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平成27年第 7回臨時会(第1日目 7月10日)

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  1. 八頭町議会 2015-07-10
    平成27年第 7回臨時会(第1日目 7月10日)


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    平成27年第 7回臨時会(第1日目 7月10日)        平成27年第7回八頭町議会臨時会 会議録 (第1号)   招集年月日  平成27年7月10日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  平成27年7月10日 午前9時30分宣告 応招議員    1番 山本 弘敏   2番 小林 久幸   3番 坂根 實豊    4番 下田 敏夫   5番 奥田のぶよ   8番 小倉 一博    9番 河村 久雄  10番 川西  聡  12番 尾島  勲   13番 髙橋信一郎  14番 池本  強  15番 栄田 秀之   16番 谷本 正敏 不応招議員    7番 西尾 節子  11番 桑村 和夫 出席議員  応招議員に同じ 欠席議員  不応招議員に同じ 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
     町   長  吉田英人  副 町 長  岩見一郎  地方創生監  角園太一  教 育 長  薮田邦彦  総務課長   西尾哲夫  税務課長   歳岡誠司  企画課長地方創生室若桜鉄道運行対策室長         川西美恵子  福祉環境課長 前田康博  保健課長   橋本 隆  産業観光課長 矢部雅彦  建設課長   髙橋和彦  上下水道課長 森脇孝和  地籍調査課長船岡住民課長         木原伸広  会計管理者  加藤典美  人権推進課長八東住民課長         谷口雅美智  教育委員会事務局次長         田村政司  社会教育課長 細田利夫  農業委員会事務局長         小林俊一  男女共同参画センター所長         小林春美  福祉事務所長 田中裕之 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 坂本美幸   副主幹 寺坂武文 町長提出議案の題目   町有財産(建物)の処分の変更について   平成27年度八頭一般会計補正予算(第2号) 議事日程   別紙のとおり 会議録署名議員   10番 川西 聡議員   12番 尾島 勲議員           議 事 日 程            平成27年7月10日(金)午前9時30分開議 日程 第 1 会議録署名議員の指名  〃 第 2 会期の決定  〃 第 3 議案第 82号 町有財産(建物)の処分の変更について  〃 第 4 議案第 83号 平成27年度八頭一般会計補正予算(第2号)           追 加 議 事 日 程            平成27年7月10日(金)午前9時30分開議 追加日程 第 1 発議第  7号 参議院制度改革に係る鳥取県・島根県の合区に反対                  する意見書の提出について    〃 第 2 議会広報常任委員会委員辞任願について    〃 第 3 議会改革推進調査特別委員会委員辞任願について ◎開議宣告                    (午前9時30分) ○議 長(谷本正敏君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は13名で定足数に達しております。  よって平成27年第7回八頭町議会臨時会は成立いたしましたので、開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(谷本正敏君) 本臨時会議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議 長(谷本正敏君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本臨時会会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により   10番 川西聡議員   12番 尾島勲議員を指名いたします。 ◎会期の決定 ○議 長(谷本正敏君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日限りとすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第3 議案第82号 町有財産(建物)の処分の変更についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 町長から提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町 長(吉田英人君) 皆さん、おはようございます。  平成27年第7回八頭町議会臨時会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましてはお忙しい中を御参集いただき御審議賜わりますことに対しまして厚く御礼を申し上げます。  本日は、財産の処分の変更1件、補正予算1件につきまして、御審議いただこうとするものであります。  それでは、議案第82号の提案理由を申し上げます。町有財産(建物)の処分の変更についてであります。  今回の議案は、平成27年6月第6回八頭町議会定例会において議決をいただきました議案第78号 町有財産(建物)の処分において、一部誤りがあったため、変更をいたそうとするものであります。  変更の内容は、6月定例会で御可決いただきました議案第78号中、財産譲渡相手先であります自治会代表者の氏名を、地縁団体登録者でない誤った代表者の氏名を記載しておりましたので、登録代表者への変更をお願いしようとするものであります。  また、職員に対しまして、誤りのない適正な事務処理を行うよう改めて徹底いたしたところであります。  地方自治法第96条第1項第6号及び同法第237条第2項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  事情、御賢察の上、御可決賜わりますようお願いいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で、提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。  議案第82号について質疑ございませんか。  14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 本議案は、今、提案理由の説明にあったわけでありますが、6月議会で議決した事項について内容に一部瑕疵があったとのことで、今回、変更議決を求めるものでありますが、この瑕疵たる事項については担当者は当初から承知していたものであり、間違えたものと言えないわけであります。そして、また今回の変更内容は11年も前の届け出の書類に基づく代表者にしようというものでありますが、現状、当事者能力を備えてるものとは考えられないわけであります。そのことはよく御承知のとおりであります。  また、変更に至る経緯は関係者から指摘されての対応であります。町長行政実例からして、また全国議長会町村会への問い合わせで、議決は無効ではないとの回答があったということでありますが、無効ということを言ってるわけではないわけでありますが、やっぱりそういったもともとのスタートが間違ってるということでありまして、やっぱり今回の一連の対応についてその正当性について私はきちんと説明をすべきだと、あるいはこの事務処理適正性について説明すべきだというふうに考えますが、いかがですか。
    ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) ただいま池本議員から質疑をいただいたわけでございますが、最初からの経過、それから今後の対応ということで、先ほど全協でもお話をさせていただいたというところであります。  繰り返しになりますが、総務課長のほうで概略を説明させていただきます。 ○議 長(谷本正敏君) 総務課長。 ○総務課長西尾哲夫君) それでは、先ほどの質問でございますけども、町としましての今後の対応につきましては、地縁団体等への手続上の案内をさせていただくことがまず一つでございますし、行政実例等、あるいは議長会等の流れの中で有効性というものが示されているところでございますけども、町としましての手続上の誤りがあったということから、議案に記載した事項の変更ということで、改めまして変更議決を求めたいということで提出させていただいたものでございます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 私は町長に答弁を求めてるわけであって、事務的な内容は事務的な内容でわかったわけですが、基本的な姿勢を問うとるわけであります。  要するに、繰り返すわけでありますが、申請者届け出代表者が異なってることは承知の上で、実態によってしたということがスタートですね。それで、関係者から指摘があって、今度は書類主義だといって11年前の届け出者に変更しようということでありますが、今も言いましたように、当事者能力はないわけで、事実的には現区長がやっとるわけですね。それで、こんなことの事務処理が今の役場、まかり通るかということであって、私は町長自身コンプライアンスが問われてるのではないかということを言っとるわけです。その辺の答弁を再度、求めたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 最初は実態主義ということで上程をさせていただき、今回、書類主義ということで変更させていただいたというところであります。コンプライアンスのお話がございましたが、法的には問題ないというふうに思っておりますし、また集落のほうにも協議をさせていただいて、速やかに実態に合う形での書類申請をお願いしとるところであります。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 問題ないというようなお話ではお話しにならんわけでありますが、譲渡申請の申請が提出されたのは5月18日です。工事に伴う、いわゆる今回の問題が発生したのは、当然、それより遡ってということが推測されるわけであります。ということになれば、いつその辺の話が出たか定かではありませんが、いずれにしたって5月18日にしましても、あるいは若干前にその協議があっておるでありましょう、集落と。ということになれば、当然、届け出者届け出代表者と現区長で実態がそうだから出そうとされてる内容が違うということは、先ほど申し上げましたように、把握されてるわけですから、やはりきちんとして届け出代表者を変更されたいと。ですから、定期総会が済んでるならば、当然、臨時総会を開いて、こうこう、しかじかだということは集落の皆さんに説明されれば、当然、理解されるわけですから、そういった手続をとって、集落のことですから、何日前だとか、何人以上とかいろいろ規約はあるようでありますが、そういったことは十分、対応できる。そういったことをしてきちんと代表者名で、5月18日がおくれたとしても、そういう書類は出てくるわけであります。そういったことをされずにやってるということでありまして、町長に聞きますが、じゃあ本来系はどういった形で本件についてはやったが適正であったかというふうにお考えか、改めてお聞きしたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 申請書お話等もあったわけでございますが、本来系とすれば、やはり書類主義が正しいというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、議案第82号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  議案第82号について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第82号 町有財産(建物)の処分の変更については、原案のとおり可決されました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第4 議案第83号 平成27年度八頭一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 町長から提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町 長(吉田英人君) 議案第83号 平成27年度八頭一般会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ300万円を追加しようとするものであります。  歳入では、財産収入で山上の町有地売却として、土地売り払い収入300万円を計上しております。  歳出では、総務費町税還付金100万円、衛生費山上工業団地内の不法投棄処分費919万円余りを計上いたしました。予備費719万円余りを減額いたしております。  地方自治法第96条第1項第2号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  事情、御賢察いただき、御可決賜わりますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で、提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。  議案第83号について、質疑ございませんか。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 金額云々の質疑ではありません。山上工業団地の基本的な町の姿勢の問題について、ちょっと関連がありますので、質疑いたしたいと思います。  そちらからのペーパーもいただいてはおりますが、平成21年6月に山根金属が倒産をしました。廃棄物町有地に残ったままということになりました。そちらのほうのペーパーを借りてちょっと言わせていただきたいんですが、搬出業者による処分を求めることが困難と判断した時点はいつですかということが一つですね。これは山根金属に任せておいてはだめだと、できないと判断した時点はいつですかということですね。これが一つの質疑。  それから、もう一つ、平成21年6月に会社が倒産をしております。平成21年6月です。ですから、先ほどの質疑にも関連するんですが、搬出が困難だというぐあいに判断した時期というのは、平成21年6月からそんなに遠くはない時期でしょう。ということになってくれば、責任問題です。全て私の責任というような形で町長はふだん言明してらっしゃいます。果たしてそうなんでしょうか。そのことについて私は質疑をいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 2点ほどいただきましたが、困難と判断した時点はいつかということでございます。資料をお出しいたしておりますが、ありましたように、6月30日に倒産ということでございます。そういった中で、その後、調査をしたわけでございますが、最終的に平成21年11月16日に確認したが不明ということでありまして、判断した時期はそのころというふうに考えております。  それから、責任町長ばかりかということでございますが、きょうの書類にもお出しいたしておりますが、最終的には私の責任であろうというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 付託の前の件ですから、だから本会議で町長に聞けないので、それで聞いてるんですよ。  それで、平成21年11月10日、不明がわかったと。それで、これはとてもじゃないけども山根金属には搬出は困難だろうと、これはわかりますよ。だけど、平成21年ですよ。最終的には町長責任だと言われる。最終的には。それでいいんですか。そういったことですか。町民が知りたいのは、実際はどうであったのかということですよ。最終責任町長にあったということは、もちろん知りたいのは山々だけども、その前の段階ではどうだったのかということです。それを町民の方に知らせなくていいんですか。速報性のある内容ですよ。私はこの問題が出たときに、この前の6月議会でこれを聞くべきだった。反省しております。つぶさな資料がなかったので、不勉強だったけども、そういうことです。いかがですか。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 先ほど最終責任は私にあるというふうに申し上げましたが、やはり行政の事務をつかさどる上で、当然、担当者がありますし、それを統括する課長もございます。そういった面から考えますと、担当者なり、課長にも責任があり、そして最終責任は私であるというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 担当者責任があるのは、酷なことを言うようだけども、当たり前なんです。ところがその責任はとれないということにもなるでしょう、当然。同じそういった立場の方で一番のトップの方はどうなるんですか。当時の。あなたはそれを言わない。結局、そこのところを曖昧にして、最終的には自分が責任をとるといって幕引きをしようとしてる。僕はこの問題、反対しませんよ。これは処理をしなきゃいけません。この前も議員が言われました。一刻も早い措置が必要です。だけど、ひっかかるんだ。何で整理して物を言わないのかと。今、私がこうやって問うて、今、町長は当時の担当者だ、そういうことを言われた。じゃあその担当者を指導していた当時の町長たち責任はどうなりますか。そのことをはっきり言いなさいよ。彼らにもそれがある。どうですか、そのことを求めて、私は質疑を終わります。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 当時の首長がどうであったかというお話だろうと思いますが、当然、監督責任はあったというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑はございませんか。  3番、坂根議員。 ○3 番(坂根實豊君) この議案第83号、説明を受けて聞けば聞くほど何か不可解なことが多いんですよ。はしょって言いますと、山上工業団地、当時、和田哲也町長、郡家町時代、郡家町にこういうことをしようとそりゃ立派な発想で和田哲也町長、よく頑張られたなと思いますよ。しかるに、合併して10年。いいですか、ここが大事なんですよ。八頭町が合併して、当初の平木誠、初代の町長、去年、八頭町合併10周年で、八頭町の功労者表彰をされましたよ。何を言っとるか。そんな八頭町の功労者表彰平木誠、取り消すべきだよ。ばかみたいですよ。もともとの責任平木誠にあるんですよ。いいですか。そんなことを置いといて、八頭町合併の功労者と、何を言ってるか。坂根は声を大にして、そんなもの八頭町のごみだよ。ちゃんと始末せえよ、本当に。今のごみというのは不穏当な発言でした。訂正します。でも、責任の所在というのはその辺にあるんですよ。いわくは、不法投棄八頭町の土地に置かれたと。わかってからでも、何の手だてもしない。もちろん警察の届け出もしない。今ごろいうと、警察の届け出は時効になってると。じゃあそのために八頭町が920万円もかけて始末するんですか。いうところの、じゃあトップ責任の所在は明らかにするべきですよ。私は関連していいますが、じゃあ当時の中央会会長三橋誠さんを見てみなさいよ。岩美町のトラブルの責任を自分は自己負担3,000万円されましたよ。トップに立つ人間の責任というのはそこにあるんですよ。この問題について、今、吉田町長は1カ月5万円ほどの減額で幕引きにしようというようなことを提案されてきましたが、どの口が言ってるかと。坂根は怒ってますよ。  もう一つ、じゃあ郡家町時代に工業導入された土地を隣接してる会社に300万円で譲渡する。何ですか、それは。じゃあ譲渡する山根金属を買われた会社、じゃあその工業導入用地を買収されて事業計画はどこにあるんですか。事業計画を見せてくださいよ。なぜ隣接してる会社がそれが必要なんですか。含み資産で持つんですか。余りにも曖昧過ぎるよ、町長の提案の仕方が。私は聞けば聞くほど腹が立ちますよ。もしこれが八頭町議会として可決して町が費用負担するとすれば、坂根個人住民代表になって町長被告人として法廷に引っ張り出しますよ。言っときます。  だから、聞きたいのは、こういうことについて町長責任の所在を明らかにしてくださいと。こんなことを町で負担するちゃあなことを言うこと自体だめだよ、私に言わしたら。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 坂根議員の御意見は御意見として伺いますが、行政責任としてやはり産業廃棄物の処理を町としてすべき必要があるというところであります。 ○議 長(谷本正敏君) 坂根議員。 ○3 番(坂根實豊君) じゃあさっき言いました300万円で購入される隣接地の会社、事業計画はどこにあるんですか。示してください。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) まだそれこそ町としてその業者さんと契約もいたしておりませんし、事業計画というのはそういった契約書ができてから初めて広がった部分での計画書を書かれるというふうに思っております。 ○議 長(谷本正敏君) 坂根議員。 ○3 番(坂根實豊君) 私は聞けば聞くほど不可解なんですよ。じゃあ郡家町時代、工業導入用地とされて購入した土地が、じゃあ今、たまたま山根金属が買われた隣接の会社が購入すると。いいですか。300万円で買いますよと。じゃあその隣接する会社が何の目的で買われるんですか。事業計画があって買われるんでしょう、300万円で買いたいとなれば。その事業計画もなしに、じゃあその会社は含み資産として持っておこうかということなんですか。やっぱりその辺を行政として正していくのが行政なんですよ。議会の我々はそれをチェックするのが議員だということですから、明確にしてくださいよ。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 図面につきましては出ておりませんが、含み資産ということではなくて、今、伺っておりますのは木材とそれからコンクリートのリサイクルの事業をそこで開始されるということであります。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) この問題は、私も前回というか、少し前に個人の議会だよりで2、3行さわったところ、相当大きな反響が出ました。本当に町民はどのように処理するのかなということで気にしておられると思います。  それで、私、聞いておりまして、やっぱり産業廃棄物の処理の必要性と、この問題の発生のきっかけとがどうも混同されていろんな疑惑、疑念を生じとるんではないかなというふうに思います。  それで、先ほど全協で示された資料で5ページの責任の所在という文章がございますが、この内容をちょっと、全てが気に入ったというわけではないですが、この責任の所在というこの文章を、八頭町は報道機関が少ないわけですが、どのようにして町民にこれを示されるのか。また、示される気があるのかどうかということも含めて、ちょっとお尋ねします。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 山上の今回、産廃の処分のお話でございます。工業団地自体は山上にございますが、下流域の集落もございます。そういった中で、そういった行政区の皆さん方には町としてきちんと説明をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) だから、きちんとした説明をさせていただくという手法について私は問うとるわけです。せっかくここにいい作文がつくってあるわけです。100点ではないけど。これを町民の方に示すのかどうかということを聞いとるんです。でないと、議会としても、執行部としても、結局、うやむやでしゃんしゃんで片づけたなというふうに捉えられかねませんので、よろしくお願いします。どうですか。 ○議 長(谷本正敏君) 町長
    ○町 長(吉田英人君) 手法はいろいろあろうかと思います。そういった中で、先ほど言いましたように、山上等皆さん方には、書類は別といたしまして、お話をしたいと思いますし、これから行政懇談会も14地区、出かけるようにいたしております。そういった中でこういったことについてもおわびをしたいというところであります。 ○議 長(谷本正敏君) 13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) だから、そのときに口頭ではなしに、この文書を配られるかどうかということを聞いとるんです、私は。何でちゅうちょされるんですか。まさしく町長みずからが悪いと書いておられながら、本当にそう思っておられるのかどうかちょっと今、疑いました、少し。ぜひとも懇談会なんかでもこれを印刷して配るような、徹底して本当に悪かったという姿勢を示されたら、誰もそんなに怒る人はいないと思いますよ。どうですか。広報にも載せてほしいです。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 先ほど行政懇談会のことを申し上げました。そういった折にも経過を説明させていただきます。書類についてはちょっと検討させていただきます。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございませんか。  4番、下田議員。 ○4 番(下田敏夫君) この案件は6月定例議会におきましての席の全協におきまして、町長に質問したことがございます。我々としても産業廃棄物の処理は早急にやるべきだろうということは全員承知しとるわけでございますが、購入者とのセットの話が出ましたもので、そのことを聞きましたら、別に考えていただけませんかということを私は確認とりました。ところが、また同じようにこういった形で購入者とセットでこれが出てくるということでございます。ここのところに、先ほど坂根議員からもありましたように、疑惑を感じとられる方が非常に多い。私も町民の方から聞いております。  そこで、お尋ねしたいことがございます。きょういただきました説明資料の6ページでございます。経緯が書いてあるわけでございますが、1月23日、隣接所有者から、規模拡大のため、町の未利用地の購入の提案を受けたと。そして、括弧で、産廃物処分を含むという話がございます。この23日、それから3月17日、4者協議、県と隣接所有者、福祉環境課、建設課、産業廃棄物の処分方法についてということがございます。この隣接所有者の方と産業廃棄物の処分について、どのような内容の話をされたのか、協議されたのか、お尋ねしたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 建設課長。 ○議 長(谷本正敏君) 髙橋課長。 ○建設課長髙橋和彦君) 失礼します。そうしますと、1月23日の件でございますが、廃棄物を含むということであります。これにつきましては、廃棄物の処分を系列の会社で処分可能ということで、購入時点で廃棄物も隣接所有者のほうが処分もできるのでということでの提案があったということであります。  3月17日につきましては、1月23日に廃棄物の処分を系列の会社でできるという話でありましたけれども、県の東部生活環境事務所との協議の中で、搬出については処分業者、それと運搬業者、町が別々の業者での契約でしかできないというようなことを受けとりますので、そういう件を話をしたということでございます。 ○町 長(吉田英人君) 4番、下田議員。 ○4 番(下田敏夫君) 1月23日、系列の会社で処分できるということで話があったと。今回、見積もりいただいている業者さんはその系列業者なのかどうか。  それで、3月17日ですか、これについて処理とそれから運搬業者は別々だということがございます。その運搬業者というのは系列業者なのかどうなのか、お尋ねしたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 建設課長。 ○議 長(谷本正敏君) 髙橋課長。 ○建設課長髙橋和彦君) 系列業者でございます。 ○町 長(吉田英人君) 4番、下田議員。 ○4 番(下田敏夫君) 系列業者だということですね。ここのところなんですね。ここのところが町民の皆様、うやむやとした霧の中で話が進みょうると。これについて920万円弱ですか、の町の税金をそこに使って、300万円で土地を売ると。このことについて町民の皆さんは納得をしておられない方が私の周りにはたくさんおられます。その点について、町長、お尋ねしたいと思います。どのように町民に対して説明されるのか。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 町民の皆さんというお話でございまして、先ほど髙橋議員からもいただきました。丁寧な説明をさせていただけたらというふうに思っております。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございませんか。  14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 委員会付託でございますので、またいろいろ質疑は行われると思いますが、本会議でありますので、何点かお聞きしたいと思います。  事の起こりは平成16年7月ごろからということでございますが、先ほど来、責任問題云々がありますが、それ以降の今日までのそれぞれ所管の担当者と課長一覧を私、出していただきたいと思いますし、それぞれ事務引き継ぎで本件についてどういう引き継ぎがなされているか、そういったメモを私は委員会に出していただきたいということをまず議長に要望しておきたいと思います。  それで、お聞きしますが、平成19年2月26日の土地・建物の競売、これは誰が買ったわけですか。それで、その後、会社はまだ倒産してないわけですね。山根金属とはどういう関係だったんでしょう。賃貸したんでしょうかどうか、その辺の経緯をいま一度、お聞きしたいと思います。  それで、その土地は、今、業者云々の話が出とるわけですが、旧山根金属の土地は、建物もあるかないか、私、残念ながら現地を調査しとらんわけでありますが、現在、誰が所有しておられて、何に使ってるのかということですね。現状についてお聞きしたいと思います。  それから、先ほど来、話があるわけですが、要するに平成16年7月23日、駐車場に山積みされている。駐車場に山積みはいいわけですが、町有地に山積みされているというか、捨てられているというのは、いつ、誰が確認したかということですね。そのことをお聞きしたいと思います。  それと、今もいろいろ出ているわけでありますが、要するに今回の町有地の産廃の処分と、それからいわゆる県が残土を処理するという関係、あるいはそれに伴って今も質疑が出ておりますが、町有地の売却の問題、これらがきちんとどういう経緯で、具体的にどういう業者、具体的に名前を挙げていただきたいと思います。どういう経緯で今日に至っておるのか。なぜ町有地を売却しなきゃいけんのか。産廃処理との関連ですね。その辺を明確にお答えいただきたいと思います。  それから、要するに山根金属につきましては、町の誘致企業だろうというふうに思うわけでありますが、最終的に経済活動ですから、生き物ですから、いろいろあるわけですが、旧山根金属において、この間、説明があったかと思いますが、トータル的に今回の件も含めて、幾ら町が損金というか、支出することになるのか、損出することになるのか、お答えいただきたいと思います。  それから、いわゆるお話がありました、県が特交で450万円出すということですね。これは誰が誰に対して確約されたことなのか。それから、その積算根拠ですね。900万だから450万出すと言われたのか。県は、いろいろな報告書にありますように、全く責任というのは認めてないわけですね。であるのに、なぜ出す話になってきたのかお聞きしたいと思います。  それと、もう1点、議会の議論の中でもあったわけでありますが、行政代執行はできないのかというふうな話がありました。これについての御見解を求めたいと思います。  とりあえず以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 担当者等の一覧につきましては、ちょっと時間をいただきたいというふうに思います。  それから、平成19年に競売があって購入されているわけでございますが、その方は現在の所有者、当時の方もそうでございますが、個人の方の名義でございます。  それから、平成16年に町有地の山積みというのは誰が確認したかということでございましたが、これにつきましては当時の担当者ということでございます。  それから、経緯ということがございました。これにつきましては、先ほど建設課長のほうが全協で申し上げたとおりでございます。  それから、幾ら町が山根金属につきまして損益金をということでございますが、こちらにつきましては、今回、約920万弱ということでございますし、私の記憶では水道代等で不納欠損をさせていただいた部分、約900万円ぐらいあったのではないかなというふうに思っております。  それから、特交のお話がございました。これは2分の1ということでございますが、私、先般、報告いたしましたのは、いただけるという報告はいたしておりません。お話をさせていただいて、よい感触を得たということでお話をさせていただきました。  それから、代執行につきましてはできないというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) よくわからんですな。競売により売却された方は個人だと。それで、その方は現在、何ですか。やっぱり持っておられるわけですか、個人が。それで、私が聞いたのは、平成19年2月26日から倒産まで、山根金属との関係はどうだったかということを聞いたわけですね。やっぱり質問したことは答えてもらいたいと思うんですが。  それから、その土地は現在、誰が所有しているのか。答弁されるわけですが、声が小さくて聞き取れんわけですが、はっきり答えてもらいたいと思います。同じ方が所有しておられるということですか。それで、現状はどうなってるんですか。  それで、私が聞いたのは、平成16年7月23日、駐車場に山積みされていた。駐車場は町有地ですか。山根金属の土地なんですか。要するに町有地に捨てられてるということが確認されたのはいつかということを聞いたと思うわけですが。  それと、三者の関連は三件の関連があるのか、ないのか、課長が答弁したとおりだということですが、全く理解できないわけですね。委員会できちんと説明を求めたいと思いますが。  それから、県の交付金につきましても、感触を得たということであって、じゃあ何でそういうことが県が対応するのか。県は責任はないと言っとるわけでしょう。そういった町村が処理をされる場合には、何かそういう特典があるんですか。それとも、町長の政治力でそこまで持っていかれておるということなんですか。ちょっといま一度、答弁を求めたいと思います。  それと、代執行はできんということですが、その理由。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 現在も個人の方の名義ということでありまして、現在の事業者さんにもお貸ししとるというようであります。そういった中で、当時、山根金属も個人の方からお借りをして賃貸で払っていたというふうに認識いたしております。  それから、駐車場にということでございますが、山根金属の工業団地の造成の中で、一部、舗装がしてあった部分がございましたが、その部分に車を置いておられたように思っております。そこのところに汚泥を置いたということでございますし、それから交付金の関係でございますが、特交の関係でございます。これは特別財政事情ということで県として対象になり得るということで、よい感触を得たということでございます。  それから、代執行につきましては、町有地ということでございますので、町としてそういったことはできないというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) ちょっと私も何を質問しょうるかようわからんですが、結局、駐車場に置いてあったわけでしょう。その駐車場は誰のものですか。山根金属の土地ですか。町の土地ですか。  それで、町有地に、要するに今現在、捨てられてるわけですが、そのことは最初、いつの時点でわかったわけですか。  それと、現在、産廃が積んであるところも町有地の売却の話もセットで出ているようでありますし、現状は個人から借りて、現在の業者が、どういう業者がされとるのかわからんですけど、その土地を取得して、さらに現在やってる事業を拡張する。それは何ですか、いろいろコンクリートの破片とかそういったものを処理すると何かそんな意味があったわけですが、そういったことを拡張してやるということになれば、町が売却するなら売却するで何ですが、地元はそういった事業の拡張ということに対して、町有地が売却されることによって事業が拡大されるわけですね。その辺は地元は了解されているんですか。  その点だけ、最後、お聞きして終わりたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 町長。 ○町 長(吉田英人君) 舗装してあった部分というのは、確かに町有地でございますし、いつわかったということでございますが、これにつきましては平成16年7月ということでございます。  また、山上集落への説明ということも終わっているということでございます。今現在はそういった事業には着手をしてないわけでございますが、今後、そういった事業に取り組みたいということで山上の説明は終わったというふうに伺っております。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎議案の付託 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第83号、1議案は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第83号の1議案は、お手元の配付表のとおり付託することに決しました。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。     (午前10時21分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                        (午後 3時56分) ◎常任委員会委員長報告 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に、関係常任委員会へ付託いたしました議案第83号の1議案の審査結果について担当常任委員会副委員長の報告を求めます。 ○14番(池本 強君) それでは、議案審査報告を行います。  本委員会に付託されました議案は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第77条の規定により、御報告いたします。  付託年月日は、本日、7月10日でございます。件名は、議案第83号 平成27年度八頭一般会計補正予算(第2号)。  審議の結果でございますが、議案第83号は否決といたしたい。  その理由でございますが、事業執行に対し多々疑問点があるとしておりますが、審議の中で出されました意見としては、提案内容の説明を聞けば聞くほど理解できない。土地購入者と搬出処理業者、また土地所有者等の関連が不明朗ではないか。別ルートでの搬出についてどれだけ検討されたのか。事業費等も検討されていないようだ。また、歳入の土地売り払い収入についても、事業実施の見通しを踏まえて別途計上すべきではないか等々の意見を踏まえまして、採決の結果、否決としたものでございます。  以上、報告といたします。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、総務教育常任委員会副委員長から、議案第83号の1議案について、審査結果についての報告がありました。
     一括して副委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 否決ということですが、となりますと、隣のいわゆる残土造成区域の大きな土地がございますが、これについてのこれから先の用途についてどのように考えられておるのか、ちょっと否決の中の理由として聞いてみたいと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 今の御質問の点につきましては、委員会で十分議論があったというものではございませんので、特に答弁するに至らないと思います。 ○議 長(谷本正敏君) 13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) そうは言われても、せっかく委員会付託されたものですから。やっぱりそういうことを考えたときに、ここで否決したら、これも一時据え置き、この土地をどこまで放棄されるのか。やっぱりいつまでも塩漬けみたいなことになるのもかないませんし、そこら辺はどのように考えられて決めたのかということはやっぱり町民に知らしめておくべきだと思いますが、どうぞ。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 議論を踏まえて採決しての結果でございまして、その結果を踏まえての議論というのは、本委員会としてどこまで閉会中にやるか、やらないか、次の課題だろうというふうに考えております。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。  5番、奥田議員。 ○5 番(奥田のぶよさん) 議論の中に産廃は早期に片づけないといけないというような議論はなかったのでしょうか。今回、否決をしてしまったら、結局、ずっと産廃は残ったままになると思うんですが、その辺は議論の中で出なかったのでしょうか。 ○議 長(谷本正敏君) 14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) 今回の付託の議論の経過は、御案内のとおり、連合審査という形で、総務の直接の所管ではない関係もありまして、そういう議論の経過を踏まえたということでございます。  それを踏まえての総務常任委員会の中では、特にその辺についての議論はいたしておりません。出てないということであります。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて総務教育常任委員会副委員長に対する質疑を終結いたします ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより議案第83号について討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。  討論ございませんか。  15番、栄田議員。 ○15番(栄田秀之君) 議案第83号、本案については7月6日の全協で三つの課題が出ております。さらに、本日の全協につきましても九つの課題について説明がされているところです。算定の見積もりの内訳、業者の見積もりの件、町の責任の所在を具体的に示せ、これにつきましては本件についての迅速な対応に欠けるところがあったので、町長責任を認めております。  さらに、今後は町有財産の適正な管理に努める、不法投棄の防止に努めるとしておるところであります。  また、本日の全協でありました別ルートで処分ができないかということについては、地形上、困難であるという説明もありました。  特交について、産業廃棄物の処分が確認できるかどうかという等々の質疑がされて、町長担当者の説明を受けたところであります。  諸課題について町長より、また担当者より具体的な説明をされているところであります。私たち町民のためにも、一日も早く産廃、残土の処分を行うべきと考えております。  よって、本案に賛成いたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。  3番、坂根議員。 ○3 番(坂根實豊君) 例えば、事件について罪を憎んで人を憎まずと言いますかね。法定では疑わしきは罰せずということが、つまり判例なんですよ。ところが、行政は疑わしきはしたらいけんのですよ。これだけ常任委員会でもこの議案に対して否決の意見なんですよ。では全体会議で可決となるかもしれません。でも、やっぱり行政というのは、これだけの議員がちょっと疑問点があるで、さっき言いました、重ねますが、疑わしき行政を進めちゃあだめなんですよ。基本的には土地購入者と搬出業者が同じ業者です。何でそれが理解できるんですか。私はおかしいと思いますよ。  それと、もう一つ。じゃあトップに立つ町長責任というのはどこにあるんですか。やっぱりトップ責任も明確にし、行政に対する気合いを入れることが大事なんですよ。こんな曖昧なことを認めていく議会、私が町長なら、じゃあ議会を解散するぐらいやりますよ。そうですよ。それぐらいの勢いをもって取り組むのが一つの町民に対する負託、議員の使命だと私は思いますよ。さっき言いましたように、これだけ曇ったことが見えてるのに、なおかつ晴れだとしていくのか。どこか手順が違いますよ。  よって、反対討論といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) この土地売り払いについては、確かにいろいろ疑問点があります。しかし、私、ふだんから政治はやっぱり現実であらねばならないというふうに思っておりますので、附帯条件つきの賛成というのはないわけですが、きょう全協で示された5ページの責任の所在、このことを町長が先ほど言われましたように、町長名でしっかりいろんなところで責任の所在を説明されていく、そのことを私は期待してといいますか、必ずしていただくと思っておりますが、そういうことでとりあえず今回のところは現実に即した判定にしたいなというふうに思っております。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  1番、山本議員。 ○1 番(山本弘敏君) 反対の方々の意見はいろいろあろうかと思います。確かに行政のやり方、それから説明等、十分でないかと思います。しかし、誰のことを考えなきゃならないかということを考えなきゃいかん。理屈はどうであろうとも、それの影響を受けている住民を考えなきゃならない。これが一番じゃないですか。説明があったように、基準内、既定内ですか、ではあったにしても、水銀が漏れとるんですよ。そのようなものを理由づけをして一日、一日延ばすということは、我々議員として、行政としてそんなことができるんですか。住民のことを考えたら、一日でも、自分に火の粉が降りかかるところだったら、そんなことを言っとりますか。川向こうの火事だったら言っとるかもしらんですけど、自分に火の粉がかかる。下の部落の峰寺の周りの部落の人の立場になって考えた場合には、一日でも早く、そんな有害物質が出るようなものは取り除くべきじゃないんですか。後のことはどうでもなりますよ。いろいろ全協で議論されたようなことは、代執行というわけにはできんわけですけども、そのようなことを考えてやる。議員、そして行政だったら、住民のことを考えると皆さん言われてるんでしょう。何がこれが住民のことを考えておられるですかと私は思います。だから、これは可決して、早急に一日でも早く撤去することを考えていただきたい。だから、私はこの議案に賛成といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  お諮りいたします。  議案第83号に対する副委員長の報告は、否決であります。  したがって、原案について採決いたします。  議案第83号は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第83号 平成27年度一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。 ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、発議1件が所定の賛成者を得てお手元に配付のとおり提出されました。  発議第7号については急施事件と認め日程に追加し、追加日程第1として、議題とすることにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  したがって、発議第7号については急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第1 発議第7号 参議院制度改革に係る鳥取県・島根県の合区に反対する意見書の提出についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 発議の提出者に提案理由の説明を求めます。  発議第7号、提出者、山本弘敏議員。 ○1 番(山本弘敏君) 提案理由を申し上げます。  参議院選挙制度改革の中で議論されている合区案、すなわち鳥取・島根と高知・徳島、自民党案は人口の少ない県の切り捨てにほかならない現在進行中の地方創生に逆行するものでもあると思います。少なくとも1県に1人以上の議員は必要と考えるものであります。したがって、今回の合区案は絶対反対し、別紙の意見書を提出するものであります。皆様の御賛同をお願いいたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑を行います。  発議第7号について質疑ございませんか。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 先ほどの提案理由の中に地方創生に逆行するとありましたが、一体どういうことでしょうか。  それと、もう1点、参議院は全体で今240人ぐらいですか、それから衆議院は500人ぐらい。この意味合いをどういうふうに捉えられておるのか、ここの文書では、参議院は地域を代表する院であるという位置づけを考えとありますが、実際は違うんじゃないでしょうか。どうでしょう。 ○議 長(谷本正敏君) 1番、山本議員。 ○1 番(山本弘敏君) 地方創生といいますのは、皆さんもそのままを御存じだと思います。地方を元気にするという原点の中から、地方の意見を代弁してもらう議員が、例えば鳥取県で参議院議員が1人少なくなれば、それだけ国会に対し、中央に対しての意見が取り上げられるときが少ない、言ってもらうことが少ないということの中でも地方創生にも関係があるというものであると思います。  それから、参議院議員とは、別紙でそうやってつけておりますね。衆議院は個人を代表する院でありますが、参議院は地域を代表する院であるという位置づけを考えるということで書いてありますので、そのままであろうというふうに思っております。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。
     13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 国会は今2院制をとられておりまして、衆議院、参議院ですが、それで衆議院の場合は確かに地域それぞれ単県を代表して出られて、それはそれで私もいいと思うんですが、参議院の場合は衆議院のある意味、後見役として位置づけられとると思うんですが、その点はどうでしょうか。私の勘違いでしょうか。 ○議 長(谷本正敏君) 1番、山本議員。 ○1 番(山本弘敏君) その辺はあのもんです。それで、今、髙橋議員に言われたんですけど、衆議院は個人を代表するもので、参議院は地域を代表するものだということの中で、やはり参議院は参議院としての見方でやっていただきたい。確かにそういうふうに分けられとることは確かでありますが、現在の状況は第2の衆議院的な感覚も持っておられます。これは本当は間違いかもしれません。しかし、現在は国会全体がそういうふうな感覚でやっておりますので、1人でも少なければ地域としては、損得で言ってはならんですけど、声が届きにくくなるというふうに考えるものであります。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより発議第7号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 恐らくこの議場の中で道州制論者というのは私1人だけだと思っておりますので、旧態依然とした考え方の人にはまずもって受け入れられないのかなという思いもしておりますが、とりあえず言っておきますと、今、国の借金は1,000兆円を超えとりまして、本当に危機的な状況を迎えつつある中で、その中で道州制というのが出てきたわけです。要するに、それは何のことはない、統治機構改革ということで、議会のあり方も見直そうということで起こっとるわけです。それをいまだに地方で権利の分捕り合戦みたいなことをしてやるような政治のあり方は改めないけん。それが今の安倍内閣の考えだと私は思っておりますし、それが日本のためになる。昔は、例えば戦国時代は国内で群雄割拠のころが、あれが世界でしたけれど、今の日本は地球規模が世界でございますので、そうした大きな観点から考えれば、地方のちまちましたことは考えずに、しっかりと道州制を進めて、無駄を省いて、世界に打って出る格好にしていかないと、日本は必ず沈没してくるものというふうに思っておりますので、こういう旧態依然とした手法を引き継ごうというあり方は、私は反対です。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 戦争法案と同じで手続が違うんですよ。地方の声を聞いてないでしょう全然、参議院改革というのは。髙橋さん、いいことを言われるけど、それだけの哲学を持ってるんだったら、ちゃんと安倍さんが地方にそれぞれ意見を求めて、自分たちはこうしようと思うんだけどどんなもんかと言ってくるのが筋じゃないですか。私は中身の議論はしませんよ。手続が間違ってる。民主主義でも何でもない。  それから、あえて中身を言わせていただければ、地方創生に反します、明らかに。地方創生って何ですか。地方創生っていうのは、地域を明るくすることです。何で代表者を1人、2人削って地域が明るくなりますか。地域の住民の声が反映になりますか。機構改革だというんだったら、そのことを地方に投げかけて意見を聴収すればいい。そんな手続をやらないで、こういう上から上意下達みたいなやり方でやるなんていうのは、こんなの愚の骨頂だ。だから、私はこの意見書は全く願意妥当だということで賛成いたします。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、坂根議員。 ○3 番(坂根實豊君) 確かに日本国が進めてます一票の格差の問題、いうところの平等の平等は不平等だというわけですよ。都市人口と農村地域の人口とはそりゃ違いますよ。それを人口割の平等の平等だと。やっぱり平等の平等は不平等なんですよ。地域に適したとなればやっぱり参議院議員というのは鳥取県には1人は要るんですよ。そういうことを思ったときに、髙橋議員の言う道州制、気持ちはわかるけども、現実にマッチしないということなんですよ。よって、私は今回のこの提案に対しては賛成をいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決  これより採決いたします。  この採決は起立によって行います。  発議第7号について、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第7号 参議院制度改革に係る鳥取県・島根県の合区に反対する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) 去る7月1日に議会広報常任委員会委員の下田敏夫議員から、議会広報常任委員会委員辞任願が提出されました。  お諮りいたします。  議会広報常任委員会委員辞任願についてを急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第2として、議題とすることにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  したがって、議会広報常任委員会委員辞任願については、急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第2 議会広報常任委員会委員辞任願についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定によって、下田敏夫議員の退場を求めます。          (下田敏夫議員 退場) ○議 長(谷本正敏君) 事務局長に辞任願を朗読させます。  事務局長。 ○事務局長(坂本美幸さん) 辞任願を朗読いたします。  平成27年7月1日付、八頭町議会議長谷本正敏殿。八頭町議会議会広報常任委員会委員下田敏夫。辞任願。今般、一身上の都合により、八頭町議会議会広報常任委員会委員を辞任いたしたく、八頭町議会委員会条例第12条2項の規定により許可されるよう願い出ます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  委員会条例第12条第2項の規定により、議会広報常任委員が辞任しようとするときは、議会の許可を得なければならないこととなっております。  お諮りいたします。  下田敏夫議員の議会広報常任委員の辞任を許可することに賛成の方は、起立願います。             (起立少数) ○議 長(谷本正敏君) 起立少数でございます。  したがって、下田敏夫議員の議会広報常任委員の辞任を許可することは否決されました。  下田議員の除斥を解きます。  下田議員が入場されるまでしばらくお待ちください。          (下田敏夫議員 着席) ○議 長(谷本正敏君) 下田敏夫議員の議会広報常任委員の辞任を許可することは否決されました。 ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) 去る7月1日に議会改革推進調査特別委員会委員の下田敏夫議員から、議会改革推進調査特別委員会委員辞任願が提出されました。  お諮りいたします。  議会改革推進調査特別委員会委員辞任願についてを急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第3として、議題とすることにいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  したがって、議会改革推進調査特別委員会委員辞任願については、急施事件と認め、日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第3 議会改革推進調査特別委員会委員辞任願についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定によって、下田敏夫議員の退場を求めます。          (下田敏夫議員 退場) ○議 長(谷本正敏君) 事務局長に辞任願を朗読させます。  事務局長。 ○事務局長(坂本美幸さん) 辞任願を朗読いたします。  平成27年7月1日、八頭町議会議長谷本正敏殿。八頭町議会議会改革推進調査特別委員会委員下田敏夫。辞任願。今般、一身上の都合により、八頭町議会議会改革推進調査特別委員会委員を辞任いたしたく、八頭町議会委員会条例第12条2項の規定により許可されるよう願い出ます。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  委員会条例第12条第2項の規定により、特別委員が辞任しようとするときは、議会の許可を得なければならないことになっております。  お諮りいたします。
     下田敏夫議員の議会改革推進調査特別委員の辞任を許可することに賛成の方は、起立願います。             (起立少数) ○議 長(谷本正敏君) 起立少数です。  したがって、下田敏夫議員の議会改革推進調査特別委員の辞任を許可することは否決されました。  下田議員の除斥を解きます。  下田議員が入場されるまでしばらくお待ちください。          (下田敏夫議員 着席) ○議 長(谷本正敏君) 下田敏夫議員の議会改革推進調査特別委員の辞任を許可することは否決されました。 ◎閉会宣言 ○議 長(谷本正敏君) これをもちまして、本臨時会の会議に付された事件は全て議了いたしました。  よって、平成27年第7回八頭町議会臨時会を閉会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、平成27年第7回八頭町議会臨時会を閉会いたします。     (平成27年7月10日 午後4時30分閉会)   会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員  署名議員...