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平成18年12月定例会(第7号12月22日)

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  1. 米子市議会 2006-12-22
    平成18年12月定例会(第7号12月22日)


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    平成18年12月定例会(第7号12月22日)          平成18年米子市議会12月定例会会議録(第7号) 平成18年12月22日(金曜日)               ~~~~~~~~~~~~~~~                        平成18年12月22日 午前10時開議 第1 議案第129号~議案第145号 第2 陳情第 21号 被爆者援護法改正及び原爆症認定制度抜本的改善を求める陳情            書    陳情第 26号 在県外国人生徒に対する高校入試制度改善を鳥取県に求めること            についての陳情    陳情第29号~36号・陳情第38号・陳情第39号    陳情第41号・陳情第43号 第3 閉会中の継続審査について 第4 議案第146号 鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を定める協議について 第5 諮問第  2号 人権擁護委員候補者の推薦について 第6 議案第147号 米子市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について    議案第148号 米子市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について               ~~~~~~~~~~~~~~~                 本日の会議に付した事件
    議事日程第1・第2 日程追加 議案第149号 米子市下水道条例の一部を改正する条例に関する附帯決議に              ついて 議事日程第3~第6 日程追加 議案第150号 被爆者援護法改正及び原爆症認定制度抜本的改善を求める              意見書の提出について      議案第151号 保育・学童保育子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額に              関する意見書の提出について      議案第152号 間伐材搬出促進事業の継続を求める意見書の提出について      議案第153号 北朝鮮における日本人拉致事件の早期解決を求める意見書の              提出について               ~~~~~~~~~~~~~~~                 出席議員及び欠席議員 第1号(12月6日)に同じ               ~~~~~~~~~~~~~~~                 説明のため出席した者 第2号(12月8日)に同じ               ~~~~~~~~~~~~~~~                  出席した事務局職員 第1号(12月6日)に同じ               ~~~~~~~~~~~~~~~                 午前10時00分 開議 ○(吉岡議長) これより本日の会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、先日のとおりでありますので御了承願います。  なお、本日の議事日程は、お手元に配付しております日程書のとおり行いたいと思います。  この際、野坂市長が発言を求めておられますので、これを許可します。  野坂市長。 ○(野坂市長) 12月13日の各個質問におきまして、森議員の市政報告会の質問に対する私の答弁について補足説明をさせていただきます。  市政報告会公民館行事の中に入っているだろうと思う旨の発言をいたしましたが、趣旨といたしましては公民館を使っておられますので、その行事予定表ないし使用予定表に入っているだろうという意味でございまして、誤解を招く表現であったことにつきましておわびいたします。               ~~~~~~~~~~~~~~~              第1 議案第129号~議案第145号              第2 陳情第21号・陳情第26号・陳情第29号~陳情第36号              陳情第38号・陳情第39号・陳情第41号・陳情第43号 ○(吉岡議長) それでは、日程第1、議案第129号から第145号までの17件並びに日程第2、陳情第21号、第26号、第29号から第36号まで、第38号、第39号、第41号及び第43号の14件、以上31件を一括して議題といたします。  これより31件の議案並びに陳情について、各委員会の審査報告を求めます。  初めに、総務文教委員長の報告を求めます。  岩﨑議員。 ○(岩﨑議員)(登壇) 総務文教委員会審査報告をいたします。  当委員会に付託されました議案5件及び陳情6件、並びにさきの9月定例会において継続審査としておりました陳情2件について、去る12月15日、委員会を開き審査いたしました結果、まず議案第129号米子市消防団員の報酬及び費用弁償に関する条例の制定について、議案第130号米子市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、議案第131号米子市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件の議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものに決しました。  次に、議案第137号米子市民体育館等体育施設指定管理者の指定については、職員の再雇用の点で不安が若干残るとの意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものに決しました。  次に、議案第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回のうち当委員会所管部分については、基地周辺対策費設計委託料について管理棟や照明、維持管理の問題に対して本市のかかわり方が明確になっていないとの意見もありましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものに決しました。  次に、陳情第30号中国における法輪功学習者の臓器摘出の実態調査を求める意見書の提出を求める陳情書については、本市議会で調査するには地方議会に対する陳情の範ちゅうを超えるものであり審査になじまないとの意見があり、全会一致で採択しないことに決しました。  次に、陳情第31号住民の暮らしを守り、公共サービス拡充を求める陳情書については、地方公共団体に対して税源移譲が進まない中、交付税を減らされるのはいかがなものかとの意見、また大企業に対する優遇税制が否めないので応分な負担を求めていくことが必要であり本陳情は採択すべきとの意見がありましたが、採決の結果、採択しないことに決しました。  次に、陳情第36号教育基本法改正案の廃案を求める陳情書については、今国会で教育基本法改正案が成立する見通しである時期に廃案にするような求めに対しては採択できないという意見、国民の世論をミスリードし、一方的にある政党で強行採決に至った経緯については許すことができないとの意見があり、採決の結果、可否同数となり委員長裁決により採択しないことに決しました。  次に、陳情第39号郵便局外務事務統合に関する陳情書については、前回と同趣旨の陳情であり、既に本市の郵便局外務事務統合は行われており陳情趣旨になじまないので採択できないとの意見、一方、今回の統合により住民サービスにいろいろ影響が出てくるとの意見、米子市だけではなくユニバーサルサービスを守っていく1つの形をとっていく必要があるとの賛成意見がありましたが、採決の結果、採択しないことに決しました。  次に、陳情第41号平成19年度予算編成における教育費確保の陳情書については、校長会からも同趣旨の要望書も出ており、採決の結果、全会一致で採択することに決しました。  次に、継続審査としておりました陳情第26号在県外国人生徒に対する高校入試制度改善を鳥取県に求めることについての陳情については、前定例会で県議会や県の教育委員会の考え方や判断を見る必要があるとの意見により継続審査となっておりましたが、9月県議会において同趣旨の陳情に対して趣旨採択となったことを踏まえ、採決した結果、全会一致趣旨採択すべきことに決しました。  以上、総務文教委員会審査報告を終わります。  なお、陳情第40号米子市が民間から借りている借地料の不当な支払いをやめさせる陳情については、市民の方から当初511名、追加で213名、合計724名の署名があわせて提出されていることを報告した後、審査をいたしました。現在、本陳情は陳情者を含めて監査委員住民監査請求が提出されており、並行して議会としても継続的に調査する必要があるとの意見があり、採決の結果、全会一致継続審査することに決しました。  次に、継続審査としておりました陳情第14号島根原発プルサーマル計画の中止等についての決議を求める陳情については、さらに調査、研究を要することから、全会一致継続審査することに決しました。あわせて報告をいたします。 ○(吉岡議長) 次に、民生環境委員長の報告を求めます。  伊藤議員。 ○(伊藤議員)(登壇) 民生環境委員会審査報告をいたします。  当委員会に付託されました議案4件及び陳情7件、並びに9月定例会から継続としておりました陳情1件について、去る12月18日に委員会を開き審査いたしました結果、まず議案第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回のうち当委員会所管部分、議案第141号平成18年度米子市国民健康保険事業特別会計補正予算補正第2回、議案第143号平成18年度米子市老人保健事業特別会計補正予算補正第2回、議案第145号平成18年度米子市介護保険事業特別会計補正予算補正第1回、以上4件の議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、陳情第32号保育・学童保育子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める意見書提出の陳情については、内容についてもっと調査・研究のため継続すべきとの意見もありましたが、採決の結果、賛成多数により趣旨採択すべきものと決しました。  次に、陳情第33号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師の増員を求める陳情書については、医療現場の厳しい状況を改善するために採択すべきとの意見もありましたが、採決の結果、賛成少数により採択しないものと決しました。  次に、陳情第34号安心してかかれる医療保障の充実を求める陳情書については、国の責任として弱い立場の方々に光を当てるべきなど採択すべきとの意見もありましたが、採決の結果、賛成少数により採択しないものと決しました。  次に、陳情第35号介護保険制度の改善を求める国への陳情書については、全国の9割以上の自治体で介護保険料が引き上げられたことから、介護保険の給付費に占める国の負担割合を上げていくべきなど採択すべきとの意見もありましたが、採決の結果、賛成少数により採択しないものと決しました。  次に、陳情第38号あかし食費据え置きに関する陳情については、全会一致趣旨採択すべきものと決しました。  次に、陳情第43号乳幼児医療費を就学前まで助成を求める陳情書については、子育て支援を推進するためには必要と趣旨は理解できる、しかし6,000万円の市負担は困難との意見が多く、採決の結果、賛成少数により採択しないものと決しました。  次に、継続審査としておりました陳情第21号被爆者援護法改正及び原爆症認定制度抜本的改善を求める陳情書については、なお継続をして調査、研究をすべきとの意見もございましたが、採決の結果、趣旨採択すべきものと決しました。  以上報告を終わります。  なお、陳情第37号地方税制改正に伴う住民負担増の軽減についての陳情については、わからない部分があるのでもっと調査、研究したいとの意見が多く、採決の結果、継続審査すべきものと決しました。あわせて報告いたします。 ○(吉岡議長) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。  安田議員。 ○(安田議員)(登壇) 産業経済委員会審査報告をいたします。  当委員会に付託されました議案2件及び陳情1件について、去る12月19日に委員会を開き審査いたしました結果、まず議案第138号米子市勤労青少年ホーム指定管理者の指定について及び議案第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回のうち当委員会の所管部分、以上2件の議案については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、議案第138号の審査の中で、委員の中から当局に対し今後の指定管理者の選定に当たり競争性の原則を保ちながらも地元企業であるということを評価の対象に加えることについて、他市の状況も踏まえさらに検討されるよう要望がありましたことを申し添えます。  次に、陳情第29号間伐材搬出促進に関する意見書の採択については、森林の整備・保全は今後も引き続き継続されるべき事業であるとの意見により、全会一致で採択すべきものと決しました。  以上、審査報告を終わります。 ○(吉岡議長) 次に、建設水道委員長の報告を求めます。  矢倉議員。 ○(矢倉議員)(登壇) 建設水道委員会審査報告をいたします。  当委員会に付託されました議案9件について、去る20日、委員会を開き審査いたしました結果、議案第132号米子駅前地下駐輪場管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第133号米子市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、議案第134号米子市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、議案第135号米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について、議案第136号米子市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について、議案第139号損害賠償の額の決定について、議案第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回のうち当委員会の所管部分、議案第142号平成18年度米子市下水道事業特別会計補正予算補正第3回及び議案第144号平成18年度米子市農業集落排水事業特別会計補正予算補正第1回、以上については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、このうち議案第134号は、これは旧米子市区域と旧淀江町区域で算定方法が異なっている下水道使用料を平成19年4月1日から統一するとともに、その使用料額を決定しようとするのが主な内容でありますが、この審査に当たって公共下水道事業が抱える15億円を超える累積赤字解消のため使用料改定自体は理解するが、山陰他都市に比べ徴収率、水洗化率が低いこと、また不明水への対策等改善すべき取り組みが不十分であるとの意見が多数ありました。これを受け委員から委員会において本議案に対し附帯決議を付し、委員連名で本会議に決議案として提出することが提案されました。その提案は地方税法の改正、ごみの有料化などで市民生活が圧迫されつつある情勢下、下水道料金改定に当たって当局に以下のことを求める。1番、使用料徴収率水洗化率を少なくとも山陰他都市並みに上げること、2番、不明水の原因と対策を早急に明らかにすること、3番、建設コストの削減など行財政改革を一層進めること、4番、以上の取り組みを通し、今後の料金改定による市民負担増をできるだけ抑えることというものであります。これに対し提案の趣旨は理解するが、議案審査の過程で当局に対しては意見を伝え、そのことは当局も真しに受けとめているはずであり決議案までは必要ないとの意見がありましたが、採決の結果、賛成多数で本議案に対し附帯決議を付し、委員連名で本会議に決議として提出することに決しました。  以上、報告を終わります。 ○(吉岡議長) 以上で委員長の報告は終わりました。  それではただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  初めに、岡村議員。 ○(岡村議員)(登壇)(拍手) 私は、議案第134号、第135号、第137号、第138号及び第140号の原案可決に反対し否決を求め、また陳情第31号、第36号及び第39号の採択を求め討論を行います。  まず議案第134号米子市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてと、議案第135号米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定についてです。両条例改定案は、下水道使用料農業集落排水施設使用料を今後3年間、現行より平均15%引き上げようとするものです。下水道の場合、一般家庭の負担は月に20立方メートルの水を使用した場合、これまでの1,880円から2,300円へと420円も負担増となります。私は一般質問で他都市と比べて異常に多い不明水の問題が未解決になっている点、大口で井戸水を利用している事業所が適正な収納となっているかといった問題、高どまりしている建設工事の落札率といった問題点を指摘し、値上げ案を白紙に戻してむだな点は省くことはできないのか再検討すべきと主張いたしました。過去に行った高値の公債費の償還を市民に転嫁することは認められませんし、ましてや右肩上がり経済成長下であるならいざ知らず、現在民間企業のサラリーマンが昨年1年間に受け取った平均給与が8年連続してダウンしているといった状況下で、ごみ有料化に続いて公共料金の負担増を市民に押しつけることは暮らしを脅かすことにつながりかねません。下水道料金などの値上げは認められません。  次に、議案第137号米子市民体育館等体育施設指定管理者の指定についてと、議案第138号米子市勤労青少年ホーム指定管理者の指定についてです。私たちは公の施設を民間のもうけのため丸投げし、数年置きに繰り返される指定管理者選定をめぐってのコストダウンの結果もたらされる人件費の削減は認めることはできません。果てしのない人件費削減は、単に外郭団体職員や市職員の雇用条件の問題にとどまらず、地域の民間労働者雇用条件不安定性をもたらすものだと考えています。住民の暮らしを守るべき地方自治体がやるべきことではありません。よって指定管理者の指定にかかわる両議案には反対です。  議案第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回についてです。同補正予算のうち基地周辺対策費として設計委託料685万6,000円が計上されています。騒音被害など美保基地周辺住民の生活安定のために、行政があらゆる努力を行うことは当然です。しかし、今回のサッカーコートや多目的広場、駐車場など16ヘクタールにわたる広い敷地を整備する計画は防衛庁主導で進められた計画であり、それを財源の乏しい米子市の一般財源から680万円以上もねん出して基本設計を随意契約で外部に委託するというものです。内容も2,000人程度の収容が可能な芝生スタンドを備えたサッカー練習場や多目的広場、410台分の駐車が可能な駐車場など過大な計画となっています。今年度急いで基本設計に出したからといって国が直ちに実施設計、事業着手するということは保証の限りなのでしょうか。仮に完成したとしても維持管理だけで毎年米子市は数百万円規模の支出をしなくてはなりません。拙速に設計委託に出すのではなく、本当にこういう施設が住民にとって必要なのか議論すべきです。よって同設計委託料を含んだ予算案には賛成できません。  次に、陳情第31号住民の暮らしを守り、公共サービス拡充を求める陳情書についてです。今ワーキングプアという言葉が一般化するようなひどい格差拡大の社会になっています。そんなときだからこそ住民の安全や安心を確保する地方自治体の役割はますます重要になっています。こうした本来の任務を自治体に保障するための財源確保は焦びの課題であり、地方交付税財源保障機能をしっかりと守っていくことは大切です。またコスト削減を優先させ、住民の個人情報をないがしろにしかねない市場化テスト導入に反対すること、大企業・大金持ちには大減税、その穴埋めに庶民には大増税という逆立ちした税制を改めることなくして住民の暮らしを守ることはできません。同陳情の採択を求めるものです。  陳情第36号教育基本法改正案の廃案を求める陳情書についてです。教育基本法は、さきの臨時国会で多くの教育関係者の拙速に採決するのではなく慎重な審議を、という声を踏みにじって、自民党、公明党によって改悪案が強行可決されました。しかし愛国心など特定の徳目を押しつけ、子どもたちの内心にまで踏み込もうとすることは思想、良心、内心の自由を保障した憲法第19条に違反すること、また教育内容への国家権力の不当な支配を排除したこれまでの第10条を崩して国家権力による教育内容への無制限の介入に道を開くことは、憲法第23条の学問の自由、26条の国民の教育への権利など、憲法の諸条項が保障した教育の自由と自主性を踏みにじるものであり、そうした悪法を教育現場に押しつけることは許されません。ましてやこの間の国会論戦で明らかにされたようにタウンミーティングでのやらせによって政府、文部科学省は世論誘導を行いましたが、こうした政府に教育の基本法を論じる資格がないことは明らかです。なぜ今、教育基本法の改定が必要なのかという多くの国民が抱いている疑問についてまともに説明できないまま、数を頼んで強行することを恥じない政府・与党の手に教育内容への好き勝手な介入をさせるというのが今回の改悪です。改めて廃案しかないという国民の意思を示す上でも同陳情を採択するよう主張いたします。  最後に陳情第39号郵便局外務事務統合に関する陳情書についてです。日本郵政公社は、民営化をにらんで全国4,696の集配郵便局のうち1,048局で集配業務を廃止するという合理化計画を強行しています。鳥取県内では48%に当たる24局で集配業務が廃止されます。既に業務が廃止された周辺部の地域住民からは配達の確実性が損なわれている、郵便の配達が遅くなったなどサービス低下の改善を求める声が上がっています。民営化によってサービス低下は来さないというのがうたい文句であったはずです。地域住民の意見を十分に尊重してほしい、集配再編を見直してほしいという陳情者の意を酌んで同陳情を採択するよう主張いたしまして、以上で私の討論を終わります。 ○(吉岡議長) 次に、松本議員。 ○(松本議員)(登壇)(拍手) 私は、以下4件の陳情の採択を求めて討論いたします。  まず、陳情第33号安心・安全の医療と看護の実現のための医師・看護師の増員を求める陳情についてであります。この陳情は、医療現場で働く医療従事者労働条件の改善が私たちに安心・安全な医療の提供には不可欠である制度の抜本的な改善を求めるものであります。鳥取県内においても医師不足で心療内科の休診など地域医療が確保できない深刻な状況になっています。看護師の労働安全や医療事故防止のためには看護師の増員が必要です。また看護師の配置基準を夜間は患者10人に1人、日勤は患者4人に1人、夜勤の日数を月8日以内に制限するなど働きやすい職場に改善することが必要です。安心・安全の医療と看護提供のために政府や厚労省、鳥取県に意見を提出すべきであります。  次に、陳情第34号安心してかかれる医療保障の充実を求める陳情についてであります。この陳情は、陳情第33号と同じ医師・看護師の増員とともに療養病床の削減をしないことを挙げておられます。療養病床に入院中の方は高度な治療が必要で、介護施設での対応は不可能です。在宅での看護はさらに困難です。療養病床の削減は療養難民を生むことにつながり、医療から排除されることになります。こんなことを許すわけにはいきません。この陳情は採択すべきであります。またリハビリの必要は個々に決めるべきですのに、病名によって決められてしまっています。それでは残された機能もだんだんとうせていってしまいます。病名による日数制限を撤廃し、個々の患者の必要性に応じるよう改善を求めておられます。医療保障を国に求める意見書はぜひ国に上げるべきであります。  次に、陳情第35号介護保険制度の改善を求める国への陳情についてであります。高齢者の負担増が雪だるま式に行われています。税制度改革で住民税が何倍にもなった、そのうち改正された介護保険料の通知を見て2度びっくり、保険料を払うのさえ大変で利用する回数を減らしたという人の声を聞いております。こうした状況を改善するには、国が国庫負担の割合を25%からせめて30%に引き上げ、計画的に従来の50%まで戻すことが求められています。新予防給付のプラン作成に対してでありますが、新予防給付のプラン作成は4,000円で半額に下げられてしまいました。介護報酬をもとの8,500円に戻すことを要求しておられます。4,000円のままではケアプランがつくってもらえず、サービスが利用できないケアマネ難民が生まれないか、利用者本人の要望に合ったプランがつくられるのか不安が募ります。ぜひ報酬をもとに戻すべきです。  最後に陳情第43号乳幼児医療費を就学前まで助成を求める陳情についてであります。子どもの医療費の負担の軽減は、安心して子どもを育てる上で切実な施策であります。子どもの医療費の無料化、助成制度は、国がいまだ制度化しないもとでも各都道府県、市町村では住民の願いにこたえ取り組み内容はいろいろ違いがありますけれども、今ではすべての自治体で実施されています。京都府園部町や八木町のように、子どもの医療費の助成対象を小学校就学前の乳幼児から小・中・高等学校の児童生徒にまで広げている自治体も生まれています。鳥取県西部地区でも日吉津村、伯耆町、南部町、日南町など既に就学前まで行っています。財政規模が大きな米子市の取り組みがおくれていることに対して議会が声を上げないでよいものでしょうか。皆さんの良識を期待して、私の以上4件の陳情の採択を求める討論を終わります。 ○(吉岡議長) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○(吉岡議長) ほかにないものと認め、討論を終結いたします。  これより31件の議案並びに陳情を、順次採決いたします。  初めに、議案第129号から第133号まで、第136号、第139号及び第141号から第145号まで、以上12件を一括して採決いたします。12件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  12件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、12件の議案はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、議案第134号米子市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、第135号米子市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について、第137号米子市民体育館等体育施設指定管理者の指定について、第138号米子市勤労青少年ホーム指定管理者の指定について及び第140号平成18年度米子市一般会計補正予算補正第5回、以上5件を一括して採決いたします。  5件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。  5件については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、5件はいずれも原案のとおり可決されました。  次に、陳情第21号被爆者援護法改正及び原爆症認定制度抜本的改善を求める陳情書、第26号在県外国人生徒に対する高校入試制度改善を鳥取県に求めることについての陳情、第29号間伐材搬出促進に関する意見書の採択について、第32号保育・学童保育子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める意見書提出の陳情書及び第41号平成19年度予算編成における教育費確保の陳情書、以上5件を一括して採決いたします。  5件に対する委員長の報告は、陳情第21号、第26号及び第32号については趣旨採択、第29号及び第41号については採択であります。  5件については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、5件は委員長の報告のとおり決しました。  次に、陳情第30号中国における法輪功学習者の臓器摘出の実態調査を求める意見書の提出を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件については、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。  次に、陳情第31号住民の暮らしを守り、公共サービス拡充を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立少数であります。よって、本件を採択することは否決されました。  次に、陳情第33号安全・安心の医療と看護の実現のため医師・看護師の増員を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立少数であります。よって、本件を採択することは否決されました。  次に、陳情第34号安心してかかれる医療保障の充実を求める陳情書、第35号介護保険制度の改善を求める国への陳情書、第39号郵便局外務事務統合に関する陳情書及び第43号乳幼児医療費を就学前まで助成を求める陳情書、以上4件を一括して採決いたします。  4件に対する委員長の報告は、不採択であります。  4件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立少数であります。よって、4件を採択することは否決されました。  次に、陳情第36号教育基本法改正案の廃案を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、不採択であります。  本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立少数であります。よって、本件を採択することは否決されました。  次に、陳情第38号あかし食費据え置きに関する陳情を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。  本件を趣旨採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件を趣旨採択することは可決されました。  お諮りいたします。先ほど矢倉議員ほか4人から議案第149号が提出されました。この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。               ~~~~~~~~~~~~~~~                日程追加 議案第149号 ○(吉岡議長) それでは、本件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  矢倉議員。 ○(矢倉議員)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第149号米子市下水道条例の一部を改正する条例に関する附帯決議について御説明を申し上げます。  このたびの条例改正により来年4月から下水道使用料が増額改定されることとなります。しかし先ほどの建設水道委員会審査報告でも述べましたとおり、下水道事業において米子市当局が取り組むべき多くの課題が指摘されたところであり、委員会での議論をもとに附帯決議賛成者の連名により本議案を提出させていただいたものであります。提案者を代表し朗読をもって提案理由の説明とさせていただきますので、何とぞ全議員の皆様方の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。米子市下水道条例の一部を改正する条例に関する附帯決議地方税法の改正、ごみの有料化などにより市民生活が圧迫されつつある情勢下、本条例の施行に当たり米子市当局においては今後の下水道使用料改定による市民負担の増加をできる限り抑えるため、特に向こう3年間、以下の項目についての取り組みを強化するよう強く求める。1番、使用料徴収率水洗化率を山陰他都市並みに引き上げること、2番、不明水の原因を早急に明らかにし対策を講じること、3番、建設コストの削減など行財政改革を一層進めること、以上決議する。以上であります。よろしくお願いします。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより本件を採決いたします。  本件については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。               ~~~~~~~~~~~~~~~               第3 閉会中の継続審査について ○(吉岡議長) 次に、日程第3、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  陳情第14号島根原発プルサーマル計画の中止等についての決議を求める陳情、第37号地方税制改正に伴う住民負担増の軽減についての陳情及び第40号米子市が民間から借りている借地料の不当な支払いをやめさせる陳情、以上3件については、各常任委員長から継続審査の申し出があります。  これより質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより3件を順次採決いたします。  初めに、陳情第14号及び第40号の2件を一括して採決いたします。  2件については、委員長の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、2件については閉会中の継続審査に付することに決しました。  次に、陳情第37号を採決いたします。  本件については、委員長の申し出のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件については閉会中の継続審査に付することに決しました。               ~~~~~~~~~~~~~~~                 第4 議案第146号 ○(吉岡議長) 次に、日程第4、議案第146号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  野坂市長。 ○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第146号につきまして、御説明を申し上げます。  議案第146号は、鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を定める協議についてでございまして、健康保険法等の一部改正により平成20年4月から75歳以上の後期高齢者を対象とした新たな医療保険制度が創設されることに伴い、都道府県ごとに全市町村が加入する後期高齢者医療広域連合を設立するため、鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を定めることについて協議しようとするものでございます。なお、広域連合の名称、区域、処理する事務、事務所の位置及び議会等詳細につきましては、お手元の議案書を御参照いただきたいと存じます。何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。
     岡村議員。 ○(岡村議員) それでは、ただいま上程されました議案について質疑を行わさせていただきます。  健康保険法の改悪によりまして、平成20年4月から75歳以上のお年寄りだけを対象とした医療保険制度を新たに創設しなければならなくなったということです。一番医療機関にかかる機会の多いのがお年寄りで、しかも一般的に負担能力が一番弱いのもお年寄りです。そのお年寄りを別建ての医療保険制度で見させようというわけですから、高齢者がふえるに従って保険料は上がる、医療費がかさめばその分また上がるという繰り返しで、介護保険料の際限のない引き上げと同じことになるおそれがあるわけです。厚生労働省の試算では平均保険料は6,200円で、介護保険料と合わせれば毎月1万円以上がわずかな年金から天引きされます。こんな現代版うば捨て山のお年寄りいじめは許せない、こういうふうに考えます。以下4点、質問いたします。まず1点目は、75歳以上のすべてのお年寄りから保険料を徴収することになっていますが、保険料が払えなくて滞納したお年寄りに対しては、短期保険証や資格証明書など国保と同じような押しつけがなされるのでしょうか、これについて伺います。2番目は、75歳以上のお年寄りの声が直接どうやって反映されるのかという問題です。広域連合の運営についてそういった方々の関与が制度的に保障されているのかどうなのか、この点について伺うものです。3番目に、広域連合に議会を設置して、その議員には市町村長、市議会議長会、町村議長会から推薦された市町村議会議員が選ばれることになっていますが、議員の枠は西部でわずか5人となっています。せめてすべての市町村から議員が選出されるようにすべきだと考えますが、どのようにお考えでしょうか。また現在提示されている西部5人の枠で選ぶとしたならば、米子市議会からは何名選出できることになっているのか伺うものです。最後に情報公開については、規約上制度化されることになっているのでしょうか。また市町村議会への報告義務について制度上保障されているのかどうなのか、この点について伺います。 ○(吉岡議長) 鷲見福祉保健部長。 ○(鷲見福祉保健部長) 岡村議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず最初に、短期保険証あるいは資格証の問題でございますけれども、押しつけということではございませんけれども、高齢者の医療の確保に関する法律の中に定めがございます。税や料の公平性、あるいは滞納者との接触の機会を設けるというようなことの目的で定められたものだというぐあいに理解しておりまして、国民健康保険の場合と同様な取り扱いになるものと考えておりますが、広域連合は県内全市町村が加入いたしますので、連合の中で細やかな基準というものはまた定められて、県内すべての市町村が同一歩調で同一基準で事務を取り扱うということになろうかと思います。それから75歳以上のお年寄りの声がどうやって反映されるのかという問題でございますけれども、国民健康保険におきましては法の定めがございまして運営協議会ということがございますけれども、後期高齢者医療制度では法の定めがございません。もちろん議員さんおっしゃいますように被保険者を含めた広い意見を求めるということは非常に重要なことだというぐあいに理解をしておりますし、事業の運営上必要なことだというぐあいに考えておりますので、今後各市町村それぞれまた課長レベルの連絡調整会議、そういった場面もございますので、いろいろそういった意見を発言していきたいというぐあいに考えております。それから3点目に、広域連合の議員定数のことでございますけれども、議員定数につきましては地方自治法により規約で定めることとなっておりまして、今回13名という定めを規約の中に設けておりますけれども、議員さんがおっしゃいますようにさまざまな、市町村それぞれ事情も違いますしさまざまな意見がございまして、先ほどおっしゃいましたような意見もあったと聞いております。それで市町村、いろいろ人口あるいは規模、いろいろ異なるわけでして、いろんな意見が出た中で事業の非常に経費の節約、あるいは効率的、機能的な運営を図る必要もございますので、そういったことの観点、あるいは広域それぞれの圏域、東中西、今でも連携が図られているようなことから、全市町村が協議をいたしまして現在の数に落ちついたという経緯でございます。それから米子市議会から、東中西、それぞれ5名、3名、5名というぐあいな枠組みでございまして、米子市議会から何人かというようなお尋ねだったと思いますけれども、今後この西部圏域の中でいろいろ協議、検討していただく事項であるというぐあいに考えております。それから最後になりますけども、情報公開とか報告義務等の関係でございますけれども、この規約は広域連合を設立するためのもので自治法の中でそういった盛り込む事項が決まっておりますので、基本的な事項を盛り込んだということでございまして、議員さん御指摘の情報公開等につきましては今後広域連合の中でいろいろ条例、規則、それからいろんな内規を作成されるということになろうかと思いますが、そういった中でいろいろ検討、議論されることであろうというぐあいに思っております。以上でございます。 ○(吉岡議長) 岡村議員。 ○(岡村議員) 2遍目の質問ですけども、最初1点目が特に負担能力の低いお年寄りから必要な医療の機会を奪いかねないというこういった問題があろうかと思います。そういった点を2点目の質問とも関連しますけども、お年寄りの声をきっちりと反映させるそういったやっぱりものというのが国保における運営協議会ということがありますけども、そこにはお医者さんですとか被保険者の方の代表なども出てるわけで、そういった声が確実に反映できるようそういったものを制度的に保障するようにぜひ働きかけていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。それから3番目の質問で広域連合の議会の問題ですけども、やはり自治体によっては大きいところ小さいところ、さまざまあるわけですし、またさまざまな財政状況、いろんな財政状況を抱えていると、そういった中でじゃあこの広域連合にどう参加するのかといった点がやはり問題になろうかと思います。報道によりますと、日吉津村議会ではそういった懸念があるからというふうなこともあって一たんは議案の上程を見送ったと、26日にさらに臨時議会をまた招集してそこで審議するというふうなことが伝えられてますけど、やはりそういった声もきっちり反映できるようなそういった議会にしていくべきだというふうに思いますけども、この点についてもう一遍お考えをお聞きしたいと思います。それと最後に情報公開についてです。これについてもやっぱり制度上きっちり確立していくべきだというふうに私は考えますけども、この点についてのお考えをお尋ねいたします。 ○(吉岡議長) 鷲見福祉保健部長。 ○(鷲見福祉保健部長) まず1点目でございますけども、被保険者等の声を聞くように働きかける必要があるということでございますけれども、当然それは必要だというぐあいに認識しておりまして、いろいろ今後発言する機会の中でこういった意見もあったというようなことも添えながら、当然のことだと思っておりますので働きかけていきたいというぐあいに思っております。  それから2点目の議員の関係でございますけれども、確かに先ほどもちょっと答弁触れましたけれども、いろんな各市町村、それぞれ議員さん御指摘のように財政状況とかいろんな議論がございました。その中でやはり何といいますか、議会の機動性、それから経費の節減を図っていく必要もあるし、全市町村、首長さんの会議でございましたけども、そこで最終的に13名、東部5名、西部5名、中部3名というぐあいに決定をしたところでございまして御理解をいただきたいというぐあいに思います。  それから情報公開の関係ですが、当然公表していかなきゃならんというぐあいに考えております。これもいろんな会議の場で積極的に発言をしていきたいというぐあいに考えております。以上です。 ○(吉岡議長) ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) ほかにないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、民生環境委員会に付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩をします。                 午前11時00分 休憩                 午後 0時59分 再開 ○(吉岡議長) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより議案第146号について、民生環境委員長審査報告を求めます。  伊藤議員。 ○(伊藤議員)(登壇) 民生環境委員会審査報告をいたします。  先ほどの本会議において、当委員会に付託されました議案1件について、休憩中に委員会を開き審査いたしました結果、議案第146号鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を定める協議については、民意の反映、議員の定数、選出方法や事業の赤字補てん問題等、多岐にわたって審査しました結果、中身が不透明で負担増につながる懸念がある等の反対意見はありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものに決しました。なお、審査の過程で次に述べるような意見を付すべきとの意見があったことをつけ加えさせていただきます。1、広域連合に対して民意の反映ができるよう被保険者も含めた連合運営協議会を設置すること、2、連合議会は原則公開とし審議の透明性を確保すること、3、連合議員の選出に当たっては各自治体の意見が公平に反映されるよう配慮すること。  以上で民生環境委員会審査報告を終わります。 ○(吉岡議長) 委員長の報告は終わりました。  それでは、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  松本議員。 ○(松本議員)(登壇)(拍手) 私は、議案第146号鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を定める協議について、原案可決に反対し否決を求めて討論いたします。  この議案は、75歳以上の高齢者を現在加入している国民健康保険や組合保険などから切り離し、後期高齢者だけ被保険者とする独立した医療保険制度にするもので、家族に扶養されている人を含めすべての後期高齢者が介護保険と同様の年金天引き方式などで保険料を徴収されます。後期高齢者の医療給付費がふえれば、保険料の値上げにもつながります。一番医者にかかる機会も多い、負担能力は一番弱い高齢者だけで別仕立ての医療保険制度をつくれば、高齢者がふえるに従って医療費がかさみ、その結果保険料が上がるという悪循環となることは明らかで、保険料と受診料の負担に耐えられず医者にかかれない人が出てきます。これまでの医療は現役世代と高齢者が支え合って運営してきました。その基本を根本から崩すものです。これまで後期高齢者は障がい者や被爆者などと同様に短期証や資格証を発行してはならないとされてきましたが、保険料の滞納者には短期証や資格証が発行されることになっております。医療保障なしで生きていけない弱者から保険証を取り上げます。次に、広域連合にはもともと住民の声が届きにくいという重大な問題がありますが、新しい後期高齢者医療制度は国が法律で広域連合加盟を義務づけ、脱退も認めないなど異例の組織です。住民要求の反映、市議会の積極的関与、情報公開の徹底などがどうなるのか不安要素が多くあります。広域連合議会の構成は県内に13人で、しかも市議会議員などで住民が運営に参加できる仕組みが困難になっていることも問題です。例えば米子市が運営する国民健康保険運営協議会には、被保険者を代表とする委員が4人、保険医または薬剤師を代表する委員が4人、公益を代表する委員が4人、保険者を代表する委員が3人、15人で構成されており、一定の意見が反映される仕組みとなっております。これと比較することは適当でないかもしれませんが、地域住民との関係が遠くなる一方で国言いなりの保険料の取り立てと給付の抑制の出先機関になってしまうおそれさえ感じます。こんな制度が始まることさえ多くの市民や高齢者は知らされておりません。6月の国会で自民、公明が強行成立させた医療制度改革関連2法案は、介護保険、障害者自立支援法に続く国民いじめの悪法であり認めるわけにはいきません。以上で私の討論を終わります。 ○(吉岡議長) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) ほかにないものと認め、討論を終結いたします。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は、原案可決であります。本件については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○(吉岡議長) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。               ~~~~~~~~~~~~~~~                  第5 諮問第2号 ○(吉岡議長) 次に、日程第5、諮問第2号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  野坂市長。 ○(野坂市長)(登壇) ただいま御上程をいただきました諮問第2号につきまして、御説明を申し上げます。  諮問第2号は、人権擁護委員候補者の推薦について御意見を求めるものでございまして、人権擁護委員のうち福田司氏が平成19年3月31日をもって任期満了となられますので、引き続き福田司氏を人権擁護委員候補者に推薦いたしたいと存じます。何とぞ御審議の上、御賛同を賜りたいと存じます。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより本件を採決いたします。  本件については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり同意されました。               ~~~~~~~~~~~~~~~             第6 議案第147号・議案第148号 ○(吉岡議長) 次に、日程第6、議案第147号及び第148号を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺照夫議員。 ○(渡辺(照)議員)(登壇) ただいま御上程いただきました2議案につきまして、提案者を代表し提案理由の説明を申し上げます。この2議案は地方自治法の一部改正に関連し、米子市議会委員会条例、また会議規則をそれぞれ改正しようとするものであります。  まず議案第147号は、米子市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これはこれまで常任委員、特別委員等の選任は議長が本会議に諮って指名することになっておりましたために、欠員が生じた場合においても次の本会議までその補充ができないということがございました。これを議長権限で選任できることにすることによりこの欠点を補おうとするものであります。また電磁的記録による本会議の会議録の作成が認められたことに伴い、委員会の記録も電磁的記録によることができるよう所要の整備をしようとするものであります。  次に、議案第148号であります。これは米子市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてであります。委員会にも議案を提出する権限が認められたことに伴い、これに関する規定を整備しようとするものであります。また先ほど申し上げましたが、本会議の会議録が電磁的記録によることができることとされたことに伴いまして所要の整備をしようとするものであります。  以上2件について、議員の皆様方の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております2件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより2件を一括して採決いたします。  2件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、2件はいずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。先ほど伊藤議員ほか7人から議案第150号及び151号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、よって、2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。               ~~~~~~~~~~~~~~~            日程追加 議案第150号・議案第151号 ○(吉岡議長) それでは、2件を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  伊藤議員。 ○(伊藤議員)(登壇) ただいま御上程をいただきました2議案について、提案者を代表いたしまして提案理由の御説明を申し上げます。  まず議案第150号は、被爆者援護法改正及び原爆症認定制度抜本的改善を求める意見書であります。1945年8月6日に広島、同年8月9日に長崎に投下された原子爆弾は、多くの尊い生命を奪い、奇跡的に一命を取りとめた被爆者も被爆から61年たった現在でも肉体的苦痛、偏見や差別による精神的苦痛など被爆に起因する不安な生活が依然として続いています。1994年に制定された原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律は、被爆者の健康の保持及び増進並びに医療・福祉などについての保障を規定したものでありますが、その認定審査に用いられるDS86に基づく基準は、直接被爆以外の残留放射線による被爆の影響を不当に低く見積もるものであり、その結果、投下直後の入市被爆者や遠距離被爆者などの保障を対象から除外するものとなっています。また在外被爆者や被爆二世、三世などが現行の制度で救済から外れている事実もあり、被爆の苦しみに耐え続けている現状を見ると、これらを含めた包括的な救済を可能とする被爆者援護法の改正が求められます。よって国会、政府におかれては被爆者救済の視点に立ち、現行審査基準や現行法制によって救済の対象から外れている被爆者、在外被爆者、被爆二世、三世などに対する国の責任を明確にした上で適切な施策を講じていただくよう、お手元の意見書を関係機関に提出しようとするものであります。  次に議案第151号は、保育・学童保育子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額に関する意見書であります。我が国における少子化はますます深刻になっており、子どもや子育てにかかわる施策の改善は緊急課題であります。地域の子育て支援策の中核施設と言える保育所に対する住民の期待もますます強くなっており、公立保育所運営費の一般財源化などにより自治体は財政負担の増大を強いられています。今、少子化対策、次世代育成支援策を国、自治体を挙げて推進することが重要な政策の課題となっていますが、保育の実施に責任を負う自治体において施策の前進を図るためには、国家的な基準・最低基準の底上げと財政の後押しが必要不可欠であります。よって、政府におかれては保育・学童保育子育て支援施策を講じること及び予算の大幅増額をしていただくようお手元の意見書を関係機関に提出しようとするものであります。  以上2件について、何とぞ全議員の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
    ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております2件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより2件を一括して採決いたします。  2件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、2件はいずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。先ほど安田議員ほか6人から議案第152号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。               ~~~~~~~~~~~~~~~                日程追加 議案第152号 ○(吉岡議長) それでは、本件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  安田議員。 ○(安田議員)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第152号間伐材搬出促進事業の継続を求める意見書の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。  森林は、木材の生産はもとより災害の阻止、良質な水の安定的な供給など私たちが生活していくことのできる環境を守る上で重要な役割を果たしております。特に近年では地球温暖化の主たる要因である二酸化炭素の吸収源として重要な役割が期待されているところでありますが、森林整備を担う林業は木材価格の低迷等により採算性が大幅に悪化、さらには間伐などの未実施により森林の持つ多面的な機能が大幅に減退するおそれがあります。鳥取県では、この間伐促進対策として平成14年度より間伐材搬出促進事業を実施し一定の成果を上げてきましたが、平成19年度以降の実施が未定となっております。よって鳥取県におかれては間伐材搬出促進事業を平成19年度以降も継続して実施され、森林の機能保全を図られるようお手元の意見書を提出するものです。何とぞ全議員の皆さんの御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより本件を採決いたします。  本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。先ほど渡辺照夫議員ほか7人から議案第153号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。               ~~~~~~~~~~~~~~~                日程追加 議案第153号 ○(吉岡議長) それでは、本件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺照夫議員。 ○(渡辺(照)議員)(登壇) ただいま御上程をいただきました議案第153号北朝鮮による日本人拉致事件の早期解決を求める意見書の提出について、提案者を代表し提案理由の説明を申し上げます。  北朝鮮による日本人拉致事件は、国家の主権と日本国民の生命・人権にかかわる重大な問題でありますが、平成14年の日朝首脳会談において北朝鮮は真相究明のための徹底した調査を約束したにもかかわらず、誠意ある対応はいまだ行われておりません。このような状況の中、先月20日、米子市出身の松本京子さんが拉致被害者として政府から認定されましたが、拉致被害者の1日も早い救出は国民すべてが願うところであります。このため国会、政府において拉致問題の真相解明と拉致被害者の1日も早い帰国の実現に取り組まれるよう、お手元の意見書を提出しようとするものであります。どうぞ全議員の皆様方の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○(吉岡議長) これより質疑に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  これより討論に入ります。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 別にないものと認め、討論を終結いたします。  これより本件を採決いたします。  本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(吉岡議長) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  以上で本定例会に付議された事件は、すべて議了いたしました。  これをもって、平成18年米子市議会12月定例会を閉会いたします。                 午後1時24分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              米子市議会議長  吉 岡 知 己              同   副議長  松 井 義 夫              同    議員  野 坂 道 明              同    議員  内 田 隆 嗣...