賛成少数であります。したがって、本請願は不採択とすることに決定されました。
日程第3 議員提出議案第9号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書の提出について及び議員提出議
案第10号住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化を求める意見書の提出について(質
疑・討論・採決)
◯山田延孝議長 日程第3、議員提出議案第9号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書の提出について及び議員提出議案第10号住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化を求める意見書の提出について、以上2案を一括して議題とします。
お諮りします。
2案に対する提出者の説明、委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、委員会付託は省略することに決定しました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 討論なしと認めます。
これより、議員提出議案第9号不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書の提出について及び議員提出議案第10号住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化を求める意見書の提出について、以上2案を一括して採決します。
お諮りします。
2案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 御異議なしと認めます。したがって、2案は原案のとおり可決されました。
日程第4 議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出について(提
案説明・質疑・討論・採決)
◯山田延孝議長 日程第4、議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
伊藤幾子議員。
〔
伊藤幾子議員 登壇〕
◯伊藤幾子議員 議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出について、
共産党市議団を代表し、提案説明を行います。
本年10月25日、人類史上初めて核兵器の全面禁止を明文化した核兵器禁止条約の批准国が50か国に達し、90日後の2021年1月22日に条約が発効することが確実となりました。75年前の8月、広島、長崎に原爆が投下され、甚大な被害を受けた日本は、被爆者の方々を先頭に、核兵器の非人道性を世界に訴え、核兵器廃絶のための様々な働きかけを続けてきました。また、本市が加盟する平和首長会議も、一貫して核兵器廃絶と恒久平和を主要な目的として活動してきており、各国に対し、同条約に署名、批准することを求めています。本条約の実効性を高めるためには、核保有国をはじめ、多くの国がこの条約に参加し、条約の効果的な運用と発展に向けた議論を進めることが重要となります。
そのためには、唯一の戦争被爆国である日本政府が核兵器禁止条約に参加し、核兵器のない世界の実現に向けた取組の先頭に立つことが求められると考え、その後押しをするためにも、本意見書提出を提案させていただきました。
議員各位の御賛同をぜひお願いし、提案説明といたします。
◯山田延孝議長 これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 質疑なしと認めます。
お諮りします。
本案に対する委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 御異議なしと認めます。したがって、本案の委員会付託は省略することに決定しました。
これより討論に入ります。
通告により、順次発言を許可します。
加藤茂樹議員。
〔加藤茂樹議員 登壇〕(拍手)
◯加藤茂樹議員
会派新生の加藤茂樹でございます。私は、議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出についてに対し、
会派を代表し、反対の立場で討論いたします。
本年10月25日に核兵器禁止条約の批准国が50か国に達し、2021年1月22日に条約が発効することとなりました。これに対し、国連安全保障理事会の常任理事国で核保有国のアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5か国は、条約は安全保障情勢を考慮しておらず、核軍縮は段階的に進めるべきと反対しております。
我が国は唯一の被爆国として、核軍縮、核不拡散に主体的、積極的に取り組んできました。日本主導の核兵器廃絶決議は167か国の賛成を得て採択されております。核兵器禁止条約については、核保有国の賛同が得られない現状から、条約への参加に対して慎重な立場を取っております。核兵器の廃絶については、こうした現実を踏まえ、核不拡散条約体制を維持しながら核軍縮に取り組む対応が必要と考えます。
核保有国が参加しない核兵器禁止条約は、核兵器国と非核兵器国間の対立を一層助長し、その亀裂を深めるものとの観点から、反対いたします。我が国は、核兵器国と非核兵器国間の橋渡しをする役割を担い、核兵器禁止条約への参加ではなく、現実的な核廃絶に向けた取組を着実に進めていくべきと考えます。
よって、議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出についてに対し、反対いたします。
議員各位の御賛同をお願いし、
反対討論といたします。
◯山田延孝議長 岩永安子議員。
〔岩永安子議員 登壇〕(拍手)
◯岩永安子議員 私は、日本
共産党市議団を代表して、議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出について、
賛成討論を行います。
核兵器禁止条約の批准国が50か国に達し、来年1月22日にいよいよ発効することになりました。今年は被爆75年。被爆者の皆さんにすばらしいプレゼントになりました。
核兵器禁止条約の最も重要な点は、国際的な法規範として、初めて核兵器を違法なものとして禁止したことです。核保有国であるアメリカをはじめ、核の傘の下にある国は、この条約に参加していませんから、この条約を守る義務はありません。しかし、国際的な法には、国の行動を変える力があります。これまで、生物兵器、化学兵器、対人地雷などの禁止条約が成立しています。こうした条約が成立後、条約に参加していない国も、この種の兵器を簡単には使えなくなりました。核兵器禁止条約が発効した下で、核軍備を増強したり、ましてや核兵器を使ったりすれば、国際的な非難は一層大きくなるでしょう。
そして、来年夏には、延期された核不拡散条約再検討会議が開かれます。核不拡散条約第6条には核軍備縮小、撤廃の交渉を行うことが義務づけられています。また、核保有5大国は、自国の核兵器をなくすことを明確な約束として合意しています。にもかかわらず、核兵器廃絶の流れは動きませんでした。
今、禁止条約をつくり、大きく動き出そうとしています。唯一の戦争被爆国日本が本気で核保有国と非保有国の橋渡しをするというなら、禁止条約に参加して核保有国に参加を呼びかけることが一番確かな力ではないでしょうか。
議員の皆様、世界の核兵器の流れが大きく変わりつつあります。世論調査も、国民の六、七割が核兵器禁止条約に参加すべきと言っています。どうぞ、日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出について、御賛同をお願いいたしまして、
賛成討論といたします。
◯山田延孝議長 以上で討論を終わります。
これより、議員提出議案第11号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の提出についてを電子表決システムにより採決します。
お諮りします。
本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをお押し願います。
〔各議員ボタンを押す〕
◯山田延孝議長 ボタンの押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯山田延孝議長 なしと認め、確定いたします。
賛成少数であります。したがって、本案は否決されました。
しばらく休憩します。
午前10時51分 休憩
〔山田延孝議長 退場〕
午前11時01分 再開
◯砂田典男副議長 ただいまから会議を再開します。
先ほど、議長山田延孝議員から議長の辞職願が提出されました。
お諮りします。
この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
◯砂田典男副議長 起立全員であります。したがって、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
まず、その辞職願を
事務局長に朗読させます。
◯森山
武事務局長 朗読いたします。
辞職願。
このたび、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可くださるようお願いいたします。
令和2年12月22日
鳥取市議会副議長 様
鳥取市議会議長 山田延孝
以上、朗読を終わります。
◯砂田典男副議長 お諮りします。
山田延孝議員の議長の辞職を許可することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
◯砂田典男副議長 起立全員であります。したがって、山田延孝議員の議長の辞職を許可することに決定されました。
議事整理のため、しばらく休憩します。議員の皆様は、御着席のまましばらくお待ちください。
午前11時03分 休憩
〔山田延孝議員 入場〕
午前11時04分 再開
◯砂田典男副議長 ただいまから会議を再開します。
議長が欠員となりました。
お諮りします。
この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
◯砂田典男副議長 起立全員であります。したがって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定しました。
これより、議長の選挙を行います。