世田谷区議会 2007-06-14 平成19年 6月 定例会-06月14日-03号
平成七年より田園都市線の混雑緩和を図る東急大井町線に急行を導入する東急大井町線改良工事及び田園都市線複々線化工事、特定都市鉄道事業計画が当時の運輸省より認定されました。数回の説明会を経て、平成九年十二月、等々力駅地下化案が東急より地元に提示されました。その後、周辺環境への影響を心配する声が高まり、平成十六年、等々力駅地下化工事技術検討委員会が設置され、環境への影響、技術的検討がなされました。
平成七年より田園都市線の混雑緩和を図る東急大井町線に急行を導入する東急大井町線改良工事及び田園都市線複々線化工事、特定都市鉄道事業計画が当時の運輸省より認定されました。数回の説明会を経て、平成九年十二月、等々力駅地下化案が東急より地元に提示されました。その後、周辺環境への影響を心配する声が高まり、平成十六年、等々力駅地下化工事技術検討委員会が設置され、環境への影響、技術的検討がなされました。
資料の二枚目が東急電鉄から区への等々力駅改良工事についての内容でございまして、これによりますと、東急の田園都市線が昭和五十三年の営団地下鉄半蔵門線への直通運転実施以来、利用客が増大いたしまして、抜本的な混雑緩和が急務となっているということでございまして、この中で、東急では特定都市鉄道事業計画の認定を受けまして大井町線を活用した大井町線の大井町〜二子玉川改良工事及び田園都市線二子玉川〜溝の口間の複々線化工事
そもそも、この事業は運賃の値上げによって利用者にも工事費の一端を負担させることを内容とする特定都市鉄道事業計画として認定を受け、計画が進められてきました。ラッシュ時の混雑の緩和を目的にしたこの事業は、地上は普通電車、地下は急行電車という区分にすることによって、朝からのラッシュ時の「開かずの踏切」の解消にもつながることから、沿線住民や利用者からも大変期待もされていました。