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平成22年第5回定例会(第6号 6月21日)

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  1. 倉吉市議会 2010-06-21
    平成22年第5回定例会(第6号 6月21日)


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    平成22年第5回定例会(第6号 6月21日)                  倉吉市議会会議録(第6号) 平成22年6月21日(月曜日)   第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑   1 建設企画常任委員会委員長   2 教育民生常任委員会委員長   3 総務経済常任委員会委員長 第2 付議議案の討論・採決 第3 追加議案の審議 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第3まで                   午前10時00分 開議 ○議長(福井康夫君) おはようございます。それでは、開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員及び当局ともありません。  以上、報告いたします。
    ○議長(福井康夫君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしております日程書のとおり行います。  日程第1 委員長報告並びに同報告に対する質疑 ○議長(福井康夫君) 日程第1、委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。  まず、建設企画常任委員会委員長の報告を求めます。  1番丸田克孝議員。 ○1番(丸田克孝君)(登壇) 建設企画常任委員会委員長報告をいたします。  去る6月11日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月16日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。なお、本案につきましては、土木費の削減を求める附帯決議が提出されましたが、賛成少数により、決議は否決されておりますので、あわせて報告いたします。  次に、議案第72号 倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部改正につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、陳情の取り扱いについて御報告いたします。  陳情第5号 公契約条例の制定と意見書の提出につきましては、賛成者なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、建設企画常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福井康夫君) 次に、教育民生常任委員会委員長の報告を求めます。  6番杉山慶次議員。 ○6番(杉山慶次君)(登壇) おはようございます。教育民生常任委員会委員長報告をいたします。  去る6月14日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案を審査するため、同月16日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、議案第67号 倉吉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分は、承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)のうち、当委員会の所管する部分につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、陳情の取り扱いについて御報告申し上げます。  陳情第3号 スカッシュコートの建設について、陳情第6号 子ども手当の廃止を求める意見書の提出について、陳情第7号 保育制度改革に関する意見書提出について、以上3件の陳情につきましては、いずれも賛成者なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単ではありますが、教育民生常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福井康夫君) 次に、総務経済常任委員会委員長の報告を求めます。  2番福谷直美議員。 ○2番(福谷直美君)(登壇) おはようございます。総務経済常任委員会委員長報告をいたします。  去る6月14日の本会議において当委員会に付託されました議案を審査するため、同月16日に委員会を開催し、担当職員の出席を求め説明を聞き慎重に審査をいたしましたので、その結果について御報告を申し上げます。  まず、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会の所管する部分につきましては、賛成少数により否決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第69号 倉吉市職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第70号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部改正について、議案第71号 倉吉市職員退職手当支給条例の一部改正について、以上3件の条例の一部改正につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第73号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第2号)及び議案第74号 倉吉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  続いて、陳情の取り扱いについて御報告をいたします。  陳情第2号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書提出について、及び、陳情第4号 最低賃金法抜本改正等を求める意見書提出については、ともに賛成多数により趣旨採択すべきものと決定いたしました。  以上、簡単でありますが、総務経済常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(福井康夫君) 続いて、ただいまの委員長の報告に対する質疑を求めます。  まず、建設企画常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、総務経済常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。  13番鳥飼幹男議員。 ○13番(鳥飼幹男君) 議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)、これは否決ということで今委員長報告がありましたけれども、なぜ、否決になったのか、どういう御意見があったのか、詳しくお知らせをいただきたいと思います。 ○議長(福井康夫君) 2番福谷直美議員。 ○2番(福谷直美君) 鳥飼議員に御説明をいたします。  この議案は、多くの時間を割いて、2時間程度の時間を割いて議論をいたしました。たくさん意見が出ました。そのうちに何点かについて説明をしたいと思います。  第1に、渡邉議員の方から重点分野緊急雇用創出事業について、手づくり甲冑指導者養成に関しては、甲冑そのものをつくるのではなく、クラフトを材料としてつくり、手芸に位置づけるべきではないか、また、市にゆだねられるまちづくりに対する評価委員会がないのでは。市民からすれば、だれでもできるものであり、里見祭り甲冑をふやすことはいいことだと思うが、評価委員会を早急に立ち上げるべきだと思うという意見もありました。  次に、高田議員の方から、重点分野緊急雇用商工費補助金として組んであるが、成長分野に対する補助金として薬膳や甲冑が果たして成長分野か疑問である。緊急雇用ありきで予算化されて、特定のNPO法人ありきで本末転倒であるというような意見もありました。(由田議員「それはだれが言ったかいな」と呼ぶ)  これは高田議員です。  次に、段塚議員の方から、産業部長総務部長とでは答弁が違っている。これは委託事業ではいけないかという義務づけがあるのかともありました。(発言する者あり)  総務部長の方の答弁も要りますか。(発言する者あり)  はい、わかりました。それでは、猪口財政課長の方から、これは厚生労働省事業であり、都道府県に基金を設置し、市町村に補助する場合と、県が事業者に補助する場合、県が民間に委託する場合など三通りの方法がある。市においては、委託事業か直接雇用か二通りの方法がありますという答弁でありました。(発言する者あり)  次に、段塚議員の方から、先ほど、高田議員からあらかじめありきではないかと言っておられたが、重点雇用であれば、市が直接やったらどうか。3月の分で委託ではなく、市が直接やったことがある。初めからNPO法人委託先が決まっているということでは透明性が保てない。市長に至ってはケース・バイ・ケースという発言があったが、これも疑問だと思うということもありました。  大田議員の方からは、どこに決まっとるだいという意見もありました。(発言する者あり)いや、こういうふうに書いてあります。(発言する者あり)  主だったところはそういう意見が多数を占めました。 ○13番(鳥飼幹男君) あんまりよくわからん答弁でしたけれども、新聞にも翌日に補正予算を否決ということがありました。  私は、この重点分野雇用創造事業、これは、いわゆる今ありましたように基金を活用して、重点分野ですから、6事業に限ってこの事業をやるということで、21年度の補正予算で決まったものです。これはいわゆる23年の3月、今年度限りの事業なわけで、ですから、基金を使って県が各市町村に対してこういう事業があるが、やってみませんかといって恐らくあったもんだと思います。ですから、すべての市町村がこれに対応できるかといったらできないと思うんです。そういう意味では、倉吉市はよくその基金を使った事業を早く入手をして、そして、担当課に恐らくこれは出されて、そして、こういう事業をやりながら、倉吉市の雇用を少しでも雇用していこうと、これがいわゆる失業者、そういう方に対してハローワークを通じて雇用していくわけです。そういうことの倉吉市の経済状況の中で、本当に1人でも正規社員として雇用ができる事業であるならば、積極的に取り組んだこの市の姿勢というのは、私はすばらしい、大変評価しております。ただ、それが否決をされる。ですから、もし仮にこれが今議会通ってですよ、7月からやったって、わずか9か月の事業なんです。この事業はいわゆる今まであったふるさと再生事業緊急雇用事業に、その後に出てきた事業であって、もう本当に、ある意味でスピード感を持ってやっていかなくてはいけない事業。7月からやったって9か月間です、できるのは。で、この事業人材育成を糧とした事業として受けとめております。中で、薬膳の指導者、甲冑の上級の指導者を育成していきたいと。で、何よりも、私は大変期待していることは、この23年3月で終わった時点でも再雇用としてその人たちが雇用につながっていくことがあれば、それも想定できるわけですから、大変すばらしい私は事業だと思うんです。そういう意見は出なかったんでしょうか。 ○2番(福谷直美君) 雇用に関しては、委員の皆さんも異論はない、いいことだと、これは、早急にやるべきだという意見はありますが、さっきも言いましたように、ありきではないかと、委託がありきではないかと、それを委託先がもう既に決まっているのではないかという透明性が保てないではないかという意見が大勢でありまして、この雇用に関しては、市が直接雇用を公募し、されたらいいではないかという意見が多く出されておりました。 ○13番(鳥飼幹男君) ちょっと、じゃあ、1点教えてください。市が公募してというのは、いわゆる事業、3事業についてはこの事業はいいんだと、事業はいいんですよと。で、3事業についてどこかこの事業をやってくださいませんかという公募ですか、それとも、いわゆる雇用をやりなさいということですか。雇用も本来ですと、3事業あれば公募して、そして委託先を決めて、委託先が決まったら、委託先が当然雇用をするんだろうと思うんです。今のおっしゃっている公募というのは何の公募ですか。 ○2番(福谷直美君) 一応、市の事業として、市が直接雇用をしていく。まあ、部長の方からは公募でその委託先もこれから考えていくという意見がありましたが、ここにきて、少し透明性がないので、直接に市が雇用をして、直接公募して雇用していくという3事業を進めていけばという意見が多く、大勢でありました。直接に市が雇用を公募するということであります。(発言する者あり) ○議長(福井康夫君) 次に、11番由田隆議員。 ○11番(由田 隆君)引き続いて説明を求めたいというふうに思うんですが。  基本的には13番鳥飼議員と同趣旨でありますが、まず1点、議論は大体わかりました。先ほどの委員長報告で言えば、いわゆる議案第68号を否決ということですから、これはゆゆしき問題、今の社会情勢の中、倉吉のこの経済状況の中でこの68号を否決することは何の意味があるのかというふうに思いましたけれども、委員長鳥飼議員の質疑の応答の中で、大体その方向性は理解できました。  ただ、委員長報告は否決ということですので、それに基づいて言うわけですが、今回のこの事業に特化して、これで反対だということですが、私、いつもこの議場で主張しているのが、反対しなくてもほかの手法、方法を取るべきことはできなかったのかなというふうに思います。例えば、今の委員長の発言で言えば、この議案68号に対して附帯意見、あるいは附帯決議をつけて、原案に賛成する手法だって取れるわけですよね。そういう意見はなかったのかどうかということと、そして、これであるとしたら、この後の、今はプロローグ、序章で、この後何か問題というか動議という形で出てくることは予想はされますけれども、予想ができるけれども、わかるけれども、今、僕たちが議論するのは、可か否かのところで、次はどうなるかわからんわけで、僕らは何としても、これは議案68号は成立させなければならないという思いを持って言っているわけなんですよね。(発言する者あり)次、出るか出ないかは予想はされるけれどもわからん。そこらのところ、委員会として何か否決に当たって何か反対者の中でそのような今後に対する意見が出たか出なかったか。それと、賛成少数だということですが、何対何だったか教えてください。 ○2番(福谷直美君) 由田議員にお答えします。  いろんな意見というか話はありましたが、動議というような言葉も出ておりましたし、それから、組みかえというようなことも話の中にはありましたが、結論として、附帯決議をという意見はこれはありませんでした。(発言する者あり)  賛成は2名であります。反対は4名であります。以上。 ○議長(福井康夫君) 19番山口博敬議員。 ○19番(山口博敬君) きょうの経済常任委員長は非常によろしいと思います。答弁が的確でございます。  私は陳情第2号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書提出について、これについて趣旨採択と、こういう議論の結果のようでございましたけれども、趣旨採択になった原因というか、どういう意見が出てこういう趣旨採択になったか、これをちょっと教えてください。 ○2番(福谷直美君) 陳情につきましては、多くの時間を割いておりませんし、それほどの多くの意見もありませんでしたが、趣旨としてはいいではないかということで、趣旨採択。全面的に賛成ということにはならんではないかというぐらいの議論しかありませんでした。 ○19番(山口博敬君) 何だかこれ歯切れが悪いな。それで、案なかったから、それで、もう一つ聞きたかったのは、ちょうど真ん中辺に書いてあるこの、ことしはコメの戸別所得保障モデル事業というのがありますな。これまでもどういう意見が出ておったか大体聞きたかったわけですよ。もしも関連して意見が出ておったら教えてください。 ○2番(福谷直美君) 先ほど言いましたように、それほど多くの意見は申しわけないです、出ておりませんでした。(山口議員「多くのって」と呼ぶ)  いや、出ておりません。(発言する者あり) ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって質疑を終結いたしました。  日程第2 付議議案の討論・採決 ○議長(福井康夫君) 日程第2、付議議案の討論・採決を行います。  初めに、議案及び陳情について一括して討論を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 討論を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって討論を終結いたしました。  続いて、議案及び陳情を順次採決いたします。  まず、議案第67号 倉吉市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分について採決をいたします。  本案は、承認することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第67号は承認されました。  次に、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。なお、起立しない者は反対とみなします。
     本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(福井康夫君) 起立多数であります。  よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。 ○16番(段塚廣文君) 議案第68号に対する附帯決議の動議を提出させていただきます。 ○議長(福井康夫君) ただいま、16番段塚廣文議員から、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議の動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩をいたしまして、ただいまの動議を各議員の皆様方に配布をいたしたいと思います。                 午前10時25分 休憩                 午前10時40分 再開 ○議長(福井康夫君) それでは、再開をいたします。  先ほど提出されましたものが附帯決議でありますので、直ちに審議に入ります。  まず、提案説明を求めます。  16番段塚廣文議員。 ○16番(段塚廣文君)(登壇) ただいま可決されました議案第68号に対し、附帯決議を提出いたしましたので、その提案理由を説明いたします。  まず、第1条歳入歳出予算の補正中歳入の部、これにつきましては、何ら申し上げることはございません。歳出の部において、重点分野緊急雇用創出事業の3事業が、今補正予算で提案されておりますが、具体的に申し上げますと、第2款総務費には手づくり甲冑指導者養成及び市民団体活動サポーター人材育成の二つの事業であります。また、第6款農林水産業費につきましては、薬膳の講義、調理指導者養成事業であります。これら合わせまして3事業が委託料に組んであります。本定例会の質疑でも明らかになりましたように、これは初めから委託ありきでないかと、そんな意見も多く出ておりました。まして、特定の法人への委託ということがあたかも決まっているような前提となっているというその感は否めなかったでなかろうかと思います。これは行政の執行上、必要な透明性が確保されているとは言いがたいと思われます。このような状況で予算が執行されることは、良識ある倉吉市議会としては到底看過できるものではないと考えます。その点を是正するよう、附帯決議を提出するものであります。3事業については、外部に委託することなく、市直営で実施されるよう求めるものであります。  議員諸兄のお手元にも配布がされている内容でございますので、御賛同いただきますようにお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(福井康夫君) 続いて、質疑を求めます。  5番伊藤正三議員。 ○5番(伊藤正三君) 提出者に御質問をいたします。  まず、この3事業、それと重点分野雇用対策というもの目的ですね、あるいは概要、そこにはこう書いてあるんですね。地方公共団体は、基金を財源に一定の要件を満たす事業民間企業NPO社会福祉法人などに委託。受託した民間企業就職者を新たに雇い入れ、事業を実施するということが書かれております。それで、やはりこの事業は行政のねらいもはっきりと民間団体、これはNPOやサークルや、ひょっとしたら地縁団体いろいろあると思います。地域社会を担っていただく民間の方に力をつけていただくための事業に位置づけていると思うわけです。それを、それも緊急雇用の中には、直接雇い入れる事業というのはたくさんあります。それはなかなか民間活動団体ではできないような事業、それに市役所が直接雇用した方がいろいろな意味で有利と言いますか、都合がいい、そういうようなものは、市が直接雇用しているわけです。それがもう23事業以上ありますね、ここ2年間で。かなり200人ぐらいの雇用を創出はしておられます。  それとは別に、ふるさと育成事業だとか、今回のこの重点事業というのは、やはり民力、あるいは民度を高めるために行政の発想ではなかなかやりきれないもの、それと、地域性を生かして、以前から地域のために取り組んでいらっしゃる、そういう団体に対して、雇用の場を与え、その各民間団体の体力、そういうものをつけさすため、そして、それがこの事業が切れた後でも継続してやられるような力やチャンスを与えたいということでの事業です。これをまた市役所の直接雇用というような、これは今後のトレンドと言いますか、方向性に全く逆流することではないかと思うわけですよ。いかがですか。 ○16番(段塚廣文君) 伊藤議員におかれては当総務経済常任委員会かんかんがくがくの議論をしたところでありますので、再度また同じ話を聞かせていただいたらと思いますが、ただ、私どもが一番重点として大事に思っているのは、雇用は大事ですし、雇用をやめろという話ではありません。ただ、委託先が既に予算化してNPOですね、その事業に取り組むという予算化もこの倉吉市議会予算議決に先立ってなされているということも判明しております。そして、議論の中、いろいろなことが出ましたが、積算の根拠も極めてとまで言いませんが、少し薄弱であるという意見も議員の議論の中で出ております。そして、やはり一番大事にしなければならないのは、やっぱり透明性の確保というところが大事だというふうに思っております。その意味において、自治体として、倉吉市として直営事業としてできるかということも総務部長等に確認もしております。必ずしもNPO法人に委託して、委託事業としてしなければならないという法的な根拠も明確ではないわけでございますので、市の直営として、この際、これまでの経過も聞いてみますと、3月定例議会に22年度の当初予算として計上するというような動きもあったと思われます、執行部の報告の中で。しかし、内容的にも問題があったとして、今回の6月補正に計上したという経過も聞いております。以上の観点から、やっぱり、この際、きちんと市の直営事業として委託事業からNPO法人に委託するのではなく、市の直営事業としても何ら事業効果に問題が生じるものではないというふうに考えて動議を提出したところであります。以上です。 ○5番(伊藤正三君) 今いろいろ言われましたが、特定のNPO法人、先の話にも以前から出ております、盛んにね。例えば、一定のNPO法人に出すのはおかしいというような論調ですね。それと、何ですか、透明性、ここに問題があると。具体的に、なら、透明性ということの定義をちょっと聞かせていただきたいんですが、できたらね、透明性。これはですね、まず、この事業のプロセスというのをやはりこれは皆さんが理解しなくてはならないことだと思うわけですね。これは厚労省の方から各都道府県におりてきます。その中で、都道府県が直接公募することもありますね。それは、地域を限定できませんから、県内全部ということになるでしょう。しかし、各地域、市町村、あるいは広域連合のような広域行政、そういうところにやはり地元の地域で一生懸命やっている人もいらっしゃるでしょうと。特に民間団体、一番こういう社会問題を解決するために一生懸命頑張っておられる方は、これははっきり言ってボランティアなんですね、皆さん。ですから、その団体を組むときに、当然、一番ネックになるのが資金源なんです。ほとんどが恐らく会費で運営されております。ですから、こういう国や県が配慮のもとに緊急雇用で現在やっている事業を伸ばせる大きなチャンスを与えている事業だと思います。だから、市も仮に今回のこの甲冑事業にしても、薬膳の事業にしても、あるいはこの市民活動サポーター事業にしても、現在、今、たまたま一生懸命やっておられるNPOがこれに取り組んでいる、NPOが。そして、恐らくこの基金もまだ余裕があると、どうですかというような話があって、そして、もちろんそういう団体も何かふだんでは、今申しましたように、なかなか財源に制約がある、思い切った人材育成や雇用も難しいと、こういうことを利用してやっていく、そういうことは当然事前に市と協議されて、あるいは広域連合でもあるでしょう、そういうところと協議されて、それに向かって頑張ってやられませんかと、やりましょうと、これは何ら不透明でも何でもないと思います。そして、その事業計画ももちろん出ております。そして最終的に当然NPOも収支決算の公表をしなくてはなりません、市に対してですね。ですので、その中で何か聞いていますと、あたかもそこの中に、これ、誤解を呼ぶといけませんが、あえて使わせてもらいますが、何か不正のようなことがあったではないかというようなことが感じ取れるわけですね。これはその辺のNPOじゃなくても、地域をボランティアで無償で一生懸命やっているこれは地域に貢献している団体を冒とくをすることだと思いますよ。その辺のところをよく考えていただきたい。どうですか。 ○16番(段塚廣文君) 今指摘のNPOを冒とくというようなことは当たらないというふうに思います。その議論はあえてしたくありません。それになると、またほかの議論に展開して行かざるを得ませんので、あえてそれには加わりませんが、冒とくというようなことは一切考えておりませんし、その意思もない。  それから、今、あたかもNPOのいわゆるボランティアで運営していると、NPOの資金源という言葉を言われました。となると、じゃあ、NPOの資金源のためにこの委託事業をやるのかとなると、ちょっとまたいささか議論が違ってきますね。あえて、そこまで言われましたので言わせていただきますと、この今回名前が上がっておるNPOのいわゆる会員さんに、そういう質問が出ましたのでこれは言いたくありませんでしたが、あえて言わせていただきますと、その会員さんに本議場に座っておられます議員さんが3名おられますね。会員ですから理事ではないということで法律上の根拠は問題があるとはいたしませんが、資金源とまで言われるとそこまでの話をしなければならない。そして、職員の中にも次長クラスが会員として2名会員として入っておりますね。それから、今回のこの重点雇用対策ですか、これの直接の窓口はどこなんでしょうか。市民参画じゃないでしょうか。市民参画はいろいろな県との交渉、折衝に当たってきたんじゃないでしょうか。そこまで言われますけ、はっきり、議会です、言わせていただきますが、市民参画の課長が会員ですよ。ええことかもわからんが、うがった見方もできますよということですよ。ですから、今回の補正予算で上がった事業については、やっぱり議会として透明性の確保ということからすれば、法律上、市の直営事業として運営できるのであれば、この際、きちんと市の直営事業として取り組まれたらどうでしょうかという提案をしているのであります。以上です。 ○5番(伊藤正三君) 今の発言の中にいろいろ出てきますね、いろいろ。市の職員だとか議員さんだとか。これは法的上に何か問題があるのかということをお聞きしたいのと、それと、さっき法的に問題ないと、市が直接するのは法的に問題がない、これを直接市が事業発注することを法的に問題が無いと、そういうことを言われて、すぐ法的法的と言われますので、そのこともお聞きしたい。そのことで直接どういう問題があるのか。今、あえて名前を出されましたね。市役所の中の次長級が2人おる、この市会議員の中に3人いらっしゃる、これはNPOの団体に入れないんですか、そういう立場にある人は。それでもしそこに段塚議員がよく使われるような法的制約や根拠があったら、ぜひ教えてください。 ○16番(段塚廣文君) いや、私は法的には問題がないと言っておりますよ。法的に問題があると言っていませんよ。法的には問題がないとはいえ、いわゆる委託先があたかも決まった今回の委託事業を審査する立場の議員としては、道義的、政治的に少し、全く問題がないとはしないじゃなかろうかというふうに思います。そして、この事業を積み上げて、県等との交渉にあたった、そこに直接の担当課の責任者である課長が会員として加わっておるということになると、問題がないかもわからんが、法律的に問題があるわけではないと思うが、人情として考えるときに、考え方はどんな考え方でも取れますよということを言っているわけです。これ以上はうろうろ説明しませんが、あとは考えていただければいいんじゃなかろうかと。終わります。 ○議長(福井康夫君) 11番由田隆君。 ○11番(由田 隆君) 提出者に二、三質問してみたいと思います。  ただ、まず、先ほどの質疑のやり取りを聞いていまして、このことは総務部長、この動議について問題がないやに総務部長の発言を引用されて言われましたけれども、今回の議案第68号は、石田市長がその提案理由を述べられ、市の職員をあげてこれに同意をして、これを何とか今議会で倉吉市の市政進展のために可決していただきたいというのが市長はじめ執行部の思いじゃないですかということをまず申し上げておきたいと思います。  で、私は直営について反対であります。その理由を提案者にも私の思いを言いながら、私の疑問に答えていただきたいというふうに思います。  まず、今回のこの3事業のうち、少なくても2事業は本市が関金町と合併した平成17年、それのときに、これからの関金振興策をどうしていこうかと、私も合併協議会の中にいて、いろいろ議論をした経過があります。そして、そこで出てきたのが、関金振興策、いわゆる新市ブランド化計画の中で関金振興、とりわけ何を持って、薬膳ということでいろいろ議論が進められてきた経過があります。そして、この間、ずっと、今言うNPOが中心になって市と連携して、市民を巻き込んで事業を展開されてきました。これは本市が進めてきた大きな、10年、20年先を見据えた倉吉市のあり方ということで議論を重ねてきた経過があります。そして、その中には、そのNPOを育成していく、あるいは連携を持つということがしっかり明記をされています。そういう大きな流れで、今、まさに直営ということになれば、私は逆行とは言いませんけれども、もともとの趣旨からして違った、角度の違った方向に行きはしないかというふうに思います。  であるとしたら、私は透明性を求めるのであれば、先ほど委託先がどうのこうの言われますけれども、公募をして、県内なのか中部なのか、市内に限定するのかわかりません。これらのノウハウを持った個人や団体に広く公募することだっていいわけであります。また、市もまさにそれをされようとしているのに、あたかも何か今発議者の御意見を聞いていれば、限定されているようなことになっている。何をもってそれを言われるのかなというふうに思います。私もそのNPOの、この5月の定期総会でこの予算が計上されていたやに伺っていますし、現実に私もそれを見ました。それは予定として上げ、市にいろいろ意見具申をする中で、薬膳の指導者養成、このくらいの費用が要る、本市が進めているどの事業だって、どこかの団体や個人の企業にでもそういう積算を求めるんじゃないですか。だって、本市において薬膳のことがしっかりされている人はいないはずであります。そこらの提案者に対して、新市ブランド化計画、どのような認識を持っているのかお伺いをいたします。  そして、会員についてです。今言う新市ブランド化計画で3人と言われました。4人かと思ったら。関金町には4人議員さんがいられるので、当然、4人入っていると私は思いましたよ。3人ですか。そして、そういう市をあげて事業をやっているのに、市の幹部、職員、当然これに入って私はしかるべきだと思いますよ。それをあたかも法的には問題がないけど、それはよくないがごとく言うというのは、私はいかがなものかというふうに思います。いかがでしょうか。 ○16番(段塚廣文君) 新市ブランド化計画についての質問があったと思いますが、これは市の直営にしたからといって何ら支障があるものではないと思っております。今回の透明性ということを掲げて動議を出した立場としては、この際、その事業に取り組むに当たっても、一つの考える節になっているのではなかろうかというふうに思っております。必ずしも委託に出して、そこでやらなければブランド化計画は進行しないものでないというふうに私は考えております。  それと、もう一つ何ですか、(発言する者あり)私は、以前入っておりましたけれども、途中から辞めました。ですから3名でございます。それでいささかも問題があるとは思っておりません。以上です。 ○11番(由田 隆君) じゃあ、もう少し掘り下げて質問します。直営についてであります。今回、段塚廣文議員、坂井徹議員、大田進議員、中野隆議員4人連名でこれ動議が出されていますが、それぞれの皆さんにお聞きすることはなかなか難しいので、段塚さんにお願いしたいですけれども、今言う直営にしても何の問題がないように言われました。理由が直営にする理由が主な理由が透明性の担保ということだったんですね。そして、じゃあ、具体的にこの薬膳、サポーター人材育成事業、手づくり甲冑、直営でどのような事業を想定されているんでしょうか。直営で。ちょっと教えてください。 ○16番(段塚廣文君) 今、一つの例を言いますと、仮に薬膳のことですが、341万4,000円を全部NPO法人養生の郷に持っていくというようなあれがあるわけですね。予算だから予定だと言われるものの、受け手はもう既に予算化をして、しておるわけですよ。だから、要は委託料としてNPO法人に全部持っていって、あなたの方でそのすべての事業をやってくださいよという形なんですよ。その中に人も雇ってください、備品も買ってください、郵送料もみんなそこでやってくださいとこういうことでしょう。直営というのは、委託料をやめてくださいと、委託事業をやめてそこで市で直接賃金、予算を組み直して賃金とか需用費とか役務費とか備品費とかに組んで、市が直接雇用をして市の中で執務をさせる。内容を変えることはないと思うんですよ、目的はちゃんとしておりますから。全部委託事業として、丸投げという表現はどうかと思いますが、全部持っていくのでなしに、市でそれぞれの科目に支出科目を設けて、市で公募して目的もちゃんとはっきりしておるんですから、そういう執行をしてくださいよと、こういう意味ですよ。何ら難しいことじゃないです。以上です。 ○議長(福井康夫君) 次に、18番大田進議員。 ○18番(大田 進君) 私、ここの賛成者で名前をあげておって、さっきからずっと議論を聞いているんですけれども、ここに養生の郷通常総会と書いているんですが、NPOの活動、市が応援するのは当然なんですけれども、ここのみたいに事業費が21年度は974万6,000円なんですよ。今度は22年度は二千六百何ぼ。これはNPOを通り越して、ほとんど企業に近いような存在になってきているんじゃないですか。それと、こういうところに、これを維持しようと思えば、これ9か月とかそういう事業でしょう。今、これからもこういう事業を続けていかなここはやっていけんようになってしまう。これから市に対していろいろなことがあるのに、私は先ほどから問題がないと言われますけれども、大問題やと思う。市の職員が2人。会費を払って、そこに入っていろいろな情報、そういう話をしてそれに取り組んでいく。今後そういう事業に取り組まな、もうNPO自体もなかなか維持することができないようになってしまう。そうでしょう。九百何万やったのが、今年度はもう二千六百万の事業費用をやって、これでみんなをそろえるんですよ、いろんな人に、ボランティア。これがずっと続く事業であればいいです。しかし、これ、聞いてみたら6か月とか9か月とかそういう事業なんです。私はこういうところに余り職員が入るべきじゃないということをはっきり言っておきます。  それと、もう一つは、市が緊急雇用はみんなが感じているんです、絶対必要なんです。しかし、私が聞いているところでは、もう養生の郷はだれとだれがこれに携わるというところまで聞いているんだ、これ。計画をどうのこうのと言うけど、これは明らかにこんなもん談合なんだ。予算までつけて、ついてないのに、そんな話をする。これ建設業界なんかだと、これが談合というんだ、これが。そうでしょう。こういうことになったら、なら、公募でもいいですよ、NPO法人で結構です。しかし、ここだけは外していただきたい。その張本人のところに入れるのは私はおかしいと思う。私はこういう問題にずっと取り組んできておる。おかしいですよ、これは。議会なんかいらんじゃないですか、これから。議会軽視じゃないですか。今回、今、予算をあげてみんなに審議してくださいと言っても、片方ではもう受けるからと総会を開いていると。それはちゃんと市の職員なんかと話をして、ほとんどそういうことになっているんです、これ。そうでしょう。これをこういうのを談合と言わんと何を談合と言うのか。おかしい。 ○議長(福井康夫君) 申し上げておきます。ただいまは附帯決議の提出に対する質疑でございます。18番議員はその提出におきます賛成者の1名でございまして、ただいまの発言、この質疑にはなじみがたいと思いますので、議事進行上申し上げておきます。  加えて、今、17番議員も提出賛成者でございますので、ただいまは質疑ということでの場でございますのでなじまないということで議事進行をさせていただきます。  そのほか質疑ございませんか。  質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した決議案は、この際、委員会付託を省略し、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、討論を求めます。  13番鳥飼幹男議員。 ○13番(鳥飼幹男君)(登壇) 議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議に反対の立場で討論をさせていただきます。  質疑において、状況なりいろいろなやり取りを聞かせていただいて、大体理解をいたしました。今回、私も質疑をいたしましたけれども、1点、これを外部委託することなく市の直営で事業を実施されたいということに対して反対の立場で意見を述べたいと思います。  いわゆる、今回の重点雇用創造事業、先ほど申し上げましたが、国からの交付金を受けて、そして県の基金を使って各市町村に対してこうした緊急の雇用を創出するために使っていただきたい、そのために22年度補正予算で新たに出てきた事業であり、1年限りの事業であります。今、この雇用につきましてもハローワークを通じて、今、休職者、失業者を雇用しなさいということであり、先ほどの意見のように、既に決まっているとか、NPOに委託がしてあるとか、そういうことではない、改めて公募すべきだというぐあいに思います。  それから、今あった事業につきましても、きちっとした3事業はもう既に市として決めた事業であるわけですから、この事業は公募して委託先を私はきちっと決めればいい、そして委託先が決まれば、そこできちっと公募して、そして失業者または休職者の方を採用すればいいわけであって、まず、そういう手順を踏んでいけばいいというぐあいに私は思います。  それからもう1点、今は先ほど本市の倉吉市ブランド化計画が位置づけられて、本来は市がやっていかなくてはいけない事業ではありますけれども、今日まで、いわゆる、例えば、挙げれば関金の振興に向けてNPO養生の郷がこの薬膳といわゆる温泉を活用した事業として取り組むよう、いわゆる独自で、今日までやってきてくださった。まさに市民と行政との中にあって、この事業を展開してきてくださっているわけであって、今回の3事業、決まった事業事業はすべて薬膳と手づくり甲冑、今までやってきた事業NPOは必死になって取り組んでこられた事業、ここで市直営に持っていくというようなことはあってはならない、このように私は思います。委託ありきとおっしゃいますけれども、こうした市民参加のまちづくりというのは、当然、市もかかわって、そして、NPOであり、今回の事業も国はNPOなりあらゆる企業に対してこういう事業があるが取り組みませんか、緊急事業ですけれども、いわゆるスピード化を持ってやりませんかという事業なんです。これを倉吉市が受けて、そしてあらゆるNPOや、そしてあらゆる団体に対して声をかけて上がってきた3事業なわけですから、決してこれに何ら問題はない。それよりも、よくぞこの事業を倉吉市は受け取って、そして、展開をしようという前向きな姿勢に対して大いに評価するものであります。そして、この事業は今やっているNPOなりそうした事業が引き続き私はこの事業を展開し、そして、地元企業の中で、今本当に経済が大変な中での雇用を守っていく、そして、この採用された方がわずか1年ですけれども、本当に再雇用として正規雇用者として本当に存続できていくならば、本当にすばらしい事業だというふうに思います。そういう観点から、市直営でやる事業に対しては反対の立場で討論をさせていただきました。 ○議長(福井康夫君) 暫時休憩をいたします。                 午前11時17分 休憩                 午前11時17分 再開 ○議長(福井康夫君) 再開をいたします。  17番坂井徹議員。 ○17番(坂井 徹君)(登壇) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきますが、まず、今回の事業というのは公金を使っているということは、やはり対象が市民に幅広く、それから、透明性ということが大前提でなければならないと思います。そして、先ほどからずっと出ていますけれども、緊急雇用の対策で始まっておるこの事業ですけれども、やはり予算措置が期待できるのは限定的だと。限定的だけれども、手づくり甲冑、あるいは薬膳のこういう事業は関金地域を中心にして、それこそ地域ブランドの名をあげるためにも、ぜひともこれは継続して続けていく必要があるという認識は間違いないところであります。  そこで、手づくり甲冑についてちょっと申しますと、私も館山に行きましたけれども、そこに携わっている館山の人たちの甲冑づくりの対象者というのは、ものすごく幅広く公募された中で対象者もたくさんそれに携わっている。そうすると、この336万4,000円のこの予算的なものがいつまであるかと言えば、23年の3月末までですけれども、この中に手づくり甲冑にどれだけの予算配分ができるかわかりませんが、やはり市がこれは事業主体となって、それでなおかつ市が公募して、皆さんどうですかと、これを続けていきたいんだがということで募る方が私は対象者の人がふえるような気がいたします。  それから、薬膳の講義ですけれども、薬膳の指導者ですけれども、これは育成事業とは言ったって、恐らく今具体的にNPO養生の郷、この人たちがつかんでいる人材の情報と、私は狭いんじゃないかと思う。初級、中級、上級、私の知る限り、上級の対象者というのは私はある意味ああいう人がいるということが私の頭の中にはあります。でも、その人が今回のこの事業によってピックアップされるという可能性は僕は少ないんじゃないかと思う。そういうことからいっても、(発言する者あり)むしろ、市が中心になってこの事業をやるべきだと思います。そういったことで、やっぱり幅広く人材を求める、それから、公平性、透明性という立場から言えば、私は提案者の段塚議員の意見が当然じゃないかと思います。これを賛成討論とします。 ○議長(福井康夫君) 5番伊藤正三議員。 ○5番(伊藤正三君)(登壇) この市直営事業を実施すると、されたいという動議に反対の立場で討論いたします。  同じような話にはなりますが、まず、このNPOというのは何で生まれたかということも理解が必要であると思います。やはり、もちろん、地域の課題に取り組んだり、地域を憂えて地域の文化や歴史に学びながら、あらゆるいろいろな教育にしてもそうでしょう、経済もそう、それから、福祉もそうでしょう、そういう多種多様な問題に取り組むと、市民みずから取り組んでいこう、これはもう時代のすう勢であります。行政だけではなかなか片づかない問題が山積しておりますから。特に、今回のこの事業内容を見ても、全く市が直接やるということは本当にナンセンスだと思うわけですね。それと、もう一つ、やはり気になるのが、今言われました透明性という言葉や、例えばNPOありきだとか、そういうことが先行してしまっているような気がします。そういう推論ですね、推論の中での話というのは非常に危険だと思います、現実的に。今、言われるでしょう、透明性。このNPO産業部長は実は由田議員の質問に対しては、そのNPOに随契、委託したいというようなことも言われたと思います。私はこれというのは悪いこともないし、議会軽視でもないし、言われるような透明性の不適格さ、そういうものでもないと思います。もともとはやはり行政とは違った視点で、地域をとらえて、これからのまちづくりに特徴を持っていろいろ取り組む。ただ、今言いましたように、それはNPOばかりじゃないです。いろいろ地域には個人的にももちろんでしょうが、もちろん、支援組織の代表である自治会だとか、あるいは教育を考える集団もありましょうし、芸術や美術やいろいろあるでしょう。やはりそういうところが社会貢献、地域課題、地域のそういう問題にみずから参加して、問題を解決していく、そういうそれが市民団体。その中のNPOは一つです。ただ、今回みたいな専門性の形で、今何度も言いますが、県の基金から下におりてくるときのプロセスですね、それが先ほど賛成討論をされた議員が偏っているじゃないかという方にとられたわけです。その情報公開をもっと幅広くしてやったらどうだ、そのためには市が直接やった方がいいみたいな話であったと思うわけですが、ただ、各市民団体とか、グループ、あるいは個人は、なかなか今現在そういう情報をつかみきれない現状は確かにあると思います。だから、そういうことであれば、今後、住民の力量や、あるいはNPOへの理解度などを含めまして、地域実態に配慮しながら、市民活動を再定義していくということは今後の大きな課題ではあると思います。それは今後の課題で取り組まなければならない。言われるように、どこかに偏るという傾向が顕著になればですよ。ですから、我が市も今後そうであれば、例えばNPOとの協働に関する指針だとか、あるいは条例、計画等、そんな制度整備と言いますか、そういうものも充実させていったらいいと。今、これは本当に今後の課題だと思います。ただ、そのことをもって、透明性が不適格だとか何とか言えば、本当に根拠のないことで、民間に力を与えさせる一つの大きなきっかけでもありますし、そういう事業を民間から奪い取るというような、市が直接この事業を行うというのは全く時代に逆行することだと思います。ですから、誤解のないように言いますが、1か所に固まるというようなお気持ちをお持ちの方があれば、そういう団体に対して、NPOに対してですね。それはこれから和らげていくと言いますか、それを課題にまた取り組んでいただければいいと思います。ただ、このことをもって、やはり民力、民度、そういうものを妨げてしまうのはまことに忍びない、残念だと思う観点から、今回のこの動議に対しては反対をいたします。 ○議長(福井康夫君) 討論を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、本決議案を起立により採決いたします。  この際申し上げます。起立しない者は反対とみなします。  それでは、16番段塚廣文議員から提出されました議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議に賛成の職員の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(福井康夫君) 起立多数であります。  よって、議案第68号に対する附帯決議は可決されました。  16番段塚廣文議員。 ○18番(段塚廣文君) 議事進行をいたしたいと思います。  先ほど、附帯決議が可決されました。予算の執行に対し法的に拘束されるものでないことは承知をいたしておりますが、議会がその過半数をもって決議したことでございます。この際、議長において市長の所信を求めていただくようにお願いいたしたいと思いますが、お願いいたします。(「必要ない」と呼ぶ者あり) ○議長(福井康夫君) ただいま、16番段塚廣文議員から先ほど可決されました附帯決議についての市長の所信を表明されるよう求められた案件でございます。御案内のとおり、衆議院、参議院、両院ともに附帯決議の可決後は、執行当局であります大臣等から所信の表明がなされていることは私ども承知いたしております。本市議会といたしましても、可決となりましたこの際、執行部から所信の表明を求めることは議会の責任を果たすことと考えられますので、よって、議事進行の発言で要求のありましたとおり、執行部から、可決されました附帯決議について所信の表明を求めたいと思います。御理解をお願いします。  それでは、石田市長。 ○市長(石田耕太郎君) 議案第68号に対します附帯決議についてでございますけれども、私どもが御提案させていただいた内容について御理解いただけなかったことは残念でありますけれども、議会の御意思でありますので、適切に対応してまいりたいというふうに思います。 ○議長(福井康夫君) 16番段塚廣文議員。 ○18番(段塚廣文君) 市長においては、私どもの意向をくんでいただいたというふうに理解しております。これより後は、今、我々の手元にあります予算説明資料、これは委託料で組んでありますので、所定の予算説明資料、いわゆる事項別明細書を調整の上、早い機会に我々に配布していただければ幸いだと思います。その点をお願いいたしまして終わりたいと思います。以上です。 ○議長(福井康夫君) 16番段塚廣文議員に申し上げます。  予算説明書の件でございますけれども、御案内のとおり、款項目節、予算を区分するときに使うこの名称でございます。款は最も大きな区分、次に、項目節と続きます。議会につきましては、款と項の二つの上位区分で議会で議決することとなっております。目節については、そういう扱いでございませんので、後刻、執行部で調整の上、そのものを議員の皆さんに配布を議長においてさせていただきたい、そのことで御理解をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。  16番大田進議員。 ○16番(大田 進君) 附帯決議の動議を提出します。 ○議長(福井康夫君) ただいま、18番大田進議員から、議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議の動議が提出されました。所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたしました。  暫時休憩をいたします。                 午前11時31分 休憩                 午前11時45分 再開 ○議長(福井康夫君) 再開をいたします。  ただいま、18番大田進議員から議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議の動議が提出されましたが、この提出されましたものが附帯決議でありますので、直ちに審議に入ります。  まず、提案説明を求めます。
     18番大田進議員。 ○18番(大田 進君)(登壇) 議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議であります。  私は一般質問でもやりましたし、まだ説明が十分であったとは今でも思っておりません。建設委員会なんかでも言われたことに関しても、余り十分であったとは印象を受けておりませんので、ここに附帯決議を行います。  歳出の部のうち、第8款土木費に計上されている負担金80万円については、事前に議員の説明を十分行った後に執行していただきたい。これです。これが提案理由です。これには、賛成者として全会派の会長がなっておられますので、できれば討論も質疑もせずによろしくお願いします。 ○議長(福井康夫君) 続いて、質疑を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した決議案は、この際、委員会付託を省略し、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、討論を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 討論を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、本決議案を起立により採決いたします。  この際申し上げます。起立しない者は反対とみなします。  それでは、18番大田進議員から提出されました議案第68号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第1号)に対する附帯決議に賛成の職員の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(福井康夫君) 起立多数であります。  よって、議案第68号に対する18番大田進議員から提出されました附帯決議は可決されました。  次に、議案第69号 倉吉市職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから、議案第72号 倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区における建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部改正についてまで、計4件を一括して採決いたします。  以上4件の条例案件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第69号から議案第72号までの4件は、原案のとおり可決しました。  次に、議案第73号 平成22年度倉吉市一般会計補正予算(第2号)について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号 倉吉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。  続いて、陳情を採決いたします。  陳情第2号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書提出について、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告趣旨採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(福井康夫君) 起立多数であります。  よって、本陳情は、委員長報告のとおり取り扱いとすることに決定をいたしました。  次に、陳情第3号 スカッシュコートの建設について採決いたします。  委員長報告は不採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、陳情第3号は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定をいたしました。  次に、陳情第4号 最低賃金法抜本改正等を求める意見書提出について、起立により採決いたします。  なお、起立しない者は反対とみなします。  委員長報告趣旨採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者 起立〕 ○議長(福井康夫君) 起立多数であります。  よって、本陳情は、委員長報告のとおり取り扱いとすることに決定をいたしました。  次に、陳情第5号 公契約条例の制定と意見書の提出について採決いたします。  委員長報告は不採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定をいたしました。  次に、陳情第6号 子ども手当の廃止を求める意見書提出について採決いたします。  委員長報告は不採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定をいたしました。  次に、陳情第7号 保育制度改革に関する意見書提出について採決いたします。  委員長報告は不採択であります。  本陳情は、委員長報告のとおり取り扱うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、陳情第7号は、委員長報告のとおり取り扱うことに決定をいたしました。  日程第3 追加議案の審議 ○議長(福井康夫君) 日程第3、追加議案の審議を行います。  提案理由の説明を求めます。  石田市長。 ○市長(石田耕太郎君)(登壇) それでは、ただいま上程されました議案第75号、議案第76号の提案の御説明を申し上げます。  議案第75号 副市長の選任についてでありますが、現在空席となっております本市副市長の選任について慎重に検討いたしました結果、尾坂英己さんを選任することが最適と考え、地方自治法第162条の規定により、本市議会の同意を求めるものでございます。  同氏の略歴は、お手元に配布しております資料のとおりであり、誠実、温厚にしてその人柄は極めて円満であります。さらに県における今日までの行政手腕とその見識は定評のあるところであり、本市副市長として最適任者であると確信するものであります。  次に、議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦についてでありますが、本市区域の人権擁護委員のうち、向井弘志さん、野口ともみさん、西本勝利さん、種部充恩さんの4名の任期が平成22年9月30日をもって満了となりますので、その後任委員につきまして慎重に検討いたしました結果、西本勝利さん、種部充恩さんのお二人につきましては、再度推薦することとし、新たに山本博子さんと廣谷静枝さんを推薦することが最適と考え、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、本市議会の意見を求めるものであります。  なお、ただいま提案いたしましたそれぞれの皆様の略歴につきましては、お手元に配布しております資料のとおりであり、人格、識見とも秀でられ、今日までの活動実績も評価のあるところであります。  以上、何とぞ慎重御審議のうえ、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(福井康夫君) 続いて、質疑を求めます。  19番山口博敬議員。 ○10番(山口博敬君) 副市長の件で市長にちょっとお伺いします。  今、提案理由の中で述べられました、誠実、温厚にしてその人柄は極めて円満であります、さらに県における今日までの行政手腕とその見識は定評があるそうであります。まことに結構だと思いますが、この職歴を見てみますと、県職員、今日まで32年と、県職員として頑張っておられたと。その間の経験、知識、今の提案理由のとおりだと思います。ただ、これから、市の副市長として市長が副市長に対する期待、そして、業務の分担とか分掌をどがにいされると考えておられるか、それをちょっと聞かせてもらえるか。 ○市長(石田耕太郎君) 副市長というのは、私に成りかわっていろいろな面で市を代表して活動していただかなければいけない場面がたくさん出てくる、そういう役職だと思いますし、私の意を受けて庁内の市役所内部の取りまとめ等にもしっかり頑張っていただく、そういう役職でございます。  彼は、私もよく知っておりますけれども、非常に人間的に丸い男でございまして、取りまとめ役としては非常に適切だろうというふうに思っております。やはり、私も新しく市長になって、市役所を元気にしていきたいというふうに申し上げております。明るい職場づくりを進めたいということを申し上げております。そういう意味で、一般質問でもお答えをさせていただきましたけれども、市役所改革の推進本部的なものを立ち上げていきたいというふうに思っております。やはり、その取りまとめ役をまずはやってほしいというふうに思います。それから、いろいろな形で、ことしは総合計画の新しい総合計画、市民と共有できるビジョンというふうに申し上げておりますけれども、それをつくっていかないといけない、そういう重要な年にもなっております。そういった意味での取りまとめ役と言いますか、指揮官という役割もぜひ果たしてほしいというふうに思っています。十分能力がある男だというふうに思っておりますので、活躍を期待しているところでございます。  私ももちろん先頭に立って取り組んでいきたいと思っておりますけれども、二人三脚で一生懸命やってまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○議長(福井康夫君) 17番坂井徹議員。
    ○17番(坂井 徹君) 1点だけ市長に御質問しますけれども、喫緊の課題というか、新斎場の建設についてですけれども、それで、これを振り返ってみると、前市長と副市長の関係と対地元という意味では、ある意味、タッグを組んでという雰囲気が欠けていた部分もあるやに私は感じておりますけれども、今後、ここで同意されて、新副市長ができ上がった場合に、新斎場建設にかかるポジションというか、それはどんな役割分担でやろうと思っていらっしゃるのか、その1点だけお願いします。 ○市長(石田耕太郎君) 恐らく、尾坂さんは新斎場については全く白紙というか、知識もあんまりない状態だというふうに思いますので、これからしっかり勉強していただくことになりますが、新斎場の問題は、彼と私だけの問題ではなくて、市役所全体としてしっかり取り組まなければいけないそういう大事な課題でありますので、もちろん、一丸となって取り組んでいきたいというふうに思いますし、副市長としての役割は当然のことながら私の意向を踏まえて、しっかり現場にも出ていっていただいて取り組んでいただけるものというふうに思っております。 ○議長(福井康夫君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した諸議案は、委員会付託を省略し、この際、討論・採決を行うことに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  それでは、2件を一括して討論を求めます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 討論を終結することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより採決に移ります。  まず、議案第75号 副市長の選任について採決いたします。  本案は、同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第75号は、同意されました。  次に、議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について採決いたします。  本案は、同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福井康夫君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第76号は、同意されました。  以上で本定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。  これをもって平成22年第5回倉吉市議会定例会を閉会いたします。                   午前11時59分 閉会                   署        名 この会議録の正当なることを認め署名する。  倉吉市議会議長   〃 副議長   〃 議 員   〃 議 員...