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  1. 町田市議会 2018-06-29
    平成30年 6月定例会(第2回)-06月29日-08号


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    平成30年 6月定例会(第2回)-06月29日-08号平成30年 6月定例会(第2回) 町田市議会会議録第17号 6月29日(金曜日)  出席議員(36名)     1 番   東     友  美    2 番   ち  だ  伸  也     3 番   矢  口  ま  ゆ    4 番   深  沢  ひろふみ     5 番   村 ま つ  俊  孝    6 番   斉  藤  かつひろ     7 番   おんじょう 由  久    8 番   田  中  美  穂     9 番   星     だいすけ   10 番   木 目 田  英  男    11 番   石  川  好  忠   12 番   渡  辺  厳 太 郎    13 番   佐  藤  和  彦   14 番   森  本  せ い や    15 番   わ た べ  真  実   16 番   お ぜ き  重 太 郎    17 番   白  川  哲  也   18 番   松  葉  ひ ろ み    19 番   山  下  て つ や   20 番   佐 々 木  智  子    21 番   松  岡  み ゆ き   22 番   い わ せ  和  子    23 番   三 遊 亭  ら ん 丈   24 番   若  林  章  喜    25 番   戸  塚  正  人   26 番   新  井  よしなお    27 番   友  井  和  彦   28 番   吉  田  つ と む
       29 番   大  西  宣  也   30 番   お  く  栄  一    31 番   細  野  龍  子   32 番   殿  村  健  一    33 番   熊  沢  あ や り   34 番   藤  田     学    35 番   佐  藤  伸 一 郎   36 番   おさむら  敏  明       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員  市長     石  阪  丈  一     副市長    髙  橋     豊  副市長    山  田  則  人     政策経営部長 小  島  達  也  総務部長   榎  本  悦  次     財務部長   堀  場     淳  防災安全部長 篠  崎  陽  彦     市民部長   今  野  俊  哉  文化スポーツ振興部長         能  條  敏  明     地域福祉部長 神  田  貴  史  いきいき生活部長         奥  山     孝     保健所長   広  松  恭  子  子ども生活部長         三  橋     薫     経済観光部長 小  池     晃  環境資源部長 水  島     弘     道路部長   福  田     均  都市づくり部長         神  蔵  重  徳     下水道部長  大  場  信  吾                        市民病院事務部長  会計管理者  髙  階  康  輔            亀  田  文  生  総務部総務課長         樋  口  真  央     教育長    坂  本  修  一  学校教育部長 北  澤  英  明     生涯学習部長 中  村  哲  也  選挙管理委員長               農業委員会会長         坪     義  秋            吉  川  庄  衞  代表監査委員 高  野  克  浩       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員  事務局長   古  谷  健  司     事務局課長  樋  口  貴  晴  議事担当課長 水  元  友  朗     担当課長   佐  藤  安  弘  議事係担当係長               議事係担当係長         大 宇 根  章  士            髙  久     翔  議事係主任  三 田 村  美  子     議事係    折  本  大  樹  速記士    三  階  佳  子(澤速記事務所)       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――     平 成 30 年(2018年) 6 月 29 日(金)     議   事   日   程   第  17  号                                   午 前 10 時 開 議 第 1 会議録署名議員の指名     【総務常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 2 第 57号議案 町田市市税条例等の一部を改正する条例     第 65号議案 室内プール改修工事請負契約     第 66号議案 室内プール改修給排水衛生設備工事請負契約     第 67号議案 室内プール改修電気設備工事請負契約     第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     請願第  8号 不適切な差別的表現に関する請願     請願第  9号 町田市議会における障がい者差別に当たる表現の再発防止に関する請願     【健康福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 3 第 62号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例     【文教社会常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 4 第 59号議案 町田市子どもセンター条例の一部を改正する条例     第 60号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例     第 61号議案 町田市子ども創造キャンパスひなた村条例     第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     請願第  6号 玉川学園コミュニティーセンター(CC)建替基本計画のデッキ整備計画凍結を求める請願     請願第  7号 性的少数者(LGBTなど)への行政サービス拡充に関する請願     【建設常任委員会審査報告・質疑・表決】 第 5 第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)     第 56号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)     請願第 11号 小田急不動産による小山ヶ丘6丁目マンション計画に関する「住みよいまちづくり」の観点からの請願 第 6 議会運営委員会継続審査申し出について      請願第  5号 町田市議会本会議場の国旗を議長席背面に設置することを求める請願     【提案理由説明・質疑・表決】 第 7 第 71号議案 町田市副市長の選任につき同意方について 第 8 第 72号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき同意方について 第 9 第 73号議案 町田市行政不服審査会委員の委嘱につき同意方について 第10 第 74号議案 損害賠償の額の決定について     【提案理由説明・質疑・表決】 第11 議員提出議案第 7号 ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書     議員提出議案第 8号 旧優生保護法による不妊手術の被害者救済を求める意見書     議員提出議案第 9号 主要農作物種子法復活を求める意見書     議員提出議案第10号 放課後等デイサービスの報酬改定に伴い「子どもの支援の必要性」に基づく公正な再判定を行うよう通知を出すとともに、その結果に基づいて報酬請求できるよう対応を求める意見書     議員提出議案第11号 独立行政法人都市再生機構法第25条第4項「家賃の減免」実施と居住者合意の「団地別整備方針書」策定に関する意見書 第12 議員派遣について 第13 各常任委員会の特定事件継続調査申し出について       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 会議に付した事件  日程第1から日程第13まで                午前10時 開議 ○議長(若林章喜) ただいまから本日の会議を開きます。   ―――――――――◇―――――――― △日程第1  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において次の議員を指名いたします。  36番 おさむら敏明議員  1番 東 友美議員  この際、事務局長に事務報告をさせます。  事務局長 古谷健司君。
    ◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。  まず、本日、市長から、追加議案として第71号議案から第74号議案までの4件の送付を受けましたので、直ちにご配付いたしました。  次に、6月28日付で山下てつや議員外5名から第55号議案に対する修正案が提出されておりますので、ご配付いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 事務局長の報告は終わりました。  本日、開会前に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果を委員長から報告願います。  議会運営委員長 三遊亭らん丈議員。    〔議会運営委員長遊亭らん丈登壇〕 ◎議会運営委員長(三遊亭らん丈) 本日、開会前に議会運営委員会を開催いたしましたので、協議の結果をご報告申し上げます。  まず、議員提出議案につきましては、提出締め切り日までに5件提出されております。そのうち、議員提出議案第11号につきましては、採択請願に伴い提出されたものであります。これらの議員提出議案の取り扱いにつきましては、申し合わせに従い、提案理由説明及び委員会への付託を省略の上、即決をいたします。  次に、追加議案として、第71号議案から第74号議案までの4件の送付がありましたので、本件の取り扱いにつきまして協議いたしました結果、まず、人事案件であります第71号議案につきましては、本日の議事日程第7として、第72号議案につきましては、本日の議事日程第8として、第73号議案につきましては、本日の議事日程第9として、それぞれ上程し、提案理由説明の後、委員会への付託を省略の上、簡易表決による即決をいたします。  次に、第74号議案につきましては、本日の議事日程第10として上程し、申し合わせに従い、委員会への付託を省略の上、本日即決をいたします。  次に、議員派遣につきましては、本日の議事日程第12として上程し、簡易表決による即決をいたします。  次に、「議会だより」の編集につきましては、8ページ立てで7月30日に発行の予定であります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 議会運営委員長の報告は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第2  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第2、第57号議案外議案4件及び請願2件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  総務常任委員会議案審査報告書 1.第 57号議案 町田市市税条例等の一部を改正する条例 1.第 65号議案 室内プール改修工事請負契約 1.第 66号議案 室内プール改修給排水衛生設備工事請負契約 1.第 67号議案 室内プール改修電気設備工事請負契約 1.第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月19日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月21日                             総務常任委員長  い わ せ  和  子 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                  総務常任委員会請願審査報告書 1.請願第  8号 不適切な差別的表現に関する請願       請願者 町田市原町田4丁目24番6号 せりがや会館3階            特定非営利活動法人 町田市精神障害者さるびあ会            会長理事 磯崎 勲  本委員会は、6月19日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.請願第  9号 町田市議会における障がい者差別に当たる表現の再発防止に関する請願       請願者 町田市真光寺町186番地            町田市社会福祉法人施設等連絡会            代表 丸山 文弘  外1,041人  本委員会は、6月19日付託された上記議案審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月21日                             総務常任委員長  い わ せ  和  子 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                  少 数 意 見 報 告 書 1.件 名   請願第  8号 不適切な差別的表現に関する請願  6月21日の総務常任委員会において留保した少数意見を下記のとおり町田市議会会議規則第108条第2項により報告します。                        記 意見の要旨  請願第8号に反対する理由は、以下の点です。   まず、今回の問題とされた発言に関して、これまでの議会質問、議員の資料請求によって、以下のことが明らかになりました。  町田市は「差別用語を個別的具体的に指定したものはない」とし、国(法務省東京都法務局八王子支局人権担当)は「日本国政府として、差別用語を指定するものはない」と回答しています。  このことによって、請願者が問題とされる議員の発言が不適切な差別的表現を使用したものとは言えないと考えます。  また、当該の発言は、町田市が行うべき「北朝鮮ミサイル避難訓練について」と題した質問をした際に、相手国の指導者に関して言及したものであり、障がい者に関して言及するものは一切ありません。よって、この発言が、障がい者への不適切な差別的表現を意図したものではないことが明らかです。むしろ、市長の発言中に説明としてその対象者のことを語られていますが、当該質問者の発言の中では、発言の対象が市長ですらないことを改めて述べています。  請願者がこの言葉の語句の使用自体を差別的表現とされるのであれば、市長の発言も、請願者の説明文自体も、等しく、差別的表現と言わざるを得ないと思います。  議員の資料請求にもとづき、市長は、差別的用語はないと答弁しており、請願者の要求を満たす行政施策は不明であると言わざるを得ないと考えます。  以上の理由により反対します。   平成30年(2018年)6月21日                                少数意見者 吉  田  つ と む                                賛 成 者 深  沢  ひろふみ 町田市議会議長  若 林 章 喜  様 (委員長経由)  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務常任委員長 いわせ和子議員。    〔総務常任委員長いわせ和子登壇〕 ◎総務常任委員長(いわせ和子) 今期定例会において、当総務常任委員会に付託された議案5件、請願2件につきまして、6月21日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第57号議案 町田市市税条例等の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、固定資産税の部分で対象となる法人はどういった類いの企業で、何社あるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、中小企業で償却資産になる先端設備に国が指定した工業会などが出す証明に基づき減額をする。同じような経営強化法という法律で申請を出したところが昨年度は4社、今年度は8社あったので、大体それと同じぐらいと考えているとのことでした。  次に、委員より、市たばこ税において増収の試算はとの質疑がありました。担当者の説明によれば、喫煙率が下がる傾向にあり、減少傾向だが、単純に換算すると1億円の増税影響を見込むとのことでした。  次に、委員より、個人市民税に関して今回の改正で基礎控除がゼロ円になり、調整控除も適用されない人は市内に何人ぐらいいるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、給与の所得で、収入額が1,000万円を超える方は市内に1万3,000人ほどいるので、こういった方には影響が出てくるかと思うとのことでした。  次に、委員より、電子たばこには増税がないのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回は加熱式たばこへの課税を見直した。それとは別に市たばこ税の税率を引き上げて全体にかかわる改正になっているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第57号議案については、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、一括議題として審査いたしました第65号議案 室内プール改修工事請負契約、第66号議案  室内プール改修給排水衛生設備工事請負契約及び第67号議案 室内プール改修電気設備工事請負契約について申し上げます。  まず、委員より、プールの天井の耐震補強工事について質疑がありました。担当者の説明によれば、建築基準法が2013年に改正され、特定天井という考え方が出てきた。室内プールのつり天井がこれに該当するので耐震性の診断をしたところ、危険であるという診断結果が出たためとのことでした。  次に、委員より、診断はいつだったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2014年度に診断を行ったとのことでした。  次に、委員より、工事が4年後になった理由と、ほかに同様な工事をしなければならない公共の建物があるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、順次改修を行っており、いわゆる大空間のある施設を今後行っていくとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、第65号議案、第66号議案及び第67号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  まず、政策経営部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、企画政策事務費について、調査委託料の内容について質疑がありました。担当者の説明によれば、基本計画策定に向けた調査と公共施設再編に関する支援業務委託とのことでした。  次に、委員より、企画政策事務費について、公共施設再編の今後の取り組みをしていく上で視点、観点として位置づけているものは何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、10月以降、地域へ出向いて訪問活動を行って積極的に広報活動を進めていきたい。また、周知の機会をたくさんつくり、市民や事業者との対話を十分に行いながら、公共施設、公共空間のよりよい形の実現を目指したいとのことでした。  以上が政策経営部所管部分についてであります。  次に、財務部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、経済観光施設営繕費について、文化交流センター耐震補強工事について、購入する前は最も地震に強い立派な建物だとうわさになっていたが、どうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、東日本大震災が起きたときに、つり天井が壊れて落下する現象が見受けられた。東日本大震災後の研究によって新たに出てきた知見であり、法改正だと捉えてほしいとのことでした。  以上が財務部所管部分についてであります。  次に、経済観光部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、里山環境保全活用促進費について、竹チップは腐葉土になるのが悪いと聞くが、どうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、かなり細かくなるので、土に返りやすくなるとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、公共空間利活用社会実験の内容について質疑がありました。担当者の説明によれば、道路空間を活用した社会実験をしていきたい。全面でなくても一部分を活用するなど検討を進めていきたいとのことでした。
     次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、原町田大通りを今後どのように活用していくのか、方向性はあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市民フォーラムの前でやったちびヒロのような社会実験をしながら、恒久的な活用をあわせて検討していきたいとのことでした。  次に、委員より中心市街地活性化事業費について、長崎屋跡地に今後300台の駐車場ができると聞いている。そうなると、原町田大通りでのイベントが不可能になるのではないかと危惧される。対策は考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、どういう形で車の出入りがあるか検証していかなければいけない。それを見ながら社会実験も考えていかなければいけないと思っているとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、駐車場ができると、今までやってきたお祭り、イベントが現実的にはできなくなると思うが、イベント日に配慮を申し入れることはできるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、行政側のほうから正式な申し入れは難しい。地元の方の意見は説明会などで出てくると思う。中心市街地活性化協議会とともにまちづくり計画を策定した経過もあるので、規制ではなくお願いという形になると思うが、事業者には働きかけをしたいとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、将来的に道路占有の特例措置を受けるためということは、まちづくり公社が管理をしていくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、まちづくり公社は中心市街地のまちづくりを担っていく目的で設立した会社である。ただ、現時点で決めているわけではないが、今後の検討の中でその一員として加わってもらうことは間違いないと思うとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、公共空間利活用実験について、どの区域でどういうことを目的とするかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の社会実験に至る一番大きな目的は、中心市街地に来て回遊していただくことである。休む場所がないなどの要望に応えることも1つの目的として社会実験を行っていきたいとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、商店街全体を魅力あるものにしていくということになった場合、いろいろな要素が必要になると思うが、今回の調査は限られた部分になるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、必ずしも原町田大通りにこだわっているわけではない。憩える空間をつくることで、商店が町田に出店したいと思えるような環境をつくりたい。中心市街地活性化協議会とも検討を重ねながら、いろいろな取り組みについて進めていきたいとのことでした。  次に、委員より、中心市街地活性化事業費について、道路空間を別の用途に活用するとはどういうイメージかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、市民フォーラムの前でやったちびヒロのような、道路の空間を活用して憩いの場を創出できるのではないか。新たなものを建てず、今ある資源を活用する中でそういったものを創出していきたいとのことでした。  以上が経済観光部所管部分についてであります。  質疑終結後、反対の立場から、公共施設再編ありきでの市民に対する周知ではなく、公共施設が果たしてきた役割を市民の皆さんとともに深く認識する取り組みこそが今求められている。再編ありきの計画策定は抜本的に見直すべきと考えるとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  最後に、一括議題として審査いたしました請願第8号 不適切な差別的表現に関する請願及び請願第9号 町田市議会における障がい者差別に当たる表現の再発防止に関する請願について申し上げます。  まず、請願第8号の請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。議会内で精神障がい者を指す不適切な差別的な表現の発言があり、強い不快感を持っている。我々精神障がい者を抱える家族会のメンバーは偏見の中でつらい気持ちで日々を過ごしている。当事者や家族が転居を強いられるなどの現実があり、また、当事者の兄弟姉妹の結婚問題に支障が出ている。今回のような表現は偏見をさらに助長させるものである。差別用語は、その言葉自体が当事者家族に与える不快感、ダメージが非常に大きい。今後、町田市議会及び町田市職員において、障がい者等への不適切な差別的表現をしないように請願するとのことでした。  これに対し、委員より、精神障がい者に向けて言われた発言ではないということは理解しているかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、その発言がどういう形であれ、公の場である市議会や市の中で発言があったら、それは必ず家族や当事者を傷つけるものだと十分ご理解いただきたいとのことでした。  次に、委員より、不適切な差別的表現は、市長のほうがより強いニュアンスで使っている。特定の人、あるいは議員が使ったからだめということか、あるいは誰が使っても差別だという認識かとの質疑がありました。請願者の説明によれば、誰であろうと町田市議会、町田市職員において障がい者への不適切な差別的表現を使わないでほしい。障がい者全体に対して差別的な発言をしたというふうにお考えいただきたいとのことでした。  次に、委員より、市長の発言も、請願人が使われた言葉も同じように差別的な表現かとの質疑がありました。請願者の説明によれば、この請願の中に不愉快な言葉を書きたくなかったが、書かないと何を言っているかわからないので、理解を賜るためにあえて入れた。同じような気持ちで市長がそういうものを言ったのかと思うとのことでした。  次に、請願第9号の請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。  障がい者差別に当たる表現が町田市議会で繰り返されることがないように、町田市議会と町田市職員に障がい者への理解を深める学習をしていただきたい。3月市議会で使用された言葉は、知的障がい者と精神障がい者に対する侮辱ややゆをする表現として使われてきた歴史がある。文脈は、障がい者を対象として使用されたのではないことは理解している。しかし、その表現の利用により、危ないことをいつするかわからないという偏見が広がってしまった。偏見に基づいた差別が言葉となり、障がい者の権利を侵害し、障がい者を排除しようとする場合も実際にある。差別表現が町田市議会で繰り返されるようなことがあれば、市議会において障がい者差別となる表現を使っても大丈夫という認識が容認され、差別が町田市全体に広がる温床になるのではないかと心配している。障がい者差別に関する障がい者の気持ちや影響などを学習していただければ、差別表現が使われることもなくなると期待している。この請願の趣旨をご理解いただき、学習を始める行動を起こしていただきたいとのことでした。  これに対し、委員より、請願に議員の個人名を入れたのはどういう考えかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、何のどのことなのかを明確にしていきたいとのことでした。  次に、委員より、障がい者差別に当たる言葉を議員が使った場合と市長が使った場合、そして一般の人が使った場合には差があるのか、誰が使っても差別に当たる表現かとの質疑がありました。請願者の説明によれば、差別語は差別のメカニズムの中の1つの言葉にすぎない。偏見から生まれて、その事後に排除や抑圧を生むということが、この言葉の問題であって、差別語を使いながら、それをとめるのは、このメカニズムを理解された上で正しいと思う。ただ、誰が使うのもよくないと思う。社会的な孤立の1つの象徴が差別語にすぎないと思うが、その言葉の響きは多くの人たちの偏見や予断を促すゆえに、言葉を使って差別を生まないような学習をしていただきたいとのことでした。  次に、委員より、請願人の文章を見ると、「市長が良識をもって訂正を促す発言を行い」という解釈があるが、本来、議会の中で市長が議員に対して発言訂正を求めることは認められていないと解釈している。この請願の文中に、この文言が入っていることについて認めてしまうと、議会で市長が議員に訂正を求めることを議員が認める形にならないかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、差別用語が使われないようにという請願をしているのであって、その仕組みのほうに関して特定の意見を持っているのではない。議員間でこの発言をとめる、差別を引き起こさない、その後の孤立を生まないようご尽力いただければありがたいとのことでした。  次に、委員より、議員の勉強について、どのような考えを持っているかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、請願者の団体で行っている勉強会に参加していただければありがたい。また、市議との懇談会の機会も定期的に設けているので、活用してほしい。自閉症のサポーターセミナーなど、さまざまな学習の機会を情報提供させていただき、参加していただきたいとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。  まず、請願第8号について、市の職員は、社会通念上、差別と考えている、また差別と考えるおそれのある表現については使用しないように、常に気をつけて日々の業務を進めなければならないと考えている。今後は一層気をつけていく。したがって、請願第8号の願意に沿うものと考えているとのことでした。  次に、請願第9号について、市の職員は、障がい者への差別を解消するために、常に率先して障がい者への理解を深めるための努力をすべき立場にあると認識している。これまでも研修の実施や、職員の掲示板に障害者差別解消法に関する注意点を盛り込んだ情報を掲載する取り組みを行ってきた。今後も障がい者への理解を深める努力を続ける。したがって、請願第9号の願意に沿うと考えているとのことでした。  これに対し、委員より、日本国憲法の基本的人権の尊重と個人の尊厳について、法律の趣旨を含めた基本的な精神と、市の職員が注意をしている考えの大もとの認識はとの質疑がありました。担当者の説明によれば、憲法第21条の表現の自由が保障されている反面、憲法第14条、第16条、第44条ほか、200を超える法令が差別を禁じていることから、町田市職員も差別と考えられる用語については使用しないように周知徹底しているとのことでした。  次に、委員より、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律の中では、言葉の表現の具体的な事例が読み取りがたいが、職員はどのような学習等、研修等をしているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、一定の基準を設けて差別用語とするようなことは町田市の中でも定まっていないが、市民が不快にならないような用語を使用しないように指導している。新人職員にはユニバーサルデザインに関する研修を行うとともに、コミュニケーション研修を行い、各組織から推薦された代表を定期的に集め、高齢者や障がい者の接し方研修を行っているとのことでした。  次に、委員より、地方自治体の特別職という形である私たち市議会議員も、市の職員と同じように取り組み姿勢が必要かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、願意の実現性について答弁したのは市の職員としてという部分に限るとのことでした。  次に、委員より、差別用語について資料請求が出ており、市長部局で使用している資料で差別用語を具体的に整理した資料はないという回答だった。きょうの説明を聞くと、個別具体的な資料があるような気がするが、いかがか。市長が市として差別を規定しているものは何もないというのが市としての公式見解かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、差別用語の規定はない。個別具体的に禁止したものや法令はないとのことでした。  次に、委員より、市として資料はないということのもとに一般質問をしているのに、このように本人が介在できないところで話を進めていくようになっている。市のほうがそういうふうに誘導しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、そういったことはないとのことでした。  それぞれの質疑終結後、請願第8号及び請願第9号に反対の立場から、これまでの議会質問、議員の資料要求によって、以下のことが明らかになった。町田市は差別用語を個別的、具体的に指定したものはないとし、国は差別用語を指定するものはない。よって、請願者が問題とする議員の発言が不適切な差別的表現を使用したものとは言えないと考える。また、当該の発言は、障がい者に関して言及するものではない。障がい者への偏見に基づいたものではなく、差別を容認する表現を意図したものでない。請願者がこの発言の語句の使用自体を差別表現とするのであれば、むしろ、説明として語られた市長の発言も請願者の請願自体も等しく差別的表現と言わざるを得ないとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、請願第8号については、賛成多数をもって採択すべきものと、請願第9号については、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。  なお、採決終了後、請願第8号については、吉田委員が深沢委員の賛成を得て少数意見の留保をいたしていることを申し添えます。  以上で総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  次に、少数意見者の報告を求めます。  28番 吉田つとむ議員。    〔28番吉田つとむ登壇〕 ◆28番(吉田つとむ) この後、少数意見を述べさせていただきますが、ちょっとあらかじめ申し上げておきます。本来、きょう発言者は請願第8号、請願第9号に反対したものでございますが、請願第9号につきましては委員会で賛成少数であります。よって、私自体は多数派になっておりますので、ここで申し上げるのは請願第8号に対する反対の立場での少数意見になりますことをご理解いただきたいと思います。  なお、今回の請願につきましては、議員だけではなくて、職員の皆さん方も対象になっておりますので、本来の議場の議論でありますが、職員の皆さん、これは全一般職員の皆さん、あるいはそれ以外のさまざまな形の職員の皆さん方も対象にされると思っておりますので、自分自身のことだということをご理解いただきたいなと思っております。  それでは、少数意見の考えを述べさせていただきます。  件名、請願第8号 不適切な差別的表現に関する請願、6月21日の総務常任委員会におきまして留保した少数意見を下記のとおり、町田市議会会議規則第108条第2項により報告いたします。  請願第8号に対する反対の考えでございますが、以下のとおりでございます。まず、今回問題とされた発言に関して、これまでの議会質問、この6月の最初の一般質問、そのことを含めております。これまでの議会質問、議員の資料請求によりまして、以下のことが明らかになりました。  町田市は「差別用語を個別的具体的に指定したものはない」とし、国(法務省東京都法務局八王子支局人権担当)は「日本国政府として、差別用語を指定するものはない」というふうに回答をしております。  このことによりまして、請願者が問題とされる議員の発言が不適切な差別的表現を使用しているものではないというふうに考えております。  また、当該の発言は、町田市が行うべき「北朝鮮ミサイル避難訓練について」と題した質問の際に、相手国の指導者に対して言及したものであり、障がい者に関して言及するものでは一切ございません。よって、この発言が、障がい者への不適切な差別的表現を意図したものでないことは明らかであります。むしろ、市長の発言中に説明としてその対象者のことを語られておりますが、当該質問者の発言の中では、発言の対象が市長ですらないと改めて述べておられます。  請願者がこの発言の語句の使用自体を差別的表現とされるのであれば、市長の発言も、あるいは先日この委員会に来られまして発言されました双方の請願の提出者のそれぞれも、それぞれの文面、あるいは言葉も差別的表現と言わざるを得ないというふうに考えております。  議員の資料請求に基づき、市長は差別的表現はないと答弁しており、請願者の要求を満たす行政施策は不明であると言わざるを得ないと考えております。  どういうことかと申しますと、先ほど市はこの請願に対して、願意の実現性ありというふうに回答しておりますが、この具体的な対応が一切ないということであれば、職員の皆さんが困るというふうに思っております。我々議員は自分の意思でもって行動しておりますが、職員の皆さん方は、とりわけ現場の職員の皆さん方が苦労されるんじゃないかなというふうに考えて、こうした表現をした次第でございます。  以上の理由により反対いたします。 ○議長(若林章喜) 少数意見者の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告及び少数意見者の報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第65号議案から第67号議案まで及び第55号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。  討論の通告がありますので、発言を許します。  請願第8号及び請願第9号に対する反対討論。  29番 大西宣也議員。    〔29番大西宣也登壇〕 ◆29番(大西宣也) それでは、請願第8号、請願第9号に対する反対討論を行います。  3月議会における私の発言に対し、市長のイレギュラー発言で今回の請願提出に至ったと推測しているところでございます。6月の一般質問で差別用語の基準を示せとの質問に対し、市長は町田市教育委員会とも個別具体的に差別用語を整理した資料はございませんと答弁をされたわけであります。  また、法務省八王子支局人権担当に対し、町田市議会事務局から問い合わせの結果、日本国政府として差別用語を指定しているものはありませんとの回答があった。  このように、国、自治体とも安易にこれが差別用語であるということに対し、非常に慎重に対応しているのであります。差別用語は、何の根拠も基準もなく、恣意的感覚による規制があってはなりません。そうなれば、あれもこれもと指摘されれば、何もかも差別用語になってしまう可能性が大きくなります。  それを防ぐために、一定の根拠、基準が必要なのであり、日本国は法治国家であります。北朝鮮や中華人民共和国のような人治国家ではありません。人治国家とは、法の上に人があり、法律に優先して国家をおさめることを言うのであります。  議会はまさに言論の府であり、その場で根拠、基準もなく、差別用語という理由で物の例えにも成語まで否定されるのはいかがなものかということであります。ヘイトスピーチ対策法や障害者差別解消法にも、個別具体的な表現はありません。  請願の内容を見ますと、議員や職員が不適切な差別的表現を使用しないことを求めています。私を含め良識ある議員、職員が障がい者の人権を無視することや蔑視することは全くありませんが、差別用語という根拠や基準もなく、それが差別用語と指摘されても正直、はい、そうですかと素直に受け入れることはできません。  なぜなら、誰が差別用語と認定するのか、法的根拠があるかが最大限問われるわけでありますから、その問いに答えなければならないが、それができないのが現状であります。  総務常任委員会の請願者の意見陳述や市の答弁も情緒的な答弁に終始、市長が本会議で差別用語を整理したものはないと答弁したにもかかわらず、職員研修でそれを指導しているというが、どんな言葉でしているのか、摩訶不思議な話である。  大辞林やその他の辞書類にも、私の発言したことはふんだんに掲載されているが、それは許されるのか。許されないとしたら、全国の学校や図書館から大辞林や広辞苑などの辞書は全部撤去すべきということになってしまいます。  また、新聞広告やインターネット等に〇〇のばか、バカの壁、虎キチ、釣りキチ等の言葉も毎日堂々と使用されていることは、市長を初め議員の皆さんも毎日ごらんになっているはずであります。それが差別用語であるならば、発行会社、販売会社に今回の問題提起をした関係者が発行停止、販売停止を求めたことを寡聞にして聞いたことがありません。  口から発した言葉だけが非難の対象になるのはまさに言葉狩り、根拠や基準なく発言訂正を入れることは私の人格否定と同じであり、まさに言論統制、弾圧、言葉狩りと言わざるを得ないのであります。  請願の中に、市長が良識をもって訂正を促す発言とありますが、今回の市議会の質問に差別用語について市長は、根拠や基準はないと明言をしているのである。日本は法治国家であることは論をまたないところであり、町田市議会や職員は全て法に基づき、適法な発言や行動をそれぞれが責任を持っていると考えており、私も同様、法令を遵守しており、天下に恥じることはありません。  最近の報道によれば、北海道の高校教師が生徒に対し色盲と言ったとのことで裁判になり、一審判決は30万円の損害賠償を言い渡しております。色盲とは、私の記憶では医学用語と思っていましたが、また文字の読めない人のことを文盲と言いますが、これも言ってはならないのでしょうか。また、生活保護者が恣意的に、その言葉は差別用語だから取り消せと言ったらどうなるのか。盲導犬のことを漢字で書いて説明を求められたら、どうするのだろうなど、考えれば夜も眠れなくなってしまいます。  さて、本請願が採択された場合、市議会、市民ともに重い責任を負うことになります。それに耐え得る根拠、基準が明確に示せないならば、一体誰が示すことができるのか、その責任の所在が市長と市議会にあることを十二分に自覚しておかなければなりません。教育現場にも混乱を来すことになるでありましょう。  市議会議員がその本会議の一般質問で使用した言葉に関して、一方的に批判されているのが今回の請願の特徴であります。とりわけ、請願第9号の請願文の中には重大な特徴があります。それは話題の根幹である障害者差別解消法が平仮名の「がい」と表記されていることです。法律名では漢字の害が正式な表記のはずであります。  町田市行政や市議会が作成した文書では、漢字表現で障害者の表記が平仮名まじりの障がい者と意図的に変更される場合があります。そのことはここでは問わないことにしたいと思いますが、住民請願という公式な文書においては、法律名を書くときは漢字で「害」とされるべきであり、恣意的に平仮名の害を使用すると、議会の会議において存在しない法律を前提に物事を解釈して議論していることになると判断することになります。  これらのことを認識され、賢明な議員の皆様のご判断をお願いして、請願第8号、請願第9号に対する反対討論といたします。  なお、最後に改めて申し上げますが、私は障がい者に対する偏見や蔑視、差別意識は毛頭持っていないことを明言しておきます。物言えば唇寒し秋の風になることを願いつつ、以上であります。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。  3番 矢口まゆ議員。 ○議長(若林章喜) 3番 矢口まゆ議員。    〔3番矢口まゆ登壇〕 ◆3番(矢口まゆ) 請願第9号に反対の立場で討論いたします。  3月議会で大西議員より発せられた言葉に対し、私自身この言葉が障がい者の方々を指すということは存じ上げませんでした。そこで、辞書を引いてみたところ、釣りの後に今回に該当する言葉を使うとか、今回該当する言葉の前にほかの言葉を用いることで、ある物事にすっかり夢中になること、なっている人を指す意味があると出てきます。言葉自体が障がい者の方を指すものだとは書いておりませんでした。  そこでよく調べてみますと、この言葉はもともと江戸時代から精神病の呼称として使用され始めたそうです。ですが、長い年月を隔てる中で本来の意味とは違う言葉でこの言葉を使う人々がふえ、その結果、この言葉が、そういった由来のものだとして生まれたことを知らない人がふえたのだと思います。実際、私も、この言葉が精神病の呼称として生まれた言葉だとは全く知りませんでした。これまで私自身も、何度もこの言葉を使ったことがあるかもしれません。ですが、だからといって私自身が精神病の方々や障がいのある方々に対して差別的な感情を抱いたことは一切なく、過去には障がい者施設で障がいのある方々と触れ合う機会をいただいていたこともあります。  また、3月の議会で大西議員が今回問題となっている言葉を使用していたからといって、それは差別的な意味合いなく発したものであることは当時の発言の流れから見て明確ですし、大西議員が障がいのある方々に対して理解がない方だとは思えません。  請願項目の障がい者差別に当たる表現を用いることがないようにという点に関しては理解をいたしますが、そのために今必要なことは理解を深める学習や努力ではなく、障がい者差別に当たるとされている言葉とその根拠を学習する、そういったことだと感じております。  また、大西議員が障がい者の方々に対して理解がないという誤解を招くおそれのあるこの請願の内容に疑問を感じております。  以上の理由をもってこの請願に反対をいたします。 ○議長(若林章喜) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第57号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  請願第8号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕
    ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。  請願第9号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第3  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第3、第62号議案を議題といたします。  ────────────────────────────────────                 健康福祉常任委員会議案審査報告書 1.第 62号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例  本委員会は、6月19日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月21日                           健康福祉常任委員長  石  川  好  忠 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  健康福祉常任委員長 石川好忠議員。    〔健康福祉常任委員長石川好忠登壇〕 ◎健康福祉常任委員長(石川好忠) 今期定例会において、当健康福祉常任委員会に付託された議案1件につきまして、6月21日に審査を行いましたので、その経過の概要及び結果についてご報告申し上げます。  第62号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例について申し上げます。  まず、委員より、これから地域医療支援病院の承認を進めるということだが、承認要件は何かとの質疑がありました。担当者の説明によれば、まず、紹介率が65%以上、逆紹介率が40%以上の指定で、町田市民病院は申請要件を満たした。  次に、共同利用の実績が必要で、地域の医療機関から入院を紹介された患者を病院の主治医と共同診療することが規定されている。さらに、病院にある高度医療機器を医療の資源として地域の医療機関に提供することなどが必要になっているとのことでした。  次に、委員より、改定前も2,500円の初診の上乗せをやっていたと思うが、その人数はどのぐらいなのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、昨年1年間の外来患者数は28万1,386名で、そのうち、選定療養費を算定している方は7,388名になっているとのことでした。  次に、委員より、7,388名を365日で割ると1日当たり20人ぐらいが外来の非紹介患者で来ていることになるが、今回、この制度を導入することで、この20人全てをかかりつけ医に誘導していくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、町田市民病院では3割から5割の患者が減っていくと考えている。選定療養費を払ってでもかかりたい方については、決して受診を拒むものではないという説明をしながら、患者の判断に委ねたいとのことでした。  これに対し、委員より、市民病院は、近隣の開業医との紹介率、逆紹介率が結構高くて、今でも十分連携がとれている。今回、意識的に地域医療支援病院の申請を行うことで市民負担が倍になるが、その考え方について聞きたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、確かに、医療連携を推進することで、少しずつだが外来患者が減ってきている。それでも、今なお外来患者が非常に多くて、外来の待ち時間について不満の声が多く寄せられている。医療連携を進めていかないと患者を確保できない中で、重症な患者をより多く、より専門的な治療を行っていかないと、病院経営そのものが成り立っていかない。軽症な方は地域に返して、重症な方をとっていく流れの中で、地域医療支援病院という役割を明確に受けて、これから進んでいきたいとのことでした。  次に、委員より、患者が紹介状を得るために必要な費用について質疑がありました。担当者の説明によれば、1割負担の方だと250円、3割負担の方だと750円を自己負担で支払っていただき、残りは保険医療制度の中で公費負担されるとのことでした。  次に、委員より、医師と歯科医師の非紹介患者加算料が改正後に変わっている理由について質疑がありました。担当者の説明によれば、医師と歯科医師の5,000円と3,000円の設定については、厚生労働省の療養担当規則の中で最低限必要な金額の決まりがあり、その下限額に合わせて改定している。あくまでも国の基準に基づいて改正するとのことでした。  これに対し、委員より、医師と歯科医師の初診料については、今までは加算の金額の差異がなかったのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今回の国の基準による選定療養費については、400床以上で、地域医療支援病院の指定を受けている病院はこの基準を満たさなければならない。今までは200床以上の病院が取ることができる規定の中で料金を算定していたが、今後は地域医療支援病院になる中で国の基準に基づいて算定していくとのことでした。  次に、委員より、この条例改正により医療収益が変わると思うが、想定しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、確かに金額は倍に上がるが、来院患者数も半分に落ちるように努力していきたいと思っているし、これがそのまま収益につながると考えていない。ただ、地域医療支援病院になるメリットとして、国の診療報酬上で加算の算定ができるようになる。年間で7,000万円ほどの収益につながると考えているとのことでした。  これに対し、委員より、この制度になって得られる効果はほかにあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、地域医療支援病院になることで、外来患者が抑えられ、救急医療がより多く受けられる。また、手術、がん治療等の専門治療に特化して、密度の濃い診療に従事できる部分が、非常に大きなメリットだと考えているとのことでした。  これに対し、委員より、改正による効果で医師が高度医療に専念できる件数はどのぐらい伸びるのか。また、待ち時間の解消については、具体的に今どのぐらいで、どのぐらい減らしていけるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、待ち時間の解消とか、地域の先生方からの要望もあるので、地域連携を進めていくのが我々の目標である。実際にどのくらいということについては、中期経営計画の目標を目指していく。市民の皆さんにとっては、待ち時間が少しでも解消するのが目標になる。完全予約制に近くしていけば、よりいい方向に行くと思う。さらに、外来の患者が多くて診察時間が長引き、午後までずれ込むことで、オペが安定して開始できないといった弊害が出ている。そうした部分を解消できれば、より安定した運営ができるようになる。そういったところを目指し、中期経営計画の中でも大きな目標として、地域医療支援病院を目指していくとのことでした。  これに対し、委員より、件数等をちゃんと市民に説明できるようにして、広報もしていただきたいとの意見がありました。  次に、委員より、今回、初診の加算がふえることに加えて、新たに、再診の加算が登場した。市民の皆様に従来以上に周知する必要があると思うが、どのように取り組むのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、医師を初め職員は、患者への終診の説明とか、次回の外来を受診する際の心得を説明していく。紹介する患者には、かかりつけ医の紹介状を次回は持ってくるようにチラシなどで案内していきたい。それがわからずに来院する患者がいたら、医療スタッフなどと病状を聞いた上で、緊急の場合にはちゃんと医療につなげる。非緊急の場合には、丁寧に近隣の病院を紹介していく。医師会、歯科医師会の先生方には、必ず紹介状を持たせて紹介していただくように周知していきたいとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、町田市民病院に紹介状を持たず受診に来る患者が2017年度で7,388人いるということだった。非紹介患者初診加算料が導入される際も、安倍政権によって決められた医療制度改悪の1つであり、保険外医療を推進するということで、我が会派は反対した。2018年度の診療報酬改定により、許可病床400床以上の地域医療支援病院は、一定額以上の支払いを求めることが義務づけられたという説明があったが、市民のための公立病院の役割をしっかり果たすためにも、さらなる市民負担増を課すことになる本条例には反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第62号議案については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  第62号議案に対する反対討論。  8番 田中美穂議員。    〔8番田中美穂登壇〕 ◆8番(田中美穂) 日本共産党の一員として、通告に基づき、第62号議案 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。  この間の厚生労働省による非紹介患者初診料の追加負担増などは、患者の受診抑制や医療費削減が狙いであります。共産党の会派としても、以前、町田市民病院の非紹介患者初診加算料が導入される際には、保険外医療を推進することにもなると反対をいたしました。  今回の条例改正は、地域医療支援病院に申請するに当たり、400床以上の病院について非紹介患者初診料を5,000円以上にすることが義務づけられたことによるものですけれども、さらなる負担を市民に課すことになってしまいます。  病診連携は必要であると考えますが、医療連携は推進しながらも、市内唯一の公立病院にかかりたいという、そうした一定の市民の要求に応えるべきであると考えます。市民の負担増に対して反対を申し上げまして、よってこの第62号議案には反対をいたします。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第62号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第4  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第4、第59号議案外議案3件及び請願2件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会議案審査報告書 1.第 59号議案 町田市子どもセンター条例の一部を改正する条例 1.第 60号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例 1.第 61号議案 町田市子ども創造キャンパスひなた村条例 1.第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月19日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月22日                           文教社会常任委員長  木 目 田  英  男 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                 文教社会常任委員会請願審査報告書 1.請願第  6号 玉川学園コミュニティーセンター(CC)建替基本計画のデッキ整備計画凍結を求める請願       請願者 町田市玉川学園8-15-20            村 山 徹 郞  外231人  本委員会は、6月19日付託された上記請願審査の結果、「不採択すべきもの」と決定しましたので報告いたします。 1.請願第  7号 性的少数者(LGBTなど)への行政サービス拡充に関する請願       請願者 町田市鶴間4-15-46            冨 山 正 子  外875人  本委員会は、6月19日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月22日                           文教社会常任委員長  木 目 田  英  男 議長  若  林  章  喜   様
     ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  文教社会常任委員長 木目田英男議員。    〔文教社会常任委員長木目田英男登壇〕 ◎文教社会常任委員長(木目田英男) 今期定例会において、当文教社会常任委員会に付託された議案4件及び請願2件につきまして、6月20日及び22日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第59号議案 町田市子どもセンター条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、小山子どもクラブの運営の公募や運営者についての状況を伺いたいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、開館後の運営は、指定管理者制度もしくは委託のどちらかで進めていきたいとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第60号議案 町田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  委員より、学童保育クラブでは全ての支援員が資格を持っているのか。持っていない方がいる場合、どういう形で要件があるのか教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、放課後児童支援員のほか、補助員という位置づけの職員の2種類ある。約40名の児童に対し放課後児童支援員を2名配置し、そのうち1名は補助員でも可能という基準になっているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第61号議案 町田市子ども創造キャンパスひなた村条例について申し上げます。  委員より、従来の条例には、社会教育活動の一環としてひなた村が設置されたとあるが、社会教育活動ゆえに行ってきた事業はあるかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、創作体験でのさまざまな工作や自然体験、人形劇など、こういった部分は社会教育的だと思うとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、条例改正に伴い、乳幼児から子ども団体として登録ができるという点に関しては、子育て支援という点から大変評価ができるが、今までひなた村が町田市において果たしてきた役割として、学校教育との関連も大きかったと思う。長年維持、発展させてきた独自事業やイベントもあり、創作童話コンクールに関しては継続がされるということだが、市内の6年生が体験できた「君も縄文人になろう」などは、本町田にある遺跡公園の見学をするのと合わせて、町田ならではの教育体験の場として貴重だったと思う。指定管理者制度導入に合わせた条例改正に当たり、そうした独自事業が継続されるか未確定な点、さらに施設の利用料金の改定で、利用者の負担がふえる点、以上から第61号議案に反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  まず、文化スポーツ振興部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、(仮称)国際工芸美術館整備事業について、市民に対するメリットが見えてこないと考えている。10万人が来館し、にぎわいが出るという根拠が不明瞭で、実現できるかわからない状況にある。必ず成功できると言い切れるものでなければ、市民に説明がつかないと思うが、市長の見解を伺うとの質疑がありました。市長の説明によれば、観光、集客、中心市街地の回遊性を考えたとき、芹ヶ谷公園の立地の優位性を生かしてという意味で年間10万人の来館者数を目標としている。子どもと体験という2つのキーワードがあり、子どものための施設としての機能ははっきりしていないので、ここはしっかりとコンセプトに追加する必要があると思う。体験についても、物を見せるだけではなく、今の時代は体験が重要になるので、体験機能が充実をしないと10万人の達成はできないだろうと思う。設計の骨格そのものは変えていくつもりはないが、子どもと体験という要素に応えられるように、機能や配置の見直しの必要があると思う。その検討は、これから実施設計作業開始前の二、三カ月が使えるのではないか。端的に言えば、基本設計そのものは一からやり直すことはないが、今の基本設計でそのまま実施設計に行くということではないとのことでした。  次に、委員より、今までは現在の博物館のものを持ってくるだけというイメージを持っていたが、委員会で聞くと、博物館とは別に、文学館や版画美術館があり、そこに芸術の杜としての芹ヶ谷公園の中に国際工芸美術館をつくるというコンセプトなのかと感じた。また、ガラスと陶磁器に特化されている印象だが、実際は懐中時計や布など、広い分野の展示を示す話も伺った。町田にゆかりのある芸術家の作品を展示し、市民がこういう人が町田にいたと触れ合えることや、町田には美術や芸術系の専門学校や高校、大学が多くあるので、個展や工房で子どもたちと触れ合えるようなことができる美術館になるのではと見えてきた気がするが、どうかとの質疑がありました。市長の説明によれば、幅広く考えたほうがいいというご指摘だと思う。狭く考えると、この館に対する注目や集客にとってはマイナスなので、よく考えたい。美術館は、メーンは実物の展示や収集で、ターゲットを広く設定するわけにはいかないので、コンセプトのガラスと陶芸から大きく外れないということに加え、それ以外の工芸分野に関する展示や企画展の実施は考えていきたいとのことでした。  次に、委員より、10万人集める根拠は、子どもと体験で、これがなければ恐らく集まらないだろうという話だと思うが、10万人のうちどの程度子どもが来ると予測しているかとの質疑がありました。市長の説明によれば、現在ある子ども向けの施設から推定をしていきたいと考えている。体験も含め、少なくとも2割、3割は子どもに来ていただきたいと考えているとのことでした。  次に、委員より、国際工芸美術館での収益性について、ほかの美術館では有名なレストランの入居やミュージアムショップで利益を出すなどの事例があるが、その辺の考え方が指定管理で任せますという概念しかなく、収益性の概念が見えてこないが、そのあたりの考えを聞かせてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、一般的には美術館や博物館は収益性というのは大変低い。国際工芸美術館も当然のことながら収益性は考えなければならないが、限界があるという点も一方ではある。ミュージアムショップやカフェテリアの設置による収益等も含め、今後改めて検討をしていきたいとのことでした。  次に、委員より、都市づくり部の芹ヶ谷公園芸術の杜整備事業とともに、中心市街地の回遊性を高めるというコンセプトだと思うが、整合性や考えについて聞かせてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、整合性という点で、ルートをどうするのかというのは大変難しく、文化スポーツ振興部の一存で決められることではないので、都市づくり部と今後しっかりと調整を進めていきたいとのことでした。  次に、委員より、温浴施設整備費について、なぜスポーツ振興課が温浴施設の担当なのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、温浴施設の整備は、室内プールと一体で整備をすることになっている。施設の機能として、入浴施設のほか、現在のプール、トレーニングジム、多目的室があり、一体的なプログラムを行い、健康増進につなげるという観点で、スポーツ振興課が所管になっているとのことでした。  次に、委員より、スポーツ振興費について、成瀬鞍掛スポーツ広場整備の工事期間はどれぐらいを見込んでいるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、広場の面積を考えると、1年間あれば整備ができると想定しているとのことでした。  以上が文化スポーツ振興部所管部分についてであります。  次に、子ども生活部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、余裕施設活用型1歳児受入事業について、全ての保育園ではなく開設後3年以内の認可保育所ということだが、なぜかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、開設間もない保育園は暫定定員というものを適用しており、例えば今回対象として考えているところは、5歳児は定員設定をしていない。この事業はそのような状況の余裕施設を活用する事業なので、開設後3年以内を対象としているとのことでした。  次に、委員より、私立幼稚園費及び施設型給付費について、給付費の使い道を市に申請をするのか、もしくは使い道についての指定があるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、給付費の使い道を厳密に指定することは難しい。長時間や長期間の預かり保育の実施やその人件費、園の経営判断での保育料の見直しに使用することも考えられなくはないが、それを市で縛るものではないとのことでした。  以上が子ども生活部所管部分についてであります。  次に、学校教育部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、教職員出退勤管理システム導入事業について、今まで教員の出退勤を管理する機械がなかったのはなぜかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今までは押印することで出勤管理をしていた。教員の時間外勤務は一律4%のお金が出る形になっており、特殊な業務という点で、退勤時間まで記録するシステムは導入していなかったとのことでした。  次に、委員より、スクール・サポート・スタッフ配置事業について、そのスタッフの職務内容で、部活動等のサポートもあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、部活動については、部活動指導員や外部の指導員の導入をしている。今回は、配付物の印刷などの担任の業務等を担うことで教員の校務の負担軽減を考えているので、部活動の業務については今考えていないとのことでした。  以上が学校教育部所管部分についてであります。  次に、生涯学習部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  質疑終結後、まず、反対の立場から、今回の補正予算にはショートステイの拡充や教員の働き方改革、子どもクラブの整備など、市民の声や要求に応えた予算もたくさん盛り込まれていることは大変評価する。しかし、委員会の中でも多くの意見が出されている(仮称)国際工芸美術館に関しては、この数年間、保育料の値上げや国民健康保険税の値上げといった市民への負担増、また公共施設再編計画の中で、図書館などに今と同じサービスを維持することは難しいとワークショップなどでは説明されている中、国際工芸美術館建設に今後30億円かけていくということは、やはり問題だと思う。国際工芸美術館に関しては、今も博物館で研究や展示がされているのだから、それを維持していただく。国際工芸美術館の実施設計の予算に対しては問題だと考えている。以上の理由から、第55号議案に反対するとの反対討論がありました。  次に、(仮称)国際工芸美術館整備費に反対、その他の予算案に賛成の立場から、国際工芸美術館整備費については、一般質問、代表質疑、当委員会でもさまざま議論がされてきたが、結論として時期尚早と考えている。野津田公園の整備事業、薬師池公園の整備事業、芹ヶ谷公園の整備事業、この事業で100億円超と言われており、それにさらに30億円をかけて国際工芸美術館の整備に当たることは、財政負担が大きいと考える。また、市民に身近な施策の予算が削減されているという声も市民から聞いている。そして、公共施設再編計画も実行していくのであれば、新規事業の意思決定も、同様の基準で投資を検討する事が市民の感覚であると考えている。国際工芸美術館については、年間10万人の来館者を見込むということだが、委員会での議論の結果、根拠が不明瞭であり、どれだけの人を呼び込むことができるのか見えない状況である。また、国際版画美術館との相乗効果も計画がきちんとされていないと感じる。30億円の事業を進めるのであれば、もっと準備をしてから検討をするべきだと思う。経済効果、市民へのメリットをきちんと説明できるようにするべきと考えている。したがって、第55号議案に対し、このままでは国際工芸美術館整備費について修正案を出さざるを得ないことを前提として、賛成の討論とするとの賛成討論がありました。  次に、(仮称)国際工芸美術館整備費に反対の立場から、質問した中で、市民からの強い要望があって新しい美術館を建てるのかという質問をしたが、市民から強い要望があったことはないという答弁があった。これが、この計画が今すぐに実行に移す段階ではないということのそのままの答えだと思う。市民の方からの強い要望があり、そして版画美術館でも事足りなく溢れ返っている、また体験に力を入れたいとのことだが、体験でも今、人が溢れ返って版画美術館では事足りないということならまた別だと思うが、そういった状況でない時点における30億円という投資は見直すべきだと思うとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、請願第6号 玉川学園コミュニティーセンター(CC)建替基本計画のデッキ整備計画凍結を求める請願について申し上げます。  まず、請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。玉川学園前駅前のデッキ整備計画に関しては、昨年5件の請願が提出されたが、不採択となっている。ほとんどの住民に知らされなかった計画について、市民の意見を聞いてほしいとの声を市議会が無視したことは、非常に残念に思っている。今回の請願は、財政難を理由に町田市が策定した公共施設等総合管理計画に明確に矛盾するデッキ整備計画の妥当性を慎重に調査し、判断することを求める請願である。今回の請願を提出する準備の最中、5月12日付の朝日新聞に「本四架橋30年負担の大きさ忘れるな」と題する社説が掲載されていた。交通インフラの恩恵とともに、整備に伴う国民負担も忘れるなと始まり、「財政難や人口減を考えると、新たな巨大橋に手をつける余裕がないのは明らかだ。費用対効果を無視した安易な構想を戒めるためにも、本四架橋をとりまく厳しい状況を直視しなければならない」と締めくくっている。また、老朽化に備えた維持管理という難題も抱えるとの指摘もあった。偶然とはいえ、今回の請願趣旨と同じ内容に驚いたが、財政難の状況下で考慮すべきことはどこでも同じであると納得した。本四架橋と同じく、デッキ整備事業は建設費だけでなく、建設費以上の費用となる維持管理費を数十年間負担しなければならない。このため、財政難や人口減による財政減に直面している町田市では、安易に新規のデッキ整備に手をつける余裕のないことは明らかだ。さらに、新規の維持管理費の発生は、担当部署の維持管理費の縮減努力に反するものだ。事業を実施する場合は、極力費用の縮減に努めなければならない。町田市は、財政難を理由に公共施設等の縮減を計画している。この計画によれば、人口急増期に整備した多くの公共施設等が老朽化のために更新期を迎えており、全ての施設を維持するには年平均約36億円の費用が必要としている。しかし、現状では全ての費用は賄えないため、費用削減のため、公共施設等の縮減を計画し、実行中である。その結果、身近な図書館を初め、文学館、博物館等が次々と閉鎖されようとしているが、閉鎖に反対する請願が昨年度から幾つも提出され、市議会で採択されている。このように、施設縮減計画を行政の予定どおりに遂行することは簡単ではない。一方、公共施設だけでなく、道路や橋などのインフラについても道路資産管理基本計画や橋梁管理計画等を策定して、インフラの維持更新費の縮減と平準化のために努めていることがわかる。このような努力に対しては深く敬意を表したい。増加する費用を減らすには、新たに発生する費用を極力減らす努力が強く求められる。したがって、巨額な維持管理費が発生する新規計画は、その必要性を慎重の上にも慎重に検討することが絶対に必要である。しかしながら、今回のデッキ整備計画では、町田市自身が定めた条例や決まり等を平気で無視し、計画策定前に行うべき住民意見把握を初め、利用者数の調査等の基本的な予測調査も全く行っていないことが事業計画説明会等で明らかになった。そこで、新規事業による赤字発生を極力抑えるために、財政難にある町田市の現状を踏まえ、デッキ整備計画を一旦凍結し、公共施設等の維持更新費縮減に努めている町田市の事業として、本当に必要な事業か否かを判断するために、費用対効果分析を初め、波及的影響や実施環境の検討などの事業評価を慎重に行い、事業計画の必要性についての再検討を求める。このことは、町田市の未来にかかわる問題であり、財政難がさらに拡大するかどうかという非常に重要な問題とも思うので、委員の方へ十分に慎重な検討をされることを望みたいとのことでした。  これに対し、委員より、今まで5件の請願が出て、不採択となったということだが、今回改めて請願を出された理由についてもう少し詳しく伺いたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、昨年度出た請願は、デッキの話が住民に知らされずに突然出たから、もっと住民の声を聞いてほしいということや、計画策定に手続上不備があるのではないかという請願である。今回は、市が財政難で公共施設の削減を進めている状況で、デッキを新設する余裕がある状況なのか、もう少しまともな検討をしてほしいという趣旨であるとのことでした。  次に、委員より、昨年6月から12月までに請願が合計5件出された間、住民に向けた説明会に参加したときの感想を改めて伺いたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、市民部によると、説明会は事業内容を市民に周知するためのものであり、意見を取り入れて計画を手直しすることはない、改築とデッキ新設事業は一体化しており、デッキをやめるなら改築もないと言われた。要するに、説明会は上から下に情報を流すだけで、市民の意見を把握し計画の中に取り入れることではない。また、デッキの利用者の予測の調査について質問したら、しておらず、横断歩道利用者の調査をしたとのことだった。それではデッキ利用者の調査にはならないし、そう答えてごまかしている。事業評価についても、費用対効果の分析が事業評価と思っているらしいが、実際はさまざまな評価項目があり、それをやらないのは、デッキをこれだけの費用をかけてつくるというのは無理だという結論になると思ったからではと思わざるを得ないとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。玉川学園コミュニティセンター建替事業については、2017年の第4回定例会の本委員会並びに本会議において、玉川学園コミュニティセンター建替基本計画策定に至る検討経過及びデッキと一体的、同時期に取り組む事業計画の妥当性について理解をいただき、出された請願5件のうち4件が不採択、1件が取り下げと一定の判断をいただいている。また、2018年第1回定例会では、町田市5ヵ年計画17-21の重点事業プランに掲げた玉川学園コミュニティセンター及びデッキの整備に関する予算について可決いただいている。加えて、2018年3月には玉川学園コミュニティセンター建替事業説明会を開催し、事業内容を住民に説明し、事業スケジュールを示している。今後この事業スケジュールに沿って玉川学園コミュニティセンター建替工事を来年3月に着手し、デッキ整備工事を来年8月に着手していく。以上のことから、本請願の願意に沿うことはできないと考えるとのことでした。  これに対し、委員より、請願者より「意見を吸い上げる場がなかった」と発言があったが、市として住民の意見を吸い上げる場の設定や、意見の募集について広報に掲載するなど、何か一定の取り組みをしたのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、2008年より住民の運営委員会の方々が中心になり検討をして、その後、市で町内会・自治会や商店会など、各方面の地元の代表の方々に入ってもらい、基本計画の段階で公開の場で検討を進めている。その中では公募で住民に入っていただき、ワークショップも開催している。2015年には、公開の場で報告会という形で説明している。重ねて2017年には4回にわたり住民に説明をし、2018年3月にも説明会をさせていただいている。加えて、その中で町内会・自治会、小中学校、保育園、幼稚園、児童館等、多方面にわたって説明してご理解をいただいているとのことでした。  次に、委員より、請願者によるとデッキの維持費に法外な金額がかかるということだが、本当にそんなにかかると市は見込んでいるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、町田市内にあるデッキを対象として、年間約100万円と見込んでいる。これは、つくった翌年から毎年100万円かかるのではなく、例えば塗装だと20年に1回、舗装のタイルも20年に1回というように修繕のサイクルがあり、それらに加えて法定的な点検、日常の修繕もあり、約40年間で3,900万円ほどかかると見込んでおり、それを年間で割り戻して100万円と考えているとのことでした。  次に、委員より、デッキをつくることのメリットとデメリットを教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、メリットとして、北口地区の駅及び商店街へのアクセス性の向上、また南口から駅を介してデッキを利用することでコミュニティセンターやその周辺へのアクセスの向上が期待できる。また、高低差のある地域のバリアフリーにも貢献する。これにより高齢者や障がい者、子どもなど、誰もが安全に移動しやすい歩行空間となるという利点が考えられる。デメリットとしては、景色が変わってしまうということは言われているとのことでした。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、賛成少数をもって不採択すべきものと決しました。  最後に、請願第7号 性的少数者(LGBTなど)への行政サービス拡充に関する請願について申し上げます。  まず、請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。私たちは、3年前に町田に住んでいるLGBTの人たちの憩いの場をつくろうということで、「虹色さざんか」という会を立ち上げた。それで活動をしていて、私自身は娘がレズビアンで、もう40歳を過ぎているが、そのような関係でこの会を通してここに訴えていきたいと思う。ここで性的指向とかGIとかについて、わからないかもしれないので、一応ご説明させていただく。人の性の多様性については4つの基本的な切り口がある。まず体の性、生物学的に判断される性別のことである。戸籍は身体的特徴に基づいて性別を登録する。ここで性分化疾患といって、いわゆるインターセックス、よく言う半陰陽等、多種多様な疾患があり、ここでは説明を省く。それから、性自認は、文字どおり性を自認する。自分は女であるなど、自己認識をしている性別である。男性寄りか女性寄りかは個人差があり、百人百様、グラデーションがある。自分の性別は曖昧である、どちらでもないというエックスジェンダーも多い。そのために、一人称を私とも俺、僕とも言わず、会話に苦労したという話は私たちのグループでもよく聞く。身体の性別、染色体の別とはかかわりがなく、自分の意思で変えることは困難だ。これについて、先月カナダに旅行した際、パスポートだけでは入れなくて、ビザのような6年間有効のものを自分でとる。その際、あなたは男か女か、それに加えてアンノウンという項目がある、アンノウンというのはわからないということである。同時にアメリカにも行ったが、アメリカは男と女だけだった。性表現というのは、見た目の女らしさ、男らしさ、その表現の仕方である。らしさは先天的でなく後天的に学習されること、そのらしさを判断するのは他人であること、どんな表現が女らしい、男らしいかは社会によって異なることなどから、性表現は社会的な性であると言える。例えば女子力や男子力という言葉がよく聞かれるが、どんな服装や話し方をしたかなど、性表現もグラデーションである。グラデーションというのはだんだん色が濃くなっていったり薄くなっていったりすることである。性指向、恋愛感情や性欲が主にどの性別に向いているのかを示すものである。同性に向くのがレズビアン、ゲイ、性別にはこだわらない人をバイセクシャルというが、実際にはもっと多様である。人によってはわからない、どちらも好きにならない、確定したくないということだ。町田市の教育、福祉、医療、就業、その他の行政活動において、性的指向(SO)、性自認(GI)による相談窓口の設置や福利厚生の適用などの諸政策を講じていただきたい、町田市でも、「パートナーシップの認証制度」などを検討するとともに、婚姻や事実婚などの関係にある異性カップルが町田市から受けている行政サービスについて、同性カップルにも適用が可能なものがあるか確認されたいとのことでした。  これに対し、委員より、今回は行政サービス拡充に関する請願だが、日常的に困難だと感じたり傷ついたりしていること、また行政の窓口で困った具体例を話してほしいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、例えば女性相談窓口では、当事者の方は相談や電話をしにくい状況がある。町田市でも2年前、市役所でLGBTには対応していないので、ほかの市や病院に相談しなさいと言われたと、他市のグループから聞いて、町田市は恥ずかしいと思った。また、LGBTの悩みは見えにくく、親や兄弟にも言えず、自殺率もとても多い。普通の人はLGBTに対する理解が少ない方も多いのではないか。現在多くの自治体がLGBTに関してさまざまな施策をやっており、私たちの訴えは特別なことでは決してない。ぜひ町田市にもLGBTに優しい市になってほしいと心から願っているとのことでした。  これに対し、委員より、具体的にパートナーシップが認証された場合、どういうふうに変わるのか、今までできなかったことがこう変わったという事例をもう少し伺いたいとの質疑がありました。請願者の説明によれば、自治体だけでなく、企業や周囲の人々が応援してくれないと、このパートナーシップ条例というのは発揮できないと思う。生命保険会社が同性同士のカップルでも結婚と同じ扱いにすることや、ホテルでLGBTの方のために男の人だけの部屋はひげそりを2つ置くこと、大手の会社における育児休暇などが取り組まれている。ゲイやレズビアンで子どもが欲しいカップルのために人工授精等で子どもをつくることも可能で、企業が本気になり将来を見据えて応援するという動きがあるとのことでした。  次に、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。まず、請願項目1について、「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第4次町田市男女平等推進計画)」では、基本施策にお互いを尊重し合う意識の醸成を掲げ、性的指向や性自認などを理由とする差別や偏見の解消に向けた啓発を進めることが重要としている。引き続き、計画に基づいて啓発を行う。相談窓口の設置については、これまでも男女平等推進センターの女性悩みごと相談においてLGBTに関する相談を受けており、相談の内容に応じて適切な機関への案内もしている。さらに、LGBTの相談も受けていることをPRしていく。福利厚生の適用などの諸施策については、導入している自治体の情報収集をしていく。次に、請願項目2について、町田市では、婚姻や事実婚などの関係にある異性カップルが町田市から受けている行政サービスについて、同性カップルには適用していない。また、パートナーシップ認証制度については、既に導入している自治体に対し実績や導入による効果を確認するなど、今後の社会情勢を注視していくとのことでした。  これに対し、委員より、導入自治体の情報収集、またパートナーシップ条例についても他自治体の情報、状況などを注視していくとのことだが、これは前向きに取り組む、情報収集をするという方向なのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、パートナーシップ証明については、その関係にある性的マイノリティーの方が社会生活を送る上で抱えるさまざまな問題に対する取り組みの1つであるとは考えている。ただ、現行の婚姻制度との関係や婚姻相当の関係と認める要件、実際にどのような場面で使われ、どう問題解決につながるかなど、さまざま検討すべきことがあると思うので、今後の社会動向にも注視しながら、検討すべき課題の1つと捉えているとのことでした。  次に、委員より、今回の請願に対して、採択され市がさまざまな形でやろうとするとき、法律に抵触するということはないと考えているかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、法律に抵触することはできないので、原則としては法律の枠内という形になると思うとのことでした。  質疑終結後、反対の立場から、今回初めてこのような問題が町田市に請願として出され、私どもはまだわからないことがたくさんあるので、今慌ててここで請願を採択する必要はないだろうと思い、反対するとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、賛成多数をもって採択すべきものと決しました。  以上で文教社会常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告がありますので、発言を許します。  第61号議案に対する反対討論。  20番 佐々木智子議員。    〔20番佐々木智子登壇〕 ◆20番(佐々木智子) 日本共産党市議団の一員として通告に基づき、第61号議案 町田市子ども創造キャンパスひなた村条例に反対の立場で討論します。  第1に、本条例は、長年、社会教育施設として独自プログラムを企画提供してきた青少年施設ひなた村を直営から指定管理者制度に変えることで、スタッフの専門性や培ってきた独自事業に対するノウハウがきちんと継続される保証がないということです。市内のほとんどの小学校6年生が郷土の歴史を学習する際に訪れ、体験した「君も縄文人になろう」というひなた村と遺跡公園を使ったプログラムも今後どうなるかは何も決まっていません。  第2に、指定料金を指定管理者の収入として収受させ、これまで小学校や保育園などの遠足で無料利用できたプレールームや野外炊事場などの施設も全て有料化するということは問題であると考えます。施設の利用料金の改定により、利用者負担をふやす点も含め、以上の理由から第61号議案に反対します。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第59号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第60号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第61号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  請願第6号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本件は不採択と決しました。  請願第7号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本件は採択と決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第5  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第5、第55号議案外議案1件及び請願1件を一括議題といたします。  ────────────────────────────────────                  建設常任委員会議案審査報告書 1.第 55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号) 1.第 56号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、6月19日付託された上記議案審査の結果、「原案を可決すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月20日                             建設常任委員長  お ぜ き  重 太 郎 議長  若  林  章  喜   様  ────────────────────────────────────                  建設常任委員会請願審査報告書 1.請願第 11号 小田急不動産による小山ヶ丘6丁目マンション計画に関する「住みよいまちづくり」の観点からの請願       請願者 東京都町田市小山ヶ丘4-11-6            未来に受け継ぐ小山ヶ丘の景観を考える会            代表 上 原 貴美子  外164人  本委員会は、6月19日付託された上記請願審査の結果、「採択の上執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求すべきもの」と決定しましたので報告いたします。   平成30年(2018年)6月20日                             建設常任委員長  お ぜ き  重 太 郎 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設常任委員長 おぜき重太郎議員。    〔建設常任委員長おぜき重太郎登壇〕 ◎建設常任委員長(おぜき重太郎) 今期定例会において、当建設常任委員会に付託された議案2件及び請願1件につきまして、6月20日に審査を行いましたので、経過の概要及び結果についてご報告いたします。  まず、第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。  まず、環境資源部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、共生推進事業費について、新たに市内に水素ステーションを誘致するとあるが、場所はどこかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、現在、事業者のほうで地権者と交渉しており、南地区で進めているとのことでした。  次に、委員より、循環型施設整備事業において、資源ごみ処理施設を検討している上小山田地区については、小田急多摩線の駅を誘致したい地域にもなっており、一定の事業採算性が必要とされる地域でもある。環境を維持した上でここの調整区域にどのように手を入れるのか、1つの一貫した考え方や東京都との調整がないと物事は進まないという認識を持っているがどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、上小山田地区については、資源ごみ処理施設を初め、あらゆる事業が重なっている。北部丘陵の上小山田地区については特に事業がふくそうしているところで、住民からも全体像が見えないという指摘もあるので、庁内で調整し、進めていきたいとのことでした。  次に、委員より、循環型施設整備事業において、相原地区については、順調に進み出したということで理解してよいかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、相原地区については、2025年に延伸しているが、上小山田地区とは違い、用地買収を伴う理由になっている。地権者との協議を引き続き誠意を持って進めており、整い次第、すぐに動けるような状態であるとのことでした。  以上が環境資源部所管部分についてであります。  次に、道路部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、道路橋梁費において、ペデストリアンデッキ下の環境改善については、具体的にどこで、どのようにしてイメージを向上させるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、ペデストリアンデッキの場所であるが、JR町田駅の近くの東急ツインズの前の交差点付近を予定している。また、イメージの向上であるが、昼間でも暗いというイメージを向上させるため、照明の改良と、柱の色を少し変える予定であるとのことでした。  次に、委員より、道路橋梁整備費のうち道路計画策定事業の作成委託料について、具体的にどのような形で道路の長寿命化を進めていくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、道路長寿命化計画策定事業の取り組み状況としては、2015年度から町田市を5つの地区に分けて調査をしており、2018年度は町田地区、2019年度に南地区で調査が完了する。今後、2019年度に調査が終了した後に計画を策定し、のり面、擁壁を点検し、修繕などをしていくとのことでした。  次に、委員より、(仮称)都計道3・4・20(下小山田)築造事業費について、これは、モノレールの線形が正式に出ていない中で行われていくと思うが、モノレール事業を見込んで行っているということでよいのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、こちらの桜台通りに関しては、都市計画道路としては幅員18メートルで既に完成している。ただ、モノレールを通すとなると、橋脚を立てる位置の用地が必要になってくるため、その検討を行い、機運醸成等も含めてできることはやっていきたいとのことでした。  次に、委員より、無電柱化推進事業において、今回、町田消防署の前面道路を基礎調査するということだが、基礎調査後の工事については、消防車が緊急出動するときに支障がないよう計画を立てておかなければいけないと思うがどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、基礎調査の中で施工をどうやってやっていくか検討する。消防署の前は意外と間口が広くあるため、そこを分割して、緊急車両が必ず通れるような形での施工を考えているとのことでした。  以上が道路部所管部分についてであります。  次に、都市づくり部所管部分について申し上げます。  まず、委員より、都市公園費について、(仮称)町田スポーツ公園において、池の辺地区の公園の基本設計を行うとあるが、詳しく教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、池の辺の整備については、昨年度、忠生のまちづくり協議会と検討を重ね、スポーツも楽しめる多目的広場、子どもが自由に遊べる広場、駐車場の整備、尾根緑道からの出入りができるような形で通路を設けるなどのいろいろな意見を参考にして基本構想を策定した。今後も、地域の方々の意見をいただきながら基本計画や具体的な設計に入っていくとのことでした。  次に、委員より、薬師池公園四季彩の杜事業費について、連節バスが停車できるバスベイを整備するということだが、都市計画道路の整備との関係では、どのような状況にあるのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、バスベイの設置については、都市計画道路に先行して整備するため、現道の部分に暫定的に整備する。将来的に、都市計画道路を整備する際には、東京都のほうで都市計画道路内に再整備してもらうことで調整しているとのことでした。  次に、委員より、JR町田駅南地区再整備事業について、地権者等は4人いて、勉強会を開催しているということだが、感触はどうかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、今後、概略設計を示しながら事業に理解をいただいて取りまとめていきたいと考えている。今、具体的なところでビジョンを示している方もいれば、市の動向を見てから考える地権者もいるため、かなり幅があるような状況であるとのことでした。  次に、委員より、JR町田駅南地区再整備事業について、この複合的機能を持つ拠点整備というのはどういったものを想定しているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、例えば、商業、生活または業務形態、住宅、駐車場、宿泊施設など、さまざまな機能を持った複合的な拠点と考えているとのことでした。  次に、委員より、野津田公園スポーツの森整備事業において、3月定例会で可決された附帯決議の内容について、余りできていない段階でも、この計画は着々と進んでいくのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、附帯決議の内容については、今後も引き続き、全力で努力し、具体的なスポンサーも鉄道事業者もいるため、しっかりと話を始めている。また、制度自体を明確につくり上げていないが、ネーミングライツ、ふるさと納税、座席の広告での財源の確保など、必ず実現させながら事業を進めていきたいと考えているとのことでした。  次に、委員より、野津田公園スポーツの森整備事業について、バラ園の場所が当初の説明と変わってきていると思うが、その内容と、理由について教えてほしいとの質疑がありました。担当者の説明によれば、バラ園があるところにテニスコートをつくるため、バラ園を移設する。ボランティアの方など、いろいろな意見を聞きながら場所を決めていきたいとのことでした。  次に、委員より、地域コミュニティバス運行事業において、つくし野ルートについては、採算性というよりは利用人数で考えていくということだが、今後コミュニティバスの路線を通したいとなった場合に、そのような価値判断で運行されていくのかとのことでした。担当者の説明によれば、利用人数の制度変更をしたため、これから出てくる路線についても採算性ではなく、一定の人数に乗っていただければ継続するとのことでした。  次に、委員より、相原駅周辺街づくり事業において、東口については、都市計画変更を見据えたまちづくりの検討を行うとあるが、どういった展開を考えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、将来的に立体交差ができ、アクセス道路も便利になってくると、周りの土地利用の方法も変わってくる。そのため、にぎわいや回遊性が高まってくることを見据えて、地元の皆様と協議を進めながら用途等を変更していきたいとのことでした。  次に、委員より、多摩都市モノレール延伸事業について、今後は、小田急、JR、多摩都市モノレールの事業者等も含めて検討する必要があると思うが、中心市街地の中で分散している交通ターミナルは集約する方向で考えているのかとの質疑がありました。担当者の説明によれば、JR町田駅、小田急線の町田駅、バスの交通ターミナルとばらばらになっているところに新しくモノレールが入ってくる。そのため、モノレールの駅の配置を考えるとともに、新たに交通ターミナルも考え直す必要があり、現在、集約する方向で考えているとのことでした。  以上が都市づくり部所管部分についてであります。  次に、下水道部所管部分については、担当者の説明を了とし、質疑はありませんでした。  質疑終結後、反対の立場から、本予算には、老朽化した施設の更新のための予算など、一層推進していくべき予算も盛り込まれているが、その一方で、5ヵ年計画の中で百億円を超える予算が見込まれる3つのもりの整備予算が並行して盛り込まれている。また、多摩都市モノレール整備をきっかけにして、町田駅周辺の再開発の事業なども、またこれから多額な財政投入を見込まれる予算も含まれている。このような予算を生み出すために教育や福祉の予算が削減されたり、せっかくつくられた公園への校外学習などのバスの借上料なども削減されているという状況では、こうした予算を最優先でつけられているという点で賛成できないとの反対討論がありました。  討論終結後、採決の結果、第55号議案のうち、当委員会所管部分については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、第56号議案 平成30年度(2018年度)町田市下水道事業会計補正予算(第1号)については、担当者の説明を了とし、質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、請願第11号 小田急不動産による小山ヶ丘6丁目マンション計画に関する「住みよいまちづくり」の観点からの請願について申し上げます。  まず、請願者の意見陳述の要旨は次のとおりです。当該計画は、本年4月20日に事業主小田急不動産、代理人長谷工コーポレーションにより、住民説明会にて小山ヶ丘六丁目5番1に高さ約31メートル、道路に面した東西約145メートル、南北約120メートル、428戸のL字型の大型マンション計画として発表された。私たちは、この地で生活していくに当たり、長期的な視点を持ってこの計画と共存していけるものか、住民同士での検討を重ね、安全性、景観などの観点から事業主に対して協議を申し出た。第1回協議を終え、6月24日には第2回協議を予定している。協議は4月20日の住民説明会から110日間と期間が限定されており、残すところ49日間となっている。計画地は景観形成誘導地区に指定されている多摩境通りに面している。協議申し出に際しては、町田市の策定した住みよいまちづくりの観点から、計画が条件を満たしているかの説明を事業主へ求めている。残念ながら、第1回協議会ではその回答が得られず、申出書提出から約7週間後の第2回協議へ持ち越しとなっている。この状況を鑑み、以下2点を市に対して請願する。請願第1項目、価値ある「まちづくり協議」とするための指導として、「まちづくり協議」において住民から話し合いや文書による回答を求められた場合には、速やかに対応していただき、協議期間内に双方にとり価値ある協議となるように、小田急不動産に対しての働きかけをお願いする。価値ある協議とは、実際に住んでいるからこそ知り得る地域の交通、子育て、老後、災害につながりかねない住環境の実問題、つまりは景観に関するさまざまな要素に対して情報を共有し、計画へ反映することと考えている。第2項目、景観に関する指導として、町田市景観計画で事業者に求めている「地域の個性を生かし、景観に配慮した取り組みを行い、地域の魅力あるまちづくりに貢献する」という点において、景観計画の基本姿勢に従い、周辺環境と調和したまちづくりを尊重するよう、働きかけをお願いする。具体的には、計画に対し、多摩境通りの一建物として当該マンションが突出することがないよう、その高さ、配置、色、植栽について次のことを希望している。1、周辺建築物群との調和をとる。条例のもとに守られてきた豊かな自然と調和させ、構造物が突出しないように配慮いただく。2、三ツ目山公園、尾根緑道からの眺望の最大限確保。三ツ目山公園で過ごす子どもたちや、往来する住民から緑地が見えるよう、尾根緑道からは山の稜線が見えるよう配慮していただく。3、周辺への圧迫感を軽減する。切れ目のない超大で高い壁面がクロスする2つの通りを使用する通学・通勤者、近隣住民のみならず、小山ヶ丘を訪れる多くの人々に圧迫感を与えないように配慮していただく。4、近隣住宅のプライバシーを守る。高層階から周辺住宅をのぞき込めないように配慮していただく。最後になるが、計画地周辺は橋本駅からの玄関口とも言える場所で、2027年のリニア開業へ向け、今後さらに開発案件が出てくることが予想される。町田市が条例のもとに守ってきた景観を生かした特徴ある魅力的なまちづくりをしていくことは、今後ますます重要になるかと思われる。町田市景観計画にもあるように、景観、土地利用、安全・安心、自然環境保全、学校、道路、バスなどの公共施設を考慮した秩序あるまちづくりを進める上で、本計画の動向は今後の周辺のまちづくりに重要な影響を及ぼす可能性があるため、町田市として積極的に関与し、必要な確認や働きかけを切望する。限られた時間だが、価値のある景観を未来に受け継ぐため、町田市景観計画、住みよい街づくり条例の精神を尊重し、事業主の方々とともに将来を見据えた議論をしていきたいと思っているとのことでした。  これに対して、委員より、圧迫感とか景観について問題にしているが、建設会社に対して具体的な要望は示したのかとの質疑がありました。請願者の説明によれば、主に植栽、建物の高さ、特に建物の裏側にある緑地が今回の計画では全く見えなくなる形になるが、少なくとも緑地の稜線、形が見えるような状態にしていただければ、私たちも道を通りながら緑をまだ見ることができるし、圧迫感も大きく削減されるものと思い、具体的に先方に伝えているとのことでした。  委員から請願者への質疑後、願意の実現性、妥当性についての担当者の意見は次のとおりです。まず、現在、小田急不動産による小山ヶ丘六丁目マンション計画は、関係住民の皆様から住みよい街づくり条例に基づく協議申し出をいただき、2018年5月14日付で事業者に対して協議要請通知書を送付し、協議が始まったところである。第1回の協議は5月27日に開催している。この協議内容には、請願項目2の景観に関する指導の事項が含まれていると理解している。したがって、市としては、本条例に基づく関係住民の皆様と事業者による協議を進めていただきたいと考えている。その上で、請願項目1、「価値あるまちづくり協議」とするための指導については、住民から事業者に対して話し合いや文書による回答を求められた場合、事業者が速やかに対応し、双方にとり価値ある協議となるよう働きかけていく。次に、請願項目2の景観に関する指導については、住みよい街づくり条例に基づく協議が完了した後に、景観法に基づく届け出が提出された段階で事業者と協議するという形になるが、周辺環境と調和したまちづくりを尊重するよう働きかけていく。したがって、請願項目いずれについても願意に沿えると考えているとのことでした。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって採択すべきものと決しました。  以上で建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。第55号議案を除く議案及び請願に対する討論を許します。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第56号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  請願第11号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本件は採択と決しました。  この際、事務局長に事務報告をさせます。  事務局長 古谷健司君。 ◎事務局長(古谷健司) ご報告いたします。  第55号議案に対する修正案のうち、修正案を説明する予算修正の説明部分に誤りがありましたので、ただいまより修正案の差しかえをいたします。  以上で報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 事務局長の報告は終わりました。  第55号議案に対する修正の動議が山下てつや議員外5人から提出されています。  本動議は所定の提出者がありますので、成立しております。  この際、提出者から、説明を求めます。  19番 山下てつや議員。    〔19番山下てつや登壇〕 ◆19番(山下てつや) 第55号議案 平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)、これに対しまして修正案を提出しましたので、ご説明を申し上げたいと思います。
     まず、修正案の内容でございます。第55号議案の修正案。  平成30年度(2018年度)町田市一般会計補正予算(第1号)の一部を次のように修正する。  第1条第1項中「17億738万2,000円」を「16億7,745万1,000円」に、「1,482億3,926万4,000円」を「1,482億933万3,000円」に改める。  第1表歳入歳出予算補正及び第2表債務負担行為補正の表の一部を次のように改める。  続いて、予算修正の説明です。  1.第1条第1項中、歳入歳出予算の補正額17億738万2,000円から歳入歳出それぞれ2,993万1,000円を削り、16億7,745万1,000円とする。  1.歳入、款18.繰入金、項2.基金繰入金の補正額2億4,018万5,000円のうち、目1.基金繰入金、節1.基金繰入金、説明の公共施設整備等基金繰入金6,377万2,000円から2,993万1,000円を削り、2億1,025万4,000円とする。  1.歳出、款10.教育費、項2.社会教育費の補正額3,732万4,000円のうち、目2.文化振興費、節13.委託料、説明8.(仮称)国際工芸美術館整備費2,993万1,000円を削り、739万3,000円とする。  1.第2表債務負担行為補正の追加事項から(仮称)国際工芸美術館整備事業を削除する。  続いて、これに至りました背景について説明を申し上げたいと思います。  この国際工芸美術館の実施設計予算につきましては、博物館の再編のもとに基本構想・基本設計の手続を踏んで評価検討がなされてまいりましたが、この計画につきましては、さきの文教社会常任委員会における議論でも明らかなように、厳しい財政事情のもと、市民の理解が得られるものではないと判断をいたします。  まず、財政面からご指摘を申し上げたいと思います。  具体的には、総事業費30億円を要する(仮称)国際工芸美術館の財源が補助金が見込めず、真水での対応とならざるを得ない状況であること。  2、町田市5ヵ年計画17-21における財政見通しでも、5カ年で計画事業費の収支不足77億1,800万円を挙げていること。  3、単年度の投資的経費でさえも実際、経費の支出効果が単年度または短期的に終わらず、固定的な資本形成になることも懸念材料となってしまうこと。  4、今年度の政策的事業費も、当初70億6,500万円だったものが75億3,000万円を計上し、予定計画額よりも4億6,500万円もオーバーしてしまうこと。  5、行政側が投資的経費を組むときには、実質公債費比率を見ながら組まれていると思いますが、財政構造上は平成27年度の経常収支比率90.3%、平成28年度では93.7%と3.4%増加している。引き続き、90%を超える経常収支比率は財政構造上の硬直化を進めることになる懸念がございます。  6、そして、今後も少子・高齢化により、生産年齢人口の減少や医療介護給付の増加等によって市税収入の伸び悩みや社会保障関係費の増加は避けられない状況であり、今後さらに厳しい財政運営を強いられるものと「町田市の財政」にも記載をされております。  そして、この内容についてでございますけれども、さきの6月7日、文化スポーツ振興部文化振興課による町田市議会議員向け説明資料によりますと、なぜ町田に工芸美術館かという課題に対しまして、市民に保有の貴重な美術作品を十分に提供し、楽しんでいただくこと。また、生活の質の満足度の向上をすることができますとありますが、既に国際版画美術館があることから、それを有効活用することで補えるのではないかという市民の声が圧倒的でございました。  また、さらなる町の魅力や創造発信をしていくためにという点でも、現在の国際版画美術館を活用することで、あるいは広く公共のスペースを有効活用することなどで補えるのではないかというふうな声が圧倒的でございます。  また、我が会派におきましても、これまで展示品でありますガラス、陶磁器などの工芸品について広く市民に理解を得られるように、例えば庁舎の1階イベントスタジオ、そういったところの活用もしてPRをしてはどうかというふうに申し上げてまいりましたが、それもそのままになっております。  そういう中におきまして、この主な展示品となるガラス、陶磁器など工芸美術について、市民が総工費30億円とまで言われる多額の資産を投じてまで町の魅力を高める資源としては認めていない、そのように判断をいたします。  さらに、これまでの説明を聞きますと、具体性がなく、綿密な調査や裏づけといったものの存在が感じられないことをご指摘申し上げたいと思います。  これまで市は、扶助費などの義務的な経費が高まる中で、投資的経費を捻出してきた点については評価をいたしますけれども、一方で、身近な生活の予算、そういったものについてはさまざま見直しが行われてまいりました。また、公共施設の再編においても、厳しい評価基準のもとに進められようとしておりますが、その点からも、この国際工芸美術館の予算は耐えられるものであるとは到底思えません。  また、地元との話し合いの中で一番評価されたものは、エレベーターを設置するという本来の目的とは違ったものであると聞いております。  以上、この点から、いま1度この整備事業を一から見直しを図っていただくとともに、修正いたしたく、本予算に対しまして修正案を出すものであります。本会議場に出席されている議員各位の賛同をいただければと思います。  以上、提出に当たっての説明とさせていただきます。 ○議長(若林章喜) 提出者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております修正の動議に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  これより第55号議案及び第55号議案に対する修正の動議の討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  第55号議案に対する反対討論。  32番 殿村健一議員。    〔32番殿村健一登壇〕 ◆32番(殿村健一) 日本共産党市議団の一員として、第55号議案、2018年度町田市一般会計補正予算(第1号)に反対の討論を行います。  本予算は、補正額が約17億円と留保財源の10億円をもとにしているだけに、市民の福祉向上にどのように使われるかが問われました。本予算の中には、教員勤務の負担軽減や小中学校就学奨励費、入学準備金拡充、子どもショートステイ事業など、市民の要求に応えた予算が一定盛り込まれたことについては評価をいたします。  先ほど提出された修正案については、その趣旨に賛同しますが、第55号議案は、その項目を含めて以下の点で市民の声に背を向けた問題がある予算であると考えます。  第1は、大型開発優先の予算になっていることであります。野津田公園スポーツの森、薬師池公園四季彩の杜、芹ヶ谷公園芸術の杜と(仮称)国際工芸美術館整備事業という3つのもりの大型開発や箱物建設に加えて、モノレール延伸を前提としたまちづくりとして、小田急町田駅周辺地区のまちづくりやJR町田駅南地区再整備事業が行われる予算が組まれていることであります。町田市5ヵ年計画17-21では、3つのもりと南町田駅前開発に200億円を投じる計画ですが、モノレール延伸に伴う町田駅周辺の再開発、再整備には巨大なホール建設を含めてさらに莫大な財政を投入する計画になっています。市民の理解と合意を得られているとは考えられません。市民負担増や福祉、教育の削減、公共施設を減らしながら、大型開発を優先にした予算は認められません。  第2に、以上のような大型開発や箱物建設を行うために公共施設再編計画を策定し、推進しようとしていることであります。(仮称)国際工芸美術館整備には約30億円を支出する計画ですが、それと引きかえに廃館にしようというのが市立博物館であります。5ヵ年計画17-21では、そのほかに市民文学館の存廃の検討や市立鶴川図書館とさるびあ図書館を統廃合の対象にしていることであります。本予算では、公共施設再編計画の内容を市民に周知する予算や小・中学校適正規模・適正配置推進事業など、さらなる市民生活を犠牲にした行財政改革を推進する予算になっていることであります。市民にとって誇れる身近な公共施設の存在を求める請願が全会一致もしくは多数で採択されたのでありますから、大型開発と箱物建設はやめて、採択請願の趣旨に沿って身近な公共施設は存続させるべきであります。また、市民と議会の意思が反映されていない再編ありきの公共施設再編計画は抜本的に見直すべきであります。  第3には、大型開発偏重の予算になっている一方で、切実な市民の声に応えた予算になっていないことであります。市長は、施政方針で子どもたちが生きる力を見つけられる環境を整備すると述べました。そうであるならば、現在、同業他社の中で最も立ちおくれている取り組みである中学校における全員給食こそ早期に実施すべきではないでしょうか。また、値上げした国保税や保育料などの負担軽減、小学校でのバス借り上げ補助など、削減された教育予算の復活や再度削減された障がい者施設家賃補助の復活、また、公共施設の耐震補強などの前倒しの修繕など、貴重な財源は大型開発ではなく、市民の暮らし、福祉、教育優先に使うべきだと考えます。  以上の理由で第55号議案に反対します。 ○議長(若林章喜) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。  14番 森本せいや議員。    〔14番森本せいや登壇〕 ◆14番(森本せいや) 町田市一般会計補正予算の修正議案に賛成、第55号議案の補正予算に賛成の立場で討論いたします。  現在、町田市は、2020年をピークとして訪れる生産年齢人口の減少等、あらゆる社会状況の中で財政状況は下降路線をたどっていると言っても過言ではない状況となっております。この間、町田市では、このような状況下の中で事業見直しや補助金、助成金の削減等を行い、財政の安定化に努力をされてきました。また、若年層の定住化を目指し、待機児童の解消や子育て施策に力を入れてきていることに対しては評価をさせていただいております。その一方で、野津田陸上競技場の観客席増設や(仮称)国際工芸美術館の整備事業、薬師池公園四季彩の杜計画事業等、多額な税金投資を要する整備事業が多数計画されている状況にあります。  我々の会派では、以前より町田市の財政状況を慎重に鑑みて事業の実施時期を決定するべきとの立場で、町田市の財政状況、費用対効果、経済効果等あらゆる視点において本会議の場で議論してまいりました。その中で3月定例議会では、野津田陸上競技場の観客席増設事業について、民間力のさらなる活用や町田市の負担軽減等を求める附帯意見を議決いただきました。現在、町田市でも、とば口ではありますが、こちらについての対応をしていただいている状況であり、この推移を見守る段階にあると判断しております。  (仮称)国際工芸美術館の整備事業に関しても、我が会派ではさまざまな観点で議論をしてまいりましたが、まだまだ事業実施に至れる財政状況でないと判断しているところであります。以前より議論しているように、老朽化している国際版画美術館の増築、改修での対応や計画実施時期の延期等、再度現状の財政状況を考慮した対応を求めるものでありますし、常任委員会での議論でも、費用対効果、経済波及効果等の観点から事業実施について時期尚早と判断せざるを得ません。  最後に、今後ますます少子・高齢化や人口減少により財政状況が圧迫している中で、町田市では、これまで市民への負担を少なからずふやしてお願いしてまいりました。また、今後は、公共施設の再編計画等も控えており、これまで以上に市民への政策についての理解を求める機会はふえてくると考えます。そのような状況下で多額な税金を投資する事業計画については、費用対効果、経済波及効果等をその都度十分に探求した上で慎重に事業実施計画を見極め、調整すべきだと考え、修正議案に賛成、補正予算に賛成の討論といたします。 ○議長(若林章喜) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第55号議案を採決いたします。本案に対する各常任委員長の報告は可決でありますので、まず、第55号議案に対する山下てつや議員外5人から提出された修正の動議について採決いたします。  本修正案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。修正議決した部分を除く原案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって修正議決した部分を除く原案は可決されました。  これより第65号議案から第67号議案までの討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第65号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第66号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  第67号議案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  休憩いたします。              午後零時15分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時10分 再開 ○議長(若林章喜) 再開いたします。  休憩前に引き続き、議事を続行いたします。   ―――――――――◇―――――――― △日程第6  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第6、議会運営委員会継続審査申し出についてを議題といたします。
     ────────────────────────────────────                  議会運営委員会継続審査申出書  本委員会は、会議規則第111条の規定により下記のとおり閉会中もなお継続審査を要するものと決定しましたので申し出ます。                        記 1.請願第  5号 町田市議会本会議場の国旗を議長席背面に設置することを求める請願        理由 国旗という性格上、できる限り多くの方の理解のもとに決定をすべきであるという点から、もう少し時間を要するため。   平成30年(2018年)6月19日                             議会運営委員長  三 遊 亭  ら ん 丈 議長  若  林  章  喜   様  ──────────────────────────────────── ○議長(若林章喜) 本件に関し、委員長の報告を求めます。  議会運営委員長 三遊亭らん丈議員。    〔議会運営委員長遊亭らん丈登壇〕 ◎議会運営委員長(三遊亭らん丈) 今期定例会におきまして、当議会運営委員会に付託されました請願1件につきまして、6月19日に審査を行いましたので、その結果についてご報告申し上げます。  請願第5号 町田市議会本会議場の国旗を議長席背面に設置することを求める請願につきましては、国旗という性格上、できる限り多くの方の理解のもとに決定をすべきであるという点から、もう少し時間を要するため、継続審査とすべきものと決しました。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(若林章喜) 委員長の報告は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  議会運営委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第7  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第7、第71号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) 第71号議案 町田市副市長の選任につき同意方についてご説明いたします。  本議案は、平成27年7月から町田市副市長として市政にご尽力をいただいております山田則人氏から、本年6月30日付での退任の申し出がありましたので、その後任として木島暢夫氏を選任いたしたくご提案申し上げるものでございます。  市政のさまざまな課題に取り組むためには、引き続き行政経験豊富な人材と東京都との関係強化が望まれるとの考えから、東京都に推薦を依頼しておりました。このたび、東京都から推薦をいただきました木島暢夫氏は、平成8年4月に東京都に入職され、以来、産業労働局、会計管理局などで要職を歴任され、約22年にわたり東京都行政の重要な任務に携わってこられました。町田市の副市長として最適任者と思料されますので、地方自治法第162条の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(若林章喜) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第71号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。  よって本案は原案のとおり同意されました。  ただいま副市長に同意されました木島暢夫君から、この際、ご挨拶をお願いいたします。    〔木島暢夫登壇〕 ◎(木島暢夫) ただいま議員の皆様のご同意を賜り、町田市副市長に選任をいただきました木島暢夫と申します。本会議中の貴重なお時間に、議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶をさせていただきます。  このたび、町田市政に参画する機会をいただきましたことは身に余る光栄と存じます。石阪市長、髙橋副市長のご指導のもと、職員の皆様のご協力をいただきまして、市民の皆様のお役に立つことができますよう、全力で職務に取り組んでまいる所存でございます。  もとより先輩方のようにはまいりませんが、誠心誠意務めさせていただきますので、何とぞ市議会の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  甚だ簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。(拍手) ○議長(若林章喜) 以上で木島暢夫君の挨拶は終わりました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第8  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第8、第72号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) 第72号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき同意方についてご説明を申し上げます。  本議案は、本年3月に退任された委員1名の後任として、原惠子氏を法務大臣に対し推薦をいたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。  同氏は、人格、識見ともに大変すぐれた方で、人権擁護委員として最適任者であり、後任の候補者としてご推薦いたします。  よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(若林章喜) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第72号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第9  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第9、第73号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  市長 石阪丈一君。    〔市長石阪丈一登壇〕 ◎市長(石阪丈一) 第73号議案 町田市行政不服審査会委員の委嘱につき同意方について、ご説明を申し上げます。  本議案は、町田市行政不服審査会の委員5名のうち、畠基晃委員の任期が本年6月30日をもって満了いたしますので、引き続き委嘱いたしたく、提案するものでございます。  同氏は、人格、識見ともに大変すぐれた方であり、委員としての経験も豊富であることから、町田市行政不服審査会委員として最適任者であると思料されますので、町田市行政不服審査会条例第3条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(若林章喜) 市長の説明は終わりました。
     これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第73号議案を採決いたします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり同意されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第10  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第10、第74号議案を議題といたします。  本案について、市長から、提案理由の説明を求めます。  副市長 髙橋豊君。    〔副市長髙橋豊登壇〕 ◎副市長(髙橋豊) それでは、第74号議案 損害賠償の額の決定について、ご説明申し上げます。  初めに、今回の事故に関しましては、被害者の方には大変申しわけなく、深くおわび申し上げます。  本議案は、2017年10月12日、午前8時37分ごろ、町田市森野三丁目19番先の路上において管財課職員――現在は市有財産活用課職員でございますが――が運転する車両により発生した交通事故でございます。  事故の概要でございますが、管財課車両が丁字路の交差点を左折する際、左方向から走行してきた自転車に接触し、自転車の運転者を負傷させたものでございます。  このたび、損害賠償額について、代理人による話し合いを行い、合意案がまとまったものでございます。  損害賠償額は、治療費及び慰謝料等1,185,216円でございます。  なお、この金額につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填されます。  また、今回の事故の対物賠償につきましては、平成30年第1回定例会において、ご報告させていただいております。  以上、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(若林章喜) 市長の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  第74号議案を採決いたします。本案の賛否について表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第11  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第11、議員提出議案第7号から第11号までを一括議題といたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって本案については提案理由の説明を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。ただいま議題となっております議案に対する質疑を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よってただいま議題となっております議案については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告はありません。ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) これをもって討論を終結いたします。  これより表決に入ります。  議員提出議案第7号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第8号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第9号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成少数であります。よって本案は否決されました。  議員提出議案第10号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第11号を採決いたします。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。    〔表決ボタンにより表決〕 ○議長(若林章喜) 押し忘れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) なしと認め、確定いたします。  賛成全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員提出議案の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇――――――――
    △日程第12  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第12、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定により、お手元にご配付いたしました議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって議員派遣についてのとおり、閉会中に議員派遣を行うことに決しました。  お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣について変更を要するものについては、その措置を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって議員派遣について変更を要するものについての措置は議長に委任することに決しました。   ―――――――――◇―――――――― △日程第13  ―――――――――――――――――― ○議長(若林章喜) 日程第13、各常任委員会の特定事件継続調査申し出についてを議題といたします。  各常任委員長から、目下委員会において調査中の特定事件につき、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(若林章喜) ご異議なしと認めます。よって委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  この際、6月30日付をもって退任される副市長山田則人君からご挨拶をお願いいたします。  副市長 山田則人君。    〔副市長山田則人登壇〕 ◎副市長(山田則人) ただいま議長のお許しをいただきましたので、退任に当たりまして一言ご挨拶を申し述べさせていただきます。  2015年7月1日に副市長に就任いたしまして3年間、地方自治の最前線で多くの大切な仕事を経験させていただきました。さまざまな分野で先進的な取り組みを行っているこの町田市におきまして、微力ながらも市政の一端を担わせていただきましたことはまことに光栄なことでございました。  そして、この3年間は、これまでになく充実した時間を過ごすことができました。これも石阪市長、髙橋副市長、坂本教育長を初め、市の幹部職員の皆様、そして何よりも多くの職員の皆様のおかげです。改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。  この市議会の場におきましても、幾度となく真摯な議論を交わすことができましたことは、忘れることのできない貴重な体験でございました。特に、町田市の今後のまちづくりの生命線となります多摩都市モノレールの町田市方面延伸につきまして、3月定例会におきまして、多摩都市モノレール基金の設置を議員の皆様全員の賛成によりご可決をいただきました。また、これに備えるための2億5,000万円の積み立ての予算につきましても、異議なくご理解をいただいたと思っております。  この3年間、最重要課題の1つとして取り組んでまいりました私にとりまして、多摩都市モノレールを迎え入れるためのまちづくりがいよいよ始まるんだと大変うれしく思った瞬間でございました。心より感謝を申し上げます。  至らない点も多々あったと思いますが、若林議長、佐藤副議長を初め、市議会の皆様方に多くのご理解とご支援を賜りましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。また、第15期の議員の皆様方にも、この場をおかりしまして御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。  最後になりますけれども、これから町田市副市長という立場を離れましても、町田市の発展と町田市政を担う皆様方のますますのご活躍を心より願い、引き続き私個人としても、町田市のお役に立てるよう応援してまいります。3年間本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(若林章喜) 以上で山田則人君の挨拶は終わりました。  山田則人君におかれましては、町田市の発展のためにご尽力をいただきまして、本当にありがとうございました。今後はお体に留意され、ますますのご活躍を心からご期待申し上げます。  以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって平成30年第2回町田市議会定例会を閉会いたします。              午後1時31分 閉会   ――――――――――――――――――  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   議  長  若   林   章   喜   署名議員  おさむら   敏   明   署名議員  東       友   美...