平成28年 9月定例会 平成28年第7回
岩美町議会定例会会議録(第3号) 平成28年9月15日(木曜日) 出 席 議 員(12名) 1番 寺垣 智章君 2番 杉村 宏君 3番 宮本 純一君 4番 川口 耕司君 5番 田中 伸吾君 6番 松井 俊明君 7番 澤 治樹君 8番
日出嶋香代子君 9番 芝岡みどり君 10番 田中 克美君 11番 柳 正敏君 12番 船木 祥一君
~~~~~~~~~~~~~~~ 欠 席 議 員( 0 名
) ~~~~~~~~~~~~~~~ 説 明 の た め 出 席 し た 者 町長 榎 本 武 利君 副町長 西 垣 英 彦君
病院事業管理者 平 井 和 憲君 教育長 寺 西 健 一君 総務課長 長 戸 清君
企画財政課長 杉 本 征 訓君 税務課長 澤 幸 和君
商工観光課長 飯 野 学君 福祉課長 坂 口 雅 人君
健康長寿課長 岡 島 久美子君
住民生活課長 橋 本 大 樹君
産業建設課長 村 島 一 美君
環境水道課長 田 中 衛君
教育委員会次長 松 本 邦 裕君
岩美病院事務長 谷 口 栄 作君
~~~~~~~~~~~~~~~ 事 務 局 職 員 出 席 者 事務局長 鈴 木 浩 次君 書記 前 田 あずさ君
~~~~~~~~~~~~~~~ 議 事 日 程 (第 3 号) 平成28年9月15日(木)午前10時14分開議第1 議案第 96号 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第2 議案第 97号 平成27年度岩美町
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第3 議案第 98号 平成27年度岩美町
代替バス運送事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第4 議案第 99号 平成27年度岩美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第5 議案第100号 平成27年度岩美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第6 議案第101号 平成27年度岩美町
集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第7 議案第102号 平成27年度岩美町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第8 議案第103号 平成27年度岩美町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)第9 議案第104号 平成27年度岩美町
水道事業会計決算の認定について(説明・質疑)第10 議案第105号 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定について(説明・質疑)
~~~~~~~~~~~~~~~ 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第10まで
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時14分 開議
○議長(船木祥一君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1 議案第 96号 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第2 議案第 97号 平成27年度岩美町
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第3 議案第 98号 平成27年度岩美町
代替バス運送事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第4 議案第 99号 平成27年度岩美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第5 議案第100号 平成27年度岩美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第6 議案第101号 平成27年度岩美町
集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第7 議案第102号 平成27年度岩美町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第8 議案第103号 平成27年度岩美町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(説明・質疑)
△日程第9 議案第104号 平成27年度岩美町
水道事業会計決算の認定について(説明・質疑)
△日程第10 議案第105号 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定について(説明・質疑)
○議長(船木祥一君) この際、日程第1、議案第96号 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定についての件から日程第10、議案第105号 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定についての件まで10件を一括議題とします。 提出者に提案理由の説明を求めます。 町長。
◎町長(榎本武利君) おはようございます。 議案第96号 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定から議案第105号 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定までにつきましては、
地方自治法並びに
地方公営企業法の規定により、平成27年度各会計の
歳入歳出決算につきまして認定を求めるものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第96号、
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) おはようございます。 議案第96号 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 お手元に決算書、決算の附属書類、監査委員さんからの
決算審査意見書、各部門における主要な施策の成果等の書類を、法令の定めるところにより提出しておりますので、ご確認をお願いします。 決算の説明に先立ちまして、普通会計の決算ということで毎年決算内容の分析を行い、県へ報告をしている決算統計の中から、
経常収支比率につきましてご報告申し上げます。 監査委員さんの意見書のほうでは6ページにこの指標を掲載いただいておりますので、ごらんいただきたいと思います。 表4、
経常収支比率でございますが、この指標は歳出を性質別に分類いたしまして、そのうち人件費、扶助費、公債費等のいわゆる義務的な経費に対して歳入のうち町税、
普通交付税などの経常的な一般財源がどれだけ充当されたかということを分析したものでございます。これは、財政構造の弾力性をあらわす指標とされているもので、平成27年度の決算では、
経常収支比率は87.4%、前年度が88.9%でございましたので、1.5ポイント下がっております。この要因といたしましては、比率を算定する上で分子となります歳出におきましては扶助費、公債費は減っておりますが、給与改定等に伴う人件費、主には
東部広域負担金の増による補助費等、また各特別会計への
基準内繰出金の増により、7,121万2,000円の増となりましたが、分母となります
普通交付税、
地方消費税交付金等の増により、1億4,946万9,000円増えたことで比率は減となりました。 近年、制度の創設、改正が流動的で
財政見通しが立てづらい面もありますが、今後とも岩美町が自主的な財政運営が行えるよう町税を初めとする歳入の確保と歳出における経常経費の抑制に努めつつ、より一層、慎重かつ柔軟な財政運営に心がけてまいります。 それでは、一般会計の平成27年度決算につきましてご説明いたします。決算書の薄いほうの冊子で説明いたしますので、2ページ、3ページをお開き願います。 まず、歳入でございますが、各款ごとの収入済額につきまして、前年度との比較をいたしました増減率を申し上げ、増減の主なものにつきましては、この後附属書類のほうでご説明いたします。 1款町税は0.5%減。2
款地方譲与税は4.7%増。3
款利子割交付金は12.9%減。4
款配当割交付金は26.1%減。5
款株式等譲渡所得割交付金は33.0%増。6
款地方消費税交付金は75.0%増。7
款ゴルフ場利用税交付金は28.2%減。8
款自動車取得税交付金は14.7%増。9
款地方特例交付金は11.1%減。10
款地方交付税は2.7%増。11
款交通安全対策特別交付金は増減なし。12款分担金及び負担金は96.2%減。13款使用料及び手数料は58.8%増。 はぐっていただきまして、4ページ、5ページをお開き願います。 14
款国庫支出金は2.6%増。15款県支出金は5.6%減。16款財産収入は5.5%減。17款寄附金は40.6%減。18款繰入金は20.4%減。19款繰越金は8.0%増。20款諸収入は76.8%増。21款町債は7.5%増。 歳入合計の欄でございますが、予算現額72億5,881万円に対し、調定額70億2,251万6,614円、収入済額は69億1,170万5,035円。
不納欠損額625万6,900円。
収入未済額といたしましては1億455万4,679円でございます。 なお、
不納欠損額につきましては、1款町税で244件、623万6,900円、このうち時効到来分につきましては118件、130万7,787円。執行停止分126件、492万9,113円でございまして、相続人不明、
企業倒産等によるものでございます。税目の内訳といたしましては、町民税が101件、
固定資産税が89件、
軽自動車税が54件、合わせまして244件。実人数で申し上げますと14人分でございます。また、13款の使用料及び手数料におきましても、
町税不納欠損に伴います督促手数料を欠損処分させていただいております。 毎年度多額の不納欠損を生じまして、町民の皆様の税負担の公平を図るため、納税誓約や
滞納処分等を通じまして時効中断を図り、欠損処分を行わないよう努めてまいります。 はぐっていただきまして、6ページ、7ページをお開き願います。 歳出でございます。ここでは、各款ごとの支出済額の対前年度比率、款ごとの主な増減理由につきましてご説明申し上げます。 1款議会費でございますが、共済費の増などによりまして対前年7.1%の増でございます。 2款総務費は9.4%の増でございまして、
再生可能エネルギー等導入促進事業の増などによるものでございます。 3款民生費3.3%の増でございます。
障害者総合支援事業費の増などによるものでございます。 4款衛生費は27.9%の増でございますが、
ストックヤード整備事業費の増などによるものでございます。 5
款農林水産業費につきましては2.4%の減でございますが、
定置網漁業導入支援事業の減などによるものでございます。 6款商工費は19.8%の増でございますが、
プレミアム商品券発行事業の増などによるものでございます。 7款土木費につきましては20.1%の減でございますが、いわみ道の
駅整備事業、
町道新設改良事業などの減によるものでございます。 はぐっていただきまして、8ページ、9ページをお開き願います。 8款消防費は11.2%の増でございまして、
東部広域行政管理組合特別負担金の増などによるものでございます。 9款教育費は2.5%の減でございます。中学校少
人数学級編制費の減などによるものでございます。 10
款災害復旧費は57.0%の減でございます。
農地農業用施設災害復旧事業の減などによるものでございます。 11款公債費につきましては3.4%の減となっております。 12款予備費につきましては、執行はございませんでした。
歳出合計欄でございますが、予算現額72億5,881万円に対し、支出済額は68億1,251万6,495円でございます。翌年度、平成28年度への繰越額といたしましては、
繰越明許費として10件、3億4,231万3,000円を繰り越ししております。不用額は1億398万505円、支出済額の前年対比は2.2%の増という決算でございます。 また、平成28年度への繰り越しを除いた執行率、実質の執行率でございますが、これにつきましては98.5%でございます。前年とほぼ同率でございます。 次に、
決算附属書類、厚いほうの冊子でご説明申し上げますので、附属書類の2ページ、3ページをお開き願います。 歳入につきましては、2ページから25ページに内訳を載せておりますが、主な増減について説明させていただきます。 初めに、町税の徴収状況について申し上げます。 1款町税でございます。収入済額9億7,573万8,738円、対前年比0.5%の減でございます。徴収率につきましては90.35%、前年に比べまして0.13ポイントの減となっております。 1項町民税の収入済額は3億9,939万6,130円、対前年比0.4%の増でございまして、徴収率につきましては91.65%で、前年に比べ0.09ポイントの減でございます。 2項
固定資産税につきましては、収入済額4億6,271万7,076円で、対前年比3.8%の減となっております。また、徴収率は87.57%、対前年0.51ポイントの減でございます。 3項
軽自動車税につきましては、収入済額3,305万4,202円で0.6%の減、徴収率は93.74%で0.27ポイントの増でございます。 4項
市町村たばこ税は7,823万1,480円の収入済額でございまして、対前年17.0%の増となっております。取扱本数の増によるものでございます。 次に、5項の入湯税でございます。収入済額233万9,850円、対前年14.8%の増でございます。 以上が町税でございますが、町税の徴収に当たりましては、納税誓約による計画納付の促進、悪質な滞納者に対する滞納処分などを行っていますが、引き続き鳥取県
地方税滞納整理機構を利用し、県及び他市町の職員と共同徴収に取り組み、より一層の努力をいたしてまいりたいと考えております。 はぐっていただきまして、5ページをお願いいたします。 6
款地方消費税交付金2億1,256万1,000円の収入済額のうち、
消費税率引き上げによる増収分は9,797万3,000円でございまして、民生費のうち
社会福祉費に全額充当しております。
総務省都道府県税課長通知に基づき、明示しております。 次に、6ページ、7ページをお開き願います。 10
款地方交付税でございます。収入済額は30億1,715万円、対前年2.7%の増でございます。内訳といたしましては、
普通交付税が26億423万8,000円、
特別交付税は4億1,291万2,000円でございます。
普通交付税は対前年7,398万円の増、率で申し上げますと2.9%の増でございまして、主な増要因は
人口減少対策特別対策事業費の増などによるものでございます。
特別交付税は、対前年644万4,000円、1.6%の増となっております。
地域おこし協力隊分の増などによるものでございます。 次に、18ページ、19ページをお開き願います。 17款寄附金、1項1目
一般寄附金、2節
ふるさと岩美まちづくり寄附金1,801万6,000円でございます。対前年1,136万3,000円の減となっており、平成27年度にご寄附いただきました
ふるさと納税896件分でございます。 18款繰入金、1項1目基金繰入金につきましては、後ほど財産に関する調書の中で内訳の説明をさせていただきます。 はぐっていただきまして、20ページ、21ページをお開き願います。 中段になります。19款繰越金の内訳は、26年度の決算による繰越金が4,371万5,280円、
繰越明許費として繰り越されたものが16件、6,789万6,000円でございます。 はぐっていただきまして、22ページ、23ページをお願いいたします。 21款町債でございます。27年度の借入額は4億6,066万3,000円、対前年3,216万7,000円、7.5%の増でございます。
ストックヤード整備事業の増などによるものでございます。なお、平成27年度における町債の
借り入れレートでございますが、年利0.1%から0.6%の範囲内で借り入れしております。また、予算現額との差額は、平成28年度への事業の繰り越し及び事業実績に伴う不用によるものでございます。 歳入につきましては以上で終わらせていただきます。 2枚はぐっていただきまして、26ページでございます。
○議長(船木祥一君)
企画財政課長、ちょっと待って。 しばらく休憩します。 午前10時33分 休憩 午前11時0分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。
企画財政課長、続けてください。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) 附属書類26ページをお開き願います。 26ページから81ページにかけましては、歳出の内訳を記載しております。歳出につきましては、それぞれ不用額を生じた部分につきましてご説明をするべきところでございますが、全体を総括した説明をさせていただくということで1件ごとの不用額につきましては省略させていただきます。 それでは、41ページをお開き願います。 歳入の
地方消費税交付金の説明で申し上げましたが、
消費税率引き上げ分は、3款1項
社会福祉費に充当しております。 続いて、80ページ、81ページをお開き願います。 平成27年度の不用額の総額は1億398万505円でございました。主なものは、各特別会計への繰出金並びに
民生費関係の扶助費、各費目の需用費のうち光熱水費などで、年度末まで予算の確保が必要であり、決算の見込みが見通しにくく不用額が生じております。あわせて、補正予算の調製時に執行状況について精査が不十分で不用額を生じたものもございます。予算段階で事業費の精査を徹底し、財源の有効活用に努めてまいります。 このほか監査委員さんからも予算執行についてご指摘、ご指導をいただいているところでございまして、事業内容の点検、改善を行う中で適正な事業執行に努めてまいります。 次に、82ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 これまでにご説明申し上げました一般会計の
歳入歳出等の状況を千円止めで記載しておりますが、内容についてはごらんいただくということで、個々の数字の説明は省略させていただきますが、6の
実質収支額のうち
地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額でございますが、3,400万円を積み立てさせていただいております。 次に、財産に関する調書の説明をいたしますので、166ページ、167ページをお開き願います。 財産に関する調書でございます。166、167ページは総括表でございますので、内訳であります168ページ、169ページをお開きください。 公有財産の内訳であります168、169ページでございます。公有財産のうち行政財産ということで、(1)の土地及び建物のうち
公共用財産その他の施設でございます。6,853.32平方メートルの増は、たきさん
温泉用地購入と道の駅の用地を普通財産から行政財産へ移動したことによるものでございます。建物のうち木造382.81平方メートルの減は、馬場、沓井、恩志集落に集会施設の譲渡を行う前の普通財産への移動によるものでございます。非木造145.62平方メートルの増は、旧清掃工場の解体、
本庄地区会館、
東浜海水浴センターの施設譲渡を行う前の普通財産への移動と道の駅の普通財産からの移動によるものでございます。 次に(2)の物権でございます。地上権におきまして3,092平方メートルの減となっておりますが、たきさん温泉などの用地購入による
地上権設定解除によるものでございます。 はぐっていただきまして、170ページ、171ページをお開き願います。 公有財産のうち普通財産ということで、(1)の土地及び建物のうち山林でございます。42万9,937平方メートルの増は、鳥越の山林の寄贈によるものでございます。その下、宅地、448.32平方メートルの減は、たんぽぽの家の用地購入と道の駅の用地を行政財産へ移動したことによるものでございます。建物のうち、木造548.95平方メートルの増は、馬場、沓井、恩志集落に集会施設の譲渡を行う前の行政財産からの移動とたんぽぽの家の購入に伴うものでございます。非木造1,395.82平方メートルの減は、
本庄地区会館、
東浜海水浴センターの施設譲渡を行う前の行政財産からの移動と道の駅を行政財産へ移動したことによるものでございます。 次に、(2)の山林でございます。所有林におきまして42万9,937平方メートル、8,156.54立方メートルの増となっておりますが、鳥越の山林の寄贈によるものでございます。その下、分収林におきまして立木の
推定蓄積量が4,012.61立方メートルの増となっておりますが、これは町行造林の年間成長に係る
推定蓄積量の見込み増によるものでございます。 はぐっていただきまして、172ページでございます。 (4)の出資等による権利でございます。いわみ道の駅に対し
買参権取得相当額400万円の出資を行っております。 2の物品でございます。軽自動車は、特殊車両から軽自動車への用途変更により1台増、貨物車両3台廃車、
訪問看護事業用車両を病院へ3台移管したため6台減、トータル5台の減となっております。緊急及び
特殊用途自動車は、
作業用トラックの購入により1台増、特殊車両から軽自動車への用途変更1台と
訪問看護用車両を病院へ1台移管したため2台の減、トータル1台の減となっております。 次に、173ページ。 3債権でございます。一番上の
奨学資金貸付金、増といたしまして2,232万円。内訳は、大学33名、高校4名、専修学校7名に係る奨学資金の貸付金でございます。また、減の3,587万2,000円につきましては、借り受け者からの償還金でございます。 次に、
住宅新築資金等貸付金、減の19万7,000円でございますが、
新規貸し付けはなく、償還金の受け入れを行ったものでございます。 次の中小企業
小口融資資金貸付金以下につきましては、各種の制度融資に係る預託金でございまして、年度中に預託をさせていただき年度末に全額が回収となっておりますので、説明は省略させていただきます。 次に、4の基金の状況でございます。増減があった部分をご説明申し上げます。 まず、
財政調整基金8,035万2,000円の増でございますが、平成26年度の
決算剰余金4,500万円、利子88万3,000円、町条例の規定によります
基準財政需要額の1%相当額3,446万9,000円を積み立てたものでございます。減の1億1,700万円につきましては、
建設改良事業に充てるため取り崩しをさせていただいております。 1つ飛んで、減債基金12万3,000円の増は
利子積み立てでございます。 次の
公共施設建設基金、増の1億7,566万4,000円でございますが、
利子積み立て141万2,000円、
一般財源積み立て1億7,425万2,000円でございます。減の2億2,350万円につきましては、いわみ道の
駅整備事業、公衆便所等の
改修事業費の財源として取り崩しをさせていただいております。 次に、
国民健康保険積立基金、増の2,215万5,000円でございます。平成26年度の
決算剰余金積み立てといたしまして2,200万円、
利子積み立てが15万6,000円でございます。減の6,500万円は、
保険税軽減財源に充てさせていただいております。 次に、
災害救助基金、増の10万2,000円につきましては、町条例の規定に基づきます
一般財源積み立て10万円と、
利子積み立て2,000円の積み立てでございます。
奨学資金貸付基金でございます。増の3,587万2,000円は、借り受け者からの償還金を積み立てたものでございます。減の2,232万円につきましては、44名分の貸付金に充てさせていただいたものでございます。 岩美中学校スポーツ振興基金、増の1,000円につきましては
利子積み立てでございます。 はぐっていただきまして、174ページをお開き願います。 2つ目の土地開発基金、増の6万5,000円につきましては
利子積み立てでございます。 1つ飛んで、福祉環境整備基金、増の6,846万4,000円でございますが、
利子積み立て101万7,000円、
一般財源積み立てといたしまして6,322万1,000円、県補助金で下水道事業、集落排水処理事業に係る推進費422万6,000円を積み立てしております。減の8,000万円につきましては、公共下水道事業及び集落排水処理事業への繰り出し財源としての取り崩しをさせていただいております。 次に、地域福祉基金、増の25万8,000円は
利子積み立てでございます。減の150万円につきましては、食事サービス事業の財源として取り崩しをさせていただいております。 その下、人材育成基金、増の3,303万8,000円でございます。
一般財源積み立てといたしまして3,300万円、利子3万8,000円を積み立てたものでございます。減の3,500万円につきましては、沖縄県国頭村との児童交流事業、特色ある学校づくり事業、30人学級編制費、学校図書整備費の財源として取り崩しをさせていただいております。 その下、集落排水処理事業積立基金でございます。増の49万1,000円につきましては、
利子積み立て5万5,000円、使用料分担金の充当残額43万6,000円を積み立てさせていただいております。減の977万3,000円でございますが、起債の償還金などに充てさせていただいております。 中山間ふるさと水と土保全対策基金7,000円の増と、次の交通安全対策基金の増2万2,000円は、
利子積み立てでございます。減の30万円につきましては、交通安全対策に係ります施設整備事業の財源として取り崩しをさせていただいております。 次に、公共下水道積立基金でございます。増の826万9,000円につきましては、
利子積み立て及び使用料負担金の充当残額などを積み立てております。減の296万6,000円につきましては、
建設改良事業財源などに充てさせていただいております。 次の介護給付費準備基金2,816万2,000円の増は、
決算剰余金積み立て831万1,000円、利子1万1,000円、
一般財源積み立て1,984万円でございます。 次のわがまちづくり資金貸付基金は、利子3万1,000円を積み立てしております。 一番下、ふるさと岩美まちづくり基金は、896件分の寄附金1,801万6,000円及び利子2,000円は一度基金に積み立て、ボンネットバス運行事業、浦富海岸周辺観光施設管理運営費などへ充当させていただいております。 はぐっていただきまして、176ページをお開き願います。 平成27年度基金運用状況調書でございます。(1)の積立基金と(2)の定額運用基金の2つの表に区分しておりますが、ただいまご説明申し上げました基金の内訳と重複しますので、説明のほうは省略させていただきます。 それぞれの表の右下の計欄の合計、平成27年度末岩美町の基金総額といたしましては34億5,362万9,191円、前年に比べまして1億422万7,385円の減となっております。 次に、177ページでございます。 物品調達基金の運用状況ということで、300万円の資金をもって町の事務用消耗品の調達をしています基金の決算を載せております。ごらんをいただくということで説明は省略させていただきます。 以上、平成27年度の一般会計についてご説明を申し上げました。27年度決算に当たりましては、決算審査を通じて監査委員さんからもさまざまなご指導、ご意見をいただいております。ご指導、ご指摘いただきました事項につきましては、速やかに改善したいと考えております。 以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第97号、
教育委員会次長。
◎
教育委員会次長(松本邦裕君) それでは、平成27年度岩美町
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。
決算附属書類、84ページをお願いいたします。 この会計は、平成8年度までに貸し付けを行いました住宅新築資金等の回収と起債の償還事業を行っております。平成27年度の貸付金の回収は、住宅の新築資金として貸し付けを行ったもの2件の回収に当たっております。 それではまず、歳入でございます。 1款1項1目住宅新築資金等貸付事業補助金でございます。これは回収に要しました事務費に対します県補助金でございまして、1万3,000円の収入としております。 次に、3款1項1目一般会計繰入金でございます。予算現額37万4,000円に対しまして、調定額、収入済額ともに29万3,762円でございます。これは、起債の償還へ充当するために繰り入れをお願いしたものでございます。 次に、4款1項1目
住宅新築資金等貸付金元利収入でございますが、予算現額34万円に対しまして、調定額553万4,140円、収入済額42万円でございます。この内訳としましては、過年度分の収入でございます。
収入未済額は2件分で実人員2名、511万4,140円でございます。これにつきましては、本年、平成28年8月末現在で20万円の回収をしております。今後とも、滞っております貸付金につきましては回収に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 次に、歳出でございます。 はぐっていただいて、86ページをお願いいたします。 1款1項1目住宅新築資金等貸付事業費72万6,762円を支出しております。これは、起債の償還と事務費の支出でございます。 なお、平成27年度末の貸付金の残高といたしましては、2件分746万2,317円となっており、1件は平成31年度まで、もう一件は33年度までの償還計画となっております。 88ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書でございます。 歳入歳出とも72万7,000円でございます。差し引き額は0円でございます。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第98号、
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) 議案第98号 平成27年度岩美町
代替バス運送事業特別会計歳入歳出決算につきましてご説明申し上げます。 最初に、主要な施策の成果、29ページをごらんください。 町営バスは、民間バスの路線廃止に伴う代替運送手段といたしまして、昭和53年より運行しております。平成27年度におきましては、小田線は増加したものの、田後・陸上線の減少により、トータルでは減少しております。要因として、田後・陸上線の減少は観光利用者の減が主要因と考えております。町営バスは移動手段を持たない町民の皆様にとっては必要不可欠なものであり、引き続き利用者の利便性と経営のバランスを考慮しながら、効率的かつ安全な運行に努めてまいります。 それでは、決算につきましてご説明申し上げます。
歳入歳出決算附属書類、厚いほうの冊子でございます。90ページ、91ページをお開き願います。 歳入でございます。 1款使用料及び手数料、1項1目使用料、調定額、収入済額とも719万8,235円、対前年86万1,794円、10.7%の減でございます。乗車人数は2路線で3万3,645人、対前年2,137人、率にいたしまして6.0%の減でございました。 2款県支出金、1項1目代替バス運行費補助金は、運行に係ります県補助金で、調定額、収入済額とも810万6,000円、対前年1.0%の増でございます。 3款繰入金、1項1目一般会計繰入金は支出総額から料金収入、県補助金などを差し引きました金額1,854万6,678円を繰り入れております。中型バスのエンジン修繕等が発生しており、繰入金が増えております。 5款諸収入、2項2目雑入1万2,000円は新聞積み込み料等の収入でございます。 歳入合計でございますが、予算現額3,430万2,000円に対しまして、調定額、収入済額とも3,386万2,913円でございます。 はぐっていただきまして、92ページ、93ページをお開き願います。 歳出でございます。 1款総務費、1項1目代替バス運行費、予算現額3,410万2,000円に対しまして、支出済額3,386万2,913円でございます。臨時職員人件費、代替バス運行に係ります委託料、修繕料などを支出しております。 2款予備費、1項1目予備費につきましては、支出がございませんでした。 以上、歳出合計、予算現額3,430万2,000円、支出済額3,386万2,913円、不用額43万9,087円でございました。 はぐっていただきまして、94ページをお開き願います。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額、歳出総額とも3,386万3,000円で、歳入歳出差し引き額、
実質収支額ともに0円でございます。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第99号、議案第100号、
住民生活課長。
◎
住民生活課長(橋本大樹君) それでは、議案第99号 平成27年度岩美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 初めに、概要につきまして、主要な施策の成果で説明をさせていただきたいと思いますので、施策の成果の30ページをお願いいたします。 後期高齢者医療制度は、75歳以上の方と一定の障がいがあると認定された65歳以上の方が加入する医療制度であり、広域連合と市町村が連携して業務を行っております。保険者であり運営主体であります広域連合は、保険料の決定、医療費の給付、保険証の交付等を行い、市町村は保険料の徴収と保険証の引き渡し、各種届け出の受け付け等の事務を行っております。また、この会計は歳入においては被保険者からの保険料の徴収を、歳出においてはその保険料の広域連合への納付ということを主とする会計でございまして、医療の給付に係ります町の負担につきましては、法律の規定により一般会計のほうから支出することとなっております。 なお、平成27年度末の被保険者数は2,242人で、平成26年度末に比べ15人、約0.66%減少しております。この傾向はしばらく続き、団塊の世代が75歳になる平成34年ごろからは増加に転じるものと思われます。 また、資料にはございませんが、1人当たりの医療費は年間で83万3,928円であり、県内では少ないほうから5番目に位置しております。 それでは、決算額等につきましては
決算附属書類で説明をさせていただきますので、
決算附属書類、96ページをお願いをいたします。 まず、歳入でございます。 1款後期高齢者医療保険料でございます。調定額8,548万5,100円、収入済額8,457万1,400円、対前年5.49%の減でございます。後期高齢者医療の保険料は県下で統一した保険料となっており、2年ごとに見直されています。平成27年度は26年度と同じで、均等割4万2,480円、所得割8.07%で、保険料の上限額は57万円となっています。平成27年度の徴収率は滞納繰越分を含めた全体で98.93%であり、前年度より0.07ポイント改善しております。 2款使用料及び手数料、
収入未済額5,200円は督促手数料で、現年分27件、滞納繰越分25件でございます。 3款広域連合支出金、これは健康診査に係る広域連合からの委託金で、前年より受診者数が40人増加したことにより委託金の額もふえており、対前年22.98%の増となっております。 4款繰入金、1項1目一般会計繰入金のうち、1節一般会計繰入金、収入済額200万9,237円はシステムの委託料など事務に係る経費と健康診査に係る経費のうち、町独自に軽減しております自己負担や追加の検査による経費でございまして、ほぼ前年度並みとなっております。また、2節保険基盤安定繰入金、収入済額417万4,037円は、保険料軽減分で一般会計から繰り入れ広域連合へ納付するもので、前年度より2.20%の増でございます。 5款繰越金、収入済額33万2,200円は、26年度の出納整理期間中に収納した保険料を27年度で支払うため繰り越したものでございます。 はぐっていただきまして、98、99ページをお願いいたします。 一番下、歳入合計でございます。予算現額1億3,091万1,000円、調定額1億3,098万2,630円、収入済額1億3,006万3,730円、不納欠損はございません。
収入未済額91万8,900円でございました。 はぐっていただきまして、100ページをお願いをいたします。 歳出でございます。 1款総務費、1項1目一般管理費、支出済額486万6,228円で、対前年12.27%の増でございます。重複頻回受診者への保健師の訪問指導のための報償費の増、健康診査の受診者が増加したことによる委託料の増などによるものでございます。 2款広域連合納付金、支出済額1億2,486万7,737円は、対前年2.95%の減でございます。支出の内訳といたしまして、保険料分として8,469万3,700円、保険基盤安定分として417万4,037円でございます。 3款諸支出、支出済額10万7,800円は、25件分の保険料還付金でございます。還付の主な原因は、本人死亡や転出、所得更正によるものでございます。 以上、歳出合計、予算現額1億3,091万1,000円、支出済額1億2,985万3,530円、不用額105万7,470円でございました。 はぐっていただきまして、102ページ。 実質収支に関する調書でございます。 歳入歳出の総額は先ほどご説明申し上げたとおりでございます。歳入歳出差し引き額21万円、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、
実質収支額も21万円となります。この21万円は、出納整理期間中であります4月、5月に受け入れた保険料でありまして、広域連合が3月分までしか受け付けられないため、出納整理期間中に収納した保険料については翌年度に支払うこととなります。このため、
決算剰余金として翌年度に繰り越し、平成28年度予算で広域連合に支払うこととなります。 以上で平成27年度岩美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第100号 平成27年度岩美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 まず、本町の状況を説明させていただく前に、国保を取り巻く全国的な動きについて少し触れさせていただきたいと思います。国民健康保険は、被用者保険に加入する方等を除く全ての方を被保険者とする公的医療保険制度であり、国民皆保険の最後のとりでとも言えるものであります。しかし、財政単位を市町村としていることから小規模な自治体も多く、財政が不安定となりやすいこと、被保険者の年齢構成や所得分布の差異が大きいこと等々の構造的な問題を抱えています。また、被保険者側から見れば、保険給付は全国共通であるものの、保険料は市町村ごとに大きく異なり不公平感があるといった問題もあります。このような現状を改善するため、平成27年5月に成立いたしました持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律により、平成30年度から都道府県が市町村とともに国民健康保険の運営を担い、財政運営の責任主体として中心的な役割を担うこととされました。そして、保険者が県となる平成30年度からの保険料につきましては、全県の保険料収納必要額を市町村ごとの医療水準と所得水準で案分し、市町村ごとの納付金の額を決めることになります。そして、市町村は県が示した標準保険料率等を参考に予定収納率等を勘案し保険料率を決定し、賦課、徴収し、県に納付金として納めることになります。平成27年度においては、このような仕組みの大枠が決まり、平成28年度の後半からようやく市町村ごとの納付金の試算が始まるといった状況でございます。 続きまして、本町の概要につきまして、主要な施策の成果で説明をさせていただきたいと思いますので、施策の成果の31ページをお願いをいたします。 ページの中ほどに国保の加入状況の表を記載しておりますが、平成27年度末の被保険者数は3,141人で、対前年比98.2%と若干減少しています。近年この傾向が続いています。また、退職者が大幅に減少しておりますが、これは退職者医療制度の経過措置が平成26年度をもって終了し、平成27年度以降は新たに退職被保険者となる方がなくなったことによるものでございます。 次に、医療費の状況ですが、被保険者数は減少していますが、1人当たりの給付費は対前年2万641円、率にして8.2%と大幅に増加しております。医療の高度化や新規に薬価収載された高額医薬品の利用などが増加の要因となっていると考えられます。 続きまして、決算書での説明に入らさせていただきます。
決算附属書類の104、105ページをお願いをいたします。 まず、歳入でございます。 1款国民健康保険税でございます。国保税全体の徴収率は72.97%で、前年より1.37ポイント減少しています。このうち、現年分につきましては一般と退職を合わせた徴収率が93.43%で、前年より0.57ポイント減少しております。
不納欠損額につきましては、平成8年度から平成24年度賦課分の9名107件分、351万9,818円を措置させていただいております。内訳は、財産がない者が4名、所在不明が4名、死亡し相続人のない者が1名でございます。負担の公平を図るため、引き続き徴収率の向上に向けて一層の努力を重ねてまいりますので、何とぞご理解を賜りますようお願いをいたします。 2款使用料及び手数料でございます。これは督促手数料で、こちらにおきましても9名87件分の督促手数料を不納欠損処分させていただいております。 はぐっていただきまして、106、107ページをお願いいたします。 3
款国庫支出金は、対前年2.91%の減となっております。これは、医療費に係る国の負担分でありまして、一般被保険者分の年間の保険給付費は増加しておりますが、年度初めの給付費が平成26年度に比べて少なかったことで低い伸び率で算出されたことなどによるものでございます。なお、実績に基づく差額につきましては、平成28年度において精算交付されることとなっております。 4款県支出金は、対前年14.40%の減となっております。財政調整交付金のうち特別調整交付金について県の基準を下回ったことなどにより減額となっております。 5款療養給付費交付金は、対前年26.77%の減でございます。これは、退職者医療に係ります支払基金からの交付金でございまして、退職被保険者数が減少したことにより療養給付費も減少したことによるものでございます。 はぐっていただきまして、108ページ、109ページをお願いをいたします。 6款前期高齢者交付金、対前年25.60%の増でございます。前々年度の概算交付の精算金が増加したことにより、交付金額が増加しております。 7款共同事業交付金は、対前年2.03倍と大幅な増となっております。これは、高額医療費共同事業と保険財政共同安定化事業に係る国保連合会からの交付金で、保険財政共同安定化事業の対象となるレセプトがそれまで1件30万円以上だったものが、全てのレセプトが対象となり、事業費が大幅に増加したことによるものでございます。 8款財産収入は、対前年1.58%の増でございます。国保積立基金の運用利息でございます。 10款繰入金は、対前年32.61%の増でございます。主な要因といたしまして、一般会計繰入金のうち保険税軽減拡大に伴う保険基盤安定繰入金の増、またはぐっていただきまして、110、111ページになりますが、国保積立基金より保険税の軽減や給付費の財源として、前年度より2,500万円増の6,500万円を取り崩し繰り入れたことなどによるものでございます。 11款繰越金は、平成26年度決算に伴う繰越金で、対前年5.62%の減となっております。このうち、保険税の軽減財源として1,200万円、負担金の精算返還金など諸支出金として2,474万円財源充当し、残りにつきましては療養給付費などの補正財源に充てております。 12款諸収入は、前年より大幅に減少しておりますが、これは平成27年度において交通事故等の第三者行為による求償がなかったことによるものでございます。 はぐっていただきまして、112ページ、113ページをお願いをいたします。 歳入合計でございます。予算現額16億9,918万7,000円に対しまして、調定額18億2,556万6,856円、収入済額17億2,606万7,375円、
不納欠損額352万8,518円、
収入未済額9,597万963円でございました。 はぐっていただきまして、114、115ページをお願いをいたします。 歳出でございます。 1款総務費は、対前年3.32%の減でございます。1項1目一般管理費の中で、それまでレセプト点検員を1名雇用し点検業務などを行っておりましたが、平成26年度末で退職したため、平成27年度からは専門業者に業務を委託して行っております。 2款保険給付費は、対前年6.53%の増でございます。このうち、1項1目一般被保険者療養給付費は、対前年9.91%の増と大幅に伸びており、年度末に予算に不足を生じましたので、2目退職被保険者等療養給付費から141万2,675円流用いたしております。 はぐっていただきまして、116、117ページをお願いいたします。 2項高額療養費も増加しており、対前年10.95%の増であります。このうち、1目一般被保険者高額療養費は、対前年14.87%の増となっており、年度末に予算の不足が生じましたので、2目退職被保険者等高額療養費から158万5,743円を流用させていただいております。 4項出産育児諸費は、前年より2件減の6件分、252万1,260円。 はぐっていただきまして、118ページ、119ページでございますが、5項葬祭費は前年と同じ23件分でございます。 3款後期高齢者支援金等は、対前年1.57%の減でございます。これは、後期高齢者医療制度への保険者負担分として支払基金に支出するもので、1人当たりの負担額は増加していますが、被保険者数の減少と前々年度の精算金が増加したことにより減少しております。 4款前期高齢者納付金等、対前年13.86%の減でございます。1人当たりの負担額の減少に伴う減でございます。 5款老人保健拠出金、平成19年度で終了した老人保健制度における請求漏れ、過誤再請求等の事務が残っておりますことから、事務費相当の拠出を行っております。 はぐっていただきまして、120、121ページをお願いをいたします。 6款介護納付金は、対前年14.31%の減でございます。2号被保険者分として支払基金に納付するもので、1人当たりの負担額の減と前々年度の精算金の増により、27年度の納付額が減となったものでございます。 7款共同事業拠出金は、対前年86.91%の増でございます。県内の高額医療費の公費負担に対応するため、国保連合会が管理する高額医療費及び共同安定化事業への拠出金で、共同安定化事業の対象となるレセプトが従前30万円以上だったものが、平成27年度より全てのレセプトが対象となったため、拠出金の額も大幅に増加しております。 8款保健事業費は、対前年0.80%の減でございます。特定健康診査と人間ドックに係る委託料及び健康増進指導事業費が主なものでございます。 はぐっていただきまして、122、123ページをお願いをいたします。 9款積立金は、預金利息の積み立てでございます。なお、平成27年度末現在の国保の基金残高は1億4,834万6,876円でございます。 10款公債費は、一時借り入れがなかったため、利息の支出はございませんでした。 11款諸支出金は、対前年58.51%の増でございます。国庫負担金返還金等の増によるものでございます。 また、はぐっていただきまして、124、125ページの1項1目退職被保険者等保険税還付金に予算の不足が生じましたので、1目一般被保険者保険税還付金から4万5,000円流用させていただいております。 一番下でございます。 歳出合計、予算現額16億9,918万7,000円、支出済額16億5,824万6,629円、不用額4,094万371円、執行率は97.59%でございました。 はぐっていただきまして、126ページ。 実質収支に関する調書でございます。 歳入歳出の総額は、先ほどご説明申し上げたとおりであり、差し引き額は6,782万円、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、
実質収支額も同額となります。
実質収支額のうち、
地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額は3,400万円でございます。 以上で平成27年度岩美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきまして説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第101号、
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) それでは、議案第101号 平成27年度岩美町
集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 この会計は、網代、田後、東の3つの漁業集落排水施設と、長谷・白地、本庄・太田の2つの農業集落排水施設及び20件の個別排水処理施設の維持管理を行う会計でございます。このうち、網代、本庄・太田は公共下水道大谷処理区へ、田後は浦富処理区へ接続しておりますので、処理場を有している集落排水施設は、東と長谷・白地の2処理区でございます。平成27年度末の集落排水処理区域内の対象世帯353世帯中、接続世帯は329世帯で、接続率は93.2%となっており、前年と同率でございます。 それでは、
決算附属書類でご説明申し上げますので、附属書類の128ページ、129ページをお願いをいたします。 歳入からご説明いたします。 1款1項1目集落排水事業分担金でございます。調定額166万2,660円、収入済額58万5,990円、
収入未済額107万6,670円でございます。徴収率は35.2%で、対前年9.7%の減となっております。
収入未済額は全て3節滞納繰越分でございまして、その内訳は、農業集落、3名10件、59万4,650円、漁業集落排水、3名9件、48万2,020円でございます。 2款1項1目集落排水処理施設使用料でございます。調定額4,865万7,003円、収入済額4,807万3,145円、
収入未済額58万3,858円でございます。徴収率は98.8%で、前年と同率でございました。
収入未済額の内訳は、現年、滞納合わせまして、農集、2名4件、5万3,291円、漁集、13人24件、53万567円でございます。個別排水処理施設分はございません。 3款1項1目利子及び配当金でございます。調定額、収入済額とも5万5,434円でございます。集落排水処理事業積立金の利子でございます。 4款1項1目一般会計繰入金でございます。調定額、収入済額とも5,030万4,000円でございます。起債償還等に対する基準内繰り入れ4,974万9,420円と、高齢者、障がい者の方への下水道料減免等に対する基準外繰り入れ55万4,580円でございます。 はぐっていただきまして、130ページ、131ページでございます。 2項1目集落排水処理事業積立基金繰入金でございます。調定額、収入済額とも977万2,777円でございます。集落排水処理事業会計の財源として取り崩しをさせていただいております。 5款2項1目水洗便所等改造資金貸付金元利収入でございます。調定額、収入済額とも3万6,000円でございます。平成27年度中の新たな貸し付けはございませんでしたが、償還中のもの2件分に係ります預託金償還金でございます。 歳入の合計は、予算額1億1,025万円に対しまして、調定額1億1,049万2,574円、収入済額1億882万8,246円、
収入未済額166万4,328円でございました。 はぐっていただきまして、132ページ、133ページ。 歳出でございます。 1款1項1目総務管理費、支出済額859万3,464円は、職員1名6カ月分の人件費、東部広域への汚泥運搬処理負担金、水洗便所改造資金貸付事業、また基金積立金等に要する経費の支出でございます。 2目施設管理費、支出済額3,354万3,802円は、各集落排水の施設管理を行う費用の支出でございます。不用額の主なものとして、11節需用費の70万2,281円がございますが、緊急修繕を想定して確保しておりましたが、事案がなかったことによるものでございます。13節委託料9万5,340円も同様に、処理施設、マンホールポンプ等の緊急修繕がなかったことによるものでございます。19節負担金、補助及び交付金48万6,854円は、公共下水道処理施設維持管理費が減額となったことで、網代、田後、本庄・太田の集落排水会計が支出いたします公共下水道会計への負担金が減額となったことによるものでございます。 はぐっていただきまして、134ページ、135ページ。 2項1目施設管理費、支出済額109万6,786円は、個別排水処理施設20件分の維持管理費でございます。 2款公債費は、元金、利息を合わせまして6,559万4,194円の支出でございます。平成27年度末の未償還残高といたしましては、8億7,403万3,272円となっております。平成26年度末と比較いたしまして4,700万円余り少なくなっております。 歳出合計は、予算現額1億1,025万円に対しまして、支出済額1億882万8,246円、不用額は142万1,754円で、執行率は98.7%でございました。 はぐっていただきまして、136ページ。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額、歳出総額とも1億882万8,000円で、歳入歳出差し引き額、
実質収支額とも0円でございます。 以上、簡単でございますが説明を終わらせていただきます。 どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。 午後0時0分 休憩 午後1時0分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。 議案第102号、
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) それでは、議案第102号 平成27年度岩美町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明いたします。 この会計は、大谷、浦富、両公共下水道施設の維持管理及び施設整備に関する会計でございます。また、網代、田後漁業集落排水、本庄・太田の農業集落排水の汚水処理を行っております。平成27年度は国道9号小田入り口交差点付近の圧送管移設工事、岩美道路の改良工事に伴う管渠移転、新規接続に伴う管渠工事等を行っております。また、大谷処理区浄化センターの長寿命化計画の策定にも着手をいたしております。平成27年度末の公共下水道の対象世帯は3,402世帯で、うち下水道接続世帯は2,930世帯となっており、接続率は86.1%でございます。前年に比べ1.1%向上いたしております。引き続き接続率の向上に努めてまいりたいと考えております。 それでは、
決算附属書類のほうで説明を申し上げますので、附属書類の138ページ、139ページをお願いをいたします。 歳入でございます。 1款1項1目下水道負担金、調定額1,316万6,400円、収入済額851万3,616円、
不納欠損額43万680円、
収入未済額は422万2,104円で、徴収率は64.7%でございました。対前年7.5%の増でございます。
不納欠損額は平成16年度から20年度に係ります2人、1人と1企業でございますが2人5件分で、企業倒産、相続放棄によるものでございます。 2款1項1目下水道使用料、調定額1億5,912万4,273円、収入済額1億5,058万4,834円、
不納欠損額5万6,029円、
収入未済額は848万3,410円でございました。徴収率は94.6%で、対前年0.2%の増でございました。
不納欠損額は平成19年度から22年度に係る1人4件分で、行方不明による処分でございます。
収入未済額は89人236件分でございます。前年は127人243件でございました。 3款1項1目下水道費補助金、調定額、収入済額とも671万円でございます。大谷浄化センターの長寿命化計画策定に係る国庫補助金でございます。 4款1項1目利子及び配当金2万8,841円は、公共下水道基金積立金積立金利子でございます。 5款1項1目一般会計繰入金、調定額、収入済額とも2億1,768万5,036円でございます。基準内繰り入れ2億1,677万8,374円、高齢者減免などの基準外繰り入れが90万6,662円でございます。 次に、はぐっていただきまして、140ページ、141ページでございます。 2目他会計繰入金、調定額、収入済額とも1,048万8,146円でございますが、集落排水処理事業特別会計の田後・網代漁業集落排水、本庄・太田農業集落排水からの汚水処理負担金を繰り入れたものでございます。 2項1目公共下水道基金繰入金は、調定額、収入済額とも296万6,082円でございます。公共下水道会計の財源として基金の取り崩しをさせていただいております。 6款2項1目水洗便所等改造資金貸付金元利収入、調定額78万3,000円は、6件分に係ります預託金償還金でございます。 3項1目雑入、調定額627万5,865円は、国道178号岩美道路改良工事等に係ります県からの補償金等でございます。 7款1項1目公共下水道事業債1,350万円は、汚泥焼却炉共同整備負担金として浦富処理区整備事業に係る起債でございます。 8款1項1目繰越金307万3,000円は、国道178号岩美道路改良工事関連の26年度から27年度への繰越事業に係る繰越財源でございます。 歳入合計でございます。予算現額4億2,695万7,000円、調定額4億3,406万3,543円、収入済額4億2,084万5,920円、
不納欠損額48万8,709円、
収入未済額は1,272万8,914円でございます。 はぐっていただきまして、142ページ。 歳出でございます。 1款1項1目総務費でございます。職員1名分及び臨時職員2名5カ月分の人件費、受益者分担金、下水道使用料の賦課徴収、基金積み立て、消費税の支払い等に要する経費を決算させていただいております。支出済額3,753万4,217円、不用額95万5,783円でございます。多額の不用額を出しておりますが、これは年度末に一般会計から繰入金との調整の中で基金積み立てを減額したものがほとんどでございます。 次に、2目施設管理費でございます。大谷及び浦富の浄化センターの維持管理費でございまして、支出済額7,996万9,648円、不用額414万7,352円でございます。11節の需用費の不用額114万7,998円は、緊急修繕がなかったことによるものでございますし、15節工事請負費の不用額194万760円は、網代港岩美停車場線の改良工事に伴う下水道蓋のかさ上げ工事が県工事との調整の中で次年度に繰り延べとなったことによるものでございます。19節の負担金及び補助金及び交付金は、鳥取市に支払う汚泥焼却負担金でございまして、不用額96万8,206円は汚泥量の減等によるものでございます。 次に、3目施設整備費でございます。平成27年度は国道9号小田入り口交差点付近の圧送管移設工事や国道178号岩美道路の改良工事に伴います下水道管移設工事を行っております。支出済額2,475万8,531円で、工事請負費に200万円余りの不用額を出しておりますが、これは岩美道路関連の工事で県との工事調整の中で、土工等を県工事でしていただいたため、減額となったものでございます。 はぐっていただきまして、144ページ、145ページでございます。 2款公債費は、元金、利子を合わせまして2億7,752万7,108円を支出いたしております。平成27年度末の未償還残高といたしましては36億8,618万1,906円となっております。 歳出の合計でございます。予算現額4億2,695万7,000円、支出済額4億1,978万9,504円、不用額716万7,496円でございました。執行率は98.3%でございます。 はぐっていただきまして、146ページ。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額4億2,084万6,000円、歳出総額4億1,979万円、歳入歳出差し引き額105万6,000円でございます。この剰余額は平成26年度から27年度にかけて繰り越しされました岩美道路改良事業に係ります管渠移転費用の補償費の精算で増額になったことによるものでございます。
実質収支額も同額でございまして、
地方自治法233条の2の規定により全額を基金に繰り入れさせていただいております。 以上、簡単でございますが説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第103号、
健康長寿課長。
◎
健康長寿課長(岡島久美子君) では、議案第103号 平成27年度岩美町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 初めに、事業の概要についてご説明いたします。各部門におけます主要な施策の成果の35ページをお開きください。介護保険は平成12年に導入された制度で、高齢化の進展に伴って介護が必要な高齢者を家族だけではなく社会全体で支えることを目的とした事業であります。平成27年度は65歳以上の第1号被保険者数は、平成26年度末より57人増え、3,999人となっております。要支援もしくは要介護の認定を受けた認定者は871人、第1号被保険者の21.8%を占めており、前の年より29人、0.4ポイント増となっております。第6期では保険料率を第5期までの6段階から9段階へ拡大し、所得段階に応じたきめ細やかな保険料設定が行われるようになったことと、住民税非課税世帯の低所得の方の保険料軽減に対して、国、県が費用負担を行うようになりました。さらに、本町独自の保険料軽減策といたしまして、基準額に対する標準の軽減率に加えて、第1段階から第3段階の所得段階の世帯に5%から10%の軽減措置をとらせていただいております。この財源につきましては、一般会計から一般財源で、平成27年度は908万1,300円を充てさせていただきました。保険給付につきましては、平成27年8月から一定以上の所得に対して2割負担が適用となっております。 それでは、
決算附属書類でご説明いたしますので、148ページ、149ページをお開き願います。 歳入でございます。 1款保険料、1項1目第1号被保険者保険料、調定額は3億231万6,865円、収入済額2億9,380万9,420円、前の年に比べまして3,982万205円、15.7%の増でございました。
不納欠損額は13万7,600円、
収入未済額836万9,845円でございました。徴収率は97.19%で、前の年に比べて0.06ポイントの上昇となっております。3節の滞納繰越分普通徴収保険料のうち2人の方の介護保険法の規定で、2年の時効によりまして不納欠損処分をさせていただいております。お二人とも制度をご理解いただけない方でございました。毎年不納欠損を生じておりますことを大変申しわけなく思っております。給付と負担の公平を図るため、引き続き保険料の徴収に努めてまいりますので、何とぞご理解をお願いしたいと思います。 2款使用料及び手数料、1項1目地域支援事業使用料は、筋力アップ教室の利用者負担でございます。2項1目督促手数料の
不納欠損額900円は、保険料の不納欠損処分に伴って、督促手数料2人分を不納欠損したものでございます。 次に、3
款国庫支出金から、はぐっていただきまして、5款県支出金までは、歳出の2款保険給付費と3款地域支援事業に対して、所定の交付割合で概算交付されたものでございます。 次に、150ページ、151ページをお願いいたします。 6款の財産収入、1項1目利子及び配当金は、介護給付費準備基金に係る利子でございます。 7款繰入金、1項1目介護給付費繰入金は、保険給付費の12.5%相当額で、法律で定められた町の負担分でございます。 2目と3目は地域支援事業への繰入金で、2目は介護予防事業の12.5%、3目は包括的支援事業費の19.5%をそれぞれ繰り入れたものでございます。 はぐっていただきまして、152ページ、153ページ。 4目低所得者保険料軽減繰入金は、本町独自の低所得者保険料軽減策に必要な財源を基金に積むため、908万1,300円を繰り入れております。 5目その他一般会計繰入金は、介護認定事務費及び一般管理費など介護保険事務を円滑に運営するための繰入金でございます。 次に、10款サービス事業勘定サービス収入、1項1目介護予防支援費収入は、要支援者に対して地域包括支援センターが実施します介護予防サービス計画の作成などに伴うサービス収入でございます。 歳入合計は、予算現額16億1,389万4,000円、調定額16億2,012万7,079円、収入済額16億1,155万4,334円で、前の年より2.82%の増、
不納欠損額は13万8,500円、
収入未済額は843万4,245円でございました。 はぐっていただきまして、154ページ、155ページをお願いいたします。 続きまして、歳出でございます。 1款総務費、1項1目一般管理費は、介護保険事業を円滑に運営するための一般事務費と電算システムの保守委託料などでございます。制度改正に伴うシステム改修により、前の年に比べて、13節委託料で31万6,548円の増となっております。 2目連合会負担金は、国保連合会へ委託しております主治医意見書料の支払いなどに係る経費でございます。 13節委託料の不用額13万280円は、主治医意見書が年間860件で見込んでおりましたものが32件の減となったことなどによるものでございます。 はぐっていただきまして、156ページ、157ページをお願いいたします。 2款保険給付費の支出済額は15億1,822万5,854円、前の年より2,063万4,116円、1.47%の増で、不用額は859万7,146円でございました。 このうち、1項介護サービス等諸費の支出済額13億6,572万5,039円は、要介護認定者への訪問通所介護福祉用具等の居宅サービス及び地域密着サービス、施設サービスの介護サービス給付費でございます。昨年度までは給付費の種類別に目立てをしておりましたけども、事務の効率化のためこれらを廃目整理いたしまして、新たに設置した1目介護サービス等諸費に統合しております。前の年より1.43%の増となっております。 2項介護予防サービス等諸費の支出済額5,895万91円は、要支援認定者への介護支援サービスの給付費でございます。先ほどの介護サービス等諸費と同様に、各介護予防サービス費を廃目整理し、新たに設置した1目介護予防サービス等諸費に統合しております。前の年の3.45%の増となっております。 次の5項特別入所者介護サービス等費6,017万4,840円は、原則全額自己負担とされております施設の居住費と食費につきまして、住民税非課税世帯の負担軽減を図るために補足給付しているものでございます。 3款地域支援事業費の支出済額は2,114万5,371円で、前の年よりも758万9,824円、55.99%の増でございます。これは、65歳以上の高齢者に対して要介護状態にならないように介護予防事業を実施するとともに、高齢者が地域の中で自立した生活を送ることができるようさまざまな支援事業を行う事業でございます。昨年度までは、3款2項2目の任意事業費より高齢者サークル活動の助成事業を行っておりましたけども、この助成事業費を組み替えたことによりまして増となっております。 はぐっていただきまして、158ページ、159ページをお願いいたします。 1項1目では、要介護状態となるおそれの高い特定高齢者を把握して、介護予防のための筋力アップ教室などを実施しております。 2目では、一般の高齢者に介護予防教室などを行って介護予防の普及啓発を行っております。 3目は、岩美町の被保険者が住所地特例で他市町村が実施します地域支援事業を利用した場合の町負担分ですけども、利用実績がなかったため、8万1,000円が不用額となっております。 2項1目は、地域包括支援センターが行う高齢者の総合的な相談支援や介護予防マネジメントなど包括的支援事業費でございます。 平成27年度から医療、介護関係者の連携を推進します在宅医療介護連携推進事業、ボランティア、NPOなど多様な主体により高齢者を支える体制を整備する生活支援体制整備事業が新たに加わったことにより、前年より679万5,608円、前年比としまして71.3%の増となっております。 2目は、任意事業として介護用品の支給事業、生活支援サポーターの養成等に係る経費でございます。 はぐっていただきまして、160ページ、161ページをお願いいたします。 4款基金積立金の支出済額は2,816万2,000円でございます。平成26年度決算に伴う実質的剰余金831万867円と基金利子1万773円のほか、保険料の充当残額のうち、1,984万360円を積み立てたものでございます。 5款諸支出金、1項1目第1号被保険者保険料還付金、これは本人の死亡などによります過年度に徴収した保険料の還付でございます。前の年に比べまして26万1,780円の減となっております。 2目償還金は、介護給付費調整交付金615万8,571円を初め、地域支援事業や支払基金、平成26年度決算に伴う国、県の返還でございます。 6款サービス事業勘定総務費、1項1目一般管理費の支出済額は530万4,809円です。これは、地域包括支援センターが介護予防サービス計画などを行う介護予防支援の管理経費でございます。 はぐっていただきまして、162、163ページでございます。 7款サービス事業勘定事業費、1項1目介護予防支援事業費の支出済額は132万1,500円です。これは、要支援者に対する介護予防サービス計画費等で、包括支援センターのケアマネジャーの賃金とケアプラン作成の委託料でございます。 一番下の行、歳出合計です。予算現額16億1,389万4,000円、支出済額は16億457万8,282円で、前の年より3.79%の増、不用額は931万5,718円でございました。 はぐっていただきまして、164ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書でございます。 歳入総額16億1,155万4,000円、歳出総額16億457万8,000円、歳入歳出差し引き額は697万6,000円でございました。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。
実質収支額は697万6,000円となります。このうち、
地方自治法第233条の2の規定による基金への繰り入れはございません。 以上で平成27年度
介護保険特別会計歳入歳出決算の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第104号、
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) それでは、議案第104号 平成27年度岩美町
水道事業会計決算の認定につきましてご説明申し上げます。 まず初めに、概要を申し上げます。 平成28年度の給水人口は、広域簡易水道を合わせまして1万1,758人で、前年に比べ165人減少いたしました。有収水量は広域簡易水道を合わせまして114万2,367立方メートルで、前年に比べ808立方メートル、率でいえば0.1%でございますが増加いたしました。しかしながら、有収率は79.34%で、前年に比べ1.6%減少いたしております。
建設改良事業では、主な事業といたしまして、国道9号小田入り口交差点付近配水管移設工事、国道178号岩美道路の改良工事に伴います配水管移設工事、県道網代港岩美停車場線改良工事に伴います配水管の移設工事、網代地内配水管布設替え工事などを行っております。また、平成28年度から行います管路の耐震化工事の設計にも手がけております。 それでは、決算の説明をさせていただきますので、まず薄いほうの冊子、
歳入歳出決算書のほうから、56ページをお開き願いたいと思います。平成27年度岩美町水道事業決算報告書でございます。記載金額は消費税を含めたものとなっております。 (1)の収益的収入及び支出のうち、収入でございます。 第1款水道事業収益の決算額2億6,914万1,059円でございます。前年度と比較して296万848円、1.1%の減でございます。営業収益、営業外収益とも、前年度とほぼ同額でございますが、前年度は固定資産整理による除却に伴いまして、除却資産分の長期前受け金の収益化、これが約290万円ございましたので、それらの差でございます。 次に、支出でございます。 第1款水道事業費用決算額2億7,074万6,219円でございます。前年度と比較して5,824万3,165円、17.7%の大幅減でございます。前年度は送水管洗浄、また固定資産除却に伴う特別損失約5,300万円があったことによるものでございます。 次に、57ページ、(2)資本的収入及び支出でございます。 まず、収入でございます。 第1款資本的収入の決算額は5,865万5,929円でございました。資本的収入は、資本的支出の財源として企業債、一般会計からの出資金、水道管移設等に伴います県からの負担金等を受け入れております。 次に、資本的支出でございます。 第1款資本的支出の決算額は1億4,433万5,164円でございます。資本的支出は、岩美道路、県道網代港岩美停車場線改良工事に伴います配水管移設工事、また、国道9号小田入り口交差点付近配水管移設工事等を初めとする建設改良費と企業債の償還金でございます。岩美道路関連、網代港岩美停車場改良工事関連の進捗によりまして移転工事等が減少し、平成27年度は決算規模が減少いたしております。なお、岩美道路の県工事に関連して580万円を28年度に繰り越しをさせていただいております。 資本的収入額が資本的支出に不足する額8,567万9,235円は、当年度消費税資本的収支調整額236万4,651円と過年度分損益勘定留保資金8,331万4,584円で補填をいたしております。 はぐっていただきまして、58ページ。 損益計算書でございます。こちらは税抜きの記載でございます。 下から3行目、当年度純損失は、国県工事に伴いまして経年劣化の少ない管の布設替え等があり資産減耗費が増加したため、397万4,782円と、本年度も赤字決算となっております。前年度と比較しますと赤字幅は大幅に少なくなっておりますが、これは前年度には公営企業会計制度の切りかえに伴い、資産の精査の過程で資産の除去を行ったため、5,300万円余りの特別損失を計上したためでございます。 前年度繰越利益剰余金1億3,554万1,317円からこの赤字額を差し引きますと、当年度未処分利益剰余金は1億3,156万6,535円となっております。 次に、59ページ、剰余金計算書でございます。 剰余金計算書は、企業会計制度の改正によりまして大きく変動しております。26年度から変動額の要素となっておりました企業債や国県補助金、工事負担金などについては負債に仕分けされることとなっております。まず、資本金につきましては、本年度の一般会計からの出資金1,503万4,121円を増加し、当年度末で6億5,328万1,612円となりました。 次に、資本剰余金については、当年度の移動はございません。 次に、利益剰余金は、先ほど損益計算書のところでもご説明いたしましたが、当年度純損失397万4,782円を差し引いて、1億3,156万6,535円の未処分利益剰余金となっております。 はぐっていただきまして、60ページの剰余金計算書でございますが、これにつきましてはごらんをいただくということで説明は省略をさせていただきます。 次に、61ページ、62ページの貸借対照表でございます。 平成28年3月31日現在の資産、負債、資本の状況を記載しております。61ページの下から5行目、資産の部、流動資産のうち、(2)の未収金でございます。1,733万4,550円でございます。この内訳は、水道料金の営業未収金が648万8,671円、修繕等に対します県補償費などのその他の未収金が42万7,729円、県道等の工事負担金の未収金が364万7,213円、過年度水道料金未収金が677万937円でございます。過年度水道料金未収金は、前年度に比べまして4万1,775円、0.6%とわずかですが減少をいたしました。引き続き、徴収に努力してまいります。 はぐっていただきまして、62ページ。 負債の部では、25年度まで資本の部で借入資本金として整理されておりました企業債が、26年度からは負債の部の3、固定負債として整理されております。また、資本剰余金に含まれておりました国庫補助金などが5の繰り延べ収益として負債に整理されております。 なお、企業債のうち、次の年度に償還が予定されているものに限りましては、4の流動負債に整理されておりますが、損益勘定留保資金を計算する際には、この金額は流動負債からは控除させていただいておりますので、ご了承をいただきたいと思います。 次に、
決算附属書類のほうで説明をいたしますので、厚いほうの冊子の180ページをごらんをいただきたいと思います。 180ページの平成27年度のキャッシュ・フロー計算書につきましては、詳細な説明は省略をさせていただきますが、一番下、平成27年度末の資金残高といたしましては2億7,000万円余りとなっておりまして、期首残高に比べまして2,000万円余り増加をいたしております。 次に、181ページをお願いをいたします。 平成27年度水道事業収益費用明細書でございます。こちらにつきましては税抜きで記載をさせていただいております。 水道事業収益の合計は2億5,336万3,607円で、前年に比べ366万円余り減少をいたしております。水道料金はわずかながら増加いたしましたが、受託工事費が減少となったため、営業収益が85万円余り減少いたしました。営業外収益は平成26年度にありました浦富配水池送水管洗浄業務への一般会計繰入金などがなくなり、水道利用加入金の減少もございましたが、除却資産の長期前受け金の収益化の増加により、前年と同額程度の収入となりました。ただ、26年度は特別損失として上げておりました資産の除却に対応する長期前受け金を特別利益として約290万円計上してございましたので、その分だけは減少をいたしております。 はぐっていただきまして、182ページ。 水道事業費用の合計は2億5,733万8,389円で、前年に比べ6,000万円余り減少いたしました。送水管の洗浄費用1,700万円の減、原水修繕費470万円の減、人件費0.5人分の資本的収支への移動に伴う400万円の減などの減要因と固定資産除却費2,200万円の増などの増要因がございましたが、一番大きな要因といたしましては、26年度資産精査に伴う固定資産の除却を特別損失として5,300万円余り計上していたことによる減でございます。 なお、次の183ページの備考欄で言いますと下から2行目、その他雑支出の欄に、昨年までは不納欠損処分を掲載させていただいておりましたが、27年度決算からは前年度、26年度に貸倒引当金として計上してあるため、項目としてはなくなっております。実際には、27年度には倒産と行方不明によりまして1人と1事業所、5件4万4,468円を不納欠損処分させていただいております。 はぐっていただきまして、184ページ、185ページでございます。 資本的収支明細書でございます。こちらは税込みの記載でございます。 資本的収入の合計は5,865万5,929円、資本的支出の合計は1億4,433万5,164円でございました。国道9号小田入り口交差点付近配水管移設工事、網代地内配水管布設替え工事、県道網代港岩美停車場線改良工事に伴う配水管移転工事、岩美道路関連関係の配水管移転工事などを施工いたしております。また、平成28年度以降に実施する予定の水道管路耐震化推進事業の設計業務と池谷水源の調査業務を実施をいたしております。 186ページをはぐっていただきまして、固定資産明細書でございます。 27年度は、構築物で当年度減少額が多く出ておりますが、これは国道9号小田入り口交差点工事などで、布設後数年しかたっていない大口径の管を布設替えしたことによる減少でございます。年度末現在高としては、昨年より1,500万円余り増加して50億3,356万5,441円となっております。 186ページ後半から188ページにかけまして、企業債明細書を記載してございます。こちらについてはごらんをいただくということで一々の説明は省略をさせていただきますが、188ページの欄外をごらんをいただきたいと思います。企業債の概要を記載しております。平成27年度未償還残高といたしましては18億8,312万4,040円となっておるところでございます。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) 議案第105号、
岩美病院事務長。
◎
岩美病院事務長(谷口栄作君) それでは、議案第105号 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定につきましてご説明申し上げます。 初めに、平成27年度の事業の状況を簡単に報告させていただきます。 27年度は介護報酬のマイナス改定が行われ、介護部門では入院、外来ともに平均単価が前年より低下いたしました。また、新地方公営企業会計制度への移行2年目となるため、移行初年度のような特別な要因はございませんでした。そして、訪問看護ステーション事業の運営を開始したところでございます。 患者数の状況につきましては、前年度に比べまして入院は増えておりますが、外来は減っております。まず、入院患者数でございますが、年間延べ3万5,696人、1日平均では97.5人でございました。前年度と比べますと、年間延べ1,165人の増、1日平均では2.9人の増となっております。次に、外来患者数でございますが、延べ患者数6万3,648人、1日平均では261.9人でございました。前年度と比べますと、延べ患者数で392人の減、1日平均では0.6人減っております。これらの患者数につきましては、別冊でお配りしております事業報告書に掲載してございます。 それでは、公営企業会計決算書でご説明申し上げますので、決算書の64ページ、65ページをお願いいたします。 平成27年度病院事業決算報告書でございます。この報告書は消費税を含めたものでございます。 収益的収入及び支出の収入でございます。 第1款病院事業収益の決算額は20億9,372万1,464円でございます。内訳としましては、第1項医業収益は14億6,610万8,096円でございます。これは、医療部分だけの収益でございます。 次に、第2項介護サービス収益は2億7,652万5,841円でございます。療養病棟の介護病床収益及び通所リハビリテーションなどの収益でございます。 第3項訪問看護ステーション収益は3,364万4,698円でございます。27年度に事業を開始いたしました。 第4項医業外収益は3億1,744万2,829円でございます。主に一般会計からの繰入金でございます。 次に、支出でございます。 第1款病院事業費用の決算額は20億4,570万5,404円でございます。内訳としまして、第1項医業費用19億4,078万3,809円でございます。 第2項訪問看護ステーション費用は2,981万5,190円でございます。 第3項医業外費用は7,462万1,561円でございます。この費用は、主に企業債利息の償還でございます。 第4項特別損失は48万4,844円でございます。 次に、65ページ、資本的収入及び支出でございます。 第1款資本的収入の決算額は1億3,574万2,605円でございます。資本的支出の財源として企業債2,940万円、出資金9,382万2,605円、補助金972万円を手当てしております。 次に、支出でございます。 第1款資本的支出の決算額は2億3,772万7,101円でございます。建設改良費として医療機器の購入を、また企業債元金の償還、奨学金の貸し付けを行っております。資本的収入額が資本的支出額に不足する額が1億198万4,496円ございます。この補填方法につきましては、当年度消費税資本的収支調整額306万6,211円と過年度分損益勘定留保資金9,891万8,285円で補填しております。 はぐっていただきまして、66ページをお願いいたします。 損益計算書でございます。こちらは消費税抜きでございます。 1医業収益は、入院収益、外来収益とも前年度に比べまして増収でございます。また、3医業費用は前年に比べまして減少し、医業損失は前年に比べまして減少でございます。4、5訪問看護ステーションの収支は、約390万円の利益でございます。6医業外収益は、前年度に比べまして増加し、7医業外費用は減少しております。その収支のプラスは前年に比べまして増加してございます。経常利益は、約4,300万円であり、前年の赤字から黒字へと転化しました。 9特別損失が48万4,844円ございましたので、当年度純利益は経常利益より48万4,844円少ない4,278万8,088円でございます。なお、当年度は純利益がございましたので、前年度繰越欠損金9億6,461万9,100円に当年度純利益を補填いたしまして、当年度未処理欠損金は9億2,183万1,012円でございます。 26年度は赤字決算でございましたが、医業収益、医業外収益の増などによりまして、27年度は黒字決算となりました。なお、単年度の資金収支では、およそ1億488万円が残っております。 次に67ページをごらんください。 こちらは、剰余金計算書でございます。 資本金においては、出資金の受け入れにより、当年度末残高は22億1,344万3,936円でございます。未処理欠損金においては当年度純利益により当年度末残高は9億2,183万1,012円でございます。以上より、資本合計の当年度末残高は12億9,161万2,924円でございます。 はぐっていただきまして、68ページ。 欠損金処理計算書でございます。こちらにつきましては、説明は省略させていただきます。 69ページ、70ページ、こちらは貸借対照表でございます。 病院の財政状態を明らかにするため、資産、負債及び資本を総括的に表示しております。資産については、69ページの下から2行目、流動資産合計が13億750万5,995円でございます。また、70ページ、流動負債の合計、こちらが3億6,910万5,685円でございます。流動資産と流動負債の差し引きの結果、資金不足は生じておりません。 次に、
決算附属書類でご説明申し上げますので、附属書類の190ページをお願いいたします。 こちらはキャッシュ・フロー計算書でございます。下から2行目、5資金期首残高は27年度当初の資金残額で、8億8,869万566円でございます。これに27年度中の資金の増加である4資金増加額9,791万941円が加わり、27年度末資金残高は9億8,660万1,507円でございました。 次に、損益計算書についての補足をご説明申し上げますので、191ページをお願いいたします。 こちらは収益費用明細書でございます。消費税抜きでございます。 病院事業収益の合計額は20億8,727万107円でございます。前年度に比べ190万円の増でございます。収益増は、医業収益が約2,300万円の増、訪問看護ステーション収益が新規で約3,300万円、医業外収益が約1,200万円の増でございます。 医業収益は14億6,021万5,767円でございます。このうち入院収益は6億971万5,493円でございますが、患者数の増により約4,300万円の増でございます。また、外来収益は7億7,703万389円でございますが、1人1日当たり平均単価の増により、患者数の減による減収を上回る増収が約1,090万円ございました。 訪問看護ステーションは新規事業でございまして、収益は3,364万4,698円でございます。 医業外収益は3億1,695万4,142円でございます。主な増額要因は、訪問看護ステーション事業の直営化により、新たな地方交付税措置の対象となり、一般会計繰入金が増加したものでございます。 はぐっていただきまして、192ページ、193ページ、194ページ、こちらが病院事業費用でございます。 192ページから、病院事業費用、こちらの合計額につきまして20億4,448万2,019円でございます。前年度に比べまして約1億200万円の減でございます。主な減額は、医業費用が約2,900万円の減、医業外費用が210万円の減、特別損失が約1億円の減でございます。 医業費用は18億8,769万2,965円でございます。 このうち、主な減額につきまして、まず給与費の減でございます。訪問看護ステーション職員の給与費が訪問看護ステーション費用に計上されたことなどによりまして、給与費が約3,400万円の減でございます。 また、経費のうち、ガソリン、灯油の価格低下により、燃料費が約600万円の減でございます。 また、減価償却費のうち、新病院建設時の建物周りの構築物の減価償却が終了したことによりまして、構築物減価償却費が約600万円の減でございます。 194ページでございます。 医業外費用のうち、企業債償還完了に伴いまして、企業債利息が約300万円の減でございます。特別損失につきましては、新会計制度移行初年度のみ発生する25年度12月から3月までの4カ月間の期末勤勉手当及び法定福利費と、新会計制度移行にあわせて実施しました固定資産整理に伴う修正が26年度に限りございましたが、当年度はこれらの費用がございませんでしたので、約1億円の減となってございます。 次に、195ページでございます。 資本的収支明細書でございます。こちらは消費税込みでございます。 資本的収入の合計額は1億3,574万2,605円でございます。企業債が2,940万円、出資金が9,382万2,605円、補助金が972万円でございます。企業債は、医療器械購入のための財源でございます。出資金は、企業債の元金償還のための財源として繰り入れていただいております。県補助金の鳥取県地域医療介護総合確保基金事業補助金は、歯科医療機器による感染対策向上のため、歯科用高圧蒸気滅菌装置、歯科用タービンなど歯科用医療機器の購入、急性期医療の充実のため、超音波画像診断装置の購入、薬剤師の業務負担軽減のため、自動錠剤供給装置の購入、病棟患者の安心と円滑な病床運営のため、離床センサー、パルスオキシメーターの購入のための財源に充てております。 次に、資本的支出でございますが、2億3,772万7,101円の決算でございます。建設改良費の4,536万3,891円は、医療機器等の購入費として支出しております。内容につきましては、備考欄をごらんをいただきたいと思います。企業債償還金としましては14件分、1億8,756万3,210円を支出しております。また、看護師奨学金貸付金として8名分480万円の貸し付けを行っております。 次に、196ページをお願いいたします。 固定資産明細書でございます。消費税抜きでございますが、こちらの説明は省略をさせていただきます。 次に、下の表の企業債明細書でございます。27年度の企業債の償還状況でございます。枠外に企業債の概要として4項目を挙げております。27年度末の未償還残高の合計額は36億3,029万7,293円でございます。 以上が27年度の経営状況でございます。26年度は赤字決算でございましたが、27年度は患者数の増による医業収益の増、訪問看護ステーション収支のプラス、医業外収益の増などによりまして黒字へと転化いたしました。地域医療の基幹病院とて鳥取県地域医療構想との整合を図りながら、求められる医療ニーズに的確に応えつつ、創意工夫を凝らし、住民福祉の向上に取り組んでまいりたいと思います。 以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。 午後2時0分 休憩 午後2時1分 再開
○議長(船木祥一君) 再開します。 以上をもって日程第1、議案第96号から日程第10、議案第105号まで10件の説明を終わります。 しばらく休憩します。 午後2時2分 休憩 午後2時10分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。 平成27年度岩美町
一般会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 歳入全般の質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 歳出全般の質疑はありませんか。 11番柳議員。
◆11番(柳正敏君) 2点、主要な施策の成果で言いますと、1ページの
地域おこし協力隊事業と、はぐって2ページのUIJターン推進事業になりますけれども、初めの
地域おこし協力隊事業ですけれども、4つの活動事業を展開をなされたとお示しがあります。このうち2点、どんづまりハウスの再生支援活動と、それから民宿経営活動について
企画財政課長のほうにお尋ねをいたします。 この2件につきまして、現在の活動状況またこの事業の実施に伴って成果、効果というものをどのように把握、分析をなされておるのかということ、またこの事業を踏まえまして、今後の取り組みに向けて町政発展繁栄に向けて、どういった取り組みを28年度に向けてなされようとしたのかということがまず1点目です。 それから、はぐってUIJターンですけれども、受け入れ態勢の充実と魅力発信ということで、5つの活動を実施なされて、これ全て対前年比較するとはるかに高い数値という実績があって、この数値に関しては高く評価させていただきたいと思いますけれども、この5つの取り組みの中の空き家バンクの新規登録について少しお伺いしたいのは、実は施策の成果の2ページの空き家活用による定住支援活動交付金等々にも関係をすると思うんですけれども、補助金の成果の2ページでいうと、これに大きく関連する事業だと思うんですけれども、この空き家バンク新規登録については、27年度15件ということで、前年の6件から比べると大きな成果を上げられとると思っとるんですけれども、この空き家につきましては、今の社会情勢から見ても、今後さらに増える傾向であると予想される中で、これらのこの5つの活動を踏まえて、今後この空き家対策について、新規登録をしていただくための、これの取り組みについてどのようにお考えかいうことをお尋ねしたいと思うんです。それは、補助金の成果の2ページに今後の課題として示されとるように、新たな空き家を掘り起こすために、各自治体や地域住民と協力をいただいて、さらなる登録に十分努めたい、努める必要があるとうたわれておるところから、今後この空き家のバンク新規登録に向けて、この27年度の事業を踏まえてどういった形で取り組むべしということを課内で話し合われて取り組みをスタートさせたかということを伺いたいと思います。 例えば、これは28年度になってしまうんですけれども、まちづくりの委員会さんなんかも他町を訪問される中でいろいろ研究もなされておるということから、さまざまな新しい取り組みも考えていくべき時代に来ておると思いますんで、そういった部分を含めて、課内でも今後に向けた取り組みを伺わせていただきたいと思います。 以上、2点ですんで、よろしくお願いします。
○議長(船木祥一君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) ただいま柳議員より2件ご質問いただきました。 まず、1件目についてであります。
地域おこし協力隊の成果、効果、平成27年度の、また今後の取り組みについてどうするかという質問だったというふうに思っております。その中でもどんづまりハウスの再生支援でありますが、この事業につきましては地域住民、これは鳥越地区になります、鳥越地区とあと経営をされる方、このつながりを重点に置きまして、目的どおり再生、経営開始することができたというふうに思っております。この取り組みにつきましては、地域の課題を地域住民と移住者で連携し解決するモデルとなったというふうに思っております。また、
地域おこし協力隊を卒業しても、町内の古民家を改修して、地域住民とのつながりを大切に住み続けていただいているとてもありがたい事例だというふうに認識しております。 また、民宿経営活動についてであります。民宿経営活動につきましては、空き民宿の再生経営に取り組んでおります。経営のみならず企画財政課が担当として行っております移住相談会等へ積極的に参加もいただいておりますし、またそこでは移住の先輩としてかかわっていただいております。また、関西などで独自のイベント等も行って魅力発信または民宿経営ですんで、誘客にも取り組んでいるというふうに思っております。卒業生につきましても、経営を継続して民宿経営を行っております。 いずれの協力隊とも継続して本町に住み続けることとなっております。地域の方々と協力し活動を行った経験と、住むことによって得た岩美町の魅力発信者としての活動も今後期待するところでもありますし、この2つの事例だけではなく、
地域おこし協力隊で継続して住んでいただいているということも踏まえまして、モデルケースとして今後の移住者などの受け入れに参考となるというふうに思っております。 また、2件目であります。空き家登録システムを初めとする空き家活用またその取り組みの考え方ということでご質問いただいておると思っております。 この活用システムまたは空き家につきましては、議会の皆様にもご理解いただきまして、平成27年、28年の2カ年で調査員を雇用する予算を計上していただいて空き家調査を行っております。平成27年度が1年目ということでありました。実態といたしましては、地区の役員さんと空き家調査を行っていると登録したいという方が少しずつでも出てきたという感触を持っておりますし、平成27年度については15件の登録というような実績も上がっております。 しかしながら、平成28年度についても調査は終わっておりますが、その調査後の所有者への登録の案内も本年度、平成28年度ですけど始めておりますが、少しずつ反応はあっております。しかしながら、行政での声かけにも限界がありまして、まだ提供への壁があるというふうに感じております。 近隣におきましては、鳥取市鹿野町のように地域課題、取り組みの位置づけがはっきりしまして、住民みずからが空き家所有者への声かけ、また管理などを行っている例がありますので、地域づくりに意欲のある自治会等と協力し、仕組みづくりというものを考えていきたいというふうに主管課としては思っております。 しかしながら、このような取り組みの行く末に関しましては、事業の組み立て、構築、また経費など、また議会に相談することもあろうと思いますが、ハード分となります補助金の成果にありますUIJターンの住宅改修補助金等にもご理解をいただいて、継続実施というものもあわせてお願いしたいというふうに考えております。 以上であります。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 2番杉村議員。
◆2番(杉村宏君) 4点お伺いいたします。 施策の成果の7ページでございます。生活保護費、生活保護事務費ですけれども、真ん中辺に取り下げが3件ということのようですけれども、その理由がどういったことなのだろうかなということと、それのページの下のほうに生活保護法63条等その他返還金ということですけれども、昨年は18万円程度の額だったと思いますが、26年度は。今回は300万円近くということで、その大きく増加している理由を教えていただければというふうに思います。 それから、補助金の成果の7ページ、コンポスト容器、家庭用生ごみ処理機等購入費補助金ですけれども、家庭用生ごみ処理機が発生した火災の原因というふうに指摘される方もございます。こういった機械に対する不信感があれば、この事業の伸長は見込めないというふうに思いますけれども、本年の田後地区での行政懇談会でもご指摘をいただいたところでございます。今の段階でどのような説明ができるかをいただければというふうに思います。 次のページ、8ページでございます。岩美町振興公社運営事業費補助金なんですけれども、補助の成果の真ん中辺に武蔵野市アンテナショップ麦わら帽子での販売によりというような記載がございますけれども、ここの販売実績など現状と課題、今後の方針等についてのお考えを示していただければと思います。 最後に、12ページですけれども、省エネ漁業推進事業でございます。LED化していただいた沖合底びき網漁船7隻ということですごくいい実績だとは思いますが、沖合底びき網漁船の中でLED化なされていない船があるとするならば、あと何隻なのかということを教えていただければと思います。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) 福祉課長。
◎福祉課長(坂口雅人君) ただいま杉村議員から主要な施策の7ページでございますが、生活保護事務費の部分の二つ目の表の中の取り下げ3件の、この理由についてということが1点と、それから2点目といたしましては、一番下の表の中の一番下の段から2番目に生活保護法63条等その他返還金の大幅にふえた理由はということの2点の質問でございました。 まず1点目でございます。取り下げの部分でございますが、生活保護受けようとする人がまず申請されますと、それと同時に我々実際どういう資産を持っているかとか、金融機関その他保険会社とか、資産に関係あるところに照会をかけるところでございます。その照会の中でこの3件というのが、預貯金等が実際、法の基準額以上の預貯金を保有していることがわかったということで、それを申請された方にそういうことを確認していただき、それを確認した上でそれぞれが取り下げていただいたという経緯でございます。これが1点目のお答えでございます。 2点目でございます。この63条の返還金ということでございますが、生活保護を受ける人が年金などがさかのぼって支給ができるようなことがわかるような事例がございます。そういった場合とか、また亡くなった親の不動産でございますとか、そういったことでまた一時的な、資金が入るというような場合に、その部分を保護基準を、保護費は出しておりますので、その部分について返還していただくということの部分でございます。このたび金額が大きくなっておりますのは、遺族年金の関係で遡及の支給がございました。これが平成23年10月から平成27年8月にかけてということで、260万円余りの金額が遡及ということになりましたので、それが過払いが生じたということでございます。全体としましては11件ございまして、そのうちこういう年金関係の過払いと遡及による過払いというようなことで約280万円の今回返還が行われているところでございます。その他お父さんが亡くなったということで、保険金の解約金が出たりですとか、そういったことの遡及で、このたびは大きな金額、返還金が出たということでございます。 以上でございます。
○議長(船木祥一君)
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) 破砕型生ごみ処理機の火災に関連してのご質問でございます。 この火災につきましては、大変町民の皆さんにご心配をおかけしておりまして、改めておわびを申し上げたいと思います。今の段階でございますが、実はまだ警察、それから製品評価技術基盤機構という独立行政法人の検査機関でございますけれども、こちらどちらからも町に対しての正式な返答はございません。当初、半年程度かかるということで聞いておりましたので、ことしの7月の頭でしたか、警察と独立行政法人の製品評価技術基盤機構のほうに直接問い合わせをさせていただきましたが、まだ結論が出ていないというのが実態であります。といいますのは、今一応NITE、機構での検証は終わったようでございますけれども、それを経済産業省のほうに報告を今上げておるということのようでございまして、経済産業省のほうでその結果を第三者の評価委員会にかけて、正式な原因として発表をするということのようですので、いましばらくお待ちくださいというような返事でございました。 現在の状況としては、そのような状況でございますので、ご理解をいただければと思います。
○議長(船木祥一君)
産業建設課長。
◎
産業建設課長(村島一美君) 2点についてご質問いただきました。 まず、1点目の麦わら帽子の実績、現状と課題についてということで質問いただいております。こちらのほうのまず実績でございますが、平成27年度の販売実数といたしましては、308万円余りということで、前年に比べて50万円余りの減になっております。販売実績が減少するということの中で、課題といたしましては、町の特産品の魅力がまだまだ浸透してないのかなということを考えています。この魅力を発信するために毎月1回の岩美フェアとか秋に開かれます青空市、こちらのほうで試食等を出したりしながらPRに努めてまいりたいというふうに思ってます。 それから、2点目の12ページの省エネ漁業の推進事業、LED化の未整備の状況はというお尋ねでありました。今年度1隻整備しておりまして、あと残りは田後漁港所属の1隻という形になっております。 以上でございます。
○議長(船木祥一君)
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) 少し答弁漏れがございました。この破砕型生ごみ処理機につきましては、そのような状況の中で、ことしの予算の中では貸し出し等はしておりませんで、結果が出るのを受けて、また再度貸し出しをするか、補助するかというようなことについては検討させていただきたいと思っております。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 8番日出嶋議員。
◆8番(
日出嶋香代子君) 補助金の成果のほうの8ページ、振興公社のことなんですけれど、ここの補助の成果のところの表がありますね、区分っていう表があります。岩美ふれあい館の販売実績、それから学校給食への食材販売実績、これが平成26年と5年にはこの販売実績のほうが販売収益で出てるんですね。今回、この27年度の分には実績で出てるんですけれど、数字が大きく違ってるということなんですよね。26年で1,100万円、25年で1,200万円、数字が実績と収益とだから違うんですけど、それがどっちなのか。27年度のほうの学校給食のほうは実績で26年度と一緒の数字が出てるんですけど、ここの違いはどうしてこうなったのか、実績で出すのか収益で出すのかというところをちょっとはっきりさせてください。 それから、26年度には岩美ふれあい館の販売事業について継続するか否かも含めて、事業の進め方については整理や他の機関との調整が必要となるということを言われてるですけれど、27年度にはふれあい館の販売事業のあり方について出荷者、それから消費者のニーズを見きわめながら自治会で協議をしていくとなってますけど、どのような協議が行われたのか、26年度とどう違うような協議がされたのかということを1点教えてください。 それとあと一点は、施策のほうの6ページをお願いします。実績のところで真ん中辺、地域とのネットワークや社会資源を多く持つ岩美町社会福祉協議会云々って書いてあるんですけれど、この社会資源ってどういうことを指すのかなというのをちょっと教えてください。それから、相談員を配置したってありますけれど、この相談員っていうのは社会福祉協議会の職員なのか、別に予算をつけて雇用されるのか、それをちょっと聞きたいと思います。お願いします。
○議長(船木祥一君)
産業建設課長。
◎
産業建設課長(村島一美君) 岩美町振興公社運営事業費補助金についてご質問いただきました。 まず、1点目の昨年度までは収益表記で今年度からは実績表記に変わっているけど、どちらが正しいかというご質問でした。昨年度までは確かに収益ということで表記させていただいておりますが、ふれあい館の販売の方法としまして、ふれあい館の公社のほうで直接仕入れてきて売る方法と店舗として農家が出荷してきて、それを委託という形で販売するという方法の2通りがありまして、その収益ということになると、なかなか比較がしにくいじゃないかという中で、27年度決算からどちらも売り上げの額で表記したほうがということで販売実績額の表記にさせていただいたということであります。 また、2点目のふれあい館の協議の内容でございますが、27年度におきましても理事会が2回開催されていまして、そちらのほうでふれあい館のあり方について協議いただいているところであります。この27年度におきましては3月末に岩美道路の浦富インターまで開通したということもありまして、車の動線が大分変わってくるんじゃないかということで、もう少しそのあたりを、浦富インターが開通してからの影響とか、また周りの出荷者、その辺の様子も少し見てみる必要があるじゃないかということで、引き続いて協議しようということで理事会ほうで検討がなされています。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。 午後2時39分 休憩 午後2時43分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。 答弁を求めます。
産業建設課長。
◎
産業建設課長(村島一美君) ふれあい館の販売実績でありますが、25年と26年度、昨年度までにつきましては収益表記をさせてもらっておりますが、25年と26年度の額が昨年度の額と違いますのが、今年度から先ほど説明させていただいたように販売実績額表記にさせていただいた関係から、各年度の比較ができますように、25年度、26年度も実績額の表記にさせていただいたところでございます。
○議長(船木祥一君) 福祉課長。
◎福祉課長(坂口雅人君) 施策の成果のほうの6ページの部分でございますが、生活困窮者自立支援事業の中の施策の実績(成果)の部分の相談体制の整備の中に地域でのネットワークや社会資源を多く持つ岩美町社会福祉協議会というような表記があるが、社会資源を多くというのはどういった意味があるのかということを具体的にというご質問だったというふうに思っております。 社会福祉協議会自体は福祉にかかわる人材でございますとか、まず持っておりますし、介護に係るヘルパーさんもかかえている、また事業自体が福祉全般に係った事業を基本として成り立っとる協議会でございます。そういった意味で社会資源をというのはそういった意味でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、相談員が1名ということ、これは新規に雇った職員かどうかどうだろかというようなご質問だったというふうに受け取っております。 新たにこのために新規に職員を雇ったということではございません。現在おる職員の中で相談員になるためにはそれなりの資格が必要でございますし、そのために実際そういう研修を受けておられます。その方に対して相談員1名ということでございます。現在は、その1名プラス局長のほうも相談員になるべく努力して今そういう研修を行っているというふうにお聞きしているところでございます。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 10番田中克美議員。
◆10番(田中克美君) 主要な施策の成果の2ページのUIJターン推進事業、ここで施策を、受け入れ態勢の充実とか魅力発信の事業とか行って、成果としてこの実績が上がってるんですけれど、県外からの移住者数というのはUターン、Iターンだと思うんですけど、Jターンはこの数字の中にあるんかどうかということなんですけど、このJターンも含んでいるのか、含んでなければ、おおよそJターンと思われるのはどれぐらいなのか。 それから、空き家に入った人は4世帯何ぼとかとありましたけど、世帯とか年齢の構成とかというようなことも、施策を本当にしっかりと発展をさせるということからいうと、そのあたりも掌握しておくことが必要だというふうに思いますし、その辺をちょっとお尋ねしたいのと、空き家だけじゃないわけで、移住してくる方の住宅事情といいますか、どういう形でどういうところに入っておられるのかというところもわかれば。 それから、この施策との関係で言うと、移住した人が岩美町に移住しようと、移り住もうというふうに考えられるようになったきっかけだとか、決め手なんていうのはどうなんだろうかと。 それから、空き家バンクの新規登録件数で、結局登録件数がどこまで到達したんかというのもあわせてお尋ねしたいと思うんですよ。 それから、この移住者をふやすということは人口対策ということであるわけですけど、定住対策ということであるわけですけど、転出をする人が減れば、要するに移住者がその分ふえたと計算上はなるわけで、人口の面からいうとですね、もしわかれば転出の状況、人数だとか性別だとか年齢構成とか、特に転出先ですよね、近隣の特に鳥取市なんかに転出しとるというようなことがあれば、そういう人については根掘り葉掘りもちろん聞くわけにはならんでしょうけれど、なぜ移住者がこれだけある岩美町で、なぜ転出するのかというようなことはしっかり掌握する努力が必要ではないかというふうに思いますんで、今私が言ったことをわかる範囲で答えてもらいたいし、ここで答えんでも後で資料を出してもらってもいいですけれど、そのほうが時間とらんでいいと思いますんで、そういうふうにしてもらえばいいと思いますが、数字の答えは後でということでいいですけど、考え方なりをここで答えてもらったらと思います。 それから、補助金の成果で教育委員会の関係で、高等学校の新入生通学費の補助金というのが、補助金の成果で21ページにありまして、これは町内の子供たちが岩美高以外に通学するというのに保護者の経済的負担軽減を図るというのはわかりますよね。岩美高生、要するに町外から岩美高に通学する人たちには、単純に保護者の経済的負担軽減を行うということだけじゃないと思うんです。要するに、岩美町の魅力があっての話ですけどね、前提としては。わざわざ岩美高に来ようと、岩美高に行きたいという子供たちが文字どおり経済的な、これはずっと継続して補助が受けられるわけではないけれど、そういうことをやってる岩美町に行こうというきっかけにはなると思うんで、そういう意味で言うと、岩美高生を確保するという面も大いにあるわけで、その点で見て、この入学者を確保するという点での効果がどれぐらいというか、数字では示しませんけど、恐らく、その点についてどう思っているのか。それからその点では課題の中にも制度の周知に努めというふうにありますけれど、現状ではどのような、その辺ではこういうPRで岩美高校や岩美町の思いを伝えるべくどのようにしてるのかということをあわせて尋ねたいと。 それから、54件というのは人数にすると、外から通ってる人のどれぐらいの割合になるんですかね。
○議長(船木祥一君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) ただいま田中克美議員よりUIJターン推進事業に掲げています施策の実績の内訳、今ちょっと手元に分かる分だけの実績を報告させていただきます。まず、平成27年中の県外からの移住者122人のうち、ちょっとJターンという分は区分していません。そのうち、まずUターン者につきましては62人です。Iターン者は36人、その他、不明が24ですけど、これはアンケート方式にしておりますんで、ちょっと記入しなかった人、またはUターンでもない、Iターンでもない人ということで区分しております。ちょっとつかめたらまたJターン数というのはまた後で調べようと思っております。 あとは空き家登録でありますが、平成27年中に15件登録いたしました。空き家登録システム、これは平成17年から岩美町が取り入れておるものでして、平成27年度末に43件の空き家登録実績があります。平成28年度も含めまして今時点になりますと、今年度9件既に登録ありますので、現在登録数としては52件、27年度末は43件ということでご理解いただきたいと思います。それで、その内訳として、今52件の登録を平成28年度の現在までしております。今空いている物件、交渉中を除いた移住相談に来られた方が見れる物件は13件手持ちに持って住むところの相談には答えているところでございます。 ちょっとその他の部分につきましては、ちょっと資料を持ってないんで、また後で報告させていただきたいと思います。 また、一番最後にありましたUターンでもIターンでも帰ってくる者はいいんですけど、出る者の分析なんですけど、アンケートをとるときに、入る方については、細かいアンケートについてはお答えいただけるんですけど、出られる方についてちょっと深くまで聞けれてないです。しかしながら、年齢であるだとか、あとは性別、あとは転出先というものが今手元には持っておりませんが、またそのあたりについても後でご報告させていただこうと思います。 今言ったとおり、入る方、戻ってくる方だけではなくて、やはり出られる方の分析というものも知っていかんといけんというふうには主管課のほうでは考えています。 以上です。
○議長(船木祥一君) 教育長。
◎教育長(寺西健一君) 田中克美議員のほうから岩美高の新入生の通学補助のことについてのご質問でございます。 議員ご指摘のとおり、本事業は経済的なことも含めて岩美高の魅力ということの中の一つということでとらえて実施させていただいております。具体的に平成27年度の新入生の、入学生の確保にどうつながったかいうことでございますけども、具体的にこの制度云々かんぬんということで、成果なかなかその部分のところについては確認はできておりませんけれども、入学者の確保につながっていくだろうということは思っております。 周知の課題ですけれども、周知については次のように行わせていただいています。各東部地区の中学校等は、だいたい今ごろの時期よりちょっと前くらい、夏休みくらいから始まるわけですが、高校訪問であるとか、各高等学校が中学校に出かけて学校説明会、そういうものを開くのが通例でございます。その中で、岩美高校の説明の部分についてはこういう制度があるということを東部の県内の中学校で説明をさせていただいております。 それから、岩美高等学校以外に進学する者については、岩美中学校からの説明というのを保護者に説明をさせていただいておるのが現状でございます。 この制度があるということが本当に岩美高の魅力の一つであるというふうに思っておりますので、今後もどこまでというのはあれですけども、続けさせていただければと思っているところでございます。 具体的な54件の者については、次長のほうから答えさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(船木祥一君)
教育委員会次長。
◎
教育委員会次長(松本邦裕君) 先ほど田中議員さんのほうから、岩美高校生の対象となっておる54件についてご質問がございましたが、27年度の町外から岩美高校へ通っている生徒につきましては55名が対象になっておりまして、そのうち54名の方からの申請で補助のほう出させていただいております。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) 田中克美議員。
◆10番(田中克美君) これ件ちゅうのは実人数ということですね、要するに。それで、教育長、これはこういうことを岩美町が岩美高に通ってくる生徒さんにやってますよというのは、岩美町の取り組みの一つということで、やっぱり岩美高校自体、それから岩美町も含めた岩美町そのものが、住民も含めた、取り組みとしてやっぱり高校を大事にして育てていこうというふうにしてるんだということがやっぱりそこのところがポイントだと思うんで、いろんな方法で我々の、岩美町の気持ちを伝えるということをしっかりやっていただきたいというふうに思います。
○議長(船木祥一君) 教育長。
◎教育長(寺西健一君) 今の気持ちをということは私も同感でございます。岩美町が岩美高校を本当に大切にしていこうということが、今この形にあらわれてることの一つだということについて、先ほど申しましたように、岩美高自身が説明する場面もございますので、再度岩美高校とも確認をしながら進めてまいりたい、努力してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 次に、財産に関する質疑はありませんか。 杉村議員。
◆2番(杉村宏君)
決算附属書類の172ページの出資等による権利の中のいわみ道の駅出資金、買参権にかかわるもの、決算年度中のふえた額が400万円についてでございます。 予算審査のときと同じような主張をさせていただきます。ただ、少し違いますのは、この言ったことは会計上基本的なことですので、予算のときは専門家に聞きませんで中途半端に終わらせてしまって反省をしております。このたびは決算の認定にかかわる大変重要な判断でございますので、公認会計士を含む複数の専門家に確認した上で同じような主張をさせていただくものでございます。 本年6月議会で提出された株式会社いわみ道の駅の貸借対照表には、町が買参権取得のため支出した400万円が負債で経理されています。この経理処理が正しいのであれば、町の決算でこれに対応するには、出資等による権利ではなく債権でございます。反対に町が出資等による権利の欄に計上しているのが正しいのであれば、株式会社の経理は資本の部に経理処理なされなければなりません。私は、町は債権に計上するべきだと考えております。 その上で、3点お伺いいたします。 1点目ですが、予算審査のときの同趣旨の質問に対し、出資的な扱いで管理するため権利等による出資に計上することを監査法人に確認したというようなご答弁をいただいたかと思っております。聞き間違え、もしくは町の監査法人に対する説明不足というようなことがあってはならんのですけども、そういったことがなかったでしょうか。どこの監査法人か私はわかりませんけれども、内容によってはその監査法人に対してもご迷惑をおかけすることになろうかと思います。ぜひとも確認できたらと思います。 2点目ですけれども、町に決算書などが示されている株式会社との取引でございます。町の監査委員からは出資等による権利に計上していることに対して何らかのご指摘がいただけたのかどうか、なければないで結構なんですけれども、あったのであればどのようなことがあったか教えていただきたいということでございます。 最後に、3点目ですけれども、債権と権利の違いは大変大きなものがございます。100年後なのか50年後なのか数年後なのかちょっとわかりませんが、何らかのときに、この株式会社いわみ道の駅が清算することになりますと、資産でまず債務を返済し、残余があって初めて出資者に配当されます。つまり、町は債権であれば全額請求できますが、権利であれば残余があった場合にのみ配当されるということで、具体的に申しますと、債権であれば400万円丸ごと請求できますけれども、権利であれば会社が全ての債務を返済した後に残余がなければ何の配当もないということでございます。残念ながら今のような経営状態では、債権であった場合、400万円相当が返済されることになるかと思いますが、権利であれば返ってくる見込みが立てにくい、そういう大きな違いがございます。 そこで、3点目のお尋ねですけれども、出資等による権利に計上されていますが、どのような権利を町は取得し、どのような権利の行使が株式会社いわみ道の駅に対してできるかをお伺いいたします。
○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。 午後3時7分 休憩 午後3時32分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。 答弁を求めます。 町長。
◎町長(榎本武利君) 杉村議員さんから財産に関する調書の部分で、出資等による権利の欄に道の駅の出資金ふた通りに分かれておりまして、決算年度中の増減の部分400万円の買参権に係るものということで注意書きを付して別建てにして出しております。いろいろ監査法人に確認をされて不適切だというご指摘ではありますけれども、町の我々の分けて上げた意図も含めてご理解をいただきながら、双方に、道の駅のほうも400万円を買参権を取得するための金を町から受け入れたということの事実はしっかりと確認をしておるところでありますし、ここの部分で、道の駅の担当の税理士さんやうちのほうは誰のどこの監査法人に聞いただいやというようなことについてはお答えを私はいたしませんけれども、そのようなことで理解をいただきながら、この決算書に掲載をさせていただいておるところであります。 当然のことながら、町の監査委員さんにもそうした経過を含めてお話をしてきておるということでございまして、特段にそこの点について町の監査委員さんにご指摘をいただくというようなことではなかったと承知をしているところであります。 決算書、行政の公営企業の一般会計の決算書、あるいは株式会社の決算書との関連で、基本的に言えば、あなたの主張が正当な部分というのはあるんでしょうけれども、町と道の駅はこのようなそれぞれの決算で町と株式会社道の駅とのお金のやりとりはさせていただいておりますということでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思っております。
○議長(船木祥一君) 杉村議員。
◆2番(杉村宏君) 今の町長からいただいたご答弁ですと、考え方は先ほど私が申し上げたとおりが正当ではないかというような認識だというふうに思っております。ですけれども、このままにしておくということのようでございますが、確かに岩美町は株式会社いわみ道の駅の筆頭株主ではありますが、これは筆頭株主だけの会社ではございません。いろいろな株主さんもおられます。そして、盛り上げようとしていただいた株主さんもおられます。そういった方々のご意見も踏まえた上での株式会社の意思統一がなされるわけでございますので、町は確かに筆頭株主ではあるけれども、正当なやり方ではないけれどもこのまま権利に計上するということはちょっと、──────────────────────────────────────────────────────────────────改めて、私は債権欄に移動すべきだというふうに、これは今は質疑ですので、これのお答えを特にいただこう、私の主張を申し上げるだけですから、ご答弁は要りませんけれども、私はそういうふうに思っておりますので、これで終わりにさせていただきます。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 田中克美議員。
◆10番(田中克美君) 普通財産の山林が43町にも上る山林が寄贈されたと。これで随分町が所有する山林面積がふえたわけですけど、ほとんどが寄贈されたものになるぐらいあるんですけど、立木を見ると、ちょっと計算してみたら、所有山林の立木、それから分収林の立木を合わせたものの32%がこの寄贈された山林の立木なんですよね。3分の1も、今ある、これ加えての話ですけど、3分の1がこの篤志者からの寄贈された山の木だということになるんで、どういうことからこういうことになったのかというのは、ちょっと教えてほしいと。今まで聞いたこともない話なんで。 それとあわせて、この分収林の立木を推定するときの対象立木が松、杉、ヒノキ、クヌギってなってますけど、この所有林の立木も同じなんだろうと思うんですけど、ちょっとそれ確認。
○議長(船木祥一君) 町長。
◎町長(榎本武利君) 鳥越地内の40へクからの山林を寄贈されたいきさつにつきまして、若干ご説明を申し上げたいと思います。 県外の高崎市にお住まいの方でありますけれども、鳥取県の東部森林組合の組合員になっておられました。出資をして。いきさつとして、競売に出た山林を求めて、自分としても作業道をつけて林業にも取り組んでみたいという意欲も初めは持っておられたようでありますけれども、何しろ高崎と非常に岩美は遠いと。何遍も鳥越には入っておられて現地も見ておられるいきさつもありましたけれども、その経過の中ではぜひ作業道つけて林業についても振興を図るようにということで、町のほうにも働きかけがあったような経過もありますけれども、なかなか入り口のあたりが非常に難工事になるという状況もあって諦められた経過がありまして、そうこうしとるうちに森林組合を通じて町のほうにいっそ寄贈すると、学術的な大学等の研究に使ってもらってもええし、あるいは町の思うように使っていただいて結構なんだという、ほとんど無条件に近い話がやってまいりまして、直接ご自宅に出向きまして、本当に譲っていただけるかなということで、全部の登記簿の謄本までそろえて待ち受けてくださってたような経緯がございます。 現地については、私も十分承知をしておりますけれども、やっぱり標高のかなりある場所ですので、いわゆるブナもあるはずですし、ナラ等も、杉、ヒノキちゅうのはない、天然林がほとんどのようには承知をしております。 蓄積等については、ちょっと森林簿の手入れが十分かどうかは私も承知をしておりませんけれども、森林簿をもとにして木の年数、抽出調査で測って面積に比例させて立米数を石高を求めるというようなやり方でやっておるところです。 あと不足するところは総務課長に答えさせようと思います。 (10番田中克美君「岩美町に縁のない人なんですな、それ以上は」と呼ぶ)
○議長(船木祥一君) 総務課長。
◎総務課長(長戸清君) 田中克美議員さんから、寄付をいただいた山林について蓄積についてのご質問がありました。面積については約43ヘクタールの台帳面積でございましたが、先ほど町長のほうが申し上げました森林簿の中で松、杉、ヒノキの部分を拾い出しをして、雑木の部分については立米数としての換算はここの中には上げさせていただいておりません。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
代替バス運送事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 10番田中克美議員。
◆10番(田中克美君) 1点、この主要な施策の成果の中で、29ページですけど、この成果と今後の課題というところで、乗車数ですね、田後・陸上線の減少は観光利用者の減が主要因と考えられると。これちょっと計算してみると、26年と比べると、2,487人、年間、1日当たりで大体7人ぐらいですよね。25年と比べると、年間4,300人少なくなってるんですけど、この観光利用者の減というのは、観光客が減っとるという意味ではないですよね。そうすると、観光客は減ってないけど観光客の利用が少なくなってるというのは、例えばそれまで使ってたのに、利用してたのに利用上の利便性が悪くなった、そういうダイヤになったというようなことになるんではないかと思うんですけど、一つは、その辺はどんなふうに、要因は観光利用者の減なんですけど、減になった要因はダイヤかもしらんなと、その辺はどう考えておるんですかね。
○議長(船木祥一君)
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) ただいま田中克美議員のほうよりバス会計の決算、施策の成果の中で、観光利用者の減の主要因ということで、この内容についてお尋ねがあったように思っております。 乗客数が減った理由について分析をかけたところ、平日の昼間の利用者が減っておりました、前の年より。やはり観光協会のほうで「Free!」の観光客に対する自転車の数もふえておりますし、最初に来たときにどうしても公共交通機関、町営バスを利用して浦富、田後のほうに向かってた方が当時、平成25年度には多かったのが、そういう利用者もなれてきて、レンタサイクル等を利用される方が出てきたのかなというふうには分析のほうをしております。主要因ですんで、それが観光利用客だけではなくて、全体の中でいえば、やはり通勤通学者の減もあるかもわかりません。やっぱり平日昼間の減りぐあいというのが大きかったもので、こういうふうに施策の成果では記述させていただきました。
○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。 午後3時50分 休憩 午後3時53分 再開
○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。 休憩前に引き続いて議事を続行します。
企画財政課長。
◎
企画財政課長(杉本征訓君) 大変貴重な時間を大変申しわけありません。 補足してもう一件説明させていただきます。 ダイヤ改正はあったのかなかったのかということなんですけど、この政策の成果の中段になります。田後線と陸上線の統合を平成23年3月12日にして以降については、大きなダイヤの変更はあっておりません。汽車との連結で時間が若干動く分があるにしろ本数が減ったというふうな大きな変更はしておりません。 以上でございます。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
水道事業会計決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番杉村議員。
◆2番(杉村宏君) 施策の成果ですけれども、説明にもありましたが、概況の中で受託工事収益が減となったため給水収益が減少したようなご説明をいただいたかと思っております。ちょっと受託工事については、受託工事収益だけではなく、その受託工事の費用も合わせて勘案すべきだというふうに私は考えておりまして、確かに受託工事収益は26年度130万円何がしからゼロに落ちましたけれども、受託工事の費用は、26年度は141万9,500円から27年度は5万9,600円に減少しております。したがいまして、受託工事の収支としては、26年度マイナスの11万8,500円から27年度はマイナスの5万9,660円ということで、受託工事としては収支に、数字の上では改善の影響を与えております。ですので、受託工事全体で概況には記載すべきであって、収益だけがなくなったということで、全体の収益を低下させているかのような記載には少し違和感がございますけれどもいかがでしょうか。
○議長(船木祥一君)
環境水道課長。
◎
環境水道課長(田中衛君) 杉村議員さんのほうから、受託工事収益が減ったことが収益の減の原因であるかのような書き方は、支出の部分も勘案しなければならないので表現として適切ではないのではないかというようなご意見だったと思っております。ただ、ここの表現といたしましては、収益の減の原因としての記述でございますので、そのようにご理解をいただければと思います。収支の悪化の原因という意味合いで書いておるわけではございませんで、収益が減った表面的な直接的な原因という意味合いで書かせていただいておりますので、そのようにご理解をいただきたいと思っております。
○議長(船木祥一君) ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 平成27年度岩美町
病院事業会計決算の認定についての件の質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結します。 以上で議案第96号から議案第105号までの10件に対する質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま質疑を終結した本10件については、会議規則第39条第1項の規定に基づき、10人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) ご異議なしと認めます。したがって、本10件については10人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。 お諮りします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第6条第4項の規定によりお手元に配付の名簿のとおり指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(船木祥一君) ご異議なしと認めます。したがって、決算審査特別委員会委員はただいま配付しました名簿のとおり選任することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。 次の本会議は9月23日です。定刻までにご参集願います。 長時間ご苦労さまでした。 午後4時3分 散会 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。 平成28年9月15日 岩美郡岩美町議会議長 〃 署名議員 〃 署名議員...