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令和元年第2回定例会(第3日目) 名簿 開催日:2019-06-04
令和元年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2019-06-04

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  1. 日の出町議会 2019-06-04
    令和元年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2019-06-04


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)              午前10時00分 開会・開議 ◯議長(平野 隆史君) おはようございます。  ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年(2019年)第2回日の出町議会定例会第3日目を開きます。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  なお、13番星野茂君より、本日、欠席届が提出されておりますので、御了承ください。  昨日に引き続き一般質問を行います。  それでは質問の通告がありますので、順次発言を許します。7番青鹿和男君。              〔7番 青鹿 和男君 登壇〕 ◯7番(青鹿 和男君) 皆様、おはようございます。  冒頭からで大変恐縮でございますが、私の一般質問の通告に誤りがありますので、御訂正を願いたいと思います。  まず、1)のところでございますけれども、道場14号線とあるのは下の2)の12号線の誤りですので、「14」を「12号線」に直していただきたいと思います。そして、2)の方を「12号線」を「14号線」に直していただきたいと思います。大変大事なところを間違えまして申しわけございません。  それでは、これから質問を1点だけですけれども、町道の拡幅と補修についての一般質問をさせていただきます。  去る4月13日、これは私どものことで恐縮ですけれども、自治会の定期総会がございました。自治会の定期総会の中で、なかなか総会の中では地域の問題について発言する機会が、いつの総会でもありません。懇親会になるとですね、必ず地元のことについて話題が急に出てきます。私どもの第6自治会の先輩方がかつて要望書を町に提出したことなども含めて、その後、これは平成27年でありますけれども、同じような道場12号線の一部拡幅についてを一般質問を私もしている経過があります。今回は、地元からすれば、ある意味では要望書も含めてあるいは一般質問含めて3度目になるんだろうなということであって、一つは、この1)の道場12号線の一部拡幅については、言ってみれば、定義はございませんけれども、生活道路といってもいいのではないかなと。ただ最近はですね、鹿野大仏を見る方が、引田駅を利用して来るときは必ずそこの道をたくさんの人が通る、最近はそのように生活道路でありながら、観光も含めた、そういった方々が往来をしておるところでございます。  1) 道場12号線の一部拡幅について。  道路狭隘のため消防自動車、救急車などが通行できるよう拡幅をしていただきたい。  2) 道場14号線の補修について。  14号線の補修については、そこに書いてありますように、路面に亀裂が生じているので補修をしていただきたいということで、降雨時には水たまりができて、大変歩行者に支障を来していますと、こういうことでございます。  再質問については自席にて質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。
                 〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) おはようございます。昨日に引き続き大変御苦労さまでございます。青鹿議員からの町道の拡幅・補修についてのお尋ねでございますが、私からは、総括的な答弁をさせていただきます。  町道の改修につきましては、交通量、沿線の居住世帯数や地形などを勘案して、検討並びに実施しております。  改修に当たっては、その道路周辺関係者全員道路改修についての要望が不可欠でございます。  また、工事決定には道路拡幅等道路用地の買収、または建物や擁壁などの物件補償などの協力が得られること、このほか、工事期間中は自宅への車の乗り入れなど日常生活にも支障を来すことなどについて、全面的な御理解と御協力をいただけることが必要な条件となっております。  補修工事につきましては、建設課が舗装状況や予算等も考慮し、策定いたしました「10か年の工事計画」を基本としつつ、新たに補修等が必要な路線は、職員による現地調査や路線によっては路床土調査の試掘等やFWD調査非破壊検査等を行い、総合的な判断の上、補修箇所の路線を決定をしているところでございます。  なお、詳細につきましては、担当課長より答弁をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(平野 隆史君) 吉村建設課長◯建設課長(吉村 秀樹君) 御質問の詳細につきましては、私から答弁させていただきます。  初めに、道場12号線の一部拡幅についてですが、本道路は、協和木工事務所から北へ鹿の湯橋方向へ向かう延長214.83メートル、幅員が1.6メートルから4.1メートルの町道であります。幅員が狭いため、従来から自動車の通り抜けはできない状況にございます。また、この道路の西側は崖となっており、その高低差は下の段にあります二階建て一般住宅の最も高い位置と同等の高さに道路があり、土砂災害警戒区域及び特別警戒区域、いわゆる「イエローゾーン」と「レッドゾーン」にかかる道路となっています。  現在、町が改良する道路は、原則として4メートルの幅員を基準としておりますが、さらに、L型側溝ガードレール等の構造物を設置する場合は、道路幅員が増加することとなります。  この道路に基準の道路改良を行うことを想定しますと、幅員が現道4メートル、両側にL型側溝が0.1メートル、西側にガードレール0.7メートルが必要となり、合計で幅員4.9メートルの道路用地が必要となります。  そのため、道路西側の壁を整備する必要がありますが、先ほど説明いたしましたレッドゾーンの中に擁壁を設置するためには、非常に大規模な工事が必要となります。したがいまして、現時点では工事の内容や予算面から計画は大変困難であることと思われます。  次に、道場14号線の補修についてですが、本道路は都道184号線、鹿の湯橋付近から八幡神社までの延長162メートルの道路であります。生活道路として利用することを目的として現地の確認をいたしましたが、道路構造物や舗装等に若干の傷みは見られますが、早急な補修が必要である状態であるとの判断には至っておりません。  よって、当面の間は補修工事等の予定はございません。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 7番青鹿和男君。 ◯7番(青鹿 和男君) ありがとうございました。先ほど来申し上げた拡幅の場所ですけれども、具体的に言うと、地権者としては2件が対象になるのかなと。今、課長の方から細かく説明がありましたけれども、平井川の鹿の湯橋の方から上がって、ずっと最後の協和木工の事務所まで出る道の整備というのは、行政としてですね、全体としてやるということがあまり地元住民は考えていないようです。私もそのようには考えてはいませんでした。  何かといいますと、いわゆるそこは生活道路の一部としてありますけれども、生活道路そのものの規定はありませんけれども、地元住民がもともと、車社会ですので、車を利用してそこを通るということで、付随的に宅配が来たり、郵便局が来たり、救急車が来たり、消防車が来たりということはあります。だけど途中で止まっています、坂の途中で。そこの平らになった一番高いところの2軒に該当するところの土地というのはですね、崖地の方に大昔は平井川が流れて、そのはけです。私のところと前の家ですけれども、そういうはけになっているところです。ですからかなり、説明にもあったように、うちは1メートル盛り土して2階を建てていますけれども、2階屋よりちょっと高いんですよね、そこの土地の方が。12号線の方がですね、高い。予算的にも技術的にも大変困難な状況にあるという御回答はもっともだろうというふうに私も思います。  ただ、前々からにわたって、一部車が入ってきて、今は軽自動車がぎりぎりの段階で通ると。それは一番高くなっているところの2軒の間です。そこのところだけは軽自動車が、例えばサイドミラーをですね、そのままにしてどーんと行ってサイドミラーを壊して落としたなんていう事故もあります。サイドミラーを戻してですね、そうっと通るような、そういう状況です。  ですから、そこのところについてですね、4メートル道路云々という基準は確かにあるんだろうと思います。そこの2軒の高いところだけの部分についてですね、これは要望で結構ですけれども、聞き置いていただいて結構なんですが、そこの部分だけを仮に基準の4メートルなくてもですね、あと50センチでも1メートルでも延ばせばですね、広げれば解消できるということなんです。  ただ、町道としての、今課長の方から御回答があったようにですね、下から上まで突き抜けて十分通れるような車が、当然生活道路ですから、もちろん一方通行になったりとかですね、あるいは速度規制があったりとかですね、そういったことはあるかと思います。その辺は承知はしておりますが、あえて申し上げれば、そこの生活者のですね、地域住民の方々からの要望であるということをですね、御認識だけをしておいていただければ幸いかというふうに思います。  私も今言われたようなことについては、地域住民に持ち帰ってそのようなお話をこれからしなければならないと思っていますし、できれば、欲を言えばですね、例えば債務負担か何かでですね、継続的に財政調整しながら、財政計画をしながらやっていけるようなですね、一気にそこをやれというふうには誰も思っていないと思います。大変な事業になるわけですから。ですから、例えば債務負担で3カ年とかですね、やりながら取りかかれる条件ができたときにですね、やっていただけたらいいなと。  ただし、周りのそこを通行する生活者の、地権者の全員の賛同をですね、得るということが大事だというふうに聞きましたけれども、入口から出口までというより、その2軒分の場所だけが狭くなっているので、そこだけをということであれば、そこだけの地権者の関係だけで周りの人たちの了解を得られればですね、周りの人というのは、地域住民が広げてくれと言っているわけですので、そういう意味では、そういうことであればその部分の地権者の範囲でもいいのかなというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 吉村建設課長◯建設課長(吉村 秀樹君) その部分をですね、例えば普通の乗用車2メートルぐらい幅を広げて仮にした場合ですね。先ほど議員の説明にもありましたけれども、鹿野大仏に行く人がふえたということになれば交通量が増えますよね、車が行けるということがわかると。あの道路を、私も2回ほど歩きましたけども、車が通れるようになると、協和木工から下に行く人と、下から協和木工に行く人がぶつかると必ずすれ違いができなくなるわけですよね、交通量が増えると。どうするのという問題が起きると思います、必ず。そうすると、一方通行にしなくちゃいけないねという話になります。協和木工から下、また下から上ですね。そうすると、住んでいる方は、例えば協和木工から入って3、4軒の家が何軒かありますけども、この方は入ってきたときにはそっちから入っていますから、今までは戻って出ていたわけですね。それを出るときには向こうまで抜けなければいけないですね。今度は下の方の人たちは上から入ってこないと自分のうちに入ってこれないという状況もあります。それと、下から来る方は、上がっていって左へ曲がるところに隅切りがしてあるんですが、今度逆から来る場合には、その上の2軒のところを隅切りしなくては入れないんですね。そうすると、その上の2軒の方の用地や補償の協力を得られないと出入りができなくなるということだと思うんですよ。  ですから、その2軒だけではなくて、道路管理交通規制の面も考慮しなくてはいけないので困難であるということで私はお答えしたんですけども、私の中でもそのような状況ですので、ぜひですね、そこについては要望書も出ているということですから、そういう交通規制も含めて検討していかなくてはいけないとは思っております。以上です。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 今、担当課長からも答弁を申し上げた、内容的にはとおりだと私は思います。しかし、先ほどの通告の内容から、もう3度この問題についてはいろんなところでアクションを起こしているというお話のようでございます。ここで技術的に現地のことの内容をやり取りしてもあまり好ましいことではないのかなと、私はそんなふうに思います。  現場の状況からして、非常に、レッドゾーンイエローゾーンの交差した厳しい状況の現場であるということもございますので、東側の、今ちょっと図面を見たところ、2軒の方がどうしても影響しているような状況なんですね。ですから、とにかくその2軒の方あるいはその南側の方も協力をしていただけるんだというひとつのですね、前提条件がないと、なかなか生活再建をしていくに当たっても御理解をいただけないのかなと、私はそんなふうに判断をしておりますけども、いずれにいたしましてもこの問題は、長年の懸案事項でございます。ですからやはり現地の状況をもう一度よく調査をして、そして促進というか、整備ができるものなら年次計画を立てて進めていくというような方法を取らせさていただければありがたいなと、そんなふうに思っている次第です。  課長も心配しているんですよ、正直なところ。そういう現場であるということでね。かといって、住んでいる人たちがどこまで協力してくれるか。あるいは万が一いろんな救急車、消防車が入れなくて大惨事になったときにどうなのかなということも心配の種でもあるし、いろんな角度から検討を加えた中で、もう一度調査をして進めていければと思っております。ここでやりますということはなかなか私も答弁できませんので、現地をよく調査をして、利害者、関係者の方が「協力しますよ」といういろんな背景があればできないこともないと、私はそんなふうに思っております。以上でございます。  課長、そういうことで。よく調査をして。 ◯議長(平野 隆史君) 7番青鹿和男君。 ◯7番(青鹿 和男君) 町長、ありがとうございました。ちょっと参考までに、前回一般質問で言ったときに御回答いただいている道場12号線の一部拡幅について、町側の答弁があったわけですけれども、課長答弁でしたけども、吉村課長かどうか、当時のあれはわかりませんが、「道場12号線の一部拡幅については、生活道路としての拡幅工事を行うためには、要望書を提出いただく際に、関係地権者の方、全員の承諾を添付していただき、事業の計画検討を開始させていただきたい」と、こういうふうに前回の一般質問のときには答えをいただいているわけです。  その問題は、ここで言う関係地権者の、先ほどもちょっと触れましたが、関係地権者の方全員の承諾というのは、下の入口から上がって出るところ。行政側としてはそこを全体をそういうふうな形に、4メートル道路なら4メートル道路にするという前提でもって関係地権者の全員の署名と、こういうふうに言っているのだというふうに私は考えますが、一部2軒のそこの部分だけを広げる。4メートル道路になるか、あるいは東京都もね、この西多摩全体の中山間地も含めてね、道路の幅員については取れないところはもう取れない。檜原村、奥多摩町だって取れないところは取れないわけですよね。だからかなり緩和されているんですよね。幅員が必ずこれだけなきゃいけないという基本はたしか基本です、それは。だけど、中山間地も含めてこちら側の方の道路事情というのは、東京都も、それから建設局もですね、そういう事情についてはある程度緩和を認めています。  ですから、先ほど申し上げたんですが、4メートルにしなくても、仮にの話です。生活道路としての位置づけを規制をかけて、生活者の車が、車社会ですから、その地域住民の人たちの生活者の車が行き交うんだと。だから国道や都道みたいにですね、どんどんどんどん車が走っていいよという話にはならないというふうに、前提として考えた方がいいのかなと。そういう規制をかけた方がいいんじゃないかなというふうに思います。  確かに町長のお話もありましたし、課長の方もお話がありました。そこに住んでいる地域住民の前提で申し上げましたけれども、その周辺に住んでいる人たちの要望だということをぜひ御認識だけをいただきたいというふうに思います。もし何かあればお答えいただきますけれども、特になければ私はそういう思いで質問をしているので、よろしくお願いしたいと思いますが、課長いかがですか。  ぜひ、今後の検討をですね、いただくなり、それからもう1点だけ最後に申し上げますが、つまり14号線の方の道の関係。例えば道路整備に関して、町道に関しての10カ年計画というのは、どういう目的なり概要になっているのか、簡単で結構ですけれども、御説明いただければと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 吉村建設課長◯建設課長(吉村 秀樹君) 建設課の方で作成しています10年のですね、「工事概要予算調書」というこういうものなんですけども、年度ごとにですね、どこの路線をすると、おおよその予算が書いてあるんですけども、これはですね、予算確保や業務の平準化とか効率化のために10年計画をつくっております。この計画はですね、10年にわたりますので、年度ごとに見直しをしているというのが現状でございます。緊急性があったりですね、傷みが激しかったりするものがあれば順序を入れ替えるというようなこともあります。これはですね、財政当局、議会からもですね、計画的なものをつくれと、いろんなものに言われていますので、それに基づいてつくっているものだと思います。これでですね、道路、それから橋梁、河川、安全設備等のですね、補修が計画になっているところでございます。以上です。 ◯議長(平野 隆史君) 7番青鹿和男君。 ◯7番(青鹿 和男君) ありがとうございます。たしか都市計画マスタープランの中にもそれは載っていたというふうに認識をしていますが、もう一つ最後に、申しわけありません、お聞きしたいんですが、町道の道路台帳も含めて、維持管理も含めて管理されていると思いますが、町道の路線のですね、総延長はどのくらいありますか。 ◯議長(平野 隆史君) 吉村建設課長◯建設課長(吉村 秀樹君) その延長については資料を持ち合わせておりませんので、今はわかりません。 ◯議長(平野 隆史君) 7番青鹿和男君。 ◯7番(青鹿 和男君) 後ほどまた議会に示していただければと思います。よろしくお願いします。終わります。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。             〔10番 濱中 映慈君 登壇〕 ◯10番(濱中 映慈君) それでは議長の御指名をいただきましたので、通告に従い一般質問を行わさせていただきます。  まず1問目、日の出町の障がい者施設についてですが、これは町が設置したサンホームひまわりホームを見学に行かせていただいて、私が見聞きしてですね、そういったところでいろいろ問題点等感じたことから今回の質問をさせていただきます。  1) 町が設置している施設(サンホーム及びひまわりホーム)の現状についてお伺いいたします。  2) 利用者に対してどのような支援を行っていますか。  3) 施設(サンホーム及びひまわりホーム)の今後の方向性についてお伺いいたします。  2問目、自動車競技ラリー開催についてですが、人気がある主催者のラリー競技がありそうだということなので質問をさせていただきたいと思います。  1) ラリー開催の打診が町にはありましたでしょうか。  2) 林道を使用する場合、いろいろな課題が想定されますが、町の解決策について伺います。  3) このラリー競技は人気も高く、競技範囲も広域なことからですね、観光事業としても期待されます。近隣市町村と連携し、盛り上げていくべきと思いますが、お考えを伺います。  以降の質問については自席にて行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 濱中議員からの障がい者福祉施設についてのお尋ねでございますが、私からは総括的な答弁をさせていただきます。  サンホーム及びひまわりホームの現状についてですが、サンホームは、「日の出町心身障害児(者)福祉作業所設置及び管理に関する条例」の規定により、心身障害児(者)の自立更生に必要な指導及び訓練等を行うための施設として設置され、現在は、日の出町社会福祉協議会指定管理者に指定をし、管理運営を委託しております。  なお、現在の登録者数につきましては、男性11名、女性7名の計18名でございます。  ひまわりホームにつきましても、「日の出町精神障害者共同作業所設置及び管理に関する条例」の規定により、精神障害者自立更生に必要な指導及び訓練等を行うための施設として設置をされ、現在、サンホームと同様に日の出町社会福祉協議会指定管理者として指定し、管理運営を委託をしております。  なお、現在の登録者数につきましては、男性17名、女性7名の計24名でございます。なお、サンホームひまわりホーム含めての施設の登録されている人数は42名となっております。  このほかの御質問につきましては、担当課長から答弁をいたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) それではそのほかの御質問につきましては、私から答弁をさせていただきます。  初めに、利用者に対する支援についてですが、まず、サンホームは、町長の総括答弁のとおり心身障害児(者)の社会的自立を目的とした訓練及び指導に関すること、心身障害児(者)の保護者の指導に関すること、その他心身障害児(者)の福祉の増進に関することを基本として、市町村が実施する地域生活支援事業である地域活動支援センターII型と位置づけ、基礎的事業として障がい者を通わせ、創作的活動等の機会の提供を行う事業及び機能強化事業に加え、地域において雇用・就労が困難な在宅障がい者に対し、機能訓練、社会適応訓練等のサービスを実施しております。  支援の内容につきましては、通所者の障害区分や程度、能力にあわせ、3から4グループに分かれての作業活動やウォーキングを初め、障がい及び日々の状態に応じた健康維持活動、その他、社会との交流促進、日常における生活の質の向上を兼ねた行事等を実施しております。  主な作業活動は、間伐材を利用して薪づくりを行い、秋川流域のキャンプ場やバーベキュー施設等に年間約500束の薪を納品しております。また、檜原村の宿泊施設の清掃作業や塩田堤景観整備作業を受託し、実施しております。その他、野菜の生産活動、創作的活動、社会適応訓練等を実施しております。  次に、ひまわりホームについてですが、この施設につきましても総括答弁のとおり精神障害者自立更生を目的とした訓練及び指導に関すること、精神障害者の保護者の指導に関すること、精神障害者の福祉の増進に関することを基本として、サンホームと同様に、地域活動支援センターII型と位置づけ、基礎的事業として障がい者を通わせ、創作的活動等の機会の提供を行う事業及び機能強化事業に加え、地域において雇用・就労が困難な在宅障がい者に対し、機能訓練、社会適応訓練等のサービスを実施しております。  支援の内容につきましては、利用者への生活支援、相談支援、地域との交流事業、関係機関との連携、就労支援、家族支援、作業活動、余暇活動等を行っております。  主な作業活動は、作業療法を兼ねて製菓・製パン活動の実施、また、接客を通じて収入手段としてだけではなく、利用者の社会復帰に向けた、やり甲斐を感じられる活動として喫茶活動を実施しております。  次に、サンホーム及びひまわりホームの今後の方向性についてですが、どちらの施設にも共通する課題といたしまして、通所者の高齢化に伴う入所基準とのかい離、サービス内容等の変化にどう対応していくか、また、職員体制や人員の確保等、今後、通所者の保護者も交えて社会福祉協議会と3者で検討してまいります。以上です。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) それでは次に、自動車競技ラリー開催についてのお尋ねでございますが、初めに、町への打診についてですが、平成29年10月に福生市から「TGRラリーチャレンジ協議会」への参加について依頼がございました。  ラリー競技について簡単に申し上げますと、ドライバーとナビゲーターがペアとなり、閉鎖された競技区間のタイムの合計を競うスポーツでございます。  サーキットで行われるレースと違い、車両はスタート地点を1分間隔で1台ずつ競技区間を走るため、車両同士が接触することはありません。また、閉鎖された競技区間以外は、一般道と同様に法令を遵守した走行を行うものでございます。  今回、打診をいただいておりますTGRラリーチャレンジとは、トヨタガズーレーシングラリーチャレンジの略で、トヨタ自動車がコース設定を行い、市販車に法令で許された最小限の改造を加えた車両を使用する初心者向けラリーであり、平成30年度には年間12回、全国各地で開催されておりますが、東京では未開催でございます。  この協議会では、東京都市長会の広域連携活動の補助金を活用し、ラリー競技実施を呼び水とした観光事業及び地域PRの実施を5カ年計画で行うこととし、平成30年3月に協議会キックオフミーティングが福生市、日の出町、ネッツトヨタ多摩等の参加により開催され、その後、打ち合わせ、ラリー競技の視察を行い、現在に至っております。  日の出町においては、ラリーコースとして町内にございます林道、セレモニアルスタートとしてイオンモール日の出駐車場の一部が会場として想定されております。  次に、林道を使用する場合の課題についてでございますが、林道は、時速20キロメートルを制限速度として整備されているため、タイムトライアル実施時の安全性の確保、また使用する林道の底地には地権者がいるため、地権者の承諾が必要なことの2点のほか、使用を予定している林道は、現在東京都が管理していることからですね、東京都の許可が必要であることでございます。  解決策につきましては、現在検討中の段階で、今後、情報収集に努め、解決策を探っていきたいと考えております。  次に、近隣市町村との連携ですが、現在の枠組みでは、福生市と連携し、ラリー競技のPR活動を各種イベントで行い、気運の醸成を図っております。また、ラリー開催時には、同時に開催となるイベントも予定されておりますので、そのイベントの中で近隣市町村との連携を図り、地元特産品の販売、町内の観光PRを行っていきたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) まず1問目についてはですね、町長からの総括答弁と課長からの詳細答弁ありがとうございました。  この作業所でですね、いろいろな障がいを持たれた方がいろいろな作業やそういった支援を受けてこの施設を利用しているということがわかりました。それでですね、訓練、支援を受けているということでわかりました。またですね、今後その方向性については3者で協議をしていくという御答弁でわかりました。  また、ラリーの方ではですね、天下のトヨタがですね、打診をしてきてくれたということでですね、これはすごく大きいイベントですので、ぜひ町としてもやっていただきたいことであると思います。ただ、先ほどの問題点として安全性の確保とかそういうところがまたいろいろあるのかなと思うんですけども、私も実際自動車の競技をやっていた経験がありますので、その上でですね、ちょっといろいろお話をさせていただきたいと思っております。  それではですね、まず順番に1問目から再質問の方をさせていただきたいというふうに思います。ただ1問目の方のサンホームひまわりホームのお話を受けますので、全部一緒にやってしまいますとごっちゃになってしまいますので、両方の施設に共通した質問からですね、また各施設ごとと分けてですね、質問する形で進めさせていただきたいと思います。  それでは再質問の方なんですが、この両方の施設で利用者の、答えられる範囲で結構なんですけども、障がいを持たれている方の程度といいますか、症状といいますか、その状態を教えてください。よろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まずサンホームですが、主に自閉症、知的障害、ダウン症の方で、皆さん愛の手帳をお持ちで、身体障害者手帳と重複して手帳をお持ちの方もいらっしゃいます。  次に、ひまわりホームですが、統合失調症の方が多く、ほかに気分障害、発達障害、高次機能障害の方で、ほぼ皆さん精神障害者保健福祉手帳をお持ちです。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。ダウン症の方と自閉症の方、サンホームの方ですね。知的障害の方と。またあわせて重複している方とさまざまな方がいらっしゃると。ひまわりホームの方では統合失調症と気分障害、発達障害、高次機能障害の方ということでわかりました。  それでですね、この両施設の方で、先ほどサンホームの28名とひまわりホームで24名の方の利用者がいるというふうにお聞きしたんですが、大体この方たちが1日平均どれぐらいの方がお見えになっているのか、ちょっとお聞かせください。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 平成30年度の実績値ですが、サンホームにつきましては1日平均で15.9名、ひまわりホームにつきましては1日平均で12.6名でございます。以上でございます。
    ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。やっぱり数名の方が毎日来るのはなかなか厳しいのかなと。おおむねサンホームの方では多くの方が出ていらして、ひまわりホームの方では約半分ぐらいの方ですかね、いろいろやはり気分的に何かそういったものがあるんでしょうか、ちょっと12.6名と少な目なんだなというのがわかりました。  それでですね、私が見に行かせていただいて、サンホームについてちょっとお話を聞きたいんですが、見させてもらってお話を聞いた中では、自閉症の方がですね、パニック状態になってしまったときに、落ち着かせる、クールダウンというんですか、そういった部屋がなくてですね、どうしようもないときにはトイレを使ってですね、クールダウンさせるようなことがあるというふうにも聞きました。また、事務所もなくてですね、大広間のところに事務机が置いてあるような感じで、ああいうふうになってしまうとちょっと狭いですし、建物自体の使い勝手というか、機能的にもですね、ちょっと使い勝手が悪くなっているようなふうに見受けられたんですが、これちょっと何か問題があると思うんですが、町の方としては何かお考えがございますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 現在ですね、限られた空間で職員の方に、パニック状態になったときには何とか対応していただいておりますが、クールダウンする部屋がないと問題であると認識はしており、何か対策を講じたいと考えてはいるんですが、なかなか難しいのが現状です。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。これなかなか言いづらいところもあるんですけども、やっぱりパニックになってしまうと、わーとなってしまうと抑えることもなかなか厳しいので、町の方でもこういうことがわかっているようですから、ぜひですね、それなりの対応をしてほしいなというふうに思います。  次に、ひまわりホームの方をちょっと聞かせてもらいたいんですが、ひまわりホームの方もクッキーやお菓子やパンを焼くための調理室が狭いと。こちらも大広間でその焼き上がったものを詰め込んだりという作業をしていました。こういう作業をしているときに、たまたま私が行っているときに、新規の利用者さんが来たりしてですね、保護者の方と話す部屋がなく、大広間のところにパーテーションを仕切った感じでですね、お話をしていました。新規の利用者さんですと、その症状であったりとか、個人情報ですね、そういうお話をしないといけないということがあってですね、そういうのも何か少しもうちょっと区切れるものというか、そういった部屋があればいいのかななんていうふうには思いましたが、その点についてはいかがでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 個人情報の話をするときにはパーテーションを区切ったぐらいでちょっとされるのはよくないと思いますので、個人情報に関するお話をする際には、社協の事務局に会議室があるので、その会議室を使っていただいたり、あと役場にも会議室がございますので、お声かけいただければちゃんと取って使えるようにしますので、そういうところを使っていただきたいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。社協の方の施設を使っていただくということでわかりました。  本当はですね、サンホームの方も、ひまわりホームも近いですから、何かそういったところがどこかに一つ共通の会議室なり、お話できる部屋なり何なりができたらすごくいいんだろうなというふうには思いますので、これは検討課題で、要望ということで、ぜひそういった部屋を1つでいいんでつくっていただきたいなというふうに思います。  それで次の2)に移らさせていただきたいんですが、共通の質問で、両方の施設で、職員さんの人数というのは何名いらっしゃるんでしょうか。よろしくお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 職員の数ですが、サンホームが9名、ひまわりホームが4名、両施設を担当する所長が1名います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。それでですね、ひまわりホームの方はわかりましたけど、サンホームの方の職員さんの配置の内訳、そこら辺をちょっと聞かせてください。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) サンホームの方の職員の配置の内訳ですが、正規職員が3名、契約職員6名の計9名で毎日運営しておりまして、サンホームには重度の方が4名ほどいらっしゃいますので、この職員9名のうち4名はその4名の方を見ているという状況でございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。ひまわりホームの方はですね、精神障害の方ですし、クッキーやパンを焼いたり、本宿の老人福祉センターの方でも喫茶店とかもやっているんですよ。ですから比較的落ち着いているので、職員数とかサービスの対応とかもできるというふうにはお聞きしたり、問題ないのかなというふうに思いました。  また一方でですね、サンホームの方は、今お聞きしたところで、9名の職員さんがいる中で、重度の方1人に職員さん1人がついている状態でした。確かに見させてもらったらそのようになっていました。それで、やはりすごくケアをするのが、一生懸命職員さんやっていられましたけれども、たまたまそのときに見せてもらったのが、トイレ介助なんですね。これはすごく大変だったんですけど、トイレ介助をどのように行っているかちょっとお聞かせください。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) お二人の利用者の方なんですが、そのお二人の方に対しましては、職員2名体制でトイレ介助を行っていると指定管理者より聞いております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。これは、女性は女性の方で対応しなきゃいけないし、男性は男性の方で対応しなきゃいけない。それでもって1人の方に2人で介助についてトイレに行かなければいけない。その人もですね、抱えながらトイレに座らせてあげたりとか、そうやっていました。すごく職員さんも大変で一生懸命やってくれていたんですが、このトイレなんですが、そういった形になりますと、大人が3人入って介助しているんですが、ここでですね、そのトイレが少し狭く感じるのと、サンホームの建物の中の隣の部屋には学童がありまして、そのトイレを共用しているんですね。これどうでしょうか、問題というか、対応するようなことが何かございますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 車椅子の方で、介助が2名でトイレに行かれる方が1名いらっしゃいますが、その方のときはトイレの中の洗面台に車椅子が当たらないように気をつけて入っているそうです。学童と共用していることにつきましては、学童のお子さんがトイレに入っているときに使えないことがあり、間に合わないでおもらししてしまうこともあると聞きました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。やはりですね、ちょっと障がいを持った方なので、ぎりぎりになって行ってしまうということがあるらしく、学童の方のお子さんたちはあまりそういうのを気にせずに使ってしまうというところで、ちょっと汚してしまうことがあるというふうに聞きました。これぜひですね、早急に対応してもらいたいなというふうに思いますので、これは要望ですので、答弁は結構ですのでよろしくお願いしたいと思います。  3)なんですけども、さっき聞き忘れたので、利用者の年齢の内訳を教えていただけますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) まずサンホームですが、24歳から55歳までの方がいらっしゃいまして、平均年齢では48歳となっております。ひまわりホームにつきましては26歳から63歳までの方がいらっしゃいまして、平均年齢は48歳となっております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 会議の都合上、11時15分まで休憩いたします。               午前11時00分 休憩               午前11時15分 再開 ◯議長(平野 隆史君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。両者の内訳が、サンホームで24歳から55歳、平均が48歳。ひまわりホームで26歳から63歳の方、平均48歳。ということでわかりました。大分お年を召した方というか、高齢化が進んできているのかなと思います。  ちょっと話が変わってすみません。両施設の建物ですね、これの築年数はどれぐらいなんでしょうか。プレハブ構造とかそんな感じなので、耐用年数というか築年数はそれなりなのかなというふうに思ったんですけども、よろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) どちらの建物もですね、日の出町公共施設等長期保全計画に掲載されておりまして、両方とも鉄骨造で、建物の評価としてはランクでおおむね良好、耐用年数は60年ということになっております。サンホームにつきましてはこの7月で丸28年となります。ひまわりホームは既に25年経過しております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。私が見せてもらって両施設ともですね、使用頻度が高いのか、壁が汚れていたりですね、ひびっぽいものも見受けられて、機能的にも手狭で、ちょっと施設も手狭な部分があって、そういった意味でさっきも言ったように使い勝手がよくないという部分もあってですね、これ今からというか、28年ということで、耐用年数60年、統合するのも一つの手なのかなと思いますが、何かお考えというのはあったりしますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 今二つ施設がありまして、両方とも鉄骨造で耐用年数が60年ですので、まだ建替えの計画は実際ございませんで、ですからまだ統合するという計画も今のところございません。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) 建物はそういうことならばでしようがないんですけども、最後の方なんですけども、これは先ほど聞きました利用者さんの高齢化はですね、サンホームの方でも55歳、ひまわりホームの方が63歳になっているというふうに考えると、これは本当に考えるべきときに来ているんだと思います。両方の施設も通所型ですし、正直な話、利用者さんが通所できるうちはいいですが、通所できなくなってからでは遅いですし、こういっては何ですけど、そのころには御両親や保護者の方もですね、深刻な御高齢になっている可能性が高いし、もっと言ってしまえば御存命かどうかもわからないような状態になってきてしまうとですね、利用者さんの高齢化というのは、本当に深刻で、これからですね、利用者さんの立場になってですね、きめ細やかに利用者さんも終焉というか、迎えられるようにですね、町の方もこれ指定管理でやっているというのもありまして、そのあり方も含めてですね、今のうちから検討し、その方向性を決めていくべきというふうに思いますが、町の方はどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 指定管理につきましては、これまで長く運営してきた実績のある社会福祉協議会にこの先もお願いしたいと思っておりますが、今後の方向性を検討する上ではですね、障害者施設を運営している社会福祉法人等に委託することも考えられると思います。  利用者の高齢化につきましては、サンホームひまわりホームも通所の施設なので、通所ができなくなると利用できなくなります。ですから、特に年齢の高い方については、通所できなくなる前に次の支援を考えておく必要があると思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。こういったこともいろいろあるのも本当にこれは真剣にですね、取り組んでいただかなければいけないと思うんですけども、一つだけちょっとお聞きしたいんですけども、先ほど私も親御さんが高齢になっているか、御存命かもわかりませんという言い方をしてしまったんですけど、親御さんが亡くなってしまったときのですね、もしも亡くなってしまったときの支援というのはですね、これからどういうふうにお考えをしてたりしますでしょうか。そこだけお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 今すぐ思いつくのはですね、グループホームに入っていただくことですかね。またほかにも調べれば出てくるかもしれないんですが、すぐ思いつくのはグループホームです。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。最後のいろいろそういうきめ細やかに御支援の方をやっていただきたいと思います。  この日の出町は、やはり日本一の福祉の町を目指してということからですね、この障がい者の福祉も充実していってほしいと思いますが、そういったことで、町長これはどのようにお考えでしょうか。もしお答えできましたらお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 福祉の内容について大分シビアな御質問いただきまして、非常に担当の者も答弁に苦慮されたところもありまして、質問者の意に沿うような答弁できなかったこともあろうかと思いますけども、お許しをいただきたいなと、そんなふうに思います。  いずれにいたしましても、私の方に、日本一の福祉の云々という答弁の矛先をいただきましたものですから、概略申し述べさせていただきますけども、非常にこの福祉というものは、私お話をするまでもなく、幅広く、奥行きが深い、無限の、行政、町民の皆さん方が住んている以上は、その生活をしている皆さん方の生きるためのですね、行政として司るのが私たちの行政に勤めている職員全員の使命であるなと、そんなふうに感じているわけでございます。そういうことの認識の上に立って、日本一の福祉の町ということで私も平成22年のときの挑戦をさせていただくときに、大きなことを広げさせていただいたようなわけでございますけども、おかげさまで着々と、どこまで到達するかわかりませんけども、進行しているということでございます。  社会福祉協議会との関連でございますけれども、そういったことの前提に立って指定管理者制度ということで、社会福祉協議会の方にいろんな町の抱えている施設を委託をしているということですが、今回はそういった知的障害者、精神障害者、いろいろな体に障がいを持つ方々の、やはり行政として、その方々は当然憲法上保障されている生きる権利を持っているわけですから、それに従って私たちも一生懸命「日本一の福祉の町」を目指して進めさせていただいているというわけでありまして、そういった方々に最大限の福祉、行政のことを頭に置きながら一生懸命指導していかなければいけないと、私はそんなふうに思っているわけでございます。やはり憲法上保障された生きる権利、保障されているわけですから、そういう一つの観点から考えると、行政、社会福祉協議会あるいはそこの御厄介になっているそういった障がい者の方々の保護者あるいは当事者と、当事者もなかなかお話ができないと思うかもしれませんけれども、やはりいろんな角度からお聞きをさせていただいた中で対応すべきが、私は福祉の本来の姿ではないのかなと、そんなふうに私自身は考えているわけでありまして、健常者の方に経済的な給付、そういったことは当然の権利として進めさせていただいているわけですけれども、私はそれ以上にそういった方々を救済するのが本来の福祉の、行政のあり方ではないのかなと、そんなふうに思っておる次第でございます。  そういうことから考えまして、最大限、社会福祉協議会と行政と保護者とも相談をしながら、然るべき生きる権利の方向性を私は見出していきたいなと、そんなふうに思っております。答弁になったかわかりませんけれども、私の考え方としては、福祉行政というものはそういうことであるということを含めてですね、今答弁をさせていただきましたものですから、よろしく御理解、お聞き取りいただければありがたいなと、そんなふうに思っている次第でございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。町長の方から最大限、社会福祉協議会と保護者の方と相談していただけるということで、利用者さんもですね、何かしらの方向性が見えて安心して生活ができるのかなというふうに思いました。ありがとうございました。これで1問目の質問を終わらさせていただきます。  それでは2問目、ラリーについてなんですが、この競技はいつごろ開催される予定でしょうか。よろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) いつごろ開催かというお尋ねでございますが、あくまでも予定でございますが、来年の5月を目途に準備を進めているところでございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。先ほどの答弁で、どこかの競技を視察されたと言っていましたが、これは具体的にどこの競技を視察されたのでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) どこの競技を視察されたかということでございますが、本年の4月に開催されました長野県茅野市の大会を視察に伺いました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) そのときの競技車輌ですね、参加台数はどのくらいの規模だったでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 視察しました茅野市の大会では、小型車で、いわゆる車名を言っちゃいますと、ビィッツとか、アクアとかそういう小型車が主なものでしたけれども、全部で90台の参加がございました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。私も競技を昔やっていまして、なかなか90台ぐらいと言いますけど、90台集まる競技というのはなかなか大きい競技でして、天下のトヨタが主催してやっているんだなというふうに思います。  それでですね、その視察に行かれた会場でですね、イベント等とかいろいろラリーの競技のときってあるんですけども、その中で、どれくらいのお客さんというかですね、集客があったのか、ひとつお聞かせください。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 視察しました大会では、イベント会場が幾つかございました。子どもが遊べる場所とか、働く車が展示されているような場所等がございました。会場全体でございますが、オフィシャルの発表では、約2万3,000人の来場者があったということでございます。私の感じた印象といたしましては、思いのほか家族連れが多かったなという印象がございました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。ほかのラリーのイベントですとね、あまりこういうイベント会場というのは小規模なんですけど、調べますと、このトヨタのガズーレーシングですと、レースパークと言ってですね、子ども向けのアトラクションを併設したりとかですね、そういったことですごく家族連れで来てもお子さんも楽しめるようなイベント運営をしているようでございます。  ぜひともこの日の出町もですね、盛り上げていただきたいと思うんですけども、そこで2番目の方に移らさせていただきまして、このタイムトライアルの会場は、どこの林道をお考えなんでしょうか。お願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 今現在想定しておりますのが、台沢林道というところでございます。こちらはおおむね延長が4キロで、幅員が4メートルの林道でございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。この4キロって、長野の方とか行くと6キロとかそういったところのコースがあるんですけど、こういった競技の中で4キロというのはなかなか長いコースで、多分そういうのが知れればですね、おもしろいと思って参加台数もふえるのかなというふうに思っています。  しかしながらですね、調べましたら、この林道ですね、まだ東京都の管理ということなのか。今までの林道は整備が終了すれば速やかに町に移管されていたと思うんですが、この林道も整備済みと思ったんですが、なぜまだ都の管理なんでしょうか。よろしくお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) こちらの台沢林道につきましては、整備した後町に移管するというのを東京都とお約束をしている林道でございます。その移管に関する条件といたしまして、現在ひどいわだちや土砂が崩れている箇所もございます。そういうところちょっと整備が必要な箇所でございますので、そちらの整備が完了した後に移管の手続きを行うということになってございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。あまりよくわからなかったですけど、崩れたり、わだちがひどいところがあるということでまだ移管されていないということでわかりました。  この競技の前までにですね、東京都の方で許可よりは市町村で許可を出しますという話もお聞きしておりますので、うまくそれまでに移管されるようにですね、東京都の方にも働きかけていただきたいと思います。  それでですね、せっかく整備してもわだちという話でまたこれもあれなんですけど、このタイムトライアルというこの会場ですね、これはラリーの方ではSSと呼ぶんですけども、行うとですね、競技車輌が、正直な話、全開で走っていくんですね。そうすると、そこは林道で未舗装路ですので、道が掘れてしまいます。それでですね、この使用した後というのは、主催者とか、そこら辺の方がですね、整備をちゃんとしてくれますか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 基本的には使用していただいた後は原状回復していただくということが前提だと思います。今後協議は必要ですが、トヨタ自動車の方で行ってくれるということで聞いてございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。
    ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございます。主催するんであれば当然ですけどね。原状回復に努めていただいて、結構見えないところに砂利が溜まってしまったりすることもありますので、いっぱい主催している主催者ですので、そういったこともわかっていると思いますので、ちゃんと原状回復してもらえればいいのかなと思います。  それでですね、このSSというタイムトライアルを行う場所は林道の中に入ってしまいます。本来ですと、ラリーの競技というのは公道をですね、福生市から日の出町を、例えば10キロの距離があります。その間を時間で割ると何分で日の出町に着くので、その時間より1分早くても減点、1分遅くても減点という、いかに時間どおりに来るかという競技なんですね。公道のラリーの場合。ここのSSに入ってしまうと全開でその区間のタイムを競うというふうになってきます。やっぱりそういったところからも、このSSという場所がですね、一番迫力があって、我々も見たいところなんですけども、どこか観戦席というか、その見れるような場所を設けてほしいと思うんですが、どこか御検討いただけないでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 観戦席があればすごく迫力のある走行をごらんいただけるとは思うんですけれども、何しろコースが林道でございますので、山間となってございます。なかなか観戦席の確保は難しいのではないかなと今のところ考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) しょうがないですけど、どこか少しでも見える場所があればと思いますけど、できそうだったらぜひよろしくお願いいたします。  それでは、3)の質問の方に入っていきたいと思いますけども、去年ガズーレーシングの方のラリー車をですね、産業祭のときに展示して、あれがきっかけだったかと思います。ことしも産業祭なり何なりでレース車輌を展示したりしてですね、気運を高めたりするとかというのはお考えでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) やはりこのラリーに向けて機運の情勢は大変重要だと思っております。町のイベントで、例えば観光アンド物産フェアとかは会場にも想定しているイオンモール日の出を使いますので、そこか産業まつりか、何らか町のイベントで展示したいと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。展示していただける、やっていただけるということでよろしくお願いいたします。このガズーレーシングが東京で開催するのが初めてということで、恰好の観光PRもできます。また、市長会の方の補助をいただいている部分もありますので、これはぜひですね、西多摩のみならず、三多摩の各自治体に広く周知していただきたいと思うんですが、お考えいかがでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 議員のおっしゃるとおり、恰好の観光のPRになるとも考えてございます。ただ、イベント会場にも限りがございますので、決められた範囲の中でよりよい形を検討してまいりたいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) ありがとうございました。林道を使った場合、使用料っていただけそうですか。よろしくお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎産業観光課長。 ◯産業観光課長(木崎 義通君) 使用料にかかわらず、何らか収入になるものがいただければ、町としては期待したいところでございますが、全国の状況も見ながらですね、収入等今後研究してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 10番濱中映慈君。 ◯10番(濱中 映慈君) わかりました。林道、これできれば使用料を取っていただきたいなと思うんです。というのは、林道というのは今までなかなかお金を生めない場所で、こういったイベントをやることによってお金をもらえれば林道整備にも使えるし、次のイベントとかでも使用料が取れます。これは自転車とかで、ヒルクライムとかダウンヒルとか山岳レース、こういったときにもですね、すごく活用できる。これは、とにかく成功させていただきたいと思うんですけども、そういったことからこれはすごく広く周知していかなきゃいけないので、東京都で最初ならね、例えばXテレビとか、そういったところにもですね、ぜひ取材の申込みとか入れて、機運を高めていってもらいたいんです。  町長、最後お願いなんですけども、これぜひ成功させていただきたいんですけども、お考えの方を。 ◯議長(平野 隆史君) 濱中議員、時間オーバーです。 ◯10番(濱中 映慈君) ほかの自治体でトヨタの社長から感謝状をいただいている自治体もあるらしいんですよ。なので、ぜひ東京で成功させてもらって、トヨタの社長から感謝状をもらうように頑張っていただきたいと思います。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(平野 隆史君) ここで先ほどの青鹿議員の質問に対する答弁について、町管理職より発言の申し出ありますので、これを許します。吉村建設課長◯建設課長(吉村 秀樹君) 先ほど青鹿議員から道路延長の御質問があったと思いますが、29年度事務報告書につきましては、議員の皆様お持ちだと思いますので、近々の数値になったと思います。31年3月31日現在の道路延長は、道路、橋梁、トンネルを含めた中で11万6,083メートルでございます。以上です。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(平野 隆史君) 12番加藤光徳君。             〔12番 加藤 光徳君 登壇〕 ◯12番(加藤 光徳君) 議長のお許しを受けましたので、通告に沿って一般質問をさせていただきたいと思います。  ことしは私たちの改選時期であります。9月にここに登壇できるかどうか大変不安視があります。その危機感を持って最後の質問ということで取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  この問題につきましてはですね、30年3月2日に同じような趣旨で一般質問をしております。どうして質問したかというと、これは重要な問題でありまして、私は町の命運がかかっていると言っても過ぎた言葉ではないというふうに捉えておりますので、そういう意味で、全ての人に喚起をする意味で質問させていただきました。特に今回は、その最終年度でありますので、その状況について御質問したいと思います。  ちょっとくだりをやりますけど、日の出町に存する廃棄物の管理運営に関する日の出町に対する地域振興事業に関する協定書、これはそういう意味でお答えをいただいたんですけども、協定期間は平成22年4月1日から平成32年3月31日まで、10年間でございます。協定金額につきましては年度当たり10億円。その地域振興費に充当に関する基本事項というのがございまして、1.投資的事業、下水道事業に重点的かつ優先的に充当する。2番目として、ソフト事業の充当については、一般的事業経費一定水準を基本に充当する。ここが大事だと思います。  さて、この地域振興費10億円は、日の出町の行財政運営に欠くことのできない極めて重要な財源であり、及ぼす影響ははかりしれない。財政運営の弾力性を示す経常収支比率でございますけど、29年度は108.3%であります。町の考え方は、この地域振興費は毎年恒常的に歳入されるものであり、これを加えて計算すると91.7%となります。これを見てもわかるように、この地域振興費なしでは町の行財政運営は成り立ちません。  地域振興費充当額の実績として、平成22年度から29年度、ハード事業36億5,400万円、ソフト事業に対しては43億4,500万円という、合計で約80億と報告をしております。しかしながら、現在町独自の7つの事業を展開しておりまして、その合計を合わせると約5億7,000万円が使われております。このことが構成団体との交渉の大きな問題点だと思われます。そして、30数年前にごみ処分場谷戸沢処分場を受け入れたときの大きな反対運動が起こり、その思いが風化している。そして、ごみの搬入量が大幅に減少している等、10年前と比べて大幅に変化していることも事実であります。この点を踏まえて、重要な問題であるということで以下の質問をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  1.地域振興費について  (1)事前協議の経過と現在の状況について  (2)町として、交渉に臨んでいく基本の考え方は  (3)このことについて東京都にどのような協力を求めていくか  (4)協定書締結は何月ごろを目途に交渉していくのか  以上、以下の質問については自席にて執り行いたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 会議の都合上、午後1時まで休憩いたします。        ────── ※ ─────── ※ ──────               午前11時53分 休憩               午後 1時00分 再開 ◯議長(平野 隆史君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君)  加藤議員からの地域振興費についてのお尋ねでございますが、私からは総括的な答弁をさせていただきます。  申し上げるまでもなく、この問題につきましては、町が進めております「環境先進都市ふるさと日の出」を中心に、環境に優しいまちづくり、さらには今後の新時代に向かってのまちづくりを進めていく、極めてその推進を左右する最重要な課題であるということを踏まえて、慎重に私は答弁をさせていただきます。  地域振興費に関しましては、日の出町と東京たま広域資源循環組合との間において、平成22年3月31日に締結いたしました「日の出町に存する廃棄物広域処分場等の管理・運営に係る日の出町に対する地域振興費に関する協定書」に基づき、当該事業の円滑な推進と日の出町の地域振興を図るため、循環組合から交付されているものでございますが、本年度は、当該協定の満了を迎えることから、現在、協議を進めているところでございます。  協議にあたりましては、去る2月22日の全員協議会で御報告申し上げましたとおり、この間の構成市町における、循環型社会構築に向けた取組みには敬意を表するところでございますが、日の出町には2つの処分場と関連施設であるエコセメント化施設が存在している事実認識に変わりはないことから、今後の交渉におきましても、あくまでも現行内容の維持を基本として要請してまいる所存でございます。  とりわけ、町は東京たま広域資源循環組合に対し、処分場受入れにあたる経過が形骸化されることなく、また、現在に至る間の町民皆様の負担や将来への負担を十分に受け止め、考えていただけるよう強く要請してまいる所存でございます。  以上でございますので、議員各位におかれましても御理解、御支援をお願い申し上げます。  詳細につきましては、担当課長より答弁いたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(平野 隆史君) 企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) そのほかの御質問(1)(3)(4)につきまして、私から答弁をさせていただきます。  初めに、事前協議の経過と現在の状況についてですが、地域振興費に関しての協議につきましては、東京たま広域資源循環組合事務局との間において、昨年6月末に協議の仕方、方向性などについて確認した上で、同11月より本格的な協議をスタートしたところでございます。  11月以降、現在に至るまでに延べ4回協議を行い、双方の考え方、循環組合としての算定根拠、課題の検討等について協議を重ね、現状把握・共有認識の構築に努めておりますが、具体的な案の提示には至ってございません。  次に、東京都にどのような協力を求めていくのかについてですが、日の出町内に設置されております谷戸沢・二ツ塚処分場等の施設に関しましては、東京都においても三多摩地域における廃棄物の最終処分対策として、当初から重要かつ緊急な共通の課題として取り組んでいただいているところでございます。  今後、東京都に対しましては、町長が総括答弁で申し上げましたとおり、現在に至るまでの経過や未来にわたる町民の不安解消等に対する御理解を深めていただくとともに、東京都としての見解、さらには、町・循環組合との協議における調整機能の発揮等を期待するところでございます。  次に、協定書締結の目途についてですが、協定書の締結日につきましては、従前より年度末となっており、令和2年3月31日調印と考えてございます。  また、交渉の目途といたしましては、当初は構成団体の次年度予算編成の影響を考慮し、夏頃までと考えておりましたが、循環組合の正副管理者様の交代等もありましたことから、交渉日程は多少流動性を帯びてくるものと感じております。  いずれにいたしましても、諸々を勘案いたしまして、年内には大筋合意に至るよう、今後交渉を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 12番加藤光徳君。 ◯12番(加藤 光徳君) 詳細な答弁ありがとうございました。特に町長におかれましては、環境先進都市推進に向けて真剣に受けとめて取り組んでいくという力強い決意をいただきましてありがとうございます。特にですね、町長につきましては、西多摩各構成団体であります青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町を事前に、1月、2月にかけて訪問したという話を聞いております。大変先手必勝で、地元の隣組という関係で多分西多摩の構成団体を歩いたと思いますけど、そんな中でどんな対応であったか。それと大変辛い思いもしたという話も聞いておりますけど、その辺について事情をお知らせいただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) お答えを申し上げたいと存じます。構成団体の西多摩地区と、それから正副管理者あるいは市長会の会長さんのところに御挨拶に伺わさせていただきました。当然行政と議会の方は議長さんにお願いを申し上げさせていただきまして、一通り歩かせていただいた次第でございます。  非常に、その内容につきましては、誠に残念ながらも若干冷ややかなところも見受けられたのが事実でございます。やはり前回の議会代表で要望書を出した経緯もございますが、あの文書のとおり、言葉が適切ではないと思うんですけども、ここを過ぎると、胃袋に入ってしまうとやっぱり人間、人情的に風化、そういったものが多少見受けられるというのが、挨拶に伺わせていただいた私たちの実感でございました。非常に残念でもあるし、最終的にはですね、この問題につきましては、それぞれの各首長さん方の答弁というかお答えは、局長に一任をしてありますからというお話でございます。ですから言葉の逃げで言っているのか、あるいは実際のところ全権を局長に委任をしているのか、ここは私たちには読めなかったような次第でございます。一応お礼方々含めてお願いを、そういうところに伺わせていただいたというのが現在の状況でございます。  お答えになったかどうかわかりませんけれども、私たちの見解はそういう状況でございました。 ◯議長(平野 隆史君) 12番加藤光徳君。 ◯12番(加藤 光徳君) 大変率先してアクションを起こしていただいたということは本当に感謝しなくちゃいけないと思います。中には、先ほど町長も申したとおりに、のど元過ぎれば熱さ忘れずで、やはりそういうことが風化しているのかなというのが大きな原因かと思っております。我々もですね、いろんなことを通じてですね、議長も公務傍ら各構成団体の議長さんに、ぜひこの件についてはよろしくお願いしますというふうな挨拶もしているそうですし、私もありとあらゆる場所を通してですね、構成団体の議員に、こういうことなのでぜひ御理解をいただきたいというような要請をしたり、話をしております。なかなか中には、好意的に所在していることについては十分承知はしていると。プラスアルファはないよというような言い方もしますし、なかなか難しいところに来ているのかなと、そういう感は否めないことは事実であります。しかしながら、やはり誠意を持って、交渉ですから、粘り強く交渉していくということしかないのかなと、そう思っております。  私自身がですね、議会がどうのこうのということの直接交渉はできませんので、町長並びに町当局に情報提供するなり、後押しをするということしかできませんので、大変その辺については歯がゆい点もありますけど、ぜひその辺についてはよろしくお願いしたいと思います。  1点だけ再質問をさせていただきたいんですけど、町長がつくったこの冊子の中でですね、東京都の、そのときの総務局長稲田さんからですね、秋川流域廃棄物処分場問題対策協議会の会長に宛てた文書の中でですね、「秋川流域市町村を含む周辺整備事業その他の必要な地域振興事業については、その促進が図られるよう財政措置、既存国庫補助金制度の優先適用、市町村振興交付金の充実等、その他の適当な措置を行う。」その次が大事なんですけど、「広域処分組合が必要かつ適当な財政措置等を行うよう都として指導していきたい。」ということが書いてあるんですね。これは東京都が仲介してこの問題を受けたということでございますので、私は、東京都に何らかの要請をしてですね、東京都に協力を得ることが一番大事だと思いますけど、それについてどうお考えでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 加藤議員の質問の趣旨は、当然のことで、当時の総務局長稲田さんから、このごみ行政、日の出町がごみを受け入れるに当たって、秋川流域にも応分の地域振興を図るべきだということで、非常に大事な文書をいただいてきたようなわけでございます。これは昭和56年でございますが、当時の秋川流域の会長さんが栗原五日市町長でございましたから、栗原町長宛てにそういう文書をいただいたというわけでございます。内容的にはただいま加藤議員のおっしゃるとおりでございます。  当時の文書の内容でいきますと、秋川流域市町村が行う周辺環境整備事業、その他の必要な地域振興事業については、その促進が図られるよう既存の国庫補助制度の優先適用、市町村振興交付金の充実。この振興交付金というのが今の総合交付金、これに当てはまるのかなと、そういうふうに判断をしているところでございます。そのほかの適当な措置を行うと。なお、この場合においては、広域処分組合が必要かつ重要な財政措置を行うよう、都としても循環組合の方に指導をしていきたいというのが末尾にうたってございます。  ですから、私どもも東京都、今の副知事は多羅尾さんという方ですけれども、当時のこの問題に携わった方でございますから、もう3回ばかり副知事のところに伺っております。このことは十分認識をしているからということで、もう少し、多羅尾さんの言葉でいくと、26市構成団体が町の方との交渉の結果、その進捗を見ながら都としても協力体制を組んでいくというのが今までの一貫しての答弁でございます。  そして、総務局長、ここで遠藤さんという方に替わられまして、遠藤さんという方になったんですけども、よく勉強させていただいて然るべき対応も考えていきたいというのが我々伺ってお願いをしたときのお答えでありました。あとは行政部長、ここで替わったんですけども、その前の行政部長も、私は直談判で、この文書が生きているのか死んでいるのか、言葉は適切でないけど、そういう言葉を吐きながら、させていただきながら交渉もさせていただきました。その結果、ここで生きている死んでいるという問題ではないだろうというお答えでございました。ということは、やはり文書というものは、私は永遠に生きているというふうに解釈をしているところでございます。ですから、今後もこの文書を一つの盾に、私は交渉をさらに鋭意進めていきたいなと。  ただその際に、今度は行政だけでなく、やはり私はできれば議員の代表さんでもいいと思うんですけども、やはり一緒になって私は都の方に陳情、要請ですね、諮るべきだなと、そんなふうに私自身は考えているところでございます。そういうところまで気が煮詰まってきたというふうに私は私自身なりに解釈をしているところでございます。しかも東京都の見解はそうですけれども、町の方でもただいま財政課長のお話のとおり、今後そういうスケジュールの中で進めていくわけでございますけども、今回この問題とは関係はないと言ってしまえばそれまででございますけども、谷戸沢の監視委員会あるいは玉の内の対策委員会、自治会両方から町の方と循環組合の方に要請書が提出をされました。  内容的には、ちょうど谷戸沢処分場を受けてから35年という一つの節目を迎えたということで、今後もこれを一つの契機に、なお一層谷戸沢処分場、閉鎖完了しておりますから、終わったわけではございませんから、より充実した管理をしていただくんですよと。かなり厳しい内容の文面で、行政、循環組合の方に提出をされました。これは先月の24日の日でございます。玉の内の対策委員会からも同じ文面で、町は、ごみ処分場を受けたためにあまりいいイメージを受けていないと。いわゆるこのイメージを払拭するために、先ほど冒頭にも触れました、いわゆる「環境先進都市ふるさと日の出」を基調に、新たな一つの新時代に向かって環境に優しいまちづくりを進めていくんですよというのが、平成29年から施政方針の中に位置づけてきたわけですから、そのことを認識の上に立って玉の内では、町もそういう環境に優しいまちづくりを進めていくという契機を踏まえて、新たに玉の内の二ツ塚の処分場あるいはエコセメント化施設、これについても同じような、地元としても未来永劫にわたって、あの環境の厳しい施設を引き継いでいかなければならないという精神的な負担が我々地元に対しては強いられていると。ですからより一層の管理、そういったものについて徹底をしていただきたいという文書もいただいてきております。  さらにはもう一つは、巷では非常に玉の内の二ツ塚処分場もやれ移転だの、いろんな噂が飛び交っていると。しかも対策委員会の中でそういう言葉がやはり出ているということもございまして、非常に玉の内としても困惑をしていると。ですからこれをはっきりしてもらうんだと。いかにそのことによっては玉の内も未来永劫にわたっての一つのことを踏まえた中で、然るべき対応を考えていかなければならないという文面も中に一項目入っていると。こういう内容で両地区から先月の24日に文書をいただいてきているという状況下でございます。  ですから、こういったいろんな環境が少しずつ整いつつあるということで、さらにちょうどごみを受けてから初めてなんですね、地元地区からそういう厳しい文書が出てきたということは。ですから私はこれを真摯に受けとめて、然るべき循環組合に対しては環境の問題あるいは今課題としておりますそういった問題についても、さらにふんどしの締め直しをして、取りかかってまいりたいと、そんなふうに考えているところでございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 12番加藤光徳君。 ◯12番(加藤 光徳君) 本当に御丁寧にありがとうございました。町長がおっしゃったとおり、東京都に対するこの論点というのは、私は間違っていないと思いますので、書いてあることは、それは永劫に生きていくということも私は承知をしております。玉の内と二ツ塚処分場が第3自治会と第22自治会がこれからの安全管理についての要望書が出てきたと。これも一つの契機にはなると思いますので、ぜひその辺についてもきちっと捉えてですね、東京都と広域処分組合の方に要請をしていただきたいと思っております。  私も違うルートで東京都の市町村課長に話をさせていただきました。会長として、この問題を東京都としていただいていますかと話をしたところ、都とすればですね、前段の交渉については、あくまでも町当局と循環組合だろうということで、困ったことがあれば仲介役じゃないけど、そういうことも惜しまないよという話もされました。さらに厳しい言い方をされましたけど、コメントとしてですね、投資的事業に重点を置いて使うべきであるというふうなことも指摘を受けたことも事実であります。そして最後にはですね、スポーツと文化の森の構想については全面的に協力するという話も伺っております。こういうことでございますので、ぜひですね、表裏一体となって、危機感を持って取り組んでいかなければならない問題だなと、そう思っております。  先ほど申したとおり、これ以上質問することはないんですけど、最後として、コメントとしてですね、直接私たちが処分場組合と対等になって話し合いができればいいんですけど、あくまで町当局と循環組合ということでございますので、これ以上質問は避けたいと思います。  最後に、私の考え方を申し上げて終わりたいと思います。私は、まちづくり、ひとづくりに参加させてもらう1人としてですね、常日頃5年先、10年先を見据えて、今やるべきこと、今やっておかなければならないことを常に考えて行動しております。議場内にいる我々議員、正副町長初め、管理職の皆さんも今私たちと一緒にまちづく、ひとづくりに関与している、携わっているメンバーでございます。そんなことで次世代に、次にバトンタッチを渡すときに、「あのときにこうしておいてくれればこんなことにならなかったよ。」そういうふうにならないようにするために、この問題も共通認識を持って取り組んでいかなければならないと、そう思っております。  そして、そこでですね、我々とすれば、議会とすれば、議員1人としてもそうですけど、町長にあらゆる情報提供をしながら、真剣に取り組んでいく姿を見せていかなくちゃいけないのかなと、そう思っております。  そこでですね、副町長に、事務方のトップとしてですね、副町長としてこの問題をどう考えていくのか、それと主観があれは述べていただきたいと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 今、加藤議員さんからですね、御質問いただいて、基本的に、先ほど町長が総括答弁で申し上げましたように、現行のですね、地域振興費についてはもうこれであるということで、基本姿勢といたしております。これについては議会の中でも何回か答弁させていただいていると思うんですけども、現行の地域振興費年額10億円について、ふやしてくれという理由もなければ減る理由も全くないと町としては考えてございます。これをですね、基本路線として、ただ、議員もありましたように、町長は政治的にいろんなお話を各方面にしていただいていると。私は事務方としてですね、循環組合の事務サイドといろいろなお話を詰めていくと、そういうものが相まって最終的にどの時点かで形になってくるんであろうというふうに考えてございます。  その間はですね、先ほど三澤課長の方からも申し上げましたけども、ここで循環組合のですね、管理者さんが清水立川市長さんから石坂町田市長さんにかわられ、また、副管理者も1名多摩の市長さんが加わって、いろいろな情勢変化は日々あるという中で、それについても循環組合の事務局の方からですね、きちっとそういう部分についてお伝えいただくと。正副管理者の方の異動に伴って、町長のところにそれぞれ正副管理者にお出でいただいて、御挨拶もいただいて、若干話もしているわけですけど、その中でこういう話をばんばんというわけには当然いかないわけなんですけど、こういうものを含みにして、お話をさせていただいたと。私どもとしては、今町長の方でですね、決めていることを相手方にきちっと伝えていくというふうにしていきたいと考えておりますので、ぜひですね、議会の皆様方にも御協力、御支援をですね、お願い申し上げたいと思います。以上です。 ◯議長(平野 隆史君) 12番加藤光徳君。 ◯12番(加藤 光徳君) 大変ありがとうございました。現状維持ということは、我々も同じでございますので、ぜひ勝ち取るようにですね、議会とそれから町の町部局が一体となって、危機感を持って、この問題に取り組んでいかなくてはいけないことを再認識してもらって取り組んでいってもらいたいと、そう思っております。以上で質問を終わります。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。              〔6番 折田眞知子君 登壇〕 ◯6番(折田眞知子君) 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  まず1問目なんですが、質問に訂正箇所がございました。大変申しわけございません。東京都中等度と、「程度」と書いてしいましたが、「中等度難聴児発達支援事業活用し、補聴器の購入費用の助成制度の早期実施を求める」というふうに訂正をお願いしたいと思います。
     2点目です。認知症予防に効果のある「高齢者の補聴器購入」に町独自制度の確立を求める。  3点目、子どもの権利について、子どもも大人も共通に理解し、子どもとして尊重されるよう「日の出町こども権利に関する条例」の制定を求める。  4点目、学童保育の現状と課題について  1) 待機児の状況は  2) 指導員の処遇について  3) 保育の質の向上についての課題は  以下、自席にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 町長橋本聖二君。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 折田議員からの学童保育の現状と課題についてのお尋ねでございますが、私からは総括的な答弁をさせていただきます。  学童保育で一番の課題でございます待機児につきましては、昨年度の4月1日時点での待機児童数は27名で、大久野で25名と、特に多くの待機児が発生していましたが、教育委員会の御理解を得て、8月に大久野学童クラブの1階を活用して新たに学童クラブを開所したことにより、大久野を含めて、8月には全ての学童クラブで待機児童が解消されております。  また、本年度の待機児童数は、4月1日時点で9名、5月1日時点で10名となっております。  このほかの御質問につきましては、担当課長から答弁をいたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。  それでは4番のその他の御質問につきましては、私から答弁をさせていただきます。  初めに、指導員の処遇についてですが、指導員、指導補助員は全て臨時職員で、指導員の時給は1,200円、時間外手当及び延長指導対応勤務時の時給は1,500円となっております。  指導補助員の時給は985円、時間外手当及び延長指導対応勤務時の時給は1,231円となっております。  福利厚生の待遇面は、勤務が週20時間、賃金が月8万8,000円を超える者は、社会保険、厚生年金、雇用保険に加入しています。  有給休暇は、臨時職員の有給休暇給付規定に従って支給しております。  次に、保育の質の向上についてですが、学童クラブでは、児童数40人以下では指導員2名、41人以上に対しては3名の指導員を配置する基準があり、毎日、その基準に従って人員を配置しておりますが、指導員だけではその人数がそろわない場合には、指導補助員またはシルバー人材センターの会員により基準を満たしております。  現在、指導員の不足が常態化しておりますことから、指導員の確保が重要な課題であると認識しております。  続いて、1番の東京都中等度難聴児発達支援事業を活用し、補聴器の購入費用の助成制度の早期実施についてですが、この件につきまして、平成30年度に相談が1件ございましたことから、「日の出町中等度難聴児発達支援事業実施要綱」を策定し、30年第3回定例会に上程いたしました一般会計補正予算(第3号)にて、予算を確保しております。また、31年度につきましては当初予算より予算を確保しております。  したがいまして、お尋ねの補聴器の助成につきましては、実施済みでございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 高齢者の補聴器購入の町独自補助制度についてのお尋ねでございますが、平成27年度に厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略」いわゆる新オレンジプランでは、認知症の発症予防を推進するため、「加齢、遺伝性のもの、高血圧、糖尿病、喫煙、頭部外傷、難聴等が認知症の危険因子であり、運動、食事、余暇活動、社会的参加、認知訓練、活発な精神活動が認知症の防御因子であることから、栄養改善、社会交流、趣味活動など日常生活におけるさまざまな取り組みを地域の実情に応じて推進していく」ことが必要であると指摘されております。  このような取り組みを進めるためには、聴力が衰えた高齢者が補聴器を使用することにより、円滑なコミュニケーションが図られ、認知症対策の一環である社会参加が促進されることが認知症予防に効果的であるとされております。  障がい者の補聴器購入補助につきましては、障害者総合支援法による補装具費支給制度があり、町では子育て福祉課が窓口になっておりますが、高齢者の独自の助成は、現在、町では実施しておりません。  高齢者に対する補聴器購入補助につきましては、区部では中央区を初め8区で購入補助や補聴器の支給を行っておりますが、都内の市町村では、補助等を実施している自治体はございません。  御質問の高齢者の補聴器購入補助につきましては、高齢者の社会参加に効果的とされておりますことから、国及び東京都の補助事業や区市町村の状況を参考として、今後研究をさせていただきたいと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 次に「こどもの権利に関する条例」の制定についてですが、子どもの権利につきましては、日本国憲法や児童福祉法、児童憲章、児童権利宣言等にもうたわれており、町でも長期総合計画を初めとして、子ども・子育て支援事業計画やその他の計画の中にも、子ども・子育てに関する支援策等を盛り込んで、児童虐待防止や相談体制の整備等、全ての子どもが健やかに成長できるよう子育て支援に日々取り組んでおります。  さらに、子どもと青少年を心身ともに健全に育成するために、良好な環境を整備し、物心両面にわたるきめ細やかな施策を実施することが不可欠であるとして、次世代を担う子どもと青少年たちが安全に、健やかに成長することを願い、また将来、日の出町発展の原動力となることを期待して、子どもと青少年に優しい町を実現するために「日の出町こども・青少年育成基本条例」を制定し、子どもたちの健全育成施策を進めているところでございます。  「こどもの権利に関する条例」の制定につきましては、必要性を含め、今後、調査検討したいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 大変ありがとうございました。まず1点目の問題です。先天性か後天性かを問わずに、周囲の音や人の声が聞こえないということは、言語の発達に大変大きな影響があるということです。身体障害者手帳の交付とならない中等度の難聴児に対し、早期に発見をして、その補聴器の装着指導で、聞こえの世界を広げるということは大変重要なことだというふうな指摘も、WHOや厚生労働省からも指摘されています。  日の出町では、前年度予算もつけ、今年度も実施をしているということで大変安心しました。要綱でその内容については決められているということなんですが、せっかくの機会ですので、その助成の内容について、ちょっと御説明をいただきたいと思います。所得制限などはございますでしょうか。そのあたりも含めお願いいたします。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 日の出町中等度難聴児発達支援事業実施要綱を平成30年10月5日に告示いたしまして、目的は、今、折田議員さんのおっしゃるとおり、手帳はもらえないんですが、ちょっと耳の聞こえの悪いお子さんに補聴器を使うことによって言語の発達ができるようにしていこうという趣旨でつくられたものでございます。  助成の対象がですね、日の出町に住所を有する18歳未満のお子さんで、身体障害者手帳の交付の対象となる聴力ではない者で、両耳の聴力レベルがおおむね30デシベル以上で、補聴器の装用により言語の習得等一定の効果が期待できると医師が判断する者で、他の自治体において同様の事業の助成を受けていない者が助成の対象となっております。  1台当たりの基準の価格がございまして、13万7,000円で、デジタル式補聴器で、補聴器の装用に関し専門的な知識、技能を有する者による調整が必要な場合は、それに2,000円を加算いたします。  助成対象から除く者がおりまして、助成対象児童また助成対象児童の属する世帯に、該当年度4月から6月までの間にあっては前年度の区市町村民税の所得割の課税額が46万円以上である者がいる場合にはこの助成の対象外となります。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございました。所得制限は一定あるということなんですけれども、この課税納税額が46万円といいますと、所得としてはどれぐらいの額になるのか、ちょっと教えていただけるとありがたいんですけれども。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 今手元に資料がございませんので、後ほどお調べしてお答えさせてください。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) それについては後ほど伺うこととして、子どもさんの発達というのは非常にめざましいものがありますが、例えばですね、この成長によって買い替える場合、そういった場合ですとか、子どもさんのことですのでなくしてしまうなんていうこともあるのではないかと思うんですが、こういった場合はどのように対応していただけるのか。また、故障ですとか電池が切れてしまったり、いろいろ不具合が生じた場合、電池は取り替えればいいことだというふうに思うんですけれども、こういった費用についての助成というのはございますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 故障ですとか、なくされたり、成長して合わなくなったとかの、次の助成とかそういう修理の補助とかですね、そこまでの決まりはつくっておりません。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) コミュニケーションが取れないということは、大変大きな障がいになるというふうに思います。先ほども申し上げたように、聞こえないということは、大きな障がいであるということはおわかりいただけているのかなと思いますので、ぜひ町独自でそういった支援策なども検討していただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 手帳をお持ちで自立支援給付の方から補聴器の購入の補助を助成した方には耐用年数は5年、もし5年以内に故障があれば、全て何でもありではないですが、どういう状況で壊れたとか、壊れた部品とかもあると思うんですが、修理はしております。買い替えも耐用年数が5年なんですが、5年以内でもし壊れて修理ができないという場合も事情をお聞きして、ちゃんとした理由がありましたら、5年たっていなくても購入する場合もございます。  この中等度難聴児の方はですね、東京都の補助制度を使ってやっているんですが、今後よその市町村でもやっている事業ですので、ちょっとほかも調べさせていただいて、調査させていただきたいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) そういった子どもさんが18歳以下のお子さん、そういった方が対象ということなので、ぜひそういった細かな配慮もしていただきたいと思います。  医療機関ですとか、学校とかと連携して、積極的にこういったお子さんをもし把握したのであれば、こういった制度に誘導するというようなことは働きかけなどはされているんでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 子育て福祉課の方から積極的にということは特に何もしておりませんで、やっぱりどこかからの相談を受けて、こういう助成がありますよという御案内はできます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 制度がせっかくできたわけなので、ぜひこういった学校ですとか、幼稚園、保育園もあるでしょうし、そういったお子さんがもし情報として入りましたらぜひこういった制度の活用に結びつけていただきたいなと思います。  あともう1点要望なんですが、先ほど要綱の告示をされたというようなことがありました。ほかの制度でも要綱の告示というのはあるかと思うんですが、私ども議員としても、やはりこういった制度が始まったということはぜひ知りたい内容だなと思いますので、ぜひ議会の方にですね、タイトルだけでも結構なので、告示の内容なども教えていただけると大変助かるかなというふうに思います。これはあくまでも要望です。  それでは2点目に移らせていただきます。高齢者の方の補聴器の補助ということなんですけれども、先ほどもオレンジプランにはこういったことが載せられていて、円滑なコミュニケーションを取ることで社会参加ができる。それが認知症の予防にもつながるというお話ありました。まさにそのとおりだというふうに思います。難聴というのは70歳前後から始まるそうで、やはり聞こえにくいということになるんですけれども、御本人はなかなかそれに気がつかないというようなこともあるようでして、大分進んでしまってから補聴器をつけてもなかなかその効果が発揮できないというようなことがあるようです。  2017年に行われた「国際アルツハイマー病会議」で、認知症の約35%は予防可能な原因によって起こると考えられているということで、その中でも難聴というのが最大の危険因子であるというようなことが発表されているそうです。予防の可能なリスク因子を取り除くということは、やはり大変大きなことであるかなというふうに思いますので、ぜひ聞くということが単に音を聞くだけではなくて、聞いた言葉からの感情ですとか、思考をめぐらすということにもずっとつながっていきますので、聞こえないということイコール考えることや感じたりすることが極端に減ると言ってもいいのではないかなというふうに思います。  障がい者の総合支援法に基づく補装具の支給制度の対象は極めて限定的なんですけれども、障害手帳を交付されればそういった補聴器というのは支援が受けられるようなんですけれども、実際この加齢性難聴というのは、41デシベル以下の音が聞こえないというものだそうでして、この聞こえの細胞がどんどん減ってしまうことで、それに脳が慣れてしまって補聴器をすぐつけたからといってすぐ聞こえるという状態にはならないそうなんですね。高齢者の方でも補聴器を買いたいという方はかなりいらっしゃるんですけれども、この片耳でも30万円、両耳ですと50万円以上するということで、なかなか手が出ないという声をたくさん聞いています。難聴に早い段階で対応すれば認知症の予防になるということでして、この聞こえのバリアフリーということで、先ほども参考にして研究していただけるということだったんですけれども、東京都の市町村の判断で、補聴器の購入助成に都の包括補助が利用できるというような情報はありますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 先ほど答弁で申し上げました区の状況でございますけれども、こちらに関しては、高齢者の包括補助事業の中でですね、選択事業というのがございまして、区市町村がですね、選択した形で事業をするというものの中で区の方は実施している状況でございます。  その中で、助成額を出したりですね、あとはその現物を支給したりする自治体があるようでございますけれども、豊島区さんの事例で言いますと、やはり中等度の難聴の方、障害手帳をもらわない方ですね、そういう方が対象になってございまして、助成額については2万円ということになってございます。  先般26市にも確認したんですが、市町村では現在実施してございませんので、今後ですね、私どもの方でも、実際にどれだけそういった要望があるのかですね、ちょっと私の方でもまだ要望がどれだけあるか把握していないところでございまして、包括の方にもですね、ちょっと確認をしたんですが、それほど多くの御相談があるという状況ではないようでございますけれども、状況も見ながらですね、今後研究していきたいというふうに思っております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。実態を把握してということだというふうに思います。この高齢者施策の経費の2分の1補助というのは、東京都がどうも認めているようでして、福祉保健局ではこれは実施できますよという判断をしているようなんですね。ぜひ一歩踏み出していただきたいなというふうに思います。これは早めの対応がどうしても必要ということのようで、70歳以上の高齢者の方に対して、何か健診の御報告ですとか、医療費の関係の申請をされるようなときに、ぜひ耳鼻咽喉科の受診を勧めていただいてですね、早めにこの健診ですとか、治療がもしあれば治療なんですけれども、受けるような勧奨というのはできるものでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 現在私どもの方で、難聴に関して、直接そういった対応等はしていないところでございますけれども、介護予防教室等いろいろ事業がございますので、そういった中で啓発・普及はしていきたいというふうに思ってございます。  それとあと、平成30年度からですね、医師等による診療や治療を受けるためにですね、直接必要な場合は、補聴器の購入費用についてはですね、高額医療ということで医療費控除の対象になってございます。その辺についてもですね、私どもの方で制度について周知をしてですね、啓発・普及をしていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 医療費控除の対象になるということは大変結構なことだというふうに思います。やはりこれは受診をして、医療機関で認定を受け、その先に診療情報を提供し、その補聴器の販売店に行き、それで購入するということが手順かというふうに思います。そういった手順をぜひ知っていただかないとなかなかこの医療費控除の対象にならない。集音器を買ったりとか、そういったものでは控除の対象にはならないということも含めてぜひ知らせていただきたいなというふうに思います。  また、この認知症の予防というのに国が今後数値目標など決めて取り組むというような情報も流れています。私どもとしては、ぜひ耳から入る情報が不十分になると認知症の危険因子ということは明らかなことのようなので、ぜひ町からもですね、何かの機会に国に対し、こういった助成を実現してほしいというようなこともお話していただきたいと思うんですが、この点などはいかがでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) やはりですね、コミュニケーションをはかって、社会参加を促していくというのが介護予防の方では非常に重要な因子かなと思ってございまして、そういった点についてはですね、私どもの方でも今後いろいろな部分を研究しながらですね、進めていきたいというふうに思ってございます。  国に対しての要望というところはですね、いろいろ現状も踏まえて、東京都の方でですね、どれだけの助成をいただけるのかというような点も含めて検討していきたいというふうに思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。ぜひ積極的な取組みを期待したいというふうに思います。  それでは3点目に移らせていただきます。子どもの権利についてということでお話をさせていただこうと思います。  日本政府は、1989年に国連で採択をされた子どもの権利条約を1994年に批准をしています。先ほどの御答弁では、日本国内にはさまざまな法律があって、町としても、長期総合計画で支援策なども盛り込んでいて、相談対応も十分していますよというようなお返事をいただいています。ですが、この間、いじめですとか、児童虐待ですとか、体罰の問題などですね、さまざまな問題が日本の社会の子どもの生存と体の安全というものに対してですね、非常に保障がされていないのではないかというような声が上がっています。  国連でもですね、日本の子どもの置かれている社会状況というのが非常に深刻であるということで、総括所見というのを発表していまして、緊急の措置を取らなければならない分野というので、差別の禁止、子どもの意見の尊重、体罰、家庭環境を奪われた子どもの精神保健や青年司法などということで、非常に厳しい指摘を受けているのが実態です。国を待っていたのでは子どもをなかなか守れないのではないか。ですから自治体から何とか子どもを守ろうというメッセージを保護者の方、それから子どもさんにももちろん伝えていくということが大変肝心なのではないかなというふうに私は思っているんですけれども、先ほどの御答弁では、条例の検討はなかなか難しいのかなというふうに思いましたが、これは豊島区の子どもの権利の条約というのがありまして、これは呼びかけになっています。子どもさんを対象にしたものなんですけれども、「子どもの皆さん、あなたの人生の主人公はあなたです。あなたのことはあなたが選んで決めることができます。失敗してもやり直せます。困ったことがあったら助けを求めていいのです。あなたは1人ではありません。私たち大人はあなたの立場に立ってあなたの声に耳を傾けます。あなたがあなたらしく生きていけるように一緒に考えていきましょう。あなたという人は世界でただ1人の人しかいません。大切な大切な存在なのです。」というこういったメッセージが、ほかの自治体もやっぱりこういったものが出されているんですね。今日のあしたですぐに条例ができるとは思っていませんけれども、私はやっぱりこういったことを子どもさん自身にも知っていただきたい。そして保護者の方にもきちんとこういったことをわかった上で子育てをしていくということが大変重要なのではないかなというふうに思います。町のまちづくり宣言みたいなものにも子どものことは書いてありますので、それで包括しているよと言われてしまえばそうなんですけれども、今やはりこういった中身をよくわからせないとならないときになってきているのではないかなというふうに思うわけですね。  それでなんですけれども、これが急に無理だとしても、文科省の方からはこういった子どもの権利、児童権利条約、そういったものの普及・啓発のようなものをしてくださいというようなことが来ているのではないかと思うんですが、そのあたりの認識というのは、教育関係もそうでしょうし、子どもさんの関係の部署もそうだと思うんですけれども、どういったような受けとめをされているのか、ちょっと伺っておきたいと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 子育て福祉課の方に文科省からそのようなものが来ているというのは私は把握しておりませんので、実際今回の一般質問を機にですね、いろんな市で制定されるところを見ましたが、レベルもいろんなレベルのものがありまして、果たして必要なのかという軽いものから、なかなかすごいことが書いてところまでありまして、そういうものも含めましてちょっと調査して検討させていただきたいなという答弁を先ほどさせていただきました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。改めて認識していただいてということは大変重要なことだというふうに思います。  実はこれは世田谷で2018年11月、小学校6年生のお子さんが自治体の首長に対してですね、この条約について、子どもさんが予防接種に行かれたときに母子手帳を見て、これにそういったものが載っていたら、お母さんやお父さんもこういったものも目に触れていただいて、子どもの権利というんでしょうか、それを認識してもらえるんじゃないかということで、この手帳に載せたらどうかというような提案をされて、首長がですね、ぜひ次の年から載せましょうということで、もちろん全文が載っているわけではなくて、要約したものが載っているようなんですけれども、私はまずこういったことを知らせていくということも大変重要な課題なのかなと。条例がすぐできるというふうには思いませんし、そういったことを知った上で、「みんなでつくろう日の出町」という中に当然子どもさんも入っているというふうに思うんですよね。青少年の方たちの意見を聞いたり、子どもさんの意見も聞いたりして、そういった条例が制定されるのが一番有効なのかなというふうに思うんですけども、その前段として国連でこれが決められ、日本でも批准されたということは大変重要な中身だというふうに思いますので、ぜひそういった取組み、母子手帳などにそういったものを書き込むというようなことはできますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 佐伯いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(佐伯 秀人君) 町としてですね、一体的に取り組む必要があるかなというふうに考えておりますので、先ほど子育て福祉課長がですね、御答弁申し上げましたとおり、近隣の自治体の状況とかですね、いろいろな部分を研究しながらですね、母子手帳の方にですね、そういう記載ができるかどうかも含めて、連携しながらですね、検討してまいりたいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。とにかく皆さんがこういったことを知るということがまず第一歩かなというふうに思いますので、ぜひさまざまな場面で、こういったことが子どもさんの権利としてあるんですよということをですね、ぜひ伝えていただきたいというふうに思います。前向きな御答弁大変ありがとうございました。  次の4点目の質問に移らせていただきます。学童保育の問題なんですが、先ほど30年8月に大久野学童保育1階がオープンして、待機児が全部解消したと。ただし、31年度に入っては4月に9名、5月に10名ということで待機をされている方がいらっしゃいますよということだったんですけれども、先ほどの話にありましたように、定数というのが決められていますけれども、それについてちょっと御説明いただけるとありがたいです。本宿第一学童クラブ、第二学童クラブそれぞれの人数と、それから指導員さん、補助員さん、それからシルバーさんがいらっしゃると思うんですけれども、そのあたりの人数の関係はどのようになっているんでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 手元にはっきりしたものがないんですが、1つの学童につき40名から50名ぐらいが定員でございます。指導員さんが3名から4名各ところに配置しております。大久野だけは1階と2階がありますので、大久野は指導員さんが7名配置してございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。共働きの御家庭の児童というのが大変増加をしている中で、子どもさんの遊び場ですとか、子ども同士の遊ぶ機会の減少というのがあるわけですけれども、こういった学童保育があることで親御さんは安心して子どもさんを預けることができるのかなというふうに思っています。時間延長もされて、大変努力をされていることは本当に感謝をしたいなというふうに思います。
     先ほども20人に1人の指導員さん、補助員さんを配置していただけているということで大変安心しました。時給についての御答弁もいただきましたので、安心をしているわけなんですけれども、指導員さんの処遇ということで、土日を含むシフトというんでしょうか、そういったものというのは十分に組み立てができているんでしょうか。また、研修ですとか、そういったものはどのようにされているのかについて伺っておきたいと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 学童は基本月曜から土曜日までなので、土曜日を含めてシフトをしておりますが、各学童に指導員さんが4人ぐらいいて、1日に必要な人が入るように必ずしているんですが、ローテーションを組んで必ず月から土曜まで基準を満たすようにはしております。  研修なんですが、町独自で指導員さんの研修というのをやれるほどの余裕がないというとあれなんですが、なかなかできないものですので、東京都の研修に御案内して行っていただいたり、ここ何年かはないんですが、教育委員会さんの、先生なんかが受けられる研修に出させていただいたこともございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。今のお子さんというのはなかなか難しいのかなというふうに思いますし、指導員さんはやっぱりキャリアを積むことで指導の質も上がるのかなというふうに思いますので、ぜひそういった研修というんですか、必要な情報を得ていただいて、質の向上というのにも役立てていただきたいなというふうに思います。  それからもう1点なんですが、処遇の関係です。これはキャリアを積んでいるんだけれども、時給が変わらないというような、悩みというのか、何というのか、大変残念だなと思うわけなんですけれども、やはりそれなりに時給がアップするというようなことを検討していただかないと、人員の確保もなかなかつながらないのではないかなというふうに思うわけなんですけれども、このあたり何か指導員さんから声が出ていたりするでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 毎年面談を必ずするようにはしておりまして、私も去年全員の方とさせていただきまして、そういう中では時給が上がらないというお話を具体的に聞いたことはないんですが、時給が上がらないで新しく入ってきた人と同じ時給でやられているというのはですね、あまり納得いってなさそうだなと感じる部分はございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 何か改善の検討というのはできるものなんでしょうか。それともなかなか制度的に難しいものなんでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 日の出町の学童クラブで指導員さんとして働いていただいている方、皆さんは臨時職員さんで、半年の契約でやっていただいているので、ほかの臨時職員さんも皆さん同じなんですが、経験積んだから時給が上がるという制度ではないので、子育て福祉課だけの問題ではなく、町の問題として何か改善できないかどうかは、私個人としては考えたいと思っております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。現場の声をぜひ届けていただいて、町の方にも検討していただきたいと思います。  あともう1点なんですが、交通費の支給がないけれども、駐車場代3,000円というのがやっぱりこれもかかってきてしまうんですが、前にもこのような発言をしているんですけれども、これについての改善というのもやはり望めないものでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 小澤総務担当課長。 ◯総務担当課長(小澤  智君) ただいまの処遇に関してのお尋ねでございますが、御案内のとおりですね、来年度より会計年度任用職員の導入が予定されております。令和2年4月よりからなんですけれども、その中でですね、適正な任用、あと勤務状況の確保等も求められますことから、今後はですね、国、都、近隣の自治体の状況をですね、注視しながら検討を重ねてまいりたいと思います。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) では来年度4月以降ですね、時給が上がるかもしれないし、交通費というんでしょうか、そういったものの支給も可能性があるというふうに考えてよろしいということでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 小澤総務担当課長。 ◯総務担当課長(小澤  智君) 今の段階ですと検討の段階ですので、国、都、近隣の動向を注視しながら検討を重ねていってですね、そのあたりも含めて、処遇の全般をですね、検討していければと考えております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 指導員さんの確保というのが大変課題になっているかなというふうに思うんですけれども、やはりそれを解消するためにもぜひ前向きな検討をしていただきたいというふうに思います。  あと、保育の質というところで伺いますが、スペースの問題なんですけれども、この50人程度という先ほどお話があったんですけれども、本宿第一学童クラブは60人、本宿第二は50人、志茂町第一55人、志茂町第二45人、大久野学童クラブ77人というようなことで、このスペースというのが、基準をもちろん満たしていなければ預かれないというふうに思うんですけれども、そのあたり以前ある一定程度以上受け入れて対応しますみたいなことも、待機児をなくすために。そういったこともあったかと思うんですが、そのあたりどうなっていますでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 国の基準で一人当たり1.65平方メートルだったと思うんですが、その基準は満たして一番最初に設置したものですが、なかなかその待機児が出た関係で、1割増しまで取っているときもございました。現在はですね、6月時点の最新なんですが、9名になりました。待機は出ているんですが、その1割増しはやらないで定員の中でおさめている状況でございます。1.1倍のときというのは、1.1倍取ってまだ待機が出てしまったようなときだと思うんですが、今は定員の中で抑えてちょっと待機を出してしまっている。どうしてもこのお子さんを預からなければいけないという、例えば児童相談所から依頼が来るんですが、そういうときの枠も取っておかなければいけないですし、本当に必要なお子さんが来たときにはその1.1倍の枠を使って入れなければいけないということもあるので、今は目いっぱいに定員を超えてまではお預かりすることはしていません。  あとは、定員で取っているんですが、全員のお子さんが毎日来ているわけでもございません。月報で毎月報告が来るんですが、個人個人の名前が書かれていて、何日来た何日来たというのがあるんですが、毎日来られているお子さんもいれば、一桁5日とか7日しか来ないようなお子さんもいたりですね、毎日、定員50人のところに50人いるかというと、そういうものでもないので、実際狭いなと私なんかが見に行っても感じるところはあるんですが、毎日すごい狭いわけでもないのかもしれないというのが現状でございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。安心しました。毎日来るわけではないということで、満帆ではないというようなことを伺いましたので、ただ、夏休み、冬休み、春休みというのがありますと、かなりのお子さんが詰めかけるのかなと。私もちょっと覗いたらすごいいっぱいいてびっくりしちゃったという感じだったんですけれども、これは教育委員会の方とも関連するのかと思うんですけれども、夏休み、春休み、冬休み、学校教育委員会の方の許可とか、校長先生の学校管理者の許可もいるのかもしれませんけれども、学校施設の開放というようなことは可能なことなんでしょうか。学童のお子さんを図書館で遊ばせるとか、体育館で遊ばせるとか、そういったことの検討はできるものなのかできないものなのかちょっと教えていただけたらと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 昨今いろんな事件が起きておりますけれども、学校は学校としての安全基準の中で運用していかなければいけないということで、ただ、事情がそういうことであればですね、当然ながら学校長とも協議をしていかなければいけないでしょうし、またそういうお子さんというのは当然自分たちの学区内の子どもたちであると思います。ですので、それは入り口で止めるようなことはしていかないふうには私は考えておりますので、それは協議をしていただきたいと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。ぜひ子どもの居場所の確保ということは大変重要な課題かなというふうに思いますので、省庁的には違う文科省と厚生省なんでしょうけども、子どもの最善の居場所を確保するという観点でぜひ学校にも校長先生にもお願いをして、そういった安全に遊べる場所の確保というのをお願いしたいというふうに思います。  あとですね、支援が必要なお子さんというのが学童保育にも来ていらっしゃるのかなというふうに思うんですけれども、個々のお子さんに対応するのは、20人の方を1人の方で見るというのもなかなか大変なのかなというふうに思うんですけれども、この支援の必要なお子さんの対応というのは、特別に職員を配置するとかそういったことなく今やられているのかどうかについてちょっと伺っておきたいと思います。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 入所されているお子さんで、医師の診断書をいただいてもらうと加配といいまして、1人指導員さんを余計につけることはずっとやっております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 実際にその加配をされているんでしょうか。どこかの学童保育ではそういった加配対象になっているところがあるんでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 今年度加配で申請が上がってきたのは本宿の学童クラブでお1人出てきたのは承知しておりまして、去年も大久野学童クラブでは加配でつけておりました。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございます。こういったお子さんについては、学校からの情報提供、保育園からの情報提供なども必要なのかなと。やはり継続して状態を把握して、よりよい指導に結びつけるということが当然必要なのかなと思うんですけれども、学童保育にですね、例えば、このお子さんだけに限らずですね、専門知識のあるそういった方々の巡回というようなことというのはされているでしょうか。様子を見ていただいたり、適切な指導・助言というのでしょうか、そういったものがされたりはするんでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 学童クラブの方に専門のそういう知識の方が巡回するということはやってございません。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) 町にはですね、学校教育の方でそういった専門職の方がいらっしゃるわけなんですけれども、そういった方にもぜひ知識というんでしょうか、学校にはそういった指導が入っているかと思うんですね。ただ、学童保育にはそういった指導が入っていないということになるのかなと思うので、ぜひ連携をしていただいてですね、よりよい指導、保育をしていただけたら一番いいのかなというふうに思います。  それからですね、先ほど伺った中で、シルバーさんの活用というのもあるというようなことだったんですが、この方の役割というんでしょうか、分担というんでしょうか、それはどういったものに位置づけられているんでしょうか。また、例えばお子さんの状況を見なくちゃならないけれども、専門的な知識というのがないと思うんですけれども、そのあたりは何か指導的なことをされたり、特別な役目を担っていただくというような位置づけになっているのかどうかについて伺っておきます。 ◯議長(平野 隆史君) 野口子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(野口 孝博君) 放課後児童支援員という資格ができまして、それをお持ちの方が1人いれば、お2人体制の場合ですね。お1人いればもう1人の方は指導員の補助員でも、そういう資格をお持ちでない方でもいいということになっておりまして、この指導補助員もいないときにシルバー人材センターの会員さんにお願いすることもございます。シルバー人材センターの会員さんには、お子さんを見ていただいて、怪我のないようにですね、特別すごいことをやっていただくんではないんですが、危ないことをしていたら注意していただいたり、子どもを見て安全に遊んでいただいたり、過ごしていただけるように、見ていただくことが仕事としてお願いしていることでございます。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございました。あと1点聞きたいことがあるんですけれど、「放課後子ども総合プラン」というのが、どうも国の方から、学校と学童保育が一体となったような形で、2019年から5年間を対象に新たなプランをつくるようにというような提起があるようなんですけれども、町としてはこういった対応というのは検討されているでしょうか。 ◯議長(平野 隆史君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 現在ですね、文化スポーツ課の社会教育係で、毎週水曜日に放課後子ども教室といいまして、これはかなり長い期間やっておりまして、ただ学童クラブとの関係性もありますので、またこのところはやはり協議をしながら、そのプランについてはちょっと私申しわけないんですけれども、存じ上げていないんですが、その辺の関係もあり、あるいは所管が違いますので、十分その辺は協議をしてやっていかないと、中途半端なものになるのは一番私としては怖いので、やはりそこのところはしっかり情報もつかみながら対応していきたいなと思っております。  ただ、これが1日2日のうちにどうかという話にはならないと思いますので、現在行っている放課後プランの充実を図っていくということがまず先決かなと思っております。以上です。 ◯議長(平野 隆史君) 6番折田眞知子君。 ◯6番(折田眞知子君) ありがとうございました。ぜひ子どもさんの居場所の確保というか、体験をたくさん積むということは子どもの育成にとっては大変重要なことかなと思います。基本的な生活習慣ですとか、社会的なマナーを学ぶ場として学童保育や子どもさんの放課後教室、そういったものは重要な場であると思います。安全で快適な居場所の確保ということがぜひできるといいなというふうに思います。  教育委員会と子育て福祉の担当の方でさまざまな協議をしていただいて、ぜひよりよいものになるようにしていただけたらと思います。これで質問を終わらせていただきます。 ◯議長(平野 隆史君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 先ほどですね、学童クラブで課題のある子のお話が出ておりましたけれども、臨床心理士を定期的に派遣するということはなかなかちょっとこれは不可能でございます。ただ、学童クラブの指導員さんを相手に研修会をやることは可能だと思いますので、その辺のところは申し出があればですね、前向きに考えていきたいなと思っております。以上でございます。 ◯議長(平野 隆史君) 以上をもちまして、一般質問を全部終了いたしました。よって、次回の本会議は6月14日午前10時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。大変御苦労さまでした。                午後2時24分 散会        ────── ※ ─────── ※ ──────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   令和元年6月4日          日の出町議会議長          日の出町議会議員          日の出町議会議員 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...