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平成14年第5回臨時会(第1号 6月28日)

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  1. 倉吉市議会 2002-06-28
    平成14年第5回臨時会(第1号 6月28日)


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    平成14年第5回臨時会(第1号 6月28日) 倉吉市議会会議録(第1号) 平成14年6月28日(金曜日)    第1 会議録署名議員決定  第2 会期決定  第3 説明のため出席を求めた者の報告  第4 閉会中の議員辞職許可報告  第5 議会発議第6号 特別職職員給与に関する条例の一部改正について  第6 選挙第4号 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員補欠選挙について 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第6まで  ◎福井孝良議員牧廣議員議員辞職勧告に関する決議動議  ◎倉吉市議会解散を求める動議                午後1時02分 開会 ○議長谷本修一君) ただいまから、平成14年第5回倉吉市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
    議長谷本修一君) 本日の議事日程についてお諮りいたします。  本日の日程は、  第1 会議録署名議員決定  第2 会期決定  第3 説明のため出席を求めた者の報告  第4 閉会中の議員辞職許可報告  第5 議会発議第6号 特別職職員給与に関する条例の一部改正について  第6 選挙第4号 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員補欠選挙について  以上を本日の日程にすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、以上を本日の日程にすることに決定いたしました。  日程第1 会議録署名議員決定議長谷本修一君) 日程第1 会議録署名議員決定を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、2番西谷和弘君、21番石田政彦君を議長において指名いたします。  日程第2 会期決定議長谷本修一君) 日程第2 会期決定を行います。  本臨時会会期は本日1日とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、本臨時会会期は6月28日1日とすることに決定いたしました。  日程第3 説明のため出席を求めた者の報告議長谷本修一君) 日程第3 説明のため出席を求めた者の報告であります。これは、市長長谷川稔君ほか、お手元に配付しておるとおりであります。  なお、本日届け出のあった事故者は、議員では、福井孝良欠席牧廣欠席当局ではありません。  以上、報告いたします。  日程第4 閉会中の議員辞職許可報告議長谷本修一君) 日程第4 閉会中の議員辞職許可報告を行います。  去る6月12日付で清水小弥太君から、また、6月25日付で藤井弘通君から、いずれも一身上の都合により議員辞職したい旨の願いが提出されましたので、地方自治法第126条の規定により、それぞれ同日付でこれを許可いたしました。よって、倉吉市議会会議規則第140条の規定により報告いたします。  日程第5 議会発議第6号 特別職職員給与に関する条例の一部改正について ○議長谷本修一君) 日程第5 議会発議第6号 特別職職員給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由説明を求めます。 ○2番(西谷和弘君)(登壇) ただいま議題となりました議会発議第6号 特別職職員給与に関する条例の一部改正について、発議者を代表して提案理由説明いたします。 今回の事件を重く受けとめるとともに、景気の低迷や雇用の情勢の悪化など諸般の経済・社会情勢にかんがみ、議員報酬について削減の特例を設けること。また、月の中途の就任または辞職について日割計算とする改正するものであります。  何とぞ皆様の御賛同をお願い申し上げて、簡単ではありますが提案理由説明とさせていただきます。 ○議長谷本修一君) 続いて、質疑を行います。  議会発議第6号について質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した議案は、委員会付託を省略し、この際、討論採決を行うことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  討論ございますか。 ○14番(福井康夫君)(登壇) ただいま議会発議第6号によりまして特別職職員給与条例を一部改正する議会発議について、反対討論を申し上げたいというふうに思います。  今、このたびの市議会解散を求める声が日増しに拡大をしてまいっております。そうした中で、今、本議会議員中にも政治倫理委員会条例をつくったり、そしてまた真相究明のそうした解明を求めていこうと、こういう多数の声があり、取り組まれておることは御覧のとおりであります。まずもって、本議会で私どもが残された課題っていうのは、やはり解散をまず一刻も早く行うことだろうと、このように思っております。ましてや、議員報酬の一部条例改正、カットについて、もちろんそうした内容についても真剣に議論をし、削減すべきは削減、私も大いに賛成しなければならない、そして、すると、このように明言しておきます。しかし、残された今のこの11名の議員の中でそれを決めることがいかがなものか。改めて解散後にすべき、もしくは補欠選挙でありますが、そうした中で解散後にやはり21名揃った中でこれらを提案をし、そして市民の納得のいくような特別職給与報酬のあり方を決めるべきだというふうに思っております。  以上で、私は今回の反対討論にさせていただきます。 ○議長谷本修一君) 傍聴の方にお願い申し上げます。  静粛にお願いいたします。  議会発議第6号について討論、そのほかございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、議会発議第6号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。              〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議がございましたので、これより、議会発議第6号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成諸君起立を求めます。                 〔賛成者 起立〕 ○議長谷本修一君) 起立多数であります。  よって、議会発議第6号は原案のとおり可決されました。  日程第6 選挙第4号 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員補欠選挙について ○議長谷本修一君) 日程第6 選挙第4号 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員補欠選挙を行います。  本件は、鳥取中部ふるさと広域連合議会議員に欠員が生じましたので、同規約第8条の規定により、同議会議員のうち倉吉選出議員の1人の補欠選挙をするものであります。 選挙方法についてお諮りいたします。  選挙方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙方法指名推選とすることに決定いたしました。  続いて、お諮りいたします。  議長において指名することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名いたします。  高田周儀君を指名いたします。  ただいま指名した高田周儀君を鳥取中部ふるさと広域連合議会補欠議員当選人と定めることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名した高田周儀君が鳥取中部ふるさと広域連合議会議員に当選されました。  ただいま鳥取中部ふるさと広域連合議員に当選された高田周儀君に、会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。  以上で、準備しているものは終わりました。  14番福井康夫君。 ○14番(福井康夫君) 倉吉市議会解散を求める緊急動議を提出したいと思いますので、議長の方で取り計らい方よろしくお願いします。 ○議長谷本修一君) 8番佐藤博英君。 ○8番(佐藤博英君) 去る3月に行われました市長選に絡む事件で8名の議員辞職しています。その後、2名の逮捕者が出ています。これに関して、議長に出してありますけれども、議員辞職を勧告することを提案いたします。ぜひ取り扱いをよろしくお願いいたします。 ○議長谷本修一君) ただいま、倉吉市議会解散を求める動議並びに福井孝良議員牧廣議員議員辞職勧告を求める決議について動議が出ておりまして、有効に成立しております。所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  議運で取り扱いを協議いたしますので、暫時休憩いたします。                午後1時14分 休憩                午後2時05分 再開
    議長谷本修一君) 再開いたします。  お諮りいたします。  この際、休憩前に提出された2件の動議日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、福井孝良議員牧廣議員辞職勧告に関する決議動議及び倉吉市議会解散を求める動議、以上2件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  福井孝良議員牧廣議員議員辞職勧告に関する決議動議議長谷本修一君) まず、福井孝良議員牧廣議員議員辞職勧告に関する決議動議議題といたします。  提案理由説明を求めます。 ○8番(佐藤博英君)(登壇) 決議案をもって提案理由といたします。  去る3月に行われた倉吉市長選挙にかかわって公職選挙法違反事件が発覚し、議会市民信頼を失い、現在その信頼回復のための手だてをどうとるのかが問われています。  こうした中、8名の議員辞職し、25日現在、そのほか2名が逮捕されています。その政治的道義的責任に基づいて、みずからその職を辞すべきであると考えます。  本市議会の名誉を守る立場から、逮捕された福井孝良議員牧廣議員に対し議員辞職を勧告することを提案いたします。  以上です。 ○議長谷本修一君) 続いて、質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいまの質疑を終結した動議は、委員会付託を省略し、この際、討論採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  本件について討論を求めます。 ○2番(西谷和弘君)(登壇) 公明党西谷和弘です。私は、党の同僚福井孝良議員議員辞職勧告決議案に対し反対立場として討論を行います。  公明党は、議員辞職勧告決議案に対しては、一つ議員出処進退はみずから決すべきである、一つ、明白かつ重大な違法行為等があった場合、厳しい態度で臨む、一つ議員に対する疑惑段階で数をたのんでの辞職勧告は慎重であるべきだとの姿勢でこれまで対処してまいりました。  6月21日、公職選挙法違反被買収の疑いで逮捕されましたが、本人は容疑の事実を強く否認しています。私も、福井孝良議員から会うたびごとに「100%事件に関係がない。金はもらってない」と聞きました。私は強く信じております。  国会でこれまで議員辞職勧告決議案が本会議にかけられたのは衆参両院で24件あり、そのうち可決されたのは2件です。それほど議員立場は重要な意味を持っているわけであり、その扱いは慎重の上にも慎重であるべきと考えます。松本サリン事件の例もあります。「私はもらっていない」と否認している段階での辞職勧告には倉吉市議会としても慎重であるべきと考えます。  以上、意見を述べ、辞職勧告決議案には賛成できません。 ○議長谷本修一君) 討論を終結することに御異議ございませんか。 ○3番(高田周儀君)(登壇) 私も、福井孝良議員に対する議員辞職勧告決議案反対する討論をさせていただきます。  私は、議員辞職勧告決議案に対しては、先ほど同僚西谷議員が述べましたように、議員出処進退はみずから決すべきである、2点目に、議員に対する疑惑段階で数をたのんでの辞職勧告はすべきでない、この認識を踏まえて、福井孝良議員はこれまで当局の調べ、捜査において一貫して「もらってないものはもらってない」と容疑を否認しております。当然のことながら刑事訴追も受けておらず、いまだ疑惑段階にとどまっておる。不起訴ということも十二分に考えられる現時点で議員辞職勧告決議案を上程したり同議案決議をすることは時期尚早と考え、反対させていただきます。  議員辞職勧告決議につきましては極めて慎重でなければならない。先ほど同僚西谷議員も申しましたが、同議案が衆参の本会議に諮られたのは24件中3件のみで、可決されたのはそのうち2人だったということを見ても、同議案の持つ意味の重要さを重んじていかなければならないと思います。  以上、反対討論をいたします。 ○議長谷本修一君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、本案採決いたします。  1件1件まいります。  まず、福井孝良君の議員辞職勧告に関する動議について採決いたします。  この採決は無記名投票を持って行います。  議場閉鎖を命じます。                 〔議場閉鎖〕 ○議長谷本修一君) ただいまの出席議員は10名であります。  投票用紙を配付させます。                 〔投票用紙配付〕 ○議長谷本修一君) 投票用紙配付漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長谷本修一君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は「賛成」、否とする諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  なお、重ねて申し上げます。  投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により「否」とみなします。  点呼を命じます。                 〔職員点呼投票〕 ○議長谷本修一君) 投票漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたしました。  議場閉鎖を解きます。                 〔議場開鎖〕 ○議長谷本修一君) 開票を行います。会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、15番由田隆君及び3番高田周儀君を指名いたします。  よって、両君立ち会いを願います。                 〔開     票〕 ○議長谷本修一君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数 10票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   賛成 5票   反対 5票でございます。  同数の場合は議長の裁決によるということになっておりますので、私は賛成でございますので、以上のとおり賛成が多数であります。  よって、本案原案のとおり可決されました。  次に、牧廣君の議員辞職勧告に関する動議について採決いたします。  この採決は無記名投票を持って行います。  議場閉鎖を命じます。                 〔議場閉鎖〕 ○議長谷本修一君) ただいまの出席議員数は10人であります。  投票用紙を配付いたさせます。                 〔投票用紙配付〕 ○議長谷本修一君) 傍聴人の方にお願い申し上げます。  議事について可否を表明しまたは騒ぎ立てることは禁止されておりますので、よろしく御協力をお願いいたします。  投票用紙配付漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長谷本修一君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  なお、重ねて申し上げます。  投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により「否」とみなします。  点呼を命じます。                 〔職員点呼投票〕 ○議長谷本修一君) 投票漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    議長谷本修一君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたしました。  議場閉鎖を解きます。                 〔議場開鎖〕 ○議長谷本修一君) 開票を行います。会議規則第32条第2項の規定により、立会人に、13番興治英夫君及び10番山口博敬君を指名いたします。  よって、両君立ち会いを願います。                 〔開     票〕 ○議長谷本修一君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数 10票  これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち   賛成 8票   反対 2票  以上のとおり、賛成が多数であります。  よって、本案原案のとおり可決されました。  倉吉市議会解散を求める動議議長谷本修一君) 次に、倉吉市議会解散を求める動議議題といたします。  提案理由説明を求めます。 ○14番(福井康夫君)(登壇) 倉吉市議会解散を求める動議を提出いたしまして、その発議者を代表いたしまして、私から動議内容について皆さんに申し上げたいと思います。  議員みずからの課せられた今最大のとるべき道は、解散をして市民の審判をいま一度仰ぐことではないかと確信をいたします。よく「市議会常識は」といわれたこともあります。その常識とは今何なのか。常識をはかる物差し、そして、それをだれがはかるのか。今それをできるのは選挙しかないと思います。常識をはかる物差し市民がはかるでしょう。同時に、今考えさせられるのは、同僚議員において逮捕という現実を前にして、出処進退はもっともっと重く受けとめていくべきだと思います。  議員各位に申し上げます。議会、そして政治の王道を苦しくとも歩むべきだと思います。政治家議員は、常在戦場であります。  市民皆さん、私は今重大な決意を持ってこの動議を提出いたしました。文字どおり政治生命をかけます。  倉吉市議会解散を求める動議内容については、お手元にあります。発議者は、福井康夫石田政彦由田隆、それぞれ各議員であります。議員各位皆さんの真剣なこの動議に対する御理解、よろしくお願いを申し上げて、私からの動議提案理由とさせていただきます。 ○議長谷本修一君) 続いて、質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結した動議については、この際、委員会付託を省略して、討論採決を行うことに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、そのように進行いたします。  本件について討論を求めます。 ○8番(佐藤博英君)(登壇) 私は、この解散反対する立場から意見を述べさせていただきます。  私はこの間、一貫して選挙違反事件真相究明と、そして実効ある再発防止を求めて、解散にはずっと反対してまいりました。つまり、調査特別委員会、100条委員会の設置を、それをすることが議会責任だという立場で私はずっと言ってまいりました。100条はなじまない、そういう意見もあります。しかし、議会がその気になればできないことはないと思っています。この姿勢は今後どう情勢が変化しても変わることはありません。新しく選ばれた議員とともに、私は真相究明をすべきであると考えています。しかも、事件は現在も進行中です。解決したわけではありません。解散では、すべてがうやむやになってしまいます。同じ間違いを繰り返してはならないと私は思います。  そして、もう1点ですが、今回の事件議会が議決あるいはその意向をもとにして起きた事件ではないということです。ですから、この議会という機関が責任を取る必要を私は認めることはできません。したがって、責任の取り方も議員個人に帰属する問題だと思っています。議長選ではなく市長選にかかわる事件ですから、私は当然だと思います。  以上のこの2点から、この動議反対をいたします。 ○21番(石田政彦君)(登壇) 発議者の1人として賛成討論をしたいと思います。  私は、発議者になるに当たりまして、いろんなことが頭の中で錯綜しました。最終的に、私がまだ議員でない30代のときに私の知り合いの書道家の方からある色紙を求めました。そこに書いてあったことは、「ある豪傑がいた。後ろ指をさされると腹を切った」、その文言が書いてありました。30代のときにそれ見て、これだけ厳しく人生を律して生きることができるだろうかと。そして、今この議会の状況を見るときに、やはり思わないことに手を汚してしまった、後から考えてみれば「しまった」と反省もする、そういう議員の仲間も多かったと思います。私自身も16年間の議会活動の中でいろんな反省もあります。皆さんに誤るべきことも大変してきたと思います。そのことも含めてずっと考えて、発議者になりました。  今、8名が辞職をして、さらに2名が逮捕をされている。こういう状態の中で、倉吉市議会に残った者はシロだからやめなくてもいいという理論は、市民には通じません。一度解散して、清い体なら清い体で市民に信を問うて、また出てきたらいいと思います。堂々とそういう道を選ぶべきだと思いますし、市民の大多数はそれを望んでおると思います。今、我々は議員となって自分の人生や公人として議員としてどういう道を歩むかということを突きつけられております。今こそ私は、もう一度言います。後ろ指をさされたら腹を切ったという言葉、これは人生に本当にあるんだなと実感しております。  そういう意味で、議員皆さんに、この動議賛成していただいて、この議会解散して出直すという道がとれるようにお願いをして、賛成討論といたします。(拍手) ○議長谷本修一君) 静粛にお願いします。 ○15番(由田 隆君)(登壇) 賛成立場討論をいたしたいと思います。  私も、この問題は当初より解散をもって市民の声にこたえるべきと、6月議会会議あるいは全協で述べさせていただきました。市民の大多数の皆さんが今解散を求めている。私も3日間の市民皆さんに声を聞く中で、一心にその声を浴びせられてまりいました。私の思いと、そして市民皆さんのその声を、私はこれからも大切にしていきたい。そして、今動議解散を求める動議の事の重さ、重大性は、私はよく認識をしているつもりであります。解散をすれば、議会政治的な空白あるいは市民皆さんに多数の迷惑をかけ、そして議場皆さんにも失職ということを突きつける、その事の重大性にかんがみ、私も発議者の1人であれば自分のみずからの進退も強い気持ちでみずから重大な気持ちを持ってこの動議を出させていただいている、その思いを議員皆さん市民皆さんに披瀝をして、私の賛成討論とさせていただきます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長谷本修一君) もう一度お願い申し上げます。  議場において賛否を表明されることは禁じられておりますので、御協力よろしくお願いします。  討論ございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 討論を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 御異議なしと認めます。  よって、討論を終結いたしました。  これより、議会解散決議動議採決いたします。  この採決は無記名投票をもって行います。  議会解散決議は、地方公共団体の議会解散に関する特例法第2条の規定により、議員数の4分の3以上の者が出席し、その5分の4以上の同意が必要であります。ただいまの出席議員数は11人であります。議員数の4分の3以上であります。  ただいまから投票に移ります。  議場閉鎖を命じます。                 〔議場閉鎖〕 ○議長谷本修一君) ただいまの出席議員は11人であります。  投票用紙を配付いたします。                 〔投票用紙配付〕 ○議長谷本修一君) 配付漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱点検〕 ○議長谷本修一君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする諸君は「賛成」と、否とする諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  なお、重ねて申し上げます。  投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により「否」とみなします。  点呼を命じます。                 〔職員点呼投票〕 ○議長谷本修一君) 投票漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長谷本修一君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたしました。  議場閉鎖を解きます。                 〔議場開鎖〕 ○議長谷本修一君) 開票を行います。会議規則第32条第2項の規定により、8番佐藤博英君、9番枠島和江君を開票立会人に指名いたします。  よって、両君立ち会いを求めます。                 〔開     票〕 ○議長谷本修一君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数 11票  これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち   賛成 6票   反対 5票  賛成者は6票であります。議員の数の5分の4は9人であり、所定の要件を満たしておりません。よって、倉吉市議会解散決議については否決されました。 ○14番(福井康夫君)(登壇) ただいまの動議は特例法に基づかない結果となりました。まことに断腸の思い、残念至極でございます。やはり求めるべきは解散、そうでなければ私みずから議員辞職をいたす覚悟を皆さんにお披瀝をし、今後とも頑張ってまいります。  辞職を決意をいたします。 ○議長谷本修一君) 以上で、本臨時会日程は終了いたしました。  これをもちまして、平成14年第5回倉吉市議会臨時会閉会いたします。                午後2時41分 閉会                署        名
    この会議録の正当なることを認め署名する。 倉吉市議会議長   〃  議 員   〃  議 員...