倉吉市議会 2022-03-07
令和 4年第 2回定例会(第5号 3月 7日)
令和 4年第 2回定例会(第5号 3月 7日)
倉吉市議会会議録(第5号)
令和4年3月7日(月曜日)
第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
第2 付議議案に対する質疑
〇会議
に付した事件
◎日程第1から日程第2まで
午前10時15分 開議
○議長(福谷直美君) これより本日の会議を開き
ます。
おはようござい
ます。本日届出のあった事故者は、議員では
大月悦子議員、欠席、当局では
美舩生活産業部長及び
吉川総務部次長兼総務課長が欠席であり
ます。以上、報告いたし
ます。
○議長(福谷直美君) 本日の議事日程は、お手元
にお配りし
ており
ます日程書のとおり行い
ます。
議長より申し上げ
ます。本日から、付議議案に対する質疑を行い
ます。自席から質疑または答弁されること
になり
ますが、マスクなど
飛沫防止用具着用の要請をいたし
ます。
また、適時、消毒、換気のため休憩をいたし
ますので、御協力をよろしくお願いいたし
ます。
日程第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
○議長(福谷直美君) 日程第1、追加議案の上程並びに提案理由の説明を行い
ます。
議案第30号から第35号までを一括し
て議題といたし
ます。
提案理由の説明を求め
ます。
石田市長。
○市長(石田耕太郎君)(登壇) おはようござい
ます。
それでは、ただいま上程され
ました諸議案
につきまして、その概要を御説明申し上げ
ます。
まず、議案第30号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第16号)
についてであり
ます。
初め
に、退職手当についてです。本年度末をもって退職する副市長ほか、新た
に退職の申出のあった職員
に係るもの等として、1,700万円余を計上するものです。
次に、指定管理料の
増額についてです。
新型コロナウイルス感染症の第六波の拡大で、さらなる影響を受け続け
ている観光関連の
指定管理施設の運営維持を図るため、700万円余を計上するものです。また、これらの財源調整として、
財政調整基金積立金2,400万円余を減額するものです。この補正による予算総額の増減はあり
ません。したがって、補正後の令和3年度
一般会計予算額は、今議会当初
に提案した第15号補正後のものと同額の333億9,791万6,000円となり
ます。
次に、条例案件
についてであり
ます。
まず、議案第31号 倉吉市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてであり
ます。妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援を図るため、国家公務員の育児休業等に関する制度が改正されることを踏まえ、市の非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和等を行うものです。
次に、議案第32号 倉吉市自治公民館への加入及び参加を促進する条例の制定についてであり
ます。
自治公民館への加入及びその活動への参加に関し、市民、自治公民館、事業者、
住宅関連事業者、市等の役割を明らか
にし、地域住民の連帯感を高め、協働のまちづくりの推進
に寄与するため、条例を制定するものです。
次に、議案第33号 倉吉市
国民健康保険条例の一部改正についてであり
ます。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響
に鑑み、令和3年度限りとし
ていた保険料の引下げを令和4年度
も継続するものです。これは令和4年度限りのもので、全体規模で2億8,000万円余、1人平均2万3,000円程度の引下げ
になり
ます。
次に、議案第34号 倉吉市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてであり
ます。
令和4年4月1日
に、年金制度の機能強化のための
国民年金法等の一部を改正する法律が施行され、
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正されることを踏まえ、関係する条例
に所要の改正を行うものです。
次に、一般案件として、議案第35号
工事請負契約の締結についてであり
ます。
市道みどり町13号線
道路災害復旧工事について、令和4年3月3日
に、指名競争入札を実施し、2億1,670万円で落札されたことから、その請負契約の締結について、地方自治法第96条第1項及び議会の議決
に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものです。
以上、今回提案し
ました諸議案
につきまして、その概要を御説明し
ました。よろしく御審議のほど、お願い申し上げ
ます。
日程第2 付議議案に対する質疑
○議長(福谷直美君) 日程第2、付議議案に対する質疑を行い
ます。
まず、報告第1号、倉吉市
情報公開条例及び倉吉市
個人情報保護条例の一部改正
に係る議会の委任による専決処分について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第3号、
関金地区情報通信基盤設備等改修工事の
工事請負契約の締結についての議決の一部変更
に係る専決処分について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第4号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第15号)について質疑を求め
ます。
5人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、14番
藤井隆弘議員に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 令和3年度の
一般会計補正予算について、私は、10款2項1目小学校運営(総務)、補正
額が7,292万9,000円、
予算説明資料の11ページの下段のほうです。こちらの補正予算の補正理由を見
ますと、令和5年4月
に統合する成徳・灘手小学校の
成徳小学校西校舎、こちらは昭和56年築のようですけれども、こちらの改修を行うものとなっ
ており
ます。事業概要のほうは、
設計監理委託料が764万4,000円、工事請負費が
維持補修工事として6,528万5,000円計上され
ており
ますが、まず最初
にお聞きしたいのは、このうちの工事請負費、何項目か上がっ
ており
ますけれども、そちらの内訳、内容について説明をお願いしたいなと思っ
てい
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 成徳小学校の改修工事についての御質問です。
成徳小学校は、灘手小学校との統合により、令和5年4月から新しい学校として開校すること
に向け
ての校舎の改修を行うものでござい
ます。
改修を行う校舎は、学校敷地の西側、
管理特別教室棟、通称西校舎と言っ
ており
ますが、こちら、昭和56年の建設の
鉄筋コンクリート造3階建て、耐震性のある建物ということ
になり
ます。
主な工事の内容ですけれども、校舎2階の特別教室ですね、現在の特別活動室と、それから図工室
になり
ますが、こちらのほう、普通教室として使用できるよう
にということで、例えば
ホワイトボードを設置したり、LED照明
に替えたり、それからエアコンの設置をしたりというような教室機能の強化を図ること、それから3階の第1音楽室と図工室
に改修をすることといった学習環境の整備
に関わる工事、それから床の改修であるとか屋上の防水改修、それから階段の防火扉の改修等、いわゆる長寿命化
に係る改修を行う予定とし
ており
ます。
○14番(藤井隆弘君) 今お聞きし
まして、2階のほうは、教室
に転用
も可能な仕様
にするということです。
それで、お聞きしたかったのは、今、こういった工事だということは分かり
ましたが、例えば、上がってるのでは、床の改修、教室
に転用
に向かっ
ての分とか、屋上の防水工事とか上がっ
てますね、その辺の内訳というのは分かり
ますか。そこまでは用意してないですかね。屋上の防水工事
も結構金かかるんじゃないかなと思いながら、どこ
に何が、その6,500万円ぐらい、金かかるのかなと思っ
てですが。内訳について、もし分かれば、また後で資料でもいただきたいなと思っ
ており
ますけれども。
この予算財源を見
ましたら、いわゆる一般財源は11万6,000円ということで、国の交付金が2,900万円余、それと地方債が4,380万円ということで、これは、要は、ここの学校統合に際して有利な財源を活用されるんじゃないかなとは思っ
ておるんですけれども、ここ
に出
てますが、国の交付金として
学校施設環境改善交付金、それと、地方債が
学校施設整備事業債、補正債と、継ぎ単、これ
継ぎ足し単独事業ということだと思うんですけれども、この辺のところ、ちょっと簡単
に説明し
ていただければと思い
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) 改修工事の財源と、それから市の実質の負担についての御質問です。
まず、財源内訳ですけれども、これは国の学校統合
に係る補助金、それから、あわせ
てで
学校施設整備事業債を活用する予定とし
ており
ます。補助の割合が高い学校統合
に係る補助金を活用すること、それから、あわせ
て国の令和3年度の補正予算でこの起債のほうを活用するということで、充当率が100%ということ
もござい
ますので、市の負担が抑えられるということ
になり
ます。
実質的な負担ということでござい
ますが、起債のうち、交付税が充当できる部分がござい
ますので、その部分を差引きし
ますと、実質的な負担としては、総事業費の7,292万9,000円のうちの約3割程度、約2,100万円程度
になろうかと思い
ます。
○14番(藤井隆弘君) 細かな内容は分かり
ませんけど、3分の1ぐらいということで、2,100万円程度ですか、もうそれでこの事業ができるということで、非常
に有効な手だてだなとは思っ
ており
ますが、これ成徳小学校は2,017年だったと思い
ますが、いわゆる家でいうと減築、3階建てを2階
にし
て、耐震性の関係で、たしかあのときは工事をし
て、町並み
に合ったすばらしい校舎ができたと記憶し
ており
ます。
今回、灘手小学校と一緒
に統合するということで、先ほど、いわゆる教室転用が2クラスできるよう
にするんだということでした。それで、説明会のとき
に、児童数を見
ましたら、どっかの学年
に30人が2つあったですけども、
特別支援学級の子が入ったりして
て、学級的
には多分変わらないとは思ってるんですけれども、必要数がね、あえて工事、そのことはいいんですけれども、教室転用ということ
になると、これは何のためなのかという、ちょっと不思議な感じ
もするんですけども、先々、これ明倫小学校の関係
もあるんでしょうけども、そういったことというの
も意識され
ての工事という捉えでよろしいんですか。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) まず、この改修の目的ということ
になり
ますけれども、令和4年度から、30人学級が段階的
に始まるということがござい
ます。学校統合後の児童数の推移から、児童数が増えた場合ですけれども、学年によっては2クラス
に分かれるということで、クラスが増えること
も想定されるということで、普通教室を確保する必要が出
てまいり
ます。また、
特別支援学級の増加
にも対応できるよう
に整備をし
ておくということが必要
になり
ますので、1つの教室というよりは、柔軟
に対応できるよう
に、このたびは特別教室を改修し
ておくこと、それから、あわせ
て、この有利な財源を使っ
ての
長寿命化対策を行うというものです。
明倫小学校との統合ですけれども、この工事は、まずは成徳小学校と灘手小学校の統合により、令和5年4月から新しい学校としてスタートするため
に必要な教育環境の整備と、それから校舎の長寿命化ということを行うものであり
ますので、明倫小学校との統合を見据え
ての工事ではござい
ません。明倫小学校との統合
に際
には、改めて協議を行うこととなり
ます。
○14番(藤井隆弘君) 一般質問ではあり
ませんから、これ以上、このことについては触れ
ませんけれども、何
にし
ても、今の校舎があり、子どもたちがいる以上は、よりよい環境をつくるという工事だということで理解いたし
ましたんで、質問を終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。
次に、11番
鳥飼幹男議員に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、私から
も、議案第4号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第15号)について伺っ
ていきたいと思い
ます。
予算説明資料の10ページ
になり
ますが、上段、健康推進課
になり
ます、新型コロナウイルス予防接種について少し伺っ
ていきたいと思い
ます。
この補正理由について、追加で3回目の接種を前倒しし
て実施するため
に、接種体制の構築
に係る費用、これを今回補正
に計上し
ましたということで、予算は1億4,038万6,000円が計上され
ており
ます。ここ
にあり
ますよう
に、接種体制について少しお伺いをし
てみたいと思い
ますが、最近、特に懸念をし
てますのは、今、学校の感染拡大、また家庭内の感染拡大、そういう中
にあっ
て、私一番心配してるのは、今、高齢者の重症化を防ぐ、このため
にもワクチン接種を本当に加速し
てやっ
ていかないと、なかなかこの拡大が止まらないのではないかなということを懸念し
ており
ます。
そこで、報道等で
もあり
ますけれども、この65歳以上の接種が進んでいない、こうした現状が見られるということであり
ますが、本市は、この65歳以上の高齢者の接種、これはどのような現状
にあるのか、まずお伺いいたしたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 鳥飼議員の御質問でござい
ます。
新型コロナウイルス予防接種で、65歳以上の接種の今の現状ということでござい
ますが、高齢者の接種
につきましては、まず、高齢者施設
に入所し
ておられる方、こちらの方は、2月末で接種は終了し
ており
ます。
次に、一般の高齢者の方
につきましても、現時点では、接種券の発送は終了させ
ていただい
ており
ます。今の接種状況といい
ますか、現時点での医療機関の予約枠
も埋まっ
てき
ており
ますので、我々としましては接種は順調
に進んでいるものと考え
てはおり
ます。しかしながら、高齢者の中
には
かかりつけ医で接種を希望される方
も多くあり
ます。医療機関での
ファイザー社の
ワクチン供給量が多くないため、
当該医療機関の予約枠が空くのを待っ
ておられる方
もいらっしゃるというの
も現状としてあり
ます。そういったこと
も踏まえ
まして、現在
も行っ
ており
ますが、国や県の広報と併せ
まして、市といたし
ましても、市報、
ホームページ、防災無線を使い
まして、ワクチン接種の有効性を広報しながら、接種促進を働きかけ
てまいりたいと思っ
ており
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。順調
にいってるようですけども、一部
には、なかなかやはり集団接種というより
も個別接種で受けたいということで受け
ていらっしゃらない方があるということであり
ますけど、
ファイザー社とモデルナ社と、やはり抵抗がある方
もあろうかと思い
ますが、今、部長からあり
ました、しっかりと有効性を周知いただい
て、県のほう
も様々な形でチラシを入れたりし
ていただいてるようですから、これはしっかり進め
ていただきたいと思うんです。
これからの接種で、ちょっと一番心配してることが一つあり
ます。それは2回目接種から、今までは8か月の期間を想定し
て、8か月を目安
に順次接種券を発送する、そういった体制が取られてた。ところが前倒し
になり
ましたから、6か月ということですから、今、高齢者に対しては、接種券は全て発送は終わったということであり
ますが、この接種券、これは順次きちっと6か月
に対応した発送体制を組んでおられるのかどうなのか、この辺りがちょっと心配し
ており
ます。今までは8か月の体制で組まれてると思い
ますので、これをきちっと6か月の体制で、早め
に、やはり接種券を配布し
て発送し
ていかないと接種は進まない、ここは非常
に大事な点だと思っ
てますが、この辺りの対応はどうなってるのか伺っ
てみたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ますが、接種券の発送対応でござい
ます。
接種券
につきましては、2回目接種からの経過期間
に応じ
て発送するということでござい
ますが、まず、令和3年6月と7月
に2回目を接種され
ました方
には、7か月を経過した時点で、2月1日
になり
ますが、発送し
ており
ます。この時点ではまだ7か月という国の方針がござい
ました。次に、令和3年8月
に接種をされた方につきましては、ここからは6か月を経過した時点で発送させ
ていただい
ており
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 分かり
ました。しっかり対応し
て、早め早め
に接種券の発送をし
ていただい
て、早い接種をお願いし
ておきたいと思い
ます。
それから、今回の委託料の中
に、1億901万8,000円、委託料が組まれ
ており
ます。これは休日加算、時間外等
も含め
て委託料
になってるわけですが、まず初め
に、この小児、5歳から11歳の方が、市の
ホームページ、今朝見
ますと、本日から、この予約受付が開始されるということであり
ましたが、この委託料の中
には、この5歳から11歳の子どもたちの接種の委託料
も含まれてると、こういう理解でよろしいでしょうか。まず、そこだけ1点。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
てですが、小児接種の経費
につきましては、今回の予算
には含まれ
ており
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 含まれ
ているということでござい
ますので、何点か伺い
ます。
この小児接種ですが、まず1点は、これは保護者が必ず同伴しなければいけない、こういう具合
になっ
ており
ます。ということは、私はこの接種が土日
に集中するのではないかと、こういう懸念を持っ
ており
ます。それから2つ目は、これは学校などでの集団接種は行わない、いわゆる個別接種で対応する、これが2つ目
になり
ます。それから3つ目
に、今回の接種については、医療機関で接種できるのは中部1市4町、
共同接種体制を取るということがあり
ます。この3点
に少し懸念があり
ます。
一つは、この本市の
ホームページ、今朝見
ますと、医療機関は全てで8医療機関、一覧表
に載っ
ており
ます。そのうち、倉吉市の小児接種ができる医療機関は僅か4つです。これ、1市4町、三朝町
も入っ
てき
ます、北栄町
も入っ
てき
ます、後の4つは湯梨浜町と琴浦町しかあり
ません。こういう体制の中で、本当に医療接種が、小児医療がきちっとできるのか、今の個別接種の中で、こういう懸念を持っ
ており
ますが、この辺りについて、部長はどのような見解をお持ちなのか聞い
てみたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 小児接種についての御質問、3点ござい
ましたので、1点ずつ御説明させ
ていただき
ます。
まず、土日
に集中しないかということですけども、議員おっしゃい
ましたよう
に、本日から受付開始ということで、来週、3月14日から接種は開始され
ます。木曜日は除き
ますが、月曜から土曜日の毎日接種できる体制をつくっ
ており
ます。その中で、特に土曜日の予約枠は多くし
ており
ます。1週間
に350の枠があるんですけども、そのうちの100は土曜日の枠
に充てさせ
ていただい
ており
ます。小児科医から伺った話では、これまでの予防接種では、長期休み
に多く接種があったということがござい
ましたので、この3月末から4月にかけての春休みを利用し
ての接種
も多くあるのではないかということで、土曜日
に集中するというのはある程度分散がされるんじゃないかという声
も伺っ
ており
ます。
それから、個別、集団接種ということでござい
ましたが、本市の場合はといい
ますか、
共同接種体制では集団接種は行わず
に、医療機関での個別接種で計画をさせ
ていただい
ており
ます。その理由としましては、小児は、大人と違い
まして気を配ることが多いことから、
かかりつけ医での接種がよいのではないかということで、こちらのほうは、もう小児科医のほうの声があり
ました。また、国から配給され
ます小児用のワクチンの量と予約枠の数がほぼほぼ同数でござい
ますので、集団接種をするほどのワクチン量が確保できないという点
もござい
まして、個別接種での実施ということ
にし
ており
ます。保護者の同伴がないといけないということが前提
にあり
ますが、そういった予約枠を設け
ており
ますので、何とか土曜日の集中ということに対しては回避できるんではないかとは考え
ており
ます。
それから、全体の接種体制ということ
になり
ますが、1市4町の
共同接種体制で実施することとし
ており
まして、小児科医を中心
に、今ござい
ました8つの医療機関で、3月14日から接種を開始いたし
ます。中部圏内で約6,000人が対象
になり
ます。そのうち倉吉市は約2,700人となっ
ており
ます。中部圏域で申し
ますと、月
に1,500の枠を提供できるよう
になっ
ており
ます。そのうち、市のほうは、月
に1,100を提供でき
ますので、その対応というのは十分可能だとは考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 次で5回目となり
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。体制化としては、きちっと体制でき
ており
ますし、順調
に小児接種について
も行っ
ていくということで理解をいたし
ました。
最後
になり
ますが、基本的
に、この
ワクチン接種は希望者です。絶対
にやらなければいけないということはない。それで一番私心配するのは、やはり今、保護者の中
にも子どもの副作用を懸念し
て、接種
に行かれない、そうした声
も耳
にすることがあり
ます。私、部長のほう
にも言っ
ておきたいのは、絶対
に子どもが差別を受けたり、非難をされたり、そういうことがないよう
に、こういったことがないよう
に、絶えずいろんな場で、やはりきちっと周知をし
ていただく、そして、そういうことを言っ
ていただく。学校教育関係
もそうですが、保育園
もそうですよ、そういうことが絶対あっ
てはならない。子どもがそういうつらい目
に遭うようなことのないよう
に、最後
にそうした体制を取っ
ていただきたいことをお願いし
て、終わり
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 偏見や差別への対応ということ
になり
ます。
本市では、
新型コロナウイルス感染症について人権尊重宣言
もし
ており
ます。偏見や差別をし
てはならないということは、ずっと周知し
てまいっ
ており
ます。ワクチン未接種の方への対応
も、これ
も同様でござい
ます。国や県でも積極的
に広報し
ておられ
ますが、本市とし
ましても、引き続き未接種の方への偏見や差別的行為について、
ホームページなどを活用し
て、またチラシを掲載するなど
もし
て、絶対
にしないよう
に周知し
てまいりたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、17番福井康夫議員
に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) 私
も、議案第4号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第15号)のうち、事業シートは5ページでござい
ます。第2款総務費、第1項総務管理費、第9目交通対策費、今回補正
額が924万4,000円ということ
になっ
ており
ます。補正予算の
増額理由ということでござい
ますが、バス路線等公共交通機関の維持・確保を図るためのものとしての決算見込みでござい
ます。
私は、路線ごとの支援、補助金の内容というものをまずお聞きをしたいと思い
ます。補正前予算
額が1億6,318万8,000円でござい
ますけれども、それぞれ路線ごとのこうした補助金の内容というものをお示しをいただければと思い
ます。まずよろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 福井議員の御質問
にお答えいたし
ます。
今回、3月補正予算
増額でござい
ますけれども、基本的
に、この補助金は事業支出から事業収入を差し引いた、その補填ということでござい
ます。増加した原因
につきましては、人件費、あるいは減価償却費などの運行費用が増加した、それから分母となる実車の走行距離の減ということで、1キロ当たりの経常経費が増加したというものでござい
ます。
人件費等
につきましては、高速バス、路線バス、貸切りバス等を、こちらを一事業とみなすということで、新型コロナウイルス等で高速バスや貸切りバスの減便等で、路線バス
に分配される人件費の割合が高くなっ
ていると、それから燃料費の高騰と。収入
につきましては、近年のバス利用者の減少や定期券の販売数の減少
に加え
て、長期化する新型コロナウイルスの感染症の影響によるところが大きいということで、今回の補正とさせ
ていただいたというところでござい
ます。以上です。
○17番(福井康夫君) 補助金の今の補正の理由についてはお聞きし
ましたけれども、路線ごとの状況をお聞かせいただきたいということで質問したわけです。
資料のほう
も請求し
て一部頂くよう
にし
ており
ました。平成27年度、28年度、29年度、30年度、そして令和元年度、2年度、そして今回、令和3年度、非常
に路線維持の対策費補助金が増え
ていっ
ているのではないかという声があり
ますんで、そこをひもとい
て、幾らだったのか見
てみ
ます。そうすると、平成27年度当時は1億1,218万5,805円となっ
ており
ますが、令和3年度の見込みが1億6,848万7,036円、今、約5,000万円増えつつある。以前
に遡っ
てみれば切りがないわけでござい
ますが、取りあえず平成29年度、この辺り、5年前です、これを100として見た場合、令和3年度の見込みがどうなってるのか、路線ごと
にちょっと申し上げたいと思い
ます。
地方バス路線維持の対策費補助金全体として、平成29年度の
額は1億2,092万8,546円でござい
ます。これを100として、今年度の見込みは1億6,848万7,036円が決算見込みでござい
ますから、39.3%の増加となっ
てまいり
ます。その内訳というのは、路線維持の事業の補填分、3人以上で、136%、ほぼ、これは水準的
にはこういうもの
になるのではないかと思われ
ますが、一方、広域バス路線、5人以上、これのものが177%の増加というのが大きく特徴だろうと思い
ます。広域バス路線ですわね。
次に、これを事業所別
に見
ますと、日ノ丸自動車が平成29年度から令和3年度のベースで、118%なんですよ、増加がね。日本交通は、同じく平成29年度から令和3年度ベースで200%でござい
ます。それから日ノ丸ハイヤー、これは130%というのが、今の事業所別ですよ。それから、資料を見
ますと、運行別の内訳、これ
も特徴を申し上げ
ますと、上井三朝線が268%、倍以上
になっ
ており
ます。栄線、これは140%、それから関金線、243%、倍以上ですよ。それから松崎線、427%、それからパークスクエア線、226%、それから市内の夜間分が169%ですね。逆
に、補助金が減少してる路線、これは赤碕線と穴鴨線、三朝のね、という内容でござい
ます。
新型コロナウイルス等の影響なり、今、先ほどおっしゃった人件費の
増額の問題やら燃料の問題、いろいろ言われ
ました。広域バス路線の赤字がのしかかってる。したがって、執行部がこれまでおっしゃっ
てこられた市と町をまたがる広域路線の赤字というものが大きいですよということ。したがって、言いたいのは、これらの補助
額は対象路線ごと
に分析をされながら、交通対策の審議会等で
もあるわけでござい
ますから、恐らく議論されとるだろうと思い
ます。そうしたところで、手を打つのはどこが必要なのか、どういう内容で取り組んでいけばこうしたものが抑え
ていけれるのかということを、やはり分析、総括する必要があるだろうと思い
ますよ。非常
に増え
ていっとる、確か
にね。今5年で、約1年ごとで1,000万円ずつ増加、とりわけ、令和元年度、2年度というのが非常
に増えつつある、極端でした、そこがね。平成30年度が1億3,000万円ですから、今、令和3年度で1億7,000万円近く、本当ここ二、三年なんですよ、急激
に増加し
ている傾向というのがね。今申し上げ
ました点についての、令和4年度
に向けた新年度の見通しと改善についての方向、執行部の見解をお尋ねしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 失礼いたし
ました。路線ごと、議員からお示しがござい
ました。確か
に平成29年度が1億2,000万円程度が、令和3年度が1億6,800万程度ということで増え
ており
ます。
路線系統でいい
ますと、上井三朝が平成29年度、600万円ぐらいが、令和3年度は1,600万円程度ということとなり
ますし、松崎線
につきましても150万円程度が660万円程度ということで、これら
も踏まえ
て、路線の変更ということ、あるいは広域
に係る路線については、中部のほうで路線の見直し等
もさせ
ていただいてるというところでござい
ます。これで、今のままで上がりっ放しでということではよくないという具合
に思っ
ており
ます。やはりこの補助金というのは、輸送人数ですね、こちらのほうをしっかり把握するということが大事というところでござい
ますけれども、現在のやり方ということでは、なかなか正確な輸送人数が出
てこないという欠点がござい
ます。
こちら
につきましても、事業者さんが苦労され
て、その人数を把握されたということ
もござい
まして、なかなか困難なところがござい
ますが、やはりそこは鳥取県といたし
ましても、例えば機械を導入するであるとかということで、実態
に即したその輸送人数を把握したいという具合
には考え
ておると、一緒
になっ
て考え
ていきたいという具合
に思っ
ており
ます。
ただ、このバスというのは、やはり市民生活
に大きな影響を及ぼすものということでござい
まして、路線バスの持ち
ます定時、定路、それから大量輸送という、この特徴を生かしながら利用状況を踏まえた適正規模での振興が重要なポイントということでござい
ます。正確なデータ取得から情報収集によって、実態
に即した適正な公共交通の再構築を行っ
ていこうという具合
に考え
ており
ます。
国のほうにおきまして
も、新しい交通の形ということで示し
ており
ます。誰
もがより快適で容易
に移動できる、生活
に必要不可欠な交通の維持・確保、それから、我が国の経済成長を支える、高機能で生産性の高い交通ネットワーク・システムへの強化、災害や疫病、事故など異常時
にこそ、安全・安心が徹底的
に確保された、持続可能でグリーンな交通の実現ということで、市町村といたし
ましても、このような国の方針
に基づい
て、これを踏まえ
て正確な数字を持っ
て、あるいはダイヤの編成ということ
になると多少減便というようなこと
もあろうかと思い
ます、そうした場合は、公共の助け合いの、地域における公共の住民たちで行う交通手段というようなこと
も取り入れながら、市民生活
に不便
にならないよう
にということを考えながら
も、このバス事業者さんの補助については適正
に考え
ていきたいという具合
に思っ
ており
ます。
○17番(福井康夫君) 分かり
ました。やはり生活路線バスの維持というの
には、こうした補助金の内容に対しては一方で批判があり
ましょうし、どうしても、あるいは継続し
ていかなきゃいけない、続け
ていかなければならない、そうした役目というもの
も、一方で行政
にはあろうと思い
ます。そうしたところで、今言い
ましたようなことを分析しながら取り組んでいく必要があるのではないかなと思い
ます。
もう1点、このバス事業者を取り巻く要望
もあったり、それから悩みが1点あるようです。様々ある中では、従業員の、いわゆるバス事業者の運転手不足、非常
にその辺り
も取り上げられ
てきた経緯がござい
ます。理由は様々あるでしょうけども、やはり2002年、20年余り以前ですけども、ここの規制緩和が非常
に大きかったという指摘
もあり
ます。そういう中で、バス事業者が非常
に増えたということですね、一方で。そうしたところで、本当にバス運転手の確保が難しくなっ
てしまったという、今日までね。その辺り
も言われ
ており
ます。それから待遇について
も、やはり魅力がなくなっ
てきたということでないかと、これ
も指摘され
ます。
バス1台当たりの運転手が1.4人から1.27人という形で減少し
ていく、いわゆるバス運転手
も人員が削減され
てきたという、そういう実態があるわけでござい
ますけれども、そういう総合的なことを含め
て、バス事業者の要望
に応え
ていく形というのは、何か考え
ておられることがあればお聞きしたいと思い
ますが、いかがでしょうか。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) バス事業者からの要望でござい
ます。特別バス事業者からの要望等は、今現在はいただい
ていないというところでござい
ます。
運営が年々悪化、悪くなっ
ているバス事業者さんにとっては、何らかのインセンティブがないと財政的、人員的
にも抜本的な改革
には踏み切れないのではないのかなと
も思い
ますけれども、バス事業者さんにおいて
も、国の目指す方向性を踏まえ、従前のやり方
にとらわれない新たな運用方法やサービスの提供などを考え
ていただく時期が到達し
ているのかなということで、補助金がなく
ても運営できるスキームでサービスを再構築し
て、根本的な事業への改善を図っ
ていただき、地域にとって
も運行主体にとって
も効率的な取組を行っ
ていくべきであろうかという具合
に思い
ます。一朝一夕
にはならないという具合
に思っ
ており
ますので、そういう方向性
に向け
て事業者さんと行政等と住民の皆様を含め
て考え
ていきたいなという具合
に考え
ており
ます。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ます。質疑でござい
ますので、振り返っ
て、私、補助金が1億円
に満たない頃から関心を寄せ
てまいっ
ており
ました。今や1億7,000万円、かつての補助金から倍ぐらい
になっ
て、本当、2億円
に達し
ていくような動き
になっ
ていると非常
に危惧し
ており
ます。見直し
ていく必要がある時期
にも、いろんな意味で来とるかと思い
ます。
今日は質疑ということで、この路線系統ごとのそういうような分析を日頃しながら、効果的な対策、ぜひ考え
ていっ
ていただくよう
に求め
て終わりたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁いいですか。
○17番(福井康夫君) はい、いいです。
○議長(福谷直美君) 次に、2番鳥羽喜一議員
に質疑を許し
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 令和3年度3月補正予算、4款1項3目の
新型コロナウイルス予防接種についての質問です。
まず、ワクチン3回目の接種率についてお聞かせください。そして、あわせ
て、予算の執行についての質問
になり
ます。
現状、3回目ワクチンの本市の取組ですけども、昨年12月の定例会にて、3回目
ワクチン接種の補正予算について議会は可決をいたし
ました。その際は2回目の接種からおおむね8か月経過した方に対して接種を行うというところで、議会の承認を経
て、実際、予算を執行され、
ワクチン接種となったと思い
ます。その時点で、政府が決定した2回目の
ワクチン接種後から半年たてば接種し
てよいという、いわゆる前倒しの予算までは含んでいないというところで、当時、12月です、私は予算を含めるべきだというところで御質問させ
ていただき
ましたが、政府からの前倒しの通達があっ
てすぐの議会ということ
もあっ
て、市長からの御答弁で、必要な状況
に合わせ
て、専決なり、臨時会を開くと御答弁をされ
ました。それが12月20日のことです。
ちょうどその頃、オミクロン株が蔓延した頃であり
まして、緊急性がとても高い事案というところで私
も注視をし
ていたんですけども、1月13日の臨時会にて、補正予算、組まれるんじゃないかなと期待をし
ており
ました。残念ながら予算組まれず、この頃、特にまた、本県において、本市において
も陽性者が急増した頃でござい
ます。ちなみに鳥取市においては、1月の臨時議会で前倒しの補正予算、出され
ており
ました。
そうこうし
ているうち
に、本市において、前倒しの接種券の発送が既に行われ
ているということ
もお伺いし
ました。先ほどの鳥飼議員への御答弁で、部長
も、もう8月、接種をされた方
には接種券を送っ
ているというお話
もされ
ました。もう前倒しの接種、市中で進んでいるというところです。
もともと私は
ワクチン接種を早く進めること、前倒しというところは賛成の立場でしたので、うれしいというか、進んでいるなと思ったのと同時に、一点、不信
に感じたことがござい
ました。議会の議決というのがまだされ
ていないはずなのに、どうして前倒しの予算執行が進んでいるんだろうというところでござい
ます。恐らく鳥飼議員
も先ほど御質問したのは、まだ前倒しの予算の執行というのはされてないという前提で御質問されたのかなと私は思っ
てい
ます。
当時、12月の市長の御答弁
によれば、前倒し接種を行う場合、専決か臨時議会かで予算を通すというところでお話をされ
ており
ましたけども、実際
には、本定例会の補正予算で組まれ
ており、専決処分で
もあり
ませんでした。これ、有事ということ
もあっ
て、基礎自治体の議会承認がなく
ても進めることができるような規定が国から出
ているんでしょうか。御答弁、お願いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 鳥羽喜一議員の御質問です。
まず、追加接種、3回目の接種の進捗状況といい
ますか、接種率ですが、2月末時点で24.3%ということ
になっ
ており
ます。全国的
には25%ですので、全国平均的な状況ということであり
ます。
それから、前倒しの予算の件であり
ますが、12月議会の際
には補正予算を提出させ
ていただいたということで、その中で対応できるということを申し上げたと思い
ます。執行状況を見ながら、不足する場合は補正なり専決なりの方法で対応させ
ていただきたいと、市長
も答弁させ
ていただいたところであり
ます。
この
ワクチン接種につきましては、基本的
に国のそういった通知、いわゆる国の方針を受け
て、本市として接種計画を立て
ます。接種計画を立て
て、その計画
に必要な予算をつけ
ていく、執行し
ていくということ
になり
ます。その計画の執行状況、進捗状況を見ながら、今の段階で予算を
増額する必要はないという判断をしながら進め
てき
ました。その際
に、不足するような事態があれば、当然緊急的
に対応するということ
になれば、専決ということ
にもなるかと思い
ます。その中で国の方針が変われば、当然計画
も見直し
ていく。見直した中で、予算等の執行状況を見ながら進め
ていくという、そういった計画の組立て、変更、そして予算との確認という、そういった手順で進め
てまいったところでござい
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁いただき
ました。
恐らく12月の補正予算で通った、予算で3回目のワクチンの接種
もできたということだと思うんですけども、私の認識では、あくまでも2回目接種から8か月たった方の3回目
ワクチン接種という趣旨での予算だったんじゃないかなと思っ
てい
ます。その補正理由において
も、はっきりと8か月というような記載
もござい
ましたし、何といい
ますか、今回、国の方針として
も議会として
も、また民意として
も、ワクチン接種について肯定的な意見が多いので特に問題
にならないようなところで
もあると思うんですけども、ただ、それは結果的
にそうであったからよかったのかなと
も思っ
てい
ます。もし、前倒し
に反対する議員がいたならばどうだったんでしょうか。何かその辺りの議論というのを全く飛び越し
て、3回目、前倒しというのを進め
ていってると思うんですけども、私はあくまでも前回12月の補正予算というのは、前倒しではなく
て、8か月たった方の3回目の
ワクチン接種について予算が通ったという認識でおったんですが、そうではなかったというところでよかったでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 国からの通知、そして方針を確認しながら、接種計画を見直し
ていく、整理し
ていく、そして、それ
に必要な予算を執行し
ていくということで、今回、3回目の前倒しの接種
もその中で対応できると考え
て行ったところであり
ます。
○2番(鳥羽喜一君) そうし
ますと、何ていうか、予算をつくる上で、またその予算の趣旨というか、例えば今回であれば、私は8か月というところ、前倒しをしないというところ
に補正予算の、何といい
ますか、趣旨があったと思っ
てい
ます。かつ、そこを早くし
てもらえるよう
に、わざわざというか、緊急質問で訴えかけ
ていたというところ
もあったので、何かその予算だけ通れば、あと半年
にしようが、8か月
にしようが、あとはもう行政の自由なんだというところなのかなと私は判断し
てい
て、予算の策定というところについて、非常
に曖昧な点が残るなと私は感じ
てい
ます。
また別の質問
に移り
ます。12月の定例会で、私が
ワクチン接種を前倒しすることを提案したとき
に、市長から、物事がはっきりしないとなかなか予算が組めないというような御答弁をいただい
ており
ます。これは予算策定の規則
に照らし合わせ
ての御発言だったのか、市長のスタンスというか、いわゆるお考えだったのか、どっちだったのかなというところが気
になっ
てい
ます。
具体的
には、当時の文脈でいい
ますと、2回目の接種後、どれぐらいたったかというのを問わず、3回目接種のための費用という包括的な予算で、多少幅を持たせた予算策定はできなかったのかというところと、あと、それとも幅を持たせた予算策定自体ができないというところだったのでしょうかというところが聞きたいと。
この質問の趣旨なんですけども、やはり今後、議会にとって、少なくとも私にとっては、執行部から提出される予算の見方
にも関わっ
てくることなのかなと思っ
て質問をし
ており
ます。御答弁をよろしくお願いし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) このたびの12月補正
も含め
まして、今回の3月の補正予算でござい
ますが、議員おっしゃい
ますよう
に、個別具体的な状態の中では、向かっ
ていく方向が8か月だとか6か月の前倒しということはあり
ますが、基本的
に、この事業としては、
新型コロナウイルス予防接種事業として計画、それから予算の執行という認識でおり
ますので、そこのフレームの中での対応と考え
ており
ます。
それから、予算でござい
ますが、予算措置
につきましては、基本的
に、どのくらいの予算をどの時期
に組むのかということに関しては、やはりきちっとした根拠を持っ
て予算
額を積算し
て、適切な時期
にそれを対応し
ていくということ
になるかと思い
ます。その根拠
につきましては、先ほどから言い
ますよう
に、国からの通知や方針、それから制度
に基づくもの
もあるかと思い
ます。そして、発生型の課題
に対応する場合
もあると思い
ますし、計画で設定した課題を解決するための場合
もあると思い
ます。そういった根拠の下で予算を措置し
ていくということ
になり
ますので、全てが国の通知でないというわけではござい
ません。このたびの新型コロナワクチン
に係る予算
につきましては、そこが国の方針であっ
て、それが予算措置の根拠となったというところでござい
ます。
この予算に関して申し上げ
ますと、国の方針の下で、接種券をいつ作成し
て、いつ発送するか、それから接種開始をいつから行うのか、体制はどうするのかというようなことを示した接種計画を組み立
て、その実行
に必要な費用を積算し、予算要求するということでござい
ます。その際
に、この事業
に限っ
てでござい
ますが、国からの変更があれば、その変更内容を取り込んで、予算
に不足が生じるということがあり、それが緊急性を持つということであれば、当然専決というような対応
もさせ
ていただかなければならないと、そういった流れで考え
ており
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁いただき
ました。
現状の接種率というのは、決して他の町村と比べ
て低いものではないというところをお伺いし
て安心はし
ており
ます。ただ一方で、全体的な数字自体は決して高いとは言えず、結局、国
も、今後スピードをもっと速め
ていき
ましょうという方針
も出
ているかと思い
ます。つまり、接種スピードというのはそんなに早くはないというところだと思うんですけども、やっぱり本市として、ほかの行政
に先駆け
て突出した結果というのを得る方法はなかったのかなとやっぱり思っ
てい
ます。それが、例えば12月の時点での前倒しを見込んだ予算、予算がつくられれば、やっぱりそれ
に沿っ
て実行
も進んでいくということだと思うので、当時のその判断というところが、本当にあれ、正しかったのかというところは私
も疑問
に思っ
ているところというのは正直あり
ます。
最後
になり
ますけども、今後、3回目ワクチンの対象者、どんどん増え
てくると思い
ますけども、円滑で早急なワクチンの接種の対応をお願いし
て、質問を終え
ます。答弁結構です。
○議長(福谷直美君) 答弁あり
ますか。いいですか。
次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) 議案第4号 令和3年度
一般会計補正予算(第15号)について伺い
ます。
予算説明書の9ページ上段です。3款2項1目児童健全育成、補正
額が555万円。民間の放課後児童クラブ支援員の賃金は、月額であったり時給であったり、運営主体の違いや現場の実態で様々な体系があると思われ
ます。今現在、現場で従事し
ておられる支援員の賃金水準、金銭的処遇の内容は把握し
ておられ
ますか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 竺原議員の御質問であり
ます放課後児童支援員等処遇改善事業費補助金の御質問でござい
ますが、賃金水準について、現状を確認でき
ているかということでござい
ますが、民間の児童クラブに対しましては、運営を委託し
ており
ます。委託の内容の中で、事業計画、それから実績報告、さらには収支決算書などでそういった状況を把握、確認させ
ていただい
ており
ます。以上です。
○12番(竺原晶子君) 書類提出ということで確認はされてると思うんですけど、現場の訪問とか、そういうのは定期的
にされ
ているのかな、環境だったりとか、支援員や子どもたちの様子の確認というようなこと
も市としてされ
ているのかな、ちょっとそこを聞い
てみたいんですけども、いいですか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続き
ましての御質問です。
書類での確認ということはし
ており
ます。その中で、やはり現場の動きというものが分かり
ませんので、必要
に応じ
て現場のほうで
も確認
もさせ
ていただい
ており
ます。
○12番(竺原晶子君) 子どもたちの支援
に当たられる支援員の皆さんの金銭的処遇、今回
増額ということで、確実
に皆さんの処遇が改善されるよう
に、行政がしっかり確認し
ていただきたいということで、この質問は終わらせ
ていただき
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 今回の処遇改善事業費補助金であり
ますが、補助事業でござい
ます。事業の計画段階で運営者が行い
ます改善内容の確認ですとか、計画が適切かつ確実
に実施されるよう
に、指導なり支援なりはさせ
ていただき
ます。その後の計画の実施についての状況
も、最終的
には実績報告なり賃金台帳なりを見
て、確実
に実施され
ているかを確認させ
ていただきたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
ここで消毒及び換気のため、5分間休憩いたし
ます。
午前11時19分 休憩
午前11時24分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、議案第5号 令和3年度倉吉市下水道事業会計補正予算(第3号)について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結をいたし
ました。
これより議案第6号 令和4年度倉吉市
一般会計予算について質疑を行い
ます。
当初予算であり
ますので、慣例によりまして、各条ごと
に質疑を求めることとし、歳入歳出予算を定めた第1条のうち、歳出については各款ごと
に質疑を求めることといたし
ます。
それでは、まず、歳入歳出予算を定めた第1条の総括について質疑を求め
ます。
2人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、1番大津昌克議員
に質疑を許し
ます。
○1番(大津昌克君) それでは、議案第6号 令和4年度倉吉市
一般会計予算について、総括として質疑をさせ
ていただき
ます。
令和4年度の
一般会計予算は、骨格予算でありながら、合併後、2番目の大型予算と言われ
ており
ます。しかしながら、その中
には、金融対策資金貸付金のような帳簿上の資金出入りを除けば、実際の骨格、いわゆる経常経費は幾らぐらいだと言えるでしょうか、まずお尋ねし
ます。
それから、人件費、扶助費、公債費という義務的経費は、これは年々上昇傾向
にあり
ます。でも、この義務的経費というのは意図的
に節約するということは少し困難な性格を持っ
ており
ますので、扶助費や公債費を節約するということ
にはならないと思うんですけれども、中でも人件費というのは、これは令和2年度の会計年度任用職員導入によって増加し
ているということは理解はできるわけであり
ます。しかしながら、その分、物件費が減少したかといえば、そうではなく
て、やはり若干の増加が見られ
ておるということであり
ますが、その辺りの理由、まずお伺いし
ておきたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 大津議員
にお答えいたし
ます。
令和4年度経常経費はどれくらいかということでござい
ますけれども、当初予算、計上し
ており
ます、総額が287億9,500万円余ということでござい
ます。ここの中で、臨時的な経費が49億5,900万円余ということで、結果、経常経費は238億3,600万円余ということ
になり
ます。先ほど言われたよう
に、制度融資の預託、こちらが32億円余というのがござい
ますので、昨年より予算規模を底上げしとると。それから、7月豪雨の災害復旧であるとか、国土強靱化
に係る河川改修を中心とした事業の増嵩と、あとは扶助費を中心とした義務的経費の増嵩というところで、総額が大きくなっ
ておるというところでござい
ます。
あと、人件費
につきましては、会計年度任用職員の制度の導入ということで、当初のうちは期末手当等が中途からということで、令和3年度
につきましては通常ということでござい
ます。職員は定員管理計画において減らし
てき
ておるという部分がござい
ます。やはりそれを100%減ったままでいいかというと、なかなかそういうわけ
にもいかないという部分
もござい
まして、会計年度任用職員さんの部分、物件費のほう
にもある部分
もござい
ますけれども、そちらのほう総トータルし
て、会計年度任用職員さんの人件費については、目
に見え
て減額
になっ
ていないというような状況
もあるかと思い
ます。(「物件費」と呼ぶ者あり)
○議長(福谷直美君) 物件費です。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 物件費
につきましても、そんなに多く減っ
ていないというところでござい
ます。その理由といたし
ましては、全体的
に、工事関係等、量が増え
ているというところでござい
まして、対前年度
にすると、そんなに変わりはないのかなというようなこと
になっ
てしまったというようなことじゃないかと考え
ており
ます。
○1番(大津昌克君) 答弁いただき
ました。正味の骨格、経常経費が大体240億円前後だということは分かり
ました。それから、物件費の増加、これ、私の研究調査
によると、アウトソーシングで外部委託する費用が若干増えたのじゃないかということが考えられ
ます。特に指定管理、幾つか増え
ましたので、その分のがカウントがあるのかなと、私はそういうふう
に研究し
ておるところであり
ます。
次に、では、令和4年度は、第3次倉吉市行財政改革計画の最終年となる年だと思っ
てい
ます。果たしてその成果はどうでしょうか。いわゆる経費の削減、あるいは基金の積立てなど、どのよう
に予算
に反映し
ているのか、この行財政改革計画と現状についてお尋ねいたし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 物件費、議員の言われたところについて
も、当然あると思い
ます。あとは、この時代でデジタル化の推進であるとか、システムの改修等
も増え
ており
ますので、その辺り
も押し上げてる要因かなと思い
ます。
行財政改革による効果ということでござい
ますけれども、今言われたよう
に、第3次倉吉市行財政改革計画及び後期の集中改革プランを行っ
ているところということで、持続可能な行財政運営の推進を目指し
ておるというところでござい
ます。
農村環境改善センターの公共施設の民間委託、それから、庁舎の電気料金の見直し、職員の適正配置ということで経常経費の削減
につながる取組等を行うということで、令和2年度まで
に、効果
額約3億円と試算はし
ておるというところでござい
ます。こちら
につきまして、現在、財政調整基金
も、これが直接というところはなかなか見えないと思い
ますけども、これ
も当然
に財政調整基金の積立ての増
に資し
ておるというところでござい
ます。
それ
に伴い
まして、今度、令和4年度の予算
につきましても、今現在は肉はつけてないわけでござい
ますけれども、当初提案
につきましては、ある程度、今のところは余裕を持っ
て、これから肉
に回す部分について
も、ある程度その余裕があるといい
ましょうか、そういうところが見え
ておるというような見解を持っ
ておるところでござい
ます。
○1番(大津昌克君) 御答弁いただき
ました。大体、昨年度
額が約3億円ということで、それなり
に努力をいただい
ている。それと、なおかつ、その積立てのほうについては、目標としては大体20億円ということを一つの目標
に掲げ
ておられ
まして、そこの前後を推移し
ている感じはあるんですけれども、目標は20億円とはいうものの、もう少し
増額をし
て、ゆとりを持たれるような計画
も立てられたらとは思っ
ており
ます。
それでは、次に、近年の歳入のうち、国県支出金というもの
も以外と増加をし
ている傾向が見られ
ており
ます。このことにより、実はこの国や県の支出金というのは、特定財源として幾ばくか市の一般財源
も負担しなければいけないという傾向
もあり
ますので、このことによって、一般財源の圧迫はどうなんだろうと思い
ますが、どうでしょうか。
それから、今まで触れ
てきた歳出の増加傾向を捉えると、新年度以降の肉づけ予算、いわゆる新市長による政策的予算
に充てられる一般財源の
額はどの程度だと見込んでおられるのか、お尋ねし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 国県の支出金が
増額するということで、裏といい
ましょうか、一般財源
も当然増えるというところでござい
ます。
国県補助金でござい
ますけれども、予算
額につきまして、令和4年度は、前年
に比べ
て4億6,600万円余の増ということで、要因は扶助費の増加、それから災害復旧費の計上、農林水産事業の増加等が上げられるということでござい
ます。この事業を行うに当たっては、起債や一般財源が必要ということでござい
まして、補助事業の増加は一般財源を動員ということとなるというところでござい
ます。
令和4年度の増加要因として述べた項目はいずれ
も義務的な性質を帯び
ているというところでござい
まして、一般財源の抑制を考えた場合、義務的な補助事業において
も、ある程度のコントロールが必要なのではないかなと考え
ており
ます。
これから、新市長の下、肉づけの予算を組んでいくということ
になると思い
ますけれども、令和4年度の当初、各部局から出
てきたものについて、最初から落とすもの、あるいは肉
に回すものとござい
ました。その財政需要などの対応など、方向性とか優先順位などを新体制において細かく確認、判断しながら、今は予算編成を進め
ていきたいという思いでござい
ます。
規模でござい
ますけれども、なかなかちょっと明言はできないというところでござい
ますけれども、活用可能な国県補助金や有利な起債、本省繰越しを行った
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらを活用しながら編成を行うということとし
ており
ますし、一般財源は基金を用いるということとさせ
ていただきたいということで、しかしながら、今後の財政運営
に大きな支障が出ない範囲を見極めながら、その辺りは考えながら、予算編成を行っ
ていきたいと考え
ており
ます。
○1番(大津昌克君) しっかりと具体的な数字は明言はされ
ませんでしたけれども、実は、今回の予算編成の時点で、各諸課から要求され
ました総額は300億円を超え
ており
まして、今回予算の差が20億円ほどあると私は理解し
ており
ます。いわゆる肉づけとして予定され
ているのが、その程度のボリュームがあるんだろうと私は思うわけであり
まして、最高で
もその
額というのが、今回の令和4年度の予算の中
に反映され
ていく可能性を秘め
ているとすれば、その程度の財源確保などを必要とするんだろうという考えを私としては持っ
ておるわけです。そういうことの中で、今後また議会として審査をし
ていきたいと、審議をし
ていきたいと思っ
ており
ます。
次、4回目ですけれども、この際、
一般会計予算のうち、第4条の一時借入金についてちょっとお尋ねし
ておきたいと思い
ます。
今回、一時借入金の最高
額設定は89億円とされ
てい
ます。これ
も、実は合併後、最大値となっ
ておるんです。この一時借入金、不足が生じた場合
に一時的
に借入れを起こし
て経費
に充て
ているというものですけれども、この一時借入金は、実際
には時期的
にはいつ頃、こういうものを利用しなければいけなくなるのか、どのような支出
に充て
ておられるのか、これをお尋ねしたいと思い
ます。
それから、このたびの国の地方財政対策として、臨時財政対策債を減少させ
て、地方交付税、普通交付税のほうを増加させ
ているという策が取られ
ているという説明
もいただき
ましたが、実際、それらの総額は減少し
ているという実情があり
ます。今後、地方交付税と臨時財政対策債の動向についての考え方、どのよう
に捉え
ておるんかお尋ねし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 最初
に、肉が20億円程度ということを言われ
ましたけれども、こちらは、20億円というのは、各部局から出
てきたものでござい
まして、当然、そういう肉とかそういうことを考えないもので
も、査定で落とすという場合
もござい
ますので、その辺りは誤解のないよう
にということで。ある程度、その20億円の中
には当然肉
もござい
ます。ただ、我々が肉と思っ
ておるところでござい
まして、新たな市長の下で、新たな肉が発生する場合
もあり
ましょうし、そこの中から落ちる部分
もござい
ましょうしというところで、少し明言を差し控えさせ
ていただいたというところで、御理解いただければと思い
ます。
一時借入金でござい
ます。約89億円ということでござい
まして、予定し
ており
ますのが、商工関係の貸付金が32億7,500万円余、それから起債の借入れとして12億3,700万円余、国県支出金の10分の1ということで6億1,600万円余、それから、繰越事業として32億7,400万円余ということで、これは令和4年4月から5月末までの支払い対応ということで借りるものでござい
ます。その他ということで5億円ということで、総じて89億円余という試算をし
ておるというところでござい
ます。
収入の時期等でござい
ますけれども、市税であるとか、普通交付税であるとか、預託金であるとかというのが、それぞれ時期が決まってるということで、この支払いが殺到する3月末から5月末にかけて、実際の現金が不足するということで、一時借入れでさせ
ていただいとるというところでござい
ます。この利率が非常
に高いということですので、できれば借入れを行わず、基金の繰替運用等によって、現金を調達し
ているということが実態というところでござい
ます。
あと、地方交付税と臨時財政対策債の今後の動向というところでござい
ます。令和4年度の地方財政対策において、地方税収入であるとか、地方交付税の原資となる国税の収入、この増加が、国のほうで見込まれ
ているということを言っ
ており
ます。折半対象財源不足が解消され
て、臨時財政対策債の発行
額は大幅
に抑制され
て、その反動で普通交付税が
増額されることとなったというところでござい
ます。ただ、議員言われたよう
に、足すと少し減っ
ておるという部分がござい
ます。
令和4年1月14日の経済財政諮問会議
に提出された中長期の経済財政に関する試算
により
ますと、国税収入は2031年
に向かい、伸び続ける見込み、地方税収入
も同じ傾向を示し
ているということで言っ
ておられ
ます。地方交付税と臨時財政対策債の増減は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増減によって生じる折半対象財源不足のため、国の資料
によると、しばらくの間は現状の状態が継続すると思われるというところでござい
ます。
○議長(福谷直美君) 大津議員、5回目です。
○1番(大津昌克君)(登壇) 御答弁ありがとうござい
ました。
最後の質問
になり
ますけれども、近年は災害からの復興、あるいはまた、この新型コロナウイルス対策等により、予算組み
には大変苦慮されたのではないかと感じ
ており
ます。そうは言うものの、依然として厳しい財政状況
にある中、住民福祉の向上のため
には必要な財源は必要なところ
に講じ
ていかなければならない、それが地方自治の使命であると思っ
ており
ます。そのため
には、財政計画がとても大事
になっ
てくると思い
ます。倉吉市財政計画と現状
に大きな変更等がないかお聞きをし
て、最後の質疑としたいと思い
ます。
また、田中総務部長
におかれ
ましては、今月31日をもって御退職と伺っ
ており
ます。ここで、議長のお許しをいただい
ており
ますので、この場をお借りし
て、一言感謝の意を申し上げたいと思い
ます。
田中総務部長は、昭和63年4月1日
に倉吉市役所
に入庁され、福祉部、総務部、生活環境部、福祉保健部、産業環境部配属を経
て、平成27年4月より産業環境部長、平成30年4月より総務部長兼防災調整監を歴任され、長きにわたり、倉吉市行政
に携わっ
てこられ
ました。その功績は多大なものであり、心より敬意と感謝を申し上げたいと思い
ます。
また、昨年の市議会議員改選後、私は議会運営委員長として議運の運営
に当たっ
てまいり
ましたが、田中部長
には、執行部と議会の調整役として、微
に入り細
に入った御配慮を賜り、重ね
て御礼を申し上げ
ます。
退官なさい
ましても、今まで培われたその経験を大いに生かされ、多種多様な場面で御活躍され
ますよう御祈念申し上げ
ますとともに、今後とも御指導、御鞭撻いただければ幸い
に存じ
ます。大変長い間、お疲れさまでした。そして、ありがとうござい
ました。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君)(登壇) 大津議員の御質問
にお答えいたし
ます。
倉吉市の財政計画と実際どういう具合
に流れ
ているかというところでござい
ます。
財政計画
には、本市が行う各種事業の取組による財政収支の見通しを推計するものでござい
まして、将来にわたる財政の健全化を確保し、持続可能な財政運営を図るための目安となるものでござい
ます。
近年は、
新型コロナウイルス感染症対策や頻発する自然災害の復旧事業などにより、年度中途での変動が度々生じ、当初の計画から大きく乖離する傾向
にござい
ます。令和3年度の補正総額は約49億円というところでござい
まして、主
には、7月豪雨災害への対応、臨時交付金事業、子育て世帯などへの臨時給付金、
ワクチン接種事業などでござい
ます。これ
に伴っ
て、歳入は国庫支出金が30億3,000万円余、県支出金が8億円余、市債が9億3,000万円余ということでござい
ます。令和4年度以降は、生活
に密着した道路の整備であるとか、小学校の再編をはじめ、大御堂廃寺跡整備、博物館の改修などが控える中、市内全域での高速通信網の整備
も要望され
ているというところでござい
ます。
他方で、生産年齢人口の減少による税収や交付税あるいは臨時財政対策債の減少
も見込まれ
ておるということで、財源確保のため
に大幅な基金の取崩し
も想定されるなど、予断を許さないところであり
ます。今後
も国、県の施策や社会経済等の状況を注視しながら、第12次倉吉市総合計画、基本計画ですね、こちらを着実
に推進するため、的確な事業選択と必要な財源の確保
に努め、健全な財政運営を維持したいと考え
ており
ます。
最後
になり
ますけれども、議員から御紹介をいただき
ました。私はこのような場でということでござい
ますけれども、あり
ましたよう
に、昭和63年から市の行政
に携わっ
てきたところでござい
ます。本日までやってこれたということは、同僚職員の皆様、それから退職された先輩職員の皆様、それから職を退かれた市議会の議員の皆様、それから現在おられる議員の皆様、皆様の助けがあっ
てここまでやってこれたかなというのが正直な感想でござい
ます。退き
ましても、市民の立場で行政
には関心を持っ
て関わっ
ていきたいと思い
ますので、今後と
もよろしくお願いいたし
ます。誠にありがとうござい
ました。
○議長(福谷直美君) 次に、16番伊藤正三議員
に質疑を許し
ます。
○16番(伊藤正三君)(登壇) 私
も、最後、田中総務部長に対しまして敬意を表し
て、壇上より質疑を行い
ます。田中総務部長
におかれ
ましては御苦労さまでござい
ました。壇上において、また御答弁をよろしくお願いいたし
ます。
今回は、私は予算の根本的なことについて、いわゆる予算編成について、当局の考え方をぜひお聞きしたいと思い
ました。御存じのよう
に、本市の財政状況は、歳入においては、当然人口減少によって市の税収の減ということ、そして歳出におきまして
も、高齢化によります扶助費、社会保障費などが増加傾向
にござい
ます。そして公共施設の老朽化対策、あるいはそういうような様々な歳出に対しまして、本当に大きな課題を抱え
ており
ます。
このようなことから、持続可能な行財政運営をつくっ
ていく
には、引き続き内部管理経費の見直しや、事業の統廃合、優先度の高い事業の選択、その実施等を余儀なくされ
ていくことが十分予想され
ており
ます。そして一方で、各年度の予算編成事務については、財政課を中心とした財政部局主体での予算編成をし
てまいり
ました。どちらかというと行財政改革ということで、だんだん圧縮の傾向
になっ
ておるのはやむを得ないと思い
ます。しかし、今後
もその行財政改革を効果的
に進め
ていくということは余儀なくされるわけでござい
ます。
そこで、今までは財政当局だけが抱え
ていた予算編成を、全庁的な取組
に変え
ていくの
も一つの方法ではないかと思い
ます。今までは従来の査定方式、一件査定方式と呼ばれ
ておるようです。それで、新たな査定方式として、枠配分方式というものを導入し
てはどうかということをお尋ねしたいと思い
ます。
それで、まずは、この枠配分方式というものに対しての説明、考え方、そして、県内団体
にこういうものを導入してるところがないのかあるのかということ、ですから、この枠配分方式というものはどんなものかということを分かりやすく説明をし
ていただき、続け
て、今までの一件査定方式とこの枠配分方式のメリットとデメリットについて説明し
ていただきたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君)(登壇) 伊藤議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、枠配分方式というのはどのような方式かというところでござい
ます。枠配分方式というのは、予算編成におけるプロセスの一つということで、財政部門が部局単位などで適正規模の枠のみを提示し、その枠の中で各部局の判断によって予算の積算を行うという方式でござい
ます。
倉吉市におきましては、従来要求のあった全ての費目について財政部門が査定を行う一件査定方式と俗
に呼んでい
ますけども、そういう予算編成を行っ
ておるというところでござい
ます。
県内の状況でござい
ますけれども、鳥取県、鳥取市、米子市においては、本市と同じ一件査定方式を行っ
ておるというところでござい
ます。境港市
につきましては、基本的
には一件査定方式としながら、事務的経費と継続的事業に関して、部分的な枠配分方式を導入され
ておるということを聞い
ており
ます。
この枠配分方式のメリット、デメリットでござい
ます。
まず、メリットでござい
ますけれども、事業を所管する部局が強いコスト意識や説明責任を持っ
て事業の見直しや統廃合などを積極的
に行えるというところ、それから現場の状況
に即した事業の調整がしやすくなる。それから予算総額のコントロールが容易
になり
まして、シーリング効果
も高くなる。それから財政部門の負担が少なくなるという部分
もござい
ます。
デメリットといたし
ましては、地方財政計画上の一般財源の総額を基
にし
ますと、年度ごとの増減
に対応した枠配分による部局内の編成内容が一定しないと、事務の遂行や市民サービス
に影響が起こる場合があるというところ、それから総合計画などの部局間での認識の濃淡、温度差ですね、こちらが予算
に生じる可能性がある、それから部局の規模や事務性質によって削減努力や効果の及ぶ範囲が異なり、部局間の不公平感が生じる、あるいは財政部門で全てを把握、説明がしにくくなるというようなデメリットがあると一般的
に言われ
ておるところでござい
ます。以上です。
○16番(伊藤正三君) 御説明をいただき
ました。このことを、何か10年ぐらい前
にも一回質問したことがあるような気がするんですが、その頃は私
もまだまだそういう予算のこと、理解が薄かったもんであれです。
今、デメリットとメリット、両方説明をし
ていただき
ました。ただ、枠で配分すると、各部局が、自分たちのする事業に対して予算を算定し
ていくわけですから、やはりある程度というか、高い、いわゆる達成意識だとか責任感の醸成だったり、それと、そういうことをすることによって、やはり各職員一人一人が、予算に対しての考え方というものが非常
に重くなるといい
ますか、そしてまた、事業を進めながらの予算を算定するわけですから、見直しとか変更など
も責任感の上でやりやすいよう
になるというようなメリットを今おっしゃられたわけです。
デメリットとしては、総合的なことがほとんどで、慣れてない職員がなかなかそれをやっ
ていくというのの難しさだと思い
ます、一番はですね。だけど、どちらかというと、それは慣れといい
ますか、経験を積むこと、それによって職員のスキル
も上がっ
ていくと。どうも今のメリット、デメリットを聞い
ており
ますと、私はメリットのほうが大きいよう
に感じ
ました。
それで、今、境港市がその一部を取り入れとるということでござい
ますが、地域社会経済というのは、あるいは社会情勢、これは変化し
ていくもんでござい
ます。地方財政の変化
に敏感
に、やはり機敏
に対応できる能力といい
ますか、行政能力というの
もこれから問われ
ます。いろいろ柔軟性、多様性を発揮し
ていただき
まして、今後、部長、去られた後
も、こういう問題は真摯
に取り組んで、しっかりと協議し
ていただきたいという思いでおり
ます。
その辺のところを、よく言われ
ますワイズスペンディングだとか、賢い支出のことを言うわけですが、やはり専門部局が自分たちの取り扱う予算をしっかりつくっ
ていく。財政当局は当然それを全体的
に監視したり、あるいは指導したりというようなことはもちろん業務としてしっかりやっ
ていただければよろしいと感じ
ており
ます。そういう意味で、今後、このことについての総務部長の見解をお聞きいたし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) お答えいたし
ます。
本市では、一件査定方式という御答弁を申し上げ
ましたけれども、一件査定方式を行いながら、予算編成を行いながら、事務的経費のシーリング、これを行った経過
もござい
ます。枠配分方式を導入することで、各部局のコスト意識や積極的な事業見直しの姿勢が醸し出される、あるいは予算の総額調整機能は注目すべきことであるという具合
に考え
ており
ます。
今後、財政状況や総合計画の進捗を見極めながら、義務的経費と政策的経費を除いた部分での導入の可能性としてはあり得るのかなとは考え
ており
ます。事業の再構築の実施
も含め
て、今後十分
に検討し
ていくよう伝えたいと思い
ます。
○16番(伊藤正三君) 今すぐ
に方針というのを変えるというのはなかなか難しいと思い
ます。ただ、さっき
も申し
ましたが、やはり各部、各課が自ら専門分野の特性をしっかりと生かし
て、それを強みとしながら予算の積算というのは非常
に有効なことだと思い
ます。それ
に、事業内容や実施の有無までを各課や部で総点検できるわけですから、事業の見直し
にも有効な手段だと考え
ますので、ぜひしっかり研究をし
て、今後の予算編成、予算のつくり方
に生かし
てほしいということをお願いし
て、質問を終わり
ます。答弁は結構です。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結をいたし
ました。
次に、歳入について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
続い
て、歳出について、順次質疑を行い
ます。
初め
に、第1款議会費について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
暫時休憩いたし
ます。
午後0時05分 休憩
午後1時00分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、第2款総務費について質疑を求め
ます。
11人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、14番
藤井隆弘議員に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 議案第6号 令和4年度倉吉市
一般会計予算について、2款総務費については3つの事業、定住対策、交通災害共済の加入促進、コミュニティ推進についてお聞きし
ます。
まず最初
に、定住対策事業についてです。1,450万2,000円、説明資料の通し番号61についてです。
この事業の目的
につきましては、移住者の住宅取得の一部支援による経済的負担の軽減であるとか、空き家の利活用の推進となっ
ており
ます。昨年の予算
に比べると420万円ほど増加し
ているわけですけれども、この財源の中身を見
ますと、いわゆる一般財源、市の持ち出しについては14万7,000円、基金の繰入れ、これは若者の定住化促進基金、こちらが600万円ということですので、残りは国を通してかもしれ
ませんけども、県の交付金であるとか補助金が835万5,000円となっ
ており
ます。
そこでお聞きしたいのは、この財源のうち、県の交付金であるとか補助金、そういったものと、いわゆる市の事業といい
ますか、基金であるとか一般財源についてのメニューといい
ますか、内訳というか、そういったものについて、どういう仕組み
になっ
ているのかお聞きしたいのと、もう一つは、事業概要を見
ますと、文言としては、県外からの移住者、あるいは首都圏からといったような文言が目立っ
ており
ますが、これは、市内
に移住される方、定住される方というのは、県外からだけじゃなく
て、近隣の市や町であるとか市内の方の移動
もあるかと思うんですけども、そういった近隣あるいは市内からの移住、定住ということに対するメニューというものがどのようなものがあるのかお聞きいたし
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) 担当部長が欠席し
ており
ますので、私が答弁させ
ていただき
ます。よろしくお願いし
ます。
まず、定住対策事業について御質問いただき
ました。この定住対策事業、市の施策として
も多くの項目を持っ
て、名前をつけた事業を持っ
ており
ますが、例えば倉吉市移住定住者住宅取得支援補助金であるとか、お試し住宅整備事業費補助金、移住定住推進活動費補助金、こういった、あと、全部で6件
につきましては、県費が2分の1、交付金として入っ
てくる事業として事業をし
ており
ます。ですから、半分は県費をもらいながら事業をし
ておるというのが6本、それから空き家利活用流通促進事業という県の補助金を利活用については3分の2の補助金をもらいながら、それから既存住宅を調査、支援するのは10分の10ですから、全部県費の部分で事業ができるというのがあり
ます。それから県の交付金を使いながら、移住就業支援事業交付金というのは、これは4分の3の補助率でもっ
て事業をし
ているものがあり
ます。
そういった部分が県からの交付金として、835万5,000円を県費とし
ていただきながら、トータル1,450万2,000円の事業ができ
ておるということであり
ます。あと、足らない部分について、市の若者の定住化促進基金を繰り入れ
て、足し
てトータル
にし
ておるということが財源であり
ます。
この内容について、県外からの移住者が助成対象
になってるけどということがあり
ました。先ほど紹介し
ましたよう
に、半分が県の財源を活用し
ていること
もあり
ますので、助成対象は県外からの移住者が中心であり
ます。県内からの移住者を対象とした助成金については、別に倉吉市移住定住促進空き家取得事業支援助成金というのがあり
ますけども、これ
につきましては、市内在住の35歳以下の方及び市外からの転入者に対して、空き家バンクの登録物件の
購入費を助成しようということで、1件当たり15万円の助成ということの事業をやっ
ておるというものでござい
ます。以上でござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) まずもっ
て、担当部長が今日お休みの中、副市長がじきじき答弁をいただき
まして、本当にありがとうござい
ます。いろんなこと
に精通し
ておられる山﨑副市長ならではだと思っ
ており
ますので、まだ質問たくさんあり
ますけども、これから
もよろしくお願いいたし
ます。
今聞き
ましたら、県の事業がということで、それを補うような形で市というような、メニューとしては同じ気持ちでやってるんだということは理解いたし
ました。近隣からの移住、市内からの移住といったこと
も含め
ましては、これはまた別の機会
に、新しい事業というか、議会の中でまた質問はしたいと思い
ますが、何
にし
ても、住むところと働くところの確保というのは一番大事なことですんで、しっかりと取組を進め
ていただきたいなと思っ
ており
ます。
次に、2款1項10目の交通災害共済加入促進、通し番号が65
になり
ますけれども、こちら
につきましては、交通災害共済加入促進費ということで464万7,000円があり
ます。事業の目的としましては、交通事故の被害者の負担軽減のため、鳥取中部ふるさと広域連合が所管する交通災害共済への加入促進、加入申込みの取りまとめ、事故
に遭った際の共済金の請求事務などを行うというような目的でござい
ます。
そこで、3点、まとめ
て質問いたし
ますが、ここ3年程度で結構でござい
ますので、加入状況についてお聞きいたし
ます。
それと、事業概要を見
ますと、交通災害共済の加入申込書の作成といったようなこと
も出
ており
ます。身近なところでは、町内、いわゆる自治公の活動では、私の住んでるところでは、交通安全部というところがあり
まして、そちらの役員さんが申込用紙を、あるいはパンフレットを持っ
て配っ
ていただい
て、集金をされ
てというようなことは把握はしてるんですけれども、場所によっていろいろかもしれ
ません。どういった手続でどういう流れ
になっ
ているのか。それと、今言い
ました自治公の加入者についてはよく分かるんですけれども、それ以外の方
も、倉吉市の市民ということで何らかの形で加入促進を図っ
ておられるかと思い
ますけど、その辺のところはどうなってるんかお聞きいたし
ます。
それと、3つ目としましては、最近テレビとかいろんなところを見たら、いわゆるネットの保険というんですかね、何かこの通りではない
にし
ても、安く
て補償がいいような保険というの
も結構あるようなんですけれども、この災害保険の共済の、いわゆるセールスポイント、これはやっぱりいいんだというようなところがあったら、この際、教え
て、PRし
ていただければと思い
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) 交通災害共済についての御質問でござい
ますが、この事業は、1市4町で組織し
ており
ます鳥取中部ふるさと広域連合がやってる事業でござい
まして、それを各1市4町の市町が事務を受けながら、各市町の住民の方
に提供し
ておるという事業でござい
ます。この加入促進等の取りまとめ
につきましては、各自治公
に大変お世話
になっ
て、加入促進をし
てもらっ
ており
まして、ちょうど1月から2月のこの時期
に、各町内、それぞれの各家を回っ
てもらったりし
て、集金したり、経理の事務をやっ
てもらっとるということに対しては、まずもっ
てお礼を申し上げたいと思い
ます。
それから、この今の加入状況
につきましては、やはりどこの市町
もそうであり
ますけども、だんだんと加入率が減っ
てき
ておるのが現状でござい
ます。1市4町での加入状況を3年間見
てみ
ますと、平成30年度、令和元年度、2年度、3か年を見
ますと、平成30年度が52.2%の加入率だったものが、次の年、50.9%、令和2年度が49.5%、これが1市4町であり
ます。倉吉市の加入状況
につきましては、平成30年度、46.6%であったものが、次が45.8%、令和2年度の44.8%ということで、この44.8%は、1市4町を見
ますと一番低い加入率
になっ
ており
ます。最高は、三朝町の59.6%というのが一番高い加入率であり
ます。
これ
につきましては、掛金が500円と1,000円で、1種と2種という共済金でもっ
て、それに対しての見舞金が段階的
に出
ており
ますけど、死亡については50万円から100万円の共済金を支給してるというのが状況でござい
ます。
それについて、今、加入はどうしてるのかということであり
ますが、多くは自治公を通じて加入の手続をし
てもらっ
ており
ますけども、自治公民館
に加入をされ
ていない方につきましては、個々
にその加入申込のはがきを送り届け
て、それを返し
ていただくという形をし
ておるところでござい
ます。個人で加入する場合と自治公民館を通じて加入をする場合、2つの方法でこの加入促進をし
ておるということでござい
ます。
この交通災害共済というのは、今、広域連合の中において
も、もう何年
もやってき
て、加入率がどんどん下がっ
ているから、もうやめたらええでないかというような意見
もあったりし
ますけども、町によっては、やはりこれは安い掛金の中でたくさんの保障があるということで、これはやめないでほしいというような町
もござい
まして、その1市4町の中でも意見が分かれるところであり
ます。
議員からあり
ました共済のよさ、セールスポイント
につきましては、今言い
ましたよう
に、安い掛金で入りやすく、手続
も簡単で、素早い見舞金の支払いを魅力とした制度であるということであり
まして、民間でも同様な共済保険があるのではないかという意見はあり
ますけども、支払っ
てみ
ますと、これくらい安い掛金のものはあまりないんじゃないかというのが今、連合の中で話し
ておる内容でござい
ます。以上でござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) 分かり
ました。自治会以外の方は個々
にはがきということで、そうなると多分加入率が低いんだろうとは、細かな数字は把握し
ており
ませんけれども、安い掛金でそれなりの保障がある。簡単
にできるということなので、1市4町の事業で
もござい
ますので、倉吉市として
もできることはやっ
ていただければなと思っ
ており
ます。
次に、コミュニティ推進事業ということで、通し番号の66。こちらが令和4年度の予算が2,860万ということです。自治公民館などのコミュニティー組織が活動の推進を図るため、一般財団法人の自治総合センターによるコミュニティ助成事業の申請及び助成金の交付事務ということ
になり
ますが、いわゆる宝くじの活用をさせ
ていただい
ている事業ですけれども、こちらの分の予算を見
ましたら、事業の概要
には幾つかのコミュニティ助成、一般コミュニティ助成として8つのところから申請が出
ており
まして、この中
にはエアコン整備であるとか、除雪機の整備、あるいはコミュニティセンター助成と、これは公民館を建てるとき
には1,000万円とか1,500万円を助成し
ていただけるという事業で、上井地区で
も最近では福庭とか、海田東かな、そういった形で、本当に喜ばれ
ており
ます。
そういった意味でなんですけども、この3年間ぐらいの実績といい
ますか、どういうもの
に使われ
て、何件ぐらいでどのくらいの金額が実際
に採択されたといい
ますか、そういった部分が分かり
ましたら教え
てください。
それとまた、これについては申請をすれば必ずしもすぐ
つくものということは多分ないと思っ
てい
ます。例えばいろんなまちで
もこの大雪に当たって除雪機が欲しいからといっ
て、その年
に申し込んで、その年
に当たったということは、宝くじですから、まずないと思い
ますので、何年かということがあるかと思い
ます。そういった申請の決まりというか、採択の流れだとか、いろんな優先順位、幾つかの決まりがあるかと思い
ますので、その辺について教え
ていただければと思い
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) コミュニティ助成事業についての質問であり
ます。この通し番号66ページの令和4年度の当初予算の事業説明シート
にあり
ますよう
に、令和4年度について
も自治公民館のエアコンの整備であるとか、除雪機の
購入であるとか、そういったところの申請が出
てき
ておるところであり
ますが、令和3年度、2年度、元年度、3か年のこの予算、実績については、まず令和3年度の一般申請が13件、それからセンターといい
ますか、この建物の、自治公民館とか、そういった建物の申請については1件、申請の予算
額が2,810万円の申請があっ
て、これについては採択のあったのが一般が4件、センターが1件ということで、実績
額については2,320万円の実績であり
ました。
令和2年度
につきましては、一般申請が13件、それからセンターの申請が2件、予算
額は4,190万円の申請に対して、採択としては一般が3件、センターが1件、この実績は2,070万円の実績であり
ました。
令和元年度
につきましては、一般申請が14件、センターが1件、それから予算
額は3,870万円で、採択としては一般が2件、センターはあり
ませんでしたので、
額としては実績
額は310万円の実績であり
ました。
申請に当たって、審査の基準というのがあり
ます。この件については各市町がそれぞれの自治体の組織の団体から申請を受け付け
て、県
にまず申請をし
ます。その県
に申請をし
て、県から
も順位づけを行い、それを自治総合センター
に、国
に申請し
ていくという流れであり
ます。最終的な助成決定の判断は自治総合センター、宝くじを扱っ
ているところの組織がこれの決定、判断をし
ておるところであり
ます。
本市としてのこの審査の基準であり
ますけども、まず、3つの基準を持っ
て、点数化をし
て順序を決め
ておるということでござい
ます。これ
も一般コミュニティ助成事業については、1つ
には事業効果、その申請の団体が各地区の自治公民館協議会、各地区の振興協議会等であったりし
ますので、この除雪機が欲しいとか、そういったところであり
ますので、この広域的な事業効果が期待できるということ、それから公平性、過去、毎年同じところが当たっ
ているというようなことのないよう
に、過去5年間以内
に採択の実績がないこと、継続性ということで、この継続し
て申請をし
て、ぜひこれをやりたいんだということがあるところというようなことを審査の基準
にし
ており
ます。
コミュニティ助成事業については、市の内部で選考委員会を設け
まして、現地の確認を行ったりし
て、その建物がどこ
に建っ
て、どういう財源でもっ
てやられようとしておるのかというようなことを基準を設け
まして、市の内部での選考委員会を設け
て、職員でもっ
て選考し
て、県
に申請をし
ておるというのが順序であり
ます。以上です。
○14番(藤井隆弘君) 丁寧な説明、ありがとうござい
ました。自治公活動においての、ある意味では長いスパンで計画的
にということ
も必要であり
ますし、市の事業というよりは、こちらを市を通していろんなことが実現できる一つの事業で
もあり
ますので、当たることをそれぞれ祈りながら、しっかりと活動を進め
ていただくしかないのかなと思っ
ており
ます。答弁は結構ですので、終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、13番丸田克孝議員
に質疑を許し
ます。
○13番(丸田克孝君)(登壇) 議案第6号、令和4年度の
一般会計予算の2款1項7目企画費について通告をし
ており
ます。
事業名は、イメージキャラクター活用事業
についてであり
ますが、質問の前
に、この場をお借りし
て、石田市長、山﨑副市長
に感謝の意を表明したいと思い
ます。
イメージキャラクターくらすけくんをはじめ、「ひなビタ♪」で架空都市倉野川市との姉妹提携等、まちの交流人口増のため
にいろいろと思い切った事業の展開をし
ていただき
ました。その姉妹提携を提案した私
にとっ
てみれば、本当に半信半疑で奇想天外な提言であったと自分でも思いつつ、提言したわけですけども、姉妹提携を決断し
ていただいたということ
には本当に感謝申し上げ
ており
ます。いまだにその「ひなビタ♪」としての倉吉市、大勢の皆さんが全国から駆けつけ
ていらっしゃるということ
に、本当に感謝し
てい
ますが、これから
も引き続き、こういった事業、倉吉の発想をどんどん入れ
ていただい
て、まちの観光で来られる方を増やし
ていただければということをお願いし
ておき
ます。本当にありがとうござい
ます。
多くの議員の皆様から
も、この12年間の評価というのは多大な評価をされ
ているわけですけども、私にとって
も石田市長は観光大使を仰せつかっ
ているMALTAとは同級生ということ
もあり
ましたし、また山﨑副市長
にはいろいろ共通した趣味
もあったということで、いろいろと公私とも
に本当に大変お世話
になっ
ており
ます。感謝を申し上げ
ます。
この「ひなビタ♪」の架空都市倉野川市との姉妹提携といった思い切った事業を展開、決断し
ていただいたことに対して、両名の方、本当にこの採用に当たって、裏話など御苦労の点があったんじゃないかと思うんですけども、振り返っ
てその両名のお考え、お聞かせいただければありがたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。(鳥飼議員「議事進行」と呼ぶ)
○11番(鳥飼幹男君) これはね、質疑なんですよ。場所を間違えてる。決して言っちゃ悪いとか、いいとかということは言い
ませんよ。だけどね、今回の質疑の案件にとって
もすごい数ですよ、先ほどから。そしてね、今のあれは質問じゃない。市長と副市長
にそれぞれ、この意見を求め
ておるような、質疑じゃあり
ませんよ。第一こういうことを議長は許可をしたのかどうなのか
も分からんけども、もう少しきちんと議会運営をやっ
ていかないと、これはまずいと思い
ますよ、こういうことでは。きちっと整理し
てもらわないけん。それまで議事を進めることはできん。
○議長(福谷直美君) 丸田議員
に申し上げ
ます。ただいま議案質疑であり
ます。趣旨
に沿った発言をお願いいたし
ます。
それでは、答弁はなしで、丸田議員、質問を続け
てください。
○13番(丸田克孝君) キャラクターの採用についてのこれから質疑の内容関連の質問だと思うんですけども、これが一般質問
になるというんでしたら、今後の考え方
も考え
ていかなきゃいけないと思うんですがね。
それでは、改めて、じゃあ言い
ますが、イメージキャラクターの活用予算で165万3,000円というものが予算計上され
てい
ます。この中で、商標権の更新登録申請手数料27万6,000円というのが入っ
ているわけですけども、この事業は新規事業ということで、商標権の更新ですか、申請手数料ということであり
ます。この更新というのは10年なのか、何年か、新規事業ですので、そのことを教え
ていただきたいと思うのと、本当にくらすけくんのこの維持のため
に商標権を更新し
てまで持続し
ていく必要があるのかなと、私は思っ
ているんですけど、その辺の考え方をまずお尋ねしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 丸田議員の御質問
にお答えいたし
ます。
この商標登録でござい
ますけれども、消費者が商品やサービスを区別する上で目印となるネーミングやロゴマークを独占的
に使用し、また類似した商品などを排除できるよう
になる商標権を取得するための制度ということでござい
まして、平成24年
にイメージキャラクターとロゴのデザインを商標登録をし
ておるというところで、今年の8月、令和4年の8月で登録期限を迎えるということから、更新の手続
に係る費用を計上させ
ていただい
ておるというものでござい
ます。
このくらすけくんでござい
ますけども、平成23年
に公募し
まして、1,048件の中から選ばれた貴重なデザインということ
もあり
まして、本市のイメージキャラクターとして使用するため商標登録の更新は必要な手続と考え
ており
ます。もし仮に商標登録を行わないとした場合、自由
にデザインされたイメージキャラクターが作成可能
になると。反面、デザイン
に統一性がなくなること
もあり
ますけれども、何より
も他の人、ほかの人が商標登録をし
てしまうと、これまでのよう
に無償でデザインを使用できなくなる可能性があるということから、商標登録は必要であると考え
ているところでござい
ます。以上です。
○13番(丸田克孝君) 分かり
ました。
商標というのは実際
にいろいろな形、人の知覚によって認識できるもののうちの文字、図形、記号、立体形状等が、もしくは色彩ですか、それらのもの、それから音ですね、そういうの
も定め
ているということですよね。これまでの商標とは違っ
て、動き、プログラム、音、位置、色彩などが商標の対象となるということですけども、私が言いたいのはね、以前
にも同じ質問し
ていると思うんですが、いわゆる頭の色だとか、目の形、耳の大きさや何かいろいろと条件があっ
て商標権を登録し
ておるんだということですけども、私が思うのは、くらすけくんが平成23年から採用されて
て、どれだけ市民の方
に今なじんでいるのかなという思いがするんですよね。一時、キャラクターくらすけくんができた当時は全国的
にもキャラクターのブームということがあっ
て、各県それぞれいろいろなキャラクターをつくっ
てこられた経緯
もあるわけですけども、今倉吉市の市民の方がくらすけくんをどこまで、どれだけ認識し
ておられるのかなという思いがあっ
てね。
私としては、さっきの倉野川市と一緒で、要はもっともっと話題をつくっ
て、くらすけくんが有名
になることのほうが私は大事じゃないかなと思うんですよね。だから、私としては遊び心
も入れた、例えばの話が真っ黒のくらすけくんで、悪魔のくらすけみたいな感じのものが出
てき
ても、倉吉市のまちを結局全国
に知らしめるための策とはし
て面白いんじゃないかなと思うんです。ただ、それを形とか色とか動きとかまでを制限しちゃうと、そのグッズの制作
にもそれぞれ制約ができ
てきちゃっ
て、発展のほう
に何かブレーキをかけるんじゃないかなという心配のほうが先
に立っちゃうんですけど、その辺についてはどうですか。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 今現在、商標登録をし
ているから、他者
にデザインを使用させないというようなことは考え
ていないということで、色、形など、一定のルールの下、届けをし
ていただければ、無償で幅広く使用し
ていただい
ているというのが現状でござい
ます。
事業者さんであるとか、団体からデザインの使用について、10年間で延べ456件の申請や届出をいただい
ており
まして、缶バッジ、ハンカチ、商品の包装、お菓子等、幅広く使用し
ていただい
ているというところでござい
ます。これまで
も使用許可
に係る条件等を理由
にデザイン使用申請をやめたというような声は特に聞い
ていないため、比較的使用し
ていただきやすい環境
にあるのではないかと認識し
ておるところでござい
ます。
とはいえ、言われ
てましたよう
に、広く知っ
ていただくということは大事なことですので、今後ともあらゆる機会を捉え
て、デザイン使用
に係るPRを行っ
ていきたいと、イメージキャラクターを活用した本市のPRを行っ
ていきたいと考え
ておるところでござい
ます。以上です。
○13番(丸田克孝君) ぜひね、もっともっと交流人口を、くらすけくんのみならず、増やし
ていくためのいろんな努力なりをし
ていっ
ていただきたいと思うんですね。
それで、私は何年か前から、これ
も提言し
ており
ますけど、ぼちぼちくらすけくん
にお嫁さん、彼女、あるいは子どもでもいいんですけども、くらすけくんの動きと反対のような、本当に活発な動きの彼女をつくっ
ていくというの
も一つの何かくらすけくんのイメージキャラクターを上げるため
にも私、必要じゃないかなという思い
もあるんでね。それは単なる私の提言ですから答弁は要り
ませんけども、倉吉市を発展させる、またくらすけくんのイメージをもっともっと上げるため
には、いろいろな策を考え
て発想から実行、展開へ移し
ていただければありがたいなと思い
ますので、よろしくお願いをしたいと思い
ます。終わり
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) より多くの方
にイメージキャラクターを認知し
ていただくための話題づくりというのは大切なことだと認識し
ており
ますので、くらすけくんのパートナーというような御提言でしたけども、こちらについては本人とよく話し合っ
てみたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、9番米田勝彦議員
に質疑を許し
ます。
○9番(米田勝彦君) 議案第6号、令和4年度
一般会計予算です。これは事業説明のページ13
に載っ
ており
ます。事業名は、協働のまちづくり、予算
額が50万円です。これは公共的な課題の解決
に取り組む市民活動団体の活動を支援する事業であり
ます。
まとめ
て5点質問いたし
ます。
最初は、公共的課題を解決する活動に対して助成金を出すわけですけれども、この公共的課題を解決する活動というのは何を指すのでしょうか。2つ目です。この予算説明
に拡充と書い
てあり
ます。何を拡充するのでしょうか。3つ目、この助成金の申込みは例年何件ぐらいあるのでしょうか。4つ目、この助成金の
額ですけれども、新規事業
には10万円、継続事業
には5万円となっ
ており
ます。なぜ新規事業だけが10万円なのか、お聞きしたいと思い
ます。それから、5つ目ですけども、こうした助成金があることは市民の皆様
にどのよう
に周知され
ているのでしょうか。
以上、5点まとめ
てお聞きし
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) 米田議員の御質問
にお答えいたし
ます。
協働のまちづくり事業の中でも倉吉市協働のまちづくり活動助成事業交付金50万円の件について御質問いただき
ました。その中で、この活動
に助成、交付金を出し
ているこの事業の目的の中
に、公共的な課題の解決
に取り組む市民活動団体の活動支援とあっ
て、この公共的課題とは何かということであり
ますが、この事業におきまして、公共的課題というのは市民生活上の課題を解決するもの、地域や住民のニーズ
に対応したもの、地域住民にとって必要性、重要性が高いもの、多くの市民の利益
につながるものというようなことが公共的課題と言えるのかなと思っ
ており
ます。
これまで採択し
ました事業の例としましては、健康寿命の推進であるとか、地域の子育て支援であるとか、自然保護の推進であるとか、散歩道の環境整備であるとか、レンタサイクル事業、カーシェアリング事業、空き家の再活性事業など、これが公共的課題
に取り組む事業だという考え方で支援をし
ており
ます。
この事業シート
に拡充とあるのは何かということであり
ますが、端的
に言えば予算を増やしたという、広げたという意味合いが拡充と印をし
ており
ます。ほかの事業で
もそういったことを書い
ているところがあり
ますけども、この事業を拡充しようとしたということでござい
まして、これはこの事業
に取り組む団体が、例えば令和元年度、5件申請があっ
て交付金を出し
ました、2年度
も5件出し
ましたけど、令和3年度、7件あっ
て、4年度
ももっと予算はないのかという意見を3年度の中でいただい
ておったということ
もあり
まして、4年度において拡充、予算を25万円だったものを倍の50万円
に増額したということを拡充と言っ
ており
ます。
それから、3点目
に、この事業
につきましては、永久的
にこの交付金を出すというものではなく
て、最終的
には自立を目的とし
ているため
に、交付回数の上限は5回とし
ており
ます。1つの活動をやっ
ていくのに、その団体が自立し
ていくまで大体3年ぐらいを見
ていけばいいんじゃないかということを思っ
ており
ますけども、この交付の要綱をつくる、補助金のガイドラインを考え
てみ
ますと、3年以内での終期を設定し
て、更新が必要な場合でも5年だよという形で線を引かせ
ていただい
ているということでござい
ます。
新規の事業
につきましては10万円、継続事業は上限5万円ということ
に、新規のほうが高いのは何でかということ
もあり
ましたけども、新規の事業
につきましては、新たな取組をしたりし
ていくということは、継続し
ておるときより
も経費的
には初期投資で費用がかかるということで、助成金の
額については新規事業を10万円、それから2年目、3年目と、もし継続し
てこの交付をいただきたいという申請があれば、それは5万円ということ
にさせ
ていただい
ているということであり
ます。それから、あくまで5万円、10万円は上限であり
まして、2万円でも3万円でもということであれば、それなりの
額でもっ
て交付したいということでござい
ます。
それから、この事業の周知方法はどうし
ているのかというのが5点目
にあり
ましたけども、この事業の募集に当たっては、市報なり
ホームページというのは当然であり
ますけども、記者クラブを通じて報道機関への情報提供、それから市民活動団体として本市
に登録し
ていただい
ており
ます団体、40団体へ情報発信、募集のチラシを各地区のコミュニティセンター等
に配架し
て周知を図っ
ているところでござい
ます。以上でござい
ます。(発言する者あり)
何件ぐらい申込みがあるかということでござい
ますか。申請件数は、さっきちょっと答弁し
ました、令和元年度5件、令和2年度5件、令和3年度7件。
○9番(米田勝彦君) 大体分かり
ました。
この予算は先ほど副市長が言われ
ましたよう
に、倉吉市協働のまちづくり活動助成事業交付金というものであり
ます。この私の質問の趣旨は、この予算
には疑問点が私としては3つあり
ます。これを改善し
ていただい
て、このたびの予算を執行し
ていただきたいというのが私の質問の趣旨であり
ます。
まず、3点、改善し
てほしいことがあるんですけども、最初は、その改善のお願いをしたい、まず1点目ですけども、この協働のまちづくり、予算書
には、先ほど言われ
ました新規事業
には、1団体10万円、継続事業
には1団体5万円となっ
ており
ます。新規事業の10万円というのは、初期投資としてはかかるから10万円
にし
てあると言われ
ました。
私としては、それほど新規事業
に10万円を出す必要
もないんじゃないかと思っ
ており
ます。これを新規、継続の区別をなくし
て1団体一律5万円
にすべきじゃないかと思っ
ており
ます。そうすれば、この新規事業の10万円で5で割れば2団体が助成金を受けることができるわけであり
ます。予算書
には、新規事業4団体と書い
てあり
ますから、新規事業10万円掛ける4団体で、40万円という財源があるわけです。この40万円を5万円で割り
ますと、当然8
になり
ます。したがって、助成金を受けられるのは今の4団体から8団体
に増えるわけであり
ます。私としては、できるだけ多くの団体が助成金を受けられるよう
にすべきだというのが改善し
てほしい第1点目であり
ます。
2点目のお願いしたい改善点ですけども、倉吉市協働のまちづくり活動助成金交付要綱というのがあり
ます。この要綱を私は見直す必要があると思っ
ており
ます。要綱を見
てみ
ますと、かいつまんで言い
ますけども、助成金を5回もらっ
ている場合は、それ以上は申請できないということであり
ます。先ほどの副市長の答弁
にもあり
ました。
なぜ5回までなのか理由を聞き
ましたら、この助成金事業は先ほど言われ
ましたよう
に、各団体
に自立し
てもらうことが基本ですということであり
ました。確か
に商売の助成金であれば、5年間は助成金を出し
ます、5年たったら自分たちのもうけだけで自立し
てやっ
てくださいというのは分かり
ます。しかし、まちづくりの団体は収入を得るための商売はし
ておられ
ません。自分たちで、お金を出し合っ
て、それを活動費用
にし
てまちづくりをされ
ておられるわけであり
ます。今の市の規定では、5年間は市が助成し
ます、5年過ぎたら自分たちのお金でまちづくりをし
てくださいと言っ
ておられるわけですから、そこで5年間という枠が記載され
ている市の助成金要綱の第4条第2項は削除すべきであり
ます。削除し
て、できるだけ多くの団体
に助成金を出し
て、継続し
てまちづくり
に取り組んでいただくよう
にすべきであり
ます。
3点目の改善のお願いであり
ます。各団体から出された申請書は、地域づくり支援課の内部の選考基準
に基づい
て審査し
て、どの団体
に助成金を出すか決め
ており
ます。先ほど副市長が言われ
ました、公共性と言われ
ました。この選考基準の見直しが私は必要だと思っ
ており
ます。これは助成金を出すか出さないか判断する基
になるわけであり
ますけども、この選考基準の中
に、先駆的で話題性のある事業であること、これまで
にない新しい企画の事業であることという選考基準の項目があり
ます。こうした先駆的で話題性のある事業というのは、継続性を必要とするまちづくり
にはなじまないと思い
ます。こうした事業は、別の予算をつくっ
てやっ
てもらいたいと思い
ます。
したがって、話題性のある事業、これまで
にない新しい企画という選考規定は、この選考規定から取り除くべきであり
ます。
以上、3点、改善し
ていただい
て、このたびの予算を執行し
ていただき、多くの市民の皆様と協働のまちづくりを進め
ていただきたいと思い
ます。以上です。
○副市長(山﨑昌徳君) これまで
もいろんな事業
につきましてはその都度、毎年度、改善をしたり、いろんなこの改正をしたりということで進め
てき
ており
ますけども、今の御意見
も参考
にしながら、事業を進め
ていきたいとは思い
ますけども、ただ、言い
ますのは、できるだけ多くの団体
に助成をし
てあげたらということを、それは受け取る側からすればそうか
もしれ
ませんが、やっぱり先ほど言い
ましたよう
に、その事業、何でも活動団体
に補助金出せばいい、交付金を出せばいいということではなく
て、それなり
に目的を持っ
て、自分たちが自立し
ていけるようなことを支援し
ていくというのが市の考え方、役割ではないかなと思い
ます。
ただ団体があるから、そこ
に活動助成するというのは、それはこういった交付金の趣旨
に合わんのではないかと思い
ます。団体によっては継続し
ていくため
に住民たちが収入を確保し
ていかれるような団体
もござい
ます。そういったところ
も、そのきっかけをつくるための最初の支援だということで、この活動助成、この交付金を出し
ておるものでござい
まして、言われるような意見
も、これから多くの団体
に意見を聞きながら、この改善というの
もまた考え
てみたいと思い
ます。以上でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) 市の考えはよく分かり
ました。
しかし、他市の例をよく検討し
てみること
も大事だと思い
ます。やはりまちづくりというのは自立というより
も継続性が、まちづくりは継続性が大事なので、団体
に自立し
てもらうというようなまちづくりなんていうのは、私はあまり聞いたことがあり
ません。要は、米子市で
も継続性を重視し
ておられ
ます。よく研究し
て、協働のまちづくりというものを根本的
に考え
ていただきたいと思い
ます。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、11番
鳥飼幹男議員に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 令和4年度の
一般会計予算につきましては、2款1項7目企画費について伺いたいと思い
ます。
事業説明シート、12ページの上段です。これ予算を見
ますと、92万5,000円計上がなされ
ており
ますが、ここの事業目的が明確でござい
ませんので、ちょっと問う
てみたいと思い
ますが、ここ
に新規事業として美術館を契機とした地域づくり事業、この予算が計上され
ており
ます。まず、この美術館を契機とした地域づくり事業、この本来の目的、このことについてまずお伺いをいたしたいと思い
ます。
また、併せ
て聞い
ておき
ます。それから、予算ですが、この事業の委員の謝金として10万円、それからチラシとして16万1,000円、こうしたものが計上され
ており
ますが、まずこの委員の構成メンバー、どのようなメンバーでこの委員がつくられ
ていくのか、またその人数、またこうした地域づくり事業のチラシとあり
ますが、このチラシの活用、ここについて、まずこの予算についてお伺いいたし
ます。簡潔明瞭で結構でござい
ます。ありがとうござい
ます。よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 鳥飼議員の御質問
にお答えいたし
ます。
美術館を契機とした地域づくり事業、謝金ということで10万円、それから印刷製本費としてチラシ作成ほかということで、16万1,000円ということで計上させ
ていただい
ており
ます。このチラシ作成で、ほかと書い
てあり
ますので、16万1,000円のうち6万1,000円は市民意識調査の分ということですので、美術館を契機としたというところについては10万円と御理解いただければと思い
ます。
思いといたし
ましては、今まで県美の事業については、主
にハード部分が主であったということであり
ます。これからは地域においてその県美と地域が成功
に向かうためのソフト事業について検討を行っ
ていく必要があるという考えの下、予算計上させ
ていただいたということです。
こちらについては、市民の皆様から県美のソフト事業ですね、地域が成功
に向かうためのソフト事業について意見を募集し、市民等で構成する会議においてその取組を協議した上で、次年度以降の取組
につなげ
ていくものということです。その意見募集のとき
にチラシを作成するということ、それから、その会議
に参加し
ていただく方に対して謝金をお支払いするというものでござい
ます。
会議
に参加し
ていただく方としては、地域づくり、自治公関係、あるいは子育て世代関係、学校関係、これは大学
も含み
ます。商工観光関係、文化振興関係など、10名を予定し
ているものでござい
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 御説明いただき
ました。内容としては、いよいよ美術館
も建設
に入り
ました。これから地域を挙げ
てこの美術館を守っ
ていくという、そうしたソフト面に対して予算を計上したということでござい
ますので、この事業予算については理解をいたし
ました。
どうかしっかりと皆さんの御意見を聞い
ていただい
て、本当にすばらしい美術館、みんなで盛り上げ
ていける美術館
にし
ていただきたい。このことをお願いし
て終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、16番伊藤正三議員
に質疑を許し
ます。
○16番(伊藤正三君) 私
も2款1項7目の関金地区光ファイバ整備事業ということでござい
ますが、これについてですね、過疎債を利用し
てということでござい
ますが、まず端的
に、この事業の概要と事業内容を御説明ください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) こちらは関金地区の光ファイバ整備事業でござい
まして、現在使用し
ている設備が更新時期を迎える、これ同軸ケーブルのものでござい
ますけれども、更新時期を迎え
ていることから、光ファイバーによる高速大容量の情報通信基盤
に改修するものということでござい
まして、整備事業は4つ
に分かれ
ており
まして、1つ目は関金地内の中継基地から自宅付近の電柱まで光ケーブルを敷設する幹線工事、2つ目は自宅付近の電柱から自宅の軒先までを光ケーブルで敷設する引込み工事、3つ目が自宅の軒先から宅内の工事、4つ目が古い設備を撤去する工事ということでござい
ます。
今年度は1つ目の工事であり
ます幹線の工事を行っ
ておるというところでござい
ます。工事費は約5億円ということでござい
ます。以上でござい
ます。
○16番(伊藤正三君) 今回ここ
に載ってるのは、主
に各戸への光ファイバーの引込み工事ということでござい
ましょう。
それで、これまで関金地区で光化を進めるに当たっては、前段といい
ますか、光ファイバーの幹線整備ですね、それ
も含め
て5億円ぐらいと言われ
ておるんだと思い
ますが、この過疎債を受け
ての事業ということが今回ね、関金地区が光化整備
に動き出した大きな要素だ思い
ますが、幹線工事をやっ
ているとき、令和2年から3年ぐらいだと記憶し
ておるんですが、その頃はまだその過疎指定というのを受け
ていなかったような気がいたし
ます。
それで、今回の関金地区の光化で、全体事業は一体幾らぐらいかかっ
ているのか。先般、議案第3号で報告され
ておるんですが、関金地区情報通信基盤設備改修工事の契約金額の減額の専決処分
も報告され
ており
ます。そういうもの
も含め
て、一体全体、関金地区で一体どのぐらいなのか、総額が分かれば教え
てください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 先ほど幹線工事、引込み工事、宅内工事、撤去工事と申し
ました。幹線工事については今回の議案で工事の
額の変更ということをさせ
ていただい
ており
ます。これが約5億6,000万円余というところでござい
ます。令和4年度
に引込み工事等の計上をし
ており
ますけども、一部今年度
もし
ており
ますけども、引込み工事については2億1,700万円余ですね。宅内工事
につきましては、こちらは8,200万円余。宅内工事
につきましてはNCNさんがされるという予定となっ
ており
ます。撤去工事
につきましてが約1億円ということで試算し
ており
ます。合計すると9億6,700万円余、約10億円程度と考え
ているところでござい
ます。
こちら
につきましては国庫補助のほか、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、あるいは辺地債、補正予算債、地域活性化事業債ということで見込んでおるところでござい
ます。また、引込み工事
につきましては過疎対策事業債の充当を見込んでおるところでござい
ます。以上です。
○16番(伊藤正三君) ありがとうござい
ます。約10億円かかっ
ておるということでござい
ます。
今回、ちょっと関連があり
ますので、少し横道
にそれるかも分かり
ませんが、大変重要なことだと思っ
ており
ますので、この関金地区が光化されれば、よくいろいろ議員さんが心配し
て一般質問などで言われ
ますが、倉吉市の西エリアと言われるところだけが、今回の予算でも見させ
ていただき
ましたが、残念ながら見当たらないと。それは骨格予算だということ
もあるのかもしれ
ませんが、載っ
ていないということでござい
ます。
それで、この関金地区光ファイバ整備事業の説明シートで今回、主な特定財源
に過疎対策事業債として1億6,000万円余りですね、上がっ
ており
ます。確か
に関金地区では、いわゆる過疎債が利用できるわけです。ところが、西エリアと言われる未整備地区では当然過疎債は使えないということでござい
ます。
今、関金地区全体でも約10億円と総経費をお聞きし
ましたが、恐らくこの西地区において
もそれ以上
に幅広いというようなこと
も予想され
ます。かなりの金額
になると予想されるわけですが、今回の予算でいよいよ関金地区
には光ファイバー整備が完了し
ていくとなれば、やっぱり倉吉市の中で取り残されるところがあっ
てはならない。これはよく言われ
ますよう
に、行政の公平性の原理から
も、または地域内ですね、情報格差ができる、あるいは残念ながらこの鳥取県の中で未整備地区を残し
ているというのは、この倉吉市だけでござい
ます。
先日
も佐藤議員の一般質問で
も答弁はあったところでござい
ますが、この予算の質疑ということで、少し外れるかも分かり
ませんが、この骨格予算
に見当たらないということで、ちょっと心配をし
ており
ます。改めて、残された西エリアをどのよう
に整備され
ていく考えか、あくまでも想定される事業を含め
てお聞きしたいと思い
ます。
すみません、新た
にかかる事業費をお聞きしたいと思い
ます。この西地区における事業費、大体どのぐらい
になるのかなという。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 一般
に倉吉西エリアの部分でござい
ますけども、こちらは日本海ケーブルさんが主
に推進設備の整備をされるというところでござい
ます。
NCNさんは国の高度無線環境整備推進事業及び新たな日常
に係るケーブルテレビの耐災害性強化事業、こちら
に応募され
てですね、令和4年度から整備を始めるというところの連絡を受けたところでござい
ます。計画では、令和4年度
に幹線を整備し
て順次各家庭への引込み工事を行う予定ということで、ただ、結構山間部が多いということで、およそ15億円程度の費用がかかるということで、行政に対して支援を求められ
ておるという状態でござい
ます。以上です。
○16番(伊藤正三君) 今お聞きし
ますと、やはり15億円を超えるような大きな金額
になるということをお聞きいたし
ました。大体西エリアの想定される事業は分かったわけですが、当然のこと、このエリアで
も過疎指定がし
てあり
ませんので、いわゆる過疎債というものは使えないわけで、どのよう
に財源確保されるのか。
今、NCNさんのことが出
ましたので、やっぱり民間事業者とやる。それで、この整備の場合はいつまでNCNさんとの関わりですね、よくNCNさんの名前というのが出るわけですが、今後そうはいっ
ても民間事業者であり
ますので、あまりに
も採算性が取れないということであれば非常
に困難な状況
にはなると思うわけです。それでですね、NCNさんと倉吉市、どういう支援ができ
て、どういう関わりを持っ
て進めようとされ
ておるのか、ちょっと分かりにくい、分かりづらいところがござい
ますので、その辺のNCNさんと倉吉市が一緒
になっ
てというような、その仕組みというのをちょっと説明し
てもらいたい。非常
に何かもう一つ分かりにくいということを感じ
ており
ますので、その辺のところをお聞きしたいと思い
ます。
また、前から関金地区はNCNさんがずっとテレビとかも見られるというか、そう提携をされ
ておるわけでござい
ますので、その辺のところは引き続き、もちろん大丈夫だと思うわけですが、一体この光化で、住民負担はどうなるのか、あるいは西エリアの整備はいつ、どのような形で進められる予定なのか、簡単
に分かりやすく説明し
ていただければと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) まず、関金エリアでござい
ますけれども、こちらは人口が面積
に比べ
て少ない、面積が広いということで、採算性を確保することが難しいということがござい
まして、同軸ケーブル敷設のときから公設民営ということで、行政のほうが整備し、民
に貸し付けるという形を取っ
ておるというところでござい
ます。
西エリアについては、今現在
も同軸ではござい
ますけれども、NCNさんが事業をされ
ておるということで、それをNCNさん主体で光
に替え
ていかれるという予定でござい
ます。市としてはNCNさんから西地区については補助をという御要望をいただい
ておるというところで、これについては令和4年度の今後の肉の段階でいろいろ考え
ていこうかなとは考え
ており
ます。その節
には、県の間接補助であるとか、新型コロナウイルスの臨時交付金であるとか、あるいは一部辺地債
も使えるのかなとは考え
ておるところでござい
ます。
あと、光
になり
ますと、その住民の負担はというところでござい
ますけれども、これによって4K放送であったり、高速のインターネットということができるよう
になるというところでござい
ます。光のインターネットの場合は新た
に契約を変更し
ていただくという必要がござい
ます。
あと、テレビとケーブルプラス電話については変更前と料金
に変更がないプランが準備され
ているというところでござい
ます。ただ、インターネットについては、その通信速度の違いによっていろいろなコースがあるということですので、速度が速くなれば、それだけ金額が高くなるというところでござい
ます。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) 伊藤議員
に申し上げ
ます。先ほどの発言は質疑の範囲を大きく超え
ていると思い
ますので、注意をお願いいたし
ます。
○16番(伊藤正三君) はいはい、分かり
ました。
○議長(福谷直美君) 次は5回目でござい
ます。
○16番(伊藤正三君) はい。では、最後。今、予算案
に係る関金地区の引込み工事、あるいはこれまでの関金地区の光化
に要した全体事業費ですね、そして今まさに指摘をいただき
ましたが、西エリアのNCNさん
も含めた光化
に向けた説明をいただき
ました。しかしこれは関連があると思い
ますので、大きく外れた質疑とは思われないですが、注意はし
て、今後心がけたいと思い
ます。
では、最後
に、今回の引込み工事で過疎債を活用され、これまでの工事では国庫補助
に加え、さっき言われ
ました新型コロナウイルス交付金など、いろいろな財源を確保するため
に御努力はなされ
ていると思い
ます。最後
に、また県の補助金や、国からの助成金、補助金など、財源確保策について、部長から何かあれば、最後
にお尋ねし
て終わり
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) この関金地区については、様々な財源をということでし
ており
ます。臨時交付金であったり、それから国の補助金、そして辺地債等
も使わせ
ていただい
ておるというところでござい
ます。西エリアについては事業主体さんが国の補助金をということで、あと残り市としてお持ちする場合は県の間接補助であるとか、あとはまた新たな新型コロナウイルスの臨時交付金ということで、その都度その都度、有利な財源、さらに財源はないかということを探しながら、効率よくその補助をし
ていきたいと考え
ており
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 消毒及び換気のため5分間休憩いたし
ます。
午後2時13分 休憩
午後2時18分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、10番佐藤博英議員
に質疑を許し
ます。
○10番(佐藤博英君) 同じく2款1項7目の倉吉未来中心周辺環境整備事業ということで、いわゆるリス舎ですね、これを解体すると。解体をし
て周辺整備をするという予算
になっ
てい
ます。これ、合計748万4,000円で、ほとんど全部設計業務となっ
てい
ます。わし、美術館、どっちみち、これは一体的な開発
になるということがあっ
て、前
にも言ったんですが、やはり県
にもお金を出し
てもらう。それで再整備をする。そういう考えはないでしょうか、伺い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) こちらはですね、この美術館建設の際、市として現在の市営ラグビー場と大御堂廃寺跡駐車場だけでなく、あとリス舎付近について
も対象として無償譲渡を方針として推薦を行ったという経過がござい
ます。その後、平成29年3月
に美術館建設地が倉吉市
に決定したというところでござい
ます。
その敷地の範囲については、平成31年2月6日
に開催された市議会の県立美術館建設推進調査特別委員会において、リス舎周辺については美術館整備の対象外であること
も説明が、県の博物館長からあったというところでござい
ます。市としては敷地を買っ
てくださいと強く言えないということ
もあり
まして、その指定された範囲を譲渡する方針をしたというところでござい
ます。
そのニホンリスの部分ですね、こちらについてどうするかというところで、先ほど申し
ました2月6日の特別委員会において、事務事業の棚卸しということで、このリス舎周辺については市が整備するということで行っ
ておるところでござい
まして、リス舎の解体費用やリス舎周辺の整備費用について、県
に負担を求めるようなところは考え
ていないというところでござい
ます。
○10番(佐藤博英君) いや、県
に求めるとか、そういうことを言ってるんじゃないんです。一緒
に進めるわけですからね、県と。その土地を使っ
て駐車場を造ったり、もちろんトイレは残すよう
にはなっ
てますけども、ここ
に書い
てあるとおりですよ、一体的な利用が図られるようなんですよ。だから一緒
にやるべきなんですよ、これはね。ここは市のあれだから市が全部やり
ますとか、そういう問題じゃない。協働してやるもんです。私はそう思い
ます。
それでこそ、やっぱり県と市が一体となっ
て、いろんな協議をしながら、使いやすいよう
にする
にはどうしたらいいのかも含め
て、お金を出すからこそ、そういうことが私はでき
ていくんだと思い
ます。これはどうしよう
もないことなんでしょうけども、本来はそうあるべきだと思い
ます。
それで、これはちょっと通告はし
てませんでしたけどね、このリス舎の土地の中
にガイダンス施設をつくる予定
になっ
てい
ます。史跡指定地外
にそういうのをつくるのかなと思うんですけどね、これについては通告はし
てませんでしたけど、大御堂廃寺のガイダンスというのは、全体として中
にやっぱり解説板とかいろいろつくるわけですから、そういうところ
につくるべきではないのかなと。そして、史跡の指定地以外
につくるというのが、どうもよう分からんのですけど、その辺もし分かれば教え
てください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 県と一体
になっ
てという御意見でござい
ます。
お金を出し合うのが一体と
も考え
ており
ません。この整備をする際
には県美とよく相談をし、例えば駐車場の形、どうし
ましょうか、あるいは県が造る県美のところまである屋根付回廊
に、市の敷地からどのよう
に屋根つき回廊を持っ
ていくかというところ
も協議はし
ており
ます。
それとですね、この周辺整備全体ですけれども、リス舎だけ見るとそうか
もしれ
ませんけれども、ほか
にもいろいろ排水のところであるとか、敷地の境界ですね、こちらについて、例えば市が持ち
ましょう、あるいは県が持ち
ましょうというような協議
も当然し
ており
ますので、一方的
に、市が全部丸抱えというような方向で進め
ておるものではないということは御理解いただければと思い
ます。
ガイダンスの件については、担当からお願いいたし
ます。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) ガイダンスの建設位置についての御質問でござい
ますが、文化財保護法上、史跡地内
には遺構以外の建築物を建設することができ
ません。それで、周辺整備の中で検討する中で、その位置ということで決め
てきた経緯がござい
ます。
○10番(佐藤博英君) お金出すから一体化ということはないということは分かり
ますけどね、ただね、わし、あそこを何遍か、美術館じゃなく
て未来中心として図書館の周りができたとき
に、そこの館長さんともよう話をしたんですが、図書館の例えば周り、あそこ池だったですよね。それでね、金魚
も泳いどったし、だけど今はもうコケを取るのが大変でね、結局やめちゃったですよね。市と県が一緒
に話し合っ
て、そうはなったんでしょうけど、すごいもったいないですよ。だから、そういう協議というのは本当に大事だということをね、やっぱりよく受け止め
ていただきたい。県だから、市だからというわけではないのはよう分かり
ますけどね。
それから、ガイダンスは中
には造れない。もうちょっと近場を探し
てくださいね。これリス舎のところの、この外れですよ。もうちょっと美術館
に来た方が行きやすい、行ったとき
に近く
にすぐあるというような形をやっぱり取っ
てほしいという意味です。よろしく。一応終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、4番田村閑美議員
に質疑を許し
ます。
○4番(田村閑美君) 4番田村です。お願いし
ます。
2款1項7目、通し番号13ページの下段、佐藤議員と同じところ
になり
ます。倉吉未来中心周辺環境整備事業についてお伺いいたし
ます。
こちら
に出
てい
ます設計業務の委託先は決まっ
ているのでしょうか、お聞きし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 令和4年度当初予算でござい
ます。議決
もまだ受けてないわけですから、委託先は当然まだ決まっ
ていないということでござい
ます。
○4番(田村閑美君) 測量とかいうのが以前あったものですから、少しちょっと聞い
てみようと思い
ました。
そして、リス舎周辺再整備
に係る詳細設計業務、土木が291万1,000円、新築外工事が273万1,000円、解体工事が184万2,000円の設計業務だけで一般財源で748万4,000円がかかり
ますが、それはこちらのこのデザインを基
にした設計業務でしょうか。それはそれぞれどこを示した設計ですか。そしてまた、それは途中で設計変更は可能な設計業務
になり
ますか、お答えをお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 議員御紹介のよう
に、詳細設計、土木が291万1,000円でござい
ます。こちらは新た
に造る駐車場や通路の舗装、排水施設、植栽、区画線、標識、照明灯の整備に関する工事を発注するための設計書図書として仕様書や図面、工事費に関する資料を作成するものでござい
ます。
新築外部工事の詳細設計業務といたし
ましては、屋根付通路を新築する工事を発注するためのもので、設計書図書として仕様書や図面、工事費に関する資料を作成するもの、それから、解体工事の詳細設計といたし
ましては、今あるリス舎周辺のエリアに関するリス舎、舗装、排水施設、看板、地下埋設物等の構造物の撤去をする工事を発注するためのものというものでござい
ます。
変更はというところでござい
ますけども、議員がどの程度の変更を思っ
ておられるか、ちょっとよく分からないんですけれども、実際
に設計し
てみ
て、金額のこと
もあり
ましょうし、多少の変更は、ある程度は許容できるとは考え
ており
ます。以上です。
○4番(田村閑美君) その多少の変更というのは、多少変更した場合は、その内容はみんな
に明らか
にされながら変更を図っ
ていかれ
ますか。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 外見ちょこっとというのはちょっとあれですけども、大幅
にこの位置を大きく変える、あるいは当初の部分について、例えば駐車場の位置は同じだけど、例えば進入路を少し変えるとか、そういうようなところ、大きなところについてはその都度、議会等
にお諮りし
てですね、説明はし
ていきたいと考え
ており
ます。
○4番(田村閑美君) こちらの大御堂廃寺ガイダンスのデザインですが、先日、一般質問でしたとき
に小椋教育長さんは、このデザインは変更
になっ
ていくだろうと。これ
に決まったものではないと御答弁をいただいたかと思っ
ており
ます。そういう中で、変更が徐々に進んでいくという怖さ
もあり
ますし、その設計の費用はそれで変わっ
ていくのかということ
も、素人なのでちょっとよく分かりかねるという部分で感じ
ており
ますが、いかがでしょうか。
○
教育委員会事務局長(種子真一君) ガイダンス施設のデザインの変更というか、設計の変更についての御質問です。
ガイダンス施設については別途、大御堂の整備とは別、整備の中で別途その建物だけの設計を令和4年度
に計画をし
ており
ますけれども、これ
につきましては国や県の補助を受け
て執行するということ
になり
ますので、やはり国の整備に関する指針であるとか、補助執行に関する法令等を遵守することが必要
になり
ますし、それから、専門家を交えた整備検討委員会
にも諮る必要があり
ます。また、文化庁
にも協議をしながら進め
ていく必要があり
ますので、全く違った形ということ
にはならないかもしれ
ませんけれども、具体的なデザインについては今後、詰め
ていく中で、意見を伺える場面については意見を伺いながら進め
てまいりたいと考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 4番田村議員、5回目の質問です。
○4番(田村閑美君) はい。その大御堂廃寺の事業で、デザインはし
ていくということ
も認識し
ており
ますし、それで変わっ
ていくということ
も今聞い
ており
ますが、そういった変わっ
ていく中でのデザイン、この形ありきで進め
ている設計料というものがちょっと不明確だなと思うのとともに、この工事費の総額予算は幾らで整備され
ていくのかということですね、この設計予算が通ったら、このデザインで設計業務が発注され
ていっ
て、形
になっ
ていこうかと思い
ますが、その前
にこちらのこのガイダンスのつながりの通路、図書館周辺の整備事業
もこれからだと聞い
ており
ます。
そういった予算化
も見えないまま
にこの設計予算が通され
ていく。倉吉市がどこを目指し
てこの再編成をし
ていくのかという部分の大枠が見えないので、すごくそれに不安を感じ
ており
ます。そういった部分
にこの予算の計上はちょっと理解できないなと感じ
ており
ます。以上です。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 多分今後の事業費、工事の事業費が幾らかというような御質問だろうと思い
ます。それを正確
に出すため
に詳細設計を行うというところでござい
ます。当然、その詳細設計を受け
て工事費を今度は令和5年度
に提案する予定とし
ており
ますので、またそのとき
に御審議いただければと思い
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 答弁はもうないですか、いいですか、はい。
続い
て、17番の福井議員
に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) 私は議案第6号の令和4年度
一般会計予算でござい
ますけれども、第2款総務費、2点通告をさせ
てもらい
ました。
そこで、まず1つは、第1項の総務管理費のうちで、諸費でござい
ます。これはですね、109万4,000円計上ですが、市の条例
に基づき表彰式、叙勲、褒章などを実施するものでござい
ます。
初め
に、報償費71万8,000円でござい
ますけれども、公演謝金ということ
になっ
てはおり
ます。市の表彰式における最近の規模というの
も非常
に小ぢんまりとしてまいっ
ておる感じがいたし
ており
ます。功労表彰
にし
ても、それから善行表彰
にし
ても、受章者と他の参列者、これは変わらない程度の出席で、せっかくの祝宴
も少し寂しいのかなと感じ
ており
ますけれども、今年度の規模や取組というのはどう考え
て計上され
ておるのかお聞きしたいというのがまず初めでござい
ますが、いかがでしょうか。市の表彰式に対する考え方。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 当初予算ということで、令和4年度の市表彰式の予算ということでござい
ます。71万8,000円、報償費ということでござい
まして、こちらは祝宴の出演の謝金ということで、これは約5万円を予定し
ており
ます。それから、功労表彰であるとか、善行表彰の受賞者とか、及び叙勲及び褒章受章者の記念品
購入ということで、66万8,000円ということで、市の分と、それから叙勲等の部分
も含め
て66万8,000円ということで計上させ
ていただい
ており
ます。
議員御指摘のとおり、市の式典については令和2年、令和3年と縮小ということで、こちら出席、被表彰者以外の方についてはお呼びするのを控えたというところ
もござい
ます。言われるよう
に、ちょっと寂しいかなというのはあり
ます。こちらについて、令和4年度は何をするのかというところでござい
ますけれども、新型コロナウイルスの状況ですね、そのときの状況というところ
も考慮しつつ、新しい体制で考え
ていきたいという具合
に考え
ておるところでござい
ます。以上です。
○17番(福井康夫君) 令和4年度の取組、今お聞かせいただいたところでござい
ます。新しい市長が決まった以降
に、また議論されるところでしょうけれども、過去10年余りで、この表彰式の会場を見
ますと、実は交流プラザがほとんどなんですよ。平成19年から22年、23年、24年、29年と、令和
に入っ
てもですが、交流プラザをほとんど使っ
ており
ます。過去10年以上の中で、交流プラザ以外
に会場として使用され
ましたのは、平成21年
に上灘公民館、ここで市の表彰式をやっ
ておられ
ます。
それから、それ以外は、あと平成20年
に市制55周年で、表彰式が未来中心です。それから、市制の60周年を迎えたときですね、9年前です。平成25年となり
ますけれども、未来中心で市制60周年を行っ
ており
ます。それから、これは合併ですけども、関金町と合併し
て平成17年、合併以降10周年ということで、関金町で行っ
ており
ますけれども、振り返っ
て交流プラザですから、ここ数年、新型コロナウイルスの関係だけでなくし
て、そういう傾向
にあったのかなと感じ
ており
ます。
次の新しい市長の下でまた来年度の協議されるでしょうけども、そうした来年度は来年度として、こういう予算でござい
ますから、限られたものとなろうと思い
ますけれども、被表彰者等が本当に喜んでもらえるような企画をと望んでおり
ます。
そこで、もう1点この表彰式については言い
ましたよう
に、来年は市制70周年という大きな大きな節目なんですよね。それで、60周年では10月でなく
て市制の記念日を中心じゃなく
て7月
に開催し
ており
ますよね、早め
に。振り返っ
てみ
ますと、郷土芸能をしたり、式典は無料で市民の人を呼び、そして式典以外、今度は記念公演、このときは吉本新喜劇を呼んだんですよね、有料で。それで、前段は市民は無料で招待をし、午後のこうした記念公演は吉本新喜劇ということで、有料で入替えをし
ましてね、取り組まれた経過がござい
ます。
来年は来年のことで、今お尋ねするわけではあり
ませんけれども、そうはいっ
ても70周年という大きな大きな節目を迎えられる市制でないかなと思っ
ており
まして、来年
になっ
てから考え
てみ
ても、あるいは準備ができんだろうと思い
ます。来年度からそうした取組を始めなければできない事業でないかなと感じ
ており
ます。この点については、ちょっと議案質疑外れるところ
もあるかもしれ
ませんので、もし何か答弁があればということです。
もう1点、この予算
には叙勲、褒章の推薦がござい
ます。以前は教育委員会のほうに対しまして死亡叙勲についての取組はどうなのかというのをお尋ねし
ました。今度は生前の関係でござい
ますけれども、いろんな場面で自薦、他薦を通じて推薦基準がいろいろあり
ますよね。
この叙勲について、基準がどうなのかなということをちょっと日頃感じるものでし
て、大きな話とすれば、例えば科学者の代表機関と言われる日本学術会議の会員の任命、推薦の件、そういうなの
もあり
ましたわね。基準を明らか
にし
てほしいというところで、なかなかそう
もならない。いろいろあり
ました。春と秋の年2回
にあり
ますこの叙勲というのは、どういう基準
になるのか。平成15年
に一般推薦制度
も創設されてるんですよね、叙勲の中
には。そういうようなものが一般
にはなかなか知られてない実態があり
ます。倉吉市としての、この叙勲の推薦基準というのはどういう関わりがあるのかというのを一言ちょっとお聞かせください。その2点、難しいかな。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) まず、70周年でござい
ます。令和5年度となり
ます。前回60周年のときは、これ平成25年、議員言われたよう
に、7月6日
に行っ
ており
ます。それ
に向け
て前年の平成24年5月31日
に60周年記念事業実施プロジェクトチームというのを庁内で立ち上げ
て、企画等を考え
ておるというところでござい
ます。その例でいき
ますと、令和5年度
に向け
て令和4年度中
にこういうようなプロジェクトチームがいいのかどうかは分かり
ませんけども、そういう組織を立ち上げ
て検討し
ていくこと
になろうかなと考え
ておるところでござい
ます。
叙勲、褒章
についてでござい
ます。市として行っ
ていることは、そういう分野別がござい
ます。分野別の方について、潜在候補者名簿というものを作っ
て県
に上げ
ておるというところでござい
ます。そして、それを毎年毎年更新し
ている、新規だったり更新をし
ておるというところでござい
ます。その後は、その潜在候補者名簿の中から、こちらはちょっとどういう仕組みかは分からないんですけども、国、県を通じてこの方をというのが来
ますので、その方
に関係するような調書であるとか、そういうものを、添付書類ですね、を作っ
て上申するという流れでござい
ます。以上です。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ます。議案、この今の件については、諸費の関係ですね、叙勲、褒章までの推薦基準、理解し
ました。分かり
ました。
次に、もう1点、総務費の中で、第9目の交通対策費についてお尋ねし
ます。当初予算
額が306万9,000円ということですが、ページは事業シート、10ページですね、公共交通空白地、共助交通関係補助金でござい
ます。
まず、この共助の交通運行の実施、ふれあい車会上北条となっ
ており
ます。それから、おがもカーシェアリングのクラブと、こういうふう
になっ
ており
ます。2地区ですね。それから、新規の2地区というの
もござい
ます。この組織の内容、あるいは活動というものをちょっと教え
てもらえたらと思い
ますので、よろしくお願いし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 無償の公共交通ということで、上北条ふれあい車会と、おがもカーシェアリング倶楽部という2つ団体ござい
ます。この取組についてというところでござい
ますけれども、まず、ふれあい車会、これは上北条地区でござい
ますけれども、地域で暮らす児童の中学校進学を契機
に、地域内において地域住民による通学支援のほか、高齢者の買物や通院等への支援が必要との機運が高まり、令和2年2月1日より試験運行を開始し
て6月1日から本格運行を開始し
ておるというところでござい
ます。
会員数は令和3年9月末現在で30名、会員のうちドライバーは8名となっ
ており
ます。利用方法といたし
ましては、利用したい前日の16時、午後4時まで
に世話人
に電話予約をするということで、運行時間は原則10時から16時、運転手の都合によって、それ以外の時間
も対応可としておるというところでござい
ます。令和4年1月の利用実績は6日間で16回、割合は、5割が通院、4割が通学、それ以外は買物や官公庁、金融機関などということとなっ
ており
ます。
車両は日本カーシェアリング協会から貸与された車両を活用し
ておるということです。経費は利用者から徴収する積立金、基本5キロにつき500円、こちらから支出し
て、最終的な経費に対して利用者ごとの実績
に応じ
て精算するという方式を取っ
ておられ
ます。
おがもカーシェアリング倶楽部、こちらについて
も同じようなことなんですけれども、令和2年度
に開催した新たな交通を考える会を経
て、共助交通の導入検討を行うため、小鴨まるごと会議共助交通部会を創設されたということで、市の補助金ですね、倉吉市共助交通導入検討支援補助金を活用され、アンケート等を行われたと。その結果、利用者、運転者、双方の意向が確認できたことからカーシェアリング方式でされるという計画を策定されたということです。令和2年2月から6町区、6の自治公区で試験運行を開始し
て、5月から本格運行ということでされ
ておられると。
会員数は令和4年1月末現在で45名、そのうちドライバー9名ということでござい
ます。利用方法は同じよう
に、利用したい前日の16時、午後4時まで
に事務局
に電話予約ということで、原則9時から16時と、それ以外
にも柔軟
に対応し
ているということでござい
ます。4年1月の利用実績は19日で72回、割合は、やはり通院4割、買物2割、それ以外はサークル活動や用事での外出と。
車両は日本カーシェアリング協会から貸与と。経費については利用者から徴収する積立金、こちらは3キロにつき300円、以降1キロごと
に100円から支出と。最終的な経費に対して利用者の実績
に応じ
て精算というような活動をされ
ておるというところでござい
ます。
○17番(福井康夫君) ありがとうござい
ます。大変詳しく説明し
ていただき
ましてね、上北条、30名の登録なり8名のドライバーですね、おがもが45名でドライバー9名。非常
に倉吉市
にあっ
てこうした団体が育っ
てくればと、本当に願っ
ており
ます。
新規の2地区というのは、想定はなかったですね、まだ。新規
に2地区としておられる、もしこれが分かれば、後で追加で御報告いただけたらありがたいと思い
ますし、それから、先ほどの米田議員の協働のまちづくりで
もあり
ましたよう
に、補助金、こうしたものが副市長の答弁で、大体団体
には3年ですよと。5年を目指し
てということなんですが、とりわけこの共助交通の場合ね、ちょっとこれまた形態が違い
ますね。その辺りを踏まえ
てやっ
ていただきたいなと思うんですよ。
それで、たかしろのNPOの共助交通、これはもう度々この議場で
も取り上げ
てまいっ
ており
ます。平成16年
に始まったんですよね。18年目
になっ
ており
ます。平成18年の当時、19年当時、今は18年
になっ
ており
ますけども、当時の平成18年、会員は150名を超え
ており
ます。利用者
も1,200名でした。今ね、半数以下ですよ、やっぱり。で、やっぱりたかしろの課題として、今利用者の減少と、それから運転手の確保、今何とかでき
ており
ますけども、やっぱり厳しいではないかと、このよう
に思っ
ており
ます。
そういう中では、今後の方向性については、市としての指導やら助言というの
も大事
になっ
てくるのではないかなと思うのと同時に、こうした共助交通に関する関心は高いわけですから、新規
に取り組まれるところの団体同士がもうちょっと課題を共有し
て先進事例
に学ぶということができるようなことを考え
ていただけたらなというのが思っ
ておるんですけども、そうした点について、二、三点、答弁をお願いしたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 失礼いたし
ました。共助交通等導入検討支援の新規3件というところでござい
ます。こちらの想定といたし
ましては、関金地区、上小鴨地区、西郷地区、こちらの3地区を予定し
ておるというところでござい
ます。
次に、たかしろの有償の運送でござい
ます。議員御紹介のよう
に、利用者が減っ
ておるというところでござい
ます。こちら
につきましては、高城、北谷地区においてバスがない時間帯
に運行する予約型乗合タクシー
もあるということですね。そういうこと
もあるということ
も理由の一つかなということでござい
ます。
それから、利用の人数の減というところでござい
ますけれども、こちらについては複数の移動手段があるということから、NPOさん単体の活動の課題として捉えず、地域としてですね、この地域の交通の課題ということで、共通の課題ということで、全体的
に考えることが必要ではないかなということでござい
ます。地域の住民の方がどのよう
に考え
ておられるのか、利用状況やニーズ調査をされること
も一つの手だと考え
ており
ます。その際
には、当然有償運送され
ており
ますけども、こちらの市の今現在行っ
ている共助交通の検討の導入の支援の補助金というの
も活用いただけるということでござい
ます。
調査結果によっては乗合タクシーで充足しちゃうという可能性
もあり
ますけれども、その場合は地域住民の移動手段を任せ
てもいいという考え
になる可能性
もあるのかなとは思っ
ており
ます。その上で、NPOたかしろさんは交通空白地有償運送以外の様々な地域活動を行っ
ておられる、そういうような活動の中で共助交通の位置づけや役割
も考えられたほうがいいのかなと考え
ており
ます。
この共助交通に関する共通の課題ということで、今特段
にそういう場は設け
ており
ませんけれども、地域同士ではお互い
に勉強会
もされ
ておると聞い
ており
ます。各地区において、昨年の4月からコミュニティーセンター化というのがござい
ます。共助の交通の、共助の取組についての関心が高まっ
ていると考え
ており
ます。地域における新たな交通を考える会の開催について、自治公民館連合会、コミュニティセンター及び地区社協等
に案内し
て、地域の将来を見据えた交通の在り方について、住民と行政が一緒
に考え
ていく機会を設け
ていただけるよう、コミュニティーセンター
にも案内し
ているところでござい
ます。
市として
も共助の取組についてはしっかり支援し
ていきたいと考え
ており
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 17番福井議員、5回目です。
○17番(福井康夫君) はい、ありがとうござい
ました。第2款総務費については以上でござい
ます。大変重要な課題でござい
ますので、田中総務部長
には最後の質問となり
ましたけども、丁寧
に答弁をいただき
まして、ありがとうござい
ました。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、2番鳥羽喜一議員
に質疑を許し
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 令和4年度当初予算、2款1項7目倉吉未来中心周辺環境整備事業についての質問です。
現在リス舎を解体し
て、駐車場、道路、大御堂廃寺ガイダンスが基本設計として既につくられ
ており
まして、その設計
に伴った詳細設計が740万円ほどですかね、当初予算で上がっ
ているというところだと思い
ます。ガイダンスについては10款のほうでまた御質問させ
ていただき
ます。
この基本設計、そして今回の詳細設計というのは、事前
にお伺いしたところ
により
ますと、競争入札で設計の企業というのが決められ
ているというところをお伺いし
ており
ます。競争入札は原則最も価格が安い、低い見積りを提出し
ていただいた企業が選ばれると、原則ということで、確か
に市としては出費を抑えられるというメリットはあると思い
ます。
一方で、このリス舎跡の再整備事業というのは、本市が県立美術館において唯一と言っ
てもいいぐらい直接的
に関わることのできる事業と考えられ
ます。ですので、多くの議員からこれまで一般質問や質疑、そして県立美術館整備推進調査特別委員会で議論が既にされ
てき
ており
まして、言わば本市肝煎りの計画と言っ
てもよいことから、やはりクオリティーの担保がされにくい。価格の安さを基準とした入札方法というのは適し
ていないんじゃないかなと思われ
ます。
本来であれば、グリーンスコーレのコンサルティング企業の選定のような提案型プロポーザルのようなもので、価格を含めたよい提案をされた企業を選定するという入札方法が最も適し
ていたんじゃないかなと。それは基本設計においてはですけども。今後、詳細設計において
も、やはりもし変更できるのであれば、競争入札ではなく
て、提案型プロポーザルで考えられるんじゃないかなと思っ
ており
ます。なぜ今回この競争入札というものを採用され
ているのかというところをお伺いさせ
てください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) この設計プロセス
についてでござい
ます。このリス舎周辺の再整備
につきましては、令和7年春の県美の開館
に合わせ
て、順を追って段取りを踏み、検討を進め
てきたというところでござい
ます。前の特別委員会、県立美術館整備推進調査特別委員会において
も主な項目として取り上げ
ていただい
て、議論をいただいたところでござい
ます。その際、市民の皆様の意見等
も聞きながら、庁内プロジェクトチームで検討した内容についてお示しするとともに、基本設計、詳細設計を行っ
ていく進め方について
もお示しし、御理解を得
てきたと考え
ておるところでござい
ます。
これらの議論等を得
て、令和3年6月議会において、倉吉未来中心周辺環境整備事業としてリス舎、集いの広場周辺再整備基本計画に関する予算を提案し、議決をいただいたというところでござい
ます。このため、コンペ方式による設計プロセスは踏んでいないというところでござい
ます。コンペ方式による設計というのは相当な時間がかかるということ
もあり、複数の付与条件を考えると、美術館オープンまで
に整備を終えることは困難であったと考え
ており
ます。
このデザイン等というところ
につきましては、確か
にそういうコンペ方式のほうがいいのかなという思い
もし
ます。市といたし
ましては、時間的なこと
もある。ただ、現在の整備計画
により
ますと、そのデザイン性というのはそれほど大きなところは占め
ていないと考え
ており
ます。ガイダンスのことはちょっと別といたし
まして、そういうこと
もあり
まして、基本的な方向ですね、こういうものをこうつくりたいということについては、市で決定をさせ
ていただい
て、それ
に伴う基本設計、それから詳細設計をお願いしたというところでござい
ます。以上です。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁いただき
ました。そのもともとのコンセプト自体がデザイン性をあまり要しないというものであったというところ、もう一つみそというか、そもそもそこの前段としてしっかりと議会として
も執行部
にそういった提案ができてなかったのかなというところ
もあるのかなと今、感じ
てい
ます。
というのも、やはり100億円をかけ
て、それは県の費用、国の費用
もあると思い
ますけども、かけ
て倉吉市
に造る県立美術館ということで、本当にその将来の倉吉市にとって非常
に大切なものであり
ます。その唯一関われるそのリス舎の周辺の再整備が、本来であればデザインがあまり関係ないというようなコンセプトであろうはずはないと私は思い
ます。ただ、こうなっ
てしまった以上、もう仕方ないとは思うので、今後どのよう
に踏まえ
て、次にこういうことが起こらないよう
にし
ていかないといけないなと私は考え
てい
ます。
最後
に、私はこうしたクオリティーを求める案件に対する多少きつい物言い
になっ
てしまっ
て大変恐縮なんですけども、クオリティーを求めるべき案件に対するこの執行部のスタンスというのは、私とても気
になり
ます。何で日本で最も面白い、山根議員
もおっしゃい
ました、日本一を目指し
ていき
ましょうと。この日本一を目指す権利というのはあると思っ
てい
ます。もう誰が見
ても人の目を引くような、そのものをつくっ
てみようという、そんな方向性
に何でならないのかなというところが本当にもったいないと思い
ます。
例えば富山県のような、今回議長のお許しをいただい
てフリップを、お手元
には配らせ
てもらってないんですけども、前回定例会でお話をさせ
てもらったものと全く同じものなんですけども、富山県のこのスターバックスというのは、安易かもしれ
ません、カフェを造ればいいのかというところ
にもなるんですけども、ただ実際
にこういったすごいすてきなものが出来上がっ
て、何百万人、100万人規模の数の方が来
ていらっしゃるという事実があり
ます。もちろんこういった金沢21世紀美術館の作品
にし
てもそうです。
恐らくこういったものというのは行政の方々のこだわりの本当一つ一つが積み上がっ
てできたものなんじゃないかなと私は推察をし
ており
ます。何とかリス舎周辺の再整備について、ガイダンス
もそうですけども、そのこだわりというものをぜひ見せ
ていただければなと思い
ますし、私
もよいものができるよう
に、何とか知恵を働かせ
てまいりたいと思い
ますので、どうぞよろしくお願いいたし
ます。答弁は結構です。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君)
予算説明資料の11ページ
に当たり
ますが、戸籍住民登録事務(市民)ということで、マイナンバーカード関連業務委託料704万円というのが上がっ
ており
ます。これはマイナンバーカードの普及促進を図るため
にコールセンターを設置するものなんですが、このコールセンターはいつから開かれるのか。また、どのような内容を想定し
ておられるのかというのをちょっとお知らせいただきたいと思い
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) マイナンバーカードの事務を行うコールセンターというものを設置するよう
にし
ます。そこ
には人員を2名配置する計画
にし
ており
まして、コールセンターではマイナンバーカードの受け取りであるとか、申請サポートの予約受付、マイナポイントが始まるまでのマイナンバーカードに関する市民の皆さんからの問合せ
に対応することとし
ており
ます。
いつからかということ
になり
ますと、4月から早速このコールセンターはつくろうと思っ
ており
ますけども、実は今度マイナポイントという制度があっ
て、国でPR
もし
ており
ますけども、マイナポイントの受付というか、その事務が大体6月頃から始まっ
てき
ますので、それまで
になるべく多くの方
にマイナンバーカードを発行し、持っ
ていただくということを進め
ていくため
には早いこと、この4月からかかりたいと思っ
ておるところでござい
ます。
○12番(竺原晶子君) 分かり
ました。
マイナンバーカードの作成
に係る相談とか、あらゆるものをということなんですけど、この交付予約の受付やというところ
も書い
てあったりし
まして、それは6月、交付予約の予約日を受け付けするとかいうこと
になるんですか。それともでき
ましたという通知が来たら、その自分の都合で市民課
に行っ
て発行し
ていただくんですが、この交付予約というのは特別
に何かあるのかなと思ったところ
もあるんですが、そこはどうでしょうか。
○副市長(山﨑昌徳君) マイナンバーカードを作るよう
に段取りしようとして、そのコールセンターでもっ
て頼み
ますね。そうして、実際
に申請をし
て、今度来るのは市民課と密
に連絡を取りながら、市民課
に行っ
て交付を受け取るとか、いや、あなたはそこのところ
に行っ
てからもらっ
てくださいとか、そういったことが出
てくると思い
ますので、その予約の受付であるとか、もらうための申請であるとか、マイナポイントの付与し
てもらうための申請であるとか、そういった部分はこのコールセンターでもっ
て電話するということであり
ます。
○12番(竺原晶子君) すみません、多分次
にも関連し
てくることだと思うんですけど、次の2款3項1目
に個人番号カード利用環境整備事業、マイナポイント・サポート業務というのがあり
まして、こちら
にマイナポイントサポートコーナーは設置されるということが書い
てあり
ます。これが先ほど6月と言っ
ておられたので、6月頃からということなんでしょうけど、そこと連携をし
て事業を進められるということ
になると思っ
てい
ますが、では、このコーナーというのはどちら
に設置されるのでしょうか。
○副市長(山﨑昌徳君) 先ほどのコールセンターというのは市民課の横
につくり
ます。1階です。第2庁舎の1階
につくり
ます。
先ほど言われたこのマイナポイントの今度は付与、交付するマイナポイントサポートコーナーというのをもう一つ、今度3階
につくり
ます。その3階は先ほどのポイントを付与するとか、そういった事務を3階でやり
ますけども、そこと1階と3階の連絡というのが密
にならんといけんと思い
ますので、まずは先ほど言い
ました、その交付、申請サポートの予約受付と言い
ましたけど、予約というのは、交付するのは全部予約で、予約取っ
てから交付するという格好
になり
ますので、交付予約
もコールセンター
に電話し
て連絡を取り合うと。
それで、今度3階はできた後
に、今度はマイナポイントを付与し
てもらうための場所が3階
にできるということです。
○12番(竺原晶子君) 大体何となく分かっ
てき
ました。
では、4月までは取りあえず市民課の今体制ができ
ているところ
に作りたいんだけどというような書類を持っ
ていかれたりということをし
て、後から自宅
にでき
ましたという通知が来たら、その通知を持っ
てまた市民課
に受け取り
に行っ
てみたいなことが今現在できることで、4月からはコールセンターというものができるから、分からんことがあったらとにかくそこ
に電話し
て、相談し
てくださいねということ
になるという形ですね。市民課
に直接行かれ
てもいいでしょうしということでよろしいですかね。
○副市長(山﨑昌徳君) これまで市民課で受け付けしたり、交付したりということをやっ
ており
ましたけど、そのことの説明のため
に市民課の職員が時間を取ったりし
て、本来の業務という部分がマイナンバーカードの手続のことで時間を取られ
てしまうということで、この専門のマイナンバーカードのことをやることの部署をつくるのがいいんではないかということで、今回コールセンターという部分をつくっ
て、これは専門の人を置こうと思っ
ており
ますので、そういう部署をつくっ
て、マイナンバーカードを早いこと申請し
てもらうと。
今カードを持っ
ている人が35%ぐらいですので、それをどんどん増やし
ていくということと、それから、今度は6月ぐらいからは3階
に自由
に訪問し
てもらっ
て、付与し
てもらうよう
に、保険証としての利用やポイントを付与し
てもらうような格好の部署を別に設けるということでござい
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、3番山根健資議員
に質疑を許し
ます。
○3番(山根健資君) 通告に従いまして、質疑をさせ
ていただき
ます。議案6号、第2款総務費について2点ほど質疑させ
ていただき
ます。
最初は、通し番号113番、款2総務費、項1総務管理費、目6財産管理費についてでござい
ます。この中で、安定的な財源確保と地域産品を含め
て倉吉市を広く全国へ発信するため、総務省通知
に沿った返礼品の充実と情報発信力の強化により、ふるさと納税を推進するものとござい
ます。私はクラウドファンディング
に非常
に興味があり
まして、このまちの推進力の起爆剤
になり得るものだと思っ
ており
ます。このふるさと納税の中で、クラウドファンディングの事業の予定と、その予算規模を教え
てください。よろしくお願いいたし
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) 令和4年度におきまして、クラウドファンディング事業の計画があるかということでござい
ます。クラウドファンディングによります寄附金を活用した本市の取組については、これまで観光行政において2つのプロジェクトを実施し
ており
ます。1つは関金地区の犬挟
にあり
ます道の駅「犬挟」
にドッグランを造ったとき
に、このクラウドファンディングの方式を使い
まして寄附を募り
ました。目標金額が100万円に対して34万1,000円ということで寄附をいただき
ました。
2つ目は、「ひなビタ♪」のマンホールの蓋を作成するプロジェクトをやり
ました。これについては目標金額100万円に対しまして、寄附実績が461万7,000円余、499件の寄附の申込みがあり
ました。
令和4年度の取組としては、現段階では1件、今年の10月28日から開催され
ます日本女性会議に関する事業の実施について、クラウドファンディングによる寄附を募るよう準備を進め
ているところでござい
ます。以上でござい
ます。
○3番(山根健資君) 御答弁ありがとうござい
ます。まさしくクラウドファンディングはですね、倉吉市から情報を発信したりし
て全国
にPRできる最大のチャンスだと思っ
ており
ますので、もっと活用し
ていただければと思い
ます。
ちょっと令和4年度の計画が1件ということで、12月の一般質問で市長さんは積極的
に利用し
ていきたいという発言をいただい
ており
ます。他都道府県の話
になり
ますけども、大阪府泉佐野市のお話ですけども、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ふるさと納税を通じてウクライナへの支援金を集める取組を始められたそうです。僅か6時間で200万円を集めるというような成果を上げられ
ており
ます。
大阪と泉佐野市とウクライナとの関係は分かり
ませんけども、こういった話題性が泉佐野市というまち全体を全国
にPRさせ
ていただい
て、そのネーミングが全国
に宣伝効果
もあると思い
ます。こういった世の中の関心
に敏感
に反応し
ていただい
て、クラウドファンディングを利用し
ていただきたい。そして、もちろんその市民のニーズ
にも応え
ていただい
て、クラウドファンディングを活用し
ていただければと思い
ます。令和4年度の計画件数が1件ということなので、もっともっと頑張っ
ていただけたらと思い
ます。
続き
まして、もう一つの質問をさせ
ていただき
ます。通し番号62番、款2総務費、項1総務管理費、目7企画費ということでござい
ます。移住定住を希望する人が円滑
に市内
に定住できるよう
に支援を行い、また倉吉の魅力を県外の移住希望者
に情報発信し、IJUターンを推進するもの。また、専任相談員の配置、県外での相談会への参加、地域で婚活
に取り組む団体への活動支援を行うものということでござい
ます。若者の定住など、婚活などを行うような事業だと思うんですけども、その実績と内容などを教え
てください。
○副市長(山﨑昌徳君) 最初
に、クラウドファンディングの件であり
ますけども、倉吉市として
もふるさと納税については、4億円なり、6億円ちょっと超えるぐらいの寄附金額を頂いたりし
ておる年
もあったわけであり
ますけども、今のクラウドファンディングの話であり
ますけども、ふるさと納税の寄附金の使い道をより具体的
にプロジェクト化し
ていくというか、そのプロジェクト
に共感した方
に寄附をいただくという形のやり方というか、そういったこと
も必要ではないかなということを思っ
て、聞かせ
ていただき
ました。
もう1点はI・J・Uターンの事業の701万7,000円の内容であり
ますけども、これは移住定住相談員を2名置い
ており
まして、それの人件費が2人で487万6,000円、それから大阪、東京で開催され
ます各種の移住相談会への参加旅費、これが113万9,000円、全国的
にはいろんな団体があり
ますので、こういう同様の団体の組織
に負担金として53万8,000円がこの経費であり
ます。平成30年度以降の相談件数については、引っ張り出し
ており
ますけども、令和3年度が相談会で移住相談の件数、相談会23件、電話で86件、メールで32件、来庁されたのが44件、その他1件ということで、令和3年度186件、令和2年度
も大体同様の感じで171件、令和元年度が216件、平成30年度が247件ということで、大体4年間で800件、各年度でいき
ますと大体200件程度の相談を受け
ておるところでござい
ます。
○3番(山根健資君) 副市長、御答弁ありがとうござい
ます。
まず、ふるさと納税のことについてもう1回戻っ
てお話しさせ
ていただくと、ちょっと縦割り行政の弊害があるのかなというところで、その件は改めて一般質問で質問させ
ていただきたいと思い
ますが、倉吉市、若者がどんどん流出し
て、なかなか定住ができないということで、果たして相談員さんたちがいろいろたくさん件数を、年間平均200件ぐらいですか、相談を受け
ていただい
て、どれくらい定住
につながったり、こちらのほう
に住んでいただけるかということなんですけども、まさしく倉吉の将来を担うような重要な業務をされてると思い
ますので、積極的
に、ましてやコロナ禍の中ですので、都会から田舎へ住んでみようという意識は変わっ
てきてると思い
ますので、頑張っ
ていただければと思い
ますし、引き続きいろんなアイデア、工夫でI・J・Uターン事業を活用し
ていただければと思い
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) それでは、質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
消毒及び換気のため、5分間休憩いたし
ます。
午後3時24分 休憩
午後3時29分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、第3款民生費について質疑を求め
ます。
6人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、9番米田勝彦議員
に質疑を許し
ます。
○9番(米田勝彦君) 議案第6号、令和4年度
一般会計予算です。款3の民生費ですね。事業説明シートでは133ページ
にあり
ます。事業名が地域支え愛活動支援事業です。予算
額は611万3,000円。この事業は、災害時の避難行動要支援者の情報を台帳として整備すると書い
てあり
ます。まとめ
て4点質問いたし
ます。最初は、避難行動の要支援者とはどういった方でしょうか。2つ目が、こうした情報は誰が集められるのでしょうか。3つ目ですけども、この台帳は誰が保管し
ますか。4つ目ですけども、こうした情報台帳は誰が使われるのでしょうか。以上4点、お願いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 米田議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、要支援者とはということでござい
ます。要支援者は、高齢者、障がい者などの要配慮者のうち、災害時
に安全な場所
に避難するため
に支援が必要な方が要支援者ということ
になり
ます。
それで、この避難行動要支援者情報は誰が集めるのかという2点目でござい
ますが、こちらは、本市におきましては避難行動要支援者の避難支援プランを策定し
ており
ます。そちら
にこちらの情報が掲載し
ており
まして、この情報
につきましては、高齢者については毎年1回、それから障がい者
につきましては2年
に1回、民生委員の協力を得
て実態調査をし
て、情報を収集し
ており
ます。
それから、3点目ですが、保管についてでござい
ます。情報の保管は市の福祉課と長寿社会課におきまして、避難行動要支援者台帳システムにより保管をし
ており
ます。個人情報でござい
ますので、正当な理由なく、そういった情報により要支援者に関して知り得た秘密を漏らし
てはならないと取決めがござい
ます。
それから、4点目です。誰が使うのかということでござい
ますが、この情報を効果的
に利用し
て、安否確認ですとか支援プラン
に基づく避難支援を行い
ます。提供先としましては、本人同意ということが前提
になり
ますが、自治公民館長、自主防災組織、民生委員、市の社会福祉協議会、それから今年度からはコミュニティーセンターの指定管理者のほう
にも提供させ
ていただくよう
にし
ており
ます。以上でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) ありがとうござい
ます。
その質問の趣旨というのは、災害対応のための予算が効果的
に使われるかどうか、そういった体制
になっ
ているかどうかということで質問し
ており
ます。私が聞いたところ
によると、災害対策本部が使うということでしたけども、それはどうなんですか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 災害対策本部でござい
ますが、災害対応の際
に災害対策本部を立ち上げ
ます。その中で、当然、人的被害の情報収集を行うこと
もござい
ますので、そういった場合
に避難支援プランを活用し
て、そういった情報を活用し
て情報の収集
に努め
ていくと、そういった内容でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) しかし、この事業説明
によると、災害時
に備えた対応のため
に使うと書い
てあるんで、説明受けたとき
に私は災害対策本部が使うと聞いたんですけども、それで、そのとき
にどういった手順で災害対策本部が使うのかと聞いたんですけども、そのときの説明では、この災害対策本部のことは総務部が担当するんで福祉課
には分からないという説明でしたけども、その辺はどうなんですか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 災害対策本部が使うということでござい
ますけど、避難指示等が発出された際
には、避難行動要支援者の対策としまして、避難行動要支援者本人の同意の有無
にかかわらず、名簿を効果的
に利用し
て、迅速な安否確認ですとか支援プラン
に基づく避難行動、要支援者の迅速、的確な避難支援を行うよう
にし
ており
ます。それらを受け
まして、現場のほうの活動
につながっ
ていくということですので、実際
に現場の避難ということに関してはプランの中
に名簿
に係る基本情報が入っ
ており
ますが、誰が支援するのかとかどこ
に避難するとか、そういった内容が入っ
ており
ますので、それ
に基づい
て現場のほうの対応はあるということで、情報のほうは対策本部が使うと言えばそういうこと
になるのかもしれ
ませんけども、実際の行動
に活用し
て、対応し
ていくという内容でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) それじゃあ説明
になってないわけですから、私は、災害対策本部がどういった手順でこれを使うかと聞いたんです、その説明のとき
に。だけど、これは災害対策本部のことだから、総務部が管理しとるので分からないということでした。ですから、私は、今日の、福祉課の答弁ができないということだったので、ですから、私はそういった、先ほど誰か縦割り行政言い
ましたけども、倉吉の市政のこうした縦割り行政が何かなってるような気がするんですよね。災害時は混乱してるわけですから、そういったとき
に災害対策本部がこの情報を、システム
に入ってると言われ
ましたけども、個人情報ですから、当然、災害対策本部が高齢者の人や障がい者のこと引っ張っ
ていくわけじゃない。当然、公民館やコミュニティー
に流れ
ていくわけですから、情報が、だから、そういった情報がどうなってるかを聞きたかったわけですよ。だけども、それは縦割り行政で、横の連携が取れてないから、これは一般質問
になっ
てしまい
ますけども、ですから、私の希望としては災害時
には効果的
に使えるよう
に他の部署とも横の連携を取っ
て、しっかりとこの情報を使っ
ていただきたいというのが私の質問、皆さんに対する、市に対する希望であり
ます。
次に、同じく款3、同じ133ページのところですけども、生活困窮者自立支援です。予算
額は4,091万5,000円となっ
ており
ます。このうちの2,351万5,000円の委託料について質問いたし
ます。まとめ
て質問いたし
ます。この事業は生活困窮者の方の自立を支援する事業であり
ます。3つ質問いたし
ます。委託先はどこでしょうか。2つ目は、自立相談は何人が対応されるのでしょうか。3つ目ですけども、就労準備支援事業とはどういったものでしょうか。以上3点、お願いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続き
まして、生活困窮者自立支援の委託についてでござい
ます。
まず、この事業でござい
ますが、就労等自立に関する相談を行う自立相談支援事業、それから家計に関する相談を行う家計改善支援事業、この2つは市の社会福祉協議会
に委託し
ており
ます。それから、一般就労
に結びつかない方を対象
に支援を行う就労準備支援事業は、NPOのワーカーズコープ、それから学習環境が整っ
ていない子どもを支援する子どもの学習支援事業
につきましては翔文館学習教室のほう
にそれぞれ委託し
ており
ます。
自立相談支援事業及び、それと家計改善支援事業
につきましては、社会福祉協議会のあんしん相談支援センターで事業の対応をし
ていただい
ており
まして、そちらの業務
に当たっ
ており
ます職員は3名でござい
ます。
それから、就労準備支援事業
についてでござい
ますが、こちらは長期間の離職などで生活困窮されてる方で、就労
に必要な実践的な知識ですとか技能が不足し
ているだけでなく、社会との関わり
に不安を抱い
ているですとか就労意欲が低下し
ている、そういった理由の中でなかなか就労
に向けた準備が整っ
ていないという、そういった状況の方に対しまして、基礎能力の形成や一般就労
に向けた準備を行うということの中で、自立
に向けた支援を行っ
ていくということをこの事業の目的
にし
ており
ます。支援対象者
につきましては、自立相談支援の中で一般就労
に向けた準備が必要であると判断された方がその事業利用を希望された場合
に対応させ
ていただい
ており
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 9番米田議員、5回目です。
○9番(米田勝彦君) ありがとうござい
ました。
基本、厳しい雇用環境が続い
ていると思い
ます。生活
に困窮されてる方が増加し
ており
ます。この事業の予算措置のより一層の充実をお願いし
て、終わりたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、11番
鳥飼幹男議員に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 私から
も、3款1項1目、今あり
ました生活困窮者自立支援金について、
予算説明資料の24ページ
になり
ますが、下段
になり
ます、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金について伺っ
ていきたいと思い
ます。
ここの事業目的の中
に総合支援資金等の貸付けが
限度額に達し
ている世帯に対して給付を行うという事業
になっ
ており
ますが、この総合支援資金、これは緊急小口資金、また総合支援資金、今回のコロナ禍の長期化
に伴っ
て、いわゆる特例貸付けが行われ
ており
ます。そうした資金を借りることで、休業であるとか失業された方々はこうした資金を借り
てこれを乗り切っ
ていただきたいという事業であるわけであり
ますが、この貸付けが
限度額に達してる、そうした人に対して給付をする、今度は借りるんじゃなく
て、給付をし
てあげる、その人
に。この辺りのいわゆる特例貸付け等自立支援金の制度の趣旨について一度御説明をいただきたい。お願いし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 鳥飼議員の御質問でござい
ます。生活困窮者自立支援金、制度の趣旨ということでござい
ます。
議員おっしゃい
ましたよう
に、このコロナ禍で休業ですとか失業というところで収入が減少した世帯を対象
に、緊急小口資金、総合支援資金の特例貸付けを実施し
ているところであり
ます。ただ、この資金、利用回数が決まっ
ており
まして、初回の貸付け、再貸付け、そこで貸付けが終了し
てしまい
ます。そうなった場合
に、次、じゃあ就労
に向け
てどうしていくのかというところで制度が出来上がったのがこの生活困窮者自立支援金ということ
になっ
ており
ます。こちらの支援金
につきましては、その特例貸付けをこれまで借り
ておられたんですけど、終了し
てしまったということで、もうこれ以上利用できるすべがないという方が就労による自立を図るための支援であり
ます。当初は1回のみの支給でござい
ましたが、令和3年11月
に制度改正がなされ
まして、再支給ができるよう
になっ
ており
ます。
支給
額につきましては、単身世帯が月額6万円、2人世帯が月額8万円、3人世帯以上が月額10万円ということで、支給期間が3か月ということであり
ます。この3か月が終了した場合、申請期限はござい
ますが、再支給の手続を行うことができるということであり
ます。ただ、支給の要件がござい
まして、収入要件、資産要件、それから求職活動要件というものがあり
まして、こちらを満たす必要がござい
ます。以上でござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。この小口資金
も総合支援資金
もいわゆる貸付けをし
て、なおかつ、まだ生活が困窮され
ている方について再貸付けをされ
ている、それでも、もうこれ以上貸付けができない、そういう方に対して、給付金としてここ
にある6万円、8万円、10万円というものを3か月間し
ていくと。これは1月の補正予算
もあり
ましたし、6月の補正予算
もあり
ましたし、こうした実態を見ると、なかなか新型コロナウイルスで、コロナ禍によって休業なり、失業された方の就労による自立を図るということは非常
に厳しい現状
に今あるということ、こうした数字を見
ても、今の答弁を聞かせ
ていただい
ても大変厳しいなと思うんですが、今回1,210万円余、また扶助費としてこの予算が計上されてるわけであり
ますが、これは非常
に大きな予算だと私は思うんですが、今こうした、なかなか就労による自立
も図れない、そうした方々、この実態、現状、そしてこの1,200万円余の積算根拠、この辺りのことをちょっとお聞きをし
ておきたいと思い
ますが、お願いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ます、この支給対象者の現状と今回の予算の積算根拠ということ
になるかと思い
ますが、令和3年7月からこの支援金の申請の受付を開始し
ており
ます。6月議会で補正予算組ませ
ていただき
ました。令和4年2月末時点で対象世帯が97世帯に対して、初回の支給が28件となっ
ており
ます。そのうち、28件のうち再支給を申請され
ている世帯は現時点で12件あり
ます。この支援金の申請期限でござい
ますが、当初、令和3年8月末までとなっ
ておました。その後、数回の制度改正がござい
まして、現在は令和4年6月末までとなっ
ており
ます。こちらの申請期限についてですけども、令和4年3月末、今月末
に初回の支給が終了される方に対して再支給ができるということでの期間延長ということがこの制度改正の背景
にあるんだろうと考え
ており
まして、令和4年の、今年の1月
にも補正予算をお願いしたところでござい
ますが、その時点で見込んでい
ました世帯数をそのまま再支給の世帯数として見込んで、今回積算させ
ていただき
ました。それが1,200万円余ということ
になり
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 御答弁いただき
ました。厳しいですね。本当に大変だろうと思う、そういう形で今回
もまた支給が再延長され
て、やっ
ていくわけであり
ますが、そこで、先ほどあった、以前
に特例貸付けとしていわゆる緊急小口資金、それから総合支援資金、これらについて
も当初、2人以上世帯ですと月20万円、単身世帯で15万円、こうした金額が借り入れすることができ
て、再貸付け
もしてきてるわけであり
ます。ところが、これ、1年以内の据置きを置い
て償還が始まっ
てき
ます、償還が。今、部長からあったよう
に、こうした方々が今、給付金を頂いてるということは就労による自立
に至っ
ていない。ところがこのあれから見ると、もう既に償還が始まっ
てくる人たちが出
てき
ます。ところが、今の段階で償還時
にいわゆる住民税非課税世帯というか、なかなか仕事
にも就けない、まだ厳しい、そうした世帯はこの償還が始まったときに対する何らかの手当というか、そうしたものがあるのか、この辺りのことをお聞きしたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
特例貸付けでござい
ますので、やはり償還ということが必要
になっ
てまいり
ます。ただ、住民税が非課税の場合
につきましてはこちらの償還は免除ということでござい
ますし、支援金
につきましては、給付ですので、こちらは全く返済とか、そういった行為は発生しないというものでござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 少し安心をし
ました。いわゆるこうした特例貸付けをされ
ている方
にあっ
て、それでも今やっぱり生活が厳しい、そうした方については基本的
に償還が免除という特例措置があるということをお聞きし
ましたので、納得をいたし
ました。大変な、まだまだ生活状態
にあると思い
ます。まだ肉づけ予算があり
ませんから、今、市内企業の方について
も世帯について
も思い切った臨時交付金を使っ
ての手当ができ
ており
ませんが、本当にまた新たな市長さん
になったらすぐ
に臨時議会でも開い
ていただい
て、本当にこうした方々の対応
に当たっ
ていただきたいなと思っ
てます。
今回の六波は、オミクロンのあれは相当、各企業、事業所
に影響が及んでおり
ます。やはり家庭内感染ということがあり
ますから、全く外
に出られてない。これは相当な、企業、事業所にとっては大きな危機的状況
に入っ
ている、このよう
に思い
ますので、そうしたこと
も含め
て、こうした困窮者
も含め
て、またしっかりと対応し
てあげたいと思い
ますし、議会
もしっかり取り組んでまいりたい、このよう
に思い
ます。
次に、3款1項4目、事業説明シートの、通し番号164ページ
になり
ます、シルバー人材センターの補助金928万円についてお伺いいたしたいと思い
ます。
これはもう1点です。前年度の予算
も936万円、全く同じ
額が今年度あり
ますが、実は9月
に補正予算で、シルバー人材センターの新型コロナウイルスの感染の影響を受け
て受注件数
も契約金額
も非常
に厳しいということで、事業受託による収益が減少し
て、運営状況が大変厳しいということで、県が100万円、市が100万円、補正予算として
増額補正を行っ
て、そしてこのシルバー人材センターの運営費の補助を行った経過があり
ます。ところが、今回の新年度予算
も金額は全く同じであり
ますが、今いろいろ申し上げ
ましたけど、とても受注件数であるとか契約金額、こうしたものが当然改善することは容易ではないと、今現状ではこのよう
に思っ
ており
ます。今日の追加補正予算の説明会
には指定管理者に対して赤字補填の予算を計上と今回説明を受け
ましたけども、指定管理者については、施設管理については運営費の維持がこうした形で補助され
ていき
ますが、こういった、いわゆるシルバー人材センターであるとか社会福祉協議会であるとか、こうした事業を運営し
ていただく方
には補助として出し
ているわけであり
ますが、前回やった、9月補正でやったような、もしもシルバー人材センター
も大変厳しい環境
に置かれたとき
にこうした補助をする、そういったことはあるのか、この1点、お聞きし
ておきたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) シルバー人材センターへの御質問でござい
ます。補助に対する御質問でござい
ます。
議員おっしゃい
ましたよう
に、9月で令和2年度の新型コロナウイルスにおける影響がかなり大きかったものですから、9月の補正予算のところで100万円ということで事業支援をさせ
ていただき
ました。市から100万円の事業支援が出ることによって、これ、国から
も同じような対応をし
ていただけるということがござい
ましたので、まずはそれでということはあり
ました。その後
も、我々とし
ましても運営状況の把握ですとか確認を行っ
てき
ており
ます。シルバー人材センターで
も、会員拡大の取組として入会説明会ですとか
ホームページでの情報発信や啓発用チラシを積極的
に配布され
ており
ます。
それから、シルバー人材センターの事業紹介をするリーフレットですとかシルバーだよりなどの発行
にも取り組んでこられ
ました。当然、就業機会の開拓ということ
にも努め
ておられ
まして、その結果としまして、少しずつではござい
ますが、改善の傾向が見られ
ており
まして、この12月時点で令和2年12月と比較し
ますと、契約金額
も上回っ
てき
ており
ます。
ただ、厳しいということに関しては変わっ
てはおり
ません。今後
もそういったところの状況
も見ながらということ
もあり
ますし、来年度から軽度生活援助事業を、これまでは市からお願いする形で取り組んでおったんですけども、シルバー人材センターが、先ほどの就業機会の開拓ではござい
ませんけども、自らが実施主体
になっ
て積極的
に利用促進を図っ
ていきたいという申入れがござい
まして、今回から委託ではなく、我々が後方支援といい
ますか、その運営を支援する形で補助事業
に変えさせ
ていただい
て、シルバー人材センターのそういった積極的な取組を後押ししたいと考え
て、利用促進
に努め
ていただければ安定的な運営ができるんじゃないかということで、現在のところではそういった9月でやった100万円という運営支援は考え
てはおり
ません。
○議長(福谷直美君) 11番鳥飼議員、5回目です。
○11番(鳥飼幹男君) 分かり
ました。シルバー人材センター
もそれなりの努力されてる。最近、このシルバー人材センターさんのチラシ、もう本当によく見るよう
になったんですよ。もう新聞
にもしょっちゅう入っ
てますし、あらゆるところでこの新規会員募集を積極的
にやりながら、こうしたものを見ると何とし
ても高齢者を守っ
ていきたいという本当に気持ちが伝わっ
てき
ます。ぜひとも、何とし
てもしっかりと支え
てあげ
ていただきたいと思い
ますし、やはり議会として
もこれからしっかり取り組んでいきたい。
こういうシルバー人材センターであるとか社会福祉協議会と
も以前、意見交換会やり
ました。やっぱり議会
も常任委員会等、しっかり充実させ
て、こうした方々とまた、こういう補助金を出し
ている団体等と
もしっかり意見交換なり、そういうものを進めながらこの厳しいときを乗り越え
ていきたいなと、一緒
になっ
てやっ
ていきたいなと思っ
ており
ますから、最後までよろしくお願いしとき
ます。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、4番田村閑美議員
に質疑を許し
ます。
○4番(田村閑美君) 4番、よろしくお願いし
ます。
3款1項1目、通し番号134ページ、上段、包括的支援体制構築事業について伺い
ます。
倉吉市社会福祉協議会に対して包括的支援体制構築事業を委託される委託料は1,281万円ですが、本市
には、うつぶき、マグノリア、倉吉中央、そして明倫・小鴨、かもがわと、5つの地域包括支援センターがござい
ます。多職種、多機関との連携によるチームアプローチのできる総合相談窓口体制を整備するものとあり
ますが、これはそれぞれのセンター
にいらっしゃる保健師ですとか社会福祉士、主任ケアマネジャー、この3人が、3つが必要だということが包括支援センター
には大事な部分なんですが、それ以外の連携を図るための支援
になるのでしょうか。倉吉市社会福祉協議会
に委託され
ます1,281万円の内容をお聞かせいただきたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 田村議員の御質問でござい
ます。
まず、包括的支援体制構築事業でござい
ますが、こちらの事業の概要を説明させ
ていただきたいと思い
ます。こちらの事業ですけども、社会福祉法の改正が平成30年
にあり
まして、その中から、「地域共生社会」の実現ということがうたわれ
ました。これを実現するための取組の一つ
に、この包括的支援体制の構築というのがござい
ます。これまで縦割りですとか受け手という関係でサポートし
てきた内容を人と人や、人と資源が、世代や分野を超え
て丸ごとつながっ
ていっ
て、対応し
ていくという、そういった趣旨の下でござい
ます。この取組の一つということの中で、各家庭における複合課題、8050問題ですとか、そういった複合課題
に対応し
ていくため
にはそれぞれの窓口でそれぞれ対応して
ても駄目だよということの中で、先ほど言った丸ごとつながるというのがそういったところ
になり
ます。その窓口を一本化する、その体制を構築し
ていくというのがこの事業の大きな趣旨でござい
ます。一本化する窓口を市の社会福祉協議会のあんしん相談支援センター
に設置し
ており
ます。その中で、ネットワークを構築させ
ていただい
ており
ます、そのネットワークのメンバーがいわゆる多職種、多機関ということ
になっ
ており
ますが。こちらのほうが当然、社会福祉協議会
もそうですし、市の関係課
もメンバー
には入っ
ており
ますし、それから議員おっしゃい
ました地域包括支援センター、それから障がい者相談支援事業所、それから民生児童委員、母子生活支援施設、ひきこもり生活支援センター、法テラス、それからハローワークなど、こういった機関とネットワークでつながっ
て、窓口は一本化
にし
て、その窓口
に相談をいただければ、そのネットワークで話し合っ
て、そこから対応し
ていく、お応えし
ていくという流れでござい
ます。
ただ、そのネットワークを調整するのが今回の委託料の大きなウエートを占め
ており
ます包括化推進員というのでござい
まして、こちら
に人件費等を含め
て1,200万円、2名おられ
ますので、1,200万円の委託料を出し
ておるというところでござい
ます。こちらの事業ですけども、令和2年度から構築
に向け
て取り組んでおり
まして、今の段階で実績というのはそんなに多くはないんですけども、ただ、全くそういった困り事がないかというわけではあり
ませんので、1つ、事例を御紹介させ
ていただきたいと思い
ます。
高齢の母と無職の子どもさんの2人世帯で、この高齢の母の在宅介護のため
に子どもさんが働くことができず
に生活困窮
に陥ったと、そういった相談。地域包括支援センター、ハローワーク、それから市の社会福祉協議会、それから市の長寿社会課が連携し
て、まずは母親の介護サービス利用の申請支援、それと並行し
て子どもの就労支援を行ったと。その結果、母親は介護サービスが利用できるよう
になり、子どもはそういった観点から就職することができたと、そういった事例
もござい
ます。それから、精神疾患のあるお母さんと同じく精神疾患のある未成年の子どもの母子世帯ですけども、親子関係が悪く
て、家庭内のトラブル
も多かったと。また、母は精神疾患のため休職中で、これ
も生活困窮
に陥ったという、そういった事例でござい
ました。児童相談所、それから障がい者相談支援事業所、ハローワーク、市の子ども家庭課、福祉課が連携し
まして、生活支援を行っ
ており
ます。その結果、お母さんは傷病手当金を受給することができ
ましたし、障がい者雇用枠での就職活動
も開始され
ており
ます。子どもさん
も、障がい者相談支援事業所が関わっ
て、障がい福祉サービスの利用が受けれ
ていると、そういった事例
もござい
ます。そういう複合課題に対しての対応をし
ていくというのがこの包括的支援体制でござい
ます。以上でござい
ます。
○4番(田村閑美君) 答弁ありがとうござい
ます。とてもありがたい包括的支援体制と感じ
ており
ます。
先ほどの例をお聞きし
ましたけど、そういった方たちは自ら市役所
に相談の問合せがあっ
てからそちらのセンター
に相談
に行かれたのか、それとも誰かが声かけられ
て、包括的支援センター
に連れ
ていかれたのか、どうなんでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 相談はいろいろなパターンがあると思い
ますけども、一番数として、ケースとして多いのは、やっぱり包括支援センター
に相談をされ
てます。ただ、そのときは1点の課題しか言われない、悩み事しか言われないんですよ。そういった際
に、あんしん相談支援センター
につなげ
ていただい
て、そちらで複合の課題を、いわゆる課題の本質を整理し
ていくという形で複合課題
に対応すると、そういった流れ、仕組み
にし
ており
ます。
○4番(田村閑美君) ありがとうござい
ます。
私
も、本当にワンストップで複合的な問題、困り事を支援し
て、一緒
になっ
て解決し
ていただくところこそもう大事な部分だと思っ
て一般質問で
もさせ
ていただき
ましたが、この包括的支援体制のこと、令和2年度からということで今お聞きし
ましたけれど、もう全然まだ一般市民はなかなか知るところがない部分かと思い
ます。なので、行きやすい雰囲気づくりであったりとかチラシであったりとか、周知をなるべく早く広め
ていただき
まして、この包括的支援を皆さん
に本当に使いやすくし
ていただきたいなと思っ
ており
ますし、どんどん進め
ていただきたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。その周知はどうでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 令和2年度からモデル的
にといい
ますか、パイロット的
に進め
てき
ており
ます。当然、たくさん仕組みの中での課題
も見え
ており
ます。今現在はそういった、どこか
に相談
に行っ
ていただくという、伝え
ていただかないと分からない状況が大半で、今後はアウトリーチのほう
にどう進め
ていくか、やはりこちらから出向い
ていっ
て、その問題を掘り下げ
ていくというそのアウトリーチをどうし
ていくかということが、これ、課題なのかなと考え
ており
ますが、そういったところ
も少し整理しながら進め
てまいりたいと思い
ますし、こちら、立ち上げたとき
にイベントといい
ますか、キックオフの会議
も開い
ており
ますし、社協の「しあわせ」という広報紙で
も周知し
ており
ますし、こういったつながりの中で、こういった形で解決できるということは十分
に周知し
てまいりたいと思い
ます。
○4番(田村閑美君) 引き続きどうぞよろしくお願いいたし
ます。
最後の質問
に移り
ます。3款1項4目の通し番号162ページ、下段
になり
ます、一部新規で、老人福祉一般について質問し
ます。
先ほど鳥飼議員への答弁
にもござい
ましたが、新規で軽度生活援助活動支援事業費補助金、目的が日常生活の援助が必要な高齢者を支援することによる高齢者の自立した生活の確保とあり
ます。そして、軽度生活援助活動とあり
ますが、これは琴浦町では若旦那というグループがボランティアで年末
に軽度の困り事をサポートし
ているとニュースで見
ました、琴浦町の地域の中での出来事ですが。高い場所
にある電球の交換とか折れた庭木の整理などでしたが、地域
に住まう人の顔の見える、とてもよいサポートでした。倉吉市
もこのような流れが起こるとよいなと思っ
ており
ましたが、こちらの補助金はシルバー人材センター
に対し
てとなっ
てい
ますが、シルバー人材センター
に困り事をお願いし
ますと、低料金ですが、料金がかかり
ますが、この軽度生活援助に対して個人負担はかかるものだと思っ
てい
ますが、上限70万円をシルバー人材センター
に補助ということですが、少ないのではないかとちょっと心配をし
ており
ます。新規事業での算出で難しいかと思い
ますが、70万円の根拠と上限
に達し
てしまったら依頼があっ
ても受けられないのか、どうなんでしょうと感じ
ており
ます。どうでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
軽度生活援助活動支援事業でござい
ますが、こちら
につきましては、日常生活上の援助が必要な高齢者を支援するということで、自立した生活を確保するもの。事業内容としましては、独り暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯で、外出時、通院時の付添いですとかそういう外出時の援助、それから食材の確保、それから洗濯、屋内外の整理整頓など日常生活
に必要な活動を援助するという内容でござい
まして、おっしゃい
ましたよう
に、シルバー人材センター
に今年度から補助金で対応させ
ていただくよう
にし
ており
ます。
これまで
もお願いはし
ており
ましたんですが、大体年間100名程度の高齢者の方が利用登録され
て、利用活用され
ており
ます。延べ時間で900時間は超えるぐらいの利用時間
になっ
ており
まして、こちらが1時間当たりの単価を921円で見
ており
まして、利用者の負担がそのうち250円ござい
ます。1時間当たり250円ですが、そこから大体900時間を超えるぐらいの時間数で掛け合わせ
て70万円ということで見込んでおり
ますが、ただ、シルバー人材センター
も、先ほど申し上げ
ましたんですけども、利用促進を図っ
ていく、どんどん活用し
てもらうような取組
も進め
ていくということがあり
ましたので、当然利用増加
につながれば我々とし
てもいいなとは考え
ており
ますし、そうなれば足りなくなり
ますので、それはそのとき
に考えさせ
ていただくということ
になり
ます。
こちらですけど、日常生活上の援助ということに対する必要性の観点から、地域包括支援センターのほう
に届け
ていただければ、そちらで今度はシルバー人材センター
につなげ
ていただい
て、誰がどんな援助が必要かということを見ながら、当然、地域包括支援センター
もその必要性は把握し
ておきたいところがござい
ますので、そういった関係の中でこの事業を運営し
ていくという、そういった内容
になっ
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 4番田村議員、5回目です。
○4番(田村閑美君) ありがとうござい
ます。本当に包括的支援体制構築事業とこの新規の老人福祉のシルバー人材センターの援助とつながって
て、とてもいいサイクルで回っ
ていけばいいなと思っ
ており
ますし、ありがたい支援だと思い
ます。本当に高齢化がどんどん進んで、中でも独居老人のサポートの必要性がすごく増え
ているので、本当にありがたい支援事業だと感じ
てい
ます。皆さん、上手
に使っ
ていただき
ますことを願っ
て、私の質問を終わり
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。
では、次に、15番朝日等治議員
に質疑を許し
ます。
○15番(朝日等治君) 15番。3款民生費
につきましては支え愛マップです。1項1目18節負担金補助及び交付金のうち、予算説明書では72ページ、事業説明シートでは133ページ
に記載の災害時要支援者対策事業費補助金、予算
額は60万円でござい
ます。この事業は、地域で要支援者を支え合う体制を構築するため、支え愛マップの作成や避難訓練等を実施する自治公民館に対し必要な経費を支援される事業だと理解をし
ており
ます。予算事業説明シート
により
ますと、この補助金が3つ
に区分され、令和4年度においては促進事業として15の自治公民館、ステップアップ事業として4の自治公民館、モデル事業として1つの自治公ということで、合わせ
て20の自治公民館をこの事業の対象とされ
ておられ
ます。
そこで、この20の自治公民館について、どの自治公民館を対象
にされるのか、自治公民館側とは調整が
ついているのでしょうか、まず、ここを教え
てください。
○
健康福祉部長(東本和也君) 朝日議員の御質問でござい
ます。
支え愛マップの補助金についてでござい
ますが、こちらの補助金における令和4年度の補助対象地区
につきましては、例年5月
に事業主体
になっ
ており
ます社会福祉協議会が市内の自治公民館
に照会をかけ
ます。6月末まで
に自治公民館からの申請を取りまとめ
て、福祉課
に報告いただい
て、それから対応し
ていくということ
になり
ますので、この自治公という想定では現時点ではござい
ません。
○15番(朝日等治君) 社会福祉協議会との関係
もあっ
て、取りまとめ完了されるのが6月と今伺い
ました。
先週の本会議で明らか
になったのが、この支え愛マップの取組を始め
てから現在、作成が完了された自治公は全体で47.2%、まだ半数
に至ってないわけです。先ほど社会福祉協議会との関係
もござい
まして、なかなかどの公民館
にという、市からの能動的なお願いみたいなことはできんのか
も分からんですけど、やっぱりここらが大きな弊害
になっとるのかなと私は感じ
てい
ますし、先週の本会議の中では、災害対策基本法の改正
に伴っ
て、個別避難計画の努力義務、これを早く完結されるよう
に支え愛マップの推進を求め
ました。その際、顔の見える関係の中で支え愛マップが作成され
ていくことが個別避難計画の策定において
も有効だということを確認をさせ
ていただい
てい
ます。であれば、なおさらという気持ち
も起こっ
てき
ます。
この事業の推進について
も、未作成の自治公民館に対して理解と協力を求めながら、この令和4年度、新年度、取組加速のスタートの年として年次計画で
も設け
ていただい
て、先ほど
も申し
ましたよう
に、市から今年度はここをお願いする、例えばそれは小学校区でもよろしいでしょうし、いろんなお願いの仕方というのはあると思い
ます。47.2%できとるということはもう残り100ぐらいの自治公でできてないわけですから、令和4年度、取組の加速スタートの年として年次計画で
も設け
て、早く進め
ていきたいと思っ
てい
ますが、どうでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
議員おっしゃい
ましたよう
に、47.25%が今の作成率であり
ます。当然、一般質問でござい
ましたよう
に、個別避難計画をつくっ
ていく上で、プランと支え愛マップを有効
に活用すれば、確か
に避難に対して、安否確認
も含め、迅速な対応ができるものだとは考え
ており
ます。社会福祉協議会と
も当然協議はし
てまいり
ますし、市の福祉課
にも専門員
もおり
ますんで、そういったところと話をし
て、計画的
に進め
ていきたいという思いはあるんですけど、あとは新型コロナウイルスの関係や自治公の思い
もござい
ますんで、そこら辺
も踏まえながら、できる限り計画的
に進めるよう
に取り組んでまいり
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、17番福井康夫議員
に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) 私、第3款民生費で、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費についての質問をさせ
ていただき
ますが、これは、遺族援護関係のうちで、慰霊碑等の設備の移転等の整備ということでござい
ます。499万2,000円。遺族会の解散
に伴い
まして、市内10地区11基の慰霊碑についての市有地
に移転し
ていくことは確認をされ
まして、令和3年度、いわゆる今年度
に2地区について、これ、西郷地区と上小鴨地区ということでござい
ましたが、移転が終了したとお聞きし
ており
ます。ただ、西郷地区は、移転を当初予定された場所でなくし
て、遺族会としては小学校の敷地内、ここが平和教育
につながるじゃないかと、そういう強い声があっ
て、ぜひ残したいということで、小学校プール横ですね、保育園の横といい
ましょうか、隣接地
に移設され
ておるようでござい
ます。もう一つ、上小鴨地区の慰霊碑については、伯耆しあわせの郷、ゲートボール場の跡地
に移転され
ており
ます。
そこで、来年度は4地区5基の移転が予定され
ており
ます。言い
ましたよう
に、いろんな、当初はしあわせの郷
に、市有地
に一括移転をという声がござい
ました。来年度のものについて、遺族会とのやり取りはどうなっ
ているのか、まず、お尋ねし
てみたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 福井議員の御質問でござい
ます。慰霊碑の移設整備でござい
ます。
議員おっしゃい
ましたよう
に、連合会が令和3年3月末で解散され
まして、その後、慰霊碑の維持管理というところ、ずっと継続協議をさせ
ていただき
ました。その中で、おっしゃい
ましたよう
に、基本的
には市有地
に移設できるものは移設し
ましょうということであり
まして、今年度は西郷地区と、それから上小鴨地区、上小鴨は市有地
に移設させ
ていただき
ましたが、西郷地区におきましては、関係者の強い御意見がござい
ましたので、同じ敷地内、小学校の敷地内
に碑面のみ移設させ
ていただい
ており
ます。今後の計画としましては、令和4年度
につきましては、上井地区、北谷地区、高城地区、あと関金地区、関金地区
には2基ござい
ますのでその2基を、計5基、いわゆる5か所をしあわせの郷
に移設させ
ていただき
ます。こちらは、遺族会なり、関係者の方と協議をさせ
ていただい
て、御了解をいただい
ているところでござい
ます。
○17番(福井康夫君) 分かり
ました。令和4年度
に4地区5基の移転を予定し
ておられる。
御案内のとおり、この移転は国が100万円を上限
に2分の1の補助金が手だてされるような仕組み
になっ
ており
ます。したがって、国費が2分の1入っ
ておるわけですね、これから。当初予算が出
ましてから、上井地区、北谷地区、高城地区、関金地区のうち、幾つか回っ
てみ
ました。上井地区は非常
に所が分かりづらかったもんで、今日、場所についてはお聞かせいただいたんですけども、北谷地区の慰霊碑、これは小学校の裏山
にあり
ますが、昭和36年
に建てられたもので、非常
に立派なものですね。びっくりし
ました。それから、関金地区、これ
も亀井公園と関金1号公園、ここは昭和45年
に建てられ
ており
ますけれども、慰霊碑は、グリーンスコーレの上の公園なんですがね、関金1号公園。それから高城地区の慰霊碑、これは大正13年12月
に建てられ
ており
ますけども、楯縫神社の前なんですけども。
いずれ
にし
ても立派なもので、でも、遺族会がもう解散の下ですから、管理ができないのであえて、しあわせの郷へというのは何となく分かるような、あるいは西郷地区で言われ
ましたよう
に、平和教育の一環で、これからの子どもたち
にぜひ、そういう機会
になるのかなという思い
も、なるほどなといっ
て思いを聞かせ
ていただき
ました、西郷地区ね、非常
にいいところといい
ましょうか、移転されたなと思っ
ており
ますけれども。今の流れと来年度の4地区5基の移転というのは予定どおり理解をされ
て、移転されるという協議が調っとるということでござい
ますので、見守っ
ていきたいと思い
ます。
そうし
ますと、慰霊碑は残りは4基ということ
になり
ますわね。どこどこがあと残っ
ているのか、対象地区についてお尋ねしたいと思い
ますし、遺族会との協議はどうなのか、残された4基ですね、4地区、そこ
も、お聞かせいただけないでしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
残りは4基といい
ますか、4地区、4基
になり
ます。まず、上北条地区があり
ます。こちらは遺族会ござい
ますし、管理するという意向を伺っ
ており
ますので、現時点では入れ
てはおり
ません。それから灘手地区です。それから社地区、小鴨地区と、この4地区です。以上です。
○17番(福井康夫君) はい、分かり
ました。
そこで、管理の問題ですけども、令和4年度は今回の4地区5基ということで結構です。令和5年度以降については残されたところについてまた移転について予算提案される運び
になるのかな、そういうことだと思い
ますけれども、いずれ
にし
ても、上北条地区のこうした遺族会あたりは解散じゃなく
て、存続ということですが、先回から質問
もさせ
ていただき
ましたけども、今の移転したものは一括、市の土地で管理されるとなり
ました。
ところが、小鴨と上北条の地区の遺族会については遺族会を存続する。したがって、上北条地区はそのまま遺族会として面倒見
てくださいということの市の言い分ですけども、それがなかなかできないということで、非常
にまだ結論が出てないと思っ
ており
まして、引き継がれ
て、市の市有地だと遺族会は主張し
ておられ
ます、いわゆる上北条地区の慰霊碑の建立場所は戦前、上北条村
に寄附をしたもので、上北条村は合併し
て倉吉市と、したがって、その土地は市有地なんだと、管理は市がし
ていただくということ
にならんのかと。現在は周辺は立ち木は枝打ちなど
もされ
て、かなり今現在は手入れが非常
に整っとるという状況
にあり
ます。
したがって、もうここ数年は何とか可能でしょうけども、それ以降というのは非常
に管理が難しくなるということ
もあっ
て、思いがあっ
ておられ
ます。山﨑副市長の元
にも度々出かけられ
て、内情、いわゆる実情はよく御存じだと思い
ます、なかなか解決ができなかったけども。一方で、言い
ますよう
に、移転をされ
て、しあわせの郷の、あれは第4ゲートボールの跡地ですね、移転、今し
ておられるの、そこはこれから市で見られるわけですね。遺族会が存続した上北条地区の慰霊碑の場所は地元でやっ
てくださいよというのはなかなかまた、これ
もちょっと筋が通らんじゃないかというのが思いでし
て、結論が出ないでしょうけども、今日、また、その方向づけとして何とか地元の方がもう少し安堵するような答弁ないでしょうかね。部長、どうぞ。
○
健康福祉部長(東本和也君) 遺族会がまだ存続し
ているのは、おっしゃるよう
に、上北条地区と小鴨地区です。こちらの維持管理については継続的
に協議はさせ
ていただい
ており
ます。おっしゃい
ました上北条地区についてですけども、建立者が上北条村村長と書い
てあり
ます。そういうこと
になり
ますと、維持管理については市が担うべきかなとは思い
ますけども、そこら辺り
も含め
て遺族会と継続的
に協議させ
ていただければと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君)
予算説明資料の26ページなんですけども、3款2項1目児童福祉総務、森・里山等自然保育事業費補助金について伺い
ます。
この事業の概要と、2施設ということなんですけど、配分は等分なのかということをちょっとお知らせいただきたいです。
○
健康福祉部長(東本和也君) 竺原議員の御質問でござい
ます。
森・里山等自然保育事業費補助金ということでござい
ますが、こちらの補助対象施設は市内
に所在し
ます届出保育施設の2施設、いわゆる自然がっこう旅をする木とキンダガーデンと、この2施設でござい
ます。今回追加する施設としてはキンダガーデンでござい
ますが、こちらは令和3年11月
に県の認証を受けられ
て、それがきっかけといい
ますか、背景
にあっ
ての今回の補助対象ということでござい
ます。
○12番(竺原晶子君) 678万4,000円の施設に対する配分は等分なんでしょうか。どんな感じで執行されるとか、伺っ
てもよろしいですか。それと、施設の環境が大きく異なる、立地場所が異なるよう
に感じてるんですけども、県の認証制度というものをちょっと紹介し
ていただくことは可能でしょうか。
○
健康福祉部長(東本和也君) すみません、補助金の内訳は、また、後ほど説明させ
ていただき
ます。
最初
に、県の認証制度における事業計画とか、その内容ということ
になり
ますけども、県の認証制度
につきましては、豊かな自然を生かし、森・里山等の自然環境を中心として、野外で保育を行う、そういった園を自然保育を行う園として認証するというもので、子どもたちが健やか
に育つことを目的とし
ており
ます。活動としましては、野外フィールドを中心
に行われる自然体験を中心とした保育で、森、川、里山、畑などを活用した登山ですとか自然散策、水遊び、菜園活動など、四季を通じた野外での体験活動を実施し
ていくという活動内容
になっ
ており
ます。子どもの成長面や体力面を考慮し
て、年齢区分ごと
に年間、週間のカリキュラムを策定し
て、事業を実施し
ておられ
ます。
野外フィールドということでいい
ますと例えば打吹山とか天神川とか、それから特に今回のキンダガーデン
につきましては、隣接する用地
にビオトープを整備され
ており
まして、そういったところでの保育ということ
になり
ます。そういった活動を行うところを県が認証し
ており
ます。我々としては、その認証を受けた園を運営支援し
ていくということで、補助金の内訳でござい
ますが、旅をする木が145万2,000円、キンダガーデン
につきましては残りの
額と、残りの533万2,000円ということ
になり
ます。以上でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) 答弁ありがとうござい
ます。
旅をする木はもう年が重なっ
ており
まして、いろんな子どもたちの活動報告とか
も聞かせ
ていただくとき
もあっ
て、本当に子どもたちが伸び伸び、生き生き会話をしながら活動し
ている様子を伺っ
てき
ました。キンダガーデンさん
も立地条件、環境はちょっと違い
ますが、これから取り組んでいかれるということで、ぜひ応援し
ていきたいなと思っ
てます。また、市のほう
も見守り、支援、よろしくお願いいたし
ます。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
この際、お諮りいたし
ます。会議時間を延長すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 異議なしと認め
ます。よって、会議時間を延長すること
に決定いたし
ました。
消毒及び換気のため、5分間休憩いたし
ます。
午後4時35分 休憩
午後4時40分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、4款衛生費について質疑を求め
ます。
2人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、14番
藤井隆弘議員に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 4款ですけれども、私が4款1項4目合併処理浄化槽設置推進、事業説明シートでいき
ますと77ですけれども、そちらを質問させ
ていただき
ます。
予算が714万3,000円、目的は生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止するため、合併処理浄化槽の設置等について推進するものとあり
ます。まず、現状ですけれども、市内の公共下水道以外の合併浄化槽、あるいはまた単独処理浄化槽の実態について、まずお聞きいたし
ます。
○副市長(山﨑昌徳君) 公共下水道区域の区域外、それから集落排水区域外の合併浄化槽、そして単独浄化槽についての設置状況であり
ますが、合併浄化槽が384基、単独浄化槽が200基、計584基の浄化槽が設置され
ており
ます。
○14番(藤井隆弘君) はい、分かり
ました。
584基、そのうち単独浄化槽については、これは平成13年
に単独浄化槽が設置できないということで、合併浄化槽
に随時変換ということ
になるかと思うんですけれども、それ
に変えるとして
もかなりな金がかかるんだと思い
ます。このシート
にも補助金として出
てますが、5人槽では1基当たりが53万円、6、7人槽では66万3,000円、8人から50人槽では89万6,000円ということで、それ以上の金額がかかるということだと思い
ます、撤去したり、あるいは新た
にということ
もあるかもしれ
ませんが。国や県の補助がないとできないと思うんですけども、一般財源は337万6,000円ですか、この設置であるとか新築とか撤去
に関わっ
ての費用の補助率であるとか条件というか、上限、そういったものについてはどうなっ
ており
ますでしょうか。
○副市長(山﨑昌徳君) 合併浄化槽
に転換し、合併浄化槽を設置する場合
に、5人槽で大体平均的
に110万円ぐらいかかり
ます。それが先ほど説明あり
ました国の設置基準補助
限度額が53万円。それから、7人槽では工事費が大体140万円ぐらいかかり
ますけども、それが66万3,000円。10人槽で工事費が190万円ぐらいかかるようですが、89万6,000円と、国の設置基準
額の大体6割が補助され
ておるということでござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) はい、分かり
ました。
それだけの補助がないと多分なかなかすぐ
には変えれないということだとは思い
ますけれども、設置し
ても下水道だったら後の維持管理というのはそのままですけども、こういった浄化槽については点検であるとか清掃とか、そういった金
もかかり
ますんで、これは別のこと
になり
ます。そういった部分では、維持管理
も含め
て、こういった補助があれば変え
ていける方
もあると思い
ます。しっかりとこれを使っ
て、転換なり、設置
に取り組んでいただければと思い
ます。答弁は結構ですんで。
○議長(福谷直美君) 次に、11番
鳥飼幹男議員に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、私から、4款1項3目子宮頸がん予防接種委託料についてお伺いしたいと思い
ます。
予算説明資料の28ページの上段
になり
ます。
今回一般質問で
もさせ
ていただき
ましたが、まず、ここの事業目的の中
に子宮頸がんの発症を予防するため
に、いわゆる定期予防接種を医療機関
に委託するもの、その予算であると。定期予防接種ですから、今の現在の対象者です、いわゆる現在の中学校1年生から高校1年生相当の女子に対する医療機関の委託と、私はこう理解し
ます。そして、その後
に、国の積極的勧奨の差し控えが終了されたこと
に伴い、これが一般質問で
も言わせ
ていただき
ました、約8年間にわたっていわゆる副反応が出たということで積極的勧奨が中止をされ
てます。ここ
にあるよう
に、その中止され
てきた接種勧奨を今回再開するということだと思い
ます。という事業目的であり
ます。そこで聞きたい。この中止をされ
ていた期間の子どもたち、いわゆるキャッチアップ接種の対象者ですけど、ここ
にある予算について、2,782万4,000円はこういう方々の接種費用
もこの予算
に含まれ
てい
ますか、まず、そこをお伺いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 鳥飼議員の御質問でござい
ます。
子宮頸がん予防接種の委託料の中
に定期の予防接種の分と、それから今回キャッチアップで勧奨する予算のほう
も見込んでおり
ます。
○11番(鳥飼幹男君) そうし
ますと、そこ
にあり
ますが、現対象者は、中学校1年生から高校1年生相当の女子は750人とあり
ます。それから、キャッチアップの接種の対象者は平成9年から平成17年
に生まれた女子が1,390人。今のあれですと、これら全ての対象者の予算が入ってるということ
になると、合わせ
て2,140人が対象となり
ます。ところが、今回の委託料は525人、これが接種見込み
になっ
ており
ますが、まず、この2,140人の対象者があるの
に525人しか接種見込みを見てない、この積算根拠はどういうことでこういう数字
になるのか、お伺いいたし
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ます。積算の考え方でござい
ます。
この子宮頸がん予防接種の実施に当たりましては、まず、令和4年度の定期接種対象者が、先ほどからあり
ますよう
に、中学1年生から高校1年生の750人が、こちらの方が当該年度内
に3回接種いただくよう
に勧奨し
ます。一方で、キャッチアップ接種対象者である平成9年度から平成17年度
に生まれた女子1,390人の方につきましては、接種期間であり
ます令和4年4月から令和7年3月の3か年度のいずれかの年度において、当該年度内
に3回接種いただくよう案内するよう考え
ており
ます。定期接種対象とキャッチアップ対象の方では接種期間
に違いがあること、それから中止期間を経
てから新た
にこのたびの勧奨の取組を始めること
もあり
ますので、現時点で、言わば、キャッチアップ接種対象者の方の人数はあまり多く見込んではおり
ません。そういった中で積算した委託料の予算
額であり
まして、これで対応できると現時点で判断したところでござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 部長、これ、令和4年から7年のいわゆるキャッチアップの皆さんについては、3年間をかけ
てこれから積極的勧奨を始め
て、3年間の中で接種し
ていく、これは理解をいたし
ます。一般質問のとき
に私が市長
にお聞きしたとき
に、キャッチアップの皆さん
には、じゃあ、通知をしないのかということじゃないと。だから、こういう方々について
もいわゆる個別勧奨、しっかり通知を出し
て、そして有効性、安全性、そうした情報提供をしっかり行っ
ていく。特に2回だけ受け
て、こうした中止があったため
に県外
に出
てらっしゃる方
もある。そうした方々
にもきちっと親御さんを通じて伝え
ていくことができるよう
に個別通知勧奨は続け
ていくんだと。そして、そういう方々から希望があれば、接種券を発送し
て、接種をし
ていただくということですよ。ですから、これ、しっかりやるんです。やるんです。750人のお話聞いたとき
に、この750人の70%で見てるんだと、だから525人
になってるんだと問い合わせたとき
に執行部がそうおっしゃっ
てましたけども、私はこれでは足らないと思っ
てます。だから、これからキャッチアップの人たち
にも今言ったよう
に通知を、個別勧奨
もし
ていく、そして希望があれば接種券
も配付し
ていくという中で、本当にこの数で足りるかなという心配をし
ており
ますが、どういうこと
になっ
ていくのか、分かり
ません、これからのことですから。ただ、こうした方々の見込み人数をもしも上回るようなことがあれば、執行部として、当局としてどのような考えを持っ
て対応しようとされ
ているのか、このことをきちっとお聞きし
ておきたいと思い
ます。
○
健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
定期接種の対象者の方とキャッチアップ、当然積極的勧奨ということで国から
も出
ており
ますし、我々とし
ても決められた制度のフレームの中でできる限り多くの方
に受け
ていただければということでの勧奨は当然積極的
に進め
てまいり
ます。そういった中で、見込み以上の数
になれば、その傾向が分かり次第、補正予算等で早急
に対応させ
ていただきたいと思い
ます。
○議長(福谷直美君) いいですか。
○11番(鳥飼幹男君) はい。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、第5款労働費について、質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
以上で本日の付議議案に対する質疑は終了すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、本日の日程はこれをもって終了いたし
ました。
明日
も午前10時から会議を開き、引き続き付議議案に対する質疑を行うこととして、本日はこれをもって散会いたし
ます。
午後4時53分 散会...