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  1. 鳥取市議会 2003-12-01
    平成15年 12月定例会(第1号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2003年12月09日:平成15年 12月定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                    午前10時16分 開会 ◯三谷 伝議長 ただいまから、平成15年12月鳥取市議会定例会を開会します。  本日の会議を開きます。 日程第1 会期決定 ◯三谷 伝議長 日程第1、会期決定議題とします。  お諮りします。  本定例会会期は、本日から12月22日までの14日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 御異議なしと認めます。したがって、会期は14日間に決定しました。 日程第2 議案第117号平成15年度鳥取一般会計補正予算から議案第147号鳥取固定資産評価審査委員会      委員選任についてまで(提案説明日程第3 報告第11号専決処分事項報告について(報告) ◯三谷 伝議長 日程第2、議案第117号平成15年度鳥取一般会計補正予算から議案第147号鳥取固定資産評価審査委員会委員選任についてまで、以上31案及び日程第3、報告第11号専決処分事項報告についてを一括して議題とします。  提出者説明を求めます。  竹内市長。                   〔竹内 功市長 登壇〕 ◯竹内 功市長 おはようございます。  本定例会提案いたしました諸議案説明に先立ち、当面する市政課題について所見を申し述べさせていただきます。  第1に、市町村合併についてであります。  東部市町村合併協議会における各種事務事業調整につきましては、11月25日に開催された第13回合併協議会での提案をもって、2,270の調整項目中、未提案のものは9項目となっております。また、夢のある20万都市づくりビジョンを盛り込んだ新市まちづくり計画の案がまとまり、先月の合併協議会に提出されたところであります。今後、新市まちづくり計画のパンフレットを作成し、新年早々には市内全世帯に配付するほか、ホームページに掲載するなどにより、広く市民皆様に公表することとしております。来年1月中旬から2月中旬にかけて、市内10カ所の会場において住民説明会を開催し、事務事業調整方針計画案説明し、御意見をいただくこととしております。
     今後とも、議会皆様との一層緊密な連携のもと、来年10月1日の合併を目指して、着実に合併準備を進めてまいります。  一方、鳥取市・河原町・用瀬町・佐治村・智頭町合併協議会の初会合を11月30日に開催いたしました。合併に向けて、一緒に力を合わせて協議を進めていくことを確認したところであります。  これらの市町村合併に関する協議を通じて、県都鳥取市が、産業、文化、教育福祉、環境などの市民生活の各分野において、山陰の発展をリードする日本海地域有数中核都市となるよう、関係町村とともに、引き続き全力を尽くしてまいります。  第2に、観光振興についてであります。  私は、さきの9月議会におきまして、観光振興は経済への波及効果が非常に大きく、本市の活性化にとって最重要の課題であると申し上げました。観光客皆様にできるだけ長く鳥取を楽しんでいただくことのできる、いわゆる滞在型観光地へと変えていく新たな観光戦略に積極的に取り組んでいくことが急務であると考えております。  このため、東京鳥取間の航空便の4便化、名古屋便の就航、JR山陰本線・因美線の高速化などの利便性向上を生かし、本市におけるコンベンションの誘致や、しゃんしゃん祭、お城まつりなどのイベントの際の、県外からの誘客に積極的に取り組んでいるところです。  また、鳥取観光の核となる鳥取砂丘魅力を高め、これと、賀露西浜地区の港町としての魅力や、中心市街地の城下町としての魅力を組み合わせ、さらに、わらべ館やまびこ館などの市内施設や周辺の観光地を結ぶ観光ルートを定着させることが重要であります。  なお、ことしは歌で鳥取砂丘魅力を全国へ広めていただいた歌手の水森かおりさんが、見事NHK紅白歌合戦出場という大輪の花を咲かせられました。多くの市民の応援が実り大ヒットとなったものであり、私も大変うれしく思っております。これを機に、市町村合併も視野に入れながら、鳥取砂丘の全体的な整備推進全力取り組みたいと考えております。  第3に、中心市街地活性化についてであります。中心市街地活性化を図るためには、まず、ソフト・ハード両面のさまざまな事業を同時多発的に推進すること、そして、人々が街中を回遊するルートを創出していくことが必要であると私は考えております。申し上げるまでもなく、まちづくりは、行政の側のみならず、市民の側の参加が不可欠であります。市民行政協働が、まさに最も大きな効果を上げる分野といえます。  既に、太平公園の再整備真教寺動物公園のリニューアルを進めていますが、来年度の事業実施に向けて現在取り組みが進められている弥生にぎわい拠点お笑い健康道場など、個性的で魅力ある交流拠点を次々と整備してまいります。  また、若桜街道の歩道のバリアフリー化ハンギングフラワー事業実施、旧袋川遊歩道の整備、今議会補正予算提案している100円循環バス本格運行など、中心市街地における回遊ルートの創出に取り組んでおります。  100円循環バス本格運行に当たっては、市民皆様の御意見を踏まえ、運行ルートの一部拡大や、車いす使用の方も御利用いただけるノンステップバスの導入を計画しております。多くの市民の皆さんに積極的に御利用いただくことをお願いするとともに、本市を訪れた皆様にも広く御利用いただきたいと考えております。  県都鳥取市の玄関口に位置する旧ダイエー鳥取南店につきましては、9月議会提案説明の中で、市民生活向上中心市街地活性化のために、本市が取得し、適切な活用を図る方針を明らかにしました。以来、議会での御議論市民政策コメント実施市政を考える市民100人委員会における提言、有識者による意見聴取会議の開催などにより、数多くの御意見をいただきました。これらの御意見を踏まえ、市町村合併の進展や、厳しい財政状況も念頭に、市民の立場に立って、市役所の市民サービス機能充実・強化と、市民図書館サービスの改善を中心とした活用策をまとめました。この活用策につきましては、議員各位に御説明し、御意見を伺うとともに、内容具体化に当たって、さらに適切なものにしていきたいと考えております。  第4に、高速道路整備促進についてであります。  高速道路建設につきましては、国における道路公団民営化や、建設方式の選別の議論などが最終的な検討段階を迎えている状況であります。こういった状況の中、11月28日に東京において、私は、東部町村長さんとともに、県選出国会議員の諸先生方国土交通省道路局の幹部の方々と懇談し、さらに、12月1日には、石原国土交通大臣大臣室において直接お会いし、姫鳥線山陰自動車道早期整備を強く要請してきたところであります。私は、一番早く完成する方法で施工していただくことが第1であると考えますが、姫鳥線は、新直轄方式によれば無料の高速道路として整備され、有料の場合に比べて交通量が3倍以上に増加し、道路としての効用が格段に大きくなると予測されている点も最大限に考慮すべきだと考えているところであります。県は昨日12月8日に、姫鳥線を新直轄方式で国が整備することが妥当との判断を明らかにされました。従来どおりの整備速度の確保と、実質的な地方負担なしを求めた上での結論であり、私はこれを支持したいと考えます。今後とも、高速道路早期実現を目指して一層の努力をしてまいります。  次に、水道事業に関し申し上げなければならないことがございます。  水道浄水場建設見直し一環として、このたび、ろ過実験施設に要する経費補正予算提案している中で、現地における実験施設工事が、6月補正予算に基づいて発注し契約された金額を上回って施工されていることが判明いたしました。直ちにその工事は中止いたしておりますが、大変遺憾な行為であったと認識いたしております。議員皆様市民皆様におわびを申し上げます。今後こうしたことが二度と起こらないよう、水道事業の適切な予算執行に関し十分な指導を行ってまいります。  それでは、提案いたしました議案につきまして、順次概要を御説明いたします。  議案第117号は、一般会計補正予算です。今回の補正予算の編成に当たりましては、さきに述べました市政課題に関連する事業や、情勢の変化等に対応するため、早急に実施する必要がある事業などの経費を措置することといたしました。  主要な課題として、さきに述べたもののほか、特に、教育充実として、平成16年度に建設予定放課後児童クラブを併設した日進地区公民館設計業務福祉充実として、地域における子育て支援ニーズ調査を行う次世代育成支援地域行動計画策定事業高額医療費償還請求申告漏れを防ぐための老人医療高額医療費償還払い周知事業地場産業振興として、冷夏対策特別資金の貸し付け、沖合底びき網漁船リース事業に助成する、漁船リース推進事業、その他、人事院勧告に伴う特別職一般職給与改定などであり、いずれも重要かつ緊急な課題に対応する取り組みであります。  議案第118号土地区画整理費特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、議案第119号下水道事業費特別会計補正予算は、処理場管理費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  議案第120号簡易水道事業費会計特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、議案第121号公設地方卸売市場事業費特別会計補正予算は、青果棟改修費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  議案第122号駐車場事業費特別会計補正予算は、案内看板改修費及び除雪経費等を、議案第123号国民健康保険費特別会計補正予算は、更新する保険証郵送費及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  議案第124号高齢者障害者住宅整備資金貸付事業費特別会計補正予算は、高齢者住宅整備資金貸付金を、議案第125号住宅新築資金等貸付事業費特別会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  議案第126号農業集落排水事業費特別会計補正予算は、小沢見農業集落排水施設維持管理費及び給与改定等に伴う経費を、議案第127号介護保険費特別会計補正予算は、平成14年度給付費精算に伴う返還金及び給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  議案第128号水道事業会計補正予算は、ろ過実験管理費等及び給与改定等に伴う経費を、議案第129号病院事業会計補正予算は、給与改定等に伴う経費を、それぞれ計上しております。  次は、条例等に関する案件です。  まず、議案第130号は、地方公共団体一般職任期付職員の採用に関する法律規定に基づき、必要な事項を定めるための条例を、議案第131号は、化製場等に関する法律の一部改正に伴い、管理者が講ずべき衛生上必要な措置を定めるための条例を、それぞれ制定しようとするものです。  議案第132号は、開示請求の対象となる行政文書範囲の制限をなくするための所要整備を、議案第133号は、地方公務員災害補償法施行規則の一部改正に伴う所要整備を、議案第134号は、廃棄物処理及び清掃に関する法律等の一部改正に伴う所要整備を、それぞれ行おうとするものです。  議案第135号は、痴呆性高齢者家族やすらぎ支援員派遣事業実施に伴う所要整備を、議案第136号は、地方税法及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴う所要整備を、議案第137号は、町の区域新設に伴う所要整備を、それぞれ行おうとするものです。  議案第138号は、小沢見農業集落排水施設の完成に伴い、議案第139号は、市営住宅西品治北団地新設に伴い、それぞれ施設の設置及び管理について定めようとするものです。  議案第140号は、東今在家、大杙地内に、新たに面影二丁目を設けるため、議案第141号は、明治地区山間地域総合整備事業換地処分に伴い、字の区域新設変更及び廃止するため、それぞれ議決を得ようとするものです。  議案第142号は、協定書に基づき、岩美町から汚泥焼却に係る事務委託を受けるため、地方自治法規定により、規約の協議について議決を得ようとするものです。  議案第143号は、日進小学校屋内運動場増改築建築工事を、指名競争入札の結果に基づき、田中工業石本共同企業体工事請負契約の締結をしようとするものです。  議案第144号は、修立小学校屋内運動場増改築建築工事について、議案第145号は、若葉台小学校校舎増築建築工事について、それぞれ契約変更議決を得ようとするものです。  議案第146号は、湖東中学校内における生徒負傷事故について、相手方との損害賠償の額及び和解について議決を得ようとするものです。  議案第147号は、近く任期満了になります固定資産評価審査委員選任について、その職務の重要性にかんがみ、慎重に検討いたしました結果、鳥取市吉成715番地1、下田美智雄氏を選任いたしたいと存じますので、御同意くださいますよう、お願い申し上げます。  最後に、報告第11号は、公務中に発生した交通事故に関する相手方との損害賠償の額及び和解について、専決処分報告です。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ◯三谷 伝議長 お諮りします。  ただいま提案されました議案のうち、議案第147号鳥取固定資産評価審査委員会委員選任について、本案に対する質疑、委員会付託は省略したいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯三谷 伝議長 御異議なしと認めます。したがって、そのように決定されました。  この際、近藤水道事業管理者から、浄水場ろ過実験施設建設について、説明、陳謝したい旨の申し出がありましたので、これを許可します。  近藤水道事業管理者◯近藤 光水道事業管理者 貴重な時間をいただきまして、発言の機会をいただきましたことを厚く感謝申し上げます。  緩速ろ過実験準備に関しまして、行政範囲を超えて進めていたことにつきまして、深くおわび申し上げます。あわせて、その内容を御説明させていただきたいと存じます。  このたび、水道浄水場建設見直し一環として、ろ過実験に関する補正予算を御提案している中で、緩速ろ過実験現地における準備工事を、さきの6月補正予算に基づいて発注、契約しました金額を上回って施工しておりました。直ちにこの工事は中止いたしました。しかし、この行為は、今回の12月議会提案し、市民皆様の前で議論を尽くすべき範囲に既に踏み込んでおります。これは重大な誤りであったと深く反省しております。議員皆様、そして、市民皆様に深くおわび申し上げます。  このたびの行為に対する責任は、現場最高責任者としての、水道事業管理者たる、私、近藤光予算執行姿勢にあると認識しております。  水道局職員一同は、この約5年間に及ぶ浄水場建設議論の中で、市民への安全な水道水の一日も早い提供を目指して一丸となって努力しております。水道事業管理者としましては、職員努力が実るよう、予算執行を適正かつ厳格に行うようにしたいと存じます。  このたび御提案しています補正予算は、主として緩速ろ過実験に関するものでございます。これは、膜ろ過実験とあわせて、千代川の伏流水で検証し、その結果を市民皆様に数字で御説明し、御理解を得ようとしているものであります。実験を急がなくてはならない理由は、この年明けの1月及び2月の水温が最も低い時期に、膜ろ過、緩速ろ過双方ともろ過機能が下がるため、これを基準に、双方同時に実験によって確かめ、浄水場施設計画規模決定しなければならないためでございます。  なお、実験に使用する計器や機材は、実験終了後も水道業務の中で最大限有効に活用するように考えております。  最後に、重ねて深くおわび申し上げますとともに、御提案いたしました予算につきましては、十分に審議していただきますよう、お願い申し上げます。 ◯三谷 伝議長 以上で、本日の日程は終了しました。  本日は、これで散会します。                    午前10時41分 散会 このサイトの全ての著作権鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....