本市において、健康長寿の研究機関等の地域医療福祉資源があり豊かな税収と比較的低い高齢化率の恵まれた環境にある大府市と同様の
取り組みは難しいですが、健康長寿への強い理念を持ち、実現への計画を立て、健康長寿に関する産業の育成、創出を図り人材を育てるならば、小さい市でもすばらしい事業を展開することができるのだと大変勇気をいただいたところです。本市でも、超高齢社会を前向きに乗り越えるための連携体制を構築し、先駆的な
取り組みを推進する大府市のように、基本理念や活動コンセプトを明確にした健康都市宣言や健康づくり推進条例のようなものを制定し、それらを活用しながら施策を展開することはとても効果的ではないかと感じたところです。
以上で
経済厚生委員会行政視察報告を終わります。
○議長(柊 康弘君) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(柊 康弘君) 日程第1、
会議録署名議員を指名いたします。
署名議員に、松本熙議員、田口俊介議員を指名いたします。
◎日程第2 会期の決定
○議長(柊 康弘君) 日程第2、会期の決定を行います。
今定例会の会期は、本日から12月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(柊 康弘君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、12月5日から12月21日までの17日間と決しました。
◎日程第3
市政概要報告
○議長(柊 康弘君) 日程第3、
市政概要報告を求めます。
中村市長。
○市長(中村勝治君) 平成30年12月定例市議会に当たり、市政の概要について申し上げます。
まず、平成30年度の財政見通しと平成31年度予算編成方針について申し上げます。
初めに、本年度の財政見通しといたしましては、歳入において、市税収入が法人市民税の減少などにより当初予算額を下回る見込みとなっているものの、地方交付税は、普通交付税が当初予算額を上回る決定額となっており、これら一般財源に国・県支出金などの特定財源を加えた総額はおおむね確保できるものと見込んでおります。また、歳出におきましても、予定しております諸事業はおおむね順調に実施できるものと考えております。
平成31年度予算につきましては、一般財源の柱である市税収入や地方交付税の大幅な増収が見込めない中、社会保障関係経費の増大に加え、仮称・境港
市民交流センターの建設や防災行政無線の更新といった大型事業が本格化し、引き続き厳しい財政状況の中での編成になるものと考えております。次世代に過大な負担を残すことのないよう一層規律ある財政運営に徹し、有利な財源の確保に努め、市債借り入れ及び基金取り崩しの抑制を図りながら、本市の基本理念であります、魅力と活気にあふれ、心豊かに安心して暮らせる
まちづくりの実現に向けて、境港市
まちづくり総合プラン等に基づく施策を着実に進めていく予算編成を行うこととしております。
中海・宍道湖・大山圏域の連携について申し上げます。
中海・宍道湖・大山圏域市長会では、本年度、社会基盤の整備促進に関する要望の連携強化を図っております。その中で、圏域の魅力を大きく向上させ、定住人口や交流人口の飛躍的な拡大につながる新幹線整備につきまして、10月29日に中国横断新幹線(伯備新幹線)中海・宍道湖・大山圏域整備推進会議の設立準備会を立ち上げ、先月には、国土交通省や山陰両県選出の国会議員などに準備会立ち上げの報告と、整備計画路線への格上げを求める要望を行いました。今後は、来年5月を目途に、圏域の市町村や議会、経済団体から成る推進会議の設立に取り組んでまいります。
また、中国横断自動車道岡山米子線の早期4車線化を求める道路網整備と境港の港湾整備につきましても、先月、要望活動を行ったところであります。
松江市が交流促進の覚書を締結している台湾・台北市との交流を圏域に拡大する足がかりとして、来月24日から圏域5市の市長がそろって同市を訪問することとなりました。現地では市政府との意見交換のほか、チャーター便の誘致活動や同市最大の花市であります春節前建国花市での観光PR等を行うこととしており、観光や貿易の促進につなげてまいりたいと考えております。
環日本海交流について申し上げます。
環日本海国際フェリーは、1月から9月末までに境港−東海間を37往復運航し、境港を利用した旅客数は約2万2,000人で前年比86%となったものの、境港発着の貨物量は約5,500トンで前年比113%と増加しました。なお、9月21日には、ロシアのモスクワから東京までの間を自動車で走破するモスクワ・東京オートラリーに参加の車両と関係者が環日本海国際フェリーを利用して本市に到着し、市民の歓迎を受けました。帰国後、ロシア国内の観光展におきまして、ラリーの期間中に撮影された写真を通じて、水木しげるロードを初めとする圏域の観光地や環日本海国際フェリーも紹介されると伺っております。
米子鬼太郎空港におきましては、ソウル便が10月28日から週6便に増便されたのに続き、香港便も今月4日から、これまでの週2便が週3便に増便されました。利便性が大幅に向上したことによる外国人観光客のさらなる増加に期待しているところであります。来年4月以降の増便継続に向け、引き続き関係機関と連携して、日本からの旅行客も含め利用促進の
取り組みを進めてまいります。
観光振興について申し上げます。
水木しげるロードにつきましては、先月にはリニューアル以降の入り込み客数が160万人を超えるとともに、年間の入り込み客数も250万人を突破しました。また、水木しげる記念館につきましても年間の入場者数が既に20万人を突破し、昨年の17万人を大きく上回る状況となっており、新たに導入した夜間の演出照明や水木しげる記念館の開館時間延長に加え、夏休み期間中や秋の行楽シーズンを通じて、妖怪ナイトウォークや妖怪ハロウィンなどのイベントを官民挙げて行った成果と考えております。例年、観光客が減少する冬場の対策として、沿道の店舗と協力して取り組んでいる夜間のイルミネーションやクリスマス期間中に開催する予定のイベント等により、にぎわいを創出してまいります。
本年の境港へのクルーズ客船の寄港は37回で、過去最高であった昨年には及ばなかったものの、大型客船の寄港が大きく増加し、国内外の6万1,000人余のお客様が水木しげるロードを初めとする山陰両県の魅力を堪能されたほか、中海・宍道湖・大山圏域市長会が中心となって行った岸壁でのおもてなしでは、各種の特色ある伝統芸能や着物の着つけ体験などを楽しまれました。
なお、平成32年春に供用開始予定の竹内南地区の旅客施設の名称が、境夢みなとターミナルに決定したところであります。
水産業の振興について申し上げます。
境漁港における1月から10月末までの水揚げ量は、アジ、マイワシの減少により10万4,000トン余で前年比93%でしたが、水揚げ金額につきましては、サバの水揚げ量の増加やベニズワイガニの価格上昇などにより167億7,000万円余、前年比105%と前年を上回っております。
境漁港の高度衛生管理型漁港・市場整備につきましては、陸送上屋が先月完成し、現在工事が進められております1号上屋とあわせて来年6月に供用開始される予定となっております。また、新たに沿岸漁業に就業する漁業者1人の漁船等の取得費と、沖合底びき網漁業者1社の老朽船の代船建造費に対し、鳥取県と連携して支援を行ったところであります。
農業の振興について申し上げます。
本市特産の白ネギ栽培における農業法人や若手農家の農地需要に対応した農地再生事業につきましては、9月に国の農地耕作条件改善事業補助金の
交付決定を受け、来月には工事に着手する予定としております。完成後は、
学校給食センター南側約0.8ヘクタールの畑地が再生されるほか、竹内町の産業中央線沿いに広がる荒廃農地の一部約0.3ヘクタールが畑地へ転換され、いずれの農地も鳥取県農業農村担い手育成機構の農地中間管理事業を活用し、若手農家等に利用していただくこととしております。
中海護岸整備について申し上げます。
西工業団地の整備につきましては、7月に貯木場所有者との協議が調ったことから国土交通省が開口部の締め切り工事に着手したところであり、来年5月に完成する予定と伺っております。また、開口部周辺の護岸整備につきましても工事が順調に進捗していると伺っております。
渡漁港周辺の整備につきましては、国土交通省に委託しておりました市道渡84号線の整備に伴う樋門の改築工事が8月に完成いたしました。現在は、同路線において本年度末の完成を目指し、市道渡中浦水門連絡線までの拡幅工事を進めており、この工事を終えますと漁港から北側部分の市道整備が完了することとなります。
また、旧漁港跡地に整備する内水排除施設につきましては、来月の工事着手に向け鋭意準備を進めているところであります。
道路及び公共下水道の整備について申し上げます。
生活関連道路の整備につきましては、舗装修繕や側溝改修等を予定しております9路線のうち1路線が完了し、残る8路線において鋭意工事を進めているところであります。また、狭隘道路の拡幅整備につきましては、地元との協議が調った竹内町と三軒屋町の2路線において工事に着手しております。なお、これらの工事は全て本年度中の完了を見込んでおります。
国道や県道等の整備につきましては、竹内南地区貨客船ターミナルの完成に伴う交通量の増加対策としまして、鳥取県と境港管理組合が夢みなと公園入り口交差点の改良を進めております。現在、国道431号の右折車線の延伸が完了し、臨港道路竹内埠頭1号線の左折車線の新設が行われているところであり、本年度中に完了する予定と伺っております。また、県道渡余子停車場線の
渋滞対策としまして、渡公民館前交差点及び大根島入り口交差点の改良を行う方針が鳥取県から示されたところであり、来年度からの事業化を目指すと伺っております。
公共下水道につきましては、第三中学校南側の道路に布設する汚水幹線の工事を進めているところであります。また、渡町と外江町の西側を中心に汚水枝線の面整備を進めており、本年度末の人口普及率は約77%を見込んでおります。
防災対策について申し上げます。
原子力防災訓練につきましては、10月26日に
災害対策本部の運営訓練を、翌27日には、陸上自衛隊美保分屯地の大型輸送ヘリコプターを使用した住民避難・緊急輸送訓練や、障がい者支援施設光洋の里での放射線防護対策設備を稼働させた屋内退避訓練を実施しました。また、10月30日には、山陰両県及び6市で、テレビ会議による国との
情報共有や指示伝達の訓練と住民避難訓練を実施したところであります。住民避難訓練では、市内全域に緊急速報メールの訓練配信を行うとともに、渡、上道、中浜、誠道の4地区から市民と
消防団員合わせて約70人の方々に御参加いただき、安定ヨウ素剤の服用訓練や、避難退域時検査会場である大山町の中山農業者トレーニングセンターでの被曝検査等を体験していただきました。今後、訓練での課題を検証し、避難訓練の実効性をより高めてまいりたいと考えております。
なお、安定ヨウ素剤の事前配布につきましては、台風の影響により日程を一部変更し、10月から3回の説明会を行い、49世帯159人に配布したところであります。
市道の除雪につきましては、本年2月の大雪を教訓に、委託業者や使用機械をふやすとともに、委託業者の能力に応じて担当路線を見直し、効率的、効果的な除雪体制を整えたところであります。
学校教育について申し上げます。
コミュニティ・スクールの導入につきましては、第一中学校区では、来年4月からの導入に向け、核となる
学校運営協議会の設置及び運営に関する協議を進めております。また、平成32年度から導入予定の第三中学校区では「子どもの未来を考える」をテーマにワークショップを2回開催し、地域の方々等に理解を深めていただいているところであります。
余子小学校と
誠道小学校の統合につきましては、9月に、学校、保護者、地区それぞれの代表者に学識経験者を加えた統合準備委員会を設置しました。統合に当たり検討が必要な事項は多岐にわたるため、3つの部会で年間指導計画やPTA組織等について検討していくこととしており、引き続き平成32年4月の統合に向け計画的に準備を進めてまいります。
学校給食調理等業務の民間委託につきましては、10月に
公募型プロポーザル方式で
委託事業者の募集を行ったところ、4事業者から申し込みがありました。今月3日に実施した審査委員会の審査の結果に基づき委託予定事業者を決定したところであり、来年4月からの円滑な移行に向け、引き続き準備を進めてまいります。
社会教育について申し上げます。
10月14日に開催されました日韓ロ国際交流第18回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会には、2年ぶりに韓国・東海市、ロシアのウラジオストク市のチームにそろって御参加いただきました。県外の有力な実業団チームなどとともに健脚を披露されたほか、大会前日には小学生陸上クラブの子供たちと陸上練習を通し交流を深め合ったところであります。
10月17日から先月4日までの間、クロアチアを拠点とするJKモルナルインターナショナルセーリングレーザーチームが本市でキャンプを行いました。この間130人余が参加した市民団体主催の歓迎会を初め、第二中学校での講演や給食交流会、境高校ヨット部への指導など、多くの機会を通じて広く市民と交流されたところであります。今後は同チームと締結した包括協定に基づき、2019レーザー級世界選手権や翌年の東京オリンピックに向けた同チームのキャンプを毎年受け入れることとしております。
仮称・境港
市民交流センターの整備につきましては、引き続き
管理運営計画の検討を行うとともに、実施設計を進めております。なお、
管理運営計画につきましては、来年を目途に骨子を取りまとめ、本年度中に策定することとしております。
子育て支援の充実について申し上げます。
子育て支援の必要な家庭を訪問し、一緒に育児や家事を行いながら子育ての不安や悩みの
解消を図る家庭訪問型支援につきましては、10月末までに4件の支援に取り組んだところであります。離乳食のつくり方、片づけや沐浴の仕方などを学んでもらうことや、子育ての悩みを聞きながら必要なアドバイスを行うことにより、身近に相談できる相手がいないといった悩みを
解消し、子育てに自信を持っていただいたところであります。
昨年に続き、保育園の園児と、さかいみなと中野港漁村市実行委員会の皆さんとの交流事業を10月に行いました。市内5つの保育園から参加した園児たちは、美保湾で水揚げされたばかりのさまざまな魚を間近で目にし、直接触れたり漁師の方から魚の名前や特徴を聞いたりしたほか、今回は新たに魚をさばく様子を見学し、地元の魚について楽しく学んだところであります。
障がい者福祉の充実について申し上げます。
聴覚障がいのある方の実態把握のための訪問調査につきましては、8月から1カ月にわたって鳥取県聴覚障害者協会と共同で実施し、災害時の情報の入手や日常生活における意思疎通に関して困られている内容などを伺ったところであります。今後取りまとめる調査結果をもとに、きめ細かい支援につなげてまいりたいと考えております。
高齢者福祉の充実について申し上げます。
地域包括支援センターにつきましては、直営一本化から2年が経過し、高齢者に関する身近な総合
相談窓口として定着してまいりました。本年度の状況は、10月末現在、相談件数が850件余で前年比104%となっており、ケアプランの作成件数は3,200件余で前年比123%と大幅に増加しております。さらなる体制の強化を図るため、来月から介護支援専門員を1人増員する予定としており、必要となる経費を今議会に補正予算として計上しております。
介護予防事業におきましては、いきいき百歳体操に、10月末現在、41グループ、500人余の方々が自主的に取り組んでおられます。運動習慣を身につけるきっかけとして大変好評をいただいており、歩行が楽になったといった声もいただいております。また、本年度から新たに取り組んでおりますフレイル予防では、9月に1回目のフレイルチェックをサポーターの方々とともに行ったところであります。今月10日に2回目のチェックを行うほか、新たなサポーターも養成中であり、さらなる地域への広がりと意識の高まりに期待しているところであります。
以上、市政の概要について御報告申し上げましたが、議員並びに市民各位の格段の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(柊 康弘君) ただいまの
市政概要報告に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。
◎日程第4 報告第20号・議案第72号〜議案第78号
○議長(柊 康弘君) 日程第4、報告第20号、議会の委任による専決処分の報告についてから、議案第78号、
指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
中村市長。
○市長(中村勝治君) 報告第20号の報告及び議案第72号から議案第78号までの提案理由につきまして、一括して申し上げます。
報告第20号は、市道における車両損傷事故について、市が負担する
損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分をいたしましたので、御報告いたすものであります。
議案第72号は、平成30年度一般会計の補正予算(第3号)であります。
まず、歳出の主な内容について申し上げます。議会費におきましては、議会への関心度、議員の定数や報酬等に関する市民アンケートの実施経費42万円余を増額。総務費におきましては、ふるさと納税寄附額の増加に伴う寄附をいただいた方へのプレゼント費用等1,629万円余、魚と鬼太郎のまち境港ふるさと基金への積立金5,000万円、過年度に概算払いを受けておりました国・県からの私立保育所等運営費負担金の精算に伴う返還金3,137万円余などをそれぞれ増額。民生費におきましては、給付対象児童数の増加に伴う児童手当330万円、介護保険費特別会計への繰出金238万円余などをそれぞれ増額。衛生費におきましては、給付対象件数の増加に伴う未熟児養育医療費給付金76万円余、接種件数の増加及び助成対象範囲の拡大に伴う風しんワクチン予防接種費補助金25万円余などをそれぞれ増額。農林水産業費におきましては、台風等の大雨による農作物への病害発生を防止するための緊急的な防除費用の助成金5万円余を増額。土木費におきましては、燃油価格の高騰などによるさかいポートサウナの燃料費等316万円余、市営住宅の設備等に係る修繕箇所の増加に伴う修繕費200万円をそれぞれ増額。教育費におきましては、
小・中学校の管理費として、燃油価格の高騰などによる燃料費等1,494万円余、修繕箇所の増加に伴う修繕費900万円などをそれぞれ増額いたしております。歳入につきましては、歳出に伴う国・県支出金などを計上するほか、財源として繰越金及び地方交付税を増額いたしております。
以上によりまして、歳入歳出それぞれ1億6,404万9,000円を増額し、予算総額を162億3,784万9,000円といたすものであります。
あわせて、市民バスの運行管理委託料及び老人福祉センターの管理委託料につきまして、本年度中に契約等を締結する必要があるため、それぞれ債務負担行為を追加いたしております。
議案第73号は、下水道事業費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、国費の増額に伴う渡地区の管渠整備費等2,540万円を増額し、予算総額を27億364万3,000円といたすものであります。あわせて、工期の関係などにより年度内に事業の完了が困難である下水道管渠事業など、2事業につきまして繰越明許費を設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。
議案第74号は、介護保険費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、介護予防
サービスの利用件数の増加に伴う負担金1,720万円余、地域包括支援センターの体制強化として介護支援専門員を1人増員するための経費等119万円余をそれぞれ増額するなど、歳入歳出それぞれ1,867万4,000円を増額し、予算総額を39億7,698万4,000円といたすものであります。あわせて、地域包括支援センターの活動用車両の賃借料につきまして、本年度中に契約を締結する必要があるため債務負担行為を追加いたしております。
議案第75号は、後期高齢者医療費特別会計の補正予算(第1号)でありまして、保険料軽減特例措置の見直しに伴うシステム改修経費135万円を増額するなど、歳入歳出それぞれ215万3,000円を増額し、予算総額を4億1,034万円といたすものであります。
議案第76号は、境港市
手数料条例の一部改正で、地籍調査の結果に基づき作成した書類の交付事務に係る手数料を新たに設定するほか、建築基準法の一部改正に伴い、建築物の確認等事務において接道の認定事務に係る手数料を追加するものであります。
議案第77号は、境港市
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正で、地域再生法等の改正に伴い、東京都特別区から特定業務施設を
地方活力向上地域等に移転整備した場合における当該施設に対する
固定資産税について、課税免除の規定を設けるなどの改正を行うものであります。
議案第78号は、境港市老人福祉センターの
指定管理者となっている境港市老人福祉センター管理運営受託協議会の指定期間が平成31年3月31日をもって満了となることから、引き続き同協議会を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
○議長(柊 康弘君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。
◎散 会(11時12分)
○議長(柊 康弘君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
6日から9日までは休会とし、次の本会議は12月10日午前10時に開きます。
本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。