小平市議会 2004-12-01 12月01日-02号
1つは、低学年の児童、奈良の事件ではないですけれども、低学年の児童において、自己中心性が強く直感的思考の時期には、往々にして横断歩道で手を挙げれば車はとまってくれるものだと、したがって、この時期にはできるだけ臨場感のある、具体的な行動場面を設定して、指導していくことが重要であるというふうに言っているんです。なるほど、当然のことですね、これは。今、実際できているかどうかはわかりません。
1つは、低学年の児童、奈良の事件ではないですけれども、低学年の児童において、自己中心性が強く直感的思考の時期には、往々にして横断歩道で手を挙げれば車はとまってくれるものだと、したがって、この時期にはできるだけ臨場感のある、具体的な行動場面を設定して、指導していくことが重要であるというふうに言っているんです。なるほど、当然のことですね、これは。今、実際できているかどうかはわかりません。
最近の青少年はと言ったときの青少年に対する一般的なとらえ方は、青少年犯罪の深刻化、不良行為の急増、学校での問題行動の増加、体力の減退、学力の低下、マナーの悪化、自己中心性などが私たち大人の意識の中に定着しつつある気がします。
それから、3つ目の幼児期の自己中心性による乱れ、これは低学年で見られる場合が多いようです。多くの場合には、こうした要因が複雑に絡んでいる実態がございます。
マスコミでさまざまに言われているわけでありまして、確かに家庭における生まれてからの親子関係、あるいは社会との関係の中で注意散漫になったり、自分のわがままばかりが、いつまでも自己中心性が残っていたり、あるいはあるべきこととやってはいけないこと、そういうことがなかなかきちんとしつけられていないとか、それからひとりっ子というようなことで半ば体験がないために人間関係の調整力がないとか、いつも自分1人に大人の
私ども大人が自信を持って子供の甘えと自己中心性を助長する悪しき社会風潮を一掃するときが来ていると思います。そして、今こそ私ども大人が子供と真っ正面から向かい合って、根気強くしかり、褒め、認めて、子供に真に「生きる力」をつけてやりたいと考えております。これは一重に私たち大人の肩にかかってきております。