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平成30年第 4回定例会(第5日目 6月20日)

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  1. 八頭町議会 2018-06-20
    平成30年第 4回定例会(第5日目 6月20日)


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    平成30年第 4回定例会(第5日目 6月20日)      平成30年第4回八頭町議会定例会 会議録 (第5号)   招集年月日  平成30年6月20日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  平成30年6月20日 午前9時30分宣告        (第5日) 応招議員    1番 奥田のぶよ   2番 川西  聡   3番 小倉 一博    4番 小林 久幸   5番 森 亜紀子   6番 中村 美鈴    7番 岡嶋 正広   8番 坂根 實豊   9番 小原 徹也   10番 栄田 秀之  11番 髙橋信一郎  12番 下田 敏夫   13番 尾島  勲  14番 谷本 正敏 不応招議員    なし 出席議員  応招議員に同じ 欠席議員  不応招議員に同じ
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町   長  吉田英人  副 町 長  岩見一郎  教 育 長  薮田邦彦  地方創生監  角園太一  総務課長   髙橋和彦  税務課長   岩城憲治  企画課長兼地方創生室長若桜鉄道運行対策室長         川西美恵子  町民課長   山下真一  保健課長   森脇孝和  産業観光課長 谷口雅美智 建設課長   年岡英夫  上下水道課長 山田勇  地籍調査課長船岡住民課長         谷本清通  会計管理者  木嶋成志  人権推進課長八東住民課長         岡満  教育委員会事務局次長         新田弥生  社会教育課長 奥平徹  農業委員会事務局長         小林春美  男女共同参画センター所長         山本聡美  福祉課長兼福祉事務所長         田中裕之 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 坂本美幸   主任 林 孝昌 議事日程   別紙のとおり 会議録署名議員  12番 下田敏夫議員  13番 尾島 勲議員           議 事 日 程 (第 5 号)            平成30年6月20日(水)午前9時30分開議 日程 第 1 議案第 58号 平成30年度八頭町一般会計補正予算(第1号)  〃 第 2 議案第 59号 平成30年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第                1号)  〃 第 3 議案第 60号 平成30年度八頭町墓地事業特別会計補正予算(第1号                )  〃 第 4 常任委員会付託の陳情書の審査結果について        (総務教育常任委員会付託陳情書)        平成30年陳情第1号 地方財政の充実・強化を求める陳情        平成30年陳情第2号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の                   1復元をはかるための、2019年度政府予算に                   係る意見書採択の陳情書        (産業福祉常任委員会付託陳情書)        平成30年陳情第3号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求め                   る陳情書            追 加 議 事 日 程 (第 6 号)             平成30年6月20日(水)午前9時30分開議 追加日程 第 1 報告第  5号 若桜鉄道株式会社の経営状況について    〃 第 2 発議第  1号 八頭町部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例の一                  部改正について    〃 第 3 発議第  2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出につい                  て    〃 第 4 発議第  3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1                  復元をはかるための、2019年度政府予算に係る                  意見書の提出について    〃 第 5 決議第  1号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議の提出に                  ついて    〃 第 6 議員派遣について    〃 第 7 委員会の閉会中の継続調査          (議会運営委員会総務教育常任委員会産業福祉常任委員会、議会          広報常任委員会議会改革推進調査特別委員会、予算・決算に関する          調査特別委員会地方創生事業検証調査特別委員会) 議事の経過 ◎開議宣告                    (午前9時30分) ○議 長(谷本正敏君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。  定足数に達しておりますので、これから6月12日に引き続き本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(谷本正敏君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ◎各委員会委員長議案審査報告 ○議 長(谷本正敏君) 去る6月8日の本会議において、関係委員会へ付託いたしました議案第58号から議案第60号まで3議案の審査結果について、担当委員会委員長の報告を求めます。  予算・決算に関する調査特別委員会岡嶋正広委員長。 ○7 番(岡嶋正広君) 皆さん、おはようございます。  それでは、議案の審査報告を行います。  予算・決算に関する調査特別委員会に付託された議案は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第77条の規定により報告いたします。  付託年月日、平成30年6月8日。件名、議案第58号 平成30年度八頭町一般会計補正予算(第1号)、議案第59号 平成30年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 平成30年度八頭町墓地事業特別会計補正予算(第1号)、この3議案でございます。  審査の結果は、議案第58号は修正、議案第59号から議案第60号までの2議案は、原案可決といたしたい。  その理由として、議案第58号、事業番号455、町営ホッケー場整備事業について、計画決定に至るまでの説明に十分な理解を得るに至らなかった。その要因として、主に子どもたちの部活動での使用施設としてこのような大規模施設の必要性の有無、この施設の運営に必要な郡家地域の排水路完成までの数年間の対処、ホッケー以外のスポーツへの配慮、約10年ごとに必要な人工芝の張りかえに要する費用及び年間を通じての維持管理費等の財政負担、さらにきらめき祭開催時の養生シートによる人工芝保護の疑問等々の問題点が噴出した。  このような状況で議案を認めることはできないという意見が多く、本件はホッケー場建設に向けた測量設計業務委託料部分を削除して、修正するものとする。  議案第59号から議案第60号までの2議案は、提案の趣旨を認めたということでございます。  以上、報告とします。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、予算・決算に関する調査特別委員会委員長から、議案第58号から議案第60号までの3議案について、審査結果についての報告がありました。  予算・決算に関する調査特別委員会委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。  11番、髙橋議員。 ○11番(髙橋信一郎君) この修正案は、一般会計の、議員全員で構成される委員会で決めたものでございます。そうした中、私の杞憂かもしれませんが、この修正案にもし大量の反対者が出た場合、委員長としての責任といいますか、そういったことはどういうふうに。想定の話ですが、どのように認識され、後の対応をとられるのかというのを伺っておきたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 7番、岡嶋議員。
    ○7 番(岡嶋正広君) この特別委員会は、議員全員で構成しております。かなり長い時間を要していろいろ賛成意見なり反対意見なりお聞かせいただいたわけでございますけども、当然委員会で決まったことは大変重きものであるというふうに認識しております。  私、委員長といたしましては、当然その責任と覚悟といいますか、そういうものを持ち合わせてきょうのこの会議に臨んでいるものであります。  以上でございます。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) この議案に対して質疑をしてみたいと思います。  修正ですから、町長に質疑をいたします。  先ほどもちょっと同僚の議員から質疑がありましたので、この議案に対する予算・決算特別委員会の決定は、ホッケー場施設整備委託料、4,500円を予算から除くという修正となったわけですね。その際の採決では、町長提出議案の原案賛成者は5人でした。質疑に変わります。通常、特別委員会の決定が修正ということであれば、本会議での採決は修正が可決されるのではないかということが大方の予想がされるわけです。  特別委員会では、こういう申し入れを町長にいたしました。修正議案を本会議で諮るということ、つまり本会議に臨むより、町長が議案を取り下げて、問題の部分を除いた新しい議案を再提出してはいかがでしょうかとの旨の申し出を特別委員会で町長に行ったわけですね。ところが、吉田町長は議案は取り下げないと。本会議での採決を主張しました。そして、今現在に至っているわけですね。  さて、そこで質疑であります。提出議案の4,500万円の委託料の部分を、議案を取り下げなかった理由を示されたい、これが一つ。  それから二つ目であります。この4,500万円の使途、このホッケー場の整備は、郡家が最良で最高の土地であると説明されましたけれども、今でもその考え方は変わりはありませんか。  総務常任委員会は、町長が整備を予定している以外の、いわゆるその場所以外の提案をいたしましたけれども、町長は原案以外の予定している場所というのは視野に入っていませんかということですね。  それから、3番目はちょっと微妙な質疑ですから、ちょっと聞いてみたいと思うんですけども、4,500万円のこのいわゆる部分が仮に修正で通ったということになった場合に、町長はいわゆる助成措置を考えている県との関係、それをどのようにお考えになりますかということですね。なりますか、質疑に。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) ちょっと確認してよろしいですか。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。      (午前9時40分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、再開したいと思います。                         (午前9時43分) ○議 長(谷本正敏君) 2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) ちょっと申しおくれましたけども、議長は委員長に対する質疑はないですかということを言われました。私、言葉は大変失礼ですけど、それを無視するような形で、いわゆる町長にも質疑ができるということを言いまして、町長にどうですかということを聞きましたけど、言いかえます。  岡嶋委員長に対する質疑ということを議長は言われましたけれども、議員の権利として、ルールとして修正議案は執行者側にも聞くことができますから、ですから私は議長の口上を無視したわけじゃないんですけども、ちょっととちりまして町長に質疑をいたしましたけれども、正確に言えば、議長、委員長に対する質疑ではありません。修正議案ですから町長にもできますと、そういった意味で質疑をいたしましたということであります。よろしいでしょうか。  お答え願います。 ○議 長(谷本正敏君) まだ委員長の質疑は終結しておらんので、終結後に改めて2番、川西議員のほうから執行者に質疑してもらったほうが。 ○2 番(川西 聡君) 同じことを。 ○議 長(谷本正敏君) 同じことをね。まだ休憩しとらんのでね、岡嶋委員長のその他の質疑もある人がおられるかわからんので。それが済んでからまた改めてあれば、挙手して。 ○2 番(川西 聡君) わかりました。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか、岡嶋委員長に対する質疑ございませんか。  8番、坂根議員。 ○8 番(坂根實豊君) 確かに、予算・決算特別委員会委員長岡嶋委員長ですよ。それで、予算・決算特別委員会の中で58号のホッケー場については、今現況からして修正すべきでないかと、それは総意をもって町長に詰められたわけですよ。  ところが、その後、特別委員会として町長が再提案するという正式な特別委員会が開かれてないんですよ。いきなりこうやって、いや、町長はそのまますると。特別委員会の開催したのは何だったんですか。私はあえて委員長に確認したい。 ○議 長(谷本正敏君) 7番、岡嶋委員長。 ○7 番(岡嶋正広君) 日にちがちょっと頭には思い浮かばないんですけども、全員協議会の後に特別委員会を開催させていただいて、町長、副町長、教育長、3人おられるところでお話をお聞かせいただき、最後の部分でも確認をさせていただいて、町長の気持ちというものを確認させていただいたというふうに思っております。  正式な特別委員会でそういうふうなことを確認させていただきました。  以上でございます。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて、予算・決算特別委員会の委員長に対する質疑を終結いたします。  ここで、先ほど川西議員のほうからありました、執行者に対する質疑があればお伺いしたいと思います。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) 再度やりなさいということですね。  それでは、ちょっと申しわけありませんが、修正議案ですので町長にお伺いしたいと思います。  この議案、平成30年度一般会計補正予算、第58号。予算・決算特別委員会の決定は、ホッケー場施設整備費委託料、4,500万円を、この予算から除くという修正となりました。その予算・決算特別委員会の採決においては、町長提出議案の原案賛成者は5人でした。  そこで、通常思うんですが、あくまでもこれは通常であります。特別委員会の決定が修正ということであれば、本会議に移ったときの採決では、当然これは修正が可決するのではないかと、予想がつくわけです。  特別委員会では、こういうことを先ほど岡嶋委員長が、坂根議員の質疑に対して答えました。こういうことを申し入れましたね、町長。修正で本会議に臨まれるよりも、町長が一旦この議案を取り下げて、問題の部分を除いた新しい議案を再提出してはいかがですかとの旨の申し入れを特別委員会で町長に行ったわけです。ところが、町長は議案は取り下げないと。本会議での採決を主張しました。そして、今現在に至っております。  そこで質疑であります。  まず第一番、提出議案の4,500万円の委託料の部分を取り下げなかった、つまり議案を引かなかった理由をお示しをしていただきたい。これが一つ。  それから二つ目は、この4,500万円の使途として、使い道として、ホッケー場の整備は、郡家が最良で最高の土地だと今でも思っていらっしゃるんでしょうか。  総務教育常任委員会で、町長が整備を予定していらっしゃる以外の、ある郡家の地を検討を提案したんですね。提案はしたんですが、しかし町長は御自分の今お出しになっている場所以外の整備地は視野には入ってはいませんかということですね。  それから最後は、県との関係をちょっと聞いてみたいと思うんですが、仮にこの4,500万円の部分の予算が取り除かれて修正ということになった場合、町は県との関係について、どのような対応といいますか、どのような関係が生じてくるというぐあいにお考えになっておられますか。どういう内容になりますか、お示しをいただきたい。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) 最初に、取り下げなかった理由ということでありますが、議員各位にもかねてから申し上げておりますが、本当に私は子どもたちに必要な施設だというふうに思っております。そういった中で子どもたちの夢を、私の夢かもわかりませんが、かなえてやりたいという思いの中で取り下げはいたしておりません。  それから、今の郡家の場所が最良かというお話でございます。排水のお話もこの理由の中に入っておりましたが、この話もしたと思いますが、ホッケー場を整備するから排水が急にふえるというわけではございません。今までの経過の中で、本当に郡家地区については奥谷とか宮谷という行政区があるんですが、そういった部分の排水を受けておりますし、また、こうして郡家地内の新興住宅地、かなりできたというようなことがございます。  したがいまして、計画させて今いただいているところでありますが、先般も申し上げましたが、本当にホッケー場を整備することによって、流量が特別ふえるというわけではありません。以前申し上げておりましたが、そういった排水環境が整わない、まだ工事はできてないんですが、見通しも立たない中でそういった部分に私は向かえないという話をさせていただいたと思っております。  したがいまして、そういった方向性も出たわけでありますし、私としては郡家の今の部分が最良だと思っておりますし、それから総務委員会で提案いただきました件であります。あれにつきましては、当然、用地買収というようなものも必要でありますし、また期間的なこともございます。さらには費用ということもふえるというようなことございまして、そういった部分は視野に入っていないかというお話でございますが、結果として視野に入っていないというところであります。  それから3点目、県との関係であります。これからの協議ということになろうかと思いますが、そういった面では同じ行政同士でありますので、信頼関係というものは今後も築いていきたいというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) 1点目と2点目はお伺いしません。  3点目がちょっとひっかかるんですけども、お答えになっていただいたんで2回目の質疑はしますけどね。仮に、4,500万円の部分、取り除くということで修正になったような場合、いわゆるこれからの協議ということではあるんですけども、船岡の昨年の9月定例議会の際には、町長ははっきりと県との信頼関係が壊れると、あれが通らなかったらね。そういうことを言明されました、表明されました。その考え方は、今回も同じですか。答えられたから2回。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) 同じ行政としていろいろ協議をさせていただいて今に至っているというふうに思います。壊れるという表現は確かにさせていただいたかもわかりませんが、それは信頼関係ということは非常に大事なことだと私は思っております。そういった面では、県に対して八頭町も応えたいし、それから逆に言えば、県にも応えていただきたいという思いがあります。  いろいろこれまでの話の経過で今に至っているというところでありますので、御理解をお願いしたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて、質疑を終結いたします。  議案第58号に対しては、お手元に配付いたしました委員会修正案が提出されています。したがって、これを議案第58号とあわせて議題といたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、委員会修正案が提出されています議案第58号について討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。  原案に賛成の討論はございませんか。  1番、奥田のぶよ議員。 ○1 番(奥田のぶよさん) 私は、議案第58号 平成30年度八頭町一般会計補正予算の原案に賛成する立場で賛成討論いたします。少し長くなりますが、聞いてやってください。  平成29年9月のこの定例会で船岡のトレーニングセンターグラウンドを改修し、ホッケー整備事業がある議案が修正されました。そして、新たにこの定例会で郡家運動場に町営ホッケー場整備事業測量設計業務委託料4,500万円の補正予算が提出されました。  9月からの数カ月で検討した結果、排水対策のめどがついた郡家運動場になったことは、関係機関の努力あってのことだと思います。船岡ですと、中学校の部活では使用しにくいのではないかということも協議されてきました。そのときには、教育委員会が住民説明会も開催しています。  今回の提案に当たって、住民説明が足りないんではないかという声を聞きますが、この提案の前には郡家部落の役員の方に事業概要を説明し、排水対策の理解は得ています。また、ホッケー関係者の多くの方の意見を反映しての結果が今回の郡家運動場にホッケー場という提案になったことだと思います。  さかのぼれば、ホッケーが本町で競技されるようになったのは、60年国体のわかとり国体が契機だったと思います。昭和53年にホッケー競技開催地として旧郡家町が決まりました。40年間守ってきたスポーツです。郡家の中央中のほか平成15年までは船岡中学校でも部活動がありました。また、郡家東西小学校スポーツ少年団の活動と、現在に至っています。  八頭町からは、平成24年のロンドンオリンピックに佐藤雅子さんが出場し、パブリックビューイング等大変な盛り上がりでした。その後も八頭校出身の阪口真紀さんがリオデジャネイロオリンピックで出場し、大家涼子さんも同行しています。八頭中学校になったホッケー部も平成27、28年と全国中学校ホッケー選手権大会で女子が準優勝と優秀な成績もおさめています。船岡、八東小学校でもスポーツ指導員が普及に努められ、ジュニアの活躍も楽しみなことになってきています。また、平成28年に八頭町で開催されました高校総体では、女子が全国大会3位となっています。  今回のこのことしの高校総体では、八頭校の男子が出場を決めています。女子は準優勝しましたが、インターハイの出場とならなかったのが大変残念です。中国地方は、島根県の横田高校が強く、出場枠の少ない中、頑張って戦っているという状況です。横田は環境にも恵まれていることも強い理由だと言えます。  そんな中、鳥取県では県外アスリート受け入れ事業というスポーツを通じた県外生徒を受け入れて育てる事業もスタートしました。八頭校でホッケーをしたいという生徒が来てくれるようなシステムです。第二のふるさととして八頭町を選んでもらうような移住・定住にもつながり、交流人口もふえる取り組みだと思います。  競技人口の減少、子どもの減少というマイナスにあわせる施策でなく、人を呼び込む施策もしていくことが必要かと思います。記憶に新しい平昌オリンピックの銅メダルを受賞したカーリング女子ですが、このカーリングも北海道北見市、前の常呂町が昭和55年ごろから大事に守ってきたスポーツです。旧郡家町で守り、八頭町でも大事にしている、このカーリングとホッケーの取り組みは、大変似ていると思います。  ホッケー競技の歴史は古く、ヨーロッパを主体に広がってきたスポーツです。明治の終わりごろから大正時代に日本で行われるようになったようです。オリンピックでは公式スポーツですし、国体で行われているスポーツです。ホッケーは、スティックを振り回す競技で危険な面もありますが、フェアプレー精神にあふれた相手を思いやるルールのスポーツとも言えます。サークル内の危険行為といえるアップした玉や足に当てるなどの行為は全て違反ととられます。小さな子どもたちが安心してプレーする基本からしっかりと学ぶことができます。教育的にもすばらしいスポーツであると言えます。  ホッケーは、現在、人工芝で行われるようになりました。ただの芝でプレーするのと水をまいてプレーするのでは、プレーの技術は各段に違ってきますし、人工芝のプレーの本当にグレードは高いプレーができると思います。ほかの強豪校は、ほとんどが県立、町営など恵まれた複数の人工芝のあるコートで練習しています。  それを踏まえて、平成25年6月の定例会に当時の中央中のホッケーの保護者から、ホッケーコートの整備の陳情が出され、議会が採択しています。あれから5年たちます。その後、吉田町長が1期目の公約にも、東京オリンピックのキャンプ地誘致としてホッケー場の環境整備を上げています。また、平成27年の八頭町総合戦略で八頭町まるごとスポーツパーク構想があり、そこにもホッケー競技のキャンプ地誘致を掲げています。  これまでずっと協議してきた結果が今回の上程だと思います。これらの一連の流れをとっても、この整備事業は前に進めるべきものと思います。合併前の3町は、船岡の隼50メートルプールの水泳、森下広一杯マラソンのマラソン、八東では八東小学校の相撲など、郡家がホッケーを守ってきたように、それぞれの歴史、スポーツのレガシーがあると言えます。次世代につなげることも考えて、今回のホッケー場整備は大切なことだと捉えます。  将来の姿を想像し、2020年の東京オリンピックで町民みんながわくわくできる夢ある希望を期待し、この提案に賛成いたします。これからの構想等、町民にしっかりと丁寧な説明をしていくことをお願いしまして、私の賛成討論といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。  10番、栄田議員。 ○10番(栄田秀之君) 失礼しました。取り消し。 ○議 長(谷本正敏君) 2番の原案及び修正案に反対者の発言を許します。ないですね。
                   (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  13番、尾島議員。 ○13番(尾島 勲君) 議案第58号、原案に賛成の立場で討論をいたします。  昨年9月議会でもホッケー場整備事業について、賛成討論をさせていただいております。そのときと今回と何が変わったのか。変わったのは、手段であります。船岡トレーニングセンターから郡家運動場への場所のみが変更になりました。しかし、整備する目的は何も一切変わっておりません。整備する目的を見失ってはいけないと思っております。  整備する一つとして、ホッケー場を整備することにより、子どもたちの練習環境を他の強豪自治体の整備レベルと同等まで引き上げ、今以上に優秀な選手を、オリンピック代表を目指せる子どもたちを一人でも多く輩出可能となる環境を整備するという、子どもたちの未来への投資であります。一流選手の多くは、一流の施設のもとでしか生まれてこないのであります。日本国内では、マイナーなグラウンドホッケーという競技だからこそ、八頭町のような財政力に乏しい小さな地方自治体で優秀な選手を輩出することが可能なのであります。  先ほど、平昌のことを言われましたので、私も申し上げますが、ことし2月、韓国で開催された平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得し大活躍した北海道のLS北見を御存じだと思います。LS北見は、今から8年前の2010年に創立されたカーリング女子チームであります。少し前まではカーリングって誰も知らないとてもマイナーなスポーツでありました。そして、LS北見と言っても誰も知りませんでした。  2013年、今から5年前に16億円を投入し、国際基準を満たした観客席200人を擁する2階建てのカーリング専用のアドヴィックス常呂、カーリングホールが建設されると同時に、LS北見はそこに練習拠点を移し、めきめき実力をつけ、2016年の国際大会で銀メダル、そしてことしの平昌では銅メダルと、すばらしい成績をおさめるに至っております。専用施設ができ上がってたった四、五年での快挙であります。  先ほど申し上げましたように、一流選手の多くは一流の施設でしか生まれないのであります。北海道北見市常呂町というほとんど知られていない地方の町がなし遂げた偉業であります。そして今や、カーリング女子のLS北見は全国区となっております。今、LS北見を例に挙げましたが、だからこそマイナーな地方自治体、八頭町ではマイナーなグラウンドホッケーに注力する意味があるのであります。  昭和60年、わかとり国体から今日に至るまで、地道に、そして脈々とマイナーなスポーツであるグラウンドホッケーを継承するために努力を重ねてこられた関係者各位、そして子どもたちの歴史をここで断ち切るわけにはいかないのであります。と同時に、未来に向けてグレードアップ、バージョンアップするときが今まさに到来しているのであります。  一見、グラウンドホッケー場の整備、いわゆるものづくりについて予算を補正するかのように見えますが、しかしこの補正予算は単なるホッケー場の整備という立ち位置にとどまるのではなく、これらを整備することによって発生する今後の町行政全般におけることづくり、あるいは八頭町の物語へと進展する幕開けなのであります。  2018年6月20日、きょう時点で視界に入ってくる事象にのみ目を奪われるのではなく、俯瞰的、鳥瞰的に20年後、50年後を視野に入れ、八頭町の未来、存在意義を考えることが大切なのであります。ホッケー場というものをつくることにより、その後に展開するそのフィールドを活用した未来の八頭町で起こり得るさまざまなこと、物語へつながると私は確信いたします。  冬季オリンピックキャンプ地の誘致、子どもたちにとって私も僕もオリンピック選手になりたいという夢と希望、近い将来、約半世紀ぶりに回ってくるだろう国民体育大会のホッケー会場、全中、インターハイ、国内ホッケー実業団の試合、インバウンドとしての国際親善試合、またホッケーに限らずこのフィールドを活用した人々の往来など、ありとあらゆること、物語へとつながっていくのであります。単なるものづくりではなく、八頭町の夢と希望にあふれた、ことづくり、物語へと進展すると確信し、原案賛成とする私の討論といたします。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  11番、髙橋議員。 ○11番(髙橋信一郎君) さて、この問題に関してでは、先ほども町長おっしゃっていましたが、教育長も子どもに夢を、全国大会に出られる感動の体験をなどと、これまでも述べておられました。  私自身、そのことは決して否定するものではございません。ただ、選択制の高校、大学、あるいは社会人と違って義務教育下における子どもの育成、これは等しく平等、公平でなければならないと思うのであります。  先ほどカーリングの例を取り上げて話された方もおられますけど、この施設の本旨は、本旨を間違えてはいけないと思う。あくまで、中学生の部活が利用する施設が主だということを認識してほしいなということであります。また、振り返れば、学校統合時に最大のメリットとしていた部活動の選択肢が広がる。今思ってもこの言葉は、本当にどこに行ったのでしょうかなと思うわけです。  要するに、統合反対派を抑えるためのただの詭弁だったのではないかと私は今はそう判断しております。そんな中で、部活動の選択肢が広がるどころか、何ゆえにホッケーに偏重されるのか。もちろん、ホッケーを否定するものではございませんが、ほかのスポーツでは町長がおっしゃる夢は見られないということなんでしょうか、そこに疑問があるわけです。  今、世間はサッカーで盛り上がっておりますけど、昨年の全国中学校駅伝大会、あれでは八頭中は全国第4位という成績を上げられ、我々に本当に驚きと感動を与えてくれました。そのことを思うと、別にホッケーに限らずに子どもの夢、それからそういったものは十分ほかのスポーツでも育んでいけるんではないかと。要するに、今のホッケー、ホッケー言われるのは、余りにも大人の身勝手な都合と打算ではないかと、そう思うわけであります。  それから、私ら総務教育常任委員会では、ただ反対しておるわけではないんです。先ほど、同僚の議員からもありましたが、今の中学校の練習場を視察した結果、確かに気の毒な状況だなと確認しました。それで、そこを我々総務教育常任委員会では、そこをもうちょっとバージョンアップして整備してあげたらいいのではないかということで、ことし1月に教育長に対して検討を申し入れたという経過がございます。  しかしながら、残念なことにその回答結果は、真摯に検討していただいたとはとても言いがたいものだったなと感じております。また、これまで旗印としていたオリンピックチームの誘致、これなども京都府京丹波町の活動を見る限り、八頭町への招致は限りなくゼロに近いと、等しいと認めざるを得ないと私は思っております。  それから、二、三年ないしは4年かかると言われる排水対策など、工事完了時期の説明はなく、2020年7月に開催されるオリンピックには、その工程から到底間に合わないと思われます。さっさとオリンピックのキャンプ地誘致の旗はおろされたほうが賢明かと思われます。  そして、かかる数億円の予算について、国や県から補助が出るとしましても、実はそれさえも償還が有利というだけの借金であります。もちろん、後のメンテナンス、維持管理費は全額町の負担となると思います。これまでも当初計画の予算でおさまったものはなくて、まさに天井知らずの膨大な予算がつぎ込まれ、他の住民生活に関する事案に影響を及ぼすのはまず必至だろうと考えます。  よって、こうした箱物づくりは、町の将来にとって得策だなんてことはまず考えられないということであります。要するに、前回拒否した船岡から郡家に変更した理由も含め、執行部の説明は全て曖昧で、先ほど言いましたように教育論の上でも、それからまちづくり政策においても、大型公共工事ありきの私は詭弁だと言わざるを得ないと、そういうふうに思っております。  そして、何より残念なことは、今回の案件について問題の本質から離れ、町民不在の多数派工作が横行したことであります。何でもありきが許される政治の世界とはよくやゆされますけど、本当に情けないことでございます。  よって、以上を述べたもろもろに鑑み、住民の理解も甚だしいことから、ここはホッケーに関する部分を削除した修正案に賛成するものであります。  以上。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  4番、小林議員。 ○4 番(小林久幸君) 賛成の立場で討論いたします。  町営ホッケー場整備事業委託料、4,500万円を含む議案第58号の一般会計補正予算の原案に賛成の立場で討論をいたします。  本町とホッケー競技とのかかわりは、先ほど言われましたように、旧郡家町時代、昭和60年に開催されましたわかとり国体に向けて立ち上がったものだと認識をしております。わかとり国体のときには、関係者以外、どんなスポーツだ言われる方、また無関心の方が大半でなかったかと思います。あれから33年の歳月が流れ、その間、多くの選手を本町としても輩出してまいりました。子どもの数も減り、ホッケーする人も少なくなるのに無駄ではないかという声も聞きますが、県立の八頭高校、そして八頭中学校においては、毎年全国大会に出場し、常勝校として常に活躍しており、全国のホッケー関係者の方々に認知されております。そのことは、監督、選手、保護者、関係者のたゆまぬ努力によるものだと思うものでございます。  ロンドンオリンピックでは、本町の佐藤雅子さんの活躍に町民の多くが夢と感動をいただきました。今、全国のホッケー場のグラウンドは、人工芝が主流になってきており、本町の子どもたちにも他県の選手と同じように人工芝の中でスピードになれ、技術力の向上につなげていけると思うわけでございます。この事業をすることによって、子どもたちは大きな夢を、町民には大きな感動を与えてくれる事業だと思い、原案に賛成の立場で討論をするものでございます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、小倉議員。 ○3 番(小倉一博君) 議案第58号の一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、原案賛成の立場で討論をさせていただきます。  本案件は、昨年9月議会でも同様の審議をいたしました。場所が船岡から郡家に変わった案件であります。郡家地域の排水対策という大きな問題がございました。地元の方々としては、それこそ長年の懸案であった排水に対して、それの雨水や排水の対策が、一応方向性が示されました。そういう中で郡家に移管した案件だというぐあいに思っております。場所としては、中学校に近いということであり、よりよかったのかなというぐあいに思っております。  いろいろ申されました。委員会でも否決した案件ではありますが、県が半額を見ると言っている今の現状、それから子どもたちが練習で、もちろん子どもたちは不満もなく喜々として練習をしております。しかし、その状況を見て、ええグラウンドをつくってやりたいなと思うのは大人の思いだろうというぐあいに思います。この機会を逃さず、ぜひグラウンドを整備してやってもらいたい。皆さんにもそのようにお願いをしたいと思います。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  5番、森議員。 ○5 番(森亜紀子さん) 議案第58号、修正案に賛成の立場で討論をいたします。  私は、今回の議案を受けて、ホッケーをしている子どもたちの様子を見にいきました。その途中、ほかの部活動をする子どもたちの姿も見えました。ホッケーをしている子どもたちも日々練習をし、すばらしい活躍をしていますが、そのほか野球、陸上など、ほかの競技、また文化活動に熱心な子どもたちがいるのも事実です。教育は、公平・公正であるべきと考えます。  先ほどからありましたが、国体を機にホッケー競技は始まりました。33年たった今、ホッケーの町、八頭町として広く町民に広がり、浸透しているとは感じられません。また、本町の高齢者のひとり暮らしの方は、平成27年度の国勢調査からおよそ2倍にふえています。今後、民生費はふえると考えられます。  そして、少子高齢化の現在、出生数は減り、子どもの数はどんどん少なくなっていくのです。平成27年に出された八頭町公共施設白書では、公共施設の更新費用の試算が出されました。今後20年間で建てかえ、改修におよそ300億円余りかかることが明記されています。  以上の点を踏まえ、現実をしっかりと見詰め、本町の将来を考えるべきかと思い、修正案に賛成といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  12番、下田議員。 ○12番(下田敏夫君) 賛成の立場で討論をいたします。  皆さんにお尋ねしたいと思うんですが、皆さんは町外なり県外に出られたときに、我が町のことをどのように紹介しておられますでしょうか。胸に手を当てて考えていただきたいと思っております。私も3パターンほど持っておりましてそれでやるんですが、一番受けがいいのが、私たちの町は鳥取砂丘から車で30分ぐらいのところにありますと。1万7,000人ほどの農業を中心とした町でございますと。ただ、私たちの町には、小さな町ですけど大臣が3人出ております。また、町内にある高校からは、オリンピック選手が5人も出ておりますと。これは、全国でも例を見ないまれな町でございます。この話をしますと、大概の方が、すごいんですね。中には、高校野球に精通しておられる方は、八頭高校ですか、こういう話をしていただいて盛り上がることが多々あるわけでございます。  それで、3人の大臣といいますが、まず古井喜実先生でございますね。これは、厚生大臣のときに小児麻痺がはやったときに、国交のなかったソビエトから小児ワクチンを導入されたという、大変な業績を残された方でございます。郡家の駅前に胸像が立っております。  それから、田中角栄総理に一番信頼されていると言われておりました石破二朗先生でございます。そして、現在の石破茂代議士でございます。この3名の方の大臣を輩出している町でございます。また、オリンピック選手は、先ほどからありましたが八頭高から森みどり選手がやり投げで出られました。それから、皆さん御存じの森下広一氏がバルセロナで銀メダルをとられました。それから、先ほども話がありましたが、佐藤雅子さん、それから阪口さん、それから大家さんと、3名の方がオリンピックに出場をしておられます。このような町が本当で県内に幾つあるでしょうか。私は、まれなケースだというふうに思っております。  さて、八頭中学校でございます。先ほども話があったんですが、八頭中学校、統合して4年でございます。昨年、男子の駅伝チームが滋賀県野洲で行われました大会で見事4位入賞を果たされました。これはすばらしいことでございます。そして、2年前、3年前、平成27年、平成28年におきまして、女子のホッケー部が全国準優勝、2年連続でございます。これは大変なことでございます。全国大会に出るだけでも大変なことでございます。そこを2年も連続して準優勝するとは、これは本当にすごいことであります。もう少し、皆さんこのことを誇りに思うべきではないでしょうか。  また、現在では八頭中のホッケー部は、全国の常連校と言ってもいいのではないかと思っております。八頭高校もこのたびインターハイに出場すること、男子ですね、インターハイに出場することになりました。  このように八頭町として、ホッケーの町として、これがわかとり国体以来の伝統だろうというふうに思っております。本日、日本海新聞の海潮音に創生監の話が載っておりました。大事なことは続けること、続くことにこそ価値がある。まさに、私はそのとおりだというふうに思っております。わかとり国体以来、本当で先人の皆さんの御苦労によって今の形があるのではなかろうかと思っております。  それから、修正案に賛成の中で意見が出ておりましたが、他のスポーツのことも言っておられました。あるほかの中学校の先生が私に言われたことがあります。八頭中学というのは本当、恵まれていますね。野球場、野球部は郡家球場が専用でございます。専用で練習しております。それから、東部で一番と言われております武道館つきの体育館を持っております。そして、テニスコートがあり、すぐグラウンドの横には町民体育館まであるわけでございます。こんな立派な施設がそろっている学校はそうそうはありません。本当に、八頭中学校というのはいいんですねという話をされました。  そういった中で、ホッケーは全国で強豪と言われるとこまでいっとるにもかかわらず、施設はそんなに立派な施設ではございません。大規模な施設が要るのかという意見もあるわけではございますが、全国でそれなりの地位を得ようと思ったら、それなりの施設はどうしても要るわけでございます。  昔、簑島高校の尾藤監督の話を聞くことがありました。そのときに言われましたね。全国で勝とうと思ったら、監督、何が必要ですか。まず人ですと。人が必要、環境が必要、そして一番大事なことは意識を変えること、これを言われました。今の八頭中学、人はおられます、指導者の立派な先生がおられて、現在、八頭中の生徒が毎年2人、3人、世界選抜に選ばれて出場しております。これも指導者の先生のおかげだろうというふうに強く思っておるわけでございます。  こういった形で、八頭中学がどんどんどんどん今活躍している状況でございます。全国大会に出ること、子どもたちに何がいいのか。これは、私も昔、野球少年だったころに全国大会出ました。大変な苦労して出たわけでございますが、出てみて思いました。井の中の蛙だなと。大海を知らんと。本当に、百聞は一見に如かず、このことを全国大会出て初めて、痛切に思いました。同じ野球というゲームですが、同じルールに沿ってやっておるゲームでございますが、全然違います。全国で勝っていこうというのは、我々はただの野球をしているというチーム、全国で勝つチームというのは、自分たちの野球をきちんと組み立ててやってきております。こういうことをしない限り、勝つことはできないのであります。  そういった意味で、今は八頭中学校は指導者はおられます。後は環境を整えてやること。これによって、それこそ全国の常連校として全国一を目指していけるんではなかろうかというふうに思っております。学校で学ぶこと以上に、全国大会に出ることによって全身で体感するわけでございます。その体感したことを頭の中で考えるわけでございます。そういった子どもが、クラスメートにいる。  先ほど話がありましたように、全員がホッケーするわけではありません。全員が全国大会に出れるわけでもございません。ただ、クラスメートの中にそういった子どもが1人おり、全国を知ってる、全国のレベルを知ってる子が1人いる。そのことによって全員の切磋琢磨という意識が変わってくるもんだというふうに思っております。他の同級生、それに対する影響も大変大きなものがあるのではないかというふうに思っております。  それから、今回のホッケー場の建設はいろいろ言われておりますが、私は、町長が言われるとおりに、将来のまちづくりへの投資だという観点で見ております。人口減少社会でございます。全国がそうでございますから、幾ら八頭町頑張っても、八頭町だけが人口がふえるということはございません。確かに、選手も少なくなるでしょう。そういった中で何もしなければ、私たちの町、小さな町です。何もしなければ衰退してまいります。生き残るためには、小さくてもきらりと光る町、これを目指すべきではなかろうかというふうに思っております。  ホッケー場の建設、私は今が最大のチャンスだというふうに考えております。県のほうも、このホッケー場の建設につきまして、最大限の支援をするという話をいただいております。今こそは将来の町をつくる最大のチャンスではなかろうかというふうに考えるわけでございます。  そして、このホッケー場をつくることによって、将来の町を担う子どもたちの投資だというふうに考えていきたいと思っております。全国を知る、全国のレベルを知る人間がどんどんどんどんふえる。これはどういうことかといいますと、視点が広い子、考え方の広い子、こういったことがふえるということでございます。そういった子どもたちが大きくなって、全国どこに出ても胸を張って堂々と我が町のことを自慢できる、そういった環境をつくっていくこと、これが大切ではなかろうかというふうに思っております。  これが教育長が言われる、町を愛する教育の一環ではなかろうかというふうに思っておるわけでございます。そういったためには、現在のホッケー場の環境整備を進めること、これは、今、町政にかかわっている我々がしなければならないことではないでしょうかということを申し上げて、賛成討論といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  8番、坂根議員。 ○8 番(坂根實豊君) 私はね、議長、意味がわからんのですよ。いいですか、原案及び修正案に反対、どういう意味ですか。原案及び修正、原案も反対、修正案も反対ということですか。とすれば、今じゃあ修正案が出とるんでしょう。修正案についていろいろ質疑や賛成討論、反対討論せんでも、修正案の採決されたらいいじゃないですか。何ら本会議で、それやることを修正案だけにこんなに時間かけて、じゃあ本論に入ってどうやるんですか、これ。修正案するんでしょう。 ○議 長(谷本正敏君) 原案及び修正案だけ、全体の原案と修正案で包含しよるわけです。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 休憩して。          (午前10時34分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 再開いたします。                        (午前10時35分) ○8 番(坂根實豊君) 私自身においては、修正案についてこんなに議論重ねんでも、修正案の採決をされて、それで本題の一括提案の中でされたらいいじゃないですかということを言ってるわけです。 ○議 長(谷本正敏君) 次に移りたいと思います。  原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  10番、栄田議員。 ○10番(栄田秀之君) 八頭町の人口減少は進んでいます。2045年の推計人口は9,067人です。2015年の人口は1万6,985人に比べると、2045年の人口は53.4%の人口となります。減少は7,918人少なくなる人口推計です。人口減少に伴って、八頭中の生徒も統合の平成27年、2015年には520数人いたものが、現在では433人と減少しています。人口推計に比例すると、2045年には八頭中の生徒は270人から280人ぐらいに推計されます。  このような人口減少が進む中に6億円のホッケー場が必要なのか。現在の八頭中の練習場を6人制コートを3年から5年計画で整備していけば、町の財政負担も少なくなるではないかと私は思っています。  また、町の財政を見ますと、平成30年度の当初予算の一般会計、107億7,100万円の内訳を見ますと、町の収入の自主財源は町税が12億5,800万円で、11.7%です。あとの収入を含めて18.8%、20億2,500万円が自主財源です。あとは国や県からの依存財源が81.2%を占めております。国からの交付税は、50億500万円、予算の46.4%を占めております。交付税は、年々減少する、そういうことが予測されております。人口が減少すれば、町税も減少します。さらに厳しい財政状況が予想されるところであります。  また、町の計画では、17年後の本庁舎建設が予定されています。また、同じく17年後には中央公民館の大改修が予定されております。八頭中の生徒はホッケー部だけではなく、駅伝も陸上も柔道も頑張っています。サッカーやバドミントンの好きな生徒もたくさんいます。ホッケーだけに6億円の費用は、ホッケーの町だからという説明だけでは納得できません。子どもたち、生徒たち、みんなに広く運動の機会を与えるべきだと私は思っています。  さらに、当初、郡家運動場をホッケー場に検討したが、地面をコンクリートにすると排水が下流に集中して被害が出ると予測されて、船岡トレセンのほうへ設定されました。ここも最大の難点は、多目的でなく専用コートであるということで、昨年9月の議会で修正案が出されました。また、この6月に再び4,500万円の測量設計業務委託費の補正が出ました。その説明として、中央公民館周辺の宅地造成が進んでいて、県や国との排水計画はできたということでありました。よいことだなというふうに思っております。  この計画は、JR、29号線を横断して私都川に排水する計画とのことです。この計画が実行に移り、そして完成に至るには2年はかかると思っております。排水計画ができたからホッケー場の建設を実行するのではなく、排水計画の完成に伴った建設を行うべきではないのでしょうか。
     また、さらに前々になりますか、平木町長の提案によりまして、きらめき祭を郡家運動場で行うことにしております。郡家運動場にホッケー場を建設するとした場合、ホッケー場の芝生はサッカー場より芝が長いため、専用コートでないといけないという説明でした。私たち、将来の八頭町のことを考えると、ホッケーのための専用コートは多くの町民が利用できない、施設の利用はやっぱり多目的であるべきだというふうに考えております。  郡家運動場に11人制のフルセットのコートがベストであるという十分な協議が必要だと思っています。例えば、建設するとした場合、今なぜこの補助金があるから、何でも今ホッケー場を建設するということには納得できません。地元の住民の声なり利用について十分な説明をすることが必要です。ホッケー場を専用にした場合のきらめき祭の対応、コート以外の土地について、グラウンドゴルフができるように芝生をするとか、地元の運動会にも使えると、子どもの運動にもできる複合的な計画が必要だと思っています。  7月に予定されております、本日配付の計画表を見ますと、行政懇談会も7月に予定されております。船岡からの変更、そしてそういう郡家運動場にホッケー場を建設するという町長の強い意思、そしてそういう説明をし、住民の意見を求め、その上で建設を進めるということであれば、私はある程度納得はできると思います。  私たちは、何も今ホッケー場の建設に反対ということではありません。なぜ、この6億円もの建設を、なぜ今そんなに急ぐのかということであります。一番心配しております。将来の八頭町にとって今一番よい選択していくべき時期ではないでしょうか。私たちは、将来のために本当に八頭町のベストな選択をするべきだと思っております。そのためには、もう少し町長みずから、我々議員とのこういういろいろな課題を検討していく、そしてそれを乗り越えていく時間が必要だと私は思っております。  よって、修正案に賛成いたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  小原議員。 ○9 番(小原徹也君) 58号の討論を始めます。  私、皆様がいろいろ長い討論されたんで、簡潔に討論を行います。  私は、修正案に賛成の立場で討論いたします。予算・決算特別委員会では、全議員が町政全体を考え、議論した結果が出ました。予算・決算特別委員会での採決で原案に賛成した議員は5人でした。予算・決算特別委員会の決定は、修正でした。当然、予算・決算特別委員会の決定を尊重して、修正案に賛成するものです。  私は、ホッケー場整備には疑問を感じました。町長の説明の中で思いは言われますが、明確なビジョンが聞こえない。オリンピックの話をされるが、何人の選手を育てるなど具体的なプラン、計画が見えない。だから、委員会では私は修正案に賛成しました。  そもそも、予算・決算特別委員会の決定を覆すのはおかしなことだと思います。よって、私は修正案に賛成するものです。  終わります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) この58号の修正案に対して、私は賛成の立場で討論に参加してみたいと思います。  まず、討論ですから私の思い言ってもいいと思いますね。先ほど来、何人かの原案に賛成の方の討論を伺いました。正直言って、やる気を感じました。物すごいやる気を感じました。格調の高さも感じました。しかし、本会議のとどのつまりの討論ですから、私は岡嶋委員長が指摘をされた諸点、繰り返しますけれども、大規模施設の必要性の有無、それからこの施設の運営に不可欠な郡家地域の排水路完成までの数年間の対処、ホッケー以外のスポーツへの配慮、約10年ごとに必要な人工芝の張りかえに要する費用及び年間を通じての維持管理費等の財政負担、さらにきらめき祭開催時の養生シートによる人工芝保護の疑問、これを岡嶋委員長が、いわゆる修正の理由として述べられたんです。  ですから、原案に対する賛成討論というのは、それはおかしい。だから、一つ一つの事柄について、やっぱり自分はこう思う、ああ思うということを言わなきゃいけませんよ。ところが、ごくごく、若干そのことを言われた。大規模施設の必要性の有無、このことには触れられた。しかし、私の耳にはほかの事柄について、いわゆる予算・決算特別委員会で出された諸疑点、いろんなものに対する討論の内容はなかったと私は思います。まず、そのことを申し上げて、私の修正に対する賛成討論の理由を申し上げます。  私は、原案に賛成した討論の諸氏のように、余りそんなに格調の高い表現はできませんけども、でも素朴にちょっと表現してみたいと思います。  私が修正案に賛成する理由は、第1番目にホッケー場の整備予定地が提案の場所である。毎年の恒例行事であるきらめき祭の開催にさまざまな側面で支障が来されるのではないかと感じるからであります。ホッケー場は、大原則が専用グラウンドです。ホッケー以外の人は、例えば簡易なフットサルのような極めて簡易なスポーツが予想されます。それらの専用以外の内容は、弾力的に許容されるかもしれません、しかし、専用以外の用途がきらめき祭であるということになれば、これは話は単純に片づけるわけにはまいりませんと私は思うんですよ。  町長や教育長は、きらめき祭の開催時には、グラウンドの人工芝保護の養生シートを張りめぐらし、それをカバーすると説明をされました。これ、一つだけでも大変なことですよ。いろいろ話は聞きましたけど、それだけでも大変な労力、祭りの準備スタッフの負担は、この祭りが始まって以来現在に至る以上に、私に言わせれば余計な、余分な作業能力を強いられます。本当に、実証する心構えがあるんだったら、それこそちょっとオーバーな表現をしますが、かなりの高額な予算を確保してかからないと、このきらめき祭は成功しません。人工芝が傷みます。  私は、そのことは教育長にちょっと質疑したんですね。教育長の答弁は、最少の予算で最大の効果をもたらす努力をする、そういう旨の答弁をいたしましたけれども、最少の予算では済みませんよと私は思います。これがまず第1番目。  2番目、町長は、ほかの同僚の議員が、いつだったか、どういう場面でしたか聞きましたよね、一般質問でしたか。今、この八頭町で町民のことを考えて取り組まなければならない最大の内容は何ですか、ある議員が質問しました。町長は答えました。ホッケー場の整備です。違うでしょう。  私は、この答弁にはちょっと疑念が生じてるんですよ。意地悪な表現になるかもしれませんけれども、討論ですから。ホッケー場の誘致を郡家に計画したというのは、それはどうしてかといったら、郡家に誘致をするには、懸案であったホッケー場の運営に不可欠な郡家地域に排水計画の一定のめどがついたからだ、こういうぐあいに町長は主張されました。私は、特別委員会で次の質疑をしました。とどのつまりに、私はこういう質疑をしたんですね。仮に、昨年の9月の定例議会の段階でホッケー場整備を船岡のトレーニングセンターにしたいという町長提出議案が可決をされて、船岡でやることになった。その後に、時期的には早目ですね、条件的。郡家地域の排水対策に一定のめどが立ったんだとしたならば、町長は当然、船岡の地に決まっていたとしても、いやいや最良の地は郡家だから、排水計画の計画はめどが立ったから、だから郡家に変えますよ、当然計画を変更して、我々にその上程議案を上程する、あるいは相談をする、これが当然ではないですか、そうですね、私は聞きました。  この質疑に対する町長の答弁、とうとうありませんでした、無視されました。そのとき私は思いました。町長の言明どおり、町長は何をさておいても、郡家にホッケー場をつくるなどとは考えていないんだなと思いました。  第3番目、先ほど同僚の議員も若干討論されましたけれども、とかく政治というものは、予算の規模が高くなれば、大きくなればなるほど、事の内容は後景に押しやられて、背後に押しやられて、肝心かなめの焦点が限りなく薄れていく。パワーゲーム、これを感じたのがこの議案だということであります。いろんな有力者が介在をする、いろんな情報が飛び交う、こう考えていたけども、しかしあの人にこう言われて、こういうぐあいにひっくり返った、そういうような情報まで飛び交ってる。  ホッケー場整備を政争の具にしてはいけませんよ。本当に、この問題は町民の目線からとってみたら、予算の規模から内容から、なじまない。先ほどの同僚議員の討論には申しわけないけど、なじみません。私は、ホッケー場の整備のことに関しては、現実的に考えてやっぱりこの郡家ではちょっと無理だな、そういうことを思いました。  以上で、私はこの修正に対する賛成討論を終わりたいと思いますが、不思議なことがあるもんですね。先ほどとうとうと述べられた、賛成討論を言われ方々が述べられた、予算・決算特別委員会でもそれなりのやる気を示して発言してほしかったなということを最後に申し上げて、私の修正議案に対する賛成討論を終わるものであります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  7番、岡嶋議員。 ○7 番(岡嶋正広君) 先ほど来、同僚議員の賛成討論、反対討論、いろいろお伺いたしました。まず、私、修正案に賛成の立場で討論をしたいと思います。  まず1点目として、議長を除く議員全員で構成する予算・決算特別委員会、予算・決算に関する調査特別委員会です。先ほど同僚議員も申し上げたところでありますけども、この結果を重んずるべきというふうに考えております。  まず、修正案に私の賛成する一つの理由でございます。  2点目として、地方議員なら誰でも手元に持っておられると思いますけども、議員必携ですね。この議員必携にも書かれております会議の諸原則第1章、第2、会議の諸原則、8番、現状維持の原則というのがございます。これを少し読んでみたいと思います。全て人間社会は、急激な変化が起こるといろいろ支障が起きる。共同生活がうまくいかないことがある。  そこで、議会において過半数議決を要する場合、賛成・反対が同数で議長が採決するときがございます。議長が採決するときは、積極的に賛成するものがまだ半数を超えていないのであるから、しばらく議決を差し控える、現状維持に当たるということでございますね。しばらく議決を差し控えることが望ましいとするものである。議長としては、心得ておくべき原則の一つであるとはっきりとうたわれております。当然、このことは議長も心得ておられることだというふうに重々察しておるところでございます。  このように、議会が真っ二つに割れるような事案、議案、必ず将来に禍根を残すものであるというふうに思っております。私、議員になりまして約20年になりますけども、そういう場合は行動を起こすべきものではなくて、今までの現状維持でいくべきものであるというふうなスタンスで議員活動に励んでまいりました。そういうふうな思いも込めまして、今回はこの議案の原案に反対し、修正案に賛成するものでございます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、議案第58号の採決を行います。  議案第58号に対する委員長の報告は、修正です。  まず、委員会の修正案について、起立によって採決いたします。  委員会の修正案に賛成の方は起立願います。                           (起立少数) ○議 長(谷本正敏君) 起立少数です。  したがって、修正案は否決されました。  次に、原案について、起立によって採決いたします。                (坂根議員退場)  原案に賛成の方は、起立願います。               (賛成者起立) ○議 長(谷本正敏君) ただいまの採決については、起立者の多少の認定が困難です。  したがって、会議規則第81条第2項の規定により、議案第58号原案については、記名投票で採決いたします。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 投票の準備のため、暫時休憩いたします。                        (午前11時01分)                (坂根議員入場) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                        (午前11時39分) ○議 長(谷本正敏君) これより、議案第58号原案を採決いたします。  この採決は、記名投票で行います。 ◎議場の閉鎖~選挙結果の報告 ○議 長(谷本正敏君) 議場を閉鎖いたします。               (議場を閉める)
    ○議 長(谷本正敏君) ただいまの出席議員は、議長を除く13名であります。  次に、立会人を指名いたします。  会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、1番、奥田のぶよ議員、2番、川西聡議員を指名いたします。  投票用紙を配付します。  念のため申し上げます。  議案第58号原案に賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載し、記名欄に自己の氏名もあわせて記載願います。  なお、会議規則第84条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。               (投票用紙配付) (坂根議員退場) ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。                        (午前11時43分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。                        (午前11時50分) ○議 長(谷本正敏君) 閉鎖を解除しますので。              (議場閉鎖を解除) ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩。1時から再開します。(午前11時50分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                        (午後 1時43分) ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に坂根議員の対応について、先ほど、坂根議員に注意しましたが、なお議長の命令に従わないので、地方自治法第129条第1項の規定によって、本日の会議が終わるまで議場からの退去を命じました。  したがって、先ほどの出席議員数は、議長を除く13名でしたが、これにより出席議員数は12名といたします。  議場を閉鎖します。               (議場を閉める) ○議 長(谷本正敏君) 続きまして、投票用紙を配付します。  これから配付しますけども、念のため申し上げます。  議案第58号原案に賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載し、記名欄に自己の氏名もあわせて記載願います。  なお、会議規則第84条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は否とみなします。               (投票用紙配付) ○議 長(谷本正敏君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                 (なし) ○議 長(谷本正敏君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検いたします。               (投票箱の点検) ○議 長(谷本正敏君) 異常なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が、議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。 ○事務局長(坂本美幸さん) それでは、氏名を朗読いたします。  1番、奥田のぶよ議員、2番、川西聡議員、3番、小倉一博議員、4番、小林久幸議員、5番、森亜紀子議員、6番、中村美鈴議員、7番、岡嶋正広議員、9番、小原徹也議員、10番、栄田秀之議員、11番、髙橋信一郎議員、12番、下田敏夫議員、13番、尾島勲議員。            (事務局長氏名点呼・投票) ○議 長(谷本正敏君) 投票漏れはありませんか。                 (なし) ○議 長(谷本正敏君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  開票を行います。  1番、奥田のぶよ議員、2番、川西聡議員、開票の立ち会いをお願いいたします。                 (開票) ○議 長(谷本正敏君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数12票。これは、先ほどの出席議員数に符号いたしております。そのうち、有効投票12票、無効投票0票です。  有効投票のうち、賛成6票、反対6票。   奥田のぶよ議員 賛成  川西 聡議員  反対  小倉一博議員  賛成  小林久幸議員  賛成  森 亜紀子議員 反対  中村美鈴議員  賛成  岡嶋正広議員  反対  小原徹也議員  反対  栄田秀之議員  反対  髙橋信一郎議員 反対  下田敏夫議員  賛成  尾島 勲議員  賛成  以上のとおり投票の結果、賛成・反対が同数であります。  したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本案に対して裁決いたします。  議案第58号原案については、議長は可決と裁決いたします。  議場の閉鎖を解きます。               (議場を開く) ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、議案第59号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第59号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第59号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第59号 平成30年度八頭町集落排水特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。
    ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、議案第60号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第60号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第60号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第60号 平成30年度八頭町墓地事業特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第4 常任委員会付託の陳情書の審査結果についてを議題といたします。  去る6月7日、6月8日の本会議において、関係常任委員会へ付託いたしました平成30年陳情第1号から第3号までの審査結果について担当常任委員会委員長の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員会、髙橋信一郎委員長。 ○11番(髙橋信一郎君) 報告します。  総務教育常任委員会に付託を受けました陳情2件を審査した結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第94条の規定により報告します。  初めに、陳情第1号、件名は地方財政の充実・強化を求める陳情でございます。陳情者は、自治労鳥取県本部執行委員長、西村裕生氏ほか1名から出されたものでございます。  審査の結果は、採択といたしたい。これについては、昨年も議員各位の賛同が得られたものと同一ですが、いまだ国において未実施となっていることから、再度意見書を提出するものであります。  次に、陳情第2号ですが、件名は、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書採択の陳情でございます。提出者は、鳥取県教職員組合鳥取東部支部長、橋本智洋氏ほか1名でございます。これについても、先ほどの第1号と同じく、昨年と同様の内容、理由で提出されたものであり、採択といたしたいということでございます。  これについては、義務教育費の国庫負担割合を現状3分の1から2分の1に復元せよというものでございます。  以上、陳情2件、総務教育常任委員会としては、どちらも採択としたいということで報告します。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、産業福祉常任委員会、小倉一博委員長。 ○3 番(小倉一博君) 産業福祉常任委員会に付託されました陳情審査について報告をいたします。  本委員会に付託を受けました陳情は、審査の結果、下記のとおりであります。会議規則第94条の規定により報告いたします。  陳情受理は、平成30年6月6日、陳情第3号であります。  件名が、臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情について。陳情者は、移植ツーリズムを考える会でございます。    審査の結果、倫理面、それから専門性等において慎重に審査をする必要があるということで、継続審査といたしました。 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、各常任委員会委員長から、平成30年陳情第1号から第3号まで、3件の審査結果について報告がありました。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) 一括して委員長に対する質疑に入ります。  初めに、総務教育常任委員会委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて総務教育常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。  次に、産業福祉常任委員会委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて産業福祉常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、平成30年陳情第1号について討論を行います。  まず、陳情に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより平成30年陳情第1号を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この陳情に対する委員長の報告は、採択です。  お諮りいたします。  この陳情を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、平成30年陳情第1号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、平成30年陳情第2号について討論を行います。  まず、陳情に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより平成30年陳情第2号を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この陳情に対する委員長の報告は、採択です。  お諮りいたします。  この陳情を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、平成30年陳情第2号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
    ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、平成30年陳情第3号について討論を行います。  まず、閉会中の継続審査とすることに反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、閉会中の継続審査とすることに賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより平成30年陳情第3号を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この陳情に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査です。  お諮りいたします。  この陳情を委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、平成30年陳情第3号は、委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。      (午後2時02分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                         (午後2時15分) ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  ただいま、町長から報告1件が提出されました。  これを日程に追加し、議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  報告1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第1 報告第5号 若桜鉄道株式会社の経営状況についてを議題といたします。 ◎報告内容の説明 ○議 長(谷本正敏君) 町長から報告内容の説明を求めます。  吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) それでは、ただいま追加議案となりました報告第5号について、説明を申し上げます。  報告第5号 若桜鉄道株式会社の経営状況についてであります。  去る6月15日に株主総会が開催され、事業報告がございました。平成29年度の事業概要を申し上げますと、旅客人員は32万5,000人余りで前年比1万4,000人余りの増加となりました。これは、通学定期券の利用者が前年比で1万9,000人余り増加したことが主因でありますし、また観光列車「昭和」がデビューした3月につきましては、普通旅客だけで前年に比較して787人が増加しております。  旅客収入につきましては、高校生の通学定期利用者の運賃収入がふえたことにより、5,139万円余りと前年比108万円余りの増加となりました。  次に、安全対策としまして、踏切改良、枕木交換、橋梁補強など安全関連施設の修繕を行うとともに、八東駅行き違い施設の測量設計業務を実施いたしております。また、観光列車「昭和」の運行やグッズの製作を行うなど、営業収益の増加に努めたところでもあります。  次に、収支の概要についてでありますが、平成29年度営業収益として、運賃収入、JRに貸し出します車両使用料収入、若桜町及び八頭町から委託を受けて実施いたします枕木交換などの受託費、売店売り上げなどの営業外収益を合計いたしますと、3億3,151万円余りの収入がございました。この収入に対しまして営業費用として、人件費、業務費、運輸費、営業外費用などの支出合計額は3億1,569万円余りとなり、法人税等を差し引きました単年度決算では、1,280万円余りの黒字となりました。これは、旅客や若桜鉄道職員の他の鉄道支援による収入などが増加し、支出では人件費や除雪費などが大幅に減少したことにより、単年度決算が黒字になったものであります。  平成28年度までの累積赤字が556万円余りありましたので、当期末株主資本合計は、1億724万円余りとなります。  以上で、平成29年度の若桜鉄道株式会社の経営状況の報告といたします。  地方自治法第243条の3第2項及び八頭町長の調査等の対象となる法人を定める条例第2条の規定により、本議会に報告するものであります。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で報告内容の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。  報告第5号について質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  ただいま、発議3件と決議1件が所定の賛成者を得て、お手元に配付のとおり提出されました。  この際、これを日程に追加して議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よってこの際、発議3件と決議1件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第2 発議第1号 八頭町部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 発議の提出者に、提案理由の説明を求めます。  発議第1号、提出者、岡嶋正広議員。 ○7 番(岡嶋正広君) それでは、発議第1号 八頭町部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  全ての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利について平等であるとした世界人権宣言の理念は人類普遍の原理であり、日本国憲法においても法のもとの平等及び基本的人権の保障が定められております。  平成17年3月に3町が合併し、八頭町が誕生して14年目を迎えております。八頭町では、合併と同時に部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例を制定し、部落差別を初めとするあらゆる差別解消に向けてさまざまな取り組みを展開しているところであります。  しかしながら、社会状況の変化に伴うインターネット等に代表される電子媒体による部落差別の拡散、グーグルマップ上に記されるいわゆる被差別部落等、合併した当時予想できなかった社会現象の劇的変化が起きております。  このような状況の中、部落差別を初めとするあらゆる差別解消に向けて、さらなる町民の意識の高揚と社会状況の変化に対応するため、この条例の一部を改正しようとするものであります。  現の条例で全てを網羅されていることを否定するものではありませんが、時代の変遷と新たに発生するさまざまな情報伝達手段に敏感に対応するため、部落差別を初めとするあらゆる差別解消という大きな目標達成に向けて、より多くの町民の心を一つにし、意識の高揚を目指すことを目的としております。  また、基本計画を定めるということについてでありますが、基本計画を条例と別物と捉えるのではなく、条例でうたうことにより基本計画の位置づけが確認でき、一体的に町民へ伝えることが容易になり、意識の高揚に向けて近道となるものであると同時に、計画に沿って目標に向かう強い姿勢を示すものであります。  第6条に教育を入れ込むことについては、人権のとうとさ、大切さを学び、学習したことを教え導くということ、この繰り返しが大切である。いわゆる、教育と啓発を一つの組み合わせとして、条例としてうたうことにより町民の意識への浸透を図ろうとするものであります。  何とぞ現の条例の一部を改正することに御理解いただき、よろしく御審議賜りますようお願いいたしまして、提案理由といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。
     発議第1号について質疑ございませんか。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) 今さっき、議長の口上は、提案者に対する質疑はございませんかということではなくて、ただ単なる質疑はございませんかと言ったんでしたね。 ○議 長(谷本正敏君) はい。 ○2 番(川西 聡君) それを確認とりまして、これは条例の改正案ですから、執行者側にも質疑できますんで、あわせて提案者とそれから執行者側の町長に質疑したいと思います。  まず、提案者の岡嶋議員に対する質疑ですが、さっきちょっと触れなかったんだけれども、提案理由の説明の中で例の2年前ですか、部落差別の解消を推進する法律というのができたんですが、質疑は、この条例改正におけるこの法律の位置づけはどういうものですか、わかりますか。  この位置づけはどういうものですか。この法律は、部落差別の解消を推進する法律というのは、この条例改正をする上でのどういう位置づけですかということが岡嶋議員に対する質疑。  町長に対する質疑であります。この条例改正案によりますと、第1条、それから第2条でインターネット上における人権侵害等の問題であるとか、あるいはインターネット等による差別の条例、これを改正で追加予定しているんですが、町長にお伺いします。若干、提案理由の説明でもありましたけど、町長はどうお考えですか。町長はどうですかということを質疑しますが、インターネットの問題であるとか、あるいは差別等は、今の現行の条例が数カ所にわたって規定している、それこそあらゆる差別の範疇には入りませんかという質疑をいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 7番、岡嶋議員。 ○7 番(岡嶋正広君) 川西議員の質疑にお答えしたいと思います。  法律の位置づけということでございますけども、なかなか法律の位置づけをこの条例にどういうふうな格好で反映させるかと言われても、なかなか難しいところもございますけども、私の思うところで答弁してみたいと思います。  平成28年12月16日、公布、施行の部落差別の解消の推進に関する法律で、まずその冒頭部に現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って部落差別に関する状況の変化が生じていることを踏まえというふうな文言がうたわれております。  部落差別があるから、国は法律を策定し、制定したものであります。その法律の中に、国及び地方公共団体の責務として、その地域の実情に応じた施策を講じるよう努めるものとするとあります。法律が制定され、八頭町でも地域の実情にあわせて行動するというふうに捉えたものであります。  八頭町でも平成27年度に実施した人権同和問題に関する町民意識調査の結果からは、結婚や身元調査において依然として同和地区に対する差別意識に根深いものがあるという結果が出ております。  そういうことも踏まえて、この法律でうたわれている地域の実情にあわせてということを考えると、必要なところが出てくるのではなろうかなという思いでこの条例改正を提案させていただきました。  八頭町の実情に応じて、まずは条例の見直し、そして町民の心を一つにして目的達成へ向けて顔を背けず正面から取り組むべきであるという思いの中で提案させていただいたところでございます。  答弁になっているかどうかわかりませんけども、そういうことでございます。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) 提案者の岡嶋議員からもございましたけど、本当に差別がない町というのは、本当に私たちの仕事だというふうに思っておりますし、またそういった町でなければならないというふうに思っております。  そういった中で、川西議員のほうから第1条、目的、それから第2条で町民の責務の欄のところでありますが、そういったことは、今それこそネット等が大きく取り上げられているということで、その範疇に入らないかということでございます。  岡嶋議員のほうからもございました。本当に現在の条例を否定するものではないという御意見もいただきました。そういった中でネット等、今回詳しく具体的に書かれたということでありまして、結果として私どもは平成17年につくったときは、そういったことも包含した中での条例ということでつくらせていただいたということでありますが、先ほど申し上げましたように、今、ネット等の問題が大きく取り上げられておる中でそういった部分をよくわかるように今回、これでいいますと第2条ですか、そういったところにきちっと入れたというところであります。 ○議 長(谷本正敏君) 2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) 簡単に質疑します。  まず、岡嶋議員にちょっと聞いてみたいんですが、地域の実情にあわせてというのがポイントだったということで、これは私もそれなりに受けとめてはおりますけども。  この部落差別の解消を推進する法律というのがいろんなところで勉強課題になって、団体の講師の方は、この法律の性格というのは、国がようやく部落差別の解消に乗り出したものでありますと、こういうぐあいに講師がお話になっていらっしゃるわけです。委員長もそういう御認識。認識というのは質疑したらいけないのかな、委員長もそうですかということですね。  それから、先ほどの町長に対する質疑。僕が聞いたのは、インターネットの問題は、このいわゆる現行の条例の分のあらゆる差別の中に入るんですか、それともそうではないんですかということを聞いたわけですから、先ほどの答弁はいろいろるる言われたけれども、より詳しく云々かんぬん、これは入るということですね。入るんですか、どうですかということを聞いたんですから、入ります、入りません、これ答えていただければよろしいです。  以上。 ○議 長(谷本正敏君) 岡嶋議員。 ○7 番(岡嶋正広君) 国が差別の解消に乗り出したのかというふうに認識されとるかという質疑だと思いますけども、社会状況の変化に伴い、昔と前と違った形で陰湿な差別が行われるような社会状況に変化してきたということで、国としても部落差別というのは全世界にはない、日本だけにしか存在しないこの差別というのは、まことにもって国際的にも恥ずかしいことであり、何としてでもなくさないけんという思いの中で、こういう法律を制定したのではなかろうか、策定したのではなかろうかなというふうに思っております。  ですので、当然、地方自治体としてもこの目的というものをきちんと位置づけて、条例とかそういうもの、規則とかそういうものにうたい上げて、基本計画とかそういうものに沿って策定してやっていただきたいという思いの中で、国のほうは法律を策定したものであるというふうに思っております。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 吉田町長。 ○町 長(吉田英人君) まずは、おわびをしたいと思います。先ほど、第2条と申し上げましたが、第3条の誤りですので、訂正をさせていただきます。  それから、川西議員の言われます、あらゆる差別が入るかということでありますが、入るというふうに考えております。 ○2 番(川西 聡君) 終わり。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、発議第1号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) この発議には反対をいたします。  私たちは、何でも反対するんではありません、理由があるから反対するんです。条例改正のもとになっている部落差別の解消の推進に関する法律、これが決まったとき、この成立に際して私たちはと言いましたが、日本共産党はこの法律に反対をいたしました。唯一反対いたしました。その理由は、この法律は立法事実。立法事実というのは、いわゆる部落差別ということですね。新しい法律をつくらなければならない状況がないこと。その意味では、時代錯誤も甚だしい。部落差別解消という建前とは逆に、こういうものをつくったらかえって解消の方向に向かいつつある部落問題を固定化、永久化するものにつながる。そういう理由でもって反対をいたしました。  確かに、インターネットの陰湿な差別というのがあります。しかし、基本線は、大もとのいわゆる部落差別というのは、長い間の先輩たちの努力によって、明らかにこれは誰が考えても、100年前、50年前に比べれば解消の方向に向かいつつあるというのは、これは誰も否定できないんですよ。  それで、今度は条例改正案です。条例改正案ですが、私はそもそもこの条例の名称、この名称を部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例という条例題名から、部落という文言を削除して、死語に近いといわれてる、部落という言葉はね。いわゆる被差別部落、あいつは部落だ、いわゆる差別意識でもって言われる部落という言葉は、死語に近い。この文言を削除して、いわゆる条例名を、差別撤廃及び人権擁護に関する条例に変更するべきであると私は思ってるんですよ。  だから、当然、これから理由は言いますけれども、これから申し述べる理由に関連いたします。  それで、条例改正案のインターネットに関する部分がありますね。このインターネットに関する部分は、提案者の岡嶋議員や、あるいは賛成者の圧倒的多数の方々の思いを私は尊重して、提案理由の説明どおり規定されてもよろしいのではないかと、私は考えます、それは考えます。  しかし、条例文中に数カ所にわたって規定されている、一々言いませんが、あらゆる差別の前段にある部落差別を初めの条例文は、削除されるべきではないかと私は考えています。その理由です。その理由は、部落解放運動の発展と国民の支持と共感、この半世紀で約16兆円を投下し、さまざまな成果を上げてきた同和対策事業などによって、この町でも、本町でも部落差別の解消の方向に大きな前進が見られた。  仮に、心得のない人がいて部落差別があったとしても、そのこと自体がこの町、ほとんどと言っていいぐらい、周辺住民にそういう差別的な行為であるとか言動が受け入れられない、そういう状況になっていると私は思います。もはや、今の本町の差別解消の主役は、部落差別ではありません。その後に続くあらゆる差別であります。  私は、率直に言って、町長には失礼の段であえて思い切って言うんですが、このあらゆる差別という条例文は、部落差別を初めの後に、つけ足し的な印象が非常に強い。部落という字句、部落差別を初めの条例文を仮に削除したとしても、この条例文にある施行期日ってありますね。施行期日の後に、条例の経過措置というのが明記されています。これから先、やっぱりこの問題に対応していかなければならないというので、今現在ある施策、これを引き延ばすとか、あるいは拡大するとかといったような場合の必要な施策の根拠となります、この経過措置は。だって、今まで八東で、あるいは郡家で、あるいは船岡でこういう条例をつくってやってきたんですよ、条例の日以降の施策は、そういったものに依拠をすることで、やるんですよということが結局は読み取れるわけですね、経過措置では。  だから、この部落という文言や部落差別という、初めという文言を仮に削ったとしても、行政施策で部落差別の政策はなくなるわけではない。私は、かなり譲歩して言ってるんですけどね。  もう少しあります。改正案第4条。第4条に第3項として、人権擁護の施策を推進するための基本計画を定める内容が条例文として、改正文としてあります。しかし、この計画は、岡嶋議員にとってはちょっと不十分かもしれませんけども、それは直していけばいいんであって、既に存在していて、よく言うじゃありませんか、屋上屋を重ねるというんですか、そういったもので不要だと私は思います。  最後、第7条、部落差別撤廃人権擁護審議会、この名称、この名称も当然、冒頭の部落の字句を削除して、差別撤廃人権擁護審議会へと変更するべきは当然のことではないでしょうか。  私は、今回ちょっと偉そうに言いましたけども、条例改正の案文を考えました。しかし、大幅に、目算に狂いが生じました。賛成者が得られませんでした。議員発議にできませんでした。自分自身の力不足を大いに感じているところであります。また機会を捉えて、賛成者をつくりまして、条例改正を提案したい。したがって、私のとるべき道はただ一つ、この条例改正案に反対をする、こういう態度しかありません。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  5番、森議員。 ○5 番(森亜紀子さん) 私は、この条例改正案に賛成の立場で討論をいたします。  平成28年に障害者差別解消法、ヘイトスピーチ禁止法、部落差別解消推進法が施行されました。本町には合併当初から部落差別及び人権擁護に関する条例があります。しかし、現在では社会情勢も変わり、インターネットなど情報通信や教育環境も大きく変わってまいりました。  そのような中で、今でも差別に心を痛め、つらい思いをされておられる方もおられます。差別の解消に向けて、教育、啓発をしていくことはとても重要だと考えるところであります。今ある条例を日々の生活に即して変えていく、そして追加していくこと、それにより改めて町民の皆様が人権感覚を磨き、意識の高揚へとつながればと思います。これからも日々学び、啓発し、実践することの重要性を考え、私はこの条例改正案に賛成といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  発議第1号について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第1号 八頭町部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ◎一括議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) この際、追加日程第3 発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてから、追加日程第4 発議第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年政府予算に係る意見書の提出についてまで、2議案について一括議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 発議の提出者に、提案理由の説明を求めます。  発議第2号から第3号、提出者、髙橋信一郎議員。 ○11番(髙橋信一郎君) そういたしますと、発議第2号、第3号、あわせてお諮りしたいと思いますが、提案理由ということですが、先ほどのところで申し上げましたとおり、委員会のほうで採択したいということを決めておりますので、よろしくお願いしたいと思いますが、この意見書については、内容につきましては、お手元に配付のとおりでございまして、これを八頭町議会会議規則第14条の規定により提出させていただきたいというものでございまして、議員各位におかれましては、ぜひ御承認をいただけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) ただいま一括議題といたしました、発議第2号から発議第3号までの2議案について質疑を行います。  なお、審議の都合上、区分して質疑を行います。  初めに、発議第2号、質疑に入ります。  質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。
     これにて質疑を終結いたします。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) 次に、発議第3号について質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  以上で、発議第2号から発議第3号までの2議案についての質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、発議第2号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  発議第2号について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、原案のとおり決定いたしました。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、発議第3号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  発議第3号について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2019年度政府予算に係る意見書の提出については、原案のとおり決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第5 決議第1号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議の提出についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 決議の提出者に、提案理由の説明を求めます。  決議第1号、提出者、髙橋信一郎議員。 ○11番(髙橋信一郎君) 2025年国際博覧会の誘致に関する決議の提出についてということで、このことにつきまして八頭町議会会議規則第14条の規定により提出したいと思いますが、このお手元に配付の決議文を読み上げ、提案理由にかえさせていただきたいと思っておるところでございます。  そうしますと、2025年国際博覧会の誘致に関する決議。  2025年に、いのち輝く未来社会のデザインをテーマとする国際博覧会を大阪、関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらします。また、全世界に向けて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義があるものと確信しております。  このような国際博覧会の開催は、圏域全体のみならず、鳥取県における産業振興や観光、文化交流等を促進するとともに、本県を訪れる外国人観光客の増加も見込め、それによる経済波及効果が大きく期待できます。  よって、本町議会としても、大阪、関西における国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現に向けた国内の機運醸成など、2025年日本万国博覧会誘致委員会の誘致活動を支援し、協力する。  以上、決議したいということでございますが、平成30年6月20日、鳥取県八頭郡八頭町議会ということでございます。  皆様方の賢明な判断をよろしくお願いしたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。  決議第1号について質疑ございませんか。                (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、決議第1号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、川西議員。 ○2 番(川西 聡君) 決議に反対をするものであります。  日本共産党は、万国博覧会そのもの自体が、産業であるとかあるいは技術の進歩や展望を示して広く教育的に行われる、あるいは広げよう、これが理念ですから、この理念に反対するものではないんです。  しかし、実質的にこの理念にそぐうような、いわゆる実施なのかどうなのかということが甚だ疑問なんですね。きのうのことですけども、カジノ法案というのが衆議院本会議で可決されました。これ一々ぶり返しませんけどね。賭博法で禁じられているいわゆる法律に風穴をあけて、そこに例外を持ち込むと。これ関係するんですよ。これは、私がこの決議に反対するのはカジノであります。この決議は、国際博覧会開催の意義だけを強調していますけれども、誘致しようとしている大阪府の構想、これはこの国際博覧会開催に寄せてIR、いわゆるカジノ誘致とセットで夢洲にこれを誘致して、これを大阪の成長戦略の切り札にしよういうことなんですね。  それで、カジノって何でしょうかということは言いませんけども、カジノというのはいわゆる賭博ですね。これは、通俗的な表現ですから、私は許されるんじゃないかと思って、あえて言葉を使いますけど、カジノというのは賭博で、人の金をとにかくむしるにむしり取って、むしるだけむしり取って、事業者は金貸しまでやっている。人をどん底に陥れる。これぐらい評判の悪い賭博ですよ。  安倍さんは、どうも岩盤規制に穴をあけるというのがお好きなような方で、賭博法という明らかに賭博で禁じられている、これに風穴をあけて、カジノを通しました。万博でも結局これを持ってこようとしている、見え見えだと。この問題も衆議院で問題になったんですよ。一切何も答えない。反対ですね。  それから理由の第2番目、この万博を大阪湾の埋め立て途中の人口島である、先ほど言った夢洲で開催することによって、この地で既に破綻した巨大開発、またぞろ財界と一緒になってもくろんでるから、これも見え見え。  それから理由の3番目、夢洲万博が巨大な財政負担を大阪府と大阪市、または大阪市民に強いることの懸念があります。最後、これが看過できない。最後に反対する最後の理由、維新が安倍政権に対して、万博カジノへの後押しと引きかえに、国会運営への協力と憲法改正への、改憲へのタッグを組む姿勢を示している。それが日本共産党はゆるがせにできないということであります。  これ、実際に毎日新聞でこう言ってるんです、維新の幹部はみずからね。官邸は、官邸というのは首相官邸です。官邸は、大阪でのIR、カジノですね。カジノを含む統合型リゾートも大阪万博も両方を実現するつもりだ。これは憲法改正で協力してくれというメッセージだ。維新の幹部が言ってるんですから。万博の理念などそっちのけで、先ほど私は若干触れましたけど、政争の具にしようとしている。子どもたちにとってはよくないですね。それから大阪市民にとっても本当で不幸ですよ。こういうよこしまな、こういうやり方は。  もう一回最後にいいますけど、カジノを通したんだって、質疑に対して、質問に対してまともに答えないで、数の力で強引に持っていく。それがいわゆる万博にも関連しているということを私は最後に申し上げて、到底認められないということで、私は反対討論といたします。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  11番、髙橋議員。 ○11番(髙橋信一郎君) 何か万博とカジノとか、それから憲法とか、日本共産党特有の言い回しで議論を主張されましたけれど、何か余りにもそれこそ八頭町ではないですが、強引な理論であると私は思っております。  大消費地である大阪の発展は、生産圏である鳥取県、それからひいては八頭町にとっても本当に万博の成功というのは、私は心から願っておるということで賛成討論します。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  5番、森議員。 ○5 番(森亜紀子さん) 私も2025年国際博覧会の誘致に関する決議に賛成する立場で討論をいたします。  先ほど、吉田町長から若桜鉄道の経営状況の報告もありましたが、本町を訪れる外国人観光客がこの博覧会を開催することにより、ふえることが期待されます。若桜鉄道「昭和」による観光も大いに期待されるところであります。それだけではなく、八頭町の自然を多くの方に体験していただくよい機会と考えます。
     以上の理由でこの決議案に賛成といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。                (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  決議第1号について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、決議第1号 2025年国際博覧会の誘致に関する決議の提出については、原案のとおり決定いたしました。 ◎議員派遣について ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第6 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、会議規則第127条の規定により、お手元に配付した資料のとおり派遣いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  したがって、議員派遣については、配付の資料のとおり派遣することに決定しました。 ◎委員会の閉会中の継続調査 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第7 委員会の閉会中の継続調査を議題とします。  議会運営委員会総務教育常任委員会産業福祉常任委員会、議会広報常任委員会議会改革推進調査特別委員会、予算・決算に関する調査特別委員会地方創生事業検証調査特別委員会、各委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ◎閉会宣告 ○議 長(谷本正敏君) これをもちまして、本定例会の会議に付された事件は全て議了いたしました。  よって、平成30年第4回八頭町議会定例会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。                (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、平成30年第4回八頭町議会定例会を閉会いたします。        (平成30年6月20日 午後3時03分閉会)   会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員  署名議員...