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  1. 八王子市議会 2018-09-28
    厚生委員会(9月28日) 本文 2018-09-28


    取得元: 八王子市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-11
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     〔午後4時01分開議〕 ◎小林裕恵委員長 ただいまから厚生委員会を開会します。  本日の進行については、お手元に配付しました日程及び審査順序方法をお目通し願います。  なお、医療保険部より、平成30年度胃がん内視鏡検査受診期間延長について、追加報告申し出がありました。日程に追加して報告を受けたいと思います。  以上の方法により、進行することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◎小林裕恵委員長 御異議なしと認め、そのように進行します。  これより、議案審査に入ります。   ──────────────────────────────────────────  第115号議案 産業交流拠点仮称複合施設整備に伴う新保健所建築工事委託契約締結について   ────────────────────────────────────────── 3 ◎小林裕恵委員長 第115号議案産業交流拠点仮称複合施設整備に伴う新保健所建築工事委託契約締結についてを議題とします。  本件について、市側から説明願います。 4 ◎田島健康政策課長 それでは、第115号議案産業交流拠点仮称複合施設整備に伴う新保健所建設工事委託契約締結につきまして御説明をさせていただきます。  まず、契約目的でございますが、これは明神町三丁目に整備される産業交流拠点に都の施設との合築で新保健所整備するに当たり、工事を行う東京都に建設工事委託するものでございます。  次に、2、契約金額でございます。36億9,485万3,000円でございます。  3、契約先東京都でございます。  また、本契約金額につきましては、平成30年度から平成33年度までの4年間にわたって支払っていくものでございます。  なお、現在の保健所につきましては、平成19年の保健所の移管に伴い、土地と建物を20年間使用することを条件に東京都より無償譲渡を受けたものでございます。そこで、産業交流拠点複合施設内に新保健所整備することに伴い、用途指定廃止について、かねてより東京都と慎重に協議を重ねてまいりましたが、9月20日に東京都より指定用途廃止について承認を得ることができました。これにより、移転後の保健所の跡地について活用することが可能となったところでございます。 5 ◎小林裕恵委員長 市側説明は終わりました。御質疑を願います。
    6 ◎石井宏和委員 契約先東京都ということですが、実際に工事を担うところがどうなるのか。東京都がやった契約入札なのだと思うのですけれども、そのあたりの情報を少し教えていただければと思います。 7 ◎田島健康政策課長 今回、工事につきましては、落札者が関東・辻・神稲建設共同体ということで東京都より報告をいただいております。  落札金額に関しては、111億1,104万円でございます。  それと、9月20日と9月21日に空調と電気設備のほうも入札が終わっておりますが、まだ確認がとれておりません。でも、ホームページでは公開されたという状況はつかんでおります。 8 ◎小林裕恵委員長 ほかに御発言がなければ、質疑終了します。  次に、意見がありましたら御発言願います。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◎小林裕恵委員長 御発言もないようでありますので、進行します。  これより、採決します。  第115号議案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◎小林裕恵委員長 御異議なしと認め、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、本委員会に付託されました議案審査終了しました。  なお、本委員会審査報告については、正副委員長において取りまとめたいと思いますが、御一任願えますか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◎小林裕恵委員長 御異議なしと認め、そのように御了承願います。  進行します。   ────────────────────────────────────────── 12 ◎小林裕恵委員長 次に、報告事項に入ります。  まず、国民健康保険適正受診服薬推進事業」の実施について、市側から報告願います。 13 ◎菅野保険年金課長 それでは、私から国民健康保険適正受診服薬推進事業実施につきまして報告させていただきます。  勧奨通知イメージにつきまして、現在、開発段階のものに差し替えさせていただきました。委員会当日となり申しわけございません。  それでは、お手元報告事項資料に基づきまして説明をさせていただきます。  1、報告趣旨ですが、平成30年3月に策定した八王子国民健康保険データ活用保健事業実施計画、いわゆるデータヘルス計画におきまして、新規事業として掲げた適正受診服薬推進事業実施することについて報告するものです。  2、報告内容の(1)目的ですが、国民健康保険保険者医薬品適正使用を推進し、健康の保持増進医療費適正化に資することを目的としております。  (2)実施内容につきましては、資料の裏面の実施フローとお手元勧奨通知イメージで御説明をさせていただきます。  レセプトデータから健康によくない影響を与える可能性がある重複服薬、あるいは多剤服薬者分析抽出いたしまして、対象者の方々に服薬状況を記載した通知書、お薬相談のお知らせをお送りするとともに、電話により医療機関薬局への御相談を促す内容でございます。  通知には、ソーシャルマーケティングの手法を用いまして、服薬している医薬品の数や種類を印字し、かかりつけ医かかりつけ薬局への相談を促す内容となっております。  医師会薬剤師会とは事前協議を行っておりまして、連携、協力して進めてまいります。  下段、実施結果につきましては、通知前と通知後でレセプトデータを比較いたしまして、成果、アウトカムとなる実際の服薬改善度合い医療費適正化効果を確認し、評価をいたします。  説明資料の表面にお戻りください。(3)対象者分析抽出です。ア、対象レセプトですが、医科(入院外)の分と調剤の平成29年11月から平成30年4月の半年分を活用しております。  イ、重複服薬ですが、2ヵ月連続して、1ヵ月の間に同一薬剤または同様の効能・効果を持つ薬剤が処方調剤されているもの。  ウの多剤併用につきましては、2ヵ月連続して、1ヵ月の間に6種類以上の薬剤が処方調剤されている方を対象とし、その中から健康被害が起こる可能性など、優先度が高い方から最大2,000件の方に通知発送することとしております。  (5)予算措置につきましては、平成30年度の予算額委託料等およそ1,600万円を国民健康保険事業特別会計に計上しております。  (6)通知発送等の時期ですが、通知発送は10月下旬を予定しております。電話による相談勧奨につきましては、通知発送後、おおむね1ヵ月間としております。  最後に、被保険者への周知でございますが、10月15日号の広報はちおうじにて周知いたします。 14 ◎小林裕恵委員長 市側報告は終わりました。御質問はありませんか。 15 ◎石井宏和委員 大変やる意義はあると思うのですけれども個人情報で大切な情報が入っておりますので、その扱いについて懸念もあるかなと思います。服薬情報は本当に大切な情報ですが、当然これがどこかに漏れたりしたら大変なことになるわけです。実務を担うところがどこになるのか教えていただければと思います。 16 ◎菅野保険年金課長 こちらにつきましては、日本システム技術株式会社というレセプト分析等で実績のある会社に委託しております。 17 ◎石井宏和委員 日本システム技術株式会社というところに委託をするということで、分析抽出から発送、その後の比較、それを全て担うということになるのでしょうか。 18 ◎菅野保険年金課長 御質問のとおり、私どもからレセプトデータ個人情報に配慮した形でお渡しして、分析をして、また結果を返していただいたり、通知を出したり、そのようなことを全てやっていただく形になります。 19 ◎石井宏和委員 万一でも個人情報が漏れたりなどないように十分お願いしたいと思います。  例えば話題になったニュースでは、中国などに丸投げしてやったり、そういう問題もありますので、ぜひきちんと見ていただくようにお願いいたします。 20 ◎鳴海有理委員 電話による相談勧奨ということなのですけれども、どういう形で、誰が電話をかけて、どういう案内になるのでしょうか。 21 ◎菅野保険年金課長 電話による相談勧奨イメージということなのですが、今、他の委員からも御質問がありました個人情報の点にも注意をいたしまして、委託先事業者内で再委託ということではなくて、電話コールセンターという形の窓口としております。  また、後ろには保健師等、専門の者が控える形で電話をすることになっております。  また、返ってくるコールバック電話につきましては、八王子市役所の私どものほうでお問い合わせを受け付けるような形をとりたいと思っております。 22 ◎鳴海有理委員 今までこういうことはなかったので、突然電話がかかってきて、何でそんなことを知っているのだ、何でそんなことを、誰か知らないあなたに言われなければいけないのだと思われる方もきっといると思うのです。やはりその電話でどういう対応をするのか、どういう話し方で何と言うかというのも、どこまで個人情報を把握されているかというところもありますし、自分が飲んでいる薬を誰か知らない人が知っていることにすごく違和感を持たれたりすると思うのです。  その辺を、事業者に対して、市から研修といいますか、どういう形で対応してほしいということを事前にしっかりと話し合いをしておかなければいけないと思います。  また、どういう人がコールセンターに立つのかわかりませんけれども、そういう方への研修といいますか、対応をしっかりしていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 23 ◎菅野保険年金課長 コールセンターへの対応をしっかりしてほしいということですが、当然、私どもでもコールスクリプトと申しますけれども、どういう御案内をするか、どういう質問があったらどんなお答えをするかといったものにつきましては、事前事業者とも十分に打ち合わせをしております。  また、事業者でも、一定のノウハウを既に持っておりますので、ある程度提案をいただくような形で話し合いを進めてまいっております。 24 ◎鳴海有理委員 自分が飲んでいる薬を把握されて、こういった電話がかかってきたら、余計なお世話だと思う方も必ずいらっしゃると思うのです。だから、そういう方に対してどう対応するか。そこは丁寧に考えていただきたいなと思います。  また、相談を受ける薬剤師側医療機関薬局側へも、市からしっかりと相談が来た場合の対応について御案内はしているかと思うのですけれども、その辺の調整はどうなっているのですか。 25 ◎菅野保険年金課長 先ほど説明の中でも簡単に医師会薬剤師会調整をしているというお話をさせていただきました。それぞれにつきまして、説明会等の中で説明をさせていただいたり、それだけの目的薬剤師会には理事会で御説明をさせていただいたりしております。  また、現場におきましては、はがきをお持ちになって、今回の通知案内を持ってきた場合に、例えば薬局などでは、たまに取り組みとして残薬バッグということも取り上げられております。お薬をたくさん飲んでいる方の飲み忘れといったことにも十分絡んでいることですので、そういった薬剤バッグ取り組みなどと絡めて、それぞれの薬局でも工夫してやっていきたいということで、そういった意見交換も含めてさせていただいております。 26 ◎鳴海有理委員 これが実施された後なのですけれどもコールセンターから電話をかけた方や、相談に来た薬局で受けた方、市民の方から、その場で対応できないようなことであったり、いろいろな相談があったり、御意見をいただくこともあると思うので、どんな意見をいただけたか、そういった声をしっかりと終了後に集めて、今後の施策に反映していただきたいと思います。 27 ◎小林裕恵委員長 ほかに御発言がなければ、進行します。  次に、平成30年度胃がん内視鏡検診受診期間延長について、市側から報告願います。 28 ◎大山成人健診課長 それでは、私からは平成30年度胃がん内視鏡検診受診期間延長について御説明させていただきます。  本来であれば、報告資料事前に御送付させていただくところでございますが、関係機関等々の調整に時間を要したため、本日の机上配付となってしまいました。このことについて、まずおわび申し上げます。  では、資料をごらんください。初めに、1の報告趣旨でございます。胃がん内視鏡検診につきましては、国の指針に平成28年度に追加された検査方法でございますが、その後、本市では八王子医師会とともに、実施方法等、細部の検討を重ね、今月9月1日から開始したところでございます。  この内視鏡検診について、今年度の受診期間平成31年1月31日までとしていたところを3月9日まで延長するため、報告するものでございます。  次に、2の報告内容に移りまして、まず、延長する理由についてでございます。今年度は、検診初年度であることから、実施体制整備万全等を期すため、検診開始日を今年度に限り、他のがん検診より3ヵ月遅い9月1日からとさせていただきました。一方で、終了日は他のがん検診同様、平成31年1月31日までとしていましたが、想定を大幅に超えるお申し込みをいただいており、現状の申込者数実施医療機関の予約可能数等を考慮すると、期間内に希望者全員検診実施することは困難であると判断した次第でございます。そのため、八王子医師会協議し、受診期間を5週間、3月9日まで延長することで、希望する皆様への受診機会を確保するものでございます。  資料中ほどにある表をごらんください。胃がん検診実施における今年度の申込状況や最終的な受診者見込み数などを記載してございます。  表中、下から4行目になりますが、8月末時点での申込者数は8,415人です。ただし、この中には、本検診対象とはならない胃の疾患で治療中、もしくは経過観察中の方なども多数含まれておりますので、受診者数としましては、2行下になりますが、最終的には6,700人程度となる見込みでございます。  検診期間を5週間延長することによりまして、全体で1,300人以上の受診枠をふやすことができますので、約7,000人の検診実施を可能といたします。  (2)の延長期間につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。申込期間につきましては、変更なく本年12月28日までとさせていただきます。  (3)に移りまして、市民皆様へは10月15日号広報はちおうじ及び市のホームページ等に掲載することで周知を図ってまいります。  次に、(4)受診者の増加に対する予算措置につきましては、まず、胃がん内視鏡以外のがん検診において、今年度、これまでの執行状況から余裕が見込まれる分を充当させていただきます。さらに、不足する分につきましては、保健衛生分野における既定予算からの運用により対処してまいります。  最後に(5)その他でございますけれども、今回の受診期間延長は、胃がん内視鏡における措置としまして、今年度、その他のがん検診期間延長は行いません。  また、来年度についてでございますが、内視鏡検診も他の検診同様、6月1日から開始することといたしますので、期間内で十分対応できるものと考えております。 29 ◎小林裕恵委員長 市側報告は終わりました。御質問はありませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◎小林裕恵委員長 御発言もないようでありますので、進行します。  次に、特定事件継続調査申し出について、お諮りします。  特定事件調査事項につきましては、閉会中の継続調査申し出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◎小林裕恵委員長 御異議なしと認め、そのように決定しました。  以上をもちまして、厚生委員会を散会します。                                     〔午後4時20分散会〕 © Hachioji City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...