港区議会 2023-09-19 令和5年9月19日保健福祉常任委員会−09月19日
○委員(福島宏子君) 行政手続のデジタル化自体、悪いと言っているわけでもなく、問題にしているわけではありません。今、この見切り発車で進めていること自体が問題だと言っています。その中身が国民の命に関わることだから問題だと私は考えています。
○委員(福島宏子君) 行政手続のデジタル化自体、悪いと言っているわけでもなく、問題にしているわけではありません。今、この見切り発車で進めていること自体が問題だと言っています。その中身が国民の命に関わることだから問題だと私は考えています。
先ほど来、デジタル化自体を目的化すべきではないとは言っておりますが、現実的には先進的な取組をすることにより、自治体としてのチャレンジングな取組として、このアナウンスメント効果というものも十分に出てくると思います。
デジタル化は、利便性の向上の面で必要ですが、デジタル化自体が目的となり、住民サービスが後退する事態が起きています。中小企業の持続化給付金の申請は、オンラインに限られたため、インターネットを利用しないかできない個人零細事業などの利用に大きな障害となりました。渋谷区でも、コロナワクチン接種の予約でインターネットを利用しないかできない高齢者などが予約しにくいという事態が既に発生しています。
さて、防災分野のデジタル化を進めるに際して、デジタル化自体の脆弱性といいますか、いわゆる電源喪失とオフライン、インターネットへの接続がなくなるに対しての備えが必要となります。 まずは電源喪失について、電源喪失が現実となった場合、そのような場面での情報システムが使えなくなり、市が収集したデータ等のデータの喪失等も考えられますが、電源喪失に対する対策をどう考えているのかお伺いいたします。
そして、本戦略では、デジタル化自体は手段であって、目的ではないことを基本に、デジタル技術の導入により、国民生活の利便性が向上し、行政機関や民間事業者等の効率化に資するものでなければ意味がないとしています。目的と手段が混同されぬよう、Society5.0時代にふさわしいデジタル化の条件として、5項目を明記しています。