倉吉市議会 2022-09-12
令和 4年第 6回定例会(第5号 9月12日)
令和 4年第 6回定例会(第5号 9月12日)
倉吉市議会会議録(第5号)
令和4年9月12日(月曜日)
第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
第2
請願紹介議員の説明
第3
教育福祉常任委員会の中間報告
第4 付議議案に対する質疑
〇会議
に付した事件
◎日程第1から日程第4まで
午前10時01分 開議
○議長(福谷直美君) これより本日の会議を開き
ます。
本日届出のあった事故者は、議員及び当局ともござい
ません。
以上、報告いたし
ます。
○議長(福谷直美君) 本日の議事日程は、お手元
にお配りいたし
ており
ます日程書のとおり行い
ます。
日程第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
○議長(福谷直美君) 日程第1、追加議案の上程並びに提案理由の説明を行い
ます。
議案第58号を議題といたし
ます。
提案理由の説明を求め
ます。
広田市長。
○市長(広田一恭君)(登壇) 皆さん、おはようござい
ます。
本日、追加の議案を提案させ
ていただき
ましたので、その理由を説明いたし
ます。
議案第58号 令和4年度倉吉市
一般会計補正予算(第6号)
についてであり
ます。
初め
に、肥料価格高騰対策事業
についてであり
ます。
肥料価格の高騰による農業経営への影響の緩和を図るため、化学肥料の低減
に向けた取組を行う農業者への支援として2,200万円余を計上するものです。
次に、生活困窮者に対する
光熱費助成事業についてであり
ます。
燃油価格や物価の高騰
に直面する
生活困窮世帯の光熱費について、6月補正予算
に引き続き、県と協調し
て1世帯当たり1万4,000円を助成するため、1,600万円余を計上するものです。
次に、
男女共同参画の推進についてであり
ます。
本年10月
に倉吉市で開催される
日本女性会議2022
in鳥取くらよしについて、会議の趣旨
に賛同する企業から寄せられる
企業版ふるさと納税が当初の見込みを上回ることから、実行委員会への補助金を500万円
増額するものです。
以上、補正の総額は4,900万円余の
増額で、補正後の予算総額は313億6,753万2,000円となり
ます。
以上、今回提案し
ました議案
につきまして、その概要を説明し
ました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げ
ます。
日程第2
請願紹介議員の説明
○議長(福谷直美君) 日程第2、
請願紹介議員の説明を行い
ます。
本日は追加請願が1件、追加陳情が4件、お手元
に配付し
ており
ますとおり上程され
ました。
請願第2号を議題といたし
ます。
請願
には紹介議員があり
ますので、ここで紹介議員の説明を求め
ます。
17番
福井康夫議員。
○17番(福井康夫君)(登壇) それでは、請願第2号
会計年度任用職員の処遇改善
にむけた法改正と雇用安定を求める意見書提出について、紹介議員として提案理由の説明をいたし
ます。
まず、請願の趣旨
についてであり
ます。議員各位のお手元の資料
に記載し
てあり
ます、この
会計年度任用職員制度であり
ますが、自治体の臨時職員、嘱託職員の身分を適正な任用、勤務条件の確保を目的
に導入されたものであり
ます。一定の改善は見られたものの、今全国の自治体では依然として格差が解消されず、
官製ワーキングプアとやゆされ
ている状況だと言われ
てい
ます。民間労働者における同一労働同一賃金はもとより、この自治体における
会計年度任用職員の処遇改善と雇用の安定という課題は急務だと言え
ます。したがって、その視点
に立ち、以下3項目について請願し、意見書の提出を求めるものであり
ます。
請願事項の1点目であり
ます。短時間勤務の
会計年度任用職員の
勤勉手当支給制限を見直し、勤勉手当を支給できるよう
にすること。これは国の非常勤職員では、ほぼ100%勤勉手当が支給され
ている実態であり
ます。
2点目であり
ます。これらの
会計年度任用職員の
処遇改善促進に向け、必要な財源の確保について特段の配慮を行うこと。経過として、これは地方三団体から要請され、見送られたという経過があり
ます。理由は、地方の財源不足が背景と言われ
ており
ます。
3点目でござい
ます。会計年度任用職員の雇用について、いわゆる任期の定めのない短時間
勤務職員制度の導入について今後検討を行うこと。
以上であり
ます。議員各位の御賛同をいただけ
ますよう、よろしくお願い申し上げ
まして、提案理由の説明といたし
ます。
○議長(福谷直美君) 請願に対する質疑は、慣例によりまして紹介議員へ行うこととなっ
ており
ますが、
執行部提出議案の質疑の後
に議題といたし
ます。
日程第3
教育福祉常任委員会の中間報告
○議長(福谷直美君) 日程第3、
教育福祉常任委員会の中間報告を議題といたし
ます。
教育福祉常任委員長から中間報告の申出があり
ますので、ここで許可いたし
ます。
5番
鳥羽昌明議員。
○5番(鳥羽昌明君)(登壇)
教育福祉常任委員会の中間報告をいたし
ます。
3項目の
所管事務調査について、本年6月22日の当委員会において決定し、さらに6月
定例会最終日である6月27日の本会議では、閉会中の継続審査の議決をいただき
ました。
所管事務調査項目のうち、小学校名の決定については、今定例会で関連議案が上程され
ており、
定例会最終日には採決が行われることとなり
ます。議員各位の表決態度
にも関わっ
てくることから、この項目のみ特に必要があるとして、本日、中間報告を行うよう申し出たところです。
まず、令和4年7月22日
に開催した委員会では、調査方法と
調査スケジュールについて協議し、校名決定までのプロセスが分かる資料など、執行当局
に要求する資料を特定し
ました。
令和4年8月8日
に開催した委員会では、あらかじめ要求し
ていた資料を基
に執行部からの説明を求め、質疑を行い
ました。要求した資料の中
には、取扱注意の資料
もあったため、そういったものについては回収
に応じ
てい
ます。
令和4年8月22日
に開催した委員会では、中間報告を行うことを決定し、各委員からの意見を集約した上で、委員会としての意見をまとめ、この項目についての
所管事務調査を終結し
ました。
まず、各委員の意見を御紹介し
ます。非公開部分が多く、不明な点が多かった。疑義があったものとし
ていた応募のあった校名の内訳については、資料を閲覧し
て確認した。応募の数については、非公開を前提
に開催された
統合準備委員会の記録を閲覧し、回収
に応じた。合議体の採決手法について疑義がある。時期的
にいろんなことを急がないといけない。子どもたちのため
にやむを得ない。両地区の代表によって議論を積み重ね
て決定されたものであり、尊重されるべき。本質は、子どもたちの教育がどうあるべきか。校名ばかり
に焦点が行くのは本質から離れる。このような委員の意見があり
ました。
そして、本
所管事務調査を終え、委員会としての意見を次のとおりまとめ
ましたので、御報告いたし
ます。
このような重要な案件を決定する会は、可能な限り公開することを前提とし、市民
に分かりやすい決定の仕方となるよう工夫し
てほしい。当事者以外
も交えた会合
にするなど、メンバーを検討し
てほしい。
統合準備委員会ではデリケートで重要案件を扱い、委員の負担が大きい。心身の負担に対するケアをお願いしたい。
以上、簡単ではあり
ますが、
教育福祉常任委員会の
所管事務調査の中間報告といたし
ます。
○議長(福谷直美君) 続い
て、ただいまの報告に対する質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
日程第4 付議議案に対する質疑
○議長(福谷直美君) 日程第4、付議議案に対する質疑を行い
ます。
まず、報告第4号 令和3年度倉吉市
健全化判断比率及び令和3年度倉吉市
資金不足比率について、質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
これより認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定について、質疑を行い
ますが、歳出は各款ごと
に質疑を求めることといたし
ます。
まず、総括について、質疑を求め
ます。
2人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、1番
大津昌克議員に質疑を許し
ます。
○1番(大津昌克君) それでは、まず、認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、総括として財産に関する調書についてお尋ねいたし
ます。
まず、財産のこの増減については、監査委員の意見書によっておおむね何が増え
て何が減ったかというのは分かり
ますが、この財産に関する調書では、土地、建物いずれ
も平米表示、平方メートルということで表示がし
ており
ます。今現在、財産については
固定資産台帳が整備されたはずですが、この台帳による土地、建物の残存価格の管理等はでき
てい
ますでしょうか。
例えば保有財産の総額、あるいは所管ごと
に保有財産が幾らあるかなどの
額が分かるでしょうか。また、遊休資産の残存価格、それから
公共施設等維持管理にそれらの
固定資産台帳が活用でき
ているでしょうか。それから、近年頻発する災害に対する保険等はこれらの設備等
にはしっかり加入でき
ているのか。以上、お伺いしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) では、大津議員の財産調書に関する御質問
にお答えいたし
ます。
まず、
固定資産台帳による土地、建物の残存価格の管理はでき
ているかというお尋ねでござい
ます。
さきの6月議会で
もこれら台帳の整備については議員から御質問をいただいたところでござい
ます。この整備
につきまして、本市におきましては既に整備を終え
ており、今後活用
に向けた取組を進め
てまいるということ
にいたし
ており
ますが、この
固定資産台帳におきましては、本市の所有する土地、建物のほか、工作物について、取得価格50万円以上の物品や
ソフトウエア等を掲載し
ており
ます。
議員御指摘の残存価格
についてでござい
ますけども、この
固定資産台帳の数値を活用することによって算出は可能となっ
ており
ます。また、各物件の所管課のひもづけ
もなされ
ているため、各所管課ごとの集計
も同様
に可能でござい
ます。
最新の
固定資産台帳上の現在簿価の合計を申し上げ
ます。土地におきましては、約123億円でござい
ます。また、建物におきましては、約210億円が現在の簿価となっ
ており
ます。
続い
て、これら残存価格等
につきまして、公共施設の維持管理
に活用され
ているかというお尋ねでござい
ます。
これらの情報
につきましては、財務情報と連携させることによって、各施設や事業ごとの運営
にかかる
トータルコストなどを把握することが可能となることから、非常
に重要な資料
になると考え
ており
ます。本市におきましては、
財務会計システム及び地方公会計システムを更新し、現在その運用開始
に向け
て内部データの構築作業を行っ
ており、議員御指摘の内容
につきましては今後、鋭意、取り組んでまいりたいと考え
ており
ます。
それから、最後
に、災害に対する保険加入でござい
ます。
本市の建物、公用車、道路
につきましては、全国の
地方公共団体が共同し
て災害による損害を相互救済する目的で設立された
全国市有物件災害共済会に共済を委託し
ており
ます。建物における委託の範囲は建物の本体のほか、電気、ガス等の附属設備、門あるいはフェンス等の工作物
も幅広く含まれ
ており
ます。委託物件
に生じる偶然の事故による損害は、火災、落雷、破裂、爆発、物体の落下、飛来、衝突、風水害などとされ
ており、それぞれ共済金が支給される仕組み
になっ
ており
ます。
ただし、地震については損害規模の巨大性の予測が困難なことから免責事項
になっ
ているという状況でござい
ます。今の共済制度の範囲でできることについてはおおむね対応し
ていると御理解をいただきたいと思い
ます。以上でござい
ます。
○1番(大津昌克君) 御
説明いただきました中で、私、金額
に少しこだわりがあるというのは、今、部長から説明いただいた、例えば土地約123億円、建物約210億円という説明があり
ました。これ合計すると333億円、大体そのぐらいの土地、建物があると分かるわけですね。
これ、公会計帳簿で特に
固定資産台帳というものがあり
ますと、部長のおっしゃったよう
に、今後維持管理し
ていくのにそのバランスというのが分かるわけであり
まして、令和3年度の決算の地方債総額約280億円ほど
になっ
ており
ました。保有資産が333億円ある中の起債が280億円残っ
ていると。これ全てがこの建物と土地のものではないとはいうものの、こういうふう
にバランスを見
ていくと、どの程度建物の財産と借金の関わりというのがあるのかというのが見え
てき
ますので、できるだけ近いうち
にこの公会計処理による決算審査ができるよう
に、それらの提出を求めたいと思っ
ており
ます。
それと、最後の保険加入等については、予期せぬ災害が起き
ており
ます。現在はそのICT機器など
もたくさん活用し
ており
ますので、落雷などの災害
もかなりあると思っ
ており
ますので、それら辺りの災害
に備えた適正な保険管理というの
もお願いをし
て、質問を終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、10番
佐藤博英議員に質疑を許し
ます。
○10番(佐藤博英君) 私は、この
決算状況報告書の1のまず9ページですね。いわゆる
財政調整基金と減債基金のことについて伺い
ます。
これ、令和3年度末、約30億円を超える、32億円ぐらい
になり
ますね。前年度は27億円余りということで、増え
ており
ます。これが財調と減債基金というのは、財政的
には自由度がかなりある財源となり
ます。私はこれだけの33億円もの、決算はそうなっ
てい
ますけども、こういう基金の在り方、積立て、これだけ積み立て
てどうなのかなと。今災害とか、いろんなことあり
ます。本当に物価高の影響があっ
て、今回
も追加補正予算で出
てい
ますけども、こういうこと
にもっと私は使うべきではないだろうかと思っ
ており
ます。これは適正なのかどうかというのをまず伺い
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 佐藤議員
に基金の残高についての御質問
にお答えを申し上げ
ます。
今、佐藤議員から基金の状況については御説明をいただいたとおりでござい
ます。適正かどうかということの判断でござい
ますけども、やはり災害等が発生したとき
に、すぐ
に補正予算が組めるような状態かどうかというのが一つの目安
になるだろうと考え
ており
ます。例えば平成28年の中部地震が起こった際、10月21日
に発災以降、私
もちょっと調べ
てみたんですけども、10月25日から11月24日にかけて、4回の補正予算を組んでおり
ます。例えば10月25日におきましては、その際
に財政調整基金を約5億円活用し、11月1日
にも4億5,000万円、11月14日
にも2億700万円、11月24日
にも1,300万円ということで、1か月で11億円余の
財政調整基金からの繰入れということで、そのとき
に住民の皆さんの生命、財産を守るため
に必要な補正予算を組んだということでござい
ますので、やはり一定規模の基金を持っ
ておるということは機動的な財政運営のため
には絶対的
に必要だろうと考え
てい
ます。
あとは適正規模、どこまで持つことが適正かということでござい
ます。今回の一般質問で
も議員から
も、やはり必要
に応じ
て額については一定規模を確保する必要がある、他市の例を参考
にし
て、そういったこと
にも取り組んでまいりたいと答弁をいたしたところでござい
ます。
そのよう
に基金については住民のサービスをいざというとき
に維持できるような一定金額を確保したいと思うのと、一方で、やはり今おっしゃい
ました、例えば
新型コロナウイルスの対策であったり、経済対策であったり、あるいは喫緊の課題
に対応するための施策
に必要な財源、こういったもの
にも基金についてはちゅうちょなく使っ
ていきたいと考え
ており
ます。
その証左といたし
まして、これら
コロナ対策等において
も基金を取り崩しながら国の交付金
に上乗せする形で運営をし
ているところでござい
ますので、引き続きそういった考えで進んでまいりたいと思い
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) これが適正かどうかというのはいろいろ議論あるところだと思い
ますけれども、私は財調で18億8,000万円というのは、これはちょっと過ぎると思い
ます。あのね、何かあったときのため
にというのは分かり
ます。それは分かり
ますけれども、特に災害の場合は、後から
になり
ますけど、国からの100%補助されるような災害関係は、特にそういう財源となっ
てい
ますし、こういう時代ですから、私はどんどん積み上げ
ていくのではなく
て、やっぱり適正
にそういう制度をつくったり、補助金
に上乗せをしたりする努力をし
てほしいと思い
ます。
ちょっとこれ、市町村要覧ですけど、これ他市がどうなっ
ているのかなというのを見
てみ
ました。やっぱりそれぞれあり
ますけど、減債基金というのはこれ、13億8,000万円あるけど、実際
に取り崩されるのは、昨年度であれば四百数十万円ですよ。前年度でも取り崩されたのは660万円か70万円です。やっぱりこういう半分眠っ
ているというかね、こういうのを私はどんどん活用すべきだろうと思い
ますし、それから、例えば減債基金は鳥取市、米子市、倉吉市、ほとんど同じ
額ですよ。10億円ぐらい、10億円前後で。人口比でいえば3倍、4倍のところと同じ
額を握っ
ているというのは、私はどうかなと。これからいろんなそういうふう
に使うお金というのは出
てくるとは思い
ますけども、こういう時代ですから、私はもっと市民のため
に適正
に使っ
てほしいなと思い
ます。どうでしょうか。それで終わり
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 基金の活用についてでござい
ます。同じようなお答え
になるかもしれ
ませんけども、やはり基金については、適正規模については維持し
ていきたいと。本市の第12次倉吉市総合計画におきまして、行政経営の基本方針といたし
まして、財調と減債で大体20億円は維持をするという目標を立て
ており
ます。これは一つのベース
になろうかと考え
ており
ます。その上で、どこまで積み上げるのか、あるいは一定金額取り崩し
て住民サービス
に振り分けるのか。今議会で
も議員さんの間
にも様々な意見があったところでござい
ますので、引き続きこの件については議会の皆さんとよく相談しながら、適正
に運営し
ていきたいと考え
ており
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○10番(佐藤博英君) その件は分かり
ましたけども、いずれ
にし
ても、市民のため
に活用するという基金ですので、ぜひこれは取り組んでいただきたいと。
それから、もう一つです。この
決算状況報告書の2-5というところです。これはいわゆるこれと一緒ですけどね。これの真ん中辺
に職員数が出
ており
ます。令和3年度決算では倉吉市の正職員が合計352人、それから
会計年度任用職員が、嘱託職員
も入れれば約400人というのは、私、正職員より
もこうしたいわゆる非正規と言われる部分の職員がこれだけオーバーするというのはどうなのかなと。それこそ最近災害
にしろ、
新型コロナウイルスにしろ、やっぱり職員というのはきちんとした数を確保しながら、責任を持っ
てい
ますからね、正職員というのは。そういう形
に私は戻すべきだと思い
ますけど、いかがでしょうか。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 続き
まして、職員数についてのお尋ねでござい
ます。
今、議員御指摘の資料におきましては、令和3年度の決算状況ということで、一般職員数ということでござい
ます。これは普通会計の職員数について掲載をし
ており
ます。普通会計職員で、一般職が352人というような状況でござい
ます。
一方、本市の定員管理計画におきましては、平成29年4月1日の職員数431人を令和4年4月1日時点で414人とする計画を立てながら、昨年度末におきましては急遽の退職者があったため、令和4年4月1日時点で411人というのが現在の職員数でござい
ます。
職員の適正規模
についてでござい
ますけども、やっぱり職員が増え
ていき
ますと、経常的な支出が増え
ていくということで、そうし
ますと、やはり市民の皆さん
に提供する経常的な支出、あるいは自由度の高い支出ですね、そちら
にも影響があるということがござい
ます。基本的
には地方自治法上必要最小限の経費で最大の効果を出すというのが行政の目標でござい
ますので、職員の適正管理、職員数については慎重な姿勢で進んでまいりたいと考え
ており
ますが、しかし昨今の
新型コロナウイルスであったり、あるいは経済対策であったり、あるいは今後のデジタルトランスフォーメーション、こういった行政需要がござい
ますので、そういったこと
に対応すべく、必要な職員については確保し
てまいりたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) これ
もね、必要な数を確保し
ていくというのは、これは絶対やっ
てもらわんといけんのだけども、ただ、国の方針ですから、財政をよくするという観点からすると、それは国の言うこと
も分かり
ますけど、ただ、市民
に責任を持つという観点からは、私はちゃんと配置をし
てほしい。何かね、やっぱりすごい忙しい、こういう感覚的な問題ではないのかもしれんけども、皆さん本当、忙しそうで、大変そうだと思い
ます。
これ
によれば、他の3市は職員数が増え
ているんですよ、2%から2.9%。倉吉市だけマイナス3.7%なんです。これは普通会計と公営企業会計、一緒
にした分ですけどね。人数的
には16人減と書い
てあり
ます。やっぱり今後のいろんな災害のことを考えると、必要な部署
にきちんと必要な人数を配置する、いわゆる会計年度職員
に責任を持たせるようなことはできるだけ避ける。やっぱりそういうことを基調
に考え
ていっ
てほしいと思い
ます。
これで最後
にし
ますので、今後のことをもしあればお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 今後の職員数についてでござい
ます。
今後の職員数の見込みについては、今年度中
に職員の定年延長ということが起こっ
てまいり
ます。12月議会
に関係条例を提案させ
ていただくということがござい
ます。これら職員定年延長を踏まえた新たな定員管理計画を策定し
てまいりたいと思い
ます。この中で、
会計年度任用職員など常勤の正職員以外の職員
も含め
て適正な職員数を考え
てまいりたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、歳入について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
1番
大津昌克議員。
○1番(大津昌克君) それでは、認定第1号歳入についての質疑をさせ
ていただき
ます。
まず、1款市税についてお尋ねをいたし
ます。大きく4点について質問し
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
まず、1つ目、令和2年度決算より、不納欠損が増加し
てい
ますが、その理由は何でしょうか。特に市民税、固定資産税、都市計画税についてお尋ねいたし
ます。
2つ目、それから、市税で令和2年度の収入未済
額のうち、令和3年度の収入未済
額となった
額は幾らでしょうか。要するに、令和2年度の分の圧縮
額ということをお尋ねし
ておき
ます。
3つ目、4項のたばこ税、収入未済
額4万4,078円が令和2年度のままであり
ます。その理由をお尋ねいたし
ます。
それから、4点目、これらの課税事務におきまして、減免や納税期限延長などによって、その影響
額がどの程度あるのか。大きくこの4点お尋ねしたいと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 大津議員への市税についての質問
にお答えいたし
ます。
まず初め
に、令和3年度市税のうち、市民税、個人市民税、法人市民税がござい
ますが、そして固定資産税、都市計画税の不納欠損
額が増加した理由についてお尋ねがござい
ました。こちらの4税の令和2年度の不納欠損
額は413万8,583円でござい
ました。これに対しまして、令和3年度不納欠損
額は1,364万2,896円ということで、950万4,313円の増でござい
ました。その主な理由
につきましては、いずれの税
も法人の業績の悪化によります破産によるものでござい
まして、徴収できないことが明らかなため、不納欠損処分をしたものでござい
ます。
続き
まして、2つ目の質問です。令和2年度の市民税の収入未済
額のうち、令和3年度において
もさらに収入未済
になった
額は幾らあるかということでござい
ました。令和3年度の滞納繰越
額となり
ました令和2年度収入未済
額2,666万3,518円のうち、収入
額が1,396万円余ござい
ました。ということがあり
ますので、残りの1,270万3,057円が令和3年度の収入未済
額となっ
ており
ます。
そして、3つ目の御質問でござい
ます。令和2年度のたばこ税の収入未済
額が引き続き令和3年度
も未収のまま
になっ
ておる、これはなぜかということでござい
ました。こちらはたばこ税の未収入が、従来発生はなかったんですけれども、令和2年度から納税者となった法人の未納がござい
ました。この金額を計上したものでござい
ます。令和3年度におきまして
も電話、また文書等による催告を毎回、毎月のよう
に実施し
てき
ており
ますが、各種調査を実施し
てき
ましたが、いまだに納税
に至っ
ていないというのが現状でござい
ます。今後と
も引き続き
まして、納付の交渉、そして調査等を継続的
に行い
まして、回収
に努め
てまいりたいと思っ
ておるところでござい
ます。
そして、4つ目でござい
ます。令和3年度市税におきまして、減免の
額、そして納付期限の延長したものによります、そういった影響
額はどの程度あるのかということでござい
ました。
一つは、減免
額についてでござい
ますが、令和3年度の減免の総額は3,061万1,500円でござい
ました。その内訳は、主
に4つござい
ますが、個人市民税におきましては、生活保護法の規定によります保護を受けた方への減免が中心となり
ます。こちらの関係で26万9,600円。そして法人市民税
につきましては、認可地縁団体への減免が主でござい
ます。こちらの関係で798万5,000円。そして固定資産税におきましては、特には若者定住による減免が主となり
ます。この関係で、1,933万1,300円。そして軽自動車税
につきましては、身体障がい者等への減免ということで、302万5,600円、合計が3,061万1,500円となったものでござい
ます。
そして、徴収猶予によります収入未済
額についてでござい
ますが、こちらは総額といたし
まして、485万8,009円となっ
ており
ます。これは令和3年度の収入未済
額1億2,800万円余の約4%
に相当する
額でござい
ます。この内容
につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響によります徴収猶予が中心となっ
ており
ます。相談者の皆様のそういった状況等を審査をし、そういう判断をいたしたものでござい
ます。引き続き、そういった対応等
も含め
てやっ
ていくところでござい
ます。以上でござい
ます。
○1番(大津昌克君) 具体的な数字で
説明いただきました。
特に前々年度の収入未済が現年
に繰り越されたもの、これがまた収入未済となり、翌年
に繰り越されるということが続くことによって、滞納、それから不納欠損など
に生じ
ていく可能性を秘め
ており
ますので、今後の課税徴収事務についてはしっかりとし
ていただくよう
にと思い
ますし、それから、企業のいろんな状況によって徴収できなくなっ
てしまう、不納欠損となっ
てしまう
額はやむを得ないところはあるでしょうけども、いち早く情報をつかみながら、なるべく徴収できるよう
に努力
もされたいということを申し上げ
て、質問を終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
続い
て、歳出
に移り
ます。
初め
に、第1款議会費について質疑を求め
ます。
質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第2款総務費について質疑を求め
ます。
7人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、11番鳥飼幹男議員
に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定について、歳出について伺っ
ていきたいと思い
ます。
決算状況報告書18ページ、上段の総合交通対策について伺い
ます。このうちの下の段
にあり
ますが、共助交通について伺っ
ていきたいと思い
ますが、共助交通支援補助金が実績で39万2,000円、同じく導入検討支援補助金が27万8,000円、それからもう1点、乗合タクシーの補助金というのが当初予算で計上され
てい
ますが、これは地方バス路線の1億6,700万円余の中
に組み込まれ
ているのかもしれ
ませんが、これらのいわゆる共助交通、また乗合タクシー、当初予算
に比べ
て非常
に執行率が低いと感じ
ており
ますが、まずこの執行状況、また利用状況等、少しお話をいただきたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) それでは、共助交通に関する御質疑
に御答弁申し上げ
ます。令和3年度の共助交通
に係る補助金の執行状況ということでござい
ます。
まず、共助交通を導入するための検討支援補助金についてでござい
ます。この補助金
につきましては、予算ベースでは50万円掛ける3地区ということで、150万円の予算をお願いするところでござい
ますけども、決算といたし
ましては、1地区の27万8,000円という結果
になっ
ており
ます。
それから、共助交通を実際
に運行なさっ
ている団体への支援金でござい
ます。共助交通運行支援事業費補助金でござい
ます。この補助金
につきましては、予算時におきましては4地区に対しまして合計100万円の予算をお願いをしたところでござい
ますが、決算におきましては2地区ということで、合計金額が39万2,000円という結果
になったところでござい
ます。
また、乗合タクシー
についてでござい
ます。乗合タクシー
につきましては、予算についてはちょっと今手元
に資料を持っ
ており
ませんけども、決算といたし
ましては194万2,000円ということで決算をしたところでござい
ます。
それから、予算に対して執行が少ないということについての理由でござい
ます。
まず、共助交通等導入検討支援補助金の執行状況が少ないということについてでござい
ますけども、当初予算段階で想定をし
ており
ましたが、活用されなかった地区が2地区あったということでござい
ます。その原因でござい
ますけども、地域内での合意形成、考え方がなかなかまとまらなかったということ、あるいはマンパワーが不足し
ていたということで、各地区
におかれ
まして導入の検討自体が着手できなかったということが原因でござい
ます。
また、共助交通の運行支援補助金についてでござい
ますけども、これについては既に共助交通を運行し
ていただい
ている2団体
に加え
て、新た
に導入を検討し
てくださるところが2地区ぐらいはあるんではないかという可能性で予算を計上したところでござい
ますけども、実際
には運行
には至らなかったということで、執行残が出
てきたというところでござい
ます。
また、乗合タクシー
についてでござい
ますけども、たしか予算が私の記憶では二百数十万円の予算規模だったと記憶し
ており
ますけども、それが決算で190万円ということで、やはりコロナ禍で、バス全体
もそうですけども、
新型コロナウイルスで、人の移動が少なかったということが背景
にはあるんではないかなと見
ておるところでござい
ます。以上でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁をいただき
ました。
共助交通については、大変
に期待をいたし
ており
ます。特に高齢者の運転免許証自主返納支援事業、これ
も令和2年度で廃止
になり
ました。そういう意味では、本当にこれから高齢者の方のいわゆる足
になる公共交通
に代わるものとして共助交通の充実というものが今後、本当に図っ
ていかなく
てはいけないと思っ
ているんですが、今、部長から御答弁あり
ましたよう
に、これなかなかね、地域のまず一つ合意形成が図れないとか、またこの検討したけど、やはり運行
に至らない。
何か共助交通を、今は全国的
にも、またこの中部地域で
もいろんな形で、デマンドであるとか、タクシーを使ったりとか、いろんな形で共助交通
に取り組もうとし
てい
ますが、何かどこか
に大きな課題がこれを進めるうち
に中
にあっ
て、なかなかこの課題をクリアしなければこの問題
につながっ
ていかないというようなことを非常
に今、様々な地域のこと
も見ながら、我が市の実態
も今お話しいただき
ました。なかなか予算を組んで検討はするけれども、やはりそうした合意形成が図れないとか、いろんな課題があるよう
に思うんですが、こうした課題について、まず市としてどのよう
に捉え
ておられるのかお伺いをいたしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 共助交通を進めるに当たっての課題ということでござい
ますけども、やはり共助交通というのは地域の支え合いというのがベース
になっ
てまいり
ますので、そういった中で、まず支え合いということで、コミュニティーがどういう状態かということがまず一つ大きな問題だろうと思い
ますし、加え
まして、マンパワーの問題がござい
ます。共助交通を支えるマンパワー、地域の資源、地域の皆さんが一つ念頭
に置かれるわけですけども、そういった活躍し
ていただくような人が確保できるかどうか、そういったこと
も一つの課題だろうと思い
ます。それと、持続可能性ということでござい
ます。恐らくここ一、二年だったらできるけども、これが5年、10年先どうかということが一つ大きな課題
になっ
てくるだろうと思い
ます。
そういったことを一つ一つ点検しながら解決し
ていかないといけないわけでござい
ますけども、我々、昨年度から地区公民館をコミュニティセンター化したということがござい
ます。これはあらゆる地域課題について地域の皆さん
に話合いをいただきながら、地域の資源、特に地域のマンパワーを活用し
ていただいたり、ノウハウを活用し
ていただい
て解決し
ていただこうというのが大きな狙いであるわけですけども、やはりこういった地域コミュニティーの中でよく話合いをし
ていただくということがまず第一義的
には必要だろうと思っ
ており
ます。そこ
に専門性の高い市の職員が入っ
ていっ
て、どのよう
にその制度設計をし
ていくか。そのとき
に来年までではなく
て再来年
も、5年後
も、10年後
もできるため
にはどうしたらいいかという、ちょっと長期のビジョン
に立っ
て考え
ていかないと、なかなかうまくいかないだろうなと考え
ており
ます。
特にこれからはデジタルの時代だろうと思い
ますので、そういったデジタルの力
も借りながら、限られた資源、車であったり、運転手さんであったり、あるいは受付をなさる方、資源がどうしても人口の減少で少なくなっ
てき
ますので、こういったものをデジタルの力で維持できるようなこと
も考え
ていかないとと思い
ますので、そういったことを地域の皆さんと一緒
に考え
ていきたいと思い
ます。以上でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。
部長、そういう形でいいのかなと思っ
てい
ます。ただ、共助交通、うまくいっ
てい
ません。やはり利用者が少ない。そういう中で、これからの高齢化のことを考え
ていき
ますと、もう一度住民の声を聞くことが大事なのかなということを思っ
てい
ます。
先日
も、高城、北谷地区が乗合タクシーをやっ
ていらっしゃい
ますから、ちょっと御意見を聞く機会があり
ました。今ドア・ツー・ドアということで、横田からやっ
ていただくんだけど、高齢者の皆さんがおっしゃったのは、ドア・ツー・ドアというより
も、昔あったバス停を活用し
てもらっ
て、バス停が近くならば、そこまで歩い
ていくと、私たち
も。いわゆる全てを乗合タクシー
に任せるんじゃなく
て、自分たち
も健康のため
に、やはり地区内を移動し
ていただく
には通常のバス停で、時間指定し
ておけば事前予約
も必要ないですし、自分たちが歩い
ていっ
て、その時間
にそこ
におれば拾っ
ていただけるというようなことで
も、健康
も含め
て、そういう形を取っ
ていただくこと
も一つの案ではないでしょうかというような御意見
もいただき
ました。
そういうお話聞きながら、部長
も言っ
ていただき
ましたけども、やはりもう一度皆さんの御意見を聞く機会を設け
て、今後の共助交通というのはどうあるべきか、絶対必要ですから、これから高齢化社会を迎え
ていくわけですから、中山間地にとって、この足がなくなると大変なこと
になり
ますから、必要な事業ですので、もう一度住民の皆さんの声を聞く、そうした機会を設けられ
て、しっかりとそうした対策を練っ
ていただきたいなということを要望し
て終わり
ます。答弁は結構です。
○議長(福谷直美君) 次に、14番藤井隆弘議員
に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 同じく認定第1号の令和3年度の一般会計の歳入歳出決算の認定ということで、私は2款1項6目ふるさと納税についてお聞きしたいなと思っ
ており
ます。
こちらは
決算状況報告書の106ページの上段ですね、決算
額が2億3,448万1,000円、これは最終予算
額2億8,113万4,000円ですから、不用
額が4,665万3,000円となり
ます。最初
にお聞きしたいのは、このふるさと納税の近年の状況、実績と、先ほど言い
ました不用
額の主なものについて答弁をお願いしたいと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 藤井議員のふるさと納税事業についての質問についてお答えをいたし
ます。
まず初め
に、ふるさと納税寄附金の推移として、現状はどうなのかということについてお答えをさせ
ていただき
ます。ここ近年の状況でござい
ますが、平成30年度におきまして、順次御説明いたし
ますが、2万2,799件の6億1,200万円余、そして令和元年度が過去の最高
額となり
ますが、2万3,472件、6億7,400万円余でござい
ました。こちらが過去の最高
額となり
ます。令和2年度におきましては2万767件で、5億2,100万円余、そして令和3年度におきましては1万7,959件で、4億6,900万円余となっ
ており
ます。
今年度の状況でござい
ますが、8月末現在で8,229件、前年と比較をし
ますと、前年の同月で9,325件ござい
ます。対比としまして約88.3%、そして金額におきましては、今年度が1億5,800万円余、前年度同月の比較の中では、前年が1億7,300万円余でござい
ましたので、約91.6%ということで、昨年より落ち
ておるという状況だということでござい
ます。
そして、この不用
額等
につきましては、基本的
にはこちらがその大きなところといたし
ましては、返礼品等の経費を含んでおるものでござい
ます。返礼品はある程度の予算、大枠を持っ
ておる中で、実際そこの申込み
に応じ
て支出をするということがござい
ますので、主
にはその返礼品等の残がこの不用
額となっ
ておるものでござい
ます。以上でござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) 不用
額は返礼品
に関わるものだということですね。
それで、今実績といい
ますか、経緯をお聞きし
ましたが、令和元年度が6億7,400万円余ということで、一番ピーク。それからはだんだん下がっ
て、今年
もちょっとあまりよろしくないと、9割ちょっとということですので、ただ全国的
にはこのふるさと納税というのはどんどん増え
てい
て、それこそ自主財源の確保ということではどの自治体
も頑張っ
て、当然倉吉市
も頑張っ
ておられるんですけれども、そういった中でということは、勝ち負け言っちゃあれなんですけども、ちょっと劣っ
ているという部分では、その辺の原因をどう分析され
ておるのか。また、それに対する考えというのがあったら教え
ていただきたいなと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
て、令和3年度の寄附
額の減少の原因、そしてその考え方についてで御質問でござい
ます。
まず、寄附が減少し
ました主な要因といたし
ましては2つござい
ます。人気の返礼品であり
ました梨が、春の霜の被害であり
ますとか大雨、また台風等によりまして被害を受けたことによりまして、取扱量が十分
に確保ができなかったということが大きな原因となり
ます。受付を前倒しで中止をしたという実態でござい
ました。
そして、2つ目が、人気の返礼品であり
ます米の定期便がござい
ましたが、業者の廃業によりまして、仕入先を変更したということがござい
ました。それ
に伴い
まして、値上げ等が発生したところですが、最終的
には申込み等が大きく減少したという実態でござい
ました。
今、議員から御指摘のあり
ましたふるさと納税制度の人気は、全国で
も年々高まっ
ておるというのが事実でござい
ます。受入
額、そして受入れ件数
も全国で
もどんどん増加し
ておるという状況でござい
ますが、本市はより魅力的な自治体へ寄附金が集中する中で、競争
に残念ながら出遅れ
ているという実態がござい
ます。
昨年度におきまして
も、例えばふるさと納税のポータルサイトがあるんですけども、これまで整備してなかったものを3つ拡大するというようなこと、また返礼品等を紹介する際
にも画像の処理ですとか、本文のPR、こういったものをどんどんより分かりやすく、いいもの
にし
ていくというような工夫、そして各種の広告、これ
もこれまでもやっ
ており
ますが、「ふるさとチョイス」という大きなそういうサイトがあり
ますが、そこの中で一番ふるさと納税をし
ていきたいと消費者の皆さんが考えられる時期
に、その時期をうまく合わせ
てそういった広告をするであり
ますとか、大手の広告サイトで広告をするというような形、そういうものを加えたところではござい
ますが、結果、残念ながらの状況でござい
ます。
ただ、やはりこれ
も競争
に出遅れ
ておる実態というのがござい
ますので、これをどうすればいいのかというのが今、我々としての課題でござい
ます。組織の在り方
も含め
て、しっかりそこのところは研究し
ていきたいと考え
ておるところでござい
ます。以上です。
○14番(藤井隆弘君) ただいまお聞きし
まして、一番は物といい
ますかね、返礼品だけで勝負するわけではないんでしょうけども、まずはということで梨と米ということで、どの自治体
にもメインとなるものがある。やっぱり農産品、あるいは畜産品、そういったものが全国各地を見
ましても中心とならざるを得ないというかね、それ以外のもので
も倉吉の特色のあるものがあればいいんですけども、そういった中で、そういったものをPRするためのウェブサイト、今7つぐらいあったんですかね、そういったもの
も活用しながらということです。
その中で、全国で毎年上位
に上っ
ている、視察で行かせ
てもらったこと
もあるんですが、都城市というところは、それこそお酒であるとか、肉とか、いろんなものがあるんですけども、そのPRの仕方
もやっぱりいろいろあると思うんですよ。実際行っ
て、そしたら、こういう工夫し
ておられる、あるいはさっき組織ということ
も言われ
ましたけどもね、そういったどうやっ
て打ち出し
ていこうかということ
もあるでしょうし、トップセールスというの
もあるかと思うんです。広田市長のにこやかな、そういった表情でぱっと載っ
ていたりね、生産者のそういった写真とか、やっぱり心がちょっとほっこりするようなものもあるんでね、そういったこと
も含め
ていろいろ研究し
ていただきたいなと思っ
てい
ます。
ぜひこれは本当に第二の自主財源ではないですけども、しっかりと活用できるものだと思い
ますので、もし最後
に何かあり
ましたら、聞い
て終わり
にし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 今後の対策等についてでござい
ます。
議員から御指摘のあり
ました、やはりまず返礼品としてある程度しっかりした量を確保するというのが大きなこと、基本
になっ
てくるかと思い
ます。残念ながら今、倉吉市の場合は農産物等を中心としたものでござい
ます。そういった自然の状況
に応じ
て、それの数が確保できないというような状況、実態というのが続い
ておるというような状況でござい
ます。
都城市の例えがござい
ましたが、都城市はお肉、そして焼酎ということで、もうふんだんにそういう量が確保できるという羨ましい限りの地域でござい
ます。単純な比較はでき
ませんけども、やはり先進地としての魅力、成功事例というのがたくさんござい
ますので、そういったものをしっかり勉強させ
ていただきながら、その時期時期
に消費者の方々
に届く広報であり
ますとか商品、そして倉吉市が持つ、まだまだたくさんの魅力、農産物以外
も持っ
ており
ますので、そういうものを拡大し
ていくという形で量を確保する。そういうことを続けながら、今より
も多い確保ができるよう
に頑張っ
ていきたいと思い
ます。御指導のほど、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、17番
福井康夫議員に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) 認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定について、私は2点質問をいたし
ます。
まず、17ページ、第2款総務費、第1項総務管理費のうち、企画費です。356万4,000円でござい
ます。事業名は倉吉未来中心周辺整備事業のリス舎・集いの広場周辺再整備基本計画策定業務でござい
まして、一般質問でも行い
ました。
まず、事業の成果として、リス舎と集いの広場について、これらの整備イメージが明らかとなっ
て市民への周知ができたと、このよう
にあり
ます。内容は、倉吉市がリス舎は解体をし
て、集いの広場を駐車場、そして美術館との通路の整備、これらが基本計画の内容だということでござい
ますが、どうでしょうかね、意見があり
ましたよう
に、このリス舎の解体工事、設計の後、概算工事費用、これまでの説明では約2億円、特にまた完成年度として県美術館整備と同時期
には間に合わせると、こういうようなことで報告を聞い
てまいり
ました。
それはそれで受け止めざるを得ないかもしれ
ませんけれども、もう一度そういう整備計画の今後の内容ですね、ちょっとお示しをいただき、言いたいのはね、私これで終わり
にし
てほしくないなと。議場で
もやり取りの中
にあったのは、ここの空間が、あるいは場所は、これから駐車場と、それからトイレの改修と、通路ができるんですけれども、もてなしの場としての対応が十分だろうかという声がござい
ました。本当に美術館完成後
に倉吉市がせっかく整備したものがいろいろとまた要望が出るということ
になりはしないかという思いがあるものですから、あえてちょっと確認をする意味で聞い
てみたいというのが一つです。
それから、2点目が今度、別の18ページ、第2款総務費、第1項総務管理費のうち、交通対策費でござい
ます。1億6,918万1,000円、事業名が総合交通対策でござい
ます。今回の決算では、地方バス路線維持対策費補助金1億6,729万2,000円でござい
ます。今年3月議会の決算見込みの折は、今年の3月は922万4,000円
増額補正され
て、3月時点の決算見込
額としては1億6,541万5,000円だったと思い
ます。したがって、最終決算
額は187万7,000円
増額となっ
ていると思い
ます。
今回聞きたいのは、3月でもお聞きし
てはおるんですが、補助金額が毎年
増額となるこの背景ですね、原因など、特にそれをお聞きしたいと、このよう
に思い
ます。5年の平均、5年を遡れば、平成29年度当時は大体1億1,000万円ないし1億2,000万円、これが毎年増え
ていき、決算
額は今や1億6,000万円余と、こういうことです。どこが増え
ていくのか。事前
には資料
も頂くよう
にし
まして、3月期では令和3年度決算見込
額ということでした。現在は令和3年度の決算
額の資料
も頂き
ました。
補助金の内容で、特に私から言っ
ておきたいのが、対平成29年度比、令和3年度の決算では、路線維持費、維持の補助事業分、いわゆる補填分です。これが5,073万6,000円、対平成29年度比では136%
に上がっ
ているわけです。それから、特に広域バス、この広域バス路線維持費補助費4,703万7,000円、これは対平成29年度比は177%、それから市町村内のバス等の支援補助費、これは6,764万2,000円、121%。これらが今の言い
ました1億6,000万円余の内訳なんですよね。目指すのがこの2番目
に言い
ました広域バス路線維持費補助金、これが約180%という形で、市町をまたがる長期の路線が非常
に負担
になっ
てき
ているという実態があるんですよね。
令和3年度のこの実績から今のような指摘をするんですけども、原因等、どのよう
に考え
ておいでかお尋ねいたし
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 福井議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、リス舎、集いの広場周辺の再整備の基本計画に関する事項でござい
ます。この県立美術館の整備
につきましては、地域の様々な相乗効果、シナジー効果と県では言っ
ておられ
ましたけども、そういったものを期待しながら整備を進め
てまいっ
ているところでござい
ます。本市におけるこの基本計画におきまして
も、県立美術館、倉吉パークスクエア内の各施設、それから大御堂廃寺跡、そういったものが有機的
に一体的
に、回遊性を高めながらシナジー効果を上げ
ていく。そういったことを目標
に整備を進め
てまいろうという考え方でござい
ます。
そういった中で、今のところでござい
ますけども、現段階においてはこれまで青年三団体であったり、県の美術館整備局であったり、あるいはPFI事業者、それから御意見箱、そういったものの中から御意見をいただきながら、どういった機能が必要かということを考えながら検討し
てきたところでござい
ますけども、現段階におきましては駐車場を44台、車椅子の駐車場2台、それから歩くスペースの整備ということで計画を策定したところでござい
ます。令和7年の美術館のオープン
に間に合うよう
に、今後順次整備を進め
てまいりたいと考え
ており
ます。
そういった中で、市の役割として何か今後必要ではないかという御指摘でござい
ます。今議会におきまして
もそういった御意見をいただいたところでござい
ますので、この計画を策定する段階では必要な機能については一定の整備をし
てきたところでござい
ますけれども、新たなニーズといい
ますか、御意見が出
てきたということで、またちょっと皆さんの御意見を伺いながら検討し
てまいりたいと考え
ており
ます。市長が答弁したとおりでござい
ますので、よろしくお願いをしたいと思い
ます。
それから、地方バス路線維持についてでござい
ます。補助金額の
増額ということで、特に広域路線についての御指摘でござい
ました。
議員御指摘のとおり、倉吉市のバス路線については特徴的なところがござい
まして、従来から複数の市町村をまたがっ
て10キロ以上の走行距離を有するような広域路線というものが本市バス路線の実は中心
になっ
ており
ます。例えば国庫補助路線である関金線であったり、あるいは赤碕線、あるいは三朝線、そういった国庫補助路線の対象となっ
ているものをベース
にしながら、足らず前として広域路線を新た
に設定したり、市内の中で終始点が完結するような市内路線、そういったものを付加的
につなぎ合わせ
て路線を維持し
てき
ているところでござい
ます。
そういった中で、この長い距離を走る広域路線というのが非常
に赤字が増え
てき
ているという状況がござい
ます。主な原因といたし
ましては、この特に国庫補助路線
につきましては国のルールで平均乗車密度というのが非常
に注目されるところでござい
まして、平均乗車密度が5人を下回り
ますと、本来ですと国庫補助路線というのは国と県が赤字を補填をし
て、市
には負担を求めないというのが基本的な路線でござい
ますけども、この平均乗車密度が5人を大きく下回るような状況
になり
ますと、国の補助がカットをされ、県の補助
も一部カットされ、そのカットされた部分の補助金を全て沿線の市町村で負担をし
ていくということ
になり
ますので、ここの部分が非常
に大きくなっ
てき
ているというようなことがござい
ます。
加え
まして、路線バスを維持するための全ての経費が上がっ
てき
ているというのがもう一つ大きな要因でござい
ます。例えばで申し上げ
ますと、1キロ当たりの経常費用が大幅
に増加し
ているということ、例えば人件費、あるいは燃料費、車両の維持費、そういったものが高くなっ
てき
ているということでござい
ます。特に人件費におきましては、路線バスの運転手さん
に限らず、実は高速バスであったり、あるいは観光バス、そういった方のバスの運転手さんの人件費について
もこの路線バスの人件費
にカウントをするというルール
になっ
ており
まして、この間、
新型コロナウイルスの関係で貸切り、あるいは高速バスの運転手の皆さんの人件費について、この路線バスで考え
ていかないけんというところが増え
てき
ているというようなこと
もあり
まして、経常経費が上がっ
てき
ているというような状況でござい
ます。そういったところが路線バスの赤字を大きく増嵩させる原因
になっ
ているということでござい
ます。
答弁漏れがござい
ましたら、また御指摘をいただきたいと思い
ます。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ました。
まず、未来中心の周辺環境整備事業については、先ほど聞く耳は持つよという思いで答弁いただいたんじゃないかなと思い
ます。しっかりとその辺り、やはり反映できるよう
に、まだ2年余りあるわけでござい
ますから、この間
にしっかり応え
ていただくような形で、またその折々
に取り組んでいきたいなと思い
ます。
それから、総合交通対策でござい
ます。生活路線バスの維持は、この3月議会でも言い
ましたけども、まずおっしゃったよう
に運転手、労働者の方々、特に運転手の方々の人員不足というのが非常
にあるわけでござい
まして、その原因はいろいろあるでしょうけども、やはり生活保障をするための確保をやらなきゃいけない。しかし、そのため
に補助金が毎年上がるということでは、やはり自治体の補助金
も限度があり
ますので、本当に今1億6,000万円余
になり
ました。補助
額がこの今の現状でいき
ますと2億円
になるの
もいずれそう遠くはないと思わざるを得
ません。考え
てみれば、1億2,000万円、1億6,000万円と言い
ますけども、毎月1,000万円なんですよね、1,000万円以上。バス事業者に対しての補助金というのが毎月もう1,000万円を超え、今1,500万円なんですけどね。そういう実態だということを思えば、やはり対策を考えざるを得ないということなんです。
特に、それで、先ほど言い
ました路線維持の補填分、それから広域バス、市町村内のバスのこの3つの内訳のうちで、部長
も今答弁いただき
ました。交通対策協議会等
も年
に1回か2回、開催されるんですけれども、どうしてもそういう場で今言われ
ましたよう
に、補助をする支援の単価の出し方といい
ましょうか、それら辺り
もやはり国や県に対して求め
ていかなきゃいけない。とても全国の自治体がこうした補助金だけで地域の生活路線バスの維持が可能と思えんわけですよ、もう、今日の状態でいうとね。だから、その辺りをしっかりと御認識いただければなと思うんです。
頂いたこの倉吉市バスの補助金の推移のうち、運行系統別でもう一度言い
ますと、大きい対前5年の比較で平成29年度比で令和3年度の決算、これを見
ますと、やはり上井三朝線がもう279%なんですよね。それから、橋津線、これが405%ですね。それから、関金線
も253%。松崎線が445%。特に、あと市内はパークスクエアが236%。非常
にそうしたところが金額の大小
にかかわらず、引き上がっ
てき
ているのかなと。この辺りについて
もやはり何か検討し
ていく必要があるんじゃないかなと思ったりし
ます。
重ね
ての質問で、いかがでしょうか。美舩部長
も本当にこの路線バス
には長く関わっ
ていただい
て、相当内容
もお詳しいなと受け止め
ており
ます。期待し
ており
ますので、よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 補助金に関することでござい
ます。
議員御指摘のとおり、このバス路線の維持に関する市の補助金については、非常
に市民の財政にとって
も大きな負担
になっ
てまいり
ます。そういった中で、実は国
に特別交付税を頂い
ており
ます。これは倉吉市が一般財源を用い
て支出した
額の80%を特交措置をいただくということで、毎年頂い
ているわけでござい
ます。毎年市長会を通じまして、この特交措置についての堅持については要望を続け
てまいっ
ているところでござい
ます。これがないとなかなか市だけでは成し遂げ得ないという状況でござい
ますので、引き続き国
に支援を求め
てまいりたいと考え
ており
ます。
加え
まして、鳥取県中部地域公共交通協議会で利便の増進をし
ていくための計画など
もつくりながら、利用者の掘り起こし、そういったもの
も行いながらやっ
ているところでござい
ます。やはり基本的
には乗っ
ていただくようなことを考え
ていかないと、補助金だけを出し
てい
て維持をし
ていくということ
には合理性がないと思い
ますので、まずは乗っ
ていただけるような方策を考え
ていくということが大事だろうと考え
ており
ますし、路線バス
に限らず、あらゆる交通移動手段ですね、こういったものをミックスしながら利用者にとって利便性の高い移動手段を全市的
に、あるいは鳥取県中部地域全体で考え
ていく必要があると考え
ており
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ます。分かり
ました。
もう1点ね、共助交通等についての通告
もし
ており
ました。先ほど11番鳥飼議員の質問等で詳しく説明
もいただき、理解いたし
ました。
1点だけ別の、もう一つ、有償運送です。これは高城地区の有償運送で、49万3,000円ということで決算上がっ
てき
ており
ます。ボランティアで成り立っ
ているんですよね。それで、業者の収入というの
も乗者人員の収入では賄い切れ
ません。他の事業をやる中で、そちらから有償運送へ振り替え
ておるので、実質この有償運送というものが成り立つという実態でしょうかね、今ね。私の地元なんですけども、令和3年度の乗車人員等を含めたものが分かり
ますかね。はい。なら、地元なんですけども、高城地区の有償運送についての令和3年度の実績の内容をお示しください。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 続き
まして、公共交通空白地有償運送についての御質問をいただき
ました。NPOたかしろ様が実施をされ
ます公共交通空白地有償運送でござい
ます。令和3年度の実績でござい
ますが、利用者数は102人でござい
ました。たかしろ様
におかれ
ましては、月水金の昼間、路線バスの下り便1便
に対応される形で、バスから降りられたお客様を御自宅まで運んでいただい
ているという事業でござい
ますが、令和3年度におきましては102人の利用実績であったという報告をいただい
ており
ます。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、7番大月悦子議員
に質疑を許し
ます。
○7番(大月悦子君) 認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についてお伺いいたし
ます。
決算状況報告書の54ページ
になり
ます。2款総務費、1項総務管理費、7目企画費でござい
ます。事業名は定住対策事業決算
額です。予算
額1,000万円余に対して決算が619万6,000円
になっ
てい
ます。これは予算に対して決算が少し余っ
ているというか、十分
に活用でき
ていないのではないかなと思い
ますが、かなり努力をされ
ているということ
もお聞きし
てい
ます。それで、それぞれ
に何件利用されたのかという件数が出
てい
ますが、この件数は、今
新型コロナウイルスでなかなかそういうことが動かないというような実情があるかもしれ
ませんので、昨年と比較し
てどうなっ
ているのかとか、それからコロナ前と比較し
てどうなっ
ているのかという利用件数の推移を教え
ていただきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 大月議員の定住対策事業についての質問についてお答えいたし
ます。
まず、支援制度について御紹介させ
ていただき、利用実績を御紹介させ
ていただきたいと思い
ます。定住対策事業の実績
につきましては、令和3年度で総額で619万6,000円でござい
ました。
この事業は7つの補助金、交付金等で構成され
ておるものでござい
ます。その主な補助金等について御紹介をさせ
ていただけたらと思い
ますが、まず1つは、倉吉市移住定住者住宅取得支援補助金、こちらの事業は県外からの移住者に対しまして、住宅の新築または
購入、そして改修等
に係り
ます経費を支援するものでござい
まして、新築住宅建築費用の5%相当、世帯で2人以上の世帯
になり
ますが、上限で100万円、単身であれば50万円を上限とし
ており
ます。そのほか
にも中古住宅の
購入費用であり
ましたら上限50万円なり、もしくは5%、そして中古住宅の改修費用の10%、上限35万円
になり
ます。こういったような事業でござい
ますが、今年度の利用実績としては6件、184万9,000円でござい
ました。昨年度は7件ござい
まして、390万円余であったという状況でござい
ます。
そして、そのほかでござい
ますが、賃貸物件家賃等助成事業について御紹介をさせ
ていただき
ます。県外からの移住者が空き家バンクの賃貸物件
に入居する場合
に、礼金または家賃の部分について、1件当たり最大5万円を助成する事業でござい
ます。こちらは令和3年度、2件の利用がござい
まして、10万円の支出をし
ており
ます。令和2年度においては利用はなかったというような状況です。
そして、倉吉市移住定住促進空き家取得事業費補助金について御紹介をさせ
ていただき
ます。この事業は30歳以下の倉吉市民の方
も入り
ます。そして、市外からの転入者を対象として、空き家バンクを利用し
て住宅
購入をした際
に、1戸当たり15万円を助成する事業でござい
ますが、昨年度、令和2年度は3件、45万円の実績でござい
ましたが、今年度は、令和3年度は7件、105万円の実績であったという状況でござい
ます。全般的
にはこういう形の中で、移住者の方等
にうまくこれを利用し
ていただい
ているというような状況でござい
ます。これは毎月県外から移住され
ました方
にそういった転入者アンケートを行っ
ており
ます。どこから来られ
て、どういう目的で来られたかという形をし
ており
ますが、その際
にも各支援制度のパンフレットを同封させ
ていただい
て、転入者の方
に周知を図っ
ているという状況です。
新型コロナウイルスの関係がござい
ますが、おかげさまで移住者の推移については特段大きな影響を受けず、そういう形で推移し
ているというのが現状でござい
ます。ただ、昨年度の移住者の数というのが非常
に多かったというのがあるんですけども、世帯数
にし
まして220世帯、人数
にし
まして284人が昨年度の実績でござい
ました。そして、今年度が187世帯、261人の移住でござい
ますが、ここ近年、少しずつではあり
ますが、伸び
てき
ているというような状況、ただ、残念ながら令和2年度から3年度との比較の中では若干減っ
てはおり
ますが、全般的
には200人を超える移住者の方
に倉吉市を選択し
ていただい
ておるという状況でござい
ます。
倉吉市
もそういった情報、移住のそういった支援、そのほか
にもワンストップ対応
におき
ます総合的な情報提供等
も進め
てき
ており
ます。移住定住相談員
もおり
ます。そして、先輩の移住者が移住アドバイザーとして移住後のフォロー
もしっかりし
ていただい
ておるということがござい
ます。そういった倉吉市の魅力というのをしっかり伝え
ておるという状況の中で、コロナ禍の中で大きな変化はなく、順調
に推移をし
ているというのが現状だということで、御報告をさせ
ていただき
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。本当、倉吉市の人口を増やす
には移住定住というのは大きな施策の一つだと思い
ますので、頑張っ
ていただきたいと思い
ます。
先ほどの報告
にもあり
ましたが、件数が多くなっ
ているところ
もあり
ますが、これから
新型コロナウイルスが終息すれば、だんだん多くなるんではないかなと思い
ます。この施策はワンストップというか、いろいろな医療や保健や、ただ建物だけじゃなく
て生活をする上においてとても重要なことが絡んでくると思い
ますので、いろんな意味でワンストップで相談ができ、移住者を増やし
ていただくよう
に努力し
てほしいなと思い
ます。
調べ
てみ
ましたら、今回2022年度
に空き家利活用コンテスト
も企画をしながら、各市民
に関心を持っ
てもらいたいという取組
もされ
ているようですので、ますます気合を入れ
て頑張っ
てほしい。一番大切なところだと思い
ますので、頑張っ
てほしいと思い
ます。以上で終わり
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) ありがとうござい
ます。
先ほどの私の答弁の中で、移住定住促進空き家取得事業費補助金の中で、倉吉市内の方、30歳以下の方を対象と答弁し
てしまい
ましたが、正式
には35歳以下でござい
ました。おわび申し上げ
ます。
そして、今の御指摘があり
ましたとおり、移住定住を希望される方がどんなニーズをお持ちなのかということをしっかり聞かせ
ていただきながら、そのニーズ
にしっかり応えられるよう
に、関係職員、そして移住定住相談員のサポート
もしっかり続け
ていきたいと思い
ます。また御指導のほど、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、1番
大津昌克議員に質疑を許し
ます。
○1番(大津昌克君) 私、歳出の2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費についてお尋ねをしたいんですが、これ事項別明細を見
ており
ますと、特に問題はあり
ません。しかしながら、この
決算状況報告書ができ
まして、これを見
ており
ましたとき
に、39ページの関金エリアトイレ・公園管理事業というこの1事業におきまして、最終予算
額が444万9,000円に対し、決算
額が449万6,000円と4万7,000円の予算超過をし
ているということ
に、ちょっと気が
つきましてね、原理原則としては問題があるということではないんですが、この1事業を見たとき
に、予算に対する決算の
額が少し超過し
ているということ
に違和感があり
ましてね、この辺り、ちょっと細かいことですけども、どういうことだったのかというのが分かればお伺いしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(美舩 誠君) 関金エリアトイレ・公園管理の事業について御答弁申し上げ
ます。
議員御指摘のとおりでござい
まして、倉吉市の予算の中で、各目に対しまして事業がぶら下がり、その各事業の中でまた細事業がぶら下がっ
ている、そういった構成
になっ
ているわけでござい
ます。今回事項別明細書では問題はなかったがということでござい
ますが、一方で、この決算の状況報告書では予算より
も決算
額が増え
ている状況が見られるということでござい
ます。この状況報告書
につきましては、細事業を基
に作成をし
ているということで、そういった事案といい
ますか、状況が出
てき
ているというところでござい
ます。
この御質問いただき
ました関金エリアトイレ・公園管理
につきましては、ほかの事業とともに関金エリア施設維持管理という事業を構成する一つの細事業ということ
になっ
ており
ます。この関金エリア施設維持管理におきましては、最終予算
額が1,221万1,000円でござい
ましたが、決算
額は1,153万4,000円ということで、この事業の中においては予算の中
に決算は収まっ
ているということでござい
ますが、一方で、細事業を見たとき
に予算より
も決算が増え
ているということで、少し違和感があるのは、私
も御指摘をいただい
てそう思ったところでござい
ます。
今後、説明の工夫を加えるだとか、何かちょっと考え
てみたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○1番(大津昌克君) おっしゃるとおりだと思い
ますけれども、そういう細分化された事業の積み重ねで予算見積りというのが出
てくるんだと思うんですね。我々議会は款項までが議決ということであり
ますけど、やはり細かな事業の積み重ねということの中で事業が行われるということを考え
ましたとき
に、現下の状況で、例えばいろんな経費が高くなっただとかいうこと
もあるでしょうから、ぜひ成果報告あたりのところ
に少し注意書きなどを加えられるとかいうこと
も今後は考え
てみ
ていただきたいと思い
ます。
これ、目の中で完結するものはいいんですけども、例えば項をまたぐときの流用だとか、ああいうことの場合は明記し
てあり
ますからよく分かるんですけど、こういうことの細かいことですけども、少しずつ分かりやすいよう
に御説明をし
ていただけるよう、今後はよろしくお願いしたいと思い
ます。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) 2款1項7目定住対策事業についてということで、54ページですが、先ほど大月議員が細かく聞い
ていただき
ました。
ちょっと切り口を変え
ていきたいと思い
ますが、本市は移住の人数が261人ぐらいということ、移住者があったと聞い
てい
ますが、昨年度、2021年度は、4市の中で我が市だけが減少し
てしまったということ
も聞い
ており
まして、先ほどの答弁の中でも頑張っ
ていただい
ているんだけども、なかなか、でも少しずつ増え
てはいるということなんですけど、その中身をちょっと知りたいなと思っ
てまして、年代別のこととか、分かり
ましたら教え
ていただきたいなと思い
ます。県では、県全体としては30代以下が全体の6割ぐらいあったり、40代は、目的だったら就職が半数だったりとか、次のIJUターン事業ともちょっと関わっ
てくるんですけども、Iターンの移住者は半数を占め
ているとかという県の情報
もあったりするんですけども、倉吉市のそういうことは分かっ
ていたら、ちょっとお知らせいただきたいなと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 竺原議員の定住対策事業についてお答えいたし
ます。
まず初め
に、今、移住者の方の年代別、どんな状況なのかということ、そして続い
て、そういった移住等の目的についてということで御説明させ
ていただけたらと思い
ます。
倉吉市の移住の実績としましては、先ほど大月議員
にも御説明し
ましたよう
に、令和3年度が261人、世帯数としては187世帯ということでござい
ます。残念ながら、2年度からは若干減っ
てはおり
ますが、特段の理由はなくではござい
ますが、23人の減少ではあるという状況でござい
ました。
そこの中で今年度、187世帯の方々がどういう年代なのかということで、世帯主の方の年代でござい
ますが、20代の方が74世帯、これが全体の中での40%を占め
ており
ます。30代の方が45世帯、全体の中では24%を占め
ており
ます。そして、40代の方が23世帯で12%、合計でこれで76%、20代から40代までで、全体で約76%を占め
ておるということで、全体の中でのそういう年代の配分がこういう状況だということでござい
ます。
そして、移住の目的別で見
ました場合ですけども、まず1番が就職を原因とする方が50世帯、26%を占め
ており
ます。そして、退職、離職による帰郷、倉吉市
に帰っ
てきたということ、この方が38世帯、約20%を占め
ており
ます。続い
ては結婚ということで17世帯、そして田舎暮らしを希望するということで12世帯という状況でござい
ます。以上でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) ありがとうござい
ました。若い人
もすごく移住し
てき
てくださっ
ているし、帰っ
てき
てくださっ
ているんだなということ
もちょっと感じ
ており
ます。
この事業をし
ていただい
てい
て、非常
に継続し
て頑張っ
てき
ていただい
ているんですけども、倉吉市、Iターン
も結構多いということを聞いてたんですよ。Iターンの話はちょっと報告いただけ
ましたでしょうか。Iターン、Uターン、どのくらいというのが分かればちょっと、すみません、次の項
に入っ
てしまうんですけど、Iターンで移住し
てこられるというところの数が分かれば、一緒
に聞い
てしまっ
ていいでしょうか。
○生活産業部長(谷田富穂君) 失礼いたし
ました。私
にちょっと手持ちの資料がござい
ませんが、全県の中でいい
ますと、Uターンが約51%、Iターンが48%、大体が半数ということの実態となっ
ており
ます。倉吉市において
もそういう実態であろうと記憶し
ており
ます。以上でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) ありがとうござい
ます。Iターンということ
になると、倉吉の魅力を知っ
て、倉吉市
に住みたいということで県外から来
ていただけるということで、今年ちょっと議会で
もスイカ生産の方とお話しさせ
ていただけたとき
にも、やはり倉吉市という知名度アップというものをすごく大切というようなこと
も言っ
ておられたので、倉吉の知名度を上げることを全市、市全体で連携し
て取り組んでいかなきゃいけないんだろうなと
も感じ
ているところです。ぜひ市全体として倉吉の知名度を上げるため
にPR、頑張っ
ていただきたいなと思い
ます。
そして、若者定住・IJUターンでは、カップル成立11組ということが書い
てあり
まして、パートナーを求め
ている方がなかなか今コロナ禍なのか、うまく進まなく
てという御相談
もいただい
ており
ます。お話を伺っ
てみると、いい方だし、お仕事もちゃんとしていらっしゃるのにというところで、多分その方の魅力、おとなしい方というか、魅力がしっかり伝わっ
ていないんだろうなと思っ
て、委託ということで、負担金を出し
てこの市で独自
にということはあまりされてないのかもしれないんですけど、やはりいずれは人口増
につながっ
ていくものであったり
もするので、もっと積極的
に関わっ
ていただけたらなと思うところです。
その今、委託し
ている先
も、一般的な啓発セミナーみたいな感じで研修会を開かれ
ているんでしょうけども、やっぱり個々個人の方の魅力を引き出すため
にとか、そういう支援とかされてるのかなというところをちょっと知らないんですけども、個々の方の個別魅力度アップ計画みたいな、そういうものをし
てでも、その方の魅力をちゃんと表現できるような支援がされ
ていたらいいなと思っ
ているんですけど、そういうことは御存じないでしょうか。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
ての移住定住についてのお答えをまずさせ
ていただき
ます。先ほど倉吉市のそういった知名度アップ
にもつながるということがござい
ました。幸い
にここ近年がそうなんですけれども、この令和4年度、東洋経済新報社の住みよさランキングの中でも、総合評価で全国の第4位というような形を受け
ており
ます。そういう意味で、倉吉市が持つそういった魅力を上手
に伝え
ていくことで、やはりさらに増える可能性はあるかと思っ
ており
ますので、うまくそういうものをPRし
ていく、届け
ていくということを続け
ていきたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
そして、続い
て、婚活支援事業についてのお尋ねでござい
ます。内容をちょっと説明をさせ
ていただけたらと思い
ますが、今現在、広域連合
に婚活事業の業務を委託するという形でやっ
ており
ます。かつては市単位で取組をやっ
ており
ましたが、参加者がやはり限られ
てくるというようなこと、または顔見知りで出にくいというような声
も、意見
もあったということがござい
ました。そういうような観点の中で、広域の中で事業をすることで、参加者の確保、参加者をたくさん確保するということと、そういったイベント
に参加する抵抗感というものを軽減するということを目的
に、平成28年度から鳥取中部ふるさと広域連合と連携をするという形で、中部の1市4町が一緒
になっ
て、連携し
て事業を進め
てき
ているというところでござい
ます。
イベントについて
も参加しやすい土曜日、日曜日
に開催する。また規模
も大きな人数でなく
て、あえて少なめの人数の中でしっかり時間を取り、そして会話ができるような時間、構成、人数、10名までという形とするということ。そして、複数回開催するというような形で、そういった出会いの機会を増やし
ていく工夫というのを続け
ておるというような状況でござい
ます。そのほか
にもイベントの参加に当たって、カウンセラーのそういう相談を受けるというようなこと
もでき
ます。婚活のそういった個別相談会という形で、いろんな相談
もできるというようなことがござい
ます。
そういったサポートを続け
ておるというような状況でござい
まして、令和3年度の実績といたし
ましては、中部市町の全体の参加者としては91名、そのうち倉吉市は半分の約40名が参加したということ、そこの中でカップルが11組成立したという実績がござい
ます。そのほか
にも実は鳥取県の事業となるんですけれども、平成30年度からですが、とっとり出会いサポートセンター、えんトリーという組織の倉吉センターというのが開設されたということがござい
ます。
こちらでも会員の登録を行っ
ていただくことによって、それぞれ会員のプロフィール検索ができたりとか、閲覧ができたりするということ。また、お見合いができ
て、仲介人の出会いサポーターの方がしっかり成婚までフォローするというような仕組みを取っ
ておるということがござい
ます。年間を通じて、そういうサポートをし
ていただける方を募集し、仲人という形、仲介
になれるような方をサポートしながら、一緒
になっ
て進め
ていくという事業がござい
ます。
そういったものをうまく活用いただきながら、出会いから結婚
に至るまでというのを、やはりどうしても時間がかかるということがあるものですから、そういう総合的なサポートを続け
ていくということで、続け
ており
ますし、これから
もしっかりそういう観点というのを大事
にし
て取り組んでいきたいと思っ
ており
ます。以上です。
○12番(竺原晶子君) ありがとうござい
ました。よろしくお願いいたし
ます。
続き
まして、2款1項6目ふるさと納税についてですが、藤井議員から既に寄附
額、件数等、過去の推移とか伺っ
ていただき
ました。私
も令和2年度とか、ふるさと納税、住民はここ
にはできないので、県外で暮らし
ている息子
に倉吉のこのサイトでお肉を買っ
てというような形で頼み
まして、私
に送っ
てよみたいなことを頼んだこと
もあったんですけども、久しぶり
にサイトを見
てみ
ましたら、くらしよしエールというサイト、すごく見やすいサイト
になっ
ており
まして、ポケットマルシェとか、自治体マイページとか、新しい機能
もどんどん追加され
ていたんですけど、このポケットマルシェ、まだ登録者数が少ないのかなというところ
もあっ
て、この辺の登録者を増やすとか、これはまだもしかしたら令和4年度の事業なんでしょうかね、というところで、すごく頑張っ
ていただいてるなというところを拝見し
ました。
今後と
も引き続き、応援し
ており
ますので。ただ、私たち親として
も、子どもたち
にこういうサイトを見
てねというのをPRするということ
も大事なのかなと思っ
て、昨日
も息子と話し
ており
ました。今後と
も引き続き、よろしくお願いいたし
ます。以上で終わり
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
て、ふるさと納税について御質問をいただき
ました。先ほどふるさと納税の関係、住民の方、倉吉市民の方ができないということがあり
ました。できるんですけれども、返礼品そのものの発送はやらないという考え方
になるものですから、ぜひぜひ積極的
に御協力いただけたらありがたいところでござい
ます。
内容
につきましては、先ほど藤井議員
にも御答弁いたし
ましたとおり、まだまだそういう課題はござい
ます。まだまだ十分でないと思っ
ており
ます。今のこの課題をとにかく早いうち
に分析し、解決できるよう
に、そういうふう
にまずはそこ
に努め
ていきたいと思っ
ており
ます。いい意味で、このふるさと納税が地方、倉吉の財政支援
もさることながら、先ほど
もござい
ました倉吉のPR
にもつながるというような観点
もござい
ます。様々な効果があるものですから、しっかりこの充実を進め
ていきたいということで思っ
ており
ますので、また応援よろしくお願いさせ
てください
ませ。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) ここで昼休憩といたし
ます。暫時休憩いたし
ます。
午前11時48分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(福谷直美君) 再開し
ます。
休憩前
に引き続き、山根健資議員
に質疑を許し
ます。
○3番(山根健資君) 認定第1号から事業2件について質問させ
ていただき
ます。通し番号123ページ下段、倉吉版経営持続化支援事業について御質問させ
ていただき
ます。
新型コロナウイルスで経営状態が傷ついた企業さんたちを支援金、補助金で助け
ていくような仕組みなんですけども、コロナ第七波、今真っ最中なんですけども、今後のことを見据え
てちょっと質問させ
ていただきたいと思い
ます。業種別の件数、実際こういった補助金を使われた業種別の件数と、この減少率というのを教え
ていただけ
ましたら、よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 山根議員から倉吉版経営持続化支援事業についての御質問でござい
ます。業種別の件数、そして減少率等について御説明をさせ
ていただき
ます。
業種別の件数、減少率について、幾つかのこの、主
には4つの事業があるんですけれども、計算上の重複を避けるため
に一般支援型と、その他支援型の2つの支援型の申請者についてまとめたところで答弁をさせ
ていただき
ます。主なところといたし
ましてですけれども、卸売、小売業で255件で、減少率としましては56.9%、建設業で168件、70.9%、宿泊、飲食サービス業で254件で、58.8%、生活関連サービスで127件、54.7%でござい
ました。全体の中では、こちらが986件となっ
ており
ますが、主立ったところといたし
ましては、今説明し
ました数字が件数及び減少率となっ
ており
ます。以上です。
○3番(山根健資君) 数字、ありがとうござい
ました。
ちょっとまた後でその書類を見させ
ていただけたらと思い
ますが、様々な業種の方が大変へこんだ
新型コロナウイルスの経済状況の中で、この補助金で助かったと思うんですけども、やはりその中で昨今、物価高の影響で仕入れ値が上がっ
て、それを販売価格
に転嫁するとき
に売上げは上がっ
てしまうんですけども、実際の実入りが少なくなっ
てしまっ
ているというような特殊な業者さんとか
も今後おられると思い
ます。このときの事情とはまた違うような事情がもう第七波、そして経済状況で
も事情が違っ
てき
てい
ますので、ぜひ次のこういった補助金がある場合
に、こういったデータを活用しながら、プラス物価高で救えないような方たち
に手が差し伸べられるような形で考え
ていただければと思い
ます。
続き
まして、次の質問
に移らせ
ていただき
ます。通し番号124ページの下段ですね、ポップカルチャーによる観光客等誘致促進業務についてお伺いしたいと思い
ます。ポップカルチャーというのがたくさん今市内であちこち乱立し
ているとは思うんですけども、詳しい方はたくさんおられると思うんですけども、詳しくない方
もたくさんおられると思い
ますので、改めてちょっと御説明し
ていただけたらと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
ての質問でござい
ます。経済対策の関係の中で、そういった条件等
に合致しなかった案件等についてでござい
ます。
こちらでござい
ますが、基本的
には令和3年度からやっ
ており
ます事業については、売上げを見
て、売上げを最優先し
て判断し
ておるという実態でござい
ます。令和3年度の事業におきまして、支援の対象
にならなかった案件
につきましては、令和4年度の事業において新た
に支援の対象
にするという形でのそういった緩和であり
ますとか、変更等を加え
てきたところでござい
ます。例えば売上減少の30%以上としておったものを4年度では20%以上、そして15%以上という形で支援の対象を緩和し
てき
ているというようなこと、例えばそのほか
にも令和2年度以降の新規創業者は、売上減少のあるなし
にかかわらず、支援の対象
にするというような形で、4年度についてそういう変更をさせ
ていただいたところでござい
ます。
冒頭申し上げ
ましたとおり、これまで市としては売上げの減少状態を基
に支援の優先順位をその都度判断をさせ
ていただきながら、事業を実施し
てきたところでござい
ます。議員から先ほど説明があり
ました、売上げは落ちてないが仕入価格の高騰による収益が落ち
ている事業者への支援については、現段階は実施してないという状況でござい
ます。コロナ禍の収束が見えない中で、現在
も事業者の皆様
におかれ
ましては燃油や資材の高騰、円安の影響など
も追い打ちをかけ
ており
まして、非常
に厳しい状況が続い
ていると認識し
ているところでござい
ます。今後
も市内の状況を引き続きよくよく確認し
まして、活用可能な財源について情報を集め
ていき、事業者のニーズ
に合う、そういった経営の継続
につながる支援というのを考え
ていきたいと思っ
ておるところでござい
ます。
そして、続い
て、ポップカルチャーによる観光誘客事業についてのお尋ねでござい
ます。そこの中で、ポップカルチャーの事業、主立ったところ、そして昨年度の事業について
もざっくり説明をさせ
ていただけたらと思い
ます。よろしいでしょうか。
昨年度、ポップカルチャーを活用した観光誘客促進事業というものを開始いたし
ました、行い
ました。この事業は
新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ地域経済の活性化を図るため
に、国の交付金を活用し
まして、ポップカルチャーによります観光誘客を図るということで、そういったイベントを開催したところでござい
ました。
具体的
には、昨年の11月の2日間、「ひなビタ♪」の声優を招い
て体育文化会館でのライブですとか、トークショーをはじめとしまして、星空の観察会だとか、カードラリーだとか、竹燈籠の展示など、町なかを回遊し
ていただく、そんなイベント
も開催し、延べで約1,500人の参加があったところでござい
ました。「ひなビタ♪」の事業
につきましては、こういった事業をするたび
に毎回アンケートを取っ
ており
まして、「ひなビタ♪」のファンの皆さんは一般の観光客の皆さんと比較し
まして消費
額というのが本当に多い。消費
額が約1.5倍、滞在時間
も約2倍という数字が出
てき
ており
ます。地域経済の活性化
に大きく貢献し
ていただく資源ともなっ
ておるという状況でござい
ます。
「ひなビタ♪」との連携
につきましては、平成28年度から始まっ
ており
ます。「ひなビタ♪」
に登場し
ます架空の都市、倉野川市と姉妹都市提携を結んだことを契機
に、白壁土蔵群の伝統ある町並み、これレトロと、アニメなどのポップカルチャー、クールというものを融合した本市の独自のまちづくり、レトロ&クールツーリズムとしまして、そういう取組を進め
てきたところでござい
ます。
そのほか
にも市内の誘致企業、グッドスマイルカンパニーさんの応援によります取組ですとか、円形劇場くらよしフィギュアミュージアムとの連携した事業であり
ますとか、こういったフィギュアを活用したまちづくりというもの
もござい
ますし、最近では日本酒の銘柄を擬人化した神酒ノ尊という名称でござい
ますが、神酒ノ尊で誕生した元帥皇子という男性のアニメなんですけども、そういうもの
も生まれ
ており
ます。
そのほか
にも昨年度におきましては倉吉観光マイス協会を中心
に、市内の団体と連携をしながら、新た
に倉吉
に伝わり
ます南総里見八犬伝をモチーフとした8人の男性キャラクターが誕生したオリジナルの作品
になり
ますが、倉吉八犬伝という、そういった新しい取組
も生まれたところでござい
ます。この倉吉八犬伝
につきましては、ユーチューブで倉吉の舞台、倉吉のいろんな資源
も含め、キャラクターの発信がドラマツアーという形でされ
ており
ます。そのほか
には、市内
には等身大のパネルを展示したりとか、そういう回遊性を拡大するためのいろんなイベントを開催され、町なかのそういう周遊促進と消費の拡大を進め
ているという状況でござい
ます。主
にはそんなところでござい
ます。以上です。
○3番(山根健資君) 部長、御答弁ありがとうござい
ました。
ポップカルチャーのことについて、ざっくりと理解が深まったよう
に思い
ますけども、先日、私
も関金地区で開催された里見八犬伝の声優さんが来られたイベント
に参加させ
ていただき
ましたけども、声優の方
にファンが物すごくおられ
て、まちが盛り上がっ
ていたようなイメージであり
ました。
やはりポップカルチャーをそういったふう
にまちを盛り上げるような形でぜひ使っ
ていただい
て、あと思うのが、やっぱりふるさと納税とか、地元
にある企業さん、フィギュアを作られる会社さんがおありだと思うんですけども、倉吉市でしか買えないようなフィギュアを作るですとか、そういったファンの方は多分よく購買し
てくださると思い
ますので、そういったようなことをし
て倉吉の特色ですね、ふるさと納税の特色
にもつなげ
ていただいたらと思い
ます。本当に可能性を感じるところであり
ますので、ぜひブラッシュアップをし
ていただき
まして、今後
も観光客、声優さんたちとか
も交え
て、倉吉のため、頑張っ
ていただけたらと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
ての質問でござい
ます。ポップカルチャー
に関連し
てのそういったグッズ販売等についてでござい
ます。
「ひなビタ♪」を活用し
ましたものといたし
まして、例えばだんごであり
ますとか、レトルトのカレーだとか、様々なそういったキャラクターを生かした土産品が誕生し
てき
ており
ます。そのほか
にも神酒ノ尊を活用したお酒であり
ますとか、倉吉八犬伝を活用し
ましたクリアファイルなどなど、たくさんの民間事業者の方々を中心として、たくさんの商品化というのが進められ
てき
ており
ます。そして、一部の商品については、ふるさと納税の返礼品として取扱いを進め
ており
ます。パンフレット等を見
ていただけたらと思い
ますが、約20品目、全てではないんですが、約20品目程度、このポップカルチャー
に関連し
てのそういった商品
も掲載をさせ
ていただき、いい形で倉吉市の寄附者の方
にも発信をし
ているという状況でござい
ます。地域経済の活性化や本市の財源の確保
にそういうふうな形で寄与し
ていきたいと思い
ますし、ポップカルチャーそのものはやはり本市の強みだと思い
ます。今後
も積極的
に活用し、そういった観光の誘客、地域経済の活性化
につなげ
ていきたいと思っ
ており
ます。
このポップカルチャーの取組をいたし
まして、これまで
に倉吉と関わりなかった層の方々、今回の「ひなビタ♪」の層というのは、若い20代、30代の男性の方でござい
ます。これまで倉吉と本当関わりがなかった人たちが倉吉市
に帰りたいという発想、考え方の中で、倉吉市でやはり2泊
も3泊
もしながら、そういうふう
に楽しみたいという気持ちでい
ていただい
ており
ます。今回でき
ました倉吉八犬伝では、今度は女性の方を対象としたそういったポップカルチャーの動きでござい
ますけれども、先般の里見まつりの中でも、やはり女性の方が非常
に多く、新しい倉吉へのファン、これまで関わりがなかった層の方々が新た
に倉吉のファンとなっ
ていただいたと思っ
てい
ます。こういった取組を広げながら、これが交流人口、そして、できれば関係人口
に、さらには寄附、ふるさと納税の拡大、またこれが移住
につながればということ
も考えながら、この輪を広げ
ていきたいと思ってるところでござい
ます。引き続き積極的
に頑張っ
ていきたいと思い
ますので、よろしくお願いし
ます。以上です。
○3番(山根健資君) ありがとうござい
ます。非常
にコスプレされてるような女性
も来られ
てましたので、将来的
には、ちょっと一般質問みたい
になっ
てしまい
ますけども、お互いコスプレをし
て、合コンみたいな形
になれば、新しい目玉
になるのかなと思ったりし
ましたんで、ぜひ、定住人口
ももしかしたら増えるかもしれないので、そういった切り口で
も考え
ていただけたらと思い
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第3款民生費について質疑を求め
ます。
4人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、11番鳥飼幹男議員
に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、3款民生費
につきましては、
決算状況報告書138ページ上段の生活保護についてお伺いいたしたいと思い
ます。
生活保護費、この扶助費ですが、決算
額が8億8,894万円ということ
になっ
ており
ます。生活扶助から始まっ
て、住宅扶助あるわけであり
ますが、やはり大半を占め
ているのは、5割以上を占め
ているのはこの医療扶助、4億9,192万3,000円という医療扶助費であり
ますけれども、そこで1点、医療扶助がこれだけ多いということは、生保の受給者の皆さんが病院
にかかっ
てらっしゃるわけであり
ますが、生活保護受給者が病院
にかかった場合の健康保険証の取扱い、このことについてまずお伺いいたしたいと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 鳥飼議員の御質問でござい
ます。
生活保護についてでござい
ますが、生活保護が開始され
ますと、まず、国民健康保険ですとか後期高齢者医療保険といった医療保険ですけども、その被保険資格を喪失し
てしまい
ます。したがい
まして、先ほど申され
ましたよう
に、生活保護による医療扶助によって医療機関を受診し
ていただくということ
になり
ます。自己負担は発生し
ませんが、そういった形で受診し
ていただくこと
になり
ます。その手順としましては、まず、医療機関を受診する際
に、市の福祉事務所
に医療扶助の申請が必要となっ
てまいり
ます。書面による届出ですとか、電話連絡で
も受け付け
ており
ます。それを受け付けた上で、福祉事務所から医療券を発行し
て、受診し
ていただくということ
になり
ますし、福祉事務所は、その受診者の情報を医療機関
に連絡し
て、それで受診し
ていただくということ
になっ
ており
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 今御答弁いただき
ました。いわゆるこの生活保護受給者
になると、医療保険資格を喪失する、いわゆる健康保険証がなくなるということ
になり
ます。実は先日、ある方が病院
にかかられたことがあり
まして、御相談をいただい
ており
ます。実は今あったよう
に、保険証を喪失するわけです。そのことによって、初めて病院で医療手続を受付でする際
に、今、部長がおっしゃったのは、そういうことが分かっ
てらっしゃる方は、まず市役所の福祉事務所
に電話をし
て、これから病院
に行きたいんですがということで、医療券を発行し
ていただける。また、福祉事務所から病院に対して、こういう方が行かれ
ますからということでできる。ところが、そういうことを知らない方は、通常どおり病院
に行かれるわけです。いろんな病院があり
ますから、初めて行った医療機関で保険証あり
ますかと聞かれたとき
に、いや、あり
ませんということ
になっ
て、口頭で実は私は医療扶助を受けてるんですということを伝えたということ
になると、その受付の担当者は逆
に、本当に医療扶助を受けてるかどうか、今度逆
に福祉課
に、生活保護係
に確認をされるわけです。ところが、このやり取りが全て、受付で周りの人
に聞かれてる。大変嫌な思いをし
て、保護者の皆さんのプライバシーが守られ
ていない、こういった現状が起こってる。これね、やっぱりこの辺りが非常
に問題だなと思っ
て、聞い
ており
ました。ほんで、それであるならば、保護申請をされたとき
に、健康保険証
に代わるやはりそうした医療証明書みたいなものをきちっと発行し
てあげる、このことが事前
に必要ではないかと感じ
ましたが、この辺りはどのよう
に考え
ておられ
ますか。お聞きしたいと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
議員おっしゃい
ましたケースとしましては、そうですね、医療機関の窓口で生活保護、いわゆる医療扶助の適否が不明であったので、医療機関から福祉事務所
に連絡があった、そういったケース、おっしゃったケースではないかと考え
ますが、市の福祉事務所とし
ましても、やっぱり事前
に申請し
ていただい
て、それから、電話連絡なりいただくということが前提でござい
まして、そこで医療券を、いわゆる保険証
に代わる医療券を即時発行するという形
になり
ますので、その手続の方法については、それで進め
ていかせ
ていただき
ますが、いずれ
にし
ましても、十分
に周知をし
ていくということは必要でござい
ますので、周知を図った上で、円滑
に受診し
ていただけるよう
に努めたいと考え
ており
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それ不手際がないよう
に、うまくやっ
ていただきたいとは思い
ます。医療券は結構です。
それで、もう一方、この課題に対しておっしゃったのは、いわゆる現行のマイナンバーカード、これをきちっと登録し
ていただい
て、今、マイナンバーカードは健康保険証の代わり
にもなるわけですから、そうしたシステム
に登録するという、そういう方向
に持っ
ていったほうがいいんではないかというようなお声
もいただいたんですが、こういうことはでき
ますか。今後の方策として対応できるのかどうなのか、お伺いをし
てみたいと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) マイナンバーカードの活用ということであり
ました。令和3年10月から、議員おっしゃい
ましたよう
に、医療保険制度において、マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認が施行され
ており
ます。生活保護におきまして
も、令和5年度中
にこの医療扶助
に係るオンライン資格確認が導入されるよう
になっ
ており
ます。導入後
につきましては、事前の申請といい
ますか、届出は必要
になり
ますけども、医療機関の窓口での受付がこのマイナンバーカードの提示により円滑
に行えるよう
になると考え
ており
ます。したがい
まして、このオンライン資格確認が開始され
ますと、御質問
にあったような事案は減少すると考え
ており
ますし、生活保護を受給され
ている方の利便性の向上
も図られると思い
ますので、その前提となり
ますマイナンバーカードの取得促進
にも取り組んでまいりたいと思い
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。令和5年度からということですから、まだ令和4年度はそういう体制
にならないということですが、しっかりこのマイナンバーカードへの登録、これを促進し
ていただい
て、本当に医療機関でこうした生活保護受給者の皆さんが嫌な思いをされることのないよう
に最善の手当てをしっかりと打っ
ていただきたい、このことをお願いし
て、終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、14番藤井隆弘議員
に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 3款
につきましては、3つの事業についてお聞きいたし
ます。
決算状況報告書の通し番号131の上段ですけれども、生活困窮者自立支援の事業、決算
額が3,162万7,000円です。こちらの最終予算
額が5,989万2,000円ということですから、最終予算
額と比べ
て2,826万5,000円の不用
額が出
ており
ます。この事業の目的
につきましては、生活困窮者に対し、自立相談支援、家計改善支援、就労準備支援、子どもの学習支援、生活困窮者自立支援金及び住居確保給付金の支給といったことを実施するという事業であり
ますけれども、まず、この事業の不用
額の内容と、それと、この事業は昨年の6月追加補正、令和4年の1月で補正を組んでおられ
ますけども、この経過について
も併せ
て説明し
ていただけ
ますでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 藤井議員からの御質問でござい
ます。
まずは、生活困窮者自立支援の不用
額についての説明ということでござい
ます。議員おっしゃい
ましたよう
に、こちらの生活困窮自立支援事業
につきましては、個々の状況
に応じた支援を行っ
て自立を促すことを目的とし
ているということでござい
まして、不用
額が出
ており
ます2,826万5,000円の内訳ですが、主
には委託料と扶助費でござい
ます。この委託料
につきましては、個々の状況
に応じた支援という中で、自立相談支援事業の不用
額が203万6,000円となっ
ており
まして、こちらの不用
額の理由としましては、委託先であり
ます倉吉市社会福祉協議会、あんしん相談支援センターの職員さんが年度中途で退職されたこと
に伴い
まして、人件費の執行残が出たというところでござい
ます。
それから、扶助費
につきましては、不用
額が2,562万8,000円でござい
まして、その内訳としましては、1つ
には、住宅確保給付金、こちらが305万8,000円、それから、新型コロナ生活困窮者自立支援金が2,212万円となっ
ており
ます。いずれ
も新型コロナウイルス感染症の長期化の影響を見込んでの設定でござい
ました。その見込みより
も給付が少なかったというところでござい
ますが、特にこの
新型コロナウイルス生活困窮者自立支援金
につきましては、市のホームページでの周知のほか
に、特例貸付けが前提
になり
ますので、この特例貸付けの状況から見
まして、支給の可能性のある世帯に対してプッシュ型での通知ですとか電話による勧奨を行っ
てきたところでござい
ますが、その支給要件がござい
まして、一定の
額以下の収入ですとか資産要件
に満たないこと、それから、求職活動要件を満たすことが難しいというようなところの理由から、申請が少なかったというところがその背景、理由
にござい
ます。
それからもう1点、補正の経過と理由ということでござい
ますが、生活困窮者自立支援事業の補正
につきましては、先ほどの新型コロナ生活困窮者自立支援金
に係る補正を昨年度2回お願いし
ており
ます。1度目は、令和3年5月28日
に国より緊急事態宣言の延長を踏まえた生活困窮者への追加の支援策が示され
ました。それを受け
まして、同年の6月議会において
追加補正予算として承認をいただき、7月から申請の受付を開始したというところでござい
ます。それから、2度目です。2度目
につきましては、初回段階で申請の期限が令和3年8月末までとなっ
ており
ましたが、こちらの申請期限が11月末、それから、令和4年3月末と延長されたこと、それとあわせ
まして、再支給
も可能
になり
ましたので、そういったことから、令和4年1月の臨時議会において補正予算の承認をいただいたと、そういった経過
になっ
ており
ます。
○14番(藤井隆弘君) 分かり
ました。それで、1つ
には、この委託の人件費で、途中で辞められたということ
も影響があった。補正の経過
も今お聞きし
まして、何とかと思ったですけども、事業としてはだけども、その要件は結構厳しい部分があったちゅうことで理解いたし
ました。
それで、その中で、今、委託料について、2,084万3,000円、ちょっと説明があったわけですけれど、その中で4つほど事業があっ
て、1つは家計改善支援事業、これが令和2年度は16件で224万5,000円ですが、令和3年度は件数が12件で減ってるのに、金額としては437万9,000円と、倍ぐらい
になっ
てますんで、どうしてなのかなとちょっと思い
ましたんで、もし分かれば、そのことと、もう一つは、子どもの学習支援事業、これはずっと、ずっとといい
ますか、350万円で事業を委託されてるんですけれども、令和2年度は参加者が26名、令和3年度は18人ということで、ちょっと数は減ってるんですけどもね。いろんな成果があったということを書い
てあるんですけども、どういった形で実施され
て、その効果がどうあったのか、ちょっと把握し
ておられ
ましたら、これ
もお願いできたらと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ますが、すみません、ちょっとそちらの資料を持ち合わせ
ており
ませんので、また調べ
まして、御回答させ
ていただき
ます。
○14番(藤井隆弘君) 分かり
ました。細かなこと
もあり
ます。また後でお知らせいただければと思い
ます。
じゃあ、そうし
ますと、次に、3款、通し番号148の下段、幼児教育・保育利用者負担無償化事業というものでござい
ます。決算
額が1,709万1,000円、こちらは最終予算
額が3,357万9,000円ということですので、こちらの不用
額が1,648万8,000円となり
ます。事業の目的を見
ますと、子育て世帯の利用者負担の軽減を図るため、国主導の下で幼児教育・保育の無償化を実施するということ
になっ
ており
ます。まず、この不用
額が結構あり
ますので、その内容、そして、この事業については、子育て支援施設等利用給付の扶助費として1,224万7,000円という実績
になっ
ており
ます。当初予算では2,779万8,000円ということですから、半分以下となっ
ており
ます。そして、当初予算では、これはその内訳を見
ましたら、一般財源
も入っ
ていたわけですけれども、最終的
には国費と県の給付費で賄われ
ており
ますので、この子育て支援施設の利用者といい
ますかね、これが単価とかあるんでしょうかね、というようなことのもうちょっと説明を加え
ていただけたらありがたいですけれども。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ますが、幼児教育・保育利用者負担無償化事業でござい
ます。
こちらの事業
につきましては、議員おっしゃい
ましたよう
に、不用
額が1,648万8,000円と、執行率が約50%となっ
て、低い状況、半分の執行率ということでござい
ますが、予算
額が3,357万9,000円で、主なものは扶助費として計上した子育て支援施設等利用給付の2,779万8,000円でござい
ます。決算
につきまして、1,709万1,000円で、不用
額が先ほど申し上げ
ました1,648万8,000円となっ
ており
ます。この不用
額の主なものが、子育て支援施設等利用給付で1,555万1,000円でござい
ます。内訳としましては、認可外保育施設分が903万7,000円、それから、預かり保育分が651万4,000円となっ
ており
ます。その要因としましては、認可外保育施設分については、該当し
ます施設の予算編成時の児童数と施設の定員数を勘案し
て、一月当たりの平均利用児童数から算出したところでござい
ますが、やはり中
には市外在住の利用者の方
もござい
まして、ちょっとそういったあたりで計算が立たなかったというか、見込んだ利用者数が少なかったというところがござい
ます。
それから、預かり保育分
につきましては、近年、私立の保育所が認定こども園
に変更され
てき
ており
ます。そういった中で、対象となる児童が増加することを見込んだところでござい
ますが、そこまでの増加がなかったという、それが理由ということ
になっ
ており
ます。
○14番(藤井隆弘君) 今、
説明いただきました。結局、市外の在住で倉吉市の施設を利用する場合
には、どうなんですか、予算がこっち
に入っ
てこないということですかね。周り
に住んでおられる方が結構多いというわけですね。で、こちら倉吉市の施設を利用されてると。ちょっと残念な感じですね。感想を言っ
ては駄目ですけども、分かり
ました。この件については理解いたし
ました。
そして、3つ目の事業ですけれども、こちらは通し番号の150ページの下段です。3款2項6目家庭児童相談室運営ということで、こちら決算
額が353万4,000円ですかね。最終予算
額が708万円ですので、不用
額計算し
ますと、354万6,000円ということで、それこそ執行率が約半分ということですので、この内容、不用
額の内容、そして、その中の委託料として、子育て支援短期利用事業ということでショートステイとトワイライトステイ、これは宿泊があるかないかというようなことだと思うんですけれども、こちらは当初予算では142万7,000円ということですが、実績は24万2,000円、令和2年度と比べ
ても、かなり減ってるようです。この事業について、もうちょっと説明を加え
ていただきたいのと、もう一つは、要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協とよく言ってる分だと思うんですけれども、これについてですけれども、こちらの内容を見
ましたら、代表者会議1回、実務者会議3回、個別支援会議73回、46ケースということで、こちらの支援会議は、令和2年度と比べ
てもかなり増え
ており
ます。ちょっとこの際ですから、この要対協についての説明を、簡単で結構ですから、し
ていただければと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続き
まして、家庭児童相談室運営についての御質問です。
こちら
も、議員おっしゃい
ましたよう
に、執行率が49.9%と、半分という状況でござい
ました。不執行といい
ますか、不用
額の理由でござい
ますが、決算
額が353万4,000円で、不用
額が先ほど
もあり
ました354万6,000円でござい
ますが、こちらの主なものとしましては、報償費の178万5,000円と委託料の118万5,000円でござい
ます。報償費については、乳児全戸訪問事業の実施状況がその要因となっ
ており
ます。乳児全戸訪問では、様々な悩みを聞き、子育て支援に関する情報提供とともに、支援が必要な家庭
には適切なサービス
に結びつけるなど、子どもの孤立化を防ぐことを目的
に、生後3か月から4か月の子どもさんがいる全ての家庭
に保育士が訪問するものでござい
まして、当初、在宅保育士
にこの訪問をお願いするよう
にし
ており
ました。したがい
まして、報償費が発生するということで予算計上させ
ていただい
ておったんですけども、ケース、内容の中から、市の保育士、いわゆる子育て総合支援センターの職員ですとか公立保育所の園長が訪問するケースが多かったため
に、報償費の不用が生じ
てしまったということでござい
ます。
それから、もう一つの要因である委託料
につきましては、議員おっしゃい
ましたよう
に、子育て支援短期利用事業、いわゆるショートステイ、トワイライトステイの実施状況がその要因でござい
ます。この短期利用事業では、これまで保護者の冠婚葬祭での参列や県外への出張等を理由
に利用され
ていたケースが多かったというのが実績でござい
ますが、そういったケースを想定し
て必要な家庭が利用できるよう
に準備はし
ており
ましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響で、見込んだほどの利用、いわゆる移動とか、そういったことがなかったということで、今回の結果
になったというものでござい
ます。
それから、要対協のケースですけども、児童相談所など関係機関集まり
まして、いろんなケースの対応について協議はするんですけども、昨年は
新型コロナウイルスでほとんどその会ができなかったということ
も令和2年度はあり
ました。電話でのやり取り、メールでのやり取りというようなことであり
ましたが、今年度はそういった個々のケース対応について、児相をはじめとする関係機関が集まっ
て、当然小・中学校の先生
もいらっしゃい
ますが、集まっ
てケース対応し
ていったという、そういった内容
になっ
ており
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 次に、17番
福井康夫議員に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) 第3款民生費、第1項社会福祉費、第4目老人福祉費の783万4,000円、事業名は敬老会及び敬老の日記念ということでござい
ます。163ページ上段と、それから、下段のシルバー人材センター補助について
もお聞きし
ます。
まず、敬老会及び敬老の日記念事業
についてでござい
ます。敬老会の対象者は75歳以上で、令和3年度、8,500人対象として751万8,000円、事業の目的
にある高齢者の交流の場が非常
になくなっ
て、今、3年を迎え
ており
ます。式典の中止と、記念品の贈呈のみが事業の成果として今上げられ
てきたのではないだろうかと思っ
ており
ます。そこで、最近の各地区の記念品、どういうものが記念品として贈られ
ているでしょうかね。式典のみの場合は1人当たり900円、そしてまた、式典以外
にこの3年間、地区でお集まり
になっ
てお祝いをする会、それに対してはお一人2,700円というような予算で来
ており
ました。ところが、今、式典のみですから、倉吉市の支出範囲はお1人当たり900円のみで行われ
ているのかなと思い
ますけれども、その内容など
もお聞かせいただけたらなと思い
ます。本当に高齢者は地区の交流が激減し
てしまっ
て、これらの活動が老人クラブの活動
にも何らかの影響があるんじゃないかなと思っ
ており
ます。あるいは、近年、金婚式や銀婚式
も廃止をし
てまいっ
ており
ます。やはりこうしたことが集落でのつながりが希薄
になってると強く感じるもんでござい
まして、敬老会についてお聞きし
ます。
それから、各地区の出席状況でござい
ます。これは、今年はそうしたことで式典等はあり
ませんので、この出席はあまりよくなかったよう
に思い
ます。出席状況が分かれば、お聞かせいただきたいなと思い
ます。それは、自治公の今、これは令和3年度、8,500人ということなんですが、今年の8月現在で人口集計表で見
ますと、倉吉市は75歳以上の敬老者8,193人、まあ8,200人で、100歳以上の方は55名おられ
ます。そこの中で、自治公民館の加入世帯というのがあり
ましたね。加入世帯が、非常
に加入率が低いわけですね、市全体でも。特に加入率が低いのが上井地区58.87%、上灘地区59.14%、あと六十数%ずつということで、そういう自治公の加入者が非常
に少ない中での先ほどの敬老会への参加対象者呼びかけというのはどのようになっておるのかなと感じるもんですから、自治公の未加入者との兼ね合いで、この敬老会の呼びかけは各地区で社会福祉協議会等の取組の中でどう取り組まれ
ているのか、お聞きしたいと思い
ます。取りあえずそういうことで、よろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 福井議員の御質問でござい
ます。
敬老会及び敬老の日記念の事業
についてでござい
ますが、こちらの事業
につきましては、議員おっしゃい
ましたよう
に、75歳以上の高齢者を対象
に、市内13地区で敬老会を開催することで、長寿をお祝いするとともに、高齢者の方
に交流し
てもらうことを目的
に実施し
てまいり
ました。令和2年、3年と会が開催できず、各地区が記念品を贈呈するという形
になっ
ており
ます。記念品の内容
につきましては、多くの地区が商品券ですとかそうめん、お菓子などを渡され
ており
ますし、記念品の贈呈
に併せ
て、各地区が工夫を凝らし、メッセージカードを添え
てお祝いされたということであり
ます。
それから、委託料の中で、議員おっしゃい
ましたよう
に、開催があれば、1人2,700円ですが、記念品ということであり
ますので、1人当たり900円
に対象者数を乗じた金額を上限として支給させ
ていただい
てます。地区によっては、この委託料
に地区で上乗せし
て記念品をお渡しされ
ているところ
も中
にはござい
ます。
それから、まず、参加率でござい
ますけども、平成30年が、全体で23.8%です。それから、令和元年が22.9%と、ずっと20%台で推移し
ているという状況は続い
ており
まして、参加率から見
ますと、75歳以上の高齢者の方を、いわゆる長寿をお祝いするという意図はどうなんだろうというのは地区との協議の中でも出
てきてる、一つ課題として残っ
ているところでござい
ます。
それから、地域のつながり、高齢者の交流、つながりという観点から申し
ますと、やはり
新型コロナウイルスで敬老会が開催できなくなった、年1回ではござい
ますけども、その機会が減っ
てしまうということは非常
に残念であるとは認識し
ており
ます。ただ、老人クラブですとかサロンの取組というのは、市
もその活動は支援させ
ていただい
ており
まして、老人クラブは今現在、市内
に46クラブござい
ます。地域の支え合い交流ですとか清掃美化活動など
に取り組まれ
ており
ますし、また、サロンは市内
に115団体ござい
まして、趣味活動ですとか、最近ではフレイル予防
に取り組んでおられ
ます。いずれ
も積極的
に活動され
ておられ
ます。
敬老会
につきましては、自治公民館で実行委員会をつくっ
ていただく。地区振興協議会で実行委員会をつくっ
ておられるところ
もござい
ますが、そちらの方が直接出席依頼をされ
ており
ますので、ちょっとすみません、私では、未加入、加入の状況は把握はし
ており
ませんので、そういった状況で参加促進を促してるというところでござい
ます。
○17番(福井康夫君) それぞれ各地区の記念品という形で、やはり配布しやすいのは商品券だろうと思い
ますが、商品券が6地区あるんですね。上北条、上井、西郷、北谷、社、高城は、商品券のようですよね、品物はそうめん、タオル、コーヒー、ティッシュ、菓子等々でござい
ますが、残りの地区。こうした形でお祝いし
てあげられ
て、敬老会以外の活動として高齢者のサロン等含め
て、地域では日頃、そういう集まり
もあるでしょう。年
に1回の敬老会、やはり全国的
にも楽しみ
にして
て、なくし
ていただくこと
には寂しいなという声がかえって逆
にあるようです。ところが、やはりこうして今、先ほど御報告いただき
ましたよう
に、コロナ以前の集まりで
も、3割ない、二十七、八%止まりだということで、非常
に出席者
も限られ
てき
ておったなと振り返っ
て感じ
ます。したがって、公民館の未加入者が多い中、どういう呼びかけになっとるだろうかなということも危惧する中で、せっかく敬老会等、地区で催しされれば、健康寿命が今延び
てきてる段階ですから、平均寿命で
も男性が82歳、女性が88歳だそうで、そのうち、近いうち
には男性84歳、女性は90歳の平均寿命
にと言われ
ており
ます。そういう中で、ぜひこの敬老会の在り方というの
もちょっとまた検討する必要があるのかなという時期
に感じ
ます。100歳以上の高齢者、言い
ましたよう
に、倉吉市内で今年の8月時点では55名おいででござい
ます。非常
に100歳以上の方
も多うござい
ます。かつては、マスコミ
も敬老の日を一つの節目で紹介をされたりということ
もござい
ました。令和3年度の実績報告などで
も、市長
も100歳以上の高齢者の長寿をお祝いをしたということ
にあるようでござい
ます。先般、成徳地区の敬老会
に市長出席され
て、そしてまた、100歳以上へのお祝いの会
も明日、あさってですか、何か市長の日程
には上がっとったようでござい
まして、何かお聞かせいただけたら、この場面がいわゆる
決算状況報告書という中ではなじまんかもしれ
ません。もし発言されるということであれば、ぜひ、初めてのことでござい
ますので、お聞かせいただいたらなと思い
ます。いかがでしょうか。
○市長(広田一恭君) 昨日ござい
ました成徳地区の敬老会
に参加した状況や雰囲気等についての御質問だったかと思い
ます。
成徳地区では、米田市議会議員さん
もちょうど新規の敬老者
になられたということで、会場
にもお見え
になっ
ており
ましたが、2年間コロナ禍の中で、やっぱりずっと開催ができなく
て、何とかで
も1年
に1回、そういった方々が一緒
に顔を合わせる機会をつくれんだろうかということで工夫されたようです。そこで、今年、成徳地区で六十数名の新規の敬老者の方がいらっしゃっ
て、じゃあ、その新規の方だけを集めようということで企画をされたようです。結果的
には、米田市議会議員
も含め
て昨日は全体で8名だったです。実際は、非常
に参加率は悪うござい
ましたけど、最後
に感想を述べ
ておられた方については、そうやっ
ていろいろ工夫し
て開催し
ていただいたことに対してお礼
も言っとられたし、また、敬老会という何か従来からのイベント
に向け
ては、やはりもうちょっといっぱい入るとか、そういう雰囲気のほうがよかったなというような声はござい
ました。そういう
新型コロナウイルスの中で、少なくともやっぱりそういう敬老会として地域が敬老の方々
に感謝したり、これから一緒
にいろんな地域づくり
に取り組んでいくという機会を設けるということで、いろいろ工夫し
ておられる姿
には感動
もさせ
ていただき
ましたし、また、もう一つ参考
には、その前の週は明倫地区が祭りをし
ておられ
ましたよね。祭り
もずっと2年間開催され
てなく
て、そこ
も1つの会場だけだと、やはり密
になるということで、地域全体を祭りのフィールドとして、地域をもう一回再発見するような場として、スタンプラリーをし
て地域内を巡るというような工夫
もし
ておられ
ましたんで、それぞれの地域が各種のイベントに対して、このコロナ禍の中で、やはりそういった機会を失わないよう
に工夫し
ておられる姿を見せ
ていただいたところでござい
ます。そのほかの団体
も、またそういったことでいろいろ工夫され
て、この敬老会なり、また各種のイベントがにぎやか
に開催されることを望んでいるところでござい
ます。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ます。敬老会、特に敬老の日を目前
にし
て、そうした各地域のユニークな取組というものがこれから本当に話し合っ
てこられるだろうなと思い
ます。そして、そうした地域が盛り上がる、そして、生きがいの感じられるような事業
になればなと思っ
ており
ます。どうぞ担当課、部長
も頑張っ
ていただきたいなと思い
ます。令和3年度の事業については、結構でござい
ます。市長、ありがとうござい
ました。
もう一つ、もう1点でござい
ますが、シルバー人材センターの補助金について、1,036万円でござい
ます。高齢者の就労機会の場の提供、生きがい対策としての事業目的とされ
ており
ますが、会員募集として、これまで剪定作業、除草作業、屋外の軽作業などを募集され
てきとられ
ます。今現在、倉吉市の会員数、何名の方が登録され
ておられ
て、平均年齢何歳ぐらいでしょうか。お尋ねし
ます。
それから、社団法人としてのこの事業を展開し
ておられ
ますけども、事業収入の確保
に向け
て、いわゆる経営状況についてお聞きし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) シルバー人材センター補助についての御質問でござい
ます。
運営状況
につきましては、令和2年以降、新型コロナの影響で厳しい状況
にあるというのは、まずもっ
て御報告させ
ていただきたいと思い
ます。そういった状況の中で、会員数でござい
ますが、今現在で申し上げ
ますと、270名いらっしゃい
ます。平均年齢で見
ますと、令和3年度末時点で73.6歳と、こちら
もかなり高齢化が進んできてるというのが人材センターの見解でござい
ます。
それから、経営状況ということで、受注件数、契約金額ということで申し上げ
ますと、まず受注件数
につきましては、令和3年度は3,984件、令和2年度と比べ
ましては、件数については大きな変化はござい
ません。ただ、コロナ前の元年と比べ
ますと、100件程度下がっ
ているというところでござい
ます。それから、契約金額
につきましては、令和3年度が1億2,177万4,000円、前年度、令和2年度と比べ
ますと、350万ほど増加し
ており
ます。コロナ前の元年度と比較し
ますと、こちらでは逆
に800万円ほど下がっ
ている、まだコロナ前まで
には戻ってないという状況でござい
ます。以上でござい
ます。
○17番(福井康夫君) 会員数が現在、270名ということで、平成30年等を見
ますと、大体300人で推移し
ていたんですけど、近年、多少減少し
ておいででしたが、二百四、五十名まで減少される中で、持ち直しながら、今、270名、努力し
ておられ
ます。令和4年度等を見
ますと、事業計画の中では、290名目標
にやろうということで、大変頑張っ
ておいででござい
ます。現在、270名ということですので、いま一つ努力され
て、やはり年齢
も73.6歳とおっしゃい
ました。高齢といえばですが、若いっていえば、まだ若いもんですから、頑張っ
ておいででござい
ます。
事業収入でござい
ますが、受注件数が3,984件、大体4,000件余りで推移し
ておられるところでござい
ますが、先ほどおっしゃったのは、請負の分と、それから、労働者派遣の契約分
も兼ねた総額は1億2,000万円余ということですね、1億2,100万円余ということだろうと思い
ます。それから、請負の金額8,700万円ということで出
ており
ますが、労働者派遣の契約分が3,400万円、合わせ
て約1億2,000万円、その中で、やはり先ほどあり
ましたが、平均年齢73.6歳、心配するのが、就業時の事故発生というのがちょっとあるようでござい
ますけども、お聞き
になっとられ
ますか。聞いとられんか、令和3年度。ああ、聞いとられないですか。請負事業による損害事故の関係が2件、傷害事故が1件というようなことなんで、どうしても安全就業対策というのはやはり、こうしたシルバー人材センター、大事だろうと思い
ます。そうした部分で、当然、この法人
も力を入れ
ておられるでしょうけれども、労働安全衛生の関係ですよね、労安の関係は気をつけ
て、安全対策、就労、安全
に就労し
ていただくような取組を徹底し
ていただきたいと思い
ます。どうですか、このことについて。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ます。
私、先ほど請負と派遣と両方まとめた数字を申し上げ
ましたが、最近の状況を見
ますと、請負はそんなに
額は変わってないんですけども、やっぱり労働派遣が少しずつ増え
てき
ているというところがござい
ますんで、議員おっしゃい
ましたよう
に、そういった労働安全衛生という分
につきましては、役員会
も含め
てしっかり対応し
ていくよう
にお話はさせ
ていただきたいと思い
ます。
それから、もう一つ、経営状況について、最近の状況を少し触れさせ
ていただき
ますと、先ほど申し上げ
ました令和2年度は新型コロナの影響が本当に大きく影響し
まして、契約金額
も減少し、収入
にかなりの不足
額が生じたということから、センター
も積立金を取り崩すなどで運営をされ
てき
ましたし、市とし
ましても、この不安定な事業運営の解消
に向け
て、令和3年度において補助金の
増額をさせ
ていただいたというところでござい
ます。令和3年度
に入り
ましては、契約金額が多少増加したということ
もあり
ますが、まだ、それでも不足
額が生じるということであり
ました。こちらは、一時的な借入れで運用され
てきたというところがござい
ます。
そういった厳しい状況でござい
ますが、今後の運営において
も、もう一つ懸念材料がござい
ます。それは、今年度から運営について、センターの理事長
も新しい理事長
に替わり
ました。安定的な運営
に取り組んではおられるんですけども、令和5年10月から始まり
ますインボイス制度への懸念を随分センターは持っ
ておられ
ます。県の連合会が取りまとめ
て、国
にも要望をされ
ており
ますが、この令和5年から始まり
ますインボイス制度、6年間は経過措置があり
ますが、令和12年からは相当な
額の支出が発生すると。いわゆる会員さんが免税業者扱い
になり
ますので、そっちの分
もセンターが納税するという流れ
になっ
ており
ますので、こちらがこれからの運営、経営
にどういった影響を与えるかというところで随分懸念されてるという状況があるということを報告させ
ていただき
ます。以上です。
○17番(福井康夫君) シルバー人材センターの補助金1,000万円余で、かつてよりかは減額をされた金額なんですね。シルバーの今の就業の受注件数約4,000件、で、270名、ざっと契約金額でいうと、8,700万円と3,400万円、1億2,000万円
にし
ても、契約の登録人員からすれば、平均すれば、40万円、年間ね。40万円、ないしは50万円ぐらいの収入ですわね。延べ人員でいうと、2万6,000人前後の延べ人員
になり
ますから、1人当たりでこれを計算し
て、今の収入
にすると、大体3,000円なんですね、1回。そういうような収入でやっ
ておいでで、何が言いたいか、これは非常
に所得について
もそう多くない、厳しい状態だろうと思い
ます。登録する
に、1人3,000円要るようです、年間ね、毎年。次年度登録すれば、さらに3,000円で、登録の中からこうして仕事をやっ
ておいでだということで、事業体の、この法人
も一借の
限度額、たしか700万円でされ
て、厳しい運営をずっとなさっ
ておいでで、市からの補助金
も、国
もですので、減額の下で、非常
にぎりぎりの状態で取り組まれてるのがここのシルバー人材センターだろうと思い
ます。いろんな意味で、また気づかれた面のサポート
もしながら、ひとつ令和3年度のこうした状況
も4年、5年
に生かし
ていただくよう
に求め
て、終わりたいと思い
ます。答弁あれば。
○健康福祉部長(東本和也君) 補助金の
額につきましては、令和3年度は
増額、経営状況の部分
もあり
ましたので、
増額はさせ
ていただき
ましたが、今年度はこれまでどおりの補助金ということ
になり
ます。ただ、今年度から軽度生活援助事業を当初の予算のとき
に説明はさせ
ていただいたんですが、これまで市がお願いする形で進め
てき
ました、いわゆる委託事業として進め
てき
ましたが、シルバー人材センターから、自らが実施主体となっ
て積極的
に利用促進を図りたいという旨の申入れがござい
ました。そちらで対応するということで、委託ではなく
て、その運営を支援する補助事業として対応するよう
になり
ました。補助事業として対応することで、市からのこれに対する事業補助金
も出
ますけども、同額が国から入っ
てき
ますので、そういった部分で
も少しは支援させ
ていただけるのではないかなと考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、4番田村閑美議員
に質疑を許し
ます。
○4番(田村閑美君) よろしくお願いし
ます。
では、認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定について2点お伺いいたし
ます。
まずは、
決算状況報告書1-7ですが、令和3年度一般会計歳出予算の不用
額の多い生活保護についてお伺いしたいと思い
ます。鳥飼議員
も先ほど生活保護について質問され
ましたし、藤井議員
も触れられ
ましたが、少し違う内容で質問をさせ
ていただこうと思い
ます。
一般質問でそもそも聞こうとしてた質問なんですが、令和3年度一般会計歳出予算の不用
額、生活保護予算
額が9億9,050万6,000円に対して8,060万943円の不用
額が出
てい
ます。このコロナ禍で、生活困窮者が増え
ているのではと思っ
てい
ました。138ページの3款3項2目の内容をよく見
てみ
ますと、保護の開始が45件、保護廃止が61件でした。先日の新聞報道では、県の社会福祉協議会が支援し
ているコロナ生活費特別貸付け、県内申込み1万2,000件、総額47億円、経済的困窮浮き彫りと見出し
にあり
ました。生活保護の手前が多いのでしょうか。事業の成果、保護廃止の現状について聞かせ
ていただきたいと思い
ます。
そして、現在、生活保護を受け
ている世帯の年代や世帯の状況など、現状と傾向、以上2点についてお聞かせ願え
ますでしょうか。よろしくお願いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 田村議員の御質問でござい
ます。
生活保護についての御質問でござい
ますが、まず、ちょっと不用
額について御説明させ
ていただき
ますと、生活保護受給者数
につきましては、議員おっしゃい
ましたよう
に、ここ数年、若干ではあり
ますけども、減少で推移し
ており
ます。その中で、令和3年度は特に医療扶助ですとか生活扶助の給付が当初の見込みより少なかったというところでの不用
額となっ
ており
ます。
生活保護の動向
につきましては、全国的な傾向と同様で、本市におきまして
も、リーマンショック後の経済雇用情勢の悪化を受け
て、平成20年代前半は受給者が急増し
ており
ます。その後は緩やか
に減少し
てまいり
ました。世帯数
も横ばい状況で推移し
てき
ており
ます。令和2年度は484世帯の597名、それから、令和3年度が481世帯の589名ということで、横ばい状況だというところが保護の動向
になっ
ており
ます。
受給者数の減少の要因でござい
ますが、経済雇用情勢の改善を背景として、失業や離職を理由とした保護の開始というものは減少し
てき
ており
ます。また、就労可能な受給者に対する就労支援ですとか社会保障給付に関するケースワーカーのサポートなど、自立
に向けた支援
も一定の成果
につながっ
ているんではないかと考え
ており
ます。加え
まして、平成27年度から生活困窮者自立支援法
に基づく生活保護
に至る前段階での自立相談支援の効果
も減少の要因だとは考え
ているところでござい
ます。
それから、受給者の構成といい
ますか、その内訳というようなところでござい
ますが、まず、保護開始の要因をまず申し上げ
ますと、令和3年度の保護開始は、先ほど議員おっしゃい
ましたよう
に、45件です。主な要因は、預貯金の減少、これが全体の24.4%です。次いで、病気、けがですね、傷病によるものということで17.8%、それから、就労収入の減ということで、これが15.6%、これが主なもの
になっ
ており
ます。
それから、保護の廃止の要因でござい
ますが、61件が廃止となっ
ており
まして、要因としましては、一番多いのが、やっぱり死亡ということでござい
ます。こちらが32.8%、それから、就労収入の増ということで14.8、それから、社会保障給付の増ということで13.1と、こういった内容
になっ
ており
ます。
それから、新型コロナによる生活保護への影響ということでござい
ますが、こちらの影響が懸念され
てはきたところでござい
ます。保護申請、受給者数の増加という形での現時点での影響は見られてないと、これは全国的
にも同様の傾向だと言われ
ており
ます。自営業の方など、多くの方が収入の減少などで生活不安
に直面されてる状況ではあり
ますが、令和2年の特別定額給付金や臨時特別給付金などの家計支援、それから、制度が拡充され
ました生活福祉資金、いわゆる特例貸付けです、などが少なからずの要因
になっ
ているんではないかとは考え
ているところでござい
ます。ただ、こういった制度が終了し
てしまい
ますと、リバウンドが考えられるというところはあり
ますので、こういった
新型コロナウイルスの影響が長期化し
ていけば、保護申請の増加は考え
ておかないといけないという状況
にあるんだろうと思っ
ており
ます。
受給者の構成とか特徴
についてでござい
ます。直近の受給世帯で類型別
に見
てみ
ますと、65歳以上の高齢者のみの世帯が全体の52.4%です。半分ちょっと出てるというところでござい
ます。次いで、障がい者世帯が16.3%、傷病者世帯が14.8%となっ
ており
ます。それから、年齢構成
につきましては、65歳以上が48.1%、それから、41歳から64歳が34.5%となっ
ており
ます。女性の高齢者の単身というので見
ますと、全体の24.4%という状況でござい
ます。
○4番(田村閑美君) 答弁いただき
ました。ありがとうござい
ます。本当に細かいデータを取っ
ていただい
て、すごくそのデータというのはこれから生き
てくるもんだと感じ
ており
ます。
先ほど答弁いただき
ましたとおり、私
も、このコロナ支援がほぼほぼ終わっ
て、もう支援が途切れ
てくるということに対して、本当にそのリバウンドを懸念し
ており
ます。本当にこれからがとても心配な状況
になっ
てき
ます。そして、そのリバウンド、これからの手だてとして、困窮者の中でも自死者を一人
も出さない、独りで亡くなっ
てしまうようなことが絶対
にないよう
に手だて
もし
ていただきたいととても切
に思っ
ており
ます。そういった部分で、困窮者支援は引き続い
て行政の力が本当に大切だと思っ
ており
ますが、その辺、今後についてどのよう
にお考えでしょうか。お願いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続き
まして、今後の展開といい
ますか、対策の展開ということ
になると思い
ます。
基本的
には、やはり相談支援中心
になっ
ていく、展開し
ていく格好
になるとは思い
ます。今の減少傾向を維持し
ていくため
にも、今後
も引き続ききめ細かな相談対応や支援
に努めたいと考え
ており
ます。市の福祉事務所の窓口におきましては、これまでからですけども、地域の民生委員さん、それから、各地域包括支援センター、それから、障害者支援センター、児童相談所などの関係機関とネットワークを構築し
ており
ます。そういったネットワークの中で連携を図った上で、生活保護や困窮に対する相談をきめ細かく対応し
てき
ており
ます。引き続きそういった助言、指導
も進め
てまいりたいと思い
ますし、保護申請を希望される方
には、手続についての支援
もさせ
ていただきたいと思っ
ており
ます。市の福祉事務所の窓口での相談対応
もちょっと申し上げ
ましたが、さらにそれを広げるということで、あんしん相談支援センターの相談窓口
もあると見
ていただければと思い
ます。そちらと
も常に情報を共有しながら、迅速な対応をし
ていきたいと考え
ており
ますし、これから
も個々の状況
に寄り添った形で、最後のセーフティーネットとしての生活保護制度を有効かつ適切
に実施し
てまいりたいと考え
ており
ます。
○4番(田村閑美君) 答弁いただき
ました。言われ
ましたよう
に、あんしん相談支援センター
も本当にたくさんの案件を抱えてるような状態でござい
ます。一般質問で
もちょっとお話しさせ
ていただき
ましたよう
に、本当に地域ぐるみでこういったのがどんどん進んでいき
ますことを願っ
ており
ますし、私
もその都度、ずっとこれから
もいろいろチェックし
てまいりたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
続き
まして、次の質問
に移り
ますが、子ども家庭課、ファミリーサポートセンター事業、3款2項1目、145ページ下段
になり
ます。コロナ禍で、サポートし
てもらいたいニーズと実現が減少し
ていることについてお伺いいたし
ます。
このような支援が本市
にあることを、恥ずかしながら
も、きちんと把握でき
てい
ませんでした。とても必要な支援だと思い
ます。いざとなったとき
に大切な我が子を頼めるところがあるのとないのと、精神的な重圧が大いに違い
ます。倉吉市では、都会で暮らす子育て世帯
に比べれば、祖父母や親戚が周り
にい
て、サポートし
てくれること
も多いかと思い
ますが、そうでない世帯
も少なくないのではと感じ
てい
ます。独り親世帯の場合は、特に必要な支援です。今回、コロナ感染症の影響があり、活動実績が大きく減少したとの報告ですが、コロナ前の活動実績はいかがでしたか。また、援助提供会員39名、援助依頼会員397名、両方会員1名です。援助提供会員の人数が依頼会員より少ないのは何となく想像でき
てますが、この援助提供会員
になるための資格と募集方法についてお聞かせください。そして、援助提供会員と依頼会員のコロナ前からの人数推移、そして、援助の受け方を教え
ていただけ
ませんか。まとめ
ての質問
になり
ますが、よろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ます。
ファミリーサポートセンター事業の御質問でござい
ますが、活動実績と減少した要因ということであり
ますが、令和3年の実績が書い
てあるよう
に、41件、それから、提供会員が39人と依頼会員が397人ということで、令和3年度の推移で見
ますと、ここ3年間は特に大きな数
に変化はないです。ただ、コロナ前の実績と見
ますと、100件程度あったということでござい
ますんで、半分以上減少したというところはござい
ます。その要因としましては、やはりコロナ禍で行動が制限されたり、人との接触を控えられたということ、それから、割と利用頻度の高かった依頼会員の方が、子どもさんが大きくなられ
て、その支援の必要がなくなったというようなところ
も、そういったケース
も数が減った要因とは見
ており
ます。
それから、援助提供会員
になるための資格と募集方法ということであり
ました。援助提供会員の資格
につきましては、ファミリーサポートセンターが実施し
ます講習を受講し、修了し
ていただくことが必要となり
ます。講習の内容
につきましては、保育の心ですとか、心の発達とその問題、体の発育と病気、子どもの世話と遊び、子どもの栄養と食生活などについて、保育士や保健師などを講師
に開講し
ており
ます。
なお、この講習の中
には、救急救命講習とか事故防止に関する項目が必須となっ
ており
ます。こちらの項目については、5年
に1回は継続し
て受講し
ていただくということ
になっ
ており
ますので、ほかの項目のフォローアップと併せ
て受講し
ていただい
てはおり
ます。
募集方法
についてでござい
ますが、募集チラシを作成し
ており
まして、子ども家庭課の窓口ですとかコミュニティセンターなど
に配架させ
ていただい
ており
ます。それから、市報
にも掲載を行っ
ており
ます。あとは、子育て総合支援センターの利用者への声かけ
も行っ
ており
ます。
逆
に、依頼会員の募集
につきましても、乳児の全戸訪問の際
にチラシを配布したり、概要を説明させ
ていただい
ており
ますし、子育て総合支援センターや保育所の子育て支援機関へのチラシの配架や、市のホームページで
も情報は提供させ
ていただい
ており
ます。
それから、援助会員ですね、援助会員と援助依頼会員の人数推移でござい
ますが、援助会員は、令和元年が40名、令和2年が36名、令和3年が39名と、40名前後で推移し
ており
ます。それから、依頼会員
につきましては、令和元年度が305名、2年度が303名、3年度は397名と、3年度については少し増加したという状況であり
ます。
それから、援助の受け方でござい
ますが、援助を受ける際
には、まずファミリーサポートセンター
に入会し
ていただくこと
になり
ますので、依頼会員としての会員登録をし
ていただく必要がござい
ます。次に、センター
に申込みをし
ていただき
まして、ファミリーサポートセンターは、その申込内容を確認し
て、提供会員を人選し
て、申込みのあった依頼会員
にその提供会員さんを紹介するという流れでなっ
ており
ます。基本的
には、実施日まで
に事前の打合せなどを行い
ます。預かりなどが主流
になっ
ており
ますので、そういった活動をする場合は、主
には子育て総合支援センターを活用し
ているという状況でござい
ます。以上です。
○4番(田村閑美君) 答弁いただき
ました。援助提供会員
になるための資格というのは、年齢
も関係ないんでしょうし、保育士と、あと看護師の資格
も要らないし、講習を受け
てもらっ
て、その都度更新し
てもらうという、ハードルはそんなに高くないというような内容かと思い
ますが、なぜ少ないのだろう。なぜ数字はあんまり変わらないのだろうと思い
ます。
そしてまた、依頼会員の人数の推移
も305人から、397人はちょっと少し多くなっ
て、よかったなと思い
ますが、本来、もっともっとこのニーズが高い部分だと思うのに、これが本当に利用されてないんじゃないかな、周知されてないんじゃないかなと感じ
てなり
ません。この1年で、しかも、
新型コロナウイルスですけど、1年で41件というのは、あまりに需要と供給が合ってないのではないかと心配し
てしまい
ます。この登録制度や申込みの仕方などが、今の子育て世帯
に合わせたネット活用やSNSでの広報など、しっかり手当てができるよう
に、受け身の支援ではなく
て、前向き
に子育て世帯を応援する支援の在り方をお願いしたいと思い
ます。しかも、もう今、本当に共働きが大半の時代
に、活用し
てもらいたい支援だと思い
ます。これは、本当にいい支援策があるのに、これを何かPRというか、全然、こういうのがあるよ、どんどん使っ
てねというアクションを起こしてないというよう
に感じ
てならないので、これからその支援方法をちょっと見直し
ていただけるよう
に考え
ていただくことはでき
ますでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 事業のPRをどんどんし
て、利用しやすい状況をつくりなさいということだとは思い
ます。この事業の総括といい
ますか、振り返りをする中で、やはり現状の援助会員と依頼会員の登録数のそういった状況を見
ますと、援助会員は40名前後で推移、それから、依頼会員は令和3年度は増加してるんですけど、あまり大きな変化はないという状況であり
ます。
それから、活動実績
につきましても、41件ということでござい
ますが、実人数で見
ますと、16人の利用ということ
になり
ます。1人が2回とか3回ということ
になり
ますので、そういったことから見
ますと、議員おっしゃい
ましたよう
に、この事業に対する認知度合いというのが低いんじゃないかなというのは我々
も認識し
ており
ますので、まず、そこを改善し
ていっ
て、認知し
てもらうということ。で、認知し
てもらった上で利用し
てもらうという、その段階的な成果のプロセスを踏んでいきたいなと思っ
ており
ますので、援助会員の人数が少ないというのは、これは全国的な課題で
もあり
ますので、そういったところ
も含め
まして、もう一度認知度合いから段階的なプロセスの中で成果向上
に向け
て取り組んでいきたいと考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 5回目
になり
ます。
○4番(田村閑美君) ありがとうござい
ます。そうですね、うちの娘
に聞いたところ、この制度を知ってるかと聞いたところ、そういえば保育園のとき
にペーパー1枚、申込用紙みたいなのがあっ
て、先生から配られただけで、その説明
も受けてないと。そのペーパー読んでみ
ても、大切な我が子を、それで、じゃあ、預け
ましょうかというような気持ち
にならないし、手続が面倒くさそうだし、近く
に私たちがいるので、そこまでの必要はなかったかもしれ
ませんが、そういった中で、プロフィール、例えば援助会員のプロフィールとか得意分野とか、私ならこういうふう
にお子さんと接することができるよとか、そういった案内であるとか、何か楽しそうとか、違うものをまた子ども
に授け
てもらえるとか、そういうようなちょっと目線を変え
て、新しい在り方の応募の仕方、募集の仕方というのをつけ
てもらったら、どんだけか喜ぶ人がいるだろうし、自分の周りで
もこれ使ってる人が1人
もいないと。でも、見
てて、使いたい人たくさんいるよと。たくさんいるけど、これを知らないし、事例がないから、聞かないから、やっぱし怖く
て預けられないというようなことを聞き
ました。そういった部分で、今答弁いただき
ましたよう
に、新しくどんどん変え
ていきたいと言っ
ていただいたと思っ
ており
ます。ぜひこれからまた進め
ていただき
ますようよろしくお願いし
ます。以上で終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。あり
ますか。
○健康福祉部長(東本和也君) 今、総括のところで申し上げ
ましたとおりでござい
ますが、援助会員さんは今現在39名でござい
ますが、これを増やし
ていくというの
も全国的な課題と申し上げ
ました。ただ、増やすこと
も当然大事なんですけども、市内
に満遍なくい
ていただくということ
も大事かなと思い
ます。そういったところ
も踏まえながら考え
ていきたいと思い
ますし、あと、そのニーズ
に対応し
ていくということからすると、やはりニーズ
も多様化し
ており
ますので、その多様化
に堪えれるかどうかということ
も踏まえ
て、事業の構成を考え
ていきたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
暫時休憩いたし
ます。
午後2時34分 休憩
午後2時44分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
議員の皆様
にお願いいたし
ます。本日は議案質疑であり
ます。一般的な質問
にならないよう
に発言をお願いいたし
ます。
次に、4款衛生費について質疑を求め
ます。
2人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、7番大月悦子議員
に質疑を許し
ます。
○7番(大月悦子君) それでは、同じく令和3年度の一般会計の決算の認定について質問いたし
ます。
決算状況報告書は154ページです。内容は、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費についてであり
ます。内容は、妊娠・出産包括支援事業の特に産後ケア事業についてのみお聞きし
ます。
この事業の決算総額は、674万9,000円の事業でござい
ます。まず、この産後ケアの事業というのは、2019年の母子保健法の改正によって、産後ケア事業の実施は各自治体の努力義務とされ
てい
ます。そうあるので、産後ケアは産後のママさんの心身の回復をサポートするもので、自治体によって様々な支援があるようです。この決算の内容を見
ましたら、倉吉市では乳児の一時預かりが1回、ショートステイが3回、母子デイサービスが4回と書い
てあり
ますが、まず最初
に、この回数と、それから、利用者の人数は同じかどうかということをまず最初
にお聞きし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 大月議員の御質問
にお答えいたし
ます。
妊娠・出産包括支援事業の御質問でござい
ました。こちらの中の産後ケア事業
についてであり
ますが、議員おっしゃい
ましたよう
に、令和元年の母子保健法の改正におきまして、市町村実施の努力義務が規定されたところであり
ます。国が示し
ます実施類型としましては、短期入所型、それから通所型、そして、居宅訪問型と3つの類型がござい
ます。本市におきましては、この事業
につきましては、平成30年7月から産後ケアの事業を開始し
ており
ます。先ほど申し上げ
ました国が示し
ます3類型の事業と併せ
まして、乳児のみを預かるデイサービス事業
も本市においては実施し
ており
ますので、4パターンで実施させ
ていただい
ており
ます。それの実施状況がこちらの資料
に書い
てござい
ますとおり、乳児の一時預かり1回、これが市独自の事業でござい
ます。それから、母子のショートステイ3回、もう一つが母子デイサービスですね、4回ということであり
ますが、すみません、何名が何回利用されたかというところはちょっと資料を持ち合わせ
ており
ませんので、またそこは御報告させ
ていただきたいと思い
ます。
この事業の概要を少し説明させ
ていただき
ますと、利用者負担
につきましては、国が示し
ます短期入所型、通所型、居宅訪問型を利用される場合
につきましては、こちらは無料で利用し
ていただけることとなっ
ており
ます。
なお、市が独自でやっ
ており
ます乳児のみを預かるデイサービス
につきましては、世帯の課税状況
に応じ
て利用料を頂い
ているというところでござい
ます。以上でござい
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ます。少し説明を加え
ていただき
ましたが、もう少し突っ込んでお話を聞きたいと思い
ます。
乳児の一時預かりというのは、どこがどのよう
に預かるのかとか、それから、ショートステイ
も同じよう
に、どこが預かるのかとか、デイサービスはどうするのかというような具体的なサービスの内容を教え
ていただきたいのと、それから、先ほど、費用のことを言っ
ていただき
ましたけど、一般的
にはショートステイで
も1泊で平均7,000円がかかるということなので、それぞれの市によって負担の割合が違うということとか、デイサービスで
も2,300円ぐらいとか、自宅の訪問で
も1,200円ぐらい必要だということが一般的
には言われ
てますけど、これは先ほどの中では、これ全て市が負担をするということと捉え
てよろしいでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ますが、まず、乳児のみを預かるデイサービス、それから、ショートステイと母子が利用できるデイサービス、こちらは市内の打吹公園クリニックで実施し
ており
ます。それから、居宅訪問型のサービス
につきましては、在宅の助産師さん2名の方
に訪問し
て対応し
ていただい
ており
ます。
まず、利用料の話
になり
ますが、乳児のみを預かるデイサービス
につきましては、課税状況
に応じ
てということを申し上げ
ました。市民税の課税世帯
につきましては、4時間までが1,800円です。4時間から8時間の預かりが3,300円
になり
ます。それから、非課税世帯
につきましては、4時間までが600円、4時間から8時間
になり
ますと、1,100円ということであり
ます。それから、無料
につきましては、国、県、市が負担し
て無料
にするというものでござい
ます。以上です。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ます。
それから、じゃあ、この在宅の訪問事業は職員が訪問されるということと理解し
てよろしいでしょうかということと、それから、クリニック
に一時預かりとかショートステイはお願いされてるとあり
ましたけど、1か所のクリニック
に契約をされてるということでしょうか。その点をちょっとお伺いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) まず、在宅訪問型
につきましては、在宅の助産師さん
にお願いをし
ており
ます。
それから、ショートステイ、デイサービス
につきましては、打吹公園クリニック1か所でござい
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。いろいろ分かり
ましたので、本当に産後のママさんの心身の回復をサポートするの
に大切な事業だと思い
ますので、たくさんの方が利用し
ていただきたいと思い
ます。
県内で
もこの事業が始まり
ましたとき
に、産後ケア事業で民間の方が、居場所というか、産後
にゆっくりとし
て過ごせれる何か居場所をたくさんつくっ
ている市町村
もあるみたいですが、倉吉市
にはそういう施設は今はないとお聞き
もしたんですけど、あるのか。それから、予定されてるのがあるということをお聞き
になっ
ているのかということ、その辺を少しお伺いしたいなと思っ
てい
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 先ほど申し上げ
ましたよう
に、デイサービスについては、クリニック1か所でござい
ますし、あと、助産所が2件、市内
に1件、町
に1件あり
まして、そちら
に在宅助産師さんということでお願いはし
ており
ますが、今のところ、それ以外の居場所というところでの施設はうち
にはないという状況です。
○議長(福谷直美君) 5回目の質問
になり
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。本当に子育てをする、少子高齢化においては、もう本当に子育て
に安心し
て育てられる環境はとても大事だと思い
ますので、この事業は大いに発展させ
ていただきたいと思い
ます。ありがとうござい
ました。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) では、4款1項1目の妊産婦・乳幼児健康診査、153ページの分ですね、について伺い
ます。
これは、令和3年度の新規事業であった新生児聴覚検査について、どのよう
に実施されたのかという、その仕組みとか検査結果について教え
ていただきたいなと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 竺原議員の御質問でござい
ます。
妊産婦・乳幼児健康診査のうちの新生児聴覚検査についてであり
ます。こちら
につきましては、国の通知において、早期
に発見され適切な支援が行われた場合
には、聴覚障がいによる音声言語発達等への影響が最小限
に抑えられることから、その早期発見・早期療育
に向け
ての実施ということが重要だということがあり
ましたので、それを受け
まして、全ての新生児
に受診し
てもらうため
に、検査
に係る費用負担の軽減を図るという取組で、令和3年度から助成事業として実施し
ており
ます。
まず、助成事業の説明をさせ
ていただき
ますと、検査費用
に係る一部を助成するというものでござい
ますが、医療機関によりまして多少の違いはござい
ますけども、大体検査1回当たり3,000円程度かかるということで、これに対して2,000円の助成ということで行わせ
ていただい
ており
ます。
実績、結果ということにつきましては、令和3年度は検査実績について、284名の検査実績があり
ます。書類上は228名となっ
ており
ますが、ちょっとこの差
につきましては、検査費用の支払いの関係で、国保連合会を通じて支払っ
ており
ますので、2月、3月の分が上がっ
てき
ており
ませんので、その分が翌年度
に回っ
てしまい
ますので、ちょっと差が出
てきてるというところで御理解いただければと思い
ます。
その結果、284名の検査実績の結果、3名の新生児
に再検査ということがあり
ました。こちら、既に医療機関
につないで、次の受診
につなげ
ているという状況であり
ます。
検査の実施方法は、入院中
に受診し
ていただき
ますが、生後3日以内
に基本的
には実施されるということ
になっ
ており
ます。入院中
に結果が説明され
て、必要があれば、再検査というような、そんな流れでござい
ます。以上でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) では、全員
に検査をし
てくださっ
ていたということで受け
てよろしいでしょうか。一応任意の検査ということ
になってるので、全国的
にはね、受けないと言われる方があった場合
に、その後、どうフォローし
ていかれるのかなとか、または、難聴の疑いありと言われた場合
に、その場では再検査し
てくださいねと言っ
ても、その後、行かれない人が他県ではあったりとか、そういうこと
もあるということで、行かれない人に対するフォロー、1か月健診のとき
に保健師さんから様子を聞かれるとかというようなこと
も必要だとかいう話
もあるんですけども、うちの場合は、取りあえずそういうこと
もなく、皆さん受け
てくださってるというところで、そういう漏れを、受けない人というものをちゃんと支え
ていく、フォローし
ていくため
に、母子健康手帳
に受けたかどうかの記載
もしたほうがいいよみたいな話
もあったと思うんですけども、でも、正式
にはそういう欄はまだない、あるのかないのか。正式な欄がないんだったら、そのメモのところ
にちゃんと書くよう
になってるということを徹底され
ているのか。私が心配するのは、難聴の疑いありと言われ
ても、その後、結局、自己負担
になっ
ていくというところで、そのまま検査しないでいっ
てしまう人ができ
てしまわないよう
にということをすごく願っ
ているところなので、健診ごと
にちゃんと保健師さん等で声かけをし
ていっ
ていただく仕組みがちゃんとあっ
てほしいなと思っ
ているところですが、いかがでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問であり
ますが、検査
につきましては、この助成事業の利用
も含め
て、まずは、妊娠届の際
に説明をさせ
ていただい
ており
ます。その後、妊婦健康診査ですとか、入院時
に受けてないというケース
もある可能性は当然あり
ますので、産後の健康診査の際
にも説明と受診勧奨はさせ
ていただい
ており
ます。
それから、退院された後の新生児訪問の際
に母子健康手帳で検査の受診状況が確認でき
ますので、そちらでも確認させ
ていただい
て、仮に受けてないという方
には、当然勧奨はさせ
ていただい
ており
ます。結果を確認させ
ていただく中で、乳幼児健診の中でも、やはり何かあれば、継続的なサポートはさせ
ていただい
ており
ます。
○12番(竺原晶子君) 先ほど説明し
ていただいたよう
に、早期発見によって、やはりこの難聴ということがきちんとケア、支援ができ
ていけば、言語の発達とか社会参加
にも影響し
てき
ますし、自立
に向けた第一歩
になるということで、非常
に大切な事業だと思い
ますので、今後
も粛々と、きちんとケアし
ていっ
ていただきたい、サポートし
ていただきたいなと思っ
ており
ます。
では、次の4款1項1目、母子健康教室について伺い
ます。153ページです。
離乳食講習会302人とえっぐクラブの290人というところ
に資料送付と記され
ているんですが、それは、実際、実施の状況を教え
ていただきたいなと思い
ました。また、当初予算では思春期保健対策講演会というのが予定され
ていたんですが、決算
には掲載され
てなかったので、実施されなかったのかなということと、これ実施された場合は、受講対象者というのはどのような方が受けられるものなのかというのを教え
ていただきたいです。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
母子健康教室
についてでござい
ます。まず、講演会の件でござい
ますが、思春期の心と身体の健康教育事業ということで、この講演会の開催を当初予定し
ており
ました。こちら
につきましては、中部定住自立圏共生ビジョンの中
に位置づけられた事業でござい
まして、1市4町が主催で行う講演会であり
ます。生きるための心の教育ということで、継続的
に実施することの大切さについて学ぶことを目的とした講演会の開催でござい
ます。平成27年度から令和元年までは、そういった形で「生きるための心の教育」と題し
て講演会を実施し
てまいり
ました。講演会の対象者
につきましては、小・中学生、高校生の保護者、それから、保健、医療、福祉、教育の関係者と、地域住民
も広く講演会の対象とし
ており
ます。令和3年度
につきましては、
新型コロナウイルスの関係で開催はできなかったということであり
ますが、中部の学校保健会、養護教諭部会の協力を得
まして、各学校でどういったそういう思春期の研修とか授業とかをやってるかという現状把握はさせ
ていただいたのが令和3年度でござい
ます。
それから、離乳食講習会、えっぐクラブの資料送付でござい
ますが、まず、離乳食講習会でござい
ます。こちらは、母子保健法、それから食育基本法、そして、倉吉市いきいき健康・食育推進計画
に基づい
て、保護者が離乳食について正しく理解し
てもらうとともに、実践し
てもらうことを目的
に講習会を開催し
てきたものでござい
ます。対象は、生後4か月から5か月のお子さんがおられる保護者で、伯耆しあわせの郷の調理室を会場として行っ
ており
ます。その対象者全員
に案内をさせ
ていただき
ます。そこから申込みのあった方が講習会
に出られるということですが、資料送付に関しては、全員
に案内させ
ていただい
ており
ます。内容的
には、離乳食の実践の参考となる資料ということで、「離乳食が簡単
に作れる乳児の食事」というタイトルの資料を送らせ
ていただい
ており
ます。実際
に講習会はそれ
に基づい
て実践し
てみるということで、講習会をさせ
ていただいてるという状況です。
それから、えっぐクラブ
につきましては、こちら
も母子保健法
に基づい
て、妊婦さん、それから、その夫、パートナーを対象
に、妊娠、出産、育児の情報提供を行うことで、これから始まる育児へのイメージをもらっ
てもらい、家族で育児し
ていくという意識を高め
てもらうということで、教室を開催し
てき
ており
ます。ただ、
新型コロナウイルスで開催できないということであり
ますので、資料を送らせ
ていただき
ましたが、妊娠期
に役立つ資料という形で、「母子モ」アプリのインストール勧奨チラシ、それから、リスクを知っ
て備えよう、妊娠中の災害対策といったチラシ、それから、さんきゅうパパ準備BOOKを一緒
に送付させ
ていただい
ており
ます。また、母子手帳アプリですね、「くらすけくんのあしあと」ですけども、こちらで動画
も配信し
ており
ます。その内容は、沐浴体験、赤ちゃんだっこ体験、それから、子育て総合支援センターおひさまの紹介ですとか、市が実施し
ており
ます子育て支援事業などを紹介させ
ていただい
ているということ。それとあわせ
まして、教室が開催できないということがござい
ますので、電話相談として、妊娠後期、8か月ですけども、その方
に電話による保健指導を行っ
ており
ます。それで、体調の確認ですとか出産、育児に関する悩みを聞い
て、相談
に応じ
ていると、そういった内容でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) ありがとうござい
ました。講習会は実施でき
ているということ、人数制限とかということ
もある、希望者
には全員一応でき
ているということですね。
えっぐクラブは開催され
てなかったけども、たくさん資料を送っ
ていただいたり、ちゃんとそのための相談でということで、相談件数とか、多かったですかね。どうなったのかなと思いつつ
も、きちんとうまくそこが対応でき
ていれば、ありがたいなと思っ
てい
ます。
回数があるので、ちょっと次に……。今、何回目ですか。
○議長(福谷直美君) 今、4回目。
○12番(竺原晶子君) 次
も一緒
に入っ
ていき
ますが、次の4款1項1目の乳幼児集団健康診査、155ページなんですけども、当初予算では、保健師1名264万円、報償費、医師等275万5,000円、委託料289万円かな、ちょっとごめんなさい、金額がちょっとおかしいな、私。委託料ということで計上され
ていたんですが、保健師さんは決算では書いてなかったというか、計上されてないよう
に見えたんですけども、これ雇われなかったのかなというところと、会場は全て伯耆しあわせの郷で行われたのでしょうか。6か月健診は、報償費の医師がされたのか。ちょっと当初予算のときと決算のときの書き方が少し違って
て、対比し
て見てたんですけど、その辺がよく分からなかったので、その後の健診と相談は委託先の医師だったのかというようなことをちょっと整理し
て、その辺教え
ていただけたらなと思うんですけども、もう1点あり
ました。医師への依頼方法とか、そういうものをちょっと教え
てくださいというところです。
○健康福祉部長(東本和也君) まず、えっぐクラブ、教室での電話相談
につきましては、対象者の方
にはこちらからアプローチするような形
にし
ており
ますので、その中でどれだけの相談があったかというのはちょっと分からないですけども、こちらから声をかけ
て確認等、聞くよう
にさせ
ていただいてるということであり
ます。
それから、続い
ての御質問です。
乳幼児集団健康診査でござい
ますが、まず、資料
に書い
てあり
ます健診の受診状況の説明をさせ
ていただき
ます。100%じゃないということであり
ましたので、そちらの説明をさせ
ていただき
ますと、こちらの受診率
につきましては、まず、6か月児健診でござい
ますが、健診時点で入院されてる乳幼児とか里帰りの方がいらっしゃるという、そういったケースがござい
ますので、100%
にはならないというところでござい
ます。
それから、1歳6か月児健診と3歳児健診の場合でござい
ますけども、こちらはそんなに数は多くないんでござい
ますが、対象月
に受診ができなかったというケースがやっぱりあり
ます。それから、そのため
に年度をまたいでしまったということで、数字が年度で移動してるというケースがあり
まして、結果として、1歳6か月が98.2%、3歳児が99.1%という結果
になっ
てき
ており
ます。こちらは、当然全ての対象者の方
に受診し
ていただくことが前提であり
ますので、されないというケース
もあり
ますことから、保育園などの関係機関での情報提供ですとか、個別の家庭訪問の中で、状況を含め
て対応を行っ
ているというところでござい
ます。
それから、健診を依頼する医師の依頼方法
もあったですかね、それはなかったですか、すみません。(発言する者あり)この健診
につきましては、まず、中部医師会
に協力をお願いし
てます。協力はお願いするんですけど、直接的
には開業医、いわゆる小児科の先生とのやり取りということで、報償費を払わせ
ていただいてるというところであり
ます。それから、厚生病院
につきましては、この健診事業そのものをお願いするということ
になり
ますので、委託料で対応させ
ていただいてるという状況、内容でござい
ます。
○議長(福谷直美君) 5回目です。
○12番(竺原晶子君) 報償費の医師は医師会で、委託というのは厚生病院さん
に委託されてるということで、当初予算のとき
に、保健師1名が264万円みたい
に書い
てあったんですけど、そこが決算
には書いてなかったので、何かなと、ちょっとそこの表記が何だったんだろうというのは、今ちょっと分からない状況です。
最後なのですが、要は、この母子健康教室とか健診とかによって定期的
に子どもたちを見守りをし
て、ネグレクトや虐待など、そういうものがないか早期発見
につながるよう
にということで、今、健診
に来れてない方
には、関係機関とつながったり訪問したりされてるということがあり
ましたので、今後とも健診、相談対応などを関係機関と連携し
てぜひ見守っ
ていただけたらなと思っ
ており
ます。よろしくお願いし
ます。
保健師さんの件をちょっと、分かればと思うんですが、後からでも教え
ていただけたらと思い
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 分かり
ました。健診、乳幼児健診
につきましては、全ての方
に受け
ていただくよう
に取り組み
ます。
それから、保健師の件ですけども、この
決算状況報告書の157ページの上段のところ
にござい
ます乳幼児健康診査感染症対策事業のところで執行し
ておるというところです。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結をいたし
ました。
次に、第5款労働費について質疑を求め
ます。
質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結をいたし
ました。
次に、第6款農林水産業費について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
5番
鳥羽昌明議員。
○5番(鳥羽昌明君) 私からは、6款について、2つの事業を質問させ
ていただきたいと思い
ます。
まず1つは、6款2項2目、事業名、造林についてです。
決算状況報告書101ページの上段
になっ
ており
ます。
この件については、私
も一般質問で少し触れさせ
ていただき
ました。恐らく市民の方、生活する上でそんなに実感はないことかなと思うんですけども、大変重要な事業かなと認識をし
ており
ます。それで、資料を見させ
ていただき
ますと、その実績の中
に、森林整備意向調査であったり、森林経営管理計画の作成であったり、伐採業務とあるんですけども、まず、この事業の流れについて、森林整備はどう進められ
ていくのかということが1点と、もう一つは、一般質問の答弁で
もあったんですけども、森林環境譲与税の使い道で、現在主
に調査業務
に充ててるという答弁があり
ました。改めて、意向調査の進捗状況と、あと、現時点での結果、どういった意向が確認でき
ているのか、この辺り分かれば、教え
てください。
○生活産業部長(谷田富穂君) 鳥羽議員に対しましてお答えを申し上げ
ます。
まず初め
に、森林整備の流れ
についてでござい
ます。
御承知のとおり、森林整備
につきましては、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、林産物の供給など、森林が持っ
ており
ます多面的な機能の維持、増進を目的としたものでござい
ます。そこで、まず、国が森林・林業基本法
に基づき
まして、森林資源の適正な管理や利用など、その基本的な方針についてを森林・林業基本計画としまして定められ
ます。これを受け
て、農林水産大臣が森林の整備及び保全の目標、伐採立木材積、すみません、専門用語
になるんですけど、伐採する木がどれぐらいのボリュームがあるのかというようなこと、そういった各種の計画量、または施業、これが本当、植栽から下刈りから間伐から、そういうふう
に森林を育成するため
に行う一連の行為でござい
ますけども、そういった施業の基準等を示し
ます全国の森林計画というものを立てること
になっ
ており
ます。
そして、それを受け
まして、鳥取県では、県としての森林関連施策の方向や地域的な特性
に応じた森林整備、保全の目標を立てる。これが地域森林計画として立てる形
になり
ます。この計画
に基づき
まして、続い
て、市で最終的
に地域の森林、そして、林業の特徴を踏まえた森林整備の基本的な考え方や、これを踏まえたゾーニングだとか、地域の実情
に即した、そういった森林整備をどう進め
ていくのか。森林施業について標準的な方法だとか森林の保護等の規範、路網の整備の考え方等を定め
ていき
ます。市町村森林整備計画をつくるという形
になり
ます。倉吉市においては、倉吉市森林整備計画を平成31年から策定し、計画期間としては令和11年末までをということで定めたものでござい
ます。そこの中でですが、市町村の計画に従いまして、森林の施業や保護を確保し
ていくため
に、森林法によります伐採、伐採後の造林の届けの制度だとか、森林の土地の所有者届出制度だとか、施業の勧告、十分なそういった対応がしてないような場合は、指導をし
ていくというようなこと、森林経営計画制度の措置等が講じられてるという状況でござい
ます。
そこの中で、続い
て、森林経営管理という言葉
も出
ましたので、そちらについて
も触れさせ
ていただきたいと思い
ます。
森林経営管理の仕組み
についてでござい
ますが、本来は、この森林の管理といい
ますのは、所有者が行うべきものではあるんですけれども、平成30年5月
に森林経営管理法が成立し
まして、平成31年4月から施行され
ました。これによりまして、手入れの行き届いてない森林については、市町村が森林所有者から経営管理の委託を受け
て、林業経営
に適した森林については、地域の林業経営者
に再委託するという、そういった制度が定められたということでござい
ます。これ
に基づき
まして、市町村としては、まずは、森林所有者に対して、今の森林管理について所有者の方がどう考え
てらっしゃるのか、まずは、そこを調査するということでスタートするという考え方として、そういった調査が出
てくるということとなり
ます。
その主な内容
についてでござい
ますが、市におきましては、この事業
につきましては、令和元年から年次的
に意向調査を実施し
ており
ますが、ある程度長い期間がかかる見込みでおり
ます。優先順位をつけながら、間伐など森林整備を進め
ていくんですけども、そのため
にも、やはり必要なそういった作業路網等の整備
も行っ
ていくこと
も必要
になっ
てき
ます。そういった大きな動きの中で意向調査というものを進め
ていくわけですけれども、意向調査で所有者の方
に確認を取らせ
ていただくという事例でござい
ます。
その結果の概要等
につきましてですけども、これまで
に令和元年から進め
てき
ており
ますが、令和3年については、直近では、高城地区の一部で調査を進め
てき
ており
ます。その意向調査から見え
てき
ます姿としましては、高城地区の一部ではござい
ますが、対象者166人に対して調査を行い
ました。大きな概要となり
ますけれども、その対象とする山林については、自分が所有者である方は、98人、約81%の方が認識をし
ているという状況でござい
ました。そして、その中で、管理や手入れの状況はどうなのかという問いに対しては、管理や整備はしてない方が87人、約73%の方の回答がそうでした。過去10年間
に整備を行ったかという問いに対しては、整備はしてないという方が84人、70%、今後の経営の管理についてどう考えるかということで、市
に委ねることを検討したいという方が63人、約53%でござい
ました。これまでのそのほかの地域での調査
も大体同様の傾向でござい
まして、自分の所有であるということは大まか認識はし
てらっしゃるけども、管理や手入れ等は日頃はし
てらっしゃらない。この10年の中では、特に7割の方がそういった整備をしてないと。今後についてどう考えるかについては、なかなか自分でできないため、市
に委ねたいという大きな傾向というのが見え
てきたという状況でござい
ます。自ら
も、そういった森林を管理しようとする所有者が非常
に少ないというのが明らかであるということが見えるかと思い
ます。これは、市
に管理を委ねることを検討とされた森林については、今後、所有者と調整を図っ
ていく形
になり
ますが、その次に、森林経営計画
に入れるかどうかということが出
てき
ます。そこを市で判断をしながら、適切
にそういうふう
に森林管理が行われるよう
に、これから進め
ていきたいというのが今現在として思っ
ているところでござい
ます。以上でござい
ます。
○5番(鳥羽昌明君) 分かり
ました。本当長く地道な取組かなと
も思い
ますし、ある意味で、空き家問題
に通ずるような少子高齢化時代の本当にこれから重要な難しい問題だなというのを感じ
ました。そういったところが調査によって明らか
になっ
ていくということかなと思い
ます。
そのため
に、森林環境譲与税というのが本当非常
に重要かなと
も考え
ますし、次のもう一つの事業についての質問
に移り
ますけども、次のページの緊急間伐についてですね。これ
も一般質問でちょっと触れ
ましたけども、環境譲与税分担金の支出先として、調査を進めながら、緊急間伐
も同時に行っ
ているという答弁があったかと思い
ます。実際、CO2の排出量
も削減傾向
にあるということ
もデータから分かっ
ており
まして、その要因として、緊急間伐というのが上げられるということ
もお聞きし
ており
ます。この緊急間伐についてですけども、場所の選定とか、そういった基準や考え方、例えば災害
につながりやすいようなところから優先的
に選んでるのか、ちょっとその辺りのところを教え
ていただきたいのが1点と、もう一つは、
決算状況報告書を見ると、事業の実績の中
に、間伐の場所だったり、面積が記載され
ており
ますけども、そもそも市内でどれぐらい間伐の必要な面積があるのか、想定されるのか。その辺り
ももし分かれば、ちょっと教え
ていただければと思い
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 鳥羽議員の続い
ての緊急間伐についての質問でござい
ます。
まず初め
に、対象地をどう選定し
ているのかということでござい
ますが、間伐の対象地域については、鳥取県中部森林組合が策定し
ました森林経営計画を基
に、それと施業の予定地の立地条件等、そういったものを勘案しながら、そして、森林所有者の方との調整を行いながら選定してるという状況でござい
ます。令和3年12月末の時点での計画に対します進捗といたし
ましては、市内を主
に5つのブロック、5つの区域
に分け
ておるんですけども、進捗として98.6%の地域があれば、17.9%という形で、大きな開きがあるという状況でござい
ます。関金の矢送地区で38.9%、山守で98.6%、倉吉東で21%、倉吉南で26%、倉吉北で17%という形で、地域の中でやはり大きな開きがあるという状況でござい
ます。全体としては、42.56%という数字があるようでござい
ます。この開きがあるという要因なんですけども、作業のそういった作業路網が未整備であったりとか、災害によって、そういった作業道の復旧が遅れるというようなこと
もござい
ます。ただ、間伐が遅れ
ますと、樹木の成育
に大きな影響
もあるというようなことがござい
ます。災害
も発生しやすくなるというような、そういうようなこと
もあり
ます。ですから、間伐の一層の推進を図っ
ていきたいという思いではござい
ます。
この間伐が本当に必要な面積ってどれぐらいあるのかということ、実は明確なお答えがないんですけれども、中部森林組合が平成30年
に向こう5年間でのそういった森林経営計画をつくった際
に、間伐の計画としては約550ヘクタールを予定され
ており
ました。ただ、市の林野のそういった面積というのは、1万8,500ヘクタールあるということがござい
ます。まだまだ莫大な量がござい
ます。そこの中でも、間伐が特に必要となり
ます杉ですとかヒノキのそういった人工林というのが約8,300ヘクタールあるというようなことがあるようでござい
ます。約8,300ヘクタールのうち、計画の中では約550ヘクタールというようなことでござい
ます。ですから、ある程度杉で間伐
に適した15年から20年だとか、ヒノキで15年から20年だとか間伐を実施すべき標準的なそういった年限があるんですけども、それを考えたところでも、非常
にそこのところ
に追いつくだろうかという、非常
に、何
ていい
ましょうか、難しさがあるだろうなということを考えてるところでござい
ます。とはいえ、まずは、遅れ
てはいるところですけども、今現在のそういうふう
に中部森林組合が立て
ておられ
ます計画をしっかり目標値としまして、この作業を進め
ていくということ。そして、令和5年度から次のそういった計画をつくるもんですから、より実効性のあり
ますそういった内容を盛り込んでいくということ。そして、有効
に活用させ
ていただきながら、そういった市内の森林の間伐を推進し
ていきたいということを考え
ておるところでござい
ます。以上です。
○5番(鳥羽昌明君) 分かり
ました。なかなかこの事業自体は本当に日の当たらない事業かなと思い
ますけども、ずっと続い
ていく大事な事業かなと思い
ます。まとまった
額もやっぱり必要
になっ
てくると思い
ますので、市
にはしっかりと市民の方
に知っ
ていただくよう
に努力をお願いしたいなと思い
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第7款商工費について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
7番大月悦子議員。
○7番(大月悦子君) それでは、決算の認定で、
決算状況報告書の113ページです。7款の商工費、1項の商工費、2目商工業振興費についてです。事業名は倉吉市くらしよし産業元気条例推進事業で、決算
額はゼロとなっ
てい
ます。この条例は、地域産業を元気
にすることで、結果として市民の生活をより良くすることが地域産業の振興の究極の目的であると条例の中
には書い
てあり
ました。また、条例
には、地域産業の振興に関する市民と事業者と産学金官が協力をし
て地域産業の振興
に取り組むため
に推進体制が必要だとあり
ます。その推進体制は、進捗状況の管理とか成果とか、それから、評価などを行うものだと書い
てあり
ます。今回は、委員会は調整ができなかったので、開催ができなかったと記入がし
てあり
ます。
まず最初
にお聞きしたいのは、この委員会は何人ぐらいで構成され
ていたものなのかということと、それから、開催しなかったのは多分、多分というか、
新型コロナウイルスのせいだと思い
ますが、令和2年はどうだったのかということの過去の経過
も教え
ていただきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 大月議員から、倉吉市くらしよし産業元気条例推進事業についての御質問でござい
ます。
こちら、会議の開催についてでござい
ます。議員から
説明いただきました。倉吉市におきましては、地域経済の活性化と雇用の創出を促進する取組を進めるため
に、倉吉市くらしよし産業元気条例
に基づき
まして、倉吉市地域産業振興ビジョンを策定してるところでござい
ます。ビジョン
につきましては、市の総合計画と連動しつつ、市内の実態を反映した振興策となることが求められ
ておるという観点から、令和3年度におきまして
も戦略会議を開催するための予算を計上したところでござい
ますが、会の開催
に至らず、執行
に至らなかったという状況でござい
ます。
会の開催
につきましては、令和4年
に入っ
ても、実はいろいろ検討したところでござい
ます。ですが、先ほどお話があり
ました、コロナ禍の収束が見えない中で、
新型コロナウイルスへのそういった経済対策等の対応等
にやはり追われ
てしまったと言い訳
にはなっ
てしまうんですけども、というのは実際のところござい
ました。毎回の議会でそういう補正予算という形を出させ
ていただい
ておったところでござい
ますけれども、その分どうして
も限られた人数というようなこと
もあり、なかなかそれができなかったというところがござい
ます。
ただ、コロナ禍におきまして、そのいろんなそういった施策を組み立てるに当たりまして、地域経済の維持、雇用について、やはり検討する際
には、必ずそういった産業界の方ですとか金融の方、またはいろんなこういう関係者の方、20人、30人毎回毎回いろんな形でヒアリングを続けさせ
ていただい
て、そういうふうな議論というのはさせ
てはいただいたところでござい
ますが、この会の開催まで
には至らなかったというものでござい
ます。予算としまして要求し、認め
ていただいた事業でござい
ます。それができなかったということがござい
ます、大変申し訳ござい
ませんでした。
○7番(大月悦子君) もう一つ、委員さんは何人ぐらいかということを、後でまたお聞きしたいと思い
ますので、追加し
てお願いいたし
ます。
聞き取りのとき
に伺ったら、この事業はとても大事なことなので、委員会のため
に多分準備され
ていたと思い
ます。もしもそうであれば、委員さん
に今の状況を紙ベースで
も報告されるとよかったのではないかなと思い
ます。そうしないと、委員さんの士気が下がるというか、ずっと会議はしないまま
に終わっ
てしまうというか。何かよく聞き
ましたら、途中で委員さんが替わられ
ているというか、だから、一回
も参加され
ていない委員さんがあるとお聞き
もし
ましたので、やっぱりこの事業
に関心を持っ
てもらうため
には、そういう紙ベースで
も今の進捗状況とか分析結果は多分され
ていることだと思い
ますので、それはお知らせし
てあげるほうが、やっぱり自分のこととして受け止められること
になるのではないかなと思い
ますので、次回からは、今はもうリモートで
も参加ができるような体制が取れつつあり
ますので、そんな形で
も参加をし
て、皆さんの意見を聞い
て、本当に倉吉市の地域産業の発展
に皆様
に関心を持っ
ていただい
て、みんなで市民一体となっ
てつくり上げるという方向
に持っ
ていくため
に、努力
もし
てほしいなと思っ
ての質問でした。
じゃあ、残ってることを回答し
てください。よろしくお願いし
ます。
○生活産業部長(谷田富穂君) 続い
ての質問でござい
ます。大変失礼いたし
ました、委員の数については15名を予定をし
ておるという状況でござい
ます。この委員会でござい
ますが、実は、この令和3年度におきましては、任期が実は切れたということがあり、次の委員をまた再任すべき時期であったという状況でござい
ます。ですから、令和3年においては、その委員についての委嘱がないという状況ということがあるということを説明させ
ていただけたらと思い
ます。
あわせ
て、このビジョンの在り方
につきましてもいろいろ検討が必要な時期だろうなと思っ
ており
ます。これまでは、こういった地域産業振興ビジョンとまた別に、いろんな上位の計画というのがござい
ました。総合計画だとか地方創生総合戦略だとか定住自立圏共生ビジョンであるとか、そことの連動性といい
ましょうか、もう少し固め
ていく必要があるんだろうなということがあり、そこ
も含め
てこれから
になり
ますが、そういう変遷の改定の作業というもの
も含め
て、これから考え
ていく必要があるということを考え
ており
ます。
ただ、今現在におきまして、非常
に今のところの
新型コロナウイルスの影響の対応、そういった緊急的な対応がまだまだ続くだろうという中で、将来の先を見越した大きな大きなそういったビジョンというのはなかなか築きにくいというの
もこれまでの意見の中で
もやはりあったということがあるもんですから、改めて落ち着いた時期、
新型コロナウイルスが落ち着いた時期というのは、なかなかこれから先
になっ
てしまい
ます。またこれが遅くなっ
てもいけないんですけども、そういった兆しが見える、またはそういう時期を待ちながら、その次の時代を担う、地域経済の活性化策
に向け
て、そういう計画の策定というのを研究し
ていく必要があるだろうなということを考え
ておるところでござい
ます。
いずれ
にし
ても、今、私どもでやっ
ており
ます、そういった経済対策等
につきましては、多くのそういった経済界の皆様のニーズといい
ましょうか、希望、要望、どんなものか把握することが本当に必要
になっ
てき
ますんで、絶えずそこ
には連携をし、耳を傾け、これまでやっ
ており
ますが、それ以上
にやはり慎重
に、しっかり聞くというところから進め
ていきたいということを思っ
ておるところでござい
ます。そういう考え方を持っ
てこれから進め
ていきたいと思っ
ておるところでござい
ます。以上でござい
ます。
○7番(大月悦子君) 聞き取りをしたとき
に、かなり職員の方は細かい資料をたくさん持っ
てお聞きし
ました、こんなことをやっ
ているんだということを分析
もされ
ているみたいだったので、すごく、せっかくそういうことをまとめ
ておられるんでしたら、委員さんの方
にも共有し
てもらうということが大事じゃないかなと思っ
ての質問でしたので、これからというより今のあることを次に続けるという形で、今までのこと
も大事
にし
て次のステップ
に進んでいっ
てほしいなと思い
ます。以上で終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第8款土木費について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
11番鳥飼幹男議員。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、8款土木費
につきましては、
決算状況報告書174ページの下段であり
ますが、8款4項1目、倉吉打吹地区街なみ環境整備事業について、何点かお伺いをいたしたいと思い
ます。
この事業の決算は後ほど聞きたいと思い
ますが、予算
額が1,000万円余に対して決算
額が僅か270万円余ということで、執行率が非常
に低い決算
になっ
ており
ますが、まず1点、ちょっと冒頭確認をし
ておきたいと思い
ます。この事業
につきましては、伝統的建造物群の歴史的な情緒ある地域を、景観を生かした町並みへの整備を進める、これが事業目的であり
ます。これが管理計画がやっ
ている打吹地区の街なみ環境整備であり
ますが、もう一つ、同じ町並みとして伝統的建造物群の景観を生かした、そうした整備事業が文化財課
にあり
ます。これは伝統的建造物群保存地区保存事業、これが文化財課
にあるわけであり
ますが、この事業、同じそうした事業のよう
に思われるわけであり
ますが、この辺の違いについて、まず冒頭お知らせをいただきたいと思い
ます。
○建設部長(小谷卓徳君) 鳥飼議員の御質問ですけども、この打吹地区の町並み、倉吉打吹地区街なみ環境整備事業と文化財課の行っ
ておられ
ます伝統的建造物群保存地区保存事業との、こちらの整備事業の違いということですけども、まず、倉吉打吹地区街なみ環境整備事業といい
ますのは、先ほど委員からあり
ましたよう
に、町並みの景観の整備・保全を支援することによりまして地域の特性を生かした町並み環境を向上させることを目的とし
ており
まして、倉吉特有の歴史的要素と現代的な要素を調和させた修景整備を行っ
ており
ます。これに対して補助を行っ
ており
ますが、それは後ほどちょっと話をさせ
ていただき
ますし、伝建群の成徳地区で行われ
てい
ます伝建地区での文化財課が対応し
ており
ます補助事業との違いですけども、これは、大きく言い
ますと、伝建地区
にあり
ます建物については、平成(後刻「昭和」
に修正)20年以前の建物に対して、この建物の修景と修繕、ちょっと大規模な工事
になり
ますけども、こういったことを目的
に事業をし
ており
ます。それで、補助率ですけども、伝建群でのこの事業に関しましては、個人負担が20%
になり
ます。そして、上限が、大規模工事
になり
ますので800万円という事業となっ
ており
ます。
一方、倉吉の打吹地区、今回の街なみ環境整備事業でござい
ますけども、こちらの補助率が、住宅の外観
に係る工事費用、外壁だとか屋根等
に係る工事費用ですけども、これの上限150万円とその設計費用の上限30万円、計180万円に対しまして補助率が9分の7の上限140万円を補助し
ている事業となり
ます。
それで、街なみ環境整備事業でござい
ますけども、こちらは倉吉市打吹地区の区域が伝建群と重なっ
ており
まして、明倫地区の河原町の八橋往来から成徳地区の伝建地区の区域となり
まして、ここは18の自治公が入っ
ており
まして、31.7ヘクタールという伝建より
も幅広い区域となっ
ており
ます。ここ
に修景の補助を行うものでござい
まして、具体的
にどんなことをやっ
ているかというところまで御説明させ
てもらったほうがよろしいでしょうか。(鳥飼議員「そこまででいい」と呼ぶ)
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。よく分かり
ました。同じ地域
に重なっ
ているわけでし
て、ところが、そのいわゆる修景事業は、片方はこの管理計画課がやり
ますし、片方は文化財課ということで分かれ
ているわけであり
ますが、今、御答弁があったよう
に、この伝統的建造物群については大規模事業であり
ますし、個人負担
も20%というようなことの御答弁があり
ました。それで、打吹地区の街なみ環境整備というのは、いわゆる小さい事業、環境だけども小さい事業、外壁を直したりとか、そういう修景事業ということが、その違いを理解をさせ
ていただき
ました。
そこで、今、外観
に関わるものとして、補助率が150万円とそして30万円あっ
て、そして合計で180万円。それに対して9分の7を補助するということであり
ました。これで計算し
ますと、いわゆるここの174ページの負担金及び交付金が、対象事業が4件で219万6,000円ということ
になっ
てい
ますが、これ当初予算では、180万円
に件数ですから、当初予算で7件予定され
てい
ますから、180万円の9分の7補助率を掛け
て7件を掛けると980万円の当初予算で組まれ
ているわけです。
ところが、これね、執行
額が270万円。これ単純
に4件執行され
てい
ますけども、4件ということ
になると、9分の7を掛けると560万円ぐらいの実行計画、単純
に計算し
てですよ、4件を、560万円ぐらい
になるわけですが、これ執行率がなぜこんなに少ないのか、最終予算
額も1,000万円余であり
ますが、この要因についてお伺いしとき
ます。
○建設部長(小谷卓徳君) 先ほど、すみません、説明をさせ
ていただいた、私、伝建群の年代ですけども、平成20年と言っ
てしまったようなんですけど、昭和20年以前の間違いでござい
ます。すみませんでした。
続い
て、不用
額の説明ということでござい
ます。その予算の説明をさせ
ていただき
ますと、令和3年度の予算、当初予算
額なんですけども、先ほどあり
ましたよう
に上限140万円で7件分980万円と、あと諸経費等を入れ
まして1,065万8,000円で計上し
ており
ます。
それで、実際は4件だったということで、7件が4件
になっ
てしまったんですけども、それ以外
に申請はあったものの、140万円の想定でやっ
ており
ましたんで、上限
に達し
ていないもの
も4件中3件ござい
ました。あわせ
て、設計費用
も140万円の中
には入っ
ておるんですけども、設計費用の申請というもの
もござい
ませんでした。それで、議員が言われた560万円との差が大きく出
ておるという結果となっ
ており
ます。以上でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 部長、今、狭め
て140万円とおっしゃるんだけど、180万円じゃなし
に140万円で間違いないか。
○建設部長(小谷卓徳君) 補助
限度額が140万円でござい
ます。180万円の9分の7の140万円でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) はい、理解し
ました。この事業
も大事な事業ですので、しっかりお願いしときたいと思い
ます。
それから、175ページ、隣のページであり
ますが、下段
に県道改良事業費地元負担金がござい
ます、8款4項1目、これは、いわゆる県道上井羽合線整備事業で、今、県が施工し
ており
ますが、この地元負担金であり
ます。これ
も当初の予算
額は2,000万円余に対して決算
額は600万円余ということであり
ますが、ここ
に書かれ
ており
ます事業実績で、事業費が9,000万円余で6.7%が、これが地元負担金の割合、率
になっ
ているわけであり
ますが、その結果600万円余の実績ということで書かれ
ており
ますが、これね、当初予算では事業費が3億1,000万円なんですよ、ちょっとこの辺りお願いしたいのは、まず、事業費3億1,000万円の事業費というのはどういう事業費で組まれたのか。それで、これの負担率
に、今言い
ました6.7%を掛け
て地元負担金を計算すると、ここ
にある当初予算の2,077万円
になるんですが、ところが、決算では事業費が9,000万円余
に減っ
てます、この1つ。
それから、その下
に事業成果として令和4年度
に繰越
額が1,078万8,000円、ここ
に書い
てあり
ますが、当初予算の3億1,000万円余、今回の決算の事業費の9,000万円余、そして翌年度への繰越しが1,000万円余、数字が全く合わないんですが、これのちょっと説明をお願いしたいと思い
ます。
○建設部長(小谷卓徳君) 街路事業の県道改良事業の地元負担金の御質問でござい
ます。
まず、事業概要から説明させ
ていただいたら分かりやすい、説明しやすいかなとは思うんですけども、事業概要から説明させ
てもらっ
てよろしいでしょうか。
この地元負担金ですけども、この事業ですけども、街路事業
になり
ますけども、この負担金というのは、県が施行する街路上井羽合線の整備
に伴う負担金でござい
まして、事業といたし
ましては平成27年度から事業が開始され
て、令和6年度の供用開始を目指し
て今、進められ
ており
ます。全体の事業としましては21億円余りかかるような計画でござい
まして、負担金の計算という前
に、3億1,000万円というのが県から出され
ました事業費でござい
まして、細かい内容はちょっと私、分からないんですけども、令和3年度の事業は最終的
に2億5,127万7,000円で確定し
まして、3年度の事業費のうち完了分9,026万3,000円に対する負担金604万8,000円を執行したものでござい
ます。
繰越しですけども、繰越しは県からの報告で年度内完了がちょっとできなかったため
に、令和3年度の確定
額から完了分を差し引いた残事業分1億6,101万4,000円に対する負担金1,078万8,000円を令和4年度
に繰り越しさせ
ていただい
て、残りの393万4,000円が不用
額となっ
ておる内容となっ
ており
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 部長、また資料を下さい。これ今の説明じゃあちょっとよく分かり
ません。令和4年度への繰越
額しか、ここ1,000万円余しか載っ
てませんけども、今お聞きしたら1億6,000万円余の事業費に対する負担分だとおっしゃる。こうしたことがきちっと、ここ
には書かれ
ていない。
よって、また資料として、少しこの資料を頂きたいと思い
ますが、よろしいでしょうか。
○議長(福谷直美君) 今ので5回目です。
○11番(鳥飼幹男君) はい、結構です。
○建設部長(小谷卓徳君) 資料のほう、それでは後で提出をさせ
てやっ
てください。すみません。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第9款消防費について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
11番鳥飼幹男議員。
○11番(鳥飼幹男君) 消防費
につきましては、報告書の25ページ下段でござい
ます、水防対策費について、9款1項4目について質疑をさせ
ていただき
ます。
これ
につきましては、そこの実績の中の委託料が25万4,000円計上され
ており
まして、当初予算では、この委託料は139万2,000円が計上され
てます。この委託料
につきましては、鳥羽議員から
もあり
ましたが、想定浸水深看板作成・設置委託料であり
ます。これは13か所の委託料として、当初予算では約140万円組まれ
ているわけであり
ますが、これ実績を見
ますと、ハザードマップ、やっぱり予定どおり13か所、小学校10か所、中学校が3か所ということで、個数について
もきちっと実績として上がっ
てき
ており
ますが、予算
額が大変
に大きく変わっ
ており
ましたが、これ執行部から説明をいただき
ました。この予算
につきましては、発注先また工法について
もこの経費削減のため
にしっかり図ったため
に、非常
に効果的なところ
に発注ができ
て、こうした予算の削減
に至ったということで執行部から説明をいただき
ましたので、これ
につきましては質問をいたし
ません。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第10款教育費について質疑を求め
ます。
3人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、14番藤井隆弘議員
に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 10款
につきまして何点かお聞きしたい。
まず最初
に、10款1項2目の適正配置準備、通し番号の223ページの下段です。決算
額は21万4,000円、最終予算
額が60万2,000円ということで、不用
額は38万8,000円です。
まず、事業の目的を見
ますと、小学校適正配置協議会を中心
に、よりよい教育環境をどうつくるかという観点で協議を進めとあり、また、事業の成果としては、そのずっと下
には、高城・北谷・社・上小鴨地区で説明会を重ねとあり
ます。こちらはいずれ
も需用費の7万9,000円
に関わっ
て、協議会資料ということだとは思うんですけれども、適正配置協議会の記録は令和3年3月でしたかね、第9回まで記録がホームページ等
には出
ておるんですけれども、それ以降出
ており
ませんが、会議としては何か予算使われたのか。そして、高城・北谷・社・上小鴨地区での説明会ということについて
も予算執行、どういった会を持たれたのか教え
てください。
それと、事業の実績の中
に使用料及び賃借料、これ13万5,000円ですかね、集合学習のバス借り上げ料12回分とあり
ますけれども、その内訳について説明をお願いし
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 適正配置準備
に係る御質問でござい
ます。
まず、倉吉市小学校適正配置協議会でござい
ますが、こちらについては開催があり
ませんでしたので、予算の執行はござい
ません。
この事業での予算執行ですけれども、まず、小学校の統合問題における地域・保護者の理解及び協議を進めるための各種会議の資料の作成
に係る費用ですね、それから成徳・灘手小学校
統合準備委員会の資料等、これら
に係る用紙であるとか印刷等
に係るインク代等を含め
まして7万9,000円余を執行し
ており
ます。
会としましては合計で18回を開催し
ており
まして、成徳・灘手小学校
統合準備委員会が5回、それから、それ
に伴い
まして、
統合準備委員会だよりは3回は発行し
ており
ます。こちらは両地区全戸配布、それから他の地区については班回覧ということで配らせ
ていただき
ました。
それから、地区の説明会
につきましては全部で10回、社地区が4回、高城地区が3回、上小鴨地区が3回ということで、高城地区
につきましては資料の全戸配布等
も行ったところです。
それから、使用料、賃借料ですけれども、執行
額が13万4,000円余ということで、こちらは、主
には成徳・灘手小学校の集合学習、こちらが全部で9回です。それから、成徳・灘手・明倫での集合学習1回、それから上小鴨と小鴨の集合学習が全4回ということで、申し訳ござい
ません、
決算状況報告書で12回と表示し
ており
ました、これ2回分、一緒
に支払った分を、ちょっとその12回とカウントし
てしまっ
ており
ましたので、全部で14回が正しいということ
になり
ます。
不用
額が大きいところ
につきましては、この使用料及び賃借料の自動車借り上げ料、これは集合学習
に係るバス代でござい
まして、予算
額が45万2,000円に対しまして執行
額が13万4,000円余ということで31万7,000円余の不用
額ということ
になっ
ており
ます。計画し
ており
ました残り12回が、この
新型コロナウイルスの感染状況を鑑み
まして、集合学習が実施できなかったというところです。成徳・灘手、それから上小鴨・小鴨、それから社・高城・北谷等々で全12回が未実施ということ
になり
ます。
それから、もう1点ですけれども、当初予算ではバス代でこの借り上げ料を計上し
ており
ましたが、実施の段階で、児童数が少ない学校の移動についてはジャンボタクシーを利用するということで経費削減
に努めたということで、バス代については1台が3万5,200円のところ、距離
にもよるんですけれども、ジャンボタクシーで移動した場合
には3,000円であったり6,000円であったりと、複数、2台を使ったりというような場合
もあり
ますが、学年ごとでの交流ということ
になり
ますので、そういった形での執行をし
ているところでござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) バス代等の分については理解いたし
ました。コロナ禍で14回されたということで、他地区の高城、上小鴨等について
も説明会をやっ
て、そのための資料代等
も使われたということは理解でき
ました。
そこで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、事業の成果として、成徳・灘手小学校
統合準備委員会を令和3年、これは8月24日でしたかね、
に開催され
て、各部会ごと
に統合へ向け
て調整を行ったと。決定事項について広く市民へ周知するため、市報と一緒
に学校
統合準備委員会だよりを3回、さっき
も言われ
ました、配布したとあり
ます。
この中で、これを需用費として、便りを成徳・灘手地区は全戸配布、ほかは班回覧ということで、私ども
もそれを見
ており
ますので状況はよく分かったわけですが、1つ
には、先ほど協議会は会されなかったということを確認し
ましたけども、令和3年3月26日の第9回で終わったと、いましばらくはやっ
ておられないということですけれども、その後、8月の成徳・灘手の準備委員会まで
に、その協議会では成徳地区、明倫地区、灘手地区で会合は持たれ
て話合いをされ
てい
ましたよね、そういった会がいつの間にか今度は令和3年8月
には成徳・灘手という形
になっ
ているんで、そこの間のちょっと空白があるんで、その辺の状況がもうちょっと説明をお聞かせ願えたらなと思っ
て。どうして3つだったのが2つ
になっ
て話が進んでいったのかなということをお聞きしたいのと、というのが、令和5年度から明倫小学校の子どもたちは、卒業したら東中
に行くわけですよね、ちょっと何か違和感があるなと思っ
てい
ます。
それと、学校
統合準備委員会だより、先ほど言い
ましたよう
に、第1号、第2号はそれぞれ会合があった都度報告、便りを出され
ており
ますが、第3号は、第5回の会合を受けたとき
に成徳・灘手小学校
統合準備委員会の報告として、新たな小学校名を公募すること
に決定し
ましたということであり
ますが、第3回、第4回についてはどのような協議がなされたのか、市民
に報告がなかったわけですけども、どのような会をされたんかなと思っ
て、ちょっと確認だけさせ
ていただき
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 成徳・灘手小学校
統合準備委員会の前の検討委員会についての、まず御質問がござい
ました。
こちら
につきましては全部で3回開催をし
ており
まして、
統合準備委員会を立ち上げ
ていくに当たっての、そういった要項であるとか、それから決め方等々について、事前の協議を行ったものでござい
ます。その中では明倫地区の代表の方
にも参加をいただい
ており
ましたけれども、まずは成徳・灘手地区の協議を進めるということで、明倫地区については、今後必要
に応じ
ての参加ということ
になったところでござい
ます。
それから、
統合準備委員会だより第3号の段階で、新たな小学校名を公募することが決定をしたという、これは3月12日の第5回
統合準備委員会の内容を報告したところでござい
ます。それまで
には様々な点について協議をし
ていく中で、特にこの学校名の決定方法についてはかなり時間を要し
てまいり
ました。その中で、最終的
に2月の段階で、この便り
にも上げ
ており
ますが、既存の学校名を使用しない、それから新しい学校名
にするということで意見がまとまったということで、これについては公募をし
ていくということ等々をこの第3号ではお知らせをしたところでござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) 今、説明るるし
ていただき
ました。成徳地区と灘手地区の準備委員会
に至るまでの経過で、3回ほど会を持たれたということを確認させ
ていただき
ました。
それと、明倫地区については必要
に応じ
てということなので、校名選考に当たっての必要がなかったという理解でよろしいわけですか。
○教育委員会事務局長(種子真一君) はい、校名の決定
につきましても、その3回の会の中で、新しい学校名ということであれば、そこについては、この成徳地区と灘手地区の協議の結果決定したものでよいということを確認し
ておるところでござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) ここの部分はここまで
にし
ておき
ますけども、確認させ
ていただき
ました。
じゃあ、次の事業についてですけれども、10款3項2目の運動部活動外部指導者活用、通し番号の230の上段と、関連し
ますので部活動指導員配置事業、同じページの下段
についてでござい
ます。
こちらは、それぞれ不用
額が43万6,000円と34万8,000円、金額がそんなに大きくはないんですけれど、まず最初
にお聞きし
ておき
ますのは、この両事業とも部活動
に関係した指導
に関わるものですけども、似たような、またちょっと違うようなところ
もあり
ますので、この事業の狙いであるとか、その辺の違いといい
ますか、それを説明し
ていただきたいのと、採用といい
ますか、実際
に任用、任命され
ましたのは、大体同じような学校の同じような部活動で、若干年によって違い
ますけれども、やっ
ていただくに当たっての選考の仕方とか、あるいは手挙げとか、どういった形でこういったものが決まっ
ているのかちょっと教え
てください。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続き
まして、運動部活動外部指導者活用事業とそれから部活動指導員配置事業、この2点についての御質問です。
まず、最初
にあり
ました運動部活動外部指導者活用事業ですけれども、これは鳥取県が中学校及び義務教育学校後期課程の運動部活動において、地域の専門的指導者を派遣し、運動部活動と地域社会との連携を進め、運動部活動の活性化を図ることを目的として取り組んでいる事業でござい
ます。倉吉市とし
ましても、この運動部活動外部指導者活用事業実施要綱を作成し、中学校そして外部指導者へ周知し、実施をし
ているところでござい
ます。
この経費ですけれども、こちらは、まず謝金ということで、1人当たり年間10万円を
限度として、計算では1時間当たり1,325円を上限ということで、実際
に対象となるのは平日の放課後の部活動2時間程度と、それから土日
につきましては3時間程度、それから公式大会の参加の場合
には6時間程度というような内容
になり
ます。そのほかスポーツ安全保険、年間の掛金であるとか研修
に参加するための旅費等が対象となり
ます。県から2分の1の補助がござい
ます。
続き
まして、部活動指導員配置事業です。こちら
につきましては国の事業
にもなるんですけれども、公立の中学校の設置者が教員
に代わり部活動の指導を行う部活動指導員を配置することを目的とする事業で、学校教育活動の一層の充実及び教員の働き方改革の実現を図ることを目的とし
てい
ます。
この対象経費ですけれども、同一学校において、同一の部活動へ部活動指導員の配置が5年以内の者
に限られ
ており
まして、報酬としましては1時間1,520円掛ける210時間分ということ
になり
ます。
大きな違いといい
ますか、違いの主なものとしまして、部活動外部指導者は、運動部活動の中で、どちらかというと引率等ができ
ませんので、コーチ的な役割と捉え
ていただいたらよろしいかと思い
ます。一方の部活動指導員
につきましては、いわゆる監督等
もできると、それから単独で大会等
に引率ができるというような大きな違いがござい
ます。
それぞれの選考ですけれども、運動部の運動部活動外部指導者です、こちらは令和3年度
には10人の配置を予定し
ており
ましたけれども、実質的
には6名ということです。こちら
につきましては、学校で要望を伺いながらその指導者を探し
ていただくような形
になるところです。実際
には、生徒の保護者さん等が指導者となっ
ていただい
てた場合
もあるんですけれども、やはり生徒が卒業し
てしまうとその指導
もやめられ
てしまうというようなことで、なかなか継続し
て指導をいただける人を確保することが難しい状況です。
部活動指導員ですけれども、こちら
につきましては、現在久米中学校の卓球部
に2名ということで、これは令和元年度から配置がされ
ており
ますので、今年で4年目ということで、来年度が5年目
になるところでござい
ます。こちら
も探すに当たっては地域の中でそれぞれ探し
ていただいてるところなんですけれども、この久米中の卓球
につきましては男子と女子とそれぞれ1人ずつ
ついていただい
ており
まして、実際
に生徒の実力
も向上し
ており
まして、中学校の総合体育大会、これ
につきましては毎年中国大会へ出場し
ているという状況、そして昨年度については全国大会へ
も出場し
て、1回戦
も突破したというような形で、成果
につながっ
ているというようなところでござい
ます。
○議長(福谷直美君) 5回目です。
○14番(藤井隆弘君) はい、分かり
ました。成果
もよく出てるということで、いいことだなとは思っ
ており
ます。
ただ、御存じのとおり、さっき教職員の働き方改革ということ
も言われ
ました。文科省
も来年度からこういった部活動を学校教職員ではなくということ
も言われ
ており
ますので、確保できるような体制をしっかりと取っ
ていただければと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、7番大月悦子議員
に質疑を許し
ます。
○7番(大月悦子君) それでは、同じく決算について質問をいたし
ます。
シートは234ページ、10款教育費、4項で、4目公民館費です。公民館事業費として決算が101万2,000円が上がっ
てい
ます。これは公民館の研究指定事業という予算が組んであり
ますけど、ちょっとホームページを見
ましたら、教育委員会の、主事の働き方について書い
てあり
ましたので、少し読んでみたいと思い
ます。
倉吉市の社会教育士、社会教育主事について、本市では、社会教育士制度が新設される以前から教育委員会事務局職員だけでなくコミュニティセンター(公民館)職員に対して、社会教育主事の講習の受講を通じて職員としての資質向上、スキルアップを図っ
てき
ましたと、過去形
になっ
てい
ます。
令和3年4月、本市の地区公民館はコミュニティセンター
に移行し、各地区における地域活動の拠点として住民相互の交流活動、地域づくり活動、地域福祉活動等の支援を行う施設として、その役割はますます重要となり
ました。講習で習得した基礎的な知識
に加え、コーディネート能力とそれからファシリテーター能力、プレゼンテーション能力等を活かし、コミュニティセンターにおける地域活動課題
につながる効果的な事業実施、地域活動の活性化
に寄与することを期待され
てい
ますと載っ
てい
ます。
それで、今回の決算資料を見
ましたら、コミュニティセンターの事業名が公民館活動の研究指定事業として、公民館活動という表現
になっ
てい
ます。それで、令和3年度
にはコミュニティセンター
に指定管理料として支払われ
ているのに、何か二重
になっ
ているということがあるし、地域の人や主事さんたち
もこんがらがると思うんですが、なぜこの教育委員会での公民館活動だけこういう別の予算執行
になったのかを教え
ていただきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 公民館研究指定事業についての御質問でござい
ます。
まず、公民館研究指定事業ですけれども、この事業は、地域課題や現代的課題等に関する学習機会を地域住民
に提供し、住民が主体となっ
て企画・運営を行いながら、学びの成果を生かし、地域活動
に主体的
に取り組む人づくり、それから地域の課題解決を目指すことを目的として行っ
ており
ます。公民館研究指定事業では、地域の現状
に応じ
て対象や目的を設定し、中長期的な視野で原則3年間継続をすると、同一テーマ・内容で継続的
に実施をし
ていただい
ており
ます。具体的
には、青少年教室であるとか成人講座、家庭教育支援学級、地域福祉講座、地域づくり講座等がござい
ます。
これらの事業を通じてですけれども、公民館職員が各種事業、ほかの事業
も含め
てなんですけれども、企画運営をすることを自ら学び、そして地域住民の皆さんとともに経験を積み重ね、知見を広め
てこられたということで、近年この地域における社会教育の推進の取組が認められ
て、市内多くの地区の、公民館時代からですけれども、現在のコミュニティセンターが文部科学大臣表彰ですね、優良公民館表彰を受賞し
てき
ていると。
その中でも平成30年度
には上北条公民館、それから令和元年度
には上灘公民館が全国で特に優れた活動を行った優秀館、これは全国で5館選ばれるんですけれども、これを2年連続し
て受賞するというような形で、着実
に成果を上げ
てきたところでござい
ます。
この研究指定事業がコミュニティセンター
に変わり、指定管理料とは別枠で委託をし
ている、これは、コミュニティセンターの指定管理団体
に委託という形で取組を進め
ていただい
ており
ます。市内全13地区のコミュニティセンターが取り組んでいただくということで、社会教育の取組
も全市的
に、均一
に推進することができるのではないかなと考え
ているところでござい
ます。
この事業の中
には公民館という表現があるということがござい
ました。このコミュニティセンター
に変わった際の設置管理に関する条例の中で、第2条
には、センターの位置づけとして社会教育法第21条第1項の規定により設置をする公民館とみなすということ、それから、第4条
には、センターが行う事業として、社会教育法第22条
に規定する事業ということが規定され
てい
ます。これは、これまで地区の公民館が取り組んできた事業
に合わせ
て、地域福祉であるとか地域防災というような形で、より幅広く取組を進め
ていくということでコミュニティセンター化ということが進んでいるんですけれども、やはりそこのベース
には、地区の公民館、この社会教育法で言うところの公民館の機能ということがベース
にあっ
て、人づくりが地域づくり
につながっ
ていくという、その根幹となるところの事業をこの研究指定事業を通して継続できるよう
にということで取組を進め
ているというところでござい
ます。
これ
につきましては、公民館という名前、それから事業が、予算
も含め
てですけれども、別建てという、教育委員会が関与するというところ
につきましては、現在、社会教育を行う社会教育施設としての位置づけ
もコミュニティセンター
にござい
ますので、そこ
に教育委員会がこの研究指定事業を通して指導、助言といい
ますか、しっかりとその各公民館の職員さん方
にこの事業
に取り組んでいただけるよう
に、社会教育課の社会教育主事が中心
に関わっ
て支援をし
ていきたいということで、こういった形で取り組んでいるところでござい
ます。
○7番(大月悦子君) 私の理解不足かもしれ
ませんけど、お話、回答の中
に公民館職員、公民館職員という言葉が何回
も出
てき
てい
ますけど、今の事業とそれから場所と違うと思うんです。多分公民館という名前が残っ
ているのは、事業として残っ
ているということで、場所
も事業
も一緒だけど、何か公民館職員というような表現がされると、何か誤解をされるような気がし
ます。
それと、今までされ
ていたことはとても大切なことで、かなり全国で
もいろんなところで表彰されたし、上北条公民館
も経験し
てい
ましたし、その同じ事業が今、同じような活動が続い
てい
ますけど、これは上北条、ちゃんと青少年協議会というのがそれを引き継いでその事業をやっ
ているという経過があり
ますので、何かその辺の整理は少しややこしいなと私は感じ
てい
ますので、多分私だけじゃなく
て地域の人
もそんなようなお話
もあったので、何かちょっとその辺のことを整理をし
て伝え
てほしいなと思っ
てい
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 失礼いたし
ました。公民館職員と何回か言ったということでござい
ますが、これについては、従前の公民館時代のイメージでお話をし
ており
ましたので、現在はコミュニティセンターの職員ということ
になろうかと思い
ます。
ただいま御指摘があり
ましたとおりで、現場から
も、やはりそれぞれからの委託という、指定管理料であったり委託料であったりというようなことについて
も改善をというような御指摘
もいただいたりし
ており
ますので、ただ、窓口一本化であるとか、それぞれお考えがあろうとは思い
ますけれども、やはり、ある程度専門の部署はどうしてもあり
ますので、防災であれば防災の担当課があり、福祉であれば福祉の担当課があるよう
に、この社会教育の分については、現在は教育委員会で担当しながらという考え方であり
ますが、これ
につきましては移行し
てコミュニティセンター
になっ
てからまだ2年目というところですので、しばらくはこの状況を見ながら、また、いただいた御意見
も内部で
もしっかりと協議をし
てまいりたいと考え
ており
ます。
○7番(大月悦子君) 本当におっしゃるよう
に、まだ丸々1年、2年目が始まったというような感じですので、それぞれで地区によっていろいろ事情
も違ったりするということ
もあり
ますので、また経過の中でいろんな内容を検討しながら進め
ていっ
ていただきたいなと思っ
てい
ます。ありがとうござい
ました。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) 10款2項2目小学校教材整備と10款3項2目の中学校教材整備について、同じような事業ですんで伺い
ます。
小学校を見
ますと、情報教育用LANシステム借り上げ料1,755万8,000円となっ
てまして、中学校を見るとそういうのはなく、また新た
に情報機器借り上げ料582万3,000円となっ
ており
ますが、それぞれについて、ちょっと内容を説明し
ていただければと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 小学校、中学校の教材整備に関しての御質問です。
まず、小学校の教材整備の中で情報教育用LANシステムの借り上げ料1,755万8,000円、それからコンピューターソフトの使用料が184万4,000円ということでござい
ますけれども、情報教育用LANシステムの借り上げ
につきましては、LANシステムの借り上げが294万3,000円、それから情報機器の借り上げ料が1,461万5,000円、これを加えたものが1,755万8,000円という実績となり
ます。
一方の中学校の教材整備ですけれども、情報機器の借り上げ料582万3,000円、それからコンピューターソフトの使用料が79万9,000円となり
ますが、中学校
につきましては、情報教育用LANシステムの賃貸借が終了し
ているということで、情報機器の借り上げ料のみという実績となり
ます。情報教育用LANシステムの借り上げ料ですけれども、学校
に設置され
ており
ますコンピューター室のLANシステムの借り上げ料でござい
ます。これは、GIGAスクール構想で各教室
にWi-Fi整備を行うまでは、各学校
にあるコンピューター室のみで端末を使用し
て学習を行っ
ており
ました。現在は各教室で学習を行うことが可能となったため
に、契約期間が満了した学校については終了ということ
にし
ており
ます。
そこの違いですね、中学校
につきましては、もう既にこのLANシステムの賃貸借が終了し
ていると、小学校についてはまだ残っ
ている学校が2校あり
まして、契約が5年間でしたので、こちら
につきましては、今年の令和4年8月末でこの2校
も終了し
ており
ますんで、全て終了ということ
になっ
ており
ます。
○12番(竺原晶子君) 普通、大きな金額の項目が上がっ
てくると思うんですけども、なぜLANシステムの名前でこの情報機器関連借り上げ料が金額が大きいのに、なぜLANの名前でこの大きな金額が上がっ
ているのかというのがちょっとすごくはてななところですが、そこはなぜ、ただの間違いなのでしょうか。
それでは、来年度からこのLANシステム借り上げ料294万3,000円がなくなっ
て1,461万5,000円が来年度
も上がっ
てくるということ
になるのでしょうか。ちょっとその辺を、小さな金額の項目の名前が上がっ
ているのは、何か意図があるんですか。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問です。この表示
につきましては、特に意図はござい
ませんで、代表し
てそちらを上げ
ていたということでござい
ます。失礼いたし
ました。
○12番(竺原晶子君) 12番です。代表し
て上げ
ていただくなら、やはり金額の大きいものが上がっ
てくるのが本来なのではないかなと思っ
ており
ますので、御検討いただければと思い
ます。
最後
にですけども、その情報機器借り上げ料というもので小学校、中学校で上がっ
ているんですけど、どのような機器が借り上げられるのか、それをお知らせいただければと思い
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 情報機器借り上げ料の内訳でござい
ますが、GIGAスクール構想によりまして急速
に進んだICT教育の充実を図るため
に、プロジェクターの更新であるとか、それからタブレットの内容をプロジェクターへ映し出す機械の設置であるとか、それから管理用の端末やソフトウエア類の整備を併せ
て行ったことによります借り上げ料ということ
になり
ます。
○12番(竺原晶子君) はい、分かり
ました。当初予算とか最初の計画のときのを見比べたりとか、やはり同じ事業を見比べたりするとき
に、何か明らか
に違う項目だったりするとすごく不思議な感じがするので、やはりその辺は小学校、中学校調整され
て、書き方を検討し
ていただけたらなと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
この際、お諮りいたし
ます。会議時間を延長すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、会議時間を延長すること
に決定をいたし
ました。
次に、第11款災害復旧費について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
11番鳥飼幹男議員。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、11款災害復旧費について伺っ
ていきたいと思い
ます。
決算状況報告書196ページの下段、農林水産業補助災害復旧で、11款1項1目でござい
ます。災害復旧についてでござい
ますが、ここ
に事業の実績が載っ
ており
ますが、令和3年度の工事請負費は、最終的
には災害復旧応急仮工事で、施設が1件と林道が4件、決算
額としては199万5,000円ということで上がっ
ており
ます。この最終予算は9億円余の事業であり
ますが、令和3年度の災害、この5件についての工事のみで、あとは全て災害について繰越しを行ったということで、工事請負費、これを令和4年度
に繰越
額が8億8,865万円という大きな
額が翌年度
に繰り越され
ているわけであり
ますが、まず、この繰越し
に至った要因について、原因について、それから、これは恐らく令和3年度の7月豪雨の災害だろうと思い
ますが、この辺り、少しまず御説明をいただきたい。
○建設部長(小谷卓徳君) 鳥飼議員の質問
にお答えいたし
ます。
農林水産業補助災害復旧事業でござい
まして、ここの9億円余り、この災害ですけども、指摘のとおり、昨年の7月豪雨の災害
に当たるものでござい
まして、9億円余りのうち199万5,000円を執行し
て、あとを繰り越した理由ということでござい
ますけども、まず、災害の件数でござい
ますけども、昨年度は170か所、補助災だけで170か所ござい
ました。単独と補助災といい
ましても、農地農林だけでござい
ます、林道災を入れ
ますとさらに23か所という、200を超える補助災がござい
まして、この査定を受けるのに、何と十次査定までござい
まして、普通だと多く
ても二次、三次で終わるんですけども、十次査定まであり
まして、これが12月までかかっ
ており
ます、この関係で設計等ができ
ませんので、繰り越させ
ていただいたという理由でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。理解をいたし
ました。大変な数の災害箇所があったということで、この12月までかかっ
て審査をしたということであり
ます。
ただ、7月の豪雨でしたから、今9月で、今回は大きな被害
にはなり
ませんでしたけども、この9月、台風が来
ており
ます。工事は全くでき
ていない、災害
に遭ったままの状況で、そこ
にまた二次災害みたいなこと
になれば大変なこと
になるな、少しでも工事が進捗でき
ていたらなというようなことを思っ
て質問をさせ
ていただいたんですが、ほとんどが繰り越され
ている。
実は、県議会で、6月議会でしたか、この件について質疑がされ
ており
ます。この県議会の質疑を見
てみ
ますと、令和3年度の7月、8月の豪雨被害で甚大な被害が及んだ、今おっしゃったとおりですけども、この復旧工事が、県の事業として行われ
ている事業が、特に中部地区、この復旧工事が遅れ
ていると、そうした住民の指摘があっ
て、県議会でこの問題が取り上げられ
ており
ます。そのとき
に、この要因について執行部から答弁があり
ます。その答弁は、入札不調、いわゆる応札者がいない、このことが主な原因となっ
て、中部地区の災害復旧はでき
ていない。いわゆるどこの建設会社
も入札
に応じ
てこない、こういう実態が今、起こっ
ている、そのため
に災害復旧はできてないというようなことがあり
ますが、今回本市
も9億円近い災害を令和4年度
に繰り越し
ており
ますが、本当にこの工事の進捗
に不安はないのか、また、この災害復旧工事の発注状況、これについてはどのよう
になっ
ているのかお聞きしたいと思い
ます。
○建設部長(小谷卓徳君) 鳥飼議員の質問でござい
ますけども、進捗状況
に不安ということと、今の状況と、発注状況と、進捗状況ということでよろしいでしょうか。
まず、災害復旧工事の発注状況と進捗でござい
ますけど、災害の中
には単独災害と補助災害と2つござい
ます。先ほど言われたよう
に、県議の議会通信
に載っ
ており
ましたけども、県では不調が起き
ているということで、本市において
も同じよう
に不調というものが起き
ており
ます。実際起き
ており
まして、その原因は、中部を中心とした豪雨により、被災が非常
に多かったことが原因でござい
まして、先ほど
も申し
ましたよう
に、査定
も遅れたということで、一度
に発注をし
ても、業者
も対応できないということが主な原因だったと思い
ます。
発注進捗状況でござい
ますけども、9月9日現在でござい
ますけども、農地・農業用施設の復旧工事は、国の査定を受け
ました補助災害箇所170か所、先ほどあると申したんですけども、これを27件の工事
に集約し
ており
ます。それで発注は全て完了し
ており
ます、発注だけはし
ており
ます。
それで、8月末現在の進捗状況ですけども、これが約44%でござい
ます。その他
に林道災害というもの
もござい
まして、6件予定し
ており
ましたけど、5件が発注を完了し
ておる状況でござい
ます。進捗は上の補助災と合わせ
てしてるので、同じ率と解釈し
ていただければいいかなと思い
ます。林道なんですけども、入札は行ったものの、1件不調がござい
まして、今月の28日
に再入札を予定し
ており
ます。
それで、進捗、えらく遅いではないかということ
も含め
ておっしゃっとるとは思うんですけども、これは農地、特に水田です、水田
に稲作というもの、稲が植わっ
ており
まして、この刈取りが終わらないと入れないということ、もう一つは、稲だけでなく
て大豆というもの
もあっ
て、これがまた9月、10月より一月遅れで刈取りを行うものですから、これが終わらないと入れないということが原因となっ
ており
まして、進捗が遅れ
ておるというような状況でござい
ます。
もう一つは、単独災害工事
も併せ
てさせ
ていただくと、単独災害工事というものがござい
ます。単独災害工事というのは、設定金額が40万円未満の補助
に通らなかったものでござい
ますけども、これは箇所ごとで、工事をまとめ
て発注するんではなく
て、箇所ごと
に業者さんと話をしたりし
て対応させ
ていただい
ており
まして、これが319か所ござい
ました。それで、現在のところが292か所が完成し
ており、あと27か所について今、対応中ということでござい
ます。
不安はないのかということでござい
ますけども、不安はあり
ますけども、ないわけではないんですけども、補助災、単独災害とも繰越事業であるため
に、年度末
に向け
て業者、職員とも一生懸命取り組んでるところでござい
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 詳しく御答弁いただき
ました。補助事業
も単独事業について
も、ともにしっかり努力をいただいてるということで、安心をし
ており
ます。不調は現実
には起き
てはおるけども、理解としては、令和4年度
に繰り越したけど、この事業についてはきっちりと建設課を中心
にやっ
ていただけるという理解でよろしいでしょうか、最後
に聞い
て終わりたいと思い
ます。
○建設部長(小谷卓徳君) 先ほど申し
ましたけども、今年度完成するということで全力を尽くし
てまいり
ますので、よろしくお願いし
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第12款公債費から第14款予備費まで、一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
以上で、認定第1号 令和3年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑は終了いたし
ました。
次に、認定第2号 令和3年度倉吉市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから議案第50号 令和3年度倉吉市下水道事業会計資本金の
額の減少及び決算の認定についてまで、計12件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
以上で本日の付議議案に対する質疑は終了すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、本日の日程はこれをもって終了いたし
ました。
明日
も午前10時から会議を開き、引き続き付議議案に対する質疑を行うこととして、本日はこれをもって散会いたし
ます。御苦労さんでした。
午後4時47分 散会...