倉吉市議会 > 2018-05-15 >
平成30年第3回臨時会(第2号 5月15日)

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  1. 倉吉市議会 2018-05-15
    平成30年第3回臨時会(第2号 5月15日)


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    最終取得日: 2022-12-10
    平成30年第3回臨時会(第2号 5月15日)                倉吉市議会会議録(第2号) 平成30年5月15日(火曜日)    第1 付議議案に対する質疑  第2 付議議案委員会付託 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第2まで                 午前10時00分 開議 ○議長(坂井 徹君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。 ○議長(坂井 徹君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 付議議案に対する質疑 ○議長(坂井 徹君) 日程第1、付議議案に対する質疑を行います。
     まず、報告第4号 損害賠償の額の決定に係る議会の委任による専決処分について、質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  1番鳥羽昌明議員。 ○1番(鳥羽昌明君) それでは、早速質疑に入らせていただきたいと思います。  報告第4号と第5号、一括してもよろしいでしょうか。(「4号」と呼ぶ者あり)ちょっと内容は共通の内容にはなるんですけども、専決処分についてお尋ねいたします。  いずれも公用車による事故の損害賠償額の決定についてでございます。このところ、議会のたびに専決処分が上がってきておりまして、昨年10月以降、計5件、損害賠償額は計95万7,000円余となっております。直近で見ても、昨年度の発生件数は、ここ3年間で突出している状況のようでございました。これまでの安全対策への取り組みについて、また、今後の改善への取り組みについてお聞かせいただければと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 鳥羽議員の御質問にお答えいたします。  今回の報告、損害賠償の額の報告で、報告第4号、報告第5号と出ておりますけども、この2件の事故につきましては、公用車をバックさせる際、職員の不注意によって他の車に衝突し、相手方に損害を与えたというものでございます。  まず、平成29年度の事故については、平成27年度、28年度と比べてふえておるというのが実態でございます。事故を減らす対策といたしましては、平成27年度までは毎年、臨時、嘱託の職員を含む全職員を対象に交通安全研修を実施してきたところでございます。平成28年度は、10月26日、27日に予定をしておりましたけれども、こちらは震災のため中止とせざるを得なかったということでございます。平成29年度につきましては、地震からの復旧・復興による事業増ということで、全職員対象の研修は見送ったという経過がございます。ただ、庁内システム等により交通安全啓発であったり、文書による注意勧告をしたというところでございます。交通安全の徹底及び交通法規の遵守についてということで文書を流させていただいたというところでございます。今年度につきましては、4月に臨時職員、非常勤職員を対象とした職員研修の中で交通安全についても注意喚起を行っているところでございますし、正職員につきましては、7月に交通安全研修を3日間で6回を予定しておりますけれども、実施する計画を立てているところでございます。以上です。 ○1番(鳥羽昌明君) ありがとうございます。研修会、講習会を実施するとのことでしたので、無事故のための労力は惜しまず、どんどん実施していただきたいと思います。  その上で大切なのは日々の取り組みであるかなと思います。現在市役所の方が日々どのように具体的に取り組まれているかについては、部署によっても違うようですけども、数名の方にヒアリングをさせていただいて、ある程度把握させていただきました。その上で、ほかにどんな方法があるかという点について、私も以前の職場等の経験等も思い起こしながら、ちょっと書き出してみましたので、一民間の事例として参考にしていただければと思います。  例えば、まず、車両管理についてですけども、毎週月曜日の始業前に全社員で一斉に社用車の車両点検を実施しておりました。これは2人1組で、大体1回20項目ぐらいについてを点検しておりました。続いて、無事故の動機づけなんですけども、例えば朝礼時に交通安全標語を全員で唱和するとか、無事故連続何日継続中といった簡単な横断幕を壁面に掲出するとか、ほかには、鳥取県交通安全協会ほか主催の無事故・無違反「チャレンジ100」ですか、ああいったものに参加をするとかです。これ、参加するとチームの仲間に迷惑かけられないというような緊張感も生まれて、非常に有効かなと思います。昨年度、倉吉地区では734チームも参加されているということでしたので、行政としても積極的に参加していただきたいなと思っております。  そのほか、日常の取り組みとしては、社用車の使用前、使用後の上長への報告、日報への押印です。そのほか同乗者による運転チェック。これは助手席に乗って見ていただくのが一番、本人の癖もわかりやすいですし、本人にも伝わりやすいかなと思います。あと、同乗者がいる場合は、バックのとき、おりて誘導していただくとかです。そのほか、車内の目立つ位置に注意喚起のためのテプラシールを貼付する。内容としては、例えば「右よし、左よし、後方よし、声出して、指さし確認」とか、あと、「車を離れる際は荷物や資料を残さない」とか、そういった内容になっております。万が一事故を起こした場合、これは携帯電話紛失等も含めた情報事故も含めてですけども、そういった場合の緊急連絡先が記されたカードを常時携行、社員証ケースに入れておくとか、そういった取り組みもありました。そのほか、事故を起こしてしまった場合については、事故速報を速やかに発出し、全社員に周知です。内容としては、事故の発生状況等を図画入りで示した、より詳細な内容のほうがいいかなと思います。直近の事故内容を見ると、その傾向としては走行中や交差点の中ではなくて、駐車場内での接触が多いという印象があります。運転技能というよりは、意識の問題、それは個人というよりは、やはり全庁的に無事故に対する意識の醸成を図ることが重要かなと考えますので、どうか市民に安心していただけるよう、職員の方が事故のストレスなく業務に専念できるように、日ごろからの無事故への取り組みをお願いしたいと思います。以上です。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) ありがとうございます。  何点か御提案いただきました。無事故・無違反「チャレンジ100」は、市役所も実際は実施しておりますし、日報、あるいは事故が起きたときのマニュアル等々は作成しておるというところでございます。御提案のありました部分につきまして、今後どのように生かしていけるかは真摯に検討していきたいと思います。  いずれにいたしましても、我々職員は住民の生命、財産を守る立場でございますので、住民の信頼を得るように、今後も研修等、やるべきことはしっかりとやっていきたいと思って、職員の意識改革をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(坂井 徹君) よろしいですか。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、報告第5号 損害賠償の額の決定に係る議会の委任による専決処分について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  1番鳥羽議員。 ○1番(鳥羽昌明君) 内容は、先ほどの報告第4号と同じ内容で理解させていただきましたので、結構です。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第40号 倉吉市農村環境改善センター指定管理者の指定についての議決の一部変更についての専決処分について質疑を求めます。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第41号 平成29年度倉吉市一般会計補正予算(第12号)の専決処分について質疑を求めます。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  8番伊藤正三議員。 ○8番(伊藤正三君) では、議案第41号、専決処分の中から、倉吉ふるさと未来づくり基金積立金につきまして、二、三お尋ねをしていきたいと思います。  基金ですので、一定の目的のために積み立て、あるいは準備をしていく資金であると、また、これを運用していくというような考え方の性質のものであるということを理解をしているわけでございますが、倉吉市もいろいろ知恵を出されまして、ふるさと納税の寄附金が結構うまく寄附していただくといいますか、総務省からいろいろ制約がございましたが、その範疇の中でもしっかりとこういう寄附金を獲得されてきて、今回1,500万円を上積みされて、トータル5億8,000万円ぐらいの積み立てが、基金が創出されております。今申しましたように、これを倉吉市として今後どのように活用させて、どのように生かしていかれるのかということをまずお聞きしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) それでは、伊藤議員から、倉吉ふるさと未来づくり基金の活用の方針について御質問がありましたので、御答弁をさせていただきます。  この基金につきましては、未来へ向けた個性豊かで活力ある地域づくりの事業に活用していきたいということで、基金を造成しております。毎年、予算編成の段階で、こういった地域づくりに資するような事業をピックアップいたしまして、これら事業に充当していくという考え方で毎年、予算編成を行っているところでございます。具体例を申し上げますと、例えば子育て支援ということで保育所であったり、児童クラブの運営といったこと、あるいは、文化財保護、観光振興ということで伝建群の保存活用、あるいは、定住対策事業、雇用を含めた定住対策事業、そういった地域の未来に資するような事業に優先的に配分していこうということで方針を持っているところでございます。以上でございます。 ○8番(伊藤正三君) 未来づくりということで、非常に抽象的な部分もあるわけでございます。未来をつくる、未来に資するということは、いろんなことが考えられるわけでございますが、一つ、一般質問になってしまいますので、余り深くは申しませんが、例えばそういう伝建群や地域の伝統文化を守ったりする、将来につなげていくというのも大変有意義なことだし、必要なことであるとは思いますが、例えばこの基金を使って、若い方がいろいろ起業やベンチャーといいますか、そういうものに挑戦できるような機会をかなえるために使うことはできないのかなというようなことをちょっと考えておるわけでございますが、ただ、使い方としては、よく言う財投的な話でございますが、直接貸し付けとかは市ではできませんので、例えば銀行と協調して、この基金をそういう、それこそ未来に挑戦するための若者の一つの起業、そういうことの貸し付けするための融資、あるいは、出資というような考え方は、これはできないものですか。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 基金を制度融資等に活用することについてでございますが、基本的には、制度融資の運用の仕方につきましては、倉吉市が予算を編成して、預託という方式で行っております。この預託といいますのは、1年間に金融機関に30億円だったら30億円をお預けして、この30億円を使って金融機関が低利の融資を実行するということで、実は年度末にはこの30億円、1年間分お預けした金額が丸々返ってきますので、特別な予算措置といいますか、他の財源を必要としないといいますか、諸収入で賄っているということでございますので、制度融資、預託については、基金の活用というのは現実的には行わなくても、意思があればできると考えております。そういった中で、既に県におかれましては、創業支援資金であるとか、スタートアップ応援事業起業創業チャレンジ支援事業だとか、そういった各種の起業支援のメニューも準備をされて、実際に使われているような現実もあるようでございます。市内の事業者の方もお使いになっておりますので、そういった制度で、もし足らないところであったり、もっとこういった制度が欲しいなという要望があれば、また具体的に考えていきたいと考えております。以上でございます。 ○8番(伊藤正三君) ありがとうございます。  今言いましたように、制度資金は県やいろいろあるんですが、なかなかハードルの高い部分もございます。倉吉市におきまして、そこから漏れてしまうというようなところで、ただ、気概ややりがいを持って、リスクを賭してでも、将来にチャレンジしていくんだと、地域づくりに頑張っていくというような意思の方の意思が廃れないというか、そういう芽を何とか摘まないように伸ばしたいというのが私の気持ちであります。その辺の細かい対応をぜひお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第42号 平成29年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分についてから、議案第45号 倉吉市税条例等の一部改正についての専決処分についてまでの計4件を一括して質疑を求めます。  質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第46号 平成30年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)について質疑を求めます。  12人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、11番藤井隆弘議員に質疑を許します。 ○11番(藤井隆弘君) 補正予算第1号ということで、273億7,655万7,000円、石田市政3期目の政策的な予算9億2,000万円余りが入りました。その中で、全体的なことについては、また、この後、6月以降の定例会のほうでいろいろ質問等していきたいと思いますが、今回はその中から、今回出ました中から、3つの事業について質問をさせていただきたいなと思っております。  まず、最初に、2款1項7目の中心市街地活性化推進事業補正金額が2,050万円のうち、地域商業活性化促進支援事業費補助金2,000万円についてお尋ねいたします。  事業概要を見ますと、中心市街地における民間企業等による施設整備に関し、地域コミュニティー機能、公共・多目的トイレなど、公共的機能の整備を支援とあります。そして、対象事業としては、旧ナショナル会館跡地整備に関するものとあります。この事業は、具体的には株式会社チュウブと、仮称倉吉まちづくり株式会社、そちらによる暮らし美コートだと思いますけれども、まず、この事業について、どのような事業であるのかということと、そして、事業説明シートに書いてあります公共的機能の整備ということについて、この説明をお願いしたいと思います。  それとあわせて、この事業については、既に経産省のほうですか、地域商業自立促進事業ということで申請をされていると思いますが、このことについて、現状どうなっているのか、進行状況など、わかるところがありましたら、説明を加えていただければと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 藤井議員に対しまして、中心市街地活性化推進事業について御答弁を申し上げます。  まず、今回の株式会社チュウブ様、あと、倉吉銀座商店街振興組合様が共同で実施されようとしております旧ナショナル会館の跡地の事業についてでございますが、今回の事業は、倉吉ならではの食と暮らしを楽しむことができる商業機能公共コミュニティー機能をあわせ持つ複合施設を新たに整備されようとしておるものでございます。具体的な中身で申しますと、商業機能といたしましては、ショップ、物販でございます。それから、レストラン、ホームカフェ、そういった商業機能がございます。また、今御質問ございました公共部門と申しますと、例えば公共トイレ、あるいはバスの待合所、あるいは観光案内所、ビジターセンターと申してます。それから、集えるような場所、そういったものが公共的機能として整備されようとするものでございます。  また、もう一つ、経済産業省の事業についての申請状況ということでございますが、5月1日に、事業者におかれまして、中国経済産業局に申請書を出されております。今回、総事業費は約3億円でございますが、補助対象となる事業費が約2億2,000万円ということで、その半額を経産省に補助申請をされたところでございます。経産省の審議におきましては、6月中には採択、不採択の結果が出るような運びになっていると伺っております。以上でございます。 ○11番(藤井隆弘君) 今度、9月補正のほうでしたか、第2庁舎の関係の予算というか、動きが出るかと思いますが、それにあわせて、ルートからいったら、旧ホテイ堂のところから旧ナショナル会館のところ、そして、本庁舎、いろいろいいルートというか、大事な部分だと思っています。この事業については、行政が主体というわけではないですが、ぜひとも成功というか、しっかりと進めばいいなと思いながら質問しているわけですけれども、この事業について、県から1,000万円、そして、市から一般財源として1,000万円出ているわけですけれども、先ほどの話では約2億2,000万円の半分、国に申請した約1億円余りがこれから審議に入ると、もう既に出されたということですから。通れば一番いいわけですけども、仮にこれが残念ながらだめだったといった場合に、いろんなことが進んでいく中で、どのような形で考えておられるのか、もし、あんまりそう考えたくはないんですけど、だめな場合の方策なんかについても、市としても地域の活性化という部分では大事な事業だということも踏まえて、その辺のことが市としての思いがお聞きできればなと思って、また後でお願いいたします。  次に、3款2項2目の保育所運営、補正額1,133万1,000円のうち、修繕料と備品購入費についてです。  事業概要には、安心・安全で快適な保育環境の確保及び保育士などの職場環境の改善を図るため、公立保育所における乳幼児用和式トイレの洋式化並びに保育室及び事務室の空調設備の整備を行うものとあります。乳幼児用トイレの洋式化の改修費として、資料には6園19基、この内訳は3歳以上のものが15基、3歳未満児用が4基と、空調設備としては、保育室が3園4基、それと、事務室用が8園分計上されております。初めに、乳幼児用トイレの洋式化と空調の現状について、まずお聞きしたいと思っています。お願いいたします。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。  国の補助金が採択されることを強く望んでいく、これは第一義的にはそうだろうと思います。私たちもそう考えております。でも、採択されない場合もある中で、事業者がどういった判断をされるかということでございますけども、民間事業者の経営判断に関することでございますので、私のほうからどうこうということは明言をするべきではないと思うんですけども、この間、ずっと事業者と一緒に事業の企画立案に携わる中で、かなり強い意欲を持っていただいてるなとは私自身感じておりますので、ぜひ積極的な事業推進について御協力をいただきたいと考えております。そういった中で、市のほうも積極的に支援させていただくという立場で今考えております。以上でございます。 ○健康福祉部長東本和也君) ただいまありました保育所のトイレと、エアコン整備状況についてでございます。  まず、トイレの整備状況から御答弁申し上げます。平成30年、ことしの4月時点での公立保育所のトイレの洋式化の状況ということでございますけども、男子トイレを除きまして、トイレ全体で67基ございます。そのうち、現在洋式化されてますものが39基ということで、洋式化率というのは58%という状況になっております。それから、エアコン整備状況でございますが、保育室、遊戯室につきましては、全体で70室ございます。そのうち、エアコンが整備されてますものが58室ございまして、83%の設置率といいますか、整備率となっております。事務室につきましては、全部で公立保育園10園ございますけども、10室ということになりますが、そのうち1室だけがエアコンの設置ができておりますので、率で申し上げますと10%と、そういった状況になってございます。以上です。 ○11番(藤井隆弘君) わかりました。その事業については、中活もいろんな事業がある中で、いわゆるプレーヤーがどのような形で取り組んでいかれるのかということがやっぱり一番基本になるかと思っています。あくまで行政というのは支援ということだと思ってますので。ただ、思いを共有しながら、今お話聞きましたら、強い思いをお持ちだという感触を持ったということですので、そういったことを期待しながら、あわせて市としても旧市街地の活性化のために取り組みができればなと思っておりますので、よろしくお願いしたいなと思っています。  エアコンというか、保育所のほうですけれども、実情はわかりました。これ、一般質問じゃないので、このことについては詳しくは言いませんけれども、いろんな事業を使う中で、単市での事業って難しいかとは思ってますが、できるだけ整備を進めていただきたいなと思いながら、この事業説明シートを見ましたときに、整備に当たって県の保育対策等促進事業費補助金というものがあって、これが補助金額が471万3,000円のうちの3分の2だという書き方がしてありました。多分このことも含めて、今回整備に向かえる一つの条件だったんじゃないかなとは思いますが、このことについての説明と、あわせて、市としての公立保育所のトイレや空調の整備に関しての考え方というのが、もし今の時点で言えるような部分があったら教えていただければと思います。 ○健康福祉部長東本和也君) このたび財源として活用させていただいてますのが、保育対策総合支援事業費補助金ということでございます。こちらのほうでございますけども、保育環境改善等事業ということで、主には障害児受入促進事業というメニューを活用させていただいておりまして、保育環境の改善を図るため、主には障がい児の受け入れを行うための改修というところで整備をさせていただいております。補助率のほうが3分の2ということで、今回補助金を計上させていただいておりますけども、今回それを活用して整備をします。洋式化のほうが現在58%と申し上げましたですけども、それによりまして87%に改善されます。それから、エアコンにつきましては、全部で今度設置率89%になります。それから、事務室のほうもほぼ、90%ということで、改善されてまいります。そういった改善状況も考えながら、あとは、公立保育所の再編計画ということの推移もございますし、財政状況もございますので、そこらあたりを総合的に勘案しながら進めてまいりたいと現時点では考えております。以上です。 ○11番(藤井隆弘君) 今お聞きしました。保育所のほう、ちっちゃな子どもさんですんで、幾ら元気だといっても、やっぱり環境というのは、以前とは違って大変だと思いますので、できるだけ早く整備していただければなと思っております。  続いて、10款4項3目の史跡大御堂廃寺跡整備事業200万円についてです。  事業概要を見ますと、史跡大御堂廃寺跡の隣接地に県立美術館が建設されるため、この建設計画との整合を図りながら整備を進めていくための保存活用計画を策定するものとあります。初めにお聞きしたいのは、この中で、計画策定委員会委員謝金15万円とありますが、その委員会のメンバーとか委員会開催予定、内容。それと、文化庁指導というのが40万4,000円入っておりますが、これはどのようなことなのかの説明をお願いしたいと思っております。  また、県立美術館と建設計画との整合を図るという文言がありますが、どのような構想なのか。きょうの日本海新聞にも県では県立美術館についてPFI方式をとるんだというようなことも出てました。それとか、3月26日だったでしょうか、鳥取県立美術館整備基本計画が出ておりました。そちらを見ましたら、施設整備計画の中では、倉吉パークスクエア、大御堂廃寺跡とのシナジー効果、相乗効果を発揮するとか、第5章では、基本計画の実現に向けて利用促進策として、倉吉パークスクエア全体との連携による利用促進などという文言が出てました。そういったことも含めて、どのような構想を持っておられるのかということが、これも言える範囲しかないかと思いますけども、お願いできたらなと思います。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 藤井議員史跡大御堂廃寺跡整備事業についての御質問にお答えいたします。  まず、大御堂廃寺は、山陰を代表する最古級の寺院だということと、建物の配置が全国的にも非常に珍しい配置になっていること、僧侶の住んでいた僧坊が6部屋見つかっていること、上水道施設が整備されていて、木樋と呼ばれるようなものが100メートルにも及ぶ長さで発見されていること、それに加えて、遺物も非常に豊富で格の高いものが出土していることを踏まえた、国の指定となっておる史跡であります。その史跡の保存活用計画を今回の予算で、委員を選定して策定していくわけですけども、その委員は学識経験者であるとか、地元代表者であるとか、教育関係の方、そういった方々、県外の方も含めて、10名程度を今のところ考えております。ことしの内容についてですけども、主には保存活用の基本方針を定めるために、史跡資料の整理、それと、土地利用であったり、景観の各種調査、そういったものを考えているところであります。年間大体3回程度を考えております。先ほどありました旅費につきましては、そういった県外の委員の方の旅費であったり、国指定の史跡ですので、直接文化庁の文化財調査官等の指導を仰ぎながら進めていきたいということ、あるいは、こちらのほうからある程度報告ができるような形になれば、国のほうに出かけていって指導を仰ぐという旅費を考えているところです。  それと、2点目の県立美術館の整備基本計画についての御質問がありました。全体的には5つの章から成っていて、中間報告の中では、2章、3章、4章、5章、4つの章にわたって大御堂のことが記載されておりました。県でそういった形で検討の中に含めていただいているということを考えると、市もこの大御堂廃寺は山陰を代表する本格的な寺院である、かつてはこの地が古代文化の拠点であったのではということがどんどんアピールできて、発信できるような、そういった活用計画をつくりたいと思っております。内容については、この策定委員会の中で検討していくものでありますので、今のところまだ何もありません。以上です。 ○11番(藤井隆弘君) わかりました。思い出してみますと、東京に視察行ったときにも、東京の都立美術館の職員の方の中でこの県立美術館の話をしたときに、この大御堂廃寺のことが出てきたんです。本当に不勉強で、後で、その人が県立美術館の整備基本計画策定アドバイザリー委員会の委員さんになっておられるということがわかって、だから、そういったこともあったら、本当にイメージ的に、ああ、いいもんだということでつくりたいというイメージ、先ほどPFIのこと言いましたけども、幾らPFIといって予算を下げるにしても、やっぱりそういった思いは、市としても伝えていかないといけないと思いますし、また、市議会としても、特別委員会を立ち上げましたので、ぜひともそういったことも含めて、市と議会としても応援していきたいと思いますので、しっかりと詰めていただけたらと思います。それを期待して、質問を終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、15番福井康夫議員に質疑を許します。 ○15番(福井康夫君) 議案第46号を引き続いて、平成30年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)のうち、第7款商工費、第1項商工費、第3目の観光費についてお尋ねいたします。  今回のこの5月補正でありますが、いわゆる市長選挙後の肉づけ予算ということで、地域おこし協力隊の任意満了に伴いまして、当該隊員が倉吉市内に定住するための起業活動を支援するということとして100万円の補助金が計上されております。さらには、新たな地域おこし協力隊の配置のための予算として195万8,000円が新・湯治推進事業として一般財源で計上されておりますが、この地域おこし協力隊制度は平成21年から始まった国の制度でございますが、本市も平成25年から取り組まれております。この狙いというのは、地域の課題などを外部人材によって掘り起こして磨き上げを行う取り組みであったと思います。関金における地域おこし協力隊、この活動ですね、まず、この間の市としての総括なり、評価というものをお尋ねします。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 関金における地域おこし協力隊の評価について御答弁を申し上げます。  議員からございましたとおり、平成25年度から関金地区に地域おこし協力隊を配置いたしました。当時、旅館や地域に溶け込みながら関金温泉の魅力を再発見し、新たな取り組みの創造や情報発信のできる人材として、本市では初めて地域おこし協力隊、関金温泉若おかみということで、西河葉子さんという方を配置したところでございます。西河さんは、温泉街に新たなにぎわいを創出する手づくりの文化祭や地域コミュニティースペースをつくる取り組みなど、地域住民が主体となる活動に協力しながら、関金の特産品であるワサビのブランド化に積極的にかかわってこられました。地域おこし協力隊の退任後もワサビ関連商品の開発、あるいは販路開拓等によって、関金のブランディングに御協力をいただいているところでございます。また、現在の地域おこし協力隊の上所さんでございますが、上所さんにおかれましては、関金温泉開湯1300年祭の企画立案への参画等でのかかわりということで、平成27年11月に着任をいただいたところでございます。上所さんは、源泉回帰のスローガンのもと、関金温泉開湯1300年祭の実行委員会の副委員長ということで、倉吉線廃線跡やたたらの歴史、地域の良質な食材などの地域資源を活用し、はいくら体験フェスやミニたたらワークショップ、それとあわせた食イベントなどを市内のさまざまな事業者や団体とともに企画し、暮らす価値と旅する価値を見出せる新たな温泉地づくりに取り組んでこられたところでございます。こういったお二人の活動を通しまして、個々の活動の評価とともに、関金地域における振興について、こういった地域おこし協力隊の配置というのは、成果があると一定の評価ができるんじゃないかと考えております。以上でございます。 ○15番(福井康夫君) 平成25年からこの間、地域おこし協力隊の取り組んできていただいたいろんな事業、成果もお聞きしました。本来もともと、こうしたまちづくりについて、目標、具体的な目標であるとか、成果を求めるというのは、いささかなじまないじゃないかと、こういう声も事実あります。私も確かにそうだと思うんです。期待はするんだけども、かえってそれが逆に無理になったり、だめになったり、こういうこともあるもんですから、そのあたりは非常に微妙なところではないかなと。そうはいっても、評価できる事業というのは、こちらもお願いしたいわけでございますから、そこの兼ね合いだろうと思うんです。先ほど若おかみ、本当に数々実績を残していただいたと評価できる。それから、もう一方で、次の地域おこし協力隊の上所さんにつきましても、ことし任期いっぱい、迎えられるそうですが、取り組んできていただいてるということを今お披瀝いただきました。  そういう中で、先般足湯を活用した温清楼が所有者の方の事情などで継続使用できなくなったという結果をお聞きしましたけども、非常に残念であります。現在の地域おこし協力隊の上所さんもとでは、ミニたたらワークショップの開催、第1回のグルメグランプ、それから、廃線跡の活用のさまざまなイベントであるとか、ワークショップを開催されてきておりまして、ことしの秋まで任期があるようでございますが、本当に頑張っていただいていると受けとめております。  特に今、平成21年から始まったこの制度、自治体が導入しているのは、既に997、約1,000自治体です。隊員数というのも4,830人、約5,000名です。平成29年度、総務省の発表でそういう形になっております。非常にふえてきております。先ほど言いましたように、ただ目標、成果を求めるということでなくて、やはり取り組むべきでないかと言いましたのは、倉吉にはそういうことはまだ全くないと私は思っておりますが、例えばこういうタイトルで、「若者を食いつぶす“ブラック自治体” 地域おこし協力隊のトンデモ実態」というようなことが、全国でいろんな事例があって、この制度自体もいいことばかりじゃないと、問題もあるんだと。活用の方法だと思うんですよ。そういうこともあるもんですから、ぜひそのあたりを踏まえて、やっていただきたいと思うんです。  いよいよ、今は地域おこし協力隊も1名だったのが、中心市街地取り組みを含めて2名おいででしょうか。新たに今回、報酬として6カ月分ということで計上されております。したがって、ことしの10月から平成30年度、半年間の雇用を予定された公募をされるんじゃないかと思います。先回も含めて、当初、この制度自体が、3大都市圏からの移住が前提だったと思いますんで、大阪、名古屋、東京からの移住ということでございます。今回のこの公募について、どういう取り組み、それから、条件を出されようとしているのか、そのあたりについてお尋ねします。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 今後新たに関金に配置いたします地域おこし協力隊の公募の内容であるとか、条件についてでございますけども、公募の内容でございますが、雄大な自然環境等を活用した体験メニュー、それから、トレッキングであるとか、地域の食材、あるいは、これまで関金温泉で取り組んできた健康づくり、そういったものの活用をいろんな団体にしていただきたいと考えております。そういった橋渡し役であったり、情報発信の役割であったり、そういったことをこの新しい地域おこし協力隊には担っていただきたいと考えております。そういった中で、条件といたしましては、報酬については14万7,500円ということで、これ以外に、住居、車、そういったものの準備をするのが市の役割でございます。あと、具体的には、市のウエブサイトでの募集であったり、あるいは、一般的に知られております移住・交流推進機構の地域おこし協力隊の募集サイト、あるいは、もっと有効な手段があれば、どんどん活用いたしまして、いい人材を採用していきたいと考えております。以上でございます。 ○15番(福井康夫君) 新たな公募についてというのは、特にこちらから、そうした3大都市圏へ出かけていって求めると、あるいは、説明会を開くと、こういうことでなくして、先ほど言いましたように、広くこの制度自体が周知されてきているという、全国で約5,000名、自治体も約1,000自治体、広がってまいっておりますので、そういう意味では、SNSであるとか、そうした媒体を通じて公募されるということのようですがね。非常に関心も高まってきて、求める人材というのも、応募もあろうかと思いますけども、市の求めたい、何をやっていただきたいのか、そして、新たな地域おこし協力隊の方々にとっても、この地元倉吉で何をやりたいのかですね。そういうような思いもまたあろうと思います。そのあたりというのは、きっちりお互いにマッチングするように、ぜひ取り組んでいただけたらなと思います。  それから、報酬についてでございます。先ほどおっしゃいました、報酬が月額14万7,500円、私は先回、平成28年にも6月議会でこの地域おこし協力隊、業務の内容、期待度からすれば、十分とは言えないではないだろうかと申し上げました。今回、おっしゃるように、社会保険も加えて負担しております。自動車の借り上げ、そして、さらには住居とおっしゃいます。そういう中では、先ほど言いましたように、ブラック自治体という言葉で言われておりますように、全国で臨時職員や、そして、嘱託職員的な雇用の若い人たちが果たして本当に15万円弱で日常については十分とは言えないじゃないかなとやはり思うんです。そこらあたりは十分検討すべきじゃないかなと思います。3年限度として、更新では地元への定住というものを期待されておるわけでございますから、そういういろんな条件というもとでは、十分ではないでないかなと思うんですけど、引き続き検討をお願いしたいんですが、再度答弁を求めます。  それから、最後でございますけども、このたび任期満了となられる方、引き続き倉吉市内に在住していただけるという前提で100万円、起業活動に対しての予算が計上されました。今回この方は、今後の活動の方向はどのようなことをやっていかれようとしてるのか、答弁できる範囲でお答えをお願いしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 地域おこし協力隊の報酬についての御質問でございます。  議員御指摘のとおり、14万7,500円という金額がどうかという議論が確かにこの議場でもございました。私も確認をさせていただきました。そういった中で、今現在、中心市街地活性化の地域おこし協力隊が1名、既に配置をされております。加えまして、今後企画課で中山間地対策としての地域おこし協力隊も1名雇用するような計画を今持っておりますので、この3人の報酬について、今回、議員から改めて御指摘をいただきましたので、もう一度どういう形がいいのか、他市の状況も確認をいたしまして、対応できることは対応させていただきたいと考えておりますので、検討の時間をいただきたいと思います。お願いいたします。  それと、地域おこし協力隊の上所さんの今後についてでございますが、就任当初から最終の目標は、イタリア式グリーンツーリズムということで、そういった農家民宿のようなものを市内で開業したいということを目標に掲げておりました。そこを目指して、まずは、今回補正でお願いしておりますのが、移動型の飲食店、キッチンカーでございます。いろんなイベントに出かけていって、得意の料理を皆さんに提供する。既にいろんなイベントで上所さん自身がおいしい料理、ジビエの料理であったり、いろんな料理を提供されております。非常においしいと思いますんで、そういったキッチンカーを活用しての活動をスタートに、最終的にはそういった農家民宿のようなものを目標にしたいと伺っております。以上でございます。 ○議長(坂井 徹君) 次に、7番鳥飼幹男議員に質疑を許します。 ○7番(鳥飼幹男君) それでは、私も質疑をさせていただきたいと思います。  2款1項7目につきましては、先ほど11番議員からありました。中心市街地活性化推進事業について、2,000万円の補助金について、私も質問を提出させていただいております。今御答弁ありまして、具体的な整備内容、また、その計画の今、旧ナショナル会館跡地に計画されている民間企業による複合施設の進捗状況については、御答弁ありましたので、これは理解をいたしました。  今お聞きしますと、6月中にいわゆる採択、不採択の結果が出るだろうということで、大変緊張して、その結果を待ちたいと思いますが、本当に大変重要な施設でありますし、これが市街地に人通りが生まれて、中心市街地の、銀座商店街の活性化に大きく貢献していくだろうと、大いなる期待をしております。先ほどもありましたけれども、もう既にこの事業者の方は非常に強い思いでこの事業を進められていらっしゃるなということを実は感じております。ホームページを見させていただきました。もう既にテナントの募集も開始をされています。それから、この秋には工事に着手をしたいと。そして、来年の春にはオープンするんだということですから、これが経産省の補助金が採択になろうが不採択になろうが、断じてやっていくんだという非常に強い意思を見ながら感じたわけであります。ただ、市として補助していく上において、経産省の結果がまだ出てない、この5月補正予算で、この事業費の計上をやったというのは、どういうことかなと。もう少し結果を見て、例えば6月補正予算であるとかという形でもよかったのではないかなということをちょっと少し感じましたので、その点、何かあれば伺っておきたいと思います。  それから、この事業者の方からもう既にこの施設の計画図面が出ておりました。今、部長がおっしゃったような、2階には約100席のレストランが整備されるようになってます。それから、1階には市民が使う総合イベントというか、そういうものができるような、また、当然ショップもあります。それから、いろんな会合ができるような、いわゆるコミュニティーホール、これもこの図面を見ますと60席近くでしょうか、計画をされています。そして、非常に大きなレストラン、100席近いレストランということは、市民、団体の観光客あたりも受け入れていくんだという、本当に大きな施設になっていくんだろうと思うわけです。ただ、ここの中には駐車場がない。それから、今できたフィギュアミュージアム、白壁土蔵群というものがあります。こうした施設を使っていこうと思えば、やはりどうそうしたところと回遊させていくか、いわゆるコミュニティーバスを走らせるのかどうなのかわかりませんが、そうした計画や、例えば第2庁舎が整備されていきます。そうすると、駐車場も、今の東中学校の前の駐車場にしてもそれは市民のための駐車場として利用していかなくちゃいけん。そして、そこにこれだけの施設が建ってくる。もう何とかして観光客の方にもこの施設を利用いただく。そして、滞在時間を延ばしていただいて、数多くの、白壁土蔵群を含めた周遊観光に貢献していただけるような施設になっていくんだろうと思うが、こうした課題がやはり浮かび上がってくるだろうと思うんです。このあたり、1点、もし部長でお考えなりあれば伺っておきたいと、まず初めに、思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) お答えいたします。  予算化のタイミングについてということだろうと思いますけども、この時期に補正予算を計上した意図といたしましては、本市といたしまして、今回のこの事業が中心市街地の活性化に欠くことはできない重要な事業だと位置づけております。そういったことを考える中で、国に補助申請をしているわけですけども、この補助申請の内容の中に、自治体の支援がどうですかということを書き込むような書類がございます。そういった中で、例えば我々としては、中心市街地活性化協議会を設置して、タウンマネジャーを配置し、あるいは、市の職員を使ってこういった事業の企画立案に携わっていますというような支援を書き込んだり、あるいは、県と市のほうで議会に相談しながら支援の補助金についても考えていますだとか、そういったことを書き込むことによって、採択の条件としては少し上がっていくといいますか、点が上がるということがあるので、ぜひこのタイミングで議会に提案したかったというのがございますので、御理解をいただきたいと思います。
     それから、駐車場の問題でございます。事業者におかれましても、この点についてはかなり御心配されているということで、御自身でも近くの空き地などを求められるような具体的な動きもされているようなところは聞いております。やはりフィギュアミュージアムもそうでございますけども、駐車場というのは非常に大事なポイントになってくるなと思っております。そういったことで、どこに駐車場を適切に配置して、あとは、そこからどう回遊してもらうかということをやっぱり具体的に考えていかないといけないと考えております。例えばどこか一つ大きな駐車場を確保して、土日ぐらいは回遊性のあるバスを回すみたいなことを具体的には検討するだとか、やっぱり民間の方、観光の専門家の方、そういった方々と具体的に人の動きを考えながら、ここにこれをつくれば、あとはこういう手段があれば、人は回遊するという具体的な検討をしていきたいと考えておりますので、宿題とさせていただきたいと思います。お願いいたします。 ○7番(鳥飼幹男君) よろしくお願いします。官民一体となって、この事業は成功させていかなくちゃいけんと思います。議会のほうでも中心市街地活性化調査特別委員会設置をいたしました。業者の方にも一度来ていただいて、それぞれの課題なり、今後の方向性なり、また、しっかり私たちもできる限りの御支援をしてまいりたいと考えておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。  次に、7款1項3目、事業説明シート11ページでありますが、地域資源観光活用事業が今回計上されております。この事業の補正理由の中に、関金温泉国民保養温泉地計画を推進していくんだということが書かれております。実は、私はこの地域資源観光活用事業につきましては、以前に関金温泉グランドデザインを制定して、これに基づいて関金温泉の活性化をしていくということで、地域資源観光活用事業というのは位置づけられてたと思うんです。ところが、こういう計画があるというのは、今回、私、実は耳にしたのは初めてであります。こんな事業が、計画があったのかと。今回突然このような計画が出てきたわけでありますが、この出てきた背景、そしてまた、この内容について、少しお示しをいただきたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 関金温泉国民保養温泉地計画について御説明を申し上げます。  まず、国民温泉保養地という指定について少し触れさせていただきます。これについては、温泉法第29条の規定に基づきまして、温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分発揮され、かつ健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定しているもので、全国で97カ所指定をされております。関金温泉は、昭和45年にこの温泉保養地、国民温泉保養地として指定を受けているというのがまずスタートにございます。そういった中で、平成24年に国民保養温泉地の指定に係る基準が見直しをされまして、指定の継続を希望する温泉地は、新たな基準による国民保養温泉地計画の提出が必要になったところでございます。これを受けまして、関金温泉につきましても、同計画の見直しといいますか、国民保養温泉地計画の提出について検討してまいりまして、関金温泉グランドデザインとあわせて、いろんな過去の関金温泉プラチナプロジェクトであるとか、新たな地域資源の掘り起こしの状況、そういったものを総合的に勘案をいたしまして、平成29年度に鳥取県を通じまして環境省に関金温泉国民保養温泉地計画書を提出をしたものでございます。具体的な内容といたしましては、指定を受けた昭和45年当時と比べ、近年では、関金総合運動公園等を活用したスポーツ合宿や、湯命館を基点とするウオーキング、あるいはトレッキングコースの設定、旧国鉄倉吉線廃線跡トレッキング、あるいは大山池のカヌー、そういったものとか、農家民宿であったり、さまざまな体験メニューが出てまいりました。昭和45年当時とはかなり関金の地域資源というものが変わってきたということがございます。こうした関金の状況を踏まえながら、今回、国民保養温泉地計画の見直しの中では、総合運動公園並びに温泉地周辺のトレッキングコース及び中国自然歩道の一部、さらに大山池を同計画の指定区域として拡大をしていったというのが一つの特徴でございます。関金温泉は、そういった周辺の自然と調和しつつ、地域の歴史、文化と運動施設等の地域資源を最大限活用して、より魅力的な滞在型の温泉地を目指していこうというもので、この計画をつくったというところでございます。以上でございます。 ○7番(鳥飼幹男君) この国民保養温泉地計画の内容については、いわゆる保養温泉地として、昭和45年に制定されて、また変わってきて、平成24年ぐらいから新たな見直しをして行ってきたということでありますが、それで、この事業をちょっと見たいと思うんですが、ここの中に、ウオーキング、トレッキングコースの整備や亀井公園の整備事業、また、案内看板設置の委託料、こうしたものが計上されているわけでありますが、今回のこの事業はどこが実施主体となって行われるのか、そこをまず教えてください。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 温泉地における滞在時間をいかに延ばしていくか、温泉の有効活用とあわせて、ゆったり時間を関金地域で過ごしていただくためにはということで、魅力的な自然あふれる関金地域を歩いていただこうというのがこのウオーキングということでございますが、今回、鳥取県のウオーキングコース旅行商品化支援事業補助金を活用して事業を進めてまいりたいと考えておりまして、この県の補助金のルールに基づきまして、事業主体が市町、または観光協会というルールがございますので、今回は倉吉市がウオーキングにかかわる施設整備をしていこう、環境を整えていこうということで市が取り組むものでございます。加えて、御指摘の亀井公園についても、同じように散策路といいますか、ウオーキングの一環として上がっていただきたいということがございますので、これもあわせて市が行っていくということで考えております。以上でございます。 ○7番(鳥飼幹男君) お聞きいたしました。補助金の関係で、市町がやらなくちゃいけないから、今回は市が直営でこうした設置の看板や、亀井公園の整備等々やっていくんだということです。  先ほどもありました、関金温泉プラチナプロジェクトの問題だとか、関金温泉グランドデザイン、さまざまなことを関金に今つぎ込んでいただいている。私も本当に何とかしてこれは活性化していかなくちゃいけんという大きな期待をしながら、各一般質問等もさせていただいているわけですけど、根本的に関金にはマンパワーが足らない。人がない。このことは3月議会でも言わせていただいた。そして、今回の事業も健康と温泉フォーラムがありました。新・湯治という、ただ単に温泉でゆっくりするということじゃなくて、その地域資源を生かして、それで、温泉の入浴とあわせて、その地域資源を生かした自然に触れ合っていただく新たな湯治のやり方というのが、恐らくその事業の一環だとは思うんです。ただ、この事業、これはどこかが運営主体をきちっとして核となってやっていかんと、結局こうやってお金をつぎ込むけども、持続性がない。一過性で終わってしまう。そして、だからその中で、人も育っていってない。そのことを何度も言わせていただいてきたんですけども。やはりこうした今の事業を推進していくためには、例えばこの事業が終わった後、どこが運営主体になってやるのか、それも教えてください。  3月議会でも申し上げましたけど、やはり地域と訪問者をつなぐ、そして、関金温泉活性化事業をマネジメントしていく。そして、情報の一元化とか、窓口も一つにする。そして、まず人材の育成をやっていく。そうした核となる組織がないと、この事業というのは成功していかない。このことは何度も言わせていただきました。やはり私は、名前出していいのかどうかわかりません、NPO法人養生の郷です。やはりここの組織の強化を図っていかないと、この関金温泉の活性化の事業というのは進んでいかない。だから、いわゆる観光地域づくりプラットホーム、そうしたものをつくり上げて、個々に情報発信するんじゃなくて、そこの人材をしっかり強力にして、そこが全部の全てのわかる、今おっしゃってました、大山池のあたりも整備していきたいんだと。そういう情報発信も全て一元化して、そのプラットホームがいわゆる顧客に対して、全国に発信していける。そうした確たる施設の構築に向けて、これは努力、やはり、ここに補助金を出いてでもやっていく。そして、全ての運営を市がやるというけど、予算上、補助金上やるんでしょうけど、これはやはりまちづくり団体にやらせるべきですよ。じゃないと、自分たちがやらんと、思いは伝わりません。そう思います。だから、この後、市がやるんでしょうけど、看板一つにとっても、亀井公園の整備にしても、そうしたまちづくり団体にやっていただいて、一体となってやっていくようなことにしていかないと、今後もうこれ以上の補助金をつぎ込んでいくようなことは大変難しいことになっていくだろう。そのためには、観光プラットホームみたいな組織をつくり上げて、きちっとした人材育成をしていくべきだと思いますが、そのあたり、最後お聞きをして終わりたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 御答弁申し上げます。  関金エリアにおける観光資源といいますか、活用すべき資源というのはかなり顕在化してまいりまして、皆さんもこういったものがあるというのはかなり御認識をいただいてきたんだろうと思います。あとは、これを活用するプレーヤーですね。いかにこれを、ちゃんと自分事として活用するんだと。例えばいろんな体験メニューなどもあるわけですけども、ある旅館のホームページを見ますと、そういった体験コースが関金にはありますよっては書いてあるんですけども、具体的にどう活用するんですかだとか、どこに連絡をすればいいんですかだとか、あるいは、うちのホテルに予約していただければアテンドしますよだとか、あるいは、うちのホテルとセットプランで提供しますよというような具体的な活用にまでは至ってないということがございます。やはりこういった有効な資源をビジネスとして活用するということで、経済的に持続可能な地域になっていくんだろうと思いますので、そういった中心として、NPO法人養生の郷さんにおかれましては、自分たちが中心になるという意気込みも持っていただいておりますので、具体的に、抽象論ではなくって、じゃあ、例えば資源を具体的にホテルさんが使うにはどうしたらいいでしょうねという話し合いの場をして、具体的に使っていただくようにする。情報発信はどうしたらいいでしょうかねということで、観光マイス協会だとかとも連携をしてやっていく。あるいは、歩いてもらうということについては、もうNPO法人未来に来ていただいて、具体的にコースを歩いていただくような具体的な仕組み、あるいは、その後、疲れを癒やすために温泉でゆっくり入っていただいて湯治をしていただく。やっぱりそういった具体的な提案メニューを考えていくという作業をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(坂井 徹君) 次に、6番米田勝彦議員に質疑を許します。 ○6番(米田勝彦君) 3つ質問項目を上げております。全て防災安全課に係る事業ですけれども、最初は、2款総務費、1項9目交通対策費です。事業名が交通安全対策で、補正額が140万1,000円。これはいろいろ疑問点を探っていきますと、私の所属する企画産業常任委員会にかかわる部分が多く出てきましたので、この質問はここでは取り下げさせていただきます。  では、2つ目です。9款消防費、1項消防費、3目消防施設費です。事業名が耐震性貯水槽整備事業、補正額が1,577万1,000円です。まとめてお聞きしたいと思います。この耐震性貯水槽の設置箇所です。それから、今後の整備計画、貯水槽の構造、貯水方法、貯水槽の消火能力、この5点お聞きしたいと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 米田議員の御質問に御答弁いたします。  耐震性貯水槽整備事業ということでございまして、まず、どこに設置するかというところでございます。この耐震性貯水槽でございますけれども、地震災害にも強い消防水利を確保し、火災による被害の最少化を図るという目的のため、消火活動に必要な水利の基準を定めた消防水利の基準、国基準でございますけれども、これに基づき、そういう消防水利が不足している地域のうち、消火栓が整備できない地域に対して、この防火水槽を設置する。これを年次的に、計画的に整備するというものでございます。今回の予算で、2基の具体的な場所といたしましては、鴨河内地区の仙隠、それと、上古川地区の住吉を予定しているところでございます。  続きまして、今後の整備計画でございます。この設置場所につきましては、国の基準を踏まえつつ、消防署であるとか、消火栓を管理する水道局等と十分に協議をしながら、消防水利の現状を踏まえて、優先順位をつけ、年次的に整備を進めているところでございます。現在こういう貯水槽が必要な場所は、今年度分を含めて、8カ所と今現在は把握しているところでございます。こちらについて、計画的に整備をしていきたいと考えております。  それから、この貯水槽のタイプでございますけれども、これは、地下に設置するもの、地下式というもので、躯体はコンクリートの二次製品ということで、耐震性が保証されておる、こちらは日本消防設備安全センターの認定を受けた耐震性が保証されたコンクリート製でございます。タイプといたしましては、大きく分けて車の出入りがないようなⅠ型、それからあと、車の出入りがあり、その重量に応じた基準であるⅡ型、Ⅲ型というものがございます。こちらにつきましては、おおよその場所は定めてありますけども、具体的にこの場所というのはまだ定めておりませんので、その状況を見ながら、どのタイプにするかということは今後検討していくところでございます。  それから、貯水槽への貯水方法でございます。こちらも、自然の川、河川等の水を流入させてためる方式と、それから、水道等からためる方式とございます。こちらも、設置場所等を決めながら、それに合った、どの方法が一番いいかというところで選択していくということとなるものでございます。  それから、貯水槽の消火能力でございますけれども、こちらの基準につきましては、国基準でございまして、常時貯水量が40立米以上、または取水可能水量が毎分1立米以上で、かつ、連続40分以上の給水能力を有するものということが定められておりまして、この基準に適合するものでございます。以上です。 ○6番(米田勝彦君) ありがとうございます。  私は、設置場所も質問しとったんですけども、場所はなかったんで、後でまた資料をいただけますか。  安全・安心を確保するためには、地震で水が漏れないようなしっかりとした貯水槽をつくっていただいて、この8カ所、一日も早く設置整備していただきたいと思います。  続きまして、9款消防費、1項消防費、5目災害対策費で、補正額が928万3,000円出ております。そのうち、434万5,000円が災害対策用車両、RV車の購入費と出ております。まとめて3つお聞きしたいと思います。このRV車の車両の概要、仕様といいますか。それから、2つ目がどういった使い方をするのか、用途です。それから、3つ目は、市として今まで持っていなかった車両なのかどうか、この3点お聞きしたいと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 防火水槽の位置、設置する地域は御答弁申し上げたところでございますけれども、具体的な位置については、また後からお示ししたいと思います。  今回の災害対策用車両でございます。まず、今までにこのような対策用の車両はなかったのかというところでございます。具体的には、この予定している災害対策車両は、現在使用している車が老朽化しておるということ、それから、昨年の台風18号における災害対応の教訓を踏まえて、土のうなり、物資等を運ぶのに非常に苦労したということがございます。消防車両には、現在消火、救命用資材等が積まれておりまして、そういう土のう等を運ぶようなスペースがないというところでございまして、こちらは、消防団からもそういう車両が欲しいという要望がございました。災害時に消防団が迅速かつ安全に災害場所へ災害対策用資機材の運搬等を行うことを目的としているものでございます。どのような仕様かというところでございますけれども、仕様としましては、最大5人まで乗車でき、後部に最大500キログラムまで積載できる荷台があるというもので、上部には警光灯、それから、広報スピーカー、サイレン等を搭載し、冠水等の悪路でも走行性の高い4WDの車両としております。どのように使用するかというところでございますけれども、通常は市に設置しており、災害時に、こちらに本部が設置されますので、そちらから現場の状況に合わせて、物資等があるところに派遣し、現場にその物資を運び、消防団等の後方支援等に利用するというところでございまして、現在このような車両は、今現在は保有してないという状況でございます。 ○6番(米田勝彦君) ありがとうございます。資料請求したんですけども、私のほうに届いてないんで、ちょっと仕様を私も調べて、車の仕様を見てみました。今この車の購入をしなければならない理由をお聞きしたわけですけども、さらに疑問がありますので、お聞きしたいと思います。  基本的には、土のうや物資を運ばれると言われました。私、この車の、仕様見てみますと、いわゆるピックアップという形の車です。乗用車の後ろにトランクがついてます。トランクを切り取って、乗用車にトラックの荷台をくっつけたような形のピックアップという形の車です。アメリカではよく使われております。今物を積まれると言われました。このたび購入予定の車両の荷台の大きさを見てみますと、横幅が1メーター56センチメートル、奥行きが1メーター10センチメートル、荷台の高さが48センチメートルです。横幅が1メーター56センチメートルといいますと、大体こんなもんです、1メーター56センチメートルというと。私が1メーター70センチメートルですから、ここまで、1メーター56センチメートル、この幅です、幅が。それから、奥行きが1メーター10センチメートル、こんなもんです、1メーター10センチメートルといったら。荷台がこれだけの荷台です。荷台の積載量が500キログラムと言われました。確かにそうでした。土のうの運搬に使われると言われました。大体土のうは1袋大体20キログラムぐらいですね、余り重たいと持てませんので、大体20キログラムぐらいです。そうしますと、小学生の計算ですけども、500キログラム割る20キログラムということになると25袋。大体25袋ぐらいしか乗りません。たった1メーター56センチメートルの1メーター10センチメートルの幅で、土のうを25袋です。この25袋のためにこの車両の価格は434万5,000円です。私は納得いかないですね、土のう25袋のために434万5,000円使うんですか。もっと低価格の車両があると思いますけども。この辺の疑問点にお答えいただきたいと思います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) まず、今現在使っておる俗に言う水防車というものが平成15年の7月登録ということで、非常に年数がたっておるということで、買いかえの必要がある状況に来ておるということが一つ。それと、土のうということでお示ししましたけれども、土のうだけではなくて、さまざまな物資を運ぶという意味も含めて、あとは、通常の広報、あるいは連絡等にも使用できるということで、この機種を予算要求させていただいたところですので、御理解をいただきたいと思います。 ○6番(米田勝彦君) 私、先ほど説明しましたように、1メーター56センチメートル、1メーター10センチメートルです。確かに車は古くなっていると思います。ですけど、この434万5,000円もかけて買う車ではないと思います。資材運びや、しかも資材なんか乗りませんよ、こんなもので。ですから、買われるんなら、もう少し研究をされて、資材運搬の車両はきちんと、ほかの課にもあるわけですから、市に車はあるわけですから。もちろん防災安全課の専用車両も必要でしょうけども。それはよく考えて購入されるべきだと思います。  それから、また、お聞きしたところによると、災害時に指令車みたいなものはないそうですね、パトロールカーみたいなものが。倉吉市は自主防災都市宣言のまちですけども、買われるんなら、私は、防災指揮車のようなテレビカメラや無線装置や、そういったついたものを検討されるべきだと思います。この間も9月の水害なんかでも、私も行きましたけども、水害の現場なんか行っとるのは、ほんに細かい軽です。冠水はしてますし、危ないところはたくさんあります。それ、どうやって視察するんです、どうやって防災司令部ちゅうか、市役所は、庁舎は管理するんですか、防災安全課は。的確に現場に出ていって、的確に情報をつかんで、そういった情報収集の車をまず買うべきだと思います。資材運搬なんて、私は二の次だと思います。倉吉市役所にいっぱいあるわけですから。それはもう一遍検討していただきたいと思います。終わります。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 指令車の件につきましては、どういう形態、どういう指揮命令系統で現場とどうつなぐかというところについて、今後検討はさせていただきたいと思います。  それから、積載、今回の車両の購入等でございますけれども、やはり4WDというところが大きいのかなと思います。ただ、積載ですね、ほかの車もあるしと、この車では荷物が少ないというところでございます、御指摘をいただいております。そのあたりにつきましても、購入のときによく考えたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(坂井 徹君) 次に、17番丸田克孝議員に質疑を許します。 ○17番(丸田克孝君) 議案第46号の補正予算について、2款1項の交通安全対策についてお尋ねをいたします。高齢者が自主的に免許証を返納しやすい環境をつくるということで140万1,000円の補正額が計上されておりますが、先日の説明会でも、70歳以上の方を対象で、1年間でバスが15名、タクシー15名の30名だということの説明がありましたが、再度、内容について説明をお願いいたします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 丸田議員の御質問に御答弁いたします。  まず、この高齢者運転免許証自主返納の制度でございます。最近、高齢者の方が加害者となる事故が増加しておるところでございまして、こちらの高齢者の方の運転免許証を自主的に返納する一つの後押しになればということで、今回制度化させていただいたものでございます。まず、期限といたしましては、返納の日から1年以内ということで、そこで、証明書等を、運転履歴の証明書をとっていただきまして、そちらに基づいて、バスの定期券、あるいはタクシーの利用券を助成するものでございます。具体的には、バスでありますと、グランド70といいまして、半年定期でございますけれども、こちら、2万5,700円でございます。こちらについて、2,000円の自己負担で、あとは残りを補助、これを年2回。それから、タクシー乗車券につきましても、2万5,000円で自己負担2,000円、残りを補助ということで、年2回ということで、そういう制度として考えておるところでございます。以上です。 ○17番(丸田克孝君) 説明いただきました。  いわゆる自主的に免許証を返しやすい環境をつくるということで、この予算組んでおられるわけですが、実際70歳以上を対象に1年間ということです。そしたら、その人の肉体的な部分もあるでしょうけど、何歳かで返納されて、1年間の補助。じゃあ、その2年目はどうなるんだということです、結局は。毎年毎年、これ、30名ですか、バス、タクシーとで、計上されるわけですが、75歳で返されるのか、80歳まで乗られるのか、それは本人さんの肉体的な要素もあるでしょうけれども、返して、明くる年は返した年より肉体的によくなることはまずないと思うんですよ。じゃあ、2年目からはどうなっていくのかという心配もあるわけです。そういった部分での援助なり対策というのは検討されてないのか。また、15名、15名で30名の予算ですが、この30名をもし年度内で超えた場合は予算計上は補正予算を再度組まれるのか、あるいは、明くる年に回されるのか。その辺のことはどのような考えがあるのか、もう一度お願いいたします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) まず、今回の目的が自主返納を促すというところでございますので、まず、返納されてから1年間を期限として区切っておるところでございます。  それから、30人分の予算、足るのかというところでございます。鳥取市の状況を参考に予算計上させていただいたところでございまして、この予算を計上する場合、一体幾らというのはまだ全然、事業をやっておりませんので、はっきり言って、これで回るとか、回らないとかというところは、ちょっとやってみないとわからない部分がございます。足らなくなった場合の対応につきましては、補正で対応するのか、あるいは次年度でまたその分を回すのかということで、基本的にはその年度と考えておりますので、そのあたり、予算のまた要求ということで考えていきたいと思います。  そして、2年度目以降というところでございますけれども、こちらについて、高齢者の方の交通施策、あるいは地域の交通施策ということになりますので、企画産業部長から答弁させていただきます。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 免許返納者の2年目以降の対応ということでございます。今、総務部長からありましたように、免許返納を促すという施策が終わった後、返納された皆さんがどう移動手段を確保するかということだろうと思います。やはり今もありますように、公共交通を利用していただくということがまずは一つあるのと、それと、地域の支え合いの中でどう支えるかというのももう一つあろうかと思います。公共交通の利用という面におきましては、例えば今も割引定期というのはそれぞれのバス事業者で設定をされているということがあるわけですけども、実はかなり知られていないところが多いということでございます。具体的に申し上げますと、我々、昨年度、鳥取県とともに鳥取県中部地域公共交通網形成計画というのを策定をしましたけども、その前年に高齢者の方を対象にいろんなアンケートをとりました。そういった中で出てきたものが、こういった高齢者の割引定期についての認知率というのが大体10%あるかないかぐらいのところでございます。そういった非常に使い勝手のいい、割引率の高い定期券はあるんだけども、それを知らないという方が多いという現状がございます。そういった中で、今回返納を機に、割引という制度があることを知っていただいたということですので、2年目以降も、自己負担ということになりますけども、それでも割引率の高い定期券でございますので、ぜひこの利用について御理解をいただきたいと思います。  それと、もう一つ、やっぱり地域の支え合いということで、昨年でしたか、ここの議場でも地域の支え合いが必要でないかということがございました。例えば1週間に1回、まちに行くのに定期券までは大変だという方がいらっしゃるかもしれません。そういった方を地域の支え合いの中で何とかできないかということもぜひ地域で御議論をいただきたいなと思っております。以上でございます。 ○17番(丸田克孝君) 美舩部長からの説明、私もそういったことを、やっぱり返納された翌年からを何とか支えてあげていく方法が必要だろうと思うんです。私思うのに、過去にも何度か質問、一般質問させていただいておるわけですけども、いわゆる公共交通を利用しようと思うのに、やっぱりバス停の問題、建屋の問題とか、あと、そのバス停にベンチがないというのを何度か質問しておるわけですけども、そういったことも必要じゃないかと思うんです。あとは、バスの増便ですよ。結局は定期券、格安であっても、バスの便が1時間に1本じゃなかなか乗りづらい部分もあるだろうし、先ほどおっしゃった地域での支え合いの中で、例えば公民館なり、法人が立ち上げられてやられても、いわゆる運送法みたいな、もし事故があったときに、じゃあ、他人の年寄りの方を積んでて、どうするんだというようなことも出てくるんだろうと思うんですよ。ただ、返しなさいよということで、こういう条件、ちょっとおいしいものをぶら下げて、ただ自主的に返納しなさいよと促すだけでは、私はやっぱり2年目以降のケアというか、対策を考えていただかないと、私はただ返しちゃうということについては、問題があると思うんです。数日前にも新聞で、この自主返納に対して、ちょっと不満の意見が出てたと思うんです、新聞にね。やっぱり足がなくなるとどうしても買い物にも出たくないということになれば、いわゆる市街地商店街の衰退にもつながっていくというような内容のこともあるわけですけども、やっぱり便がないと買い物もおっくうになるということですよ。これ、6月の一般質問の予告みたいになりますが、以前、移動購買車のことも結局補助で出てるわけですよ。その移動購買車というのが今後のことで活躍する場面も出てくるだろうと、これ、一般質問になっちゃいますから、この状況もやっぱり一応調べておいていただきたいなと思うわけですけども、要は返しちゃった、足がない、どこにも出れなくなっちゃったということで、ひきこもりみたいな高齢者の方つくっちゃうというのも問題があるんで、やっぱり地域の方なり、そういう便なりを検討していただきたいなという思いはあります。私はあめ玉をぶら下げて、ただ返しなさいよだけじゃ、どうかなと、いかがかなと思うんですけども、総務部長も、もう一遍その辺も含めて、今後のことも含めて、もう一度お二人方、よろしくお願いしたいと。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 制度といたしましては、先ほど申しましたように、自主返納を促すというところでございます。その後、その返された方が、なら、その地域の中でどういう交通手段をもって生活していかれるかにつきましては、十分企画産業部の施策と連携しながら、今後さらにどのような形ができるのか、あるいはできないのか、何かいい方法があるのかというところについては、勉強させていただきたいと思います。 ○議長(坂井 徹君) 次に、12番佐々木敬敏議員に質疑を許します。 ○12番(佐々木敬敏君) 議案第46号 平成30年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)のうち、まず、子ども家庭課の保育所運営について、先ほど11番議員が詳しく質問をされました。今回の整備でほとんど90%ぐらいが整備できるということですけども、心配なのは、再編の関係で対象になってる保育園がどうなっとるかなというのがありまして、そのあたりが不公平にならないように、やっぱりエルニーニョ現象があってことしは暑い夏になるようですんで、その辺のことがわかればお答えください。それから、民間の状況を把握しておられたら、そのことについてもお答えいただきたいと思います。 ○健康福祉部長東本和也君) 佐々木議員の、整備状況について不公平になってないかということでございますが、再編計画との兼ね合いも当然ございますが、まず、事務室です、職員の職場環境という観点で申し上げますと、事務室は全室設置するようにしておりますし、再編と申し上げますが、一応保育室、遊戯室のほうにも全て一応このたびの整備でエアコンは配置できるようになっております。トイレ洋式化率も87%になりますので、ほぼほぼふぐあいがなく設置できるとは考えております。それから、民間の保育所のことでございますけども、園によって状況が多少異なりますけども、民間、私立の保育所、全部で16園ございまして、そのうち、まず、トイレの洋式化については、16園中11園につきまして、もう全て、70%を超えておりますので、整備状況は公立とほぼほぼ同様の状態で進んでいるということでございますし、仮に今後整備するということでございましたら、今回活用しております補助制度が私立の保育所でも活用できますので、そちらのほうは周知していきたいと考えております。以上です。 ○12番(佐々木敬敏君) 今答弁聞きますと、再編計画等もあるですけども、ぜひ、そこの対象園が不当な差別を受けんような形の整備をしていただきたいと思います。これは民間も70%ぐらいの整備率だということで、同じ事業が使えるということですので、その辺もしっかりと広報していただきたいと。わかりました。  続いて、6款の農林水産業費のきのこ王国鳥取推進事業と、それから、林地台帳整備事業について質問をいたします。  まず、このシイタケ原木の購入事業ですけど、以前から東北の大震災があって、それから、最近ではナラ枯れということで、非常に原木が手に入りにくい、例の東北の放射能の関係で非常に原木がなかなか流通しなかった時期もありまして、最近ではナラ枯れということで、原木の購入が非常に困難だということをお聞きをしておりますが、この事業の内容と、その困難な状況をどういう対応で購入しやすくするのかというようなことを一つ。  それから、林地台帳整備事業について、2つあるですけども、整備と森林クラウドシステムの概要ということでありますけども、非常にタイムリーな事業だなと思っておりまして、タイムリーというよりも、遅いなと思いますけど、これはまとめて言いますと、倉吉市の森林全部をやるということなのかお聞かせください。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 佐々木議員にお答えします。  まず、椎茸原木等購入支援事業についてでございます。この事業のまず概要、事業内容について御説明を申し上げます。日本一となった倉吉産の原木シイタケのブランド化に向けた生産量と生産者の確保、そして、ナラ類の活用を促進することによるナラ枯れ被害抑制の2つの課題解決を目指して、この事業を取り組んでいこうというものでございます。原木シイタケのほだ木の調達に対して助成を行うのが主な内容でございます。鳥取県産材のほだ木のみを対象といたしまして、倉吉市在住のシイタケ生産者に対して補助金を交付しようというものでございます。そういった中で、原木の入手は容易ではないのではないかという御質問でございますが、JAの椎茸生産部におかれましては、椎茸原木安定供給プランを作成されまして、ほだ木として調達可能な原木材を調査されております。具体的には所在であったり、所有者であったり、面積であったり、林の年齢です。林齢というんでしょうか。それから、樹種、あるいは切りやすさ、運びやすさ。そういったものをランクづけをされまして、リスト化をされております。こういったリストを管理されながら、計画的、安定的に調達できるような仕組みをおつくりになっているということでございます。ただ一つ、ナラ枯れの被害については、やっぱり心配をされておりますので、そういったことに対しては、森林組合や林業事業者などからの情報も得ながら適切に対応していかれると考えております。以上でございます。  それと、林地台帳、森林クラウドシステムでございます。林地台帳につきましては、全森林を対象につくっていくという考え方でございます。 ○12番(佐々木敬敏君) 3回目ですけども、じゃあ、椎茸は、めどがついとると、そこに対する補助をしていくんだということで理解すればいいわけですね。  それから、林地台帳ですけども、これは年数というのはどれぐらい、一気にやられんですか。1年でやられるとか、2年でやられるとか、その辺のことが恐らく決まっているんだろうと思いますけども、その辺を聞いて終わります。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 林地台帳の整備の期間でございますが、今年度1年で完了させて、以降、更新については随時市でやっていくという考え方でございます。以上でございます。 ○12番(佐々木敬敏君) わかりました。 ○議長(坂井 徹君) 次に、8番伊藤正三議員に質疑を許します。 ○8番(伊藤正三君) では、議案第46号の中で、2点お聞きをいたします。まず、中心市街地活性化推進事業、それと、その後に、スポーツ活動振興という2点をお尋ねしたいと思います。  先ほど同僚議員であります鳥飼議員も取り上げられました。この中心市街地活性化推進事業、いわゆる旧ナショナル会館の跡地の利用でございます。民間が積極的に取り組まれるということで、本当に敬意を表し、しっかり応援をしたいという立場でお聞きしたいと思うわけです。今、鳥飼議員がみずからお調べになって、その内容は大体今お聞きをいたしましたら、行政なりに把握しておられる事業内容をもう少し詳細にお尋ねしたいと思います。そして、総事業費、あるいは補助金の額、その辺のところも含めてお聞きしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) では、伊藤議員中心市街地活性化事業ということで、旧ナショナル会館の跡地整備の概要を答弁いたします。  今回総事業費といたしましては、3億900万円余でございます。3億900万円余。そういった事業の中で、具体的に整備されるものが、まず、商業床として、商業施設として、ショップ、物販でございます。それから、ホームカフェ。それから、レストラン。もちろんレストランには厨房等ございます。そういったものが商業ゾーン。そして、もう一つ、コミュニティーゾーンといたしまして、トイレであったり、バス停であったり、雨天対応の子どもの遊び場があったり、ビジターセンターであったり、広場であったり、あと、会議機能があったり、そういったものが施設全体としての内容でございます。施設の整備内容としては、以上でございます。 ○8番(伊藤正三君) 補助額というのは、まだわかってないですか。(「国の」と呼ぶ者あり)ええ、国の。一応それ、答弁漏れだった。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 申しわけございませんです。国の補助金額でございますが、補助対象経費の2分の1ということで、国には1億1,100万円余の補助金を申請されております。申しわけございませんでした。 ○8番(伊藤正三君) わかりました。  それで、当然補助金を獲得するためには、自治体のやっぱり強い意思といいますか、協力の姿勢というか、そういうものを見せたいと、見せなくてはならないというような答弁も今、鳥飼議員のときにございました。大変いいことでもございますし、ぜひぜひ頑張って、成功するように進めていただきたいわけです。  それで、事業説明に、中心市街地における民間企業等による施設整備に関して、地域コミュニティー機能、公共・多目的トイレなど、公共的機能の整備を支援するということがしっかりと明記されているわけでございます。今、鳥飼議員のときに、これは中心市街地の整備として欠くことのできない重要な事業であるという判断のもとに、当然補助金の支出を認められたわけでございます。そのときに、逆に今後、こういう中心市街地活性化にかかわる事業で、事業説明シートに明記してあるようないわゆる公共的機能の整備を支援と、はっきり明記してあるわけですが、いろんなケースがございますんで、公共的ということが明確でないと、支援はできないものであろうかという、その辺のところの取り組み方をお聞きしたい。というのが、今回もそうですし、明倫もそうでございます。とにかく民間事業です。これは当然リスクを背負って挑まれるわけでございます。そこに中心市街地の活性化を呼び込むということで、行政もそれはもう決められた苦しい財政の中ではございますが、やはり公共の支出、財政支出というのも民間にとっては大きなことでございます。ですから、お聞きするのは、要するに明確な公共性がうたわれていない施設については、支援が難しいのか、あるいは、違う形の支援ができるのか、その辺のところをちょっとお聞きしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 御答弁申し上げます。  このたびの旧ナショナル会館につきましては、中心市街地の中で、特に商店街の振興ということがターゲットになってきたわけでございます。商店街の振興におきまして、これまでは商店だけが並んでいたような商店街ではだめで、そこにはコミュニティー機能があったり、公共的機能があって、人がたまれるような、気軽に寄れるような、いろんな機能があることで、商店街の核となるということに着目をいたしまして、今回、旧ナショナル会館公共的機能に着目をして、支援をしようというものでございます。また、フィギュアミュージアムにつきましては、建物自体に直接的な市の支援はいたしておりませんけども、例えば駐車場については、市の土地を使っていただいているというような支援もさせていただいております。やっぱり事業によっていろんな支援の仕方があると思っておりまして、固定的にこうだからこうということではないと考えております。以上でございます。 ○8番(伊藤正三君) ありがとうございます。そうであってほしいし、また、そういうふうに進めていただきたいと思います。柔軟性を持ったり、多様性を持って、いろいろ民間の今後のまちづくりに対しての取り組みを大きな目といいますか、温かい目で見守って、ぜひできる限りの支援をしていっていただきたいと思います。もちろんそれは何でもありとか、何でもオーケーじゃないんですが、やはり行政の中にも制約がございましょうが、財政制約ございましょうが、できるだけ民間の支援をよろしくお願いいたします。  次に、スポーツ活動振興ということで、この平成30年11月に倉吉市でクライミング・アジア選手権が開催されます。これは国際大会でありまして、国内、国外から大変注目をされるということでございます。それで、ここに補正額300万円ということで、一般財源から支出をするわけですが、事業説明シートを見ますと、この実行委員会を組織するということがここに書かれております。それはスポーツクライミング協会、鳥取県、倉吉市、地元経済団体等で実行委員会を組織して、開催をするんだということでございます。場所は、鳥取県立倉吉体育文化会館でございますが、ここに明確に300万円の負担金という形で出ております。この実行委員会には、ほかの団体もございます。民間団体は別としましても、鳥取県、あるいは、これは国際大会でございますので、国の支援はどんなもんなのかと、その辺のところをまずお聞きをしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) お答えをいたします。  今回のクライミング・アジア選手権に係る経費の負担といいますか、そういった総体的な枠組みということだろうと思います。今回の財政的な枠組みで申し上げますと、日本山岳・スポーツクライミング協会が総開催経費を5,800万円ぐらいかかるんでないかと見込んでおります。このうち、倉吉市から300万円と、それから、鳥取県が1,500万円、自治体として負担をされるという予定になっております。そのほか、収入といたしましては、日本山岳・スポーツクライミング協会の負担金であったり、あるいはスポンサー収入、こういったものを見込まれているところでございまして、国からの支援については、具体的にはお聞きをしておりません。以上でございます。 ○8番(伊藤正三君) わかりました。国の支援も若干期待もしたいとは思うわけですが、大体こういう国のことですので、これは私たちのわからない範疇でございますが、そういうこともあればいいなとちょっと思って質問をしました。  それで、この実行委員会を立ち上げられて、大会に向けて、平成30年11月ですので、もうあと半年くらいということでございます。もちろんこれもたくさんの人に来ていただいて、倉吉を売り込む一つの大きなチャンスにしていただきたい。それと、その後もやはりスポーツツーリズムとして、あるいは、前もちょっと言葉が出てきました、こういうスポーツクライミングの聖地として、その後も観光資源の一つとして育て上げていくということも大変重要なことであると思います。この大会に向けて、市というより、これは実行委員会として、これから臨まれると思いますが、特に全体ということに市がどの程度、口が挟めるかということは別にいたしまして、本市の、成功をおさめるための取り組み、あるいは実行委員会の取り組みを具体的なものがあれば、また示しながら、ぜひお知らせをしたい。取り組みについて、よろしくお願いします。  それと、今、質問回数がもうございませんので、その後、この大会が終わった後にでも、これをしっかり地域の資源としてつないでいく、活動していくような策も同時にお聞きをしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) お答えを申し上げます。  具体的な開催までの取り組みということでございます。実行委員会に3つの、専門チームを設置いたしまして、具体的な取り組みをすることといたしております。まず、競技運営担当タスクチームということで、これは競技団体が中心になられまして、具体的な競技の運営、あるいは会場の設営と、これについて担当をしていただくことになっております。それから、選手や役員等の宿泊対応や来場者等への飲食ブースの設置運営、あるいは、外国人対応となる通訳ボランティアの配置、来場される方への歓迎の装飾準備、そういったものについては、おもてなし担当タスクチームが担当することになっております。このおもてなし担当を倉吉市が中心的な役割を担うことになっておりまして、このチームリーダーを私が仰せつかっております。それと、もう一つ、後方支援という形で、鳥取県が中心となり、関係団体との連絡調整や海外、国内のVIP対応、あるいは式典、アフターパーティー、そういったものの担当を行うということで役割分担をして進めることにいたしております。それから、このスポーツクライミングが終わった後、今後どのように生かしていくかという御趣旨だろうと思います。幸いこのスポーツクライミングに関しましては、倉吉市はかなり資源が整っていると思っております。日本でもなかなかないような施設を鳥取県が準備をしていただいたということで、十分全国から、あるいは世界から注目をされるような場所になっていくような資源はあると思います。そして、指導者といいますか、クライミング協会の中心になられるような方もいらっしゃいます。あるいは、ここ何年か続けて、スポーツクライミングの大会を進めてきているという実績もあります。こういった背景からすると、今後取り組みようによっては、そういった倉吉市がスポーツクライミングの日本的な中心という言い方なのか、世界的中心という言い方なのかわかりませんけども、ある一定のスポーツコンベンションを担えるような可能性はあるんではないかと考えておりますので、具体的に競技団体の方がどういった御意思、御意欲を持ってらっしゃるかというのがとっても大事だろうと思いますので、よく連携を図っていきたいと考えております。 ○8番(伊藤正三君) 今3つの役割分担、協会、あるいは市、県としっかりと分かれて、それなりの形をとっておられます。特におもてなしについて、美舩企画産業部長が隊長ということでございますんで、その爽やかな笑顔を生かして、ぜひ御健闘いただきたい。この大会の成功を願いまして、質問を終わります。 ○議長(坂井 徹君) 暫時休憩いたします。                   午後0時02分 休憩                   午後1時00分 再開 ○議長(坂井 徹君) 再開いたします。  次に、1番鳥羽昌明議員に質疑を許します。 ○1番(鳥羽昌明君) では、私からは、6款2項2目、林地台帳整備事業についてお尋ねをいたします。  私のほうにも先日、市民の方から、自身の所有する森林の場所や境界線が曖昧でわからない、きちんと把握、管理して、子や孫に引き継ぎたいが、市役所に問い合わせをしても詳細がわからなかったという相談がございました。私のほうでも担当課に問い合わせをしてみたんですけども、やはり山林の把握、管理については、その難しさから、宅地、農地に比べて大分おくれているとのことでした。今回の事業は、このような市民の方の要望にどの程度お応えし得るものなのか、お尋ねいたします。3点にわたってちょっと質問させていただきたいと思います。  まず、1点目については、そもそも森林クラウドシステムとはどういったものなのでしょうか。2点目として、この事業による所有者メリットはどういったものがあるのでしょうか。3点目なんですけども、財源の内訳を見ると、今回国からの義務化を受けて、かつ、県のシステムに入れ込むというような趣旨なんですけども、一般財源のみになっておりますが、補助金等はなかったのでしょうか。以上、よろしくお願いいたします。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 鳥羽議員の御質問にお答えをいたします。  まず、森林クラウドシステムの概要についてでございます。この森林クラウドシステムでございますが、インターネットのネットワークの接続によりまして、パソコンやスマートフォンで情報を得ることができるようなシステムであるということでございます。どんな内容かといいますと、まず、林地台帳の情報ということで、このたび予算をお願いしております林地台帳の整備を行うわけですが、この整備の結果の情報でございます。所有者の氏名、あるいは住所、土地の所在、地目、面積、そういったものと、それと、突合するような地図ですね、地籍図、森林計画図、航空写真等、こういったものをデータ上で閲覧をすることができるというのが森林クラウドシステムでございます。  続きまして、森林クラウドシステムを活用することによるメリットでございますが、このシステムの活用によりまして、森林施業、伐採であるとか、造林の集約化が促進される。それから、森林経営意欲のない所有者でも森林組合等の森林整備の担い手による森林整備が促進されること。例えば森林組合さんなどが一定の森林整備をされるときに、スケールとして小さかったときに、周辺も整備されることによってスケールメリットが出るようなときに、そういった所有者の方に働きかけて、伐採であるとか、そういったことについて参加をされませんかというようなことで、もしそういったことによって、面積が広がることによって有利な補助事業なんかも採択される可能性もあったりするということで、境界であるとか、そういった森林に関する情報を詳細にわかりやすくすることによって、森林を積極的に活用しようとする人が森林の所有者に対していろんな働きかけができるというのを目指したシステムでございます。  そして、財源的なことでございますけども、これは、法律上、市町村が整備することが義務づけられた関係で、普通交付税の算定の措置がされております。林地台帳整備に要する経費ということで普通交付税の算入ということでございますので、今回900万円余のお金をかけて整備をしますので、この普通交付税の算定以上の金額を要するということで、超えた額については、特別地方交付税の要求をしていくというのがルールになっております。以上でございます。 ○1番(鳥羽昌明君) 理解いたしました。ありがとうございます。以上で終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、5番大月悦子議員に質疑を許します。 ○5番(大月悦子君) 大月でございます。  議案第46号、平成30年度5月補正予算について、2点質問させていただきます。  事業説明シート17ページ、4款1項1目、事業名は妊娠・出産包括支援事業についてであります。出産後の母親の身体的な回復や心理的な不安の緩和を図るため、医療機関に委託して母子の産後ケアを行うものとして、期間は生後4カ月、委託料は63万円の事業でございます。新事業で、これはとても大切な事業とは思いますが、この事業は新しい事業でありますので、事業の必要性とか概要について説明をお願いいたします。
    健康福祉部長東本和也君) 大月議員の産後ケア事業について、概要説明ということで、答弁させていただきます。  この産後ケアの取り組みにつきましては、核家族化、それから、出産の高齢化を背景に、出産後の母親をサポートするという産後ケアのニーズが全国的にも高まっております。それから、産後鬱ですとか、乳児虐待の予防策としても、その必要性が指摘されているところでございまして、このような背景のもとで、本市におきましても、妊娠届け出時の妊婦さんへのアンケートを見ますと、産後の協力者がいないですとか、育児不安を抱えていると、そのようなお答えがありました。そういったところから、産後の支援を認識したところでして、産後ケア事業に取り組むということにしたところでございまして、事業の目的と申しますのが、先ほどもありましたように、母親の身体的な回復と心理的な安定を促進していくということで、その支援を行っていくという目的でございます。対象者は、生後4カ月未満の乳児とその母親を対象者としております。この4カ月というところでございますけども、いろいろ状態はございますけども、事業の目的が身体的な回復、それから心理的な安定ということでございまして、身体的な回復であれば、大体1カ月から2カ月なのかなとあるんですけども、もう一つは、育児不安への対応という、その心理的な安定ということを考えますと、さらに期間は必要なのかなということで、おおむね4カ月という対応でしていきたいと思っております。あと、状況に応じまして、4カ月以降ということも検討の余地にはあります。以上でございます。 ○5番(大月悦子君) ありがとうございます。  先ほども答弁にありましたが、4カ月でいろんな心とか、そういうことがなかなか整理できない方も多いかと思いますので、その4カ月後がどうなるのかというのが少し不安なこともありますので、例えばネウボラ制度というのを鳥取県も推進をしてまして、フィンランドとか、外国なんかは小学校、中学校、高校までとかというようなところまで継続的な支援をすることが大切だと言っています。鳥取県でもそういうふうな総合戦略の中で県内の市町村にその制度を取り入れたほうがいいでないかということが言われていますので、この制度を4カ月以降というのには全然考えておられないかどうかということをお聞きします。 ○健康福祉部長東本和也君) 4カ月以降の取り組み、おっしゃいましたネウボラということの中で、4カ月以降の取り組みはということでした。  ネウボラは、子育て世代包括支援センターということで、切れ目なく支援していくという、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援ということでございます。具体的にはこれまでやってます母子保健事業の実施ということになりますけども、支援を行う時期としまして、いわゆる妊娠期ですとか、出産後及び乳幼児期という形で整理をしておりまして、そこの中で、その時期に応じた形でサポートしていくということになっております。妊娠期におきましては、妊娠届け出時の個別面談ですとか、妊婦健診ですとか、相談によるサポートを行っておりますし、乳幼児期におきましては、乳児訪問ですとか、乳幼児健診、それから、育児相談とか育児教室、さらには、一時預かりですとか、そういったサポートをさせていただいております。当然産後ケア事業につきましては、その中で、出産直後の母親の身体的な回復とか、心理的な安定という観点で支援として位置づけております。切れ目のないということで、関係機関との連携も図りながらずっと支援ができる、乳幼児期まで支援をし、それから、学童のほうにつなげていくというような形での支援を考えていきたいと思っております。以上です。 ○5番(大月悦子君) ありがとうございました。ぜひ4カ月と限らずに、それ以後も支援があるということを伝えてあげていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。  次に、同じく事業説明シート2ページ、2款1項9目の交通安全対策であります。この事業については、ほかの議員からの御質問がありましたので、内容については省略をいたしますが、私は広報の視点でお聞きしたいと思っています。今回高齢者の免許返納の補助金の予算化につきましては、とても多くの高齢者の方が関心を持っておられる事業ですので、その高齢者の方に議会で可決した後にどのように広報しようとされていますか、計画をお教えください。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 大月議員の御質問に御答弁いたします。  今回の議案、補正予算、御承認いただきましたら、早速取りかかりたいと思います。そして、その広報の仕方でございますけれども、基本的には市報、それからホームページというのを原則としておりますし、そのほか、例えば高齢者の団体、老人クラブでありますとか、地域の行事等、そういうあらゆる媒体を使って、積極的に広報はしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○5番(大月悦子君) 多分ホームページで掲載されることが必要かと思いますが、ホームページからここの支援事業に至るまでがなかなか探すのが困難だと多く聞きますので、ワンストップというか、ぱっと見えるような形での工夫をぜひしていただきたいなと思っています。質問は以上で終わります。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 御提案いただきました。確かに高齢者の方を対象にした制度でございます。仮にホームページ等でごらんになられる場合には、わかりやすく、他の制度もあわせてということで、情報も含めて、探せるように、すぐわかるような形態をとりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(坂井 徹君) 次に、13番山口博敬議員に質疑を許します。 ○13番(山口博敬君) よろしくお願いします。  今5番議員さんが質問された件、防災安全課の交通対策、これは、2人目、今されて、17番議員も質問されましたけども、詳細な説明もありましたし、何点か、質問されましたので、大体中身は理解はしました。老人クラブ、老人会を世話をしとる人間として、一般質問でもやったけども、この事業自体が取り組まれたこと、大変うれしく思います。評価もしたいと思います。それだけのニーズがあったわけでして、今回こういう事業、取り組まれて非常によかったと思いますけども、ただ、さきの17番議員さんあたりの答弁を聞くと、例えば今回、1年分が予算化してある、1年分。そしたら、部長の答弁では、例えばバスの定期券あたりは、他にそういう事業があって、補助率の高いものがあると。それに移行していくんだと、バスの場合は。タクシーの場合はどがにい、変わってくるだか。そういうことで、具体的に。いろいろ場合、場合があるです。定期券だろうが、チケットだろうがなくしたときにはどうするだとか。それから、いわゆる使途。使うときに病院に行ったり買い物に行ったりはよく出てくる言葉。なら、飲食の場合はどうだとか、いろいろあります。使用するときの具体的なことかいろいろあると思う。そういうのをわかりやすく対象者の方に知らしめる手段、いわゆる実施要領みたいなことを細かく具体的に詳細に、こういう場合にはいいですとか、それから、こんなの期限はどうですかとか。これ、1年間対応するので、次年度どうですよと、どうしなきゃならんと。そういうようなことをぜひよくわかるような方法でやってほしいわけです。そのことをまず確認しておきたいと、こう思います。  それから、次に、管理計画課、まちづくり管理で154万7,000円の予算で倉吉駅バスプラザのトイレ修繕というのが出とっだけども、ここには、女子便所には入ったことございませんけども、男子便所入る、ちょいちょい。そこにはいわゆる和式の便所と洋式の便所が2つあります。今回どうされるのかようわからんけども、トイレ修繕ということで上がっております。特にここのトイレの場合は、倉吉駅のすぐ前にあるわけで、市民はもとより、観光客の方も利用されるわけです。高速道路の休憩所のトイレであったり、または、観光地のトイレであったり、私もあちこち行きますけども、今回、長野に行ったときにホテル泊まっただ。部屋が洋式便所だったけども、ウォシュレットがなくて、大ばえしましたよ。そしたら、これ、1階にありましてな。利用しにみんなが1階に行くだんな、やっぱり今ごろ、大体に温水というか、水が出るようなトイレ方式に変わってきとって、生活がそういうことになっております。この倉吉市には、トイレのまちということでPRする面もあるし、ここを皮切りにそういうお客さんに対する優しいトイレをぜひ整備をしていただきたいと、修繕もしていただきたいということをこの際、お願いをしておきたい。それは、もちろん中学校、小学校も含めて、公共施設にはこういうことで取り組んでいただきたいと思います。  それから、3点目に、文化財課の大御堂廃寺の跡地整備、これ、200万円の予算化がされて、上がっておりますけども、これも質問ございました。結局県の美術館ができる、そして、市は市で、大御堂廃寺の跡地整備について委員会をつくって協議をしていくということです。将来的に美術館と大御堂廃寺跡、同じ地面にあるわけで、近くに。整備のしようによってはこれが将来的に倉吉の観光のいわゆる一つの拠点になる可能性もある。そういう観点から、県とも協調せないけませんでしょうし、協調した上で、いわゆる相乗効果を出して、将来の倉吉の観光面での活性化。そういうことも大いにこの際、知恵を絞っていただきたいと、こう思うわけです。大御堂廃寺跡の整備計画、これから計画が具体化されるわけですけども、基本的に今のいわゆる面だけで何かをするだとか、または、構造物をどうするだとか、そこまでまんだ計画されとらんかもわからんですけども、そういうことも含めて、この際、市の考えておられる中身を開陳できれば、開陳していただきたい。以上、3点、よろしくお願いします。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 山口議員の御質問に御答弁いたします。  まず、免許証自主返納の件でございます。こちらの手続等で、まず、運転免許証の申請取り消しをどうするのか、あるいは、その後、いろんなサービスを受けられるために運転経歴証明書を、これをどのように申請してもらわれるのか、そして、その証明書等を用いられて、今回のこの市の事業としてされる場合はどのような手続をされるのか、あるいは、その運転経歴証明書を持たれて、ほかのサービスを受けられるものはどういうものがあるのかということを総合的に知らしめるような広報の仕方というものを考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○建設部長(徳丸宏則君) 山口議員の倉吉駅バスプラザトイレの修繕についてにお答えします。  今回の予算につきましては、実は倉吉駅バスプラザトイレの老朽化によりまして、地下ピットの漏水がありますので、それに対応する修繕工事でありまして、議員のおっしゃられている温水洗浄便座の更新事業ではございません。ただ、議員がおっしゃるように、今後、観光客の皆様が気持ちよく倉吉を観光していただくように、公共施設の各公衆トイレの洋式化も含めまして、現状把握しつつ、補助メニューも見ながら、このバスプラザのトイレも含めて、整備が必要と考えられる公衆トイレについては、年次的に温水洗浄便座への取りかえ等を検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 山口議員の御質問にありました史跡大御堂廃寺跡整備事業についてでありますけども、議員言われたように、大御堂廃寺跡に来られた方が美術館に行かれる、美術館に来られた方が大御堂廃寺跡にも来られるという、相乗的に効果が上がっていくような、そういった施設整備にしたいとは考えております。ただ、言われたように、地上の部分につきましては、どこまで整備ができるかというのは、もう今後、国と協議をしながら進めていくことが必要になってきますので、今の段階ではまだ何も考えておりません。以上です。 ○13番(山口博敬君) まず、最初の分、高齢者に対するバスとタクシーの定期券やチケットの件です。広報ということで、一くくりに説明してもらったけども、いろいろ、さきも言ったように、例がいろいろあるだ。午前中の質問の答弁で、特にこれから制度を受けようとされる対象者の方がバスにしろ、タクシーにしろ、これ、1人が2つも対象になるということは考えれん、考えとらんだろうけども、考えてありゃあすごいけども、そういう場合だとか、はっきりこの事業は1年なら1年ですよと、とにかく高齢者に対する広報になるわけで、ようわかるように説明をしていただきたいと思います。私は、ちょいちょい最近、これが上程されてから、ちいとわて宣伝しよりますけえな、22日にはっきりしますと、こう言ってある。やっぱりよくわかるように、それまでに準備しとってくださいよ。研修会なんかするけえ。非常に関心があるわけ、関心が。事故起こして、一家を路頭に迷わせるようなことにしたっていけんと、こういうことなわけでして、特にその点につきましては、よろしく、よろしくお願いをしときたいと思います。  それから、2点目は、今ありましたように、今回、漏水で修理ということだけども。それはそれでちゃんと直さないけん、いけんもんは直さないけん。なお、やっぱりこういう生活様式になっちゃいましたので、普通の個人の家庭の生活様式に合わせていくということは非常に大切だと思いますので、特に公共施設のトイレにつきましては、そういう、今はもうそれが普通だろうと思いますので、そういう方向に取り組んでいただきたいと、こう思います。  それから、3番目の史跡大御堂廃寺跡整備事業、これは今のところ、どういう方向にあるかわからんけども、ある程度やっぱり市の意思というものも持って、県との、美術館との整合性を図ったり、協調性を図ったり、それから、将来的にいわゆる観光施設のもとになるような、そういう取り組みをぜひやってほしいと思うだが。倉吉のまちで一番東にあるのは、ここですよ、倉吉未来中心があって、県立美術館があって、そして、大御堂廃寺跡がどう整備されるか。ここは広大な土地なわけで、将来の倉吉にとって非常に大きな意味を持つものだな。そういう意味合いから、やっぱりよく検討していただいて、コストの面もあるけども、そこは国県ともよく相談していただいて、できるだけ将来の倉吉の観光施設のキーポイントになるような、そういうことに向けて、対応を図っていただきたいと、取り組んでいただきたいということをお願いをしておきます。よろしくお願いします。それぞれありましたら、よろしく。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 免許証自主返納の件につきまして、事業実施という段になりましたら、丁寧にわかりやすい広報に心がけていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○建設部長(徳丸宏則君) 引き続いての御質問にお答えします。  公共施設のトイレは、建設部が管理しているトイレだけではございませんので、各施設を管理する関係部局とも協議しながら、議員おっしゃる温水洗浄便座への、洋式化も含めまして、検討してまいります。 ○教育委員会事務局長(山中敏幸君) 山口議員から御意見をいただきました。そういうふうになるように、策定委員会の中でも協議しながら、国と協議も進めていきたいと思います。以上です。 ○13番(山口博敬君) よろしく。 ○議長(坂井 徹君) 次に、3番佐藤博英議員に質疑を許します。 ○3番(佐藤博英君) 私も4人目、交通安全対策ということで、しゃべることがちょっとなくなってきましたけれども、返納対策ということですけども、これは今の免許の返納の状況、現実には現状はどうなっているのかというのをまず聞いておきたいということと、それから、丸田議員からもありましたけど、1年たったらどうするのかというところを、若干企画産業部長から地域の助け合いだとか、そういうことも含めて考えていきたいという話はありましたけども、もし具体的に何か考えていることがあれば、検討されていることがあれば、伺います。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 佐藤議員の御質問に御答弁いたします。  免許証返納の状況でございます。まず、70歳以上の免許取得者の方ですけれども、平成29年12月現在ですけれども、免許証を持っておられる方が全体で3万1,757名おられます。そのうち、70歳以上が5,013名おられます。15.7%でございます。それから、免許証返納の状況でございますけれども、平成28年、平成29年、2カ年しか持っておりませんけれども、平成28年、これは1月から12月ということになりますけれども、平成28年につきましては、運転経歴証明書の発行件数が全体で133件でございます。そのうち、70歳以上が105件となっております。それから、平成29年につきましては、全体で158件で、70歳以上が140件という状況、こちらはいずれも倉吉警察署への聞き取りという数字でございます。以上です。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 佐藤議員に御答弁申し上げます。  高齢者への地域の支え合いによる移動手段の確保ということで、具体策はあるかどうかということでございます。今市のほうで具体的にこうと申し上げるようなネタはないんでございますけども、例えば私、よく地域に出かけてよくお話しすることがあるんですけども、地域の方から少しお話をいただいたのが、何と、美舩さん、私たちは何人かまとまってタクシー使っとっでということをおっしゃるんです。それ、どういうことかなということを聞いたら、やっぱり一人一人じゃタクシーは高いけども、ある程度出かける日が合えば、地域の中で声かけあって、3人、あるいは4人で仲間つくってタクシーで行くと。そうすると片道、バス代ぐらいで十分行けるし、帰りはちょっとまたそれぞれ病院や買い物、あるいは銀行と、それぞれ行き先、行動パターンが違ったりするとまた大変なんでしょうけども、例えばある程度集合時間を合わせて、またタクシーで帰ってくるという方法もあるかもしれません。いろんな知恵の出し方によって、もう実際に地域ではいろんなことが起きてるなと思ったところでございますので、やっぱりそれぞれの地域に合ったやり方というのを考えてみるのも一つかなということで申し上げたところでございます。以上でございます。 ○3番(佐藤博英君) 今、百数十名ですかね、130名とか、150名とか、そういう方々が返納していると。これ、結局団塊の世代がどんどん高齢化していけば、もっともっと多くなってくる状態になってくる。地域の助け合いというのに、私は今の例は乗り合いタクシーだと思います。いわゆるバス代ぐらいで行けるという、3人、4人集まれば移動できるという、乗り合いタクシーでもやっぱり支援措置してあるところ、たくさんあります。NPOたかしろも結局行きしは近所の人、家族が乗せて出る。だけど、帰りが合わないということで、帰りだけに合わせてああいうタクシーの運行をやっぱりやったんです。だから、それぞれの地域でやっぱりそういう努力というか、思いを同じように持っている方々がきちんと対策をとられているんだと思います。ただ、いわゆる中山間地域に住む方々は、やっぱりこれまた別な意味で大変な、そういう手だてをとれない、今周りの家もみんな高齢化してますから、まちでもそうですけども。そういう中で、なかなかそういう助け合いというのもできなくなりつつあるというのも現実です。鳥取市の例を午前中出されてましたけども、あそこの場合は、バスだけで、タクシーはないんですが、ただ、あそこの場合は循環バスというのがあるんです。これは琴浦町もそうですけども。やっぱりそういう循環バス的なルートを考えて、私はこれから必要になってくるんじゃないかなと。第2庁舎の問題ありました。それから、美術館もできるということがあります。旧ナショナル会館のこともありましたけど、いろんなそういう状況が変わってきている中で、やっぱりお年寄りも観光旅行者も安い運賃で市内を回れるという、そういうことを考えていかないといけんのかなと。いわゆる循環バスです。あるいは100円バスとも言うんですけど。米子市なんかも、新聞に出てますけども、いろんな交通体系を考えるということ載ってましたけども、湯梨浜町には、もう一つ、グランド70のほかにあるんですよ。何とか悠遊というさらに安いやつです。(「シルバー悠遊」と呼ぶ者あり)シルバー悠遊。だけえ、それは65歳以上が対象になってます。だから、70ではなくて、65歳以上ですから、かなり安い運賃になっている。いろんなところで、いろんな工夫できることをやっているというのが現実ではありますけども、ただ、倉吉市の場合は、やっぱり地域が広いので、幾つかに分けた巡回バス、そういうバスというのを考えられたらどうでしょうか。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 御答弁申し上げます。  やっぱり倉吉市の地形といいますか、かねてからそういった循環バス走らせたらどうだいという御議論をいただきまして、例えばこの市内のあたりを考えたときに、やっぱり巡回というのはちょっとイメージが少しなかなか湧きにくいですけども、何かしら移動手段については考えていかないといけないと思うし、あるいは、この広い市域でございますので、全てが均一に循環バスなんていうことは難しいわけで、やっぱりバスとデマンドタクシー、いろんな組み合わせをする中で、公共交通を確保していくという考え方があると思っております。今1市4町でそういった再編の計画を立てるように出しておりますので、具体的な路線の再編については今年度以降考えていくことにいたしておりますので、それについてはまた御説明をしたいと思いますけども、1点、シルバー悠遊ということで湯梨浜町の例をおっしゃいました。これは湯梨浜町独自の定期割引ではなくって、日本交通さんのされている悠遊割引でございます。一方、日ノ丸自動車さんも「架け橋」という割引定期を持ってらっしゃいます。きょう御紹介のあったグランド70は、両者の共通定期ということで、例えば北谷、高城の皆さんにおかれては、むしろ共通よりも日ノ丸路線のほうが使い勝手がいいかもしれませんし、湯梨浜町の場合は日本交通の単独ですんで、悠遊ということで、やっぱりそれぞれ自分に合ったものを選択されるということだろうと思います。そういった情報も適切に周知をして、定期料についても周知を図っていきたいと思います。お願いいたします。 ○3番(佐藤博英君) いずれにしても、免許返納するしない、免許持っているいないにかかわらず、やはり皆さんが外出できる、家に閉じこもらない状態をつくっていくというのが大事だと思いますので、確かに隅から隅までというのは私も無理だと思います。ただ、そういう人たちにも、やっぱりそういう可能性、外に出れるという可能性があるという施策に持っていかないと、これは倉吉市に住んでよかったとなりませんからね。私は、特に山間地、中山間地はそこをやっぱりどういう形で手を差し伸べるかというのが大事だと思います。その辺のことをどっちにしてもみんなで考えていかんといけんし、行政だけで考えるというんじゃなくて、先ほど例言われましたけど、やっぱり皆さんの、市民の皆さんの意見も聞いていかないと、頭で考えただけ、若い人が考えただけでは、私はよくないような気がする。そこは今後しっかり取り組んでいっていただきたい。  それから、もうこれで終わりますけども、やはり公共交通というのがどこまで責任を持つのかということがすごく大きいと思うんですよ。補助金が1億円を超えてるわけですから、それを考えると、いや、そこまで出していいのかどうかというのをあるのかもしれませんけど、ただ、やはりデマンド方式であっても、もうちょっと使いやすいというか、携帯電話持たない人でも使えるような形を何か考えていかないと、これからうちらはみんなは本当に使えない世代になっていくので、その辺はぜひ十分に考えて、対策をとっていただきたいということをお願いして、終わります。 ○議長(坂井 徹君) 次に、2番朝日等治議員に質疑を許します。 ○2番(朝日等治君) 私は、議案第46号については、2款の総務費と7款の商工費で通告をさせていただいております。  最初に、2款1項9目19節の、私で5人目になりますが、交通安全対策事業、高齢者免許返納補助金についてであります。いよいよ石田市長が思い切ってこの政策予算で出してくださったことに、まずはお礼を申し上げたいと思います。平成28年、ちょうど2年前、平成28年の6月議会で一般質問させていただきまして、実はことしから、その平成28年6月の時点では鳥取市の事例を取り上げながら、本市でも導入できないかというような質問をさせていただいておりましたが、ことしの4月、これも報道等によって知ったわけですが、今年度から米子市が新たな対策、さあ、いよいよ本市はどうなるかと心配をしておったところに、この予算が出てきてありがたく思っております。5人目ともなりますと、聞くことは限られてきまして、私もこれをどのように周知するか、老人クラブ、あるいは自治公民館、この辺とどう接触を持ちながら、いかに広く知っていただくかということを聞こうと思いましたが、これについては、わかりました。  ただ、一つわからないのが、この対象に、グランド70の対象になられる70歳以上の方で、免許証を返納されて、今回のこの制度を利用される方は、その周知で十分にわかると思いますが、実は70歳を超えても免許証を返納できないという方も当然におられます。その平成28年の6月議会のときには、その辺の対応についてもどうかというような質問をさせてもらったわけですが、返納できない方については、倉吉警察署等と連携を図りながら、研修やトレーニングを積んでもらうというような答弁もいただいております。免許証を返納できない方に対しての本市の対応、どのように考えておられるのかを教えてください。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 朝日議員の御質問に御答弁します。  70歳以上の方を対象にしているわけでございます。必ず返納してくださいということではなくて、それぞれ運転技術等、それから身体能力等、違いがございますので、御自身でよく状況を判断されて、もし返納される場合の一助になればという思いの制度でございます。では、本人さんが実際自分の運転技術がどうだろうというのは、確かにわかりにくい部分あろうかと思います。これにつきましては、いろいろ警察等が行う研修、各公民館、老人クラブ等で行う研修等で参加していただいて、御自身で判断していただくというのも一つですし、鳥取県警のほうでは、交通安全教育車、ことぶき号というのを持っております。トラックの荷台部分に、安全操作の検査の道具であるとか、運転、歩行能力の診断であるとか、夜間の視野、視認性体験装置、夜間でよく物が見えるかどうかの機械であるとか、それから、視野の診断という機械設備を装備した車等があるということで、実際それをいろいろな団体、あるいは地域の行事等のときに使っていただいて、御自身の運転に対する弱点といいましょうか、弱いところ等を十分に認識していただき、それを総合的に判断していただいて、もし危険ということがあれば免許証返納につなげていただければなということで、そういう教育車みたいなことの活用ということも考えていきたいと思います。実際平成29年には、上余戸自治公民館さんが実際この車を利用されたと聞いておりますので、こういう方法も含めて、免許証返納につなげていきたいと考えております。以上です。 ○2番(朝日等治君) 今、部長から御答弁をいただきましたが、鳥取県警がお持ちのことぶき号、実はこの平成28年の6月の質問の後にも、平成28年の7月だったでしょうか、高城地区公民館でも活用があったようなことを聞いております。要は、今の時期でいいますと、田んぼの水見とかになると、どうしても免許証を返納したくても交通の手段が要るので、自家用車が要る、軽トラが要るという高齢者も必ずおられるわけです。あらゆる手段でしっかりと研修とトレーニングも、この免許証の自主返納に対する補助にあわせて、研修とトレーニングもさらに充実を重ねていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。どうですか。 ○総務部長防災調整監田中規靖君) 実際、日常生活の中で免許証が必要と言われる方、当然おられると思います。そのあたり、その御自身の免許技術等のこともございます。それから、どうすれば事故が少なくて済むか、起こさずに済むかというところも含めて、実際本当に必要な方もおられるわけですので、その方に対して、どうすれば事故が起こらないかということも含めた総合的な啓発等は行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○2番(朝日等治君) よろしくお願いします。  7款商工費では、地域資源観光活用事業、補正額300万円、地域おこし協力隊による新・湯治推進事業、予算額195万8,000円、この2つの事業についてお尋ねしたいと思いますが、私で3人目となりますので、重複しないように聞きたいと思います。  地域資源観光活用事業300万円のほうですが、この事業の補正の理由が、関金温泉国民保養温泉地計画を推進し、関金温泉周辺一帯の交流人口増による地域活性化を図るため、ウオーキング・トレッキングコースや亀井公園の整備など、誰もが自然と健康を楽しむ環境整備を行うもの。そして、一方の地域おこし協力隊による新・湯治推進事業、こちらの補正の理由が、関金温泉国民保養温泉計画を推進するため、地域おこし協力隊を配置し、関金地区内の地域資源の活用、発信などに取り組むもの。内容については、これまでの議論の中で確認をさせていただきました。  国民保養温泉地について、まず、お尋ねしたいと思います。国民保養温泉地は日本全国91箇所あって、国ではその91を30程度に絞り込もうという動きがあり、その中で、関金温泉もどうしても国民保養温泉地に残ってほしい。そのために行政もしっかりと力をかしてほしい。地元の旅館組合と一緒になってぜひ再指定に向けて頑張ってほしいというような質問を平成25年の3月させていただいた記憶がございます。その際、91の国民保養温泉地があったわけですが、当然に日本全国の温泉地の中では、国民保養温泉地の指定がなくても、当時、30に絞り込まれようとしとる中で、81の温泉地が国民保養温泉地の指定に向けて手を挙げられました。その後、しばらく動きの確認ができなくて、今回は、先ほど言いましたこの2つの事業、いずれも国民保養温泉地計画推進が大前提になっております。関金温泉が、国民保養温泉地の再指定に向けて、現在どのようになっているのか、国民保養温泉地計画の現状について、まず確認をしておきたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 朝日議員に御答弁申し上げます。  関金温泉国民保養温泉地計画の進捗状況についてでございます。午前中にも御答弁申し上げましたけども、平成29年度にこの計画見直しを行いまして、平成30年2月15日付で鳥取県を通じまして、環境省に計画の提出、指定についての提出を行ったところでございます。現在のところ、まだ指定を受けておりませんけども、担当の環境省自然環境局自然環境整備課温泉地保護利用推進室からは、6月以降の指定になる見込みとの連絡をいただいております。6月以降には指定をされるものと考えております。以上でございます。 ○2番(朝日等治君) もう1点には、新・湯治との関連性について、この予算でどう考えておられるかというところを改めて確認したいと思いますが、地域おこし協力隊員を新たに配置して、その地域おこし協力隊員を中心に関金を舞台に新・湯治が繰り広げられることになるとは思うわけですが、国の考え方というのが、新・湯治を実現するために、国民保養温泉地が中核的な役割を果たすことが望ましいということがホームページから見てとれます。そういう中にあって、やっぱり国民保養温泉地に関金が指定されるかどうかが非常に大きなポイントとなりますので、そこは、先ほど6月にはわかるということでしたが、しっかりとした対応をお願いしたいということであります。  この新・湯治と国民保養温泉地の関係性については、担当課としてはどのように整理をされておるのか、この予算でどのように整理をされているのか、確認をしたいと思います。 ○企画産業部長(美舩 誠君) 計画と新・湯治との関係ということでございますけど、これは計画というのは、国の指定といいますか、大きな冠を得るというか、全国的に共通するそういう温泉地ですよねということで称号をいただくという意味で、大きな意味があると考えております。あわせて、計画の中には、新・湯治の要素というのはもう含まれているというか、イコールだと思っておりますので、計画は計画として全国PRするときの冠として積極的に使うとともに、その中で、新・湯治という新しい動きもここの計画には入ってますということで、あわせて活用していけばいいと考えてまして、決して何か分けてだとか、そういった特段何かということは考えておりません。以上でございます。 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第47号 倉吉市税条例の一部改正について、質疑を求めます。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。  日程第2 付議議案委員会付託 ○議長(坂井 徹君) 日程第2、付議議案委員会付託を行います。  先ほど質疑を終結した諸議案は、審査のため、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。これに御異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂井 徹君) 御異議なしと認めます。よって、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。  委員会の開催について御連絡いたします。総務建設常任委員会は5月17日午前10時から議会会議室、企画産業常任委員会は5月17日午後1時から第2会議室、教育福祉常任委員会は5月17日午前10時から第3会議室であります。  以上で本日の日程は終了いたしました。  あす5月16日から21日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は5月22日午前10時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さんでした。                 午後1時58分 散会...