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平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)

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  1. 倉吉市議会 2018-09-03
    平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    平成30年第5回定例会(第1号 9月 3日)                倉吉市議会会議録(第1号) 平成30年9月3日(月曜日)   第1 会議録署名議員決定 第2 会期決定 第3 説明のため出席を求めた者の報告 第4 議案上程並びに提案理由説明 第5 決算等審査報告会議に付した事件  ◎日程第1から日程第5まで                   午前10時00分 開会 ○議長坂井 徹君) 開会いたします。  ただいまから平成30年第5回倉吉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 ○議長坂井 徹君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。
     日程第1 会議録署名議員決定議長坂井 徹君) 日程第1、会議録署名議員決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、13番山口博敬議員、14番由田隆議員議長において指名いたします。  日程第2 会期決定議長坂井 徹君) 日程第2、会期決定を行います。  今定例会会期は、先般開催した議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでありますが、お手元に配付しておりますとおり、本日から9月27日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会会期は、9月3日から9月27日までの25日間とすることに決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告議長坂井 徹君) 日程第3、説明のため出席を求めた者の報告でありますが、これは石田市長ほか、お手元に配付しているとおりであります。  なお、本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともございません。  以上、報告いたします。  この際、平成30年6月15日から平成30年9月2日までの事務処理概要を、お手元に配付しているとおり報告いたします。  次に、欠員となっていた議会運営委員会委員に、倉吉市議会委員会条例第8条第1項の規定により、佐藤博英議員を7月18日付で議長において指名し、選任いたしました。  以上、報告いたします。  日程第4 議案上程並びに提案理由説明議長坂井 徹君) 日程第4、議案上程並びに提案理由説明に移ります。  まず、報告第10号から第12号まで、認定第1号から第15号まで、議案第53号から第60号までを一括して議題といたします。  提案理由説明を求めます。  石田市長。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。  本日から9月定例会でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  今議会上程されました議案は、報告案件3件、決算案件16件、専決案件2件、予算案件2件、条例案件1件、一般案件2件の合計26件であります。  まず、報告第10号 平成29年度倉吉健全化判断比率及び平成29年度倉吉資金不足比率についてであります。  地方公共団体財政健全化に関する法律に基づく健全化判断比率である実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率及び将来負担比率の4指標と、公営企業ごと資金不足比率について御報告いたします。  本市の平成29年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率一般会計及び各特別会計実質収支が全て黒字であるため、いずれも値なしとなっております。  次に、実質公債費比率についてですが、これは、標準財政規模に占める公債費等の割合を直近の3カ年の平均値により示すもので、平成29年度決算における本市の実質公債費比率は13.2%であり、是正措置の対象となる18%未満となっています。平成28年度決算における値は13.0%でしたので、0.2ポイント増加しており、これは、分子に当たる公債費のうち、公営企業に係るものの負担が減少したことなどの一方、分母となる普通交付税が減少したことなどによるものです。  次に、将来負担比率についてですが、これは、地方債残高債務負担行為残高等、将来、市が負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、平成29年度決算における本市の将来負担比率は113.8%でした。平成28年度決算における値は121.6%であり、7.8ポイント減少しております。これは、公営企業債等負担見込み額が減少し、及び控除分である充当可能な基金の額が増加したことなどによるものです。  次に、資金不足比率ですが、水道事業簡易水道事業下水道事業集落排水事業温泉配湯事業のいずれの特別会計資金不足が生じていないため、値なしとなりました。  以上述べましたとおり、平成29年度決算における全ての健全化判断比率及び資金不足比率は、早期健全化基準等を下回っています。  次に、報告第11号及び報告第12号 議会の委任による専決処分についてであります。  いずれも損害賠償の額の決定に関するものであり、報告第11号については、相手方の運転する車両が市道を走行中に、路面の沈下のためマンホールのふたに接触したことにより、また、報告第12号については、市職員の運転する公用車相手方車両に衝突したことにより、いずれも損害を与えたことに伴う損害賠償の額を決定することについて、それぞれ平成30年7月12日及び8月10日に専決処分を行ったものです。  次に、認定第1号から認定第15号までの平成29年度一般会計及び14の特別会計歳入歳出決算並びに議案第53号 平成29年度水道事業会計利益処分及び決算認定についてであります。  これらの決算は、地方自治法第233条第2項の規定及び地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、監査委員審査を受けましたので、その意見書を沿えて本市議会認定に付すものです。  初めに、認定第1号 平成29年度倉吉一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入決算額が301億7,224万5,000円、歳出決算額が294億2,869万3,000円、歳入歳出差し引きが7億4,355万2,000円となり、これから翌年度へ繰り越すべき財源5,721万9,000円を差し引いた実質収支は6億8,633万3,000円になります。  歳入の主なものといたしましては、市税56億9,465万2,000円、地方交付税73億9,008万2,000円、国庫支出金42億6,807万2,000円、市債23億5,040万9,000円となっております。  歳出の主なものといたしましては、総務費37億3,308万1,000円、民生費93億5,060万6,000円、土木費31億9,903万9,000円、災害復旧費13億8,598万5,000円となっております。  平成29年度経常収支比率は95.2%となり、前年度の95.4%から0.2ポイント減少ししております。  平成29年度末における財政調整基金残高は、前年度残高から5億4,775万8,000円増加し、17億1,127万2,000円に、減債基金残高は前年度残高から1,488万3,000円減少し、14億6,116万5,000円になりました。  次に、認定第2号から認定第15号までの平成29年度倉吉市各特別会計歳入歳出決算認定についてであります。  特別会計全体の合計額歳入決算額が158億6,949万4,000円、歳出決算額が156億4,914万8,000円、歳入歳出差し引きが2億2,034万6,000円となり、これから翌年度へ繰り越すべき財源33万2,000円を差し引いた実質収支は2億2,001万4,000円になります。  次に、議案第53号 平成29年度倉吉水道事業会計利益処分及び決算認定についてでありますが、利益処分については、平成29年度倉吉水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、利益剰余金では、未処分利益剰余金5億424万円のうち、資本金へ3,359万1,000円を組み入れし、減債積立金へ400万円、建設改良積立金へ3,946万1,000円を積み立てるものであります。  次に、決算については、損益勘定収益的収入決算額8億8,811万2,000円、収益的支出決算額8億785万4,000円、収入支出差し引き8,025万8,000円で、純利益税抜きで6,486万5,000円となっております。  また、資本勘定資本的収入決算額1億2,426万2,000円、資本的支出決算額4億1,407万4,000円、収入支出差し引きで2億8,981万2,000円の不足を生じることとなりましたので、その措置として当年度分損益勘定留保資金等、所定の財源をもってこれを補填するものであります。  次に、議案第54号 平成30年度倉吉一般会計補正予算(第3号)に係る専決処分についてであります。  これは、平成30年7月豪雨に伴って緊急に必要となった経費及び平成30年大阪府北部地震によって発生した事故を踏まえ、市の公共施設で講ずべき安全確保対策緊急性が高いものに係る経費を専決したものであります。  次に、議案第55号 平成30年度倉吉下水道事業特別会計補正予算(第1号)に係る専決処分についてであります。  これは、平成30年7月豪雨に伴って必要となった排水ポンプ操作等に係る経費を専決したものであります。  次に、議案第56号 平成30年度倉吉一般会計補正予算(第4号)についてであります。  これは、普通交付税及び前年度繰越金の額が確定し、また、当初予算編成時から半年を経過し、その間の情勢の変化などに対応するため、必要な経費について補正を行うものです。  初めに、放課後児童クラブ整備事業についてであります。仕事と子育ての両立支援と児童の健全育成を図るため、河北小学校の敷地内に学童保育施設を新設し、また、関金小学校の校舎内に学童保育室を設置するよう、必要な経費6,900万円余を計上するものです。  次に、企業立地促進補助金についてであります。市内企業5社の事業拡大を支援するため、補助金2億6,100万円余を計上するものです。  次に、大谷工業団地整備事業についてであります。大谷工業団地の再整備に伴う用地購入において、購入面積増加等により、土地購入費950万円余を増額補正するものです。  次に、建築指導費についてであります。震災に強いまちづくりを促進するため、ブロック塀の撤去・改修経費を支援するよう400万円を計上するものです。  次に、市営住宅維持管理についてであります。市営住宅滞納家賃の回収を図るため、法的措置を委託する経費130万円余を計上するものです。  次に、体育施設維持管理についてであります。倉吉市営野球場老朽化したバックスクリーンを改修する経費2,800万円余を計上するとともに、倉吉市営陸上競技場インフィールド整備と、あわせてラグビー場としても活用できるようにするための改修に係る基本設計経費650万円余を計上するものです。  以上、補正総額は7億2,700万円余の増額で、補正後の予算総額は283億2,262万7,000円となります。  次に、議案第57号 平成30年度倉吉下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  これは、平成29年度国補正予算を繰り越し事業に活用したことに伴って、事業費を整理したことなどにより6,300万円余を減額するもので、補正後の特別会計予算総額は148億1,024万4,000円となります。  次に、議案第58号 倉吉手数料条例の一部改正についてであります。  建築基準法の一部を改正する法律平成30年6月27日に公布されたことに伴い、建築の認定の申請に対する審査手数料を新たに定めるものであります。  次に、議案第59号 功労表彰についてであります。  市議会議員として20年以上在職し、地方自治振興発展に貢献された方、長年にわたり、学校医または学校歯科医として保健衛生振興発展に貢献された方、スポーツ推進委員として体育の振興発展に貢献された方、消防団員として災害の防除及び生命・財産の保護に貢献された方、合わせて11名及び震災復興地域貢献のため、建物と土地を御寄附いただいた1社の方であり、倉吉表彰条例規定に基づき功労表彰を行うため、本市議会の同意を求めるものであります。  次に、議案第60号 特別功労表彰についてであります。  被表彰者は、平成27年に倉吉名誉市民として称号授与及び倉吉功労表彰を受賞されているところでありますが、その後も市に所蔵品関連資料を寄贈され、文化の振興発展に多大の御尽力をいただいたところであり、倉吉表彰条例規定に基づき、特別功労表彰を行うため、本市議会の同意を求めるものであります。  以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  日程第5 決算等審査報告議長坂井 徹君) 日程第5、決算等審査報告に移ります。  認定案件について、監査委員より審査報告を求めます。  池田弘之代表監査委員。 ○代表監査委員(池田 弘之君)(登壇) 監査委員を代表いたしまして、平成29年度倉吉一般会計及び特別会計決算審査につきまして御報告申し上げます。  地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により審査に付されました平成29年度会計歳入歳出決算書及び事項別明細書実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに基金運用状況に関する調書について、各関係諸帳簿、証憑書類等の照合を行いますとともに、関係資料の提出を求めて担当職員から説明を聞いて慎重に審査いたしました。  審査に付されました各会計歳入歳出決算額は、いずれも関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、当年度決算を適正に表示しているものと認められました。  当年度一般会計及び特別会計を合わせた決算総額は、お手元決算審査意見書の4ページに記載しておりますが、歳入460億4,173万9,000円、歳出450億7,784万円であります。  歳入歳出差し引き額は9億6,389万9,000円の黒字決算となっておりますが、5ページに記載しておりますとおり、このうちに翌年度に繰り越すべき財源5,755万2,000円が含まれておりますので、これを差し引いた実質収支は9億634万7,000円の黒字となります。  また、実質収支額を前年度と比較しますと、1億190万7,000円減少しております。  以上、決算状況を総括して申し上げましたが、歳入面におきましては、市税を初め、税外収入等につきましても、負担の公平を期するため効率的な事務処理収納体制連携強化を図り、収入未済額の解消を図られること、また、歳出面におきましては、鳥取県中部地震からの復旧、復興に向け、市民要望を的確に捉え、応えるために効果的な事業実施に徹し、従来にも増して財政運営合理化効率化に努め、財政構造弾力性が保てるよう、中長期的な計画のもとに、徹底した財政健全化に取り組まれ、財政基盤の強化に努められますよう望むものであります。  以上、主要な点だけを申しましたが、決算数値等につきましては、お手元意見書に記載しておりますので、省略させていただきます。  次に、平成29年度倉吉水道事業会計決算審査について御報告申し上げます。  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付されました平成29年度倉吉水道事業会計決算について、関係諸帳簿、証憑書類等の照合を行いますとともに、担当職員から説明を聞いて慎重に審査いたしました。  審査に付されました決算書及び附属書類は、関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、当年度営業成績及び財政状況を適正に表示しているものと認められました。  その概要を申し上げますと、経営状況については、お手元意見書の5ページに記載しておりますが、収益的収支において、収入額8億8,811万2,000円、支出額8億785万4,000円、収入支出差し引き8,025万8,000円となっておりますが、いずれも消費税込みでありまして、消費税及び地方消費税等を除きますと6,486万5,000円の純利益となるものであります。  次に、同じく6ページに記載しておりますが、資本的収支におきまして、収入額1億2,426万2,000円、支出額4億1,407万4,000円となり、収入支出差し引き額2億8,981万2,000円の不足を生じておりますが、これにつきましては、当年度分損益勘定留保資金建設改良積立金等をもって補填されております。  水道事業経営は、気象条件、景気の動向等の影響を受けやすい要素が多くあり、また、水道使用者節水意識の高まり、給水人口の減少及び企業自給体制整備などから、今後、大幅な収益の増加は期待できない現状であります。また、鳥取県中部地震及び凍結の影響による漏水箇所は今後も予想され、施設老朽化に伴う更新費用増加など、多額の設備投資が必要であり、収支において厳しい状況が続くことが考えられます。  したがって、今後さらなる計画的かつ効率的な財政運営を目指し、より一層の創意工夫をされて経営安定化を図り、良質で低廉な水の供給ができるよう今後も一層努力されますよう望むものであります。  以上、主要な点だけを申し上げましたが、決算数値の分析、前年度との比較等につきましては、お手元意見書に記載しておりますので、省略させていただきます。  次に、平成29年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率審査につきまして御報告申し上げます。  地方公共団体財政健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により審査に付されました平成29年度倉吉市の決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施し、審査に当たっては、算定の根拠となる積算資料の提出を求めるとともに、担当職員から説明を聴取して審査いたしました。  審査に付されました健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、法令に準拠して適正に作成されており、健全化判断比率及び資金不足比率は正確であると認められました。  比率につきましては、お手元意見書のとおりであり、実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率とも早期健全化基準の範囲内であり、各公営企業会計資金不足比率につきましても、経営健全化基準の範囲内となっております。  以上をもちまして、決算審査並びに健全化判断比率及び資金不足比率審査報告といたします。 ○議長坂井 徹君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  明日も午前10時から会議を開き、市政に対する一般質問を行うこととして、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。                   午前10時25分 散会...