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  1. 鳥取市議会 2008-06-01
    平成20年 6月定例会(第7号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2008年06月18日:平成20年 6月定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                    午前10時0分 開議 ◯上杉栄一議長 ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 日程第1 議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算から議案第106号損害賠償の額及び和解についてまで及び議案第108号専決処分事項報告及び承認についてから議案第112号専決処分事項報告及び承認についてまで(委員長報告討論採決◯上杉栄一議長 日程第1、議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算から議案第106号損害賠償の額及び和解についてまで及び議案第108号専決処分事項報告及び承認についてから議案第112号専決処分事項報告及び承認についてまで、以上25案を一括して議題とします。  委員会審査報告書議長提出されております。  各委員長報告を求めます。  総務企画委員長有松数紀議員。                   〔有松数紀議員 登壇◯有松数紀議員 総務企画委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会所管に属する部分議案第91号鳥取消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第93号鳥取手数料条例の一部改正について、議案第94号鳥取集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第100号鳥取監査委員条例の一部改正について、議案第102号財産の取得について、議案第103号財産無償譲渡について、議案第108号専決処分事項報告及び承認についてのうち、本委員会所管に属する部分議案第111号専決処分事項報告及び承認について、議案第112号専決処分事項報告及び承認について、以上10案はいずれも適切な措置と認め、全会一致原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。  次に、議案第92号鳥取税条例の一部改正については、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 福祉保健委員長上紙光春議員。                   〔上紙光春議員 登壇◯上紙光春議員 福祉保健委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会所管に属する部分議案第89号平成20年度鳥取国民健康保険費特別会計補正予算議案第90号平成20年度鳥取老人保健費特別会計補正予算議案第95号鳥取介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第96号鳥取ホームヘルパー派遣手数料及び訪問入浴サービス手数料徴収に関する条例等の一部改正について、議案第108号専決処分事項報告及び承認についてのうち、本委員会所管に属する部分議案第109号専決処分事項報告及び承認について、以上7案はいずれも適切な措置と認め、全会一致原案のとおり可決及び承認すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 文教経済委員長田村繁已議員。                   〔田村繁已議員 登壇
    ◯田村繁已議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会所管に属する部分議案第88号平成20年度鳥取簡易水道事業費特別会計補正予算議案第97号鳥取農林水産業振興事業分担金徴収条例の一部改正について、議案第101号鳥取三滝林間施設指定管理者の指定について、議案第104号工事請負契約の締結について、議案第105号工事請負契約の締結について、議案第108号専決処分事項報告及び承認についてのうち、本委員会所管に属する部分議案第110号専決処分事項報告及び承認について、以上8案はいずれも適切な措置と認め、全会一致原案のとおり可決及び承認すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 建設水道委員長森本正行議員。                   〔森本正行議員 登壇◯森本正行議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算のうち、本委員会所管に属する部分議案第98号鳥取市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第99号鳥取集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第106号損害賠償の額及び和解について、議案第108号専決処分事項報告及び承認についてのうち、本委員会所管に属する部分、以上5案はいずれも適切な措置と認め、全会一致原案のとおり可決及び承認すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  通告により、順次発言を許可します。  角谷敏男議員。                   〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手) ◯角谷敏男議員 私は、共産党議員団を代表して、議案第92号鳥取税条例の一部改正について反対しますので、意見を述べます。  この条例は、寄附金税制見直し公益法人等に対する寄附への課税肉用牛の売却による事業所得課税特例措置延長等賛成できる内容もあります。しかし、公的年金からの特別徴収制度の創設は、法律で決められたとはいえ、市民税をいわゆる年金天引きするものです。既に所得税介護保険料年金天引きが決定し、ことし10月から65歳以上の国保料天引きが予定され、今度は来年10月から市民税年金天引きするものです。御案内のとおり、ことし4月から後期高齢者医療制度への批判と不満は、この制度が75歳で差別的な医療保険制度であることに加えて、今後増加すると言われる保険料徴収年金天引きしたことに対し、これが本人の意向を全く踏まえないやり方であり、年金を主たる収入としている受給者の怒りを呼んでいるところです。相次ぐ年金天引きは、行政側の効率のみを目的とし、主権者の自主的な納付を認めないやり方は問題です。市は国・県に周知を求めるより、年金天引きの中止を要求すべきです。  もう1つの問題は、株式等の配当と譲渡益です。株式等の配当と譲渡益に対する課税は本則の税率20%を10%に減税していました。今回の措置の中に、金持ち優遇の批判などにこたえて特例適用一定金額以下になったとはいえ、損益通算の仕組みを設けております。金融所得に対する分離課税20%は所得税累進課税に比べて税率が有利になるもので、今回の改正でも損益通算の上限は設けられていなく、金融資産を持つ富裕層に対する優遇を広げることは認められません。  以上、反対の理由を述べ、討論を終わります。 ◯上杉栄一議長 下村佳弘議員。                   〔下村佳弘議員 登壇〕(拍手) ◯下村佳弘議員 私は、議案第92号に賛成の立場で討論をさせていただきます。  そもそも今回の改正は国の地方税法等の変更に伴うものであります。その中で、市民税公的年金からの特別徴収制度の創設については天引きという部分が強調されがちですが、通常の場合、ひとり世帯でも課税最低限は151万5,000円となり、また、2人・3人世帯の場合はさらに控除があります。そして、その課税最低限以上の収入では均等割部分から天引きされるという制度であり、年金受給者にとっても一定の配慮がなされており、また、納付の利便性、収納の簡素化確実性等の面で評価できるものであります。  株式の譲渡所得や配当に対する課税見直しにつきましても、10%の軽減税率を一挙に廃止した場合、確かに税収としては上がるものと思われますが、株式市場との関係やリスクの軽減を考慮すれば、経済の活性化を阻害することのないよう経過措置をとることは、やむを得ない措置であると認識しております。  その他の改正についても、委員長報告のとおり、妥当なものと考えます。  以上の理由により、私は議案第92号に賛成するものであります。皆様の御賛同をよろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ◯上杉栄一議長 以上で討論を終わります。  これより採決します。  まず、議案第92号鳥取税条例の一部改正についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長報告原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯上杉栄一議長 起立多数であります。したがって、本案原案のとおり可決されました。  次に、議案第87号平成20年度鳥取一般会計補正予算から議案第91号鳥取消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてまで、議案第93号鳥取手数料条例の一部改正についてから議案第106号損害賠償の額及び和解についてまで及び議案第108号専決処分事項報告及び承認についてから議案第112号専決処分事項報告及び承認についてまで、以上24案を一括して採決します。  お諮りします。  24案に対する委員長報告原案可決及び承認です。  24案について、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、24案は原案のとおり可決及び承認されました。 日程第2 議案第107号人権擁護委員候補者推薦について及び議案第113号鳥取固定資産評価員の選任について(採決◯上杉栄一議長 日程第2、議案第107号人権擁護委員候補者推薦について及び議案第113号鳥取固定資産評価員の選任について、以上2案を一括して議題とします。  これより採決します。  まず、議案第107号人権擁護委員候補者推薦についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案について、同意することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯上杉栄一議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。  次に、議案第113号鳥取固定資産評価員の選任についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案について、同意することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯上杉栄一議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。 日程第3 委員会提出議案第1号内水面漁場の回復を求める意見書提出について(質疑討論採決◯上杉栄一議長 日程第3、委員会提出議案第1号内水面漁場の回復を求める意見書提出についてを議題とします。  お諮りします。  本案に対する提出者説明は省略したいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者説明は省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 討論なしと認めます。  これより、委員会提出議案第1号内水面漁場の回復を求める意見書提出についてを採決します。  お諮りします。  本案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、本案原案のとおり可決されました。 日程第4 議員提出議案第4号鳥取市議会会議規則の一部改正についてから議員提出議案第6号地球温暖化防止の推進を求める意見書提出についてまで(質疑討論採決◯上杉栄一議長 日程第4、議員提出議案第4号鳥取市議会会議規則の一部改正についてから議員提出議案第6号地球温暖化防止の推進を求める意見書提出についてまで、以上3案を一括して議題とします。  お諮りします。  3案に対する提出者説明委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者説明委員会付託は省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 討論なしと認めます。  これより、議員提出議案第4号鳥取市議会会議規則の一部改正についてから議員提出議案第6号地球温暖化防止の推進を求める意見書提出についてまで、以上3案を一括して採決します。  お諮りします。  3案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、3案は原案のとおり可決されました。 日程第5 鳥取農業委員会委員推薦の件 ◯上杉栄一議長 日程第5、鳥取農業委員会委員推薦の件を議題とします。  お諮りします。  議会推薦を行う農業委員会委員は4人とし、推薦方法は、議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  鳥取農業委員会委員に、鳥取市用瀬町家奥50番地、奥本澄子氏、鳥取市福部町湯山80番地、濱田香氏、鳥取市松原105番地、舩戸早苗氏、鳥取市青谷町大坪369番地、山根良子氏、以上4人の方々を指名します。  お諮りします。
     ただいま指名しました4人の方々鳥取農業委員会委員推薦することに御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました4人の方々推薦することに決定しました。 日程第6 まちづくりに関する調査特別委員会中間報告 ◯上杉栄一議長 日程第6、まちづくりに関する調査特別委員会中間報告議題とします。  まちづくりに関する調査特別委員会から、会議規則第45条第2項の規定により、中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許可します。  まちづくりに関する調査特別委員長房安光議員。                   〔房安 光議員 登壇◯房安 光議員 まちづくりに関する調査特別委員会の現在までの調査状況について、中間報告をいたします。  このたびは、まちづくりに関する調査特別委員会の中に設置しております「中心市街地活性化に関する小委員会」における調査検討状況について、中心市街地活性化に関する小委員会中間報告寺垣小委員長が行います。 ◯上杉栄一議長 小委員長報告を許可します。  寺垣健議員。                   〔寺垣健議員 登壇◯寺垣健議員 本小委員会では、現在の本市における中心市街地状況現地調査執行部からの説明、また、まちづくりに取り組む方々との意見交換を通じ、現状認識や課題の把握に努めました。その結果、「交通体系について」、「文化・芸術について」の2項目を核にした中心市街地活性化まちづくりについて、調査・研究を行っているところであり、このたびの中間報告は、それらを踏まえ、検討状況や具体的な要望・提案を行うものであります。  まず、交通体系に関するものとして、本年度、本市において策定される「地域公共交通総合連携計画」について提案をいたします。  今議会における一般質問において、また、本特別委員会行政視察委員報告においても、各議員から指摘のあった、今後の本市の大きな命題・課題とも言える地域公共交通の再編でございますが、「連携計画」の成否にかかっていると言っても過言ではないと認識しています。  視察した京都府京丹後市においてのその成功事例は、市長の強いリーダーシップのもと、職員の創意工夫公共交通運行者との協働、これらが車の両輪として京丹後市の公共交通を大いに再生・活性化し、全国にも誇れる交通体系になったものであります。  本市の地理的・経済的な諸条件が京丹後市の成功事例とそのまま合致するものでないということは十分に理解するものでありますが、「連携計画」の策定時における取り組みは大いに参考になるものであり、鳥取発取り組みをぜひとも発信していただくよう要望いたします。  次に、「連携計画」の策定に当たり、1点、提案をいたします。  さきに述べたまちづくりに取り組む方々との意見交換において、中心市街地飲食店、特に夜に営業される飲食店の経営は大変厳しい状況にあるというようなお話もございました。また、統計数字にもその状況は見てとれます。  鳥取の夜のまち状況は、ある意味、まちのにぎわいのバロメーターであり、夜のまちが元気であれば鳥取まちも元気であるというのは言い過ぎかもしれませんが、今までの活性化の施策にない、また、重要なファクターではないかと考えます。  そのため、「連携計画」の策定過程において、住民ニーズ調査の実施、あるいは実証運行の実施が計画されていると仄聞しておりますが、これらの項目に「夜間・深夜バス」の視点を入れるよう提案いたします。  これは、軽々に「夜間・深夜バス」の運行について提案するものではなく、各種の手続を経て、運行主体、また、その形態等のしっかりした議論の後、有効かつ有益な運行方法により、ぜひとも鳥取の夜のにぎわいの創出のため、ひいては元気なまち鳥取の創出のため、実現できるよう期待するものであります。  次に、文化・芸術の中でも、現在集中的に、食文化に関することとして、地元の食材を使った中心市街地飲食店活性化について、調査・研究を行っているところであります。  この中心市街地飲食店活性化は、まちのにぎわいに欠かせないものであり、また、郊外店にない特色ある活性化への取り組みが可能であると考えているところであります。  特に、その大きな柱として「地産地消の店認証事業」という、本市の特徴的、かつ現在までに一定の成果が得られている施策を活用した取り組みが効果的であると考えています。  ただし、現在の本市の「地産地消の店認証事業」に関する施策は、地産地消の啓発やその取り組み促進を図る視点に重きが置かれており、今後は、来訪者へのもてなしの視点等も持ち、より一層内容を充実されることが重要であると考えます。その中で、生産物・食材の高付加価値化の取り組み促進や、生産者、飲食店等の提供者、消費者が連携できるシステムの構築が必要であります。  鳥取の山の幸・海の幸は、全国にも十分に誇れる食材であります。鳥取の人は、鳥取県人気質と申しますか、積極性に欠けるとよく評されますが、その食材のよさ、おいしさにみずからが満足だけして、外に発信する取り組みが不足していたのだと思います。  しかしながら、鳥取県におかれましても、「食のみやこ 鳥取県」と銘打ち、各種の事業を展開されることを先日の勉強会でお聞きし、打って出る姿勢、PRする姿勢に転換されたと認識したところであります。  本市においても、県との類似の施策はしっかりと内容精査、協働歩調をとり、ナンバーワンではなくオンリーワン・鳥取にしかないというようなものをつくり、また、磨き上げていくことでおのずと活性化の道は開けてくるのではと考え、地産地消推進事業において次のことを提案いたします。  まず、鳥取にしかない食材・料理の取り組みとして、1、鳥取の食材・料理を競うコンテストを行い、広くPRする。ただし、内外の著名な方を審査員とし、大きなインパクトとパブリシティー効果を創出するものであること。2、コンテスト上位の食材・料理が市内の飲食店で同程度の料金や内容で食すことができる仕組みづくりを行うこと。3、鳥取に来訪しても、鳥取を感じさせる「もの」がない状況であり、コンテストや各種の取り組みから創出すること。  次に、地産地消の店の取り組みとして、1、地産地消の店にさまざまなカテゴリーを設定し、地産地消の店の看板に、より信頼を持たせる、また、より信頼の置けるという点を付加し、広くかつ深く事業を推進することも重要であり、その看板の形態自体も視覚に訴え、イメージをかき立てるものへ変更すること。2、地産地消の店が繁盛すれば、敏感にその流れは他店へ波及することを踏まえ、行政の立場として、可能な限りの側面支援を行うこと。  最後に、地元のしゅんの食材の活用への取り組みとして、1、インターネット等の情報媒体を有効に活用し、農協・漁協等と緊密に連携した、生産者、提供者、消費者がしゅんの食材の情報を相互に提供・入手できるシステムを構築すること。2、流通の仕組みから考慮した場合、「市(いち)・マーケット」が果たす役割は大変重要であり、3月議会においても本特別委員会中間報告にもございましたが、周辺地域との交流をより進めるためにも、街中のにぎわいの創出拠点施設である「パレットとっとり」を初めとする既存の施設や公共空地で「市(いち)・マーケット」の充実・拡充を検討すること。3、「しゅんの食材」という言葉がよく使われますが、「しゅん」を定義すると、魚介や野菜、果物などの最も味のよい出盛りの時期となっています。この視点とあわせ、本市の取り組みとして、しゅんのものを食することは、食育や健康への配慮の観点から大変有益であることを念頭に置き、さきに述べたシステム構築やその他広報の際に科学的な効能や知見を掲載することを提案いたします。  現在、担当部局においても鳥取市地産地消推進協議会を中心に「地産地消の店認証事業」のあり方についての協議が始められており、それらと相まって今回の提案が有効に生かされるよう検討をお願いするとともに、「市(いち)・マーケット」の項目についてはさらに本特別委員会でも深い議論を重ねることが必要であると考えております。  次に、「鳥取駅前・賑わいのまちづくり実証事業」について一言触れるとともに、数点、提案いたします。  この事業は、今までの中心市街地活性化事業にはない、いい意味で異彩を放っているものであると思われます。  先日、実行委員会が組織され、おおむね事業に対する好評を得たと仄聞しております。しかしながら、この実行委員会の構成を拝見いたしますと、文化・芸術関連の方々の参画がありません。今、既に文化・芸術関連の方々まちづくりに多方面から取り組まれております。そのような方々に積極的に参画していただき、特色ある事業実施がなされますよう提案いたします。  また、イベント事業内容の検討に当たっては、成否を勘案した場合、一過性の内容に偏るおそれがあります。やはり、将来を見据えた場合、継続性や日常性を考慮した内容になるべきであります。  最後に、この実行委員会には許認可権を持つ道路管理者または警察関係の方々が入っており、事業実施への速やかな手続が期待されています。  しかしながら、この事業に参加されるであろう方々や、自身で鳥取まち活性化したい、にぎわいを創出したいと考えている方々は、このような許認可権等に関する手続が複雑かつ時間を要する状況にあり、市民協働参画やまちづくりの観点からも、このような手続に一元的にアドバイス・支援を行う市民イベント支援担当の設置について提案いたします。  終わりに、本市のまち活性化、にぎわいの創出に官民一体となって取り組むことが元気なまち鳥取の創造に重要であると申し添え、本委員会においても引き続き調査を継続し、具体的な政策提案を行っていくことを申し上げ、以上で中間報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 これより、中間報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 質疑なしと認めます。  以上で、本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。  これで、平成20年6月鳥取市議会定例会を閉会します。                    午前10時34分 閉会 このサイトの全ての著作権は鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....