倉吉市議会 2021-12-13
令和 3年第10回定例会(第5号12月13日)
令和 3年第10回定例会(第5号12月13日)
倉吉市議会会議録(第5号)
令和3年12月13日(月曜日)
第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
第2 付議議案に対する質疑
第3 付議議案の委員会付託
〇会議
に付した事件
◎日程第1から日程第3まで
午前10時16分 開議
○議長(福谷直美君) これより本日の会議を開き
ます。
本日届出のあった事故者は、議員及び当局ともござい
ません。
以上報告いたし
ます。
○議長(福谷直美君) 本日の議事日程は、お手元
にお配りし
ており
ます日程書のとおり行い
ます。
議長より申し上げ
ます。本日は、付議議案に対する質疑でござい
ます。自席で質疑または答弁すること
になり
ますが、マスクなど
飛沫防止用具着用の要請をいたし
ます。
また、適時、消毒、換気のため休憩いたし
ますので、御協力をよろしくお願いいたし
ます。
日程第1 追加議案の上程並びに提案理由の説明
○議長(福谷直美君) 日程第1、追加議案の上程並びに提案理由の説明を行い
ます。
報告第12号並び
に第93号及び第94号を一括し
て議題といたし
ます。
提案理由の説明を求め
ます。
石田市長。
○市長(石田耕太郎君)(登壇) おはようござい
ます。
それでは、ただいま上程され
ました諸議案
につきまして、その概要を御説明申し上げ
ます。
まず、報告第12号、損害賠償の
額の決定についての議会の委任による専決処分についてであり
ます。
令和3年10月14日
に倉吉東中学校ソフトボールグラウンドで生徒が
バッティング練習を行っ
ていたところ、その打球が相手方の自家用車
にぶつかり、損害を与えたため、これに関する損害賠償の
額の決定について、12月7日
に専決処分を行ったものです。
次に、議案第93号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第12号)
についてであり
ます。
初め
に、原油価格高騰
に伴う燃料費等の助成についてです。
まず、
公衆浴場確保対策として、燃料費の上昇が公衆浴場の経営を圧迫し
ていることから、その経費等を支援するため、21万円を計上するものです。また、
生活困窮世帯等に1世帯当たり5,000円の灯油
購入費等を助成するため、580万円余を計上するものです。次に、
新型コロナウイルス予防接種委託料についてです。5歳から11歳までの小児
に令和4年2月からワクチンの接種を行うこととし、その経費として320万円余を計上するものです。次に、
公共土木単独災害復旧についてです。7月豪雨で被災した市道、河川に関し、5か所分の工事費を
増額し4,000万円を計上するものです。最後
に、債務負担行為の計上についてです。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、来年度のリースを予定する公用車14台の納入
に遅延が見込まれることから、契約時期を早めるため、2,000万円余を計上するものです。また、議案第94号
に関連し
て、まちかど
ステーション等についての3年間分の指定管理料560万円余を計上するものです。
以上、補正の総額は5,600万円余の
増額で補正後の予算総額は316億7,587万3,000円となり
ます。
次に、議案第94号 まちかどステーション及び
倉吉線鉄道記念館の指定管理者の指定についてであり
ます。
まちかどステーション及び
倉吉線鉄道記念館の令和4年4月1日以後の指定管理者
に株式会社エバークリーンを指定しようとするものです。
以上、今回提案し
ました諸議案
につきまして、その概要を御説明し
ました。よろしく御審議のほどをお願い申し上げ
ます。
日程第2 付議議案に対する質疑
○議長(福谷直美君) 日程第2、付議議案に対する質疑を行い
ます。
まず、報告第11号 令和2年度倉吉市
健全化判断比率の修正について、質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第79号、令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第10号)の専決処分について質疑を求め
ます。3人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、17番福井康夫議員
に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) それでは、私は、議案第79号の専決処分についてお尋ねしたいと思い
ます。
第3款民生費、第2項児童福祉費でござい
ますが、これは子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業費3億6,700万円が専決処分となっ
ており
ます。この事業概要として、ゼロ歳から高校3年生までの児童
に児童1人当たり5万円支給、対象児童数が7,280人といった内容でござい
ます。これは、今年11月19日
にコロナ克服・新時代開拓のための経済対策が閣議決定され
まして、この中の未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動の中の分配戦略
に子育て世帯に対して子ども1人当たり10万円の給付が、そのうち5万円を子育て商品
に利用できるクーポン券で来年の春
に給付するとなっ
ており
ます。この専決処分の中で、これまで全国的
にこの内容がまだ不明確、あるいは各自治体で議論
になるということはかつてなかったよう
に思い
ます。その中
にあっ
ての倉吉市では専決処分でござい
ます。
この事業が実施される、専決処分となる前
に、11月25日
に専決予算とした理由、まずここをお聞きしたいんですが、その前段
に、11月22日
には議員懇談会が開催され
ており
ます。その際、そこで説明すること
もできたのではないか、私はそのよう
に思い
ます。
加え
て他市におきまして
も、12月議会初日で提案、先議し
ている実態がござい
ます。なぜ倉吉市はこの専決処分とされたのかということをまず初め
にお尋ねしたいと思い
ます。
それから、もう一つ、この事務は事務事業は自治体のどういう事務として位置づけられるのか確認し
ておきたいと思い
ます。自治体の事務
には、いわゆる固有事務と機関委任事務がござい
ます。今はそういう表現はあり
ません。平成12年の法改正以降、いわゆる固有事務と法定受託事務のどちらかの事務
になるわけですけども、どちらの事務
に該当するのかはっきりおっしゃっ
ていただきたい。まずその2点をお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 福井議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、この子育て世帯への
臨時特別給付金を支給するということ
につきまして、国が11月19日の臨時閣議決定で経済対策を出され
ました。それを受け
まして、本市とし
ましても年内支給というところの観点からスケジュールを組んでおり
ます。そういった中で、年内
に支給するため
にはすぐ
にでも議決をいただきたいと、予算執行させ
ていただきたいということがござい
ました。その中で11月22日の議員懇談会のほうでは、その制度設計
につきましては詳細な説明は確か
にし
ており
ませんけども、年内
に5万円を支給するため
には専決処分をさせ
ていただい
て予算執行させ
ていただきたいという旨の説明のほうは、私ではなかったんですけども、説明させ
ていただい
ており
ます。
それから、その専決をした理由ということ
になり
ます。
今回ゼロ歳から高校3年生までの児童1人当たり10万円相当の支援を行うということで、国の方針なり制度設計では、まず5万円の現金を年内
に、しかも申請不要のいわゆるプッシュ型で支給するということ
になっ
ており
ます。本市におきまして
も、この迅速な年内支給
に向け
ましてスケジュールを検討する中で、今回の定例会の補正予算等を上げ
て提案させ
ていただい
て、先議ということ
も検討はし
ました。ただ、年内
に支給ということ
になり
ますと、現在支給を12月22日
に予定し
ており
ます。そこから逆算し
ますと、どうしても11月末まで
にはその事務をスタートさせなければいけないということがござい
ましたので、専決処分をさせ
ていただいたものでござい
ます。
それから、この事務
につきましては、自治体のほうとしましては、その法定受託事務か固有事務かということ
になり
ますが、法律
に基づくものではござい
ませんので、自治体の固有事務として考え
て進め
ており
ます。以上でござい
ます。
○17番(福井康夫君) 今2点の答弁をいただき
ましたけれども、まず、事務についてですけれども、自治体の固有事務だと、法定受託事務
には該当しないという解釈でした。なるほどその言い分というのは、国
もそういうふうな位置づけと言っとり
ます。私は非常
に分かりづらいです、理解しづらいです、この自治体の固有事務というのが。法定受託事務
に該当するんじゃないかと思うんですが、国の言い分でそれを了とするならば、今、各地で混乱し
ておる実態、支給に当たってクーポンじゃなく
て、一括10万円の支給でいいじゃないか。クーポンで来年6月まで
に支給できない自治体のみ
に現金支給を認めるとかいろんなことが言われ
ており
ます。
いずれこれは、今、国会で予算委員会が15日まで開催され
ており
ます、衆議院ですね。参議院は20日まで。20日で
補正予算成立後
にこれを実施可能
になっ
ていくでしょうけども、自治体の固有事務であれば、そうした判断というのは、国が一々言わなく
てもいいじゃないですか、自治体がやろうと思えば、自治体
に判断、裁量を委ねる、だからこそ固有事務じゃないですかと言いたいんですね。国がそれ以上
に口出しされる必要はないじゃないかということをもっと自治体のほうが強く言っ
てもいいじゃないかと。固有事務だと言っ
ておられるからねとは思い
ます。これは、ぜひそういうことは、これから
もそういう立場で国
に意見を言っ
ていただきたいという思いで、これはあまり一般質問
になるなということでござい
ますけども、その点を確認し
ておきたいとまず思い
ます。
それから、やはり国の基準が不明なところが多過ぎるということを言われ
ており
ますよう
に、もし10万円のうち5万円をクーポンの形で支給すれば、事務費用が全国では967億円必要だと言われ
ており
ます。クーポンじゃなく一括10万円支給、現金支給した場合の事務費用は約280億円で済むと言われ
ており
ます。600億円
も経費が削減できるという実態なんですよね。そうしたことを踏まえ
て、ぜひ私は一括10万円給付というのが妥当じゃないか。そして、年内支給ということでこだわられ
ましたけども、新聞報道で見
ますと、12月22日支給、倉吉市は確か
にそう見
ました。県内19市町村の自治体の動向
もマスコミ
にも出
ており
ましたし、全国の中でもそうした自治体が各県増え
ておるということ
も目
にし
ます。それらを踏まえ
て、もう1点は、具体的な事業の内容ですね。これを説明をし
ておい
ていただければと思い
ます。
まず、支給方法について、それから、2つ目が所得制限ありとなっ
ており
ますが、この内容について、それから、3点目
に支給の開始について、それから、4点目
に今後5万円の支給についてクーポン等の支給が検討されてる、この19歳と二十歳の学生における不公平感ですね、これが残るのではないかということでござい
ますが、以上4点について確認し
ておきたいので、説明をお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問
になり
ます。まず、具体的な事業内容ということでござい
ます。1点目の御質問があり
ましたのが、支給方法についてということでござい
ますが、この支給対象者、いわゆる保護者ということ
になるんですけども、まずは、令和3年9月分の児童手当の受給者が対象
になり
ます。それから16歳から18歳の児童の保護者、そして、新生児の保護者が対象者というもの
になり
ます。
手続
につきましては、本市のほうから
児童手当受給者については申請が不要であり
ます。反対
に児童手当を受給されてない方につきましては申請が必要
になっ
てまいり
ます。それから、所得制限ありということでござい
ました。こちら
につきましては、既存の児童手当制度における同様の所得制限がござい
ます。報道され
ている受給者の年収960万円というものであり
ますが、こちらのほう扶養の数によって変動はいたし
ます。それから、支給開始
につきましてでござい
ます。先行の5万円であり
ますが、申請不要の方につきましては、先ほど
も申し上げ
ましたとおり、12月22日が支給日ということ
になっ
ており
ます。申請の必要な方につきましては、今後御案内をさせ
ていただき、その結果のほうを郵送で返信いただい
て受付を開始し
まして、審査の上、順次支払いを始める予定でおり
ます。残りの5万円相当分
につきましては、こちらのほう、基本的
にはクーポンでの対応と国のほうでされ
ており
ます。
いずれ
にし
ましても、今回の
補正予算成立後
に示される正式な事業概要を参考
に、国が最初から言っ
ており
ます卒業、入学、新学期等
に間に合うよう
にという、この視点で事業内容やスケジュールのほうは検討し
てまいりたいとは思っ
ており
ます。
それから、
クーポン券支給についての検討ということでござい
ますが、まず、1点目
にあり
ましたのが、19歳、二十歳の学生の不公平感についてあり
ます。
今回の支給におきましては、まずは児童の年齢制限ということで18歳までということ、高校3年生までということで国の制度
に準じたものでござい
ます。19歳、二十歳への給付ということに関しましては、例えば生活困窮などの学生を支援するといった学生支援の観点、そういったところで検討されるべきものであると考え
ており
ます。
それから、もう1点、最初
におっしゃい
ました、市の判断で現金支給はということでござい
ます。こちらのほう
も、先ほど申し上げ
ましたとおり、現時点では国の
補正予算成立後
に示される事業概要で判断しようと考え
ており
ます。
なお、先般、国から、
補正予算成立に先立っ
て自治体説明会がござい
ました。その中で国から示され
ましたのは、支給方法としては3点あるということで、1点がクーポン券の発券方式、もう1点がID発行方式、こちらの2点を基本的
には原則とし
てくださいということでござい
ます。その中で地方の実態
に応じ
て現金支給を認めるというこの3つのパターンを示され
ました。しかしながら、この現金支給
につきましては、6月まで
に間に合わないというような情報はあり
ますけども、正式
に現金支給の条件という形ではまだ示され
てはおり
ません。ですので、いずれ
にし
ましても、補正予算成立後
にそういったところが示されるんだろうと考え
ており
ますので、それをもって検討いたしたいと思っ
ており
ます。
○17番(福井康夫君) 事業の内容等についてはよく分かり
ました。
最後
に、今これ言われてるのは、政府にとって
も逆
に一律10万円の支給がオウンゴール
になってるというような表現
もやゆされ
ており
ます。そういう実態だろうなと思い
ます。
そこで、国からの説明が先ほどあったということですが、多分11月3日じゃないかと、マスコミではそういう取り上げし
ており
ましたんで、11月3日
に各自治体
に、県を通じてなのか、説明があったかと思い
ます。現金一括給付というのがなかなかできないというのは事務方の判断だろうと思い
ます。
そこで、市長、これは県内自治体で
も全額現金支給予定の自治体、5市町村という報道
になっ
ており
ます。この中国5県で
も広島は23市のうちでほとんど現金給付したい、あるいは千葉県で
も。全国の各県、各市の自治体が現金給付したいというのが本当に多く声が上がっとるということをお聞きし
ます。そのような中で、あとはやはり市長の判断だろうと思い
ます。この議案質疑でということで、これは専決
になっ
てしまっ
ており
ますんで、要望みたい
になるかもしれ
ませんが、そこのところの判断、市長の見解を最後
にお聞きしたいと思い
ますが、よろしくお願いし
ます。
○市長(石田耕太郎君) 残りの5万円の給付についてであり
ますけれども、今部長が申し上げたよう
に、3つの支給方法を示され
ているわけであり
ます。現金給付について
も検討し
ていきたいと思っ
ており
ます。ただ、国の考え方というのが
補正予算成立後
に示されるということであり
ますので、基本的
にはそれを踏まえ
て考え
ていきたいと思っ
ており
ます。現金給付をしたけれども、財源が来ないということでは困るわけであり
ますので、その辺しっかり踏まえ
て適切
に判断をし
ていきたいと思い
ます。やはり早期
に支給するということ
も大事なポイントだと思っ
ており
ますので、そういった点
も含め
て判断し
てまいりたいと思い
ます。その際
には、また議会
にも御報告をきちっとし
てまいりたいと思い
ます。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) いいですか。
○17番(福井康夫君) 以上です。ありがとうござい
ました。
○議長(福谷直美君) 次に、11番鳥飼幹男議員
に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、私から、同じく議案第79号、子育て世帯への
臨時特別給付金事業、これについて伺っ
ていきたいと思い
ます。
今、福井議員から始終もう詳細にわたって質疑があり
ましたので十分な理解をいたし
ました。この事業、専決で取りあえず5万円ということですが、これは最初の5万円については国の予備費を使っ
て5万円を支給する。そして、これから始まるクーポン、また現金
になるのか分かり
ませんが、これについては補正予算を組んでやる。いわゆる予算が全然違い
ますから、これ一緒
にし
て10万円で給付するということは今の段階では非常
に難しいんだろうと思い
ますが、私この質疑を上げさせ
ていただいたのは、当初は国はクーポンを基本として、そしてこれについては、来春の卒業、入学、進学期
に合わせ
て子育て
にかかる商品やサービス
に利用できるクーポン券を基本とした給付を行うんだという説明があったんです。ところが、途中から、事情によっては現金給付
も可能とするというような総理の答弁があったりし
て、もう大変
に自治体
に混乱を招いてる、この現状があるわけです。
もしもこれを本当にクーポンでやっ
ていく、そのほうが経済的な効果
もあるんだというような判断をしたとき
に、今のうち
に予算措置をし
ておかなければ、とてもこれは3月、4月のこの入学
に間に合うのかなと、この事業が。そういうことがあったんで、これは一つの一括とした10万円相当の給付を行う事業として質疑として今回取り上げさせ
ていただき
ましたけど、今、部長答弁を聞き
ました。補正予算の成立を待たなければ正式なそうした事業内容、そうしたものが示されないうちは動きが取れないと、こういうことなんだろうと思い
ますが、どちら
にし
ても成立した段階
にあっ
ては、子育ての支援のための事業ですから、しっかりと本当に3月、4月のこの子どもたちの入学、そして卒業
に合わせた事業展開
になるよう
に、たとえクーポンであれ、現金であれ、早急な体制を組んでいただい
て、しっかりと支援をし
ていただきたいと、このよう
に思い
ますが、最後
に部長のほうで何かあれば伺っ
ておき
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 鳥飼議員の御質問です。先ほど
も申し上げ
ました。国のほうが原則クーポン券でということで、そのクーポン券の考え方
につきましても、3点のパターンということで、一つはクーポンを発券する、こちらのほうは、市内のそういった子育て関係の事業所の登録ということが出
てき
ます。手続的
に少し時間がかかるんだろうなとは思い
ます。それから、ID方式という2つ目のパターンでござい
ます。こちらのほうは専用サイトを設け
て、そちらで
購入し
ていくと、使っ
ていくというような内容でござい
ます。最後
に現金給付ということで、現金給付については、まだその条件のほうが明確
に示され
ていないということ
になっ
ており
ます。いずれ
にし
ましても、そこのところの方向性が決まり次第、この新入学、新学期
に間に合う、その観点から事務のほうを進め
てまいりたいと考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) よろしいですか。
次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) 私
も議案第79号について伺い
ます。
支給対象とか給付方法、周知方法について伺おうと思っ
てい
ましたが、今大体伺い
ましたので、もう既に11月末
に事務手続を進められ
て、もう高校生
には通知が配られ、もう手元
に届い
ている状況で、もう既に申請
も始まっ
ているという状況なのかなというところと、心配してるのは、実は郵送物の管理がなかなかうまくできない人
もいらっしゃっ
て、開封しないまま山積み
になっ
ているというような状況
も聞いたりすること
もあり
ますので、申請をするかしないかの意向確認だったりとかというところをしっかり連絡取っ
てあげ
て、ぜひ周知のほうをし
ていただきたいなと思っ
てますが、その辺どのような感じでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 竺原議員の御質問です。周知の方法についてということで、当然、我々とし
ても漏れがないよう
に対応はし
てまいり
ます。
まず、今回の児童手当受給世帯
につきましては、高校生の方がいらっしゃる世帯
も含め
てですけれども、プッシュ型での支給ということ
になり
ますので、こちらのほうは申請が必要ないということでござい
ますんで、漏れはないものと考え
ており
ます。それから、新生児の分
につきましては、児童手当の認定請求の際
に申請の手続の御案内をさせ
ていただい
て、同時に手続のほう
もし
ていただくよう
にし
ており
ます。それから、高校生のみの世帯ということ
になっ
てき
ますと、申請が必要な世帯ということ
になり
ます。こちらのほうですけども、住民基本台帳上、対象年齢の児童がおられ
まして、なおかつ児童手当の支給を受け
ていないということでその世帯を抽出し
まして、支給対象と思われる世帯
には申請し
ていただくよう
に案内通知を出させ
ていただき
ます。ただ、通知を受け取られ
て、いわゆる拒否期間というのがあり
ますので、その期間を置い
て、その後
に申請がない場合
には、再度申請漏れがないのかどうかということで申請を促すような形での御案内はさせ
ていただくよう
に考え
ており
ます。いずれ
にし
ましても、漏れのないよう
にという対応で事務のほうは進めさせ
ていただきたいと考え
ており
ます。
○12番(竺原晶子君) すみません、12月22日の支給日というのはプッシュ方式の支給日で、申請の通知はまだ今準備中ということで、いつ頃それは発送される予定なんでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 申請
につきましては、基本的
には12月20日、21日
に発送する予定
にし
ており
ます。
○議長(福谷直美君) よろしいですか。
質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第80号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第11号)について、質疑を求め
ます。14人から質疑の通告があり
ますので、順次発言を許し
ます。
まず、17番福井康夫議員
に質疑を許し
ます。
○17番(福井康夫君) それでは、私、議案第80号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第11号)のうち、第4款衛生費7,917万5,000円について質問をさせ
ていただき
ます。
簡潔
にいきたいと思い
ます。これは新型コロナウイルスの予防接種について、いわゆるワクチン接種を2回接種完了から8か月経過した者への追加接種する、いわゆる3回目の接種をすることでござい
ます。そこで、3回目の接種
に当たり、今、ファイザー社、モデルナ社など、希望すれば可能となるような体制、これが整備されるのかということをお聞きしたいと思い
ます。1回目、2回目の実績と3回目の目標について
もお聞きいたし
ます。
それから、もう1点、3回目の接種、これはいわゆる追加接種
に伴っ
て交差接種と言われるものですね。この交差接種についてやむを得ずされる場合、効果と安全性、副反応について、これらの市民への周知についてどのような方法でされるのか、情報提供、お尋ねをし
ておきたいと思い
ます。
そして、3点目、これからの3回目の接種
に向け
て、予約方法や集団接種
も1、2回目はあったわけでござい
ますが、集団接種とそれから県が行った職域接種、これらの実施の有無と時期について、もし分かればお尋ねいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 福井議員の御質問でござい
ます。新型コロナウイルス予防接種についての御質問です。
まず、3回目のワクチンを希望すれば可能となる接種体制が整備されるかということでござい
ますが、追加接種
に使用し
ますワクチンでござい
ますが、現行のワクチンの種類
にかかわらず、メッセンジャーRNAワクチンとなっ
ており
ます。ですので、ファイザーかモデルナ、いずれかということでござい
ます。現在はファイザー社のワクチンのみが薬事承認され
ており
ますので、ファイザーを使用するということ
になり
ます。モデルナ
につきましても、近日中
に薬事承認されるんだろうと考え
ており
ます。
接種体制
につきましては、基本的
には現行接種と同様
に医療機関での個別接種、それから集団接種会場での集団接種を実施し
ていくよう
に考え
ており
ます。個別接種のほうは現行接種より多い39の医療機関の協力をいただけるよう
になっ
ており
ます。集団接種のほうでござい
ますが、こちらは市役所の第2庁舎と関金庁舎の2会場を予定し
ており
まして、現行接種と同程度の規模で実施し
ていく予定でござい
ます。
また、ファイザー社のワクチンとモデルナ社のワクチンの接種会場ということでござい
ますが、ファイザーのほうにつきましては、医療機関を中心
に展開をし
てまいりたいと思い
ます。それから、モデルナ
につきましては、県のほうが中部
にも設置いたし
ます会場で実施できるよう
に県と協力し
て体制を整備する予定でござい
ます。
ワクチンの供給量があり
ます。現在、国から示され
ており
ますのが、令和4年3月末までのワクチンの供給量でござい
ます。ファイザーとモデルナの供給量の割合が現行の割合と大きく異なっ
ており
まして、ファイザーのほうが大幅
に少ない配分となっ
ており
ます。したがい
まして、ファイザーを希望される方について、希望される時期
に接種できない可能性
もあるという状況が今の状況でござい
ます。それから、現行接種、いわゆる1回目、2回目の実績と3回目の目標ということでござい
ますが、現行接種の接種率
につきましては、12月6日現在で1回目が84.3%、2回目が83.5%となっ
ており
ます。追加接種、いわゆる3回目の接種目標ということでござい
ますが、接種対象となっ
ており
ます2回目接種を終えられ
て、8か月を経過した18歳以上の方
にはできるだけ多くの方
に接種し
ていただきたいと考え
ており
ます。そういったこと
もあり
ますので、この追加接種の有効性等については、しっかりと広報し
ていきたいと考え
ており
ます。
それから、いわゆる交互接種についての効果、それから安全性、副反応の市民への周知ということでござい
ます。
追加接種
につきましては、当初は交互接種の可能性
も検討され
ておったんですけども、現行接種で使用したワクチンと同一のワクチンを使用するということ
に当初はなっ
ており
ました。このような状況の中で、11月15日
に厚生労働省の専門分科会でメッセンジャーRNAワクチンであればファイザーもしくはモデルナのどちらを打っ
ても構わないと。いわゆる交互接種ということが決められたところでござい
ます。しかしながら、その交互接種における有効性、安全性に関するデータは具体的
に示され
ていないというのが現在の状況でござい
ます。
先般
も開催され
ました県と市町村長とが協議する会議におきまして
も、この交互接種を進め
ていく上で、その有効性や安全性に関するデータを県から国
に求めるよう、石田市長
にも意見し
ていただいたところでござい
ます。現時点でファイザーの供給量が少ないという状況があり
ます。市とし
ましても、交互接種の有効性や安全性の情報
につきまして、国から入手次第、市報、ホームページ等を通じて周知はし
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、3回目接種を受ける場合の予約方法
につきましては、こちらは現行接種と同様
に医療機関での受付と市のほうでのコールセンター、ウェブでの予約受付を行う予定でござい
ます。あと、職域実施についてでござい
ますが、職域の接種の場を設け
ていただき
ますよう
に、現行の接種の際
に実施された企業や団体
には県のほうが声かけをされ
ており
ます。そういった声かけの結果を待ちたいというところ
もござい
ますが、現時点では実施されるという団体は決まっ
ていないと聞い
ており
ます。実施時期について
も、この職域接種で使用するモデルナの配送が1月の下旬頃
になるということをお聞きし
ており
ますので、早く
ても2月以降
になると考え
ており
ますけども、県が実施確認するその結果を待っ
ているというような状況でござい
ます。以上です。
○17番(福井康夫君) まず、ワクチンの供給量の確保ですけども、先ほどおっしゃったのは、3月いっぱいまではめどが立っ
ておると。したがって、12月、1月から医療従事者等を先行しながら、そして、年明けから65歳以上の各先行接種された、そうした高齢者対策で接種が進んでいく。3月いっぱいということ
になれば、4月以降、いわゆる65歳以下、そうした方々への接種というのが、まだワクチンがこれからどの程度入るのか未定だという、そういう実態だとお聞きし
ました。ぜひこれは確保
に向け
て、やはり引き続い
て努力し
てもらうのはもちろんです。その1点。
それから、ファイザー社とモデルナ社、そのファイザー社がだんだん供給量が減っ
ている、そのことを市長
もおっしゃい
ましたね、かつて。モデルナでかえっていい場合が報道
もされ
ますね。いわゆる量が少なく
ていい、ファイザー社
に比べると2分の1と、量が少なく
ていい。そうすれば、恐らく副反応が発生する危険性は減るんじゃないかと言われてるということで、交互接種っていい
ましょうか、交差接種、これがかえっていいかもしれ
ませんし、そうした情報というのがよく分かり
ません。どちらかといえば、私どもは1回、2回接種した人は同じものを3回目
もしたいというのが、私は順当だろうなと思うんですけども、そういうところを踏まえると、もう少し1回目、2回目の接種の量の確保というのは、引き続い
てされるべきじゃないかなという思いがいたし
ます。そのこと
も申し上げ
ておきたいと思い
ます。
あと、集団接種なり職域接種、それから個別接種についての1、2回目を踏襲しながら、経験
も実績
もあるわけでござい
ますから、それを踏まえ
て取り組まれるだろうと期待し
ており
ますけれども、その中でやはり受付ですね、予約の方法で混乱が一時あった、そのことの反省の上
に立っ
て、パソコン、スマホを使用できない者へのフォロー、こうしたものを引き続い
て、3回目の折
も十二分
に対応し
ていただきたいと思い
ます。その点について重ね
てお尋ねし
ます。
そして、最後
に、5歳から11歳対象の実施というのが新た
に出
てまいり
ました。非常
に複雑だろうなということ
も言われ
ており
ますが、追加接種のこの期間について、5歳から11歳の対象者に対しての取組というのをお尋ねしたいと思い
ます。追加接種、これは言われ
ておるのは来年の9月末までということの中で取り組まれ
ていくでしょうけれども、具体的な取組の方法について、この5歳から11歳、扱いをどのよう
にされるのかお尋ねし
ておき
ます。よろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問でござい
ます。
まず、ワクチンの供給量
につきましては、今示され
ており
ますのが、3月末ということでござい
ますが、これはもう順次示され
てくるとは考え
ており
ますし、そこの確保
に向け
ては、こちらのほう
も県
に問いかけ
ていきたいと考え
ており
ます。
それから、予約での現行接種の際の予約の際
にパソコン、スマホなどの使用ができない方へのフォロー、教訓はということでござい
ます。
予約
につきましては、先ほど
も申し上げ
ましたとおり、医療機関での受付、それからコールセンター、ウェブでの予約という方法を取っ
ていき
ます。現行接種の予約の際
には、そういった中で電話がつながらないとか、ウェブの操作が分からない、また、電話がつながらない上
に、スマホやパソコンを持っ
ていない、すぐ
に予約ができなかったというような意見
もいただい
ており
ます。こういった点につきましては、我々とし
ても反省すべき点ではあると考え
ており
ます。しかしながら、共助という観点でのお話
もござい
ました。御家族の協力や身の回りのケアをされ
ている方の協力、さらには地区のコミュニティセンターでの代行の予約入力といった、そういったお話
もお聞きし
ており
ます。こういった状況で追加接種の予約を行うこと
になり
ますが、本市とし
ましても、現行接種の予約の殺到ということを回避するため
に2回目の接種から8か月を経過し、3回目の接種が可能となった方から順次接種券を発送するよう
に考え
ており
ます。間隔としましては2週間の単位で接種券のほうを発送し
ていこうと考え
ており
ますし、予約の枠
も現行接種のときは1か月しか上げ
ており
ませんでした。それを2か月分上げ
て予約できるよう
にし
てまいりたいと考え
ており
ます。
基本的
にこの対策を取ったからといっ
て全てのことが回避できるわけではないと考え
ており
ます。現行接種のときと同様
に、共助の観点から、御家族の協力ですとか、コミュニティーでの支援など
もお願いし
てまいりたいと考え
ており
ます。改善点
につきましては、できるだけ速やか
に対応し
てスムーズな追加接種
になるよう
に進め
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、5歳から11歳の実施方法でござい
ます。
この5歳から11歳の接種は、11月15日
にあり
ました厚生労働省の専門分科会で感染状況、諸外国の対応状況及び小児に対するワクチンの有効性、安全性を整理した上で引き続き議論するとされ
ており
ます。これらを踏まえた上で、今後その会議で小児に対して接種するということが判断された場合
に速やか
に開始できるよう
に自治体は準備を進めなさいという通知が来
ており
ます。その通知
に基づい
て今準備を進め
ているというところでござい
ますが、接種内容
につきましては、まず、接種の開始時期は早ければ令和4年2月頃からということ
になり
ます。
それから、使用するワクチンは小児用のファイザー社ワクチン
になり
ます。使用量のほうは、希釈したワクチンを1回当たり0.2ミリリットルと、現行が0.3ミリリットルでござい
ます。1バイアル当たりの採取数としては、現行6回に対して小児のほうは10回
になり
ます。それから、保存期間については、2度から8度の保存で10週間、現行の分は一月です。2か月半保存でき
ます。このような小児ワクチンでござい
ます。12歳以上の方へのワクチンとは全く異なるものだと認識し
ており
ます。したがい
まして、小児用のワクチンと現行接種のワクチンを慎重
に管理し
ていく必要がござい
ますので、小児用
につきましては別の会場を設定するよう
に考え
ており
ます。現在考え
ており
ますのは、本市市内
にあり
ます2つの小児科を小児専用接種会場として接種し
ていただけるよう
に調整を図っ
ておるところでござい
ます。
それから、小児の接種期間と回数ということでござい
ますが、接種期間
につきましては、現行接種、追加接種と同様令和4年9月末まででござい
ます。回数のほうは現在示され
ており
ますのが2回の接種、ただ、1回目と2回目の間隔ということについてはまだ示され
ており
ません。2回接種というところまでは示され
ており
ますが、回数は2回ということでござい
ます。以上でござい
ます。
○17番(福井康夫君) 詳しく説明いただき
ました。接種の期間
も5歳から11歳、6か月を経るのか、8か月を経るのか、あるいは中
には3か月のほうが有効だという声
もあったりいろいろ錯綜し
ますが、いずれ
にいたし
ましても、国の指導の下でそうした実施され
ていくと思い
ます。
要は、これから3回目の接種に当たって、やはり市民の方からコールセンターをはじめ、相談窓口ですね。恐らくそうしたものが多いじゃないかと思い
ます。従来どおりなのか、増やされるのか含め
て、いわゆる相談窓口の体制、説明の体制をどのよう
にされ
ているのか、その点をお聞きしたいと思い
ます。最後
によろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) コールセンターの体制、市民からの相談の体制ということでござい
ますが、コールセンターの体制
につきましては、現行の体制で進め
てまいりたいと思い
ますし、1回目、2回目
も県の窓口、それから、市の窓口という形で役割分担
もし
ており
ます。そういったところで引き続き対応はし
てまいりたいと思っ
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、9番米田勝彦議員
に質疑を許し
ます。
○9番(米田勝彦君) 議案第80号、令和3年度一般会計の補正予算、3つ質問項目を出し
ており
ます。
最初
に、款3民生費、項2の児童福祉費です。目2の保育所費、予算説明資料では15ページ
になっ
ており
ますが、これは障がいのある子どもさんの保育の委託費です。そこで3点まとめ
て質問いたし
ます。まず委託先、2つ目が委託料の内訳、3つ目が人件費の
額について確認され
ているかどうか、以上3点質問いたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 米田議員の御質問
になり
ます。保育所運営に関する御質問ということでござい
ます。
まず、委託料の対象施設の数ということでござい
ますが、こちらのほうでござい
ますが、市内の市立保育所及び認定こども園16施設中12施設が委託の対象となっ
ており
ます。それから、委託料の使途内訳ということでござい
ますが、これは障がい児保育を担当する保育士の人件費
になっ
ており
ます。そして、その人件費としての委託料のいわゆる使途確認ということでござい
ますが、委託料に関しましては、年2回、実績
に応じ
て支払っ
ており
ます。その実績の確認については、当該施設から賃金台帳の提出を求め、使途内容やその
額を確認し
ており
ます。以上でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) ありがとうござい
ます。
保育士の賃金というのは、大体最近では、仕事の中身
に比べ
て低いと言われ
ており
ます。引き続き人件費
につきましては、しっかりと目配りし
て適正な価格
にされてるかどうか確認し
ていただきたいと思い
ます。
次の質問です。これは款6で農林水産業費、予算説明資料の9ページです。まとめ
て3点質問し
ます。
この交付金事業の対象者はどういった方でしょうか。2つ目
に、事業概要
には負担金補助となっ
ており
ますけども、これはどのような負担金に対して補助されるのか。3つ目ですけども、この交付金はどのよう
にすればもらえるのかどうか。以上3点質問いたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 親元就農促進支援交付金事業について御答弁申し上げ
ます。
まず、この事業の対象者はという御質問でござい
ます。認定農業者等の後継者が3親等以内の親族の経営
に従事しながら、栽培技術や経営ノウハウ等の研修を行い、将来その経営を継承する予定である場合
に、その研修の先生となる認定農業者
に最長2年間、交付金を交付するもので、交付
額は月
に10万円でござい
ます。ですから、対象者は、先生となる親元ということ
になり
ます。
それから、負担金とは何かということでござい
ますが、これは予算項目が19節の負担金補助及び交付金から出資をし
ており
ますけども、具体的
には交付金ということでござい
ますので、どこか
に負担金を交付するというものではござい
ませんです。
それから、申請
に基づくものかについてでござい
ますけども、これ
につきましては、倉吉市補助金等交付規則、あるいは個別の要綱
に基づき
まして申請書を提出をいただき、交付決定し、交付するという流れ
になっ
ており
ます。以上でござい
ます。
○9番(米田勝彦君) ありがとうござい
ます。
この交付金は、いわゆる農業後継者を支援するものであり
ます。予算説明書を見
ますと、新規給付者3か月となっ
ており
ますけども、この支給期間の3か月というのは短いような気がいたし
ます。例えばタマネギですと、種をまい
てから収穫するまで大体5か月はかかり
ます。トマトですと、大体種をまい
てから収穫するまで4か月かかり
ます。スイカですと、これ
も4か月かかり
ます。ですから、作物から収入を得るまで
に大体結構時間がかかるわけです。3か月というのは短いような気がし
ます。後継者支援であるならば、例えば6か月間、つまり半年間は支給するというような、そういった仕組み
に変え
ていただきたいと思い
ますが、いかがでしょうか。
○生活産業部長(美舩 誠君) お答えを申し上げ
ます。この制度
につきましては、交付は最長2年間を交付期間といたし
ており
ます。ただ、年度の予算の執行の関係でござい
まして、今回補正でお願いしてる分
につきましては、1月、2月、3月分に対して新規の親元の人のためのということでござい
ますので、この方
につきましても、引き続き最長2年間は支援をし
てまいりたいと考え
ており
ます。
○9番(米田勝彦君) 分かり
ました、説明資料
に3か月と書い
てあったもんですから、そういう質問をさせ
ていただき
ました。
次に、款7の商工費です。これは予算説明資料の12ページ
になっ
ており
ます。補正
額は1,782万9,000円となっ
ており
ます。このうちせきがね湯命館の指定管理料として1,645万4,000円が計上され
ており
ます。2点まとめ
て質問いたし
ます。
この
額は赤字予想
額となっ
ており
ます。どういった勘定科目が赤字
になっ
ているのかお聞きしたいと思い
ます。では、2つ目ですけども、市として赤字解消のお願いをし
ているのかどうか、2点お尋ねし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) せきがね湯命館指定管理料について御答弁申し上げ
ます。
赤字の科目は何かということで、具体的
に赤字の要因をもっ
て説明をさせ
ていただきたいと思い
ますけども、せきがね湯命館に関しましては、昨年度同様、今年度
も新型コロナウイルス感染症の影響を受け
ており
ます。まず、収入の面におきましては、入り込み客数を令和元年度と比較いたし
ますと、10月末時点で入浴者数が約20%の減、食堂利用者数が約40%の減となっ
ており
ます。この影響で令和3年度末の決算見込みは、年度当初の見込み
に比べ
て収入の面で入浴料売上げが約300万円の減、食堂売上げが約1,000万円の減となっ
ており
ます。また、支出の面におきまして、原油の価格高騰等の影響によりまして、光熱水費が約300万円の増となっ
ており
ます。これらが赤字の要因でござい
ます。
そして、市は指定管理者に対して赤字解消
に向けた努力を要請し
ているかということでござい
ますけども、これは市と指定管理者の関係でずっとモニタリングというのを実施し
ており
ますので、この中で途中経過の確認をしながらいろんな要請をし
ているところでござい
ますけども、この湯命館の新型コロナウイルス前の収支傾向として、年間のうち特に5月、8月、12月から1月が一番の繁忙期で、その時期
に収益を伸ばし、その収益で収入が少ない時期を補填し、1年間の収支のバランスを保っ
ている施設でござい
ます。しかし、今年度5月は第四波の影響、8月が第五波の影響で売上げが伸びず、その結果、年度末が赤字見込みとなっ
ているというものでござい
ます。
それで、市のほうといたし
ましては、指定管理者とよく協議をいたし
まして、年度末の赤字見込
額を少しでも減少させるべく、指定管理者において、まず雇用調整助成金の活用、それから集客イベントの開催、各種クーポンの活用や新たなサービス等を実施し、売上増
に努め
ていただいてるところでござい
ます。以上でござい
ます。
○議長(福谷直美君) 9番米田議員、5回目となり
ます。
○9番(米田勝彦君) 5回目、ありがとうござい
ます。
努力されてることは分かり
ます。ちなみにこのたびの補正予算
には湯命館の水道管漏水調査費として23万5,000円が組んであり
ます。つまり、これは水漏れを調べる調査であり
ます。であるならば、追加予算として、どうすれば湯命館の利用者を増やすことができるか、そういった調査費
も計上されるべきではないかと思い
ますけども、何かお考えがあれば。
○生活産業部長(美舩 誠君) 御答弁申し上げ
ます。
今回12月補正の段階においては、そういった収入といい
ますか、利用者を伸ばすような取組に関する調査業務についてまでの議論はいたし
ており
ませんけども、引き続き収入減の原因であったり、あるいは支出の面をどう抑え
ていくか、あるいは収入を増やすため
にどんな効果のあるPRをし
ていくか、それについては引き続き指定管理者とよく協議いたし
まして、必要
に応じ
て予算が必要であれば、また当初のほうで考え
ていきたいと考え
ており
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○9番(米田勝彦君) 終わり
ます。
○議長(福谷直美君) ここで換気のため、5分間休憩いたし
ます。
午前11時13分 休憩
午前11時17分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、14番藤井隆弘議員
に質疑を許し
ます。
○14番(藤井隆弘君) 私のほう
も議案第80号、倉吉市
一般会計補正予算に関して、3つの事業について質問させ
ていただき
ます。
初め
に、3款2項2目の保育所運営、先ほど米田議員から
も質問があり
ましたが、これは配慮を要する子どもたちへの支援ということで、加配保育士の措置というもので、対象は先ほどの質問で
もあり
ましたが、市立の保育園、こども園
にというもので、保育サービス多様化促進事業委託料という形でついてるもの。この中で特に障がい児保育事業1,980万5,000円、これについてお聞きしたいなと思っ
ており
ます。この事業は、平成28年でしたかね、県のほうが国の基準以上
にいろんな上乗せというか、そういった形で支援をし
ていくんだということで県と市が2分の1ずつ負担してるものだと思い
ますが、この1,980万5,000円の内訳といい
ますか、対象の子どもの数あるいは保育士の数が幾らなのか。それとまた、そういった保育が必要だということを認定するというか、認める基準というのがあるかと思うんですけれども、その辺のところをまずお聞きいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 藤井議員の御質問でござい
ます。内訳ということでの中で、まず、児童の数でござい
ますが、現在の数で申し上げ
ますと31名です。それから、それ
に伴い
ます加配保育士の数は29名
になっ
ており
ます。それから、その加配保育士の配置の基準ということ
になり
ますが、まず、医師の診断などから特別な支援が必要と認められる児童の保育を行う保育士として加配はし
ておるんですけども、その必要とされる児童の判断ということでござい
ます。こちらのほう全部で4点ござい
まして、1つ目が、特別児童扶養手当の支給対象児童でござい
ます。それから、2つ目が身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた児童または医師等により障がいと診断された児童、それから、発達障がいを有すると医師により診断された児童、そして、本市の児童指導員、保健師等が行っ
ており
ます支援会議での検討、それから、公的機関の意見書により特別な支援が必要と判断した児童と、これらから判断し、加配を行っ
ているという状況と、あと、保育士のほうの数ということにつきましては、具体的
にどういった配置基準、判断基準があるということではなく、本市の児童指導員ですとか、保健師が行う各施設の巡回訪問ですとか、施設からの相談による必要性の検討、それから、医師などとの協議をした結果、加配の必要性を判断し
ており
ます。以上です。
○14番(藤井隆弘君) ありがとうござい
ます。必ずしも支援が必要な子どもさん、1人に対して1名というわけではないということですね。
何
にし
ても今お聞きし
ました。当初の予算といい
ますか、これは多分昨年度の実績
に基づい
て予算を立てるわけなんでしょうけども、それと比べ
てもかなりな増ということで、支援が必要なお子さんが多いというような理解をするわけですけれども、さらにいい
ますと、この事業、委託料については16園が対象ですが、公立の保育所
も入れ
ますと、頂いた資料
により
ますと、8,900万円ほどですかね、それぐらいのかなりなお金がかかってると、これは市、県のほうの上乗せをし
てということ
になり
ます。
何
にし
ても、これは要望といい
ますか、後であればですけれども、国基準がかなり厳しいんじゃないか、実態
に応じ
てはもっともっと支援が必要なお子さんがいるんじゃないかという認識をし
ており
ますので、これはどんどん、部長
もですし、市長
もそういった実情を訴え
ていただければなということをお願いし
て、また後で、あれば部長から答弁お願いしたいと思い
ます。
あわせ
て、次の質問ですけれども、4款1項3目の新型コロナウイルス予防接種、これについて
も福井議員から質問が先ほどござい
ました。3回目接種
に関わっ
ての件です。
それで、資料
に基づい
ての質問をさせ
ていただき
ますが、この中で事務処理委託料ということで925万円とあり、その事業の概要のほう
には事務処理手数料の中で、コールセンター、窓口、VRS、これはワクチン接種記録システムですかね、それとか、ワクチン小分け業務ということが書い
てござい
ます。これはどういうことなのかなと、それぞれの分担でお金がかかるのか、そうじゃなく
て、こういった書き方がし
てあるのか。それと、先ほどコールセンターのこと
もあり
ましたけども、こちらの人数、再度確認、どこで何人でやっ
ておられるのか。それと、窓口という文言があるんですけれども、市から出
てますいわゆるホームページの記事
には、窓口業務は感染症対策のため受付は行い
ませんと書い
てあり
ますが、その辺のことだったり、この対象というのは、これは18歳以上という形で書い
てあり
ます。それで間違いないということなんでしょうか。
それと、もう一つ、時間外あるいは休日加算のことが出
ており
ます。時間外のほうが、481万8,000円、それと休日のほうが、3,983万1,000円とあり
ますが、これの単価なり人数ということについてちょっと教え
ていただけ
ますでしょうか。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。まず最初
に、保育サービス多様化促進事業のほうでござい
ますが、今回
増額補正させ
ていただいた要因として大きく2点ござい
ます。一つは、対象となり
ます児童数が増加したこと。当初22人から、先ほど申し上げ
ました31人、9人増加したということ、それから、それ
に伴い
まして、保育士
も当初20人で見
ていたものが29人
になったということ。それから、もう1点は、委託料の財源であり
ます県補助金の基準単価が今年度改定され
ており
まして、それ
に係っ
ての
増額ということ
になり
ます。議員おっしゃい
ましたよう
に、重要な取組でござい
ますので、そういったところ
も県
にもう少し話はさせ
ていただきたいと考え
ており
ます。
それから、新型コロナウイルス予防接種事業でござい
ますが、まず、事務処理委託料の925万円です。こちらでござい
ますが、主
にコールセンターの職員の人件費ということでござい
まして、6人分の人件費で、こちらは市の健康推進課のほう
に開設し
ており
ます。ワクチン接種の3回目の追加接種が決定したことで、今回当初は9月末までとし
ていたコールセンターの業務を3月末まで、3回目の追加接種
に対応する形で延長した、そのこと
に伴っ
て必要性が生じたということでの委託料の補正
になり
ます。したがい
まして、3回目ですので、18歳以上という表現をし
ているものは、3回目が18歳以上の方ということですので、そういった表現をさせ
ていただいたということです。
それから、予算説明資料
に記載し
ており
ますコールセンター、窓口、VRS、ワクチン小分け業務
につきましては、これは窓口はコールセンターの窓口ということで、すみませんちょっと読点を打っ
ており
ますけど、直接的な窓口ではござい
ません。この作業というか、業務
につきましては、コールセンターが担っ
ている業務ということでござい
まして、コールセンターの職員が担う業務
に係る人件費として主
に算定し
ており
ますので、業務ごと
に金額を出し
ているというものではなく
て、人件費として設定し
ておるものでござい
ます。
それから、時間外・休日加算でござい
ます。時間外・休日加算は、希望する高齢者のワクチン接種を基本的
には本年7月末まで
に終了するということがあり
ました。そういったことから、接種機会を増やす必要があり
ました。そのため
に時間外や休日での接種を呼びかけ
て実施し
てきたところでござい
ますが、接種がスタートした後の本年4月30日
に、厚労省から、この時間外・休日加算についての通知がござい
ました。その内容
につきましては、1件当たりの接種費用、税込み2,277円
に加え
て、時間外であれば、1回につき税込みの803円、それから休日であれば、1回につき税込みの2,343円を加算するとされたものでござい
ます。期間としましては、7月末までとされ
ていたこの時間外・休日加算の期間が基本的
にはその期間の定めが取られ
ており
ます。それから、ワクチン
も高齢者ではなく
て、ワクチン接種全般
に適用されるとなっ
ており
ます。以上でござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) 理解いたし
ました。特にワクチンのほう、これからいろいろ大変なこと
になるかと思い
ますが、しっかりと市民の皆さん
に、職員さん
も大変でしょうけども、頑張っ
て進め
ていただければなと思っ
ており
ます。よろしくお願いいたし
ます。
次に、こちらは11款のほうですね。11款3項2目小学校災害復旧事業です。こちらは通し番号、資料の23ページ、528万5,000円
ついており
ますが、補正の理由を見
ますと、令和3年7月、大雨により被害のあった明倫小学校グラウンド裏山、いわゆる五倫の森ですけれども、の崩れた土が当初安定した盛土だと判断し
てい
ましたが、調査をした結果、倒木などがあるということで、今後雨が降れば、撤去されてないそちらのほうの土が学校の敷地内
にどんどん流れ込んでくるんではないかということで工法を変更したと書い
てあり
ます。そこで、この事業、先ほど
も言い
ましたが、7月
に起こったということで、今回は528万5,000円ですけれども、これは明倫小学校五倫の森雨水設備ほか災害復旧工事となっ
ており
ますが、7月補正では、災害復旧工事として360万8,000円、そして、9月補正では委託料、測量、設計監理として214万5,000円、工事請負費として203万円計上し
ており
ます。ここの内容をもう一回ちょっと整理し
て、といい
ますのが、せんだって、その五倫の森のほうへ行き
ましたら、確か
にひどい状況ですので、その辺の工事
に至る経過といい
ますか、どのようなこれまで工事をし
て、今回どういった工事をするんだということをちょっと説明し
ていただければと思い
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 明倫小学校の災害復旧の経過についての御質問でござい
ます。
まず、令和3年7月の豪雨を原因とし
まして、明倫小学校裏山、通称五倫の森の土砂崩れにより流出した土砂が明倫小学校グラウンドの約半分を覆うというような災害が発生いたし
ました。発生直後ですけれども、復旧作業としまして、グラウンド
に堆積した土砂の撤去、これを8月31日まで
に完了したところでござい
ます。そして、土砂崩れが起こった五倫の森
につきましては、倒木、それから堆積土砂によりまして二次災害の防止対策が必要であるということで、倒木の撤去及び山崩れによって堆積した土砂の撤去、設置を9月6日
に完了したところでござい
ます。
なお、まだ土砂崩れによって堆積したものがござい
ますので、災害復旧工事として、その後、測量設計を行い
ました。これが11月30日
に完了いたし
まして、今後12月中
に災害の査定を受検いたし
ます。そしてその後、工事を発注し
て、令和4年3月
には完了という予定で考え
ているところでござい
ます。予算の流れなんですけれども、災害直後の7月の専決予算で、先ほど申し
ました復旧の工事として、グラウンドの土砂撤去、それから五倫の森の倒木等の撤去の費用360万8,000円を計上させ
ていただいたところでござい
ます。9月補正の段階で災害復旧
に係る設計の予算として214万5,000円、それから、五倫の森のその災害復旧として203万円と、そのほか
につきましては、北谷小学校ののり面の復旧工事が132万円ということで計上させ
ていただき
ました。測量設計
に入り
ましたところ、実際
に堆積し
ている土砂の中
に流木等が含まれ
ているということで、今後、崩壊、流出の危険性があるということで、その部分
につきまして、このたび12月補正ということで528万5,000円の補正予算を計上させ
ていただいたものでござい
ます。
○14番(藤井隆弘君) 経過は今、逐次説明し
ていただき
ました。それで、先ほどかなりひどい状態だということを申し、実際歩い
てみ
てそう感じ
ました。さらに聞き取りの中で、この五倫の森の横
には200段近い階段を上ったところ
に給水施設があるわけですね。大きなタンクが2つほど。そこのところから土砂崩れが始まっ
ているんだということで、昨日上がっ
てき
ました。そうし
ましたら、確か
にブルーシートがかかっ
てい
て、一番上からこれが崩れれば大変なことだなと思っ
て改めて見たわけですが、御存じだと思い
ますが、あちらは民間の方の所有の場所がほとんどですから、明倫小学校は市の管轄とはいっ
ても、かなりその辺の調整が必要だとは思い
ますけれども、何
にし
ても、あの状態であれば、単なる崩れた土を撤去するぐらいのことでは多分収まらないような大きな事故
になる可能性があると思い
ますので、何らかのきちんとした対応をお願いせんといかんなと思っ
てますが、いかがでしょうかね、その辺のところ、考えがあったら。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続け
ての御質問でござい
ます。
五倫の森
につきましては、保安林指定の森林ということですけれども、土砂崩れによります倒木を撤去した現在、堆積した土砂
に覆われ
ている状態でござい
ます。災害復旧の方法としましては、堆積した土砂を撤去し、それから災害前の状態
に復旧することと併せ
まして、今後の災害防止対策措置
も行う予定とし
ており
ます。
なお、そこ
にあり
ます水源地について
も併せ
て対策を打っ
ていくということで現在考え
ており
ます。
○議長(福谷直美君) 藤井隆弘議員、5回目です。
○14番(藤井隆弘君) 5回目ですね。今後のことについては、地権者であったり、国との調整であったり、いろんな難しいことはあるかと思い
ますけれども、子どもや地域の安全ということですので、しっかりと対応をお願いし
て質問を終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。
次に、1番大津昌克議員
に質疑を許し
ます。
○1番(大津昌克君) 私、7款1項3目観光費についてお尋ねし
ます。この中で、旧グリーンスコーレせきがね再生事業4,596万9,000円についてお尋ねしたいと思い
ます。
まず、初めの質問として、法令の関係についてお尋ねし
ます。今回初めて施設がないままで指定管理者を指定しようとする。これは前回条例改正をいたし
まして、倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例の15条によるものであると理解し
ており
ますが、この15条を読み
ますと、この条例の1条
に立ち返っ
てき
ます。そうすると、地方自治法第244条の2第3項の規定
に基づきということで、地方自治法を確認し
ますと、普通地方公共団体は公の施設の設置の目的を効果的
に達成するため必要があると認めるときは条例の定めるところにより指定管理者
にということ
になっ
てい
まして、ここで言う、条例の定めるところというのは、先ほど言い
ました指定管理者の指定の手続条例だと思うんだけど、まず、3項の前
に1項
に立ち返り
ますと、公の施設の設置及びその管理に関する事項は条例でこれを定めなければいけないというのが第1項
にあるわけであり
ますね。ということは、目的を効果的
に達成するため、3項です、
に指定管理をさせる。だけども、その目的は設置管理条例
に明記し
ておかなければいけないということ
になっ
てき
まして、ここを読んでおり
ますと堂々巡りで、鶏が先か卵が先かのような議論
になっ
てくるということであり
ますけれども、この辺の関係をいわゆる手続条例の15条を設置したことによって、地方自治法との関わりがどうなっ
てくるのか、ちょっと質問の前提でこれを答え
ていただいたらと思い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) グリーンスコーレの関係で御答弁申し上げ
ます。地方自治法の公の施設の指定管理に関する規定と手続条例との関係ということでござい
ます。
地方自治法第244条の2の規定
によると、指定管理者を決定するため
には、公の施設の設置及び管理に関する条例を制定し、その中で指定管理者
に当該施設を運営させる旨を定め、その上で議会の議決を経
て指定管理者を指定することとなっ
ており
ます。一方、指定管理候補者の選定
につきましては、公の施設の設置及び管理に関する条例が必ずしも必要ではないので、さきの9月議会におきまして、倉吉市公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例を一部改正し、設置予定の公の施設に関してあらかじめ指定管理候補者を選定できるよう
に条例の改正を認め
ていただいたというところでござい
ます。
今後、指定管理候補者を選定し、再生工事
に着手した後、開館のめどが立った時点で地方自治法
に基づき、グリーンスコーレの個別の公の施設の設置及び管理に関する条例を制定し、条例
に基づく指定管理者の指定の手続を取っ
ていくというものでござい
ます。以上でござい
ます。
○1番(大津昌克君) 分かったような分からんような感じがするんですけど、おっしゃるとおり、法令
に書い
てあることの解釈からすると、指定管理の手続と設置、管理するということとはちょっと別だという観点から、指定管理の手続はあくまでも手続のことであっ
て、建物がまだでき
てなく
てもやることができるという解釈だろうと思い
ます。
ただ、そこの中で、今後指定管理者を募集するとき
に、募集要項であるとか、仕様書とか協定書とか、そういうものを詳細をつくらないけんわけであり
ますから、そうなると、予定され
ている設置管理条例の目的であるとか、利用料の予定
額であるとかというものは、条例まで
にはある程度、具体性を持たなければいけないと思うわけなんです。
そこで、とにかく今回いろんなことが初めてということであり
まして、過去の経験がなかなかないことの中で、これからのこのビジネススキームといい
ますか、旧グリーンスコーレせきがねの再生スケジュールについて、たちまちその経営コンサルタントというのが決まっ
てくる、そして、設計者が決まっ
てくる、それから指定管理者が決まっ
てくる、その後
に建設業者が決まっ
てくる、それと市の当局がもちろん関与し
ている。ここ
に議会が度々議決をもって関与するということが始まっ
てくると思うんですね。そのちょっとスケジュールを分かる範囲でお伝えいただけ
ませんでしょうか。
○生活産業部長(美舩 誠君) 今後の手続に関するお尋ねでござい
ます。ちょっと少し長くなり
ますがお許しをいただきたいと思い
ます。
まず、地方自治法第244条の2第1項の予定施設の設置管理に関する事項ということで、具体的
に先ほど申し上げ
ました個別の設管条例
につきましては、今後再生工事
に着手し、開館のめどが立った時点、令和6年6月または9月議会を念頭
に計画を進め
ており
ますけども、その時点
になった際
に、この規定
に基づき
まして、予定の施設の設管条例を制定するということでござい
ます。当然今、議員から御指摘があったとおり、この設管条例の中で利用の許可であったり、あるいは利用料金であったり、あるいは指定管理制度を採用するか否かということ
もここで明確
にし
ていくということが必要
になっ
てまいり
ます。
それから、指定管理予定者の募集要項であったり、募集要項
に添付し
ます仕様書の案であったり、あるいは協定書の案でござい
ますが、これ
につきましては、経営コンサルティング業務の受託者が決定次第、速やか
に検討作業
に着手し、現時点では、来年の3月頃を目途
に策定をし
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、質問の中ではなかったかもしれ
ませんけども、指定管理候補者が提出される事業計画書及び収支予算書等でござい
ますけども、これ
につきましては、先ほど
も申し上げ
ました、経営コンサルと一緒
に検討した結果の募集要項であったり仕様書、あるいは協定書
に基づい
て、公募を開始した後、公募期間の間
に応募事業者が事業計画を提出し
ていただくという流れを考え
ており
ます。
それから、提出書類の内容等
につきましては、今後経営コンサルと協議をいたし
まして詰め
ていきたいと思い
ますが、従来の指定管理候補者の選定手続と異なり、指定管理候補者を決定した後
に経営コンサルと一緒
に、実効性、収益性の高い事業計画書と収支計画書、運営体制等を施設整備と併せ
て詰め
ていくということが今回の取組の特徴的なところであると御理解をいただきたいと思い
ます。もし答弁漏れがござい
ましたら、また教え
てください。
○1番(大津昌克君) ざっと説明をいただいたんですが、ちょっと口頭説明では早過ぎ
て、時系列
に少し理解不足のところ
もあり
ますけれども、いずれ
にし
ても、今回のことでこの指定管理というのは、当市
には、平成19年12月
に策定した指定管理制度導入マニュアルというのがあり
まして、このマニュアル作成時は、特にこのグリーンスコーレを指定管理
にする際
につくられたと伺っ
ており
まして、それを参考
に。物すごい今回スケジュールがタイトなんですよ、3月、4月
に向け
てのスケジュールが。
指定管理のマニュアルで見
ますと、半年以上、8か月ぐらいの余裕を持っ
て募集
に至るというような計画が、今回物すごくタイト
になっ
てき
ているということからすると、少し不安
もあるということですけれども、それと、今回がこういう形が初めてということで、本当にその計画書が出
てくるのか、業者が出
てくるのかということ
もあり
ますけど、そのタイトなスケジュールということについて、本当にできるんだろうかということが一つ疑問でござい
ます。
それと、経営コンサルによるんでしょうけども、基本設計の最終案というのは、さっきおっしゃった3月下旬ぐらいの指定管理者の指定のとき
にはもうしっかりと出
てくるという理解でよろしいでしょうか。
○生活産業部長(美舩 誠君) 重ね
ての御質問
にお答えし
ます。
まず、基本設計からお答えをしたいと思うんですけども、基本設計については、基本設計業務ということで発注をいたし
ており
ませんけども、実は、令和2年度から繰越しをし
て予算を執行し
ており
ます、委託をし
ており
ます再生プランの策定支援業務の中で、この基本設計のような、つまり使い方について我々市の意図を酌んで、それに対する概算事業費を出し
て、あるいは法令等のチェックをするというような、基本設計の業務内容
に等しいような内容を含んだ委託業務を発注し
ており
ます。この業務の成果品については、もう既に基本設計、既に業者からいただい
ており
まして、そういったプラン、概算事業費を基
に、これまで議会の皆さん
にお示しした再生プランのいろんなパターンとそれぞれ
に応じた概算事業費を出させ
ていただいてるというものでござい
ます。
それから、日程のタイト感についてでござい
ますけども、確か
に日程については非常
にタイトかもしれ
ませんけども、今、議員御指摘の指定管理者制度導入マニュアルというのを私
もちょっと改めて見るんですけども、このマニュアルにおいて
も、一定のスケジュール感というのが例示、標準的
にされ
ており
ますけども、方針決定から公募まで大体半年ぐらいですかね、5か月から半年の間で方針決定から持っ
ていくということでござい
ますので、本市におきましては、方針決定におきましては、10月の議員懇談会のほうで市の説明をさせ
ていただいたことをもっ
て、市の方針決定ということで捉まえさせ
ていただくとすると、マニュアル
にもう大体合ってるのかなという感じはし
ます。
ただ、今回は新しい取組を入れた初めてのケースでござい
ますので、御懸念のところがあると思い
ますので、その辺りは議員懇談会であったり、いろんな場面で進捗状況を議会の皆さん
に報告をし
て、確認を取りながら慎重
に進め
ていくということで御理解をいただきたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○1番(大津昌克君) 予定され
ていることは予定としてですけれども、やはり時々立ち止まり、チェックをするということは必要であり
ましょうから、途切れない、切れ間のない説明といい
ますか、お願いをし
ておきたいと思い
ます。
それで、実は、ここの設計の中
には湯楽里を解体し
て駐車場
にし
てというようなこと
も含まれ
ていると思うんですけど、先週、10日
に湯楽里
にちょっと視察
に行っ
てまいり
ました。古いけれども、需要の高い、いい施設であり
ます。稼働率は7割を超えると聞い
ており
ますし、あの古さといい
ますか、あの形がいいんだというの
もあるんでしょう、かなりのお客様が御利用いただい
ていると、このコロナ禍においてですよ、ということであり
ます。あの湯楽里を解体し
て新しいグリーンスコーレの施設
に吸収といい
ますか、入れ込むんだろうと思うんですけども、あそこを見た限り、今ある部屋数とそれから今度は50室だという予定され
ていること、それがうまく吸収できるかなという少し疑問
もあり
まして、この設計においては、今、私が言ったような湯楽里を解体し
て新しい施設
に整えるというような内容でよろしいのかということと、大体、過疎地域持続的発展計画の中では、湯楽里は民間活用し
て活性化をし
ていくんだということ
もあり
ます。だから、なおさら湯楽里の機能が入るんだろうと思っ
てい
ますが、そういうことでよろしいかどうかということをお聞きし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 重ね
ての御質問
にお答えし
ます。
今、大津議員から御指摘のあり
ました湯楽里のよさというものが生かされるかということでござい
ますけども、確か
にその辺りは、今回50室ということを我々再生プランの中で一旦掲げ
ました。これはサウンディング調査の中で民間事業者から50室であれば採算が取れるというような具体的な提案があったことをベース
にし
ており
ますけども、今回経営コンサルを入れ
まして、さらにそこの辺りを詳細
に詰め
てまいっ
て、持続可能な施設においてはどのぐらいの規模が適正かということを踏まえる中で、湯楽里との関係性、湯楽里の機能を移し替えたとき
にどのぐらいの部屋数が必要かというあたりについて
も詰め
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、過疎計画の中で湯楽里の取扱いでござい
ます。
過疎計画
につきましては、本年9月
に策定をいたし
ましたけども、現時点では、湯楽里
も令和5年度まで運営し
ていくこととなっ
ており、その間に関しては民間活力を活用し
ていくという旨を記載いたし
ており
ます。ただ、今回旧グリーンスコーレせきがねの再生と湯楽里の廃止に関しては、同じ過疎計画
に大規模修繕や更新時
には公共施設の複合化、集約化を図りながらという考え方
に基づい
て、旧館と湯楽里の集約化を図るということで、過疎計画
にも符合し
ているという考え方でござい
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○1番(大津昌克君) 5回目
になり
ました。最後
に、この計画の財源がほぼ過疎債ということで出
ており
ます。この過疎債というのは、
限度額が決定し
て、この使用できることが決まらないと財源確保が確定したということ
にならないわけであり
ますが、大体確定する予定といい
ますか見込みといい
ますか、どの程度の期間だと思っ
ておられるのかということ。それと、もう1点、今までの一連の業者選択等における中で、例えば経営コンサルの選定だとか、指定管理者の候補者の選定だとかについて公開でされるという考えはあるかないかを聞い
ておきたい。というのは、県立美術館の公開コンペのイメージがあり
まして、これはPFIとはちょっと違うんですけど、民間活力を活用するという意味で県立美術館はPFIということで、設計業者やディベロッパーや運営会社や建設業者などが一つの会社となっ
てコンペをされたというのがあり
まして、今回それとはちょっと違うんですけれども、初めての試みというところ
もあっ
て、いろいろと我々
も興味
もあり
ますし、しっかりと関わっ
ていきたいという思い
もあるので、そういうコンペをされるとき
に公開などというような配慮があるかどうかということ
も併せ
て伺っ
ておきたいと思い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) お答え申し上げ
ます。
まず、過疎債の同意についての取組でござい
ます。毎年度6月と10月
に国から当該年度の過疎対策事業債
に係る要望調査が実施され
ます。今回12月補正予算
に計上いたし
ており
ます実施設計業務委託料
に係る歳入4,580万円に関しては、本年10月分で国へ報告をいたし
ており
ます。国において、全国の要望
額が集計され、その結果、今月、国からの配分予定
額4,580万円ということで通知をいただいたところでござい
ます。今月中
に鳥取財務事務所によるヒアリングを受け
まして、起債対象の可否が分かるところでござい
ます。
なお、事務手続上、同意
額の通知は3月
になり
ます。国との協議の中では、おおよそ配分は見込めるというところの感触をいただい
ており
ます。以上でござい
ます。
それから、今後の経営コンサルのプレゼンの公開であったり、指定管理候補予定者のプレゼンの公開であったりということについてのお尋ねでござい
ます。
まず、経営コンサルのプレゼンについてでござい
ます。実は、経営コンサルのプレゼンについてでござい
ますけども、既に通知といい
ますか、意欲のある企業
におかれ
ては、いつ幾日まで
にこういった条件の中で応募をし
てくださいということを通知してるわけですけども、その中
にプレゼンテーションが公開されるというような内容を含んではないのが一つござい
ますが、実は、議会から
も、これまで経営コンサルについていろんな御心配、御意見があったので、私から提案のあった社に対して、公開について可能性を聞いたところ、ちょっと難しいということで回答をいただき
ました。やはり具体的な企業名であったり、いろんなノウハウが詰まっ
ているということで、公開についてはお許しくださいということで返事をいただいたところでござい
ます。
また、指定管理候補者の公開についてでござい
ますが、これについては今後のことでござい
ますので、経営コンサルが決まり
ましたら、今、大津議員から御意見のあった趣旨
も踏まえ
て検討し
てまいりたいと考え
ており
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 暫時休憩いたし
ます。再開は午後1時といたし
ます。
午前11時57分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、10番佐藤博英議員
に質疑を許し
ます。
○10番(佐藤博英君) まず、議案第80号、
一般会計補正予算(第11号)ということで質問をいたし
ます。
まず、歳入、市税であり
ます。これが今こういう新型コロナウイルス時期
にあっ
て、3億何千万円か収入が増え
てます、市税が増え
てます。住民税が1億3,800万円、それから固定資産税が1億8,200万円余りということで、そんなに大きくこの辺は変わる予算ではないと思うんですが、こんだけの増収
になったのはなぜかということを一つ聞き
ます。
それから、予算説明資料の8ページ、いわゆる小規模零細地域営農確立促進対策というところで、460万円余の補正となっ
ており
ます。いわゆるトマト水耕栽培の施設のことだと思い
ますけれども、これが7月の豪雨によってやっぱりガラスが割れるとか、そういう被害があったということです。その辺どういう被害だったのか、あるいは今後の対応として、ここはもう大分古い、もう20年以上たつ施設
になっ
てますから、今後どういう対応を取っ
ていくのかということをお聞きし
ます。
それから、もう一つ、親元就農促進支援交付金事業ということで、これ米田議員から
も質問があり
ました。大体分かり
ましたけれども、今までのこの事業による、県事業が主なんですけども、いわゆる就農状況というか、その辺の実績あるいは効果、これまでのですね、その辺をお聞かせください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 佐藤議員の御質問
にお答えいたし
ます。
歳入、市税等の増大ですけども、こちら
につきましては、基本的
に昨年度の時点で今年度の当初予算を計上するとき
にコロナ禍ということで徴収猶予、こちらの分を多く見込んでいたというものでござい
ます。決算見込みで多く補正させ
ていただいたというところです。それから、法人税
につきましては、1企業さんの部分が非常
に申告が多くなったということで、こちらについては、少し想定外ということで上振れ
て増額補正をさせ
ていただいたというところでござい
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 水耕栽培施設についてでござい
ます。
今回補正でお願いをし
ており
ますのが、8月の台風9号の被害の修繕でござい
ます。具体的
には、天窓のガラス、そういったものの破損が複数にわたり発生いたし
ており
ます。これら修繕
に係る費用でござい
ます。それから、今後の水耕栽培施設の在り方についてということでござい
ますが、これは、かねてから議会の担当常任委員会等で民間への譲渡ということについて検討せよという御指示をいただい
ており
ます。これ
につきまして、昨年の12月でござい
ますが、現在活用され
ており
ます事業者のほう
に、初めてでござい
ますけども、譲渡についての協議を始めたところでござい
ます。こちら施設のほうが耐用年数が35年となっ
ており、補助事業における処分制限期間が令和15年3月までとなっ
ており
ますが、現在の事業内容のまま継続をされれば国庫返還は不要となり
ますので、今後事業継承を前提
に施設譲渡
につきまして、具体的な作業
に入っ
てまいりたいと考え
ており
ます。
それから、親元就農促進支援交付金事業の成果ということでござい
ます。
本市におきましては、これまで15名がこの制度を活用され
まして、都合により途中で研修中止となった1名を除き
まして、いずれ
も順調
に就農が定着をされ
ているということで、非常
に有効な事業であると認識をし
ており
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) ありがとうござい
ます。
市税については、決算見込みということでの修正ということですけども、こんだけの大きな、3億4,700万円ですかね、これが新型コロナウイルスの関係
もあるんでしょうけども、来年度、例えば普通交付税
に影響し
てくるのかどうか、その辺はどうか伺っ
ておき
ます。
それから、水耕栽培施設、災害が起きるたびにこういうちょこちょこちょこちょこあるわけですね。今言ったよう
に、売渡しというか、譲渡をすることを話を進めとるということなので、ぜひそれ
には当たっ
ていただきたいと思い
ます。
それから、親元就農促進支援交付金ということです。これ
もすごく事業としてはまだ新しいほうで、親元ということがなかなかできなかったわけですけども、こういう人たち
にも農業
に携わる、そういう支援
になっ
ているということで本当によかったなと思い
ます。
それと、もう一つ、ちょっとさっき忘れ
ましたけど、次の造林事業ですね、これ県の事業
になり
ますけれども、ここの中
に竹の粉砕機の
購入ということで139万7,000円上がっ
ており
ます。この竹の粉砕機
購入ということで、貸し出すと聞き
ましたけれども、どういう団体
にどういう形でどう申し込めばいいのかちょっと聞きたいと思い
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 市税の来年度の見込み等でござい
ますけれど、今回の補正は決算見込みということで、結果として上振れたというところでござい
ます。来年度
につきましては、これから査定、よく吟味するということでござい
ますけれど、やはり今年の春から夏にかけて全国的
に新型コロナウイルスが拡大し
ており
ます。その影響はやはり来年度
も大きくなるのではないかということで、楽観視は当然できないような状況ということで、やはり厳しめ
に予算を立てなければならないのではないのかなと今現在は考え
ており
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 竹の粉砕機の運用方法についてのお尋ねでござい
ます。
具体的
に貸出先については、現在自治公民館等、市内で営利を伴わない放任竹林の伐採を行う者で、具体的
には自治公民館さん、それからNPOさん、そういった方々を対象
に貸出しをし
ていきたいと考え
ており
ます。それから貸出しの期間ですけども、最大2週間ぐらい貸出しの期間を取っ
てまいりたいと考え
ており
ます。使用料については無料で、ただし、燃料については満タン
にし
て返し
ていただくということを考え
ており
ます。それから、具体的な申込みでござい
ますけども、予算成立後、直ちに備品のほうを
購入いたし
まして、あわせ
まして、事業の周知ということで、自治公民館さんやNPO法人さん等へ事業の周知を図りながら、事業の申請、貸出しについて具体的
に取り組んでまいりたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) 分かり
ました。
市税のほうは予算の中
に結局は
もくれちゃうというか、
になっ
てしまうのかなとは思い
ますけど、ぜひ市民が払ったお金ですから、市民のため
に使っ
ていただきたいと思い
ます。
それから、竹の伐採のほう、粉砕機ですね、これいわゆる県の竹林整備事業を行っ
ているところ
も利用できるのか、何かここ
には災害があったとき
にそれを活用し
て竹を処理し
てほしいという説明
になっ
てますけど、その辺普通
に使えるのかどうかというのを聞き
ます。
それから次です。商工観光のほうですね。いわゆる湯命館ということで、これ
も質問あり
ましたけども、赤字が1,600万円余り出
て、それを市が補填するという中身でした。その辺はどういう、いわゆる協定書とか条例とかそういうのがあるんでしょうか。これを出す根拠というのをお知らせいただければと思い
ます。これは次のエキパルですね。これ
も約1,000万円近い赤字ということで補填すると書い
てあり
ます。これ
もかなり大きい
額なので、どういう根拠
に基づい
てこういう補填が出され
ていくのかというのを伺い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 竹の破砕機
に関連いたし
まして、県の事業、竹林整備事業費補助金を活用し
ての活動
に貸し付けるかどうかということでござい
ますが、これについては、それぞれの事業、補助事業の実施主体が民間の事業者の方と組んでやっ
ていらっしゃい
ますので、基本的
にはそちらの力を借り
ていらっしゃると考え
ており
ます。基本的
には、県の補助事業
にならない程度の小規模の施工地、施工規模の面積を実施される自治公民館であったり、NPO法人さん、こういった方々を対象
に貸し出したいと考え
ており
ます。
それから、指定管理料の支出の根拠でござい
ますが、指定管理料におきましては、それぞれ協定書におきましてリスク分担の規定を整備し
ており
ます。不測のリスクが生じた場合
には、市と指定管理者が協議し、リスク分担を決定することとなっ
ており
ます。指定管理者と協議した結果、今回の赤字は新型コロナウイルス感染症の影響によるものであり、指定管理者の責め
に帰すべきものではないと判断し、市において負担することといたしたものでござい
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) これ協定書の中
にはそういう、どこまで損失補填するのかというのはないということ
になるんですよね。それは
限度というのは、私はやっぱり例えば2分の1補填であるとか、3分の2補填であるとかしないと、話合いだけで決めるということですけども、なかなか。それで、結局次の旧グリーンスコーレせきがね再生事業ですが、これ
もそうなっ
ていくのかなと考え
てしまうんですよね。赤字が出たら補填すりゃええじゃないの、こういうことで、私、いいのかどうか、今後その辺のことをどう考え
ているのか、もしあれば伺い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) お答え申し上げ
ます。
この指定管理料の赤字補填の考え方でござい
ますが、やっぱり基本的
に協定書だとか仕様書だとか、そういったもの
に基づい
て真面目な取組をされ
ている指定管理者だけども、社会的要因によりまして、どうしても努力が実らないといい
ますか、成果が出せないという状況
に陥った場合
に赤字補填をし
ていこうという考え方でござい
まして、これは、当然そういう状況
にあるかどうかについては市議会の皆さん
にこういう状況ですので指定管理料の補填をしたいということでお示しをする中で、これが社会的な影響であるかどうかということについては、議会の皆さん
にも御判断をいただきながら、都度都度決定をし
ていきたいと考え
ており
ます。基本的
には、業務仕様書等で決められた業務をやっ
ていただく、そして、もし指定管理料が決まっ
ているんだったら、その上限を超えないよう
に当然やっ
ていただく、できるだけ指定管理料が減らせるよう
に利用を伸ばし
ていく、そういう基本的な考え方はあるんですけども、先ほど
も言い
ました繰り返し
になり
ますけども、社会的要因によってどうしても赤字が出ざるを得なかった状況については、設置者である市について
も責任を果たし
ていきたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○10番(佐藤博英君) 分からんこと
もないですよね、市にとって大事なやっぱり施設だというのは分かり
ますから、それは分かり
ますけど、際限なくそういうこと
になっ
ていくと、本当に大変なこと
に、わし、なると思うんですよ。それはどっかでしとかんとやっぱりいけないかなと思い
ます。
それから、一般道路新設改良、これ緊急防災・減災事業債ということで、起債率100%できるということで、今回は何か所やるんですかね。あるんでしょうけど、いわゆる1本しか市道がない集落とか、それから、いつもいつも崩れるような集落とか、そういうところ
にもこれ活用できるのかどうかというのをちょっと伺い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 佐藤議員から、際限なく指定管理料を払うのかという御質問がござい
ました。
確か
にそうでござい
ます。それで、今回一般質問で鳥羽議員から、成果連動型の報酬について御提案をいただい
ており
ます。こういったもの
も研究しながら、コンサルともよく協議をし
て、そういったこと
にならないような方法について
も検討し
てまいりたいと考え
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○建設部長(徳丸宏則君) 佐藤議員の質問
にお答えし
ます。
この緊急防災・減災事業債は、市道の避難路しか使えないかということでござい
ますが、これは緊急防災
に資する、大規模災害とかそういうもの
に対応するものでござい
ますので、避難路と地域防災計画で位置づけ
ていただければ、そこは対応可能だと思い
ます。
○議長(福谷直美君) 佐藤議員、申し訳ない、6回目
になり
ますので、先ほど注意し
ませんでした。ごめんなさい。
○10番(佐藤博英君) ・・・いいです。・・・。
○議長(福谷直美君) いいですか、すみません。
次に、11番鳥飼幹男議員
に質疑を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) それでは、議案第80号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第11号)について伺っ
ていきたいと思い
ます。
私からは10款について伺い
ます。21ページ、22ページの小学校運営、そして中学校運営でござい
ます。まず、21ページの上段
にあり
ますが、再生エネルギーサーチャージ、再エネ賦課金のことですが、これ及び燃料調整費と書かれ
ており
ますが、この値上げ
に伴う電気使用料を
増額するということで事業の補正理由が上げられ
ており
ます。同じことが中学校運営
にも上げられ
ており
ますが、この再エネ賦課金、また、燃料調整費、このことについてまず説明を求めたいと思い
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 小学校運営、中学校運営の電気使用料の
増額に関する御質問でござい
ます。
電気料金の主な内訳
につきましては、基本料金、それから電気量料金、それから燃料費調整
額、そして再生可能エネルギー発電促進賦課金、これが再生エネルギーサーチャージと呼ばれ
ているものでござい
ます。まず再生エネルギーサーチャージですけれども、再生可能エネルギー、太陽光であるとか、風力、水力、地熱、バイオマス等により発電された電気を一定期間固定価格で電力会社等が買い取ることが義務づけされ
ており
ますけれども、これ
につきましては、電気料金の一部として電気使用者が負担するということ
になっ
ておるものでござい
ます。再生エネルギーサーチャージは、5月から翌年の4月までの1年間を基準として毎年見直しが行われ、今年の5月
にはキロワットアワー当たり0.38円値上がりしたところでござい
ます。
次に、燃料費調整
額ですけれども、これは火力発電
に用いる燃料、原油であるとか液化天然ガス、石炭等
になり
ますけれども、これの価格変動を毎月の電気料金
に反映させる仕組みのことで、原油価格高騰によりまして、昨年度より
もキロワットアワー当たり約1.52円値上がりし
ており、今後
も値上がりが予測され
ているところでござい
ます。
なお、この燃料調整費
につきましては、施設ごとの契約体系や使用電力量によって一律
に算定できるものではなく、算定
額はあくまで小・中学校での契約
に基づき算定し
ているものでござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 11番。御説明をいただき
ました。非常
に計算式が難しそうであり
ますが、例えば再エネ賦課金については、これはいわゆる再生可能エネルギーである太陽光あたりが、もう設置がどんどんどんどん全国で進んでいけば、皆さんの電気料金の明細書
にある賦課金、それ
に反映され
てくるということですから、先ほどの燃料調整費について
も、火力発電等の価格の変動
に伴う値上げということで、こうしたものが国民の負担として上乗せ
になっ
ていっ
ているということだろうと思い
ます。
そこで、今回この光熱水費の
増額が、小学校で89万8,000円、それから中学校で98万5,000円ということで積算され
ており
ます。ただ、今あり
ましたよう
に、小・中学校の中で太陽光発電を屋上
に設置し
ている小・中学校が何校かあると思うんです。隣の成徳小学校あたり、ここから見え
ますが、屋上
に太陽光が設置し
てある。こうしたものについては今あり
ましたけど、発電した電力を学校内で使用することで、電気料金の削減を図っ
ているのではないのかなと考え
ますが、今回の積算根拠の中
に入っ
ているのか、その辺りのことちょっと先
にお伺いをいたし
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問でござい
ます。
小・中学校への太陽光発電の設備の投入ですけれども、平成22年
に国の交付金を活用し
まして、環境教育の教材としての活用及び環境負担の低減を目的とし
まして、市内では成徳小学校と、それから久米中学校の校舎の屋上
に整備したものでござい
ます。両校とも太陽光発電設備によりまして、発電した電気は学校で使用し
ており
まして、電気料金の削減
にもつながっ
ているところでござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 11番。2校ということでしたので、分かり
ました。これは理解をいたし
ました。
それで、最終的
に聞きたいのは、この小学校の89万8,000円、中学校の98万5,000円、これはどういう積算根拠で出
てきた数字なのか。そのことをお知らせいただきたいと思い
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 小学校、中学校の電気料金
増額の積算根拠ということでござい
ますが、学校は施設
も多く
て非常
に多くの電気を使用し
ており
ます。令和元年度
には教室
にエアコンの整備
も行い
ましたが、その際
には電気料金削減の取組として、電気使用量を抑制する装置など
も併せ
て整備をしたところでござい
ます。
今後
も節電対策
には取り組んでまいりたいと思い
ますが、冬期の暖房器具、これまで灯油等を使ったストーブ等を使っ
ており
ましたけれども、エアコンを使用するところ
もあり
ますので、この再生エネルギーサーチャージ及び燃料調整費の値上げによる影響
も含め、今までの電気使用料を基
に電力会社がシミュレーションをし
ていただくよう
に依頼したもので積算したものでござい
ます。引き続き節電対策
にも取り組んでまいりたいと考え
ており
ます。
○11番(鳥飼幹男君) そうすると、これは電力会社のシミュレーションによって、この
額を出し
てきたということですか。
それで、ちょっとこの辺がよく理解できないのですが、エアコンを設置し
てい
ますから、それなりの電気使用料
になっ
てき
ているのだと思う。例えば小学校は89万8,000円ですよ、小学校は13校
もある。1校当たり
にすると6万9,000円です。ところが中学校は小学校より多い98万5,000円、これ1校当たり
にすると19万7,000円です。これは私が単純
に計算し
てい
ますが、13校と5校、ところが中学校のほうが多い、積算根拠では。どういうシミュレーションでこういうこと
になっ
ているのか。ちょっと理解
に苦しむのです。この辺りを分かればお知らせいただきたい。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問です。
先ほど申し
ましたとおりで、各施設、いわゆる学校ごと
に契約の体系が違い
ますので、一律の計算方式ではあり
ませんし、それからやはり施設の中
にいろんなエアコン等を含め
て、部屋数が多いとやっぱりそれなり
に電気を使い
ますので、基本料金
もいわゆるピーク時の利用
に応じ
て設定が変わっ
てき
ますので、そういったこと
も含め
て、やはりちょっと学校ごとでの算定
に基づい
ているというところでござい
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、16番伊藤正三議員
に質疑を許し
ます。
○16番(伊藤正三君) 16番。私
も引き続き
一般会計補正予算について、3点ほどお尋ねいたし
ます。
まず、7款1項3目観光施設維持管理事業ということで、これ13ページ
になり
ます。上段、このたびエキパル倉吉、指定管理者でござい
ますが、先ほど
もあり
ました、ここから1,000万円近い、998万4,000円、赤字を予想し
ての支出だということでござい
ます。本当にこういう時期でござい
ますので、コロナ禍の中、どの事業者、指定管理者といえども、いろいろ御苦労はされ
ておると思い
ます。
最初
に、こういう赤字予想
になった、赤字が認められるという状況の現状を、まずお聞きしたいと思い
ます。よろしくお願いし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 伊藤議員
にお答えいたし
ます。
エキパルの駐車場の利用状況、現状でござい
ます。エキパル倉吉の主な収入減は倉吉駅北口と南口の駐車場利用料で、平成30年度新型コロナウイルスの影響がなかったときでござい
ますけども、平成30年度は約1,600万円で総収入の約半分を占め
てい
ました。令和元年9月
に南口駐車場の隣接地
に低料金の民間の有料駐車場ができ、さらに昨年3月頃から新型コロナウイルス感染症が全国各地で感染拡大し始めたことを受け
て、駐車場の利用が大きく減少し
ており
ます。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、昨年10月
には隣接の民間駐車場と同程度の利用
に引き下げ、多少の利用料の
増額につなげ
てまいり
ましたが、長引く新型コロナウイルスの影響で、令和2年度の駐車場利用料は、令和元年度の利用料と比較し
て約60%の減少、平成30年度の利用料と比較すれば約65%の減少となっ
ており
ます。特に南口駐車場の定期を除く、一般駐車の利用の減少が非常
に大きい状況でござい
ます。
現在の利用状況でござい
ますが、本年5月末をもって隣接の民間の有料駐車場が閉鎖されたことを受け、駐車場の利用料が少し増え、昨年度の利用料を上回る状況
にはなっ
てき
ており
ますが、第五波が収束した本年11月の状況を平成30年度の同月と比較し
ても約40%の減少となっ
ており、感染症の影響がまだ色濃く残っ
ており、少し回復
には時間がかかると見
ており
ます。以上でござい
ます。
○16番(伊藤正三君) 16番。2回
に分け
て聞こうと思い
ましたが、駐車場ということで、エキパル倉吉さん、本体といい
ますかね、本館、それと多目的ホール、あるいは駅ヨコプラザですか、そういうところ。そして駐車場ということでござい
まして、前もってお聞きし
ており
ますのに、一番赤字部分が多いのがこの駐車場とお聞きし
ました。それで、そのことを今丁寧
に説明いただいたわけです。かなりの落ち込みということは言えると思い
ます。
それで、私が気
になり
ますのが、確か
に社会情勢、経済情勢、それとコロナ禍によりましての大きな収入の削減ということでござい
ましょう。私が一番心配するのが、この新型コロナウイルスが収まった後
にエキパル倉吉を、どちら
にし
ても維持管理を進め
ていく中で指定管理者の皆さん
も、やっぱり引き続き御苦労なされると思うんです。いわゆるこの駐車場の、新型コロナウイルス
にかかわらず、新型コロナウイルスが去った後の駐車場事業というものが成り立っ
ていくのかなということを、ちょっと心配し
ているわけでござい
ます。ただ、急
にすぐ
に駐車場をなくすということ
にはもちろんならないし、そういうことではないのですが、今後次の手といい
ますか、隣接し
ているJAさんの土地、あるいは12街区のこと
もござい
ます。今後の事業の転換などなど
も考え
て、そういうこと
も考え
てやっ
ていかなければならないと思い
ます。そのことについてどうお考えでしょうか。
○生活産業部長(美舩 誠君) 御答弁申し上げ
ます。
議員御指摘のとおり、エキパル倉吉指定管理者の収入構成における駐車場の割合というのが非常
に大きいわけで、この駐車場の利用料金がコロナ禍
もあっ
てなかなかめどが立たないということでござい
ます。それで、指定管理者と
も協議をする中で、今後のそういった駐車場の在り方については話題
には上ることはあるのですけども、すぐすぐ今新型コロナウイルス
にあっ
て、来年、再来年、新型コロナウイルスが少し収まっ
ていく段階の中で、多目的ホールの利用者が伸び
ていったとき
に、例えば駐車場を減らし
てしまったとき
に弊害が起こりはしないか、あるいは同じよう
に周辺の飲食店の利用の皆様
も駐車場の利用がござい
ますので、新型コロナウイルスの終息を待っ
て、利用が伸びるかもしれないという中
にあっ
て駐車場を減じ
てしまうことについての是非、そういったこと
も議論しながら今いろいろ考え
ているところでござい
ます。もうしばらく様子を見させ
ていただい
て、在り方については考え
ていきたいと思い
ますが、でもいずれ
にしろ、議員御指摘のとおり収入構成
に占める駐車場の割合から考え
ますと、今後の在り方については、引き続き検討しないといけないと考え
ており
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○16番(伊藤正三君) 16番。もちろん急
に駐車場をなくすということ
には、当然ならないわけでござい
ますが、いわゆる需要と供給それこそ、今後そういう駐車場の需要が高まっ
て、そういう状況
になればいいのですが、なかなか新型コロナウイルスだけの問題ではないということが、これからどう影響し
ていくかという辺
もしっかりと見極めながら、次のこと
もぜひ考え
ていただきたいと思い
ます。
次に、その下、7款1項3目、旧グリーンスコーレせきがね再生事業ということで、このグリーンスコーレのことについては、いろいろ議員の皆様
も大変心配な意見
もござい
ます。しかし、これが最大限、関金地区や倉吉市の発展
につながっ
ていくということで、この事業、一丸となっ
て向かっ
ていっ
ている最中でござい
ます。それで、その中で指定管理候補者選定委員会というものをここで発足されると。恐らく時期的
にはコンサルの予算は通っ
ているわけですから、その経営コンサルが決まり、それで指定管理候補者がある程度決まっ
て、その中で、この候補者選定委員会の仕事が始まるということでござい
ましょう。でも、これ大変重要な委員会でござい
ます。それで、その委員会のことについて、ちょっとお尋ねいたし
ます。まず、ここ
に5人掛ける3回、5人で3回ぐらいの会合を持たれ
て決定されるということでござい
ましょうが、5人という選定委員の数ですね。この根拠と、あるいはこの5人の人材、どういう形で、例えば何かスキルや、あるいは専門性を持った方なのか。どういう方を選ばれる方針なのか、興味がござい
ますのでお聞きしたいと思い
ます。そして、これ5人は恐らく民間の方から登用されるでしょう。これ
にもちろん行政側
も加わるということでござい
ましょう。これを入れ
て行政が何人ぐらいで、全体的の構成をお聞きいたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 指定管理候補者選定委員会についてのお尋ねでござい
ます。
指定管理候補者選定委員会の構成や人数
につきましては、倉吉市指定管理候補者選定委員会条例第3条におきまして、委員会は7人以内の委員で組織し、学識経験を有する者2人以上、市職員4人以内とされ
ていることから、旧グリーンスコーレせきがねの指定管理候補者の選定に当たっては、学識経験者5名、それから、市職員2名で構成をし
ていきたいと考え
ており
ます。
構成メンバーの考え方でござい
ますが、応募事業者の中から、経営基盤の安定、あるいは宿泊施設の運営実績、施設運営に対する考え方、関金地区や倉吉市への思いのある候補者を選定するため、現時点では学識経験者として地元の大学の教授、それから公認会計士、再生プランの検討会議メンバー、それから観光団体代表者、それから地元住民代表者の5名と市職員2名を基本として検討し
ていきたいと考え
ており
ます。ただ、最終的
には、これから決まり
ます経営コンサルティングの業務の受託事業者とよく協議した上で、構成については決定し
ていきたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○16番(伊藤正三君) 16番。分かり
ました。こういう選定委員会、条例
にのっとっ
てやられ
てますので、大体同じようなメンバーということ
になろうかと思い
ます。その内容の人材とか人選については、こちらが物を申すものではござい
ませんが、皆さんが注目し
ており
ますので、透明性を持たせ
てしっかりと議論をし
ていただきたいと思い
ます。
それと、ちょっと聞き忘れ
ており
ましたが、さっきあったよう
にコンサルが決まり、指定管理候補者が決まっ
てから経営コンサルとも協議しながらということでござい
ます。大体今後のこの検討委員会設置までの大まかなスケジュールをお聞きをしたいと思い
ます。
何回目かな。
○議長(福谷直美君) 次で5回目です。
○16番(伊藤正三君) 今4回目。
○議長(福谷直美君) 今は4回です。
○16番(伊藤正三君) 今、4回目ね。それをお聞きいたし
ます。
それともう一つ、通告し
ており
ます。11款2項1目公共土木補助災害復旧ということでござい
まして、これはみどり町ですね。みどり町の学仙寺の少し上のほう、小高く住宅が4段ぐらい並んどる一番上の東側の斜面ですか。大きく崩壊し
まして、住民の皆さんというか、民家の近くまで崩れが来
て、肝を冷やされたというお話を聞い
ており
ます。その後すぐ
に倉吉市
も調査
にかかられ
まして、その要因を探るための調査だと思い
ますが、ボーリング調査など
も含め
て取り組まれ
ており
ますが、結構時間
もかかっ
ており
ます。ちょっと小耳
に挟んだところ、何で時間かかるのということを個人的
に一回聞いたことがあるんですが、いわゆる崩壊なのか、あるいは地滑りなのかということで、崩壊と地滑りでは全く修理、復旧工法が違うとお聞き
もし
ており
ます。その辺のところの経過と調査結果、あるいはこれからの復旧工事の計画などをお聞きしたいと思い
ます。大変地元の方
も二次災害とか起こると困るという声
もお聞きし
ており
ますので、よろしくお願いし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 指定管理候補者選定委員会
に向け
ての今後のスケジュールのお尋ねでござい
ます。
議員御指摘のとおり、今月中
に経営コンサルティングのほうを決定し
てまいりたいと考え
ており
ます。その後、経営コンサルと指定管理候補者の公募条件を十分
に協議をした上で、現時点では来年の3月から4月のあたりで、指定管理候補者の公募を行っ
ていきたいと考え
ており
まして、その公募後
に選定委員会の設置をし
てまいりたいと考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○建設部長(徳丸宏則君) 伊藤議員の御質問
にお答えし
ます。
今回補正で上げさせ
ていただい
ており
ます、市道みどり町13号線の災害復旧工事について、調査設計
に時間がかかっ
ているのではないかということと、今後の復旧計画をお聞き
になられたいということでござい
ます。最初
に、この7月豪雨により被災した公共土木の施設のうち国庫補助対象である箇所、21か所ですけども、既に19か所、国の査定が完了し
ており
まして、既に工事を発注し
ており
ます。市道みどり町13号線については、今月12月22日から23日
に災害査定が実施され
ます。この場所は大規模な、議員
もおっしゃられ
てましたが、のり面崩壊が発生したものであり
まして、その原因が、議員
もおっしゃられた地滑りなのか、ただの崩壊なのかということを調べる必要があり
まして、ボーリング調査やのり面の変動調査、動い
ているかどうかという調査を実施し
て工法を検討し
てまいり
ましたので、期間をちょっと要し
てきたということでござい
ます。そして、復旧工事の内容が決まり
ましたので、概算工事費を算出したところ、予算が、当初9月とかで出させ
ていただいた予算より
もオーバーし
てしまったので今回この
額を追加させ
ていただき
ました。具体的
には、崩壊した土砂を撤去した後
に、のり面
に型枠といい
ますか、鉄骨で格子状
に枠を作り
まして、斜面を安定させることを計画し
ており
ます。今後は災害査定が完了し
ましたら、早急
に工事発注を行っ
て、早期完成
に向け
て努力したいと思い
ます。以上です。
○16番(伊藤正三君) 5回目ですね。
○議長(福谷直美君) はい。5回目です。
○16番(伊藤正三君) 地元の方
も不安がられ
ており
ました。先ほど
も申し
ましたが、また次の雨で二次災害
につながったりということは、ぜひ防がなく
てはならないということです。
それで、さっき言い
ました結局調査結果は、いわゆる地滑りではなく、のり面の崩壊ということでしたか。何か地滑りのほうが、その後の処理や何やかんや大変だということ
もお聞きし
ましたので、それだけお答えいただい
て終わり
ます。
○建設部長(徳丸宏則君) 続い
ての御質問
にお答えし
ます。
地滑りなのか、のり面崩壊なのかということで、のり面崩壊が大きいということでござい
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、12番竺原晶子議員
に質疑を許し
ます。
○12番(竺原晶子君) 12番です。議案第80号の補正予算について、2事業について伺い
ます。9ページの6款1項3目の親元就農促進支援交付金事業についてなんですけども、さき
に米田議員、佐藤議員伺われ
ましたけども、親元就農事業はこれまで本市では15名ということで、さっき伺い
ましたが、その推移、この事業を進め
てから毎年どのくらいだったのかということと、そもそもこの基準の基
になる認定農業者がどのような推移で増減し
ているのかなということを聞きたい、2つ目。
3つ目
には、認定農業者の基準の一つ
に目標年間所得が380万円というところがあるんですけど、この基準というのはいつ頃から施行され
ているものかということ
も伺いたいと思い
ます。3点、お願いし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 親元就農促進支援交付金事業の親元
に就農した人数の推移ということでござい
ますが、親元
に就農し
てから1年以内
に研修計画の申請を行うこととなっ
ているため、平成25年の就農者
も該当するということでカウントをし
ており
ますが、平成25年が1名、26年度が3名、27年度1名、28年度1名、29年度1名、30年度ゼロ、令和元年度5名、令和2年度3名、令和3年度3名という推移をたどっ
ており
ます。それから、認定農業者の認定基準はいつ決まったものなのかということでござい
ますけども、現在のおおむね380万円
になったのは平成26年度の改正で、その前は390万円だったものが380万円程度
になったということでござい
ます。
それと認定基準
もでしたかね、すみません、認定基準
につきましては、農業経営基盤強化促進法第5条
に基づき
ます県の農業経営基盤強化促進基本方針を参考
に、その第6条
に基づい
て、各市町村が農業経営基盤強化促進基本構想の中で定め
ており、直近の改正は、これは令和2年度、県の基本方針の令和2年度の改正と併せ
て改正を行ったものでござい
ます。
前後いたし
まして申し訳ござい
ません。
○12番(竺原晶子君) 12番。私、さっき聞いたのが、認定農業者の数というのは減っ
ているのかというのをちょっと伺いたく
て、基
になるというところなのですけれども、それと、令和2年
に改正されたということですけど、このとき
には380万円というのは、そのままでということ
になっ
ているということですかね。
○生活産業部長(美舩 誠君) すみません。答弁漏れがあったようでござい
ます。
認定農業者数の推移についてでござい
ますが、申し上げ
ます。平成29年度末が146経営体、平成30年度末が148経営体、令和元年度末が148経営体、令和2年度末が146経営体でござい
ますが、令和3年度の11月末で149の経営体となっ
ており
ます。
それから、380万円の変更についてでござい
ますけど、これについては、令和2年以前
も380万円でござい
ました。変わりなくでござい
ます。以上でござい
ます。
○12番(竺原晶子君) 12番です。推移的
にはそんなに変更がない、横ばい状態ということなんですけども、農業者とか後継者の減少が課題となっ
ている今、他市の状況
もちょっと見
ましたら、380万円より低い市
もあり
ますね。去年の改定でこの金額が下がらなかったというのが、推移が下がらなかったか何か、でももともとこの認定農業者という仕組みができ
てから、かなりもう年がたっ
ている中で認定農業者は多分、近年は変わってないけど、20年前とかからはかなり減っ
てき
ているのではないかなと思っ
ていたり
もし
てまして、その農業者後継者育成のため
に、それと近年の農業関係の環境
も変わっ
てきてる中で、もう少し認定農業者の認定基準、目標年間所得というものを下げられないものかなと、ちょっと伺いたいというところです。去年変えたばかりなのでということ
もあるので、今後検討し
ていっ
ていただきたいなというところです。
2つ目の事業なんですけど、15ページの3款2項1目障がい児支援給付事業なんですけども、障がい福祉サービスの利用者が増加したということと、サービス提供事業者が増加したということですが、この事業者の増加というのはもともと当初予算のとき
に何件あったものが何件増加したのかというのを、ちょっと教え
てください。
○生活産業部長(美舩 誠君) 認定農業者の認定基準を少し緩和したらどうかというお尋ねでござい
ます。現在、倉吉市の380万円
につきましては、鳥取県のほうが380万円以上という定めをする中で、鳥取市のほうではおおむね360万円、米子市380万円、境港市
も380万円、北栄町
も380万円、湯梨浜町が390万円以上ということで、大体平均的なところかなと考え
ており
ますが、議員御指摘の御趣旨
もよく踏まえ
て、また今後よく検討し
てまいりたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 竺原議員の御質問です。
障がい児支援給付事業の増加の内訳ということ
になり
ます。今回利用者の増加と提供事業者の増加ということを申し上げ
てます。まず利用者のほうを御説明し
ますと、145名で見
ていたところが、この9月末で183名ということで38名の増
になっ
ており
ます。昨年度1年間での増が23名ですので、かなり増加し
ているんだろうなというところでござい
ます。それから、提供事業者の増
につきましては、児童発達支援を行う事業者のほうが8事業で見
ていたところ、今年度、今現在10事業者ということで2事業者増え
ており
ます。それから、放課後等デイサービスを行う事業者のほうは、11事業者から17事業者と6事業者の増となっ
ており
ます。以上です。
○12番(竺原晶子君) 12番です。増加したということは、これまで利用できなかった方々、必要な方への支援が十分届くよう
になったのかなと理解し
てい
ます。本当に事業者の方々
には頑張っ
ていただい
て、ぜひ支援を継続し
ていただけたらと思い
ます。ありがとうござい
ました。終わり
ます。
○議長(福谷直美君) ここで、換気のため5分間休憩いたし
ます。
午後1時56分 休憩
午後2時01分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、4番田村閑美議員
に質疑を許し
ます。
○4番(田村閑美君) 4番。よろしくお願いし
ます。
議案第80号、令和3年度
一般会計補正予算について、3件お伺いいたし
ます。
まずは、3款1項3目、14ページ上段でござい
ます。自立支援給付事業について、3つお伺いいたし
ます。1億1,821万7,000円という大きな補正
額です。1つ、補正予算を組む事業について、2つ、補正予算を組む利用者について、3つ、
増額の補正予算となった要因についてお伺いいたし
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 田村議員の御質問でござい
ます。
自立支援給付事業の内容についてということ
になるかと思い
ます。まず、自立支援給付事業
についてでござい
ますが、こちらの事業は障害者総合支援法
に基づくサービスで、障がいのある方が地域で自立した生活が送れるよう
に、その個々のニーズ
に応じ
て様々な障がい福祉サービスを提供するというものでござい
ます。対象者のほうは、身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者及び難病のある人で、18歳以上の方
になり
ます。給付の内容としましては、日常生活
に必要な支援を受けられる介護給付、それから、自立した生活
に必要な知識や技術を身
につける訓練等給付、そのほか
にも自立支援医療、補装具などがござい
ます。
障がい福祉サービスの利用
につきましては、こちらのほう、まず利用を希望される方は市の福祉課のほう
に申請をし
ていただくこと
になり
ます。申請を受け取り
ました福祉課のほうでは、認定調査員がその内容を調査し
まして、必要なサービスの度合いでござい
ます障害支援区分を認定いたし
ます。その後
に利用を希望される方は相談支援事業所と契約をされ
まして、その事業所の専門員が希望される方の意見や状況を見
まして、あとは障害支援区分
に応じたサービスが利用できるよう
に利用計画のほうを作成いたし
ます。それで、利用の支給決定を受け
て、今度はサービスを提供する事業者と契約を結んでいただい
て、利用が開始されるという流れでござい
ます。
今回そういった中で
増額補正をお願いした理由といい
ますか、要因ということで申し上げ
ますと、一つ
には、今年度の上半期の利用実績を基
に決算見込みをし
ましたら、前年度との比較で約6%の給付金の増が見込まれたことから
増額補正をお願いしたところでござい
ます。サービスごと
に見
てみ
ますと、生活介護が件数
にし
て33件の増、それから、短期入所が件数で66件の増、それから、就労継続支援A型
につきましては30件の増ということで、それと利用者のサービス計画を作成し
ます。利用する際
に計画が必要
になっ
てまいり
ますので、その計画を作成する支援のほうが計画相談支援という形でござい
ますが、こちらが100件の増
になっ
ており
ます。こういった増の理由から考えられる要因としましては、そういった相談回数が増えたということで、利用者に対する適切なサービス調整の機会が増えたため
に、全体的
にサービスを利用しやすい環境が整っ
てきつつあるというところが、背景
にあるのではないかと考え
ており
ます。以上です。
○4番(田村閑美君) 4番。利用者が増えたということではなく
て、サービスメニューが増えたというか、経営相談員のフォローの頻度が多くなったから、受けられる方が多くなったと理解し
ていいんですね。
18歳から何歳ぐらいまでが対象なのかがちょっと知りたいところと、あとコロナ禍の影響というのはここではなかったでしょうかということ
も少しお聞きしたいことと、そして、同じようなことなんで、続い
て質問をさせ
てもらい
ますが、3款2項1目、15ページ上段の障がい児支援給付事業についてお伺いし
ます。先ほど竺原議員さん
も質問され
ましたので、ダブるところは省略いたし
ますが、障がい福祉サービスの利用者は急
に増えたのかなということがちょっと心配し
ており
ました。そして、先ほど利用者の数についてはお伺いし
ましたが、中部圏域
には19のサービス認定事業者がござい
ます。そこの中で、それ
も踏まえながら2点お伺いし
ますが、補正予算を取り組む事業についてということと、あと
増額の補正予算となった要因についてお伺いしたいと思い
ますので、よろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問
になり
ます。
まず最初
に、自立支援給付事業
につきましては、18歳以上の方が対象ということでござい
まして、今回新型コロナウイルスの影響があるかどうかということではないと
も言い切れないところ
もあり
まして、すみません、そこまでの考察まではし
ており
ませんが、ただ、おっしゃい
ましたよう
に、障がいのある方が増えたというよりは、利用できる状況の幅が広がったということと、そういう環境が整っ
てきてるということで利用しやすい環境
にあるということで、議員おっしゃい
ましたのが要因ではないかと考え
ており
ます。
それから、障がい児支援給付事業でござい
ます。こちらでござい
ますが、予算説明資料のほう
に掲載し
ており
ます事業で、まず、障害児通所給付費であり
ますが、こちらのほう通所サービスとして児童発達支援と放課後等デイサービスがござい
まして、この児童発達支援のほうは、障がいのある未就学児を対象
にし
て日常生活
に必要な動作や知識を指導したり、それから、これから上
に上がっ
ていく中で集団生活
に必要な適応訓練を行ったりする、そういったものでござい
ます。
それから、放課後等デイサービスは就学中の障がいのある児童を対象
にし
て、放課後や夏休みなどの長期休暇中
に生活能力向上のための訓練とか、地域社会との交流促進などを行うものでござい
ます。それから、2点目
に書い
ており
ます移動支援給付費については、これは障がいのある児童を対象
にし
て、余暇活動などのため
に外出の際
に移動の支援を行うサービスでござい
ます。日中一時支援給付費、こちらは障がいのある児童が事業所で過ごし
ていただくことで、日中の活動の場の確保や見守りを行い、その家族の一時的な休息を支援するサービスというものでござい
ます。こちら
も増額補正ということでお願いし
ており
ます。
先ほど竺原議員のとき
にも申し上げ
ましたとおり、利用者の増、それから、提供事業者の増というのが理由ではござい
ます。利用者の増
につきましては、昨年度末145人だったものが、この9月末
には183人ということで38人の増、昨年1年間で見
ますと、23人でござい
ましたので、かなりの増加ということです。それから、提供事業者のほう
につきましても、児童発達支援を行う事業者が8から10
に増え
ており
ます。放課後等デイサービス
につきましても、11から17と増え
てき
ており
ます。先ほどの自立支援給付で
も申し上げ
ましたとおり、この児童発達支援や放課後等デイサービスのほか
に、障害児相談支援サービスというの
も、この2つのサービスについて増加し
ており
ます。先ほどの自立支援給付で
もあり
ましたよう
に、相談支援が増加したということで、全体的
にサービスを利用しやすい環境
にあるということが、増加の背景
にあるんではないかと、これは考え方としては同じではないかと、我々としては考え
ており
ます。以上でござい
ます。
○4番(田村閑美君) 4番。ありがとうござい
ます。
利用者が増えたといえば、障がいであるとかで支援しなければいけない子どもが増えたということが、ストレートではなく
て、やっぱりサービスの充実であるとか、支援の充実が増えたから、そういうふう
に増額が見込まれたということで考え
てよろしいですね。ありがとうござい
ます。
これから未来を担っ
ていく子どもたち
にし
ても、そういった充実したサービスが受けれるというのは大変ありがたいと思っ
ており
ますので、引き続きよろしくお願いいたし
ます。
続き
まして、4款1項1目、16ページ下段でござい
ます。事業は保健衛生一般についてお伺いいたし
ます。既存の健康管理システムとはということで、具体的
に教え
ていただけ
ますでしょうか。このたびの補正予算でマイナポータルを通じて、個人が自身の健康情報などを閲覧できるような環境を整えるため、既存の健康管理システムを改修できるとされ
てい
ますが、既存の健康管理システムとは、どのようなシステムなのか。そして、マイナポータルを通じて健康増進
に関わるサービスとして、市民
にどのような情報が提供され
ていくのか教え
てください。よろしくお願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続き
まして、保健衛生一般、健康管理システム改修についての御質問です。
まず、健康管理システムとはということで御説明いたし
ます。本市の保健衛生部門が活用し
ており
ます健康管理システムですが、市が行い
ますがん検診などの結果や予防接種の接種状況、それから保健指導の履歴などのデータを蓄積し
ており
まして、保健指導、それから検診の未受診者への勧奨、それから統計分析
に役立てるといった保健事業を効果的かつ効率的
に推進するためのシステムということでござい
まして、健康に関するデータがそちらのほう
に蓄積され
てい
て、それを活用し
ていくというものでござい
ます。
2点目ですが、マイナポータルを通じてどんな情報を得ることができるかということでござい
ます。まず、マイナポータルでござい
ますが、マイナンバーカードを利用し
まして、オンライン申請や行政機関が保有する自身の情報の閲覧、取得ができるものでござい
ます。このオンラインサービスを活用し
て、これまで個人が受け
てこられた医療機関での診療履歴ですとか、健診データなどを統合的
に管理し
まして、自身の健康管理
に役立て
ていこうというのが、このマイナポータルを通じてということ
になり
ます。こういった背景がござい
ますので、本市で
も健康管理システムを改修し
まして、令和4年6月からがん検診を受けられた方、市が委託し
ており
ます医療機関でがん検診を受けられた方でござい
ますが、その方がその結果を御自身のスマートフォンで閲覧することができるよう
になり
ます。検診結果の情報を個人さんで取得し
ていただい
て、自分自身の健康増進
に役立て
ていただければと思い
ます。以上でござい
ます。
○4番(田村閑美君) 4番。とても本当に便利なシステムが導入されるということで、大変ありがたく感じ
ており
ます。しかしながら、私は以前、がん検診を胃カメラとか大腸検査なんですけど、鳥取市のほうでがん検診を受け
まして、そこの病院がとてもスピーディーで、腕のいい医者だということで、お友達の紹介で行ったことがござい
ますが、そういった市外での受診はここ
には反映されないということ
になるんですよね。それは国がまだまだそういったシステムができてないからなのか、それとも国ができてないけれど、倉吉市ではこれからこうし
ていこうというお考えがあるとか、そういったことが分かるなら教え
ていただきたいのと、私のよう
に市外で検診を受ける人
もいらっしゃるかと思うので、そういった人たちへの対応というのはお考えでしょうか。お願いし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 続い
ての御質問です。
この仕組みといい
ますか、活用が広がっ
てくれば将来的
には可能性は十分
に考えられると思い
ます。私
も市役所の健康診断、共済の人間ドックを受けたんですけども、実際それの結果がもう既に入っ
てまして、つい先日
もその結果を、このマイナポータルを使っ
て見たということがあり
ます。そういった形でつながっ
てくるのはつながっ
てくると思い
ますんで、ちょっといつ頃かというのは、私ども申し上げれ
ませんけども、当然必要な内容ですので、そこの辺りはこれからは見れないというのはなくなっ
てくるんだろうなと思っ
ており
ます。
○4番(田村閑美君) 4番。見れないということはないというか、市外で受診を行っ
ても今後見れるよう
になるであろうという解釈でよろしいですよね。
こういったお話を伺い
まして、私
もでき
ましたら、市内で受け
ていかないといけないだろうななんていうこと
も思っ
ており
ますし、こういったことで手軽
に自分が受けた検診について閲覧できるというのはすごくありがたいシステムなので、これから
もきちっと進め
ていただき
ますようよろしくお願いいたし
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 次に、2番鳥羽喜一議員
に質疑を許し
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 会派うつぶきの鳥羽喜一です。
議案第80号、
一般会計補正予算についての質問が2つござい
ます。大きい項目としては、人件費と新型コロナウイルスワクチンの対策費用についての質疑となり
ます。
1つ目、人件費です。通し番号5ページの下、職員課人件費のところでござい
ますが、丸の2つ目、一般職、ちょぼ2個目、職員手当等のところでござい
ます。非常
に多額の2,100万円余の金額が計上され
ており
ます。その一部は本年発生した7月の大雨による災害の関係、そして、市議会選挙、衆議院選挙が重なったことによる季節性の過重労働によるものというところが考えられるんですけども、早速質問ですが、月
に100時間を超える残業の延べの人数、そして、2か月連続70時間を超える残業者について、数ですね、それぞれお伺いさせ
てください。あわせ
て、それ
に係る要因
もお聞かせください。よろしくお願いいたし
ます。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 鳥羽喜一議員の御質問
にお答えいたし
ます。
今回の手当等の補正、大きな部分で時間外勤務手当の
増額補正ということでさせ
ていただい
ており
ます。まず、月
に100時間を超えた職員の延べ人数でござい
ます。こちらは延べで21名でござい
ます。実人数としては7名ということ
になり
ます。内訳といたし
ましては、災害復旧事業ということで3名、それから、選挙事務ということで3名、それから、オリパラ対応ということで1名ということで、計7名ということ
になり
ます。それから、2か月連続で月70時間を超え
ている人数ですけども、こちらは延べで17名、実人数としては8名ということでござい
ます。実人数の内訳といたし
ましては、こちら
も災害復旧が4名、選挙事務が3名、それから、新型コロナウイルスワクチンの接種で1名という状況でござい
ます。以上です。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁ありがとうござい
ました。
まずは災害の復旧、そして、選挙
に関わられた職員の方々、本当に倉吉市のため
にありがとうござい
ました。
ただ、100時間を超える延べの人数20名
に近いですかね、恐らく3名の方が3か月、これは予想ですけども、100時間を超え
ているというところ、そして、70時間を超え
ている職員の方は8名ということでした。100時間の労働、その数だけでもインパクトはあり
ますが、想像し
てみ
ても非常
にすごい過重な勤務というところは想像
に難くないところだと思い
ます。市がどのよう
に労務管理をされ
ているのか、私はまだ定かではないんですけども、パソコンでスイッチを入れるところで計っ
ているかと、通常思われ
ますけども、来るまでの間、パソコンをつけるかどうかというのは準備する時間
もあり
ますし、まさか100時間を優に超える時間を市役所で過ごされ
ている。例えば8時
に来
て、8時半
にパソコンつけられ
て、消されるのは恐らく9時半とか10時とか、12時間ずっと市役所
に、1か月間ずっとですね、5時間1日
に残業をし
て、20日間出社すると100時間なので、ほぼ毎日のよう
に9時、10時のようなそんな生活を送られ
ている職員の方々がたくさんいらっしゃるということだと思い
ます。
これは厚生労働省からのガイドラインですけども、100時間どころか、もちろん月
に45時間を超える労働さえ
も事業者
にはさせないよう
にという通達というか法律が三六協定で出され
ており
ます。その45時間の2倍を上回る100時間、かつ2か月以上連続し
て働い
ている方
も多くおるかと思い
ます。まさに過労死ラインを超え
ているというところでござい
ます。過労死、生命の危機だと思い
ます。極端な言い方すると、よく報道で見られるような万が一が起き
ても本当におかしくない状況というところで、先ほど御答弁
にあったよう
に、大雨の季節性の理由であり
ましたり、市議会選挙と衆議院選挙が重なったということ
もあるかと思い
ますけども、大雨については、ほぼ毎年のよう
に日本全国で起き
ている、想定される状況というところ
も言えるかと思い
ます。選挙については、期初の段階で分かっ
ていた。少しハプニングはあったみたいですけども、期初
には分かっ
ていたということだと思い
ます。非常
にこの状況、重い状況だと私は考え
てい
まして、というのも倉吉市の事業所を指導する立場でも倉吉市はもちろんあり
ます。その倉吉市がそういう状況
になっ
ているというところが非常
に看過し難いところだと思い
ます。どのよう
に受け止められ
ているのかというところと、即刻の職場環境の改善というところはもちろんですけども、再発の防止策についてお聞かせください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 御答弁申し上げ
ます。
まず、条例におきまして、やはり言われたよう
に月45時間、年360時間を超えることはまずいけ
ませんよということがうたっ
てあり
ます。ただし、特例業務ということで、災害等についてはその限りでないということです。これ
に基づい
て時間外勤務の命令をし
ておるというところでござい
ます。災害について、毎年のよう
にという御指摘ござい
ましたけれど、昨年度についてはなかったということで、近年災害が多発しとるというのは全くそのとおりでござい
ます。ただ、毎年あるということを前提
に職員をある程度一定数を雇用するというのはなかなか難しいものがござい
ます。ずっと約40年間雇用し続けるということについては財政的な面
もござい
ますし、やはりそれは退職、あるいは採用と、その中でバランスを考えながら職員を採用し
ていかなければならないと考え
ており
ます。
それから、選挙
につきましても、市議会議員であり、今度市長選
もそうです。それから参議院、これについては予定を立て
てするということでござい
ますけれども、衆議院選挙についてはいつ解散するか分からないということがござい
ます。それでそれによって時期が重なるということ
もござい
ます。今回は少し市議会議員選挙と、それから次の衆議院議員選挙が重なっ
てしまったということ、準備の都合で重なったというところでござい
ます。ただ、そうはいっ
ても言われたよう
に、100時間が何月
も続くというのは確か
に御指摘のとおりでござい
ます。こちらについては、要はどちらかというと土木技師の方の負担が多いということでござい
ます。これ
につきましては、やはり建設部の間で応援体制、あるいは上下水道局から
も応援体制、あるいは人事異動をし
て対応をさせ
ていただいとるというところで、大変負荷をかけ
ておるというところ
もござい
ますけれども、取りあえず査定を乗り切り、また発注をこの体制でやっ
ていきたいなと思い
ます。
それとは別に、職員の健康管理というところでござい
ますけれども、基本的
に45時間を超え
て、本人が希望される場合は医師の面談ということがござい
ますし、月100時間以上を超えた場合、あるいは2か月連続平均し
て80時間を超えた場合は医師による面談ということで、勤務の状況、それから疲労の蓄積等を面談によって職員の状況の把握をするということで、それによって時間外の制限であるとか、そういうことを行っ
ておるというところが、その対策ということ
になり
ます。以上でござい
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁ありがとうござい
ました。
確か
に致し方ない事情というところはあるかと思い
ますけども、ただ、過労死ラインというところ、厚生労働省がはっきりとガイドライン
にも書い
ており
ます。生命
に関わることですから、もし何かあっ
てしまっ
てからでは遅いというところが非常
にあるかと思い
ます。100時間を超えると医師の面談等々、そういったプログラムというのはあるかと思い
ますけども、やっぱり雇われ
ている方々からすると、なかなか手を挙げ
て、部長、しんどいですということは言いづらいです。ですから、何か同僚からこんな声聞いてるとか、数字
に出
てこないような、そういう声の拾い方みたいなところ
も必要なのかなと個人的
には考え
ているところです。事業者を指導する立場として
も仕方ないでは許されないというところがあるかと思い
ますので、ぜひ職場内での機動的な人材の異動であり
ましたり、先ほど土木技師という話
もあり
ましたけども、なかなか人材は県内
にもいらっしゃらないということはお伺いし
てますけども、積極的な採用というところを視野
に、どうか改善をお願いしたいと思っ
ており
ます。
質問替わり
まして、新型コロナウイルス予防接種の補正予算
についてでござい
ます。17ページ上です。今回の補正予算では、7,900万円余りが3回目の接種のための費用、それ
に関わる時間外、休日加算費用として計上され
ており
ます。御承知のとおり日本政府はもともと8か月という期間を経過した方
に3回目のワクチンを打ち
ましょうというところで進め
てきたんですけども、急
にというか、かなり急
に6か月
にそれを短縮するという意向を示し
ました。これは文書としてしっかりと出
ているわけではないと思い
ますけども、そのような意向を示したというところがあり
ます。これは、報道で
もよく見られるとおり、オミクロン株の蔓延、そして、ワクチンの効果が徐々に月日とともに減少し
ていくというところを、第六波の懸念から、8か月から6か月
に前倒しをしたというところだと思い
ますけども、既に東京都をはじめ、前倒しの準備を始め
ている行政がたくさんあるとお伺いし
てい
ます。実際、平井鳥取県知事
も知事会のほうで、できる限り前倒しが望ましいと報道機関
にも話し
ており
ます。その中で、この補正予算について、前倒しで想定され
ている8か月から6か月というところは、費用を賄える金額が予算として入っ
ているのかどうか、もし入っ
ていないのであれば、その理由を教え
てください。
○総務部長兼防災調整監(田中規靖君) 時間外勤務の管理、あるいは職員の健康管理というところでござい
ます。
月20時間を超える職員が、3か月ですね、20時間を超える職員がある職場については、業務の改善の計画書を出すよう
にということで指導をし
ておると、今回の災害については、特例業務はちょっと除き
ますけど、一般的なお話なんですけれども、20時間で3か月以上続く場合は改善計画を出しなさいと言っ
ており
ます。もちろん管理職
もよく十分
にその辺りを理解し
て時間外の命令をし
ていただきたいということが1つ。それと、当然医師による面談によって十分
に健康状態等を把握し
ていくと考え
ており
ますので、今後
も時間外の削減についてはよく職員の話を聞い
て努力し
ていきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○健康福祉部長(東本和也君) 新型コロナウイルスワクチンの予防接種の鳥羽議員の御質問でござい
ます。
今回の予算は、説明資料のほう
にも書い
ており
ますとおり、追加接種の実施に当たっての予算でござい
ます。8か月を経過した方から6か月を経過した方への前倒しをということでござい
ますが、議員
もおっしゃい
ましたよう
に、現在のところ国のほうから正式な通知は来
ていないという状況でござい
ます。現時点では、報道レベルでの情報しか把握でき
ていないというところでござい
ますが、先般記者会見の中で厚生労働大臣が、間隔を原則8か月から一律6か月へ短縮することは困難だろうという認識は示され
ておられたかと思い
ます。その上で、オミクロン株に対するワクチン効果を専門家や製薬企業との間で検証が進められ
ていること、それから、国内の感染動向や自治体の準備状況、それから、一番重要
になるのかなと思い
ますが、ワクチンの供給力を踏まえた上で6か月
に前倒しする範囲や方法を示したいと述べられたところでござい
ます。こういった状況でござい
ます。方向性が固まっ
ていないというようなところの中で、予算対応をすることは現時点では難しいのではないかと思っ
ており
ますが、方向性が示されれば、迅速な対応は補正予算を組むとか、そういった形での迅速な対応はし
てまいりたいと考え
ており
ます。
○2番(鳥羽喜一君) 御答弁ありがとうござい
ました。
この補正予算では、あくまでも8か月がたった方々を対象
にされ
ているという、そういう想定でつくられたものだと思い
ます。ただ、国からしっかりとそういった連絡が来れば、また臨時議会等々でというお話
もあり
ました。私、国が8か月から6か月
にしたほうがよいという、その意向を示したのは、もちろん何というか、緊急度が非常
に高い、そんな悠長なことを考え
ている時間がないという、そういった方向感だと思い
ます。ですから、臨時会を開い
てから、またそこから段取りをし
てから半年前倒し、2か月前倒しをし
て接種をし
ていこうという、そういったスピード感を求めてないと思うんですよね。
ですから、せっかくこういう補正予算の場で、しかもこの予算の進め方というのは、作り方というのは、なるべくしっかりと上限を確保するという、そういう姿勢がある中で今回のような有事、このコロナ禍において、せっかくこういう補正予算つくるのであれば、国の通達をある程度鑑み
て前倒しし
ても、前倒しすると対象者が増えると思うので、必ず費用は増えると思い
ます。ですから、そういった手配というのを先
にし
ておくべきだと思い
ますし、平井知事
もそのよう
におっしゃっ
ていることですから、そこを鑑み
てお願いしたいと思っ
ており
ます。なかなか難しいというお答えだったので、これ以上、一般質問ではござい
ませんからなかなか物申せ
ませんが、有事の本当に新型コロナウイルス対策の一丁目一番地がこのワクチンということで、非常
に重要な予算ですから、何とかできないのかなと思っ
ており
ます。できないということで、承知し
ました。以上です。
○議長(福谷直美君) 次に、7番大月悦子議員
に質疑を許し
ます。
○7番(大月悦子君) 私は、議案第80号、3事業について質問いたし
ます。
第1、6款の農林水産業費の事業で、就農を促進し、農業経営の継続的な発展と地域農業の担い手としての定着を図るため
に、90万円の予算が
ついており
ます。そのことについてお伺いいたし
ます。たくさんの議員が質問されたので、かなり内容は理解いたし
ましたので、もう少し私が知りたいことを追加させ
てお聞きしたいなと思っ
てい
ます。
10万円掛ける3か月というのは理解いたし
ました。その10万円の根拠というか、10万円はどんな形で使うとかというイメージがあれば教え
ていただきたい点が1つと、それから親族とあり
ますけど、親族というのはどういうところまでが親族と捉えたらいいのかの2点を追加し
てお聞きしたいと思い
ますので、よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 大月議員の御質問
にお答えいたし
ます。
まず、10万円の根拠でござい
ますが、この10万円というのが、今回交付金ということでお支払いをするわけですけども、一般的な補助金とは違い
まして、ある一定の補助目的
に補助要件
に達する事業に対して、何分の何の補助率を掛け
て補助金を交付するというのとはちょっと違い
まして、今回の交付金はどっちかといい
ますと、就農者の指導
に当たる先生に対する1か月間の報償といい
ますか、お礼といい
ますか、そういった意味合いがござい
ます。そういった意味で定額の10万円という形
にいたし
ており
ます。これは鳥取県のほうの制度ということで御理解をいただきたいと思い
ます。
それから、三親等以内の親族ということでござい
ますが、基本的
には親子であったり、親御さんですね、それからおじいちゃんであったりという中で、禁じられ
ているのが配偶者であったり、兄弟姉妹が除かれると、三親等以内なんだけども、配偶者と兄弟姉妹を除く三親等以内の親族ということ
に限定され
ており
ます。以上でござい
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。ということは、指導者としての10万円と考えたらいいということですね。分かり
ました。
担い手がたくさん増え
て、農業人口が増えるといいなと思っ
てい
ますので、ぜひこの事業が成功することを祈っ
てい
ます。ありがとうござい
ました。
次の質問
に移り
ます。同じく農林水産業費で、今回は竹の粉砕機の
購入事業について139万7,000円が上がっ
ており
ます。これ
もかなり関心があり
まして、たくさんの議員が質問いたし
ましたので、大体概要は分かり
ました。多分139万7,000円というのは、あんまり大きな機械ではないよう
には思い
ます。皆さんが借り
に来
て、返し
に来たりするの
には、多分軽トラ
に乗るぐらいのものではないかなとは思い
ますけど、大体竹の大きさというんですか、大体どの辺まで竹を切ることができるかということと、これは、竹は植物性なので、かなり粉砕したものが利用効果がたくさんあると伺っ
てい
ます。ですから、この事業を進めるに当たっては、その辺
も大いに利用し
て、本当に今まで竹は大変だというものから、ある意味で厄介物みたいな感じ
に思っ
ていた方が、そういうことでいろんな事業
に使えれるということ
も含め
て、各NPOとか自治公
に説明
に行かれるとお聞きし
ましたので、その辺
も併せ
てPRし
ていただきたいなと思っ
てい
ますので、よろしくお願いし
ます。まずその点について御回答をお願いいたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 竹の粉砕機についての御質問でござい
ます。
まず、今回
購入しようとし
てます粉砕機の処理能力といい
ますか、最大の竹の処理径でござい
ますけども、直径11.5センチまで粉砕できる能力のある機械を導入しようと考え
ており
ます。それから、粉砕したチップの活用例でござい
ますが、例えば土壌の改良材、肥料としての利用、それから家畜の飼料として、それから生ごみの臭い消し、こういったところで活用が可能と伺っ
ており
ますので、議員のほうからアドバイスいただいたとおり、自治公民館、あるいはNPO法人等への貸出しの際
に、こういった利活用について
も併せ
てPRをし
てまいりたいと考え
ており
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。
でもやっぱりこれ機械を使うことですので、危険
も伴うし、竹の長いものを押し込んで粉砕するということですので、その辺の危険を伴うこと
も十分
に説明し
てあげ
てほしいなと思い
ますのでよろしくお願いいたし
ます。
それでは、次の質問
に入り
ます。款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費、東中学校の部室棟の階段及び手すりの修繕費として68万8,000円が上がっ
てい
ます。説明書の22ページです。ちょっとこの数字を、これを見たとき
に、何でこういう状態が補正
に上がらないといけないのかなと思ったのは、危険なものでしたら毎年点検をされ
てちゃんと当初の予算
に上がっ
てくるべきではないかなと思ったので、この質問を取り上げ
ました。聞き取りのとき
に、写真を見せ
ていただいたら本当に危険な状態であるということなので、今回は早く補正を組んで、生徒の安全を図っ
てほしいなと思っ
てい
ます。そういう意味で、学校の点検システムはどうなっ
ているのかなということをちょっと疑問
に思い
ましたので、その点をお聞きしたいと思い
ます。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 東中の部室棟の手すり等の改修工事についての御質問です。
まず現状ですけれども、倉吉東中の部室棟は昭和63年
に建設され
まして、33年を経過し
ており
ます。コンクリートブロック造二階建てで、階段と通路
につきましては鉄骨によるものということで、グラウンドを挟み
まして南側と北側、土手側とそれから産業道路側
に、それぞれ1棟ずつ2棟ござい
ます。現状では、北側の部室
につきまして、階段の踏み板部分がさびにより欠損及び強度の低下ということで、階段昇降の際の踏み外しの危険があるということで、階段の約半分ぐらいの部分
にさびがひどいものですから、現在立入禁止措置ということで半分塞いで現在
も使用し
ているという状況です。それから、手すり
につきましては、南側の部室のほうの2階の通路、鉄製の手すりの縦格子の下側の部分が部分的
にさび
ているところがあるということで、ここ
も危険性があるということで立入禁止措置を行っ
ているところでござい
ます。
これらの点検についてですけれども、建築基準法
に基づき
まして、全ての学校施設の建物は3年ごと
に、それから給排水や電灯などの設備関係
につきましては毎年有資格者による点検を実施し
ており
ます。東中学校の部室棟
につきましては、令和2年度
に建物及び建築設備、両方の点検を行い、本年度
につきましては建築設備の点検
も行っ
てきたところでござい
ます。
○7番(大月悦子君) ありがとうござい
ました。
点検されたけど、そのときは気づかなかったということなのでしょうか。1年間であんなに腐食する状況ではない、かなり腐食し
ていたと思い
ますので、子どもたちはどんなことするか分からないという表現はよくないですけど、いろんな無理なことをするので、すごく安全は大切だと思い
ます。それと、今回早く補正予算が通ったら修理をし
てほしいんですけど、意外とその間
に事故って起こりやすいものですよね。何か計画をしてるのに、その間
に事故
になったということがあり
ますので、立入禁止とおっしゃっ
ていたので安全だと思い
ますけど、その点を十分
に注意し
て、少しの間でも危険を防止し
てほしいなと思っ
てい
ます。いかがですか。
○教育委員会事務局長(種子真一君) 続い
ての御質問でござい
ます。
令和2年度
に行った建物の点検の報告の中では、鉄骨の階段であるとか手すりの部分については、さびによる欠損が一部見受けられ
ましたけれども、今後の経過観察でよいということの報告があり
ましたので、令和3年度の当初予算
には計上し
ておらず、結果を見守っ
ており
ました。今年の10月
に入り
まして、学校のほうからちょっと危険な状況があるという報告を受け
まして、現場を確認したところ、階段の踏み板部分のさびであるとか、手すりについて危険という判断をし
て立入禁止の措置を行ったというものでござい
ます。
現在は使用し
ており
ますけれども、早急
に補修を行いたいということで、このたびの補正予算を計上したというところでござい
ます。そういった標示を行い立入禁止の措置と併せ
て、注意喚起を行っ
ており
ますので、できるだけ早く改修のほうを行っ
ていきたいと考え
ており
ます。
○7番(大月悦子君) 一般質問で、山根議員がヒヤリ・ハットのことを質問されたと思い
ます。やっぱり私たちが目
につかないもので
もいっぱいいろんなところ
に危険が潜んでいると思い
ますので、生徒や子どもたちから
もそういう意見を十分
に酌み取るということ
も大事ではないかなと思い
ますので、ぜひ安全対策
には十分留意をし
てほしいなと思い
ます。以上で質問を終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。
○7番(大月悦子君) はい。
○議長(福谷直美君) 次に、5番鳥羽昌明議員
に質疑を許し
ます。
○5番(鳥羽昌明君) 議案第80号、私からは一事業について質問をさせ
ていただき
ます。
ページは11ページで下段でござい
ます。事業名、企業誘致、7款1項2目についてです。この事業については、関連し
て7月、私
も現場
に行かせ
ていただい
て、直接お話を伺っ
てまいり
ました。設備の再建であったり、事業の再建、そしてまた社員の方について、本当に大変
にお困りの様子でした。このことは部長
にも相談をさせ
ていただき
ましたが、現行補助制度では対応が難しいという御返答でござい
ました。今回の事業については、これは新た
に新設されたものなのかどうかということ。また、その新設理由、従来制度との違いは、こうした点について、最初
にお伺いいたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 鳥羽議員
にお答え申し上げ
ます。
今回の土砂災害の被害
に見舞われた企業様への補助金でござい
ますけども、議員御指摘のとおり、今回の被害
に合わせ
て制度をつくっ
て補助金化をしようとしたものでござい
ます。市の従来の制度、企業立地の促進事業におきましては、基本的
には投資と雇用がセット
になっ
ているということが基本的な考え方でござい
ます。しかし、今回被災された事業者については、減産を余儀なくされる中で、売上げが減少する影響が出る中で、雇用を守っ
ていただけるということがござい
まして、市として
も一定の支援をし
ていきたいということで、今回制度をつくらせ
ていただいたものでござい
ます。以上でござい
ます。
○5番(鳥羽昌明君) 分かり
ました。本来ですと、主
に新規の雇用についてのみ対象となるということで、今回については雇用の維持
も重要であると、このよう
に市のほうが判断をされ
て新た
につくられた。すごく意義のあるところだなと感じ
ます。今後
も想定外の事態というのは恐らく発生が予測され
ますし、この本事業の適用が今後
も必要
になっ
てくるかなと思うんですけども、簡単
に今回の補助制度の概要について教え
ていただければと思い
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 鳥羽議員の重ね
ての御質問
にお答えいたし
ます。
今回の事業の内容でござい
ますが、令和3年7月豪雨災害で被災した設備を原状回復すること
に合わせ
て、生産性向上のため
に実施する事業に対し、その経費の5%を補助するもので、併せ
て従業員を引き続き雇用し
ていただくということが条件
になっ
てまいり
ます。具体的
には、被災前において従業員が製品を搬送し
ていた工程をロボット化することにより、生産性の向上
も図っ
ていただくということで補助をしようというものでござい
ます。以上でござい
ます。
○5番(鳥羽昌明君) 分かり
ました。あらかじめこうしたものを用意し
ておくというのは、今後もし何かあったとき
に、より早く前向き
に復旧、復興、再建
に向かっ
ていけるのかなと思い
ます。今後
も柔軟な運用を、あとは血の通った制度設計、こうしたもの
もしっかりとお願いをし
ておきたいと思い
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 答弁いいですか。
それでは、ここで換気のため5分間休憩いたし
ます。
午後2時54分 休憩
午後2時58分 再開
○議長(福谷直美君) 再開いたし
ます。
次に、3番山根健資議員
に質疑を許し
ます。
○3番(山根健資君) 議案第80号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第11号)について質疑させ
ていただき
ます。
ページ番号でいうと、12ページ
になり
まして、7款、項でいうと1です。目でいうと2
になり
ます。災害等対策緊急資金、新型コロナウイルス感染症対策の利子の補助について質疑させ
ていただき
ます。
対象法人は何社を想定され
ておられるでしょうか。もしくは個人でも大丈夫なのでしょうか。それと実際
に融資を受けた後、支払い始まった後、もしくは最中
にでも利用でき
ますかということと。あと遡っ
て既に支払った利子
も対象
になるでしょうかというところをお伺いしたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○生活産業部長(美舩 誠君) 利子補助に関する御質問でござい
ます。
今回利子補助の対象となる社を何社想定してるかという御質問でござい
ますけども、この新型コロナウイルス関連の融資
につきましては、合計で1,165件の融資を実行いたし
ており
ます。法人においては複数の借入れをしてる関係がござい
ますので、一概に対象の法人数、個人事業主の数を申し上げられ
ませんけども、基本的
には1,165件の対象の借入れがあるということでござい
ます。
それで、今回想定し
ており
ますのは、そのうちの新た
に12月まで利子補助の対象期間が延びたこと
に伴い
ます増額分の補正をお願いしたものでござい
ます。それから、利子補助の融資を受けた後、返済が始まった最中
にでも利用できるかというお尋ねでござい
ますけども、この制度におきましては、利子補助については各借入れをされた事業の法人、あるいは個人の方が直接市のほう
に申請をされる補助金ではござい
ませんで、融資を実行した金融機関のほうが全部まとめ
て市のほう
に補助金の申請をされ
ますので、対象資金の借入れをされ
て、なおかつ5年間無利子の利子補助の対象となり
ます売上高が5%以上減少し
ている個人事業主、または15%以上減少し
ている中小事業者、こういった方々が対象
になっ
ており
ますので、金融機関のほうで対象
になっ
ていることを把握したものは全て市のほう
に補助金を申請し
てまいり
ますので、借入れをされた皆さんについては何の手続
もなく、該当
になっ
ていれば利子補助が受けられ
ているという状態
になっ
ており
ます。そういう意味でいい
ますと、既に支払った利子
も対象
になるかならんかということについては、そういった既に支払ったものについてはもともと対象
になってないということ
になると理解をし
ており
まして、対象
になっ
ている方、この制度資金ですね、災害等対策資金の貸付けを受けられた方でなおかつ先ほど申し上げ
ました5年間の利子補助の対象
になっ
ている方は全て何の手続
もなく、金融機関からの一括の手続で市から補助が出
ている、これから
も5年間は出ると御理解をいただきたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○3番(山根健資君) この資金の利子の補助なんですけれども、ほかの新型コロナウイルスの感染症の補助金
に比べ
てなかなか目立たない存在なんですけども、これ恐らく利子の補給の分の金額が皆さんの手元
に渡るのが、1年利子を払っ
て、年度末で区切っ
て、年度当初
に振り込まれるものとは理解し
てますけども、そのとき
にやはり支払いが多いので、非常
にすごく本当に助かる補助金だと思い
ます。銀行様からのあっせんというよりかはもし新型コロナウイルスとかで困ってる事業者さんが来られたら、反対
に商工観光課のほうからでも、こういった制度を御紹介し
ていただい
て、ぜひ皆さん
に使っ
ていただけたらと思い
ます。
続き
まして、もう一つ質問があり
ましたが、伊藤議員が既に全く同じ御質問をされたので、それで理解いたし
ましたので、質疑は以上とさせ
ていただき
ます。ありがとうござい
ました。
○生活産業部長(美舩 誠君) 今回補正のほうでお願いし
てますとおり、申込期限が12月まで延びた関係がござい
ます。まだ時間的
にござい
ますので、引き続き商工観光課のほうで
も御案内をし
てまいりたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○議長(福谷直美君) 次に、15番朝日等治議員
に質疑を許し
ます。
○15番(朝日等治君) 私はこの議案
につきましては、本定例会
に提出され
ました予算説明書の30ページ、あるいは定例会前の議案説明会の予算説明資料の12ページ
に記載がござい
ます。7款1項商工費、3目の観光費、10節の需用費、需用費のうち修繕料として114万円の
増額が補正予算として計上され
ている件
についてであり
ますが、通告した後
に詳しく説明をいただき
ましたが、ここで聞きたかったのが、当初は82万5,000円の予算を持っ
ておりながら、今回決算見込みをしたところ、大幅
に増額し
て196万5,000円となり、その差額を114万円
増額されたということで、その内訳、内容を聞い
てみ
ますと、当初は湯楽里のカーペットを交換するため
に82万5,000円の予算を持っ
ておられた。ただ、今回はこの湯楽里のカーペットは替えることなく、道の駅犬挟の冷蔵ショーケースをもう既に交換をされ
ているということで、一応の理解を示し
ました。ということで、これ以上聞こうとは思い
ませんが、まだ職員の方といろいろと話をした後、委員会のほう
に道の駅犬挟だとか各施設の利用状況、あるいは経営状況は出せれるところは提出するよと言っ
ておられ
ますので、担当常任委員会のほう
に提出をし
てくださることをお願いし
て、私の質疑は終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁はいいですか。
○15番(朝日等治君) はい。
○議長(福谷直美君) それでは、質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第81号 令和3年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第84号 令和3年度倉吉市水道事業会計補正予算(第1号)まで計4件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑は終結いたし
ました。
次に、議案第85号 令和3年度倉吉市下水道事業会計補正予算(第2号)について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 11番。それでは、議案第85号 令和3年度倉吉市下水道事業会計補正予算(第2号)について伺いたいと思い
ます。
この事業
につきましては、まず、資本的支出の中で、雨水貯水施設実施設計業務、これは当初予算でたしか2,600万円計上され
ており
ますが、今回これが皆減
になっ
ており
ます。いわゆる事業は中止ということだと思い
ますが、それがまず1点あり
ます。
そして、逆
に今度は下水道事業の収益的支出の中の2款の1項1目
に委託料として、西倉吉の雨水排水検討業務、これが新規で1,500万円、計上され
ており
ます。この関係性があると思い
ますが、この理由について、まずお伺いをいたし
ます。
○上下水道局長(涌嶋祐二君) 鳥飼議員の質問
にお答えいたし
ます。
これ実施設計
に係る委託料の減額と新規計上の理由ということでござい
ます。まず、福守町から秋喜、生田にかけての区域の公共下水道の内水対策として、西倉吉排水区基本計画策定業務、これを行っ
ており
ました。この計画は下水道施設計画、あるいは設計指示
に定める倉吉地区での10年確率、これは降雨の強度は時間当たり52ミリでござい
ますが、この条件により貯留施設と排水ポンプを組み合わせた案を計画し
ており
ました。しかしながら、本年7月7日及び8日にかけて豪雨があり
まして、この地域で
も道路冠水や床下浸水が発生いたし
ました。そのときの豪雨の雨量を想定し
て、国府川の増水により樋門を全部閉めた状態を仮定し
まして、その基本計画でつくった数字でシミュレーションを行った結果、仮にこの排水施設を設置したとして
もあふれ
てしまう、対応できないという結果となり
ました。そこで、具体的な設計業務
に入る前
に、事業実施を総合的
に判断するため
に新た
に西倉吉排水区内水浸水解析業務を実施することとしたものでござい
ます。
内容としましては、7月豪雨規模の豪雨に対する内水浸水を解析するもので、下水道の雨水排水能力を超える降雨によって、河川
に放流できない場合
に発生する浸水の程度、いろいろ範囲とか水深です。それ
に対応する施設の規模、あるいは事業費をシミュレーションにより想定し
ていくものでござい
ます。以上です。
○11番(鳥飼幹男君) 丁寧
に御説明いただき
ました。一つは、やはり懸案事項であり
ます福守町の豪雨による内水浸水、この対策だと思い
ます。豪雨があるたんび
に西福守町
に行っ
て、本当に皆さんが大変困っ
てらっしゃる、そういう状況が少しでも改善されればと思っ
ており
ます。今、説明あり
ましたシミュレーションをし
ていくんだということであり
ますが、もう一度これをすることによってもう少し具体的
に教え
てほしいんですが、期待される効果といい
ますか、そうしたものについてもう少し御説明を加え
ていただきたいと思い
ます。
○上下水道局長(涌嶋祐二君) 鳥飼議員の重ね
ての質問でござい
ますが、この事業の効果ということでの御質問ですが、シミュレーションを行うこの検証の結果を踏まえ
まして、国府川の状況や、そこ
には排水樋門が3つあり
ますが、その樋門や排水路などの既存施設の能力を評価し
て、その効果など
も含め
て問題点を抽出しながら、今つくっ
ており
ます基本計画の見直し
も含め
まして、今後事業を総合的
に判断したいと考え
ておるところでござい
ます。
○11番(鳥飼幹男君) 11番。御答弁いただき
ました。総合的
に今後判断をしっかりやっ
ていくということでござい
ます。
それで、これは上下水道局とは直接は関係あり
ませんが、この排水、内水浸水、このことによって、何度
も何度
も国交省のポンプ車が出
て対応
に当たっ
ていただい
ており
ます。今回は倉吉市として
もポンプ車の
購入を予定され
ており
まして、このことによって早期の対応
に当たっ
ていただくということで、大変うれしく思っ
ており
ますが、やはりここは本当に根本的
にいろいろな対策を打っ
ていかなく
てはいけないなと思っ
ており
ます。
ちょっと上下水道事業とは少しあれし
ますが、私ね、国府川のしゅんせつ、いわゆる国府川の河床掘削、ここをきちっとやっ
ていかないと根本的な解決
につながっ
ていかないのではないかなと思っ
ており
ます。こうしたことに対して、今の現状、またそういったことに対して、国に対してそうした要望等
も行っ
ておられるのか、最後
にもし御答弁をいただければお聞きをし
てみたいと思い
ます。
○上下水道局長(涌嶋祐二君) ここのは関連性があり
ますので、私のほうでちょっとお答えさせ
ていただきたいと思い
ます。
国府川の掘削の件でござい
ますが、これは1市3町、倉吉市、それから湯梨浜町、北栄町、三朝町で構成する天神川期成同盟会及びその上位団体であり
ます中国治水期成同盟会連合会を通じて、国土交通省
に掘削等の要望を毎年行っ
ているところでござい
ます。これまで
も平成30年の西日本豪雨を受け、国土強靱化3か年計画により、国府川の水位が少しでも上昇しないよう
に、樹木の伐採等を国土交通省
に実施し
ていただい
ており
まして、引き続き周辺町とも連携し、要望を行っ
ていきたいと考え
ているところでござい
ます。以上です。
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結をいたし
ました。
次に、議案第86号 倉吉市税条例の一部改正についてから、議案第90号 倉吉市水道事業給水条例及び倉吉市下水道使用料条例の一部改正についてまで計5件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第91号 小集落改良住宅、市単独住宅、都市再生住宅及び特定公共賃貸住宅の指定管理者の指定について質疑を求め
ます。
質疑の通告があり
ますので、発言を許し
ます。
○10番(佐藤博英君) 一般質問
に続い
て、質疑のトリを務めさせ
ていただき
ます。
議案第91号ですけども、小集落改良住宅、市単独住宅、都市再生住宅及び特定公共賃貸住宅の指定管理者の指定についてということで、幾つか福吉町二丁目住宅、中河原二の住宅、余戸谷町住宅、サンテラス大平、鴨川町住宅という形で指定管理をすると、これまで
も市営住宅、県住
も含め
て、そういう形でいろんな業者さん、そういうところ
に指定管理を頼みながらやってきたと思うんです。その辺での市営住宅を指定管理
にするということのメリットですよね。その辺はどういうことがあるのか。あるいは、県の住宅公社
にほとんど委託するわけですけども、その辺どうお考えでしょうか。
○建設部長(徳丸宏則君) 佐藤議員の御質問
にお答えし
ます。
今回、公営住宅法
によらない市営住宅の指定管理に関することでお願いしてるんですけども、これは今年の6月定例議会で市営住宅及び公営住宅法
によらないものについて、管理代行であったり指定管理についてできるよう
に条例の一部改正、施行規則の改正を行っ
てまいり
ましたし、9月
にはその指定管理及び管理代行を鳥取県住宅供給公社
にお願いするということで、来年の3月末までということでお願いし
てきたもので、来年度以降、4月1日から5年間をこの住宅供給公社
にお願いしたいということでの提案でござい
ますが、そのメリットでござい
ます。
まず、当初の考え方では、今現在人件費として建設部建築住宅課の公営住宅係
に5名職員がおり
ますが、その人役を、5人のところを2.5人役、人は半分
に切れ
ませんけども、2.5人役ぐらい削減できるのではないかという考えと、もう一つは、住民の方にとって、先ほどあり
ましたよう
に、県営住宅については既に住宅供給公社さんが管理代行を受け
ておられ
ます。ということは、住宅を求められ
ている方が県営住宅、市営住宅、今までは別々のところ
に行かれ
て相談を受け
てこられたのが、その1か所で、県営住宅、市営住宅合わせ
て、どこがいいのか、どこを求められ
ているのかという相談を受けるということができるような、住民の方にとってはメリットはあると思っ
ており
ます。
○10番(佐藤博英君) 10番。人件費削減というか、そういうことであるんでしょうけども、この間、私
も3件ほど続け
て相談を受け
て、何ていうんですかね、例えばそこ
に住むこと
になったけども、部屋の中がもうクモの巣だらけだったり、畳は立て
てあるまんまだったり、庭は枝葉がもう鬱蒼とし
ている中で入れと言われたケース
もあるんですよ。それは、直接相談
に来られた方から聞くと、自分でできることは自分でやっ
てくださいという言い方をする、それはおかしいと思い
ますよ。一般的
には必ずきちんときれい
にし
て、畳
も敷い
て、それでどうぞお入りくださいというのが、私は普通だと思っ
てます。それを、50万円以上の修理というのはやっぱり市が面倒を見ないといけないというのは当然のことだと思い
ます。修理代というのは、公社
にちゃんと50万円以下の修理については委託業務として出し
ているんだろうとは思い
ますけども、そういうことが続くとやっぱりきちんとした指導をし
てほしいんですよ。あるいは教育をし
てほしい。こういう状態だから、あなた、入る人がやんなさいよって、そんなばかな話はないと思うので、その辺はどう思われ
ますか。
○建設部長(徳丸宏則君) 引き続い
ての御質問
にお答えし
ます。
10月から住宅供給公社
に委託し
てまいり
まして、まだ数か月でござい
ますし、この間受託の前
にいろいろな協議を行い
ましたし、今はなぜ3月31日かというと、そういうこと
もあっ
て経過を見ながら指導できるところは指導し
ていきたいということで行っ
てまいり
ました。特におっしゃるよう
に、これまで市営住宅のそういう貸し出すときの状況が悪くならないよう
にといい
ますか、サービスの低下
にならないよう
に指導をし
てといい
ますか、一緒
になっ
てやっ
ていきたいと思い
ます。よろしくお願いいたし
ます。
○10番(佐藤博英君) 10番。市の窓口
に言っ
て頼むと、まあ頑張っ
てやっ
てくれるんですよ。本当にありがたいです。公社
に私言ったことないんだけど、だって、市の持ち物なんだから、ここでちょっと言おうやといっ
て、連れ
ていったりし
てやり
ますけど、そういうことをやっぱりきちんとできるよう
に、安心し
て住めるよう
に指導し
ていっ
てあげ
ていただきたいということをお願いし
て終わり
ます。
○議長(福谷直美君) 答弁いいですか。
それでは、質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、議案第92号 鳥取中部ふるさと広域連合規約の変更について質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
次に、本日追加上程され
ました報告第12号、損害賠償の
額の決定
に係る議会の委任による専決処分について、並びに議案第93号 令和3年度倉吉市
一般会計補正予算(第12号)及び議案第94号 まちかどステーション及び
倉吉線鉄道記念館の指定管理者の指定について計3件を一括し
て質疑を求め
ます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 質疑を終結すること
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、質疑を終結いたし
ました。
以上で付議議案に対する質疑は全て終了いたし
ました。
日程第3 付議議案の委員会付託
○議長(福谷直美君) 日程第3、付議議案の委員会付託を行い
ます。
先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のため、お手元
に配付し
ており
ます議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会
に付託いたし
ます。
また、議長において受理した陳情については、既に配付し
ており
ます。これ
も、それぞれ所管の常任委員会
に付託いたし
ます。これ
に御異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福谷直美君) 御異議なしと認め
ます。よって、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会
に付託すること
に決定いたし
ました。
ここで、常任委員会の開催について御連絡いたし
ます。
各常任委員会と
も、12月15日午前10時開会であり
ます。開催場所は、総務建設常任委員会は議会会議室、生活産業常任委員会は第2会議室、教育福祉常任委員会は大会議室であり
ます。
以上で本日の日程は全て終了いたし
ました。
明日12月14日から19日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は12月20日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたし
ます。御苦労さんでした。
午後3時25分 散会...