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午後1時01分 開会
○議長(
杉原義人君) ただいまから、平成11年6月第3回
倉吉市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(
杉原義人君) 本日の議事日程についてお諮りいたします。
本日の日程は、
第1
会議録署名議員の決定
第2 会期の決定
第3 説明のため出席を求めた者の報告
第4 議案の上程並びに
提案理由の説明
第5
財団法人倉吉市
開発公社の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
倉吉市
土地開発公社の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
第6
財団法人倉吉市
教育振興事業団の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
第7 財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
以上を本日の日程とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
杉原義人君) 御異議なしと認めます。
よって、以上を本日の日程とすることに決定いたしました。
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日程第1
会議録署名議員の決定
○議長(
杉原義人君) 日程第1
会議録署名議員の決定を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、12番福井孝良君、13番表雅男君を議長において指名いたします。
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日程第2 会期の決定
○議長(
杉原義人君) 日程第2 会期の決定を行います。
本定例会の会期は、先般開催した
議会運営委員会において協議し、連絡しておるとおりでありますが、6月11日は本会議、6月12日及び6月13日は休会、6月14日から6月16日までは本会議、6月17日及び6月18日は委員会、6月19日及び6月20日は休会、6月21日は本会議、以上を本定例会の会期とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
杉原義人君) 御異議なしと認めます。
よって、以上を本定例会の会期とすることに決定いたしました。
この際、会議時間の変更についてお諮りいたします。
6月14日及び6月15日の本会議は午前10時から会議を開くことにいたしたいと思います。これに御異義ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
杉原義人君) 御異議なしと認めます。
よって、6月14日及び6月15日は午前10時から会議を開くことに決定いたしました。
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日程第3 説明のため出席を求めた者の報告
○議長(
杉原義人君) 日程第3 説明のため出席を求めた者の報告でありますが、これは、
市長早川芳忠君ほか、お手元に配付しておるプリントのとおりであります。
なお、本日届け出のあった事故者は、議員では9番坂井徹君、6月18日まで欠席であります。当局ではありません。
以上、報告いたします。
この際、平成11年3月1日から平成11年5月31日までの
事務処理概要を、お手元に配付しておるプリントのとおり報告いたします。
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日程第4 議案の上程並びに
提案理由の説明
○議長(
杉原義人君) 日程第4 議案の上程並びに
提案理由の説明に移ります。
報告第1号及び報告第2号並びに議案第44号から議案第65号まで、一括して議題といたします。
ちょっと気温が高いようですから、どうぞ上着についてはご随意にお願いします。
(「議長、
議事進行」と呼ぶ者あり)
○23番(藤原栄喜君) ただいま議長の方から市長の提案説明が諮られておりますが、私はこの機会に、議場の皆さんの御協力をいただきまして、
議事進行としてぜひ御協力をいただきたいわけであります。
先日、我が倉吉市におきまして、本市議会の名誉を犯し、かつ議員の人権をじゅうりんする事例が惹起されております。その中身の問題は、ある人によっては脅迫とも受けれる中身でございます。私もこれから申し上げますその被害者の1人でありますし、この議会には年齢的にその被害者になられる方が8名もいらっしゃると考えております。その内容は、先日、市内の有識団体から私あてを含め市内に多く配布された
市民アンケートの中身をまとめた書物の中に、議会に対する人権無視が私が探した中でも15件もありますし、中でも「60歳以上の市会議員は殺せ」と明記されておることに至っては、私どもは議会全体に対する冒とくを加えられたものと言わざるを得ないのであります。したがいまして、議長は本日の議事の進行中でありますけれども、ぜひまずその事件の処理をしていただき、前に進んでいただきたい。
ところで、このような事件は少なくとも多くの、(「
議事進行でそういうことをやるべきじゃない。議運か何かでやればいい」と呼ぶ者あり)議運等の問題もございますが、ぜひ議長でお諮りをいただきたい、このように考えて、以上、
議事進行を申し上げておきます。
○議長(
杉原義人君) ただいまの
議事進行については、お答えをしたいと。
(「議長、
議事進行」と呼ぶ者あり)
○3番(大田 進君) 私は別にその
アンケートのことでどうのこうのじゃない。今のことを長々と言われて、これは議運なり、最初に議運申し入れて、議運で、こういうことがあると、これを議会でどうしようかというのが議会運営でしょうが。あんたが言われる法律やがな、いつも。それを、ここで今こうやってここでやりとりやってどうするんですか。相手はだれなんですか。相手もわからんものをここでやりとりやってどうするんですか、それこそ。それを、とりあえず議場で言えばいいっていうような、それこそ姑息なやり方や、それは。
○議長(
杉原義人君) ただいまの23番藤原議員の
議事進行、発言についてお答えをしたいと思いますが、いわゆる市内の
青年経済団体3団体が先般行った
アンケートの取りまとめの報告書の内容についてだと思いますけれども、実は私もこの報告書については受け取っていなかったもんですから、この内容について気づいたのは最近のことであります。その内容については驚いております。今御指摘のとおり、この問題については極めて重大な問題と受けとめておりますし、後刻、後日ですね、後刻、今3番大田議員からも発言がございましたが、議運等でこの対処の仕方については御相談申し上げるのが至当ではないかと、このように思いますんで、あなたの今の発言に対しては、私の方で後刻皆さんに相談しながらそういう場を設けてひとつ御相談を、適切な対処をしてまいりたいと、こういうふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
進行いたします。
もう一度、報告第1号及び報告第2号並びに議案第44号から議案第65号まで、一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○市長(
早川芳忠君)(登壇) これより、ただいま上程されました報告第1号及び報告第2号並びに議案第44号から議案第65号までの諸議案について、
提案理由の御説明を申し上げます。
まず、報告第1号 平成10年度倉吉市
繰越明許費繰越計算書についてでありますが、
一般会計におきましては、新
世代地域ケーブルテレビ施設整備事業費外16件、9億3,683万5,000円、
特別会計におきましては、
東中学校公園線沿道土地区画整理事業費外8件、14億6,221万3,000円を平成11年度へ繰り越ししましたので御報告申し上げます。
次に、報告第2号 議会の委任による
専決処分についてでありますが、これは、
市営住宅入居者のうち
住宅使用料の未納者で市及び弁護士からの催告にもかかわらず支払いが実行されない3名について、平成11年3月16日、
倉吉簡易裁判所において未払賃料の
支払方法等について和解が成立したため、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分をいたしましたので、同法同条第2項の規定により報告いたします。
次に、議案第44号の
専決処分についてでありますが、これは、平成11年3月第2回
市議会定例会で議決いただきました平成10年度
上井雨水排水ポンプ場ポンプ設備工事の期限を延長することについて、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分をいたしましたので、同法同条第3項の規定により承認を求めるものであります。この工事は平成10年度国の第3次補正により実施しているもので、繰り越しの承認を得て工事期限を平成12年2月29日まで延長しようとするものであります。
次に、議案第45号及び議案第46号の
専決処分についてでありますが、本案は、倉吉市税条例及び倉吉市
都市計画税条例の一部改正でありまして、最近における
社会経済情勢等にかんがみ、
地方税負担の軽減及び
合理化等を図るため、
個人住民税の
最高税率の引き下げ及び定率減税の実施等の措置を講じるほか、
固定資産税の価格等に係る審査申出制度の
見直し等を行うとともに、
非課税等特別措置の
整理合理化を行う必要から、地方税法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、
本市税条例に所要の改正を行うものであります。
主な内容を申し上げますと、まず、
個人市民税に係る負担の軽減に関する改正でありますが、個人の所得課税のあり方についての抜本的な見直しを行うまでの間、
個人市民税の
最高税率を12%から10%に引き下げるほか、所得割の15%相当額を4万円を限度として税額から控除する措置を講ずるとともに、
特定扶養親族に係る
扶養控除額に2万円を加算する措置を講じたこと、また、
個人市民税については、個人の土地等の譲渡に係る
長期譲渡所得について
特別控除後の譲渡益が6,000万円を超える部分に係る税率を5.5%から4%に引き下げるとともに、特定の
居住用財産の買い換え等の場合の譲渡損失の
繰越控除制度を創設したほか、低
所得者層の税負担に配慮するため所得割の
非課税限度額を引き上げたものであります。
次に、
市たばこ税につきましては、その税率を、1,000本につき234円引き上げたこと、
固定資産税につきましては、
非課税等特別措置の
整理合理化等に伴い規定の整備を行ったこと等によるものであります。
次に、議案第47号から議案第51号までの
専決処分についてでありますが、いずれも起債額の決定その他による平成10年度
補正予算であります。
まず、議案第47号 平成10年度倉吉市
一般会計補正予算(第9号)についてでありますが、歳出の主なものといたしましては、土木費におきましては、
県道改良事業費地元負担金1,153万8,000円、急
傾斜地崩壊対策事業費地元負担金235万7,000円を減額し、
災害復旧費におきましては、
農林水産業施設補助災害復旧事業費1,614万5,000円、
公共土木施設補助災害復旧事業費5,037万4,000円を減額したものであります。
歳入におきましては、
地方消費税交付金2,215万7,000円、
地方交付税1億818万2,000円、市債1億630万円を増額し、農地及び
農業用施設災害復旧事業費県補助金5,171万9,000円、
減債基金繰入金2億円、
退職手当基金繰入金4,000万円等を減額したものでありまして、補正後の
最終予算額は240億6,461万4,000円となるものであります。
議案第48号 平成10年度倉吉市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、歳出におきましては、
財政調整基金積立金を8,000万円追加し、療養諸費を4,682万8,000円減額し、歳入では、
国庫補助金において
財政調整交付金1億4,577万6,000円、さらに
療養給付費交付金4,018万4,000円等を追加したものであります。
議案第49号 平成10年度倉吉市
東中学校公園線沿道土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、
繰越明許費のみの補正で、
繰越事業費を4,860万円とするものであります。
議案第50号 平成10年度倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてでありますが、歳入のみの補正で、市債10万円を追加し、
一般会計からの繰入金を同額減額するものであります。
議案第51号 平成10年度倉吉市
地域振興券交付事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは
交付対象者増に伴うもので、歳出において
地域振興券交付費4,320万1,000円を追加し、歳入において
国庫補助金を同額追加するものであります。
議案第52号及び議案第53号の
専決処分についてでありますが、本案は、平成11年度倉吉市
河北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)及び平成11年度倉吉市河北第2
土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)でありまして、平成10年度
決算見込みにおいて予定していた保留地の売却ができず、その不足額を
河北土地区画整理事業特別会計では1億6,210万7,000円、河北第2
土地区画整理事業特別会計では1億3,919万2,000円の
繰上充用金を計上したものであります。
議案第54号 平成11年度倉吉市
一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、現在進めております
パークスクエア整備事業の中の
重要施設となります
市民温水プール、
飲食物販施設並びにふれあい広場等の建設にかかるものを中心としながら、当面必要欠くことのできないものに絞り措置した次第であります。
次に、各款における主な補正について御説明申し上げます。
民生費においては、
人権モデル地区の指定に伴う
人権文化センター促進事業費95万9,000円を計上したものであります。
衛生費におきましては、高齢者のための介護予防及び閉じこもり
防止モデル事業費201万円など計上したものであります。
農林水産業費におきましては、
プリンスメロン等の
減農薬減化学肥料栽培を推進するための
持続的農業総合対策事業費237万円、
農業生産システム確立支援事業費41万7,000円等を計上したものであります。
商工費におきましては、
パークスクエアの「にぎわい」を創出させる憩いの
ショッピングゾーンとして、
飲食物販施設の建設にかかるもので、
アミューズメント施設整備事業費を
初年度分として1,220万円を計上したものであります。
土木費におきましては、
西倉吉工業団地周辺の宅地化の進行に伴い、用途地域を見直すための
業務委託費472万5,000円、
パークスクエア内の各広場の造園工事及び
大型遊具設置に伴う
プロポーザルコンペの実施等の事業費合わせて1億6,108万6,000円、鉢屋川
改修事業費820万円などを計上したものであります。
教育費におきましては、かねてより
市民要望の高かった
市民プールの復活と、
パークスクエアの
中心的アミューズメント施設とするため、
市民温水プール整備事業費を
初年度分として6,280万円を計上したものであります。
以上、6月補正の概要を御説明申し上げたところでありますが、その総額は2億5,703万6,000円で、補正後の
予算総額は233億1,591万2,000円と相なる次第であります。
これに要する財源でありますが、必要な一般財源3,533万4,000円につきましては、
地方交付税で措置したところであります。その他、特定財源といたしまして、
県支出金702万8,000円、市債2億1,500万円等を見込んだところであります。
次に、議案第55号 平成11年度倉吉市
老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、平成10年度
医療費実績に伴い、
支払基金等への償還金1億1,261万2,000円その他の補正を行うもので、補正後の
予算総額は63億6,412万8,000円と相なる次第であります。
議案第56号 平成11年度倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、県道の
電線地中化に伴う
管渠移転補償工事費及び県道の拡幅に伴う
公共枡移転補償工事費、合わせて4,500万円を補正するもので、補正後の
予算総額は43億7,433万9,000円と相なる次第であります。
議案第57号 倉吉市
職員恩給条例の一部改正について及び議案第58号 恩給の年額の平成11年改定に関する条例の制定についてでありますが、本年4月に
恩給法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、これに準じて恩給の年額の基礎となる
仮定給料年額を平成11年4月分以降0.7%引き上げ、本年4月から改定するとともに、退職年金及び
遺族年金の
最低保障額並びに
遺族年金の年額に係る寡婦加算の額を引き上げ、いずれも本年4月から適用するものであります。
議案第59号 倉吉市
打吹玉川伝統的建造物群保存地区における倉吉市税条例及び倉吉市
都市計画税条例の特例を定める条例の制定についてでありますが、
重要伝統的建造物群保存地区内に存する土地については、現状変更に対して規制を受けるものであり、規制の程度に応じた税の軽減措置を講じることが適当であり、また、倉吉市
打吹玉川伝統的建造物群保存地区の
歴史的景観の保全に資するという目的のため、同
保存地区内における
伝統的建造物である家屋等の敷地等に係る
固定資産税及び
都市計画税の減額措置について定めるものであります。その内容につきましては、
伝統的建造物の敷地については税額の2分の1相当額を、それ以外の土地については税額の5分の1相当額をそれぞれ減額しようとするものであります。
議案第60号 倉吉市
家庭奉仕員派遣手数料の徴収に関する条例の一部改正についてでありますが、
家庭奉仕員の
派遣手数料は国の
難病患者等ホームヘルプサービス事業運営要綱に基づき決定し徴収しておりますが、今般これの一部改正が行われましたので、時間単価の改正をし、あわせて用語の整理を行うものであります。
議案第61号 倉吉市
農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでありますが、平成11年度から新たに
下米積地区において
農業集落排水施設の供用を開始するため、
農業集落排水施設の名称及び区域に
下米積地区を追加するものであります。
議案第62号 倉吉市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでありますが、本案は、
非常勤消防団員等に係る
損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が施行され、
非常勤消防団員等に係る
損害補償の
補償基礎額及び
介護補償額が引き上げられたことに伴い、本市においても同様の
引き上げ措置を行うものうものであります。
議案第63号 倉吉市
非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、
消防団員等公務災害補償責任共済等に関する
法律施行令の一部改正により、基金が市町村に支払う
消防団員退職報償金額が引き上げられたことに伴い、本市においても
非常勤消防団員の処遇改善を図るため同様の
引き上げ措置を行うものであります。
議案第64号 市道の路線の認定についてでありますが、新田9号線、新田10号線、伊木13号線、丸山町3号線は、
建築基準法第42条第1項第5号により指定された
位置指定道路で、法令の規定並びに本市の
市道認定基準に適合するものであり、新たに市道として認定するものであります。
議案第65号 市道の路線の変更についてでありますが、
市道上米積25号線のこのたび変更しようとする部分は、
主要地方道東伯関金線の
改良工事に伴い、市道の接続を改良したものであり、新設された取付道路へ終点を変更しようとするものであります。
以上、何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
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日程第5
財団法人倉吉市
開発公社の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
倉吉市
土地開発公社の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
日程第6
財団法人倉吉市
教育振興事業団の平成10年度及び平成11年度の
経営状況について
日程第7 財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の平成10年度及び平成11年度の経営について
○議長(
杉原義人君) 次に、日程第5、日程第6及び日程第7を一括して議題といたします。
市長に説明を求めます。
○市長(
早川芳忠君)(登壇) 本市が出資しております法人等の
経営状況について、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、本市議会に提出させていただきましたので、その概要を御説明申し上げます。
まず、
財団法人倉吉市
開発公社の平成10年度
事業報告でありますが、特別な事業は執行いたしておりません。
次に、決算でありますが、
一般会計では、
収入済額57万549円に対し
支出済額23万3,150円でありまして、差引残額33万7,399円を翌年度に繰り越すこととしたものであります。
続きまして、平成11年度の予算について御説明申し上げます。
一般会計におきましては、理事会費を初め経常経費を見込み、歳入歳出それぞれ30万5,000円といたしたものであります。
次に、倉吉市
土地開発公社の平成10年度
事業報告でありますが、土地の取得は、
県営住宅高城第3
団地造成事業、中河原2
宅地造成事業に係る用地、合計3,164.33平方メートルを3,018万2,963円で取得いたしました。土地の売却につきましては、
公共施設建設用地取得事業、
県営住宅高城第3
団地造成事業、中河原2
宅地造成事業に係る用地、及び
県営住宅高城小鴨団地の残地、合計6,489.98平方メ―トルを売却して、7,662万5,916円の売却収益を上げているところであります。
以上の
事業執行により、平成10年度の経営収支の状況は、収入総額7,684万2,114円、支出総額8,216万2,096円でありまして、差引531万9,982円の損失を生じておりますが、これは
繰越準備金を充当し処理するものであります。
次に、
損益計算書でありますが、収益の部では、土地の売却による
事業収益と
雑収益等の
事業外収益を合わせまして総額7,684万2,114円となり、費用の部では、
事業原価、販売費及び
一般管理費並びに
減価償却費を合わせまして、総額8,216万2,096円でありまして、差引531万9,982円の損失を生じておりますことは、先ほど申し上げたとおりであります。
次に、
貸借対照表でありますが、資産の部では、流動資産と
固定資産を合わせ総額14億7,130万1,683円となり、負債及び資本の部では、固定負債、基本金及び準備金を合わせまして、総額14億7,130万1,683円であります。
次に、財産目録でありますが、資産の総額は14億7,130万1,683円であり、負債の総額は13億9,802万3,000円でありまして、差引7,327万8,683円の純資産となる次第であります。
続きまして、平成11年度の事業計画でありますが、
公共施設建設用地取得事業に係る整地工事を計画しておりますほか、既に取得しております土地の管理を行うものでありまして、その事業費3,132万6,000円を見込んだものであります。
次に、予算についてでありますが、第1条の収益的収入及び支出における収入では、
事業収益として、河北土地区画整理事業、中河原2
宅地造成事業の用地売却を見込み、
事業外収益と合わせて総額1億2,928万5,000円を計上したものであります。支出といたしましては、用地売却原価、一般管理費及び
減価償却費合わせ、総額1億3,653万円を計上したものでありまして、収入支出差引724万5,000円の不足額は準備金をもって処理することとしたものであります。
次に、第2条の資本的収入及び支出における収入では、借入金及び交付金を4億7,702万9,000円とし、支出では、公有地取得事業費、土地造成事業費及び借入金償還金として6億4,764万円を見込んだものでありまして、収入支出差引1億7,061万1,000円の不足額は、当年度分損益勘定留保資金及び過年度損益勘定留保資金で補てんすることとした次第であります。
次に、第3条の長期借入金は20億円、第4条の短期借入金は5億円と、それぞれ借入限度額を定めたものであります。
次に、
財団法人倉吉市
教育振興事業団の
経営状況について御説明申し上げます。
まず、平成10年度の
事業報告でありますが、前年度に引き続いて受託の倉吉スポーツセンター他11施設、自営の倉吉庭球場管理棟の管理及びその運営を積極的に推進しました。
収支決算につきましては、支出においては、スポーツ施設の受託及び自主管理等のための所要の経費を支弁したものであり、その財源は、市及び県からのスポーツ施設管理受託料4,984万2,970円、市からの事業団管理費補助金1,735万1,466円のほか、財産収入、使用料、繰越金及び諸収入が185万1,369円で、収入合計は6,904万5,805円であり、支出合計は6,794万4,642円で、収入支出差引残額は110万1,163円となり、これを翌年度へ繰り越すものであります。
なお、平成10年度末現在財産目録には、資産の部に、基本財産として定期預金100万円、運用財産といたしまして、平成10年度収支残額110万1,163円、職員退職手当積立金1,297万3,892円、庭球場管理棟692万4,730円を、負債の部は0円、正味財産は2,199万9,785円であります。
次に、平成11年度の事業計画及び予算についてでありますが、11年度におきましては、引き続きスポーツ施設の受託及び自主管理運営事業を活発に展開し、一層住民福祉の増進を図るとともに、活力と潤いのある倉吉市の形成に寄与しようとするものであります。
予算につきましては、以上の事業を実施する所要の財源確保と経費支弁を行うものでありまして、収入及び支出の合計額はそれぞれ6,995万9,000円であります。
次に、財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の
経営状況について御説明申し上げます。
まず、平成10年度の
事業報告でありますが、陶芸、料理他82教室の開催等自主事業の実施、受託施設管理運営事業の実施、マイクロバス運行事業の実施など、利用者の期待と利便に沿うよう積極的に推進いたしました結果、当年度利用者総数は9万9,258人を数え、開設以来6年間の累計は56万8,887人となっております。
収支決算につきましては、支出においては、自主事業、受託施設管理及び自主管理等のための所要の経費を支弁したものであり、その財源は、市からの施設管理委託料7,631万9,000円、自主事業収入及び使用料収入1,040万6,210円、伯耆しあわせの郷共通維持管理費生涯学習センター負担金420万6,000円のほか、財産運用収入及び諸収入195万1,891円で、収入合計は9,288万3,101円であります。支出合計は8,682万5,754円で、収入支出差引残額は605万7,347円であり、これを市に返還いたしました。
なお、平成10年度末現在財産目録には、資産の部に、基本財産として定期預金300万円、運用財産として職員退職手当積立金964万847円、平成10年度未払金・返還金残高充当金として944万1,313円を、負債の部に平成10年度分未払経費338万3,966円、平成10年度市委託料返還金605万7,347円を、正味財産は1,264万847円であります。
次に、平成11年度の事業計画及び予算についてでありますが、平成11年度においては、引き続き自主及び受託事業を積極的に展開し、一層地域住民の生活文化の向上と健康増進を図るとともに、21世紀に向けて明るく豊かな長寿社会を実現し、活力と潤いのある倉吉市の形成に寄与しようとするものであります。
予算につきましては、以上の事業を実施する所要の財源確保と経費支弁を行うものでありまして、収入及び支出の合計額はそれぞれ9,005万2,000円であります。
以上、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
杉原義人君) それでは、これより全員協議会を開き、ただいまの説明に対する質疑を行いたいと思います。
暫時休憩いたします。
午後1時43分 休憩
午後1時58分 再開
○議長(
杉原義人君) それでは、本会議を再開いたします。
財団法人倉吉市
開発公社、倉吉市
土地開発公社、
財団法人倉吉市
教育振興事業団、財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の平成10年度及び平成11年度の
経営状況については、先ほどの全員協議会における質疑をもって質疑を終結することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
杉原義人君) 御異議なしと認めます。
よって、質疑を終結いたしました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
次の本会議は、6月14日午前10時から会議を開き市政に対する一般質問を行うこととし、本日はこれをもって散会いたします。
午後1時59分 散会...