瑞穂町議会 2000-09-08
09月08日-02号
平成12年 9月 定例会(第3回) 平成12年第3回
瑞穂町議会定例会会議録(第2号) 平成12年9月8日第3回
瑞穂町議会定例会が
瑞穂町議会議場に招集された。1.出席議員は次のとおりである。 1番 原 成兆君 2番 吉岡 忠君 3番 青山 晋君 5番 森 亘君 6番 上野 勝君 7番 石塚幸右衛門君 8番 福島千恵子君 9番 島 英之君 10番 竹嶋 久雄君 11番 近藤 浩君 12番 清水 茂久君 13番 小山 時夫君 14番 谷四男美君 15番 大坪たづ子君 17番 木原 武雄君 18番 岡本とし子君1.欠席議員は次のとおりである。 16番 細渕 完一君1.
議会事務局職員は次のとおりである。
議会事務局長 江川 功 書 記 古川 光雄1.地方自治法第121条の規定による出席説明員は次のとおりである。 町 長 関谷 久君 助 役 佐保田米造君 収 入 役 臼井 初男君 教 育 長 下田 喜一君 企 画 課 長 猪俣 正興君 財 政 課 長 西島 昭夫君 総 務 課 長 川島 一郎君 情 報 課 長 吉川 昌夫君 税 務 課 長 長谷部清一君 住 民 課 長 原嶋 秀次君
地域振興課長 金井 正明君 福 祉 課 長 秋間富美子君 保 健 課 長 上野 勇君
産業振興課長 大谷 正二君 建 設 課 長 臼井 調次君
都市計画課長 平田 蓮治君 水 道 課 長 関谷 紀明君 下水道課長 古谷 済君
生活環境課長 池田 司君
高齢者福祉課長 猪俣 恒明君
学校教育課長 池和田好夫君
社会教育課長 比留間弘美君 図 書 館 長 梅田 善雄君1.本日の議事日程は次のとおりである。 日程第1 一般質問 日程第2 議案第56号
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例及 び瑞穂町保育園条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第57号 瑞穂町
ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の 一部を改正する条例 日程第4 議案第58号 瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例 の一部を改正する条例 日程第5 議案第59号 瑞穂町の公の施設の設置に関する協議について 日程第6 議案第60号 瑞穂町
教育委員会委員の任命について 日程第7 議案第61号 瑞穂町
教育委員会委員の任命について 日程第8 議案第62号 瑞穂町
固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第9 議案第63号 平成12年度瑞穂町
一般会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第64号 平成12年度瑞穂町
国民健康保険特別会計補正予算 (第1号) 日程第11 議案第65号 平成12年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第66号 平成12年度瑞穂町
下水道事業特別会計補正予算(第 1号) 日程第13 議案第67号 平成12年度瑞穂町
老人保健医療特別会計補正予算 (第1号) 日程第14 議案第68号 平成11年度瑞穂町
一般会計歳入歳出決算認定につい て 日程第15 議案第69号 平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決 算認定について 日程第16 議案第70号 平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第17 議案第71号 平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算 認定について 日程第18 議案第72号 平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決 算認定について 日程第19 議案第73号 平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決 算認定について 日程第20 議案第74号
都市計画道路3・5・17号線(その1)築造工事請 負契約について 日程第21 議案第75号
都市計画道路3・5・17号線(その2)築造工事請 負契約について 開議 午前9時00分
○議長(小山時夫君) おはようございます。 定足数に達しておりますので、ただいまより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 初めに、昨日に引き続き、日程第1、これより一般質問を行います。 初めに吉岡忠君の質問を許します。 〔2番 吉岡忠君 登壇〕
◆2番(吉岡忠君) 議長の許可をいただきましたので、「旧細渕邸の利用計画について」質問をいたします。 旧細渕邸、昨日の町長のお話で、「耕心館」という仮称が決まったそうでございますが、この買収につきましては6月議会において補正予算が可決されまして、先ごろ売買が成立し、登記も終了したと聞いております。 しかし、この施設の利用計画については、いまだ基本的な方向すら定まっていないようであり、どのように活用していこうしているのか、今になっても全く見えてきません。買収ということで、相手方の都合もあり、そのため急きょ補正予算を組んだのでありましょうから、計画が後になることもやむを得ないかもしれませんが、少なくとも利用の構想があり、その構想にふさわしい施設であるということから購入を計画したものでありましょう。そういう点でいささか疑問を感じるものがあります。 そこで教育委員会として、これまでどのような検討を行ってきたのか。また、現在どの程度まで計画づくりが進んでいるのか、教育長にお尋ねいたします。 補正予算の審議の時点では、町長より、郷土資料の展示や町民の文化・芸術活動の作品発表の場としたいとの説明がありましたが、
社会教育施設として教育委員会の所管となった現在は、教育委員会として、利用計画の立案、またそれに伴う施設の改修について、責任を持ってこれを実施しなければならない立場にあるわけですから、明確な回答をいただきたいと存じます。 なお、旧細渕邸の建物につきましては江戸末期のものと聞いております。大型の民家でもあり、現在では貴重なものでありますが、内・外部とも大規模な改修が行われており、文化財としての価値は損なわれております。したがいまして、有効に活用しなければ買収の意味はなくなってしまうわけであり、利用方法のいかんによって、買収に投入した町民の税金が生きも死にもするわけです。このことを十分認識した上での回答をお願いいたします。 以上、登壇での質問を終わります。
○議長(小山時夫君) 下田教育長。 〔教育長 下田喜一君 登壇〕
◎教育長(下田喜一君) 「旧細渕邸の利用計画について」という御質問にお答え申し上げます。 既に御存じのように、旧細渕邸は大改造されておりまして、文化財的なものではなく、
社会教育施設として利用を図っていきたいということでございます。
施設利用計画の基本は、購入に際しまして
議会全員協議会にお示ししたとおり、1階については利用される町民の方々の憩いの場としての利用、2階については展示等の場として利用を計画しております。なお、1階部分については、一部、和室の復元として改造を行い、蔵の一つについては昔の風情をとどめておりますので、保存建物としての文化財的な公開を予定しております。 施設の運営につきましては、主査1名、嘱託員2名を配置いたします。また、今後のスケジュールといたしましては、できるだけ早期に町民の方々にお披露目するために、11月10日の町制施行60周年記念に合わせて仮オープンいたし、平成13年4月を目途に
施設設置条例を制定し、細部にわたる内容を検討いたします。さらに改造が必要な場合には、今後、実施していきたいと考えております。広く町民の方々に来ていただくような施設として図っていきたいというふうに思っております。
◆2番(吉岡忠君) 再質問いたします。 ただいま利用計画について大まかな説明をいただきましたけれども、既に買収してから大分日にちもたっておりますが、それにしてはちょっと最初の全員協議会での町長の説明から進展しているというふうにちょっと感じられないわけです。11月10日の町制施行の記念日に合わせてオープンするということでありますけれども、そのオープンの内容ですね、そのときの展示なり何なりの内容。また、それは仮オープンという表現がありましたけれども、単なるお披露目であって、開館ではないのか、その点についてお尋ねいたします。
◎教育長(下田喜一君) オープンに際しましては、11月10日については町の記念行事として60周年記念事業がこのスカイホールで行われますので、こことの調整で、私どもの方では11月12日の日曜日に記念式典等を計画をいたしております。10日については一般の方々の入場は、テープカットをした後、お願いをするということになろうかと思いますし、展示のものについては、今、私どもの方では赤羽刀の刀剣が磨きに出しておりますので、それらを展示をいたし、皆様にお披露目をしたいというふうに思っております。 買収以来、補正をいただきまして、今、内部の樹木の剪定、あるいは竹柵の改造等をやっております。そして、あと身障者のスロープ等も計画をいたし、内部は
じゅうたん清掃、あるいはガラスの清掃等をし、電気設備が切られておったものですから、それらについては復元をいたし、冷暖房の設備も再調整をしております。中には照明灯が既にとられ、失礼ですが、ない部分もありますので、それらについては復元をするということの中であります。 1階の部分についてはテーブル、椅子等を置いて、住民の方が中を見ていただくということになろうかと思いますし、1階の厨房については、プロが使っている厨房でありましたので、その点についてはまだこれから検討する余地があろうかと思いますが、そこには手をつけずに今回のオープンに向けての準備をいたしたいというふうに思っております。 蔵の一部についてはワインの収納はされておったわけですが、その部分も一部手直しをしながら、2階の展示物についても、皆さんの蔵としての昔の活用が図られた部分をお見せできればというふうに思っております。 以上です。
◆2番(吉岡忠君) 建物本体のことについて伺いますけれども、あの建物は、私はある人から
江戸時代末期のものであるというようなお話を聞いたんですけれども、建物本体についての文化財としての価値、こういうものはどの程度考えているのか。もしそういうことであれば、本格的な専門家による調査、そういうものを予定しているのかどうか、お尋ねいたします。
◎教育長(下田喜一君) 東京都の文化財の担当でありました方を一度おつれ申し上げまして、見ていただいたんですが、かなり改修は進んでいる中で、江戸から明治の初期という建物であろうという見解を示しておりますが、これだけ改造されておりますと、文化財的なものとしてのものは少し、指定をするとかいう形では難しいんではないかということであります。 私の方でも、お客さんを集める中では耐震的なものがどうであるのかというようなことも含めまして、今回、補正の方でお願いしておりますが、そういったものも調べた中でのオープンに向けての準備という形であります。文化財的なものとしてのものは、建物本体としては、つくられた年代は推測できるだろうけれども、その保存としてのものについては、復元をするまでに至っていないというのが現状でございます。
◆2番(吉岡忠君) 昨日の同僚議員の質問にも、現在の瑞穂の町の財政状況は非常に厳しい、危機的な状況にある、まだまだ財政再建のために努力しなければならないんだというようなことがかなり強い表現で言われておりましたけれども、そうした中で、この補正予算、かなりの金額の予算を組んで購入したわけですから、ただいまの利用計画の説明ではちょっと非常に心もとないような感じを受けました。 もしこれが本当に町民に喜ばれるような施設として運営されていかなければ、町民から大変な非難を受けるということも予想されるわけでして、ぜひとも本腰を入れて、本当に町民に喜ばれるような、運営について本腰を入れて検討を進めていただきたいと思います。できれば、近隣の市町村から、瑞穂には「耕心館」というすばらしい施設があると、そんなことが話の中に出るような、そんなような、ぜひ瑞穂にはシンボル的なものもありませんので、そのようなものになるように、今後、運営について、ぜひすばらしい計画を立てて、またそれを実施に移していただきたい、そんなふうに思います。 以上、要望で終わります。
○議長(小山時夫君) 以上で吉岡忠君の質問は終わりました。 次に、原成兆君の質問を許します。 〔1番 原成兆君 登壇〕
◆1番(原成兆君) 議長の許可を得ましたので、通告順に従い、「青少年対策に積極的予算を」と題し、一般質問を行います。 昨今、新聞やテレビで報道される青少年犯罪はあまりに衝撃的であり、いじめ、薬物乱用、
暴力殺傷事件等、その実情は年々深刻化し、かつ低年齢化しております。さらに件数も着実に増加してきております。 幸いにして、我が瑞穂町においては、そういった凶悪事件は報告されておりませんが、青少年の健全育成が、現在、そして将来において、真剣かつ全力で取り組んでいかなければならない重要課題であることは変わりはありません。 青少年は、家庭、学校、地域を発達の場としております。しかし、最近では地域の催物等、参加しない、また地域とのかかわりを持ちたがらない親、また大人が増加しております。そういった影響で、さらに多くの青少年たちが地域に関心を持たなくなるという悪循環が出来上がり、結果、多くの地域社会において、以前と比べて驚くほど人間関係が希薄になっているのが現状であります。 各地域や団体は、青少年の興味を引くような活動をと大変御苦労されていることと思いますが、現状を考えますと、地域の組織力、地域が青少年を育てていく力、そういった地域の力そのものが低下しているのは明白であります。それを活性化し、再び盛り上げていくために、今まで以上にもっと別のアプローチを行わなければならない時期に来ていると思います。 このように地域や団体の抱える課題、責任がふえ続ける一方で、青少年を取り巻く社会環境も日々変化しております。しかし、ここ数年、そういったものが予算編成に反映されておらず、当然のことながら新たな取り組みを始めようとしても、なかなかかないません。魅力ある活動を展開していく状態にもありません。 町は、学校に対してはもちろんのことでありますが、青少年問題や健全育成に取り組む地域並びに団体を全面的に支援すべきであり、例えば町民の方々に具体的な事業を考えていただき、それを精査し、いいものであれば、それを予算に計上するというくらいの積極的な支援をしてもいいのではないかと考えます。そうした互いの協力は、行政に対する関心を高めると同時に地域の活性化にもつながり、青少年にとって積極的にかかわりを持ちたくなるような独自のカラーを持った地域社会への構築へと結びついていくものと考えます。 今後、町は予算編成の面から、
青少年健全育成事業を行おうとする地域並びに団体に対し積極的に支援する考えがあるのか、教育長の所見をお伺いします。 以上で壇上での質問を終わります。
○議長(小山時夫君) 下田教育長。 〔教育長 下田喜一君 登壇〕
◎教育長(下田喜一君) 「青少年対策に積極的予算を」という御質問にお答え申し上げます。 青少年による殺人や暴行傷害、恐喝、陰湿ないじめ、事件などの発生など、少年非行は凶悪、粗暴化し、低年齢化の傾向を見せております。東京都が平成11年11月に「心の東京革命」を発表し、住民の意見等を反映させた行動プランを策定し、家庭、学校、地域社会、それぞれによる取り組みを推進しております。 町でも
青少年問題協議会を中心に、各地区委員会、警察、学校、行政等が連携して、よりよい環境づくりを地域ぐるみで進めております。予算においても、町内40の子供会への助成費、育成費助成、ボーイスカウトの支援等、青少年団体への援助、
青少年問題協議会各地区委員会への助成及び
防犯パトロールの活動費補助により、地域ぐるみの
環境浄化活動の支援を行っております。また、直接の予算的援助ではございませんが、青少年関係及び地域の団体等の支援策といたしまして、社会教材、器具の貸し出し等を行っており、各団体の行事面での支援を積極的に行っておるところであります。 今後とも東京都や各種団体等との連携も強化し、家庭、学校、地域社会とともに積極的に取り組んでいきたいと考えております。
◆1番(原成兆君) 自席で再質問させていただきます。 私が一番言いたいのは、平成9年度から10年、11年、また12年の予算ですか、そういったものを見た場合、とても今のこの荒廃した青少年ですか、そういった実情を見た上での予算とはなかなか思えないんですね。確かに今、教育長が言われたように社会教材の貸し出しですとか、子供会、その他の団体への援助、助成金というのがあるわけですけれども、こういったものも実際にそれを行おうとする各地区の人にとってはそれほどの金額でもないし、また新たな事業展開をしようとしても、そういった事業展開をしていく上での、事業展開しようとするにはほど遠い予算ではないかと思うわけです。 こういったものを私としては、例えば各地区に、金額はともかくといたしまして、かなりな多額な金を分け与え、そうしたものを例えば予算、そういったもので青少年の健全育成のための事業を展開するような、そういったものが必要じゃないかと。私とすれば、各地区に例えば1億ずつ配るというふうなことをして、そうすることによって各地域の行政に対しての、住民の行政に対して関心も持たれることと思うわけです。そういった大幅な予算編成を組む、今後
ヒアリング等がありまして、平成13年度の予算が編成されるわけでしょうから、平成13年度の予算にそういった大幅な予算編成を組むつもりがあるのかないか、そこをもう一度お伺いします。
◎教育長(下田喜一君) 今、青少年を取り巻く環境は、私が言うまでもなく非常に多岐にわたっているわけです。私ども感じる中では、幼少のころの親との子供との触れ合い、これが欠如されている部分が
小学高学年、あるいは中学にわたって出てきている状況だと思います。やはり親を再教育するということの中では、「心の東京革命」もそういった意味で重要視されているところでありますし、他人が他の子供をしかることができる社会、そういったもの、それと当たり前のことが当たり前にできていない部分がありますので、そういったことも教えながら、社会全体で子供を育てるという心が必要であろうと思います。 私どもの方では、今、青少協でいろいろな事業を展開していただいておりますが、中には町内会長さんが青少協のトップをおやりになっている方もいらっしゃいます。なかなかお忙しい中で、この事業を進めていくということも非常に困難な状況であろうかと思います。そういったものも含めまして、やはり活動しやすい状況の組織を考えていくことも必要かと思います。 あとは事業を展開する中で、やはり青少協だけでなく各学校のPTAとも連携をとって、その地区に合った行事を展開し、強調していくことも必要であろうかと思います。そういった意味で、予算的な面もありましょうけれども、やはり社会全体が子供を見、また育てる義務があるはずです。そういった意味で、私どもの方でも強調していきたいというふうに考えております。
◆1番(原成兆君) 確かに子供を育てるのは、まず第一に家庭だと私も思います。学校教育に現在のところかなりな部分をゆだねちゃっているような面が非常に多いことも確かなわけでございますが。繰り返しになりますが、地域社会において事業を展開しようとすれば、必ず人の問題、それから金の問題というのがつきまとうのが、実際、事業を展開しようとする際の必要な面だと思うんですね。そうしたことで、なかなか予算の面でのいい返事はもらえないわけですけれども、今後、「ゆでガエル」という言葉があるわけですけれども、そういった「ゆでガエル」にならないような予算編成を今後していただくことを願いまして、質問を終わります。
○議長(小山時夫君) 以上で原成兆君の質問は終わりました。 次に、大坪たづ子君の質問を許します。 〔15番 大坪たづ子君 登壇〕
◆15番(大坪たづ子君) 議長の許可がおりましたので、1、「30人学級で行き届いた教育を」、2、「
給食サービス事業について」の一般質問をいたします。 1点目、「30人学級で行き届いた教育を」。登校拒否や不登校、高校中退の増加、授業の不成立や校内での暴力など、子供と学校をめぐる深刻な困難が全国的に起こっています。99年度の全
国公立小中高校からの報告された校内暴力は、過去最多の3万 1,000件に上りました。多くの父母や教職員、地域住民がこうした状況に胸を痛め、解決の模索が続いています。 こうした困難の原因は一体どのようなところにあるのでしょうか。地域社会の変貌や、子供たちを取り巻く文化の問題、長引く不況や相次ぐ解雇、失業の下で、子供たちの安心のよりどころであるべき家庭が、その役割を果たしにくくなっているなど、さまざまなことが考えられます。 しかし、何より大きな問題は、子供たちが多くの時間を過ごしている学校での生活が、本当に一人一人の子供の人間としての自立を励ますものになっているのかというところにあるのではないでしょうか。詰め込みの
学習指導要領と受験戦争の下で小さいうちから競争で追い立てられています。 しかし、今、政府・文部省や東京都教育委員会が進めている教育改革は、こうした願いにこたえるものになっているのでしょうか。2002年度から実施される新しい
学習指導要領は、教科学習の時間が大幅に削られたのに比べて、学習内容がさして減っていないため、今まで以上に授業での詰め込みはひどくなってしまいます。これでは、これまで以上に勉強嫌いや落ちこぼされてしまう子供たちがふえてしまうのではないでしょうか。 さきの国会では、政府は、日本が戦争に乗り出すための新
ガイドライン法、国旗・国歌法を国民的な論議を打ち切って強行し、今、学校に対して国旗の掲揚と国歌の斉唱を強制する指導をしています。さらに、さきの国会での首相の所信表明演説では、教育改革と称した教育基本法の抜本的見直しを言明しました。
教育改革国民会議の教育基本法の見直しが、神の国の天皇中心の臣民道徳の新しい装いをこらした押しつけに帰着するとしたら、まさしく国民主権の時代に逆行する時代錯誤的な発想です。 さらに東京都教育委員会は、教員に管理職や教育委員会の評定結果によって賃金や人事に差をつけるという人事考課制度を導入しました。その目的は、教員の能力開発のためとされていますが、教員を互いに競わせることで、果たして一人一人の子供の気持ちに寄り添い、待つことを大切にしながら、その成長を助ける教育という仕事がよくなるのでしょうか。結局は、子供のための教育というよりも、文部省や教育委員会の意向に沿った教育を推進する教員づくりをねらったものではないでしょうか。これでは今日の子供と学校をめぐる困難を克服するどころか、これまで以上に子供たちを苦しめ、一層ひどくしてしまうものです。 今、求められることは、ゆとりある教育を進めるための環境整備である少人数学級の実現ではないでしょうか。一人一人の子供に目の届く30人学級の整備について、どのような見解を持っているのか。また教育を取り巻く諸問題、環境整備について、以下の点で伺うものであります。 1、30人学級について。 2、教員の人事考課制度についての見解。 3、プール指導補助員の配置はどうなのか。 4、学校トイレの改修計画はあるのか。 5、体育館への冷暖房の設置について。 1点目は以上であります。 次に、「
給食サービス事業について」であります。 「食べること」の重要性は言うまでもありませんが、地域高齢者の食生活を補充し、健康の保持や増進を図ることはとりわけ大切な問題であり、長年、社会福祉協議会において取り組みがなされてきました。しかし、ことし3月に出された社協の今後の活動計画では、平成13年度で廃止の方向を打ち出しています。これまでの「配食ボランティア」を「確認ボランティア」へと移行することも課題の一つとされております。 今年度は介護保険導入に伴い、町の事業としても当初予算で 572万円を計上し、給食サービスが開始されました。9月の広報におきましてもお知らせが載っております。給食サービスの現状はどうなっているのか。本来、高齢者だけでなく、食事の確保が困難な障害者等の施策も今後必要かと思われます。今後の給食サービスのあり方についてお伺いいたします。 以上です。
○議長(小山時夫君) 下田教育長。 〔教育長 下田喜一君 登壇〕
◎教育長(下田喜一君) 1点目の「30人学級で行き届いた教育を」という御質問にお答え申し上げます。 東京都教育委員会においては、30人学級については国や都道府県の動向を見ながら対応したいと、現在、発表しております。したがいまして、国や都においては、現在、具体的な方針が出ておりませんので、学級編成基準の見直し等、国や都の具体的な方針を見ながら対応してまいりたいと考えております。 次に、2点目の教員の人事考課制度についての見解でございますが、この4月から教員の人事考課制度が導入されましたが、ほぼ全員の教員が自己申告書を提出し、この申告に基づく面接を通じて、教員とのコミュニケーションが思った以上に高まったという校長先生の話も届いております。教員の人事考課制度はこれまでの学校の体質を変え、校長のリーダーシップの下、教職員全員が問題解決に向けて組織的に取り組んでいけるようにするために欠かせない制度であると考えております。 次に、3点目のプール指導補助員の配置はでございますが、授業中でのプール指導につきましては教員免許を有することが条件であり、教員及び嘱託員が行っており、教頭先生など管理職も支援体制をとっておりますので、現在のところ、プール指導補助員の配置は考えておりません。 次に、4点目の学校トイレの改修計画があるのかということでございますが、毎年、各小中学校の施設状況調査の中でトイレなどの項目を入れて行っております。換気が悪い、水の流れが悪い、扉の破損があるなど改善要望が出ておりますので、順次、修繕及び改修を行って対処しているところでございます。したがいまして、今後も学校施設状況調査に基づいて行ってまいりたいと考えております。 次に、5点目の体育館への冷暖房設置についてでございますが、小中学校の体育館につきましては換気装置を設けてございますが、体育館への冷暖房設置については考えはございません。
○議長(小山時夫君) 関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 大坪議員の2問目の「
給食サービス事業について」の御質問にお答えします。 現在、実施しておりますところの高齢者
給食サービス事業は、社会福祉協議会で見守り型としてボランティアが配食しておるところでありますが、利用者の嗜好、量等の理由により減少しているのが現状でございます。 御質問の障害者給食サービスにつきましては、障害者等については、特に年齢層が違っておりますので、個々に嗜好、量的あるいは食の楽しみ方等についても、一律の利用が困難ではないかと考えております。特に障害者の中でも、家庭の食事の用意ができるようなところと、あるいは障害者だけというところがあると思いますから、事情に応じて、今後、これら食生活に不自由をしている人については、どうあったらいいかということを検討してまいりたいと、そういうふうに考えております。
◆15番(大坪たづ子君) それでは、1点目なんですけれども、30人学級につきまして、国や都の動向というのがまだ検討されている最中であってということで、その方針を見ながらという状況であります。もちろん、これは40人という基準がありますので、当然、町として独自にやるとしたら、そこに加配の嘱託なり、何らかの方法が、先生方の張りつけが必要でありますけれども。では、町としては今の現状の中でね、登壇でるる述べましたけれども、人数がやはり少ない方が子供に目が行き届くというのは当たり前の話ですよね。そういうところでは、国や都の動向はわかりました。それじゃ今、瑞穂町の教育のトップとして、どのように今の40人学級ですか、そういうものをとらえていらっしゃるのか。例えばことしは四小でしたかね、かなり、あともうちょっとふえれば1クラス、あと何人か転入があればクラスがふえたというところが三つぐらい、全部の小中学校であったと思うんですね。そういう点では非常に微妙なところで、毎年3月、4月の学級クラス編成のときには、多分教職員の方々も、どうなるかなあということを見つつ、減るか、ふえるか、大変厳しい決断のときだと思うんですよね。 しかしながら、今なかなかそういう40人という枠が組んであるので、それを動かすということは教員の補助金も、東京都のそういう事業でありますから、なかなか町独自の施策がない限り、それは不可能でありますけれども、今の瑞穂町のそういう現状を見ながら、町としての見解、そういうものはどのようなものを持っていらっしゃるのか。国や東京都は、ちょっとこの際、それは大事なことでありますけれども、瑞穂町の子供たちを見ているという観点で述べていただきたいと思います。 こういう30人学級については独自の方法でやられている町、市なども結構出てきている。あとチームティーチングという形で、加配する、嘱託を加配すると。例えば37人以上のところはお1人、それを独自の施策でつける、そういうふうなことをやっている自治体もあるんですよね。そのくらいやはり今、大変だというような現状の認識はあると思いますけれども、それについてもう一度お願いします。 2点目の人事考課制度について、欠かせない、これが今の時点では思った以上に効果が高まって、校長先生だとか、あと教職員の方々のコミュニケーションですか、それがとれて、非常に効果が上がっているというふうなことなんですけれど。もちろんこれは導入されてしまいましたから、来年いろいろもっと先に進むんですが。要するに業績を評価するんですよね、通信簿ではないんですけれども。最終的には教頭や校長や教育長による業績評価、それをして、最後には教育長が町にいる 200名教員全体を5段階に総体評価をするという、そういうことになりますよね。それをある意味では賃金だとか、さっき申し上げました給与に差をつけるというふうなことになるわけなんですよ。今のところは、そのコミュニケーションがとれているということになりますけれども、最後に行けば、教育長がですよ、 200人の方を総体評価しなければいけないと。各学校のさまざまな能力、情意、実績に応じた評価をもとにして、それをやるんですよ、教育長は。そういうふうなことなんですね。それによって給与に差をつけると。 果たしてこれが、今は欠かせないというふうな、途中経過ですから、言っていらっしゃるんですけれど、最終的にそういう評価をする段に当たって、それが即賃金にはね返ると。そういうふうなことになったときに、本当に子供たちのための、そういう教育の一つの教職員に対する施策というふうなことで言えるのかどうかですね、そういうことをもう一度お聞きしたいと思います。あなたが評価をすると、そういうふうなことで。 3点目のプール指導補助員、これにつきましては今回で3回目なんですけれども、各学校の、例えば2クラスなど、同じ学年、1年生でも2年生でも結構です。2クラスあるところは先生が2人おられますよね。もしお1人、子供がだれか1人、本当に緊急な事態になった場合に連絡をしに走らなければいけない。もう1人の方はその場で子供たちの状況を見る。もちろん校長先生や教頭先生がそこに加わってくださるというふうなことが確保されている場合はいいんですけれども、大勢の子供たちを、本当に低学年の場合にはそこで見なければいけない。ましてや単学級の場合には、本当にそれが可能なのかということで前から質問をしているわけなんですね。 これは羽村市とか日の出町なんかも含めて、非常にプール指導に対する危険性ということでは、大変この制度を夏のプールの間だけでも導入しているという状況もあるんです。そういう点では、各学校からのそういう要望、そういうものはどのように受けとめておられるんでしょうか、もう一度お聞きします。 体育館への冷暖房設置について。これにつきましては、今、瑞穂町は基地周辺ということがありまして、防衛補助事業の一環で、各学校にはすべて冷暖房完備と、そういう中で勉強をしているわけであります。それで、何で体育館が冷暖房できないのかというふうなことは非常に前から疑問に思っていたんですね。多分皆さん方も卒業式とか入学式とか、さまざまなときに学校に行かれることも多いでしょうし、各公式試合だとか、いろんな行事で体育館は使うわけなんです、学芸会を含めてね。 それで、これは企画の方の関係になるんでしょうけれども、防衛補助事業の防衛施設周辺生活環境の整備に関する法律第3条の2項で、それによって学校施設の冷暖房があると思うんですね。 ここの中の講堂というか、そういうところに当てはまる。体育をするということに対しては、冷暖房は国の補助事業では認められていないというふうなことだと思うんです。しかし、講堂という位置づけで、その冷暖房設置は可能だし、現に音の被害がひどいからという理由で近隣の市が全部冷暖房をやっているという実態もあるわけなんですね。 私は、とりわけ瑞穂町に勉強というか、住んでいる子供たち、小中学校、義務教育におきまして、やはり航空機の騒音とか、そういうさまざまな被害があるからこそ、こういう防衛補助事業、いろんな形で整備をされていると思うんです。できる限り、これを取り入れて快適な環境をつくってあげるということは、基地を囲む町としての姿勢でもあるんではないかというふうに、そのぐらいの恩恵を受けてもいい、このように思っておりまして、たまたま企画の方が都市診断調査、これを出したときに、非常に瑞穂町の、多摩地域の人口 1,000人当たりの小学校児童数、中学校生徒数というのが大変高いという町ですね。若い町だと思います。そういう点では非常にこういう基地の被害という観点から見ても、このくらいのことはしても十分であるというふうに考えまして今回の質問を書いたわけなんですけれども。それにつきましてもう一度見解をお願いいたします。その基地の騒音という観点からも含めて、ちょっと難しいんですけれど。 2点目の給食の問題なんですが、登壇で言いましたように、今現状はどうなっていますか。4月の時点で、私はこのように聞いたんですけれど。予算の質疑があったんですね。そのときに給食補助事業をやりますと、町で。そのときには認定外の方のみというふうな、そういうふうな認識でいたわけなんですけれど、今回、9月の広報によりますと、給食事業をやるに当たっては、そういうふうな枠ははめておられないというふうな受けとめをしたんです。今現在、どのぐらいの申し込みがあるのか。この給食事業、町としては、社協としては見守り型としてやったものが、なかなかちょっと今、数が伸び悩んで、非常に少なくなっているという現状なんです。生活支援型として町は始めたというふうな認識なんですけれど、それだったら、それなりのいろんなPRをしていかなければいけないんですが、今現在の状況、今後の方向について、担当の方で結構ですので、お願いいたします。
◎教育長(下田喜一君) お答え申し上げます。 30人学級の関係ですが、現在、瑞穂町では小中学校合わせて95クラスあるわけですが、30人以下のクラスとしては16クラス、それから31人から35人のクラスが33クラスあるわけです。約52%は35人以下という形で、今、授業がされておりまして、残る40人までは46学級の48%であると。現状としては、少子化に伴いまして、クラスがそういった中で少人数化されてきているというのが現状ではわかるかと思います。 国においても、今後、5年間で児童数が全国で60万人減るということが想定されているわけです。そこで、小中学校の教員定数も2万 5,000人の自然減増になるということであります。したがいまして、それらの採用抑制も必要になってきますが、これらについて、5年間で嘱託とか、そういった中で2万 5,000人、あるいは2万 3,000人の教員等をどう配置していくかということで、文部省もその辺が考えられるということだと思います。現に瑞穂町においても、教育的な中で、2クラスを3クラスに分けて、習熟度ですか、おくれをとっているところをクラス分けして、あえて教頭、校長も入って、その進度を高めていくという努力もしているわけです。 今後、文部省からも都道府県においても、40人にこだわらず、部分的にはその配慮がされるということも聞いておりますので、そういった人間的な配慮がされる中であるとすれば、私どもの方でもできますでしょうし、町として単独で教員を雇うということの中では、非常に難しい問題があろうかというふうに思っております。 2点目の人事考課ですが、これはやはり先生方も、旧来の子供に教えるために黒板にただ書くだけで、これを写せという指導の方法ではやはり立ちおくれでありまして、自分のクラスあるいは教科について、自分は1年間、こういう形で授業をしていきたい、こういう目標を持ってやりたいんだということが、目標を持ってやっていただくことがやはり先生の自分自身の教員としての資質を高める上でも必要でしょうし、子供に対する教育度も増すものであろうかと思います。そういった観点でやはり人事考課制度というのは取り上げられたことでありますし、私が最終的に評価するとしても、現在の瑞穂町 165人の教員がおりますが、非常に劣っているという形の見方は私はしておりませんで、皆さんいい先生で、それなりに努力をされていらっしゃるというふうな見解を持っております。 それからプールの関係ですが、単学級の場合は、特に校長、教頭が、そういった中でプールの指導に当たるということの中で、私の方でも校長との確認をとっておりますので、御心配のないような形で、私どもの方でも事故が起きたら問題でございますので、そういった面で十分注意をしながら、危険のない形での指導をしていただくよう指導しているところであります。 それから4点目の……。
○議長(小山時夫君) 4点目はいいんです。
◎教育長(下田喜一君) 体育館の関係ですが、これは議員も御承知のとおり、体育館は汗を流すところでありまして、そこへ冷暖房をかけても効果はございません。そういった意味で、防衛としては講堂として使うときに補助という形が生み出されていると思いますが、私どもの方としては、まだまだ学校の改修等で非常にまだ金のかかるところでありまして、そこまでの考えに至ってはおりません。
◎町長(関谷久君) 2点目につきましては、実態に詳しい担当の課長、最初の点については
高齢者福祉課長、そして障害者等に対する今後の給食のあり方等については福祉課長から答弁させます。 以上です。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) 町長の命によりまして御答弁申し上げます。 配食サービスの現状はということでございますが、私どもは広報、あるいはケアマネージャー会議におきまして、このようなサービス事業を行っているということでPRはしてございます。しかし、現在の状況でございますが、利用者は今のところないということになっております。 以上でございます。
◎福祉課長(秋間富美子君) 町長の命によりまして、障害者の給食サービスについてお答え申し上げます。 現在、社協ではひとり暮らしの高齢者あるいは高齢者世帯に対しまして、見守り型として給食サービスを行っております。寿楽でやっておりましたものをそのまま引き継ぎまして、当初は14人でございました。現在、4食でございます。最初、利用していた方が入院等で減ったということも伺っております。 障害者の、介護保険で障害者に移行した方、障害者が介護保険に移行した方が、やはりこの高齢者の事業に、これは利用できるわけなんですけれども、社協でこれからどのようなことをお考えかと申しますと、先ほど議員が御指摘したとおり、地域福祉活動計画の中では、平成12年度から平成13年度にかけて廃止の方向で検討しているということではございますけれども、私どもが検討いたしました結果、次の地域福祉計画の策定時のときに、障害者に対しましてアンケート調査でも行いまして、これから社協でどのような形で継続していったらいいのかなということで、障害者の方にもサービスをこれからニーズを調査をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) ちょっと補足をさせていただきます、私の方の1点目のですね。事業としては立ち上げは現在、行っていないと、利用者ゼロということで申し上げましたが、先日ですが、高齢者の方に利用したいという方がありました。ただし、1件のみでこの事業というのはなかなか立ち上げできませんので、社協の方に、先ほど福祉課長が申し上げた、今、14食が4食になっているという、そのサービスが受けられるような方向で指導──指導といいますか、お伝えをしたというようなのが1件ございました。 以上です。
○議長(小山時夫君) ここで暫時休憩いたします。10時10分の再開といたします。 休憩 午前 9時57分 開議 午前10時10分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 大坪たづ子君の一般質問を続行いたします。大坪たづ子君。
◆15番(大坪たづ子君) 1点目のところなんですけれども、30人学級の問題で、もちろんいろんな形で努力をされておられるという一例を中にも述べておられましたし、もちろん今、30人学級はできていないわけですから、40人の中でも、そういうふうにクラスを少し変えてみて頑張っているというふうなこともありました。 そこで、なかなか今、子供たち全体、小中なんかもよく学校公開とか、いろいろなことをやりまして、行く機会も多いし、あとPTAなどでもいろいろな機会があるんですけれど、非常に教育の現場では教職員の方が不断の努力をされているということは物すごくよくわかっているつもりでおります。 そして、それ以上に本当に今、子供たちのそういう教育現場では大変な困難が広がっているということも多分認識をされていると思うんですね。だから、やっぱり義務教育という中で、本当に基礎的な学力を最低限身につけて、そして社会性もその中で養い、自立する心を少しでも育てるという意味での教育の大切さというのも、教育長としてはきちっと認識をしておられる上でね。 それで、ことし、昨年7月には地方分権一括法が成立しまして、ことしの4月からかなりの法律を変えたわけですね。公立義務教育小学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する第5条というのがあるんですけれども、これによりまして、今まで市町村が設置する義務教育小学校の学級編成にかかわる都道府県教育委員会は今まで認可だったんですよね。それが同意を要する協議ということで、非常に各自治体というか、各地域におきまして、現状を勘案して、今までは認めないというふうな、かなりの30人学級を独自で35人学級とかやっているところに対しては、いろいろな意味で相当圧力があったというふうな、そういう経過もあるんですけれども。しかしながら、今現在はやはり子供の取り巻くそういう環境の、教育環境の諸条件、そして地方分権というのは、ある意味では地域に応じて、その自治体独自のカラーを出していく。本当にそういうふうな形で、今、瑞穂町は大変子供たちの数も多い。そういう現状の中で、より健やかに、先ほどの質問ではありませんけれども、健全育成という形では、家庭も地域も学校もあるんですけれども、その中で本当に独自な自治体の施策として、教育にそういうふうな柔軟性というか、独自の、ここは39人だからお1人補助の人を独自につけてもいいというふうな、そういう判断をできるということが今度の地方分権の一つのあり方だと思うんですよ。みんな地域を考えていく。そして自分たちの学校、そういうのに目を向けて、そこの中で本当によりよい教育を進めるためには何が必要なのか。自分たちのなるべくそういう特色を生かしながら、みずから地方自治法の改正などと合わせて、本当にそういうものをやっていくんだということで。本当に教育長の答弁を聞いておりますと、確かにわかるんですけど、都教委とか、さまざまなそういうところのきちっとした定数とか人数とか、かなり上からそういうものがかちっとはまっていますから、日本全国そうですよね。 しかしながら、これからは、先ほど申しましたように、2002年の教育改革は、私はそれがすべていいというふうには思っておりませんけれども、そういう独自のね、自治体独自の施策ができるんだと。そういうふうな位置に立って瑞穂の教育を見ていく、教育現場を見ていく、その中でのお答えが欲しかったわけですね。 だから、国がこうだ、東京都はこうだ、しかしながら、今現場では大変厳しいというのはあるんですよ。そうしたら、じゃあ町としては何ができるのか。そういう形でお答えをいただきたいというふうに思ったわけなんです。 それと、人事考課制度なんですけれども、これも分権なんていうふうに言いながら、結局東京都全体、教育委員会は押しつけるわけでしょう、こういうことをね。教育長は、それについては効果があるというふうに言っておられましたけれど、みんな頑張っている、先生方。一丸となって、それをよくしようというふうにチームワークで頑張る。しかし、評価をしなければいけないという、そういうところが最終的には出てくるんですね。 だから、みんな5をつけてあげたい、通信簿と同じなんですけれど、子供たちに対してもやっぱり1をつけなければいけないという、そういう事態にあるわけなんです、現場は。だから、そういうことを考えてね、本当にこれも、もうこういうのはやめてほしいぐらいのことを都教委の方に上げるというふうな独自性があってもいいんではないかと私は考えて質問をしたわけなんです。その点、二つにつきましていま一度お願いします。 体育館の冷房につきましては、第3条の2項ということで、非常に基地の周辺ということを勘案してから、いろいろ、そんなに子供を甘やかすことはないと、そういうふうな感覚もあるんですけれども、私はむしろ、こういうものを使うために国がそういう防衛補助事業として用意されている。補助率10分の9ですよね。しかも起債も受けられる。ランニングコストについても防衛の中でかなりいろんなことができますよね。だったら使わない手はないんじゃないかと、そういうふうなことを思いましてね、ちょっと質問をしたわけなんです。その点につきまして、第3条の有効活用という点ではどのように考えておられるのか、再度お伺いします。 給食につきましてね、現状がないというか、そういう申し込みはあったと。それで、非常に給食サービスは今年度、大変期待を持たれたわけなんですね。介護保険が導入になりまして、ちょっとこういう事態はほかのところでは見られない状況なんです。むしろ給食サービスはふえている。一体何が原因なのかということでね。ここの、今回は広報にありました。65歳以上という年齢が問題なのか。それとも昼だけというのが問題なのか。いろんなことを考えられますよね、集まらないというか。もちろんニーズがたくさんあれば、それがいいということにはなりませんけれども、少なくとも食事をつくるのが困難だという御家庭は多いと思うんです。ここの町だけ極端に少ないなんていうことはあり得ないわけで、そういう点ではね、そこの原因と申しますか、ケアマネージャーさんたち、いろんなところを回っていらっしゃると思うし、介護の認定を受けた方についてはね。 それで2番目に聞きましたところの、これは介護の認定を受けなくとも、65歳以上の基準を満たせばいいということですね、この広報では。そういうふうな受けとめをしますけれども。そうすると予算審議のときの説明とは若干食い違いますので、そこら辺は明らかにしていただきたいんですけど。あと、その原因究明ですね、そういうところ、わかっている範囲でお願いします。
◎教育長(下田喜一君) お答え申し上げます。 1点目につきましては、学校公開も含めて、先生方、あるいは学校自体が地域の方々、父兄に学校を公開しながら子供の状況をつぶさに見ていただく、あるいはまた教育的な観点から先生の指導の状況を見ていただくということの中では、瑞穂町においては本当に進歩的にやっていただいているということに私は敬意を表しているわけです。 私どもの方としても、西多摩の町村、3町1村の中で3人の指導主事が西多摩支所に配置されているわけですが、これは10年来、各町村に指導主事の配置をということでお願いはしております。しかし、東京都の財政等を含めて、なかなか実現に至っていないのが現状であります。私どもの方としても、各学校にそういった形で指導主事が入ることによって教育効果を高められるということも含めてお願いしているところでありますが、あとは学校によっては不登校の多いところについては不登校加配で先生方をいただいたり、あるいは新たな教員が配置された学校については、その教員を養成するための講師がついていただいたりしております。 T・T加配という形の中でも要望をいたしておるところですが、全体の枠の中で配置が決まっておりますので、なかなか要望に沿うような形で配置されないというのが現状ですが、できる限り私の方でも努力はしていきたいというふうには思っております。 それから2番目ですが、これはやはり評価をしていく中では平等な評価ができなければなりませんので、校長、教頭については、評価者訓練を十分行ってもらうよう支所を通じて東京都にも働きかけをしているところであります。 したがいまして、校長があまり学校におらずに、そういう中で先生の評価ができないという現状があるとすれば平等な評価ができませんので、私どもの方としても、なるべく校長、教頭においては、会議等の緊急性がない場合には、十分先生方の授業内容が察知できるような形でいてほしいということでは、校長会を通じてお願いをしております。 5点目ですが、体育館の関係、10分の9の補助率というのは存じ上げておりまして、近隣のところでおやりになっているところは早くから手がけたということも聞いております。したがいまして、これについては防衛庁の予算も非常に厳しい中で、騒音測定で、今、横田基地は輸送機の基地としての中で、騒音が一時よりは少しおさまっているのかなという状況ですが、そういった評価基準もあるかと思います。 そういった中では、研究はしてみたいと思いますが、現状としてはまだまだ学校の改修計画をしていかなければならない。生徒棟、本来の学校としての施設に対して設備をしていかなければならないという現状の中では、今の体育館への冷暖房設備ということについては、研究はしますが、実施に値するということではちょっとお時間はいただきたいというふうに思っております。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 この条件の件でございますが、広報でお伝えしたとおりですね、ひとり暮らしの老人、あるいはそれらと同等といいますかね、ひとり暮らしの、独居あるいは世帯、ただし65歳以上というような条件をつけてございます。 そして、この利用者がどうして多くならないか、要するに出てこないかということですが、私の推測するところでは、ホームヘルパーを利用している方は、介護保険の導入以前よりも人数的にはかなりふえております。したがって、このヘルパーさんの家事援助に頼っている方もあるのかなと、このように思いますし。また、高齢者の方は非常に経費に対してシビアな面もあります。 したがって、金額は 500円ということで広報でもお知らせをしておりますが、近くのコンビニに行けばというようなこともあるのかなということも考えられます。しかし、私どものこの給食につきましては高齢者向けの給食というようなことで味等も若干薄くなっておりますし、量的にも成人の食べる量とは違って、多少控えめというようなところもあります。ですから、その辺を高齢者の方がどのように受けとめているかということに原因はあるのかなと、こんなふうに感じております。 以上でございます。
◆15番(大坪たづ子君) それでは、1点目の方なんですけれども、いろいろ教育の中身がさまざま変わっていく段階の中で、ぜひ各学校のそういう厳しい状況等々も踏まえて、できる限り加配と申しますか、たとえ30人ということにならなくても、困難な学級に対しての嘱託というふうな、そういう配置、そういうものの補助員というふうに申し上げてもいいんですけれども、町独自としては、そういうふうな非常に困難であるというふうに判断した場合は、その学級数のクラスの人数を減らすんではなくて、例えば嘱託とか、そういう補助員という形で町独自で加配をするというふうな、そういうふうな方策、そういうことは考えておられるのかどうか。 給食の方なんですけれども、やっぱりPR不足というのが一番大きいんではないかというふうにちょっと考えるんですね。ひとり暮らしで、独居の方ということで広くやっておられるんですけれど、今回初めてこの広報、4月のときに、介護保険の導入のときに載っておりましたけれども、まだわからないという方もきっと多いかと思うんです。あらゆる手立てを尽くして、民生委員さん、あとケアマネージャーさん、そういう点ではやはり家事援助に頼っている方もあるんでしょうけれども、このサービスをまだ知らないという方もやはりいるのではないかと、そういう懸念がされますけれども、今後のPR、ここで1回、広報を出して、どのように考えておられるのか、それを最後に伺います。
◎教育長(下田喜一君) お答え申し上げます。 この1点目につきましては、先ほど例を申し上げました学校については、校長、教頭が、やはりそういった児童がある教科の中で非常に差があり過ぎるということの中で、みずから自分も教室に入り、2クラスを3クラスに分けたりして、その教育が徹底できるように努力をしているところであります。 私どもの方でも、校長から教育委員会にそういった要望が出たときに、学校としてどう対応しているのか、その学校自身の教育上のプロセスがどうであるのかを問いただした中で、やはり必要とあらば西多摩支所が私どもの方の上級のところでございますので、東京都の多摩教育事務所、西多摩支所において、現状を訴えて、そういう困難な学級があるとすれば配置を、講師でも配置をしていただくということを懇願していきたいというふうには思っております。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 PRをいかにしていくかということでございますが、折を見て、必要なときに必要な方法でPRしてまいりたいと思いますが、しかし、この事業でございますが、あくまでも個人が選択する事業ということで経費もかかります。したがって、こちら側、行政側から押し売りをするようなことはできませんので、PRに努めていきたいと、このように思っております。 以上でございます。
◆15番(大坪たづ子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) 以上で大坪たづ子君の質問は終わりました。 次に、島英之君の質問を許します。 〔9番 島英之君 登壇〕
◆9番(島英之君) 議長の許可をいただきましたので、まず第1点、「公園遊具の点検と改善状況を問う」と題して一般質問させていただきます。 公園に設置されている滑り台やブランコ等の老朽化や故障に起因する事故が発生し、町の管理責任が問われることのないように、また、子供たちが安心して遊べる公園にするためにも、遊具の保守点検を怠ってはならないと、昨年9月議会で一般質問をいたしました。 その中で特に老朽下が目立つ滑り台は、さびで塗装がはがれ、手すり下の部分がおろし金のようになっていて、けがの心配があると強く指摘したのでありますが、このことに対して町長は、まだ十分ではないが、鋭意皆さんに愛される公園であるように努力していると答弁され、担当課長は、嘱託員あるいは担当係員が毎日見回りをしている。そして指摘があったので、今後十分注意し、塗りかえ等を行っていきたいと考えていると答弁されました。しかし、現状を見ますと、老朽化がさらに進んだと思われるものや、松原集会所がある公園の滑り台はいまださびで穴が開いたままの状態で放置されているのであります。 私が今回調査したある公園では、「危ないから滑り台では遊ばせていない」という言葉を聞かされましたが、この声を町としてどのように受けとめられるのでしょうか。 町の公園の大半は、ブランコ、滑り台、鉄棒などの一部があるだけで、家族ともども憩う場所としては遊具施設が非常に少なく、私自身、もっと夢のある施設が必要ではないかと思っているだけに、まことに残念でなりません。 そこで、この実態を踏まえて、改めてお伺いいたします。 昨年の一般質問でこのことを指摘してからちょうど1年が経過しましたが、そのときに答弁されたことを振り返って、公園遊具の具体的な点検内容と、どのような改善策をとられてきたのか、明確にお答えいただきたくお伺いいたします。 次に、第2点目、「車輛基地建設の進捗状況と駅舎構想は」と題して質問いたします。 三鷹-立川間の複々線計画に伴い、我が町に車輛基地が建設されることになり、都心へ向かう利便性の向上に町民から大きな期待が寄せられてきました。しかし、途中でオオタカの営巣問題が発生するなど、大変憂慮してきたところでありますが、最近になって、にわかにトーンダウンしている要因は一体何なのか。現時点での進捗状況をお伺いいたします。 また、我が町の顔とも言える箱根ケ崎駅の現状を見るとき、雨の日には、改札口を通った後に、また傘を差してホームに歩かなければならない、極めて珍しい駅舎であります。車輛基地や拝島間の複線化、モノレールの乗り入れ、さらには駅西区画整理事業とのかかわりなど、未確定部分が多々あることは十分承知していますが、箱根ケ崎駅舎の将来に、町長はどのような構想を持って臨んでおられるのか、お伺いいたします。
○議長(小山時夫君) 関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 島議員の2点にわたる一般質問ですが、最初の1問目の「公園遊具の改善状況を問う」ということにつきましては、私の方からは課長に尋ねたところ、十分その質問の意図に対して、1年間にわたって整備に努めたというふうに報告を受けております。したがいまして、もし御指摘の点と報告との間に食い違いがあるならば、課長を通じて御答弁させますので、お聞き取りいただきたいと思います。 次に、「車輛基地の建設の進捗状況と駅舎構想は」ということでありますけれども、お尋ねの車輛基地建設、及びこれと一体の事業でありますところの複線化計画につきましては、JR東日本において工事完成期間を、期限を7年間延長したということは昨日述べたところでありまして、これが平成19年3月31日までとなりました。これが関東運輸局長に申請し、承認されたということを報告を聞いております。 この原因は何かというふうなことでありますけれども、これについては、まず第一には、その沿道の乗降客、いわゆる採算ベースに乗るかどうかというふうなことと。JRそのものが赤字を抱えておって財政が非常に苦しい、これが基本ではないかと考えております。 それから、そのほかには、もともとが車輛基地そのものが中央線の複々線対応ということでありますから、複々線の工事が始まり、またそれが供用開始という時期が来たならば、オオタカの問題等もありますけれども、かつてオリンピックを控えた長野の新幹線のように、必要に応じてはかなりピッチが上がるんではと思いますけれども、現状において複々線工事は一部着手した程度でございますので、このJR車輛基地についての需要がまだそれほど見えてこないと、こういう中に具体化がおくれている理由があるかと思っております。 現状について言いますと、車輛基地の取得は99%進んでおります。残っているところが農地になっているところの八高線の車輛基地への分岐点があります。それから複線化の用地でありますけれども、これについて言えば52%が取得済みとなっております。 次に、箱根ケ崎の駅舎の件でありますけれども、このことについては、かねがね私の方は国分寺の駅ぐらいにしたいというふうに言っておったんです。南側と北側というか、東側と西側というか、そういうのは国分寺で大分やりましたので、ああいうふうにしたいな。それで、言うならばメインになるような、あそこでは丸井がやっておりますけれども、区画整理したあたりには大型店舗の進出、あるいは町の方でもそれが利用できるような合築のような形で公共施設もと思っておりました。 そんなことを念頭に置きながらやっておるところに石原知事の軍民共用なんていう問題が出てきました。こうなると航空法の制限を受けるということで、いろいろ検討しておりますが、現在のところ、過日、JRの外郭団体でありますところのJRのコンサル株式会社の者が参りまして、いろいろと瑞穂の地域性について検討しました。その結果は、やはり線路の上に駅舎をつくるわけですが、さらに大がかりな合築のビルなどをつくるということは非常に費用がかかる。つまり、電車を走らせながら建築するわけでありますので、安全性というような問題。それで1日の作業時間が2~3時間に制限されると。いわゆる終電車が終わって準備を始めて、また始発が出るまでの間に片づけると、こういうようなことで経費が割高になる。 だから瑞穂の場合について言えば、とりあえず線路をまたぐ橋上駅にして、それで町の顔になるような駅舎については別に線路とは離れたところに、いわゆる駅の広場、あるいはそれに接続するようなところに公共性を持ったようなもの、あるいは一般の乗降客が利用するような商店街のようなものを形成する方が利口ではないかと、このような助言をいただいたところでございます。 いずれにしましても、町の方で構想を練って、こういうふうにしたいからという申請をして、それからいろいろ書類の審査、あるいは工事にかかって、出来上がるまでに4年間かかるであろう、こういうようなことも他の例からお話がありました。この時期に、こういうことをしろ、こういったことがいいというふうなことで、現在のところ、改築に当たってのスケジュールと申しますか、そのような点を示されたところであります。 したがいまして、今後の具体的な計画等につきましては、交通環境対策特別委員会の方々もおいででございますし、あるいは必要に応じては地域の人たちの御意見等を伺いながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。 駅舎の方については、自由通路の完成を目途に、平成16年には供用ができるようにということであります。 以上であります。
○議長(小山時夫君) 臼井建設課長。
◎建設課長(臼井調次君) 町長の命によりまして「公園遊具の点検と改善状況を問う」ということで御説明申し上げます。 まず、町内の公園には大小さまざまに48カ所の公園がございます。これにつきましては、野天でございますので、多少の損傷あるいは腐食は事実でございます。しかしながら、この1年間に改善いたしました遊具等の御説明を順を追って御説明させていただきます。 まず、第1点目、松原中央公園のドアの改修をいたしました。2点目、松原中央公園の遊具、これはスプリング遊具でございますが、ウサギの修繕でございます。3点目、松原中央公園の管理棟のセンサーの修繕をいたしました。4点目、狭山池公園の車どめの修繕をいたしました。5点目、松原中央公園の流れの修繕も行っております。また6点目、松原中央公園のトレーニングステーション修繕、これはつり輪、ツイストボード、スプリング遊具、これはラビットでございます。滑り台の支柱を修繕いたしました。7点目、富士山公園のブランコの修繕をいたしてございます。8点目、駒形公園のテーブルの修繕をいたしました。9点目、松原中央公園、狭山池公園のトイレの修繕をいたしました。10点目、緑道12号、車どめ修繕をいたしました。 11点目、駅前公園ベンチ修繕をいたしました。12点目、松原中央公園の外灯のランプの修繕をしてございます。13点目、長岡下師岡公園の給水管の修繕をいたしました。14点目、松原中央公園のろ過ポンプの修繕をいたしました。15点目、松原中央公園、自動点滅機の修繕をいたしました。16点目、長岡でございますが、春日公園の外灯のランプ修繕をいたしました。17点目、下師岡公園のトイレの修繕をいたしました。18点目、狭山谷公園の車どめの修繕をいたしました。19点目、狭山池公園の案内板の修理をいたしました。これは書き直しでございます。20点目、富士山公園の遊具の移設工事を行いました。これは複合遊具でございます。 21点目、狭山池公園の木製の遊具、これは非常に危険でございましたので、新しく撤去いたしまして、複合遊具の新設をいたしました。22点目、やまばと公園、つつじ公園、ベンチの修繕をいたしてございます。23点目、松原東公園、サークルベンチの修繕をいたしました。 また最近でございますが、松原中央公園の滑り台の補修工事を8月の末にしてございます。また今後──失礼しました。松原中央公園のろ過の設備の点検もいたしてございます。また砂場殺菌検査、これは町内各公園でございます。これもいたしてございます。また噴水設備の保守点検委託、それから16号の沿線にございます、元狭山でございますが、水景モニュメントの保守点検委託、あるいは今後、マツクイムシの防除委託、これは狭山池公園が45本、松原中央公園が8本という関係でございます。また狭山池公園のスプリング遊具、これもやはりウサギでございますが、これも修繕をしてございます。 また、御指摘の確かに現在、町の公園には滑り台が20基、複合遊具の中に6基ございます。確かに議員、御指摘のように、玉林寺公園の滑り台、殿ケ谷でございます。それから松原西緑地に集会所のところにございます滑り台、それから駒形公園、若草公園、それから松原東公園、確かにちょっと腐食あるいは損傷して、現在テープ等も張ってございます。また、これにつきまして、今後、修繕、あるいはお金もかかりますので、理事者ともよく相談をいたしまして、塗装の塗りかえというようなことも検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
◆9番(島英之君) それでは自席から再質問をさせていただきます。 先ほど私が聞いたことは公園遊具の保守点検ということで、さまざまな、これもやった、あれもやったと、必要ないことまでいろいろ言われたんですけれども、それは昨年も同様、そういったお答えがなされているんですね。ところが、昨年は滑り台がやられてなかったんですよ、ここに議事録があるんですけれども。私も幾つか写真を撮ってきましたけれども、実際に前回、一般質問させていただいたときは、けがにつながるから、一遍行って自分の手でさわってきてくれと、私、言ったはずなんですね。そういった状況が果たして実施されたかどうか。 それと、一番私が重要視することは、公園の遊具等での事故がやはり多発しているということで、建設省あたりでも調査をやっているぐらいなんですよ。これはなぜかといいますと、町の管理責任が必ず問われてくるということなんですね。前回も町長のお答えの中で、保護者の中から滑り台でとげが刺さったとか、そういった、要するに通報等によっても修繕に行っているというような、事実そういったお答えもあるわけですよね。ちょうど1年たっているんですね。 そのとき課長は、私が何回ぐらい、これは点検をやっているんだと聞いたところ、こう言われているんですよ。嘱託員あるいは担当の係員が毎日見回りをしておりますので。毎日見回っているということで、1年間、いまだに課長がやはりおっしゃったとおり、私も写真を撮ってきてあるんですけれども、これはさわったら絶対けがしますよ。じゃ毎日点検している、どなたが回っているかわかりませんけれども、果たしてそういった方というのは、この状況を見て、危険だと思わなかったんでしょうかね。 それと、通告をすると、前回もそうであったように、前回は管理全体で私は一般質問させていただきましたけれども、通告をして2~3日後に草刈りが行われてみたり、今回はガムテープを張っているんですね、このとおりですよ。これは南平の公園です。通告をされてからね、気がついたように回るということ自体が、私はこれはおかしいと思うんですよ。何のための一般質問であるか、何のために私たちが提案申し上げているのか、そこら辺を十分お考えいただきたいと思います。 ということは、ちょうど前回の課長のお答えでも、ブランコはほとんどなかったと、あ、ブランコじゃなくて滑り台はほとんどやられてなかった。これで1年たちましたから、2年間ほとんどいじっていない。 それと、見ていますと、大きい公園、それから遊具がいろいろ置いてある公園、ここは確かにある程度の整備が行き届いております。ですから、子供たちはこういったところには大勢やっぱり集まってきます。しかし、やはり町としては小さな公園であっても公園は公園。子供のためだとか、あるいは遊び場だとか、家族での憩いの場だとか、そういうとらえ方をされていると思うんですね。こういったところが非常に疎かになっている。 ですから、私は今回、小さいところを努めて回ってきたんですけれども、何枚か撮ってありますけれども、見るに耐えないですよ、穴が開いていたり。これは後でお渡ししますけれども。この状態で、状態のままずっと放置をされておって、それでちゃんとやっておりますということですよね。 前回の一般質問で、公園管理に1億円ぐらいかかっていると町長もおっしゃいました。それだけのお金がかかっていて、じゃどこから先に優先順位を決めてやっているのか。小さいものはいつまでもこういう形でおざなりに置かれているのか。ここら辺の課長の意識の問題を一遍お聞かせいただきたいと思います。 それともう一つ、じゃこの件はとりあえずそこら辺をお聞きしたいということで、どういった状況での点検がされたか、これをもう一度明確にお答えいただきたい。 2点目につきましては、昨日も町長の答弁の中で、その状況あるいは現在の苦悩等も十分私も理解したところでございます。この件につきましては、めどが立つというものを待つんではなくて、積極的に策を講じてほしいということで、この2点目は結構です。 1点目についてお答えを求めます。
◎町長(関谷久君) 私の方から、予算等も関係しておりますので、課長の仕事の内容についても限界があります。そのような意味合いから私の方からお答えをさせていただこうと思っております。 御承知のように、 110億ばかりの予算の中で、いろんな巨大な事業もありますけれども、公園には1億を超す経費を投じております。そして従来は都市計画課の方の所管でありましたけれども、実務的なことは建設の方でやってほしいということで、建設の方に所管がえをし、都市計画の方は、どちらかといえばプランを立てる、あるいは指導をするというふうなことに区分けをしたわけであります。 したがって、建設課に移ってからは日が浅いわけでありますけれども、私の目から見れば、かなり建設課長は、道路の建設というふうな問題等を控えながら、公園管理について随分意欲的にやってくれていると思っております。このことについて、もしそれが至らないとすれば、人件費や、あるいは施設、備品等に対する予算の配慮が足りなかったかというふうに私なりに反省をしているところであります。 したがって、ひとり課長の責務だけではなく、私の方に対する報告もちょっと十分でなかったかと思いますが、課長自体は限られた公園係の者を督励しながら、よくやっておりますので、今のお話の点を参考にしながら、将来の予算の
ヒアリング等で生かしていきたいと、そういうふうに考えておりますので、御理解のほどをお願いしたいと。 以上であります。
○議長(小山時夫君) 今、質問者は、毎日見回っているという答弁があったんですけれども、毎日見回ってはないんじゃないかという疑問を投げかけているんですけれど、その辺の食い違いについて答弁がないと、ちょっと質問者は納得いかないんじゃないか。そうですね。
◆9番(島英之君) そうです。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げさせていただきます。 まず、公園のパトロールにつきましては、嘱託員1名で月曜日から金曜日まで見回っております。これにつきましては毎日、日誌等も報告、記入いたしまして、報告は受けてございます。確かに滑り台につきましては、著しく腐食、あるいは穴が開いていたとか、そういうふうな場所もございました。まことに申しわけなく思っております。 今後につきましては、これを見直し、あるいは著しく危険性のある滑り台につきましては大至急補修をするというような対応を考えております。 以上でございます。
◆9番(島英之君) 今、町長からもね、課長を、言ってみれば擁護するような言葉もございましたけれども、そういった問題ではなく、私は前回も滑り台のことについて何が一番……、私はこの一般質問をしているか。万が一、何かあったときには、この遊具というのは管理責任が問われるということなんですよね。それとやっぱりけがをされたといったら、絶対に町民の方というのは、いい思いを役所に持ってこないですよ。だから、これが長いこと放置されているんで、前回もやったんであって、それは都市計画課から建設課の方に移ったということも私も承知しております。日が浅いといいましてもね、既にもう1年たっているわけですよ。ですから、そういったことであれば、もし建設課でも手薄で云々ということであれば、また今度は組織の上で十分御検討いただければよろしいと思いますけれども。前回も遊具の故障等については毎日回っていて、あるいは報告、日誌なんかで報告等もされているということで、まず今まで1年間に、この手の苦情、あるいはそういった住民からの報告があったかなかったか、これが一つです。 それからもう一つ、私が言いたいのは、お金がかかると。非常に私は課長の言葉からね、こういう言葉を聞きたくなかったんですよね。何かをやろうとすれば、当然お金はかかるわけです。そのために予算組みもやっているし、それをどういう割合で、どういう優先順位をつけて、どのように有効に使っていくかというのが手腕じゃないでしょうか。いかがですか。お金がかかると言われるとね、今度は納税者の町民は腹立ちますよ。その辺の言葉はやはり私は撤回されておいた方がよろしいんじゃないかと思います。 この件については、自分でやはりさわってきてくださいよということも前回も申し上げて終わっているんですね。ですから今回は早急にこの点をやりたいということなんで、私は昨年の9月にこれをやっていて、その後に予算組みがされていて、当然これが実施されてくるんじゃないだろうかということで期待をしておったんですけれども、このまま放置されておったと。もし課長の采配、手腕で、それこそ予算でも捻出できるようであれば、早急にこれを実施していただきたいと、そういうふうに思います。 じゃ先ほどの件について、1点、お答えをちょうだいしたいと思います。
◎建設課長(臼井調次君) それでは御答弁申し上げさせていただきます。 まず、滑り台の苦情につきましては、今のところ、建設課にはそういうことは入ってございません。 また先ほどちょっと誤解があったかなというような気がいたしますが、お金がかかるというような答弁をいたしましたが、現在まで、平成12年度の修繕費、これにつきましては、言葉がちょっと足らなくてまことに申しわけございませんでしたが、ほとんど使用したということで、今後の塗装あるいは修繕につきましては、お金がかかるので、理事者に御相談申し上げ、補正等で対応させていただきたいと、こういうふうに申し上げるべきところでありましたが、ちょっと舌足らずでまことに申しわけございませんでした。 以上でございます。
◆9番(島英之君) この公園の管理等につきましては、前回も私も提案させてもらいましたけれども、各町内へ行きますと小さい公園なんかもあるわけですよ。なかなか目も行き届かない面もあるんじゃないかというふうに感じます。 また、この管理等については、シルバー事業団だとか、あるいは委託業者、または町内会等にお願いしてやられている部分もあると思うんですけれども、前回もお話ししましたとおり、こういった小さい公園等につきましては、むしろ町内会長さんなんかとお話を十分いただいて、一番身近な人たちに管理をしてもらった方が、もっと行き届くんじゃないでしょうかね。もうそこに人たちに、常日ごろ、もうする目の前にあるような方たちにお願いしていけば、やはり自分の庭みたいな感覚でやっていただく部分もあるんじゃないだろうか。こういった点も住民参加というような意味合いにおいても、ひとつ検討する内容ではなかろうかと思いますので、そこら辺も御提案申し上げまして、これで質問を終わらせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上をもちまして一般質問を終結いたします。 ここで暫時休憩いたします。再開は11時15分といたします。 休憩 午前10時59分 開議 午前11時14分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第2、議案第56号、
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例及び瑞穂町保育園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第56号、
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例及び瑞穂町保育園条例の一部を改正する条例について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律(平成12年法律第 111号)の施行に伴い、条例を改正する必要がありますので、本案を提出するものでございます。要するに
社会福祉法人となっていたものが、社会福祉事業法とあったものを社会福祉法というふうに変わっているんですね。そういうようなことでありますので、申し上げます。
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例及び瑞穂町保育園条例の一部を改正する条例。 まず、
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例の一部改正でございますが、第1条として、
社会福祉法人に対する助成金の交付に関する条例の一部を次のように改正するものでありまして、第1条中「社会福祉事業法第56条第1項」を「社会福祉法(平成12年法律第 111号)第58条第1項」に改めるものでございます。 次に、瑞穂町保育園条例の一部改正でありますが、第2条として、瑞穂町保育園条例の一部を次のように改正するものでございます。 第3条中「社会福祉事業法」を「社会福祉法」に改めるものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成12年10月1日から施行するものであります。 ただいま申し上げたように文言の訂正ではございますけれども、慎重に御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。ありませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第56号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第56号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第3、議案第57号、瑞穂町
ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第57号、瑞穂町
ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、東京都
ひとり親家庭医療費助成事業実施要綱の一部改正に伴い、条例を改正する必要がありますので、本案を提出するものであります。 今回の改正でございますが、医療費の助成の範囲についての改正で、新たに老人保健法の例によって算定した一部負担金を導入するものであります。 詳細につきましては秋間福祉課長に説明いたさせますので、慎重御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 秋間福祉課長。
◎福祉課長(秋間富美子君) 町長の命によりまして、議案第57号の内容について御説明申し上げます。 瑞穂町
ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例。 瑞穂町
ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例(平成元年条例29号)の一部を次のように改正するものであります。 恐れ入りますが、新旧対照表をお開きいただきたいと思います。 第3条、対象者で、第2項については対象者としない規定でありまして、第4号を削るものでございます。これにつきましては東京都の心身障害者医療費の助成制度が9月から老人保健医療制度に準じた一部負担金を導入しました。外来1回、 530円、月4回まで。入院1日、 1,200円。入院時食事療養の標準負担額は1日、 760円。このほか薬剤負担もございますが、住民税非課税者には外来負担額と入院負担額が免除になり、食事療養の標準負担額のみとなります。
ひとり親家庭の医療費助成も平成13年1月から心身障害者医療と同じように、住民税非課税者は食事療養の標準負担額のみとなります。 このように二つの制度が同一の一部負担となりましたので、対象者としない第4号を削除するものでございます。 次に、第6条、助成の範囲でございますが、健康保険の被保険者等が負担すべき額から、一部負担金を控除した額を助成する規定でございます。 第2項でございますが、住民税非課税者については、入院時食事療養を除いた額を助成する規定でございます。いわゆる非課税者については入院時の食事療養のみ負担していただくことになります。 第3項につきましては、他の法令によって医療に関する給付を受けることができるとき、例えば結核医療や難病医療などの公費負担の給付が受けられるときは、
ひとり親家庭の医療助成は行わないとする規定でございます。 次に、第7条の2、一部負担金等相当額等の支払い方法の規定であります。医療費の助成対象者が診療を受けた場合は、老人保健医療制度の例によって一部負担金相当額を支払うものとする規定でございます。 2項につきましては住民税非課税者の医療助成でありまして、入院時食事療養を受けた場合に限り、標準負担額相当額を厚生省令の規定の例によって、病院または診療所に支払うものとするものです。 附則といたしまして、第1項、この条例は、平成13年1月1日から施行する。 2項といたしまして、改正後の条例の規定は、平成13年1月1日以後における療養に係る医療費の助成について適用し、同日前に行われた療養に係る医療費の助成については、なお従前の例によるものでございます。 以上、簡単でございますが、内容説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。大坪たづ子君。
◆15番(大坪たづ子君) 1点お伺いをいたします。 対象者ですね、現在の対象者数と。あと昨年実績でよろしいんですけれども、一部負担の導入ということで、前回ちょっと6月議会の身障者医療の負担額と同じ、外来1回、530円、月4回の老健法の規定による負担額。それで昨年の実績がちょうどここで決算が出ましたので、のっているんですけれども、それに準じて大体当てはめると、一世帯当たりの自己負担は幾らぐらいになるか、おおよその数字、そういうものが可能でありましたらお知らせ願いたいと思います。
◎福祉課長(秋間富美子君) 大坪議員の御質疑にお答え申し上げます。 対象者でございますけれども、平成11年の実績で 194世帯で、家族を含めますと 497人受けております。今回の改正によりまして、約8割が非課税者ということでございます。ですから、ほとんどの方が入院時の食事療養のみで受けられるという状況でございまして、一人当たりの年額が、平成11年度実績では 1,085万 5,900円、実績がございました。これを一人当たりの年額にいたしますと、 497人で割りますと2万 1,842円かかったことになるわけでございまして、今回のこの改正におきましては、また後ほど補正予算がございますけれども、対象者が非常に
ひとり親家庭がふえてきてございますので、これに対する、費用負担に対する減額というものは全くございません。逆に医療費はふえている状況でございます。 以上でございます。
◆15番(大坪たづ子君) 一人当たりですか、一世帯当たりですか、 194世帯の 497人ということで、医療費の一人当たりのことを聞いたんではなくて、この制度が導入されますと、8割方は非課税ということで食事療養のみというふうな、食事、1日分、 760円ですよね。それだけというふうなことであるんですけれども、昨年の実績から推測される、この一部負担が導入されたときの、この方々の要するに自己負担分がおおよそどのぐらいになるのか。医療費の実績じゃないんです、私が聞いているのは。自己負担分のお金、それをどのぐらいかということで、昨年の実績から推測される、おおよそ、ということです。
◎福祉課長(秋間富美子君) 再質疑にお答え申し上げます。 自己負担イコール、これは公費負担なんでございます。それが今回、この 530円掛ける月4回までということでございますけれども、新規にふえる方が非常に多いということで、逆にこの条例を改正したために減額になるかということはございません。その計算……、ただ 530円掛ける4回、それをどのぐらいの減額になるかという、全体では負担は広がるわけでございますけれども、減額になる部分も 530円掛ける4回ということで、1世帯で1人、 2,120円、これを1年間に直しますと2万 5,440円でございます。これを受診で申し上げますと大体 200万ぐらいにはなるかと思っております。ただ、逆にふえてくる方が、非常に対象者がふえてきてございますので、それに対する減額はないというふうに思っております。全体では減らないということでございます。 以上でございます。
◆15番(大坪たづ子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第57号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第57号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第4、議案第58号、瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第58号、瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、一般廃棄物の管理票を新たに導入するため、条例を改正する必要があるので、本案を提出するものであります。 瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例(平成5年条例第9号)ですが、今回の改正は廃棄物の種類、数量、委託業者などを記録する一般廃棄物管理票を制度化し、事業系の一般廃棄物の中間処理施設への受け入れを適正に処理することを目的として改正するものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成12年10月1日から施行するものでございます。 詳細につきましては池田
生活環境課長に説明いたさせますので、慎重に御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 池田
生活環境課長。
◎
生活環境課長(池田司君) 町長の命によりまして、議案第58号、瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 条例を改正する理由でございますが、今回、条例を改正させていただきますのは、西多摩衛生組合に持ち込み処理されている事業系一般廃棄物を排出する事業所に対し、現在は投入券を発行して処理をしておりますが、今回、排出事業所に対し一般廃棄物管理票(これはマニフェストと申します)の提出を義務づけ、排出者責任と排出量の適正管理を行うことを目的としたものでございます。 今後は一般廃棄物管理票の使用によりまして、排出事業者が一般廃棄物の処理を委託する場合は、一般廃棄物の引き渡しの際に、廃棄物の種類及び量などを記載した一般廃棄物管理票を交付し、受託者から一般廃棄物管理票の送付を受けることにより、委託内容どおりの処理が行われたか、また排出された事業系ごみが他に排出されていないか、他のごみが搬入されていないかを明確にし、透明性を高めることを目的とした制度にするために条例を改正するものでございます。 瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例。申しわけございませんが、2枚目の新旧対照表により御説明させていただきます。 瑞穂町廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の第39条の次に次の1条を加えるものであります。第39条の2の第1項につきましては、事業者が事業系一般廃棄物を町長の定めた処理施設に運搬する場合においては、あらかじめ事業系一般廃棄物の種類、排出場所などを記載した一般廃棄物管理票を町長に提出しなければならないことを規定したものでございます。 第2項につきましては、前項に規定する事業者が他人に委託して、同様に処理施設に運搬する場合においては、事業者が受託者に一般廃棄物管理票を交付することを規定したものでございます。 第3項につきましては、前項に規定する受託者が、事業系一般廃棄物を町長の定めた処理施設に運搬する場合は、同項に規定する一般廃棄物管理票を町長に提出することを規定したものでございます。 第4項につきましては、町長は、事業者が第1項に規定する一般廃棄物管理票を提出しないとき、又は受託者が一般廃棄物管理票を提出しないときは、事業系一般廃棄物の受け入れを拒否することができることを規定したものでございます。 第5項につきましては、前各項に規定するもののほか、一般廃棄物管理票の回付その他必要な事項は、規則で定めることを規定したものでございます。 この条例は、平成12年10月1日から施行しようとするものでございます。 以上、簡単ですが、説明を終わらせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。谷四男美君。
◆14番(谷四男美君) 2点ですか。 1点目に町長の……、このねらいはわかりましたけれども、管理票、新しいマニフェストシステムを徹底するという意味ではわかりますけれども、町長の指定する処理施設というのがありますね。それは、今、町に何カ所あるのか。 それで、町長の指定する処理施設以外、民間ですね、民間などの、事業者が民間などに頼むときには、これは適用にならないと思うんですが、そういうところの管理といいますか、見えないところで処理されているもの、事業系の一般廃棄物、こういうものについてはどう管理できるのかなと、そこら辺について、2点伺います。
◎
生活環境課長(池田司君) お答えいたします。 町長が指定する処理施設といいますのは西多摩衛生組合のみでございます。 それから2点目の民間の処理施設ということは、町の事業系の廃棄物は西多摩衛生組合のみに搬入されておりますので、他には出ておりません。 以上です。
◆14番(谷四男美君) いいです。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。近藤浩君。
◆11番(近藤浩君) 瑞穂町で事業系の廃棄物が非常にふえているということで、こういう流れになったというふうに思われますけれども、ほかの他市の関係ですね、西衛構成組合、というのは前にこういういろんな、例えば休日はどうするかとかいうことがある場合は他市とも協調しながらやっていくような話があったと思うんですけれども、そういう構成4市町で議論の中でこういうふうになったのか。それともそうではないのか。ちょっとその辺のところをお願いします。
◎
生活環境課長(池田司君) お答えいたします。 西多摩衛生組合構成3市1町でございますが、この3市につきましては、これはもう条例化されておりまして、おくればせながら瑞穂が残っておりました。というのは、現在、投入券を使用しておりました関係上、残が非常にありまして、これを処理するのはちょっともったいないという考えもございましたので、今回、一番おくれましたけれども、この管理票を導入して、事業系の排出ごみも処理していきたいと。より透明性を図るために、この条例を改正させていただきました。 この議論があったのかどうかということは、この管理票につきましてはそういうことはございません。今、事業系の排出量の単価について構成市町で詰めているところでございます。 以上です。
◆11番(近藤浩君) いいです。終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。木原武雄君。
◆17番(木原武雄君) この中で町長が定める事業者というふうになっておりますけれども、これは瑞穂町にどのくらいあるのか。恐らく定めない人のことについては、あんまり問題がないのかどうかわかりませんけれども、一般廃棄物ということでございますから、どのくらいの量を出した人がこういうふうなことになるのか。事業者といいましても、小さいところで、一般の家庭と同じくらいの量しか出さないところもそういうものをするのかどうかということもあわせてお伺いをいたします。
◎
生活環境課長(池田司君) お答えいたします。 事業者は町の中にどのぐらいあるのかということでございますが、現在、何件あるかということは確認はしてございませんが、搬出業者については、今、町で一般廃棄物の搬出業者については12者、許可をしておりますが、そのうちの小さい小口といいますか、小さい個人で経営している食堂ですとか、そういうものにつきましてほとんど大口ごみで処理をしてございます。これは月 200キロ以上になりますと、1キロ当たり23円を徴収して、町の方の委託業者が一般可燃物と一緒に処理をしてございます。 以上です。
◆17番(木原武雄君) 再質疑いたします。 不明だということはちょっとやっぱりね、これだけのものを条例化するに当たってはね、恐らく西多摩衛生組合に投入するごみが多くなったということで、こういうことをしたんだろうと思うんです。ですから事業者のそういった数もある程度把握しないとまずいと思うんです。 それで、この附則に平成12年の10月1日から施行するということになっているんです。あまりにもこれ短いんじゃないかと思うんです。例えばきょうこれが通ったとしますね。そうするとあと20日余りしかないわけです。そういうことで一般の事業者の皆さん方がこういうことをわかっていりゃいいですけれども。今度また反面ですね、事業者でいろいろと頭のいい人は一般廃棄物を小さく小分けをして、いろんなステーションに捨てている人がいるんです。これは間違いなくいます。そういう人たちをどう把握するのかというようないろんなことがあるんです。この場合の方策だとか、いろんなことが予想されますので、ぜひ慎重に対処してもらいたいんですが、その事業系だとか、そういうこと。 それからいろんな点での難しさもあると思うんですが、ぜひそういうことを要望しますけれども、何か所見があればお伺いをいたします。
◎
生活環境課長(池田司君) お答えいたします。 確かに議員、御質疑のように、これを義務づけるということは、結局、事業者にこの処理を、このマニフェストを義務づけることになりますので、これは早急にマニフェストの説明会を事業者に対し行う予定でございます。 それから、先ほどお話がありましたように、小分けして出しているということもありますので、これも、私どももそういうような情報をつかんだ場合、直ちに朝、張り込みというわけじゃないんですが、早いうちに出て、どういうものが出されて、どういう人が持ってきているかというようなことも確認してございますので、今後ともそれをより一層強化していきたいと、そのように思っております。 以上です。
◆17番(木原武雄君) わかりました。それで、場所によってね、非常にやっぱりごみの出し方が不規則になっているといいますか、そういうことの一つの原因に、そういう人たちのことも考えられるんです。ぜひそういうことで対応するということでございますから、ごみ問題というのは大変担当している方は大きな労力を費やしているということで敬意を表しますけれども、ぜひそこら辺の対策も立てていただきたいということで終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんですか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第58号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第58号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第5、議案第59号、瑞穂町の公の施設の設置に関する協議についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第59号、瑞穂町の公の施設の設置に関する協議について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、瑞穂町の公の施設の区域外設置に関し協議するため、議決を求めるものでございます。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第 244条の3の規定より、上記議案を提出するものでございます。 公の施設の名称でありますが、これは瑞穂町道5号線。設置の場所が武蔵村山市岸1丁目48番地4ほかでございます。設置の目的でありますが、
都市計画道路整備事業のためでございます。経理の負担でありますけれども、道路整備及び維持管理に要する経費は、瑞穂町が負担するものでありまして、詳細につきましては臼井建設課長に説明いたさせますので、慎重御審議をいただきまして、御決定を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
◎建設課長(臼井調次君) 町長の命により、議案第59号の内容について御説明申し上げます。 場所につきましては武蔵村山市岸1丁目48番地4ほかで、恐れ入りますが、裏面の資料をお開きいただきたいと存じます。 ハッチングの部分でございますが、現道3.64メートルを、幅員12メートルから一部16.9メートル、延長 223.9メートルで、武蔵村山市分を借地するものでございます。ちなみに、武蔵村山市分につきましては234.01平方メートル、坪に直しますと 70.79坪でございます。道路の管理につきましては瑞穂町ですが、行政堺については現状どおりでございます。 この道路は既に都道5号線、新青梅街道より北へ延長 176.7メートルまで工事が終了し、町道 438号線として認定いただきまして、供用開始をしてございます。 本工事施行の後は、新青梅街道より都道5号線、青梅街道まで開通できまして、交通の渋滞緩和と付近住民の交通の利便に大いに役立つものと考えております。 以上の理由でございますので、御協議いただくものであります。 以上、簡単ですが、説明を終わらせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。谷四男美君。
◆14番(谷四男美君) 1点だけ。 この斜線の部分が70坪ということで、今、説明があったんですけれども、これは
都市計画道路3・5・22号線を真っすぐ線を引きますとね、現在の町道5号線がこれだけ半端が出る、残地ができるんですよね。この斜線の部分もこの残地の部分にある程度入るんですよね。そうすると、その町道5号線というのは廃道になると思うんですが、そうなった部分は武蔵村山市に、これは吸収されると思うんですが、そうすると、区域外設置ということになるんだけれども、この部分は区域外設置じゃないような気がするんだけれども、そこら辺はどうなんですか。 要するに町道5号線が
都市計画道路3・5・22号線にほとんど吸収されちゃって、半分から3分の1ぐらいははみ出しちゃうと、斜線部分がね。そうすると武蔵村山市の区域に入っちゃうだよね。そうしますと、これは全部が区域外に入らない、設置には入らないじゃないかと思うんだけれども、その点はどうなんですか。
◎建設課長(臼井調次君) 御説明申し上げます。 まず、このハッチングの部分でございますが、この町道5号線につきましては、この
都市計画道路が完成の暁には町道5号線を廃止させていただくということでございます。今回の公の施設につきましては武蔵村山市分を借地するために御協議いただくわけでございますので、これは町道5号線としては今後廃止するという内容でございます。ちなみに武蔵村山市では9月29日、最終日にこの議案を上程するという予定になってございます。 以上でございます。
◆14番(谷四男美君) わかりました。終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございますか。木原武雄君。
◆17番(木原武雄君) 1点お伺いします。 こういうことでやることは結構なんですが、これは
都市計画道路でございまして、恐らくいろんな東京都との打ち合わせもあったと思うんです。町の方で負担するということも結構なんですが、これは
都市計画道路ですからね、国や都からの応分のやっぱりそれなりの補助があると思うんですが、そういうものも協議をするんだろうと思うんですが、それについてお伺いします。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、この補助金につきましては確かに都の補助金もついてございます。それから、今回のこの公の施設についてに関しましては、武蔵村山市分を借地するというだけのことでございますので、補助金そのものとは関係ないというような見解でございます。 以上でございます。
◆17番(木原武雄君) そうすると、要するに道路の敷地だけを協議をするということなんですね。それだけ言ってもらえばよかったんです。
○議長(小山時夫君) よろしいですか、答弁は。
◆17番(木原武雄君) いいです。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第59号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第59号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第6、議案第60号、瑞穂町
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第60号、瑞穂町
教育委員会委員の任命について提案理由の御説明を申し上げます。
教育委員会委員の池田正美氏が、平成12年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を再任したいので、本案を提出するものでございます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第 162号)第4条第1項の規定により、次の者を瑞穂町
教育委員会委員として任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 氏名が池田正美、住所は瑞穂町大字箱根ケ崎2383番地6、生年月日は昭和10年3月10日生まれであります。 慎重御審議をいただきまして御同意くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。木原武雄君。
◆17番(木原武雄君) この議案の当事者の経歴をのせてないんです。この理由をお伺いいたします。
◎町長(関谷久君) 再任でございますので、前にその任命するときに皆さんに御提示をしてございますので、継続ということでありますので、新たな者については経歴を添付してございますが、そういうふうに、今までの慣例もそうなっておりますので、そうさせてもらいました。
◆17番(木原武雄君) この方は多分平成12年のあれですよね、これで満期ということですから4年ですか、教育委員は3年ですか、4年ですよね。そのときに提案されていたから経歴をのせないというのは、今までの慣例上、そうだといってもですね、新しく議員に当選された方々は、この人の経歴をよくわからないのではないかと思うんです。そういう点から議案の提示の仕方はやっぱりこれは不備だと思うんです。今までがそうであったにしても、こういうふうな再任の場合ても経歴をのせるのが妥当だと思うんですが、もう一度答弁を願います。
◎町長(関谷久君) 従来この種の質問はありませんでしたのが、私どもは皆さんが御理解いただけるものと思ってやりました。 以上です。
◆17番(木原武雄君) 従前のことということで、私、これは別にこの方がいいとか悪いとか言っているんじゃなくて、議案の提示の仕方としちゃ非常に不親切だと思うんです。今までこういうふうなことをのせてなかったからということではやっぱりまずいと思うんです。再任をするにしても経歴はのせる必要があると思うんです。
◎町長(関谷久君) 御意見として今後の参考にさせてもらいます。
◆17番(木原武雄君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんですか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第60号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第60号を原案どおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意されました。 ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。再開は13時10分からといたします。 休憩 午前11時57分 開議 午後 1時10分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第7、議案第61号、瑞穂町
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第61号、瑞穂町
教育委員会委員の任命について提案理由の御説明を申し上げます。
教育委員会委員、石川一郎氏が平成12年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任として任命したいので、本案を提出するものでございます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第 162号)第4条第1項の規定により、次の者を瑞穂町
教育委員会委員として任命することについて議会の同意を求めるものでございます。 氏名が岩田良男、住所が瑞穂町大字二本木 889番地、生年月日は昭和14年12月14日生まれであります。 なお、資料といたしまして岩田氏の略歴書を添付してございますので、慎重御審議を賜りまして御同意くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていだきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。ありませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第61号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第61号を原案どおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意されました。 次に、日程第8、議案第62号、瑞穂町
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第62号、瑞穂町
固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由の御説明を申し上げます。
固定資産評価審査委員会委員、川口芳夫氏が平成12年9月30日任期満了となりますので、その後任として選任したいので、本案を提出するものであります。 地方税法(昭和25年法律第 226号)第 423条第3項の規定により、次の者を瑞穂町
固定資産評価審査委員会委員として選任することについて議会の同意を求めるものでございます。 氏名が古谷亮、住所が瑞穂町大字二本木 932番地3、生年月日は昭和12年5月21日生まれであります。 なお、資料といたしまして古谷氏の略歴書を添付してございますので、慎重御審議を賜りまして御同意くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。ございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第62号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第62号を原案どおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり同意されました。 次に、日程第9、議案第63号、平成12年度瑞穂町
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第63号、平成12年度瑞穂町
一般会計補正予算(第2号)の提案理由について御説明申し上げます。 平成12年度瑞穂町の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるもので、歳入歳出予算の補正ですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億 9,048万 3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 115億 4,101万 3,000円とするものでございます。 2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 今回の補正の主なものといたしましては、歳入では地方特例交付金、地方交付税、及び繰越金等の増額見込みと町税の減額が主なものでございます。 次に、歳出の主なものといたしましては、総務費で基金への積立金の追加、衛生費でクリーンみずほセンター整備事業費用対効果分析委託の計上、農林水産業費で町民農園休憩施設整備費の計上、土木費で工事請負費の追加、また教育費で
社会教育施設や生涯学習関連施設への各項目の費用の計上、及び町営グランド照明塔改修工事等々を計上したものでございます。 詳細につきましては西島財政課長に説明いたさせますので、慎重御審議をいただきまして御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 西島財政課長。
◎財政課長(西島昭夫君) 町長の命により、議案第63号、平成12年度瑞穂町
一般会計補正予算(第2号)の内容について御説明申し上げます。 2ページ、3ページをお開きをいただきたいと思います。 第1表、歳入歳出予算補正。 まず歳入でございます。 款1町税で1億 9,353万 6,000円を減額いたしまして、61億 3,648万 4,000円とするものでございます。これらの内容につきましては、項1町民税で1億 1,853万 6,000円を減額いたしまして、20億 9,088万 8,000円とするものでございます。これは個人住民税の減額見込みでございます。次に項2固定資産税で 6,300万円を減額いたしまして、31億9,074万 6,000円とするものでございます。これは土地家屋償却資産の減額を見込むものでございます。次に、項3都市計画税で 1,200万円を減額いたしまして、5億 8,059万 9,000円とするものでございます。これは土地では減、家屋の増を見込むものでございます。 次に、款8地方特例交付金、項1地方特例交付金も同額でございますので、 4,464万 4,000円を追加いたしまして、1億 8,164万 4,000円とするものでございます。これは恒久減税に伴う影響額の4分の3が交付されるというものでございます。 次に、款9地方交付税、項1地方交付税で1億 7,201万 8,000円を追加し、7億 4,201万 8,000円とするものでございます。これは普通交付税の収入増でございます。 次に、款11分担金及び負担金、項1分担金で 287万 7,000円を追加いたしまして、1億2,206万 6,000円とするものでございます。これは老人保護措置費負担金収入増見込みでございます。 次に、款13国庫支出金で 126万 1,000円を追加いたしまして、5億 2,045万 1,000円とするものでございます。この内容につきましては、項1国庫負担金で 126万 1,000円を追加し、1億 9,898万 4,000円とするものでございます。これはやはり老人保護措置費負担金収入増見込みでございます。 次に、款14都支出金で 324万 7,000円を追加いたしまして、11億 842万 3,000円とするものでございます。これらの内容につきましては、項1都負担金で63万円を追加いたしまして、2億 6,114万 7,000円とするものでございます。これにつきましても老人保護措置費負担金収入増見込みでございます。次に、項2都補助金で 243万 3,000円を追加いたしまして、7億 7,859万 5,000円とするものでございます。これの主なものといたしましては、
ひとり親家庭医療費助成補助金収入増、また高齢者福祉地域支援事業費補助金では収入減を見込むものが主なものでございます。次に、項3委託金で18万 4,000円を追加いたしまして、 6,868万 1,000円とするものでございます。これは災害危険度調査委託収入見込みでございます。 次に、款15財産収入で 375万 9,000円を追加いたしまして、 2,471万 4,000円とするものでございます。これらの内容につきましては、項1財産運用収入で30万 1,000円を追加いたしまして、 2,086万 7,000円とするものでございます。これは介護保険円滑導入基金から生ずる利子分でございます。次に、項2財産売払収入で 345万 8,000円を追加いたしまして、 384万 7,000円とするものでございます。これは町道を廃道いたしまして、廃道敷の払い下げの売却代でございます。 次に、款17繰入金で 444万 9,000円を追加いたしまして、6億 3,945万円とするものでございます。この内容につきましては、項1特別会計繰入金で 444万 9,000円を追加いたしまして、 445万円とするものでございます。これは老人保健医療特別会計よりの繰入見込みでございます。 次に、款18繰越金、項1繰越金で1億 5,176万 4,000円を追加いたしまして、2億7,176万 4,000円とするものでございます。これは平成11年度よりの繰越金でございます。 次に、3ページでございますが、歳入合計、補正額1億 9,048万 3,000円を追加いたしまして、 115億 4,101万 3,000円となるものでございます。 続きまして4ページの歳出でございます。 款2総務費で 9,686万 7,000円を追加いたしまして、16億 7,658万 1,000円とするものでございます。この内訳につきましては、項1総務管理費で 9,686万 7,000円を追加いたしまして、12億 8,004万 8,000円とするものでございます。この主なものといたしましては、公共施設建設基金の積立金の追加、及び諸費での修繕料の追加が主なものでございます。 次に、款3民生費で 1,918万 1,000円を追加いたしまして、22億 8,721万 9,000円とするものでございます。これらの内容につきましては、項1社会福祉費で 496万 3,000円を追加いたしまして、11億 7,186万 8,000円とするものでございます。この内容につきましては、老人保護措置費の追加、及び国都への過年度の返還金の計上、また高齢者記念品費の減が主なものでございます。次に、項2児童福祉費で 1,421万 8,000円を追加いたしまして、10億 8,100万 4,000円となるものでございます。この内容につきましては、医療給付費の追加、及び国都への過年度返還金の追加が主なものでございます。 次に、款4衛生費で30万 3,000円を追加いたしまして、11億 9,871万 9,000円とするものでございます。これらの内容につきましては、項1保健衛生費で 179万 7,000円を減額いたしまして、3億 4,295万 9,000円となるものでございます。これは清掃委託料の減が主なものでございます。次に、項2清掃費で 210万円を追加いたしまして、8億 5,576万円とするものでございます。これはクリーンみずほセンター整備事業費用対効果分析委託料の計上でございます。新規事業でございます。 次に、款5農林水産業費、項1農業費で 731万 9,000円を追加いたしまして、1億 670万 4,000円とするものでございます。これは町民農園休憩施設等の整備工事費の計上でございまして、新規事業でございます。 次に、款7土木費で 2,459万 7,000円を追加いたしまして、28億 8,002万円とするものでございます。これらの内容につきましては、項2道路橋りょう費で 2,205万 6,000円を追加いたしまして、2億 7,686万 5,000円とするものでございます。これは道路用地取得費の追加、及び舗装工事費等の追加でございます。次に、項5住宅費で 254万 1,000円を追加いたしまして、 702万 6,000円とするものでございます。これは修繕料の追加が主なものでございます。 次に、款8消防費で 230万 2,000円を追加いたしまして、5億 4,062万 6,000円とするものでございます。この内容につきましては、項2災害対策費で 230万 2,000円を追加いたしまして、 1,590万 3,000円とするものでございます。これは修繕料の追加、及び防災無線の再免許申請委託料の計上でございます。 次に、款9教育費で 4,063万 3,000円を追加いたしまして、20億 5,088万円とするものでございます。これらの内容につきましては、項3中学校費で45万 8,000円を追加いたしまして、2億 1,343万 9,000円とするものでございます。これは生徒派遣旅費補助金の追加でございます。次に、項5社会教育費で 1,836万 7,000円を追加いたしまして、6億 7,343万 3,000円とするものでございます。これは
社会教育施設への嘱託員の追加、及び修繕料、備品購入費等の計上、また生涯学習関連施設の備品費の計上が主なものでございます。次に、項6保健体育費で 2,180万 8,000円を追加いたしまして、3億 1,433万 9,000円とするものでございます。これは町営グランドの照明塔改修工事の計上が主なものでございます。新規事業でございます。 次に、款12予備費、項1予備費で71万 9,000円を減額いたしまして、 2,718万 6,000円とするものでございます。 歳出合計で1億 9,048万 3,000円を追加いたしまして、 115億 4,101万 3,000円となるものでございます。 以上、雑駁でございますが、説明を終わります。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。大坪たづ子君。
◆15番(大坪たづ子君) 3点お伺いをいたします。 まずページは11ページなんですけれども、1点目ですね、普通交付税の収入増の見込みということで、これの影響というのは税収の低下というふうなことでいいのかどうか、そこの説明をお願いします。1点目ですね。 あと2点目なんですけれども、25ページなんですが、じんかい処理費のところのクリーンみずほセンターの整備事業費用対効果分析委託料ですね、内容とか、あと委託先。前段でやった環境アセスの方も終わっていると思うんですけれども、それとの関連性も含めまして、この分析の委託の内容をお願いします。 それと3点目なんですけれども、社会教育費のところで、31ページのところなんですが、修繕料、06のところが一番上から5番目のところに出ておりまして、これは
社会教育施設の先ほど質問も出ました旧細渕邸の部分だと思うんですけれども、改修工事というかね、それで前回のとを含めて一応この予算というか、補正ですべて終了するというふうな金額なのかどうか。かなりいろいろじゅうたんの清掃なんかもありまして、いろんな部分で、前回の抜けた部分を今回補正するという、そういう受けとめをしておりますけれども、こういうことで一応全部終了するというか、そういう状況なのかどうか、お願いします。 以上です。
◎財政課長(西島昭夫君) 1点目の交付税の関係でございますけれども、議員、御質疑のとおり、主だった今回の増額要因といたしましては、個人所得割額の減額が主なものとなっております。 以上です。
◎
生活環境課長(池田司君) 2点目についてお答えいたします。 クリーンみずほセンター整備事業費の費用対効果分析でございますが、内容といたしましては、この調査はクリーンみずほセンター建替のため、国から提出を求められている調査であります。平成12年の3月、厚生省より都道府県に、4月には厚生省から都の環境局に通知がありました。その通知を受けまして町では費用対効果分析を実施することにいたしました。 廃棄物処理施設整備事業を含む社会資本整備につきまして、整備による効果を明確にし、信頼性、透明性を高めることを目的として実施するものであります。事業着手前の費用対効果分析、これは当時費用に対しまして整備費用がどの程度あらわれるかを定量的に分析することとされております。また、国庫補助事業につきましては、その分析結果を踏まえて補助採択を決定することになってございます。このため、今後新たに廃棄物処理施設整備事業を開始するについては費用対効果分析を実施し、厚生省はその分析結果を国庫補助事業としての採択要件の一つとして実施するということでございますので、これを実施しなければ補助金がいただけないというようなことになろうかと思います。 それから委託先でございますが、平成11年度に委託をしておりますクリーンセンター建替のもろもろの委託をしておりますが、その中から業者を選択して実施していきたいと思っております。 以上です。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 大坪議員の3点目の質疑でございますが、
社会教育施設の修繕料の追加の件でございますが、既に6月に一度修繕の方を補正させていただきまして、さらに9月にここでまた修繕料補正でございますが、主だったところでは電気関係を含めて、ここでしなければならないものはするということで補正させていただき、また先ほどの一般質問でも教育長の方から必要な場合には実施していくということで、その点含みながら、今後も計画があるかと思います。 以上です。
◆15番(大坪たづ子君) 1点目は結構です。 2点目の費用対効果分析というやつで、これが国庫補助要件の条件のやることが一つということになっておりますけれども、この分析委託料としては、これは後で、例えば清掃関係のものというのは交付税算入の需要額に算入される部分になっておりますけれど、こういうふうな分析をしたからといって、その部分を国から補助をいただけるとか、そういうことではなくて、あくまでも自治体でこれをやらなければ国庫補助はいたしませんし、この委託料、かかった費用については何ら補てんというか、そういうふうなものはないという、そういうことでしょうか。 3点目なんですけれども、11月10日のオープンですよね、それに間に合わせるというか、かなり急ピッチで準備を進めるということで、29ページの方には、このオープンセレモニーですか、出演者の謝礼まで出ているわけなんですよ。それで、先ほどもちょっと質問が出ましたから、あまり何回もたたみかけるようなことはよくないんですけれども、あまりに急ぎ過ぎてはいないかという、そういうきらいがあるんです。なぜ町制施行記念日に、どうしてもそこにこだわる必要が本当にあるのかどうかということをね。 それで名前の方だってそうだったし、修繕の方も急ピッチで、今、これから進められると思うんですよ。果たしてね、そういうふうな作業の進め方が、
社会教育施設をきちっとみんなのものに、よりよく使うように努力をするということなんですが、この出演者謝礼までも決まっているということでは非常に置き去りにされているような雰囲気にも、社会教育委員の方なんかにはいらっしゃるんですけれども、どうしてもそういうのがぬぐい切れないという感がしてならないんですが、ちなみに、このオープンセレモニーというのはどういう出演者が来られるのか、もう決まっているんでしょうか、ちょっと参考にお聞きします。
◎
生活環境課長(池田司君) 2点目についてお答えいたします。 これは国庫補助をいただくための調査でございまして、国からとか、そういうふうな補助はございません。町独自の調査でございます。 以上です。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 大坪議員の再質疑でございますが、この記念オープニングセレモニーの中での記念的な行事ということでございますが、中身につきましては弦楽四重奏の楽団によるサロン的なコンサート、そういうものをやる予定で、既に先ほど教育長の方からも11月12日にそういう式典の中でやっていきたいということでちょっとお話はしましたけれど。そういう意味合いを含めて11月12日の日にこの記念的なイベント、サロンコンサートですか、これを行うということでやるという予定をしております。 以上です。
◆15番(大坪たづ子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) 岡本とし子君。
◆18番(岡本とし子君) 4点伺います。 まずページ29ページ、歳出の社会教育費の中の嘱託員報酬2名追加、これはわかるんですが、嘱託員さんは特別な資格があるような嘱託員なんでしょうか。賃金的には数字に飛び抜けた金額ではございませんので、この嘱託員の人選の基準などがありましたら、その点を伺います。 それから今、前者が質疑をいたしましたオープンセレモニーの出演者、弦楽四重奏、これは2階の一面ガラスのところでやるとすばらしいんですよね。前やっていました。これはいい企画だと思います。すばらしいと思います。評価します。それは質疑じゃありません。 次の3点目、次の31ページになりますね、文化財保護費の委託料の中に美術刀剣研磨委託料追加70万 6,000円、これは非常に大変なことだと思うんですけれど、追加というと、総額で幾らぐらいになるのか。この刀剣はどのぐらいの値打ちのあるものか、ちょっと私も興味があるんですけれどね、ちょっと御説明いただけますか、専門的な価値。これは展示されるものなので、ここで研磨されるんだろうと思いますけれど、どのような企画なのか、それも伺います。 それから、その次のふるさと思い出館の委託料の樹木伐採委託料が計上されているんですがね、文化財としての今回のオープンされる、11月10日にオープンされる「耕心館」ですか、あそこのケヤキが、まあ大変に伸びて伸びて近隣の苦情がすごいんですよ。あれはちょっとしたことでできる伐採ではないんですが、これはここの補正で何とかならないものなんでしょうかね。いつかやらなきゃならないですよ。新芽が出るときには、もう虫の公害がひどいという近隣の苦情を何回も受けているんですね。町管理という責任上、ここで何とかなりませんか。 次に、次のページ、体育施設の町営グランド照明塔改修工事、これは毎年行っていると思うんですね。一挙にできるものではないと思います。これで最終なんでしょうか。これは年次でやっていくんでしょうかね。どういう規模で、どんなものなのか、内容の説明をお願いします。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 岡本議員の4点の中の最初の1点目でございますが、嘱託員の報酬の2名追加ということでございますが、これは今度、新たに
社会教育施設の方へお願いする関係で補正を上げたんですが、これにつきましては特に資格という形はありませんが、経験があれば一番いいかなという形はあると思いますが、特に資格はありません。 それから2点目につきましての文化財の関係でございますが、美術刀剣研磨の委託料の関係でございますが、平成12年度の当初予算にもう既に43万予算を上げてありますが、今回ここで追加する形のもので、これは実は赤羽刀という、これは国で接収した刀、これが各市町村の方にいろいろ配分された形の中で5本あります。そのうち当初予算の方では2本研磨させていただきまして、さらにここであと3本残っておりますので、それも研磨しようということで計上させていただいたものでございます。
◎図書館長(梅田善雄君) 3点目について質疑にお答え申し上げます。 13の樹木伐採委託料でございますが、この内容につきましては、費用につきましては思い出館の中に現在ヒマラヤスギがございまして、そこに落雷がありました。樹木に被害が出ておりますので、第一に危険性を感じております。子供たちのあそこが遊び場になっておりますので、そのための伐倒の委託料を予算化しております。とうすけ等は、この分には入っておりません。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 4点目でございますが、4点目の町営グランドの照明塔の改修工事でございますが、これは何度かもう改修工事はしておりますが、この経過といたしましては昭和52年度に8塔、この照明を設置したわけでございますが、既にその間に平成7年度に2塔、平成11年度に1塔ですか、こういう形の中で非常に老朽化の進んでいる部分、あるいはひび割れ等を含めたところで、あるものを先駆けて改修工事を行っています。今回につきましても、そのうちの2塔ですか、照明塔、その危険度の高いものを、検査の結果やるということで計上させていただいたものの内容でございます。 以上です。
◆18番(岡本とし子君) 大体わかりました。 それで、11月10日にオープニングする、この
社会教育施設の、あの敷地の中の樹木は全然手を入れないんでしょうかね。計画を練ってないんでしょうか。オープニングするのに支障はないといえばそれまでなんですが、大変に繁茂しているんです。検討されたのかどうかね。予算計上しなかったということの経緯、ちょっと伺います。
◎
社会教育課長(比留間弘美君)
社会教育施設の関係で樹木関係でございますが、6月補正で一応一部庭園を含めて、ここで補正をさせていただいたものについてはもう既にここで始まって、一部中の整備を始めております。これに合わせながら11月10日に向けていこうかなという形の中で、非常に夏場ですと、木々のあれが早いもんですから、若干秋口とか秋にかけての方が整備しやすいという専門家のあれもありますので、その含みで樹木の整備を行っている状態でございます。 以上です。
◆18番(岡本とし子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、福島千恵子君。
◆8番(福島千恵子君) 3点お伺いいたします。 まず1点は19ページの民生費、下から2番目の13委託料、在宅介護支援センター事業委託料追加でございますが、これの内容ですね、お伺いいたします。 それから2点目でございますが、25ページの農林水産業費の中の15工事請負費、町民農園休憩施設等整備工事、これの内容をお伺いいたします。 それから3点目でございます。33ページ、9教育費の中の11の修繕料追加でございますが、この内容についてもお伺いいたします。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 まず1点目の19ページの民生費の委託料、18在宅介護支援センター事業委託料の追加、この内容でございますが、今現在、町では在宅介護支援センター、高沢とフラワープラム、こちらにお願いをしてございます。そして、この追加の分ですが、これは、この在支の委託要綱等が変わりまして、内容で、これにつきましては実態把握加算というものが新たに生まれました。この内容といたしましては、基本状況あるいは障害等の状況だとか、あるいは現在サービスをどんなものを受けているか、これからどんなものが必要なのかというようなことを、現実にそのお宅、弱者のところに伺って調査をするというものが出てきました。したがって、それが一件当たり幾らということで補助対象になるということなんで、2施設分、ここに計上させていただいたということでございます。 以上です。
◎
産業振興課長(大谷正二君) お答えいたします。 農業振興費の中の工事請負費で町民農園休憩施設等ということでございますが、これにつきましては休憩施設ということで四阿、雨や強い日をさえぎるための四阿。それからもう1点が、あそこはAブロックからBブロックまでございます。その中のAブロックが若干水引きが悪い。そういったことからAブロックを1区切りとしまして、その周りにU字溝の、小さいU字溝ですね、幅が18センチ程度のU字溝でございますが、それを一周させるということでございます。四阿の大きさでございますけれども、約10坪でございます。 以上でございます。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 福島議員の3点目でございますが、体育施設の関係の修繕料の追加でございますが、今回の体育施設の関係では老朽化した部分での修繕ということで補正させていただいたものですが、内容につきましては町営グランドの管理棟の関係の中で給湯器、そういう類の関係の器具、そういうものの修繕。あるいは中央体育館の施設器具等、それから武道館の施設器具、細かい点の修繕を今回補正させていただいたというものでございます。 以上です。
◆8番(福島千恵子君) まず1点目の在宅介護支援センターの追加委託料の件でございますが、要綱が変わったということで、二つの在宅介護支援センターの要綱が変わったというものの追加だそうでございますが。この件にちょっと関連いたしまして、内容がいろいろサービスとかなんか出ておりますけれど、今、二つ目も立ち上げて、まだ数カ月というところなんですけれども、その辺の現状況と、調査をしました内容で公表できるものがありましたらお知らせいただきたいと思います。 それから2点目でございますが、町民農園の休憩施設でございますけれども、まだ本当に立ち上げて、4月からでございますので、そんなにたっていないのに、またこのようにさらにまた新しい施設を予算を補正していただけるということは大変町民も喜んでいると思います。それで10坪ということでございますけれども、もう少し具体的、どういう休憩所なのかなというものが示せられたらお願いしたいと思います。それからあと、いつごろの完成の予定かということもわかりましたらお願いいたします。 それからU字溝の排水の工事も重ねてやっていただけるということで、早い対応でよかったなと思っております。そうしますと、大体水周りの解消はこれでできるということでございますか。確認です。 それから3番目なんですけれども、修繕料の中にいろんな施設が出ているようでございますけれども、その中で中央体育館の修繕でございますが、体育館も大分工事をしていただいていますので、修繕していただいておりますので、よくなりましたが、今回の工事の、細かいところかもしれませんけれど、どういう箇所を工事、修繕なさるのか、その点をお伺いしたいと思います。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 まず1点目でございますが、調査の状況といいますが、この調査につきましては、ここで予算をお認めいただいてから調査にかかるということでございます、委託をするということになりますので、この調査については今まだ未施行でございます。 そして今までの状況でございますが、在宅介護支援センター・高沢につきましては、今までに、これは8月までの集計ですが、 657件の相談を受けているということと。もう1件はフラワープラムの方ですが、7月からの開所でございます。2カ月分、8月末ですが、20件の相談を受けていると、こういうデータが出ております。 以上でございます。
◎
産業振興課長(大谷正二君) 町民農園の休憩室の具体的にということでございますが、先ほど申し上げましたのは、四阿につきましては屋根が約10坪ということで、その周りは、周りと申しますか、その屋根を立てている柱につきましては磨き丸太ということで、ヒノキ材でございます。 それからいつごろ完成かということでございますが、できれば10月中には完成したいと思っております。 それとU字溝による水処理はこれで万全なのかということでございますが、現在、見ておる中では、このU字溝によって農作物への被害はないように見受けられますので、これを設置するということでございます。 以上でございます。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 福島議員の中央体育館の修繕のところで、一部どんなものかということでございますが、これは一般的な修繕で、ガラスのひび割れとか、あるいはドアのかぎとか、それからその他、ねじ類、そういうものを含めて一般的な器具類等を修繕していきたいなということでございます。 以上です。
◆8番(福島千恵子君) 3点目はわかりました。2点だけお願いいたします。 1点目なんですけれども、調査はこれからということでわかりました。 それから、今、数の方をお聞きいたしましたけれども、フラワープラムの方はまだ2カ月ということで、20件ということでね、これもこれからまただんだんいろいろとまたふえてくると思いますけれど。高沢なんですけれど、 657件というかなりの数なんですけれどね、これはいつも電話しても、電話は通じるんですけれど、ほとんど忙し過ぎて、いないことが多いわけですよね。だから、訪ねて行った場合には留守をしているというか、それだけ繁盛しているといったらおかしいですけれど、出払っていることが多いので、その点、いつも懸念している部分なんです。その点はこのままでいいのかなという感じがしていますので。 それからあと、これから、二つ在宅支援センターができたということで、同じような位置づけで、町の方が二つの在宅支援センターとどういうふうに整合していくのかなというところをお聞きしたいと思います。 それから2点目なんですけれど、大体内容はわかりました。まだ具体的にはこれからだと思いますので。ただ、設置場所というんですか、その辺がどの位置にあるのかなというのだけお聞きしたいと思います。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) 電話で相談をしても留守がちというようなことでございますが……。
◆8番(福島千恵子君) 電話は通じるんですけれども、訪ねて行ったときに。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) 訪ねて行ったときに不在が多いと、わかりました。この在宅介護支援センターの委託の方法なんですが、昨年と今年度につきましては委託料等についてもかなりの差があるんですね。昨年は補助ベースでいきますと、1年間で 1,100万何がしかの契約は結べたんですが、今回は、今年度につきましては 300万、はっきりした数字は今あれですけれども、そういう金額になっています。それで張りつく人間も多少、多少といいますか、基準が落ちています。したがって、今現在、電話に出るというのは、携帯電話で24時間承っているということで、そのほかにいろいろ相談者のお宅に行ったりしてかなりフルに活動しておりますので、そういうことはあろうかと思います。 しかし、そういう意見があれば、これはまたさらに事業者、施設の方とも相談はいたしますけれども、なかなかこの金額でこれ以上の人間を張りつけていただくということはかなり厳しいかなという感じは持っております。そこで、電話が通じますので、できるだけ電話を御利用いただければ、またそれなりに利用者の方のところに出向くなり何なりはできると思っております。 それから在支が二つできました。それと町とのかかわりはということですが、二つ在支が地域型がございますので、前回の議会でも答弁申し上げていますけれども、町はその調整役ということで月に一度ずつ、これは町も入りまして連絡会も設けております。それでいろんな、例えば地域は一応は中学校区ということで限定はさせていただいておりますけれども、それを外れて、お客さんがどうしてもこちら、利用者がこちらの方がいいという場合もありますので、その辺は弾力的に見て、これは地域はこうなっているけれども、利用者の意向でこうなっているというような、それは絶えず調整は町と行っております。そういったことで町側としては、その辺の調整に徹し、トラブルの起きないような方向に持っていきたいと、こんなふうに思っております。 以上でございます。
◎
産業振興課長(大谷正二君) 四阿の設置場所でございますけれども、これはまだここということは決まっておりませんが、予定としましてはガラス温室と、それからもう一つ倉庫が反対側にあるわけですけれども、その間あたりかなということを予想しております。 以上です。
◆8番(福島千恵子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ここで暫時休憩いたします。15分間、2時15分再開といたします。 休憩 午後2時03分 開議 午後2時17分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第63号に対する質疑を続行いたします。質疑がありましたら発言を許します。谷四男美君。
◆14番(谷四男美君) 5点ばかり質疑します。 第1点目、ページ9ページ、歳入の町民税、町税の中の町民税、固定資産税、都市計画税、この三つのことでございますけれども、所得税、前年の所得がいろいろ落ちましてね、それを反映して、第一四半期は過ぎまして、平成12年度の普通徴収あるいは特別徴収、これが1億 1,853万、これだけの減額ということなんですけれども、これの第一四半期を経て初めてこれだけのもう見込みができちゃったのか、確定しちゃったのか。これは前年の所得の反映であると思うんですけれども、そうしますと、その次の固定資産税あるいは都市計画税、これはそういうことではなくて、どうもこの三つがね、もう第一四半期を過ぎて、もうこれだけの確定というのはどういうところから割り出して、この確定の根拠ですね、決定したのか、それについて説明をもう少しわかりやすくもらいたいなと思います。 それから2点目にページ13ページ、
ひとり親家庭、社会福祉費補助金、これは一番下ですね、都の支出金の中の社会福祉費補助金、
ひとり親家庭医療費助成補助金収入増 280万、これは先ほども出ておりましたけれども、議案第57号で収入増の金額が出ておりましたけれども、それとの関連では、議案第57号ですね、それとの関連があるのかどうか、この収入増についてはですね、これについて。これは自己負担の関係も入ってくると思いますけれどね、これについて、どういう議案第57号との関連があるのかどうか、これについて伺います。 それから3点目がページ19ページ、先ほど前者の一番下の在宅介護支援センター事業委託料追加という、これの関連でございますけれども、フラワープラムも入りましたけれども、既に高沢では相談業務を行って、既にトータル 657件の相談業務がなされたということですけれども、この中にどういうような相談業務があるのか。出前で自宅を訪問したりもしているということでございましたけれども、例えば認定を受けたいんだけれども、どうしたらいいのだろうと、新たにね。あるいはもうヘルパーの派遣を受けているんだけれども、さっきの同僚の一般質問でもありましたけれども、介護相談という話もありましたけれども、そういうヘルパーの内容について、こういうことなんだけれども、困っているんだけれどと、そういう相談業務なのか。主にどういったことがね、この 657件の中の中身として、内容としてね、どういったことが主に多いのかなと、それについてわかる範囲で結構でございます。 それから4点目にページ21ページ、次のページの高齢者福祉センター運営費の中の備品購入、残留塩素濃度測定機器2万 5,000円、これはペーハーの残留塩素を目視して見るものだと思いますけれども、おふろが、入浴設備がありまして、そこにバイ菌等が繁殖しないように塩素濃度を一定に保つということだと私は推測しているんですけれども。その反面、あんまり塩素が濃度が多いと、逆に皮膚の炎症とか皮膚がんになるとかね、塩素というのは猛毒ですから、そういう危険度も一方ではあるんですよね。だから、この入浴設備の塩素の濃度というのはどういうふうになっているのか。自動的に水道をそのまま使っているだけなのか、あるいは二次的に水道の水をさらに塩素滅菌して、塩素を後からまた注入しているのかな、それについて、この関連で伺いますけれども、これが4点目です。 5点目に最後に25ページ、先ほどの一番上の委託料、クリーンみずほセンター整備事業費費用対効果の、これの関係でございますけれども、これは補助金絡みということはわかりますけれども、この事業を行ってどのぐらいの費用、投資効果に比べてどのぐらいの整備的な効果が上がるかということで、これが費用対効果というふうになるんですけれども、その中で、整備内容の中で、例えばリサイクル率の向上がどのぐらいなされるのかと、予想としてね。あるいは公害的なもので言えば、これは環境影響評価では出ているんですけれども、ダイオキシンなんかが発生を逆にしちゃって、かえって二次災害が起きて大きな被害をかぶってしまうとか、広義に解釈すれば、そういうこともあるわけですね。 ですから、この費用対効果というのはすごく大きな内容を含んでいるのかなというような気がするんですが、主にそういうリサイクル率の向上とか、そういうようなことを、いろんなものも含んでいるのかどうか、それについて伺います。
◎税務課長(長谷部清一君) 谷議員の御質疑にお答えいたします。 ページ9ページでございます。個人住民税、並びに固定資産税、並びに都市計画税、いずれも減額ということになっておりますけれども、なぜこのような補正に至ったかということでございますけれども。個人住民税につきましては、御承知のとおり、毎年特別減税というものが行われております。ことしも昨年にならい、いわゆる所得減税ということで、住民税の関係は税額の15%相当額、そして限度額は4万円で打ち切りですよということになっております。 こういうもろもろの関係を、なぜこの時期にするかといいますと、町の予算、平成12年度を見ますと今回の補正で約 115億になろうという数字が掲げてございますけれども、この自治体の主観的な税務課の関係は、町税というのは約60%相当額を占めているわけです。そうしますと減額という形の関係は他の課における影響額が多大に出てくると。やはり予算としたとしても、そこに資金が備わっていないという形でありますと、歳入を見込んだものの関係が、当然歳出の関係に予算を振り分けるわけなんですが、減収があるよという形は、素早くその関係に対して、予算があったとしても、その資金が備わっていないとなりますと歳出の面で、歳入がとにかく見込めないという形のものは影響が、他に対する課等にも影響が多大になるので、やはり時期は12月を待たずに、9月の半年経過の時期、平成12年度の関係も9月をもって半年という形が過ぎるわけですから、当然影響が多大な形の、金額が金額でございますので、やはり時期というのは9月の時期が妥当であろうと。12月の関係でもありますけれども、平成12年度の方の関係は、今後も伸びるという形のものも一方では……。(「減額の理由だけでいいです」との声あり) 一方では、やはり住民税の方の関係も若干の増額ということも考えられます。それというのは、確定申告は申請なものとしたにもかかわらず、税務署の方の調査によって、所得がいわゆる過少申告であったよとかいった場合に対しては当然3月にした申告が修正、あるいは更正の形で増額という形も多々あるわけなんですが、それを見越したとしても、平成11年度実績から見ますと約 4,000万ぐらいしか増加は見られないよということでございますので、この住民税については1億 1,000万という形の減収というのが見込まれていますので、そういうものも相殺した形で1億 1,000万相当の個人住民税はなったと。 そして、この内容といたしましては、税率関係が12%の、最高税率です、最高税率の住民税が12%が10%、2%カットしたという、その影響も約 5,000万近くにも及んでおりますので、このような結果になってしまったということです。 次に固定資産税、固定資産税の方の関係は、5月期に納税通知を出しているわけなんですが、税額の関係はほぼ確定ということで、こうなっております。 ですから今後の関係は、いわゆる固定資産税そのものの内容について、誤りがあれば多少は減額という形、減額ですか、増額なんていうことはあまり考えられませんので、時期といたしましては固定資産税並びに都市計画税も固定資産税と一環して納税通知書を出している関係上、やはり固定資産税及び都市計画税は、いわゆる納税通知書が一本化されておりますので、時期の関係も今回この9月期に固定資産税の関係の増も減額をさせていただいたということでございます。 これは、原因の関係は、いわゆる評価替えに伴って、地価の下落に伴っての税額が落ち込んだということでございます。 以上です。
◎福祉課長(秋間富美子君) 2点目の御質疑にお答え申し上げます。 ページ13ページでございます。
ひとり親家庭医療費助成補助金収入増見込みでございます。このひとり親医療費の1年間の年度の区切りが2月の診療から1月の診療がベースでございまして、先ほどの条例改正につきましては1月から自己負担を導入するということでございまして、この1年間のうちの1カ月分はそういった個人負担で減額が発生するとは思いますけれども、押し並べて非常に
ひとり親家庭の対象者がふえてきているということで、歳出では1カ月、35万円で1年間で12カ月ほど見込み、 420万円見込みました。それの3分の2を歳入として見込んだものでございます。 以上でございます。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) 3点目、4点目についてお答え申し上げます。 まず3点目の在宅介護支援センターの相談内容はいかがなものかということでございますが、まず介護保険に関する相談が圧倒的に多くございます。件数でいきますと 542件。それからサービスの利用に関する相談事、例えば生活支援ヘルパーだとか、あるいは配食サービスだとか、その辺の相談事もあったようですが、それが48件。それから医療に関する相談、これが47件。その他、所得の関係だとか家庭の内容、家庭生活に関する相談、こういったものがあと残りの20件というような内容になってございます。 それから4点目の高齢者福祉センター運営費の中の備品購入、残留塩素濃度測定機器購入でございますが、2万 5,000円。これにつきましてはセンターのおふろにつきましては循環式をとっております。そこで今までオゾンでオゾン殺菌をやっておりまして、現在もそれは続いておるんですが、7月だったか、茨城県の地区でレジオネラ菌による死亡事故等が発生したというようなことで保健所の方からの指導もございました。それで若干の塩素消毒もした方がいいというような指導を受けましたので、この塩素測定器を購入いたしまして、正しい数値といいますか、濃度の塩素滅菌をしていきたいというようなことから、この備品を購入させていただきたい、このように思っております。 以上でございます。
◎
生活環境課長(池田司君) 5点目についてお答えいたします。 リサイクル率、公害的なものを含んでいるのかという御質疑かと思いますが、この費用対効果といいますのは、事業の目的としまして事業を実施する場合と実施しない場合の比較を行うということでございます。また分析に当たっての基本的な考え方といたしまして、貨幣化手法を選択をしなさいと、可能な限り費用を効果の発生時期の相違を踏まえた現在価格価値ですね、これを行った上で分析するということでございまして、これを踏まえた中で、対象とする費用ですとか年度別維持管理費、それから対象期間、そういうものが入ってまいります。これを行うことによって、最終的にはリサイクル率を含んでくるものも中には出てくるものだと考えております。 以上です。
◆14番(谷四男美君) 再質疑いたします。 まず第1点目の税の関係で、大体税務課長の説明でわかったような気もするんですが、要するに評価替えとか地価の下落とか、固定資産税ではわかりますけれども、住民税に対してもそうですが、予算は大体予想の下に毎年立てているんですね、予想がわかるわけですよ。特別減税のことも大体もうわかっているわけじゃないんでしょうか。毎年ずうっと続けていますから、継続していますからね。ずうっと国会でも早くからもうそれを答弁していますからね。特別減税は継続するということで与党もずうっと前から言っていましたよね。 ですから、そういう面で言えば、予算を立てるときに大体の予想が、ここでこれだけの金額を減額しなくても、大体の予想的な確定金額というのは出たんではないだろうか。それでもやはり3月の予算計上時には、議会を通したときには不確定な要素が多分にあって、これはやむを得ない数値であると、こういうふうなことでよろしいわけですね、税務課長ね。後でまた聞きますから、今、返事は……。 2点目の
ひとり親家庭はいいです。 それから3点目の塩素濃度計のことで関連でちょっと確認をしますけれども、レジオネラ菌の事件があったということですけれども、そうすると水道水を使っているわけですけれども、既にその水道水には塩素が入っているわけです。ところが、温度で上げますと、塩素は蒸発、揮発しますから、塩素濃度というのはすごく薄くなるわけですね。そうしますと、どうしても適正な温度でそういう菌が繁殖しやすいということで、外部から二次注入をして塩素滅菌をして、そして一定の数値にして菌を抑えるという、こういうことのために、常に監視するためにこの濃度計を購入したと、こういうことでよろしいのかどうか、確認ですけれどね。常に監視をしているための備品購入であると。これが確認です。 それから最後の費用対効果の問題ですね、ページ25ページの費用対効果の、これも確認になると思いますけれども……、あ、失礼しました、4点目にありましたね、介護保険の問題で、相談業務ね、失礼しました、4点目の高齢者支援事業の関係で、さっき第1回目に私が聞いたのは、相談内容が 542件は介護保険の内容が一番多いということで今、答えがあったんですけれども、最初に私が聞いたのは、その介護に関係する中で、さらに新しく認定を受けたいんだけれども、所得の関係でどうだとか、あるいは家事援助がこれだけあるんだけれども、受けられるのかどうか、あるいはもう既に在宅介護を受けているんだけれども、どうもヘルパーの内容について私も不満があるとかね、あるいは認定度数にどうしても不満があるとか、そういう、どういうふうな、新たに受けたい人が多いのか、それとも既に受けている人の内容の人の方がいいのか、それを少しね、どういったことが多いのかなと。介護保険の内容はわかるんですけれども、想定はされますけれども、在宅介護支援センターですから、多分介護保険のことが主流になると思う、これは当たり前のことなんですが。それについて主な内容がどういうことが一番表題として多いのかなということについて伺ったわけです。もう一度お願いします。 それから最後の25ページの費用対効果のクリーンセンターみずほの費用対効果の、当然整備がなされますと、費用効果という点では、結果的にはリサイクル率の向上があるとか、さまざまな案件が結果的には出てくるわけですけれども、そのリサイクル率の向上のみではなくて、やはり費用対効果というのは、これだけのセンターを設置して、じゃどれだけの瑞穂のごみ行政の中で、あるいは日の出の処分場に対してとか、いろんな問題が出てくると思うんですね。ごみの量が減ったとか、あるいは分別が進んだとか、さまざまなことが効果として出てくるわけですね。ですから、いろんな分野で、その一つの中にリサイクル率の向上だとか、あるいは悪臭がしなくなったとか、いろんなことが出てくるわけだと思いますけれども、主に、リサイクル率の向上だけじゃなくて、さまざまな費用効果というものをやはり補助金を、厚生省あたりでは求めているのかなと。こういうことをしなさいとか、そういうあれはないですね。費用対効果というのは、そういったさまざまな面で、これを、こういうものをつくる以上は、これだけのものがないと補助はしませんよと、こういうことでいいんですね、確認をいたします。
◎税務課長(長谷部清一君) 谷議員の再質疑にお答えいたします。 個人町民税、並びに固定資産税、いわゆる都市計画税の減額の主なものなんですが、これは毎年毎年同じような類型の形の下ですから的確な数値というのが、ずばりというか、そういうものが読めるんではないかという御質疑でございますけれども、その人、納税者自身そのものがすべて事業の関係が、ぴたりそのものが変動がないものとして見るならば、そういう数値も可能だと思いますけれども、現実のごとく、普通徴収等によって見ますと、土地取引が行われた、あるいはどうしても相続税を払うがために納付しなければしようがないということで土地売却等を行ったという場合には、その土地はAさんからBさんへ当然動くわけですから1回限りということになるわけですよね。その土地が、前回は例えば譲渡の関係が 100件あったとするならば、じゃあ次年度に 100件あるかといったって、その土地自体は、動けばその土地がすぐまた翌年度に動くかといったら、そういうことは実際上はあり得ないわけです。推移といっても、やはり土地取引の関係は、今の金額だというと、一つの土地が動いたとしても、例えば1反歩となれば多くのお金が動くわけです。そうしますと住民税の関係は、所得税と住民税を合わせて、長期譲渡の場合には26%という税率が賦課されるわけなんですが。 そういう一つの税といっても、この関係はそれぞれの申告者の内容等によります。事業の関係も、去年はよかったけれども、ことしはどうも不景気でなかなか思うように物が売れないよといった場合には、あくまでも税の制度というのは自主申告制度というものを基本としているわけですから、私は去年中はこれだけ売り上げがあって、そしてこれだけ支出したから、これだけの所得になったということになれば、それをもろもろの、いわゆる所得から差し引けるもの、控除の関係を見て、そして合計所得額に対してもろもろの関係のものを引いて、さらに税率を掛けて、そして今では特別減税ということで、税額そのものをいわゆる引いてあげますよという形のものになるわけですから、当然的確に読めといっても、なかなかそのものずばり予算の関係の時期というものが前年、いわゆる来年度の予算もそうなんですが、11月から12月の時期に次年度の予算というものを、概算というか、そういうもので読むわけですから、申告は翌年明けての2月から3月、そしてそれを事務整理して、固定資産税等については5月期にやるわけですよね、納税通知書を出すわけです。そして……。
○議長(小山時夫君) 税務課長、今、質問者は、今ここでこんなに大幅に減額をしなけりゃいけないのは、予算を組むときにわからなかったのかと。特別減税なんていうのは法律だから前からわかっているはずなんだと。だから、ここでどうしてするんですかと聞いているわけですから、簡単に言ってください。
◎税務課長(長谷部清一君) ですから、この時期にやらなければならないということは、内容が減額という形のものになっているからこそ、他の、いわゆる税に対して見れば、一口に言えば、自治体の財布を預かっている形のものだと思います、税務課とすれば。そうすると教育とか福祉とか建設の関係に、いわゆるその予算を、歳入を見込んだものの予算を配分する形になるわけですから……。
○議長(小山時夫君) そうじゃないんですよ。最高税率が12%から10%に下がったから、そういうのが影響して今ここにあらわれたんなら、それでいいわけですよ。そういうことを聞いているわけですよ。
◎税務課長(長谷部清一君) ですから、この補正の減の関係は、やはり先ほども申し上げましたように、譲渡だとか、税率の変更になった部分とか、そういうもろもろの関係で数値を、予算を前もって見積もりをしたものと現実とのすり合わせをした結果、このような……。
○議長(小山時夫君) それが予算を組むときに見込めなかったのですかと聞いているわけですから、見込めなかったら見込めなかったでいいんですよ。
◎税務課長(長谷部清一君) ですから、予算と現実の、いわゆる納税通知書を出した後の、いわゆる調定との比較をしてみた結果、このような補正の減をしなければ、この予算そのものの関係の骨格予算の形の下になって、町の骨格予算みたいな形になっておりますので、他の課への影響を……。
○議長(小山時夫君) ちょっとここで暫時休憩します。席で暫時休憩です。 休憩 午後2時44分 開議 午後2時45分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 税務課長の説明を求めます。
◎税務課長(長谷部清一君) この予算を見積もったときと納税通知書を出したときの、いわゆる結果ですね、それとの照合をした結果、調定額そのものを照合した結果、もろもろの要素の関係で、このような減額をしなければならない結果になってしまったということでございます。 以上です。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 3点目、4点目ですが、ちょっと議員、番号が逆転したかと思いますが。3点目、相談件数につきまして申し上げますと、介護保険に関する相談で、まず、例えばサービスを受けるために、どこのサービス事業者にお願いしたらいいかと、そういったものが圧倒的に多いようでございます。数は少ないですが、例えば介護施設に入所したいんだけれども、どこがよろしいかとか、その辺の相談も当然ございます。それが第3点目。 第4点目につきましては、議員、御指摘のとおりでございます。 以上でございます。
◎
生活環境課長(池田司君) 谷議員の5点目の再質疑にお答えいたします。 費用対効果にはさまざまなものが含まれるのかという御質疑だと思いますが、一つ、事業による効果としまして二つに分かれておりまして、環境保全に関する効果と、その他の効果がございます。環境保全に関する効果としましては、資源の有効利用、減容化効果、または最終処分量の削減効果、温暖化関連物質削減効果、その他の効果としましては事業に伴う収益、収集運搬の効果、効率効果ですね、それと住民意識の啓発効果、レクリエーションの増加効果等なっておりますので、費用対効果につきましてはこのようなもろもろのものも含まれてまいります。 以上です。
◆14番(谷四男美君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、森亘君。
◆5番(森亘君) 1点のみお伺いいたします。 30ページ、31ページになりますが、18備品購入費、生涯学習関連施設備品とありますけれども、これは恐らく第一小学校に購入されるであろう備品ではないかというふうに想像できるところでございます。恐らく椅子やテーブルを初めとしたものが購入されるのではないかと想像できるところでございますけれども、これを購入するのに当たって、第一小学校そのものの設計が非常に生理的動作を引き出しやすい工夫がされているわけでございますが、今度の備品もそういったところを意識して購入する予定になっているのかどうか、お伺いしたいと思います。
◎
社会教育課長(比留間弘美君) 森議員の生涯学習の関連施設の備品ということでございますが、既にこの工事をしている中では、健常者あるいは障害者でも気軽に活用できる施設ということで位置づけて、配慮しているというような形で工事しております。そういう関連の中で、備品においても施設と同様に配慮しながら予定していきたいなと、そういう関係でおります。 以上です。
◆5番(森亘君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、竹嶋久雄君。
◆10番(竹嶋久雄君) 1点だけ伺います。 ページは31ページの一番最後のところの13番委託料の件でございますが、先ほど前者からの質問もありましたが、元狭山ふるさと思い出館の樹木の伐採でございますけれど、落雷のための伐採ということでございますが、これは落雷した木を1本切るだけなのか。それとも、その周辺の伐採も含まれている予算が入っているのかどうか、お伺いいたします。
◎図書館長(梅田善雄君) お答え申し上げます。 ヒマラヤスギ1本のみでございます。 以上でございます。
◆10番(竹嶋久雄君) この忠魂碑があるところでございまして、確かに1本、落雷のためにヒマラヤスギの大きいのが裂けられておりますが、その隣に松の木の大きいのがあります。これはもう半分枯れています。落雷のために、この木を切るときに、それが気がつかなかったのかどうか。あんなものを残しておいてもとてもしようがないと思います。この落雷のための木よりもっと老木化されているような、半分以上もう松が枝が赤くなっていますね。ですから、こういうときには一緒にこれらも伐採するべきじゃないかと思うんですけれど、いかがでしょうか。
◎図書館長(梅田善雄君) 再質疑にお答え申し上げます。 これを予算を計上した時点では、松の木自体は、その枯れているというような状態ではございませんでした。現時点で、なお……、質疑の中で松の木が、私が確認したところと質疑者の松の木の内容が同じなのかどうか、その辺はちょっと確認とれないんですが、私、ヒマラヤスギのすぐそばにある松の木は、私が見た時点で、この予算を組んだときは健全でございました。 それで、ですから、もしもその松の木、私が見た時点というのは質疑者との……、内容を見まして、今後精査して考えていきたいと思います。
◎町長(関谷久君) ただいまの件については、場所柄、非常に地域の人たちの思い出に残るような植樹であろうと、そんな相談がありまして、それで、どうしても切らなくちゃならないものについては地域の了解を得た上で除去していきたいと、こういう話がありましたので、今のお話は、あまりにも醜くなって、植樹をされたころの人たちが心を痛めるような事態があれば、また予算を組みまして、その整備に当たらせますので、この際、御理解いただきたいと思っております。
◆10番(竹嶋久雄君) 大変よくわかりました。今、特に町長の答弁の中で、醜いという言葉が出ましたが、せっかく私もこの質疑をしましたので、できれば担当の方にあしたにでも行って見てもらうと、よくわかります。まず醜いというのが、木が落雷した木よりもっともっと醜いのが現状だと私は感じましたので、次にとは言わず、ぜひ早めにやってもらった方がいいのかなというふうに感じているところでございます。要望です。終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、近藤浩君。
◆11番(近藤浩君) 3点お伺いいたします。 1点目はページ15ページの一番上なんですけれども、災害危険度調査委託金収入見込み、これの収入見込みの理由なんですけれども、ちょっと歳出の方に出てこないような気がするんですけれども、当初予算にはあったような覚えもあるんですけれども、ちょっとその辺の関係をお願いします。 2点目が19ページ、一番上の、先ほど来出ております公共施設建設基金積立金追加ということで、これは 9,000万ですよね、おおよそ補正額の半分近くということなんですけれども、総合体育館とか西部地区公共施設につきましては別項目であると思いますので、とすると、これはリサイクルプラザが多いのか、いろんな、どういったものを想定しているのか、その辺の 9,000万ということの考え方ですね、お示し願いたいと思います。 3点目が21ページの、これは一番下になるんですけれども、学童保育クラブ運営費等補助金という返還金追加ですね、これは定員が少なくなって、定員というか、入所者が少なくなってきたということだと思うんですけれども、補助額の基準は前は40人だったと思うんですけれども、今もそうなのか。どういうふうに減っているのか、ちょっとその辺の関係をお願いします。
◎
地域振興課長(金井正明君) 1点目の御質疑にお答えいたします。 1点目の災害危険度調査委託金の関係でございますが、御質疑の中では内容等、支出にはないがというふうなことでございます。今回初めてこれは計上するものでございますが、実際この委託金につきましては当初から、当初予算の中で支出については見込んでございます。歳入の方につきましては、東京都の方の額がはっきりしなかったというようなことから、ちょっとこの9月の提案になったというようなことでございます。 内容につきましては東京都の震災予防条例の第17条によって調査する、地震に関する地域危険度調査のために必要な基礎資料ということを抽出するために、5年に1回実施しているものだということで、東京都からの委託の依頼があって実施するということで、全額東京都の補助ということになります。 歳出の方では、もう既に当初の方で見込んでございまして、実際に今、調査をしてございます。 以上です。
◎財政課長(西島昭夫君) 2点目の御質疑にお答え申し上げます。 公共施設に 9,000万、なぜ積むんだということかと思いますけれども、旧細渕邸のときに3億 3,000万、この公共施設建設基金から取り崩しております。また、今後発生するだろうというものがクリーンみずほセンターの建設、あるいは駅舎の建設等が考えられます。そういう場合には、この基金から取り崩さざるを得ないということで、今回 9,000万円を積立金として追加をしたわけでございます。 しかしながら、この 9,000万という数字はどうなんだということだろうと思いますけれども、歳入歳出で8千数百万円の残が出たわけです。それに予備費を減額をいたしまして、 9,000万の数字に合わせたということでございますので、御理解をいただきたいということでございます。 以上です。
◎福祉課長(秋間富美子君) 3点目の御質疑にお答え申し上げます。 この学童保育クラブ運営費の都の補助金でございますけれども、この補助金につきましては、学童保育クラブの嘱託員の報酬、人件費、あるいはもろもろの消耗品など、事務費的なものを総体的に見まして補助金が来ているものでございまして、これが昨年度の実績額の返還金でございます。交付決定額が 898万 1,000円に対しまして、補助金の所用額が817万 9,000円でございまして、80万 2,000円返還するものでございまして、当初の科目存置が 1,000円ございましたので、補正予算といたしまして80万 1,000円返還、補正をさせていただくものでございます。 以上でございます。
◆11番(近藤浩君) それでは1点目なんですけれども、大体流れはわかったんですけれども、補正のやり方として、こういうのが適切なのかどうかですね。ちょっとこれは補正を見た感じでは、あれ、修繕料に流用しちゃったのかみたいなふうにも見えるんですけれども、こういう補正予算のつくり方で適切……、今までもこういうやり方って結構あるのかどうかなという気もするんですけれども、ちょっとその辺をお願いしたいと思います。 2点目としては19ページですね、公共施設の関係で、駅舎とかいうことで、駅舎とかを想定されているんだったら大変結構だと思いますし、これを別に悪いと言っているわけじゃないんですけれども、せっかくですから基金の考え方というか、これからいろいろ日本経済が破たんしていく中で、インフレとか、そういうことも非常に国も何百兆円と借金があるので、インフレ政策なんかとっていく可能性もあるし、金利も大してないわけですから、その辺も含めて基金というのをどういうふうに考えているのか、ちょっとありましたらお願いしたいと思います。 それから3点目、21ページの学童の関係ですけれど、基準ですね、補助金の基準が今どうなっているのか、お願いしたいと思います。
◎
地域振興課長(金井正明君) 1点目の再質疑でございますけれども、補正のやり方が適正なのかというふうな御質疑なんですけれども、その辺のところはちょっとよく理解できなかったんですけれども、当初予算の中で、この危険度調査ということでは委託料で組ませていただいております。このおくれたものについては東京都の額が確定しなかったために、当初予算の中で上げられなかったために、この時期に来たというようなことでございまして、これは委託料という中で組ませていただいているんですけれども、とり方の時期の問題とか、補正のやり方が適正なのかということについては、これはわかった段階で上げていくというふうな形で当初考えたものですから、当初では……、この補正の段階で財源更正をして調整しております。 以上です。
◎財政課長(西島昭夫君) 2点目の基金のあり方といいますか、考え方と申しましょうか、基金にも幾つかの要件がございまして、一般的には財政調整基金、これは一般的な財源、これは町税の欠損が出た場合には、それから充当するということでございます。あとの基金については特目、特別な要件をつけたもので、この要件でなければ使えないということでございまして、すべての基金、この公共施設建設基金、これはすべての公共施設の工事をする、あるいは修繕をする、この基金から出せるという条例でもなっております。 それからあと特目、特目というか、指定している介護とか、あるいは国保とか、そういうものもいろいろございますけれども、それについてはそれらのものにだけ使えるということでございます。 したがいまして、今回のこの公共施設建設基金につきましては、学校であれ、総務的な工事であれ、庶務的な工事、あるいは土木の工事であれ、この基金から充当をすることができるというものでございまして、今回のこの基金が一番利用度が高いというものかと思っております。 以上です。
◎福祉課長(秋間富美子君) 3点目の再質疑にお答え申し上げます。 議員の御指摘のように、当初の入所人員が多くて、途中で退所される方も多くございます。そのための人件費などが少し減額になったということとか、事務費の消耗品やら、いろいろもろもろのものがやはり減額になったための補助金の所用額が減額になったということで、返還金が生じるものでございます。 以上でございます。
◆11番(近藤浩君) いいです。
○議長(小山時夫君) それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は3時15分といたします。 休憩 午後3時04分 開議 午後3時16分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 議案第63号に対する質疑を続行いたします。 上野勝君。
◆6番(上野勝君) 1点のみお伺いします。 19ページの民生費で報償費、03の高齢者記念品減がございます、 217万円。これは恐らく諸般の事情で高齢者に対する記念品をなくすか減らすかすると思うんですが、これの具体的内容と、これに対する反響というか、そういうものがあると思うんですが、それに対する対策をどう考えているのか、お伺いいたします。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) お答えいたします。 高齢者記念品の減でございますが、内容といたしましては、今まで70歳以上の方には全員の方に敬老金を差し上げております。これは今後も、今年度も続けております。 それから80歳につきましては、これは座布団を今まで贈っておりましたが、これは今回は割愛させていただくというようなことで減になっております。 それから88歳、これにつきましてはお祝いをするというようなことで、子供さんたちが集まれるようなということで、ちゃんちゃんこと帽子、これを配っておりました。 それからあと90歳につきましては、今まではタオルケットだとか、あるいはお茶、あるいは羊羹のセットというようなことでお贈りしておったんですが、今、諸般といいますか、行政改革の中でもございまして、80歳、90歳につきましては、かなり高齢者に対するお祝い等が、70歳、80歳、88歳、90歳、 100歳というようなことで集中しておりますので、この辺をちょっと見直していただきまして、こういう形になりますと特定の方にサービスというようなことになりますので、きのうの一般質問等にありましたけれども、私どもとすれば、一般の高齢者すべての方に行き渡るようなサービスというようなことで、地元を走れるようなバスの検討だとか、その方もしておるわけでございます。 したがって、今回その辺を、80歳と90歳につきましては、今回、減額をさせていただくということで、一般の方の反響ということでございますが、私どもの方では、これについて減額するということはまだ申し上げられませんでした、今まで。ということは、きょうここで御審議をいただいておるわけですから、それはできませんが、町報では、この件には触れずに、ことしにつきましては88歳と 100歳の方に記念品を贈呈するというようなことで周知しております。 したがって、先日、1件、これに載っていないけれども、座布団はいただけないんですかというような意見もありましたが、それ以上の反響といいますか、それは現在では私どもの方には寄せられてないということでございます。 したがいまして、担当といたしましては、一般の高齢福祉の方にちょっとウエートを置いてというようなことで、ちょっと高齢福祉の関係を見直しをさせていただいたというようなことでございます。 以上でございます。
◆6番(上野勝君) 再質疑します。 非常に特定の方じゃなくて、多くの高齢者がふえておりますので、個人一般に向けた事業に差しかえるというか、振り向けるということで、事業の内容を減らしたということで理解できますが。一番やはり心配しているのは、町報でPRしたのもありますが、具体的に、例えば9月15日あたりになって、おれはことし適齢期──適齢期じゃない、適用の年になったのに来ねえなという話が民生委員さんとか、あるいは担当の方に行くんじゃないかという気がするんですよね。その辺のフォローの仕方をなんか考えているのか、それとも適時対応ということで考えているのか、その辺どうでしょうか。
◎
高齢者福祉課長(猪俣恒明君) 再質疑にお答えいたします。 今、議員がおっしゃったように高齢者は年々増加しております。したがって、この形で敬老記念品を贈呈していくということになると、数年後には相当の金額になるかと思います。したがいまして、先日も臨時民協を私どもの関係で開いていただいたんですが、その席上でもこれについては十分説明をしておるつもりでございます。 以上でございます。
◆6番(上野勝君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、木原武雄君。
◆17番(木原武雄君) まず第1点目でございますけれども、ページ19ページ、8車両費の修繕費の内容、それから14諸費の修繕費の内容をお伺いします。 それからページ27ページ、ここに安全施設設置工事費とありますけれども、これの内容についてお伺いをいたします。 それから29ページ、社会教育費、
社会教育施設を今度新しくオープンするということでございますけれども、これの開設に向かって、当補正の中で、それにかかる費用は総体で幾らぐらいかかったのか。 それと29ページの災害対策費、これの修繕料の内容についてお伺いします。
◎財政課長(西島昭夫君) 1点目の19ページの車両費の修繕料の件でございます。これは庁用自動車の修繕費ということでございまして、当初予算でも62万 9,000円ばかりお認めをいただいておりました。既にその金額を執行済みでございます。と申しますのも、今回、2台で54万ばかりの事故車が出てしまったということでございます。それにあと車検時の修理代ということで、既にこの当初予算でお認めをいただいている予算すべてを執行してしまったということでございます。 したがいまして、今後予想されます50万でございますけれども、先日もかなりの事故があり、庁用車の破損があるということでございます。したがいまして、50万で足りるかということでございますが、当面はこの金額で予算計上させていただいたということでございます。 以上です。
◎
地域振興課長(金井正明君) 2点目の諸費の修繕料の内容ということでございますが、この修繕料の内容につきましては防犯灯の修繕料ということでございます。この防犯灯につきましては当初予算で計上してあるわけでございますが、たまたま駅前広場の街灯が老朽化して、柱が腐食を大分しているということで、倒壊の恐れがあるために修理したものというふうなことでございます。 以上です。
◎建設課長(臼井調次君) それでは3点目の交通安全施設の内容につきまして御説明申し上げます。 これにつきましては、道路照明灯、それから道路反射鏡でございます。 以上でございます。
◎
社会教育課長(比留間弘美君)
社会教育施設の関係で、旧レストランの関係の、
社会教育施設で今度全体的に予算をどのぐらいかということでございますが、6月の予算の中で3億 3,000万の用地費と、あるいは一般的な補修、あるいは什器等で 638万 2,000円、それから今回ここで修繕費、あるいはその他いろいろ含んで 1,717万 9,000円、およそ約3億 5,356万 1,000円、このような予算の中で現在進められております。 以上です。
◎
地域振興課長(金井正明君) 5点目の御質疑でございますけれども、災害対策費の中の修繕料ということでございます。この修繕につきましては、防災行政無線の屋外拡声子局の鉛の蓄電池の交換修繕ということで上げさせていただいております。この鉛蓄電池の寿命というのが一般的に3年と言われておりますが、実際にはもう少し持つということであったために、来年度の予定ということで考えておりましたが、先般の火災のときに音が出なかったというようなところが若干あったために、点検したところ電池の寿命が来ているということで、この交換の修繕ということで提案させていただいています。 以上です。
◆17番(木原武雄君) 再質疑します。 庁用車の車両の管理ですけれども、最近事故が多い。これはやりたくてやるわけじゃないんでしょうけれども、管理に対するやっぱりもっと徹底した指導がないと、これは困ると思うんですよね。恐らく車両保険も入っているんだろうと思うんです。それにもかかわらず、これだけの出費をするということですから、これからの車両に対する管理をどういうふうにするのか、もう一度お伺いします。 それから、私、ちょっと聞き違えちゃったのかなと思うんですが、諸費は駅前広場の防犯灯というふうに聞いたんですが、これは間違いないんですね。これだけの 262万 5,000円という金額ですから、何灯かあるんだろうと思うんですけれども、どこのどういったものであるのか、もう1回詳しく教えていただきたいと思います。 それからページ27ページの内容はわかったんですが、これで議長、ちょっと関連でお伺いをしたいんですが、町民農園がございますけれども、この出入り口が大変ちょっと片方が高くて危険度があるということで、あそこに入っております農園を利用している方々から、あそこに安全ミラーをつけていただきたいというようなことの要望があったんですが、これも含まれているのかどうか、お伺いします。 それから29ページの
社会教育施設、大変多くの当初の見込みよりも多くかかったということなんです。ちょっと私も気がかりになりますのは、あの建物の利用ということでございますから、いろんなお金がかかるのはわかるんです。ですけれども、買うときに中身の精査、あるいは外見の調査、それから電気の状態というものは、当然やっぱり購入に当たってね、よく精査をすべきだったと思うんです。もし買うときに、そういうことが、修繕をして、大体このぐらいかかるんだなということであれば、これは当然相手方にまけさせて購入すべきだったというふうに思うんです。 この 1,700万余りのお金がかかるということでございますから、当然それなりの地域住民あるいは町民全体が利用しやすいようにということで検討はしているんだろうと思うんですが、とかく町営という、そういうものになりますと、一般の利用者がなかなか行きにくいという、そういうきらいがあるんです。例えば隣接をしておりますサッカー場についても、地域住民の利用をしたいということでございますけれども、周りの広場については行きますけれども、中に入ってなかなか利用できない。こういうふうなことになりかねない。このことについてどういうふうなお考えを持っていらっしゃるのかどうか。 それから最後の修繕料の追加についてはわかりましたけれども、定期点検をしているんですよね。定期点検で防災無線の点検料と、結構お金を要していると思うんです。その点検に当たって、どういうふうなことをしているのか。ただ防災無線が発信して、音が出るだけなのか。それから、そういう蓄電池についてもやっぱり劣化しているんだというようなことをやらないと、いざ、災害時に音が出ないというきらいもあるんです。新しく課長に就任された金井課長に言うのは大変酷かもしれませんけれども、いずれにしても定期点検をしているということの中で、この対応がなされなかったということは、やっぱりまずいんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか。
◎財政課長(西島昭夫君) 1点目の車両の管理のことでございます。車両の配属というか、管理は財政課で5台ばかり、あとは各課に配属し、課で管理をしていただいているということでございますが。いずれにいたしましても、この管理につきましては今後もより一層の安全運転を心がけるという通知文を各課に流したいと、そういうふうには思っております。
◎
地域振興課長(金井正明君) 再質疑にお答えしたいと思います。駅前の防犯灯の関係でございますけれども、諸費ということで、防犯の関係は以前から諸費という形の中で計上させていただいておりますが、内容としましては駅前広場のところの周りにある防犯灯といいますか、街灯といいますか、そのものを4基設置がえしたという、設置がえの修繕だということでございまして、もう30年以上の経過の中で、現地へ行って確認しましたら、かなりもう根元が腐食していたということで、かなり何件か事故がございまして、その関係で倒れているということがあったために、今回防犯灯の修繕料が、先にその部分を工事したと、修繕したということで、その不足になる防犯灯のこれからの修繕のためのものとして、今回、修繕料の提案をさせていただいたと、こういうことでございます。 以上です。
◎建設課長(臼井調次君) それでは3点目の再質疑にお答えします。 町民農園のカーブミラーの依頼でございますが、これにつきましては9尺の道路ということで、町道31号線、伊奈街道でございますが、非常に右側が見えないということで緊急性がございましたので、既に建設課で維持補修の関係で、費用で設置をしてございます。即ち今回の補正とカーブミラーの町道31号線の設置については、これは関係ないということで御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
◎町長(関谷久君) 先ほどの
社会教育施設の関係ではありますが、購入、その他についてどうかということがありますから私の方からお答えをしたいと思っております。 使用方法については社会教育の方に任せますけれども、経過について言えば、当初買ってほしいというふうな話があって、5億円ぐらい。それで、私どもはお断りしたんです。そして最終的には建売住宅が20戸ぐらいというふうな話がありまして、それが不調になったという経過の中から、3億 5,000万円ぐらい、そういう提示があったわけであります。 これは坪数でいうと 1,111坪でありますから、もう少しまけさせようと、こういうふうなことで、私の方は、家が建つ場所ではあるけれども、30万円を割ったらば話に乗るかなというふうなことで、3億 3,000万円で最終的には皆さんにお諮りしたというところであります。家が建つところが、現在、あの日光街道に面しておって、30万円以下ということで、高いか安いかはそれぞれ主観的な判断だと思いますが、ころ合いの値段で手に入ったと私は考えております。 それから、旧のあの建物については、土蔵2棟、それから母屋が1棟でありますけれども、これについても、先ほど来お話のあるように、手の入っていない文化財的なものであれば、羽村における下田家、あるいは新町にあるところの吉野家というふうに、江戸時代から明治にかけての農家の姿をとどめるということで文化財としての利用価値、あるいは教材としての利用価値があろうと思いましたが、手が大分入っておりましたので、私どもとしてはどうしようか。いや、これはむしろ機能的に見るというと、現在の人たちの利用に供するようになっている。しかし、また反面、身障者等に対することは考えないで、あの施設ができているから、後が大変だということは考えております。 しかしながら、 100年から 150年にわたるところの大きなケヤキ、あるいは庭園を配したところの建物、これを消滅させるのはいかがなものか、建売に変わってしまうのはいかがなものかというふうな景観上のもの、あるいは今後の家の建て替え等に伴って、あの地区あたりでもいろんな古いいわれのあるものが消滅するんではないだろうか。町としても、この際、もしも保存をしながら、なおかつ活用の道があるならば、これを町有のものにしておいて、そして今後の利用についてはいろいろと考えていこう、こういうふうなことでありました。 したがって、不明な点があるということがありますが、現在のところは
社会教育施設として、福祉会館や寿楽とは、またおのずから違うような性格の、慌ただしい日常生活の中で、とかく古い昔のことや、あるいは自分自身のこれからの生き方を見失いがちな中で、静かに心を落ち着け、あるいは友達と語らいながら、いろんなこれからのものを考えていくというふうな風情のある建物に使いたい。 したがって、だれからも使われるというようなことで、お酒の持ち込みとか、そういうふうなことなどは考えておりませんので、皆さんのいろいろ使い方はあろうと思いますので、現在のところは手に入れて使える範囲のところをやり、それから今後ですね、身障者に対するお便所などは、どこの場所がいいかというふうなことを考えて、今、先ほど来お話のありました厨房ですね、厨房のあたりを会議室みたいにするのか、あるいは今後、関係団体、そういうような人たちが家庭料理のあり方というようなことで、あれを残してくれというのか、いろんなことがございますので、現在のところは、あの施設に皆さんが入ってきて、これはこうしたらいいなという後々のお知恵もあろうかと思いますので、とりあえず現状の中で出発をし、皆さんに近づいていただきながら、お声を拝借して、一番使いやすいものについてやります。 したがって、今回だけにとどまらずに、厨房の改造、あるいは身障者のお便所等については、またできるならば本格的な予算、平成13年度の当初予算でお願いしようかと思っているわけでございます。 要は、ちびちびやっているようでありますけれども、実際にあの施設に近づいて、町民の方々がどういう御希望があるかということも尊重したいというような意味合いで社会教育の方に任せておりますので、その点、また皆さんの方のお考えがありましたならば担当者の方にお聞かせいただきたいと、そういうふうに考えております。 以上です。
◎
地域振興課長(金井正明君) 5点目の再質疑でございますけれども、点検の方がしているのにというふうなお話でございますけれども、保守点検の方につきましては、電池の方の保守点検は項目の中に入っていないというふうに認識してございます。これは電池は寿命がある程度ありまして、設置したときから何年というふうなことの中で交換していくというふうな考え方でおりますので、点検の中には、毎回やる点検の中にはその項目等は入っておりません。毎回の項目の中に入っているのは基地局の点検とか、あるいは電波の通じ状況だとか、そういったことの点検はしてございますが、電池の方は寿命によって、一般的に3年と言われておりますので、その辺では予定では平成13年度に交換というふうな考え方でおったんですけれども、前回つけたのが平成9年でございまして、それから行くと平成12年までは持つというふうなことで考えておったんですけれども、そういう状況が発生したもので、今回、こういう形で提案させていただきました。 以上です。
◆17番(木原武雄君) 再質疑します。 それでは1点目と5点目だけ再質疑いたします。 それで、課長ね、私は防犯灯の件につきましてね、町内会長さんに委託といいますか、いろんな業務のあれをお願いしていますよね。そういうことでやっぱりもっと早くできるんじゃないかと思うんです。 それで、先般、私、
防犯パトロールというのをやったんです。これは同僚議員も同行した方もいらっしゃいます。それで、そういうときに防犯灯あるいは街路灯、結構切れているところがあるんです。どうしても町内会長さんというのは忙しいものですから、またお勤めの方もいらっしゃいますから、夜の点検というのをあんまりやっていないんです。これはやはりね、いろんな意味でもうちょっと検討する必要があると思うんです。 例えば9月2日でしたか、防災訓練をやりましたね。これは夜やったんです。そういうときに防犯灯のやっぱり点検なんかもついでにやっちゃったらどうなのかなというようなことがあると思うんです。1年に一遍ぐらいで大体そういうことは解消できるんじゃないかと思うんです。これは提案します。 それから5点目でございますけれども、これも電池の寿命というのは、バッテリーというのは1年でだめになるものもあるんです。3年持つというのは非常に優秀なバッテリーなんだろうと思うんですけれども。ただ、そういった中でね、緊急性があって、実際に機能しなかった場所があるということは、これはやっぱり問題だと思うんです。ですから、同僚議員が一般質問等で、太陽電池のソーラーシステムを導入したらどうかなんていうことを言っておりますから、そういったものに変えていけるのかどうかというようなことを検討する必要があると思うんです。その点について再度お伺いいたします。
◎
地域振興課長(金井正明君) 再々質疑で1点目でございますけれども、確かにおっしゃられるとおり、球切れとか、そういうことがかなり今起こっております。実際に町内会長さん等にお願いして、上げていただいておりますが、直接住民の方からこちらの方に入ってくるケースもございます。そんな中でやっておりますが、昨日の防災訓練等の中においても、今、御指摘のとおり、そういうのをあわせてやってもよかったのかなというふうな反省はしております。今後いろんな形の中で、あまり球切れ等があって、住民に御迷惑をかけないような形にしていきたいというふうに考えます。 それから5点目の関係でございますけれども、バッテリーの形については、その耐用の寿命の方が3年と言われておりまして、そういう中で3年という見方をしておったんですけれども、この辺は3年にこだわらず、やっぱり点検する必要はあるかなというふうに思いますし、また今、御指摘のような太陽電池のソーラーというようなことも今後、検討しなきゃいけないのかなというふうに思います。 以上です。
◆17番(木原武雄君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第63号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第63号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第10、議案第64号、平成12年度瑞穂町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) それでは議案第64号、平成12年度瑞穂町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について提案理由を申し上げます。 平成12年度瑞穂町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるもので、歳入歳出予算の補正ですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,412万 7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億 7,893万 2,000円とするものでございます。 2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 今回の補正は、歳入では過年度分の療養給付費負担金、療養給付費交付金の確定によります追加と繰越金の追加であります。 歳出につきましては予備費の追加であります。 詳細につきましては原嶋住民課長に説明いたさせますので、慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 原嶋住民課長。
◎住民課長(原嶋秀次君) 町長の命によりまして、議案第64号、平成12年度瑞穂町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の内容について御説明申し上げます。 2ページをお開きいただきたいと思います。 歳入でございますが、款2国庫支出金に 151万 4,000円を追加いたしまして、6億6,629万 9,000円とするものでございます。項1国庫負担金で 151万 4,000円を追加いたしまして、6億 5,021万 3,000円とするものでございます。内容につきましては、平成11年度の一般被保険者給付費確定に伴う過年度分療養給付費負担金の追加でございます。 款3療養給付費交付金、項1療養給付交付金で 600万 2,000円を追加いたしまして、2億 8,818万 3,000円とするものでございます。これにつきましても平成11年度の退職者医療給付費確定に伴う過年度分療養給付費交付金の追加であります。 款8繰越金、項1繰越金で 1,661万 1,000円を追加いたしまして、 4,161万 1,000円とするものでございます。これは平成11年度分の繰越分でございます。 歳入合計で 2,412万 7,000円を追加いたしまして、20億 7,893万 2,000円とするものでございます。 次に歳出でございますが、款2の保険給付費につきましては財源振替でございます。 款10予備費、項1予備費に 2,412万 7,000円を追加いたしまして、 2,708万 1,000円とするものでございます。 歳出合計で 2,412万 7,000円を追加いたしまして、20億 7,893万 2,000円とするものでございます。 以上、簡単ではございますが、内容説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第64号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第64号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第11、議案第65号、平成12年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第65号、平成12年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由について御説明申し上げます。 平成12年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるもので、歳入歳出予算の補正ですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 153万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億 2,472万 6,000円とするものであります。 2項として、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。 今回の補正は、歳入では前年度繰越金の収入増であります。 歳出につきましては、款2予備費の増額であります。 慎重に御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第65号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第65号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第12、議案第66号、平成12年度瑞穂町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第66号、平成12年度瑞穂町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由について御説明申し上げます。 平成12年度瑞穂町の
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正ですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 1,693万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億 3,371万 6,000円とするものでありまして、2項として、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。 今回の補正は、歳入では前年度繰越金の収入増であります。 歳出では下水道事業費の追加と予備費の追加であります。 詳細につきましては古谷下水道課長に説明いたさせますので、慎重御審議をいただきまして御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 古谷下水道課長。
◎下水道課長(古谷済君) 町長の命により、議案第66号の内容につきまして御説明申し上げます。 平成12年度瑞穂町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)の2ページをお開きいただきたいと思います。 第1表、歳入歳出補正予算でございますが、まず歳入でございます。款4繰越金、項1繰越金ですが、 1,693万 1,000円を追加いたしまして、 2,693万 1,000円としようとするものであります。これは前年度繰越金であります。 歳入合計といたしまして、 1,693万 1,000円を追加いたしまして、14億 3,371万 6,000円としようとするものであります。 次に、歳出でございますが、款2事業費、項1下水道事業費ですが、 1,039万 5,000円を追加いたしまして、5億 4,273万 6,000円としようとするものでございます。内容といたしましては、公共下水道事業費委託料で、駅西区画整理事業の雨水管整備に伴い、区画整理事業区域外の公共下水道、箱根ケ崎雨水幹線を整備しようとするものでございます。管路、工法等の基本設計をしようとするものでございます。 次に、款4予備費、項1予備費ですが、 653万 6,000円を追加いたしまして、 694万 8,000円としようとするものでございます。 歳出合計といたしまして、 1,693万 1,000円を追加いたしまして、14億 3,371万 6,000円としようとするものでございます。 以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第66号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第66号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第13、議案第67号、平成12年度瑞穂町
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第67号、平成12年度瑞穂町
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)について提案理由の御説明を申し上げます。 平成12年度瑞穂町
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるもので、歳入歳出予算の補正ですが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,805万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億 6,927万 8,000円とするものでございます。 2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。 今回の補正は、医療費確定に伴う国庫負担金等の過年度分の精算にかかわる返還金が主なものでございます。 詳細につきましては原嶋住民課長に説明いたさせますので、慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 原嶋住民課長。
◎住民課長(原嶋秀次君) 町長の命によりまして、議案第67号、平成12年度瑞穂町
老人保健医療特別会計補正予算(第1号)の内容について御説明申し上げます。 2ページをお開きいただきたいと思います。 歳入でございますが、款1支払基金交付金、項1支払基金交付金から 264万 6,000円減額いたしまして、11億 2,805万 2,000円とするものでございます。これにつきましては支払基金交付金の平成11年度老人保健交付金の確定に伴う返還金でございますが、返還日が8月中となっておりますことから、平成12年度の交付金において精算を行うための減でございます。 款5繰越金、項1繰越金に 2,070万 4,000円を追加いたしまして、 2,070万 5,000円とするものでございます。 歳入合計で 1,805万 8,000円を追加いたしまして、16億 6,927万 8,000円とするものでございます。 次に、歳出でございますが、款1医療諸費、項1医療諸費は財源振替でございます。 款2諸支出金に 1,805万 8,000円を追加いたしまして、 1,806万 1,000円とするものでございます。項1償還金に 1,360万 9,000円を追加いたしまして、 1,361万 1,000円とするものでございます。これにつきましては平成11年度の国庫負担金及び都負担金の確定によります返還金でございます。 項2繰出金 444万 9,000円を追加いたしまして、 445万円とするものでございます。これにつきましては平成11年度の医療費確定によります精算分で、一般会計にお返しするための繰出金でございます。 歳出合計で 1,805万 8,000円を追加いたしまして、16億 6,927万 8,000円とするものでございます。 以上、簡単でございますが、内容説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。 これより議案第67号に対する討論行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第67号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 ここで、次の議事の準備のため、10分ほど休憩いたします。4時15分再開といたします。 休憩 午後4時04分 開議 午後4時15分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第14、議案第68号、平成11年度瑞穂町
一般会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。 ここでお諮りいたします。ただいま議題に付しました議案の審議については、お手元に配付してあります審査順序予定表により行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。さよう進めてまいります。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第68号、平成11年度瑞穂町
一般会計歳入歳出決算認定についての提案理由を御説明申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度瑞穂町一般会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書を付して議会の認定をお願いするものでございます。 なお、代表監査委員の村山義直氏には決算審査の報告をお願いするところでありまして、厚く御礼申し上げる次第でございます。 さて、今会計の決算につきましては、歳入総額 124億 6,237万 6,633円。歳出総額 121億 6,112万 9,829円で、歳入歳出差引残額3億 124万 6,804円でありますが、そのうち翌年度へ繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額 2,948万 2,000円がございますので、実質収支額は2億 7,176万 4,804円となり、黒字決算となりました。これもひとえに議会の皆様を初め多くの方々の御理解の賜物と深く感謝申し上げる次第であります。 なお、本会計の歳入につきまして幾つかの特色を申し上げたいと存じます。 歳入総額に対する町税の割合は 51.93%で、前年度に比較しますと4.42%の減ですが、収入済額では 2,697万円余の増額となっております。その他、前年度に比べて主な増収項目は、地方交付税、国庫支出金、繰入金及び平成11年度で新たに設立された地方特例交付金等でございます。また、減額項目といたしましては、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、国有提供施設等所在市町村助成交付金等、町債が主な減額となっております。 歳入合計では、前年度比10億 2,646万円余の大幅な増額となっております。 さて、平成11年度の主な事業の成果でありますが、都市基盤整備面では
都市計画道路3・5・17号線、3・5・22号線では、未買収地の解決を図り、両路線とも平成12年度内で完成いたす予定であります。 土地区画整理事業は、殿ケ谷地区では一部仮換地指定を終え、駅西につきましても早期の換地指定に向け鋭意努力を重ねております。 道路等では、できるところから順次工事を行いました残堀川の地蔵橋、吉野橋は3月に完成し、狭山下橋は工事に着手するなど、いずれも予定どおり事業成果をおさめております。 下水道工事では、殿ケ谷地区土地区画整理地内の汚水管渠布設、平成11年度事業分を予定どおり完了し、元狭山2号幹線は不老川への放流量を調整するため、二本木公園下の調整池に接続を行いました。また、残堀川改修工事に伴うところの長岡2号幹線の吐口工事も完了しております。 2としてスポーツ施設の整備の面では、スポーツを軸とした青少年の健全育成を図るため、平成11年12月、町営少年サッカー場をオープンしました。また町営第二グランド用地につきましては防衛補助を受けて、平成11年度分、 1,500平方メートルを取得し、総合体育用地につきましては平地林約1万平方メートルを公社から買い戻しております。 農業振興として、生産者と消費者が農業を見直し、連携して作物を育てる喜びを分かち合うことを目的とした町民農園の整備を進めてまいりました。 教育施設の面では、生徒のコンピューター教育の充実を願い、第二、第四、第五小学校にコンピューター教室を設置いたしました。これですべての小中学校へのコンピューター教室の設置を完了したところであります。 福祉の面では、介護保険制度の導入に当たり国の施策が二転三転しましたが、町として高齢者の方々が制度に対して不安を抱くことのないよう、高齢者福祉課を新設して、介護保険事業計画を策定し、出張説明会を設けるなど諸準備を進め、介護認定の申請、受け付けを開始いたしました。また、介護保険における民間との連携を進めるため、在宅介護支援センター、高沢病院内でありますが、と契約を結び、介護に関する相談や町の各種福祉施設の紹介を始めました。 そのほか心身障害者(児)福祉センターの用地借地分約 331平方メートルを取得したのに加え、特別養護老人ホーム「良友園」や、知的障害者入所厚生施設「みつぎ学園」が開設しております。 医療では長年の懸案であった福生病院の移管について条件が固まり、一部事務組合成立準備作業を進めました。 7としまして、生活環境の面では、循環型社会の形成を推進するため生活環境課を設け、一般廃棄物処理基本計画を策定しました。また(仮称)リサイクルプラザの平成13年度着工を目指し、施設基本計画及び整備計画を作成したところであります。 瑞穂斎場組合につきましても、構成市町の合意に基づき、平成14年度内開業を目指して基本設計等の順次を開始いたしました。 8として、その他、第三次町づくり長期総合計画を策定するため、審議会に基本構想を諮問し、職員による策定委員会、調査委員会を発足し、都市診断調査、住民意識調査を実施いたしました。将来の町づくりの根幹にかかわる石原都知事の横田基地軍民共用化の動きもありましたが、騒音測定器を町単独で増設し、騒音データの収集、分析能力を向上させ、町の騒音被害の実態を内外に訴える体制を充実させました。 外部事業のJR八高線の複線化、都市モノレールの延伸については、関連する市と共同して、当局に強い働きかけを実施いたしました。 また車両基地の早期着工につきましても、JR東日本に早期着工を促してまいりました。東京都の財政困難の中、残堀川の改修の計画が一部前倒しが実現し、着々と効果を上げております。 また、都営住宅につきましては建て替えが進みましたのと同時に、附属する地域施設につきましても基本協議を終えました。 平成11年度は介護保険制度の導入、地方分権の推進など、行政活動の転換を図る重要な年であったと考えますが、景気が後退する中、議会や関係者の御協力をいただいて、教育委員会のスカイホールへの移転や、組織改正、補助金の見直し、審議会等の定数削減など、行政改革による行政コストの削減に努め、計画的に事業を推進できたものと考えております。 以上、概略を申し述べましたが、詳細は事務報告書に記載のとおりでございますので、十分御審議をいただきまして御認定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、議会費と総務費のうちの監査委員費につきましては、江川事務局長より説明方を議長においてお取り計らいいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 なお、議会費及び監査委員費に対する町長の申し入れにつきましては了承いたしました。 次に、村山代表監査委員より決算審査の報告をお願いいたします。村山代表監査委員。 〔代表監査委員 村山義直君 登壇〕
◎代表監査委員(村山義直君) 代表監査委員の村山義直です。これより平成11年度瑞穂町一般会計歳入歳出決算等審査意見書を議案に従って口述いたします。 地方自治法第 233条第2項及び同法第 241条第5項の規定により、平成11年度瑞穂町一般会計歳入歳出決算、基金運用状況を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査の期日は、平成12年7月17日、18日、19日の3日間です。 審査にあたっては、町長より提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、基金運用状況報告書について、計数に誤りはないか、財政運営は健全か、予算執行は関係法令に従って効率的になされているか等に着眼し、それぞれの関係帳簿及び証書類との照合のほか、必要と認められる審査の手続きにより審査を実施いたしました。 その結果、審査に付された書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、基金の運用状況とも正確で、内容も適正であることを確認いたしました。 決算の状況は、決算書に示すように、歳入総額は 124億 6,237万 6,633円、歳出の総額は 121億 6,112万 9,829円で、歳入歳出差引残額3億 124万 6,804円が黒字となり、翌年度へ繰り越す財源となっています。 なお、残額のうち 2,948万 2,000円が繰越明許費繰越額であり、実質収支額は2億7,176万 4,804円であります。 歳入の状況は、調定額が 131億 632万 6,658円で、前年度に比較すると108.81%で、8.81%の増になっています。収入済額は 124億 6,237万 6,633円で、前年度に比較すると8.98%増になり、調定額に対する収入率は 95.09%であります。 収入済額全体の 51.93%を占める町税の収入率は 91.03%で、前年度の 91.44%より0.41%の減になっています。 町税における不納欠損額は 3,271万 8,128円で、前年度に比較すると9.74%の増、収入未済額は6億 467万 9,948円で、前年度より5.42%の増となっています。これらは近年の厳しい社会経済情勢の中で、収入確保について、日夜最大の努力が図られたと思われますが、今後ともさらに徴収方法等について、調査、研究、努力され、収納の向上に努められることを望みます。 歳出の状況は、支出済額が 121億 6,112万 9,829円で、前年度に比較すると 10.82%の増です。本年度の予算現額に対する執行率は 98.67%となり、不用額は1億 3,443万 171円であります。 決算額に占めるおもな科目の割合は、土木費が全体の 24.56%を占め、次に民生費の 22.47%、教育費の 18.21%、総務費の 12.83%、衛生費の8.14%の順となっています。なお、主な事業の内容は記載のとおりであります。 以上が決算の概要ですが、平成11年度の決算は長期総合計画に基づいて各種の事業を実施し、行政改革も推進され、経済的、合理的かつ能率的な行財政運営が行われたものと認められます。 今後もなお一層の厳しい財政運営が予想されるなかで、行政改革、地方分権等の推進、社会経済の動向等を十分に踏まえ、一層の経済努力により、町民の期待と信頼に応えられる健全な行財政運営の推進を望むものであります。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久 様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 以上でございます。
○議長(小山時夫君) 以上で代表監査委員の報告は終わりました。御苦労さまでした。 お諮りいたします。本案については15名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案については15名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、瑞穂町議会委員会条例第6条第1項の規定により、議長において 原成兆君 吉岡忠君 青山 晋君 森 亘君 上野 勝君 石塚幸右衛門君 福島千恵子君 島英之君 竹嶋久雄君 近藤浩君 清水茂久君 谷四男美君 大坪たづ子君 細渕完一君 木原武雄君 以上、15名を指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました15名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 次に、瑞穂町議会委員会条例第8条第1項の規定により、別室にて決算特別委員会の正副委員長の互選を願います。場所は議員控え室にてお願いいたします。 その間、暫時休憩といたします。 休憩 午後4時35分 開議 午後4時39分
○議長(小山時夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま正副委員長の互選が行われ、委員会より報告がありましたので、発表いたします。 決算特別委員会委員長 石塚幸右衛門君 決算特別委員会副委員長 福島千恵子君 以上のとおり決定いたしました。 ただいま決定いたしました決算特別委員会委員長、石塚幸右衛門君より就任のごあいさつを願います。石塚幸右衛門君。 〔決算特別委員会委員長 石塚幸右衛門君 登壇〕
◎決算特別委員会委員長(石塚幸右衛門君) ただいま別室において、各委員の皆様の御推挙により、不肖私が決算特別委員会委員長の選任を受けました。もとより浅学非才ではありますが、最善を尽くしますので、議事の円滑な運営につきましては、各委員の皆様の絶大なる御協力をお願い申し上げ、簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。
○議長(小山時夫君) 御苦労さまでした。よろしくお願いいたします。 次に、この際、日程第15、議案第69号、平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、日程第16、議案第70号、平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第17、議案第71号、平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第18、議案第72号、平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第19、議案第73号、平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを一括議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、日程第15、議案第69号から、日程第19、議案第73号までの5件を一括議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第69号より議案第73号までの各特別会計につきまして一括して提案理由の御説明をさせていただきます。 議案第69号、平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について提案理由の御説明を申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものであります。 本会計の決算につきましては、歳入総額19億 9,800万 7,085円、歳出総額19億 5,639万5,268円、歳入歳出差引残額 4,161万 1,817円であります。平成11年度の事務事業の成果につきましては事務報告書に記載のとおりでございます。 議案第70号、平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区
画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について提案理由の御説明を申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものであります。 本会計の決算につきましては、歳入総額2億 772万 3,963円、歳出総額2億 619万1,893円、歳入歳出差引残額 153万 2,070円であります。この事務事業の成果につきましては事務事業報告書に記載のとおりであります。 議案第71号、平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について提案理由の御説明を申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものであります。 本会計の決算につきましては、歳入総額12億 9,507万 4,311円、歳出総額12億 6,814万2,793円、歳入歳出差引残額 2,693万 1,518円であります。平成11年度の事務事業の成果につきましては事務報告書に記載のとおりであります。 議案第72号、平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について提案理由の御説明を申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書をつけて議会の認定をお願いするものであります。 本会計の決算につきましては、歳入総額16億 7,505万 7,188円、歳出総額16億 5,435万2,011円、歳入歳出差引残額 2,070万 5,177円であります。平成11年度の事務事業の成果につきましては事務報告書に記載のとおりであります。 議案第73号、平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決算認定について提案理由の御説明を申し上げます。 地方自治法第 233条第3項の規定により、平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。 本会計の決算につきましては、歳入総額、歳出総額ともに3億 2,008万 1,377円でございまして、歳入歳出差引残額はゼロ円でございます。平成11年度の事務事業の成果につきましては事務報告書に記載のとおりであります。 以上、議案第69号から議案第73号までの5会計につきまして、一括して御提案申し上げましたが、慎重御審議をいただきまして御認定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 以上です。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 ここでお諮りいたします。本日の会議時間は議事日程の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。 それでは、次に村山代表監査委員より決算審査の結果報告を願います。村山代表監査委員。 〔代表監査委員 村山義直君 登壇〕
◎代表監査委員(村山義直君) 平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算審査意見書。 地方自治法第 233条第2項の規定により、平成11年度瑞穂町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査期日は、平成12年7月19日です。 審査にあたって、町長より提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書について、計数に過誤はないか、財政運営は健全か、予算執行は関係法令に従って効率的になされているか等に着眼し、それぞれの関係帳簿及び証書類との照合のほか、必要と認められる審査の手続きにより審査を実施いたしました。 その結果、審査に付された決算書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、正確であり、内容も適正であることを確認しました。 本年度末における国民健康保険への加入状況は 5,493世帯、被保険者1万 1,665人で、前年に比べ 248世帯の増、被保険者で 404人の増であります。 決算の状況は、決算書で示すように歳入総額19億 9,800万 7,085円、歳出総額19億5,639万 5,268円で、歳入歳出差引残額 4,161万 1,817円が翌年度へ繰り越す財源となっています。 歳入の状況は、収入済額が19億 9,800万 7,085円で、調定額の22億 4,379万 5,436円に対し 89.05%の収入率となっています。 収入のおもなものは、全体収入の 34.90%を占める国民健康保険税であり、近年の厳しい社会状況の中、収納確保について日夜努力が図られたと思われますが、その収入率は 73.94%であります。今後も徴収の方法等について、さらに研究、努力されることを望みます。 次に療養給付費等負担金などの国庫支出金が 30.70%の順となっています。 歳出の状況は、予算現額19億 8,857万 7,000円に対し、支出済額が19億 5,639万 5,268円で、その執行率は 98.38%であります。 支出のおもなものは、医療費(保険給付費・老人保健拠出金)で、支出全体の 97.43%を占めています。この保険給付費と老人保健拠出金を合わせた額は、前年度の額と比較して8.76%の増です。 以上が決算の概要ですが、本年度においては、健全な国民健康保険の運営が行われたものと認められます。 今後においても引き続き社会経済の動向等に留意され、自主財源の確保に努め、国民健康保険運営のなお一層の努力を望むものでございます。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 続いて、平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算審査意見書。 地方自治法第 233条第2項の規定により、平成11年度
福生都市計画瑞穂町箱根ケ崎駅西土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査期日は、平成12年7月18日です。 審査に付された決算書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、正確であり、内容も適正であることを確認しました。 本年度の決算状況は、決算書で示すように歳入総額2億 772万 3,963円、歳出総額2億619万 1,893円で、歳入歳出差引残額 153万 2,070円となっています。 歳入の状況は、収入済額が2億 772万 3,963円で、調定額に対し 100%の収入率であり、収入のおもなものは収入全体の 99.63%を占める一般会計繰入金であります。 歳出の状況は、予算現額2億 772万 6,000円に対し、支出済額が2億 619万 1,893円で、その執行率は 99.26%です。 支出のおもなものは、支出全体の 87.85%を占める事業推進委託料1億 8,113万 5,149円であります。 以上が決算の概要ですが、本年度においては健全な区画整理事業運営が行われたものと認められます。 今後においても引き続き社会経済の動向等に留意され、経営努力により、関係町民の期待と信頼に応えられる区画整理事業運営のため、なお一層の努力を望むものであります。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 次に、平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算審査意見書。 地方自治法第 233条第2項の規定により、平成11年度瑞穂町
下水道事業特別会計歳入歳出決算を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査期日は、平成12年7月18日です。 審査に付された決算書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、正確であり、内容も適正であることを確認しました。 本年度の決算状況は、決算書で示すように、歳入総額12億 9,507万 4,311円、歳出総額12億 6,814万 2,793円で、歳入歳出差引残額 2,693万 1,518円となり、翌年度へ繰り越す財源となっています。 歳入の状況は、収入済額が12億 9,507万 4,311円で、調定額に対し 99.60%の収入率であります。収入のおもなものは、収入全体の 57.91%を占める一般会計からの繰入金と 28.71%を占める使用料及び手数料8.07%の町債(起債)です。 歳出の状況は、予算現額の12億 9,386万 6,000円に対し、支出済額が12億 6,814万2,793円で、その執行率は 98.01%であります。 支出のおもなものは、多摩川上流処理場維持管理負担金、公共下水道管渠布設工事費及び公共下水道事業債償還元金・利子等であります。 以上が決算の概要ですが、本年度においては、健全な下水道事業運営が行われたものと認められます。 今後においても引き続き社会経済の動向等に留意し、公営企業の独立採算の意識をもって経営努力され、町民の期待と信頼に応えられる下水道事業の運営のため、なお一層の努力を望むものであります。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 次に、平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算審査意見書。 地方自治法第 233条第2項の規定により、平成11年度瑞穂町
老人保健医療特別会計歳入歳出決算を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査の期日は、平成12年7月19日です。 審査に付された決算書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、正確であり、内容も適正であることを確認しました。 本年度の決算状況は、決算書で示すように、歳入総額16億 7,505万 7,188円で、歳出総額16億 5,435万 2,011円で、歳入歳出差引残額 2,070万 5,177円となり、翌年度へ繰り越す財源となっています。 歳入の状況は、収入済額が16億 7,505万 7,188円で、調定額に対し 100%の収入率であります。 収入のおもなものは、収入全体の 64.58%を占める医療費交付金等であり、次に 22.26%を占める国庫支出金(医療費負担金)となっています。 歳出の状況は、予算現額17億 3,830万 7,000円に対し、支出済額が16億 5,435万 2,011円で、その執行率は 95.17%であります。 支出のおもなものは、医療給付費等の医療諸費が支出全体の 98.72%を占めています。 以上が決算の概要ですが、本年度においては、健全な老人保健医療運営が行われたものと認められます。今後においても引き続き社会経済の動向等に留意されるとともに、国・都の連絡をさらに深め、的確に老人医療の実情を把握し、老人保健運営のため、なお一層の努力を望むものであります。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 次に、平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決算審査意見書。 地方自治法第 233条第2項の規定により、平成11年度瑞穂町
受託水道事業特別会計歳入歳出決算を審査した結果、その意見は次のとおりであります。 審査の期日は、平成12年7月18日です。 審査に付された決算書類は、地方自治法、会計諸規則、法令等に準じて作成されており、決算計数も関係帳簿、証書類との照合をした結果、符号し、正確であり、内容も適正であることを確認しました。 本年度の決算状況は、決算書で示すように、歳入総額3億 2,008万 1,377円、歳出総額3億 2,008万 1,377円で、歳入歳出差引残額ゼロとなっています。 歳入の状況は、収入済額が3億 2,008万 1,377円で、調定額に対し 100%の収入率であります。 収入のおもなものは、収入全体の 92.34%を占める東京都からの水道事業委託金であります。 歳出の状況は、予算現額が3億 2,973万 3,000円に対し、支出済額が3億 2,008万1,377円で、その執行率は 97.07%となっています。 支出のおもなものは、配水費の配水管取替工事等の工事請負費 7,885万 7,009円、給水費の給水管取付替工事等の工事請負費 3,677万 2,709円、配水施設費の配水管新設等工事費 3,772万 7,550円で、1億 5,335万 7,268円となり、支出全体の 47.91%を占めています。 以上が決算の概要ですが、本年度においては、健全な水道事業運営が行われたものと認められます。 今後においても引き続き社会経済の動向等に留意され、給配水施設等の整備拡充を図り、安全で安定供給できる水道事業の運営のため、なお一層の努力を望むものであります。 平成12年8月22日 瑞穂町長 関谷久様 瑞穂町監査委員 村山義直 同 上 岡本とし子 以上でございます。
○議長(小山時夫君) 以上で代表監査委員の報告は終わりました。御苦労さまでした。 お諮りいたします。本案については決算特別委員会に付託し、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案については決算特別委員会に付託することに決しました。 ここで代表監査委員が退席しますので、その場にて暫時休憩してください。 休憩 午後5時07分 開議 午後5時08分
○議長(小山時夫君) 憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第20、議案第74号、
都市計画道路3・5・17号線(その1)築造工事請負契約についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
◎町長(関谷久君) 議案第74号、
都市計画道路3・5・17号線(その1)築造工事請負契約について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容といたしましては、契約の目的、
都市計画道路3・5・17号線(その1)築造工事でございます。契約の方法ですが、指名競争入札による契約であります。契約金額は、8,295万円ありまして、契約の相手方が東京都福生市志茂 161番地、田村建設工業株式会社、代表取締役、高野正でございます。 この工事は
都市計画道路として整備するもので、工事延長は 190.7メートル、狭山下橋も含んでおります。 232.2メートルの、幅員12メートルから15メートルのもので、車道が7メートルから10メートル、両側に 2.5メートルの歩道を設けてございます。 詳細につきましては臼井建設課長に説明いたさせますので、慎重に御審議をいただきまして御決定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 臼井建設課長。
◎建設課長(臼井調次君) 町長の命により、議案第74号の内容につきまして御説明申し上げます。 裏面の資料をごらんいただきたいと存じます。 恐れ入りますが、資料の図面に一部誤りがございますので、御訂正をいただきたいと思います。この道路標準断面図でございますが、車道幅員 7,000から 9,000とありますのを7,000から10,000、即ち7メートルから10メートルでございますが、御訂正をいただきたいと思います。まことに申しわけございませんでした。 それでは工事箇所でございますが、大字箱根ケ崎18番地3から98番地の1でございまして、旧国道16号線、現在の都道 166号線から町道4号線、日光街道までで、円福寺の裏でございます。長い懸案でございましたが、用地買収、その他、いろいろな面をクリアいたしまして工事の運びとなったわけでございます。 工事内容といたしましては、工事延長 190.7メートル、狭山下橋を含めますと 232.2メートル。幅員につきましては12メートルから一部15メートル。車道につきましては7メートルから一部10メートル、歩道両側に 2.5メートルを設けるものでございます。 舗装工といたしましては、車道部分65型、 1,457平方メートル。歩道部分につきましてはインターロッキング舗装 798平方メートル。排水工として外渠工 155型、 220.7メートル。ボックス側溝 150.0メートルを設置。管渠工π 250を48.9メートル。街築工といたしまして境石を 360.5メートル。道路植栽といたしましてハナミズキを紅白37本を植栽するものでございます。 車道の舗装枠の決定には、道路工事設計基準によりC交通とし、路床土の支持力より65型といたしたものでございます。 この工事の施行により都道 166号線から町道4号線まで開通し、町道 302号線より、これから上程いたします
都市計画道路3 ・5 ・17号線(その2)を経由して町道2号線まで開通し、地域住民の交通の利便と渋滞緩和に寄与できるものと考えます。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。谷四男美君。
◆14番(谷四男美君) 1点だけ。 この工事単価のことなんですがね、次に出る議案第75号の工事と比べますと、65型のこの道路構造でいきますと、このぐらい、平米4万 7,000円かな、これで計算しますとね、かなりかかるなという気がするんですが。次の第75号の議案と比べますと、この工事は距離で約10メーター、総延長で少なく、それから舗装、車道の舗装面積で30平米少ないわけですね。それで金額は 1,550万ばかりこっちの方が経費がかかっているわけですけれども、これは残堀川の狭山下橋のこの影響で工事単価が、次の第75号よりも単価が高くなるのかなあと、ちょっとその説明をお願いします。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 この工事単価につきましては、ただ単純に単価だけをやるわけにはいきません。これにつきまして、ただいま議員、御指摘のように狭山下橋がございます。これによってもかなり高くなるというような内容でございます。 以上でございます。
◆14番(谷四男美君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかに、岡本とし子君。
◆18番(岡本とし子君) これは前者も、その1、その2を含めての質疑をしておりましたので、私もその1、その2を兼ねて確認をさせていただきたいんですが、この道路新設におきまして、車椅子とか障害者、高齢者が歩きやすい歩道という観点から、バリアフリーという、車道と歩道の段差のないような工夫、そういう説明がここの図面にはありません。その確認をさせていただきます。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 これにつきましてはバリアフリーの関係でございますが、今回の設計の中には、この資料には載せてございませんが、十分配慮しているというように御理解いただきたいと思います。 以上でございます。
◆18番(岡本とし子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) 上野勝君。
◆6番(上野勝君) 1点だけお伺いします。 その1の工事ですけれど、都道 166号線と交差するわけですが、これは平面交差だと思うんで、特に今、如意輪幼稚園の裏から出るところは、これは今の円福寺の裏もそうですが、手押しの信号になっておりますね。今度、変形した交差点の構造になるかと思うんですが、信号の設置の予定と、それからどのような対策をとるのか。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、この道路につきましては、現在は大分斜面、段差がございます。これにつきましては、現在の道路よりかも 1.2メートル上げるということでございます。また信号機につきましては、先般、警視庁とも協議をいたしまして、また立ち会いをしていただきまして、変更するということでございます。ですから現在の信号機よりか左側へ寄せるという内容で、道路に基づいた信号機の設置ということでございます。 以上でございます。
◆6番(上野勝君) じゃあ1点だけちょっと確認で。 特にこっちの
都市計画道路に出る場合には事故はないと思うんですが、問題は如意輪幼稚園の裏から出てくる車がどのような、信号構造から見て非常にこれは危ない、特に今まで手押しでしたから1回停止して確認していましたが、もしここがそのまま青信号になったとしたらバッと出てきて、この
都市計画道路のところから出てきた車とぶつかる可能性が十分あるかと思うんで、その辺ちょっと説明してください。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、現在の信号につきましては変則信号で確かにございます。今回の
都市計画道路の設計に基づきまして拡幅を大分いたします。ですから如意輪幼稚園の方からの交差、これにつきましては問題ないように設計をしてございます。 以上でございます。
◆6番(上野勝君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。大坪たづ子君。
◆15番(大坪たづ子君) その1なんですけれども、まだ次の第75号が上程されておりませんので、そこまで論議はできないんですが、工事の関係で、その1、その2が振り分けられたというか、何か構造上の違い、あとさまざまなことが考えられるんですけれども、普通は一体でやるというふうな観点でいつもいるんですが、そこら辺は何かお考えがあってこれを分断したというか、そこの経過をお願いいたします。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 この分断したというような内容でございますが、この町道4号線から役場の西側町道3号線までは既に完了して、供用開始しているということでございます。ですから工事のその1につきましては日光街道、町道4号線、あるいは都道 166号線で1区画ということで分断をしたわけでございます。 それから町道3号線から町道2号線ということで、これは一緒にやるというのはちょっと不可能というような内容でございます。また工事の中の内容につきましては、後ほど第75号が出ましたら御説明申し上げたいと思うんですが、その1につきましては狭山下橋、この箇所がございます。また町道2号線、失礼しました、その2につきましては狭山谷川があるということで、おのおの特殊事情を抱えておりますので、今回は別に設計したと、こういう内容でございます。 以上でございます。
◆15番(大坪たづ子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第74号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第74号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、日程第21、議案第75号、
都市計画道路3・5・17号線(その2)築造工事請負契約についてを議題といたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。関谷町長。 〔町長 関谷久君 登壇〕
○議長(小山時夫君) 議案第75号、
都市計画道路3・5・17号線(その2)築造工事請負契約について提案理由の御説明を申し上げます。 提案理由でありますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得及び処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 内容といたしましては、契約の目的が
都市計画道路3・5・17号線(その2)築造工事であります。契約方法は指名競争入札による契約であります。契約の金額が 6,510万円で、契約の相手方が東京都あきる野市草花3379番地、株式会社クリエート、代表取締役、小林敦でございます。 この工事は
都市計画道路として整備するもので、工事延長は 223.5メートル、幅員が12メートルで、車道が7メートル、両側に 2.5メートルの歩道を設けるものでございます。 詳細につきましては臼井建設課長に説明いたさせますので、慎重御審議をいただきまして御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(小山時夫君) 臼井建設課長。
◎建設課長(臼井調次君) 町長の命により、議案第75号の内容につきまして御説明申し上げます。資料の図面をごらんいただきたいと存じます。 工事箇所でございますが、大字箱根ケ崎2353番地から大字石畑1930番地3でございまして、町道3号線から町道 302号線、福生消防署瑞穂出張所前でございますが、を含め町道2号線までの間でございます。 この道路も長い懸案でございましたが、用地買収の上、家を移転していただき、今回、工事の運びとなりました。 工事内容といたしましては、工事延長 223.5メートル、幅員12メートル、車道7メートル、歩道両側に 2.5メートルを設けるものでございます。舗装工といたしましては、車道部分65型、 1,487平方メートル。歩道部分、インターロッキング舗装 951平方メートル。排水工として外渠工 155型、 416.5メートル。管渠工π 250から 300ミリ、 181.2メートル。人孔工、これは組み立てでございまして、組立1号人孔5カ所。ボックスカルバート、これは内径で 2,000から 1,200ということで、長さが26.2メートルでございます。街築工として境石工、 405.0メートル。歩道留石80.6メートル。街路樹、植枡35カ所、道路植栽といたしましてハナミズキ紅白で35本を植栽いたします。 この工事の施行により、町道 302号線、また、その1の施行により都道 166号線までつながり、交通渋滞の緩和並びに付近住民の交通の利便に寄与するものと考えております。 以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。
○議長(小山時夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑がありましたら発言を許します。岡本とし子君。
◆18番(岡本とし子君) 1点伺います。 この図面上で、町道 283号線のところに狭山谷川という山からの水が流れている細い古い築地の川があるんですが、ここは生活道路をともにしていますので、蓋をかけてほしいという近隣の要望がとても強いんですが、今回この工事に付随して、この狭山谷川のこのちょっとした部分のところは何か配慮がされるんでしょうか、その点を確認させていただきます。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 確かにこの近隣の住民の方には町道、ちょっと一番奥までカルバートにして蓋かけをしていただきたいというような要望もございます。これにつきましてはかなりの費用を伴うということで、今回、補助金の積算の中に組み入れないというような内容でございますので、カルバートの部分26.2メートルだけ狭山谷川に算入するという内容で、あとの残りは開渠にそのまましておくということでございます。 また、ちなみに石積みと申しますか、擁壁でございますが、かなり危険を伴っておりますので、付近住民あるいは町内会等からも要望がございますので、今回の工事とはちょっと関係はございませんが、ちょっと補修をさせていただくということで御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
◆18番(岡本とし子君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。木原武雄君。
◆17番(木原武雄君) この図を見まして、町道 298号線が、今、使用されている状況と異なった、何か歩道か何かにするのかなというふうに思うんですが、これは、この図面ですと、こういうふうな改良をするということなんでしょうか。 それから町道 306号線、これは役場から出ていく多分道路だろうと思うんです。これについては、しばしば事故がこのところで起こります。この隅切りが、直角になっておりますけれども、これは隅切りを切ることができなかったのかどうか。 以上、2点お伺いいたします。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、この町道 298号線でございますが、これにつきましては役場の裏から現在の町道283号線に、それから町道2号線に行っているものでございます。これにつきましては中には水道管あるいは下水道管等も埋設してございます。ですから、この町道につきましては、このまま現状どおりということで御理解をいただきたいと思います。 それから町道 306号線につきましては、確かに両端が全く見えないというような内容で、確かに危険が伴ってございます。今回の工事につきましては、建物も移転をいたしましたので、かなり視認はされるということで、またどうしても危険な箇所がございましたら、この場所についてはカーブミラーの設置等も考えてございます。 また下の方、下の部分ですか、この部分については隅切りも考慮に入れたいということで、この上の部分については、北側ですね、このままにお願いしたいということでございます。 以上でございます。
◆17番(木原武雄君) 終わります。
○議長(小山時夫君) 上野勝君。
◆6番(上野勝君) その2で、町道2号線に接続するわけでして、これもそれなりに道路改良をするんでしょうが、多分このその1、その2が開通した場合には、埼玉方面で今まで2号線で来た人たちが、この町道2号線を避けて3号線に回ってくれると希望して、これは工事ができたと思うんです。 もう一つあるのは、今まで都道を通っていた車がこの新しい道路に入ってきて、2号線に入って埼玉方面に行くとか、そういうことも十分考えられます。特に交通量が今までよりふえそうなのが、この2号線から郵便局、狭山谷公園のところまで、ここが特に交通量が今までよりふえるかと思うんですよね。この道路自体は結構なんですが、そういう意味で、その1、その2の道路が開通した暁には、やはり2号線の、特にここは狭いですから、カーブしていまして、郵便局、狭山谷公園のところまで歩道もありません。特に中学生、高校生の通学路に当たっていますし、その対策を今後どう考えていくのか。これは町長の御意見があるかと思うんですが、ぜひお伺いします。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、確かに
都市計画道路3・5・17号、その1、その2が完了した暁には、この町道2号線の終点という場所には信号はつく予定でございます。 それからこの先の北側、郵便局まではカーブということで、確かに非常に危険な道路という認識は持っております。 また、この工事終了時点で、果たして歩道ができるものかどうか、あるいは買収に応じてくれるかというような内容いかんによって、また考えたいなと、こんなふうに考えております。 以上でございます。
◎町長(関谷久君) 補足いたしますが、この町道2号線のこの交差についてはいろいろ心配しているところもありますけれども、特にこの町道2号線を越して中学校あるいは高等学校に通う人たちについては、できるだけ町道 298号線を利用するように、また一般の車等については、できるだけ町道 298号線を使わないで、この新しくできる道を利用させると、そういうようなことで学校側とも協議をしていきたいと考えております。 以上です。
◆6番(上野勝君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。吉岡忠君。
◆2番(吉岡忠君) 1点だけお伺いします。 今の前者の質疑に近いんですが、町道2号線は元狭山方面から来た車が新しい3・5・17号線に入るのに、この工事終点と書いてあるところから左折するのはかなり急な角度で左折しますね。そうすると、これがここまで来ないで、町道 283号線、これは新しい道路の上の部分も生きているわけですよね。これを通ってくるか、入ってくる可能性というのはあるんじゃないかと思うんですよ。そうすると、この新しい道路と 283号線との交差点のところが、信号が多分つかないと思うんですけれども、かなり危険な状況が出てくるんじゃないかと思うんですけれども、何かお考えでしょうか。
◎建設課長(臼井調次君) 御答弁申し上げます。 まず、町道2号線の工事の終点でございますが、ここにつきましては信号機を設置するという予定でございます。また危惧してございます町道 283号線については、これは廃道にはいたしません。このような状態で、確かに吉岡議員、御指摘のとおり、ちょっと危険かなというような認識は持っておりますが、この空き地、残地でございますが、ちょっと三角のような残地がございます。ここにつきましては植栽地でございますので、3・5・17号線を視認を妨げないというような内容で、低木の植栽をやりたいということで、十分この町道3号線からの衝突回避はできるかなと、こんなふうに考えております。 また、町道 283号線、あるいは町道2号線から入る 283号線、あるいは3・5・17号線に入る車両につきましては、一時停止を設けたり、いろいろな交通安全対策は講じたいと、こんなふうに考えております。 以上でございます。
◆2番(吉岡忠君) 終わります。
○議長(小山時夫君) ほかにございませんか。 (「質疑なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。 これより議案第75号に対する討論を行います。 (「討論なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 討論ありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 お諮りいたします。議案第75号を原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 ここでお諮りいたします。明9日より9月24日までの間、委員会審査等のため休会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(小山時夫君) 御異議なしと認めます。明日9日より9月24日まで休会することに決しました。 なお、次の本会議は9月25日午前9時より開会いたしますので、念のため申し添えておきます。 それでは、本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 散会 午後5時36分...