瑞穂町議会 > 2022-12-02 >
12月02日-02号

  • 164(/)
ツイート シェア
  1. 瑞穂町議会 2022-12-02
    12月02日-02号


    取得元: 瑞穂町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    令和 4年 12月 定例会(第4回)        令和4年第4回瑞穂町議会定例会会議録(第2号) 令和4年12月2日第4回瑞穂町議会定例会瑞穂町議会議場に招集された。1.出席議員は次のとおりである。    2番 香取幸子 君   3番 下澤章夫 君   4番 山崎 栄 君    5番 古宮郁夫 君   6番 村上嘉男 君   7番 村山正利 君    8番 原 隆夫 君   9番 榎本義輝 君  10番 下野義子 君   11番 小山典男 君  12番 石川 修 君  13番 小川龍美 君   15番 森  亘 君  16番 近藤 浩 君1.欠席議員は次のとおりである。   14番 大坪国広 君1.地方自治法第121条の規定による出席説明員は次のとおりである。   町     長 杉浦裕之君      副  町  長 栗原裕之君   教  育  長 鳥海俊身君      企 画 部 長 大井克己君   住 民 部 長 野口英雄君      協 働 推進部長 小作正人君   福 祉 部 長 福島由子君      都 市 整備部長 横沢 真君   教 育 部 長 小峰芳行君      協働推進部参事 亀山 淳君   企 画 政策課長 宮坂勝利君      デ ジ タ ル 水村探太郎君                      推 進 課 長   総 務 課 長 目黒克己君      財 政 課 長 早津貴行君   住 民 課 長 山内一寿君      税 務 課 長 峯岸 清君   環 境 課 長 田島 等君      協 働 推進課長 吉岡大輔君   産 業 経済課長 長谷部康行君     安全・安心課長 森田富士夫君   福 祉 課 長 田野太郁哉君     子育て応援課長 石川 修君   高齢者福祉課長 並木照子君      健 康 課 長 工藤洋介君   都 市 計画課長 中島和輝君      建 設 課 長 古川 実君   下 水 道 課 長 岡田弘喜君      学 校 教育課長 大澤達哉君   教 育 指導課長 小林洋之君      社 会 教育課長 佐久間裕之君   企 画 政 策 課 生田目 勝君   秘 書 担当主幹1.議会事務局職員は次のとおりである。   議 会 事務局長 吉野 久       書     記 細渕翔太1.本日の議事日程は次のとおりである。日程第1         一般質問日程第2  議案第73号 専決処分の承認について(令和4年度瑞穂町一般             会計補正予算(第7号))日程第3  議案第74号 瑞穂町個人情報保護法施行条例日程第4  議案第75号 瑞穂町個人情報保護審査会条例日程第5  議案第76号 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備             に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す             る条例日程第6  議案第77号 瑞穂町印鑑条例及び瑞穂町手数料条例の一部を改             正する条例日程第7  議案第78号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う             関係条例の整備に関する条例日程第8  議案第79号 瑞穂町職員の定年等に関する条例の一部を改正す             る条例日程第9  議案第80号 瑞穂町固定資産評価審査委員会委員の選任につい             て日程第10 議案第81号 瑞穂町道路線の認定について日程第11 議案第82号 瑞穂町立石畑保育園指定管理者の指定について日程第12 議案第83号 令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第8号)日程第13 議案第84号 令和4年度瑞穂町国民健康保険特別会計補正予算             (第3号)日程第14 議案第85号 令和4年度瑞穂町介護保険特別会計補正予算(第             2号)                開議 午前9時30分 ○議長(古宮郁夫君) 皆さん、おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に御配付のとおりであります。 日程第1、昨日に引き続き、これより一般質問を行います。 通告順に従い、順次質問を許します。 初めに、原隆夫議員の一般質問を許します。原議員。          〔8番 原 隆夫君 登壇〕 ◆8番(原隆夫君) 議長の許可をいただきましたので、通告順に従い、「使用済み紙おむつの持ち帰りなしなど、保育環境の整備、支援を」と題し一般質問をさせていただきます。 保育園に園児を預けている保護者から、「使用済み紙おむつを持ち帰らなくてもよいようにならないか」という声が寄せられております。持ち帰りのおむつは、一々見ることはなく、そのまま処分されるだけで、ほかの荷物とともに不衛生なものを持ち帰ることは、感染症の観点からも、園で即座に処分してもらいたいと。 大阪の紙おむつの定額サービスを行っている会社が今年2月に行った調査によると、全国の公立保育園がある自治体で、青森県、石川県、愛媛県では、持ち帰りがゼロであるそうであります。東京都では、62市区町村のうち、公立の保育園のある54自治体中、持ち帰りをしているのは9自治体だけで、都内23区の公立保育園では、持ち帰っている区はないということであります。 数年前まで持ち帰りのあった小平市では、公立・私立保育園の先生方が市に要望書を提出し、翌年には全ての認可保育園おむつ処理費用が予算化されたそうであります。この要望書提出のために、先生たちは保護者や保育士の負担をデータとして表すための数値化を行ったそうであります。それによると、持ち帰るおむつは1人当たり毎日平均600グラムほどで、それに着替えやタオルなど、ほかの荷物などと合わせると、多いときには2.5キロほどになることが分かったとのことであります。 また、保育園側の負担の数値化では、園で毎日行われるおむつ替えの頻度は、園児1人当たり7回から9回、そのたびに個別の袋に仕分けし、お迎えの前には、持ち帰る袋にほかの園児のおむつが入っていないか、5分から10分かけてチェックをしていて、多くの時間と労力が費やされていたことが改めて分かったということであります。 全国的にも持ち帰りなし、また、定額サービスサブスクリプションの利用により、一枚一枚名前を書いたおむつを持ち込む必要のない手ぶら登園などが急速に増えています。我が町も少子化対策のためにも、保護者負担軽減保育士負担軽減ともなる、持ち帰りなしなどの支援をすべきと考えますが、町長の所見を伺います。 ○議長(古宮郁夫君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 「使用済み紙おむつの持ち帰りなしなど、保育環境の整備、支援を」という質問にお答えします。 保育環境の整備、支援については、平成24年に成立した子ども・子育て支援法に基づき、区市町村が策定する子ども・子育て支援事業計画の中で、様々な施策を明記しています。瑞穂町においても、待機児童の解消、幼児教育・保育の無償化、新型コロナウイルス感染拡大防止対策等、多様化した保育ニーズに対応しているところでございます。 さて、使用済み紙おむつですが、保育園等のほかにも、高齢者福祉施設などからも排出されます。事業所であるこれらの施設では、排出者責任の下、収集運搬費を自ら負担して、西多摩衛生組合で焼却処理していただくのが原則となっています。しかし、町では、1回につき80リットル以下12キログラム以下の一定量に限りますが、町指定収集袋に入れていただければ、草、葉、剪定枝等同様に紙おむつについても戸別収集を行っており、事業所の負担軽減を図っているところでございます。 区部の例を挙げておられましたが、区部における必要原資というのは、都区財調で賄っていますから、主体的に市町村が処理し、排出者責任をお願いしている多摩地域とは全く事情が異なります。 現在、町内保育園等では、一部を除き、保護者の皆様に紙おむつを持ち帰って処分していただいているとお聞きしています。その理由として、保護者が子供の体調を把握する材料となること、施設内において保管スペースの確保や衛生面の管理が困難であること、事業系ごみとして処分する費用の財源確保が困難であることと把握しています。処分方法については、保護者が持ち帰る方法から、保育園等で一括廃棄する方法に変更する自治体も増えている現状も把握しています。 瑞穂町には、子供を預かる幼稚園、保育園のほか、高齢者を対象とした特別養護老人ホームをはじめ、介護施設があり、在宅介護もあります。将来を担う子供も大事ですが、これらの施設でのおむつの処理も考え合わせなければなりません。各事業者からの要請は、私自身が受け、事情も把握しています。公立及び私立保育園園長会との意見交換及び情報共有を行いながら、町の実情に合った処分方法について、今後もしっかりと研究してまいります。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 町長の答弁で、高齢者のおむつの処分とか、こういうことも含め、また子供たちだけというわけにも、園児たちだけというわけにもいかないということでありますけれども。 まず、最初に保護者の声といいますか、聞き取り調査とか、それからアンケート等、これを過去にですね、過去というか、最近でもいいんですけれども、行ったことがあるかどうか、まずお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) アンケート等の結果につきましては、担当者が申し上げます。ただ、今お話ししたように、毎日処分されるこの紙おむつの量というのは、子供たちの量に比べて、高齢者が多いですから、圧倒的に高齢者のほうが多いという実情があります。この方たちを放っておいていいのかというのは、毎回、要請を受けている中で私は感じています。成人が年を取ってから、家族の世話になったり、人の世話になったりしながら、紙おむつを処理していかなければいけないというのは、なかなか口に出してこない。そういう事情もあるんですね。子供たちのことだと、親ですから、面倒だとか、そういうお話が出てきますけれども、そういう方たちの声というのもしっかり拾わなければいけないなと思います。 これは、子供とかお年寄りというのは関係なくて、そういう介護だとか、そういうものも含めまして、行政の場合も含めまして、そういう紙おむつの処理をどうするのかなというのは、私もしっかり考えなければいけないなと思っています。 これからも、よりよい方法が取れないかとか、財源確保をどうしようかなということは、しっかりとまた把握してまいりたいと思います。 詳細につきましては、担当者が申し上げます。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 アンケート調査等につきましては、今のところ実施してございませんけれども、町長への手紙で、令和3年度、令和4年度に、各1件ずつ紙おむつの、今、議員からの御質問のとおり、保育園のほうで処理していただけないかというような要望というのはいただいているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 先に、町長のお話の中で高齢者、高齢者施設の場合は、当然家族が毎日行かれるということではなくて、その施設のほうで事業系のごみといいますか、これはちょっと事情が……。園児の場合はお母さん方、保護者が毎日毎日、不衛生と言うと変ですけれども、その使用済みの紙おむつをバッグに入れて持ち帰っていく。また、そのついでといいますか、それを持ったまま買い物に行くのは非常に抵抗があるとか、いろいろそういう問題があるので、高齢者へのおむつの処分についての手立てといいますか、これはちょっと一つ別に、それはそれとして検討していただくということはあると思いますけれども。 まず、園児のおむつの持ち帰りについては、今言いましたように、先ほど町長の答弁でも、持ち帰りをしている理由の中に、これはそういう関係のところが調べた調査によりますと、持ち帰りの理由としてよく言われるのは、体調管理のためというのが43%と。ずっとこうしてきた、理由は分からないけれども、過去からこうやってきたというのが30%。それから、保管とか回収で問題があるというのが14%。処分する予算がないというのが9%というような数字が出ていたりするんです。 ただ、それぞれについて、最終的な予算の関係、処分費の問題ですね、先ほど町長からもありましたけれども、一定の数量以下だと葉っぱや草木と一緒に、同じように無料で回収しています。家庭ごみの中でですね、よく普通のビニールの袋に入れて出して。ですから、家庭に持ち帰っていただければ、そういう処分ができる。園だと、それがまとまってしまうので、事業系ごみになってしまうという問題があるということでありますけれども。そこのところを、持ち帰らなくて、園で処分する場合の手立てをどうするかというのを、今後、考えていただきたいなというのがあるわけでありまして。 町長への手紙の中で、そういうふうにあったということですけれども、令和3年度、令和4年度ですか、それに対しての町側の取りあえずの答えといいますか、それはいかがだったか、お願いします。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 先ほど町長の答弁でもございましたとおり、やはり1回に80リットル以下、12キログラム以下につきましては、家庭ごみと同様、保育所のほうでも処分をしていますよというような内容ですとか、それから現在、瑞穂町でも各保育園にその処分方法というのは、判断というのは委ねているところでございまして、その各園の判断というところもありますよというようなことですとか、今後、当然園長会等がありますので、協議は継続していきますよというようなお話を回答させていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 今、保護者への聞き取りアンケートということですけれども、保育園園長会というのがどういう形で行われているか、分かりませんが、保育士さんの声といいますか、その辺のところの同じような聞き取り調査とかアンケート、声とか、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 園長会のほうでございますけれども、隔月1回、年6回ですね、認可保育所と、あと5月、3月につきましては町が主催いたしまして2回、全認可保育所以外もお呼びしまして、園長会のほうを開催してございます。 そのような中で、園長会のお名前で要望書というのをいただいていまして、おむつも含めまして、ごみの回収について、補助等をしていただけませんかというような要望をいただいているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。
    ◆8番(原隆夫君) そういう声があるということですけれども。 ちょっと話を変えまして、先ほど東京都下では9の自治体が持ち帰りをしているという中で、お隣の羽村市は公立がないんですよね。民営化されたりして、今はないはずなんですけれども。西多摩地域ですと、瑞穂町と、それからあきる野市ぐらいしか、多分はっきりと表明していないというか、ないんです。あきる野市については、公立は持ち帰りをしているんですけれども、私立は半分ぐらいか、半分以上かは、園内で処理したり、あと布おむつだったりするんですが、多摩地域、近隣地域の状況について、お分かりになりましたらお願いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 東京都内の29市町村、瑞穂町と島しょ部分は除きますけれども、自治体で統一して、これは自園処理ということになるんですが、そちらは6市ありました。これは私立保育園も含めてということでございます。 また、それ以外の市町村につきましては、23市町村が各園の判断に委ねているという状況でして、その各園の判断に委ねている市町村の中にも、各保育園の取組によりまして、その市の全園が自園処理をしているという市は2市ございます。各園の判断に委ねているところの市、23市町村の中で2市は全園が自園で処理をしているような、そういう状況になってございます。 処理の状況は以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 町内には公立が二つと、あと私立の民間が五つぐらいかな、すみません、数は正確でないんですけれども、町内の保育園のおむつ処理の状況についてお願いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 町内には、認可保育所、それから認定こども園、それから小規模保育事業所、11園ございまして、保護者による持ち帰りにつきましては7園、それから保護者による持ち帰りなしということで4園、この中には布おむつを使っていますなんていう園が2園ございます。 状況は以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) そうしますと、今、持ち帰りなしに既になっているところが4園。2園は、園内にいらっしゃるときだけ園の布おむつといいますか、それを使っているところだと思うんですが、2園。同じ系列の園ですね。もうあと残り二つの園は、名前を出していいのかな、お分かりになりますでしょうか、どこの園ですか。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 ぴよぴよ保育園と、瑞穂のぞみこども園の2園でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 持ち帰りなしの二つのところの処理の方法といいますか、どのような感じといいますか、されているかというのは詳しく分かりますでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 ぴよぴよ保育園につきましては、こちらは保育園のほうで町内のごみ処理事業者に回収委託をしておりまして、隔週、定例の曜日に、お金を支払いまして回収していただいているという状況でございます。 また、瑞穂のぞみこども園につきましては、先ほど申しました、80リットル以下12キログラム以下の袋の中に詰めて、その中に収まって処分しているという状況でございます。 どちらも定員が少ないというところもありまして、特に瑞穂のぞみこども園につきましては、ゼロ歳から2歳までが19人ということになっていますので、定員が少ないところは、こういうことが可能になってくるのかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 分かりました。そうすると費用的にはそんなにかからないで、そこの2園、少し定員が少ない2園については賄われていると。 あと大きいところになりますと、小平市のある保育園さんは、全員で100人ぐらいで、毎日250枚ぐらい出るとかという、そういう園もありますので、そうするともっと大変で、80リットルでは収まらないかなというふうに思いますから、大変だと思うんですけれども。先ほど言いましたように小平市では、処分するためのその予算を市のほうとして予算計上して、市内全部の公立・私立合わせて34園の処分費を計上したという話があります。 奈良県の三宅町というところがありまして、ここは町長がもう先頭を切ってやっているところで、こういうふうに言っています。記事でありますけれども、「使用済み紙おむつの持ち帰りが本当に嫌だという声を保護者から数多くいただいたこともあり、奈良県三宅町の公立保育所では、新型コロナウイルス感染症対策子育て支援の一環として、2020年7月に保護者のおむつの持ち帰りをなくし、園で処分することにしました。おむつの持ち帰りをなくしたことで、保護者の負担を少しでも減らすことができました。また、保育士からも、おむつを替えたらごみ箱に捨てればいいだけなので、すごく業務が楽になったと聞いています。今後、使用済み紙おむつの持ち帰りを行う保育園が少なくなって、子育てに優しい社会になってほしいと思います。」というコメントを出しているようですけれども。 小さいことのようですけれども、ひいては保護者も、それから保育士さんも、非常に助かるという声があちこちで多くて、そういう流れが非常に増えてきているということがあります。 ここで、先ほども最初の質問で言いましたけれども、サブスクリプションですね、一々保護者は、紙おむつに名前を書いたり、スタンプを押したりして、毎日5~6枚とかを袋に入れて持っていくんですが、そういう負担がないように、もう業者が定額サービスをやるというのが今は非常に増えてきております。そういうことにしている園が全国的にも非常に増えてきているんですけれども、この定額サービスサブスクリプションのことについての認識というのはいかがでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 園長会等でお話を聞く中で、当然保育園のほうも、そのサブスクリプションについては認識がございます。ただ、こちらは料金をやはり保護者に負担をいただくという問題というのもございまして、今、紙おむつではないんですけれども、先ほどの2園、瑞穂町内で布おむつにつきましては、これは委託業者にお願いして、1枚20円程度ということで保護者に負担をいただきまして、使った分だけ支払っていただくというようなことで実施しているようでございますけれども、そちらのお金の問題等もございますので、そのサブスクリプションを導入するかどうかという判断は、その辺は園のほうにもいろいろ考えていただく必要があるかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) サブスクリプションについては、特に保護者も持っていかなくてもいいということと、園のほうとしても、保育士さんも、一々この子のおむつはほかの子のおむつではないとか、あと一々後の保管ですとか、そういうこともしなくていいので、非常に楽になるということが言われております。これも非常にあちこちで増えてきているということで、これは次の段階かなというふうに思いますけれども。 ともかく、これから町としても、少し子育て支援ということも含めて、もしというか、研究の範囲で結構ですけれども、処理するために、町としてどのような支援が可能となるか、ありましたらお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えします。 現段階ではございますけれども、町長の答弁にもございましたが、やはり高齢者施設のほうの問題もありますので、すぐに補助金を出すですとか、全て町のほうでその処分費の対応をするというようなことは考えておりませんけれども、議員、おっしゃるとおり、先進地というか、多くの市でそういう動きもございます。 ただ、多くの市が、現在、保育園の判断ということで、保育園が自らやっている部分、事業所がごみを処分するということで、多くの保育園のほうが動いているような状況もございまして、その中で各市が補助をする・しないの判断をしているような状況でございますので、その辺を当然瑞穂町のほうも見ながら、また高齢者施設等、ほかの事業所のことも考えながら、研究は続けてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 補助等をやらないと優しくないというふうに思われてはいけないなと思いますけれども、幾つか考えておかなければいけないことがあるんです。一つのことをやると、必ずほかのところに影響が出ます。どういうところに出るかと言いますと、一つ目は排出者責任という問題をどう考えるか。そちらのほうが楽だからということで、排出者責任というのが、ないというわけではありませんから、そうすると、それでは、それをどうやってお知らせするのかなというようなことも考えなければいけない。 二つ目ですけれども、先ほど言いました、財源をどうしようかということがあるわけですね。 三つ目なんですが、ほかへの影響はないか。ここのところをしっかりとつかまえておかないと、見逃してしまう。例えばこの間もそうなんですけれども、コロナで随分給食費が上がってしまった。では、給食費を補助しましょうとやったところが随分あるんですよ。瑞穂町もやっています。ところが、やっているのが片手落ちだと私は思っておりまして、公立学校しかやらない。給食費しかやらないんですよ。だって、私立だって一緒に食べているでしょうという話になってしまうんです。子供は同じですから。だから、瑞穂町の場合には、公立も私立も関係なく出しています、同じ額をですね。 そういうことを見逃してはいけないというふうに私はいつも思っていまして、何かやるときには、一つのことをやったら、どういうところに影響が出るのか、そういうのもしっかりつかんでほしいということを職員にはよく申しているところです。 今回、保育園の話が出ているんですけれども、保育園のほかに幼稚園もあるので、そのほかにも高齢者だけではなくて、子供でも保育園にも幼稚園にも行っていない子がいるんです。うちで看護している。そういう子たちもいるんだよというのを私たちは忘れちゃいけないと思っておりまして、そういうところまで、あわせて考えられるような、みんなにできる限り平等に行えるようなことは何だろうかというふうに思っています。 どうしてもここだけ手厚くしなければいけないよということがある場合には、それはどうしてなのかというのをしっかりと説明できるようにしなければいけない、そういうふうに思っているところでございます。 ちょっと補足させていただきました。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 総括的にまた改めて町長の答弁がありましたので、しっかりまた研究していただきたいなというふうに思います。 等ということで、その他のことで、紙おむつ以外のことで一つですね。 保育士さんが結構離職率が高かったりするわけですけれども、いろんな意味で大変苦労されているということが多いんですね。よく問題になるのは配置基準といいますか、これがもう相当昔に決まった国の基準が、現実に合わないのではないかということがよく言われます。 国の基準が、零歳児については園児3人に保育士さんが1人、それから1~2歳児については6人に1人、それから3歳児については20人に1人、それから4~5歳児については30人に1人という基準で国の補助が出るという形になっているわけですね。 それに対して、各自治体ごとに配置基準を定めなさいみたいに、何かちょっと国もよく分からないんですけれども、なっておりまして、東京都ですと、国と全く同じようにやっているのは、1都3県のうちでは、東京都では東村山市と稲城市ぐらいらしいんですね。あとはどういうことかというと、その配置基準よりももうちょっと手厚い形でしていると、自治体が補助しているという形になっているわけですけれども。 例えば手厚いところですと、横浜市は、零歳児は一緒なんですけれども、1歳児については、国は6人に1人ですけれども、横浜市の場合は4人に1人とか、それから2歳児については5人に1人、それから3歳児は、国は20人なんですけれども、横浜市の場合は15人に1人とか、4~5歳児については、国の30人に対して、24人に1人ということで手厚くしているというのがありますけれども。 我が町については、この配置基準ですね、これはどういうふうになっているか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 瑞穂町におきましては、国の配置基準と同じ形で運営をしていただいております。ただ、やはり議員、おっしゃるとおり、保育園側も、それだけでは質の高い保育はできないということで、保育補助されるパートさんを雇用したりということで、決して配置基準の最低限の体制でやっているというような園は一つもございません。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 中には、例えば4~5歳児で30人もいない、そういう園も多分あるかとは思いますけれども、園によって少しばらつきがあるのかもしれませんが、保育補助の方ですとかパートの方ですとかで、その辺は十分カバーされているのかなと思います。 いっときうわさというか、離職者がいっぱい出たようなところもあったと思うんですけれども、最近の町内の状況についてはいかがでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 やはり保育士の確保という問題が、待機児童対策と言われた頃から、東京都区部に比較しますと、やはり西多摩地区はだんだん厳しくなってきている状況でございますけれども、当然町のほうもそうなんですが、国や都も、パート保育士さんを追加して配置した場合には加算等をしてございますので、その辺を園のほうでも、当然町のほうでも御案内しながら、保育の質を下げないようにということで、常日頃、園長先生等とお話ししながら進めているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 原議員。 ◆8番(原隆夫君) 町内については、そういうことだということで安心しました。 本当に将来の町を支える子供たちが健やかに成長できるように、いろんなバランスを取りながら財政運営ということになるかと思いますけれども、ここで本当に少子化対策の目玉にもなってくるのではないかというふうに思いますので、高齢者を忘れるということではありませんけれども、しっかりその辺のところを見ながら、いろんな意味で子育て支援をお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(古宮郁夫君) ここで説明員入替えのため、そのまま暫時休憩いたします。                休憩 午前10時06分                開議 午前10時07分 ○議長(古宮郁夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行します。 石川修議員の一般質問を許します。石川議員。          〔12番 石川 修君 登壇〕 ◆12番(石川修君) 議長の許可をいただきましたので、「これからの瑞穂町産業まつりについて」と題して一般質問をさせていただきます。 昭和45年8月から始められたと思う産業まつりについて、半世紀も前のことですので、ここにいるほとんどの人が記憶にないのではないかと思いますので、当時の広報みずほ第62号、昭和45年8月1日号を紹介したいと思います。これは議会事務局のほうで調べていただきましたので、多分これが1回目ではないかと思われますので、お聞きください。 その記事によりますと、町では、8月15・16日両日、瑞穂町産業まつりを行います。会場は、役場、町民会館、あおしん前大通りで、各種産業の展示、即売会、おはやし、盆踊り、素人演芸、花火大会などが行われると記載されております。 また参考に、この昭和45年の8月1日現在の町の人口は1万7,615人、4,191世帯と記載しております。 それから開催時期また会場、内容等を工夫しながら毎年開催されましたが、平成2年は会場等の調整が難しく、中止になったということを聞いております。 その後、農業者による農畜産物共進会も加わり、令和元年11月9日・10日に第49回産業まつりが開催されました。令和2年11月に節目である第50回産業まつりを予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、開催できませんでしたが、中止ではなく延期ということになりました。第50回産業まつりは、令和2年から毎年延期され、今年も延期されました。中にはマンネリ化している、新鮮味がない等の声も聞きますが、そこで、この機会に、来年の記念すべき第50回産業まつりの開催に向けて、一度白紙に戻し、名称についても「産業まつり」のままでいいのか、まつりの目的、開催時期、実行委員の役割、実行委員会規約の一部改正等も含め、町の組織改編により新設された協働推進部産業経済課観光・プロモーション係を中心に総合的な運営に変更するなど、なるべく早めに各種団体に幅広く声をかけ、町民ニーズに合った町民のためのまつりにしたらどうかと考えますが、町長の所見をお伺いいたします。 なお、この質問の趣旨は、変更することが目的でなく、広く協議をしていただき、よりよいおまつりにしていただくことを申し添えます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 「これからの瑞穂町産業まつりについて」という質問にお答えします。 産業まつりは、農・商・工の産業従事者、商工会、各種団体、JA西多摩など、町の多くの人々が集まり、産業振興と町民の交流を目的に開催されてきました。産業従事者が一堂に会し、産業の振興と町の発展をともに共有してきた町の一大イベントでございます。近隣からも多くの来場者を迎えています。 先日、商工会長とも意見交換の機会がございましたが、その席上で、これまで産業まつりを支えてきた人たちは、その時代ごとに役割を若い世代に引き継いできましたが、最近では、事業者が高齢化し、家業を引き継ぐ人も不足している状況で、加えて新型コロナウイルス感染症の流行により、全国的にイベントの延期または中止が重なり、今後のイベントの再開が難しくなっている。これを機会として、イベントの運営方法、内容などを再確認し、必要に応じて見直す必要があるのではないかという意見を交換したところでございます。 その場では、これまで50年以上にわたり歴史を刻んできた産業まつりであり、急な変更をするのではなく、周りの人の意見を聞きながら、中心的な担い手や開催方法など、今後、具体的な検討を重ねてはどうかという話になりました。多くの人が産業まつりに参加していることから、丁寧に話を進めなくてはならないと考えています。伝統を大切にしながらも、若い人の考えを取り入れるなど、今の時代に合った、より魅力的なイベントにしていかなければなりません。 産業まつり実行委員会、そして構成されている商工会、また各種団体に意見があったことを説明し、それぞれの事情を確認した上で、まず検討課題とすべきか、御意見をお伺いしながら、ほかの自治体の事例なども参考にして、改善、改革の道を探りたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 石川議員。 ◆12番(石川修君) ただいま町長から前向きな回答をいただきまして、ありがとうございます。同じようなことを思っていた人が多いのかなと思っております。 そこで、再質問させていただきますけれども、来年の開催に向けて、第50回の産業まつりは、まつりとしていろいろ協議していただくということをお聞きしましたので、その各種団体による、代表者による会議なり、また意見交換を開催するのは、大体で結構ですが、予定でもあれば、まず1回目の会議をいつ頃予定しているのか、お伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) お答えします。 これは、まだ関係の方々にもお話ししていませんから、いつ頃から検討してというのは、その方たちにお話をして、これからどう進めましょうかということになります。来年すぐに変えますという話にはならないと思います。というのは、今までやってきたものを、どういうように変えていくのかというのは、それぞれの団体の意見を伺わなければならないからです。もし大幅に変更するんだったらば、役場が勝手にやってしまうということになりますから、それではまつりの意味が失われてしまいます。多くの方が参加して、実効性のある、いいまつりにしたいなと思います。 名称も、「産業まつり」という名称が本当にいいのかどうかと先ほどお話がありました。そのとおりだと思っています。いろんな方が、これから参加しやすい、そういう環境をつくっていかなければいけないだろうなというふうに思っています。できる限り、担当者に話をして、検討開始をしっかりとやってほしいということは伝えたいところでございます。 そのほかにつきましては、担当者が申し上げたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 長谷部産業経済課長。 ◎産業経済課長(長谷部康行君) お答えいたします。 まず、皆さんの御意見を聞く場所といたしましては、産業まつりの実行委員会がふさわしいかなと考えてございます。その中で皆さんの御意見をお聞きしていきたいというふうに考えてございますが。まず、その実行委員会の開催時期というところでございますが、JAや商工会の意見もお聞きしながら、その辺は決定したいというふうに考えてございます。 また、必要に応じて、皆さんの意見を聞いた上で、見直すということであれば、これは当然例年よりも準備に時間を要すると思いますので、担当といたしましては、できるだけ来年の開催に間に合うように、しっかりとスケジュール管理をしながら進めていきたいと思います。速やかにJA事務局、商工会と、まず打合せを開始して、協議を開始してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 石川議員。 ◆12番(石川修君) いずれにしましても、来年のおまつりが、コロナ感染症が収束して、今までどおりのおまつりができますよう、また、町民が望む、町民のためのおまつりになることを期待いたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(古宮郁夫君) 次に、小山典男議員より2問の通告を受理しておりますので、まず1問目の質問を許します。小山議員。          〔11番 小山典男君 登壇〕 ◆11番(小山典男君) 議長の許可が下りましたので、通告順に従い、「防災・減災『危険箇所』の再点検を」と題し一般質問を行います。 令和元年9月定例会で、「町内の危険ブロック塀への対策を」と題し一般質問を行いました。 その際、小学校の通学路に民有地のブロック塀が153か所あり、その中で目視により注意が必要とされるところを22か所確認していると、当時の友野教育課長より報告がされました。これからどうすべきか、慎重に考えなければいけないが、このまま放置するというわけではなく、しっかり研究していきたいとの町長の答弁がありました。 そこで、その後どのような研究をされたのか、町長の所見を伺います。 以上、1問目といたします。 ○議長(古宮郁夫君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 「防災・減災『危険箇所』の再点検を」という質問にお答えします。 令和元年9月定例会での小山議員からの一般質問に対し、「ブロック塀を撤去し、生け垣への変更のお願いとともに、費用の一部助成と住民への安全対策の必要性を喚起していくこと。」並びに「ブロック塀以外の危険箇所について、これからどうすべきか、私有財産権に留意して研究していきたい。」と答弁いたしました。 それ以降、令和元年度から令和2年度にかけて、町内の土砂災害警戒区域の現地確認や、新たに想定された浸水予想区域の確認、ハザードマップ改定等を通じて危険箇所を再確認した上で検討を重ね、災害対策の基本方針を具体化する瑞穂町地域防災計画の改定を行いました。 さらに、令和2年度から令和3年度にかけ、住宅等の耐震化の現況を再把握し、耐震化の目標と施策を検討して、瑞穂町耐震化促進計画を定めています。ブロック塀対策に関しても、この計画の改定の中で位置づけ、計画では、「まず施設所有者等が自己の責任において、自ら安全確保を行うことが原則であるとの前提の下、意識啓発を行うことと、必要に応じ所有者に改善をお願いする。」とし、広報紙やチラシ、ホームページにより、ブロック塀の危険性の注意喚起と撤去・修繕の呼びかけ等啓発活動を継続して行っているところでございます。 通学路点検で注意を要するとされたブロック塀や万年塀が、修繕または撤去された箇所もございますので、成果は出てきていると考えています。しかし、今後も皆さんへの意識啓発は必要だと思います。先ほども申し上げましたけれども、私有財産でございますので、強制的にはできませんから、これはお願いということが基本になります。 また、補助事業としては、生け垣化に伴うブロック塀の撤去助成は、引き続き継続いたします。その他の危険箇所についても、関係管理組織や、議員をはじめ、地域の方々と一体となって、引き続き意識啓発など、住民等への呼びかけを継続、強化してまいりたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) この4年間にいろいろな形で周知をされ、広報され、そしてブロック塀に対する危険性等の説明に上がったというふうに感じております。 その中で改正されたというお話もありました。そういったところは何件あって、また生け垣に替えていただいたところが何件あり、そして直接危険性のある持ち主に報告され、そして改善されたのか、その辺のところもお聞きしたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 詳細な件数につきましては、担当者が申し上げますけれども、なかなか御自身の財産をお金をかけて改修するというのも大変だというのは重々承知しています。助成等も行いますので、どうぞ協力してくださいというお願いをするわけですが、その家々の状況によって、今、お金がないとか、そういう方もいらっしゃいますので、そうすぐには進まないだろうなと思います。ただ、危険であることは違いありませんので、これはほかの方々に危険が及ばないように、ぜひ御協力いただきたいということは、強力に進めなければならないと思っております。 その他につきましては、担当者が申し上げたいと存じます。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 平成30年度の点検で注意を要するとされたブロック塀が22か所あるんですが、そのうち一部改修されている内容につきまして、まず確認できているのは、撤去されているのが3か所、あと撤去し、さらに新しいフェンスを作っているところが1か所ございました。また補修をされているのは1か所。あと高さを低く、これは実施している最中でございますが、危険を排除するため、低くされていると思いますが、それが1か所。合計6か所が処置をされているというふうに確認はしております。6か所とも、それぞれ所有者の自主的な意思で改修されたものという形でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) 生け垣補助金につきましてお答えいたします。担当しております建設課からお答え申し上げます。 生け垣設置事業補助金でございますが、こちらは瑞穂町の緑の基本計画、また、緑で潤う防災に強いまちづくりを目的としまして、生け垣設置費用の一部を補助するというものでございます。 実績でございますが、令和元年度に1件ございました。こちらにつきましては、ブロック塀を取り壊しして生け垣にしたというものではなく、住宅新築に伴います生け垣の設置ということでございます。これにつきましても、防災上、ブロックまたは生け垣ということで、所有者の方は選んでいただいたかと思うんですが、生け垣を利用していただいたということでございますので、こちらも防災面では効果があったものと、そのように評価しております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 生け垣にするのが1件あったということですけれども、なぜそういうふうに少ないかと言いますと、後の管理が大変なんですよね。年に2回、刈り込みをしなければならない。そういったことがあってブロック塀にするおうちが多いんではないかなというふうに思うんです。そういった形の中でブロック塀にしてしまうというところが多いと思うんですけれども、そういったことについてはどのような考えで指導されているのかなというところをお聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 年間、生け垣を設置するという補助金の関係の問合せが数件ございます。やはり議員のおっしゃるとおり、ブロック塀にいたしますと日常の管理、手間が省けるということが大でございますけれども、防犯上、また緑化といいましょうか、そういうことを町では推進しているということを御説明して、できるだけ生け垣の補助金の制度を利用していただきたいとお願いしているのが現状でございます。所有者は、そういうものの費用対効果とか防災面、いろいろなものを比較して御判断して設置しているものと考えております。また、これにつきましては、引き続きそういう問合せがあれば、生け垣補助金を勧めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 生け垣にする場合に、その長さに応じて補助金の金額が変わってくると思うんですけれども、どのような基準でやられているのか、お聞きします。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 まず、補助対象でございますが、こちらは建築物のある敷地内に、公道または幅4メートル以上の私道に面した場所に設置するということがございます。生け垣は、長さ3メートル以上、高さ1メートル以上という形で、対象補助の制限を設けております。 これにつきまして、1メートル当たり5,000円、限度額を設けてございます。また、生け垣を設置するため、現在あるブロック塀を撤去する場合ですね、こちらは撤去費用1メートル当たり2,000円、これも限度額を設けておりますが、そのような補助金額を交付してございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 自分が調べたところによると、3メートル以上ということの中で、1メートル5,000円という感覚でいいのでしょうか。3メートルで5,000円なんでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 1メートルにつき5,000円と言ったと思うんですね。そこを確認で。古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 補助金の額でございますが、1メートル当たり5,000円、限度額が10万円となっております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) その辺の生け垣にする場合には、大体1メートル、長さにして1万3,000円というところがあり、そういった補助金の申請を行うところについて、金額的にそういうふうに出しているところもあるんですけれども、その金額について5,000円というのは、瑞穂町としてはいいほうなのか、悪いほうなのか、どうなんでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 実際にあった実例で御説明いたしますと、生け垣が9.3メートルという実例がございます。こちらは1メートル当たり5,000円でございますので、4万6,500円というような金額、こちらを交付してございます。 また、大体実際にかかった費用と、この補助金を見比べますと、ちょうど2分の1の割合ということになっておりますので、補助としては妥当なものだと考えております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 2分の1という数字が出てくるものについては、植栽によっては金額が変わってくるという形でよろしいでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 先ほど説明した実例でございますが、一般的な垣根といいましょうか、生け垣ということでございますので、一般的な垣根ということで判断してございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 一般的なというところでいきますと、どのような生け垣になってくるのでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 先ほど申しました実例でございますと、樹木の種別がオガタマノキという樹木でございます。高さが1.3メートル、竹で支柱をつけて、風が吹いても倒れないと。一般的な生け垣というようなことで把握してございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) それと同時に、ブロック塀については、どのぐらいの補助が出ているのでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 生け垣を設置するため、現在あるブロック塀を撤去する費用としましては、1メートル当たり2,000円でございます。こちらにつきましても、限度額が4万円までということになりますので、延長が長い部分につきましては、限度額以内ということで補助をしてございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 4万円というところが出てきているんですけれども、そういったものが妥当なのかどうなのか。 それと、いろいろな手続をしながらやっていくと思うんですけれども、ある地域の補助率というのが、国が3分の1、都が3分の1、瑞穂町がそのかかった分についての3分の1以内というふうに出しているところがあるんですが、そういうふうなことの申請をすれば、そのようなことができるのか、できないのか。今、町ではやっているのか、やっていないのか。その辺をお聞きします。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 こちらの生け垣設置事業補助金の中のブロック塀の撤去費用の補助でございますけれども、あくまでもこちらは交付要綱に基づきまして補助を行っております。そちらについて、1メートル当たりの金額と限度額、または補助対象につきましては明記してございますので、それ以外のかかった費用の何分の1とかということでは、現在のところは補助は実施していないというような状況でございます。 また、ブロック塀の補助の割合につきましても、あくまでも東京都、または町が公費で使用するような積算基準等も見比べておりますので、それの比較的割合のいい補助に見合った金額で設定しているものと、そのように考えております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員、先ほどの小山議員の質問は、国が3分の1とか都が3分の1、それから自治体の部分、町とか市が3分の1をやっているところがあるんだけれども、瑞穂町としてはどうなのかというような聞き方をされたんですよね。つまり、国とか都の補助制度が利用できるようなものがあるのかということなんだと思うんですけれども、いいですか、古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) 申し訳ございません。こちらにつきましては、あくまでも町独自の事業でございます。国また東京都からの補助を活用した事業ではございませんので、そのような都補助金また国庫補助金等の活用はしてございません。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) 国の補助制度があるかどうかというお話でございますが、国の補助制度としては、まず、もし町が補助をするのであればということで、そういう条件であれば、あります。負担については、民間の方が3分の1、国が3分の1、自治体が3分の1というような負担になります。町負担の4分の1が都の補助に該当するというような形になります。限度額等については、町等で設定をするという形にはなります。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 少し誤解があるといけませんので、何でも該当するのかというと、そうではなくて、やはり基準があるんですね。ですから、町でやるもの全てを国が補助するという体系ではありません。該当する基準に達した場合に、それについて、それを事業として認定するということが大前提になりますので、それに瑞穂町の事業が合っているかどうかというのは、それごとに判定しなければいけないということになります。 ここで申し上げておきたいのは、建築基準法上、昔は正しかったんですよ。それが途中で建築基準法が変わりましたから。子供が押しつぶされてしまったということがあって、そういう悲惨なことがあってはいけないということで変わったわけですよね。ある程度の高さからは、軽いものにしなくてはいけないということになりましたので、それに替わっているということがあります。 そういうときに町で何ができるかといいますと、建築基準法が変わったから、前のままのところは、それはもう違法ではありませんと、正当ですということになってしまいます。ただ、危ないから替えてくださいということをお願いするわけですけれども、そうすると、ものすごい数が上がってきてしまうということがあります。 町が補助するときに、実はもう一つ、着目しているのが緑化です。なぜ生け垣かということなんですよ。替えるんだったら軽いものに替えるものに補助金を出しますというやり方もあるんです。ただ、それをやらないで、町のほうで生け垣にしているというのは、緑化という点も加えてということを御理解いただきたいというふうに思っています、この事業についてはですね。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 内容的には、町長がおっしゃるとおり、何でブロック塀が多いかという、そういったことについても、今まではそういう基準がなかったということで、簡単に安易にブロック塀にしてしまった。そういったところの中で、今度22か所が取りあえず目視の中で出たと。それでは、その22か所、この辺のところは改善されたのかどうなのか、その辺をお聞きします。
    ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 先ほども答弁させていただきましたが、22か所、注意を要するところということで確認したうち、6か所については既に処置をされているということで確認しております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 分かりました。今後、通学路ではなく、生活道路についても、やはりいろいろそういった問題が出てくるというふうに思います。安心・安全なまちづくりをしている瑞穂町ですから、ぜひそういったところも重視しながら、今後、補助できるところは補助していただき、整備をしていただければなというふうに期待をし、1問目を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ここで暫時休憩といたします。再開は午前11時ちょうどとします。                休憩 午前10時44分                開議 午前11時00分 ○議長(古宮郁夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続行します。 小山典男議員の2問目の質問を許します。小山議員。 ◆11番(小山典男君) 議長の許可が下りましたので、「シルバーまちかどの今後について」と題し一般質問を行います。 令和3年9月24日の全員協議会で、シルバーまちかどが同年11月30日をもって賃貸契約が終了となり、所有者に引き渡しとなった。実施していた事業などのうち、野菜やシルバー会員の雑貨類の販売などはシルバーワークプラザで引き継ぐ予定とされていた。現在、町では高齢者の居場所づくり事業を進めているが、改めてシルバーまちかどのような地域交流拠点事業を行うべきと考えるが、町長の所見を伺います。 以上、2問目といたします。 ○議長(古宮郁夫君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 「シルバーまちかどの今後について」という質問にお答えします。 地域社会の中で、高齢者がコミュニケーションを図る機能の一端は、これまで各種商店が担っていましたが、店じまいが増え、その機能も薄れてきました。高齢者人口の増加とともに、退職後の方々の「通いの場」、「居場所づくり」を求める声もよくお聞きします。 ここで、「通いの場」、「居場所づくり」で、基本的に大切なことがあることを忘れてはならないと思います。どんな場所をつくろうとも、自ら他者とのコミュニケーションを楽しみ、自身で進んで関わりを持つ姿勢が保てなければ、居場所ではないということでございます。 そこで、町の第5次長期総合計画の重視すべき視点で、「つながる地域づくり」、また第4次地域保健福祉計画の基本目標でも、「つながり、ささえあう地域づくり」と示し、住民が主体的に身近な場所で運営する活動を大切にし、町が側面支援していくということを目指しているところでございます。 最近の動向をお知らせしますと、町には「通いの場」が15か所あり、それぞれ地域に密着した活動を展開しています。町の生活支援コーディネーターや介護予防・フレイル予防推進員が地域住民と積極的に関わりを持ち、地域ごとの特性や課題を共有しながら、支援を行っています。また、寿クラブ連合会では、「だれでもカフェ」を定期的に自主開催しています。つい最近も、「だれでもカフェ」を訪問させていただきました。自主的に工夫されたプログラムに参加した皆さんも大変喜んでいました。 町は、「高齢者の居場所づくり事業」に対して、一定の条件はありますが、運営するための費用の一部を補助する支援も行っているところでございます。 加えて、「おひさまキッチン」を実験試行していますが、多世代間交流の場として、これから活用できないか、今後、検討する予定でございます。 そのほかにも、多世代間交流の維持のために、「寄り合いハウスいこい」の運営を地域ボランティアにお願いし、また、高齢者福祉センター「寿楽」の改修では、第五小学校の児童との交流を進める機能をつけ加える予定でございます。 高齢者の閉じこもりの解消や、生きがいづくり、また多世代間の交流が気軽にできる、住民主体の「通いの場」や「居場所」が一つでも多く生まれるよう、庁内各部署、社会福祉協議会あるいは民間関係機関と連携するとともに、自主性を醸成し、協働の実現を図ってまいります。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 今、町長から居場所づくりの場所としても15か所、それぞれまた町の支援、町内の支援を受けながらという御回答をいただきました。そういう集まりの中ではなくて、孤独で、一人でいる方が、気楽に寄れるような場所としては、現在どのような場所があるのでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 登壇でちょっと申し上げませんでしたけれども、実は民間企業というふうに最後につけ加えさせていただきました。生活協同組合が、実は瑞穂町の中でも居場所づくりでもう事業を展開していただいていると、これはボランティアです。そういうところで、高齢者の見守りですとか、それから交流の場を、独自にまた始めていらっしゃるということがあります。もちろん町との連携を図りながらということでございますけれども、そういった活動も、今、始まっているところです。新しい動きだと思っております。 そのほかにつきましては、担当者が申し上げます。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 現在、町では「通いの場」が15か所設置してございます。また、社会福祉協議会等とも協力をしまして、瑞穂町には「サロン」という集まりの場所が27か所ほどございます。そういった集まりの場所、高齢者福祉課では通いの場になりますけれども、それ以外にもたくさんこういった集まりの場ができておりますので、そういう方に対しましては、こういう周知ももちろんですけれども、生活支援コーディネーターも配置をしてございます。そういった方々にも、なるべくこういうところに御参加いただいて、元気で過ごしていただければと思います。また、地域包括支援センターのほうでも、独り暮らしの方のところも御訪問させていただく場合もございますので、そういったときにも、こういったものも御紹介をさせていただきながら、元気で在宅で生活ができるだけ続けられるようなところで支援をさせていただいております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 先ほども寿クラブの「だれでもカフェ」ですか、そういったところも開かれますけれども、場所的にはどういう場所でやられているのでしょうか。 それと、15か所という場所の地域性、それはどのようになっているのでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 瑞穂町寿クラブ連合会での「だれでもカフェ」になりますが、令和3年度はコロナ等もあり、中止もございましたけれども、令和4年度に入りまして現在まで3回実施をしてございます。6月には元狭山コミュニティセンターを活用し、天気がよろしかったので、二本木公園のほうにも出て、みんなでグラウンドゴルフをしたり、そういったことで楽しんでおります。9月に入りまして、ふれあいセンターのほうで実施をいたしました。10月は武蔵野コミュニティセンターのほうで実施をしてございます。それぞれ40名から100名程度の御参加をいただき、大変好評に実施をさせていただいております。 それから、15か所の「通いの場」の地域性でございますけれども、それぞれいろいろな地域で実施をさせていただいています。殿ケ谷地区、高齢者福祉センター「寿楽」等も含めますが、そういったところ、それからコミュニティセンターでの活動もございます。それから介護予防リーダーの個人のお宅を開放して、例えば月に1回集まりの場を設けるというような、リーダーさんの活動としてやっていただいているところもございます。コミュニティセンター、個人宅、それから地区会館等を活用しながら15か所で活動をしてございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 会館などにおいても、届けをしなければならなかったり、いろいろするわけで、時間が空いていれば気楽に寄れる場所というのは、何か所ぐらい現在あるのでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 こちらの「通いの場」につきましては、どなたでも参加できるものもございますし、特定の方が御参加するようなものもございます。また、先ほどちょっと御紹介しました「サロン」みたいなところは、月に1回程度または月に何回程度ということで実施をしているところもございますし、お茶を飲みながらお話をするものや、手芸をしたり、そういった趣味のところを皆さんで共有しながら、何か作品を作るようなものもございます。また、ラジオ体操なんかをしているような団体もございますので、そういったところは、こちらのほうでも周知をさせていただいて、ふらっと寄って御参加いただけるような場所、そういったところは数多くあると考えております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) コロナ禍の中、そのようにいろいろな努力されているというふうに思います。 そういったことの中で、孤独になってしまっている方々が何名いるか、出てくると思いますけれども、そういった方々が気楽に寄れる指定された場所があれば、これはよりよくなるのかなというふうに思いますし、最初から空き家のところを借りて始まった事業ですけれども、そういったものの中の利用の仕方が、今後、各地域にそれぞれ出て、作られればいいなというふうに思いますが、担当としてどうでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 お独り暮らしの方は、例えばそれぞれ様々な参加をしたいような場所にとっても、ニーズはおありになると思います。そういったものも生活支援コーディネーター、それから地域包括支援センター等も御訪問させていただくときに、その方に合った場所を御紹介できればいいのかなと思いますし、各地域にそういった「通いの場」ができることを町のほうでも一生懸命取り組んでおりますので、今後もそういった場所がたくさんできるように、これからも推進してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小山議員。 ◆11番(小山典男君) 昔ですけれども、名古屋の地域のジイバア喫茶というのが始まりであったというふうに記憶しておりますけれども、視察に行ったときに、「よってらっしゃい、よってらっしゃい、お茶でも飲んでらっしゃいよ」、そして低価格のコーヒーであったり、食べるものがあったりしたようなところに、大いにシルバーの方々が、高齢者の方々が集まって、運営していたのを思い出しましたけれども。 いろんなテレビ番組でも、書類を作るのに、一番若手の人が九十何歳というぐらいであるのをやっていましたけれども、そのように瑞穂町の高齢者の方々が生きがいを持って、そして活動できる場所をぜひ提供していただけるようなことを願い、一般質問を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 次に、村上嘉男議員の一般質問を許します。村上議員。          〔6番 村上嘉男君 登壇〕 ◆6番(村上嘉男君) ただいま議長の許可をいただきましたので、「自主防災組織の育成強化および支援について」と題しまして質問をいたします。 来年は関東大震災から100年となります。関東大震災は、死者・行方不明者が10万人以上、全壊家屋が10万棟以上という、近代日本において首都圏を襲った最大規模の震災被害でした。 ここ10年を見ても、2011年の東日本大震災、平成28年の熊本地震、平成30年の7月豪雨、令和元年の東日本台風、令和2年の7月豪雨などの大規模災害が頻繁に起きています。 また、今後も気象変動の影響などにより、既存の想定を上回る災害の発生や、南海トラフ地震、首都圏直下地震などの発生が懸念されております。 これらの大規模災害を想定すると、行政による公助はもとより、住民一人一人が自発的に行う防災活動である自助、自主防災組織をはじめとした地域の多様な防災組織が連携して行う防災活動である共助なくして、被害の軽減を図ることは困難です。そのため、地域防災の担い手となる自主防災組織の活動の活性化を図ることが重要となります。 自主防災組織が期待される役割を担っていくためには、一つの自主防災組織のみでは困難であり、地域の多様な主体が一体となって活動に取り組むことが必要となります。その際には、多様な主体が役割分担をしながら、連携、協力する体制を構築することが重要です。 現在、自主防災組織は町内会役員と兼務の方が大半で、任期によるリーダーの定着が困難な状況と考えられます。また、若者など幅広い世代や女性の参加を促進し、町における今後の防災の担い手を育成するための取組を推進することも必要となります。 そこで、町の地域防災の担い手である自主防災組織の育成強化及び支援について、町長の所見を伺います。 ○議長(古宮郁夫君) ただいまの一般質問に対する答弁を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 「自主防災組織の育成強化および支援について」という質問にお答えします。 平成21年3月、当時の町内会連合会の御努力により、既存の町内会等をベースとして自主防災組織連絡協議会が発足いたしました。以来、町は事務局として、その活動を支援しています。新型コロナウイルス感染拡大により、しばらく活動が停滞ぎみとなっていますが、自主防災組織の維持及びさらなる活動の活性化について、各防災組織には御努力をいただいているところでございます。 災害時は、初期消火、救出・救助、応急医療、避難行動要支援者の支援等、地域での自主的な活動は重要でございます。阪神・淡路大震災では、救出された方々の約8割以上が、地域の力によって瓦礫から救出され、地域社会でのつながりが極めて重要であることが再認識されました。災害後の避難生活時においても、避難所の開設、運営などは、地域の方々の協力がどうしても必要となります。 町では、職員訓練時に自主防災組織連絡協議会の方々にも参加をいただいていますが、自主防災組織が自主的に避難所の開設並びに運営訓練を開始しているところもあり、この活動には安全・安心課も関わっています。 さらに中学校のPTAと町が協働して防災ビデオを制作するなど、協働の気運が醸成されつつあると感じています。行政も地域防災の中心である自主防災組織とともに、訓練等で現れる課題を共有、解決しながら、活動をより強化できるよう努めてまいりたいと思います。 過日、開催された東京都の広域ドクターヘリの運行訓練、また福生病院においては、災害時のトリアージを含めた医療拠点形成訓練が、福生市、羽村市、瑞穂町と合同で開催されました。今後、より具体的に各機関の連携と役割を確認しながら、地域防災力をさらに高めてまいります。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) それでは、再質問をさせていただきます。 ただいまの町長答弁を伺いまして、減災には自主防災組織をはじめ、地域の力が大変重要であること、そのような私とそれぞれの共通の認識であるということは確認できました。 また、日頃からの訓練の実施と、町側はもとより、様々な機関との連携も重要であることも確認いたしました。 そして、そのような認識の下に、地域防災力を強化していく、支援を行っていく、そのような考えであるというふうに受け止めました。 それでは、地域防災の中心と言える自主防災組織の強化などについて、伺います。 最初に、定期的に自主防災組織や地域防災の課題などについて、町側として自主防災組織と協議していると思いますが、特に課題なども含め、重要と思われる内容をお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 詳細につきましては、担当が申し上げますが、町で設置いたしました危機管理官を中心に、担当者たちが一生懸命、地域の防災組織あるいは地域の方々と、いろいろな訓練を通じて連携を図っているところでございます。これに対しましては、私も非常に感謝しているところでございます。 そのほかにつきましては、担当者が申し上げたいと存じます。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) それでは、これまで協議した内容について、一連について何点かお答えいたします。 まず1点目として、総合訓練の在り方あるいはその要領につきまして、これまでの課題を踏まえまして協議し、解決方策と方向性を出しております。 また、地域防災計画改定への意見を伺うという形で、避難所、広域避難場所あるいは指定緊急避難場所等について説明をし、意見を聴取して、計画等に反映をしております。 そのほか、令和2年度、令和3年度ですが、自主防災組織連絡協議会の在り方、役員選出要領等について協議し、今後の在り方についても意見を伺いながら進めているところでございます。 さらに協働という視点から、避難所の開設運営支援の担任、支援の方向性についても話し合いました。 そのほか、個別の案件にはなりますが、各地域で行う防災行事等の情報交換や、合同で行う場合の協議なんかについても調整をしております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) 様々な協議を行っているということは分かりました。その協議の内容について、少し具体的にお聞きしたいと思います。 まず、幾つか出ましたが、防災訓練の在り方や課題解決策というものについて、いろんな声が届いているかと思いますが、どのようなものかを伺いたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 町ではこれまで複数の会場で、自主防災組織を中心に総合防災訓練を行っておりますが、自主防災組織のみではなかなか企画、運営、訓練指導はできないとの意見が、これはごもっともな御意見だと思います。このような意見がございまして、町と自主防災組織の役員の方と話し合いで、役割を明確化していっております。全体会議では、それをさらに具体化するようにしていく、そういった形を作っております。 具体的に申し上げますと、訓練科目の提案や、あるいはそれに関する情報提供、あるいは総合調整、あるいは訓練基盤の調整等については町で行うようにし、具体的に訓練を、どう訓練をやるんだという選定などは地域の方にお願いし、さらに現場での進行等については、地域の方にお願いしている形です。 また、あと技術的な指導についてもちょっと難しい面がございますので、それはもう専門家の防災機関や、協力支援員の事業所の方が行うような役割を決め、努めて自主防災組織の方の負担とか不安、どうやったらいいんだという不安なんかを除去するような形で整えております。 また、コロナ下の訓練などについても、協議の上、こういう形でやりましょうという形で話し合っておるところでございます。 今後、また引き続き検討する内容もありますが、現在は本当に良好な関係、話し合える環境にありますので、課題や対策について協議をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) 様々な課題はあろうかと思いますし、いろいろ年によって役員さんの思う負担感とか、そういうものも違ってきますので、いろいろ御支援のほどをお願いしたいというふうに思います。 ただいま伺いますと、訓練の在り方につきましてもすみ分けができているようでございますので、そのような方向で進んでいただけると、よい防災訓練ができるのではないかというふうに思います。 現在、町内会の加入率も下がっておりまして、地域コミュニティも活性化しているということは決して言えない状況だと思います。それぞれの町内の事情もございます。また、自主防災組織は任意団体でありますので、なかなか難しい面もあろうかと思いますが、いろんな備品の貸与とか、そういった形での支援もあろうかと思いますし、その自主防災組織の必要性や重要性を鑑みまして、組織の強化について、支援を引き続きお願いしたいというふうに思います。 次に、避難所の運営について伺います。令和3年10月に避難所運営マニュアルが作成されました。自主防災組織の役割も具体的に載っております。自主防災組織の役割や課題、これにつきまして、内容を伺いたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 いざ大きな災害が発生した場合、行政として支援をいただきたい、自主防災組織の役割に避難所の運営支援ということがございます。 一方で、大きな災害が起こると、その地域の方も被災する中で、どれだけ支援ができるかという問題も確かにあるというふうに感じております。 これらの問題を相互に認識した上で、自主防災組織の方と協議している中では、まずスタートとして、各町内会の自主防災組織がどこの避難所の支援を担任するかというようなことを、こちらから提示をさせていただき、意見を伺った上で一致を得ております。 マニュアルにもあるんですけれど、さらにその支援組織を整えて役職までという議題もございましたが、仮にそれを決めたとしても、実際問題、その方が被災すると来られないという状況がございますので、まずは担任の場所を決めましょうということで協議をしたところでございます。 あと避難所の支援をする場所を決めただけではなかなか動けないということで、訓練等についても話し合いました。実際に支援をいただく内容については、当時の状況により様々で、本当にできることをやっていただくという形ですが、避難所の開設、運営で、自主防災組織の支援が必要な代表的な訓練については、一緒にやっていきましょうということで合意をいただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) 最初の町長答弁の中に、各訓練等々につきましても、積極的に安全・安心課の皆さんが関わっているということですが、具体的にどのようなことに関わっているか、教えていただければと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 先ほどの訓練をしましょうという合意がございましたが、これに基づきまして、具体的には令和4年度の総合防災訓練で6か所の会場を開いて、避難所を開いて、役場の配備職員も参加をして訓練をしましょうということで調整と準備を進めておりました。その準備の一環で、7月に行った職員の避難所開設訓練に、自主防災組織の方にも、急遽参加ということで参加をいただいております。 ちょっと残念だったのは、折からのコロナの再拡大により総合防災訓練ではできませんでしたが、複数の町内会の自主防災組織が単独で、あるいは今後の話になりますが、合同で小規模ながらも安全・安心課とともに、避難所の訓練、開設訓練などを行う予定にしております。 主として安全・安心課につきましては、地域の特性に応じた防災講話や、あるいは避難所開設のために必要な避難ルームやマンホールトイレ、応急給水栓等の組立ての体験、展示等について行っております。 また、地元の消防団の方あるいは自衛隊の福生募集案内所や、規模によりましては福生警察署や消防署、あと自衛隊の瑞穂担当部隊である朝霞の第1施設大隊、こちらからについても、装備品の展示や訓練指導の協力も受けまして、自主防災組織の支援を行っております。 なるべく気軽に参加できて、平素からの連携の構築もにらみまして、関係機関も巻き込んで、自主防災組織の方と一緒にできるような形で調整をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) ただいまの答弁を伺いますと、様々なところで協働で町とやっていると、また、そういった専門機関等も含めてやっているというようなことであります。連携という意味では、非常によい関係ができているというふうなことは確認できました。 これは、ちょっと私、耳にするものですから、先ほどの避難所とは違いますが、防災訓練ですが、関東大震災のことがありますので、毎年9月1日の直近の日曜日というような形で行っております。ただ、この近年の温暖化を見ますと、外での訓練は非常に厳しいところもあります。そういったことがありますので、9月1日にこだわらなくてもよいのではないかというふうに思います。そのようなことも、先ほども申しましたが、私の耳にも届いております。参加者を増やしていくためにはやはり必要なのかなと、そういう考え方を持つことも、視点も必要なのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 ただいまありましたように、9月1週目の暑い時期を避けてはという意見は確かにございます。特に9月1週目としているのは、関東大震災の教訓を忘れないようにという意味合いがございますが、昨今の酷暑ということを考えると、安全管理上の面もあり、協議の余地はあるかなということは考えております。 また、時期変更についても、自主防災組織の方とも相談をし、検討をしたこともございます。ただ、時期を変更すると、別の事業への影響が必ず出てくるという形で、なかなか組み合わせの難しいところがあって、結論として、結果としては実現していないのが現状でございます。 ただし、来年度につきましては、関東大震災から100年という節目ですので、実施はやっぱり9月にやりたいなと考えています。ただし、実施の要領とか、あるいはなるべく酷暑を避けて屋内での訓練を入れるとか、そういった要領を、今後、自主防災組織の方と協議してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) 本当に年々暑くなってきまして、これは関係ありませんが、シルバー人材センターさんに除草などを頼んだ場合でも、気温が35度を超えますと、日陰のない地域での除草については、もうすぐ撤退であるというような指示が来るというような状況でありますので、今、35度を超えるようなことは頻繁にあると思いますので、その辺も考慮していただければというふうに思います。 ただ、いろんな意味で、東京都とかとの連携なども含めたことも必要となってくるのかなというふうに推察されますが、やはり9月1日に総合的に東京都全体でやるというようなこともあろうかと思いますので、そのあたりは、今後、協議していただければというふうに思います。 それでは、次に移ります。 今後、内容の充実も大変必要でございますけれども、参加者を増やすというような観点、現在も協議していると思いますが、暑さ対策については考慮していただきたい、ただいま申し上げました。それと先ほどの説明の中で、自主防災組織連絡協議会の在り方についても協議しているというようなことです。 また、私の冒頭の質問でも申し上げましたが、役員の任期について、これはこういう言い方はいけないと思いますが、町内会役員が当て職的になっているというのが現実ではないかというふうに推察いたします。発足当時からそうでありましたので、そのような任期が短いと、やはりリーダーが育たないとか、いろいろ支障もあろうかと思います。そのようなことも含めまして、現況と、解決策があれば、これといった解決策というのは難しいと思います、町はお願いする立場にありますのでね、なかなか自主的にやらないといけないので難しいかと思いますが、そのあたりの見解をお願いいたしたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 役員の選出区分や人員数などのことにつきましても、役員会等で協議をした上で、会員からの意見を伺い、会則の一部修正等は行っております。 また、議員、御指摘のとおり、役員等は基本的に町内会連合会の方が兼務しているというのが現状でございます。しかも、2年で交代してしまうというところが大半でございます。そのため、役員の担任の負担とか、やっぱり継続性という面では課題があるため、選出要領は、努めて当て職にならなくて済むような形で会則については検討を行いまして、意見を聴取した上で改正を行っているというような状況でございます。 現状、支障がないかという話でございますが、現状において、非常に連絡協議会等、事務局については、私の感じるところでは良好な関係にあるというふうに感じております。特に2年単位で入れ替わり、一貫性とか継続性の面では、そごが生じる可能性があるということで心配していたんですが、ここ3~4年、継続的に協議しています。避難所の支援の話や、あるいは役員の選任など、途中で交代はあったんですが、うまくつないでいただいているというふうに感じております。 しかし、議員、心配のとおり、うまくいっている陰で役員さんの苦労や負担というのはあると思いますし、役員さん個々の町を思う気持ちで支えられているんだなというところが大きいというふうに考えられます。解決策の方法としては、なるべく兼任を避けるような形で、今、お願いしているところで、町内会長がやるのではなくて、会長が推薦する方がやってくださいというような方向で、今のところやっております。 私も個人としては、できれば4年、2年任期で、半分2年ずつ交代ということが理想なんですが、それを追求したいと思うんですけれども、現実問題として、本当に手を挙げる方も、町内会もそうなんでしょうが、少ないという現状もございますので、一度にというのは難しいのかなとは考えておりますが、少しずつ整えるという形で事務局としては支援していきたいというふうに考えております。現在はその第一歩ということで、会則を改正したという形でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) そうですね、まずは規約を変えて自由に動けるような形を、体制を整えることが必要かというふうに思います。そのようなことで着手しているというふうに思いますので、リーダーとなる方を、消防団OBとか、各町内にはたくさんの専門的な知識を持っている方がいらっしゃいますので、ぜひともそういった方たちがなっていただけるような環境づくりができればというふうに思いますので、そういった環境づくりにも力を入れていただければというふうに思います。 私は、10月に石畑の町内の防災訓練に参加しましたが、協働推進部の参事もおいででしたが、スライドで説明をしておりました。午前から午後まで続きまして、お昼には焼きそばなどの提供もありまして、非常に気楽な雰囲気の中での訓練でございました。先ほども申しましたが、参加者が増えるような取組でございましたので、ぜひともこういった訓練もあるんだよということは、情報共有をしていただければというふうに思います。 次に、ここ数年、コロナということもありまして、タオルで知らせる安否確認訓練というものを実施しておりますが、このときの自主防災組織の役割と、本部ではそのタオルでの安否確認訓練をどのように把握し、どのように活用しているのかということについて、お伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 総合防災訓練の際につきましては、職員の対策本部における状況把握訓練としても、皆様が行っていただいているタオル安否訓練と同時並行的に訓練を行っております。 個々のタオルの掲示状況につきましては、自主防災組織の方にお願いをしまして、役員の方等が手分けをして把握をしていただいております。その状況を電話やメールで報告をいただき、本部ではクロノロジーという時系列に沿った行動把握表があるんですけれども、こちらに整理するのと。これと同時に、本部の大画面に表示する地図ソフト上に、どこの町内会や自主防災組織が何件確認したというのを、同時的に表示をするような形で把握をしております。これによって全般状況を把握するという形を取っています。 また、訓練としては、現地状況も把握するため、現地偵察班というのを派遣をしまして、クラウドカメラでタオルの掲示状況等をリアルタイムの映像で把握するというようなことも行っております。もちろんこれは訓練という形ですので、もし実の場面では、報告がないところを中心に行ったりとか、被害状況が予想されるところに行く、あるいは各分団もクラウドカメラを持っていますので、各分団に行っていただく、そういった形の運用になるかとは思いますが、そういった形でやっております。実質上、自主防災組織と災害対策本部の連携という意味でも、これは本当にいい訓練になっているかなというふうには感じておるところでございます。 この安否の状況の確認ですが、やっぱり実際に災害においても、地域のことを詳しく知り、根づいておられる自主防災組織の皆様に協力いただきたい事項であり、また、自主防災組織の方についても、役割や、役に立っているんだということがよく自覚できる訓練だというふうに思っております。 この訓練につきましては、実はコロナ禍でもできる訓練はないかということで、職員から何か提案しろということで、何件か提案させました。そのうち何件か、数件かを自主防災組織の連絡協議会のほうに諮りまして、選んだ訓練でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) 確かに自主防災組織の重要性というものがはっきり分かる訓練かなというふうにも思います。 また、今、説明がありましたけれども、非常に先進的な本部の体制ができているというふうに思います。 それでは、これは以前、私が一般質問で、地区ごとに多少課題がありますので、地区防災計画の策定について一般質問をしたことがございます。その後、その状況や、地区ごとの活動状況というようなものについて、見解をお伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 亀山協働推進部参事。 ◎協働推進部参事(亀山淳君) お答えします。 まず、地区防災計画の策定の全般的な状況ですが、現在、策定に至っている組織はないというのが現状でございます。しかし、例えば石畑のある町内会では、町内向けの避難マニュアルとして、役場と調整しながら地域独自のマニュアルを策定しており、これは内容的には、もうまさに地区防災計画のレベルになっております。 また、ほかに元狭山地区では、非常時の行動チェックリストというのを作成しておりまして、これも非常に役に立つもの、一目で、1枚で分かる、非常にいいものを作っております。 また、武蔵野地区では、訓練を積極的に行いまして、非常時の役割なども地区の中で決めているという、積極的に活動している、これもございます。 活動成果としては、町内ごとの小規模な訓練や、複数の町内会の防災イベントなどを企画している地区もあり、地区でのまとまりについては非常にできてきているかなというふうにありますので、連絡協議会等を通じて、こういった活動をやっていますよということをしっかり周知をさせて、波及していくことができればよいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 村上議員。 ◆6番(村上嘉男君) いろいろ今までの取組を伺いますと、連絡協議会発足当時と比較しまして、ここ10年ぐらいで大きく前進しているように感じました。自主防災組織の皆さんや、担当課の皆さんの努力には敬意を表したいというふうに思います。 それでは、まとめたいというふうに思います。 本日は、ここのところコロナの報道が多くて、災害について少し報道も控えめといいますか、少ないような気がいたしました。来年が100年ということもありまして、これは啓発し続けなければいけないことでありますので、本日は、その災害についての質問をさせていただきました。 自主防災組織の育成強化と支援について質問しましたが、自主防災組織に対して、防災訓練などによる強化、支援、連携による地域防災の必要性、一方でリーダー育成などの困難さも確認できました。また、町の防災・減災体制として、常設ともいえる災害対策本部体制や、刻々と変わる情報の収集や対応などのできる環境は高く評価できるものだというふうに思います。 しかし、広域的かつ甚大な被害をもたらす震災及び起こり得るあらゆる災害に対して、十分な体制を整えるには、町の経済的にも、また時間的にも、また防災機関の対応にも限界がございます。住民、自主防災組織及び事業所などが連携し、自分たちの町は自分たちで守るという基本的な考え、このことの認識の下、一体となって自主防災に当たることが、地域防災に当たることが重要だというふうに考えます。引き続きの強力な支援をお願いしたいというふうに思います。 また、自然災害は予想外の状況になることが多いかとも考えられます。そのような場合でも、一人一人がそれぞれの立場で、日頃から防災・減災について高い意識を持続的に持つことで対応の判断が早くなってくるというふうに考えます。町には、地域防災の中心とも言える自主防災組織の支援とともに、この高い意識を持続的に持つこと、このことについても啓発を続けていただけるようにお願いしまして、私の一般質問を終了いたします。 ○議長(古宮郁夫君) これにて一般質問を終結します。 ここで暫時休憩とします。昼食等のため、再開は午後1時15分からといたします。                休憩 午前11時51分                開議 午後 1時15分 ○議長(古宮郁夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第2、議案第73号、専決処分の承認について(令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第7号))を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第73号については、令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第7号)を地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。議案書を2枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。 第1表、歳入歳出予算補正。歳入です。 款15国庫支出金。項2国庫補助金で2億1,664万円を増額します。非課税世帯等への臨時特別給付金(価格高騰分)の事業費補助金及び事務費補助金の新規計上です。 歳入合計で、補正前の額152億9,466万7,000円に補正額2億1,664万円を追加し、計で155億1,130万7,000円とするものです。 次に、歳出です。 款3民生費。項1社会福祉費で2億1,664万円を増額します。非課税世帯等への臨時特別給付金(価格高騰分)及び業務委託料の新規計上などが主なものです。 歳出合計で、補正前の額152億9,466万7,000円に補正額2億1,664万円を追加し、計で155億1,130万7,000円とするものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第73号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第73号、専決処分の承認について(令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第7号))を承認することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 日程第3、議案第74号、瑞穂町個人情報保護法施行条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第74号については、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第51条の規定による個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、条例を制定する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 令和5年4月1日から、個人情報の保護に関する規律が、現行の瑞穂町個人情報保護条例から法律に移行することとなりました。これを受けまして、瑞穂町個人情報保護条例を廃止するとともに、法律の施行に関し、必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。 第1条は、この条例の趣旨を。 第2条は、この条例で使用する用語の定義を。 1枚おめくりいただきまして、第3条は、個人情報ファイルに係る帳簿の作成範囲と公表について。 第4条は、保有個人情報の開示請求をした場合の手数料や、保有個人情報が記録された文書の写しの作成に要する費用負担に関することを。 第5条は、実施機関が個人情報の適正な取扱いを確保するため、特に必要な場合に個人情報保護審査会に諮問することができる類型を。 第6条は、個人情報保護制度の運用状況の公表について。 第7条は、委任について。それぞれ定めるものです。 附則として、第1条で施行期日を、第2条で瑞穂町個人情報保護条例の廃止を、第3条以下で経過措置をそれぞれ定めるものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。よろしいですか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第74号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第74号、瑞穂町個人情報保護法施行条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 日程第4、議案第75号、瑞穂町個人情報保護審査会条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第75号については、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第51条の規定による個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、条例を制定する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。ただし、附則第3項の規定は、公布の日から施行するものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 令和5年4月1日から個人情報の保護に関する規律が、現行の瑞穂町個人情報保護条例から法律に移行することとなりました。これを受け、瑞穂町個人情報保護審査会の組織及び運営について、必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。 第1条は、瑞穂町個人情報保護審査会を設置することについて。 第2条は、この条例で使用する用語の定義を。 1枚おめくりいただき、第3条は、所掌事務に関することや、個人情報保護制度の運用などについて、実施機関への建議に関すること。 第4条は、審査会の組織に関することのほか、委員の委嘱、任期、守秘義務に関することをそれぞれ定めるものです。 第5条から第9条までは、実施機関に対して、審査請求が提起され、当該実施機関から諮問を受けた際の審査会の権限や手続について定めるもので、第5条は、関係する保有個人情報の提示や分類または整理した資料の提出を求めることができる権限を。 第6条は、第5条第1項の規定により、掲示された保有個人情報を指名する委員に閲覧させることができる手続を。 第7条は、審査会に提出された資料や主張書面の写しを、提出者の意見を聞いた上で、提出者以外の審査請求人等に送付することを。 第8条は、第6条及び第7条の規定のほか、審査会の調査審議の手続は、行政不服審査法を適用することについて。 1枚おめくりいただき、第9条は、調査審議手続の非公開を、それぞれ定めるものです。 第10条は、委任について。 第11条は、委員が守秘義務に違反した場合の罰則をそれぞれ定めるものです。 附則として、第1項で施行期日を、第2項で経過措置をそれぞれ定めるものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。よろしいですか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第75号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第75号、瑞穂町個人情報保護審査会条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 日程第5、議案第76号、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第76号については、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第51条の規定による個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、関係条例を整備する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 令和5年4月1日から個人情報の保護に関する規律が、現行の瑞穂町個人情報保護条例から法律に移行することとなりました。これを受け、関連する3件の条例の一部改正を行うものです。 議案書を2枚おめくりいただき、新旧対照表を御覧ください。 第1条による改正は、公聴会等に参加した者の実費弁償に関する条例の一部改正です。 現行の第1条第8号は瑞穂町情報公開条例の改正により、第9号は瑞穂町個人情報保護条例の廃止により、それぞれ根拠となる規定が失われるため、削るものです。 1枚おめくりください。 第2条による改正は、瑞穂町情報公開条例の一部改正です。目次の部分は、規定の追加に伴う文言の整理です。現行の第22条第5項を改め、新たに追加する第22条の2から、1枚おめくりいただきまして、第22条の6までの規定は、実施機関に対して審査請求が提起され、当該実施機関から諮問を受けた際の審査会の権限や手続について定めるもので、瑞穂町個人情報保護審査会条例に規定する権限及び手続と整合させるものです。 1枚おめくりください。第3条による改正は、瑞穂町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正です。瑞穂町個人情報保護条例の廃止に伴い、引用を改めるものです。 附則で施行期日を定めます。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第76号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第76号、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第6、議案第77号、瑞穂町印鑑条例及び瑞穂町手数料条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第77号については、個人番号カードを利用して、コンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機により各種証明書の交付を開始することに伴い、条例を改正する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年2月1日から施行するものです。 詳細につきましては、野口住民部長に説明させます。
    ○議長(古宮郁夫君) 野口住民部長。 ◎住民部長(野口英雄君) 説明いたします。 議案書を1枚おめくりいただき、第1条による改正、瑞穂町印鑑条例新旧対照表1ページを御覧ください。 第14条第6号は文言を整理するもので、「第7条第1号」を「第7条第1項第1号」に改めます。 第18条の次に第19条として、個人番号カードを使用して、多機能端末機に暗証番号を入力することにより、印鑑登録証明書の請求及び交付を受けることができる旨の規定を加えます。 第19条以下を1条ずつ繰り下げ、1枚おめくりいただき、2ページ、旧第23条を第24条とするものです。 続きまして、右側のページ、第2条による改正、瑞穂町手数料条例新旧対照表1ページを御覧ください。 第6条は、第2項として多機能端末機により交付した証明書には、手数料の免除規定は適用しない旨の規定を加えます。 第7条は、参照する条項を「前条」から「前条第1項」に改めるものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第77号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第77号、瑞穂町印鑑条例及び瑞穂町手数料条例の一部を改正する条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第7、議案第78号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第78号については、地方公務員法の改正に伴い、関係条例を整備する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 令和3年6月の地方公務員法の改正により、令和5年度から地方公務員の定年年齢の段階的な引上げ等が導入されますので、関連する町条例について、7件の一部改正と1件の廃止を行うものです。 改正内容は、この議案第78号と、次の議案、第79号に共通しますので、制度の主な内容を先に説明させていただきます。 一つ目は、職員の定年年齢を60歳から65歳に段階的に引き上げます。引上げ期間は、令和5年度から令和13年度までで、2年ごとに1歳ずつ引き上げます。 二つ目は、管理職として勤務する上限年齢を60歳と定める管理監督職上限年齢制を導入します。60歳以降は、管理職から降任して勤務することになります。 三つ目は、定年後に希望によって勤務する現行の再任用制度を廃止し、替わる制度として、定年前再任用短時間勤務制を導入します。 四つ目は、60歳以降に勤務する場合の給与に関しては、以前の給料の7割とすること。また降任後の給料がそれに満たない場合には、調整額を支給します。 以上が主な内容でございます。 それでは、議案書を5枚おめくりいただきまして、新旧対照表を御覧ください。 第1条による改正は、瑞穂町人事行政の運営等の状況に公表に関する条例の一部改正です。 再任用職員及び再任用短時間勤務職員が廃止され、定年前再任用短時間勤務職員が導入されることに伴い、引用する条項を改めます。 1枚おめくりください。第2条による改正は、公益的法人等への瑞穂町職員の派遣等に関する条例の一部改正です。第1条による改正と同じく、引用する条項を改めます。 1枚おめくりください。第3条による改正は、瑞穂町職員の分限に関する条例の一部改正です。第1条、第2条による改正と同じく、引用する条項を改めます。 制定附則に、降給に関する経過措置として、二つの項を加えます。 1枚おめくりください。第4条による改正は、瑞穂町職員の懲戒に関する条例の一部改正です。懲戒処分のうち、減給について、処分の発令後に給料月額が減額された場合の取扱いを設けます。 1枚おめくりください。第5条による改正は、瑞穂町職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正です。引用する条項を改め、文言を整理します。 恐れ入ります、2枚おめくりください。第6条による改正は、瑞穂町職員の育児休業等に関する条例の一部改正です。引用する条項を改めます。 1枚おめくりください。第7条による改正は、瑞穂町職員の給与に関する条例の一部改正です。定年前再任用短時間勤務職員の給料月額を定め、文言を整理します。 3枚おめくりいただきまして、左側の6ページになります。制定附則に、第5項から、1枚おめくりいただきまして、第12項までを加え、60歳以降の給料月額を7割にすること等を定めます。 8ページから9ページの別表第1及び第2について、文言及び金額を定めます。 恐れ入ります、議案書にお戻りいただきまして、表紙から3枚おめくりいただきますと、左側、ページは振ってございませんが、6ページ目となります。表がございまして、その下に第8条とございます。第8条は、瑞穂町職員の再任用に関する条例を廃止します。 改正附則として、第1条で施行期日を、第2条で改正附則における用語の定義を、第3条、第4条及び第5条で経過措置をそれぞれ定めます。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第78号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第78号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第8、議案第79号、瑞穂町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第79号については、地方公務員法の改正に伴い、条例を改正する必要があるので、本案を提出するものです。 附則といたしまして、この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。ただし、附則第11条の規定は、公布の日から施行するものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 議案書を7枚おめくりいただき、新旧対照表を御覧ください。 まず、新たに目次及び章の名称を付します。 第1条は、法改正に伴い、引用する条項を改めます。 第3条は、定年年齢を60歳から65歳に改めます。 第4条は、定年による退職の特例について、法改正を踏まえた文言の整理です。 1枚おめくりいただきまして、3ページになります。第6条から第8条は、管理監督職勤務上限年齢制についてで、管理職として勤務する上限年齢を60歳とすることや、降任等に関する内容を定めます。 1枚おめくりいただき、4ページです。第9条及び第10条は、定年前再任用短時間勤務制について定めます。 第11条は、規則への委任を定めます。 次に、制定附則に次の二つの項を加えます。第3項で令和5年4月1日から令和13年3月31日までの移行期間中の年度ごとの定年を、第4項で60歳以降の働き方について、職員が適切に選択できるよう、情報提供と意思の確認を適切に行うことを定めます。 1枚おめくりいただいて、改正附則として、第1条で施行期日を、第2条で勤務延長に関する経過措置を定めます。 1枚おめくりいただきまして、8ページでございます。第3条から第11条については、定年の引上げにより、現行の再任用制度が廃止されますが、定年の段階的な引上げ期間においては、年金受給開始年齢までの継続的な勤務を可能とするため、現行と同様の暫定的な再任用制度を設けることについて、その採用や任期の更新等に関する要件等について定めます。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第79号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第79号、瑞穂町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第9、議案第80号、瑞穂町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第80号については、地方税法第423条第3項の規定により、次の者を瑞穂町固定資産評価審査委員会委員として選任することについて、議会の同意を求めるものです。 固定資産評価審査委員会委員、小山良一氏が令和4年12月10日任期満了となるため、再任したいので、本案を提出するものです。 氏名、住所、生年月日の順に読み上げます。 小山良一、瑞穂町大字箱根ケ崎86番地、昭和23年9月30日。 なお、資料として小山氏の略歴書を添付いたします。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。ありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより議案第80号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第80号、瑞穂町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを原案どおり同意することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意されました。 次に、日程第10、議案第81号、瑞穂町道路線の認定についてを議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第81号については、道路法第8条第2項の規定により、町道路線を認定したいので、議会の議決を求めるものです。 認定する路線は、表のとおりでございます。 開発道路の寄附に伴い、町道路線認定の必要が生じたため、本案を提出するものです。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。榎本議員。 ◆9番(榎本義輝君) 1点確認します。 これの舗装の厚、あと路盤の厚、あと道路の幅員を教えていただけますか。 ○議長(古宮郁夫君) 幅員は入っていますね。 ◆9番(榎本義輝君) 幅員は入っているか。厚ですね。 ○議長(古宮郁夫君) 道路厚、舗装の厚さということですか。 ◆9番(榎本義輝君) 舗装厚ですね、舗装型というのがあるんですけれども、型でも構わないんですが。 ○議長(古宮郁夫君) 杉浦町長。 ◎町長(杉浦裕之君) 詳細につきましては、担当者が申し上げます。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 まず、道路幅員でございますが、議案書を1枚おめくりいただきまして、緑色の町道82号線につきましては、幅員が9メートルとなっております。それと町道163号線及び164号線につきましては、幅員が6メートルとなっております。どちらも標準的な幅員でございますが、町道82号線につきましては、歩道が一部ございますので、幅員が広い状況となっております。 それと道路構造でございますが、一般的な町道の厚さでございます。アスファルト舗装が5センチになっております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 榎本議員。 ◆9番(榎本義輝君) そういうことですか。それで現在、舗装をされた状態で受け取ったという形になると思うんですが、水道、下水道、みんな全部完了しているということですよね。それで受け取っているということだと思うんですけれども、その確認と。 あと実際、袋小路というわけではないんでしょうけれども、この道路はぐるっと回っていますから、現状こういう突き抜けていない道路、町道82号線なんかの道路について、実際に袋小路になっている道路も認定していくような流れになっているということですね、その点を確認いたします。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) お答えいたします。 こちらは、先ほど町長の御説明にもございましたが、開発に伴う寄附でございます。開発事業者が既に道路概況、側溝等、また舗装の整備を全て行った後、用地の所有権が寄附されたものでございますので、その後、引き渡しをされました。現在のところ、道路築造につきましては完了してございます。 それと、道路認定の条件でございますが、本来でしたら、行き止まりの道路、町道から入りまして町道に抜けられないような道路につきましては、寄附を受けていないような状況でございます。今回の開発道路につきましては、町道1号線から入りまして、両側、町道163号線、町道164号線を利用しまして、また町道1号線に戻るような状況となっておりますので、今回、寄附を受けた状況でございます。 以上でございます。 ◆9番(榎本義輝君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結します。 これより議案第81号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第81号、瑞穂町道路線の認定についてを原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第11、議案第82号、瑞穂町立石畑保育園指定管理者の指定についてを議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第82号については、瑞穂町立石畑保育園指定管理者として、次の者を指定する必要があるため、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものです。 指定の内容ですが、1、公の施設の名称、瑞穂町立石畑保育園。2、指定管理者の名称及び主たる事務所の所在地、社会福祉法人武蔵村山育成会、理事長、吉野恵、東京都武蔵村山市大南一丁目33番地の3。3、指定の期間、令和5年4月1日から令和10年3月31日まででございます。 なお、添付の資料につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。 議案書をおめくりいただき、添付の資料を御覧ください。 瑞穂町が設置する公の施設の指定管理者を指定するときの手続は、1の瑞穂町指定管理者選定委員会において、応募者が指定管理者の候補として適当であるかを審査します。複数の応募があるときには、最適とする候補者を選定します。 委員会は、委員長を副町長とし、有識者3名と町職員7名、計11名で構成しています。 委員会は、10月14日に開催しました。各委員は、応募者の申込み書類を事前に審査するとともに、質問事項を提出しました。委員会当日に応募者から質問についての説明を受け、その後、各委員が審査しました。 2、評価結果ですが、評定項目は表の左側部分、一つ目の運営方針から、10番目のその他特記事項までです。 各項目の点数は、それぞれの項目の重要度を考慮し、各委員の持ち点は項目ごとに満点で3種類、15点、10点、5点に分かれ、合計で100点満点となります。なお、施設を所管する福祉部長は評価に加わっていませんので、9名の委員による採点で900点満点となります。 指定管理者への応募は、現在の指定管理者である社会福祉法人武蔵村山育成会のみでした。この応募者が指定管理者の候補として適当であるかを選定委員会で審査した結果、候補者として決定しました。 評価結果は900点満点で741点でした。この結果を町長に報告し、町長は、社会福祉法人武蔵村山育成会を指定管理者とする議案を上程するものでございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。森議員。 ◆15番(森亘君) それでは、3点伺います。 1点目は、これの募集をかけるときの周知方法。 2点目は募集の期間、どのぐらいの期間があったのかというのと。 それから3点目、この内容を見ますと、この団体の安全対策というところの中が90点中75点ということだったんですが、どういったところがマイナスの要素になったのか、この点について説明を求めます。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) 1点目、2点目についてお答えいたします。 周知方法でございますけれども、広報みずほ、それからホームページのほうで周知をさせていただいております。こちらは8月1日から8月31日まで募集要綱のほうを配布しておりまして、申込み期間を9月1日から9月12日までということで、そこで周知をしてございます。 2点目、期間は、今、御説明したとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) 3点目の安全対策の件についてお答えいたします。 こちらの法人から、火災、地震、それから事故対応、虐待の防止、不審者対応など、事案ごとにマニュアルが整備されておりまして、訓練については毎月1回の避難訓練、それから9月につきましては引き渡し訓練が計画されてございます。また不審者への対応といたしまして、防犯訓練、それから護身術の訓練といったことが計画されてございます。防災マニュアル、事業継続計画(BCP)でございますが、こちらには新型コロナウイルス等への対応、それから感染症対策といったことも含めた内容に改定するなど、取組を行っているというところでございます。 事業評価の結果についてでございますけれども、新たなマニュアルの策定ですとか内容の充実、そういったもののさらなる取組ですね、こういったものを期待して、結果としてはちょっと厳しいものとなったというふうに理解してございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 森議員。 ◆15番(森亘君) 再質疑いたします。 今、石畑保育園の運営は大変よくできているとは思うんですが、そういう部分の中で、それは承知しているんですけれども、周知方法として、広報とかホームページだと狭い範囲になってしまうのではないかなと思って、もうちょっと広域的に行ったほうがいいのではないかと思ったんですが、周知方法及び募集期間をもう少し長くするとか、そういったような検討はなされたのかどうか、確認させていただきたいと思います。 それから安全対策なんですが、ちょっと確認事項なんですけれども、石畑保育園の隣というか、あすなろ児童館がありますが、あれは緊急のときには避難するところになっていると思うんです。避難所になっているというんですかね。そういったところの中については、どのような団体の考え方というのか、何かそういったところの意見とか、何か対策みたいなものがあったら教えていただければなと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) 1点目、2点目についてお答えいたします。 募集方法でございますけれども、ホームページは広くどなたも見られる状況ということで、特に対策というか、そういうことは検討してございません。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) お答えいたします。 隣の児童館等の絡みでございますけれども、こちらの指定管理の施設はあくまでも石畑保育園の範囲内というところでございますので、今回のお話につきましては、保育園の部分のみということでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) 大変失礼いたしました。期間につきましても十分、1か月取っているということで、特にそれを拡大しようとかという検討はしてございません。 以上でございます。 ◆15番(森亘君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。下澤議員。 ◆3番(下澤章夫君) 900点満点で、合格点というのは何点なんですか。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) お答えいたします。 合格点というものを定めているということではございませんけれども、こちらの各項目の評価でございますが、5段階で評価してございます。「非常によい」、「よい」、「普通」、それから「ちょっと劣っている」というようなことで、5段階というような形でございます。 今回の結果でございますが、平均点、100点満点で換算いたしますと82.3点というところでございまして、こちらは仮に全委員が「よい」という結果とした場合は74点という結果となりますので、そちらを大きく上回る結果かなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 下澤議員。 ◆3番(下澤章夫君) 聞きにくいんですけれども、評価のところで、よくないとみんなが言ってしまったら、これは駄目になってしまうんですか。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) 評価の結果ですね、普通以上ということで今回は皆さんに評価のほうをいただいているところでございますけれども、その部分で評価の部分が普通より劣るという結果になった場合は、団体として適切かどうかというのは、その評価委員会の中で検討が必要かというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆3番(下澤章夫君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) ないようですので、これにて質疑を終結します。 これより議案第82号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第82号、瑞穂町立石畑保育園指定管理者の指定についてを原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 ここで説明員入替えのため、そのまま暫時休憩いたします。                休憩 午後2時02分                開議 午後2時03分 ○議長(古宮郁夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第12、議案第83号、令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第8号)を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第83号については、次のとおり、歳入歳出予算の補正を行い、金額を定めるものです。 詳細につきましては、大井企画部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 大井企画部長。 ◎企画部長(大井克己君) 説明いたします。2ページを御覧ください。 第1表、歳入歳出予算補正。歳入です。 款1町税で4,369万7,000円を追加します。項2固定資産税で4,075万3,000円を増額します。国有地の売却等による土地分の増額や、企業の設備投資の増加による償却資産分の増額が主なものです。項5都市計画税で294万4,000円を増額します。固定資産税同様、国有地の売却等による土地分の増額が主なものです。 款15国庫支出金で7,086万円を追加します。項1国庫負担金で840万6,000円を増額します。障害児通所支援事業費負担金及び障害者自立支援給付費負担金の増額が主なものです。項2国庫補助金で6,466万6,000円を増額します。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及びマイナポイント事業費補助金の増額が主なものです。項3委託金で221万2,000円を減額します。参議院議員選挙費委託金の減額です。 款16都支出金で1,362万8,000円を追加します。項1都負担金で420万3,000円を増額します。障害児通所支援事業費負担金及び障害者自立支援給付費負担金の増額が主なものです。項2都補助金で1,055万円を増額します。保育所等物価高騰緊急対策事業補助金及び障害福祉サービス事業所物価高騰緊急対策支援金の新規計上が主なものです。項3委託金で112万5,000円を減額します。都税徴収事務費委託金の減額が主なものです。 款19繰入金。項2基金繰入金で2,166万5,000円を減額します。財政調整基金繰入金の減額及び緑の基金繰入金の増額です。 款21諸収入。項3雑入で1,064万1,000円を増額します。多摩・島しょ行政手続のオンライン化・事務処理効率化推進事業助成金の増額が主なものです。 歳入合計で、補正前の額155億1,130万7,000円に補正額1億1,716万1,000円を追加し、計で156億2,846万8,000円とするものです。 次に、歳出です。 款1議会費。項1、同名称で262万5,000円を増額します。職員手当及びバス借上料の増額が主なものです。 款2総務費で2,283万8,000円を追加します。項1総務管理費で2,518万6,000円を増額します。社会保険料、光熱水費及びマイナポイント関連支援業務委託料の増額が主なものです。項2徴税費で164万3,000円を増額します。職員手当の増額が主なものです。項3戸籍住民基本台帳費で71万9,000円を減額します。戸籍クラウドシステム構築委託料の減額です。項4選挙費で327万2,000円を減額します。契約差額及び執行額の精査による減額です。 款3民生費で4,844万7,000円を追加します。項1社会福祉費で3,818万円を増額します。介護保険特別会計繰出金、障害児通所支援事業費の増額及び障害福祉サービス事業所物価高騰緊急対策補助金の新規計上が主なものです。項2児童福祉費で1,026万7,000円を増額します。石畑保育園及びむさしの保育園の指定管理者委託料の増額、保育所等物価高騰緊急対策事業補助金の新規計上が主なものです。 款4衛生費で509万1,000円を減額します。項1保健衛生費で375万9,000円を増額します。疾病予防対策事業費等国庫補助金過年度返還金及び医療保健政策包括補助事業都補助金過年度返還金の新規計上が主なものです。項2清掃費で885万円を減額します。西多摩衛生組合分賦金の負担額確定に伴う減額が主なものです。 款5農林水産業費。項1農業費で209万8,000円を増額します。ハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業費補助金の増額が主なものです。 款6商工費。項1、同名称で83万2,000円を増額します。職員手当の増額及び産業まつり補助金の減額が主なものです。 款7土木費で2,399万8,000円を追加します。項1土木管理費で55万円を増額します。職員手当の増額です。項2道路橋りょう費で1,561万4,000円を増額します。道路維持補修等委託料の増額が主なものです。項4都市計画費で783万4,000円を増額します。公園管理委託料の増額及びモノレール延伸に伴うバス路線再編に関する基本方針検討業務負担金の新規計上が主なものです。 款8消防費で1,152万5,000円を減額します。項1消防費で1,158万1,000円を減額します。東京消防庁事務委託料の負担額確定に伴う減額が主なものです。項2災害対策費で5万6,000円を増額します。光熱水費の増額です。 款9教育費で3,252万9,000円を追加します。項1教育総務費で122万4,000円を増額します。羽村・瑞穂地区学校給食組合負担金の負担額確定に伴う増額が主なものです。項2小学校費で1,414万4,000円を増額します。光熱水費の増額及び二小管理用備品の増額が主なものです。項3中学費で396万4,000円を増額します。光熱水費の増額及び瑞中音声調整卓等更新工事費の契約差額の減額が主なものです。項4幼稚園費で313万3,000円を増額します。幼稚園等物価高騰緊急対策事業補助金の新規計上です。項5社会教育費で982万8,000円を増額します。光熱水費及び舞台操作業務委託料の増額が主なものです。項6保健体育費で23万6,000円を増額します。修繕料及び町営第2庭球場だれでもトイレ等設置工事費の増額、スポーツフェスティバル運営費の減額が主なものです。 款12予備費。項1、同名称で41万円を増額します。 歳出合計で、補正前の額155億1,130万7,000円に補正額1億1,716万1,000円を追加し、計で156億2,846万8,000円とするものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。香取議員。 ◆2番(香取幸子君) 1点お願いします。 ページは22ページ、款3民生費、目2児童運営費の10保育所等物価高騰緊急対策事業補助金と、あと32ページ、教育費の目1幼稚園費の中の節18負担金、補助及び交付金、09幼稚園等物価高騰緊急対策事業補助金の内容を具体的にお願いします。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 今の補助金の関係でございますけれども、今、議員がお話しされたとおり児童運営費、それから幼稚園費以外に、町立保育園のむさしの保育園、それから石畑保育園の指定管理者委託料、こちらも含めてなんですが、同一の事業でございます。物価高騰緊急対策事業補助金ということで、東京都の補助を活用いたしまして、光熱費、それから食材費にかかる物価高騰対策をするものでございます。 こちらは二つの事業がございまして、Aグループ事業につきましては通常の保育をしていることに対する支援、それからもう一つは一時預かりのほうの事業にも補助を出すということでございます。対象施設につきましては、認可保育所認定こども園小規模保育事業所、それから幼稚園の町内計13園でございます。 実施期間が、10月1日から令和5年3月31日までの6か月間ということで、Aグループの通常保育事業につきましては児童1人当たり月額1,465円、Bグループ事業の一時預かり事業等につきましては児童1人当たり日額60円という計算で、利用児童数に応じて補助金を支出するものでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 香取議員。 ◆2番(香取幸子君) 歳入の都補助金の金額と、歳出にかかる金額の違いがあるんですが、この説明と。あと補助率が分かりましたらお願いします。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) お答えいたします。 補助率につきましては、東京都が10分の10ということになってございますけれども、今御説明したAグループ事業、通常の保育事業につきましては、幼稚園、公立保育園につきましては対象外となってございます。また、一時預かり事業につきましては、公立保育園のほうは対象になってございますけれども、幼稚園のほうは対象外ということでございまして、幼稚園、それから公立保育園の通常保育の部分の補助につきましては、町独自で支援をしまして、施設間の公平性を担保するために支出するものでございます。 以上でございます。 ◆2番(香取幸子君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。下野議員。 ◆10番(下野義子君) 4点お伺いいたします。 1点目ですが、これは全体にかかると思いますので、一括で。光熱水費が今回大幅に追加されております。多分物価高騰、燃料費高騰が大きく影響しているものと思いますが、光熱水費という形になっているので、この増額にしている具体的な内容と。それから当初予算と比べてどれぐらい上昇率があったのか、その金額についてお伺いいたします。ページは、ですから光熱水費全般ということでよろしくお願いいたします。 2点目、ページは24・25ページの衛生費、2清掃費、目1清掃総務費の中の18負担金、補助及び交付金、今回、西多摩衛生組合分賦金減ということなんですけれども、これが確定だと思いますが、当初予算から比べれば1,600万円の減ということですので、ここまでの大きな金額が出てくる要因等が、もしある程度分かりましたら、それをお示しいただければと思います。 3点目です。ページは26・27ページの7土木費、2道路橋りょう費の目2道路維持費、12委託料の道路維持補修等委託料追加、こちらは約1,500万円増加となっております。これの主な事業内容につきまして、お示しをいただきたいと思います。 最後に4点目です。ページは28・29ページ、8消防費の目1常備消防費の委託料で東京消防庁事務委託料減、こちらも1,000万円を超える金額が減額となっております。金額的には大きい気がいたしますので、この事務委託料のこれだけの減額になった理由をお示しいただければと思います。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) 1点目についてお答えいたします。 光熱水費の高騰についてでございますが、今回、補正額で3,797万4,000円、こちらは全体の額でございます。増額というところでございます。そのうち電気料金分、これが大半というか、全部でございまして、3,812万5,000円と。差額の部分につきましては、水道料金の減額等の精査もございますので、電気料金の影響ということでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 田島環境課長。 ◎環境課長(田島等君) 2点目についてお答えいたします。 西多摩衛生組合の分賦金でございますけれども、こちらは令和3年度の西多摩衛生組合の決算が確定したことにより、令和4年度予算への繰越金が決まったということで、その額が約9,970万円の繰越金の中で、歳入で約4,000万円、それと歳出で5,882万円の不用額が発生したことによるもので、繰越金が確定したということでございます。 このうち西多摩衛生組合の分賦金9,300万円を減額として、人口割、それとごみ搬入量割で、各構成市町に割り当てた額が、瑞穂町分として、この1,676万6,000円の額となったものでございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) 3点目につきましてお答えいたします。 道路維持補修等委託料の主な内容でございますが、こちらは道路パトロール、また地域からの要望等により、早期に道路上の改善が必要となる事案が発生したことによる補正増となっております。 補修の内容でございますが、老朽化による道路舗装のひび割れ、その補修が主なものとなっておりますけれども、内容ですが、特に側溝、L型側溝等の改修または舗装補修等が主なものでございます。 具体的に言いますと、舗装補修ですと、現場の場所ですと、元狭山地区、松山町集会所前とか、あとはジョイフル本田、西側の路線等を予定しております。その他、今後、年度末にかけまして実施する街路樹剪定、落ち葉等の処理、廃棄物処理、また除雪費用等もちょっと見込んでおりまして、そのようなところを補正しております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 森田安全・安心課長。 ◎安全・安心課長(森田富士夫君) 4点目にお答えします。 委託料につきましては、東京消防庁から示された金額をもって確定されるものです。算定に当たりましては、地方交付税の消防費基準財政需要額に基づきまして算定をされます。今回、令和4年度の地方交付税の消防費基準財政需要額が確定したことに伴いまして、この消防庁事務委託料が確定したことから、減額の補正ということになったものです。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 下野議員。
    ◆10番(下野義子君) 1点目ですが、ほぼ電気料金の高騰によるということなんですけれども、当初予算の見込みの金額と、どれぐらい金額がアップしているのか、その点について、ある程度分かりましたらお示しいただければと思います。単価といいますか、それですね。 2点目ですが、一部事務組合のほうのお話ですので、おおむね分かりました。不用額が多かったということなんですが、それは経年的に発生する金額に近いものなのかどうかだけ、大枠で聞かせていただければと思います。 3点目は、おおむね分かりました。結構です。 4点目に関しましても、基本的にはこれが確定ということで十分承知はしているんですが、金額が大きいんですけれども、経年的に、こういうものというのは、これほどの大きさの差異が出てくるものなのかどうか、お聞きしたかったので、よろしくお願いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) 1点目についてお答えいたします。 先ほど申し上げました金額、約3,700万円、こちらが当初予算から増額になった、今回12月補正で全施設のほうで増額を計上するように指示してございますので、こちらのほうが増額の金額というところでございます。 全体の当初予算に対してどのぐらい伸びたかというところでございますが、すみません、全体の集計を当初予算で取ってございません。参考ではございますけれども、庁舎につきましては、当初予算の1,056万円に対しまして今後も1,011万9,000円ほど出るというところで、1,800万円ということになろうかと思いますので、そうしますと1.8倍というようなところの増額、80%ぐらいの増額というようなところになろうかなというところでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 田島環境課長。 ◎環境課長(田島等君) 2点目についてお答えいたします。 西多摩衛生組合の分賦金の補正ですけれども、毎年この12月に減額の補正をさせていただいております。昨年度は2,524万2,000円を減額させていただきました。ですので、毎年このような似たような額が減額となってございます。 理由としましては、昨年度は温泉掘削工事の契約差金等がございました。今年度につきましては、じんかい処理費の減が主な内容になってございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 森田安全・安心課長。 ◎安全・安心課長(森田富士夫君) お答えいたします。 委託料の金額になりますが、こちらにつきましては、基準財政需要額の算出の根拠となります人口数、また補正係数、単位係数等の単位費用等の減額がございますが、こちらにつきましては、年度ごとに示されるものでございますので、増減があったりというのもあるかと思います。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小作協働推進部長。 ◎協働推進部長(小作正人君) 4点目について補足させていただきます。 普通交付税の算定の基準財政需要額でございますけれども、これは国勢調査があった関係で、予算の段階では速報値を使っていましたが、決算の段階では確定値、それによって若干数字が変動しております。そういった形で額の変動もございます。 それから、もともとこの消防費の基準財政需要額、これは5億1,000万円という規模でございまして、補正額にしますと大体3%の減というところで御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 下野議員。 ◆10番(下野義子君) すみません、1点目だけなんですけれども、当初予算の契約単価といいますか、それに対しまして1.8倍ということで幾らぐらい、数字としてちょっと分かればと思ったんですが、最初の当初に計画しているときの電気料金がどれぐらい上がったのかというところで、もしある程度の数字が出せるのであれば、幾らぐらいだったのか、聞きたかったので。 ○議長(古宮郁夫君) 単価、契約単価ですか。 ◆10番(下野義子君) 単価、計算する積算根拠の部分でちょっとお聞きしたいと思いましたので、よろしくお願いします。 ○議長(古宮郁夫君) 早津財政課長。 ◎財政課長(早津貴行君) お答えします。 先ほども庁舎の例をお話ししたところでございますけれども、当初の予算組みの中では基本料金が440円で見込んでいたものが、現在は1,310円になったという状況でございます。こちらの部分と燃料調整額というものがございまして、こちらが年平均で、令和3年度はマイナス1.82円といったところが、令和4年度は9月までの平均ということで3.32円というところで大幅に伸びていると。こちらの影響によるものが全体的に大きいというふうなところでございます。 以上でございます。 ◆10番(下野義子君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。森議員。 ◆15番(森亘君) それでは、4点伺います。 まず、1点目なんですが、ページは15ページの一般管理費の12委託料の弁護士委託料が追加されておりますけれども、この追加された要因を伺いたいと思います。 それから、2点目なんですが、同僚議員も質疑しているんですけれども、22ページ、23ページになります保育所等物価高騰緊急対策事業補助金と、33ページの幼稚園等物価高騰緊急対策事業補助金の関連なんですが、これは保育園のほうには一応国都の支出金が出ているんですけれども、幼稚園のほうについては一般財源という形で支出しているというふうに思いますが、これは法律の関係というのもあるんでしょうけれども、これは東京都のほうから、この点について何か見解みたいなものがあったら、ちょっと伺いたいなというのと。それから、近隣自治体のほうで幼稚園にまで単費で支出しているところがあるのかどうか、状況等が分かりましたら教えていただきたいというふうに思います。 それから、3点目なんですけれども、22ページ、23ページのむさしの保育園の指定管理者、それから石畑保育園の指定管理者で、それぞれ単費で増額になっております。この積算の根拠を分かりましたら教えていただければというふうに思います。 それから、最後の4点目なんですが、29ページになります、公共交通対策費の中の負担金、補助及び交付金のところのモノレール延伸に伴うバス路線再編に関する基本方針検討業務負担金ということなんですけれども、これはどういった内容になるのか、この点について説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 目黒総務課長。 ◎総務課長(目黒克己君) 1点目についてお答えいたします。 弁護士委託料の増理由でございますが、令和4年度当初の時点で2件の訴訟が継続しておりました。こちらは1件が20万円、2件目が10万円ということで、30万円を予算措置してございました。こちらは既にもう支出済みなんですが、年度中に新たな訴訟が町に対して提起されましたことから、見込んでいた額に不足が生じましたので、増額補正させていただく形です。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 石川子育て応援課長。 ◎子育て応援課長(石川修君) 2点目についてお答えいたします。 幼稚園のほうの支出、補助金の東京都の見解ということでございますけれども、担当者のほうにも電話でちょっと問い合わせてみたところ、まだ検討していないというお答えでございました。担当者レベルでございますけれども、ぜひやっていただきたいということはお伝えしたところでございます。 近隣の状況でございますけれども、西多摩の市町のほうに少し確認をしましたところ、福生市、羽村市につきましては、やはり同じように幼稚園のほうにも補助を予定しているということでございます。また青梅市、それからあきる野市、それから日の出町については、検討中というような回答をいただいておりまして、内容はそこまでということになってございます。 続きまして、3点目のほうのむさしの保育園、石畑保育園の内訳でございますけれども、こちらも先ほど御説明したとおり、この物価高騰緊急対策事業でございます。 むさしの保育園のほうにつきましては通常保育事業が1,465円に、基本的には10月の在籍児童数を少し上乗せした形で見込みまして、90人の6か月分、こちらが79万1,100円。それから一時預かり事業で60円掛ける20人程度、こちらは専用室がありませんので、20人程度を見込みまして、1,200円ということで、合計79万2,300円ということでございます。 また、石畑保育園のほうにつきましては、同様の計算で、通常保育につきましては1,460円掛ける114人の6か月分ということで100万2,060円。それから一時預かり事業につきましては、60円掛ける、こちらは専用室がございますので、延べ利用児童数を150人ということで計算いたしまして9,000円。合計で101万1,060円という内訳でございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 中島都市計画課長。 ◎都市計画課長(中島和輝君) 4点目の負担金についてお答えさせていただきます。 こちらは多摩都市モノレールの延伸を見据えた民間の路線バス及び都営バス路線等の再編の在り方について、沿線の2市1町及びバス事業者など、関係機関で再編に向けた方向性を共有するための基礎資料作りですとか、今後の基本方針などを検討するための業務委託でございます。なお、本委託調査は武蔵村山市が一括で発注し、町は負担金という形で武蔵村山市へ支出することになります。 また、具体的な検討の内容でございますが、既存のバス路線をモノレール延伸後どのように再編していくのか、ルート等に関する基本方針。また、このモノレールの延伸計画で七つの駅ができる予定でございますが、そのうち駅前広場及びバスロータリーが整備される予定の駅が四つございます。そちらの四つの駅へバス路線がどのようにアプローチしていくのか。そういった方向性を検討するための委託調査でございます。 以上です。 ◆15番(森亘君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。山崎議員。 ◆4番(山崎栄君) 2点お願いいたします。 1点目、ページは24・25ページの農林水産業費の目3農業振興費、節18負担金、補助及び交付金なんですが、以前、説明があったかもしれないんですが、11ハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業に補助金追加なんですが、この事業内容、説明があったかもしれないんですけれども、もう一度お願いしたいと思います。 2点目なんですが、35ページ、工事請負費の町営第2庭球場だれでもトイレ等設置工事費の追加が、どのような内容で追加になったのか、お伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 長谷部産業経済課長。 ◎産業経済課長(長谷部康行君) 1点目についてお答えいたします。 補助金の内容でございますが、こちらはパイプハウスに設置してある既存の重油等を燃料とする暖房設備がございます。それに替わって温室効果ガスの排出が少ない設備、ヒートポンプの導入を支援するものでございます。こちらは補助率が10分の9でございまして、補助対象者が認定農業者なんですが、今回の対象の方が、長岡地区で露地野菜とシイタケのハウス栽培を行う農業者1名に対する補助金でございます。 また、この補助事業の内容なんですが、町の支出はございません。財源ですが、歳入の都支出金、都補助金、農林水産業費都補助金にも同名称がございます。こちらを充当するものでございます。 なお、こちらは9月の補正でも4名分を計上させていただいてございます。今回につきましては、2次募集を行った結果、1名から補助金活用への要望があったため、計上をさせていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 佐久間社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐久間裕之君) 2点目についてお答えいたします。 こちらのところなんですけれども、だれでもトイレと、あと日除けを設置する工事をしてございまして、その箇所でございますが、既存のところ、路面下を掘削していたところ、その掘削した中から支障となる基礎のようなコンクリートの構造物が出てきたために、こちらを撤去費用として計上をさせていただいたものでございます。 コンクリートの基礎のような構造物でございますが、おおむね1メートル・3メートルぐらいの大きさの面積のところなど、4か所にわたってそのような形で出てきたということで、コンクリートの撤去ということで計上させていただきました。 以上です。 ◆4番(山崎栄君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。小川議員。 ◆13番(小川龍美君) 7点お伺いいたします。 1点目が、ページ数が12・13ページの雑入で、多摩・島しょ行政手続のオンライン化・事務処理効率化推進事業助成金でございますが、この説明と。これは具体的に歳出のほうに充てられているのかどうかについて、お伺いいたします。 2点目です。ページ数は20・21ページで、保育園や幼稚園と同じかと思いますけれども、社会福祉費の負担金、補助及び交付金で障害福祉サービス事業所物価高騰緊急対策補助金297万4,000円、これの具体的な施設、事業所、それとあと先ほどの保育園と同じように、補助の内容についてお伺いいたします。 それから3点目、その下の扶助費。13の障害児通所支援事業費追加の970万4,000円、これは追加の理由についてお伺いいたします。 それから4点目、その下の15の相談支援給付費追加、これも追加の理由についてお伺いいたします。 それから、次は5点目、ページ数は24・25ページ、衛生費の清掃費のリサイクルプラザ運営費の修繕料追加で483万8,000円、この追加理由と、修繕料の修繕の内容についてお伺いいたします。 それから、次は6点目、28・29ページの公園費、公園管理委託料追加、この追加理由についてお願いいたします。 それから、最後の7点目ですが、34・35ページの教育費の保健体育費、体育施設費のやはり修繕料追加110万7,000円、この修繕料の追加理由と修繕内容についてお伺いいたします。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 水村デジタル推進課長。 ◎デジタル推進課長(水村探太郎君) 1点目にお答えいたします。 多摩・島しょ地域の市町村を対象とした助成金でありまして、令和4年度、新たに創設された助成金でございます。対象経費は、各自治体が新たに行政手続のオンラインを推進するために支出した費用となります。補助率は10分の10、上限額は、本年度につきましては1,000万円となっております。充当先は、デジタル・トランスフォーメーション推進支援業務委託料及びWEB申請ツール使用料となっております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 田野福祉課長。 ◎福祉課長(田野太郁哉君) 2点目についてお答えいたします。 こちらですが、物価高騰の影響に直面する障害福祉サービスの事業所を支援することをまず目的とした緊急対策事業となります。こちらの障害福祉サービス事業所物価高騰緊急対策補助金ですが、こちらにつきましては、町内の民間事業所、障害者施設、9法人、13の事業になりますが、こちらにつきまして、10分の10の補助率で東京都から補助をいただいて支給するものでございます。 また、ほかの瑞穂町内の町立施設につきましては、別の予算項目になりますが、民間事業所との公平性を担保するために、町一般財源で予算のほうを計上させていただいてございます。 3点目についてお答えいたします。障害児通所支援事業費の増額の理由ですが、児童発達支援、放課後等デイサービス利用者の時間と日数が増加したことが主な要因でございます。特に重症心身障がい者(児)の通所と加算分の利用が増加傾向にあること、また下半期も増加することが予測されるため、増加補正をするものでございます。 4点目についてお答えいたします。相談支援給付費、こちらの増額の理由ですが、介護給付費・訓練等給付費の利用者件数が当初の見込みを上回り、増額したことに伴い、サービスの利用計画作成と、継続相談の件数も増加したことが増加の理由です。上半期で約600件の支払いとなりましたが、下半期では増加傾向が続くと見込み、627件と見込み、総件数にはなりますが、年間で1,227件のところ、約147件の増加を見込んで予算を補正させていただいたものになります。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 田島環境課長。 ◎環境課長(田島等君) 5点目についてお答えいたします。 リサイクルプラザの修繕料でございますけれども、主に大きな修繕が4件ございまして、一つは生活用受水槽の給水加圧装置、こちらの修繕が約130万円。それと汚水のマンホールのポンプの交換の修繕、こちらが約120万円。それと汚泥貯留槽脱臭ファンの交換修繕、こちらが約90万円。それと工場棟の重量シャッターですね、こちらの修繕が約60万円で、約480万円の修繕料のうち約400万円がこの4点の主な修繕料となってございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 古川建設課長。 ◎建設課長(古川実君) 6点目につきましてお答えいたします。 公園管理委託料の増額理由でございますが、こちらの科目は、公園緑地、またポケットパークの樹木の剪定・除草・清掃作業にかかる業務委託料となっております。増額の理由ですが、緑地や公園の樹木にナラ枯れによる立ち枯れが今回発生したため、倒木の心配、今後、雪も心配されますし、来年につきましては台風等の強風も心配がございます。そういうようなことで、倒木が心配されることから、伐採する必要性が生じたことによる補正増となっております。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 佐久間社会教育課長。 ◎社会教育課長(佐久間裕之君) 7点目にお答えいたします。 こちらの修繕料でございますが、町営プールになります。こちらはプールのほうを開設し、終わったんですけれども、再度点検のためにポンプを動かすというところなんですが、そのときに、このろ過器のポンプが全く動かずと、動作不能ということに陥ってしまいまして、今、点検ができていない状態でございます。こちらは大小プールのろ過器のポンプ2台ということでございますが、これを修繕いたしまして、再度ポンプを稼働し、点検をしたいというふうに考えてございます。 そして、もう一つが消毒薬剤を投入するためのタイマー、こちらがございます。こちらもあわせて修理を行いたいということで計上してございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 小川議員。 ◆13番(小川龍美君) それでは、2点のみ再質疑させていただきます。 1点目の多摩・島しょのオンライン化事務処理効率化推進事業助成金でございますが、そうしますと充当先は、庁内全体でデジタル化、WEB等に関わるところに充当されたということで、具体的なことをもう少し詳しく御説明いただければと思います。 それから、2点目の9法人ですか、十何施設でしたか、10分の10ということでございますが、これは人数に対してなのか、その金額、人数でしたら1人当たり幾らになるのかについて、内容をもう少し詳しくお願いいたします。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 1点目と2点目のみでいいんですね。分かりました。水村デジタル推進課長。 ◎デジタル推進課長(水村探太郎君) 1点目についてお答えいたします。 歳出につきましては、当初予算で総務管理費のほうで既に計上してございます。具体的に契約も終わっておりますので、DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進支援業務委託料として957万円、WEB申請ツール使用料として61万4,982円、合計で1,018万4,982円で既に契約をしてございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 田野福祉課長。 ◎福祉課長(田野太郁哉君) 2点目についてお答えいたします。 こちらの9法人、13事業所ですが、主に共同生活、あと短期入所等の入所施設型と、生活介護、就労移行支援等で13の事業のサービスに分かれてございます。 内訳ですが、先ほど言いました共同生活入所型につきましては3法人ですが、都の基準単価に令和4年8月の利用者数の実際の人数を掛けて、事業日数182日を掛けた155万2,000円となってございます。また、もう一つの事業になりますが、そちらにつきましても都の基準単価に令和4年8月の利用者の人数を掛けた、事業日数120日で142万1,280円。合計いたしまして、297万4,000円となってございます。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 福島福祉部長。 ◎福祉部長(福島由子君) すみません、ちょっと整理をさせていただきます。 この補助金のほうですが、今、課長が申し上げたとおり、二つの区分の施設に分かれております。グループホーム、短期入所、こちらのグループにつきましては、基準単価が158円となっております。これに課長が申し上げましたとおり、8月現在の利用者数ということで、利用人数を掛けまして、日数を掛けるんですが、上限がございまして、それが182日になっております。 また、もう一グループ、通所系の施設につきましては、単価のほうが42円。利用者数は先ほどと同じ人数を掛けさせていただいて、こちらのほうは利用日数の上限が122日と決まっておりますので、これを積み上げまして、こちらの補正予算のほうに計上しております。 以上でございます。 ○議長(古宮郁夫君) 小川議員。 ◆13番(小川龍美君) 2点目のみ再質疑させていただきます。 町立の施設についても町の単費で補助していただくということでございましたが、この補助の内容は今のと同じ条件で補助するのか、違いがあるのかについてお伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 田野福祉課長。 ◎福祉課長(田野太郁哉君) お答えいたします。 条件といたしましては、今回の東京都の補助率と、あと単価、一緒でございます。ただ、町施設、町立施設につきましては、町の補助を一般財源で担保いたしますということです。 以上です。 ◆13番(小川龍美君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結します。 これより議案第83号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第83号、令和4年度瑞穂町一般会計補正予算(第8号)を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。再開は午後3時10分とします。                休憩 午後2時53分                開議 午後3時10分 ○議長(古宮郁夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第13、議案第84号、令和4年度瑞穂町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第84号については、次のとおり、歳入歳出予算の補正を行い、金額を定めるものです。 詳細につきましては、野口住民部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 野口住民部長。 ◎住民部長(野口英雄君) 説明いたします。2ページを御覧ください。 第1表、歳入歳出予算補正。歳入です。 款3都支出金。項1都補助金で3,158万1,000円を増額します。主に一般被保険者高額療養費の追加に伴い、普通交付金が追加交付されるものです。 款5繰入金。項1他会計繰入金で86万円を増額します。特別交付金の返還金が確定したことにより、その他一般会計繰入金を増額するものです。 歳入合計で、補正前の額36億9,472万円に補正額3,244万1,000円を追加し、計で37億2,716万1,000円とするものです。 次に、歳出です。 款2保険給付費。項2高額療養費で2,961万3,000円を増額します。一般被保険者高額療養費の給付額の増加を見込むものです。 款8諸支出金。項1償還金及び還付金で282万8,000円を増額します。令和3年度の特別交付金等の返還金が確定したことによるものです。 歳出合計で、補正前の額36億9,472万円に補正額3,244万1,000円を追加し、計で37億2,716万1,000円とするものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。下野議員。 ◆10番(下野義子君) 1点お伺いいたします。 ページが6ページ、7ページの一般被保険者高額療養費というところで、今回、高額療養費の追加ということで2,961万3,000円計上されております。高額療養費がここまで増額した積算の根拠といいますか、病気等のある程度内訳とか、そういったものの原因が分かれば、分かる範囲で教えていただければと思います。 以上です。 ○議長(古宮郁夫君) 山内住民課長。 ◎住民課長(山内一寿君) お答えいたします。 一般被保険者高額療養費の当初予算の積算では、現物給付は1件当たりの単価を9万1,632円、件数を2,845件と見込み、2億6,069万4,000円。現金給付は、1件当たりの単価を1万2,347円、件数を2,400件と見込み、2,963万2,000円。現物・現金給付を合わせた2億9,032万6,000円を当初予算に計上してございます。 補正予算でございますが、令和4年4月から9月支払いの現物給付は1,338件、1件当たりの平均単価が10万5,874円となりました。10月から3月の現物給付は、上半期と比べて件数が増加傾向となるので、上半期の件数1,338件の5%増、1,404件を見込み、年間の件数を2,742件と想定しました。現物給付の年間執行見込額は、2,742件に1件当たりの平均単価10万5,874円を乗じた2億9,030万7,000円と見込みます。当初予算で見込んでいた現物給付の執行見込額が2億6,069万4,000円で、不足額の2,961万3,000円を補正予算に計上してございます。 また、高額療養費が伸びている要因としましては、特に令和4年度は4月審査分と7月審査分の現物給付の高額療養費の伸びが大変大きかったです。4月審査分では約2,783万円、7月審査分では約2,681万円の給付となってございます。特に高額な給付は、4月審査分では高額な薬剤を使用した治療で304万648円、動脈瘤破裂によるくも膜下出血の手術で103万831円、心臓の手術で101万2,689円の高額療養費が出てございます。また7月審査分では、急性白血病での手術で187万1,601円、急性心筋梗塞での入院で113万3,717円、持続性心房細動での入院で73万3,863円の高額療養費が出てございます。そのあたりが大変大きな伸びとなってございます。 以上でございます。 ◆10番(下野義子君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) ほかにはないようですので、これにて質疑を終結します。 これより議案第84号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第84号、令和4年度瑞穂町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第14、議案第85号、令和4年度瑞穂町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 提案者より提案理由の説明を求めます。杉浦町長。          〔町長 杉浦裕之君 登壇〕 ◎町長(杉浦裕之君) 議案第85号については、次のとおり、歳入歳出予算の補正を行い、金額を定めるものです。 詳細につきましては、福島福祉部長に説明させます。 ○議長(古宮郁夫君) 福島福祉部長。 ◎福祉部長(福島由子君) 主な内容について説明いたします。2ページを御覧ください。 第1表、歳入歳出予算補正。歳入です。 款1保険料。項1介護保険料で17万8,000円を増額します。第1号被保険者の保険料の増額です。 款3国庫支出金で38万6,000円を追加します。項1国庫負担金で5万6,000円を増額します。介護給付費負担金の増額です。項2国庫補助金で33万円を増額します。介護保険事業費補助金の増額が主なものです。 款4支払基金交付金。項1、同名称で25万4,000円を増額します。地域支援事業支援交付金の増額が主なものです。 款5都支出金で11万8,000円を追加します。項1都負担金で3万5,000円を増額します。介護給付費負担金の増額です。項2都補助金で8万3,000円を増額します。地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)の増額です。 款7繰入金で1,120万3,000円を追加します。項1一般会計繰入金で1,477万円を増額します。その他一般会計繰入金の増額が主なものです。項2基金繰入金で356万7,000円を減額します。介護給付費準備基金繰入金の減額です。 歳入合計で、補正前の額25億4,430万4,000円に補正額1,213万9,000円を追加し、計で25億5,644万3,000円とするものです。 次に、歳出です。 款1総務費で1,119万7,000円を追加します。項1総務管理費で931万9,000円を増額します。一般職員給及び職員手当等の増額です。項2徴収費で7万6,000円を増額します。項3介護認定審査会費で180万2,000円を増額します。介護保険認定申請件数の増加に伴う主治医意見書作成手数料の増額です。 款2保険給付費。項1介護サービス等諸費で28万2,000円を増額します。居宅介護福祉用具の購入申請件数の増加に伴う増額です。 款3地域支援事業費。項1介護予防・日常生活支援サービス事業費で66万円を増額します。総合事業の短期集中訪問型サービス事業委託料の増額です。 歳出合計で、補正前の額25億4,430万4,000円に補正額1,213万9,000円を追加し、計で25億5,644万3,000円とするものです。 以上で説明を終わります。 ○議長(古宮郁夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑ありましたら発言を許します。小川議員。 ◆13番(小川龍美君) 1点お伺いいたします。 ページ数は14・15ページの介護予防・日常生活支援サービス事業費で、短期集中訪問型サービス事業費が66万円、委託料が追加されておりますけれども、これは当初見込んでいた人数よりも、対象者、利用者が増えたということでしょうか、説明をお願いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 ただいま議員がおっしゃいましたとおり、当初は20人を見込んでおりましたが、利用者が月平均27人と、見込みより増えたことによる増額となっております。 以上です。 ◆13番(小川龍美君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。下野議員。 ◆10番(下野義子君) 1点だけお伺いいたします。 ページは8・9ページの介護認定審査会費の先ほど説明がありました、認定主治医の意見書の作成ということなんですが、ここコロナがずっと進んでおりまして、高齢者の方々がなかなか外にあまり出られないというか、交流が減っているということがあって、お話の中では認知の関係等も、もしくは介護の状態がという話を聞いてはいるんですが、そういったものも影響はある程度見込まれるのかどうか、その点についてお伺いいたします。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) お答えいたします。 今回、主治医意見書につきましては、昨年度比、同じ4月から10月までの件数を比べますと、月平均約30件ぐらい増えているような状況です。それが、介護予防、フレイルの状況であったり、閉じこもりの状況であったりということに、直結してつながっているかというのは、ちょっとなかなか難しいところではございますけれども、高齢化率も伸びてございます。住宅改修等に伴う介護認定ということも、増えていることも増加の原因の一つと考えております。 以上です。 ◆10番(下野義子君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。森議員。 ◆15番(森亘君) 1点お伺いいたします。 ページは2ページになるんですが、基金繰入金というところで、ここが8ページの給付費から、それからサービス諸費、これが基金繰入れを抑えて、一般財源化に財源振替をしているんですが、これは基金を使わないというか、一般財源で補ったということなんですが、これは財政的な狙いというものが分かりましたら、お示しいただきたいと思います。 ○議長(古宮郁夫君) 並木高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(並木照子君) 今回の繰入金につきましては、低所得者保険料軽減負担金の追加交付に伴い、低所得者保険料軽減繰入金の増額により、保険給付費の財源不足の一部解消ということで、介護給付費準備基金からの繰入金を減額したものでございます。 今後、また第9期計画に伴い、介護保険料の決定ということになってくるわけなんですけれども、高齢者も増えてまいります。また、そのときに介護保険料の金額の見込みが出てくるかと思われます。そういったときにも、またこちらの準備基金のほうを活用させていただくようになるかと思いますので、今回はこのような対応とさせていただきました。 以上です。 ◆15番(森亘君) 終わります。 ○議長(古宮郁夫君) ほかにありませんか。          (「質疑なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) ないようですので、これにて質疑を終結します。 これより議案第85号に対する討論を行います。          (「討論なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 討論ありませんので、討論を終結します。 これより採決を行います。 お諮りします。議案第85号、令和4年度瑞穂町介護保険特別会計補正予算(第2号)を原案どおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 以上をもちまして本日の日程は全て終了しました。 ここでお諮りします。明日3日より13日までの間、委員会調査等のため、休会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(古宮郁夫君) 御異議なしと認め、明日3日より13日までは休会することに決しました。 なお、次の本会議は12月14日に開催しますので、念のために申し添えます。 本日はこれにて散会します。 御苦労さまでした。                散会 午後3時28分...