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平成21年第2回定例会(第1日目) 名簿 開催日:2009-06-03
平成21年第2回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009-06-03

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  1. 日の出町議会 2009-06-03
    平成21年第2回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009-06-03


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)               午前10時00分 開会・開議 ◯議長(神田 芳男君) おはようございます。ただいまから平成21年第2回日の出町議会定例会第1日目を開きます。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  この際、日程に入るに先立ち諸般の報告をいたします。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) おはようございます。本日、平成21年第2回日の出町議会定例会を招集申し上げましたところ、全議員の御出席をいただき開会できますこと、心から厚く御礼を申し上げたいと存じます。  また、去る6月1日、町制施行35周年の記念式典に際しましても、議員各位の御出席をいただき、つつがなく終了できましたこと、あらためて謝意を表したいと思います。  それでは、3月定例会以後における主な経過について御報告を申し上げたいと存じます。  まず町長報告の第1号は、入札結果報告書であります。入札件数は11件、落札金額は6,497万8,435円、指名業者は71業者、入札回数は11回でございます。  町長報告の第2号は、日の出町土地開発公社、平成21年度事業計画・予算・資金計画及び平成20年度事業報告・決算報告についてでございます。  日の出町土地開発公社、平成21年度事業計画・予算・資金計画につきましては、平成21年3月30日の理事会決議をもって可決され、また、平成20年度決算については、定款第23条の規定に基づき財産目録・貸借対照表損益計算書等及び事業報告について監事の監査を受け、平成21年5月20日の理事会決議をもって承認されましたので、別紙のとおり御報告いたします。お目通しをいただきたいと思います。  町長報告第3号は、定額給付金の給付状況についてでございます。  定額給付金につきましては、国の平成20年度一般会計補正予算第2号において「生活対策関係経費家計緊急支援対策費」として予算措置されたものでございます。  日の出町では、平成21年2月3日に庁内に「定額給付金プロジェクトチーム」を設置し、申請書をはじめとする関係書類の検討から開始し、第1回定例町議会での補正予算議決を受け、3月4日には申請書等を給付対象者へ発送いたしました。  順次返送されてまいります申請書及び確認書類の処理等を行い、3月30日には第1回目の給付金として2億2,476万円を、31日には第2回目の給付金として581万2,000円を指定の口座へ振り込みました。  本年5月末日までの給付総額は2億4,152万円となり、給付金ベースで98.6%の方へ給付が終了しております。  今後も、広報・ホームページ等を通じて未申請者への周知を行ってまいります。  次に町長報告第4号は、平成20年度一般会計 繰越明許費繰越計算書についてでございます。  本報告は、平成21年第1回定例会において御承認をいただきました、平成20年度日の出町一般会計補正予算(第6号)に係るものでございます。
     当該補正予算におきまして、地方自治法第213条の規定に基づき、定額給付金事業地域活性化生活対策事業子育て応援特別手当事業繰越明許費の補正を御承認いただき、当該事業経費を平成21年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令第146条2項の規定に基づき、繰越計算書を調整し、報告するものでございます。  内容については、別添繰越計算書に記載しておりますとおりでございますが、当該繰越事業はすべて、国の平成20年度補正予算(第2号)に伴うものであり、「生活対策」及び「生活防衛のための緊急対策」を実施するため、生活対策関係経費として措置された事業であります。  なお、定額給付金事業及び子育て応援特別手当事業につきましては、3月に申請受付を開始し、20年度中に大半の方への交付が完了いたしましたが、引き続き申請受付期間であります9月までの対応を可能にするため、繰り越しを行ったものであり、また、地域活性化生活対策事業に係る事業につきましては、環境負荷に配慮したハイブリッドカー(公用車)の購入費を繰り越したところであります。  以上で、町議会への御報告とさせていただきます。  次に町長報告第5号は、平成20年度一般会計 事故繰越し繰越計算書についてでございます。  本報告は、平成20年日の出町一般会計において、事故繰越しをいたしましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づき、繰越計算書を調整し、報告するものでございます。  内容につきましては、別添繰越計算書に記載しておりますとおりでございますが、温泉センター・肝要の里借地料につきましては、土地賃貸借契約に係る債権者死亡により、土地相続登記が年度内に完了しなかったため繰り越ししたものであります。  また、防火水槽撤去・改修工事につきましては、既存の防火水槽の一部を撤去し新たな側壁を設置するものでありますが、刺し筋作業において、既存施設の配筋位置の確認作業等に想定外の時間を要し、年度内に事業完了が図れなくなりましたので、繰り越しを行ったものでございます。  次に町長報告第6号は、平成20年度後期高齢者医療特別会計 繰越明許費繰越計算書についてでございます。  本報告は、平成21年第1回定例会において御承認をいただきました、平成20年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)に係るものでございます。  当該補正予算におきまして、地方自治法第213条の規定に基づき、後期高齢者医療制度改正に伴うシステム改修繰越明許費の補正を御承認いただき、当該事業経費を平成21年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令第146条2項の規定に基づき、繰越計算書を調整し、報告するものでございます。  内容につきましては、別添繰越計算書に記載しておりますとおりでございますが、当該繰越事業は、国の平成20年度補正予算(第1号)に伴うものであり、後期高齢者保険料軽減措置に伴うシステム改修を実施するため、措置された事業であります。  なお、保険料軽減措置は平成21年度保険料に対応したもので、システム改修を平成21年6月までに完了するため、繰り越しを行ったものであります。  次に町長報告第7号は、町営住宅建替え計画についてでございます。  日の出町の町営住宅のうち、平成17年度から平成19年度に建設した新井住宅以外の住宅は、昭和33年から42年に建築されたもので、いずれも老朽化が激しく、また、耐震性の面からも対応が求められている状況にあります。  このため、入居者の安全を確保することを目的に、町営住宅の建替えを行うこととし、今後、居住者との話し合いを進め、別紙のとおり平成22年度から、東本宿住宅の空地を利用して順次建替えをすることといたしましたので、御了承いただきたいと思います。  次に町長報告第8号は、日の出町耐震改修促進計画の策定についてでございます。  近年、わが国では阪神・淡路大震災新潟中越地震、あるいは岩手・宮城内陸地震等が発生し大きな被害を被っております。とりわけ、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災では6,434人の尊い命が奪われました。  このうち、地震による直接的な死者数は5,502人であります。更にそのうちの約9割の4,831人が住宅・建築物の倒壊等によるものでございます。  このような背景に鑑み、計画的な耐震化の推進・建築物に対する指導の強化・耐震化に係る支援措置の拡充を行い、建築物の耐震改修を緊急に促進するため、平成17年11月「建築物の耐震改修の促進に関する法律」が改正されました。  この改正法に基づき、東京都は平成19年3月「東京都耐震改修促進計画」を策定し、その中で、原則としてすべての区市町村において耐震改修促進計画の策定を求めております。  これを受けて町は昨年9月以降、東京都と協議を行ってまいりましたが、このたび、住宅や建築物の耐震化をこれまで以上に促進し、町民の生命や財産を守るため、具体的な耐震化の目標や必要な施策を定めた「日の出町耐震改修促進計画」を策定いたしましたので、御報告申し上げます。  次に町長報告第9号は、平成20年度日の出町教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書についてでございます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定に基づき、平成20年度日の出町教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書を別紙のとおり作成しましたので、報告申し上げます。  次に町長報告第10号、日の出町国体関連施設整備サッカー場等)基本計画について御報告申し上げます。  平成25年、第68回国民体育大会が多摩地区を中心として開催されますが、日の出町では文化の森谷戸沢グラウンドが、同国体の女子サッカーの競技会場に決定されたことを踏まえ、この施設の整備を町の『スポーツと文化の森設置構想』に基づく「総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設」設置推進の第一歩、起爆剤と位置付け、検討を重ねてまいりましたが、このたび、施設整備に係る基本計画を策定いたしました。  今後は、この基本計画に基づき東京都、東京たま広域資源循環組合、体育協会、地元自治会など関係団体との協議を重ね、具体的に施設整備の推進を図ってまいりますので、御報告申し上げます。  町長報告第11号は、一部事務組合関係についてでございます。  まず阿伎留病院組合関係でございますので、よろしくお目通しをいただきたいと思います。  以上で町長報告を終わります。御清聴ありがとうございました。 ◯議長(神田 芳男君) 以上で町長報告を終わります。なお、議長報告につきましては、お配りしてあります文書をもって報告といたします。  以上をもって、諸般の報告を終わります。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長において、    7番 濱田 敏郎君    8番 須崎 安通君 を今会期中に指名いたしますので、お願いいたします。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第2 会期決定についてを議題といたします。  本件につきましては、先日、議会運営委員会を開催しておりますので、協議結果を議会運営委員会委員長から報告を願います。議会運営委員会委員長、嘉倉治君。            〔議会運営委員会委員長 嘉倉治君 登壇〕 ◯議会運営委員会委員長(嘉倉  治君) おはようございます。議長より御指名をいただきましたので、議会運営委員会の報告を申し上げます。  平成21年第2回日の出町議会定例会の招集にあたり、去る5月28日、午前10時より、町長及び関係職員の出席のもとに議会運営委員会を開催し、今期定例会の運営について協議いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、今期定例会の会期は、本日6月3日より6月15日までの13日間といたしたいと思います。  次に、本日以降の本会議の日程について申し上げます。本会議2日目は11日、3日目は12日とし、両日とも午前10時より開催し、一般質問を行います。  一般質問の通告締切は、本日3日正午といたします。  本会議4日目は15日、午前10時より開催し、最終日提案予定の議案の審議の後、討論・採決を行いたいと存じます。  また、会期中の各常任委員会の開催日については、総務文教常任委員会を4日、午前10時より、財務厚生常任委員会を同日の午後1時より、都市建設常任委員会を同日の午後3時より、それぞれ開催をお願いします。  次に、本日の議事日程第1号の進め方でございますが、通例どおり、お手元の日程表の順に進めていただきたいと存じます。  次に、本日の議案の上程の方法ですが、全議案を一議題ごとに上程されたいと考えております。  次に、本日上程される議案の取り扱いでございますが、日程第3 議案第48号から日程第8 議案第53号までは、日の出町町税賦課徴収条例・日の出町都市計画税条例の一部改正、平成20年度日の出町一般会計並びに国民健康保険・老人保健・後期高齢者医療の各特別会計の補正予算の専決処分の承認を求めるものであり、御審議の上、本日即決をお願いしたいと思います。  次に日程第9 議案第54号から日程第13 議案第58号までは、日の出町老人福祉センター設置及び管理に関する条例の一部改正、平成21年度日の出町一般会計老人保健特別会計補正予算でありますので、御審議の上、本日即決をお願いしたいと思います。  以上、今期定例会の運営並びに審議内容について申し上げました。  ただいま申し上げましたもののほかについては、いずれも先例に倣い、処理されますよう申し上げます。何卒、議員各位の御協力により本定例会が円滑に運営されますようお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(神田 芳男君) お諮りいたします。今定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から6月15日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議予定につきましては、お手元の会期日程表のとおりでありますので、御了承を願います。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第3 議案第48号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君)  それでは、早速ですが議案第48号について、提案理由の御説明を申し上げたいと存じます。議案第48号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、平成21年3月31日、地方税法の一部を改正する法律並びに地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則の一部を改正する省令等がそれぞれ公布されたことに伴い、日の出町町税賦課徴収条例の一部を改正する条例を専決処分したことに伴い、御報告するものでございます。  今回の改正は、現下の社会経済情勢等を踏まえ、個人住民税においては住宅借入金等特別税額控除を創設し、固定資産税においては平成21年度評価替えに伴う土地に係る固定資産税の負担調整の延長等を実施することなどが主な内容でございます。  以上でございますので、細部については担当からお伺いをしていただきたいと思います。よろしく御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 町長のほうからも担当が説明をということですので、2点伺いますが。  一つ、公的年金に係る所得に係る個人の町民税の特別徴収ですか、47条の2のところですね。ここのところですね、もう少し説明。ここと関連で、年金所得に係る仮特別徴収税額等ですね。年金以外に所得がある人が、年金に関する住民税がどうなるかということだと思うんですが、そこのところをもう少し説明をしていただきたいと思います。  それから2点目として、固定資産税納税義務者等というところが、56条、58条ですか、そこにありますが、日の出の町内でも社会医療法人ですか、医療法人がいくつかあるかと思いますが、この条例改正で町内の医療施設など何か変わることが、変更があるんでしょうか。それを御説明お願いいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 森田税務課長◯税務課長(森田  泉君) それでは、公的年金の特別徴収の関係でございますが。47条の2の改正関係でございます。昨年の条例につきましては、年金以外の収入についても合算して特別徴収をすると改正をいたしましたが、今回の改正でこの条文を削除いたしました。したがいまして、年金以外の、ちょっと合算し特別徴収を行わないということになりました。年金以外の所得につきましては、普通徴収というかたちで徴収させていただきます。  それからもう一つ、56条、58条の医療法人の関係でございますが、こちらのほうに関しましては、いま町の医療法人の中では該当する法人はないというふうに思っております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 株の関係の優遇もあると思うんですが、その部分の説明をお願いします。 ◯議長(神田 芳男君) 森田税務課長◯税務課長(森田  泉君) 株の関係でございますが、3条による改正関係で一番最後のほうの個人住民税に関する経過措置がございます。第2条の10項というところでございますが。上場株式等につきましては、現行条例で住民税の特例、3%の軽減、町につきましては1.8%、都につきましては1.2%が設けられています。この特例措置を更に3年間延長するということで改正されております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありますので、まず本案に対する反対討論の発言を許します。5番、折田眞知子君。               〔5番 折田眞知子君 登壇〕 ◯5番(折田眞知子君) 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて、反対の立場で討論させていただきます。  これは日の出町の税賦課徴収条例の一部を改正する条例として提案されていますが、一番問題だと思いますのは、国民の経済を疲弊させた金持ち優遇の税制の継続だという問題です。上場株式譲渡益・配当の優遇税制が盛り込まれているかと思いますが、2003年から導入され2008年で終了する予定でした株式投資の譲渡益と配当の税率は本則20%となっていましたが、これを10%の軽減税率とし、2009年から本則20%に戻すと決まっていたものを、2011年まで延長するというものになっています。カジノ化した金融市場に庶民の貯蓄を流し込むことを目的とした優遇税制を、カジノ資本主義が破綻した後にも継続することに意味が見いだせないと思います。貯蓄を投資にという方針は、小泉政権誕生直後、2001年6月に発表された骨太方針に明記され、貯蓄優遇から投資優遇への金融のあり方の切り替えによって大々的に実行されました。預金利子の税率は20%に据え置いたまま、株式売却益や株の配当の税金だけは10%に引き下げるなどして、庶民の貯蓄を金融リスク商品に誘導いたしました。しかし、サブプライムローン関連証券の暴落と国際的な金融機関の相次ぐ破たんなどによって、貯蓄から投資へのスローガンは色あせたものとなっています。経済の基礎はものづくりであり、原材料を仕入れるものづくりは利益が低く、小さな資本で短期間で利益を生み出すことは難しいところです。ところが、アメリカでは小さな自己資金で利益をもたらす経営者がもてはやされ、金融ビジネスに走り、ものづくりは撤退してしまいました。デリバティブなどの金融工学を駆使した複雑な証券ビジネスに多くの金融機関が参入し、日本の大手銀行なども含め、実体経済とは何の関係もない博打のようなマネーゲームに参加するようになりました。その最たるものがサブプライムローンで、そもそも証券化できないものを証券化し、リスクの認識ができないようにし、売りまくったと言えるものです。アメリカ国民マネーゲームに踊らせ、借金も財産だとの幻想を抱かせ、世界一の消費大国に突き進ませ、その結果アメリカ国民の貯蓄率が平均でマイナスになるなど、常識では考えられない事態に陥っています。そのような中、麻生首相は緊急経済対策を発表しましたが、カジノ化した金融市場へののめり込みに国民を巻き込んだとの反省がなく、リスクやペテンで膨らんだ市場を規制することもせずに貯蓄から投資への路線をそのまま踏襲することは、国民生活をますます危機に陥れるものであると考えざるを得ません。国民にとって金持ちだけが優遇される税制の延長は許されないと考え、本条例に反対をいたします。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第48号を採決いたします。本案は承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立) ◯議長(神田 芳男君) 起立多数であります。よって、議案第48号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第4 議案第49号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第49号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、平成21年3月31日、地方税法の一部を改正する法律並びに地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則の一部を改正する省令等がそれぞれ公布されたことに伴い、日の出町都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分をしたことに伴い、御報告するものでございます。  今回の改正につきましては、固定資産税の改正に伴い、土地に係る平成21年度から平成23年度までの都市計画税について、税負担の調整措置の延長等を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。
                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第5 議案第50号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第50号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、平成20年度日の出町一般会計補正予算(第7号)を専決処分したことに伴い、御報告するものでございます。  補正の内容でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、4,100万円を追加し、予算総額を80億9,800万円とするものであります。  平成20年度は御案内のとおり、非常に厳しい財政環境の中にありましたが、全庁一丸となり歳入確保と各経費の節減に努め、歳出科目全般にわたる不用額の減額、並びに6号補正後に交付決定を受けた国都支出金などの増減額を主要なものとして予算を編成し、専決処分を行ったものであります。  続いて、歳入歳出予算の主なものについて御説明申し上げます。  歳入では、特別交付税、東京都市町村総合交付金の増額をはじめ、各種補助金交付金の決定に伴い、増減額を中心に計上したほか、歳出につきましては契約差金や各経費節減による減額が見込めたことにより、財政調整基金をはじめ、社会資本等整備基金、減債基金への積立金追加が図られたことが主なものでございます。  細部については、歳入歳出予算事項別明細書をお目通しいただきたいと存じます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 31ページの三吉野桜木地区の整備基金積立追加についてお尋ねします。この積立金というのはほかの財政調整基金なんかとは少し性格が違うんじゃないかというふうに思います。まず基本的なことで、この基金のですね、これは将来のイオンのいま建物が建っている地域の、地区の道路の整備のためと聞いておりますけれども、この広さですね、道路の部分の広さ、面積ですね。それと現段階でどのくらいかかる工事となるのか。それからイオンの契約というのは再契約も含めて地権者は何年という心づもりでいるのかを伺います。  それからこの基金ですが。現在、いままでですね、18年度からたぶん積立が始まったかと思うんですが、19年度、20年度、どういうふうに、途中で補正も含めて積んできて、現在どのくらいの額になってるか教えてください。  そしてもう一つですね。今回の500万円という額はどういう経過で決まったのでしょうか。その3点、伺います。 ◯議長(神田 芳男君) 山田まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(山田 時夫君) まずですね、将来道路のですね、面積でございますが。2万374.34平方メートルでございます。それからですね、地権者、将来のですね、道路整備費用ですが、いまの段階では約5億円というふうにみております。それからあと、地権者とのですね、人数でしょうか。現在人数につきましては約100名でございます。あと、基金のですね、ちょっと基金の積立の関係につきましては、ちょっと財政課のほうから答弁させていただきます。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) 基金の関係につきましては、私のほうからお答えさせていただきます。  まずですね、金額、今回500万円を計上させていただいております。これにつきましてはですね、道路整備費の今後のですね、概ね30年で契約が切れると仮定した場合に、この程度を積み立てていこうという数字でございます。それから、確か18年度からこの基金始めたかと思うんですけども、実は19年度、ちょっといま手元の資料がですね、細かく見えないんですけども。19年度はなかったかと思います。18年度があって19年度なくってですね、ここで500万円を積み立てをさせていただいて。それで、基金残高につきましてはですね、600万円になったかというふうに。600万円の基金残高になったということになってございます。20年度末でですね。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 一般論としてでいいんですが、道路をつくるときというのは、だいたい一般財源があって、それに起債を足しますよね。その比率というのはどういうふうに決まってるんでしょうか。今年度なんかは結構国は1割の一般財源に対して9割の起債がいいというような、国からの内観のような通知もちょっと目にしましたが。実際どういうふうな比率でこうしたものはつくられるんですか。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) ただいまの、一般的な道路工事等のですね、場合の起債の関係でございますけど。基本的には概ね75%から80と言われております。ただ、その場合、いま議員もおっしゃられたように、年次によってですね、いろんな対策の中で引き上げられたりすることもありますし、また事業のですね、内容によっても、例えば国の補助金をもらいながらやる事業であるのかであったりとかですね、そういうものによりまして起債の比率がですね、変わりますけども。基本は概ね75から80を基本として。あと、最大で90ぐらいまでいくことも、場合によってなんですけどありますけれども、基本はそういうふうに考えていただいて結構かと思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) この基金を積むことはですね、イオンの土地を区画整理事業したとき、将来あそこに、住宅地になったときのためにということで、地権者としてそれが前提として、イオン誘致に賛成をしたといういきさつも、私なりに理解はして承知しているつもりです。ただ、この基金がですね、道路をつくるときっていうのは、そのときにあるお金に起債をしてつくるものだというふうに、この10年間、私はここにいていろいろなものを聞いてきました。いま現実にですね、この町の道路の整備の状況ですが。例えば設計は済んでるけれども、まだ資金がなくて工事に入れないような場所とか。あるいは去年、平成20年に私一つ、道路の、そんなに難しい工事ではないと思うんですが、やはり数百万とは言わないけれども、百万ぐらいはかかりそうな工事のことも、ちょっと様子を見て住民から聞いております。そうした工事がですね、そのとき財政的に厳しいからということで、来年度にということで承知はしておりますが、そうした現実のある中でですね、こうした基金を積むときっていうのは、きちんと額が住民に納得できなきゃいけないと思うんですね。去年は確かに4,000円しか積んでないです。最初のときは100、1,000円ですから、100万と飛び飛び1,000円ですね。確かにこの3年で、トータルすればいまおっしゃったように600万ぐらいで、年にすれば200万ですけれども。これは確か、3年以内にということで、まだそんなに、何も18年すぐから積まなきゃいけない基金でもなかったと思うんですね。いままでの答弁、いろいろちょっと私今回読みましたが、非常に、もう少しですね、分かりにくく、この基金というのはやはり必要な基金であるから、毎年計画的に200万ずつ積むなら200万ずつ積むということで、明らかにした上でですね、当初予算で示して、そして積んでいくべきだと思うんですね、このような専決処分ですと、本当に見落としてしまうこともありますし。少なくとも何で臨時議会開かなかったのかという気もいたします。この三吉野についてはですね、起債というものがありますよね、約15億円の起債。償還のピークっていうのは23年から25年で、やはり毎年その頃1億円ずつ返すわけですし。決して、いまイオンができたらそのお金っていうのは全部、町のために町の発展のためにこれからのことに使えるというお金ではなくて、そうしたイオンの区画整理のための、そうした借金の返済にも充てられるわけですし。例え500万のお金でもですね、きちんとした説明のもとに予算使っていただきたいなというふうに思います。ですから、この基金の積む額についても、毎年地権者と町が相談をしてですね、額を決めていくような曖昧な表現がありますが、たとえ公正証書にはそういうふうに記載があっても、町がやはりですね、この基金というものをどう捉えて、いくらを積んでいくのかということ、もう少し主体的に示した中で、当初予算で上げていただかないとですね、こうした専決処分は承認できないというのが私の意見です。それに対する御意見をですね、伺いたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) 基金の関係でございますので、私のほうから答弁させていただきます。  いまですね、議員がおっしゃられたこともそのとおりかなというところがあると思います。ただ、今回ですね、ほかの基金の何件か積み増しをさせていただいてるところもあるんですけども。もちろん計画的な積み立てが必要なのは承知しているところでございますけども、やはり年度末になりましてですね、予算の執行状況また補助金等の状況、そういうものをですね、考えながら、考慮しながらですね、予算のやりくりをしてるところなんですけども。今回はおかげさまでいろんな税の関係もありますし、補助金の関係もありますけども、収入がですね、伸びました。それからまた、支出についてもかなりですね、職員、町の庁舎の中でですね、いろんな、あらゆるものについて削減を図りまして、やはり剰余金を出すと、こういう中で剰余金が生じたものについて、基金の積立を行った。これほんとに、毎年、定期的に完璧にこの金額というふうに積めればいいんだと思うんですけども。予算的な部分を、単年度のですね、収支の中で、そのときそのときを見極めながら積みたてをして。基本論はもちろん、おっしゃるとおりで、定期的なものは承知してございますけども、そのときに応じての結果になってしまうこともございますので、ぜひ御承諾をですね、いただきたいなと、こういうふうに思っております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 関連して伺いたいんですけど。  この三吉野の基金の関係ですけれども。賃借料をこれに充てるっていうふうに伺っていたんですが、2万374.34平米の賃貸借収入っていうんでしょうか、それについて御説明をいただきたいのと。  先ほど75%から80%起債ということであるとすると、1億円から1億5,000万円ぐらいを積み立てる予定なんでしょうか。その辺も伺いたいと思います。  それから、27ページのところで環境対策費というところで、水質調査とダイオキシン調査の金額、減額667万円と記載されていますが、この理由を教えてください。  それからもう1点、31ページの消防機械整備経費の中で、指揮車車両についてですが減額になっていますが、これは機能を変更したのか、どういった理由なのかについての御説明もお願いします。 ◯議長(神田 芳男君) 山田まちづくり課長。 ◯まちづくり課長(山田 時夫君) それでは現在のですね、町の賃貸借収入でございますけども、一応1ヶ月あたりですね、365万8,670円でございます。年間にしますと、4,390万4,040円となっております。それから基金のですね、積み立ての額につきましてはですね、当初、要するに公正証書を結ぶ段階でですね、先ほど田村議員からもございましたが、一応3年以内ということで22年度からはですね、積む、確実に積むことになってるんですが、その中で一応、地権者会のほうと町のほうで協議して、積み立てる額は決めるというふうになってます。なぜかと言いますとですね、実際、その当時地権者会のほうとしてはですね、将来道路負担分の5億円になるように積んでくれっていう、強い要望がありました。ところが町としてはですね、そういう道路関係つくるわけですから、当然起債等がありますので、その辺のちょっと金額の、積立額に対してですね、ちょっといろんな意見の違いもございましてですね。そういう、今後は協議しながら積むというふうにしております。 ◯議長(神田 芳男君) 田中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(田中 敏正君) 27ページの環境対策経費の中の年額分ですけど、これにつきましては入札差金がほとんどでございます。  31ページの指揮車の関係につきましても入札差金でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) まず、当然のことだと思いますが、出納閉鎖期間を過ぎまして、これが補正7号、20年度の補正7号は最終と、こういう確認でよろしいですね。というのがまず1点です。  それから、歳入のほうの関係になりますが。国民健康保険の関係で、ほぼ2,500万円、2,500万円でしたかな。歳出では国保の関係、繰出金ということで2,527万4,000円と、こういうふうにありますが。これは特別会計のほうにも関わってはいると思うんですが。一応、国保会計の状況はですね、どういう状況で一般会計のほうに繰り出しをされてるのか。国保会計の状況と、一般会計から、たいがいいつでも繰り出してですね、国保会計のほうに繰り出すということになっている。逆に国保会計から一般会計のほうに戻すと、こういうかたちをとっておりますが、その理由についてお伺いします。  それから歳出で、28ページになりますが。農林水産業費の中で林道工事の測量設計委託、更には林道改良事業経費の、やはり林道改良工事の測量設計委託料減額。それぞれ100万と150万減額しておりますが、これは差金なのか、差金ではないような気もしますけれども差金なのか。差金でないとすれば、ここで減額した理由についてお尋ねをしたいと思います。  更に、その下の29ページ、森林再生事業費でありますけれども。この森林再生で減額の672万4,000円、間伐事業委託料減額しておりますけれども。これも差金っていうかこれだけ残ったと。事業としてやり切れなかったのか、あるいは残られた金額なのかですね、間伐事業というのは大変大事なことだろうと思いますけれども。その減額理由についてお尋ねしたいと思います。  それからもう1点、29ページの商工振興費でありますけれども。これは額的には小さいんですが、商工振興ひろばの建設工事の減額、42万4,000円とあるわけですけれども。商工振興ひろばの建設状況について、概要についてですね、いつごろからどうやっていつ完了したのかですね、どういう内容なのか。いろんな面で聞き及んではいますけれども、その状況についてお聞きをしたいというふうに思います。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 須崎町民課長。 ◯町民課長(須崎 晴雄君) それでは、ただいまの青鹿議員の御質問にお答えいたします。  24ページの国民健康保険の繰出金減額、2,527万4,000円の関係でございます。この関係につきましては、昨年10月、11月、12月に医療費が相当伸びがありました。この伸びた金額、数値で国、東京都、国保連合会に補助金の申請をしたわけでございます。歳入はそれに伴いふえまして、翌年1月、2月、3月医療費につきましては、相当医療費が減額したということでございます。それで、一般会計に戻すというかたちになりました。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 青鹿議員の質問の3点、4点ですかね、御質問についてお答えします。  まずはですね、28ページの林道開設工事測量設計委託料減額100万とですね、林道改良工事測量設計委託料150万。基本的にはですね、当初金額でございます。なぜこれ減額に至ったのかといいますとですね、既にですね、場所を言いますとですね、矢越沢とですね、西の入の崩壊の崩壊したところの法面の部分の設計費でございます。矢越沢については林道の新しい延長の部分のことでございます。設計審査がですね、年度途中に東京都の審査を受けまして、なおかつその工事状況によって工事の測量設計の見直しということがございますので、当初からこの予算を組みまして、最終的に減額に至ったということでございます。  29ページの森林再生事業でございますけれども、当初予算組みしてございますのは、899万7,000円というかたちの中で間伐事業委託料ということで組んでございます。本年度事業といたしましては、6.23ヘクタール、227万3,000円ということで支払ってございます。基本的に899万7,000円の予算組みにつきましては、都の指示にございまして、約3,000へクタールの規模ということで予算組みにしてございます。それの減額ということでございます。  29ページのですね、商工振興ひろば、マイナス42万4,000円につきましては入札差金ということになります。状況でございますけれども、面積的にはですね、この場所は810平米で、舗装が約760平米、門扉・フェンス・トイレ等の設置をしてございます。あと排水溝、あと照明4基ということになってます。工事としてはそういうかたちでございます。なお、商工会のほうで、基本的には指定管理者ということで5月のですね、26日かと思いますけれども、総代会等がございまして、承認を得れたと聞いてございます。それに伴って指定管理者の指定ということで、今定例会で出したいというふうに考えております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ありがとうございました。  国保の関係ですけれども。今年になって1、2、3が医療費が大変少なかったという評価をしているようですけれども。なぜ少なかったかの原因は、わかっていたら教えていただきたい。それが1点。  それから、間伐の関係ですけれども。大変農業とか林業とか、大変いま環境面で大変重要視されている最中である中で、今回に限らず過去にもですね、かなり減額をしてきた経過というのがあるかと思います。大変、表現はよくないですけれども、もったいないなというような気がしますが。物理的に、マンパワーとかですね、あるいは区域を決めて30ヘクタールなら30ヘクタールの中で、どうこなしていくかという、雇用も含めてね、いろんな面で考えてこなすという、そういう事業展開といいますか、そういうことは必要だろうというふうに思ってますが、もしお考えがあればお聞かせください。 ◯議長(神田 芳男君) 須崎町民課長。 ◯町民課長(須崎 晴雄君) ただいま青鹿議員の御質問でございますが。原因はということでございますが。現在のところ、まだ追及してませんので今後詳細に追及したいと思います。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 再質問でございますけど。再生事業に関しましてはですね、地権者にですね、まずは通知を出して、検討していただくということで通知を出しております。また、そのほかに相続が発生したとか、所有者の不明だとか完全拒否だとか、そういったものを勘案しながら電話等の連絡において、地権者の協力をいただきまして遂行していますけども、現段階ではですね、当初平成14年では100ヘクタール規模のですね、予算組みをしましたけども、いずれにしても所有者等の、地権者の同意が得られない限りはその費用について支出することはできませんので、一応地権者等にあたりまして、なるべくしていただくような御配慮をいただくように努力してるところでございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) はい、ありがとうございました。いま御答弁いただいた間伐の関係ですけれども。当然、地権者との、地権者に要請をするんでしょうけれども。例えば、いまお話の中にも出てきたように、面積的に、例えば100とかですね、あるいは30とかという、計画そのものは地権者と調整の上、承諾を得た方の積み上げなのか、あるいは大掴みで30とか100とかってこうやってるのかですね、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 当初のいきさつはわかりませんけれども、当初100ヘクタールということで東京都のほうから要請ございまして。3年か4年だと思いますが、100ヘクタールでずっときておりましたけれども、いくらもですね、できないということの中で東京都の協議の中でね、30ヘクタールということで減らしていただきたい旨のですね、承諾を得て最終的に30ヘクタールということになっておりますけども、基本的には積み上げということではなっておりません。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 1点だけ教えてください。  21ページのバス運行経費が328万1,000円ふえておりますが、これについて教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 田中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(田中 敏正君) この328万円の内容でございますけど、精算につきましては西東京バスのですね、全体事業のプール計算も入ってくるわけなんですけど、本件につきましてはユートピア号の、19年度の、まず概算は払っておりまして、その概算のあと19年度の精算分っていうのが出てきます。その差額分と、それとあとユートピア号を松尾線のほうのですね、乗り合いバスとしても使用するために、改造経費が出てきております。バスを全面塗装し直したりですね、運賃ボックス等の設置等の分と、あとユートピア号の4、5、6月分の運行費用でございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 人数、どのくらいこれを利用されてるか教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 田中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(田中 敏正君) 乗車人数、ユートピア号でございますか。現在、きょうですね、ちょっと手持ちに資料がございませんので、またあとでお調べしてお答えさせてもらいます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) ユートピア号が変わりましてオリンピック号ですよね、いまね。そうですよね。これも私何回かね、課長のほうにもお話したんですけど。大変町民の方からね、乗りにくいという声が大変多いということ、私だけではないと思うんですね、議員各位が伺ってると思うんですが。いま改造っていうこと、いま私もきょう初めて伺ったんですが。どういうかたちにもっていくのかを教えていただきたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 田中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(田中 敏正君) いまお答えしてるのはユートピア号なんですよ。ユートピア号は6月で終わってるんですけど、オリンピック号のことでしょうかね。(「はい、オリンピック号です。」と大澤議員の声あり)オリンピック号は、ですので現在運行してますので、改造費とかは変わってきませんので。ユートピア号は6月まで運行されてましたよね、赤い色のやつ。あれをですね、松尾線のほうの機関車バスのほうの代替えとかですね、何回かあそこで使ってるんですよ。それを西東京バス、ユートピア号の色をですね、塗り替えたり、運賃ボックスを設置したりする費用がかかったということなんですけど。オリンピック号のほうは現在運行しておりますので。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議がありますので、採決いたします。議案第50号は承認することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立) ◯議長(神田 芳男君) 起立多数であります。よって、議案第50号は承認されました。  会議の都合上、11時20分まで休憩いたします。                 午前11時05分 休憩                 午前11時20分 再開
           ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第6 議案第51号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第51号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、平成20年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を専決処分したことに伴い、御報告するものでございます。  補正予算の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,115万9,000円を減額し、予算総額を16億3,994万2,000円とするものでございます。議案第50号で申し上げましたとおり、非常に厳しい財政状況の中、各経費の節減に努めてまいりましたが、3月議会終了後に交付決定を受けた国庫支出金の減額及び歳出科目の主な不用額の減額を 主要なものとして予算を編成し、専決処分を行ったものでございます。  歳入では、普通調整交付金をはじめといたしまして国庫支出金の減額、一般会計予算からの繰入金の減額が主なものでございます。  歳出については、総務費及び療養給付費をはじめとして、保険給付費の減額が主なものでございます。  細部につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書のとおりでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第7 議案第52号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。              〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第52号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。  本議案は、平成20年度日の出町老人保健特別会計補正予算(第3号)を専決処分したことに伴い、御報告するものでございます。  補正予算の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ123万円を減額し、予算総額1億1,446万8,000円とするものでございます。  歳入については、支払基金交付金127万円の減額。  歳出については、医療諸費123万円の減額が主なものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第8 議案第53号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第53号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、平成20年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)を専決処分したことに伴い、御報告するものでございます。  補正予算の内容は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ994万円を減額し、予算総額を2億1,951万7,000円とするものでございます。  歳入については、後期高齢者医療保険料467万8,000円の減額。繰入金623万5,000円の減額。  歳出については、広域連合納付金713万4,000円の減額。保健事業費254万4,000円の減額。以上が主なものでございます。  以上でございますので、よろしく審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 伺わせてください。  保険料の納入状況について伺いたいのと。それから保健事業として健康保持増進事業費減額ということになっていますが、何か理由があったのか、事業が実施できなかったのかについて伺いたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 須崎町民課長。 ◯町民課長(須崎 晴雄君) ただいま折田議員の御質問でございますが、保険料の納入状況でございますが、収納率につきましては99%近く、いっております。ほとんど100%近く。  それともう1点、申し訳ないですけどもう1点。 ◯5番(折田眞知子君) 保健増進の関係の減額理由。減額理由。保健増進の減額理由。 ◯議長(神田 芳男君) もう一度言ってください。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 254万4,000円の減額になっているんですけれども、その理由をね、ちょっと教えていただきたいんです。ですからこれは、3ページのところにもありますが、歳出の関係なので。健康保持の関係の減額の理由について伺いたいんです。 ◯議長(神田 芳男君) 質問聞いててくださいね。須崎町民課長。 ◯町民課長(須崎 晴雄君) 12ページの関係でございますね。すみません。この減額でございますが、後期高齢者健康診査委託料の決定の見込み額による減額でございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 再度確認なんですが。病気になった人が減ったということでいいんですか。そういうことじゃない。 ◯議長(神田 芳男君) 須崎町民課長。 ◯町民課長(須崎 晴雄君) そういうことでございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第9 議案第54号 日の出町老人福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君)  議案第54号 日の出町老人福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、平井宮本地区に建設しております(仮称)平井宮本総合福祉センターが今月末をもって竣工することに伴い、日の出町老人福祉センターの名称及び位置を改正するものでございます。  なお、細部について申し上げますと、現在建てております場所は、一般論としては平井宮本耕地というふうな認識でございましたが、現実に設置された場所は小字では谷の入地区でございます。したがいまして、そうしたことも勘案いたしまして、名称を「日の出町平井・生涯青春ふれあい総合福祉センター」と名付けたところであります。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) この条例の附則にですね、平成21年8月24日から施行すると、こういうふうにうたわれております。工期が6月30日までというふうに聞いておりますが、5月30日でしたかね、ちょっと。6月30日というふうに聞いておりますが。概ねもう出来上がってきてるのかなというふうに思います。そこで2点ばかりお尋ねをしたいと思います。  1点はですね、この福祉センターの、いわゆる開館時間の関係でございますが、午前10時から午後7時までとすると。こういうふうになりますと、いろんな方々がちょっと尋ねられて聞いてることがございますけれども。かなり千石橋から渡って入っていくと、ある一定の距離があります。その間の道路の関係と、それから照明の関係です。かなり冬になりますと7時ということになりますと、かなり暗くなってくると。ただ利用者がいるかいないかっていう問題ですが、概ねいままでは、例えば4時とか5時でですね、お帰りになる方がいらっしゃるというようなことの中で、照明をですね、何とか付けられないのかと。それから農作物の関係があって、現行ですと車が出入りをすればかなり乾いた土がですね、農作物に降りかかると、こういう問題も指摘されています。簡易舗装とかですね、あるいは浸透性の舗装だとか、いろいろな方法があると思うんですが。担当課のほうにかつてお尋ねしたときには、建物だけをとにかく完成させるんだと、こういう状況があると。だいたい設計なり計画段階の中で、外構も含めて、照明や道路の関係どうするのかと、こういう御議論が当然あったかというふうに思いますが。あらためてその辺と、今後その道路や照明をどのように考えておられるのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) それではただいまの御質問につきまして答弁いたします。  開館時間の関係につきましては、ほかに2館ある時間と同じように10時から、ただいま言いましたように7時というような時間帯を設定したいと思います。あとは運用で対応したいと考えております。  続きまして、道路と照明の関係につきましてですが、この件につきましてはこれからですね、利用者においては利用者の皆さんがですね、特に冬なんですけど照明に関しましては冬になると思いますけど、これにつきましては運用でですね、例えば5時とか、そういう関係でちょっと様子を見させていただきたいと。その後検討したいと考えております。あと道路につきましてはですね、これは町道になるわけなんですけど、これも砂埃等がですね、冬場は特に発生するんじゃないかということで、付近で農地の接しているところは特にですね、野菜等は砂とかですね、埃を被るんじゃないかなという想定しておりますけど、これにつきましてもですね、ちょっと様子を見させていただいて今後検討をしてまいりたいと考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 先ほど、ちょっと漏らした件も一つあるんですが。もう一つは、防犯上の問題ですね。町が安心・安全のことをうたっている中で、かなり奥のほうへ入っていく中で、照明がないと暗いと、こういうことで溜まり場になるんじゃないかというような御指摘も、地域住民の方からお話を聞いています。これは、なるんじゃないかということで、なるとは言ってませんけれども、そういう要素はあるので。大変こういう穏やかな日の出町の中で、小学生や中学生に、あるいは高校生に声かけがあったりですね、いろんなことが起きている中で、そんなことも防犯上大変心配されるというふうに私は思っています。何とか、照明やると農作物に被害があるというような一説もあるんですが、農作物に優しい照明もあると、現実にそういうのを使っているということも聞いております。ですから、先ほど計画段階でそういうことが地権者なり、あるいは農業者等々と当然お話の中で、照明や道路をどうするんだと、こういうことを当然計画段階でやってきているはずだというふうに私は思います。かなり財政的な問題なのか、あるいは何か原因があって今回建物だけなのか、その辺もう一度今後どうしていくのかですね、計画としてどうするのかということを地域住民の方々、あるいは農業者、地権者とですね、十分話し合いを進める中で計画をきちっと出していただきたいというふうに思います。例えばそこへ出入りする自転車、車椅子、あるいは高齢者のバスなりですね、様々な交通が入ってくるわけですね。そういったことも考慮していただいて、利用者のためにも。一説に、小さい橋を架けて近道をするというのはこれはまた、それはそれで結構ですけれども、道路と照明問題どう計画するのか、もう一度お考えがあれば、なければないで結構ですが、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  先ほど申し上げましたとおり、今後の検討課題といたしたいと考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 道路と照明がね、例えば分野がね、福祉部門と建設部門と違うとか、あるいは補助絡みで縦割りで違うとか、いろんなことがあるかと思いますね。ただ、それはまちづくりの一つとして、一つのあそこに総合、老人の総合福祉センター、高齢者の福祉センターつくるわけですから。一つは道路も照明も一体としてですね、当然調整しながら計画をやってきているべきであるにもかかわらず、建物だけ完成させればいいんだという、その辺の関係がね。今後検討しますって話ではなくて、そういう調整があったのかないのか、どうなんでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  計画段階でですね、そのような検討があったのかっていうことでございますが。一部話は聞きました。ただ先ほど、議員さんおっしゃるように、この会館、施設をですね、延び延びになっておりましたので、ここで建設すると、そういうことで。6月いっぱいで、ここで完成するということでございますので、そういう関係でやっておりました。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) いまね、ちょっと気になるんですけど。私がおっしゃったというよりも、行政から聞いてるお話をいまここで質問してるんですよ。私が言ってるわけじゃないんですよ。行政、行政執行機関のほうからそういう聞き取りでね、お話をいただいてる。だけれども、行政側として、じゃあとにかく建物だけをそこへ建てて道路や照明はまったく計画してなかったと。ならそれではそういうふうに御答弁をいただければいいんですよ。今後検討していくとかっていうお話も結構ですけれども、いままで検討されたのかされなかったのか、そういうことについてお尋ねしてるんです。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。
    ◯副町長(細渕  清君) いま御質問の道路とか照明の関係、当然われわれとしても計画段階でいろいろと必要性等々については認識しております。ただ国とか都の補助金等々との関係もございまして、おっしゃるように全部できればいいんですけれども、そういう関係もございまして、建物と道路、照明のほうが一体というふうにはいかなかったという実態がございます。今後国や都の補助金との絡み合わせもございますけれども、できるだけ早い時期に措置できるように努力をしてまいりたいと考えております。 ◯議長(神田 芳男君) 12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 2点伺います。  1つはですね、名称から宮本という言葉がなくなった理由は、先ほど町長の説明でよくわかりましたが。私、長い名前っていうのはね、途中で何かよく、はっきり本当に覚えてられないところがありまして、通称は何て皆さんこれから呼ぶことになるんでしょうか。もし既に、例えば平井総合福祉センターっていえば通じますよとかっていうのがあればですね、教えてください。  それからもう1つですね、これは老人福祉センター設置の条例ですので、お尋ねしますが。今年の4月からですね、4月初旬から老人福祉センターの入浴時間が減りました。実はそれをですね、社会福祉協議会の評議委員に私と議会から大澤議員とが出ておりまして、そちらでちょっと知りまして、二人でちょっと顔を見合わせたようなところがあるんですが。そういえばというか、特別委員会、予算の特別委員会の席で副町長がさりげなく週3日ぐらいの、温泉のお湯を入れるということをしておりますということはおっしゃってはいるんですが。そのあとですね、質問者のほうからもそれ以上の再質問もなくて、終わりました。実際、社会福祉協議会のほうが指定管理者でやっておりまして、そちらの事業計画のほうには本宿がこうであるとかいうことが書かれておりましたが。再度この議会でもう一度その、どの曜日と時間とが開いているのかを説明をしてください。大久野いきいき健康センターですか、そちらも含めて教えてください。  それと、こうした、大事な、これ結構町民にとっては大事なことでして、やはり議会のほうにでもですね、もう少し情報として提供していただきたいなと思います。その辺りどのようにお考えになっているのかも伺います。  それからその理由として、予算のときにも温泉水の減少、湯量の減少ということをお話されましたけども、本当にそれだけでしょうか。財政的なものも考えてのことなのか。例えばあそこにはパートの人もおります、一般の町民の方もですね、ああした場所がひとつ働く場所として、あるいは仕事を持つ生き甲斐の場所としての位置付けもある時期あったわけですから、やはり財政的なものも、曜日を減らした理由にあるのかどうかは大事なことですので、ここで伺っておきたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 週3日ということになりましたのは先生おっしゃったように、汲み上げるお湯の量の関係だけでございまして、財政的な理由はございません。ほかは担当課長からお答えいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  1点目の正式名称は「日の出町平井・生涯青春ふれあい総合福祉センター」という名称でございますが、皆さん町民の方が愛称として呼んでいただく場合には、一番手っ取り早く後ろのほうを使いまして「ふれあいセンター」というような、事務局のほうでは「ふれあいセンター」がいいなというような感じでいます。これは、日の出町4施設あるんですけど、「ふれあいセンター」という名称は使っておりませんので、愛称的に「ふれあいセンター」が親しみやすいのかなと思っておりますけど。ただどういうふうに呼ぶかはわかりませんが。  続きまして、入浴時間の関係なんですけど、これにつきましては温泉水を使っている2施設につきましては、先ほど申し上げましたとおり10時から7時までと、利用時間で設定しております。この「日の出町平井・生涯青春ふれあい総合福祉センター」につきましても、原則10時から7時までということで考えております。  あと開館日でございますが、これにつきましては本宿、大久野健康いきいきセンターにつきましても週3日間。本宿が火、水、金ですか。ちょっと申し訳ないです、ちょっと度忘れしてしまいました。あと、生涯青春ふれあい総合福祉センターにつきましても3日間、週3日間で開館する予定でおります。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第54号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第10 議案第55号 平成21年度日の出町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君)  議案第55号 平成21年度日の出町一般会計補正予算(第2号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,500万円を追加し、予算総額を75億5,700万円とするものでございます。  この補正については、今年度に入り補助金等の財源の見通しが確認された事業をはじめ、実施時期等の関係で急を要する事業のみに限定した補正予算編成となっております。  最初に、学童クラブ施設整備については、志茂町学童クラブの入所者数の増加に伴い、育成室の確保に関して平井小学校と協議を進めてまいりましたが、御理解を得られたことから空き教室の改良に伴う経費を計上したところであります。  次に、(仮称)ひので森林こども大久野公園整備経費でございますが、公園の具体的な計画につきましては、今年度調査委託の結果に基づき決定してまいりますが、まず、予定地である旧役場跡地の整備を行うことといたしましたので、それに関わる経費を計上してございます。そのほか、東京都緊急雇用創出区市町村補助金を活用して実施する北大久野川流域振興事業経費の追加、住宅用火災警報器設置助成金の継続に係る費用を計上してございますので、御理解をいただきたいと思います。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 8ページの学童クラブ、このことについてお尋ねします。  本当にありがたいことだと思います。育成クーポンが大変好評ですので、かなり他府県からも日の出町に入ってこられてるかなというのもありますし、いま大変経済の関係で悪化してるもので、共働きの世帯がふえてるということがありまして、先だって新聞にも大きく報道されまして、100名単位から200名単位の待機者が出てると伺っておりますが、日の出町のまず実態をお伺いしたいと思います。3つあると思いますが、どの程度になっておりますか、教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君)  それでは、ただいま大澤議員から御質問ございました学童クラブの登録者数というか実態なんですが。まずはじめに、平成20年度の関係なんですが、こちらのほうはですね、3学童ありまして、それぞれ定員は本宿が60人、あるいは志茂町が45人、大久野が40人という定員になっております。その中で志茂町学童クラブを一つ取り上げますとですね、最高ですね、登録者数が66人いたときがあります。ただ、1日の出席者というか、月にですね、出た平均がですね、43名となっております。年間の平均になりますと34名ですか、という出席になっております。登録してる方は確かに60何人と多いんですが、ただ最高時で66人というようなときもございます。平成21年度の現在でございますが、6月の登録者数がですね、定員が45人のところですね、50人の定員が、定員っていうか登録者数がございます。町の現状としてはですね、待機児を出さない方向で、入所基準を超えた場合については全員を入所するというふうに考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) ありがとうございます。そうしますと、大久野とか本宿ですか、あちらのほうは現状で間に合うというかたちでとっておられるんですね。平井のほうの中小学校ですか、これは何階を利用するようになっているのか、その点だけ聞かせてください。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) それでは、はじめのですね、ほかの学童クラブが現状では間に合ってるのかどうかというお話ですが。やはり大久野学童クラブについても、定員が45人のところを42人、現在登録でございます。そしてあと本宿につきましても60人の定員のところ59人というふうな登録の人数になっております。また、志茂町のこれからですね、改築して小学校のほうなんですが、これは1階のですね、教室を使わせていただくように協議をしております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 関連して伺いたいんですけれども。  いま学校の空き教室の活用ということなんですが、今後ほかの小学校でもやはりこういった方法っていうんでしょうか、新たに児童館の建設ということよりも、いま既存のものを使って活用していくっていうことの検討をされているのかどうか、伺わせてください。  それから、すみません、5ページのところの歳入ですが、緊急地域雇用特別補助金400万円、これは北大久野地域の振興に充てるということなんですが、内容について伺わせてください。  それから10ページのところです。日の出山荘周辺委託料がここの部分なのかどうかですね。  それからもう一つ、温泉センター・肝要の里運営支援金500万円とあります。現状、肝要の里の運営については、現在どのような状況になっているのか。また、今後についてももし計画などがあるようでしたら教えていただきたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 空き教室の利用でございますが、今回志茂町の学童クラブにつきましては昨年からですね、教育委員会のほうとですね、関係機関で協議を進めてきました。利用の合意ができたということで今回このような補正をさせていただいたんですが、なかなか各区域、学校の施設についてもですね、学校のほうの事情もあるようなので、その辺は協議をですね、進めていきたいと考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 西観光振興計画担当課長。 ◯観光振興計画担当課長(西  一成君) 対策についての御質問でございますけども、お手元の予算書の10ページの部分で、観光費の中の北大久野川流域振興事業経費の部分でございます。日の出山荘周辺整備を予定してございます。内容的には周辺の遊歩道がございまして、それの草刈りとか階段の補修、更にですね、裏側、山荘裏側の竹林の整備等を予定してございます。なお、補助金額400万円のうち300万円が私どもの補助金に充当されております。なお、残りの部分につきましては、9ページの遊び場対策事業のほうの100万が充当されておりますので、そちらについては所管課のほうの説明とさせていただきたいと思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) いまお話いただいた残りの100万ですが、ひので森林こども公園経費に伴って旧庁舎が解体することの計画であるために、以前より旧庁舎の1階に展示してあります文化財等を移設するための資金を。一応この金額は150万組んでございます。これはシルバー事業団等をお願いしてやりたいとは思っています。いま見積もりを細かく詰めてる最中でございます。これについて100万円の資金を充当したいと思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 10ページのですね、温泉センター・肝要の里管理運営資金ということで500万計上してございます。これにつきましては精算分ということで20年度支出された足りない分、これにつきましてはですね、平成20年度補助事業実績報告書に基づく赤字精査について、基本協定に基づく第14条のですね、赤字補填条項がございますので、21年度に速やかに精査するものでございます。基本的にですね、20年度の支出額はですね、当初、補助金額では3,100万ありますけども、支払い金額は1,500万ということで20年度は勘定してございます。ただ、それに対して不足額が生じたということで、今回の補正ということになりました。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) では、先ほどの、ごめんなさい、緊急雇用の関係なんですが。これは新たな人を雇うということではなくて、シルバー人材などをお願いして人件費というふうに見てよろしいということなんでしょうか。  それから、ごめんなさいね、それから、肝要の里の関係ですけれども。精算金というかたちなんですけれども、これもどのような支出内訳なのか。公立化を図ったり、いまサービスを転化させないということで、確かこういった予算組まれてたように思うんですが、その辺り、どういうことになってしまってるのか。現状はいまどういう状況なんでしょうか。そこをちょっと詳しく知りたいんですけれども。 ◯議長(神田 芳男君) 西観光振興計画担当課長。 ◯観光振興計画担当課長(西  一成君) 緊急雇用についての御質問でございますけども。対象者につきましては、まずハローワークでのお申し込みの方を使ってやる事業とですね、シルバー人材センターの新規の方ですね、そういったものが対象となる補助要綱がありまして、その要綱に基づいて実施する予定でございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) この500万の内訳でございますけれども。当初1,500万ということで3,100万のうち1,500万、内払い金ということで支出してございます。そのうち、つるつる温泉が1,150万、肝要につきましては350万という内訳となってございます。最終的にですね、つるつる温泉、町の支援金と差し引きですね、最終的に赤字額としては町支援金プラスという考え方で、最終的にあと足りない部分はですね、109万4,071円。肝要の里につきましては、最終的に赤字額、350万プラスという考え方に基づきまして、最終的に378万7,308円となってございます。いまの最後に500万という部分では、トータルでは488万1,379円というようなかたちで支出と考えておりますけども、今後中身につきましてですね、収支報告書は出ておりますけども、最終的なですね、ヒアリングをもとにして、最終的に488万1,379円を支出する予定でございます。なお、肝要の里につきましては、いま現状はですね、店舗っていうんですかね、蕎麦とかそういった部分の製造というかたちでやっておりますけども、そこにお店を開いて飲んだり食ったりということ等々、また販売等についてもそこではやってない。あくまでも加工品を生産するということで商工会のほうから伺ってございます。基本的にですね、加工品販売等によって、そこで売り上げていた、例えば蕎麦の飲食ですね、そういった部分の人件費等が削減できるということで、そういった部分も精査しながら肝要の里の運営をしてるという話を聞いてございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) すみません、先ほどの緊急地域雇用特別の関係なんですが、実働人員っていうんでしょうか、数、雇用された数っていうんですか、人の数はどれぐらい、延べなんでしょうか。どういう単位でどれぐらい働けるのかよくわかりませんけれども。その辺はかなり定着した雇用につながっていってるものなのか、短期間の限定的な働き方なのか、その辺教えてください。  それから肝要の里なんですけれども、やはり独立採算的な要素が組み込まれていると思っていたんですが。なかなか販売ということでも黒字化できていないということなんでしょうか。だからこそこういうことになってしまってるのか。その辺のことはちょっと私たちには見えないので、わかるような説明をちょっとお願いしたいんですけれども。 ◯議長(神田 芳男君) 西観光振興計画担当課長。 ◯観光振興計画担当課長(西  一成君) 日の出山荘のほうの延べ人員等でございます。現在、予定でございますけれども、2ヶ月、10、11月の2ヶ月間を予定しておりまして、延べ人員につきましては監督員が延べ39日、作業員のほうが117日、合計で156日を予定しております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) シルバー人材センターのほうは一応展示物を持っていく場所が平井中学になっております。それで、どうしても学校が夏休みの時期ということで7月、8月を予定しております。だいたい普通の作業員が80名、あと陳列棚等をつくるのが約10名、おおよそ90名の人員を考えております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) つるつる温泉、つるつる温泉のほうはいいとして、肝要の里のほうでございますけれども。基本的に去年の7月に肝要の里ということでオープンしたかと思います。当初はですね、当然売店等々についてもですね、また農家さんの野菜類等販売していましたけども、方向転換を今年になりまして変更をしてございます。今年っていうか、去年の12月頃からですね、変更してございます。実際来客の部分がですね、お蕎麦を食べに来るという部分がですね、だいぶ減っていたり、また収益が上がらないという部分で、そこに人が張り付いてることによって人件費等がかさむということで、実際蕎麦等の販売を、つくって販売するにしても、その分を人件費相当額を転化するわけにはいきませんので、その部分についてどうしても上げるとなると高い蕎麦になってしまうと。そういう部分からするとですね、そういった部分は止めて、加工品のみを生産したほうがよろしいんではないかというかたちで聞いてございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) ちょっと関連で、肝要の里についてね、お伺いいたしますけども。  本来指定管理者制度にした意味というものをですね、しっかり考えてですね、補助額もしっかり出してるわけですから。町のほうとしてもしっかりと監視するというですかね、その辺はね、やはりもっとなされるべきだというふうに思います。確かにいま、加工品だけ扱う施設っていうかたち、工場みたいなものですね。ですからあの建物の外観等含めてあれだけの大きなものをつくったわけですから、もう少し何らかのね、やはり工夫をしてですね、顧客をふやす、そういった努力が今後もっと望まれるのではないかなというふうに思います。非常に残念でならないんですね、こういったかたちでね、運営せざるを得ないというのは。やはりもうちょっと、これは指定管理者にしたいからそちら任せというよりも、これは町部局、そしてわれわれ議会も含めてですね、肝要の里のあり方っていうのは、今後の将来性をですね、しっかりとやっぱり考えていくときが来てるのかなというふうに思います。それで、どうなんでしょうか、これ、このまま加工品として云々っていうこともありますけども。その前に実はですね、私も大澤さんと二人でよく街頭遊説やって向こう行ったときにですね、店が閉まってたりだとか。開いてるときはあるんですが、やはり維持管理なんかも全然手つかず、プランターには季節折々の花々が咲いてるんだったらまだしもですね、枯れ草がプランターにあるような、こんなね、みっともないことして、これで指定管理者にしたわけですから、指定管理者側もしっかりそれはしてもらいたいと思いますけれどもね。やはり、ほんとに指定管理者にしたのであれば、やはりしっかりとその辺は町側もある程度監視するというシステムをですね、特に担当の課のほうでしっかりとその辺は把握して、上のほうにですね、副町長なり町長のほうにしっかりと答申するべきだと思うんですけれども。端的に申しまして今後ね、この肝要の里のあり方に関してはどのような方向でもっていったほうがいいというふうに、町長並びに副町長どちらでも結構ですが、見解があるのであればちょっとお聞かせいただきたいと、このように思います。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 肝要の里についてでございますけれども。年々赤字額は縮小してきてはおります。おりますけれども、やはり開けば開くほど赤字額が膨らむという実態にございます。社会経済状況の変化というと大雑把過ぎるんですけれども。砕いて言えば、いろんな地場産品の店等々も方々にございますし、そういうこと。あるいは立地な要素もありましょうけれども、やっぱり来店者数が非常に少ないということ等々もございまして、開けば開くほど赤字額が膨らむというのが実態でございます。それで、昨年度から商工会のほうに指定管理者ということでお願いして、したわけなんですけれども。商工会のほうで経営診断等をやっていただきましても、やはり単体としてこれを単独で黒字化することは相当難しいというような結果は出てございます。そういうこと等々いろいろ検討した結果、やはり工場に特化してですね、むしろ生産品を温泉なり山荘なり、あるいはほかのところで売るということによったほうが、現時点あるいは近い将来見てもいいんではないかということで、現状のようなかたちになっておるわけでございますけれども。これは今年度終わってみないと私のほうからいま申し上げる段階、あるいは状況ではないんですけれども、基本的にこれをどうするかということ、やはり来年度以降に向かって考えていかなきゃいけないというふうに思っております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) はい。副町長の説明で概要はよくわかりました。  現下の厳しい不況下でもありますし、そして北大久野川地域の観光の活性化という点での、本来そこにね、肝要の里というのを設けさせていただいたわけでございますが。ほんとに、やはりですね、商工会、町、それで議会も含めてね、一体となっての、これからどうするかと、これが大事だと思います。現状こうだからしょうがないじゃなくて、じゃ今後どうするかって、大胆にですね、やはりいろんな意見を出し合ってですね、工夫して何とか、せっかくあの地にああいう施設を設けたんですから、私どもはやはりもっともっといい方向に転化できるようにですね、これから協議をしていっていただきたい、このようにお願い申し上げて、御意見とさせていただきます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 何点か御質問したいと思いますが。  9ページですけれども。農業振興費について1点お尋ねしたいんですが。補正額としてはゼロになっています。農業振興総合整備事業経費の中で、坊平玉の内地区の農業集落道整備工事に伴う用地費の減額が1,670万。同時に、坊平玉の内地区農業集落道の整備工事に伴う物件補償費と。物件補償費に変えたわけですね。こういう財産購入費の中で用地買収費を組んでいた中で、物件補償に切り替えたと、こういう意味はどういうことなのか、まずその理由について説明をいただきたい、というのが1点ですね。  それから、先ほど来出ている関連で、商工振興経費の問題ですが。先ほど御答弁いただいた中でちょっとわかりにくかったんですが、確か20年度の3月補正でしたか、3,100万。そのうち1,500万ぐらいは使っていると。じゃあ残ったのはどういうふうになっているのかという具体的な説明をいただきたいと。ちょっと聞き漏らしたかも知れませんけど、していただきたい。  同時に、この21年度補正の中で500万、精算分としてかっこ書きでね、あえて精算分と、こういうふうに書かれているわけですが。20年度においては特に精算分なんていうのは書いていませんが、ここで21年度補正の中で精算分と入れたね、ことの意味をもうちょっとわかりやすく説明していただかないと、わからないということで、簡潔にわかりやすく説明をいただけるとありがたいなというふうに思ってます。  同時に、この6月にですね、500万を計上して精算分として計上しなければならない、その理由も合わせて教えていただきたいんですが。それはなぜかと言いますと、温泉センター・肝要の里管理運営支援金と、こういうことで20年度も、先ほど来3,100万ということでありましたけれども。そのうち1,500万を使って云々とあったんですが。指定管理者制度にですね、商工会に外部化したと、あるいはアウトソーシングしたと、こういうようなお話がありますけれども。毎年毎年こういう管理運営にあたって支援をしていくんだということの実態っていうのはですね、委託者である自治体の町側とですね、委託を受けた商工会側のほうとの関係っていうのは、制度的にきちっといろんなルールがある中で進んでるわけですね。そのルールに基づいて町はどういう、いついつこういう実態にあることを報告をさせて、じゃあその報告の中でどういう方向で町としては今後進めていくのかと、先ほど来からの嘉倉議員のお話もありましたけれども。まさに、そういうことは自治体に求められてるわけですね。そういうことからして、もうちょっと、委託してからまだ間もないんだっていうこともあるかも知れません。ただ、委託をする前からこういう実態はある程度、赤が出ているような状況っていうのはわかっていたわけですね。わかっていた中で、委託をして指定管理者としてやってきているわけですので。経営診断云々という副町長のお話もありました。確かに、どうあそこを生かすかということでの経営診断、前向きなですね、ものが必要だろうというふうに思っていますけれども。その辺、今年度を待ってと、こういうこともありますけれども、これから今年度待ってですね、どんなふうにするのかですね。どういうふうに、今年度待たなきゃならない理由がもしあるとすれば、その点お尋ねしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 肝要の里につきましてはですね、2年間ということで商工会に指定管理で委託してございますので、今年度終了を待ってどうするかということはこれからいろいろ考えなきゃいけないんですけれども。はっきり申し上げて、どういうかたちで活用するか、あるいは閉鎖まで含めて180度の観点でいろいろ検討してまいりたいというふうに考えております。  それから、温泉と肝要合算の予算、決算ということでございますけれども。商工会の代議員総会っていうのが先月末下旬にございましたので、そこを待たないと決算が確定しないということもございました。当初ですね、20年度補正で3,100万の補填金を見込んで組んでいたございますけれども、御案内のように日々現金が動く商売でございますので、1,500万前払いしたということがございます。残り1,600万あったんですけれども、そういう代議員会が先月下旬ということもありまして、1,600万昨年度の執行する時間的余裕もなかったということで、これは繰越金として処理してございまして、それでこの補正予算で新たに500万精算金として乗せたということでございます。3,100万から1,500万の500万ですから、2,000万ということで1,000万ちょっと、当初の、当初っていうか今年1月あるいは2月時点から改善されているというふうに数字上は、数字の上では受け止められると思います。  それから、ちょっと長くなって恐縮なんですけれども、温泉について申し上げますれば、昨年19年度よりも20年度、景気がこれだけ落ち込んだということもございましょうし、それから瀬音の湯とか梅の湯が開業したという等々のこともございまして、2万人ほど入場者数が落ち込んでおります。ただ、2万人落ち込んだのをですね、客単価で計算しますと2,500万弱、これが落ち込んだという計算になります。ただですね、決算状況見ますと19年度と20年度の額を比較しますと750万ほど改善してるということがございます。それから、もう一つ考えなければいけないのは、指定管理者への移管によりまして消費税約300万、それから下水道料金1,500万、合計1,800万、これが新たに加わっております。ということを考えますとですね、表面的な客単価の落っこったということを別としましても、表面的な経費だけで2,500万強、改善されているというふうになります。それで、いろいろいま、温泉については改善をしていただいてるところでございますけれども、今年度については目標としてはプラスマイナスゼロと。来年度は黒字化したいということで、いま鋭意やっていただいておりますので、その結果を見守りたいと思っておりますけれども。委託したことによりまして、ただいま申し上げましたように改善効果はかなり顕著に上がっているというふうに受け止めております。そのほかは担当課長からお答えいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 農村総合整備事業についてお答えをさせていただきます。  農村総合整備事業につきましては、当初予算で3,850万計上してあります。その中身としては、補償費、用地費、含んだかたちの中で計上したことに伴っての今回補正に基づいて3,850万を分けたというかたちになります。ちなみに、補助率としては国が50%、都が25%、計75%となってございます。一応面積的にはですね、おおよそ2,340平米、延長としては585メートル、幅員は3メートルでございますけれども、実際問題切り土・盛り土等ございますので、幅員として4メートルということで予算を要望して3,850万ということで積算してございます。それを都の指導に基づきまして、用地費と補償費に分けるという話になっておりましたので、今回急遽6月で補正をさせていただいたと、そういう理由でございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。        ──────   ───────   ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第11 議案第56号 平成21年度日の出町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
     これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第56号 平成21年度日の出町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,079万5,000円を追加し、予算総額を3,179万5,000円とするものでございます。  歳入については、繰越金1,079万5,000円の増額。  歳出につきましては、医療諸費20万4,000円の減額。諸支出金1,099万9,000円の増額が主なものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第56号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第12 議案第57号 日の出町道路線の廃止についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第57号 日の出町道路線の廃止について、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、三吉野桜木土地区画整理事業によって整備された道路22路線が事業の完了に伴い、町に移管されることから、従前の町道7路線を廃止するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第13 議案第58号 日の出町道路線の認定についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第58号 日の出町道路線の認定について、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案は、三吉野桜木土地区画整理事業の完了に伴い、町に移管される道路22路線を町道として認定するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ちょっと教えていただきたいんですが。  町道として認定路線として認定されると、こういうことに伴う、例えば道路としての標識だとかですね、あるいは認定道路としての登記上の問題、これはどんなふうになっていくのか、わかれば教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 清水建設課長。 ◯建設課長(清水 昌彦君) 標識の件に関しましては、区画整理事業して交通安全上の協議の中で区画整理事業の中でそのまま設置したものをそのまま、それは警察の管轄になりますので町のほうではございませんけれども、そのまま管理していくというふうになっていくと思います。そこにつきましては町のものになるということになります。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第58号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 以上をもって、本日の日程はすべて、終了いたしました。  なお、次回の本会議は6月11日、午前10時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。  長時間、大変御苦労さまでした。                 午後12時18分 散会        ────── ※ ─────── ※ ──────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成21年6月3日          日の出町議会議長          日の出町議会議員          日の出町議会議員 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...