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平成21年第1回定例会(第1日目) 名簿 開催日:2009-03-03
平成21年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009-03-03

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  1. 日の出町議会 2009-03-03
    平成21年第1回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009-03-03


    取得元: 日の出町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)               午前10時00分 開会・開議 ◯議長(神田 芳男君) おはようございます。ただいまから平成21年第1回日の出町議会定例会第1日目を開きます。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。  この際、日程に入るに先立ち諸般の報告をいたします。町長、青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) おはようございます。本日、平成21年第1回日の出町議会定例会を招集申し上げましたところ、全議員の御出席をいただき大変御苦労さまです。  それでは町長報告を申し上げます。  まず町長報告の第1号は、昨年11月27日から本年2月25日までの入札結果報告であります。取り扱い件数は28件、落札金額は1億12万5,438円、指名業者は述べ148者、入札回数は32回となっております。  町長報告の第2号は、日の出町第三次長期総合計画「実施計画」の改定についてでございます。  町では、平成12年3月、第三次長期総合計画・基本構想「新ひので理想郷プラン21」(平成12年度~平成21年度)を策定、また、平成17年3月、「後期基本計画」(平成17年度~平成21年度)を策定し、夢とロマンのまちづくり「3万人の自立都市・単独日の出市の大理想郷」の実現に向かって、町議会の協力をいただきながら総合的・計画的に諸施策の展開に努めてまいりました。  なお、基本計画に示された施策をより具体化するため、「実施計画」を策定しておりますが、平成22年度から第四次長期総合計画・基本構想と基本計画を策定する予定となっており、今回は実施計画の改定を行いましたので、御報告いたします。  今後の執行にあたりましても、絶大なる御支援を賜りますようお願い申し上げます。  次に町長報告第3号は、公的資金補償金免除繰上償還に係る健全化計画についてでございます。  平成20年度に公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画の承認を総務省と財務省から得たので、報告いたします。  今回の繰上償還額は以下のとおりでございます。  旧資金運用部資金。借換債、21年3月は3億1,280万円、22年3月は4億950万円、内容は民間金融機関から借り入れでございます。端数償還元金、39万5,866円、21年3月でございます。そして22年3月には16万7,665円となります。繰上償還額は21年3月で3億1,319万5,866円、22年3月で4億966万7,665円、内容は繰上償還でございます。年利5%以上の高利率の地方債を繰り上げて償還し、低利な年利に借り換えて利子の負担を軽減するものでございます。  町長報告の第4号は、東京都多摩教育事務所西多摩支所の閉所についてでございます。  西多摩郡の教育行政に永年御支援をいただいてまいりました東京都多摩教育事務所西多摩支所が、本年3月31日をもって閉所することになりました。  西多摩支所は、昭和46年12月以来、東京都教育委員会の出先機関として、西多摩郡の教職員の給与・旅費事務、研修業務をはじめ人事事務の補完、指導業務など、町村教育行政の充実に重要な役割を担ってまいりました。
     一方で、今日の教育改革の動向は、先の教育基本法の改正以来、町村に対して自主性・独立性の確保を強く求められております。このような状況を踏まえ、昨年来、東京都教育委員会から「町村教育委員会業務の方向性と都の役割」について協議を受け、西多摩町村教育長会が中心となり検討を重ねてまいりましたが、このたび協議が整い、今年度末の西多摩支所の閉所と、4月1日からの人事事務、指導業務及び教職員給与事務等の移管が確認されました。  また、閉所に伴いまして新たに指導主事が町村教育委員会へ1名配置されることになり、指導業務を中心とする教育施策の立案、学校経営の支援、学習指導・生活指導など、西多摩郡における小・中学校の教育力向上に力を発揮されるものと期待するところであります。  なお、指導主事の配置につきましては、町村長会からも東京都に対し強力に要請いただきましたことを申し添えさせていただきます。  次に町長報告第5号は、平成20年度日の出町教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況の点検及び評価についてでございます。  内容については、後ほどお目通しをいただきたいと思います。  次に町長報告第6号は、学校給食費の改定についてでございます。  学校給食費につきましては、平成11年度以来10年間据え置き、安全で美味しい学校給食の提供に努めてきたところでございますが、今日の諸物価の高騰、特に食材料の値上げは、学校給食費会計に大きな影響を及ぼしてまいりました。  給食センターでは、これまで様々な工夫を講じてコスト抑制に努めてまいりましたが、来年度以降も引き続き現行の給食費を維持していくことは、極めて厳しい状況であると判断し、去る1月14日、学校給食運営協議会を開催して、これまでの状況を説明するとともに学校給食費の引き上げについてお諮りしたところ、原案のとおり全会一致で御承認を賜りましたので、平成21年度より下記のとおり改定させていただくことになりましたので、御報告いたします。  なお、改定にあたりまして保護者の皆様には、学校を通じて全家庭にお知らせ文を配布するとともに、「教育ひので2月号」に掲載して周知の徹底を図っておりますことを申し上げます。  次に町長報告第7号は、一部事務組合関係についてでございます。1は阿伎留病院組合関係で、お手元の資料のとおりでございます。  次に秋川衛生組合関係でございますが、お手元の資料のとおりでございます。  次に西秋川衛生組合関係でございますが、お手元の資料のとおりでございます。  次に秋川流域斎場組合関係でございますが、お手元の資料のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと思います。  以上で町長報告を終わります。 ◯議長(神田 芳男君) 以上で町長報告を終わります。なお、議長報告につきましては、お配りしてあります文書をもって、報告といたします。  以上をもって、諸般の報告を終わります。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により議長において、    2番 神田  廣君    3番 星野  茂君 を今会期中に指名いたしますので、お願いいたします。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第2 会期決定についてを議題といたします。  本件については、先日、議会運営委員会を開催しておりますので、協議結果を議会運営委員会委員長から報告を願います。議会運営委員会委員長、嘉倉治君。           〔議会運営委員会委員長 嘉倉  治君 登壇〕 ◯議会運営委員会委員長(嘉倉  治君) おはようございます。議長より御指名をいただきましたので、議会運営委員会の報告を申し上げます。  平成21年第1回日の出町議会定例会の招集にあたり、去る2月27日、午前10時より、町長及び関係職員の出席のもとに議会運営委員会を開催し、今期定例会の運営について協議いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。  まず、今期定例会の会期は、本日3月3日より3月16日までの14日間といたしたいと思います。  次に、本日以降の本会議の日程について申し上げます。本会議2日目は12日、3日目は13日とし、両日とも午前10時より開催し、一般質問を行います。  一般質問の通告締切は、本日3日正午といたします。  本会議4日目は、16日、午前10時より開催し、最終日提案予定の議案の審議並びに常任委員会の委員長報告の後、討論・採決を行いたいと存じます。  また、会期中の各常任委員会の開催日については、本会議上程の後、付託予定の陳情及び請願案件等の審査のため、総務文教常任委員会を4日、午前10時より、財務厚生常任委員会を同日の午後1時より、都市建設常任委員会を同日の午後3時より、それぞれ開催し、審査をお願いします。さらに本定例会には平成21年度の一般会計及び各特別会計予算が提案されておりますので、先例に倣い、平成21年度予算審査特別委員会を設置し、審査願いたいと存じます。なお、同委員会の開催日は、9日、午前10時とし、10日は予備日といたしたいと考えております。  次に、本日の議事日程第1号の進め方でございますが、通例どおり、お手元の日程表の順に進めていただきたいと存じます。  次に、本日の議案の上程の方法ですが、日程第4 議案第1号から日程第32 議案第30号及び日程第40 議案第37号から日程第41 議案第38号は一議題ごとに上程とし、日程第33 議案第30号から日程第39 議案第36号までの平成21年度予算については、一括上程したいと考えております。  次に、本日上程される施政方針演説及び議案等の取り扱いでございますが、日程第3 施政方針演説につきましては、平成21年度予算についての施政の方針につき町長より発言の申し出がありますので、これを許したいと思います。  日程第4 議案第1号から日程第32 議案第29号及び日程第40 議案第37号から日程第41 議案第38号は、専決処分並びに条例の制定・一部改正、各会計の補正予算、日の出町道路線の認定、土地開発公社定款の一部変更でありますので、慎重審議の後、本日即決をお願いいたします。  日程第33 議案第30号から日程第39 議案第36号までの平成21年度一般会計及び特別会計予算につきましては、先ほど申し上げましたとおり、先例に倣い、提案説明を受けた後、予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、充分なる審査をお願いしたいと存じます。  日程第42 21陳情第1号から日程第43 21陳情第2号は、諸団体からの陳情案件でありますので、上程の後、所管の常任委員会に付託の上、審査されるようお願いいたします。  以上、今期定例会の運営並びに審議内容について申し上げました。  ただいま申し上げましたもののほかについては、いずれも先例に倣い、処理されますようお願いいたします。何卒、議員各位の御協力により本定例会が円滑に運営されますようお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ◯議長(神田 芳男君) お諮りいたします。今定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、本日から3月16日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議予定につきましては、お手元の会期日程表のとおりでありますので、御了承を願います。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第3 施政方針演説を議題といたします。  この際、町長から平成21年度施政方針のための発言の申し出がありますので、これを許します。町長、青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議長のお許しをいただきましたので、施政方針を申し上げます。  平成21年第1回日の出町議会定例会の開会にあたり、私の日の出町政に関する施政方針等について申し述べ、町議会議員各位並びに日の出町民の皆様の御理解、御協力と御支援をお願い申し上げたいと存じます。  初日の出 大きく燃えろ 夢を呼べ!  厳しさの中にも挫けない芯の強さと、立ち上がって歩みを進める力強さを秘める初日の出とともに迎えた平成21年は、「100年に一度」といわれる経済危機、大不況の真っただ中にあり、わが日の出町もまさに有史以来の厳しい試練に直面していると言っても過言ではありません。しかし、21年こそあのバブル崩壊後の「失われた10年」という停滞を繰り返すことなく、未曾有の困難を乗り越え、次の飛躍に向けて努力し、大きく浮上する契機とすべき重要な年であります。  私は、厳しい局面にある今年こそ、全町民が心を一つにして、勇気と決断をもってこの難局を乗り越え、「夢とロマンが限りなく漲る21世紀の3万人の自立都市・単独日の出市の大理想郷」の実現に向かって、大きく前進する意義のある年にしたいと考えております。  また、都政は慎太郎、町政は國太郎の、あの石原東京都知事が全力を挙げて取り組んでいるオリンピックの開催地が、10月2日に決定する重要な年であり、日の出町としても引き続き都の招致活動に全面的に協力をしていく所存であります。  さて、平成20年は、一言で言えば、不透明感と落差が目立った年であったと思います。  政治面では、衆参両院において国会運営がかつてない厳しい状況にあったのに加えて、世界的な金融危機、不況が政治や社会にも大きく影を落とした1年だったのではないでしょうか。  経済面では、昨年前半は原油価格が過去に例を見ないほどの勢いで急騰し、鉱物資源や食糧も後を追うように高騰しましたが、後半はアメリカのサブプライムローンに端を発した金融危機が実体経済を猛烈な勢いで下押しし、日米欧をはじめほぼ全世界が同時不況に陥り、グローバル化の影響はすさまじく、世界が一つの市場になり、影響は瞬時に地球を巡るということが実感されました。  社会面では、秋葉原の無差別殺傷事件に代表されるように、昨年も凄惨な事件が相次ぎ、事故米問題など食品の安全性を巡る諸問題も後を絶ちませんでした。また、年末には、景気の急激な落ち込みが、雇用者の3分の1にも及んでいる非正規社員の解雇となって現れ、社会の大きな問題となりました。  地方行政に関しては、地方分権や地方経済の疲弊感への対応が遅々として進まず、また、後期高齢者医療制度の実施に当たり少なからぬ混乱を生じました。  なお、道州制に関しては、統治機構を、「国」、都道府県を再編する「道州」、現在の市に当たる「基礎自治体」の三層制とし、基礎自治体は市町村合併を推進して700から1,000に再編するという考え方があるようですが、地方自治とは地域が自らの将来像をどこまで描いてどう築き上げていくかの問題であり、これ以上の合併の強制、強要は断固として阻止しなければなりません。  次に、平成21年の展望について申し上げますと、国においては、衆参両院における審議が不透明感を増し、不況からの脱出や経済の再生などの政策の実現や法案の成立などの面で、依然として不確実性や閉塞性が拭えません。  私は、今こそ、与野党が政策の違いを超越して国民のために存在する国会の使命を果たし、社会保障の再構築をはじめ、人口減少に絡んで人材開国の是非、環境立国の具体像など、わが国の将来を決することになる諸問題に取り組み、その方向性や具体案を示して欲しいと強く念願して止みません。  経済においては、景気後退の長期化や企業の業績低迷が長引くことが明白であり、引き続き、効果的にして迅速な対策が必要でありますが、税制と財政を総動員した道筋を明らかにすることが、今後の展開を大きく左右する要であると確信しております。  また、今回は、雇用構造が大きく変わってから初めての景気後退局面であり、非正規雇用を含む雇用環境が今後どうなっていくのかが懸念されますが、政府と経済界が二人三脚で雇用と生活を守る最大限の努力をすることこそ不可欠であると考えております。  この他、社会面では、食の問題や命の大切さ、セーフティーネットなど、安全・安心の確保が引き続き注目されますが、これらは日の出町にとっても大きな課題であると受け止めております。  それでは、平成21年度における日の出町の重点事業について申し上げます。  日の出町は、これまで幾多の試練や困難に直面してまいりましたが、粘り強くこれらを克服し、町民最大のライフラインであります公共下水道を全町に完備したのをはじめ、道路や自治会館、老人福祉センターなど、物を造るハード面については一定のレベルまで整備することができました。  また、ソフト面にも力を注ぎ、全ての分野で安全・安心を確保する施策を推進し、子育て支援や高齢者対策などの福祉の推進と、教育の充実に力を注ぎ、商工業・農林業の後継者の育成や観光業の振興を図るなど、町民の皆様の生活の充実に大きな成果を挙げてきたところでございます。  このような実績を踏まえて、私は、目標である「3万人の自立都市・単独日の出市」の実現に向けて、さらにもう一段のレベルアップを実現すべきであると考え、昨年から「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を掲げ、新たなスタートを切った次第でございます。  申し上げるまでもなく、この「躍進 ひので!ニュー5大作戦」は、代々の町長が引き継ぎ築き上げてきた、伝統と歴史に支えられた町政の蓄積の上に成り立つものであり、行政の継続性と施策の計画性が今日の日の出町を創りあげていることは、皆様、ご承知のとおりであります。  経済・金融が未曾有の危機に直面している現在、国はもとより、自治体も困難な運営を強いられておりますが、このような時だからこそ、明確な目標と確実性に裏付けられた強いリーダーシップが必要とされるのではないでしょうか。  「躍進 ひので!ニュー5大作戦」は、昨年種を播いたばかりであり、これが芽を出し、成長して成果を挙げるまでには、政策による誘導と目標に向かっての緻密な積み上げが必要であることは言うまでもありません。  そこで、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」、即ち、 第一 ひのでA(安全)・A(安心)大作戦の展開 第二 子育て支援策の充実と日本一お年寄りにやさしい町づくり 第三 豊かで創造性に富んだ児童・生徒を育成するための、教育の充実による人づくり 第四 元気のある活気に満ちた商工観光業・農林業の振興 第五 総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設の設置推進 について、これまでの進展の状況と平成21年度における展開について申し上げたいと思います。  先ず、第1は、「ひのでA(安全)・A(安心)大作戦の展開」についてでございます。  日本の犯罪件数は、バブル経済崩壊後の平成8年から7年連続で戦後最悪を更新しましたが、平成14年をピークに右肩下がりに転じました。平成20年の「犯罪白書」によると、主な犯罪の発生率はイギリスの6分の1、アメリカの半数以下で、「世界一安全な国」と見えますが、内閣府が行った「治安に対する世論調査」によると、「日本が治安がよく、安全で安心に暮らせる国か」との質問に、半数以上の52.5%がそうは思わないと答えております。また、東京都が昨年末に発表した「都民生活に関する世論調査」によりますと、都政への要望では治安対策が5年連続でトップになっております。  これらの結果は、都市部への人口集中や地域社会の衰退等による社会に対する漫然とした不安と、陰惨な、或いは、凶悪な事件の発生が影響していると言っても過言ではないと思われます。  私は、町民の皆様の安全・安心を確保するためには、家庭や学校、地域社会のそれぞれが連携を密にして、地道に根気よく対応を進めていかなければならないと考え、学校、五日市警察署及び防犯協会や自治会をはじめとする関係諸機関と連携し、ご協力をいただいて、町民の安全・安心を「最大のテーマ・最大の福祉」として、これまでさまざまな対応を行ってまいりました。  即ち、「ひので安全・安心メール」の配信をはじめ、防犯パトロール、学校への管理員の配置、サスマタやセンサーライト、防犯カメラ・モニターなど警備用機器の配備、下校用のワゴン車の配置などを行ってまいりました。  また、昨年の中国四川省の大地震をはじめ各地で大きな災害が発生し、甚大な被害を被っておりますが、これら自然災害に対する備えも喫緊の課題となっております。  そこで平成21年度は、次に申し上げる施策を推進して、より一層町民の皆様の安全・安心を推進していく所存でございます。  先ず第一は、地域防災計画の改訂でございます。  地域防災計画は、災害の予防、応急や復旧・復興について定めるものでございまして、町民の生命、身体、財産を災害から保護することを目的としております。  日の出町においては、平成10年に地域防災計画を作成いたしましたが、近年、わが国でも阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、或いは岩手・宮城内陸地震等が発生して大きな被害を被っており、また、東京都が平成18年に「首都直下型地震による被害想定」を前提とした防災計画の見直しを行ったことなどから、町としても都の計画と整合を図るなど、より実効性のある対策を具体化するため、改訂作業を進めてまいりました。この度、その原案がまとまりましたので、防災会議に付議した上で、今年度末にも新地域防災計画を決定する予定でございます。  第二に、町民の皆様の住宅等にかかる地震対策についてでございます。  その一つは、町では、現在、日の出町耐震改修促進計画を作成中でございますが、21年度はこの計画に基づいて、町民の方々が昭和56年以前に建築した住宅の耐震診断を行う場合に、それに要する費用の一部を助成することといたします。なお、住宅の耐震改修の補助については、他市町村の例では押しなべて利用率がかなり低いと聞いておりますので、この辺をも含めましてどのような対策が効果的なのかを、今後検討してまいります。  その二として、地震時に備えて家具転倒防止器具の助成事業を、21年度から23年度までの3ヵ年事業として実施いたします。20年度には、住宅火災警報器の助成事業を実施いたしましたが、地震時には家屋倒壊に至らなくとも家財道具等の転倒により多数の死傷者の発生が危惧されることから、この事業を実施するものであります。  詳細は今後詰めてまいりますが、1世帯1万5千円を上限として、家具の転倒防止器具の設置を希望する世帯に補助することを予定しております。  第三に、災害時要援護者の把握についてでございます。  いつ起こるかわからない大規模災害が発生する時などに備え、高齢者や体の不自由な方など、自分の身を守ることが困難な方々、いわゆる災害時要援護者について、迅速かつ的確な救護体制を整備するため、自治会長連合会民生児童委員協議会のご協力をいただき、今月末を目途に「災害時要援護者台帳」を作成中でございます。なお、この台帳は、災害時等の支援活動に活用させていただくものであり、目的外に使用したり、他に情報を提供するなどは、絶対にあってはならないことを申し上げておきます。  また、同じく自治会長連合会民生児童委員協議会の協働により、緊急時や災害時の万が一の事態に備えて、「救急医療情報キッド」の配布が現在行われておりますが、これも緊急時の安全・安心のため、大きな備えになるものと考えております。  なお、従来から実施してまいりましたひので安全・安心メール、安全・安心パトロール、自治会や防犯協会を中心とした防犯パトロール、学校における安全の確保等については、引き続き実施、或いは支援等を行って、ひのでA(安全)・A(安心)大作戦を展開してまいります。  町議会議員各位、関係機関各位と町民の皆様のご協力とご支援をお願い申し上げる次第でございます。  次に、第2の柱である子育て支援策の充実と日本一お年寄りにやさしい町づくりについて申し上げます。
     まず、子育て支援策についてでございますが、国の統計によると、平成19年の合計特殊出生率は1.34に上昇しましたが、出生数は減少し、少子化傾向は変わっておりません。また、別の統計によると、15歳未満の子どもの数は、27年連続で減少しているという結果が出ております。  少子化に歯止めをかけるためには、官民をあげての対策が鍵を握ると言われておりますが、国内総生産に対する家族関係の支出を比較してみますと、イギリス2.93%、フランス3.02%に対して、わが国は0.75%となっており、少子化対策の予算をどう増やしていくのかが今後の課題であると考えます。  日の出町においては、平成17年6月、合併50周年の記念事業として、「日の出町発・少子化対策~次世代育成プログラム」を発表し、平成18年度から、0歳から15歳のこども達を対象に子育ての施策として、次世代育成クーポンの支給、医療費の実質無料化、次世代育成住宅の提供及び出産費の助成を実施してまいりました。  最近においては、全国の各自治体においてもさまざまな形で子育て支援の充実が図られておりますが、日の出町が全国に先駆けて発信した少子化対策の波及効果が現れてきたことを実感している次第でございます。  町としては、次世代育成プログラムの実施によって、少子化対策の基盤はほぼ整いましたので、今後は子育てのネットワークづくりや子育て環境の充実に向けて、事業展開を積極的に図ってまいりたいと考えております。  具体的にはその一として、新年度から、日の出町の子育て支援と環境づくりについて、実務的な協議会を立ち上げて検討を開始する予定でございます。子育て支援につきましては、自治体の置かれている状況により、施策の内容や対応もその地域の実情に応じたものであるべきと考えており、子育て中のお母さん方や関係機関、関係者のご意見を伺い、どのような事業を対象とし、どのように対応していくべきなのかを具体的に検討してまいりたいと考えております。  第二に、「(仮称)ひので森林こども中央公園」につきましては、土地の利用について東京都と協議を重ねておりますが、この土地は都の行政財産であり、地下には林業試験場が使用している水道管、下水道管、ガス管が敷設してあることから大型遊具の設置等は難しいという状況にございます。  他方、この土地を町が取得して公園化することも現状では困難でございますので、都との協議を続けながら、当面は「ひろば」、或いは、みんなで作る花壇やジャガイモ堀りなどの、参加型で使用できる子どもの遊び場として、引き続きご利用いただきたいと考えております。  第三に、「(仮称)ひので森林こども大久野公園」についてでございますが、21年度に具体的な計画を定めて整備してまいります。現在この土地は子供の遊び場として利用されているほか、近隣の保育園や小中学校の運動会の際の臨時駐車場やイベント会場など、多様な目的に使用されており、地元からも児童公園のほかに多目的に使えるようにして欲しいとのご要望がございます。このことから、旧役場跡地にあるプレハブに保管してある民具の移設や、幸神バス停の整備などを行い、子ども児童公園兼多目的広場として整備してまいります。  次に、日本一お年寄りにやさしい町づくりについて申し上げます。  日の出町は、平成3年6月、高齢者や障害者にやさしい町づくり「日の出福祉村構想」を発表して以来、高齢者対策に力を入れてまいりました。  高齢化の急速な進行については、これまで機会あるごとに申し上げてまいりましたが、改めて昨年の「高齢社会白書」からその実態を見てみますと、1)平成17年に日本の高齢化率は20.1%に達し、イタリアの19.7%を抜いて世界最高となり、2)平成17年には5人に1人であった65歳以上の高齢者は、50年後には2.5人に1人となると予測され、3)平成17年には現役世代が3.3人で高齢者1人を支えておりましたが、50年後には1.3人で高齢者1人を支える、という状況にあります。  私は、高齢化社会が進行する中で、安全・安心を確保する制度や仕組みはとりわけ重要なインフラであり、国が将来を見通して整備すべきものであると考えます。  しかし現実には、わが国の年金、介護、医療という、本来なら老後の安全・安心を保障する制度そのものが不安定となっており、昨年4月から始まった後期高齢者医療保険制度をはじめ、年金等にも国民の間に不安や不満が存在し、将来の生活設計に確たるものを見出せないというのが現状ではないでしょうか。  そこで、私は、これらの状況に対して町として何ができるか、町はどうあるべきかについて、熟慮に熟慮を重ねてまいりましたが、お年寄りの方々は、幾多の風雪と厳しい試練を乗り越えて、「暮らしを支え、家族を養い、家族のため・地域のため・そして町のために」献身的な努力をされ、尽くしてこられたからこそ、躍進を続ける日の出町の今日が存在している、という確信に至りました。  そこで、私は、高齢者のご労苦に応えるために、お年寄りの将来の不安を和らげるための施策を実施することは大きな意義があると考え、ご案内のように、昨年9月15日の日の出町敬老福祉大会において、「日の出町発!長寿化対策~日本一お年寄りにやさしい町づくり宣言」を行い、3施策を実施することをお約束した次第でございます。  その内容は、1)75歳以上の方が負担する医療費について、個人負担分の全額を町が負担し、無料にすること 2)75歳になられる方が人間ドックを受診する場合に、受診料の全額を町で負担し、無料で受けられるようにすること 3)お年寄りの方々が、末永く生涯青春の心意気で、いきいきと暮らせるように、健康教室を開催するとともに、お年寄り向けの各種スポーツを支援するなど、健康管理・健康増進を図ることの三つの施策であります。  このうちマスコミなどにおいては、医療費の無料化のみが注目の的になっておりますが、申し上げるまでもなく、お年寄りの方々がお元気で、日々を楽しく過ごしていただく、或いは、地域の中で活動していただくことが一番であり、そのために普段から健康管理・健康増進に努めていただくことが最も重要であると思います。  町としては、21年度から健康づくりの事業として、(仮称)健康増進カレンダーを作成するのをはじめ、各種スポーツの推進、健康教室、健康相談などを行って、積極的に町民の皆様の健康管理・健康増進に努めてまいります。また、人間ドック受診料の町負担も、75歳になられる方々がこれからも健康で生活できるようにとの願いを込めて実施するものでございますので、町民の皆様にはこれらの趣旨を十分にご理解いただくことをお願い申し上げる次第でございます。  第二は、ご壮健で生活しておられる高齢者の方がますます元気に活動や社会参加をしていただけるように、特別養護老人ホーム等で入所者の話し相手や散歩の補助などを行う、「(仮称)みんな元気に!介護支援ボランティア制度」を立ち上げます。  これは、地域でボランティアの活動をしていただき、その活動に応じてポイントを交付し、介護保険料などに充当していただくものでございまして、212年度中に実施に移したいと考えております。  第三は、介護の人材育成のために、「(仮称)いつでもヘルパー制度」を立ち上げます。  介護については、給与の安さや仕事の厳しさなどが指摘され、現場の人手不足が深刻さを増しておりますが、介護従事者は平成26年には現在の1.5倍の人数が必要になるという推計もあり、今以上に人手不足という事態にもなりかねません。このため、昨年11月に厚生労働省の有識者会議が「安心と希望の介護ビジョン」をまとめ、その中で高齢者の地域活動の推進と並んで介護従事者の待遇改善を提言いたしました。これに基づき、国は21年度予算で介護報酬を3%改善することとしており、東京都も21年度予算で介護従事者の養成に乗り出しました。  そこで、日の出町においては、子育ての終わられた町民の方や高齢者の方などのうち、希望する方にヘルパーの資格を取得していただき、活動していただきたいと考えております。  平成21年度は、第一弾として、ヘルパーの資格を取得していただく経費を町の予算で組んでおりますので、この制度を利用して一人でも多くの方が介護分野に参入していただくことを期待しております。  第四に、「(仮称)平井宮本総合福祉センター」につきましては、建築基準法の改正等により着工が遅れお待たせしておりましたが、本年6月末には竣工し、設備・備品などを整えた後、夏ごろにはオープンの段取りとなる予定でございます。敷地面積2,341.41平方メートルの土地に、延べ床面積653.93平方メートルの木造一部鉄筋コンクリート造りの建物で、健康ホール、浴室、歩行浴室、会議室、休憩コーナー等を備えており、町民の皆様のご期待に十分沿う総合福祉センターになるものと考えております。  また、これまで実施してまいりました外出支援バス、外出支援ドリームカー事業などの既存事業は、きめ細かい対応を図って継続してまいります。  以上、申し上げた幅広い分野に及ぶ高齢者対策により、お年寄りの皆様が、正に、生涯青春、生涯現役の心意気で、すばらしい人生航路を歩んでいただくことを願って止みません。  第3の柱は、豊かな創造性に富んだ児童・生徒を育成するための、教育の充実による人づくりであります。  昨年は、小中学校の学習指導要領が10年ぶりに改定され、国語や理科など主要教科の授業時間数を平均で約1割増やすほか、学習内容も上積みするなど、ゆとり教育からの転換が鮮明になりました。  小学校は平成23年度、中学校は24年度から全面実施することとなりますが、いずれも21年度から理数系の教科を中心に一部の内容を先行実施するとされております。  この学習指導要領の見直しを受けて、学校現場では、「生きる力」の育成をめざした教育改革が始まろうとしております。  私は、常々、子どもたち一人ひとりが充実した学校生活を送り、夢と希望を抱き、主体的に新しい時代を切り拓いていく逞しい力を身につけて欲しいと願ってまいりました。また、学校教育のみならず、家庭や地域のさまざまな取り組みを通して、子どもたちが社会等のルールをしっかりと守り、豊かな人間性を育み、世界へ大きく羽ばたいていく気構えを養って欲しいと願っております。  このような考えから日の出町においては、恵まれた自然環境の中で、「確かな学力」、「豊かな心」、そして「健やかな体」を身に付けることを目標に掲げ、さまざまな施策の推進に努めてまいりましたが、学校や先生方の熱心なご指導と、保護者や地域の皆様方の暖かいご支援とご協力により、わが日の出町の児童・生徒の学習意欲は着実に高まり、確かな学力の定着が図られ、学校教育・社会教育の両面で大きな成果を挙げてこられたことを、私は高く評価しているところであります。  私は、町づくりは人づくりからという信念のもとに、21年度におきましても、これまでの成果を踏まえて、次に申し上げる施策を重点に、教育環境の整備に取り組んでまいります。  第一に、平成20年度の全国学力・学習状況調査の結果によると、日の出町の児童・生徒の状況は、知識を活用する能力にやや課題を残すものの、学習内容の理解度は概ね良好であり、学校現場における教育実践は、着実に成果を上げていることが伺える、との報告を受けております。  このことから21年度においても引き続き、「重点支援指定校事業」をはじめとする、学校における「確かな学力の向上」を図る取り組みを積極的に支援してまいります。  また、町に指導主事を配置していただくよう、長年、東京都に要望してまいりましたが、この要望が実り平成21年度から実現する運びとなりました。これに伴い都の多摩教育事務所西多摩支所が廃止されますが、より身近で学校や教員への指導業務が行われますので、今まで以上に教育内容の充実が図られるものと確信する次第であります。  第二に、町が力を入れている子育て支援の充実においては、幼児から大人までの一貫した対策と関係方面の連携が必要とされておりますが、学校における特別支援教育の中心的役割を担っている教育相談事業につきましても、引き続き積極的に支援してまいります。  第三に、学校の施設整備につきましては、毎年、緊急性、必要性に応じて整備・補修等に努めてまいりましたが、21年度におきましても、学習環境の向上に向けて、放送設備改修、校舎外壁補修や体育館改修などを計画的に実施してまいります。  第四に、児童・生徒の安全・安心対策でございますが、21年度においても児童・生徒たちが凶悪な、或いは、予期せぬ犯罪に巻き込まれないよう、五日市警察署、防犯協会や地域の防犯パトロール隊などのご協力を仰いで、学校、児童・生徒の安全・安心対策に万全を期して取り組んでまいります。  第五に、長寿化や健康志向の高まりなどから、生涯学習・生涯スポーツの重要性が一段と増しつつありますが、21年度においても、「いつでも、だれでも、どこでも」をキャッチフレーズとした「ひので町民大学」をはじめ、多種多様な講座・教室を企画し、その内容の充実を図ってまいります。  特に21年度から、健康増進のために高齢者向けのスポーツを積極的に推進することとしておりますが、高齢者に限らず全町民が参加し楽しみながら健康づくりを行う機会の充実に努めてまいります。  また、日の出町民体育祭が今年は第26回を迎えますので、伝統あるこの大会を全町挙げて盛大に開催いたしたいと考えております。  第六に、昨年、日の出町と伊豆諸島の新島村とが友好都市提携を結び、第1回目の交流としてわが町の児童21名が新島村を訪問し、大きな成果を挙げることができました。21年度は、新島村の児童が日の出町を訪れる予定となっておりますので、子どもたちが心からの交流が行えるよう万全の準備をしてまいります。  第4は、元気ある活気に満ちた商工観光業と農林業の振興でございます。  平成19年11月にオープンしたイオンモール日の出は、今年の正月休みには20万人を超す人出があるなど相変わらず盛況と聞いておりますが、同時に、日の出町内の商工観光業と農林業の振興を図ることが肝要であることは言を俟ちません。  その一つとして、昨年の第4回定例会において「日の出町商工観光産業の振興に関する基本条例」の議決をいただきましたが、この条例は、町、事業者、大型店の設置者、小売業者及び経済団体が、各々の創意工夫及び自助努力を助長するとともに、相互が一体となって商工観光事業の振興を推進していくこととしております。  従来は商工観光事業の振興を図ることについて明文化した根拠がありませんでしたが、条例の制定により目指すべき方向性や各々が果たすべき役割が明らかとなりましたので、連携や協議をスムーズに行うことができるものと考えております。  今後は、この条例に基づいて町の商工観光産業の発展を図るにはどうしたらよいか、商工会や観光協会等と話し合い、振興策を講じてまいりたいと考えております。  第二は、商工振興ひろばについてでございます。  この事業は、イオンモール日の出の開業に伴い、地元商店等の活性化を図るため、地場産品のPRと販売を行う郷土物産館を、イオンモールの隣接地に開設するということでスタートいたしましたが、その後商工会から、舗装、トイレ、外灯及びフェンス等のインフラを整備し、「商工振興ひろば」として使用できるようにして欲しいとの要請がございました。検討の結果、商工会の要請に添う形で、昨年12月定例会において予算を組み直し、現在、ひろばの整備を進めております。まもなく工事が終了いたしますので、商工会が指定管理者として管理運営することにより、町内の商店等が仮店舗を出店して商工振興に寄与していただきたいと考えております。  第三に、平井・川北地区に構想している「(仮称)野鳥の森・こども自然公園」についてでございます。  平井・川北地区の総合的整備構想については、昭和62年12月22日、日の出町議会全員協議会において全議員のご賛同をいただき、既成集落と林間地域とを一帯として開発するという構想の下にスタートいたしました。  民間企業との役割分担は、町は水文調査や環境調査を中心とした各種調査等を行い、民間企業は、住宅団地建設への準備を進めるということでありましたが、平成初期のバブル崩壊という大きな障害に直面し、残念ながら一時中止の止むなきに至りました。  しかし、既成集落については、平成2年2月、調整区域を市街化区域に編入し公共下水道を整備するとともに、林間区域に接続する千石橋を架け替え、東光院橋、中里橋、東平井橋の設計や、東西道路の整備構想等について、直接の地元である第1自治会川北開発対策委員会、及び第2自治会川北開発新考協議会と長期にわたり慎重な協議を行いながら、可能な課題から具体化を進めてまいりました。  他方、林間部については多くの意見や具申もありましたが、めまぐるしく変わる時代の推移を動揺することなく冷静に見つめ、土地の有効利用を図る最善の方策を取るべく、検討と熟慮を重ねてまいりました。  そして、東京都が地球温暖化によるCO2対策と自然の保全対策を打ち出したことに伴い、平井山林を取得し自然を保護する施策を構築したことは、千載一遇の秋を得たものであると確信しております。  私は、平井・川北地区が、自然を護り、人々にやすらぎと潤いと限りないロマンをもたらし、こども達に大きな夢と明日への希望を与えるすばらしい森として後世にまで受け継がれて行くよう、地元の皆様とともに「(仮称)野鳥の森・こども自然公園」構想の具体化に、全力を尽くして取り組んでいくことをお約束したいと思います。  第四に、観光振興でございますが、日の出町は、東京にありながらおよそ東京とは思えないくらい豊かな自然があり、都心からのアクセスも比較的容易でありますが、他方で、単一の施設だけで入込観光客を呼込むことは難しいというのが現状ではないでしょうか。  そこで、日の出町の地理的特性を活かして観光資源をネットワーク化することにより、入込観光客を誘致し、また、イオンモール日の出の来店者の観光客化を図ることなどを目的に、21年度から観光協会等と協力して、「(仮称)日の出町観光振興計画」の検討に着手する予定でございます。  第五に、林業関係でございますが、21世紀桜の森・勝峰山については、アクセス路の整備を図るため、東京都に林道の開設をお願いしておりましたが、都の10割負担で林道を新設することが決定いたしました。21年度早々から調査及び測量等を行い、建設に着手し、24年度頃に完了する予定でございます。  また、他の林道についても継続して整備を進めてまいりますが、先に申し述べました「(仮称)日の出町観光振興計画」や「(仮称)野鳥の森・こども自然公園」構想との連携を図りながら、都民が森林浴を楽しみながら散策し、憩う場所としても活用できるようにしてまいりたいと考えております。  なお、参考までに申し上げますが、我が日の出町は、林道整備率は85%となり、多摩島しょ地域で第1位となっていることを申し添えます。  第六に、農業の振興についてでございます。  昨年度から「農村総合整備事業」を活用して、三吉野油田地区の農業用用排水施設整備と、坊平・玉の内地区の農業集落道整備、集落農園整備を進めておりますが、21年度は三吉野油田地区の施設整備事業に取りかかるほか、坊平・玉の内地区の事業についても21年度から24年度にわたり施行してまいります。  また、農業と林業につきましては、高齢化や後継者難が大きな問題となっておりますが、国においては製造業の人員削減が相次いでいるのを受け、農林業を雇用の受け皿の一つにする案が浮上しております。町としては、この国の施策の行方を注視しながら、当面は東京都、都林業労働力確保支援センターや都農林水産振興財団と連携して、後継者の育成、或いは、研修や雇用及び就労機会の紹介などを進めて、この問題の解決に努めてまいります。  第七に、温泉センターと肝要の里についてでございますが、20年度から指定管理者制度により商工会に委託しましたが、引き続き商工会と協力して経営の改善に努めてまいります。  次に、総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設の設置推進についてでございます。  私は、昨年の施政方針の中で、谷戸沢処分場の跡地に総合文化体育センター野外スポーツ施設の設置を進めるための第一弾として、多摩地域を中心に平成25年に開催が予定されている東京国体の、女子サッカーを行う競技場を整備すると申し上げました。  その後、東京都等と協議しながら準備を進めてまいりましたが、今月末にはサッカー場等整備の基本計画ができあがりますので、これを踏まえて21年度から、東京たま広域資源循環組合と施設整備及びアクセス道路等についての協議に入り、22年度から23年度にかけてグランドの建設を行い、24年度にプレ大会を開催し、25年度の国体に備えたいと考えております。また、サッカー場の観客席等は仮設の施設となりますので、24年のプレ大会に向けて設置していくこととしております。  サッカー場へのアクセス道路につきましては、平井方面からの道路──町道補助道第19号線は平井中学校裏まで通じておりますが、この道路と、二つ塚峠から秋川流域斎場組合の入り口までの町道玉の内15号線を繋ぐ案が最も有力であろうかと存じます。この案を推進するためには、現在、循環組合の残土置場である組合の所有地内を通過する道路を整備することになりますので、21年度から組合と協議を行い、道路線形及び構造等について決定し、その後、設計工事という段取りになると考えております。  なお、国体終了後は、このサッカー場を引き金に、順次、施設を整備していくことを想定しておりますが、具体的な計画については、現在、「総合文化体育センター並びに野外スポーツ施設設置推進協議会」において、構想の具体化・計画化を進めておりますので、その協議結果を待って対応を検討していく所存でございます。  私が以前から申し上げておりますように、多摩都民400万人のごみを埋め立てるという広域行政の結果として、その跡地に三多摩都民が共同で利用できる総合的なスポーツ施設を建設するということは、広域行政の更なる進展であると言えます。  サッカー場の建設は、その第一歩を印すことになるわけで、これまで苦労に苦労を重ね、幾多の辛酸を舐め負担を負いつつ、安全で公害のない処分場管理を、三多摩地域廃棄物広域処分組合、今の循環組合に要請し、また、直接の地元である第3自治会対策委員会の皆様とともに処分場対策や監視に努力してきた甲斐があったと、感慨ひとしおなものがございます。  なお、二ツ塚処分場及び画期的なエコセメント化施設も、地元の第22自治会対策委員会の皆様のご尽力・ご協力を得て、公害等の発生も全くなく順調に稼動し管理されていることをご報告しておきます。  以上申し上げた「躍進 ひので!ニュー5大作戦」のほか、町にとって一大事業となった日の出~青梅間(都道238号線)の梅ヶ谷トンネル工事につきましては、去る2月に航空写真測量が行われ、今後環境調査などを経て、ルート決定が行われると聞いております。南北大久野を結ぶ観光・産業用道路として大きな効果が生じると期待するとともに、永年にわたり政治生命をかけて実現に努力されてこられた議員各位に、改めて深甚なる謝意を表する次第でございます。  次に、圏央道の東側の場末地区につきましては、対応方針が未定でございましたが、地主等からのご要望もあり、立地条件等からも、市街化区域への編入が妥当と思われますので、東京都との話し合い等を進めてまいりたいと考えております。  また、橋梁や生活道路など町道の整備、舗装大作戦などもきめ細かく従前同様に実施してまいりますし、医療やごみ減量・リサイクルなど、これまで町が実施してきた各種事業も、住民サービスは低下させないことを前提に必要な事業の推進を図ってまいります。  なお、各事業の具体的な項目・内容等につきましては、別添の「平成21年度一般会計主要事業」のとおりでございますので、後ほどお目通しをいただきたいと存じます。  次に、平成21年度の予算案について申し上げます。  まず、国の予算でございますが、21年度予算案は、麻生内閣にとって初めての予算案であり、100年に一度という不況の中で編成が進められました。  こうした中でまとめられた国の予算案は、歳入面では景気後退による税収減が著しいことから、新規国債発行額が4年ぶりに33兆円を超え、歳出面では景気対策を講じるために、いわゆる埋蔵金と言われる特別会計の積立金を取り崩すなどの措置を講じたことにより、一般会計の総額は、当初予算ベースで今年度比6.6%増の、過去最高の88兆5,480億円となりました。  政策経費に充てる一般歳出は、基礎年金の国庫負担割合を2分の1に引き上げることなどから、9.4%増の51兆7,310億円となり、地方交付税交付金は、6.1%増の16兆5,733億円となりました。  この21年度予算案は、平成9年の悪夢、即ち、アジア金融危機の最中に緊縮予算を組み、マイナス成長への坂道を転げ落ちた前例を反面教師として、財政健全化路線を棚上げし景気対策に軸足を移したものであり、日本経済が「全治三年」で再生できるか否かの大きな鍵を握っているのではないでしょうか。  次に、東京都の平成21年度予算案でございますが、  「日本経済が危機に直面する中にあって、短期・中長期両面から、都政が今日なすべき役割を確実に果たすことによって、都民へ『安心』をもたらし、『希望』を指し示す予算」と位置づけ、次の2点を基本に編成されました。  即ち、第一に、都民の不安を取り除くための迅速な対応、危機克服への新たな活力を生み出す先駆的取組、東京の将来を創るための中長期的取組など、都政が取り組むべき課題への対応に財源を重点的に振り向ける  第二に、今後想定される経済変動を見据え、都が自らを律する姿勢を持って歳入、歳出両面から厳しく点検を行い、中長期的に施策を支え得る財政基盤を確保する  この2点が、都予算編成の基本方針であります。  こうしてまとめられた予算案は、都税が6年ぶりの減収になることを反映して、一般会計の予算規模は、前年度に比べて3.8%減の6兆5,980億円となり、5年ぶりに対前年度比で減少いたしました。このうち政策的な経費に充てる一般歳出は、前年度に比べて2.9%増の4兆5,422億円で、4年連続で増となっております。  また、市町村への総合交付金は、20年度の380億円から45億円増えて、425億円となり、日の出町として大きな期待を寄せているところであります。  次に日の出町の予算案について申し上げます。  日の出町の21年度予算編成は、第一に、「3万人の自立都市・単独日の出市の大理想郷」の実現に向けてステップアップするために、昨年策定した「躍進 ひので!ニュー5大作戦」に掲げられた事業を着実に推進すること。  第二に、急激な景気の後退による法人関係の税収減と、山場を迎えた公債費の償還が財政支出を圧迫する中で、町民のために必要な行政サービスを維持し、必要不可欠な事業は執行する、継続事業はストップさせないという方針を堅持するため、全ての施策とその執行体制について、ゼロベースで見直しを行うことを基本方針として取り組みました。  この方針に基づく平成21年度の予算案の編成は、極めて厳しいものでありましたが、事務費や不要不急の経費を削減するとともに、内部努力を推し進める一方、東京都の総合交付金や国・都の諸制度の活用による補助金等の財源確保に努めた結果、基本方針を具体化し、各種の事務事業はハードからソフトへの転換という方向をより強く打ち出す予算とすることができました。  なお、人件費の抑制については、特別職の報酬は、平成15年度から引き続き21年度も、町長10%、副町長と教育長各8%を減額するとともに、19年度から実施している職員給与の4%と管理職手当の3分の1カット、20年度から実施した昇給の抑制措置についても継続してまいります。  こうして編成した平成21年度一般会計当初予算案は、前年度当初予算に比べて3.2%増、額にして2億3,000万円増の75億3,000万円となり、日の出町の明るい将来をお約束するお目出度い数字の「7・5・3」予算となりました。  歳入面では、根幹をなす町税は、固定資産税等の増が見込まれるものの、法人関係が大きく落ち込むため、対前年度比で2,000余万円の減額となりましたが、都支出金については総合交付金など、2億円余の増額を見込んでおります。  歳出面では、こどもや高齢者対策、教育、農林業関係のソフト面に重点的に対応したほか、各種団体への補助金については、政策的な判断から、苦しい中ではありますが削減することなく現状のレベルを維持することといたしました。
     この一般会計に、国民健康保険会計など6特別会計を合算すると、予算の総額は123億7,700万円となり、前年度に比べて6億3,900万円、5.4%の増額予算を計上することができました。  なお、一般会計をはじめ各特別会計の内容等につきましては、別冊の議案書並びに説明書をご参照いただきたいと存じます。  以上のように、平成21年度の予算案は、急速に悪化する経済状況を反映して大変厳しい中にあっても、日の出町が「3万人の自立都市・単独日の出市の大理想郷」に向かって確実に歩みを進めるための、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を担保する予算案とすることができたものと、確信しているところであります。  ただ今申し上げた施政方針を具体化するため、本定例会に、条例案21件、予算案14件、その他案件3件の、合計38件を提出しておりますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げる次第であります。  以上、平成21年度の日の出町政の指針となる「躍進 ひので!ニュー5大作戦」の展開と、予算案の概要等について申し述べました。  結びに、アメリカ発の金融危機、株安、自動車や電機の不振、雇用不安など、危機の連鎖に震えた平成20年という年は、あの大恐慌の昭和4年(1929年)と並んで、世界の歴史に永遠に刻まれる年になると思われます。  前半は順調であった経済が、金融危機から瞬く間にグローバル経済を巻き込み、世界同時不況という暴風雨に発展しました。国内でも企業が11月以降、減産と雇用調整を猛烈な勢いで進めており、消費者心理も冷え込み、景気停滞が長引く恐れが現実味を増しつつあります。  しかし、縮まっていただけでは明日の展望を拓くことはできません。苦しい中でも次の世代を先取りし、手を打っていかなければならないのであり、目先だけの対応に追われ上昇への備えを怠れば後悔する、新たな成長への苗を植えておかなければならないのではないでしょうか。苦境を乗り越える努力をすれば、次の飛躍へ向けて視界が拓けてくると言えます。環境が「土砂降り」になっても、経営に「雨天中止」はなく、行政に「ギブアップ」はないと確信しております。  かつて、日の出町においても困難な、閉塞感に満ちた時代がありました。昭和50年代の初めに、財政状況の急迫と人口の急増に伴う義務教育施設の整備拡充等の必要に迫られた中で、第三代の宮岡町長は、「寒に耐えて梅花麗し」の心境で広域処分場の受け入れを決断され、今日の日の出町政の礎を築かれたことは、このことを如実に物語っております。  また、現在、厳しい状況が続いている市町村の財政ですが、いわゆる財政健全化法による新指標で、レッドカードやイエローカードが出る前に「もうだめだ」と店じまいして吸収されるのか、広域行政をも含めて単独を選択するのか。役場の縮小・閉鎖や、中心部から遠くなり住民サービスの停滞をもたらす前者は一段の寂れが待ち受けており、後者は今一段の覚悟と努力が求められるとはいえ、輝かしい未来へつながるすばらしい道があります。  日の出町がインフラをはじめハード面の整備を達成し、福祉と教育、商工観光業、農林業などのソフトに重点をシフトし、「躍進 ひので!ニュー5大作戦」を掲げて次の飛躍に向かおうとしている現在、私は、地域が自らの将来像を描いて選択することの重要性を改めて噛み締めており、合併せず「単独日の出市」を目ざすことを選択し、議員各位、町民の皆様や職員とともに頑張ってきたことは間違っていなかったということを、今、確信を持って申し上げる次第であります。  そして本年は、昭和49年6月1日、全国で1,976番目の町として町制を施行してから35年目の記念すべき節目に当たります。  これを祝すとともに日の出町の今後の輝かしい発展を期して、6月1日に記念式典を開催する予定でございますので、議員各位、並びに関係各位のご理解とご協力をお願いする次第でございます。  「躍進 ひので!ニュー5大作戦」は、現在、目標の実現に向けて新たな一歩を踏み出したところであり、その達成は政策とその実施如何にかかっていると言えますが、この新たな使命に挑みつつある今、私は、中国の三国時代の諸葛孔明が、魏との戦いに赴く際に帝に上奏した「後出師の表」の「鞠躬尽瘁」、即ち「全身全霊を傾けて国家のために力を尽くす」という言葉が脳裏に焼きついて離れません。  人口減の時代となり、少子高齢化が加速し、年金・介護・医療などに不透明感が拭えない、経済の飛躍的な成長が望めないどころか未曾有の不況に見舞われるなど、問題が山積している多事多難な現在、私の蓄積した知識・経験と手腕を町政に奉げ、全力を挙げてこの非常時を乗り越えるとともに、輝かしい明日の日の出町を築くための、成長の芽をしっかりと育んでまいりたいと考えております。  常日頃から申し上げておりますが、私は、本年も、サムエルウルマンの「人は年の数ではない。心の持ち方だ」という教訓を心の糧として、「驕ることなく、怯むことなく、正々堂々、和而不同(和して同ぜず)」の信念を堅持して、「21世紀の新時代・単独日の出市の大理想郷」の実現のために、住んでよかった、日の出町に住みたいという町づくり、日の出町を愛する人づくりを進めていく決意でございます。  結びに、町としては、本年の町制施行35周年を新たな出発点として、100年に一度と言われる経済危機の難局を乗り越え、行政、財政両面の円滑な運営に力を注ぎ、日の出町発!長寿化対策をはじめ、新たな課題となった平井・川北地区の「(仮称)野鳥の森・こども自然公園」の構想実現に全力を挙げて取り組む決意でございます。また、対外的には、平成25年開催の多摩国体に向け文化の森・谷戸沢グランドの整備を図り、石原東京都知事が推進している「東京オリンピック・パラリンピック」の開催へ向け、町を挙げて全面的に協力をするとともに、関係議員の永年にわたるご尽力によって実現した東京都による「日の出~青梅間・梅ヶ谷トンネル工事」の早期完成を目指してなお一層の努力をしてまいることを、重ねて申し上げる次第でございます。  なお、町民の皆様をはじめ、全国民が待ち望んでいる「定額給付金」につきまして、我が日の出町は、事務的な準備を進めてまいりましたが、明日3月4日町民の皆様に関係書類を送付し、3月30日を目標に、全町民の皆様へ給付が完了する予定であることをご報告申し上げるとともに、地域経済の活性化にも必ず貢献することを期待して止みません。  今後とも町民の皆様の生活の向上と、暮らしやすさ、住みやすさを求めて、将来を見通した政策を実施するとともに、簡素で効率的な町政を目指して、全職員が一団となって 1.開かれた、親切な役場 2.明るく、思いやりのある職場 3.前向きで、誰にでも優しく、責任感あふれる職員  となることを、町議会議員各位と町民の皆様にお誓い申し上げ、私の施政方針といたします。平成21年3月3日、日の出町長 青木國太郎。御静聴ありがとうございました。 (拍手) ◯議長(神田 芳男君) 以上をもって、町長の発言は終わりました。  日程第4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) ただいま長時間お伺いをしていただき、ありがとうございました。  それでは早速ですが、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて、提案理由の御説明を申し上げます。  本議案につきましては、職員の給与について東京都人事委員会勧告を受けて改正を行うものでございます。20年の同勧告では、公民格差0.09%、給料月額で372円の引き下げとなっております。日の出町職員に係る給与制度等につきましては、従来より東京都に準拠しておりますことから、勧告に沿って給料表の引き下げを行うこととするものであります。また、東京都の地域手当は1.5ポイント引き上げられ、16%となっておりますが、これは給料月額との配分変更によるものであり、地域手当引き上げ相当分を給料月額で減額調整しております。日の出町では減額調整後の給料表を使用することになりますが、それに伴う地域手当の引き上げは行わず、現行の12.5%のまま据え置くことといたしました。  なお、今回の改定につきましては、関係団体と協議が終了していることを申し添えます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 影響の総額というのはどれほどになるんでしょうか。御報告をお願いしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 影響額につきましては92万円でございます。約92万円でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 町長の提案の説明の中にもございましたけれども。関係機関との調整というのは、確認でありますけれども、いわゆる日の出町の職員組合、と同時に報酬審議会という御理解でよろしいでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) これにつきましては、日の出町の職員組合でございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 職員組合ということですけれども、報酬審議会は? ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 報酬審議会に付記する案件ではございませんので、職員組合と協議をして、結論を出したということでございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ありがとうございました。もう1点だけ。長の御説明の中にもありましたが。都人勧においては地域手当だと思いますけれども、14.5から16にという引き上げが図られましたが。ちょっとわかりにくかったんですが、その1.5ポイントでしたか、上がってるのは。その1.5ポイントについて、日の出町についての給与については、職員給与については、1.5ポイントを上がった分を、今度引き下げに対して、引き下げ分の中から1.5ポイントを控除するというか。それを上がった分を加味して引き下げを行われたのかどうか。あるいはそうではなくて、1.5ポイントは引き下げの中に入れてないと、こういう考え方なのか、どちらでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 1.5ポイント、日の出町の場合は12.5%現行でございます。それは1.5ポイント分はですね、給与分からの配分変更ということで、実質には1.5%に近い1.3%ぐらいになるんですが、それは給与面から差し引かれてる、配分変更というかたちで給与面が下がってるということでございます。地域手当につきましては12.5、据え置きでございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  お諮りいたします。本案は、承認することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は承認されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第5 議案第2号 日の出町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第2号 日の出町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  本年4月から予定されております介護報酬改定に伴う介護保険料の上昇を抑制するため、国より臨時に交付金が交付され、市町村は基金を設置し積み立てることとされております。本条例案はこの基金を設置するためのものであり、交付金予定総額は9,432万円の見込みでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。町長。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) ちょっと訂正しますが、943万2,000円の間違いでございますので、よろしくお願いします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) いくつか伺わせていただきたいと思います。  条例の管理というところの、第3条の2項でしょうか。「最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる」ということがありますが。これは、いま株の問題とかいろいろありますので、日の出町にもこういった株などを買ったりするような、債券を買うようなことがあるんでしょうか、どうなんでしょうか。  それから利用のところで、処分についてなんですけれども。今後3年間の時限的なことのようなんですが。介護保険料の値上げをしないために、これは活用できるというふうに考えてよろしいんでしょうか。その点お願いします。 ◯議長(神田 芳男君) 清水会計管理者。 ◯会計管理者(清水  武君) 有価証券でございますが、この10年間は買ってはございません。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えします。  この基金につきましては、介護保険料に充当するための、のみの基金でございます。ですから、この処分につきましては、ここに書いてあるとおりでございますけど。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) この基金の、基金っていうんでしょうか、この基金を、介護保険料の算定の中に、入れないで保険料が計算されるっていうことでよろしいんですかね。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) これは、保険料、失礼しました、介護従事者の保険料アップのための3% ということで御理解いただきたいと思います。ですからここには入っていないということです。要するに保険料を抑制するための措置ということで御理解いただきたいと思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君)  12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 伺います。これは、確か補正にもう既にあるようですが、これ1回きり、この金額入るということなんでしょうか。補正じゃなかったですか、すみません、予算書のどこかで見たような気がするんですが。これはいつの時点で入って積み立てて、3年間で使うものなのかを教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) これはですね、後ほど補正にも出てきますが。ここで補正で可決いただいた後に、基金に積み立てをします。それで後に、21年度から基金を使うということで。よろしいでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ちょっと確認をさせていただきたいんですがね。折田議員との質問にも関連はするかと思いますが。課長のほうからも御答弁いただいたんですが。介護従事者の処遇の向上を図るための介護報酬の単価が3%アップされるという、そういう状況の中で、保険料を上昇分、保険料を上昇することについて被保険者のね、保険料負担の軽減を図るために、この金額について基金を積んで基金に入れなさいということですので。これは時限的に、24年の3月31日までですか、基金についてはですね。基金条例については時限的な中にあるんですが。この基金に積まれた900万何がしのお金はですね、どういうかたちで、簡単に言うとどういうかたちで反映されるのかということだろうと思うんですが、どうでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  これにつきましてはですね、ただいま議員さんが言いましたように、介護従事者がですね、従事者の方がですね、離職率が高いとかですね、人材確保が困難といった状況の中で、その3%を各市町村に交付することによって、要するにアップ分について見なさいということなんですね。それで日の出につきましては、介護サービスの給付費、これは全国一律にアップするんですけど、プラス人件費の上乗せ分っていうのがあるんですが、それにつきましては地域別単価というのがございまして、地域ごとに違います。日の出の場合は、1単位当たり単価10円ということで、隣のあきる野市さんなんかに比べてもですね、安いわけなんです。そういう介護従事者のための基金ということで、介護従事者の報酬のアップのためにこれから3年間使うわけなんですが。これはですね、保険料算定のワークシート上の給付費の額というのは、額をもとにですね、この基金というのは国のほうで算定して、これから各市町村に配分されるわけなんですけど。具体的には都から国に提出されているワークシート集計表上のデータに基づいて算定されておりますから、この数字以上に、もしもらいたいと言ってもそれは不可能なわけなんです。ですから、そういうワークシート上の計算のもとに各市町村に配分されてくる。日の出町はたまたま943万2,000円の額が、3年間に使うために交付されてくると。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 1点だけ確認を。その3%アップっていうのは、介護労働に従事する人の介護報酬の分を3%アップさせるという、こういうことですよね。同時に、保険料の負担の軽減を、被保険者にするということですよね。そうですよね。その3%分を基金に積んどきなさいと、24年の3月31日まで、この条例でね、積んどいて。その積んどいたお金が被保険者の保険料負担の軽減のためにどう反映されて使われるのかということを聞いてるんです。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) これは、先ほど折田議員に答弁したとおりですね、保険料と介護保険料の3%アップ分っていうのは別ですから。そういうことで解釈していただきたいんです。ですから介護保険料アップのために使用する。そういうことなんです。  先ほどから申し上げましたとおり、このアップ分を抑えるために保険料の、これが国からきたわけなんです。本来なら、この分もこの法律が通らなかった場合には、この分は各市町村で負担するようになると思うんです。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第2号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。
     会議の都合上、1時まで休憩いたします。                午後12時04分 休憩                午後 1時00分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第6 議案第3号 日の出町商工振興ひろばの設置及び管理運営に関する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第3号 日の出町商工振興ひろばの設置及び管理運営に関する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、平成20年12月定例会におきまして御承認をいただきました日の出町商工産業観光の振興に関する基本条例に基づき、町の支援策として建設中の日の出町商工振興ひろばの設置及び管理運営について、所要の事項を規定するために制定するものでございます。  御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 先ほど町長の施政方針の中でも出てきたと思いますが。具体的にですね、広さと状態ですね。現場を見てくればいいんでしょうが、先ほどの説明では舗装、トイレ、外灯及びフェンス等、インフラ整備となっていますが、具体的にどういうものがあるのか、ということを伺います。場所は、ここに住所がありますが、これの敷地全体を商工振興ひろばと名付けたんでしょうか。それともその中の一部なんでしょうか。それらの点を伺います。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 田村議員の質問についてお答えをさせていただきます。  条例上の中身として、所在というところがございます。ここに地番が振ってあるんですが、いま現在、三吉野桜木地区の土地開発事業ということで、地番が仮換地ということで地番はばらばらになっておりますけども、将来にわたりまして この地番が一つの地番になると思いますけど。この部分、所在ですね、この部分が全体が日の出町商工振興ひろばということで名付けてございます。ですから、一筆と認識していただいて全体を商工振興ひろばと。面積につきましては810平米になってございます。施設の中身でございますけども、周りをですね、フェンスで囲みまして、外灯が4灯、あと門扉ですね、あと公衆用トイレ。これはですね、ユニバーサルトイレと言いまして、障害者にも使える多様型のものでございます。あとはですね、駐車場ですが、全部で6台車を置けるんですが、そのうち2台がですね、障害者用の駐車場ということになっております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 2点ばかり質問をしたいと思います。  その1点でございますけれども。第6条なんですが、「その他町長の定めるところに従い」というくだりがあるんですが、この「その他町長の定める」というのは、既に何らかの定めをつくってあるのか、あるいはこれからつくろうとしているのか、お伺いしたいのが1点。  それから、あとは意見としてあるいは聞いていただければと思いますが。基本条例をつくったときにですね、商、工、例えば農、林とかですね、これから農、林とかですね、そういったものについては大変非常に町長がですね、重要視されているというふうに受け止めるわけですけれども。この管理運営条例についてもですね、農、林というのは入っていません。今後ですね、そういった農、林を付け加えるようなお考えがあるのか。その2点、お尋ねしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 青鹿議員の質問にお答えをしたいと思います。  第3号の条例の6条ですか、指定管理者が行う管理の基準という部分でございます。「その他町長の定めるところに従い」ということで。これにつきましてはですね、この条例が通り次第、一応の案はありますけども、まだこれは再検討しなきゃいけない部分がありまして、案の状態ではあります。あとですね、農、林という部分につきましてはですね、基本的には商工観光、指定管理者で商、工さんのほうにお願いするわけなんですが、その中にもですね、農、林というかたちの中で、やはり商、工も同じなんですが、商工部会なり農、林という部分でも立場としても入ってる方が当然いるわけで。基本的にはですね、こういう中で活用していただくということは問題ないかと思います。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 更に確認をしたいんですが。  この6条の関係の「町長の定めるところに従い」という、案はあるということでございますけれども。案の規定といいますか、規定のタイトルはどういうタイトルになっているのか教えていただきたいのが一つと。  それから、2点目の商、工の中に農、林の方も参加されてるので、この条例の中に含めて考えられるというふうな御答弁でしたけれども、含めるという意味は何も商工観光という基本条例なり条例をつくっているけれども、農、林も同様に扱うと、そういうふうに理解してよろしいですか。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) まず、規則、案ということでタイトルというお話でございます。日の出町商工振興ひろばの設置及び管理運営に関する条例施行規則と、案というかたちでいま現在進行中でございます。それとですね、先ほども言いましたけれども、日の出町商工振興ひろばの設置及び管理運営に関する条例の中の農、林はどうなんだという お話でございますけれども。基本的に商工会の中にもですね、そういった方々、農業やってる方もいるし、林業やってる方も中にはいるわけで、そこのところにですね、商工会にこれからお願いするわけで。その中に入っておりますのでね、あえてこの中には載せてないということでございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ちょっと、最後のほうでわかりにくくなったんですが。商工会のほうに入ってるということなんですが、この条例の基本条例なり管理運営の規定の中に同様に含めるという意味ではないんですか、含めないということですか、どちらですか。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 含まれます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) この目的の中にですね、町内に点在する商店等が集客率の高い地域に、仮店舗を集中し出店すると出ておりますが、現在もう既に出店希望の店が何店ぐらいあるんでしょうか。まずお尋ねしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 2月の18日にもですね、今回日の出町の商工会の方にお集まりしていただいて、計画の推進委員会がございまして、その中に今回の指定管理者の制度の説明をさせていただきました。また商工会、以前にはですね、指定管理者、商工会の事務局にもお話してございますけど、この席にですね、出店者の方もお見えになって。基本的には商工会の集まっていただいた人数としては、欠席者も含めてですが、7業者と聞いてございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) ありがとうございました。イメージ的にまだちょっとよくわからないんですが。一時は特産店という感じでいろいろと考えていたときの、これがこういう店舗に変わっていくということで。そうしますと、例えば7店舗のお店を出す場合は、どういうかたちのお店として創造していったらいいんでしょうか。お尋ねします。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 基本的にはですね、出店者の希望者ですね。一応面積も当然限られる面積ですから、日の出町の全域の商店が集まるというわけにはいきませんので。当然商工会のほうで、人為的な部分は、建物ですね、そういった部分も含めて設定対象になるかと思います。それについては商工会のほうで決めていただくということになります。よろしいでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) そうすると、例えば八百屋さんが出るとなると、八百屋さんのお店っていうのは自分で構えるわけでしょう。商工会の中で構えてもらうんですか。その辺だけをはっきり。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 基本的な建物につきましては、事業者が移動式のですね、建物の設置ということでお願いしてございます。今回の工事にあたりましては、全部アスファルトで工事してしまいますし、逆に利用者がですね、いろいろな方が当然、希望者は出ると思いますので、移動式のほうがより効率的かなということで考えております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第3号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第7 議案第4号 日の出町組織条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君)  議案第4号 日の出町組織条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、水道業務が平成22年4月に東京都へ移管することを踏まえ、また、簡素で効率的な組織とするため、上下水道課を廃止し、まちづくり課に統合するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 2点お伺いします。  まちづくり課の中の(3)(仮称)野鳥の森・こども自然公園整備に関することというふうに、あえてですね、まちづくり課の中に、仮称ではありますけれども具体的に事業名と言うんでしょうか、載っておりますが。このまちづくり課の中にですね、こういった担当制みたいな、そういう体制を取られるのか、その辺お伺いしたいのが1点。  それから(6)のですね、いま長のほうで提案理由がありましたが、4月に東京都へ移管をするということでありますが。(6)の中に水道事業の受託業務に関することが載っております。どういった内容の部分がですね、移管されて、まちづくり課の中に受託業務に関することということが載っているということは、今後どういったものがですね、自治体として業務内容が残るのかですね、その辺教えていただければと思いますが。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君)  担当制という意味がよくわからないんですけれども。(仮称)野鳥の森・こども自然公園の整備に関することというのは、まちづくり課のほうで、つくり上げるまでは所管するということでここに載せてございます。それから、(6)の東京都水道事業の受託業務に関することというのは、1年先に東京都のほうに水道業務が全部行ってしまいますので、その段階で(6)は抹消、抹消っていうか削られるということでございます。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) ちょっと確認なんですけれども。長年、上下水道のほうに携わってきて、いよいよ今度は、平成22年に東京都へ移管するということで。いままで上下水道課に配置なさってる職員の皆様は、全員がこちらのまちづくり課に配置になるのかどうなのか、その辺の人員配置の件についてお尋ねいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 一応、上水道、下水道ともに係としてまちづくり課の中に置く予定でございますので。人数はちょっとまだ、決まってないんですけれども、一応そういうかたちになると思います。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第4号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君)  日程第8 議案第5号 日の出町特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第5号 日の出町特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  特別職の給与につきましては、平成12年度より抑制措置を行ってまいりましたが、平成21年度も引き続き町長10%、副町長8%の給与抑制を実施するものであります。  御承知のとおりこの措置は、現在の厳しい財政状況下において、町では住民サービスを低下させることなく21世紀の新しい日の出町を創造するため、町づくり、人づくりを積極的に推進しているところであり、いまの苦しさに耐え、あしたをよくするための町づくりの強い信念のもとに、引き続き実施するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第5号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第9 議案第6号 日の出町教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第6号 日の出町教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、ただいま御承認をいただきました第5号議案と同様に、教育長の給与について8%の抑制措置を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。
    ◯議長(神田 芳男君) これより、質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第6号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第10 議案第7号 日の出町非常勤特別職の職員の報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第7号 日の出町非常勤特別職の職員の報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、第5号議案及び第6号議案と同様に、日の出町非常勤特別職の職員の報酬について8%相当の抑制措置を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第7号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第11 議案第8号 日の出町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第8号 日の出町非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、非常勤の特別職の職員の報酬について、月の半ばにその職に就いたとき、またはその職を離れた場合に、日割りにより支給することとするものでございまして、東京都をはじめ多くの市町村と同様の取り扱いとするものでございます。また、日の出町においては、年額による報酬の支給を受ける委員等がないことから、年額による報酬の支給規定を削除するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 月の途中ということなので、過去には重複をしていた部分があったのかどうか。それからこの影響額というのは特にあるのでしょうか。教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) いくつか申し上げますと、農業委員会であればですね、8月31日が任期でございますので、重複はございません。また、選挙管理委員会につきましては、日割り計算既に実施しておりますので、特にこの2つに関しましてですね、調べましたけど特に影響はないということで考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑はございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第8号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第12 議案第9号 公益法人等への日の出町職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第9号 公益法人等への日の出町職員の派遣等に関する条例等の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案については、公益法人制度改革により公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が一部改正されたことに伴い、関連規定の改正を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 大変不勉強で申し訳ないんですが、教えていただきたいと思いますが。単純に公益法人が公益的法人と、「的」が入ったということでございますけれども。法改正によって、従来どうであったのか。今後こういうかたちになると。同時に、例えば日の出町にも株式会社が存在しているわけですけれども、そこにどう影響があるのかないのか。その辺お尋ねしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 以前の法律の題名がですね、「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」ということで。法律の題名が「公益的」ということになった、この改革によりましてなったということでございます。既に派遣しております日の出町の会社につきましては、特にこの法律には、名称が変わるだけでですね、表題が変わるだけで影響はまったくありません。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) よくわかりましたが。従来の法律で、今度改正によって「的」が入ったということによってですね、どういう法律の改正の内容というか趣旨というか、簡潔にお答えいただければと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) この制度改革でございますが、民間非営利部門のですね、活動の健全な発展を促進しまして、現行の公益法人制度に見られる様々な問題に対応するため、従来の主務官庁による公益法人の設立が、例えば登記による設立。例えば主務官庁の許可が必要だったものが、直接登記ができるということでございます。それとですね、公益性の判断ということで主務官庁が自由に判断できるというものがですね、今度一般 社団法人、一般財団法人のうち希望する法人に対しましては、民間有識者による委員会の意見に基づき行政庁が認定するということで、官から民へと、という目的を持ちまして制度改革が開始されたものでございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) もう1点だけ、簡単で、ちょっと不勉強で恐縮なんですが。  例えば官から民と、こういうお話でございますけれども。例えば営利と非営利という位置づけが社団なり、従来ありましたですね。それが官から民に行ったことによって、営利非営利の関係が、例えば緩和されて非営利も営利ができるのかと、いうようなことが想像できるんですが、その辺はいかがですか。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 実は従来の公益法人っていうのは、確か民法の34条に基づきましてですね、財団法人と社団法人というかたちで。これは主務官庁が認可すると。ひとつの都道府県なりで活動するものについては、都道府県ですけれども、2つ以上に亘るものは国の省庁が許認可を行うということで。それぞれ、主務官庁の自由裁量っていうと語弊があるかも知れませんけれども、自由裁量で認可するというかたちになっていたわけです。  それをですね、従来の公益法人といっても、公益的な事業を実施する、これが本来ですけれども、その公益的事業に係りのない部分については営利事業も実施できるというようなかたちだったんですけれども、実際の公益法人、様々でございましたので、先ほど参事から答弁いたしましたように、登記だけでできる一般的な法人と、それから非営利に係る公益的な部分については主務官庁の許認可を必要とする。その許認可については、検討委員会でしたっけ、それの意見に基づいて主務官庁が判断すると、そういうふうに変わったわけでございます。ですから、公益的な部分を除いて一般的な事業活動については、登記だけで自由にできるようになったという、そういうふうに理解しております。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ありがとうございました。大変不勉強で申し訳ございませんが、もう1点だけ。最近はですね、様々なところで自治体あるいは企業、あるいは住民、あるいはよく出てくるNPO法人ですね。この公益法人との制度改正の中で、NPO法人はどのような位置づけであったのか。その辺のところおわかりになれば。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) NPO法人につきましては公益的法人、ここには該当していないんじゃないかと考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第9号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第13 議案第10号 日の出町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第10号 日の出町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案については、職員の給与について東京都人事委員会勧告を受けて改正を行うものでございます。20年の同勧告では、一般行政職給料表について係員の職責の明確化を図ることを目的に1、2級の統合を行うこととしております。日の出町職員に係る給与制度等につきましては、東京都に準拠していることから、勧告に沿って給料表の統合を行い、従来の6級制から5級制に改正するものでございます。また技能労務職給料表については、従来東京都給料表のうち、1級から3級までを使用してまいりましたが、東京都給料表と同様に4級制とするものでございます。  なお、今回の改正につきましては、関係団体と協議を終了していることを御報告申し上げます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) いま町長のほうからですね、提案説明の中の一部でございますけれども、1級と2級を一緒にしたと。特に職責を明確化したんだと、こういうお話があるわけですけれども。この別表1の表を見ますと、金額の高い少ない、多い少ないから見れば、これは1と2というのは、役所で言えば採用されてから間もなくずっときて、高いほう、5級になるとそこに座っていらっしゃる方々が、管理職の皆さんがいらっしゃるんだろうと思うんですが。そういうことを前提にお話するんですが。1、2は、職責を明確化ということでありますけれども、なぜ1と2をね、合わせたのか。あくまでも職責を明確化という意味がですね、何かよくわからないんですが。例えばですね、1も2も、職責という仕事内容と言いますかね、役所の人事構成の中でどの程度の仕事、職責としてですね、やってるかということで、1と2を一緒にしたということなんですが。もうちょっと何か、わかりやすいようなお話いただければと思うんですが。どうでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 先ほどの1、2級の統合でございますが、これも町長の提案説明で申し上げましたとおり、東京都人事委員会の勧告によりましてですね、職務の給与を区分することなく1、2級の場合ですね、区分する意義が乏しくなってると、という勧告でございます。したがいまして1、2級を統合することとなりました。1、2級につきましては1級主事補、2級主事でございます。これを統合したということでございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第10号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第14 議案第11号 日の出町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第11号 日の出町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、第10号議案の一般職における給料表の級を統合することに伴い、改正を行うものでございます。
     以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第11号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第15 議案第12号 日の出町職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第12号 日の出町職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  国においては、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律が改正され、平成21年4月1日より国家公務員の勤務時間が週38時間45分とされました。これに伴い、地方公共団体においても国家公務員の勤務時間との権衡を図るよう指導があることから、本議案は国と同様の改正を行うために改正するものでございます。改正後の職員の勤務時間につきましては、いままでどおり、午前8時30分から午後5時15分といたします。昼の休憩時間を現行の45分から1時間へ変更することといたします。なお、昼間の窓口業務は現在も開設して、昼の間の窓口業務は現在も開設しており、本改正による変更はございません。町民サービスへの大きな影響はない、このように考えております。  以上でございますが、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第12号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第16 議案第13号 日の出町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第13号 日の出町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案については、地方公務員の育児休業等に関する法律が改正され、育児短時間勤務職員に係る勤務時間が変更されたことに伴い、改正を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第13号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第17 議案第14号 日の出町こどもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第14号 日の出町こどもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、児童福祉法の改正により新たに小規模住居型児童養育事業が創設され、平成21年4月1日より実施されることから、関連規定の整備を行うものでございます。  小規模住居型児童養育事業は、養育者の住居において一定人数、5人ないし6人の子どもを養育する事業であり、都道府県から委託され、その子どもに係る医療費については都道府県が支弁することとなっております。このため、小規模住居型児童養育事業を行う者に委託されている者を養育している者については、対象除外の規定を加えるものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) これは新たな小規模住居型児童養育事業ということなんですが。いま伺ってみると、ファミリーホーム、そういう感じの事業だっていうことがわかったんですが。具体的には誰がどういうかたちで行っていくのか、まず教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) それでは、ただいま大澤議員からの御質問ですが。  まず、小規模住居型児童養育事業というのはですね、これはいわゆるファミリーホームということで。これはですね、例えば個人でも法人の方でもですね、要件を満たしてる、一定の要件を満たしていればですね、できます。例えば3人以上のですね、養育者が必要とされますけど、そういった養育される方がですね、例えば要保護の児童について2年以上の経験がある方、あるいは養育里親として5年以上登録してる方、また通算して5人以上の子どもをですね、受託した経験がある方、それから3年以上のですね、児童福祉事業に従事した方、そういった、あと東京都のですね、特に都知事が適当と認めた方、そういった方がですね、この事業をできることになっております。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) ありがとうございます。養育という言葉が出ておりますけれども。里親制度というのはよくあるんですが、そういうものとこの養育とは違ってくると思うんですが、その違いを教えていただけますか。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) この制度はですね、里親の場合ですね、例えば里親の場合はですね、個人の方がですね、児童相談所のほうにですね、申請いたしまして、これも同じようにですね、申請していくんですが、例えば養育家庭、いわゆる里親ですね、こういったものについてはですね、児童相談所にですね、まず相談しましてですね、なりたいと。それからですね、3ヶ月から6ヶ月ぐらいですね、いろんな審査がございまして、かかります。こちらも先ほど申し上げたとおり、ファミリーホーム制度、新しい制度ですね、こちらのほうはですね、いわゆる事業者ということで、個人と事業者というような違いとして考えていただければ結構だと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) いま、大澤議員の質問でお答えいただいたような内容は理解はしたんですが。なぜ、この制度がですね、児童福祉法がこのような小規模住居型児童養育事業がですね、なぜ必要とされたのか、その背景など、社会的な背景がどういうことか。おわかりいただければ、簡単に御説明いただければと思うんのですが。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) いままでの里親の制度というか、里親側の場合ですね、1対1ですね。どうしても1対1というか、そういった家庭で一緒に暮らすのが嫌だという方もいらっしゃるわけですね。ただ、大勢の複数のですね、方が一緒にですね、暮らすということになると、個人的ないろんな子どもさん同士の相談も、同士でできるとか、そういった事業のですね、背景があると思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第14号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第18 議案第15号 日の出町ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第15号 日の出町ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、議案第14号と同様に、児童福祉法の改正により新たに小規模住居型児童養育事業が創設され、平成21年4月1日より実施されることから、関連規定の整備を行うものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 先ほどお伺いすればよかったんですけれども。例えばこの養育者の住居を使うということになるんでしょうか。そうしますと、その広さとか、そういうものの条件というのは、子どもさんの数にもよると思いますが、どのようになっておられるんでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 個人のですね、ご自宅を使ってですね、委託というかですね、そこに寝泊りする場所ですね、2部屋以上あるということでございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第15号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第19 議案第16号 日の出町児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第16号 日の出町児童遊園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、第6自治会館の建替えに伴い、八幡遊園を廃止するものでございます。今後の遊園地については、現在地元と協議中でございますことを申し添えます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 2点お尋ねをいたします。  いま長のほうからも提案説明で、地元との協議も進めてるということでございますが。建替えに伴って、児童遊園を廃止するということで。附則に6月1日から施行するということで、確認でございますけれども。6月1日以前といいますか、それまでは八幡児童遊園を使えるという状態であると、こういうふうに理解してよろしいのかどうか。それが1点ですね。  それから6月1日に、例えば第6自治会館の建替えで、場所が道路拡幅によって移動するということでありますが。6月1日以降に会館の建替え工事あるいは解体も含めまして、6月1日以降に行われると。それまでは八幡遊園は使えると、こういう理解の仕方でよろしいでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。
    ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 6月1日まで使用できるということで。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 6月1日は使えるんですか。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 6月1日から、までですね。使える。までという、後半ですね。 ◯13番(青鹿 和男君) 使えないんでしょう。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 使えないです。 ◯13番(青鹿 和男君) 6月1日から。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) そうです。 ◯13番(青鹿 和男君) 使えないんですね。5月31日までならば使えるという。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) そういうことです。 ◯13番(青鹿 和男君) そうですね。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第16号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第20 議案第17号 日の出町介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第17号 日の出町介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  介護保険制度は、3年ごとに事業計画を見直すこととされております。本案は、平成21年から平成23年度までの保険料を定めるものでございます。保険料基準額につきましては、現行どおりに年額5万5,200円とし、低所得者への軽減と所得に応じた負担とする観点から、現行6段階から特例第4段階プラス10段階の、実質11段階に改正をするものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 今回の介護保険料については、一定の伝心があったというふうに受け止めています。というのも、所得の低い方のほうへの負担をなるべく軽減し、所得の多い方のほうにシフトをされたということについては感謝をしたいというふうに思います。この間、06年からですね、制度改正がありまして、かなりサービスが削減され基金にお金が多少残ったというふうに認識しているんですが。今回の改正にあたってその基金は運用、保険料を下げるために使われたのかどうかが1点。  それからこの改定にあたって今後、1号被保険者の方たちに制度の説明をされるのかどうか。説明会が開催されるのかどうか。伺わせていただきたいと思います。とりあえず、お願いします。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  基金の運用につきましては、1,000万円充当いたします。また、説明会につきましては6月下旬から7月初旬に行う予定でおります。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第17号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  会議の都合上、2時15分まで休憩いたします。                午後1時58分 休憩                午後2時15分 再開        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第21 議案第18号 日の出町高齢者入院見舞金支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第18号 日の出町高齢者入院見舞金支給条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、平成21年4月から75歳以上の後期高齢者医療費保険者について自己負担分を町が助成することに伴い、支給対象年齢を改正するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 今回の制度改正は、高齢者の医療費の無料化に伴ってということでやむなしの部分もありますが。ただ、3万円という上限の額が改善の方向で検討されなかったのかどうかについてちょっと伺いたいのと。対象になる方の人数がどれぐらいになるのか。それから、できましたら65歳以上の方を対象にすることが検討されなかったのかどうか、ちょっと伺わせていただきたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) 上限につきまして、これは改善されなかったかということでございますが。過去6万円ということがあったということなんですが、これ3万円に引き下げたいきさつがあります。特に改善されませんでした。あと、65歳以上の方にもということですが、これは現制度についての見直しということで、そういうことで行いましたので、特に見直しはされませんでした。この部分につきましては、3万円につきましては日の出町では、横出しサービス部分ということでほかの町村では実施してないような制度でございますので、その辺のところ理解していただきたいと思います。  対象人数につきましては、21年度で申し上げますとだいたい893人ということです。以上です。 ◯議長(神田 芳男君)  5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 893人っていうのは、入院見舞金をもらった人が893人いるということじゃないんですよね。その年齢の対象者であって、入院見舞金をいただいた人っていうのは当然もっと少ないわけですよね。ですよね。それであったらなぜかなという、非常に日の出町としては多摩地域でも、この制度優れた制度だというふうに私も思っているんですが。非常に残念だなと、縮小してしまうということについて残念だなと思うものですから。対象人数と実績人数もちょっと教えてください。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  対象人数につきましては、先ほど申し上げましたとおり21年度につきましては70歳から74歳になる方は893人ということでございます。またですね、1月までのですね、入院見舞金の該当者につきましては83人、70歳以上の方、83人の方が入院見舞金を給付してるわけなんですが、そのうちのですね、70歳から74歳の方につきましては1割程度ということで、だいたい8人か9人程度の方が入院見舞金を町のほうから支給しております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第18号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第22 議案第19号 日の出町老人福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第19号 日の出町老人福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、日の出町老人福祉センターの使用料を改正するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) この件に関しましては、以前より私どもも使用料は町内町外、もう少し区別をつけたほうがいいということは申し上げておりました。併せて、時間制限に関しての議論というのはされなかったのか。どうもつるつる温泉でさえもですね、3時間というような制限を設けてるわけですから。聞くところによりますと、町外の方が1日ずっと居座るというようなこともね、間々あるようなことをお聞きしておりますが。その辺はいかがでしょうか。それからまた、全国的な傾向としてですね、温泉のお湯の量がですね、温泉地なんかでもだいぶ源泉かけ流しのところも減ってきてるというような状況があって。今後、平井宮本総合福祉センターの、そのようなつるつる温泉のお湯を利用するというようなかたちなんですけども。湯量のほうがちょっと心配なんですね。その辺はいかがでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) 時間の制限は検討されたかということなんですが。まず、老人福祉センターという意味合いの中でですね、特にそういう検討はされませんでした。老人福祉センター、本来無料という考え方なんですね。60歳以上の方。たまたまそこに温泉が併設されてることで、時間制限もなしにですね、そういうことでやってるわけなんです。次にですね、続きまして湯量の関係につきましては...。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 実は、平井宮本の総合福祉センター建設ということで。湯量については従来からですね、私どももちょっとかなり気にしておりまして。昨年来業者のほうから情報を得てですね、検討した結果、やはり平井宮本、かなり大きな施設でございますので、そこを1箇所プラスするとかなり無理がくるだろうということがございまして、これは平日というか毎日そういうかたちに、温泉水を利用してやるのはちょっとポンプにも無理がありますし、温泉本体にもひょっとすると影響が大きいということでですね、縷々検討したんですけれども。一応まだ予定でございますけれども4月1日からですね、週3日程度に福祉センターのほうをしたいということで考えております。それで、宮本できると3箇所なんですけれども、温泉、センター内の浴場がですね、重複して休まないようにというかたちで現在調整を進めてございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) 湯量に関しては、いま副町長の説明で理解いたしました。前段の質問でね、元々これは老人福祉センターであるということで時間制限を設けないという、これは当然のことですが。現実問題としてね、町外からですね、不特定多数の人が来て、ずっと時間制限なく使ってるということ自体、本来の老人福祉センターの意味合いからすると、ちょっとこれは不釣合いではないかなというふうに思うので、私あえて質問させていただいたんです。あんまりそういう、こそいこと言わないで広い気持ちでね、やればいいじゃないかと言ってしまえばそれで終わりなんですが。ただやはり、あまりにもね、度を越すようなことはちょっとあってはならないと思いますので、ある程度やっぱり時間基準というものをですね、今後の課題としてですね、ぜひ検討いただきたいと、このように思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 嘉倉議員の質問にちょっと関連するんですが。お湯の件なんですが、お客様の様々な意見聞きますと、つるつる温泉のお客様が減ってるのはやはりこの施設にお湯を配ってるからということがもっとも多いと思うんですね。というのは、こちらにいればさっき言ったように1日300円なり400円なりで入れると。つるつる温泉は800円だと。そういうことで、こちらのほうに移動してくる方がほんとに多いという現実をやはり今後見ていただいて、お湯についても私はできれば沸かし湯でね、こちらの施設のほうはいいんではないかな。つるつる温泉だけがあののめっこいお湯で、みんなが喜んでもらうような方法をということを、今後ぜひね、検討していただきたいと思うんですが。その点については施設が3になりますが、どのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) つるつる温泉の話から始めますけれども。確かに今年度予測でも昨年よりも、いまのところ予測ですけど1万7,000人ぐらいお客様の数が減るだろうという予測は聞いております。ただですね、これはいろんな条件がございまして、先生御指摘のように福祉センターのほうで温泉のお湯で、半値以下で入れるということもあると思います。それからもう一つは、最近の景気の状況等からですね、これはつるつる温泉だけじゃなくてほかも共通して言えることですけれども、やはり客が減ってるということもあると思います。それからもう一つは、近隣あるいは近隣だけじゃなくていろんなところにですね、温泉施設ができてかなり数がふえてると。その影響もたぶんあるんではないかというふうに考えております。福祉センターで、確かに場所によっては外から来られるお客さんが結構いるということも承知しておりますけれども、町内の方もですね、かなりの方がおいでになって、温泉のお湯でということで楽しんでおられてる部分もございますので、それは湯量との関係でですね、町民の、来られる町民の方のサービスになればと思ってやってることでございますので、御理解をいただければというふうに思っております。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第19号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第23 議案第20号 日の出町大久野健康いきいきセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第20号 日の出町大久野健康いきいきセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、議案第19号と同様に、日の出町大久野健康いきいきセンターの使用料を改正するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。
                   (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第20号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第24 議案第21号 日の出山荘 中曽根康弘・ロナルドレーガン日米首脳会談記念館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第21号 日の出山荘 中曽根康弘・ロナルドレーガン日米首脳会談記念館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、日の出山荘の管理運営を指定管理者による管理に改めるものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 1点だけ、ちょっと確認をさせてください。  ここもそうなんですが、その前の議案もそうなんですが、使用料の関係ですね。団体の扱いなんですが。20名以上20%引きとなっております。それは単純な疑問なんですけども、一般的にどんなふうにされてるのかお聞きしたいんですが。例えばですね、この区分の中に一般とか高校生、65歳以上、小中学生と。例えばこれらの人たちでわっと20人来たと、 いうのとですね、それはもう、特に人数の20%という理解でよろしいですか。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 団体の扱いでございますけど、基本的に大型バス等で利用客がほとんどかと思います。本年度につきましては、団体客が、バスで来られる団体ですね、70数台来ておりますけど。事前にですね、電話等で確認をさせていただきますけど、人数的な把握とですね、どんなお客さんが来るのかということ、それにあわせて65歳以上であればいくら、65歳以下であればいくらというかたちで、それに対しての20%ということで考えております。そういう指示はしております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 6番加藤光徳君。 ◯6番(加藤 光徳君) 2点ほど教えていただきたいと思います。  いま議案説明の中で、21年度から指定管理者制度に移管するということでよろしいですよね。それに伴いですね、もう既に選定済みなのか、それとも選定中なのかちょっと教えていただきたい。どういうことかというと、これ中曽根山荘が採納を受けてその年、次の年だと思うんですけど、1年ほどかけて開館をしたんですけど。そのときに商工会としてですね、売店の話で要望を出しておりましたけど、その時点のお話では一切採納受けたときに施設については手を加えちゃいけないということで断念をせざるを得なかったという現状がございました。今度は指定管理者制度になって、入り口のところをですね、ちょっと料金所等を含めてそのところに少し売店等を設置してもいいよなんて話を聞いておりますけど。そんなことで指定管理者制度になれば、直接そことやりとりになるのかどうか、その辺ちょっと教えていただきたいですけど。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 指定に関しましては、ほぼ決定をしてございます。一応ですね、窓口についてはサービス総合センターですか、そのことで動いてございます。あと、当時開設したときにですね、商工会のほうからそういう、営業的な部分もお話がありましたけども、青雲堂なり天心亭なり書院につきましてはですね、その中で営業したいというお話があったものですから、その中では建物の改造等はできませんと。いま現在も改造等はしてございません。修復作業等についてはいま現在しておりますけども、一応そういうことでございます。また管理事務所に関しては、今回受付等の、当初のかたちですか、だいぶ不具合がございまして、どうも受付自体がやりづらいというかたちの中で、今回模様替えをしたということと。中に今後ですね、物を売りたいというかたちもありますけども。そもそも入館者の方がですね、何も売らないの?というお話があったものですから、それを踏まえて。去年ですかね、この施設を改造するにあたって商工会のほうにはですね、大丈夫ですよというお話は事務所のほうには伝えてございます。ただ、それに対してのお話がございませんものでしたので、とりあえず今回、指定管理者で4月以降ですね、移る関係上、今後の引き継ぎ等につきましては指定管理者のもとで行っていただきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第21号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第20 議案第22号 日の出町体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第22号 日の出町体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、スポーツパーク、テニスコートと塩田テニスコートの2箇所が改修されたことに伴い、使用料の改定を行うものでございます。料金の設定にあたっては、近隣の公共施設の実態なども踏まえるとともに、利用時間を2時間当たりの料金体系から1時間当たりに見直ししたものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 施設の使用料というのは、受益者負担というようなこともだいぶ言われる時代ですが、今回のこの改正見ますと、主だったグランドですね、ゲートボールとかは改定なしということで。ただ、1時間にしたということが大きな変更で。ただテニスコートですね。これについてはかなり金額が変わってるので、この点についてお伺いをしたいんですが。今年度ですね、今年度、塩田のほうのテニスコートも、それから、すみません、失礼しました、スポーツとやすらぎのほうですか、ずいぶんきれいになりまして、使いやすくなったということで。これはもう10年ぐらい前から利用している人たちから声があったことなので、非常によかったなというふうに思ってるんですが。また、そのときにもですね、いますごく近隣に比べて安いので、もう少し応分の負担をしてもいいというふうな意見があったことは私も承知しております。ただ、今回5倍の値上げですね。金額にしたら1時間500円、2時間で1,000円ということですが。5倍の値上げということで、これに対して利用者の意見を聞くような、そういうふうなことを何らかのかたちでされましたでしょうか。それをまず伺っておきます。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) 利用者の意見というお話なんですが。特にそれは行っていません。うちのほうの文化スポーツ課で近隣の料金を調べまして、それに見合った料金で今回提案をさせていただいてます。 ◯議長(神田 芳男君)  12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 一気に5倍ですので、検討の段階でやはり徐々にということでね、例えば2年なり3年なりかけてという意見は現場としてなかったのか、それをひとつ伺います。  それから2時間の使用ということがここに書かれておりますが、これはテニスにも該当することなんでしょうか。いままで3時間を認めていたということで。ここにこうしたふうに記述がありますと、この条例読んだ人は2時間しか使えないのかということになります。土日はやはり希望者が多いということもあるから2時間は致し方ないにしても、やはり平日3時間ぐらい使えないかという御意見がありました。それから、町内の在住、在勤者ということですね。それが500円、そしてそれ以外の人は1,500円ということになってますが。町内在住、在勤者という、当てはまるのがどのくらいの人数までかということなんですね。一人でやるということはありませんから、最低でもテニスは2人です。クラブだったり何人かですと、例えばコーチが町外の人が入ったり、あるいは町外の参加者が入ったりするということもあります。あきる野市の規則なんかには、市内者料金とするとは当日使用する人の人数の割合が、市内在住、在勤、在学の方が半数以上であることを言いますと、こういうふうにはっきり書いてあるんですね。こういうことを書いていただくと、基準が曖昧でなくて誰が見てもこの条例見てよくわかるんですが。そのあたり、どうなんでしょう。御意見を伺いたいと思います。  それからもう一つ。ちょっとこのこととは違うんですが、こうした予約状況ですね。ホームページで予約の状況が見れたり、あるいはホームページで予約ができるようなシステムをぜひ立ち上げてほしいという御意見があるんです。コンピューター、いま皆さん、若い方中心ですが、徐々に使うようになってますし。何とかそういうふうにするともっと利用の状況が広がるのかなという気がしますが。検討に既に入ってられるのかどうか、その3点伺います。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) まず1点目の、2時間及び3時間ですか。これについては、いまのところ2時間を限度でっていうことでやってましたが、平日は空いてる場合は特例として3時間を認めてるということもございます。ですから、空いてる、土曜日曜とかそういう混んでるときは、皆さんに御利用していただきたいもので2時間と制約が書かれてますが、平日で空いてる場合はそれは行うことはできます。  2番目の、団体等の扱いなんですが。条例のほうには書いてございませんが、町内の人が半数以上であれば町内通して認めてございます。  あと、ホームページ等のことについてですが、いま町の総務課のほうでその辺について申し込みとかそういうものの検討を行っております。近いうちそれができるんじゃないかとは。ちょっと自分はあんまりコンピューターに詳しくないもので、はっきりしたことは言えないんですが、近いうちにそれは可能になるとは思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 森田総務担当参事。 ◯総務担当参事(森田 嘉和君) 先ほど竹花課長も申し上げました総務課での検討でございますが。やはり予約するにもですね、予算的に金額的な制約が、金額的制約っていうか、金額もかなりかかるものでですね、いま凍結してるような状況でございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君)  12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 凍結っていうことですけど。非常にそれ、町民が望んでる施策ですので、ぜひ何らかの近隣の実状なども見た上でですね、何か工夫の中でできないかをぜひ検討していただきたいと思います。それから団体の扱いについてはと、それから2時間ではなくて特例で3時間も認めるということは承知しました。ぜひ使いやすいような運用をですね、御利用者の意見を聞いて、また今後検討していただきたいと思います。よろしくどうぞ。 ◯議長(神田 芳男君)  5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 今回このような受益者負担の原則に立って、料金の見直しが図られたということなんですけれども。いままでですね、安いので多少コンディションが悪くてもやむなしっていう部分があったと思うんですが。今後これだけの料金を取るということは、その反面の維持管理というのがやはり、かなり重要になるのかなというふうに思うんですね。その辺がいったいどうなるのかということと。  それから、やはり私、抽選で割付会議があってそれで利用ができるんですかね。そうなってるっていうことを聞いたんですが。やはり利用団体の方たちの意見をなるべく聞くような場面っていうんでしょうか、場所っていうんでしょうか。そういった機会をつくっていただいて、やはりこういった利用料の関係とか維持管理の関係。使ってらっしゃる方たちもいいコンディションで使いたいので、自分たちもできることはやりたいみたいなお話をされてる方もいたんですね。テニスコートについては砂の管理をするとか、ブラシをかけるとか、それから雪のときには何か除雪をするとか、何かシートをかけるとかいろんな ことやってらっしゃったようなんですが。その辺何か、あまり町とうまくいってないような話も聞いたので。今後についてはですね、なるべく利用者の意見も聞き、行政の言い分もあると思うので、その辺調整をしていただいてですね、なるべくお互いにいい状態で維持管理をきちんとしていただいて、うまく使っていただくっていうことがとても重要じゃないかと思うんですが、その辺何か検討されたのか伺わせてください。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) 維持管理につきましてはですね、まず塩田の土のほうのコートですね。これについてはだいたい5年に1回は転圧工事みたいな、テニスコート内をローラー等で転圧をして行う工事が、これは必要です。あと、主に人工芝のコートですね。これについてはだいたい7年から8年ごとに全面の張替えが必要になります。今回も、だいたい人工芝のコートで約1,600万ぐらいの工事費がかかってございます。もう砂も終わって使えるようになっております。維持管理、管理面に関してですね、少し、人も、ちょっといま職員が2人しかいませんものですが、なるべく時間を割いてその辺のほうを徹底にしていきたいとは思っております。よろしくお願いします。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第22号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第26 議案第23号 平成20年度日の出町一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第23号 平成20年度日の出町一般会計補正予算(第6号)の提案理由について、御説明を申し上げます。  今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,800万円を追加し、予算総額を80億5,700万円とするものでございます。  次に、歳入歳出の主なものについて申し上げますと、平成20年度も年度末を迎え、各分野において事業計画にのっとり、予算執行に努めてまいりました結果、順調かつ適正に執行され、概ね事業も完了したことに伴い、決算見込みに応じて歳入歳出それぞれ予算額の増減額を計上したほか、定額給付金、子育て応援特別交付金など、国の補正予算に伴う事務事業経費も計上してございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。よろしくお願いします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) まず18ページですね、総務費国庫補助金。待ちに待った第2次補正予算。国もいよいよ関連法案が明日通過の予定のようでございます。補正予算は通過しておりますが、関連のね、歳入の法案がちょっといま、いろいろ障害にあってなかなか延び延びになっておりましたので、ここでちょっと一安心したんですが。ここの中で、定額給付金事務費補助金。今朝ほど来も町長から力強い定額給付金に関する町の速やかな執行体制、決意と、それからまた一昨日でしょうか、3月1日の日の出広報にも丁寧な案内板がね、配布、こちらにされておりまして。非常にこれは、私も定額給付金を待ちに待った国民のうちの一人でございますので、それをぜひですね、速やかにやっていただけるということで、ほんとに感謝申し上げたいというふうに思います。それで、この中の、総務費国庫補助金の中のですね、地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金500万、それから地域活性化・生活対策臨時交付金3,283万1,000円。この具体的な使い道ですね。概要をお知らせいただきたいということと。  それからですね、これは27ページの土木債。道場13号線、それから補助道20号線、それから3号線、それから三吉野桜木土地区画整理事業減債額ね。この主な減額の理由をお知らせしていただきたいと思います。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) ただいまの嘉倉議員さんのですね、御質問にお答え申し上げます。  まず18ページのですね、地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金でしょうか、これにつきましてはですね、歳出面ではですね、32ページでございまして、既にこれ予算化されているところではあるんですけども、住宅用の火災警報器を町でいま担当からですね、生活安全安心課でございますけども、そちらでいま町民の方にですね、1機ずつ配布というんでしょうか、予算補助というんでしょうか、補助金出してると思うんですけど。そちらの財源にですね、充てさせていただいております。そういうかたちで町民のですね、安全安心に寄与してるということでございます。  それから、もう一つのですね、地域活性化・生活対策臨時交付金でしょうか。金額に直しまして3,283万1,000円でございますけど。これにつきましてはですね、国の方針にのっとりまして、2つの使い道を考えてそこにですね、財源を充当してございます。  まず31ページのですね、の中で、31ページのですね、車両費っていうのがあるんですけど、その中でですね、庁用自動車の購入費というのを計上してございます。こちらについてはですね、低炭素の社会を実現するという中でですね、ハイブリッド車、低公害車をですね、購入する予定をさせていただいております。ついでに申し上げますとですね、それに関連いたしまして、車両購入となるとすぐできませんので、それについてはですね、繰越明許という制度を取らせていただいて、それについて8ページにございます。8ページのですね、第2行の繰越明許費の、真ん中ですね。総務管理費の中で、地域活性化・生活対策事業経費で1,100万ほど繰越明許をかけさせていただいておりますけど。こちらが20年度からですね、21年度に予算を持ち越しまして、そちらのほうでそういうハイブリッド、低公害車をですね、購入する。最終決定とかいろいろございますので、できませんので、それについては十分、国と都と協議しながら説明させていただきます。残りのですね、2,000万ほどにつきましては、41ページのですね、子育てクーポンのですね、第3期分のほうのですね、生活支援という命題のもとにですね、こちらに2,000万ほど、2,100万ですかね、充当させていただく予定になっております。そういうかたちで、この2点につきましてはですね、予算の中で町民生活に役立てるかたちで予算充当をさせていただいたということでございます。以上です。  もう一つ御質問で、27ページ、土木債の減額がございましてですね。これについては、まず道路分につきましてはですね、町道道路もしあればお尋ねいただけると思いますが、 道路の事業進捗の関係でですね、不要となった部分について起債をですね、外してございます。それから、土地区画整備事業なんですけども、これについても三吉野桜木ですね、区画整理事業の経費として見ていたんですけども、これについてはですね、起債をせずに東京都の補助金をなんとか獲得することができましたので、借金よりは補助金にですね、振り替えるべきだということで、何とか交渉の結果いただくことができそうなので、こちらのほうをやらせていただきます。これについてはですね、申し上げますと、予算書上で言いますと8ページですかね、8ページの地方債補正ということでその旨は計上してございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉 治君。 ◯10番(嘉倉  治君) ありがとうございました。国のですね、補助金を有効に、地域に見合ったかたちでの利用法ということで、当町においてはそういったクーポン券の充当してるというようなかたちでね。大変、またよく考えていただいたというふうに思っております。それと、ハイブリット車が今年度は、だいたい何台ぐらい購入予定なのかということと、どのセクションに配置するのか。私どもは数年前から、私が実はハイブリッドカー、エコカーを導入しろと散々申し上げてきたんですが、いよいよそのときが来たのかなという、お聞きしておりましてね、非常に喜んでいる次第なんですが。とりあえず、じゃあその、どのセクションに何台ほど導入するのか、お知らせください。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) 詳細につきましてはですね、総務課のほうで選定に入ると思うんですけども、いま現在3台分ということで考えてございます。ただ、内訳はいま現在正直言って決まっておりませんけども、3台購入したいと。配車先ですけども、基本的にはですね、庁用一般車というかたちになるかというふうに考えてございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) いまの生活対策の関連なんですが、お尋ねしたいんですが。文科省のほうでですね、学校教育のデジタル化ですね、これについてこのお金をぜひ使うようにということを言われてると思うんですが、その点について教育関係では手を挙げなかったんでしょうか。ちょっとお尋ねいたします。  それでこの地デジについては、いま学校では何台ぐらいを予定しておりますか。それをお伺いいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 小林学校教育課長。 ◯学校教育課長(小林 道弘君) それでは大澤議員さんの御質問にお答えいたします。  いまのところデジタル化につきましてはですね、各校1台ずつ、地デジ対応のテレビを 入れるということで予定してございます。それからあと、チューナーをですね、3台、15台ですか、ここで予定をしてるところでございます。またこれは順を追ってですね、各学校さんとの状況とも把握をしながらですね、対応をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 各学校で1台ということで。国のほうではかなりこのデジタル化については積極的にモデル地区をつくりまして、進めてきた経過があります。そしてこのデジタルテレビの画質によって、ほんとに教育が進んでいるという実態が出てきたわけですね。児童、生徒の興味、関心、そうした向上、それからパソコンやデジタルカメラ等の連携に対する知識、そういったものではすごく大きな成果が出ているということが出ております。そうしたときに、今回これだけの大きな生活対策が来たときに、1台だけじゃなくてね、やはり学校教育っていうのはほんと大変大事なことですから、全部取り替えるぐらいの思いを持っていただけなかったのかなと思うんですね。子育てクーポン、各自治体の思いで使うのは結構ですけれども、やはり教育方面にしっかりとね、こういう通報が来ているんですから、手を挙げていただいて。自治体によっては全部取り替えちゃう、この機会に思い切ってやっちゃおうっていう自治体も出てきておりますので、その点はいま全体では何台あるんでしょうか。それをまず確認したいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 小林学校教育課長。 ◯学校教育課長(小林 道弘君) 各5校でですね、現在87台テレビがございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) 87台で各校で1台だけっていうのはどういうお考えかなって思いませんでしょうかね。非常にね、残念な気がします。せめて10台ぐらいならいいですけど。1台ではね、どうにもならないと思いますよ、教育の関係で。そういうためにこういう税金が来るんですから。そういうものにやっぱりね、積極的に手を挙げて、クーポン券はクーポン券でありますけれども、こういうときにこういう教育関係に力を入れてもらいたいと思います。とても1台ではね、教育問題に関して、デジタル化になったときにどういう対応されていくんですか。ちょっとお尋ねいたします。
    ◯議長(神田 芳男君) 小林学校教育課長。 ◯学校教育課長(小林 道弘君) いまちょっとお話しましたけれども、とりあえず1台、それからチューナーを3台ということで。暫定的にここで入れていくと。設置場所につきましては各学校さんのほうにお任せをするんですが、おそらく視聴覚室等に置いて対応していかれるんだと思っております。現在、授業にですね、直接テレビを使って授業を行うということがあんまりなくなってるというか、リアルタイムで、例えば教育テレビなんかも放送してるわけではございませんので。各学校によって対応は違いますけれども、それをビデオ等に録画をしてですね、それを視聴覚室等で授業で使っていくというような使い方が多いのではなかろうかなと思っております。これ、2011年ですかね、切り替わりますけれども、当然継続的にですね、各学校さんのテレビの需要というか、使い方をですね、確認をしながら対応はしていきたいと思っておりますので。ここで1台、それからチューナー3台で終わりというわけではございませんので、継続してその辺のところは取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 11番大澤言枝君。 ◯11番(大澤 言枝君) ぜひね、よろしくお願いいたします。教育に関してはね、やはり先進でどんどんどんどん新しくなってまいりますので、そういうものでやはり教育のね、進め方っていうのは大変大きくなっております。それで今回の生活対策だけでなくですね、公立学校の施設整備費っていうのがあります。これは安全安心な学校づくり交付金というのが出てるはずです。これも、アンテナ全部使えるようになっておりますので、こういうものを上手に使って、やはり教育には積極的に取り組んでいただけたらなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。以上で終わります。 ◯議長(神田 芳男君)  5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 伺いたかったのは、先ほどの道路の関係なんですけれども、進捗状況で今年度に回すっていうことなんでしょうか。それとも、もう止めてしまうということなのか。51ページはこれかなり、マイナスになってますので、ここ1億3,500万の関係、ちょっと教えてください。  それから43ページの関係、健康増進のほうなんですが。がん検診っていうのが減額になってまして、これ対象者が減ってしまっているのか、受けられなくてこういうことになってるのか、健康づくりを進めましょうっていうことになってもいますので、今後どうなるのかなというふうな不安があります。  それからあと48ページ、温泉センターの運営支援金3,100万。この辺についてもちょっと御説明をいただきたいというふうに思います。 ◯議長(神田 芳男君) 清水建設課長。 ◯建設課長(清水 昌彦君) それでは私のほうから、道路関係、道路新設改良費ですか、1億3,500万減額しておりますけれども。ほとんどが用地買収が遅れてる部分があります。継続して行っていく予定ではございます。やはり土地が取得できないと工事ができないということで、工事費のほうも遅れている部分が結構ございます。それであと、細かい部分については入札差金と、あと設計対応額として予算としていただいたものが、ある程度額が決定したので削っているというような状況でございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) お答えいたします。  がん検診の関係ですが、これにつきましては当初ですね、肺がん、大腸がん2,000名、胃がん1,000名、乳がん、子宮がんおのおの360名ずつ、前立腺がん300名ということで、計画したわけなんですが、思ったより受診する方が少なくてですね。肺がんにつきましてはだいたい4分の1ぐらいの方、大腸がんにつきましては半分ぐらい、胃がんにつきましても半分ぐらい、乳がんと子宮がんにつきましては、それぞれ定員ぐらいまで応募があったんですけど。PRっていうか、その辺のところがちょっと関心がないのか、その辺はちょっとわからないんですけど。受診者が少なかったということです。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 折田議員の47ページの温泉センター・肝要の里管理運営支援金ということで、3,100万7,000円ということで、予算を要望してございます。この内訳としましてはですね、温泉センターにつきましては赤字幅がですね、推定でございますけど2,276万円でございます。肝要の里でございますけども、824万7,000円となってございます。この中身の内訳といたしましてはですね、つるつる温泉に関しましては主だったものとしまして、今年度20年度からですね、下水道料金の部分がですね、金額的に、推定でございますけど、1,557万5,000円、この分が大きなウェートを占めてるのではないかと。また、入館者数でございますけども、これも推定、12月まではですね、実績としてこれでいますけど、1月以降は推定ということで考えてございます。その差額はですね、1万7,000人のマイナスということでございます。金額的にはですね、およそ1,100万程度の減ということになるかと思います。ただ、それらを合わせてもですね、逆にマイナスがもっと少なく、逆にもっと多くなる状況等は考えられますけど、ほかの部分でのですね、人件費だとかそういった部分も減らしてございますし、それぞれ努力してるということでございますけども。一応そういう結果となってございます。あと肝要の里でございますけども、肝要の里は営業の部分としては7月から営業してるということで。人件費等につきましてはですね、商工会、パート職員が今年度は7名で運営してると。19年度は14人でやって、人件費の部分としては減ってるんではないかと。ただそれでも、やはり売り上げのほうが上がりませんで、マイナスということになっております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君)  5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 道路の問題はやはり用地ということでね、なかなかこれ難しいものなのかなと思うんですけれども。かなり計画が、逆にいうとちょっと無謀なんじゃないかっていうふうにも思えてしまうような件数なんですけれども。そういうことではないんですよね。用地の取得ができないから遅れてるということなんですかね。それから、がん検診の関係なんですが、今年度から健診がだいぶ中身が変わりまして。いろんな不満の声もあったと思うんですけれども。やはり、いまがんになる方が大変ふえているということ。特に婦人科健診などは2年に1回ってなってしまってるんですよね。乳がん、子宮がんは 定員まできたということなんですが、ほかのがんが2分の1とか4分の1というのは、やはりちょっと問題なのかなというふうに思うんですけれども。当然、次年度には改善策を検討されるとは思うんですけれども。ぜひ、いまこれで亡くなる方が非常にふえてますし、内容の検討を十分していただきたいというふうに思います。それから肝要の里の関係なんですけれども、やはり土日だけ開いてたのかなと思うんですけれども、非常に、雰囲気っていうんですかね。いままでよりもずいぶん、イベント的なものというんでしょうか、減ってしまったんではないんでしょうか。その辺はどうなんでしょうか。見た感じもやはり、なんか寂れたような、通るたびに何となく寂れてしまったような気がするんですけれども。やはり雰囲気づくりとか新たなイベントを計画するということは、非常に求められてるように思うんですけれども。指定管理者になればサービスの向上があるというふうに、一方では言われてたわけで、その辺はどうなんでしょうか。やっていただいての努力はされてるというふうに思いますけれども。 ◯議長(神田 芳男君) 清水建設課長。 ◯建設課長(清水 昌彦君) それではちょっと、細かく御説明させていただきます。  委託料関係につきましてはですね、各おのおの事業減額しております。これは入札差金と、あと設計対応変更による予算額を事業費の確定による減額したものでございます。それから、補助道3号線の工事費ですけれども、これにつきましては事業量をですね、延長短縮してですね、できるところまではやって、いま現在やっておりますけれども、そういう部分で減額しております。それから、補助道20号線においてもですね、事業量は用地取得の関係で短縮して、施工はして完成、いましております。道場13号線に関しましてはですね、自治会館が最終的に移転という決定をしましたので、改造とかであれば事業もできます。それからまた、その先、用地取得のほうもですね、ちょっと一部残っておりますので、事業を延期したということになっております。それから幸神12号線に関しましてですね、当初大型の崩落防止柵をして工事をしないと施工できないという予定でしたけど、大型の崩落防止仮柵をしないで工事が施工できるということで、その部分を減額しております。あと用地費については、用地が取得できなかったということで減額しております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 肝要の里につきまして、営業的な、どうなのという。土日の営業ということでお話がございましたけども。実はですね、肝要の里のですね、運営委員会がですね、それぞれつるつる温泉も同じなんですが、運営委員会の中で事業展開、いましてると思います。基本的にイベント事業につきましては、観光協会がですね、主にやってございます。去年も1年間イベント事業についてはやってございます。ただ、肝要の里の営業的な部分につきましてはですね、運営委員会の中で去年の4月から6月ぐらいまでですか、肝要の里につきましての運営につきまして、御議論いただいてると思います。基本的に、赤字体質がですね、大変影響があるということで、ほかにやりようがないかどうかっていうことで、かなり検討はしてると思います。ただ平日をですね、夏休み等については別かも知れませんけども、冬だとかっていう来館者がですね、大変平日については少ないということで、営業しててもですね、少人数しか入って来ないということの中で、平日については開館してないというお話を聞いてございます。平日を開館していきますとですね、なおさら赤字が出ると。土日につきましては多少売り上げがありまして、運営方法等についてはいいんですが、平日についてはちょっと赤字体質だというお話を聞いております。また、いま観光のほうに力を注いでいまして、お店を開くというよりも観光のほうに力を入れてるということは聞いてございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 会議の都合上、3時30分まで休憩いたします。                午後3時14分 休憩                午後3時30分 再開 ◯議長(神田 芳男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。12番田村みさ子君。 ◯12番(田村みさ子君) 一つ、23ページの、23ページにあります、不動産売払収入912万6,000円、何箇所ぐらいのところでしょうか。場所と広さを教えてください。  それから商工振興費、48ページの温泉センター・肝要の里管理運営支援金なんですが。これについては、以前に管理運営費貸付金として1,000万を、確か計上し、そして収入と支出両方に計上したかと思いますが、このお金の行方はどういうことになってますでしょうか。これはもう返してもらってるんでしょうか。それともこれは運転資金として、確か来年度の予算にも同じ名目で出てましたが、結局のところ、このお金っていうのは貸しっぱなしになるんでしょうか。これのお金について伺いたいと思います。  それからもう一つ、3,100万7,000円ですか。これについてですが、先ほど折田議員のほうからも話がありましたが。これは結局赤字補填ということで、言われた金額を出すということなんですか。これに対しての限度額っていうのは、町はどのように考えてるんでしょうか。それから説明を聞く限り、非常に致し方ないというふうな認識でいるのか、それともやはり、こうした状況をなんとか見直さなきゃいけないと考えているのか、その辺も含めてですね、町のお考え伺いたいと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) 田村議員さんの一つ目の質問ですね、23ページの不動産の売払収入ということでございます。まず3件です、これは。それで、それぞれですね、いわゆる赤道というか廃道になった部分を払い下げで売ってございます。それぞれ300万、100万、400万というふうな数字で。ちょっと、すみません、面積は手元にないんで申し訳ないです。一応金額的にはその程度の金額のもので、それほど大きなものではございません。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 温泉、肝要の里関係でございますけれども。貸付金は、単年度の貸付金でございますから、運転資金として貸付たのは今年度内に返ってまいります。来年度予算に乗ってるのはまた、来年度運転資金として予定しているということでございます。それから、先ほどですね、星野課長のほうからお答えいたしましたけれども、つるつる温泉については2,276万という赤字、それから肝要の里については824万8,000円という赤字の見込みでございます。ただですね、先ほど来お話してることと合わせて、もう1回整理して申し上げますと、昨年の4月に指定管理者として委託したときにですね、申し上げたかと思いますけれども、町が直営でやってた形態のまま、いわゆる射抜きのかたちで商工会に継いだということが第一点としてございます。それから温泉につきましては、先ほども申し上げましたけれども、不況の影響あるいは近隣等に温泉施設ができたということ、それからこれは民間でいう、いわゆる営業活動みたいなことはやってこなかったということも相まって。いまの見込みで1万7,000人ぐらい、20年度と比べて減るだろうということ。それで、この1万7,000人というのはですね、今年の単価でいきますと一人頭入館料と飲食合わせて、だいたい1,170円ぐらいの単価でございますので、1万7,000人としますと、これだけで1,989万という三角の数字になります。それから先ほど出たかと思いますけれども、20年度末引き継ぐ直前にですね、下水道接続、公共下水道接続いたしましたので、下水道料金として1,500万ほどかかると。それから消費税として準備金の段階ですけど800万ぐらいかかるということを考えるとですね、2,276万はそれなりに努力している数字かなという気がいたします。例えば人件費などはですね、昨年と比べて1,330万ほど少ない見込みになってるということ。それから御案内のように、燃料費、電気ガス代、昨年高騰しましたけれども、これも経営努力といいますか、使用量の節約等でそう大きな影響は出ていないというようなことから考えると、それなりに努力していただいたのかなという受け止め方をしてございます。それで、昨年8月末ですか、従来のマネージャーが辞めてそれから今年の1月まで、ちょっとマネージャーと言われる人がいなかったんですけれども。1月から新しいマネージャーが来て、いろいろ検討しているようです。話は、概略の話は聞いておりますけれども。その見込みでいくとですね、今年はそういう2,200何がしかの赤字が出ておりますけれども、来年はいろんな経営努力をすることによってとんとん、再来年は黒字にしたいというような目標を立てておるようでございますので、その辺に期待いたしたいと思っております。それから肝要の里はですね、これは前にもちょっと申し上げたかと思いますけれども。かなり計画自体に無理があったのかなという、無理って言うと怒られるのかも知れないんですけれども。補助事業自体の計画がちょっとどうかなという気が、いまいたしております。これはですね、開けば開くほど赤字が拡大していくという構図になっておりまして、いまどうするかというのを商工会、現場のほうと合わせて検討中でございまして、どうなるかわかりませんけどひとつには、例えばブルーベリージャム等の特産品っていいますか、売れ筋のもの等もございますので工場に特化するというような案もございますけれども。この辺はもう少し詰めて検討してまいりたいというふうに考えておりますけれども。現状では、開けば開くほど赤字幅が拡大していくという構図になっております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) すみません、先ほど途中で、3箇所と申し上げて、場所を申し上げるのを忘れてしまいました。まず1箇所目がですね、第14自治会の旧国鉄跡地の近辺です。それからもう1箇所はですね、玉の内22自治会の中です。それからもう1箇所は第4自治会、塩田の一部ということで。よろしくお願いいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 何点か御質問させてください。  今回の国の第2次補正の関係ですけれども。今回、全体の補正額が確か9,800万でしたっけ。そうした中で、国からですね、緊急なそういった第2次補正で経済対策も含めて、きている総額が、例えば基金もあったでしょうし、あるいは追加対策として3月補正に計上した額もあるでしょうし。その辺、この予算書の中にですね、いろいろばら撒かれてるというふうには思いますが。総額でいくら来ていて、その内容はどういう内容があるのか。基金にしたのがいくらで、3月補正で補正予算に組み込んだのがいくらあるのか。その辺わかれば教えていただきたいのが1点です。  それとですね、2点目に、26ページになりますが。公立小学校の、これ水飲栓っていうんですかね、直結給水化モデル事業負担金の減額とありますが。これはモデル事業という位置づけで、事業全体がマイナスになったのか、あるいはこれ差金なのかですね、あるいは実施していればどこの学校実施したのかですね、教えていただきたい。こういう給水化モデル、いわゆる直結の状況でやる背景はどういうところにあったのか、御説明いただきたいと思います。  それから3点目ですけれども、41ページ歳出ですが。いずれも仮称でありますけれども、ひので森林こども中央児童公園の設計委託料、もう一つはひので森林こども大久野公園の設計委託料、それぞれ三角の200万ずつあるわけですけれども。これもまったく設計全体が、設計事業そのものが三角になってるんであればですね、どういう理由でできなかったのか、ということですね。  それと、4点目になりますが、47ページ。多摩産材の利用拡大事業の施設整備費補助金という200万がありますが。聞き漏らしたかも知れませんけれども、大変恐縮ですが。どういう事業だったのかですね、この200万円あるわけですが。これについて、内容について御説明いただきたいと思います。  それから、先ほど来何人かの議員さんのほうから出ていたわけですけれども。道路のですね、、維持費、50ページから51ページにかけてですけれども。これは質問するより先ほど来御答弁いただいてるのでありますが、道路新設改良費。これは差金があったり用地取得の問題があったりと、様々な要因があると思いますけれども。ちょっとあまりにも多いんですよね。こういうこともあるのかなと思うくらい多いわけですけれども。例えば、様々な要因があるとしてもですね、予算化する前段でどういう調整を図ってどういう見積もりをしてですね、予算化するわけですので、結果的にこういうふうになってるということがですね、大変事前のですね、調整は普通はやってるかと思いますけども、やってる中でもこういうふうに起きてしまったと。例えば、大変全体の予算の中で財政調整せざるを得ないというそういう状況があるのかどうかですね、特に設計委託だとかですね、工事費関係に減額が非常に多い。全体の予算の中を見てみましてもですね。ですから、その辺で本当に事前の調整なりで、あるいは物理的なですね、ものがあってできなかったのかですね。あるいはそれらはスムーズにいったけれども、計上して以降にですね、いろんな事情があってこういうふうに引き伸ばし、あるいはされているのか、というふうに考えられることもあるわけですのでね。その辺、予算の作成段階からのことなのか、作成後のこういった事情があって起こってきてるのかということで、大変多いので、その辺のところについてもし御答弁いただければと思います。それから...。 ◯議長(神田 芳男君) 答弁の都合上、このぐらいに。次に回していただけないでしょうか。 ◯13番(青鹿 和男君) 最後、もう1点。 ◯議長(神田 芳男君) はい。 ◯13番(青鹿 和男君) すみません。先ほど来出ているですね、温泉センターと肝要の里、副町長のほうから細かく御説明をいただいて、十分理解はいたしました。しかし、指定管理者と商工会と町との関係でありますので、将来的なことも含めて、当面の内容についてはお話をいただいたわけですけれども。かなり入館者数の1万7,000人の見込みで減があるということになると、かなり施設そのもの、あるいは位置づけそのものがですね、大変これをクリアするにはですね、例えばの話ですが、温泉センターや肝要の里だけをですね、どうするかこうするかという問題ではなくて、まちづくり全体の中で日の出町のあらゆる分野の中で、日の出町にもう一回行ってみようとかですね、あるいは日の出町はこんないいところだと、こういうような魅力をですね、どうつくるかによって、そのことによって 温泉や肝要がですね、潤ってくるということにも、ひとつは考えられるところもあるわけです。ですから、例えば日の出の地の利をですね、どうやって生かすかということで、検討委員会もそれぞれお考えになっていらっしゃるのかと思いますけれども。このままの状態でですね、支援金なるものをですね、あるいは貸付金なるものを出していくことについてですね、この辺でもう一度町の管理者、指定管理者というか、町としての考え方をですね、もうちょっと、十分なる検討なりですね、考え方を示すという時期に来てるんじゃないでしょうかね。そういうふうに思いますが、もし御感想があれば。 ◯議長(神田 芳男君) 細渕副町長。 ◯副町長(細渕  清君) 温泉につきましてはですね、温泉と日の出山荘等々は、町長の施政方針の中でもありましたけれども、町を代表するような施設であるというふうに考えております。ただ、政府陣の中でも述べておりますように、ただ一つの施設だけでですね、客を呼び込むというのはなかなか難しい部分があるということで、来年度から検討いたします観光振興計画の中でネットワーク化等々を考えていきたいとか、そういうことで日の出町としての魅力、もちろん平井・川北の整備もございますけれども、それらとリンクさせてそういうことをやって、日の出町の魅力を高めていきたいというふうに考えております。それからですね、先ほど細かいこと申し上げませんでしたけれども、温泉についてはいろいろいま分析等々やっていただいておるようでございます。その中でですね、来場者数分析したところですね、リピーターっていいますか、再度利用したいという方が7割もいらっしゃるという率がございます。逆にですね、来場者数減少してるんですけれども、男性については平均を上回っておるんですけど、女性客のほうが減りが激しいというようなこと。あるいはですね、来場者が減ってるのと相反して、相反してって言っていいかどうかわかりませんけれども、入浴客のみの方は10数%増加していると。要するに飲食なしでお帰りになると。イオンの影響も多少あるのかなという気はいたしますけれども。同じように、ビールとか飲料水の自販機の利用もかなり増加しているというようなこともございますので、その辺をどういうふうな対応を練るか、営業政策と相まってですね、そういうこともいろいろ検討することによって、かなり改善できるのではないかというふうに考えております。冒頭申し上げましたように、広い意味では平井・川北あるいは観光振興計画の中でリンクさせながら、日の出町の魅力を高めていくこと。もう一つは、温泉についてはいま申し上げた、すべてではございませんけれども、例えば例示で申し上げたんですけど、そういう点をどう改善していくかというようなことを縷々相まって改善は十分可能ではないかと、個人的には考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) ただいま御質問の、国のですね、第2号補正というんでしょうか、のことかと思うんですけども。一応私の手元の資料ですとですね、国はだいたい4兆7,800億の2次補正を行ったというふうに書類を見てございます。それから町の中でですね、どういうものがあったかと申し上げますと、補正予算の18ページから19ページにかけまして、財政主管のもので申し上げますと、民生費の関係のですね、子育て応援特別手当交付金から、それからですね、真ん中ちょっと抜けますけども、その他定額給付金関係までいきまして、3億365万9,000円がですね、今回関連して予算化されているものだというふうに理解しております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 小林学校教育課長。 ◯学校教育課長(小林 道弘君) それでは公立小学校の水飲栓直結給水化モデル事業でございますが。この182万8,000円につきましては入札差金でございます。それから、モデル校は本宿小学校でございます。あと、この直結化によってのメリットでございますけれども、当然学校につきましてはですね、一度入水層に水が入って、それが高架タンクへ上がって、それで蛇口へ出てくるということで、特に夏場は水がどうしても温かくなってしまうというようなことがございます。直結化をすることによってですね、本管から直接蛇口に出てくるということで、非常に新鮮な水が出てくるというようなメリットがございます。これは水道局との提携のもとで工事を実施したものでございます。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 星野産業観光課長。 ◯産業観光課長(星野 義信君) 47ページのですね、多摩産材利用拡大事業施設設置補助金の200万でございます。これにつきましてはですね、多摩産材の利用促進というかたちの中で、東京都、総額ではですね、1,500万、東京都の負担割合が助成金として800万、そのうち補助対象額が1,400万でございますので、800万を除いた600万ですか、そのうちの3分の1を町のほうで補助していただけないかということの中での説明がございました。設置目的ですが、多摩産材を利用した多目的ルームや展示ブースを備えたモデルハウスを設置し、多摩産材製品のPRをすると同時に、多目的ルームでセミナーや研修を開催し、多摩産材の利用促進を図るということでございます。設置予定箇所でございますが、あきる野市舘谷第8番地、ちょうど五日市線の裏側になるかと思いますが、五日市駅の裏側ですね。場所は郵便局の裏側になるかと思います。モデルハウスの内容としましては、木造の平屋建で述べ床面積が77.34平米、いま建築中でございます。敷地については約700平米の中に建物を建てるということになっております。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 宮岡子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(宮岡  進君) 青鹿議員から御質問の、41ページの遊び場対策事業経費の、ひので森林こども中央児童公園の設計の委託料の減。また(仮称)ひので森林こども大久野公園の設計の委託料の減ということでございますが、こちらについてはですね、両方ともですね、あらためて整理したということで減額してるわけですが。はじめに、きょう施政方針でも長がお話あったようにですね、非常に中央公園についてはですね、埋設物、下水道のもの、あるいはほかの埋設のものがございまして、それらをですね、きちっと整理しないとですね、大型の遊具が設置できないということで。また、東京都の財務局とも調整いたしましてですね、そういったものがある以上は建物あるいは埋設すべてですね、整理しないとですね、利用のですね、検討が必要だということで確認をいたしました。したがいまして、こども中央公園についてはですね、現状維持しながら今後使うというふうな利用の仕方で、今回減額をしたものでございます。それからもう一つの、大久野のほうのですね、こども大久野公園ですか、こちらについてはやはり防火水槽、現状防火水槽がですね、90立米のですね、防火水槽が一つ。また、民具が入ってます建物、あるいは幸神のバス停の協議等ですね、現在行っております。ただ防火水槽についてもですね、地元の消防団とですね、まだ協議が十分必要だということで、今後操作をしてですね、それらを整理していかなければならないというふうに考えております。また、地元のですね、方々もいろいろ多目的な使い方してますので、そういった要望もですね、きちっと聞いた中で今後進めたいというふうに考えております。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 清水建設課長。 ◯建設課長(清水 昌彦君) それでは道路関係の件に関しましてお答えいたします。確かに事業の見込みということですけれども、調整はしております。ただ、前年予算計上する時点でですね、まだ年度が終了して、前年度終了しておりません。用地取得は完了した場合には翌年度控除を行うということで。全線の予定で計上している部分がございます。そういう部分について、事業量の短縮あるいは延期になった場合には、その分は減額していくということです。あと委託料が多いということで、委託料に関しては入札差金と。あと設計変更があった場合の対応額を見込んで計上しておりますので、その分の減額ということで、ちょっとかたちとしてはかなりの額になりますけども、以上そういうようなことでございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) 最初に、国のほうの2次補正予算のね、関係ですけれども。これはかなりね、御承知のように、緊急的にね、経済対策も含めて、国民の暮らしをということで補正が急遽されたわけですよね。ですから、3次補正あるいは最終補正もあるかも知れないという状況の中で、やはりね、この補正予算書の中にね、われわれ素人ですので、一つ一つどれがそれでっていうのはね、追加とかなんとかって入ってればわかりますけれども。できればですね、紙っぺら1枚の裏表だけでもいいんですよ。やっぱりそういう予算がここに入ってるというようなね、一覧で大した数行でしょう。ぜひね、どのくらいこういうものが国から緊急に追加補正されてきたかというのはね、出していただきたいと思いますね、内容も含めて、内容と金額。そういうね、ことを議会資料かなんかで皆さんがわかりやすくですね、出していただけるとありがたい。大概のところ出してますよ。それが1点ですね。  それから、学校の今後ですね、本宿小学校を契機に各学校の入水層、屋上にあるわけでしょうけれども。計画として年次的にやっていくのか、今後の計画について簡単に教えていただきたいと思います。そのことだけ御答弁いただければと思います。 ◯議長(神田 芳男君) 小林学校教育課長。 ◯学校教育課長(小林 道弘君) この直結化工事でございますけれども、いまのところ21年度に実施する予定はございません。確かにこれ、メリットもございますが、当然水圧も上がってきます。漏水というような心配がありますので、その辺のところの調査というか、十分検討しながらですね、やっていきたいなと思っておりまして。現在のところは21年度は予定はございません。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) あのですね、直結してやるということのメリットっていうお話がありました。夏場はね、水があったまるとかですね。水があったまるとどういうことになるか。全国的に学校施設、たいがい入水層、上にね、球体があったり四角いのがあったりして乗っけてます。これもね、非常に衛生面だとかいろんな面で、定期的にですね、お掃除したりですね、きれいにはしていますが、ややもするとですね、大変いろんなですね、ものが、具体的にいうとあまり好ましくないから言いませんけれども。あまり衛生的によくないと、飲み水として適さないという中でね、直結ということをね、出てきたわけです。ですから、ある意味では毎日毎日子どもたちがね、小中学生が、学校生活を送っていて、飲み水として仮に利用するとすればですね、大変重要なことだろうというふうに考えるわけです。ですから、せめてもね、モデル事業で本宿小がやったことを契機にね、年次的に組み立てていくと、こういうことが子どもたちの安心、学校での生活の安心安全につながっていくというふうに考えますので、ぜひ再度御検討いただきたいなということを申し上げて、私これで終わります。 ◯議長(神田 芳男君)  6番加藤光徳君。 ◯6番(加藤 光徳君) どちらかというと質問というか、感謝をちょっと述べたいと思うんですけど。54ページの1928、長官表彰旗受賞記念補助金ということで。これはたぶん、消防庁長官旗の内示が出てから、たぶん補正を組んだということで、大変感謝をしてる次第であります。消防庁の長官旗っていうのは、グレード的には一番高い表彰旗でございまして、最初に総監旗、東京消防庁総監旗、それから東京都知事功労旗、それから最後のグレードとして長官旗ということで、大変グレードの高い表彰旗だということだと思います。そして、私も現状的に10数年前ですけど、その機が熟してたんですけど一連の事件等でこの表彰旗も流れたという。10年間の経過を経て消防団の努力、信頼回復で長官旗がもらえたということだと思います。そういうことで、そういう観点から考えますと、大変老婆心で申し訳ないんですけど、130万円の表彰式で、表彰の負担金ということで、たぶんその辺については現役の消防団が中心になって十分精査をした上での予算措置だと思いますけど、なるべくこういうことでしたら、最後の式典でございますので、できれば個人負担がないような方向でひとつ取り組んでいただきたいということで、どんな式典を考えているかちょっとお尋ねをしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(神田 芳男君) 田中生活安全安心課長。 ◯生活安全安心課長(田中 敏正君) この補助金の内訳ということでございますけど、金額で130万円ということでございます。主な費用については、場所につきましてはグリーンプラザを予定しておりまして、だいたい100人前後を招待客を呼ぶ予定になっております。それで、グリーンプラザ、土足では上がれませんので、土足でできるようなかたちで会場設営、土足で上がれるように会場設営が主な仕様で。そのほか、記念誌の印刷とかですね、次席表、招待状とか封筒印刷等でございまして。ただ、いま議員のほうからお尋ねがございましたけど、会費のことにつきましては、飲食分については会費を取る予定になっておりますので、御了解ください。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉 治君。 ◯10番(嘉倉  治君) 最後に。すみません、時間もだいぶ経ってきておりますが、一つだけ。夢と希望溢れるですね、この東京オリンピック・ムーブメントの共同推進事業のことに関してお尋ねいたします。59ページのね、パラリンピック認知度向上映画会開催委託料なんですが。これと合わせてね、3月号の広報にもこのように、オリンピック・ムーブメント、イベントで載っております。これ大変ね、気運を高めるためには素晴らしいことだと思いますが。具体的にパリンピックのですね、認知度向上の映画祭を、映画上映をね、どのようなかたちで実施されるのか、お伺いいたします。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) オリンピック・ムーブメント関係なんですが。まずここで、3月の広報にも書いてありますが、3月15日に町民大学の関係で、宇津木さんを招いてですね、トークショーを行います。あと29日にですね、日の出公民館でオリンピック、パラリンピックの選手、京谷さんとか原田さん、あと五十嵐圭さん、バレーとかいろんなオリンピックに出場した人のトークショーを行って、そのあと関連した映画を行います。場所は公民館でございます。経費についてはちょっとここに、予算書に書いてあるとおりです。 ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉 治君。 ◯10番(嘉倉  治君) ありがとうございます。こちらにね、2ページ目に書かれております。周知徹底するためにはですね、1回こっきりだけじゃなくてですね、できれば、私なんかちょっと提案させていただきたいんですけども、このパラリンピックとそれからオリンピック・ムーブメントの映画っていうのがあるんです、ほかにもね。それをですね、できれば庁舎のフロアなんかに地上デジタル放送の、そういった画面のね、小さなやつを置いてですね、常時そこで流しておくようなことも考えてもいいんじゃないかなと思うんですけども。この辺に関してはいかがでしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 竹花文化スポーツ課長。 ◯文化スポーツ課長(竹花 邦雄君) 最初にですね、1月の15日、成人式でやはりオリンピック・ムーブメントの事業を行ってます。その際の調印式とかそのような、いまビデオ撮って、あとこの2回分を撮って、ある程度ホームページによって流す予定でおります。あと、一応まず来年度の計画で、実行委員会形式で4月の19日に亜細亜大のグランドでそれも大きなイベントを考えております。まだちょっと発表にはまだちょっと早いんですが、一応考えてはおります。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第23号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第27 議案第24号 平成20年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第24号 平成20年度日の出町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,478万8,000円を減額し、予算総額を17億1,110万1,000円とするものでございます。  次に、歳入歳出の主なものについて申し上げますと、まず歳入では国民健康保険税1,562万8,000円の減額、国庫支出金9,613万9,000円の減額、療養給付費等交付金7,086万2,000円の増額、都支出金1,095万1,000円の減額、共同事業交付金4,034万4,000円の増額が主なものでございます。  歳出につきましては、共同事業拠出金1,516万2,000円の減額。これが主なものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の御説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第24号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第28 議案第25号 平成20年度日の出町老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第25号 平成20年度日の出町老人保健特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,120万6,000円を減額し、予算総額を1億1,569万8,000円とするものでございます。  次に歳入歳出の主なものについて申し上げますと、歳入では、支払い基金交付金3,108万円の減額、国庫支出金1,049万6,000円の減額、都支出金527万円の減額、繰入金517万円の減額、諸収入81万円の増額となっております。  歳出については、医療諸費5,155万7,000円の減額、諸支出金35万1,000円の増額でございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第25号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第29 議案第26号 平成20年度日の出町受託水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第26号 平成20年度日の出町受託水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億100万円を減額し、予算総額を1億6,700万円とするものでございます。  次に歳入歳出の主なものについて御説明申し上げますと、歳入では、受託水道事業収入を1億100万円減額しております。  歳出については、水道管理費の配水費で、工事設計委託料の契約差金及び工事の中止による減額等で8,751万円を減額しております。業務経費で、職員の変動による人件費の減額等で611万円を減額しております。また建設改良費の配水施設経費で工事設計委託料の契約差金などによる減額で738万円を減額しております。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第26号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議ないと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第30 議案第27号 平成20年度日の出町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第27号 平成20年度日の出町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億800万円を追加し、予算総額を15億7,150万円とするものでございます。  次に歳入歳出につきまして御説明申し上げます。歳入については、下水道使用料448万1,000円の減額、町債3億1,270万円の追加。  歳出につきましては、消費税及び地方消費税1,291万6,000円の追加、流域下水道維持管理負担金1,041万9,000円の追加、汚水枡設置工事費460万1,000円の減額、公共下水道事業費の小工事費423万円の減額、借入金元金償還経費2億9,752万7,000円の追加となっております。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第27号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第31 議案第28号 平成20年度日の出町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第28号 平成20年度日の出町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ299万8,000円を追加し、予算総額を9億3,721万1,000円とするものでございます。  次に歳入歳出の主なものについて申し上げますと、歳入では保険料347万1,000円の増額、国庫支出金など407万4,000円の増額、繰入金454万7,000円を減額するものでございます。  歳出については、総務費102万6,000円の減額、保険給付費955万円の減額、基金積立金1,357万4,000円の増額が主なものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 今回の会計では、だいぶ利用、給付費っていうんでしょうか、減ってるように思うんですが、施設入所者なのに変動があってこういうことになっているんでしょうか。ちょっと伺わせてください。 ◯議長(神田 芳男君) 木住野いきいき健康課長。 ◯いきいき健康課長(木住野正治君) これは単純にですね、介護サービス給付費が減になったということなので、それだけ使わなかったと、そう解釈してよろしいと思います。全部です、給付費ですから全部です。地域支援事業とかそういうものを除いたものです。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第32 議案第29号 平成20年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第29号 平成20年度日の出町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算については、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ525万2,000円を減額し、予算総額を2億2,945万7,000円とするものでございます。  次に歳入歳出の主なものについて申し上げますと、歳入では、繰入金713万7,000円の減額、諸収入101万6,000円の減額、広域連合支出金132万6,000円の増額、国庫支出金157万5,000円の新設でございます。  歳出については、総務費262万1,000円の増額、広域連合納付金415万9,000円の減額、保険事業費371万4,000円の減額が主なものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第29号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) この際、日程第33 議案第30号 平成21年度日の出町一般会計予算から、日程第39 議案第36号 平成21年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算までを一括議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第30号 平成21年度日の出町一般会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  平成21年度予算は、「21世紀の日の出新時代・3万人の自立都市・単独日の出市の大理想郷」実現に向けて更なる飛躍、前進を図るため「躍進 ひので! 新 5大作戦」に掲げる政策の実施を中心に予算編成を行った結果、歳入歳出予算総額は75億3,000万円となり、前年度に比べ、2億3,000万円、率にして3.2%の増額予算となりました。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び日の出町一般会計予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと思います。
     次に議案第31号 平成21年度日の出町国民健康保険特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  平成21年度予算の総額は、歳入歳出ともに17億8,600万円で、前年度対比で1億8,300万円の増額、率にして11.4%のプラスとなっております。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び参考資料に代えて説明を省略いたします。後ほどお目通しをいただきたいと思います。  次に議案第32号 平成21年度日の出町老人保健特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  平成21年度予算総額は2,100万円で、前年度1億5,400万円に対し、1億3,300万円、86.4%の減でございます。これは後期高齢者医療制度開始に伴い、これまでの老人保健の 医療諸費等に対する支出は、本会計から後期高齢者医療特別会計へ移行したことによるものでございます。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと思います。  次に議案第33号 平成21年度日の出町受託水道事業特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  平成21年度予算の総額は3億1,600万円で、対前年度比4,200万円、率にして15.3%のプラス予算となっております。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと存じます。  次に議案第34号 平成21年度日の出町下水道事業特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  公共下水道事業特別会計については、総額で15億2,300万円を計上し、前年度当初予算と比較して2億7,100万円、21.6%のプラス予算となっております。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと思います。  次に議案第35号 平成21年度日の出町介護保険特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  介護保険特別会計予算については、歳入歳出総額を9億7,000万円計上し、前年度に比較して6.59%のプラス予算となっております。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと思います。  次に議案第36号 平成21年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算について、提案理由の御説明を申し上げます。  平成21年度予算総額は、2億3,100万円で、対前年度比1,400万円の増額、5.7%のプラス予算となっております。本案の細部については、施政方針並びに予算書及び予算参考資料に代えて説明を省略いたします。お目通しをいただきたいと思います。  以上、一般会計並びに特別会計について御説明をいたしました。よろしく御審議をいただくことをお願いして、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。 ◯議長(神田 芳男君) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。                (動議提出あり) ◯議長(神田 芳男君) 10番嘉倉治君。 ◯10番(嘉倉  治君) この際、議事進行の動議を提出いたします。  ただいま上程されております日程第33 議案第30号 平成21年度日の出町一般会計予算から、日程第39 議案第36号 平成21年度日の出町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、議長を除く15人の議員をもって構成する平成21年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査されることを望みます。 ◯議長(神田 芳男君) お諮りいたします。  ただいまの動議のとおり、決定することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、本案は平成21年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することに決定いたしました。  委員は委員会条例第6条第1項の規定により、議長を除く議員15名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました15人の諸君を予算審査特別委員に選任することに決しました。  暫時休憩いたします。                午後4時30分 休憩                午後4時36分 再開 ◯議長(神田 芳男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  休憩中、予算審査特別委員会から委員長には、財務厚生常任委員会委員長の加藤光徳君、副委員長には同じく財務厚生常任委員会副委員長であります濱田敏郎君に決定された旨の報告がありました。よろしくお願いいたします。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第40 議案第37号 日の出町道路線の認定についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 議案第37号 日の出町道路線の認定について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、道路用地の寄付等により幸神18号線及び玉の内16号線を町道として認定するものでございます。  以上でございますので、御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。 ◯議長(神田 芳男君) これより質疑に入ります。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第41 議案第38号 日の出町土地開発公社定款の一部変更についてを議題といたします。  これより提案者の説明を求めます。町長青木國太郎君。               〔町長 青木國太郎君 登壇〕 ◯町長(青木國太郎君) 最後の議案となりました。大変御辛抱いただき、ありがとうございました。  議案第38号 日の出町土地開発公社定款の一部変更について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、「一般社団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益社団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」に基づき、規定を整備するものでございます。  よろしく御審議の上、御承認をお願いして提案理由の説明といたします。大変ありがとうございました。 ◯議長(神田 芳男君)  これより質疑に入ります。5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) 大変恐縮なんですが、内容がちょっとよくわかりませんので、十分な御説明をいただきたいというふうに思います。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) こちらについては日の出町でですね、土地開発公社というものを持ってるのは御承知かと思います。その中のですね、監事という方いらっしゃるんですけど、それのですね、職務の定め方がですね、法律が変わってしまいまして、いままでは民法の規定でですね、の中にあるものを行うというふうに決まってたんですけども、今度はですね、法律が変わりまして控除拡大の推進に関する法律と。やってる内容は変わりません。ただ、規定のですね、法律が変更になったと、こういうことでございます。いままでと監事さんとしての職務は何ら変更があるものではありません。以上です。 ◯議長(神田 芳男君)  5番折田眞知子君。 ◯5番(折田眞知子君) あまり内容は変わらないということなんですが、日の出町にとっての影響というのは、特にこれが変わったから何かが変わるということはないんですね。すみません。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) 特段、これは全部、日の出町がじゃなくて、全部の土地開発公社持ってるところについてはすべて一括で。大変申し訳ないんですけど、ちょっと遡りのですね、20年12月1日ってなっているのはもう、そこに既に法律が改正になってますので、それに合うように各市町村で議会で調整を行えと、こういう指示でございますので。以上でございます。 ◯議長(神田 芳男君) 13番青鹿和男君。 ◯13番(青鹿 和男君) ちょっと不勉強で。監事はお一人なのか、何名いらっしゃるのかですね、教えていただくということと。  それから8項が追加をされたということですが、8項の内容はどういう内容でしょうか。 ◯議長(神田 芳男君) 木崎企画調整担当参事。 ◯企画調整担当参事(木崎 孝二君) まず監事の人数ですけど、2名でございます。それと、8項の内容なんですけども、8項につきましてはですね、監事の職務には次のとおりとするということがございまして、1.土地開発公社の財産の状況を監査すること。2.議事の業務の執行の状況を監査すること。3といたしまして、財産の状況または業務の執行について法令もしくは定款に違反し、または著しく不当な事項があると認めるときは土地開発公社の業務を監督する主務大臣または都道府県知事に報告をすると、この3点が8項の内容でございます。以上です。 ◯議長(神田 芳男君) ほかに質疑がございませんようですから、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。通告を願います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 通告がありませんですので、討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第42 21陳情第1号 後期高齢者医療制度に関する陳情書を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております21陳情第1号については、会議規則第92条第1項の規定に基づき、総務文教常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、21陳情第1号については総務文教常任委員会に付託いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 日程第43 21陳情第2号 西秋川衛生組合ごみ処理施設建設基本計画の調査・研究を求める陳情を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております21陳情第2号については、会議規則第92条第1項の規定に基づき、財務厚生常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(神田 芳男君) 御異議なしと認めます。よって、21陳情第2号については財務厚生常任委員会に付託いたしました。        ────── ※ ─────── ※ ────── ◯議長(神田 芳男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。  なお、次回の本会議は3月12日、午前10時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。  大変お疲れさまでした。                  午後4時43分 散会        ────── ※ ─────── ※ ──────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成21年3月3日          日の出町議会議長          日の出町議会議員          日の出町議会議員 Copyright © HINODE TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...