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令和元年11月臨時会(第1号11月 8日)

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  1. 境港市議会 2019-11-08
    令和元年11月臨時会(第1号11月 8日)


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    最終取得日: 2021-06-19
    令和元年11月臨時会(第1号11月 8日) 11月臨時会     令和元年11月 境港市議会臨時会会議録   令和元年11月8日(金曜日)午前10時開会 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期決定 第3 議案第54号〜議案第62号 (平成30年度決算審査特別委員会委員長報告) 第4 報告第14号 議会委任による専決処分報告について          【交通事故による損害賠償額決定】    報告第15号 議会委任による専決処分報告について          【市において負担する損害賠償額決定】  本日の会議に付した事件 日程と同じ  出席議員 (15名)     1番  柊   康 弘 君      2番  平 松 謙 治 君     3番  米 村 一 三 君      5番  岡 空 研 二 君
        6番  森 岡 俊 夫 君      7番  荒 井 秀 行 君     8番  永 井   章 君      9番  築 谷 敏 雄 君     10番  佐名木 知 信 君      11番  田 口 俊 介 君     12番  足 田 法 行 君      13番  長 尾 達 也 君     14番  安 田 共 子 君      15番  松 本   熙 君     16番  景 山   憲 君  欠席議員     な し  説明のため出席した者の職氏名 市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  清 水 寿 夫 君 教  育  長  松 本 敏 浩 君     代表監査委員   松 本 正 福 君 総 務 部 長  築 谷 俊 三 君     総務部防災監   藤 川 順 一 君 市民生活部長   中 村 直 満 君     福祉保健部長   佐々木 真美子 君 産 業 部 長  阿 部 英 治 君     産業部参事    足 立 明 彦 君 建 設 部 長  下 場 和 重 君     総務部次長    渡 辺   文 君 市民生活部次長  柏 木 頼 文 君     福祉保健部次長  永 井 卓 真 君                        教育委員会事務局長 建設部次長    灘   英 樹 君              松 原   隆 君 教育委員会事務局次長          木 村 晋 一 君     秘 書 課 長  浜 田   潤 君 財 政 課 長  黒 見 政 之 君     生涯学習課長   黒 崎   享 君 監査委員事務局長選挙管理委員会事務局長          出 木 茂 樹 君  事務局出席職員職氏名                        局長補佐議事係長 局     長  浜 田   壮 君              片 岡 みゆき 君 調査庶務係長   山 本 泰 淳 君 ◎開  会(10時00分) ○議長(柊 康弘君) おはようございます。  これより令和元年11月境港市議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(柊 康弘君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。  署名議員に、森岡俊夫議員佐名木知信議員を指名いたします。 ◎日程第2 会期決定議長(柊 康弘君) 日程第2、会期決定を行います。  本臨時会会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、会期は11月8日、1日と決しました。 ◎日程第3 議案第54号〜議案第62号       (平成30年度決算審査特別委員会委員長報告) ○議長(柊 康弘君) 日程第3、平成30年度決算に係る議案第54号から第62号までを一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました9議案について、平成30年度決算審査特別委員会委員長報告を求めます。  平成30年度決算審査特別委員会委員長景山憲議員。 ○決算委員会委員長(景山 憲君) おはようございます。  平成30年度決算審査特別委員会委員長報告を行います。  さきの9月定例市議会において、議長指名により監査委員を除く議員全員で構成する平成30年度決算審査特別委員会が設置をされ、9月24日に開催をされた委員会におきまして互選により、委員長に私、景山憲、副委員長岡空研委員が選出をされました。  本委員会に付託をされました平成30年度歳入歳出決算認定案件は、一般会計及び特別会計合わせて9会計についてでありました。  10月16日、17日、21日、23日の4日間、清水副市長を初め担当部課長及び関係職員の出席のもと、慎重に審査を行いました。審査の方法といたしましては、指定した事業について詳細な資料提供を求め質疑を行う方法で審査を行いました。  以下、付託をされました議案第54号から議案第62号の審査結果について申し上げます。  初めに、議案第54号、平成30年度境港一般会計歳入歳出決算認定について、委員からは国保税介護保険料引き上げになり、市民所得が減っている中での引き上げが適切であったか。一般会計からの繰り入れ減免制度の拡充で引き上げはしないという対応をすべきではないか。また、DBSクルーズについて県と一緒になって運航支援をしているが、誘致活動利用促進にも力を入れるべきではないかとの意見がある一方、高齢化が進んでいる中、ある程度の保険料引き上げはやむを得ないではないかと思うという意見や、歳入の確保について引き続きふるさと納税PR等の工夫をし、入るをはかりて出るを制するという考え方でしっかりやってほしいという意見がありました。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、2名の委員より反対意思表示があったことを付言いたします。  次に、議案第55号、平成30年度境港国民健康保険費特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。  委員からは、資産割廃止をするなら一般会計から繰り入れるのは当然のことである。全国知事会も国保税について国の負担をふやして均等割廃止を求めている状況の中、低所得者が払えない状況をつくっていいのかということは問われると思うという意見がある一方で、資産割廃止した部分を一般会計から繰り入れというのは税の使い方という意味からは理解が得られないのではないか。資産割廃止してほかの割合がふえていくのは、やはりやむを得ない。健康づくり対策健康寿命の延伸といった施策を組み合わせながら医療費の抑制をしていくことで保険税の上昇を抑えることが大事であるという意見があり、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、2名の委員より反対意思表示がありましたことを付言いたします。  続いて、議案第59号、平成30年度境港介護保険費特別会計歳入歳出決算認定について。委員からは、介護保険料が2.4%の引き上げとなっている。介護予防事業包括支援事業について、一般会計からの繰り入れ保険料の収入で賄われている部分は一般会計の繰入率をふやすことができないか。また、国の負担を増額するよう要望を続けて、保険料引き上げないという決断をすべきではないかという意見がありました。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。ただし、2名の委員より反対意思表示があったことを付言いたします。  そのほか、議案第56号、平成30年度境港駐車場費特別会計議案第57号、平成30年度境港下水道事業費特別会計議案第58号、平成30年度境港高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計議案第60号、平成30年度境港土地区画整理費特別会計議案第61号、平成30年度境港市場事業費特別会計議案第62号、平成30年度境港後期高齢者医療費特別会計、以上6会計歳入歳出決算については、いずれも全員異議なく認定すべきものと決しました。  また、認定に当たっては、次の7項目の要望を付したことをあわせて報告をいたします。  1、自主財源割合が減ずる中、納税者との対話を継続し、担税能力を見きわめながら引き続き市税などの自主財源の確保に向け未納対策を徹底をされたい。また、滞納世帯は複数の未納案件があることも想定される。よって、担当部署滞納対策に係る事務処理方法などを理解し、同一の法令が適用される範疇においては部署ごと対応が大きく異なることがないように努め、収入率の向上を図られたい。  2、地方税共通納税システムについては、事業者にとって便宜性が高いものであることからシステム利用促進に向け周知徹底をされたい。  3、ふるさと納税については、返礼品のあり方など国によりこの制度が画一的に規制される状況にあって、返礼品に重点を置いたPR方法から使途を明示し寄附者の共感を得ること。また、他の自治体の成功事例を調査研究し、的確な対応を進められたい。  4、循環型社会の構築に向けごみの分別収集が進められているが、いま一度その意義について市民に周知を図り、市民意識の高揚を図られたい。また、ごみ出しのルールなど、高齢者にわかりやすい広報を継続して努められたい。  5、さかいポートサウナの運営については現在でも多額の一般財源を要しており、今後さらに老朽化が進み改修費用等市財政を圧迫することが予想される。この問題は喫緊の課題であることから、先送りをせず対策を講じられたい。  6、縁むすびスマートナビ運営事業については、中海・宍道湖・大山圏域市長会構成5市が均等の負担で共同運営しているが、費用や運用について十分に精査を行い、最大限の費用対効果が得られるよう努められたい。  7、予算額決算額に大きな乖離がある事業の中には、予算編成に問題がある事例が見られた。予算編成に当たっては、過去に実施した事業の実績や積算根拠など十分に精査を行い、限られた予算がより効果的に市民サービスの向上につながるように努められたい。  以上で平成30年度決算審査特別委員会委員長報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(柊 康弘君) 質疑の通告はありませんので、討論に入ります。  通告により、安田共子議員。 ○14番(安田共子君) ただいまの決算審査特別委員会委員長報告のうち、議案第54号、平成30年度一般会計議案第55号、国民健康保険費特別会計及び議案第59号、介護保険費特別会計について歳入歳出決算認定反対し、一括して討論いたします。  まず、DBSクルーズ運航の維持のために、3年だけの約束が毎年更新され10年に及んでいるDBS社への支援ですが、30年度本市の負担は740万円でした。一方で、本市は国際定期便利用促進協議会に400万円以上の負担金を納めていますが、この協議会が行うDBSクルーズ利用促進事業は100万円です。誘致活動利用促進に力が入っていないのはなぜでしょうか。市財政を投入するのであれば、運航は赤字でも親会社からの支援も受けているDBS社への直接公費投入というやり方から、利用促進へ切りかえる必要があるのではないでしょうか。悪化する日韓関係が懸念され、米子空港発着ソウル便運航中止となっている中、人と物が行き交うようソフト面でバックアップすることが今こそ求められているのではないでしょうか。  次に指摘をしたいのは、30年度国民健康保険資産割廃止加入世帯の6割以上が保険税引き上げになり、介護保険料は2.4%の引き上げがなされたことについてです。市民所得が減る中で、また滞納者状況も多くが生活困窮ということを認識していながら引き上げやむなしとするのが適切であったか、いま一度考えるべきだと思います。  国保については、加入者の所得が低いにもかかわらず他の医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることは制度の構造的問題です。高過ぎる保険料を引き下げ、制度の構造的な問題を解決するためには公費を投入するしかないと全国知事会、全国市長会などもこれらのことを指摘し、国保への国庫負担の増額を政府に要望し続けておられます。その中で、本市としては国保税引き上げをどうすればしないで済むのか真剣に考えれば、資産割が低所得者負担となっている問題については減免制度を拡充する、あるいは資産割廃止分については一般会計からの繰り入れをするなどの対応をするべきではなかったかと思います。  一般会計から国保特別会計などへの繰り入れについて、国保加入者以外の市民負担を求めることになり、公正さを欠く、理解を得られないという考え方についても疑問です。重要な社会保障である国保制度の性格をゆがめるものだと思います。  市長市民に説明するべきことは、第1に、国民皆保険制度の重要な柱である国保が他の医療保険制度に比べ著しく不公平で庶民に負担を強いる制度になっていること。第2に、高過ぎる保険税問題を解決することは、住民の暮らしと健康を守るためにも国保制度持続可能性にとっても社会の公平公正を確保する上でも重要な政治課題であること。第3に、既に法や制度の枠内では市の一般会計を含む公費の投入をし、低所得者への軽減もして支えている制度であることなどではないでしょうか。御一考をお願いいたします。  介護保険制度については、サービス利用がふえたり介護の充実を図ったりすれば直ちに保険料利用料負担増にはね返るという根本矛盾を抱えています。保険料利用料の高騰を抑えながら制度の充実や基盤の拡充を図り本当に持続可能な制度とするには、やはり公費負担割合を大幅にふやすしかありません。一般会計割合をふやすこと、国庫負担割合引き上げることなど、国への要望の強化も必要ではないかということもこの際提言させていただきます。  以上のことから、一般会計国民健康保険費特別会計及び介護保険費特別会計について決算認定への反対を主張し、討論を終わります。ありがとうございました。 ○議長(柊 康弘君) 以上で討論を終わり、採決いたします。  まず、議案第54号、平成30年度境港一般会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(柊 康弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第54号は、原案のとおり認定することに決しました。  次に、議案第55号、平成30年度境港国民健康保険費特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(柊 康弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり認定することに決しました。  続いて、議案第59号、平成30年度境港介護保険費特別会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成議員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(柊 康弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり認定することに決しました。  続いて、ただいま認定いたしました案件を除く各議案については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号、平成30年度境港駐車場費特別会計歳入歳出決算認定について、議案第57号、平成30年度境港下水道事業費特別会計歳入歳出決算認定について、議案第58号、平成30年度境港高齢者住宅整備資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算認定について、議案第60号、平成30年度境港土地区画整理費特別会計歳入歳出決算認定について、議案第61号、平成30年度境港市場事業費特別会計歳入歳出決算認定について、議案第62号、平成30年度境港後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算認定については、それぞれ原案のとおり認定することに決しました。 ◎日程第4 報告第14号〜報告第15号 ○議長(柊 康弘君) 日程第4、報告第14号、議会委任による専決処分報告について及び報告第15号、議会委任による専決処分報告についてを議題といたします。  市長提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長中村勝治君) 報告第14号及び報告第15号の報告につきまして、一括して申し上げます。  報告第14号は、交通事故による損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。  報告第15号は、市道における自転車の転倒事故について、市が負担する損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。  以上2件の報告につきまして、御了承いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(柊 康弘君) 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(柊 康弘君) 質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ◎閉  会(10時20分) ○議長(柊 康弘君) 以上で本臨時会日程は全て終了いたしました。  これをもって令和元年11月境港市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでした。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          境港市議会議長          境港市議会議員          境港市議会議員...