の関係で、3年度は前年度と比べてやはり大幅な減となっております。  財政運営につきましても、経費の節減、起債の繰上償還の実施など、健全化に努められているところであります。また、厳しい財政状況の中、中央公民館泊分館の建設、町営住宅建替事業着手など、町有施設の整備も進められてきたところであります。しかし、老朽化した町有施設、水道・下水道施設の更新等、多大な財政負担を伴う事業が存在しております。また、国民保険事業特別会計、介護保険特別会計では、保険給付費が毎年増加し続けております。決算審査を行う中でも、旧両中学校の跡地利用、たじりこども園の移転、国民宿舎水明荘への財政支援、令和4年度から下水道事業等の公営企業会計適用化の実施など、やはり各種課題が山積みとなっていることが分かりました。財政上重い負担を伴う事業、早期に方向性を出すことが求められる課題について、行財政運営の安定化を図りながら、適時適切に町民、関係機関等の意見を聞きながら、前広に議会への説明を行い、課題に取り組んでいただきたいということでございます。  引き続きまして、13ページから15ページの表につきましては、一般会計の歳入、歳出を決算書から写したものでございます。  16ページを御覧いただきたいと思います。16ページにつきましては、一般会計の歳入、歳出の主な増減について分析した結果を記載しております。一般会計につきましては、歳入、歳出ともおおむね適切な執行であったと認められます。  それから、17ページを御覧いただきたいと思います。17ページにつきましては、特別会計の歳入、歳出の決算の状況でございます。これにつきましても決算書から作成しております。  18ページを御覧いただきたいと思います。住宅新築資金等貸付事業特別会計でございます。年度末残高が9件で2,490万8,000円の貸付残となっております。前年度に比べて188万7,000円の減となっております。  2番目の高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計でございます。これにつきましては、令和4年3月31日に不納欠損処理手続を行いまして、手続が完了しております。  国民健康保険事業特別会計でございます。会計規模につきましては、前年に比べて3,954万3,000円の増となっております。被保険者数は減少が続いておりますが、保険給付費につきましては、療養給付費、高額療養費が増加して、7,775万1,000円の増となっております。基金の積立状況は表のとおりでございます。  4番目の後期高齢者医療特別会計でございます。会計規模につきましては、1億9,126万2,000円となっておりまして、これにつきましては、後期高齢者医療広域連合へ徴収した保険料等を納付金として納める会計でございます。  5番目の介護保険特別会計でございます。歳出につきましては、20億2,545万1,000円ということで、歳出総額が初めて20億円以上となっております。これにつきましても、団塊世代の高齢化とともに介護給付費の支出が増加していくものと思われます。  続きまして、19ページの下のほうに下水道事業特別会計でございます。会計規模は11億1,050万1,000円となっております。これにつきましても、令和4年度地方公営企業法による公営企業会計適用化に移行しましたが、やはり施設や管路等の老朽化等があり、今後も将来的に多大な投資的経費が見込まれるため、今後、引き続き事業の経営健全化に向けた検討が必要と思われます。  続きまして、20ページをお願いいたします。20ページにつきましては、農業集落排水処理事業特別会計でございます。会計規模は1億5,870万8,000円となっております。これにつきましても、歳出の78.2%が公債費償還金であり、その大半を一般会計の繰入金で賄っております。令和4年度地方公営企業法による公営企業会計適用化に移行しております。  8番目の温泉事業でございます。東郷地域の1源泉の配湯と温泉スタンドの管理を行う特別会計でございます。歳入決算額は886万2,000円となっております。  引き続きまして、21ページを御覧いただきたいと思います。21ページにつきましては、各財産区の特別会計の決算の状況でございます。これにつきましても決算書から数字を引っ張ってきております。  22ページを御覧いただきたいと思います。公営企業会計について記載しております。まず、1としまして、国民宿舎事業特別会計でございます。予算会計につきまして、これは予算との対比の状況でございます。表のところを見ていただきますと、収益的収支、収入、支出がありまして、差引き差額7,623万の赤字となっております。資本的収支につきましては、4,419万6,000円の黒字となっております。  続きまして、下の表は、企業会計の資産、負債及び資本の状況を示した貸借対照表でございます。資産につきましては固定資産の減、それから、負債及び資本につきましては固定負債の増、それから、剰余金について減となっております。  続きまして、損益計算書でございます。令和3年4月1日から令和4年3月31日につきまして、費用と収益を上げております。収益が1億660万7,000円、そこから費用1億8,347万2,000円を差し引きますと、当期7,686万5,000円の赤字となっております。  次に、23ページを御覧いただきたいと思います。予算の執行状況でございますが、差引き7,623万円の赤字でございました。国民宿舎水明荘では、令和3年度は前年度と同様、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で宿泊客、休憩会議の利用が減となっております。町から4回の一時借入れをして運転資金を確保しておるところでございます。町有施設として引き続き経営的な助言、資金的な支援が求められているところでございます。そこの中の表を見ていただきたいと思います。中の表につきましては、平成23年度から令和3年度までの損益の状況を記載しております。見ていただくと、令和元年度から令和2年度、令和3年度と、これがコロナによる営業への影響かなということで、ここで大幅な赤字が出ていることが分かります。資本的収入につきましては、減収対策企業債と町からの長期借入れ及び繰入れを行い、資本的支出につきましては、ワーケーションスペース新設、館内Wi-Fi環境整備等を行っております。  はぐっていただきまして、24ページを御覧いただきたいと思います。企業経営状況でございます。先ほども御説明しましたけど、最終的な当期純利益は7,686万5,000円の赤字となっております。令和3年度は令和2年度と同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で時短営業なり休業を行っております。宿泊客、休憩会議の利用は、前年度に比べて若干回復しておりますが、コロナ禍前までは回復していない状況であります。表を見ていただきますと、令和2年度、令和3年度を比べて比較しますと若干伸びておりますが、計のところを見ていただきますと、コロナ前は約4万人、それから、令和3年度、まだ1万2,300人という状況で、まだ宿泊・休憩客が戻っていない状況でございます。経営維持のため、収入面では減収対策企業債の借入れ、雇用調整助成金の受入れ、町からの長期借入れ等、積極的に収入確保に努められ、支出面でも支出削減に努められておるところでございます。  次ページを御覧ください。25ページでございます。25ページ以降につきましては、水道事業会計です。予算につきましては、予算会計、これにつきましては、予算との対比の状況でございます。収益的収支は、収支差額のところを見ていただくと黒字になっておりますし、資本的支出は赤字となっております。  次の表でございますが、企業会計貸借対照表でございます。固定資産につきましては減となっております。負債及び資本の部では、固定負債が減と、それから、7の剰余金が増加となっております。  次の表でございますが、損益計算書でございます。収益2億4,210万4,000円に対して費用1億9,638万4,000円ということで、当期利益4,572万円となっております。  はぐっていただきまして、予算執行状況でございます。収益的収入、収益的支出、差引き5,505万6,000円の黒字でありました。資本的支出につきましては、配水施設等の建設改良工事、企業債償還等を行っております。  企業経営状況でございます。年間総有収水量は減少しており、有収率も減少しております。引き続き有収率の向上に努めていただきたいと考えております。営業費用につきましては、先ほど申しましたように、最終的な当期純利益は4,572万円の黒字となっております。やはり給水人口の減少、節水意識の向上等により給水収益の減少が見込まれる中で、一方、水道施設の老朽化、施設更新、耐震化など費用の増大が見込まれ、経営健全化に配慮した管路等の更新の計画的な推進が求められます。安定的な財源確保につきましては、令和3年5月請求分から料金改定が実施され増収となっております。  28ページを御覧いただきたいと思います。28、29につきましては、町の公有財産、物品、債権、基金の状況について記載しております。説明は割愛します。  30ページを御覧ください。審査意見ということで、令和3年度決算審査について、5件の審査意見を付しております。  1番、令和3年度予算特別委員会報告書について。予算特別委員会審査結果報告で進言された6項目、保育士の確保なり、地方路線バス維持なり、ふるさと湯梨浜応援基金なりの6項目について、担当課に資料提出を求め、聞き取りを行いながら、慎重に審査を行いました。審査結果として、6項目、おおむね妥当に執行されていると判断しました。  2番目でございます。旧北溟中学校跡地の利活用についてでございます。旧北溟中学校跡地について、令和3年11月に民間提案制度による利活用についての公募を開始、現在、交渉権者との協議を進められていると報告を受けました。令和3年度において、たじりこども園の新築等の検討について、令和2年度新築の基本設計が終了し、設置場所の決定を受けて実施設計を行う予定と聞いておりましたが、議会に予算提案がされておらず、進捗が見られませんでした。跡地の利活用については、町政の発展、飛躍のための重要な課題と考えております。拙速な判断を求めるものではございませんが、たじりこども園の今後の方針について、早期に議会及び保護者等への説明が必要だと考えております。  3つ目でございます。国民宿舎事業特別会計(水明荘)の経営維持のための支援についてでございます。令和2年度に引き続き、令和3年度においても、新型コロナウイルス感染症拡大による歳入の大部分を占める宿泊人員等利用人員が大幅に減少して、大幅な赤字決算となっております。水明荘においても減収対策として企業債の借入れを行い、経営維持を図られているところでございます。また、町としても水明荘への長期貸付け、短期貸付けを行い、運転資金の確保、特別会計繰り出し等を行い、経営支援をされているところでございます。しかし、運転資金の借入れでは一時的な赤字補填にすぎず、返済義務が生じるものであり、抜本的な問題解決とならないと考えております。また、今回の新型コロナウイルス感染症による経営への打撃は、到底営業努力だけでは解決を図れないものと考えております。町営施設として、水明荘の経営維持を図るためには、資本注入等の抜本的な方策を検討されることが必要だと考えております。地方公営企業法には、第17条の3で補助、それから、第18条の出資の規定がございます。災害復旧その他特別な理由により必要がある場合には適用が可能ではないかと考えております。ただ、適用判断にはやはり慎重さが求められますが、検討されることを進言します。  続きまして、ふるさと湯梨浜応援基金(ふるさと納税)事業につきましてでございます。令和3年度において、梨返礼品農家の追加なり、寄附受付サイトの増設、次年度先行予約の実施等、いろいろ新規の取組の努力をされた結果、寄附者数は8,321人、寄附額1億4,241万9,000円と、寄附者数は減少しましたが、寄附額は前年度より増加しております。また、業務委託をしている湯梨浜町まちづくり株式会社の利益確保にもつながったことと考えております。引き続き、湯梨浜町の産業振興を図りながら、寄附者に魅力ある商品の提供を行って、寄附件数、寄附金額の増加に向けて努力していただきたいと考えております。  5番目としまして、町有施設の維持管理、更新についてでございます。湯梨浜町内には、学校等公共建築物、道路、上下水道などの多くの公共施設が存在します。令和3年度事業においても、厳しい財政状況の中、中央公民館泊分館の新築、旧北溟中学校の解体、町営住宅の建て替え事業着手など、町有施設の整備等を進められてきたところでございます。令和4年6月町議会において、青少年の家について用途廃止が議決されましたが、今後の利活用が未定と聞いております。教育委員会と調整しながら利活用を検討していただきたいと考えております。その他の町有施設につきましても、策定されている湯梨浜町施設等総合管理計画、湯梨浜町公共施設個別施設計画に基づき、効果的かつ効率的な町有施設の活用と、議会、町民等の意見を聞きながら最適な維持、更新を図っていただきたいと考えております。  以上、令和3年度決算審査を行った報告を終わります。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で監査委員の令和3年度決算審査意見の報告を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開を13時30分。               午後0時32分休憩     ───────────────────────────────               午後1時30分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで、監査委員の決算審査意見に対して町長より処理方針についての発言を求められておりますので、許可します。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) ただいま代表監査委員から令和3年度の決算審査について御報告をいただきました。代表監査委員並びに監査委員には、平素から町行政に様々な分野で貴重な御意見、御指導を賜り、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。  このたび審査における御意見としていただきました4つの事柄は、いずれも湯梨浜町の行財政運営における重要な課題だと認識しており、第4次総合計画に掲げる湯梨浜の未来都市像「住みやすく 魅力と活気あふれる 愛のまち」実現のためにも、いただいた御意見を踏まえ、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。  まず、1点目の旧北溟中学校跡地の利活用についてです。  旧北溟中学校等の跡地利用に係る民間提案募集要項では、たじりこども園の建設予定地を示した上で、提案内容によっては別の場所への建設も検討する内容として提案募集を行いました。これは、民間事業者等にこども園との親和性に配慮した事業の提案を暗示するとともに、それとは逆に、こども園用地も含めた広大な用地を生かす事業も提案していただけるよう配慮したもので、言わば両にらみで提案をいただこうとしたものでございます。  今回の民間提案募集につきましては、今年3月末で募集を締め切った後、応募のあった事業者を4月の公共用地有効利用審査委員会において審査を行い、その結果を踏まえて5月に優先交渉権者及び次点交渉権者を決定して、6月から優先交渉権者と協議を行ってまいりました。その結果につきましては、協議の過程で優先交渉権者から当初提示された事業計画に変更があり、当初評価していた産業振興あるいは地域活性化への効果が減少することになることなどから、優先交渉権者との協議を断念し、これとの関係により、次点交渉権者との協議に入らず、今回の民間提案を一旦白紙に戻して、改めて民間提案募集の方法等を検討することとし、過日、町議会へも報告させていただいたところです。その際、御相談申し上げたのですが、再検討に当たっては、こども園の位置を決定し、また区画道路等の整備も検討した上で、再度の民間提案募集とするよう今は考えているとこでございます。そして、これはこども園の実施設計等により早く着手しようとするもので、今後の段取りとしては、たじりこども園の建設位置を確定し、その上で実施設計着手と区画道路整備の設計を並行して進められるよう、国や県等の関係機関との調整を行いながら、極力早期にこども園建設事業に着手したいという考えでおります。  この旧北溟中学校跡地は貴重な町の財産でございます。その利活用につきましては、皆さんの御意見も伺いながら慎重に対応してまいりたいと思います。  なお、監査でも触れられておりましたが、住民への説明という観点では、コロナ禍のこともございますが、町長と語る会あたりも開けない状況がずっと続いておるように感じておりますし、その辺を乗り切って、きちんとまた説明する機会を設けたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、2点目の国民宿舎事業特別会計、水明荘の経営維持のための支援についてでございます。  令和2年度以降、数次にわたる感染の拡大が続き、最大の流行となった第七波にもようやく減少傾向が見え始めた新型コロナウイルス感染症は、観光産業にも多大な影響を及ぼし、水明荘でも宿泊、休憩利用者の大幅な減少と、それに伴う営業収益の減少により、令和3年度においても厳しい運営、営業状況となりました。  このような状況下において、来館利用者の安心・安全を守ることを第一に、感染対策はもちろん、新しい旅のスタイルなど利用客の様々なニーズに対応できる施設環境整備を進めるため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、令和2年度はシャワー室の整備等に2,480万円、これはWi-Fiも含んでいるところでございます。それから、令和3年度は、ワーケーション受入れのための改装費560万円余とポストコロナを見据えた事業の継続、展開策を講じたところでございます。また、誘致営業の推進により、修学旅行、合宿、ワーケーション等、新たな集客への販路拡大に力を注いでまいりました。本年、令和4年度は、これらの努力及び制限の緩和等により、少しずつ回復状況が見られるものの、流行状況により相次ぐキャンセルが続き、コロナ禍前の回復は依然見込めない状況にあります。このたび御意見をいただきました資本注入等の方策につきましては、先ほど申しました施設環境整備への新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当のほかに、営業運転資金に充てるため、特別減収対策企業債の借入れ、令和2年度7,290万円、令和3年度は3,500万円、そして町他会計より長期借入れ1,000万円を行い、営業維持を図ったところでございます。  今後につきましては、コロナ禍の影響からどのように脱却し回復していくか、時間的な予定も含めて見えにくい状況でございますけれども、引き続き資金管理に注視し、健全経営に努める中で、営業展開も強化しなければならないと考えております。町内の観光事業者などとも連携し、コロナ禍からの脱却にも尽力してまいらねばなりません。  町といたしましては、水明荘が本格回復するまで、これまでと同様、様々な支援措置を行ってまいります。あわせて、町観光産業の復興という面でも様々な施策を打ち出し、全力で支援してまいりたいと考えております。御意見としてございました出資等の資本注入につきましても、収益状況を見ながら、その方法の必要性あるいは将来を見据えた状況等も勘案し、適切な措置を講じたいというふうに考えているところでございます。  続きまして、3点目のふるさと湯梨浜応援基金(ふるさと納税)事業についてです。  令和3年度は、8月までのふるさと納税寄附額は、対前年度比2,495万9,000円の減と大きく落ち込んでいましたが、寄附受付サイトの増設、次年度先行予約、湯梨浜町産食材を使用したレストラン食事券の返礼品の追加など新規取組により、9月以降に盛り返し、最終的に令和3年度の寄附金額は、対前年度比375万8,000円増の1億4,241万9,000円となりました。年度前半の落ち込みの原因は、梨を返礼品としたふるさと納税について、生産量の低下や市場価格の高騰によって調達価格が上昇し、寄附金額が上がってしまったことによるものでございました。現在、新規に梨返礼品農家を追加しながら返礼品確保に努めていますが、調達価格の高止まりや供給量不足は今後も継続するものと予想されます。そのため、一部の返礼品に依存することなく、幅広い分野の返礼品の募集とPRを行うとともに、昨年度寄附増加に効果があった取組の継続をしてまいりたいと考えています。  また、今年度の新規取組として、5つ目となる寄附受付サイトの開設、返礼品送付事務を湯梨浜まちづくり会社で行うことによる事業者負担の軽減、有名レストランと町返礼品事業者の協力による新規返礼品の開発、さらには町内事業者の新たな特産品開発に係る支援も実施しているところでございます。  ふるさと納税は、貴重な財源でありますとともに、特産品である返礼品を町内業者から調達し、寄附をいただいた方へ送ることで、町内産業の育成にもつながり、また、本町を知ってもらう機会ともなって、関係人口の増加を図る絶好の機会ともなり得ます。引き続き、町内事業者及び生産者並びに商工会、湯梨浜まちづくり会社と連携しながら、ふるさと納税の推進に注力してまいりたいと思います。多くの方から御意見、アイデアも寄せていただければありがたいと思っております。よろしくお願いをいたします。  最後に、4点目の町有施設の維持管理、更新についてでございます。  合併後、こども園、小学校、中学校、消防団などの再編を行う中で、老朽化した施設を統合新設等により更新していく取組を積極的に進めてまいりました。令和4年度につきましても、旧北溟中学校、旧東郷中学校の解体事業や町営住宅の建て替え事業など、公共建築物の再編、更新等を積極的に行っています。今後も、湯梨浜町公共施設等総合管理計画及び湯梨浜町公共施設個別施設計画などに基づき、町有施設の維持管理、更新を行ってまいりたいと考えております。
     御意見をいただきました青少年の家につきましても、この施設は施設の老朽化によりその用途を廃止とした経過もありますので、なるべく早い時期に施設の解体撤去を行いたいと考えております。  また、その後の跡地の利用等につきましては、いろいろな要素が絡んでくると思いますので、即座に提案というわけにはまいりませんが、その候補も考えていかなければならない時期には入っております。まずそのための需要把握あたりから検討を始め、また議会の皆さんとも協議させていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上、いただきました御意見等、真摯に受け止めまして、今後の町行政のさらなる推進に努めてまいりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、議案第71号から議案第87号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いします。  初めに、議案第71号、令和3年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。  3番、光井議員。 ○議員(3番 光井 哲治君) 総括質疑をさせていただきたいと思います。  町長におかれましては、このたび、町長選、1.0倍という高い競争率を残られました。今後、また4年間、かじ取りということでありますので、ぜひとも町民の声、あるいは議会はあくまでも、私はいつも言っておりますが、二元代表制という厄介なシステムになっております。ぜひとも議会のほうとも十分にいろんな進める上で協議をしていただいて、納得いくような形で、町民から見たときに、それが正しいというよりも、その方向だろうというような結論をぜひとも見いだす努力を4年間またお願いできればというふうに思います。  さて、総括に入る前に、ちょっと前置きといいますか、議論に入る前に、若干、物を言ってみたいなということがあります。それは、やはりコロナというパンデミックで3年間がずっと経過してきて、いろんなものがもう停滞してきたと、これは皆さんが、誰もが感ずるところだろうと思うんです。まだいまだに出口が見えないし、終息というのも見えてこないと。特に、一番大事なつながりといいますか、具体的には、例えば皆さん、あるいは我々が住民との関わりの中で、どうしてももう日常会話の状態から距離を置くというか、気を遣いながらやってきたのが今の現状ではないのかなと。これはやっぱり非常に人とのつながりというのが希薄になっておりまして、喜怒哀楽といいますか、そういうものがマスクを外した中でやれないと。だからその濃淡が分からない。本当の怒りなのかどうなのかと。そんなことを思う一方で、実はプライベートだったりプライバシーという点からしますと、心地よい今の状態が空間であると、それから、非常に心地よい距離感であるという具合に感じておられる方もたくさんおられるという具合に見受けられるんです。それで、そういう状況にあって、一つ、行政にあっては、これは僕は完全な自然災害だと。それで、日常業務の中で、本来こういう突発の、長い期間続いている日常業務の中で、担当課である健康推進課は、通常の業務でないものをあたかもそれがメインの仕事のごとく頑張っているというのが私が見える今の状況にあるわけです。健康推進課だけがこのことで一生懸命頑張っているわけじゃない。ほかの課は怠けてるとか、そういう思いで言っているわけじゃなく、特に、そういう思いで私は見えてますので、本当に健康を害さんように、ぜひともその辺に留意してもらってやっていただければなという思いでおります。  それで、総括ですけども、1点目として、この3年度の決算から1年半前、施政方針で町長は何を申されているのかと改めて読み返してみました。それで、ずっと先ほど評価の中でおっしゃったように、町政の主要な事柄として、コロナの克服と復興、地方創生施策の着実な前進、町民の健康づくり、GIGAスクール構想による学校教育の充実、そういうものが主な取組であり、そこに新規事業を絡めながら具体策を述べておられました。  総論、総括ということですから、1年間の3年度のをやはり見ますと、先ほど言ったように、かなりコロナということで本来でき得た事業が縮小なり変更をかけざるを得なかったと、そのたびに各課は相当その辺の当初構想とかなりずれを感じながら、相当各課とも苦しみながら事業展開を行ってきたのではないかなと感じておるところです。ですから、全体として、町長が先ほど講評の中で細かい部分までいろいろと述べられましたけども、再度あえて、1点目として、私はそのように感じてきたこの3年度の決算の内容ではないかと思っておりますが、町長として、今言いました総括的に見たときにどのような3年度を見られてきたかというのが1点目です。  それから、2点目として、これも町長の評価の中にありましたが、過疎地域持続的発展計画というのが令和3年度から7年度までということで示されたわけですね。それで、これは3年度とは、4年度にまたがってきますが、この区域が東郷地域という指定も加わったわけです。それで、その一方で、湯梨浜町の第4次総合計画はもう策定されて、これが2021から10年間と。多分これが今ある計画の2本柱ではないかと思っているわけです。  そこでお聞きしたいのは、この過疎地域計画っていうのは、今言いました総合計画よりもかなり具体論に入った具体的計画まで入ってるという具合に私は感じているわけです。ところが、総合計画というのは総体論ですから、非常に具体性はそんなに伴うもんではないと。それで、ここで感ずるのは、我が町が抱える一町二制度という状況の中でどうやってこの辺りの整合性を今後捉えるのかと、これは行財政を運営する上で非常な課題ではないかと、この辺あたりを町民に分かりやすくどのようにこれからやられていくんだろうかと、この辺の課題が私は鮮明になってきたのではないかと、これが4年度、5年度の事業展開をする上で一つの非常に大きなキーワードにならへんだろうかなというのが一議員としての捉え方です。この辺も、あくまでも総括ですから、この2点について、町長のほうから所見をちょっと伺ってみたいということです。 ○議長(浜中 武仁君) 町長。 ○町長(宮脇 正道君) 3年度の状況につきましては、議員おっしゃいますように、業務をコロナ対策については民間のほうに委託して、何ていうんですか、電話のやり取りしたりする、そういう役を担っていただいたりとか、あるいは他課の専門職や、あるいは一般事務の職員も回したりしてやってきております。健康推進課自体もコロナだけじゃなくって、国保から健康づくりまで幅広い部分で頑張っておりまして、そういう点からいうと、多分、時々くたびれかかった職員も恐らくいたんだろうと思います、私も。ですけども、いろいろ行って、よく話ししたりするんですが、その限りにおいては、やっぱり自分の仕事っていうのも一生懸命やることを、こういうことを言うといけませんけども、負担に思いながらっちゅうか、そういう感じでやってる職員は割といないようでございまして、やりがいを持っているっちゅうか、そこに張り切ってやっているというか、そういうところが見え隠れする職員が多うございまして、そういった意味で、健康推進課は多少救われているんじゃないかなというふうに思っております。  そうはいっても実際上どれだけの労働をしているかという尺度で見れば、恐らく健康推進課の職員はたくさん労働している課のほうになろうというふうにも思っておりまして、その辺の調整もあるんですけども、ですが何かほかのほうもいじりにくいというか、おまえんとこ暇になってんだからこっち行けと、当初、割り振るときにはそういうことも、業務量の増減といったことも考慮に入れながらやったりしたんですけども、ばんばんあまりそれをやると、ちょっとまたそっちのほうがくさってきたりするっちゅう可能性もあったりして、慎重にやってますけども、そのことは課長ともよく話をしたりして、本当に職員が痛んだりするようなことのないように配慮しながらやってまいりたいなというふうに思っております。  それから、過疎地域ができたということで、総合計画と過疎計画をどうやっていくか、ある意味、旧3町村で合併して、1つだけが過疎じゃなくてほかの2つが過疎になったということで、そういう観点からすれば、ちょっと近年言っている小さな拠点っちゅうか、そういう町、何ていうかな、スマートシティーっていうんかな、国交省の言葉からいうとそういう町の方向に向かっていくのか、あるいはそれとも面積ちっちゃいんだから、どこもがきちんと発展していくようにという、そういう考え方で進むのか、大きなところではやっぱり選択していかなければならない部分もできてくると思ってます。基本は、湯梨浜町ですから、みんなが元気になるようにということでやっていくのがベースとしては当たり前ですけれども、実際上の施策のありようとしては、そういうことも考えながらやらないけん部分も出てくると思っております。  そういう観点からいいまして、私、ちょっと去年の総合計画あたりをつくったときの「愛のまち」ってつけたことあたりの頃から、要するに何を大切にしていくかということを考えたときに、今、光井議員のお話にも出とったプライバシーの侵害とか、そういう観点からすると、このコロナ禍がありがたい人たちもいると。高齢者はそう思ってなくっても出にくくなったりして、認知症や身体機能の低下が進んだりっちゅうこともあります。やっぱり集落の元気を保つっちゅうこと、そこを役場の職員も一生懸命一緒になって支えていく、そのための施策を取っていくということはとても大事だなと思っておりまして、今後、その辺りも力を入れてまいりたいというふうに思っているところでございます。  明確な答弁になってませんけど、そのようなことを考えております。 ○議長(浜中 武仁君) 3番、光井議員。 ○議員(3番 光井 哲治君) 簡単に。もう一度というよりも、ちょっと自分の考えと町長の考えをすり合わせておきたいなと思います。  コロナ禍における、先ほど言いました健康推進課だけが私は特段といいますか、やってることが全部行ってるとは思わないわけです。ただ、状況を考えるのに、やはり通常である業務以上のものがこの3年間は降りかかったのではないかと。それも先が見えれば、自分もサラリーマンもやってきましたし、先が見えるときにはある程度馬力は利くんですよね。ただ、先が見えないことをやってると、自分自身がやっぱりくたびれてくるんですよ、精神的にね。それで、何ていうか、人がやっていることよりも自分が負担感がすごく感じてくるようなときっていうのは実際あるわけです。そういう状況に追い込まれると。それで、僕は職員の方が、全体がそうなんでしょうけど、やっぱりある程度できんことはできんと、言い方が悪いですけど、私、いっつも言いますけど、できないことはできない、できることはできると、その割り振りを考えながらぜひともやってほしいなと。そうすることが、これを乗り越えたときはまたそこにいた職員の方はもう1個成長するんではないかと、そんな思いがしてまして、そうであってほしいなという思いでこのことは冒頭に言いました。  先ほど言いました、総括ですから、3年度の予算、決算をずっと眺めて、それから今言った施政方針を眺めてきたときに、やっぱりこれは相当このコロナというのがもう全面的に痛みを伴ったなと、これを回復するには、仕方ない、今回ももう、私が今言ってるのは3年度ですから、町長の話としては、もう4年度も半年は過ぎました。はて、今年もこれでやっぱり推移するしかないのかなというのが率直な思いでおるとこです。  それで、そういう中ですから、今言われた、やはり一番基本たる、今、住民との本当に接点が希薄になってて、今言いました両極にあるんですよ。非常にそういう空間でいいと思ってる層と、じゃないと思ってる層というのがあると私は感じているわけです。はて、これをどうそれぞれが住む地域の中でもう1回構築をかけるのかと、これは非常に大きな、ここがないと恐らく歯車が回っていかないでないかという思いで問いかけたわけです。  それから、2点目の過疎地域と総合計画というのが非常に、今言いましたように、私はこの辺をどうするかという鮮明な状況が出てしまったのではないかと。これが大きなこれから湯梨浜がどの方向に向かうんかと。先ほど言われた、一方ではそういうスマートシティー的なものをここのところは方向性としてはもう行かざるを得んのかと、それで、じゃあこっちの地域はどういう形が一番地域が守れるスタイルが見えるかと。多分ここら辺りが方向性をこれから出していくのに非常に、言葉では簡単ですけど、実効性として出てくるかどうかと、ここら辺りだろうという思いです。  総括ですから、今言いましたように、具体論は別として、町長のほうから今言いましたような点についてもう一度、今のところの考え方を率直にお聞きできれば、これで終わりたいと思います。 ○議長(浜中 武仁君) 町長。 ○町長(宮脇 正道君) 私は職員に対して時々話しかけることもありますけど、よかったことは、健康推進課で例えばワクチンの接種率なんかもやたら聞いたり、担当のところへ行ったら聞かせてもらったりして、何かで伸びれば喜んだりとか、成果が出たらきちんとそれを言葉にして表して、頑張ったかいあったなとか、そういうことで励ますようにはしております。目的を持って、今、議員がおっしゃいましたように、1年2年なら頑張れても3年は頑張れんっちゅうこともあるかもしれんでしょうし、多分、攻めで仕事をやってればそれほどしんどくないけど、守りに入ったときに苦しくなるっちゅうことが多分あるだろうと思うので、その辺りはよく注意しながらやってまいらねばならないというふうに思っております。健康推進課に限らず、例えば総務課の財務や防災あたりも、それぞれ財政の面でコロナは余計な仕事ですし、近時の災害の対応のことなんかは防災係もかつてないほど役場にいて警戒をしなければならないというような状況もありまして、それぞれの多くの職員がある意味負担を抱えていると思っております。  この間、余談ですけども、ちょっと県の職員人材開発センターと、それから前の自治研修所って言ってるところですが、そこと市町村振興協会が一緒になって講演会をやりまして、民間の大学の先生とかで2時間で2人ずつで4日間というのをやりました。最後の日にちょっとしゃべらんかといって時間いただきまして、しゃべるために、その資料で、私、不思議に思ってたのが、役場再任用職員はそのまま置いて、いつも言ってるように新しい職員は再任用職員が残ってても採用するっちゅう形でやってるわけですよね。そうすると、本来なら仕事は楽になるはずなのに、どうも全体見てるとそういう状況が生まれてないというようなことがあって、国のほうの再任用制度というのもやっぱりああやって給料を限定したりすると、再任用になった職員自身もモチベーションが下がった働き方になるかもしれんし、考えてくださいといって言った。定年以上のときはきちんとしますというようなことを国に返事しておられましたけれども。  そういうことで、どうしてかなと思って、その研修の際に望まれる公務員像みたいな話でやろうと思ってちょっと調べてみましたら、やっぱり仕事が増えてるんですね。新しい仕事がどんどんどんどん増えてきて、古い仕事はほっぽっとけばいいかというと、そんなことはない。ベーシックな仕事がちゃんと残っているということで。だから例えば合併したとき、合併して減らしてきた数を100として、そのままやっていけって言ったって無理な時代になっとるんだということを思っておりまして、その辺はきちんと見て手当てをしていこうっちゅうことは人事担当のほうとも話してるところでして、そのようなことをきちっとやってまいりたいなと思います。  それから、過疎地域とそうでないところとのですけども、私は、何かのときに言いましたけど、78平方キロメートルというちっちゃな町ですから、それともう一つは、やっぱりその地域ごとの特色を生かすっちゅうことが大切で、それをやはりやらなければそっちのほうは衰退し、こっちのほうは栄えるという構図にならざるを得なくなりますので、今持ってるそれぞれの地域の特徴を生かす。そのためには集落支援なんかも当然重要な課題となってきますし、その辺、力を入れて集落を支えるというか、そういう一助になるということを考えてみたいなと、それがマンパワーで協力できるようなことを本当に考えてみたいなと思っているところです。  その研修の中で思いついたのは、仕事量が増えておるということと、それから、大森先生という東大の教授をしておられた人が、地方自治なんか詳しい先生ですけれども、その人が、やっぱり人口減少の中で地域どんどん痛んでいって、その地域の人たちに一番大事なのは、地域の誇りを、失わせないようにと言うと言葉が上から目線になりますけども、持っていただく、そのことの維持が大切なんだということを言っておられまして、なるほどなと実は思ったところです。こういうことを言うと失礼になるかもしれませんけども、梨農家の皆さんが何年か前に平均年齢が70過ぎておられるっちゅうようなことを伺ったときに、一方では大変だなと思ったんですけども、でもそれを頑張ってやっておられるっちゅうのはやっぱり二十世紀梨に対する誇りみたいなものを皆さんが持っておられたというふうなことも思っておりまして、やっぱり地域の特性を生かしながら、しかし、用途的にまちに一つのものを造るとしたら、例えばどこに置くのが適当かっていうことは、その実態等も捉まえながら、町民自身も理解し合って決めていくっていうことが肝要じゃないかなというふうに思ってます。 ○議長(浜中 武仁君) 光井議員、よろしいですか。 ○議員(3番 光井 哲治君) はい。いいです。 ○議長(浜中 武仁君) そのほか総括質疑はありますか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第72号、令和3年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第73号、令和3年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第74号、令和3年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第75号、令和3年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第76号、令和3年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第77号、令和3年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第78号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第79号、令和3年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第80号、令和3年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第81号、令和3年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第82号、令和3年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第83号、令和3年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第84号、令和3年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第85号、令和3年度湯梨浜町花見財産区特別会計歳入歳出決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第86号、令和3年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  次に、議案第87号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について、総括質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  お諮りします。議案第71号から議案第87号までの17議案については、議長及び議会選出監査委員を除く議員全員で構成する令和3年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号から議案第87号までの17議案については、令和3年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  この特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いします。  ここで暫時休憩します。               午後2時14分休憩     ───────────────────────────────               午後2時15分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  令和3年度決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告いたします。  委員長に松岡昭博議員、副委員長に中森圭二郎議員が選任されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第88号 から 日程第27 議案第93号
    ○議長(浜中 武仁君) 日程第22、議案第88号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号)から日程第27、議案第93号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号)までの6議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第88号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号)から議案第93号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号)までの6会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第88号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,931万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ105億7,171万8,000円とするものでございます。  主な補正の内容といたしましては、まず、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用して行うコロナ対策事業として、今年の6月定例会及び7月の臨時議会に補正予算計上させていただきました生活困窮世帯に対する1世帯7,000円の光熱費助成について、電気代等の高騰が継続している状況を踏まえ、今後も切れ目のない生活支援を行うため、1世帯1万4,000円を、これまでのと期間の関係で倍の形で1万4,000円を再度支給するために必要な経費1,868万円、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける町内事業者の事業継続を支援するため、このたびは事業収入減となっている事業者に燃料費や光熱水費の高騰の影響を受ける事業者を支給対象者に加えて支援を行うための必要な経費5,160万円、新型コロナウイルス感染症の影響で変容した生活様式や市場に対応するため、町内事業者が新規分野進出により業態転換などの取組を行う場合、その事業費の一部を県と共に支援するための補助金250万円、新型コロナウイルス感染拡大の影響により小・中学校が実施する予定の修学旅行を中止とした場合、保護者の経済的な負担を軽減するため、発生するキャンセル料を公費で負担するための補助金など275万9,000円。  次に、コロナ対策以外の補正の主な内容といたしましては、山陰合同銀行泊出張所が撤退した後、現金自動預け払い機、いわゆるATMのみの稼働となっているところですが、そのATMの存続も大変難しい状況にあることから、今般、同行に対し泊支所敷地内にATMを移設するための費用とその維持費の一部を補助し、地域の日常生活に必要なサービスを維持するための経費413万3,000円、令和3年度実績による生活保護費、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金などの精算に伴う国庫支出金及び県支出金の返還額4,104万8,000円、障がい児通所施設給付事業において、放課後等デイサービスなどの障害福祉サービスの利用が見込みより増加していることに伴う扶助費の増額3,243万6,000円、鳥取梨生産振興事業において、新甘泉などへの新植、改植、それに伴う園地整備などを今後実施する事業者数及び事業費が当初の見込みより増加することに伴う補助金の増額499万6,000円、竹林対策事業において、森林環境譲与税を活用し、町管理林道や観光コース周辺の荒廃する竹林などの整備を来春の観光シーズンまでに行うための追加の事業費399万8,000円、道路維持事業として、町道内に設置している側溝やマンホールと路面に段差が生じている箇所などを全町的に補修するための追加の工事請負費など1,105万7,000円、後年度の公債費を負担軽減するため追加で長期債繰上償還を行うための経費1億6,573万5,000円、今年7月中旬の大雨により被災した町道、農道などの復旧に必要な工事請負費220万円などを計上いたしております。  続きまして、議案第89号、令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,438万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億5,008万7,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、総務費で一般管理経常経費の増額及び諸支出金で令和3年度国民健康保険災害等臨時特例補助金の実績に基づく返納金を増額するほか、収入実績による繰越金の増額補正に対応する金額を予備費として計上するものでございます。  続きまして、議案第90号、令和4年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ56万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,647万1,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、繰越金に係る後期高齢者医療広域連合納付金の増額並びに諸支出金で保険料還付対象者の増加見込みによる保険料還付金の増額を計上するものでございます。  続きまして、議案第91号、令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ445万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億1,242万1,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、令和3年度の介護給付費及び地域支援事業の実績に基づく国、県支出金等の精算による返還額の増額などを計上するものです。  続きまして、議案第92号、令和4年度湯梨浜町長瀬財産特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ94万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195万円とするものでございます。  補正の主な内容といたしましては、長瀬東部公民館の修繕に要する補助金を追加するものでございます。  最後に、議案第93号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出の予定額、事業費用を130万円増額し、補正後の収益的支出の総額を9億5,098万7,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、汚水ます改修工事を130万円増額し、その予算計上科目を修繕費へ変更するとともに、汚泥引き抜き・運搬手数料につきましても予算計上科目を処理場費へ変更するものでございます。  資本的支出の予定額につきましては、企業債償還金を170万円増額し、補正後の資本的支出の総額を16億9,271万5,000円とするものでございます。  補正の内容は、雨水ポンプ場建設事業に係る企業債の繰上償還を行うための企業債償還金の増額でございます。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第88号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第4号)の補足説明をさせていただきたいと思います。町長の提案理由と重複するとこがあろうかと思いますが、御了承いただきたいと思います。  最初に、予算書の5ページのほうをお願いします。第2表、債務負担行為の補正です。泊支所一般管理経常経費を追加するもので、この内容は、山陰合同銀行泊出張所が撤退した後、現在、ATMのみの稼働となっております。そのATMの存続も大変厳しい状況にあることから、地域の日常生活に必要なサービスを維持するために、泊支所敷地内への屋外設置型ATMの維持に係る支援費用でございまして、期間は令和5年度から令和7年度までです。限度額は120万円です。  次に、6ページをお願いします。第3表、地方債の変更5件の補正でございます。起債の目的で、公共事業等債は、990万円増額をいたしまして、補正後の限度額は5,370万円、災害復旧事業債は、160万円増額をいたしまして4,310万円に、公共施設等適正管理推進事業債は、1,870万円増額いたしまして4,850万円、過疎対策事業債は、2,700万円減額をいたしまして1億9,380万円、臨時財政対策債につきましては、このたび発行可能額が確定をいたしましたので、それによりまして、1,520万円減額いたしまして6,260万円でございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法については変更はありません。  次に、10ページをお願いします。ここからが歳入になります。まず、10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、1節地方交付税の説明欄の普通交付税でございます。2億4,266万8,000円増額をいたしまして、交付税総額といたしまして、43億8,266万8,000円といたします。これは額が確定したことによるものでございます。  下に参りまして、14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節児童福祉費負担金の説明欄の障がい児通所給付費等負担金でございます。放課後デイサービスなど障害福祉サービスを利用される方が増加したことに伴いまして、1,621万7,000円を増額をいたします。  次に、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金の説明欄の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で2,330万7,000円でございますが、事業者応援給付金事業など5つの事業に充当するための費用でございます。  次に、11ページをお願いします。15款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費県補助金の説明欄の光熱費助成事業県補助金927万5,000円は、生活困窮世帯等に対しまして、電気料金が上昇いたしたということで、光熱費を助成する事業への充当するものでございます。  次に、12ページをお願いします。18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金でございます。2億1,460万円を減額いたしまして、予算額をゼロにいたしております。また、その下の減債基金繰入金におきましても、740万6,000円を減額いたしまして、補正後の予算額を5,600万円とするものでございます。こちらにつきましては、普通交付税の増額でありますとか、令和3年度の繰越金が確定したことによるものでございます。  次に、13ページをお願いします。19款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金の説明欄の純繰越金は、額が確定したために2億6,678万円を増額をいたします。  次に、21款町債、1項町債、5目土木債、1節道路橋りょう債の公共施設等適正管理推進事業債(長寿命化事業)1,870万円の増額と、その下ですけども、過疎対策事業債の2,080万円の減額でございますが、過疎対策事業債の限度額調整によりまして、財源を振り替えするものでございます。それから、下になりますけども、7目臨時財政対策債1,520万円の減額は、こちらは額の確定によるものでございます。  それから、15ページのほうをお願いしたいと思います。こちらが歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の説明欄の泊支所一般管理臨時経費413万3,000円でございます。債務負担行為のところでも御説明をさせていただきましたけども、山陰合同銀行泊出張所が撤退した後、現在、ATMのみの稼働となっております。そのATMの存続も大変難しい状況にあることから、地域の日常生活の利便性の低下とか過疎化が進行する要因にもなることから、必要なサービスを維持するために、泊支所敷地内のほうに屋外設置型ATMの設置及び維持に係る支援費用として計上をいたしております。  それから、飛びまして、17ページをお願いします。15目諸費の説明欄の国庫支出金返還金の健康推進課から一番下の県支出金返還金の総合福祉課までの合計4,104万8,000円の返還金でございますけども、令和3年度の実績に基づきまして、生活保護費でありますとか新型コロナウイルスワクチン接種対策費など、国庫負担金、県支出負担金の返還を計上させていただきました。  次に、19ページをお願いします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の説明欄の下でございますけども、光熱費助成事業といたしまして、1,868万円を計上しております。これは、生活困窮世帯等に対しまして、昨年度より電気料金が上昇したということで、6月補正とか7月補正におきましては、1世帯7,000円、3か月分の光熱費を助成いたしておりますが、今回も引き続いて生活支援をするために、10月からの半年分といたしまして、1世帯1万4,000円を助成するものでございます。  次に、20ページをお願いいたします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の説明欄の障がい児通所施設給付事業といたしまして、3,243万6,000円を計上いたしております。障がい児通所施設給付事業で放課後等デイサービスとか障がい児通所支援などのそういった障害福祉サービスを利用される方が増加したことによるものでございます。  23ページのほうをお願いいたしたいと思います。5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の説明欄の特産果物生産振興事業として296万3,000円の増額でございます。町の特産品でございますブドウなど施設園芸品目でありますとか梨の生産拡大を目指しまして、生産者の負担軽減のためにハウス施設の整備費を支援するための補助金でございます。2つ下の鳥取梨生産振興事業といたしまして499万6,000円の増額です。既存品種から新甘泉などの高収益品種に切替えによりまして、産地の活性化と生産者の所得向上を図る事業でございまして、果樹棚の設置でありますとか、防除用機械の導入へと、そういった支援をするもので、当初見込みより事業者が増加するということによりまして、今回計上させていただくものです。  次に、5目地籍調査費の説明欄の地籍調査事業でございますが、国、県の補助金が減額の交付決定が行われたということで、それに伴いまして、今回は815万8,000円を減額するものでございます。  飛びまして、24ページをお願いいたします。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費の説明欄の事業者応援給付金事業で5,160万円の計上です。コロナ禍とか原油価格高騰等、そういった影響を受けた町内商工業者に対しまして給付金を支給するものでございます。事業収入減となっている事業者の皆さんに事業規模に応じた支援、それから、燃料費や光熱水費の高騰に対しまして支援するものでございます。  25ページをお願いいたします。7款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路維持費の説明欄の道路維持事業でございまして、1,105万7,000円の増額でございます。パトロール等によりまして発見されました道路の不具合を全町的に補修するための追加工事費用でありますとか、除雪作業に従事する運転手を育成する事業者に対する補助金でございます。  26ページをお願いいたします。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の説明欄の修学旅行補助金142万4,000円と、それから、下になりますけども、3項中学校費の同じく修学旅行補助金133万5,000円でございます。こちらにつきましては、コロナ禍の影響によりまして、小・中学校が実施を予定しております修学旅行を中止した場合に、保護者の経済的な負担を軽減するために、キャンセルした場合に旅行代金キャンセル料を補助するものでございます。  飛びまして、29ページをお願いいたします。10款公債費、1項公債費、1目元金の説明欄の長期債繰上償還元金は、1億6,573万5,000円を増額をいたします。10年目に利率見直しが行われます臨時財政対策債につきまして、今回、繰上償還をして、後年度の公債費の負担を軽減するために、追加でこのたび臨時財政対策債の予算を計上させていただくものでございます。  次に、11款災害復旧費、1項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋りょう災害復旧費の説明欄の道路橋りょう等災害復旧事業60万円と、その下になりますけども、2項農林水産業施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業の160万円につきましては、7月の中旬に大雨により被災をいたしました町道長和田埴見線の町道でありますとか農道などの復旧に必要な工事費を計上させていただきました。  なお、29ページ以降の給与費明細の説明は省略をさせていただきたいと思います。  一般会計は以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、健康推進課長。 ○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第89号、令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明のほうをさせていただきます。  まず、補正予算書の6ページをお開きください。歳入でございます。4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節職員給与等繰入金につきましては、歳出でいいますところの総務費、一般管理経常経費の増額に伴い、職員給与等繰入金を当該費目と同額の124万7,000円増額するものでございます。  続きまして、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節その他繰越金につきましては、令和3年度の決算により繰越額が確定いたしましたので、当初予算額との差額2,313万8,000円を増額計上するものでございます。  続きまして、7ページを御覧ください。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、10月から産休に入る管理栄養士の代替として、会計年度任用職員の任用に必要な報酬等の必要経費を増額するほか、未就学児均等割額減額に伴うシステム改修経費として124万7,000円を増額するものでございます。  7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目その他償還金につきましては、令和3年度国民健康保険災害等臨時特例補助金の実績に基づく返納金として5,000円を増額するものでございます。  8款予備費につきましては、繰越金の増額補正分に対応する金額を調整の上、2,313万3,000円を増額するものでございます。  8ページ以降の補正予算給与費明細書につきましては、説明のほうは省略させていただきます。  続きまして、議案第90号、令和4年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明のほうをさせていただきます。  同様に、補正予算書の6ページをお開きください。歳入でございます。3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金につきましては、令和3年度の決算により繰越額が確定いたしましたので、当初予算額との差額34万2,000円を増額計上するものでございます。  4款諸収入、2項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金、1節保険料還付金につきましては、21万9,000円を増額するものでございます。こちらは、歳出でも同額計上しておりますが、死亡等で保険料が減額となった場合に過納となった保険料を還付するもので、還付した金額と同額を後期高齢者医療広域連合より受け入れるものでございます。  続きまして、7ページを御覧ください。歳出でございます。3款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、令和3年度の出納整理期間中に収納した前年度分の保険料を後期高齢者医療広域連合へ納付金として支払うために34万2,000円を増額するものでございます。  続きまして、4款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金につきましては、先ほど歳入のほうで申し上げましたとおり、死亡等で保険料が減額となった場合に過納となった保険料を還付するもので、当初見込みより還付対象者が増加したため、21万9,000円を増額するものでございます。  以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) それでは、議案第91号、令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、補足説明をさせていただきます。補正の主なところを説明いたします。  補正予算書6ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金、2節過年度分介護給付費負担金につきましては、令和3年度の介護給付費実績により国からの負担金が1,722万7,000円追加交付となりましたので、新規計上するものでございます。  3款国庫支出金、2項国庫補助金、2目地域支援事業交付金、1節介護予防・日常生活支援総合事業交付金につきましては、本事業における補助金の上限額の配分が決定したため、23万6,000円を減額するものでございます。  4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、2目地域支援事業支援交付金、1節現年度分地域支援事業支援交付金につきましては、国庫補助金と同様に、本事業における補助金の上限額の配分が決定したため、25万5,000円を減額するものでございます。  5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金、2節過年度分介護給付費負担金につきましては、令和3年度の介護給付実績により県からの負担金が1,029万2,000円追加交付となりましたので、新規に計上するものでございます。  7ページをお開きください。5款県支出金、2項県補助金、1目地域支援事業交付金、1節介護予防・日常生活支援総合事業交付金につきましては、国庫補助金、支払基金交付金と同様に、補助金の上限額の配分が決定したため、11万9,000円を減額するものでございます。  7款繰入金、2項基金繰入金、1目介護給付費等準備基金繰入金、1節介護給付費等準備基金繰入金につきましては、令和3年度決算による繰越金が予定より大幅に減少したことにより、3,258万4,000円を繰り入れするものでございます。  8ページをお開きください。8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節介護給付費繰越金につきましては、令和3年度の決算により繰越額が506万9,000円となりましたので、予算現額との差額5,493万1,000円を減額するものでございます。  続いて、歳出でございます。9ページをお開きください。2款保険給付費、5項特定入所者介護サービス等費、2目特定入所者支援サービス費の特定入所者支援サービス費につきましては、介護保険施設を利用する市町村民税非課税世帯の要支援者のうち、食費、居住費が負担限度額を超えた方の現物支給として、1名利用相当分4万7,000円を増額計上するものでございます。  3款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費、1目一般介護予防事業費につきましては、地域介護予防活動支援事業補助金として、新規2団体分を見込み、8万4,000円を増額計上するものでございます。  10ページをお開きください。6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金のうち国庫支出金等返還金につきましては、令和3年度の事業実績に基づく国県支出金及び支払基金交付金の返還金として431万8,000円を新規に計上するものでございます。内訳は、介護給付費の実績に係る支払基金返還金が342万9,000円、地域支援事業の実績に係る国、県、支払基金の返還金が88万9,000円でございます。  なお、補正予算給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第92号、令和4年度湯梨浜町長瀬財産特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  6ページ、7ページを御覧いただきたいと思います。6ページ、歳入でございますが、2款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金74万6,000円の増額でございます。これにつきましては、歳入、歳出の調整のため増額するものでございます。  3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の20万円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定に伴うものでございます。  続いて、7ページ、歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費94万6,000円の増額につきましては、老朽化に伴います長瀬東部区の公民館の外壁や瓦などの修繕工事費に要する補助金を追加するものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 議案第93号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。補正予算書にて説明をさせていただきます。  6ページを御覧いただければと思います。収益的支出でございます。1款事業費用、1項営業費用に130万円を計上しております。1目管渠費ですが、これは汚水ます改修事業のための増額となります。工事費用に農業集落排水事業分として計上済みであった20万円について、修繕費へ組み替えるとともに、このたび公共下水道事業分として130万円、修繕費として合計150万円を計上するものです。これは、古いコンクリートますについて、施工依頼のあったものにつきまして、塩ビますに交換することによる不明水対策を行うためのものとなります。また、汚泥引き抜き・運搬手数料等1,276万8,000円につきまして、2目ポンプ場費に計上していたものを3目処理場費へ組替えをさせていただくものとなります。  次に、資本的支出でございます。1款資本的支出、2項企業債償還金ですが、1目企業債償還金に170万円を計上するものでございます。これは、地方公共団体金融機構、松崎地区内水対策事業雨水ポンプ場工事のためのものとなりますが、本年度4月からの公営企業会計移行に伴い、工事の進捗状況、その見込みについて、1月末に取りまとめをした後、その後、工事の内容に変更が生じましたが、既に借入手続をしてしまっていたため、借入超過となった170万円につきまして、返還をするものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第88号から議案第93号までの提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第94号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第28、議案第94号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第94号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  現在、町では、個人番号カード(マイナンバーカード)を用いて、コンビニエンスストア、以下、コンビニと言わせていただきます。において、住民票や印鑑登録証明書等を交付できるようシステム改修等を進めており、令和4年10月3日からコンビニが設置する多機能端末による証明書交付を実施する予定としております。今般の条例改正は、このコンビニでの交付事業実施に当たり、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正し、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付に係る規定を追加するものでございます。  また、湯梨浜町手数料条例につきましては、現在、窓口交付で住民票、印鑑登録証明書、所得課税証明書を交付する際に手数料として1通につき300円を徴収していますが、今回実施予定のコンビニでの証明書交付につきましては、1通につき250円を徴収することにするため、所要の改正を行うものでございます。  以上、地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。  町民課長。 ○町民課長(尾坂 英二君) それでは、議案第94号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例等の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。  議案の条例を御覧ください。この条例につきましては、第1条と第2条の条立てとなっております。  まず、第1条で、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について、条例の1ページ、新旧対照表より説明いたします。13条の2は、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付について規定しており、新旧対照表に記載のとおり、下線表記の規定を追加するものでございます。内容といたしましては、印鑑の登録を受けている者は、自らの個人番号カードを用いて、町以外の者が設置した端末機であって、当該端末機の操作により自動的に証明を発行できる機能を有する多機能端末機により印鑑登録証の交付を申請し、及びその交付を受けることができるとするものでございます。
     次に、第2条、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例についてです。本条例別表第1(その1)(第2条関係)記載中の印鑑に関する証明、諸税に関する証明、住民票の写しについて、窓口で交付する場合の交付手数料を1通300円を徴収しておりますが、今回の条例改正は、町以外の者が設置した多機能端末機により交付を受けた場合の交付手数料を1通につき250円とするもので、それぞれの手数料を徴する事項に対する金額部分に該当事項を追加しております。  なお、附則として、この条例は、令和4年10月1日から施行するとしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第94号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 議案第95号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第29、議案第95号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第95号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  令和4年5月2日に地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律及び雇用保険法の一部を改正する法律の一部を改正する法律が公布され、令和4年10月1日から育児休業の取得回数の制限を緩和することが義務づけられたのに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第95号、湯梨浜町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をいたします。  地方公務員の育児休業等に関します法律等の改正に伴いまして、所要の条例改正をするものでございまして、これは、育児を行う職員の職業生活と家庭生活の両立を一層容易にすることを目的といたしまして、育児休業の取得回数の制限を緩和するものでございます。  主な内容といたしましては、10月1日から育児休業の取得回数の制限を緩和すること、具体的に申し上げますと、育児休業を現行では原則1回とありますものを原則2回まで取得可能にすること、そのことに加えまして、子の出生後8週間以内に育児休業、いわゆる産後パパ育休と言われたりする育休ですけども、現行は1回としているものを2回まで取得可能とするものでございます。それから、非常勤の子の出生後57日以内の育児休業の取得要件緩和、その他、夫婦交代での育児休業の取得とか、男性職員の育児休業の取得をしやすく、仕事と育児の両立や女性活躍の推進に寄与する、そういった内容でございます。  今回、条例改正を説明させていただきますが、まず御理解いただきたいのが、本町の条例は、まずもって、地方公務員の育児休業等に関する法律というのがありまして、いわゆる法律の中に条例で定めるという文言がございます。その部分をこの条例として制定しているものだということをまず御理解をいただければと思います。  それでは、条文のほうでございます。第2条第1項第3号の改正でございます。第2条は、育児休業をすることができない職員の規定でございますが、第3号は、「次のいずれかに該当する非常勤職員以外の非常勤職員」の規定から「非常勤職員であって」と明確な規定としています。ここの規定は該当する者以外の非常勤職員は育児休業をすることができない職員ですので、言い換えれば次に該当する職員は育児休業をすることができるというものでございます。第3号の号の細目の(ア)では、非常勤職員の子の出生の日から57日以内の育児休業の取得要件の緩和でございます。育児休業の取得要件であります非常勤職員の任期が満了することが明らかでないとする期間につきましては、現行の子が1歳6か月に達する日までという要件を子の出生後57日間から6か月後までと緩和するための所要の措置を講じるものでございます。それから、1歳児以降の非常勤職員の育児休業の取得の柔軟化をするもので、子が1歳以上1歳6か月未満の期間の途中での夫婦交代での取得を可能にするものや、特別の事情がある場合の柔軟な取得を可能にする規定を、次のページのイが取得要件、それから、飛びまして、3ページの第2条の3が、ここの中では、例えば子の1歳到達日の翌日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとする場合には1歳6か月まで取れますよと、また、5ページのほうですが、第2条の4、こちらでは、養育の事情を考慮して特に必要と認められる場合として、1歳6か月到達日の翌日を育児休業の期間の初日とする育児休業をしようとする場合には、2歳までそれぞれの事情に応じて取得できるというものでございます。  6ページの改正前の第2条の5、人事院規則で定める期間を基準とする条例で定める期間の規定は、今回、法改正によりまして削除され、7ページのほうにございますが、第3条の2といたしまして、産後特別休暇の期間であり、産後パパ育児休業の期間を57日間として定めるものでございます。  1ページ戻っていただいて、6ページの第3条第1項第5号ですけども、今までは育児休業が原則1回でしたので、育児休業法第2条第1項のただし書に書かれております事情で育児休業等計画書というものを任命権者のほうに申し出たときは2回まで育児休業が取れるものでしたけども、改正後には、1回が原則2回までとなったということによりまして、削除するものでございます。  また、7ページのほうですけども、第10条です。ここは小学校就学まで取得ができます育児短時間勤務の終了から1年を経過しない場合に、育児短時間勤務をすることができる特別の事情を規定したものでございます。育児休業短時間勤務によりまして子を養育するための計画を育児短時間勤務計画書に改定するものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は、令和4年10月1日から施行するものでございます。  また、経過措置といたしまして、施行前に提出をいたしました育児休業等計画書につきましては、改正前の第3条第5号及び第10条第6号につきましては、なお従前のとおりといたします。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第95号の提案理由の説明を終わります。  ここで暫時休憩します。再開を15時20分。               午後3時06分休憩     ───────────────────────────────               午後3時20分再開 ○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 議案第96号 及び 日程第31 議案第97号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第30、議案第96号、訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向畑101番7))及び日程第31、議案第97号、訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求(久見字向畑102番))の2議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第96号及び議案第97号、訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求)の2議案の提案理由を一括して申し上げます。  議案第96号及び議案第97号の訴えの提起につきましては、いずれも旧東郷中学校敷地内に存在し、長期にわたり町が管理してきました個人名義の土地について、旧学校用地全体の有効活用のために取得する必要があるため、時効取得による所有権移転登記手続の協力が得られなかった所有者の相続人に対して鳥取地方裁判所倉吉支部に時効取得による所有権移転登記手続請求訴訟を提起するものでございます。いずれも地方自治法第96条第1項第12号の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第96号、訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求)の補足説明をさせていただきます。  議案をめくって、1ページを御覧ください。1、事件名につきましては、所有権移転登記手続請求事件でございます。  2、訴訟当事者につきましては、原告は湯梨浜町、被告については、そこに記載している7名でございます。  3、対象物件につきましては、種類は土地、所在及び地番についてはそこに記載のとおりでございまして、地目については学校用地、地積については604平方メートルでございます。  4、請求の趣旨につきましては、被告らは、原告に対し、対象物件について、昭和23年8月23日の時効取得を原因とする所有権移転登記手続をせよとの判決を求めるものでございます。  続いて、2ページでございます。5、事件の概要につきましては、本件土地は、昭和22年頃、本町、当時は旧東郷村、旧松崎村、旧舎人村でございましたが、この3つの村が旧東郷中学校用地として買収し、所有権を取得していると推測されますが、所有権移転登記手続がされておらず、土地の所有者が個人名義のままとなっています。仮に用地買収がされていなかったとしても、本件土地は、遅くとも旧東郷中学校校舎が完成した昭和23年8月23日から本町が自己の所有地として占有を開始し、20年を経過する昭和43年8月23日には民法の規定により取得時効が完成しています。本件土地については、町への所有権移転登記を行うため、相続人39名に対し、登記手続への協力を求めましたが、この相続人のうち被告らからは任意の協力が得られませんでした。このため、本件土地について、被告らに取得時効を援用する意思表示を行うとともに、所有権移転登記手続を求める訴訟を提起しようとするものでございます。  6、議決を求める事項としましては、(1)本件土地について、上記の被告らに対し所有権移転登記手続を求める訴えを鳥取地方裁判所倉吉支部に提起すること、(2)本件訴え提起前または後において、被告の死亡に伴う相続が発生し、被告を変更する必要が生じた場合には、その相続人を被告とすること、(3)必要に応じて訴えの取下げ、特別代理人選任申立て、公示送達の申立て、その他請求の内容を実現するために必要な裁判上の行為をすることができることの3つの項目でございます。  続きまして、議案第97号、訴えの提起について(土地の所有権移転登記手続請求)の補足説明をさせていただきます。  議案をめくっていただいて、1ページを御覧ください。1、事件名につきましては、所有権移転登記手続請求事件でございます。  2、訴訟当事者につきましては、原告は湯梨浜町、被告につきましては、記載のとおりでございます。  3、対象物件につきましては、種類は土地、所在及び地番についてはそこに記載のとおりでございまして、地目については学校用地、地積については350平方メートルでございます。  4、請求の趣旨につきましては、被告は、原告に対し、対象物件について、昭和23年8月23日の時効取得を原因とする所有権移転登記手続をせよとの判決を求めるものでございます。  5、事件の概要につきましては、本件土地は、昭和22年頃、本町、当時は旧東郷村、旧松崎村、旧舎人村でございましたが、この3つの村が旧東郷中学校用地として買収し、所有権を取得していると推測されますが、所有権移転登記手続がされておらず、土地の所有者が個人の名義のままとなっています。仮に用地買収がされていなかったとしても、本件土地は、遅くとも旧東郷中学校校舎が完成した昭和23年8月23日から本町が自己の所有地として占有を開始し、20年を経過する昭和43年8月23日には民法上の規定により所得時効が完成しています。本件土地について、町への所有権移転を行うため、相続人20名に対し登記手続への協力を求めましたが、この相続人のうち被告からは任意の協力が得られませんでした。このため、本件土地について、被告に取得時効を援用する意思表示を行うとともに、所有権移転登記手続を求める訴訟を提起しようとするものでございます。  次の2ページでございます。6、議決を求める事項としましては、(1)本件土地について、上記の被告に対し所有権移転登記手続を求める訴えを鳥取地方裁判所倉吉支部に提起すること、(2)本件訴え提起前または後において、被告の死亡に伴う相続が発生し、被告を変更する必要が生じた場合には、この相続人を被告とすること、(3)必要に応じて訴えの取下げ、特別代理人選任申立て、公示送達の申立て、その他請求の内容を実現するために必要な裁判上の行為をすることができることの3つの項目でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第96号及び議案第97号の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第32 議案第98号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第32、議案第98号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域持続的発展計画の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第98号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域持続的発展計画の変更について、提案理由を申し上げます。  このたびの変更は、令和4年4月1日から新たに東郷地域が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく過疎地域の指定を受けたことに伴い、東郷地域人口の減少、少子高齢化の進行に対して、地域の様々な資源や特性を生かした地域の持続的発展に資する施策の追加などを行うものでございます。過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第10項の規定において準用する同条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第98号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域持続的発展計画の変更について、補足説明をさせていただきます。  議案書を1枚めくって、1ページを御覧ください。契約書を変更後、変更前で表記しております。この過疎地域持続的発展計画は12本の柱で構成しています。1ページからは、計画の1本目の柱、1、基本的な事項でございます。変更後の欄、1、基本的な事項、(1)湯梨浜町の概況、ア、自然的、歴史的、社会的、経済的諸条件の概要でございますが、3行目の下線を引いた部分、面積77.93平方キロメートルということで、変更前より0.01平方キロメートル減少していますが、これは国土地理院から本年4月に公表されたデータを基に変更したものでございます。  続いて、2ページの左側、変更後の欄、イの過疎の状況から10ページの中ほど、表3、行財政の状況までは、新たに過疎地域に指定された東郷地域の人口等のデータや地域の現状などの記述を追加しております。  10ページの中ほどを御覧ください。(4)地域の持続的発展の基本方針のア、基本目標について、(イ)にぎわいと活力のあるまちづくり及び(エ)共に支え合う町民が主役のまちづくりについては、東郷地域の特性を生かした事業の推進に向け、具体例を示す形に追加変更したものでございます。  続いて、12ページ、13ページの左側、変更後の欄、(5)地域の持続的発展のための基本目標につきましては、東郷地域の目標を追加したものでございます。  続いて、14ページからは、計画の2本目の柱でございます、2、移住・定住・地域間交流の促進、人材育成でございますが、16ページから18ページの左側、変更後の欄の(3)事業計画で、太線で囲った部分でございます。16ページを御覧ください。今年度新たに計画しました縁結び推進事業をはじめ、それ以降、東郷地域に設置していますお試し住宅等の事業、また、地域の活性化を図る上で重要な人材育成に関する事業の追加などを行っております。  続いて、20ページからは、計画の3本目の柱、3、産業の振興でございます。23ページを御覧ください。左側、変更後の欄の中ほど、エの事業計画としまして、農業の基盤整備の事業内容を記載していますが、24ページの太線で囲った部分、東郷地域の特性を生かした今滝梨生産団地整備事業を追加しています。  続いて、26ページを御覧ください。左側、変更後の欄、エの事業計画としまして、林業の基盤整備の事業内容を記載しておりますが、下線を引いた部分、東郷地域の鉢伏地区の生活環境保全林を追加しています。  続いて、29ページを御覧ください。左側、変更後の欄、エの事業計画としまして、水産業関連の事業内容を記載していますが、太線で囲った部分、東郷湖覆砂事業等、東郷池での漁業に関連する事業を追加しています。  続いて、32ページを御覧ください。左側、変更後の欄、エの事業計画としまして、商工業関連の事業内容を記載していますが、企業誘致関連としまして、33ページの太線で囲った部分、現在取組を進めております旧東郷中学校等跡地利用推進事業を追加しています。  続いて、37ページを御覧ください。左側、変更後の欄の中ほど、エの事業計画でございますが、観光またはレクリエーションの事業内容を記載しています。太線で囲った部分、多目的温泉保養施設、龍鳳閣及び松崎駅トイレ等の整備事業や、38ページには施設の指定管理事業として、グラウンドゴルフのふる里公園、潮風の丘とまり及び龍鳳閣の指定管理事業を追加しています。  続いて、40ページの中段からは、計画の4本目の柱であります、4、地域における情報化でございますが、目標指針に東郷地域の基準値及び目標値を加えております。  続いて、41ページからは、計画の5本目の柱、5、交通施設の整備、交通手段の確保でございますが、45ページを御覧ください。左側の変更後の欄、ウの事業計画でございます。町道関連の事業内容を記載していますが、太線で囲った部分を見ていただきますと、東郷地域だけではなく、泊地域の町道も追加するとともに、除雪に係る事業の追加などを行っています。  続いて、48ページからは、計画の6本目の柱、6、生活環境の整備でございますが、50ページのほうを御覧ください。左側、変更後の欄、ウの事業計画でございます。簡易水道施設関連の事業内容を記載していますが、下線を引いた部分、水源地・配水池整備事業を追加しています。  続いて、53ページを御覧ください。左側、変更後の欄の中ほど、ウの事業計画でございます。下水道処理施設関連の事業内容を記載していますが、下線を引いた部分、農業集落排水施設間の接続であるとか、54ページは東郷池周辺内水浸水対策事業(雨水)などを追加いたしております。  続いて、58ページを御覧ください。左側、変更後の欄、ウの事業計画でございます。公営住宅関連の事業内容を記載していますが、太線で囲った部分、東郷地域松崎地区町営住宅建替事業を追加しております。  続いて、59ページの2段目からは、計画の7本目の柱、7、子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進でございますが、これは62ページを御覧ください。左側、変更後の欄、ウの事業計画でございます。認定こども園関連の事業内容を記載していますが、太線で囲った部分、こども園施設改修事業を追加しています。また、64ページの左側、変更後の欄の太線で囲った部分、産前産後支援事業を追加しています。  続いて、67ページからは、計画の8本目の柱、8、医療の確保でございますが、69ページを御覧ください。左側、変更後の欄の中ほど、ウの事業計画でございますが、予防接種事業としまして、下線を引いた部分、児童生徒のインフルエンザを追加しています。また、70ページの左側、変更後の欄、子宮頸がん予防ワクチン接種事業の下線を引いた部分、対象の範囲の補足説明の記述などを行っております。  続いて、71ページからは、計画の9本目の柱、9、教育の振興でございますが、これは79ページを御覧ください。左側、変更後の欄、ウの事業計画でございますが、東郷小学校を追加するほか、太線で囲った部分、泊及び東郷小学校の空調機更新工事及び東郷小学校の地盤沈下改修のための地盤改良事業、また、80ページの左側、変更後の欄の太線で囲った部分、泊小及び東郷小の老朽化等による施設・設備の改修・更新、また、東郷小学校給食配送車の更新などの追加等を行っています。  続いて、85ページを御覧ください。左側、変更後の欄、ウの事業計画でございますが、社会教育関連施設の事業内容を記載しています。東郷地域にございます中央公民館、東郷体育館、図書館、そして、86ページ、東郷運動公園に係る整備事業等の追加等を行っています。
     続いて、87ページからは、計画の10本目の柱、10、集落の整備でございますが、89ページを御覧ください。左側、変更後の欄、(3)事業計画でございますが、太線で囲った部分、舎人地区多目的集会施設に係る改修事業等を追加しています。  続いて、91ページの2段目からは、計画の11本目の柱、11、地域文化の振興等でございます。93ページを御覧ください。左側、変更後の欄、(3)事業計画で囲った部分、さくら工芸品工房整備事業及び町内遺跡発掘調査事業等を追加しています。  続いて、その下は、計画の12本目、最後の柱であります、12、再生可能エネルギーの利用の推進でございますが、94ページを御覧ください。左側、変更後の欄の中ほど、(2)その対策としまして、脱炭素社会の推進に向けて、下線を引いた部分、民間のさらなる再生可能エネルギー施設の導入支援を追加しています。  なお、96ページ以降につきましては、計画書に記載しております各種データの表の数値等に変更が生じた表について、変更前、変更後で記載しています。説明は省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第98号の提案理由の説明を終わります。  なお、議案第95号から議案第98号までの審議は29日に行います。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第33 議案第99号 から 日程第36 議案第102号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第33、議案第99号、工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(放流渠))から日程第36、議案第102号、工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(電気設備))の4議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第99号、工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(放流渠))から議案第102号、工事請負契約の変更について(龍島ポンプ場建設工事(電気設備))まで、一括して提案理由を申し上げます。  今回提案いたします議案第99号から議案第102号までの4議案は、いずれも令和3年7月30日の臨時会で御議決をいただきました松崎地区内水対策事業の龍島ポンプ場建設工事の請負契約に係る変更でございます。議案第99号が龍島ポンプ場建設工事(放流渠)、議案第100号が龍島ポンプ場建設工事(管理棟)、議案第101号が龍島ポンプ場建設工事(機械設備)、議案第102号が龍島ポンプ場建設工事(電気設備)でございます。  議案第99号は令和4年8月26日に、議案第100号から議案第102号までの3議案は令和4年8月22日に既定の契約の相手方と変更仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  建設水道課長。 ○建設水道課長(石本 義之君) 議案第99号から議案第102号まで、工事請負契約の変更につきまして、補足説明をさせていただきます。議案を基に説明をさせていただきます。  まず初めに、議案第99号、工事請負契約の変更についてですが、1、契約の目的ですが、龍島ポンプ場建設工事(放流渠)でございます。2、契約の金額、変更前5,247万円、変更後5,577万5,500円、330万5,500円の増額でございます。3、契約の相手方ですが、鳥取県東伯郡湯梨浜町大字方地974番地、株式会社川田建設代表取締役、川田憲一であります。  議案をめくっていただきますと、建設工事請負変更仮契約書第2回を添付させていただいております。  変更の内容でございますが、河川管理道部盛土部分ののり面保護のための植生シートを追加したこと、また、河川管理道部土砂流出防止のための舗装工を追加したことなどによる増額でございます。  続きまして、議案第100号、工事請負契約の変更につきましてです。  1、契約の目的、龍島ポンプ場建設工事(管理棟)でございます。2、契約の金額ですが、変更前5,854万2,000円、変更後6,262万7,400円、408万5,400円の増額でございます。3、契約の相手方ですが、鳥取県倉吉市鴨川町32番地1、株式会社クラエー代表取締役、西村博文であります。  議案をめくっていただきますと、建設工事請負変更仮契約書第2回を添付させていただいております。  変更の内容でございますが、まず、基礎工掘削時に地下水が高く、排水が必要になったことによる水替え工の追加、そして、管理棟資材搬入口の扉につきまして、他工事との調整により扉の規格形状を大きくしたことによるもの、3つ目としまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によります建設資材の入手難が続いたこと及び県外業者の往来規制などによる工期延期に伴う現場維持費等につきまして、積算基準に基づき増額変更を行ったことによる増額でございます。  続きまして、議案第101号、工事請負契約の変更についてですが、1、契約の目的、龍島ポンプ場建設工事(機械設備)になります。2、契約の金額ですが、変更前8,998万円、変更後9,891万8,600円、893万8,600円の増額でございます。3、契約の相手方ですが、鳥取県倉吉市和田東町190番地、大和設備倉吉株式会社代表取締役、中村博之でございます。  議案をめくっていただきますと、建設工事請負変更仮契約書第2回を添付させていただいております。  変更の内容でございますが、既設水路からの流入水の水替えにつきまして、他工事で流入渠工事で行っていた水替え工が6月末に完了しているため不要となっていましたが、水槽内の建設工施工のため、8月上旬まで流入水を防止する必要があったため、7月以降、水替え工を追加したことによること、また、議案第100号に同じく、新型コロナウイルス感染症拡大影響による増額でございます。  最後に、議案第102号、工事請負契約の変更についてですが、1、契約の目的です。龍島ポンプ場建設工事(電気設備)でございます。2、契約の金額、変更前9,735万円、変更後1億585万9,600円、850万9,600円の増額でございます。契約の相手方ですが、鳥取県倉吉市見日町582番地、新陽電気・大和設備倉吉特定建設工事共同企業体、新陽電気株式会社代表取締役、寺地建でございます。  議案をめくっていただきますと、建設工事請負変更仮契約書第2回を添付させていただいております。  変更の内容でございますが、非常停止装置につきまして、点検、維持管理の現場作業での非常事態時に即時の対応が必要となるため、屋外に屋外用の停止装置を追加したこと、また、議案第100号、議案第101号に同じく、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による増額でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより議案第99号の質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第99号は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第100号の質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第100号は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第101号の質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第101号は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第102号の質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第102号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第37 報告第9号 及び 日程第38 報告第10号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第37、報告第9号、令和3年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び日程第38、報告第10号、令和3年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての2件を一括議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第9号、令和3年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び報告第10号、令和3年度湯梨浜町資金不足比率の報告について、一括して報告申し上げます。  これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に報告するものでございます。  令和3年度湯梨浜町健全化判断比率につきまして、実質赤字比率は、実質収支額が黒字でしたので、比率算定対象外でございました。連結実質赤字比率も、連結実質収支額が黒字でしたので、比率算定対象外でした。実質公債費比率は7.6%、将来負担比率は10.2%で、財政の健全度を判断する4つの指標について、いずれも早期健全化基準以下でございました。  次に、令和3年度湯梨浜町資金不足比率につきましては、水道事業会計から温泉事業特別会計までの算定対象5会計全てにおきまして、資金不足が生じていないため、比率算定対象外でした。5会計全て経営健全化基準以下でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、報告第9号及び報告第10号に対する監査委員の意見を求めます。  金涌代表監査委員。 ○代表監査委員(金涌 孝則君) 報告事項第9、第10号について、令和3年度財政健全化について、光井議員と審査を行いましたので、その意見を報告します。  タブレットの決算画面の最下段に財政健全化審査意見書がついております。それから、この緑色の報告書のほうにもまとめておりますので、説明していきたいと思っております。  はぐっていただきまして、1ページ目でございます。令和3年度財政健全化審査意見書。地方公共団体の財政の健全化に関する法律により審査に付された令和3年度湯梨浜町一般会計等に係る健全化判断比率、また、令和3年度湯梨浜町公営企業会計に係る資金不足比率に関し、関係書類を審査したので、その結果について次のとおり意見を付する。  2ページを御覧いただきたいと思います。2ページでございます。令和3年度の財政健全化審査意見書でございます。審査の概要としましては、この財政健全化審査は、町長から提出された令和3年度湯梨浜町健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  審査の結果でございます。まず、総合意見。審査に付された下記健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。  2の個別意見としまして、実質赤字比率につきましては、実質収支は黒字となっており、比率算定外で良好でありました。連結実質赤字比率につきましても、合計実質収支は黒字となっており、比率算定外で良好でありました。実質公債費比率につきましては、前年度より1.4ポイント下がって7.6ポイントとなっております。早期健全化基準の25.0%を下回っております。主な減少の要因としましては、算定の分母となる標準財政規模が普通交付税の増加があり、一方で、分子となる実質的な公債費の額が繰上償還等により減となったことがまず1点。また、実質公債費比率は3か年平均で算出されますが、比率の高かった平成30年度に代わって比率の低い令和3年度が算定対象に入ったことによって比率が低下しました。将来負担比率について。令和3年度の将来負担比率は10.2%で、前年度より6.7ポイント下がりました。主な減少要因としましては、地方債残高は増額となりましたが、公営企業債等繰入見込額が減額となったこと等によって将来負担額の減、並びに充当可能基金の増による充当可能財源の増によるものでございます。  3としまして、特に指摘すべき事項はございませんでした。  次ページを御覧いただきたいと思います。4ページでございますが、令和3年度公営企業会計経営健全化審査意見書でございます。審査の概要としましては、水道事業会計ほか4特別会計について審査を行っております。  3番の審査の結果でございます。総合意見としましては、審査に付された下記資金不足比率及びその算定の基礎になる事項を記載した書類はいずれも適正に作成されたものと認められると。  個別意見としまして、各会計とも所定計算による資金不足がゼロないし余剰となるため比率計算対象外である。  3番目として、特に指摘すべき事項はございませんでした。  以上で報告を終わります。 ○議長(浜中 武仁君) これより報告第9号、令和3年度湯梨浜町健全化判断比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  続いて、報告第10号、令和3年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第9号及び報告第10号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第39 報告第11号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第39、報告第11号、令和3年度湯梨浜町一般会計継続費精算報告書についてを議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第11号、令和3年度湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により精算報告書を調製いたしましたので、これを報告いたします。  事業名は、泊分館建設事業及び羽合体育館解体事業で、いずれも令和2年度から令和3年度までの2年間で事業を実施したものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  生涯学習・人権推進課長。 ○生涯学習・人権推進課長(池田 豊具君) それでは、報告第11号、令和3年度湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について、御説明をさせていただきます。  表のほうを御覧いただきたいと思います。初めに、表の上の段でございますが、9款教育費、4項社会教育費の泊分館建設事業でございます。令和3年3月に着工いたしまして、令和4年3月に完成いたしました。事業費の内容は、本体工事の建築、電気設備、機械設備の工事と工事監理となっております。令和2年度は、計画の年割り額3億706万7,000円に対し、実績の支出済額が3億689万円となり、17万7,000円の減となっております。主な支出は、工事の前払い金を支出しております。令和3年度は、計画の年割り額2億9,654万2,000円に対し、支出の実績額が2億9,571万3,100円となり、82万8,900円の減となっております。工事完成に伴う精算の支出が主なものとなっております。合計で全体計画の年割り額の総額6億360万9,000円に対し、実績の支出済額の総額は6億260万3,100円で、100万5,900円の減となっております。  続いて、表の下の段、9款教育費、5項保健体育費の体育施設管理臨時経費の羽合体育館解体事業でございます。この事業は、旧北溟中学校校舎等解体工事のうち、羽合体育館の解体、それから北溟体育館の改修等にかかった経費を対象としております。令和3年3月に着工し、令和4年3月に完了しております。解体工事の請負総額は3億4,329万9,000円で、そのうち6,007万7,000円が羽合体育館等の該当経費となっております。令和2年度、令和3年度の継続費としておりますが、令和2年度は、契約が年度末ということで、支出がなかったため、ゼロとしております。令和3年度は、契約の年割り額6,007万7,000円に対し、実績の支出済額も同額の6,007万7,000円としております。校舎等の解体につきましては、本年度、工事の事後調査を行っておりますので、令和2年度から令和4年度までの3か年の事業となっておりますので、申し添えておきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で報告第11号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第40 諮問第1号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第40、諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案理由を申し上げます。  現在、本町では、7名の人権擁護委員が法務大臣より委嘱され、基本的人権の擁護活動に携わっていただいておりますが、そのうち4名の方の任期が令和4年12月末日をもって満了となることから、その後任として次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、本議会の意見を求めるものでございます。  推薦候補者の敬称は略させていただきます。住所、湯梨浜町大字橋津、久葉俊二、再任です。同じく、住所、湯梨浜町大字はわい温泉、山本孝志、再任でございます。同じく、湯梨浜町大字上浅津、新川裕二、これも再任でございます。同じく、住所、湯梨浜町大字石脇、石原春代、これも再任でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。  これより採決します。  本案は、適任であるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、適任であるとの意見を付すことに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) お諮りいたします。17日から19日は、会議規則第10条第1項の規定により休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、17日から19日は休会とすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、20日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。お疲れさまでした。               午後4時10分散会     ───────────────────────────────...