倉吉市議会 > 2019-09-10 >
令和元年第4回定例会(第6号 9月10日)

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  1. 倉吉市議会 2019-09-10
    令和元年第4回定例会(第6号 9月10日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    令和元年第4回定例会(第6号 9月10日)                  倉吉市議会会議録(第6号) 令和元年9月10日(火曜日)   第1 付議議案に対する質疑 第2 付議議案委員会付託 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第2まで                   午前10時00分 開議 ○議長(坂井 徹君) これより本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。以上、報告いたします。 ○議長(坂井 徹君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 付議議案に対する質疑 ○議長(坂井 徹君) 日程第1、昨日に引き続き、付議議案に対する質疑を行います。  この際、議員各位に申し上げます。昨日の議案に対する質疑の発言を踏まえ、本日は、補正予算などの質疑でありますので、自分の意見、要望を加えた発言など一般質問的なものにならないよう、よろしくお願いいたします。
     議案第50号 令和元年度倉吉一般会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。  10人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、6番米田勝彦議員に質疑を許します。 ○6番(米田勝彦君) おはようございます。  久しぶりですが、質問に入らせていただきます。予算説明資料で15ページになっております。8款土木費、4項都市計画費、2目公園費です。事業名は、公園施設長寿命化対策支援事業となっております。補正額は1,940万円です。この事業の概要といいますと、打吹公園管理事務所の老朽化が著しいことから、既存の施設を改修して新たな管理事務所とするとあります。まとめて4点質問させていただきます。  まず1つ目は、既存施設の改修とはどのようなものでしょうか。2番、改修と新築の費用は比較されたでしょうか。3、これ以外の他の場所は考えられたことがあるでしょうか。4、この公園管理事務所はどのような使い方をされるのか。以上、4点お聞きしたいと思います。 ○建設部長徳丸宏則君) おはようございます。  米田議員の御質問にお答えします。  まず、今回予算を計上させていただきました公園管理事務所改修内容ということで、改修場所も含めてですが、まず、改修内容でございますが、現在の打吹公園管理事務所木造平家建てで、33.12平米の施設であり、建築から50年以上が経過しております。改修の内容は、現在の喫茶うつぶきを改修して、管理室、事務室と休憩室、シャワー室、動物用の飼料の調理場所、倉庫等を整備する計画としております。  続いて、建築や改築等他の方法と比較をしたのかということと、他の場所を考えていなかったのかというようなことだと思いますが、同じ場所に公園管理事務所を整備する予定で、平成28年度に設計業務を発注したところであります。そしてその翌年、平成29年度には一旦工事請負費として予算計上をさせていただきましたが、その折に国庫補助金社会資本整備総合交付金満額交付がなかったために、一旦予算を落とさせていただいたところでございます。  その間に、平成28年10月21日に鳥取県中部地震がございまして、財政的に逼迫したということがありましたので、再度この公園管理事務所の整備のあり方について検討を行ってまいりました。整備方法として、現在の場所に建てかえるのか、また、場所を移して、例えば下に旧リス舎がありましたけども、そのあたりですとか、先ほど言いました喫茶うつぶきを改修してはどうかということで、3案の事業費を比較しました。その結果、当初事業費が約3,500万円、現在の場所で建てかえることに対して、喫茶うつぶきに改修すると、一回設計費を現在の場所で組んでしまいましたが、新たに設計を組み直したとしても、約1,000万円の減額ができるということで、この現在の補正予算を計上させていただいたところでございます。  公園管理事務所はどのような使い方をするのかということでございますが、365日公園管理人が常駐しておりまして、動物の世話や公園の管理を行っておりますので、その事務スペースでありますとか、先ほどありました動物の飼料を保管しておく倉庫、そして汗をかいたりしますので公園管理人さんのシャワールームでありますとか休憩スペースということで使わせていただくことを考えております。新たな公園管理事務所では、来園者への案内所的な機能も強化していくことが必要と考えておりますし、常時公園情報動物情報を掲載する等、皆様に愛され、声をかけやすい雰囲気の公園管理事務所としていきたいと考えております。以上です。 ○6番(米田勝彦君) ありがとうございます。いろいろ場所は3案考えられたということであります。この質問の趣旨は、今回計画されております公園管理事務所の場所というのは、公園の中で一等地だと思っております。ちょうど坂を上り切った左側にある、うつぶき茶屋と言われました、サル舎の近くですけど、これは、ここは一等地ですけど、まちづくりの一環として私はこの場所は活用するのが本来の使い方だと思っております。ですから、ほかの場所に移したらどうかというのが質問の趣旨でありました。新築と改築の費用の差というのは大体1,000万円だと言われました。今、この倉吉市は全体的にまちづくりをしております。倉吉市の魅力づくりに取り組んでおります。そうすることで移住定住の方や外国から多くの方に倉吉市に来ていただいて、倉吉市が活性化するためにまちづくりをしておるわけであります。このたびの事務所予定地、すぐ隣には飛龍閣があります。建設当時の方々が、公園の自然を味わうにはこの場所が最もよいと思われたから、ここに飛龍閣を建てられたと思います。こうした公園としての価値のある場所というのは、倉吉市の魅力づくりの一環として大切に活用する必要があると私は考えております。新築と改修では、先ほど言われた約1,000万円の価格差はありますけれども、倉吉市がまちづくりのために使っております補助金や事業費というのは、それから見ればこの額は大きな金額ではないと私は思っております。そこで、このたびの公園管理事務所はもっと別な場所に考えられたらどうかというのが、私の質問の趣旨であります。以上です。 ○建設部長徳丸宏則君) 続いての御質問にお答えします。  まちづくりとかまちづくりの魅力のために、喫茶うつぶきを残して活用してはどうかということでございます。実際のところ、倉吉春まつりの時期に、具体名を言いますとNPO法人未来さんが喫茶店として使用されておりますが、それは実際、今年度ですと11日の営業でした。昨年度も9日でございます。あとは一切利用がありません。新たに、じゃあそこをどうして、改築して使っていこうかという案も、意見も出ておりませんし、それでしたら少しでも安い経費で、喫茶うつぶきの建物が生きる公園管理事務所に改築させていただきたい。そして、先ほど言いましたように、そこで本当で今言われた入り口になりますので、公園の案内だとか動物の飼育状況だとかというのを、掲示をきちっとさせていただいて、公園のPRといいますか、に役立てたいというのが計画でございます。 ○6番(米田勝彦君) わかりました。わかりましたけれども、今言ったように一等地ですから、十分公園のために活用されることをお願いして予算を使っていただきたいと思います。以上です。 ○議長(坂井 徹君) 次に、15番福井康夫議員に質疑を許します。 ○15番(福井康夫君) 議案第50号 令和元年度倉吉一般会計補正予算(第3号)のうち、私は3点、第2款総務費、第7款商工費、第8款土木費について質問をいたします。  初めに、予算説明資料7ページ並びに8ページ、総務費と商工費についてお尋ねをいたします。第2款総務費で第1項第1目一般管理費の6,981万3,000円でございます。これは市役所第2庁舎の整備事業として、平成30年から31年、約13億200万円で整備されつつあります。今年度は工事請負費の約6割が当初予算に計上されまして、約7億8,000万円の工事請負費となってきております。そのうちで、今回は第2庁舎整備工事に伴う地盤変動調査として、調査委託料481万4,000円計上されておりますが、今回の調査、これはいわゆる事後調査として実施予定だと思います。事前調査をされて7カ所を対象とされていたということですが、事後調査では若干そのあたり工損調査がふえておるということでございますが、内容をお示しをいただきたい。  それから、工事完成なり引き渡し、移転まであと少しとなってまいりました。いろいろ危惧されることもあったと思いますし、市街地において、あれだけの建物の工事でございます、この工事期間中における苦情、損害について、どうであったのか、工損調査の経過をお尋ねをいたします。  それから、あわせて2点目、第7款商工費、第1項商工費のうちの第2目商工業振興費1億2,453万3,000円でございます。平成30年度の企業誘致というのは、企業立地促進補助金として7社、5億4,648万5,000円、情報通信関連企業立地促進補助金1社、323万3,000円、事務管理関連雇用事業費補助金2社、934万5,000円という平成30年度の企業誘致でございました。この9月補正では4社として1億2,453万3,000円が計上されておりますが、今回の企業誘致による業種、それから雇用人数など詳しい内容をお聞きしたいと思います。  あわせて、企業誘致に当たって、誘致企業と特に地元企業とのつながりということを大切にし、そうした指摘もこれまでもなされておりました。地元地域との連携と、こういう点では期待されていると思います。こうしたことに対する市としての受けとめがどのようなものか、お尋ねをいたします。  とりあえず2点、よろしくお願いします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 福井議員の御質問にお答えいたします。  今回の補正予算でございます。地盤変動調査ということでございますけれども、こちらの項目は、工損調査、事後の調査分、10件分ということになっております。昨年10月に第2庁舎整備のために内部解体工事を行いました。そして1月からは整備工事となっております。内部解体工事の際に、その対象の東側3件の事前の調査を行っております。その後、整備工事を行う際、隣の旧合銀の跡地を借り受けできて工事ヤードとして使用できるとなりましたので、その旧合銀跡地の周辺、西側です、そちらを7件追加して事前調査を行ったというものでございまして、今回の補正につきましては、東側の3件、西側の7件、これを足した計10件の事後の工損調査を、最終的には駐車場の整備が終わった後にするということで計上をさせていただいておるというものでございます。  それから、何か工事期間中、苦情等あったのかということでございますけれども、騒音であるとか振動などというようなことは多少ございまして、その都度、協議・相談させて、工法等を変えながら行っているところでございます。破損というようなところまではまだお話は伺っておりません。今後この事後の調査によってそういう被害があったという場合には、適切に対応していきたいと考えております。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 続きまして、企業立地促進補助金についての御質問にお答えいたします。  今回補正でお願いしております企業誘致補助対象企業についての詳細でございます。4社ございますので、順次お答えをいたします。  まず1つが、株式会社モリタ製作所でございます。業種といたしましては、御案内のとおり、歯科用の機械器具を製造されております。雇用につきましては、今回の雇用増を含めまして現在92人となります。続きまして、有限会社倉繁歯科技工所でございます。歯科技工業入れ歯等矯正装置の作成・加工をされております。ふえました雇用も含めまして、雇用人数16人となります。続きまして、株式会社びーふるでございます。こちらは3Dプリンターによるフィギュアの作成でございます。雇用人数は9人となります。それから最後に、4社目、松井酒造合名会社でございます。焼酎、ウイスキー、リキュール等の製造をされております。雇用人数は15人となります。  続きまして、誘致企業地元企業とのつながりといいますか、そういったものが大事ではないかということでございますけども、御指摘のとおりでございまして、誘致企業の使用する資材等が地元企業で発注されれば、地域経済にとっても大きな効果があると考えております。そういった意味で、誘致企業等の聞き取りをする中で、例えばどうしても自社で賄わないと地元では調達できないものを除いて、可能な限り地元を使っていただいているような状況もあるようでございます。例えば、こん包用の段ボールを使っていただいたり、あるいは金型を使っていただいたり、そういったことで地元企業とのマッチングも進んでいるというところでございます。引き続きまして、企業を誘致する際には、そういった地元企業の特性、こういった企業がありますといったようなことを紹介しながら、マッチングを進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○15番(福井康夫君) ありがとうございました。初めに、総務費における第2庁舎の整備事業でございます。工損調査のうちで、現在までは若干の騒音とか苦情なりということはあったけども、被害までは出てないしということでした。たからやのときもそうでしたけども、若干のそうした工損ということがあった経緯がございます。幸いにこのたび余りそうした部分での危惧がないということでございました。この施設、これから市庁舎として長期にわたってまた使用していくわけでございますから、近隣のそうした市民の方々の声もぜひ真摯に聞いてあげていただいて、今後ともより理解をいただくような形でしっかりと対応していただきたい。まだ引き渡しが済んだわけではございませんから、年末まで事後調査が終わらなければなりませんけども、ぜひよろしくお願いしたい。そのことは後でまた触れていただきたいと思います。  それから、商工費、企業誘致の関係でございます。4社における雇用、モリタ製作所さんを初め4社、その中で、雇用関係は合計25名でしょうか、雇用がされる予定だと、こういうことをお聞きしました。地元の企業との取り組みでございますけども、モリタ製作所さんは特殊な機械ということで、なかなか地元企業との融合というのは難しいかもしれませんが、そのほかは、どちらかといえばもう既に地元企業ということでの補助という部分だと思います。昨今は企業誘致というよりもむしろ雇用関係が、非常に有効求人倍率の関係が逆転しているということでございますので、さほど雇用関係では以前に言われているほどではないかもしれません。今、実績をお聞きしました。いずれにしてもそうした機会がふえるということで、大変好ましい限りでございますので、引き続いて取り組みをお願いしたいと思います。ありがとうございました。  最後です。3点目、第8款土木費、第4項都市計画費のうち、第2目公園費で、補正額1,940万円でございます。先ほど6番議員の米田議員が質問されました公園整備で、同じ項目でございます。この公園施設長寿命化対策支援事業として管理事務所整備工事は、先ほどおっしゃいました平成28年、29年に計画されておりましたけども、ようやく着手しようということでございます。50年以上経過したということでございました。平成29年では2,100万円余の予算を議会で承認することとなってきましたが、新しい管理事務所に向けて、社会資本整備総合交付金が当時は配分がないということです。延期になったという経過がございます。既存の建物、喫茶うつぶき、桜カフェとも言っておりましたけども、ここの改修の整備ということでございます。主には公園管理事務所でございます。風呂をつけたり、シャワーをつけたり、あるいはほかのもの、設計の内容をどう発注する、内容か中身か、若干そのあたり、限られたスペースしかありませんが、設計の内容についてお尋ねをしたいと思います。  それから、2つ目が、今現在、NPO等に春の桜の時期に喫茶うつぶきを利用してもらうということで、年間通じては10日余りしか利用されておりませんと、こういう答弁でございました。確かにそうかもしれませんが、利用をしていただくのは10日余りというよりも、10日あけていただいた。しない、そこしかあけてない。もしあければもっともっと市民の利用というものもあるんじゃないかなと感じております。  というのは、打吹公園の来園者というのも、平成27年、28年、29年お聞きした経過がございます。来園者も年間約10万人という実態、報告をいただいております。それから飛龍閣の利用者、これも年間約1,000人という利用者、これまで報告をいただいております。したがって、3月から4月という限られた期間でありましょうけども、大勢の市民の人が、この喫茶うつぶきであり、それから飛龍閣を利用される、利用されてきた、あるいはそういう場所であったと私は思っております。したがって、これがなくなるということになれば、先ほど米田議員がおっしゃったですけど、代替施設などの利用計画というようなものはあるのか、方針があればお聞きしたい、そう思います。  特に、飛龍閣の活用について話も出ました。この際、本当に市民に広く呼びかけて、私はこの飛龍閣の利用ということも代替の施設としての利用というのも、確かにその仕組みを考えて呼びかけるというのもあるのではないだろうかなと思います。その点を踏まえて答弁をいただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 第2庁舎の工損の部分でございます、被害のことでございます。この補正を承認いただきまして、事後で工損で被害が判明した場合等につきまして、十分その方と対応させていただいて、今後長きにわたって第2庁舎ということで活用していくということですので、その周りの方々についても十分協力し合って進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○建設部長徳丸宏則君) 福井議員公園管理事務所の改修についての御質問にお答えします。  まず最初に、米田議員にもその経過については御説明させていただきましたので省略させていただきますが、設計の内容についてということでございます。まず、現在の公園管理事務所には、作業で汚れた後に必要なシャワー室がございません。打吹公園管理人の労働環境の整備の観点からも、新たな管理事務所には管理室、事務室、休憩室、シャワー室、先ほど言いました動物用飼料の調理場、倉庫等を整備する予定でございます。  現在の公園管理事務所の面積は33.12平米、一方、喫茶うつぶきは49.41平米ありまして、面積的には5割程度増加します。従来の管理事務所にはなかったシャワー室を整備することも十分可能になります。詳細な間取りとか、先ほど米田議員もありました今後の活用について、これから設計を出していきますので、そこもよく検討していきたいと考えております。  また、喫茶うつぶき、年間10日間あけているので利用者もあるということで、その喫茶という観点からしますと、代替施設についてはちょっと考えてないんですけども、公園内へのキッチンカーとかの乗り入れを許可したり、また春まつりとかでしたら、それに伴う代替のテントなどの御相談があれば協議に応じたいと思いますし、それと福井議員おっしゃっていただいた飛龍閣、今度喫茶うつぶきのほうに管理人が近くに行きますので、例えば飛龍閣の一時利用であったり、休憩としての利用については、ちょっとこれから今後検討したいと思います。 ○15番(福井康夫君) ありがとうございます。打吹公園でございますが、公園管理、特に打吹公園、それから打吹山、市民の一つの憩いの場、それから倉吉市民のシンボルという意味では、本当に大事にしていきたい。そのためには日々こうして公園管理、職員の方5名ですか、お世話になって、そして以前は打吹山の監視人がおられたけども、現在はおられません。そういう打吹公園でございます。その中で今回の公園管理事務所の移転は、中身はわかりました。  もう一つは、そうした公園管理の一環として、これまで、桜が老木になってきたということもありまして、桜再生事業、平成21年度から、10年前から取り組んでこられました不定根の再生法が成果が上がるということの中で、検証していこうということもありました。現在どういう状況か、この際ですのでお聞きしたいと。  それからもう一つは、打吹山全体のナラ枯れの被害、そうしたものも非常に危惧されてきました。特にそこではカシノナガキクイムシの関係だろうと思いますけども、そうした部分の防除、そうしたものが現在どう取り組まれているかということです。その2点だけ、あわせてこの際、お尋ねをしておきます。 ○建設部長徳丸宏則君) 引き続いての御質問にお答えします。  打吹公園には、少し弱くなったといいますか、ソメイヨシノの老木がたくさんありまして、その再生を図るために、議員おっしゃっていただきましたが、平成21年度に不定根誘引再生といいまして、幹は少し腐っていて、そこに、腐食したところに幹から細い根が出るという桜の習性がありまして、その細い根を生かして地中まで持ってこう、そして再生を図る。そうすることによって、ソメイヨシノの樹齢が大体60年だと言われていますが、それが70年、80年まで延びるということで、不定根誘引再生ということで実証検証を行ってきております。現在は11本のソメイヨシノで実施中であります。  平成21年度に実施した桜1本については、平成25年度と平成30年度に確認作業を実施しておりまして、平成25年度には数センチ程度の不定根が幹全体に発生していることが確認されました。また、平成30年度には、不定根が太く長くはなっていましたが、まだ地面まで到達できてない状況でございましたが、樹木医さんによりますと、治療は順調だという見解をいただいております。不定根誘引再生を実施しているほかの10本の桜についても、平成23年度、平成24年度ごろから開始したものでありますが、現在のところ他の状況も今後その樹木医さんと相談しながら、どういう状態になっているかということを確認していきたいと思いますし、いずれにしても根気の必要な作業となると考えておりますので、打吹公園の桜の再生に向けて根気よく取り組んでいきたいと思っております。  もう1点、ナラの木の保全でございますが、カシノナガキクイムシということが、それが原因ではないんですけども、それにくっついてくる病気といいますか、菌で枯れていくということで、その媒体となるカシノナガキクイムシを防除していこうということでございますが、現在3種類のトラップといいますか、捕獲をするもので実施しておりまして、1点目は、ペットボトルの上から口のところを逆さにしたようなものを連結しまして、一番下にエタノールを入れて、そのにおいにつられてカシノナガキクイムシが一番下まで落ちて収集できるといいますか、というやり方と、カシナガホイホイといいまして、要は粘着で、ゴキブリホイホイとかありますけども、くっついちゃうというのをまきましてやる方法、それと完全に、要は菌を運ぶので、それが移動しないように資材でぐるぐる巻きに、飛び出してこないようにとか次に行かないようにする、3種類のトラップをやっております。平成30年度に10本の木に39基を設置し、本年度は9本の木に36基を設置しております。  その実績ではございますが、一匹一匹は数えれませんけども、大体推定ですが、1匹あたりが0.02グラムということで計算して重量をはかったところ、平成30年度には30.4万匹、本年度は14.4万匹を捕獲したということを推定しております。京都府農林水産技術センター小林主任研究員さんにお世話になっているんですけども、その方によりますと、カシノナガキクイムシを5,000匹駆除するとナラの木1本ナラ枯れを予防できるという意見をいただいておりますので、それから計算すると、平成30年度では61本、本年度では29本のナラ枯れを予防できたことになるのかなと思っております。今後とも、今はその3種類でございますが、それを組み合わせながら防除のために努めていきたいと思っております。 ○15番(福井康夫君) ありがとうございました。打吹公園でございます。この10年に再生をということで取り上げてこられました。本当に先人が明治以来、明治37年開園ということで、市報でも紹介されております。市民が本当にいつまでも、これからもまた親しんでいけるような公園として、ひとつその管理なり育成といいましょうか、引き続いて取り組んでいただきたい、そのことを申し上げて終わります。ありがとうございました。 ○議長(坂井 徹君) 次に、16番福谷直美議員に質疑を許します。 ○16番(福谷直美君) それでは、議案第50号、9月補正で、2款、8款、10款で3件出しております。  先に庁舎管理でありますが、今、福井議員からもいろいろありましたが、私はこの庁舎管理、本庁舎の管理についてでありますが、まだこの本庁舎の分のどういうレイアウトとか、それから本庁舎とか北庁舎とか、東庁舎、南庁舎、水道局、そういう関連のところは今後どう考えておられるのかなという思いでお聞きしたいと思いますが、私は前々から少し思っていたのですが、もし本庁舎の改修をされるときに、議員の市民相談室等みたいなものができないかなという思いがありましたので、これは計画にあるのかないのか、されないのか、聞いてみたいと思います。  第2庁舎も少し行きたいと思います。隣接される駐車場についてであります。あれは何台駐車ができるのか。それと、玉川沿いの一方通行の裏の道が、市民からよく話があるものですから、裏の道、あれは一方通行の道ですが、あれは閉鎖されるのか、そのまま入って左に抜ける道を使われるのか、そこもお聞きしたいと思います。  そして、庁舎は何台の駐車場を置けるのか。それから、いつでも誰でも置けるのか。例えば夜の会に置かせてもらって、その後、会食が済んで車で帰れるような使い方もできるのか、管理方法、開閉機など、どういう管理方法をされるのか、まずここまで教えていただきたいと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 福谷議員の御質問にお答えいたします。  まず、第2庁舎、関係課が移転して、こちら本庁舎等どうなるかという御質問でございます。鳥取県中部地震による被災であるとか、経年劣化等によって東庁舎、南庁舎、水道局庁舎、これを事務所として活用は行わないということで、第2庁舎を今度整備するということでございます。そのため、現在の本庁舎、北庁舎とともに、全庁的な各部署の配置の見直しを行ったものでございます。  本庁舎の2階には、今現在の市民課、保険年金課、長寿社会課のところに、4月から上下水道局を配置する予定としております。また、このスペースでは少し足らないということがございますので、1階、今現在、環境課がおりますところ、そちらも上下水道局の一部を配置するという予定としております。同じく2階の今現在の税務課のところにつきましては、建設課を配置する予定でございます。それから、3階につきましては、今現在の地域づくり支援課、なごもう会のところへ、建設部長室と、それから建築住宅課。そして今現在の行政委員会、監査委員室のところへ、管理計画課を配置するという予定としておるところでございます。  北庁舎に今現在あります農林課、農業委員会事務局、商工観光課あるいは税務課の地籍係、こちらは全て第2庁舎に移転するということとなりますので、こちらの北庁舎につきましては教育委員会事務局、1階に生涯学習課、2階に教育長室、教育総務課、学校教育課、3階は会議室ということで使用を予定しておるところでございます。  その後の東庁舎等の活用でございますけども、まず東庁舎につきましては、震災の復旧工事の際に起債を活用しておりますので、当面は解体せずに書庫、倉庫として活用していきたいと考えております。それから南庁舎につきましては、建築住宅課側の約4分の1が使用するのに支障があるということでございますけども、大部分は使用可能ということであるため、同じく書庫、倉庫ということとしております。また、もともと下水道課の公有財産ということもありまして、合併後の上下水道局の貯蔵品、水道メーター等、日常的に使用する物品を収納する倉庫として活用する予定でございます。水道局の庁舎につきましては、既存の車庫、倉庫とともに、給水タンク、土砂、採石等の備品等を配置する倉庫として活用する予定ということでございます。  東・南・水道局庁舎を含めて、全体のレイアウトを検討し配置したところでございまして、この各執務室であるとか会議室、相談室のレイアウト等を検討すると、その中で、御提案の議員用の相談室等を配置できるスペース等については、今のところちょっと難しいのではないかなと考えているところでございます。  続きまして、第2庁舎の隣接する駐車場の件でございます。何台駐車が可能かということでございますけれども、一般車両41台、それから屋根つきの身障者用の駐車場が2台、計43台を駐車可能という予定としております。それから進入、退出でございますけども、今のところの設計では、旧合銀跡地、県道側からの進入路を2カ所、それから玉川側から1カ所、こちらは一方通行ですので多分出口ということになると思います、を計画しております。  それから、管理の方法でございますけれども、メンテナンス等が必要な開閉機、この機械は設置をせず、チェーンによる施錠管理を考えておるところでございます。庁舎利用に係る駐車のみを想定しておりますので、時間帯を決めて施錠、開錠するという予定としております。ただ夜間、休日などの庁舎利用については、宿日直員による管理を検討しているというところでございます。以上です。 ○16番(福谷直美君) 詳しく説明をしていただきました。あの駐車場は便利のいいところで、皆さんがやはり夜でも置きたい、それから観光に来られる方もいいのかなという気もします。どんな使い方か、旧たからやの駐車場もありますので、そちらも利用されると思いますが、場所のいいところですので、夜にでも置きたいということもありますので、いろんな検討をしていただいて便利なように使わせていただきたいと思います。  それから、あそこの土地、建物でありますが、一応無償ということで聞いておりますが、これは当然無償で固定資産税は減免ということでしょうが、これは何年契約で合銀さんとはしておられるですか、何年ぐらいで、もうずっと庁舎がある限りという契約なのか、何年後には契約を変えられるのか、教えていただきたいと思います。  それから、第2庁舎の開庁を迎えるに当たりまして、それから、何名の職員が第2庁舎に移転をされ、本庁舎に何人残り、それから、北庁舎に何人入り、されるのかなという人数的にわかれば教えていただきたいと思います。  それから、第2庁舎、いよいよ本当に目に見えてまいりました。たしか勉強会のときに資料いただいたときに、12月21日、22日で内覧会をされるという資料をいただきましたが、これは内覧会というのは市民を対象にされるんですか、それとも議員とか、そういうことの内覧会ですか、それも教えていただきたいと思います。  それから、土地、無償で寄贈をしていただいた、いないさんへの誠意、感謝の気持ちはどんな形として、一応、質問したときには何かの形であらわしたいとたしか答弁されていたように思いますので、もうそろそろ固まっただろうと思いますので、もし公表できるのであれば、どんなものか教えていただきたいと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) まず、旧合銀跡地の駐車場、無償の契約でございますけれども、こちらについては、3年契約ということとしております。ただ、お互い双方申し出がなければ更新、更新という状況になるというような契約でございます。  それから、内覧会につきましては、今現在考えておるのは、全ての方を対象ということですので、市民の方も対象にしたいとは考えておるところでございます。  それから、土地、建物を無償で寄贈していただいた方への感謝の気持ちという部分がございました。こちらにつきましては、無償で寄附いただいた旨を記載した銘板等、誠意をあらわせるような形のものを皆さんに見ていただけるような場所に設置したいとは考えておるところでございます。  それから、第2庁舎、各課移転後の職員数ということでございますけども、こちらは、正規職員、専門員、任期つき職員、臨時職員、非常勤職員も含めて、今現在の人数が第2庁舎、本庁舎、北庁舎へ行った場合ということでございますけれども、第2庁舎で260名、本庁舎で156名、北庁舎で28名ということを予想しております。以上です。 ○16番(福谷直美君) ありがとうございます。  いないさんへの感謝の気持ちもあらわすということですので、ぜひそうしてあげてほしいと思っております。  それと、今お聞きしますと、資料もいただきましたが、本庁舎が156人、それから北庁舎が28人、第2庁舎で260人という、かなり第2庁舎の職員数が多いようですが、この多い第2庁舎、市民も大きく期待し、市民も使いやすく、かなりの人が出入りをされると思いますが、ここの中の誰が責任者といいますか、市長は本庁舎を逃げたらいけんと思いますが、誰か特別にそういう方を置かれるのか、そのあたりは、かなり当初はここは混乱するだろうと思います。多くの職員さんがおられますので、市民の方もたくさん来られるし、いろんなことの混乱が始まると思いますが、このあたりの管理のやり方等はどう考えておられるのかなと思います。その辺をまた教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) まず、第2庁舎につきましては、こちらは支所ではなく、分庁という扱いでございます。いろいろな課、総務部、健康福祉部、企画産業部という部分がございます。そこの中で、行政の主体として、そこに責任ある長、第2庁舎として行政行為を行うということはございませんので、そういう行政上の責任者は必要はないと考えております。ただ、庁舎の管理であるとか、当然万が一災害が起こった場合、当然そこの責任というものが必要となりますので、それについては、そこの庁舎におる職員にその任を割り当てるということで対応したいと考えております。 ○16番(福谷直美君) 260人もの大勢の職員で、職員が責任をとるというのは、何か少し不安があるような気がします。どういうふうな、これからも考えられるでしょうが、どなたかやはりトップ級の方が管理には、当面は常駐されるというようなことがあってもいいのではないかなと思いますが、そこはこれからのまた、まだまだ時間がありますので、考えていただけたらと思いますが、そう皆さんが思われると思います。部長は何人行かれるでしたか、2人でしたかいな、3人。よろしくお願いします。  それと、次に行きます。もう時間がありませんので、また次に行きたいと思います。また答えてください。  それから、8款の公園管理事業であります。大平山公園の公園管理です。前回、6月に大月議員が質問されましたので、もうこれはできとるのかなという思いでおりましたが、今回また補正が出てきましたので、これはまだ終わってないのかなということで質問をさせていただきたいと思いますが、私も出てきましてから行ってみました。かなり上のほう枯れたり、切ってありまして、かなりできとるなと思いましたので、まだ終わってないところがあるということで今回の補正に出されたかなと思いますが、そのあたりを教えてほしいと思います。  ついでに、私も行ってみましたので、かなりきれいにしてありました。草も刈ってありますし、きれいでありましたが、公園管理の展望台、あずまや等もかなり老朽化して、ちょっと危険が増しとるような気がしますが、あそこはすごく多くの桜があり、景観のいいところですが、ああいうところの公園管理ももっとされるのなら、市民にももっともっと広報されたらいいかなと思いますが、そのあたり教えていただきたいと思います。  もう1点、10款の市営ラグビー場です。今回、市営ラグビー場は関金地区にということで、今回約1,700万円の設計業務委託料が入っております。これは、生芝で張れて、全面的に芝を張りかえされると聞いておりますが、最近、人工芝がかなり普及をしておりますが、こういうところは人工芝というのか、生芝にしてもかなり管理料が年々、毎年かなりの管理料が要ると思いますが、このあたりの考え方はどう考えておられるのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 第2庁舎、部長級は何名かということのお尋ねでございます。現在2名と考えておるところでございます。  それから、第2庁舎の施設管理、防犯、防災についての責任体制の検討につきましては、十分今後もやっていきたいと考えております。 ○建設部長徳丸宏則君) 公園管理事業の、特に大平山公園のツタ切りについて、福谷議員の御質問にお答えします。  御指摘のとおり、6月議会で大月議員から御質問いただきまして、その後、早速に市の職員で現地を確認と、少し作業をしてまいりました。確認したところ、大平山公園には約310本の桜があるんですけど、そのうち210本程度にツタが巻いていたということで、実際に職員で作業して全部剥いでみようかなと思ったんですけど、なかなか剥げませんでした。根だけのところを切ってみようかなと思って、その作業もしてたんですけども、その後、とても職員ではちょっと無理だということで、造園業者さんに相談したところ、下の根から数十センチのところを切っても枯れると、効果はあるということで、実際に私たちが切ったところ、1カ月程度を見たら、もう枯れましたので、ああ、効果はあるなということで、その当時、公園管理事業として予算を持っていた範囲内で、約110本のツタ切りを7月に委託して行っていただきました。その効果は出ております。ただ、職員でやった10本程度と、残りで、あと90本程度まだできてませんので、それを今回補正でその予算を上げさせていただいたところでございます。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 福谷議員からの市営ラグビー場についての御質問にお答えいたしたいと思います。  まず最初に、このラグビー場の移設工事につきましては、鳥取県ラグビーフットボール協会と今まで10回以上にわたって協議をしてきながら、関金多目的広場を移転先として決定してきました。主な設備概要、整備概要につきましては、1点目が散水排水設備の改修を伴う芝の張りかえ、それと、防球フェンスの改修、更衣室の改修を行うよう計画しております。先ほど議員からもありました、どのような天然芝と人工芝、天然芝と人工芝で設置工事が倍半分、人工芝になると2倍かかるということもありまして、そういったことも含めて、施工後の運転管理費等も含めまして、実施設計の中で検討していきたいなと考えております。以上です。 ○建設部長徳丸宏則君) 済みません、答弁漏れがございました。  大平山に多くの桜があるので、広くその景色もいいということで、実際、桜が咲くころに展望台に上がりますと、展望台の下に桜が咲いて、遠くに東郷池が見えるという、本当にいい景色です。実際に春には、ちょっと公園内で火を使われるのはどうか、あれなんですけど、公園に来られて花見をして、バーベキューかなというのをやっておられる風景もあります。これから多く広報して、ただ、やはり結構距離がありますので、車でしかちょっと来れないのかなということもあります。ウオーキングもたくさんされておりますけども、広くPRして、来ていただくようにしたいと思います。 ○16番(福谷直美君) ありがとうございました。  公園、私も行ってみましたが、ほんにすごく多くの桜があって、まだ桜の咲いた時期に私も行ってみたことがありません。行ってみたいなという気がしました。ですから、あずまや等の管理もやはり同じように管理もしていただいたらなと。倉吉北ライオンズクラブがかなり力を入れて整備もしておられるようですので、また桜の時期には行ってみたいなと思います。  それから、ラグビー場ですけど、倍かかっても、管理料を年々にすれば、何年かでは同じぐらいになるでないかなというような気がしますが、検討するということですので、検討してみて、やはり安価でできる方法をとっていただきたいと思います。終わります。 ○建設部長徳丸宏則君) 最後の、済みません、少し答弁漏れになってたのかもしれませんが、展望台の管理につきましても、随時管理しながら行ってまいります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、8番伊藤正三議員に質疑を許します。 ○8番(伊藤正三君) 私は、都市公園管理のことについてお尋ねをいたします。  約66万円ばかりの補正が出とるわけですが、これは遊具の点検ということでございます。それで確認のために、都市公園、今何カ所あるのか。それと、これは遊具ということでございますので、点検個数はどのぐらいあるのか。それと、都市公園で前は児童といいますか、お子さんがたくさん遊んでおられるような姿を見とったわけですが、少子化ということで、最近姿をもうめっきり見れなくなったわけです。ただ、お子さん、あるいは使用者の安全確保のために遊具の点検、あるいは更新というのは、これからまだまだ続くと思います。それで、その遊具もいろいろ種類があると思うんです。例えば上灘公園といいますか、公民館のところには、遊具というより健康志向の健康器具みたいな形のものも最近はあるようでございますし、複合式や大きいもの、小型、あるいは、今言った健康志向型というようなものがあるわけですが、これからの少子化も進む中での遊具、それでも安全性を確保するために更新もしていかなきゃならないという中で、今後のこの遊具に対する方針といいますか、市の考えをお聞きしたいと思います。 ○建設部長徳丸宏則君) 伊藤議員にお答えします。  今回のこの補正予算でございますが、議員がおっしゃっていただきましたように、都市公園法の規定により義務化されている、都市公園内に設置されている遊具の定期点検を行うものとして、66万7,000円の補正をお願いするものでございます。本市には都市公園が26ありまして、そのうち22の公園に104基の遊具が設置されております。また、都市公園以外の公園121公園ありまして、そのうち39の公園に109基の遊具が設置されております。主な遊具としては、滑り台、ブランコ、鉄棒、うんてい、ジャングルジム等でございます。実は調査はしてはいないんですけども、議員御指摘のとおり、公園遊具の使用状況は、人口減少や少子化で子どもの遊び方もなかなか屋外でというのも減っていると思いまして、以前と比べるとやはり使用頻度は下がっているのかなと思っております。その点検ですが、A、B、C、Dの4ランクに分けて、健全であるとか、少し劣化が進んでいる、まだ緊急の必要はないけど直さなくてはいけない、応急に直さなくてはいけないというようなことで、点検を行っております。老朽化した公園遊具の更新時期の考え方といたしましては、やはり公園遊具で遊ぶ子どもたちは以前に比べて少なくなっていくとは思いますが、子どもの教育の観点や市民の憩いの場としての観点から、遊具は必要不可欠なものと考えておりまして、老朽化したからといって単純に撤去することは考えておりません。ただ、基本的に大型遊具、ジャングルジムや滑り台、ブランコ等が一体になった遊具は、軽微な修理で状態が改善できる場合には修理しますけども、修理に多額の費用を要するということがわかった場合には、少し対応を考えさせていただいて、それを小型の遊具にかえるなどの措置を検討してみたいと思っております。また、小型の遊具、ブランコ、滑り台については、それぞれの公園の利用状況等も確認しつつ、更新していく方向で考えたいと思っております。 ○8番(伊藤正三君) わかりました。  今言われましたように、複合型というか、大きな滑り台やジャングルジムが一緒にひっついたような大きなものがあるわけですが、そういうものに対して、修繕の場合もお金もかかるようですし、今言われましたように、ニーズが減っていると。ただ、倉吉パークスクエアの一画にあるでしょ。あそこは本当にいつ行ってもたくさんの保護者の方と一緒に小さいお子さんが、特に休日には物すごくたくさんの人がいらっしゃるようです。ですから、場所のこともありますし、特定された場所にはやっぱり集まっていらっしゃるということでございましょうが、細かい100何カ所の公園の一つずつの遊具というのは、安全確保のためにちゃんと点検しながら、修理や更新はするわけですが、今も部長言われてましたように、子どもの遊び方が変わっておりますので、そのニーズを見ながら、安全確保に努めていただいて、今後の遊具のあり方も適正に対処していっていただきたいと思います。以上です。
    ○議長(坂井 徹君) 次に、13番山口博敬議員に質疑を許します。 ○13番(山口博敬君) 13番。今、伊藤議員の質問で理解をいたしました。  ただ、都市公園が26あって、そのうちの22カ所に遊具、それから、都市公園以外の公園では39カ所に遊具があると、こういう説明でした。それで、よくいろんな事件、事故が起こったときに、想定外だったと、こういう、起きてから、そういう評価、判断をされるということがあります、往々にあります。今もありましたように、都市公園の遊具を使って遊ぶ子どもさんが少なくなってきたというものの、遊ばれる方もあるわけでございますので、その分、管理が不徹底で事件、事故が起こったということじゃあいけんわけでして、とにかく想定外で事故が起こったということのないように、しっかり点検をしてもらって、子どもさんに楽しんでいただくという公園にしていただきたいということをお願いして、終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、10番大津昌克議員に質疑を許します。 ○10番(大津昌克君) 私は、議案第50号 令和元年度倉吉一般会計補正予算(第3号)のうち、3つの事業についての質問をいたします。1つ目は、2款1項7目企画費、そして、7款1項3目の観光施設維持管理事業、そして、10款3項1目の学校管理費、この3点でございます。  まずは、2款1項7目の企画費、企画政策推進75万7,000円、財源は一般財源でございます。このファシリテーターの養成に関してでございますが、まず、ファシリテーターとはどういう役割を果たすものなのか、ファシリテーターについては何なのかということについてお尋ねをします。ファシリテーターの養成内容について、どのような講師が来られて、どこから来られて、どのぐらいの講師料なのか、あるいは、養成時間にどのぐらいの時間がかかるのか、期間はどのぐらいの期間をかけるのか。最終的に、認定資格など、そういうものの資格があるのかどうか、そういうことについてお尋ねをします。そして、この養成者の対象者は何人で、身分はどういう方なのか、身分というのは職員なのか、公務員なのか、民間人なのかということでございます。それから、最終的に養成された後に行われるワークショップについて、ワークショップでは何人ぐらいの人を対象に、どういう場所で何回ぐらい行うのか、まずはそこについてお尋ねをしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 大津議員のファシリテーター養成に対する御質問にお答えをいたします。  まず、ファシリテーターとはということでございますけども、今回ファシリテーターについて予算をお願いする前段といたしまして、第11次倉吉市総合計画についてでございますが、これが令和2年度で終期を迎えることとなります。令和3年度からの、新しい第12次倉吉市総合計画の策定をすることになるということで、そのために民間の方の意見を入れようということで、ファシリテーターを養成して、ワークショップをどんどんやっていきたいと考えております。また、あわせまして、実は、地方版総合戦略につきましても、今年度、令和元年度で終期を迎えるんですけども、この総合計画の策定に合わせまして、1年時期をずらしまして総合戦略も策定してまいりたいと考えております。こういった計画の策定にワークショップの手法を取り入れたいと考えております。このワークショップの手法を取り入れるに際しまして、適切な進行役といいますか、会議をうまく進行する役割としてファシリテーターという役割が重要になってまいります。  ファシリテーターの役割といいますと、具体的に少しお時間をいただきますと、まず、会議であったり、話し合いの場の目的を押さえた上で、事前準備であったり、話し合いのプロセスの設計を行い、会議の場を設定いたします。また、傾聴や質問を通じて参加者の意見や思いを会議の場で引き出す役割がございます。また、議論の内容を明確にすることで共有を図りつつ、整理をしながら論点を絞り込むという役割がございます。そして、最後に、対立を解消し、会議全体としての合意、意思決定へと進めるという、こういう重要な役割を持っているということで、このワークショップを進める上でのファシリテーターの役割は重要であると考えております。  そういった中で、養成時間であったり、期間、資格等でございますけども、これらスキルを習得するための具体的な講師の委託先は今後でございますけども、秋、11月ぐらいから、冬、2月にかけて3時間程度の研修を合計4回程度実施をしたいと考えております。研修では、ファシリテーションの理論を学ぶ講義のほか、ワークショップの進行をするための演習なども想定をいたしております。研修修了に伴う資格取得などは特にございませんが、研修によりまして、ファシリテーターとして住民の意見を引き出し、そして、まとめられるスキルを身につけてまいりたいと考えております。  続きまして、養成対象者は何人で、職員かどうかというお尋ねでございますけども、総合計画の策定に当たりましては、分野別の課題を分析いたしまして、体系的に整理をしていくことが重要であることから、ファシリテーターは市の職員を考えております。係長級を中心に20名から30名程度を養成したいと考えております。  続きまして、ワークショップの運営イメージということでございます。まだ具体的に固まったものではございませんけども、教育、福祉、健康、防災、観光、農業などの分野別に幅広い年代の参画を得ながらワークショップを実施していきたいと思います。また、地区ごとのワークショップも実施していきたいと考えておりますし、また、鳥取看護大学、あるいは鳥取短期大学の学生さんを対象にしたワークショップもしていきたいということで、こういった対象者を分けて、幾つかのワークショップをやっていくというところまでは大体方針としては持っておるんですけども、さらなる詳細は今後ということで、検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○10番(大津昌克君) 養成が二、三十名ということで、かなりの人数のファシリテーターが養成されるということからすると、かなりのワークショップの数が行われるのでないかと、分野別も含めましてですけども、ということでございました。  1点、講師はどこから来られるのかということについてちょっと答弁がなかったのじゃないかなと思いますので、そこをお答えいただきたいと思います。  そして、次は、7款1項3目についてでございます。これは物産館のエアコン198万7,000円でございます。エアコンの更新に伴ってということので説明でありましたが、このエアコン、実際耐用年数は何年で、何年ぐらい使ったものだったのか。更新ということでありますが、もし更新時期というのが大体は計画的には何年というのはわかっていると思うんですけども、年度当初、ことしは更新の年だぞというようなことで計画はなかったのか、なぜこの9月に補正予算ということで上がってきたのかということ、それから、それに当たって、更新時期は今回だということになったことに対して、当初予算に上がらなかったのはなぜかということについて、これは故障があったのか、ふぐあいが生じたのか、現在は運転しているのかしていないのかということについてお尋ねをしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) お答えをいたします。  まず、答弁漏れがございましたファシリテーターの講師はどこからということでございますけども、今後業務を委託してまいりたいと考えておりまして、公募であるとか、具体的な決定方法を考えながら、委託業者を決定してまいりたいと考えております。  続きまして、第7款の観光施設維持管理事業のエアコンの修繕でございます。今回は、倉吉ふるさと物産館のエアコンを改修してまいりたいと考えております。まず、この設置してあるエアコンの耐用年数でございますけども、この設置してあるエアコンは平成8年製でございます。およそ23年もたっておるという状況でございます。一般的に冷暖房設備の耐用年数は15年または13年ということで、耐用年数は既に経過をしているエアコンであるという状況でございます。今回この補正をお願いする経過でございますけども、ことし5月27日に物産館から、三、四日前からエアコンを切っても室外機の音がとまらず、24時間切れることなくずっと動いてしまうという報告をいただきました。これを受けまして、調査をさせていただいた結果、基盤のふぐあいと思われるが、既に部品が生産を終了してしまっているということで、修理は不可能であるという結果をいただいたところでございます。そこで、エアコンと室外機の一体的な交換が必要となったところでございますが、幸いにも、その後、動作は落ちつき、今日まで支障なく動いているということでございますが、しかし、このままでは放っておけないということで、9月の補正予算ということの時期がございましたので、全体の交換ということで予算を計上させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○10番(大津昌克君) このエアコンの取りかえについては、6月議会においても、別の施設でやっぱり同じようなケースがあったわけであります。そのときは、運転していない状態ということで、非常に行政サービスに支障を来す状態であったと当時は認識をしていました。結構そのときもかなり長い、耐用年数をかなり超えた設備であったと思います。公共施設におけるそういう行政サービスを伴う設備に関しては、やっぱり耐用年数をしっかり把握した上で、大きな事故が起こる前に取りかえるという計画も必要ではないかということを思っていますので、言葉は悪いですが、壊れたらかえるというような行き当たりばったりのようなことではいけないのかなということもちょっと感じたところです。それは、聞けばこのエアコンを使って、23年にも及ぶ。珍しいですよね。部品もない、当然のことになってくるんだろうと思います。事前、事前に行政サービスをしっかりと維持するためにはしっかりとした計画の中での更新をと思うところであります。  それで、最後に、10款3項1目の学校管理費であります。これは一般財源から875万3,000円、東中学校の防球フェンスの設置工事ということでありますけれども、ソフトボールコートの隣接ということで、ボールが飛び出すことを防ぐためということでありますが、ソフトボールは何もことしから始まったわけじゃなくて、ずっと前からあるわけであります。男子も女子もやっておりますし、今まではボールが飛び出さなかったのだろうか、防球フェンスは要らなかったのだろうかということを少し疑問に思うわけでありまして、まず、その点、1点お願いしたいと思います。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 大津議員の御質問にお答えいたします。  東中学校のソフトボール場南側、これまで倉庫がございました。倉庫が撤去されて空き地となっておりました。そのため、フェンスのことはちょっとこれまで考えてきませんでした。議員御指摘のように、何回かソフトボールがグラウンドから出ていくという状況は確かにございました。そういう中で、今年度に入りまして、令和2年2月に共同住宅が完成予定という情報が入ってきました。そのため、今回の防球ネットを補正予算でお願いをしているところであります。この共同住宅には、住宅とあわせまして、屋根がない駐車場も設置されることから、ボールが飛び出さないようなフェンスの高さを予定しているところです。以上です。 ○10番(大津昌克君) 共同住宅の建設予定だということで、そちらに飛び出して被害が及ばないようにということだと思いますけれども、今まででも飛び出して、倉庫があったわけですよね、倉庫に当たるということもあったと思うんです。それから、道へ飛び出すというようなことも可能性としてはあったのではないかなと思っています。であるならば、共同住宅ができるかできないかでなくても、本来は整備をしておくべきであったのかなとも思っています。  それと、財源についてちょっとお尋ねしたいと思うんですが、全てが一般財源ということですけども、こういう構築物、防球フェンスということでありますので、何らかの有利な補助金であるとか、起債が使えなかったのかなということについてはいかがでしょうか。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 大津議員の御質問にお答えいたします。  今回のこのフェンスの工事については、まず、国庫補助の対象ではありません。それと、このフェンスの工事について交付税措置があるような起債がありませんでした。したがいまして、今回は一般財源ということで対応を考えているところです。以上です。 ○10番(大津昌克君) 終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、11番藤井隆弘議員に質疑を許します。 ○11番(藤井隆弘君) 一般会計の補正予算第3号のうち、私は、1つの事業、10款2項1目について、これは小学校運営ですけれども、市の、小学校の教育環境の整備、必要箇所の修繕を行うものという中で、事業には修繕料として627万8,000円、西郷小学校の体育館の屋根の雨漏り、これが80万1,000円と、もう一つ、小学校の遊具、上北条小学校ほか8校、212万円ほかとありますが、上のほうのは、西郷小学校の部分、わかりますが、下のほうの部分について、もう少し説明を加えていただけますでしょうか。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 藤井議員の御質問にお答えをいたします。  まず、80万1,000円以外の部分でいきますと、小学校の遊具修繕ということで、上北条小学校ほかに8校、それで、はんとう棒であったり、ジャングルジムであったり、ブランコ、そういったものの接合部分であったり、さびて腐食していたりということで、今現在使用を一部とめていたりという規制をしながらしているところがありますので、それを全部修理したいと考えております。それが212万円。残り300万円余りにつきましては、今後発生するであろう給配水管の工事であったり、換気などの電気機械設備、あるいは雨漏り修繕、そういったものに対応できるように小学校13校分の修繕ということで300万円余を予定しているものであります。以上です。 ○11番(藤井隆弘君) 今説明いただきましたが、小学校の遊具なんか、これは年度当初からわかってる分、新たにこれ出たわけじゃないとは思うんです。それとか、300万円ほどについて、こういったことが予想されるからというようなことでした。本来でしたら、当初予算で組めばいいことだとは思うんですけれども、当初予算は、この修繕費は、たしか1,100万円余りでしたね。その中で学校配当が200万円ぐらいあるのかな、13校ですから。となると、今これだけいろんな災害が起こったり、公共施設の管理、長寿命化計画も今立てられているかと思うんですけれども、学校としては、毎年学校の予算説明会を持たれて、こういった形でやっていきますという事前協議だったり、要望があるわけですけども、それを踏まえても、これ、いかにも予算が少ないんじゃないかなと私は思ってます。学校も当初からわかってる、本当は9月補正じゃなくて、当初から組んでいただきたいし、もっとこれは、学校というのも結構長くなりまして、古い学校が多いですから、ますますこういった修繕費等かかると思いますので、しっかりと予算組んでいただいてという、これは要望なので、これ以上言いませんけれども、考えていただけたらと思ってます。何かありましたらお願いします。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 藤井議員御指摘のとおり、学校がもう既に市内の小学校13校のうち30年以上経過しているものが37棟あります。そういったものの、経年劣化に対応した修繕というのがまだ半分ぐらいまでしかでき上がっておりませんので、そういったことも含めまして、今後対応をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○11番(藤井隆弘君) わかりました。 ○議長(坂井 徹君) 次に、3番佐藤博英議員に質疑を許します。 ○3番(佐藤博英君) 福井議員が質問されて、企業誘致ということで、中身は大体わかりました。それで、担当課から資料いただきましたので、市内の企業、会社もよう頑張っとるなと感じました。ただ、補正予算でこういう大きな、約1億2,400万円でしたか、ぐらいかなりな大きな金額です。当初は全体として3億2,000万円余りありますけども、これだけ大きな補正になるというのはどうなのかなと思うんです。当初でそれはわからなかったのか、わかっておったのか、その辺はわかりませんけれども、こういうお金をどっかから持ってこんといけんわけですから、財調は財調できちんと積んではあるわけですけども、その辺、財源として、やっぱりこれからはきちんと考えていってほしいと思いますけれども、それについてはどうでしょうか。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 企業誘致補正予算に係る財源措置ということでのお尋ねでございます。実は、この4件につきましては、当初予算の編成過程でも当初予算に乗せようか乗せまいかということで議論をさせていただきました。その中で、財源の確保は一定のめどは立っておりましたけども、当該企業の計画の完成といいますか、実際に補助金を出せるような設備投資が完成して、それに見合った雇用が完了するかというところが当初段階ではまだちょっと不透明なところがあったところでございます。それで、年度がかわりまして、今年度になって、計画が予定どおり、投資もされ、雇用も確保できるということが判明した時点で今回は補正をさせていただいたということでございまして、一旦は当初段階で視野に入れていた案件ということで御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○3番(佐藤博英君) わかりました。終わりますけれども、財源というのは、これは巨額ですから、やっぱりきちんとわかるような形で上げていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、9番竺原晶子議員に質疑を許します。 ○9番(竺原晶子君) 宮川町の観光駐車場の修繕費について伺います。  補正理由に、第2庁舎の整備に関連して、宮川町観光駐車場を効率的に利用できるようにするものと記されていますが、効率的にとはどのように修繕していかれる予定なのか、お話しいただければと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 宮川町の観光駐車場の整備についてお答えを申し上げます。  今回市役所第2庁舎の整備とあわせまして、来庁者による宮川町観光駐車場の利用想定と、加えまして、公用車の駐車場スペースを確保するということで、場内の白線の引き直しや新たな看板の設置等を行うものということで、効率的にというのは、限られたスペースを公用車にも使い、利用者にも使っていただきということで、そういった意味で効率的にという言葉を使わせていただきました。さらに具体的には、来庁者の利用については、市庁舎との動線の円滑化を図るため、現在進入禁止としている銀座通り側、南側を開放し、一般車両の出入りを可能とするとさせていただいたところでございます。また、商店街から最も遠い東側、ここに34区画を公用車の駐車スペースとするということで、一番新庁舎から、市庁舎から遠いところに公用車を置き、近いほうに、市民の皆さんの利用しやすいところに駐車場を配置するというようなことで、効率性、利便性を図ったという内容でございます。具体的に、整備後の利用台数でございますが、観光バスが4台、それから乗用車48台、うち2台が障がい者用でございます。そして、公用車が34台ということで整備をしてまいります。以上でございます。 ○9番(竺原晶子君) ありがとうございます。  今現在、東中学校のほうから出入りができるようになっていて、ガソリンスタンドのほうから出るという一方通行がなっているものが、第2庁舎のほうから一般車両が出入りできるということで、もう一つ、安全面のところもちょっと心配してるところがありまして、第2庁舎のほうから左折して入っていくと、伺ったところによると、左側にバスがとまるスペースがあるということで、そのバスがとまるスペースの前を一般車両が通り過ぎて右側に曲がっていって一般車両のエリアにとまっていくという形になっていくのですが、バスがどのくらい利用するかというところにもなってくると思うんですけども、バスエリアがそこに必要なのかなと思っておったりもするんです。以前伺ったところによると、観光地の近いところで、観光者、観光に来られた方々をおろしてバスの待機場所としてあそこを使うとも伺ったと思うんですけども、近いところにバスを置くのではなくて、遠くにというか、市庁舎に近いところに一般車両がたくさんあって、バスは東中側の道路、今出入りできる道路側にあってもいいのではないかなと。要は左折して入ったと思ったらバスがバックして入ろうと、駐車しようとして動いていたとなると、そこまでまた渋滞が発生したりとか、歩行者の問題もバスがそういう近いところで動いていると安全面がどうなのかなと思うところもありまして、その駐車場エリアの設計というのは専門家の方がされてるのか、市の職員さんがされてるのかということもちょっと伺いたいと思います。どのように思っておられるのか。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 安全面に対する御質問でございます。まず、設計は市の職員がいたしているということでございます。御心配の銀座通りからの進入ということでございますけども、この銀座通り側からの駐車場への進入が大体幅員では6メートルございます。6メートルということがあるので、かなり車の行き違いにも十分なスペースは確保できているのかなと思います。それから、観光バスがとめようとする行為に対して、一般利用の方が待ち時間ができてしまって、そこで渋滞が起こる可能性があるではないかということですけども、観光バスの利用に対して、一般の車両が入ってくるタイミングがどれくらいの頻度かということだろうと思うんですけども、そう出くわす頻度はそんなに高くないのではないかなとは想定をいたしておりますけども、しかし、安全については十分配慮する必要がございますので、整備後も、ちょうど新しい庁舎に担当の商工観光課の職員は移動しますので、ちゃんと駐車場を見るように、安全の確保をするようにしてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 ○9番(竺原晶子君) もう1点です。駐車場の入るときの機械は、今も設置してないんですけど、今後も設置はする予定はないのかということで、利用がふえてくると、48台あれば大丈夫なのかなとも思うんですけど、市庁舎を利用されない方とか、目的外利用される方がずっととめているというようなことかなければいいなとも思っているところなんですけど、機器の設置予定はないということでよろしいのでしょうか。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 開閉に関する御質問でございますけども、機器の設置については、新しいものをつける予定はございません。具体的な管理の方法でございますけども、夜間の出入りについては、もともと近隣の方々から要望があり、制限をしているところでございます。利用時間については、現行どおり午後6時までとして、出入り口は閉鎖することを考えております。ただし、東側に出口専用ゲートがあるため、やむを得ず時間を過ぎた場合でも退出だけはできるということでございますので、引き続きそういった管理をしてまいりたいと思います。 ○9番(竺原晶子君) わかりました。ありがとうございます。 ○議長(坂井 徹君) 次に、1番鳥羽昌明議員に質疑を許します。 ○1番(鳥羽昌明君) 私からは、2つの事業について質問させていただきます。  まず初めは、予算説明資料8ページの2款1項7目のファシリテーター養成に関するものです。今回ファシリテーター養成ということで、委託料75万7,000円、補正予算計上されているのですが、ファシリテーターについては、会議進行上のポイントを幾つか押さえておけば、自前というか、身内である程度養成が可能じゃないかなと考えるのですが、外部委託される理由についてちょっとお聞かせください。 ○企画産業部長(美舩 誠君) ファシリテーターの外部委託の理由についてでございます。このたびの研修につきましては、先ほど御答弁いたしましたとおり、市の係長級を中心に20名から30名程度を養成してまいりたいと思っております。こういった市の職員がファシリテーションを学ぶ機会というのは、鳥取県の職員人材開発センターで実施されている研修の機会もございます。ただし、こういった研修の機会は、全県で24名という数で限りがあるということ、それから、研修時間も6.5時間程度と、そう長くない時間だということで、本市が今求めようとしております住民の皆様から多くの意見を引き出し、積極的な意見を引き出しながら、最終的に一定の方向に合意形成を働きながらまとめ上げていくというスキルを身につけるには、少し物足りなさがあるということで、専門性の高い外部に委託をしようというものでございます。よろしくお願いいたします。 ○1番(鳥羽昌明君) 承知いたしました。  市民のより多様な意見を引き出して、より質の高い会議を行うために、しっかりとした専門家に、正しい知識を習得する必要があるのかなというところかなと感じました。  この外部委託される業者の要件です、例えばよその自治体でも同様に総合戦略、総合計画を策定する際に、受けた実績があるとか、自治体業務にある程度詳しい業者とか、そういったところを想定されているのかどうか、このあたりをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 委託先の要件として、総合計画の策定支援事業の実績を問うか問わないかという御質問でございますけども、今回につきましては、ファシリテーターの養成について重きを置くということで、過去の総合計画の支援実績については、具体的に問うという予定はいたしておりません。総合計画の策定支援については、また別途、具体的な支援業務については、外部に委託する方策について考えてまいりたいと考えております。 ○1番(鳥羽昌明君) 承知いたしました。  一般的なファシリテーター養成ということですかね。逆に言うと、汎用性があって、いろんなさまざまな議会の場でも役に立つ研修になるかなと思いますので、しっかりとお願いしたいなと思います。  もう1点は、予算説明資料の11ページの事業名、土地改良の件についてちょっとお伺いしたいなと思います。  今回はハザードマップ作成一式とあるのですが、この対象ため池の場所、完成時期、周辺住民への周知方法、また、ほかにも必要なため池があるのかどうか、このあたりをちょっとお聞かせください。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 今回補正でお願いいたしますため池のハザードマップ作成でございますけども、場所は八重原ため池が対象でございまして、場所でいうと小鴨地区になります。小鴨地内の八重原ため池でございます。続きまして、マップの完成時期でございますけども、年度内の完成を予定いたしております。それから、ハザードマップの周知方法でございますが、ため池ハザードマップにつきましては、地元住民とため池管理者等と協議しながら作成をするもので、作成の過程を通しまして、防災、災害意識の啓発、普及、管理体制と監視体制の再確認を行うということにいたしておりますので、住民の皆さんにも参画をいただきながらつくっていくというところでございます。また、完成しましたハザードマップにつきましては、想定水深、流速、避難経路や避難場所、危険箇所及び緊急連絡体制を記入したものを作成し、集会所に掲示するとともに、集落内の全戸に配布をするということを予定いたしております。 ○1番(鳥羽昌明君) 作成段階から住民の方と一緒に取り組まれるということで、理想的な取り組みかなと思います。  もう1点、ため池水位監視システムとあるのですが、この設置時期と対象ため池の場所、設置により得られる防災効果、水位情報はどういった形で、どのように、どこに提供されるのか、このあたりをお聞かせください。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 水位監視システムの御質問にお答えをいたします。今回水位監視システムの完成時期は、これも令和元年度内の完成を目指しておりますが、今回設置する5カ所でございますが、具体的に申し上げますと、先ほど申し上げました八重原ため池、小鴨でございます。それから、池の谷ため池、鴨河内、藤井谷ため池、志津、長尾谷ため池、松河原、狼谷ため池、これは大山池でございますが、松河原、計5カ所でございます。それから水位監視システムの効果でございますけども、今回このシステムを導入することによりまして、ため池の状況を速やかに把握するために、ため池の余水吐き、これは貯水の上限を超えた水を安全に流す放水路でございますけども、この余水吐きにカメラと水位計を設置いたしまして、危険水位に達した場合、インターネットのライブ画面の確認と、事前に登録された者へのメールにより警報が通報されるような仕組みになっております。水位監視システムの導入によりまして、豪雨時に巡回していた回数が遠隔地、事務所で常時確認できることから、管理者、または作業員の負担の軽減や安全確保につながるということを期待しております。また、突発的な局地的な豪雨、ゲリラ豪雨時でも常に水位を監視しているため、警報メールや速やかな対応が可能になり、災害の未然防止につながるものと期待をいたしております。それから、水位監視システムから警報が出た場合の具体的な対応といたしましては、システムから警報メールがため池の管理者である土地改良区職員、それと、ため池に配置されている地元の管理者へ同時に通報されます。警報を受けたため池管理者は、速やかに現地確認を行い、緊急を要する状況である場合は速やかに下流域の公民館長と市役所へ通報するとともに、ため池の水位を下げる対策を講じることといたします。監視システムのカメラ画像については、市役所からもインターネットの画面により確認をできます。市役所の農林課と、それから防災安全課、これらも連携をしながら、避難誘導等を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。 ○1番(鳥羽昌明君) 承知いたしました。しっかりとした運用をよろしくお願いします。以上です。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第51号 令和元年度倉吉市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第52号 令和元年度倉吉市水道事業会計補正予算(第2号)の計2件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第53号 倉吉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  3番佐藤博英議員。 ○3番(佐藤博英君) 議案第53号、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例ということで、新しい条例ですから、かなりボリュームがあって、なかなか読み切れないという部分が結構あります。別にこういう条例に反対するものではないのですが、どうこれまでと違うのか、新たにどう変わるのかというところを、まず、この条例の説明をお願いいたします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。  この倉吉市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例でございますけれども、地方公務員法の改正があり、それをもとに今回の条例の制定ということになります。地公法の改正の目的というのは、現在、公務員、地方公務員ですけども、一般職と特別職とあるということで、特別職以外の公務員は一般職であるということになっております。その特別職、あるいは一般職との区別が自治体によってさまざま、地公法自体が正確に詳しくは書いてないということがあるものですから、なかなかその辺の明確な分けができていないということでございまして、改正地公法においては、まず、専門性の高いものは特別職であると。それから、労働性の高いものは一般職であるということで、区分を明確に、そのあたりの明確な基準で一般職と特別職を分けるという部分が一つ。そこで、今までですと、各自治体で、労働性の高い職員であっても特別職として扱っていたという部分もございます。そういう非常勤職員につきましては、現在の法令では報酬と費用弁償しか払えないということがございます。労働性の高い非常勤職員です、期末手当等の労働性の高い部分でも給与等が払えないということがございますので、そのあたりのきちんとした、勤務形態による公務員としての位置づけを明確にしたというのが改正地公法ということとなります。それを受けて、この条例では、今現在いろんな形で非常勤の嘱託職員さん、あるいは短時間のパート職員さん、あるいは臨時職員さん、いろいろな形態があるわけですけれども、この今回の条例におきまして、フルタイムの会計年度職員、まず、その前段に、特別職と一般職という分け方がございますけども、本市の場合は、おおむね専門性の高い部分は特別職としておりますので、そのあたりについては対応はしていると思いますけども、一般職の部分の職員さん、嘱託職員であるとか、臨時職員さんについて、フルタイムの会計年度任用職員さん、あるいは、それより短いパートタイムの会計年度任用職員ということで分けさせていただいて、それぞれについて、手当であるとか、パートの方については、まだ、費用弁償ということで実費弁償という形で通勤手当であるとか、あるいは期末手当というようなものも払えるようにしたというものが大きなものでございます。 ○3番(佐藤博英君) 難しいです。これ、本当にいろんな、いわゆる正職員のほかに、40、50種類以上の職員分野があるんですか。保健師とか保育士だとか、いろんな職種があって、非常勤というか、非正規、こういう言い方をするなと安倍首相は言いますけども、でも、非正規ですよね。そういう方々がいらっしゃるということで、地公法や自治法が変わって、2年前ですか、変わって、来年の春から施行となってますから、今条例改正が出てきたんだと思います。会計年度ということは1年です、1年ごとに更新していく。それは、今までもそうではあるけれども、3年までであるとか、何年までですということは今までは決まっとったんですが、これ、毎年になると大変じゃないでしょうか。これ、事務仕事だけで大変です。毎年毎年更新していかなければならない。試用期間も、必ず1カ月とるわけです。大変な事務量の増加だと思います。それはやっぱり公務である以上、仕方のないことだと思いますけども、ただ、例えば民間であれば、非正規であっても5年間勤めれば、希望すれば正規に行けますという、もう労働組合関係ではそれは常識になっている。だけど、公務員の場合はそうじゃない。逆に、私は後退している部分もあると思います。1年で更新していかざるを得ない、言ってみれば、毎年毎年近づくたびに神経すり減らす、そういう職員もいるということを全部がなるわけですから。何かちょっと大変だなと思います。ただ、待遇の面でどう変わるのか、そこだと思います。今回きちんとフルタイムとパートタイムを分けて、どのいわゆる非正規職員であっても、そこに一応はめていくということになります。そうした待遇面での内容の変更というのはどうなっているか、伺います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) お答えいたします。  事務の煩雑さということでございますけれども、やはり今現在でも、今現在は1年、最長年度末までという任用でございます。しかしながら、今回改正ありますけれども、やはり会計年度ということでございまして、予算があって、当然の任用ということでございますので、そこの部分は年度は越えるような任用はまずできないというところでございます。現在、例えば嘱託職員の方につきましては、1年1年、その能力の実証を試験ということではやっていないということでございまして、それぞれの勤務実績等に応じて最高3年までは普通に問題がなければ更新をさせていただいておるという状況でございます。今後、この会計年度任用職員で毎年毎年なんですけれども、何をもって能力の実証をするかという部分もあります。それから、その実証を例えば現在の勤務の関係でどのように見ていくか、何年ごとに見ていくかというようなところについては、まだこれからまだ少し検討の余地がある段階というところでございますので、御理解いただければと思います。  それから、給与関係でございますけれども、まず、今現在ですと、給料、それから通勤手当と、これは臨時職員の方については、支給はしておるというところでございます。嘱託職員の方については、報酬ということで、それ以外のものは、基本出ていないと。報酬にどれぐらい見るかという部分もございますけども、基本、そういう名称としては出ていないということでございますけれども、このたびの改正に伴いまして、まず、フルタイムの方については給料、それから、手当です、時間外なり、通勤、それから、あとは期末手当等です、おおよそ正規職員に準ずる手当が支給されると。それから、フルタイムで6カ月以上雇用が認められる場合は、当然退職手当の対象になるということでございます。それから、パートタイム、通常の方より短い職員についても、これは時間外であるとか、休日勤務手当、それから、それについては費用弁償という形で、報酬にプラスして支払うことができるということになりますし、これらの方にも期末手当ということで手当を支給することができるということとなっておるところでございます。以上です。 ○3番(佐藤博英君) わかりました。  ただ、そういう待遇面では、今回の条例改正で若干よくなると思ってますので、その辺はしっかりやっていただきたいと思います。  ただ、パートタイムと1時間、2時間の違いでそういう分け方にこれから振り分けていくんだと思います。これから振り分けるに当たって、やっぱりそういう人たちの待遇改善というのも一緒に私、考えてほしいんです。期末手当はあって、勤勉手当はないとか、ボーナス、冬はあって夏はないとなるんでしょうか、年度末はないとか、いろいろそういうことが出てくるんだと思います。それから、もう一つ、保育士さんなんかは、経験年数によって若干違いがありますよね、1万円ぐらいでしたか。やっぱりその辺も保育士が、言ってみれば職員が50人ですよね。そうじゃない職員が100人ぐらいいるわけでしょう。保育士不足だ何だかんだ言いますけど、やっぱりそこはたった1万円、10年たったら1年の人と比べたら1万円しか上がらないという、そういう昇給というのはどうなのかなと思うんです。経験ですから。図書館司書なんかも一緒です。 ○議長(坂井 徹君) 佐藤議員、質疑でありますのでその辺を。 ○3番(佐藤博英君) はい。そうでした。  そういうことも考えながら具体的な内容については考えていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第54号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第58号 倉吉市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてまでの計5件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第59号 倉吉市都市公園条例の一部改正について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。
     13番山口博敬議員。 ○13番(山口博敬君) 12時に近くなりましたけども、議長がしなさいと言いますので、質疑をさせていただきます。  今言いましたように、第59号、倉吉市都市公園条例の一部改正についてということです。この条例ができて約50年になるようでございますが、今回のこの第15条の過料を10万円から5万円に変えると、こういう内容でございます。その変える理由もお聞かせ願いたいと思うわけですけども、その際に、この議案の説明の文章の中に書いてある、条例にも載っとるわけですけども、都市公園がさきの説明では26カ所あるということでございました。そこで、禁止された行為、または許可を要する行為を無許可で行った場合等に云々かんぬんと、こう説明書きがありますけれども、今回のこの条例改正の内容、理由について、まずはわかりやすく説明をしてください。 ○建設部長徳丸宏則君) 山口議員の御質問にお答えします。  今回の倉吉市都市公園条例の一部改正についてでございますが、議員おっしゃられたとおりに、内容は、公園で行ってはいけない、条例で規定している行為に違反した場合の過料について、10万円と決めていたものを5万円にさせていただくということでございますが、少し長くなるかもしれませんけども、倉吉市都市公園条例は昭和45年4月1日に制定されて、先ほどありましたように、公園内で禁止されている行為を実施した場合に、制定当時は、過料が1万円でありました。平成16年6月に、都市公園法の改正によって、法の罰則が1万円から10万円に引き上げられたことに伴って、それだったらうちも直さなきゃいけないなということで、平成17年1月に改正して、1万円から10万円に上げたのですが、実はちょっとここが間違っておりまして、地方自治法第14条第3項によりますと、普通地方公共団体の条例に罰則の規定を設けることができるものについては、条例に違反した者に対して2年以下の懲役もしくは禁錮、これは刑法に基づいての刑罰です。同じく、100万円以下の罰金、拘留、科料、別名「とがりょう」とか言ったりもしますけども、もしくは没収の刑ということで、これも刑事罰に該当するものです。今回の5万円以下の過料ということについては、要は「あやまちりょう」ということでございますので、それを設けること、結局は平成16年6月、都市公園法が改正になったときに、そっちが改正になったので、それに基づいて10万円に上げちゃったんですけども、地方自治法では5万円までしか科せられないということで間違ったということを訂正させていただくものでございます。 ○13番(山口博敬君) 何だかしがない話だけども、それで、そういう経過があったと。約50年、ことし昭和で言えば94年か、ですけえ、約50年経過してきたわけでございまして、そういう経過もあったわけだけども、当初1万円でスタートしたと。こういう条例の趣旨に反して、公園を利活用して過料を取る云々。過料になった例が過去にあったかないか。それから、過料にはならなかったけども、もう限りなく過料をいただかないけんような、こういう都市公園の利活用、そういう例があったかなかったのか。あったということがあれば、後学のために、この際聞いておきたいと思いますので、そういう例があれば教えていただきたい。よろしくお願いします。 ○建設部長徳丸宏則君) 続いての山口議員の御質問にお答えします。  倉吉市都市公園条例で過料の徴収となる禁止行為というものにつきましては、土地及び公園施設の損傷だとか、樹木を伐採または採取、鳥獣、魚類捕獲または殺傷、ごみ、危険物その他の汚物を捨てること、たき火または火気をもてあそびほか危険な遊戯をすること、広告もしくはこれに類するものを掲示し、または散布することなどがございますが、過去にその過料を科したことはないと思ってます。実際に担当してきた職員、そして公園看守人さんにも尋ねますが、確認しますが、事例はないと、記憶がないということでございます。ただ、やはり先ほどありましたように、ごみとかのポイ捨て、空き缶とかはないと言ったら全くうそになりますので、ありますけども、そこまで過料を科したことはないということでございます。 ○13番(山口博敬君) わかりました。  さきも伊藤議員の質問にあったように、近年は非常に都市公園の利用者というだか、利活用者も減ってきているような状況だと思う。それから、子どもさんが公園で遊ぶというのもやっぱり減ってきておりますけども、これもやっぱりなければいけんような施設だと思うです。特に今回の条例改正にかかわってみれば、やっぱり危険だとか、そういうことがいけんわけでして、過去にもそういう、軽微なポイ捨てという例が出たけども、それぐらいあったけど、ほかに過料に係るような事案はなかったということでございました。これからもそういう方向で、みんなが安心して正しく利活用できるような公園に、管理も徹底していただいてお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第60号 倉吉市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  15番福井康夫議員。 ○15番(福井康夫君) 事前通告、最後ということもあって、恐らく本日の午前中の質疑、若干時間が経過しておりまして、時間が気になるところでございますけども、議事整理で、議長からやれということのようでございますので、よろしくお願いいたします。  今回、この議案第60号の議案質疑、倉吉市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正でございます。議案書の54ページから92ページまで、おおよそ40ページにわたって条例の改正が出されております。先ほどの3番議員、佐藤議員の条例制定、それ以上に非常に膨大なものでございます。廃止の条例も4本出されております。倉吉市林業集落排水施設の設置及び管理に関する条例、倉吉市林業集落排水事業受益者分担金徴収条例、倉吉市下水道使用料審議会条例、そして、倉吉市簡易水道給水条例、この4本が廃止になります。先ほど来ありますように、条例のこうした改正等、新規に提案の場合も趣旨、どうなのか、この水道事業で言えば、倉吉市水道事業の今回の条例改正の必要性といいましょうか、そうしたメリットの部分があってということでございましょうから、通告外ではありましょうけども、そうした目的というものが水道局長から聞かせていただけたらなと思います。  そこで、具体的には、今回の条例改正、来年4月1日を施行ということでございまして、まだ半年あります。そういう中で、これから検討される事項が非常に多いだろうと思います。3点だけお尋ねをしておきたいと思います。  この水道事業の統合後、地方公営企業会計になっていくだろうと思いますが、そのときに水道局の正職員、現在、工務課の職員が20名、それから、業務課の職員が11名、合計31名、局長がおられますので、32名体制でしょうか、だと思いますが、今後の職員体制というのはどうなっていくかなと思っておりますので、考え方だけでも結構でございますので、お願いしたい。  それから、簡易水道、こうしたものが今回上水道と一緒なって、事業、そうすれば、簡易水道事務職員、本来であれば専任であれば、長の、いわゆる市長部局です、本来は。ところが、現在は水道局でこの事務を行っておりましたから、地方公営企業法の適用だったかもしれませんが、いわゆる簡易水道職員の身分、これがどうなんだろうか、今後一般職、公営企業職員、どちらの位置づけとなるのかお尋ねをしたいと思います。  それから、財務に関する事項、これもあわせて申し上げます。どのような事務処理がこれから行われていくだろうかなと。当然今回の条例の改正後は、この簡易水道、あるいは下水道についても地方公営企業会計の適用でいかれる。そうすれば、例えば簡易水道事業、これも特別会計を今現在のものを清算していく、そして閉鎖をする。それから、新たに地方公営企業としての引き継ぎと簡易水道事業の廃止等の届け、こうしたものが必要になってくるだろうと思いますが、そうした部分の手続、どのようになるのか。それから、現在の未収金、未払い金、そうした処置、債権、債務に係る未払い金などについて、これからこの条例改正に伴ってどういう手続が必要になってくるだろうかと思いますので、まず、そのあたりお願いします。 ○水道局長(涌嶋祐二君) 福井議員の質問にお答えいたします。  まず、この条例の改正の趣旨ということでございますけれども、今回の条例改正は、簡易水道事業、あるいは下水道事業、それから、集落排水事業の特別会計を公営企業会計に移行すること、まず、これにあわせての条例改正なんですけど、この公企法の適用につきましては、施設の老朽化だとか、人口減少による料金収入の減少等、公営企業をめぐる経営環境が厳しい中で、経営状況を正確に把握した上で経営基盤の強化、それから、財政マネジメントの向上に取り組むということが求められると、こういったことで総務省からも要請がありまして、公営企業会計を適用させるということでございます。そうした適用をする中で、水道局と、それから、建設部の下水道課を、同じ会計になりますので、これを組織統合して運営したほうが効率化、合理化が図られることでございますので、その統合の、組織を変更する条例改正をするものでございます。  それから、職員体制についての御質問でございます。これは、先ほど申しましたように、やはり効率化、合理化を図るということがございますので、いろいろ事務を集約する中で、これはスリム化、コンパクト化を目指しておりますので、職員は減少させる方向で現在調整をしているところでございます。  それから、職員の身分についてということでございますけども、これも議員がおっしゃったように、現在は簡易水道併任ということで行っておりますけども、新たな組織に、地方公営企業法を適用させますので、全て職員は公営企業職員ということになります。  それから、この法適用等に当たっての事務処理の件でございますけれども、これは簡易水道事業につきましては、現在特別会計でございますが、この出納につきましては、地方公営企業法の適用を、令和2年4月1日を予定しておりますので、その前日であります令和2年3月31日をもって閉鎖するということで、出納整理期間は存在しませんで、その同日をもって全ての出納を打ち切るような手続を行います。この決算につきましては、地方自治法の規定によりまして、証書類とともに会計管理者から市長へ引き継がれることになります。それから、その後につきまして、県知事を経由して総務大臣へ異動の報告を行うということになっております。それから、あわせて、先ほど言いましたように、権限が会計管理者から市長へ移りますので、その出納事務や現金の引き継ぎを行うようになります。  それから、未収金、あと支払い金の関係でございますが、何か特別な手続があるかということでございますけれども、これは令和元年度に発生した債権、または債権に係る未収金、あるいは未払い金がある場合、これは法適用後の事業年度、令和2年度に属する債権または債務として整理をしていくということになります。以上です。 ○15番(福井康夫君) ありがとうございました。  今回のこうした条例の改正後は、簡易水道も下水道の会計も、一般会計と異なって、先ほどおっしゃったように、出納整理期間、ありませんから、5月末までに、その結果を、長に報告をするということです、地方公共団体、市長に対して、決算書の提出という形のみで行っていかれるという形になるんですか。わかりました。  そうなると、簡易水道であれ、下水道であれ、これは来年4月1日以降は、地方公営企業法第3条、第4条の予算ということになりますから、収益的収支であり、あるいは資本的収支であり、そうしたものの会計で今後、議会に地方公営企業法第3条、第4条関係の予算が提案されてくるということでよろしいですか。そこを確認しておきます。  そして、その目的というのがありましたけども、国もそれを、水道法の改正が行われてきましたし、広域連携の推進といいましょうか、それから適切な資産管理の推進、官民連携の推進、指定給水装置工事事業者制度の改善、それらが水道法の改正の概要でございますけれども、例えば下水道で言えば、使用料の改定有無、例えば4年ごとにということでしたら、平成19年に改定してから今日までなかった。ことしの10月に下水道料金の改定としましたよね。そうしたことを見越していく、経営基盤の安定を目指すという意味で、水道も簡易水道も、そして下水道も必要だということになってきて、水道もその一つと考えれば、下水道はことしの10月、平均で8.2%の改定率という形になりましたけども、今後の水道事業における料金の改定の、そうした計画というものも行われていくだろうと思いますので、そこの見通しについてもあわせて答弁をいただけたらと思います。よろしく。 ○水道局長(涌嶋祐二君) 水道料金の改定に関する質問でございますけれども、先ほどおっしゃったように、下水道使用料については、10月に改定ということになりますけれども、下水道料金につきましても倉吉市下水道使用料審議会の答申により、定期的な見直しが求められている。これにあわせて考えていく必要があると考えております。水道につきましては、今上水道につきましては、今後の老朽化する施設や管路につきまして、更新計画を策定中でございます。今年度末には更新計画はできると思いますので、それに基づいて、将来的なそういうことを見込んだ経営戦略を立てていくということになります。その中で料金についてもどうあるべきかの検討を入れていく必要があるとは考えております。 ○15番(福井康夫君) ありがとうございました。  先回も改めて感じたのですが、倉吉市簡易水道事業の経営戦略、こうした資料も議会のほうには示していただいておりました。改めて早く、上水道に限らず、こうした簡易水道事業に係る経営戦略、市も取り組まれたことを改めて認識したようなことでございました。本市の水道事業について、これからもしっかりとした運営を求めて、終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第61号 倉吉市下水道使用料条例の制定についてから議案第63号 功労表彰についてまでの計3件を一括して質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  以上で付議議案に対する質疑は全て終了いたしました。  日程第2 付議議案委員会付託 ○議長(坂井 徹君) 日程第2、付議議案委員会付託を行います。  先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のため、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。  ここで委員会の開催について御連絡いたします。  総務建設常任委員会は9月19日及び20日、ともに午前10時から、企画産業常任委員会は9月12日及び13日、ともに午前10時から、教育福祉常任委員会は9月17日及び18日、ともに午前10時から、会場は、各常任委員会とも大会議室であります。  続いて、特別委員会の開催について御連絡いたします。  県立美術館建設推進調査特別委員会は9月24日午後1時から議会会議室、中心市街地活性化調査特別委員会は9月24日午前10時から議会会議室であります。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。御協力ありがとうございました。  あす9月11日から25日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は9月26日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。                   午後0時21分 散会...