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  1. 鳥取市議会 2008-06-01
    平成20年 6月定例会(第1号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2008年06月02日:平成20年 6月定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                    午前10時0分 開会 ◯上杉栄一議長 ただいまから平成20年6月鳥取市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  日程に先立ちまして、陳情につきまして御報告します。  5月30日までに受理した陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託しましたので、御報告します。  そのほかに報告事項がありますので、事務局長に報告させます。 ◯松下稔彦事務局長 議員の表彰について御報告します。  去る5月28日、東京・日比谷公会堂において全国市議会議長会定期総会が開催され、議長会会長より、次の議員の方々が表彰をお受けになりました。議員25年以上特別表彰村口英子議員、議員10年以上一般表彰岡田浩四郎議員中島規夫議員、以上の議員の方々でございます。  また、去る4月22日、岡山市において中国市議会議長会定期総会が開催され、議長会会長より、次の議員の方々が表彰をお受けになりました。正副議長3年以上普通表彰上杉栄一議員、議員8年以上普通表彰岡田浩四郎議員下村佳弘議員湯口史章議員中島規夫議員、以上の議員の方々でございます。  以上、報告を終わります。 ◯上杉栄一議長 これより、受賞されました方々に表彰状並びに記念品を伝達したいと思います。  受賞者を代表いたしまして、村口英子議員の御登壇をお願いいたします。                   〔上杉栄一議長 登壇〕                 〔受賞者 村口英子議員 登壇〕 ◯上杉栄一議長 表彰状  鳥取市 村口英子殿  あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第84回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰といたします。  平成20年5月28日  全国市議会議長会会長 藤田博之(代読)  どうもおめでとうございます。                  〔表彰状伝達〕(拍手)
                     〔議長、受賞者 着席〕 ◯上杉栄一議長 このたび受賞されました方々の栄誉をたたえ、これで伝達を終わります。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 日程第1 会期の決定 ◯上杉栄一議長 日程第1、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から6月18日までの17日間としたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、会期は17日間に決定しました。  お諮りします。  議案調査のため6月3日、委員会開催のため6月6日、6月9日、6月13日、6月16日及び6月17日、以上の6日間を休会にしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯上杉栄一議長 御異議なしと認めます。したがって、6日間を休会とすることに決定しました。 日程第2 議案第87号平成20年度鳥取市一般会計補正予算から議案第113号鳥取固定資産評価員の選任についてまで(提案説明) 日程第3 報告第2号繰越明許費繰越計算書についてから報告第4号出資法人経営状況を説明する書類の提出についてまで(報告) ◯上杉栄一議長 日程第2、議案第87号平成20年度鳥取市一般会計補正予算から議案第113号鳥取固定資産評価員の選任についてまで、以上27案及び日程第3、報告第2号繰越明許費繰越計算書についてから報告第4号出資法人経営状況を説明する書類の提出についてまでを一括して議題とします。  提出者の説明及び報告を求めます。  竹内市長。                   〔竹内 功市長 登壇〕 ◯竹内 功市長 皆さん、おはようございます。本日は、6月市議会定例会の初日、新しくできました「鳥取・因幡の祭典」のポロシャツを着用いたしております。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、本定例会に提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。  5月12日に中国で発生した四川大地震により、多くのとうとい命が失われています。犠牲となった皆さんの御冥福を心からお祈りいたします。本市は、5月15日から放送大学鳥取学習センター鳥取大学と連携して本庁舎、駅南庁舎などに救援金募金箱を設置し、被災者への支援の輪を広げています。大地震に対する備えといたしましては、現在、上下水道施設や小・中学校などの耐震化を計画的に進めていますが、改めて地域防災体制の強化や危機管理の徹底を図ってまいります。  故遠山正瑛鳥取大学名誉教授によりクブチ沙漠において砂漠緑化の活動が進められている中で、本市は地球規模環境保全と日中の友好親善を深めようとしています。クブチ沙漠を有する中国内モンゴル自治区のオルドス市と連携し、ともに開催の協力を行った「2008年日中友好・クブチ沙漠植林サミット」は、行事の内容を自粛した上で5月17日、18日に開催されました。サミットにおいて友好関係を築いたオルドス市と相互協力関係を深めながら、砂漠における農業、温泉リゾート開発太陽エネルギー風力発電等の開発など、地球環境の保全と砂漠緑化事業の前進に向け、努力してまいります。  また、近年、ミャンマーのサイクロン被害のように、地球の環境変化による気候変動異常気象が甚大な自然災害へとつながる例も少なくありません。本市は、山が青く、水は清き、ふるさとの美しい自然環境を次の世代へ大切に継承するための取り組みを一層強化するとともに、世界へもその取り組みを積極的に情報発信してまいります。  今年度の市政推進に当たっては「協働のまちづくり」と「地域再生」を念頭に、市民の皆さんと一緒に汗を流しながら、地方の元気や地域力の向上を目指すことを基本方針としています。  鳥取自動車道の開通とあわせ地域経済活性化を図る起爆剤となる「2009鳥取・因幡の祭典」については、4月に鳥取・因幡の祭典推進局を設置するとともに、6月の人事異動では兼務職員を増員して体制を整えるなど、間近に迫った本番に向け、着々と準備を進めています。  4月12日には智頭町において「2009鳥取・因幡の祭典プレイヤー開幕式典」がとり行われました。地域のボランティアとして観光情報の提供や道案内等をしていただく171カ所の「鳥取・因幡観光案内処」の開設を初め、祭典の主要事業年間スケジュールなどを掲載した観光客向け「因幡の祭典ガイドブック」の作成、住民の総参加を促すための「鳥取・因幡の祭典かわら版」の発行など、地域全体の盛り上がりを高める取り組みも本格化しています。さらに、今月、「2009鳥取・因幡の祭典サポーター」を募集し、その人的ネットワークを生かして因幡の魅力や祭典の情報の一層の浸透を図ることとしています。  幸いにも、第2期「砂の美術館」の入館者も、開館期間253日のうち昨日までの37日間で目標の30万人の4分の1を超える7万7,093人に達するなど、好評を博しています。この美術館を「2009鳥取・因幡の祭典」のオープニングイベントである「世界砂像フェスティバル」の成功へつなげてまいります。  観光資源の魅力を高める代表的な取り組み山陰海岸国立公園世界ジオパーク認定があります。山陰海岸を有する3市3町、1府2県と各地の商工会議所観光協会などで組織する「山陰海岸ジオパーク推進協議会」が5月10日、本市でフォーラムを開催し、基調講演パネルディスカッションや「山陰海岸ジオパーク推進鳥取宣言」の採択を行いました。地質学的に重要で、かつ美しい自然公園と認められたジオパークとして国際的に認定されるよう活動を本格化させたところです。  私は、山陰海岸ジオパーク推進協議会の副会長として、山陰海岸を訪れる方に対してのおもてなしの向上や地質公園としての魅力に対する理解を深めるため、本市において案内板設置ガイド育成などの取り組みを積極的に進めるとともに、県中部や但馬・丹後地域などとの広域連携を一層強化し、観光周遊ネットワークづくりに努め、一体的な観光地としての魅力を高めてまいります。  また、あわせて国内外への情報発信をより戦略的に進め、魅力を磨いた観光資源有効活用を進めてまいります。「砂の美術館」の順調な滑り出しからもわかるように、「知名度アップ大作戦」など情報発信への重点投資戦略的展開は、交流人口の増加に欠かすことができないと実感しています。「砂の美術館」に関しては、これまでに関西地域人気FMラジオ放送でのスポットCM新聞広告掲載、大阪市・神戸市などでの「砂の美術館オープン日に合わせた22カ所のアンテナショップの開設など、戦略的な情報発信に努めてまいりました。夏休みに向けては、新たに7月15日から大阪の地下鉄御堂筋線車両つり革に「鳥取しゃんしゃん祭」と「砂の美術館」の2種類の広告掲載を同時に展開し、相乗効果で鳥取市を鮮烈に印象づけることとしています。  今後は、このような情報発信戦略を「2009鳥取・因幡の祭典」に関し重点的に実施することはもとより、山陰海岸ジオパークなどに関しても積極的な展開を図り、観光振興による地域活性化を強力に推進してまいります。  「2009鳥取・因幡の祭典」に向け、鳥取市の特産品伝統工芸品など、物産振興の強化を目指して、鳥取市観光協会によりJR鳥取駅構内に「鳥取市ふるさと物産館」が5月30日に開設されました。今後はこの施設を核とし、砂丘らっきょう、二十世紀梨を初め、因州和紙などの本市の特産品伝統工芸品の情報について、鳥取市を訪れた観光客皆さんや関西圏などの県外へ積極的に発信し、販路の拡大・開拓を進めてまいります。  観光振興など地域経済活性化に向けた取り組みとあわせて、ローカルマニフェストで掲げた「平成21年度までの4年間で1,500人以上の雇用創出」の目標に向けた取り組みにも力を入れてまいります。  商工会議所、商工会、鳥取いなば農業協同組合等と本市で構成し、私が会長を務めております「鳥取市雇用創造協議会」において提出した地域雇用創造推進事業構想が4月28日に国の内定を受けました。これを受け、今後3年間、国の委託事業として各種人材育成メニュー等取り組み雇用創出を着実に進めてまいります。  また、雇用創出の目玉となる企業誘致に関しては、工業団地の開発を進めています。若葉台地区内の新たな工業用地については、今年度の分譲開始を目指し、土地取得が行われるなど事業が順調に進捗しており、今後は土地開発公社と連携し、地元との具体的な協議を円滑に進めてまいります。河原町国英地区内の工業団地開発については、開発計画の検討を進めており、実現に向けて引き続き調査の実施と計画の調整を進めます。  鳥取市中心市街地活性化協議会を初め、事業者・住民とともに中心市街地活性化基本計画に基づく54の具体的事業をより強力に推進していくため、6月の人事異動では市街地整備室の体制の充実を図りました。  5月16日には鳥取市中心市街地活性化協議会との連携のもと、「鳥取駅前・賑わいの街づくり実証事業」を国の「地方の元気再生事業」に提案しております。官民挙げて、鳥取駅と駅前の商店街などの一体化を図るとともに、楽しく過ごせる空間を確保し、イベント開催などでにぎわいを創出しながら、「街の顔」である中心市街地の再生を進めてまいります。  また、基本計画に基づき、今年度中にまちづくり交付金を活用し、西町広場整備に必要な用地を取得したいと考えており、わらべ館周辺広場整備とあわせて片原等駐車場整備など、中心市街地に活力やにぎわいを創出するための取り組みについて鋭意検討を進めます。  「協働のまちづくり元年」の主な取り組みとして、市職員による「コミュニティー支援チーム」が地域の皆さんと一緒に各地区まちづくり協議会の設立や地域コミュニティー計画づくりを進めています。活動から2カ月足らずで若葉台地区協議会が立ち上がりました。また、新市域においては、これらの活動に加え、地域振興プランに基づく取り組みも活発化しており、地域の課題を解決するための地域力の向上が図られることに大きな期待を寄せているところです。  持続可能な公共交通の確保に向けては、国の「地域公共交通活性化再生総合事業」の認定に向けた取り組みを進めています。5月15日、この事業認定に必要な「地域公共交通総合連携計画」について、国から調査費の補助を受けられることが決定しました。今後は、公共交通機関の利用についてのニーズ調査など、具体的な取り組みを着実に進め、地域公共交通活性化による地域再生を図ってまいります。  ことし4月初めには、本市の推計人口が20万人を割り込みました。季節変動要因を勘案しても減少傾向が続いており、危機感を募らせています。この最大の原因は、少子化の進行と20から30代の若者世代の就職や進学のための市外転出にあると認識しています。  このため、平成21年度に改定を予定している「次世代育成行動計画」が少子化の課題に対応した実効性の高い計画となるよう努力します。ことしは、就学前児童から高校生までの子供がいる家庭2,000世帯を対象にニーズ調査を実施し、子育て支援などに関する課題を整理してまいります。  また、放課後児童クラブについては、子育てへの支援を強化する立場から、保護者等の要望や地域の実情を的確に把握し、取り組みの充実に向けて検討を進めてまいります。  高齢者皆さんが、長寿社会にあって住みなれた地域で安心して暮らせるよう、長寿医療制度の見直しの動向を的確にとらえ、混乱を招かぬよう、市としても適切に対処いたします。また、今年度の「介護保険事業計画高齢者保健福祉計画」の見直しに合わせ、高齢者保健福祉施策の充実と介護予防施策の強化を進めてまいります。  今年度から創設している「鳥取環境大学入学就職奨励金制度」と「専修学校就職奨励事業」は5月末現在の集計で市内就職者が74人となるなど、今後も一定の成果が期待できます。  5月17日には、市内在住の学生や会社員など31人で組織される第2期の若者会議が発足し、若者の視点からの地域活性化など、さまざまなテーマで議論を進めていく体制が整いました。今後は、若者定住に向けた新たな取り組みの検討に向け、これらの施策を積極的に活用し、若者のニーズや意識を的確にとらえながら、若者に選ばれる地域づくりに力を入れてまいります。  一方、市外からの住民誘致による定住人口の増加も強力に進めてまいります。ことし4月からUJIターン希望者への相談窓口専任相談員を1名から2名へと体制強化したところ、4月の相談件数が前年同期比約2.9倍の97件となるなど、着実にその成果を上げています。4月には神戸市からUターンされた方がレストランを開業し、神戸時代を上回るお客様で好評を博する事例が見られました。人々の温かさに触れる中で都会からUターンを決意され、事業面でも成功をおさめられたことを、本市への移住についての新たな可能性として注目しています。  また、新たな定住対策として「おためし定住体験」事業の実施範囲を、国の都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」に輝いた鳥取市夢街道・鹿野往来城下町地区へ広げることとしており、この経費について、このたびの補正予算に計上しています。今後は、5月11日に開園式をとり行った吉岡温泉町地内の市民農園の県外用10地区の活用を進めるなど、鳥取暮らしの体感の機会を一体的に結びつけ、鳥取の魅力をさらにアピールしてまいります。  平成19年度は、行財政改革課による予算執行前審査の徹底、ホームページを活用した公開見積もり合わせの導入、インターネット公売の実施など、予算執行段階においても歳入・歳出両面にわたる行財政改革に力を入れてまいりました。この結果、3月31日に専決処分した一般会計補正予算では、減債基金への積み立てを、当初目標額2億円を1億8,204万円上回る3億8,204万円とすることができました。これにより、平成19年度末の減債基金財政調整基金の残高の合計額が10億5,345万円となり、「平成20年度末の減債基金財政調整基金合計残高を10億円とする」と掲げた第4次鳥取市行財政改革大綱総合目標を1年早く達成し、財政健全化を大きく前進させています。  平成19年度の市税の収入見込み額は前年度収入を約15億円上回る249億7,000万円程度となる見通しではありますが、予算額250億3,000万円に対しましては6,000万円の減収となる見込みです。特に景気の低迷や健康志向の高まりなどから、法人市民税市たばこ税がそれぞれ1億6,000万円及び2,500万円の減収となり、平成14年度以来5年ぶりに決算額が最終予算額を下回る見通しです。  税源移譲定率減税廃止による個人住民税の負担増、個人収入の伸び悩みなどから徴収率が低下したことも影響していると考えています。  徴収率を上げていくことは容易なことではありませんが、市税が本市財政の根幹をなすものであること、またまじめな納税者との公平が重要であることを念頭に取り組みを強化します。今年度から、担税力のある市税滞納者滞納抑制に有効なタイヤロックを新たに導入するとともに、昨年開設した納付催告センターによる早期納付勧奨の強化、預貯金・給与等を対象とした差し押さえ等滞納処分の強化、差し押さえ動産インターネット公売積極的活用県税局・税務署との連携強化など、徴収体制を強化し徴収率の向上に努めてまいります。  あわせて、ふるさと納税制度の周知や支援のお願いを進めます。本市では、市外に居住する鳥取市に縁のある方などのふるさとへの貢献の思いを喚起するため、ことし3月にふるさと支援のシンボルとして「鳥取砂丘応援基金」を設けました。4月には本市ホームページに「鳥取市応援サイト」を開設し、寄附金申し込み用紙がダウンロードできるようにするとともに、5月には専用のフリーダイヤルを設けるなど、問い合わせや申し込み等へ対応する体制を整備しております。昨日までに合計7件、41万2,336円の寄附金申し込みを受けており、さらなる申し込みを期待しているところです。  今後は、市民の皆さんへ市外の知人の方などへの積極的な働きかけをお願いするとともに、市としても、各地の鳥取県人会や市内の学校の同窓会などに対し、ふるさと納税制度を利用した本市支援について、積極的にお願いしていきたいと考えています。議員の皆様におかれましても御協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、本定例会に提案いたしました諸議案につきまして説明申し上げます。  議案第87号から議案第90号までは一般会計及び特別会計補正予算でありまして、早急に実施する必要がある事業などの経費を計上しております。  次は、条例等に関する案件です。  議案第91号は、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴い用語の整理を行うとともに、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に準じ配偶者以外の扶養親族に係る損害補償基準額の加算額を改定するため、鳥取市消防団員等公務災害補償条例を一部改正するものです。  議案第92号は、地方税法等の一部改正に伴い、個人市民税における寄附金控除の拡充、公的年金からの特別徴収制度の創設などの規定の整理を行うため、鳥取市税条例を一部改正するものです。  議案第93号は、犯罪被害者等給付金支給等に関する法律の一部改正に伴い用語を整理するため、鳥取市手数料条例を一部改正するものです。  議案第94号は、鳥取市有施設民間等への譲渡に関する取り扱い方針に基づき、鳥取市福部町福田地区コミュニティーセンターなど5施設を自治会無償譲渡するに当たり、これらの施設を廃止するため、鳥取市集会所の設置及び管理に関する条例を一部改正するものです。  議案第95号は、介護保険制度における特定入所者介護サービス費の居住費の負担限度額などを定めた厚生労働省告示の一部改正に伴い、引用条文を整理するため、鳥取市介護老人保健施設の設置及び管理に関する条例を一部改正するものです。  議案第96号は、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部改正により中国残留邦人等に対する支援給付が創設されたことに伴い、規定の整備を行うため、関係する条例を一部改正するものです。  議案第97号は、ナラ枯被害対策事業などに関し必要な規定の整備を行うため、鳥取市農林水産業振興事業分担金徴収条例を一部改正するものです。  議案第98号は、青谷あさひ団地に青谷新あさひ団地を整理統合することに伴い青谷新あさひ団地を廃止するとともに、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い引用条文の整理を行うため、鳥取市営住宅の設置及び管理に関する条例を一部改正するものです。  議案第99号は、里仁農業集落排水施設設置区域に岩吉の一部を加えるため、鳥取市集落排水施設の設置及び管理に関する条例を一部改正するものです。  議案第100号は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行に伴い、監査委員による財政健全化審査などが義務づけられたことから規定の整備を行うため、鳥取市監査委員条例を一部改正するものです。  議案第101号は、鳥取市三滝林間施設指定管理者を指定するため、必要な議決を得ようとするものです。  議案第102号は、電算処理業務増大等に伴いホストコンピューター及びその周辺機器を更新するに当たり、新たな財産取得について必要な議決を得ようとするものです。  議案第103号は、議案第94号に関連し、5つの集会所自治会へ譲渡するに当たり、財産の無償譲渡について必要な議決を得ようとするものです。  議案第104号及び議案第105号は、それぞれ鳥取市立青谷小学校校舎増築(建築)工事及び鳥取市立美保南小学校校舎増築(建築)工事について、請負契約を締結するため、必要な議決を得ようとするものです。  議案第106号は、平成20年2月11日に叶地内の市道叶西大路1号線で発生した事故について、相手方と賠償額を確定し和解するため、必要な議決を得ようとするものです。  議案第107号は、人事に関する案件でありまして、その職務の重要性にかんがみ、慎重に検討いたしました結果、鳥取市用瀬町別府43番地2、岸本悦子氏を人権擁護委員候補者として推薦いたしたいと存じますので、御意見をいただきますようお願いいたします。  議案第108号は、平成19年度の一般会計予算など5会計の補正予算について、事業決定による事業費の減などにより平成20年3月31日に専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。  議案第109号は、診療報酬の算定方法を定めた厚生労働省告示の改廃に伴い引用条文を整理するため、平成20年3月31日に鳥取市立病院使用料及び手数料条例並びに鳥取市国民健康保険診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。  議案第110号は、小中一貫校の実施に伴い湖南小学校及び湖南中学校の校名変更を行うため、平成20年3月31日に「鳥取市立学校条例」の一部改正を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。  議案第111号は、地方自治体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、学術研究のための戸籍等に関する証明書に係る手数料を定めるため、平成20年4月30日に鳥取市手数料条例の一部改正を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。  議案第112号は、地方税法等の一部改正に伴い、公益社団法人等の法人市民税の均等割に関し最低税率を適用するなど規定の整備を行うため、平成20年4月30日に鳥取市税条例の一部改正を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。  議案第113号は、人事に関する案件でありまして、その職務の重要性にかんがみ、慎重に検討いたしました結果、鳥取市青谷町栄町390番地46、山田正年氏を固定資産評価員として選任いたしたいと存じますので、御同意くださいますようお願いいたします。  報告第2号は平成19年度一般会計及び特別会計予算のうち、平成20年度への繰越額の確定、報告第3号は水道事業会計の浄水施設整備事業等についての繰越額の確定、報告第4号は鳥取市土地開発公社を初めとする21の出資法人の平成19年度の経営状況に関し、それぞれ報告するものであります。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を説明しました。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ◯上杉栄一議長 以上で本日の日程は終了しました。  本日は、これで散会します。                    午前10時36分 散会 このサイトの全ての著作権は鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....