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平成11年第4回定例会(第4号 9月16日)

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    平成11年第4回定例会(第4号 9月16日)


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    平成11年第4回定例会(第4号 9月16日) 倉吉市議会会議録(第4号) 平成11年9月16日(木曜日)                ------------------------    第1 追加議案の上程  第2 付議議案に対する質疑  第3 付議議案委員会付託                ------------------------ 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第3                ------------------------                午後1時11分 開議
    ○議長(杉原義人君) これより本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員出は坂井徹君欠席、当局ではありません。  以上、報告いたします。  なお、上着の着用については御随意にお願いします。                ------------------------ ○議長(杉原義人君) 本日の議事日程についてお諮りいたします。  本日の日程は、  第1 追加議案の上程  第2 付議議案に対する質疑  第3 付議議案委員会付託  以上を本日の日程とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、以上を本日の日程とすることに決定いたしました。                ------------------------  日程第1 付議議案に対する質疑 ○議長(杉原義人君) 日程第1 追加議案の上程を行います。  請願第1号を議題といたします。  紹介議員の説明を求めます。 ○19番(穐久仙十郎君)(登壇) 請願第1号 米の投げ売り強要をやめ、食料自給率引き上げを求める意見書の提案をいたします。  これは、今政府がやろうとしている行為に対して、議会の意思として過剰分を生産団体に自主的に判断させるというやり方をやめてほしいという意見書を、この議会の名で上げてほしいということであります。  皆さんも御案内のように、我が倉吉市は農業を基幹産業として位置づけているわけですが、今政府が考えておりますのは、作況指数が100を超えた場合のものを主食以外の飼料用にとか援助用にというぐあいに示しているわけです。飼料用にいたしますと、1俵60キロ600円ですから、ラーメン1杯分という値段であるわけです。鳥取県だとか倉吉市の経済においても重大な影響を与える施策であります。今議会の中でも一般質問の中で農業が食料生産だけではなく国土保全などにも施している役割を評価しながら、豊作が喜べない、そんな国の政治のあり方というものを変えていくために、この請願を満場一致で皆さん方の御採択をお願いするものであります。  請願者は鳥取県の中で農業運動の今の農民の願いにこたえて運動しております鳥取県農民運動連合会であり、鳥取県中部農民運動連合会であります。  ひとつ、よろしくお願いします。                ------------------------  日程第2 付議議案に対する質疑 ○議長(杉原義人君) 日程第2 付議議案に対する質疑を行います。  まず、平成10年度の決算の質疑に入りますが、先般開催した議会運営委員会において閉会中の継続審査とすることに決定されておりますので、念のため申し上げます。  認定第1号 平成10年度倉吉市一般会計歳入歳出決算の認定について質疑を求めます。  2人から質疑の通告がございます。 ○20番(矢野英夫君)(登壇) 認定第1号、第10款教育費給食センター費に関連して質問いたします。  質問に先立ち、議案質疑にいささかそぐわない面もございますが、代表質問の答弁との関連もありますので、お許しをいただきたいと思います。と申しますのは、我が党の代表質問福井議員給食センター民営化に対する質問に対して、教育長の答弁は「委託する考えはありません」ということで、味もそっけもない答弁であり、いささか説明不足であったのではないかと、時間の関係上、質問者は追及をいたしませんでしたので、私が関連して質問をしたいと思います。  私が聞き間違いだったかもしれませんが、大田議員の昨日の質問で市長は、これは保育園に関する委託の問題だったですか、いろいろ研究して検討してまいりたいというような趣旨の答弁であった。私はその答弁が食い違っておるんじゃないかと思ったけれども、それは保育園の民営化と給食センターの民営化の問題で、私の誤解だったらお許しいただきたいと思いますが、同じ行革をするという立場から考えれば、若干教育長の答弁は問題じゃないかなという感じがしたわけです。  申し上げるまでもなく、全国的に暮らしにかかわりが深い市町村や都道府県の財政がひどい赤字に陥っており、多くの自治体が公共料金を値上げしたり福祉サービスの質を落としたりし始めておる。そういういろんな流れの、バブル時代で膨れ上がった財政が不況による税収減により耐えられなくなったのが、先ほど申し上げた直接の原因であります。その過程を見ると、地方の過度の国依存という体質、いわゆる国は財源を握り地方に補助金を与えて景気対策をやらせ、地方も他人の懐で身の丈以上の施設をつくったり採算性のあやふやな事業に手を出してきた、国の地方のもたれ合いの構図が、地方の借金を膨らませてきたといわれております。そういう意味で私も、興和紡の総体的な整備あるいは定住文化センター、あるいは図書館機能を備えた施設だとか修景であるとか温水プールであるとか、こういうものが地総債という起債をもとに事業が進められておるわけですが、いささかそういう面で心配をしておるわけです。加えて、本格的な地方分権の時代を迎えて、分権一括法案が475本、9本だけが税財源がついて、あとはこれから今後の問題だと。そういうこれから地方自治体が独自で法律に準拠した条例をつくったり、独自の税財源を確保するためにそういう条例をつくったり、あるいは国から機関委任事務が配置されますので、自治事務ですか、そういうものを引き受けたり、主従の関係であったのが対等平等の関係に徐々に変わっていくわけですね。そういう中で、景気も悪い、税収も伸びん。地方分権は待ったなしでやらなきゃならんというような時代背景の中で、市民生活を守るために本当に真剣に本気になって行財政改革に取り組むべきときだと私は理解をしております。  さて、我が倉吉市も御他聞に漏れず、本年度一般会計、今回の1億を加えて234億、公債残高は257億円だったと思います。これは一般会計の1年分を上回る起債。そのピークが、市長の答弁よると、3月議会から6月議会をずっと総括してみると、平成19年ごろにそのピークが来る。加えて、団塊の世代のいわれた職員が退職を迎えるとか退職債の取り崩しの問題とか、いろいろぎょうさんある。現在起債制限比率は12.2%、これが15%になると黄信号、20%を超えると赤信号が出る。これはものすごい企業があって税収が伸びたところが企業が不況によってガタンと落ちたところですね、東京都あるいは愛知県、大阪府、あるいはそういう衛星都市というものは大変な赤字で、今とても困っておると。倉吉市は幸いにしてそういう大企業の税収が今までもなかったし、落ち込んだって、多少の影響はあると思いますけれども、大都市ほどはないと。不幸中の幸いだっていえばそういうこと。  しかし、こういうときこそ倉吉市の財政のたどった歴史にいま一度、歴史を掘り起こして学ぶ、謙虚に学ぶ姿勢が必要ではないかと思うわけです。かって倉吉市は昭和29年から37年まで、財政再建整理団体の指定を受けて苦難の道を歩いた歴史があります。これは先代の早川市長時代です。そして、私ども議員は、今これ経験した人は清水議員藤原議員と私しかないと思うんですが、報酬の1割をカットして議会が自主的に歳費を要するに市財政に充当してもらうように決めて、何年か、3年か4年、1割っていえば大きな額ですが、そういう経験をいたしております。そういういろんな貴重な歴史、またそういう苦難をくぐり抜けて、これは各町村、合併した町村が赤字を持ち寄ったという原因もあったようですけれども、昭和40年から43年も赤字に転落したと。これまた早川初代市長から小谷市長に入った時代だった。3年間赤字団体、私は再建団体じゃなかったかなと思ってきょう財政に聞いたら、そうじゃないようです。そしてまた、昭和50年にも赤字団体。それで、職員の欠員不補充ということで急場赤字を解消したという記憶があります。だから、恐らく職員の層に断層があると思うんです、断層が。それはやっぱり赤字による採用をしなかったということが原因です。こういう歴史を掘り起こして、今こそそういう歴史に学ぶということが必要じゃないかと思うわけです。市長はこの点について、どういう認識をしておられるのか。まず第1点。  それから、問題は給食センターの民営化の問題ですが、ここに市長、行革大綱というのが、昭和63年ですか、62年か、これ第1次。平成8年、第2次行革大綱があるわけですね。これを見ると、ほかのことは、一般質問じゃない、給食センターの問題ですから給食センターだけにこれ限定しますと、「事務事業の見直しで給食センター調理業務を民間委託する」と、これ1次行革になっておりますな。ところが、2次の大綱は事務事業の見直しの中に包含されてるんだということを言う人もあるけれども、具体的にはないんです。ないならないで諦められたんかなという思いで、「そんな考えはありません」と教育長が言われたので、いろいろ調査をしました。そうすると、そうでもないということがわかってきた。何回も質問をしませんので、なるべくなら1回だけで質問を終わりますので、答弁をしていただきたいと思うんですが、給食センターを牧田前市長は委託するんだと、民間委託するんだということで、欠員不補充でずっとこられた。それは歴史を調べてみりゃわかる。私も鮮明に記憶してる。欠員不補充でこられた。ところが、平成3年の行革大綱給食センターを廃止すると、民間委託するということを行革大綱で、審議会ですか協議会ですかの答申というですか、いただいておりながら、前市長時代は欠員不補充でずっと辛抱した経過があるにもかかわらず、61年、62年、63年はええとして、平成2年に3名、平成3年に2名、平成4年に2名、平成5年に2名、平成6年に4名、平成8年に2名、ここまでで昭和63年の行革の当初を入れれば16名入れられておられる、16名。16名採用をしておられる、調理員を給食センターのね。片や民営化という方針を出しておきながら16名も採用する。この結果をつかまえてみると、これはやる気がなかったちゅうことだな。やろうと思って前市長が欠員不補充でずっと我慢して、嘱託か臨時で賄ってこられた。行革大綱ではそういう結論が出てるにもかかわらず、どんどんどんどん入れてきて16名も入れてこられた。全然やる気がなかったと、こう言ってもこれは決して言い過ぎじゃないと、結果かからいえばですな。そしたら、市民の皆さんが、行政改革懇談会に諮問されて、早川市長に対して懇談会の会長が懇談会の意見として述べた行革大綱を守らずに無視したと言ってええじゃないかと私は思う、結果から見ればですな。その点はどうなのか。  それから、次。学校給食は教育の一環だと。私は教育に弱いから何となく煙幕を張られたような気がしておるわけですけれども、よう考えてみると、学校給食の時間を一定のカリキュラム、自主課程としてとらえているということはわかるわけです。だけど、その調理部門だけを委託する。当初からこの第1次行革を見るとそっくりそのまま委託するとは書いてないんです。調理部門の委託と書いてある、これな。調理部門を委託するのに、何で教育の一環を阻害されるんかと。臨時、嘱託の人が煮る芋も、うちのお母ちゃんが煮る芋も、正規な職員が煮る芋も、煮上がった芋にカロリーも栄養も味も、そんなに違いはないと思うんですな。何で教育の一環を阻害することになるんか。それは栄養士がおって、それで資材を。だれも資材まで民間に委託せいなんてことは一語も書いてない。もともと小川教育長の時代も資材は今の制度をそのまま活用して買うんですと。栄養士も公の、要するに県の派遣の職員や市の栄養士が栄養を見るんですと。調理だけ委託するんですって言われた。私はそのときに、議会じゃなかったけど、小川教育長に「それじゃ、教育長、人件費のピンはねじゃないか。そがなもん受け手があるだかいや」って。「安う使うって、人件費をピンはねせにゃ受けた者は儲からんが、ちょっとも」って言った。そのときは私は認識不足だったと思うんです。茅野市に行ったら、そこの市長は運送会社の社長出身で、そうして、同じキャベツ、100円のキャベツもある、50円のキャベツもあるけれども、子供の将来の健康というか人格、そういう形成の段階で悪かろう安かろうというものを食材として与えちゃならんから、その部分は市が握ると。栄養士も、きちっとした栄養の管理をせないけんから市が握って、調理だけ委託すると言った。なかなかよう考えた市長だなと思いました。そこで、改めてそういうもんだなという感じがした。それを損なわんように倉吉市も考えて、行革大綱では第1次はそうなっとる。正解だったと思う。ただ、民間に受け手がなかった。受け手がないわ。人件費のピンはねをして、そのピンはねで食うような腹黒いような業者がどこにおるだいな。うまみがない。そこで、人材派遣という問題が出てくるわけでしょう、茅野市のあれ。もう一つ隘路がある。教育長の一環ということを民営にすれば、調理部門を委託すれば阻害するのか阻害しないのか、明確に答えてもらいたい。これ言いわけに使うから。そがないいかげんな詭弁みたいなこと言って人をごまかそうとする。  それから、もう一つ。法が、職業安定法だという。ところが、よくよく勉強すれば、この6月の国会で改正派遣法が成立して、対象職種を原則自由化にしておる。法律の生きてくるのはたしかことしの末だったか。だけ、この職業安定法とか派遣法に、改正労働者派遣法っていうですか、これに触れるちゃなことはありゃへん。これがあってもやっとるところはある。法律もクリアしてる。ようも調べもせずおって。そういう二つの理由が大きな理由じゃなかったかと思うんですね。  だけど、一方では行革大綱が出とるにもかかわらず、どんどんどんどん人を入れてる。だから、何も生首切っちゃえとか、そんなむちゃくちゃなこと言うわけじゃないけれども、10年後、15年後にやろうとしたら、ピークが平成19年というなら、あと何年ですか。8年あるわな。あるいは、どう経済が転んでいくか知らん、地方分権一括法案が通ってどのようになっていくかわからんけ、経済状態あるいは地方財政は。だから、今やると決めにゃ、すぐは間に合わん。こうして次々次々、16人も20人も入れてくだんせね。二十二、三人かおらん給食センター、みんな若手だ。でしょう。それを保育園の給食と総体的にとらえて、今きちっとした方針を出して欠員を補充せずにいく方針を出すべきではないか。じゃなけりゃ、どんどこどんどこ人を入れとって、何年たったって調理部門の委託はできん。  それと、もう一つ申し上げますが、茅野市で聞いたんですけど、同じ職場に、片や正規の職員、片や嘱託、臨時職員、同じ仕事をして同じ時間拘束される。市長、これどう思われますか。そんなところに勤めたくなかったら、どうぞよそへ行ってくださいと、臨時ですから、あくまでも嘱託ですから、待遇が悪けりゃどうぞよそに行ってくれ。今求人倍率はものすごく悪い。不況ですね。そういう中で、気に入らにゃやめてもらえばええだけ、何ぼでもあるけって、そういう冷たい態度でいいのか。その茅野市周辺か茅野市か知りませんけれども、たしか丸子警報機という会社があって、その会社の臨職が会社を相手どって訴訟を起こしたって。会社が負けちゃったっつったよな。同じ仕事で同じ時間拘束して、片やいい賃金、片や悪い、ボーナスもなけりゃ何もない。ちょうど市と一緒だ。それで、その問題が我が市に波及したらどうしようと。本当にかわいそうだというところから、この総合サービス株式会社という発想が出てきておるわけだな、ここは。そして、20年ぐらい勤めれるような年齢の人を採用して、また臨職を集めて採用して、株式会社の正社員にして保険もかけて、そして退職金も出るようにしてあげて、それで賃金もある程度してあげると。という制度を導入して給食センター人材派遣でことしの4月1日からスタートしとるということです。何ぼ行革大綱を示したって守ろうという意思がなかった。その証拠に、どんどんどんどん入れてきたじゃないか。何のために前市長は欠員不補充できたのか。それで、行革第1次大綱があるにもかかわらず、やる気がなきゃ、教育長も、教育委員会も、それでええのかと言いたいわけであります。  そがなことで、市のほんなら一体臨時職員はかわいそうでないのかって私のところに電話した人があった。これはやむを得んけなあと、辛抱しないなって、それはお母さんだったと思うんですが、同じ仕事をして同じ責任を持たされて、それで給料は安いしボーナスもないし、かわいそうだと。何とかならんでしょうかいって。何とかならんわな、私に言われたって。そういう人を救済するためにも、ぜひ福井議員の質問した人材派遣方式サービス株式会社、現地に行って研究してもらいたいと思うな。ほかにありゃ、近いとこにありゃ近いとこでもいいし。何もあそこまで行く必要ない。そして、保育園も自動車の運転も、本当は助役車ぐらいなくしてもらってもええじゃないかとおれは思っとるけど、運転する人を正規の職員じゃなくったって人材派遣だってできるし、あるいは、固有名詞使って悪いけれども、日交でも日ノ丸でも委託されればいい、委託を。府中市は市長車までもう十数年前になくしとるって。この調査によるとそうだ。まだ、読売新聞なんかでほかの市もやってる。借り上げでええじゃないかと。まあ市長車はそういうわけにいかんかもしれんけどな。そこまでは言わんけれども。総ざらいしてみる必要がある。むだがどこにあるかと。  もっともっと言いたいこともあるけど、大概言ったけ、この採用の歴史をちょっとひもといてみなんせえな。63年の行革大綱をないがしろにした民営化するという、これを守ろうとするなら、やっぱり欠員不補充を貫いて切りかえる努力が全然なされてない。これは紙くずだかいな。見とんならんやろか、市長、あんたは。見とんなるか。教育長も見とらへんで、これはな。  ちょっと、言いたいことを言いましたので、教育の一環をどう思うかとか、その他質問したことに対して御答弁願いたいと思います。なるべく1回で私は終わりたいと思いますので、答弁をお願いしたいと思います。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) 矢野議員の御質問にお答えしたいと思います。  キャリアも豊富でございますし、過去の歴史に大変お詳しいということを、ひとつ我々十分認識しておりますので、答弁の部分についてもし、一回でとおっしゃっておりますが、再度ということはあっても結構でございますので、ひとつ御指導方々よろしくお願いしたいというふうに思います。  まず、第1点でございますが、過去において財政再建整理団体となった歴史があると、そういった時代にどのようなことが行われたか、あるいは議員の歳費の10%カットというようなものも実際経験したと、こうおっしゃっております。そのとおりだというふうに思いますし、その間、今おっしゃっておりますいろんな上部団体の指導等によりまして欠員不補充というようなことも、当然財政再建のためにという大義のもとに行われたということは想像にかたくありません。そういう中で、第1次と2次の間、私が前市長から職務を引き継ぐ際に、引継書というものがございます。その中をちょっと繰って見ましたんですけども、企画部の、正確にはちょっと今手持ちしておりませんのであれでございますけども、給食センターの民間委託について検討中であるということを明記されておりました。その経緯を少し尋ねてみたところ、先ほど議員の御質問の中にもありましたけども、法的な制約があったということで人材派遣の中に10項目ぐらいあった中で、いわゆる給食サービスに関するものはできないことになっておったということで、第2次にうまく引き継ぐことができなかった。このたびの規制緩和による法改正でこれが実現できることになったようでございますが、実態はまだ施行されておりませんのではっきりしたことが言えませんけれども、事態が新しくなった、新しくなる、そういう時点をとらえますと、やはりこれは十分検討すべきだということがございます。一方で、こういうことを言っては何ですけども、ほかに意味があるとは思いますけども、山陰の某市の市長が「市役所は最大のサービス産業である」と、こうおっしゃっておったことも記憶に新しいところであります。これは一つには、市民のサービスに十分こたえる、市民要求にこたえるサービスを提供する産業であるというとらえ方と、それから、規模的にはそう大きな規模ではございませんけれども、職員の雇用という問題も、これ地域社会に大いに貢献しておるという面があるというふうに私は思っております。その引継書の中にはそういう表現で決して職員を不補充というようなことはもちろん、こういうことは文面に出るべきものではないとは思いますけれども、私の記憶には、私はこうしたということを明確に前市長から引き継いだ覚えはございません。したがいまして、結果として、それが原則であったとも思えませんけれども、そういった慣行ですとか、そういうものが仮にあったとしても、私は明確に意識をしておりませんわけでありまして、補充をしていったという経緯でございます。その間、もし御指摘の点がございましたら、またお伺いしたいというふうに思います。  それから、確かに茅野市のあれを某新聞の記事で見せていただきました。今、人材派遣会社をつくって、まだセンター給食ではないようでありましたけれども、そういったところで人員を、きちっとした雇用関係を結んで派遣をされたということがございます。僕たちも、もう随分古い記憶ですけども、小学校時代に給食が始まった時点のことを考えてみますと、にわかづくりの調理場で我々の保護者、PTAの方々が給食業務に従事しておいででありまして、しょっちゅうかわったかどうかはわかりませんが、私の母親もそういう場所にエプロンかけて立っておったことも事実ですし、それから、毎日ではもちろんないんで交代交代でその任に当たっていらっしゃったと思うんですけども、コッペパン1個、脱脂粉乳をミルク化したようなものをバケツに入れて給食をやっていただいたというような記憶がございます。その後、いろんな変遷を経て給食というものが、以後は恐らく教育長の答弁にもラップすると思いますけども、やはり教育の一環としてとらえるというようなことが国家的にそういう方向になってきて、いろんな言葉はあるんですけども、食事をするということが子供の教育にとって非常に有効である、健全な身体は健全な魂を宿すというような、いろいろありますけども、ようやく今日こういった、いわば逆転現象といいましょうか、飽食の時代などといわれる時代になって、かえって逆に今の学童に対する給食というもの、正しい食事とはどうであるかというようなこと、勝手たるべしという時代はもはやないわけで、偏食に陥った子供が健康を害するというようなことが出てくる以上、やはり私は学校給食の意義というものは重く受けとめて対応しなければならないというふうに思っております。  将来的には、やはりいろんな意味での規制緩和、法律にしてしかりでございますけども、そういった現象が出てきた以上、やはりこれはきちっと研究して対応すべきだというふうには思います。今、当面、今聞いたばっかりでございますんで申しわけないんですが、その程度のお答えしかできませんが、思いはやはり研究していくべきだと、検討していくべきだというふうに考えております。  以上にさせていただきます。 ○教育長(足羽一昭君)(登壇) 矢野英夫議員の御質問にお答えさせていただきます。  ただいま、給食の調理業務の委託に関連しての御質問であったかと思いますが、まず、学校給食がどういうものかということは、もう既に御承知のとおりでありますが、これは教育の一環という言葉がよく出てきておるということからの御質問であったわけですが、御承知のように、子供たちは学校では、例えば国語とか算数とか理科とかいった教科と、それから道徳と、それからクラブ活動と、それから特別活動と申し上げまして行事とか生徒会活動とか、それから学級の活動とか、その特別活動の一つに給食指導といいますか教育が入っているということで教育の一環ということを申し上げておるんですが、それで、その中には楽しい雰囲気のもとに食事をしながら、お互いに役割分担を決めてとか、それから、最終的には、さきの市長答弁にもありましたように、望ましい食習慣の形成をしながら健全な心身の育成に勤めると、または地域とのいろんな協力もと、そういうことでありましたが、ちょっと振り返って今考えてみますに、今御質問にありましたように、この現在の体制において調理業務だけを委託した場合に、そういうことが損なわれるかという御質問であったと思いますが、そこまでいくと、ちょっと今申し上げたこととあまり関係がなくて、それは別にだれが調理しようと、これは、監督もいますし、栄養士を中心としたそういう管理体制もできておるし、物資の購入とか、それから献立委員会等での献立のつくり方とかというようなことになってくると、ちょっと今の御質問、あ、そうだなという感じもしたわけですけど、歴史的にちょっとそこらあたりがはっきり不明なんですけど、今の給食センター、平成5年6月開業ですが、そのときの移転改築に絡んだときに、建物も含めて委託したらどうかというような議論があったんではないかと私としては想像したときに、そういう今申し上げたようなことが損なわれる面もありゃへんかと、だから教育の一環を大事にするんだというようなのが大きなウエートを占めておったというような感じもするんですが、そこらあたりは想像でこういう本会議で御答弁申し上げるのは本当に不見識でございますけど、そういう気持ちでもおります。  と同時に、13日の代表質問で福井孝良議員の御質問に何か私が現時点においては現行でいきたいというようなことも申し上げて、勉強不足であったことも、きょうの御指摘を受けながらしみじみ感じたわけでありますし、ただ、さき市長の答弁にありましたように、法的な面でのクリアというようなことも当時から含めて、どうも改正ということが前面に出てきておるようですが、そういうことも踏まえながら、さきの市長答弁に従って私としても今後調査研究してまいりたいと思いますので、御理解を願いたいと思います。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) 大変申しわけない次第でございますが、答弁漏れがあったようでございますので、一つ追加させていただきます。  臨時職員、正職員の同一条件でどう思うかということでありましたが、やはり正職員につきましては、決められた時間、フルタイム稼働をしておるわけでありまして、それが万が一のことがあり、それを補充するために雇用関係を結ぶのが臨時職員だというふうに認識をしております。責任あるいは期間、一時的、いろいろ表現はありますけども、決して臨時職員と正職員とが同一条件では雇用関係を結んでいないということから、先ほど御指摘をいただいた同じ条件にもかかわらず待遇が違うのはどういうことかというような御質問だったかと思いますが、それには当たらないのではないかと、現状では、そういうふうに認識しております。 ○20番(矢野英夫君) 要望でとどめますが、私は何も、職員の生首を切りなさいとか、そういう意味で言ってるわけじゃございませんので、長期展望に立って、ここ出発点をきちっとしとかんと、いつまでたってもずるずるずるずる、できんじゃないかと。だから、やっぱりそこらを倉吉市行革懇談会、これ諮問されるかどうかは私メンバーじゃないからわかりませんけれども、やっぱりここにきちっとのせるっていうかな、そういう方針を、法が変わったですから。そして、この懇談会の意見を徴されるということが大事だと思うんです、手続的にはね。それが一つと、やっぱりそれは段階的に、もう一つ言えば保育園も調理やってるわけですから、これを総合的に考えて段階的に進められるべきだと思うんだ。学校給食だけという面じゃなくして、保育園にはどういう年齢層がおられるか知りませんけれども、そことの調整、兼ね合いを図りながらやっぱり考えられれば、よりやりやすいんじゃないかということです。  それと、先ほど市長が言われましたですね、同一条件で同一労働、それは私に電話をした人がそういう表現をした。多分同じように働いてるんじゃないかと思うんです、同じ時間。これは保育園か何かじゃなかったかと思いますが、保母さんか。だけ、そういう表現で市民は言いますし、見てるわけですね。労働協約がどうこうとか、地方公務員はどうだとか、そういう法的な見方で見てないということです。極めて庶民感覚的にとらえておるわけですから、そこをやっぱり大事にしてあげて、人を大事にする倉吉市行政であっていただきたいということです。 ○市長(早川芳忠君) 自席で失礼します。  ただいま、いろいろ御示唆がございました。冒頭おっしゃっておりました長期展望に立って方針を立てろという話、これもそのとおりだと思います。先ほど来申し上げておりますように、教育長からも申し上げましたが、新しい事態に対応するにはやはり新しい考え方というものも必要だというふうに思いますので、総合的に検討いたしまして、この御提案いろいろ生かすべきものは生かしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○3番(大田 進君)(登壇) 私は、通告どおりパークスクエアの全般の管理運営について質問したいんですが、その前に、今市長の、これは矢野議員の質問に対して答弁聞いてたんですが、私きのう質問したもんで、ちょっと「あれっ」と思うんですが、サービス産業の一環で職員を採用するのも活性化がどうのこうの、それじゃ私は民間委託いうのはまるっきりできないんじゃないかなと、そんな感じ。市長は、これは要りませんけど、これは人が言うからするんですか、行政改革いうのは。財政再建いうのは。市はやらなきゃいけないんですよ、今。私はそう思うんですが、それを先ほどのような答弁されたら、なら何で保育園を民間委託するような話が出てくるんかなと。シルバー倉吉をどうして民間委託したんかなと。そういう部門はいいけど、こういう部門はいけんとか、それは確かにあるでしょうが、何か同じ人としての市長の何か冷たさを感じるような気がしてならんのです。それ一言です。  パークスクエアの全般の管理運営についてですが、少し前に、県から初めて説明会がありました。10日の日にありました。初めてどういうもんかいうのがわかってきたんですが、その説明を聞いて、私はよけいベールに包まれた部分が出てきたので、そこをちょっと質問したいと思います。  管理運営費が、定住文化センターですが、3億5,000万、鳥取でかかってる。そのうち、今鳥取の場合は実収入が4,000万入って、3億1,000万が負担金。ですから、大体3億ぐらいが負担金やと。この3億とか3億5,000万いう数字はどのようなところで大体出てきておるのか。県と、半分負担するわけですから町村が、ある程度の話はされておると思うんですが、どこからそういうような計算が出てきたのか、わかればお知らせ願いたい。これは知らんじゃ通らんと思うんですが、大体のことでも。私、人件費から計算しても、人件費が仮に10人で1人30万でも300万だ、月に。そしたら年間で3,600万、ボーナス、いろいろ、財団かどっかって言われとるんで、ここの職員さんほどのあれはないかもわかりませんが、5,000万出ていくとする。あと、何。電気代、掃除代、あと何が要るんかなと。修理費にって、修理費に何千万も年間最初から使うような施設建てるんですか、点検に。何かそこのところがあいまいで、どの部分を倉吉市、管理運営費として持つのか。女性センターもそこの中に入ってるということですが、女性センターの電気代やとかそういう運営費、それは一体どこが持つのか。それは県が持つっていうことは聞いてますけど、本当にそういうことをやっていったなら、そんな金額が膨大な金額になるのか。今、福祉会館で五、六千万ですか、年間、出ていっとると。だから、それぐらいかかると言う人もおるけど、それは確かに器が大きくなります。3倍大きくなるから3倍の人員が要る、3倍の経費が要るとは私は考えられない。何にこのような金額で、もうそろそろ市民の人たちにもはっきりと、市の来年度から再来年度からこれだけの金がかかりますっていうことは示さないけん時期やと思うんです。それに、そういうような話し合いが行われたのかどうか。まして、どういう試算を立てられておるのか、倉吉市として。それじゃ、県が4億と言われれば2億出す、そういうようなやり方なんですか。それと、倉吉市は本当にノータッチで、県の説明を聞いておれば、県の何とか、文化何とか振興財団ですか、そこに任せると。職員もどれぐらい派遣するかまだ決めておりませんというようなことを言われる。そういう話し合いはなさらないつもりですか。何人ぐらいにしてほしいとか。ただ言われただけ出すんですか。それで3億ぐらいの最初から基準を出されて、どういうような概算、市の方としても当然出さないけんと思うんですよ、半分出すとなりゃ、どれぐらいが半分になるんかと。全体はどれぐらいかかるんかっていうことを、鳥取でかかったからいうようなやり方で出されとったんじゃ、市民たまったもんじゃない。  それと、そこにアトリウムいうものができとる。これはどちらに入るのか。これは中継ぎ道路やって言われたんですね、真ん中の。このアトリウムのそういう空調関係とか機械設備ですか、そういうのにかかった後で、今後出てくるのも含まれとるんか。3億といえば、私、梨博物館の管理運営費も入っておるんじゃないかと思うぐらいなんですよ。そこのところをどのように話し、検討されておるのかお聞かせ願いたい。  それと、物産館の問題ですが、公募のやり方に少し無理があったような気がするんです。市の方は、「意欲のある方はだれでも参加してください。募集いたします」。しかし、県の方が初めてこの間10日に説明を受けたのが、定住文化センター内、アトリウムも含めてでしょうけど、1階が和食で2階が洋食やと。その洋食も、イタリア料理とかそういうことをして、県の特色ある物産を使っていろいろそういう洋食・和食を考えておられるということなんですが、やはりこういうことを説明会のときにすべきじゃないかなと。説明会は先月の25日に行われた。そのときには何もそういうことは言われない。私は、県の定住文化センターにこういうものができますと、レストランもこういうものができますと、倉吉市では皆さん、そういうことをやっぱり業者の人らは最初に聞いておかなければ、これまだ公表されてないですよ、県が。この間新聞で少し出ましたけど、市民全部に対して市報ででも、県はこういうものをつくるということを、やはり公表すべきじゃないかな。それと、公表してからやはり応募してもらう。みんな一生懸命なんですよ、経営者は。いざ自分はイタリア料理をならこれやろうと思って申し込んだ。県の方はもう既にイタリア料理で決まっておる。ここで、この人に、「なら、違うもんやって」、そんなばかげたことはないと思うんですよ。現実に、物産館の方の応募する人が、特産物を発注しようと思った。代理店みたいな形で、紙1枚で。「はい、梨を20箱」とかいう、そういう注文を受けようか、野菜のいろいろなって言っておられた。そしたら、これ県の特産品の方でそれをやるということなんですね。この間聞いたら。しかし、説明会の方が先にやって、もうそれっきり、1回きり。この人らやれないようになっちゃうんですよ、こういうことが急にわかってきたら。だから、これまだ1件も来てないんじゃないですか、応募に。本来締切りが6日やったんですよ。それに合わせてするところがあるんであれば、もうそろそろ来てもいいんじゃないかなと、あと4日ほどですよ、締切りが。それが来てない。出すに出せないんじゃないか、こんなやり方で。やはりもう何回か説明会をやって。やりっ放しなんだよ、大体。予算だけつけい、予算だけつけいで、何の計画も立ってないんだ、これ。予算だけでしょう、結局。予算がついてからやるこというたら、あんたら勝手にやってくれでしょう結局は、応募しても。市が本当にあそこに真剣に取り組んでるのか、それが見えてこないって私は言っとるんです。ここの説明をはっきりとわかるようにしてください。 ○企画部長(橋本博文君)(登壇) 大田議員の御質問にお答えしたいと思います。  まず、定住文化センターに係る運営費3億5,000万円につきましては、県としてもまだ細かい積算まではしとらんと。今3億5,000万の数字といたしましては、鳥取市の文化会館あるいは米子コンベンションセンターは新しいですけれども、これが大体今の1年間の管理運営費が今言っておる大体3億5,000万ぐらいかかっとると。その数字でおおよそ定住もそうだろうという数字で発表されておると思います。ただし、そうはいいながら、ホールの席が鳥取・米子とも2,000でして、中部の場合は1,500ということもありますんで、若干下がるではないかという県は見解を持っておられるようでございます。  それからあと、女性センター、アトリウム、梨博物館が、今言っておる運営費の中に入るでないかということでございますが、女性センターと梨博物館につきましては、これの管理運営費は今言っております定住文化センターの負担額には入らないということでございます。それから、アトリウムにつきましては、これは定住・梨との共有みたいな格好になっておりまして、これについては現段階、今県で考えられておりますのは、いわゆる施設についての面積案分あるいは利用者等の案分について負担割合を決めたいという考えのようでございます。 ○産業部長(中林正樹君) 大田議員の質問にお答えしたいと思いますけども、 物販・飲食施設の公募のやり方で無理があったでないかということでありましたが、先ほど言われましたとおり、8月25日に説明会は開催させていただきました。また、その折にはパークスクエアの全体の概要と、さらに、特に関係ございます定住文化センター、梨博物館につきまして、その出店の事業者の方のお名前も申し上げております。さらに、定住文化センターの方の特にレストラン部分でございますが、1階が50席、2階50席、1階は和食、2階洋食というようなこともあらかじめ県の方からお聞きしておりましたので、その旨も説明申し上げております。梨博物館のフルーツパーラーにつきましても同様でございます。  さらに、特産品のコーナーの問題が、県との事前の打ち合わせというか県の計画もお聞きしたわけでございますが、なかなかこれについて特産品の販売は非常に難しいのではないだろうかと。ただ、県内なり中部を中心にした展示コーナーを中心に、これもまだはっきり決めてないが、定住文化センター、梨博物館の入っていただく業者の方にお願いすることになるだろうというようなこともお聞きしておりましたので、その旨も説明会には御報告をしております。それで、出店者の募集で決定いたしましたら、当然この県施設の方の業者の方とも打ち合わせをさせていただくということも説明させていただいたところでございます。 ○3番(大田 進君)(登壇) 企画部長にもう一度説明お願いしたいんですが、定住文化センターの負担金って私たちは聞いてずっときておるんです。そこにアトリウムができる。これは、定住文化センター、箱物とは全然違うんですね。県庁がすっぽりと入るぐらいのガラス張りの。これのまた光熱費とかそういういろいろなもんの半分も、負担として出さないけんようになっとるんですか。今そういうような少し話が出たんですが。今までのは鳥取市の文化ホールを基準にして3億、あそこは3億5,000万て言われた。そのうちの4,000万が実収入。3億1,000万が、文化ホールだけでそれだけかかっとるんですよ。いすが少ないから経費がもう少し安くなるんじゃないかって言われるけど、2,000と1,500で空調ぐらいなもんでしょう。空調の電気代ぐらいでしょう、安い高いが出てくるのは。そこが500席ふえたら人件費がかさむとか少なくなるとか、私はそういうのはあんまり関係ないんじゃないかなと。そう考えたとき、これまたそのアトリウムの、県庁がすっぽり入るような施設に、新しいこれ施設ですよ、それのまた光熱費とか言われたら、これ。定住文化センターの負担金だけでしょう、倉吉市が持つのは。そうじゃなかったんですか。やはり、もう再来年の春でしょう。金額ももう出さないけん時期でしょう。県がまだ積算してないとか。県の方と一緒になって積算はできないんですか、一緒に。そういう話し合いの場に倉吉市は着かせてもらえないんですか、半分も出しても、この地元は。あちらが10人入れようが15人入れようが関係ないんですか。こっちは何にも言えないんですか。金だけ出せなんですか。だから、ああいうような発言が出るんですよ、課長の。「ここに市長がおられる。ここの地元の市長さんに豪椀を振るってもらわないけん」、これぐらい市長をばかにした話がどこにあるんですか。あの一課長が知事に向かってあんな言葉が出るんですか。知事、もうちょっと豪椀振るって頑張ってくれなんて。一緒でしょ、知事も市長も。自治体の長なんだ。そういうような言葉をあんたら出させとるんだ、県の方に。なめてかかっとる、課長が。私は何も早川市長の逆をしたからいったって、ああいう話聞くと頭に来る。腹立つ。それは当然でしょう。我のところがそういうような位置づけされてたら。今聞いてたら、全部県主導だ。県は建物つくると、管理運営費の半分は市が持ってくださいでしょう。管理運営費は、市が持ってくださいじゃなく、中部が、地元が持ってくださいと言うんであれば、もっと入っていかないけんでしょう。半分ですよ。10分の1じゃないんですよ。そこに新たにアトリウムの施設の。それまで今後半分ずつっていうことなんですが、これは予算が全く変わってくるでしょう。倉吉市は無尽蔵に、幾らでも半分やったら出してもいいんですか。やはり倉吉市の財源から考えていけばこれだけしか出せないというようながあると思うんですよ。最初にこっちが示すあれじゃないですか。それにはやはり定住文化センターの負担金、地元の負担金も急いでやらないけん、これ考えれば。当然、今年度中になんて新聞に出てました。また、答弁でもそう言われました。今年度中ですからあしたかもわからん。それはどうかわからんけど、今年度中いうような気持ちじゃなしに、出していかないかんと思うんです、私。  アトリウムにどれぐらいの光熱費がかかるんか、ちょっと知らせてもらいたい。ただ半分ずつなんていうようなあれじゃなしに。まして、新しい県庁がすっぽり入るだけの施設やって言われる、40メートルの。そこにどれだけのあれを、ガラス張りのをして、それの光熱費から運営費から、どれぐらいを見ておられるんか聞かせていただきたい。 ○企画部長(橋本博文君)(登壇) アトリウムだけの積算というものは県の方から聞いておりませんが、定住文化センターという施設として、アトリウム部分も入って一体のが定住文化センターという認識しておりますけれども。 ○3番(大田 進君)(登壇) それは答弁にならんと思うんですよ。鳥取市にアトリウムがあるんですか、文化ホールに。鳥取市はないんですよ。なくって3億なんですよ。3億1,000万なんですよ。今まで聞いてきた話は全部3億、鳥取市の文化ホールを比較しての出し方を聞いてきたんですよ、私たちは。あそこにもアトリウムがあるんであれば、それを一体化として鳥取市にあるんであれば、私はそれでええと思うんですよ。しかし、鳥取市にはないでしょう、アトリウム、その40メートルのそういうような。それも含めてなんていうことを言われたら、これは、今までの議会でここで市長も答弁されとる。橋本企画部長も答弁されとる。鳥取市と比較してでしょう、鳥取市の文化ホールと。その3億とは当然違ってくると思うんですよ、金額は全然。それを、まだ積算してないとか大体幾らだったかもわからんもんが受けれるんですか。限られとるんですよ、質問の回数も。これ一番大事なとこなんだよ。新しい施設ができとるのと一緒でしょ、これ。新しい施設が。定住文化センターと位置づけるなんて、これはちょっとおかしいですよ、どう考えたって。それやったら、最初にアトリウムいうもんは設計でできた時点でそういう説明しとくべきなんだ、議会で。アトリウムを定住文化センターのあれとして、それと一緒になってやりますと。それで負担金は大体これぐらいになると思いますいう数字を出してこないけんでしょうが。それを今まで鳥取市の文化ホールの内容で、2,000席が1,500席になるから減るとか、そんな話ばっかりでしょう。そこに今度新しいそのアトリウムができてきた。これはばかんならん金額ですよ、アトリウムは。まだ文化ホールは使わんときは電気消しときゃいいんですよ。アトリウムはずっとつけとかないけんでしょうが。文化センターは、使ったのはクーラー代とか光熱費はその人からもらうんでしょう、当然。それは私詳しいにはそこに参画させてもらってないからわかりませんけど、恐らくもらうと思うんですよ、使った光熱費なんかは。アトリウムのやつは。だれからもらうんですか。来た人からもらうわけじゃない。これは膨大な金額になると思うんですよ。その積算も何もできてのうて半分受けるんですか。それを定住文化センターとしていつから位置づけたんですか。こんな金額以上になるんじゃないですか。私それが不安なんだ。本当に今言っている金額で、ましてこれから詰めていって安うしてもらわにゃ。安くなると思うんですよ。電気代を月に1,000万も使うようなとこがありますか。あと、掃除でしょう。詰めていけば私は安くなると思う。まして、鳥取市のは補助出しておるんです、市民がやるイベントに対して。そういうのも含めてあそこは3億なんでしょう。3億1,000万の赤字なんでしょう。赤字いうか、かかっとるんです。そういうもんは市は出さないんでしょう。出すんですか。そういうこともきっちりしてからね。もう頭に3億っていう頭があるから、皆さん1億5,000万ぐらいの計算でみんないかれる。少なくなればいいですよ。多くなったときにどうするんですか、これ。まして、そういう負担金の割合の問題を町村とも話されておるんですか、そのアトリウムの。本当に町村はそういう位置づけで、アトリウムにかかる光熱費、すべてのことはそこの話し合いの中に本当にそれが含まれとるんか。途中になってそういうようなことを言って、本当にそっちの金額が膨大であれば、受けますか、また。そこでまたもめないけん。そういうような段階を踏んでるかどうかお聞かせ願いたい。 ○企画部長(橋本博文君)(登壇) 各町村について、アトリウムが別の部分だという説明は一切しておりません。  それから、鳥取市にある部分、あれは玄関入ってすぐ三角のものだと思いますが、あれがアトリウムだという見方をしております。 ○3番(大田 進君) いや、そやから、あのアトリウムが、あれはただの控え室みたいなとこなんです。あのアトリウムが今度つくるのと一緒ですかっていうんだ。第一、別々とは言ってませんて言うけど、これも一緒ですよいう説明しとるんですかって聞いておるんです。あっちの方は最初から別々やと思ってるんだ、町村の払う方にすりゃ。私も別やと思ってた。私も別々やと思ってた、アトリウム。しかし、この間、梨博物館と定住文化センターの渡り的な空間に、そこにするっていうことを聞いた。それで、その負担金はなら私はどうなっとるんかな。これは県がやっとるから、そやから私は別個やと思ってた。別個やと思ってた。県の施設から県の施設に行くやつですよ。そやから、県が当然それはされるんだなと。なぜなら、県の職員の方は、ここの集客、いろんなことは県施設に来てもらう人のことしか考えておりませんてはっきり言われる。人数も、そういう人のことしか考えてないと、とりあえずは、ということをはっきり言っておられる。それでおって、私は、そら県の施設から倉吉市の施設に行く、そこの、これを半分ずつしましょとかいうのはわかりますよ。県の施設から県の施設につくるあれ。その間につくられる。県の施設から県の施設に行くやつ。それも半分出すんでかって私は聞いておる。それは各町村の方は別々とは言ってませんという言い方。そやから、そっちの認識は一緒のもの。しかし、別々って言ってない。しかし、これが一緒ですよっていうことも言ってないでしょう。きのうの答弁でも、「応分」ていうので、これもめたんですよ。私は、「応分」いうあれが出たときに、この議会で市長に「応分」いう数字はないと、「応分」いう数字は。「その「応分」いうのは幾らですか」って言ったら、そんときはまだこういう切羽詰まったときじゃない。「そら、大田さん、大人の話し合いですから。そういう人らが出てきておる。『応分』と言えば『応分』ですよ。それは、それ相当な負担はしてもらいましょう」ていう結論だった。それで、こっちは5割でスタートする。あっちは1割でしょう。「応分」にもこれだけの開きがあるんですよ、払う方からすれば。それをもしか「なぜ言ってくれなんだ」と言われたらどうするんですか。一緒やっていうことをどうして言ってくれなかったんだと。うちが使うのは定住文化センターのホールだけなんやということを言われたときに、本当にそこまで、押し切ったことがありますか、町村に対して。押し切られたことは何回もある。定数が9対9でも押し切られてきたんですよ、今まで。そやから私はね、(発言する者あり)いや、今度はもっと文句が言えるんです、逆に。そらやっぱり、そういう施設とか女性センターの管理運営どうのこうの、これは県が持つ。やっぱり私は、そういう説明をしないんでしょう、県も出かけていって町村に。町村から要請があればしますよ。町村の方にすりゃ、下手な要請して負担金でも増されたらかなわんけ、あんまり知らぬ存ぜぬ、1割で押し切ろうぐらいの話ですよ。しかし、積極的にこっちが持っていかなかったら、これは私もめると思いますよ。全然違ってくる、支払いの方が。  これ、アトリウムいうのは市の計画になかったんでしょう。県に建ててくれ言っとったのは定住文化センターでしょう。それと梨博物館でしょう。それにかわるぐらいのアトリウムができて、大きな施設が、それをつくるっと言ったときにやっぱり相談があるべきやと思いますよ。それで、ここの管理運営費も半分だというような話し合いが当然に行われないけん。お金出すんです。このままじゃ出せませんよ。それはやっぱり、これを含めての話やったら、ここでどれぐらいかかるか出してください。もうそれぐらい含めて3億1,000万ですか、本当に。積算が出せんて、何で出せんのですか。  大体人数は何人ぐらいにしようと思っとるんですか、職員の。それも全部県からですか。半分出しとりゃ半分やりゃええ、こっちからも職員。管理運営費は半分出すんでしょうが、地元で。なら、地元の雇用にもなるんだ。10人の職員出すんであれば、5人は入れてもらわないけん。一歩譲って4人でも入れてもらわな。入れてもらえるんですか。ただあっちから年度末に「これだけの金かかりました」言ったらそれだけを払うんですか。そんなん聞いたことがない。やはり、そういうような話し合いがまだ県とは行われてませんて言うけど、県といつするんですか、これ。もう日にちが来とるでしょう、タイムリミットが。施設はもう、オープンは再来年の春かもわからんけど、施設は11月ぐらいにできるんですよ、もう来年の。それまでに人員の配置も決まってしまうんですよ。そやから、もう1年なんです。行政管理組合に1人職員を派遣するんでももめるんですよ。やはり4人ぐらい出さないけんとなったら町村ともっと話し合いもせないけん。  それとか、市の方にも関係なしに振興財団に委託するとか、文化事業団に委託しますとかいうのは、県の方から市の方にやっぱりどういうところにやったらいいでしょうかって共同的にやっていかな、こら。私この間も言いましたけど、県の方から見れば、ただ県のたくさんある施設の中のただ一つなんです、あれは。そういう考えなんです。花回廊、ほら、いろいろなとこがある。その中のただ一つの施設なんです。倉吉市は違うでしょう。やはりたくさん、施設として、やはりそういうことを考えたら、もう少しやってもらいたい。そういうような申し出ができるのかできんのんか、そういうような話し合いができんのやったら金も半分は出せませんよって言わないけん。いざつくってもらったら出せませんて言ったらいいんだ、逆に。だれが見るんだ。そうでしょう。結局市民の負担になってくるんだ、結局。それがだんだんだんだん膨大なものになったら、市の財政一体どうなるんですか。少々のこと民間委託やっとったって間に合わへん、これは。  ちょっと企画部長、そこんとこ答弁、はっきりと。 ○助役(柴田一彦君) 大田議員の質問でございますが、このアトリウムが当初予定しておらなんだということでございますが、もともとあそこの地に建てる施設としては県として梨博物館と定住文化センターと、こういうことでございました。梨博物館はあのように県立県営でやるということでございましたが、定住文化センターの方には、この定住文化センターと機能的に女性センターというものもついてまいりました。当初、設計の段階からアトリウムというものも存在をいたしておりまして、定住文化センターはそのアトリウムも含んだものだと、こういう認識で今日まで我々としてはやってきたところでございます。  2点目の運営費、これが県が一方的に押しつけていいものかと、こういう御意見でございますが、市としても申し上げるべきことは申し上げなければならないと、このように考えておりますので、今後ともよろしく御指導いただきますようにお願い申し上げます。 ○3番(大田 進君) 恐らく、3カ月後に聞いても同じ返事やろうと思うけど、今の返事はね。恐らくいつ聞いたって一緒の返事なんです。これから、今後、詰めて、ばっかりやな。しかし、アトリウムは、市側はそういうような受けとめ方をやっておられた。しかし、興和紡で私ら広域連合の議員が行ってみんな町村の議長も行って聞いたんですよ。そのときには、女性センターは県です、それだけですよ。アトリウムの話は、だれ一人としてそういう認識は持ってないですよ。(発言する者あり)いや、1人ぐらい持っておる方もおるかもわかりません。それはその当時の興和紡特別委員長やから、情報が入ってきとるわけやから。しかし、こういうもんは一部の人が知っとるようじゃいけんと思うんです。まして、各町村が知らんじゃ、負担金の問題大変なことになる。そやから、そこの金額はいつぐらいに出るんですか、この試算いうのは。それをさっきから何回も聞いとるでしょう。ええかげんな試算じゃなしに、やってみなわからん試算ですか、開いてみな、オープンは。それは当然ですけど、予算としてつくらないけんでしょう。それには積算が出ないけんですよ、何人ぐらいで。はっきり、そこんとこだけ。 ○企画部長(橋本博文君) 県に確認して御報告させていただきたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、認定第2号から認定第19号までの各特別会計及び企業会計の決算認定について、一括して質疑を求めます。
     質疑の通告がございます。 ○3番(大田 進君)(登壇) 先ほどから何回も言っておりますが、市の財政が苦しいと。苦しいのは、財源も少ないかもわからんけど、私はやはり入ってくるところが、当然入ってこないければならない公共料金が滞納になっておる。倉吉市に簡易水道がありますが、六つの簡易水道引いてるとこがある。その全体としては大体どれぐらいの金額になるのか。それと、全体の中で滞納がどれだけあるのか。それと、地区によって、久米簡水、富海、服部、今在家、岩倉ですか、その地区別によって滞納がどれぐらいあるのか。それをお聞かせ願いたい。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) 3番大田議員にお答え申し上げます。  簡易水道特別会計におきましては、議員御指摘のように六つの簡易水道がございます。 久米、富海、服部、大河内、今在家、岩倉でございます。現在、滞納の総額につきましては、一番新たなデータから申し上げますと、平成11年7月12日現在で申し上げますと、総額におきまして308万4,000円でございます。このうち、各簡水の地区別の滞納でございますが、割合で申し上げます。久米簡易水道が97.44%、(発言する者あり)滞納の割合です。97.44%が久米簡易水道の滞納割合でございます。あと、富海におきましては0.8、服部におきましては0.7、今在家が0.8、岩倉が0.2、大河内はございません。 ○3番(大田 進君)(登壇) ここに私、過年度分の滞納の金額を書いたやつを持っておるんですが、久米簡水が241万9,000円、富海が1万3,966円、服部が1万2,168円、今在家が2万2,400円、岩倉に至っては3,786円、1件ぐらいでしょうね。これ突出し過ぎておるんだ。241万9,543円。あとのとこは1万円ですよ。そうでしょう。間違いありませんね、これ。それを考えたとき、ここの久米簡水といっても北谷と高城とあるんです。高城の方が幾らで北谷が幾らかお示し願いたい。でなかったら、入ってないとこに迷惑かかるかもわからん。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) 久米簡易水道におきます割合でございますが、このうち北谷地区につきましては、これは割合で申し上げます。(3番大田進君「金額で」と呼ぶ)金額ですか。はい。北谷地区におきましては72万3,500円余でございます。それから、高城地区におきましては228万1,000円余でございます。それで、先がた大田議員のおっしゃいました金額につきましては、7月の時点での金額で、再度申し上げます。過年度分で先がた大田議員はおっしゃいましたけれども、現時点、7月12日現在における金額なり割合で申し上げたつもりでございまして。(3番大田進君「まだ11年度は入ってないところもあるわけだから、10年度末で、とりあえず」と呼ぶ)大変失礼いたしました。10年度末におきます滞納の金額でございますが、久米におきまして総額247万1,659でございまして、そのうち北谷地区におきましては64万341円でございます。それから、高城地区におきましては183万1,318円でございます。 ○3番(大田 進君)(登壇) 今ここで報告受けましたが、報告はスラスラッと言えるのは、私、これが一体どうしてこういうふうになるんですか、この滞納が、簡易水道の。これは上水道も下水道もこれはどうなっておるんかな。上水道なんか、水道料金は滞納がどれぐらいあるかちょっと教えてください、大体。それと、下水道は今の簡易水道のこれとはちょっと関係ないかもわからんので、水道だけね、飲み水だけ、とりあえず滞納があるか、それもお知らせ願いたい。  それと、何度も言いますが、徴収は一体だれが、どういう方がされとるんか。その徴収する方にお金は払っとるんか徴収する人に、それとも、葉書で出して出しっ放しなのか。異常でしょう、だれが考えたって。片方は地区で岩倉なんて3,786円なんです。これが240何万。今後下水道、農業集落排水、そういうのが出てきて、これは水道料金から計算するんか1軒当たりで計算されるんかどうかわかりませんけど、水道料金払わんのですよ。滞納ですよ。止められないから。命のもとだから。だから納税する義務があるんですよ、一番。命につながるもんなんだから、納税する義務が一番あるんですよ、これは。そこをはき違えておられるんだ、止めないから、命につながるもんだから止めないからってう考えの人が多いんだ、これ。これは何年から何年まででこれだけなんですか。それで、平成3年からって聞いてます。合うとる。平成3年から一度も払ってない方がおられるんか。平成3年からですよ。おられれば人数も教えて願いたい。下手な答弁しなさんなよ。  それと、水道の方は全体ででいいです。水道を引いてるとこで大体どれぐらいの滞納があるんか、それをお知らせ願いたい。 ○水道局長(新田征男君)(登壇) 大田議員にお答え申し上げます。  上水道、水道局の取り扱っておる区域の分ですが、平成5年度から10年度いっぱいの滞納料金が239万6,407円でございます。ただし、これは税金が入っておりますんで。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) 大田議員にお答え申し上げます。  平成3年度から10年度までの間に一度も払っていない者がいないかということでございますが、一度も払ってない方という人はございません。(3番大田進君「最高は」と呼ぶ)最高どのくらいのものがあるかということでございますが、35万円台で1人ございます。この金額につきましては、今詳細な資料を持っておりませんので、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。 ○議長(杉原義人君) それでは、ここで、かなり時間も経過しておりますので暫時休憩といたしたいと思います。                午後2時52分 休憩                午後3時22分 再開 ○議長(杉原義人君) それでは、再開いたします。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) 大田議員の御質問を留保いたしておりましたが、御答弁を申し上げます。  先がたの何年度から滞納しておるかということでございますが、平成7年度から平成10年度までの4カ年ということでございます。 ○3番(大田 進君) あと2回ほどしかないんで、河本部長、よく。4年間で30何万ですか。月にしたらかなり高い水道料金になるんやけど、それで間違いないのか。それ1点と、今年度分まで入れて、出なきゃ10年度まででいいんやけど、先ほど97%って言われた。100人のうち、なら払っておられる方が3人ということです、100人に計算すれば。(発言する者あり)なら、97%いうのは、今私が言ったのとは違うわけか。恐らくそうや。何でいうたら、ここに資料があるんやけど、使用料の滞納のが書いてある。294万て書いてある、全部で、今年度いってたら。これは97%になるんじゃないか、これが滞納料金が。  それと、もう一つ聞きたいんですが、高城いうたって広い。上福田もありゃ、いろんなところがある。どこなんですか、これ、高城の。それをお聞かせ願いたい。それと、北谷も多いですね。北谷も聞かせていただきたい。どこか。その3点、ちょっとお答え願いたい。(「具体的に」と呼ぶ者あり)今、具体的にって出たけど、ここまでなっとるんやから、具体的に言ってもらわないけんですよ、当然。これを隠すようなことじゃいけんと思うんですね。私はこれによって、今度簡易水道の下水引かれる農業集落排水で、恐らくこのまま放置すれば、水道料金払わんわけやから、結局下水道も払わんということになってきたら大変なことになる。そやから、財政再建て叫んだって、こういうものが残ってたらいけんということで今やりよるわけやから、それも心にして詳しくお聞かせ願いたい。 ○生活環境部長(河本繁治君) 大田議員にお答え申し上げます。  97%と申し上げましたのは、簡易水道の特別会計の中で、久米簡易水道が滞納しておる割合が97%。滞納金額の中の97%が久米簡易水道という御答弁にさせていただきたいと思います。  それと、地区の町内の名前を言いなさいということでございますが、各簡易水道ごとに掌握しておりますし、町内別に答弁させていただくということについては御勘弁いただきたいというふうに思います。 ○3番(大田 進君) どうしてできないんですか。北谷、高城まで言ってですよ。これができにゃ何の意味もない。そうでしょう。これを聞かせてもらわな今回質問したの何にもならんのです。ただあるだけで。やはりそれやったらそれでそこに対して方法もこれからいろいろとっていかないけん。そうでしょう。  それと、さっき一つ答弁漏れいうんか、そんな4年間で30何万の水道料金といえば、年に8万円ですよ。大体水道料金いうたらそんなもんかな、非常に高いような気がするけど。大体で3,000円か4,000ぐらいのもんやから。えらい高いんやなと思った。ここで新しい家つくった方おられるかな。新しく大きな家をつくった方がおられますかどうか、それもお聞かせ願いたい。 ○生活環境部長(河本繁治君) ただいまの35万円台の人の内容でございますが、この方は事業経営しておられまして、水道の使用料が特に高くなっておるということを御答弁とさせていただきます。(3番大田進君「町名は」と呼ぶ)町名につきましては、差別の対象になるおそれがございますので、控えさせていただきたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 暫時休憩いたします。                午後3時29分 休憩                午後3時43分 再開 ○議長(杉原義人君) 再開いたします。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) 3番大田議員の質問に対しまして、先がたの答弁に対しましておわびと訂正をさせていただきたいというふうに存じます。  部落名等の表示をしろというお話でございましたが、いろいろと多岐にわたりますので、御勘弁をいただきたいというふうに思います。なお、この滞納整理についてでございますが、地元久米簡易水道におかれましては、総代会を通じまして、滞納整理のための未収金対策検討会を過去4回開いていただいて御協力をいただいておるところでございまして、現在、給水停止通知と納付書の送付を最終的に行っておるところでございます。したがいまして、この状況を見なければならない点もあるわけですが、誠意ある納付が認められない者に対しては、組合役員と協議いたしまして市の簡易水道給水条例の規定に基づき給水を停止するというような厳正な態度で臨みたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第68号 平成11年度倉吉市一般会計補正予算(第2号)の専決処分について、全部一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第69号 平成11年度倉吉市一般会計補正予算(第3号)について、全部一括して質疑を求めます。  4人から質疑の通告がございます。通告の順に質疑を許します。 ○1番(牧  廣君)(登壇) 質問の前に、昨日の未明の大雨に対して建設部長は一生懸命努力されました。よろしくお願いいたします。地元の、これは余談ですけども、方の話を聞けば、3時半に起きたときには水はついてなかったと。3時40分、10分後に水がついたということのようですので、原因は明らかに鉄砲水ではないかという気がしますので、そういうことも考慮に入れながら施策を練っていただきたいと思います。これは僕からの要望です。  では、質問に入りたいと思います。第6款農林水産業費に関連してですが、実は、この間、市長、西倉の朝市に行きまして、店頭に農家の方が商品を並べられるわけですけども、その農家の方から、農作物をカラスがつついて商品にならないものがたくさん出ているということでして、カラスの対策というか、もしそういうことが行政と関連してあれば、どういうふうになっているのか、まず御説明いただきたいと思います。  それから、第4款衛生費、保健衛生費の中の第4目の環境衛生費に関連してですけども、倉吉市のごみ袋ですけれども、非常にダイオキシンの出ないいいものを使用しておられるとは思っておりますけども、何か市民の方から、こういうふうな形を、例えばひもをつけてくれとか、そういう改良の要望があったかなかったか。そしてまた、もしあるとすれば改良する気持ちはあるのかないのか。その辺をまずお聞かせ願いたいと思います。  それから、第3番目に、第10款教育費に関連してですが、実は、またきのうの大雨に関連して、きのう運動会が各中学校で催しされる予定だったんですけれども、グラウンドの状況できょうに変更になったわけですが、私、午前中、西中の運動会にちょっと顔を出したわけですけども、非常にグラウンドの排水が悪くて、生徒は校長先生あるいは先生の指導で水たまりの水を出すために、出すというか取るために、スポンジあるいは雑巾等でバケツを持ってその水を吸わせて、いわゆる運動会ができるような状態に持っていっているのが現状だったんです。それで、西中の場合は半分はそういう設備はして、そういう水たまりができないように、たまらないようにされたということなんですが、残りの半分の方で競技をしてるもんですから、そちらの方のことに関してはどうなんだろうかと、整備される気持ちがあるのかどうなのか。これは西中に限らず、どうも他の中学校、例えば河北中とかというところも水吐けが大変悪いというふうに伺っております。いわゆる教育の一環としてそういうことにも注意を払って、なるべく早急に対応していただきたいというふうに思いますが、その辺のところのお考えをお聞かせ願いたいと思います。  それと、これちょっと通告してないんですが、給食センターの民営化、調理部門の話が出ましたので、僕は気づいたことなんですが、給食の2階に上がれるようになっとるわけですけども、調理部門の2階ですね、かなり面積が広くて、あそこは高いところに、天井が高くなっておるわけですけども、ハエが見えるんですよ、ハエ。だから、広い場所でハエが見えるというのは、ハエが飛んでるわけです、上の方に。相当の大きなハエだろうと思うんです。それが1匹や2匹じゃないわけでして、そういうハエのそういうものが恐らくふんが入ってる可能性もあると思うんですが、かなり1匹や2匹じゃないもんですから、やはりそういうのは教育上あまりよくないように思うわけでして、その分はきちっときれいにしていただきたいというふうに思います。去年のことですから、ことしはきれいになってるかどうか確認しておりませんけども、確認していただきたいと思います。 ○産業部長(中林正樹君)(登壇) 牧廣議員の質問にお答えしたいと思いますが、カラスによる農作物の被害対策についてのお尋ねでございますけども、カラスの被害は特に新聞にも本年特に多いということで、これは本市のみならず全県的に発生しておるという状況でございます。この対策でございますが、県なり本市がJA鳥取中央に助成をいたしまして、JA鳥取中央が事業主体で猟友会に駆除を委託されて実施されておるということでございます。また、これとは独自でございますけども、倉吉市果実農業協同組合におかれても独自に駆除対策を実施されておりまして、これの有害鳥獣の捕獲の申請に対しまして、その捕獲許可は市が行うということで、本市の方で許可を出しておると、このような対策を講じております。 ○生活環境部長(河本繁治君)(登壇) お答え申し上げます。  ごみ袋のひもの改良の要望があったかという御質問でございましたが、以前、分別収集等の座談会等で若干出た経緯はございますけれども、実現に至っておりません。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 1番牧議員にお答えします。  中学校の運動場の整備でございますけれども、簡易な整備につきましては年間3万5,000円、真砂土を提供しておるところでございますけれども、先ほど御指摘にありましたような、もう少し基本的なっていうか抜本的な整備になりますと、これでは不十分であるというふうに思います。それぞれの中学校のグラウンドの様子を確認は取っておりますけれども、さらによく見て検討させていただきたいというふうに考えます。よろしくお願いします。  それから、給食センターの天井にハエがいましたという御質問でございますけれども、本年、非常にその辺注意いたしまして職員も、調理場の中のハエの存在をいつもチェックしておると、そのようにしてハエ対策はとらせていただいております。よろしくお願いします。 ○1番(牧  廣君)(登壇) 産業部長、現実が、以来補助金も出しておられるようなんで、どうなっておるかというのは、やはり、補助金は出していらっしゃらないんですか。(産業部長中林正樹君「農家へ」と呼ぶ)いや、JAへ。(産業部長中林正樹君「出しております」と呼ぶ)出しておられますか。ちょっとどうなっておるかぐらいの確認は取っていただきまして、かなりの被害が出とるようですんで、あるいはもう一度やってくれとか、そういう対策を講じていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それと、私、今まで、ごみ袋というものはあまり興味がなかったし、家の方でもおふくろや女房が全部きちっとしとるもんですから特に興味を持ってなかったんですけども、まちにおいてあるごみ袋を見ても、倉吉市のごみ袋はひもがないために、角の両サイドで結んでおられるというのがどうも常識化しておると。それが事実であるというふうに認識しておるわけですけども、そうなれば非常にごみの量が2割ぐらいちょっと少なく、普通の40リットルですか、大袋であるわけですけども、三十二、三リットルぐらいしか入らないんじゃないかと。そして、本当に先の方で細かくごみ袋を結んでおられる。ああいう姿を見ると、もう少し改良を加えていただきたいというふうに私自身は思いますし、事実、そういう声もかなり上がっておるようでございます。実は、倉吉市民のある方から、ここにごみ含め袋をサンプルとして、これは天理市の改良されたごみ袋ですけども、持ってきていただきまして、倉吉市とこれは大袋で同じ大きさなんです。それで、ここに両サイドにひもがついておりまして、これを引っ張ると締まる仕掛けになっておるんですね。巾着になっておりまして、これだと目いっぱい入れることができるし、目いっぱい入れても結ぶときはこのごみ袋同士で結ばなくても、このひもを結べばごみは出ないということになっておるようでございます。そして、倉吉市のごみ袋もそうでしょうけども、これは何か猫が悪さをしないというか、猫では破れないごみ袋だそうです。そういうものもありますので、大変僕はこれは婦人の方に、ごみを多く利用される事業所や、それから家庭内の御婦人の方には好まれるんじゃないかというふうに考えておりますので、ぜひとも、倉吉市廃棄物減量等推進審議会というのがあるようですので、こちらの方で御審議願いたいというふうに考えます。要望いたします。よろしくお願いいたします。  それと、グラウンドの関係ですけども、運動会のこれから競技する前に雑巾とかスポンジで水を吸収させてかえ出すというような子供たちに、先生も一緒になってですけども、それも教育の一環かもしれませんけども、僕としてはちょっとあんまり酷過ぎはせんかなというふうに思いますので、なるべく早急に対応策というものを打ち出して、あまりそういうことがないように努力していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  これで質問を終わります。 ○10番(松井良孝君)(登壇) 3点ほど質問させていただきます。  土木費の橋梁費に関連してですが、上井のJRの跨線橋の上にあります、またがっております179の、JRの線上ですが、跨線橋の4車線化の現況の見通しですが、この問題つにいて、第1点答弁をいただきたいと思います。既に事業着手に向けて県より地元説明も2回ほどあったわけですが、その方線なり決定され、県の都市計画決定をして、その手続を国に上げるというふうなことまで聞いております。その後の経過について説明を求めるものですが、第1点として、計画をされた方線についてですが、いつからどのような予算規模で総事業費はかかるのか。また、単年度でできませんので長い期間があるということです。どのような年度ごとに事業に着手されるのか。恐らく国と協議されておるということを聞いております。この辺について御答弁をもらいたいと思います。  続いて、上井の同じく旭西地区に、神鋼南側ですが、8,000平米ほど農地開発として組合施行をされるようになっております。現況の進展ぐあい、非常になかなか地権者も少ないわけで、大分困っておりますが、どのように市は介入され、どのようなことで今進めておられるのか、その現況をお聞きしたい。  それと、もう1点、倉吉駅北地区の区画整理事業ですが、当初13.2ヘクタールから5ヘクタールにしたいというふうなことを、地元説明といいますか推進協議会もされておるというふうに聞いております。委員会等ではそのことを聞きおく程度にしておりますが、どのような当初計画から外れる区域、海田地区といいますか海田東地区等の代表の方、地権者の方、そういう人たちはどういう反応をされておるのか。また、都市計画道路1本、県が羽合上井線ですか、これを海田東地区を施行したるというふうに聞いております。その対応について果たしてそれでいいのか。非常に都市計画の推進協は混迷しておるというのが現状でございます。それと、地域全体を事業化すれば膨大な経費がかかるというふうなことで説明もあったように聞いております。非常にその辺から推進協では今後の進め方、そういったものが非常に大変だというふうに聞いております。この辺につきまして、内容について、非常にこの区画整理事業は駅前というものは非常に難しいとこが私はあると思います。地元住民の意見を集約をしてあるのかどんなか。行政が勝手な推進協をつくって、難しいからちょっと縮小してやるんだと、これはそれでいいのかどんなか。私は、河北第1、第2の区画整理にちょっと関連しておりますが、駅全体の構想の中で河北地区を大体してきたというふうに残っております。残りは、今言っております駅北地区全体と天神町、天神町もいずれはやるんだというふうなことを当初話されておるというふうに聞いておりますが、そのあたりの整合性、駅の南側と全体的な整合性の関連をお聞きしたい。また、大平山の連絡道が次にはお願いするということで聞いております。短大の支援策等、非常にこの問題につきましてはこれが最大優先課題でないかうふなことを私も言っております。この辺について県との話、また、県の駅周辺の特別委員会とどのようにされているのか。まず、その辺をお聞きしたいと思います。 ○建設部長(福永孝行君)(登壇) 松井議員の御質問に答弁を申し上げます。  国道179号線の跨線橋についての御質問だったと思いますが、都市計画決定は既に行ったということにつきましては、御案内したところでございます。県は早速認可申請をされまして、事業として今年度から認可になったという報告を受けております。今年度は路線全体にわたっての詳細測量、それから用地測量、補償物件の調査が行われるというふうに聞いておるところでございます。詳細測量は既に発注しておられるようでございまして、ここの測量を、詳細図面をつくられるわけでございますが、来る11月の中旬ごろには地元の方で説明会を開催するというふうに伺っておるところでございます。今年度の予算は当初5,000万円ということでございましたが、補正がついたということで、合わせて9,000万円が予定されておるところでございます。来年度につきましては、補償の交渉に入るということと、先ほど出ました組合施行の区画整理に関連する部分を工事の着手をしたいということを聞いておるところでございまして、13年度以降につきましては引き続き物件移転の補償を推進すると同時に、交通を開放しながらの工事になりますので、物件移転の推移を見ながら工事計画を立てていくということでございまして、工事期間につきましては大体5ないし6年ぐらいが予定されているようでございます。  それから、旭西の組合施行の区画整理はどうなっておるかということでございます。ここにつきましては、準備を進めてきておったわけでございますけれども、ようやく事業計画と組合の設立の認可を近くいただけるという運びになっておりまして、来月には設立総会が予定されておるようでございます。設立されますと早速工事にかかるわけでございますが、11年度と12年度で工事を完了したいという意向のようでございます。  それから、駅北の区画整理の関係でございますが、海田東地区が区域から外れるということで、地元の方の対策はどうかということでございますが、先般の一般質問で市長の方からも答弁していただいたところでございますが、既に地元の推進協議会にはここの縮小案というものを示させていただいております。これから外れる海田東地区につきましては、ほとんど現況道路を利用したような計画になっておりますので、この辺について再度協議をして御理解をいただきたいなということで、今月の議会が終わりまして24日には協議、説明をするようにしておるところでございます。それから、天神町の方はどうなのかということでございますが、既に御案内しておりますが、9年、10年度で倉吉駅周辺の基本構想をつくったときに、将来的には天神町や、それから旭北、旭南っていいますか産業高校の辺までを視野に入れまして、将来的には整備が必要だなというスケジュールを組んでおるところでございまして、したがって、天神町の辺につきましては一応駅北区画整理の進捗ぐあいを見ながら今後の検討ということにさせていただきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それから、八屋福庭線といっておりますが、この路線につきましては、一般質問にもあったわけでございますが、南北をただ結ぶだけではなくて、短大を含めた大平山の開発には欠かせない必要な道路だというふうに考えております。これにつきましては、12年度に法手続を行いまして、都市計画決定の変更ということを進めるわけでございますが、あらゆる機会をとらえて県の方で施行していただくように要望していきたいというふうに考えております。 ○10番(松井良孝君)(登壇) 跨線橋の件ですが、地元では非常に、引き移転といいますか、恐らくあそこを4車線にするので、その枠に入っておる家が多い。特に、海田南、旭西、この方々が沿道型の人たちがほとんど逃げないけんだろうといわれております。その中で、私はいつも、よう出るわけですが、倉吉に非常に団地がないと、行くとこがないと。市も一つもここではどうでしょうかということは一つも出てない。それから、いつも陳情ではそういうことが出てる。これはもう今の議会で始まったこと、きょうの始まったことでないわけですが、そういった面では、早くそういった方に安心のできる場所、そういった選べる場所をつくったらどうかというふうなことを言っておりますが、まだいまだに見えてこない。それから、そういった中で11月にもう来年からの、さき答弁がありましたように、移転交渉に入るということ。入るということ、それを聞けばなおさらそういう方々が非常に不信感を買うでないかというふうに思っておりますし、今から海田南町等では何かそういった交渉委員をつくって何かしようでないかというような声を聞いております。そういった面のことを考えるならば、当初言ったあのあたり、例えば天神町の畑や何かあった、あそこにしたらどうかという推進協の人たちが言われとる住宅団地づくりについて、市は恐らくそれは手を挙げて交渉されとるような気もするわけですが、そこらあたりどうなっているのか。遠くより近いとこに行きたいと、既に何軒かは羽合町の田後に仮契約をしておるということを聞いております。それでなかったら、そのときに交渉あっても、いいとこは取られちゃうんだ。羽合町の方では「今来とかなかったらだれかが予約しちゃいますよ」というふうなことで、非常に不安定なことでそれを求めておられるというふうなことを聞いております。そういったことは倉吉市の住宅対策が非常におくれとるでないかということを私もつい思いながら、本当にこれから今目先に出とる問題をどうしようかというふうな、どのようにして行政は進めておられるのか、再度伺いたいと思います。  それと、議員から出ておりました、13年にはパークスクエアがオープンすると。国道9号線については本当にそのルートが9号線にどのように抜けているのかと。何か田後のところまででとまっとるでないかというふうなことを聞いております。私は国会の先生方にも申し上げました。田後の前の9号線から新しい国道まで真っ直ぐ抜いたらどうかということで、なぜそういったことを持ち上げてくれんのだろうかと。今は、田後を回って羽合町橋津のところからもう一度、今陸橋がありますね、橋津のところに、あそこを通ってもう一回新川の方までつたって、そこで車に何か併合するような、インターは片道といいますかハーフインターっていいますか、そういうふうなことしか考えてないと。だから、国道9号線というものがそういうふうに描かれてるというふうには聞いております。国道9号線はだから何か前の9号線をつたって橋津まで行って、そこから新しい国道9号線につないでるというふうなことが今いわれておりますが、それでそのままなるのか、この辺についてはどういう情勢なのか。これは313とあわせて国道9号線も陳情していくということになっております。この辺についても市長の見解をただしたいというふうに思っております。  それと、組合施行分の旭北の分ですが、ここは非常に行政とかかわりがあるということを思っております。あそこはちょうど8,000平米ほどですので、そもそもあそこを宅地にしたいというのは、179の4車線化にかかわる問題として、あそこの地権者、行政の方が団地を求めていって、あそこにそういう方々を一つの団地として開発しようではないかというのが事の起こりでございますが、そのときの話し合いの中で地権者は、いいや、そんなことをせんと、うちも欲しいということで話し合った結果、地権者の方が土地を残したいなら組合施行がいいじゃないかというふうなことで最終決定になって組合施行でスタートされたようでございます。でも、よく考えますと、8,000平米や7,000平米のところで組合施行でしたら恐らく半分は、半分以上というか6割ぐらいはほとんど公共減歩になってしまうんでないかと。もっとこれは大事な問題がある。そこに助成をしていって、やはり行政の大きな課題であります住宅対策をするならば、市が1本ぐらいは海田の税務署側、西から東に延びる道をしようとしております。あれは市が行政がして当然でないかと、1本入れて、その中で地権者の方に負担させなかったら、相当地権者の方も負担度が高くなるというふうなことをよくいわれております。この問題につきましては、どのようにして支援していくかということは行政の気持ちだろうし、そういう気持ちで地権者も相当な強い信念でこの組合施行をやられるというふうに聞いております。恐らく行政の方にはそのことは通っておると思いますので、小学校、中学校の通学路の問題、また税務署側との交通の問題等あわせて、本当に公共で非常にやっていかないけない場所であるというふうに考えておりますので、その辺もあわせまして再度答弁ができましたらお願いしたいと思います。  それと、もう1点、倉吉駅の区画整理でございます。非常に5ヘクタールほどになればなるほど負担度が高くなるでないかということを私も委員会では言いました。一つの例として、私は河北区画整理のときにも本当に後で大変だなと思いました。といいますのは、区画整理、河北の関係は農地が多かったわけです。だから、最高減歩40%にしておりました。平均減歩は20%、21%。今聞きますと、大体13.2ヘクタールの駅裏の場合だったら、大体20%でやろうと、減歩20%でやろうという当初の計画ですが、5ヘクタールにして大平町の公民館の下側から駅裏のことをやって大平町を入れんかった場合は33%でいいでないかと。大平町を入れるなら、あそこ非常に混住住宅ですので38%は当然減歩していかなきゃいけん。最高減歩はどうなるだろうかと。恐らく50%を最高減歩とするなら、あの辺の方は15坪や20坪の人が多いわけです。半分取られちゃって家が建つはずない。買い戻しせないけない。そういう方々に区画整理はこういうもんですよと、また、このくらいは今の計数的には出るんだけど、市がこの辺まで支援したるからやりましょうというふうな気がなかったら、後で住民から本当に行政不信を買うでないか、始まっちゃってから。いずれはこのことを話さないけないということですが、そういう場合でも、恐らく区画整理やめて売って出てしまうと、区画整理取ってしまうという方があって、非常にあそこは問題のある場所でないかというふうに考えております。例えば、20坪や30坪の人が半分取られても10坪になってしまうと。買い戻しするならせいぜい40坪か50坪欲しいと、40坪欲しいと思えば30坪も買わないけん。恐らく20万からするでしょう、駅裏になると。そうすりゃ何百万。家建てても、今の家よりもうちょっとせないかん。何百万。恐らくその負担に耐えられんような人が必ず出てくると。それから、そういうふうな減歩の取れるような大きな農地がないわけですので、非常に住民が負担を強いられるのに、この区画整理事業が本当にいいのかどんなか。そこらあたりも推進協の方と説明の中で本当に議論をしていただきたいなと思うわけでございますし、だから区画整理とはこういうもんだと、後で清算の点数は1点が何ぼになるんだというふうなことを、推進協の役員は視察に1回行かれましたけど、あんまり中身は知っておられんと思います。そういった面での説明がされておるのか。また、理解されておるのか。また、次にはそういった話をされるのか。そして、小さく細かく5ヘクタールにされるのかということをお聞きしたい。  海田東等では、「あ、こんで外れてよかったな」という声を聞いております。特に、県が上井羽合線の上井公民館の下までは外すんだったらそこまで県がやったろうというふうな、沿道型の上井羽合線をそこまで県の単県でやったろうということになって非常にありがたいことです。ただ、周辺があそこのところは海田東だけはいいじゃないか、いい子悪い子ができるじゃないかというふうな住民の何か摩擦ができらへんだろかというふうな気もしております。そういった場合につきましては、あそこの海田東町に恐らくあそこも1町歩か1町何ぼかぐらいの恐らく田んぼがあると思います。それを含めてあそこのところに倉吉市の先行取得をしてでも住宅団地っていいますか、そういうふうになれば、こういうふうな構想で住宅団地を張りつけたいというふうなことで、やはり市も考えて安心できる住宅対策をしたらどうかというふうな思いもあるわけでございますので、その辺についても、できましたら市長、その辺についての市長の答弁がいただきたいと思っております。 ○議長(杉原義人君) この際、お諮りいたします。  会議時間を延長することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、会議時間を延長することに決定いたしました。 ○建設部長(福永孝行君) 御答弁を申し上げます。  まず、跨線橋に関連をいたしまして、周辺地域に宅地として適当な場所があるという御指摘をいただいたわけでございます。ここにつきましては、関係地権者に対して用地提供について非公式に現在打診をしているところでございます。宅地として開発可能か、また接続道路はどうするのか、また、最終的に販売価格っていいますか分譲価格っていいますか、こういうものはどの程度になるのかということを、ただいま検討中でございます。これにつきましては、先般来申し上げておりますように、市全体の団地計画といいますか宅地計画といいますか、これとは一応切り離して考えておるということでございます。  続きまして、179号線の羽合町の方の延伸の計画はどうなのかという御質問でございますが、これにつきましては、私が承知しておりますのは、ただいまのところは具体的なものはないというふうに承知しております。しかしながら、おっしゃいましたように、ここは重要路線でございますし、整備促進協議会の場でもまたそういう話も出してみたというふうに考えておるところでございます。  それから、旭西の組合施行に対してどのような支援をしていくのかという御質問でございます。御承知のように、倉吉市には組合区画整理の補助要綱というものがございます。しかしながら、この要件が5ヘクタール以上ということになっておりますので、ここは1ヘクタールございませんので、一応この補助要綱の適用にはならないわけでございます。しかしながら、先がたありましたように、この179号の移転の移転先を確保するということで、私どもも積極的に支援なりしてきた経過もございます。この区域に接続する道路、水路等々につきましては、これは区域外になるわけでございますが、これにつきましては市の方で当然やっていこうというふうに思っておりますが、原則として区画整理の区域の中につきましては組合員の方の負担というのが原則でございます。しかしながら、先ほど言いましたように、どのような支援ができるか、ただいまいろいろそのメニューを検討しておりますので、もう少しはっきりするまでは待っていただきたいというふうに思うわけでございます。  それから、駅北の区画整理、5ヘクタールにした場合には負担が多過ぎると、高くなるということで、地権者にどのように説明していくのかということでございます。先がた議員おっしゃいましたように、一応数字的には機械的に数字は出しておるわけでございます。5ヘクタールになりますと平均減歩率が35%、36%というふうになるわけでございますが、これには駅北広場、これも含めております。駅北広場というかなり広い範囲の方が御利用される施設につきましては、そこの方だけの負担というわけにもならんというふうにも考えておりますし、また、ほかの方の事業でやった実績っていいますか、そういうところともあまりバランスを欠いてもいけんのじゃないかというような考えもございますので、このあたりの検討をいたしまして、地権者の方に理解を得ていくというふうにしたいというふうに思います。  それから、上井羽合線の築造に伴って区域外となる海田東町の水田地帯、いわゆる神鋼のすぐ東隣でございますが、ここを住宅開発をして市の方でやったらどうかというような御提言のようでございます。現在ここに約1ヘクタールの水田があるわけでございます。私どももこれにつきましては、このままにしていてもいけないというふうに考えておりますので、将来的にこの地域をどういうふうなまちに持っていくかということを考えまして、どのような整備手法が適当であるかということを考えてみたいということで、地元の方々と協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○10番(松井良孝君) いろいろとたくさんな課題がありますし、細かい問題があると思いますので、委員会等でまた細かくまた議論をしながら進めてまいりたいと思います。特に、県の行政当局、県議会の特別委員会と非常に調整せな、整合せないけん問題あると思います。この辺については、委員会としてはなかなかできない面もある。積極的に市長にお願いして、やはり県議会の方を動かせな八屋福庭線はなかなか県でしてもらうっていったって前に出んでないかということで、県議会の方に聞いてみますと、まだそういう話は聞いてないというふうなことを聞いております。市が積極的に前に出て、短大の支援策ということも考えるならば、もっと短大の問題でも解決していくじゃないかというふうな気持ちでおりますので、そこらあたりを要望しながら、私は質問を終わります。 ○2番(山口博敬君)(登壇) 2点質問いたします。
     1点は、総務費、総務管理費、少子化対策事業推進基金積立金5,830万8,000円、これにつきましては市長のこの壇上での答弁があったわけですが、それによりますと、少子化対策基金条例をつくる。今いろいろの園から施設の整備やら大型遊具の修理だとか、いろいろ要望が出てると、こういうことを聞きました。そこで、まず基金積み立てをされる理由を聞かせていただきたいと。そして、今言われました市長の条例にはどういう内容を盛り込まれるのか、それをまずお聞きします。  そして、2点目は、農林水産業費、農業振興費。ことし、水耕トマト、非常にこれまでの報告では作柄がよろしい。価格もよろしい。どっちもええわけで大変喜んでおります。そこで、8月末、既に終わっておりますけど、8月末の出荷量なり販売金額、よろしくお願いしたいと。ことしは出荷量で300トン、販売金額で7,000万を目標にやるんだと、こういうふうに聞いております。よろしくお願いします。  そして、この水耕トマト施設は市が中心になってつくったわけでございます。市長もこの施設については末代トマトでいくんだと、こういうふうに言っておられますし、そして、最近では安全な食料が非常に注目をされております。特に、この施設トマトは農薬も極力抑えられて、特に安全面には最大の配慮をしてつくられるわけです。そして、地産地生とか身土不二とか、こういう言葉も出ております。やはり顔の見える、どこそこにつくられたものを、または安全で安心した食料を食べる、非常に大事だと思います。そこで、倉吉に小学校、中学校あるわけでございますが、この生徒の給食はいろいろ出ておりますように給食センターで調理をして出されます。やはり市でトマトをつくり、そしてことしは特に作柄もよろしいと。去年からスタートしておりますけども、学校給食にこのトマトがどの程度取り入れられておるのか。特に、トマトは大原の産地と水耕の産地がありますけども、水耕に限ってお聞かせ願えればと、こういうふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○市民福祉部長(高田 清君)(登壇) 山口議員にお答えいたします。  少子化対策事業推進基金積立金について、積み立ての理由、条例の内容といったことについてのお尋ねでありますが、今議会に一般会計補正予算で少子化対策推進基金積立金、また、議案第77号で少子化対策事業推進基金条例の制定をお願いしているものであります。これは、先日の一般質問にもありましたが、国の1次補正予算の成立に伴い少子化施策の一層の普及推進を図るため、このたび国において制定されました少子化対策臨時特例交付金実施要綱により基金条例を制定しようとするものであります。この内容によりますと、平成11年度中に完了が見込めない事業については平成13年度末までで事業を実施することができますので、必要に応じて基金を取り崩して支出できるようにするため、基金を造成し、そこに積み立てするものであります。条例の内容につきましては、ただいま申し上げた内容を条例で制定しようとするものであります。 ○産業部長(中林正樹君)(登壇) 山口博敬議員の御質問にお答えいたします。  水耕トマトの状況でございますが、本年度の販売計画に対する現状ということでございますが、本年度の8月末現在、出荷目標計画でございますが、300トンに対しまして、8月末現在で200トンということでございまして、計画に対する出荷の割合は67%であります。次に、販売額でございますが、計画では8,000万円、先ほど7,000万円とおっしゃいましたが8,000万円が目標でございますが、8月末現在で5,700万円ということで、計画に対する販売額の割合は71%となっております。次に、前年同時期での実績対比でございますが、出荷量につきましては5%増、販売額につきましては29%増ということになっております。  それから、次の御質問でございますが、地元の食材をということもございますが、地元への出荷量については約10トンでございますけども、学校給食の方ではこの水耕トマトは使用はされてないということでございます。 ○2番(山口博敬君)(登壇) 議案の中に条例の案が出ております。これはよう見とりませなんだけども。この条例の中身で見れば、1条から5条までございますけども、自分が心配しておるのは、いろいろな保育園からいろいろな要望が上がってきます。そして、額もいろいろあると、出てくると思います。件数もいろいろ出てくるかもわからん。そういった場合に、支出基準をちゃんとされとらんちゅうと、例えば、まあ言葉は悪いけども、ええ子悪い子、得した損した、こういう問題が起こってくれば非常によろしくないじゃないかということで、やはり支出する場合のいわゆる取り決めといいますか、そういうものをつくっておかれた方がよりベターでないかと、ベストでないかと、こういうふうに思いますので、再度お願いします。  それから、トマト。すばらしい実績で大変喜んでいますが、やっぱりこうやって倉吉市が音頭を取り中心的な役割を果たしてきて施設が完成した。市も多くのお金を投資してる。そして、市長がいつも言われとるように、言われるならば終始一貫をして態度を、または市民によくわかるようにお願いしたい。つくったはいいが、県外ばかりに出しちゃって、さっきも部長は10%ぐらい市内に出荷したじゃないかということを言われかけましたけども、そうじゃなしに、やはり地元の産物として、自信があるならば、自分としましては施設で栽培しますので、さっきも言いましたように農薬もつくってないと思います。安全面ではまず間違いないでないかと。いいトマトができてる。味もよくなった。こういうふうに言われるわけでございますので、自信を持って学校給食にも、それこそトマトの銘柄を指定して産地を指定して水耕トマトを入札に出しなさいと、これぐらいやって、やはりせっかく取り組んだ事業でございますので、お願いしたい。地元にそういう販路を持つことによって、将来ともに施設栽培の経営も安定しますし、特に、地元出荷、地元販売、地元消費でございますので、いわゆる運賃コストもかかりませんし、資材費も要りませんし、非常にコスト低減、コストダウンにも寄与すると、このように思いますので、その辺再度よろしくお願いしたい。 ○市民福祉部長(高田 清君)(登壇) 山口議員の再度の御質問に対して御答弁申し上げます。  臨時特例交付金の支出する際の取り決めを、あるいは基準をつくってはどうかとのことでありますが、現在、各施設の事業内容の把握をするために各施設から施設内容の整備の要望等についてヒヤリングを行ったところであります。これから国の内示がありましたら、各施設の児童数とかを勘案しながら一定のルールに基づく基準をつくり、交付金の配分につきましては適正に執行してまいる所存でありますので、よろしくお願いします。 ○産業部長(中林正樹君)(登壇) 山口議員の質問にお答えしたいと思いますが、先ほど申し上げられましたように、地域で生産、地域で消費ということにつきましては、必要なことであるという認識でございます。学校給食の利用ということにつきましては、今入札で業者の一括購入というようなことがされておるようでございますけども、教育委員会とも協議いたしまして、地元の作物の利用について検討してまいりたいと思いますので、御指導いただきたいと思います。 ○教育次長(波田野頌二郎君)(登壇) 2番山口議員の御質問にお答えします。  水耕トマトを学校給食の方に食材として利用することはどうだという御質問であると思いますけれども、昨年は1度利用させていただきました。議員御案内のとおり、給食センターの物資の購入につきましては、給食が開始されます前に市報で公募いたしまして、納入指定業者の方を登録していただいております。そこで、水耕トマトの利用につきましては指定業者としての登録をいただいて、我々といたしましても、倉吉市で栽培される、今おっしゃったようないろいろないいメリットのあるトマトでございますので、この利用については十分検討していくというふうに考えております。よろしくお願いします。 ○2番(山口博敬君) 自席で失礼します。  さきの5,800万円については、それこそ問題の起きんように平等に公平にお願いしたいと思います。  それから、トマトについては、3月から11月までは間違いなしに出るわけでございますので、それこそ本気になって使っていただきたい。なお、それから、倉吉市にはたくさんあるわけですわな、品目が。できるだけ地元の安心できる農産物を学校給食にも取り入れてもらいたいと思います。わかれば、現状の年間の食材の中で倉吉市産といいますか、ちょっと広げて鳥取産のものがどのくらい実際に食材として使われているか、わかればお願いいたします。わからなかったら、後で。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 鳥取の産のものまではちょっと今ここに調べておりませんけれども、チンゲンサイとかキウイですとかスイカ等、そういうものは地元でおつくりになっている方の作物を直接購入するという方法をとっております。 ○2番(山口博敬君) 金額ベースでわかるですけな。年間、例えば1,000万使った、2,000万使った、あるですけな、そこの中の金額のベースではじけばすぐわかりますが。よろしくお願いします。 ○4番(野儀恵一君)(登壇) それでは、質疑させていただきます。  議案第69号、総務費に関連いたしまして、このたび国の第1次補正予算で総額2,000億円の少子化対策臨時特例交付金が成立し、本市の限度額は約5,800万円で、このたび基金造成を行うことを提案されております。その具体的な事業内容について、さきに行われました代表質問でチャイルドシートの貸し出しをやってはどうかと、そういう質問がございました。その質問に対して市長の示された見解は、「子供の命にかかわることであり、その普及のためにも積極的に行政として取り組んでいきたい」との答弁でした。私もさきの6月議会におきまして、子供の命にかかわるとはいえ高価なものですから、特に所得の少ない若い夫婦にとっては新たな負担になること、そして何より、今の15%前後という低い着用率から考えれば、行政として法律と現状のギャップを埋めるために手に入れやすい環境をつくり、その普及に努め、幼い子供の命を交通事故から救うためにチャイルドシートの普及策を検討していただくよう質問したわけですが、そのときの市長の答弁はこうでありました。「幼児保護のためにチャイルドシートを使用することは運転者の義務でありまして、基本的には運転者の負担において用意していただくべきものであるというふうに考えております。したがいまして、行政としてどういうということは考えておりません」との答弁でした。このように、6月では「議会として取り組む考えはない」としながら、9月議会では「幼い子供の命にかかわることだから行政として積極的に取り組む」。明らかに180度市長の答弁は変わっております。それに対する説明をまず求めます。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) 野儀恵一議員の御質問にお答えしたいと思います。  全く6月に野儀議員から御質問いただきました時点でおっしゃるような答弁をいたしております。基本的には、前段の部分については私はやはり、車を所有しながら子供を乗せる、しかもチャイルドシート義務づけられるというような状況の中で、当然のことながら子供を乗せようとする方にとって、みずから準備すべきものだというふうに基本的には思っております。そしてまた、もう一つ、その後の状況変化ということで、言いわけじみるかもしれませんけれども、御指摘の第1次補正予算の少子化対策において臨時特例交付金が交付されるいうことになりました。これにつきまして、やはり野儀議員の御提言もある。その後におきまして、本議会でも答弁しておりますが、交通安全協会等も積極的に取り組まれるというような状況がございます。これで、希望される方皆さんがお使いになれる数が準備できるとも思いませんけれども、少なくともそういう努力はすべきだというふうに考えまして、いわば財源ができたという新しい状況に対応して、この施策を準備させていただくという決意をしたわけでございます。財源もない状況の中での6月答弁と食い違ったということについて、大変私の不明をわびるばかりでございますが、御提言を生かしながらこのような施策をとれるということ、これはまた私にとって大変力強い御質問で御示唆であったというふうにお礼を申し上げたいというふうに思います。 ○4番(野儀恵一君)(登壇) 御答弁いただきましたが、要するに、今の答弁ではまず変わった理由として、国からの財政的裏づけができたと、そういうことと解釈いたしましたが、何かちょっと違うと思うんですね。聞きたいのは、市長に問いたいのは、市長の基本的な考えの部分なんです。市長の答弁は、6月はチャイルドシートの義務化について運転者の義務であり責任であるから、行政としては何らタッチしないんだと、そんなことは全く考えていないんだと、そういう趣旨の答弁だった。9月は、子供の命にかかわることだから、行政として積極的にやっていきたいと、こう述べられた。要するに、今の答弁もありましたが、6月は財政的裏づけがないから運転者の義務、責任で、9月は国からお金が降ってくるんで子供の命にかかわることだから行政が積極的に取り組んでいく。極端に言えば、市長は国からお金が降ってくる、降ってこないで、子供の命に対する考えが、行政として取り組まない、そういった考えから、積極的に取り組むというふうにころころ両極端に考えが変わるんでしょうか。市長、あなたは子供の命に対する考え、姿勢というのは、子供の命とお金を天秤にかけるようなものじゃないんですか、今の答弁でしたら。私には市長の答弁がそのようにしか取れないんですが、もう一度その点についてちゃんと説明していただくようお願いいたします。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) 再度の御質問にお答えいたします。  決して子供の命を天秤にというようなつもりではありません。本来、チャイルドシートが義務化されるというのは、やはり子供の命を守るためということ、これは本義においてちょっとも変わることはないわけであります。しかし、このことが、予算が天から降ってくるという、国から降ってくるという表現使われましたが、予算的な措置ができないような状況の中で、これを措置するということは、ある意味において一部の方々のために貴重な予算を使うということにつながってくるわけでございまして、そのあたりやはり慎重に考えないことには、予算の執行者たる私にとって重荷であるというふうに考えた次第でございます。冒頭申し上げましたけれども、やはりチャイルドシートの装備というのは車の持ち主、子供さんを乗せられる方の責任であるということには毫も変わりはないわけでありまして、あくまでもチャイルドシートが必要な、所得でいったらいかんのでしょうけども、それが簡単に装備できない方に万遍なく行き渡るものであるというふうには、このたびの予算措置においても考えにくいわけであります。100%充足できるような体制は恐らく取れないだろうとは思いますけれども、それなりの努力はさせていただくということでございます。 ○4番(野儀恵一君)(登壇) いま一つちょっと納得できないんですが、今の答弁で、そのようなことは考えてないんだと。ならば、6月にもっと違った答弁の仕方があったんじゃないでしょうか。あの6月議会では全く考えていないという答弁だったんです。そこら辺の説明をお願いします。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) 6月の答弁で申し上げたものが今手元にございます。最初の答弁は、「基本的には運転者の負担において御用意をいただくものであると考えております。したがいまして、行政としてどうというようなことは考えていないのが現状でございます」と。これに重ねての御質問については、「周囲の状況というか他の団体の考え方、そして交通関係の方々の御意見などをいただきながら対応していきたいというふうに思っております」ということを申し上げております。あと、うだうだございますけども。それで、周囲の状況あるいは他の団体の考え方ということで、交通安全協会、これもこのたびの御質問について答弁した中で県の会長のお話の中にこういう表現で出ておったということで申し上げた。そのきっかけもある意味では、交通安全協会ではどうなさいますかとうことを問い合わせた結果、ああいうことが出てきたということで、いささかなりといえど、私の気持ちをくんでいただいたもんだというふうに思っております。  以上、よろしくお願いします。 ○4番(野儀恵一君)(登壇) 今の答弁で、現段階としては考えていないのが現状であると、6月に述べられたと。また、今後周囲の状況を見てやっていくと、6月は述べられたということですが、このチャイルドシートのことに関して、これはいつごろから話が持ち上がっているかというと、平成11年3月、ことしの3月の閣議決定で道路交通法の一部改正により話が持ち上がっているわけです。その直後から、インターネットやいろいろなところで、このチャイルドシート普及に対する自治体の何らかの対策が必要ではないかということが数多くインターネット上で叫ばれておったと。そして、これはちょっと余談になるかもしれませんが、私は全国若手市議会の会に入会しておりまして、8月に倉敷市で全国若手市議会の総会がありました。全国各地から約60人程度の議員が集まり情報交換したわけですが、いろいろ情報交換する中で、このチャイルドシートの普及に対する自治体の取り組みということを6月議会で多くの議員がやっておられました。他の自治体での市長の答弁は、ほとんどすべて、すべて「前向きに検討する」だったんですね。いわば、倉吉市、私がそのような答弁を6月にもらっていますから、倉吉市だけだったんですね、そういう答弁が出てなかったのが。そこら辺に何か新しい提案に対する姿勢というものが非常に消極的ではないのかと思うわけです。市長のみならず、議場におられる皆さんにも聞いていただきたいんですが、何か新しい提案があったとき、こういうことをよく言われます。「前例がありませんから」。前例というものに非常にこだわっておられます。そんな体質が実際にあるんじゃないでしょうか。確かに、前例というのも判断の一つの目安でしょう。しかし、これから、このたびのチャイルドシートの話も急なものだったんですが、社会の変化が厳しく、時代が変化をしていく時代です。そういったときに、前例がないということを理由にやらないというのは、致命的な結果を生じさせることにもつながると考えるんです。前例がなくても、よいものはやる。早急にやらねばならないことは早急にやる。もちろん、やる必要がないのであれば、そう判断されるのであれば、やらない。新しい提案に対して、メディアや他の自治体が動き出してからやっと動き出すのではなく、倉吉市みずから新しい提案に対して内容をよく判断され、敏速な対応で仕事を進めていただきたい。前例がないのであれば、みずからが前例になるぐらいの、そういう気構えで仕事に取り組んでいただきたいと思います。あまり納得はいきませんが、市長答弁に関してはここら辺で終わります。  あと、福祉部長に質問いたします。  現在、チャイルドシートの着用義務化に伴うサービスについて、レンタルということで検討するということを代表質問で答弁されておりますが、今後この事業をずっと続けていくのであれば、私はレンタルよりもリサイクルの方がいいんではないかと思うわけです。例えば、どちらの方法をとってもメンテナンスというのは当然かかってくると思うんです。レンタルであれば、特に利用者がずっと長い間持っていて固定化してしまうとか、何か破損が生じたらまた買い足さなければいけないとか、そういったぐあいに悪循環が生じてくるんじゃないかなというふうに思うわけでして、今後レンタルで今検討を進めるということではありますが、リサイクルということも検討に加味していただいて、今後仕事を進めていただきたいと思いますが、その点について部長より答弁いただきたいと思います。 ○市民福祉部長(高田 清君)(登壇) チャイルドシート貸し付けに関しての野儀議員の御質問にお答えいたします。  さきの一般質問答弁におきまして市長の方から貸し出しについて検討していくと御答弁申し上げましたところですが、貸し付けの台数、方法等につきましては、より利用される方の利用しやすい方法、あるいは貸し出しの窓口をどうするか等につきまして、今後検討してまいりたいと存じております。ただいま議員から提案のありましたレンタルではなくてリサイクルではどうかという御質問ですが、その方法につきましても今後、経費の面等、今後検討させていただきたいと思っております。 ○21番(清水小弥太君)(登壇) 教育委員会総務費の輝く人育成事業費交付金20万円を、これは何に使われたか、お願いしたいと思います。 ○教育次長(波田野頌二郎君)(登壇) 21番清水議員にお答えします。  この事業につきましては、打吹公園だんご輝く人育成事業の一環として実施しておるものでございます。その財源は、倉吉市教育振興基金の果実等で行っているものでございます。このたびの補助金の20万円の補正でございますけれども、このたび20万円お願いしておるわけでございますが、このことについては、7月の5日の日に打吹公園だんごさんより寄附金100万円をいただきました。そのうちの、100万の中から20万円を8月3日から7日に倉吉市羅州市中学生友好親善事業として出てきました、その事業に使ったわけでございますけれども、その事業に間に合うということで執行させていただいたものでございますけれども、事務処理に当たりまして十分今後注意していかねばならないというふうに自戒を込めて思っておりますので、よろしくお願いします。 ○21番(清水小弥太君) よくわかりましたが、ただ、私が申し上げたいのは、振興基金の銭が足らなんだで100万円寄附していただいて、また20万使ったと、こういうことですな、要するにこの数字は。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 20万円足りなくて、公園だんごさんから100万円いただいた、その中の20万円をこちらに充てさせてもらったということでございます。 ○21番(清水小弥太君) ということですから、大体理解をしました。私の調査しておる範囲内でもそうだと思います。ただ、私の申し上げたいのは、基金が何ぼあったかちょっと理解しませんが、もともとあったその利息でこの輝く人っていうのは運営することになってるんですよな。ただ、最近の経済の変動あるいは利息の変動等で非常に厳しくなってきた。その利息ほどでは十分な交流ができないようになってきた。こういうことでいろいろ交渉したんかどうか知らんが、100万円の寄附をいただいたと。早速いただいたので20万円を使ったと、こういうことで、単純には発想できるけれども、こういう時期ですから、何ぼ公園だんごが金持っていようと、一たん寄附して基金つくったものを再度寄附いただいてやっていくんだということは私はどうかなと思うんです。これは寄附者に対して申しわけないんじゃないかなと、私は思うんです。そやから、内容を20万ぐらいなら縮小するとか、総体計何ぼかかったのか、そいつは知りませんが、そういうものを考えてこれはやらないけん。何でも頼みゃあ出す。出してもらえばいい。支出の方はそのままにしておいて、そちらの方からお願いする。これは事業家ですから、調子のいいときにはいいけど、悪いときには困るんですよ。そういうことを考えずに、3年間続いているんだが3年間同じような状態で物をしようとしなくして、ただ寄附さえ仰げば何とかなるということだ。内容においても、私に言わせればあんまり十分じゃないと思うんです。その辺についてどう思われますか。 ○教育次長(波田野頌二郎君) ただいまおっしゃった公園だんごさんに甘えて寄附をいただくばかりではだめではないかということ、大変よくわかります。それで、3回を終えまして4回目というふうに迎える場合、この事業実施に当たりましては、この事業の内容あるいは人員の問題、そういうものももう一度よく精査して、このようなことが起こらないように努力していこうというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○21番(清水小弥太君) このようなことが起きんように努力するっていうことですけど、このようなことがあったということはどういうことですか。 ○教育次長(波田野頌二郎君) このようなっていう言葉が大変不適切な言葉であったかと思いますけれども、できるだけ基金運用といいましょうか、1億5,000万の基金いただいておりますけれども、その果実が今60万を利息が割るという状況でございまして、確かにその運用で困っているわけです。このたび御無理申し上げたということでありまして、そういうふうに我々の安易な考えで事業を進めていかないようにというふうに思っておるということでございます。 ○21番(清水小弥太君) 私は深く踏み込みたくないので、あえて何か奥歯に挟まったような言い方するけれども、現実的にだれが考えても、私は中身は知りませんぞ、行ったことないんですから、巷間伝わるところによれば、非常に経費のたれ流しというふうに私は感じます。使わんでもええものにどんどん使っている。去年おととしのような金額が2年続いて、1年、2年、3年目に、やっぱり出るときには反省してこないかん。たった20人子供が行くのに、父兄が10人もついていくということは、おかしいですよ、これは。むしろ、1人か2人でいいはずですよ、3年も続くですから。そういう行為を、そのことは投げといてお願いをするなんていうのは、ふざけとるですよ、これは。反省する、反省する。何の反省したか知らんけれども、悪いことしたとか何とか、おかしいですよ。言い方もおかしいんだわ、お互いに。おれも悪い。何だか詰まったような言い方しとるからいかんわ。申しわけないと思う。ズハリズバリやればいいんだが。そういうこと考えてごさないかんですよ。黙っておれば、これおれが口に出さなんだら、恐らくあんたらはまた来年も同じことするでしょう。再来年も同じことすることでしょう。20人行くに10人も父兄がついていく。その父兄にもいろいろ事情があるけども、おかしいじゃないですか。おかしいっていうよりも非常識ですよ。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 生徒20名に対しての引率者でございますけれども、団長が教育長でございます。1、2、3、4、5、6、それから、通訳のソン・ミンホさんを入れて7人。それから、添乗員の方もおられるということで、引率者は、(「添乗員の金、何でこっちが出さないかん」と呼ぶ)いや、今おっしゃったのは7人、我々引率者は7人でございます。 ○21番(清水小弥太君) 引率者いうのは、添乗員も引率者ですからね、これは。そうでしょ。添乗人2名っていうんですよ。何やかんやごまかすから、私は本気で申し上げますぞ、中身を。ふざけとるがな、それは。そういうことで。教育長どうだい。 ○教育長(足羽一昭君) 清水議員さんにお答えします。  今次長が申し上げましたとおり、6人とソン・ミンホさんの7人であります。そして、観光業者の方が1名添乗員としてついていただいて、飛行場等での出入り等の面倒な仕事がありますので、そういう形でついていただいております。そして、もう1名、確かに、韓国のバス会社のガイドさんだと思いますが、通訳もできる人ですが、この方が、これは交通業者といいますか、その方の依頼でこられた方だと思いますが、特にソウルでのバスに乗っての案内等を中心にやっていただいて、確かに数としては9名になりますか、そういう方を入れればということでありますが、今御指摘もいただきました。今回で3回という形になりました。そういうことを踏まえながら、やはりいろんな面で精査して事業の成功のために頑張っていこうと思いますので、御指導と御理解をお願いする次第でございます。 ○3番(大田 進君) これは私も調べるのは調べた。これは入札で旅行社を決められた。それで何社であったか。それで、私が知ってるのでは、入札の金額の安いところに落とさず、これ落としておられる、決められたような気がする。JAに決まったんやけど、そこより安いところはなかったかどうか聞きたい。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 7社の方から見積もりをいただきまして、JA旅行センターさんが一番安かったので、そこに落札したということでございます。 ○3番(大田 進君) 私は旅行社から聞いたのは、そこよりも安かったと、自分ところの方が。しかし、「信用が」ということを言われたということを聞いたんですけど、入札に呼んどいて、いざ入札が終わってから「信用が」とかいうような言葉が出たっていうこと、この間、総務部長にもちょっとそれ聞いたんですけど、これは問題やなと思うんです。入札に呼んどいてね。それやったら初めから呼ばない、信用がどうかいうのは。そういうようなことを聞いたり、今、これは幾らの金額で落とされたか。それと、団体の中に父兄の方がおられるのか。さっき質問者が違うんで答えておられないんですが、父兄の方もおられるんですか、その7人の中に何人か。それをちょっとお聞かせ願いたい。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 父兄の方の話を先に申し上げますと、父兄の方はございません。  それから、ただいま、信用っておっしゃいましたか。そのようにお聞きしましたけども、見積もりではそのような信用とか何とかいうことは全く関係なしに、入札の金額の一番低いところで決めておると、これは確かなものでございます。(3番大田進君「幾らですか」と呼ぶ)総合計金額が264万1,000円でございます。(3番大田進君「市の持ち出しは幾ら」と呼ぶ)これは、(3番大田進君「市が何ぼ払っただいな」と呼ぶ)このうち、市がこれを、請求来ますから市の方で払うわけです。(3番大田進君「264万払ったっていうことやろな」と呼ぶ)はい、264万1,000円。 ○3番(大田 進君) これ、児童からも2万円ずつ集めとるでしょう、2万円ずつ。生徒から2万円ずつ。ということは40万でしょう。その40万どこに使われたか。これは、市が基金で渡したのが264万でしょう。それで、旅行社が264万なんでしょう、書いてきたのは。なら、2万円で40万、別に集めとるんですね、その金はどこに行くんかな。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 児童の40万もこの264万1,000円の中に入っております。 ○3番(大田 進君) なら、これ減額か何かするんですか、入ってきたやつ。264万市の基金から出したんでしょう。264万を旅行社に対して。それから40万引いた金額でしょう、市が出すのは。そうじゃないんかな、私は頭が悪いけわからんけど。市が出した金額を言ってくれ、見積もりを言ってくれって言ったら264万でしょう。それで、子供たちからは2万円ずつ集めたから40万の金が入ってきとるわけでしょう。結局224万でなかったおかしいでしょう、市の持ち出しは。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 市の方からは215万5,000円でございまして、子供さんや引率者の方からも集めたものを合わせて264万1,000円ということになっております。 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第70号 平成11年度倉吉市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第74号 平成11年度倉吉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで、一括して質疑を求めます。  質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第75号 倉吉市行政手続条例の一部改正についてから議案第79号 倉吉市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてまで、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第80号 功労表彰について及び議案第81号 字の区域の変更及び廃止について、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、請願、陳情について一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。
     よって、質疑を終結いたしました。                ------------------------  日程第3 付議議案委員会付託 ○議長(杉原義人君) 日程第3 付議議案委員会付託を行います。  付託表を配付いたさせます。                 〔付託表 配付〕 ○議長(杉原義人君) 配付漏れはございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 議案の委員会付託は、ただいま配付した議案付託表のとおりそれぞれの委員会に付託することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案付託表のとおりそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。  委員会の開催について御連絡いたします。  総務経済常任委員会は、9月17日午後1時、第2会議室。建設企画常任委員会は、9月17日午後1時30分、第3会議室。教育民生常任委員会は、9月17日午前10時、議会会議室。興和紡跡地利用調査特別委員会は、9月20日午後1時、議会会議室。倉吉駅周辺整備調査特別委員会は、9月20日午後1時、第2会議室。企業誘致調査特別委員会は、9月20日午後3時、議会会議室。  以上、連絡いたします。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議は9月21日午後1時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。               午後5時37分 散会...