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令和元年第11回定例会(第1日目12月 5日)

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  1. 八頭町議会 2019-12-05
    令和元年第11回定例会(第1日目12月 5日)


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    令和元年第11回定例会(第1日目12月 5日)      令和元年第11回八頭町議会定例会 会議録 (第1号)   招集年月日  令和元年12月5日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  令和元年12月5日 午前9時30分宣告 応招議員    1番 奥田のぶよ   2番 川西  聡   3番 小倉 一博    4番 小林 久幸   5番 森 亜紀子   6番 中村 美鈴    7番 岡嶋 正広   8番 坂根 實豊   9番 小原 徹也   10番 尾島  勲  11番 髙橋信一郎  12番 下田 敏夫   13番 栄田 秀之  14番 谷本 正敏 不応招議員    な  し 出席議員  応招議員に同じ 欠席議員  不応招議員に同じ 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
     町   長  吉田英人  副 町 長  岩見一郎  教 育 長  薮田邦彦  総務課長   髙橋和彦  税務課長   岩城憲治  企画課長若桜鉄道運行対策室長         川西美恵子  町民課長   山下真一  保健課長   森脇孝和  建設課長   年岡英夫  産業観光課長 谷口雅美智 上下水道課長 山田勇  地籍調査課長船岡住民課長         岸田司   会計管理者  木嶋成志  人権推進課長八東住民課長         岡満  教育委員会事務局次長         新田弥生  社会教育課長 奥平徹  農業委員会事務局長         小林春美  男女共同参画センター所長         山本聡美  福祉課長福祉事務所長         西尾克志 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 竹内美智子   主任 林孝昌 町長提出議案の題目   町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)請負変更契約の締結について   財産の貸付について(旧安部小学校)   八頭町営住宅条例の一部改正について   八頭町国民健康保険税条例の一部改正について   八頭町簡易水道事業給水条例の一部について   八頭町公共下水道条例の一部改正について   八頭町農業集落排水施設条例の一部改正について   八頭町小規模集合排水処理施設条例の一部改正について   八頭町合併処理浄化槽施設条例の一部改正について   令和元年度八頭町一般会計補正予算(第7号)   令和元年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第3号)   令和元年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第3号) 議事日程   別紙のとおり 会議録署名議員    5番 森 亜紀子議員   6番 中村美鈴議員           議 事 日 程 (第 1 号)            令和元年12月5日(木)午前9時30分開議 日程 第 1 会議録署名議員の指名  〃 第 2 会期の決定  〃 第 3 諸般の報告  〃 第 4 町長あいさつ  〃 第 5 議案第117号 町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)                請負変更契約の締結について  〃 第 6 議案第118号 財産の貸付について(旧安部小学校)  〃 第 7 議案第119号 八頭町営住宅条例の一部改正について  〃 第 8 議案第120号 八頭町国民健康保険税条例の一部改正について  〃 第 9 議案第121号 八頭町簡易水道事業給水条例の一部について  〃 第10 議案第122号 八頭町公共下水道条例の一部改正について  〃 第11 議案第123号 八頭町農業集落排水施設条例の一部改正について  〃 第12 議案第124号 八頭町小規模集合排水処理施設条例の一部改正について  〃 第13 議案第125号 八頭町合併処理浄化槽施設条例の一部改正について  〃 第14 議案第126号 令和元年度八頭町一般会計補正予算(第7号)  〃 第15 議案第127号 令和元年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第3号)  〃 第16 議案第128号 令和元年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第3号                ) 議事の経過 ◎開会宣告                    (午前9時30分) ○議 長(谷本正敏君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名で、定足数に達しております。  よって令和元年第11回八頭町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(谷本正敏君) 本定例会議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議 長(谷本正敏君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本定例会会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により  5番 森亜紀子議員  6番 中村美鈴議員を指名いたします。 ◎会期の決定 ○議 長(谷本正敏君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から令和元年12月18日までの14日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日から令和元年12月18日までの14日間とすることに決定いたしました。 ◎諸般の報告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第3 諸般の報告を行います。  事務局長より報告させます。  事務局長
    事務局長竹内美智子さん) 御報告いたします。  初めに、請願陳情等につきましては、本日までに受理いたしましたものは、ありません。  次に、9月定例会以降の主な事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。  なお、監査報告につきましては、報告書の写しの配付をもって、報告にかえさせていただきます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で諸般の報告を終わります。 ◎町長あいさつ ○議 長(谷本正敏君) 日程第4 ここで町長から挨拶があります。  吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) 皆さん、おはようございます。  令和元年第11回八頭町議会定例会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  ことしも早いもので、残すところ20日余りとなりましたが、12月に入り寒さが増して、冬の到来を感じているところであります。  議員各位におかれましては、年の瀬の慌ただしい時期を迎え、おそろいで御参集を賜り、当面いたしております案件につきまして御審議いただきますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。  ことしの夏は、昨年同様、梅雨明け以降、全国的に猛暑でありました。また、台風19号を初め、大型で強力な台風が相次いで上陸し、全国各地に甚大な被害がもたらされる中で、八頭町においては、幸いにも大きな被害もなく安堵いたしておりますが、被害に遭われました皆様方に、心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興、復旧を願うものであります。  そして今、特産品花御所柿の出荷の真っ最中でありますが、本町の梨や柿も収穫期前の台風被害は、幸いにも余りなく、果樹を初め農作物の被害の少ない年となりました。  いずれいいたしましても、有事の際におきましては、常に初動対策を万全にし、絶えず気持ちを引き締め、災害対応に臨みたいと考えておりますし、訓練等、より実践に即した対応を念頭に防災体制の強化に努めてまいりたいと思っております。  水稲の作柄概況は、「昨年並み」という報告でありましたが、夏場の猛暑により、出穂後の8月の高温で白未熟粒が多く発生し、一等米比率が低下していることから、価格に影響しないか心配しているところでもあります。  二十世紀梨と新甘泉の出荷では、玉太り、糖度とも例年並みとなり、赤秀率がよかったことから、全体的に甘くておいしい梨に仕上がり、販売単価は高かったようでありますし、また、秋の味覚の代表であります西条柿地理的表示保護制度に登録後の初シーズンとなる「こおげ花御所柿」は、例年並みの生育となり、ブランド力の強化と販路拡大に期待をしているところであります。  次に、9月定例会以降の主な出来事を幾つか振り返ってみたいと思います。まずは、10月5日には議員各位にも御参加をいただき、第10回ふるさとやずの集いが大阪で開催をされました。八頭町出身の方を初め、関西圏の八頭町にゆかりのある関係者が集まり、総勢73名の参加の中で、近況報告情報交換特産品の提供などを行ってまいりました。今後も広く会員の皆様方情報提供を初め、御意見や御提言をいただき、町の応援団として連携を図ってまいりたいと考えております。  10月14日には、第14回森下広一杯八頭マラソン大会を開催いたしました。今回もトヨタ自動車九州陸上競技部から、監督の森下広一さんを初め、大津、今井、坂本の3選手、また、3年連続でメキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんにも参加をしていただき、盛大に開催することができました。当日は心配された台風の影響もなく、遠くは関東の埼玉県や九州、福岡県から1,649名のランナーの参加をいただき、18部門に分かれて、健脚を競っていただいたところであります。スポーツのすばらしさを体験いただき、親睦や交流が図られた楽しい大会であったようにも思っております。  また、10月19日には、子育て支援フェスinやずを子育て支援センターと大御門体育センターで開催し、雨にもかかわらず、約200名の親子の皆様方に御参加をいただきました。当日は、歌やゲームなどのステージ絵本体験フードコーナーなど、子育て中の親子の皆様方に楽しいひとときを過ごしていただいております。  そして、10月19日には、耕作放棄地ゼロを目指し、徹底した農地管理住民主体地域活動に取り組んだ点が評価され、豊かな村づくり全国表彰農林水産大臣賞日田集落が受賞され、11月9日に授賞式が行われましたことは、町といたしましても大変うれしく、喜ばしいニュースでもありました。  10月20日には、好天に恵まれ、第8回目を迎えました、八頭町マルシェを八東総合運動公園で開催し、八頭町の旬の野菜や果物、こだわりの特産品・加工品を一堂に集め、町内外から約2,000人の方でにぎわいました。会場には19団体の出店があり、当日は、八頭町バーガーコンテストの開催、ジビエ焼肉体験、うまい米コンテスト芸能ステージショーなど多彩なイベントも展開され、多くの来場者の方から好評をいただきました。今後も、フルーツを初め八頭町の「おいしさ」を多くの皆様方にお届けできたらと考えているところであります。  11月10日には、旧の船岡中学校校舎を活用し、リキュール・清涼飲料の製造を行う北岡本店鳥取工場の落成式が開催されました。地元産品を利用した新製品の紹介もあり、今後、さらなる地域資源の活用や多方面にわたっての地域活性化の拠点になることを大いに期待しているものであります。  11月16日、17日には、八頭町や鳥取県内の食材を一流のシェフが料理する、2日間限りの野外レストラン「ダイニングアウトヤズ リバイバル」が開催をされました。歓迎レセプション会場の柿畑で柿狩りを楽しんでいただくなど、GI登録された「こおげ花御所柿」のPRも行っております。  参加者90名の中には、遠くは北海道や東京からもおいでをいただいた方もあり、幻想的な雰囲気の中で食を堪能していただいております。  11月21日には、町議会の実施によりまして、八頭高2年7組の探求文化クラスによる高校生議会が開催をされました。第1部では、10班の高校生による、町への質問、第2部では、「地域課題解決のためのビジネスプラン」として、八頭町の現状と課題についてプレゼンテーションが行われました。また、前日には、八頭高2年生を対象に選挙出前講座を行ったところであり、参加した生徒の皆さん方には、今後、地域や行政運営地方政治に関心を持つよいきっかけになったのではないかと考えているところであります。  次に、地方創生総合戦略についてであります。  現在これまでの施策の成果と課題を分析する中で、第2期八頭町総合戦略の策定に向けて、さまざまな分野の皆様方から御意見をいただきながら、戦略の策定を進めております。これまでの総合戦略重点施策の成果と課題では、戦略に掲げた56事業につきまして、重要業績評価指標(KPI)を約7割の事業で達成しており、おおむね順調に事業展開ができているのではないかと考えているところであります。  やはり課題となりますのが人口減少対策で、いかにして若者世代の方に八頭町に住んでいただくかということであります。住民アンケート調査の結果からも、子育て環境の満足度が高いものの、鳥取市内までの道路整備住環境整備の充実を望む声が高く、住民のニーズに対応した施策の展開が求められており、これらの課題やさまざまな分野での御意見や提言等を踏まえまして、第2期八頭町総合戦略を策定し、地方創生事業の一層の推進を図ってまいりたいと考えているところでありますが、今回の定例会中の全協の中で、総合戦略、さらには総合計画の素案といいますか、そういったものを皆様方に全協でお示しできたらというふうに考えております。  さて、12月に入り、八頭町におきましても本格的な令和2年度の予算編成の時期を迎えております。国におきましては、令和2年度予算の各省概算要求で、ことしも一般会計歳出総額、105兆円台に達し、5年連続で100兆円を超える要求がなされております。  我が国の経済は、経済再生を最優先とする政策の推進により、デフレではない状況をつくり出して長期にわたる回復を持続させ、GDPは名目、実質とも過去最大規模に達しております。  さらには、人口の東京一極集中の傾向が継続・拡大し、地方創生をめぐる状況が総体として必ずしも好転しているとは見受けられない中、東京圏とその他の地域との所得格差や地方を中心とする人手不足なども相まって、本町を初めとする各地方においては、経済好循環の実感を得られることができない現状にあります。  令和2年度の地方財政計画の骨格となる、令和2年度地方財政収支の仮試算では、「地方団体少子高齢化に対応した人づくり改革、防災・減災、国土強靭化を初めとする暮らしの安全・安心の確保などの取り組みを進めるとともに、今後、策定予定の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略のもとにおいても、引き続き、地域の実情に応じ、自主性・主体性を最大限発揮して地方創生取り組みを推進することができるよう、安定的な税財政基盤を確保するとともに、新経済・財政再生計画を踏まえ、交付団体を初め地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源総額について、令和元年度の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保すること」とされております。  また、本年度、国におきましては、10兆円規模の大型補正を予定されているとも言われておりますので、今後、動向に注視し、有利な事業への転換を考えていく必要があります。  さて、八頭町の令和2年度の予算編成でありますが、八頭町の一般会計歳入のおよそ5割を占める地方交付税のうち、普通交付税について、合併算定替特例措置段階的縮減により、令和2年度には合併算定替特例措置が終了し、臨時財政対策債と合わせて6,000万円の減額影響を受ける見込みとなっているほか、景気回復等により若干増加傾向となっている町税についても、今後の大幅な増収は期待できない状況にもあります。  少子化対策社会保障に対する財源を確保するため、いよいよ、令和元年10月1日に実施された消費税率引き上げにより、令和2年度は地方消費税交付金一定程度、数千万円増収となることが見込まれるものの、幼児教育無償化事業を初めとする少子化対策高齢化の進行による社会保障経費自然増等による関係経費の増加が予想されるため、決して余裕財源がふえるものではないことに留意が必要であります。  歳出では、国民健康保険介護保険後期高齢者医療事業への繰出金を含みます社会保障関係費の増加に加え、公共施設等老朽化対策小中学校教育環境の整備、地域福祉拠点施設の整備、道路、橋梁の長寿命化下水道長寿命化・処理区統廃合等大型建設事業が計画されております。  また、東部広域行政管理組合が実施する可燃物処理施設建設事業消防署建てかえ事業による臨時的経費の負担、さらには、令和2年度から本格化する郡家地区排水対策事業安藤井手県営防災減災事業の影響もあり、今後も厳しい財政運営となることが十分に予想されているところであります。  そして、令和2年度から導入される会計年度任用職員制度よる歳出の増加は避けられず、地方財政計画(歳出)への計上が国の予算編成過程で検討される予定となっているものの、どこまで所要額が確保されるか不透明な状況にあり、今後の国の動向に注視が必要であります。  一方で、本町におきます人口減少の進行の緩和、抑制、地域福祉充実化地域経済活性化、安心・安全なまちの実現等を図るべく、第2次八頭町総合計画後期基本計画、また、第2期八頭町総合戦略における主要施策については、予算の重点配分を行いながら着実に事業を実施し、真の地方創生を目指した「地域が元気になるまちづくり」に積極的に取り組む必要があります。  いずれにいたしましても、歳入につきましては、適正な見込み額を計上し、歳出では、事業の緊急性、必要性、有効性の観点から細部にわたり見直しを行い、歳出削減を図る必要があると考えております。  終わりになりましたが、本定例会に上程します議案は、条例の一部改正、補正予算、その他合わせまして12議案であります。  十分なる御審議をいただきますようお願い申し上げまして、12月定例会の開会に当たりましての挨拶といたします。  ありがとうございました。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で、町長の挨拶を終わります。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第5 議案第117号 町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)請負変更契約の締結についてを議題といたします ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 町長から提案理由の説明を求めます。  吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) それでは、議案第117号 町道ホウキ線道路災害復旧工事(30年災第331号)請負変更契約の締結について提案理由を申し上げます。  町道ホウキ線災害復旧工事(30年災第331号)につきましては、平成30年11月30日の契約議決を経て、現在、町道ホウキ線災害復旧工事(30年災第331号)、岡島建設中田組特定建設工事共同企業体代表者、八頭郡八頭町久能寺519番地、岡島建設有限会社代表取締役岡島勝宏氏が工事を施工いたしておりますが、令和元年11月27日に変更仮契約を締結いたしております。  変更の内容は、工期を令和2年3月27日まで延長するもので、工期延長の理由は、令和元年6月10日から令和元年10月20日の123日間、出水期間となり、河川管理者との協議によりまして施工できなくなったため、完了するまでに一定の期間を要したことによるものであります。  地方自治法第96条第1項第8号及び八頭町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  よろしく御審議をお願いいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎一括議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) この際、日程第6 議案第118号 財産の貸付について(旧安部小学校)から、日程第16 議案第128号 令和元年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第3号)についてまで、11議案を一括議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 町長から提案理由の説明を求めます。  吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) それでは、ただいま一括議題となりました議案第118号から128号までの11議案につきまして、提案理由を申し上げます。  最初に、議案第118号であります。財産の貸付について(旧安部小学校)であります。  本議案は、旧の安部小学校を、一般社団法人山本虎之助記念館、代表、山本虎之助氏に有償で貸し付けしようとするものであります。このたび、旧の安部小学校を活用し、一般社団法人山本虎之助記念館が計画している事業は、地域住民向けの絵画のワークショップ、山本虎之助氏の絵画の展示、絵画制作等であり、それらの事業により、町民はもとより、多くの皆様方芸術文化に触れる場を設け、心豊かで活力ある社会形成に寄与しようとするものであります。  貸し付け財産は、旧安部小学校の土地及び建物(旧校舎2階、「図書室」「教材室」「教室1」「教室2」「多目的ホール」)で、土地面積建物面積とも341.458平方メートルであります。  貸し付けに際しましては、先ほど申し上げました法人が計画している事業を行うことに加えまして、町や地域団体が行う事業に協力することを条件とし、貸し付け部分の改修につきましては、法人が行うものであります。  貸し付け期間は、令和2年1月1日から令和6年3月31日までの4年3カ月、賃料は、年額9万6,680円といたしております。  地方自治法第96条第1項第6号及び第237条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第119号 八頭町営住宅条例の一部改正についてであります。  民法の一部を改正する法律が平成30年6月20日に公布され、令和2年4月1日から施行されます。この法律の改正により、個人根保証契約については、極度額を定めなければ効力を生じなくなりますし、町営住宅の退去時に通常損耗分原状回復義務を賃借人が負わないことについて規定が明文化されます。また、入居者通常損耗分の負担を求める場合には、当該費用負担について条例で定める必要がありますので、このたび条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第120号 八頭町国民健康保険税条例の一部改正についてであります。  国民健康保険税賦課方式につきましては、全国的に所得割・資産割・均等割・平等割の4方式から所得割・均等割・平等割の3方式へ移行する市町村が増加をいたしております。このことを踏まえまして、ことし5月17日の八頭町国民健康保険運営協議会において、令和2年度から現在の4方式から3方式に移行をする答申をいただきました。今回、運営審議会の答申を尊重させていただきまして、3方式への賦課方式へ、必要な改正を行おうとするものであります。  内容につきましては、ことしの7月から8月にかけまして、町内14カ所で行った行政懇談会で説明を行い、住民の皆様にも御意見を伺ったところでもあります。  税率につきましては、資産割を廃止し、鳥取県標準保険税率へ近づけるように設定をするようにいたしております。なお、今後の税率設定でありますが、最終的には来年5月の運営協議会で再度審議し、議会に諮り、令和2年度の税率を決定する予定となっております。  次に、議案第121号 八頭町簡易水道事業給水条例の一部改正についてであります。  八頭町上下水道運営審議会へ、ことしの春、将来にわたり上下水道事業を健全に経営できるよう、使用料金の改正について諮問を行い、令和元年11月に答申がありました。  今回、審議会の答申を尊重し、八頭町簡易水道条例の一部を改正させていただき、令和2年4月1日から施行しようとするものであります。答申では、現時点の簡易水道事業経営状況は比較的良好で、現行の料金水準は妥当であるが、令和元年10月の消費税率引き上げ分の改定が必要との内容でありました。これにあわせまして、内税(税込み)から外税(税抜き)への料金設定に変更することが妥当との御意見をいただいたところであります。  改定内容は、一般用、営業用とも一月当たりの基本料金を7立方メートルまで1,100円であったものを税抜き金額の1,018円に、1立方メートル当たりの超過料金も税抜き金額として、基本料金と超過料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額とするものであります。水道加入手数料についても、税抜き金額に消費税相当額を加えた額に改正しようとするものです。また、水道法改正により、指定給水装置工事事業者の指定に係る申請手数料について、申請者から手数料を徴収するようあわせて改正するようにいたしております。  議案第122号 八頭町公共下水道条例の一部改正について、議案第123号 八頭町農業集落排水施設条例の一部改正について、議案第124号 八頭町小規模集合排水処理施設条例の一部改正について、議案第125号 八頭町合併処理浄化槽施設条例の一部改正についての4議案につきましては同様の内容でありますので、一括して説明を申し上げます。  議案第122号から議案第125号につきましても同様に、八頭町上下水道運営審議会の答申を尊重し、八頭町下水道条例等の一部を改正させていただき、令和2年4月1日から施行しようとするものであります。  答申では、現在、下水道事業の経営状況一般会計からの繰り入れで赤字補填している現状から、使用料引き上げの検討が必要ということであります。現在、一般家庭分は使用水量に基づかない世帯員割で算定する使用料体系のため、受益者間の負担公平性に欠けるものであり、使用水量による従量料金制への移行体制完了後に再検討することが妥当であるとの内容でありました。  現時点では、水道使用料と同様、令和元年10月の消費税率引き上げ分の改定が必要で、これにあわせまして、内税(税込み)から外税(税抜き)への料金設定に変更することが妥当との御意見をいただいております。  改定内容は、一般家庭の一月当たりの使用料基本料金を2,300円であったものを税抜き金額の2,129円に、1人増すごとの加算額を440円から税抜き金額の407円とし、基本料金と人員加算料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額とするものであります。  また、水道水等を使用した一般家庭以外の使用料基本料金を7立方メートルまで2,300円であったものを税抜き金額の2,129円に、1立方メートル当たりの超過料金も税抜き金額とし、使用料基本料金と超過料金を合わせた額に消費税額に相当する額を加えた額に改正しようとするものであります。  以上、議案第119号から議案第125号までの7議案につきましては、地方自治法第96条の1第1項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第126号 令和元年度八頭町一般会計補正予算(第7号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,433万8,000円を追加しようとするものであります。  歳入の主なものを申し上げますと、国庫支出金は、生活保護費国庫負担金、1,500万円余り、社会資本総合交付金、940万円余りを計上し、県支出金は、地籍調査事業費県補助金、260万円余りを追加しております。  また、町債では、町道大隼線改良事業債、630万円、緊急防災・減債事業債、900万円の計上であります。
     次に歳出です。総務費では、家庭用発電設備等導入事業、190万円、賦課徴収事業、310万円余りを計上いたしました。  民生費は、後期高齢者医療給付費負担金、1,500万円余り、生活保護扶助費、2,000万円余りの追加であります。  土木費では、町道大隼線改良事業として、1,650万円余り、町営住宅管理費、300万円の計上です。  教育費は、小中学校管理運営費でトイレの洋式化等にそれぞれ1,640万円余り、1,040万円余りを、また、大御門体育センター管理費として、330万円余りを計上しております。  予備費は、6,040万円余りを減額し調整をいたしました。  議案第127号 令和元年度八頭町簡易水道特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正によります既定の歳入歳出予算の総額の変更はありません。  歳出では、簡易水道施設の一般管理費、492万円余りを追加し、予備費を減額いたしております。  議案第128号 令和元年度八頭町公共下水道特別会計補正予算(第3号)であります。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,249万9,000円を減額しようとするものであります。  歳入の主なものでは、下水道施設整備事業債、770万円、過疎下水道施設整備事業債、480万円を減額いたしました。  歳出では、下水道長寿命化事業費、3,653万円余りを減額し、ストックマネジメント事業、4,121万円余りを計上し、予備費、1,718万円余りを減額し、調整をいたしております。  以上、議案第126号から議案第128号までの3議案につきましては、地方自治法第96条第1項第2号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  よろしく御審議をお願い申し上げ、提案理由といたします。  よろしくお願いをいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎散  会 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。  なお、次の本会議は、12月6日、午前9時30分から再開いたします。        (令和元年12月5日 午前10時03分散会)   会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員  署名議員...