○
事務局長(
竹内美智子さん) 御報告いたします。
初めに、
請願陳情等につきましては、本日までに受理いたしましたものは、ありません。
次に、9月
定例会以降の主な事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。
なお、
監査報告につきましては、報告書の写しの配付をもって、報告にかえさせていただきます。
以上です。
○議 長(
谷本正敏君) 以上で諸般の報告を終わります。
◎
町長あいさつ
○議 長(
谷本正敏君) 日程第4 ここで町長から挨拶があります。
吉田町長。
○町 長(
吉田英人君)
皆さん、おはようございます。
令和元年第11回
八頭町議会定例会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
ことしも早いもので、残すところ20日余りとなりましたが、12月に入り寒さが増して、冬の到来を感じているところであります。
議員各位におかれましては、年の瀬の慌ただしい時期を迎え、おそろいで御参集を賜り、当面いたしております案件につきまして御審議いただきますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。
ことしの夏は、昨年同様、
梅雨明け以降、全国的に猛暑でありました。また、台風19号を初め、大型で強力な台風が相次いで上陸し、
全国各地に甚大な被害がもたらされる中で、八頭町においては、幸いにも大きな被害もなく安堵いたしておりますが、被害に遭われました
皆様方に、心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興、復旧を願うものであります。
そして今、
特産品の
花御所柿の出荷の真っ最中でありますが、本町の梨や柿も収穫期前の
台風被害は、幸いにも余りなく、果樹を初め農作物の被害の少ない年となりました。
いずれいいたしましても、有事の際におきましては、常に
初動対策を万全にし、絶えず気持ちを引き締め、
災害対応に臨みたいと考えておりますし、
訓練等、より実践に即した対応を念頭に
防災体制の強化に努めてまいりたいと思っております。
水稲の
作柄概況は、「昨年並み」という報告でありましたが、夏場の猛暑により、出穂後の8月の高温で
白未熟粒が多く発生し、
一等米比率が低下していることから、価格に影響しないか心配しているところでもあります。
二十世紀梨と新甘泉の出荷では、玉太り、糖度とも
例年並みとなり、赤秀率がよかったことから、全体的に甘くておいしい梨に仕上がり、
販売単価は高かったようでありますし、また、秋の味覚の代表であります
西条柿と
地理的表示保護制度に登録後の初シーズンとなる「こお
げ花御所柿」は、
例年並みの生育となり、
ブランド力の強化と
販路拡大に期待をしているところであります。
次に、9月
定例会以降の主な出来事を幾つか振り返ってみたいと思います。まずは、10月5日には
議員各位にも御参加をいただき、第10回ふるさとやずの集いが大阪で開催をされました。八頭町出身の方を初め、関西圏の八頭町にゆかりのある
関係者が集まり、総勢73名の参加の中で、
近況報告や
情報交換、
特産品の提供などを行ってまいりました。今後も広く会員の
皆様方に
情報提供を初め、御意見や御提言をいただき、町の応援団として連携を図ってまいりたいと考えております。
10月14日には、第14回
森下広一杯八頭町
マラソン大会を開催いたしました。今回も
トヨタ自動車九州陸上競技部から、監督の
森下広一さんを初め、大津、今井、坂本の3選手、また、3年連続で
メキシコ五輪の
銀メダリストの君原健二さんにも参加をしていただき、盛大に開催することができました。当日は心配された台風の影響もなく、遠くは関東の埼玉県や九州、福岡県から1,649名のランナーの参加をいただき、18部門に分かれて、健脚を競っていただいたところであります。スポーツのすばらしさを体験いただき、親睦や交流が図られた楽しい大会であったようにも思っております。
また、10月19日には、
子育て支援フェスinやずを
子育て支援センターと大
御門体育センターで開催し、雨にもかかわらず、約200名の親子の
皆様方に御参加をいただきました。当日は、歌やゲームなどの
ステージや
絵本体験、
フードコーナーなど、子育て中の親子の
皆様方に楽しいひとときを過ごしていただいております。
そして、10月19日には、
耕作放棄地ゼロを目指し、徹底した
農地管理や
住民主体の
地域活動に取り組んだ点が評価され、豊かな
村づくり全国表彰で
農林水産大臣賞を
日田集落が受賞され、11月9日に授賞式が行われましたことは、町といたしましても大変うれしく、喜ばしいニュースでもありました。
10月20日には、好天に恵まれ、第8回目を迎えました、八頭町マルシェを
八東総合運動公園で開催し、八頭町の旬の野菜や果物、こだわりの
特産品・加工品を一堂に集め、町内外から約2,000人の方でにぎわいました。会場には19団体の出店があり、当日は、八頭町
バーガーコンテストの開催、
ジビエ焼肉体験、うまい
米コンテスト、
芸能ステージショーなど多彩なイベントも展開され、多くの
来場者の方から好評をいただきました。今後も、フルーツを初め八頭町の「おいしさ」を多くの
皆様方にお届けできたらと考えているところであります。
11月10日には、旧の
船岡中学校校舎を活用し、リキュール・
清涼飲料の製造を行う
北岡本店鳥取工場の落成式が開催されました。
地元産品を利用した新製品の紹介もあり、今後、さらなる
地域資源の活用や多方面にわたっての
地域活性化の拠点になることを大いに期待しているものであります。
11月16日、17日には、八頭町や
鳥取県内の食材を一流のシェフが料理する、2日間限りの
野外レストラン「ダイニングアウトヤズ リバイバル」が開催をされました。
歓迎レセプション会場の柿畑で柿狩りを楽しんでいただくなど、GI登録された「こお
げ花御所柿」のPRも行っております。
参加者90名の中には、遠くは北海道や東京からもおいでをいただいた方もあり、幻想的な雰囲気の中で食を堪能していただいております。
11月21日には、
町議会の実施によりまして、
八頭高2年7組の
探求文化クラスによる
高校生議会が開催をされました。第1部では、10班の高校生による、町への質問、第2部では、「
地域課題解決のための
ビジネスプラン」として、八頭町の現状と課題についてプレゼンテーションが行われました。また、前日には、
八頭高2年生を対象に
選挙出前講座を行ったところであり、参加した生徒の
皆さん方には、今後、地域や
行政運営、
地方政治に関心を持つよいきっかけになったのではないかと考えているところであります。
次に、
地方創生の
総合戦略についてであります。
現在これまでの施策の成果と課題を分析する中で、第2期八頭町
総合戦略の策定に向けて、さまざまな分野の
皆様方から御意見をいただきながら、戦略の策定を進めております。これまでの
総合戦略の
重点施策の成果と課題では、戦略に掲げた56事業につきまして、
重要業績評価指標(KPI)を約7割の事業で達成しており、おおむね順調に
事業展開ができているのではないかと考えているところであります。
やはり課題となりますのが
人口減少対策で、いかにして
若者世代の方に八頭町に住んでいただくかということであります。
住民アンケート調査の結果からも、
子育て環境の満足度が高いものの、
鳥取市内までの
道路整備や
住環境整備の充実を望む声が高く、住民のニーズに対応した施策の展開が求められており、これらの課題やさまざまな分野での御意見や提言等を踏まえまして、第2期八頭町
総合戦略を策定し、
地方創生事業の一層の推進を図ってまいりたいと考えているところでありますが、今回の
定例会中の全協の中で、
総合戦略、さらには
総合計画の素案といいますか、そういったものを
皆様方に全協でお示しできたらというふうに考えております。
さて、12月に入り、八頭町におきましても本格的な令和2年度の
予算編成の時期を迎えております。国におきましては、令和2年度予算の
各省概算要求で、ことしも
一般会計の
歳出総額、105兆円台に達し、5年連続で100兆円を超える要求がなされております。
我が国の経済は、
経済再生を最優先とする政策の推進により、デフレではない状況をつくり出して長期にわたる回復を持続させ、GDPは名目、実質とも過去
最大規模に達しております。
さらには、
人口の東京一極集中の傾向が継続・拡大し、
地方創生をめぐる状況が総体として必ずしも好転しているとは見受けられない中、東京圏とその他の地域との
所得格差や地方を中心とする
人手不足なども相まって、本町を初めとする各地方においては、経済好循環の実感を得られることができない現状にあります。
令和2年度の
地方財政計画の骨格となる、令和2年度
地方財政収支の仮試算では、「
地方団体が
少子高齢化に対応した
人づくり改革、防災・減災、
国土強靭化を初めとする暮らしの安全・安心の確保などの
取り組みを進めるとともに、今後、
策定予定の第2期まち・ひと・し
ごと創生総合戦略のもとにおいても、引き続き、地域の実情に応じ、自主性・主体性を最大限発揮して
地方創生の
取り組みを推進することができるよう、安定的な
税財政基盤を確保するとともに、新経済・
財政再生計画を踏まえ、
交付団体を初め地方の安定的な
財政運営に必要となる
一般財源総額について、
令和元年度の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保すること」とされております。
また、本年度、国におきましては、10兆円規模の
大型補正を予定されているとも言われておりますので、今後、動向に注視し、有利な事業への転換を考えていく必要があります。
さて、八頭町の令和2年度の
予算編成でありますが、八頭町の
一般会計歳入のおよそ5割を占める
地方交付税のうち、
普通交付税について、合併算定替
特例措置の
段階的縮減により、令和2年度には合併算定替
特例措置が終了し、
臨時財政対策債と合わせて6,000万円の
減額影響を受ける見込みとなっているほか、
景気回復等により若干
増加傾向となっている町税についても、今後の大幅な増収は期待できない状況にもあります。
少子化対策や
社会保障に対する財源を確保するため、いよいよ、
令和元年10月1日に実施された
消費税率の
引き上げにより、令和2年度は
地方消費税交付金が
一定程度、数千万円増収となることが見込まれるものの、
幼児教育無償化事業を初めとする
少子化対策、
高齢化の進行による
社会保障経費の
自然増等による
関係経費の増加が予想されるため、決して
余裕財源がふえるものではないことに留意が必要であります。
歳出では、
国民健康保険、
介護保険、
後期高齢者医療事業への繰出金を含みます
社会保障関係費の増加に加え、
公共施設等の
老朽化対策、
小中学校教育環境の整備、
地域福祉拠点施設の整備、道路、橋梁の
長寿命化、
下水道の
長寿命化・処理区
統廃合等の
大型建設事業が計画されております。
また、
東部広域行政管理組合が実施する
可燃物処理施設建設事業や
消防署建てかえ事業による
臨時的経費の負担、さらには、令和2年度から本格化する
郡家地区排水対策事業や
安藤井手の
県営防災・
減災事業の影響もあり、今後も厳しい
財政運営となることが十分に予想されているところであります。
そして、令和2年度から導入される会計年度任用職員制度よる歳出の増加は避けられず、
地方財政計画(歳出)への計上が国の
予算編成過程で検討される予定となっているものの、どこまで所要額が確保されるか不透明な状況にあり、今後の国の動向に注視が必要であります。
一方で、本町におきます
人口減少の進行の緩和、抑制、
地域福祉の
充実化、
地域経済の
活性化、安心・安全なまちの実現等を図るべく、第2次八頭町
総合計画の
後期基本計画、また、第2期八頭町
総合戦略における
主要施策については、予算の
重点配分を行いながら着実に事業を実施し、真の
地方創生を目指した「地域が元気になる
まちづくり」に積極的に取り組む必要があります。
いずれにいたしましても、歳入につきましては、適正な
見込み額を計上し、歳出では、事業の緊急性、必要性、有効性の観点から細部にわたり見直しを行い、
歳出削減を図る必要があると考えております。
終わりになりましたが、本
定例会に上程します議案は、条例の一部改正、
補正予算、その他合わせまして12議案であります。
十分なる御審議をいただきますようお願い申し上げまして、12月
定例会の開会に当たりましての挨拶といたします。
ありがとうございました。
○議 長(
谷本正敏君) 以上で、町長の挨拶を終わります。
◎議題の宣告
○議 長(
谷本正敏君) 日程第5 議案第117号
町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)
請負変更契約の締結についてを議題といたします
◎
提案理由の説明
○議 長(
谷本正敏君) 町長から
提案理由の説明を求めます。
吉田町長。
○町 長(
吉田英人君) それでは、議案第117号
町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)
請負変更契約の締結について
提案理由を申し上げます。
町道ホウキ線災害復旧工事(30年災第331号)につきましては、平成30年11月30日の
契約議決を経て、現在、
町道ホウキ線災害復旧工事(30年災第331号)、
岡島建設・
中田組特定建設工事共同企業体、
代表者、八頭郡八頭町久能寺519番地、
岡島建設有限会社代表取締役、
岡島勝宏氏が工事を施工いたしておりますが、
令和元年11月27日に変更仮契約を締結いたしております。
変更の内容は、工期を令和2年3月27日まで延長するもので、
工期延長の理由は、
令和元年6月10日から
令和元年10月20日の123日間、
出水期間となり、
河川管理者との協議によりまして施工できなくなったため、完了するまでに一定の期間を要したことによるものであります。
地方自治法第96条第1項第8号及び八頭
町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
よろしく御審議をお願いいたします。
○議 長(
谷本正敏君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
◎
一括議題の宣告
○議 長(
谷本正敏君) この際、日程第6 議案第118号 財産の貸付について(旧
安部小学校)から、日程第16 議案第128号
令和元年度八頭町
公共下水道特別会計補正予算(第3号)についてまで、11議案を
一括議題といたします。
◎
提案理由の説明
○議 長(
谷本正敏君) 町長から
提案理由の説明を求めます。
吉田町長。
○町 長(
吉田英人君) それでは、ただいま
一括議題となりました議案第118号から128号までの11議案につきまして、
提案理由を申し上げます。
最初に、議案第118号であります。財産の貸付について(旧
安部小学校)であります。
本議案は、旧の
安部小学校を、
一般社団法人山本虎之助記念館、代表、
山本虎之助氏に有償で
貸し付けしようとするものであります。このたび、旧の
安部小学校を活用し、
一般社団法人山本虎之助記念館が計画している事業は、
地域住民向けの絵画のワークショップ、
山本虎之助氏の絵画の展示、
絵画制作等であり、それらの事業により、町民はもとより、多くの
皆様方の
芸術文化に触れる場を設け、心豊かで活力ある
社会形成に寄与しようとするものであります。
貸し付け財産は、旧
安部小学校の土地及び建物(旧校舎2階、「図書室」「教材室」「教室1」「教室2」「
多目的ホール」)で、
土地面積、
建物面積とも341.458平方メートルであります。
貸し付けに際しましては、先ほど申し上げました法人が計画している事業を行うことに加えまして、町や
地域団体が行う事業に協力することを条件とし、
貸し付け部分の改修につきましては、法人が行うものであります。
貸し付け期間は、令和2年1月1日から令和6年3月31日までの4年3カ月、賃料は、年額9万6,680円といたしております。
地方自治法第96条第1項第6号及び第237条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第119号
八頭町営住宅条例の一部改正についてであります。
民法の一部を改正する法律が平成30年6月20日に公布され、令和2年4月1日から施行されます。この法律の改正により、
個人根保証契約については、極度額を定めなければ効力を生じなくなりますし、
町営住宅の退去時に
通常損耗分の
原状回復義務を賃借人が負わないことについて規定が明文化されます。また、
入居者に
通常損耗分の負担を求める場合には、
当該費用負担について条例で定める必要がありますので、このたび条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第120号 八頭町
国民健康保険税条例の一部改正についてであります。
国民健康保険税の
賦課方式につきましては、全国的に所得割・資産割・均等割・
平等割の4方式から所得割・均等割・
平等割の3方式へ移行する市町村が増加をいたしております。このことを踏まえまして、ことし5月17日の八頭町
国民健康保険運営協議会において、令和2年度から現在の4方式から3方式に移行をする答申をいただきました。今回、
運営審議会の答申を尊重させていただきまして、3方式への
賦課方式へ、必要な改正を行おうとするものであります。
内容につきましては、ことしの7月から8月にかけまして、町内14カ所で行った
行政懇談会で説明を行い、住民の皆様にも御意見を伺ったところでもあります。
税率につきましては、資産割を廃止し、鳥取県
標準保険税率へ近づけるように設定をするようにいたしております。なお、今後の
税率設定でありますが、最終的には来年5月の
運営協議会で再度審議し、議会に諮り、令和2年度の税率を決定する予定となっております。
次に、議案第121号 八頭町
簡易水道事業給水条例の一部改正についてであります。
八頭町
上下水道運営審議会へ、ことしの春、将来にわたり
上下水道事業を健全に経営できるよう、
使用料金の改正について諮問を行い、
令和元年11月に答申がありました。
今回、
審議会の答申を尊重し、八頭町
簡易水道条例の一部を改正させていただき、令和2年4月1日から施行しようとするものであります。答申では、現時点の
簡易水道事業の
経営状況は比較的良好で、現行の
料金水準は妥当であるが、
令和元年10月の
消費税率引き上げ分の改定が必要との内容でありました。これにあわせまして、内税(税込み)から外税(
税抜き)への
料金設定に変更することが妥当との御意見をいただいたところであります。
改定内容は、一般用、営業用とも一月当たりの基本料金を7立方メートルまで1,100円であったものを
税抜き金額の1,018円に、1立方メートル当たりの超過料金も
税抜き金額として、基本料金と超過料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額とするものであります。水道加入手数料についても、
税抜き金額に消費税相当額を加えた額に改正しようとするものです。また、水道法改正により、指定給水装置工事事業者の指定に係る申請手数料について、申請者から手数料を徴収するようあわせて改正するようにいたしております。
議案第122号 八頭町
公共下水道条例の一部改正について、議案第123号 八頭町
農業集落排水施設条例の一部改正について、議案第124号 八頭町
小規模集合排水処理施設条例の一部改正について、議案第125号 八頭町
合併処理浄化槽施設条例の一部改正についての4議案につきましては同様の内容でありますので、一括して説明を申し上げます。
議案第122号から議案第125号につきましても同様に、八頭町
上下水道運営審議会の答申を尊重し、八頭町
下水道条例等の一部を改正させていただき、令和2年4月1日から施行しようとするものであります。
答申では、現在、
下水道事業の
経営状況は
一般会計からの繰り入れで赤字補填している現状から、使用料
引き上げの検討が必要ということであります。現在、一般家庭分は使用水量に基づかない世帯員割で算定する使用料体系のため、受益者間の負担公平性に欠けるものであり、使用水量による従量料金制への移行体制完了後に再検討することが妥当であるとの内容でありました。
現時点では、水道使用料と同様、
令和元年10月の
消費税率引き上げ分の改定が必要で、これにあわせまして、内税(税込み)から外税(
税抜き)への
料金設定に変更することが妥当との御意見をいただいております。
改定内容は、一般家庭の一月当たりの使用料基本料金を2,300円であったものを
税抜き金額の2,129円に、1人増すごとの加算額を440円から
税抜き金額の407円とし、基本料金と人員加算料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額とするものであります。
また、水道水等を使用した一般家庭以外の使用料基本料金を7立方メートルまで2,300円であったものを
税抜き金額の2,129円に、1立方メートル当たりの超過料金も
税抜き金額とし、使用料基本料金と超過料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額に改正しようとするものであります。
以上、議案第119号から議案第125号までの7議案につきましては、
地方自治法第96条の1第1項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第126号
令和元年度八頭町
一般会計補正予算(第7号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,433万8,000円を追加しようとするものであります。
歳入の主なものを申し上げますと、国庫支出金は、生活保護費国庫負担金、1,500万円余り、社会資本総合交付金、940万円余りを計上し、県支出金は、地籍調査事業費県補助金、260万円余りを追加しております。
また、町債では、町道大隼線改良事業債、630万円、緊急防災・減債事業債、900万円の計上であります。