○
議長(光井 哲治君)
日程第8、
議案第122号、
専決処分の
承認を求めることについて(
湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君)
議案第122号、
専決処分の
承認を求めることについて
提案理由を申し上げます。
湯梨浜町税条例等では災害、その他特別の事情があるもののうち町長が必要と認めるときは、その税を減免することとしており減免を受けようとするものは納期限7日前までに申請書を提出するように義務づけています。しかしながら、このたびの鳥取県
中部地震は10月21日の発生であり町民税等の年8回の納期の一つである10月31日に近い日であったことから納期限前7日以降でも町民税等の減免申請ができるよう所要の措置を講じ、町民税等の納税者であります被災者の便宜をはかろうとするものでございます。
地方自治法第179条第1項の規定により、
平成28年11月5日に
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し議会の
承認を得ようとするものでございます。
詳細は
担当課長が御説明申し上げますので御審議の上、御
承認を賜りますようお願いいたします。
○
議長(光井 哲治君)
担当課長の
補足説明を求めます。
町民課長。
○
町民課長(重松 雅文君) そうしますと、ただいまの一部改正についての
補足説明をいたします。
議案第122号、
専決処分の
承認を求めることについて(
湯梨浜町税条例等の一部を改正する条例)についてでございます。今回の条例は1条から3条の3つの条立てにしております。いま町長のほうから今回の改正の理由の説明がございました。通常、税の減免ということになりますと、納期前7日前というのが原則になっとるところですが今回の地震等の事情を勘案して、その7日前というところについて、相当の期間を猶予するという趣旨の内容でございます。
改正後、改正前の表をご覧いただきたいと思います。町民税の減免ということで第51条でございます。第3項この部分を新たに加えるということでございます。先ほど申しましたように、同項の規定にかかわらず、その期限後相当の期間内において当該申請をすることができるという規定を設けたというところでございます。同様に71条が固定資産税の減免につきまして。
それから、はぐっていただきまして89条が軽自動車税。139条の3が特別土地保有税という内容でございます。同様の趣旨でございます。それから第2条でございます。
湯梨浜町国民健康保険税条例の一部改正これにつきましても新旧対照表のとおりでございます。新たに27条に第3項を加えて相当の期間内において当該申請をすることができるという規定を設けたものでございます。
第3条でございます。
湯梨浜町介護保険条例の一部改正でございます。これについても第11条に3項を新たに追加したというところでございます。趣旨は先ほど申しましたとおりでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行いたします。経過措置といたしまして第2条、
平成28年10月21日以降に納期が到来する町民税から以下介護保険料について適用するというふうな経過措置がございます。以上でございます。
○議長(光井 哲治君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 質疑なしと認めます。よって質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり
承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって
議案第122号は、原案のとおり
承認することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第9
議案第123号
○
議長(光井 哲治君)
日程第9、
議案第123号、
平成28年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第6号)についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君)
議案第123号、
平成28年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第6号)について、
提案理由を申し上げます。
このたびの
補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億6,565万8,000円を追加し、
補正後の
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ112億8,878万7,000円とするものでございます。
今回の
補正予算は地方創生に係るものと、さる10月21日に発生した鳥取県
中部地震に係る災害
復旧関連事業を中心とするものでございます。
歳出の主な内容といたしましては、地方創生事業の一環として、「海の駅とまり」周辺の事業者が連携し地域の振興をはかるための
経費、働く女性が活躍する町の魅力をPRし、物産、施設のブランド化等をはかるための
経費などを計上しております。
また、二十世紀梨の老木化が進む中、出荷量の確保と東郷梨のブランド化の維持をするための新たな植樹の支援なども計上しているところでございます。
また、鳥取県
中部地震に関しましては被災した東郷梨選果場、湖周カントリーエレベーターの
復旧、老人センター東湖園、こども園、小中学校の修理費用のほか、農道などの農業用施設
復旧のための
経費など計上しております。災害
復旧につきましては県のほうでも本日付けで災害
復旧対策本部を設けられたところでございまして、これまでの
災害対策本部から災害
復旧本部、県のほうもそのような復興本部です。災害からの復興そのための本部ということで名称をかえて取り組まれるということで、住民からの相談等も積極的に行うというようなことになっとります。なるべく早い復興を目指して町としても引き続き全力で頑張ってまいりたいと思いますので議員の皆様方のご理解とご協力をお願いいたしたく存じます。詳細につきましては、
担当課長が説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○
議長(光井 哲治君)
担当課長の
補足説明を求めます。
総務課長。
○
総務課長(蔵本 知純君) それでは、
議案第123号、
平成28年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第6号)の
補足説明をさせていただきます。
予算書をめくっていただきまして、4
ページをお願いいたします。第2表の
地方債補正です。1の追加でございます。起債の目的、農地・農業用施設災害
復旧債、
限度額4,810万円、起債の方法、利率、償還の方法は記載しているとおりでございます。
2の変更の過疎対策事業債につきましては、
限度額を110万円減額をして2億2,830万円とするものでございまして、起債の方法、利率、償還の方法に変更はございません。
めくっていただきまして、7
ページをお願いいたします。2の歳入でございます。13款
国庫支出金、2項国庫
補助金、1目総務費国庫
補助金の
説明欄のところ、地方創生推進交付金728万円を計上しております。まだ内示の情報はございませんけれども翌年度への繰越が不可となっておりまして、このたび
補正予算に計上させていただき早期の事業着手をはかろうということで計上しております。
歳出側のほうで関係事業の
補正予算を計上しているところでございます。
7
ページの中ほど17
款繰入金、2項
基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金2,028万5,000円を計上しとります。この度の
補正予算の財源として繰入するものでございます。
めくっていただきまして、8
ページ、
歳出でございます。2
款総務費、1項
総務管理費、17目の地方創生推進交付金事業でございます。
説明欄の一番上の丸、ゆうゆうゆりはま移住セミナー事業(地方創生推進)36万1,000円を計上しております。これは女性が活躍できる町をPRをして女性を中心とした移住定住の促進をはかるため都市部での移住定住セミナーを開催する
経費を計上しております。
8
ページの下から4つ目の丸でございます。5
款農林水産業費、1項
農業費、3目の
農業振興費、鳥取梨生産振興事業(地方創生)25万円を計上しております。地方創生事業を活用して二十世紀梨の新植、更新を希望する農家を支援するものでございまして、苗木や資材費を助成する
経費を計上いたしました。
その次の丸でございます。二十世紀梨を守る事業(地方創生)200万円でございます。これは果樹棚や冠水施設の設置支援やハウスの更新など支援することによりまして産地やブランドの維持拡大をはかろうとするものでございます。
その次の丸、がんばろう!農林水産共同利用施設
復旧応援事業1億3,771万8,000円を計上いたしました。これは被災いたしました東郷梨選果場と湖周カントリーエレベーターの
復旧に要する
経費の10分の9の
補助金でございまして、内訳は国10分の2、残りの80%につきまして激甚災害と同様の事業主体10%負担まで引き下げるため、県と町が35%ずつ負担するものでございます。なお、町負担分につきましては充当率90%、交付税措置95%の災害
復旧事業債を充当することとしております。
9
ページの一番上の丸でございます。3項水産業費、1目の水産業振興費、
説明欄の丸です。もうかる6次化・農商工連携支援事業(水産業)614万円を計上しております。これは井戸海水を利用した陸上養殖場の取り組みを支援するものでございまして、9月
補正にも計上しておりましたが、正職員の雇用増による補助率の変更、並びにトイレ増設による追加
補正のための増額計上でございます。
9
ページの中ほどでございます。6
款商工費、1項
商工費、8目の地方創生推進交付金事業、海の駅とまりブランド化事業(地方創生)500万円を計上しております。これは泊漁港周辺に立地しております事業者が連携をして「海の駅とまり協議会」の設立を支援することとしておりまして活動のシンボルとなりますランドマーク設置に要する
経費300万円と協議会の活動補助200万円を計上しております。
その次の丸、ゆうゆうゆりはま事業(地方創生)375万円を計上しております。これは働く女性にスポットを当てまして
湯梨浜町を全国にPRをして都市部の女性を中心とした移住定住を促進するため、ポスター制作ですとかPR動画の制作に要する
経費を計上しております。
めくっていただきまして、10
ページの一番上をお願いします。11
款災害復旧費、1項
農林水産業施設災害復旧費、1目の
農業用施設災害復旧費でございます。
農業用施設災害復旧事業に390万4,000円を計上しております。これは国の事業の対象にならないものを県事業を活用して災害
復旧をしようというものでございまして、農道15カ所、水路2カ所、ため池2カ所を予定をしております。
10
ページの中ほどの3項その他
公共施設等災害復旧費につきましては、専決をした
補正予算後に
経費が判明したものですとか、あるいは災害査定に向けた調査の
委託料の計上をいたしました。以上です。
○
議長(光井 哲治君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
11番、米田議員。
○議員(米田 強美君) 参考資料のほうですね。7
ページですけれど説明がありました「海の駅とまり」ブランド化事業ですけれど、この500万のうち300万がシンボルとなるランドマークを設置するということになってるんですけど、このシンボルっていう部分ですけれど、どういう具体的にですね。ものを進めていかれようとしているのかちょっとその辺をお聞きしたいと思います。
○
議長(光井 哲治君) はい、
担当課長。
○
産業振興課長(前田 啓嗣君) 海の駅ブランド化事業のランドマークということでございます。このたび、泊漁港周辺に位置する事業者を中心としてそれぞれが連携をして、その地域を盛り上げていきたい、
活性化をしていきたいということで、このたび協議会を設立しようというふうに考えております。あわせて各事業者のいろいろな取り組み等に対して支援をしていきたいという一方で、なら海の駅はどこだいや。というですか位置もわからない、ということがございます。そのあたりがございますので、やはり車で通っている、それから歩いて通ってみても一目で例えばここが「海の駅とまり」なんだというふうにわかるような看板っていったらちょっと失礼ですけども、そういったシンボル的な看板の設置をしていきたいというふうに考えております、以上でございます。
○
議長(光井 哲治君) 町長のほうが手が挙がっておりましたけどよろしいですか。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 今、課長が申し上げましたようなことで、具体的にどういう中身のものにするのかということは、まだこれから検討することになってますけど、要するに今あるその「海の駅」の魚の養殖と、それから干物の販売ですね。そこだけじゃなくって、やっぱり「潮風の丘」とかあるいは港に近いところの商店あたりにも参画していただいて、一つのゾーンとして人の流れを作ることをやりたいと。その際に道の駅の本体はここですよというようなものを特徴を表すようなもので作りたいなというふうに考えているところで、地方創生のほうでそういうものをつくらしてくれないかということで要望をしているところでございます。
○議長(光井 哲治君) 米田議員よろしいですか。
そのほか質疑はありませんか。
4番、濱中議員。
○議員(濱中 武仁君) ちょっと今、聞いとって漁港周辺の事業者以外にも周辺の商業やっとられる人も含めての話しという聞き方をしたんですけど、そういうことはそこに参画するのはそういったのを含めての話しで協議会のほうですよね。そういうことになるということで理解してよろしいでしょうか。僕でいうと2社あって、言われたとおりにと、組合員の関係もかなと思ったですけど、それ以外にも協議会に入って参画していくということでよろしいでしょうか。
○
議長(光井 哲治君)
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) 必ずしも呼びかけて広くということではないかもしれませんけども、例えば「潮風の丘」にもやっぱり「海の駅」があるいうことを知っていただくような、なんらかなもの、それは室内でも構わないですが、クラブハウスでも構わないですけど、そういうところに貼ったりして要するに連携する施設としてあり得るということが一つありますし。それから実際上、近隣の商店でもなんかそういったことに関わってやりたいというお話も伺っておりまして、それならやっぱりゾーンとして考えるのがいいんじゃないかということで今のところ考えております。
○議長(光井 哲治君) 4番、濱中議員。
○議員(濱中 武仁君) もう1点聞きたいのは仮に参画していくとなると、業務形態が違ってきたりすることも出てくるわけですけど、その販売とか魚の関係とか違う関係も出てくるんでしょうけども。看板のほうが、なんだったかいな。看板っちゅうかシンボル的なもんが金額と協議会の事業の運営補助ですか。事業の内容っちゅうのがちょっとこんなには示されてないので、これからなのかなという気もしますけど具体的にありましたら教えてください。
○
議長(光井 哲治君) はい、
産業振興課長。
○
産業振興課長(前田 啓嗣君) 8
ページのほうに簡単にちょっと資料をつけさせていただいております。このたびの事業でございますけれども、一つは協議会をつくっても、やはりどういった事業を連携していくのかというところがやっぱり重要になってくるんだろうなと。要するに最初にきちんと目的をしっかり持ってどういうことをどういう期間にやろうかというところをしっかり詰めていく必要があるということもございまして、今回の補助についてはコーディネートに対する助成。要するに「海の駅協議会」をコーディネートしていただくことの助成と、それとイベント開催をしたいということの助成。それから一つの事業者でございますけれども、井戸海水を一つ設置したいということがございまして、それに対する助成というもので今回の事業にはそれを計画しております。以上でございます。
○
議長(光井 哲治君) 濱中議員よろしいですか。
4番、濱中議員。
○議員(濱中 武仁君) いろいろあって
活性化を含める話ですけど、中身をみとると、これまでの事業の名前をかえたもんみたいな感じがしちゃってあれですけど。誤魔化されたやあな気もしますけど頑張ってください。
○
議長(光井 哲治君) はい、
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) これまで陸上養殖の施設と「サカナクワイ屋」で両方でも頑張っておられると。それをより強力にするための方法はないかということで、一つはその存在を知っていただくための努力をするということと。それから、もう一つは先ほど申しましたように、ある意味ゾーニングで地域でその「海の駅」というものをPRしながらより集客につとめることができるんじゃないかと、そのようなことを実際に皆で多少参画してもらいながら実践していきたいと。まあ、一皮むけたいというような気持ちでやりたいと思っております。
○議長(光井 哲治君) よろしいですか。(発言する者あり)
4回目、認めますよ。
○議員(濱中 武仁君) 井戸海水の件ですけどね。はっきり言ってこれこういう予算であれすると、もともとが県の責任でね、本来はやるべきだと僕は思っとるです。それで町でこういうことを考えてやられるとちょっと不満があるわけですよね。井戸海水の件ですよ。井戸を掘る関係は。もともとは県が良質な水が出るっていって、あすこに選んで事業者を選定したって、やっていくのが、やっていってるけどなかなかええのが出ん。責任をとるべきだと思っとるのでね、名前をかえられて、こういうことでやられるとちょっと不満があっです。そういうことです。
○議長(光井 哲治君) しばらく休憩します。
午後0時4分休憩
───────────────────────────────
午後0時4分再開
○
議長(光井 哲治君) それでは会議を再開いたします。
宮脇町長。
○町長(宮脇 正道君) これまで大変苦労してきて、その水量の確保ですとか水の温度ですとか、そういうところにも大変苦労してやってきたとこなんです。これまでも県のほうで、その井戸の掘削したりする
経費についてかなり町と一緒になって支援をしてきたところでございます。やっぱりある程度、稼働しだすということになりますと事業主体のほうに求められるという部分もおおございます。ところが実態的にはもう少し不十分な足りない部分があるというふうに思っとりまして、その辺をとりあえず町のほうで、このたびは時間的なあれもなかったんで、地方創生のお金をいただいて、これまでは地方創生の金じゃなくて県と町の
補助金でやってきておったわけなんですが、県のほうもなかなか難しいというような状況もあるようですので地方創生のほうで手を挙げて財源を捻出しながらやっていきたいなというふうに考えているところでございます。これまでの前例でも、例えば県が制度設計していたものを地方創生のほうで認めていただいて、そちらの財源を優先にして使って県と町の負担を減らしてやったような事業もございますので、このたびのもこれから急いで、ちょっと県のほうにも最終的にそのようなことがはかれないかまた伺って話をしてみたいと思います。お気持ちはよく私もわかりますので。
○議長(光井 哲治君) そのほか質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君)以上で、質疑なしと認めます。よって質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(光井 哲治君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(光井 哲治君) 異議なしと認めます。よって
議案第123号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第10
議案第124号