西東京市議会議員 山 田 忠 良
政治の
信頼を取り戻すことを求める
意見書
自民党が引き起こした
裏金疑惑は、温厚な
日本国民を激怒させ、
自民党そして
政治そのものに対する
信頼は一気に消滅したと言わざるを得ない。
自民党は、
国民の
怒りを真摯に受け止め、
政治資金に係る大改革を行い、
国民の
信頼を回復すべく努めるべきである。
政治資金に係る改革は、今後もたゆまぬ努力を続け
国民に分かりやすく、そして透明な
制度構築を行うべきである。
国におかれては、
政治資金規正法の本旨に立ち返り、
政治活動の自由との調和にも配慮しつつ
政治資金パーティーに係る
収支の
透明性を確保するため、
政治資金や
政策活動費の取扱いについて、
基準の
明確化、
収支報告書等への
記載・公表の徹底その他必要な見直しを行い、今回のような事態の
再発防止と
政治に対する
国民の
信頼回復に誠心誠意取り組むよう、強く求める。
以上、
地方自治法第99条の
規定により
意見書を提出する。
令和6年6月18日
西東京市議会議長 酒 井 ごう
一郎
提出先 内閣総理大臣
議員提出議案第7号
自民党派閥による
裏金疑惑の
全容解明と
政治資金パーティー、
企業・団
体献金の
禁止を求める
意見書
上記の
議案を
会議規則第14条第1項の
規定により提出する。
令和6年6月14日
提出者 西東京市議会議員 大 竹 あつ子
賛成者 西東京市議会議員 納 田 さおり
西東京市議会議員 中 村 すぐる
西東京市議会議員 やまき 明 美
自民党派閥による
裏金疑惑の
全容解明と
政治資金パーティー、
企業・団
体献金の
禁止を求める
意見書
自民党の一部の
派閥による
政治資金パーティーの収入が
政治資金収支報告書に適切に
記載されていなかった問題で、
自民党の
調査によると
記載漏れや誤
記載の額は、2018年から2022年までの5年間について、総額で5億7,949万円となっている。
自民党の聞き取り
調査によると
裏金の主な使途として「
会合費」「
懇談費用」「
人件費」「
手土産代」など15の実例を列挙しているが、
相手先は不明。
キックバックについては
派閥の
事務局から
収支報告書に
記載しないようにとの指示があったとしているが誰が指示したのか明らかになっていない。誰が、いつ、何の目的で
裏金システムをつくり、何に使ったのかは究明されていない。
この
裏金疑惑に対し、高い税金や
保険料、
物価高騰で苦しむ多くの
国民から
怒りと
政治不信の声が高まっている。
JNNが6月1日(土)、2日(日)に全国18歳以上の男女2,231人(
固定電話890人、
携帯電話1,341人)に
調査(うち45.2%に当たる1,008人から有効な回答を得た)では、
企業・
団体献金については「認めるべき」28%、「
禁止すべき」54%となっている。
政治資金パーティー開催については「大いに納得できる」3%、「ある程度納得できる」22%、「あまり納得できない」39%、「全く納得できない」34%と「納得できない」が73%となっている。
政治資金規正法の
改正が今
国会で成立する見込みだが、
裏金疑惑の根源であり、
政治をゆがめる
企業・
団体献金の
禁止が一言もない。
企業・
団体献金の抜け道になっている
政治資金パーティーについても、
パーティー券購入者の
公開基準を5万円に引き下げるとしているが、
企業は子会社や個人など小口に分散して
パーティー券を購入することもでき、
公開基準を下げても
実効性はない。
NHKが5月に行った
世論調査では
与党案を評価する人は「大いに評価する」「ある程度評価する」を合わせて15%。評価しない人は「あまり評価しない」「まったく評価しない」を合わせて77%だった。
与党支持層でも66%が「評価しない」としている。
裏金疑惑の
真相究明も行われていないまま、数の力で押し切る
改正には多くの
国民は納得していない。
よって、
西東京市議会は
国会及び政府に対し、
政治資金規正法違反疑惑の
全容解明と
政治資金パーティー、
企業・
団体献金の
禁止を求める。
以上、
地方自治法第99条の
規定により
意見書を提出する。
令和 年 月 日
西東京市議会議長 酒 井 ごう
一郎
提出先 衆議院議長、
参議院議長、
内閣総理大臣、
総務大臣
〔 否 決 〕
陳 情 文 書 表(
令和6年第2回
定例会)
【5月31日
上程】
陳情第4号
防災について
市民・
行政・
議員・各
関連機関が
一堂に会し
話合いのプ
ロジェクトを始めるよう求める
陳情(
令和6年5月23日
受理)
(
建設環境委員会付託)
提出者 西東京市■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■
陳情事項
防災について、
市民・
行政・
議員・各
関連機関が
一堂に会し話し合い、ふだんから
相互理解で
防災に対する
備えをするための
プロジェクトを立ち上げてください。
趣旨(
理由)
各地で地震が多発。
地域防災計画が見直され
令和6年6月7日まで
パブコメがありますが、
事前説明会も3か所のみです。400ページに及ぶ膨大なもので、とても理解しきれません。
防災への
予算も
備えも、心もとないものです。能登の地震の復興も遅れています。
防災は、緊急の課題で、さらなる準備の強化が必要です。
2024年度
予算では、災害時緊急物資確保対策事業費(危機管理課)22,566千円、(昨年度21,868千円)であり、内消耗品費11,211千円、医薬材料費4,320千円、災害時用備品4,604千円(マンホール、発電機とか)です。
20万都市一人100円、少なくないですか。
ぜひ、
市民・
行政・
議員・各
関連機関で
プロジェクトを作り、定期的に話し合い、相互に理解を深めていくことが大事です。そのために、
話合いの
プロジェクトを立ち上げることを
陳情いたします。
市の
予算の使い道を、十分話し合った上で相互に理解し、地震
防災、気象異常による災害に
備えられる
状況が形成されることを望みます。
陳情第5号 「
はなバス」に関する
陳情(
令和6年5月24日
受理)
(
建設環境委員会付託)
提出者 西東京市■■■■■■■■■■■■■
西東京 風の会 代表 ■■■■■■■■
陳情事項
現在、「
はなバス」の料金において75歳以上の方の乗車料金が100円となっていますが、このたび、70歳以上に引き下げることの
陳情を申し上げます。
趣旨(
理由)
「
はなバス」の利用料金が100円でしたが、財政赤字を一部軽減するため2013年8月より50円を引き上げ150円にしました。
そして、高齢者への
市民サービスの一環として、75歳以上の「
はなバス」利用者は、10枚綴りで1,000円でチケット販売をしています。
このたび、私が着眼したのは、民営バスは、70歳以上の利用者は
東京都が発行する「
東京都シルバーパス」を提示すれば無料で乗車できるようになっています。
これは非課税世帯者への優遇制度であり、弱者に優しい制度であります。
このたびの
陳情趣旨は「
東京都シルバーパス」利用者が70歳以上になっていますので、本市も並列思考(横並び)として、70歳以上の方が100円で「
はなバス」を利用できるようにお願い申し上げます。...