湯梨浜町議会 > 2022-06-10 >
令和 4年第 5回定例会(第 1日 6月10日)

  • ICT(/)
ツイート シェア
  1. 湯梨浜町議会 2022-06-10
    令和 4年第 5回定例会(第 1日 6月10日)


    取得元: 湯梨浜町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第 5回定例会(第 1日 6月10日)   ────────────────────────────────────────    第5回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            令和4年6月10日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          令和4年6月10日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第57号 令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第58号 令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第59号 令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第60号 令和4年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第61号 令和4年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第62号 令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第63号 湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の            一部を改正する条例について 日程第12 議案第64号 湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条
               例について 日程第13 議案第65号 財産(土地・建物)の貸付について 日程第14 報告第2号 令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい            て 日程第15 報告第3号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の            報告について 日程第16 報告第4号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計予算繰越計算書の報告について 日程第17 報告第5号 議会の委任による専決処分の報告について(町道側溝の鉄板変形            による物損事故の損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定) 日程第18 報告第6号 湯梨浜町土地開発公社経営状況について 日程第19 報告第7号 一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況について 日程第20 報告第8号 令和3年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第57号 令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号) 日程第6 議案第58号 令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第7 議案第59号 令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第60号 令和4年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第61号 令和4年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第62号 令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第63号 湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の            一部を改正する条例について 日程第12 議案第64号 湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条            例について 日程第13 議案第65号 財産(土地・建物)の貸付について 日程第14 報告第2号 令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい            て 日程第15 報告第3号 令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の            報告について 日程第16 報告第4号 令和3年度湯梨浜町水道事業会計予算繰越計算書の報告について 日程第17 報告第5号 議会の委任による専決処分の報告について(町道側溝の鉄板変形            による物損事故の損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定) 日程第18 報告第6号 湯梨浜町土地開発公社経営状況について 日程第19 報告第7号 一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況について 日程第20 報告第8号 令和3年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 松 岡 昭 博       2番 米 田 強 美       3番 光 井 哲 治       4番 寺 地 章 行       5番 河 田 洋 一       6番 磯 江 公 博       7番 小 川   遊       8番 中 森 圭二郎       9番 入 江   誠       10番 増 井 久 美       11番 信 原 和 裕       12番 浜 中 武 仁      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 山 根   薦   主事 ─────── 谷 本 愛 香  一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)吉 川 寿 明  教育長 ────── 山 田 直 樹   総務課長 ───── 岩 﨑 正一郎  企画課長 ───── 上 井 明 彦   みらい創造室長 ── 西 原 秀 昭  町民課長 ───── 尾 坂 英 二   子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴  健康推進課長 ─── 林   紀 明   総合福祉課長 ─── 前 田 知 代  長寿福祉課長地域包括支援センター所長)             西 田 貴 頼   産業振興課長 ─── 遠 藤 秀 光                       会計管理者(兼)出納室長  建設水道課長 ─── 石 本 義 之            ─ 竹 本 里 香  水明荘支配人 ─── 小 椋   誠   総務課参事 ──── 出 西   剛                       生涯学習・  教育総務課長 ─── 山 田 志 伸          ─── 池 田 豊 具                       人権推進課長  農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣   代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則     ───────────────────────────────              午前10時09分開会 ○議長(浜中 武仁君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和4年第5回湯梨浜町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(浜中 武仁君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、1番、松岡昭博議員、2番、米田強美議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(浜中 武仁君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  本定例会の会期については、去る6月1日に議会運営委員会を開催し、協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  河田委員長。 ○議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。ただいま議長からございました議会運営委員会、会期の報告をさせていただきます。  ただいま議長の報告のとおり、6月1日、議会運営委員会を開催し、協議した結果を御報告申し上げます。  本定例会の町長提出議案は、現在、補正予算6件、条例改正関係2件、その他1件、報告7件の合計16件でございます。一般質問は7名です。陳情は、新たなもの6件です。  会期は、本日10日から予備日を含めました22日までの13日間としたいと思います。なお、最終日には議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。  本日の日程は、お手元に配付いたしておりますが、この後、陳情の委員会付託をして、補正予算、条例の改正などの町長提出議案の説明と報告を受け、本日は散会といたします。  11日から12日は休会とし、13日に一般質問を行い、14日はその予備日といたします。15日から20日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、21日に提出議案及び陳情審査報告などの審議、採決を行い、22日を予備日とする会期日程でございます。議員皆様のスムーズな議会運営に御協力いただきますようお願い申し上げます。  以上、報告いたします。 ○議長(浜中 武仁君) お諮りします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日10日から22日までの13日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日10日から22日までの13日間と決定しました。
        ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) ここで、6月議会定例会の開会に当たり、町長より挨拶をお願いいたします。 ○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。本日は6月定例町議会にお集まりをいただきまして、ありがとうございます。  それでは、3月定例町議会以降の町政の動きですとか町の出来事等について報告をさせていただきます。  この時期は、役場の内部的なことといたしましては、基本的に規模の縮小なり、あるいはコロナ対策など適切な措置を講じた上で開催する新年度の各種大会、イベントですとか、そういうものの内容を決定するための実行委員会、あるいは各種計画の実施状況を確認し、委員の皆さんの御意見を伺い改善するための会議、外部のものとしては、新型コロナウイルス感染症に係る会議のほか、いろいろな団体の総会、町以外の委員会等、私にとりましてもまさに何か会議に忙殺されるようなこの時期ではなかったかなというふうに考えているとこでございます。  また、こども園あるいは小・中学校、私立高校の入学式等は、昨年同様、来賓なしということで実施されているとこでございます。  しかし、この3月議会以降の大きな事柄といえば、やはり新型コロナウイルス感染症の流行でございます。町が把握できる感染者は、こども園や学校の園児、児童あるいは生徒及び職員が感染した場合、それに関係した感染者の数と町内でクラスターが発生した場合のそれに伴う感染者の数でございます。以下、ちょっと簡単な表現で、学校、こども園及びクラスターに係る関係者等と多少分かりやすくその範囲を定めて申し上げてみますと、まず、大きな目で見て、第五波の流行の際には、昨年4月2日から9月6日の間に感染者が出た日は9日でございます。それで、感染者数は18人ということでございましたが、今回のオミクロン株では1月21日から5月25日までの間に感染者が出たのは59日で、感染者数は227人ということになっております。ほぼ変わらない時期でこのように感染者数、日数とも大きな差が出ております。これは先ほど申し上げた学校、こども園及びクラスターに係る関係者等に限定された範囲の数字でございまして、オミクロン株の流行のすごさというのが想像していただけると思います。そして、このオミクロン株の流行状況をちょっと月別に感染者が確認された日数と、それから感染者数で拾ってみましたら、1月が10日で34人、2月が19日で111人、3月が11日で26人、4月が11日で19人、5月が8日の日で37人ということになっておりまして、2月の19日、111人が最も多い月だったということになります。これは国、県のピークもその時期になっておりまして、それと符合した時期ということで言えると思っております。  幸いにも5月25日以降、本町の学校、こども園及びクラスターに係る感染者等の報告なり、あるいは関与したことはございません。感染者が出ていないというふうに思っております。  この減少傾向を受け、一昨日の厚生労働省新型コロナ専門家会合では、全国的には減少傾向にあるものの、時間がたつと3回目のワクチン接種等で得られた免疫効果が下がること、7月以降は夏休みの影響もあり人との接触が多くなること、さらに、オミクロン株の新たな系統に置き換わっていく可能性があることから、夏頃には感染者数の増加が懸念されると警鐘を鳴らす専門家もいらっしゃいます。  その一方で、次の変異株が襲来するかどうかは世界的な目で見なければという考えを持ちながらも、オミクロン株の流行は6月中には終わり、新型コロナも終息に向かうのではという、そういう推測される識者もいらっしゃいます。  県は、各市町村、県医師会とも連携して、6月末までの感染対策推進月間として、マスクの着用範囲など、新しい形での感染防止対策とワクチンの接種を呼びかけています。皆さんの御協力により、湯梨浜町での接種率は、小児を除く12歳以上全ての方の3回目接種率を見ますと63.8%ということになっております。かねてお願いしている20歳代から30歳代の方のいずれも40%を超えました。減少しつつあるウィズコロナの中であっても、変異株の誕生など、将来の不安をなくすためにも、もう大丈夫という、そういうことになるまでは、新たなルールを遵守し、ワクチン接種も進めていくべきではないかなというふうに考えているところでございます。コロナワクチンの4回目接種につきましては、個別接種は6月10日から、集団接種は7月16日から開始いたします。また、3回目を受けられていない方、1回目を受けられた方もそうですが、その方たちも受けられますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  このような中、それぞれ月別に主な事柄を申し上げさせていただきます。  まず、3月14日には、観光レンタサイクルとして、電動アシスト5台、それからスポーツタイプ5台を観光案内所等に配置いたしました。  3月18日には、旧北溟中学校解体工事の完了、翌19日には、関係人口創出のためのオンラインツアーの開催といったことも上げられます。  新年度に入り、4月1日は、米田副議長にも御出席をいただきまして、辞令交付と、それから年度始め式を行いました。吉川副町長にも選任書を交付するとともに、職員に共に頑張るよう呼びかけたところでございます。また、この日から放課後児童クラブ民間事業者による運営が始まりました。新たな内容も盛り込まれ、おおむね好評だと認識しています。さらに、この日から東郷地域が過疎地域になったため、現在の過疎計画を一部変更し、東郷地域の計画を盛り込む必要があります。そのため、東郷地域からの新たな委員を選任し、今月23日に再編後の過疎計画策定委員会の初会合を開き、今後、検討を重ね、8月には答申を、そして9月の定例町議会に改正案を提案させていただくというような運びとしたいと考えております。そのほか、保育ICTシステムの運用開始、不妊治療の保険適用に伴う個人負担助成制度等の開始、町社協と連携した地域福祉推進計画の策定、泊中央線の観測業務の発注なども行っているところでございます。  4月4日には、町内各小・中学校転入教職員等の着任式及び宣誓式がございました。本町には生徒数の多い学校と少ない学校とあります。それぞれに難しい点もあろうと思いますけれども、よろしくお願いしますと、子どもたちのために頑張っていただきたいということと、それから、6年前にございました当町の小学校で起きたプール事故、それを忘れず、児童生徒の安全を第一に指導に当たっていただきたいということなどを申し上げたところでございます。  12日には、レークサイド・ヴィレッジゆりはま町営住宅建設工事着工、これは年内の完成予定でございます。また、小学校への医療的ケア児の通学も始まりました。このことを通じて、子どもたちの相互理解が進み、個々の成長が助長されればというふうに考えております。  22日には、SDGs推進本部を立ち上げ、本部会議を開催、研修と今年度の取組等を協議し、24日は、中央公民館泊分館の開始と湯梨浜みんなのげんき館の活動が始まりました。これらの施設が様々な活動や学習、あるいは健康の増進等に役割を果たし、地域の振興につながることを期待しているところでございます。  28日には、今滝梨生産団地、仮称でございますが、これの造成工事に伴う事前調査に着手し、続く29日と30日には、町公共用地有効利用審査委員会を開催、提案事業者のプレゼンテーションを2日間にわたって受けられ、審査を行いました。現在、事業者の決定に向けた協議を進めているところでございます。  5月のゴールデンウイーク明けには旧東郷中学校の解体工事に本格的に着手しましたし、11日には、町のことではないですが、鳥取県町村会の100周年の記念式典もございました。  13日には、中部振興議員連盟との意見交換会がありました。  29日には、3年ぶりに町消防ポンプ操法大会を行いましたが、コロナ禍もあり、8分団中6分団が参加、第7分団が優勝、第6分団が2位になり、この2チームが明後日開催されます東伯郡の大会に出場する予定です。新型コロナの感染に配慮しつつ練習を重ねてこられた各団団員の皆さんに敬意を表したいと思います。  今月、6月に入って、1日には、町総合戦略会議を開催、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の進捗状況の確認と取り組むべき課題等について意見を賜りました。  4日は、朝からSUN-IN未来ウオークの20キロコースで当町の東郷湖周を歩くウオーキングの大会、橋津のトウテイランの里オープン記念の植樹で多くの地域の住民の方が、地元ライオンズクラブの方々なども共々御参加がありました。このように、町の内外で人の動きや活動が始まっています。我が町でも明日とあさっては参加者を128チーム546人に限定したグラウンド・ゴルフの発祥地大会があり、6月25日には、10歳以下の子どもたちサッカー大会である湯梨浜カップU10大会、7月2日と3日には、参加者を国内の方々のみで構成するハワイアンフェスティバルハワイinゆりはまと、徐々ににぎやかさが増していくというふうに考えております。感染予防に配慮し、ワクチン接種を進めながら、ポストコロナに向けた活動を加速してまいりたいと思っております。  本議会では、6会計の補正予算、条例の改廃2件、その他1件と報告7件をお願いすることといたしております。どうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(浜中 武仁君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(浜中 武仁君) 日程第4、陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  本日は、日程第5、議案第57号から日程第13、議案第65号までの9議案については、提案理由の説明のみといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第57号 から 日程第10 議案第62号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第5、議案第57号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)から日程第10、議案第62号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号)までの6議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第57号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)から議案第62号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号)までの6会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。  なお、皆様のお手元にもこの提案理由説明、届いておりますが、デジタルのほうで、ちょっと私、見直すのが遅くなりまして、多少違ってしゃべるところもありますけども、それは、簡潔にしようとか、そういう気持ちがあっての省略でございまして、基本的に中身に変わりはございませんので、御了解をいただければと思います。  初めに、議案第57号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,901万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ101億6,293万6,000円とするものでございます。  主な補正の内容といたしましては、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用して行うコロナ対策事業として、1冊1万円で購入すると町内の商店などで1万2,500円として使える商品券を1万8,000冊発行して、町内消費喚起及び町民生活と事業者支援をし、町経済の早期回復を図ろうとするものでございます。4,680万円。新型コロナウイルスワクチン接種の4回目実施に必要な接種費用などの追加3,530万円余。長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により子育て負担の増加や収入減少となった低所得者の子育て世帯子育て世帯生活支援特別給付金を支給するための経費3,019万円余。それから、現在、新型コロナウイルス感染拡大による宿泊者の激減に伴い温泉使用料収入が減少するなど、経営が厳しい状況にある羽合温泉管理協同組合が新たな源泉を掘削する経費の補助1,300万円。議会の全員協議会常任委員会等に利用している議員控室の音響設備について、マイクの共用となるなど、十分な新型コロナウイルス感染予防対策となっていないことから、その点を改善するマイクシステム設備の更新経費616万円。町社会福祉協議会に委託している生活困窮者自立相談支援業務について、新型コロナウイルス感染症の影響により生活福祉資金特別貸付けなどの相談者が増加しているため、相談支援員等を加配し、自立相談支援体制の強化を図るための委託料の増、約272万円。生活困窮世帯等、生活保護、児童扶養手当などの受給世帯約250世帯に対し、昨年度からの電気料金上昇分相当として1世帯7,000円の光熱費を助成するための経費180万円余。  その他の補正の主な内容といたしましては、一般財団法人自治総合センターが実施いたしますコミュニティ助成事業で助成決定となった3地区、小鹿谷、原、それから国信に対する補助金でございます。540万円。本町へのふるさと納税寄附者、寄附金額のさらなる増加を図るため、全国的に有名なレストランによる町の特産品を活用したオリジナル返礼品を開発し、その返礼品をカタログ、ウェブサイト等でPRするための経費378万1,000円などを計上いたしております。  続きまして、議案第58号、令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ130万7,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億2,570万2,000円とするものでございます。  補正の内容といたしましては、人事異動に伴う職員人件費の減額補正でございます。  続きまして、議案第59号、令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ510万円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億796万2,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、人事異動に伴う職員人件費の減額でございます。  続きまして、議案第60号、令和4年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号)は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14万3,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60万9,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、財産区有地内の危険木等の伐採費用の追加に伴う委託料の増でございます。  続きまして、議案第61号、令和4年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的支出の予定額、事業費用を486万3,000円増額し、補正後の収益的支出の総額を2億3,593万4,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、人事異動に伴う職員人件費の増額です。  最後に、議案第62号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的支出の予定額、事業費用を19万4,000円増額し、補正後の収益的支出の総額を9億4,968万7,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、これも人事異動に伴います職員人件費の増額でございます。  以上、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第57号、令和4年度湯梨浜町一般会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。町長の提案と重複するところがあろうかと思いますが、御了承いただきますようお願いいたします。  まず、予算書5ページのほうを御覧いただきたいと思います。第2表、債務負担行為の補正です。令和4年度農業近代化資金利子補給を追加するものでございまして、内容は、認定農業者の方が農業用ハウスを新設するために農業近代化資金を借り入れ、その借入資金の利子補給を行い支援するものでございまして、期間は令和5年度から令和18年度までです。限度額は5万5,000円でございます。  次に6ページを御覧いただきたいと思います。第3表、地方債の変更2件の補正でございます。起債の目的で、公共施設等適正管理推進事業債は、50万円増額をいたしまして、補正後の限度額は2,980万円、その下の過疎対策事業債は、200万円増額をいたしまして、2億2,080万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、変更はありません。  はぐっていただきまして、9ページをお願いいたします。ここからが歳入になります。14款国庫支出金、1項国庫負担金、2目衛生費国庫負担金、2節衛生費国庫負担金の説明欄です。新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金2,358万1,000円は、4回目のワクチン接種に係ります国庫負担金です。こちらのほうは、直接的に接種に関わります集団接種におけるお医者さんなどの報償費でありますとか病院での個別接種、職域接種などに要する費用が対象でございます。  その下です。2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金の説明欄の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金7,036万4,000円は、新型コロナウイルスの感染拡大防止でありますとか地域経済、住民生活などを支援する国の交付金で、今回、プレミアム付商品券発行事業など8つの事業に増額補正をさせていただくものです。その下の2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金の説明欄の新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金3,019万2,000円は、低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金として、10分の10の国庫補助でございます。その下の3目衛生費国庫補助金、1節衛生費国庫補助金の説明欄です。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金1,157万2,000円です。4回目のワクチン接種に係ります国庫補助金です。先ほど国庫負担金について、直接的にワクチン接種に係る費用が対象でしたが、こちらの補助金のほうでは、例えばシステム改修でありますとか接種券作成費用、接種事務に係る費用などがこちらの補助対象でございます。  次に、15款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費県補助金の説明欄の生活困窮者に係る総合支援拡充事業補助金で203万9,000円です。生活困窮者に対しまして、生活保護に至る前の段階から相談に応じる支援員を加配する事業への補助金で、4分の3の県の補助金であります。  次に、10ページです。18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金の説明欄です。財政調整基金繰入金を1,300万円減額いたしております。これは主に人件費等が減額になったことによるものでございます。その下の14目ふるさと湯梨浜応援基金繰入金、1節ふるさと湯梨浜応援基金繰入金の説明欄で、こちらは、令和3年度の寄附金の確定によりまして、397万5,000円の増額をいたしております。なお、令和3年度の本町への寄附金総額は1億4,241万9,000円で、「花」基金と災害支援の寄附を除きまして1億3,979万8,000円となりました。  続きまして、20款諸収入、5項雑入、3目雑入、2節雑入の説明欄のコミュニティ事業助成金は、要望しております交付決定のありました3つの自治区分540万円を計上いたしました。  21款町債、1項町債、1目総務債、2節過疎対策事業の説明欄の過疎対策事業債の三世代同居世帯等支援事業120万円など4つの事業に係る財源として町債を充てております。  次のページです。11ページ、こちらからが歳出になります。まず、個別事業の説明に入ります前に、人件費について説明をいたします。一般会計では1,498万7,000円の減額補正となっております。4月の人事異動等によるもので、事業ごとの人件費についての説明は省略をさせていただきます。  それでは、個別事業で、1款議会費、1項議会費、1目議会費の説明欄の議会臨時管理費で、議員控室のマイクシステム設備の更新といたしまして616万円を計上しております。  12ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の説明欄のふるさと湯梨浜応援基金事業として378万1,000円です。こちらは、全国的に有名なレストランによりまして、町の特産品を活用したオリジナル返礼品を開発いたしまして、ふるさと納税返礼品に追加をいたします。そのオリジナルメニューをカタログとかウェブサイト等にPRするとともに、そのメニューのレシピを町内の事業者のほうに提供して、有名レストラン監修の返礼品として町内事業者が作成することで、町内事業者の育成と特産品の販路拡大や、魅力ある返礼品として寄附の増加を図ろうとするものでございます。  13ページをお願いします。6目企画費の説明欄のコミュニティ助成事業540万円につきましては、交付決定のありました小鹿谷区、こちらは除雪機等です。原区、こちらはテント等で、それから国信区、こちらも除雪機等です。への補助金を計上いたしております。15目諸費の説明欄の国庫支出金返還金の子育て支援課から、次のページですけども、県支出金返還金の子育て支援課までの合計、こちらは878万2,000円となりますけども、こちらは、令和3年度の実績に基づきまして、子ども・子育て支援交付金などの国庫負担及び県支出金の返還金を計上いたしました。  次に、15ページです。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の説明欄の一番下です。光熱費助成事業として180万1,000円の計上です。生活困窮世帯等に対しまして、昨年度からの電気料金上昇分といたしまして、1世帯7,000円の光熱費を助成するものでございます。  ちょっと飛びまして、19ページをお願いします。2項児童福祉費、4目母子福祉費の説明欄の低所得の子育て世帯生活支援特別給付金として3,019万5,000円を計上いたしました。こちらは、長期化するコロナ禍の影響によりまして、子育て負担の増加とか収入減少となった低所得の子育て世帯に対しまして、児童1人当たり5万円の支援を行うものです。  それから、21ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費の説明欄の新型コロナウイルスワクチン予防接種事業といたしまして、3,530万3,000円を計上いたしております。これは、4回目接種を行う費用として、60歳以上の方と、18歳以上の方で基礎疾患を有する人とか、その他重症化リスクが高いと医師が認める人が対象で、3回目接種から5か月以上経過された方が対象となります。  次に、24ページをお願いいたします。6款商工費、1項商工費、2目商工振興費の説明欄の新型コロナウイルス克服商品券発行事業といたしまして4,680万円の計上です。これは、町内消費を喚起し、町民生活と事業者支援をするもので、25%のプレミアム、上乗せといたしまして、1万円で1万2,500円分の商品券を1万8,000冊発行するものでございます。その下の3目観光費の説明欄の温泉管理協同組合補助事業といたしまして1,300万円の計上です。中部地震被害によりまして使用不能となりました源泉に代わります温泉の新しい源泉を掘削する羽合温泉管理協同組合への補助金で、事業費3,900万円の3分の1を支援するものでございます。本町の観光産業の中心となる温泉につきましては、町の貴重な観光資源であるとともに、湯梨浜の名前でもあります「湯」、温泉というものを維持していくために支援し、観光産業を復興するというものでございます。  続きまして、はぐっていただきまして、27ページをお願いいたします。9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の説明欄の教師用教科書・指導書購入事業の150万7,000円の減額と、それから、次のページの3項中学校費の教師用教科書、指導書の119万1,000円の減額計上です。小・中学校ではタブレットを活用いたしました授業が進んでまいりました。当初予算で学習用デジタル教科書の予算を計上していましたが、このたび国のGIGAスクール構想推進のための学習者用デジタル教科書活用事業というのがありまして、こちらのほうに参加校に決定し、採択となりましたので、計上いたしました予算を減額するものでございます。なお、小学校では英語と国語、中学校では英語と理科を導入していきたいというものです。  それから、はぐっていただきまして、31ページをお願いいたします。第5項保健体育費、1目保健体育総務費の説明欄のドラゴンカヌー事業臨時経費として129万8,000円の計上です。こちらは、県内外から教育旅行でドラゴンカヌー体験を行っておりますけども、護岸から乗降するための桟橋に渡ります連絡橋が老朽化しており、安全に教育旅行を行っていくため修繕をするものでございます。  なお、33ページ以降の給与費明細書につきましての説明は省略をさせていただきます。  一般会計は以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 先ほど町長の説明の中で誤りがあったようです。訂正されます。ここで発言を許可いたします。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 先ほど提案理由説明の中で、皆さんのタブレットの中に提案理由の説明の文書が入っているというふうに誤解しておりまして、ここで見て入ってたものですから、それは執行部のみだということで、今、申しましたので、皆さんには入ってないがなと御迷惑をおかけしたと思います。申し訳ありませんです。失礼をいたしました。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、健康推進課長の説明を求めます。 ○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第58号、令和4年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明のほうをさせていただきます。  まず、補正予算書の7ページをお開きください。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、4月の異動に伴います国民健康保険業務担当職員の人件費として130万7,000円を減額するものでございます。  続きまして、補正予算書の6ページ、歳入を御覧ください。4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節職員給与等繰入金につきましては、先ほど御説明申し上げましたとおり、歳出の減額に伴い、職員給与等繰入金を歳出と同額の130万7,000円減額するものでございます。  なお、補正予算給与費明細書につきましては、説明のほうを省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、長寿福祉課長、説明を求めます。 ○長寿福祉課長地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) それでは、議案第59号、令和4年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  このたびの補正は、4月の異動に伴う人件費及び地域介護予防活動支援事業の補正でございます。  補正予算書の6ページをお開きください。歳入でございます。7款繰入金、1項一般会計繰入金、2目地域支援事業繰入金、1節介護予防・日常生活支援総合事業繰入金につきましては、地域介護予防活動支援事業町負担部分について1万1,000円を増額するものでございます。2節介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業繰入金につきましては、4月の異動に伴う地域包括支援センター職員人件費分の繰入金として261万6,000円を減額するものでございます。4目その他一般会計繰入金、1節その他事務費繰入金につきましても、4月の異動に伴う長寿福祉係職員人件費分の繰入金として249万5,000円を減額するものでございます。  7ページをお開きください。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、歳入で御説明申し上げましたとおり、4月の異動に伴う一般職人件費として249万5,000円を減額するものでございます。2目地域包括支援センター運営費につきましても、歳入で御説明申し上げましたとおり、4月の異動に伴う一般職人件費として261万6,000円を減額するものでございます。  3款地域支援事業費、2項一般介護予防事業費、1目一般介護予防事業費につきましては、地域介護予防活動支援事業補助金として、新規2団体分を見込み、9万4,000円を増額するものでございます。  8ページを御覧ください。5款予備費につきましては、財源調整のため8万3,000円を減額するものでございます。
     なお、補正予算給与明細書につきましては、説明を省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、企画課長、説明を求めます。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第60号、令和4年度湯梨浜町橋津財産特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  6ページ、7ページを御覧いただきたいと思います。6ページ、歳入でございますが、2款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金の14万3,000円の増額につきましては、歳出と歳入の調整のため増額するものでございます。  続いて、7ページ、歳出でございます。2款財産費、1項財産管理費、1目財産管理費の14万3,000円の増額につきましては、財産区地内の危険木等の伐採費用を追加するものでございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長の説明を求めます。 ○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。議案第61号、令和4年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  8ページをお願いします。収益的支出でございます。1款事業費用、1項営業費用、4目総係費ですが、これは4月の人事異動に伴う職員の人件費の増額であり、486万3,000円を計上しております。内訳としましては、記載のとおり、給料192万5,000円の増額、手当217万7,000円の増額、法定福利費では、主に共済組合負担金等の増額であり、76万1,000円の増額としております。  なお、4ページ、5ページの補正予算給与費明細書の説明は省略させていただきます。以上でございます。  続きまして、議案第62号、令和4年度湯梨浜町下水道事業会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  8ページをお願いします。収益的支出でございます。1款事業費用、1項営業費用、4目総係費ですが、4月の人事異動に伴う職員の人件費等の補正であり、給料2万2,000円の増額、手当1万8,000円の減額、法定福利費では、主に共済組合負担金の増額で19万円の増額、合計19万4,000円を増額するものでございます。  なお、4ページ、5ページの補正予算給与費明細書の説明は省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第57号から議案第62号までの提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第63号 及び 日程第12 議案第64号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第11、議案第63号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第12、議案第64号、湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例についての2議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第63号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第64号、湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第63号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、令和4年3月31日に所得税法等の一部を改正する法律(令和4年法律第4号)及び租税特別措置法施行令等の一部を改正する政令(令和4年政令第148号)が公布され、本町の過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例中で引用している租税特別措置法及び同法施行令について、項ずれ等が生じたため、本条例についても必要な改正を行おうとするものでございます。  続きまして、議案第64号、湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例につきましては、児童生徒に対し集団宿泊学習及び野外活動等の機会を提供することによって、心身ともに健全な児童生徒を育成することを目的に設置しておりました青少年の家について、施設の老朽化に伴い、その機能を廃止しようとするものでございます。  いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  町民課長。 ○町民課長(尾坂 英二君) それでは、議案第63号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。  この条例につきましては、令和3年9月定例会で可決され、制定した条例でございます。  それでは、議案の条例1ページを御覧ください。第2条、課税免除です。まず、過疎地域の対象期間についてですが、改正前では令和3年4月1日としておりますが、旧東郷町が新たに過疎地域に指定されたことにより、法第2条第2項の規定による公示の日からとする表記に改めるものでございます。  次に、引用している租税特別措置法の特定地域における工業用機械等の特別償却制度について、沖縄振興特別措置法の10年間の期間延長に伴い、この部分の項目が表の表記から特出しされて項として追加されたことによって発生した項ずれの整備でございます。租税特別措置法第12条第3項とあるを第12条第4項に、また、第45条第2項とあるを第45条第3項にそれぞれ改めるもので、2か所の改正箇所がございます。  次に、下段になりますが、第28条の9第10項とあるを第28条の9第10項第1号に改めるもので、租税特別措置法施行令の改正による号の追加によるものでございます。  次に、2ページを御覧ください。「令和3年4月1日」を「公示日」に改めるもので、第2条の最初に説明したとおり、旧東郷町が過疎地域に認定されたことによる表記の変更でございます。  なお、附則として、この条例は公布の日から施行するとしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、生涯学習・人権推進課長、説明を求めます。 ○生涯学習・人権推進課長(池田 豊具君) 議案第64号、湯梨浜町立青少年の家の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について、補足説明をさせていただきます。  このたびの廃止条例の制定につきましては、この当該施設は、昭和40年に泊小学校としまして竣工いたしまして、平成元年に改修工事を行い、青少年の家として活用をしておりました。施設の老朽化に伴い、宿泊施設としての機能は令和2年度から廃止しております。中央公民館泊分館の改修工事に伴いまして、工事期間中の代替施設として利用しておりましたが、工事が完成したことにより、青少年の家の機能を完全に廃止するために条例を制定するものでございます。  この条例の施行日は、令和4年7月1日としております。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第63号及び議案第64号の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第65号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第13、議案第65号、財産(土地・建物)の貸付についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第65号、財産(土地・建物)の貸付について、提案理由を申し上げます。  旧東郷学校給食センター及び旧東郷中学校の部室棟の土地と建物及びテニスコート、駐車場等の土地を町内で清酒製造業に取り組む福羅酒造株式会社に貸し付けることにつきまして、地方自治法第96条第1項第6号及び同法237条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  この事業者は、約130年前から東郷地域で清酒の製造に携わり、このたび旧東郷学校給食センターに移転して、引き続き清酒製造業などに取り組む計画であり、伝統産業の振興はもとより、地域の食材を使った特産品の製造による地元産品の有効利用及び清酒製造の見学などによる観光振興などが期待できるのではというふうに考えております。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第65号、財産(土地・建物)の貸付について、補足説明をさせていただきます。  議案を1枚めくっていただいて、1ページ、1、貸付財産でございます。まず、(1)土地でございますが、貸し付けする土地の筆数は全部で7筆、いずれの土地も地目は学校用地でございます。①大字久見字向畑101番3の土地については、地積は249平米、貸付料は年額3万6,852円。②大字久見字向畑101番4の土地については、地積は102平米、貸付料は年額1万5,096円。③大字久見字向畑101番7の土地につきましては、地積は604平米、貸付料は年額8万9,392円。④大字久見字向畑102番の土地につきましては、地積は350平米、貸付料は年額5万1,800円。⑤大字久見字向畑103番1の土地については、地積は814平米、貸付料は年額12万472円。⑥大字久見字向畑103番3の土地については、地積は92平米、貸付料は年額1万3,616円。⑦大字久見字向畑110番の土地については、地積は9,833平米のうち1,216平米、貸付料は年額17万9,968円でございます。  ただし、貸付料につきましては、土地の①、②、⑤、⑥、⑦については、旧東郷中学校の解体工事終了日または貸付けの相手方の事業開始時まで無償としています。事業開始といいますのは、施設の使用に当たって貸付けの相手方による施設の改修事業が行われますけども、その改修事業の開始をいうものでございます。また、土地の③、④については、町への所有権移転完了日の前日または解体工事終了日のいずれか遅い日まで無償としています。ただし、解体工事終了前に貸付けの相手方が事業を開始する場合は、町への所有権移転登記完了日の前日または事業開始日の前日のいずれか遅い日まで無償としています。  なお、貸付料の算定に当たりましては、鳥取県の普通財産貸付料算定基準であります相続税の課税標準価格に調整率を乗ずる方法により算出しています。県の調整率は標準が6%でございますが、企業支援策の一環としまして、2分の1を乗じ、3%として算出しています。なお、この算定方法は、羽合西コミュニティー施設や旧羽合学校給食センターの貸付料と同じ方法でございます。  続きまして、(2)建物でございます。貸し付けする建物は、旧東郷学校給食センター及び旧東郷中学校の部室棟でございます。①旧東郷学校給食センターにつきましては、所在は大字久見字向畑103番地1、構造は鉄骨造り平家建て、床面積306平米、貸付料は無償でございます。  2ページでございます。②旧東郷中学校部室棟につきましては、所在は大字久見字向畑101番地7及び110番地、構造は鉄骨造り平家建て、床面積は125平米、貸付料は無償でございます。  続いて、2、概要と目的につきましては、平成31年の旧東郷中学校の廃校に伴い、現在は使用していない旧東郷学校給食センターの土地と建物を地元の酒造会社である福羅酒造株式会社に貸し付けることにより、地域活性化や産業振興を図るものでございます。  続いて、3の貸付けの相手方でございますが、先ほども申しましたが、鳥取県東伯郡湯梨浜町大字中興寺190番地9、福羅酒造株式会社代表取締役、福羅隆元。  4、貸付けの期間につきましては、本契約の効力発生日、具体的には本議案の議決日でございますけども、この議決の日から10年間でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第65号の提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 報告第2号 から 日程第17 報告第5号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第14、報告第2号、令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから日程第17、報告第5号、議会の委任による専決処分の報告について(町道側溝の鉄板変形による物損事故の損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定)についてまでの4件を一括議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第2号、令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてから報告第5号、議会の委任による専決処分の報告について(町道側溝の鉄板変形による物損事故の損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定)まで、一括して御報告を申し上げます。  初めに、報告第2号、令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について及び報告第3号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、そして、報告第4号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計予算繰越計算書の報告につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により、それぞれ繰越計算書を調製し、御報告するものでございます。  続きまして、報告第5号、議会の委任による専決処分の報告につきましては、町道側溝の鉄板変形による物損事故の損害賠償の額を決定し、和解いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告申し上げるものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、報告第2号、令和3年度湯梨浜町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、説明をさせていただきます。  この繰越明許費につきましては、本年1月の臨時会、それから3月の定例会の補正予算におきまして、それぞれ事業の繰越明許費につきまして御審議、可決をいただいておりました。このたび計算書を報告をさせていただくものでございます。  表の一番上でございます。2款総務費、1項総務管理費の事業名、駅舎新築改修工事事業から、次のページになりますけども、11款災害復旧費、3項その他公共施設等災害復旧費の文化振興施設災害復旧事業(羽衣石城登山道復旧工事)まで、全部で25事業でございます。国の補正予算等々で繰り越しするものでございまして、総額が13億9,392万842円のうち、6億6,892万円を翌年度へ繰越しをいたします。その財源の内訳は、既収入特定財源が500万96円、未収入特定財源のうち国県支出金は合計で4億7,825万7,000円、地方債は1億1,100万円、その他505万9,000円、一般財源につきましては、6,960万3,904円でございます。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、建設水道課長の説明を求めます。 ○建設水道課長(石本 義之君) まず初めに、報告第3号、令和3年度湯梨浜町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について説明をさせていただきます。  今回報告させていただく繰越計算書の報告につきましては、2事業であり、令和3年第11回12月議会において雨水(ポンプ場)事業の繰越額について、また、令和4年第3回3月議会において流域下水道建設費負担金(補助)繰越額について、それぞれ可決、承認いただいているものでございます。  めくっていただきまして、表にありますそれぞれの事業の繰越額を確定し、その財源内訳を明示したものでございます。1件目、2款事業費、1項流域下水道整備事業費、事業名、流域下水道建設費負担金(補助)と2件目、2項公共下水道整備事業費、事業名、雨水(ポンプ場)事業(補助)の合わせて2つの事業であり、合計金額7億8,823万3,161円のうち、5億9,428万4,000円を繰り越すものでございます。財源内訳は、合計欄ですが、特定財源は国庫支出金2億9,237万7,000円、地方債3億180万円、一般財源10万7,000円でございます。  続きまして、報告第4号、令和3年度湯梨浜町水道事業会計繰越計算書について、補足説明をさせていただきます。  資料をめくっていただきますと、地方公営企業法第26条第3項の規定による建設改良費の繰越額計算書となります。1款資本的支出、1項建設改良費、事業名、原水施設工事費、予算計上額2,197万5,000円のうち、1,713万5,000円を繰り越すものでございます。財源内訳は、損益勘定留保資金でございます。  最後になりますが、報告第5号、議会の委任による専決処分につきまして、詳細につきまして御説明をさせていただきます。  報告第5号は、議会の委任による専決処分の報告について、町道側溝の鉄板変形による物損事故の損害賠償額を定めたものでございます。去る令和4年3月25日午後4時30分頃に、町道景宗寺長和田線を相手方車両が走行中、変形していた道路側溝の鉄板の上を通過した際に車体が鉄板に接触し、損傷したものであります。この事故につきましては、本町と相手方の過失割合を100対ゼロとし、相手方車両の修繕費として6万1,820円を町が賠償することで相手方と協議が調いましたことから、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、令和4年5月2日をもって専決処分したものであります。  なお、当該賠償額につきましては、全国町村総合賠償保険により全額支払われるものであります。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 以上で報告第2号から報告第5号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 報告第6号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第18、報告第6号、湯梨浜町土地開発公社経営状況についてを議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第6号、湯梨浜町土地開発公社経営状況について御報告いたします。  報告第6号、湯梨浜町土地開発公社経営状況につきましては、地方自治法243条の3第2項の規定により、令和3年度事業報告及び決算並びに令和4年度事業計画及び予算について、説明資料を作成し、提出するものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
     企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、報告第6号、湯梨浜町土地開発公社経営状況について、補足説明をさせていただきます。  報告書をめくっていただきまして、1ページ、令和3年度の1、事業報告書、(1)土地の取得・処分事業でございます。まず、橋津団地造成事業でございますが、令和2年度末残高が1区画分470.74平米、3年度中の取得及び処分はなく、令和3年度末残高は2年度末残高と変更はございません。次に、磯泙団地造成事業でございますが、令和2年度末残高が8区画分2,430.21平米、3年度中の取得はございませんが、処分としまして、5区画分1,310.57平米を売却しており、3年度末残高は3区画分1,119.64平米でございます。  続きまして、(2)の土地の整備事業、令和3年度における保有土地の管理経費等の執行状況につきましては、支出はございません。  続いて、1枚めくっていただいて、2ページ、(3)庶務事項につきましては省略させていただきます。  続きまして、3ページ、2、損益計算書でございます。Ⅰ、事業収益の土地造成事業収益1,197万1,177円でございますが、これは磯泙団地5区画分の売却収益でございます。次に、補助金等収益2,453万7,684円でございますが、これは磯泙団地の売却に伴う売却原価と分譲価格との差額に対する町からの補填金額でございます。以上、事業収益の合計は3,650万8,861円でございます。  続いて、Ⅱ、事業原価でございます。土地造成事業原価5,016万9,523円でございますが、これは売却した磯泙団地5区画分の売却原価でございます。  以上、Ⅰ、事業収益とⅡ、事業原価との差引きであります事業総利益はマイナスの1,366万662円でございます。  続いて、Ⅲ、販売費及び一般管理費3万4,100円でございますが、これは公社に対する公租公課費、そして理事会等の報酬でございます。  以上、先ほどの事業総利益とⅢ、販売費及び一般管理費との差引きであります事業利益はマイナス1,369万4,762円でございます。  続いて、Ⅳ、事業外収益でございますが、受け取り利息148円と町からの運営補助金及び電柱敷地料収入として雑収益5万円でございまして、事業外収益の合計は5万148円でございます。  続いて、Ⅴ、事業外費用でございますが、支払い利息691円は、町からの長期借入金の支払い利息でございます。雑損失はございませんので、事業外費用の合計は691円でございます。  経常利益につきましては、先ほどの事業利益マイナス1,369万4,762円に事業外収益5万148円を加え、これから事業外費用691円を差し引くものでございまして、マイナス1,364万5,305円でございました。  なお、特別利益、特別損失ともございませんでしたので、結果、当期純利益は先ほどの経常利益と同額のマイナス1,364万5,305円でございました。  続いて、1枚めくっていただきまして、4ページ、3、貸借対照表でございますが、合計で説明いたします。資産合計及び負債資本合計とも5,879万7,508円でございます。詳細な説明につきましては、省略をさせていただきます。  続きまして、5ページ、4、キャッシュフロー計算書でございます。Ⅰ、事業活動によるキャッシュフローの合計3,652万4,218円、Ⅱ、財務活動によるキャッシュフローの合計がマイナス3,650万8,861円、これらの合計となるⅢ、現金及び現金同等物増加額は1万5,357円でございます。Ⅳ、現金及び現金同等物期首残高は128万281円でございましたので、Ⅴ、現金及び現金同等物期末残高は129万5,638円でございます。  続いて、1枚めくっていただきまして、6ページ、5の財産目録から7ページ、6、附属明細表の完成土地明細表等、そして8ページの借入金の状況まで、これらにつきましては、省略をさせていただきます。  続きまして、8ページの中段の下、準備金計算書でございます。前年度末残高3,661万3,045円、当年度変動額マイナス1,364万5,305円、当年度末残高は2,296万7,740円でございます。  その下、資本金明細書の説明につきましては、省略をさせていただきます。  続きまして、9ページから11ページ、令和3年度湯梨浜町土地開発公社決算報告書でございます。9ページ、10ページに収益的収入及び支出の詳細を表記してますが、損益計算書のほうで説明をいたしましたので、省略をさせていただきます。  続いて、11ページ、資本的収入及び支出でございます。収入として、資金の借入れはございません。支出につきましては、磯泙団地の売却収益と町補填金収益を原資としまして、町からの長期借入金の一部を償還しております。償還金額は3,650万8,861円でございます。  続いて、1枚めくっていただきまして、12ページでございます。令和4年度湯梨浜町土地開発公社事業計画につきまして、土地取得、土地造成の計画はございません。また、処分としまして、橋津団地の残り1区画分470.74平米と磯泙団地の残り3区画分1,119.64平米の販売を計画いたしております。  続きまして、13ページ、資金計画でございます。受入れ資金、1の前年度繰越資金から5の雑収益まで、合計で3,999万7,000円でございます。支払い資金は、1の販売費及び一般管理費から5の予備費まで、合計で同じく3,999万7,000円でございます。  最後、1枚めくっていただきまして、14ページ、令和4年度湯梨浜町土地開発公社予算でございます。収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入の主なものといたしましては、土地造成事業収益、町補助金等収益でございます。支出としましては、土地造成事業原価、橋津団地の販売費を磯泙団地に繰り入れる費用などを計上いたしております。なお、収益的収入額が収益的支出額に対して不足する額2,296万7,000円は、前期繰越準備金で補填するものでございます。  続きまして、資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入については、予定はございません。支出につきましては、平成28年度に町から借り入れた長期借入金の償還金でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,283万円は、当年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第6号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 報告第7号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第19、報告第7号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況についてを議題といたします。  報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第7号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況について報告いたします。  報告第7号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、令和3年度事業報告及び決算並びに令和4年度事業計画及び予算について、説明資料を作成し、提出するものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明を申し上げます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。  産業振興課長。 ○産業振興課長(遠藤 秀光君) 報告第7号、一般財団法人ゆりはま温泉公社の経営状況につきまして報告いたします。  ゆりはま温泉公社が運営します龍鳳閣事業会計、ゆ~たうん事業会計、売店事業会計、駐車場管理事業会計、法人会計の5会計についてでございます。  まず、龍鳳閣事業会計です。1ページをお願いいたします。事業概要でありますが、施設の合理的な維持管理及び経費節減を念頭に置きながら、公共性を基本とし、施設の設置目的である町及び地域活性化の推進、町民及び地域住民の健康増進、さらには観光振興に努めました。利用者数は8万9,785人で、前年対比7,526人、9.1%の増加となり、収入金においても590万1,000円、21.4%の増収となりました。本年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大により、臨時休館はなかったものの、旅行、帰省が少なく、厳しい状況でしたが、町の支援金、#WeLove山陰キャンペーンが年間を通じて実施されていたことにより乗り切ることができました。  健康づくり事業では、水中運動教室の開催やトレーニングルームでの運動指導を実施しました。コロナ感染症拡大予防のため、ウオーキング大会、グラウンド・ゴルフ大会は中止としましたが、健康推進課との連携事業としてココカラ運動教室、自主教室の3B体操教室を開催し、地域振興と地域住民の健康増進事業を実施しました。  利用区分の状況としましては、3ページをお願いします。一般利用者は対前年比5,106人減少しましたが、会員利用者は5,725人増加しました。その他、回数券利用者や団体利用者などは6,907人増加しました。  損益状況でありますが、6ページをお願いします。経常収益は7,368万円で、その主なものは利用料収益と管理運営受託収益、雑収益であります。利用料収益は3,342万3,000円、前年対比590万円の増となっています。管理運営受託収益は町からの指定管理料等で3,905万円、対前年比169万2,000円の増、雑収益は116万8,000円で、コロナ関連支援金などとなっています。経常費用は7,441万1,000円で、当期経常増減額は73万1,000円のマイナスとなっています。  続きまして、ゆ~たうん事業会計ですが、11ページになります。事業概要でありますが、合理的な維持管理を心がけながら、龍鳳閣と同様に、施設の設置目的でもある地域活性化、町民の健康づくり、観光振興に努め、運営を行っております。利用者数は6万6,171人で、対前年比4万3,270人の増加となりました。年間を通じて#WeLove山陰キャンペーンの効果が大きく、全体利用者の約73%の利用がありました。当初は大幅減収で厳しい運営状況となることが予想されましたが、町の支援金、#WeLove山陰キャンペーンの効果により乗り切ることができました。  損益状況でありますが、14ページをお願いします。経常収益は2,936万8,000円で、そのうち利用料収益は2,209万1,000円、対前年比1,604万8,000円の増額となっています。管理運営受託収益は町からの指定管理料で521万円で、前年対比510万円減額しています。雑収益はコロナ関連支援金、自動販売機手数料等で140万8,000円です。経常費用は2,854万9,000円で、当期経常増減額は81万9,000円の増となっています。  次に、売店事業会計の報告ですが、19ページをお願いします。売店事業は、冷凍シジミ販売を主体に、夏の龍鳳閣でのガーデン営業、イベントでの屋台営業などによる収益確保事業に取り組んでいるものです。なお、この収益をもって毎年他会計への繰入れを行っております。総売上額が809万円と、前年対比13万8,000円の増収となりました。冷凍シジミの販売は、個人客の購入に加え、卸業者からの購入も少しずつ戻り始めたことで、前年度を上回ることができました。なお、新型コロナ感染症拡大のため、夏ガーデン営業、屋台営業が中止となりました。  令和3年度の損益状況は、21ページになります。売店事業全体の営業収益は893万3,000円、前年対比27万円の増となりました。経常経費も589万6,000円、対前年比45万6,000円の減となり、当期経常増減額は303万7,000円のプラスとなっています。  次に、駐車場管理事業会計の報告ですが、24ページをお願いします。事業概要でありますが、これは町が委託している事業で、はわい温泉広場の使用、管理に関する協定書に基づき、駐車場の適切な管理、運営を行いました。契約状況は、旅館関係2件38台、個人が11件18台、事業所1件で14台となっています。  損益状況でありますが、26ページをお願いします。経常収益は114万1,000円で、ほとんどが駐車場利用料です。経常費用は97万5,000円で、当期経常増減額は16万6,000円のプラスとなっています。  次に、法人会計の報告でありますが、28ページをお願いします。この法人会計は、公社全体に共通する収益や費用を計上する会計であり、収益としては、町からの出資金1,000万円の受け取り利息のみとなります。費用は、理事会等の費用弁償、館長給与の一部、法人税、税理士や社会保険労務士の委託費などを計上しております。  損益状況でありますが、30ページをお願いします。経常収益は848円で、定期預金利息のみとなります。経常費用は89万2,000円で、当期経常増減額が89万1,000円のマイナスとなっております。  以上、5会計を説明しましたが、公社全体のものを32ページから34ページに表示しております。  損益状況については、33ページをお願いします。経常収益計は1億1,312万6,000円であり、経常費用計は1億1,072万6,000円であり、当期経常増減額は239万9,000円のプラスです。他会計振替額では、マイナスとなった会計にはプラス会計から繰入れをしています。正味財産期末残高は、当期経常増減額239万9,000円が加算され、2,403万1,000円となります。  以上が令和3年度決算に関する説明となります。  次に、令和4年度予算について説明をいたします。36ページからは令和4年度一般財団法人ゆりはま温泉公社の事業計画を上げています。龍鳳閣、ゆ~たうんとも第4期3年目の指定管理運営となり、引き続き施設の維持管理の合理化と経費節減に努めながら、公社が保有する知識や経験、新しいアイデアを取り入れながら、サービス向上や施設の利用促進を図り、顧客満足度の向上や効率的な運営で経営の安定を目指します。  予算としましては、最終の48ページでございます。全体予算では、経常収益予算を1億1,174万1,000円、経常費用予算を1億1,399万3,000円としており、当期経常増減額は225万2,000円マイナスの計画としています。  令和4年度は、引き続き感染症対策を徹底し、感染者の防止を図り、コロナ禍収束の折には、龍鳳閣では一般利用者やシニア世代の健康づくり目的のリピーター獲得に努め、会員入会に結びつける取組を促進したいと考えています。ゆ~たうんについては、日々の憩いの銭湯として安心利用していただけるよう集客を図り、知名度を高める周知、広報に努めたいと考えております。  以上、ゆりはま温泉公社の経営状況報告でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  1番、松岡議員。 ○議員(1番 松岡 昭博君) 龍鳳閣とゆ~たうんの利用状況についてちょっとお尋ねをしたいと思いますけども、令和2年、令和3年とコロナの関係で利用客が少なくなったということなんですけども、#WeLove山陰キャンペーンなどの支援がありまして、経営的にはかなりというか、何とか持ちこたえれたという表現なんですけども、そこの中で、区分の中に団体、その他利用客という欄があるんですけども、そこのところが両施設で特徴的な違いがあるのではないかなと思って質問させてもらうんですけど、よろしいでしょうか。  龍鳳閣の団体、その他利用客を見てみますと、令和に入ってからの推移を見ると、4,700、3,100、3年度は1,900ということで、だんだん利用客が少なくなっているんですわね。一方、ゆ~たうんのほうを見てみますと、利用客というのが3万9,000、7,400、4万9,000ということで、かなり増えて、その施設の経営上も大きな柱になっていると思うんですけども、まず第1点目、令和3年の龍鳳閣の団体、その他利用客が1,938だけども、ゆ~たうんのほうは4万9,238ということ、どちらにも#WeLoveキャンペーンの補助金により増収となったと書いてあるんですけど、何でこんなに大きな違いがあるんでしょうかと、施設によって集客にそれだけの違いがあるんでしょうかというのが1点と、先ほど言いましたように、龍鳳閣は令和に入ってからだんだんだんだん人が減りよると。さっき言った団体、その他の利用客は減りよると。一方、ゆ~たうんは今言いましたようにどんどんどんどん増えよる。さらに令和2年はシャワーの改修ということで休館日も百七十何日あったのにもかかわらず、利用客は増えているんですわね。そこら辺を踏まえて、どういう違いがあるんだろうか、集客の方法に違いがあるんだろうかというのが2点目。  そして3点目が、先ほど令和4年度の計画で言われたんですけども、そこら辺のところを改善する計画があるんなら、どういうことで対応するんだろうかという、その3点、お願いします。 ○議長(浜中 武仁君) 産業振興課長。 ○産業振興課長(遠藤 秀光君) 今御質問のありました龍鳳閣、ゆ~たうんの利用の違いということで、集客の数が違うということがございます。  まず、今々すぐ詳しい資料が出てきませんが、状況的には、龍鳳閣、ゆ~たうんの施設の在り方の違いということもあります。要するに龍鳳閣でありましたら、観光であるとか、プールとかありますので、レジャー、観光、そういった部分も含めながらの利用者の違いであるかと思います。ゆ~たうんにつきましては、銭湯的な要素もあるんですが、そういった部分の温泉利用ということでの要するに団体利用であるとか、そういった利用者階層のちょっと違いがあるんじゃないかというふうに感じております。  それと、誘客の違いということでもありますが、今の利用の状況も、要するに施設の在り方、施設の違いということの中で、誘客方法もちょっと違ってきますし、そういった部分ではその辺の違いが出てきているということもあります。ケース的には大体両施設とも、龍鳳閣のほうだったでしょうか、要するに町外利用が龍鳳閣のほうが多いと、ゆ~たうんのほうが町内利用のほうが多いというような状況もございます。そういった利用の違いがあるかと思います。  今後のそういった誘客につきましては、コロナ禍のこともあり、なかなか伸びていない部分の中では、要するに#WeLoveキャンペーン、そういったものを活用ということで、大変3年度につきましては助かったという部分もあります。コロナの状況も見据えながら、今後、そういった誘客方法もいろいろと温泉公社のほうで工夫をしていただきながら取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(浜中 武仁君) よろしいですか。 ○議員(1番 松岡 昭博君) いいです。 ○議長(浜中 武仁君) そのほか質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第7号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 報告第8号 ○議長(浜中 武仁君) 日程第20、報告第8号、令和3年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告についてを議題といたします。  報告を求めます。  教育長。 ○教育長(山田 直樹君) それでは、報告第8号、令和3年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価について御報告をいたします。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、令和3年度湯梨浜町教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、点検及び評価を行いましたので、その結果を御報告いたします。  今回の点検及び評価は、令和3年度湯梨浜町教育要覧に掲げた5つの重点目標と26の具体的項目について、所管する教育総務課、生涯学習・人権推進課で自己評価を行い、その結果について、教育委員及び第三者評価委員の皆様に御意見もいただいてまとめたものです。  評価は4段階評価とし、目的や目標の取組に対する評価とその成果に対する評価をそれぞれ行っております。取組に対する評価基準は、計画どおり実施したものがA評価、ほぼ計画どおり実施できたものがB評価、計画どおりできなかったものがC評価、全くできなかったものがD評価としました。一方、成果に対する評価基準は、目的、目標を達成したものがA評価、おおむね成果、改善が見られたものがB評価、あまり成果、改善が見られなかったものがC評価、ほとんど成果、改善が見られなかったものがD評価としました。  6ページから9ページには重点目標の総括、10ページ以降には、各目標に対する26の施策について、令和3年度の取組と課題、今後の対応方針、取組に対する評価と成果に対する評価をそれぞれ記述しております。  第三者評価委員の御意見につきましては、報告書の終わりに掲載させていただいておりますが、これらの意見を令和4年度事業に反映していきたいと考えています。  点検及び評価の詳細につきましては、担当課長より御報告させていただきます。 ○議長(浜中 武仁君) 担当課長より補足説明を求めます。  教育総務課長。 ○教育総務課長(山田 志伸君) それでは、報告第8号、令和3年度湯梨浜町教育行政の点検及び評価の報告について、補足して説明をさせていただきます。  令和3年に策定しました教育大綱と第3次湯梨浜町教育振興基本計画で示しました5つの重点目標とその目標を実現するための26の施策を各年度において教育要覧にまとめ、重点施策として実施しておりますが、このたび令和3年度の管理・執行状況について点検と評価を行いましたので、その結果を報告いたします。  初めに、4ページは、点検評価の一覧となります。5つの目標と26の施策を設定しております。自己点検及び評価の到達度は、5ページ中段に記載しておりますが、先ほど教育長が申されましたとおり、取組と成果のそれぞれについて、AからDの4段階で評価をしておるところです。  それでは、重点目標の総括について、初めに教育総務課関係の報告をさせていただきます。  6ページをお願いします。重点目標の総括、目標1、学ぶ意欲を高める学校教育の推進であります。
     令和3年度に行われた全国学力・学習状況調査、小学校6年生と中学校3年生が対象でありますが、どの教科も全国平均と同程度ということでありました。また、小学校で行われた標準学力検査は、全学年が全国平均を上回り、中学校1、2年生を対象に行われた標準学力調査では、10教科中5教科が全国平均を上回る結果となりました。小・中学校ともに基礎的な学力については定着してきている状況にあり、今後、さらなる学力向上へ向けた研究推進の活性化、児童生徒の主体的な学びにつなげるための授業改善を行っていく必要があるというふうに考えております。  外国語教育の推進につきましては、各校でクラスルームイングリッシュ等を活用し、児童生徒が英語に浸ることができるよう取り組んでいます。小学校では、聞くこと、話すことを中心とした言語活動を単元のゴールとして設定し、コミュニケーションを図る素地、基礎となる能力の育成に努めました。中学校では、聞くこと、話すことに加えて、読むこと、書くことの言語活動を通して、簡単な情報や考えなどを理解したり表現したり伝え合ったりするコミュニケーション能力を育成することに努めました。今後、外国語で自分の考えや気持ちを伝えることができる児童生徒を育成するため、即興的にやり取りをする場面を意図的に設定するという必要があります。  ICT機器の活用につきましては、児童生徒1人1台のタブレット型端末が整備され、まずは使ってみるということが教職員にも浸透し、授業の中でタブレット型端末を活用する場面が広がってきております。今後、さらにタブレット型端末の活用の幅を広げていくため、各校での取組についての情報共有する機会を積極的に設定していく必要があります。  特別支援教育では、研修及び発達特性のある児童生徒の情報共有、個別支援計画、指導計画の作成、活用、支援会議の開催など、組織的な対応を行ってきています。また、こども園、保育園、小・中学校の特別支援教育担当者による町特別支援教育担当者連絡会を年に2回開催し、各関係機関からの情報提供を受けるなど、切れ目のない支援体制に努めております。また、統一した引継ぎ資料を作成するなど、町内の特別支援教育について同一歩調で進めることもできました。本町でも発達障がいの診断を受けた児童生徒は増加傾向にあり、適切な指導や支援、教育的ニーズの把握など、教師の専門性向上が必要であるというふうに考えます。  次に、目標2、学校を支える教育環境の充実であります。  学校運営協議会(コミュニティ・スクール)制度を導入して4年目を迎え、学校教育と社会教育の融合を目指して新たに各校の学校運営協議会の委員に公民館職員を加え、会長を中心に目標を共有して地域と共にある学校づくりが進められました。学校運営協議会により再編成された登下校の見守りを行うオレンジベスト隊の活動も町内に広がっております。このような地域の活動と連携しながら、子どもたち自らが命を守り抜くための防災教育、防犯教育、交通安全教育の充実を図っています。また、ライフスタイルやワークスタイルの多様化を背景とした子どもの成長を支える環境の変化に伴い、個々の家庭環境等により子どもの将来が左右されることがないよう、必要な環境整備と教育の機会均等及び健やかな成長を保障する施策を実施しました。  不登校対策においては、多岐にわたる課題に対応するため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の専門家と学校との連携を深め、福祉、心理、教育という各視点を総合し、不登校の子どもたちの状況に応じた適切な支援を行いました。また、不登校やいじめの未然防止に向けて、教職員一人一人の専門性向上と、学級活動などを通して子どもたちが自己肯定感等を感じることができる居場所づくり、周りの人と関わりながら活躍できる場面を実現する絆づくりにも取り組みました。  小・中学校におけるいじめ・不登校児童生徒の割合は高い状況にありますが、背景には、学校の積極的ないじめの認知、複雑化する家庭環境などが上げられます。いじめについては、SNSを通じて行われるものもあり、SNSを安全に安心して使用するための情報モラルの向上が必要となっております。  ICT環境の整備については、計画的なICT機器の整備に努めました。今後も計画的に整備を進めたいというふうに考えております。また、各校にICT支援員の配置とICT機器運用サポート体制を整備し、ICT機器を効果的に活用した授業を展開することができる体制の構築に努めました。今後、ICT支援員の配置時間を拡充し、ICT機器の活用の幅を広げ、効果的な授業を展開していくこととしております。  少人数学級編制については、児童生徒一人一人の理解度や活動の様子、状況が把握しやすく、児童生徒に合った的確な支援、きめ細やかな指導を行うことができています。今後も少人数学級の拡充、継続を行い、きめ細やかな指導の中で学力、生活意欲の向上を図っていくことにしています。  教職員の働き方の適正化に向けた取組については、勤務時間管理の徹底と勤務時間、健康管理を意識した働き方改革の促進、学校運営協議会との連携強化による地域学校協働活動の推進など、学校の組織運営体制の在り方の検討、学校における働き方改革の実現に向けた環境整備等を進め、教職員の適正な働き方による持続可能な学校運営を進めました。これらの取組により教職員の時間外勤務は減っているものの、1人当たりの1か月平均時間外勤務は30時間を上回っており、引き続き業務の改善、効率化を推進するとともに、教師が担う業務のさらなる明確化や、中学校における部活動の地域移行について検討を進めていくことにしています。  次に、目標3、地域でつながり、生涯にわたり学び続ける環境づくりであります。  ふるさとキャリア教育の推進では、新型コロナウイルス感染症の感染防止により多くの活動が制限されてきましたが、学校運営協議会の取組が充実するよう地域学校協働活動と一体的に推進したことで、保護者や地域住民が当事者意識を持って学校運営に参画する地域と共にある学校づくり、学校を核とした地域づくりを進めています。また、各校でも発達段階に応じたキャリア教育を実施し、地域への興味、関心を育てることができているものというふうに考えております。湯梨浜町小学校社会科副読本では、教科書の改訂に伴い、新規単元の内容、湯梨浜町の様子と人々の暮らしの移り変わりを盛り込みました。  次に、目標4、生涯にわたる健やかな体づくりと運動、スポーツの推進であります。  少し飛びますが、9ページをお開きください。上から5行目になります。学校体育では、鳥取県体力・運動能力等調査、小学校5年生と中学校2年生は全国調査を兼ねております。これらの実施、その結果分析等に基づき、各校で体力向上推進計画を策定し、系統的に様々な動きを経験、習得させていくとともに、運動やスポーツすることが好きという意識を醸成していくよう取り組みました。町の児童生徒の課題、柔軟運動やボール運動等を補う運動について取り組み、その成果も見られつつあります。今後も、各校の体力向上推進計画を基に、体育活動を通して運動能力の向上を図る取組を進めていくことにしております。  食育の推進については、コロナ禍により計画していた訪問食育指導は計画どおりできませんでしたけども、地元食材を使用したゆりはまうまいデーを毎月設けることにより、食を通じたふるさと教育を行いました。正しい食の知識や望ましい食習慣、SDGs達成の一つである食品ロスをなくす学習や食べ物を大切にする指導等を推進します。  続きまして、目標3、4、それから目標5の生涯学習・人権教育分野につきましては、生涯学習・人権推進課のほうより御報告をいたします。 ○議長(浜中 武仁君) 生涯学習・人権推進課長。 ○生涯学習・人権推進課長(池田 豊具君) 続いて、生涯学習・人権推進課の報告をさせていただきます。  8ページをお願いいたします。上から3行目になります。目標3、地域でつながり、生涯にわたり学び続ける環境づくりであります。情報モラルの育成や家庭教育推進の取組としましては、新型コロナウイルス感染症の影響により研修会や講演会が中止となってしまいましたが、リーフレットの配布や町報、TCCの文字放送などで啓発に努めました。しかし、保護者へのアンケート結果では認知度は約半数程度にとどまっており、コロナ禍での研修の方法や啓発の方法などを検討しながら進める必要があると考えております。  人権教育につきましては、人権意識調査により町民の人権意識についての調査を行い、湯梨浜町あらゆる差別をなくする総合計画・実施計画、第3次改訂版となります、を策定することができました。また、感染症対策を行いながら、講演会やセミナーを開催することができました。しかし、集落における座談会はほぼ中止となってしまいました。コロナ禍での開催方法や内容を検討する必要があると考えております。さらに、新型コロナウイルス感染症に伴う人権問題なども近々の問題として取り組む必要があると考えております。  図書館事業につきましては、図書の貸出冊数、利用者数とも対前年比10%程度の増となりました。また、読み聞かせなども感染対策を行いながら実施することができました。利用者のアンケートを実施しておりませんでしたので、アンケートを実施し、利用者のニーズを把握して、よりよい図書館活動につなげていく必要があると考えております。  公民館活動につきましては、感染症対策を行いながら実施できたものや、やむなく中止したものがございました。コロナ禍で人と人との交流が少なくなる中、公民館活動は重要な役割を担っておりますので、感染症対策を取りながら実施できる方法等を検討して進めていく必要があると考えております。  泊分館につきましては、改築工事が予定どおり完成し、令和4年4月に開館いたしました。また、館内に湯梨浜みんなのげんき館を開設いたしました。生涯学習活動の拠点だけでなく、健康づくりの拠点ともなることから、今後、どういう活動を行っていくのかというような取組が重要であると考えております。  芸術・文化活動につきましては、コロナ禍ではありますが、子どもたちに身近な場所で芸術、文化を鑑賞できる機会を提供できるよう取り組んでいきたいと考えております。  続いて、目標4、生涯にわたる健やかな体づくりと運動、スポーツの推進でございます。  生涯スポーツでありますグラウンド・ゴルフによる地域活性化につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、国際大会は中止となりました。発祥地大会は、当初の会期6月から秋に延期をいたしましたが、最終的には中止となってしまいました。代替大会としまして、グラウンド・ゴルフ国際交流大会を前年に引き続き開催いたしました。県内の留学生や外国人就労者の方など、日本人を含め12か国63名の参加をいただいて開催することができました。引き続きグラウンド・ゴルフ発祥の地としての事業を継続的に実施して、地域の活性化につなげていく必要があります。  ワールドマスターズゲームズ2021関西は、再延期が決定となりましたが、現時点で開催時期が決定しておりません。会期決定後には関西の組織委員会、県の実行委員会と協力しながら開催までの準備を進めていきたいと考えております。  ライフステージに応じた運動・スポーツ活動の充実につきましては、コロナ禍ではありましたが、感染対策を行いながらスポーツ教室やウオーキング教室を町のスポーツ推進委員が主体となって実施することができました。しかし、スポーツ大会、特に室内競技ですが、大会開催の感染症対策ガイドライン等を基に大会関係者と協議した結果、10種目中2種目の開催にとどまりました。  スポーツ大会や指導者の研修会等の開催につきましては、感染症対策のガイドラインや参加者の感染防止に対する協力を得ながら開催できるように取り組んでいきたいと考えております。  続いて、目標5、文化、伝統、豊かな自然の継承と再発見であります。  文化財の調査研究につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により大人数での活動や県外からの講師等の招聘などが制限されたため、個々での調査や少人数での活動にとどまってしまいました。羽衣石城跡等の調査につきましては、発掘や専門部会までは実施ができたのですが、学術調査委員会が開催できなかったため、報告書の作成まで至っておりません。コロナ禍の影響もございますが、人的要素も影響しているため、今後、文化庁、県、学術調査委員会と再度今後の計画の進め方を協議しながら実施する必要があると考えております。  文化財の点検等につきましては、予定どおり実施することができました。豪雨ですとか大雪の際に雨漏り等の発見がございましたので、今後、修繕の方法等を検討していきたいと考えております。  伝統文化の振興と継承につきましては、湯梨浜中学校1年生の総合的学習や泊小学校の運動会での泊貝がら節披露などは実施ができましたが、水郷祭や地域の祭礼行事、盆行事などが中止となったため、行事自体を実施したり見る機会がなくなってしまいました。そんな中、アロハホールで開催されました鳥取県民謡まつりに町内から3団体が出演するなどの活動を行いました。  文化財の活用につきましては、感染症対策として参加者等の規模を縮小するなどして実施することができました。また、小・中学校への出前講座や町内文化財等の見学解説なども実施することができました。この3月には、橋津地内にトウテイランの里が完成しまして、6月にオープンをさせていただきました。本町の文化財や自然環境の保全などをより理解していただくために、見学会や講演会の開催、ウオーキングコースに含めるなどして見ていただく機会を提供していきたいと考えております。 ○議長(浜中 武仁君) 続いて、教育総務課長。 ○教育総務課長(山田 志伸君) 最後に、まとめになりますが、10ページから58ページは、今説明させていただいた目標に対する26の施策に対して個別で評価をしております。取組に対する評価では、全部で147項目設定しておりまして、A評価が39、B評価が84、C評価が20、Dが4ということで、A及びBが83.7%ということで、コロナで中止したものがあるにもかかわりませんでしたけども、おおむね計画どおりに実施できたのではないかというふうに考えております。  一方、成果に対する評価につきましては、一部重複項目ありますが、全部で61項目ありまして、A評価が6、B評価が20、C評価が33、D評価が2と、A及びB評価が42.6%となっております。コロナの影響によりまして事業の縮小や中止による成果があまり見られなかったものというのもありますが、成果が出るまで時間を要したり、取り組んだものが即成果につながってないものというのも中にはあるというふうに反省しております。継続が必要なもの、あるいは改善すべきものなどを見極めながら、今後の事業展開を図っていきたいというふうに思います。  59ページ以降からは、教育委員会の会議及び教育委員の活動実績を記載しております。教育委員会のほうは、定例会、臨時会を含めて13回開催して、67議案を審議、決定をしております。  最後に、64ページからは、外部有識者3名の第三者評価委員会の席で各委員の方からいただきました御意見を記載しておりますので、御覧いただければというふうに思います。以上でございます。 ○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第8号を終わります。  なお、議案第57号から議案第62号までの審議は、6月21日に行います。     ─────────────・───・───────────── ○議長(浜中 武仁君) お諮りします。11日から12日は休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、11日から12日は休会とすることに決定しました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  13日の本会議は、午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。  お疲れさまでした。               午後0時15分散会     ───────────────────────────────...