世田谷区議会 2017-11-28 平成29年 12月 定例会-11月28日-02号
五十歳になりまして、胃内視鏡検診を受け、原因はピロリ菌とわかりました。ピロリ菌を駆除した後、今までの胃痛がなくなり、胃薬も必要なくなりました。胃がん予防ばかりでなく、日常生活でも快適に過ごすことができ、仕事の効率も上がり大変助かりました。 そのような経験を若いうちから解消させ、将来の胃がん予防の観点で、中学からのピロリ菌検査を導入する自治体がふえています。
五十歳になりまして、胃内視鏡検診を受け、原因はピロリ菌とわかりました。ピロリ菌を駆除した後、今までの胃痛がなくなり、胃薬も必要なくなりました。胃がん予防ばかりでなく、日常生活でも快適に過ごすことができ、仕事の効率も上がり大変助かりました。 そのような経験を若いうちから解消させ、将来の胃がん予防の観点で、中学からのピロリ菌検査を導入する自治体がふえています。
他自治体で行っている中学生対象にピロリ菌抗体検査と除菌助成を学校での健康診断にあわせ、区も胃がん対策として実施すべきと考えますが、区の見解を伺います。 第二に、がん患者や家族への支援についてです。 先日、家族ががんの先進医療を受けることになった方から、高額な治療費を捻出できずに困っているとの御相談がありました。
◎後藤 健康推進課長 胃がんのリスク検査につきましては、ピロリ菌と、それから胃の萎縮度をはかるペプシノゲンの検査をするわけですけれども、そこでリスクを判定していただくということで考えておりまして、そのリスクを知ることによって予防に努めていただく形になっております。
一点目は、今回素案でピロリ菌の抗体検査と萎縮性胃炎の有無を調べるペプシノゲン検査を組み合わせたABC検診、いわゆるハイリスク検診を予防事業として導入する検討に入ったことは評価しますが、具体的な実施時期及び若年世代ほど検診の効果があるとされている対象者をどのように考えるのかお聞きいたします。
例えば発がん性物質の周知や胃がんの原因となるピロリ菌検査などもその一つです。検診体制の充実を含めた予防、早期発見の取り組みの検討を求めます。区の対応を伺います。 次に、子育て支援について、子ども・子育て新制度と保育に関する課題です。保育室の小規模保育への移行が一定進んでいますが、全ての保育室が移行するまでには多くの困難さを抱えております。
まず、予防の推進におきましては、胃がんの原因とされているピロリ菌の除菌の啓発とともに、がんの予防に効果があるというふうに言われておりますABC検査の予防事業としての導入について検討を進めてまいります。喫煙対策につきましては、禁煙希望者を禁煙へとつなげる支援策としまして、各種検診時においての禁煙を希望する受診者に対する医師による禁煙外来への案内、勧奨を推進してまいります。
先日、区民の方から、胃がんの親を持つ若者に予防のためのピロリ菌検査を受けやすいように助成してほしいとの声がありました。その理由は、胃がんの主な原因であるピロリ菌は、抵抗力のない幼少期に、ピロリ菌がいる人の胃液が口から入り、感染するケースがあり、何らかの自覚症状が出てから治療するのではなく、症状のない若いうちから予防の対策に力を入れるべきとの訴えでした。
第七条でございますが、パブリックコメント等でも、胃がんの要因としてのピロリ菌への対応というようなことで、ウイルスへの感染についての御意見、それから喫煙に関する御意見等をいただいておりましたので、それらを反映した表現に改めてございます。特に喫煙対策につきましては、たばこは合法的な嗜好品であるから、条例で強制的に禁煙を促すように捉えられるような表現となっているというような御意見などもいただきました。
ウイルスや細菌への感染は、喫煙、食生活などの生活習慣とともにがんの原因の一つとされ、肝臓がんと関連するB型、C型肝炎ウイルス、子宮頸がんと関連するヒトパピローマウイルス――HPV、胃がんと関連するピロリ菌などが知られております。このようなウイルス検査は、一般のがんの発症因子となるウイルスに感染しているかをチェックし、がんに進行する前に治療につなげるというがん予防の観点から実施されております。
しかも、五十歳以上の日本人の四五%前後がピロリ菌に感染しているとされ、ピロリ菌が胃がんの発がん因子であることがわかっています。 今回、公明党の推進により保険適用されたのは、内視鏡で胃炎が確認されれば、一週間程度薬を服用することで除菌治療を受けることができるものです。
先日、ピロリ菌除菌の保険適用拡大で、胃がんが劇的に減るのではないかとの報道がありました。負担の少ない検査を導入できれば、こうした最先端の医療技術につなげていくことができます。未然に防ぐことは、本人の安心のみならず、医療費の抑制にもつながります。 新たな検診手法を積極的に導入するなど、区民が受診しやすい体制づくりや、受診率の向上に向けて取り組むことが必要と考えますが、区の見解を伺います。
また近年、胃の萎縮度をはかるペプシノゲン検査に加えまして、ピロリ菌への感染状態もあわせて検査を行いますABC検診の有効性についての見解も出されている状況でございます。このような状況を受けまして、国では昨年、がん検診のあり方検討会を設置しまして、ABC検診及び胃内視鏡検査を含め、新たながん検診の検査項目の指針への導入の検討を進めております。
また近年、胃粘膜へのヘリコバクターピロリ、以下ピロリ菌の持続的な感染が、胃炎、十二指腸潰瘍、そして胃がんへの発症に関係していることがわかってきました。ピロリ菌の除菌により胃がん発症のリスクを軽減するとも言われています。胃がん予防対策としてピロリ菌の有無を確認する検査は必要かと考えます。
これは、バリウムを飲まなくても、特定健診とかとあわせて血液をとったときに、その血液で調べるペプシノゲンの検査とピロリ菌の検査をあわせて、胃がんになりやすい体質なのか、胃がんになりにくい状況なのか、あらかじめハイリスクの人たちを選別して、毎年受けたほうがいいような状況ですよという人にはそうした勧奨をしていくことで、胃がんのバリウムの検診を必ず受けてもらうように勧奨して、そして受けてもらうと。
近年、厚生労働省の研究班では、このペプシノゲン法とピロリ菌の抗体検査を組み合わせる新しい方法、胃がんハイリスク検診が注目されており、目黒区などで実施されています。ピロリ菌は胃がんとの因果関係が学会ではほぼ確立されていますが、このペプシノゲン法やハイリスク検診は、自治体が実施する対策型検診としてはまだ推奨するレベルに位置づけられていません。