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令和 4年第 5回定例会(第1号 6月13日)

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  1. 倉吉市議会 2022-06-13
    令和 4年第 5回定例会(第1号 6月13日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-11
    令和 4年第 5回定例会(第1号 6月13日)                  倉吉市議会会議録(第1号) 令和4年6月13日(月曜日)   第1 会議録署名議員の決定 第2 会期の決定 第3 説明のため出席を求めた者の報告 第4 議案の上程並びに提案理由の説明 第5 請願紹介議員の説明 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第5まで                   午前10時00分 開会 ○議長(福谷直美君) 開会いたします。  ただいまから令和4年第5回倉吉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  議長より申し上げます。本定例会では、新型コロナウイルス感染防止対策といたしまして、飛沫防止のためのアクリル板を設置しております。議員、執行部職員、傍聴者の皆様、報道機関の皆様には、マスクなど飛沫防止用具着用の要請をいたしますとともに、発言の際はマスクやマウスシールドの着用を許可いたします。また、演台、質問席などにアルコール消毒液を設置しておりますので、御利用いただきたいと思います。  日程に先立ちまして、表彰の伝達を行います。  中国市議会議長会より表彰を受けられた方々を事務局長から報告させます。
    議会事務局長吉川仁彦君) それでは、御報告申し上げます。  去る4月26日、米子市で開催されました中国市議会議長会第150回定期総会において表彰をお受けになられましたのは、議員32年以上として福井康夫議員、同じく議員16年以上として佐藤博英議員福谷直美議長、同じく議員8年以上として大津昌克議員藤井隆弘副議長米田勝彦議員、以上でございます。 ○議長(福谷直美君) それでは、これより表彰状を伝達いたします。 ○議会事務局長吉川仁彦君) 中国市議会議長会表彰の伝達を行います。  福井康夫議員、前へお進みください。 ○議長(福谷直美君) 表 彰 状                   福 井 康 夫 殿  あなたは、市議会議員在職32年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により特別表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  おめでとうございます。 ○17番(福井康夫君) ありがとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 佐藤博英議員、前へお進みください。 ○議長(福谷直美君) 表 彰 状                   佐 藤 博 英 殿  あなたは、市議会議員在職16年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により特別表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  代読です。おめでとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 大津昌克議員、前へお進みください。 ○議長(福谷直美君) 表 彰 状                   大 津 昌 克 殿  あなたは、市議会議員在職8年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  代読です。おめでとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 藤井隆弘副議長、前へお進みください。 ○議長(福谷直美君) 表 彰 状                   藤 井 隆 弘 殿  あなたは、市議会議員在職8年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  代読です。おめでとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 米田勝彦議員、前へお進みください。 ○議長(福谷直美君) 表 彰 状                   米 田 勝 彦 殿  あなたは、市議会議員在職8年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  代読です。おめでとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 最後に、福谷議長が被表彰者となっておられますので、藤井隆弘副議長から伝達していただきます。  藤井副議長、前へお願いします。 ○副議長(藤井隆弘君) 表 彰 状                  福 谷 直 美 殿  あなたは、市議会議員在職16年、よく市政の振興に努められ、その功績特に顕著なものがあります。よって、第150回定期総会に当たり、本会表彰規程により特別表彰いたします。  令和4年4月26日  中国市議会議長会会長 境港市議会議長 荒 井 秀 行  代読です。おめでとうございます。 ○議長(福谷直美君) ありがとうございます。(拍手) ○議会事務局長吉川仁彦君) 以上でございます。 ○議長(福谷直美君) 以上で表彰の伝達を終わります。受賞者の皆様、おめでとうございました。  この際、併せて報告いたします。全国市議会議長会の理事として、伊藤正三議員と私、福谷宛てに感謝状が届いております。以上でございます。 ○議長(福谷直美君) 本日の議事日程はお手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 会議録署名議員の決定 ○議長(福谷直美君) 日程第1 会議録署名議員の決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番大津昌克議員、15番朝日等治議員を議長において指名いたします。  日程第2 会期の決定 ○議長(福谷直美君) 日程第2 会期の決定を行います。  本定例会の会期は、先般開催した議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでありますが、お手元に配付しておりますとおり、本日から6月27日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福谷直美君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、6月13日から6月27日までの15日間とすることに決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告 ○議長(福谷直美君) 日程第3 説明のため出席を求めた者の報告であります。これは、広田市長ほか、お手元に配付しているとおりであります。  なお、本日届出のあった事故者は、議員では伊藤正三議員、病気療養のため、今会期中欠席であります。当局ではございません。以上、報告いたします。  この際、令和4年2月12日から令和4年6月3日までの事務処理概要を、お手元に配付しておるとおり報告いたします。  続いて、クールビズの実施について連絡いたします。  本市議会では、環境に配慮するため、例年、クールビズを実施いたしておりますので、議員をはじめ、執行部職員クールビズに御協力いただきますように、よろしくお願いいたします。  日程第4 議案の上程並びに提案理由の説明 ○議長(福谷直美君) 日程第4 議案の上程並びに提案理由の説明に移ります。  報告第2号及び第3号、議案第46号及び第47号を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  広田市長。 ○市長(広田一恭君) 皆さん、おはようございます。  それでは、議案の提案理由に先立ちまして、今後の市政を担わせていただくに当たり、重点的に取り組んでいく課題等について、施政方針を述べさせていただきます。  私は、去る3月27日に執行されました倉吉市長選挙において多くの市民の皆様からの信託を得て、4月11日に倉吉市長に就任しました。選挙期間中は、倉吉をよくしてほしいといった期待の声を多くいただきました。これからの4年間、市民の皆様のそうした期待の声に応えるべく、市政運営に取り組んでいきたいと思います。  現在、倉吉市は、人口減少少子高齢化新型コロナウイルスの蔓延、地域経済の衰退が進行し、市民生活経済活動に様々な影響を及ぼしています。特に、地域経済については、新型コロナウイルスの影響でその衰退が加速しており、早急な対応策が求められます。また、若者の流出が人口減少はもとより少子高齢化にますます拍車をかけ、コミュニティーの維持・存続やまちの活気の喪失等、まちづくりに深刻な影響を及ぼしかねません。そして、市役所も厳しい財政状況ではありますが、行財政改革を徹底するとともに、市民の皆様としっかり対話し、信頼関係を構築しながら行政を進めていく必要がございます。  このような状況の中、私が公約として掲げた「活気あふれる元気な倉吉」を実現するために、重点的に取り組む政策と今後の市政運営の基本的な姿勢について述べます。  まず、当面の最優先課題であります新型コロナウイルス感染症対策についてであります。  本市においては、新型コロナウイルス感染症は、皆様の御協力により爆発的な感染拡大は防ぐことはできているものの、いまだ先行きが見通せない状況が続いています。  まず、市民の皆様の健康を守るため、ワクチン接種を安全、かつ速やかに進めるための体制を継続的に確保してまいります。  さらに、新型コロナウイルスで疲弊した地域経済の回復に力を入れてまいります。市長就任直後、4月22日に臨時市議会を開催いただき、オミクロン株を中心とする新型コロナウイルス感染拡大長期化等により、売上げが大きく減少している市内事業者を対象に、「がんばる事業者福高応援事業」を創設いたしました。5月9日から申請受付を開始し、5月31日までに約600件を受け付け、既に500件の交付が完了したところであります。  これらワクチン接種体制の確保、地域経済の回復に向け、本議会においても関連予算を計上したところであります。市民の皆様、事業者の皆様、そして行政が一丸となってコロナ禍を克服し、アフターコロナを見据えて、本市を魅力ある元気なまちにするための施策に力を尽くしてまいります。  次に、私が公約とした掲げた、活気あふれる元気な倉吉についてであります。  活気あふれる元気な倉吉とは、地域など各コミュニティーが維持・存続できる一定数の若者が定着し、市街地には年間を通じてにぎやかさが感じられる多数の観光客などが確保でき、週末やイベントのときだけでなく、日々まちに人が行き来しているにぎやかなまちのことです。  そのためには、県立美術館を訪れた人たちを、赤瓦・白壁土蔵群円形劇場くらよしフィギュアミュージアム、小川氏庭園「環翠園」等の観光資源へ導き、観光振興を図ることで交流人口を増加させ、その中からまちづくりイベントに関わる関係人口を増加させることで地域のにぎわいを取り戻すとともに、それらの人を移住定住につなげ、移住した人や今いらっしゃる市民の皆さんがいつまでも住み続けたいと感じてもらうことが必要です。  このことを実現するため、重点的に取り組む4つの政策を定め、それらに必要な施策を進めてまいります。  重点的に取り組む政策の1つ目は、地域資源を活かした、産業振興まちづくりであります。  石田前市長の大きな功績でもあります多くの誘致企業などの周知に努め、雇用のマッチングを工夫するなど、若者や帰郷される方々を含めた移住者の働く場を確保します。また、コロナ禍が長期にわたったことで、都市部の企業が地方に拠点を移す動きが活発になっています。これをチャンスと捉え、テレワークやワーケーションなどの新しい働き方の受皿としての環境を整えます。  観光産業の振興では、赤瓦・白壁土蔵群を含む重要伝統的建造物群保存地区、1300年の歴史を誇る古湯「関金温泉」、日本一美しいと称される「旧国鉄倉吉線廃線跡」など、これまで大切に守り続けてきた多彩で豊かな地域資源を生かした観光振興を図ります。  さらに、伝統ある町並みのレトロな部分とフィギュアなどのポップカルチャーのクールな点が融合したレトロ&クールは、ここにしかない魅力です。これらの観光資源を面として楽しむことができる周遊滞在型の観光地をつくります。  農業や林業の振興では、人工知能でありますAIを活用したスマート農業を推進して、担い手不足を補完するなど、農畜水産業の振興に努めます。  重点的に取り組む政策の2つ目は、子育てがしやすく、健康で豊かな生涯元気なまちづくりであります。  倉吉市は、落ち着いた住環境と充実した子育て施策、また、職場と住まいが近接していることなど、子育てしやすい環境であると認識しています。しかし、子育ての経済的な不安や仕事と家庭の両立、子どもとの接し方など、子育てに不安を感じている市民の方が多いのも事実であります。これまで進められてきた子育て支援の各施策を引き続き行うとともに、子育てに対する生の声を聴かせていただきながら、子育てに希望と喜びを感じられる環境を整えていきます。  特に、仕事と家庭の両立については、男女共同参画社会の実現が欠かせません。今年10月には、日本女性会議2022in鳥取くらよしが開催されます。この機会を捉えて、男女共同参画社会の推進を図ってまいります。  続いて、高齢者施策についてです。高齢者が健康で仕事や趣味などの生きがいを持ちながら、豊かな生活を送ることができるよう、地域包括支援センターや各地区コミュニティセンターなどが連携・情報共有し、地域で互いに支え合い、誰もが暮らしやすいと感じられる共生のまちづくりを進めます。  重点的に取り組む政策の3つ目は、災害に強く、快適で安全・安心なまちづくりであります。  平成28年10月の鳥取県中部地震の発災当時、私は鳥取県の生活環境部長を務めており、住宅被害の支援を担いました。翌年の平成29年には、鳥取県中部総合事務所の所長を拝命し、中部地震からの復興に取り組みました。引き続き地震の影響を受けておられる方もいらっしゃいますが、比較的速やかな復興につなげることができましたのは、地元の関係団体の皆様の支援や、地域の皆様がふだんから培われてこられた助け合いの深い絆のおかげだと思っております。そのときの御恩は今も深く感じており、その恩返しをしたいという思いが、倉吉市長を目指すきっかけにもなりました。  震災からの復興に市民一丸となって取り組んだことで、自主防災に対する意識が高まったと感じています。災害はいつ起こるか分かりません。地区コミュニティセンターを拠点としながら、市民一人一人が自らの身は自ら守り、お互いが助け合いながら、地域でできることを考え、主体的に行動する地域防災力を向上させていきます。  また、近年の災害激甚化の要因の一つとされる地球温暖化に関し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロとなるゼロカーボンシティを目指します。  重点的に取り組む政策の4つ目は、未来を拓く人を育てる、文化、芸術が輝くまちづくりであります。  これからの倉吉市をつくるのは若者です。若者が住み続けたい、戻ってきたいと思うまちをつくっていく必要があります。そのためには、まず、子どもたちにまちの魅力を知ってもらうことが重要です。小学校、中学校とも連携しながら、ふるさと学習を推進し、地域づくりの担い手として、主体的に活躍できる人づくりを目指します。また、開かれた学校づくり学校教育の充実などにより、生きる力を持った、未来を開く子どもたちを育てていきます。そして、生涯にわたる学びを保障し、多様な学習ニーズに応える学習機会の提供により、その成果を地域や社会に生かして活躍する人材を育成します。
     令和7年には、待望の県立美術館がオープンします。倉吉市はかねてより、「倉吉:緑の彫刻賞」、「前田寛治大賞展」、「菅楯彦大賞展」を開催するなど、芸術を培ってきた土壌があります。先代が残してくださった緑の彫刻プロムナードは、ちょうど県立美術館から赤瓦・白壁土蔵群までの道のりにあります。時を越えて引き継がれた文化・芸術を、県立美術館の開館を契機として一層輝かせ、文化・芸術の香り高いまちづくりを進めます。  以上、重点的に取り組む4つの政策について申し述べましたが、続いて、今後の市政運営の基本的な姿勢について申し述べます。  初めに、対話と現場主義の徹底であります。  私の考えるまちづくりは、行政だけではできません。市民の皆様としっかり対話し、信頼関係を構築しながら行政を進めていく必要があると考えております。そのため、元気な倉吉づくり「市長と“はなし”しょいや」と題して、市民の皆様から直接生の声をいただく場をつくっていきます。  早速、先月、5月22日に、地元大学の大学生と意見交換を行い、大学生が感じている倉吉市の生の課題を知ることができました。課題の解決に向け、できるところから一緒になって取り組んでいきたいと考えております。今後も、様々な分野や地域の方々と「市長と“はなし”しょいや」を開催させていただき、市民の方の声を基に、市政運営を進めていきたいと考えております。  次に、行財政改革による財政の健全化であります。  厳しい財政状況の下、行財政改革による財政の健全化が必要です。行政資源を効果的、効率的に活用するとともに、施策の達成度や優先度の評価を行い、市民満足度の高い行政運営につなげていきます。  最後に、4月の所信表明でも述べましたが、市役所の活性化とサービスの向上であります。  市役所職員に対して、明るい、正しい、仲よい職場づくりと挨拶、笑顔、返事の実践をお願いいたしました。市役所が明るく、元気に、市民の皆様と一緒になって、活気あふれる元気な倉吉をつくっていきたいと考えております。  これら選挙公約で掲げた政策は、第12次倉吉市総合計画の将来像でもあります「元気なまち、くらしよし、未来へ!」を実現するために特に力を入れていきたいと考えているものです。その実現には高い実効性が求められることから、今後、具体的かつ重点事業を示す倉吉市まち・ひと・しごと創生総合戦略や毎年度の予算編成で具体策を明らかにし、その実現に取り組んでいきたいと考えています。  改めまして、議員の皆様、市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  それでは、本定例会に提案いたしました諸議案について、その概要を御説明申し上げます。  今議会に提案いたしました議案は、報告案件2件、予算案件1件、一般案件1件の合計4件でございます。  まず、報告第2号 令和3年度倉吉市繰越明許費繰越計算書についてであります。  地方自治法施行令第146条第2項の規定により翌年度に繰り越した歳出予算の経費を報告するもので、一般会計で36件、29億1,531万3,874円、上北条財産特別会計で1件、362万円を令和4年度に繰り越したものです。  次に、報告第3号 令和3年度倉吉市水道事業会計予算繰越計算書及び倉吉市下水道事業会計予算繰越計算書についてであります。  地方公営企業法第26条第3項の規定により翌年度に繰り越した予算を報告するもので、水道事業会計で5件、2,350万2,600円、下水道事業会計で6件、8,927万8,639円をそれぞれ令和4年度に繰り越したものです。  次に、議案第46号 令和4年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)についてであります。  初めに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を用いた事業についてであります。  主なものとして、飲食・宿泊業を中心とした観光関連事業者を支援するため、観光応援クーポンの発行を委託するための経費6,300万円余、また、転入、転出等の手続における窓口の非接触化・簡素化を図るため、スマートフォン等で事前申請を行うシステムの導入費600万円余、また、体育施設のトイレの洋式化、抗菌化及び非接触化の経費3,900万円余、令和5年成人式出席予定ワクチン未接種者のPCR検査費100万円余、本庁舎西玄関風除室設置及び議場座席の抗菌化などの経費500万円余などがあり、これら以外の事業を含め、臨時交付金を活用した事業は、合計で1億2,000万円余となります。  次に、新型コロナウイルス予防接種についてであります。新型コロナウイルスワクチンの4回目接種に関わる経費として、7,000万円余を計上するものです。  次に、新型コロナウイルス関連事業以外の事業についてであります。  まず、企画政策推進についてでありますが、県立美術館開館まで、その機運醸成を図るため、これに関連した取組を行う市内の事業者、団体等への補助金として、50万円を計上するものです。  次に、中心市街地活性化推進事業についてであります。民間事業者が実施する地域課題解決型の人材育成研修を支援するため、企業版ふるさと納税等を活用して、1,200万円を補助するものです。  次に、関金地区地域資源観光活用事業についてであります。旧国鉄倉吉線廃線跡を訪れる観光客の受入れ環境の整備と周遊滞在の促進に向け、その動態把握を行うための経費として、200万円余を計上するものです。  次に、周遊滞在型観光地創造事業についてであります。民間事業者と連携して実施する観光列車あめつちを活用した着地型観光ツアー造成の負担金として、100万円余を計上するものです。  次に、防犯街灯設置費補助金についてであります。これまでの防犯街灯LED化に係る補助に加え、老朽化したLED防犯街灯の更新を補助するため、100万円余を計上するものです。  次に、除雪対策についてであります。降雪時の市道交通を確保するため、新たにホイールローダー2台を配置するとともに、地区コミュニティセンター等小型除雪機購入を支援するため、1,200万円余を計上するものです。  次に、小・中学校教育環境の改善についてであります。雨天時の小・中学校グラウンド排水改善対策や校舎等の老朽化対策を行うもので、1,300万円余を計上するものです。  以上、補正の総額では5億2,500万円余の増額となり、補正後の予算総額を305億5,473万6,000円とするものです。  次に、一般案件、議案第47号 倉吉市過疎地域持続的発展計画の変更についてであります。  過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第1項に規定する市の過疎地域持続的発展計画を変更するに当たり、同条第10項において準用する第1項の規定により、本議会の議決を求めるものです。  以上、今回提案した諸議案について、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  日程第5 請願紹介議員の説明 ○議長(福谷直美君) 日程第5 請願紹介議員の説明を行います。  本日は、請願が1件、陳情が5件、お手元に配付しておりますとおり上程されました。  請願第1号を議題といたします。  請願には紹介議員がありますので、ここで紹介議員の説明を求めます。  17番福井康夫議員。 ○17番(福井康夫君) それでは、請願第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出について、紹介議員として提案理由の説明をいたします。  まず、請願の趣旨は、2023年度の政府予算地方財政計画の検討に当たっては、新型コロナウイルス対策をはじめ近年多発している大規模災害への対応、また、介護等社会保障への対応、子育て支援など、行政サービスに対する需要がこれまで以上に高まってきており、骨太方針2021に基づき、2024年度までは地方一般財源水準を確保することとされてきたところでありますが、増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。  そこで、来年度においてもコロナ禍における新たな行政需要等を把握しながら地方財政のさらなる確立を目指すよう政府に求めるものであります。毎年、国の概算要求の策定時期に合わせ、議会採択を求めることとしたものであります。  次に、具体的な請願事項であります。お手元の資料には10項目にわたり請願事項を示しています。  それでは、具体的な項目ごとの内容説明でございます。  まず、請願事項第1では、昨年同様、一般財源総額の確保であります。総額は前年の水準62兆円の確保と、地方交付税も18兆円程度と、地方の要望に応えた形となり、三位一体改革以降では最高水準となりましたが、引き続き同趣旨で要望するものであります。  請願事項第2では、社会保障費の拡充については、人材確保と財政措置を求めたものでございます。  請願事項第3では、現行の地方交付税率は国税4税において、所得税の33.1%、法人税の33.1%、酒税の50%、消費税の19.5%となっています。そのうち、偏在性が少ない所得税、消費税は安定的な財源であります。税源配分の国税6割、地方税4割を見直していくことが必要でございます。  請願事項第4では、新型コロナウイルス対策としてのワクチン接種体制と十分な財源措置を行うこと、請願事項第5では、まち・ひと・しごと創生事業費、2024年度までの時限措置であり、これを恒久的な財源とすること、請願事項第6、会計年度任用職員の処遇改善については、昨年同様の要望でございます。  請願事項第7では、諸手当と地方交付税の算定ですが、給与決定の原則の反映を求める内容でございます。  請願事項第8では、自治体業務システムの標準化が2025年度までの完了が目指されています。地域デジタル社会推進2,000億円は、2022年まで計上されることとなっていますが、引き続きの予算確保、また、人材まで含めた自治体支援策を求めるものでございます。  請願事項第9、森林環境譲与税の見直しについては、昨年と同様の内容でございます。  請願事項第10は、地方交付税の財源保障機能の強化について、また、地方交付税の段階補正の強化でございます。  以上がこのたびの地方財政の充実・強化を求める請願についての提案理由の説明でございます。  今年も特にコロナ禍、言わば災害の中であり、議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明に代えます。 ○議長(福谷直美君) 請願に対する質疑は、慣例によりまして紹介議員へ行うこととなっておりますが、執行部提出議案の質疑の後に行いたいと思います。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明日も午前10時から会議を開き、市政に対する一般質問を行うこととし、本日はこれをもって散会いたします。                   午前10時41分 散会...