○
議長(
伊藤正三君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、5番
大月悦子議員、14番
坂井徹議員を
議長において指名いたします。
日程第2 会期の
決定
○
議長(
伊藤正三君)
日程第2、会期の
決定を行います。
本
定例会の会期は、先般開催した
議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでありますが、お手元に配付しておりますとおり、本日から3月25日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、本
定例会の会期は、3月2日から3月25日までの24日間とすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため出席を求めた者の
報告
○
議長(
伊藤正三君)
日程第3、
説明のため出席を求めた者の
報告でありますが、これは
石田市長ほか、お手元に配付しているとおりであります。
なお、本日
届け出のあった
事故者は、議員及び当局ともございません。
以上、
報告いたします。
この際、
令和元年12月2日から
令和2年3月1日までの
事務処理概要を、お手元に配付しているとおり
報告いたします。
続いて、諸般の
報告をいたします。
2月25日付で、
会派新政会の
会長福井康夫議員から、
伊藤正三議員が
会派を離脱された旨の
届け出がありました。
以上、
報告いたします。
日程第4
議案の上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
伊藤正三君)
日程第4、
議案の上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
報告第2号及び
議案第2号から第40号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
石田市長。
○市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。本日から3月
定例会でございます。どうぞよろしく
お願いを申し上げます。
議案の
説明に先立ちまして、一言述べさせていただきます。
年明けから暖かい天候が続き、多少の積雪もありましたが、比較的穏やかなスタートとなりました。1月からは市役所第2庁舎での業務が開始され、先月25日には
北庁舎に
教育委員会事務局が移動いたしました。そして、この3月には水道局、
建設部が本庁舎に移動し、このたびの
庁舎移動については一つの区切りとなります。
さて、今、世界的に
新型コロナウイルスの
感染拡大が危惧されているところであります。本市といたしましても、2月4日に
対策本部を
設置し、
情報共有をしながら対応を図ってきたところでありますが、さらに本日からは国の要請も踏まえ、
小・中学校の
臨時休校措置もとらせていただきました。市民の皆様には大変御不便をおかけすることになりますが、
感染拡大防止のため御協力いただきますよう
お願い申し上げます。また、
デマ等に惑わされることなく、正しい情報に基づき冷静な行動をとっていただくよう、あわせて
お願いを申し上げます。
令和2
年度は
倉吉市にとりまして、第12次
倉吉市
総合計画及び第2期
倉吉市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の策定を進める重要な
年度となります。
倉吉市を持続可能な魅力ある都市として将来を思い描き、しっかりと未来に引き継いでいけるような
総合計画、あるいは
総合戦略にしたいと考えております。引き続き、議員の皆様の御
支援、御協力を
お願いいたします。
それでは、ただいま上程されました諸
議案につきまして、その概要を御
説明申し上げます。
今議会に上程されました
議案は、
報告案件1件、
補正予算案件5件、当初
予算案件14件、
条例案件18件、
一般案件2件の合計40件であります。
初めに、
議案第7号
令和2
年度倉吉市
一般会計予算についてであります。
令和2
年度予算の主な
事業につきまして、
計画最終年度を迎える
倉吉市未来いきいき
総合戦略と、第11次
倉吉市
総合計画“くらしよし”
ふるさとビジョンの
後期基本計画に掲げた
まちづくりの方針である
分野ごとに体系化した
基本目標に基づき、順次御
説明申し上げます。
第1点目、
基本目標のうち、いきいきと働くことができるまち、主に
産業振興に関する
事業についてであります。
まず、
中心市街地の
活性化についてであります。
令和2
年度から始まる第2期
倉吉市
中心市街地活性化基本計画に関し、空き家・
空き店舗や
ポップカルチャーを活用するなどして、その展開を図るため、新たに
地域おこし協力隊1名を配置するなどの
経費1,100万円余を計上しております。
次に、
ポップカルチャーによる
観光客等誘致促進についてであります。本市と関連の深い
ウエブ連動型音楽コンテンツを活用した
誘客事業や
プロモーション映像の
制作等を行う
経費として1,100万円余を計上しております。
次に、
古川沢地区の
湛水防除についてであります。大雨などで冠水しやすい
古川沢地区内の排水のため、用水路に
排水ポンプ2基を
設置するための
経費として1億1,400万円余を計上しております。
次に、
園芸産地活力増進事業についてであります。ハウス内に
センサー等を
設置して
トマト生育の
効率化を図るもののほか、
園芸作物の
生産効率化に資する
事業を
支援するよう660万円余を計上しております。
次に、
企業立地促進補助金についてであります。
企業立地を進めることにより、
地域経済の
活性化と
雇用創出を図るための
補助金として7,700万円余を計上しております。
2点目に、
基本目標のうち、いつまでも健やかに過ごせるまち、福祉・健康・
人権等に関する
事業についてであります。
まず、あらゆる差別をなくする
総合計画の策定についてであります。第6次
倉吉市あらゆる差別をなくする
総合計画を策定するため、
審議会の開催に要する
経費として40万円余を計上しております。
次に、
男女共同参画の推進についてであります。第6次くらよし
男女共同参画プランの策定、
日本女性会議の
令和4
年度の本市での開催に向けた
準備等の
経費として170万円余を計上しております。
次に、
包括的支援体制構築事業についてであります。複合的な課題を抱える
相談者に対して包括的な
支援を行うため、
倉吉市
社会福祉協議会に
ワンストップの
相談窓口を
設置するための
経費として1,300万円余を計上しております。
次に、森・
里山等自然保育事業費補助金についてであります。中
山間地域の
活性化と多様化する
保育ニーズに対応するため、森のようちえんの運営を
支援する
経費として100万円余を計上しております。
次に、
妊産婦・
乳幼児健康診査の拡充についてであります。
妊産婦・
乳幼児健康診査に関し、産婦の心身の
健康状況の確認を行い、産後鬱の防止や新生児の
虐待防止等を図るため、新たに産婦の
健康診査の費用2回分を助成するよう400万円を計上しております。
3点目に、
基本目標のうち、活力に満ち、豊かな心と文化が息づくまち、教育・文化・
コミュニティ等に関する
事業についてであります。
まず、
小・中学校での
ICT機器の整備についてであります。
小・中学校の
ICT教育環境を充実させるため、
ICT機器の
賃借料1,700万円余を計上しております。
次に、
スポーツ活動振興についてであります。
スポーツイベントを通じた
地域振興を図るため、ワールドマスターズゲームズ2021の開催に向けた
負担金と
スポーツ活動振興の
経費1,600万円余、本市内での東京2020
オリンピック聖火リレー開催に係る
経費190万円余をそれぞれ計上しております。
次に、
高等学校生徒通学費補助についてであります。
公共交通機関を利用して通学する高校生の
通学費のうち、月額7,000円を超える額を助成するよう1,600万円余を計上しております。
次に、
語学指導等外国青年の招致についてであります。
小・中学校における
外国語教育の
充実等を図るため、
語学指導等外国青年、いわゆるALTを配置するための
経費2,500万円余を計上しております。なお、
小学校での
英語教科に対応するよう、
令和2
年度中途から人数を1名増員することとしております。
次に、
特別展「第10回
菅楯彦大賞展」についてであります。本市の
名誉市民である
日本画家、
菅楯彦氏を顕彰して行われる
大賞展の第10回
開催経費として1,000万円余を計上しております。
次に、
図書館内ネットワーク機器の
設置についてであります。
倉吉市立図書館内で
利用者がWi−Fiを使用できるよう、
ネットワーク機器の
設置費等として60万円余を計上しております。
4点目に、
基本目標のうち、安全・安心で快適に暮らせるまち、
生活基盤・環境・
防災等に関する
事業についてであります。
まず、
水防対策についてであります。近年の
豪雨災害等の教訓を踏まえ、
浸水想定区域を管轄する
消防団に
救助用ボート・救命胴衣・
胴付長靴を配備するための
経費として390万円余を計上しております。
次に、
消防団デジタル無線機の配備についてであります。
消防団員が
災害現場において円滑に
情報共有できるようにするため、
デジタル無線機を追加して配備する
経費として230万円余を計上しております。
次に、
地域住宅交付金事業についてであります。鴨川町
住宅A・B棟について、
子育て世代、
高齢者等の
居住環境を向上させるため、エレベーターを
設置する
経費として1億7,500万円余を計上しております。
次に、
住宅確保要
配慮者専用賃貸住宅供給促進事業費補助金についてであります。
住宅確保が困難な方が借りられる
セーフティーネット住宅に対して、
家賃補助や
家賃債務保証補助を行うための
経費として100万円余を計上しております。
次に、
共助交通等導入検討支援補助金についてであります。
地域住民みずからで
共助交通等の導入を検討する際に、これを
支援するよう150万円を計上しております。
これらの結果、
一般会計当初
予算総額は273億6,442万3,000円となり、
令和元年度当初
予算に比べ6億217万9,000円、2.2%の減となっております。
また、
議案第8号から
議案第18号まで11の
令和2
年度の各
特別会計予算については、
特別会計の総額で112億8,198万4,000円、
令和元年度当初
予算に比べ37億678万5,000円、24.7%の減となっております。この減は、
令和元年度までの
特別会計のうち
簡易水道事業、
下水道事業及び
集落排水事業の3つが
令和2
年度から
地方公営企業法の適用を受けて
企業会計に移行するため、これにより皆減となることによるものです。
次に、
議案第19号及び第20号の
令和2
年度の
公営企業会計予算についてであります。
水道事業会計につきましては、
簡易水道事業が
地方公営企業法の適用となり、従来の
水道事業会計と統合した
予算となっております。
収益的収支におきまして、
給水収益7億8,200万円余を見込み、支出では
配水管布設工事等に伴う
給水管改良工事及び
水道情報管理システム簡易水道データ編集業務等を予定しております。
また、
資本的収支におきましては、
老朽化した
水道管の約5.6キロメートルにわたる布設がえ及び
債務負担行為による
中央集中監視制御装置更新事業などの
工事費に4億7,900万円余を計上し、その財源としましては、
企業債3億6,100万円余の借り入れ、
建設改良積立金6,800万円余の取り崩し等を予定しております。
支出総額は、
収益的支出、資本的支出合わせて16億3,500万円余を計上し、結果、当
年度純利益は6,800万円余を予定するものであります。
下水道事業につきましては、
下水道事業及び
集落排水事業に
地方公営企業法を適用し、2つの
特別会計を1つに統合いたしました。
支出総額は、
収益的支出、資本的支出合わせて47億5,300万円余を予定するもので、前
年度の2つの
特別会計の
合計額より14億円余の増額となります。この増は、
企業会計へ移行したことにより、
減価償却費14億6,700万円余と
移行初年度に必要な
経費として
特別損失に3,500万円余を計上したことによるものです。
一般会計、
特別会計に
企業会計を合わせた
予算総額は450億3,519万2,000円であり、
令和元年度当初
予算に比べ、7億6,501万1,000円、1.7%の増となっております。
次に、
補正予算の概要について御
説明いたします。
まず、
議案第2号
令和元
年度倉吉市
一般会計補正予算(第6号)についてであります。
主に決算を見込んだことによる各
事業費の増減と国の
補正予算を活用して、
令和2
年度に繰り越して実施する
事業の計上に係る
予算であります。国の
補正予算を活用したものとしましては、
地籍調査の推進を図るための
経費2,100万円余、
林業専用道整備負担金900万円余、
小・中学校特別教室空調整備費4,600万円余、
小・中学校ICTネットワーク環境整備費7,900万円余、
ラグビー場移設整備費2億8,100万円余、博物館・
資料館の
消火設備整備費4,000万円余を計上し、このほか
年度末までの決算を見込んだことにより、
一般会計で4億220万円を増額し、
補正後の
予算総額を291億7,501万8,000円としたものであります。
次に、
議案第3号から
議案第6号までの各
特別会計の
令和元
年度補正予算についてであります。
それぞれ
年度末までの決算を見込んだことなどによるもので、
特別会計の総額で6,034万円を減額し、
補正後の
特別会計の総額を148億8,915万6,000円としたものであります。
次に、
条例案件について御
説明いたします。
まず、
報告第2号 議会の委任による
専決処分についてであります。
倉吉市
監査委員条例について、引用する法令の
改正に伴い
引用条項が変更になったことから、
所要の
改正を行ったものです。
次に、
議案第21号
行政機構改革に伴う
関係条例の整理に関する
条例の制定についてであります。
令和2
年度の
組織機構の改革に伴い、
内部組織の
設置及びその
分掌事務等について
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第22号
市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する
条例の制定についてであります。
地方自治法等の一部を
改正する法律の
施行に伴い、
市長等の
損害賠償責任の一部を免責する
基準等を定めるため、
条例を制定するものです。
次に、
議案第23号 職員の服務の宣誓に関する
条例及び
倉吉市立学校教職員の服務の宣誓に関する
条例の一部
改正についてであります。
会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、宣誓の方法を別に定めるよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第24号
倉吉市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する
条例の一部
改正についてであります。
会計年度任用職員に対し、報酬及び手当を適切に支給するよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第25号
倉吉市
税条例等の一部
改正についてであります。
消費税等の
引き上げに伴う
督促状の送付及び作成に要する費用の増加並びに近隣他市の状況を勘案し、
督促手数料の額の
見直しを行うものです。
次に、
議案第26号
倉吉市
手数料条例の一部
改正についてであります。
住民基本台帳法の
改正により、
住民票の除票の写し及び戸籍の附票の除票の写しの
交付等の制度が明記されたことに伴い、これらに関する
手数料を定めるものです。
次に、
議案第27号
倉吉市
廃棄物の処理及び
清掃等に関する
条例及び
し尿処理手数料審議会設置条例の一部
改正等についてであります。
一般廃棄物処理手数料の
見直しを行うに当たって、
可燃ごみ処理手数料及び
し尿処理手数料について、同一の
審議会で調査・審議をするよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第28号
倉吉市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正についてであります。
児童福祉法の一部
改正に伴い、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準が
改正されたことから、国の
基準と同様となるよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第29号
倉吉市立保育所条例の一部
改正についてであります。
倉吉市立倉吉西保育園について、
入所児童数の減少と施設の
老朽化が進んでいることから、
令和3年3月31日で廃園とするよう
条例の
改正を行うものです。
次に、
議案第30号
倉吉市立伯耆しあわせの郷の
設置及び管理に関する
条例の一部
改正についてであります。
倉吉市立伯耆しあわせの郷について、
倉吉市
保健センター執務室として利用しなくなった
多目的活動室及び多
目的研修室を、
貸し館及び
教室開催として利用できるよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第31号
倉吉市
国民健康保険条例の一部
改正についてであります。
国民健康保険法施行令の
改正により、
賦課限度額の
引き上げ並びに
軽減判定所得の
基準が変更になったことから、
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第32号
倉吉市
特別用途地区における
建築物の建築の制限に関する
条例の一部
改正についてであります。
倉吉市
中心市街地活性化基本計画の第2期計画の認定を受けるに当たり、
建築物の立地の制限を
認定基準に適合させるよう
所要の
改正を行うものです。
次に、
議案第33号
倉吉市営住宅の
設置及び管理に関する
条例の一部
改正についてであります。