日の出町議会 > 2020-03-17 >
令和2年予算決算常任委員会 名簿 開催日:2020-03-17
令和2年予算決算常任委員会 本文 開催日:2020-03-17

  • 残土(/)
ツイート シェア
  1. 日の出町議会 2020-03-17
    令和2年予算決算常任委員会 本文 開催日:2020-03-17


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)              午前9時30分 開会・開議 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) おはようございます。  ただいまから予算決算常任委員会を開催いたします。  開会に先立ち、委員長より御挨拶を申し上げます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 皆さん、おはようございます。  本日、予算決算常任委員会を開催いたしましたところ、各委員、そして町長初め、町部局の皆様方には御出席をいただきまして大変ありがとうございます。  諸般の理由で、予算審査委員会が本日1日限りとなりました。なるべく多くの方に平等に御意見をいただくことで、今回代表質問形式を取らせていただきましたので、どうかよろしくお願いしたいと思います。  なお、従前のとおり、質疑は簡潔に行い、答弁者は質問内容を理解して、適切な答弁をお願いいたします。スムーズに進行しますように、どうぞ今日1日よろしくお願いします。 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) ありがとうございました。  続きまして、町長から御挨拶をお願いいたします。自席のままお願いします。 ◯町長(橋本 聖二君) おはようございます。  自席で大変恐縮でございますけども、委員長のお許しをいただきましたので、予算審議に入る前に一言、現在の状況について御報告方々お話をさせていただき、御理解・御協力賜りたいと、そんなふうに思っている次第でございます。  本日は、昨日の本会議に引き続きまして、令和2年度の予算審議に御協力を賜りまして、大変ありがとうございます。予算審議に入る前に、令和2年度の予算編成に当たりまして、その歳入面につきまして、極めて厳しい状況に置かれていることについて、御理解と御協力を賜りたく、そのことを申し上げて挨拶とさせていただきたいと思います。  まず、申し上げるまでもなく、昨年12月8日に中国の武漢市で発症した新型コロナウイルスは、現在クラスター型となって、全世界全土に感染が拡大すると同時に、経済状況はリーマンショックを上回る厳しい影響を及ぼし、現在は世界中の社会生活がパニック状態となっていることにつきましては、私がお話をするまでもなく御承知のとおりであると思います。  とりわけ我が日の出町におきましても、その影響は、税収、法人税等町税に少なからず影響を及ぼすことになるものと私は推察するところであります。このような状況下に遭遇した我が日の出町は、この機会を捉え、さらには全世代型社会保障制度、そして計画をされた各種施策の整合性を図り、将来を見据えた安定した町財政の確立を図るその条件として、町独自で定めた7つの施策についての見直し等を含め、私は、次の2つの課題につきまして鋭意取り組んでまいる所存であります。  その1つとして、東京都総務局の指導のもとに計画をされた三多摩400万都民の清掃業務の一環でありますごみ埋め立て処分場設置につきましては、日の出町は、人道的支援のもとに受け入れを余儀なく決断を下し、昭和59年4月より開業が始まり、既に39年間の歴史が刻まれてきた、さらには二ツ塚処分場、また、ごみ資源化・減量化等を図る前提にエコセメント化施設など3施設を受け入れたことは御承知のとおりであると思います。その代償といたしまして、町民皆さんの健康と生命を奉することを念頭に、極めて不確定要素を多分に含む地域振興費は、従前に引き続き、今後も精神的負担を軽減するなど諸条件として、処分場が存在をする限り当然の権利として鋭意要請活動等に取り組んでまいる所存でございます。  2つ目といたしましては、平成18年度より制度化を図ってきた7つの独自施策の社会福祉施策につきましては、昨年度より国が定めた全世代型社会保障制度の各種施策を基本に、まず、少子化対策として定めた3歳から5歳までの保育料の無料化、また、高齢者対策として、高齢者の保健事業と介護予防の一体実施を図ることであります。この事業の特典は、仕事に携わる保健師の人件費が国で保障されることであります。さらに、高校授業料の無償化、成人年齢18歳に引き下げられたこと、年齢の区分に応じられた各種施策が講じられ、町独自の施策との整合性は、必須の条件として見直しは財政面、事業の効率化を図る観点からも実施していかなければならない重要な課題であると判断をするところであります。  したがって、このことにつきましては、第三者機関を設け、さらには経済等に精通した座長をお願いをし、幅広い貴重な意見交換を重ね、見直しの参考となる成果調書を年度内を目途に作成していく次第であります。したがって、その調書を基本に、該当する各階層の年齢層に応じた説明会等を実施をいたしまして、持続可能な福祉制度の構築に努めてまいる所存でございます。  いずれにいたしましても、このことによって地方公共団体の財政構造の弾力性を判断するための指標となる経常収支比率を、100を切る安定数値を目標に努力をしていかなければならないと思っている次第でございます。  特にこのことにつきましては、見直し論の示唆をされた議員各位の異口同音の声を心にしめ、私は不退転の決意を持って鋭意取り組んでまいる所存でございます。このことを申し上げるとともに、予算の御承認を賜ることをあわせてお願いを申し上げて挨拶とさせていただきます。
     本日は、予算審議大変ありがとうございます。よろしくお願いします。 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) ありがとうございました。  それでは審議に入っていただきたいと思います。委員長よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ただいまの出席委員は12名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会を開会いたします。  本日の審議日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。なお、提案説明につきましては、本会議場で行っておりますので省略いたします。  なお、3月16日開催の議会運営委員会において、最初に行われる総括質疑については、代表質問形式とし、各会派20分とすることに決定しましたので、よろしくお願い申し上げます。  では日程第1 議案第16号 令和2年度日の出町一般会計予算についてを議題といたします。  それでは審議日程に従いまして進めさせていただきます。初めに、総括質問及び歳入全般の質疑を行います。予定時間は100分で、休憩を含め11時20分までといたします。  これより質疑に入ります。初めに自民蒼政クラブ代表質問となります。審議時間は9時55分までといたします。では自民蒼政クラブ代表小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) おはようございます。代表質問をさせていただきます。  まず、総括の一般論としてでございますけれども、ただいま町長から予算全体の仕事についてのお考えを伺いました。この考え方は、先般、配付していただきました町長の施政方針演説にもあらわれているなということで、会派としては財政調整基金の切り崩し、取り崩し等については懸念がありますけれども、地域振興費の交渉の途中でもあり、慎重な予算運営を求めていきたいという基本的な理解でございます。  評価したいというところは、町長の施政方針の独自政策の見直し、所信表明の6ページ、7ページに書いてございます。先ほども説明がございました独自施策の中で、これらの施策が初期の目標を達成しているんだと。制度の検証を行い、持続可能な福祉制度の構築に努めるという表現がございます。このポイントについては、こういう決断をされたことに強く評価をいたしたいと思います。この制度の推進を担ってきた与党として、数年前からこのような提案をしてきたことがようやく実現することになった。このことについては痛みを伴うことを当然予想されるわけでありますが、次の世代に向けての取組みでもあり、評価をさせていただいて、私どもも共働していきたいと思います。  次に、一般会計規模等についての質問でありますが、1つ目に独自施策の見直しについては、ただいま申し上げましたようなことを実行していただくわけでありますけれども、このような決断をされて、町の仕事の進め方の一番大切なポイントとして取り上げていただいたことについては、ただいまも若干の説明がございましたけれども、社会であるとか、地域であるとか、町の中であるとか、このようなところでの情勢の変化をどのように認識しておられるか、現在ですね。どのように認識しているのかということをお伺いしたいと思います。それが1点目です。  2点目につきましては、前年度約1.5億円増の95億5,000万円という予算の規模でございますが、社会情勢が大変不安定要素にある中で、増加予算というのはいかがなものであるのかなと、そういう感じを持っております。この件につきましては、特に増加させた理由と今後のあり様について伺いたい。慎重な運営を望みたいというふうに考えておりますので、どのように運営をしていくのかというのを伺いたいと思います。それが2点目です。  もう1点、財政調整基金の取り崩しが大きい、今年は繰り入れ5億6,900万円を予定をしております。事務事業の見直しを含めて、歳出ありきではなく、歳入に見合った予算であるべきだというふうに思います。  上記のことを踏まえて、今年度は、具体的にどのような財政調整基金の取り崩しということについてですね、予算運用上どのように考えていくのか。この3点について伺いたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまのお尋ねについて回答をさせていただきたいと思います。  社会情勢変化につきましてはですね、まず歳入の方で申し上げますと、税収については、令和2年度については、たばこ税の増収を含めて若干の増加が認められております。また、国の税連動の方につきましては、地方消費税10%の引き上げに伴い、地方消費税の交付金がですね、大幅に伸びたということもあります。反面、そういった歳入がふえることによって地方交付税は反動的に減っていくと。そういう中で相対バランスが取られていくということでは、歳入総額は、今後それほど大きな伸びは見込めないのではなかろうかというふうに考えております。  また、歳出につきましてはですね、いろいろな先ほど来お話に出ていますが、国の制度諸々の改正、また東京都のそれに伴う補完的な事業もかなり熟成、また高度化していく中でですね、我々としてはより多くの補助事業を活用しながら、またあわせて重複している部分については見直し等々の検証もしてまいりたいと。特に、今回当初予算の中ではですね、そういった動向も含めて見ていきたいと。  あと注意するところといたしましては、長期総合計画の中にも記載をしてございますが、まず人口動態というところを、これからも十分に考慮した中で予算編成をしていかなければいけないのかなというふうに考えているところでございます。  予算の総額についてでございますが、これはちょっと3点目の基金の取り崩しとも関連をするところでございます。今回の予算については1億5,000万、1.6%の増額となりましたが、こちらについては、主に会計年度任用職員制度が導入されたことによって、人件費が増加をしていること。またですね、通常ではあまり発生しておりません、税の方の法人税の還付金がですね、多く見込まれていること。また、3点目といたしましては、台風19号等による災害復旧費が大幅に増加したことにより、予算総額が必然的に膨らんだものでございます。  あわせて3点目の基金の取り崩しにつきましては、こちらについては4億7,500万円で昨年度ございましたが、今年5億6,900万ということで増額となりました。こちらについてもですね、先ほど申し上げました会計年度任用職員期末手当分、おおよそですが2,800万、また税の還付金については6,400万程度見込まれまして、また災害復旧費については、その一般財源分として約780万ほど、また来年度に予定しておりました事業の繰越分が、2年度への繰越分として3,200万程度見込まれていると、こういった影響を受けまして基金の方もおおむね増額と。1億3,000万ほどその部分については該当するものでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 時間がないのであれなんですが、私の質問の1番はね、町長の独自施策についての7つについては評価するけれども、答えられることと答えられないことは今日はあるとは思いますが、背景となったいろいろなことについてはどのような理解をしているのかという質問を私はしたつもりです、1番です。  それから、2番と3番については、どうして膨らんだとか、取り崩すようになったかということは今の説明でわかったんですが、慎重な運営を望みたい、それから3番目についても、取り崩しのことについて言うと、2年前、3年前は4億そこら予定をしたけれども、2億8,000万円元に戻しているわけですよね。そういうようなことについて、運用上これからどういうことに注意をしていくのか。そういう質問を私はしているんです。お願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 今ちょっと1番の御質問の情勢の変化をどう捉えるかという、多分そこの話ですね。お答えさせていただきます。  これについては、今担当課長からお話しましたけど、一番大きいのはやはり国の政策が変わってきたということになろうかというふうに思います。何が変わったかというとですね、まずは社会保障とかに対する考え方が多分変わってきたんだろうと。その根本にあるものは少子高齢化の進行が相当なスピードで動いていると。そういう中でいろいろなものが変わってきている。例えば、先ほど申し上げましたように、子どもがすごく減ったという時代の中でクーポンを町としてやってきたわけですけども、お子様の医療費無料化というのもやってきたわけですけれども、それはお子様の数を増やすということでやっております。ただそれがですね、国の方でも、また他の都道府県、市町村でも同じような政策をしてきた。そういう形で大分環境が変わってきて、また子どもが減ること自体については国も止めることができないという認識かと思います。ただ、その減り方を緩くする。それだけのことかというふうに思うところです。それから高齢者の増加についてもですね、非常に多いということでわかりました。それについてはですね、そこは一番の情勢の変化であろうというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 2番、3番の答えを待っている時間がありませんので、進めさせていただきます。  この町長が今日決断された事項というのは、ここ10年、20年、30年来のですね、町の行く末を決める最も大切な施策である。このことがですね、町が今まで取ってきた経常収支比率であるとか、いろいろなことに大きく影響してきているのだなというふうに思いまして、これで将来につながる日の出町の大きな仕事の進め方ができるなと、そういう感じがしております。  それで私の最後の質問なんですが、このことについて、やっぱり町が仕事を進めるのと、議会が進めるのは本当に両輪です。町の大事な進め方の1つは、町民に、このことについて積極的に協力をしてもらうということです。そういう点において、町民への周知と議会、我々に対する協力要請、どういうことを議会人、我々に期待しているか。このポイントについてですね、あと7分ありますので、町長、副町長、腹の内を聞かせていただきたいと思います。このポイントが私はこれから先の最も大事なことだと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 今、いろいろな見直し、改革、いろんな表現の仕方はあろうか思いますけれども、そういう部分を町民の皆さんまたその他の皆様方にですね、どうやって伝えていくかと、多分そういう御質問かと思います。  この点についてはですね、施政方針の15ページで若干触れているところでなんですけど、今までも何回か議会でも質問されてますけど、どうしても町はですね、今まで情報発信とか情報提供のあり方がちょっと足りなかった、大幅にかもしれませんけれども、足りなかったと。それを反省いたしまして、ぜひ今年度はですね、こういう福祉の部分も含めて、情報発信のあり方も職員の中でもうちょっと研究して、どうやったら適切な情報提供が、これは災害のときも含めての話になるんですけども、そういう部分をですね、令和2年度でぜひ研究し、またそれを実行していきたいというふうに考えております。  先ほど小玉委員さんからありましたように、行政、町長と議会と両輪ということで、両方が回らないといろんな改革またいろんなものが実行できない。そういう中で、今申し上げたようにですね、情報発信の方は、一つの対象は議会も当然のことですから、一緒に情報を共有していただいて、町民の中に広めていただくというふうにお願をしたいというふうに思ってございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) ぜひですね、今のポイントを絶対守ってですね、これは我々議員側も努力しなければいけないことがいっぱいあると思います、この課題につきましてはね。そういうことを念頭に置いて、町側と我々が協力をして、この独自政策の見直しということを進めたいと思います。5分を残して私の質問を終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 続きまして、明政会の代表質問に移ります。時間は10時10分まで。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございます。明政会の令和2年度当初予算に対する代表質問をいたします。  総括的質疑ということでございますので、施政方針及び予算案に関して広く伺いたいと思いますが、20分という時間の制約もありますので、配付いただきました資料には目を通したことを前提として、その部分の説明は資料とページをお示しいただければ結構かなというふうに思います。それ以外のことで御答弁をお願いしたいと思います。なお、時間が足りない場合は、今日15時50分からまた総括的質疑という時間があるようでございますので、そのときにまたお尋ねしたいと思います。  6点ばかり伺いたいと思います。1.予算書の30ページ、繰入金。財政調整基金繰入金についてです。ただいま小玉委員の方からもありましたが、令和2年度における見通しですね。令和元年度については、当初4億7,500万円という大きな金額が計上されておりましたが、結局取り崩し分は積み戻しもできて、新たに3億500万積立もできて、第6号補正に出ておりました。そういうものなのかなという気も一方でする中で、先ほど1億3,000万という金額もお示しいただきましたが、やはり令和2年度はそこまでは甘くないという見通しなのか。もう一つ突っ込んだ部分で御答弁をいただければと思います。  2番目、予算書31ページ、東京多摩広域資源循環組合地域振興対策費について伺います。一生懸命努力していただいていることは本当に伝わってまいります。公表できる範囲での交渉の御説明をいただければと思います。もしそれが御無理でしたら一言今の段階では無理だというふうに御答弁ください。  そして、この地域振興費というのは、いつもどの時期でどういう形で町の方に入ってくるものなのか。それは会計上の処理の問題でしょうけれども、伺っておきたいと思います。  3番目として、先ほど7つの施策の見直し、第三者機関、そして成果調書との御説明がありました。これは具体的に予算書に計上が既にされているものなんでしょうか。あるいは、ここで町長がお話されたからには、早急に補正予算なりが出てくるものかというふうに思いますが、お考えを伺います。  4番目、令和2年度は、第五次長期総合計画の最初の年となります。令和2年度中にですね、新たに作成あるいは改定される各種計画があればお示しください。  5番目、施政方針の5ページにあります業務継続計画BCPについて伺います。これは消防費に計上されておりますが、地震や台風などの災害時だけの問題ではありません。平成27年度策定の新型インフルエンザ等対策行動計画、これは一番大変な、読み込まなければいけない計画と思いますが、ここにもですね、事業継続のための準備として、各部署の事業継続計画BCPの整備が書かれております。感染症対策においても、災害においても同じく必要であると思います。生活安全安心課地域防災計画改定の中でのみのこととせず、町各部署全体で総合的に取り組む必要がある事業と思いますが、お考えを伺います。  6番目、最後ですが、新型コロナウイルス対策についてです。今や単に医療だけでなく、生活全般、経済など多方面にわたる緊急対策が世界規模で求められる最悪の状況となっております。東京都では、令和元年度、2年度と、既に新型コロナウイルス関連で補正予算を組み、都議会に上程されておりますけれども、町でも今後独自に先手を打って、必要な施策を実行していっていただきたいと思います。その際には、国や東京都との関連あるいは町独自に補正予算が必要な場面が出てくるかと思われます。そのときには早急に時を待たずに対応をお願いしたいというふうに思いますが、お考えあるいは気構えといった決意というものをですね、ぜひこの際お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) まず、1点目の繰入金の見通しでございます。こちらについては先ほど内容については御説明をさせていただきました。  基本的にはですね、当初予算ではある程度の繰入金を毎年計上させていただいておりますが、年度経過に伴い各課の執行努力でありますとか、契約差金等々である程度の数字は今まで戻してきているのかなと思っております。ただ、今年度につきましてはですね、いろいろ税収等の動きも懸念されるところもありますので、限りなくですね、基金の取り崩しの回復を目指して努力をしていきたいということでございます。  2点目については、地域振興費についてですが、交渉経過については、こちらは一切申し上げることができませんので御了解をいただきたいと思います。  収納時期については、例年9月と3月、年2回予定をして収納をさせていただいております。  また、3点目の政策の見直しについてですが、冒頭町長からもお話がありました検討委員会等々については、今現在どういった構成、編成で行くかというのがまだ東京都等も含めて調整中でございますので、ある程度の骨子が固まった段階で、補正予算等々で委員報酬というものを計上してまいりたいと考えております。  4点目の今年度予定されている計画でございますが、4本でございます。まず、日の出町地域防災計画会計業務継続計画の策定でございます。続きまして、地域保健福祉計画策定業務委託料、また健康増進計画等策定委託料、また高齢者保健福祉計画介護保険事業計画が4本予定をされてございます。  あとBCPは所管の方から申し上げますが、コロナウイルスに関連する予算動向でございますが、こちらにつきましてはここで国の第二次提言を受けましてですね、今現在該当するであろう所管課と数値も調整をさせていただいてございます。早ければ最終日に補正予算として間に合えばいいなというところで作業を進めている段階でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 続きまして、BCPについてでございますけれども、今現在、消防費の方でですね、やろうと考えているところはあくまでも災害の部分の業務継続計画というところで予算立ての方をさせていただいて、継続事業に必要な要素を中心に策定させていただこうと思っているんですけれども、それ以外の今回のウイルスであったり、その他部分いろいろあるとは思うんですけれども、それにつきましてはまた個々にですね、このBCPに倣うような形でできるのかできないのかも含めてですね、その都度その都度といいますか、それごとに検討の方をさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございます。BCPの話が最後でしたので、このBCP計画というのは私非常に大事だと思うんです。そんなに難しいことではないというのは、考え方ですね。全然想像できないことではないというのは、去年の台風19号、そして今回の新型コロナウイルスの蔓延で、十分一般の方も、それから私ども議員も、そして行政の職員の方もよく認識されていると思うんですよ。  例えばですね、台風があっても、それは地域の生活安全安心課だけの問題ではないわけです。全部の課が一丸となって、町全体で台風が過ぎるまでの間、そしてその後もですね、やらなければいけない。例えば、避難所ができれば福祉の方もですし、その後いろいろ家屋の被害が出れば税務も全部かかわってくるわけで、台風なんかでしたら本当にその厳しい時間の問題ですが、今回の新型コロナウイルスの場合は、例えばどこかの部署で一人具合の悪い人が出たときに業務をどう止めるか、分担をどうするかと、それは各一部分の問題ではないと思うわけです。そのあたりを伺いたいので、これは町長か副町長に御答弁をいただかなければ、私が言っているBCP計画というのはそういうことです。  ですから、部分部分で断片的につくっては駄目だということで、全部の課が、この問題は、全庁的な取組みだと思わなければいけないと思うのです。災害とかですね、感染症。そのことに対する御意見を伺いたいということで、ここで質問をしております。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) ただいま6問御質問いただきまして、最後のですね、BCPの関係についてお答えをさせていただきます。  今おっしゃられるとおりかと思います。前々からですね、この案件については、BCPの計画を出すにあたって、担当の課長とも話をしているんですけど、今は生活安全安心課になっておりますけども、今おっしゃるように全庁的な問題。それから多分一番問題になるのは、何をやめるのかということかなというふうに思っています。そのときそのときによって、この仕事は止めても次の方に全部人を向けるとか、あと例えば施設的な問題で、仮に役場が半分何かするような事態があったとすれば、当然その時点で考え方をまた変えなければいけないという形になりますので、その辺をどのくらい優先順位をつけながら、でもこれは絶対しなきゃいけない、でも今回はやめるとか、そういうことをですね、これからそのBCPの計画をつくる中で、庁舎内全部で、役場全体で議論をしていかなければいけないんじゃないかというふうに、それは考えております。  ですから、単に庁舎のことでもないですし、何々課ということでもないのはおっしゃるとおりかというふうに思っています。ただ、時期によってもまた大分話が違うんじゃないかという気もするんですね。例えば東日本大震災のときもありましたけども、選挙とかが仮に入ったときには非常に厳しい状況になるんじゃないかと。それから、例えば申告時期に庁舎がもし使えなかったらどうなるかとか、そういうものもですね、当然に考えられる状況でございますので、そういうものを一つ一つ事象をですね、拾いながら順位づけをすることが一番重要かと思いますので、それをこの計画の中にですね、盛り込んでいくというふうに今は考えているところです。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) これは非常に大事な問題だと思いますので、東京都なんかもこれは前からつくるようにと言っているかなというふうに思います。そして、先ほど言いました新型コロナウイルスの計画というのは、まさに5年も前につくられているものの中にもBCPという言葉はちゃんと入っていますよね。でもそれは災害のときだけの問題ではない。コロナウイルスのときだけの問題だけではなくて、全部のことに関して、BCPという事業が継続できるか。役場の中で一番大事な最後まで残すべき業務は何かとかですね、そういうことの確認を取りながらだというふうに思うんです。それは議会でも議会BCPというのをつくっているところもあるというふうに聞いております。せっかくですね、去年の台風19号でああいうふうな大変な思いをした。そして今コロナウイルスで大変な思いをしている。こういう時期にこそですね、やっぱり思いがあるわけですから、こういうときにいろいろな意見を集めてつくる絶好のチャンスだと思うんです。何にもない、感染症もない、台風もない時期ではぴんと来ませんよね。そしてその重要性もわからない。だけど多分管理職の方、町長以下、これから対策どうする、非常にお考えになっているときに、計画が1つあるかないかで随分違うことだと思います。そればかりに頼っていたらまた新しいことには対応できないということもありますから、そこは臨機応変ということもあるでしょうけど、ただ一つ非常に重要な計画だなと。この町でなかったというのはちょっと困ったなと思うくらいの計画だと思いますので、この際強くこれは言わせていただきます。特にほかのこともありますので、御答弁は結構です。  それから、コロナウイルス関連のことです。先ほどのお話で、単に新しくマスクを買うお金だとかですね、経済的な中小業者への支援とか、そんなことも言われておりますが、そういうことの予算だけでなくて、先ほど税収とかそういうことも大きな懸念材料というふうな趣旨のお話がありまして、なるほどなと思いました。  それが最後の決算という話ではなくて、やはりこまめに財政状況を見直す中で、財政調整基金の取り崩した金額の戻しとかですね、そういうことも今年1年間は、本当にそういう意味では不安定要素がいろいろあるだろうなというふうに改めて今日伺った中でですね、思いました。補正予算は、本当に適宜タイムリーに組んでいただきたいということを再度お願いしたいのですが、御意見があれば伺います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) 今お話にありましたとおり、御意見の方はごもっともだと思って理解をさせていただいております。いずれにしましてもですね、例年よりはいろいろな取り巻く環境も、想定外のことも含めてですね、いろいろ懸念をしているところでございますので、予算編成につきましては、慎重かつまた優先順位の適切な選別も含めまして、今後運営をさせていただきたいと考えます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございます。3番目に質問いたしました7つの施策の見直し。第三者機関のことなんですが、これは非常に一ついい取組みだなというふうに思います。先ほど小玉委員の方からもお話がありましたけれども、私どももしっかりこの検証を会派としてもですね、一議員としても見ていきたいし、そして積極的に一緒に考えていくという姿勢が何より大事かと思います。それは議会と行政もそうですけれども、私たちと、そして町民の方たちともですね、それはやめないで今のままが一番いいけれども、それはとても厳しいんだということを示すのがやっぱり大事かと思います。いいことばかりじゃなくて、そこのところをですね、今まで最善の努力をしてきたけれども、やはりこれでは町が続かない、制度としても継続しないということをですね、繰り返し説明をする。そのときに町民の方に地道に説明をすることだというふうに思います。  ですから、交渉のことだというので地域振興費のことの説明もできないようですが、ただ、循環組合の立場というものを、循環組合の考え方とか、そうしたものは、今は交渉中で言えないということは結構ですけれども、あちらはどういう考えでこの交渉が長引いているかということも含めて、説明をしていただかないと、不十分かなというふうに思います。町民に伝え切れません。やはり時期を見てですね、交渉経過というものはまとめて示していただきたいと。やはり交渉とは言え、議事録のあり様をしっかり記録を取っていただきたいというのが最後に私のお願いなんですが、いかがですか。当然のことと思いますけれども。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 今ですね、循環組合との交渉についてということで御質問いただいたところですけれども、もちろん協定書を結べば協定の中に一定の書き込みは当然されますけども、正直言って細かいやり取りを全て出すということはなかなか難しい。いろいろ問題はあろうかというふうに、どこがというふうに言われても困りますけれども、いろいろ難しい部分も多々あろうかというふう思います。ただ、協定書はきちっと結ぶ形に最終的にしなければいけませんので、ぜひそれをごらんいただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございました。最後ですが、やはり循環組合も以前の交渉のときとはすごく違うということは一番お感じになっておられるかと思います。そして循環組合を支えている議会も、そして町民の温度というものも以前とは全然違います。多摩地域の住民というのは、自分たちがごみ減量にどれだけ尽くしたかと、努力してきたかということに誇りを持っていますし、ですからそう簡単に日の出町にお世話になっているという言葉一言では片づけられない現実というのは私も感じております。ぜひですね、厳しい交渉かと思いますが、時期を見て、またその状況をお話いただければと思います。以上で明政会の代表質問を終わります。ありがとうございました。 ◯委員長(加藤 光徳君) 続きまして、公明党の代表質問に移ります。  審査時間は10時30分までです。公明党の会派代表者嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 3番手ということもありますので、重複する部分もありますが、視点を変えてですね、まず質問させていただきたいと思います。  まず冒頭、町長の方からですね、相当な覚悟での表明をしていただきました、ということに関しましては、まずもって大変評価をさせていただきたいと、このように思っている次第でございます。  町内外の情勢、特に新型コロナウイルスリーマンショックを上回るようなさまざまな影響が出ている最中、そしてまた町財政運営においては、地域振興費の行方もなかなか厳しい不透明な中での予算編成を強いられた。ですけども、そういったことを払拭する思いで、今回の令和2年度の予算編成にあたったということは大変それはそれで私は評価させていただきたいと思います。  特に、所信表明演説でですね、7ページに書いてある、先ほど自民蒼政クラブの小玉委員からもありました。町独自の福祉施策、これは我々は数年前からこの辺の改善、検証するべきだということはずっと申し入れをし、今日まで至っておるわけでございまして、これは本当にいよいよその時期が来たのかなというふうな感をいたしております。プラスアルファでですね、私ども公明党が強く推進している子育て支援の、例えばネウボラ(子育て世代包括支援センター)、こういったことの取組みも積極的にやるという意思も披歴をしておりますことは、大変私ども評価しているところでございます。  さて、今後どうするかということに関しましては、いみじくもですね、参考資料の3ページに書いてございます。今後の行財政運営。この中身は読み上げませんが、この文面だけは、その意思決定というか、この表現はですね、私は100点満点だと思います。この文面だけを見ると。さて、じゃあこれをどう具体的に具現化していくかという、まさに令和2年度というのは、その年であるのかなというふうに私は思っているところでございます。  そういったことを申し述べまして、以下の質問をさせていただきたいと存じます。特にここ何年か続けて経常収支比率というのは非常に厳しいものがございますが、令和2年度においては、この経常収支比率の概要というのはどの程度見込んでいるのかということをまず1点お聞きしたいというふうに思います。  2点目ですね、先ほど来から財政調整基金の取り崩し、こういったことがあってプラス前年度より1億3,000万増えたというのは説明を伺いました。それはそれとしてですね、この財政調整基金の取り崩しのあり方。そもそも歳入に見合った予算編成をするべきであるというのが私どもも同じ見解でございます。つまり歳出削減の事務事業の検証、どの程度行ったのかなというのがまず一つ大きな疑問がございます。  この件に関しては、次年度以降はさまざま見直し、改善等を図るということをお示しいただいていますが、今回に限っては、従前どおりの継続事業をストップさせないという形での今回の予算編成なのかなというふうに思うんですけれども、確認の意味で、この歳出削減の努力、事務事業評価をどのように行ったのかなと。これを2点目にお伺いしたいと思います。  それと3点目はですね、取りあえずこの3点だけまず先に質問しますが、基金の状況というのは非常に厳しいというふうに認識しております。直近あるいは中長期を含めた計画的な積み増しを、これは将来にわたって備えていかなくてはいけないという状況下にあります。特に次世代を見据えた第五次日の出町長期総合計画、そしてまた公共施設等長期保全計画の観点から、これは計画的にこういったものに充当していかなくてはいけないというものがありますね。そうしましたら財政調整基金のみならず基金全体の取組み方としては、このような将来設計に見据えてどのような形で計画的に積み増しをしていくのかということをまず3つ目としてお聞きいたします。  もう一つ次いでに4つ目ですね。事務事業管理シート、今回も参考資料を出していただきましたけれども、この事務事業管理シートの一覧だけでは、事務事業本来の評価基準というのが非常に見えません。以前から私どもが指摘しているとおり、先進地を参考にした事務事業評価制度、それから公開制度改革、いわゆる本当に情報開示をしても見やすいような形で、説明責任がつくような、こういった公開制度改革が必要であると考えますが、この4点質問させていただきます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまのお尋ねのまず1点目でございます。  経常収支比率につきましてはですね、令和2年度当初予算におきましては、123.5でございます。令和元年度の当初予算が120.5でございますので、3ポイント上昇していると。結果的にはですね、おおむね例年の動向でございますと、これに地域振興費を加算した場合は、約10ポイント下がります。さらに決算に向かって決算時においては、そこから単純にまた10ポイントぐらい落ちるということで、令和元年度の見込みでございますが、こちらについては92、3%ぐらいになるのかなということでございますので、いずれにしてもですね、経常経費また義務的経費を含む、なかなか容易に改善できない部分も含まれてございますので、今後、執行については十分注意を払っていきたいと思っております。  また、事務事業の評価、削減項目についてでございますが、こちらにつきましては先ほど出ました、各課において事務事業管理シートの整備でございますとか、また今年度にかけては、昨年度から長期総合計画の中で事務事業の検証作業を行っていただいております。それを踏まえた中で予算編成に、なかなか初年度ということで全部が生かし切れたわけではございませんが、一定の評価を行った上での予算編成と認識しております。  その中でも見直し事項といたしましては、新たに昨年度途中からになりますが、諸収入の方で、つるつる温泉の販売代金の計上でございますとか、またこれはプラスのところもありますが、会計年度任用制度の導入に伴い賃金が廃止になり、報酬になりました。また、議会事務局の方では、議長車の運転業務の新たな設定、また、自治会組織については補助金を一部見直しをさせていただいている。またですね、社会福祉協議会の補助金につきましては、昨年から制度を上手に利用した中で成年後見でありますとか、福祉サービス総合支援事業の委託化を図る中で、補助金の削減等々に努めたところでございます。  また、3点目の基金積み増しの計画性につきましては、嘉倉委員の方からお話がありましたとおり、将来の老朽化施設に備えての公共施設の管理計画ガイドラインに沿った修繕等の事業経費でございますとか、諸々の備えという部分では、当然のことながら基金も計画的に積み増しをしなければいけないと認識してございます。  なかなか各年度の運営が厳しい中ではございますが、今後私どもといたしましては、財調一点張りではなく、そういったものも含めた社会資本整備等への基金の積み増しも考慮しながら運営をしてまいりたいと思います。  4点目のですね、管理シートにつきましては、おっしゃるとおり、従前から申し上げてますが、あくまで現在は予算の事業経費ごとの評価になっております。これは長期総合計画の策定に伴いまして、評価制度についても十分、今見直しをしておりますので、今後ですね、その事業施策と連動した形の予算の資料となり得るような評価システムに、また皆様の御意見を伺いながら、整えてまいりたいと考えております。以上です。
    ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) ありがとうございました。まず1点目の経常収支比率に関しては、年々、今回は123.5、予測ではということでございます。これは対外的にやはり非常にあまり芳しくない数値でございます。経常収支というのは必ずよく見られます。また、恒久的な財源として今までずっと日の出町は地域振興費を入れてきたと。それは理解できます。それが何か雲行きが悪くなっているという状況もあります。  なので、今後は、現時点では100を切る努力をしますと、町長もおっしゃっておりますので、それを最大限に尊重いたしたいと思いますので、その手法をやっぱり日々の改善、改革でもってどうやっていくかというのは相当な大変な労力がありますけども、これはぜひ日の出町が地方公共団体として今後も末永く維持していくためには、これを避けては自治体運営は私はできないというふうに思います。それぐらいこれ大事な観点でございますので、ぜひともこの経常収支比率の改善に向けてはさまざまな創意工夫、そしてまた東京都の意見も参考にしながら、そしてまた、いわゆるこの日の出町は、東京都下ではへき地というふうな位置づけになっているんですよね。奥多摩町とか檜原村とか同じように。そういったところでもありますので、そういった特殊なエリアであるということも踏まえて、積極的に国、東京都の予算を活用した地域にかかわる振興をぜひとも御努力いただきたいと、このように思っているところでございます。1に関してはこれで結構でございます。  財政調整基金に関しては、使えるからね。財政調整基金というのは取り崩しができるから財政調整基金なんですけれども、そのもの自体というよりも、この基金の問題に入るんですけど、その他の社会インフラ整備の基金だとかさまざまございますが、いろんなものに特化したものとかございますが、これをじゃあいかに、また将来に備えて、公共施設等の長期保全計画、それから第五次長期総合計画、あるいはまち・ひと・しごと創生総合戦略、こういったことを視野に入れたものというのは、もう相当厳しい中での取組みになると。基金の積み増しになっていくのではないかなというふうに予測されます。  であるならば、大幅な税収増が今後期待できない中で、何を削るかというと、やはり事務事業の効率化、そして本当にこの事業が必要なのかどうかという歳出削減、これをどう取り組んでいくか。その第一弾が7つの、私は町独自の福祉施策の検証、見直し、改善ということは理解しております。これはただ、町民の皆様に多くの支援と理解をいただいている案件でございますので、これは極力持続可能なものにするということは私どもも町側と同じ意向でございます。  さてそこで、今後この7つの福祉独自施策以外に、私はもっともっと改善、メスを振るっていかなければいけない項目というのは結構あるんだろうと思います。例えば、庁舎のいろんな委託業務、それから第三セクターの取組み方、この辺に関しても結構大幅な歳出削減ができるのではないかなと思うんですけれども、この点に関して、企画財政課長あるいは副町長、答弁をいただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまの新たな歳出削減の取組み、今後のということでお尋ねをいただきました。当然のことながらですね、行政改革、広い意味での行政改革は断続的に行いながら、安定した持続可能な行財政運営に努めていくというのは、我々の使命であると、全職員が認識しているところでございます。  その中で、庁舎についてはですね、いろいろなハード的な維持管理の方法もございますが、ハードについては、庁舎の修繕計画も作成をしてございますので、計画的な取組みを今後も進めていくというところなのかなと。また、庁舎関係の事務事業については、今後長期総合計画でもお示しをさせていただいた、AIでありますとか、IOT、そういった将来に向けての先進技術、そういったものの導入検討を徐々に進めていって、人件費等のバランスを見ていくでありますとか、またその初段階においてはペーパーレス、議会からも再三御提案をいただいておりますが、ペーパーレス等々の導入も近い将来視野に入れていかなければいけないんであろうと思っております。  また、第三セクターにつきましては、御案内のとおり、人件費の緊急避難措置ということで設立をしてございますが、今は主に指定管理委託業務ということを中心に、また第三セクター独自の経営戦略等々も含めて今運営をしているところかと思います。こちらについてはですね、町からの補助金というのは今人件費のみということで、一部の指定管理委託については、その動向によって一部補正予算等で増額をしておりますが、この辺の経営状況も含めてですね、広い意味での政策に含めた中で、今後評価、検討をしてまいりたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) ありがとうございます。私、申し上げた、将来に向けては当然歳出削減というのは重要でありますけども、それのみならずですね、必要な部分には当然予算投入を、生活インフラ整備も含めてということを前提に申し上げているということをぜひ御理解いただきたいと思います。  第三セクターに関しても、経営戦略、現在は人件費のみだということでございますが、やはりこれは議会としても事務事業評価を肝要の里、つるつる温泉等にもさせていただきましたし、ぜひともそこは最大限に尊重していただいて、その第三セクターのあり様等もしっかりと透明化を図り、そしてまさにこの民間的なノウハウを駆使してやっていくということが大事なんだろうなというふうに思います。  最後に一言申し上げますけど、今回私ども令和2年度の予算編成に関しては、次年度にいかに取り組むかという決意をしっかりと確認して、今回の予算編成に関して審議をさせていただきたいということを申し述べて、公明党の代表質問とさせていただきます。ありがとうございました。 ◯委員長(加藤 光徳君) 会議の都合上、10時40分まで休憩といたします。                午前10時30分 休憩                午前10時40分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、立憲民主党会派代表者青鹿和男委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 一人でも代表質問するわけですので、先ほど来から重要なポイントにつきましては、大体出尽くしたので、視点を変えて何点か質問をさせていただきます。  身近な問題として一つ、地方公務員の会計年度任用職員制度について、2つ目は、第2期の地方創生についてお尋ねをしたいと思います。  初めに、平成29年の法改正によって、従来の臨時非常勤職員に関する制度運用が大きく変わることになりました。  そこで一つ目の質問でございますけれども、改正法が施行される2020年4月1日、もう間近ですけれども、それに向けて各自治体では、条例、規則等の制定、改正作業を始め、運用に関する必要な整備作業に取りかかっていることと思いますが、現状とその対応についてお尋ねいたします。  2つ目、臨時非常勤職員は、どのようなもので、どのような法令が適用されるのかということについてお尋ねをいたします。  3つ目、会計年度の任用職員としての任用は、どのような場合に認められるのかということについてお伺いいたします。  大きな2つ目ですけれども、第2期の地方創生について。特に人口減少を食い止めるための国家的プロジェクトとして掲げられた地方創生であります。その第1期が2019年度末で、わずかですが、5年間の計画期間を一旦終了いたします。そして、質問ですけれども、1つ目、自治体を勝者なき競争に駆り立てた地方創生に費用対効果はありましたか、お伺いします。  2つ目、国の地方創生総合戦略は、毎年中心的な取組みがくるくる変化をしています。第1期では、策定経費が国からの交付金に含まれていたと思いますが、2期では予定されていないと思うのですが、現状についてお尋ねをいたします。  大きく3つあります。物件費、それと扶助費、こういった中に一般的に、いわゆる人件費が入っていることがありますが、そういう物件費や扶助費の中に人件費が含まれているものが、この一般会計当初予算の中にあるのかないのか。大変不勉強ですので、教えていただきたいと思います。  以上、大きく3つお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小澤総務担当課長。 ◯総務担当課長(小澤  智君) それでは私の方から会計年度任用職員制度につきまして、お答えをさせていただきたいと思います。  まず、会計年度任用職員は、青鹿委員がおっしゃったようにですね、2020年、今年の4月から施行するということで、今準備を進めているところでございます。まず大きな例規の部分の改正につきましては、昨年、第3回定例会で勤務時間、休暇等に関する条例を制定させていただき、またそれに付随する改正条例、整備条例として7つ改正をさせていただいたところでございます。その後ですね、それにかかわる規則等も制定を、ただいま準備を進めているところでございまして、例規につきましてはそのような状況でございます。  それから、募集等に関しましてはですね、今年の広報ひので2月号で広く公募をする観点から、改めて職員の募集をかけさせていただいておりまして、各課でですね、書類選考等々を行って、人員の選出を行っているところでございます。  それから、2つ目の御質問、臨時職員との違いにつきましてなんですけれども、臨時職員は、今回のですね、会計年度任用職員の創設時点で言われておりました、これまでの臨時職員等々とのですね、厳格化が必要だというところが大きく言われております。その中で、これまで臨時的任用職員というものはですね、短期間で専門的な業務を行うものということで言われておりまして、常勤職員と同等の福利厚生につきましても保障されているもの。会計年度任用職員につきましてはですね、事務補助ベースとした形で今回新たに創設されたものでございます。また、会計年度任用職員につきましては、処遇改善等もですね、今回行われたところで、大きなところで言いますと、先ほど来出ております期末手当、それから費用弁償等の支給がされているところでございます。  私の方からは、まず会計年度任用職員の小さな3つにつきましては回答とさせていただきます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは私の方からはまち・ひと・しごと創生に関するお尋ねについてお答えをさせていただきたいと思います。  まず1点目の費用対効果があったかということでございます。こちらについてはですね、御承知のとおり、費用としては地域創生交付金のことを指しているのかなと思います。こちらについては、第1期において幾つかの項目では2件該当して、数百万の補助をいただいたところでございます。また、連携的なPR事業についても補助金をいただいて実施をさせていただいたと。ただ、第1期のときには、私どもの計画策定も十分ではなかったこともあったのか、なかなか該当というんですか、認定をされないというような現状、また一般的に見させていただいても、割と地方へ大きな事業として流れていっているのかなというような傾向を少し感じたところでございます。  ただ、取り組んだ効果についてはですね、そのKPI指標(重要業績指標)というのを各項目設定をさせていただく中で、明らかに進んだものとかもあったように見受けております。最たるものとすれば農業関係で設定をされました新規就農者でありますとか、休耕農地の解消というところでは、具体的な数字は今手持ちにございませんが、明らかに飛躍的な効果が上がったという部分でございます。ですから、費用対効果、費用の面というよりは、行政の取組みの中に大きな影響は少なからずあったのではなかろうかと思っております。  また、ここでですね、昨年12月20日に、令和元年改定版というような長期ビジョンが発表されたところでございますが、現在その策定においての補助金というのは具体的にはちょっと今見受けていないと、おっしゃるとおり見受けていないというようなところかと思います。創生交付金の方については、1,200億ほど予算化はされていると認識してございますが、令和2年度中にですね、新たな人口ビジョンと第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定については、今後対応について検討を進めてまいりたいと思っております。  3点目の物件費、扶助費の中に人件費が含まれているかというお尋ねでございますが、こちらについては、現在私どもが法令に基づいて支給をさせていただいている扶助費の中に、具体的には人件費が含まれているとは、直積的という意味では認識はしてございません。ただ、そういった委託単価というんですか、そういったものの要素の中には当然含まれた委託単価として形成されているものもあるのかなという程度で、今は認識をしております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。1番目の会計年度任用職員制度についてですね、先ほど御答弁いただきました。おおむね答弁内容については承知いたしたんですが、この中で、1つ、もちろん地方公務員法や地方自治法の一部改正の法律であるんですけれども、平成32年から改元が予定されていることなどありますね。それでその辺のところについて、どんなふうに御認識をされているのか、伺いたいと思います。  それから、臨時職員について、会計年度の任用職員の制度とですね、それから従来の臨時非常勤職員との関係ですけれども、今現在ですね、既に会計年度任用職員について何人ぐらいいらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。  それと、従来の臨時と非常勤職員と、それから新たな会計年度任用職員については御説明いただいたところですけれども、端的に言って、賃金も含めてですね、あるいはいろんな新たな任用の職員については、新たなものでさまざまないろいろな段階があるかと思いますが、現在いらっしゃる人で、どういう立場で何人、どういう立場で何人とかがわかればですね、細かく教えていただきたいと思います。1番目についてはそんなふうにお願いしたいと思います。  それから、2点目についてなんですけれども、地方分権という言葉がなくなっちゃったみたいに、中央集権的な時代に戻ったんじゃないかと言われるように思います。大変財政当局も含めて各課の所管にはですね、相当な国や都道府県を通じての要請文書が次から次へと来ている状況で、大変御苦労をされているんだろうと思います。放り投げたいくらいに、こんなのもうやめたというくらいにね、それほど来ていて、大変御苦労されていることについてはですね、非常に感謝というか、同情いたしますけれども、それにもかかわらず、私こういう質問をしていて大変恐縮ですが、特にですね、総合計画そのものは、全国で専門の民間の委託業者みたいな人たちがつくっているわけですよね、これね。それをばらまいているんです。この総合計画そのもの。その中に若干日の出版を入れているということなので、よくよく考えてみると、本当に日の出町の地域の住民の方々とですね、我が町の、本当に安心して、安全で暮らせる地域社会をどうつくっていくかという視点から考えたときに、自治体もですね、被害者みたいなところがあるわけですけれども、その辺のところをですね、非常に国に向かってですね、逆にとんでもないよと言ってほしいような気がいたします。非常に大変なこの地方創生版の中の総合戦略は、先ほど申し上げたように、毎年くるくるくるくると変わっているんですよね。成果が全くない。それはそうですよね。くるくるくるくる変わっているわけですから。次から次へと地方自治体の方に文書が、常に調査ものが嫌というほど来ていると、こういう実態で、財政当局あるいはほかの所管のところの職員の方についてはですね、大変厳しい状況に置かれているなというふうに思いますし、大変言葉は恐縮ですけれども、同情いたします。  もう一つ別の視点でお話したいんですけれども、2040年構想というのが地方制度調査会で先日中間報告が出されています。その地方制度調査会の自治の専門家なのかどうかわからないような委員もいるわけですよ。そういう人たちがどんどん自治体にですね、地方制度調査会の意を借りてどんどん文書が来ると、こういう状況にもなっています。  そこで私は提案的に考えたいんですけども、2040年構想という答申がつい最近されました。それはどういうことかというと、2040年構想というのは、40年先の、あと20年後ですけれども、20年後から現在までに、前にもお話申し上げましたけれども、下がって考えていくと。これは下がって考えていくというのは、20年間の中で現実に進行してきた地方自治、行政に対して、どうあるべきかということも踏まえた中で、逆さまから考えてシステムをつくっていく。こういうことがですね、非常に大事なことなんだと。  今まで御答弁いただいて大変恐縮ですけれども、今後検討します、これから調査しますという答弁ばかりですよね。つまり今後いつになるかわからない状況の中で、執行機関の答弁用語の中にも入っていますけれども、そういうことではなくて、むしろ逆さまに20年後の先から今日までバックして考えるということで、いろんなシステムをそのときにつくっておくということが非常に大事だろうということを強く申し述べて終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 続きまして、日本共産党会派代表者折田眞知子委員の審議時間でございます。11時20分まで。 ◯委員(折田眞知子君) 最初に、所信表明に含まれることと思われますが、町長から力強いお話がありました。厳しい財政状況の中、予算を組まれた御苦労というのは感じることができました。また、事務事業などについても見直しを進め、第五次長期総合計画に反映されるということも伺いました。  その中で、今回6つの施策プラス1ということで、町民の皆さんとの情報共有ということが大変重要であるということが示されています。町民の皆さんの理解と協力がなくしては住みよいまちづくりが実現できないということは、私どもも常々感じているところです。情報発信については、先ほども質疑がありましたけれども、具体的にどのようなものを私どもがイメージすればいいのかということについて承ればというふうに思っています。住民の方たちが受け取った情報を町政にどのように生かしていけばいいのかということが、なかなかイメージできないんですけれども、もし何か具体的なことがあれば、ぜひお示しいただきたいなというのが1点。  それから、2点目なんですが、子育て支援というのが町の大変重要な施策だなということは常々思っているんですけれども、今回スペースに余裕ができた保健センターの利活用ということが掲げられていました。この利活用は急がれている問題だと思うんですけれども、どのようにされていくつもりなのか。今、子ども家庭支援センターが子育て福祉課の中にあって、相談業務などは充実されていると思うんですけれども、これ以上に住民の要望というのがいろいろあると思うんですけれども、そのあたりどのようになるのか。  あと、障がいを持つお子さんの学童保育の場などが、やはり早急に改善が求められているというようなことも町長から御答弁がありましたけれども、そのあたり今後どのようにしていくのか、ぜひ伺っておきたいというふうに思います。  それから、今年度から放課後児童支援員の配置基準というのが、第9次地方分権一括法によって変えられました。従うべき基準であったものが参酌すべき基準と改約されました。制度上資格のない人でも子どもさんを見ることができるというようなことになりますけれども、このあたり保護者が望む子どもさんの安全と健やかな発達のために、町として、これについてどのように考えていらっしゃるのか、ちょっと伺っておきたいと思います。  それから、3点目なんですけれども、先ほど青鹿委員からも御質問がありました。今年度から始まる会計年度任用職員制度は、自治体の非正規職員にも期末手当の支給をするということで、今、人選をしている中だというお話がありました。具体化を巡って、期末手当の支給と引き換えに月給を引き下げるという自治体が数多く出ているということで、国会でも大変問題になっていました。高市総務大臣からは、新たに期末手当を支給する一方で、給与や報酬を削減することは適切でないという答弁も出ていまして、現行の非常勤の方や臨時職員の方の移行に伴って、状況に不利益が生じることがないような適正な勤務条件の確保は行われなければならないと考えますけれども、このあたり日の出町でも、多分申請をして交付税措置の算定というのを報告されていると思うんですけれども、総額としての期末手当の経費について、もしデータなどがあれば御報告をいただきたい。  そして、給与の引き下げなどが行われていないのかどうかについて確認をさせていただきたいと思います。  それから4点目なんですけれども、全国で台風や大雨による被害が相次ぎました。指定避難所とされている学校体育館の環境整備というのが喫緊の課題だというふうに思われます。国の補助制度として、緊急防災・減災事業債の活用ができるということがわかりました。対象となるのは指定避難場所でありますが、体育館や公共施設などというふうになっていて、地方債の充当率が100%、元利償還金の70%が地方交付税で措置されるということになっているようです。したがって、自治体の負担が30%というふうになるわけなんですけれども、町では、このような事業債の活用というのは検討されましたでしょうか。時限立法的なものがありますので、ぜひ検討していただいて、早急に指定避難場所の環境整備というのを行う必要があるのではないかと思うんですが、この件について検討がされたのかどうか、お答えをいただきたいというふうに思います。  もう一つ、防災の問題なんですけれども、全電源喪失、災害時の大規模停電への備えというのは検討されているでしょうか。先ほどの事務事業の優先順位をつけるBCP(事業継続計画)というのにも含まれるのかと思うんですけれども、そういった問題は何か検討がされたのかどうか、お示しをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) ただいまいただいた御質問の中で最初の2問につきましてはですね、町長施政方針の中から御質問ということで理解しておりますので、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  まず、情報発信についてということでございますけれども、これについては先ほど小玉委員にもお答えしましたように、町としてもですね、今まで町民に対する情報提供また町外に向かっての情報発信等足りないところがあったんではないかというふうに反省をしているところであります。それについてですね、今後職員に研修等を行いまして、そういう情報が必要な方に必要な情報をお届けするということを考えていきたいと。  これについては、先ほども申し上げましたけれども、台風19号等の場合の避難勧告、避難指示についてもですね、どのようにお伝えしていくか。やはりこの辺についてはITとかですね、ホームページ等とか、SNSとかですね、そういうものが進めば進むほど逆にアナログのものも必要になってくるというようなことの考えもありまして、今回新型コロナウイルスの関係では、老人福祉センター等が休館となって、やはり回覧等も必要じゃないかと、そういうようなお話もちょうだいいたしましたので、それについて自治会長に御協力いただいて、臨時の回覧等もやっている。そういう他方面にわたってですね、いろんな情報提供の仕方を考えていかなくちゃいけない時代になっているというふうに考えてございます。  それから、いろんな計画等にあたりましては、パブリックコメント等も行いまして、町民の方の御意見を聞く場所もということで考えてございます。そのほかにもですね、いろんな御意見を、例えばインターネットじゃなくてもですね、聞けるようなものも今後は考えていかなければいけないというふうに考えているところでございます。  それから、保健センターの活用についても、施政方針の中で触れさせていただいておりますけれども、保健センターにつきましてはですね、予防接種等が外部委託されたことによりまして、活用できる幅が今広がりつつあります。それについてはですね、今後子育てについてとか、そういうものについてですね、庁舎内で検討させていただいて、いろいろ議会でも御質問いただいたりですね、御意見をちょうだいしている部分についてですね、せっかくある建物でございますので、より活用できるように検討していきたいと。それについては総合的な子育てについての分野を想定してございます。ただそれについては関係課も複数課ありますので、そういうところの当然調整が済まなければ一方的にここというわけにはいきませんので、それについては庁舎内の方で関係各課の意見調整、それから何をすべきなのか、また、何ができるのか、そういうものを取り上げて検討をしていきたいというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) それでは4月からの放課後児童支援員の基準の緩和が行われるんですが、町では、これまでどおりお子さんの安全を一番に考えておりまして、基準を緩和する考えはございません。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小澤総務担当課長。 ◯総務担当課長(小澤  智君) それでは4点目のですね、会計年度任用職員につきましては私の方から答弁させていただきます。  まず今回の会計年度任用職員制度につきましてはですね、組織として最適に考える任用、勤務形態等人員構成を実現するということを1つのテーマに掲げておりまして、そういった中で、今行われております任用につきまして、さまざまな時給ですとか、任用形態につきまして見直しをかけさせていただきました。  時給に関しましては、近隣の状況とかも鑑みながら、新たにここで時給の設定の見直しをかけた職種もございます。そういった中でですね、不利益が被らないように年収ベースでですね、確保しつつ、最適な任用実現に向けて検討を重ねて現在に至っているところでございます。  また、先ほどお話にございました期末手当につきましては、週の平均が15時間半以上の勤務するものに対して期末手当は支給されるところなんですけれども、そういった中でですね、予算としましては、一般会計予算の130ページ、イの欄がございます。片仮名のイの欄のところに、会計年度任用職員、フルタイムとパートタイムがありますが、日の出町はパートタイムのみの任用となっておりますので、そこにですね、記載されておりますとおり、期末手当につきましては2,482万9,000円ということで、こちらに記載しておりますので、御確認をいただければと思います。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 防災時における庁舎の喪失電源のことについてなんですけども、こちらの方は確かに前回のときにですね、庁舎の管理におきまして検討いたしました。現在、非常発電の装置というのは役場の地下にありまして、地下にあること自体はどうなのかということがあって、ここは川が近いですから、濡れない場所というと屋上なんですけれども、今度は屋上に持っていきますと重量とか、そこで躯体自身が持てるのかどうかという部分がありまして、検討はいたしました。それで、できる場所としては外の部分に。あと重油のタンクの量が足りないので、その部分を増さないといけないのかという部分が課題として上がっているところですけれども、ちょっとそれを具体的に年度に落として計画ということで、以上のようなことが出て検討されたということだけ報告させていただきます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいま所管の方から御説明申し上げた中の一部として追加をさせていただきます。  お尋ねの中にありました緊急防災・減災地方債の活用という観点でございます。こちらについては、当然折田委員がおっしゃったとおり、制度の内容は理解をしているつもりでございます。ですが、こちらについては、なかなか計画性を伴う実施ということもありまして、経費が有効に活用できるからやるという段階ではなかなか進みづらいということで、まずどういったものがどういった場所で備えていかなければならないのかと。防災対策の一環として、計画に基づいて経費の財源として活用してまいりたいと考えているところでございます。  また、会計年度任用職員につきましてはですね、交付税の算定に入るというのは事実でございます。また、今回の交付税改正の中で、勤務形態においては期末手当の支給等に関する経費を積算するとありますが、どうも包括算定、人口ベースの中に所要額の経費が算定されるということが記されておりますので、恐らく単位費用の中に一定の金額が盛り込まれていくのかなというところでございます。  具体的な算定結果につきましては、夏行われます交付税算定によって、また順次わかり次第報告をさせていただければと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。情報発信の関係は、受信した人が本当に理解できるかというところが一番ネックなんだと思うんですよね。行政用語で言われても意味がわからないとか、避難レベルが幾つと言われてもそのことの意味が通じないということもあるかと思うので、やはりそこは誰でもわかるようにというのが重要なのかなと。その情報を受け取った人が情報を介すということはなかなかあれなのかもしれませんけれども、伝わり具合がどうだったかというのはとても重要な観点だというふうに思いますので、ぜひ研究もしていただき、実効性のあるもの、そしてまた受け取った住民が、そのことによってどういうメリット、デメリットがあったのかということなどの検証もしていただきたいなというふうに思います。  具体的なことが示されていないのでちょっとイメージが難しいんですけれども、研究・実行していただけるということで期待をしたいというふうに思います。  2点目の保健センターの利活用なんですけれども、町民の皆さんからもこの家庭支援センターの開設というのは期待されているところなので、ぜひそういった方向に有効活用していただきたいと。さまざまな問題を抱えていらっしゃる方もいると思うので、ぜひ早く開設をしていただきたいということがあります。調整を早急にしていただいて、なるべく早い段階で開設をしていただき、有効活用をしていただきたいということをお願いしておきます。  それから、学童の関係です。基準を緩和しないという大変力強い御答弁をいただき、本当にありがとうございます。この件については、今後また待機児などが出るのかなと思われるんですけれども、そのあたりの問題と、先ほども障がいを持たれた方の学童の関係、どのように移行していくのかについて、ちょっと御説明をいただきたいというふうに思います。  それから、会計年度任用職員の関係なんですけれども、新たな時給を設定したということで、年収ベースで補完をしていくということなんですけれども、やはりなるべく不利益が生じないようにしていただくということが前提だと思われますので、ぜひ時給の設定についても御配慮いただきたいなということをお願いしておきます。  交付税の措置については、後々わかるということなので、御報告をぜひお願いいたします。  それから、防災・減災の関係です。もちろん計画的に予算を配分しなければならないということは大変厳しい状況だということもお聞きしていますが、できればこの防災・減災という立場でですね、避難場所の環境整備をするということは、優先順位が高いのではないかと思いますので、この地方自治体の負担が30%ということでありますので、ぜひ何らかの活用をお願いしておきたいなというふうに思います。  それから、非常電源の関係です。今現在ですと、何日ぐらい持つようになっているのか。重油タンクの関係もあると思うんですけれども、発電量というんでしょうか、どれぐらいの。対策本部が立ち上がってそれが機能する時間ということも考えられると思うんですけれども、どれぐらい対応できるものなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) それではまず障がい児のお子さんの学童の件ですが、ひまわりホームの裏に志茂町の分室というのがありまして、定員が5名なんですが、5名いると狭くて休めないという場合は、保健センターの理解を得られまして、一室お借りしてそこでゆっくり休むとかもしております。次年度も定員5名のところ6名の申請がありましたので、お1人待機にさせようか悩んだんですが、指導員の方ともお話して、なるべく全員入れてあげたいという思いで、ちょっと狭いんですが、6名全員入れることにいたしました。  あと待機児の問題なんですが、来年度10名ちょっとですが、待機が出そうなところではあるんですが、どうしようかといのは検討しております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) これをもって総括的質疑及び歳入全般の質疑を終了いたします。  ここで担当課入れ替えのため、11時30分まで休憩といたします。                午前11時20分 休憩                午前11時30分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  それでは歳出に移らせていただきます。初めに、農林水産業費、商工費、土木費、消防費についての質疑に入ります。こちらの質疑時間の予定時間については30分間で、12時までとなっておりますので、よろしくお願いします。東委員。 ◯委員(東  亨君) 初めに御指名いただきありがとうございます。2点、御質問いたします。89ページ、(仮称)東光院橋新設工事。昨年度予算計上していただきましたが、残念ながら入札不調ということで予算執行できませんでした。本年度この財政状況厳しき折り、再度予算編成をしていただきまして、今年度まだオリンピックが開催されるかどうかわかりませんが、工事状況等を踏まえまして、本年度せっかく組んでいただいた予算ですので、この入札等無事落札をして事業が執行できるように、今回検討されている点、そういった点がございましたら、質問いたします。
     先ほど来質問がありましたが、96ページ、日の出町地域防災計画改定・業務継続計画策定委託料、これにつきまして、説明等もこの附属資料の中にございますけれども、期間また内容等もう少し細かく説明していただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 吉村建設課長。 ◯建設課長(吉村 秀樹君) 最初のお尋ねの東光院橋の件でございますが、昨年度不調に終わりましたことをですね、参考にしまして、(仮称)東光院橋につきましては、令和2年度と令和3年度の債務負担でですね、下部工、上部工、取りつけ道路を一緒にして発注をしたいということで、入札がうまくいくように工夫をさせていただいております。5月ごろには入札に入れると思いますので、状況を見ていただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 地域防災計画の方につきましてはですね、東京都の上位計画等の変更に伴う修正を行うと同時にですね、方向といたしまして、そういう部分の情報収集を行いまして、現行に規定された防災体制及び災害対策の現状等を分析させていただいて、分析するにあたってはですね、そういう関係法令であったりとか、台風19号を経験しておりますので、そこら辺の検証も踏まえましてですね、他自治体も参考にさせていただきながら策定の方はさせていただければというふうに考えております。  また、配備体制とか、災害対策本部の組織であったりとか、事務分掌、そういう部分についてもですね、そういうところを踏まえながら検討していければなというふうに考えているところでございます。  あと、業務継続計画につきましてはですね、基本的に災害時にどのようにやっていくかというようなところでですね、庁舎の代替えの場所であったりとか、いろいろな通信手段の確保であったりとか、データのバックアップであったりとか、非常時の一番大事なところ、優先業務の整備等そういうところを含めてですね、こういう災害があったときに町がどのように業務を続けていくかというところを中心にですね、考えていければなというふうに考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木住野委員。 ◯委員(木住野智行君) 3点ほどお聞きいたします。予算書80ページの農業振興事業費、油田井戸改修工事700万計上されていますけれども、共同作業所の900万、それぞれ詳細について伺いたいと思います。  あと、81ページ、日の出塩田農産物普及センター運営経費、指定管理委託料432万4,000円、昨年度から232万円増額の根拠について伺います。  あともう1点なんですけれども、土木費になります。88ページの補助道第5号線と6号線の詳細についてお伺いいたします。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) それでは、私からは油田井戸の工事と作業所の設置工事についてお伝え申し上げます。  油田の井戸につきましては、平成2年から稼働しておりまして、今現在20名の方が利用している井戸でございます。老朽化が進んでおりますので、今、既設の井戸がある場所の隣に新しいものを新設してポンプで汲み上げるという形の工事になります。  作業所の設置工事なんですけれども、そちらも油田の井戸の隣、同一の地区に、その井戸を使って収穫した野菜等を洗って、出荷調整ができる場所をつくった方が便利なんじゃないかということで、軽トラが3台ぐらい入れるような建物、屋根のある場所を計画してございます。  作業所の設置工事につきましては、新規就農者が就農するにあたって大変重要な場所となりますので、就農者の収穫意欲等の向上につながるかなと考えております。  あとですね、日の出塩田農産物普及センターの金額でございますけれども、前回の補正予算のときにも増額の要求をさせていただいて、御承認いただいたところですけれども、そのときにもお伝え申し上げたんですけれども、毎年200万ちょっと予算計上させていただいておりまして、販売は販売でつなげられるんですけれども、収支のバランスがなかなか難しくて、今までも会社の経費で賄っていた部分がございます。そちらを今度は予算化をさせていただいたということで、例年ベースで400万ほど指定管理委託料をいただければ運営の方が賄えるかなということでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 吉村建設課長。 ◯建設課長(吉村 秀樹君) それでは補助道第5号線外舗装打ち替え工事の説明でございますが、工事をするために測量と設計をいたします。全長で1,260メートル、場所は平井の郵便局からきぐすり坂を上がっていただきまして、道なりに行きまして六道のところまで。もう1路線がですね、柳橋からシルバー人材センターがあります小山たばこ屋まで。もう1路線が多摩縫製から福島牧場の前を通りまして、210メートルぐらい行ったところなんですけれども、福島牧場から六道までの区間で1,260メートルを測量設計いたします。工事については、令和3、4、5年の3カ年計画で検討をしているところでございます。  補助道6号線外舗装打ち替え工事でございますが、全長が660メートルでございます。道路につきましては、グリーンプラザの信号のところから北に谷沿いに上がっていきまして、520メートルまで。都道の谷戸橋から上に上がっていきまして、道場第6号線にぶつかるところまでが140メートルでございます。こちらはですね、令和2年度に測量設計委託をして、令和3年度、4年度で、2年度で打ち替えの工事を予定しているところでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 2点お伺いしたいと思います。まず、農林水産業費の予算書の82ページ、2,440万、森林環境整備基金積立金。これは森林環境譲与税を積み立てるということで、昨年度から行われていることだと思いますが、今年度ですね、積立のみしかやらないのか。それ以外に何か計画があるのかについてお伺したいと思います。  2つ目、土木費ですが、91ページです。野鳥の森自然公園の事業経費について計上されておりますが、昨年管理棟ができまして、管理棟については有効に活用されているというふうに思いますが、今後ですね、野鳥の森の自然公園をさらに町民のために利活用するためにですね、ソフト的な面の施策、従来からそういう要望があったわけですけれども、ソフト的な面の施策を何か考えているかをお伺いしたと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) 私の方から1点目の森林環境の譲与税に関する基金の積立について答弁申し上げます。  こちらにつきましては、令和2年度の森林環境譲与税の配分金、剰余額が200億から400億円に倍増になる見込みから、おおむね2.1倍の収入を898万円として歳入に計上してございます。この充当につきましては、森林クラウドシステムあるいは森林経営管理制度協議会負担金に各々30万を充当させていただきまして、残りの838万円を基金に積み立て、今後に備えるところでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) お尋ねのありました野鳥の森の今後の活用でございますけれども、今委員がおっしゃったとおりですね、広く町民の方を集めた形での散策会がよいのか、あるいはまたは町内の各種団体の代表者等々も散策していただき、いろいろな利活用が今後できないかといったことをですね、協議会の中で、どういった方向がよいのかを検討する場を、年度早々にも設けて利活用を進めてまいりたいと思っております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 答弁ありがとうございました。特に野鳥の森につきましてはですね、もったいないという評価もございますので、ぜひ今後活用を進めていただくようにお願いしたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 81ページになります。肝要の里運営経費ですね。昨年は災害などがありまして、マルシェあるいは旅缶、吉村課長が産業観光課長時代にさまざまな手を打っていただいて、かなりやることが広がって、あそこを活用するということがふえてきたように感じたんですが、昨年災害がありましてストップしたということもありますけれども、従前どおりの金額なのかなと、予算がついている中で、運営についてどのような検証をしてこのような金額になっているか、まず1点お聞きしたいということと、88ページの道路新設改良の落合5号線の日の出が丘病院までの道の件なんですけれども、補正でもお話していただきましたが、勾配が違っていて修正をするという、設計委託をしたときに、要するに806万というかなり大きな金額がついておりますけれども、一般財源から出ているということで、勾配が違っていたことは、町の方がミスをしてこういうことになったのか。そのために一般財源から金額を出さなければならないのか。その辺を詳しく教えていただきたいことと、今後、本来でしたら実施計画を3カ年の、いつもつくっていただいたものがありましたけれども、今はそれがないので、先々見通しが、将来見込みというところには、まだ附属の資料の中には未定ということが書かれておりましたけれども、ずっと案件として出ているので、大体の目安としてどのくらいまでにはできるものなのか、この辺は町長や副町長の方からかもしれませんけれども、よろしくお願いします。  そして96ページです。消防費の関係で、今回、ローリングストックを活用した災害備蓄を購入していくということで、この考え方は非常にすばらしいと思っております。内容を簡単でよろしいので、詳細についてお願したいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) それでは私の方からは肝要の里についてお答え申し上げます。  肝要の里の運営につきましては、受託先のサービス総合センターから、協定の中に規定があるんですけれども、2月中に次年度の事業計画を提出するということになっておりまして、事業計画の方を受け取ってございます。その中でも、従前どおりになるかもしれませんけれども、イベントは年2回、5月と10月にやるということで計画の中には盛り込まれております。私が第三セクターにいたときには「日の出マルシェ」という形でイベントを行っていたんですけれども、それをブラッシュアップということになるのかもしれないんですけれども、日の出マルシェという言い方を言わず、また新たなイベントも構築するようなことも考えているということでございます。  加工品につきましても、地元の農産物、野菜を活用して努めていきたいということで事業計画の中にも盛り込んでございますので、そちらも産業観光課としても、サービス総合センターと協力しながら、商品開発にもつなげていきたいと考えております。  あと、指定管理委託料の増額部分なんですけれども、こちらは消費税の増額分となっておりますけれども、消費税の取り扱いの関係もその額が変わった要因になってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 吉村建設課長。 ◯建設課長(吉村 秀樹君) 落合5号線の設計の関係でございますが、今年度の4月に係長も替わりまして、私も替わりまして、計画についてですね、内容について精査したんですけれども、見解の相違だったのかなと私は思っているんですけれども、土木補助をいただいて工事をするためには、必要条件が満ちていなかったということが発覚したものですから、それをどうしたらいいのかということになると、設計会社にですね、設計をし直していただかないとちょっと無理だろうということになりました。  また、あそこは病院に続く道路ということで、特殊性がありまして、舗装するときまた工事を、擁壁も必要になるんですけれども、全面交通封鎖をすることがなかなか難しいということで、その迂回路等もですね、検討しなくてはいけないという新しい課題がありました。そういう面も含めてですね、設計をしなくてはいけないということで、新年度予算で計上をさせていただいております。  実施計画に掲載されていないという御指摘がありました。また、個人情報に当たらない範囲で話をさせていただきますけれども、用地の関係等、病院の関係等ちょっと難航しているところがあったりですね、私の方でまだ打ち合わせ等ができ切っていないというようなところで、ある意味年度を区切って書くと、それが今後の交渉に支障が起きるという場合もたまにございます。そういう面で載せられないというようなことがあったということで御理解いただきたいと思っております。  どれぐらいの目途で工事をするのかという最後に御質問があったと思いますけども、これはですね、来年度の設計が変更になって、できたときにですね、その成果をもって関係者等ですり合わせをしてですね、ある程度の感触ができたところで年度設計をしていくのかなということでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 災害備蓄品の購入につきましてはですね、昨年度防災訓練時にですね、配布したアルファ化米等含めてそれを補充するような形で購入していきたいと考えております。来年度はですね、アルファ化米というよりも、レトルトパウチになったような商品の購入を予定しておりまして、お湯がなくても水がなくても食べれますよというような形のものをですね、購入しようかというふうに考えているところでございます。  あとですね、サバイバルブランケットといって、毛布の替わりになるようなものなんですけれども、そちらの方の購入もですね、順次行いたいというふうに考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) ありがとうございました。ローリングストックということで、一昨年は粉ミルクの方を結局廃棄したという話がありましたので、そこはいかがでしょうか。何か対策としてもう決まって、購入した際に何かの機会で提供するというか。今回学校給食の方が、この食品ロスをなくすということで、買ってしまった食品を皆さんに提供したという食品ロスのあれもありましたけれども、そこだけちょっとお聞きします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) アルファ化米等もそうなんですけれども、それに含みまして粉ミルク等も消費期限を確認しながらですね、自治会に提供することはないかもしれませんけれども、町の施設であったりとか、そういう部分にもしも提供ができるようなことがあれば、無駄にしないように考えていきたいと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 清水委員。 ◯委員(清水  浩君) 2点ほど伺います。予算書86ページ、さかな園の案内看板設置工事626万2,000円ですけれども、こちらの方、まず何カ所にどのようなものをつけられるのか。またですね、事業概要の方に、「利用者の利便性を向上させ、来園者の増加を図る」というふうに書かれていますけれども、もう少し詳しく教えてください。  もう1点、予算書の96ページ、飲料水用簡易水槽購入費、これも想像がつかないので、詳しく教えてください。また、搬送した際の対応方法などもあわせて教えてください。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 私の方からは、さかな園の案内看板の設置についてお伝え申し上げます。まずは、箇所数でございますけれども、全部で7つの看板を設置予定でございます。一つにつきましては、都道をつるつる温泉に向かって走っていただいて、さかな園に行くところに橋がございますけれども、そちらの都道の右手に既存の看板があるんですけども、そちらをつけかえ、新しいものにさせていただきます。  そのあと、その橋を渡ってさかな園の建物の手前のところに館内案内図、釣り場がこういう場所にありますよとか、レストハウスがここですよというような案内看板を入れさせていただきます。残りの5基なんですけれども、これは都道から川をはさんだ先に通路があるんですけれども、そちらの方に、レストハウスまでは何メートルですよというような案内看板を5つ設置する予定でございます。  今までは看板が不足しておりましたので、利用されているお客様がどういう場所にどういう施設がありますよというのがわかることによって、利便性が上がるというようなことを考えてございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 飲料水用簡易水槽についてのお尋ねでございますけれども、これはですね、今回町で台風19号のときに断水があったというようなことでですね、もしもまた今後同じようなことがあるときに対応するために購入を考えているものです。ものといたしましてはですね、2つ買う予定なんですけれども、1トンのものと350リットルのものと、樹脂製というか布製というか、消防の簡易水槽があると思うんですけれども、それと似たような素材で、ぺったりとたためるようなものでですね、軽トラに積んだりとか、350リットルの方であればワンボックスタイプの軽自動車にも積めるような形でですね、もしもの場合、その飲料水を配布して回れるような形で、活動できるように購入しようと考えているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 先ほどの木住野委員さんの質問の関連なんですが、トマトの問題です。23ページの農林水産業。これを見た限り、204万だったのが432万4,000円になって、何か新しいことがあるのかなと思ったら、私の聞き間違いでなければ、収支のバランスが難しいと。会社の収支でやっていたんだけれども、難しいから。厳しい財政の中でよく認めていただけたなという気がするのですが、会社の収支のバランスでできるならそれでやっていただかなきゃいけない問題かと思いますが、もう少し補足の説明がなければ、それでしたらどこでも赤字になったところみんな、収支のバランスが厳しいといって固定しますよね。それが認められるような時代の財政の状況かなと思いますので、もう少し詳しい説明をつけてください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 説明が足らなくて申しわけございません。塩田農産物普及センターにつきましては、前回の補正でもいろいろ御議論いただいたところですけれども、これを受けまして、令和2年度につきましては、あり方も含めて検討したいと思っております。トマトの生育時期につきましては、秋口から苗を植えて、6月から7月ぐらいまでが収穫期となりますので、今年度につきましては昨年度の苗を植えたものを今年度も販売するという形で、それを補うために今回の予算を計上していただきました。ただ、先ほど申し上げましたとおり、あり方については今年度検討していきたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございます。そういうふうに言っていただければ、やっぱり今年は努力して、本当に収支バランス取れるようにやるんだということが伝わってきますので、ぜひそういう説明をですね、今後もお願いいたします。頑張ってください。ありがとうございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で農林水産業費、商工費、土木費、消防費についての質疑を終了いたします。  会議の都合上、午後1時まで休憩といたします。                午前12時00分 休憩                午後 1時00分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、総務費及び各課職員人件費についての質疑に入ります。  こちらの審査予定時間については50分間で、午後1時40分までとなっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。では質疑をお受けします。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 3問伺います。まず、庁舎管理経費、45ページ、資料3の6ページです。庁舎と、それから保健センター、教育センター改修工事設計委託料とかいろいろあります。全体の工事計画とかですね、概要を伺わせていただければと思います。  それから2番目がですね、予算書の40ページ、資料3の2ページにあります企画財政課による日の出団地北側法下災害復旧事業です。これはたしか補正のときですか、できれば工事も令和2年度内にというふうなお話もあったかと思いますが、実際の完成までの計画をお話いただければと思います。  それからこれはどうしても伺っておきたいのですが、予算書46ページ、資料3の7ページにですね、町内循環バス運行委託料と路線バス運行に伴う補助金が載っておりますが、地域公共交通計画の実施計画、その続きはどうなりましたでしょうか。コミニテイバスというふうな表現のことが一文字もなくなっているかのように思いますが、どうなりましたでしょうか。いろいろこれまでパブリックコメント関連であったかと思いますが、ここが全くないというのは何なのかなと思いますので、御説明をお願いいたします。以上3点です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは私から、45ページ、庁舎・保健センター・教育センター改修工事設計委託料781万円について御説明いたします。  こちらの方は、平成30年に策定いたしました庁舎等の改修設計計画によりまして、令和3年度に行う改修工事の部分について設計作業を委託するものです。令和3年度にかかる工事といたしましては、その内容は、庁舎の外壁、落ちて人に当たると危険ということで、最優先されている課題です。それから空調機器、屋外の排水設備、屋上の防水改修工事、以上の内容となってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 企画財政担当課長。 ◯企画財政担当課長(萩原  哲君) 2点目の日の出団地北側法下の関連の御質問について御説明いたします。  調査設計につきましては、具体的にはですね、令和元年度の12月27日に調査設計の委託契約をしておりまして、現在業務に入っておりまして、第一段階といたしまして、崩落した現場の測量を行っております。続いて、4月よりですね、地質調査、ボーリング調査を2カ所掘りまして、そちらの調査を行います。その結果に基づきまして、復旧工事の実施設計を含めてですね、設計を3案程度の工事案を提供していただくという形になっております。どういった復旧方法になるのかということにつきましては、調査結果を見てですね、判断をさせていただきたいなと思っております。  契約期間ですけれども、令和2年7月の末日までという形になっておりまして、工事につきましては、今の段階では令和3年度に実施する予定となっております。  また、関連してですね、実際に崩落した現場の観測業務を令和2年度、これも災害復旧ということでございますので、4月早々にですね、随意契約によりまして観測業務を5月から1年間実施していくという予定でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 地域公共交通計画につきましては、いろいろ周知等、環境整備等ですね、まだ整っていないというところを判断いたしまして、今回予算の計上はしておりません。環境の方がですね、整いましたら予算計上をさせていただき、進めていきたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) まず、現場の観測業務ですね、これについてもう少し説明していただいてよろしいですか。  それから、雨がまた降ったら怖いな、台風が来たら怖いなと、住んでいるものとしては本当に思いますので、令和2年度中に工事が終わるのかと思いましたが、やはりそれくらい大きなことだということなんでしょうか。なかなか簡単には終わらないのか。あるいはなかなか予算を組むほどの余裕がこの町にないという財政的な問題なのか。令和3年に延ばさせたその理由は何ですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 企画財政担当課長。 ◯企画財政担当課長(萩原  哲君) 御質問の観測業務の内容でございますけれども、こちらにつきましてはですね、崩落個所の動態観測をするということでございまして、地盤の伝導観測、実際に動いているか動いていないかというところで、指標伸縮性を用いて崩落が拡大していないかというものを確認をいたします。  もう一つといたしまして、地下水の観測ということで、ボーリング口を利用いたしまして、当該カ所の地下水を観測するという予定になっております。  それから、工事の日程ですけれども、先ほど申しましたように、7月末日までに実施設計の案を提出していただくということでございますので、そこからですね、積算と再度詳細な工事費を算出するのにかなりの時間を要するということでございますので、来年度の当初予算の提出時期に間に合うか間に合わないか、また、広報等もですね、一番最良の方法を考えておりますので、その判断を待っていますと、どうしてもそこに間に合わなくなる可能性もあると。また、観測業務も一緒に行いますので、そちらの方は来年度1年間を予定しておりますので、そういった結果も踏まえて対応していくということでございますので、令和3年度の予定ということでございます。 ◯委員長(加藤 光徳) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) わかりました。その件は結構ですが、町内循環バスなんですが、環境整備と、その意味もある程度わかりますが、そうしましたら令和2年度中であってもそれが整えば、補正なりを組むというふうに期待してよろしいでしょうか。環境整備というのは確かに大事なことだと思いますが、また同時に、この実施設計計画までできて、前に進めていただきたいという気持ちがあるのも事実です。ですから、整ったらば年度途中でも補正が組めるというふうなそういう感じでやっていらっしゃるのかどうか、もう一度そこを伺いたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 環境等整いましたらですね、年度途中であってもですね、補正等を検討させていただきながら、鋭意進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) よろしくお願いいたします。  それで1問目の庁舎の管理の経費のところなんですが、45ページのここを見ますと、管理経費5,700万円でずっとあります。金額的に5,700万円になるんですか。といいますのは、委託設計料780万、大きなものというのは外壁工事という欄がこの中に、ちょっと私探しても見当たらないんですが、それはどこに入っているんでしょうか。
    ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 今、御説明したとおりですね、工事にかかるのは令和3年度なんですね。3年の工事をするために幾らかかるというものを、今、外構工事とか、あと排水とかもいろいろあるんですけれども、その分の設計委託ということで、令和2年度に工事は入っていない、そういうことになります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 企画財政担当課長。 ◯企画財政担当課長(萩原  哲君) 先ほどの田村委員からの御質問の回答ですけれども、訂正をさせていただきます。  補正予算の準備に間に合わないということで、当初予算に間に合わせる形で進めていくということで訂正をさせてください。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 38ページになります。弁護士顧問料が倍額アップしています。定期的に相談開設を行うという、付属の資料で読みましたけれども、具体的になぜ必要なものなのか、アップしたのか、今年度だけのものなのか、まずお聞きします。  39ページ、広報関係経費、1310ホームページポータルサイトシステム賃借料の中に、ウェブアクセシビリティの大きく向上させるということで、ちょっと調べたところ、高齢者や障がい者など心身の機能に制約のある方でも年齢や身体的状態にかかわらずホームページが閲覧できるというような内容のことが書かれてあったんですけれども、具体的にはどんなことをアップデートするのか教えていただきたいと思います。  41ページの東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連経費ですね、全体の説明を、今行われるかどうかというところもあると思うんですけれども、町としては、今年度のみの予算計上だと思いますので、全体的な説明をお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 弁護士の顧問料の方から御説明いたします。現在、弁護士の顧問料の方は、月に1回ですね、日にちを決めて、弁護士の先生の方には庁舎の方に来ていただいて、時間を設けて、相談する案件をそれまでに取りまとめて、照会をかけたものに対しての回答をいただいているということです。今現在、残土の問題とかですね、結構いろいろ問題がありまして、その関係で1回につき3件くらいですかね、私出ているんですけれども、その相談を受けて、継続案件になることも多いんですけれども、そのような形になっています。  それから、今年度に関しましては、御高齢でもありますし、去年の夏とかちょっと大変そうな部分もありましたので、諸事情を考えまして、今年度中にですね、弁護士の先生の方をどうするかというところも検討したいということで、実はここは2人分抱えております。その方の関係の方になるのか、都心の方からお越しいただいているので、もうちょっと近場の方でお願いするのかということは、今年度中にですね、検討してやっているということで、去年の弁護士料に比べて若干高くなっているのはそういうことも含めているということで御理解いただければと思います。  それから2番目のですね、ホームページのポータルサイトのシステム料の関係ですけれども、こちらの方は、賃貸借の契約料になってございます。ただ、内容的にはですね、ホームページ音声自動読上機能導入、それからホームページ常時SSL化作業委託、ここは関係してくるところなんですけれども、現在ですね、ホームページのところを指定すると、読み上げ機能がここに入ると。ここのところは第5次長期総合計画の69ページの主要事業の中に自治体ウェブアクセシビリティの導入、「みんなで進める協働のまち」というところですけれども、現在ですね、例えば町の広報とかですと、声のセキレイさんを図書館で借りるとかなんですけれども、こちらの形を設定しておけば、そこのところをやれば読み上げ機能があると。そういうことで、視聴覚障がいのある方も、そうするとホームページのところをどうするかという問題はあるんですけれども、読み上げていただいて、それを聞き取ることができると。この機能は、檜原村とうちだけないということで、新しくこちらの方を導入していくということになります。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは私の方からオリンピックについてお答えをさせていただきます。  御案内のとおり、本年7月12日に日の出町でオリンピックの聖火リレーが開催される予定となってございます。今回計上させていただきました経費につきましては、役場の前でミニセレブレーションを行います。そういった関係の会場設営経費でありますとか、あとは聖火ランナーをおおむね11人、日の出町役場-亜細亜大学のキャンパスまでの聖火リレーコースの中で、11人走っていただく予定になっておりますが、この方たちをサポートするランナーのユニホームでありますとか、あと沿道ボランティアとかの募集も3月から始めているところでございますが、そういった方のキャップを予定をしておりますが、そういったものの経費を予定をさせていただいてございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 1点だけお伺いしたいと思います。46ページ、日照確保対策事業関係経費、額は63万5,000円、少額なんですが、町民からの申請とかあるいはその実態とかというのはいかがなものでしょうか。というのは、現実問題、前に森林がいっぱい植わっていて、冬場の間は非常に日が当たらないというクレームというのは結構私も受けるんですね。そういったときのこの事業、日照確保対策事業補助金というのはどのように活用されているのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 日照確保対策事業補助金についてですけれども、こちらの方はですね、立木があって、それによって日照時間が5時間未満となってしまうところを対象に補助をしているところでございます。その補助もですね、基本的に木1本につき幾ら、1,000円とか何百円とか、とても少額ではあるんですけれども、その立木の補償というような形でですね、やらせていただいているところでございます。  実際、今年度も1件お話はあったところではあるんですけれども、基本的には、その立木を切り倒して運ぶことに対して、その費用と補助の方がですね、かなり差があるということでですね、なかなか皆様活用しようというような形にはなっていないのが現状でございます。  今後もですね、基本的には5時間未満のところに対象としてやらせていただこうとは考えているところではございますけれども、そのような形でですね、実際なかなか活用がされていのが現状でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。例えば木1本切り出すにも経費もかかりますし、例えば山林を所有している方が負担するのか。いわゆる要請があったその人がどうなのか、どちらなのかというのが明確に決まっているんでしょうか。それから補助率というのはどの程度なのかお伺いしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 基本的に日影になっている方と山の所有者相対で話していただいて、撤去にかかる費用を立木1本当たりというような形で算出するところでございます。1本当たりというのは、何メートルとか木が何年物かというような部分でですね、何百円から2,000円から2,000何百円程度のものでございますので、なかなか切り出して運び出してというような金額には満たないもので、基本的には日影になっている方が費用の方は負担するようになろうかというふうに考えているところでございますので、そこら辺兼ね合いがなかなかうまくいかないと言っていいのかどうかわからないんですけれども、かかる経費に対して補助の額が少ないということもあって、皆様活用する機会がなかなかないのかなというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) そうしますと、この事業そのものでこの額ではなかなか解決しないということですよね。63万5,000円程度だと。今後この事業に関してはもう少しほかの方向で持っていくとかという計画。例えば産業観光課の方の森林再生だとか、間伐だとか、そういった事業を活用するとか。  というのは、日の出町では、日の出団地がございますね。団地の委員さんもいらっしゃいますけども、日の出団地と行政区境のあきる野市、日の出団地のこちら側から行くと左側があきる野市になります。ところがそこには非常に森林がいっぱい生えていると。間伐できてきちっと整備しているところもありますけども、ちょうどこの団地の住宅地の側面のところに関しては、いわゆる間伐とか手が入っていない部分もあったりするので、そういった部分に関しては、私も一般質問で取り上げているんですけども、そういったものも今後はあきる野市との協議をしながらですね、花粉対策とか、あるいは日照権というようなことも実は発生しているんですね、現時点でね。水面下ではこういう実態があるということを御認識いただければと。これはすぐに解決する問題ではないので、ここで問題提起をさせていただきました。ありがとうございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 濱中委員。 ◯委員(濱中 直樹君) それでは3つ質問をさせていただきます。41ページ、武蔵増戸駅、武蔵引田駅トイレ維持管理負担金が前年度に比べて減額になっておりますが、この理由を伺います。  また同じく、41ページ、第三セクター関係経費の中で、日の出町サービス総合センター株式会社事務費交付金がやはり同じく前年度より減額になっておりますが、こちらの理由をお伺いいたします。  3番目ですが、先ほどの縄井委員の質問に関連いたしますが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、先ほど三澤課長の方から御説明がございましたが、聖火リレーに関する予算ということでお伺いをいたしました。  昨今のコロナウイルスの現状、ヨーロッパの現状や、昨日の安倍首相のG7のテレビ会議での発言を受けてですね、世論的にオリンピック自体の延期というお話が出てまいりました。日の出町としても、聖火リレーを含めて、オリンピック・パラリンピック自体が延期になった場合の対策、検討に入っているかどうかをお教えください。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) 私の方から1点目、武蔵増戸駅、武蔵引田駅のトイレ維持管理負担金の数字変動についてまずお答えをさせていただきます。  こちらにつきましては、御案内のとおり、あきる野市と折半で維持管理についての経費を負担するものでございます。武蔵増戸駅につきましては、昨年度トイレの洋式化改修工事、おおむね60万円が計上されておりましたが、本年度はその工事の完了に伴いまして2分の1、約30万相当が減額となってございます。また、武蔵引田駅アメニティトイレの整備に関しましては、やはりこちらも昨年度ですね、し尿浄化槽の曝気槽のかきがら補充という作業を行っておりまして、こちらの経費が153万円ほどかかってございます。これに伴って今年度はそれの終了と、若干の内訳の増減はございますが、減額の主なものとなってございます。  続きまして、3点目のオリンピックの開催についての対応ということでございますが、現在は、いろいろな報道等でそういった開催についての懸念はございますが、町といたしましては、今現在進行形で、いろいろな関係機関も含めて警備体制でございますとか、これからまた整えていかなければならないものがございますので、今のところは廃止検討という形では検討は進めてございません。  第三セクターの補助金の減でございますが、こちらについては、町から派遣している職員の人件費でございます。ただ前年度につきましては正規職員が4名でありましたものの、昨年4月から一人再任用となりまして、前年度の減員・減給で予算は編成しておりますから、31年度(元年度)の予算については正規職員4名の補助金で積算してございます。実際には昨年4月からですね、1名正規職員から再任用職員に変わったことによりまして、給料差というんですか、そういった人件費の差額が出ておりますので、今年度はその分を減額とさせていただいております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 東委員。 ◯委員(東   亨君) 43ページの庁用自動車購入費並びにその下の電気自動車購入費、それぞれどのような車種を購入予定なのかお聞きしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは庁用自動車の件ですけれども、こちらの方はですね、かなり老朽化している車を交換していく計画がありまして、通常2台計画でやっていたんですが、去年前倒しでですね、1台が廃車になってしまいましたので、その部分を加えて今回軽自動車3台。軽自動車3台分ですけれども、1台は2WD、2台は4WD、現場に出かける車が多いので、そのようなものを購入する予定でございます。  それから、電気自動車に関しましても、昨年度は2台購入したんですが、引き続きその補助金等もございますので、急速充電器もできたものですから、急速充電ができる車輌をもう1台、都の補助金も引っ張ってこれることを見込んでもう1台購入する。リーフの方を購入する予定でございます。内容は以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 東委員。 ◯委員(東   亨君) わかりました。車両の台数がふえたということの増額ということですよね。それぞれドライブレコーダーは設置する予定なんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 新車購入の場合はドライブレコーダーは必ずつけるようにいたしております。  それからあと付則ですけれども、今あるものにつきましても、一定の予算を取りまして、順次入れていく予定でございます。年間に2台ずつは入れております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 2点お伺いしたいと思います。まず予算書46ページにありますが、自治会館の関係で、掲示板の購入費ですね。これが予算化されております。これは私の認識が正しければですけれども、多分3年前から話があったことがやっと実現したのかなと思うんですが、対象の自治会が8つで、掲示板が13ということで、一部の自治会は2つ立つということになるわけですけど、ここに載っていない自治会はゼロなわけですね。こういうふうに複数の掲示板が立てられるところもあるけれども、ゼロのところもあるというのは、これは自治会の意向に沿ったものなのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。  2つ目ですが、予算書41ページ、夏まつり実行委員会補助金500万円、これも例年どおりかと思います。この夏まつりなんですが、今年はオリンピックが実行された場合ですね、今年はオリンピックの期間に重なるということで、いつ開催されるかまだ決まっていないのだというふうに理解しておりますが、そのオリンピック自体がどうなるかという懸念もある中で、なかなか判断が難しいかと思いますが、夏まつりはいつ開催することを計画しているのか、お伺いしたいと思います。  これをお伺いするのは、地域の夏まつりですね、町の夏まつりと重ならないように計画しなければいけないものがあるものですから、町の夏まつりが日にちの決定が遅いとですね、地域も困るという事情がありますので、お伺したいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 掲示板についてのお尋ねでございますけれども、こちらの方は、昨年自治会の方に調査をいたしまして、回答のあったものを設置するというような形になっております。委員おっしゃるように、5つの自治会では1台で、4つの自治会で2台です。詳しくは、6、9、16、19、28自治会は1台ずつで、8、17、21、27自治会は2台ずつとなってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) 夏まつりの開催についてのお尋ねにお答えさせていただきます。  御案内のとおり夏まつりにつきましては、例年7月の最終土曜日ということで、本年度でございますと7月25日の土曜日が通常開催の日程に当たる日でございます。ただこの日につきましては、オリンピックが24日前夜祭初め、開催されるということでございますので、オリンピックの開催期間であるというのが一番大きな懸念でございます。  あわせて、先ほども申し上げましたが、7月12日には聖火リレーということで、町内ございます。また今の予定ではその前週に当たります5日が東京都知事選挙ではなかろうかということでございます。  こういった状況を勘案しまして、今年の1月23日に実行委員会を開かせていただきまして、昨年度の実績報告また今後の見込みについて検討させていただいたと。まだその時点ではですね、なかなか決まりきらないところが多くございますが、また実際の日にちの決定については4月初旬から中旬にかけて実行委員会を開催をさせていただいて、開催の日時また是非についても決定をさせていただきたいと考えているところでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 先ほど東委員の方からありましたけれども、庁舎の車の件なんですが、予算のときに毎回聞かせていただいておりますけれども、古くなって買い替えをしてという形で今進んでいると思いますが、一部をリース化するということも、どうしても全体をリース化すると、そのときに莫大な金額がかかりますから、なかなかそういうことに踏み切るというのは難しいかもしれないんですけれども、その辺の検討。最終的に、例えば10年リースをした場合には、そちらの方が最終的には経費がかからなかった、財源が安く済んだということにもなるような自治体も、そういうことを考えてやっているところもあるんですが、その辺の検討などはいかがでしょうか。5年、10年スパンの間隔と、今、毎年度毎年度、予算も限られた中で庁用車を替えているというようなやり方は、今後検討している内容はございますでしょうか、リース化について。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) 車両の更新については、所管の方で更新計画というのをお持ちの中で、予算との兼ね合いで随時替えているというのが実態かと思います。  リースについてはですね、今、縄井委員がおっしゃったとおり、経費の効率化が有効に活用できるものもあろうかと思いますが、日の出町につきましては、1回購入させていただきますと、割と使用期間を長く使い続けているというようなこともありまして、リースでそれを替わりに代行しましたところ、実際リース期間がかなり長くなるのではなかろうかということで、実際の経費効率はどうなるのかなというところは疑問なところも残ります。ただ、今現在では、庁用車の中では環境の方で1台リースをさせていただいているものもございますので、今後そういったものも御提案の1つとして検討を進めていきたいと考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) ほかにございませんので、質疑を終了いたします。  これをもって総務費及び各課人件費についての質疑を終了いたします。  ではここで休憩をいたします。1時50分まで休憩といたします。                午後1時39分 休憩                午後1時50分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) それでは休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、教育費についての質疑に入ります。こちらの審査予定時間については50分間で、午後2時40分までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。では質疑を受けます。濱中委員。 ◯委員(濱中 直樹君) それでは2点ほど御質問をさせていただきます。98ページ、教育指導一般経費、これは前年度当初予算に比べて増額になっているかと思われますが、その理由についてお伺いいたします。  また同じく98ページ、教育指導一般経費の中の町立学校校務支援システムについてですね、その概要と、この校務支援システムで予想される効果というか、成果について御説明をいただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それではですね、教育指導一般経費の全体の額が大幅にふえているということで御質問がございましたので、お答えをさせていただきます。  この中でですね、600万円というのが教師用指導書教科書購入費ということで、小学校のところに600万円載っております。これにつきましてはですね、教科書の採択がある年でございますので、こちらの方を載せさせていただきました。  あと下の方にシステム関係を載せさせていただいておりますので、これで大幅な増となっております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 私からは、統合型校務支援システムの導入のメリットの部分についてお答えさせていただきます。  統合型校務支援システムとは、学校で作成するさまざまな児童・生徒の情報等を一元的にデータベースで管理し、さまざまな諸帳簿を作成する際に、データベースから必要な情報を取り出し、作成することができるシステムです。  具体的には、学校が作成する諸帳簿には、日々の子どもたちの出欠席を管理する出席簿、成績処理等を行う補助簿、各学期に渡される通知票、学校で5年間及び20年間保管される指導要録及び上級学校に引き継がれる指導要録正本等がございます。このほかにも保健関係で、児童・生徒の身体計測のデータ、各種健診結果及び保護者に通知される健康調査等につきましても同じデータベースで管理されます。  これまでは、これらの諸帳簿は、各先生方がそれぞれ作成していたため、その都度作成に膨大な時間を要していましたが、これらを一元管理することにより、それぞれの諸帳簿作成に要する仕事量と時間が飛躍的に縮減されます。また、システムの中に会議文書をアップすることにより、全教職員に紙ベースではなく、電子データで文書を配布することや掲示板等を用いることにより、打ち合わせや会議を簡略化することも可能になります。  今回日の出町では、統合型校務支援システムに出退勤システムも盛り込むことにより、管理職及び教育委員会で、システム上で教職員の出退勤管理及び勤務時間の状況等も把握することができます。このようなシステムを導入することにより、日の出町立学校における働き方改革が飛躍的に進むことを期待しているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 濱中委員。 ◯委員(濱中 直樹君) ありがとうございました。一つ目の質問に関しましては、教育指導書の導入と指導室長から御説明をいただきました校務支援システムの導入費用で増額になっているということがよくわかりました。  校務支援システムについて、重ねてお伺いさせていただきます。第三期教育振興基本計画では、この統合型の校務支援システムの整備率を100%としております。令和元年12月の文部科学省の「平成30年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」では、全国平均でこの整備率が57.5%、東京都平均値は80.9%で、全国で第7位になっているかと思いますが、我が町日の出町としては、その目標値100%はどれぐらいで達成する計画でいらっしゃるのか、もしそういった計画があれば教えていただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) こちらの校務支援システムについてですけれども、来年度におきましては実際に導入に向けた準備委員会を設立しまして、そこで各学校及び日の出町の様式にあわせたカスタマイズを行っていく期間となっております。また、年が明けまして令和3年1月から3月までが先生方の試行期間ということで、実質的に稼働するのは令和3年度からということになります。ですので、そこの段階で全ての学校に配置できますので100%ということになります。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) これも毎回聞かせていただいていることなんですが、121ページ、小さな蔵の資料館事業費ですけれども、運営に対して検討しているという話が以前にもありましたけれども、現在今どの程度までどのようなことが決まっているのか、予算に絡めながら教えていただきたいと思います。  そして125ページ、学校給食センター、令和2年度になりまして、人員体制の変化等内容につきまして、前回大きな問題がございましたので、その辺の体制づくりなど、今年に入って体制づくりしたところ、予算に反映しているところを教えていただきたいと存じます。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 小さな蔵の資料館の検討でございますが、現在、社会教育委員の方には関係書類をお渡しするに留まっておりまして、今後御意見を伺い、意見集約を行う予定でございます。また、文化財保護審議委員会の方にも関係書類をお渡ししておりまして、こちらはまだ意見集約まで至っておりませんが、一部の御意見として、この町には郷土資料館など文化施設が存在していないため、小さな蔵の資料館を閉館することは好ましくないなどの御意見を伺っているところでございます。また、これら各委員よりの御意見では、小さな蔵の資料館の現状をもう少し研究したいとのお話がございまして、来年度においては、現場視察を含めて検討を行う予定でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小作学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) 昨年の7月の事件におかれましては大変申しわけございませんでした。改めておわび申し上げます。  それからの人員体制づくりでございますが、前回一般質問等いろいろ御質問がございましたときに答弁しましたようにですね、衛生管理についてはもちろんのことでございますが、職員の顔色等必ず調理室に入る前にチェックすること。また、調理する際のですね、徹底事項のマニュアルを必ずですね、再度面談のたびに確認をするということを行っております。これはまた今後ともですね、続けていきたいと考えております。
     また、今回の予算についてはですね、特に今回の事件に特化した予算というのは組んでおりませんが、ウイルス等対策経費等ですね、衛生薬品費の方で消毒等の予算はついております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 小さな蔵の資料館ですけれども、かなり検討の時間というか、意見収集に時間がかかっているのかなと思います。また、来年度に現場視察をするということですけれども、私自身個人の意見としては、確かに郷土資料館はないですから、そのものがあった方がいいんですけれども、それこそ先ほどありました、収支が合っていないというか、入ってくださる入館料と経費の乖離が大き過ぎる。ここが問題ではないかということで議会からもそういう発言が出て、どうしていくかというのをいち早くここはやっていかなきゃいけないところじゃないかということで、議会でもなっていたところ、前回とあまり変わらない御答弁だったんじゃないかなと思いますで、早急に現場視察をしていただいて、集約していただいて、実行していただくということをお願いしたいと思います。  それは議会の方に報告していただく時間があると思いますので、それも取っていただいて、その後どうしていくかということがなされていくということでまずよろしいでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 今、委員おっしゃるように、早急に検討して回答を出したいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 小さな蔵の資料館、私が厚生文教常任委員長のときに事務事業評価を議会に出させていただいて、非常に厳しい判断をさせていただいたんですけども、その権限、決定権。その委員会に視察をして見てもらうということが、それはそれでいいんですけども、我々議会の意見を集約したものを最大限尊重していただきたいと思います。決定権がどこにあるかということも含めて、委員会に全部お任せというような今の答弁だったので、そうではないと思いますよ。もうそういう時期は過ぎたというふうに思いますので、その辺はどうお考えでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 事務局の考えといたしましては、社会教育委員や文化財保護審議委員の御意見の集約を踏まえ、その後、教育委員会の定例会に諮り、資料館のあり方につきまして、方向づけを出したいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) よろしくお願いいたします。  105ページの平井小学校のキュービクル増設工事900万何がしか出ておりますが、これによって容量はどの程度。特別教室の容量をフォローアップするための工事だというふうに認識しているんですけれども、まずその点を伺いたいということと、それから中学校のですね、トイレの洋式化に関しまして、このことが予算執行されて、整備率がどの程度になるか、それをまずお伺いしたいと思います。また、次年度以降にもまたがるのかどうかをお伺いしたいと思います。  3点目ですね、123ページのスポーツと文化の森に関してですけれども、サッカー場がございますね。これは前吉村文化スポーツ課長のときも私提案したんですけど、最近の猛暑、日陰が全くないんですよね、あのエリアというのは。例えば処分場組合の方にも打診して、基礎を打つものは駄目というふうには聞いています。ですので、スペースハウス的なものがあれば、子どもたちや、あるいは大人の皆さんでも、熱中症にかかった場合は一時保護しておくという日陰対策といったものも、どうなのかということを以前打診させていただいたんですが、その後交渉がどう進んでいるのかわからないんですけども、その辺に関してどうお考えでしょうか。この3点お伺いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは御質問にお答えをさせていただきます。  最初に、平井小学校のキュービクルの関係でございますけれども、今学校全体でですね、普通教室の方は全てエアコンの設置が終わりました。小学校につきましてはですね、おおよそ全体で62%程度の設置率になっております。  今、キュービクルの整備を行っておりますけれども、大久野小学校と本宿小学校は本年度終わりました。中学校につきましてはですね、大久野中学校は12月の補正でお願いをさせていただきましたけれども、今年度と来年度またがってでございます。問題の平井小学校はですね、2年度にお願いをさせていただくということでございます。  それでですね、特別教室のエアコン設置が全てできるような状況の増設ということで考えております。  2点目でございますけれども、中学校の方のトイレでございますけれども、今年度はですね、御承知のとおり、大久野小学校と平井小学校のトイレをやらせていただきました。来年度につきましてはですね、両校2校、平井中学校と大久野中学校、そして本宿小学校につきましてはですね、大規模改修の中の1つとして、来年と再来年ということで実施をさせていただきますので、中学校のトイレにつきましては2年度で完結ということでございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 谷戸沢サッカー場につきましては、まず観客席の設置につきましては、アルミ製の3段5連の観客席は設置できたところでございますが、なかなか日陰対策の方が、やはり委員がおっしゃるとおり、基礎が打てないということで苦慮しているところで、いい方法は現在見つかっていないところでございますが、今後何かいい方法があるように検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 1番目、2番目の質問に対してわかりました。  今の文化スポーツ課の課長さん、どうやったら改善できるのかということを関係機関に働きかけをしてですね、これだったらOKというものがあればぜひ検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 1点質問をさせてください。かつて厚生文教常任委員会で学校訪問を実行したことがあるんですが、たまたま本宿小学校にお伺いして、一通り学校開放で見て回って、その後に懇談会があったんですが、懇談会の席でですね、校長先生の方からもお話をいただいたというふうに記憶をしているんですけれども、予算書の107ページ、ここには学校名が本宿小学校支援教室経費ということで、それとその下に町立小学校教育振興一括経費ということで、内容については支援学級のことだとか出ているんですけれども、そのときの校長先生のお話ですと、当時、来年もですね、また3名程度ふえるというようなことをお聞きして、人数的にですね、何人ぐらいの児童の方がいらっしゃるのか。もしわかれば教えていただきたいと思いますし、同時に、具体的にどんな内容のことで、支援員の方も含めてですね、当然ふえれば支援員もふやしていかないといけないということで、予算にかかわることだろうと思いますから、その辺のところについて、内容について説明いただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) この支援教室というのはですね、御存じだと思うんですけれども、以前は通級指導学級というふうになっておりましたけれども、東京都の方針の中でですね、支援教室というふうになってきております。中学校につきましては来年度以降でございますけれども、今、在籍の人数でございますけれども、各校のを申し上げますと、この2月1日現在ではですね、大久野小学校が21名でございます。平井小学校が25名、本宿小学校が22名ということでですね、全体で小学校は68名となっております。中学校の方はですね、大久野中学校9名、そして平井中学校の方が23名ということでですね、合計で32名ということになっておりまして、数字を見ていただくとですね、大分人数がふえているような状況でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 学習支援員についてでございます。今現在学習支援員につきましては、予算書の100ページのところの特色ある学校づくり推進経費ということで、各小学校及び中学校の学校学習支援員の謝礼金については計上しているところでございます。こちらにつきましては、地域学校協働活動推進事業という、国及び東京都の補助事業をもとに国が3分の1、東京都が3分の1、あと町の方で3分の1というふうな形で進めているところでございます。支援が必要な児童数の増加に伴って、こちらの支援員を増員ということも、こちらも検討はしているんですけれども、いずれにしても補助金の方の申請で出しているところで、実際にはそこの希望どおりの額にはなっていないのが現状です。ですので、こちらも何とか増額ということで、毎年申請をこれからも続けていきたいというふうに思っているところでございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 現行の支援員の小学校、中学校の人数というのはわかりますか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) すみません、各学校それぞれ人数にばらつきがありますので、正確な人数を申し上げられないんですが、おおよそ各学校5名ないし6名ぐらい学習支援員が入っている現状でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 正確に調べていただいて、会期中に御報告いただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 教育のことについて2点質問します。99ページの教職員指導経費、去年の予算では働き方改革支援事業委託料740万ぐらい計上されていたんですが、今年の予算には計上されていないんですね。この働き方改革というのは、継続するものだけれども、費用が乗っかっていないということはどういう理由によるのかということが1つ。  それからもう一つは、今日も控室で話をしたんですが、日の出町の子どもたちの成績はどうなんだろうと、最近。そういう話がありました。議場には4人の地元出身の優秀な議員さんがおられますから、その当時は成績もよかったのかなと思うんですが、ちょうど学校教育課長、今回で終わりです。この何年間かいろいろな仕事をされていましたけれども、教育費は、日の出町は全体に占める割合が少ないんじゃないかというふうに私も思っていたんですが、学校教育課長、その辺のことについての、最後ですから、感触をお聞かせ願いたい。この2点です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 1点目のところですけれども、働き方改革については、元年度の予算のところでおよそ700万円程度予算計上させていただいて進めているところでございます。こちらにつきましては、学校の働き方改革を推進するために、コンサルタントを各学校に入れまして、いわゆる先生方のタイムマネージメントの意識を向上するために使ってまいりました。  今年度の成果といたしまして、今現在作成中のところなんですけれども、次年度以降は、各学校でコンサルタントが入らずに自走していけるような形ということで、来年度の予算の方には入っておりません。次年度自走していくために、「働き方改革推進のハンドブック」及び今年度の各学校で取り組んだ結果をもとにまとめてあります「働き方改革事例集」、こちらを今月末のところで各学校に配布をし、これを参考にしながら来年度自走していくような形、さらに進めていく。先ほども申し上げたとおり、さらにこれに統合型校務支援システムという、いわゆるハード面を導入することによって、さらにその成果を出していくと、そういうふうな方向で今のところ考えているところです。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは御質問にお答えをさせていただきます。  学校教育の方の予算でございますけれども、本年度と来年度2年度は6億5,000万円程度予算が組まれております。通常のですね、30年度を見てみますと、4億5,000万円ということで、1.5倍ぐらいの予算をちょうどいただくような形にはなっておりますけれども、これは御存じのとおり、内容をよく見ますとですね、本宿小学校とかトイレの改修工事等のハード事業でふえているということだと思います。  その中でですね、委員の御質問の部分は、ソフト面のことをおっしゃったのかなと思います。日の出町の方はですね、特色ある学校づくりの経費ですとか、あと学力向上の経費とかいろいろ織り込んではおりますけれども、例えば、1つは漢検なんかも実施しておりますけれども、私個人の思いはですね、漢検もいいんですけれども、例えばですね、英語検定とかですね、こういうものも織り込んでいけたら、授業時数の関係もあるかと思いますけれども、そういう面でですね、次のステップ、そういう事業も考えられたらいいなというふうに、私は2年間やってですね、感じました。  また、あとALTの方もですね、委託契約しておりますけれども、小学校の3、4年生が今度英語活動ということで英語を学ぶことになりますので、この辺の小学校からの英語というのをですね、やはり日の出町としては力を入れていただけたらありがたいなというふうに感じました。以上でございます。ちょっとお答えになったかどうかわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) ありがとうございました。まず最初の、前回、1年前に働き方改革について一般質問をした経緯がありまして、あれは働き方改革を日本が進める一番もとになる教職員の負荷軽減ということで進めるわけです。最初は業者を入れてやったけど、今度からは先生たちだけでやるんだと。たしかそうかなと思ったんだけれども、そういうことをやること自体が今度先生たちの負荷にならないかどうかね。そういうものの積み重ねで先生たちの負荷というのは10年、20年、どんどんどんどん大きくなって、ほとんど毎日帰られないというふうになってきたんだよ。だからよく指導室長、そこら辺を本当に見ていかないと、やっぱり経費をかけて先生たちの仕事を減らすということを、かなりの部分でやらないと、働き方改革をやってさらに忙しくなったというようなことがないように、見ていないと駄目だよ。僕はそう思います。じゃあ具体的にどうやって質問に答えてもらうのかというのは難しいんだけど、私の議席がある限り、何年かに一遍は、この働き方改革が本当に進むのかどうか、検証していきたいと思っております。よろしくお願いします。  それから2番目の件ね、さらりと課長答えられて、次の世代の事業をいろいろ考えてほしいとか、英語教育のこととかということなんですが、我々議員のサイドからすると、本当に日の出町の教育費というのはほかの市町村に比べてどうなんだろうかということは、議論として出るんだよ。出ているんだよ、我々の間で。だから、日本で一番優しい福祉の町、そういうことを標榜してやっていこうということで、我々もこぞって賛成してここまで来ました。  そういう中で、例えばハードの部分を除いたソフトの部分で、こことこことここの費目だけを取ってほかの町と比べてみようや、そういうようなことがあってもいいんじゃないかと思うんですね。そういうことを私も口に出すだけで実際実行しておりません。そういうことをやっていって、本当に町の将来の子どもたちに、きちんとした教育を受けさせていかなくちゃいけないなというふうにも思いますので、私たちは今長期計画について、本当にあれでいいんだろうかということを真剣に、この1週間、2週間、1カ月、2カ月かけて考えなきゃ駄目だなと思い出しています。その中身を、この教育費が妥当なのかということを私は入れていきたいと思いますので、この次、学校教育課長にどういう方がなられるかわかりませんけれども、教育長、そのようなことをやっぱりこれから考えていただいて、しっかりやっていきましょう。よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 何点かお聞きします。まず、コロナウイルスの関係なんですけれども、学校が休業ということで給食が中止になりました。この食費の返還というのはどのようにされるのか伺っておきたいと思います。  また、余った食材という言い方はよくないのかもしれませんけれども、給食食材の販売を行ったということで、完売をされたというメールも流れてまいりました。どのようなものがどういうふうに販売されたのかについて、せっかくの機会なので伺っておきたいと思います。  それから、教育長にお願いなんですけれども、子どもの居場所がないというような声を大分聞いています。校庭の開放は無理なのかというような声がありまして、もし安全に管理ができるようであれば、校庭などで遊ぶことを認めていただけないかという声がありますので、ここでお聞きしておきます。  あともう1点が働き方改革の関係です。今、小玉委員の方からも御指摘がありました。さまざまな報告をしなくてはいけないということで、かえって業務がふえているのではないかというような指摘もありました。いじめの報告、不登校の報告などが担当教諭の責任に委ねられているようで、なかなかこれも大変という声もいただきましたので、そのあたり何か改善ができるものなのかどうなのか。  それから、先ほど出退勤システムということで、勤務時間の管理をするということだったんですが、具体的に何かパソコンを閉めたらそれで退勤みたいになるのか。その方法というのはどういうふうになっているのか。前は時間外勤務をするときには帳簿に書いて提出して許可をもらって云々と言っていたんですが、その方法がどういうふうに変わったのかについて伺っておきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小作学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) ただいま折田委員の、コロナウイルス給食休業に関する返還金をどうするのかということと、あと食材の即売会の状況はということについてお答えをさせていただきます。  まず初めに、返還金の方でございますが、コロナウイルス感染症で休校となった給食費の返還金ということでですね、現時点では、「日の出町学校給食費の会計処理及び管理運営に関する事務処理要綱」に基づきまして、給食を受けない日が引き続き4日を超えた場合、今回3月6日からになりますが、1食当たりの返還金に日数分を乗じた額を返還することを学校を通じて周知し始めたところでございます。  ところが先日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾が3月10日に発表されたことによりまして、文部科学省より、「臨時休業に伴う学校給食中止への対応について」の通知が3月13日に東京都教育委員会を通じて来ておりまして、臨時休業期間の学校給食費につきまして返還等を行い、保護者の負担にならないようお願いするといった要請が来ております。  これについては、学校設置者が保護者に学校給食費を返還するために要した費用等に対し、国が補助を行うとされております。しかしながら、現段階では詳細な手続き方法等がまだ通知されておりませんので、最終的な返還金については通知を見て適切に対応したいと考えているところでございます。  それと2つ目の質問の即売会の状況でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大予防に伴う全小中学校の臨時休校に伴いまして、3月2日から給食も提供中止となりました。直ちに食材納入業者へ食材料の納入止めの手続きに入りましたが、業者によっては既に止められない状況で、一部の食材料が納品されております。  しかしながら、給食がないため、材料については廃棄するしかなくなりますが、あまりにももったいないということで、急きょ即売会を開催し、少しでも食品ロスを減らせることができればと思い、今回の取組みを行ったものでございます。  当日は、じゃがいも、玉ねぎなど6品目を販売いたしまして、30分で完売いたしました。即売会の周知につきましては、町のお知らせメール、こちらは登録者数が1,400人ぐらいおりますが、そのメールと、ツイッター、ホームページにて周知をいたしまして、当日は110人ほどのお客様にお越しいただきました。  仕入れ価格は5万1,151円、売上高が3万8,750円で販売をしておりまして、売上金については全て給食費に戻し入れをいたしました。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) それでは、子どもの居場所ということで御質問のありました校庭の開放なんですけれども、まず、今回休校にした意味ということの重み、これが第一だと思うんですね。私見が入りますけれども、諸外国に比べると爆発的な広がりを見せていない、徐々にふえてきている状況ではございますけれども、やはり学校を休校にしたということは、これはまた後で検証はされるでしょうが、ある一定の効果は出ているのかなと、私は個人的には考えております。確かに校庭の開放、子どもさんが自宅にずっといるということはストレスが溜まるのもわかります。ただ、校庭を全面的に開放したときにですね、各校児童数が300人から400人ぐらいいるわけです。この子たちがですね、全員来るとは思っていませんけれども、校庭に来て遊んだときにですね、それはそれなりのリスクを負うのではなかろうかなと思っております。ですからもう少しお時間をいただいてですね、今のコロナウイルスの動向ですとか、あるいは各校長先生の意見を拝聴したりですとか、その中で校庭開放ということも考えていきたいなと思っております。全く考えていないわけではございませんので、もう少しお時間をいただきたいなと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 私からは働き方改革に伴った提出書類等に関すること及び出退勤システムについてお答えさせていただきます。  まず、提出書類等につきましても、先生方の負担を軽減するために、それぞれの教育委員会に提出していただく書類については、かなり簡略化した形で提出というふうに今年度も改革を進めているところでございます。  また、先ほど例としてありましたいじめの報告についてですけれども、以前はいじめがあったときには、学校がそのいじめのどういう状況にあったかということで、文章による報告を行っていたんですが、平成28年10月から「いじめ実態把握及び対応システム」というものを導入しました。これは表の中にチェック項目があって、そこのところをチェックをして教育委員会に提出をする。教育委員会の方としましては、そのチェック項目を分析した上で、必要な情報については電話による聞き取りを行い、教育委員会指導室の方でそれの報告書の文書を作成するというふうな形に変化をしているところでございます。  今後も、さまざまな提出書類等もございますが、できるだけ先生方の負担にならないように軽減を図っていきたいというふうに考えております。  もう1点の出退勤システムですけれども、現在は、各学校押印簿による出勤管理というふうな状況です。退勤につきましては、今のところそれを何かの書類によってというふうなことは行っておりません。ですが、出退勤システムを導入することによって、これはある出退勤用のパソコンを1台用意して、そこに各自が出勤時に入力及び退勤時に入力というふうにすることによって、勤務時間等についても自動計算され、それが教育委員会事務局の方にもデータとして、同じクラウドの中で行っておりますので、把握することができると、そういうシステムでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) コロナウイルス対策ということで、新年度、いよいよ始業式、入学式から始まるわけですけども、その辺の子どもたちの管理体制というのはどのように手配しているのか。当然マスク着用、手洗い、うがいというのは当然のこととして、その辺の管理をされているのかということですね。マスク不足が未だ解消されていないんですよね。その辺の対策。これはやっぱり緊急事態ですから、すぐにでも、まだ予算の審議なんですけども、その辺は十分予備費とかを利用しながら対応しなくちゃいけないと思いますけれども、通常どおり始業式、入学式が行われ、その後のコロナウイルス対策等どのようにやっていくのか。国の方針等も打ち出されるとまた流動的な面もございますけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 「新型コロナウイルス感染症における今後の対応について」ということで、こちらは3月12日の日に校長会が行われまして、そこのところで教育長名で通知をしているところでございます。  こちらにつきましては、感染予防についての対策ということで、手洗いや咳エチケットの励行等については、既に以前からお話をしているところでございますが、まず4月の始業式ですけれども、今のところ始業式自体は行う予定なんですが、ただその始業式の形を、全校児童・生徒が集まるような形ではなくて、各教室において、始業式の校長の挨拶等は放送機器を利用して行うというふうな形に今変更しております。  また、入学式につきましては、これから行われる卒業式も同様なんですけれども、来賓は参加せず、教職員及び1年生及び保護者等2名までというふうな形で簡略化というふうな形をさせていただいているところでございます。  それ以降、4月の学校が始まって以降の対応についても、今、学校の方でもある程度のマスクのストックはございます。特に、入学式や卒業式については、家庭でマスクが手に入らない御家庭等もあるかと思います。そういうところにつきましては、学校の在庫数にもよるんですけれども、学校によっては配布をするというふうに言っている学校もあります。ただこれも限りがあるものでございますので、今後さらにそのマスクを入手できるような形で対応していきたいというふうに思っております。  また、4月以降のところですけれども、今のところ東京都及び国からの通知によれば、感染者が1名でも出た場合、これは児童・生徒及び教職員も同様ですが、1名でも出た場合は、おおむね14日間を目安に臨時休校を行うというふうなことになっているところでございます。ですので、4月のところで学校を始めたはいいんですけれども、いきなり感染者ということになれば、その学校は少なくとも2週間の休校というふうなことになる。かなり厳しい状況でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。この辺の大事なことというのはなかなか情報を私も得ていなかったので、今、指導室長からお話があって安心した部分もございます。逐次ですね、必要な部分に関しましては積極的に予算要望していただいて、町部局で、子どもたちの安全・安心のために御尽力いただければと思います。ありがとうございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ぜひともこれは伺っておきたいのですが、私も校庭はなぜ開放されないのか。直後から非常に思っていました。そして、給食がなくなることに対してもですね、例えば狛江市なんかも一部でしょうか、希望の人に給食を持っていくようなシステムを最初から取ったということも聞いておりましたし、東京都教育委員会も、校庭まで閉めよと、そこまで厳しいことは言っていなかったんではないかなというふうに思ったものですから、教育委員会の方にもお願いはしてみたものの駄目だったということがあります。  それでですね、これはひとつ本当に伺っておきたいんですが、臨時休校中とはいえ、子どもたちのことは、やはり非常に教育委員会の責任のある教育長、そして指導室長、学校教育課長、本当に、どういうふうに過ごしているのかとかですね、どうしてるんだろうと。そして新学期が始まったときに子どもたちがどういうふうに出てくるんだろうと、いろんな気遣いがあって、そこへの配慮もあるかと思います。この臨時休校中にもですね、例えば学童を見に行くとか、そこと連携を取るとかですね、いろいろ工夫をされたと思いますが、そのあたりのこと、あと2分ぐらいありますので、もしお話を聞かせていただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 今、最後にお尋ねいただいた件についてですけれども、やはり配慮を要する児童・生徒というのは各学校それぞれおります。今のところ、全児童・生徒に向けては、各学校で個別登校日あるいは学年登校日または保護者が登校して保護者と面談をするとか、そういうふうな形の対応を行っているところでございます。  その中でも配慮を要する児童・生徒に関しましては、今のところ各学校の方で、電話連絡による確認及び家庭訪問も個別で実施をしております。また、子ども家庭支援センターとも連携を取りながら、子ども家庭支援センターの方で家庭訪問であったり、またその情報についても常に情報共有をして配慮を要する児童・生徒については、学校に通っているときのように毎日ということではないんですけれども、常に目配りをしながら進めているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございます。これから先もまた学校が開いても、どんな状況で臨時休校になるかもわかりません。そのときにやっぱり今おっしゃったような子ども家庭支援センターとかですね、学童とか、実は学童というのは決して環境的に必ずしも子どもたちに本当にいいのかというところもあるかと思います。ぜひぜひ連携を取ってですね、そのあたりを丁寧によろしくどうぞ、これもお願いでございます。お願いいたします。ありがとうございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) これで教育費についての質疑を終了します。  午後2時50分まで休憩とします。                午後2時40分 休憩                午後2時50分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、民生費、衛生費についての質疑に入ります。こちらの審査予定時間については50分間で、3時40分までとなっております。しかし、皆様の努力で、40分取ってありますけれども、なるべく早く終えるようによろしくお願いします。質疑に入ります。東委員。
    ◯委員(東   亨君) 初めに、66ページの子ども家庭支援センター経費についてお伺いします。  令和元年度453万8,000円だった額が、令和2年度1,316万7,000円になっています。増額の理由についてお伺いいたします。  また、下のスーパーバイザー講師謝礼というのはどのようなことを行うのかお聞きをしたいと思います。  次に、保育所運営事務経費の中で、子育てのための施設等利用給付金、本年度から新設されましたが、どのような内容かお伺いいたします。  それから、前に戻って恐縮ですが、57ページの自立支援給付費経費、障害福祉サービス費が令和2年度3,747万4,000円増額になっております。この理由についてお伺いをいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まず最初の子ども家庭支援センターの経費が増額になったところはですね、ほぼほぼ相談員が会計年度任用職員になったので、去年までは半年分の賃金だけだったのが、1年分の報酬と、あと期末手当とか交通費とかが含まれたのでふえたものです。  スーパーバイザーは、相談員がどうしていこうかと悩むようなことを的確にアドバイスしていただけるような方に来ていただいて、相談に乗ってもらうという経費になっています。  子育てのための施設等利用給付につきましては、未移行の私立幼稚園ですとか、認可外保育施設の無償化になった分を施設にお支払いする経費です。  障害福祉サービス費なんですが、これは障がい者の方が増加しているのと、あと利用される利用の量がふえているから増加傾向になっていると考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 東委員。 ◯委員(東   亨君) わかりました。具体的にスーパーバイザー講師謝礼というのは、人数は何名予定されているんですか。  それと今の障害福祉サービス費についても、ある程度人数的なもの等わかったら説明をいただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まずスーパーバイザーは、お1人で、2カ月に一度来ていただくようになっております。  障害福祉サービス費なんですが、積算がですね、人数で積算というよりは、令和元年度の10月ぐらいまでの毎月の平均と、一番高いときの金額がこの後来るとどのくらいというので積算して、それを根拠に予算を組んでいるもので、何人というのは今すぐ手元にはないので、後ほどお答えさせていただきます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 56ページですね。成年後見制度業務委託料1,241万円。これは多分人件費等なんでしょうけれども、この成年後見制度の利用できるような、相談できるような窓口がきちっとなされるようなところだと思いますけれども、その詳細にわたって、予算との兼ね合いの内容を教えてください。  そして、その下にある福祉サービス総合支援事業委託料、これは多分昨年にはなかったと思いますので、この内容について教えていただきたいと思います。  59ページの地域活動支援センター運営経費が昨年よりアップしているかなというところで、そこの部分の要因についてもお願いいたします。2点お願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 成年後見の関係ですね、ほぼほぼ人件費と、今年度は備品ですとか、パソコンとかそういうものを揃えるのに、ここの経費がかかるということで計上させていただきました。  あと福祉サービス総合支援事業の方なんですが、これはもともと社会福祉協議会でいろいろな相談をお受けしていたんですが、この成年後見をやるにあたりまして、こちらのデイサービスもセットでやることになっておりまして、目出しした感じなんですが、この福祉サービス総合支援事業というのは、成年後見制度の利用の相談ですとか、判断能力が不十分な方の権利擁護の相談ですとか、あと福祉サービスの利用に際しての苦情の相談ですとか、総合の相談をする事業です。こちらも大体人件費を計上させていただいております。  地域活動支援センターの方の予算の増なんですが、ひまわりの方もサンホームの方も、どちらも会計年度任用職員を導入したことによる増が理由なんですが、特にサンホームの方は、利用者の安全を確保するために、会計年度任用職員をさらに2名追加したので、かなり大幅な増になっております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 1点目の内容はわかりました。この成年後見制度と福祉サービスをやるにあたって福祉サービスが全体的な総合相談所ということですけれども、福祉に特化した方ですので、何か資格とか持っていらっしゃる方がつくのか。それとも今、社会福祉協議会に委託しているその職員さんが行うのか。その辺の人的なことをまず聞きたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 成年後見の方の事業はですね、この資格がないと駄目だというのは特にないんですが、社会福祉士がよく御存じなので、社会福祉士を去年雇用することができまして、10月から開くことができたんですが、もう一つの福祉サービス総合支援事業なんですが、こちらも特に資格とかはなくてですね、社会福祉協議会で何年か働いている方が、常日頃相談を受けている方をそのままその事業に当てはめさせていただきました。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) わかりました。経験値によって相談が対応できるという場所であるということで、こういう形になっていると思いますけれども、職員が異動とかあると思うんですね。そうすると特化した方がずっとやっていただいていない状況になると、なかなか年度によって相談する内容の対応が変わってきてしまうのかなという心配が想定されますので、その辺今後検討していかなきゃいけない内容なんじゃないのかなと。先ほど社会福祉士ということで、福祉に特化した方がいらっしゃるということなので、今の段階は安心かもしれませんけれども、今後やはりそういうところには有識者だったり、本当に保健師だったり、そういう方がおられるのがベストなんではないかと考えますので、今後の予算ではそういうことも考えていただいてお願いしたいと思います。  2点目にお伺いしました地域活動支援センター運営費、会計年度任用職員によってベースアップしている。また、サンホームの方は2名アップということで、以前にもお話しましたけれども、障がい者の施設ということで、高齢化、重篤化によってなかなか一般的な職員では無理が生じてくると、対応が難しくなってくるという現状も認識していただいていると思うんですね。地域活動支援というのは、町の中に一つはなければいけないという施設だというのは認識しておりますけれども、今後ですね、利用者のためにも、どういう体制にしていったらいいのかということを、もう少し考えていただくような場があっていいのではないか、あるいは今それが考えられているのか、現在進行中なのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 指定管理で受けていただいている社会福祉協議会の方からもなかなか厳しいというお話はいただいておりまして、その中で子育て福祉課の方とも何回か打ち合わせをさせていただいて、今度サンホームの保護者の方とも交えてお話していけたらいいなというところまでは話は来ているんですが、実際にその話し合いはできてはいないんですが、近いうちにその保護者の方も交えて、方向性みたいなものが決められる会議を持ちたいと考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) そうですね、なかなか保護者の方は多分慣れた職員、信頼関係の結べる今現在の状態が望ましいということが言われるんではないかと思うんですけれども、やはり障がい者、お子さんたち、親なき後ということを考えていくんですね。そのところはなかなかこれはどうしても消えないことです。その中でやはりこれだけの職員を2名ベースアップしていかなきゃいけないという現状と民間委託して利用者がもっと自分たちの生活を豊かにしていけるようなことであれば、大変かもしれないけれども、そちらに方向性を踏み切っていくということも一つ案としてしっかり言っていただいて、またこういうことで非常にデリケートなところで難しいと思いますけれども、5年後、10年後、この施設を町が指定管理して委託してやっていける施設かというところを考えながら、ぜひ運営を今後していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 3点ほど質問させていただきます。73ページの母子保健事業経費。子どもたちの予防接種事業が激減しておりますので、予防接種の何年か前の打ち間違えとか、そういう事故もありましたので、こういう改善をしてくれたということは非常によかったと思いますが、全体として母子保健事業は、年間どの程度やっているのかということと、それから、あわせて保健センターのスペース的な、非常にゆとりが出てきましたので、先ほど私午前中に、総括質疑でやった保健センターのほかの事業への転換というようなことも、一般質問等でも提案させていただきましたが、この母子保健事業の具体的な、年間通しての概要、それでどの程度余力が保健センターに生まれているのかというのが1つ。  それから、次のページの74ページの予防接種事業自体は、保健センターでやっているものは今あるのかないのか、その辺の実態をまずお聞かせいただきたい。  最後の3問目はですね、75ページの人間ドック委託料、70歳。もう何回もやっていますけれども、70歳もいいんですけれども、やはり65歳という企業戦士として戦って、定年延長も65歳が平均になってきております。一つの節目としてこの辺もいいんではないかなと。70歳をやめろとは言わないんですけれども、プラス65歳も、いわゆる2分の1の補助だとか、ああいう形でやって、健康増進に努めてはいかがかなと思ったんですけれども、その辺の検討はどうなされましたか。この3点について質問させていただきます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 健診についてはですね、さまざまやってございまして、新生児のですね、さまざまな健診、3カ月、4カ月健診であるとかですね、6カ月、9カ月の健診であるとか、1歳6カ月であるとか3歳とかですね。いろいろな健診を実施しているところであります。これは法定で定められているものを実施しているところでございまして、平成30年度、保健センターの活用について検討しておるところでございまして、おおむねの数字で言いますと、おおむね50%ぐらいは余剰があるのかなというふうに思っておるところでございます。  先ほど副町長の方でも御答弁ありましたけれども、今後ですね、子育て世代包括支援センターについて、有効活用していくということで方針が定められておりますので、まだ令和2年度の予算には反映していないのですが、内部的にこれから検討していこうかなというふうに思っているところでございます。  それとあと、現在保健センターでやっているものは、BCG、二種混合、日本脳炎2期、この3つをやっているところでございまして、外部でやってございまして、大半があきる野市の医師会の方で接種をしていただいているという状況でございます。  人間ドックに関しましては、75歳のですね、ドックの助成が令和3年度で終わるということになってございますので、それに向けて今内部的に、70歳の助成と75歳の助成に関しても検討課題になっておりまして、内部で検討を始めているところでございます。嘉倉委員の方からもいろいろ年齢の幅とかですね、そういった部分もいただいているところでございますけれども、両方の制度をですね、うまくミックスするような形で検討ができないのかなというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 予防接種事業、それから母子保健事業はわかりました。ぜひ50%ほどの余剰というか部屋というか、いろいろこの庁舎も含めて有効活用、今、日の出町が目指さなくてはいけないこういうスペース等も、まだまだ不足している部分もございますので、ぜひ検討していただきたい。  人間ドックに関しましては、ぜひ健康増進という点では、日本一の福祉の町を標榜されている日の出町としては、やっぱり健康増進、健康あっての日本一の福祉のまちづくりだというふうに思いますので、人間ドックの柔軟な低年齢化、その辺もぜひ今後検討していただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑がございませんようですので、民生費、衛生費についての質疑を終了いたします。  暫時休憩をして入れ替えをします。                午後3時09分 休憩                午後3時18分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、災害復旧費、公債費、予備費についての質疑及び議案第16号に対する総括質疑に入ります。こちらの審査予定時間については3時47分までとします。  では質疑を受けします。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 1点だけ、127ページの測量設計委託料ですね。森林災害復旧事業経費の中のこの部分は、設計委託料は800万、大体どの部分なのかなということと、それから災害復旧工事2,830万はどの部分の箇所の復旧工事なのか、お知らせいただければと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 災害復旧の測量設計委託料でございますけれども、西の入ホオバ沢線でございます。あわせてそちらの測量設計を行い、その後同じ路線の西の入ホオバ沢線を2,830万で工事を行うという形で予定してございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。これは単年度中に改善されるということでよろしいでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 測量設計委託につきましては、先日の補正予算で議決いただきましたので、今年度中に入札まで持っていき、まず測量設計を行い、その後単年度で工事の完成まで行く予定で考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 1点だけ確認ですが、教えていただきたいんですが、見逃したかもしれませんが、今、つるつる温泉が休館していますね。試験的にというようなことで聞いているんですが、試験的につるつる温泉のお湯を売却していましたよね。それはいつごろからやめているのか。あるいはやっているとすればこの当初予算書の中のどこに見積もりというか、予算を組み立てたときに載っているのか教えていただきたいのですが。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) つるつる温泉の温泉水の売却についてでございますけれども、予算書を見ますと、33ページになります。21の諸収入の項が雑入でございます。目も7の雑入なんですけれども、こちらの42番です。温泉水売却代金201万6,000円でございます。  こちらにつきましては、以前からつるつる温泉の泉質がいいということでお話いただいている入浴の温浴施設がございまして、そちらと話し合いを進めて、昨年の12月1日から温泉水を試行として販売する。まず1年間の契約を結ばせていただいて販売を行っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。簡単に、タンクローリーにどのくらい入って、1回向こうに持っていって売ると幾らになるのか教えてください。1台。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 販売量をどのくらいを上限にするかというのもいろいろ検討はさせていただいたんですけれども、1回当たり7トンまでならつるつる温泉本来の温泉水の量は確保できるだろうということで、1日7トンまでといたしまして、それを相手方もどのぐらい欲しいという要望がございましたので、7トンを週2回販売する形でございます。こちらの201万6,000円につきましては、週2回、月で言うと8回入れていただいて、それを12カ月入れる形で、単価といたしましては、税込みで3,000円で契約を結ばせていただいております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。温泉ソムリエに一通り見てもらって、日の出町の三ツ沢つるつる温泉の泉質が一番いいという結果で、かなり効能もですね、例えばアトピーとかですね、そういうところにもよく効くということで、ぜひということで何かお話があったやに聞き及んでおりますけれども、そのとおりですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) まず先ほどの単価なんですけれども、言葉が足らなくて。1トン当たり3,000円で販売をしております。  委員もおっしゃられているとおり、都内の温浴施設なんですけれども、非常につるつる温泉はいい泉質だということでお話をいただいておりまして、今回の販売につながったという形でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 向こうのは都内という話ですけれども、中央線沿線の荻窪の駅のすぐ近くと。なごみの湯と聞いておりますけれども、日の出町の特産だとかですね、いろんな宣伝を向こうでもやっていただいているということでありますので、大変いいことだなと思っております。ぜひ早くつるつる温泉を再開していただいて、ということで終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 総括的質疑ということでよろしいですか。もしかしたら私の論理の展開に間違いがあるかもしれませんので、よろしくお願いします。全体的に最近までの仕事の進め方について、私は総括的質問をしたいと思います。  日の出が丘病院に至る道路の工事のことについて、詳しく私は調べていないんですが、都の補助金がもらえなかったという話と、一部に設計の違いというか、東京都の補助金を得るためには十分ではないという設計の部分があったというふうに聞こえました。このことについて、担当課長は、見解の違いだというふうにおっしゃっているように思ったんですね。  実はこの問題は、橋本町長が昨年か一昨年か、日の出が丘病院の大切な記念式典において、極めて早くあの道路は改善をするんだということを、町民の前で宣言をされたというふうに私は記憶をしております。もしかすると町長があそこで話をされたことと、今回の事態というのは相矛盾することがあって、発言の修正を町長は余儀なくされるのかどうか、そのポイントについてまず一つ伺います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 橋本町長。 ◯町長(橋本 聖二君) この道路は、非常に難しいいろんな歴史があるわけでありまして、地元の当時の議員さんも手を投げてきたいわくつきの道路であるということで、何とか町の方で努力していただきたいという話もいただいたようなわけであります。  あの道路は町道でもあるし、そういう歴史の中ではあるが、やはりあそこを通る人たちに万が一交通事故があっても困るということもございまして、それなりの作業は進めてきたわけでございます。  そういうことの前提に立って東京都の補助金を仰ごうというところまで進んできたんですけれども、最終的に勾配がちょっときついということで、東京都の補助金の支給する条件に合わないという結果になってしまって、もう一度測量し直しをして、20%の勾配に納まれば何とか補助事業の対象になるということで、今回再度測量を進めてきたというわけでございます。  問題は、非常に、病院対、当時勤めておりました方とのいろんな縁故関係のトラブルがありまして、その補償問題について難しいところに直面しているということで、一概に測量が終わって、いざやるということになりますと、その辺のところも非常に難しいところにぶつかるのかなと、そんなふうに思っているところであります。しかしながら、病院ですから、そこに入っていく患者さん方の迷惑にかかるようなことでも困るということで、町といたしましても、何とか整備ができるように進めていこうということで、作業を進めているところであります。  いずれにしましても、整備を進めていくという姿勢には変わりはございません。現在はそういう状況でありますから、何分にもひとつ御理解をいただきたいなと、そんなふうに思っている次第でございます。病院は病院なりの利用する方々の心情と申しましょうか、要望書を、そこを利用する方々のサインもいただいて、相当な分厚い要望書を持ってこられたことも事実でございます。そういった一つの背景がありますので、町としても進めていこうということで、やっている最中でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 進めていこうという決心であるということは、この前の病院での、これは町長の儀礼的な挨拶ですからいいのかなと思ったんですが、変更するつもりはない。少し時間はかかるけれども、実行はするんだと、そういう受けとめ方でいいですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 橋本町長。 ◯町長(橋本 聖二君) それに間違いございません。先ほど縁故関係ということでお話もしたんですけれども、いろいろ当時の病院をあそこに設置するときの、病院に勤めている方々とのいろんな関係がありまして、親戚じゃないんですけれども、お互いの病院との知り合いというか、そういう関係の中で、お互いに努力しましょうということで作業を協力し合っているという状況です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) それを聞いて安心しました。病院のあそこというのは、湯川先生の病院がなくなってね、今度はもう1人の先生が具合が悪くなったりして、無医村にならないかと。日の出が丘病院というのは、道路も幅広くするし、使いやすくなるんだということで、私たちは町長の話を聞いて、団地の人たちにも新聞出して私も説明してあるんです。あそこは町長が一生懸命都道から入る斜めの通りも直すんだと言ってある話ですから、少し時間がかかってもやるんだという決意は、どこかで新たにしていただきたいと思います。  それから、この問題はもう一つ、仕事の進め方と判断の問題なんだけれども、やっぱり仕事を進めるのに角度が違ってて補助金が下りないというのは、これはやっぱり失敗だと。誰か一人が何かの数字を見間違えて、失敗したということと、長い間、前の建設課長、その前の建設課長からずっとそういう考え方でやってて、いざ都の補助金をもらうことになったら角度が違う。これは間違いではなくて、私は、町長とか副町長は、「おいおい、仕事のやり方のこういうところが違うんだぞ」、そういうことを言わなきゃならない事例だと私は思うんです。その点についてはどうですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 橋本町長。 ◯町長(橋本 聖二君) 私どもはそこまで正直のところわからなかったこともあるのは事実です。担当の課長が東京都に行って、当時は大丈夫だという判断をいただいたものですから、測量を進めて、次の作業のステップに入ろうということで来たわけです。ところが東京都に行ったところ、そういう今のお話の勾配がきついと。補助事業としての条件に合わないということになってしまって、再度勾配を緩くするための作業を進めていかなければならないということになったわけでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) ありがとうございました。東京都の専門家といえども人間です。そのときもしかしたらいいと言っていたのかもしれない。そういうことがあるかもしれないので、ああいう大事な仕事は、恐らくここにいない議員さんが何人も前から携わっているんだそうですね、あのことには。そういう大きな事業で、町民も日の出が丘病院のことについては非常に関心が深いことです。ぜひそういうことで、あの話を聞いたときにびっくりしました。勾配がきつくて補助金が下りないと。何をやっているんだと私は思いました。そのときに町長と副町長はがつんと怒ったかと。そう思いました。そういうメリハリのあるところを見せていかないと、これから町政を大きく舵をいろんなところで切るわけです。そのことに町民の信頼を得ていかなければならない。そういうときには、この仕事についてもきちんと明確にしてやっていく必要があると、そのように思います。以上で総括質問を終わります。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかにございませんようですので、質疑を終了します。
     災害復旧費、公債費、予備費についての質疑及び総括質問を終了いたします。  次に討論につきましては本会議場で行うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないと認め、討論につきましては本会議場で御発言願うこととさせていただきます。  これより議案第16号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  川元指導室長。 ◯指導室長(川元 康史君) 先ほど青鹿委員から御質問のありました各学校の学習支援員の人数でございますが、具体的には大久野小学校が6名、平井小学校が8名、本宿小学校が5名、大久野中学校が5名、なお平井中学校におきましては、授業の中での学習支援員という方はいらっしゃいません。部活動等の指導で支援員は入っているという状況でございます。ですので、合計で学習支援員は5校あわせて24名ということです。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 暫時休憩いたします。                午後3時39分 休憩                午後3時50分 再開       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、特別会計予算審査に入ります。特別会計予算の審査時間は30分で、4時20分までとなっております。  それでは日程第2 議案第17号 令和2年度日の出町国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 3点伺います。まず1点目、新規で滞納整理業務等人材派遣委託事業というのがあります。徴収専門員を雇うということなんですけれども、どのような資格がある方で、どういったことに専念されるのかについて伺っておきます。  あと、2年目になりますデータヘルス計画に基づく糖尿病性腎症重症化予防・重複服薬等是正事業について、令和元年から始まっていますけれども、この間の効果とか成果とか、何かそういった報告するべきことがあれば教えていただきたいと思います。  あともう1点なんですが、短期保険証の関係なんですけれども、現在この保険証を役場の方に留め置いている状況があるのでしょうか。それとも皆様に渡していらっしゃるのかどうか、そのあたり伺いたいと思います。なぜかと言いますと、コロナウイルスの関係で、もし発症した場合、保険適用がされるということなんですけれども、保険証がない場合、重篤化することもあるでしょうし、罹患者をふやすことになりかねないということで大変心配をしておりまして、そのあたり教えていただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中税務課長。 ◯税務課長(田中 安幸君) それでは私の方からは1点目の滞納整理業務人材委託のことでございますけれども、こちらの方はですね、資格があるという人に来てもらうというものではなくてですね、東京都の税務協会というものがございまして、そちらの方に、主に東京都のOBの方が多いと伺っておりますけれども、そちらの方でそういう経験を積まれてきた方に町の方に来ていただいて、指導をしていただくという形の、税務協会に委託をするという業務になってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) それでは私の方からですね、糖尿病性腎症重症化予防また重複服薬等是正事業の関係について御報告させていただきます。  まず、糖尿病性腎症重症化予防事業についてですけれども、ここでですね、ようやく取り組んでから1年経過するところでございます。この内容についてなんですけれども、糖尿病の重症化リスクが高い方また治療中であった方についてですね、対象として抽出いたしまして、おおむね6カ月間の保健指導をさせていただくんですけども、現在ですね、4名の方を対象に指導の方をさせていただいているところでございます。  こちらの事業なんですけれども、たまたま今回4名ということで、初年度で少ない形にはなっておりますけれども、基本的にこの事業自体、近隣の自治体でも取り組んでいるところはあるんですが、あまり参加の方がなかなか得られにくいような事業でございまして、日の出町の規模で4名というのは多めの人数かなということでございます。  ただ、対象となるべき人がですね、おおむね57名ほどだったと思うんですけれども、対象の方がまだいらっしゃると思いますので、そちらの方にもですね、今年度も予算通過した後に、事業を進めていく中でですね、御案内の方は差し上げていきたいというふうに考えてございます。  あとですね、重複・多剤服薬者への指導の関係でございますけれども、こちらの方もですね、医療機関に複数かかって、同じような効能のある薬を服用している方も目につく形になります。その中でですね、19名ほど今年度は重複していますけれどもということで御案内の方は差し上げているところでございます。  あとですね、短期証の関係の留め置きの件でございますけれども、基本的に保険証を発行する段階で、皆さんに御案内の方は差し上げているところでございますけれども、大体8割方の方は短期証を受け取りに役場の方にいらっしゃっている実態でございます。残りの2割の方についてはですね、こちらから連絡を入れてもですね、納税のお願いもあわせて言ってしまう関係か、なかなか役場の方には一切連絡をいただけてないというような状況で、一度町から御案内した方については、ふたたび御連絡を差し上げるようなことはしていない、2割の方については一度御案内したのみという形で御案内しているところでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。まず、東京都のOBの方に指導をしてもらうということなんですけれども、これについては、例えば差し押さえをするとか、そういった積極的なことにつながっているというふうに見た方がいいんでしょうか。それとも訪問していただいて、納付をお願いするという程度の話なんでしょうか。そのあたりどのような指導を受けられていて、対応されているのかについて伺っておきたいんですが。  それから糖尿病の関係なんですけれども、4人の参加ということで、対象者は57人いるということなんですが、こういった方たちに対して、こういうアプローチだけでいいのかなという気がするんですけれども、例えば教育入院的なことをされるとか、多分これ食事指導とかそういったことをされているんですか。内容についてもう少し詳しく教えていただけるとありがたいです。  あと保険証の関係です。80%の方は受け取りに来るということで、納付の相談などもされているのかなと思うんですけれども、やはり聞くところによりますと、横浜市などでは短期とか資格証にかかわらずそういったことをやめて、取りあえず皆さんに保険証だけは届ける、そういったことをされているというようなことも聞いています。制度上、確かに滞納があって、その資格については問われる部分があるかと思うんですけれども、やはり一方で命を守ったり、健康を守ったりという観点も必要なのかなと思うんですけれども、町でこういった保険証について、積極的に支給するという方向の検討はできないものなんでしょうか、そのあたりちょっとお聞かせください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中税務課長。 ◯税務課長(田中 安幸君) 東京都の税務協会からの派遣ということで、委託ということで、どういう指導をしていただくかということですけれども、国民健康保険税につきましては、30年度は滞納繰越分の徴収率が17%ぐらいと非常に低迷しております。それで東京都の指導検査とかを受ける中でも、やっぱり差し押さえとかをやっている件数が少ないとか、あとそのほかにですね、長期で高額の滞納案件がふえているということで指導を受けております。一概に差し押さえをどんどんやるという指導をお願いしているというわけではなくてですね、その方その方に合わせた滞納整理の仕方をどのようにやっていけばいいのかということで、指導を仰いでいきたいなと。その中にはですね、長期の高額案件になってしまう前にどうにか手を打っていきたいというのがありますし、そうなってしまったものに関しては、制度として執行停止、不納欠損というものもありますので、そちらの方も適正に行えるように、滞納整理全般について指導をお願いしたいなというふうに考えてございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) まず最初にですね、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの中身の内容についてでございますけれども、こちらは6カ月間の間に面談を3回、あと電話を通じてお話をさせていただくのが3回、面談と電話で6回という形になってございます。  具体的な中身といたしましてはですね、初回の面談におきましては、生活習慣の振り返り等改善についてのアドバイスを行わせていただいているということです。その後はですね、生活習慣に関する改善等がどのような形で取り組まれているか、その状況について確認するということで、そのほか2回、3回目の面談の中で確認をさせていただいていると、そのような状況でございます。  もう1点の短期証の関係でございますけれども、やはり納税の関係でのですね、交渉の場を設けるという役割も担っている状況もございます。ただ、ここで新型コロナウイルスの関係での対応といったところでですね、国の方からまた都を通じていろいろ文書も来ておりますので、そちらの方の文書をですね、あまり齟齬のないような形で、町としても検討して対応してまいりたいというふうに考えてございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。税務協会の派遣ということで、執行停止とか不納欠損についても、その中で検討していくということがお話ありましたので、よくわかりました。ぜひ納めていただくべきものは納めていただきたいということはあるんですけれども、生活状況をよく見ていただいて、配慮していただきたいなというふうにお願いをしておきます。  あと、糖尿病の関係なんですけれども、透析にならないようなことをお願いしているんだと思うんですけれども、なかなか難しい問題だろうなと思うんですよね。働いていたり、いろいろお仕事もされている中で、この面談を3回するということもなかなか厳しいのかなというふうに思いますし、悪化してしまうと医療費の高騰につながるということもありますので、ぜひ参加者をふやしていただく努力、さまざまな手法があると思いますので、ぜひよろしくお願いをしたいというふうに思います。  保険証の関係も、今回のコロナウイルスの関係で、積極的な医療が受けられないようなことがないように、よろしくお願いしたいというふうに思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 関連なんですが、ちょっと十分に制度が呑み込めなかったので、再度お伺いしたいと思いますが、滞納整理業務と人材派遣委託事業、これは個人じゃなくて税務協会ですか、そこから例えばそこの方が役場に来て相談に乗るとか、それが例えばさっきスーパーバイザーの話があったように、週に何回か来るとか、そういうことでの金額なのか。あるいは日の出町の、既にデータなりを渡していて、どのくらいの人の整理にアドバイスが欲しいという形での金額なのかですね。そして、そういうところとは契約関係みたいなものを結ぶのか。それが1年の契約なのか、何年かの継続契約なのか、そのあたりも含めてもう少し詳しく教えていただきたいと思います。  同じくですね、データヘルス計画、今対象指導が4名ということですが、金額にしてみたらかなりのものです。それもですね、どういう形でこの金額なり、それでこの6カ月の間に3回面談、3回電話で話というので、どんなところにこれを委託していて、その成果なりに関係なくこれだけの金額を4名の人に対しての指導でもって払うものなのか。670万ぐらいのお金ですか。どういう制度になっているのか。それだけ聞いたらすごいぞと思いますが、この委託契約の結び方とかですね、委託先の会社名も教えていただけたら教えてください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中税務課長。 ◯税務課長(田中 安幸君) 税務協会との委託契約の内容でございますけれども、これをやるにあたりまして、どういう形でやっていけばいいのかということで検討しました。人を派遣してもらう、人材派遣の契約というのもありますし、業務を委託するというのもありますし、またそのほかに町でじかに雇用する、人を紹介してもらってじかに雇用するというのもありましたけれども、いろいろ検討した結果、業務委託という形が一番いいのかなということで、我々にとってもそうですし、来ていただく方にとっても、そちらの税務協会の方で雇用上の条件、福利厚生とかもありますし、有給休暇もありますし、そういうのもあるのでいいかなということでそういう形にしました。週4日役場の方に来ていただいて、8時半から5時15分という形で考えてございます。  契約の内容なんですけれども、はたから見れば、職員が一人そこにいるという形になると思います。税務課の方に来て、机を用意してそこに来ていただいて、滞納整理に関する職員を指導していただくという形を考えておりますので、そのときにはあわせてその方にやってもらうようなこともありますし、イメージ的には職員が一人ふえる、そういうようなイメージを考えてございます。契約の形は業務委託という形でございます。単価は日額の単価でございまして、それの1年分の契約でございます。契約は1年間という形でございます。  そういう契約ですので、我々の方でこの人というのは、我々も人をそんなに知っているわけではないんですけれども、お願いしたいというものではなくて、税務協会の方からこの人どうしょかという形で人が紹介されてくるという形になります。途中でもし何かあれば人の交替もあり得るのかなということは考えてございますけれども、そうならないようにしたいと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) 私の方からですね、糖尿病性腎症の契約の関係またその実際に委託しているものの中味の関係なんですけれども、御報告させいただきます。  まず、契約の相手方なんですけども、日本システム技術株式会社という、港区にある業者でございます。金額はですね、委員おっしゃられるとおり、670万円ほど契約金額はかなり高額な形になってございます。対象人数がですね、4名に対してこの金額はかなり高いとおっしゃられる部分も、私もかなり金額が張るものだなというふうに思ってございますけれども、その金額の内訳といたしまして、670万円のうち、糖尿病性腎症重症化予防事業に関することについて114万円、また、重複薬等の是正事業について92万円ほど計上してございます。そのほかにですね、事業の運営管理また事業の参加勧奨文書作成であるとか、日ごろの相談窓口の設置、また参加の勧奨についても委託の中に含めておりまして、そちらの金額を全て足しますと670万円を上回るような形になっている状況でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 滞納整理業務のことはわかりました。人が一人来ると、週4日来ていただいているということですね。  そして、データヘルス計画のこの分なんですが、そうしますと、これについても一人保健師なり業務に当たる人が日の出町に来ているということなんですか。そして相談業務も含めてそういうことをしていただく。働く時間とかそういうものは決まっていますか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) この事業の相談に当たる日につきましては、役場の方にですね、場所を設けまして、会議室を設けまして、そこで相談業務の方は行っている状況でございます。そこに担当する保健師の方に来ていただいて、そこで相談に乗っていただいているという状況でございます。  保健師と申しましたけれども、管理栄養士に来ていただいています。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) この事業を見ますと、国、都の支出金が600万ということで、ただこれも町の財源は180万、17ページの財源内訳を見ますとね。ですから、国との事業的な意味合いも強いのかもしれませんが、57人の対象者がいて、実際やるのが57名中4名のみですか。そのこと自体も改善するというか、そこの役割も大いに担っていただけると期待してよろしいんでしょうか。この予算の見方は私のところ違っていますか。17ページの保健衛生普及費ですよね。ここのことですよね。どうでしょうか。どのくらいの頻度で町に来ることになっているんでしょうか、管理栄養士さんは。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) 予算書の17ページに書いてございます糖尿病性腎症重症化予防・重複薬等是正事業委託料についてはですね、こちらの説明欄に書いてございますとおり、674万6,000円でございまして、国、都支出金についてはですね、特定財源が600万円ほどあたっているところでございます。実際その差額については、若干町の方で支出するような形になってございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 伺いたかったのは、57名が該当するんですか。4名の対象に指導するということで、そうすると、先ほど相談業務的なこともこの栄養士さんがなさるということで、どのくらいの頻度でその人が来て、そしてその相談的なことで57名の方たちにも働きかけをしてくださるような、そういう業務も担ってくださっているのかどうか。どうもイメージとしてわからないんですよ。本当に効果がある事業で、積極的に町がやるのか、あるいは東京都が、やらないとほかでペナルティがかかるとか、改善をしなきゃいけないという指導が町に対してあっているのか。どうなんですか、この事業そのものが。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) この金額についてはですねこういう形で町の方からほとんど支出することなく、国、都の補助金で賄っているような事業なんですけれども、金額の方がかなり高めになっているものではあるんですけれども、この事業についてはですね、国の方で、医療費の圧縮といった面でですね、かなり強力に進めている事業の内容になってございます。と申しますのはですね、結局腎症が重症化して透析を受けるような形になりますと、おおむね月に50万円、年間にしますと600万円の費用額というものが医療費に乗っかってきます。そのような状況を防ぐためには、実際にこれを4名の方にやったからどれくらい効果があったかというとでですね、なかなか効果のあらわし方というのは、単年でやってみてどうなのかというところがですね、なかなか説明つけづらいところであるんですけれども、あくまで重症化を予防できたというそのことをもってですね、評価とする以外はないのかというふうには考えているところなんですけれども、基本的には、国もですね、この事業を取り組んだ自治体に対しては、インセンティブの強化という形でですね、国からの交付金についてはかなり高い配点をされている事業でございまして、その配点もですね、令和元年度に比べて2年度の方がより高いような形になってございます。  町もですね、ほかにも対象の方がいらっしゃるところではあるんですけれども、初めての事業ということで、4名の参加者を募ってですね、申し込みをいただいて、その方を対象に6カ月間で、それぞれ3回の面談を、役場の方に出向いていただいて、そこで管理栄養士の方に見ていただいていると、相談に乗っていただいていると、そのような状況でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 本当によくはわかっていません、正直言って。でも57名のうち4名と聞いて、ぜひこの数を、こういうことできちんと自分の生活改善しようという人を1人でもふやしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひ積極的に取組みをお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場で発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないと認め、討論につきましては本会議場で発言願うこととさせていただきます。  これより議案第17号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決するものと決することに御異議ありませんか。              (「異議あり」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議がありますので、採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◯委員長(加藤 光徳君) 起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第3 議案第18号 令和2年度日の出町下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 台風19号に伴う災害復旧業務委託事業ということで、細尾地区の下水道の施設について、数字が1,500万円と計上されています。これについては、災害の関係で、国や都の補助金というのが出るようになっているんでしょうか。それとも町独自でこの費用を支出することになるんでしょうか。  それから、事業的には年度で終わるものなのか。それとも数年度必要になってしまうものなのか。道路の関係等々あると思うんですけれども、詳しく御説明いただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) こちらはですね、委託費を、11ページ、上から2行目、1,500万円計上させていただいております。こちらの予算に関しましては、これに特化した国費や都費は受けられておりません。ただ町の一般財源の方で歳入に見込まれます東京都の災害の交付金の一たんにはなっております。災害復旧特別の交付金ではありません。  それとですね、事業の予定なんですけれども、現在も都道184号線につきましては、西多摩建設事務所と協議中でして、いつ下水道の工事に入れるかというのはまだ未決定でありますが、令和2年度中の着工、完了に向けて協議しているところであります。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 国、都の補助はないということで、復旧費の一部がこちらに活用できるということだと思うんですけれども、1,500万円丸々そちらの方から出していただけるものなんですか。これは設計料とかで、全体の工事費とはまた別なものですよね。それともこれ自体が工事費に当たるものなんでしょうか。そのあたりも詳しく御説明ください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) こちらの1,500万円につきましてはですね、本復旧にかかわります実施設計と工事料を含めた額が1,500万ということでですね、積算されていますので、こちらを計上しております。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長◯企画財政課長(三澤 良勝君) こちらにつきましてはですね、先ほど来出ております東京都の災害復旧復興計画書を東京都に対して提出している中で、事業費として1,500万計上しております。ですから、交付金の確定は今後でございますが、今のところ全て対象経費としてみなしております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 再度確認で、1,500万円で下水道の復旧は完了するというふうに言っていいんですね。
    ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) この委託料1,500万円の中で、本復旧工事完了の見込みであります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 委員に申し上げます。冒頭、特別会計に入る前に、おおむね30分ということで、4時20分ということで申し上げました。4時20分過ぎてますので、このまままだ残っておりますので、続けたいと思います。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 資料3の33ページ、そして予算書の9ページですね。下水道雨天地震入水対策事業、これは日の出団地の中のことだと思うんですが、現在どこまで調査が進んで、令和2年度はまだ調査なのか、あるいは何か工事をすることになるのか、そのあたりをお聞かせください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) こちらの事業ですけれども、平成28年度に計画を立てまして、29、30、31年と、日の出団地を4つのブロックにわけまして、令和2年度が最終の調査となります。とりわけそこでですね、大きな改修工事等は実施いたしておりません。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 今までやったところは特に大きな工事は必要ないということなんですか。そのあたり工事は全く最初から考えていないのか。問題があれば何か手を打たなければいけないのかなと思ったのですが、いかがですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) 喫緊に緊急性のある工事は今のところ調査報告の中では挙がってきておりません。ただ当然ながら、大きな年月を経過しておりますので、いずれ改修等は実施してまいります。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに、質疑はございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場で発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないと認め、討論につきましては本会議場で発言願うこととさせていただきます。  これより議案第18号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第4 議案第19号 令和2年度日の出町介護保健特別会計予算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑を終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場で発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないと認め、討論につきましては本会議場で発言願うこととさせていただきます。  これより議案第19号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決するものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第5 議案第20号 令和2年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  これより質疑に入ります。折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 後期高齢者の方というと75歳以上の方が対象になると思うんですけれども、保険料の関係では滞納がどうなのかという問題と、あと健診を受けないと医療費の助成が受けられないということで、この健診率というんでしょうか、そういったものについて御説明いただけるとありがたいんですが。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) まず、徴収率についてでございますけれども、30年度については現年のものになりますけれども、99.8%の徴収率でございます。特別徴収の割合が高い関係で、やはり徴収率の方は高めとなっている状況でございます。  あと、医療費助成の関係についてでございますけれども、そちらで75歳以上の健診についてはですね、今現在義務づけられていない状況でございますので、その辺御理解のほどお願いいたします。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 0.2%の方が未納、滞納されているということになるかと思うんですが、人数的にも2,500人とかいらっしゃると思うので、数十人の方は医療が受けられない状況にあるのかなというふうに思うんですけれども、そのあたりどのようになっているのか、御説明をいただきたいのと、それから健診の関係なんですけれども、義務的なものはないとおっしゃるんですが、町でこういった制度を実施している以上、やはり医療費を抑制するということが大きな命題かなというふうに思うんですけれども、努力をされているかと思うんですけれども、そのあたり何かあれば教えていただきたいんですが。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) 滞納者の方の保険証の件でございますけれども、滞納者の方には保険証の方は発行しておるところでございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 暫時休憩といたします。                午後4時31分 休憩                午後4時32分 再開 ◯委員長(加藤 光徳君) 再開いたします。田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) お時間ちょうだいして申しわけございません。  医療費の抑制の関係の具体的な事業についてですけれども、1点目がジェネリック医薬品使用促進について取り組んでございます。また2点目について、柔道整復師の施術の療養費の適正化事業、また3番目といたしまして、あんま、マッサージ、はり、灸、指圧療養費適正化事業、また医療費等通知事業の方を行っている、そのような状況でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 2点伺います。介護保険事業者連絡会というのがあると伺いましたが、それは介護保険係の方でやっていらっしゃるんでしょうか。  それからもう一つ、ケアマネが認定調査をするときに、マイナンバーカードの現物を持っていくということを、以前に聞きました。これは2年ぐらい前のことですが、ほかの自治体によってはコピーでいいとかですね、番号だけでいいとか、そうしたことがあるけれども、日の出町は現物を持っていかなくてはいけなくて、なかなかそれがどこにあるかわからなかったり、慎重な方によってはそれをケアマネに預けるのをすごくためらうと。ケアマネはそれで一度申請をすると、その日のうちに持って帰ったり、そこのところがすごく大変だというお話を聞きまして、前に一度話を持っていったと思います、窓口の方に。改善はされましたか。どんな状況でしょうか。わかりましたらこの際伺っておきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 介護保険事業連絡者会議は私どもで所管しているところでございます。介護保険施設の関連する14施設が該当しておりまして、定期的に会議を行っております。  先ほどのマイナンバーについてですが、提出できない方とか当然いらっしゃいますので、そういった方については、同意いただけない方には無理に出していただかない形で進めておりますので、全ての方に御提出いただくという形にはなっていないというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) マイナンバーカードの場合はですね、そこが問題なんですよ。無理にという意味はわかるし、法律的な規定では現物を持ってこいということになっているんでしょうけれども、無理だったらいいですと言えば、ケアマネさんは、やっぱり現物でなくちゃいけないと受けとめれば、現物を持っていってそこで時間的な、大変な思いをされているんではないかと思うんです。ですから、そこでもう少し柔軟な説明の仕方というものを、もし他の自治体などはかりながら検討していただきたいというのが1つです。  それから、介護保険事業者連絡会というのは施設だけですか。ケアマネとか、そういう在宅の事業者に対しては何もそうした連絡会というのはないのでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) そちらにつきましては、改善できることについてはですね、検討はしていきたいというふうに思っているところでございます。  あと、事業者連絡会はですね、介護保険施設関連の事業者、特養、老健、それと介護病院等になっております。ケアマネさんにつきましては、ケアマネの会議と市民ケアマネの会議で、2月ごとに1回ずつ会議をしておりまして、そういった部分でさまざまなケアマネジャに関しての制度的な部分であるとか、そういった部分については、私どもの方でも制度については周知しているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質問ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑を終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場で発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないと認め、討論につきましては本会議場で発言願うこととさせていただきます。  これより議案第20号を採決いたします。  本案は原案のとおり可決するものと決することに御異議ありませんか。               (「異議あり」との声あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議がありますので、採決いたします。  本案は原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◯委員長(加藤 光徳君) 起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で議案第16号から議案第20号までの令和2年度一般会計並びに各特別会計予算についての審議を終了します。       ─────── ※ ──────── ※ ─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第6 特定事件継続調査事項についてを議題といたします。  本件については、委員長案がお手元に配付してありますが、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議がないようでございますので、原案のとおり決定いたします。  以上をもって、本委員会に付託されました案件の審議は全部終了いたしました。  なお、委員長報告については委員長に御一任ください。  これにて予算決算常任委員会を閉会といたします。御苦労さまでした。                午後4時38分 閉会 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...