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令和元年第 7回定例会(第 1日 9月 6日)

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  1. 湯梨浜町議会 2019-09-06
    令和元年第 7回定例会(第 1日 9月 6日)


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    令和元年第 7回定例会(第 1日 9月 6日)   ────────────────────────────────────────    第7回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            令和元年9月6日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                          令和元年9月6日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第81号 平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第82号 平成30年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決            算認定について 日程第7 議案第83号 平成30年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第84号 平成30年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定            について 日程第9 議案第85号 平成30年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に            ついて
    日程第10 議案第86号 平成30年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第87号 平成30年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第88号 平成30年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第13 議案第89号 平成30年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算            認定について 日程第14 議案第90号 平成30年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ            いて 日程第15 議案第91号 平成30年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第16 議案第92号 平成30年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第17 議案第93号 平成30年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第18 議案第94号 平成30年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第19 議案第95号 平成30年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第20 議案第96号 平成30年度湯梨浜町花見財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第21 議案第97号 平成30年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算            認定について 日程第22 議案第98号 平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につ            いて 日程第23 議案第99号 令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号) 日程第24 議案第 100号 令和元年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第25 議案第 101号 令和元年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第 102号 令和元年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第27 議案第 103号 令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第 104号 湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例             について 日程第29 議案第 105号 湯梨浜町職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例につ             いて 日程第30 議案第 106号 湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条             例について 日程第31 議案第 107号 湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め             る条例の一部を改正する条例について 日程第32 議案第 108号 湯梨浜町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準             を定める条例の一部を改正する条例について 日程第33 議案第 109号 湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に             関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について 日程第34 議案第 110号 新町まちづくり計画の変更について 日程第35 議案第 111号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の             変更について 日程第36 報告第9号 平成30年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について 日程第37 報告第10号 平成30年度湯梨浜町資金不足比率の報告について 日程第38 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて     ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 陳情の付託 日程第5 議案第81号 平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第6 議案第82号 平成30年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決            算認定について 日程第7 議案第83号 平成30年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特            別会計歳入歳出決算認定について 日程第8 議案第84号 平成30年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定            について 日程第9 議案第85号 平成30年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に            ついて 日程第10 議案第86号 平成30年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第87号 平成30年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第88号 平成30年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第13 議案第89号 平成30年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算            認定について 日程第14 議案第90号 平成30年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ            いて 日程第15 議案第91号 平成30年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第16 議案第92号 平成30年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第17 議案第93号 平成30年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第18 議案第94号 平成30年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第19 議案第95号 平成30年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第20 議案第96号 平成30年度湯梨浜町花見財産特別会計歳入歳出決算認定につい            て 日程第21 議案第97号 平成30年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算            認定について 日程第22 議案第98号 平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定につ            いて 日程第23 議案第99号 令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号) 日程第24 議案第 100号 令和元年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第25 議案第 101号 令和元年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第26 議案第 102号 令和元年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号) 日程第27 議案第 103号 令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第 104号 湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例             について 日程第29 議案第 105号 湯梨浜町職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例につ             いて 日程第30 議案第 106号 湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条             例について 日程第31 議案第 107号 湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め             る条例の一部を改正する条例について
    日程第32 議案第 108号 湯梨浜町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準             を定める条例の一部を改正する条例について 日程第33 議案第 109号 湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に             関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について 日程第34 議案第 110号 新町まちづくり計画の変更について 日程第35 議案第 111号 湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の             変更について 日程第36 報告第9号 平成30年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について 日程第37 報告第10号 平成30年度湯梨浜町資金不足比率の報告について 日程第38 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに            ついて      ───────────────────────────────                出席議員(12名)       1番 寺 地 章 行       2番 浦 木   靖       3番 上 野 昭 二       4番 浜 中 武 仁       5番 河 田 洋 一       6番 増 井 久 美       7番 光 井 哲 治       8番 松 岡 昭 博       9番 米 田 強 美       10番 竹 中 寿 健       11番 會 見 祐 子       12番 入 江   誠      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 山 根   薦   副主幹 ────── 足 立 祐 子  臨時職員 ───── 岩 本 佐登美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長(福祉事務所長)亀 井 雅 議  副町長(地方創生担当)仙 賀 芳 友   教育長 ────── 山 田 直 樹  総務課長 ───── 重 松 雅 文   企画課長 ───── 上 井 明 彦  みらい創造室長 ── 遠 藤 秀 光   町民課長 ───── 杉 原   寛  子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴   健康推進課長 ─── 尾 坂 英 二  総合福祉課長 ─── 竹 本 里 香   長寿福祉課長 ─── 山 田 志 伸  地域包括支援センター所長         ─── 洞ヶ瀬 以津子   産業振興課長 ─── 西 原 秀 昭                       会計管理者(兼)出納室長  建設水道課長 ─── 斎 藤   聡            ─ 森   輝 信  水明荘支配人 ─── 小 椋   誠   総務課参事 ──── 林   紀 明                       生涯学習・人権推進課長  教育総務課長 ─── 岩 﨑 正一郎          ─── 丸   真 美  農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣   代表監査委員 ─── 礒 江 俊 二     ───────────────────────────────              午前10時06分開会 ○議長(入江 誠君) おはようございます。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年第7回湯梨浜町議会定例会を開会いたします。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(入江 誠君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、7番、光井哲治議員、8番、松岡昭博議員を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(入江 誠君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  本定例会の会期については、去る8月29日に議会運営委員会を開催し、協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。  河田委員長。 ○議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。会期日程につきまして、報告をさせていただきます。  ただいま議長の報告のとおり、8月29日、議会運営委員会を開催し、協議した結果を報告いたします。  本定例会における初日の町長提出議案は、現在、決算認定が18件、補正予算5件、条例制定6件、その他2件、報告2件、諮問1件の合計34件でございます。一般質問は4人です。陳情は、新たなもの2件です。  会期は、本日6日から20日までの15日間といたしたいと思います。  なお、最終日には、議員発議による意見書の提出などを行う予定であります。  本日の日程は、お手元に配付いたしておりますが、この後、陳情の委員会付託をして、決算認定、補正予算、条例制定などの町長提出議案の説明と報告を受け、諮問1件を審議、採決し、本日は散会といたします。  なお、7日、8日は休会とし、9日に一般質問を行います。10日から19日は委員会審査及び議事の都合により休会とし、20日に提出議案及び請願・陳情審査報告などの審査、採決を行う会期日程ですので、御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上、報告いたします。 ○議長(入江 誠君) お諮りします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は、本日6日から20日までの15日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日6日から20日までの15日間と決定しました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(入江 誠君) 日程第3、諸般の報告をします。  議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(入江 誠君) 続いて、日程第4、陳情の付託を行います。  本定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり、所管常任委員会に付託いたします。  本日は、日程第5、議案第81号から日程第35、議案第111号までの31議案については、提案理由の説明を受け、決算については総括質疑を行い、ほかは提案理由の説明のみといたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第81号 から 日程第22 議案第98号 ○議長(入江 誠君) 日程第5、議案第81号、平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第22、議案第98号、平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの18議案を一括議題といたします。  町長の平成30年度決算に対する評価と提案理由の説明を受け、引き続き監査委員の決算審査意見の報告を求めます。  初めに、町長の平成30年度決算に対する評価の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 平成30年度の決算について、主な事柄を紹介しながら、多少私の考えを申し述べてみたいと思います。  最初に、防災対策についてでございます。  まず、消防関係で、第6舎人分団ですが、ここの老朽化した消防車庫を改築し、湯梨浜町誕生後始めた羽合地域を中心とする消防ポンプ車の配備、新築、改築による車庫の整備が一巡いたしました。また、天神川及び東郷池の想定最大規模の水位を織り込んだ防災マップを作成、全戸配布いたしました。防災対策官による出前講座、防災研修等により、1,000年確率を視野に入れた防災対策にも取り組んでまいりたいと考えております。  なお、鳥取県中部地震により被災した世帯の住宅再建支援、これが46件、1,476万円、住宅修繕支援、これが7件、29万円を支給したところでございますが、依然、再建の必要なものが残っておりまして、再建支援が19件残っているという状況でございます。10月末が一応の期限とされておりますので、それに向けて、御都合のあることですから、なかなか難しい部分もありますけれども、なるべく促進するように努めているところでございます。  地方創生関係の主な施策では、まず、移住定住の促進に努め、9回の移住相談会、イベント出展で延べ42組の相談を受け、その中から3組、当町への移住がございました。  ハード面では、松崎駅前の相談センター「どれみ」をオープンし、年間4,614人の利用があり、また、お試し住宅につきましては、2年目のもりた屋に続き、まつざき屋がオープンし、もりた屋が6件、まつざき屋が20件の利用というぐあいになっております。さらには、秋に多世代交流センター「ゆるりん館」をオープン、住民の皆さんの買い物支援やにぎわいの創出といったことに役立っています。ただし、これらについては、いずれも利用者をふやす必要があるというふうに考えております。とりわけまちづくり会社の採算性確保の上からは、ゆるりん館の収益の向上ということが求められており、まちづくり会社とよく協議しながら必要な措置などを講じてまいりたいというふうに考えております。
     なお、当初からまちづくり会社の収益の柱として事務を委託しておりますふるさと納税による寄附金は、8,606件、1億4,689万円ということで、対前年で見ますと件数が22%、金額が34%とそれぞれ増加しております。サイトやプランの拡充、あるいはまちづくり会社によるPR等の取り組みの成果だというふうにも思っております。  また、グラウンド・ゴルフの国際化を推進するため、県下の市町村では珍しいクラウドファンディング型のふるさと納税に取り組み、500万円の目標に対し、204件、650万円を集めることができました。多少汗をかきましたけれども、成果が上がったというふうに考えております。  また、生涯活躍のまちの拠点でありますレークサイド・ヴィレッジゆりはまの開発が民間の方たちにより新たに設立されたレークサイドゆりはま開発株式会社により進められることとなり、現在、造成と分譲宅地の予約販売が進められております。予約状況も順調だと伺っており、今後、町としては首都圏でのPR等、側面的な支援をしながら、この生涯活躍のまちにふさわしい多くの人が集う地域にしたいというふうに考えています。  泊地域の小さな拠点づくりにつきましては、住民の皆さんから提案書をいただきましたが、まだ内部調整を出し切っていない現状でございます。最も困難なことは、買い物機能拠点の設立、運営、これの仕組みづくりとか方法とかという部分で、既に7回の協議会を開催しておりますが、まだどういう方法でじゃあいこうというあたりまで議論が熟していないということでございます。今後、議論を早め、町としてのビジョンを示したいというふうに考えています。  それから、さらに、グラウンド・ゴルフの国際化につきましては、普及活動や用具の支援、国際大会への相互参加、国際組織の設立等、少しずつ前に進んでおります。これには県や日本グラウンド・ゴルフ協会の協力、さらには先ほど申し上げましたクラウドファンディング型ふるさと納税、使用していないクラブやボールの回収と海外への交付、さらには海外の大会への参加など、愛好者の皆さんを初め、多くの方々の御協力をいただいているところでございます。  次に、まちづくりに関してです。  中学校の跡地利用につきましては、11月20日に委員会のほうから提言をいただきました。現在サウンディング調査を行っていますが、今後、より広い範囲での周知と誘致策の検討を始めたいというふうに思っております。  また、女性活躍推進計画を盛り込んだ第4次ゆりはま男女共同参画プランを策定いたしました。今後5年間、このプランに沿い、より具体的な促進、より数字的にも見える形での促進を図ってまいりたいと思っております。  地域おこし協力隊員による緑化推進に着手いたしまして、地域のボランティアの皆さんとともに、天女桜の環境整備も進めています。住民の皆さんの緑化を支援する補助制度も設けましたので、ぜひ御活用いただければというふうにも思っております。  情報通信機器に係る国庫補助事業の創設に向け、ケーブルテレビ会社等を通じてインターネット等のサービスを提供している全国の自治体に要望を募り、総務省へ15県、35市町村から成る要望書を提出いたしました。今年度はさらにその枠を広げ、総務省の担当局長あたりのところへ要望に伺ったところでございます。  若者夫婦・子育て支援世帯への住宅取得支援は、52件ということで、引き続き高い水準で推移しております。  次は、産業振興です。  まず、農林水産業では、松崎駅南梨生産団地の客土整備2ヘクタールと苗木購入2,383本を実施いたしましたほか、有害鳥獣対策では、イノシシ415頭、鹿23頭を捕獲、侵入防止柵の電気柵3,200メートル、ワイヤメッシュ4,647メートルの支援も行っております。  7月豪雨及び台風24号で農地、農業用施設に大きな被害を受けました。1億6,300万円を平成31年度に繰り越し、実施しております。工事の進捗状況を的確に把握しながら進めてまいりたいと思っております。  水田害虫緊急対策事業として、秋耕うんによる作業に対する支援もやりましたけれども、実施率が47%と低かったということもあって、その効果もやはり全体的に取り組むことによって生まれるという要素が強いもんですから、ことしはさらにこの率を高めることを目標に、引き続きやってまいることといたしております。  また、泊地区沖合での定置網漁の創業支援をしました。朝市も週2回になり、泊地域の活性化と漁師の皆さんの安定収入に資することを願っていますが、ほぼ順調なようでございます。  イベントとして、ONSEN・ガストロノミーウォーキングを初めて開催しました。参加者は206人ですが、参加者の満足度が97%と高い評価でした。大手航空会社の主催するものであり、引き続きことしも開催することといたしております。  グラウンド・ゴルフのふるさと公園「潮風の丘」では、3年計画で芝生の張りかえに着手いたしました。30年度はインコースと岬コースでした。2021年のワールドマスターズゲームズには最高の状態で海外からのお客様もお迎えしたいというふうに考えています。  次に、道路等建設関係では、町道松崎田畑線バイパスの供用開始、湯梨浜中学校通学路の用地買収を行いました。台風24号による7,100万円の被害を受け、年度内に発注し、早期完成に努めているところでございます。また、下水道では、東郷処理区の管渠更生を進めたほか、龍島ポンプ場の基本設計を行いました。水道は、長い間の懸案でありました羽合地区と倉吉市の水道連結管の布設工事などを行ったところでございます。  次に、健康づくりについてです。  健康推進課が実施しておりますつみたて貯筋運動、ココカラ運動教室、やさしいヨガ教室は、ココカラ運動教室を除き、23%から48%、それぞれの事業がふえております。参加者がふえております。ゆりはま健康ポイントラリー各種運動教室への参加を促進するため、健診種目数の上限を設定したことから、前年の406人から24人と大幅に減りました。これはゆりはま健康ポイントラリーの応募状況でございます。これを回復するためには、何かやっぱり他の事業と組み合わせるとか、そういうことで参加しやすい、参加できる状況をつくらなければ、なかなか返ってこられないかなというふうにも思っておりまして、そのあたり、ことし努力してまいるところでございます。  特定健康診査は、新たに業者委託による受診勧奨を行った結果、受診者数は863人が888人と、対前年25人とわずかでございますが、率にして2.9%上昇し、受診率も1.7%上昇して29.8%になりました。引き続き向上に努めてまいります。  風疹ワクチン、肺炎球菌、高齢者インフルエンザの各種予防接種の接種率も向上しています。さらに、30年度から中学校でも始めましたフッ化物口腔洗口につきましては、中学1年生の、DMF指数というようですが、1人平均永久歯の齲歯数、これが対前年0.31本の減少、町内小学校の齲歯罹患率は対前年4.4%の減と事業の効果が如実にあらわれ、県下でも高い評価を受けているというふうに仄聞いたしております。  国民健康保険につきましては、被保険者が対前年166人減っているものの、保険給付費は約919万円ふえておりまして、1人当たりの保険給付費は1万6,921円と、対前年5.23%ふえています。そのうち病気の種類として多いのは、がんと循環器系の疾患による医療費が突出しているというのが現状でございます。  新規事業で1月から稼働しましたゆりはまヘルシーくらぶは、年度末の会員数が106人と、当初予定を大きく下回っております。原因は、内容等のPR不足と参加することによるメリットを明確に示せていなかったことなどにあると考えております。そのため、今年度に入ってから町報を通じた事業の周知に努めています。今月1日、初めての中間セミナーを開催しましたが、56名の参加があり、これがちょっと私が控えたのより数がふえておりますけども、16名か何かの新しい会員になられた方があったようでございます。今後、教室相談会の開催、あるいは県国保連との連携をしながら、町民の健康を増進するための中心事業として、町民の皆さんの理解を得ながらしっかりと進めていきたいというふうに思っています。  福祉の面では、民間事業所のバリアフリーに係る改修助成の申請件数が3件ありましたほか、集会所等のバリアフリー助成が3件ございました。また、町が主催するイベントの手話通訳派遣を拡大し、生活困窮者自立支援にも力を入れたところでございます。  町社協が実施し、町が補助する乗り合いバスの事業が毎週1回運行に数がふえまして、利用者の数が1,094人と、平成29年度より倍増いたしました。多くの皆さんが活用されることはとても喜ばしいことであるというふうに思っております。  認知症サポーター養成講座に延べ281人の方が参加されました。また、オレンジカフェも開始しました。みんなで支え合い、相談の機会をふやし、交流を図ることは、認知症予防に関してもとても大切なことであり、より多くの方に参加していただきたいというふうに思っております。そのほか、短期集中ゆりりんサロンを6団体で実施したほか、地域の支え合い活動等に関するアンケート調査を実施し、今後の高齢者生活支援等の検討を行います。ゆりりんメイトは17人養成いたしました。  次に、環境関係では、東郷湖を守り育てるアダプトプログラムは参加団体が毎年少しずつですがふえており、38団体が98回、参加者数約1,000人の活動実績でございました。企業の地域貢献活動、あるいは団体の皆さんの環境への関心の高まりというようなことがその背景にあるようでございます。今後とも参加団体の発掘に努めてまいります。  税の徴収につきましては、現年分の徴収率が99.19%、過年度滞納整理分、繰り越し分の徴収率が42.39%、両方を合わせたところで97.58%と、いずれも前年を上回っております。特に過年度滞納繰り越し分は17.76%も伸びました。正職員、臨時的任用職員を問わず、税に精通した職員が昨年多かったこともその一因かなと思っているところでございます。  子育て支援関係では、妊娠、出産から子育て期にわたる切れ目のない支援を行うため、ワンストップ支援のネウボラを本格稼働、実体験に基づいた相談サービスを提供いたしました。また、電子母子手帳を開始、登録者数127人に健診、予防接種などの情報提供を行ったほか、鳥取県生協とタイアップし、出産のあった御家庭にネウボックスのお届けを開始いたしております。不妊治療助成件数が前年の6人、9回から14人、24回と倍増いたしております。引き続き早期に治療が受けられますよう、きめ細やかな周知を徹底してまいります。合計特殊出生率は2.15と2台を回復し、この5年間で4年は2以上となっており、いい傾向だというふうに思っております。  教育関係では、湯梨浜中学校の竣工、給食センターの稼働が何といっても大きな事柄でございます。また、平成29年度から整備を促進した小学校へのエアコンも他の自治体に先んずる形で整備が完了いたしました。また、羽合放課後児童クラブの新築移転を決定し、基本設計を行いました。極力早い完成を目指して、今、努力しているところでございます。  ソフト面では、特定地域選択制も2年目に入り、昨年6人だったのが12人に増加、学校運営協議会の設置による挨拶運動や、あるいは登下校の見守り隊の結成の学校もあるというふうに伺っています。給付型奨学金制度の開始、湯梨浜町を知るための小学校の3、4年生向けの社会科の副読本の作成、これは本年度の4月に配布したということもございました。地域等に見守られながら、湯梨浜の子どもたちがしっかりと成長するように願っているところでございます。  水明荘につきましては、平成28年度の鳥取県中部地震以降、30年度は7月から10月の豪雨、台風による自然災害、異常気象の影響等による利用者の減少があり、対前年で宿泊者数466人、休憩人員が1,621人減少し、営業収益は対前年度756万5,000円の減となりました。ことしは大きな設備、機器の更新がありましたが、大きな起債の償還は終わります。この3年間の企業診断士の経営改善策をもとに、組織の充実、営業の強化、魅力ある商品の造成と情報発信等により、積極的な展開をして、反転攻勢のスタートの年にできればというふうに考えております。  最後に、財政状況につきましては、平成31年度開校に向けた新中学校・学校給食センター建設事業、西日本豪雨や台風24号による災害復旧事業、住宅の耐震化に対する支援事業、地方創生推進交付金事業といった支出があり、合併特例債や災害復旧債の発行、また、財政調整基金の繰り入れなどを行って財源を手当てする一方、経費面で節約に努めるなど財政運営を行いました結果、一般会計の実質収支は2億532万6,000円の黒字となり、令和元年度に1億7,021万5,000円を起債の繰り上げ償還の財源として組み入れることができました。平成30年度末の一般会計の基金残高につきましては、財政調整基金は2億7,999万円の減の25億8,085万円、財政調整基金や減債基金、特定目的基金を含めた基金の総額では2億8,005万8,000円減の58億8,883万円となっております。実質公債費比率については、対前年比0.8%減の13.3%となりましたが、将来負担比率については、対前年比18.5%増の28%となりました。これは新発債の増加による地方債現在高の増額によるものでございます。このようなことでございました。財政のほうも堅調に推移いたしております。以上です。 ○議長(入江 誠君) 続いて、平成30年度決算認定及び剰余金の処分について、提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 一括上程をいたしました議案第81号、平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第98号、平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまで全18会計、一般会計及び特別会計並びに2つの公営企業会計の決算認定につきまして、提案理由を申し上げます。  平成30年度の各会計の決算につきましては、既に監査委員の審査をいただきましたので、地方自治法第233条第3項の規定及び地方公営企業法第30条第4項並びに同法第32条第2項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に決算の認定等をお願いするものでございます。  最初に、議案第81号、平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。金額につきましては、千円単位で説明させていただきます。  歳入総額117億5,862万8,000円、歳出総額114億9,562万6,000円で、歳入歳出差し引き残額は2億6,300万2,000円の剰余となっております。このうち翌年度へ繰り越すべき財源の継続費逓次繰越総額は150万円、繰越明許費繰越総額は5,617万6,000円でございましたので、実質収支額は2億532万6,000円の黒字決算でございました。  歳入では、対前年比8.4%の増で、額にして9億1,399万8,000円の増となっています。普通交付税の合併特例分の縮減等により、地方交付税が4,212万3,000円の減、国庫支出金が臨時福祉給付金事業費補助金や農地等災害復旧事業費国庫補助金等の減により5,289万8,000円の減がある一方で、4月に開校いたしました新中学校・学校給食センターの建設工事等に伴う地方債が6億5,862万7,000円の増のほか、繰入金が財政調整基金等の取り崩しにより2億2,476万9,000円増加していることなどが主な変動要因でございます。  歳出では、対前年比10.5%の増で、額にして10億9,102万円の増となっております。新中学校・学校給食センター建設事業費の増などにより教育費が対前年比7億6,132万3,000円の増、老朽化した防災行政無線機器の更新事業費の増などにより総務費が対前年1億1,568万6,000円の増、長期債の繰り上げ償還により公債費が対前年比8,160万2,000円の増、松崎駅南梨生産団地整備事業や羽合漁港内の堆積砂のしゅんせつ事業費の増などにより農林水産業費が対前年比6,120万5,000円の増となっております。また、グラウンド・ゴルフふるさと公園施設整備事業や地方創生推進交付金事業費などの増により商工費が対前年比4,446万9,000円の増、消防車庫建設事業費の増などにより消防費が対前年比2,683万7,000円の増、後期高齢者医療特別会計繰出金や水道ネットワーク事業出資金の増などにより衛生費が対前年比1,453万1,000円の増、国民宿舎事業特別会計の長期貸し付けの増により諸支出金が対前年比600万円の増となったものの、減要因といたしましては、庁舎施設等災害復旧事業の減などにより災害復旧費が1,555万8,000円の減、臨時福祉給付金事業の減などにより民生費が対前年比554万3,000円の減となったことなどが主な変動の要因でございます。  続きまして、議案第82号、平成30年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、償還と収納事務のみの会計であり、歳入歳出合計は219万7,000円となっております。この結果、実質収支額はゼロ円の決算でございました。  続きまして、議案第83号、平成30年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、高齢者及び障がい者住宅整備資金の新たな貸し付けはなく、歳出の内容は、既貸付金の償還に係る経費などでございます。歳入歳出合計は4万3,000円で、実質収支額はゼロ円の決算でございます。  続きまして、議案第84号、平成30年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、国民健康保険税繰入金のほか、平成30年度から新たな仕組みとして県の国民健康保険事業特別会計から交付された保険給付費等交付金などで、歳入合計は18億1,299万円でございます。歳出は、大半を占めます保険給付費のほか、国民健康保険事業費納付金、保健事業費などで、歳出合計は18億1,041万8,000円となっております。この結果、実質収支額は257万2,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第85号、平成30年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、後期高齢者医療保険料、繰入金などで、歳入合計は1億8,087万7,000円でございます。歳出は、保健事業費、後期高齢者医療広域連合納付金などで、歳出合計は1億8,060万7,000円でございます。この結果、実質収支額は27万円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第86号、平成30年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、第1号被保険者介護保険料、国庫支出金、支払い基金交付金、県支出金、繰入金などで、歳入合計は18億7,422万2,000円でございました。歳出は、保険給付費、地域支援事業費などで、歳出合計は17億9,484万2,000円となっております。この結果、実質収支額は7,938万円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第87号、平成30年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、温泉使用料、温泉スタンド使用料、基金繰入金などで、歳入合計は2,269万4,000円でございます。歳出は、温泉事業、温泉スタンドの管理経費のほか、町有1号源泉ポンプ施設撤去工事、町有2号源泉中継施設井戸掘削工事などの事業費で、歳出合計は2,063万円でございます。この結果、実質収支額は206万4,000円の黒字決算でございました。  続きまして、議案第88号、平成30年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、使用料及び手数料、国庫支出金、繰入金、町債などで、歳入の合計は11億4,319万2,000円でございます。歳出は、公共下水道整備事業費、公債費などで、歳出合計は11億1,864万円でございます。以上の結果、歳入歳出の差し引き額は2,455万2,000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額は2,455万2,000円でございましたので、実質収支額はゼロ円の決算でございました。  続きまして、議案第89号、平成30年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  歳入は、使用料及び手数料、繰入金、町債などで、歳入合計は1億7,879万3,000円でございます。歳出は、維持管理費、公債費などで、歳出合計は1億7,879万3,000円でございます。この結果、実質収支額はゼロ円の決算でございます。  続きまして、議案第90号、平成30年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  簡易水道事業につきましては、平成31年4月1日から地方公営企業法が適用され、水道事業会計に統合されたことに伴い、法令に従いまして出納整理期間を待つことなく、平成31年3月31日をもって打ち切り決算を行っています。  歳入は、使用料及び手数料、繰入金、町債などで、歳入合計は1億2,492万1,000円でございます。歳出は、施設維持に係る経常経費、公債費などのほか、筒地地区飲料水供給施設拡張事業を実施し、平成31年3月31日時点での歳出合計は8,927万4,000円となりました。この結果、実質収支額は3,564万7,000円の黒字決算となっており、この額を水道事業会計に引き継いでいます。  続きまして、議案第91号から議案第96号までの平成30年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計から湯梨浜町花見財産区特別会計までの歳入歳出決算認定について申し上げます。  いずれの財産区におきましても、歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費でございます。実質収支額は全ての財産区とも黒字決算でございました。  続きまして、議案第97号、平成30年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について申し上げます。  収益的収支は、事業収益が2億8,307万8,000円、事業費用は2億7,039万7,000円でございます。また、資本的収支の資本的支出におきましては、企業債償還金8,446万7,000円のみで、営業収益と営業費用によります営業利益は1,303万9,000円、そして営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は1,268万1,000円で、損益勘定における当年度純利益は1,268万1,000円の黒字決算でございました。  資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金で補填いたしております。  また、剰余金の処分につきましては、減債積立金として30万円、建設改良積立金として1,238万1,000円を承認後にそれぞれ積み立てることといたしております。  最後に、議案第98号、平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について御説明いたします。  水道事業の経営状況でありますが、収益的収支は、給水収益などの営業収益と営業費用によります営業利益は205万5,000円で、それに営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は590万2,000円で、損益勘定における当年度純利益は570万7,000円の黒字決算でございました。  資本勘定におきましては、資本的収入は一般会計の出資金のみで、収入合計1,970万円でございます。資本的支出におきましては、建設改良費は原水施設工事費で2,806万1,000円、配水施設工事費で5,793万円、企業債償還金は1,363万9,000円で、支出合計9,963万円でございます。  資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金と建設改良積立金処分額並びに当該年度消費税資本的収支調整額で補填いたしました。  また、剰余金の処分につきましては、当該年度未処分利益剰余金は1億745万9,000円でございます。利益剰余金処分額につきましては、減債積立金、建設改良積立金の積み立て予定はなく、一般会計への納付金は839万1,000円を予定しております。  以上、提案いたしました湯梨浜町一般会計及び特別会計並びに公営企業会計決算につきまして、その概要を説明いたしました。御審議の上、御認定を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) ここでお諮りいたします。次に、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明ですが、内容は、お手元の決算書のとおりでありますので、補足説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明は省略することに決定いたしました。  以上で決算認定及び剰余金の処分に係る提案理由の説明は終わります。  続いて、監査委員の平成30年度決算審査意見の報告を求めます。  礒江代表監査委員。 ○代表監査委員(礒江 俊二君) おはようございます。平成30年度の決算に係る聞き取りを行いましたので、その意見を報告いたします。お手元に青色の表紙の意見書をまとめております。これに従って説明したいと思います。  まず、1ページですけど、対象となる会計は、一般会計以下18会計でございます。  それから、はぐっていただいて、2ページです。審査は7月2日から7月30日まで行いました。  4の審査の結果ですけれども、審査に付された決算書、その他の書類は妥当なものと認められました。それから、予算の執行や事務処理は、おおむね適正に行われたというふうに認められたところです。  なお、個別事項に対する意見は、また後ほどまとめておりますので報告いたします。  そしたら、内容に入ります。3ページからです。  平成30年度決算の概要ということで、先ほど町長から説明がありました。平成30年度一般会計、特別会計で171億円余と、歳入が、これに対する歳出が166億9,700万円ということでございます。どちらも前年度に比べて増ということでございます。  一般会計の特徴では、やっぱり30年度は新中学校・学校給食センター建設に伴う財政調整基金の取り崩し、それから公債費の大幅増ということ、それから歳出面でも教育費の大幅増という結果になっております。  特別会計では、国民健康保険事業特別会計と介護保険特別会計で増加傾向になっていると。これは、国保会計では、被保険者数は減となっておりますけれども、だんだん年齢が上がってきているということで、1人当たりの医療費の増が影響していると、それから、介護特会については、やっぱり被保険者の高齢化に伴う増ということで、今後、注視していく必要があるなということです。  決算収支は、先ほど町長さんからも報告がありました。実質収支が3億2,600万円余ということです。それから、基金につきましては、財政調整基金の大幅な取り崩しということで、3億円余りの減で、当年度末残高は63億5,800万円ということ、それから、財政調整基金は約2億8,000万円減、それから、減債基金は横ばいということでございます。起債につきましても、新たに25億7,100万円の新規発行があったため、当年度末残高が183億8,900万ということでございます。予算の執行状況はおおむね適切だということです。  ちなみに、下から5行目ですか、歳出不用額は4億2,600万と、多少減っておりますけれども、相変わらず4億円を超えた不用額が出ているということ、それから、収入未済額は1億700万円ということですが、これも実態は税金、公金等の不納欠損が過半を占めておりますので、引き続き努力をしていただきたいと思っているところでございます。  5ページは、不用額と収入未済額の個々の明細を掲載しております。5、6、7でございます。  はぐっていただいて、8ページです。財政の構造ですけれども、財政分析です。自主財源は当年度24.7パーということで上がっております。それから、総体的に依存財源は75.3パーと下がってきたと。それから、歳出的に見れば、投資的経費は、新中学校等の建設経費が大幅に伸びておりますので、投資的経費が金額、比率とも大幅に伸びたということでございます。財政力指数は0.27ポイントということで、前年度まではちょっと平均よりも下だったんですが、ちょうど県の平均という数値になりました。経常収支比率は91.6ポイントということで、投資的経費が大きく伸びておりますので、その影響で下がったということです。  それから、9ページの一番下に、昨年から掲載しておりますプライマリーバランスでございますけれども、当然のことながら、これだけ大きな投資的経費を投入すると、当年度の収入から当年度の支出を賄うというのは当然難しいということで、プラス・マイナスしたら約8億円の赤字ということです。これを10ページを見ていただいたら、横の表ですけれども、プライマリーバランスということで、7億9,990万円余のマイナスと、だから貯金の取り崩しと新たな借金で8億円投入したということでございます。プライマリーバランス、昨年度報告しておりますけれども、湯梨浜町合併から直後の平成16年に9億4,600万円の赤、それから平成17年度が24億6,500万円の赤と、それ以来の赤字ということでございます。  それから、11ページですけども、起債は新たに新規発行したことに伴って増加しております。それから、債務負担については、大きな変動はありません。  12ページにまとめを書いております。単年度的には、先ほど町長さんから報告ありましたように、堅調な財政運営になっていると。ただ、これまで意見を申し述べてきましたけども、公共施設の老朽化に伴う再編、更新整備、今、総務課で検討中のようです。これが今後40年間に単純更新すれば毎年20億円投入して、計800億必要だと。これをどう再編、更新するかと。それから、ずっと数年来申し上げております水明荘の大規模設備の更新、改修の問題ということに加えて、新たに水道事業で管路の老朽化に伴う更新ということで、大ざっぱに言いますと、今後、毎年度20億円ずつ投入しても20年かかると、計400億かかるという問題が浮上してきました。これについて、今後どうするか。当然、水道、公営企業会計の今現在3億円程度しか積み立てしておりませんけども、それじゃあ到底対応できないということになってまいります。中・長期的には、だから公共施設の今後のあり方をどうするか。当面20年間は、今まで20億円投入しても40年間、800億かかるというのに加えて、水道が毎年度20億、計40億、20年間やって更新する必要があるということが出てきました。  13ページ以下は各会計の状況ですので省略させてもらいたいと思いますが、特にコメントしておきたいのは、19ページ、まず、下水道事業特会でございます。ただし書きを書いております。今回、先ほどレークサイド・ヴィレッジの団地開発に伴う経費、これは平成30年度設計委託費644万8,000円、それから令和元年度、現在工事中の工事請負費が3,500万、これについては、今、下水道特会で経理しておりますけれども、本来これは町の一般会計から繰入金で出すべき話じゃないかと、公共下水道の利用者のみが負担する話じゃないと、一般会計の開発計画に基づく話だということになったら、これは平成31年度でも財源更正をして、一般会計繰入金でその財源を負担すべきだというふうに思います。  それから、はぐっていただいて、26ページ、上水道の、先ほど申しました、今後、毎年度20億円を20年継続が必要ということが明らかになってきましたよということをコメント入れておりますので、後でも読んでおいていただけたらと思います。  29ページ、審査意見ですけれども、今回、多少ボリュームが多いもんですから、多少時間長くなるかもしれませんけども、御了承いただけたらと思います。  2点上げております。  まず1点目は、専門職の職員の確保についてということでございます。6月議会でしたか、浦木議員の質問もありましたけれども、皆さんよく御存じのように、県内企業では今、人材不足ということで、各企業とも躍起になっております。公務員の世界でも同じように、正教員並みの待遇を認められている講師の確保というのが全国的に大変困難になっておりまして、先日の新聞では、全国的に1,000人不足だという報道がなされておりました。それで、今回の聞き取りで、我が町はどんな状況だということになってきましたら、やっぱり専門資格を必要とする職員の不足、それは分母が小さいだけに直ちに1人欠けたら、2人のうち1人欠けたら戦力が半分になってしまう、影響が大きいと、ほかの職員では代替できないという問題が起こっております。  ここの表で、次のページまで、4つの例を挙げております。それぞれ不足の要因というのはいろいろあって、多少は違いますけれども、例えば健康推進課については、保健師さんが産休、育休で欠員になってしまったと、1名、そしたらやっぱり個別指導が直ちにほかの人ではできないという状況に陥っているということでございます。ここは担当課に頑張れ、頑張れって言っとるだけじゃあ問題は解決しないと、やっぱり役場の中で総合的な視点から、単なる賃金のアップということだけじゃなくて、例えば初任給決定時は前歴加算制度を適用、これ、正職員でしたら、例えば役場に採用される場合に、民間で5年働いてたというときは、普通の大学卒業、高校卒業よりもその5年分を加算してもらえると、そういうふうな制度ですけれども、もろもろの総合的な検討を加えて、緊急な臨時措置だということであっても、何とか総合的な手を打たないと、サービスの低下に直結するという問題意識を持っております。ぜひとも役場内で総合的に検討いただけたらという思いです。
     それから、2点目は、生涯活躍のまち計画の進捗状況の検証と。先ほど町長さんからも地方創生に関する施策の報告が一部ありましたけども、今回、監査委員として中間検証という立場で今の状況を分析しました。これは、平成28年度決算では、意見書として私どもが指摘しております。まるでユートピアを目指した構想で、構想段階ではその夢を追っかけるのはいいんだけども、今後の的確な実施が本当の課題だという指摘をいたしました。それから、昨年度の決算では、この延長で、その事業の本当の目的は何かということをよく考えて進めてくださいねと、それが大切ですよと指摘してきたところです。  結論から言いますと、私ども監査委員2人とも大いに不満だということです。全てが中途半端。多額の公費を使って何をやっているんだという印象が強いと。特に、これはレークサイド・ヴィレッジのことを意識してますけども、将来に問題を残すような格好でどうするつもりなのかという印象が強いと思っております。  ハード関係では、まず、松崎駅前拠点等整備事業、真のまちづくりの拠点とするという目標が果たして達成できているだろうか。施設はつくったけども、利用状況は余りにもほど遠いと。先ほど町長さんから「どれみ」の相談件数、四千数百件あったということですけれども、関係課に総合相談機能ということで聞き取りをしたところ、健康推進課で1年に1件あっただけ、ほかは全くありませんと。看護師さんが常駐した。大半は、あそこに備えつけてある計器の計測結果を看護師さんに立ち話をするというような実態が、軽い相談だということで。本当の意味の相談を必要とする町民の方があのスペースでは到底相談のスペースにはなり得ないというのが各課の意見でした。  それから、ゆるりん館についても、私もしょっちゅう立ち寄って、どうなんかなといって見ますけども、やっぱり利用状況は寂しいなという印象でございます。  それから、次に、31ページのまちづくり株式会社の経営状況です。「しかし」のところに書いております。平成30年度の同社決算によれば、売上高が3,642万8,000円、経常収支がマイナス325万7,000円、純利益はマイナス343万9,000円、なかなか経営が苦しいと。それをどう立て直すかといったら、最初のスタートでついた印象というのは、通常、民間の場合だったら4倍も5倍も労力がかかると。それをこの店はこういうものを売ってるな、こういう利用状況だなという印象。それから、収益のもう一つの柱であるふるさと納税にしたって、31年度は1,800万必要だということです。ただ、これをクリアする町からのノルマは1億4,000万。29年度は1億円のノルマでした。必要経費を確保しようと思ったら。30年度は1億2,000万。先ほど報告がありましたけども、1億4,000万円余集めたということで、予定よりもというか、見込みよりもたくさん手数料は入ったかもしれません。ただ、31年度は一挙に地域おこし協力隊の人件費が別途必要になりまして、プロパーの職員を1人採用する必要がある、それから、臨時職員を2名から3名にふやす必要があるっちゅうことで、1,800万必要だということで、3月議会でここでも議論になりました。手数料率が12%。手数料率というのは大した問題じゃない。必要経費として1,800万確保しようと思ったら1億4,000万集めないと確保できないという今の計算になっております。これから立て直そうと思ったら、相当な努力が必要だということでございます。  それから、32ページ、レークサイド・ヴィレッジ団地整備ですけれども、副題として、下水道整備支援が不明確ですよと、それから、今後の類似事案に影響するもんですよというふうに理解しております。32ページの(1)の2つ目のぽつ、この民間開発に対して、執行部は公共下水道施設の一部を代替施工する予算議案を提出したことで、議会の審議も紛糾しましたよということで、ここの経過は皆さんよく御存じだと思います。  それで、この審議経過、私も常任委員会、全協、本会議の議事録は全て目を通させていただきました。それの流れを見てみると、今回審議の問題点というのは、32ページの下で太字で書いております。あくまでも法の趣旨を無視してまでなぜ事業支援者の町がその経費を負担して代替施工するのかの1点のみです。これの目くらましで、次の33ページに主な混乱の原因として、まず①に、町の立場は3つの顔を持ってますと、都市計画法の執行者、開発許可の許可権者としての顔、それから下水道の管理者としての顔、それからこの民間開発に支援したいという支援者としての顔、3つの顔、これを場面場面によってごちゃごちゃごちゃごちゃ説明しているから、この本来の1点がわけがわからなくなっちゃったと。この1点で、33ページの一番下までがボクシングでいう第1ラウンドというふうに見てます。皆さんの頭はこれによって混乱させられたということです。  わかりやすく言いますと、33ページのちょうど真ん中から下ぐらいに、都市計画法の開発許可の大系は、一定面積以上の開発行為は全て法の許可が必要だと、その際の公共施設は、既存施設のありなし、または個々の市町村がどういう取り扱いをしてようが、事業者の整備が原則と。これが日本全国網がかぶってます。それで整備された。きょう現在でも全然法律の条文は変わってませんし、有権解釈というか、国交省の通知やなんかも変わってない。ここは全然姿は変わってない。それを今回の扱いは、途中経過では、法律の32条に基づく協議によって決めたんだというふうな答弁もされておりましたけれども、それは間違いということです。  その下の黒ぽつの、支援者である町が、水面下、あるいは関係者の任意の協議で決めたものであるにもかかわらず、あたかも都市計画法の32条の手続に乗っかって決めたんだよというふうな詭弁を使っての説明。それから、法律上、国や県も容認してますよといった照会文があったでしょう。それなんかも、そんなもんは常識です。財源がどこから出ようが、法律は、良好な団地をつくればいいのであって、親からの相続なり、銀行から借り入れするなり、それから賛成する寄附者が出ても、それはいいです。それは介護施設やこども園なんかでも同じことです。自分の自己資金でしなければならない、書くほうがおかしい。法律を知ってないということ。常識です。だから国の回答や県のあれなんかは常識を言っただけの話ということです。  それで、下から8行目ぐらいで書いております。本当の主題である民間の開発事業に対してなぜ町が支援しなければならないかという件に対してほとんど答えていない。執行部が本当の主題に対して真摯に答弁していれば、今回の議論はまた違ったものになるんでしょうやということです。これが第1ラウンドで、真面目な人ほど執行部の答弁を一生懸命聞き逃すまいとして、頭の中、混乱させられたというのが実態じゃないかなというふうに思っております。  はぐっていただいて、次が第2ラウンドで、町下水道取扱要綱の不備と言っております。太字で、しかし、当町が策定した町下水道取扱要綱の内容は、参考にしたとされる山形県東根市とは全く違った別物ですよと。体裁だけを倣っただけで、内容は別物だと。それから、町の要綱は不明瞭かつ曖昧なものとなっており、今後、同様の事例が生じた場合にどのように解釈、運用されていくのか、今後の下水道管理行政にとって大きな問題を抱える代物ですよと、影響しますよということです。これが第2ラウンド。  東根市と当町の下水道取扱要綱の条文を並列にしておりますけれども、分析というところでちょっと見ていただいたら、1号の関係は、既存の公共ますがあるところから開発区域に至るまでの整備の関係の条文です。東根市は下水道認可区域だと、これは現在施工中、あるいは告示して施工期間を決めて、最高でも5年から7年ぐらいには整備しますよという宣言をしておる。それは告示しないといけませんからしているような区域。一方、当町のほうは、下水道事業計画区域、これを我が町はどこどこどういう区域に広がってるだいやといって担当課に聞いたところ、これは合併前の東郷町なり羽合町で既に決めておるところだから、すぐすぐは出てきませんっていうような区域です。そこの中であれば、全て開発区域に至るまでは当町が肩がわり、負担して施工しましょうという宣言になっております。  4条の2号関係っていうのが、これが開発区域内における規定です。山形県東根市は、例えば開発区域があって、その先に既存集落があったときに、まだ未整備だと。いい機会だからあわせて大きな下水管の管渠を布設しようというときに、既存集落分は我が町で負担しましょうという規定です。一方、我が町の取り扱い要綱は、町が策定する開発計画に基づき設置される施設周辺の下水道施設、不明瞭かつその範囲は曖昧模糊とした範囲だということで、その問題点を次のページの丸で、ぽつで書いておりますけども、町の策定する開発計画というのはどういうものですかと、それから、公共的または公益的な施設というのはどういう範囲ですか、あるいは周辺のというのはどういう範囲ですかと、そこを明確にしておかないと、今後いろんなケースで話が出てきたときに問題になりますよ。  結局、35ページのウの下に書いてますけども、結局、本件の主題である法の趣旨を無視してまでなぜ町が経費負担して代替施工するのかという質問に対しては、それは町の開発計画に基づき設置される施設があるからという理由だけしか残らないということ。  はぐっていただいて、36ページです。これが次の試合というか、第3ラウンドになってきます。太字のところ。しかし、このような曖昧かつ不明瞭な要綱の制定、公表によって、問題は本件予算審議のみにとどまらず、今後の町下水道行政の運営に禍根を引きずることになったということです。  わかりやすく言えば、今、企画課が旧北溟中跡地の利用検討をやっておられます。あれも同じ4ヘクタールです。ここにはたじりこども園あたりの移設が予定されてます。それから、179号が延伸してくるという話がある。その沿道には店舗なんかもあるでしょう。そのときに、それに、計画に乗っかった開発事業者から企画課長さんが、ところであなたの町は下水道の特例扱いを町が肩がわりしてしてもらえるんですね、それは今回、北溟中跡地についてはどのあたりまでしてもらえますか、聞かれたときに、企画課長さん、はい、わかりましたってこの補助要綱で答えられますかということ。もうこの前のCATVで出てましたけども、企画課長さんが業者に説明されたと。それほど曖昧な要綱ですよということ。それが今後に禍根を残すというか、影響する話ですよと。本会議なり全協あたりでも副町長が、店舗も公益的施設に該当するだ、何だかんだっていろいろ答弁されてますが、今回4,000万ぐらいの投入ですから、その分は安うなりますから、業者にとっては必死ですよ。店舗の周辺についても町がやってもらえますねと言われたときに、どう対応するんですかという問題が残ってきたということ。  それから、36ページの3番目の泊地域小さな拠点づくり事業。先ほど町長さんがちょっと説明されましたけれども、私どもが聞き取りしたときは担当課はそういう話じゃなかったです。というのは、町の計画策定が不明だと、完全に欠落してますよっていう問題です。昨年5月の広報ゆりはまで、協議会の意見書がまとまりましたと、それで意見書を町長に手渡す写真とぶち抜きの広報が出ました。私どもは、これは町の町財政への影響やその他、役場内部でもろもろ調整して、これから検討された上で町の計画が決まるものだと思って、そういう捉まえ方をしてました。役場内で町財政への影響が大き過ぎるよと、これは。それから、総務課で検討中の公共施設再編・更新計画の中で、これだけ特別扱いにするんですかという調整の問題も出てくる。それから、泊支所の2階と3階があいてます。中央公民館泊分館は山の上にあって、高齢者では利用しづらいと。それだったら泊支所の2階と3階を両方の機能を持たせて、職員も泊支所にもいるし、中央公民館にもいると。その両方の業務をさせたらという代替案の、案ですけれども、その方策もないことはない。  それから、3年ほど前に公民館整備の方針を決めて、今後のこれからのコミュニティー施設は各集落が管理してくださいよということで、田後公民館も橋津公民館も宇野公民館も全て無償譲渡してきましたが、なぜ泊だけがコミュニティー機能は役場が整備して、役場が管理するんですかという、内部で調整すべき問題も多々ある。そういう問題を整理した上で町としての計画というのを、辛抱してもらうところは辛抱してもらうという計画がまとまるものだと思っておりましたら、今回聞き取りしたら、いつの間にかそれがすりかわっとって、協議会の意見があたかも町の計画みたいな説明を受けたので、私どもは唖然としたというところだった。  これ、何か役場の職員の能力がここまで低下してるんか、暗い気持ちになったんですけれども、今後、先ほど町長さんが、これから町としての計画をっていうのをちらっと言われたように今聞きましたけれども、じゃあなぜ、みらい創造室は、基本計画が決まりましたと言って、3月になって、買い物施設の平面図を議会の全協に提出なんかしたんですか。まだ決まってないのにいうまた奇妙なことにならへんかということでございます。  それから、はぐっていただいて、38ページは、生涯活躍のまち地域包括ケア計画関係ということで、ソフトのほうです。これは、私どもは、今まで言ってきた松崎駅前でもレークサイド・ヴィレッジでも小さな拠点でも、それは生涯活躍のまち計画を実現するための条件整備というふうに理解しとった。ほんで、こちらのほうは物すごく重要で、これに命を吹き込む魂のような計画だというふうに思っております。それを今回聞き取りしてみたら、町民の自助・共助能力の向上だとか、それから町民同士が支え合う、それから事業者も多方面にというか、多業種にわたっている。そこらあたりも有機的なつながりを、連携を高めていくというふうな計画段階では書いてありますけども、関係課はたくさんあるんですけれど、28年度決算の際に構想段階で聞いた状態とまだ一歩も進んでない。関係課はスタートラインに立ったまま号砲を待っているという状態が本当の認識じゃないかなと。38ページの一番下の、今回の聞き取りにおいても、関係各課とも3年間スタートラインに立ったまま号砲待ちの姿勢に変化はないということ。  それで、39ページ、まとめですけれども、このように、条件整備、先ほど申しましたハードの3地区についてもそれぞれ課題があります。包括ケア計画については全く進んでいないと。このような状況の中で、執行部はいつまでも構想段階の夢を追っかけてるばかりではだめじゃないかと、実施段階に入って、いかにこれを実現していくのかというのが中心課題ですよと、改めて真の目的は何かと、この計画の、煮詰めて、再検討すべきだと思っております。後で見ていただいたらわかりますけども、今の状態では、先ほど町長さんから説明あった予算事業の進捗というのは条件整備じゃないかということになったら、この計画は結局はとんかちの計画なんですかということ。いや、そうじゃないでしょうということ。生涯活躍のまちという、この計画を改めて根本から役場全体で考えてみる必要があるんじゃないですか。  それで、(2)の頭に書いております。今の一番執行部の大きな課題は、現状を見て最も大きな課題は、役場の計画推進体制が未整備だと。基本計画においては、ハードにおいては個別事業単位の進捗状況をチェックする意識しかなく、包括ケア計画、ソフトにおいても、関係課としての認識はあるものの、自課が中心となって取りまとめるという意識がないため、施策の取り組みにつながってこない。  それをわかりやすく、もしかすると、次の40ページに、町長さんは生涯活躍のまちづくりを町民に3年前に表明しておられますね。しかし、これの目標はどういう姿を描いているんですかという具体的説明が、役場内の下に対する説明が不足しているんじゃないかなと。大きな雲がかかっている。一方、下のほうから見ると、自分たちの担当を決められたところの個々の事業はちょこちょこちょこちょこする。あるいは包括ケア計画のほうは関係課であるということは認識は持っとるけども、自分の課が中心になって役場内を取りまとめていく、例えば町内の自助・共助意識の向上というのはどういう手法でやっていこうかという中心課がない。だからどういう方法がというのは下のほうから雲がかかっとる。  ほんで、一番問題なのは、真ん中の推進本部長というのが括弧で空欄になってます。現状は未整備。役場内に計画全体を把握、検証する機能が今欠落していると。俯瞰して、この分野がおくれとるじゃないかという機能が欠落しているんじゃないですかという危惧を大いに持ってます。  まだ泊の小さな拠点整備がどのぐらいの事業費になるかわかりませんけども、先ほど申しました。松崎駅前地区は総事業費が1億5,000万。それから、レークサイド・ヴィレッジは、これから町営住宅つくるということになったら、少なくとも4億はかかるでしょう。ほんで泊は、4つの施設を解体したり新たに新築したりすると、最低1億5,000万見ても、6億は下らないということになったら、10数億の公金を使っていくと。そのときに、魂を入れる作業が検討全くなしで、今は仏壇をつくっている。仏像でもない。まだ側を整備しとる、仏壇つくっとる段階。これから仏像をつくって、それから魂入れ式をせにゃあ、本当に機能しない。それを仏像の漆塗るか、原木のいい材料を使うかみたいな議論をしとってもピント外れになりますよという、そういう危惧を持っております。この機会にもう一度改めて考えてみていただきたいなというのが監査委員としての率直な気持ちです。  長時間になりましたので、最後に、終わりにしますけども、今回の聞き取りで、若いころに教わった一つ上の目で見るという言葉を思い出しました。自分が担当する仕事をどうしたらいいか、壁にぶち当たったとき、あるいは今回のような生涯活躍のまち計画というような自分が全て抱え込めるような話ではない大きな仕事の一部を担当するようになったときに、例えば担当職員は係長の、係長は課長補佐の、課長補佐は課長の、課長は副町長、言わずもがなですけれども、町長さんや議員さんは当然町民の目で、果たしてこれが進んどるんかいなという目で見てみることが大切だよと、それが物事の正確な問題点が見えてくるし、職員というか、あなたの成長にもつながっていくよということを先輩から言われたことを思い出しました。今、この生涯活躍のまち計画っちゅうのは、まさに町長以下、役場全体でそういう視線が重要だなというふうに改めて見たところです。  長くなりましたので、多少はしょって説明しましたけれども、改めてこれ、ここの意見のところは見直してもらって、どういう意図ですか、どういう趣旨ですかということがあれば、また委員会の場で幾らでも答えますので、きょうはここまでにしたいと思います。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 以上で監査委員の平成30年度決算審査意見の報告は終わります。  ここで、監査委員の決算審査意見書に対して、町長より処理方針についての発言を求められておりますので、許可をいたします。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) ただいま代表監査委員から、平成30年度決算審査意見の報告がございました。頂戴いたしました意見は、いずれも大切なことであり、改善に努めてまいりたいと思いますが、現状あるいは町としての方針等について申し上げさせていただきます。  まず最初に、専門資格を必要とする職員の不足は、行政サービスの低下に直結するので、担当課任せでなく、早急に採用、人事担当課を含めた役場内の共通課題としての対応をということでございます。  もとより専門職の職員が欠けた場合、担当課任せでなく、補充等については、総務課の担当部署で年中と言っていいくらい相当の努力をしているところでございます。御意見では4つの課の事例を引用されましたが、この場では何々課の何々ということを、職名を話さずに申し上げたいかと思いますが、専門職の正職員が欠けた場合、それが退職であれば、事前に正職員採用のいろんな手続をやって採用します。この場合、例に出しておられますのは、産休、育休で休みをとった場合です。その場合に、正職員を雇用するということは、定数をふやすことになります。出てきたらまたどうするかという問題が生じてきますので、その場合は資格のある臨時職員ということでやっているのが実情でございます。  そして、人を採用しようとする場合、臨時的任用職員にせよ、どういう職種がいいかということは、人事担当のほうと、担当課のほうと協議して、じゃあそれでいきましょうということで基本的にはその職種の人間を求めます。それで採用してうまくいかなかったということになれば、それはもとの発想自体が間違ってたのか、あるいは事業遂行上の何かがあってうまくいかなくなっているのか、人の問題でそうなのか、その辺の事情は種々さまざまになってくると思います。  これは内輪のことで、あんまりこういう場で話はしたくないんですけども、健診のほうがおくれてくれば、それを解決する方法をある意味自分らでも考えることも必要でしょうし、1件もやれないというのは、私はそれは管理監督職員としてもちょっと残念なことだというふうに本人にも申し伝えました。そのようなことがございました。  それから、例に挙げてございます社会福祉士につきまして、福祉事務所につきましては、法律で社会福祉士の1名配置が義務づけられております。組織としては、湯梨浜町の福祉事務所にはその職員を置いているんですけども、その福祉事務所の中の他課でも社会福祉士が欲しいというような気持ちは私どもも持っております。現在のところは大学で社会福祉に関する科目、3科目だったと思いますけども、3科目以上おさめた者を社会福祉主事任用資格を取得した者とみなして配置しており、間もなく、いつごろでしたか、近いうちに現在のその課にいる職員もこの社会福祉主事の資格を取るための研修に行くことになっております。この間、出張伺いが回っておりましたので、もうすぐ行くんだろうと思っておりますが、そのような形で能力のある者を配置しているところでございます。先ほどの社会福祉主事の資格取得のための研修は、厚生労働大臣が指定した養成講座への研修でございます。  それと、よく放送などで頻繁に実施しておりますけども、保育士につきましては、よく募集をしています。しかしながら、この5年間の状況をちょっとお話しさせていただきますと、実はこの5年間で正職員を5名ふやしております。クラス担任分の人数は確保しております。その定数の中で。ところが、育休中の保育士が5名いるということで、そこのところにまた、先ほどの冒頭の話ですが、臨時的任用職員を充てなければならないというようなことがございます。ですから、もとよりこういう専門職につきましては、同じ臨時的任用職員でも給料が高く設定したりはいたしておりますけども、その臨時的任用職員が不足するということで、年中のように保育士の募集というのをやっているところでございます。  たまたま今、県の町村会を通じてやる試験なんかの応募の状況がまとまりましたけれども、湯梨浜町は結構保育士、それから土木技師も実はこのたびは手を挙げておりまして、かなりよそよりははるかにいい人数が応募してくれているという実態がございます。  保育士につきましては、特に試験の回数増ですとか、あるいはそこの短期大学に直接職員が出向いて、町の状況等を説明しながら説明会で勧誘なども積極的に進めておりまして、そのあたりの成果も徐々に出てきているんじゃないかなというふうにも思っているところでございます。  待遇改善というお話もございましたが、来年の4月から現在の臨時的任用職員などに該当する職員のうち一定の者が新しい、ちょっと言葉は今忘れましたけども、言葉は何だったっけ。会計年度任用職員ということで、仕組みが変わって、先ほど代表がおっしゃいましたような経験年数ですとか、そういうものが反映されたり、あるいは期末手当が出るようになったりとか、そういう待遇を図る法律が施行になりますので、今、そのための準備を中部圏域の中でも総務課のほうが出席して議論しておるようです。それができれば、臨時的任用職員も多くの者がその恩恵に浴すると言うとちょっと言葉が悪いかもしれませんが、改善につながるだろうというふうにも思っているところでございます。そのような状況でございます。  次に、生涯活躍のまちについてございました。まとめの部分に書かれていることから入りますと、役場全体で共通認識を持って今後の施策に取り組む推進体制の構築ということがございました。これは、先ほどもちょっと触れられましたが、平成28年度の決算審査の際に出ていた役場の実施体制の確立と同一線上のお話でございます。ですから、何も変わっていないということで御指摘を今受けたところなんですけども、その際も対応方針の中では、CCRCを推進するための横断的組織を設けること、例えば総合相談窓口のような関係課が複数にわたる事務については、窓口課を決めて取り組むというようなことも申し上げたところでございますが、これらのことがきちんと機能していない、直接の担当課だけが自分のところのことだけであたふたをしているというような現状も見てとれます。このことが克服できなければ、ハード、ソフト、いずれの面からもいいものはできないと思っており、先日は副町長のほうがハードの関係する事業について、関係課を集めて、共通認識を持って取り組むよう指示したというふうにも聞いております。改めて周知徹底を図りたいと思っております。  以下、個々の事柄について、少し触れさせていただきます。  まず、松崎駅前のどれみの総合相談機能についてでございます。  意見書には、平成30年度、役場担当課への応援相談1件のみとございますが、これは監査委員のほうのお話にもありましたように、1課の数字でございまして、ここに全体の数字的なものが入ってきてないということは、やっぱり横の連携というか、情報の共有化みたいなことがしっかりできてないんだなということを思いながら聞いたわけなんですけれども、実は他の課が介護予防普及啓発事業として、どれみ介護相談というのと、それから、これは平成30年から始めたんですが、オレンジカフェという2つの事業を展開しております。平成30年度に8回、この両方で8回実施し、40名の方が参加しておられ、そのうち17名の方が相談も行われたというふうに聞いております。30年度のどれみの利用者といいますか、その総数は、先ほど申し上げましたように4,681人の利用ということでございまして、その意味では、人が集まって利用するという事業、そういった関係の面については目的を果たしつつあると。十分じゃないということはもちろんございますが。それから、令和元年に入ってから8月までに昨年から始めたオレンジカフェは5回開催しておりますけども、60人の方が行っておられて、そのうち7人の方が相談もされたというような報告を受けております。  このような状況でございまして、当初は、私はイメージ的にはあそこを地域包括の一つの核にしたいという気持ちがありましたから、いろんな分野のことで、入れかわり立ちかわりじゃないですけども、例えば曜日と時間を決めて、この日は何々の相談の日ですとか、そういうふうに決めてやったらどうかということを言ったんですが、それをやるとなかなか今度は職員のほうへの影響もあるということで、課によってはこっちでやって、それで十分だという課もありますし、その辺のところで、強要はしないで、そのまま意識だけしてて、具体的にはそんなに動かずに、介護の関係は動いて、そういうものも入れてやってくれているわけですけども、進んできたということでございます。多分このほかにも就業や移住の相談というようなこともあったんだろうと思っております。  ここで1年がようやくたちまして、来場者がどんな内容で来ておられたか、あるいは相談内容はどんなことがあったかというようなこと、それの分析あたりもできる状況になっておりますので、その方法を加え、検討ができるようになったと思っておりまして、どんな内容で引き続き充実を図っていくかということをこれから取り組んでまいりたいというふうに思っております。  次に、ゆるりん館につきましてです。  まちづくり会社の健全な運営のためには、先ほど申しましたようにゆるりん館の収益の改善が不可欠ですが、当初の予定目標に比べ、販売金額が63%、来場者数が82%になっており、大きな理由は、1人当たりの単価が想定より安いということがございます。想定より安いというか、低いということがあるように聞いております。11月から3月までの利用者数は月平均3,525人で、学校帰りの中学生が勉強していたり、婦人グループの会合があの畳の部屋で行われていたりと、にぎわいや交流の場、あるいは買い物支援の場所としての機能は果たしているというふうに思っております。先ほど申した収益の向上が鍵だというふうに思っておりまして、まちづくり会社においても、その打開策といいますか、克服する方法を検討しておられまして、近いうちにまた新たな展開が生まれてくるものというふうに思っているところでございます。  また、まちづくり会社の財源の柱でありますふるさと納税の状況についてお話ございました。  平成30年度の決算ベースでは、1億4,689万円の寄附ということでございます。これが令和元年に入っても好調で、6月末現在で、3カ月で8,253万1,000円と、平成30年度の69.6%、それよりもふえておるという状況で推移をいたしております。これにつきましては、サイトをふやしたりとか、あるいはダイレクトメール方式で四季の情報を提供したりとか、そういうまちづくり会社の努力もありますし、いろんなことが重なって、順調に推移しているんだというふうに思っております。引き続き湯梨浜町の特徴を生かしながら、いい商品を全国にPRしてまいりたいというふうに考えております。  次に、生涯活躍のまちの中核として位置づけ……。 ○議長(入江 誠君) 町長、済みません。申しわけないですが、途中なんですが、まだかかると思いますので……。 ○町長(宮脇 正道君) あと、これ……。 ○議長(入江 誠君) そうですか。じゃあお願いします。 ○町長(宮脇 正道君) ありがとうございます。  次に、生涯活躍のまちの中核でありますゆりはまレークサイド・ヴィレッジについてでございます。  この開発は、町が湯梨浜町の地方創生総合戦略の柱として、都市部からも人を受け入れ、あらゆる世代が安心して快適に住める町をつくろうという気持ちで基本計画をつくり、実施主体が民間の事業者に決まってからも、同一のテーブルに着きながら、町がつくった基本計画に沿う内容で検討を進めてきたところでございます。  そして、直接的に下水道の手法を利用してということに至りましたのは、企業誘致するにしても、町主導で大きな開発しようとする場合には、例えば工場誘致すれば、そこの周りに町道を整備することもあり得るでしょうし、補助金を出すこともあるでしょうし、いろんな支援の仕方があろうかと思います。その際に、この地域はたまたま今回の開発区域の中に町が整備した管が入っていたということが一つございますし、それから、中に町営住宅とか、そんなもんも入るし、先ほどちょっと店舗のことが公益的施設かどうかということでお話ございましたけども、そういったものも入って一つの町をつくるという、そのために町がどんなことができるのかなと考えていたときに、この下水道整備の手法でできるということを聞いたもんですから、それで、じゃあ法律上のそごを来さないのかいと言って県や国に照会したりして、大丈夫だということを聞いたもんでして、意識的に何かを間違った伝え方をしようとか、そういった気持ちでやったことは一切ございません。考えながら進んでいるといいますか、そういう要素があって、順番とかなんとかで、いけない点はあったでしょうし、先ほど御指摘の都市計画法の32条の公共施設の管理者同意のときの書類の不適切な内容といいますか、町がやる部分については、技術基準もちゃんとわかるような図面をつけていなかったりということの落ち度はあったろうと思いますが、大もとの代表がおっしゃいましたなぜ町が下水道の手法を使ってそれをやろうと考えたかというのは、そのような事情からでございます。  ちょっと考えてみますと、下水道でやれば、下水道事業者が下水道の使用しておられる方の負担につながってくるんじゃないかという御意見でございましたが、下水道会計、御案内のとおり、一般会計からの繰出金が大きな金額を占めておりますので、その部分については、下水が負担したというよりも、むしろ一般会計から出しているということで御理解いただけないかなと思っているところでございます。  あともう1点、協定書、これが不十分だということは、事業を進めていく中で、課長のほうにもこれはちゃんとしようでということは話しております。ただ、この事例で直ちに、うち、ここを開発するから、町、ここやれとか、そんな話には乗ってこないと思います。もともとここは町がこういう場所にしたいという思いで、それなりの施設を整備しましょうと言って、それを実現して、そこに人を招き入れるわけです。ですから箱物をつくって、空っぽで誰も入らなきゃ、それは間違いになりますけども、少なくとも地方創生の大きな目的である人は入ってくるわけです。そういうことからすれば、町も応分の負担なり支援なりをして、事業を成功させたいという気持ちももちろん私の心の中にはあって、踏み切ったところでございます。ですから一般会計からちゃんとそれを支援するような形の金で整理すれば、このような長引いた紛糾もなくて、大もとのところの議論ではっきり早くしたかもしれんという反省は今はいたしておりますけれども、思いはそういうことでやったところでございます。  もう一つは、下水で、そうか、できるんかということを言ったときの心の裏には、下水道でやれば、少なくとも国費が2分の1入るわけです。そうすれば、町の負担も少なくなるというようなことも考えながらやったもんでございまして、御理解を賜れないかというふうに思います。  それから、もう一つ、泊の小さな拠点づくりにつきまして、御指摘のとおり、まだ町がこのような青写真でということを示せない状況にあります。それは、複合的な施設をつくろうとしても、それを構成する個々の機能や理論上の整理が十分でないこと、買い物機能をつくるための手法が描き切れていないこと等がその理由によるものです。  具体的に言いますと、先ほど集会施設として使うというお話がございました。そのことも担当課のほうが検討して私のとこに上げてきたときには、これはしかし、湯梨浜町が合併してから地区公民館というのを扱いを決めたときに、東郷地域のほうをじゃあどうするかということが当然考えなければならないこととして課題にあったと。それは、自分の集落だけでやるようなものについてはお金を払うような形で、そして逆に、地区公民館を持っておられるところには、有館料ということで9万円のお金を出して維持していただこうということで解決しているから、泊についても、おい、じゃあここをコミュニティー施設としても使えるようにしましょうと言って、ただで100%使える仕組みをつくれるかどうか、理解が得られるかどうか、そのあたりもきちんと考えてみなければならないということも指示したところでございます。  それから、買い物施設につきましては、今、話題になっておりますように、ゆるりん館でも難儀しておられると、なかなか黒字にどうやって持っていくかということに難儀しておられるという状況から考えますと、泊地域ではそれがもう一つ厳しい状況になることも想定しておかなければならないということで、町が、その実施主体が決まって、よし、じゃあ我々がやろうということになれば、そうすれば、そのために例えば過疎債を使ったり、有利な補助金を持ってきたりということをして、町が支援することもしようと思いますけれども、今はまだその段階に至ってないと、どうやってやるかということの中身を今、一生懸命みらい創造室も関与しながら進めているところです。そのようなことがございます。  それから、推進体制というのは、副町長を地方創生担当にしたということで、地方創生の主要な項目については、みらい創造室が進行管理なりなんなりもやろうということで、そういう気持ちで設置したもんですが、なかなかまだ全体の動きとしてそこまで至ってないということにつきましては、私の指導力不足であろうというふうにも思っておりまして、これから心して一層かかってまいりたいと思います。そのような気持ちでございます。 ○議長(入江 誠君) ここで暫時休憩をいたします。再開、13時10分。               午後0時10分休憩     ───────────────────────────────               午後1時10分再開 ○議長(入江 誠君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、議案第81号から議案第98号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いいたします。  議案第81号、平成30年度湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第82号、平成30年度湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第83号、平成30年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第84号、平成30年度湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第85号、平成30年度湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第86号、平成30年度湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第87号、平成30年度湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第88号、平成30年度湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。
     総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第89号、平成30年度湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第90号、平成30年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第91号、平成30年度湯梨浜町長瀬財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第92号、平成30年度湯梨浜町橋津財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第93号、平成30年度湯梨浜町宇野財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第94号、平成30年度湯梨浜町舎人財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第95号、平成30年度湯梨浜町東郷財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第96号、平成30年度湯梨浜町花見財産特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第97号、平成30年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  議案第98号、平成30年度湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてを議題とします。  総括質疑に入ります。総括質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 総括質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。  お諮りします。議案第81号から議案第98号までの18議案については、議長及び議会選出監査委員を除く議員全員で構成する平成30年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号から議案第98号までの18議案については、平成30年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  この特別委員会の委員長及び副委員長について、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いします。  ここで暫時休憩します。               午後1時17分休憩     ───────────────────────────────               午後1時18分再開 ○議長(入江 誠君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  平成30年度決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告いたします。  委員長に浦木靖議員、副委員長に寺地章行議員が選任されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第99号 から 日程第27 議案第103号 ○議長(入江 誠君) 日程第23、議案第99号、令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)から日程第27、議案第103号、令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)までの5議案を一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第99号、令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)から議案第103号、令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)までの5会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第99号、令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,786万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億8,830万5,000円とするものでございます。  主な補正の内容といたしましては、10月6日に開催する町制施行15周年記念式典に招待するハワイ郡からのお客様の旅費など100万9,000円、平成30年度実績による生活保護費の精算に伴う国庫支出金及び県支出金の返還額3,507万9,000円、来年度開園予定の民間事業者による認可保育所の施設改修工事及び賃借料の補助金2,153万9,000円、10月から始まります幼児教育・保育無償化に伴う認定こども園などへの関連経費2,059万9,000円、当初見込みに比して不妊治療費助成の申込者が増加しているため、不妊治療助成額の増額112万8,000円、生産者の事情により栽培できなくなった樹園地をやる気のある生産者に引き継ぐため、防除や草刈り作業など継続した保全管理活動を支援するための補助金120万円、ハワイゆ~たうんの給水・給湯設備の改修工事費308万7,000円、旧東郷中学校及び旧北溟中学校の敷地内の除草など維持管理費235万5,000円、羽衣石城址への登山道中腹に設置されている安全柵の復旧経費130万円、後年度の公債費を負担軽減するため、長期債繰り上げ償還などに係る経費1億7,021万5,000円などを計上いたしております。  続きまして、議案第100号、令和元年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,784万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億156万2,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、歳入では、平成30年度の決算確定に伴う繰越金及び介護給付実績に基づく支払い基金交付金の追加交付、歳出では、介護保険料の過誤納還付金、介護給付及び地域支援事業実績に基づく国、県支出金の精算による返還金の補正などでございます。  続きまして、議案第101号、令和元年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ357万1,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億8,088万1,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、宅地造成に伴う管渠布設工事に要する費用及び平成28年度公共土木施設災害復旧事業の下水道工事完了実績に伴います国庫支出金の精算による返還金の補正などでございます。  続きまして、議案第102号、令和元年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、収益的支出の予定額、事業費用を697万4,000円増額し、補正後の総額を2億9,675万1,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、職員採用に伴う職員人件費の増でございます。  また、一時借入金の補正につきましては、このたび老朽化により入れかえ工事を行いました吸収式冷温水機に係る工事費用の支払い、企業債等によります償還に伴い、一時借入金の借り入れの最高額に4,000万円を追加し、一時借入金の借り入れの最高額を5,000万円とするものでございます。  最後に、議案第103号、令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入及び支出の予定額の収入につきましては、営業外収益を489万5,000円増額し、事業収益の合計を2億3,960万3,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、水道事業会計と簡易水道事業会計との統合に伴います平成30年度湯梨浜町簡易水道事業特別会計の精算調整よる一般会計繰入金でございます。  また、支出につきましては、営業費用を40万5,000円、営業外費用を3万円増額し、事業費用の合計を2億3,442万1,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、電灯料及び回線使用料の調整額の高騰によるものでございます。  続きまして、資本的支出につきましては、企業債償還金を79万5,000円増額し、資本的支出の合計を1億1,023万3,000円とするものでございます。  補正の主な内容は、筒地地区飲料水供給施設拡張事業の実績に伴います起債借入予定額超過分の繰り上げ償還金でございます。  以上、議案第99号から議案第103号まで、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) 続いて、順次、担当課長より補足説明を求めます。  総務課長。 ○総務課長(重松 雅文君) それでは、議案第99号、令和元年度湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)の補足をさせていただきます。  予算書の5ページをお願いをいたします。第2表でございます。地方債の変更です。1つ目、過疎対策事業債は、限度額を60万円増額し、補正後9,810万円にいたします。2つ目の臨時財政対策債は、発行可能額がこのたび確定したことによりまして、2,186万円減額し、1億7,814万円にするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法については、変更はないものでございます。  予算書の8ページをお願いいたします。ここからが歳入となるものでございます。まず、8款地方特例交付金、1項地方特例交付金、1目地方特例交付金、1節地方特例交付金の説明欄でございます。1,407万7,000円を減額し1,385万円に、それから、その下の9款の地方交付税でございます。説明欄、普通交付税を1億8,281万8,000円増額し、交付税の総額を41億3,821万8,000円にいたします。それぞれ額が確定したことによるものでございます。  それから、11款の分担金及び負担金、2項の負担金、2目民生費負担金、3節児童福祉費負担金の説明欄でございます。保育所措置児童保育料3,470万1,000円の減額でございますが、2号、3号認定に係る入園者数の減と10月からの保育料無償化による減額補正でございます。  それから、12款の使用料及び手数料、1項使用料、2目の民生使用料、1節認定こども園使用料の説明欄の認定こども園使用料162万5,000円の減額は、1号認定に係る入園者数の減と、これも10月からの保育料無償化に係る減額補正ということでございます。  それから、13款の国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節児童福祉費負担金の説明欄の教育・保育給付費負担金、これも10月からの保育料無償化による影響額を反映しましたところの2,324万円を増額をいたすものでございます。同じく説明欄の3つ下になります。施設等利用給付交付金は、保育料無償化に伴う新制度で、子どものための教育・保育給付の対象外である幼稚園や認可保育施設、預かり事業など、市町村の確認を受けたものを利用した際の交付金として144万9,000円を計上をいたしました。  それから、9ページでございます。2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、2節児童福祉費補助金の説明欄でございます。子ども・子育て支援臨時交付金3,686万8,000円につきましては、保育料無償化に伴い、本来地方が負担すべきを本年度は国が臨時交付金として交付をいたします。  それから、14款の県支出金、1項県負担金、2目民生費県負担金、3節児童福祉費負担金の説明欄の教育・保育給付費負担金の1,045万7,000円は、これも10月からの保育料無償化に伴う県負担金の影響額を反映したところで増額をいたします。それから、2項県補助金、2目民生費県補助金、6節児童福祉費補助金の説明欄の特別保育事業補助金463万6,000円の減額は、県の補助単価及び配置保育士の減による減額の補正でございます。それから、その2つ下の説明欄の鳥取県安心子ども基金特別対策事業補助金1,914万6,000円は、民間事業者が町内に認可保育園を設置するため、県からの基準額の3分の2の補助を受けるものでございます。それから、4目の農林水産業費県補助金、2節林業費県補助金の説明欄の松くい虫等防除対策事業費補助金は、馬ノ山の周辺の松林を守るための樹幹注入するなどの経費として106万3,000円の増額の補正をいたすものでございます。  それから、はぐっていただきまして、10ページでございます。17款の繰入金、2項基金繰入金でございます。1節の減債基金繰入金の説明欄の減債基金繰入金1億300万のここでは減額補正をいたします。決算剰余金につきましては、2分の1を下らない額を翌々年度までに基金に積み立てるか、あるいは起債の繰り上げ償還の財源に充てるということになっております。数年来続いておりますけども、昨年度に続きまして、本年度も起債の繰り上げ償還の財源の一部に充てるということで、減額をいたしておるものでございます。  それから、次の18款の繰越金でございますが、これは純繰越金として1億6,532万5,000円を増額するものでございます。  歳入につきましては以上でございます。  それから、12ページをお願いいたします。ここからが歳出になります。今回、人件費、約1,209万円の増額補正をしております。主なものとしまして、7月1日で新規採用いたしました保育士など、異動に伴う給料あるいは各種手当が増となったものでございます。個々の人件費の補正については説明は省略をさせていただきます。  2款の総務費、1項総務管理費、6目企画費の説明欄の個人番号カード利用環境整備事業58万3,000円でございます。10月の消費税引き上げに伴いまして、マイナンバーカードを活用した消費活性化策を推進するため、マイナンバーカードへのマイキーIDを設定するための経費でございます。  それから、13ページでございます。15目諸費の説明欄の町制施行15周年記念式典100万9,000円の増額でございますが、これは、この式典にハワイの方を招待するための旅費等を計上をいたしております。それからまた、その下の子育て支援課から総合福祉課までの返還金につきましては、平成30年度の実績に基づきまして、生活保護費などの国庫負担金や県支出負担金が生じたためにそれを計上したものでございます。それから、一番下の16目でございます。地方創生推進交付金事業の説明欄のインバウンド推進事業、グラウンド・ゴルフ国際化推進54万円につきましては、この5月に開催されましたグラウンド・ゴルフ国際大会YURIHAMA2019の海外参加者が見込みより多かったため、宿泊に対する助成額を増額をいたしておるものでございます。  それから、はぐっていただきまして、15ページをお願いいたします。6項の交通安全対策費、1目交通安全対策費の説明欄の交通安全対策経常経費でございます。108万7,000円でございます。緊急度の高い集落内のカーブミラーの修繕料ということで、増額補正をいたしております。  それから、17ページ、お願いいたします。保育料の関係の無償化の関係が出てまいりますけども、17ページの3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費の説明欄の教育・保育給付費負担金1,135万円は、主に幼児教育・保育無償化に伴う負担金の増額でございます。それから、その下の施設等利用給付負担金289万8,000円は、歳入で説明しましたとおり、保育料無償化に伴う新しい制度で、子どもの教育・保育給付の対象外である幼稚園などの事業、そういった市町村の確認を受けたものを利用した際に支払う負担金ということでございます。その下の広域入所委託料2,333万6,000円は、主に当初見込みよりも対象児童が増加したということに伴います増額補正となっております。それから、2つ下の説明欄のながせこども園委託料105万3,000円は、保護者負担を軽減するため、低所得者や第3子の副食費を町が負担するものでございます。それから、その3つ下の保育所整備事業補助金2,153万9,000円は、歳入で説明しました県からの3分の2の補助を受けて、来年度開園予定の民間によります認可保育所の施設改修工事費や賃借料の補助金として計上をいたしております。  それから、一番下の、これも無償化に係るものでございますが、7目幼児教育・保育無償化社会保障費の説明欄の幼児教育・保育無償化(社会保障)導入事業440万3,000円につきましては、保育料の無償化の制度改正に伴う保育料の再算定などの事務量が増となることによります担当する臨時職員の賃金や職員の時間外勤務手当などをここに計上をいたしております。  それから、めくっていただきまして、18ページでございます。4款衛生費、1項保健衛生費、4目母子保健費の説明欄の不妊治療費助成事業でございます。当初見込みに比べて不妊治療の申請者が増加しているということで、112万8,000円の助成額を増額いたします。  それから、19ページをお願いいたしますが、5款の農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の説明欄、園芸産地継承システムづくり支援事業でございます。生産者の事情により栽培できなくなった果樹園を支援グループにより除草あるいは草刈り作業を行い、保全管理するための補助金として120万円を計上いたしております。
     それから、2項の林業費、2目林業振興費の説明欄の松くい虫等防除事業は、馬ノ山の松林、守るための樹幹注入するための委託料等によりまして、119万円の増額の補正をいたすものでございます。  それから、20ページでございますが、6款商工費、1項商工費、5目温泉ふれあい会館費の説明欄の温泉ふれあい会館施設整備費は、ハワイゆ~たうんのシャワー等の濁りを改善するため、給水・給湯設備の改修工事費として308万7,000円を計上をいたしております。  それから、21ページです。9款の教育費でございます。2項小学校費、1目学校管理費の説明欄の東郷小学校管理運営経常経費でございます。中国籍の児童1名転入に伴います児童支援員の賃金などとして39万5,000円を増額補正をいたしております。  はぐっていただきまして、22ページでございます。4項社会教育費の1目社会教育総務費の説明欄の旧東郷中学校管理運営経常経費は、光熱水費が当初想定よりも多く見込まれること及び敷地内の除草の、生育が早く、草刈りを1回分追加するというような施設の維持管理費として158万円を増額補正します。それから、その下の旧北溟中学校管理運営経常経費についても同様に、草刈り等を追加するということで、その維持管理費として77万5,000円を増額補正をいたします。  それから、6目の文化振興費の説明欄の文化財保護臨時経費でございますが、羽衣石城への登山道中腹に設置されております安全柵が半倒壊しております。その復旧のための経費として130万円を計上いたしております。  23ページでございます。10款の公債費、1項公債費、1目元金の説明欄の長期債繰り上げ償還元金につきましては、後年度の公債費負担を軽減するため、利率見直しの行われる臨時財政対策債の繰り上げ償還として1億7,021万5,000円を計上いたしております。  24ページ以下の給与費明細については、説明のほうは省略をさせていただきます。  一般会計は以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 続いて、長寿福祉課長。 ○長寿福祉課長(山田 志伸君) それでは、議案第100号、令和元年度湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第4号)の補足説明をさせていただきます。  補正予算書の6ページをお開きいただきたいと思います。歳入でございます。4款支払い基金交付金、1項支払い基金交付金、1目介護給付費交付金、2節過年度分介護給付費交付金につきましては、平成30年度の介護給付実績によりまして、支払い基金からの交付金が180万7,000円の追加交付となりましたので、増額計上をさせていただいております。  それから、8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節介護給付費繰越金につきましては、こちらも平成30年度の決算によりまして繰越額が7,938万円余となりましたので、当初予算額との差額であります2,576万6,000円を増額計上させていただいております。  次、7ページ、歳出でございます。  6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金につきましては、本人及び世帯の課税状況の過年度遡及異動及び第1項被保険者の死亡等による介護保険料の還付が多く発生していることから、過納となった介護保険料の適正な還付を行うために33万5,000円を増額計上させていただいております。  その下、2目償還金につきましては、平成30年度の各事業実績に基づく国、県支出金及び支払い基金交付金の精算による返還金として1,219万5,000円を増額計上させていただいております。内訳は、介護給付に係るものが1,081万7,000円、地域支援事業に係るものが137万8,000円となっております。  なお、補正予算給与費明細につきましては説明のほうを省略させていただきます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(斎藤 聡君) 議案第101号、令和元年度湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。  4ページをお願いいたします。第2表の地方債補正でございます。変更としまして、起債の目的、公共下水道整備事業債、限度額を330万円増額いたしまして3,420万円としております。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同じでございます。内容としましては、単独事業で上浅津地内など4カ所の汚水ます等管渠布設工事によるものでございます。  7ページをお願いいたします。歳入でございます。  1款分担金及び負担金、2項負担金、1目下水道受益者負担金ですが、増額の18万4,000円を計上しております。  続いて4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、減額の141万3,000円を計上しております。  5款雑収入、1項雑入、1目雑入でございますけれども、これにつきましては繰り越し事業で県施工の東郷池堤防整備に伴います下水道管等移設補償工事の設計業務、これの実績精算によります業者からの前払い金返還額150万円を計上しております。これは県の堤防設計変更に伴いまして設計業務量が大幅に減ったためでございます。  6款町債ですが、増額の330万円を計上しております。  8ページをお願いいたします。歳出でございます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、増額の12万1,000円を計上しております。内容としましては、中部地震で被災を受けました下水道ですけども、これを繰り越し事業で平成28年度公共下水道災害復旧事業の補助金の返還額であります。補助金の概算受入額に対して実績の精算で減額となったためでございます。  2款事業費、2項公共下水道整備事業費、2目施設整備事業費ですが、345万円を計上しております。これは先ほど言いました地方債で説明させていただきましたけども、単独事業で上浅津地内など4カ所の汚水ます等管渠布設工事の費用でございます。  それから、3款公債費、1項公債費、1目元金につきましては財源振替によるものでございます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 続いて、水明荘支配人。 ○水明荘支配人(小椋 誠君) 議案第102号、令和元年度湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)について補足説明を申し上げます。  補正予算書の1ページをごらん願います。予算第3条に定めた収益的支出の予定額、第2条第1項営業費用を697万4,000円増額し営業費用を2億8,432万4,000円とし、第1款事業費用を2億9,675万1,000円に。第3条一時借入金の補正、一時借入金の借り入れ最高額に4,000万円を追加し、一時借入金の借り入れ最高額を5,000万円に。予算第7条に定めた経費の金額、第4条、職員給与費を529万3,000円増額し2,319万円にしようとするものでございます。  先ほど申し上げました収益的支出第2条第1項営業費用、第4条経費につきましてはこのたびの職員採用に伴うものが主なものでございます。  予算書の4ページ、5ページに給与費明細書を、予算書の8ページには収益的費用明細書を載せておりますのでごらんをいただきたいと思います。  第3条、一時借入金の借り入れ最高額につきましては、このたびの経年劣化により取りかえ工事を行いました吸収式冷温水機に係る工事委託料の支払い、そして本年9月にて完済となります企業債によります償還に伴いお願いをするものでございます。  予算書2ページには補正予算実施計画書、3ページにはキャッシュフロー計算書、6ページ、7ページには予定貸借対照表を載せておりますのでどうぞごらんをいただきたいと思います。  御理解と御指導をいただきますようお願い申し上げ、御説明とさせていただきます。以上です。 ○議長(入江 誠君) 続いて、建設水道課長。 ○建設水道課長(斎藤 聡君) 議案第103号、令和元年度湯梨浜町水道事業会計補正予算(第2号)、補足説明をさせていただきます。  最後のページの6ページをお願いいたします。収益的収入でございます。  1款事業収益、2項営業外収益、2目他会計負担金でございます。これにつきましては、打ち切り決算しました統合前の簡易水道事業特別会計の精算調整によります一般会計繰入金489万5,000円を予定しております。  それから、収益的支出でございます。  1款事業費用、1項営業費用、1目原水及び浄水費ですが、電灯料及び専用回線使用料等の高騰により増額の40万5,000円を予定しております。  2項営業外費用、3項雑支出、あわせまして資本的支出のほうも2項の企業債償還金、1目企業債償還金、この2つにつきましては先ほど町長からも提案がございました筒地地区の飲料水供給施設拡張事業の実績に伴う起債借入予定額を超過した分の繰り上げ償還及び加算金でございます。先ほど言いました収益的支出の雑支出のほうは加算金として3万円を計上しております。  資本的支出のほうでございますけども、繰り上げ償還金として79万5,000円を計上しております。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 以上で議案第99号から議案第103号までの提案理由の説明は終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第104号 から 日程第30 議案第106号 ○議長(入江 誠君) 日程第28、議案第104号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第30、議案第106号、湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についての3議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第104号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第106号、湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてまで一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第104号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  このたびの条例改正は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が平成31年4月17日に公布され、市町村が行う印鑑登録事務について準拠すべき事項を定めた総務省通知「印鑑登録証明事務処理要領の一部改正について」に伴います所要の改正を行うおうとするものでございます。  この法令改正は、社会において旧氏を使用しながら活動する女性が増加している中、さまざまな活動の場で旧氏を使用しやすくするという女性活躍推進の観点から改正されたものです。住民票、マイナンバーカード等への旧氏の記載が可能となることに伴い、旧氏による印鑑登録を行うことができるようにするため所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第105号、湯梨浜町職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  このたび成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が令和元年6月14日に公布されました。このたびの改正につきましては、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する規定等を設けている各制度について、心身の故障等の状況を個別的、実質的に審査し、制度ごとに必要な能力の有無を判断する規定へと適正化するとともに所要の手続規定を整備するため、改正を行おうとするものでございます。  なお、この条例案は、関係条例を一括して改正案1本として提案させていただくものでございます。  続きまして、議案第106号、湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  このたびの改正につきましては、大規模災害により被災された多くの被災者の方の生活再建が困難である状況に鑑み、災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令が償還金の支払い猶予及び償還免除の対象範囲の拡大について一部改正されたこと、また災害弔慰金、災害障害見舞金の支給の決定に当たり町において合議制の機関を設置することが努力義務とされたことに伴い、本条例の改正を行おうとするものでございます。  以上、議案第104号から議案第106号まで、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、それぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  町民課長。 ○町民課長(杉原 寛君) それでは、議案第104号、湯梨浜町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について補足説明をさせていただきます。  平成31年4月17日に住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が公布され、令和元年11月5日から施行されます。これに伴い、総務省から印鑑登録証明事務処理要領の一部改正について改正通知が発出されました。これは女性活躍推進の観点から、住民票、マイナンバーカード等のほか印鑑登録証明書にも旧氏併記が必要な場合も考えられることから、旧氏を併記する申請をした方の旧氏併記による印鑑登録や証明書の交付を行うことができるようにするため所要の改正を行うものでございます。  それでは、1枚開いていただきまして条例のほうを見ていただきたいと思います。  それでは、第5条について説明させていただきます。改正前第1項第1号と2号で旧氏を加え、登録できない印鑑について規定しております。  第6条、印鑑登録原票についてですが、3号で旧氏等の記載について加えるものでございます。  第12条の登録の抹消等については、第2項1号の氏に住民票に記載される旧氏も含まれると規定するものでございます。  第13条の印鑑登録証明書の交付については、第2項で改正前の複写機等磁気テープをそれぞれ光学画像読み取り装置、そして磁気ディスクに改正するものでございます。  なお、附則として令和元年11月5日から施行するものでございます。以上です。 ○町長(宮脇 正道君) 続いて総務課長。 ○総務課長(重松 雅文君) それでは、議案第105号、湯梨浜町職員の分限に関する条例等の一部を改正する条例について補足の説明をさせていただきます。  町長の提案理由がありましたように、今回の改正の趣旨は成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、その成年被後見人などを資格職種業務等から一律に排除する規定を設けている各制度について、その各制度ごとに必要な能力の有無を判断する規定へと適正化するという内容のものでございます。  関係条例6本ございます。一括して提案をさせていただくものでございます。  1ページをお願いをいたします。第1条でございますが、湯梨浜町職員の分限に関する条例の一部改正は、新旧対照表をごらんいただきますとここでは一般職の職員となり、または競争試験もしくは選考を受けることのできる者の欠格事由、それがこの法第16条、これは地方公務員法第16条ですが、ここの今では1号の中にそういうことが規定されております。そこから成年被後見人または保佐人ということの1号を削除するのに伴い改正前法第16条第2号が繰り上がって、改正後法第16条第1号に改正するというものでございます。  それから、その下の第2条、湯梨浜町職員の給与に関する条例の一部改正、それから4ページの第3条、湯梨浜町技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正、それからもう一つ、4ページの一番下の第4条、湯梨浜町職員等の旅費に関する条例の一部改正につきましても先ほど申しました同様の趣旨による改正でございます。  それから、5ページでございますが、第5条でございます。湯梨浜町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正につきましては、ここの欠格事由の中に消防団員の欠格事項から成年被後見人または被保佐者を削るということに伴いまして、第4条2号以下が繰り上がるという改正のものでございます。  それから、はぐっていただきまして6ページでございます。第6条でございます。湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましては、この中に第24条というところで第24条の中に2項第2号で法第34条の20とあります。この法というのが児童福祉法のことでございますが、この児童福祉法第34条の20に規定されております教育里親及び養子縁組里親の欠格事由の中に成年被後見人でありますとか保佐人という項目が出てまいります。それに係る欠格事項を削除するということでございまして、これにつきましても1号が削られたことに伴いまして2号以降の号が繰り上がったための改正になるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は令和元年12月14日から施行いたしますし、それから2といたしまして必要な経過措置を設けておるものでございます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 続いて総合福祉課長。 ○総合福祉課長(竹本 里香君) それでは、議案第106号、湯梨浜町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について補足説明をいたします。  町長の提案にありましたように、このたびの条例改正は災害弔慰金の支給等に関する法律及び施行令が令和元年6月7日付で改正され、令和元年8月1日で施行されたことに伴い所要の改正を行うものでございます。  1枚めくっていただきまして、次のページの新旧対照表をごらんいただきたいと思います。  災害救助法による救助の対象となった災害により被災された方が一定の条件のもとに借り入れできる災害援護資金の償還等について定められた条例第15条について、このたびの法改正により償還金の支払い猶予について法第13条に規定されたこと、償還免除について法第14条第1項により死亡、重度障がい以外に破産手続開始の決定等を受けたときも償還免除することができるとされたこと、また法第16条により償還猶予、償還免除の可否を判断する際に市町村は必要に応じて資産状況の報告を求めることができると改正されたことに基づき、第3項について「償還金の支払い猶予、償還免除、報告等、一時償還及び違約金については、法第13条、第14条第1項及び第16条並びに令第8条、第9条及び第12条の規定によるものとする」と改正するものでございます。  続いて、支給審査委員会の設置として条例第16条を改正するものでございます。災害により死亡された場合、遺族に支給される災害弔慰金、災害による補償、疾病が原因で障がいを負われたときに支給される災害障害見舞金について、その死亡、障がいの原因が自然災害によるものかの判定を行い支給要件に係る事項を調査、審議するため、市町村は条例に定めるところにより支給審査委員会を置くように努めると法改正されたことにより、条例第16条第1項に「町に災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関する事項を調査、審議するため、支給審査委員会を置く」と定め、同条第2項に「支給審査委員会の委員は、医師、弁護士その他町長が必要と認める者のうちから、町長が任命する」とし、第3項として「前項に定めるもののほか、支給審査委員会に関し必要な事項は町長が定める」と規定するものでございます。  また、今回の改正により、改正前条例第16条を第17条とします。  なお、附則としてこの条例は公布の日から施行するものでございます。以上です。 ○議長(入江 誠君) 以上で議案第104号から議案第106号までの提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第31 議案第107号 から 日程第33 議案第109号 ○議長(入江 誠君) 日程第31、議案第107号、湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてから日程第33、議案第109号、湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例についての3議案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第107号、湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてから議案第109号、湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例についてまで、一括して提案理由を申し上げます。  初めに、議案第107号、湯梨浜町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由を申し述べます。
     このたびの改正は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布され、平成31年4月1日に施行されたことに伴い、家庭的保育事業等の設備に関し連携施設の特例が設けられたことによる所要の改正を行おうとするものでございます。  続きまして、議案第108号、湯梨浜町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  このたびの改正は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布され平成31年4月1日に施行されたことに伴い、放課後児童支援員等の認定資格研修の要件緩和による所要の改正を行うものでございます。  続きまして、議案第109号、湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。  このたびの改正は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律が令和元年5月17日に公布され、令和元年10月1日から施行となり、また特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が令和元年5月31日に公布され、令和元年10月1日から施行されるのに伴い、第1条で湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例を、第2条で湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例を、令和元年10月1日から実施される幼児教育・保育無償化に伴う所要の改正を行おうとするものでございます。  以上、議案第107号から第109号まで、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  子育て支援課長。 ○子育て支援課長(杉原 美鈴君) そうしましたら、議案第107号から御説明をさせていただきます。  107号につきましては、湯梨浜町家庭保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でございます。  まず、第7条第2項、第3項におきまして、代替保育に係る連携施設を設けなければならないという事項がありますが、それについての確保義務の緩和が施されることになりました。それに関する要件が2項、3項と記載されております。  それから、続きまして第7条第4項、第5項につきまして、家庭保育事業の卒園後の受け皿も連携施設の確保が義務づけされております。それについても現状としてなかなか難しいという部分がありますので、著しく確保が困難なという場合におきまして利用定員が20人以上である企業主導型保育事業の施設もしくは認可外保育施設において卒園後の受け皿の連携協力を担う方を確保するということで、緩和をしていくという要件がこのたび新設されました。  続きまして、第17条第2項第3号、第4号におきまして、家庭保育の保育者が居宅で保育を行っておられる場合に家庭で食事の提供がなかなか難しいという場合に、外部から給食を提供するという施設の拡大について要件が設けられるようになりました。  続きまして、第46条第2項におきまして満3歳以上の児童の受け入れをしている保育所型事業所内保育事業所におきまして、卒園後のやはりこれも受け皿が連携施設がなかなか確保できないという場合に、3歳以上の児童を受け入れている実績があるということで連携施設の確保を緩和するという要件が設けられるところです。  それから、続きまして附則第3項ですが、家庭保育者の居宅以外で保育を提供している家庭的保育事業につきまして、やはりこれも自園調理への移行を義務づけるということはありますが、その自園調理の準備というか猶予を5年延長して経過期間を10年とするという要件を設けるものであります。  それから、附則第4項につきましては、先ほど説明しました家庭的保育事業者等が3歳以上の保育ができる場合に、連携施設を持たないということについての経過措置が5年間延長されるということが記載されているものであります。  附則につきまして、公布の日からこの条例を施行するということでうたっております。  続きまして、議案第108号です。湯梨浜町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例であります。  放課後児童クラブ支援員の認定研修が今までは県がするようになっておりました。それを政令都市でも行うようになりまして、その研修において全国的にその資格が使えるということがありますので、その要件を入れる改正を行うものであります。  それから、第10条第3項第4号に教員免許の取得をうたっている要件があります。教員免許につきましては、教職として勤められる場合につきましては免許更新の義務化がされておりますけども、児童クラブにつきましてはその義務を課す必要がありませんので、その要件を除くただ免許を持っているということを明確化した条文となっております。  それから、第10条第3項第10号ですが、この児童クラブの認定研修を受ける要件が高卒の要件がうたわれております。ただ、高卒の要件をうたっていると中学を卒業した方については児童クラブの支援員として勤めることができないということになってしまうものですから、その資格要件を拡大するために実務経験の5年以上の実績をお持ちの方については勤めることができるというような文言をうたったものであります。  これも附則として公布の日から施行するということでうたっております。  続きまして、第109号です。湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例であります。こちらは、この10月1日から実施されます幼児教育・保育の無償化に関する規定を設けるものであります。  第13条第4項の第3号、アからウが新設されております。こちらは副食費の徴収についての規定がうたわれております。3歳以上の年収360万円未満の世帯、それから第3子の子どもさんから3歳未満の保育認定を受けておられる子どもさんについては副食費の徴収はしないということがうたわれております。  それから、続きまして第42条第2項から第3項が新設となります。先ほど御説明いたしました議案第107号について、同じ内容のものがこちらのほうにもうたわれております。それに関連して、こちらの内容が新設になります。  それから、あわせて第42条第4項、第5項も同じように先ほどの議案第107号の第7条第4項、第5項が新設されることにより、同じ文言がこちらのほうにもうたわれるようになります。  それから、第42条第8項もこちらも新設になりますが、同じように議案第107号にうたわれてる文言がこちらのほうにも記載されるものであります。  それから、附則第5条につきまして、こちらも議案第107号にうたわれてる連携施設の確保が経過期間5年延長されるという文言が、こちらのほうにも経過措置としてうたわれるものであります。この議案につきましては、条立てで第2条がございます。そちらのほうには、湯梨浜町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の一部改正がうたわれております。こちらのほうの附則のほうに、施行日として令和元年10月1日から施行する。あわせて、食事の提供に要する費用の支払いの特例が設けられております。以上です。 ○議長(入江 誠君) 以上で議案第107号から議案第109号の提案理由の説明は終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第34 議案第110号 ○議長(入江 誠君) 日程第34、議案第110号、新町まちづくり計画の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第110号、新町まちづくり計画の変更について提案理由を申し上げます。  新町まちづくり計画は、市町村の合併の特例に関する法律により合併市町村の円滑な運営を確保し、均衡ある発展を図ることを目的として合併市町村の一体性の確立及び住民福祉の向上等を図るよう配慮した建設計画を策定するものとされています。  平成15年11月24日の合併協議会で平成16年度から平成26年度までの新町まちづくり計画を承認、策定されたところでございますが、平成24年施行の東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律の規定により、合併市町村の建設計画に基づいて行う公共的施設の整備事業等に要する経費に充てるための地方債を起こすことができる期間が令和元年度までの5年間延長されたことに伴い、本町でも平成26年3月議会の議決を経てこれを5年間延長するなどの変更を行っております。  このたびの変更は、東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律、平成30年4月25日施行の規定により、合併市町村の実情に鑑み合併市町村の建設計画に基づいて行う公共的施設の整備事業費等に要する経費に充てるための地方債を起こすことのできる期間が令和6年度まで延長されたことにより、令和元年度までの期間内に終了しない事業に対し合併特例事業債を有効活用していくため、令和6年度までの5年間の期間延長と財政推計の変更を行おうとするものでございます。  市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第110号、新町まちづくり計画の変更について補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきまして、1ページでございます。第1条につきましては、新町まちづくり計画中、令和の元号をもって表記されるべき年または年度であって、平成の元号をもって表記されているものについては、それぞれ相当する令和の元号による年または年度に改めるものでございます。  第2条につきましては、新町まちづくり計画の5年間延長に係る一部変更でございまして、計画書変更後、変更前で表記しておりますが、下線を引いた部分を変更するものでございます。  まず、2、新町まちづくり計画の策定方針の(3)でございますが、変更前の欄の本文中に下線を引いた部分「平成31年度」までの「16年間」という文言を変更後の欄の下線を引いた部分「令和6年度」までの「21年間」という文言に変更するものでございます。  続いてその下、ローマ数字のⅦ財政計画の本文中、変更前の欄の下線を引いた部分「平成31年度」までの「16年度間」という文言を変更後の欄の下線を引いた部分「令和6年度」までの「21年度間」という文言に変更するものでございます。  続いてその下、歳出の4、公債費の本文中、変更前の欄の下線を引いた部分「平成24年度」を変更後の欄の下線を引いた部分「平成30年度」という文言に変更するものでございます。  続きまして、1枚めくっていただきまして2ページ以降でございますが、財政推計としまして歳入歳出の変更後、変更前の表をつけております。この財政推計につきましては、6月議会の際に提出しました財政推計をもとに作成したものでございますので、説明は省略させていただきます。  以上の変更によりまして、計画の一部変更を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 以上で議案第110号の提案理由の説明は終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第35 議案第111号 ○議長(入江 誠君) 日程第35、議案第111号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 議案第111号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変更について提案理由を申し上げます。  このたびの変更は、国道9号をまたぐ学園橋の耐震性の確保を目的とした橋梁の耐震化事業や下水道事業の経営、資産等の把握を目的とした地方公営企業会計適用化事業、災害時の対応等を目的とした泊小学校の多目的トイレ設置事業などの追加のほか、小さな拠点施設整備事業の具体化に伴う変更などを行い、過疎地域の生活環境や集落の整備などを行おうとするものでございます。  過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定において準用する同条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。 ○議長(入江 誠君) 続いて、担当課長より補足説明を求めます。  企画課長。 ○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第111号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る過疎地域自立促進計画の変更について補足説明をさせていただきます。  議案書をめくっていただきまして、1ページでございます。第1条につきましては、過疎地域自立促進計画中、令和の元号をもって表記されるべき年または年度であって、平成の元号をもって表記されているものについては、それぞれ相当する令和の元号による年または年度に改めるものでございます。  第2条につきましては過疎地域自立促進計画の一部変更でございまして、計画書を変更後、変更前で表記しておりますが、下線を引いたところを追加、変更等、また太線で囲まれた部分を追加するものでございます。  まず、変更後の欄の3、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進、①道路、(3)事業計画でございますが、事業名(1)市町村道橋梁の事業内容の太線で囲まれた部分、「橋りょう耐震化学園橋1基」の文言を追加するものでございます。  続きまして、1枚めくっていただきまして2ページでございます。4、生活環境の整備、②下水処理施設、(1)現況と問題点でございますが、右側、変更前の欄の本文の下線を引いた部分「汚水処理の効率化のための検討が求められています。」という文言を左側、変更後の欄の下線を引いた部分「汚水処理等の効率化のため、近隣市町間での広域化・共同化の検討が求められています。すべての事業について、令和4年度を目途に地方公営企業会計適正化を図ります。」という文言に変更、追加するものでございます。  続きまして、3ページでございます。同じく4、生活環境の整備の(2)その対策でございますが、左側、変更後の欄の本文の下線を引いた部分「⑤地方公営企業会計適用化に向け、資産調査、整備及び会計システムの導入を行い、地方公営企業法適用化移行を図ります。」の文言を追加するものでございます。  また、(3)事業計画の下線を引いた部分「過疎地域自立促進特別事業分」を追加するものでございまして、事業内容としまして地方公営企業会計適用化資産調査、整理及び会計システムの導入の文言を追加するものでございます。  続いて、1枚めくっていただきまして4ページでございます。7、教育の振興、(3)事業計画でございますが、左側、変更後の欄、事業名(1)学校教育関連施設体育館について、事業内容の下線を引いた部分「LED照明へ更新」の文言を追加するものでございます。  続いてその下、事業名(1)学校教育関連施設グラウンドでございますが、事業内容として右側、変更前の欄の下線を引いた部分「遊具修繕事業(ステンレス製ジャングルジム設置ほか)」の文言を削除し、左側、変更後の欄の下線を引いた部分「多目的トイレ設置(延床面積52平方メートル)」の文言を追加するものでございます。  続いてその下、事業名(1)学校教育関連施設給食施設でございますが、事業内容の変更後の欄の下線を引いた部分「ランチルーム食卓改修」の文言を追加するものでございます。  最後に、5ページでございます。9、集落の整備、(3)事業計画、過疎地域自立促進特別事業分、事業名、(3)その他事業内容、小さな拠点施設整備事業でございますが、右側、変更前の欄の下線を引いた部分「泊支所、泊分館、図書室及び青少年の家の複合的整備改修工事」の文言を削除し、左側、変更後の欄の下線を引いた部分「泊地域の住民生活を支える買い物及び交流拠点の整備工事」「泊支所の耐震整備及び改修工事(耐震補強設計、監理業務及び改修設計業務)」「中央公民館泊分館整備事業」「老朽化した泊分館の解体及び新築工事」の文言を追加するものでございます。  以上の追加、変更等によりまして、計画の一部変更を行うものでございます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 以上で議案第111号の提案理由の説明は終わります。  なお、議案第81号から議案第111号までの審議は20日に行います。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第36 報告第9号 及び 日程第37 報告第10号 ○議長(入江 誠君) 日程第36、報告第9号、平成30年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び日程第37、報告第10号、平成30年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての2件の報告を一括議題といたします。  順次報告を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 報告第9号、平成30年度湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び報告第10号、平成30年度湯梨浜町資金不足比率の報告について一括して御報告申し上げます。  これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して報告するものでございます。  平成30年度湯梨浜町健全化判断比率につきまして、実質赤字比率は実質収支額が黒字でしたので比率算定対象外でした。連結実質赤字比率も連結実質収支額が黒字でしたので、比率算定対象外でした。実質公債費比率は13.3%、将来負担比率は28.0%で、財政の健全度を判断する4つの指標について、いずれも早期健全化基準以下でございました。  次に、平成30年度湯梨浜町資金不足比率につきまして、水道事業会計から温泉事業特別会計までの算定対象6会計全てにおきまして資金不足は生じていないため、比率算定対象外でした。6会計全て経営健全化基準以下でございます。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 続いて、報告第9号及び報告第10号に対する監査委員の意見を求めます。  礒江代表監査委員。 ○代表監査委員(礒江 俊二君) ピンクの表紙に意見をまとめております。はぐっていただいて、2ページをお願いします。  平成30年度財政健全化審査意見書ということで、まず個別意見(2)のところですけれども、実質赤字比率につきましては黒字となっており対象外だと、良好だということです。この実質赤字比率というのは、普通会計に係る赤字が当町の標準財政規模に対してどの程度になっているかという、黒字だということです。  それから、②の連結実質赤字比率につきましては、普通会計じゃなくて全会計に係る赤字が当町の財政標準規模に対してどの程度になっているか。これも黒字だということでございます。  それから、③の実質公債費比率についてですが、当町の標準財政規模に対して元利償還額がどの程度になっているかの割合で、過去3年間の平均でございます。これが13.3ポイントということで、前年度より0.8ポイント下がったということです。その理由は、分子となる実質的な公債費の額が繰り上げ償還等により減となったということ。それから、比率の高かった平成27年度にかわって30年度が算定対象になったということです。  それから、④の将来負担比率でございますが、これは当町が今後負担すべき公債費元利償還金、これが130億ございます。それから、広域連合負担金が2億7,400万ございます。それから、職員の退職手当の負担が義務的経費です。これがざっと10億円ございます。これが標準財政規模に対してどの程度になるかの割合でございます。平成30年度は28.0%ということで、前年度よりも18.5ポイント上がっております。これは午前中説明いたしましたように新たな借金の起債の発行、それから財政調整基金、貯金の取り崩しによる充当可能基金額の減ということでございます。  はぐっていただいて、平成30年度公営企業会計経営健全化審査意見ということで、対象は6会計になります。これにつきましては、個別意見のところに書いております。各会計とも資金不足額がゼロないし余剰となるため対象外だということで、特に指摘すべき事項はございません。以上です。
    ○議長(入江 誠君) これより報告第9号、平成30年度湯梨浜町健全化判断比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  続いて、報告第10号、平成30年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  以上で報告第9号及び報告第10号を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第38 諮問第1号 ○議長(入江 誠君) 日程第38、諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(宮脇 正道君) 諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。  現在、本町では7人の人権擁護委員が法務大臣より委嘱されて、基本的人権の擁護活動に携わっておられます。そのうち4名の方の任期が令和元年12月末日をもって満了となることから、その後任として次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により本議会の意見を求めるものでございます。  推薦候補者の敬称は略させていただきます。  住所、湯梨浜町大字橋津、氏名、久葉俊二、再任です。住所、湯梨浜町大字はわい温泉、氏名、山本孝志、再任です。住所、湯梨浜町大字上浅津、氏名、新川裕二、新任です。住所、湯梨浜町大字石脇、氏名、石原春代、新任です。以上でございます。 ○議長(入江 誠君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。  討論に入ります。討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 討論がないようですから、討論を終結します。  お諮りします。本案は適任であるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、適任であるとの意見を付すことに決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(入江 誠君) お諮りします。7日から8日までは会議規則第10条第1項及び第2項の規定により、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(入江 誠君) 異議なしと認めます。よって、7日から8日までは休会とすることに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。  なお、9日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに御出席ください。お疲れさまでございました。               午後2時42分散会     ───────────────────────────────...