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平成27年第 6回定例会(第6日目 6月17日)

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  1. 八頭町議会 2015-06-17
    平成27年第 6回定例会(第6日目 6月17日)


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    平成27年第 6回定例会(第6日目 6月17日)        平成27年第6回八頭町議会定例会 会議録 (第6号)   招集年月日  平成27年6月17日 招集の場所  八頭町議会議場 開   会  平成27年6月17日 午前9時30分宣告        (第6日) 応招議員    1番 山本 弘敏   2番 小林 久幸   3番 坂根 實豊    4番 下田 敏夫   5番 奥田のぶよ   7番 西尾 節子    8番 小倉 一博   9番 河村 久雄  10番 川西  聡   11番 桑村 和夫  12番 尾島  勲  13番 髙橋信一郎   14番 池本  強  15番 栄田 秀之  16番 谷本 正敏 不応招議員    なし 出席議員  応招議員に同じ 欠席議員  不応招議員に同じ
    地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町   長  吉田英人  副 町 長  岩見一郎  教 育 長  薮田邦彦  総務課長   西尾哲夫  税務課長   歳岡誠司  企画課長地方創生室若桜鉄道運行対策室長         川西美恵子  福祉環境課長 前田康博  保健課長   橋本 隆  産業観光課長 矢部雅彦  建設課長   髙橋和彦  上下水道課長 森脇孝和  地籍調査課長船岡住民課長         木原伸広  会計管理者  加藤典美  人権推進課長八東住民課長         谷口雅美智  教育委員会事務局次長         田村政司  社会教育課長 細田利夫  農業委員会事務局長         小林俊一  男女共同参画センター所長         小林春美  福祉事務所長 田中裕之 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長 坂本美幸   副主幹 寺坂武文 議事日程   別紙のとおり 会議録署名議員   8番  小倉一博議員   9番 河村久雄議員           議 事 日 程 (第 6 号)            平成27年6月17日(水)午前9時30分開議 日程 第 1 議案第 78号 町有財産(建物)の処分について  〃 第 2 議案第 79号 平成27年度八頭町一般会計補正予算(第1号)  〃 第 3 議案第 80号 平成27年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)  〃 第 4 議案第 81号 平成27年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第                1号)  〃 第 5 常任委員会付託陳情書の審査結果について        (総務教育常任委員会付託陳情書)        平成27年陳情第5号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の                   1復元をはかるための、2016年度政府予算に                   係る意見書採択陳情書        平成27年陳情第6号 集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法                   案」に反対するよう求める陳情書           追 加 議 事 日 程 (第 7 号)            平成27年6月17日(水)午前9時30分開議 追加日程 第 1 発議第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復                 元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見                 書の提出について    〃 第 2 発議第 5号 八頭町議会国際交流調査特別委員会の設置について    〃 第 3 発議第 6号 「安全保障関連2法案(国際平和支援法案平和安全                 整備法案)の今国会での成立に反対する意見書」の提                 出について    〃 第 4 委員会の閉会中の継続調査          (議会運営委員会総務教育常任委員会産業福祉常任委員会、議会           広報常任委員会議会改革推進調査特別委員会、学校・保育所統合           等調査特別委員会行財政改革に関する調査特別委員会国際交流           調査特別委員会) 議事の経過 ◎開議宣告                    (午前9時30分) ○議 長(谷本正敏君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15名でございます。  定足数に達しておりますので、これから6月10日に引き続き本日の会議を開きます。 ◎議事日程の報告 ○議 長(谷本正敏君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。 ◎各委員会委員長議案審査報告 ○議 長(谷本正敏君) 去る6月5日の本会議において、関係常任委員会へ付託いたしました議案第78号から議案第81号までの4議案の審査結果について、担当常任委員会委員長の報告を求めます。  初めに、総務教育常任委員会桑村和夫委員長。 ○11番(桑村和夫君) 皆さん、おはようございます。  それでは、同委員会に付託されました議案審査報告をさせていただきます。  本委員会に付託された議案、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第77条の規定により報告をいたします。  記として、付託年月日、平成27年6月5日。件名、議案第78号 町有財産(建物)の処分について、議案第79号 平成27年度八頭町一般会計補正予算(第1号)。  審査の結果を申し上げます。議案第78号は原案可決、議案第79号は修正としたい。  理由でございます。議案第78号は提案の趣旨を認めた。議案第79号については、事業番号896 山上工業地区造成事業に係る測量設計委託料事業番号232 不法投棄処理費委託料は、町が撤去費用を負担すること等について、明確な根拠が説明されていない。また、町有土地売り払い収入については、不法投棄処理が条件になっております。よって、関連する3項目について削除し、修正するものとするでございます。  以上。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、産業福祉常任委員会小倉一博委員長。 ○8 番(小倉一博君) おはようございます。  議案の審査報告をいたします。平成27年6月5日に付託されました議案について、審査の結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第77条の規定により報告をいたします。  件名、議案第80号 平成27年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第81号 平成27年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)、以上2議案は提案の趣旨を認め、原案可決といたしたいと思います。  以上です。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、各常任委員会委員長から、議案第78号から議案第81号までの4議案について、審査結果についての報告がありました。  一括して委員長に対する質疑に入ります。  初めに、総務教育常任委員会委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。  8番、小倉一博議員。 ○8 番(小倉一博君) 議案第79号、一般会計補正予算の部分について、修正するとあります。その理由に、不法投棄、残土の撤去費用について、明確な根拠が説明されてないということでございますが、これについては担当課産業廃棄物の撤去の法的な根拠は示されたと思いますし、経過についても説明されたと思っております。そのことについて、どういう理由の根拠なのか、どういう根拠なのか、その辺をお示しいただきたいと思います。  それから、土地売り払い収入の部分、不法投棄処理が条件になっているということですが、不法投棄の処理は予算が通れば整うわけで、そのことについて条件として併記するのはちょっと整合性が欠けるのではないかと思うんですが、そのあたりについても答弁をお願いします。 ◎休  憩
    ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩。           (午前9時38分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                         (午前9時44分) ○議 長(谷本正敏君) 10番、川西聡議員。 ○10番(川西 聡君) 審議の促進の動議出します。  所管の部分の審議をした所管の委員長が、議案の付託を受けた委員長が質疑をされて、いわゆる振られるであろうはずの所管の委員長が自分で質疑をして、自分で答えるという形をとるということが、こういうことが議会の運営として成り立たないということは明白であります。それをやろうとしてるから、私はそういうやり方を進行するということには反対です。その動議を出します。動議の賛成者を募ってください。そして、直ちに議運を開いていただきたいということも申し添えます。 ○議 長(谷本正敏君) 動議に対する賛成の議員の起立をお願いします。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 賛成多数で議運を開くことにしました。  あと、動議が成立しましたので、50分から議運を開きます。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。      (午前9時45分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                         (午前9時57分) ○議 長(谷本正敏君) 小倉委員長。 ○8 番(小倉一博君) 先ほど質疑させてもらったわけですが、立場上、質疑はそぐわないということでございますので、先ほどの質疑に対しては取り下げいたします。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございませんか。  15番、栄田議員。 ○15番(栄田秀之君) 先ほど総務教育常任委員長の説明がありましたが、総務教育常任委員長にお伺いいたします。  その中で主なものは3点、明確でないから、今回の修正案を出すということでありましたが、まず1点目は平成16年からの経過の説明でありますが、山根金属からの山上の不法投棄残土処分についてでありますが、現在、もとの山根金属隣接地町有地に200袋の不法投棄のものがあると。その説明がまだ不明であるということでありましたが、私たちが全協なり町のほうから受けている経過で、私は今までの説明で納得しておりますし、十分だと思っております。  それから、また警察等の関連もありましたが、これにつきましても5年の時効にたっていると。それから、相手が現在、行方不明であると。それについても追及がなかなか難しいのではないかというふうに判断しております。  それで、3点目としては、町民の納得できる説明がないというふうに聞いております。  その3点につきまして、私は本当に今まで納得できる説明だと思っております。このことについて、委員長にお伺いいたします。どのように総務の委員会で協議をされて、判断されたのか、委員長にお伺いします。 ○議 長(谷本正敏君) 桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) 何かおかしな話をお答えせないけんということになりますが、御存じのように、関連部分については所管の委員会に付託をしております。その部分で連合審査会でまだ全然その結果もない。とりあえずまだ満たしてないから行政に対して案を取り下げたらどうだというところまでいっておられて、それに対して全然そういうことを行政のほうもされない。話はちょっと飛んでおりますが、そういうこともあります。  先ほど言われました質疑ですが、不法投棄はかなり前からあったということですんで説明は受けました。説明は十分受けましたが、対応が県と八頭町とで一緒になって対応してきたが、まだそれが不十分だと。これが町民に対して納得できる説明になってない。我々がどうやってじゃあ町民に対して説明できるかと。できるんであれば所管の委員会、これから委員長に振りますので、そのあたりをきっちり説明していただきたい。 ○議 長(谷本正敏君) 8番、小倉一博議員。 ○8 番(小倉一博君) 所管の委員長をしているわけですが、それをどういう説明をせえっていうんかちょっとわからないですけど、委員会の審議において委員会が審議をしめる時点に当たって3点ばかり不明な点があるということで町当局に正したわけです。それについて全協で回答があった。その段階で、ここに挙げてあります、町が撤去費用を負担することについての明確な根拠が説明されてないという部分ですが、この点については法的根拠担当課が話してるわけです。それを了解するかせんかというのは確かに個人的な見解があるとは思うんです。そういう時点でどの部分に了解できないかというのは、非常に明確というか、判断しづらい面だと思うんです。そういう中で、委員会としての最終的結論をまとめる機会をいただけなかったわけですけども、ここからは個人の意見になりますけども、私も現地に行かせてもらって見てきました。その状況から見て、放置された産廃が散乱しているわけです。既に長期にわたり放置されていたわけで、袋も壊れてますし、流れ出してるような始末で、このことに関してまず処分が早急にされるべきであると。早急に地元の不安を払拭するというのがまず第一だというぐあいに思うわけです。そういう中で、この明確な根拠が説明されないということではないというぐあいに思っております。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございますか。  11番、桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) 先ほど答弁しておりませんが、警察に対してはまだ道半ばだと、まだ返事をもらってないというようなことの説明を受けております。また、さらに言わせていただくならば、この定例会に入ってから動かれた部分、状況も変わってきたというような議案であります。事件であります。これに対してそのようなことも全部含めて修正としたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑ございますか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて、総務教育常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) 次に、産業福祉常任委員会委員長に対する質疑に入ります。  質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて、産業福祉常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。  以上で、各常任委員会委員長に対する審査結果についての質疑を終わります。  議案第79号に対しては、お手元に配付いたしました委員会修正案が提出されております。したがって、これを議案第79号と合わせて議題といたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、議案第78号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、採決いたします。  お諮りいたします。  議案第78号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第78号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第78号 町有財産(建物)の処分については、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、委員会修正案が提出されております議案第79号について討論を行います。  まず、原案に賛成者の発言を許します。  8番、小倉議員。 ○8 番(小倉一博君) 本一般会計の原案に賛成の討論を行います。  修正が出ているわけですが、このことについて、まず産廃の処分に係る事業を先延ばしすることはできないというぐあいに思っているわけです。担当の常任委員会におるわけですが、中で確かに町の責任なり、県の責任なり、説明が不十分だということで修正を考えました。しかし、それについて当局より説明をしていただき、それによって状況を判断した結果、まず第一に町長も責任を認めておられます。その中で県も指導され、処分費用についても責任を表明しておられます。また、現地に行って状況を見ますと、産廃をこれ以上、放置しておくことは許されないという状況にあります。そういう中で、まず住民の安全・安心を確保する。そのことで先延ばしせずに、ここで原案を通していただいて事業を速やかに実行していただきたいと思っております。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  15番、栄田議員。 ○15番(栄田秀之君) 補正予算にあります山上の不法投棄残土処分についてでございますが、これにつきましては議員の間でもいろいろ議論いたしました。その結果、平成16年からの経過説明を受け、山根金属からの残土は200袋、山根金属に隣接する町有地に放置されておる。これにつきまして町の管理責任はどうかということがまず1点、問題になりました。その次に、町の土地への不法投棄による警察の告訴についてはとありまして、この告訴については町のほうから届け出をしたが、相手が不明であり、5年の時効も経過していると、難しい状態であるということでありました。3点目、町民への納得できる経過説明ということであります。また、町の責任はどうかということが大きく三つの意見に分かれておりました。  これにつきまして、まず最初に町の責任については、町長みずから責任を感じて責任をとるとの説明がありました。2点目につきましては、警察に届け出しているが、相手が行方不明であり、現状ではなかなか解決は難しいという答えでありました。3点目の一番問題になるのは、町民への説明であります。町民への十分な説明としては、私はこの残土を一日でも早く処分することが町民への一番の説明になると考えております。私はこの残土を一日も早く処理することを求めるものであります。よって、本案に賛成いたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成の発言を許します。  4番、下田議員。 ○4 番(下田敏夫君) 今回の修正案の提出でございますが、これに賛成する立場で討論させていただきます。  先ほどから原案に賛成の方の発言が続いておりますが、この修正案を出そうということを委員会でしましたのが、当時、何らきちんとした理解できる説明が委員会としてされなかったと。  1点目が、まず最初に、行政指導をいたしたと。このことについて、行政指導の内容も誰が、どこに、どういう形でしたのかという処分の報告も何もございませんでした。それで、県に出てみいという話をして県に出られました。そして、話をされたら、県のほうとして対応いたしましょうという結論が出ております。  それから、2番目として、警察に行って告訴なり、不法投棄というのは犯罪でございますから、この犯罪について警察に相談せえという話をいたしましたら警察に行かれました。そういたしますと、刑事訴訟法による関係で時効が5年だろうということでございました。それを警察が言われたと。ただ、これは重大な犯罪だから警察として少し時間をもらえんかという話をされたという事実でございます。その結論はいまだ出ておりません。我々、報告を受けておりません。  それから、最後になります。法的根拠の話でございます。町が不適正な管理体制をとっておきながら、町民の税金を使ってこれを処分しようとする。それに対する、住民に対する法的な根拠、それが条文を読み上げるだけで法的な根拠を説明したと。そのようなやり方で果たして大事な、大事な町民の税金を使うことが可能なのでしょうか。  不法投棄を早く撤去するというのは私も一緒でございます。ただ、明確にこの事案に関してどういう形で、どういう経緯で、どういうことをやって、それでもなおかつできませんと。だから町でさせてくださいと、お願いしますということであれば私も賛成いたします。ですから、そこらあたり先ほど申し上げた件について明確な答弁があるまで、私はこの案件については取り下げて修正案を出すこと、これについて賛成するものであります。
    ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案に反対の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案に賛成の発言を許します。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 修正案に賛成です。  それで、下田議員がるる言われたので、そのとおりなんですけども、僕は1点だけ。この議案が上程されて2日目に質疑したんですが、いわゆる出し損じゃないかという僕は言葉を使いましたけども、一番やっぱり僕がひっかかるのは、これ、誰の責任かと、本当は。そんなもん不法投棄した人間の責任なんです。一番問われなきゃならないのは、犯罪ですから、やっぱり警察の捜査、それから警察の対応、やっぱりここのところは明確な結論が出ていないと。そうでないにもかかわらず、先ほど下田議員が言われたけども、こういう予算を900万以上、みんなトータルしたら1,000万円以上、こういう税金を使って町民に説明できるのかと。私はできないと思いますね。ですから、僕が一番ひっかかるのは警察の捜査。果たしてこれがどうなのかというところ、ここのところが一番ひっかかります。これ、やってもらわなきゃいけないですから、山根金属にどうしても。何で町がね。町にも責任はありますよ。不法投棄を監視してなかったという責任もあるけども、その問題とはまた別個に捜査の問題、ここのところが一番ひっかかりますので、このあたりのことをきっちりと説明できるようなそういうような内容にしていただいて、再度、やっぱり出していただきたい。あとのことの問題については、下田議員が言われたとおりでありますので、修正案に賛成いたします。  以上であります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  9番、河村議員。 ○9 番(河村久雄君) 原案に賛成者が今までいろいろ述べられました。その辺、重複する点があろうかと思いますが、原案に賛成の立場から少し討論させていただきたいと思います。  この件につきましては、既に皆さんも御承知のとおりでございますが、汚泥処理の改善については平成20年に県が産業廃棄物保管基準違反について山根金属に通知をし、県としての対応も既にされておるというふうに思っております。  それから、投棄者が、いわゆる不法投棄した者が先ほどから行方不明というお話がございますが、不明で投棄現物が官地、いわゆる今は町有地にあるということでございます。官地の場合は、土地管理者が処理しなければならないということになっているということがまず一つございます。  それから、先ほどから話がございますが、汚泥を搬出するためには、そこに行く進入路がないという現状がございます。そういったところに放置されているということがございます。今回、隣接地土地所有者、隣の土地を、いわゆる町有地を取得したいという申し出があったということで、それとあわせて敷地内の汚泥を搬出するために敷地内を通ることも了解をするということの説明を受けております。今回、こういった機会に処理をしておかないと、搬出する道がないということで、今以上の多額の費用が必要になってくるだろうというふうに思います。  なお、先ほどから話がございますが、町のほうも委員会の方向性を出した後、警察なり、県なり、町当局も鋭意努力されて、県からも特交による助成ということもお話を伺っております。これにつきましては、隣地の承諾、それから県の承諾を得るに当たっては、町当局とされては本定例議会に予算を出しているものが可決される前提といいますか、そういうこともあって隣地の所有者、県との交渉がされたのではなかろうかというふうに思います。  そういうことで、今回、これを先延ばしするということになると、それぞれの関係者の心証を害してしまうというようなことにはなりかねないではないか。先ほどから言われておりますいろいろな町としての対応の不十分な点はよくよく私も承知しておりますし、これではだめだなというふうなことも感じておりますが、町とされましてもそれなりの責任を地域の住民、それから町民の方々にも理解をしていただくようおわびをするという話も町長が全員協議会でされております。  以上の点におきまして、私は先延ばしせずに、今回、提案されております内容をもって可決をすべきではなかろうかというふうに思っております。  以上で原案賛成の討論といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  1番、山本議員。 ○1 番(山本弘敏君) 私は1点だけです。  いろいろとありますが、公害といいましょうか、たしか水銀が出とるというふうに聞いたと思います。それはただし基準値以内ですので、人体に影響あるものではないというふうに私は理解しました。ということですが、基準値以内であっても、その廃棄物があることによってそれが基準値内でも流れ出とるということですから、やはり住民、町民のため、私が住民だったら非常に不安で一日でも早く取り除いてくれということになると思います。ということから、私は町民のためを思うならば、いずれにしても行政がまず住民の不安を払拭する、取り除いてやると。それからの話でも私は遅くはないんじゃないかと思います。そのために、一日でも早く撤去するためには、原案を可決したいと、賛成したいと私は思っております。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案賛成者の発言を許します。  7番、西尾議員。 ○7 番(西尾節子さん) 私が今まで発言がありましたようなことを連合審査や全協やらそういう場でお聞きしました判断ですが、やっぱりすっきりした形で、再度、進めてもらうほうがいいという意見を持っております。町長も急ぎ過ぎというか、はっきりしないまま急けるから提案されたと思いますし、今、原案賛成の4人の議員の発言のように、早いがいいというのはほかの修正案の議員でも思ってると思います。ですから、そんなに急ぐことですから、今回で通せというのはまたちょっと筋が違うと思いまして、急ぐことでしたら本議会が終わりましたら大至急に行動を起こしていただいて、こうこう、こうだからということで臨時議会で議論して採決する方法というのを、本当に急げばすぐにかかっていただいてできることではないかというふうに思いますので、急ぐから原案のとおりという考え方には賛成できませんので、修正案に賛成します。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案賛成者の発言を許します。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 私は問題が発生したときの処理の仕方、それから町のそうした場合の責任のとり方を考えた場合、これを今ここで通して、その後、そうした責任が何かうやむやになる、そういうおそれがあるのかなと思いまして、私は修正案に賛成するものですが、まず町長さんによく考えてほしいのは、責任のとり方というのは、なぜこのような事態に至ったのか、役場の指導、監督は本当に適切だったのか、第三者にやっぱりこれは検証してもらう必要があると思いますし、そしてその上で二度とこういう問題が発生しないように防止対策をつくっていかねばならん。そして、最後には、それらを町民にしっかり経過を説明して、謝る必要があれば謝ればいいですし、当然、その中には町長が身を切る、金銭による賠償もあるんかもわからんですけど、それはそれにしましても、やっぱりそうしたこれからこういうことが起こらないように防止策の対策を考えていく上での場を設けるというのが私は修正の意味だろうというふうに考えております。  それと、先ほど前の議員が言われましたけど、人体に影響があるかどうかというのを、直ちには影響はないという話も聞いておりますし、もうちょっとしっかり問題処理の仕方、責任のとり方を考えてから、しっかり町民に説明して結論を出したほうが私はいいと思います。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案及び修正案反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、修正案賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これから議案第79号の採決を行います。  まず、本案に対する委員会に提出された修正案について、起立によって採決いたします。  本修正案に賛成の方は、起立願います             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  したがって、修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立によって採決いたします。  お諮りいたします。  修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  したがって、議案第79号 平成27年度八頭町一般会計補正予算(第1号)の修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。     (午前10時31分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                        (午前10時40分) ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) 次に、議案第80号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、採決いたします。  お諮りいたします。  議案第80号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第80号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第80号 平成27年度八頭町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎討  論
    ○議 長(谷本正敏君) 次に、議案第81号について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、採決いたします。  お諮りいたします。  議案第81号に対する委員長の報告は、原案可決であります。  議案第81号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、議案第81号 平成27年度八頭町農業集落排水特別会計補正予算(第1号)は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 日程第5、常任委員会付託陳情書の審査結果について、去る6月4日と6月5日の本会議において、関係常任委員会へ付託いたしました平成27年陳情第5号から第6号の審査結果について、担当常任委員会委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員会桑村和夫委員長。 ○11番(桑村和夫君) それでは、陳情審査報告をいたします。  本委員会に付託を受けた陳情の審査の結果を下記のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告をいたします。  平成27年5月20日、陳情第5号でございます。教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書採択陳情書でございます。この件につきましては、以前にも出ております。これまで採択をしてきておりますが、まず自治体が見通しを持って安定的に教職員を配置するためには、国段階での国庫負担に裏づけされた定数改善計画の策定が必要である。一人一人の子どもたちへのきめ細かな対応や、学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、教職員定数改善が不可欠でございます。幾つかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われておりますが、国の施策として定数改善に向けた財源化保障をすべきであります。三位一体改革により義務教育費国庫負担制度の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。その結果、自治体財政が圧迫され、非正規職員も増えております。このような状況であり、子どもの教育環境改善のために計画的な職員定数改善を推進すること。また、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することを求めるものであります。  2点目、平成26年5月26日、陳情第6号、集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」に反対するよう求める陳情書でございます。これにつきましては、今国会で集団的自衛権行使を認める一連の法案の成立が図られようとしております。それに対して日本国憲法によって禁じられてきた武力行使に日本が大きく踏み出すのではないかと国民の間に危惧が広がっております。この問題については今、国会で審議されております。皆さんも大変興味を持って見守っておられることと思いますが、去る衆議院の憲法審査会で3名の憲法学者のかたが、この案は憲法違反だと指摘をされております。自民党推せんの憲法学者のかたもしかり、このような状況を、国民の皆さんが見ておられる状況であり、政府としても納得のいく説明がなかなかできてないというような状況でありますし、見込みがなかなかないんじゃ、憲法学者に対する、対抗できるような案が出せないんじゃないかというような思いも持っておりますし、我々それぞれの意見等を持っておりますが、うちの委員会でもこれについて、いろいろ議論した中で、賛成が過半数ということであります。したがって、先ほど申しおくれましたが、陳情の結果を、審査の結果を申し上げます。陳情第5号、先ほどの分ですが、陳情の趣旨を認めたということで採択、陳情第6号、今の分ですが、陳情の、これも趣旨を認めたということで、採択ということにさせていただきます。  以上、報告終わります。 ○議 長(谷本正敏君) ただいま、総務教育常任委員会委員長から、平成27年陳情第5号から第6号、2件の審査結果について、報告がありました。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) 一括して、委員長に対する質疑に入ります。  質疑、ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて、総務教育常任委員会委員長に対する質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、平成27年陳情第5号について、討論を行います。  まず、陳情に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。  13番、髙橋信一郎議員 ○13番(髙橋信一郎君) これ、反対するのは多分私1人だと思いますが、過去に、私国の財政のことまで肩代わりして言うつもりはないんですけど、過去2分の1から3分の1になったときに、当時やっぱり、国の財政圧迫状況を何とかしたいってことで、この教育の予算の部分にもメスが入れられたということなんですが、その当時の議論をるるめくって、私も読んだところ、やっぱり今この陳情書にある1番と2番ですね、教育環境改善とか、機会均等うんぬんかんぬん、やっぱり2分の1の時代にこういうことが機能していなかった、この部分が。だから、無駄ではないかということで3分の1になった経過があるわけですわ。おそらく、またこれ、2分の1に戻すと、同じことを繰り返すおそれがあるなと私は思っておりますので、反対します。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 当時の政府が日教組対策で、結局その、抑えようと、財政的にも。それで引き下げたんですよ。根本はそこです、ちょっと見解が違います。  もう、やりません。以上で私はこの陳情には賛成します。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 陳情に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて、討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、平成27年陳情第5号を採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この陳情に対する委員長の報告は採択であります。  お諮りいたします。  この陳情を委員長の報告のとおり採択することに賛成の方は起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、平成27年陳情第5号は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) 次に、平成27年陳情第6号について、討論を行います。  まず、陳情に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。  7番、西尾議員。 ○7番(西尾節子君) 私は、最近の新聞に出ておりますように、憲法ですね。憲法に触れる法案だというふうに思いますので、反対しますというのが、最初に結論です。ちょっと振り返ってみますので、まとめてきましたので、読み上げてみます。  昭和22年に新憲法が公布されました。時の政府は、すばらしい憲法だと、その年の途中から中学1年生に新しい憲法の話という副読本のような本を与えて授業に入れたようです。私はその翌年、中学に入学したのですが、社会科は1年間憲法の話という、その本に従った教科書で、憲法のことを教わりました。しかし、政府は5年間で終了したそうです。このことは、近年毎日新聞の余録で知りました。その後、日本海新聞の海潮音にも、そのことが書かれておりました。考えてみますと、自衛隊をつくる準備の頃だったので、憲法を子どもたちに教えることは都合が悪くなったのだというふうに思いました。このように、戦争放棄の明記した憲法を持ちながら自衛隊をつくることを心配した結果だというふうに思います。こんな頃から60年以上経過し、その間、総理大臣は自民党だけでなく、ほかの党からも生まれておりますが、現在まで憲法を改正しないと集団的自衛権は難しいという考え方が踏襲されてきたと思います。  それが、安倍総理になってから、考え方が急変し、国会の委員会で、国民が納得できる説明をしないまま、数の暴力で関連法案を通そうとしているのです。NHKほか報道機関のアンケート調査でも、反対の数字が多い実情です。6月上旬から、憲法学者など、反対意見が新聞、雑誌に掲載されるようになりました。中でも、11日、12日、私が読んだ社説は、毎日、朝日、日本海新聞は、違憲だと批判したものでした。11、12日で、私、切り抜きしましたが、関連のものを13枚、三つの新聞社ですね。そういうふうでございました。そして、12日の日本農業新聞には、四季というところに、戦後、保守本流と言われた大平正芳氏の命日だったようでして、当時の政治家が懐かしいとありました。現在は、上ばっかり向いて、右向け右という感じで、自民党の中でも反対という意見があっても言わないというふうなことを含んでいるように感じました。また、その日でしたか、元自民党ほかの政治家、山崎、亀井、藤井、竹村氏などが、今回の法案を通させてはならないと、マイクを持って力んでおりました。  武器使用は戦争行為だと、6月12日までに198人の憲法学者が言っていると報道ステーションで言っておりました。憲法を改正してからつくる法律だというふうに思います。ゆえに、政府は無理矢理成立させるような暴挙はしないように、総理大臣ほかに陳情すべきだと、この陳情に賛成の討論といたします、以上。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に反対者の発言を許します。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 私、最近の新聞テレビ、いわゆるマスコミ報道を見ておりますと、一方的な反対側の意見ばっかり、反対ありきの反対意見のような気がしとるわけです。  といいますのも、安倍総理も、案外かなりの数、記者会見とか、いろんなところで、国会でもしゃべられておりますのに、それを全く耳を傾けようとせずに、とにかく反対の大合唱。これ、ちょっと前に大阪都構想、大阪市ですね。あのときにも、橋本市長が大嫌いだということでね、もうこぞって、周り全てが反対して、ああいう結果になって、結局は国民、市民、町民のために、国家のために、本当はなすべきことがなされない、そういうことがなかなか私は、いかんなというふうに思っとるわけです。それで、先ほど、西尾議員は、学者のうんぬんかんぬん言っても、彼らは単なる学問の世界であって、政治の世界に身を置いとらんわけですわ。そういうことを取り上げて、どうだこうだいうのも、やっぱり政治家としてはどうかなと思います。  ということです、以上。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。  14番、池本議員。 ○14番(池本 強君) この陳情は、本議会に集団的自衛権行使を具体化する、安全保障関連法案に反対する意見書を内閣と衆参議長に提出するよう求めるものでありますが、私はそれに賛成する立場で討論したいと思います。  今も総務教育委員長委員長報告で述べましたが、6月4日の衆議院憲法調査会で、自民党が推せんした学者も含め、参考人の憲法学者3名のかた全員が、この法案を違憲だと表明されたということでございます。  政府は、集団的自衛権行使を可能にするため、砂川判決を持ち出していますが、1959年ですね、昭和34年。まだ生まれてないかたもあるかもわかりませんが、最高裁砂川判決というのは、米軍の日本駐留を合憲としたものであります。これも、高裁を飛び越えて、日米政府が圧力をかけて、それの判決だと言われております。日本の個別自衛権は認めたが、集団的自衛権を行使することを認めたものではない。だからこそ、歴代政府はこの判決を踏まえて、集団的自衛権の行使は憲法上許されないとしてきたわけでございます。  こんな材料しか持ち出せないところに、憲法解釈の変更のでたらめさがはっきり出ていると、私は思います。憲法学者も、前後の文脈を無視して、自分たちに都合がいいように解釈しており、立憲主義に反する。砂川判決が集団的自衛権行使容認の論拠とならないのは、先ほど学者の話も出ておりましたが、法律家のいろはのいだというふうに切り捨てています。また、安全保障環境が変化したと。70年の見解変更を言っているわけでありますが、こんなことで憲法解釈が変わっていったら、これは時の政権の思うまま、まさに、これも立憲主義の否定でございます。自民党の愛媛2区から出ておられる衆議院議員さんでございましょうか、村上さんが、先日日弁連が院内で開いた勉強会で発言しておられます。  内閣が憲法の解釈を変えることができたらどうなるか。自民党のあるかたが、ナチス憲法のまねをしろと言った。村上さんの発言です。戦前のドイツ議会で全権委任法を通し、民主的なワイマール憲法を葬り去ったという、一番悪しき例がある。これで突破口を開けば、主権在民、基本的人権に至るまで、時の政府の指示で憲法を曲げることができてしまうという、大変な民主主義の危機であるとおっしゃっているわけでありまして、私もまさにそのとおりだと思います。戦争は平和を掲げてやってくると、政治学の東大の名誉教授が言ってますが、戦争法案と言えば、レッテル貼りはやめなさいという声がありますが、戦争する法案を、なぜ平和安全法制か、これこそ欺瞞に満ちたレッテル貼りで、教授の言葉どおりではないでしょうか。  つまびらかに読んでいないので、論評は差し控えるという日本の総理大臣ですが、ポツダム宣言は、日本の戦後政治、民主化の原点になった文書だと私は思います。宣言第6項は、日本国国民を欺瞞し、これをして世界征服の挙にいずるの過誤を犯しめたる者の権力、努力は、永久に除去されると言っております。今から70年前、戦争に敗れた日本は、アジアと日本国民に甚大な被害を及ぼしたことを反省し、憲法前文に、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすると決意を明らかにし、憲法9条で戦争放棄、戦力の不保持、交戦権の否認をうたいました。戦争は最大の人権侵害であると、先だっての同和問題研修会でも発言がありましたが、人権のまちづくりを掲げる八頭町議会が、この戦争法案に反対を表明せずして、どうして町民の人権が守られるというのでありましょうか。  以上、所管の総務教育常任委員会が採択した、本陳情を採択するよう訴えまして、賛成討論といたします。 ○議 長(谷本正敏君) 陳情に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 賛成討論をしてみたいと思います。  池本議員が、私がちょっとしゃべろうと思ったことも、大半言われましたので、私はちょっと補足をしてみたいと思います。
     提出法案の立場とは異なった、安倍首相なんかの考え方とは違う、自民党サイドの考え方を、ちょっと述べてみたいと思います。別に、自由民主党の宣伝を行うためにやるんではないです。  一つは、ちょっと古いことなんですが、吉田茂外相ですね。吉田さんが非常に買っていたかたがいらっしゃいます。明治の治外法権撤廃を勝ち取った、当時の外相の陸奥宗光というかたがいらっしゃいまして、このかたがこういうことを言ってるんですよ。外交の要諦は、条約の解釈にあらずして、優れて外交方針なり。ものすごく僕、感銘を受けてるんです。それを、この今の現情勢に当てはめてみると、憲法の要諦は、解釈にあらずして、憲法の方針なんだ、陸奥宗光はこういうことを言ってるように思います。吉田さんは、それを評価しまして、ものすごく陸奥を信奉して、ちょっと若干、軌道はちょっと違いますけども、彼は外交で頑張ったと、こういうことなんですね。  言いたいのは、先ほどもありましたけども、憲法を変えて、方針を変えて、そしてそれに基づく解釈も変えて、自衛隊を海外に出しましょうっていうんだったら話はわかるんですよ。立憲主義ですね。これ、やろうとしてないから。だから、反対が起きるんですよ。筋通ってますよ、この反対は。それに対してまともな説明もしない。これ、いちいち言いませんけども。だから国民がごうごうと批判してるんじゃないですか。  それから2番目、岸信介首相。彼がどういうことを言っていたか。現行憲法では、海外派兵はできない。したがって、憲法改正が必要だと考えている。そのとおりですね。岸首相は憲法改正論者でした。今の憲法があるから、自衛隊は海外へ派兵できない。それをやるには憲法改正が必要なんだと。安倍さんの祖父が、安倍さんの尊敬する祖父がそういうことを言ってるんですよ。これが筋道ですよ。こういう議論をしないから、自民党の中からも反対が起きてくるんですね、ということであります。  それから最後になります。池本さんがちょっと引用されましたけど、私も、ちょっとその、村上誠一郎さんのことをちょっと言いたいと思うんです、これ最後です。4日に憲法調査会で結論が出て、違憲だっていうことで、日本弁護士連合会が、衆議院の中に勉強会を開催いたしまして、その自民党の村上誠一郎さんを呼びました、先ほど言われたとおりであります。それで、池本さんが言われた部分は言いません。村上さんは、こういうことを言ってるんですね。日弁連の総会ですよ、自民党の。昨日9日、私は自民党総務会で、このような安保法制は、党議拘束をはずすべきだと主張した。すると、ある先輩の代議士が、これは高村さんですね。おまえは、最高裁判決、砂川判決を読んだことがあるのかと言ってきた。私が、あなただけですよ、砂川判決が根拠だと言ってるのはあなたぐらいなもんですよと言うと、高村さんが言った。学者が、最高裁判決までおかしいと言う輩だから、話を聞く必要はないと言った。私は激怒し、3人の権威ある憲法学者が4日の衆議院憲法審査会で違憲だと言ったのを、自民党が無視をするのは、あまりにも傲慢ではないかと反論をした。なぜ私がこのような場所に来たのか、二つある。一つは、池本さんが言われたナチスのこと、これは言いません。もう一点であります。村上さんがこう言っています。来年から、18歳の人たちが有権者になる。私は、次の世代が非常に気の毒だ。このままでいけば、地球の裏側まで自衛隊が戦闘に行くことになる。自民党は、いつからこんなに他人を思いやる気持ちのない政党になってしまったのか。違うんだよ、村上さんが言ってるんだよ。その後、私の父は、村上信二郎さん、亡くなった故人のかたですよ。村上信二郎さんは、私の父は、警察予備隊を立ち上げた男だ。自衛隊の前身ですよ。それで、村上さんが言うには、父が死ぬまで言っていたのは、防衛予算は少ないほどいいということと、自衛隊の諸君の身の安全は、万全を期すべきということだった。私は、父の言ったことが、自分の政治生命だと考えている。この民主主義を守るために、次の世代のために、私は日弁連の皆さん皆さん方のお力をお貸しいただきたい。こういう発言であります。私は非常に感銘をいたしました。別に自民党を支持する立場で言ってるんではありません。  結局言いたいのは、内部矛盾が露呈してるんですよ。それで、最後に考えていただきたいのは国民世論、もう言いません、80%以上の国民世論調査で、もうこぞって反対、反対のための反対じゃない、安部さんが言っている説明は、賛成のための賛成、こういうことを許してはならないと。この陳情は、もっともな陳情であると、採択をお願いいたしまして、討論を終わります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に反対者の発言を許します。  15番、栄田議員。 ○15番(栄田秀之君) 集団的自衛権について、新聞によりますと、このように言っております。驚異を直視した議論が大切だと言っております。日本の平和を確保するには、憲法との整合性を前提として、現実の脅威や安全保障環境を直視した議論が大切であるというふうに言っております。政府は集団的自衛権の限定行使を容認する安保関連法案について、従前の憲法解釈との論理的な整合性が十分に保たれていると、見解を発表しております。  今、日本を取り巻く関係国のパワーバランスの変化や、軍事技術の革新的な進展、大量破壊兵器の拡散などによって、他国への攻撃が日本の安全を脅かすシナリオは十分にあるとしております。  朝鮮半島有事が日本に波及する場合、弾道ミサイルや、大量破壊兵器がなかった時代と比べて、今はその脅威が格段に増しているというふうにしております。国民の権利が根底から覆される明白な危険がある。存立危機事態に日本が陥った場合、自衛隊を動かさずに傍観しているだけではよいはずがないとも言っております。事態がより危機的な状況に発展する前に、早期収拾を図ることは合理的な対応であるとも言われておるところであります。  また、先ほど憲法学者の見解が述べられておりますが、これもまた、新聞によりますと、憲法学会と現実の隔たりというふうに言っております。安全保障関連法案をめぐる憲法論争の繰り広げる中、法案を憲法違反だとする憲法学者の主張が注目を今集めているところであります。しかし、自衛隊に対する国民の支持、PKO、災害救助などが広がる中で、国民の支持が広がる中で、学会内では、依然として自衛隊を違憲とする見解がなお根強く残るというふうにしております。学者の立場と現実の隔たりが大きいとも、報道をしておるところであります。よって、憲法学会は、現実の政治との乖離が指摘されているゆえんでもあります。国会でも、そうした観点の議論を展開してほしいとあります。私もそう考えております。  よって、本陳情に反対いたします。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、陳情に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 陳情に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 陳情に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて、討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、平成27年陳情第6号の採決をいたします。  この採決は起立によって行います。  この陳情に対する委員長の報告は、採択であります。  お諮りいたします。  この陳情を、委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は、起立願います。             (起立少数) ○議 長(谷本正敏君) 起立少数です。よって、平成27年陳情第6号は、起立少数のため、不採択とすることに決定いたしました。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。     (午前11時16分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                        (午後 1時00分) ◎日程の追加 ○議 長(谷本正敏君) お諮りいたします。  ただいま、発議3件が所定の賛成者を得て、お手元に配布のとおり提出されました。  この際、これを日程に追加して、議題にいたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よってこの際、発議3件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第1 発議第3号 職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書の提出についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 発議の提出者に、提案理由の説明を求めます。  発議第3号提出者、桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) それでは、発議第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1の復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書の提出について。  上記の議案を、別紙のとおり、八頭町議会会議規則14条の規定により、提出をいたします。  審査の報告にも申し上げましたが、実際は見通しを持って、安定的に教職員を配置するためには、国段階での国庫負担に裏づけされた定数改善計画の策定が必要です。一人一人の子どもたちへのきめ細かな対応や、学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、教職員定数改善が不可欠であります。  幾つかの自治体においても、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われておりますが、国の施策として、定数改善に向けた財源保障をすべきであります。義務教育費国庫負担制度の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。その結果、自治体財政が圧迫され、非正規職員も増えているところもあります。子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であります。記として、子どもたちの教育改善のために、計画的な教職員定数改善を推進すること、二つ、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することを求める意見書を提出したいと思います。  議員各位の賛同を得たいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で、提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑に入ります。  発議第3号について、質疑ございませんか。  13番、髙橋信一郎議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 発議者に質問します。これが通った場合、この金が入ってくるのは、交付金でしょうか、補助金でしょうか。 ○議 長(谷本正敏君) 11番、桑村議員。 ○11番(桑村和夫君) 今の件については、承知しておりません。 ○議 長(谷本正敏君) 13番、髙橋信一郎議員。 ○13番(髙橋信一郎君) いや、それは大変なことだと思いますよ。交付金であれば、いわゆる、何ていうかな、ひも付きではないわけですわ、自由に使えるわけです。そこで、八頭町にこのお金が入ってきた場合、教育予算に回すんだっていうルールないわけですわ。例えば、土木工事に使ってもええ部分もあるわけですわ、使おうと思えば。町長の、執行部の考え方次第で。そこを私は、ちょっと危険視しとるからということで、あれしとるんですよ。じゃないですか、反論があるなら言ってください、執行部でも結構です。 ○議 長(谷本正敏君) 11番、桑村議員。 ○11番(桑村和夫君) どうも交付金でないようです、県費のようでございます。県費に入っているということのようでございます。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか、質疑。  13番、髙橋議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 県に入ろうが入らまいが、流れてくるのは一緒ですけえね、県の裁量になってくる、県費だろうが何だろうが。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩します。        (午後1時06分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                         (午後1時07分) ○議 長(谷本正敏君) 11番、桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) すみません、ちょっと不手際でございます。  国庫交付金で、県に入り、県からの支給であります。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか、質疑ございますか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論
    ○議 長(谷本正敏君) これより、発議3号について、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて、討論終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  発議第3号は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための2016年度政府予算に係る意見書の提出については、議案どおり決しました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第2 発議第5号 八頭町議会国際交流調査特別委員会の設置についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 提案理由の説明を、発議の提出者の桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) それでは、発議第5号 八頭町議会国際交流調査特別委員会の設置について。  別紙のとおり、八頭町議会国際交流調査特別委員会を設置することについて、八頭町会議規則第14条の規定により、提出をいたします。  設置の目的です。韓国横城郡と相互の政策課題等について、交流調査を行い、相互に理解を求め、両自治体の発展に資するため、特別委員会を設置するものであります。  提案理由、八頭町は韓国横城郡と10年前に交流協定を締結し、子ども交流をはじめ、福祉、産業、スポーツ、文化交流など、様々な分野で交流を促進しています。昨年は、横城郡議員団が八頭町を訪問し、共通した両地域での課題解決に向けて意見交換をすることができました。今年度は特に、交流10周年の年でもあり、今まで以上に横城郡と八頭町相互の政策課題等について交流調査を行い、また、相互理解を深めて、両自治体の発展に寄与するため、特別委員会を設置しようとするものでございます。  議員各位の御賛同をいただきたく、提案の理由といたします。  以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑に入ります。  発議第5号について、質疑ございませんか。  13番、髙橋信一郎議員。 ○13番(髙橋信一郎君) やたらここに来て目立ちますけどな。目的が交流調査ってありますよね、何を調査されるのか、まず1点尋ねたいですし、それから基本的な歴史認識が、韓国とは全然違うわけですわ、日本と。そのときに、何を理解を深めやっこ、深めやっこちゅうのは、八頭弁ですかいね。深め合おうとするんですか、そこらあたりをお答え願います。 ○議 長(谷本正敏君) 11番、桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) 先ほども申しましたように、そこの部分だけではなしに、子ども交流をはじめ、福祉、産業、スポーツ、文化交流など、様々な分野での交流を、促進をしております。その他もろもろありますが、このようなことで、そこだけに絞った、何がっていうことではございません。 ○議 長(谷本正敏君) そのほか質疑、ありますか。  13番、髙橋信一郎議員。 ○13番(髙橋信一郎君) 子ども交流その他もろもろ、いいですよ、それは。でもこの発議理由に全然書いてないですよね、そのこと。いちいち口頭で説明せないけんようなことをですな、ちゃんとしっかり書いて提案してほしいですね、と思います、以上。 ○議 長(谷本正敏君) 11番、桑村和夫議員。 ○11番(桑村和夫君) それでは後でお配りをいたします。 ○議 長(谷本正敏君) ほかに質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、発議第5号について、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより採決をいたします。  この採決は起立によって行います。  発議第5号は、原案どおり決することに賛成の方は起立願います。             (起立多数) ○議 長(谷本正敏君) 起立多数です。  よって、発議第5号 八頭町議会国際交流調査特別委員会の設置については、原案のとおり決しました。 ◎特別委員会委員の選任 ○議 長(谷本正敏君) 八頭町議会国際交流調査特別委員会委員の選任を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま設置されました、八頭町議会国際交流調査特別委員会委員の選任は、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配布いたしました名簿のとおり、指名いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 異議なしと認めます。  よって、八頭町議会国際交流調査特別委員会委員に、お手元に配布いたしました名簿のとおり、14名を選任することに決定いたしました。 ◎委員長、副委員長の選任 ○議 長(谷本正敏君) 特別委員会委員長並びに副委員長の選任については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会で互選することになっておりますので、それぞれ互選してください。 ◎休  憩 ○議 長(谷本正敏君) 暫時休憩いたします。      (午後1時15分) ◎再  開 ○議 長(谷本正敏君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。                         (午後1時15分) ◎委員長、副委員長互選結果の報告 ○議 長(谷本正敏君) 特別委員会委員長、副委員長の互選結果を報告いたします。
     事務局長に報告させます、事務局長。 ○事務局長(坂本美幸君) 御報告いたします。  八頭町議会国際交流調査特別委員会委員長、副委員長の報告をいたします。  八頭町議会国際交流調査特別委員会委員長に、栄田秀之議員、副委員長桑村和夫議員、以上です。 ○議 長(谷本正敏君) ただいま事務局長が報告いたしましたとおり、八頭町議会国際交流調査特別委員会委員の委員長、副委員長が選任されました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第3 発議第6号 「安全保障関連2法案(国際平和支援法案平和安全整備法案)の今国会での成立に反対する意見書」の提出についてを議題といたします。 ◎提案理由の説明 ○議 長(谷本正敏君) 発議の提出者に提案理由の説明を求めます。  発議第6号提出者、池本強議員。 ○14番(池本 強君) 安全保障関連2法案、国際平和支援法案平和安全法制整備法案の今国会での成立に反対する意見書の提案理由について、説明いたします。  先ほど所管の総務教育常任委員会が採択した、集団自衛権行使を具体化する安全保障関連法案に反対するよう求める陳情は、残念ながら、僅差の賛成少数により、不採択となりました。この不採択とされた陳情は、安全保障法案の策定の中止を求める意見書の提出ということであったため、政府の法案についての説明が、今現在十分されていないのではないかとか、今国会の成立にこだわらず、時間をかけて審議するのがよいのではないかと思いながらも、採択に反対された議員が少なからずおられたのではないでしょうか。  安全保障関連2法案は、先月26日から審議に入っていますが、審議の状況が広く国民に伝わる中で、各種の世論調査を見るとき、政府が法案について十分説明しているとは思わないと思う人が、5月30日の共同通信で81.4%、6月8日の読売で80%と、8割となっております。また、今の国会にこだわらず、時間をかけて審議すべきが、廃案にすべきと合わせて、テレビ朝日で82%に達しております。時事通信が今月5日から8日にかけて実施した世論調査を見ると、廃案が12%、今国会にこだわらず慎重に審議が68.3%で、合わせると8割を超えており、今国会で成立させるべき13.6%を大きく上回っております。  今会期末を控え、会期の延長話が出ておりますが、これは相撲で言うならば、負けかけたら土俵を広げるようなものではないでしょうか。  そこで、本発議の提出すべき意見書は、御覧のとおり、今国会での成立に反対する意見書といたしました。多くの八頭町民の皆様方の御意見も、これら世論調査の動向と大きな差異はないものと推測される今、それらを踏まえて、八頭町議会として、本意見書の提出は、まさに時期を得た、理にかなった行動だと確信いたします。  先ほど議論がなされましたように、法案に対する賛否の意見は多々あるわけでありますが、本意見書の提出について、議員各位の賢明な御判断をいただきたく、是非とも御賛同を訴え、提案理由の説明といたします。  御清聴ありがとうございました。 ○議 長(谷本正敏君) 以上で提案理由の説明を終わります。 ◎質  疑 ○議 長(谷本正敏君) これより質疑に入ります。  発議第6号について、質疑ございませんか。             (質疑なし) ○議 長(谷本正敏君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ◎討  論 ○議 長(谷本正敏君) これより、発議第6号について、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  討論ございませんか。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 原案に賛成者の発言を許します。  10番、川西議員。 ○10番(川西 聡君) 日本の国の運命が変わろうとしている、いわゆる、そういう内容の法案、それをですね、私はいい悪いの問題は、議論は先に済みましたので、客観的な事実だけ、まず申し上げてみたいと思うんですね。  今回の、いわゆる5月16日ですか、閣議決定された法案というのがね、提出された法案ですね。平和安全法制整備法と、それから国際平和支援法の二つに分かれる。国際平和支援法っていうのは、海外派兵恒久法ですね。それで、これは本会議ですから、正確を期します。前者の平和安全法制整備法っていうのは、10本の一括法なんです、一括して決めるんです。一括する内容。自衛隊法、PKO法、周辺事態法、船舶検査活動法、事態対処法、米軍行動関連措置法、特定公共施設利用法、海上輸送規制法、捕虜取扱法、国家安全保障会議設置法、これの改定なんです。前者の平和安全法制整備法案は、10本の一括法で出されてます。それからもう一本が、先ほど言ったように、国際平和支援法です。何が言いたいかっていったら、いろんなその、いわゆる角度での議論があります。私、中身には触れませんよ。例えば、PKO法って言ったでしょう。これなんかは、先のPKO法を決めた国会の審議時間は、いったいどれぐらい時間かけてると思いますか、160時間です。160時間ですよ。ところが、そのPKO法を含めた、先ほど、いろんな議論があるでしょう。戦闘地域に出す、出さないだと、それ、全部ひっくるめた、いわゆる10本の一括法と、もう一本の法律で、全部合わせて、安倍さんはどれだけの時間でもってこれを決めようとしてるか。PKO法だけでも160時間でした。それだけの多くある法案を一括法で、なんとその2分の1の80時間ですよ。80時間で決着をつけてしまおうっていうんですよ。  僕はね、これだけでも、いわゆる今回のことについて賛成する人も反対する人も、さっき自民党の中のことを言いましたけど、あまりにも拙速で、そんなに急いで、何でこういうことをしなきゃいけないのか、誰も思いますよ。私は反対の立場だけど、賛成の立場の人だってそう思うでしょう。というぐあいに私は、ちょっと言わざるを得ません。それで、若干言いますと、結局戦争になるか、戦争にならないか、その可能性も含めた議論が、今国会でされていて、それに対して、本当に国民が納得できるような説明になってないということで、時間が経過してるわけでしょう。いい悪いの問題じゃないんですよ。だからこれを、本当に国民に明らかにするには、もっともっと時間をかけて、審議をして結論を出すっていうのが、これが政治家の仕事でしょう。私は地方議会の議員の端くれだけれども、そういうことを思います。それが民主主義ってもんですよ。それをないがしろにして、PKO法でも160時間かけてやってたやつを、その11倍もある、そういう法案を、わずか80時間でやる。これはもう論外としか言いようがありません。幾ら自衛隊が海外に出て国際貢献して、戦死者が出てもやむを得ないと、そういったことを考えてる人でも、これはやっぱり、ちょっとどうかなと、やっぱり思わざるを得ません。  それで、最後には、ちょっといささか感傷的になりますけれども、やっぱりどうしても申し上げてみたいことがあります。私がもし自衛隊員だったら、例えばイラクのサマワに行って、鉄砲担いで戦々恐々として、戦うことになるでしょう、法案が通れば。今度は戦闘地域になります。私はその戦争に意義を感じません。誰のための戦争で、何のための戦争ですか。私はね、本当に原点に立ち返って考えていただきたいと思います。御家族の方、いらっしゃるでしょう、適齢期の方。これ、平和法案だから、だからこれはめでたいから、だから戦地に行って戦ってこいって言えますか、息子さん、自衛隊員の。もし親だったら、言えますか。私は言えない、そういった立場になって考えてみたら、もっともっと時間をかけて結論を出そうじゃないか、これは当たり前のことでしょう。そのことを私は、この意見書の中に私はそういった内容ということで、いろいろ、ごたごた書いてますけど、私もちょっと参加しました、これ、起草するのに。だけども、真骨頂はそこにあるということであります。そのことを理解をしていただいて、どうかね、この日本の国の運命が変わる。全然、そういう岐路ですから、立ち止まって考えていただいて、もう少し時間をかけて議論しようという考え方になってくださいよ。ですから、この意見書を認めてくださいよ。  私はそのことを申し上げて、賛成討論を終わります。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、坂根議員。 ○3番(坂根實豊君) やっぱり、一番大事なことは、やっぱり生命、財産を守っていくということなんです。つまり、政治というのは、私やっぱり、困ってる人を助けていくのが政治だと。今回の法案について反対する理由はね、確かに日米安保条約はとても大事なんですよ。やっぱり世の中の大事なのは社会貢献、確かにアメリカは、言うなれば、言うところの、世界の、何ていうかな、世界警察みたいなもんですよ。世界を取り締まっとる警察官、御用改めだというわけなんですね。国際貢献の舞台で行くならば、それはインド洋やサマワや、取り締まりするの大事でしょう。ところが、日米安保条約があることによって、我が日本国がそれに巻き込まれていくことは、これはいささか違うんですよ。いいですか、私が一般質問の冒頭に申し上げましたけども、アメリカの自衛隊、年間8,000人も自殺者が出てるんですよ。まして日本国の自衛隊も、56人も自殺者なんですよ、自殺。じゃあ、それに付随する家族、親族、いかばかりの思いで、悲しみがあるんですか。ましてその中国は、いいですか、実践戦争さながらの訓練をやっとるんですよ。海軍陸軍合わせて、いいですか、年間1,600人も事故死なんですよ。まさに実践さながらの訓練をやっとる。こういう状況の中で、今まさに我が日本国が間違えようとしているのは、日米安保条約の下に、世界貢献だなんて言って、追従していくことですよ。これは違うんですよ。言うなれば、我が日本国は専守防衛に徹するべきですよ。国際貢献とは、また別の方法がありますよ。そこに、今の自民党の間違ったとこはそこなんですよ。実は坂根も保守系にいますよ、自民系に。でもね、間違いを言えるのも、やっぱり政治の判断ですよ。確かに石破茂さんはこの八頭町の出身ですよ。私も親しい関係にありますが、やっぱり間違いなんですよ。そこの解釈を間違えて、じゃあ自民党だから応援しろっていう考えは違うんですよ。今池本議員が言われましたように、世界の、日本国の世論調査を見ましても、80%以上の国民がだめだねと言ってるときに、なぜ地方議会としても、そういう精神的な考えを持つことが、私は大事だと思ってます。だからこそ、今池本議員が提案されましたことについては、ああ、時期を得たいい提案だなと、諸手を挙げて賛成をいたします、以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 原案に賛成者の発言を許します。  7番、西尾議員。 ○7番(西尾節子君) ちょっと切り抜きを読んでみますと、1972年の政府見解では、国民の権利が根底から覆される急迫不正の事態を排除するため、やむを得ない場合に必要最小限度の自営の措置を認めるというのが集団的自衛権の考え方でしたが、いつの間にやらっていうか、ずっとそれを踏襲してきておるのに、安倍さんが変えたいと言い出して、そしてまた、日本で議論もしてないのに、アメリカで通してみせますなんて発言したこと、それから、この間、高村副総理が、憲法学者では平和は守れないというふうな発言したもんですから、憲法学者だけでなく、今朝の新聞を見ますと、3,000人以上のノーベル賞を受けた科学者も含めて、あまりのやり方に不満を持って結集しているというふうなことを読んでも、反対の意見が増大しているように思います。アンケートで八十何パーセントですが、まだわからないという人も含めてですが、こういう状態を、委員会の状態を映していくと、だんだん反対の人が多くなってくるように、私は見ていて感じます。また新聞の書きもんを見ても感じております。ですから、池本議員が言われたように、向こうからお願いしてきた意見書ではなくて、自作の意見書ですので、出していただくように御協力いただきたいような気持ちがいたします、以上です。 ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に反対者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。             (討論なし) ○議 長(谷本正敏君) 討論なしと認めます。  これにて、討論を終結いたします。 ◎採  決 ○議 長(谷本正敏君) これより、採決いたします。  この採決は起立によって行います。  発議第6号は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。             (起立少数) ○議 長(谷本正敏君) 起立少数です。  よって、発議第6号 「安全保障関連2法案(国際平和支援法案平和安全整備法案)の今国会での成立に反対する意見書」の提出については、否決とされました。 ◎議題の宣告 ○議 長(谷本正敏君) 追加日程第4 委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。  議会運営委員会総務教育常任委員会産業福祉常任委員会、議会広報常任委員会議会改革推進調査特別委員会、学校・保育所統合調査特別委員会行財政改革に関する調査特別委員会国際交流調査特別委員会、各委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配布しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。 ◎閉会宣告 ○議 長(谷本正敏君) これをもちまして、本定例会の会議に付された事件は、全て議了いたしました。  よって、平成27年第6回八頭町議会定例会を閉会したいと思います。  これに御異議ございませんか。             (異議なし) ○議 長(谷本正敏君) 御異議なしと認めます。  よって、平成27年第6回八頭町議会定例会を閉会いたします。     (平成27年6月17日 午後1時35分閉会)   会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。  議  長  署名議員
     署名議員...