八頭町議会 2014-12-05
平成26年第11回定例会(第1日目12月 5日)
平成26年第11回定例会(第1日目12月 5日) 平成26年第11回
八頭町議会定例会 会議録 (第1号)
招集年月日 平成26年12月5日
招集の場所
八頭町議会議場
開 会 平成26年12月5日 午前9時30分宣告
(第1日)
応招議員
1番 山本 弘敏 2番 小林 久幸 4番 下田 敏夫
5番 奥田のぶよ 6番 川西 末男 7番 西尾 節子
8番 小倉 一博 9番 栄田 秀之 10番 川西 聡
11番 桑村 和夫 12番 尾島 勲 13番 髙橋信一郎
14番 池本 強 15番 谷本 正敏 16番 河村 久雄
不
応招議員
3番 坂根 實
豊
出席議員 応招議員に同じ
欠席議員 不
応招議員に同じ
4号)
〃 第29 議案第150号 平成26年度八頭町
介護保険特別会計補正予算(第4号
)
〃 第30 議案第151号 平成26年度八頭町
後期高齢者医療特別会計補正予算(
第2号)
〃 第31 議案第152号 平成26年度八頭町
大江財産区
特別会計補正予算(第1
号)
議事の経過
◎開議宣告 (午前9時30分)
○議 長(
河村久雄君) おはようございます。
ただいまの
出席議員は15名で、定足数に達しております。
よって、平成26年第11回
八頭町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ただいまから本日の会議を開きます。
◎
議事日程の報告
○議 長(
河村久雄君) 本定例会の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
◎
会議録署名議員の指名
○議 長(
河村久雄君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、
会議規則第125条の規定により
10番 川西 聡議員
11番
桑村和夫議員を指名いたします。
◎会期の決定
○議 長(
河村久雄君) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から平成26年12月19日までの15日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(異議なし)
○議 長(
河村久雄君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から平成26年12月19日までの15日間とすることに決定いたしました。
◎諸般の報告
○議 長(
河村久雄君) 日程第3 諸般の報告を行います。
事務局長をしていたさせます。
事務局長。
○
事務局長(
坂本美幸さん) 御報告いたします。
9月定例会以降の主な事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。
次に、9月定例会で可決された意見書は、
関係機関に送付いたしましたので御報告いたします。
なお、
監査報告につきましては、報告書の写しの配付をもって報告にかえさせていただきます。
○議 長(
河村久雄君) 以上で諸般の報告を終わります。
◎
町長あいさつ
○議 長(
河村久雄君) 日程第4、ここで町長から
あいさつがあります。
町長、
吉田英人君
○町 長(
吉田英人君) 皆さん、おはようございます。
平成26年第11回
八頭町議会定例会に当たり、一言、ご
あいさつを申し上げます。
ことしも早いもので残すところ20日余りとなりました。雪の便りも聞かれるようになり、朝夕の空気に本格的な冬の到来を感じているところであります。
議員各位におかれましては、年の瀬の慌ただしい時期を迎え、御多忙の折にもかかわりませずお揃いで御参集を賜り、御審議いただきますことに対しまして厚く御礼を申し上げます。
まず、最初に年末になりましたので八頭町の基幹産業であります
農業関係のことし一年を振り返ってみたいと思います。
ことしの水稲は田植えでの日照不足が心配されましたが、その後は天候にも恵まれ、作況指数はやや良ということでありました。しかし、本年の米価の下落は農家経営に大きな打撃で、今後、深刻な影響が及ぶことから、
関係機関と連携し、支援策を講ずることといたしているところでもあります。
梨につきましては、夏の高温少雨で玉太りが少し悪かったようでございますが、糖度、味もよく、価格もよかったというふうに伺っております。
また、柿につきましては、4月に発生した霜の被害が出たものの、出荷量としては昨年を上回る豊作となりましたが、価格面では少し安価であったように聞いております。
また、ことしの夏も昨年同様暑く、連日猛暑日が続き、8月の台風11号、10月の台風19号と大型の台風の直撃を受けましたが、八頭町におきましては果樹園の果樹等の農作物の被害もなく、安堵いたしたところであります。
いずれにいたしましても、生産者の皆様方の御努力のたまものであろうというふうに思っております。
次に、9月定例会以降の主な出来事を振り返ってみますと、10月13日に第9回
森下広一杯八頭町
マラソン大会を開催いたしました。
トヨタ自動車九州の
森下広一監督を初め、町内外から、遠くは
関東地方、また
九州地方から、過去最高の約1,700名余りの皆様方に申し込みをいただいておりましたが、台風19号の影響でファミリーの部の参加者は予定の半分程度の参加となり、最終的には1,345名の皆さんに参加をいただき、秋の大江路で健脚を争っていただきました。
また、10月1日から18日までの間、町内14会場で
行政懇談会を開催し、331名の町民の皆様方に御参加をいただきました。
議員各位にも多くの会場に御参加をいただき、まことにありがとうございました。内容といたしましては、2件の
報告事項と、八頭町の第2次
総合計画骨子と、それから
人口減少対策ビジョン案、さらには
有害鳥獣対策の2件を協議事項とし、意見交換をさせていただきました。それぞれの会場で町民の皆様方から貴重な御意見をいただきましたので、今後の計画等に生かしていきたいというふうに考えております。また、
行政懇談会でいただきました御意見につきましては、改めまして
議員各位にお知らせをしたいと考えております。
10月19日には八頭町の旬の野菜や果物、こだわりの特産品、加工品を一堂に集めました八頭町
マルシェ2014を
八東運動公園で開催いたしました。ことしで3回目となる八頭町
マルシェは、天候にも恵まれ、町内外から約2,300人の方に来場いただきました。会場には22のブースの出店があり、来場者の皆様方に八頭町のじげの味を堪能していただけたと思っております。当日は本町のマスコットキャラクターやず
ぴょんのテーマソングとダンスも初披露され、楽しい
ステージとなりました。
また、11月24日には八頭町合併10年記念式典を
平井伸治鳥取県知事、
石破茂地方創生内閣府
特命担当大臣、
舞立昇治参議院議員、
韓奎鎬韓国横城郡守、そして
議員各位を初めとする来賓の方々、また多くの町民の方の出席をいただき、盛大に開催することができました。合併10年に当たり
関係各位の御尽力に改めまして敬意とお礼を申し上げるものでございます。式典の中でDVDにより合併後の10年を顧みていただきましたが、この10年を機に八頭町は次の第2
ステージへと舞台を移してまいります。今後、
少子高齢化による
人口減少や
地方創生、段階的な
地方交付税減少による財政問題など課題が山積する中で、町民の皆様方や議会と議論を尽くし、的確に判断し、対応していくこと、そして八頭町を愛し、誇りの持てるすばらしいふるさと八頭町を創造していくことをお誓いしたところであります。
また、式典に引き続き、午後からは
戦場カメラマンの渡部陽一さんをお迎えし、
文化講演会を開催いたしました。世界の戦場から平和を考えると題した講演では、戦場で生活している人々の家族のきずな、人間の持つ愛の深さ、命の大切さを戦場からの写真とともに紹介され、来場いただきました約300人の町民の皆様に平和のとうとさを感じていただけたものというふうに考えております。
最後に、平成27年度の
予算編成の関係であります。国の
財政状況は、人口の減少、
高齢化率の上昇等を要因とした
歳入歳出の不均衡による恒常的な歳出の増加に加え、
東日本大震災などの自然災害への対応により、
財政赤字が累積し、国、地方を合わせた
長期債務残高が平成26年度末には1,010兆円になると見込まれているところであります。国、地方とも大変厳しい
財政状況の中でありますが、一方で
地方創生と
人口減少対策は喫緊の課題であり、国の
総合戦略、
地方版総合戦略の推進により、活力ある
地域づくりを実施していく必要があります。
国の
総合戦略を踏まえた
地方版総合戦略は、市町村の努力義務となっておりますが、平成27年度末までの策定であり、今後、町民の皆様方はもとより、
議員各位の積極的な提言をお願いするものであります。
平成27年度の当初予算につきましては、11月から
編成作業に着手しておりますが、歳入面では県内の雇用、経済状況が依然として厳しいことから、
住民税等の増加は見込めず、ここ数年は税収全体として増加要因のない状況にございます。
一般会計歳入の5割を占める
地方交付税につきましても、平成27年度の
総務省概算要求段階で前年
比マイナス5%、
出口ベースでございますが、要求になっていることや、合併算定替によります
普通交付税の特例措置の
段階的縮減が平成27年度から始まることから、
一般財源の大幅な減少は避けられない状況にあります。
歳出面では、
少子高齢化に伴います
社会保障費の増加に加え、今後、
東部広域可燃物処理施設建設費の負担金や、統合に伴います小学校・
保育所整備事業などが計画されており、相当の
一般財源が必要になることが予想されます。
歳入につきましては、適正な見込み額を計上し、歳出では事業の緊急性、必要性、有効性の観点から、細部にわたり見直しを行い、歳出削減を図る必要があると考えております。また、
消費税引き上げ時期の先送りによります制度への影響も不透明であり、いずれにいたしましても国の動向を十分注視しつつ、引き続き町民生活の安定と町の
活性化施策の推進に配慮するとともに、
健全財政の維持に留意しながら、
予算編成を進めてまいりたいと考えております。
間もなく平成26年も閉じようといたしておりますが、
議員各位、町民の皆様方の御協力によりまして、本年度の諸事業、また懸案事項もまずは計画どおり進捗していると考えているところであります。
終わりになりましたが、本定例会に上程します議案は、財産区
管理委員の選任、
工事請負変更契約の締結、
指定管理者の指定、条例の制定及び一部改正、
補正予算など27議案であります。十分なる御審議をいただきまして、御可決賜わりますようお願い申し上げ、
あいさつといたします。
○議 長(
河村久雄君) 以上で、町長の
あいさつを終わります。
◎
一括議題の宣告
○議 長(
河村久雄君) この際、日程第5 議案第126号 八頭町財産区
管理委員の選任についてから、日程第6 議案第127号 八頭町
役場本庁舎耐震改修工事請負変更契約の締結についてまで2議案について
一括議題といたします。
町長から
提案理由の説明を求めます。
○町 長(
吉田英人君) ただいま
一括議題となりました議案第126号、議案第127号の2議案につきまして、
提案理由を申し上げます。
議案第126号 八頭町財産区
管理委員の選任についてであります。このたび財産区管理会を設置しております「
安部財産区」の財産区
管理委員の任期が、平成26年12月19日をもって満了となります。八頭町財産区
管理条例では、財産区管理会の設置、組織及び運営等に関する必要な事項を定めており、財産区
管理委員の任期は
地方自治法296条の2第3項で4年と定められております。「
安部財産区」から
管理委員の推薦をいただきましたので、八頭町財産区
管理条例第3条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
次に、議案第127号 八頭町
役場本庁舎耐震改修工事請負変更契約の締結についてであります。八頭町
役場本庁舎耐震改修工事につきましては、去る6月20日の
契約議決を得て、八頭町
役場本庁舎耐震改修工事こおげ・山陰・一企工特定建設工事共同企業体代表者こお
げ建設株式会社、
代表取締役、山根敏樹氏により工事を行っておりますが、
工事内容に一部変更がございましたので、平成26年12月3日に変更仮契約を締結いたしております。
変更工事の概要は、1階事務室の
OAフロアの部分張かえ、放送設備の新設、3階会議室を間仕切りしたことによるエアコンの増設等によるものであります。
変更金額は、323万8,920円の増額となり、最終の
請負金額は2億822万2,920円となります。なお、工事は順調に進んでおり、年内には全ての工事が完了する見込みで、今月の20日と21日に本庁舎への引っ越しを行う予定であります。
地方自治法第96条第1項第5号及び、
八頭町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
以上、2議案、
提案理由を申し上げました。
○議 長(
河村久雄君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
◎
一括議題の宣告
○議 長(
河村久雄君) 日程第7 議案第128号
竹林公園及び
西谷食材供給施設の
指定管理者の指定についてから、日程第31 議案第152号 平成26年度八頭町
大江財産区
特別会計補正予算(第1号)まで25議案について
一括議題といたします。
町長から
提案理由の説明を求めます。
○町 長(
吉田英人君) それでは、ただいま
一括議題となりました議案第128号から議案第152号までの25議案につきまして、
提案理由を申し上げます。
議案第128号から第131号までの
竹林公園及び
西谷食材供給施設、
八東フルーツ総合センター、や
まめ供給施設、
大門体験農園管理棟及び
附属便所の
指定管理者の指定について御説明申し上げます。
提案しております4施設につきましては、現在、協定に基づきまして平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間、管理をしていただいているところでありますが、本年度末の
指定期間の満了に伴い、今回、新たな
指定管理者の指定とあわせまして、
指定期間を定めようとするものであります。
4施設のうち
竹林公園及び
西谷食材供給施設を公募とし、
八東フルーツ総合センター、や
まめ供給施設、
大門体験農園管理棟及び
附属便所につきましては引き続き指名といたしました。
公募につきましては、9月8日から募集要項を公開し、9月10日に説明会を開催しております。翌11日から9月30日まで質問事項の受付を行い、応募書類の受付を10月15日までとし、結果といたしまして
竹林公園及び
西谷食材供給施設の
指定管理について2団体から応募がございました。また、指名といたしました3施設につきましては、9月2日付で次期3年間の
指定管理者として指名する旨の報告とあわせまして、
指定管理者指定申請書の提出をお願いし、それぞれ9月30日までに提出をいただいたところであります。
4施設の
指定管理者を選定するに当たりましては、
選定委員会を10月28日に開催し、
選定基準表に基づき指名した3施設につきまして選定をいたしました。また、公募いたしました1施設につきましては、11月5日に、再度、
指定管理者選定委員会を開催し、
指定管理に係るプレゼンテーションを行っていただき、
選定基準表に基づいて選定をいたしました。
選定基準の主な項目といたしましては、第1に住民の平等利用が確保されること、第2に
事業計画の内容が施設の効用を最大限発揮させるものであること、第3に
収支計画、見積内容など
管理経費の効率化が図られるものであること、第4に管理を安定して行う物的能力、人的能力を有していることであります。
審査の結果、4施設とも公募、指名による申請団体が
選定基準をクリアされましたので、適格であると判断し、選定いたしたところであります。
それでは、議案第128号
竹林公園及び
西谷食材供給施設の
指定管理者の指定についてであります。施設の名称は
竹林公園及び
西谷食材供給施設です。
指定管理者となる団体の所在及び名称は、八頭郡八頭町安井宿1093番地、
株式会社遠藤農園代表取締役遠藤禮子氏で、指定の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間です。
指定管理料は、平成27年度628万4,000円、平成28年度600万円、平成29年度590万円、3年間の合計で1,818万4,000円であります。
議案第129号
八東フルーツ総合センターの
指定管理者の指定についてであります。施設の名称は
八東フルーツ総合センターです。
指定管理者となる団体の所在地及び名称は、八頭郡八頭町徳丸625番地、
八東地域振興株式会社代表取締役木原義和氏で、指定の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間です。
指定管理料は、無料であります。
議案第130号 や
まめ供給施設の
指定管理者の指定についてであります。施設の
名称はやまめ供給施設です。
指定管理者となる団体の所在地及び名称は、八頭郡八頭町福地156番地、私都
養殖漁業生産組合組合長福原健雄氏で、指定の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間です。
指定管理料は、年間15万9,000円、3年間の合計で47万7,000円であります。
議案第131号
大門体験農園管理棟及び
附属便所の
指定管理者の指定についてであります。施設の名称は
大門体験農園管理棟及び
附属便所であります。
指定管理者となる団体の所在地及び名称は、八頭郡八頭町大門389番地1、
物産館みかど会長平木修氏で、指定の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間であります。
指定管理料は、年間42万5,000円、3年間の合計で127万5,000円であります。
以上、議案第128号から議案第131号までの4議案につきまして、
地方自治法第244条の2項第6号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
議案第132号 財産の貸付について(
竹粉砕機ほか)でございます。
竹粉砕機等につきましては、竹林整備の促進支援と、竹の利活用や農林業での多面的利活用の推進を図ることを目的に導入いたしております。このたび
竹粉砕機等を引き続き、八頭郡八頭町郡家763番地10、八頭町中央森林組合代表理事組合長前田幸己氏を指名し、貸付を行おうとするものであります。貸付機械の種類及び数量は、
竹粉砕機1台、ウインチ1セットで、設置場所につきましては八頭町徳丸にあります八頭中央森林組合国産材加工場内です。貸付の方式は無償貸付で、貸付の期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間であります。
議案第133号 財産の貸付について(
米粉製粉機ほか)であります。町内産米の消費拡大を図るため、導入いたしております
米粉製粉機等を引き続き、八頭郡八頭町大坪73番地2、有限会社こおげ農業開発センター
代表取締役滝田常生氏を指名し、貸付を行おうとするものであります。貸付機械の種類及び数量は、
米粉製粉機、シーラー、計量機、エアコン各1台で、設置場所につきましては鳥取いなば農業協同組合郡家支店ライスセンター内であります。貸付の方式は無償貸付で、貸付期間は平成27円4月1日から平成30年3月31日までの3年間であります。
議案第132号、議案第133号の2議案につきましては、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第134号 鳥取市と八頭町との
定住自立圏の形成に関する協定の変更についてであります。平成24年3月に鳥取市と締結をいたしました
定住自立圏の形成に関する協定につきまして、「地域医療体制の充実」や「林業の振興」、「高等教育機関等と連携した地域活動の推進」など7項目を協定に追加するとともに、内容の見直しを行うため、協定の一部を変更しようとするものであります。
八頭町議会の議決すべき事件に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
議案第135号 八頭町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてであります。平成24年8月に子ども・子育て関連三法が成立したことにより、児童福祉法が改正され、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が、平成26年4月に公布されました。このことにより、このたび八頭町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を新たに条例で制定しようとするものであります。条例の内容は、支援の目的、設備の基準、職員の人数、運営規程、開所時間及び日数などを定めております。
議案第136号 八頭町
集落公民館条例の一部改正についてであります。才代集会所新築工事につきましては、八頭町過疎地域自立促進計画に基づき、過疎債と緑の産業再生プロジェクト事業の補助を受け、事業を実施したものであります。集会所は木造瓦ぶき2階建て、延べ床面積は227.03平方メートルであり、本年7月25日に着工し、工期であります12月5日に完成いたしますので、このたび八頭町
集落公民館条例に加えようとするものです。今後、才代集落の活性化の拠点となる施設になるものと期待をいたしております。
議案第137号 八頭町
国民健康保険条例の一部改正についてであります。平成27年1月1日施行予定の健康保険法施行令等の一部改正に伴い、出産育児一時金の支給額39万円が40万4,000円に改正されます。このたび八頭町
国民健康保険条例につきましても、同様の改正を行うものであります。
議案第138号 八頭町
保育所条例の一部改正についてであります。平成26年7月17日、子ども・子育て支援法施行規則が改正され、「保育に欠ける事由」として新たに「求職活動」、「虐待・DV」、「育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがあり、その子の継続利用が必要であること」等が明記されました。このたび施行規則に明記されたことにより、八頭町
保育所条例においても、保育の実施基準に「保育に欠ける事由」として明記しようとするものであります。
また、八頭町保育所適正配置計画により、現在、郡家東小学校下に私都と郡家東地域の児童が入所する保育所を建設中で、平成27年2月末に完成し、4月1日に開所予定であります。現在、建設中の保育所の名称を私都たから保育所として設置し、この保育所に統合されます中私都保育所、下私都保育所、たから保育所を廃止しようとするものであります。また、来春から、郡家保育所、国中保育所に通所予定で、現在、大御門地区の児童が通所している大御門保育所につきましても廃止しようとするものであります。
議案第139号から議案第144号までは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が本年6月20日に公布され、平成27年4月1日から施行されることとなり、これに関する法律も一部改正されましたので、本町において関係する条例の一部改正または廃止をしようとするものであります。いずれの条例も施行の際に在職する教育長の任期中に限り、なお従前の例により在職することを附則規定することといたしております。
議案第139号 八頭町
職員定数条例の一部改正についてであります。現行の教育長は教育委員会の委員の一人でありますが、新「教育長」は教育委員会の構成員ではありましても、委員ではなくなります。さらに、現行の教育長は、任命に議会の同意を必要とする教育委員会の委員として特別職の身分を有するとともに、あわせて教育委員会が任命する教育長として、一般職の身分を有するものでありました。新「教育長」は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命し特別職の身分を有しますが、今後、一般職の身分を有しなくなるため、このたび教育長を職員定数から除こうとするものであります。
議案第140号 八頭町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。教育委員会を引き続き執行機関としつつ、その代表である委員長と事務の統括者である教育長を一本化した新「教育長」を置くことにより、委員長職が削除されるため、本条例を改正しようとするものであります。
議案第141号 八頭町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてであります。新「教育長」は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命する職であることから、特別職の身分を有するものとなり、地方公務員法は適用されないこととなるため、特別職に教育長を追加しようとするものであります。
議案第142号 八頭町
教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の廃止についてであります。本条例の制定根拠となっておりました、教育公務員特例法第16条が削除されることとなりましたので、本条例を平成27年3月31日をもって廃止しようとするものであります。
議案第143号 八頭町の町長及び副町長並びに教育長の給与の特例に関する条例の一部改正についてであります。新「教育長」は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命する職であることから、特別職の身分を有するものとなりますので、本条例の条文を調整しようとするものであります。
議案第144号 八頭町
表彰条例の一部改正についてであります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育委員長が教育長と改正されることにより、本
表彰条例の第8条第2項の町教育委員長を教育長に改正しようとするものであります。
以上、議案第135号から議案第144号までの10議案につきましては、
地方自治法第96条第1項第1号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第145号から議案第152号は
補正予算の関係であります。
議案第145号 平成26年度八頭町
一般会計補正予算(第8号)であります。今回の補正は既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ3億726万8,000円を追加しようとするものであります。
歳入の主なものは、国庫支出金で自立支援事業費国庫負担金1,589万円余り、県支出金で農地中間管理事業費県補助金1億2,225万円余り、緑の産業再生プロジェクト事業県補助金1,638万円余りを計上しております。また、諸収入では広域連合への派遣職員給料負担金650万円、町債では郡家保健センター増改築事業債3,610万円、小規模特別養護老人ホーム整備に係る地域総合整備資金貸付事業債8,900万円を追加し、過疎地域活性化施設整備事業債を1,530万円減額しております。
歳出では、総務費で県工事に伴います情報通信基盤整備事業の移転工事費など455万円余りを計上し、民生費では保険基盤安定事業などによる国民健康保険特別会計への繰出金1,289万円余り、小規模特別養護老人ホーム整備に係る地域総合整備資金貸付金(ふるさと融資)8,900万円、自立支援事業扶助費3,079万円余り、保育施設整備事業費で新築中の保育所備品整備費など1,457万円余りを追加いたしました。衛生費では郡家保健センター増改築事業3,826万円余り、農林水産業費では農地中間管理事業の補助金1億2,226万円、野生鳥獣被害防止事業費2,235万円余りを追加し、農地集積総合推進事業734万円余りを減額いたしました。土木費では、郡家中央線横断用水路改修に伴う測量設計委託料750万円の計上であります。教育費では、八頭中学校への物品輸送費など326万円余りを計上いたしました。予備費6,450万円余りを減額し、調整いたしております。
議案第146号 平成26年度八頭町
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ1,289万4,000円を追加しようとするものであります。歳入は、国県の保険基盤安定負担金額の確定に伴う一般会計からの繰入金1,289万円余りを追加いたしております。歳出につきましては、予備費として同額の1,289万円余りを追加いたしました。
議案第147号 平成26年度八頭町
住宅資金特別会計補正予算(第2号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ32万4,000円を追加しようとするものであります。歳入では、県支出金で償還推進助成事業補助金32万円余りを追加しております。歳出では、仮差し押さえ等法的措置関係で報償費57万円余り、弁護士委託料43万円余り、仮差し押さえ保証金178万円などを追加いたしました。予備費249万円余りを減額いたしております。
議案第148号 平成26年度八頭町
公共下水道特別会計補正予算(第4号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ1,550万円を追加しようとするものです。歳入では、下水道長寿命化事業に伴います国庫補助金700万円、下水道事業債850万円を計上いたしました。歳出では、施設管理費修繕料927万円を減額し、下水道長寿命化事業費の設計委託料370万円、工事請負費1,182万円余りを計上いたしております。予備費924万円余りを追加いたしました。
議案第149号 平成26年度八頭町
農業集落排水特別会計補正予算(第4号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に変更はございません。歳入の変更はなく、歳出では施設管理費で平成25年度より試行しておりました汚泥減容化装置2基の購入に140万円余りを計上いたしました。
議案第150号 平成26年度八頭町
介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ434万7,000円を追加しようとするものであります。歳入では、制度改正に伴うシステム改修国庫補助金147万円余り、一般会計繰入金267万円を計上いたしました。歳出では、制度改正に伴うシステム改修委託金408万円余り、保険給付費は給付内容の変更による費目の組み替えであります。
議案第151号 平成26年度八頭町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額から、
歳入歳出それぞれ27万1,000円を減額しようとするものであります。歳入では、一般会計繰入金70万円余りを減額し、保険料還付金40万円を計上いたしました。歳出では、広域連合負担金70万円余りを減額し、保険料還付金など43万円を追加しております。
議案第152号 平成26年度八頭町
大江財産区
特別会計補正予算(第1号)であります。今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額から、
歳入歳出それぞれ27万9,000円を減額しようとするものであります。歳入では平成25年度決算により確定しました繰越金32万円余りを減額し、歳出では造林費5万円を計上し、予備費を32万円余り減額いたしております。
以上、議案第145号から議案第152号までの8議案につきまして、
地方自治法第96条第1項第2号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
事情御賢察いただき、御可決賜わりますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議 長(
河村久雄君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
◎散 会
○議 長(
河村久雄君) お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(異議なし)
○議 長(
河村久雄君) 御異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
なお、次の本会議は、12月8日、午前9時30分から再開いたします。
(平成26年12月5日 午前10時15分散会)
会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。
議 長
署名議員
署名議員...