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平成31年予算決算常任委員会 名簿 開催日:2019-03-12
平成31年予算決算常任委員会 本文 開催日:2019-03-12

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  1. 日の出町議会 2019-03-12
    平成31年予算決算常任委員会 本文 開催日:2019-03-12


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    最初のヒットへ(全 0 ヒット)              午前9時30分 開会・開議 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) おはようございます。ただいまから予算決算常任委員会を開催いたします。  開会に先立ち、委員長より御挨拶を申し上げます。 ◯委員長(濱中 映慈君) おはようございます。  きのうは、東日本大震災から8年でありました。私も震災のことをいろいろ見て思い出しまして、あのころはちょうど、次の日ですか、一般質問がありまして、2日間の日程が再質問なしで1日目の午前中で終わったという、ああいった思い出があったりですとか、また計画停電があったりですとか、あとガソリンがなくて並んだなんていうことを思いました。あれから8年ということで、本当に早いものだなというふうに思いますが、まだまだ現場は深刻な状況でございます。そういったことからもですね、まだたくさんの方もいろいろ御不便がある中でございますが、その中でも亡くなられた方に改めて御冥福をお祈りするとともにですね、被災者の方には一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。  さて、本日、明日とですね、2日間にわたりまして、平成31(2019)年度一般会計並びに各特別会計予算の審査を行わさせていただきます。  各委員また町部局の皆様におかれましては、長時間になりますし、私もきのうあたりから、花粉症ではないんですけども、鼻がむずむずするぐらい花粉が多く飛んでいるようでございますので、皆様、体調に注意していただいてですね、2日間乗り切っていただきますようよろしくお願いを申し上げまして、委員長の挨拶とさせていただきます。 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) ありがとうございました。  続きまして、町長から御挨拶をお願いいたします。 ◯町長(橋本 聖二君) おはようございます。  ただいま委員長さんのお話のとおり、町民の方々の生命・財産を守るための大事な予算審議ということで、この2日間、大変御苦労さまでございます。  内容的には、もう先般、議会運営委員会で一通りの上程をさせていただくべき内容につきましては、お話をさせていただきましたので、割愛をさせていただきたいと思いますけども、いずれにいたしましても、一般会計予算、通常業務を進めている中では最大の31年度の予算ということになったわけでございます。94億と、前年対比4.7%の増と、4つの特別会計合わせまして141億4,700万と、2.9%の増ということで、31年度は当初予算として計上させていただきました。歳入につきましても、町税、地方交付税また循環組合からの諸収入、さらには東京都から交付を受けております市町村総合交付金、これが大きな一つの歳入の柱になっておりますので、先般1日の日に施政方針も述べさせていただきました。そのことも踏まえながら予算措置も計上させていただいたようなわけでございますので、どうかひとつよろしく慎重なる御審議をいただきまして、御承認を賜りますよう、議員各位の御理解、御協力を賜ることをお願いを申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。どうか2日間よろしくお願いします。 ◯議会事務局長(橋本 和弘君) ありがとうございました。  それでは早速審議に入っていただきたいと思います。委員長、よろしくお願いいたします。 ◯委員長(濱中 映慈君) ただいまの出席委員は11名であります。  定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  なお、提案説明につきましては、本会議初日に行っておりますので、省略いたします。  審査に入る前にお願いいたします。  議事進行については、2月22日の議会運営委員会で御確認いただいたとおりの日程と時間配分で進めたいと思います。総括質疑・歳入全般から始めて、歳出については時間を区切った中で審議科目を順に決めております。
     その中で、各科目の冒頭で、所管課長より、順次新規及び廃止の主なもの並びに主要事業について説明をしていただくこととなっておりますので、よろしくお願いいたします。  また、時間配分についてはあくまで予定ですので、多少前後することがあると思いますが、その点については、委員各位、答弁する町部局の皆様も御理解のほどお願い申し上げます。  質疑については、これまでどおり1回の質問に対して3問以内としていただきたいと思います。  質疑は簡潔に行い、答弁者は質問内容を理解され、適切な答弁をお願いいたします。  質疑の前に、予算書のページと件名を述べていただくようお願い申し上げます。資料等についても同様にお願いいたします。  委員の皆様におかれましては、質問時間に制限は設けるつもりはございませんが、1人でも多くの方が平等に質問できるように御配慮いただき、円滑な進行のために御協力のほどよろしくお願いいたします。  日程第1 議案第12号 平成31(2019)年度日の出町一般会計予算についてを議題といたします。  初めに、町側より一般会計当初予算の総括説明を求めます。三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 委員長のお許しをいただきましたので、私から平成31(2019)年度一般会計予算案の概要につきまして、御説明を申し上げます。  平成31年度の予算編成は、昨年10月に予算編成説明会を開催し、編成方針を示し、スタートいたしました。その後、財政担当から町長に至る査定を重ね、2月1日、各課に原案を内示し、本定例会に議案第12号として一般会計予算案を提出させていただいたところでございます。  平成31年度日の出町一般会計予算案の総額は94億円となり、前年度に比較し、4億2,000万円、4.7%の増となりました。主な項目では、人件費、繰出金については減額となりましたが、扶助費の増額を初め、大規模事業の着手に伴う普通建設事業費の増額、町債の元利償還にかかる公債費の増額が主なところでございます。  次に、歳入の主要事項から順次御説明を申し上げます。資料番号1、予算参考資料5ページをごらんください。  まず町税でございますが、町民税、法人町民税、固定資産税ともに増となり、総額では26億1,795万9,000円で、前年度比3,717万7,000円、1.4%の増収見込みとなりました。  次に、税連動交付金については、平成31年度税制改正により、森林環境譲与税及び環境性能割交付金が創設されます。また、幼児教育無償化に伴う臨時措置として、地方特例交付金に子ども・子育て支援臨時交付金が創設されることとなっております。  その一方で、自動車取得税の本年10月廃止に伴い、自動車取得税交付金は減収見込みとなっております。  また、地方消費税交付金は3億2,180万円を計上し、うち社会保障財源となる1億4,180万円につきましては、予算参考資料23ページの充当内訳のとおりでございます。  予算参考資料5ページに戻らせていただきまして、地方交付税のうち普通交付税は、国の地方財政対策の発表を受け、新たに試算いたしましたところ、基準財政需要額は増額となり、基準財政収入額が減額となったことから、また、さらには臨時財政対策債振替額の減により、前年度比1億1,826万7,000円、13.7%増の9億7,860万7,000円となっております。  次に、国庫並びに都支出金でございますが、国庫支出金は、子どものための教育・保育給付費負担金の増、学校施設環境改善交付金の改増等により、前年度比8,910万6,000円、12.2%増の8億1,853万3,000円となりました。  都支出金につきましては、子どものための教育・保育給付費負担金の増、市町村土木補助金、内水面漁業環境活用施設整備事業補助金の増等により、前年度比1億759万1,000円、5.5%増の20億6,742万1,000円となりました。  なお、市町村総合交付金につきましては9億円を計上いたしております。  次に、日の出町独自の歳入でございます。東京多摩広域資源循環組合からの地域振興費につきましては、31年度協定に基づき、10億円を諸収入に計上してございます。  次に、地方債につきましては、臨時財政対策債のほか、(仮称)東光院橋新設事業債を含む建設事業債4件の借入を予定しており、地方債総額では、前年度比4,549万9,000円、8.8%増の5億6,388万7,000円となりました。  このほか財政調整基金の取り崩しにより、繰入金が前年度比で5,900万円、14.2%増の4億7,500万円を計上することとなりました。  以上が歳入の主なものでございます。  続きまして、歳出予算について、性質別分類により御説明を申し上げます。予算参考資料7ページをごらんください。  人件費は、退職手当組合負担金の減と職員構成の変動により、前年度比2,648万2,000円、1.8%減の14億1,209万円となりました。  扶助費につきましては、前年度比5,597万4,000円、2.9%増の19億9,722万5,000円となってございます。保育所運営費につきましては減となっておりますが、認定子ども園助成自立支援給付事業が増となったことが主な要因でございます。  公債費は、前年度比1,766万4,000円、3.3%の増の5億5,190万8,000円となりました。  予算参考資料9ページ下段にございますとおり、償還経費につきましては、25年度をピークに29年度まで減少しておりましたが、30年度から再び上昇しており、今後数年間は上昇傾向を見込んでございます。  また、地方債残高につきましても、20年度をピークに年々減少しておりましたが、31年度から再び増加に転じていきます。償還経費は、実質公債費比率に、地方債残高は将来負担比率に影響を及ぼすことから、それぞれの動向を見極めながら、慎重かつ有効な活用に努めてまいります。  予算参考資料7ページに戻りまして、人件費、扶助費、公債費をあわせた事務的経費は、前年度比4,715万6,000円、1.2%増の39億6,122万3,000円、構成比で42.1%となってございます。  続きまして、補助費等でございますが、前年度比2,151万8,000円、1.2%増の17億8,510万6,000円となりました。これは西秋川衛生組合負担金高齢者医療費助成費の増が主なものでございます。  このほか次世代育成クーポン交付金、がん医療費助成、高齢者医療費助成などの福祉単独施策も継続して計上しておりますほか、新たに新規就農者の施設整備への支援として、新規就農者定着支援事業費補助金の助成を開始いたします。  次に、普通建設事業につきましては、前年度比2億8,653万3,000円、46.4%増の9億378万1,000円となりました。これは本宿小学校改修事業、(仮称)東光院橋新設工事小学校トイレ洋式化事業などの大規模事業に新たに着手することが大きく影響したところでございます。このほか、さかな園トイレ建替新設事業、補助道第3号線ほか舗装打替事業、日の出団地42号線舗装打替事業を実施し、小中学校特別教室へのエアコン設置など継続して実施してまいります。  次に、繰出金でございますが、前年度比7,768万2,000円、6.5%減の11億1,900万4,000円となりました。国民健康保険、下水道事業特別会計で大きく減となったほか、後期高齢者医療特別会計におきましては微増となってございます。  最後に、主な新規事業について申し上げますと、保育園における乳幼児の安全対策に向けた取組み、高齢者への特殊詐欺被害防止対策、教員の働き方改革に向けた取組みを実施するほか、電気自動車等購入及び充電設備設置工事、風光風速計の設置、学校給食センター屋根防水改修工事などを予算計上したところでございます。  平成31年度も厳しい財政状況でございますが、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」に掲げる諸施策を中心に、積極的かつ、さらに充実させる予算編成を行ったところでございます。また、31年度の予算書の表記につきましては、適切な入札に資するため、工事設計等について、一部細説金額を空欄としてございます。これら空欄となってございます部分の金額については、公表を差し控えさせていただきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  以上が平成31年度日の出町一般会計予算案の概要でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 以上で説明は終わりました。  それでは審査日程に従いまして進めさせていただきます。  初めに、総括的質疑及び歳入全般の質疑を行います。  これより質疑に入ります。加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) 企画財政課長から縷々説明がありました。大変ありがとうございました。またこの予算につきましてはですね、枠配分方式においてですね、各課において事業経費の全般にわたり検証事業の精査、見直しを行いですね、効率的な事業運営、自主財源の確保、自己の回復力の向上に努めて、大変苦労して、昨年の11月から一定の過程を経てですね、今回に至ったということで、この御苦労に対して心より感謝申し上げる次第であります。  さて、一般会計予算の総額でございますけど、今御説明があったとおりに、4.7%増の94億円。このふえた理由というのは、今、縷々新規事業等、それから普通事業債等で説明がありましたけど、編成方針の指針によりますとね、こういうことが書いてあるんですね。「財政基盤の確立と歳入、一般財源の規模に見合った予算編成」ということなんで、町税、それからさらに国庫支出金、さらには都支出金が大幅に増加している、2億3,000万円ぐらいふえているということで。そういうことから勘案してですね、何で94億円の大型予算なのかという主な理由を1つ教えていただきたい。  それから2点目としてですね、基本的な考え方として、やはり町民一人当たり幾らということで予算を編成すべきだと思いますよね。そういうことから考えていくと、やっぱりこの予算はちょっと大きいんじゃないかと。  それから一番問題点は、ことしは繰入金というか、財調を取り崩して、約4億7,000万円ぐらい繰り入れているわけですけど、やっぱりどうしても財政調整基金だから、本来の目的であれば調整するために使う基金でありますけどね、何でこんなに多く入れた予算になったのかということで、いつも私は基本的に言っているんですけども、繰入金なし、財調取り崩しなしの予算編成をすべきじゃないかとずっと言っていますので、これについて1つ、2点です。  それから、一番大事な年で、ことしは来年の地域振興費の更新を迎える大事な年であります。そういうことから勘案するとね、やはり例年並みの予算を組むべきじゃないかと、少し縮小した予算というんじゃないけど、10年に1回ぐらいの大きな予算を組む必要はないんじゃないかというふうに思っておりますけど、それについて考え方をお聞きしたいと思います。3点です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまお尋ねいただきました94億円の予算規模の話でございますが、ただいまの説明と重複する部分もあろうかと思いますが、本年の予算につきましては、まず、長年の懸案でありました大規模修繕にかかる事業が、本宿小学校また東光院橋も含めて計上させていただいたところが大きなところでございます。  また、ニュー5大作戦に掲げます主要施策については、住民サービスを低下させないという前提のもとに予算編成を進めさせていただきましたことから、従前どおりの枠組みの上にそういった臨時的な事業費の増が加わった関係で、94億円という予算になったかというふうに認識をしてございます。  2点目につきまして、財調繰入金につきましてはですね、昨年も4億強の繰り入れをさせていただきまして、いささか大きいのかなという懸念は皆さんお持ちかもしれません。今年度につきましてはですね、内容的な部分で分析をさせていただいたところですね、臨時的な経費がやはり例年よりは増加をしている。また、事務的経費の中でもですね、長期総合計画を初めとする、計画策定事業費でございますとか、あとは町議会選挙の関係の経費、または参議院議員選挙の関係の経費等々ですね、事務的経費の中でも臨時的な部分、単年度で終わってしまうような事業が例年に比べて多いというようなところが見込まれております。そういったこともございまして、財政調整基金、若干でございますが、増加をさせていただいたところでございます。  また、地域振興費の最終年度ということで、予算編成の最初の枠組みの話等また重複するところではございますが、あくまで日の出町の予算編成の中では、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を中心とした施策を維持するというところの前提に立って予算編成をさせていただいてございますので、こういった形で、普段どおりの予算編成をさせていただいたと認識しております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 企画財政課長の方から御説明がありました。私も若干関連で御質問するんですけども、4億7,500万円の財調の取り崩し、昨年も4億円以上だったというふうに思います。この額になったというのはさまざまな町単独事業が新しく東光院橋だとか、本宿小学校の改修だとか、さまざまあるということは承知しております。ただしね、私は行財政運営のあり方として、やはり歳出削減にどれだけ努力したか。つまり事務事業の見直しが果たしてどれぐらい徹底されたのかなということが少し疑問に思っております。  というのは、継続事業をストップさせない、町民の生活に即したさまざまな諸施策に関しては、継続するという方針はわかるんですけども、それ以外にもですね、さまざま総務費だとかいろんな形で、歳出削減、事務事業の見直しというようなものができるんだろうなと思うんですけども、その点の考え方についてお伺いしたいというふうに思います。  それからもう1点ですね、ちょっと気になるのは、いわゆる基準財政需要額が増加する。当然そうでしょう。時代によってさまざまな需要がふえてきます。住民の要望も多種多様、それから国、都の施策、こういったことの影響もおありでしょう。こういうことによって基準財政収入額が減少し、その分この交付税がふえていくという。私が言いたいのは、基準財政需要額の増加は致し方ないんですけども、基準財政収入額をいかに減少させないようにするかということが、私はむしろ大事なんだろうなというふうに思うわけですね。この点について2点目はお伺いしたいと思います。  それから、毎回聞いているんですけども、基金の状況ですね。財調4億7,500万を切り崩したことによって、最終的には31年度予算の見込みが16億何がしと。いみじくも昨日ね、公共施設等総合管理計画のロードマップが示されました。これでいきますと、20年、40年のスパンを見据えた場合、大体平均して毎年7億円ぐらいの積立をしていかないと、資金管理計画というのが、やはり絵に描いた餅になってしまう。資金プール計画、これはぜがひでもやっていかないと、公共施設等の総合管理計画というのは、町の基本的な社会インフラ整備ですからね。この辺の取組みという観点からいくと、やはり基金の取組み方はこれじゃだめだと思います。基金に入れられないということは、行財政運営全般にわたって見直しを図るということが、これは待ったなしになっていくんだろうなというふうに思うんですが、この3点お伺いしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) まずですね、1点目の見直し項目等々について御説明を申し上げたいと思います。  こちらにつきましては、31年度の行革としての取組みというんですか、こういったことで考えさせていただいたところにつきましては、幾つかの点がございます。まず、細かいところでは補助費の見直しも図られていると。そういうところの中の一つとしては、老人クラブの健康教室事業の補助金が補助金の終了をもって廃止となりましたと。さらには体育協会補助金につきましては、NPO法人化に伴いまして、従前自治会クラブ活動経費に充当させていただいていた等々の補助金の見直しが図られたところでございます。また、町民運動会補助金につきましては、今後ですね、体育協会の補助金としての支出が委託料に変更になっていくというところもございます。また、派遣職員に関係しては、これは数字的な増減はございませんが、今まで補助金、指定管理委託料に入っていたものが人件費として計上するというようなところもございます。また使用料の関係につきましては、使用料と言っていいのか、ちょっとはばかるところでございますが、国民健康保険税の方につきましては、こういった赤字解消計画に基づく見直しが図られ、繰出金の削減が図られているというようなところもございます。  いずれにしましてもですね、こういった大きいものから小さいものございますが、必ずできることから確実に取り組んでいくというようなことを継続して今後も行ってまいりたいと考えております。  また、2点目のですね、交付税関係の基準財政収入額の関係でございますが、こちらにつきましては、嘉倉委員がおっしゃったとおりでございますが、交付税につきましては、一定のルール計算、理論値計算の中で算出をしているところでございます。その中で、31年度の見込みといたしましては、基準財政収入額、前年の30年当初に比べて約1,100万円ほど減となる見込みでございますが、こちらの主なものにつきましては、地方消費税の交付金が減額の見込みになるということで、自主財源等々の部分ではないということだけは申し上げておきたいと思います。  いずれにしましても、そういった面も含めて歳入確保には従前どおり努めていきたいと思っております。  また3点目の基金についての考え方でございますが、基金につきましては、今年度も30年度の中でですね、新たに補正予算等々で計上させていただきましたとおり、おおむね財政調整基金も1億8,000万、4億を戻した上で1億8,000万の積み増しを図らせていただきまして、さらには社会資本等整備基金の方にも1億円を計上、積み増しをしたところでございます。  今後もですね、お話いただきましたとおり、公共施設またインフラ等々の整備がさらに必要となってくることが見込まれますので、社会資本等整備基金の方にはですね、一定の金額を積んでいけるように計画的に取り組んでまいりたいと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) ありがとうございました。1問目の質問ではね、例を出していただいて、さまざまな補助費の見直しとかやっていらっしゃると。額面にするとね、そんなに大きくはないんだろうなと思います。やはりそのニュー5大作戦、これは当然でしょう。当然おやりになって、これは施政方針でもありましたから、それをがらっと変えるということは非常に難しいかもしれません。ただし、事務事業の見直しというのはやっぱり聖域なくですね、加藤委員の方からもありました。来年度以降の地域振興費の行方も非常に不透明で心配でございますので、そのときになったら考えるじゃ遅いので、やはりしっかりとした、いわゆる町独自の福祉施策に関しても、いろんな基準の見直しを今日までやってきております。それはそれで評価しますけども、抜本的な改革には至っていないんだろうなというふうに思うわけです。この点に関しては答弁求めた方がいいかどうか。今後の行方についてお伺いしたいと思います。  それから、基金に関しましては、計画的に進めていきますというふうに企画財政課長がおっしゃいました。ことに計画的に来年度は当面幾らぐらいにしたいかという目標設定をしないと、これは毎年毎年予算編成の中でずるずるずるずる行っちゃうんですよ。ことしはこういう経費がかかったから積み増しは、基金はこれしかできなかったと。これではやはり行財政運営はまかり通らないと思います。なので、計画的な積立、最終的には10年後にはどの程度の額面にするのか、20年後にはどの程度の額面にするのか、方針があればお聞きしたいなというふうに、再質問させていただきます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまのお尋ねでございますが、まず1点目の福祉施策の見直し等についてでございます。こちらにつきましては一般質問等でもお尋ねをいただいているところでございます。福祉施策につきましては、御承知のとおり、福祉の検証会議を設けさせていただきまして、ここで2カ年にわたって資格要件の設定また給付停止要件と申しますか、そういった滞納の設定とかをさせていただいているところでございます。また、こちらの方の見直しにつきましてはですね、今後そういった公平感という観点で今まで捉えてございましたが、これからまたさらにですね、継続する中では、内容、あり方、そういったものについても検証を進めていきたいと考えてございます。  過去にも事例がありました子ども医療費等の助成については、日の出町は先行的に取り組んでございましたが、後々東京都の制度等々が追いついてきたと、そういった中で大部分が現在は都制度のもとに網羅されているというような状況もございます。また、今年度は幼児の教育の無償化等々もございますので、そういったことも踏まえましてですね、施策のあり方、制度内容についても、事務的には継続的に分析を進めていきたいと考えているところでございます。  2点目の基金の方の数値目標でございますが、御承知のとおり、第四次長期総合計画の中では、財政調整基金を10億円ということで掲げさせていただいておりまして、近年、今年度末でございますが、今年度末では約15億円近くの財調基金の保有額になる見込みでございます。また、31年度で4億7,000万ほど取り崩しをしますので、10億を維持していくと。  その中で、今後はですね、全部を財政調整基金に積み増していくのではなく、剰余金等の一部については計画的に社会資本等整備に積み増していければいいなと。具体的な10年後の目標設定につきましては、今現在ちょっと持ち合わせてございませんので、今後ですね、具体的に、その整備事業費の見込み等を勘案しながら計画をしていければいいのかなと考えているところでございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに質疑の方はございますか。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 大変な大きなところからの質問が出まして、やはり具体的に細部のことも伺っておきたいなというふうに思いましたので、質問させていただきますが、やはりこの財政調整基金の繰入金の額というのは、去年は4億ちょっとだなと思っていたら、ことしは4億7,500万というと、5億に近づいて、約5億という感覚になりますので、やはり大きな金額だとは思いますが、昨年は、今答弁の中にもあったように、戻した上で積み増しができていると。どうやら組んだ当初から特別会計からの繰入金のこととか、交付税のことがある程度予想がついていたのかなという気も今になってはいたしますが、でも予算で見たときはやはり去年は去年で大変心配いたしましたが、ことしはですね、これが何らかの形で戻ってくるとか、あるいは積み増しができる。今の時点で担当の方での予測といいますか、そうしたものがあればその一たんでも聞かせて、安心させていただきたいなというふうに思うのが1つです。  それから、やはりこの交付税なんですけれども、交付税もですね、以前に算定というものを詳しく教えていただいたことがあります。勉強会などの機会で教えていただいたことがあるんですが、非常に細かいですね。補助金で入ってもいいんじゃないかと思うようなものが、この交付税措置であったり、それは国の考え方でいろいろ変わる。いかにも補助金で総務省は出すようなことを言っていて、実は交付税ですよというようなこともあったり、その辺がなかなか一町議会議員としてはよくわからないところなのですが、今年度新しく交付税で入る。今年度だけでなくてもいいです。近年新しく入っている、こうしたものは交付税なんだというようなことがありましたら、それも教えていただければと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) まず1点目の基金の見込みでございます。こちらにつきましては、例年基金を当初でかなりの数字を組ませていただいているところでございますが、基本的に予算編成に当たりましては、歳入について特になんですが、過大見積もりにならないようにということに注意して予算計上させていただいております。その時点時点において積算をそれぞれさせていただく中で、これが過大になって後で歳入欠陥というんですか、入れ切れないということがありますと、歳出の執行は先行して行われる場合もございますので、そういった補完についてなかなか後で厳しくなるというようなところもございますので、歳入については極めて、こういった言い方が妥当かどうかわかりませんが、若干の安全率等々も勘案して組んでいるのが実情ではなかろうかと思っております。  もちろん歳出の方につきましてもですね、最小の経費で最大の効果を上げるということで、各課の方でもですね、いろんな精査を重ねていただいた結果の見積もりと受け取らせていただいてございますが、いずれにしても、契約差金で落ちる部分でありますとかですね、経営努力の中で年間を通じて不用額で発生してくる部分、そういった部分を、例年でございますと日の出町では2億から3億、また繰越金、今年度30年度決算の見込みでもですね、昨年はちょっと一時的に歳入の増とかいろいろなことがありましてふえましたが、例年であれば2億弱程度の繰越金を毎年見込ませていただいているところでありますので、こういったものが9月補正で計上され、また先ほど申し上げました現年度分の動向で発生する不用額等が重なりますので、かなりのところまでは戻せるのではなかろうかと。ただ御期待に沿えませんが、必ず積み増しができますとかですね、4億円全部戻りますというのは、今後の動向次第というところもございますので、御容赦いただきたいと思います。  2点目の交付税に関しましてはですね、こちらにつきましては算定ルールございます。基本的にはですね、交付税の算定につきましては、個別算定、包括算定というようなものに加えて、時代に応じた政策的な算定要素が加算されて需要額を積み上げてまいります。  31年度の算定におきましては、いわゆる今まで行ってきた政策的な算定の部分は継続をされておりますが、その中にさらに今度は児童虐待防止対策の強化でありますとか、公立小学校の冷暖房設備にかかる光熱水費、あるいは森林環境譲与税創設に伴う森林整備経費等々がですね、若干単位費用の中で算入されていくのかなと。この部分については、まだ不確定なところでございますので、当初予算の編成の中では見込んでございません。  また、基準財政収入額につきましてもですね、環境性能割とかですね、そういった税制改正に伴う部分の新たな歳入は算定される見込みでございますので、いずれにしましても、夏に向けて交付税算定の事務は進めてまいりますので、間違いのないような算定に努めていきたいと思っております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ありがとうございました。こうしたことの見込みを立てたりとか大変なことなんだろうなと、事業を、先ほども説明がありましたように、本宿小学校の建て替えですとか、東光院橋なんていうのはもう何年も前からの要望が、逆にことしはそこをやりましょうという実施に動いたということで、そういう意味ではね、非常に一つ決断をした予算だなというふうに、私はそういう意味では額が4億2,000万ふえたことは、前向きに捉えております。31年度は本当にそれをやらなければいけない年なんだというふうに、トイレの水洗化の問題もそうですし、やはりそういうふうに私自身は捉えております。  先ほどいろいろ新しい税の創設とかも出てきましたが、よく一般的に言われているのは、交付税は一般財源として何にでも充てられるということですが、ただ算定の理由と何にでも使えるという部分はまた別なんですか。よく以前は、例えば図書館の本なども交付税措置されているということですが、必ずしもその金額全部を図書館の方に持っていくわけではないんだという話を聞いたり、町の方で積み増しをすることももちろんあるということを聞きました。そのあたりのですね、ちょっと細かい話ですが、財政的なやり方を教えていただきたいのと、それから今御答弁の中で出てきました、そのほかの町の町税以外のいろいろ交付金とかがありますが、こうしたものについて、使途が限定されているもの。例えば先ほどの環境性能割交付金、これは自動車取得税に替わるものという話でしたが、こうした交付金も、地方特例交付金の中には子ども・子育て支援臨時交付金もありますが、どれがですね、使途が特定されているか、どれが自由に使えるお金であるのかということを、基本的なことなんでしょうが、この際、教えていただきたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 交付税につきまして初めにお答えさせていただきます。  地方交付税、いわゆる普通交付税でございますが、こちらにつきましては、そもそもが地域の不均衡を解消するための調整機能でありますとか、日本全国どこでも一定のサービスが受けられるというような、調整と補完機能というのは大きな役割として持ち合わせているものでございます。  また、よく交付税については、これは税というふうに言われているとおりでございまして、これは国がかわって徴収する地方の財源なんだというような言われ方もしているところでありまして、こちらの考え方は従前からですね、先ほど申し上げました個別算定の中ではいろいろな費目がありまして、おっしゃるとおり何々費、高齢対策費でありますとか、社会福祉費、さまざまな算定の積み上げをした結果ではございますが、最終的には、これは地方特有の税同等の財源というふうにみなされているものでございますので、一般財源というのが昔からのルールでございます。  2点目といたしましては、交付金等々についての財源分類という話であったかと思うんですけど、今現在承知している中では、特定財源として認められるものとしては、森林環境譲与税、こちらについては特定財源になろうかと。今現在は、予算の中では一般財源として扱わせていただいていますが、今後ですね、クラウド化の方の充当でありますとか、基金の積立という形になるのかなというふうに見込んでございます。  また、子ども・子育ての方につきましてはですね、こちらは財源補完という制度改正、地方消費税に関係した制度改正の中での財源補完というふうに承ってございますので、こちらは、最終的には決算ではどうなるかわかりませんが、今のところ一般財源というふうな形では見てございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 子ども・子育て支援臨時交付金については、金額が確定していないからここは本年1ということなんですか。おおよそどのくらいのものが入ってくるというふうに考えられるんでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) こちらにつきましては、一般質問をいただいた中で、嘉倉議員だったのですか、お答えをさせていただきましたが、こちらはそのときにお答えさせていただいた数字については、29年度のある時期をベースにですね、あくまで推計したものでございます。こちらについては、いろいろ0から2歳までについては、低所得ということもありますので、これからの措置状況等々もまだ不確定なものがあるということで、本年につきましては10月に算定時期ということで認識してございますので、その時点は科目存置という形でございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 1点お尋ねをしたいと思います。今、交付税の問題が出ておりますけれども、31年度は計上されている内容なんですけれども、国の交付税のパイそのものがだんだんだんだん小さくなってきているというのが現実ですね。これは31年度の話としても、先行きの話としてですね、交付税制度、極端に言うと大分先になるとなくなっちゃうんじゃないかと。極端に言うとね。そういうことも議論されているわけです。現実に31年度予算ですから、今後の動向について、財政当局はどんなふうに考えているのか、感想がありましたら教えていただきたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 交付税につきましてはですね、先ほどちょっとお答えさせていただきましたが、原資となるものが国税4税と言われる部分でございます。地方交付税法の中には、その国税4税に関する法定負担率というのが設定、交付税法も含めてされてございますので、町としての考えは、こちらについては今後も持続されていくものであろうかというふうには考えているところでございます。ただ、お話にもありました、なかなか交付税額がふえないというところにつきましては、ちょっと我々も懸念はしているのは、需要はふえるのに枠がふえない。結局中で需要額の単位費用とかの調整がかかっていくということで、日の出町においても8億後半から10億程度のところでいつも推移をしているというところでございます。  こちらの方はまた、交付税の需要と収入額の差額であります交付額に対する財源不足額についても、臨時財政対策債という措置が取られて、講じられておりますが、こちらについては国の方ではなるべく解消を進める中で、交付税枠の一般財源枠を確保していくという方向性を示してございますので、町としてはそれを承らせていただきながら、正しい積算、いずれにしてもですね、正しい積算に努めていきたいと思っております。以上です。
    ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ありがとうございました。これは一般論で大変恐縮ですけれども、全国の地方自治体でやはり財源がですね、横ばいというよりも下降している、下降に入っているというのが実態ですよね。そういうふうな状況で少子高齢化、納税する人たちが非課税になったりとかですね、だんだんだんだん財源を確保する、町税に限って言えばですね、そういう状況が目に見えているわけですね。  そういった意味で、どうやったら財源確保するかについて、新たなスクラップ アンド ビルドと言いますけれども、先ほど来お答えいただいているんですけど、これから財源確保に向けて、3年間検証するようなことも書かれておりますけれども、どんなふうに財源を確保していくのかというのがこれからの課題として新たに問われているというふうに思いますが、その辺いかがでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 財源確保につきましてはですね、これは永遠の課題というんですか、常に考えさせていただいているところでございます。一例で、自主財源のところに関係してお話をさせていただきますと、日の出町の自主財源比率というのは、平成16年ごろには60%近くございましたが、今現在31年度では47.9%ということでございます。それとですね、そのときによく比較されますのが、地方債の依存財源ということです。こういったもので補う、将来負担を伴いながら補うというところで、国の方で地方財政計画上では、今年度10.6%見込まれておりますが、日の出町については、その地方債の依存度は6%にとどまっており、地方債については、投資的な事業に適当な見合った地方債の範囲にとどまっていると。  ただ、一般財源につきましてはですね、過去からいろいろな推移があります。例えば温泉とか肝要の里が直営であって、そういったものが諸収入等に入っていた時代もありますし、また地域振興費の動き、動向等も含めて、増減がここの十数年の間にはあったと。そういった諸々もございますが、日の出町としては、率として安定的に50%前後で推移しているということで、そういった意味では、運営上激変はしないであろうというふうな見込みを取っているところでございます。  ただこの率は、御承知のとおり、予算規模で割りますで、今年度のように94億ということになりますと、分母が大きくなるもので、率は必然的に下がると。ことしの場合は、実際には自主財源額は6,400万昨年よりふえてございます。ただ率としては2ポイントぐらい下降するということが往々にしてございますので、その辺をぜひ御承知の上、比較をいただければと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 会議の都合上、10時40分まで休憩といたします。               午前10時28分 休憩               午前10時39分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 先ほど財政確保の問題で述べさせていただいたんですが、この町長の施政方針の中にも、やはり厳しい財政環境の中にあっても住民サービスは低下させない。これはもう当然だと思います。継続事業はストップさせないということで、温かみの感じられる予算編成を行ったと、こういうふうに書かれている。まさにそのとおりだと思います。  私が言いたいのはですね、どこの自治体も大変厳しい状況にあるということは言うまでもないんですが、さまざまな創意工夫で知恵を絞ってですね、上部団体から、ひもつきというとあれですけれども、そういったものを引っ張ってくると。これは当然のことだと思います、財政運営をしていくにはね。  一方で、新たなやはり発想でもって財源をどうつくっていくかということも必要だろうと思います。それは幾つかの自治体でもですね、新たな財源確保に向かってやっているところもある。どことは言いませんけれども。それは職場の中で所管のそれぞれのところから創意工夫で発想して、こういうことをやったらば財源確保、収入源になるのではないかというようなことを、みずから厳しい状況の中でやらざるを得ないというか、やっているというところもあります。その辺のところもですね、財源確保という意味で、それぞれの所管で、制度に縛られている地方公務員でありますけれども、新たな発想でもって、制度をすり抜けた中で、こうやれば財源確保ができるんだと、一生懸命御努力されている途上だろうと思いますけれども、ぜひ今後ともですね、そんなことも念頭に入れていただければなと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 3点伺います。全体的なことなんですが、基金のことについて、再三委員の皆さんから意見が出て、私も7年間議員をやって、再三予算決算のときに、当時の町長、副町長から10億、15億ぐらいを目標にするんだという話があったんですが、どうもここへ来て実現できていない。先ほども控室で、議員間で話題になったんですが、近隣の自治体に比べてですね、極めてこのことについて、従前からなかなか貯まらないなと。町長、このことについてですね、日の出町というのは特別な何か事情があってこういうことになっているのか。町長も長いですし、このことについて町長はどのようにお考えになっているのかということについて1点お伺いしたいと思います。  もう1つ、今回の予算を我々も会派で勉強しているんですが、もし私の間違いならあれなんですけど、この予算参考資料の中でですね、経常収支比率というのがどういうことになっているのか、それが2点目の質問です。  それから3点目はですね、皆さんの共通した質問はやっぱり自主財源比率を高めていかなくてはいけない。さっき一番いいときで60で、今48だ50だという話があったんですけども、住民サービスをきちんと徹底していくためにやらなければならないことはやっていかなければいけない。これは評価しなければいけないことなんですが、もう一つ大切なことはですね、どうやって削減努力をしていくかということだろうというふうに思うんですね。  この予算参考資料の3ページ、下から5行目、何かこういう表現があるのかもしれませんけれども、やっぱり31年度についても引き続き各事業の検証を行っていくということなわけです。毎回予算も決算のときもそうですけども、なかなか福祉的な支出、いろいろありますけど、これが大変な構成比になってきていて、私は今数字は持っていませんけども、土木費と教育費、これの人的経費以外のところのね、支出というのはなかなか日の出町というのは大変なところがあるなというふうに思うんですね。  そういう意味では、やっぱり毎年毎年支出していることが、ほかの市町村に比べてなぜ福祉的な部分が多いのかと。もしかしたら我が日の出町というのは、そういう特徴的なところから抜け出せていない何かがあるんじゃないかと。そういう分析をしながらですね、建設費、土木費、教育費あたりのところに、本当に必要なところにお金を回していくべく、本当に福祉的な仕事というのは、こういうところに日の出町は特徴的にあるんだから、何とかしてくれと、そういう訴え方をですね、これからもしていかないと、財政面が大変になるんじゃないかというふうに思うんですね。  そういう意味で、3点目の質問はどういう質問になるかというと、そういう意味で日の出町の特徴をまとめて、削減すべく項目はここなんだという、そういうリストみたいなものをね、仕事していく上でつくっていくべきなんじゃないかというふうに私はここを読んでいて思ったんです。議会ではそういうことを、事務事業の見直しということで昨年からスタートしました。そういうことを目途に我々もやっていかなければだめだなというふうに思っているので、町がもしそういうものがあればね、この項目については将来減らしていくんだと、言葉は悪いですね、減らしていくというんではなくて、このことについてはよく見直しをしなくちゃいけないと。そういうことを持っていくべきだと。そうしないと、国も1,000兆を超える赤字を出して、大変だからそれに比べれば町はいいのかもしれないけども、そこの違いは何かというとね、大変だ大変だと言ったときには、これだけ大変な額があるぞと、こういうふうにしていくということを、計画を持つということがあれば何とかいつかは実現できるということなので、日の出町もね、福祉的に大変な項目はここだと、だからこれはこう訴えていく、あるいは何かの機会にそういうことを削減していくという計画を持ちながらやっていくという、そういう姿勢がやっぱり必要だと思うんですね。田村さんが、ことし、長年やらなきゃならないことをやったということについて評価しなければいけないんじゃないかということで、私も全くそう思います。だからそのこと自体はね、本宿小であるとか橋であるとかという必要なことについてはやるということについて問題はないんですけども、そういうことをやっていくために、節する項目というのをきちんと持つべきだと。当然お考えだと思うんですけども、その3点についてお伺いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 橋本町長。              〔町長 橋本 聖二君 登壇〕 ◯町長(橋本 聖二君) 私の方から基金の考え方につきまして、お話をさせていただきます。  これは当然のことながら、どこの家でも家に貯金がなければ不治の事態が発生したときに、やはり大きなその家庭、行政で言えば自治体が大きな1つの状態に陥ってしまうと。これは私は当然のことだと思います。  そういう意味で、日の出町は年間最低でも10億円というものを、やはり基金として蓄えておかなければ、町民1万7,000人になろうとしている人たちの生命・財産を預かっている中では、やっぱり必要なお金ではないかと、私はそう思います。これは当然のことではないのかなと、そう思うわけでございます。  ですから今回は、大きな一般財源を必要とする社会資本が発生したということで、東光院橋、これが大きな今回の基金をどうしても取り崩しをして、予算を組まなければならない大きな事業であるということと、もう一つは小学校のトイレの事業ですね、こういったものに充当して一般会計予算を計上しなければならないということが発生したものですから、約4億7,500万の取り崩しを余儀なくしたようなわけでございます。  そういう意味で、最終的には、現段階では16億ということですが、10億というもののラインは何とか維持はできるんじゃないかと、そういうふうに私は思っているわけでございます。途中の入札差金の問題、あるいは国の、あるいは総合交付金、いろいろなまだ未知のものがあるわけですから、そういったものを計算をした中でいくと、これは一つの「だろう感」で予算というものはなかなか組めないんですけども、既成事実の中で、今までの実績を踏まえながら考えると、何とか戻入ができるのではないのかなと、そんなふうに思っているわけでございます。30年から31年度は10億まで落ち込んだんですけども、今回は16億まで、還元できたと。ですからこういう1つの繰り返しで、そのときの社会経済情勢を見ながらやっぱり進めていかなければいけないのかなと、私はそんなふうに感じているわけでございます。  もう1つは、やはり地方交付税、こういったものに該当してくる、いわゆる国の、総理大臣の諮問機関である組織があるわけですから、そういうところであまり法外な財政調整基金を積み立てると、国から厳しい削減のお達しも強いられてくることも起こり得るということですが、これも適度な額の中で、やはりその自治体の財政力に応じた、私は基金というものを今後、町に必要な額というものの前提で積み立てていかなければいけないのかなと、私はそんなふうに感じているわけでございます。  状況としては、私はそういう考えで、基金というものの必要性を考えておりますので、お答えになったかどうかわかりませんけれども、ひとつ御認識をしていただければありがたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは私の方から1点目の経常収支比率について申し上げたいと思います。  経常収支比率につきましては、当初予算の中でですね、当初予算編成段階におきましては120.5でございます。これは昨年度の30年度当初予算と同じ数字でございます。ちなみに、循環組合の振興費を加算した場合についての比較でございますが、31年度は101.0でございます。30年度が99.3でございます。いずれにしましても、これは決算に行く際には数ポイント必ず落ちていくという見込みでございます。  あと、指標についてが参考資料にないんではなかろうかというようなお話があったかと思いますが、こちらについては、御承知のとおり、基本的には財政指標は決算に基づいてつくって分析評価、翌年度の予算に反映させるという形で用いられるものというふうに解してございます。ただ、今後ですね、参考資料の中で、あくまで当初は参考数値ですよというのを前提としながら掲載をするということであるのであるとすれば、これから検討させていただければと思っています。  あと、3点目のですね、特徴をまとめて削減というんですか、予算枠等々の話かと認識をしましたが、こちらについてはですね、まず、日の出町の特徴的なところといえば、やはり補助費が多いというのは事実でございます。こちらについては再三お話に挙がってございますが、福祉施策等々も含めて補助費の割合が計上収支比率に占める割合で比較をさせていただきましても、近隣に比べて10ポイント程度高いのかなというふうなところが日の出町の特徴といえば特徴でございます。  あと、今後につきましてはですね、私の方からこれを削減していくとかどうというのは現時点で申し上げるわけにはいきませんが、いずれにしましてもですね、今後、来年度、再来年度からの長期総合計画の中で、町全体、あるいは各課、各種項目の目指していくところでありますとか、目標設定が新たにされていくところでございまして、また今回一般質問でも幾つかお尋ねをいただいています事務事業の検証につきましてもですね、今後はですね、そういった長期総合計画に基づく目標・目的に沿った検証の仕方があるのではなかろうかということで、今後あわせて調整をしていきたいと。  予算配当編成につきましては、これはかなりもう十数年、枠配当予算というのをやらせていただいてございますが、制度的に若干そぐわないところが出つつあると、いろいろな社会情勢の変化また制度、今の予算書に計上している事業経費が果たしてこのままでいいのかと。いろいろなところは見受けるところもないわけではございませんので、今後こういった点もですね、事務事業の評価とあわせて関連性を持った中で予算の配当というんですか、そういったものを、あるいは見方によっては性質別の経費で枠を見てみるとかですね、いろんな考え方を照らして今後進めていきたいと思っております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) ありがとうございました。3点、お返事をいただいたんですが、大事なのは町長のお考えも含めてですね、そういう考え方をいかに町民の皆さんに御理解をいただくかと。今後、日の出町でそういう御努力をされているというのは承知をしておりますけども、さらに厳しいときを迎えていくことになりますから、町民の皆さんにそれを周知していくということに力を入れていただきたい、そのように思います。  それから、扶助費等の福祉的な費用がどうしても多いんだというようなお話がございます。これも計画的に項目を明らかにして、削減をする努力をしていかなくてはいけないというふうに思うんですが、このことについては、やっぱり事務事業のところでも私お願いをしましたけれども、これは議員で機関決定していない私の発言ですけども、こういうことをどうやったら削減できていくのかというようなことを練る段階から議会も参加をしてですね、町民の意見をこういうところにもより強く反映していくべきじゃないかというふうに私は思っておりますので、そういう御提案をしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。以上で私の質問は終わります。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 1点伺いたいと思いますのが、10月から予定をされている消費税の関係なんですけれども、事業については消費税が10月以降はかかるということになりますが、その入ってくる分と出ていく分がどういうふうになるのかということと、その契約上ですね、10月以前に契約したものについては消費税がどうなるのかということについてちょっと伺っておきたいんですが。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 契約の方から先に話させていただきますが、契約上についてはですね、工事の完了日をもってというようなことが原則として取り組ませていただいております。10月以前に竣工あるいは納品等検査完了で支払いに至るものについては従前どおりの8%ということで契約を進めてございますが、それ以降通年にわたるもの等々についてはですね、途中で変更契約を入れるような、あるいはあらかじめわかっているものについては併設という形で、8%と10%両方盛り込んだ中での契約というふうな形に、内訳書という形のものを改めて設定をさせていただいて、その費用の変化がわかるものを添付書類としてつけた中で契約はしていくというような方向で今進めてございます。  消費税の方でございますが、消費税については、地方消費税の入りの部分でございますけど、入りの部分につきましては、30年度の配分の見直し、東京都に関しては約1,000億円減となったと。配分方式の見直しというのがございまして、地方に回ってくる、東京都下の市町村等に回ってくる部分は、その時点で520億、総額で減ると。今年度も、30年度の見込みでございますが、29年度に3億9,000万ほどあったものが3億2、3,000万になろうかという見込みを立ててございます。  日の出町につきましても、5、6,000万の減収が30年度で既に発生するのかなというところで、31年度予算についてはほぼ横ばいの数字を計上させていただいてございますが、そういった影響は少なからず出ている、収入の方に。ただその分は交付税の、先ほど申し上げ基準財政収入額の中で75%は算入されて見ていきますので、その差額については交付税で出てくるのかなというふうに受けとめてございます。  出の方の影響でございますが、これはちょっとマクロの数字でございますが、29年度の決算のときの状況で消費税の影響額を計算させていただいたのが、約4,000万弱の支出増に年間でなるんではないかと。それの半年分ということなので、おおむね2,000万弱ぐらいが支出として諸々増加して、溶け込んでいっていくのではなかろうかというような試算をしてございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 先ほどから財源論が縷々続いていたわけでありますが、その中でですね、私1点だけ、自主財源の中でも基盤となります町民税についてですね、今後の見通しをちょっとお伺いしたいんですが、来年度予算について言いますと、先ほどの御説明では、今年度の見込額をベースに策定されているということで、個人町民税が微減、法人町民税が微増ということなんですが、今後ですね、人口動態の変化、今現在人口がかなり減りつつあるわけですけれども、それを想定した場合に、今後数年間、町税の見通しがどうであるかについて、現在の見解をお伺いしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田中税務課長。 ◯税務課長(田中  剛君) 萩原委員の御質問でございます町民税の今後の見通しということでございますけれども、町民税につきましても、個人の部分について申し上げますと、30年度中のですね、給与収入等も完全な上昇局面には転じていないのが実情でございます。それから年金所得への移行が進んでいる状況、それに加えてですね、萩原委員のおっしゃられたとおり、人口減と、こういった要素も加わってまいります。そうしますとですね、今後も一層厳しい状況が見込まれるということでございます。  ただですね、この町民税の中の個人の町民税におきましてはですね、今現在町の状況を見ますと、高額納税者の方の上位から10人ほど見てみますと、ほとんどがですね、土地の売買等契約による譲渡所得がほとんどでございます。圧倒的にそこが大きな金額、人数を占めております。10位中9位までそこが占めているような現状でございます。その部分がですね、今後どのように推移していくのか、その辺もですね、注視する必要があるのかなというふうに考えてございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) どうもありがとうございました。そうしますといろいろ不透明要因もあるということでございますので、厳しい状況になることも想定した上でですね、今後の計画を立てていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 質問に入る前に、三澤課長の方から答弁の補足申し出がありますので、これを許します。三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 先ほど折田委員への質問がちょっと中途半端なお答えになりましたので、補足をさせていただきます。  先ほどお答えさせていただいたのは現在の状況ということで、配分の変更による影響でまだダメージが残っているという状態の話ですが、今回の増税に関して申し上げますと、地方消費税にかかる増税が1.7%から今後2.2%になると言われております。こちらの精算金が日の出町の方に譲与税として入ってくるのが、おおむね来年の6月期からになるんではなかろうかと。精算時期の関係で、10月決算を迎えたものから3カ月に関しては翌年の6月に入るというようなサイクルで毎年動いてございますので、こちらの方は、本年10月の分は32年度の予算の中から増額の影響が出てくるんではなかろうかというふうに見込んでおります。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 先ほど小玉委員の方からもね、経常収支について御答弁ありました。それに関連してまず1点質問させていただくんですが、予想では経常収支は地域振興費で101.0、総務省の通常の経常収支だと120.5と、大変厳しい数字であるわけてございまして、最終的には100%を不用額とか、そういったものを算出しながら100を切っていくんだろうなというのは想定できるんですけども、結局この数字から見るとね、よく一般的に言われる財政の硬直化ということが指摘されるんだろうなと思うですね。そうしますと、将来に備えた投資的経費というのが非常になかなか算出しにくい。であるからこそ基金の方にも回らないというのが実際の台所事情なんだろうなというふうに思うわけです。やはりこの辺から脱却していかなくちゃいけませんね。これはもうその時期が来ております。  というのは、いみじくも昨日ね、繰り返しませんが、公共施設等総合管理計画のロードマップをお示しになりました。もう始まっております。具体的に積み立てしなければいけない金額というのも決まっています。なので、そんな中で、逆に言うと100%を超えるような経常収支ということが、さまざまな事業を、町民からいただいた、ずっと積み重ねてきたものを頑張って今回積極予算でやったと、新規事業とかね、単独事業やったと。これはこれで本当に評価したいと思います。ただ、全体で見た場合、やはり優先順位、行財政運営という観点からすると、やはり削減努力、歳出の努力というものをもうちょっとするべきなんだろうなと。これは蒸し返しするようなであれなんですけども、将来的投資に関しての今後の予算化についての見通し、方針はどうなるかということをお聞きしたいのが1点。  あともう1点だけ、この予算参考資料の9ページ、地方債の状況と地方償還額推移。これを見ますと、7、8年は厳しい状況が続いていくというのがあるんですけども、これはあくまでも現時点の新たな起債だとか、今後予想される大きな事業、そういったものは勘案されていないということの認識でよろしいんでしょうか。これでいくとですね、本来は公共施設等総合管理計画のロードマップでいくとですね、ぼちぼち10年後ぐらいからどーんと上がっていくのかなというのも想定されるんですけど、この地方債、それから地方償還額推移というものは、今後どういうふうに移行していくのか。10年、20年というスパンを見た場合にですね、御見解を伺いたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) まず1点目の将来の投資的経費の見込みというお話でお答えさせていただきたいと思います。  本年の財源の構造につきましては、参考資料の7ページにもございますとおり、投資的事業につきましては、昨年の6.9%構成比から9.6%にふえているところでございます。内容につきましては、先ほど来申し上げてます大規模修繕等々がふえていると。  今後の見込みにつきましてはですね、嘉倉委員もお話にありましたとおり、公共施設等のこれからは管理の経費が多分に出てくるというのは承知の事実でございます。また一方ではインフラ道路でありますとか、公共下水道、先々維持を必ずしていかなければいけないというのも認識しているところでありまして、いずれにしても今現在の予算構成よりは、今後投資的事業また修繕も含む投資的事業の枠組みはふえていかざるを得ないというところは認識してございます。  これについては、ただ一方では、こちらの事業を行う際には、当然のごとく財源確保にはそれぞれ努めさせていただきながら、必ずしも全部が一般財源で賄うものではないというところは御理解をいただきたいと思います。  それに伴って2点目のお話になりますが、公債費の方については、起債の充当でありますとか、優位な地方債を見つけながら、適債事業としてやっていくと、いかざるを得ないんではなかろうかということで、公債費の展望といたしましては、そういった投資的事業の増加に伴って、今後こちらの方の本来の目的であります、世代間の公平性を担保するという意味合いもございますので、地方債の活用は当然していかなければいけないのではなかろうかと。  また、先ほど申しております地方債の依存度についても、日の出町は現在6ポイントということで、地方財政計画の10まで至っていませんので、そこまで取っていいという目安ではありませんが、事業の必要性に応じてはそういったものも考えながら、優位な適債事業として活用していかなければいけないのかなと認識してます。  今現在の公債費の表の中で見込まれている事業でございますが、こちらについては、今年度の予算にも上がってございます東光院橋、本宿小学校トイレの洋式化はもちろん入ってございますが、そのほかにも本年度作成した、庁舎の修繕計画に伴う庁舎の改修工事の見込みも32年、33年あたりで起債してございます。  今の段階で見込める最低限のものについては見込ませていただいてございまして、35年までの臨時財政対策債を加えて積算した表となってございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) わかりました。地方債のこの流れというのは、交付税とかね、さまざまなものも加味しながらやっていくと。先ほど萩原議員も質問したように、人口動態というのがね、ここ10年、20年という中で必ず減っていきますから、ということは生産年齢人口も減っていきますから、そうすると、このウエイトというか、ボディーブローのようにですね、財政計画の中に響いてくるんだろうなと思うので、その辺も非常に難しい選択を迫られるのかなというふうに思いますけども、しっかりと頑張っていただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) ルールですので3問伺わせていただきます。  少し細かい話なんですが、予算書17ページ、9款が地方特例交付金なんですが、減収補てん債特例交付金1,848万9,000円というふうになっております。減税補てん債っていろいろあるようなんですが、日の出町の場合は、何の減収が補てんされているのかが伺いたいということ、これが1つ。  それから予算書18ページ、使用料及び手数料です。去年10月に使用料、手数料の見直しに関する指針というものがつくられたようですが、今回、昨年と比べますと、特にあまり大きな違いはないのかなというふうな気がいたしましたが、この指針に沿って見直しがあったのかあるいはなかったのか。  そして19ページのグリーンプラザの使用料というのが、行政財産使用料が昨年よりむしろここは減額となっていますが、これとの関連があるのかないのか、理由もあわせて教えていただきたいということが2つ目です。  そして3つ目が、今お話にありました33ページ、町債のことです。ことしはそうした工事があるということで、ここで起債されるということは、それは将来の住民も使うものですし、当然起債も含めての予算だというふうに思いますが、臨時財政対策債は別にして4つ並んでおりますけれども、補助金がつくものもあるし、つかないものもあります。例えば、つかない東光院橋などのものは、財源に占める起債の割合ですね、そうしたものがどのように決められるのか。これは町が決定していいのかあるいは何か基準のようなものがあるのか。一つ一つの起債について御説明をいただければというふうに思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 1点目のですね、減収補てんの関係でございます。こちらにつきましては、今現在計上させていただいておりますのが、住宅ローン減税にかかる部分でございます。こちらが全て1,848万9,000円ということで計上してございます。なお、こちらについては、今後の補正の中で、先ほど自動車取得税の税制改正に伴う環境性能割交付金の部分の2%から特例的な権限措置に伴う財政補完として、自動車税減収補てんまた軽自動車税減収補てん特例交付金が、9月を目途にですね、計上させていただく予定というふうに見込んでおります。  2点目の手数料の見直しの全体的な概要のお話につきましては、私の方からお答えさせていただきます。田村委員もおっしゃいますとおり、昨年10月に指針を、ガイドラインということで定めさせていただきまして、こちらの計画の初年度を32年度とさせていただいてございます関係で、今年度31年度につきましては、これに基づく大きな見直しというのは設定をしていないというところでございます。  あと3点目の町債につきましてでございますが、こちらについては、借入をする町債の中にいろいろな項目がございまして、その項目ごとに充当額というのがあらかじめ設定されているというのが基本でございます。  まず、31年度では4点起債を予定をさせていただいておりますが、1点目の自動制御機器リモート更新事業にかかる部分につきましては、東京都の基金をお借りするという予定でございまして、こちらについては事業費の75%が地方債になります。2点目の東光院橋の新設工事につきましては、一般単独の地方道路等整備事業債というのを当て込みまして、こちらについては事業費の一般財源分の90%ということが起債の充当額です。小学校トイレ洋式化並びに本宿小学校の校舎改修事業につきましては、教育福祉施設等整備事業ということで、学校教育施設等整備事業債というのを活用させていただきまして、それぞれこちらは事業費の一般財源相当分の75%を充当されます。この2点につきましては、後々ですね、後年度の交付税算定の中に元利償還金の30%が算入されるというところでございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 町債のしくみを詳しく教えていただいてありがとうございます。なかなかこういうところがね、この予算のただ数字だけを追っているとわからないものですから、大変参考になりました。  細かいことで恐縮ですけど、そうしますと東光院橋は特に補助金のない事業というふうに聞いてますので、90%起債で、事業費がほぼ、こういうことを聞くと事業費の金額が明らかになってしまうので、今の発言は取り消しにしておいた方がよろしいでしょうか。そういうことでしたら今の発言は取り消しにさせていただいておきます。わかりました。町債については、承知をしておきます。  先ほどのですね、減収補てん債のこと、新しい減収補てん債、それも本来でしたら町民税でいただけるものが、そうした国の制度の中で減税になっているからそこを補てんするという意味合いで、本来町民税で入るお金だったというふうに考えれば、途中でまた自動車税の関係も入ってくるということ、また補正予算もしっかり見ていこうかなというふうに思いました。  この使用料、手数料ですが、そうしますと31年度中には何らかの形で使用料、手数料の見直しに取りかかるということの理解でよろしいんでしょうか。  それから、先ほど聞きましたグリーンプラザの、商工費の行政財産使用料の減額についての御説明もあわせてお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 吉村産業観光課長。 ◯産業観光課長(吉村 秀樹君) 31年度の収入の予算額につきましては、29年度のですね、実績から持ってきたものでございますので、結果的にそういうふうになったということです。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 私からはですね、使用料改定の関係ということで、今後の予定ということをお話させていただきます。  お話がありましたとおり、31年度につきましては、昨年お示しをさせていただきましたガイドラインに基づいて、各所管課から、また新年度に入った段階でですね、会議を設定させていただくと。今後の取組みといたしましては、そういったものに全部必ずしも単価を上げるとか使用料を上げるという目的ではございませんので、いわゆるガイドラインの中に示したものに照らして、適正なものかどうかの判断をしていただくと。その上でまた引き上げが必要なもの、また逆な見直しが必要なものも含めてですね、洗い出しをしていただくと。  最終的には、来年度は10月からの消費税の引き上げの関係もございますので、そういった諸々も使用料の中にどうしていくかというような検討も加えた中で、必要なものは改正すると。早ければ、可能であれば12月議会の中に条例改正等々が含まれていくのかなと、おおむね見込んでおります。その決定に至るまでの過程におきましては、昨年外部会議として設定をさせていただきました使用料等の検討委員会の中でですね、諮らせていただきながら、外部委員さんの御意見も伺ってまいりたいと思っております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) この使用料、手数料はですね、町民の方に御負担をお願いする方ですけれども、逆に町が補助事業として出しているものは住民の方にいろいろ補助をするという形で。全体としてはそういうところを見直してほしいというのは議員のあれですが、個別のことになりますとね、総論賛成、各論反対で、大変それぞれの立場で、それぞれの町民の方の御意見も上がってくるかと思うので、非常に難しいところだということは十分理解した上で、それでもやはり総論ではどの議員さんも考えておられることは一緒だというふうに思いましたので、ぜひ明確な形を早めにお示しいただいて、また議員の方でもいろいろ検討する時間といいますか、そういう時間も取った中で進めていただけたらなというふうに思います。とりあえず3問しましたので、ここで一度終わります。ありがとうございました。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに質疑の方ございますか。時間の配分もありますので、手短にお願いいたします。田村委員。
    ◯委員(田村みさ子君) 細かいことで申しわけありません。予算書の29ページ、18款の繰入金。先ほどこの御説明もありましたが、去年は4つの繰出金ですね、要するに、特別会計から戻ってくるお金ですね。特別会計の方から繰り出すお金。4つの特別会計が並んでいましたが、ことしは介護保険と後期高齢者だけになっていますが、これは何か理由が特別ありますか。何か仕組み的なものが変わったのかどうか、それを教えてください。  それからですね、補助金のことは歳出で伺ってもいいのかなというふうに思いましたが、包括補助金というものがあります。これは都の方で見受けられるものなんですが、これは予算書の21から28ページ、ここは国庫支出金及び都の支出金というものがずっと書いてあるんですけれども、その中の都の補助金ですね。そこには包括補助金、あるいは私が拾い出せないだけで、国庫支出の国の補助金の中にも包括的な補助金というのがあるかと思います。  これはですね、時間的なこともあるというふうな委員長のお話ですので、今回一つずつ全部説明してほしいというのも時間的な問題で無理でしょうけれども、やはりどんな補助が入ってきて、事業の中に2つあるんです。全く町単独でやっている補助事業、それとこうした国や都の考え方の中で、補助が出る事業とあります。議員としてこの審査している中で、そうしたものが混在してくると一言で、これは非常にお金がかかっているじゃないかということを安易に言えないなということを最近思っておりますので、何らかの形で、この補助の仕組みですね。一括では確かに出ているんです。本年度の財源内訳というところを見ますと、特定財源として国、都の支出金、それからその他一般財源、それから地方債と分けて書いてありますが、個別のことの説明がありません。  ですから、今回御答弁いただくというよりは、今後何らかの形でですね、議員にもわかるような資料を、予算の段階でも決算の段階でも結構ですけど、お示しいただけるともっといろいろ議論も深まるし、早いのかなというふうに思いましたが、いかがでしょうか。私の聞き方もあれでしょうが、1例を言いますと、例えばですね、25ページの民生費の都の補助金、子ども家庭支援包括補助金というのが1,479万7,000円とあるわけですね。去年から数字が少なくなっていると、これは一体何に使われているんだろうというところからやっぱりわからないわけです。  それから、これは国庫負担金ですので、また補助金と違うと思いますが、21ページのところに、国庫支出金のところにですね、高齢者福祉費負担金、低所得者保険料軽減負担金というのが出ているわけですね。そうすると、昨年からことしふえているわけです、3倍弱ぐらいに。そうすると、対象者の問題なのか、制度が変わったのか、こういうことも、これは制度の問題かなというふうに思うんですが、こうしたこともですね、やっぱり議員というのはいろんなところから他方面に情報が欲しいというふうに思いますので、なかなか自分一人では調べ切れませんので、情報として今後いただけたらと思います。ここは御意見で結構ですので、よろしくお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) まず、予算書の起債の繰入金に関してお答えをさせていただきます。  こちらは過去においては従前全て見込み値ということで精算額の内訳も入っていたかと思いますが、昨年度のですね、決算の段階におきまして、ちょっと考え方というか、精算の方法を変えさせていただいた部分がございます。現年度と次年度の、ことしで申し上げれば、例えば30年度の不用額が出た場合について戻し入れを予算で計上して、全部入りと受けを設定していくのか、あるいは31年度、その時点における現年度予算の繰出金と相殺をしていくのかという話の違いでございます。  昨年度の決算からはですね、繰入金と現年度の繰出金を相殺をさせていただくと。その理由の1つといたしましては、決算額の枠組みを大きくしないというような目的もありました。  もう1つの考え方とすれば、明確にした方がその年度年度のちゃんとした数字が明確になるというところもございましたが、いずれにしても繰出金の数字というのがいろいろ懸念されるところもあったので、枠組みを抑えていくという方向で取らせていただいた関係で、新年度の予算は計上していないと。ただ決算の段階においては、それぞれの所管においてですね、その当該年度分の決算相当の数字というのは捉えておりますので、適正化を欠くものではないということだけは申し上げておきたいと思います。  それと2点目の包括補助金についての資料というんですか、充当内訳みたいなものにつきましては、これは予算編成の中で歳入充当というのを各所管の方でもちろん確認をしながら予算編成をしてございますので、算定上は出している数字ではあろうかと思いますが、その方法とかですね、どういうものという範囲も含めてですね、今後検討させていただきながら詰めていければなというふうに思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 繰入金ですね、このことはよくわかりました。毎年私自身も9月補正で混乱しながら数字を読んでましたので、よりわかりやすくなるのかなというふうに思います。  それから補助金ですね、包括補助金も含めて、これは今後よろしくお願いいたします。以上で結構です。ありがとうございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかにはございませんね。  ないようですので、これにて総括質疑及び歳入全般の質疑を終了いたします。  続きまして、歳出に移らせていただきます。  初めに教育費に入ってまいります。  会議の都合上、11時45分まで休憩といたします。               午前11時35分 休憩               午前11時45分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  それでは教育費について、所管課長より主要事業の概要についての説明を求めます。森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは私の方から学校教育課主要事業につきまして、概要を御説明させていただきます。  学校教育課所管の予算でございますが、6億4,384万7,000円で、前年度対比で42.6%と大幅な増となっております。その理由といたしましては、御承知のとおり、平成31年度には大きな工事の予算を計上させていただいたところでございます。  その内容を申し上げますと、1つ目は本宿小学校校舎改修工事でございます。この本宿小学校は、昭和53年3月に建設され、既に40年以上が経過しており、この31年度から3カ年をかけて全般的な改修を行うものでございます。ちなみに、31年度は、屋上、北側外壁、空調施設等の改修を予定しております。  2つ目は、大久野小学校、平井小学校のトイレ洋式化工事でございます。この工事は、衛生環境の改善と生活環境の変化に対応するために施行するものでございます。  3つ目は、特別教室のエアコンの設置を引き続き実施いたします。設置教室数につきましては、小学校5教室、中学校4教室となっております。  次に、工事関係以外では、スクールサポートスタッフ臨時職員賃金642万6,000円、働き方改革支援事業委託料747万4,000円を新たに計上させていただきました。  この2つの事業は、全額都補助金を受け実施するものであり、スクールサポートスタッフ事業につきましては、教員の負担軽減を図り、児童・生徒への指導や教材研究等に力を注ぐことができる体制を整備するため、授業準備等をサポートする人材を配置するものでございます。  そのほか、継続事業であります教育相談室関係、特色ある学校づくり事業、地域学校協働活動推進事業につきましては、都補助金を活用し、児童・生徒、学校並びに保護者との相談業務、学校学習支援の充実等を図るための予算を計上いたしました。  また、各学校の維持管理経費、教育振興経費、学校保健体育経費につきましては、前年度並みの予算を計上させていただいております。  私の方からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) それでは文化スポーツ課予算の主な事業につきまして御説明申し上げます。  文化スポーツ課関連予算でございますが、予算書115ページから124ページとなっておりまして、社会教育費と保健体育費で、平成31年度は2億1,605万円でございます。昨年度から4,263万7,000円の増額となっております。  予算書116ページの事業3、生涯学習経費143万3,000円は、今年度も幅広い生涯学習の開催を予定しております。また、事業4の青少年委員事業経費の123万9,000円は、ヒップホップダンス教室と葉山でのシーカヤック体験と清里での星空ウオッチングを予定しております。  次に、予算書117ページの下段のやまびこホール運営経費の926万5,000円は、やまびこホールの光熱水費や各種法的に義務づけられております建物の点検委託、空調、植栽、清掃、警備、管理委託料等人件費等の維持管理経費となっております。  次に、予算書119ページ中段15の11、文化財保護関係経費の民具・埋蔵文化財資料収蔵庫建築工事でございますが、小さな蔵の資料館の近くに収蔵庫を建築するものでございますが、市街化調整区域のため、建築許認可調査をかけた結果、建築可能と確認できましたことから、倉庫の建築工事を予定するものでございます。  次に、予算書120ページの事業1、図書館運営一般経費の18の13、本宿地区学習等供用施設閉架書庫移動棚購入費396万6,000円は、本宿小学校の空き教室を閉架書庫として活用していたものを本宿地区学習等供用施設内に移動し、移動棚を設置するものでございます。  次に、予算書124ページの事業7、塩田テニスコート管理経費の15の10でございますが、テニスコート人工芝改修工事でございまして、現在のクレーコートから人工芝へと改修を予定しているものでございます。  文化スポーツ課からの説明は以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小作学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) それでは学校給食センター所管の主な予算の御説明をさせていただきます。  学校給食センターの予算は、予算書124ページ下段から127ページの学校給食費となります。平成31年度の学校給食費の総額は1億1,783万5,000円で、前年度比1,095万8,000円、9.3%の増額を見込んでおります。  それでは、学校給食センターの31年度主要事業について御説明申し上げます。予算書では127ページ上段からの事業50、給食センター整備経費をごらんいただきたいと思います。  まず、蒸気回転窯交換工事でございますが、蒸気回転窯については、給食センターの開設、昭和54年3月の当初から使用しており、設置から39年経過しているため、故障の頻度も高く、部品もございません。現在4基あるうちの1台は一部破損しており、修理することが不可能でありますので、交換を行うものでございます。  次に、LPガス供給装置交換工事でございますが、ガス供給装置の機器類は10年程度で更新することが望ましいとされておりますが、現在使用している装置は13年が経過しているため、安全性とガスの安定供給を図るために、機器類等の入れ替えを行うものでございます。  最後に、屋根防水改修工事でございますが、給食センターの屋根の老朽化により、昨年の台風等の大雨で天井から雨漏りし、現在は応急的に防水処置を行っておりますが、このまま放置いたしますと電気系統に影響を及ぼすとともに、火災を引き起こす原因にもなりかねますので、専門の業者に設計を委託し、防水改修工事を行うものでございます。  以上で学校給食費の主な予算説明を終わります。 ◯委員長(濱中 映慈君) 説明が終わりました。  それでは教育費についての質疑に入ります。質疑の方、ございますか。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 今回、昨年に比べて教育費全体というのは増額、当然本宿小学校、それからトイレ、エアコンの設置とあります。本宿小学校の件は承知しておりますので、小学校のトイレを洋式化することによって、全体の何%、計画の何割カバーできるのかということをまずお尋ねしたいと思います。単年度で全部終了できるのかどうかということがまず1点の質問です。ページ数は101ページです。  次に、エアコンに関しては、特に体育館も大事なんだけれども、町長の答弁にもありました、まずは特別教室からしっかりと整備していくということで、特別教室に関しても小学校が5教室、中学校が4教室というとなんですが、このことによって大体全体の何%カバーできているのかということをお尋ねしたいと思います。  それから、3点目、119ページ、私ども小さな蔵の資料館について厳しい評価をさせていただきました。その隣に文化財収蔵庫保管品移設作業委託料とか、建築設計委託料というふうに出ておりますが、大体建物の規模、民具とかそういうものがこの役場の近くに閉じ込められているというのは承知しております。非常にかわいそうな限りです。早く日の目を見ていただきたいなと思うんですけども、この概要に関して、どの程度の広さで、またこれは閲覧というか、見れるのかどうか、その辺まで。どうせやるのであればね、日の出町はそういう施設がございませんので、郷土資料館がないものですからね、その辺も含めていかがでしょうか。3点。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは初めに、トイレ洋式化の工事につきまして御説明をさせていただきます。この工事でございますけれども、国庫の補助金とですね、都の補助金を活用して行ってまいります。31年度につきましては、大久野小学校と平井小学校を行うわけでございますけれども、現在ですね、学校別に申し上げますと、大久野小学校の方がですね、洋式便座が6個、そして和式便座が25個ということで、これを全て洋式化といたしまして、これを29個といたします。平井小学校につきましては、現在洋式化になっているものが11、和式のものが33でございます。これをですね、全て洋式化にいたしまして40ということにする予定でございます。  それで、工事の方でございますけれども、夏休みを中心といたしまして実施をする予定でございます。特別教室等の方につきましては、夏休み以外のところでですね、実施をし、校舎内につきましては夏休みの期間を利用して行うということで、9月いっぱいで工事を完了させるという予定で行ってまいりたいと思います。  続きまして、エアコンの設置状況でございますけれども、ただいま御説明をさせていただきましたけれども、小学校が5カ所、そして中学校の方が4カ所設置を予定しております。これに伴いまして、普通教室はお話をさせていただいておりますけれども、既に100%完備をしております。今回はこの特別教室5カ所、4カ所を設置をいたしますと、大久野小学校につきましては100%となります。そして、平井小学校の方が58%、そして本宿小学校の方が92%ですね。本宿小学校の方はここでお話がなかったんですけども、改修の中に含まれておりますので、それを勘案してですね、92%でございます。  中学校につきましてはですね、特別教室の数が非常に小学校と比べて多いもので、両校とも31年度実施をしてもですね、50%の設置率となっておりますので、後年度ですね、また徐々にキュービクル等を改修しながら設置していく計画でおります。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 文化財収蔵庫についてのお問い合わせてございますが、まず面積でございますが、1階床面積が49.57平方メートル、2階床面積も49.57平方メートル、合計で99.14平方メートル、坪で言いますと15坪、15坪で合計が30坪となっております。  次に、御質問の見学できるかということなんですが、この広さではちょっと見学ができないような状況で倉庫として活用したいと考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) それでは会議の都合上、午後1時まで休憩といたします。               午前12時00分 休憩               午後 1時00分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) それでは休憩前に引き続き会議を再開いたします。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 先ほどはありがとうございました。小学校のトイレはわかりました。ついうっかり中学校の方のトイレの洋式化に関してはどうだったかなと思いまして、それの確認のみの質問です。  それからエアコンに関しては、特別教室が50%ということでしたね。中学校が特別教室が多いということで、そうすると、次年度以降もこういう計画をなさるのかどうかということをまずお尋ねしたいと思います。  それから文化財の件に関しましてね、倉庫。本当にしまい込んでしまうというのは半永久的に門外不出になってしまう可能性があるので、非常に残念なんですが、例えばお隣の、提案なんですけどね、小さな蔵の資料館に少しずつでも展示して、交換して展示するというのも1つの案かなと思うんですけども、その点に関してはいかがでしょうか。以上3点。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) 中学校のエアコンにつきましては先ほどお話をさせていただきましたけれども、両方とも設置率が50%でございます。  今年度ですね、このエアコンのお話をするときにたびたびお話をさせていただいておりますけれども、キュービクルですね、こちらの方の容量が足りなくなってきております。大久野中学校に関しましては、本年度計画をいたしまして、平井中学校につきましては32年度にですね、今の段階では計画をしております。  これを設置いたしませんと、未設置の特別教室には設置していけないということでございますので、キュービクルを設置をしながら、少しずつ予算の許す限りですね、設置をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長に申し上げます。中学校のトイレの話は。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) 中学校のトイレにつきましてはですね、32年度に実施をするということで現在予定しております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 民具の展示についてのお問い合わせでございますが、議員おっしゃるとおり、小さな蔵の資料館の方に民具の展示を含め、今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 教育費について3点お伺いします。  まず、ページ100の児童輸送用車両運行336万。これは非常に珍しい注意書きにしてあって、警備委託料から安全確保対策に、これ名称変更か費目変更か何かあるんですか。予算の項目変更するというのは、少し中長期的に見ると全体経費の管理の一貫性を欠く場合があるので、これ理由は何だったのかというのを1つ御説明をお願いをしたいと思います。  それからもう1つは、108ページの小学校の就学援助費、それから114ページの中学校の部の就学援助費、各々487万6,000円、440万6,000円が150万とか110万の減額に、結構大きな減額の幅になっているんですが、この事業の人員推移とかですね、そういう経緯が、どういう背景があって、どうしてこういうことに相なっているのか、もしかしたら言葉悪いんですが、将来ね、その効果であるとかいろんなことを考えて、慎重にこれは計画に載せなきゃいけない項目なのかなと思ったりします。それが2点目です。  3点目は127ページの給食のことで、蒸気回転釜、先ほど何十年か使ってね、もう1台は使えないんだというお話があったんですが、会派の中でも給食の設備についてはね、これは正式な話であるかどうかというのは疑問なんですが、近隣市町村との将来ですね、いろんな協業の話とか、これはまだ正式に自治体としてどうこうという方針は決まってないかもしれませんけれども、あるやに情報があるんですけども、給食設備の更新の将来性というようなことについて、どういうお考えでおられるかね、その点について3点目お伺いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) それでは御質問にお答えをさせていただきます。  1点目でございますけれども、昨年とですね、同じように計上させていただいているんですけれども、ちょっと確認をさせていただきますけど、100ページの5事業、安全・安心まちづくり対策事業経費の一番上にあります運転手賃金ということでよろしいですか。  こちらにつきましては、従前どおり昨年と同様ですね、賃金の方で計上させていただいております。これは平成18年のころから実施をしておりまして、派遣法の関係でですね、29年度から変更になっているとは思いますけれども、昨年との比較ではですね、同じところに計上させていると思いますので、御確認をいただけたらなと思います。  あと2点目の就学援助費の関係でございますけれども、これにつきましては新1年生のですね、就学援助費を入学前に支給をするということをですね、昨年決定をさせていただいております。従いまして、今年度予算にはですね、入学前に支給する一部の補助金を計上させていただいておりますので、31年度と30年度を比較しますと、30年度はその分多くなっております。ですから、31年度と32年度、32年度まだ予算はありませんけれども、これを比較していただくと同じ予算になりますので。特にですね、人数がどうのとか、内容がどうのということではなくて、新1、2年生の部分をですね、入学してから支給ということではなくて、一部をですね、入学前に支給をするということで、1年生の金額を分けて計上させていただいておりますので、30年度と31年度を比較しますと、30年度は多い計上になっておりますので、その部分が減額となっております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小作学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) ただいま小玉議員のですね、設備についての更新の将来性という御質問でございますが、改修あるいは更新するともなればですね、当然予算も必要であることから、財政当局との調整は必要と考えておりますが、現在、担当課で検討しているものについてさまざまございます。確かにセンター自体が39年過ぎておるものですから、設備についても大分老朽化が目立ってきております。この件に関してはですね、優先順位を考えながら、中長期的に設備の更新を考えて、今後やっていきたいと思っております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) そういうことを聞いているんじゃないんだよ。確かに蒸気回転釜、これは替えなきゃいけないというのはね、それは火傷でもしたら大変だし、そのことはいいし、どうしてもすぐ1、2年でやらなきゃならないものについて、当局と相談してやるというのは当たり前の話で、私が質問しているのはね、そういう趣ではなくて、近隣市町村との協業の話というのがあるんだけれども、そういうことにおいて、今町で直さなきゃならないいろいろなものというのはどういう位置づけになってくるか、そういうことを聞いているんです。それはどうなんですかね。まだそういう話っていうのは本格的な話になっていない。あきる野市の話。そこを聞いている。お願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 老朽化をしていて、何とか中期的には設備を整えながらやっていきたいなということでやっている最中ではございます。  その近隣とのお話はですね、正式的な話ではないので、今この場でお答えすることはできませんので、申し訳ございませんが、よろしくお願いしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 今の教育長の話でね、正式にここで話できる中身ではないということで、そこの点については了解をいたしました。  ただ自治体の姿勢としてはね、一般的に地域と一緒にできることについては積極的に情報を取り入れて、ぜひ取り組んでいけるものについては取り組んで行っていただきたい、そういう要望をしておきます。よろしくお願いいたします。答弁は結構です。
    ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 幾つか伺いますが、まず先ほどのですね、民具・埋蔵文化財資料収蔵庫建築工事、これなんですが、金額的なことももちろんですけれども、今までアーチスト イン レジデンスですね、昔の。あれも文化財倉庫と言われてましたけれども、本宿小のものだけですか、動かすのは。このアーチスト イン レジデンス絡みでの御説明ももしあればしていただきたいということが1つです。  それからもう1つがですね、本宿学習等供用施設閉架図書移動棚購入396万6,000円ですが、これはですね、どのくらいの冊数を保存するものなのか。活用状況とかですね、今後どういうふうにこれが活用されるのか。本宿小のどの部屋にこれを設置するのかも含めて教えてください。  そして、今の給食センターの話ですが、まだ話をできる段階ではないと、正式な話ではないということは、そういう御説明だったんですが、さもそのように言ったところでも、既に議員の知るところになっている話という事実はあるわけで、それくらいのことかなというふうに思いますが、それでも教育長は正式の話ではない。正式な話ではないということは決まってないということですよね。ただ決まってないことで議会の場で話題になることはこの件だけでなくてもいろいろあるかと思います。  ですから、それでもやっぱりまだ話せないとかいうことでしたら、これ以上はお伺いしませんが、それでも何かあれば、教育長さんもきのうきょうなった教育長さんではないわけで、在任中で何かそういうことがあったならば、やはり教えていただきたいなというふうに思います。以上3点お願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) まず整理をさせていただきますと、民具に関しては本宿小ではなく旧卓球会館という、西平井橋の近くのそこのものを持っていくということで、それがメインで、今レジデンスがあったところは1階が埋蔵文化財の使途品と、2階は町史の古文書等の資料が入っているということになります。  次に、本宿小から閉架書庫を本宿地区学習等供用施設というところに移動するものでございまして、実際本宿小の4階の空き教室を2部屋従前は使わせていただいたんですが、昨年、子どもがふえるということで1教室あけてくださいということで、1つをあけまして、また残るもう1つの方も来年度またあけてくださいということで、あけることになりました。実際に今残っているのは本宿小でおよそ8,700冊、閉架の書籍が入っております。それを少し狭い本宿地区学習等供用施設に入れますもので、移動棚というものを利用してうまく今あるものを入れるものでございます。説明は以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 先ほど御答弁いたしましたけれども、先ほどの答弁と同じでですね、恐らくそういう話は出ているのかもしれませんけれども、私の方には公式的には話はございません。ただ、相手先の教育長さんとはですね、こちらも給食センターが大分老朽化しているという情報交換はしたことはございますけれども、具体的な話は、私の方では一切ございませんし、公的に聞いたこともございません。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 給食センターの話はそこまで伺っておきます。  それからですね、本のことなんですが、今8,700冊と聞きました。これは保存が大事な、やっぱりこれは取っておきたいという本、本の処理っていうことは大体どうなんでしょう。396万6,000円というかなりの高い棚をつくるわけで、それでかなりの本が買えてしまうのではないかと単純に思うんですね。1,000円の本が何冊買えるんだろうということです。それだけの価値のある本なりがあるのか、それとも図書館の本を処分するというのはそれくらい大変なことなのか。そのあたりのどんな協議をされてこうしたものをつくることにしたのかという、その経過を教えていただければと思います。  それから、今のアーチスト イン レジデンスですよね。ここは、はすかいがなくなってたりするので、すぐそのまま一般の人が使えるような状態ではないということを聞いて、それでそうしたものが、埋蔵文化財ですね、卓球会館にあるものとはまた違うものがあるということで今伺いましたが、1つの場所が使えなくなるからといって、そのままその量ですね、かさとしての量ですよね、それを今度新しくつくるものに移動させるんですか。そこでやはりよく点検をして、ほんとに寄贈なんかもあるのでなかなか一言で価値という言い方はしたくないのですが、やはり保存をしておこう、後世に残そうというものと、やはり同じものが3つあればここは1つにしておこうとかですね。あと将来的にこれをどういうふうに生かしていくかということも、こういうときこそ検討のときだと思うんです。その点はどのように考えて今回こうしたことを取り組んでおられるのか、御意見を伺いたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) まず閉架書庫のお話からさせていただきますと、この辺どこの市町村も、例えば青梅市などは16万5,000冊、あきる野市などは23万冊を閉架書庫として保管しております。主に皆さんどこの自治体も図書館に並びきれないようなものでも、住民の方からリクエストがあるとすぐに出すというような形でストックしてあるようなものを閉架書庫として皆さん用意をしているんですが、ほとんどの近隣自治体では独立した図書館の地下とか、すぐ近くに閉架書庫というのを用意をしているんですが、町の場合はそういう施設がございませんので、いろんな施設をお借りして閉架書庫としておりまして、やはりその中のものも住民からの御要望があるとすぐ車で取りに行って、住民の方にお渡ししているというような形を取っておりますので、今の閉架書庫が必要性があると考えております。  また、次に民具に関しましては、議員さんもおっしゃられたように、住民から寄贈していただいた大変大切なものでございますので、まずは一たん全てのものを新しい倉庫の方に移して、その後随時保存具合等を勘案いたしまして整理はさせていただきたいと考えております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 整理をしてから移動ではないんですか。そこがですね、ちょっとなかなか理解できないところなんですが、そして今回移動するものは全て固定資産台帳に掲載されているものなんでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) なかなか文化財的な価値が、素人だと判断しにくいようなものもあると聞いておりますので、その辺はまたそれなりの予算を確保した後、民具に関しては整理をさせていただきたいと思います。  また、民具についてはリストというものはございますが、特に固定資産台帳に載っているという話は聞いておりません。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 埋蔵文化財と古文書と、そして民具がある。それからそれとは別に小さな蔵の資料館にも保存されています。小さな蔵の資料館はたしか空気の調整機能もついたような、ちゃんとした倉庫に収納されていると思います。  やはりそうしたものをきちんと保管するということはね、寄贈した方のためにもきちんと保管するということは、行政の姿勢として、寄付していただいたからにはあると思いますが、やはりそれも基準を決めて、限度というものがあると思うんです。  以前に私は、どこかの学校だったと思います。本宿小か平井小か、どこか学校でですね、普通の教室に積み重ねるように置いてあるようなそんな時期もありました。それがいろいろ移動しているのかと思いますが、やはりこれはきちんとそうした、専門家といいましてもなかなか難しいのかなと思いますが、やはりそうしたことを見極める方にきちんと一度見ていただいて、私はそれからでもよかったのではないかなと、移動なりそうしたことが。移動した後で点検というのは普通の常識ではちょっと考えられませんよね。引っ越しの前に始末するものは始末してお引越しというのが我々一般人の感覚ですので、これはもう決まったことでなかなか難しいんでしょうけれども、今後ですね、こうしたことがあったときはそのあたりもですね、お願いしたいなと思います。レジデンスも希望はありますので、なぜ使わないのかというそうしたことが住民から上がってきます。ですから今回は、レジデンスは手をつけないということですが、埋蔵文化財とか古文書についてもですね、ぜひ何かの機会に点検をしていただきたいなというふうに思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 3点お聞きします。  まず、99ページのスクールサポートスタッフ臨時職員賃金ということで、これは国の補助で10分の10でやる事業かと思いますが、これは全校に設置するのか、人材配置がどうなっているのかお聞きしたいと思います。またこれは継続的に、ずっとこのスクールサポートスタッフというのは継続されていく事業なのか1点目お聞きします。  次に、100ページの新規事業、働き方改革支援事業委託料、これは東京都の10分の10の事業ということで、先般、一般質問でも清水議員がいろいろ聞いておりましたが、再度確認で、これは実施計画ですか、3年の中では単年度でやるという事業だと思うんですけれども、簡単な概要と、その単年度でやるということで、たしかひとり一人の先生の働き方を数値化して、それを改善に持っていくための、業者に委託してそれを行っていただくというふうに認識しておりますけれども、これは全ての先生に行っていって、なかなかそれを生かすというところまでこの単年度でほんとにできるのかなという、その辺もお聞きしたいと思います。  同じページのですね、特色ある学校づくりの推進経費ということで、昨年も地域未来塾ということでお聞きしたと思うんですが、昨年指導室長の方から施行的に2校実施しているということで、これは放課後の補習授業の充実を図っているという御答弁をいただいたのですが、3年の実施計画でずっと同じように続いているということで、その効果があったのかなと、その辺のお話をお願いしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) まず1点目、スクールサポートスタッフ臨時職員賃金に関わる件について、お話をさせていただきます。  先日の一般質問でもお答えさせていただきましたように、都の100%の補助事業ということで、今年度は都の方が200校分を手当したんですが、来年度につきましては1,000校分ということで、都の方はこの事業につきましてはかなり重点的に支援をしているというような状況です。  この事業は1校につき1名、1人6時間、週5日、年間42週の勤務を想定をした予算を確保しています。ですから学校によって1人の方にお願いする場合もありますし、場合によっては午前中だけの方とか、午後の方ですとか、曜日を区切ってというふうにということで、各学校の状況に応じてこの予算の範囲内で人を充当しております。ですから1人の学校もありますし、2人、3人雇っている学校もあります。ただこの予算内ということです。  今ここで、来年度以降のことについては私もわからないのですけども、今年度は200人、来年度が1,000人というような状況を考えると、働き方改革を推進する上での大きな新事業になるのかなというふうに認識をしています。  それと、2点目の働き方改革支援委託料のことですが、これはタイムマネジメント力向上支援事業というふうな内容でございます。これは先日一般質問でもお話しましたように、プラン作成の中で、来年度の支援事業ということで、同じ委託業者にお願いをして進めていくものです。  これも実態調査の中で、働き方改革を進めていくための大きな手がかりとなるキーワードとして、時間の管理、教員がいかに限られた時間の中で優先順位をつけて、鋭気をつけて仕事をしていくというような力を、そういった意識をつけていくということが大きな課題というふうなことで、まず浮かび上がってきましたので、この点に着目をしまして、来年度1年間重点的に業者が入って、全教職員を対象にして実施をします。  ただこれも1年間やったらおしまいということではなくて、年度の最初にやるスタート会議ですとか、それから時間配分全員会議、それから学校全体業務改善会議というような大きな3つの会議を年度の1学期を中心的に実施をしていくんですが、来年度につきましては業者が入って、そのノウハウを活用しながら、また学校でも組織を立ち上げていきます。その学校で立ち上げた組織を中心として、こういった体制整備をしていきますが、再来年度以降は同じように業者が入ることはないんですけども、組織をつくった体制、今年度つくった体制の中で継続的に続けていくといったようにしていきたいというふうに考えております。  それから3点目の地域未来塾につきましては、本校小学校1校と、中学校1校で施行的に実施をしています。効果があったかというと、効果が上がっているんですが、ただ人材の確保という部分で継続的に確保がなかなかできなかったり、部分ですとか、どの子どもたちをターゲットにしていくのかというようなところで、まだまだ熟成をしていかなければいけないなというふうに、先日の学校の運営協議会の中で、私も参加をしたんですが、そのような話を聞いております。  来年度も実施校は変わらないんですが、安定的にそういった学校学習支援員を確保するということと、どの学力の子をどんな時間を使って支援をしていくのかということにつきましては、来年度も引き続き試行的に実施をし、それ以降のことについては再度検討していきたいというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 何点か伺いたいと思います。  まず、先ほど質問のありました就学援助の関係、今年度入学準備金を前倒し支給していただいたということなんですが、国の方ではどうもこのアルバム代というんでしょうか、支援もするということが記事などに載っていました。町ではそのあたり、アルバム代がかなり大変という声も聞いていますので、ぜひこれを採用していただけないかなと。小学生で8千何百円か、中学生では1万何百円かだったと思うんですけれども、このあたり検討していただけたかどうかについて伺っておきたいと思います。  それからですね、30年度もインフルエンザの流行があったわけなんですけれども、授業時数には影響がなかったんでしょうか。  それと、その予防接種の接種状況などというのは学校でわかるものでしょうか。品川区の方では小学校1年生から中学校3年生まで、予防接種の無料化などを実施して流行を防いでいるというようなことが、これも新聞に載っていましたので、日の出町の取り組みについてもちょっと伺っておきたいというふうに思います。  あと、学校給食費の関係なんですけれども、未納者がいて教職員の負担もあるというようなことを伺っています。この負担軽減も含めてですね、一般会計化してはどうかというふうなことも思うわけなんですけれども、このあたりどうなっているのかということと、この私費会計についての監査は、どのようになっているのかについて伺っておきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) 1問目の御質問の方にお答えをさせていただきます。  就学援助費の関係の中にそのアルバム代ですか、小学校の方8,000円、中学校の方が10,000円というような、今御質問をいただきましたけれども、31年度の予算の編成においてはですね、このことについては特に検討はしてございません。今回ですね、議員さんの方からお聞きをいたしましたので、近隣市町村等お聞きしてですね、状況を確認しながら、また対応すべきかどうか検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) インフルエンザに伴う学校の授業時数の確保に関することですが、毎年度教育課程の受理をする際には、一定の余剰時数と言いまして、標準時数に上乗せした形で時数を確保しておりますので、その範囲の中で今年度につきましても対応できているような状況です。  それから、インフルエンザの予防接種をしている状況についてですが、学校も教育委員会の方も具体の数については把握していないところです。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小作学校給食センター所長。 ◯学校給食センター所長(小作 昌弘君) ただいまの御質問、一般会計化してはどうかということでございますが、公会計化につきましては、平成30年2月9日ですね、文部科学省の通知により、学校教職員の負担緩和のため、平成30年度中に学校給食費の公会計化導入に向けたガイドラインを作成し、各地方公共団体に公会計化を促すことになっておりますが、現時点においてまだガイドラインの作成はされておりません。私費会計にするか公会計にするかは、今の段階では各自治体の裁量に委ねられておりまして、町では給食費については、「日の出町学校給食費の会計処理に関する規則」により、私費会計で管理運用されているところでございます。  公会計の実施にあたってはですね、会計の透明性という点ではメリットとなるところでございますが、新たな会計ルールの構築とかですね、徴収や管理のシステム整備に伴う予算措置、また保護者と直接会う機会がないことからの滞納者がふえる懸念、契約などの事務的な運用が困難となるなど、他の先行しているところに聞くと、多くの課題があるようでございます。  いずれにいたしましても、公会計化につきましては、今後、文部科学省が作成いたしますガイドラインを見て、また他の自治体の動向、先行事例を注視しながら研究してまいりたいと考えております。  それともう1つですね、私費会計の監査ということでございますが、町の私費会計の監査はですね、学校給食運営協議会において幹事が2名、17人中2名幹事がおります。1名は校長先生、もう1名はPTAの代表者で、2人おりまして、毎年ですね、年度を締めた後に会計監査をしております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。アルバム代については今年度新設ということだそうなんで、検討していただけるということなんでぜひお願いをしておきたいというふうに思います。かなり保護者からはこの金額が負担になっているというふうに聞いています。  それから、先ほどのインフルエンザの関係なんですけれども、30年度の学級閉鎖がかなりあったように思うんですけれども、ホームページ上にもかなり載っていましたが、どれぐらいという言い方は変なんですけれども、この3日間なり何日間か、ちょっと詳しくそのあたり教えていただけますか。余剰時数というのはどれぐらい実際持っているものなのかについても確認をしておきたいというふうに思います。  学校給食の関係、やはり教職員の負担軽減ということもぜひ、文科省も考えているということなので、このあたりも含めてぜひ前向きに今後検討していただきたいというふうに、これは要望でお願いをしておきます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 余剰時数についての御質問ですけども、大体30時間、50時間から60時間、1日6時間の授業としまして、5日~7日ないし10日ぐらいの日数の余剰時数は持っております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 2点質問したいと思いますが、教育費に限らず委託料というのがさまざまなところでたくさん出てきます。自治体あるいは総じて委託関係というのは非常に多いわけですが、教育費についても委託費はたくさんあります。もともと法律の規定に基づいて行っている委託というのもあるかと思います。そうでない請負でやっているようなものの委託というのもあるかと思います。これは教育費だけではないと思いますが、その辺で請負でやっている部分についての委託について、ガイドライン的というか内規というか、そういった法律的なことがあるのかないのかお尋ねしたいと思います。それが1点です。  それからもう1点はですね、100ページにある、先ほど他の議員の方も御質問の関係があるんですが、100ページの安全・安心まちづくり対策事業費の児童の送迎用車両運転手。これは運転手さんの賃金について言っていますけれども、児童送迎というのがあるわけですね。その児童送迎に関して、議会では陳情は趣旨採択ですか、なった経過があって、これは1つの例ですけれども、その議会に持ち込まれる前に、教育委員会当局がですね、1人では送れないと。こういうような公言を教育長なりがされているということがあったに聞いてます。  私は、児童の移動権というのをね、どう理解されているのか。1人だからどうのという問題ではなくて、例えば時間外だとか、あるいは人的にいないとかという理由を述べていらっしゃいましたけれども、どうしたらばできるのかというふうな考え方で、温かみのある行政をやるべきだろうと思います。聞こえがですね、1人だから送れない云々という話はですね、これは温かみがあるどころか、何を考えているのかというふうに思いますね。やっぱり町長の施政方針にも、温かみのある行政を、温もりのある行政をと、こう言っているわけですので。だから、そういう意味ではね、子どもたちをいろんな多様なニーズあるいは事があるかと思います。そういうことも踏まえた中で、トータルで、それこそ総合的に判断されるべき問題ではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 私は1人だからできないといった発言はしていないと思います。教育行政というのは、今1,500人ほど児童・生徒がおります。いろんな個性を持ったお子様もいらっしゃいます。その中で、やはり一人一人に合わせたニーズ、それに対応した行政ができればそれに越したことはありませんけれども、やはり限られたスタッフの中でどのようにして効果的にやっていけるか、どの形が優先してやっていけるかということを最大限私たちは考えてやっております。  今回、陳情に出てきた件もですね、いろんな多角的に検討をした中での結論というかですね、方針を教育委員会としては出しております。それが1人だからできませんという発言は私はしてはいないと思いますけれども、それは議事録を見ていただければというふうに思いますが、優先順位をつけたときにどれを先にやっていくかということがやはり行政として最大限やるべきことではないかなと思ってます。これは全部できればそれに越したことはございませんけれども、なかなかそういうふうにはいかないというのが現実でございます。そういう形に近づけていくために私たちは努力もしていかなければいけないということは重々承知しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 今、教育長がお話いただいたことに尽きるかと思うんですけども、この方も含めて、さまざまな方々と要望につきましては丁寧に話を聞かせていただいております。今回のワゴン車にかかわる迎えの部分についての要望もあったんですけども、これにつきましても、御本人の御家庭の方だけではなくて、そういったニーズのある方々全てのことを踏まえた上で話に来ているんだというようなことも丁寧に私の方で聞かせていただきました。その中で、たとえ1人だろうと2人だろうと3人だろうと多くなろうと、どういったこの中に背景があるのか、課題があるのかということについては十分認識をしながら聞いているところです。  学校からもしくは保護者等から寄せられる要望の中には、やはり児童・生徒の安全確保にかかわることと、それから教育の質に関すること、これに関するやはり要望ですとか、要請ですとか、願いといったものが数多く寄せられます。その中でやはりどこにどの程度の課題があるのか、どこから対応していくのかということを慎重に検討しながらしていく姿勢というものを、教育委員会としてもしっかり持っていかなければいけないと思っておりますし、今回の陳情の部分につきましても、しっかりと受けとめながら、何ができるのか考えながら進めていきたいというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 結果的にやらなかったわけですよ。いろいろ述べられましたけれどね。いろいろ述べたけれども、教育長の答弁だとね、言葉尻は違っても結果的にやらなかったんですよ。優先順位つけてとか、何とかかんとかで。でもそういう1人でもやらなかった、そういう1人でもどうしたらできるのかということを僕は問うているわけです。結果的にやってないんですよ。だから陳情まで出てきている。先ほど児童の移動権というのを話をしました。移動権についてどう思っていますか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 移動権のことについてですが、やはり学校の中でしっかりと教育を受けるために、子どもたちが登校する、下校する、そういった部分についてできる範囲の中で支援をしていくということ、これは非常に重要なことだというふうには認識をしております。繰り返しにはなりますが、さまざまな要望等踏まえながら、そういったことについても課題があるということを認識をして、できる対応をさせていただきたいなというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 言葉で言っても実際にやってないことを認めなさいよ。やらなかったんですよ。移動権というのは法律になっているんですよ。できればじゃないんですよ。やるんですよ。やるような法律ですよ。全然認識が違いますよ、それは。法律で移動権というのは保障されているわけですよ。できればじゃないんですよ。優先順位じゃないんですよ。やるんですよ。まったく理解されていない。  今後どうするかという問題もありますよね。あの議会の陳情に、傍聴に来ていたあの方は、私、知る範囲ではおばあちゃんですよ。問題は、その子どもさんのお母さんという人は、遠いところへ朝早く出て、自分で送り迎えできないからという事情だったわけですよ。そしたらあの議会の対応ではね、もう遠いところへ行っているお母さんはみずからの仕事を辞めてます。辞めてこの日の出町に越してきました。随分冷たいんだなと思いながらも、自分の職業を辞めてまでもこっちへ移っているんです。  そういうことを考えるとね、あそこでなぜそういった理解の仕方というか、移動権の問題も含めて、子どもたちをフォローできなかったのか。実際にしてなかったわけだから。そういう結果になるわけですよね。本当にこれで温かい行政なのかなと、つくづく思いますよね。優先順位とか何とかという以前の問題で、それをフォローしていくという法律なんですから、移動権そのものがね。もうちょっとその辺のところを、教育全般にわたってね、やっぱり考える必要があると思うんじゃないですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 今、青鹿委員のお話は十分受けとめていきたいなというふうに考えてます。ただ何もしないわけではなくて、先日も学校の中でどんな支援ができるのかということ、その登下校のことだけではなくて、学級の中での支援のことも含めて検討ケース会議が開かれました。その席にも私同席をさせていただきまして、学校の中でできる支援、それから登下校でできる支援ということも話をさせていただきまして、校長ともよく協議をし、例えばバス停まで来たらそこまでを学校の方で迎えに行くですとか、学校でできること、家庭でできることについて、そこのあたりは丁寧に話をしながら進めていかなければいけないということについては、充分認識をしているところです。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 先ほども何度も言っているようですけどね、今になってそういう答弁をしたって遅いんですよ。あのときにどうしてフォローができなかったのかという問題なんですよ。もうやっちゃってしまったことを蒸し返して大変恐縮ですけれども、やはり法律で定められている移動権というものを理解していないというふうに言わざるを得ないです。もうちょっといろんな意味で、子どもたちの御指導いただいている普段のことについては、指導室のお話の中でもわかりますけど、ほんとに感謝はしていますよ。大勢の人が感謝していると思いますけれど、でもたったそういうことが1つの事例でね、冷たいと、どうしているのかなと。自らの生業を辞めてまでこっちへ引っ越してきたということのようです。ですから、そういうふうになる以前にね、何とかフォローできなかったのかなと。今終わってしまった話を蒸し返しているようですけど、今後の問題としてね、ぜひ十分な温かみのある行政をね、やっぱりやっていただきたいというふうに思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小林教育長。 ◯教育長(小林 道弘君) 先日の陳情の方につきましてはですね、あの場だけの話ではなくて、今室長からもお話ございましたけれども、幾度となくですね、協議はしているんです。それでやらなかったではないかとおっしゃいますけれども、私たちは何とかできないかということで努力はしているんですよ。ですからそこのところはね、やはり温かみのない行政だって言われると、ちょっとそれは私たちにとってはですね、それはやはり一生懸命やっている職員に対して、やはり私としてもちょっとこれは黙っているわけにはいかないなと思っております。できることはやります。やりますけれども、できないんですよ。それをやるように努力はこれからもいたします。委員会の中でも趣旨採択ということが出ましたので、私たちは何とか実現をするように努力はしていきますので、そこのところは御理解していただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 全然反省の余地なしね。つまりやらなかったことを正当化しようと思って今になってそんなことを言ったってだめなんだよ。予算審議だからね。しっかりとやってほしいと思いますね。  それと委託料の問題についてね、いわゆる法律で規定されていて委託をしているものと、それとそうでない、いわゆる請負ですね、ガイドライン的なことはあるのかどうか再度聞きます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財務課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 全般にわたることだと思いますので。その辺のところのですね、ガイドラインというのは、予算編成の中においては特に設定してございません。ただ、検査員の検査に関しては、その請負によるものがこういう扱いをしてください、そうでないものは通常の検査の基準に沿ってやってくれと。ちょっと今内訳は、後ほどまた改めて御説明しますが、そういった設定はさせていただいています。ただ予算上は特に定めは今ございません。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 何が言いたいかというと、つまり委託料の中にも法律の規定で定められて委託をするものと、そうでない請負のもの。請負のものというのは今最終的に検査員が云々というお話がありました。  ただ、その実際の業務って委託がほとんどですよね、大きく言うと。指定管理者は別ですけど、委託なんですよ。委託の中で、請負の部分についてやっぱり発注するときにですね、一般的に契約行為で発注するときに、その日の出版の仕様みたいな、これこれこういうものについてはこうですということが、ただ単なるぽっと委託しちゃうという話じゃなくてね、そういうことは当然あるんでしょう。それはガイドライン的な要綱や規定みたいなものを持っていて、この事業についてはこれこれこういうことでということを契約時にですね、双方が契約するときに合意されて委託契約が、合意でもって成り立つわけですよ。そのときに合意の中で何かあるのかということを聞いているわけです。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) すみません。ちょっと聞き違えたかもしれませんので。もちろんですね、契約事務規則に沿って全ての執行に関してはございますので、例えば30万までは契約所管課長のものであるとかですね、一定の金額の中で契約事務規則に沿ってそれは全て管理はされています。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 終わりますけれども、確かに契約事務規則はそれは当然なければできない話ですから、ただ一つ一つ発注するときに、一つ一つに対しての事業に対してのガイドライン的なあるいは行政としてはこの委託についてはこんなふうにっていう個別の問題として何かしているのかどうなのかという話を聞きたいんです。
    ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまの質問につきましては、やはり委託の内容というんですか、事業内容が多岐にわたりますので、今現在は特にございません。ただ、今お話がありましたので、どういったものという部分も含めまして、今後ちょっと研究をさせていただければと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 会議の都合上、2時05分まで休憩といたします。                午後1時55分 休憩                午後2時05分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) ちょっと質問させていただきます。直接教育委員会に行って聞いてもいい話なんでしょうけど、いろいろ提案したいこともありますので、質問させていただきます。  100ページの通学案内指導員等の配置、それから通学路案内指導員の配置。これ同じようなことなんですけど、この業務の内容についてまずお尋ねをいたします。  それと、本宿小学校の改修でございますけど、今年度は屋上と空調設備だと言いましたね。これについてですね、私は学区内にいる一人として、議員として、本来であれば全面建て替えというような要望をしょっちゅう聞いておりました。しかしながら大規模改修に終わっちゃったっていうことはね、非常に残念だと思いますし、こういうことについてですね、きちっと工事も含めたそういう説明をなされたのかどうか。この辺についてお尋ねします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 通学案内指導員委託料にかかわることですが、これは各小中学校に配置をしております。107日、1日あたり4時間という形でどの学校も配置をしているということです。朝の時間帯ですから、学校によって少し変わるところはあるんですけども、大体8時ごろから1時間程度と、それから下校時の2時間、その程度の登下校の間のところで通学案内の指導をしていただくというような対応をしていただいています。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 千葉指導室長。 ◯指導室長(千葉 貴樹君) 7時半、7時45分、それくらいから1時間、9時から9時半です。失礼いたしました。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 森田学校教育課長。 ◯学校教育課長(森田 泰仁君) 通学路の案内指導員ということで、こちらの方につきましてはですね、以前学区域の変更がございまして、それ以来配置をしているようでございます。  まずイオンの方面からですね、本宿小への通学路が道幅が狭いということで、3カ所に人員を配置をしております。まず1つがですね、藤谷街道の入り口ですかね、信号のところに、藤谷街道からの入り口ですかね。あそこのところの入り口の信号のところに1人。それとあと協和木工の交差点のところに1人。そして学童のところに1人ということで、3人の方をですね、配置をさせていただいておりますのが、通学路案内指導員の内容でございます。  あとですね、本宿小学校の改修の件でございますけれども、これの経緯につきましてはですね、以前、全保護者にアンケートを取って、内容というか、その辺を参考に進めた状況でございます。  先般ですね、設計業者の方に来ていただきまして、ことし委託をしておりますけれども、全般的な内容をお聞かせをいただいたところですね、40年は経っていますけれども、非常に躯体がしっかりしているということで、そう言ってはあれですけれど、当時としてはですね、非常にお金をかけた構造になっているということで、建て替えに越したことはないと思いますけれども、ここでですね、やはり全面改修ということでしていければ十分対応はできるんじゃないかということで、専門家の方のお話は先日伺ったところでございます。お答えになっているかどうかわかりませんけれども、以上です。  説明は特にしておりません。 ◯委員長(濱中 映慈君) 加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) 通学路指導員というのはわかりました。昔、監視員って言いましたよね。これを教育長に質問したことがあるんですけど、朝2時間で、午後2時間ということでね、これもう少し延長してやれば、さっき問題になったことも多少クリアできるんじゃないかなと思ったんだけど、やっぱり予算上無理なんでそこをカットしたという答弁をいただいたことがあるんですよ。  それでついでになっちゃうんですけど、本宿小学校の東側ですね、東側なんですけど、特にね。大きく考えると通学路としても、広く考えるとですね、通学路としてみなすこともできるんですよね。そうするとあそこは冬になると落ち葉がすごいんですよ。ただ近隣の人がね、小学校の校庭から落ちてくる葉っぱだからみんな事前に掃除しているんです。朝6時ごろから掃除している人もいるし、大変だねって言うと、毎日やってるんですよっていうような感じなんですよね。それを小原校長先生にこういうことなんですかと言ったら、雑費で対応していますよっていうことでね、それが定期的にできないんですよ。ですからものすごく溜まっちゃうんですよね。ですから拡大解釈をして、この前は、フルタイムでやっていたときには、その人たちが一生懸命学校内の整理もそうだし、外の要するに外壁の清掃もやっていたんですよね。  ですから、この辺も少し考慮していただいてですね、要するに通学路案内だけじゃなくてそういうことも対応できるように少し時間を延ばしていただければね。そういう人たちは遊んでいないんですよ。やっぱり結構いろんなことやってくれるんですよ。私、見てますけどね。ですからそういう意味で広く考えて、今後検討課題にしてほしいなと、そう思っております。よろしくお願いします。  それからですね、やっぱり何だかんだ言ってもこれ工事ですからね。近隣も含めてそうですけど、やっぱりきちっと説明した上で取りかかってほしいと思いますよ。子どもの安全も含めてね。ぜひそれを工事屋さんと一緒にセットで、工事説明をする、事前説明をするということは大事なんでやってほしいと、そう思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 体育協会の関連でちょっと質問したいと思います。体育協会、NPO法人化されるということですが、それに伴ってですね、何がどう変わるのか。特に自治会関連の行事がどうなるのかという点について、よく見えないところがありまして、特に自治会の役員さんが困っているんですが、それについてはきょうの議論対象ではないので省略しますが、2点お伺いしたいと思います。  これは冒頭の総括説明でも一部触れてはいるんですが、よくわからなかったこともあるのでちょっとお伺いします。  まず、協会の補助金ですけれども、これが平成29年、30年、31年と少しずつ減っているんですね。30年は法人化補助金というのがあるのでちょっと別ですけども、それを除くと少しずつ減っていると。この減っている理由をお伺いしたいというのが1点。  それからもう1点がですね、これも冒頭に説明がありましたけれども、体育祭についてですね。これが補助金形式から運営委託料という形になりますという説明があったんですが、これの理由とですね、それから町長の施政方針演説の中では、町民体育祭の形式をですね、大幅に見直すというような内容があったと思うんですけれども、町民体育祭の内容が見直されるのにもかかわらず、平成29年度の補助金と今回の運営委託料がほぼ同額である、その理由をちょっとお伺いしたいんですが。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) それではまず体育協会補助金の額についての御質問でございますが、こちらの方はほぼ定額360万円というベースがございます。年によって違うのは、町の方のスポーツの補助金が使えるときはそちらの方を使うということで、補助額が減額されている場合があります。また、今回の額につきましては、今までの360万円というのをベースに町が精査いたしまして、こちらの316万8,000円ということになっております。  次に、体育協会の役員体制及び体育祭の経過について少し簡単に御説明させていただきます。  町民体育祭につきましては、日の出町体育協会がNPO法人化に伴い、今月の末をもって自治会からの体育役員がいなくなることが決定しております。また自治会連合会の方からは、「町民体育祭についてさまざまな視点から抜本的な見直しを図り、将来につながる町民体育祭になるよう変革を求める要望書」というものが本年1月22日付けで町にございましたところでございます。  町民体育祭の要望書につきましては、現在、所管課総務課が中心となり対応しておるところでございますが、今月1日付けで自治会連合会の方へ回答しておりますが、その中で、今後の体育祭につきましては、さまざまなことについて体育協会と協議を進めていき、町民が個人で自由に参加できる種目の検討や、パラスポーツ体験のスポーツフェスタの開催を基本に検討することとしておりまして、また、開催に当たりましては半日単位の開催を予定しておりまして、会場につきましても今後内容によって調整することとしております。  また、これらの内容につきましては、詳細が決まり次第、町の広報紙及び自治会回覧でお知らせするとしております。  このような内容を踏まえまして、今回町民体育祭運営委託料として現在の体育協会並びに日の出町スポーツクラブあるいは日の出町スポーツ推進員の方に御協力をいただき、委託というような形で行うようなことをこれから検討することとなると思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 説明は大体よくわかったんですが、そうしますと、その体育祭については、内容はこれから詳細を詰めていくということでありますので、運営委託料が2年前の補助金とほぼ同額なのはあまり根拠がなく、置いてみたという位置づけだということで、そういう解釈でよろしいでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) その通りでございます。概算で計上させていただきました。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに。村木副委員長。 ◯副委員長(村木  満君) 予算書のですね、123ページの上から3行目、1914の地域スポーツクラブ補助金とありますけど、これどのようなクラブに補助金が出ているのかちょっと教えていただけますか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 地域スポーツクラブ補助金についてのお問い合わせでございますが、正式名称が「日の出町総合型地域スポーツ文化クラブ」という名称がございまして、東京都の指導によりまして、各自治体に1団体以上は設置するものとして、昨年町の方でも発足したものでございます。  主な内容といたしましては、10教室程度行っておりまして、健康体操やスクエアアップ&中国体操あるいは美容体操、フットサル、キッズ体操教室、スローエアロビック、スポーツ吹き矢などなど、いろいろな年齢層の方をターゲットとした活動を行っております。それに対して、町の方から当面の間援助するということになっておりますことから、補助金の方を出しおります。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 村木委員。 ◯副委員長(村木  満君) いろんなクラブに補助金が出ているということなんですけど、これもし自治会でですね、ラジオ体操クラブとかつくって、このようなスポーツクラブとして登録した場合は補助金等は出るんですかね。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 全くそういったものとは別物で、総合型地域スポーツクラブというものを東京都でつくるように指導があったことから、町として1つつくられたもので、そういったものが1つとは限らないんですが、東京都の方の活動内容に合致すればそういった可能性はあるかと思いますが、今のところ日の出町総合型地域スポーツ文化クラブのみが対象となっております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) いいですか。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 1点お尋ねいたします。118ページのところにですね、やまびこホールの運営費があります。そして、やまびこホールは非常に細かくいろんな管理料的なものとか、点検料とか委託料並んでいるんですが、その中で管理委託料というのが213万9,000円あります。これは具体的にどういうところに何を委託をしているのか伺います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 主にシルバー人材センターに委託をしている受付等の作業でございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) そうしますと、これは受付をする人。例えばですね、やまびこホールにも臨時職員の賃金という欄があります。それとは別に受付業務ですか。何人ぐらい、シルバー人材ということは人件費かと思いますが、どのような仕事を頼んでいるのか、何人ぐらい頼んでいるのか伺います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 通常町の臨時職員の方は平日のみの勤務となっておりまして、時間外及び日曜日・祝日の利用に対しての対応をシルバー人材センターの方でしていただいております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) これはそうしますと、シルバー人材と臨時職員とは別の人ということでよろしいんでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) 全く別の方で、シルバーは3人のローテションで対応しておりまして、町の臨時職員は1名ということで対応しております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに。折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) やまびこホールの運営についてなんですけれども、この空き情報というのが他の自治体ではホームページ上で確認できたりということがあるんですけれども、そういった対応が今後できないものかということ。システムが大変ということもあるんでしょうけれども、受付に人材がいるということであれば、そういったことも可能なのかなというふう思いますのと、それから行事予定ですとか、ここは町民の交流の場というふうになっているかと思うんですね。ただの貸し会場で済ましてしまうのはもったいないと思いますので、ぜひ情報発信ですとか、社会教育団体の案内ですとか、その参加を呼びかけるようなものなども置けるのではないかなと思うんですけれども、そういったスケジュール表ですとか、行事参加の案内ですとか、そういったものが設置できないものか。今スポーツクラブの案内のようなものが会場にはありますけれども、それ以外の団体の案内というのがないので、何かそういった検討をしていただけないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 前野文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(前野 恵司君) ホームページとか電子的な予約については今後の課題だと思っております。  また、周知の方は、ポスターとかラックもかなり置いてありまして、それぞれの団体で幾つかそういったものは要望があった場合は置かさせていただいております。  スケジュール表というのは置いていないのですが、それぞれいろんな団体がチラシとかを刷ってきた場合、そのイベントの内容とかそういったもののみを今置かさせていただいておりまして、それをまとめたスケジュールみたいなものは今つくってはいないのが現状です。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) これも要望として聞いていただければと思いますが、ぜひ月刊というんでしょうかね。ある程度の週にまとめたもので、こういった催しがありますよみたいな的なものをぜひ設置していただけると、皆さん何かの機会に来たときにこういったものも参加してみようかということになるかと思いますので、そういった交流の場であるということをぜひ念頭に置いていただいた取り組みをしていただきたいなと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに質疑の方ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(濱中 映慈君) ないようですので、これにて質疑の方は終了させていただきます。  それでは担当課の入れ替えを行いますので、暫時休憩といたします。                午後2時24分 休憩                午後2時30分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  会議を始める前に、坂井総務担当課長ですが、ただいま窓口で対応しておりまして、ちょっと入室の方が遅れておりますので、私の方ではこれを許可いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは所管課長より総務費及び各課職員人件費について主要事業の概要についての説明を求めます。三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは平成31年度予算におきまして、総務課の主要事業について私から説明をさせていただきます。  予算書36ページ中段1目一般管理費の4、職員管理経費で3つ目の東京都町村職員海外派遣研修旅費70万2,000円は新規事業でございます。これは東京都町村会が主催する事業で、今回町から職員1名を派遣する予定でございます。  42ページの中段8目車輌費は、前年度比較で1,693万円の増、これは備品購入費の町用自動車購入費及び電気自動車等自動車購入費で、老朽化が激しい車両3台を廃車して、軽自動車の2台、電気自動車2台の計4台を購入する内容となってございます。  42ページの下から44ページにかけまして、10目情報処理費は592万円の減。これは3のネットワーク管理経費で、2カ年にわたって行っている皆減対応によるシステム改修委託料が297万円減となったことと、住基ネットワークシステム使用料が皆減となったことがその主な理由でございます。  ほかに44ページの下から45ページにかけて、4庁舎管理経費、庁舎の改修工事ですけれども、昨年度は老朽化により、空調機中央監視装置を入れ替え、今年度はその二期工事として、本庁舎と保健センター、教育センターの各部分ごとに空調機を停止させるリモート装置の更新を行います。  50ページの下から53ページにかけては選挙費でございます。本年度は、参議院議員選挙と町議会議員選挙があり、予算をそれぞれ計上してございます。そのほか総務課の事業、会計課では、事業費等が大幅に変更することはございませんので、次に、一般職員の人件費関係について御説明をさせていただきます。  給与明細書、予算書の130ページ、一般職の(1)の総括表をごらんください。前年比との比較でございます。一般会計上の職員数は148人で6名増ですが、職員構成の変動と在職派遣の社会福祉協議会とシルバー人材センターの給与の支給の方法を変えまして、直接支給に変更したことに伴う計上の増となっています。  給料は1,592万円の増、131ページの給与の増減明細にありますとおり、昇給に伴う増が643万円、在職派遣分の計上など、職員構成変動による増が949万円です。職員手当等は、全体では136万円の減、下の表、内訳。職員手当等の内訳にありますとおり、職員手当が減となった主な理由は、退職手当負担金の大幅な減によるものです。これは定年退職者数が7名、本年度に比較して1名の減ですけれども、管理職の退職者が少なくなることにより1,681万円の減です。  そのほかの増減につきましては、職員構成の変更によるもので、共済費も含めまして、総額は12億9,323万円で、2,198万円の増でございます。  以上で、総務課及び会計課の予算の概略の説明とさせていただきます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは続きまして、平成31年度予算、企画財政課所管の概要説明をさせていただきます。  初めに、総務費における企画財政課所管業務の新規、重点、主な事業について御説明をさせていただきます。  予算書につきましては39ページから42ページ、目の財政管理費、財産管理費、企画費、処分場地域振興費になりますが、重点事業としては2件でございます。  1点目といたしましては、40ページ、第五次長期総合計画策定支援業務1,008万9,000円でございます。現行の第四次長期総合計画は、31年度が最終年次に当たりますことから、平成32年度以降の町政運営にかかる基本理念、方向性を定めてまいりたいと考えてございます。  なお、現在、町民アンケートを3月8日に発送し、25日(月曜日)に回収で、実施をしているところでございます。  2点目といたしましては、39ページの財産管理費、公共施設データ共有システム構築委託料497万2,000円でございます。本年、平成29年2月に策定しました「日の出町公共施設等総合管理計画ガイドライン」に基づき、事務保全型から予防保全型への維持管理の転換を図るため、施設の老朽化や今後の方向性を踏まえた施設管理の長期保全計画を策定し、昨日の全員協議会でも御説明をさせていただいております。  今回のシステム構築は、これらの計画データ、蓄積した公共施設データをもとに、今後の公共施設の適正な管理と職員の意識づけを定着させるため、公共施設データ共有システムを構築するものでございます。このほか予算額はわずかでございますが、財政、契約係におきましても適正かつ効率的な行財政運営に資する各種事務に努めてまいります。  以上が31年度における企画財政課予算の主なところでございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。
    ◯生活安全安心課長(濱中  修君) それでは、総務費における生活安全安心課の主要事業や新規事業について概要説明をさせていただきます。  生活安全安心課の所管は、41、42ページの目の交通安全対策費、それから45、46ページの地域振興費になります。  31年度の主要事業といたしましては、46ページのバス運行関係経費のバス運行に伴う補助金1,386万4,000円ですが、前年度の当初予算と比較し、681万円の増額となっております。武蔵五日市駅からつるつる温泉までのつるつる温泉線の路線バスの赤字分を協定に基づき補助しております。  今年度も第2号補正時に579万1,000円補正させていただいておりますが、これは西東京バス株式会社で補助金内容を精査したところ、運転士、バス整備員、燃料、車両償却費において未算入部分、具体的には協定変更後の運転士、土日運行回数の増などがあったということで補正したところでございます。  したがって、31年度は適正な補助金を当初予算で措置したところでございます。なお、29年度以前の未算入部分については、西東京バス株式会社において負担しております。  次に、新規事業といたしまして、同じく46ページのA(安全)・A(安心)大作戦事業経費の自動録音機購入費35万2,000円ですが、高齢者が特殊詐欺被害に遭わないために、町で購入し、配布するもので、当面50台購入し、五日市警察署と連携し、配布を予定しております。東京都の自動通話録音機設置促進補助金2分の1補助の活用を予定しております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田中税務課長。 ◯税務課長(田中  剛君) それでは、総務費における税務課所管の事業で、主に新たに計上したものの概要を御説明申し上げます。  予算書の47、48ページ、2項の徴税費でございます。まず1目税務総務費でございますが、1税務一般経費の地方税共同機構負担金36万6,000円につきましては、従前の地方税電子化協議会が解散され、本年4月に地方税法上に規定される法人として、地方税共同機構が設立されるため、名称を変更して計上したものでございます。  次に、2目賦課徴収費でございますが、2住民税関係経費のエルタックス更改に伴う作業支援業務委託料32万4,000円につきましては、共通電子納税システムの導入等に対応するために計上したものでございます。  次に、3固定資産税関係経費の標準宅地不動産鑑定評価料784万3,000円、土地価格評定調査委託料19万8,000円、路線価評価支援業務委託料678万5,000円につきましては、次回、これは2021年になりますが、固定資産税の評価替えなどに向け、評価替えの年の翌年度に実施する事業費を計上したものでございます。  次に、4納税関係経費の口座振替データ伝送サービス委託料91万6,000円につきましては、口座からの引き落としのデータをフロッピーディスクによる送付から通信回線を使用したデータ送信に変更したことに伴うランニングコストでございます。  次に、町税過誤納還付金及び還付加算金でございますが、特別多額な還付が予定されていないことから、平年の1,500万円を計上したものでございます。  説明につきましては以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田中町民課長。 ◯町民課長(田中 安幸君) それでは、総務費における町民課所管事業の概要について御説明申し上げます。  予算書の49、50ページ、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費になります。目全体で予算額6,956万9,000円、前年度と比較して2万6,000円、0.037%の減でございます。  経費ごとに御説明いたしますと、1戸籍住民基本台帳事務経費としまして、窓口事務に要する費用、保護司活動に要する費用、人権行政法律相談に要する費用等2,399万1,000円を計上しており、前年度と比べ、306万5,000円、率にして14.65%の増額となっております。  増となりました主な要因でございますけれども、30年10月1日にリプレイする予定で、30年度当初予算に計上してございました住民基本台帳ネットワークシステムに関する費用が、30年8月に、31年3月から西多摩郡町村電算共同運営による4町村での共同利用を開始することが決定し、その後、何回かの計画変更を経て、31年6月1日から共同運営が開始されることになったことによるものでございます。  次に、2社会を明るくする運動事業経費としまして、親子ふれあいマス釣り大会等、社会を明るくする運動に要する費用58万8,000円を計上しており、前年度と比べ5万8,000円、率にして10.94%の増となっております。  増額となりました主な要因でございますけれども、社会を明るくする運動の懸垂幕の劣化が著しいことから、新たな懸垂幕を購入する費用を計上したことによるものでございます。  次に、人権啓発活動に要する費用の3人権啓発活性化事業経費は前年度と同額の予算となっております。  次に、4個人番号カード発行事務経費としまして、個人番号の附番、個人番号通知カード、個人番号カードの発行等に要する費用424万1,000円を計上しており、前年度と比べ6万8,000円、率にして1.58%の減となっております。  減額となりました主な要因でございますけれども、個人番号カード発行用の統合端末機の保守料が皆減となったことによるものでございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 岩崎まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(岩崎  浩君) それでは、まちづくり課の総務費の御説明をさせていただきます。  予算書の55ページ下段をごらんいただきたいと存じます。総務費の地籍調査事業経費でございますが、1310地籍調査業務委託料といたしまして、1,794万3,000円を予算計上させていただいておりまして、昨年に引き続き、大久野の長井地区の山間部0.51キロ平方メートル、72筆の地籍調査を予定しております。あわせて平成30年度に実施いたしました長井地区の山間部0.25キロ平方メートル、52筆の成果の閲覧を実施いたします。  また、補助金といたしましては、24ページをごらんいただきたいと存じます。中段にありますが、地籍調査事業費補助金といたしまして、1,345万7,000円が補助金でございます。これは委託料1,794万円の75%でございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 説明が終わりました。  それでは総務費及び各課職員人件費についての質疑に入ります。質疑はございますか。嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) まず最初に、議会費と言いたいところなんですけれども、ちょっと関連で、職員のですね、管理経費に関してお尋ねしたいと思います。  職員の研修委託料だとかあるいは市町村職員研修所研修費負担金とか、当然のことながら出ておりました。これはこれで大変結構なことなんですけれども、私から1つ目は、項目がないので提案なんですけど、議会の中で毎年所管事務調査で各常任委員会が視察に行きます。先進地、大体日の出町と同規模か、それよりもちょっと大きい自治体に行きまして、大変取り組まなくちゃいけない事業に対して視察をするわけでございますが、かつてはあったみたいなんですが、担当の係長さんなり課長さんが同席していただくと、本当にまさに車の両輪じゃないですけどね、我々常任委員会は、今町で何が必要なのか、何を今後取り組まなくちゃいけないのかというような視点でそういった施設研修をしておりますので、ぜひ一緒にそういう機会をね、今後設けていただければいいなというふうに、職員の担当課の人にもぜひお出でいただきたいと思いますが、その辺の予算づけの考え方をどう思っていらっしゃるのかということをまず1点お伺いしたいということがあります。私が申し上げたのは、全議員がそう思っておりますので、代表で申し上げました。  それから40ページ、企画財政にかかわることでございます。第五次長期総合計画策定支援事業委託料1,008万9,000円でございますが、これは大変第四次長期総合計画に引き続いての大きな町の方針でございますので、これはまさに日の出版のまち・ひと・しごと戦略、そして昨日説明を受けた日の出町公共施設等総合管理計画ロードマップ、こういったものとの整合性というのは、これはきちっと図られているんだろうと思うんですけども、その辺の整合性についてお伺いしたいと思います。  それから3点目ですね。その下に(仮称)日の出町総合文化体育センター建設に係わる業務支援委託料、これについての御説明をいただければと思います。以上3点お願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) それでは今、担当課長に同行していただきたいというようなお話であったと思うんですけれども、予算の関係も含めてですね、今後の検討課題というような形でさせていただければと思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 私の方からは長期総合計画の整合性ということでございます。  御案内のとおり、31年度にですね、第五次長期総合計画を策定をしてまいります。まず、詳細については先ほど申し上げましたとおり、アンケートを実施している段階でございまして、これから骨子の確認、また町長のこれからの方針の確認等々をしながら、編成をしていくところです。当然のことながら、現在策定しているほかの計画との関連性は網羅させていただくという中でつくっていく予定でございまして、また、総合戦略も最終年次に当たり、先行きがどうも継続性があまりないのかなというところも踏まえて、総合戦略の中のいい部分を導入をしながら、今後構築をしていきたいと思っております。  3点目のですね、総合文化体育センターの支援業務でございますが、こちらにつきましては、平成30年度からの債務負担で設定をさせていただいている予算で、今年度執行するという形になります。  こちらについては、既にお配りもさせていただいています基本計画に基づいてですね、今後庁内会議でありますとか、設置検討委員会の際にですね、会議のサポート支援、専門的な視点からのサポート支援でございますとか、あと各種許認可事業が今後の計画上必要となるもの等々についてですね、知識の供給というか、成果品も含めて御提供いただくというような業務内容になります。  あと1点目、総務担当課長の方からありました視察旅費の随行でございますが、こちらについては過去の行革とかの取組みの中でですね、随行職員については、町長ほか1名というふうな設定をしてございます。町長が出席をされない場合については随行職員1名という認識の中で現在進んでおりますので、今後ですね、これは行革の中で進めさせていただいた設定でございますので、いろいろ御意見もあろうかと思いますが、今後お話を伺いながら、必要な研究はさせてまいります。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 1問目の質問に関しましてはね、私が議員になってから一度も、新島に行ったときぐらいなものですけどね、交流があるので。それ以外はないんですけども、ぜひ、私どもも真剣にこの視察研修場所を選んでですね、担当課長あるいは町長も来ればよかったなというようなことが多々ございましたので、しっかりとこれは9月以降に、改選後になるかと思いますけれども、ぜひそのときは同行していただければというふうに思います。  それから、第五次長期総合計画、まさにこれから。非常にこれは大事な、私が言うまでもなく大事なことなので。なぜかというと、いかに町民とまた議会と、本当に含めてこれに参加していくかということだろうと思いますので、また、そういう対案とか何か出てきたらまたお示しをいただければというふうに思います。  それから、総合文化体育センターのことに関しては、まだまだちょっと先が見えない状況なのか、土地の集約だとか、鳥瞰図とか、以前にも質問したことがあるんですけど、その辺の、仮に相沢沖というふうに町が決定しておりますけれども、果たしてこの土地の集約とかですね、その辺の進捗状況というのは、見通しとか含めていかがなものでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 総合文化体育センターの進捗状況でございますが、主に土地に関してということで。こちらにつきましては、過去からも御報告をしておりますとおり、27年度の後半からですね、当初の所管課長が交渉を始めております。その経過の中で、たたき台ということで基本計画が必要だと。そういったものも策定し、お示しをしていく中で、継続的に、数カ月に一度打ち合わせをさせていただいているところなんですが、現在については、御承知のとおり、あそこは埋立の事業用地という、組合さんからしてみれば事業用地と。覆土材の置き場ということになってございます。  町としては、19年に定めました土地利用計画等々に基づいてですね、あそこを候補地としてさせていただいていますので、その趣旨についての理解は当然共有認識は図られているところでございますが、組合としては、これからの3期、今の二ツ塚処分場の3期計画がはっきり定まらないうちにその事業用地である残土置き場をどうこうというわけにはなかなか行きづらいという話も伺っておりまして、現在ですね、組合で策定をしていると伺っております3期計画の策定を待っている状態ということで、継続的にこれからも協議をしていきたいと考えております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 今の御答弁ですとね、まだまだ広域資源循環組合の、これはしばらくずっと管理下に置かれているところなんですよね。そういったことを言うと、元に戻して申しわけないんですけども、リセットすると、考え方によってはね、そもそもそこに日の出町が総合文化体育センターをつくるのは自由だし、これは大いに町民の皆さんが望んでいることなのでいいんですけど、果たしてその設置場所に関しては、不確かなうちにここを町が宣言したということに問題がありますよね、ある意味。資源循環組合さんの方としては、このことに関しては了承をしているのかどうかということを、まずそこを確認したいと思います。いかがでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 先ほど申し上げました、理解、全面的に協力をするという表現がちょっと弱かったのかもしれませんが、こちらの用地については、町が決定したことを受け入れていただいているという認識でございます。ただ、その残土がまだ置かれている状態ですから、この残土を組合として処分するのか、またそのまま町に御提供いただくのか、そういった細かい決定が、将来の計画が成立しない段階では判断しにくいというような協議の中でお話を伺っていますので、総合文化体育センターの設置に関して、基本的な事項については全面的に協力していただけるという認識でおります。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) そうしますと、広域資源循環組合さん次第ということになりますよね。この運用、管理下に置かれている敷地内の方針というか、まだきちっと定まっていないということですよね。だから何年度を目途にとかという、そういったこともまさにまだ推しはかれない状況なんでしょうか、どうでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 先ほど申し上げました組合で検討すると言われて伺っている期間、詳細についてはなかなか申し上げらないことがございますが、来年度いっぱいには計画ができ上がるというようなお話を伺っておりますので、そこからまた土地の協議というのは具体的に再度させていただく。31年度末には計画ができるというふうに伺っております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) そうしますと、1年後のその計画を見てのこちらの動き方ということになるという御理解でよろしいですね。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) その計画の中も、ただただお待ちして何も話を進めないというわけでも必ずしもございませんので、継続的に協議はしていく中で、そういった町の意向も含めてお伝えしながら、組合としての第3期の工事計画というものについて策定をしていただくという話になろうかと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) ある意味これは本年度予算に出したというのは、これは当然継続しながら、こういう町は意向だということを示す意味での委託料ということでよろしいんですね。わかりました。 ◯委員長(濱中 映慈君) 田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) 3点伺います。まず39ページのですね、財産管理費、公共施設データ共有システム構築委託料、今御説明いただきましたが、具体的にどのようなものが見れて、共有する職員の範囲というのはどういうふうになるんでしょうか。ソフトのようなものなのか、ちょっとイメージが湧きませんので、もう少し具体的に説明していただけると嬉しいです。  それから、45ページの庁舎管理費の中の来場者喫煙所設置工事、これについてですが、設置の場所とかですね、そうしたものも決まっていましたらお聞かせください。今後、役場の敷地内、ベランダとかですね、そういうところも含めて庭、駐車場とかも含めて、どのようなことになるのか、決まっておりましたら教えてください。  それから一般質問でも伺いましたが、45ページから46ページのバス運行関係経費、先ほども説明がありまして、29年度以前の算入分が適正でなかったということなんでしょうかね。それで30年度には補正をしたし、31年は適正な金額を出したと。以前からこの金額だったというふうにも取れる説明なんですが、実施計画を見ましたらば、同じ金額が来年度以降も載っているわけです。  ですから、実際700万ぐらいの金額だったものがですね、結局1,386万4,000円。1,400万、約倍の金額になったという気がいたします。30年度の当初予算というのは、バス運行に伴う補助金の方は705万4,000円だったと思います。ですから、かなり大きな変更なんじゃないかなというふうに思いますが、一般質問のときにも副町長から、やはり町民サービスとして継続することだというふうな御意見もあったので、それなりに理解するところですが、町民はそうは思っていない。  というのは、あそこはバス代を払います。かなり高い金額なんでしょうか、通常のキロ当たりの金額だと思いますが、町がこれだけの補助金を払っているという理解はないかもしれないなというふうに思うのですが、この点についてもこれは仕方ない支出というふうに町は、仕方ないという言い方は申しわけないから訂正しますが、必要な支出であると、大久野地域の活性化あるいはつるつる温泉の観光客のためにこれは必要なものだというふうな判断をされているのか、もう一度お話を聞かせていただきたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは私から公共施設データ共有システム構築委託料について御説明を申し上げます。  こちらにつきましては、田村委員もおっしゃいますとおり、公共施設の適正な管理と職員の意識づけを定着させるためという目的で構築をするものでございますが、こちらの具体的な内容、システムの概要でございますけど、こちらについては、過去ここ2年で行ってまいりましたいろいろなデータを積み上げるということでございますが、具体的には、施設基本情報でありますとか、利用状況、コスト状況、運営状況などを、公共施設等データベースと言われる部分とですね、保守点検業者また工事実績、部位、設備情報や部屋の一覧など、公共施設等の保全データベースというものとですね、さらには点検チェックシート等々でですね、確認を取っております間取り図とかですね、点検写真、竣工図、建築計画概要書などのデータをベースとした建物調査関連データ、この3つを柱にですね、システムを構築するということでございます。  システムができた段階で、どういったものが見れるのかという内容でございますが、こちらについては施設台帳とかですね、修繕工事履歴、あるいは指標の分析でありますとか、点検記録、劣化診断、またそれぞれの施設の個別計画みたいな形のものがシステムの中に取り込まれているということでございます。  あくまで初年度、31年度のシステム構築については、まだ全庁的に皆様のお手元の端末で全てが見られるということではなく、初年度につきましては、管財係の方のシステム設置ということになります。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは田村議員の御質問、来庁者用喫煙所設置工事につきまして、お答えさせていただきます。  こちらは場所の方につきましては、役場前の広場がございます。こちらから言うと右側には電話ボックスがあると思いますけれども、それのちょうど反対側の部分を想定しております。  こちらの方はあくまでも来庁者用の喫煙の場所の指定というような形で、今は結構あちこちで、外で吸っている方もいるんですけども、まずボードをそこに立てまして、特に屋根とかはございません。あとは四角い線をキープして、ここは喫煙場所ですよというように示すような形で、規則の方が出ておりますので、そういうここを喫煙場所として指定しますみたいな形をお示しする形になることを想定してございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) バス運行の補助金の関係でございますけども、この間も答弁させていただきましたけども、西東京バスの方の社内点検でですね、そのあたりの未算入部分が発覚したということでですね、協定は26年ですか、先ほども説明をいたしましたけれども、本数をふやした、その関係をその当時、その以後算入していなかったという関係でですね、運転士の関係だとか、あと燃料、諸々の経費がふえてしまったという関係でございます。  ですから、先ほども説明したように、29年度以前の、多分26年度からそういうふうに変わっていたのかなと思いますけれども、そちらの方は西東京バスの方の間違いでやってしまったということで、30年度からですね、その適正な補助金をいただきたいという形の中でですね、お支払いをしたということでございます。  それですので、先ほどの質問の中にもありましたように、今後の実施計画の中ではですね、今のこの1,300万前後のですね、補助金が今の協定の中ではかかるんではないかと。また、バスがトレーラーバスですか、こちらの関係でつるつる温泉等に行かれる来場者の方には人気があったりということでですね、かなり年数が十数年たっていまして、かなり故障等も多いということでですね、そのあたりの維持管理の経費もかかるということでございますので、そのあたりも考えながらですね、大久野地域の活性化、それからつるつる温泉等に来場する方の利便性も考えながら、今後検討していかなければいけないなというふうに考えているところでございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 会議の都合上、3時20分まで休憩といたします。                午後3時08分 休憩                午後3時20分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯委員長(濱中 映慈君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。田村委員。 ◯委員(田村みさ子君) もう一度ちょっと伺いたいのですが、まずそのシステムなんですけれども、かなり詳細なデータが入力されるように聞きました。1年で、これだけの金額を払うので構築していろいろデータが集まると思うんですが、次年度以降ですね、次のときからこのデータ入力とかこのシステムの維持ですよね。それが職員さんだけでできるのか、現場の職員さんだけでできるのか。例えば、どのくらいの人が利用したとかというのは刻刻情報データ変わりますよね。それは職員でできるようなそんなシステムになっているのかどうか。そうでないと、そのシステムの、情報の新鮮さというか、いつも新しいのになっていなければ意味が薄れるかなと思いますので、その点1つ伺います。  それから、喫煙場所なんですが、東京都の受動喫煙の防止条例の関係でそういうことになったというのはわかるんですが、私が伺いたかったのは、今現在庁舎の敷地あるいはベランダなどでも吸える場所になっているといいますか、約束ごとでそこでということになっているところが何カ所かあると思います。そこにはどうなんですか。手をつけないんでしょうか。来庁者もそこで吸っていらっしゃるということもありますが、そこについては何か手を打つことは考えていますか。  それから3番目のバス運行関係経費なんですが、これ当然委託契約書には、今話したような本数がどのくらいで、こういう条件のもとに料金を払うというような細かい契約の約束ごとというものが書いたものが添付されているんでしょうか。  それからあとですね、支払いをするときにも、請求書なり何か向こうから来る書類に、こういうことですという積算なりが示されているもの、例えば日数とかですね、そういうものが示されているんでしょうか。私は監査委員をやったことがありませんので、そういうのも見たこともないですが、そのあたりのお話も聞かせてください。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは、データ共有システムの次年度以降の管理についてのお尋ねかと存じますが、こちらについては当然のことながら、毎年更新されます固定資産台帳移動データも反映しているものでございますので、こちらは固定資産台帳の移動データについては毎年自庁で実施する必要がございます。この更新作業に必要なチェックツールの作成等見直しも一緒に行いながら、さらにですね、公有財産台帳ツールの見直しも一括してこのシステムの中で構築していこうということで、30年度の委託費の中にはですね、昨年まで別で計上しておりました固定資産台帳の移動データの支援業務というのも若干含んでいるのはその関係で含ませていただきまして、31年度以降についてはですね、自庁で完全に職員で処理をできるように努めてまいりたいと考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは私の方から、先ほどに補足する形で説明をさせていただきます。  東京都の受動喫煙の防止条例と同時に、改正の健康増進法、この2つの法律、国の法律と都の法律で、これから規制がかかってくるんですけども、まず、日の出町役場は、ここで規定される第1種施設に含まれまして、例えば病院だとか、それから学校、児童福祉施設と同じ扱いで、敷地内は全部禁煙になります。7月1日から規制が始まるということで、ただし、指定場所をですね、今私が申しましたのは、正式には「特定屋外喫煙場所をつくることができる」、そこの場所では吸っても構いませんよというものがありまして、そこで今申しました場所は、人の動線ですね、車から来る人、バスから降りる人、庁舎に入る方とか、あと庁舎の入り口から距離が取れますので、その部分に喫煙場所を指定してそこなら来庁者の方は吸ってもいいですよ、それ以外の敷地は一切禁煙になりますというのが規制が入るのが7月1日でございます。ですから、当然職員も吸えない形になりますので、はっきり言いますと、吸える時間というのは勤務する前の朝の時間、お昼の時間、5時過ぎに敷地から出ていただいて吸うというような形になっていくと思いますし、当然7月1日までには、今指定している場所の灰皿は全部取らなければいけないというような形になります。  今言ったように、屋内は全て禁煙、軒下なんかも含まれますので、今ベランダで吸っておりますけれども、そこら辺も当然禁煙の対象になるということになります。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) バス運行に伴う補助金の関係でございますけれども、「町内つるつる温泉線運行バス協定書」というものを結んでおりまして、その中で支払いはですね、運行経費の補助という中でですね、運送収入から運行経費を差し引いた、欠損が出た場合に支払うということになっております。その運行経費の中には、運行に伴う業務のほか運行管理業務だとかですね、整備管理業務、これらに付随する業務も入るということでございます。  それから細かい請求等をいただく場合もですね、請求書のほかに内訳書、そのようなものもいただいております。定例監査、決算監査、こういうときに監査委員さんから御指摘を受けたときにも、提出して見ていただいております。以上です。
    ◯委員長(濱中 映慈君) 清水委員。 ◯委員(清水  浩君) 予算書42ページですね。1510電気自動車充電設備設置工事、こちらの設置場所と、今後この電気自動車を徐々に導入していくのかどうかを伺います。  次がですね、予算書46ページ、1810自動録音機購入費、こちらは先ほどですね、50台という台数でお話がございましたけども、この配布方法ですとか、対象者の選定などの手続きはどういうふうにやっていくのかというのを教えてください。お願いいたします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) それでは電気自動車の設置場所ですけれども、これは役場裏に庁用自動車の駐車場があります。それの一番川に近いところ、駐車場が3列あると思うんですけども、その真ん中の列の一番後ろ、川に近い部分、背中合わせに2台。電気自動車を2台買いますので、そこにその充電施設のものを、東電の方から直接に引っ張ってそこに充電できるような施設をつくることを計画しております。  と言いますのは、初めは役場のキュービクルの近い、もう少し違う場所を計画したんですけれども、そうすることによって役場のですね、使用電量の基準値が上がってしまって、全体の金額が上がって、とんでもない金額になってしまうというのが、相談する中でわかっておりましたので、それは別回線で直接それ専用のものを充電できるような形で、その場所を想定してそこにつくる計画でおります。  今後ふやしていくかについてですけれども、とりあえず今回は電気自働車の方は2台ですね。あとは、今後入れ替えの計画を立てておりますので、電気自動車は経費が高いですので、そこら辺は相談で検討していきたいと思っております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) 自動通話録音機の配布の関係でございますけれども、先ほどもですね、内容は説明させていただきましたけれども、50台購入予定をしております。4、5年前ですか、東京都の方から無償でいただいたものを、その当時配布を広報等でですね、もらう方の希望者を募ったところですね、その当時はこれほど特殊詐欺の被害を起こしていなかったということでですね、あまり希望者がいなかったということでございますけれども、2、3年前からかなり特殊詐欺がふえてきて、警察署の方でも、住民の方に電話だとか直接、そういう被害に遭わないようにといったときにですね、そういうのがあれば撃退できるというか、それにひっかからないということもありますので、今回配布を考えているところでございます。  その補助対象の内容がですね、東京都の補助をいただくには高齢者等に対するということで、等ということですから、高齢者に限ったわけではございませんでしょうけども、自宅にいる高齢者の方が騙されやすいというのがありますので、そのような方をですね、対象に考えていきたいと思っておりますけれども、今、要綱が定まっておりませんので、ここで予算が可決されましたら、早速町の方の要綱をつくりまして、その配布をですね、考えていきたいというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 庁用車の、先ほどお話がありましたけど、今回電気自動車が2台で、軽自動車が2台ということで、前回のときも聞いたと思うんですけども、庁用車のレンタル化、部分によってはそっちの方が経費が低く抑えられるんではないかというようなお話をさせていただいたと思うんですが、その当時の総務課長がいろいろなデータを取っていると。1台1台に対してどのくらい動いているかとか、無駄がないかとか、そういうデータを取って今後方向性を決めていきたいという、たしかそんなような御答弁をいただいたと思うんですが、その辺の方向性、先ほど計画を立てていきたいとおっしゃっていましたけど、そのデータというか、そういうものは今回反映されているのかなというところが1点。  議会費に戻りますけれども、議会だよりの件なんですが、これは本当に議員も長年言っていることで、全ページのカラー化ですか、この件と、あと3年前から町民懇談会でこういうことをずっとやってきまして、議会だよりを使って何か町民の方にお答えするということが、枚数をふやしていくということも検討しなきゃいけないかなというところがありまして、これは要望になってしまうんですけれども、カラー化と、どうしても金額が決まってしまいますと、その中で何とかやりくりしようという話になってしまいますので、そこまで弾力的にできるような予算を組んでいただきたいなという要望です。  37ページの臨時職員等管理経費の中で、13の11会計年度任用職員制度導入支援業務委託料というのがあって、この会計年度任用職員制度というのがどういうものなのか。どうしてここに載っているのかを教えていただきたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) まず、庁用車の関係についてお答えさせていただきます。  今、縄井委員からいただきましたとおり、引き継いだ段階で、庁用車の傷み具合が、かなり老朽化が激しくてですね、まずは年間2台ずつ替えていこうかという部分で計画を、順番に費用的なものを更新計画というものをつくって、今、手元にあるのは5年間、初年度登録が15年以上経過しているもの、それから走行に支障が出るほど傷みが激しいもの、それから走行距離の長さ、それから車輌管理者、運転士にお任せしているんですけども、工場の整備の方の、ちょっとこれはもう交換した方がいいだろうというような部分を含めまして、順番を決めて入れ替えをしていこうというところで計画をつくったところでございます。  今回につきましては、電気自動車の方が、総合交付金の方がつく目当てもございますので、2台ここで入れているという形のものになってございます。  レンタルとの費用対効果の比較というのがですね、正直ちょっと、順番は決めたんですけども、その比較の研究がまだそこまで至っていないので、順番に入れ替えていくに当たって、購入がよろしいのか、レンタルがよろしいのかというのはちょっとまた勉強をさせていただいてですね、その課題は正直漏れてしまった部分がございます。申しわけないんですけども、そこは含めて、順番は決めたところですので、検討していきたいと思っております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 議会だよりの予算についてということでございますが、お示しした結果は結果として受けとめていただきたいというのがまず前提でございますが、過去にですね、日の出町行政改革等を取り組んだときに、歳出の抑制という中で、いろんな経費を見直しました。そのときに町の印刷経費、カラー印刷はなるべくやめましょうとか、そういった検討をしたときに、一緒に議会等々も、当時記憶にはタブロイド版で広報紙や、そういったたよりのたぐいは経費削減でやろうかという話もした記憶がございます。ただ、それからいろいろわかりやすい情報提供でありますとか、いろんな情勢が変わってきたのも事実でございますので、ここにつきましてはですね、今後、必要に応じた検討また協議をさせていただければと思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) それでは会計年度任用職員制度導入業務委託料の御質問ですけれども、会計年度任用職員というのは、再来年度から新たな制度としてでき上がります。それに伴いましてですね、臨時職員等、今後制度をどう変えた方がいいとかいろいろございまして、要は、非正規職員の労働条件の改善という観点からですね、そういう部分が基本的には出てきたんだろうと思うんですけれども、それに伴いまして、会計年度職員という制度を新たに導入するに当たってですね、制度もしくは条例等を改正するに伴いまして、それを依頼する上での委託料でございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) ありがとうございます。ぜひ庁用車の方は、金額が管理も含めて莫大になっていくと思いますので、本当にレンタルの方がいい場合もあると思いますので、しっかりとその辺は漏れずにやっていただきたいと思います。  また、議会だよりもありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。  会計年度の任用、再来年から始まるという、臨時職員さんとか嘱託さん、いわゆる非正規雇用の方たちは、地方公共団体に準じて、同じ対象、具体的な労働条件なんかも各自治体で今はやっているけれども、それが法律にのっとってきちっとなっていく上での任用制度の導入ということで、129ページに、特別職の人数がぐっとふえたんですが、それはここに関係あるのか。それとも先ほど言っていた社協に行っているのか、出向している人の人数が特別職というところの給与費明細書ですか、前年度が、その他が506人だったのが、今年度は686人で、比較すると180人ぐらいふえるというのが出ているんですが、これが関係しているのか、それとも全く関係ないものなのか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) 129ページのその他の増減ということに対してのお尋ねでございますけれども、基本的にはですね、一番大きな要因としては、選挙が2回ありますので、その選挙2回に伴う増というふうに考えていただければと思います。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) 関連でもう一度お伺いいたします。  電気自動車についてはですね、環境に優しいということで、この自動車を選択したということはこれからの将来の正しい判断かなと思っております。  いずれにいたしましても、充電設備が、課長の答弁だと、農道側に2台と言っていましたね。この運用については、この2台のための充電なのか。それとも町民も共有して使えるのかどうか、それについてお尋ねしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 充電設備の方は庁用車専用で考えております。町民の方用というのは今のところちょっと考えがございません。 ◯委員長(濱中 映慈君) 加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) そういうことになるとね、多分大きな金額になると思うんですけども、これは出ていないんですけども、町民も使えるような設備じゃないとね、やっぱり2台のために充電器をつけるというのも、やっぱり費用対効果とかランニングコストを考えて、電気自動車じゃなくてもいいという結論にもなるんじゃないかと思うんですけど、それについてどうですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) このタイミングで電気自動車、充電設備も含めて入れさせていただいたのは、補助金がつく見込みがついたからここに入れさせていただくということが1点。  それからあと、庁用車で使う分には、普通のところでも充電はできるそうなんですけども、一晩かけて充電とかということの話になるようなので、急速充電で30分でできるような、特別な施設がないと庁用車として使うにはできないだろうというふうなこともありまして、この充電施設をつくるということになります。補助金もありますので、このタイミングで入れることを検討したと。  あと、電気自動車を入れるに当たりましては、電気自動車とあとプラグインというんですか、ハイブリット車ですよね。防災面も考えまして、いろいろなタイプの車があった方がそういうことにさまざま対応ができるだろうという部分もありまして、電気自動車が1台、それからプラグインのハイブリットのものを1台、電気自動車2台もそこを区別して入れているということで考えてございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 加藤委員。 ◯委員(加藤 光徳君) 確かにそういういろんなことを考慮した上で導入したと。一番の目的は補助金の対象であるということだと思うんですけどね。やっぱり充電器2機を設置するわけですから、それも運用面について、町民も使えるような状態にしていくというのが私は1つの収支の方法だと思うんですよ。どのくらい日の出町で電気自動車を保有しているかわからないですけれどもね。使いたいということであれば自由に使わせるような方法も、要綱を設けてつくっていくべきだと思うんですよね。それについてどうですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 調べたところでは、檜原村さんの方は庁用車の駐車場というのではなくて、一般の方も止められるような場所にあって、村民の方もOKにしていますし、あそこはそういう電気自動車を購入するに当たっての補助金も出していて、それを進めていこうという施策があってそういうことをやっていると。  日の出町の場合は、今後検討させていただきたいんですが、一つは設置場所が役場の車を止める場所なので、そこに一般の方が入っていってという部分とかいろいろ難しい問題がありますので、その部分は検討させていただきたいということで、答弁させていただきたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) 電気自動車を今回購入するということは大変いいと思います。今、加藤委員が指摘したこともね、なかなか町内の方に限定してこの充電ができるというのも、非常に選別が難しいということもあるだろうし、反面、町長が推し進めている環境に優しい日の出町という、このことにも相通ずる事業だというふうに思うんですね。  そこでちょっと視点を変えて、今回この電気自動車を購入するに当たり、最近非常に巷で社会問題となっているあおり運転、そういったことでドライブレコーダーをつけるという考えはなかったんでしょうかね。今回はちょっと間に合わなくても、次回からはやっぱりドライブレコーダー、町の庁用車でもあおられてしまうようなこともおありでしょうし、他自治体のことを言って恐縮なんですけれども、檜原村さんはたしか補助金等も活用して、ドライブレコーダー全部設置しているんですよ。その辺は遅れを取っているんですけど、この件に関していかがでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) ちょっと答弁漏れに近い部分がありましたけども、ドライブレコーダー、今回入れるものにはついてございます。4台ですね。  それとあと、軽自動車には既に4台ついているものと、それから今年度の予算では、都庁の方に行く大型のバンですね。あちらの方に3台新たに今年度はつけて、順次そこはつけていく方向で計画しております。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) ありがとうございます。ぜひね、今、本当にいつそういったあおり運転に遭遇するかわかりませんので、ぜひお願いしたいと思います。  先ほど関連で質問しようと思ったんですけど、来庁者用喫煙所設置工事ですか、この工事に関しては、やっぱりオリ・パラの気運の中、東京都が条例を出してきたという流れの中の設置なのか。それとも町独自でこれは庁舎内にきちっとした設置場所がないからということの設置なのかということ。確認の意味で再度ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 東京都の受動喫煙防止条例が出たのも当然2020年オリンピック・パラリンピックの背景があって出てきていることです。ただその前にですね、やはりそういう喫煙所の方はつくらなければいけないんではないかということで、前から予算措置は補正予算で取ったところなんですけれども、ただ国の動向で、まだ条例、規則がどのようなものになるかわからない。つくったところでそれが無駄だと余計な支出になってしまうということで、それを延ばして保留状態にもなっておりました。もちろんオリンピック・パラリンピックに乗ったものではあるんですけれども、町の方の判断といたしましても、それをつくるものは必要だろうと、ただし、時期を見ながら、それに合ったものにしなければならないということで、このタイミングになったということです。 ◯委員長(濱中 映慈君) 嘉倉委員。 ◯委員(嘉倉  治君) そうであるならば、この東京都や国に先んじて受動喫煙防止条例というのを先行していっている状況ですから、まさに何の囲いもないところでやると、逆に受動喫煙を推進するようなことになっちゃいます。受動喫煙というのは、歩いている人、吸わない人も、風にあおられた煙が20メートルぐらいからそういう被害があるというふうに言われているんですよ。これはやっぱり行政としてつくるのであれば、こういう不完全な、中途半端なものよりも、やるんであればちゃんとしたものでやらないと、おかしなことになっちゃいますよ。逆に、日の出町は受動喫煙よりも逆に喫煙を推進しているのかというふうに言われちゃいますよね。やはり国とか東京都の流れに準じたような施策を展開しないと。  私もね、かつて喫煙していたものとして恩恵をいただいております。またこの回りの人たちも非常に喫煙者が多ございますので、この人たちのためにもね、やっぱり正々堂々とちゃんとした場所で吸っていただきたいと思いますので、これは中途半端なことはやらないで、きちっとした対策をした方がいいと思います。どうですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) 大変申しわけありません。おっしゃるとおりだと思います。今、事前にですね、担当課長の方から御説明申し上げたように、去年30万ぐらい予算を組んだ記憶があるんですけども、その間に東京都さん、それからそれに遅れてなのか先行してなのか、国の法律ができました。条例、法律はできたんですけども、先ほど説明したように、規則というものがなかなかできておりませんで、噂とか、内容によると、施設の玄関から何メートル離さなきゃいけないとか、うっかりしたところにつけちゃうと、そこは駄目だったという話になると困るということで、1回予算は流させていただいたんですね。そういうことで今御指摘をいただいておりますので、それについてはですね、機械を入れるようなことはできないと思いますけれども、壁を設置して、普通の身長の方の上を抜けるようなものにはしていきたいと思いますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 総務課関係で1点、それから企画財政課関係で1点お伺いいたします。  総務課の方ですが、海外派遣事業ですね。これは非常に画期的なことだと思いますので、ぜひ有効にですね、活用していただければと思うんですが、具体的に目的、それから行き先、人数等決まってましたら教えていただきたいと思います。  それから、2つ目は企画財政関係で、分収林の調査ですね。大久野地区収益分収林の調査委託、これは調査内容はですね、分収林に限らず町有林でも必要な内容かなと思うんですが、分収林に限って行うのは、この結果をもとに、例えば分収契約をどうするかというか、方針を決めるとか、そういったことがあるのか。要するに、調査の目的は何かということをお伺いいたします。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) 海外派遣研修についてのお尋ねでございますけれども、これはですね、東京都町村会が主催する海外研修でございます。目的といたしましてはですね、職員の自主性や国際的視野、交渉、共生能率等を養成し、多面的な視野を身につけて、中長期的なですね、観点から提案を行うことができる人材を養成し、将来の町行政に資するということを目的として行われる研修でございます。  今年度につきましては、ベルギーを訪問させていただきましてですね、歴史的建造物の保存とか、あと観光客誘致に関する取組み等をですね、行っている自治体を訪問する予定でございます。人数の方はですね、日の出町からは1名派遣することになっております。大体期間的にはですね、1週間程度を予定しております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまお尋ねの町有林林木評価人の関係でございますが、こちらにつきましては、3月1日の初日に評価人につきましては御同意をいただいたところでございます。  こちらの内容につきましてはですね、分収林の契約満了に伴ってですね、その事前に施工者から解除の申し出がありました。こちら解除の際にはですね、分収林の管理条例に基づいて、今の林木の評価をしなければいけないということで、今回その作業に当たらせていただくわけでございますが、まず最初に、同じページの13委託料でですね、大久野地区収益分収林調査委託料というのも計上してございます。  こちらは森林組合等々にですね、委託をかけさせていただいて、専門知識を有する機関、森林組合等々ということで、まだ限定的ではございませんが、こちらでですね、林木評価とかですね、材木の伐採搬出の見積もり額、あと市場での材木価格、そういった見積もりをまず出していただくと。第2段階としまして、先般、御承認いただきました評価人の皆様にその内容を提供させていただきながら、数回の会議を開いて、評価額というのを設定させていただきます。  この場合ですね、当然のことながら、そういった諸々町が引き取るという形に結果的にはなりますので、そういった先ほど申し上げた調査の結果で、補償費がプラスになれば補償金という形で、施業者の方にお支払いを後々するようになろうかと思うんですけど、その辺の判定をさせていただくための作業ということでございます。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) どうもありがとうございます。分収林の方はよくわかりました。  職員の海外派遣の方はそうしますと、具体的にどこに行くかということはまだ決まっていないということでございましょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) 訪問する国はベルギーを予定しております。訪問する町ですけれども、ディナン市とアエン村とセル村ですね。あとはワロンというところに行く予定でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 萩原委員。 ◯委員(萩原 隆旦君) 名前を聞いたこともありませんので、あれですが、要するに、行く場所と目的は決まっているというふうに考えてよいかと思います。ぜひいい研修にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 2点お伺いします。これは視点が違うので、重複にはならないと思うんですが、先ほど総合計画のことについて、過去の計画との整合性、そのほかの御質問が嘉倉さんからあったんですが、私の会派ではですね、このことについて、こういう意見が出ています。これは第5回目の計画ですね。1,000万円以上かかるということで、既に入札が終わっているのかどうかということはわかりませんけれども、非常に高額過ぎるんじゃないかなと、そういう意見がございました。  特に、将来の町の指針を決める計画ですから、それはしっかりとした計画をつくらなければいけないという意味では、金額が高い低いというのは敬けんに議論できるところではないんですが、よくよく考えてみますと、1回目、2回目、3回目、4回目と計画がつくられて、練られて、どういう最後のまとめをしていくかというのが5回目の計画のはずです。  したがって、よくよく考えてみますと、先日の建築の計画の経緯、企画財政課長からお話がありましたけども、あの中身を見ると、我々がなかなか想像しにくいような設備のメンテの話であるとかね、ああいうことを長期的に考えるときにはこういうことにお金がかかるんだということが盛られておりました。それで私、あれ幾らかかるんだと言ったら、450万というお話がありましたけど、500万かかったのか、そういうことなんだろうと思うんですが、今度の総合計画というのは、自治体の何年かにわたる計画です。全国の1,000個ある自治体がね、工夫をしながらこういう計画をつくってきているので、新たに目を見張るような内容が網羅されているものじゃないはずなんです。  したがって、どういうノウハウを盛り込んで第五次の総合計画をつくるのかということについて、まさか丸投げじゃないよねと。そういうことはないと思うんですが、やはり今までのいろんな長期計画、すごく分厚いものできるんですよね。役所の中に今ある計画の中で、必ずしも分厚いものがいいのではなくて、本当に薄いものであってもね、その課に特徴のある計画というのはいっぱいあります。  私はぜひ、今回ね、非常に厳しい財政の状況を迎えて、この1,000万円の総合計画をつくるということもね、経費削減の1つの候補になるんじゃないかというふうに会派の中で相談をいたしました。今すぐ幾ら下げるとかという結論は結構ですけども、ぜひそういう観点で、一次、二次、三次、四次どのくらいお金がかかった。第五次にはこういうノウハウを盛り込んで、どういう業者さんにお願いをするかということについても、十分検討していただいて、安くていいものをつくっていただく努力をしていただきたい。そのように思います。御返事は結構です。  もう1つの問題です。46ページの防犯カメラ、37万3,000円とあります。最近テレビでよく出てくるのは、悪いことやって自転車でずっと逃げてね、防犯カメラで捕まったという話がよくあります。我が町でもこの防犯カメラをつけるということについては、何年か前から取り組んでいる仕事のようですので、今ですね、全体として、町で設置した防犯カメラというのは何台くらいあるのか。学校に設置したのは何台くらいで、学校でないところに設置したカメラというのは何台くらいあるのかということと、これからこの計画をどのように進めるのかね、その点について説明してください。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) 生活安全安心課で管理しているのは、46ページの予算書に書いてある防犯カメラ賃借料というところでですね、これは3台分です。それから、そのほかに教育委員会の方でですね、学区ごとに5台の、小学校区ということで15台というふうに聞いております。それから公園の方でですね、つけたのが5台ということで、全部で23台ということでございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 防犯カメラというのは寿命が長いよね。今までつけたものを全部合わせると町中に何台あるか、そういう質問も私したつもりなんですが。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) 町で管理しているものが全部で23台ということです。先ほど言いましたように、教育委員会の方で15台、それから公園の方で5台、あと町中に3台ということでございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 今後の計画ということがありましたけど、ふやしていくかという質問があったかと思いますが。濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) とりあえずですね、30年度、公園の方に5台、それからその前年度、教育委員会の方で15台つけてですね、それ以前からは生活安全安心課で3台つけているわけでございますけども、今のところですね、現状ではこの台数でですね、メインのところの交差点とかそういうところについておりますので、このあたりで対応しておこうかなというふうに考えております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 先ほどの小玉委員の総合計画について、答弁の申し出がありますので、許します。三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) 先ほど御意見をいただきましたので、せっかくなのでお答えをさせていただきたいと思います。  経費につきましてはですね、その後入札も完了してございますので、実際の経費としては690万程度で作成に当たります。こちらの経費については、もちろん内容的にはいろいろ従来のものを兼ねるものもございますが、今回仕様を改めて作成をしておりまして、何回もお話の中で出ていますが、その中ではPDCAサイクル、また評価の仕方も一緒に検討しますとか、あと結局計画というのは使われてこそ価値があるという観点もあって、職員のバイブルとなり得るような計画策定をしていきたいというようなことも含めて、内容の見直しを大きくかけさせていただいた関係で、こういった見積もりになっていると。もちろん価格については入札で落札をしておりますので、正当な価格であろうというふうに思っておるところでございます。  それとあともう1点、丸投げにならないようにという御意見をいただきましたが、これはもちろん町の今後の10年間の計画でございますので、携わる人間といたしましても、思い入れという部分に関しては、目いっぱい詰め込んだ計画策定をしてまいりたいと思っております。以上です。
    ◯委員長(濱中 映慈君) 小玉委員。 ◯委員(小玉 正義君) 大変ありがとうございました。いずれ見させていただきましてですね、私どももそれにしっかり対応していきたいと思います。ありがとうございました。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) 私も第五次長期総合計画の関係で、これについては町民アンケトーも取り始めるということでお話をいただきました。多分またパブリックコメントなども取るのかなと思うんですけれども、私はやはり住民参画をどうするのかなということをよく考えていただきたいなというふうに、これは要望なんですけれども、そう思います。パブリックコメントと言われて、ホームページ上に計画書を出されてもですね、やっぱり何を書いたらいいのかなというのは、町民の方からは1件もなかったというこの前の答弁もありましたけども、やはりなかなか書けない。なので、やはり説明会など開いていただく必要があるのかなというふうに私は思います。  それと、1週間とか10日という短いスパンではなくですね、1カ月ぐらいのスパンを置いていただいて、そのパブリックコメントを募集するということがやはりどうしても必要なのではないかなというふうに思います。計画書を読むこと自体も慣れていなければ読み込めませんし、それについて意見を言うというのはなかなか難しいというふうに私自身思いますので、ぜひ説明会なども含め、今、町がどういう状況にあって、今後10年間こんなふうに考えているんですよということが、町民にやっぱりどう伝わるかということが非常に重要ではないかというふうに思いますので、これも要望になりますけれども、お願いしたいと思います。  それからですね、先ほど会計年度別任用職員というお話がありました。同一労働同一賃金という方向になるのかなというふうに思うんですけれども、今現在、パートさんですとか、非正規の方の交通費というのはどうなっているでしょうか。以前に聞きましたところ、駐車料金を月額3,000円取られるということで、イコール交通費も全く出ていないということで、やはり不満に思っているというような声を聞いています。このあたり何か改善、検討がされたのかどうかについて聞いておきたいというふうに思います。  あと41ページの関係のサービス総合センターの関係です。これは民間企業に一時的に職員の方が移行するということを取られているかと思うんですけれども、このあたりでこれは完全に見直す必要があるのではないかと。さまざまな努力をされて新商品などの開発もしていただいています。これはやっぱり当然担当課として機能させるべきではないかなというふうに私は思いますので、そのあたりの今後の見通しも含めて伺えたらというふうに思います。よろしくお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) それでは御要望ということなので、正式な回答ではないのかなと思いながらもですね、今後のスケジュールから申し上げますと、ここでアンケートを実施させていただきまして、おおむね集計作業が4月年度当初になろうかと思っております。その後ですね、今回の予算にも計上させていただきました総合計画審議会というのを設置しなければいけないと。この中には、現在ですね、21名の委員をもってということなんですが、町の行政委員さん、あるいは各種団体、また一般住民の代表の方も公募させていただく予定となってございます。また、かねてから議論になっています議員さんにつきましては、前回のときには入っていらっしゃったんですけど、今回抜けているということなので、これはまたタイミングを見て議会の方には報告をするようになるのかなというような形で今後進めていきたいと思っています。  説明会とかパブリックコメントにつきましてはですね、また今後進行にあわせて引き続き協議をしてまいりたいと考えてございます。  あと3点目のですね、第三セクターに関してでございますが、こちらの方は既に御承知のとおり、緊急避難的な人件費対策というのは既に28年度で終了しているところでございます。現在は31年度予算で申し上げますと、4名の総務課職員の人件費だけを補助金として計上させていただいて、さらに各課予算の中に第三セクターが受託している指定管理事業にかかる委託料がそれぞれ入っているという段階でございます。  第三セクターの今後についてはですね、今現在は、そういった町の事業を運営している会社というふうに我々も認識しているところでございますが、今後ですね、独自の事業も幾つか検討されている様子もございますので、そういったものと、またあるいは観光協会であるとか、そういった関係機関等も調整を図りながら、今後の運営についてはさらに検討を進めていくところというふうに認識しております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 坂井総務担当課長。 ◯総務担当課長(坂井  岳君) それでは臨時職員の通勤手当の関係ですけれども、現状手当の方については支出はしておりません。会計年度の任用職員と同時にですね、そこら辺ちょっと一緒に考えていきたいと思っております。以上でございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 折田委員。 ◯委員(折田眞知子君) ありがとうございました。第三セクターの関係なんですけれども、受託会社ということなんですけど、やはり町の意向というんでしょうか、独自の発想というんでしょうか、それがどこまで生かされているのかなということが非常に疑問に思ってしまうような気がするんですね。民間企業的な発想でということだったと思うんですけれども、果たしてそれがそのように反映されているのかどうかがちょっと見えにくいというか、効果というんでしょうか、そういったものが見えにくいような気もしますので、これはやはり何か改める必要があるのではないかなというふうに私は思うんですけれども、そのあたりどうなんでしょうか。町としては十分効果、もちろん民間のノウハウということだったと思うんですけれども、そのあたりが評価されているんでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 木崎副町長。 ◯副町長(木崎 孝二君) ただいまのですね、第三セクターのお話ということでお答えをさせていただきたいと思います。  いろいろとお話があります。それから今、三澤課長の方からもですね、お答えしたように、当初緊急避難的という前提付きでですね、設立について御同意をいただいているというふうに理解をしております。その後ですね、職員数につきましては、ある一定の年限をかけまして、ほぼ人口1万7,000人の、100人に1人と言われるパターン、ほぼ今職員170人ということで、そこまで行けたということで、その部分については終了しましたというお話を過去にしているところです。  それから実際にですね、その会社をつくってみて、今お話もありましたように、役場であっても、例えば民間企業者の受託を受けてですね、役場がそれを加工して何かをするというのはなかなかそれはできる話ではないという中で、この秋川流域なり、日の出町町内の野菜とかを加工して納品していく。施設がありますので、その施設の中でできるものをやっていくと。それが本来の農産物の加工という点で言えばですね、例えば、肝要の里についての話ですけれども、肝要の里について言えばそういうことになろうかというふうに考えているところです。  あと、温泉センターについてもですね、いろいろ御意見ありましょうけれども、現在もですね、内部的にはかなり民間企業に準じたいろいろな給与体系であるとか、またいろんなPR等についてもですね、なかなか町ではできないようなやり方をやったり、機能的に出店とか、足湯を出してみたりとか、それはそういうふうにできているというふうに考えているところです。これは役場でやってもそうはなかなかいかないところがあろうかと思います。あと、準民間にという声もあろうかと思いますけれども、今現在、例えば、肝要の里であっても、民間事業者でお受けいただけるとはとても思えない事業も、町としては、肝要の里についてはここはちょっとあれなんですけど、本来であれば町としてあれはなかなかでき得るものではないんですけども、補助金をいただいた都合もあって、それについては第三セクターの方にですね、若干迷惑をかけているというか、設置団体が町だというのも、そこまで言うとちょっと言い過ぎの部分もあるんですけども、実態としてそういう中でですね、機能を果たしているというふうに町では認識しているところです。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 村木委員。 ◯委員(村木  満君) 予算書のですね、ページ45、自治会館運営費です。1910のコミュニティ施設修繕補助金です。これは参考資料の方ではですね、北原会館と三吉野会館とありますが、屋根、外壁、照明は見積もりの2分の1で、畳は4分の1でよろしいですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 濱中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(濱中  修君) 修繕に関する費用の3分の2を町から。それから畳の方の階はですね、4分の1ということでございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 村木委員。 ◯委員(村木  満君) ありがとうございます。それとですね、この長期保全計画の中の83ページにですね、1年目から10年目に三吉野会館が建て替えになっているんですよ。その下の方にですね、小さい字で、三吉野会館は2019年度の建て替え予定分を2020年度に計上すると書いてあるんですけど、建て替えの予定が2020年にあるんですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) こちらにつきまして御説明をさせていただきます。  こちらの83ページの起債、おっしゃるとおり確かに記載がございまして、こちらの意味合いでございますが、こちら三吉野会館、当初この計画をつくる前の耐用期間等を勘案させていただくと、2019年度が更新、建て替えの時期であったというのが1回評価として出てございます。  こちらの計画書におきましては、御承知のとおり32年度初年度、2020年を初年度とさせていただいてございますことから、三吉野の2019年度の評価というのが、タイムラグが1年生じるということで、1年ずらしてこの計画に1回初年度として置かせていただきますという表記の意味での計上でございます。そのまま右の方に目を移していただきますと、三吉野会館につきましては、31から40年目のスパンの中にですね、また再度計上がございまして、ここは三吉野会館、2019年度の予定では更新に該当する施設ではございましたが、御案内のとおり、耐震工事等施工をさせていただいて、躯体の方は補強をさせていただきましたので、さらに20年後の31年目から40年目という計画のエリアの中で、今後建替え、更新等については検討するという形で起債になっております。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 村木委員。 ◯委員(村木  満君) わかりました。ありがとうございました。すぐに建替えはないということですね。わかりました。ありがとうございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 簡潔に2点伺います。  予算書の44ページのユートピアホール管理運営費に当たるかなというふうに思うんですが、庁舎も30年、それでね、考えてみると、先日の会議のときに、天井にアスベストか何かを施しているんではないかなというお話がありました。当時の設計書か何かからそのようなことを導いてきたのかなというふうにしか想像できないんですが、もし仮にそういう材を使っているとすれば、天井といえどもですね、例えば照明だったり、いろんなものがあります。天井材は石膏ボードでつくっていますよね、庁舎もね。ここもそうでしょうね。ですから、いつ何時目に見えないようなアスベストが散ってくるということは、目に見えませんから、吸ってる可能性だってなきにしもあらずで、健康面から考えると、そういう意味では、発症するのは30年も40年も後だという話もありますけれども、吸ってしまってはおしまいなので、事前にですね、もしそういう材を使ってやっているんだとすれば、それを閉じ込めることというのは大事なことだと思うんですね。閉じ込める方法というのはあるのかどうかですね、その辺お尋ねしたいんですが。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三澤企画財政課長。 ◯企画財政課長(三澤 良勝君) ただいまの庁舎の建築部材に関するアスベストの関係のお尋ねでございますが、これは平成30年の5月にですね、調査がありまして、28年度からフォローアップ調査という形で実施をしております。その中で、今おっしゃっておりました、日の出町役場についてはですね、庁舎の鉄骨部の耐火被覆として吹き付けロックウールが使用されていると。書類上で確認をしているところでございます。  ただ、今御懸念をいただいております内容につきましては、こちらの部分につきましては囲われているため、暴露の恐れはないということで、今後ですね、何らかの修繕とか、そういったことに当たるときにはですね、改めてきちんとした調査を行った上で、万全の対策で修繕等を行うという予定で今は認識してございます。以上です。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 囲われているというのは天井があるというそういう意味ですね。そういう意味で囲われていると。ぜひ今後どういう方法があるのかですね、検討していただきたいなというふうに思います。  それからもう1点、町の代表である町長あるいは議会の代表である議長、あるいは教育委員会の代表である教育長、この辺のですね、公務上で運転する場合にですね、職員がされている場合があるのか。あるいは運転士としてきちっと運転業務に携わっている専門家が運転しているのか。その辺お尋ねしたいと思いますが、いざ事故が起きたときにですね、職員が運転しているというのはね、とても問題があるのかなと思います。やっぱりプロが運転していないと、町の代表ですからね、あるいは議会の代表、あるいは教育委員会の代表ですから、そういうことで、公務上の話ですよ。そういうことでどういう状況になっているのかですね。やっぱり本来運転士としての資格を持ったプロの人が、我々だって普通免許を持っているから運転しようと思えば運転できるわけですけれども、そういう話ではなくて、運転業務としてのそういう専門職を採用して、運転させるべきじゃないかなと思うんですが、現状はどうなっているでしょうか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) 総務課庶務係付で1名、技能職で運転手の方を雇用しておりまして、その者が庁用車の方は運転してございます。庁用車の管理もお任せしているという形です。  ただ、副町長が出る場合は私が運転したり、技能職ができるときはそうさせていただいておりますけれども、あとは青鹿委員がおっしったような職員が対応して運転をしていることになります。教育長に関しても職員ですね。そのような対応になってございます。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) 近隣の市町村なんかを比べると、専用のプロの運転手を雇ってやっているところと、そうでない職員がやっているところとばらつきがあります。これは現実です。  ただ、これからのことを考えるとね、職員が運転していて事故を起こした。このときどういう対応をするのかという問題が必ず出てきます。プロの運転手が運転していた場合にはどうなのかということも、全く立場が違いますので、いろんな問題が起こってくるということは想定できると思うんです。ですから、なるべくというか、むしろ町の代表者の町長ですとか、議長だとか、それから教育長、そういうときには職員が運転をしてはならないというくらいなつもりでプロの運転手にちゃんとやってもらうということにするべきだろうと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) もちろんですね、職員といえども技能職できちんとプロ意識を持ってやってございます。そちらの方は私自信を持って言うことができると思います。ただ、副町長、教育長の部分に関しましては、ほかはですね、その業務自身を委託に出している場合とかそういう部分も聞いてございますけども、今、町では職員が対応しているのが現実です。今後そちらの方は検討させていただければと思います。 ◯委員長(濱中 映慈君) 青鹿委員。 ◯委員(青鹿 和男君) ぜひ検討してください。よろしくお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに。縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) 新規事業なので聞いておきたいと思います。  39ページで、広報用バックパネル購入費というのが少額で11万9,000円とありますけども、これはどういうものなのか、内容の方をお願いします。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) これはバックパネル、後ろに立てるつい立てのようなものに、町のイメージアップのためにですね、広報の記念写真、会見をした場合とかは後ろに背景になるボードを、これは組み立て式なんですけれども、それをもってその前で賞状をお渡ししたり、撮影用のものです。例えば、サッカーの試合が終わった後、記者会見するときに後ろにありますね、あれをイメージしていただければいいんですけど、そこに町章ですとか、ひのでちゃんですとか、そういうものを張ったものを組み立てて、置いて、その前でやる。またイベントなんかのときにも出して、イメージとしては、後ろに2メートルと3メートルの壁をつくって、それの前で写していただくと。記者会見用のものです、ディスプレイです。 ◯委員長(濱中 映慈君) 縄井委員。 ◯委員(縄井貴代子君) どこかに設置するんじゃなくて移動用のつい立になるんですね。 ◯委員長(濱中 映慈君) 三輪総務課長。 ◯総務課長(三輪 秀寿君) こちらは組み立て式です。袋に入って、広げて、その上に布をかぶせるみたいなものですので、持ち運びがとても便利で、それほど重いものではないです。 ◯委員長(濱中 映慈君) ほかに質疑の方はございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(濱中 映慈君) ほかにございませんので、質疑の方、総務費及び各課職員人件費についての質疑を終了といたします。  お諮りいたします。  本日の審議日程は終了いたしましたので、散会したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長(濱中 映慈君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会することに決しました。  なお、次回の委員会は、あした3月13日午前9時30分から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。                午後4時30分 散会 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...