目黒区議会 2012-06-18 平成24年第2回定例会(第1日 6月18日)
まず第1点目、目黒区の放射能対策についての第1問、給食食材及び調理済み給食について、より精度の高い放射線情報を公開していくことについてでございますが、昨年の原子力発電所の事故を受け、国は国内の農水畜産物について、生産する自治体が検査計画に沿って検査を行い、基準を超えるものは出荷規制や回収を行うこととしているところでございます。
まず第1点目、目黒区の放射能対策についての第1問、給食食材及び調理済み給食について、より精度の高い放射線情報を公開していくことについてでございますが、昨年の原子力発電所の事故を受け、国は国内の農水畜産物について、生産する自治体が検査計画に沿って検査を行い、基準を超えるものは出荷規制や回収を行うこととしているところでございます。
もちろん、各生産地、都、国でも検査を行って、出荷規制をかけておりますけれども、事実として、給食に放射能汚染の可能性のある牛肉が提供されたという事実がありますように、完全に食の安全を担保することは難しいわけでございます。 そういった意味で、各自治体でも杉並区で測定器の購入を検討されていたり、隣の政令市でありますけれども、川崎市でもそういったゲルマニウム半導体検出器を持っておるところです。
この関係についても、6月の中で私どもにも、学校の給食についてということで、国や都道府県では農産物の放射能検査を行っており、食品衛生法の暫定規制値を超えた農産物は、原子力災害対策特別措置法に基づいた出荷規制により流通をしていません。
それから、食べ物の問題で、先ほど学務課長は食材調達との関係で答弁したと思うんですけれども、これは基本的に出荷規制、出荷制限がかかっていないところから流通しているものを選ぶわけです。放射性物質汚染というのは、様々な経路で出てきますので、これはなかなか恐らく判断は難しいかなと思っています。ただ、現実に使っていく給食用の素材については、来月、放射能測定器で調べるわけです。
放射能に汚染された農産物、水産物は、生産地において出荷規制され、区内に流通していない仕組みになっています。しかし、消費者自身が自分の目で確かめることはできません。そのことが、不安を呼び起こし、「風評被害」をもたらしています。区が独自の検査を行えば、国の出荷制限の検査もできて、その分、区民の安心感は高まると思います。
採石運搬車両につきましては、市内の業者と協定を結び、通学時間帯の出荷規制をお願いしております。今後につきましても、現在の方法を踏襲するとともに、道路拡幅等状況が変化した場合には、沿道の市民の方々の理解を得ながら、1路線に車両が集中しない方法等も研究していく必要があるものと考えております。