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令和元年予算決算常任委員会 名簿 開催日:2019-09-18
令和元年予算決算常任委員会 本文 開催日:2019-09-18

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  1. 日の出町議会 2019-09-18
    令和元年予算決算常任委員会 本文 開催日:2019-09-18


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)              午前9時30分 開会・開議 ◯委員長(加藤 光徳君) 皆様おはようございます。  本日は、予算決算常任委員会の2日目となりますので、よろしくお願いいたします。  ただいまの出席委員は12名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会2日目を開会いたします。  なお、審査日程に従いまして進めさせていただきます。  なお、日程第1 議案第61号から日程第5 議案第65号までについては、提案説明については本会議初日に行っておりますので、省略いたしたいと思います。  日程第1 議案第61号 平成30年度日の出町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  早速審議に入ります。  初めに、教育費について所管課長より主要事業の概要について説明を求めます。森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは学校教育課の決算につきまして、概要説明をさせていただきます。  学校教育課並びに指導室は、教育総務費、小学校費、中学校費、幼稚園費で構成をされております。  平成30年度決算数値は、4億1,206万2,121円、前年度対比で1,201万8,466円の増となっております。  初めに、歳入でございますが、決算書32ページに記載されておりますが、昨年度に引き続き都より公立学校防犯設備整備事業補助金の交付を受け、小学校3校に防犯カメラを設置いたしました。また、教育支援センター機能強化モデル事業補助金の交付を受け、適用指導教室の事業と施設整備の充実を図りました。  新規事業といたしましては、都より学校における働き方改革プラン策定支援事業補助金の交付を受け、働き方改革プランを策定をいたしました。  次に、歳出でございますが、決算書101ページ、教育総務費から事業を御説明させていただきます。  教育総務費では、前年度対比606万4,391円の増額となっております。これは先ほどお話いたしました学校における働き方改革プラン策定委託経費299万9,000円、トイレ洋式化設計委託経費636万1,000円の増と、一方、自立支援事業経費教育相談室関係経費の減が主な要因となっております。  そのほか教育総務費では、教職員指導経費で、退職した校長先生2名を雇用して、教員アドバイザーとして、新規採用後の2、3年次の教員の指導力向上育成指導を行い、教育相談室関係経費では、臨床心理士資格を有した臨時職員3名を雇用し、児童・生徒、その保護者と学校・医療機関と連携のもと、問題の解決に向け相談支援を実施いたしました。  105ページ、小学校費では、前年度対比633万2,950円の増となっております。昨年に引き続き、教室のエアコン設置工事を施工し、学習環境の改善を図りました。また、本宿小学校校舎改修に伴う実施設計委託を実施いたしました。  111ページ、中学校費では、前年度対比503万4,397円の増額となっております。これは教師用コンピューター賃借料エアコン設置工事による増が主な要因となっております。  117ページ、幼稚園費は、幼稚園児160名の保護者に対し支援を行うとともに、幼稚園に対しましても支援を実施いたしました。
     最後に、225ページ、進学支度金貸付基金でございますが、30年度の内容につきましては、返済終了したものが4件、新たな貸付は2件、年度末現在の貸付総数は11件で、貸付残高は244万5,000円となっております。なお、基金残高は、3月31日現在で620万4,982円となっております。  学校教育課並びに指導室は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 続きまして、文化スポーツ課の御説明をさせていただきます。  決算書は117ページ、事務報告書では307ページからとなります。それでは昨年度比で増減が比較的多かった主な歳出につきまして御説明させていただきます。  決算書122ページの中段でございますが、埋蔵文化財保護関係経費の発掘調査及び報告書作成委託料58万1,310円でございますが、昨年度比49万5,450円の減額となっております。こちらは昨年度は比較的規模の大きな発掘調査が1件ありましたが、30年度は2件の中規模調査のみであったことから、昨年度比が減額となっております。  続きまして、決算書124ページの中段でございますが、かやくぼ地区学習等供用施設運営経費の光熱水費26万970円でございますが、昨年度比54万5,692円の減額となっております。こちらは昨年の8月より、施設が大久野学童クラブに移管されたことから昨年度比が減額となっております。  続きまして、決算書126ページの中段でございますが、社会体育振興経費体育協会法人化補助金75万1,731円でございますが、30年度のみの補助金となっております。こちらは体育協会のNPO化に伴う経費分の補助となっております。  文化スポーツ課からの説明は以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 学校給食センター所長◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) それでは学校給食費については私から概要説明をさせていただきます。  歳入歳出決算書127ページ、128ページをごらんください。  学校給食費の事務事業といたしましては、新規の事業また廃止の事業は特にございませんでした。  それでは学校給食費の主なものを御説明させていただきます。まず、128ページ上段からになります学校給食事業経費でございますが、これは学校給食センターを稼働するための燃料費、光熱水費やセンターの維持管理を行うための委託料、備品購入費が主なものでございます。  平成30年度決算額といたしましては、2,596万1,782円となり、前年度比で69万9,114円の減額となっております。この事業経費につきましては、その年に必要な食器、食缶やその他の備品を購入するものでございますが、購入する備品等により毎年増減が大きく変動いたしますので、一概には比較しづらいところがございますが、その他の事業経費における30年度の減額の主な要因といたしましては、光熱水費が78万6,473円の減額、生ごみ処理機保守点検委託料において、30年度は2年に一度行う菌床の全交換の非該当年であったため、25万9,200円の減額が主な要因でございます。  次に、128ページ、中段からになります。学校給食運営一般経費でございますが、これは臨時職員39人分の人件費や衛生管理を行うための検査料が主なものでございます。  30年度決算額といたしましては、2,872万905円となり、前年度比で76万2,960円の増額となっております。増額の主な要因といたしましては、病期休暇の職員の補充として臨時職員を雇用したことに伴い、78万5,832円の増額が主な要因でございます。  次に、128ページ、下段から130ページ上段の病原性大腸菌O-157対策経費でございますが、これはO-157の発生や拡大を未然に防ぐための衛生薬品の購入や給食の検食の費用となっております。  30年度の決算額といたしましては、31万4,736円となり、前年度から大きな増減はございませんでした。  次に、庁用自動車維持管理経費でございますが、これは給食の配送用トラック2台分の保険料や重量税、車検費用などの維持管理経費でございます。  30年度の決算額といたしましては、87万3,921円となり、前年度比で14万3,054円の増額となっております。増額の主な要因は、燃料費について、数量が約100リットル増加したものの、1リットル当たりの平均単価が約12円値上げしたため、3万7,325円の増額、修繕料については通常の車検のほか、荷台の修繕を行いましたので、10万5,841円の増額が主な要因でございます。  給食センター整備経費でございますが、給食センター施設は昭和54年に建築された施設でございますので、築39年を経過し、その施設及び設備の老朽化が随所に見られることから、平成30年度についても設備の更新等を行っているものでございます。  30年度の決算額といたしましては、750万7,080円となり、前年度比で692万6,991円の増額となってございます。内容でございますが、トイレ改修工事につきましては、男子職員トイレの便器が和式であったため、水を流した際、水が跳ねて感染症を引き起こす病原体の汚染が懸念されますので、衛生管理の向上を図るため、洋式便器への改修工事129万6,000円を行い、次の築造冷蔵庫改修工事につきましては、食材保管用の冷凍冷蔵庫は経年劣化により、冷凍冷蔵機能が停止してしまう恐れがあり、扉の枠が変形し、完全に密閉しない状態にあったことから、全体の改修工事455万9,760円を行いました。  最後に、地下埋設タンク改修工事につきましては、消防法の改正に伴い、消防庁から発出された既設貯蔵タンクに対する流出防止対策等にかかる運用により、20年以上経過したタンクについては、腐食防止対策を講じる必要があるため、その改修工事140万4,000円を行ったものでございます。  学校給食費の主な説明は以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明が終わりました。  続きまして、教育費についての質疑に入ります。小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 教育費につきまして御質問させていただきます。まず、3点目の1点目ですが、教育費全体については、私の理解は、日の出町の用途別のですね、費用の中では必ずしも大きいウエイトを占めているわけではないなというふうに思っております。それで、30年度はですね、7億3,100万円となっているんですね。会派の中でもこのことについて議論したんですが、どういうことかというと、いろいろ学校でお金がかかる話がいっぱいあってね、維持整備だとか、いろんな維持費が足りるとか足りないとか、そういう話というのは担当の皆さんからよく我々も聞くんですけども、よくよく見てみるとですね、教育費に関しては3年ぐらいちょっと調べてみたんですが、28年度は7億円で3,000万円ぐらい。特に30年度は7億3,100万のうち不用額、余らせてしまった額、これが3,400万円合計であります。ここ3、4年計算してみますとね、常に4%とか5%ぐらい残っているんですね。どうしてそういうことになっているのかなと。費目が細部に分かれていて、なかなか5%残ったからといってほかのところから流用しにくいという、そういう側面があるのかなと。そういう議論がかなりでございました。町全体では5%という不用額は出ているわけじゃなくて、80億で2億ぐらいですから3%ぐらいですよね。  そういう意味ではね、教育費というので不用額は経常的に出ているというのは何か特徴があるのかなということを心配というか、上手にもっと、言い方は難しいけれども、工夫をしてね、使えるようにした方がいいのではないかなという議論がございました。このことについて質問したいと思います。  その議論から発生した質問が2番目なんですけれども、今年度の予算では1,748万円増額で、主としてそれはトイレの洋式化とか、本宿小学校の工事用というようなことに使われた。それはそれで計画的にやったことだから大変いいことなんですけれども、新しい教育指導分野で、指導室長さん、私の一般質問は初めてだと思うんですが、こちらの指導をやられてからですね、何か新しい分野の教育の仕事を進めるのに、ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、お金が足りないなんて感じることがあったかどうかね、これは最初の1年が肝心ですから、率直におっしゃっていただきたいなというふうに思います。  2つ質問したことになるんですけれども、2番目の質問というのは、新しい指導分野で、特に我々のところで話したのは、ICTとかプログラミングとか、そういうこれからね、今年度というよりも次年度以降の話でしょうね、実際にお金がかかるようになるのは。そういうようなことについて準備であるとか、そういうようなことが今年度の決算から判断してね、どんなようなことが心配されるか、十分なのかどうか、その辺の話を2番目にお聞きしたいと思います。  それから3番目にですね、これもたくさん町民から意見が出る話なんですが、芝生のことなんですけどね。計算してみたら、何ページのどこの数字とどこの数字を計算すればなるのかあれなんですけど、上の山のところにある芝生なんだと思うんですが、合計で1,065万ぐらい経費がかかっているんですね。あそこ全体を足してみると。それで、使われた方の行政事務報告書で見てみると、年間あそこは37回使っている。だから月3回ぐらいですかね。これはどなたの担当かわからないです。  芝生ということだけで考えてみるとね、学校の5つあるうちで、芝生で子どもたちが恩恵を受けているというのは大久野小学校1校だけで、142万なんですね。これはこれから先どうなるかというのは、今日は決算の話ですからあれなんですけども、こういうような結果について何か御意見ないものかなと。どういうことかというと、あの山の上の芝生というのは本当に1,000万円もかけてやる価値があるのかと、平たく言うとね。もっと本当の子どもたちのために使うような芝生を将来的に考えていった方がいいんじゃないのと、そういう議論は町民の中に多くあります。そのことについて伺いたい。この3点でございます。1点目は不用額、2点目は新しい分野についての話、3番目は芝生の話です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは小玉委員の1問目のですね、御質問につきましてお答えをさせていただきます。  確かに教育費全体で3,460万ほど不用額が出ております。これにつきましてはですね、ちょっと言い訳がましいかもしれませんけれども、かつてはですね、昨日企画財政課長の方からお話もございましたけれども、先決処分ですね、それを実施しなくなったということも一つ理由があります。学校現場とですね、頻繁にはやり取りをしておりますけれども、やはりどうしても学校側といたしましてはですね、急に起こった出来事に対しての対応ということで、どうしてもやはり予備的にですね、予算を置いてしまうというような考え方はございます。特にですね、修繕費なんかもですね、そのまま残してしまうというのはありますので、今回御指摘をいただきまして、私も改めて、なるほどなというふうな気持ちになっておりますので、今年度につきましては、3月にはできる限り減額をしてまいりたいと思います。  また、流用につきましてもですね、私まだ日は浅いんですけれども、流用についてはですね、ほとんど今ございません。そういう感じなので、予算の措置についてはある程度適正にできているのかなと思いますけれども、不用額につきましてはですね、今回御指摘をいただいたことをですね、念頭に置きまして、再度学校の方に指示をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 私の方から2点目の御質問についてお答えさせていただきます。  新しい指導に関してお金が十分であるかと、そういう話なんですけれども、まず、御存知のとおり、来年度から小学校が新しい学習指導要領が完全実施となります。また、再来年度から中学校も新しい学習指導要領に完全実施ということで、現在移行措置というふうな段階なんですが、この新しい学習指導要領においては、例えばプログラミング教育であったりとか、外国語に関する部分であったり、そういう新しいところがトピックとしてあるんですけれども、それだけではなくて、やっぱりすべての教科においてICTを活用した授業ということも必要となってきているところでございます。  そういう意味では、今現在、私も4月から日の出町の方にお世話になっているところなんですけれども、現状正直申し上げて、まだまだ設備面のところで十分とは言い切れないというふうに思っております。特に、ICTに関しては、それぞれの授業の中で、短時間でも活用していくことが教育的効果も非常にあるということで、さまざまな研究においても発表されているところでございます。  しかしながら、日の出町においては、各教室にそういうICT機器がまだ導入されていない状況です。各フロアに1台とか、そのぐらいのレベルになっているところでございます。そういうところにつきましては、今後計画的に予算要望していきながら設備を整えていきたいというふうに思っているところでございます。  また同時に、今、日の出町の指導室としても、先生方の働き方改革に関しても取り組んでいるところでございます。それについてなんですが、やはり先生方の仕事を軽減するためにも各区市町村において公務支援システムというものがありまして、いわゆる指導要領であったりとか、あと通知票とか、出席簿とかを全て一元化したパソコンのシステムなんですが、それを今段階的に導入をしているところでございます。指導室としても、こちらについても検討を進めているところでございます。何とか都の補助金をいただきながら導入に向けて準備を進めているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 山の芝というのはスポーツと文化の森谷戸沢サッカー場のことだと思われますが、決算書の126ページにスポーツと文化の森体育施設管理経費というのがございまして、そちらの方で整備、サッカー場芝生管理委託料として669万6,000円ということで決算額が載っております。どうしても人工芝と違い天然芝なもので、経費の方が例年600万円台ということで入札差金がございますが、そういったことで経費をしているのが現状でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 最初のね、予備費のこと。先決処分をやらなくなったからだって、そんな馬鹿なことはなくてね、先決処分で提案があって否決したことは多分この議会は一度もないと思うんだよね。ないよね。先決処分というのは認められているんですよね。先決処分というのはどんどんやった方がいいということではないよ。そうではなくて、先決処分も実際使うということを判断しなければならないタイミングと議会を開催するそのタイミングの問題だけの話なので、私は今思ったんですけども、先生方ね、私は、団地が本宿小に近いから本宿小の校長から言われているのかと、そういうことではなくてね、何か使いにくいものがあるんじゃないのかという気がしてしようがないんだよね。  やっぱり5%ぐらい出ているというのはこれは異常だと思う。それはやっぱり直した方がいいと思うよ。予算をつくるときにね、予算が足りなくなるから少しずつ残しておくと言ったかな。それはどういう意味だからわからないんだけど、そういう小手先を使わないでね、やっぱり必要なものはちゃんと課長たちのところに言ってきて、教育長に判子をもらって直していくんだというふうに町はなっていかないとね、これからは福祉の町はもちろんそうなんだけど、子どもたちの将来というのは宝物なんですよね。町の予算というのは予備費とか修繕費とかああいうもので赤字が出るということはあり得ないのかもしれないけれども、それぐらいのことをやっても何か実績が上がるような教育というのを先生方が目指すようにね、そういうふうにしていかないとなかなか大変だなと思いますね。  働き方改革を今進めていると。これね、確かに学校教育の現場というのは凄まじいものでね、今日来ていない課長さんたちの職場も、どこもここもやっぱり、特に決算の議会があるとか何かになると前の日は課長さんたちも大変だし、必ずしもスマートに行っている職場じゃないわけですよ、役場も。我々議員もそういうことを感じています。  だけど、そういう中にあってね、こういう経費のところについてはやっぱり何かのタイミングのところで、本当に必要なものにちゃんと使うべきなんだよと、残さないで使うことを考えなさいよと、そういう意見が議会の中からもあったというようなこともね、一つの仕事の進め方の清涼剤になるはずなんです。そういうことをぜひ心がけてほしいと思います。これは微に入り細にわたり、申し上げるのはそういう立場ではないので申し上げませんけれども、不用額をなるべき少なくして、半年、1年前に立てた計画どおり項目別に、なかなかお金というのは使うときにはそういかないものなんだよ。そこを管理者がちゃんと見て判断してあげるということが大切であって、恒常的に4、5%不用額が出ているというのはぜひ来年から直してもらいたい。そういうように思います。これが1番目の話。答えはいいです。ぜひ実行してほしい、来年の今頃もう1回この質問をしたいと思います。  それから、2番目の新しい教育の話なんですけども、日の出町というのは東京都内の学校ですから、1時間も離れた大人たちの職場に行けばね、今新しい通信コミュニケーションの技術というのは凄まじい発達をしているわけですね。今回私たちの議会に新しく入ってきた議員の中にも、このようなことに対して非常に洞察のある議員もおられます。ぜひね、子どもたちに新しいこういうコミュニケーションの技術を早いうちからね、植えつけていくということが必要なんじゃないかなと。これは大きなものすごい猛烈な予算を伴うことをすぐ次年度からやれと言ってもなかなかできません。しかしながら、それをリードする、管理する人たちの物の考え方をね、少しずつ変えて、全体でできなければ各フロアとか各学校に数台とかね、新しいことに絶対早く着手するんだという意欲がないとね、なかなか進まないものだということを新しい議員も言っておりました。何回かそういう提案が出てくると思いますけれども、ぜひですね、長い間本宿小の修繕とか、トイレの洋式化するというのは、十何年もこの後ろにいる人たちは訴え続けてきてようやく実現した予算ですから、これはこれで大変いいことなんですけども、やっぱり新しい技術のところにも目を向けていくようにしてほしいと思います。ぜひよろしくお願いします。  それから、芝生のことについてはね、あの答えでは到底ちょっと納得できないんです。やっぱり一つの天然芝のあれは未来永劫にずっとああいうふうにあるのかね。あれだけお金をかけていることをずっとやり続けて本当にいいのかなという気がするんですが、そのことについては町長、副町長はどう思っていますか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 所管が教育委員会部局なんですけども、御質問ということですからお答えはさせていただきたいと思います。  経過的にはですね、国体の女子サッカー競技をあの会場でやるということが、もう8年くらい前になりますか、たしか決まったことに端を発して、それともう一つの部分で言うと、私がお答えする根拠の一つにもなりますけども、処分場というですね、多摩地区25市1町の焼却灰であるとか、不燃物であるとかを埋め立てた上にああいう形でスポーツ施設をつくり、できることなら、国体がありますけれども、それプラス多摩地区の子どもさんたちにもサッカーをああいうところでやっていただいて、またそれが長い目で見て、例えば処分場のあり方についても、一つの教育的な見地もあるんじゃないかということでああいうものをつくって、なるべく広範囲の方に御利用いただく。町民の方の利用がいろいろあろうかと思いますけれども、基本的には、いろんな話を聞くと、やはりここに来て、これはごみの埋め立ての上にこんなふうにできているのと思っていただけることは多々あるというようなお話を伺っておりますので、それについて言えば一様の考え方は達せられているのかなと思います。ただ今後ずっとあそこはきれいですね。本当にきれいな芝生のグラウンドですけれども、それをずっと維持できるのか、するのかという御質問についてはですね、それは教育委員会と協議をしないとお答えを出せることではないですけども、一つのつくった中には今言ったような部分も含まれていると。当然に処分場からいただく地域振興費にもかかわることで、あれは処分場の跡地利用のうちの一つの形態ではあろうかというふうに町では思っておりますので、それについてはですね、一定の効果は発していると。費用対効果は確かに使用料でやっちゃったら論外ですけれども、ただそういう多摩地域に対する発信とかを考えていけばですね、意味はあるものであろうというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) ありがとうございます。今の副町長のものの考え方というのもまんざらわからないわけではない。私たちの町は、東京あるいは全国にね、誇れるものは何か。本当にこの町として誇っていけるものは何かということを考えたときに、何十年か努力をして廃棄物処分場をきちんと維持してきているんだと。これから先もそれをきちんと維持していくんだという物の考え方がね、最大で、やっぱり一番大事にして、それを美しい形でね、どうやっていったらいいかということをこれから考えていかなきゃだめだなと。そういう使命が我々にも皆さんにもあるんですが、そういう意味ではそれはわかるんですが、ちなみにあそこを維持するための補助金的なものは現在もらっているかどうか。それから、あそこにかかる費用というのは、経常収支比率の分母、分子はどういう扱いになるものなんですか。決算上は。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 当然にですね、経常的な維持管理経費ということになりますので、あれについては経常収支比率の分子の方に入ることになります。ついでに申し上げますと、2、3年短期のもの以外はほとんどのものが経常収支比率の分子の方に算入されている。今いろいろ御議論いただいている教育費に限らず、ほかも全部そうですけれども、学校の経費一つ取ってもですね、経常的に行うものについては全部分子に入っていきますので、経常収支比率には何らか必ず影響が出てくるということをぜひ御理解いただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 昨日のスタートの総括的質問の中でも、やっぱり町として最大の課題は経常収支比率をね、どうやって下げていくのか。一般的に町が持続する形にするにはどうしたらいいかということを、決算委員会で全ての結論は出ないものの、そのことに的を絞った話し合いを我々と皆さんとの間でしていかなければいけないんじゃないでしょうかという提案をしたつもりはあるんですが、実際今1%下げるには6,000万円下げなければいけないんですね。そういう計算になります。600万だ1,000万だという数字を一つ下げるにも、この天然の芝生の事業をやめるぐらいね、大変なこと、それだってコンマ1%下がるかどうか。  したがって、大変なことだとは思うんですが、本当に教育費の中でも下げられることと下げられないことがあるはずですから、この芝生のこういう問題については、誇りとする事業の一つのシンボルではあるとは言うものの、本当にそうか。そういうことを考える時期に私は来ているのではないかなと思っております。今もちろん結論は出せませんが、そんなようなことを早速議会が終わったら皆さん方と話をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。以上で私の質問を終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) まず関連から。まずもって今回の教育費全般にわたって、学校関係、本宿小学校含め各小中学校の特別教室のエアコン設置等々含めて予算化していただいたことに関しまして感謝申し上げたいというふうに思います。これは10年来ずっとやっている要望事項でございましたので、本当によかったかなというふうに思います。  なぜ関連かと言うと、先ほど学校教育課長、いみじくも3,400万円の不用額に関しては、もうちょっと削減できるものは削減したいというふうにおっしゃっていましたけれども、方や指導室長はですね、やはり他の先進自治体から比べると、ICT教育とか、それは全然普及しておりませんので、そういったものに関して予算化する場合、本当に必要なものなのかということをじっくりと協議していただかないと。全て3,400万がだめだということじゃなくて、不用額、契約差金とかそういったことは多少出てくると思うんですけれども、本当に学校教育現場が必要としているもの、これはやはり学校長初め、学校の中の協議、そして方や保護者から出ている意見、これをどう集約していくのか、そこまで掘り下げてきちっとやっていかないと、やっぱりこういった先ほど小玉委員が言っていたように、むだなものが出てきちゃうんです。やはりそういったまさに教育効果がいかに発揮できるかというのがまさに教育委員会の使命ですから、責任ですから、その辺は心して、予算化するときにもしっかりと取り組んでいただきたいということをまず冒頭申し上げたいというふうに思います。  そこで若干関連するので、108ページ、これは学校教育環境整備全体に言えることなんですけども、備考の13番から機械警備委託料からずっと下の18番の108ページですね、決算の。これはいわゆる運営経費諸々項目がいっぱい出ております。こういったものというのは、経常的に毎年大体出てくる内容ですよね。この辺の取り決め方はどういうふうになさっているのか。随意契約とかそういうことではないとは思うんですけども、この辺の取り決め方がどうなっているのかということが一つ。本当にもう少し歩み寄ってですね、減額できるものはないのかどうか、その辺のことはおやりになったかどうかということを、共通で、各小中学校全般に通してですね、その辺の協議事項としてやっているのか。それとも経常的にそういうふうにスルーして、このような予算化がされているのか。随意契約なのかどうなのか等も含めてお示しいただきたいと思います。  あと2点目として、戻りまして106ページのトイレ洋式化設計委託料636万、これは全小中学校の設計委託料ということの認識でいいのかどうか。あるいはこの辺入札がどのように行われたのかどうかも含めてお伺いしたい。  それから、細かなことで恐縮なんですけども、108ページのテレビ受信料というのがあります。14番、備考の。これは小学校に非常勤で行かれている講師の先生からお聞きしたんですけど、今時考えられないんですけども、日の出町の小中学校は未だに、地上デジタルではなくてアナログのテレビ、ブラウン管を使っているというのを聞いて非常に驚きました。まさに来年は2020年東京オリンピック・パラリンピックですよ。やはり大画面でもって、BSあるいは地上デジタルで、子どもたちにそういったスポーツイベントを見せるというのは、これは当然教育環境の場としてやらなくちゃいけない課題じゃないですかね。ですから、3,400万の不用額が仮に出たとしたら、そんなの当然に簡単に設置できる話ですよね。その辺はお話は、現場のサイドで出ておりますかどうか、以上3点御質問させていただきます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 御指摘大変ありがとうございます。まず、何にその予算を使うべきかということなんですけれども、私は、「教育は人にあり」で、教育委員会では、学校教育、指導室もそうなんですが、とにかく力のある教員が欲しい。これが第一前提なんですね。あくまでもICTも必要だと思っています。これは今のこの世の中必要だと思っていますけれども、それを使える先生、あるいは黒板一つでもいい授業ができる先生、この人たちを何とか確保しようということが第一前提でやっておるところでございます。  また、現在教職員の異動要綱がなかなか西多摩にはいい先生が来づらいような異動要綱になっております。そういうものの改善も毎年東京都にも申し入れているところでございます。まずそこのところを御理解をしていただきたいと思います。あくまでもICTについては補助教材だということです。それが必要ないと私は言っておりません。必要であることは重々承知はしておりますけれども、そういうものの充実にはこれからも力を向けてやっていきたいと思っていますが、とにかく力のある教員が欲しいということが第一前提でございます。  それからあとテレビの話が出ましたけれども、テレビを導入した当時は、リアルタイムでテレビを観ながら授業をやっていたという現状がございます。ところが現在は、リアルタイムでまずテレビを見て授業をやるということはまずありません、現在は。ですので、そのテレビを使うとなると、あるいは例えば理科の時間にビデオを映してそれを見ていくということなんですけれども、総体的な時間の中でテレビを使うということは今まずほとんどないです。ですので、オリンピックは夏休みにやりますから、それは御自宅で見ていただくと。どうしても必要であれば、それは当然これから教育課程が変わっていったり、リアルタイムでそれを見ていかなければいけないことになれば当然ながら予算要望はしていくつもりではいますので、そこの実情も御理解をしていただきたいなと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは御質問にお答えをさせていただきます。決算書の108ページの委託料、その辺のところの御質問をいただいたんですけれども、この委託料につきましてはですね、学校の建物、施設を維持していく上で必ず必要な委託ということで毎年計上させていただいているわけでございますけれども、この項目につきましては、見積もりあわせということでですね、毎年実施をさせていただいております。  それと、トイレの方の御質問でございますけれども、この30年度につきましてはトイレの方の設計委託をいたしました。これにつきましては、本年度2校、大久野小学校と平井小学校で実施をさせていただきまして、間もなく完了の予定でございます。来年度につきましては、大規模改修の中の一環として本宿小学校と、あと中学校2校ですね、ですから来年度は3校ということで、トイレの洋式化ということで実施をしてまいりますので、これにつきましては全校のトイレの設計委託ということでございます。よろしくお願いいたします。  ちょっと落としてしまいました。トイレの洋式化の設計委託料、これにつきましてはたしか入札だったと思います。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 入札で設計委託したということですね、わかりました。  教育長の方から力ある教員が必要なんだと。それは当然そうだと思います。ただし、ICT教育というのは、いろんな場面で教育効果を大きく発揮できているんです。黒板に書く時間でもってすぐに画面にやるので、非常に時間も短縮できますし、子どもたちに指導する場合、学んでもらうというのは非常に必要なんです。特に近隣では福生市も導入しておりますので、現場を見ていただきたいと思います。しっかりとその辺は。  確かにテレビを使っての授業はしないというふうにおっしゃっておりますが、いろんな面で、全教室にというわけじゃなくて、例えばいろんな分野で、その録画したものを流したり、それは別にスポーツに限ったことではなくて、いろんな面でも、電子黒板なんかの活用もね、導入してやっていると思いますけども、それとあわせてやはり何かしら子どもたちに感動を呼び起こすようなそういったものも必要なのかなというふうに思ったので、ちょっと質問させていただいたところでございます。  維持管理経費に関しては、見積もり合わせをしながらということなんですが、これは1社のみだけで、大体毎年やっているでしょうから、例えばそれが他社が入って見積もりあわせをするとか、そういったことはおありなんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) 通常ですね、見積もり合わせにつきましてはですね、うちの方の課で2社から見積もりを取りまして実施をしているところでございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 3問質問させていただきますが、今、教育長、そして指導室長の両先生の方からそれぞれの御見解を伺いまして、大変参考になります。教育長のお考えになる人が大事というその考えも本当に最もだと思いますが、一方で、やはりICTということについては、私自身も98ノートあたりからコンピューターの世界といいますか、そういうものに2000年の時代ずっと、できるだけ着いていこうと思って、いろいろなものを身に着けたりですね、私なりに日常生活の中で使っている中で、やはりある一定の水準にある御家庭以上はこういうものに興味を持ってどんどん接していく。でもこういうものに全く無縁なお子さんたちもいると思うんです。そういう方々にこういう世界があるということを教える意味で、そういう意味でも私はすごく大事な教育だと思っております。最初にiPadを見たときに、びっくりするぐらい感動したという経験が私自身でもあるくらいですから、そういうものに子どもたちに平等に触れさせてあげる機会って、やっぱり公立学校だからこそできることだなというふうに常々思っております。ですからこの点はですね、ぜひ教育長も御理解いただいて、教育の平等化には私はICT化というのは非常に必要なことだと思います。世界中の子どもが一緒なんですよね。立つ位置が一緒になる。そしてまた活用が今後どんどん広がっていきます。  例えばですね、今までは体を動かす土建的な土木の世界であっても、今はコンピューターがどんどん入ってきて、設計とか、管理とかですね。ですから作業着を着て働いている方もコンピューターが使えるか使えないかで非常に仕事の役割も違ってくるし、効率化も違うし、そんな中で活躍の世界が広がるんですね。子どもに生きる力をつけさせるという意味では、私は非常に有効な手段ですし、教育長のお考えは最もですけれども、その点は御理解いただいて、ぜひぜひお願いしたいと。これは最初の余談でございますが、ちょっと言わせていただきます。ありがとうございます。  それでここから質問でございますが、今回ですね、町の方でも行政事務報告書の方に各種計画を載せていただきまして、とてもわかりやすくなりました。計画というのは、町が今後進むという方向がやはり書かれておりますし、私どもももっともっと読まなければいけないと。いろいろお考えはおありでしょうけれども、読まなければいけないなと思うところなんですが、教育委員会についての計画とかですね、そういうものはどういうふうなものがあるんでしょうか。少なくとも町の計画の中のところには教育委員会という文字はありませんので、一つ最初にお尋ねしたいと思います。  それから、学校の予算のあり方なんですが、今の議論を聞く中で思ったのですが、町の担当課がいろいろ検討して使っていくものと、学校現場にそのままお渡しをして、校長先生の決裁である程度のところまで使えるお金があるかと思います。その区分分けというのはここで御説明いただけるように、はっきりしたものなのでしょうか。そうしますと、不用額とか予算の使い方もある程度現場の自由采配が効くかなと。そのあたりは私に知識がないものですから、教えていただければというふうに思います。明確になっているのかどうかも含めて伺います。  それから、これは決算書の118ページ、行政事務報告書293ページから295ページ、幼稚園費の問題です。幼稚園教育振興経費、ここの行政事務報告書の4番のところに幼児教育援助の状況、ここに書かれていて、毎年わかりにくいなと思って苦労して見ているんですが、幼稚園就園奨励費補助金というのは園に支払われるもの、それから2番と3番のですね、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費補助金、そして3番の無認可幼児園保護者負担金、この2つは親に支払われるもののようなんですが、無償化が10月から始まる中で、今後約3,000万円というお金は、補助金の取り扱いは今後どうなるのか、この点も教えてください。以上3問お願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは順番が逆になってしまいますけれども、2番目のですね、教育費の中のことにつきましてちょっとお答えをさせていただきます。決算書を見ていただきますとですね、各学校の教育振興費ですとか、保険の関係ですとか、そういった経費のタイトルが書かれていると思いますけれども、町の方の事務局といたしましてですね、総括的というか、こちらで扱っている部分につきましては、最後の方にですね、「一括経費」というふうな表現をしているところがございます。これはですね、各学校そのものですけれども、単独ではなくてですね、うちの方の教育委員会事務局の方で扱っている部分でございまして、何々学校の何々経費というような表現のところは学校の方から予算要望を挙げていただいた上でですね、ヒアリング等を実施をいたしまして計上をさせていただくということで、予算の方は組ませていただいております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 3番目の御質問についてお答えをさせていただきますが、幼稚園補助ということで、今こちらのような形で予算化しているところですが、今後無償化に伴い、これの部分についての予算がどうなるかについてはちょっと手元に資料がなかったので、後ほどお答えをさせていただくという形でよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) すみません、順番が前後して申しわけございません。教育委員会の計画につきましては、まず教育委員会の教育目標が筆頭にありまして、それに伴って基本方針というふうな形で構成されております。そこの中で、さまざまな方針がある中で、今後どのような形で推進していくかというふうなことになっているんですが、ちょっと今ここにないものですから、詳細についてはお答えできないんですけれども、それについても後ほどお答えさせていただこうと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 今、指導室長の方からお話ございましたけれども、教育目標が大きな目標で立てられております。その下にですね、教育振興計画というのを計画をつくっております。これは毎年手を入れながら、これから先何年ということではなくて、例えば当該年度の前年に教育振興計画を、非常に短期的なものでございますけれども、そこに計画を立てて、翌年、その年度が終わったところで検証をしていくと。それと同時にまた教育振興計画をつくっていくと。そんなような形で、これから先、例えば3年、5年、10年というようなものは現在つくっておりません。教育の関係につきましては、非常に動きが早いものですから、動きを見ながらその前年に計画を立てて、当該年度の実施が終わってから検証して、またそれを繰り返していくというような、そんなような形では動いているところでございます。  教育委員会評価をいつも町長報告のところでさせていただいておりますけれども、あれが検証した結果でございます。あくまでもしつこいようですけれども、教育振興計画を立てて、教育委員会評価を行っていくという、そういう形でローテーションを組んでいるということです。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 会議の都合上、10時45分まで休憩といたします。              午前10時33分 休憩
                 午前10時45分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、今、森田学校教育課長から答弁の訂正の申し出がございましたので、これを許します。森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは先ほどの嘉倉委員の御質問につきまして、訂正をさせていただきます。トイレ洋式化設計委託料でございますけれども、私、先ほど5校のということで申し上げてしまったんですけれども、本宿小学校につきましては、大規模改修工事の中でやっておりますので、この本宿小学校のトイレの改修につきましては、今年度、来年度の分設計をしますので、その中でやってまいりますので、ここでは4校ということで御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 先ほどに訂正というか、追加をしていただきたいんですが、教育委員会の計画、それについてのお答えの中で、私、上位に教育目標があってというお話をしましたけれども、日の出町教育大綱というのが一番上位にあります。その大綱をもとに教育委員会の教育目標ということを立てておりまして、その中には教育委員会の基本方針ですとか、主要施策ですとか、そういうものを網羅してございます。これは毎年検証しながら、そして教育推進計画をつくっていくということでやっております。教育推進計画をもとに教育委員会評価ということで、そこで検証していくというようなそういう形になってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 先ほど御質問がありました3番の内容についてお答えさせていただきます。  まず、幼稚園の無償化ということなんですが、全てが無償になるということではなくて、まず保育費の方が無償になるということです。例えば給食費であったりとか、園バスの費用であったりというのは現在と変わらず有償というふうな形になるということです。  それに伴いまして、先ほどの幼稚園就園奨励費補助金につきましては、無償化に伴いまして、この名称が「施設給付金」というふうな形に名称が変わりまして、所管が子育て福祉課の方に移行するというふうな形になります。ですので、今後無償化になりましたら、ここの部分については、教育委員会予算のところからなくなるということになります。  また、(2)や(3)、私立幼稚園等園児保護者負担金、これは保護者に補助するお金にかかわる部分なんですけれども、こちらについては、今後所得区分等が変更になるため、若干所得が幾らの方に補助ができるかというところは変わってくるんですけれども、今後も継続していく方向で今のところ考えているということです。  また、保育料が無償になるということに伴いまして、これはあくまでも保育料を補助するというふうな名目の要綱になっておりましたので、その要綱を変更しながら、先ほど申し上げた有償部分をできるだけ補填できるような形で対応していこうといふうに考えているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 今、指導室長の方からお話がありましたので、まずそこの部分から伺いますが、施設給付金となって、(1)については子育て福祉の方に移るということは、その点はいいんですが、この(2)と(3)については、この決定は、例えば東京都からの指示とか、どこと相談をしてそういうことになっているんでしょうか。どうやらこのいろいろな仕組みが決まった後に、これは民生費のところで伺おうかと思っていたんですが、子育て会議も開かれていない中で、どういうふうなところでここの(2)と(3)については支払うということが、今の段階では継続の方向というのが決まっているのか、その点再度伺っておきたいと思います。  それからですね、予算のあり方についてはわかりました。一括経費というところは町の方でということで、あとそれぞれ予算が取れたものは各現場の学校の方でということで、その区分は承知しましたが、計画のことなんですが、教育大綱というのがいつぐらいにつくられたものなのか伺いたいことが一つとですね、日の出町は第五次の長期総合計画もつくっているかと思うんですが、長期総合計画の中には当然教育について書かれている部分があります。前期と後期の基本計画もありますが、これと大綱、あるいは今町がつくっている推進計画ですね。これとの整合性がどうなのかということ。  それからこの計画は、我々議員もですね、確かに毎年いただいておりますが、30年度の計画が配られまして、私どもが目にすることができたのが、この9月の定例会の町長報告、初日です。今まで町がつくったどんな計画でも、終わってから配られるものというのは基本的になかったと思うんですが、これはやはり議員がタッチする部分ではないという認識でよろしいんでしょうか。それとも教育委員さんがしっかりいらっしゃるわけで、これはその程度でいいという議会対応の認識の問題なんでしょうか。どう考えればいいんでしょう。やっぱり計画でしたらば、その実行される前にお示しいただくのが計画かなというふうに思うんですが、どう考えてこれを読めばいいのかもあわせて伺いたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) ちょっと答弁が前後しますけれども、今の推進計画につきましては、策定した一番直近の町議会の定例会に、町長とも相談しますけれども、何らかの形で御報告、提示をしたいと思っておりますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  それから、教育大綱でございますけれども、これは私の知ってる限りですと、ここ20年は手は入れていないかなと思っています。もともとはですね、昭和31年の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」というのが改正がございまして、そのときにですね、大綱を設置をしております。一番古くはですね。それから何度かの変革は経てきているとは思うんですけれども、私の知っている限りでは大綱の方には手は入れた記憶はございません。  それから、当然ながら長期総合計画ですとか、あるいは31年度の後期基本計画の中にですね、教育委員会の教育目標を具現化する最上位計画ということで位置づけておりますので、当然ながら整合性をもってやっていきたいと思っております。  ただ、あくまでも詳細には総合計画の方には入れておりませんけれども、当然ながら尊重しながらですね、やっていかなくてはいけないなと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 先ほどの補助金に関してのことですけれども、こちらの財源の方が一部東京都からの補助を活用してということなので、まず東京都と協議をしながら今準備を進めているところでございます。  また、実際に私立幼稚園であったりとか、未許可幼児園に通っているお子さんというのは、近隣のあきる野市の方も通ってきているケースもありますので、あきる野市の方と相談をしながら、あきる野市は既に要綱の方はでき上っているというふうなことなので、それを踏まえながらこちらの方でも進めているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 幼稚園の補助金のことなんですが、(2)と(3)については、日の出町に住民票のある子どもたちに支払われるものだと思います。これはですね、3,400円ですか、町単独の加算がついています。これがついていることが、今後保育園でも給食費は一定の額を取ることになるように現時点ではなっているんですね。そうしますと、そちらとの相談も必要なことではないかというふうに思いますし、もちろん東京都の方針があれば(2)などの私立幼稚園児の負担軽減の事業費の補助金についてはですね、これは全く東京都の補助金とかも来るわけですから、東京都がどうするのかを見なければならないと思いますが、単独の補助の部分については、保育園と不公平が生じる可能性もありますので、十分にそのあたりは御検討いただきたいというふうに思います。施設によっては丸々この金額が幼稚園の方の費用から浮くというふうに考えて、それを町がどこか違うところに振り分けられるんじゃないかというふうに考えているところもあるように思いますので、ここは明確に今後して、早い時期にお示しをいただきたいというふうに思います。  それから計画のことなんですが、大綱を読んでいないという議員も恥ずかしいお話なんですが、先ほど動きが速いということもおっしゃいました。それはどの計画についても思うことです。やはり時代の流れも速いですし、生活の多様性が出てきておりますし、動きが速いし、ですから教育の現場も当然変わっているかと思います。教育基本法なども変わっている中で、大綱がずっと一緒だったということでどうなんでしょうか。これの見直し、教育委員さんの中でそういう御意見等出ているということはないのでしょうか。長くなりますので、ここばかりやるわけにはいかないことは十分承知しておりますが、ここが教育の基本の基本のことだと思うのです。長期総合計画がつくられる中で、まず教員委員会がしっかりと子どもたちの教育を考えて、それを長期総合計画に盛り込んで、そこからいろいろ予算づけがあったり、ほかのことに発展するんだと。私どもは当然そう考えておりますので、新しい教育の形を示してくださる基本は、教育委員会だと思っていたのですが、長期総合計画の策定にもそのあたりで十分に深くかかわっていらっしゃると思ってよろしいんでしょうか。大綱の見直しなど一度も議論の中で上がってきたことはないのでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 今まで大綱の見直しについてはですね、議論の中に上がってきたことはございません。ただ、その会の教育目標についてはですね、毎年教育委員さんにも提示をしながら、そこで御意見をいただいて、手直しを入れてきております。ですので、今日御意見いただきましたので、もう一度その大綱をですね、教育委員さんにもお話もしながら、もう一度検証させていただきたいなと思っております。大変貴重な意見ありがとうございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) それが本当に普遍的なものでよければそれでよろしいんだと思うんです。でも遡上に乗せてですね、そこから検討して推進計画をつくって、そして推進計画の前に大綱があって、教育目標があって、そして長期総合計画があってと。10年の計画になりますので、ぜひそのあたりのことをよろしくお願いします。私の質問はこれで結構です。ありがとうございました。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) まずですね、行政事務報告書の方で、配慮の必要な子どもたちの教育環境がいろいろとここ何年か変わってきたり、また今後中学校も支援教室に移行しなければならないという話が載っておりました。あと、情緒障害支援学級の設置についても、教育委員会の成果の中では検討及び準備を進めることができたという一言が載っておりまして、今この配慮の必要な子どもたちの教育現場がどんな状況になっているのか。今後の方向性と今やっている現状を教えていただきたいと思います。  ここは触れなくてはいけないところだと思うんですが、124ページの小さな蔵の資料館の運営経費ですね。今回189万5,594円ということで、歳入を見ますと1万8,500円、約100倍の運営経費をかけてこれが行われております。議会からも事務事業評価ということで、これはしっかりとどうするかを早めに検討し、廃止に向けて見直ししていかなくてはいけないんじゃないかというお話も出していると思いますけれども、今それがどのように検討されているのか、お話いただきたいと思います。  3つ目がですね、これは細かいですけれども、今町民グラウンドの方のトイレの清掃ですね。14万8,544円ということで、かなり町民グラウンドは、皆さん人気があって、頻繁に使われていて、町の行事も行われています。この間操法大会かがありましたときに、小さなお子さんが、トイレがあまりにも汚くて使えないということで、お家に一たん戻って、またお父さんの操法する姿を見ていたなんていうこともありまして、もう非常に使用頻度が、この町民グラウンドのトイレは高いのかなと思っています。また、ちょっと見た目も大分老朽化しているのか、使えますからあれですけど、例えば女性トイレの方はホルダーが壊れていたりとか、そういうことが随時あったりとか、なかなか使用勝手が悪くなっておりますので、その辺で話が出ているのか。そういう御意見があるんですけれども、届いているのか。その辺をお話いただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 私の方から1点目の御質問についてお答えさせていただきます。  中学校の特別支援教育に関しての環境等について御指摘だったと思うんですけれども、まず、東京都の制度変更に伴いまして、従来の通級指導学級から特別支援教室に移行されるようになっております。小学校につきましては既に平成30年度に移行を実施して、現在継続をしているところでございます。中学校につきましては、令和3年度に移行することで、今中学校と共通理解をしながら準備を進めているところでございます。特に、令和2年度については、都の補助というのが「東京都公立中学校支援教育設置条件整備費補助事業」というものですけれども、環境整備のために、小工事であったりとか、また、備品購入を行うための予算計上をして取組みを進める予定でございます。  また、情緒障害に関しての固定級についても、今後それを立ち上げるという方向で、今のところ検討を進めているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 前野文化スポーツ課長◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 小さな蔵の資料館につきましては、事務事業評価の結果について報告書を受け、今年の3月に慎重かつ真摯に受けとめ、今後一定の期間をかけ検討を重ねていきたいとの回答を行ったところでございますが、このことに伴い、今年度文化財保護審議委員会と社会教育委員の皆様に事務事業評価の結果報告の資料をお渡しして、小さな蔵の資料館の現状を説明させていただいたところでございます。  今後、各委員の皆様方に改めて小さな蔵の資料館のあり方についてお聞きすることを考えております。  次に、町民グラウンドのトイレでございますが、現在町にはそういった情報が入っておりませんでしたことから、今後検証を行いまして、改善したいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) ありがとうございます。通級学級などの話はよくわかりました。一般質問の中でも取り上げさせていただきましたけれども、やっぱりいろいろ環境が変わるということは、配慮が必要な子どもにとっては、こちらから見ただけではなくて、環境の変化に非常に敏感なものですから、ソフト的な面でも支えていくというか、形が変わるということで非常に敏感な子どもたちですから、その辺のフォローもお願いしたいと思います。  小さな蔵の資料館は、委員さんの方にどうするべきかということを考えているという話であったと思います。議会からは終了するという評価で厳しい評価だったんですけれども、中身がどうこうという話ではなくて、郷土資料館なんかもやっぱり日の出町にはありませんから、その文化とか教育とかということは非常に私も大事だと思っています。郷土資料館が町に一つあってもいいのかなと。我が町にもそういうものがあっていいのではないかと思っておりますけれども、ちょっとこの小さな蔵の資料館のあり方は若干違うのかなと思っておりますので、思いっきりすばらしい建物がありますから、役場の真ん前ぐらいに持ってきて、観光スポットの一つにしてもいいぐらいの思いではいるんですけども、運営経費とあまりにも入館料の差がありますので、もうちょっとこの辺はあり方についても考えて、委員さんの方でしっかりとお聞きして、どうするべきかを考えていただきたいと思います。  町民グランドのトイレですね、これはそういうお声が上がっていないということだったと思うんですけれども、現場をやはり見ていないということの方が問題なのじゃないかなと。しっかり決算のときですから、検証をするということが当たり前になっていただきたいと思うんです。この町民グラウンドだけではないですけども、こういう予定を立てて、予定どおりになりましたという結果の決算報告ではなくて、やはり全体を通して一つ一つを丁寧に検証していくことはすごく時間がかかることだと思うんですけれども、現場を見なければわかりませんので、ぜひ全般的に言えることですけれども、特に町民グラウンドは至急見ていただいて、現状を見ていただいて、きれいにしていただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 3点伺いたいと思います。まず、行政事務報告書の298ページ、相談支援係ということで報告が載っています。臨床心理士さん3名を配置していただき、充実が図られている。都の予算なども削られている中で、そういった配慮をしていただいているわけですが、このあたりについてぜひ御説明をいただけたらというふうに思います。  それから、学校の検診の問題です。行政事務報告書にもありますけれども、これは医師の診断に変更するというのは見解をいただいたかと思うんですけども、診断結果についてどのような扱いをされているのかについて詳しく伺っておきたいと思います。  あと、給食費の関係です。この未納の関係もこちらに載せていただいているんですけれども、教員がこの未納について手紙を出したり、回収をしたりということで大変だという意見もあったり、教材費などの収納についても教員が担当しているということで、先ほどの働き方改革にも関連するかと思うんですけれども、こういったことを、やはりクーポンを支給しているわけでして、それにぜひ乗るような形で変更していただけないものかということで、これはお願いも含めてなんですけれども、義務教育費の無償化ということにもつながるのかなと思うんですけれども、そういった変更が検討できないかということについても伺っておきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) 私の方から御質問の1点目及び2点目についてお答えをさせていただきます。  まず、教育相談事業ということで、指導室の中の相談支援係の方が所管をしているところでございます。今臨床心理士にも入っていただきながら相談事業を展開しているところなんですけれども、大きくは教育相談に関しては、実際こちらの方にお申し込みをいただいて、こちらに来ていただいて、相談をするというふうなことで、来室教育相談というふうなことでまず1点行っているのが一つです。  もう一つは、学校からの要請を受けまして、学校の方にその臨床心理士の方が行きまして、学校の先生方と一緒に保護者やお子さんに対して相談をしたりとか、また、登校しぶりとかそういうふうなさまざまな相談について、場合によっては学校の先生方と協議して、お互いに連携をしながらどう対処していくかというふうなことで相談をしたりとか、そういうふうな形で進めているところでございます。  2点目の学校の健診に関してなんですけれども、こちらも行政事務報告書の方にも載せさせていただいておりますが、まず学校医の方で健診を行いまして、その後、健診結果で再度検査が必要というお子さんには、医師の方からそういう結果を受けて、養護教諭の方が、実際に病院の方に検査に行ってくださいという通知をお渡しします。それを受けて御家庭の方で実際に医療機関の方に行くというふうな形になります。  また、そこのところで、例えば虫歯とかに関しましても、治療が終わりましたということであれば、改めて治療完了というふうなことで、保護者の方から学校の方に提出してもらって、実際に治療がどのくらい行われたかというふうなこと、こちらも把握している状況でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小作学校給食センター所長◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) 3点目の給食費未納の関係の御質問でございますが、今現在ですね、現年度においては学校で徴収していただいております。過年度につきまして、現年度分に徴収できなかったものについては、給食センターの方に移管をしてですね、処理をしているところでございますが、実際ですね、30年度当初の収納率が98.8%、給食センターに移管してからですね、これまで既に収納率99.5%になっております。学校の方でですね、手紙を出していただいたりしているところもございますが、現年度終わって過年度になったときに給食センターの方で処理を移管してやっておりますので、また働き方改革には影響があるかと言えば、そんなに件数は多くない状態でございます。件数的にはですね、6世帯が滞納されているということで、その滞納者の方につきましてはですね、現在給食センターの方でクーポンを利用していただくとか、クーポンがもらえない方におきましては、電話なり督促状また戸別訪問により徴収をしているところでございます。  無償化につきましてはですね、前回の質問でもお答えをしているんですが、今現在、令和元年度の保護者納付金7,200万円を予定していたところでございます。これを全部無償化にすることは大きな負担でございますので、子育てクーポンを使うということで、現時点においては無償化にするという考えはないところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。1点目の臨床心理士の関係ですけれども、年齢幅が非常にあるというか、幼児期から学校を卒業された方も対応していらっしゃるということで、大変これはありがたいというふうに私自身は思っています。引きこもりの問題とかさまざまありますので、そういった方たちの対応もしてくださること、また専門家の方たちのアドバイスというのは大変保護者の方にとっても重要なものだというふうに思いますので、ぜひ継続をしていただきたいと思います。  2点目の関係ですけれども、今までは学校の健診については、保護者の申し出について、たしかこの行政事務報告書に掲載をしますよということで、今後については専門医の診断結果を載せますよということだったというふうに思うんですけれども、これがいつから変わったのかということの確認をもう一度させていただきたいと思います。通知をされ、治療が完了したということの確認もしていただいているということで大変安心しました。さまざまな疾患がありますので、全部が完治するということはなかなか厳しいかと思いますけれども、やはりそういった早期に治療につながるということが大変重要かなと思いますので、よろしくお願いします。  あと給食の問題です。これを無償化しようと言っているわけではなくて、クーポン券を発行しているのであるから、それを給食費に全面的に充てるということで、この給食費分を、クーポン券を支払っている分からきちんとこの分は給食費でいただきますよと、それ以外についてクーポンを利用してくださいということは可能なのではないかなというふうに思っています。給食費の未納の通知をもらっているお子さんというのがいるようでして、この方たちがいじめの対象になっているというような話も聞いていまして、私としては子どもさんにこういった負担をさせるのはどうなのかなと。  先ほども言われたように、クーポン券の支給対象になっていない。税の滞納などがあって、そういったこともあるようなので、やはり私はここで思い切ってそういった方向に転換することも一つなのではないかなというふうに思います。教材費の問題はちょっと触れられていなかったんですけれども、やはりこの教材費を集めるというのもやはり大きな仕事かなというふうに思いますので、ぜひこれは検討課題として考えていただけないかなと。給食費、教材費についてはクーポンでの支給をするということに転換をする、こういったことを実際的に考えていただけないかなというふうに思います。何か回答があるようでしたらよろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 川元指導室長。 ◯指導室長(川元 泰史君) まず健診の結果で治療が行われた内容について、以前はこの行政事務報告書の方に掲載があったというふうな御指摘なんですけれども、まずこの健診自体は、あくまでもスクリーニング調査でございまして、全ての児童・生徒の中からその疑いがあるところを早期に発見するというのが主な目的でございます。その意味では、受診がどのぐらいあって、それで実際には疾病もしくは所見がありというのがどのぐらいかということが、まず健診の本来の趣旨からすると一番必要な部分かというふうに思っております。  また、それ以降通知を出したところで、その治療を受けに行くかどうかというのは、実際のところ学校現場のレベルで申し上げますと、家庭のさまざまな状況で非常に難しい部分とかもあります。例えば、虫歯に関しては、軽微なものでも受けに行ってくださいというような形、一律通知を出すような形になるんですが、親の判断で、この程度だったらまだ大丈夫よとか、そういうふうなこともあって、なかなか100%に至っていないのが現状ではあります。そういうさまざまな事情もありますので、こちらのところでは現在掲載をしていないというふうに私の方は理解しているところです。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) クーポンの話、本来であれば民生費の部分でやっていただくお話かなと、正直なところ思うところですけれども、今御質問をいただきましたので、多分お答えとしてはですね、同じ形になろうかと思います。従前から申し上げておりますように、クーポンにつきましては、各家庭ごとにですね、いろいろな使い方、選択肢を広く取っていきたいというのが基本的な町の考え方です。金額の見直しとかということであればまた話は変わりますけども、今のクーポンというやり方についてはですね、それぞれ御家庭ごとにいろいろな御都合があったり、お金の動かし方とかもいろいろ個別にあるだろうという中で、選択肢をなるべく広く被服費であったり、食糧であったり、教材であったり、塾であったりとかですね、そういうものに使えるようにということで、幅広くですね、使い勝手のいいものにということでクーポンの制度を今現在は取っておるところでございますので、今のお話は、クーポンをやめて給食費の無料化というお話なのか、それとも部分的に、優先的に給食費に充てろというお話か、どっちからわからなかったんですけれども、基本的にはそういうことでございます。  それから、クーポンで支払うときにですね、ぜひ給食費等についてもお支払いをいただきたいということは口添えをさせていただいている現状であるというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) この教育分野に関しては、私これで最後にしたいと思うんですけども、どうしても気になることがあったものですから、3点ほど質問するんですが、蒸し返すようで申しわけないんですが、施設運営管理、108ページの決算のね、さまざまあります。見積もり2社を見て決定したということですが、そもそもこの専門的な見識を要するような分野に、果たしてどなたが立ち会ってこれに同意されたか。ある意味随意契約に近いような形なのかなというふうに、その辺が危惧するところなんです。  というのは、ある程度専門的な見識が、資格がなくてもある程度の一定の専門知識を有していないと、これは向こうの言い値、随意契約に流されてしまうというきらいがあります。これはずっと何十年来続けてきたということは非常に大変な問題になってくるんだろうなというふうに、まず一つ指摘しておきたいと思います。  この点に関しては、教育委員会というよりも企画財政課の方がどちらかというと担当になるかと思いますが、その辺見解をお願いしたいということと、私も建築屋出身なので、給排設備のことに関してはある程度わかるんですけれども、2問目質問です。  108ページの下の方に備考に、大久野小学校の図書館のエアコン設置が370万、平井小が329万、そしてエアコンだけの交換工事、音楽室は46万ということは、新設の図書館、平井小の図工室のエアコン設置工事というのは、エアコンそのものの単体よりも、付随した配管工のこういった設備工事というものがウエイトを占めているわけですね。果たしてこの金額が妥当かどうかというのが非常に私疑問に思います。これどう見たって高過ぎます。  それから114ページ、備考の15、平井中学校の理科室のエアコン設置工事550万です。この金額は、私は常識的に考えて法外かなと。家庭用のエアコンというのは大体家電量販店では3割、4割引きといって、結構そうやってつけさせるんですね。設置工事は無料と言いながら、7、8万でつけられたり。6畳や8畳ぐらいにはね。この550万というのは、付随した工事、配管工を入れても、これはちょっと私は金額的に法外かなというふうに思います。この辺やはり専門的な見識を持った専門職の方が立ち会ってやらないと、もちろんこれは当然500万超えていますから、入札なんだろうと思うんですけども、その辺の背景から、それからこの金額に対する見解をお聞きしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ちょっと質問についてのお答えが適当かどうか、お尋ねについてですね、まず、1番目の委託系統のものについてですけど、これにつきましては、契約に関して言わせていただければ日の出町契約事務規則45条の規定で、規定金額を超えたものについては見積もり合わせなり、入札という段階を踏んでまいりますので、その金額を超えない範囲については所管課で、先ほど申しておりましたとおり、2社以上の見積もりの中で処理をしていくという形。手続き上については何の齟齬もなく例年進んでいるというふうに認識をしております。  ただ、それを書類として正しく理解ができるか、把握ができるかというお尋ねについてはですね、これはその部分については、いろいろ意見は正直分かれるところはあろうかと思いますが、町の方でも、その建築部門の、今現在は賃金としてお願いしている職員になりますが、そういった方への必要に応じた確認とか、御相談もいただいているものもあれば、この委託系のところはほぼほぼ法定点検の範疇だと我々も見させていただいているので、この法定点検の内容については、点検内容の項目でありますとか、一定の決まったルールの中で基づいてやられて、その結果としての判断ができるかどうかというところに委ねられているのかなと思いますので、特段今までも別に齟齬があったというふうには認識をしているところではございません。  エアコンの工事の金額についての妥当性については、私の方で答える範囲ではなかろうかと思うので、以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 森田学校教育課長◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは御質問にお答えをさせていただきます。108ページと114ページ、まず、108ページのですね、このエアコンの金額でございますけれども、本宿小学校の音楽室につきましてはですね、更新です。1回ついていたものをしたもので、一からの工事ではございませんので、桁が違うような金額でございます。  中学校のですね、理科室のエアコンにつきしては550万ほどになっております。これは2部屋でございまして、ですからちょっと金額が張っております。ちなみにですね、、この理科室のエアコンにつきましてはですね、都の補助金の方の「公立学校施設冷房化支援特別事業補助金」というのが102万5,000円載っていると思うんですけれども、これがですね、この平井中学校の理科室2室の都の補助金ということでいただいております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 企画財政課長の方から法定点検の範囲内40万以下のような場合は、法定点検の範囲内だと認識しているという御指摘でございましたので、それはそれでそうではないとは言わないんですけど、それぐらい金額が低いものでも、いっぱい重なってくると相当なボリュームになってきますから、町全体の決算は。教育環境設備じゃなく、庁舎内あるいは公共施設全体も含めて、やはりそういった普段から緊張感を持った、果たしてこの金額が妥当なのかどうかということも、やはり緊張感というものは持っていただきたいというふうに思います。これは答弁は結構でございます。  それで、空調に関して、私の質問にじっくり答えていないんですね。この平井中の理科室に関しては2部屋ということで、550万になったということで、そのうち102万5,000円が都の補助金をいただいていると、よくわかります。  ただ、相場というのがあるわけなんですよね。その辺どの程度認識、その辺は全く認識なさっていないということなんだろうと思うんですけど、決算ですからですね、もうこういうふうに実行されたものでありますけれども、今後はやはり、町へ要望したいんですけれども、建築職の専門職、今応募していると言っておりますが、やはりこの空調、排水設備工事、こういった方面の専門の見識を持った方を常時、嘱託というわけにいかないですけども、何かしらそういった専門家の目を通して、見識を通していただくという、今後の公共施設の入札、そういったものの見積もりに関しては、ぜひ取っていただきたいというふうに思います。  というのは、今回の本宿小学校の追加工事が出ましたでしょう。あれだってずっと前からわかっている話で、そういったことが後から1,300万円追加で出たじゃないですか。そういったこともやはり事前にしっかりと察知するだけの専門的な見識を持った人がいないということは、やはり町にとっても大きな損失になってくるわけですから、その辺はぜひお願いしたいと思います。答弁は結構でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかにはないですか。青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 簡潔に1点だけお尋ねしたいと思います。まず決算書の128ページです。これは病原性の大腸菌を、O-157の対策経費として31万4,736円と載ってはいるんですね。こういったO-157の関係が発生した事実の中で、議会としても執行機関の方から説明を全協で受けたり、議論もしてきたところです。その後ですね、対策経費そのものは、31年度に向けて、これが継続されて対策経費として計上されているのか。あるいは今回の事件発生にあたって、反省も含めて、何かそこで働く人たちの関係も含めてですね、例えば給食に携わる方々のマニュアル的なそういったものがつくられて励行されているのか。あるいはそうすべきであろうという議論も全協で出たように思っていますけれども、その現状について。あるいは今後どうしていくのかということも含めて御答弁をいただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小作学校給食センター所長◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) ただいまの青鹿委員の御質問でございます。まず、O-157対策経費についてでございますが、衛生薬品費については主に消毒等でございます。こちらについてはですね、O-157に限らず、ほかのノロウイルスとかですね、消毒液等の薬品費でございますので、そのまま31年度も続けて計上しております。  それと2つ目のですね、先日の給食中止についての反省ということでございますが、予算的には特に変わったところはないんですけれども、まず、そのマニュアルを先日お渡しをしたというか、給食センター独自に作成しております「給食センター業務に従事する職員の徹底事項」というのを先日お渡しをしたんですけれども、これを改良いたしまして、全職員に当然配布、これは毎年今後も配布していくことで、衛生管理について再確認をすることで初心に戻って意識を高めていくということとですね、また、先日の早出職員が一人だったということを踏まえまして、2人体制に今後改めまして、早出職員がお互いに体調のチェックを行うこと。もし体調に不安があるようならばですね、バックアップ要員をあらかじめ決めておりますので、連絡体制も整えております。  当然毎朝行っているですね、学校給食従事者健康チェック表でございますが、下痢をしていないかなど、健康に関する5項目に関して、1項ずつ該当するか否かのチェックを行い、またさらにですね、所長または係長が一人ずつ異常がないか、顔色の確認とかですね、体調は万全かといった聞き取りを行いまして、チェック体制を強化しております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。大変その後の、課長からの御答弁をいただきまして、かなり御熱心にされているなという印象を受けました。これは当たり前のようですけれども、我々もそうですけれども、毎日毎日、口から入るものですから、給食ということから考えればですね、気をつけて気をつけ過ぎるということはないわけですね。ですから、非常にそこでの従事される方々からするとですね、そういう気持ちでもって常に子どもたちの食べる、口から入るものについて気を遣っていただいているというふうに感じました。ありがとうございました。  想定とか何とかで、いつでも起こり得るという意識をみんなで共有しながらいるということは非常に大事だろうというふうに思っています。ぜひそんなことも含めて、さらなる関係者にお話しながら、お仕事に励んでいただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑がございませんようですので、教育費についての質疑を終了します。  ここで、11時45分まで休憩いたします。              午前11時37分 休憩              午前11時45分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、民生費、衛生費について所管課長より説明を求めます。野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) それでは子育て福祉課で所管いたします平成30年度の一般会計民生費に関する概要について、御説明いたします。  決算書59ページ、民生費、社会福祉総務費の支出済み額全体では、前年度比5,484万5,676円の減となっております。主な減といたしましては、60ページ、社会福祉一般経費のうち社会福祉法人日の出町社会福祉協議会補助金、前年度比1,493万7,000円の減、これは職員の退職や異動による人件費の減と退職手当積立金を所属部署に計上することとしたことによる経理上の変更によるものです。  続きまして、62ページ、臨時福祉給付金等給付事業のうち、臨時福祉給付金が前年比3,546万円の皆減、これは臨時福祉給付事業が平成29年度で終了したことによるものです。  決算書の61ページ、心身障害者福祉費支出済み額全体では、前年比612万8,989円の増となっております。主な増減といたしましては、62ページ、自立支援給付経費のうち、日中活動系サービス推進補助金、前年度比194万3,000円の減、これは利用者の減によるものです。  次に、障害児福祉サービス費、前年比526万4,726円の増、これはサービス利用の増によるものです。  64ページ、地域活動支援センター運営経費のうち、ユートピアサンホーム指定管理委託料、前年比254万8,000円の減、ひまわりホーム指定管理委託料、前年比816万9,000円の増、これらはどちらも職員の異動等による人件費の増減と退職積立金を所属部署に計上することとしたことによる、経理上の変更による増減となっております。  次に、決算書69ページ、民生費、児童福祉費の支出済み額全体では、前年比1億7,621万6,937円の減となっております。主な増減といたしましては、70ページ、保育所運営事務経費のうち保育所運営費、前年比3,414万8,770円の減、72ページ、認定こども園助成、前年比644万3,028円の増、これらは入所または利用している児童数の増減によるものです。保育所整備費補助金が、前年比1億3,542万円の皆減、これは大正保育園の園舎建て替えが29年度で終了したためによるものです。  児童手当事務経費のうち、児童手当、前年比414万円の減、74ページ、子ども医療費助成経費のうち、子ども医療費助成費、前年比3,007万5,708円の減、これらはどちらも対象児童数の減によるものです。  次に、次世代育成クーポン事業経費のうち、次世代育成クーポン交付金、前年比1,553万3,000円の減、これは交付を受けた児童数の減によるものです。新規事業といたしましては、72ページ、病児・病後児保育事業217万9,504円、これは病気中や病気の回復期にあり、保護者が仕事等により家庭で保育を行うことが困難なお子さんをお預かりする事業で、阿伎留医療センターに委託しまして、日の出町、あきる野市、檜原村の3市町村で行っております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) それでは民生費におけるいきいき健康課所管の事業の決算概要について説明いたします。  決算書のページは59、60ページ、63ページから70ページ、行政事務報告書のページは195ページから205ページになります。  1項社会福祉費、1目社会福祉総務費のうち、温泉宅配便事業経費は1,400万9,652円の支出で、前年度比約54.5%の増となっており、宅配車購入費526万6,324円の皆増が大きな要因となっております。  10目高齢者福祉費は1億9,821万1,222円となっておりまして、前年度比約4.0%の減となっております。高齢者福祉一般経費は1,478万5,916円、前年度比約19.7%の減となっておりますが、多目的広場運営経費の新設等が要因であります。敬老福祉大会開催経費は2,895万6,361円、前年度比約0.7%の減となっております。高齢者外出支援バス事業経費は1,235万182円となっており、前年度比約2.6%の増となっております。老人福祉センター運営経費につきましては9,333万9,658円となっており、前年度比約4.5%の減となっておりますが、要因といたしましては、平成29年度に実施しました各種工事の皆減によるものでございます。  12目介護保険事業費は2億3,675万7,032円となっており、前年度比約0.5%の増となっております。これは介護保険特別対策事業経費のうち、高齢者福祉保健計画第7期介護保険事業計画策定及び実態調査委託料375万8,400円の皆減、地域密着型サービス等整備助成事業補助金2,016万円、前年度比約70.3%の増が大きな要因となっております。  続きまして、4款衛生費でございます。決算書は75ページから80ページ、81、82ページ、行政事務報告書は206ページから226ページになります。  1項保健衛生費につきましては1億8,266万3,735円となっておりまして、前年度比約6.6%の減となっております。1目保健衛生総務費のうち、保健衛生一般経費は489万5,429円、前年度比約20.4%の増となっておりますが、これは臨時職員賃金107万3,022円、前年度比約15.4%増が大きな要因となっております。母子保健事業経費は1,556万3,392円、前年度比約3.6%の増となっておりますが、これは正規職員の保健師の退職に伴う保健師の臨時職員賃金177万600円の皆増、妊婦・乳幼児健康診査委託料770万820円、前年度比約14.5%の減が要因となっております。  2目予防費に関しましては3,507万2,474円となっておりまして、前年度比約15.4%の減となっております。これは個別接種の移行に伴い、医師報酬の前年度比約40.6%の減、臨時職員賃金の36.8%の減、衛生薬品費の27.6%の減が大きな要因となっております。  3目健康増進事業は1,819万1,345円で、前年度比約8.7%の増となっており、健康づくり先進事業費のうち看護師等賃金が前年度比約88.2%の増、大久野地区ウォーキングマップ作成に伴う印刷製本費の38万4,480円、ウォーキングマップ配付委託料18万4,146円の皆増などが大きな要因となっております。  3項病院費は、前年度比約0.5%、額として103万5,000円の減となっておりますが、これは構成団体の繰出基準額が減少したことによるもので、病院の経常収支の皆減と公債費の償還が要因となっております。以上でございます ◯委員長(加藤 光徳君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) それでは民生費における町民課所管事業の概要について御説明いたします。  初めに、決算書63、64ページ、4目国民健康保険事業費の国民健康保険運営一般経費でございます。こちらは国民健康保険運営協議会委員報酬、電算システム関係費用、国民健康保険特別会計への繰出金で、1億9,668万6,829円支出をしてございまして、前年度比約25.1%の増となっております。  次に、5目がん医療費助成事業費のがん医療費助成事業経費でございますが、決定通知等の郵送料、電算システム関係費用、医療費助成で、1,707万9,171円支出しており、前年度比約16.7%の減となっております。行政事務報告書の162ページをごらんください。こちらに記載してありますように、がん医療費助成の申請件数は777件、医療費助成額は1,650万2,276円で、申請件数、助成額とも前年度より減となってございます。  次に、決算書67、68ページの13目後期高齢者医療費の後期高齢者医療事業経費でございます。電算システム関係費用、後期高齢者医療費特別会計への繰出金で2億2,824万6,923円支出してございまして、前年度比約1.9%の増でございます。  次に、同じく決算書67、68ページの14目長寿化対策事業費の高齢者医療費助成事業費でございます。こちらは75歳以上の方が対象の医療費助成に要する費用で、臨時職員賃金、電算システム関係費用、医療費助成等で1億770万3,366円支出してございまして、前年度比約1.3%の減となっております。  次に、元気健康長生き医療費助成事業経費でございますが、こちらは70歳以上74歳以下の方が対象の医療費助成に要する費用で、臨時職員賃金、電算システム関係費用、医療費助成等で、5,177万8,431円支出してございまして、前年度比約17.2%の増となってございます。  両療養費、医療費助成の実績等につきましては、行政事務報告書の166ページから169ページに記載してございます。  次に、決算書75ページから76ページの4項国民年金費でございますが、国民年金事務は、国からの法定受託事務で、日本年金機構への申達事務が主な業務となってございます。国民年金事務経費が160万8,282円支出してございまして、前年度比51.7%の増、基礎年金事務経費が6万194円支出してございまして、前年度比約1.4%の増でございました。  行政事務報告書の161ページをごらんください。一番下に29年度から新規事業として始めました年金相談の実績を記載してございます。30年度は6回開催し、相談回数は12件でございました。説明につきましては以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) それでは私の方からは衛生費における生活安全安心課所管事業の内容について御説明させていただきます。  決算書のページの方は79ページから82ページ、行政事務報告書の方は107ページから124ページでございます。  初めに、決算書79ページ、環境衛生費でございますけれども、支出の方はですね、50万3,104円で、有害鳥獣被害対策委託を11万7,210円で行い、民地と住宅地でイノシシ等の追い払い及び駆除の方を行っております。  次に、不法投棄対策経費でございますけれども、不法投棄未然防止事業協力補助金を活用させていただきまして、環境美化作業委託で、町内不法投棄パトロールをシルバー人材センターに委託いたしまして行っております。  次に、外来生物駆除対策経費でございますけれども、地域環境活性化事業補助金を活用させていただきまして、特定外来種であるアライグマ、ハクビシンの民地での目撃情報や被害情報に基づきまして、これらの外来種を町民と共同により駆除しているところでございます。ちなみに、平成30年度はですね、春に1匹、秋に11匹の特定外来種の駆除を行ったところでございます。  次に、環境対策経費でございますけれども、循環組合からの負担金でですね、水質調査や町内のダイオキシン調査等を行っているところでございます。  次に、太陽光エネルギー利用機器設置経費でございますけれども、太陽光エネルギー利用機器設置補助金として、合計で104万2,000円、15件の補助を行っているところでございます。  次に、犬登録等事務経費でございますけれども、犬の予防接種登録や犬登録管理ソフトを更新させていただきまして、データの移行を行っているところでございます。  次に、81ページのし尿処理経費でございますけれども、西秋川衛生組合負担金がですね、前年に比較して472万2,000円減となっておりますけれども、こちらの方はですね、し尿処理施設の全面改修終了に伴いまして負担金の方が減となっていることが要因でございます。  次に、塵芥処理経費でございますけれども、一般廃棄物収集運搬業務委託に、今まで別予算で行っていた白色トレー収集運搬委託料を合算したことと、あと収集運搬するに当たりまして、世帯数の増加で、時間どおりに西秋川衛生組合の方にごみを搬入することが難しくなったエリアのパッカー車の方を1台増備したことによりまして、1,600万円の増となっております。  次に、ごみ減量リサイクル大作戦経費でございますけれども、町内各種団体へ資源回収補助金といたしまして25団体へ補助を行っております。また、リユース食器を用いて、リユースの啓発の方を行っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明が終わりました。  ここで会議の都合上、午後1時まで休憩といたします。              午前12時01分 休憩              午後 1時00分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  民生費、衛生費に対します質疑に入ります。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 行政事務報告書の189ページ、福祉、衛生費、重要な事業がたくさんあるかと思いますが、なかなか地域支援事業といいますか、障がい者のことをお尋ねする機会がなかなかなくて、今回決算ではここをまずお尋ねしたいと思います。  行政事務報告書の189ページに障がい者の手帳所持者の状況が書かれております。この方々は、当然住民票のある方の申請だと思いますが、これを足すと1,061名の方の状況なんですが、この方々の状況把握というのはどの程度していらっしゃるんでしょうか。大きく在宅なのか、施設なのか、あるいは場合によって施設ですと、他の自治体の施設に入っていらっしゃる方もおられると思いますし、あるいは病院など、住所地特例でほかのところの特養とか、ほかのところの住所地特例の方は住民票がそちらに行っているので、この対象にはならないのかもしれませんが、まずそのあたりを最初教えてください。  それから、決算書62ページ、行政事務報告書では191ページですね。自立支援給付費、大変伸びているというふうに思うのですが、特にその中で、障害福祉サービス費は190ページから191ページ、行政事務報告書の方では書かれておりますけれども、特にこのお聞きしたいのは、障害児福祉サービス費、これが伸びていると思うのですが、ここの項目、そして伸びている理由の御説明をお聞かせいただきたいと思います。  それから、3番目としてはですね、行政事務報告書193ページ、ここに日の出町災害時要援護者名簿登録制度、これについて事業として取り組んでいるということで書かれていますが、ここが障害者と難病の方で、行政事務報告書201ページの方には高齢者のもありますが、取りあえず今は障害者の方で伺いたいのですが、この対象者というのが150人、114人となっていますが、これは在宅の方々だけですか。結構日の出町は施設、それから少人数のグループホームもあります。その方々はどういう扱いになっているんでしょうか。以上3点お答えお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まず最初の手帳の所持者の方ですが、日の出町にお住まいの方で、住民の方で、申請をいただいて手帳を東京都の方に進達しているんですが、施設に入っていらっしゃる方もいらっしゃいますし、居住地特例というんですか、介護保険などで言う住所地特例みたいな方もいらっしゃるんですが、その方は元の住所地でやられているので、純粋に日の出町の住民の方の手帳の数です。  今ちょっと手元にはないんですが、その方が施設に入られているか、在宅かというのは把握できております。  2問目の障害児福祉サービス費は、前年比で526万4,726円ふえております。対象となる方の人数もふえておりますし、利用の実日数も両方ふえておりまして、件数で言いますと、91件で758日ふえております。内訳が、相談支援が44件、児童発達支援が425日、放課後デイが2,700日ということで、すべて利用者と利用の実日数がふえたためにこれだけ増になっております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 3点目のですね、避難行動要支援者の関係のデータでございます。こちらに関しましては、以前縄井議員の御質問にもお答えさせていただいたんですけども、現在町のですね、避難行動要支援者名簿につきましては、平成26年からですね、新たな更新がなされていないという状況になってございます。この当時ですね、総数でおおむね1,366名の対象の方がいらっしゃったんですが、それから26年度以降はですね、転出された方、あと亡くなった方を差し引いている状況でございます。  現在は、登録名簿の方には701名の方が登録されているわけでございますけれども、先ほど先生の御指摘のございました行政事務報告書の障がい者150名というのがですね、その当時の方の対象者の人数ということになってございます。現在この対象者のうち、150人のうち104名の方が障がいのある方で登録されているという状況でございます。  現在、私どもの方が取りまとめをしてございまして、町民課、子育て福祉課、いきいき健康課でですね、乳幼児であるとか、障害のある方とかですね、高齢者の方あるいは外国人の方をですね、全て対象にしているところでございますけれども、その中で障がい者の在宅の方を取りまとめた数字といたしましては、260名の方がいらっしゃるという状況でございます。子育て福祉課の方では、現在名簿として登録している人数の対象者が150名ということになってございますので、当時の数をですね、そのまま入れているという状況でございます。  これに関しては、今年度システム改修等をしながらですね、是正していきたいというふうに思っておりますので、完全な形で数も把握しながらですね、改めていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) まず、自立支援給付費のことはもう少し御説明をいただきたかったんです。どういうサービスなのかということと、人数がふえているけれども、ここは件数は書いてありますが、実際該当する人が何人なのかということがつかめないんですが、そういうふうな把握の仕方というのはされていないんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) サービスの内容なんですが、児童デイサービスで、障がい児の方に対しまして、施設に通って、日常生活における基本的な動作の指導や集団生活への適用訓練等を行うサービスを行っている科目なんですが、人数はわかりますが、今手元にはございません。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 今回最初に3問伺ったんですけれども、障がい児あるいは障がい者の実態というのは非常に把握しにくいんですね。といいますのは、手帳はこのくらい、サービスは何件と出ております。それで、例えば、これは2018年6月1日に配られました、3月の「障害者計画」、日の出町の。こういうところを見ますと、例えば日の出町の障がい者の方々がどういう施設に入ってらっしゃるのかというのを見ますと、日の出町の施設であるのに、町の入所者の数はそんなに多くなかったり、あるいは町外の方が書いてあったりするんですね。町内のグループホームでも然りなんです。  ただ、こういう方でなくて、例えば町内のグループホームの方は、多分これ町のこういう障がい者の自立支援とか給付ではもしかしたら該当するところとしないところとあったりするのかなという気もするんですが、こういう中で、例えばこういう障がい者計画もつくられていたりすると、それぞれの事業によって目的も違うでしょうし、そうすると障がい者の対象者というのが動いてくる可能性があるんではないかという気がするんですね。そのあたりのことはどのように把握して、例えば今の要援護者の問題ですと、必ずしもこうしたサービスを受けている、給付としてお金が出ていっている人数とずれがあると思うんですよ。町内に住んでいる。  例えばですね、これは障害者福祉計画のところにあるこうした資料を見ますと、58ページの町内グループホーム入居状況というのがあります。例えば、具体的に定員が8の施設でも2人町の入所者数、名称は言いませんが、8人定員のところでゼロと書いてあるようなところもあるんですね。そうすると、この方たちは、確かに町の給付は受けていない。だから金額的には上がってこないけれども、何かあればやはり町のサービスを利用する方々であるわけですから、そういう人にも行き届くサービスの確保というのも大事だろうなというふうにも思うわけです。  決算ですので、金額のことできちんとしなければいけないのですが、そうした前提になるいろいろな事業の対象者の数とかですね、どこにいらっしゃる、どういう方なのか。在宅なのか施設なのかとかですね、そういうことを明確にもう少しわかりやすくしていただかないと、ちょっと判断がつかないところがあるのです。  それで、数がふえたといっても、施設ができたからふえるとは限らないんですね。ですから町外の人が、住所地特例とは言わないんでしょうか。居住地特例という言葉、先ほど子育て福祉課長さんの使われた言葉では、居住地ですか、何かそういう言い方は居住地特例者ですか、高齢者の場合は住所地特例と使いますが、このあたりも御説明いただきたいんですが、こうした情報もあって初めて何か正しい判断ができるのかなという気もいたしますので、ぜひ今後こうしたことをもう少し明確にしていただきたいなというふうに思うのです。サービスもイメージとして浮かばないんですね。こういう言葉だけて示されても。ですから何かの形で障害児相談支援というのはどんなものなのか、今それを伺ったつもりなんですが、こうしたこと。  実際に障がい児としてこうした相談支援を受ける人が何人ぐらいいるのか。件数というのは相談件数だったり、場合によっては実人数だったり、いろいろ示す場所によっても行政事務報告書全体で違っていたりするものですから、そういう意味で人数を伺ったんですが、何かそういうところをもう少し教えていただけませんでしょうか。もし手元に資料をお持ちでないならば後日ということでもいいんですが、考え方といいますか、情報提供の方法として、もし御意見があれば伺いたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 先ほどの日の出町障害者計画の58ページのところにグループホームの入居状況が入れてありまして、やはり定員8人のところ町の入所者数2人とかゼロとか入っているんですが、これは純粋に日の出町にお住まいになっていらっしゃった方で、そのグループホームに入られて、日の出町の障害福祉サービスを受けていらっしゃる方の人数でございます。残りの定員8人のところに日の出町の町民で6人入っていらっしゃるとしたら、それは他市町村から日の出町のグループホームに入ってこられた方で、それが居住地特例という制度ですね。それはもともと住んでいらっしゃったところの市町村がそのサービスの給付の実施主体となりまして、日の出町からサービスを提供することはございません。  実際居住地特例で日の出町に入られている方の人数は把握はしてございません。特に報告が来るものでもないです。報告の義務があるものでもないので、介護なんかは各施設に調査を毎月かけていたので、そういう方法を取れば居住地特例で入っていらっしゃる方はわかりますので、それは今後検討させていただきたいと思います。  在宅と施設に入られている方、手元に資料がないんですが、サービスを給付していたり、手帳の交付をしているので、人数はわかります。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 毎年ね、自立支援の給付が伸びていると。障がい者の社会参加がふえて、いろいろ活動でこうしたものを利用して外に出る。それは非常にいいことなんですが、一方で町は計画を立てなければならないわけで、そのときの計画の立て方、あるいはサービスが十分に行き届いているかというような問題もありますし、どんな計画でも基礎になるのは実態がどうなのかということだと思いますので、決算の場合もそうかと思いますので、ぜひそうしたことを今後わかりやすくお示しいただきたいなと思います。要望ですが、それで結構です。よろしくお願いします。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 民生費のですね、病児・病後児保育事業の関係で、3点お伺いしたいと思います。決算書は72ページ、行政事務報告書は187ページであります。1点目、これは去年から始まった事業ということで、反響も大きかったというふうに理解しているんですが、1年半やってみて、利用者の評価、評判がどうだったか、簡潔にお聞かせいただければありがたいと思います。  2点目ですが、利用件数なんですが、この187ページの真ん中の表を見ますと、檜原村がゼロ、それから3市町以外が12人おります。3市町以外というのは、これは使用ルールによると、収容人数に余裕があれば3市町以外も受け入れるということになっていると思うんですが、余裕があるのか、利用者数が当初の予定ほどいっていないのか。その辺のところをお伺いしたいと思います。  3つ目は、それと同じことなんですが、檜原村の利用がゼロだとか、3市町以外の利用もありという中で、負担金をどうやって決めているのか、それをお伺いしたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 病児・病後児保育室「ぬくもり」なんですが、利用者の評価とか評判は、直に会議の場で伺ったことはないんですが、耳に入ってくるのとしましては、一番最初に登録が必要なんですが、その登録に、丁寧に聞き取りして登録しているものですから、時間がかかるということで、それに対する苦情というか、長過ぎるというのは聞いたことがございます。  2点目の件数で3市町以外で、当初の予定ほどいっていないのかという、これを始めるときにですね、あきる野市と檜原村と日の出町の職員で集まりまして会議を何回も持ちまして、当初たしか600人想定で計算しました。もしかしたら、もっと使われるかもということで2パターン計算して、もう一つが800人で計算したんですが、蓋を開けてみましたら実際400人ということで、見込みよりは少なかったかなという印象です。  負担金の計算の仕方なんですが、事務費と事業費に分かれておりまして、両方ともですね、子どもの人数割と利用者割、50%、50%で、実際にかかった経費に掛けて負担額が決まっております。実際あきる野市が全部やっている事業に、日の出町と檜原村は負担金をお支払いして使えるようにしているんですが、あきる野市は東京都の方には補助の申請をして、補助金をいただいて、利用者からのお金も当然いただいて、残った経費を子どもの人数割と市町村の利用者割を掛けて負担金は決まっております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) よくわかりました。どうもありがとうございます。評判はですね、概していいというふうに私も理解はしておりますので、ぜひ利用者の増加といいますか、必要な人には簡単に利用できるようにしてもらうという方向で努力いただきたいなと思います。  1点質問なんですが、3市町以外の利用者はたしか利用料が2倍ですかね。多くいただいているんですが、利用者から多くいただくんだけれども、利用した市町村からは一切何もいただいていないという理解でよろしいんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 3市町村のお子さんが利用されるときには2,000円で、3市町村以外の方は4,000円と決めさせていただいて、その3市町村以外の市町村からお金をいただくことはしておりません。以上です。
    ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 3点ほど伺いたいと思います。まず行政事務報告書112ページの平井川の水質、それと隣の13ページの河川、井戸の水質の件です。  112ページの大腸菌についての記載がありますけれども、これについて原因の究明の必要はないのかということがまず1つ。  それから項目と場所について書き込まれているんですが、これでは調査データとしての意味がないのではないかということで、具体的な数字をやはり示すことが調査結果の公表ということにつながるのではないかと思うんですが、その点をどう考えているのか、伺います。  それから109ページの浮遊粒子状物質の関係です。これについては、PM2.5ではないと思うんですけれども、今後ですね、できればこの浮遊粒子状物質よりもPM2.5の測定をしていただけないかなと。  実際器械を借りてはかりましたところ、町役場前がかなり高い数値になりました。羽村市にも「そらまめくん」というPM2.5をはかる器械が設置されているようなんですけれども、日によってはかなり高い数値が出ていまして、体に影響もあるということなので、ぜひこちらをはかっていただきたいなというのが1つです。ぜひ改善をしてもらえないかという提案をさせていただきます。  先ほどクーポン券の議論をさせていただきましたけれども、副町長の見解としては、利用の幅を広げるために選択肢がいろいろあった方がいいというお話だったと思うんですけれども、今回保育料の無償化ですとか、そういった制度も国として設計をされています。また、町民の方からですね、このクーポンを使ってお酒やたばこを買うことはどうなのかという意見も出されていまして、やはり私はこの次世代育成、目的をはっきりさせて、地元商店の振興ということも確かにありましたけれども、やはりこれが本当に児童・生徒のためにきちんと使われるということが本来の目的であろうというふうに思いますので、実費無償化の方にぜひ転換をしていく必要がこの段階ではあるのではないかというふうに考えまして、適正な金額、月額1万円ということなんですけれども、この転換というのも視野に入れて考える必要があるのかなと。問題提起として受けとめていただきたいと思いますけれども、ぜひこういった検討も進めていただけないかなということで、お話をさせていただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) さきにお答えさせていただきます。クーポン券の話題、先ほど教育費のところでも出たんですけれども、その中でお答えしたことについての再質問的なことかと思いますので、お答えさせていただきます。  確かにお酒とかはちょっとどうなのか、それは議論は確かにあるところでございます。それについてはですね、十分検討させていただき、ただそれも家族の中でという言い方をすればということもありますので、なかなか悩むところではあるんですけれども、ただいまそういう声をいただきましたので、改めてですね、それについて考えていきたいというふうに考えております。  それから、基本的にですね、このクーポン券についてはお答えしているんですけれども、無償化、ゼロ円にしちゃうと、何だかわからなくなってしまうのがすごく我々は危惧しているんですね。例えば給食費を無償化にしてしまったと仮にしますよね。そうすると、幾ら本来払っているのか全くわからなくなるんですね。その分をクーポン券で払っていれば4,000円と四千何百円になると思いますけれども、そういう部分であるとか、あと医療費についても、高齢者の場合は払い戻しというシステムを使っていて、結局自分で今月幾らかかったかというのがわかるんですよね。そうじゃないと、窓口でお金を一銭も払わないでいいというそういう、昔々の話になりますけれども、東京都とか国が医療費無料化をやったんですけど、やっぱりはっきり言って「もらえるハザード」になってしまいまして、長続きしなかったということも私どもは経験をしてございます。  そういう中でですね、財政的な子育ての支援をしていくのはいいことだと思いますし、単価が1万円が妥当かどうかというのは議論はあろうかと思います。しかしながら、無償化してしまうと、本当のもとのがわからなくなるというのが一番の問題点であろうということが、今現在町の基本的な考え方でございます。東京都は医療費の無料化、窓口での無料化を行っておりますけれども、町としてはですね、やっぱりそのお金を払っているという、実際にこれだけかかっているという認識をお持ちいただいて、それについて必要な方に対して助成をしていくというのが、基本姿勢ではないかなというふうに考えていることをぜひ御理解いただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) クーポンの使われ方の関係で、クーポンをお配りするときにですね、全員の方にお酒とかたばことかそういうものは買わないでくださいというお願をしながらお渡ししているのと、登録してある商店の方にもお酒とたばこはクーポンで買わせないでくださいとお願いはしておりますので、その使われ方はされていないんじゃないかなと、子育て福祉課としては考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 平井川の水質の大腸菌の原因究明というようなお話だったと思うんですけれども、まずですね、大腸菌群数と糞便性大腸菌について調べまして、なかなか難しいもので、難解なものでですね、ちょっと調べたところ、読ませていただきます。  「大腸菌群は、グラム陰性無胞芽菌で、乳糖を分解して、酸とガスを生産する全ての好気性または通性嫌気性菌を意味し、必ずしも分類学的に大腸菌に近縁のもののみとは言えない。大腸菌群に含まれる菌は大腸菌とは限らず、同じ糞便性由来のものであったりとか、糞便及び自然環境に存在する中間型のものと、また植物、土壌、水中等に由来する自然環境型のものなどがある」というふうになっておりまして、「この大腸菌の方は自然界に一時的に存在して糞便汚染を受けていない水や土壌にはほとんど存在しないため、糞便汚染指標として利用されている。しかし、前述のように、大腸菌以外の植物、土壌、水中等の自然に由来する細菌等も大腸菌群数の測定で検出される可能性がある」というふうになっているんですけれども、つまり糞便性の大腸菌以外、自然界に存在する、それに類似したものを検出してしまうというようなことなんだと思うんですね。  それで、水質調査の方ではですね、大腸菌群数と糞便性の大腸菌群数の数字を調べておりますので、例えばですね、大腸菌群数が2万2,000検出されているところがあるんですけれども、そこでも糞便性大腸菌群数に限定すると50というような形になっておりまして、基本的には糞便性の大腸菌じゃない自然界に存在する大腸菌に類似した細菌によって大腸菌群数の方が上がってしまっているのではないかというふうに考えているところでございます。  なので、基本的にはですね、場所によって糞便性大腸菌未検出というようなところもございますので、一番多くて糞便性大腸菌群数は78というのが一番大きい数字になっておりますので、それだけを限定して考えさせていただければ、それほど高い数字ではないのかなというふうに思っているところであります。  しかしですね、水道とかの基準の方ではあくまでも大腸菌群数の方の数字を使用するというふうになってございますので、その関係上ですね、どうしてもふえてしまうのかなというふうに考えているところです。つまり自然界における大腸菌に類似した細菌の方が多量に含まれているんじゃないかというふうに考えているところでございます。  それと、その数値の公表ということでございますけれども、項目がかなり多いというところもございまして、あと井戸のところとかはですね、場所がですね、誰々さん宅というような形になっているので、そういうこともありますので、基本的には全てを公開というわけにはいかないのかなというふうに考えているところでございます。  それと、PM2.5の測定の方ですけれども、今後ですね、検討させていただければというふうに思います。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 大腸菌の関係です。この112ページに書いてあるものについては群数ということがわかりました。環境基準の範囲内であった地点は48地点中ゼロ地点で、適合率ゼロというふうになっているわけでして、やはりこれが糞便性ではないというのは当然下水道などの配備がされているので、そういったことは当然かなというふうには思うんですけれども、じゃあ一体何なのというのは疑問に思うわけでして、やはりこれについてはそれなりの見解というのが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、特に生水で飲めないということだというふうに思いますので、煮沸なり何なりが必要ということになるんだと思うんですけれども、そういった中間期も含めてですね、やはり何らかのデータとしての公開というのがこれは必要なんじゃないかなと。2万2,000という数字が出ているということで、そのうち50が糞便性であるというんだけれども、それ以外は一体何なのというのはやはり疑問になるところなので、ぜひこういったことが明らかにされないと、環境基準というのがあるわけでして、それに適合していないということは何らかの問題があるというふうに見なくては、このデータを収集している意味がないんじゃないかなと思うわけでして、あと井戸の関係ですけれども、別に○○さん宅というふうには表示しなくていいわけでして、平井どの場所とか、大久野のどのような場所ということでも構わないと思うので、やはりこれはデータですので、そういったことも含めて明らかにするべきではないかなというふうに思います。経年変化というのもあるでしょうし、何らかの原因が解明されるということもあるでしょうし、そういったことは必要ではないかなというふうに思います。  PM2.5についてはぜひ検討していただいて、数値としてはかなり色で濃度があらわされるんですけれども、オレンジとか赤とかという数値が日の出町役場の周辺ですとか、大久野ですとか、平井の地区でも、小学校の近くをはかってみたんですけれども、かなりそういった赤い分布が出てきていましたので、これは要注意かなと私自身も思いましたので、ぜひ検討していただいて、前向きにしていただけたらなと思います。  クーポンの券はいろいろ議論があると思います。見直すチャンスでもあると思いますので、ぜひよりよい方向に。先ほどお酒云々というお話がありましたけれども、実際はこういった声はかなり出ている。商店でも、できればうちでもそれは断りたいと思うけれども、ほかの食品と一緒になっているので、結局クーポンで払いたいと言われれば、それを受け入れざるを得ないんだというような声も聞いていますので、やはりお酒、たばこは絶対だめですよということをもう一度商店の方にも徹底していただいて、食料品以外のものは現金でお支払いくださいというようなことも言っていただくことも含めてですね、やはりルールを守るということがどうしても必要なのかなと思いますので、そこはよろしくお願いしたいというふうに思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 橋本町長。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) クーポンのことなんですけれども、午前中の審議の中で、自民蒼政クラブの小玉さんの方からも、大分ありがたい御意見もいただきました。やっぱり全議員が一丸となってこれからの経済の問題について、また財政の問題について考えていかなければならないと、そういう時期に来ているんだという、本当に厳しい御意見もいただきました。  私の考え方なんですけれども、やはり消費税2%ここで10月から上がっていくわけですよね。それを1つの前提に考えたときに、やはりそれの条件としてはいろんな子育ての問題あるいは高齢者の問題、その背景があるわけですね。したがって、日の出町も、やはり私は全世代型社会保障の実現というものを国が制度化を図っておりますから、町でもやはりこれを1つの契機に、私は今までの7つの独自の施策でもって、町民1万7,000人近い方々のいろんな経済の審判をさせていただきまして、支給もしているということで、これも私はもういい時期に来ているんじゃないかなと、そんなふうに思っております。  ですから、これからの考え方として、経済に精通した、専門の人の意見も伺う場をつくったり、あるいは現在検証をする意味で庁内のプロジェクトもありますから、そういうところで私は真剣にこの問題をやはり考えていかなければならない、そういう時期に来ているんじゃないのかなと、そんなふうに思っている次第でございます。  これから庁内でいろいろ検討させていただく中で、具体的に取り進めていくと。持続可能な1つの制度として、やはり身の丈にあったようなことも踏まえて、私は考えていかなければいけないのかなと、そんなふうに考えているところでございます。お答えになったかどうかわかりませんけれども、長としての考え方はそういう趣旨でございますから、どうかひとつ御理解をいただきたいなと、そんなふうに思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑ございませんか。濱中委員。 ◯委員(濱中 直樹君) 民生費に関して2つ質問をさせていただきます。まずは決算書30ページ、東京都の高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金に関して御質問をさせていただきます。  平成30年度は2,847万9,000円が歳入として計上されています。一方、行政事務報告書の195ページと197ページで、敬老福祉大会経費と温泉宅配便事業経費がこの補助金の対象となっていると表記されておりますが、この2,847万9,000円の補助金はどういった割合で分配されているのか、お教えください。  2番目の質問ですが、決算書の70ページ、子ども家庭支援センター経費、平成30年度は579万8,000円が歳出として計上されております。29年度は454万2,000円、28年度は348万8,000円の経費が計上されておりますが、平成30年度子ども家庭支援センター経費が増額となった理由は、事務報告書の180ページにあります子ども家庭支援センター相談業務の件数が幾つかの種類の項目、合計で102件と、平成29年度に比べて倍増していることと何か関連があるのかお教えください。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 高齢社会対策区市町村包括補助事業でございますけれども、こちらの事業に関しては非常に多岐にわたっているところでございます。順番に申し上げますけれども、住宅改修の事業、こちらにですね、163万5,100円を充当しております。あとは各老人福祉センターの運営経費に充当しておりまして、大久野老人福祉センター、本宿老人福祉センター、日の出町大久野健康いきいきセンター、あと平井生涯青春ふれあい総合福祉センターということで、各老人福祉センターにですね、676万1,230円、831万3,565円、大久野に448万761円、平井生涯ふれあい総合福祉センターに550万3,729円を充当してございます。  それと敬老福祉大会でございますが、こちらは245万5,895円充当してございます。  それから温泉宅配便でございますけれども、こちらにはですね、858万6,665円充当してございます。  それと高齢者外出支援バス事業でございますが、こちらは運営費が補助事業になってございまして、1,223万8,982円が決算額になっておりまして、こちらを充当しております。  それと健康増進事業、これは保健センターでやっているものでございますが、こちらに132万6,193円という形で充当してございます。  それと高齢者緊急短期入所事業ということで、これは高齢者の方ですね、緊急に施設等に入所する事業でございますけれども、こちらは27万6,943円ということで充当してございます。  あとは認知症の講演会であるとか、認知症サポーター養成講座、それと緊急医療情報キット等に充当しておりまして、こちらの選定額全て合わせますと、5,197万円になるんですが、このうちのほぼ半分の2,598万5,000円が補助事業として使われているというところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 子ども家庭支援センターの経費の関係なんですが、いろいろな相談を受けたり、虐待の対応をする相談員は臨時職員さん3名で行っております。平成28年度のときがですね、2人でやっていた期間が長かったんだと思います。平成29年も一時3人にはなったんですが、やっぱり欠員になってしまって2人でやっていた時期がかなりありました。実際出入りが激しくてですね、ほかのもっといい場所に移られる方が多くて、出入りが激しくて、勤めていただいても辞められる方も多かったということで、この平成29年に時給を少し上げさせていただきました。その関係で少し上がったのかもしれないです。平成29年のときも、3人のところ2人でやっている期間が半年ぐらいあったと思うんですが、この平成30年は3人でフルでできたので、時給は平成29年に上げたときの時給と同じ時給なんですが、1人分、半年分ぐらいですかね、ちょっと経費がかかったということです。  この相談の件数が関係あるかといいますと、実際3人で対応しておりまして、これがまたもっとふえてきて、1人で抱えるケースがもっともっとふえてくれば4人目ということになるのかもしれないんですが、現在のところはこれが29年から30年が倍になったから3人にふやしたとかそういうことではございません。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) あと2点事業を落としてございました。申しわけございません。老人クラブの事業に176万円について補助をかけております。  あと高齢者の緊急通報システム事業ということで、こちらも補助対象になってございます。選択事業と一般事業、先ほどの老人クラブと高齢者緊急通報システム事業が一般事業ということになってございまして、こちらは両方合わせて2,781万1,000円という形になってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 私ももう1つ補足させていただきます。行政事務報告書183ページに地域組織化事業というのがありまして、ママさんヨガですとか、親子で体操とかあるんですが、平成30年度はこの回数をふやしました。講師の先生にかかるお金と、やっている間にお子さんを見てくださる方も来ていただいているんですが、そういう方の賃金もその分ふえております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 濱中委員。 ◯委員(濱中 直樹君) 高齢者社会対策区市町村包括補助事業が非常に多岐にわたる事業に活用されているということがよくわかりました。ありがとうございました。  それから、子ども家庭支援センター経費の件ですが、こちらも相談業務だけではなくて、先ほど御説明をいただきました地域組織化事業の方にも関連しているということを理解させていただきました。  子ども家庭支援センターに関しましては、正直虐待相談や養育困難等の話題というのはテレビのニュースで非常によく耳にする事例ですが、日の出町にはあまり関係がないのかなと他人事に見ておりましたが、正直これだけの件数が寄せられているということにちょっと驚きを持っております。  これから先もですね、虐待であったりとか、養育困難に関しては、ふえてくる傾向にあるのかなと思います。大きな問題に発展する前に小さな芽で摘んでいただくように、これからも力を入れて取り組んでいただければと思います。以上で質問を終わります。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 2点についてお聞きします。行政事務報告書の中の200ページですね。老人福祉センター指定管理ということで、今、4カ所につるつる温泉のお湯を運んでいただいていると思うんですが、10月からつるつる温泉の入館料も高くなるということで、その辺でこちらもお湯を運んでいる場所ということと、温泉水を運んでいるということで、何か使用料が変わるような予定はあるんでしょうか。  温泉センター宅配事業の中でも、毎回聞いていると思うんですが、80歳以上の高齢者世帯への温泉宅配ということを今後見直していくかもしれないということを多分2回ぐらい聞いているんですが、その辺どんなような方向で考えていらっしゃるかお聞きしたいです。  あと、201ページの認知症サポーター養成講座ですね。これずっとやっていただいていると思うんですが、これから認知症の方が多くなっていくということで、サポーターになってくださった方が、いかに地域の中で活躍していただくかということが大事になってくると思うんですけれども、サポート養成講座を受けていただいてそのままオレンジリングをもらって終わってしまうというような形でもったいないかなと、ここから何かプラス行動を起こしていけるようなことがないのかなと。お答えがちょっと難しいかもしれませんけれども、その2点についてお聞かせいただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 先ほどの温泉宅配の関係についてでございますけれども、使用料、手数料に関しましてはですね、昨年審議会も設置されまして、全庁的にですね、使用料、手数料について見直しを図っているところでございますので、当然事業課としてですね、私どもも見直しが必要かなというふうに思っているところでございます。  まだ具体的にお示しする段階にはなっていないわけでございますけれども、今ちょっと一番課題になっているのが、町外の利用の方についてですね、この料金設定でいいのかというところが1点ございまして、こちらについては今後是正する必要があるのかなというふうに事業課としては認識しているところでございます。  それとあと温泉の個人宅配についてでございますけれども、こちらについてはですね、現在高齢者の方で独居の方とかですね、そういった部分で温泉に行けない方ということでお願いをしているところでございまして、以前よりは申請件数も少なくなってございますので、当面の間はですね、今の現状を維持していきたいなというふうに思っているところでございます。  それとあと認知症の関係でございますけれども、認知症サポーターに関してはですね、かなり件数が伸びておりましてですね、認知症のサポーター件数でございますけれども、現在日の出町1,431名の方がですね、平成30年度の統計でなってございます。出現率を総人口に対する比ということで見ていきますと、9.1%ということになってございまして、この人口割からしますと、都内で第9位ということになってございます。  小さい自治体でございますので、それに応じてですね、かなりの方が積極的に認知症のサポーターになっていただいているというところでございますので、こういった部分をですね、今後展開していきたいなというふうに思っておりまして、現在認知症サポーターのお店にステッカーを張らせていただいて、認知症のサポーターがいる、認知症の方に優しいお店ですよという登録事業を現在初めているところでございまして、今、商工会とかですね、イオンモールさんとかにお願いをしているところでございます。そこのお店に認知症のサポーターの方がいらっしゃれば、認知症の方に優しいということでですね、認知症に優しいお店登録ということで現在初めているところでございまして、そういった形で事業者の方にもですね、そういった部分で、認知症の方に優しい形でお店の運営をしていただくということで、普及していきたいなというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) ありがとうございました。温泉の方はよくわかりました。認知症サポーターの事業者さんの方に、認知症に優しいステッカーを張っているというその事業も進めていただいているというのがよくわかりまして、よかったかなと。  この受講してくださった1,431人の方をいかに生かしていくかということが、9.1%ということは、かなりの人口割合なので、その人たちをどう生かしていくか私たちも提言していかなきゃいけないと思うんですけれども、一緒に考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 3点質問をさせていただきます。決算書64ページから65ページにかけてですが、決算書の80ページの初めに、環境衛生費ですね。有害鳥獣被害対策委託料11万7,120円というのが載っておりますけれども、最近シカとかですね、イノシシの農業被害や山林も里山も含めて起きているという状況を耳にするわけですけれども、現状について、どんなふうに行政の方で情報が入っているのか。それに対する対策をどう取ろうとしているのかあるいは取っているのかということについてまずお伺いしたいのが1点です。  あと、決算書の64ページですけれども、これは民生費です。高齢者福祉費の中で、説明欄の下から2段目ですが、寝たきり高齢者等支援手当というのがあるんですが、身近なところで寝たきりになっている人について、個人的にはわかるわけですけれども、町内全体で寝たきり高齢者が施設あるいは自宅なりですね、さまざまなところで寝たきり高齢者がいらっしゃる方と思います。724万円支援手当を出しているということですけれども、これの概要についてお伺いしたいと思います。その2点について。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 有害鳥獣害対策委託の件でございますけれども、こちらの方はですね、イノシシやクマであったりとか、シカであったりとかというようなものを追い払うために契約させていただいている部分でございます。うちの方の経費ではあるんですけれども、農業被害の方になりますとうちではなくなってしまいますので、うちの場合はですね、市街地にそういうイノシシやクマなどが出てきたときに、基本的に追い払いを行うというような感じでやらせていただいているところでございます。最終的にはですね、時と場合によっては山の中で駆除ということもあり得るんですけれども、昨年はですね、追い払いの方を行ったのが5件で、最終的に駆除されたのがそのうち1件ございます。  連絡来ても、朝の5時に見たんだけれどもというような話でですね、現場に行っていただくんですけれども、なかなか野生動物には出会えないような感じではあるんですけれども、出たというところについてはですね、集中的に見回っていただくというような形でですね、活動の方をしていただいております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 寝たきり高齢者の支給手当の内容でございますが、こちらに関しましては、支給要件がですね、要介護4以上の方、それと障害高齢者の日常生活自立支援B1からC2の該当の方ということで、こちらがランクがございまして、ランクBの1というのがですね、車椅子に乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う。2が介助により車椅子に移乗する。ランクCの方が日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する。自力で寝返りを打つ、自力では寝返りも打てないということで1と2という形でランクが上がってくるものでございます。  こういった該当する方に関してですね、申請を上げていただいて、全て在宅の方に支給をする要件になってございます。月の半数以上在宅の方が対象になってございまして、高齢者の方ですね、いろいろ一時的な入院とか退院もございますので、そういった入退院に応じてまた申請をしていただいて、一時給付を止めるとかですね、そういう措置をしてございます。  支給の人数に関しては54人の方が該当になってございまして、支給の件数に関しては362件ということになっております。1件、月2万円の支給をしてございますので、724万円という形になってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。高齢化ということもありますし、これからこういう該当者がですね、減るというよりも、むしろふえていくんじゃないかなというように想像するわけですけれども、そういったことでの手当の件数が増になっていくという傾向にあるんじゃないかというふうに思いますし、31年度も含めて、そんなような状況で予算化を計画されているのかどうかということについて、改めてお伺いしたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 先ほど町長の方のお話もありましたけれども、福祉の単独施策の検証会議というのをですね、現在実施してございまして、寝たきり高齢者支給手当に関してはですね、介助する方に支給をすることになってございます。それでこちらに関しましては、滞納要件でありますとか、居住要件が現在入っていない状況になってございまして、これについてはですね、今年度私ども担当課としまして、支給要件をですね、ほかの福祉単独施策と横並びにしていきたいなというふうに思ってございまして、介助される方、介護される方両方にですね、居住要件と滞納要件等を検討していきたいなというふうに思っております。  そういった意味から考えますと、若干の支給に関してですね、影響があるのかなというふうに思うわけですが、現在影響額については検討しているんですけれども、それほど大きな影響はないのかなというふうに思っているところでございます。  ただあとは、要介護4以上の方ということになっていますので、これはかなり介護の重たい在宅の方でございますので、そういった方がですね、どうしても在宅でということであれば数がふえてくるのかなというふうに思うわけでございますけれども、そういった方が施設入所とかですね、そういった方向性もございますので、いろいろな部分でですね、利用される方が的確なサービスが受けられるようにですね、私どもも考えていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 大変詳しく教えていただきましてありがとうございます。  それから獣害の問題なんですけれども、実際に追い払うとか、そういうことというのは、地元の出た場所の人たちが一番関係しているんだろうと思いますけれども、自宅の中にクマが入ってくるとかね、そういうようなのはよくテレビでやっていますけれども、そういう事例というのはそんなにないかと思いますけれども、イノシシやシカが農業被害で、例えばの話ですけれども、これは実際にあった話らしいんですが、檜原村という固有名詞を挙げてもあまりいけないんでしょうけど、農業被害、作物をみんな食べられちゃうという中で、そこで暮らしができないということで、あきる野市や五日市の方へ住居を移したりとかですね、そういうことが過去にあります。追い払う程度ならまだいいですけれども、少ない農地あるいはつくっている場合ですね、そういう被害が実際に少ない面積のものをつくっている、そういうことでの被害というのは全く情報としてはないんですか、日の出町で。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 生活安全安心課の方はですね、基本的には市街地に出てきたイノシシ等をですね、追い払っていったりというような管轄になっております。農地についてはですね、産業観光課の方で対応していただいておりまして、行政事務報告書の246ページで、産業観光課のページになるんですけれども、4)のところで、農作物の被害状況、あとは5)のところで鳥獣の捕獲の実績ということで出ておりますので、こちらのような感じなっているかと思います。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 目を通していなくて大変恐縮です。何が言いたいかというと、かなり直近でも、つい数日前にアライグマが出たとかですね、シカやイノシシではないけれども、アライグマが出たりとかというのは話をこの平井でも聞きます。直接の担当課所管ではないかもしれませんけれども、情報、連絡も含めて、密にしながら、情報としては受けとめていただきたいなと思いますし、またある意味では、決算委員会でこんな話が出たよみたいなことを逆に伝えていただくということも、逆にお願したいというふうに思います。サルなんかだと、ちょうど収穫しようかなと思ったところに出てきて持っていかれちゃうというようなこともあるようですので、ぜひその辺も含めて。  それから、もう一つ、追い払うだけじゃなくて捕獲する対策も取っていらっしゃるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) うちの方ではですね、積極的な駆除というようなことはですね、行っていないところではあるんですけれども、市街地なもので。追い払いを起こって、最終的に駆除したというのが5件中1件ということで、そのような感じになっておりますので、基本的には捕獲というよりも駆除というような形で行っているような形です。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 大変担当課でないところでお尋ねして恐縮なんですが、伝えていただければと思うんですけれども、かなり深刻なんですね。作物を荒らされて食べられちゃうというのは。ややもするとハウスの中まで入ってきてやられちゃう。やっぱり1年間、種を撒いてから育ててそのものが取られちゃうというのはね、やっぱり半分ぐらいの生活が棒に振ったような生活になっちゃうわけですから、そういう意味では、追い払うだけじゃなくて積極的に捕獲も含めて、実際の所管のところはやっているかと思いますけれども、これからますますふえていくというのは実態だろうと思います。なかなかこれが森林とか山林とか里山とか、そういったところに手が入らないという状況が起こっているとなおさらそこに出てくると。なるべく里山、森林は徐々に里山の方から整備が入りかけているようですけれども、そういう状況があるということでぜひ担当課の方にお伝えいただきたいというふうに思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 清水委員。 ◯委員(清水  浩君) 2点ほどお伺いいたします。決算書が82ページ、事務報告書が122ページですね。30年度からスタートした事業だと思うんですけれども、事務報告書の方では、食器の貸し出しの事業だと思うんですけれども、件数が12件、金額13万6,471円ということで、この事業はモデル事業という形で実施したと、こちらに記載してあるんですけれども、具体的な、どのような場所に貸し出しをしたのか。そして貸し出しをした後の利用者の方からの評判ですとか、今後の課題ですとかですね、今後の方向性なども伺いたいと思います。
     もう1点がですね、今、青鹿委員からお話がありましたけれども、私の方からは、担当課の安全安心課の方のところの外来生物駆除の対策費用ですね。こちらの方なんですけれども、以前にも私質問させていただきまして、地域環境力活性化事業の東京都の補助金2分の1という形で、29年度から3カ年という形で伺っております。  今回2回行って19頭という形で記載はございますけれども、今後の計画ですね。3カ年ということで伺っておりますので、30年度のこの結果を踏まえた中で、今後どうしていくのかというのを、お考えを教えてください。お願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) それではリユース食器の貸し出し12件ということですけれども、社会を明るくする運動のさかな園のます釣り大会であったりとか、各自治会のですね、お祭りの関係であったり、夏まつりも含めて、基本的には各自治会の集まりの中でですね、御利用いただいているところでございます。30年度、夏まつりやろうとしたんですけれども、御承知とおり中止になって、準備だけはしてはいたので、支出の方に入っているところではあるんですけれども、そのような形でですね、活用させていただいているのが現状でございます。  また広報の方もですね、自治会長会議等でさせていただいているところでありまして、それによって各自治会の集まり等で活用いただけているのかなというふうに考えているところでございます。  評判というところでございますけれども、いい評判も悪い評判も今のところは聞こえてはきていないというようなところでですね、現在、試行期間ということで町の方が費用を負担しておりますので、無料であればというような形でやっていただけるのか、またこれが費用負担が発生してもですね、リユースというような目的の中で費用負担をしていただけるのかというところはちょっとまだ明確に何ともわからないところでございます。  今後の方向性でございますけれども、今現在ですね、今年度まで試行期間ということでやらせていただいているところでございますけれども、来年度含めてですね、どういう方向性でやっていくかということはですね、今後検討させていただければというふうに思っております。  続いて、外来生物の駆除の関係でございますが、委員おっしゃっているとおり、地域環境力活性補助金を使いまして、アライグマ、ハクビシンの駆除をさせていただいているところでございます。今現在ですね、春と秋に集中的に募集をしまして駆除をしているところでございます。これが3年目になっておりまして、今後続けていくというふうに考えますとですね、今までどおりではなくてプラスアルファというような形で、何かくっつけてまた再度申請するような形になるところではあるんですけれども、春と秋限定でやっているところではあるんですけれども、ちょっと委託業者の方とも連携しなければいけない部分ではあるんですけれども、それ以外の部分もですね、酷いときには春、秋に限らず、何かがあったときに置いていくよというような対応をさせていただきながらですね、やらせていただいて、今後もですね、補助金を活用して継続をしていきたいと思っております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 清水委員。 ◯委員(清水  浩君) ありがとうございます。食器の方ですね、マス釣り大会、自治会等での利用があったということで、食器を洗わないで日々できるというのは、利用者からすると非常にプラスではないかなと。ただ、金額ですとか、紙のお皿を使ったときとの金額の部分というのはなかなか難しいとは思いますけれども、CO2の削減という部分では非常に効果が高いのかなと思いますので、今後もこちらの方は広報等で周知をしていただければなと思います。  あと、外来生物の方ですね、こちらの方は今2回という形で行っておりますけども、もっと行ってほしいという声も実際上がっておりますので、今後も補助金をですね、うまく活用していただきまして、継続していただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ここで2時25分まで休憩といたします。              午後2時15分 休憩              午後2時25分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なるべくですね、3問ということでお願いしたいと思います。それから答弁が出てからの質問につきましてもまとめて3問程度でということでよろしくお願いしたいと思います。  嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 私は1問だけでございます。64ページ、地域活動支援センター運営経費の中の小工事に関しての概要を説明いただきたいと思います。ユートピアサンホームの施設補修工事、それからユートピアひまわりホーム施設補修工事、この工事の内容。必要性が出たからこういう工事をしたんでしょうけれども、その御説明をいただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) それではまずユートピアサンホーム施設の補修工事でございますが、エアコンの取替工事とプレイルーム内にトイレがあるんですが、そのトイレの電気温水器の取替工事、この2件でございます。ひまわりホームの施設補修工事ですが、これは男子トイレの便座が壊れたということでその修繕でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。私が知り得るところによりますと、この両施設が大分最近手狭になってきているということと、それから障がい児の一時預かり保育をしているスペースがありますよね。この件に関しての施設整備とか、そういったことというのは、今どのように対応されているのか。そして現状どうなのか、ちょっと御説明いただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) サンホームの一角にある学童クラブの分室のことだと思いますが、物が壊れた場合は学童の方の経費で修繕は行います。平成30年度に学童クラブの分室で何か壊れたりしたもので、小工事みたいものは行っておりません。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 本来ですね、分野が違いますね。担当しているのが子育て福祉課だからということもあるんですけれども、本来学童クラブの分室というのは、個別に独立したものでないといけないんでしょうけども、なかなか予算の都合上こういったことに至っているというのは私も内々に知り得ているんですけれども、できればやっぱりサンホームに入られている入所者の皆様にも、そして預かっている学童クラブのお子さんたちの影響を考えた場合、しっかりとした独立した部屋をあてがうだとか、そういったふうに持っていかなと、今現状どうなっているかわかりませんが、パーテーションで仕切っているだけなんでしょうか。どうなんでしょうか、わかりませんけれども、ちょっと最近行っていないのでわからないんですけれども、その辺の施設整備というものも、令和元年度の当初予算には反映しているかいないか。またこの件に関してどのように今後施設整備をしていくのか、御見解を伺いたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 実際1部屋をお借りして学童にしているんですが、その1部屋の中にも、サンホームに通われている方が作業するスペースもあったりして、今学童のお子さんが、あそこは定員5名なんですけれども、どうしてもあそこでないと預かれないというお子さんがおりまして6名入っております。実際狭いというのは伺っております。  平成31年度の予算には特に計上していなかったと思います。今後なんですが、なかなかまだ具体的な話も出ていないんですが、学童の指導員の方とか、担当者と話し合いを進めていきたいなと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) この学童クラブの定員5名で6名で、ある程度問題のある障がいを抱えていらっしゃる方、そしてもともとサンホームに入所されている方というのは、さまざま個々に応じていろんな障がいをお持ちでいらっしゃいますので、その辺はより丁寧に対応していくべきだと。いっしょくたんにこのところにというんじゃなくて、例えばきちっとパーテーションを組んで影響のないようにするだとか、あるいは施設全体として余力があるかどうかわかりませんけれども、少しスペースを広げるだとか、そういったことも含めて、町部局の方とぜひ検討していただきたい。次年度以降にね、と思います。日の出町は、御存じのように、障がい者支援も含めて「日本一の福祉のまちづくり」ということを標榜しておりますので、これは大事な視点だと思いますので、とりあえずはそこに預かってやるということは、それはそれで緊急避難的にはよろしいんですけど、しっかりとした施設にもう少し今後環境整備をしていっていただければということをお願いしたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 橋本町長。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) ただいまの件は、そこの障がいのある方と学童クラブというか、児童・生徒が一緒になっているところですね。正直のところ、私も気がつかなったんですけども、「ちょっとひとっぱなしコーナー」で、お二方が見えたんですね、直に。私も素直に応対をしてお答えをさせてもらったんですけども、現場にすぐに次の日に行ってみました。確かに狭いです。全部で十何人入るようなんですね。片方の子どもたちは精神、そういった障がいのある方が入る場所なんですよね。片っ方は大人の方がお二方がいるようですから、そういう方がそこで専門の人に指導を受けているということで、その中にごちゃ混ぜなんですね。ハサミなんか使っていれば、子どもたちが中で騒いでいたら本当に危険です。私も行ってみてね、上から眺めていましたけれども、そういった福祉の施策を掲げている長として現場に行かなかったのは私の欠如だったのかなと、そんな反省をしているんですけれども、課長の方でも、何とか対応しなきゃならんということを考えていますから、私も一生懸命どうにかこうにか、安全をまず重視しなきゃならんということですので、よく対応できるように私も研究をさせていただきたいと、そんなふうに思います。ひとつよろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。木住野委員。 ◯委員(木住野智行君) 民生の方から2問ほど質問させていただきます。臨時福祉給付金と学童クラブの2点、嘉倉委員と重複してしまうんですが、質問させていただきます。  まず、臨時福祉給付金のことですが、決算書の62ページで、75万円というのがあるんですけれども、補助金返還金とされていますが、これはなぜ返還されたものですかというのをお尋ねしたいのと、次に2問目なんですけれども、学童クラブの面積と現在待機児童がいるかいないかのお尋ねをいたします。各学童クラブの本宿、志茂町、大久野学童クラブ、1日平均で167名の人数とされておりますが、床面積はこの状態で足りているのでしょうかというのを質問させていただきます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まず臨時福祉給付金なんですが、前年度に申請して交付を受けるんですが、実際に対象となる方に決められた金額をお支払いします。後精算によりまして、実績報告はここで出したんですが、75万円、町民の方にお渡ししなかった分を翌年度お返しするというので返還金となっております。ちょっと多めに最初いただいたということです。  学童の面積なんですが、ちょっと手元に広さの面積はないんですが、児童一人当たり1.65平方メートルというのは決まっております。それによって定員を定めておりますので、実際ちょっと狭いなと感じるところもあるんですが、その広さを1.65平方メートルで割って、定員の人数は出しております。今現在ですね、待機は8月で解消されました。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木住野委員。 ◯委員(木住野智行君) ありがとうございます。臨時給付金、29年度でもって給付の終了というのが書いてあるんですが、この給付は何で終了したものなんですか、教えてください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) この10月から消費税が2%上がるんですが、その関係で、国が臨時福祉給付金というのを、高齢者の方で非課税、こういう方にという決まりが今手元にないんですが、そういう方にお配りするという制度で、やっておりまして、その給付が平成29年度で終わったということで、その精算を30年度で75万円お返ししたものでございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木住野委員。 ◯委員(木住野智行君) ありがとうございました。わかりました。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 衛生費でですね、一般廃棄物組成調査の件でお伺いします。行政事務報告書の122ページ、これは5年計画でやっているんですが、1年で300万強ということで、5年間で多分1,600万近くのお金になると思うんですが、相当のお金をかけて、時間もかけてやっております。私の認識では、不足な点もあるかもしれませんが、2年、3年やったところで、組成にどういう問題があるかというのはある程度わかっているのではないかというふうに思います。水分が多いだとか、資源の紙が数パーセント入っているとかということで、結果はある程度見えているんじゃないかと思うんですが、5年もやらなければいけないものなのか。5年やらなければわからないことは何なのか教えてください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 坂井生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(坂井  岳君) 28年度から5年間で実施させていただいている組成調査でございますけれども、内容としては、日の出町から排出されるごみの量を把握して、今後どのような施策を施行していければいいかというような、そして分別の状況がいいのか悪いのか、そういったことを把握するために実施しているところで、ここで3年を終了したところでございます。  傾向といたしましてはですね、今萩原委員がおっしゃったように、生ごみであったり、時期によって草木類が多いとか、あとは資源物が1割程度混入していますよというような部分とか、事業所の部分では医療機関であったりとか、そういう福祉関係の施設のところを今やってきたところでありましてですね、そういう部分については紙おむつの方が随分多いよというような結果が出ているところでございます。今後事業所の方はですね、コンビニとかそういう部分も入れてですね、さらに調査していければというふうに思っているところでございます。  それまでこの2年間、3年間の結果等を踏まえまして、30年12月からですね、組成調査の結果を踏まえまして、ごみの減量のためにですね、日の出広報を利用させていただきまして、10カ月間の定期連載というようなことでですね、させていただいたところでございます。  その内容としてはですね、割合の高い厨芥類の水切りのお願いであったりとか、食品ロスとか、リユースの観点からマイバックを持ちましょうとか、リサイクルの観点からコンポストの紹介であったりとか、あとは資源物の混入もありますことからですね、分別の徹底というようなところで、広報啓発活動の方は行ってきたところでございます。  今後もですね、可燃ごみに混入する資源物であったりとか、不燃物、あと収集不能物などを適正に出していただくためにですね、資源物であったり、不燃ごみ、収集不能物の分別の徹底であったりとか、高い割合を占めます厨芥類、台所のごみなんですけれども、そういうものとか、あと食べ残しゼロの食品ロスの啓発活動の推進であったりとか、家庭での生ごみ処理機の購入制度等を継続させていただいてですね、厨芥類のたい肥化含めてさらなる推進を図ってまいりたいと思っておるところでございます。  またですね、多量排出事業所、いわゆる福祉施設であったり、そういう部分についてはですね、可燃ごみの減量の啓発等も今まで行ってきたところであるんですけれども、さらにですね、組成調査の方でわかったところについては追加してまたうちの方で指導等行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  あとそのほかにもですね、費用や手数料等の関係もありまして、すぐやりますとかそういうことはなかなか言えないところではあるんですけれども、今後はですね、紙おむつのリサイクルであったりとか、草木類の資源化等についてもですね、検討の方は必要になってくるのではなかろうかというふうに考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) どうもありがとうございました。ごみ減量活動ということで、広報等の連載、この間は拝見しておりまして、大変努力しておられるなということはよく理解しております。ぜひそういうことを進めていただきたいと思います。  5年間の調査についてはですね、今の御答弁ではわかりましたとはちょっと言えないんですけれども、引き続き、必要性についてですね、十分検討の上やっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 3点伺います。子育ての関係です。決算書70ページと行政事務報告書171ページに書いてあります保育所運営費の関係も、今年でこういう形で載るのは最後なのかなと思いながら目を通しているんですが、ここでですね、運営費2,900円昨年度より減っておりますが、これはどういうことなのか。保育の受け皿が多様化しているからなのか。あるいは保育事業、子どもの数が減ってピークが過ぎたということなのか。大体この数字でいきますと30人ぐらいなのかなと、1人100万、年間そのくらいかと思いますので、30人くらいかなという気がするんですが、どのように捉えていらっしゃいますでしょうか、それを伺います。  それから、同じ171ページの下の方にですね、保育料の徴収状況とか、滞納の分とか、福祉のところ、いろいろ目にすることができまして、それはとてもわかりやすくなったなというふうに思うんですが、現年度が未収入、ゼロ。ただし、過年度分が44万あるということで、これはどのように考えたらいいのか伺っておきます。  それからもう一つ、70ページ、行政事務報告書187ページ、子ども子育て会議です。昨年は2回開催されたというふうにここに記録がありますが、今回幼児教育と、そして保育の無償化で金額も夏でしょうか、決まりまして、説明会は2回開かれて、丁寧に御説明いただきましたが、この開催の前に会議は開いたんでしょうか。その点も伺います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 答弁者に申し上げます。なるべく質問の要旨を捉えてですね、簡潔にお答えいただけるようにお願いします。野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まず、1点目の保育所の運営費なんですが、平成29年度が6,852人保育所に入られていました。平成30年度が、延べ人数なんですが、6,657人ということで、195人、人数が減った関係で、処遇改善の加算はあったんですが、それよりも入所人員の減による減額の方が大きかったということでございます。ピークが過ぎたのかどうかの見極めまではまだできていないんですが、もう少し同じぐらいの感じが続くのかなとは考えております。  2点目の徴収状況で、30年度はゼロだったんですが、過年度が44万円残ってしまっておりまして、なかなかこれも徴収に行くこともなかなかできなくてですね、通知を出したり、クーポンをもらっているころはクーポンでお支払いいただいたこともあるんですが、そういう方が滞納要件でクーポンをもらえなくなってしまうと保育料も取りはぐれてしまうというようなこともありまして、実際に徴収に自宅訪問するということまではできていないのが現状でございます。  3点目の子ども・子育て会議なんですが、今年度まだ開けていなくてですね、この10月に1回開いて、この無償化の経過の御報告をさせていただこうと考えております。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ぜひ審議会はですね、非常にお忙しかったのはわかりますが、本当は決定前に一度諮問をしていただきたかったなと思いますが、報告の形でもきちんと説明をこうした会議が設定されているわけですから、お願したいと思います。  それから、やはり保育園に入る方が減っているということを今伺いまして、今後これが、受け皿がふえたためなのかどうなのかも検証していただきたいなというふうに思います。  それから、滞納のことなんですが、滞納があったらクーポンは支給できないというふうなことになっていたと思うんですが、それでも過去の分が残るという意味がちょっとよくわからないのですが、どういうことなんでしょうか。そういう方はクーポンいらないよと、ただ払えないものは払えないということなんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 滞納要件を平成30年度から始めまして、町の税金ですとか保育料とか、そういうものを納めていただいていない方にはクーポンをお渡ししないようになったんですが、それより前の年までは税金の滞納があったり、保育料の滞納があってもお渡ししていたんですが、保育料に滞納のある方にお渡しする分はお渡ししないで保育料として納めてもらってずっと来たんですが、それでもやっぱり滞納が残ってしまっているというのが実情でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ちょっとよくわからなかったんですが、そうすると、今後もその該当する方がクーポンを受け取ったら、過去にさかのぼって徴収はしていくから何年かすればこのクーポンでそこが精算されると考えてよろしいんですか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 保育料に滞納があるのでクーポンはもらえないはずなので、クーポンで回収はできません。実際に納めてくださいという通知を出すぐらいしか今はできていないんですが、このまま納めていただけないと税金と一緒で時効が来て不納欠損みたいな形にならざるを得ないのかと考えております。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 時効というのがあるんですが、何年かたったら時効というのがあるんですか。そうすると、税金の場合は請求さえしていれば時効はないかと思うんですが、超過分についてはどういうふうになっているのか。やっぱりいただくべきものはきちんといただいた上で、公平に支給するというのが多分見直しの中であったと思うんですが、そのあたりきちんとしていないと、先ほど給食費の問題もありましたが、同じ子育て支援係の窓口ですので、一番そういう意味では超過分をつくらないで済む部署だと思うのですが、そこで取れなければ給食費なんかはもっと無理だろうなと思うんですけれども、ちょっとよく仕組みが見えないんですけれども、過去の分が何で取れないのか。それはやっぱりちゃんと取っていただかないと。何年かたったらどうでもよくなりますみたいなことでは困ると思うんですよ。それは規則上おかしいのであれば、改正すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 町税と違って民法の方の時効になると思うんですが、たしか時効5年だったと思うんです。例えば、一番取れなさそうな案件があるとすると、転出されて、そこからまた転出されて、なかなか追いかけられなくて、通知を出しても戻ってきてしまう方もいらっしゃるので、なかなかそういう方は追いかけづらいというか、徴収が厳しいなとは考えております。町内にお住まいの方でしたら、通知を出しておりますが、職員が訪問して取らなければいけないなというふうには考えておりますが、なかなかできていないのが現状でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 1点だけ。決算書の64ページです。ちょっと不勉強で教えていただきたいんですが、一番下の高齢者福祉一般経費の中で、成年後見制度町長申立てに伴う手数料等とあるんですけれども、これらについて内容について御説明いただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) こちらの首長申立ての案件ですけれども、こちらに関しましては、主に高齢者になるんですが、後見人になるのに身寄りがいない方とかですね、経済的に非常に厳しいというような方でして、これは後見人とかあるいは保佐人を選定するに当たって、裁判所でいろいろ手数料等も必要になってございますので、そういった部分について負担をしていくということになってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 実績等はありますか。それから今後の見込みについて。 ◯委員長(加藤 光徳君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 30年度に関しましては2件ございます。こちらは東京都のですね、集計がございまして、私どもの自治体、人口割でしますと0.04%ということでですね、都内の順位で言いますと21位ということになってございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑がないようですので、民生費、衛生費についての質疑を終了します。  ここで暫時休憩をして入れ替えをします。              午後2時57分 休憩              午後3時02分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  続きまして、災害復旧費、公債費、予備費について所管課長より主要事業の概要について説明を求めます。  なお、副町長及び総務課長より発言の申し出がありますので、これを許可します。木崎副町長。
    ◯副町長(木崎 孝二君) ここからのですね、予算決算常任委員会にあたりまして、御報告とお願いがございます。  建設課の吉村課長につきましては、本日から入院治療のためですね、約1カ月の療養が予定されております。したがいまして、本日以降の議会につきましてはですね、建設課長の代理といたしまして、小松課長補佐を出席させますので、よろしくお願い申し上げたいと存じます。実際の答弁に当たりましては、私との総務課長また小松課長補佐でそれぞれ分担をさせていただくことになろうかと思いますので、この点もあわせて御了解をお願い申し上げます。よろしくお願いします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 総務課長。  引き続きまして、9月17日午後の総務費質疑におきまして、小玉委員からの御質問について、訂正の答弁をさせていただきたいと思います。  小玉委員がお尋ねした決算書50ページにある情報処理のネットワーク管理経費についてですけれども、この事業が平成28年度の決算比較で1,100万円ほど増額しているその理由についてのお答えの中で、私の方は、「他科の科目を移し、まとめたため増額となった」と答弁いたしましたけれども、内容を確認いたしましたところ、他科から移行したものではなく、同じ情報処理費の庁内情報系システム管理経費に伴うもののうち、庁内システム運用保守業務委託料が、その一部をですね、改変にあたりましてネットワーク管理経費に移行して予算を組み替えたものであることがわかりましたので、この場で訂正をさせていただきたいと思います。失礼いたしました。  私の方から、災害復旧費につきましては、建設課長にかわり御説明させていただきます。  決算書129ページ、災害復旧費の道路河川災害復旧費につきましては、平成30年9月30日から翌日にかけての台風第24号によって発生した災害復旧作業委託で、倒木除去や撤去、路面清掃、集水口立木土砂除去など、町内8カ所を実施したものでございます。実施カ所等につきましては、行政事務報告書244ページに記載のとおりでございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 私からは決算書129ページ、災害復旧費の農林水産災害復旧費につきまして御説明いたします。  平成30年9月30日から翌日にかけての台風24号によって発生した被害における災害復旧で、農業施設災害復旧事業経費では、日の出・塩田農産物普センターのガラスハウスにかかるもので、森林災害復旧事業経費では西ノ入林道ほか2件の土砂の撤去でございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは私から決算書129ページの公債費、予備費について御説明を申し上げます。  地方債の償還金につきましては、元利償還合わせて5億3,132万1,000円で、前年度比2,098万6,000円、4.1%の増となってございます。地方債の借入残高の動向につきましては、行政事務報告書50ページに記載のとおりでございますが、29年度末借入件数は95件で、30年度中借入件数は9件、30年度末をもって償還が完了する件数は3件でございますので、30年度末借入件数は101件となってございます。  次に、129から132ページに記載のございます予備費でございますが、予備費流用につきましては14件で、795万9,000円となり、29年度決算比で4件のプラス、額にしましては274万8,000円の減となりました。主なものにつきましては、平成30年10月1日に発生した台風24号による被害への対応が大半を占めてございます。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明は終わりました。  続きまして、災害復旧費、公債費、予備費に対します質疑に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑がないようですので、災害復旧費、公債費、予備費についての質疑を終了いたします。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、議案第61号に対します総括的質疑に入ります。質疑等のある方は御発言願います。青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 総括質疑ということですので、これまで一般会計をずっと審議をしてきている中で、特に当たり前と言えば当たり前なんですが、委託料ともう1点は町単独の補助金、これは財政当局に求めたいと思うんですけども、委託料の総額がどのくらいあるのか。ここで出ていれば発表していただきたいと思います。それから、町単独補助金についての総額についてどのくらいあるのか。総額が出ていれば発表していただきたい。なければ今会期中に資料として提出していただきたいと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 申しわけございませんが、両件につきましてはですね、一部は手持ちでありますが、総額としてはこの会期中に改めて報告をさせていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) 皆さんそれでよろしいですか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) それではそのようにしてください。  ほかに。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 今の関連なんですが、町単独の補助事業といったときに、町の方で、庁内のプロジェクトで検討とかおっしゃいますが、どれとどれがそれに該当するものなのか。それを項目として教えていただけますでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 今、単独施策検証会議というのを開催させていただいているものにつきましては、福祉に限定をしてございます。その中の7項目といたしまして、次世代育成クーポン、子ども医療費助成、青少年育成支援金、青少年医療費助成、高齢者医療費助成、がん医療費助成、元気健康長生き医療費助成でございます。  この会議におきましては、30年度の会議中で、本年度31年度中に新たに5項目ということで、先ほど来話が上がってございました単独施策を追加し、合計12項目についてですね、今年度審議を進めていこうという話になってございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) その5つも教えていただけたらと思うのが1つと、それからですね、子ども医療費助成とひとり親家庭医療費助成については、町単独というよりは今は東京都の方で補助事業になっているのかなと思うのですが、これも町が手厚く上乗せをしているのが現状なんでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) まず追加の方から申し上げます。追加の対象と今後していく予定となってございますのは、寝たきり高齢者等支援手当、元気長生き奨励金、特定不妊治療費助成、特殊疾病福祉手当、心身障害者福祉手当(町制度分)の以上5件を今後追加し、計12項目で検討を進めていきたいと考えています。  それとただいまお尋ねいただきました子ども医療等々につきましては、御指摘のとおりですね、現在東京都の制度でほぼカバーをしていると。その中で町がさらに支援している部分については、その対象枠外の一部の方のみとなってございます。  ただ、考え方といたしましては、子ども医療につきましては、東京都の制度では、受益者負担3割相当のうちの1割が該当であったとか、そのときに町は3割負担全てを網羅していたというところで、先駆的に町が取り組んだ事業であるという認識の中で、継続的に一貫して検討の中に入れているということでございます。  具体的には、現実的にですね、今それほど大きなそこの項目でのウエイトは数字的には出ていないというのが現状でございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 不妊治療と長生き奨励金、それから寝たきり高齢者。それから青少年医療費助成と出産助成金についてはいかがなんですか。これも町単独かというふうに認識します。もっと言えばですね、透析の方の補助金も交通費としての分が月に1万円7,000円弱、それも全く単独のものかと思いますが、もう少し洗い出せばあるのかなというふうに思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) おっしゃるとおりですね、全てを洗い出せばもうちょっと細々したものも全て出てくるかと思います。御案内のとおりですね、大きなウエイトを占めていく部分の中心的な施策の中で、まず限定をしてスタートしたのが当検討委員会の始まりでございまして、その中で居住要件とか、改めてちゃんとした形で見ないとという部分で、ほかに手帳の交付が起因する確認の方法であったりとか、そういうものに基づくものの上乗せについてはちょっと1回外させていただいているというところで我々も認識しています。  あと、先ほどおっしゃっていた青少年の関係は、支援金も医療助成も中心的な7項目の中に入ってございますので、わかりにくいようであればですね、その辺の対象の一覧というのは別な形で提供させていただきます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 町の考え方はわかりました。わかるんですが、せっかくなさるんでしたらば、我々議会にもそうですが、町民の方にもわかるように。もしかしたら、例えばクーポンはもらっていないよ。だけど透析のときの補助はもらっているなとか、いろんなパターンの方がいらっしゃるわけで、それが町単独のものだということを町民の方にお示しする意味でも、私はこの際全部洗い出した方がいいのかなと思ったものですから、いろいろ伺いました。特に御答弁は結構です。町の方針がそうだというのだったら、今の段階ではそれで結構かなと思いますが、先ほどの除外要件という言い方でしたでしょうか。支給が停止される要件の件なんですが、なかなかそれがわかりにくいことが1つと、やっぱりそうした判断をですね、何かどこかきちんとした会議の場でしていて、その記録が残っているのかどうかもすごく気になるんですね。何となくということではなくて、きちんともう少しわかりやすく今後はお示しいただきたいなというふうに思います。  公平の観点で言えば、町外に行ったってそれは返していただかなければならない、払っていただくものは払っていただくわけですし、どこかでもうこれはいいんだということになれば、それも理由をきちんと示した上で教えていただきたいなというふうに思います。どういう場合は、これ以上は追跡できないからなのか、あるいは何となく放置しているのか、それで数字だけはここに上がってくるのか。その辺の判断が我々つかないんですよね。数字だけ見て、これは問題じゃないかとか、よく努力したとかという議論はある意味、意味がないことなので、ぜひせっかく載せる記録ですので、今後はよろしくお願いをしたいと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 今、たび重なるお尋ねをいただいて、答弁がちょっと曖昧であったかという部分については御容赦いただきたいと思いますが、福祉検証会議につきましては、ちょっと誤解があるといけませんので、改めて申し上げますが、単独施策について広く手を入れていく、見直していくということについては、大小事柄に関係ないというふうに認識して進めてございます。ただ、あまりに件数が多い、一遍にということになりますと、統一的ものが図りにくいとか、いろいろなことも考慮しながら、まず大きいところから手掛けていきましょうという中で5つをピックアップさせていただいておりますので、これで終わりというわけではございません。  それと、さらに申し上げますと、先行して行っている滞納要件につきましても、先ほど来議論もいただきまして、直近2年という制約が果たして正しいのかどうかという部分につきましてもですね、継続して検討していくという課題に的確に掲げてございますので、こういったものも含めて、これからも継続して公平性の観点とかですね、いろいろなものを守っていけるような制度、持続していけるような制度にしていきたいと思います。  さらに申し上げますと、お尋ねにありました会議録の要点筆記は必ず取らせていただいておりますので、そういったものが必要であれば、どこまで御提示できるかどうかという部分はありますが、記録は残してございます。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 総括の最後の時間なので、ぜひ決算で申し上げておきたいなと。これも会派の、今日出席できない議員からの話だったんですけれども、会派の新聞を町に配って、町のどんな問題でもいいから自民蒼政クラブに問題をお寄せくださいと出してしまったらね、玉の内の方からイノシシの話が私に来たんです。見に来いと。竹の子が食われて大変だと。見に行ったらね、そのイノシシを何とか捕まえて駆除しないと大変だというんですね。どうしようかと思って、平野さんと一緒にやったんです。一生懸命追っかけてやるんだけども、イノシシは利口でね、越境してあきる野市の動植物の保護エリアありますよね。あそこに逃げ込むんだそうです。それでどうしても捕まえられない。  今、私は何が言いたいかというと、あきる野市では結構お金をかけてイノシシを一生懸命捕まえているんですよね。日の出町は、専業農家も少ない、玉の内のその竹の子食われるお父さんもね、それでどのぐらいの被害が出ているかわからないんですけども、私のそういうときに担当課の方にそういう話をしに行きました。何が言いたいかというと、先ほど青鹿さんからイノシシの話が出ました。生活安全安心課長は追っ払えばいいと、そうは言わなかったかな。農業被害の話だけだったんですが、よくよく考えてみると、豚コレラの話なんです。昨日大きく出ていました。これは豚を食べても死なないけれども、豚がみんな死んでしまうという大変な被害になるわけですね。  それで、関係している自治体では、豚の駆除とか衛生とかということについて、相当国と一緒に、これから被害が出ないようにということにお金がかかるようになるようです。私は今のこの時間帯になぜ話をするかというと、日の出町というのは、農業といっても専業農家が5、6軒で、そう大きいボリュームではありません。青梅市で流行っているウメの病気についても日の出町は大したボリュームではない。茨城県とか千葉県であった鯉ヘルペス、ああいう病気についても、最近の水産庁のあれだと、川とかああいうところで飼うマスとか、ああいうようなものにも結構難しい病気がこれから出てくる可能性があるんだそうです。  そういう意味では、イノシシがあきる野市に逃げた、あきる野市で捕まえればいいやということでは済まない。山梨県にいろいろな病原菌が行くというのは日の出町を通っていくことも考えられる。そういうことを考えればね、やはりこういう問題こそ近隣の市町村とよく、仲良く情報交換をして、日の出町は直接精算とか決算に関係ないエリアであってもそういう細かいところにも神経を使わなければならない時代に今なってきている。そういうことをこういう決算の折にぜひ考えて、注意を払っていただきたい。そういうことをお願いしたいと思います。青鹿さんの話のときに、昨日の新聞を見て、豚コレラの問題も、日の出町には養豚業というのはどのくらいあるんですかね。ないから関係ないというそういうことでは済まされない時代になってきたと。そういうことを我々はこれから心配していくべきだと思います。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 先ほどの企画財政課長の御答弁の中に、私が言ったのは、町単独の補助金の総額と言ったんですね。ですから、それは田村委員さんの方からもお話がありましたけれども、わかるように、何がというのを列記しながら総額を出せばなお結構だと思いますけれども、町単独の総額そのものに私は議論したいと思ったので、そういうふうに言ったわけです。課長は、会議の方向性の中では一部、全体ではないような発言もあったやに思いますけれども、総額を出していただきたいということです。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 今ですね、課長のお話ですと、町でよく我々7つの福祉単独と言っておりますけれども、そういうものを全部含めてということになろうかと、今のお話でなろうかと思います。若干定義をですね、こちらでもしなければいけない部分もあろうかと思います。例えば、一例を申し上げますと、皆さんお手元の行政事務報告書の172ページになろうかと思います。この表はなかなか見方がどうかなというところがあるんですけれども、この上段の四角いくくりの中のですね、公定価格ということで町負担額というのがありますね。大きな枠の方で、国基準保育料との差額、これ1億600万円あります。これも実は言えば単独補助という言い方も可能な部分。本来保育料として国の基準で取るべきものをですね、町でこの分だけ単独で負担しているという言い方はできる。ただこの制度そのものは日の出町だけにあるんではなくて、単独の負担割合は違うものの、多分ほとんどの区市町村の中で存在するであろう。  そういう中でですね、定義の部分をどうやっていくか。率の問題であるのか、福祉で言う上乗せ、横出しということがありますけれども、そういう部分をですね、お時間をいただくようになろうかと思いますけれども、代表的に言うと、これを見てですね、町が1億円保護者のために払っていると気がつく方はなかなかいらっしゃらないんじゃないかというふうに思います。こういうことを含めましてですね、若干定義する時間をいただいて、整理をさせていただく。この手のもので言えば、単独補助で福祉に限らずということになればですね、いろんな団体の運営費補助もかなりお出ししておりますし、町の要綱、規則はありますけれども、そういうものも出てきますので、そういうものについて言えば、若干お時間をいただかないと、そういう整理をしないと、情報として変なあり方になってはいけませんので、きちっと整理をして定義づけをした中で出させていただくということでよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑がないようですので、総括的質疑を終了します。  以上で議案に対する質疑を終了いたしました。  次に、討論につきましては本会議の場で御発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないものと認め、討論につきましては本会議の場で御発言願うこととさせていただきます。  これより議案第61号を採決いたします。  本案は原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  ここで暫時休憩をいたします。              午後3時27分 休憩              午後3時40分 再開       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、日程第2 議案第62号 平成30年度日の出町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  所管課長より主要事業の概要について説明を求めます。田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) 平成30年度日の出町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の概要につきまして御説明いたします。  決算書は134ページから160ページでございます。行政事務報告書につきましては、133、134、145ページ、それから154ページから160ページ、224ページから226ページに掲載してございます。  決算書の134、135ページをごらんください。平成30年度の歳入合計は19億7,642万2,169円で、前年度比約15.6%の減となっております。  次に、決算書の142、143ページをごらんください。歳出合計は19億4,421万7,328円で、前年度比約14.8%の減となっております。歳入歳出差引残高は3,220万4,841円で、こちらは令和元年度への繰越金となります。  決算書の145ページをごらんください。歳入の主なものにつきまして、款ごとに御説明いたします。まず、1款国民健康保険税は3億4,512万9,188円、前年度比約4.5%の減で、徴収率は現年課税分が95.3%、滞納繰越分が16.3%で、合計82.4%でございました。30年度につきましても税率改定を行いましたが、被保険者数が減少したことに伴い、前年度比減となりました。  次に、2款国庫支出金は、制度改正に伴い皆減、3款都支出金は13億7,245万7,152円、前年度比約748%の増となってございます。  次に、決算書の146ページをごらんください。5款繰入金は1億9,507万3,069円、前年度比約5.1%の増で、このうちの一般会計からの法定外繰入金につきましては1億1,758万7,000円で、前年度比約49%の増となっております。  次に、決算書の150ページをごらんください。歳出の主なものにつきまして、款ごとに御説明いたします。  2款保健給付費は13億852万6,097円で、前年度比約5.0%の減で、前年度と比べ、一人当たりの医療費が若干増加いたしましたが、被保険者が減少したことにより、前年度比減となりました。  次に、3款国民健康保険事業費納付金が5億9,887万1,700円の改増、あと4款共同事業拠出金が189円で、前年度比約100%の減。  5款保健事業費が1,911万3,616円で、前年度比約16%の減となってございます。  次に、行政事務報告書の154ページをごらんください。平成30年度の国民健康保険被保険者数は、平成31年3月31日現在時点で4,259人で、前年度比約6.6%の減、世帯数は2,579世帯で、前年度比約4%の減、年度平均では4,434人で、前年度比約6.2%の減で、世帯数は2,636世帯で、前年度比約4.4%の減でございました。説明につきましては以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) では以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場の場で発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないものと認め、討論につきましは本会議場の場で御発言願うこととさせていただきます。  これより議案第62号を採決いたします。  本案は原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり認定すべきものと決しました。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第3 議案第63号 平成30年度日の出町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  所管課長より主要事業の概要について説明を求めます。野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) それでは下水道事業特別会計につきまして、主な事業を御説明させていただきます。  決算書の174ページをごらんください。174ページ中段、維持管理経費といたしまして、13下水道施設維持管理業務委託3,579万7,812円につきましては、町内24カ所にございますマンホールポンプ施設の点検、補修の業務と下水道管渠施設が長期に安定的に機能保持するため、管渠施設の清掃や補修作業等を行う維持管理業務委託をしております。  4行下がりまして、下水道メーター交換委託11万6,870円ですが、井戸水を下水道に排水している御家庭にはメーター器を取りつけてもらっています。計量法により8年で計器の交換が必要なため交換委託をしたものです。  次に、下水道雨天時浸入水対策調査委託1,512万円につきましては、29年度に引き続き日の出団地内の調査を行いました。令和2年度まで行う計画です。  29年度、30年度とも、経年による劣化は見受けられるものの、二次被害を及ぼすような緊急性の高い状況ではないと報告を受けております。  続きまして、下段、公共下水道事業経費の13マンホールトイレ整備業務委託2,310万5,520円につきましては、大久野小学校に5基、大久野中学校に15基設置いたしました。これにより町内全小中学校に災害時用マンホールトイレ設備が整いました。  最後に、下水道未接続状況でございますが、こちらは行政事務報告書の233ページに記載しておりますので、御報告いたします。  30年度末未接続件数171件と、前年度に比べ8件減少しております。決算書の数値にはあらわれませんが、町民の方の深い御理解と認識しております。とともに歴代担当者の地道な努力でもあると考えます。今後とも接続に向け御理解いただくよう努めてまいります。以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 今、課長の方から説明がありました174ページのマンホールに関して、施設維持管理費委託の中にある。町内見渡しますとですね、マンホールが突起しているという部分が結構あるんですね。散見されます。ということで、いわゆる建設課との共同での作業というのが必要になってくるんだろうなと思うんですけども、その辺大体町内で30年度何件くらい整備したかということと、まだまだ私なんか巡回していますと、そういったところがたくさんございます。道路が陥没していて、このマンホールが突起してしまうというような案件が結構町内に散見しているんですけれども、その辺は建設課とどの程度調整ができているのか。その辺も含めてお聞かせいただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) ただいま町内のところどころのマンホールが突起していたり、陥没していたりというお話でございますけれども、まず都道から申し上げますと、都道の改修などにはですね、東京都西多摩建設事務所と調整会議というのがございまして、そのようなときに調整作業を行っております。また、随時ですね、そのように陥没、突起がありますと、建設課、同じ庁舎内でございますので、気になる点あるいはインターロッキング、歩道部分のあたりもですね、町民の方からお話がありますと、建設課で行うべきか、まちづくり課で行うべきかといった形で調整は随時しております。  あとですね、建設課の舗装工事を行いますと、その都度マンホールの方をリニューアルしております。こちらの決算書では下水道施設維持管理業務委託料にそれらは含まれておるんですけれども。 ◯委員長(加藤 光徳君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。30年度は何件あったのかというのがわかれば。  それから、今後ね、まだまだ積み残しの部分というのは町内にいっぱいありますから、それはしっかりと建設課とタイアップしていただいて、ある程度優先順位を決めて、建設課の方も次年度はどの道路を全面舗装をきちっとやるかとか計画していますから、それとうまくタイアップしていただいて、随時調整していただいきますように、その辺の粗々次年度以降はどのように計画していくのかとか、そういったものがわかれば、後日で結構ですので、今会期中にできたらお示しいただければと思います。以上です。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) ただいまの御指摘ありました点につきましては、今会期中に調べまして改めて御回答申し上げます。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 3点伺います。行政事務報告書の233ページのところの、先ほど御説明のありました未接続件数、接続件数の話も伺いましたが、未接続の状況なんですが、個人の住宅と事業所と分けて教えていただきたいと思います。  それから、行政事務報告書の234ページの地方債の件なんですが、資本費平準化債、今年もこれが出ておりますが、全体の半分とは言いませんが、起債の半分弱がこれに当たっておりますが、これはいつまでこういう形で平準化をすることになっているんでしょうか。計画のようなものがありましたら教えてください。  それから、マンホールトイレの件なんですが、これできまして、万が一災害が明日にでも起こったとき、すぐ使える状態になっているんでしょうか。どんなふうな形態で使うことに決めてあるのか。各学校ごと、どこにそういう便器といいますか、そうしたものとか、建物ですよね。壁とかそうしたものがどこに備蓄されているかとかですね、便器の形態も洋式なのかとか、そんなあたりもちょっと簡単に少しわかりやすく教えていただければと思います。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) それでは御質問にお答えさせていただきます。  未接続の171件のうち大きな事業所は2つです。それ以外につきましては小さめな一般的な事業所と個人という形です。大きな事業所は2つです。それ以外の169件は、個人と中小的なものも含めて169件になります。  続きまして、平準化債なんですけれども、こちらは資本費平準化債ということで若干御説明の方からさせていただきますと、下水道事業債の償還財源として資本費平準化債を活用することによりまして、後年度に負担を繰り延べることができる起債となっておりまして、日の出町の方では平成24年度から活用させていただいております。現在まで2億5,000万円、トータル的には借りておりまして、いつまでかというのがですね、今後使用料ですとか、あるいは町からの繰入金の状況、それらを諸々を含めた形で検討が必要になってこようかと思います。この単体でいつからやめるといった形ではなく、活用できるものは活用させていただくというような考えでおります。  各マンホールトイレの上物、つい立ですとか、便器などは、ちょっと細かくお伝え申し上げますと、本宿小学校では体育館の中に着替える部屋があるんですね、そこにお貸させていただいております。それと、平井小学校ではですね、外に倉庫がありまして、マンホールトイレ専用の物置を設置してあります。大久野小学校はですね、体育館のそばに保管場所というのがございまして、そちらに保管いただいていまして、鍵の方はそれぞれ大久野小の職員室ですとか教育委員会の方で保管しております。また、大久野中学校ですと体育館の脇にですね、保管場所が設けられていて据えつけてございます。平井中学校はですね、渡り廊下がありまして、渡り廊下を渡ってですね、体育館に入る屋根の下に置かさせてもらっています。  トイレの形式ですけれども、全て洋式のタイプとなっております。つい立ても同じ場所に置いてあるんですけれども、それを組み立てて見えないような形で据えつけるような構造になっております。 ◯委員長(加藤 光徳君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) マンホールトイレから伺いますと、それは結構普通に組み立てるときというのは誰でもできるものではないんですか。基本的にそれは災害があったときに誰が組み立てることになっているものなんでしょうか。それから、場所は設置されているところのそばなのかという、それちょっと気になりますのでもう一度伺います。  それから、返済の平準化債なんですが、たしかこれできた当時は期間限定だったような気もするんですが、特にそういうことも御説明になかったようですが、先延ばしというわけで、それがいいかどうかは財政判断だと思いますが、町長の方からも東京都一元化などというお話もある中で、返せるものは返した方がいいけれども、やはり今の町の下水道の財政的なことで言えば、やはり今返せるのが限度、4,000万円ぐらいは足りないと考えるのか。そういう考え方でいいですか。やはり使用料収入がそのくらい足りないんだという認識でよろしいんでしょうか。  それから、接続のことは結構です。わかりました。その2点教えてください。 ◯委員長(加藤 光徳君) 野口まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(野口  誠君) 最初に、マンホールトイレでございますけれども、簡易的なつい立になっておりますので、いざとなった場合は、町の地域防災計画の中では民生部等がですね、そちらに出向いたりいたしますので、そこで職員等も設置できるような構造になっております。  それと、平準化債、先ほど言葉足らずということで、確かに平成24年から、当初は5カ年ということで計画はあったんですけれども、その後町の平成29年3月に町長報告としてさせていただいてございます「日の出町公共下水道事業経営戦略の策定」ということで、この中でも平準化債については活用、検討してという形でうたわさせていただいております。いずれにしても借金ですので、使用料では賄い切れていないということになります。 ◯委員長(加藤 光徳君) ほかに質疑は。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議の場で御発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないものと認め、討論につきましては本会議場の場で発言願うこととさせていただきます。  これより議案第63号を採決いたします。  本案は原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり認定すべきものと決しました。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第4 議案第64号 平成30年度日の出町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  所管課長より主要事業の概要についての説明を求めます。佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) それでは平成30年度日の出町介護保険特別会計歳入歳出決算の概要について説明させていただきます。  決算書は178ページから204ページで、行政事務報告書は146ページ、203ページから205ページに掲載しております。決算書の178、179ページをお開きください。  平成30年度の歳入合計は14億1,994万4,079円で、前年度比約2.3%の増となっております。  次に、決算書の180、181ページをお開きください。歳出合計は13億1,142万7,192円で、前年度比0.5%の減となっております。歳入歳出の差引残高は1億851万6,887円となっておりまして、本定例会で御承認いただいた介護保険特別会計補正(第1号)で繰越金となっております。  次に、決算書の184、185ページをお開きください。歳入の主なものにつきまして、款ごとに説明させていただきます。1款保険料につきましては3億8,269万4,350円、前年度比約9.1%の増となっております。徴収実績につきましては、現年課税分99.5%、滞納繰越分が19.4%、合計98.5%になっております。  次に、2款使用料及び手数料はゼロ円。  3款国庫支出金は2億3,048万4,062円で、前年度比約2.9%の減。  4款支払基金交付金は3億1,563万4,638円で、前年度比約6.6%の減。  5款都支出金は1億8,868万6,097円で、前年度比約0.7%の減。  6款財政収入は3万5,725円で、前年度比約12.5%の増。  7款繰入金は2億3,299万5,700円で、前年度比約8.0%の増。  8款繰越金は6,932万9,240円で、前年度比約32.8%の増。  9款諸収入は8万4,267円で、前年度比約97.7%の減となっておりますが、これは前年度支出しました1号被保険者の交通事故により、介護保険の認定案件につきまして第三者行為による賠償金が皆減したものでございます。  次に、決算書186、187ページをお開きください。歳出の主なものにつきまして、款ごとに説明させていただきます。  1款総務費は3,978万2,534円で、前年度比約23.1%の減。  2款保険給付費は11億3,762万1,339円で、前年度比約1.9%の減。  3款地域支援事業費は6,759万3,646円で、前年度比約41.9%の増。  4款財政安定化基金拠出金はゼロ円。  5款基金積立金は2,296万4,959円で、前年度比約40.2%の減となっております。  6款諸支出金は4,346万4,714円で、前年度比約109.9%の増となっております。  次に、行政事務報告書の203、205ページをお開きください。平成30年度の第1号被保険者の数は5,227人で、平成31年4月の住民基本台帳人口1万6,705人で換算すると、31.29%、前年度比0.7%の増となっております。また、要介護、要支援認定申請件数につきましては、平成30年度集計で、新規202件、更新510件、区分変更が75件の合計787件で、前年度比約5.2%の減となっております。説明は以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明は終わりました。  これより審議に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場の場で御発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないものと認め、討論につきましては本会議場の場で御発言願うこととさせていただきます。  これより議案第64号を採決いたします。  本案は原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり認定すべきものと決しました。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第5 議案第65号 平成30年度日の出町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  所管課長より主要事業の概要についての説明を求めます。田中町民課長。 ◯町民課長(田中  剛君) 平成30年度日の出町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の概要につきまして御説明いたします。  決算書は205ページから221ページでございます。行政事務報告書につきましては、163ページから166ページ、あと222ページ、224ページから226ページまで掲載してございます。決算書の205、206ページをごらんください。平成30年度の歳入合計は4億7,534万7,177円で、前年度比約5.4%の増となっております。  次に、決算書の207、208ページをごらんください。歳出合計は4億6,843万3,830円で、前年度比約5.0%の増となっております。歳入歳出差引残高は691万3,347円で、こちらは令和元年度への繰越金となります。  決算書の209ページをごらんください。歳入につきまして款ごとに御説明を申し上げます。  まず第1款後期高齢者医療保険料が2億1,607万1,600円、前年度比約8.3%の増で、収納率は現年度分が99.8%、滞納繰越分が35.2%でございました。増となりました主な要因につきましては、被保険者が増加したことでございます。  3款広域連合支出金が323万9,160円、前年度比約21.8%の減で、減の主な要因といたしましては、75歳人間ドックの受診者が減少したためでございます。また保健事業のための広域連合からの補助金交付額上限が減となったためでございます。  第4款でございます。繰入金が2億2,648万2,419円、前年度比約2.4%の増でございます。  5款繰越金でございますが、471万4,279円、前年度比約10.2%の減。  6款諸収入につきましては2,317万6,719円で、前年度比約11.3%の増となっております。  7款国庫支出金166万3,000円につきましては、システムの改修費でございます。  次に、決算書の211ページをごらんください。歳出につきまして款ごとに御説明申し上げます。  まず1款総務費がですね、435万8,929円、前年度比約462.9%の増で、増となりました主な要因につきましては、システム改修、帳票作成等の委託料の改増、保険証年度更新による郵送料等の増額となったためでございます。
     2款広域連合納付金が4億3,385万75円、前年度比約4.0%の増、3款保険事業費が2,597万3,347円、前年度比約5.0%の増で、こちらは後期高齢者医療健康診査の受診者が増加したため、前年度比増となりました。  4款諸支出が425万1,479円で、前年度比14.6%の増となっております。  次に、行政事務報告書の163ページをごらんください。平成30年度の後期高齢者医療制度被保険者数は、平成31年3月31日時点でございますが、2,952人で、前年度比約5.7%の増でございました。説明につきましては以上でございます。 ◯委員長(加藤 光徳君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。以上で議案に対する質疑は終了いたします。  次に、討論につきましては本会議場の場で御発言願うこととし、ここでは省略させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないものと認め、討論につきましては本会議場の場で御発言願うこととさせていただきます。  これより議案第65号を採決いたします。  本案は原案のとおり認定すべきものと決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり認定すべきものと決しました。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 以上で議案第61号から議案第65号までの平成30年度一般会計並びに特別会計歳入歳出決算の認定についての審議を終了します。  ここで発言の申し出があります。三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) お時間をいただきましてありがとうございます。先ほど青鹿委員からお尋ねをいただきました委託料の総合計と町単独補助金の合計額ということで御報告を申し上げたいと思います。  委託料の合計につきましては、私どものお配りした資料の中にございまして、議案付属資料の中の4番に、「一般会計節別集計表」というのをお配りさせていただいております。その中の13節委託料につきましては、20億466万8,000円が30年度の実績額でございます。  またですね、町の単独補助金の決算額でございますが、これは先ほど副町長からもお話申し上げましたが、捉え方というのは後々整理をさせていただくということでさせていただきますが、現段階財政サイドで町単独補助金と認識をさせていただいている決算額は8億7,079万5,000円ということでございます。以上でございます。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 次に、日程第6 特定事件継続調査事項についてを議題といたします。  本件については、委員長案がお手元に配付してありますが、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(加藤 光徳君) 御異議ないようでございますので、原案のとおり決定いたします。       ───────※────────※─────── ◯委員長(加藤 光徳君) 以上をもって本委員会に付託されました案件の審議は全部終了いたしました。  なお、委員長報告については委員長に御一任ください。  2日間大変御苦労さまでした。進行上いろいろ不手際があったと思いますけど、これを参考にして3月の予算にはきちっとした形で進行したいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いします。  以上をもって予算決算常任委員会を閉会といたします。御苦労さまでした。              午後4時17分 閉会 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...