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03月06日-01号

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  1. 岩美町議会 2020-03-06
    03月06日-01号


    取得元: 岩美町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年 3月定例会       令和2年第1回岩美町議会定例会会議録(第1号) 令和2年3月6日(金曜日)            出  席  議  員(12名) 1番 橋本  恒君     2番 升井 祐子君     3番 森田 洋子君 4番 吉田 保雄君     5番 寺垣 智章君     6番 杉村  宏君 7番 宮本 純一君     8番 川口 耕司君     9番 澤  治樹君 10番 田中 克美君     11番 柳  正敏君     12番 足立 義明君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠   席  議  員( 0 名)            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 町長      西 垣  英 彦君    副町長     長 戸    清君 病院事業管理者 平 井  和 憲君    教育長     寺 西  健 一君 総務課長    村 島  一 美君    企画財政課長  田 中    衛君 税務課長    杉 本  征 訓君    商工観光課長  澤    敬 美君 福祉課長    大 西  正 彦君    健康長寿課長  橋 本  大 樹君 住民生活課長  松 本  邦 裕君    産業建設課長  飯 野  健 治君 環境水道課長  沖 島  祐 一君    教育委員会次長 飯 野    学君 岩美病院事務長 前 田  一 朗君            ~~~~~~~~~~~~~~~            事 務 局 職 員 出 席 者 事務局長    鈴 木  浩 次君    書記      前 田  あずさ君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程 (第 1 号)                    令和2年3月6日(金)午前10時開会(開議) 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 町長の施政方針 第4 議案第 1号 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正についての専決処分の承認について 第5 議案第 2号 令和元年度岩美町一般会計補正予算(第6号) 第6 議案第 3号 令和元年度岩美町住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号) 第7 議案第 4号 令和元年度岩美町代替バス運送事業特会計補正予算(第2号) 第8 議案第 5号 令和元年度岩美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第9 議案第 6号 令和元年度岩美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 第10 議案第 7号 令和元年度岩美町集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号) 第11 議案第 8号 令和元年度岩美町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第12 議案第 9号 令和元年度岩美町介護保険特別会計補正予算(第4号) 第13 議案第10号 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号) 第14 議案第11号 令和元年度岩美町病院事業会計補正予算(第1号) 第15 議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定について 第16 議案第13号 岩美めぐみ館の指定管理者の指定について 第17 議案第14号 道の駅きなんせ岩美の指定管理者の指定について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第17まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開会(開議) ○議長(足立義明君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しておりますので、これより令和2年第1回岩美町議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 日程に入るに先立ち、諸般の報告をします。 本日、町長から地方自治法第180条第2項の規定により、損害賠償の額を定めたことについての報告があり、お手元に配付しております。 次に、岩美町監査委員から令和元年11月分から令和2年1月分までの例月出納検査の結果に関する報告があり、お手元に配付しております。 次に、令和元年12月から今定例会招集までの間の議会関係の行事について、お手元に配付しております。 次に、本日、町長から議案35件が提出され、受理しました。 なお、議案第17号 岩美町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の設定についての件につきましては、地方自治法等の一部を改正する法律(平成29年法律第54号)附則第2条第7項の規定により、監査委員の意見を聞くこととし、本日議長において、令和2年3月11日までに意見を提出されるよう監査委員に対して依頼しました。 次に、本日までに陳情1件を受理しましたが、本件は会議規則第92条第1項の規定に基づき、お手元の請願(陳情)文書表のとおり所管の常任委員会に付託しましたので、ご審査の上、結果の報告をお願いします。 以上をもって諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(足立義明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、田中克美議員、柳正敏議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(足立義明君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本定例会の会期について議会運営委員会でご審査をいただいておりますので、委員長の報告を求めます。 議会運営委員長田中克美議員。 ◆議会運営委員長(田中克美君) ただいま議題となりました会期について、2月28日の議会運営委員会で審査しました。その結果、本定例会の会期は、本日から3月23日までの18日間とし、7日、8日、10日及び13日から22日まではそれぞれ休会とすることに決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(足立義明君) お諮りします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月23日までの18日間とし、7日、8日、10日及び13日から22日まではそれぞれ休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から3月23日までの18日間とし、7日、8日、10日及び13日から22日まではそれぞれ休会とすることに決しました。 なお、会期及び審議の予定につきましては、お手元に配付したとおりですので、ご了承お願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 町長の施政方針 ○議長(足立義明君) 日程第3、町長の施政方針を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) おはようございます。 本日ここに第1回岩美町議会定例会を招集し、提案いたしました各議案についてご審議をお願いするに当たり、私の所信を申し述べ、本議会を通じまして議員各位をはじめ町民の皆様に、これからの岩美町政の推進に向けて深いご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 まず、所信を申し上げる前に、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加をしており、感染拡大が続いています。現在、鳥取県内では感染は確認されていませんが、今後の感染拡大を防止し、健康被害を最小限に抑える上で、今が極めて重要な時期であると認識しております。町内の小学校、中学校においては、国の要請を受け、今月2日から春休みに入るまで臨時休校とさせていただいているところであります。なお、これに伴い、就労等により家庭での対応ができない保護者の皆様のために、放課後児童クラブを、日曜、祝日を除き午前7時から午後7時まで開設しております。この間の利用料については、春休み期間中を含め無料としております。3月という学年最後の大切な時期でもあり、児童・生徒の皆さんや保護者の皆様には大変ご不便やご苦労、ご心配をおかけしていることと思いますが、何とぞご理解をいただき、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。 また、集団による感染をいかに防ぐかが、極めて重要であります。感染のリスクを回避するため、当面3月末まで、町が主催する行事等については、原則中止の措置をとらせていただいております。町主催の行事以外の主催者におかれましても、感染拡大を防止するため、ご配慮をいただきたいと思います。 同時に、町内経済への影響が懸念されますが、町内事業者の皆様に状況をお聞きする中で、県、商工会等、関係機関と連携しながら、必要な施策を検討してまいります。町民の皆様におかれましても、一人一人が感染予防を徹底し、感染しないことが感染拡大を防ぐ最も有効な対策です。不要不急な外出は避け、引き続き手洗い、うがい、マスクの着用、せきエチケットの徹底など、感染防止に努めていただきますようお願いいたします。 なお、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上、高齢者や糖尿病などの基礎疾患がある方については2日以上続いているか、強いだるさや息苦しさを感じる場合には、医療機関を受診する前に鳥取市保健所内に設置しております相談センターに電話連絡し、指示を受けていただきますようお願いいたします。町といたしましても、町民の皆様の健康を守るため、引き続き関係機関と連携を密にとり、感染拡大防止に取り組んでまいります。町民の皆様におかれましても、冷静に対応していただきますようお願いいたします。 それでは、令和2年度の施政方針を述べさせていただきたいと思います。 令和という新しい時代の幕開けとともに、昨年10月3日、新しい岩美町中央公民館がオープンしました。町民念願の多目的ホール、約7万冊の蔵書が可能となった町立図書館など、連日多くの皆様にご利用いただいております。先日、3月3日には、町立図書館の来館者が早くも3万人に達しました。学び・文化・芸術を通じてあらゆる世代が集う「智の拠点」として、町民の皆様により一層親しまれ、ご活用いただけることを願っております。 政府は、昨年12月に第2期「まち・ひと・しごと総合戦略」を閣議決定しました。 本町におきましては、平成27年度に策定した「岩美町地域創生総合戦略」の検証を進めているところでありますが、転入・転出数の差である社会増減については減少幅が緩和傾向にあるものの、出生・死亡数の差である自然増減については減少が続いております。本年度策定する第2期岩美町地域創生総合戦略におきましても、子育て、教育、産業振興、移住定住等の重点課題に取り組み、人口減少対策を推進する必要があります。さらに、防災・減災、環境問題、技術革新などの分野にも対応しつつ、持続可能なまちづくりに向けてより実効性のある取組を推進していく必要があると考えております。 4年目を迎える第10次総合計画につきましては、「みんながつながり 力をあわせ みんなの思いを実現するまち 岩美町」を目指し、各基本目標の達成に向けて、より一層足取りを強めなければなりません。これまでの歩みを振り返りつつ、次期計画の策定に向けて町民アンケートを実施し、多くのご意見をお聞きしながら、一人ひとりが幸せを実感できるまちづくりを目指して、新たな時代に踏み出してまいりたいと考えております。 令和2年度の町政を進めるに当たり、課題ごとの施策の大綱について申し上げます。 学校教育について。 本年度から実施される新学習指導要領では、小学校でのプログラミング教育が必修となり、児童・生徒に1人1台の学習用端末を整備するとの国の方針が示されました。本町の子どもたちが、情報通信技術に対する正しい知識や技能、モラルを身に着けることができるよう、学習用端末を年次的に整備してまいります。 岩美町の未来を創るのは子どもたちであります。「まちづくりは人づくり」の理念のもと、子どもたちの豊かな人間性とふるさとを想う心を醸成するため、学校・家庭・地域が緊密に連携し、地域の特色を生かした学校づくりに取り組んでまいります。 また、学校給食につきましては、本町ならではの食材を生かした給食により、食育やふるさと教育を進めるとともに、安全でおいしい給食を提供するため、学校給食共同調理場の設備改修を進めてまいります。 中高生の通学費助成につきましては、保護者の負担軽減の観点から、これまで自宅から岩美駅までのバス定期代について、月3千円を超える部分を助成してきました。 高校生につきましては、本年度から、自宅から学校までのバス・JR定期代を合わせた通学費の月7千円を超える部分を助成対象とすること、新入生の3か月分は全額助成することで、更なる負担軽減を図ります。 なお、町内の岩美高校生については、引き続き、月3千円を超えるバス代を助成します。 岩美高等学校の更なる魅力向上と生徒確保に向けた取組を後押しするため、町独自に公営塾を開設しています。これまで英会話を通じたコミュニケーション能力の育成に取り組んできましたが、これに加え、本年度から、学力向上や進学を目指す生徒を支援するため、英語・数学のコースを開設します。また、町外・県外の生徒に対する通学費及び下宿費の助成を継続します。 社会教育・スポーツについて。 町民の皆様が生涯を通して主体的に学ぶ場として整備した中央公民館・町立図書館は、引き続き、リニューアルオープン記念行事として、親子で楽しめる音楽コンサートや講演会、企画展示などを計画しています。また、センスアップ講座の内容を見直すなど、より幅広い世代の皆様にご活用いただけるよう運営してまいります。 スポーツの分野では、本年、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本中に感動をもたらし、子どもたちに夢と希望を与えてくれるものと期待しています。本年度は、本町の子どもたちがよりスポーツに親しめるよう、日本体育大学との連携を活用し、保育士や保護者が運動指導を学ぶ講習会を計画しております。 男女共同参画・人権教育について。 男女共同参画社会の実現、とりわけ女性活躍の推進につきましては、多様な働き方を認め合い、実践することが重要であります。第2次岩美町男女共同参画に関する基本計画は、本年度が計画最終年となることから、これまでの取組を検証するとともに、町民や事業所の皆様のご意見を取り入れながら、令和3年度から令和7年度までを計画期間とする第3次計画の策定に取り組みます。 すべての人が活躍できる地域社会をつくるためには、多様性を受け入れ、差別や偏見がなく、人権の尊重されるまちづくりが必要であると考えております。障がい者や高齢者、子ども、外国人、性的マイノリティなど、様々な人権に対する正しい知識や認識を深めるため、引き続き、岩美町文化センターを拠点として、学習機会や研修内容の充実を図ります。 地域創生・移住定住について。 町民の皆様が自信と誇りを持って暮らし続けていただくためには、一人ひとりが主体的に地域課題と向き合い、行動を起こす必要があります。人・モノ・コトといった地域資源を活用し、地域の活性化につながるような取組を、引き続き、支援します。 若者の流出が進み、少子高齢化が深刻となる状況の中、地域に活力を取り戻すため、事業継承などによる若者の仕事の確保を支援します。併せて、移住希望者とのマッチングを図るなど、若者の定着に向けた取組を進めます。 また、空き家を、居住用のみならず、店舗、事務所、賃貸など、様々な用途で再利用していただけるよう、新たな改修支援制度を創設します。空き家を事業用としても活用いただくことで、更なる定住促進や地域の賑わいづくりに繋げてまいります。 住環境対策について。 町営住宅は、建物本体の老朽化が進む中、今後も安全安心な住環境を提供し続けるための長寿命化対策を講じる必要があります。今後の人口動態も見据え、適切な規模や戸数を検討するとともに、集約化・複合化等も視野に入れながら、長寿命化計画の策定に取り組みます。 年次的に機器の更新を進めておりますケーブルテレビ設備につきましては、昨年度に引き続き、インターネット接続にかかる基幹的な装置を取り替えます。この更新により、10ギガの超高速通信が可能となり、家庭や地域における高度情報化の基盤になるものと考えております。 子育て支援について。 出生数を増やすためには、出産・育児に対する不安や負担の軽減を図り、安心して子どもを産み育てることのできる環境を整える必要があります。 妊娠を希望する夫婦の希望が叶い、安心して出産することができるよう、引き続き、不妊症・不育症に係る検査費及び治療費を助成するとともに、妊産婦及び乳幼児の健康診査費用を助成します。 また、子どもが1歳になるまでの間、在宅で育児を行う世帯への給付金や、おむつの購入費助成を継続して実施するほか、これまで第3子以降のお子様を対象としてきた出産祝金につきましては、本年度からは、第1子からも対象とします。さらに、出産・育児に係わる直接的な支援を目的に、新たに、産前産後の家事や育児をサポートする「産前産後ヘルパー」の派遣を開始します。 子育ての総合的な相談支援を行っている子育て世代包括支援センターでは、子どもの視力に関する相談に対応するため、視機能検査機を導入し、早期発見・早期治療に繋げます。 昨年10月から幼児教育・保育の無償化が始まりました。国が実施する3歳以上の保育料無償化に加え、第2子同時入所の軽減や第3子以降の無償化を継続するとともに、副食費につきましても、本町独自で無料とします。 防災・減災について。 近年、地震、豪雨等による大規模な自然災害が全国的に多発しております。いつ、どこでも起こりうる自然災害への対応は、これまでの事後的な対策に加え、被害の最小化と迅速な復旧復興を見据えた事前防災・減災の取組が重要となっております。 平時から大規模自然災害等の発生を念頭に置き、ハード・ソフトの両面から地域の防災・減災を進めるため、鳥取県東部4町が協力して「国土強靭化地域計画」の策定を予定しております。この計画は、防災・減災の面において、あらゆる分野・施策の基盤となるものでございます。総合計画と合わせてこの計画を指針とし、大規模自然災害等に負けない強靭な地域づくりを進めてまいります。 本年度は、決壊した場合に人的被害が想定される農業用ため池について、被害予測や被害範囲を示したハザードマップを作成します。また、消防ポンプの計画的な更新や防火水槽の整備など、消防・防災体制の充実に努めてまいります。 また、震災に強いまちづくりに向けた取組として、無料耐震診断に加え、改修設計や耐震改修、倒壊の危険性があるブロック塀の撤去を支援します。 さらに、災害発生時において安全かつ速やかな避難行動をとるためには、自助・共助に基づく自主防災組織の役割が重要であることから、引き続き、町内全域で自主防災組織が立ち上がるよう働きかけを行いますとともに、地域において要配慮者台帳や支え愛マップの整備が進められるよう支援します。 地域福祉について。 地域福祉は、少子高齢化の進展等に伴い、公的なサービスと合わせた地域での支え合いが必要であると考えております。すべての人が住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう、第4期地域福祉計画に沿い、地域住民が互いに支え合いながら住みよい地域を築いていく「地域共生社会」の実現を目指します。 本年度は、重度障がいのある方に対して通院にかかる交通費の一部を助成する制度を新設するとともに、障がい者相談員による身近な相談会や弁護士による支援者側の相談会など、引き続き、相談支援の充実に努めます。 生活困窮者自立支援につきましては、社会福祉協議会等関係機関と連携して、早期に必要なサービスの利用等に繋げるとともに、仕事探しや住居の確保など、一人ひとりの状況に応じた支援に取り組んでまいります。 高齢者福祉について。 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていただけるよう、在宅生活の支援や、認知症の疑いがある高齢者及びその家族への支援を行います。また、介護予防を目的に、高齢者の社会参加、生きがいづくりに向け、地域に根付いた介護予防活動を支援するなど、「通いの場」の構築を推進します。 本年度は、令和3年度からの第8期介護保険事業計画を策定する年となります。在宅介護の実態、高齢者の身体や社会参加の状況とニーズの把握を行い、真に必要なサービスを継続的に提供できるよう、町民の皆様のご意見を伺いながら次期計画の策定を進めます。 また、高齢者等の移動を支援する高齢者等移送サービスにつきましては、目的地を医療機関や公共施設に限定しておりましたが、本年度から、商店、金融機関等の町内施設も対象に拡げ、日常生活に必要な移動を支援することで、外出支援をさらに充実します。 病院・健康対策について。 地域における病院の役割が重要となる中、昨年、国において、再編・統合を促す必要のある公立・公的病院のリストが突如として公表され、そのひとつに岩美病院が挙げられました。地域の実情を無視した画一的な基準によるものであり、到底承服しかねるものであります。今後、具体的な協議の場となる県の「地域医療構想調整会議」では、岩美病院の役割をしっかりと説明し、現行の機能と規模の維持について理解を求め、関係機関と連携を図りながら、国へ意見や要望を行ってまいります。 本年度の診療体制につきましては、診療科はそのままに、引き続き、病棟機能の充実と在宅ケアの支援に取り組むとともに、総合病院等との連携を強化しながら、医療圏域全体でのサービス提供に取り組んでまいります。また、二次救急医療機関として、緊急時や時間外、休日においても必要な医療を提供してまいります。 改正健康増進法が本年4月から全面施行されますが、これに先駆けて本町では、昨年4月から公共施設の敷地内禁煙を実施しております。引き続き、健康指導等による禁煙の推進と、望まない受動喫煙防止対策に取り組んでまいります。 農業振興について。 農業を取り巻く環境は、高齢化や後継者不足による担い手の減少、耕作放棄地の増加、イノシシ、シカ等による鳥獣被害の拡大など依然として厳しい状況にあります。 町内全域で耕作されない農地が増える中、地域の農業を守っていくため、集落単位での話し合いを基に、地域農業の方向性を定める「人・農地プラン」の作成を推進しております。 農地集積に対する補助制度につきましては、認定農業者を対象としておりましたが、特に中山間地域の農業・農地を守る体制を強化するため、本年度から、人・農地プランにおいて地域の中心的な担い手に位置付けられた農業者も支援します。 鳥獣被害対策につきましては、被害防止柵の設置支援、また、捕獲従事者を増やす取組として狩猟免許取得費の補助などを継続して行うとともに、イノシシの捕獲については、これまで捕獲奨励金の対象としていなかった狩猟期間も新たに対象といたします。これまで以上に捕獲頭数を増やすことで、農作物や人への被害軽減に努めてまいります。 町立婦人の家に代わる施設として整備を進めておりました、新しい農産物加工施設の名称は、「岩美めぐみ館」に決定し、本年4月にオープンいたします。調理設備の充実により、従来よりも加工の幅が広がることから、新たな特産品開発や地産地消の拡大が期待されます。より多くの方に幅広い用途で利用いただけるよう、施設の有効活用・PRに努めてまいります。 林業振興について。 林業につきましては、森林の適切な管理と林業の成長産業化が期待されており、昨年4月から新たな森林経営管理制度が始まりました。 この制度は、町が仲介役となって森林所有者と林業経営者を繋ぐものであり、現在、一部の私有林において所有者の意向確認を行っているところです。本年度は、意向調査を実施した区域におきまして、今後どのように森林の経営や管理を行っていくかを定める「経営管理権集積計画」の策定を、地域の実情や森林所有者の意向を踏まえながら進めてまいります。 水産業振興について。 本町の沖合底びき網漁船の老朽化対策につきましては、16隻のうち8隻が更新され、操業しております。残りの漁船につきましても、引き続き、国・県と連携しながら、リースによる更新の支援や漁具、設備等の導入支援に取り組んでまいります。 また、沿岸漁業につきましても、意欲的な漁業者の育成を図るため、漁船の機関、機器等の更新を支援するとともに、浚渫等による漁港の環境整備や、稚魚・稚貝の放流等による漁場の整備を継続し、安定した漁獲量が確保できるよう取り組んでまいります。 さらに、漁業就業者・後継者を確保する取組として、新規就業者の雇用支援、就業希望者に対する相談体制の充実など、県、漁協等と連携しながら取り組んでまいります。 商工業振興・販路拡大について。 商工業につきましては、深刻化する人手不足や後継者不足に加え、最低賃金の引上げによる人件費の増加など、中小企業、小規模事業者を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。 本年度は、中小企業小口融資制度に係る審査方法を見直し、既存制度の運用改善に努めるなど、町商工会をはじめ関係機関と連携しながら、町内事業者の持続的な成長を支援してまいります。 町内産品につきましては、道の駅を拠点として販売、情報発信等に力を入れているところでありますが、更なる販路拡大を図るため、インターネットショップやSNSを通じて町内産品の魅力を十分に伝え、継続的かつ効果的な情報発信を担う地域おこし協力隊員を新たに1名配置します。 道路整備について。 地域高規格道路・山陰近畿自動車道の一部区間として整備中の「岩美道路」におきましては、未供用区間であります浦富インターチェンジから東浜インターチェンジ間3.8キロメートルについて、令和一桁代前半の全線開通を目標に、引き続き、高架橋・トンネル工事、大規模な切土や盛土などが県により進められます。 県道整備では、網代港岩美停車場線におきまして、田後地内及び浦富地内、岩美停車場河崎線におきましては、新井地内の改良工事がそれぞれ実施される見込みであります。 これら国道・県道の整備に当たりましては、国や県との連携を一層強めるとともに、必要な道路整備財源の確保について、関係機関に強く働きかけ、事業の促進を図ってまいります。 町道におきましては、牧谷地内の弥長橋ほか2橋の補修工事、岩本地内の道路消雪装置用井戸の改修工事、町道黒谷線の舗装修繕、及び、浦富地内町道中道線の側溝改良工事などを計画しております。 また、令和元年度に橋梁点検を実施した約160の町道橋につきまして、維持管理や補修を的確かつ効率的に実施するため、道路橋りょう長寿命化修繕計画を策定いたします。併せて、農道橋及び林道橋につきましても、点検と長寿命化計画の策定を進めてまいります。 交通対策について。 中山間地域におきましては、マイカーの普及や人口減少により公共交通機関の利用者が減少しており、路線バス事業者の経営はますます厳しい状況にあります。本町の町営バスにおきましても、収益の減少、運行費用の増加といった課題に直面しておりますが、特に高齢者や学生の移動手段として、利便性を確保しつつ、経済性を考慮した事業運営を検討していかなければなりません。 本年度は、地域に出向いて町民の皆様のご意見を伺いながら、本町における公共交通の改善策や効果的な利用促進策などを検討するとともに、その具体的な取組内容を盛り込んだ交通計画を策定し、持続可能な交通体系の構築を目指します。 近年、高齢ドライバーによる交通事故が全国的に多発しており、その対策が急務となっております。本町では、昨年5月から、運転免許を自主返納された高齢者に対し、路線バスの回数券又はタクシーチケットを交付しており、制度開始以降、多くの方に利用いただいております。引き続き、免許自主返納の促進と高齢者の移動支援により、交通事故防止に努めてまいります。 また、日常的な移動が困難な高齢者等について、自宅近くで買い物が続けられるよう、JAが実施している移動販売車の運行を支援します。 上・下水道について。 上水道事業につきましては、人口減少や節水機器の普及などで料金収入の減少が見込まれる一方、安全で安心な水道水を供給するため、老朽施設の更新や管路の耐震化が必要となっています。「岩美町水道事業経営戦略」に基づき、築46年を経過した陸上水源の更新事業に着手するほか、引き続き、県道岩美八東線、河崎地内の配水管布設替工事など、施設及び管路の耐震化を計画的に進めます。 下水道事業につきましては、公共用水域の水質保全と快適な生活環境のため、良質なサービスを持続的に提供する必要があります。このため、中長期的な視点で施設全体の老朽化状況を把握し、計画的かつ効率的な施設の修繕及び改築を行うため、下水道ストックマネジメント計画を策定し、施設の長寿命化及び財政負担の平準化に取り組みます。 また、経営状況、資産等を的確に把握し、経営の更なる効率化を図るため、公営企業会計の適用を進めてまいります。 観光振興・関係人口の拡大について。 本町を含む因幡・但馬圏域は、ユネスコ世界ジオパークである山陰海岸ジオパークや、昨年5月に日本遺産に登録された麒麟獅子舞など、世界に誇る自然、文化、体験等の観光資源に恵まれています。本年、日本で開催されるオリンピック・パラリンピックを機に、外国人観光客の増加が見込まれます。観光地域づくり法人(DMO)による外国人向けの情報発信や外国人観光客用案内窓口の設置など、圏域全体が連携して広域的なインバウンド対策に取り組みます。 また、地域資源を活用した取組として、昨年、参加者から好評をいただきました「山陰海岸ジオパーク宝探しイベント」や「星空観察会」を継続するとともに、町内の団体・事業所等が地域の魅力を活用して行うイベントなどの取組を支援します。 また、鳥取大学、鳥取環境大学等の学生と地域住民が協力して町の地域課題を考えるワークショップを開催し、町外の大学生が地域に関わるきっかけをつくります。その他、東因会や関西岩美倶楽部の皆様をはじめ本町に縁や関心のある方々、ふるさと納税寄附者など、町外に住みながらも様々な形で本町に関わっていただける「関係人口」の拡大に取り組んでまいります。 行財政運営について。 中央公民館、新可燃物処理施設など大規模な建設事業により、地方債の借入額が増加しており、数年後に償還のピークが訪れます。財源の確保が一層困難になることが予想されますが、引き続き、中・長期的な視点に立ち、限られた財源の中で施策を取捨選択しながら、持続可能な行財政運営に努めてまいります。 以上、令和2年度の町政取組の大綱について申し上げました。 議員各位をはじめ町民の皆様の深いご理解とご協力をお願いするものであります。 何卒よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(足立義明君) 以上で町長の施政方針を終了します。 しばらく休憩します。            午前10時43分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長(足立義明君) 所定の出席がありますので、再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第1号 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正についての専決処分の承認について ○議長(足立義明君) 日程第4、議案第1号 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正についての専決処分の承認についての件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) それでは、提出いたしました議案につきましてご説明申し上げますが、議案の詳細につきましては担当課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。 議案第1号 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正についての専決処分の承認につきましてご説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、町立小学校臨時休業措置に伴う放課後児童クラブ開設に当たり、当該臨時休業期間及び令和2年春季休業の期間における放課後児童クラブ利用者の手数料を無料とするため、岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正を専決処分いたしましたので、これの報告をして承認を求めるものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 住民生活課長。 ◎住民生活課長(松本邦裕君) それでは、議案第1号 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部改正についての専決処分の承認につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の4ページをお願いいたします。 岩美町放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の一部を改正する条例でございます。 この条例の改正は、現在、全国で発生している新型コロナウイルス感染拡大防止のため、国からの要請を受け、町内の小学校は3月2日から春休みが終わる4月6日の間を休校とする措置をとることになりました。これに伴い、就労等により家庭での対応ができない保護者の皆様のため、放課後児童クラブを開設し対応しておりますが、この期間における放課後児童クラブ手数料を無料とするため、3月2日付で専決処分させていただき、岩美町条例として公布したものでございます。 改正の内容につきましては、説明資料でご説明いたしますので、議案説明資料の1ページをお願いいたします。 放課後児童クラブ手数料の徴収に関する条例の新旧対照表でございます。右に改正前、左に改正後を記載しており、アンダーライン部分が改正となります。 附則でございます。附則を附則第1項とし、附則の次に1項を加え、第2項として、手数料の額を定める条項である第2条に関して、「第2条の規定にかかわらず、令和2年3月2日から令和2年4月6日までの利用に係る手数料の額は0円とする。」を加えるものでございます。 議案に戻っていただきまして、4ページをお願いいたします。 条例本文の説明は、ただいま説明資料でご説明いたしましたので省略させていただきます。 附則でございます。 この条例は、公布の日から施行するものでございます。 以上、簡単ではございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本件は承認することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本件は承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第2号 令和元年度岩美町一般会計補正予算(第6号) ○議長(足立義明君) 日程第5、議案第2号 令和元年度岩美町一般会計補正予算(第6号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第2号 令和元年度岩美町一般会計補正予算(第6号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正予算は、主には各事業の決算見込みによる精算に加え、国の補正予算に伴う事業の追加などをお願いするものでございまして、既にご承認をいただいております予算の総額から歳入歳出それぞれ2,020万5,000円を減額するものでございます。 補正の概要を申し上げますと、歳出では、投資的経費におきまして、国の補正予算に伴い、小・中学校においてICT環境を整備するための経費の追加、及び現在設計を進めております新井地内、農業用水路の補修工事に係る経費の追加などをお願いしております。そのほかの経費としましては、広域的、幹線的なバス路線を維持するための運行支援経費の追加、医療費の増加等に伴う生活保護費の増額、令和2年度から小学校教科書が改訂されることに伴う教職員用の教科書、指導書購入経費の追加、集落からの要望に伴う部落公民館のエアコン設置経費等に対する補助金の増額などでございます。また、決算見込みを立てる中で、各種基金への積立金、事業費の変更に伴う特別会計への繰出金などにつきまして、所要の措置をお願いしております。 次に、歳入でございますが、各事業の特定財源であります国県支出金、繰入金、町債などにつきましては、それぞれ歳出予算の決算見込みとの関連によりまして増減の措置を行っております。 次に、繰越明許費についてでございます。 令和元年度中に完了が困難な事業8件につきまして、それぞれ令和2年度への繰り越しをお願いしております。 以上が一般会計補正予算の概要でございますが、今回の補正予算編成時までに決定を見ておりません歳出の参議院議員選挙執行経費などの一部事業費、歳入の特別交付税及び地方譲与税、各種交付金、補助金等につきましては、この3月の確定をもちまして専決処分の措置を講じさせていただきたいと思います。ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(足立義明君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中衛君) それでは、議案第2号 令和元年度岩美町一般会計補正予算(第6号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の5ページでございます。 議案の第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ2,020万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を68億8,998万3,000円にお願いするものでございます。 なお、参考といたしまして、別途説明資料の3ページから8ページにかけまして歳入歳出予算構成表、寄附金明細書、投資的事業の明細を提出させていただいておりますので、後ほどごらんをいただきたいと存じます。 それでは、補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、説明書の17ページをお開き願います。 歳出からご説明申し上げます。 1款議会費、1項1目議会費12万円の増でございます。特別委員会の開催などにより旅費が不足することが見込まれますことから、増額をお願いいたしております。 はぐっていただきまして、18ページ、2款総務費、1項1目一般管理費457万6,000円の減でございます。説明欄1つ目の町長交際費50万円の減は、交際費の実績見込みによる減額をお願いいたしております。2つ目の一般行政運営費406万2,000円の減は、臨時職員の中途退職、事業費支弁の増額に伴い、賃金の減額をお願いするものでございます。そのほかにつきましては、実績見込みに伴う増減でございます。 2目文書広報費51万4,000円の増でございます。1つ目の法規等の管理費48万7,000円の増は、法規の追録加除費用の増額をお願いいたしております。2つ目の文書管理事務費52万8,000円の増は、郵券代の実績見込みに伴う増額をお願いしております。そのほかにつきましては、実績見込みに伴う減額でございます。 3目財政管理費28万8,000円の増は、財政一般管理費でございまして、ふるさと納税の増加に伴い、返礼品の費用の増額をお願いいたしております。 5目財産管理費27万5,000円の減は、庁舎等維持管理費でございまして、実績見込みによる減額をお願いしております。 19ページ、6目企画費3,745万5,000円の増でございます。上から5つ目、情報通信施設管理運営事業費656万3,000円の増につきましては、ケーブルテレビの新規加入者の取りつけ工事費、電柱支障移転工事の増等による増額をお願いしております。下から2つ目、UIJターン住宅改修費等補助金806万円の減につきましては、移住者への空き家バンク登録物件改修費補助金でございます。改修取りやめや延期などによって大きな減額をお願いいたしております。12月補正で増額をお願いしておきながら、今回大きな減額をお願いすることになりました。事業実施の精査が十分でなかった点を深くおわびを申し上げます。 はぐっていただきまして、20ページ、上から3つ目、福祉・環境整備基金積立金4,495万7,000円は、当初予算で1億円の繰り入れを行いましたが、3月補正の財源状況を見る中で、4,499万5,000円の積み戻しとあわせまして利子積み立て3万8,000円の減をお願いいたしております。当初予算編成時に利率を0.05%と見込んでおりましたが、0.01から0.05%であったことなどによるものでございます。なお、今回の補正予算でお願いしております基金積立金の減額につきましては、同様の理由でございますので、以降の説明のほうは省略をさせていただきたいと存じます。 7目交通安全対策費5万7,000円の減でございます。一般交通安全対策費10万4,000円の増は、交通安全指導員の交代等による制服の購入費用をお願いいたしております。そのほかは、実績見込みによる減額でございます。 21ページ、12目諸費1,350万円の増でございます。3つ目の地方バス路線維持費補助金1,336万6,000円は、岩井線2系統を運行しているバス事業者へ、国庫補助対象外部分への補助のうち、町負担額をお願いするものでございます。4つ目の代替バス運送事業特別会計繰出金22万3,000円の増につきましては、特別会計の決算を見込む中で、一般会計からの繰出金の増額をお願いするものでございます。 13目ふるさと創生費1,728万8,000円の増でございます。3つ目の人材育成基金積立金1,747万9,000円の増は、利子積立金2万1,000円の減額と1,750万円の一般財源積み立てをお願いいたしております。 14目ふるさと岩美まちづくり基金費299万6,000円の増は、ふるさと納税の300万円の増額見込みと利子積み立て4,000円の減額でございます。 はぐっていただきまして、22ページ、2項1目税務総務費16万2,000円の減は、税務一般事務費でございまして、電算処置委託料の請負差額等によるものでございます。 2目賦課徴収費33万3,000円の減につきましては、納税貯蓄組合助成金の確定及び固定資産評価替対策事業費の実績に伴う減額補正でございます。 23ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費30万1,000円の減でございます。1つ目の戸籍一般事務費62万9,000円の減は、戸籍システムのバージョンアップ業務委託料の実績見込み等による減額でございます。2つ目の住民基本台帳事務費32万8,000円の増は、個人番号カード関連事務に係る地方公共団体情報システム機構への負担金の実績見込みによります増額をお願いいたしております。 はぐっていただきまして、24ページ、4項1目選挙管理委員会費から、次のページ、5目鳥取県議会議員一般選挙費までの選挙関係費につきましては、いずれも実績、または実績見込みによる増減でございます。なお、3目の参議院議員選挙費につきましては、経費の最終確定が年度末となる見込みでございますので、最終的には専決処分の措置をとらせていただきますことをご理解いただきますようお願いいたします。 はぐっていただきまして、26ページ、5項2目委託統計調査費61万1,000円の減につきましては、統計調査委託金の確定に伴います減額をお願いするものでございます。 27ページ、6項1目監査委員費2万3,000円の減は、監査事務費でございまして、決算見込みに伴う減額でございます。 はぐっていただきまして、28ページ、3款民生費、1項1目社会福祉総務費962万2,000円の減でございます。上から2つ目、プレミアム付商品券事業費1,006万8,000円の減は、実績見込みによる減額をお願いいたしております。当初商品券の購入見込み者数を3,120人と見込んでおりましたが、実績見込みで1,400人程度となる見込みによるものでございます。下から5つ目、障害者総合支援事業費103万6,000円の増につきましては、就労継続支援等訓練給付費の利用件数及び利用料の増等によるものでございます。 29ページ、3つ目の国民健康保険特別会計繰出金908万6,000円の増につきましては、保険基盤安定制度に係る繰出金及び国保財政安定化支援金の増等による増額でございます。介護保険特別会計繰出金672万7,000円の減につきましては、介護給付費の実績見込みに伴う減額でございます。次の住宅新築資金等貸付特別会計繰出金40万4,000円の増は、貸付金元利収入の滞納見込みに伴う補填繰り出しとしてお願いするものでございます。 2目老人福祉費779万9,000円の減でございます。いずれも実績見込みによります減額をお願いしております。 5目同和対策費12万4,000円の増でございます。1つ目の文化センター運営費28万7,000円は、フローリングの張りかえ及びトイレのドアの修繕等をお願いいたしております。その他につきましては、実績見込みによる減額でございます。 はぐっていただきまして、31ページのほうをごらんください。 2項1目児童福祉総務費529万2,000円の減でございます。3つ目の子育て世帯応援事業費60万円の増につきましては、在宅育児世帯支援給付金の見込み増等によるものでございます。以下の事業につきましては、いずれも実績見込みによる減額でございます。 2目児童措置費441万5,000円の減でございます。1つ目の保育所運営事業費202万8,000円の減は、臨時保育士の実績に伴います賃金の減額と児童食数の減による食糧費の減、また浦富保育所給食室のエアコンの更新による増などをお願いいたしております。なお、このエアコンの更新につきましては、令和2年度への繰り越しをあわせてお願いいたしております。2つ目の児童手当286万円の減は、出生が見込み減などにより、延べ対象児童数が181人減少したことによるものでございます。3つ目の障害児通所給付費等53万3,000円の増につきましては、保育所等訪問支援の件数が増加したこと等によりまして増額をお願いいたしております。 はぐっていただきまして、32ページ、3目児童福祉施設費280万1,000円の減でございます。2つ目、大岩交流センター施設改修事業費303万8,000円の減は、大岩交流センターの外壁等改修工事の請負差額等によるものでございます。 33ページ、3項1目生活保護総務費977万7,000円の増でございます。2つ目の生活保護費等1,000万円の増は、医療扶助で心臓バイパス手術やC型肝炎治療など高額な医療が増えたことにより、生活保護費の増額をお願いするものでございます。 はぐっていただきまして、34ページ、4款衛生費、1項1目保健衛生総務費155万1,000円の減でございます。2つ目の母子保健事業153万8,000円の減は、妊婦健診等の減によるものでございます。3つ目の不妊不育治療費等助成金20万円の増は、不妊治療費1件分の増額をお願いいたしております。 3目環境衛生費518万8,000円の減でございます。いずれも事業実績見込みによる減額をお願いしております。 35ページ、2項2目塵芥処理費617万6,000円の減でございます。1つ目の廃棄物減量等推進審議会運営費は、実績見込みによる減額でございます。 次のごみ処理清掃事業費は、ごみ収集委託の入札に伴う減額、鳥取市へのごみ焼却委託の実績に伴う減額、また東部広域行政管理組合負担金の精算に伴う減額などをお願いするものでございます。次のごみ減量化、リサイクル化奨励事業費160万円の減につきましては、町指定ごみ袋の作製に係る請負差額と、PTA、子ども会などの資源回収推進団体の回収量の減による減額をお願いしております。 3目し尿処理費181万8,000円の増につきましては、し尿中継槽管理費の精算見込みと東部広域行政管理組合負担金の事務事業の確定による負担金の増によるものでございます。 はぐっていただきまして、36ページ、3項1目病院事業費514万円の増は、病院事業会計繰出金でございまして、交付税措置額の増等によります繰り出しの増額をお願いするものでございます。 37ページ、5款農林水産業費、1項1目農業委員会費30万9,000円の減でございます。事業の実績見込みと補助金の交付決定等に伴う補正措置をお願いしております。 2目農業総務費19万5,000円の減でございます。農業振興施設管理運営費12万円の増につきましては、蒲生活性化施設の餅つき器の修繕をお願いいたしております。そのほかにつきましては、事業の実績込みに伴う減額でございます。 3目農業振興費1,191万7,000円の減でございます。1つ目の果樹共済掛金軽減事業費以下、38ページにかけまして減額している事業につきましては、それぞれの事業実績見込みに伴う減額補正をお願いいたしております。 38ページ、上から6つ目、水田振興作物支援事業費22万7,000円の増につきましては、町の重点作物として位置づけている白ネギに対する補助金でございまして、作付面積の確定に伴い、補正措置をさせていただくものでございます。 4目畜産業費1万5,000円の減は、畜産公害対策事業費でございまして、水質検査手数料の実績見込みによる減をお願いしております。 5目農地費950万円の増は、単町耕地事業費でございまして、新井地内の蒲生川河床を横断しております農業用水路の補強改修工事費1,175万9,000円の増と、12月補正でお願いしました設計委託料の請負差額の減額でございます。あわせまして、この事業につきましては、令和2年度への繰り越しをお願いいたしております。 39ページ、2項2目林業振興費326万3,000円の減でございます。説明欄に記載しておりますそれぞれの事業の実績見込み、請負差額等による減額をお願いいたしております。 はぐっていただきまして、40ページ、3項1目水産業総務費17万1,000円の減は、水産業関係一般事務費の実績見込みと鳥取県港湾・漁港協会負担金の決定に伴う減額をお願いしております。 2目水産業振興費353万円の減でございます。3つ目の漁業就業者確保総合対策事業費314万4,000円の減は、研修生10名中5名が、台風災害による定置網の中止や自己都合により途中下船したことによる減額でございます。そのほかにつきましては、それぞれの事業の実績見込みによる減額でございます。 41ページ、6款商工費、1項1目商工総務費2万3,000円の減は、ふるさと就職支援事業費でございまして、本年度2名の該当者がございましたが、4月分の給与が10万円に満たなかったことにより減額となったものでございます。 2目商工業振興費219万4,000円の減でございます。2つ目のがんばる商工業者総合支援事業費120万円の減は、創業、持続、承継、合わせて当初6件の見込みを思っておりましたが、実績として、創業、持続、各1件となったことによるものでございます。4つ目の中小企業小口融資貸付金83万3,000円の減は、新規利用者がなかったことによる預託金の減額でございます。 3目観光費119万2,000円の減でございます。1つ目の山陰海岸ジオパーク推進事業費58万5,000円の減は、渚交流館にインバウンド対応の人員配置を予定しておりましたが、翻訳アプリやテレビ電話通訳などで対応できたため、通訳を雇用しなかったことにより減額となったものでございます。そのほかにつきましては、実績及び実績見込みに伴います減額等お願いするものでございます。 はぐっていただきまして42ページ、7款土木費、1項1目土木総務費87万4,000円の減につきましては、地籍調査事業費でございまして、事業実績見込みに伴います減額をお願いしております。 43ページ、2項1目道路橋りょう総務費5万5,000円の減につきましては、道の駅運営事業費でございまして、沖縄県国頭村の道の駅との交流事業の実績に伴います減額でございます。 3目道路新設改良費1,600万円の減は町道新設改良事業費でございまして、委託料のうち陸上中央線消雪用井戸の新設のための水源調査等を予定しておりましたが、既存井戸の近傍に設置したことにより調査が不要になったこと等により、減額となったものでございます。あわせて、事業費の一部につきまして、令和2年度への繰り越しをお願いいたしております。 はぐっていただきまして、44ページ、5項1目住宅管理費94万6,000円の減は、町営住宅環境改善事業費でございまして、請負差額等、事業実績に伴います減額をお願いするものでございます。 2目定住促進費150万円の増につきましては、子育て世帯等住宅新築・リフォーム資金助成事業費でございまして、宅地開発による新築等によりまして年度末に申請が見込まれますことから、増額をお願いいたしております。 45ページ、8款消防費、1項1目常備消防費17万4,000円の減でございます。東部広域行政管理組合消防費負担金の増減は、事務事業の精算見込みによるものでございます。普通負担金の増は給与改定、早期退職等による増、特別負担金の減は施設建設に係る負担金で、消防署建築などの事業実績によるものでございます。 2目非常備消防費69万1,000円の減でございます。消防団員報酬、運営費、協会負担金、いずれも実績見込みによる減でございます。 3目消防施設費14万5,000円の減でございます。1つ目の消防ポンプ等維持管理費19万2,000円の増は、消防ポンプ更新に伴います旧ポンプ等の廃棄費用をお願いいたしております。3つ目のポンプ用備品等購入費21万6,000円の増につきましては、操法用の水槽2基の購入をお願いいたしております。一番下の消火栓取替工事負担金15万9,000円の増につきましては、河崎地内の水道管耐震化工事に伴います消火栓のつけかえ等の負担金につきまして、工事のルート変更等によりまして、負担金の一部が増額となったものでございます。 4目水防費4万7,000円の減につきましては、水防訓練の実績による精算でございます。 はぐっていただきまして、46ページ、6目災害対策費441万円の減でございます。1つ目の防災対策事務費15万4,000円の増につきましては、事業実績に伴います減とあわせまして感染症対策として予防用備蓄マスクと消毒液等の購入費20万円分をお願いいたしております。そのほかは、事業実績に伴います減額でございます。 47ページ、9款教育費、1項1目教育委員会費10万3,000円の減につきましては、教育委員会事務費でございまして、教育長交際費の実績見込みによる減額と旅費等の精算をお願いするものでございます。 2目事務局費270万円の減につきましては、説明欄に記載したそれぞれの事業の実績見込みによる増減でございます。 はぐっていただきまして、48ページ、2項1目学校管理費18万3,000円の減でございます。2つ目の一般学校経営費204万1,000円の増につきましては、各小学校の新年度に向けたパソコン用消耗品の購入、ホワイトボード、会議用机などの備品購入費をお願いいたしております。次の児童用ネットワーク更新等事業費529万4,000円の減につきましては、ウィンドウズ7のサポート終了に伴います買いかえ需要の増大によるパソコンの品不足により、パソコンの更新時期が9月となったことにより、7カ月分の使用料となったものでございます。次の小学校ICT環境整備事業費930万6,000円の増につきましては、国の補正を受けまして、ICT機器の令和5年度までに1人1台の整備に向け、本年度はタブレット端末の保管庫の整備をお願いするものでございます。あわせて令和2年度への繰り越しをお願いいたしております。一番下、スクールバス維持管理費623万3,000円の減につきましては、委託料の請負差等による減額をお願いいたしております。 2目教育振興費362万7,000円の増でございます。1つ目の教職員研修費446万4,000円の増につきましては、令和2年度から新指導要領に移行することに伴いまして、教員の指導用教科書の購入をお願いするものでございます。2つ目の教育振興費87万4,000円の増につきましては、新年度に向けて各小学校への教材備品の購入をお願いいたしております。以下につきましては、実績見込みによる減額でございます。 49ページ、3項1目学校管理費323万4,000円の増でございます。一般学校経営費90万円の増につきましては、新年度に向けて美術室、手洗い水洗などの修繕費やパソコン用消耗品の購入をお願いいたしております。次の生徒用ネットワーク更新事業費179万4,000円の減につきましては、小学校と同様にパソコンの使用料が7カ月分となったことによる減額でございます。次の中学校ICT環境整備事業費412万8,000円につきましては、小学校と同様にタブレット端末の保管庫を整備する費用をお願いいたしております。あわせて、こちらにつきましても令和2年度への繰り越しをお願いいたしております。 2目教育振興費344万円の減でございます。3つ目の中学校いきいきプラン事業費153万8,000円の減につきましては、中学校に修学している外国人生徒の日本語学習支援員等の実績に伴う減額をお願いしております。次の教育振興費24万1,000の増につきましては、新年度に向けて教材備品の購入をお願いいたしております。そのほかの減額につきましては、実績見込みに伴います減額補正でございます。 はぐっていただきまして、51ページのほうをごらんをいただきたいと思います。 4項1目社会教育総務費92万2,000円の減でございます。社会教育委員報酬以下、実績見込みに伴います精算をお願いいたしております。 2目公民館費2,066万円の減でございます。3つ目の中央公民館整備事業費1,988万円の減につきましては、中央公民館建設工事、地盤変動影響事後調査、いわゆる工損調査の調査客体の減による委託料の減額などでございます。当初調査客体を38件見込んでおりましたが、9件となったことによるものでございます。そのほかにつきましては、事業実績に伴う減額でございます。 52ページ、1つ目の部落公民館施設整備費補助金96万3,000円の増につきましては、宇治集落公民館ほか3件につきまして、エアコンの整備の補助をお願いするものでございます。 3目図書館費29万円の減につきましては、図書館管理用のICシステムのリース請負差額の減額をお願いいたしております。 53ページ、5項1目保健体育総務費17万4,000円の増でございます。1つ目の社会体育事務費30万7,000円の減につきましては、実績に伴う減額でございます。2つ目のスポーツ大会派遣費補助金48万1,000円の増につきましては、岩美中学校男子バレー部及び岩美空手教室が中国大会及び全国大会へ出場が決まったことによる派遣補助をお願いするものでございます。 2目体育施設費35万2,000円の減でございます。町民体育施設管理運営費36万8,000円の減は、事業実績に伴う減でございます。地区社会体育施設管理運営費1万6,000円の増につきましては、東浜体育館の消火ホースの更新をお願いいたしております。 3目学校給食施設費71万7,000円の減でございます。1つ目の学校給食共同調理場運営費59万6,000円の増につきましては、事業の精算とあわせまして、白衣、配食用エプロンなどの消耗品の購入及びアレルギー用スタッキングカート、事務室用プリンターなどの備品購入による増額をお願いいたしております。以下の事業につきましては、入札の請負差額による減額をお願いしております。 はぐっていただきまして、54ページ、11款公債費、1項2目利子228万2,000円の減につきましては、起債借入利率の決定による起債償還利子の減額と一時借入金の不用額の減額をお願いいたしております。 次に、3ページに返っていただきたいと存じます。 3ページ、歳入でございます。 1款町税、1項1目個人300万円の増及び2目法人350万円の増につきましては、所得割、法人税割の見込み増によるものでございます。 2項1目固定資産税450万円の増につきましては、償却資産の設備投資等の増加などによるものでございます。 3款利子割交付金から、はぐっていただきまして4ページ、中ほど、10款地方特例交付金までの各種交付金につきましては、それぞれ交付決定に伴います増減をお願いいたしております。 11款地方交付税、1項1目地方交付税5,232万7,000円の増につきましては、今回の補正に係る一般財源でございまして、財源留保しておりました普通交付税全額でございます。 以下につきましては、国県補助金など、歳出でご説明いたしましたそれぞれの事業の特定財源でございますので、説明を省略をさせていただきます。 議案のほうに返っていただきまして、議案の5ページをお願いいたします。 第2条、繰越明許費でございます。 地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費によるということで、3枚はぐっていただきまして、11ページをお願いいたします。 保育所運営事業ほか7件、1億87万8,000円を令和2年度へ繰り越しをさせていただくものでございます。 5ページに返っていただきまして、議案の第3条でございます。債務負担行為でございます。 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第3表債務負担行為によるということで、4枚はぐっていただきまして、12ページをお願いいたします。 小規模事業者経営改善資金利子補給金につきまして、令和2年度以降の限度額を設定させていただくものでございます。 再度5ページに返っていただきまして、議案の第4条でございます。地方債の補正でございます。 地方債の追加及び変更は、第4表地方債補正によるということで、また4枚はぐっていただきまして、13ページをお願いいたします。 第4表地方債補正、1、追加といたしまして、小学校ICT環境整備事業ほか1件の事業につきまして、表に記載しました条件で起債借り入れの追加をお願いするものでございます。 はぐっていただきまして、14ページ、2、変更といたしまして、過疎地域自立促進特別事業ほか8件の事業につきまして、表のとおり記載限度額の変更をお願いいたしております。 最後に、町長からもお願いを申し上げましたが、年度末の専決処分につきまして、歳入の地方譲与税及び特別交付税、各交付金、地方債、また最終決定しておりません令和元年度分の参議院議員選挙費ほか一部の事業費につきまして、基金積立金とのかかわりの中で整理いたしまして、調整を図らせていただきたいと考えておりますのでよろしくご理解を賜りますようお願いをいたします。 以上で簡単ですが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 大きくは2点お伺いいたします。 18ページの町長交際費でございますけれども、実績見込みというご説明をいただきました。補正予算案としては50万円の減額ということですけれども、2月末での執行状況や年度末での執行率の見込みをお伺いいたします。 それから、2点目ですけれども、21ページの地方バス路線維持費補助金1,336万6,000円でございますけれども、私、日本交通株式会社が運行する快速便と兵庫県新温泉町が運営するゆめぐりエクスプレス便との関係や、それらの仕組み、収支状況などを、担当常任委員会が開催されるたびに、この1年ほど、多分少なくとも3回以上はお聞きしましたけれども、日本交通が運行している快速便に用いている運行車両は新温泉町の保有車両であるとの説明をいただきましたけれども、それ以外の説明がないまま、このたびの補正案に快速便に対する200万円以上の補助を含む支出案が提案されております。さきの委員会では、この1,336万円の内訳として、通常の路線分が例年と比較して130万円増額、快速便分が200万円以上ということでございました。先ほどの説明では、岩井線2系統についての補助金ということでしたけれども、快速便等のご説明をいただかないまま、本日のこの審議をしておりますので、したがいまして大変議長には申しわけないですけれども、この本会議でお聞きせざるを得ないと私は思っております。快速便の200万円以上とされる額は、兵庫県新温泉町から鳥取市まで運行していたゆめぐりエクスプレス便を岩美町内で乗りかえることによって路線の分割を図り、岩美町から鳥取市までの運行について、新温泉町の負担を軽減し、鳥取県側に負担の増加をもたらした、いわば兵庫県側から鳥取県側に対する費用のつけかえではないかという疑念を私は持っております。その上で6点お伺いいたします。 2月18日の委員会でも求めましたけれども、いただいておりませんので再度求めますけれど、この地方バス路線維持費補助金として1,336万円が算出される積算資料の提出をいただきたい。 2点目として、岩美町内発着の快速便に対する新温泉町の負担の有無と、あるとすればその額はどうなのか。 3点目ですけれども、本町は毎年ゆめぐりエクスプレスバス運行協議会負担金5万円をお支払いしております。ですので、そういった協議会なり、もしくは直接新温泉町なりに聞けない立場ではないと思っておりますけれども、快速便運行開始により、開始前と開始後のゆめぐりエクスプレスバスの運営収支の変化はどういったものだったのかということが3点目。 4点目ですけれども、快速便運行前に当町が行った、このたび提案されている補助金額も含めて、快速便の状況見込みや既存路線への影響など、どのような検討を行ったのか。 5点目ですが、この快速便は岩美町から鳥取市まで運行されておりますけれども、快速便に対する鳥取市の負担はあるのか。 6番目、最後ですが、この快速便運行に対する鳥取市の意見を聞いておられたら教えていただきたい、この6点を質疑させていただきます。 以上でございます。 ○議長(足立義明君) 総務課長。 ◎総務課長(村島一美君) 杉村議員さんから、18ページの町長交際費の2月末の見込みと年度末の執行率見込みのご質問をいただいたところです。 まず、2月末の執行といたしましては、71万円余りでございます。また、年度末の執行率の見込みということでございますが、見込みがこのあたりは立たないということもございますので、2月末現在の執行率としましては47.3%ということでございます。 ○議長(足立義明君) しばらく休憩します。            午前11時38分 休憩            午後1時0分 再開 ○議長(足立義明君) 所定の出席がありますので再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中衛君) 大変長い休憩をとらせていただきまして、申しわけございませんでした。 それでは、杉村議員さんのご質問にお答えをさせていただきますが、資料を配らせていただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(足立義明君) はい。 続行してください。 ◎企画財政課長(田中衛君) それでは、ご質問にお答えをいたします。 まず、1点目でございます。 地方バス路線の補助金1,336万円の積算根拠をということでございましたので、ただいまお配りしましたホッチキスでとじた3枚物のほうがそちらの資料になります。路線バス維持費補助金の計算方法についてということで、計算式と数値の記載をさせていただいております。基本的に計算方法といたしましては、路線ごとの収支というのができません。といいますのは、料金箱等は、そのバスが岩井線なら岩井線だけを走っているバスじゃございません。岩井線終わった後にほかの路線も走るということで、1日の間にはいろんな路線の料金が入り込むということがございますので、路線ごとの収入というのが把握しがたい部分がございます。この国庫補助路線の補助金を算定するに当たって、その収入、経費を算出するに当たりましては、県内の日本交通の国庫補助路線の全ての路線の経費、収入、それらを積算した形で、キロ当たり単価を出させていただいた上で、岩井線のキロ数に応じた収入、支出という形で出させていただいております。その中で、経費のほう、そちらの令和元年度の計算の国庫補助と県補助(協調補助)の計算というところの1番目の数値でございます。国庫補助路線2系統の経常費用ということで、254.97円というのが岩井線の経費のキロ単価、1キロ当たり254.97円の経費がかかるという計算でございます。ちなみに日ノ丸はこの経費が294.21円ということで、日交より若干高くなっておりますし、運輸省が定めた東中国のバスのキロ単価、これが312.66円ということですので、この東中国の運輸省が定めたキロ単価よりも日交で算出したキロ単価のほうが安いようですので、そちらのほうを使わせていただいております。それに年間の営業キロ数、こちらに書いてございますが、25万1,466キロ、これが1系統の分です。それから、これが蕪島線の系統だと思います。それから、次に足してありますのが、15万5,347.8キロということで、これが長谷線、長谷で折り返す線の系統の距離数でございます。それらを求めましたところ、1億372万5,314円という経費がかかるという計算になります。 それから、その次に国庫補助路線の経常収入でございます。こちらにつきましては、こちらも県内全域でプールした収入を上げるわけでございますけれども、料金箱に入っている運賃、それから定期券、回数券の売り上げ、そういうものを全て含めた路線、鳥取県全体の収入から、こちらで乗降調査の資料が生きてくるわけでございますけど、乗降調査で求めた路線ごとの収入、1日当たりの収入ですけれども、それの割合を県内の路線の割合で案分した中で、岩井線のキロ当たり単価の収入額というのをはじき出しております。それらの経費をそれぞれ積算して引いたものが、経常費用から経常収入を引いたもの、これが赤字額ということでございますけれども、5,689万7,529円という赤字額が出てまいります。これに対しまして、国庫補助対象の経費としましては1,575万7,000円プラス642万8,000円ということで、2,218万5,000円ということで、これが国の補助と、それから県の補助、これは協調して日交に補助しとるんですけども、この金額が国庫補助、あるいは県の協調補助として日交に支給される金額となっております。 その下、単県補填補助金の計算ということで書いてありますけれども、ちょっと詳細の説明は省略をさせていただきますけれども、経常赤字から国庫、それから単県の協調補助を引いたもの、この残りが市町村の補助ということになります。これにつきましては、バスを運行しております鳥取市と岩美町の距離案分によって補助額を出すということになります。これにつきましても、2分の1は県の補助が入りますので、協調補助等を引いた赤字額にさらに県の補助を引いた分が市町村の補助額ということで1,483万9,657円、これを鳥取市と岩美町の距離数で案分したものが833万7,668円ということでございます。 さらにその上に国庫補助対象路線で経常費用の50%に経常収益が満たない路線で関係市町村が補助し、かつ単県補填を行っている路線ということで、付加的な補助でございますけれども、こちらの部分が、鳥取市と岩美町合わせて503万4,872円ございます。それの距離案分で、岩美町分として289万4,612円ということでございます。ここまでが国庫路線補助に係るものでございまして、通常の岩井線2路線の補助でございます。 4番につきましては、広域バス路線維持費補助金ということで、こちらのほうが岩井快速便の補助になります。こちらにつきましては国庫補助対象外の路線でございますので、経常費用から経常収入を引いた686万1,328円が補助対象ということで、鳥取市と岩美町を運行する距離で案分して、町の補助額としては213万3,055円という形になります。今回、補正予算でお願いしておりますのは、この路線バスと広域バスの補助金を足したものを1,336万円お願いしておるところでございます。 次に、2点目でございます。 快速便に対する新温泉町の負担はあるのかというご質問だったと思いますけれども、これにつきましては、快速便とゆめぐりバスとは経費的に分けてございますので、新温泉町が快速便に対して負担するということは一切ございません。 それから、3点目のゆめぐりエクスプレスバスの運営収支につきましては、もう一枚お配りしております裏表の資料でございます。こちらが日本交通から新温泉町に請求がなされた部分について、新温泉町が600万円の補助をしたという決算書でございます。全体の赤字額としては1,227万5,023円ございますが、残りの627万5,023円については日本交通が赤字負担という形でございます。 次に、4点目でございます。 快速便ができる前の乗客の見込みはどのような状況であったかという質問だったと思いますけれども、これにつきましては、特に日本交通のほうからこの快速便ができることによってどれぐらいの人数が見込めるという数値はいただいてはおりませんけれども、乗車密度5人で採算がとれる路線だということは聞いておりました。ただ、現状の段階では、昨年までの実績に基づきますと、ちょっと乗車密度は出しておりませんけれども、1便当たりの利用者としては1人から2人というような状況でございます。当初の導入の際に、町としても、例えば既存の岩井線の乗客を取り合うだけの話ではないかというような形での進言はさせていただきましたけれども、基本的には事業者が運行するかどうかは決める話でございますし、鳥取県も鳥取市のほうも特に異論はないというような中で、岩美町だけが反対ということはなかなかできませんでした関係で、そういう形で快速便が運行になったということがございます。 それから、鳥取市の負担でございますが、先ほどお示ししました計算式からおわかりになると思いますけれども、快速便に対する鳥取市の負担額としては472万8,273円、岩美町が200万円ちょっとでございますので、約倍以上の負担金を鳥取市のほうは払っているというところになります。 それから、6点目、今後の快速便に対する各町の意見がどのようなものがあるかというようなご質問だったと思いますけれども、まず新温泉町につきましては、ゆめぐりバスと車両を共用しているという部分でなくさないでほしいというのが実情でございますし、岩美町としては、赤字がここまで出るというような予想がなかなかその当時は難しかったものですから、承諾したけれども、できるだけ早期に、このような赤字が続くようでしたらこの便の廃止も検討してくださいということは申し入れております。鳥取市さんについては、今のところ特に廃止であるとか、そういうような部分についての意見は聞いてはおりません。 以上でございます。 ○議長(足立義明君) 杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 今、ご説明をいただきましたけども、すぐ理解できる能力がちょっとないので、もうちょっとよく見なければいけないなと思う中での再度の質問をさせていただきます。 単純に私考えて、兵庫県の新温泉町から岩美町を通って鳥取市に行くゆめぐりエクスプレスの費用は、前年度まで直行便でしたので相当かかっておったんじゃないかなというふうに私は思っております。ですけども、他町のことですので、内容については承知をしておりませんでしたが、今年度においては、岩美駅で一旦新温泉町から岩美駅まで、岩美駅から鳥取市のほう、中央病院とか日赤とか鳥取駅まで行くという、2本の便に分割されたということで、先ほどの説明の中でも、岩美町を出発する鳥取駅までの分については、新温泉町さんには全く関係なくて、岩美町と鳥取市、鳥取県側だけの負担ということのようでございまして、新温泉町さんとしては、新温泉町さんから岩美駅までの運行の分についての負担をされておるということから、岩美町が210万3,000円、鳥取市さんが472万円という快速便に対する負担を今回の予算で求めておられるわけですけれども、当然に、先ほど新温泉町さんの負担は、私、減ってると思います。そのことを、先ほどの3番で申し上げたと思ってます。600万円の新温泉町さんから日本交通さんにお支払いされたということを説明いただきましたけども、この3番で質問したのは、開始前と開始後の差がどうなのかと。新温泉町さんの負担はどういうふうに変わったのかということがわからなければ、最初の質問の中で申し上げた、私が新温泉町さんの負担を鳥取県側、つまり岩美町と鳥取市につけかえているような疑念を持ってるというふうに申しましたけれども、そのことがはっきりとしない、そこのところをもう一度説明していただきたいと思いますし、本当に鳥取市さんは472万円もお支払いをするということの中で特段の意見はないと。仮っていうのもおかしいですけれども、私がと言ってもおかしいですが、鳥取市の市民の方がどれだけこの快速便をお使いになっておられるか、先ほど1人から2人ということのようですけれども、主には新温泉町さんの方が、岩美駅で乗りかえられてゆめぐりエクスプレスバスに乗られるのが1人か2人なんでしょう。それに岩美町の方が余り乗られてないから1人や2人ということなんでしょうけれども、そういったバスに対して、鳥取市さんなりが特段意見がないというのが不思議でなりません。これについてはそれを申し上げるだけですけれども、そういったバスに対して、岩美町がこのたびやってみたら200万円の赤字、岩美町の負担ですので払ってくださいというような、予算をそのまま本当にすうっと通らせていいんですか。赤字見込みが続くんなら廃止も検討したいということのようですけども、本当に新温泉町、岩美町、鳥取市さんとよく検討すべきことだと思っておりますので、今、すいません、質疑の時間ですので、今聞いたところでお話をしておるもんですからちょっと混乱しておりますけれども、本当のところで鳥取市さんの意見とか、それから岩美町がこの快速便を導入することによって新温泉町の負担を岩美町なり鳥取県側につけかえているという疑念は晴らすことができるのかどうか、お願いできますか。 ○議長(足立義明君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中衛君) ゆめぐりバスが、快速便ができたことによって経費が軽減されて、普通の分が快速のほうにしわ寄せが来てるんでないかというようなご意見だったと思いますけれども、快速便の運行前と後のゆめぐりバスの決算等を比較してみないとわからない部分がございますけども、今、手元に資料がございませんけれども、ただ快速便ができる前には、ゆめぐりバスは2便運行しておりましたけれども、快速便ができてからは1便という、便数を減らしておりますので、単純な比較はなかなか難しいかなというふうには考えておるところでございます。 ○議長(足立義明君) いいかな、杉村議員。 杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 今、快速便が1便ということのようですけれど……。 ○議長(足立義明君) ゆめぐり。 ◆6番(杉村宏君) ゆめぐりが1便。今のご答弁で、議長、すいません、すっと理解できないので申しわけないんですけれども。わかりました。私としては理解が難しいということで、この質疑は終わらせていただきます。 ○議長(足立義明君) ほかに質疑はありませんか。 10番田中議員。 ◆10番(田中克美君) 教育費の48、49ページで、小学校と中学校のICT環境整備事業の予算についてです。 最初に国の資料なんかを見ると、校内LANの整備とか、それから学習用端末のことなど、それからこの充電保管庫についてもですけど、全てについて文科省のほうが、参考としてということですけど、標準仕様を示しておるようですけど、この導入しようとしている充電保管庫もその標準仕様に沿ったものかどうかというのを、まず最初に。これを受けて別の質問をします。 ○議長(足立義明君) 教育委員会次長。 ◎教育委員会次長(飯野学君) このたび国がICT環境整備に伴って示した充電保管庫の仕様ということでございますが、この国の示している仕様には、例えば収納台数のことであるとか、それから順番に充電ができる機能を持っているとか、それから非常に安全に保管できるとかといったような仕様が示されておりまして、それらを全て満たしたものをお願いしているところでございます。 ○議長(足立義明君) 田中議員。 ◆10番(田中克美君) このたびが国のこの補正から始まる、1人1台の学習用端末という政策の入り口といいますか、始まりの予算ですので、あわせて2点、尋ねたいと思います。 それはなぜかというと、整備をしてから考えるというのでは、これまでのような電子機器に係る失敗を繰り返すというようなことで、そういうことが言われてて、それを踏まえると、やっぱり今、始まりのところで2点ただしておきたいというふうに思ったもんですからお尋ねしますが、この校内のLANの環境と、それから1人1台の学習用端末を使って何を行おうとするのかということを、きちっと検討整理して、そもそもの利用状況を想定するということが重要だというふうに言われております。全員協議会で示された資料の中で、校内のネットワーク環境は令和元年度に整備をしているというふうに明記されてまして、今、私が言いました今後の利用状況を想定するということが重要だということで、そういう想定するものに沿った整備になっているのかどうかということを1点お尋ねしたい。それはなぜかというと、結局、トラブってしまったら、1台でもトラブったら、いっときでもトラブったら、その時点で授業はストップしちゃうわけですよね。それから、またそういうことが何回か重なると、結局もう活用しなくなるというようなことにもなりかねないわけで、そういう心配から質問をしてるとこです。 それから、2点目は、文科省の資料では、将来におけるペーパーレス化っていうのもうたわれてるんです。いわゆるデジタル教科書を世界で先駆けて使ってきた韓国やらそのほかの国で経験がありますし、それから日本でも電子黒板導入をしたけど余り活用率が高くないというような経験もあります。要するに、こういうデジタル、ICT環境を活用するということが、利点もあれば欠点もあると、そういうことをきちんと認識をして、それを踏まえた上で、岩美町における有効な活用、使い方というのを検討、工夫をすることが必要だというふうに思います。それを今から、おいおいにこれから1人1台に向かって進むわけですけど、こうしたトラブルなり有効活用ができないということにならないように、今からきちんと検討することはしていくということをぜひ進めるべきだというふうに思いますけど、この2点について回答をお願いします。 ○議長(足立義明君) わかる。 教育委員会次長。 ◎教育委員会次長(飯野学君) まず、校内LAN環境ということについてでございますけれども、本町の場合、令和元年度の予算で校内LAN環境を整備したところでございます。以前、10年ほど前に整備したものがございますが、それらを新しいものに更新したという状況で、それぞれ小・中学校とも校舎内に12カ所ないし13カ所のアクセスポイント、1カ所のアクセスポイントで30台のWi-Fi、端末が接続できるという環境を整えておるところでございます。そうしたことから、今後の当面の利用の仕方ということでは、各学校ともしっかりと、直接現場のほうにも出向いて協議もいたしましたけれども、例えば中学校で言えば、e-ラーニングといったようなものを入れて、授業の最後の10分間に端末を開いて授業の振り返りを行うとか、それから学校内全生徒が、それぞれ教員が中心になってグループ分けをしてインターネットに接続して使うとか、そういった利用については今の環境で使うことができるということを、去年整備した業者等とも確認をしたところでございます。こういった機械っていうのは、5年とかそういったサイクルで新しくなってきておりますので、また将来どうしていくかっていうことについては、またそのときの状況を見ながら、今後整備していかざるを得んというふうに思っておりますけれども、当面のこの利用の仕方については、現在の環境で対応できるというふうに認識をしておるところでございます。 ○議長(足立義明君) もう一点。 教育長。 ◎教育長(寺西健一君) 将来にわたってのことについて、今からちゃんと対応しなさいと、考えておけというご指摘であるというふうに思います。当然そうだと思います。5年後、10年後、15年後、20年後、どういうふうな学習の形になっていくのかということについては予測はできません。デジタル教科書についてのことも例として挙げられましたけれども、いわゆるこのICT関係の機器の問題については、ICTのことを学習するんじゃなくて、それを使って学習をするわけですので、算数や国語やさまざまな教科が持っている狙いを達成するために使うということでございますので、機械が持っているものに全部頼り切るとか、そういうことではなくて、やはり学習の中、子どもの発達もございます。それらのことを踏まえて、しっかりと対応していかにゃいけんなということを思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(足立義明君) よろしいか。 そのほか質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ないようですので、これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 大変申しわけないですけども、3点の理由でこの補正案に反対したいと思います。 まず1点目は、議長交際費についてでございます。議長交際費については、議長に対する質疑というふうなことになるようでございますので、先ほどの質疑では行いませんでしたけれども、意見を述べさせていただきます。 平成31年度の町長交際費の予算額は200万円、執行済額が93万円、不用額として106万円で執行率は4割台でございました。予算の執行としては、私は余りにも見苦しいと思っております。そのような結果を、行政をただす立場の議会の長が関与する予算でなされてはならないというふうに私は思います。本年2月18日の総務教育常任委員会の説明では、予算現額は議長交際費について65万円、執行済額が25万円で補正はないということでした。年始の1月7日の議会運営委員会でも同趣旨の発言を行いましたけれども、交際費の特殊性を考えても、執行率の想定をせめて8割程度として現予算の補正減額を行うべきだというふうな意見を持っております。これが1点目でございます。 2点目は、町長交際費についてでございますけれども、今回50万円の減額ということで、先ほどの質疑の中で50万円減額したところでも47%ぐらいの執行率ということでございますけれども、議長交際費と同じように、他の予算に対して、財政の比率からも私は示しがつくものではないというふうに思います。やはりさらなる減額が必要ではないかと思っておりますので、この50万円の減額では理解が私としてはできかねるという意見でございます。 最後に、3点目ですけれども、地方バス路線維持費補助金でございますが、私の理解力の不足もあるかもしれませんけども、新温泉町さんの負担に対して、岩美町なり鳥取市、鳥取県側が負担が増えて、新温泉町側の負担が減っているのではないかという疑念が晴れたというふうには私は理解できません。したがって、ここの部分について、それも含めてこの3点で反対をさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(足立義明君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案に反対がありますので、起立をもって採決します。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(足立義明君) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第3号 令和元年度岩美町住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号) ○議長(足立義明君) 日程第6、議案第3号 令和元年度岩美町住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第3号 令和元年度岩美町住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、住宅新築資金等貸付金元利収入の決算見込みによりまして、歳入歳出それぞれ41万5,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 教育委員会次長。 ◎教育委員会次長(飯野学君) それでは、議案第3号 令和元年度岩美町住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の15ページをお願いいたします。 第1条、総則でございます。当年度予算の名称を当年度全体を通して令和元年度予算とするものでございます。 第2条、歳入歳出予算の補正でございます。ご承認いただいております歳入歳出予算の総額からそれぞれ41万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を72万7,000円にお願いするものでございます。住宅新築資金等貸付金元利収入に未収が見込まれますので、一般会計から繰り入れをお願いするものでございます。 補正予算の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明させていただきますので、住宅新築資金等貸付特別会計の3ページをお開き願いたいと思います。 歳入でございます。 2款財産収入、1項1目利子及び配当金でございますが、積立基金利子の減額をお願いするものでございます。 次に、3款諸収入、1項1目住宅新築資金等貸付金元利収入に2件2名分、金額にいたしまして81万8,000円の未収金が見込まれることによる減額でございます。 次の4款繰入金、2項1目一般会計繰入金でございますが、前の3款諸収入、1項1目住宅新築資金等貸付金元利収入に未収が見込まれますので、40万4,000円の繰り入れをお願いするものでございます。 めくっていただきまして、4ページ、歳出でございます。 1款資金貸付事業費、1項1目住宅新築資金等貸付事業費でございますが、未収金の発生により、当初予定をしておりました積立金41万5,000円の減額をお願いするものでございます。なお、償還の滞っている者につきましては、引き続き早期に償還していただくよう督促を行ってまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。 以上で補足説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第4号 令和元年度岩美町代替バス運送事業特会計補正予算(第2号) ○議長(足立義明君) 日程第7、議案第4号 令和元年度岩美町代替バス運送事業特会計補正予算(第2号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第4号 令和元年度岩美町代替バス運送事業特会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、代替バス運送事業費において、燃料費の不足が見込まれますので、費目更正をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(田中衛君) それでは、議案第4号 令和元年度岩美町代替バス運送事業特会計補正予算(第2号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の19ページでございます。 議案の第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額に変更はございませんが、歳入歳出予算の組み替えをお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、代替バス運送事業特会計補正予算の4ページをお開き願います。 歳出からご説明申し上げます。 1款総務費、1項1目代替バス運送費でございます。補正額はございませんが、年度末に向けて燃料費が不足する見込みから、事務費の中で燃料費への組み替えをお願いするものでございます。 次に、3ページに返っていただきまして、歳入でございます。 2款県支出金、1項1目代替バス運行費補助金21万9,000円の減でございます。生活交通体系構築支援補助金といたしまして、平成30年10月から令和元年9月までの運行実績に基づく補助金が確定したものでございます。 3款繰入金、1項1目一般会計繰入金22万3,000円の増でございます。県補助金の確定による減、保険金の減による繰入金の増額をお願いいたしております。 5款諸収入、2項2目保険金4,000円の減につきましては、昨年春に車庫内でバス同士が接触事故を起こした際の自損事故扱いの保険金でございますが、一方のバスの損害額が1万円以下であったため、免責となって減額となったものでございます。 以上、簡単でございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第5号 令和元年度岩美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(足立義明君) 日程第8、議案第5号 令和元年度岩美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第5号 令和元年度岩美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、後期高齢者医療保険の決算見込みに伴う広域連合納付金の増によりまして、歳入歳出それぞれ232万5,000円の増額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 住民生活課長。 ◎住民生活課長(松本邦裕君) それでは、議案第5号 令和元年度岩美町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の23ページをお開き願います。 第1条、総則でございます。昨年の改元に伴いまして、本予算の名称を年度を通して令和元年度予算と定めるものでございます。 第2条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ232万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,968万6,000円にお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、後期高齢者医療特別会計の4ページをお願いいたします。 まず、歳出でございます。 1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、健康診査受診者数の増加見込みに伴う健診機関への委託料36万4,000円の増額をお願いするものでございます。 その下、5ページ、2款広域連合納付金、1項1目広域連合納付金196万1,000円の増額につきましては、保険料納付金、保険基盤安定拠出金の額の確定見込みによります増額をお願いするものでございます。 3ページに戻っていただきまして、歳入でございます。 1款後期高齢者医療保険料、1項1目後期高齢者医療保険料507万7,000円の増は、保険料収入の見込みによります増額でございます。 3款広域連合支出金、1項1目広域連合委託金、健康診査委託金の33万2,000円の増につきましては、健康診査委託料の増額に対する特定財源の増額でございます。 4款繰入金、1項1目一般会計繰入金341万円の減でございます。先ほどの健康診査委託料の増額に伴う一般会計繰入金の増額と保険基盤安定繰入金の確定に伴う減額をお願いしております。 5款繰越金、1項1目繰越金32万6,000円の増につきましては、前年度の出納整理期間中に収納した前年度保険料でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第6号 令和元年度岩美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(足立義明君) 日程第9、議案第6号 令和元年度岩美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第6号 令和元年度岩美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、療養給付費、高額療養費など、保険給付費の決算見込み等によりまして、歳入歳出それぞれ1,503万6,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 住民生活課長。 ◎住民生活課長(松本邦裕君) それでは、議案第6号 令和元年度岩美町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の27ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,503万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億7,246万4,000円にお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、国民健康保険特別会計の5ページをお願いいたします。 まず、歳出でございます。 1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、補正額の増減はございませんが、オンライン資格システム改修費が国庫補助金対象となることに伴う財源更正をお願いしております。 はぐっていただきまして、6ページをお願いします。 2款保険給付費、1項2目退職被保険者等療養給付費1,000万円の減は、医療費等の実績見込みに伴う減でございます。 3目一般被保険者療養費60万円の増は、医療費等の実績見込みに伴う増額でございます。 続きまして、その下、7ページ、2項2目退職被保険者等高額療養費200万円の減は、高額療養費等の実績見込みによる減額でございます。 はぐっていただいて、8ページ、3款国民健康保険事業費納付金、1項1目一般被保険者医療給付費分、その下、9ページの2項1目一般被保険者後期高齢者支援金等分、及び、はぐっていただいて10ページ、3項1目介護納付金分につきましては、補正額の増減はございませんが、保険基盤安定繰入金及び財政安定化支援繰入金の額の確定に伴う特定財源の増額による財源振り替えをお願いするものでございます。 その下、11ページ、6款保健事業費、2項1目保健衛生普及費153万7,000円の減は、主に糖尿病重症化予防事業の実績見込みに伴います減額でございます。 はぐっていただきまして、12ページでございます。 7款積立金、1項1目積立金4万4,000円の減は、預金利息の見込みに伴います減額でございます。 その下、13ページ、8款諸支出金、3項1目直営診療施設勘定繰出金205万5,000円の減につきましては、岩美病院で購入する医療機器に係る請け差と医師等確保対策に係る事業費の実績見込みに伴う減額でございます。 続きまして、3ページに戻っていただきまして、歳入でございます。 1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税908万6,000円の減は、国保基盤安定繰入金、財政安定化支援繰入金の額の確定によります減額をお願いしております。 3款国庫支出金、1項1目国民健康保険事業補助金96万3,000円の増は、さきに歳出で説明しました一般管理費のシステム改修費に係る費用の財源振り替えによる増額でございます。 4款県支出金、1項1目保険給付費等交付金1,595万5,000円の減は、それぞれ実績または実績見込みによります交付金の額の確定によります特定財源の減額でございます。 5款財産収入、1項1目利子及び配当金4万4,000円の減につきましては、基金積立金利子の減額でございます。 7款繰入金、1項1目一般会計繰入金908万6,000円の増は、保険基盤安定繰入金、財政安定化支援繰入金、それぞれ額の確定によります増額をお願いしております。 以上、簡単ではございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第7号 令和元年度岩美町集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(足立義明君) 日程第10、議案第7号 令和元年度岩美町集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第7号 令和元年度岩美町集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、施設の維持管理費及び施設改良更新工事に係る事業費の精算等によりまして、歳入歳出それぞれ265万3,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(沖島祐一君) それでは、議案第7号 令和元年度岩美町集落排水処理事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書31ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ265万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,418万3,000円にお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明しますので、集落排水処理事業特別会計の5ページをお願いいたします。 歳出からご説明いたします。 1款集落排水処理事業費、1項1目総務管理費15万6,000円の増でございます。説明欄、上から2番目、東部広域行政管理組合負担金5万3,000円の減は、東部広域汚泥運搬事業費の確定によるものでございます。水洗便所等改造資金制度融資事業費58万2,000円の減は、新規貸し付けがなかったことによるものでございます。基金積立金91万5,000円の増は、受益者分担金の増額分と使用料の充当残を積み立てるものでございます。 2目施設管理費134万2,000円の減でございます。説明欄、農業集落排水(長谷・白地)処理事業費22万3,000円の減は、維持管理業務委託費の請負差額等によるものでございます。(本庄・太田)処理事業費13万円の減、次の(網代)処理事業費12万2,000円の減は、大谷浄化センターの維持管理の減に伴います負担金の減額でございます。(東)処理事業費74万6,000円の減は、主に突発的な機器故障の発生が少なかったことによるものでございます。(田後)処理事業費12万1,000円の減は、浦富浄化センターの維持管理費の減に伴います負担金の減額でございます。 はぐっていただきまして、6ページをお願いいたします。 3目施設整備費123万4,000円の減でございます。東処理区の緊急対応費の減額をお願いするものでございます。 次に、7ページ、2項個別排水処理事業費、1目施設整備費17万4,000円の減でございます。説明欄、個別排水処理事業費17万4,000円の減は、維持管理費の精算によるものでございます。 はぐっていただきまして、8ページをお願いします。 2款公債費、1項1目元金は財源更正でございます。 2目利子5万9,000円の減は、借り入れ利子の決定に伴います減額でございます。 次に、3ページに返っていただきまして、歳入でございます。 1款分担金及び負担金、1項1目集落排水事業費分担金30万6,000円の増でございます。滞納繰越分受益者分担金の収入見込みによる増額でございます。 2款使用料及び手数料、1項1目集落排水施設使用料10万8,000円の減でございます。各処理区使用料の実績見込みにより減額をさせていただいております。 3款財産収入以降は、事業実施に伴います特定財源の精算等でございますので、ごらんいただくということで説明は省略させていただきます。 議案書31ページにお戻りください。 第2条、地方債の補正でございます。地方債の変更は、第2表地方債補正によるということで、2枚はぐっていただきまして、34ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございます。農業集落排水処理施設整備事業について、補正前の限度額970万円を補正後960万円に、漁業集落排水処理施設整備事業について、補正前の限度額1,670万円を補正後1,450万円にお願いするものでございます。 以上、簡単でございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 しばらく休憩します。            午後2時4分 休憩            午後2時9分 再開 ○議長(足立義明君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 議案第8号 令和元年度岩美町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(足立義明君) 日程第11、議案第8号 令和元年度岩美町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第8号 令和元年度岩美町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、消費税納付金の減額や施設維持管理費及び施設改良・更新工事に係る事業費の精算等によりまして、歳入歳出それぞれ1,698万5,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(沖島祐一君) それでは、議案第8号 令和元年度岩美町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書35ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算総額から歳入歳出それぞれ1,698万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,806万6,000円にお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、公共下水道事業特別会計の5ページをお願いします。 歳出でございます。 1款下水道費、1項1目総務費895万3,000円の減でございます。説明欄の下水道事業事務費694万4,000円の減は、下水道ストックマネジメント計画策定業務の請負差額によるものでございます。次の水洗便所等改造資金制度融資事業費58万2,000円の減は、新規貸し付けがなかったことによるものでございます。次の公共下水道積立金226万1,000円の増は、受益者負担金、使用料の充当残を積み立てさせていただいており、この見込み増によるものでございます。次の消費税確定申告納付金368万8,000円の減は、消費税額の確定に伴うものでございます。 2目施設管理費253万5,000円の減でございます。説明欄、大谷浄化センター管理事業費89万9,000円の減と浦富浄化センター管理事業費163万6,000円の減は、ともに汚泥運搬委託料の見込み減及び修繕工事の実績見込みによる減でございます。 3目施設整備費538万円の減でございます。説明欄、公共下水道(浦富処理区)事業費85万4,000円の減は、下水道管渠布設工事の請負差額によるものでございます。公共下水道施設改良・更新事業費452万6,000円の減は、マンホールポンプ通報装置取替工事の請負差額による減、及び緊急対応工事の実績見込みによる減でございます。 はぐっていただきまして、6ページをお願いいたします。 2款公債費、1項1目元金は財源更正でございます。 2目利子11万7,000円の減は、起債償還利子におけます新規借入額の確定と借入利率の決定に伴います減額でございます。 3ページに返っていただきまして、歳入でございます。 1款分担金及び負担金、1項1目下水道費負担金10万4,000円の増でございます。説明欄、受益者負担金(大谷)18万3,000円の減、(浦富)25万8,000円の減は、分割納付の増加によるものでございます。滞納繰越分受益者負担金54万5,000円の増は、収入見込みの増によるものでございます。 2款使用料及び手数料、1項1目下水道使用料445万4,000円の減でございます。大谷処理区分の282万2,000円の減、浦富処理区163万2,000円の減は、大口事業所の使用料の減少によるものでございます。 3款国庫支出金以下につきましては、事業実施に伴います特定財源でございますので、ごらんいただくということで説明はさせていただきますが、1点、4ページの6款諸収入、3項1目雑入の説明欄に建物災害共済保険金66万2,000円の増をお願いしております。これは、落雷により浦富処理場の通報装置が故障したことによる保険金を受けたものでございます。 議案書35ページにお戻りください。 第2条、地方債の補正でございます。地方債の変更は、第2表地方債補正によるということで、2枚はぐっていただきまして、38ページをお願いいたします。 第2表地方債補正の変更でございます。公共下水道施設整備事業につきまして、補正前の限度額2,830万円を補正後2,550万円にお願いするものでございます。 以上、簡単でございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 確認のための質疑を1点させていただきます。 3ページの歳入ですけれども、下水道費負担金が減額になっておりますが、今後説明されるであろう水道のほうの水道利用加入金は、新規加入者負担金ということで大幅に増額されております。加入された方の分で、水道のほうは今年度で負担を加入金としてお願いし、下水道のほうにつきましては、新年度の予算を見ますと、下水道費負担金ということで、前年度よりも900万円ぐらいも増えておりますので、ここの下水道費負担金については、新規加入の場合、水道は当年度、それで下水道のほうについては翌年度の負担金をお願いすると、そういった考えでよろしいかどうかを確認させていただきたいと思います。 ○議長(足立義明君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(沖島祐一君) 杉村議員さんのほうから、水道加入金の場合は設置した年に賦課いたしますけども、受益者負担金につきましては翌年度、供用開始後に賦課いたしますので、今おっしゃられたことで変わりはありませんし、あと今回減額いたしておりますけども、あの当初では全額納付ということで予算計上させていただいておりますけれども、1期分のみという、1年分のみという方が多くて、今回は減額させていただいております。 以上でございます。 ○議長(足立義明君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑がないようですので、これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    △日程第12 議案第9号 令和元年度岩美町介護保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(足立義明君) 日程第12、議案第9号 令和元年度岩美町介護保険特別会計補正予算(第4号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第9号 令和元年度岩美町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、介護給付費の決算見込み等によりまして、歳入歳出それぞれ5,251万5,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 健康長寿課長。 ◎健康長寿課長(橋本大樹君) それでは、議案第9号 令和元年度岩美町介護保険特別会計補正予算(第4号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の39ページをお願いいたします。 議案の第1条、歳入歳出予算の補正でございます。既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ5,251万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億6,293万4,000円にお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算に関する説明書でご説明いたしますので、介護保険特別会計の6ページをお願いいたします。 まず、歳出からご説明申し上げます。 1款総務費、1項1目一般管理費40万7,000円の増でございます。これは、介護保険で扱う特定個人情報データに係るシステム上の標準レイアウトが令和2年6月から変更されることに伴い、これに対応するため、本町のシステムを更新しようとするものでございます。 その下、7ページをお願いいたします。 3項1目介護認定審査委員会費32万3,000円の増は、東部広域行政管理組合負担金で、東部広域の人件費が2名から3名分に増額されたことに伴い、本町の負担分の増額をお願いするものでございます。 1枚めくっていただきまして、8ページでございます。 2款保険給付費、1項1目介護サービス等諸費5,713万8,000円の減でございます。これは要介護者に対する給付費で、説明欄の施設介護サービス給付費において、一月当たりの平均利用者数が17人減の144人となる見込みであることにより、減額をお願いするものでございます。 その下の9ページをお願いいたします。 2項1目介護予防サービス等諸費82万9,000円の増でございます。これは、地域密着型介護予防サービスのうち、介護予防認知症対応型共同生活介護と介護予防小規模多機能型居宅介護の利用見込み者数の増などにより、増額をお願いしております。 1枚めくっていただきまして、10ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費、1項1目介護予防・生活支援サービス事業費425万2,000円の増は、総合事業の訪問介護、通所介護相当サービスの給付費で、利用者が増えたことにより増額をお願いしております。 その下、11ページをお願いいたします。 2項1目一般介護予防事業費24万6,000円の増でございます。これは、介護予防把握事業において、第8期介護保険事業計画策定のためのニーズ調査を今年度中に実施するため、必要となる通信運搬費として21万7,000円の増額と、地域介護予防活動支援事業における地域のサロンへ講師を派遣する費用として2万9,000円の増額をお願いしております。 1枚めくっていただきまして、12ページをお願いいたします。 3項1目包括的支援事業費60万4,000円の減でございます。説明欄の認知症総合支援事業費7,000円の減は、実績見込みによります臨時職員の社会保険料の減を、次の在宅医療・介護連携推進事業費は、東部医師会に設置しております在宅医療・介護連携推進室の運営経費を1市4町で負担しておりますが、人件費の減等により、本町の負担金が59万7,000円減となったことによる減額をお願いしております。 次の2目任意事業費45万円の減は、家族介護支援事業のうち介護用品支給に係る実績見込みの減によるものでございます。 その下、13ページ、4項1目審査支払手数料2万2,000円の増は、国保連合会に委託しております総合事業の審査支払いに係る経費で、審査件数の増見込みによる増額をお願いしております。 1枚めくっていただきまして、14ページをお願いいたします。 4款基金積立金、1項1目介護給付費準備基金積立金31万7,000円の減は、保険給付費や地域支援事業費の歳出を見込む中で、財源となる1号被保険者の保険料の充当残が10万9,000円減となる見込みとなることなどによるものでございます。これにより、年度末の基金残額は約5,404万円と見込んでおります。 その下、15ページをお願いいたします。 6款サービス事業勘定総務費、1項1目一般管理費は、補正はございませんが財源更正をお願いしております。 1枚めくっていただきまして、16ページをお願いいたします。 7款サービス事業勘定事業費、1項1目介護予防支援事業費8万5,000円の減は、町外在住の要支援者に対する介護予防ケアプランの作成委託料で、実績見込みによる減額でございます。 3ページに返っていただきまして、歳入をご説明をさせていただきます。 3款国庫支出金から、1枚めくっていただきまして、4ページ、5款県支出金までは、歳出でご説明いたしました2款保険給付費及び3款地域支援事業費の各事業費に対して国、社会保険診療報酬支払基金及び県から概算交付されるもので、交付決定、または交付見込みによる増減でございます。 その下、6款財産収入から下の11款サービス事業勘定繰入金までにつきましても、歳出でご説明をいたしました補正に係る特定財源でございますので、説明は省略をさせていただきます。 以上で介護保険特別会計補正予算(第4号)の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 議案第10号 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(足立義明君) 日程第13、議案第10号 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第10号 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収支予算におきましては、各経費の決算見込みに伴い、収入支出それぞれ326万円の減額をお願いしております。 資本的収支予算につきましては、水道管路耐震化工事に係る事業費の精算等によりまして、収入は862万円の減額を、支出は800万5,000円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 環境水道課長。 ◎環境水道課長(沖島祐一君) 議案第10号 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書43ページをお願いいたします。 第2条から説明いたします。収益的収入及び支出の補正でございます。令和元年度岩美町水道事業会計予算第3条に定めております収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するようお願いするものでございます。 第1款の水道事業収益的収入及び支出は、既決予定額を326万円減額し、補正後の予定額を2億5,504万2,000円にそれぞれお願いするものでございます。 はぐっていただきまして、44ページをお願いします。 第3条、資本的収入及び支出の補正でございます。予算第4条本文中括弧書を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億300万9,000円は過年度分損益勘定留保資金1億300万9,000円で補填するものとする。」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するようお願いするものでございます。 第1款資本的収入につきましては、既決予定額を862万円減額し、補正後の予定額を7,803万9,000円に、第1款資本的支出につきましては、既決予定額を800万5,000円減額し、補正後の予定額を1億8,104万8,000円にお願いするものでございます。 内容につきましては、補正予算に関する説明書で説明させていただきますので、水道事業会計の1ページをお願いいたします。 令和元年度岩美町水道事業会計補正予算(第1号)実施計画の収益的収入及び支出でございます。 まず、収入からご説明いたします。 1款水道事業収益、1項1目給水収益741万7,000円の減は、水道料金の実績見込みによる減でございます。 3目その他の営業収益11万円の増は、材料検査手数料等の見込み増によるものでございます。 2項2目他会計負担金26万7,000円の減は、田河内、真名、高住の飲料水供給施設から移行された施設の管理運営経費の減等によるものでございます。 4目水道利用加入金175万4,000円の増は、浦富地内の宅地造成による水道加入件数の増によるものでございます。 6目長期前受金戻入14万円の減は、平成30年度事業費の確定に伴います減でございます。 はぐっていただきまして、2ページをお願いします。 支出でございます。 1款水道事業費用、1項1目原水及び浄水費90万円の減は、水質検査手数料、薬品購入費の実績見込みによる減でございます。 2目配水及び給水費63万5,000円の減は、水道メーター購入にかかわります請負差額に伴う減でございます。 4目総係費45万5,000円の減は、給与改定に伴います職員人件費の増と旅費研修費等、実績見込みによる減によるものでございます。 5目減価償却費15万5,000円の減は、平成30年度事業費の確定に伴います減でございます。 2項1目支払利息及び企業債取扱諸費21万3,000円の減は、平成30年度分起債借入額の確定及び利息の決定によるものでございます。 2目消費税90万2,000円の減は、消費税額の確定に伴うものでございます。 次に、3ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出のうち、下の表、支出から説明させていただきます。 1款資本的支出、1項1目配水管等施設設備改良費800万5,000円の減でございます。水道管路耐震化工事の請負差額等による減でございます。 上の表に戻っていただきまして、資本的収入及び支出のうち、収入でございます。 1款資本的収入、1項1目企業債410万円の減でございます。水道管路耐震化事業の減額に伴います上水道事業債の減でございます。 2項2目建設改良事業に対する一般会計出資金232万5,000円の減でございます。水道管路耐震化事業費の確定に伴います一般会計からの出資金の減でございます。 3項1目国庫補助金222万2,000円の減でございます。水道管路耐震化事業の減額に伴います減でございます。 4項1目負担金2万7,000円の増でございます。消火栓接続工事負担金等の実績による増でございます。 はぐっていただきまして、4ページの令和元年度予定キャッシュ・フロー計算書は、現金の動きの増減をあらわしたものでございまして、令和元年度末の予定現金残高は2億7,426万3,000円でございます。 5ページから8ページまでの給与費明細書につきましては、ごらんいただくということで説明のほうは省略させていただきます。 議案に返っていただきまして、45ページをお願いいたします。 第4条、企業債の補正でございます。予算第5条に定めた企業債を次のように改めるということで、上水道施設改良事業につきまして、補正前の限度額4,800万円を補正後4,390万円にお願いするものでございます。 第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございます。職員給与費として17万3,000円の増額をお願いしております。 第6条、たな卸し資産の購入限度額の補正でございます。予算第8条中、286万円を222万5,000円に改めるものでございます。 以上、簡単ではございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 議案第11号 令和元年度岩美町病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(足立義明君) 日程第14、議案第11号 令和元年度岩美町病院事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第11号 令和元年度岩美町病院事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、収益的収支予算につきましては、外来患者、介護サービス利用者の減少等に伴う収益の減、及び退職等に伴う給与費の減などによりまして、収入支出それぞれ1,724万円の減額をお願いしております。資本的収支予算につきましては、企業債及び補助金の確定等によりまして、収入は304万3,000円の減額を、支出では看護師奨学金の貸付決定等に伴い50万円の減額をお願いしております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 岩美病院事務長。 ◎岩美病院事務長(前田一朗君) それでは、議案第11号 令和元年度岩美町病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の47ページをお願いいたします。 それでは、第2条からご説明申し上げます。業務の予定量の補正でございます。予算第2条(2)年間患者数のうち、入院患者数3万6,234人を3万4,989人に、外来患者数6万3,404人を6万500人に、(3)1日平均患者数のうち、入院99人を95人に、外来262人を250人にお願いするものでございます。 予算第3条、収益的収入及び支出の補正でございます。第1款病院事業の収益的収入及び支出の既決予定額をそれぞれ1,724万円減額し、補正後の予定額を20億6,579万9,000円にお願いするものでございます。 はぐっていただきまして、48ページをお願いいたします。 予算第4条、資本的収入及び支出の補正でございます。本文中括弧書きを「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億2,746万4,000円は過年度分損益勘定留保資金1億2,746万4,000円で補填するものとする。」に改めまして、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するようお願いするものでございます。 1款資本的収入につきましては、補正予定額304万3,000円を減額し、補正後の予定額を1億4,166万8,000円に、第1款資本的支出につきましては、補正予定額50万円を減額し、補正後の予定額を2億6,913万2,000円にお願いするものでございます。 内容につきましては、予算に関する説明書でご説明いたしますので、病院事業会計の1ページをお開き願います。 収益的収入及び支出のうちの収入でございます。 第1款病院事業収益、1項1目入院収益1,034万円の増は、医療入院患者数が当初計画を上回る見込みにより、増額をお願いしております。 2目外来収益808万円の減は、内科及び外科の患者数が当初の見込みを下回ることにより、減額をお願いしております。 2項1目施設介護サービス収益1,959万1,000円の減は、介護入所者数が当初計画を下回る見込みにより、減額をお願いしております。 3項1目訪問看護収益363万円の減は、利用者数が当初計画を下回る見込みにより、減額をお願いしております。 4項2目他会計補助金36万6,000円の減は、医師等の確保対策に要する費用の額が確定したことによるものでございます。 はぐっていただきまして、2ページをお願いいたします。 3目補助金106万6,000円の減は、主に備考欄上から2行目の鳥取県地域医療介護総合確保基金事業補助金120万円の減によるもので、看護職員の負担軽減を図るための看護補助者が採用に至らなかったため、対象事業費の減額などにより、減額をお願いするものでございます。 4目負担金交付金515万3,000円の増は、病院事業に係る交付税措置額の確定によるもので、主には不採算地区病院の運営に要する経費、児童手当等に係る一般会計の負担に要する経費が増額となりました。 下の3ページをお願いいたします。 支出でございます。 第1款病院事業費用、1項1目給与費2,033万8,000円の減でございます。人事院勧告に伴う給与改定によりそれぞれ給料表の額は増となりましたが、職員の退職などにより給料は減額になっております。以下、手当、法定福利費の減は同様の理由によるものでございます。賞与引当金の増は、翌年度6月支払いの期末勤勉手当、それから法定福利費の当年度期間分に対応するものでございまして、給与改定などに伴う増加でございます。賃金の増は、臨時職員の採用によるものでございます。 2目材料費418万1,000円の増は、医療入院患者の増に伴う薬品費の増、また診療材料費の増は、歯科患者数の増に伴う歯科材料の増でございます。 3目経費108万3,000円の減は、委託料につきましては県立中央病院からの外科医の派遣受け入れのための増額でございまして、退職手当負担金につきましては、給与費同様によります減額でございます。 はぐっていただきまして、4ページでございます。 資本的収入及び支出のうち、収入でございます。 第1款資本的収入、1項1目建設改良のための企業債から3項2目県補助金までは、対象事業費の確定に伴う交付決定などによるそれぞれ増減額でございます。 下のページ、5ページでございます。 第1款資本的支出、3項1目看護師奨学金貸付金50万円の減は、新規貸付決定者が年度途中であったための減額でございます。 はぐっていただきまして、6ページでございます。 6ページの予定キャッシュ・フロー計算書は、現金の動きの増減をあらわしたものでございます。令和元年度末の予定現金残高は10億3,015万1,000円でございます。 7ページから12ページまでの給与費明細書につきましては、ごらんいただくということで説明は省略させていただきます。 議案に返っていただきたいと思います。49ページをお願いいたします。 予算第5条、債務負担行為の補正でございます。看護師奨学金貸付金につきましては、今年度は新規の貸し付けで5名から申し込みがございました。貸付期間が3年であったため、期間の終わりを令和3年度に、限度額を480万円に改めております。 はぐっていただきまして、50ページでございます。 予算第6条、企業債の補正でございます。企業債の限度額を次のように改めるということで、医療機械器具等購入事業の限度額を1,740万円にお願いするものでございます。 下のページ、51ページでございます。 第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございます。職員給与費として2,033万8,000円の減額をお願いしております。 第8条、他会計からの補助金の補正でございます。国民健康保険特別会計からの調整交付金の受け入れを定めておりますが、事業費の確定などに伴い205万5,000円の減額をお願いしております。 第9条、たな卸資産購入限度額の補正でございます。材料費の増額に伴い、たな卸資産の購入限度額を4億6,016万6,000円に改めております。 以上、簡単でございますが、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 6番杉村議員。 ◆6番(杉村宏君) 2点お伺いいたします。 入院患者についてです。議案の47ページでは、第2条として、入院3万6,234人から3万4,984人ということで1,245人の減と、それからその後の1日平均患者数でも、入院99人から入院95人ということで4人の減という予算議案になっておりますけれども、一方、説明書のほうでは、1ページですけれども、入院収益のところで入院患者増と、ここの説明が当初計画を上回るため増額になったということのようですけども、その後の材料費についても入院患者の増によって薬品費が増えたという説明を今いただきましたけれども、議案のほうは人が減っており、説明書のほうでは入院患者が増ということなんですけれども、この整合性についてのご説明をいただきたいのが1点と。 それから、10ページの給与費明細書ですけれども、看護師の方が平成31年4月では50人、令和2年3月1日では46人と、4名の方が減になっております。これは現実の数字なんでしょうけれども、病院事業への影響や、それが労務管理としてどうか、どのような状況なのかお聞きしたいと思います。 以上です。 ○議長(足立義明君) 岩美病院事務長。 ◎岩美病院事務長(前田一朗君) 杉村議員さんから2件のお尋ねでございます。 まず初めに、入院患者数についてでございますが、議案書の47ページの入院患者数が、こちらは減っておるわけでございますが、ここの年間延べ患者数でございますが、こちらは医療の入院と、あと介護の入所の方を合計したものでございます。医療は2階の病棟、それから3階の病棟の一部でございます。介護の患者さんは3階の病棟におられるわけでございます。説明書のほうで申しますと、1ページでございますが、医療の入院につきましては、医療の入院患者が増ということになりましたが、2項1目介護施設サービス収益のところで、こちらが3階に入所されている方に係る収益でございまして、こちらの利用者が減っているということで、トータルとしては減少ということでございます。 2点目でございますけども、給与費明細の中の看護職員の減少についてのお尋ねでございます。 支出の給与費のところでもご説明申し上げましたが、この減少につきましては、職員の中途退職がございました。それから、今年度、平成31年4月に新規で採用予定をしておりましたが、こちらの方が、本人の事情によりまして採用に至らなかったということがございまして、減少しております。これは当然欠員でございまして、求人を行っているところでございます。しかしながら、年度内でのこの補充に至らないということになりまして、今回、減額をお願いしているものでございます。 以上でございます。 ○議長(足立義明君) 質問に答えてない。2番目の。支障がないか。業務に支障はありませんかという質問、答えてません。 病院事務長。 ◎岩美病院事務長(前田一朗君) 失礼いたしました。 すいません、今の部分でございますが、正規職員での採用に至りませんでしたが、臨時職員で採用なども行っておりまして、今の職員の状況でございますと、今のところはまだ業務には支障がないという体制が確保できているということでございます。 以上でございます。 ○議長(足立義明君) よろしいでしょうか。 ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ないようですので、これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第15 議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定について ○議長(足立義明君) 日程第15、議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定についての件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定につきましてご説明申し上げます。 町内で生産される農産物の加工と地産地消の推進による食の安心・安全及び地域農業の振興を図ることを目的に岩美めぐみ館を設置し、適正に管理するため、この条例を設定しようとするものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 産業建設課長。 ◎産業建設課長(飯野健治君) 議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の55ページをお願いいたします。 この事業は、昨年3月議会におきまして整備に係る事業費のご承認をいただき、工事を施工してまいりました。工事の概要といたしましては、鉄骨づくり平家建て、延べ床面積173.26平方メートルの農産物加工施設を旧浦富保育所の跡地に整備するものです。この工事の3月中の完成が見込まれますことから、4月1日から供用開始したいと考えており、施設の設置と適正な管理を図るため、この条例の設定をお願いするものでございます。 それでは、条例本文の説明に入らせていただきます。 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例でございます。 第1条は、目的でございますが、岩美めぐみ館の設置及び管理に関する事項について定めるものでございます。 第2条は、設置でございます。地域で生産される農産物を加工することにより、農業に対する理解を深めるとともに、地産地消の推進により食の安心・安全及び地域農業の振興を図るため、岩美めぐみ館を設置するもので、名称は岩美めぐみ館、位置は岩美町大字浦富1976番地1でございます。 第3条は、指定管理者による管理でございます。岩美めぐみ館の管理は指定管理者に行わせるとするものでございます。ただし、第1号の指定管理者候補者を選定することができなかったとき、第2号の指定を取り消されたとき、第3号のその他町長が特別な理由があると認めたときは、町の直営管理とすることができるものでございます。 第4条は、指定管理者の業務でございます。指定管理者が行う業務は、第1号の施設及び設備の維持管理に関する業務、及び第2号の管理に関する業務のうち、町長のみの権限に属する事務を除く業務とするものでございます。 第5条は、指定管理者が行う管理の基準でございます。指定管理者は、法令等に従い、施設の管理を行わなければならないとするものでございます。 第6条は、利用の許可でございます。施設を利用しようとする者は、指定管理者の許可を受けなければならないとするものでございます。 議案書をはぐっていただきまして、56ページでございます。 第7条は、利用の制限でございます。第1号、公の秩序を乱すおそれがあるとき、2号、施設、設備等を損傷するおそれがあるとき、3号、管理上支障があるときは利用を制限することができるものでございます。 第8条は、利用料金であります。第1項で、利用者は利用料金を支払わなければならないとし、第2項は、利用料金の額は、議案書57ページにございます別表に定める金額の範囲内で指定管理者が定めるものとしております。第3項では、利用料金を指定管理者の収入として収受させることができることと定めています。 第9条は、利用料金の減免でございます。指定管理者は、公益上必要があると認められるとき、町長が特別の理由があると認めるときは、利用料を減免することができるものでございます。 第10条は、委任でございます。この条例に定めるもののほか、必要な事項は規則で定めるとしております。 附則でございます。 第1項、施行期日でございますが、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 第2項、岩美町立婦人の家の設置及び管理に関する条例の廃止でございます。この条例の設定に伴いまして、岩美町立婦人の家の設置及び管理に関する条例を廃止するものでございます。 第3項、準備行為でございます。指定管理者の指定及びこれに関し必要なその他の行為は、この条例の施行の日前においても行うことができるとするものでございます。 以上で議案第12号 岩美めぐみ館の設置及び管理に関する条例の設定について、補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第16 議案第13号 岩美めぐみ館の指定管理者の指定について ○議長(足立義明君) 日程第16、議案第13号 岩美めぐみ館の指定管理者の指定についての件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第13号 岩美めぐみ館の指定管理者の指定につきましてご説明申し上げます。 岩美めぐみ館の管理業務を効果的かつ効率的に行うため、一般財団法人岩美町振興公社を指定管理者として指定しようとするものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 産業建設課長。 ◎産業建設課長(飯野健治君) それでは、議案第13号 岩美めぐみ館の指定管理者の指定につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案に入ります前に、議案説明資料でご説明申し上げますので、議案説明資料の9ページをお開き願います。 令和2年2月25日に、一般財団法人岩美町振興公社と岩美めぐみ館指定管理者仮基本協定書を締結しております。 この仮基本協定書の主な概要でございます。 第1条は、目的でございます。岩美めぐみ館の管理業務に関し、必要な事項を定めるものでございます。 下がっていただきまして、第4条でございますが、指定の期間を令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間と規定し、第2項では、事業年度を毎年4月1日から翌年の3月31日までとするものでございます。 第5条は、指定管理料でございます。管理期間の指定管理料の総額を392万1,500円、消費税込みとし、消費税率が改定された場合は、年度協定書により相当額の調整を行うこととしております。第2項は指定管理料の変更について、3項は各年度の指定管理料の額は年度協定により定めることとしております。 第6条から、資料をはぐっていただきまして10ページの第8条までは、それぞれ事業計画書、業務報告、事業報告について、第9条、第10は利用料金等について、第11条は施設の維持管理、補修についての責任区分を規定しております。 第12条、第13条は、管理物件を毀損した場合等、また第三者に損害を負わせた場合に起きる損害賠償についての規定でございます。 第14条は、町及び指定管理者が加入する、または加入に努める保険について定めております。 資料の11ページにつきましては、第16条で指定管理期間が満了した場合等の施設の原状回復義務について、第17条は管理業務の再委託の禁止について規定しております。 第19条は、個人情報の保護でございます。事業を実施するための個人情報の取り扱いについて、岩美町個人情報保護条例、並びに関係法令の遵守について規定しております。 第21条の次には、この協定について町が岩美町議会の議決を経た後、指定管理者に対し、その旨を通知した日をもって本協定が成立したものとみなすと規定しております。 それでは、議案の説明に入らせていただきますので、議案集の59ページをお願いいたします。 1、公の施設の名称は、岩美めぐみ館。2、指定管理者となる団体の名称等は、鳥取県岩美郡岩美町大字浦富2475番地90、一般財団法人岩美町振興公社理事長西垣英彦様。3、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日まででございます。 以上で補足説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第17 議案第14号 道の駅きなんせ岩美の指定管理者の指定について ○議長(足立義明君) 日程第17、議案第14号 道の駅きなんせ岩美の指定管理者の指定についての件を議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。 ◎町長(西垣英彦君) 議案第14号 道の駅きなんせ岩美の指定管理者の指定につきましてご説明申し上げます。 道の駅きなんせ岩美の管理業務を効果的かつ効率的に行うため、株式会社いわみ道の駅を指定管理者として指定しようとするものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) 産業建設課長。 ◎産業建設課長(飯野健治君) 議案第14号 道の駅きなんせ岩美の指定管理者の指定につきまして、補足してご説明申し上げます。 議案書の61ページをお願いいたします。 1、公の施設の名称は、道の駅きなんせ岩美。2、指定管理者となる法人の名称等は、鳥取県岩美郡岩美町大字新井337番地4、株式会社いわみ道の駅代表取締役吉田喜美様。3、指定の期間は、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間です。 議案説明資料の13ページから15ページに仮基本協定書をお示ししておりますが、その内容につきましては、従前の協定内容に変更はございませんので、ごらんをいただくということで説明を省略させていただきます。 なお、指定管理料は無料でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(足立義明君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(足立義明君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結します。 これより採決します。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◎町長(西垣英彦君) ご異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。 次の本会議は3月9日です。定刻までにご参集願います。            午後3時11分 散会 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。  令和2年3月6日            岩美郡岩美町議会議長               〃   署名議員               〃   署名議員...