日程第1
会議録署名議員の
決定
○
議長(
坂井 徹君)
日程第1、
会議録署名議員の
決定を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、13番
山口博敬議員、14番
由田隆議員を
議長において指名いたします。
日程第2
会期の
決定
○
議長(
坂井 徹君)
日程第2、
会期の
決定を行います。
今
定例会の
会期は、先般開催した
議会運営委員会において協議し、連絡しているとおりでありますが、お
手元に配付しておりますとおり、本日から9月27日までの25日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
坂井 徹君) 御
異議なしと認めます。よって、本
定例会の
会期は、9月3日から9月27日までの25日間とすることに
決定いたしました。
日程第3
説明のため
出席を求めた者の
報告
○
議長(
坂井 徹君)
日程第3、
説明のため
出席を求めた者の
報告でありますが、これは
石田市長ほか、お
手元に配付しているとおりであります。
なお、本日届け出のあった
事故者は、
議員及び当局ともございません。
以上、
報告いたします。
この際、
平成30年6月15日から
平成30年9月2日までの
事務処理概要を、お
手元に配付しているとおり
報告いたします。
次に、欠員となっていた
議会運営委員会委員に、
倉吉市議会委員会条例第8条第1項の
規定により、
佐藤博英議員を7月18日付で
議長において指名し、選任いたしました。
以上、
報告いたします。
日程第4
議案の
上程並びに
提案理由の
説明
○
議長(
坂井 徹君)
日程第4、
議案の
上程並びに
提案理由の
説明に移ります。
まず、
報告第10号から第12号まで、
認定第1号から第15号まで、
議案第53号から第60号までを一括して議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
石田市長。
○市長(
石田耕太郎君)(
登壇) おはようございます。
本日から9月
定例会でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、ただいま
上程されました諸
議案につきまして、その
概要を御
説明申し上げます。
今
議会に
上程されました
議案は、
報告案件3件、
決算案件16件、
専決案件2件、
予算案件2件、
条例案件1件、
一般案件2件の合計26件であります。
まず、
報告第10号
平成29
年度倉吉市
健全化判断比率及び
平成29
年度倉吉市
資金不足比率についてであります。
地方公共団体の
財政の
健全化に関する
法律に基づく
健全化判断比率である
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率及び将来
負担比率の4指標と、
公営企業ごとの
資金不足比率について御
報告いたします。
本市の
平成29
年度決算における
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率は
一般会計及び各
特別会計の
実質収支が全て
黒字であるため、いずれも値なしとなっております。
次に、
実質公債費比率についてですが、これは、
標準財政規模に占める
公債費等の割合を直近の3カ年の
平均値により示すもので、
平成29
年度決算における本市の
実質公債費比率は13.2%であり、
是正措置の対象となる18%未満となっています。
平成28
年度決算における値は13.0%でしたので、0.2ポイント
増加しており、これは、分子に当たる
公債費のうち、
公営企業に係るものの
負担が減少したことなどの一方、分母となる
普通交付税が減少したことなどによるものです。
次に、将来
負担比率についてですが、これは、
地方債残高や
債務負担行為残高等、将来、市が
負担すべき実質的な負債の
標準財政規模に対する
比率であり、
平成29
年度決算における本市の将来
負担比率は113.8%でした。
平成28
年度決算における値は121.6%であり、7.8ポイント減少しております。これは、
公営企業債等の
負担の
見込み額が減少し、及び
控除分である充当可能な
基金の額が
増加したことなどによるものです。
次に、
資金不足比率ですが、
水道事業、
簡易水道事業、
下水道事業、
集落排水事業、
温泉配湯事業のいずれの
特別会計も
資金不足が生じていないため、値なしとなりました。
以上述べましたとおり、
平成29
年度決算における全ての
健全化判断比率及び
資金不足比率は、
早期健全化基準等を下回っています。
次に、
報告第11号及び
報告第12号
議会の委任による
専決処分についてであります。
いずれも
損害賠償の額の
決定に関するものであり、
報告第11号については、
相手方の運転する車両が市道を走行中に、路面の沈下のためマンホールのふたに接触したことにより、また、
報告第12号については、
市職員の運転する
公用車が
相手方車両に衝突したことにより、いずれも損害を与えたことに伴う
損害賠償の額を
決定することについて、それぞれ
平成30年7月12日及び8月10日に
専決処分を行ったものです。
次に、
認定第1号から
認定第15号までの
平成29
年度一般会計及び14の
特別会計の
歳入歳出決算並びに
議案第53号
平成29
年度水道事業会計利益の
処分及び
決算の
認定についてであります。
これらの
決算は、
地方自治法第233条第2項の
規定及び
地方公営企業法第30条第2項の
規定に基づき、
監査委員の
審査を受けましたので、その
意見書を沿えて本
市議会の
認定に付すものです。
初めに、
認定第1号
平成29
年度倉吉市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてでありますが、
歳入決算額が301億7,224万5,000円、
歳出決算額が294億2,869万3,000円、
歳入歳出の
差し引きが7億4,355万2,000円となり、これから翌
年度へ繰り越すべき
財源5,721万9,000円を差し引いた
実質収支は6億8,633万3,000円になります。
歳入の主なものといたしましては、
市税56億9,465万2,000円、
地方交付税73億9,008万2,000円、
国庫支出金42億6,807万2,000円、
市債23億5,040万9,000円となっております。
歳出の主なものといたしましては、
総務費37億3,308万1,000円、
民生費93億5,060万6,000円、
土木費31億9,903万9,000円、
災害復旧費13億8,598万5,000円となっております。
平成29
年度の
経常収支比率は95.2%となり、前
年度の95.4%から0.2ポイント減少ししております。
平成29
年度末における
財政調整基金残高は、前
年度末
残高から5億4,775万8,000円
増加し、17億1,127万2,000円に、
減債基金残高は前
年度末
残高から1,488万3,000円減少し、14億6,116万5,000円になりました。
次に、
認定第2号から
認定第15号までの
平成29
年度倉吉市各
特別会計の
歳入歳出決算の
認定についてであります。
特別会計全体の
合計額で
歳入決算額が158億6,949万4,000円、
歳出決算額が156億4,914万8,000円、
歳入歳出の
差し引きが2億2,034万6,000円となり、これから翌
年度へ繰り越すべき
財源33万2,000円を差し引いた
実質収支は2億2,001万4,000円になります。
次に、
議案第53号
平成29
年度倉吉市
水道事業会計利益の
処分及び
決算の
認定についてでありますが、
利益の
処分については、
平成29
年度倉吉市
水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、
利益剰余金では、未
処分利益剰余金5億424万円のうち、
資本金へ3,359万1,000円を組み入れし、
減債積立金へ400万円、
建設改良積立金へ3,946万1,000円を積み立てるものであります。
次に、
決算については、
損益勘定で
収益的収入決算額8億8,811万2,000円、
収益的支出決算額8億785万4,000円、
収入支出差し引き8,025万8,000円で、純
利益は
税抜きで6,486万5,000円となっております。
また、
資本勘定で
資本的収入決算額1億2,426万2,000円、
資本的支出決算額4億1,407万4,000円、
収入支出差し引きで2億8,981万2,000円の
不足を生じることとなりましたので、その措置として
当年度分損益勘定留保資金等、所定の
財源をもってこれを補填するものであります。
次に、
議案第54号
平成30
年度倉吉市
一般会計補正予算(第3号)に係る
専決処分についてであります。
これは、
平成30年7月豪雨に伴って緊急に必要となった
経費及び
平成30年大阪府
北部地震によって発生した事故を踏まえ、市の
公共施設で講ずべき
安全確保対策で
緊急性が高いものに係る
経費を専決したものであります。
次に、
議案第55号
平成30
年度倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)に係る
専決処分についてであります。
これは、
平成30年7月豪雨に伴って必要となった
排水ポンプ操作等に係る
経費を専決したものであります。
次に、
議案第56号
平成30
年度倉吉市
一般会計補正予算(第4号)についてであります。
これは、
普通交付税及び前
年度繰越金の額が確定し、また、当初
予算編成時から半年を経過し、その間の情勢の変化などに対応するため、必要な
経費について
補正を行うものです。
初めに、
放課後児童クラブ整備事業についてであります。仕事と子育ての
両立支援と児童の
健全育成を図るため、
河北小学校の敷地内に
学童保育施設を新設し、また、
関金小学校の校舎内に
学童保育室を設置するよう、必要な
経費6,900万円余を計上するものです。
次に、
企業立地促進補助金についてであります。
市内企業5社の
事業拡大を支援するため、
補助金2億6,100万円余を計上するものです。
次に、
大谷工業団地再
整備事業についてであります。
大谷工業団地の再
整備に伴う
用地購入において、
購入面積の
増加等により、
土地購入費950万円余を増額
補正するものです。
次に、
建築指導費についてであります。震災に強い
まちづくりを促進するため、
ブロック塀の撤去・
改修経費を支援するよう400万円を計上するものです。
次に、
市営住宅維持管理についてであります。
市営住宅の
滞納家賃の回収を図るため、
法的措置を委託する
経費130万円余を計上するものです。
次に、
体育施設維持管理についてであります。
倉吉市営野球場の
老朽化したバックスクリーンを改修する
経費2,800万円余を計上するとともに、
倉吉市営陸上競技場の
インフィールドの
整備と、あわせて
ラグビー場としても活用できるようにするための改修に係る
基本設計の
経費650万円余を計上するものです。
以上、
補正の
総額は7億2,700万円余の増額で、
補正後の
予算総額は283億2,262万7,000円となります。
次に、
議案第57号
平成30
年度倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
これは、
平成29
年度の
国補正予算を繰り越し
事業に活用したことに伴って、
事業費を整理したことなどにより6,300万円余を減額するもので、
補正後の
特別会計の
予算の
総額は148億1,024万4,000円となります。
次に、
議案第58号
倉吉市
手数料条例の一部改正についてであります。
建築基準法の一部を改正する
法律が
平成30年6月27日に公布されたことに伴い、建築の
認定の申請に対する
審査の
手数料を新たに定めるものであります。
次に、
議案第59号
功労表彰についてであります。
市議会議員として20年以上在職し、
地方自治の
振興発展に貢献された方、長年にわたり、
学校医または
学校歯科医として
保健衛生の
振興発展に貢献された方、
スポーツ推進委員として体育の
振興発展に貢献された方、
消防団員として災害の防除及び生命・財産の保護に貢献された方、合わせて11名及び
震災復興と
地域貢献のため、建物と土地を御寄附いただいた1社の方であり、
倉吉市
表彰条例の
規定に基づき
功労表彰を行うため、本
市議会の同意を求めるものであります。
次に、
議案第60号
特別功労表彰についてであります。
被
表彰者は、
平成27年に
倉吉市
名誉市民として
称号授与及び
倉吉市
功労表彰を受賞されているところでありますが、その後も市に
所蔵品と
関連資料を寄贈され、文化の
振興発展に多大の御尽力をいただいたところであり、
倉吉市
表彰条例の
規定に基づき、
特別功労表彰を行うため、本
市議会の同意を求めるものであります。
以上、今回提案しました諸
議案につきまして、その
概要を御
説明いたしました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
日程第5
決算等審査報告
○
議長(
坂井 徹君)
日程第5、
決算等審査報告に移ります。
認定案件について、
監査委員より
審査の
報告を求めます。
池田弘之代表監査委員。
○
代表監査委員(池田 弘之君)(
登壇)
監査委員を代表いたしまして、
平成29
年度倉吉市
一般会計及び
特別会計の
決算審査につきまして御
報告申し上げます。
地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の
規定により
審査に付されました
平成29
年度各
会計の
歳入歳出決算書及び
事項別明細書、
実質収支に関する
調書、財産に関する
調書並びに
基金の
運用状況に関する
調書について、各
関係諸帳簿、
証憑書類等の照合を行いますとともに、
関係資料の提出を求めて
担当職員から
説明を聞いて慎重に
審査いたしました。
審査に付されました各
会計の
歳入歳出決算額は、いずれも
関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、
当年度の
決算を適正に表示しているものと認められました。
当年度の
一般会計及び
特別会計を合わせた
決算総額は、お
手元の
決算審査意見書の4ページに記載しておりますが、
歳入460億4,173万9,000円、
歳出450億7,784万円であります。
歳入歳出差し引き額は9億6,389万9,000円の
黒字決算となっておりますが、5ページに記載しておりますとおり、このうちに翌
年度に繰り越すべき
財源5,755万2,000円が含まれておりますので、これを差し引いた
実質収支は9億634万7,000円の
黒字となります。
また、
実質収支額を前
年度と比較しますと、1億190万7,000円減少しております。
以上、
決算状況を総括して申し上げましたが、
歳入面におきましては、
市税を初め、
税外収入等につきましても、
負担の公平を期するため効率的な
事務処理や
収納体制の
連携強化を図り、
収入未済額の解消を図られること、また、
歳出面におきましては、鳥取県
中部地震からの復旧、復興に向け、
市民要望を的確に捉え、応えるために効果的な
事業実施に徹し、従来にも増して
財政運営の
合理化、
効率化に努め、
財政構造の
弾力性が保てるよう、中長期的な計画のもとに、徹底した
財政健全化に取り組まれ、
財政基盤の強化に努められますよう望むものであります。
以上、主要な点だけを申しましたが、
決算数値等につきましては、お
手元の
意見書に記載しておりますので、省略させていただきます。
次に、
平成29
年度倉吉市
水道事業会計の
決算審査について御
報告申し上げます。
地方公営企業法第30条第2項の
規定により
審査に付されました
平成29
年度倉吉市
水道事業会計決算について、
関係諸帳簿、
証憑書類等の照合を行いますとともに、
担当職員から
説明を聞いて慎重に
審査いたしました。
審査に付されました
決算書及び
附属書類は、
関係法令に準拠して調製されており、計数もそれぞれ符合し、
当年度の
営業成績及び
財政状況を適正に表示しているものと認められました。
その
概要を申し上げますと、
経営状況については、お
手元の
意見書の5ページに記載しておりますが、
収益的収支において、
収入額8億8,811万2,000円、
支出額8億785万4,000円、
収入支出差し引き8,025万8,000円となっておりますが、いずれも
消費税込みでありまして、
消費税及び
地方消費税等を除きますと6,486万5,000円の純
利益となるものであります。
次に、同じく6ページに記載しておりますが、
資本的収支におきまして、
収入額1億2,426万2,000円、
支出額4億1,407万4,000円となり、
収入支出差し引き額2億8,981万2,000円の
不足を生じておりますが、これにつきましては、
当年度分損益勘定留保資金、
建設改良積立金等をもって補填されております。
水道事業経営は、
気象条件、景気の
動向等の影響を受けやすい要素が多くあり、また、
水道使用者の
節水意識の高まり、
給水人口の減少及び
企業の
自給体制の
整備などから、今後、大幅な収益の
増加は期待できない現状であります。また、鳥取県
中部地震及び凍結の影響による
漏水箇所は今後も予想され、
施設の
老朽化に伴う
更新費用の
増加など、多額の
設備投資が必要であり、
収支において厳しい
状況が続くことが考えられます。
したがって、今後さらなる計画的かつ効率的な
財政運営を目指し、より一層の
創意工夫をされて
経営の
安定化を図り、良質で低廉な水の供給ができるよう今後も一層努力されますよう望むものであります。
以上、主要な点だけを申し上げましたが、
決算数値の分析、前
年度との
比較等につきましては、お
手元の
意見書に記載しておりますので、省略させていただきます。
次に、
平成29
年度決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率の
審査につきまして御
報告申し上げます。
地方公共団体の
財政の
健全化に関する
法律第3条第1項及び第22条第1項の
規定により
審査に付されました
平成29
年度倉吉市の
決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率並びにその
算定の基礎となる
事項を記載した
書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施し、
審査に当たっては、
算定の根拠となる
積算資料の提出を求めるとともに、
担当職員から
説明を聴取して
審査いたしました。
審査に付されました
健全化判断比率及び
資金不足比率並びにその
算定の基礎となる
事項を記載した
書類は、法令に準拠して適正に作成されており、
健全化判断比率及び
資金不足比率は正確であると認められました。
比率につきましては、お
手元の
意見書のとおりであり、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来
負担比率とも
早期健全化基準の範囲内であり、各
公営企業会計の
資金不足比率につきましても、
経営健全化基準の範囲内となっております。
以上をもちまして、
決算審査並びに
健全化判断比率及び
資金不足比率の
審査の
報告といたします。
○
議長(
坂井 徹君) 以上で本日の
日程は終了いたしました。
明日も午前10時から
会議を開き、市政に対する
一般質問を行うこととして、本日はこれをもって
散会いたします。御苦労さまでした。
午前10時25分
散会...