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  1. 鳥取市議会 2009-12-01
    平成21年 12月定例会(第7号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2009年12月22日:平成21年 12月定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                    午前10時0分 開議 ◯中島規夫議長 ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  報告事項がありますので、事務局長報告させます。 ◯松下稔彦事務局長 御報告いたします。  川瀬滋子議員から、所用のため本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。  以上、報告を終わります。 日程第1 議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算から議案第178号市道の路線の変更についてまで      及び議案第181号損害賠償の額及び和解について(委員長報告説明質疑・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第1、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算から議案第178号市道の路線の変更についてまで及び議案第181号損害賠償の額及び和解について、以上30案を一括して議題とします。  委員会審査報告書が議長に提出されております。  各委員長報告を求めます。  総務企画委員長下村佳弘議員。                   〔下村佳弘議員 登壇◯下村佳弘議員 おはようございます。  総務企画委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第155号平成21年度鳥取土地取得費特別会計補正予算議案第158号平成21年度鳥取市財産区管理事業費特別会計補正予算、以上2案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分については、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告を終わります。 ◯中島規夫議長 福祉保健委員長房安光議員
                      〔房安 光議員 登壇◯房安 光議員 福祉保健委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第165号鳥取国民健康保険条例等の一部改正について、議案第169号鳥取市福部砂丘温泉ふれあい会館の指定管理者指定について、以上2案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第154号平成21年度鳥取国民健康保険費特別会計補正予算議案第157号平成21年度鳥取介護保険費特別会計補正予算議案第160号平成21年度鳥取後期高齢者医療費特別会計補正予算議案第162号平成21年度鳥取病院事業会計補正予算、以上5案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、報告を終わります。 ◯中島規夫議長 文教経済委員長桑田達也議員。                   〔桑田達也議員 登壇◯桑田達也議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第152号平成21年度鳥取簡易水道事業費特別会計補正予算議案第159号平成21年度鳥取観光施設運営事業費特別会計補正予算議案第166号鳥取簡易水道事業給水条例の一部改正について、議案第170号鳥取新規就農者技術習得支援施設指定管理者指定について、議案第171号鳥取勤労青少年ホーム指定管理者指定について、議案第173号鳥取市プールの指定管理者指定について、議案第174号鳥取市営土地改良事業の変更について、議案第175号工事請負契約の締結について、以上9案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第172号鳥取文化センター指定管理者指定について、本案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ◯中島規夫議長 建設水道委員長寺垣健議員。                   〔寺垣健議員 登壇◯寺垣健議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第153号平成21年度鳥取駐車場事業費特別会計補正予算議案第163号鳥取鹿野往来交流館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第164号鳥取公共下水道特別使用分担金徴収条例の制定について、議案第176号工事請負契約の締結について、議案第177号市道の路線の認定について、議案第178号市道の路線の変更について、議案第181号損害賠償の額及び和解について、以上7案はいずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第151号平成21年度鳥取下水道事業費特別会計補正予算議案第156号平成21年度鳥取集落排水事業費特別会計補正予算議案第161号平成21年度鳥取水道事業会計補正予算議案第167号鳥取下水道条例の一部改正について、議案第168号鳥取集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、以上6案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯中島規夫議長 以上で委員長報告を終わります。  次に、お手元に配付のとおり、地方自治法第115条の2及び会議規則第17条の規定に基づき、長坂則翁議員ほか3人から、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算に対する修正動議が提出されております。  この際、発議者説明を求めます。  両川洋議員。                 〔両川洋議員 登壇〕(拍手) ◯両川洋議員 修正動議、このものは鳥取市議会では昭和40年代に1回あったそうですが、それ以来、修正動議というものは出されていないそうでございます。40何年ぶりに修正動議ということですので、光栄に思っております。  それでは、修正動議提案説明をいたします。  ただいま議題となりました議案第150号鳥取一般会計補正予算に対する修正動議、これは我が会派民主民世会として、地方自治法115条の2並びに会議規則17条の規定に基づきまして提出させていただきます。代表として、提案の説明をさせていただきます。  このたびの補正予算には、高齢者バス優待助成事業といたしまして事業費747万4,000円が計上してあります。その優待助成制度の概要といたしましては、利用対象となる者が回数券を3,000円以上購入するとき、額面金額の3割引で販売するものとし、販売期間平成22年1月から12月の1年間、有効期限平成23年3月末までの実証事業として行うものでございます。  当該事業につきましては、議員各位におかれましては、我が会派上田議員も質問させていただきましたとおり、一般質問なり常任委員会での議論におきまして我が会派の主張は十分にお聞きいただいたと考えております。当該事業が本来の趣旨等を達成するときには、まずバス事業者、それから利用者、そのほか関係者が再度その内容を徹底的に協議・討論を行い、本市全体の共通の認識として醸成することが極めて重要と考えております。本市全体のその共通の認識、これが果たして醸成されておっただろうか。また、その趣旨の達成のためには、協議・討論の中で一歩踏み込み、これらの結果を踏まえて新年度予算への内容の予算計上をするためにも、このたびの当該事業にかかわる経費747万4,000円、これを減額する修正案を提出するものでございます。  甚だ簡単ですが、以上で議案第150号の鳥取一般会計補正予算に対します修正案説明といたします。以上。 ◯中島規夫議長 これより委員長報告及び修正案に対する質疑に入ります。  通告により、順次発言を許可します。  上杉栄一議員◯上杉栄一議員 上杉です。ただいまの議案第150号修正動議提案説明につきまして、発議者に質問したいと存じます。  今のお話の中で、昭和41年以来の修正動議だということでありますけれども、修正の動議の今の提案を聞いておりますけれども、どうも全くよくわからないのが正直なところであります。緊急経済対策の一環という形でこのたびの補正高齢者バス優待助成事業747万4,000円、これが補正予算で提案されたわけでありますけれども、この財源につきましては国・一般財源2分の1ということで、地域活性化経済危機対策臨時交付金が国から充てられて、それを活用してのこの事業であります。今、国のこの厳しい経済情勢の中で、新たな政権もこの不況、経済・雇用というのを非常に重点的にこれから取り組んでいる中で、新年度に持ち越すという理由、このあたりが、先ほど提案説明がありましたけれども、よくわからないわけであります。改めて、繰り越す理由について発議者の考えなりを求めます。  それから、陳情第21号で老人クラブ活性化に関する陳情が議会に提出されまして、継続審査の中で12月議会全会一致という形で採択されたわけでありまして、この委員会の中にはこのたびの修正動議発議者議員さんもおられるわけでありまして、全会一致で何らかのそういった助成をしなければならないという、特にこういう経済危機対策ということも踏まえる中で、一日も早くこの事業は執行すべきである中で、新年度に繰り越し、そしてまた今よりもより進んだ事業にするということにつきましては、一般質問での意見の中でばらまきではないかというような、そういった議論がある中で、それよりもよりよい事業にするということはどういうことなのか、このあたりにつきましてもお伺いしたいというふうに思います。  もう1点、これは民生費から補正に上がっております747万4,000円を予備費、そちらに入れるということでありましたけれども、その理由につきましてもお伺いいたします。  以上です。 ◯中島規夫議長 両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 修正動議につきまして、今、上杉議員から質疑がございましたので、御答弁申し上げます。  この高齢者バス優待助成事業につきましては、陳情第21号といたしまして老人クラブ活性化に関する陳情として議会に提出されました。中身は、初回は「無料」とはっきり書いてございましたが、委員会の中でも論議があったようでして、「無料等」と、「等」がついて再度提出された経緯がございます。この「無料等」ということはどういう意味だろうかということで、会派でもいろんな話し合いがありました。しかし、議会の結論は額面金額の3割引で販売するという決定を見ました。正直言って、会派の中では全額無料でもいいじゃないかという議論があったことも事実でございます。  そこで、民主・民世会といたしましては、この制度そのもの自体、これにさらにバス事業者、それから利用客等関係者も含めて、その内容を徹底的に協議・討論の上、検討を加えるべきだという会派の主たる考え方がございます。そういうことでこのものを、本来なら予備費、これはある一定の目的があってついておるわけですが、これを外すことによって、いわゆる補正予算全体に手をかけないでも済むじゃないかと。これはいわば我々が考えた中で一番の緊急避難措置一過性としてはこれが最善の方法じゃないかという結論に達しました。そういうことでこの修正動議を提案いたしております。 ◯中島規夫議長 答弁者に申し上げます。  先ほど上杉議員質疑の中で緊急経済対策に関しての理由が聞かれております。これに対する答弁漏れがありますので、答弁をお願いいたします。  追加いたします。よりよい事業という点も上杉議員質疑されておりますので、答弁をお願いいたします。  両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 お答えいたします。よりよい事業ということについてお尋ねがあったようでございます。  先ほども触れましたように、会派民主民世会の中ではこの事業自体がよりよい事業だという判断はいたしておりません。その根底には、無料でもいいではないかという会派の意見もございました。3割等ということ、これは3割等というのはひょっとしたら、全額無料が無理なら3割以上のものを「等」で求めておられるのかなと。そうすると、議会が判断を下しました3割という金額自体が妥当な金額なんだろうか、こういう疑問が残ったことは事実でございます。我々の言う、よりよいというのは、できれば無料に近い、全額無料でもいい、3割がだめなら3割以上の助成ができないのだろうかと。そういう我々の思いが含まれております。これで答弁になりましたでしょうか。  緊急経済対策、これは今々せれる一応の目的を持ったものが交付金としておりてきております。ですが、我々は今、目先よりきちっとした制度を最優先すべきじゃないか、そういうことで、緊急対策には対応できないじゃないかと言われるかもしれませんが、我々は制度そのもの自体をしっかりしたものにしてからこの事業はスタートを切るべきだと、そういう思いがございます。 ◯中島規夫議長 上杉栄一議員◯上杉栄一議員 よりよい事業ということで、現在のこの補正事業よりもっといい事業ということの説明がありましたけれども、少し私が理解できないのか。本定例会で提案された事業につきましては、これをばらまきだというような発言があったわけでありまして、じゃ、それ以上の、先ほど無料化というような話がある中でそれはどうなのかというふうな、そういう思いも私にはある。これは自分の意見は言ってはならないということですので、あくまで質疑ですので、抑えますけれども、どうなのかなという気持ちはあります。  それから、予備費に入れることにつきまして、このことが、これは国の交付金であります。ですから、補助メニューの中で目的を持ってその交付金がおりてくるわけでありますけれども、これは執行なしに補助金に入れるということが、法的にこれが守られるものなのか、どんなものなのか、このあたりについてもお伺いしたいと思います。 ◯中島規夫議長 両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 747万4,000円、今々の緊急対応ができないじゃないかという意見もあったようでございますが、今この項目でおりてきております747万4,000円でございます。緊急性ということを言われるのなら、交付金は他の事業にも回せるわけですから、これよりもさらに緊急なものがあるとすれば、そちらの方へ回して使っていただく、これが緊急性の対応、そういうこともできるんじゃないかというふうに思っております。 ◯中島規夫議長 上杉栄一議員◯上杉栄一議員 事業決定をして、その事業に即して交付金がおりるわけでありますので、ですから、747万円というのはこのバス事業に対する交付金であります。それが、予算計上されたものを予算の不執行という形で予備費に、この中に入れられること、これが法的に則してどうなのかということを私は聞いているわけでありまして、このことにつきまして改めて発議者説明を求めます。 ◯中島規夫議長 両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 このものは本来、歳入歳出からばっさり切っていけば簡単にいけるでしょう。しかし、我々にも思いがございますので、全体に手をかけずに、いわゆる予備費ということで回して、これで対応すべきじゃないかと。結局は、最初に言いましたように、これは一過性のものですし、緊急避難措置の、我々が思いつく最善・最良の方策がこれであるということになると思います。 ◯中島規夫議長 答弁者に申し上げます。  法的解釈質疑に対する答弁をお願い申し上げます。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 法的に問題があるのかどうなのかということでございます。  法的には問題はないという感触を受けております。感触というのは、事務方とということでございます。 ◯中島規夫議長 角谷敏男議員◯角谷敏男議員 角谷です。引き続いて、修正動議についてお尋ねしたいと思います。上杉議員からるる幾つか質問がされましたので、それを踏まえてというか、極力ダブらないように質疑をしたいと思います。私は、昨日の議会運営委員会提案者のお1人である上田議員の発言を録音テープで直接聞かせていただきまして、それを踏まえてお尋ねしたいと思います。  先ほど両川議員からも提案説明、そして答弁がありましたが、この事業費には歳入があるわけでして、当然その財源が国の補助金、そして一般財源ということに予算書でなっております。先ほど答弁をお聞きしておりましても、新年度に新しい事業、新しい予算というものをよりよいものとして計上するためにということが議運でも説明されております。  そこで、お尋ねしたいのは、新年度で新しいものを提案するということであれば、予備費修正をするということもどうなのかなという素朴な疑問を私は持っております。それはなぜかといいますと、当局が提案した事業費というのは試行的に行うという事業説明がされておりまして、ですから、この検証がされてまた次の段階に移るという意味が説明書で受け取れるわけですが、そういう点からいっても、なぜ予備費修正を持ってこられたのか、改めてお尋ねしたいと思います。できれば、先ほど自分たちの思いがあるということをおっしゃいましたから、もっとみんなにわかりやすくその思いを明らかにしていただきたいと思います。  以上です。 ◯中島規夫議長 両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 今、角谷議員より質疑がございましたので、御答弁いたします。  この747万4,000円、この中には交付金が2分の1、一般財源が2分の1入っております。なぜ予備費に回したのかということでございますが、答弁が一部ダブると思いますが、我々ははっきりと歳入歳出から全部落としてしまえば、これはきれいだし、楽でしょう。しかし、それでは我々の思いもありますので、何とか、先ほどもありましたが、よりよい事業にしたい、同じやるなら、いいものでスタートさせたい、そんな思いがございます。その結果がいわゆる緊急避難措置一過性措置として、我々の考えつく範囲内で最善・最良のものじゃないかなという結論に達したというのが我々の会派内の実情でございます。  ですから、我々は、言いましたように、本当にこの問題で議論を尽くしたんだろうかと。初めは無料だと言っておられた。それが「無料等」になってまた再提出されてきた。そういう思いを酌み取りまして、この「無料等」というのは、無料に近い3割以上というものが陳情の提出者の思いとしてあるんじゃないかと。だとしたら、根本的にこの制度自体、何割にするのか、期間の問題、いろいろあります。そういったものをもう一遍真剣に議会の場で、委員会の場で話し合ってみたらどうだろうかという結論に達したということでございます。 ◯中島規夫議長 角谷敏男議員◯角谷敏男議員 予備費に組まれた理由はもうこれ以上答弁の中では出てこないのかなというふうに聞かせてもらいましたが、ただ、1つだけ、もう1点お尋ねしたいのは、いわゆる予備費というものについて、予算編成当時予期しなかった予算外の支出が生じた場合とか、歳出予算計上額が不足した場合、こういうときに予備費として計上するということが言われております。そうした性格からしますと、やはり両川議員答弁を聞いておりますと、もう執行はしないんだと。上田議員も執行停止だと。だから予備費に入れるんだとおっしゃっています。そうするとなると、緊急避難的といっても、こういう予備費の増額というのはちょっと理解できないなと思います。そういう点で、両川議員にお尋ねしたいのは、予備費についてどういう御認識なのか、お尋ねしておきたいと思います。 ◯中島規夫議長 両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 この747万4,000円、予備費に入れた真意は何なのかというお尋ねだったように。それで、予備費に入れたことが問題じゃないかということのようでございます。 ◯中島規夫議長 答弁者に申し上げます。  質問者の質問は、予備費に対する答弁者の認識を聞いております。 ◯両川洋議員 何だか、ここまでやると、こんがらがってきますな。  答弁者予備費に対する認識、これは上杉議員にもお答えしましたとおり、我々の判断で、我々も初めての出来事ですし、鳥取市議会も昭和41年以来ないということですから。それで、事務方とも会派は接触して、予備費に入れること自体問題になりますかという。  予備費がどうかということですか。 ◯中島規夫議長 答弁者に申し上げます。  質問者の質問は、予備費に対する答弁者の認識であります。よろしくお願いします。 ◯両川洋議員 これは、言いましたように、心配ですから、事務方とも接触をして、そうしたら、予備費で入れること自体、問題はどうもなさそうだと。何かちょっと質問自体が。 ◯中島規夫議長 しばらく休憩いたします。再開時刻は追ってお知らせいたします。                    午前10時43分 休憩                    午前11時0分 再開 ◯中島規夫議長 ただいまから会議を再開します。  両川洋議員。                   〔両川洋議員 登壇◯両川洋議員 予備費に対する思いというのは角谷議員と全く同じでございます。私の提案者としての予備費に対する思いは、予見できない事態が生じたとき充当する財源と認識しております。  以上でございます。 ◯中島規夫議長 以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  通告により、順次発言を許可します。  谷口輝男議員
                    〔谷口輝男議員 登壇〕(拍手) ◯谷口輝男議員 私は、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算第5号のうち、予算書39ページに記載されている民生費、社会福祉費、老人福祉費の公共交通機関利用助成事業について賛成し、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算第5号に対する修正動議に反対する立場で討論をいたします。  平成21年9月定例会において、鳥取老人クラブ連合会より老人クラブ活性化に関する陳情が出され、陳情審査が行われました。そのときの審査で、他都市との状況の十分な比較・検討や、経費、財源について不明確な点があり、さらに調査・研究する必要があると、継続審査にされたものであります。本定例会に提出された事業を見ると、継続審査になった経過を踏まえ、交通弱者である高齢者への優待制度の内容や、経費が鳥取市全体の財政規模の中、適切に明示されているとともに、地域活性化経済危機対策臨時交付金という有利な財源も確保された内容になっております。このように、市民にとってよりよい制度であり、財源確保がなされているのであれば、この制度の実施に当たっては速やかに、待ち望んでいる市民へ早くサービスを提供すると考えます。  以上により、本定例会に提出された公共交通機関利用助成事業費を含む議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算第5号について委員長報告のとおり賛成し、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算第5号に対する修正動議に反対するものであります。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯中島規夫議長 寺垣健議員。                 〔寺垣健議員 登壇〕(拍手) ◯寺垣健議員 私は、議案第150号鳥取一般会計補正予算に反対し、ただいま提出された高齢者バス優待助成事業予算修正案に対し賛成の立場から討論いたします。  原案に反対する理由は2つに分かれます。1つには、この予算が当議会の福祉保健委員会において継続審査中で、議会の立場としては本委員会で十分審議し、来年度予算に反映されるべきものとして考えられる事業であります。同陳情に緊急性はなく、委員会の採択を待って当初予算に提出されても何ら支障を感じない予算であります。2つ目の理由として、市長にも同趣旨の陳情が提出されているとはいえ、この事業緊急性はなく、議会と執行部とバス会社や関係機関がよく協議を重ね、鳥取市のまちづくりや老人福祉政策として反映されるべき事業であります。そして、その事業効果を確認しながら綿密な導入計画を練るべきだと考えます。その本市にとってよりよい補助計画がなされているならば、鳥取市の福祉政策、交通対策、まちづくり事業として堂々と来年度の当初予算に組み込み、議会の承認を受けるべきであると考えます。本来、バス会社に本市の予算助成しているのは、より多くの市民のバス利用を促し、まちと村の重要な交通アクセスとして交通弱者の足を確保するためになされているものであります。その趣旨からいっても、より多くの交通弱者が利用する制度として活用されなくてはなりません。空のバスを走らせているより、多くの乗客に利用される補助のあり方を関係各所と研究・議論し、その事業を計画されることを望みます。修正案はこの考えをもとに考えられたものであり、賛成いたします。  よって、市長、執行部の猛省を促し、議員の皆さんの賛同を得ることを期待いたしまして、私の討論といたします。 ◯中島規夫議長 森本正行議員。                 〔森本正行議員 登壇〕(拍手) ◯森本正行議員 私は、本市が進める公共交通機関利用助成事業は、市民生活における公共交通の維持・継続の点から、その必要性を強く感じております。今回、議案第150号に計上されている高齢者バス優待助成事業は、高齢者福祉のみならず、公共交通機関利用拡大による路線の維持・確保についても必要な施策と考えます。とりわけ、雪が降るこの時期、買い物や通院などにおいて高齢者が移動手段をバスに頼らざるを得ない機会が増加いたします。発議者提案説明や、先ほど質疑に対する答弁を聞いても、理解しがたい理由で本事業の先延ばしを主張する修正案には反対です。高齢者や障がいのある方、さらには児童・生徒の通学などに対する公共交通維持に向けた取り組みは、本事業の成果や財源手当をしっかりと見きわめてから幅広く検討・議論し、今後の政策決定をするべきだと考えます。  よって、私は修正案に反対し、あわせて原案のとおり本事業の早期実施を強く求めて、議員各位の賛同をお願いするものであります。 ◯中島規夫議長 角谷敏男議員。                 〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手) ◯角谷敏男議員 私は、日本共産党市議団を代表して、提案された補正予算のうち、第150号一般会計、第151号下水道事業費、第152号簡易水道事業費、第154号国民健康保険費、第156号集落排水事業費、第157号介護保険費、第160号後期高齢者医療費、第161号水道事業費及び第162号病院事業費の、以上9議案並びに第166号簡易水道事業条例の一部改正、第167号下水道条例の一部改正及び第168号集落排水の設置及び管理に関する条例の一部改正、以上3議案とあわせ、12議案に反対しますので、主な理由を述べます。  補正予算は、11月臨時議会で賛成多数で可決された鳥取市職員給与条例改正等の一部改正による職員の給与と手当のカットに対する予算減額が含まれています。臨時議会で述べたとおり、法人・民間企業への賃金引き下げや地域経済への冷え込みなどの影響は無視できないものです。認められません。  条例は、料金の統一という、合併による調整方針が前提にありますが、下水道においては特に資本費の扱いについて指摘せざるを得ません。先日の質疑でも明らかになった下水道料金は、3年間の段階的な負担調整が行われ、鳥取・国府地域の平均的な20立方メートルの世帯では、対前年度比で19年度が11.8%、20年度が8.4%、21年度が8.1%、それぞれ引き上げられてきました。今回は基本料金、従量料金と特別料金の改定による増収は4,800万円余りです。従量料金の中で20立方メートルから30立方メートルの一般家庭の使用料は抑制するといっても、基本料金の引き上げによって全体の料金は引き上げとなります。その理由として、基本料金は固定的な経費を対象とし、資本費については汚水の場合2分の1を使用料金で賄うとしています。答弁でもあったように、下水道整備はもともと建設の初期投資が高額となるということもありますが、都市基盤の整備、快適な市民生活の環境の維持という多大な役割があることから、全額公費の負担となってきました。下水道事業は、審議会や常任委員会でも説明されたように、線引きを行政が一方的に政策的に行ってきた性格や、その施設の役割、整備手順の進捗等を考えれば、当然基本的な投資は行政が負担し、市民全体の共有財産とすべきものです。使用者の負担は、資本費以外を対象経費にすべきものです。そうすれば、今回下水道料金の引き上げは必要ありません。市は、国への補助率の引き上げなどの財源確保を求めながら、負担区分をもとに戻して、汚水分も全額公費で負担すべきであります。  以上で私の討論を終わります。 ◯中島規夫議長 西田正人議員。                 〔西田正人議員 登壇〕(拍手) ◯西田正人議員 私は、本会議に提案されている議案第150号の修正動議以外の全議案に対し、賛成の立場で討論いたします。  本市を取り巻く大変厳しい経済・雇用情勢で、本市の予算編成も厳しい対応が求められている中、「最小の経費で最大の効果」という市長の指示のもと、財源の確保に最大限努力されながら、本市の喫緊の課題である「新型インフルエンザ予防対策」ではより迅速に対応されるとともに、「山陰海岸ジオパーク推進事業」や「極東ロシアとの経済交流調査事業」など地域活性化の戦略的展開の布石をしっかり取り組んでおられます。このように竹内市政の経営手腕を高く評価するとともに、その政策の今後の効果に期待するものです。  また、今定例会で提案されている一般職及び特別職の給与改定につきましては、さきの第5回臨時会で可決された議案である「鳥取市職員給与条例等の一部改正について」に基づき減額されるものであり、条例を根拠とした予算計上であり、至極当然で、これ以外は条例に反すると言わざるを得ません。  よって、議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算第5号について、またそのほかの給与改定に付随するすべての議案に対しましても、各常任委員長報告のとおり賛成するものであります。  また、167号、168号につきましては、下水道料金、集落排水の料金改定についてでありまして、合併協議会の合併調整の中で、平成19年度から3年間かけて段階的に見直してきて22年度から全市統一料金とする協定の履行であり、当然のことであります。  また、172号鳥取文化センター指定管理者指定につきましては、指名された経緯について、また指定管理者選考委員会の選考過程について、指定管理候補者の選定について、すべての過程において何ら問題もなく、常任委員会で十分審査されており、当然のものであります。  以上により、本会議に提案された議案第150号の修正動議以外のすべての議案に対し、各常任委員長報告のとおり賛成するものであります。皆様の御賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ◯中島規夫議長 児島良議員。                 〔児島 良議員 登壇〕(拍手) ◯児島 良議員 私は、議案第172号文化センター指定管理者指定について、反対の立場から討論を行います。  その理由は、大きく分けて2つあります。1つは、公募によらない指名指定であること。もう1つは、指定管理料が、教育委員会が見積もった予定価格と、財団法人が提案した金額が全く同額であるということでございます。そもそも指定管理者制度の目的は、地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社を初めとした営利企業や財団法人、NPO法人、そして市民グループなど他の団体に包括的に代行させ、弾力性や柔軟性のある施設運営によるサービス向上により利用者の利便性の向上を促進することです。同時に、競争により管理・運営費の削減が図られ、施設を所有する地方公共団体の負担の軽減につながることも大きな目的とされております。  本議案は、文化センター指定管理者指定するものですが、議案によりますと、文化センターの設置以来管理してきた教育委員会所管の財団法人が引き続き管理を行うものとして、他団体の参入を排除した指名で指定しております。確かに指定管理者指定等に関する事務取扱要綱に公募になじまない理由を幾つか認めておりますが、教育委員会が、この文化センターが公募しない理由として、特に専門的な事業を行い、事業にかかわるノウハウや人材のネットワークが相当程度蓄積されている施設に当たるとしております。  文化センターは、生涯学習センターと視聴覚ライブラリー、こども科学館及び文化ホールの複合施設です。その施設の中で特に専門的な事業やノウハウが必要としているものに、文化ホールの照明と音響であると教育長は答弁されました。しかしながら、照明や音響技術は同様の設備の市民会館では公募を行っておりますので、なぜ文化ホールだけが指名となるのか、全く理解ができません。また、こども科学館に学芸員を置いていることも最大の理由としているのでしょうが、展示物が全くない現状は博物館法で定める博物館とは言いがたいものになっております。また、展示物のない博物館に学芸員を置く必要もさることながら、こども科学館そのもののあり方も今後大いに議論されるべき問題であります。  以上、教育委員会説明する指名指定の理由では、その財団法人しかできないほどの理由が見受けられません。また、指定管理料につきましても、指名指定により競争原理が働かないからでしょうか、予定の上限の金額と全く同額になっていることは常識的にも問題が残りますし、市民の理解を得られないでしょう。  よって、私は議案第172号文化センター指定管理者指定について反対するものですが、なお、教育委員会は当該財団法人が施設設置時から管理してきた経験を高く評価して候補者としてという旨も選考資料に書かれていましたが、その理由が通用するのであるならば、外部からの参入を疎外する最大の要因となり、指定管理者制度そのものを否定するものであります。また、教育委員会は学校給食調理業務委託では、所管する財団法人を全国規模の大手企業と熾烈な競争にさらしながら、一方では本議案のように安易に指名指定にしてサービスと価格の競争を避けさせているというダブルスタンダードであります。教育委員会におかれましては早急に組織内の意識統一をされることを強く望みまして、私の討論を終わります。 ◯中島規夫議長 以上で討論を終わります。  これより議案第150号平成21年度鳥取一般会計補正予算を採決します。  まず、長坂則翁議員ほか3人から提出された、原案に対する修正案について、起立により採決します。  お諮りします。  本修正案について、賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立少数であります。したがって、本修正案は否決されました。  次に、原案を起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長報告は原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第172号鳥取文化センター指定管理者指定についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長報告は原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第151号平成21年度鳥取下水道事業費特別会計補正予算議案第152号平成21年度鳥取簡易水道事業費特別会計補正予算議案第154号平成21年度鳥取国民健康保険費特別会計補正予算議案第156号平成21年度鳥取集落排水事業費特別会計補正予算議案第157号平成21年度鳥取介護保険費特別会計補正予算議案第160号平成21年度鳥取後期高齢者医療費特別会計補正予算から議案第162号平成21年度鳥取病院事業会計補正予算まで、議案第166号鳥取簡易水道事業給水条例の一部改正についてから議案第168号鳥取集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまで、以上11案を一括して起立により採決します。  お諮りします。  11案に対する委員長報告は原案可決です。  11案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、11案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第153号平成21年度鳥取駐車場事業費特別会計補正予算議案第155号平成21年度鳥取土地取得費特別会計補正予算議案第158号平成21年度鳥取市財産区管理事業費特別会計補正予算議案第159号平成21年度鳥取観光施設運営事業費特別会計補正予算議案第163号鳥取鹿野往来交流館の設置及び管理に関する条例の制定についてから議案第165号鳥取国民健康保険条例等の一部改正についてまで、議案第169号鳥取市福部砂丘温泉ふれあい会館の指定管理者指定についてから議案第171号鳥取勤労青少年ホーム指定管理者指定についてまで、議案第173号鳥取市プールの指定管理者指定についてから議案第178号市道の路線の変更についてまで及び議案第181号損害賠償の額及び和解について、以上17案を一括して採決します。  お諮りします。  17案に対する委員長報告は原案可決です。  17案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、17案は原案のとおり可決されました。 日程第2 議案第179号鳥取市固定資産評価審査委員会委員の選任について及び議案第180号人権擁護委員候      補者の推薦について(討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第2、議案第179号鳥取市固定資産評価審査委員会委員の選任について及び議案第180号人権擁護委員候補者の推薦について、以上2案を一括して議題とします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより採決します。  まず、議案第179号鳥取市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案について、同意することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。  次に、議案第180号人権擁護委員候補者の推薦についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案について、同意することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立〕 ◯中島規夫議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。 日程第3 委員会提出議案第2号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出についてから委員会      提出議案第4号JR鳥取駅のバリアフリー化に対する支援を求める意見書の提出についてまで      (質疑・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第3、委員会提出議案第2号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出についてから委員会提出議案第4号JR鳥取駅のバリアフリー化に対する支援を求める意見書の提出についてまで、以上3案を一括して議題とします。  お諮りします。  3案に対する提出者の説明は省略したいと思います。  御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明は省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
                      (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより、委員会提出議案第2号改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出についてから委員会提出議案第4号JR鳥取駅のバリアフリー化に対する支援を求める意見書の提出についてまで、以上3案を一括して採決します。  お諮りします。  3案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、3案は原案のとおり可決されました。 日程第4 議員提出議案第10号子供たちの生命を守るため、Hibワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費      助成、定期接種化を求める意見書の提出について及び議員提出議案第11号さらなる緊急雇用対策      の実施を求める意見書の提出について(質疑・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第4、議員提出議案第10号子供たちの生命を守るため、Hibワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書の提出について及び議員提出議案第11号さらなる緊急雇用対策の実施を求める意見書の提出について、以上2案を一括して議題とします。  お諮りします。  2案に対する提出者の説明委員会付託は省略したいと思います。  御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明委員会付託は省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより、議員提出議案第10号子供たちの生命を守るため、Hibワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書の提出について及び議員提出議案第11号さらなる緊急雇用対策の実施を求める意見書の提出について、以上2案を一括して採決します。  お諮りします。  2案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、2案は原案のとおり可決されました。 日程第5 鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会の中間報告報告◯中島規夫議長 日程第5、鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会の中間報告を議題とします。  鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会から、会議規則第45条第2項の規定により中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許可します。  鳥取市庁舎等に関する調査特別委員長上杉栄一議員。                   〔上杉栄一議員 登壇◯上杉栄一議員 鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会における調査及び調査の経過について中間報告をいたします。  本特別委員会は、本年2月定例会において、9人の委員から成る特別委員会として設置されて以来、現在までに9回の委員会を開催し、耐震診断結果を踏まえて、新築、耐震改修等今後の市庁舎等のあり方について調査研究を行ってまいりました。  また、この間、庁舎の新築、耐震改修等の先進地である東京都福生市、神奈川県厚木市、静岡県熱海市、東京都豊島区を視察いたしました。  このたびは、現在までの本特別委員会での調査研究、先進地視察における委員の意見を集約しての中間報告でございます。  まず、第1点として本庁舎、第2庁舎の耐震診断結果でございます。  本庁舎は昭和39年、第2庁舎は昭和43年に竣工し、それぞれ築後45年、41年が経過しています。耐震診断では、本庁舎のIs値は0.20、q値は0.66、第2庁舎でもIs値は0.24、q値は0.80という診断結果が執行部から報告されました。Is値とは、構造耐震指標と言われ、建築物に耐震性があるかないかをはかる指標であります。また、q値とは保有水平耐力に係る指標であり、地震や風圧などの水平力に対して建築物が耐えることができる強さをあらわした指標となります。耐震改修促進法では、改修が必要でないとされる基準値はIs値0.6以上かつq値が1.0以上とされており、現状では両庁舎とも震度6強の地震で倒壊のおそれがあり、何らかの対策をとる必要があり、委員会でも早急に調査すべきとの意見で一致しました。  2点目は、耐震改修の工法についてであります。  診断結果をもとに、耐震改修の工法として1強度型耐震改修、2制震型耐震改修、3免震型耐震改修の、3つの工法を調査いたしました。委員会では3工法中、基礎と建物の間に免震装置を設置し、地盤の揺れ自体を建物に伝わらないようにする特徴を持つ免震型耐震改修が総合的にすぐれているとの結論に達しました。  さらに、耐震改修とは別に、庁舎新築も選択肢に入れるべきとの意見があり、免震型耐震改修だけでなく、新築についても調査研究することにいたしました。その参考とするために、新庁舎を建築した福生市役所、免震型耐震改修された厚木市役所、免震型耐震改修後、新たに新築が計画されている豊島区役所、リース方式での新築計画から分庁舎化計画へ変更し、現在は財源不足により計画自体が凍結している熱海市役所を視察し、新庁舎の必要性・建設検討経過、耐震改修の検討経過、市民の合意形成、今後の課題等について調査を行いました。  3点目は、財源についてであります。  免震型耐震改修に要する事業費は、本庁舎、第2庁舎で約25億円、本庁舎・第2庁舎・福祉文化会館・秋里下水道庁舎の庁舎機能を統合した新築の場合、鉄骨鉄筋コンクリート造で約66億円が試算されており、厳しい財政状況下、財源確保は大きな課題であります。合併特例債や防災対策事業債、耐震改修事業補助金等、有利な市債や補助金の活用の検討をすべきであると考えます。  4点目は、市民への情報公開と説明責任そして合意形成についてであります。  市民の合意形成をどのように確立するのか、市庁舎の老朽度、危険度の情報公開と新築・耐震改修の必要性の説明責任をどう果たしていくのか大変重要な課題であります。課題解決のためにも今後、市民アンケートや直接市民の意見を聞く機会等を設ける必要があると考えます。そして、市民参画による検討委員会などの設置を検討していくべきであると考えます。  最後に、市民サービスとまちづくりについてであります。  本庁舎・第2庁舎・駅南庁舎・福祉文化会館・秋里下水道庁舎など庁舎機能が分散化している現状にかんがみ市民サービス向上の観点からどうあるべきか、また、鳥取市のまちづくりを進めていく上で市庁舎の役割をどのように位置づけしていくのか、検証の必要があるのではないかと考えます。  以上、本特別委員会におけるこれまでの調査及び調査の経過について述べましたが、今後は、より具体的な調査研究を重ねていく必要があるとの結論に達したことを申し上げ、中間報告といたします。 ◯中島規夫議長 これより中間報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  以上で、本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。  これで、平成21年12月鳥取市議会定例会を閉会します。                    午前11時40分 閉会 このサイトの全ての著作権は鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....