青梅市議会 2023-06-13 06月13日-04号
その後、近代化の波により、足場材が金属に替わったこと、化石燃料の需要増加による燃料としての木材利用が著しく減少したことから、林業の衰退が始まり、現在、本市の森林の状況は、一部の森林で放置・放棄林化が進み、杉、ヒノキの人工林の約8割が伐採時期の指標となる樹齢50年以上に成長しております。こうした状況下ではありますが、杉、ヒノキは、樹齢が100年に成長すると名木化し、その価値が高まります。
その後、近代化の波により、足場材が金属に替わったこと、化石燃料の需要増加による燃料としての木材利用が著しく減少したことから、林業の衰退が始まり、現在、本市の森林の状況は、一部の森林で放置・放棄林化が進み、杉、ヒノキの人工林の約8割が伐採時期の指標となる樹齢50年以上に成長しております。こうした状況下ではありますが、杉、ヒノキは、樹齢が100年に成長すると名木化し、その価値が高まります。
次に、課題でありますが、市の山林の特徴である急峻な地形により搬出費用がかかること、林業従事者の高齢化により担い手が減少していること、森林所有者の多くが規模の小さい森林を所有していることなどから、一部の森林では整備がされず、放置・放棄林化が進んでおります。 次に、発生源対策についてであります。
また、このことと相まって、林業従事事業者の減少や高齢化が一層進み、生産活動が全体にわたって停滞し、枝打ちや間伐などの手入れ不足により、次第に造林の放置林化・放棄林化が進み、森林の荒廃化となってきたのであります。これらのことから、枝は茂り、木と木との間隔もなく密集し、このため日光も地面に届かなくなってしまい、薄暗い墨絵のような景観の山並みとなってしまったのではないでしょうか。