世田谷区議会 1994-11-01 平成 6年 11月 定例会−11月01日-01号
国後島などの北方領土では痛ましい被害が出たようでありますが、幸いにも、北海道では、昨年七月の奥尻島のような大きな災害には至りませんでした。地震の規模に比べて被害が抑えられたのは、震源との距離が離れていたという地理的要因に加え、釧路沖地震を経験していた住民が冷静な行動をしたという人的要因、過去の災害体験をもとにしたガス設備や電力設備などへの地震対策強化などの物的要因もあったそうであります。
国後島などの北方領土では痛ましい被害が出たようでありますが、幸いにも、北海道では、昨年七月の奥尻島のような大きな災害には至りませんでした。地震の規模に比べて被害が抑えられたのは、震源との距離が離れていたという地理的要因に加え、釧路沖地震を経験していた住民が冷静な行動をしたという人的要因、過去の災害体験をもとにしたガス設備や電力設備などへの地震対策強化などの物的要因もあったそうであります。
私は、今の市内の商工業の実態というのは単に不況だけではないと、まさしく地震と津波が同時に来た北海道の奥尻島のような状況ではないかというふうに感じているところです。不況や産業の空洞化やリストラ、合理化と3回も4回も津波が押し寄せているというような状況ではないかというふうに思うんです。もっともこの責任はすべて市にあるというような狭い了見は私は持っておりません。
また、北海道奥尻島の地震災害は、釧路市の災害とともに記憶に新しいところであります。さらに、今年一月十七日には、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを直下型地震が襲い、ノースリッジの町は壊滅的打撃を受けました。
ところで、ことしは、皆さんもご存じのように、一月十五日の釧路沖地震に始まり、能登半島沖地震、奥尻島を襲った北海道南西沖地震と、大きな被害をこうむる地震災害に見舞われております。また八月には、九州南西部を襲った局地的な大雨による、鹿児島市を中心に土石流や土砂崩れにより、多くのとうとい人命が犠牲となっております。
◆山内彰 委員 今年度は、七月十二日の北海道南西沖地震での奥尻島の災害、そして八月一日の西日本の豪雨、また、いまだにおさまらない長崎普賢岳、そして日本国民に対しまして大変心配の異常気象による米の凶作など、本当に自然の大きさというか、恐ろしさを改めて知らされた年ではないでしょうか。
まず、七月十二日夜、奥尻島を中心に発生した北海道南西沖地震は、津波、火災などの災害を引き起こし、不幸にして亡くなられた方、行方不明、重傷の方々など合わせて二百人、火災、津波などにより炎上、喪失した家屋約五百戸に及ぶなど地震国日本の宿命とは言っていられないほど大自然の恐ろしさを見せつけられました。
その意味では、さきの防災の日に合わせて全戸配布されました本市の防災ガイドブックは、非常によくまとめ上げた、見やすい小冊子で、しかも表紙にはニュース性のある北海道南西沖地震による奥尻島の被災地をいち早く載せるなど、市民に関心を持たせる工夫もされており、御家族とともに読まれれば、災害の予防から緊急の際の対応など、大いに役に立つのではなかろうか、このように評価したいと思います。
私は、この夏、ふるさとである北海道南部を襲った南西沖地震で大被害を受けた奥尻島救援を区民の皆さんに訴え、たくさんの街頭募金と救援品を寄せていただきました。この場をおかりして、区民の皆さんにお礼を申し上げます。 寄せられた救援募金、物資を八月に奥尻島に届けてきました。震災後、ちょうど三週間目でしたが、島の沿岸沿い一帯、瓦れきと鉄さびの山が延々と続く光景でした。
本市には当然津波など心配はございませんが、過日の奥尻島の災害跡については、テレビで見る限りは、全部とは言いませんが、避難のおくれだと、私はこのように考えております。雲仙岳の土石流についても避難のおくれだったり、判断の間違いではないかと思っております。台風11号、13号につきましても、多分、避難のおくれが大きな災害のもとになり、被害を大きくしたのではないかと私はこのように思っております。
今回の奥尻島の教訓として、まず逃げろ、車を使うなでありました。防災関係者の話では、災害時に車で逃げるのは危険というのが定説であります。一斉に車で避難すると、後ろから出た車ほど交通渋滞に巻き込まれ、結局逃げおくれるからであります。ガソリンエンジン車は、水をかぶると電気系統がショートして、エンジンがとまってしまう。
一方、日本を襲った自然災害は過酷をきわめ、七月十二日にはマグニチュード七・八の北海道南西沖地震が発生し、奥尻島は大津波や大火災により多くの方がその犠牲になりました。また、さらに八月上旬には、台風七号を中心とする豪雨により鹿児島県などにも多大な被害がありました。さらに、本区におきましても八月二十六日から二十七日にかけて台風十一号が襲来し、四百十九戸が被害を受けました。
北海道は奥尻島でもとにかく乾パンは届いた、何も食べ物がなくて大変よかった、だけどやはり水も欲しかったということですよね。乾パンだけじゃ食べられないわけですよ。まして、疲労困憊している体に乾パンだけかみ砕いても入らないわけですよ。ですから、乾パンが30万食あれば、恐らく水もそれに相当した量が必要になると思うんですよね。
それから、今回の奥尻島、北海道の地震ですね、日本海の。何か今回の訓練はそれに関連があるものがあるのかどうかが2点目、伺いたいんです。とりあえず2つです。 ○防災課長(渡邉泰久君) まず夜間の実施についてでございますが、ご承知のように、二、三の区で実施している例もございます。
奥尻島にしても雲仙の普賢岳にしても、災害の救助だとか復旧だとかということになると当然自衛隊にも出てもらわなきゃいけないし、また当然出るべきだと私は思っているんですよね。そうした中で国が9月1日にそういう訓練をする、東京都がする、港区がする、それぞれ対策本部をつくるわけですよね。